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03月07日-01号

  • "老人保健特別会計予算議"(/)
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  1. 天童市議会 2005-03-07
    03月07日-01号


    取得元: 天童市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-09
    平成17年  3月 定例会(第6回)             第6回定例会会議録     平成17年3月7日(月曜日) 午前10時00分開会        青柳仁士議長     淺井健一副議長 ●出席議員(24名) 1番 山口桂子議員   3番 森谷仙一郎議員  4番 篠原みゑ子議員 5番 赤塚幸一郎議員  6番 結城義巳議員   7番 武田達郎議員 8番 佐藤正男議員   9番 後藤和信議員  10番 山崎 諭議員11番 石垣昭一議員  12番 小松善雄議員  13番 伊藤護國議員14番 水戸 保議員  15番 小澤 精議員  16番 長岡 繁議員17番 淺井健一議員  19番 片桐郁弥議員  20番 伊藤和子議員21番 秋葉 忠議員  22番 水戸 諭議員  23番 高麗辺市郎議員24番 高橋 博議員  25番 奥山成也議員  26番 青柳仁士議員 ●欠席議員(2名) 2番 木村竹虎議員  18番 梅津謙一議員 ●出席要求による出席者職氏名遠藤 登   市長         武田貞夫   助役仲島規昌   収入役        深瀬正人   総務部長秋葉俊一   市民部長       名佐原雅治  経済部長池田博之   建設部長       大沼 武   天童病院事務局長山口勝雄   消防長        國井研一   総務課長庄司一郎   水道課長       武田良一   教育委員長酒井順一   教育長        植松憲一   教育次長                         農業委員会赤塚新吉   農業委員会会長    奥山助正                         事務局長       選挙管理委員会           選挙管理委員会水戸部秀一             茂木健一       委員長               事務局長奥山吉行   監査委員       土屋 信   監査委員事務局長 ●出席した事務局職員佐藤繁雄   事務局長       森川敏雄   局長補佐兼議事係長佐野啓子   副主幹兼庶務係長   高橋清見   副主幹兼調査係長       庶務係兼瀬野恒二              佐藤 雅   調査係主査       議事係主査 ●議事日程      平成16年度第6回天童市議会定例会会期日程表                          (平成17年3月)月日曜開議時刻会議名場所備考3月7日月午前10時本会議議場会期の決定 署名議員の指名 諸般の報告 報告案件の上程・質疑 委員会付託省略案件の上程 提案理由の説明・質疑・討論・表決 委員会付託案件の上程 施政方針及び提案理由の説明 予算特別委員会の設置及び議案付託本会議散会後予算特別委員会議場予算議案概要説明3月8日火休会3月9日 3月10日水 木午前10時本会議議場市政に対する一般質問3月11日金午前10時本会議議場議案に対する総括質疑 議案・請願陳情の委員会付託本会議散会後予算特別委員会議場予算議案に対する総括質疑 予算議案の分科会付託3月12日 3月13日土 日休会3月14日 3月15日月 火午前10時各常任委員会 予算特別委員会 各分科会 総務、厚生 文教経済、建設各委員会室付託案件の審査3月16日水休会3月17日木午前10時各常任委員会 予算特別委員会
    各分科会 総務、厚生文教 経済、建設各委員会室付託案件の審査3月18日 3月19日 3月20日 3月21日 3月22日金 土 日 月 火休会3月23日水午前10時予算特別委員会議場分科会委員長審査報告 質疑 表決予算特別委員会閉会後本会議議場委員長審査報告 質疑・討論・表決 議事日程第1号              平成17年3月7日(月曜日)午前10時開会第1 議席の指定及び変更第2 会期の決定第3 会議録署名議員の指名第4 諸般の報告 ア 議会事務処理状況報告         イ 請願陳情処理状況報告         ウ その他第5 常任委員会委員の選任第6 報第11号 平成16年度天童市一般会計補正予算(第4号)の専決処分の承認を求めることについて第7 議第48号 平成16年度天童市一般会計補正予算(第5号)第8 議第49号 平成16年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)第9 議第50号 平成16年度天童市老人保健特別会計補正予算(第3号)第10 議第51号 平成16年度天童市都市計画公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)第11 議第52号 平成16年度天童市老野森土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)第12 議第53号 平成16年度天童市鍬ノ町土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)第13 議第54号 平成16年度天童市介護保険特別会計補正予算(第2号)第14 議第35号 平成17年度天童市一般会計予算第15 議第36号 平成17年度天童市国民健康保険特別会計予算第16 議第37号 平成17年度天童市老人保健特別会計予算第17 議第38号 平成17年度天童市用地買収特別会計予算第18 議第39号 平成17年度天童市財産区特別会計予算第19 議第40号 平成17年度天童市交通災害共済事業特別会計予算第20 議第41号 平成17年度天童市都市計画公共下水道事業特別会計予算第21 議第42号 平成17年度天童市老野森土地区画整理事業特別会計予算第22 議第43号 平成17年度天童市鍬ノ町土地区画整理事業特別会計予算第23 議第44号 平成17年度天童市介護保険特別会計予算第24 議第45号 平成17年度天童市市民墓地特別会計予算第25 議第46号 平成17年度天童市水道事業会計予算第26 議第47号 平成17年度天童市立天童病院事業会計予算第27 議第55号 天童市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部改正について第28 議第56号 天童市特別会計条例の一部改正について第29 議第57号 天童市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の設定について第30 議第58号 天童市介護保険条例の一部改正について第31 議第59号 天童市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について第32 議第60号 天童市都市公園条例の一部改正について第33 議第61号 天童市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について第34 議第62号 天童市スポーツセンター設置及び管理に関する条例の一部改正について第35 議第63号 天童市市長等の給与の特例に関する条例の設定について第36 予算特別委員会の設置及び議案付託               議案付託表                     (平成16年度第6回定例会)付託委員会議案番号件名予算特別委員会議第35号平成17年度天童市一般会計予算議第36号平成17年度天童市国民健康保険特別会計予算議第37号平成17年度天童市老人保健特別会計予算議第38号平成17年度天童市用地買収特別会計予算議第39号平成17年度天童市財産区特別会計予算議第40号平成17年度天童市交通災害共済事業特別会計予算議第41号平成17年度天童市都市計画公共下水道事業特別会計予算議第42号平成17年度天童市老野森土地区画整理事業特別会計予算議第43号平成17年度天童市鍬ノ町土地区画整理事業特別会計予算議第44号平成17年度天童市介護保険特別会計予算議第45号平成17年度天童市市民墓地特別会計予算議第46号平成17年度天童市水道事業会計予算議第47号平成17年度天童市立天童病院事業会計予算 ●本日の会議に付した事件  議事日程のとおり △開会 ○青柳仁士議長 皆さん、おはようございます。 ただいまから2月21日に招集告示されました平成16年度第6回天童市議会定例会を開会いたします。 △開議 ○青柳仁士議長 本日の会議に欠席の届けのある議員は、1番、木村竹虎議員、18番、梅津謙一議員、以上2名であります。したがいまして、出席議員の数は定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 本日の会議は、議事日程第1号によって進めます。 △議席の指定及び一部変更 ○青柳仁士議長 日程第1、議席の指定及び一部変更についてを議題といたします。 今回御当選になりました山口桂子議員の議席は、会議規則第4条第2項及び第3項の規定により議長において議席番号13番を指名いたします。 次に、今回新たに御当選になりました山口桂子議員の議席の指定に関連し、議席の一部を変更したいと思います。 その議席番号及び氏名を事務局長に朗読させます。 佐藤事務局長。 ◎佐藤繁雄事務局長 議席の指定及び一部変更について、議席番号及び氏名を朗読いたします。 12番伊藤護國議員を13番に、11番小松善雄議員を12番に、10番石垣昭一議員を11番に、9番山崎 諭議員を10番に、8番後藤和信議員を9番に、7番佐藤正男議員を8番に、6番武田達郎議員を7番に、5番結城義巳議員を6番に、4番赤塚幸一郎議員を5番に、3番篠原みゑ子議員を4番に、2番森谷仙一郎議員を3番に、1番木村竹虎議員を2番にそれぞれ変更し、山口桂子議員を1番に指定いたします。 ○青柳仁士議長 お諮りいたします。 ただいま朗読したとおり議席の一部を変更することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいま朗読したとおり議席の一部を変更することに決定しました。 それぞれの議席に着席願います。 △新議員紹介 ○青柳仁士議長 ここで、2月20日執行の市議会議員補欠選挙において当選になりました山口桂子議員の御紹介を申し上げます。 就任のあいさつをお願いします。  〔1番 山口桂子議員 登壇〕 ◆1番(山口桂子議員) 2月20日に天童市長選挙と同時に行われました天童市議会議員の補欠選挙におきまして当選をさせていただきました天童市久野本在住、また、3月定例議会1番を仰せつかりました、天新会の山口桂子でございます。 遠藤 登市長のもと、天童市発展のために、また、未来の子供たちのために、新人でわからないことばかりですが、26名の議員様の1名といたしまして、精いっぱい努力、勉強させていただきたいと思います。 先輩皆様方の御指導、御鞭撻、どうぞよろしくお願いいたします。 △市長あいさつ ○青柳仁士議長 次に、今回任期満了によって市長選が行われ、3月3日に就任されました遠藤市長のごあいさつをお願いします。  〔遠藤 登市長 登壇〕 ◎遠藤登市長 おはようございます。 まず、山口桂子議員が新しく市民の負託を担って当選をされましたことを心からお祝いを申し上げます。 本日、平成16年度第6回天童市議会定例会の開会に当たり、特に発言の機会をいただき、お礼のごあいさつを申し上げさせていただきます。 任期満了に伴う市長選挙におきまして、多くの市民の皆様の御支援を賜り、三度市長の重責を担わせていただくことになりました。責任の重大さを痛感しているとともに、誠心誠意担ってまいりたいと決意を新たにしている次第であります。 今回の選挙におきまして皆様からいただきました御意見、御提言を厳粛に受けとめ、地方分権の時代、地方の時代に即応した「人輝き 誇りと生きがいのもてるまち」づくりをさらに発展させ、安全で安心して住めるまちづくりを推進し、市民が主役で活力ある7万都市実現に向かって邁進する所存であります。 これからの4年間、市民の皆様の声に耳を傾けながら、行財政改革の推進を初め重要事業の実現のため、全力を傾注して市政運営に当たってまいりますので、これまで以上の御指導と御支援をお願い申し上げる次第であります。 これまでの議会の皆様の力強い御支援に深く感謝を申し上げるとともに、議員皆様方のますますの御活躍を、御多幸を祈念申し上げながら、3期目就任のごあいさつとさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。 △会期の決定 ○青柳仁士議長 日程第2、会期の決定を議題といたします。 会期など議事日程については、議会運営委員会に審議を願っておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。 長岡議会運営委員長。  〔長岡 繁議会運営委員長 登壇〕 ◆長岡繁議会運営委員長 皆さん、おはようございます。 御報告申し上げます。 本日招集になりました第6回天童市議会定例会の会期及び議事日程につきましては、去る2月28日に議会運営委員会を開催し協議いたしました結果、会期は本日から3月23日までの17日間とし、議事日程は皆様のお手元に配付しております日程表に従いまして運営することに決定しております。 皆様方の御賛同を賜りますようにお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○青柳仁士議長 お諮りいたします。 会期など議事日程については、ただいまの議会運営委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から3月23日までの17日間と決定しました。 △会議録署名議員の指名 ○青柳仁士議長 次に、日程第3、会議録署名議員の指名を行います。  4番 篠原みゑ子議員  5番 赤塚幸一郎議員  6番 結城義巳議員 以上、3名を指名いたします。 △諸般の報告 ○青柳仁士議長 次に、日程第4、諸般の報告を行います。 議会事務処理状況などについて、事務局長に報告させます。 佐藤事務局長。 ◎佐藤繁雄事務局長 諸般の報告を申し上げます。 議会の事務処理状況につきましては、12月定例会以降の事務処理状況を印刷いたしまして皆様のお手元に配付しております。 また、請願・陳情の採択の処理結果並びに市監査委員から送付ありました定例監査結果報告及び例月出納検査報告につきましても、皆様のお手元に配付しておりますので、御了承くださるようお願いいたします。 なお、今定例会に説明員として出席通知ありました者の職氏名を一覧表にして配付しておりますので、ごらんくださるようお願い申し上げます。 以上、甚だ簡単ですが、諸般の報告にかえさせていただきます。 ○青柳仁士議長 以上で諸般の報告を終わります。 △常任委員会委員の選任 ○青柳仁士議長 次に、日程第5、常任委員会の選任を行います。 お諮りいたします。 欠員中の常任委員会は、文教経済常任委員会でございます。 したがいまして、今回当選されました山口桂子議員を文教経済常任委員に指名したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 ただいま指名したとおり、山口桂子議員を文教経済常任委員に選任することに決しました。 △報第11号 平成16年度天童市一般会計補正予算(第4号)の専決処分の承認を求めることについて ○青柳仁士議長 次に、日程第6、報第11号平成16年度天童市一般会計補正予算(第4号)の専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。 △市長報告 ○青柳仁士議長 これより市長の報告を求めます。 遠藤市長。  〔遠藤 登市長 登壇〕 ◎遠藤登市長 本日ここに平成16年度第6回天童市議会定例会を開催し、平成17年度天童市一般会計予算を初め諸議案を提出するに当たり、その大要について御説明申し上げます。 初めに、報第11号平成16年度天童市一般会計補正予算(第4号)の専決処分の承認を求めることについて申し上げます。 今回の補正予算の専決処分につきましては、1つは、市議会議員補欠選挙に要する経費を計上したものであります。2つには、スポーツセンターの野球場の防球ネット整備工事に要する経費を計上したものであります。 その結果、既定の予算総額2,111万7,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ191億7,022万2,000円としたものであります。 なお、この補正にかかわる財源としましては、財政調整基金を充当したところであります。よろしく御審議の上、御承認くださるようお願い申し上げます。 ○青柳仁士議長 お諮りいたします。 ただいま議題となっております報第11号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、報第11号については、委員会付託を省略することに決定しました。 △質疑 ○青柳仁士議長 これより報第11号平成16年度天童市一般会計補正予算(第4号)の専決処分の承認を求めることについての質疑を行います。 質疑ございませんか。 20番伊藤和子議員。 ◆20番(伊藤和子議員) 1つだけお聞きしておきたいと思います。 スポーツセンターの防球ネットの設置について、以前に説明があったわけですが、そのときの説明では予備費から充当したいということでありましたが、このたび財政調整基金を取り崩してその財源にするという理由について伺いたいと思います。 ○青柳仁士議長 深瀬総務部長。 ◎深瀬正人総務部長 伊藤和子議員の質疑にお答え申し上げます。 質問のとおり、全協の中で、防球ネットの設備については予備費から充当させていただくという報告を申し上げておったところでございます。その後、天童市市会議員の補欠選挙が発生しまして、一方で予備費から、一方で専決処分というようなことになっても、財政上の問題が適正ではないというようなことで、改めて専決処分をさせていただきながらその内容等について報告すべきことが本来のルールではないかというようなことで、今回専決をさせていただいたということで、御理解をいただきたいと思います。 以上でございます。 ○青柳仁士議長 了解ですか。 ほかに質疑ございませんか。  (発言する者なし) ○青柳仁士議長 質疑なしと認め、終結いたします。 △討論 ○青柳仁士議長 これより討論を行います。 討論の通告はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 討論の通告はありませんので、終結いたします。 △採決 ○青柳仁士議長 これより採決いたします。 お諮りいたします。 報第11号平成16年度天童市一般会計補正予算(第4号)の専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり承認することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、報第11号については、原案のとおり承認することに決定しました。 △議第48号 平成16年度天童市一般会計補正予算(第5号)外6件 ○青柳仁士議長 次に、日程第7、議第48号平成16年度天童市一般会計補正予算(第5号)から日程第13、議第54号平成16年度天童市介護保険特別会計補正予算(第2号)までの議案7件を一括上程し、議題といたします。 △提案理由の説明 ○青柳仁士議長 これより提案理由の説明を求めます。 遠藤市長。  〔遠藤 登市長 登壇〕 ◎遠藤登市長 平成16年度天童市一般会計及び特別会計の補正予算案につきまして、その大要を御説明申し上げます。 初めに、議第48号平成16年度天童市一般会計補正予算(第5号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算の歳入につきましては、法人市民税などの増収による市税の増額、北目及び天童南部両土地区画整理事業の組合からの寄附による寄附金を増額、各事業費の確定、精査に伴う国庫支出金と繰入金の減額並びに県支出金と市債の増額が主なものであります。 次に、歳出について申し上げます。 1つは、市内の医療法人が整備を進められております疾病予防健康増進施設の整備に対してふるさと融資を実施するため、貸付金を計上したものであります。 2つは、北目及び天童南部両土地区画整理組合からの寄附金を市有施設整備基金に積み立てるための経費を計上したものであります。 3つには、年明け以降の豪雪に対処するため、除雪に要する経費を追加計上したものであります。 そのほか、県単独事業地元負担金を初め、各事業の確定、精査による事業費の変更などに伴う計上が主なものであります。 これらの補正内容により、既定の予算総額2億3,764万8,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ194億787万円とするものであります。 次に、予算第2条の繰越明許費の補正につきましては、都市計画道路久野本若松線の改良事業につきまして、工事の工程調整に伴う第2表のとおり、次年度に繰り越すものであります。 また、予算第3条の地方債の補正につきましては、ふるさと融資事業の成果を初め、各事業の精査による事業費の変更に伴い、第3表のとおり起債の限度額を変更するものであります。 次に、議第49号平成16年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に3,541万6,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ52億1,340万4,000円とするものであります。 その補正内容は、医療費などの精査による一般被保険者、退職被保険者療養給付費などを増額し、老人保健医療費拠出金について、額の確定に伴う減額を行うものであります。その財源としましては、国・県支出金、一般会計繰越金及び基金繰入金をもって充当するものであります。 次に、議第50号平成16年度天童市老人保健特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に3億7,374万2,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ59億3,769万2,000円とするものであります。 その補正内容は、老人医療給付費及び支給費の増額を行うものであります。その財源としましては、支払基金交付金、国・県支出金及び一般会計繰入金をもって充当するものであります。 次に、議第51号平成16年度天童市都市計画公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額から6,804万3,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ29億3,726万6,000円とするものであります。 その補正内容は、歳入につきましては、受益者負担金の増額と使用料及び公共下水道事業債などの減額を行うものであります。歳出につきましては、事業費の確定、精査による流域下水道維持管理負担金などの減額を行うものであります。 第2条に定める地方債補正につきましては、第2表のとおり、公共下水道事業の起債の限度額を変更するものであります。 次に、議第52号平成16年度天童市老野森土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に522万1,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ5億1,419万8,000円とするものであります。 その補正内容は、歳入におきましては、不動産売り払い収入の増額と県道路整備負担金の確定による減額及びこれに伴う一般会計繰入金の増額を行うものであります。歳出につきましては、不動産売り払い収入、一般会計に繰り出すための一般会計繰出金の増額を行うものであります。 次に、議第53号平成16年度天童市鍬ノ町土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額から876万2,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ4億4,974万6,000円とするものであります。 その補正内容は、保留地処分金の増額と事業費の精査による減額が主なものであります。 次に、議第54号平成16年度天童市介護保険特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額から2,746万7,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ26億3,419万1,000円とするものであります。 その補正内容は、介護サービスの精査により保険給付費を減額、組み替えし、介護保険給付費準備基金積立金を増額するものであります。その財源としましては、国・県支出金、支払基金交付金及び一般会計繰入金を減額し、既定の介護保険料の一部を基金積み立てに充当するものであります。 以上が、平成16年度一般会計補正予算(第5号)ほか6件の補正予算の大要であります。 よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願いを申し上げます。 ○青柳仁士議長 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第48号から議第54号までの7件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの7件については委員会付託を省略することに決定しました。 △質疑 ○青柳仁士議長 これより質疑を行います。 初めに、議第48号平成16年度天童市一般会計補正予算(第5号)全部について質疑を行います。 質疑ございませんか。 6番結城義巳議員。 ◆6番(結城義巳議員) 何点か御質問申し上げます。 1つは、一般会計歳入についてでございますけれども、13ページ、1款1項2目、2項1目ですが、法人市民税と固定資産税がかなり大きな金額で増額補正されているわけでありますが、これだけ多額の市税の増額というのは、むしろ12月あたりでできなかったのかというふうな疑念がありますので、法人として決算明けがいつだったのか、何社ぐらい増収があって増額補正になったのか、その辺の背景をお聞きしたいと思います。 それから、1款5項特別土地保有税、当初は存目程度しか置いてなかったわけですが、今回363万9,000円の金額が出てきたというのは、それだけの大規模な土地の取得が、当初見込んでおらなかったんですけれども出てきたというふうに見られると思いますが、会社名は公表できないとすれば、何件ぐらいあったのかお聞きしたいと思います。 それから、41ページ、4款2項1目ごみし尿処理費、東根市ほか2市1町共立衛生組合負担金、3,822万1,000円ほど減額になっております。減額になるのは大変結構なことなんですが、金額が、全体の額に占める割合も大分大きいというふうに見ておりますので、その辺の事情についてお聞きいたします。 それから、47ページ、8款2項1目道路橋りょう総務費、県単独事業地元負担金、2,866万3,000円の増額になっております。確定、精査による補正というふうな市長の説明が先ほどありましたが、なぜ地元負担金だけふえているのか。総額が確定するのであれば、それに伴って県の額も全体的にそれぞれふえてくるのではないのか。地元の負担金だけどうしてふえたのかということ、ちょっと疑念がありますので、お伺いします。 それから、もう一つ、10款2項1目、10款3項1目、学校管理費の中の耐震診断業務委託料として今回減額補正になっておりますけれども、平成16年度において耐震診断を行ったというふうになるわけでありますけれども、どの程度の診断になったのか。もうこれで耐震診断が終わったというふうに見て、さらに次の段階、設計とか工事とか、そういうふうな段階に踏み込めるのかどうか、どの程度の診断だったのかお伺いいたします。 以上です。 ○青柳仁士議長 深瀬総務部長。 ◎深瀬正人総務部長 結城議員の質疑にお答えをさせていただきます。 最初に、入の市民法人税の増額の関係でございますが、天童市内において、一部企業において収益の改善が見られております。生産高が増加傾向にあり、特に、有機ELパネル、要するに東北パイオニアさんの製造関係が非常に好調となっているというようなことで、今回その金額を1億4,900万円を増額計上させていただいたところでございます。これらについては、12月末の決算状況の中での対応ということで、御理解をいただきたいと思います。 それから、固定資産税の増5,100万円でございますけれども、これらについても、家屋の新築・増築に伴いましての増でございます。 それから、土地保有税の関係でございますけれども、本来ならば、税制改正によりまして平成15年4月1日から課税が廃止されておるわけでございましたけれども、新たな課税は行われてはいないのでございますけれども、徴収猶予がございまして北部の田宮印刷が進出を断念されたというようなことで、土地保有税の徴収猶予になっておった金額363万9,000円を今回払っていただいたというようなことでございます。 入等についての内容は以上でございます。よろしくお願いしたいと思います。 ○青柳仁士議長 秋葉市民部長。 ◎秋葉俊一市民部長 結城議員の御質問にお答えをいたします。 4款2項1目ごみし尿処理費の負担金の減額理由でございますが、市民皆さん方の御理解と御協力によりまして、天童市が負担金に占める割合が、平成15年度におきましては41.14%でございましたけれども、平成16年度になりまして40.79%、対前年比で0.35%少なくなってございます。他市の状況を見ますと、他市では3.6%から11.2%というふうなことで、比較的伸びているわけでございますが、天童市におきましては、対前年比2.5%の伸びに抑えることができたということで、ごみ処理量におきます負担金率が低下したことが、一つの原因でございます。 ちなみに、概算額では2億105万7,012円でございましたけれども、確定額が1億8,936万8,880円ということで、1,168万8,132円減少してございます。 それから、もう一つ大きな要因が、ごみ袋の証紙金額の改正によります収入増による負担金の軽減でございます。 昨年4月1日からごみの袋についての料金改定を行ったところでございますが、概算額が6,840万9,790円でございましたけれども、確定額が8,272万6,028円ということで、収入増が1,431万6,238円あった、このようなこと等を精査いたしまして、今回の減額補正にさせていただいたところでございます。 以上です。 ○青柳仁士議長 池田建設部長。 ◎池田博之建設部長 結城議員の御質疑にお答えをさせていただきます。 8款2項1目道路橋りょう総務費でありますけれども、2,866万3,000円の地元負担金の関係ですが、県の全体事業が伸びているのではないかというような御質疑だと思います。 確かに、県の事業が伸びておりますけれども、これも除雪費と同じく、ことしも最初に2,000万円を計上させてもらいながら、後の予算の関係を見きわめながら対応してきたというようなことで、このたびのものについては、主に天童寒河江線の免許センター移転の関係の箇所の工事が多くを占めてございます。その事業費が、県事業といたしまして1億9,000万円ほどというようなことでございます。そのほかには、寺津の長岡中山線の1億円弱の事業というようなことについては、990万円ほど支出するというようなことでございます。 そんなことをトータルいたしまして、継続事業もありますけれども、このたび2,800万円強の地元負担金の計上というようなことに相なったということでございます。ひとつ御理解をお願いいたします。 ○青柳仁士議長 植松教育次長。 ◎植松憲一教育次長 10款3項1目の耐震診断業務に関連しての御質疑でありますけれども、平成16年度と今年度の調査は、優先度調査と申しまして、昭和56年以前に建築された施設の老朽の度合いを調査する内容でございまして、この調査をもとに、これからのステップとしましては、2次診断という作業が加わります。この2次診断でかなり詳しく内容を調査することになりまして、それを踏まえまして、最終的には、補強工事を行うか、もしくは改築を行うかというふうなことになるわけでありますけれども、昨年と今年度の調査は、あくまでも優先度調査ということで御理解をいただきたいと思っております。 以上でございます。 ○青柳仁士議長 6番結城義巳議員。 ◆6番(結城義巳議員) 1つだけ、8款2項1目の、今御説明いただきましたけれども、ちょっと理解できなかったんですが、私がお聞きしたいのは、県の地元負担金だけでなくて、全体が確定したことに伴うのであれば、地元負担はたしか1割だと思いますので、地元の分だけでなくて県の分も全体の額がふえて、財源内訳を見ますと、一般財源しかふえていないんです。その辺をお聞きしたいんです。 以上です。 ○青柳仁士議長 池田建設部長。 ◎池田博之建設部長 再質疑にお答えをさせていただきます。 財源補正の財源の内訳というようなことでしょうけれども、2,856万3,000円のうち、給与の関係で10万円の減、単独が2,865万3,000円というようなことで、このことについては、県の事業に対しての1割というようなことで、県の事業そのものについては全部県で持ちながら、地元で1割の負担というようなことでございます。ですから、このことで、天童市で事業全体に対する費用の負担というようなことでなく、1割の負担というようなことで、ここに一般財源として計上させてもらったというようなことでございます。 ○青柳仁士議長 了解ですか。 8番佐藤正男議員。 ◆8番(佐藤正男議員) それでは、お尋ねさせていただきます。 まず、歳入からですが、ただいま結城議員からもありましたけれども、市税の中で、入湯税が800万円ほどの減額ということなんで、当初7,000万円ということから見ると、10%を超える減額なんですが、この状況というのをどのようにとらえていらっしゃるのか。当初、宿泊の方が大体41万1,000人というようなことで見ていると思うんですが、それが入り込みが大幅に減っている状況だと思うんで、その辺わかりましたら、あわせて教えていただきたいと思います。 それから、入出絡むんですが、15款2項県補助金なんですが、家畜排せつ物適正処理緊急対策事業補助金ということで418万円ほどの入になっているんですが、これ、出の方を見ますと、6款1項なんですが、231万2,000円というようなことで減額になっているということで、この辺の関係がどうなのか。それと、この対策、家畜排せつ物の処理の適正化ということが、市内におきましては一応完了した状況になっているのかどうか、この辺もあわせてお示しをいただきたいというふうに思います。 歳入、21款市債で、消防債730万円ほどあるんですが、これは財源の組み替えのようなんですが、特に今回の補正で何ということがないんですけれども、12月の補正6,700万円ほど入札で安くなったというようなことで減額補正あったわけなんですが、その辺との絡みがあってのことなのか、何にお使いになるのかということで、お示しをいただきたいと思います。 それから、歳出、3款1項社会福祉費の知的障害者福祉費、扶助費なんですが、775万円ほどの減額なんですが、当初から減額になった原因というのは何なのかを教えていただきたいと思います。 以上です。 ○青柳仁士議長 深瀬総務部長。 ◎深瀬正人総務部長 佐藤議員の質疑にお答えを申し上げます。 入湯税の減額の理由でございますけれども、まず1つは、旅行形態の変化や高速通信網の発達によりまして、宿泊客が減少したというようなことでございます。 なお、数字については後ほど申し上げますけれども、そのほかに、平成16年5月に紅葉苑が営業停止をされたというようなことなども含めまして、今回800万円ほど減額をさせていただいているわけですけれども、実際の今年度の決算における客数及び入湯税額を当初予算と比較して見込みを立てたところでございます。 宿泊客については、約5万1,000人ほど、最初36万円ほど予定しておった計画でございますけれども、約5万1,000人ほどの減少が見られるであろうと。それから、日帰り客についても当初11万4,000人ほど見込んでおったところでございますけれども、これらについても7,500人ほどの減少が見られるということで、入湯税額6,200万円、要するに800万円ほどの減額にならざるを得ないと。 それから、そのうち紅葉苑の宿泊実績でございますけれども、宿泊数としましては2万9,227人ほど紅葉苑の宿泊数が実績であったと、それから8,000人ほどの日帰り客があったということで、紅葉苑分だけでもやはり500万円ほどの入湯税の減額が見られるというようなことで、今回、トータル800万円ほどの減額をさせていただいたということでございます。よろしく御理解をいただきたいと思います。 ○青柳仁士議長 名佐原経済部長。 ◎名佐原雅治経済部長 お答え申し上げます。 平成16年度の家畜排せつ物適正化処理緊急対策事業ということで、5年の猶予を持って、昨年の11月に完全施行になったというふうなことです。 天童市においては、過去、四、五年前から、この整備等々について各畜産農家と十分検討しながら対応してきたということでございます。 先ほど、入の件で418万円等の増額をしまして、それから、歳出の方で231万2,000円の減額というふうなことでございます。それらについてお答えします。 特に、この事業等々については、国・県等の事業を生かしながら整備をやっていこうというようなことで、これまで頑張ってまいりました。特に、国・県の方に採択にならない部分については、天童市においても、80万円の限度額を持ちながら対応してきたというふうなことでございます。特に、国・県の方からの御指導もありまして、できるだけ県のほうの事業を展開してまいったというふうなことでございます。その結果、先ほども御説明したように、入が増額になったということでございます。 それで、今回51戸の家畜農家がありましたけれども、法的な対象農家が30戸というふうなことでございました。その件については、いろいろ協議しながらやってきましたけれども、やはり、今後の将来的な状況を見ながら、10頭というふうな法的規制事情があるわけでございますけれども、将来を見て、若干の方は、もう頭数を減にしてやりたいというような方もおりましたけれども、結果的には、法的該当者の30戸のうち4戸の方が法的に該当しなくなったということで、26戸の方が国・県・市の補助を受けながら対応してきたというふうなことでございますので、御理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○青柳仁士議長 秋葉市民部長。 ◎秋葉俊一市民部長 それでは、佐藤議員の御質疑にお答えをいたします。 3款1項4目知的障害者福祉費のうちの扶助費の減額理由でございますが、入所者が、通勤寮、あるいはショートステイ等への変更によりまして、入所者が当初56人で予算化をしておったところでございますが、54人に減少したことに伴う減額補正でございます。 以上です。 ○青柳仁士議長 消防長。 ◎山口勝雄消防長 では、私の方からお答えさせていただきます。 消防債についての充当率が変更になったということで、12月のときには、確かに事業関係について補正をさせていただきましたけれども、この起債の充当率については、その後確定した。75%から90%に変更になった。そういう意味で、今回計上させていただいたということでございます。 ○青柳仁士議長 佐藤正男議員。 ◆8番(佐藤正男議員) どうもありがとうございます。 では、ちょっと確認をさせていただきますけれども、まず、入湯税の関係なんですが、人数をお示しいただいたんですが、当初が36万人ではなくて、5万1,000人減るのを見込んで36万人というようなことですよね。 それから、農林業費の畜産業費なんですが、4戸はもうおやめになるというようなことなのか。30戸対象になって、26戸について対応なされたということなんですが、4戸についてはどういう経緯なのか、その辺を改めてお願いしたいと思います。 知的障害者の方は、当初が、入所者が58名、通所31名ということだったんですが、入所者の方が54名になったということでの理解でよろしいのかどうか、改めてお願いしたいと思います。 あと、消防施設費については、指令センターの件の充当率が変わったということの理解でよろしいわけですね。 以上、畜産費と社会福祉費についてだけお願いしたいと思います。 ○青柳仁士議長 名佐原経済部長。 ◎名佐原雅治経済部長 再質疑にお答えします。 4戸の農家がやめたのではなくて、規模を縮小したというふうなことでございます。いわゆる法的要件は10頭以上というふうな要件でございますので、10頭以下にしたというふうなことでございます。 以上でございます。 ○青柳仁士議長 秋葉市民部長。 ◎秋葉俊一市民部長 再質疑にお答えをいたします。 入所数が、当初から見て54人に減員になったということでございます。川西町のコロニー希望が丘とか、山形市の山形育成会等々への入所をしている方がおられるわけですが、その方が2人減少したと、こういうことでございます。
    ○青柳仁士議長 了解ですか。 ◆8番(佐藤正男議員) はい。 ○青柳仁士議長 ほかに。 20番伊藤和子議員。 ◆20番(伊藤和子議員) 歳入と歳出と絡みますので、一緒にお聞きしたいと思います。 市債ですが、民生債、ふるさと融資事業ということで1億5,500万円の起債を起こして、民生費の秋野病院でやります疾病予防健康増進施設への貸付金ということでありますが、これの総事業費が幾らで、その幾らを貸し付けすることになるのか、その制度について御説明いただきたいと思います。 それから、疾病予防健康増進施設でありますが、会員制で、今会員を募っているという話を伺っておりますが、そのほかに介護予防ということで、その事業を天童市の方から委託するということでこの施設を使っていくということでありますが、その内容について伺いたいと思います。 それから、歳入の17款寄附金でありますが、一般寄附金1億5,329万9,000円、説明によりますと、北目と南部の土地区画整理事業からの寄附金ということでありますが、その明細、北目から幾らで南部から幾らなのかがわかれば、伺いたいと思います。 これを歳出の方では市有施設整備基金の積立金として計上しているわけでありますが、区画整理組合の方からどういうことに使ってほしいというような要望が出ているのかどうか。市有施設整備基金に積み立てる理由についてお示しいただきたいと思います。 それから、衛生費でありますが、先ほど結城議員の方からも質疑がありましたごみし尿処理費であります。 3,822万1,000円の減額ということで、ごみの量の伸び率が4市町の中では減っているんだというふうな説明でありましたが、これは、やはり、証紙収入が一番大きい要因なのかなと。袋につきましては、決して有料ではない、減量対策に使うというふうなことで指定袋制が導入されて、これが昨年から倍に値上げされたということで、それが、すなわちこういった負担金の削減といいますか、ごみ処理を受益者に負担させるというやり方で減っているのがここで明らかになっているのかというふうに思っているのです。袋の金額がふえた分が、すなわちこの3,800万円ぐらいになるのかなというふうに思っていたんですけれども、前年度に比べてどの程度伸びているのか、袋についてお聞かせいただきたいと思います。 ○青柳仁士議長 秋葉市民部長。 ◎秋葉俊一市民部長 伊藤議員の御質疑にお答えをいたします。 まず、最初に、歳入の方の21款市債1項民生債の中のふるさと融資事業債でございますが、このことにつきましては、歳出の方と一緒に御説明をさせていただきたいと思います。 37ページ、3款1項社会福祉費の老人福祉費の中に、老人福祉施設費1億5,500万円、ふるさと融資事業貸付金がございます。この内容について御説明をさせていただきます。 現在、医療法人社団斗南会におきまして、市内道満にラフォーレ天童疾病予防健康増進施設のぞみというふうなことで、温泉療養型の施設を建設中でございます。このことにつきましては、一つの制度上の条件がございまして、新たな雇用者とか融資額とかあるわけでございますが、今回の事業費が8億2,000万円でございます。そのうち、協調融資が6億2,500万円、それから、ふるさと融資が1億5,500万円でございますが、この1億5,500万円につきましては、融資額の20%以内と、こういうふうな条件がございますのでその範囲内におさまっていると、こういうことでございます。 それから、介護予防云々の話が出ておりますが、今回の施設は、あくまでも介護施設ではございません。介護にならないように、元気な老人等を育てるといいますか、つくるというふうなことで、介護にかからないような元気なお年寄りを、ぜひこの施設を利用して元気になっていただきたいと、こういうふうな目的でございまして、健康増進・疾病予防というふうな観点から事業が行われると、このようにぜひ御理解をいただきたい、このように思ってございます。 したがいまして、市の方の対応でございますが、これは新年度の事業予算の方にも計上しておりますけれども、あくまでも、当初はモデル事業を行いまして、これらの効果を見きわめながら、一つの市としての事業も一緒にやっていきたいと、このような考えでいるところでございます。 それから、次に、先ほどの3市1町の関係でございますが、3市1町衛生処理組合負担金の件でございますが、先ほど申し上げましたとおりに、今回の減額の主な理由は、従来41.14%を占めておりました全体に占める割合が、平成16年度につきましては40.79%と、前年度より0.35%低くなったということで、ごみの排出量が対前年比で2.5%増に抑えられたというふうなことが1点目の理由でございます。 それから、2点目のごみ袋の証紙金額改定によります収入増による負担の減でございますが、これも、先ほど申し上げましたとおりに、概算額では6,840万9,790円でございました。これが確定額といたしまして8,272万6,028円ということで、1,431万6,238円の概算額よりの増があったと、こういうことでございまして、ごみの減量、それから収入増によって今回の補正になったと、このようなことで御理解をいただきたいと思います。 以上です。 ○青柳仁士議長 深瀬総務部長。 ◎深瀬正人総務部長 伊藤和子議員の質疑にお答えをさせていただきます。 17款寄附金、1項寄附金、一般寄附金の内容でございますけれども、今回寄附をいただいた内訳でございますけれども、北目区画整理事業組合の方からは1億2,300万円、それから、南部区画整理事業組合の方からいただいた寄附が2,400万円ということで、1億5,330万円というような内容になってございます。寄附の目的でございますけれども、将来の都市整備施設整備を目的とした目的寄附というようなことで、いただいているところでございます。 御案内のように、天童市の市有施設整備基金の設置については、平成10年度から積み立てをさせていただいて、今回1億5,530万円というようなことを含めまして、全体では現在4億5,423万6,000円になる計画になってございます。 以上でございます。 ○青柳仁士議長 20番伊藤和子議員。 ◆20番(伊藤和子議員) 区画整理組合からの寄附でありますが、今回の補正予算で1億5,000万円ほど寄附があったということで、区画整理組合の組合員の方にお話をお伺いをしました。昨年の3月に組合は解散をして、そのときに、精算をした暁に余剰金が出た場合は寄附金にすることを了解して解散をしたということでありましたが、それの中身について、「1億5,000万円も余るんだったら、もうちょっと何かあったんでないか」というふうな組合員の声がありまして、それでこの明細をお聞きしたわけです。 今の答弁をお聞きしまして、将来の都市整備のためにということで、両方の区画整理組合、北目、それから天童南部、そういったものに限らずに、結局、天童市の都市整備のためにということの目的で寄附をするということだと思うんです。 私ども共産党市議団としては、市有施設整備基金については、目的があいまいだと。市有施設という大きな枠の中で積み立てていくのは、地財法241号から見てちょっと問題があるんではないかという指摘を申し上げて、これまで市有施設整備基金、ずっと反対の態度をとってきていまして、このたびのこの積み立てについても、そういうことからすれば、やはり、積み立てを反対せざるを得ないのかなというふうに思っているところです。 区画整理組合からの寄附を全体的に都市整備のためにというふうに使うことが、組合員の理解を得られるのかなと。特に、天童南部は2,000万円程度ということでありますが、北目の方が1億2,000万円ということですと、精算の仕方としては問題がなかったのかと考えておりますが、その辺について、市としての考え方をお聞きしたいと思います。 それから、先ほど聞かなかったんですけれども、学校の耐震診断です。優先度調査をやったわけですが、小学校の耐震診断業務委託料が180万円程度の当初予算で114万5,000円の減額補正になっているわけですけれども、全体の優先度調査、全校の分が済んだのかどうかお聞きしたいと思います。 それから、優先度調査をした上で、今後2次診断に向けて準備をなさっていくということでありますが、その優先度調査の中で、緊急に2次診断をしなければならないといったところはどの程度なのか、その計画についてわかりましたら、お知らせいただきたいと思います。 ○青柳仁士議長 武田助役。 ◎武田貞夫助役 今の伊藤議員の御質疑に対する補足答弁でございますが、御案内のとおり、地財法では、原則として目的寄附は受けないというふうにルール化されているわけでございますけれども、先ほど総務部長の方から、市有施設整備基金というふうなことでの目的というふうな説明があったわけでございますけれども、寄附する側の一応の意図として、ひとつ将来のまちづくりのために使っていただきたいというふうなことでございます。 したがいまして、うちの方で熟慮した結果、やはり、今後、学校給食センター、あるいは学校ということで、次々と箱物の整備をしなければならない時期を迎えますので、それらに有効に活用したらどうかというふうなことで、基金の方に積み立てさせていただいたといいうふうなことで、その趣旨を十分御理解をいただければありがたいものだというふうに思っております。 ○青柳仁士議長 植松教育次長。 ◎植松憲一教育次長 伊藤議員の御質疑にお答えいたします。 まず、第1点目の優先度調査につきましては、今年度で完了でございます。 なお、これから2次診断ということになってまいるわけでありますけれども、どの建物からするかということについては、十分これから検討をしてまいりたい。なお、2次診断する場合ですと、1棟七、八百万円ぐらいかかるということもありますので、これからの財政の状況等を見きわめながら、十分検討をしてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 ○青柳仁士議長 20番伊藤和子議員。 ◆20番(伊藤和子議員) 今の耐震診断ですが、これから十分検討して、予算も見ながらということでありますが、中越地震が昨年起きまして、その避難所となるのが学校だったということでは、やはり、学校の安全をきちんと図っていく、早急にしなければならないのかというふうに思っているんです。 新年度予算に耐震診断の予算が盛られていないということもありまして、ちょっと悠長過ぎるかというふうに思っているところですけれども、今の第2次診断に向けての、特に急がなければならないというふうな棟数がどのくらいあったのかだけお聞きしておきたいと思います。 ○青柳仁士議長 植松教育次長。 ◎植松憲一教育次長 お答えいたします。 2次診断に至るまでの過程としての優先度調査があるわけでありますけれども、あくまでも、優先度というのは老朽化の度合いの程度を判断するということでありまして、具体的な内容については、まだそこまで調査をしていないわけであります。 そこで、どれが危険度が高いのかということについても、これは、今ここで具体的なことは。もちろん資料もございますので、これから十分その辺は慎重に検討してまいりたと考えております。 以上でございます。 ○青柳仁士議長 ほかにございませんか。 11番石垣昭一議員。 ◆11番(石垣昭一議員) それでは、私の方から1点だけお尋ねしたいと思います。 補正予算の6款1項5目農道維持管理費の中の除雪業務委託料でありますけれども、今回の補正で500万円ほどの増額補正をしているわけでありますが、この農道の除雪についての基本的な考え方についてお尋ねをしたいというふうに思います。 ことしの場合は、1月から雪が降り始めまして、豪雪対策本部が2月2日に設置になっているわけですけれども、その豪雪対策本部との関係等も含めてお答えをいただきたいというふうに思います。 よろしくお願いします。 ○青柳仁士議長 名佐原経済部長。 ◎名佐原雅治経済部長 石垣議員の御質疑にお答え申し上げます。 除雪委託費、今回補正で500万円を追加しまして647万円となりました。 除雪の基本的な考えでございますけれども、天童市は果樹の地域でもあるというふうなことで、いわゆる剪定時期に幹線農道を除雪しながら、剪定に支障のないように除雪をやろうというのが、基本的な考えでございます。 特に、農道等の幅員構成等についてはさまざまありますけれども、やはり、今の機械等を考えますと、4メートル以上の農道が、一番理想的な体系で除雪がなされているというふうなことがございます。特に、最近は各地区の方に点在して農業施設なども建てられておりますので、やはり、そういったところの要望なども非常に多いというふうなことでございます。ですけれども、先ほども御説明したように、剪定時期を見計らって、適切に農道の除雪をやるというのが基本でございます。 特に、農道の路線等々については規模の大小がございますけれども、約500キロぐらいあります。そのうち今回1月15日に大雪が降りまして、その後除雪なども展開しております。また、2月になりますと、先ほどもありましたけれども、豪雪対策本部なども設置しながら。 やはり、2月に入っても降雪量が多いという中で、各地区の方から非常に要望があったというふうなことでございます。ことしは例年になく大雪であるというふうなことから、できるだけ農家の皆様方が仕事に支障がないように対応しようというふうな気持ちを持って対応したというふうなことでございます。 特に、1月中旬から2月上旬までについては、約60キロの農道の除雪を展開してまいりました。特に、先ほども御説明したように、農業施設等倒壊、また、果樹の枝折れ等、いろいろ見られますので、その辺の仕事に従事できるような体制で農道除雪をやったというふうなことでございます。 また、緊急にしなければならないというふうなことがありまして、約30キロ、その後除雪を展開してまいったというふうなことでございます。特に、多くの皆様方の方から要望があるんですけれども、一つは幅員が狭い、また、農道にぎりぎりに雨よけテントの支柱などが設置になっているというふうなところについては、どうしても今後の障害というふうなことを考えますと、入っていけないというような箇所も見られますので、その辺のところについては小型機械等々についても導入しているんですけれども、なかなか行けないところも。その辺のことについては、対応しにくいというふうな状況下になっております。 また、道路上に果樹の枝が飛び出ているというふうなところもございますので、その辺は、雪が消えた後、農家の方々からいろいろ諸問題が出ますので、なかなかそういったところについては入りにくいというような現場も多く見られますので、その辺のことについては、無理してはというふうなこともありますので、若干時期がおくれますけれども後から。農家の方々も、こういった季節でございますので、できるだけ出ていただいて、除雪の方に御協力いただいてというふうなことについてのお願いもしてございます。 また、迂回をして自分の園地に行けるというふうなところについては、できるだけ迂回などもしながら園地に行って、農作業、いわゆる剪定などもやっていただきたいというふうなお願いもしてございます。 ですから、基本的には、先ほど御説明したように、剪定時期の前の操業に支障のないような形の除雪というようなのを基本に考えてございます。特に、鋪装になっている路線等々、狭いところで3メートル、広いところですと4メートル以上ございますけれども、そういったところの地域の幹線道路を主にしながら除雪をするというのが基本でございますので、御理解いただきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○青柳仁士議長 11番石垣昭一議員。 ◆11番(石垣昭一議員) 非常に詳しい、丁寧な答弁をいただきまして、ありがとうございました。 ことしの降雪の状況は、先ほどお話がありましたように、1月15日ごろから非常に降り出したというふうなことの中で、豪雪対策本部が2月2日に設置になったということであります。このことで、基本的には、先ほどもあったように、剪定の時期に間に合わせるというふうなことでありますけれども、もう既に1月中から果樹の枝折れ等、災害が発生しておったという状況にもありました。そういう点で、基本的な除雪、年1回しかやらないということではなくて、やはり、降雪の状況、天候に合わせた除雪の考え方をぜひこれからも示していただきたいというふうに思っております。 ともすれば、1回で終わらせたいというのが本音のところもあるんでしょうけれども、これは、やはり災害を伴うというふうなことでもありますので、この辺のところは十分に検討されて除雪に当たられるよう要望しておきまして、質疑を終わります。 ○青柳仁士議長 ほかに質疑ございませんか。 15番小澤議員。 ◆15番(小澤精議員) 6款1項5目、今、石垣議員からもありましたけれども、部長の答弁を聞いていますと、幅員が4メーター以上、あるいは3メーターでも鋪装になっているところ、こういうところを幹線道路とみなして優先的に農道の除雪をしたと、こういうことでございますけれども、我が荒谷地区には、そういうところは1本もございません。広くて2メーターの砂利道です。では、そういうところの除雪の対応はどうしたんですか。 今回は、豪雪対策本部を置いたので500万円も追加したということですけれども、豪雪本部を置いたけれども、一向に進まないというのが、我々のところの農家の声なんです。だから、今、部長の答弁にしても、やはり、狭い道路ははかどらないんですね。4メーターないし、鋪装になってないいったらどうにもならない。でも、その2メーターの道路を、地区民の我々も、当然それは幹線道路だと理解するんです。 そういうところに配慮しないと、やはり、これからも広い道路だけ、4メーター以上、あるいは鋪装とこうなるわけですけれども、そういう対策はどうお考えになっているのか、ひとつお願いします。 ○青柳仁士議長 名佐原経済部長。 ◎名佐原雅治経済部長 小澤議員の御質疑にお答え申し上げます。 先ほどは基本的なことを申し上げたところでございました。ことしは例年になく降雪が多いということで、私たちもできるだけの努力をしながら、狭い道路でもやりましょうというふうなことで、担当係の方は実施しているということでございます。今現在も、そういう箇所等々については非常に要望がございます。きのうあたり非常に天気がよかった、またきょうの天気がよかったということで、雪解けがちょっと早くなると思いますけれども、やはり、農家の方が速やかに畑の方に行って剪定等ができるように、その辺のことは、地元の方の実行組合の方も出ていただきまして、御指導いただきながら、除雪の方に邁進していきたいというふうに思っております。 また、市道と農道との交差点等々については、多くの交差点の箇所が、非常に多くの山雪がなっておりまして、非常に入りにくいというふうなところも、電話等、また要望等が来ておりますので、その辺のことについても入れるように、徹底した交差点等の除雪などもやっていきたいということでございますので、できるだけ、ことしは例年にない降雪時期でございますので、地元の方に対応できるような体制をとっておりますので、議員の皆様方もよろしく御指導いただきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○青柳仁士議長 了解ですか。 質疑なしと認め、議第48号については質疑を終結いたします。 ここで10分間休憩いたします。   午前11時25分 休憩   午前11時35分 再開 ○青柳仁士議長 休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。 次に、議第49号平成16年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)から議第54号平成16年度天童市介護保険特別会計補正予算(第2号)までの6議案について、一括して質疑を行います。 質疑ございませんか。 5番赤塚幸一郎議員。 ◆5番(赤塚幸一郎議員) 97ページの下水道特別会計補正予算の1款1項受益者負担金が、何と30%、4,000万円の増額補正。反して、その下の2款使用料が約5%ですが、3,000万円の減額になっているというふうな部分。 それから、歳出の方ですが、事項別明細書101ページになりますが、流域下水道維持管理費負担金5,200万円の減額と、大きな金額が補正されているわけですが、この部分に関して、最初の予算編制時の見込みに違いがあったのか、それとも大きく補正せざるを得なかった具体的な事由があったのかをお伺いしたいと思います。 ○青柳仁士議長 池田建設部長。 ◎池田博之建設部長 それでは、赤塚議員の御質疑にお答えをさせていただきます。 1つが、100ページ、歳入の1款1項1目の関係で、受益者負担金の増額というようなことでございます。このことについては、法人の会社が一括して納付してもらったものですから、その分が増になっておるというようなことでございます。なお、このことについては予測ができなかったというようなことでありますので、よろしくお願いをいたします。 続きまして、使用料の関係ですが、減額というようなことですが、このことについては、御案内のように、天童市内の温泉旅館の一部が営業廃止というようなこと、また、温泉関係で営業の不振というようなことがあって、そのことについて、そのほかにも景気低迷というようなこともありましたので、その辺で若干減額というようなことのようでございます。なお、このことについても、予測ができなかったというようなことでございます。 あと、歳出の関係ですけれども、下水道管理費の公共下水道維持管理費の関係で、流域下水道維持管理費の負担金5,277万3,000円ということでありますけれども、このことについては、県との協定の中で、流域下水道維持管理費負担金については、流域に流しておる汚水の使用料でございます。そのことでは、前年度の基本水量でもって前年度を押さえまして、そのことで、翌年度で実績でもって精算をするというようなことでございます。 平成15年度の関係では、基本水量が286万強の使用量、そして、単価が51円50銭というようなことでございます。そんなことで計算しますと、1億4,700万円強の支出と。このことについて、平成15年度の実績においては、使用量が183万7,000円強、そして、単価が同じく51円50銭、掛けますと9,460万円強という支出というようなことでございます。 今のものを差し引きますと、その差が還付ということで、平成16年度で還付されるというようなことでは、このたびの平成16年度の負担の中からその分を差し引くというようなことでは、5,277万3,000円の減額ということで、納めなくてもよいというようなことでございますので、その辺で対応させてもらったと。 なお、かなりの金額でございますので、このことについては、1年を4分割いたしまして、このたびの調整をしたというようなことでは、今の時期になったというようなことでございますので、御理解をお願いいたします。 ○青柳仁士議長 了解ですか。 ほかに質疑ございませんか。 6番結城義巳議員。 ◆6番(結城義巳議員) 国民健康保険特別会計につきまして、1つだけ質疑をさせていただきます。 予算書の69、71ページあたりになるかと思いますが、8款1項1目一般会計繰入金、財政安定化支援事業繰入金2,691万2,000円計上されてあります。そして、8款2項1目給付基金繰入金として基金繰入金が408万7,000円というふうな金額で計上されてあります。 お尋ねしたいのは、財政安定化支援事業繰入金、これは特別会計の中に一般会計の方から義務的なものなのか、任意なものなのかという点について、まずお伺いしたいと思います。 なぜかと申しますと、この財政安定化支援事業は、国民健康保険特別会計がかなり厳しくてどうしようもないというのであれば、それぞれの市町村が入れるというものではないのかと。ただ、今回の全体の国民健康保険特別会計の予算では、基金の中に400万円積んでいるわけでかそのような状況で一般会計から入れる必要があるのかどうか。その辺についてお伺いをさせていただきます。 ○青柳仁士議長 秋葉市民部長。 ◎秋葉俊一市民部長 結城議員の御質疑にお答えをいたします。 国民健康保険の69ページの一般会計繰入金の内容でございますが、財政安定化支援事業繰入金について申し上げます。 これは、国の方で制度化がなってございまして、平成4年度から国保財政安定化支援事業として、保険者の責に帰することができない特別の事情に基づくと考えられる要因。負担能力が特に不足している等々があった場合につきましては、一般会計からの繰り出しする経費につきまして地方財政措置が講じられるようになったというふうなことでございます。 市におきましては、当該措置の趣旨を踏まえまして、所要額を一般会計から国保特別会計に繰り入れることにより、国保財政の健全化及び保険税負担の平準化に努めなければならないと、こういうことでございまして、今回の財政措置につきましては、こういった一つのルールに基づきまして措置したものでございます。昨年の11月末に、平成16年度の財政安定化支援事業の繰り入れについてということで通知がございましてこの通知に基づきまして今回の予算措置をしたと、こういうことでございます。 なお、71ページ、給付基金繰入金でございますが、歳入、歳出とを見比べまして、歳出に比較して、今の安定繰入金等々も精査する中で、足りない分につきましては、給付基金の方から繰り入れをいたしまして歳入歳出の整理をしたと、こういう内容でございます。 以上でございます。 ○青柳仁士議長 よろしゅうございますか。 ほかに質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 質疑なしと認め、議第49号から議第54号までの6議案については、質疑を終結いたします。 △討論 ○青柳仁士議長 これより討論を行います。 討論の通告はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 討論の通告はありませんので、終結いたします。 △採決 ○青柳仁士議長 これより採決いたします。 最初に、認第48号平成16年度天童市一般会計補正予算(第5号)について採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議第48号については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。  (「異議あり」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議がありますので、起立によって採決を行います。 お諮りいたします。 ただいまの議案、議第48号については、原案のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○青柳仁士議長 起立多数であります。 よって、議第48号については原案のとおり可決されました。 次に、議第49号平成16年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)から、議第54号平成16年度天童市介護保険特別会計補正予算(第2号)までの6件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案6件については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、議第49号から議第54号までの6議案については、原案のとおり可決されました。 △議第35号 平成17年度天童市一般会計予算外21件 ○青柳仁士議長 次に、日程第14、議第35号平成17年度天童市一般会計予算から日程第35、議第63号天童市市長等の給与の特例に関する条例の設定についてまでの議案22件を一括上程し、議題といたします。 △施政方針及び提案理由の説明 ○青柳仁士議長 これより平成17年度施政方針及び提出議案22件について、提案理由の説明を求めます。 遠藤市長。  〔遠藤 登市長 登壇〕 ◎遠藤登市長 本日ここに平成16年度第6回天童市議会定例会の開会に当たり、市政運営の基本的な考え方について私の所信の一端を申し上げ、市民の皆様並びに議会の皆様の深い御理解と御協力をお願いする次第であります。 8年ぶりに行われました今回の市長選挙におきましては、市民の皆様と議員皆様の温かい御支援を賜りまして、3期目の重責を担わせていただくことになりました。この場をおかりいたしまして、厚くお礼を申し上げます。 私は、市長に就任して以来、市民が主役の、市民による、市民のための市政を基本理念として、第五次天童市総合計画に掲げる「人輝き誇りと生きがいの持てるまち」の実現に取り組んでまいりましたが、その集大成に向けて、今後の4年間、より一層気を引き締めて、全力を傾注してまいる所存であります。 昨年は、アテネオリンピックが開催され、日本人選手の活躍により、多数のメダル獲得など明るい話題もありましたが、観測史上最多の台風上陸や豪雨災害、新潟中越地震などにより甚大な被害をもたらされ、改めて自然の災害の恐ろしさを実感するとともに、今なお復興途上にある災害地の皆様には、心よりお見舞いを申し上げる次第であります。 さて、国においては「構造改革なくして日本の成長なし」、「民間にできることは民間に、地方にできることは地方に」の理念のもとに、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2004」、いわゆる「骨太の方針2004」に基づき、各分野にわたる構造改革を一体的かつ総合的に推進し、民間需要主導の持続的な経済成長を目指していくことといたしております。 しかしながら、日本経済は、景気の緩やかな回復基調にあるとはいうものの、地方においては足踏み状態が続き、完全失業率は依然として高水準にあり、デフレ傾向が続くなど楽観を許さない状況であります。 国庫補助負担金や地方交付税の削減、国から地方への税源移譲のあり方を検討し、真の地方分権を確立するための三位一体改革では、昨年、地方六団体が政府の要請を受け、国庫補助負担金等に関する改革を共同で取りまとめ、提出しております。その際、国と地方の協議の場が設けられ、対等の立場で真剣に協議されたことは画期的なことであり、この地方分権の流れを絶対にとめてはならないものと思っております。 義務教育や生活保護など、先送りされた課題も多くありましたが、地方の自主性や自由度を高め、自己決定、自己責任に基づく分権型社会にふさわしい地方財政基盤の確立について、市長会などを通して国に対して力強く要請していかなければならないと思っております。 このような社会経済情勢のもと、行政サービスに対する市民のニーズも多様化してきており、市民生活の安定と向上に不可欠な社会基盤の整備や、市民が健康で安全で安心して生活できるための産業経済基盤の確立、さらには、住んでいることに誇りと生きがい、幸せを実感できるソフト面の施策の展開などを求められてきております。 これらの要請に迅速かつ的確に対応し、第五次天童市総合計画新世紀創造プランに掲げる「個性的で多様性に富んだ活力ある地域社会」を着実に実現できるよう、知恵と力を結集し、努力してまいる考えであります。そのためには、行財政改革を推進し、限られた財源を緊急性や優先度に十分配慮しながら効果的に配分することとともに、効率的な行財政の運営に努め、一層の財政の健全化に努めてまいる所存であります。 次に、平成17年度当初予算の大要について申し上げます。 国の平成17年度予算編成に当たりましては、「骨太の方針2004」を踏まえ、これまでの歳出改革路線を堅持、強化し、歳出全般にわたった徹底的な見直しを行い、歳出の抑制と所管を超えた予算配分の重点化、効率化を実施するとされ、また、国債発行額についても極力抑制することとしております。 特に、三位一体改革の取り組みの2年目に当たる平成17年度の地方財政計画におきましては、地方交付税総額が約16兆9,000億円、前年度に比べて0.1%程度の増、地方交付税の振りかえ措置であります臨時財政対策債が約3兆2,000億円、23.1%程度の減、これら2つをあわせると、約20兆1,000億円、4.5%程度の減となる見込みであります。このように、地方交付税などの減少に加え、国庫補助金負担金の大幅な削減、地方債事業の縮減など一般財源の大幅な減少は、地方財政にとりまして極めて深刻な内容となっております。 一方、本市の財政を取り巻く状況につきましても、長期にわたる景気低迷の影響の中、一部の業種においては業績の回復が見られることから、市税収入の微増が見込まれるものの、地方交付税などが年々減少し、財政調整基金の取り崩しを余儀なくされていることに変わりはなく、厳しい状況が続いております。このような中で、経常収支比率や公債費負担比率は高まる傾向にあり、財政の硬直化が心配されるところであります。 平成17年度当初予算におきましては、こうした厳しい状況を直視し、将来の行財政運営、特に一般財源の確保について危機感を抱く中での編成となったところであります。 歳入予算につきましては、地方財政制度の改正動向などに留意して、歳入の確保を図るとともに、地方税を初めとする自主財源の一層の確保に努めることを基本に見積もったところであります。 歳出予算におきましては、限られた貴重な財源の中で財政の健全性の確保を図る観点から、徹底的に歳出のむだを省くこととともに、計画性と選択性に基づき、継続事業の早期完成と新規事業の厳選を基本にしつつ、民間事業者との連携なども考慮し、編成を行ったところであります。 特に、天童病院整備事業、学校給食センター移転新築事業など、優先すべき事業を明らかにして、安全で安心な生活環境の創造、少子・高齢化対策、循環型社会の構築など、市民生活に身近な行政ニーズに対し、市民の視点に立って的確な予算対応を行ったところであります。 その結果、平成17年度の一般会計当初予算につきましては、総額で172億4,000万円、前年度比8.1%の減となったところであります。 なお、平成16年度の当初予算は、平成7年度及び平成8年度に発行した減税補てん債の満期一括借りかえ分9億4,270万円を計上しておりましたことから、これらを除き、実質的な予算との比較におきましては、3.3%の減となったところであります。 また、公債費を除いた一般歳出は148億4,178万9,000円、前年度比4.3%の減となったところであります。 さらに、国民健康保険特別会計を初めとする10の特別会計と2つの企業会計を含めた全会計の平成17年度当初予算は、総額で390億2,968万7,000円、前年比0.8%の減となったところであります。 次に、新年度の重点施策につきましては、第五次天童市総合計画に掲げる施策の大綱に沿って御説明申し上げます。 平成17年度は、第五次総合計画の新世紀創造プランの中間年に当たることから、広域プロジェクトやまちづくりプロジェクトの総点検を行う上で、市民参加のもとに、後期プロジェクトを策定し、事業推進に当たってまいりたいと考えております。 さて、第一に「健康で潤いのある文化のまち」を実現するための施策についてであります。 少子化対策並びに子育て支援対策といたしましては、双子以上の家庭にホームヘルパーを派遣する多胎児家庭エンゼルサポーター派遣事業、市立保育園における平日や土曜日の保育時間の延長、さらには、天童北部学童保育所の分離・増設に取り組みます。地域の宝であります将来を担う子供たちの保育環境の整備に努め、安心して子供を産み、育てることができる社会環境づくりに邁進していきたいと存じます。 学校教育についてでありますが、外国青年英語指導助手、いわゆるALTにつきましては、1名体制で実施しておりましたが、国際化に対応し、より早い時期から英語になれ親しむ機会を増やすために、1名増員し、小学校の児童を中心とした指導充実を行ってまいります。また、これまで軽度発達障害の児童や個別に介護支援を必要としている児童が在籍する学校に対して、国の緊急地域雇用創出特別事業によって学習補助員を配置しております。したがいまして、国の事業が本年度で終了いたしました。しかしながら、保護者からの要望や手厚い支援を継続していくために、市の単独事業として学びの里学習サポート員配置事業を実施していく考えであります。 懸案となっております学校給食センターの移転新築につきましては、今年度用地取得を完了し、平成17年度は地質調査や実施設計、用地造成等に取り組んでまいります。 高齢者福祉につきましては、現在道満地内に医療法人斗南会が建設を進めております疾病予防健康増進施設を活用し、予防を重視した介護予防、健康増進事業に取り組みます。 障害者福祉につきましては、今年度新たに保護者の皆様で設立いたしました、精神障害者小規模作業所もみじの里の運営を支援してまいります。 文化面につきましては、引き続き西沼田遺跡整備事業に取り組んでまいります。平成17年度は、主屋などの建物復元に、遺跡の南側に整備予定のガイダンス施設用地の取得を計画しております。また、平成17年度は天童氏が舞鶴山の山頂に城を築いてから630年の節目の年に当たることから、古城築城の記念碑の建立や古城にまつわる記念誌の発行を計画しております。 芸術面におきましては、新潟県加茂市や三重県伊賀市と連携し、日本・ロシアジョイントバレーコンサートを開催してまいります。 国際交流につきましては、平成元年に姉妹都市を締結いたしましたニュージーランド、マールボロウ市に市民訪問団の派遣を計画しております。マールボロウ市では、以前より日本庭園を整備中で、間もなく完成すると伺っております。市民の皆さんと訪問し、庭園の完成をお祝いするとともに、より一層の交流の促進を図ってまいります。 第二に「快適な都市空間を創造するまち」を実現するための施策であります。 これまで本市の都市基盤の整備の中に中心的な役割を担って実施してまいりました土地区画整理事業につきましては、老野森地区並びに鍬ノ町地区土地区画整理事業の早期完成に向けて取り組んでまいります。老野森地区は、旧国道13号にかかる多嘉橋の上部工を整備するほか、新規の土地区画整理事業として関係機関と調整を進めて、早期着手を目指しております。 さらに、周辺集落においては、民間活力の導入や山形県住宅供給公社の御協力を得ながら住宅建設を促進し、住宅化を図ってまいります。 道路につきましては、市道並びに都市計画道路とともに、現在整備を進めております路線の早期完成を中心に事業の推進を図るとともに、市民生活に密着した生活関連道路や農道の維持補修に努めてまいります。 住宅の供給につきましては、今年度市営日光住宅7号棟が完成することから、平成17年度から2カ年計画で、8号棟15戸の建てかえに取り組みます。 下水道整備事業につきましても、これまで同様積極的に推進し、合併処理浄化槽の普及促進とあわせて、良好な住宅環境の整備に取り組んでまいります。 今年度整備を進めておりました市民墓地につきましては、昨年末に第1期分の使用者募集を行うことができました。予想以上の申し込みがあったことから、現在区画の追加整備を行っております。平成17年度の早い時期に第2次募集を行えるものと思っております。 先月16日、地球温暖化防止のための京都議定書が発効されました。本市におきましても、環境基本計画を策定し、環境負荷の軽減や環境に対する意識啓発を行っているところであります。平成17年度からは、県と村山総合庁舎管内の町村、事業所、NPO団体で構成する村山地区地球温暖化対策協議会において、住宅用太陽光発電システム導入に対する補助制度が創設され、本市といたしましても支援してまいる考えであります。 次に、防災についてであります。 本市の自主防災組織は、94町内会のうち63の町内会で組織され、組織率は67%となっております。本年1月には、天童市自主防災会連絡協議会を設立いたしました。自主防災組織の連絡・連携を深めるとともに、安全・安心なまちづくりのために、自主防止組織の全市組織化に向けて取り組んでまいります。 また、昨年の台風被害や新潟県中越地震を教訓に、食糧や毛布などの備蓄を行うとともに、防災パンフレットを全戸に配布して、防災意識の啓発を図ってまいります。 さらに、県の指導や市民の皆さんの御協力を得ながら、洪水ハザードマップを作成していく考えであります。加えて、行政組織の防災対策、危機管理体制の確立と強化を図るため、行政窓口の一元化を図り、災害に強いまちづくりを推進してまいります。 第三には「活力ある産業交流の町」実現をするための施策についてであります。 最初に、観光の振興についてでありますが、昨年7月から9月にかけて、山形県においてデスティネーションキャンペーン「おいしい山形」が展開されました。JR東日本や温泉協同組合など関係機関の御努力もあって、本市の観光客の入り込み数も増加し、県内外に観光都市天童の情報発信ができたものと思っております。そのキャンペーンを一過性のイベントに終わらせることなく、継続して観光振興と誘客を積極的に推進していく必要があると思っております。 平成17年度は、JR天童駅の1階部分に将棋交流室を整備し、市民や観光客から将棋と伝統産業である将棋駒に興味を持っていただき、将棋の普及や将棋人口の底辺拡大とあわせて、将棋駒産業の振興を推進し、将棋駒にこだわった、将棋のまち天童の魅力アップを図っていく考えであります。 また、政府が進める外国人観光客の誘客に当たりまして、その拡大や国際化に対応するため、外国人にもわかりやすい観光案内標識や観光パンフレットの見直しに取り組んでまいります。 商業の振興といたしましては、引き続き商店街空き店舗を活用するチャレンジショップ事業を実施して、起業者の支援と中心商店街の活性化を推進してまいります。 工業の振興につきましては、企業誘致活動を推進するとともに、引き続き就労の場の確保や雇用環境の改善に対処してまいります。 農林業の振興につきましては、安全・安心な農作物の生産・供給を支援するために、農業機械や施設導入に当たって、融資利子の一部を助成する認定農業者経営確立支援事業を創設し、天童ブランドの確立を図ってまいります。 健全な食生活は、豊かな心と穏やかな体の成長に欠かすことができないものと思っております。食生活の大切さを再認識するため、食の教育の一環として、親子農業体験を実施します。 農村総合整備事業や成生地区県営一般農道整備事業、川原子地区県営畑地帯総合整備事業などの促進を図り、魅力ある農村地域と農業基盤の整備を推進してまいります。 また、地球温暖化防止など、森林の持つ公益的な、多面的な機能を増進するため、森林の適切な育成保全と林業の振興に取り組むとともに、緑に囲まれた郷土の自然に親しみを持つことにより、健康で心豊かな人間性を持つ子供たちを育成支援するため、緑の少年団の結成を支援してまいります。 第四に「市民が協働で築くまち」を実現するための施策であります。 各地区に発足いたしました地域づくり委員会におきましては、住民主体の地域の課題や、その解決に向けて鋭意取り組まれていることに、改めて深く敬意を表する次第であります。今年度は、特に各地域の代表者からなる天童市地域づくり推進委員会を設置され、今後情報交換や連携、交流などをより一層図られるものと期待をいたしているところであります。引き続き支援してまいりたいと思っております。 また、平成17年度は、5年に一度の国勢調査の年に当たっております。市政運営に当たって、その重要な指標となりますので、市民の皆さんの御協力をよろしくお願いをいたしたいと思っております。 次に、水道事業について申し上げます。 平成17年度は、引き続き第6次拡張事業として、田麦野第3送水ポンプ場並びに送水管の整備に取り組んでまいります。新たな取り組みといたしましては、災害対策としての備品の整備や水質基準管理対策の充実を図り、今後とも安心・安全な水道を安定的、効率的な事業運営を図ってまいります。 次に、病院事業について申し上げます。 市立天童病院の整備につきましては、村山二次保健医療圏域の中で、14床の病床配分を受けて、療養病床30床、一般病床54床の84床の病床数で、市民医療のとりでとなるべく、現在プロポーザル方式によって基本設計を策定しているところであります。 平成17年度は、新築に向けて実施設計や用地買収などを行い、市民医療の中核施設として、患者や市民のニーズに的確に対応し、こたえることのできるよう、取り組んでまいりたいと思っております。 以上が、各会計における施策の大要であります。 3期目の重責を担って、今、厳しい財政状況ではありますが、行財政改革を進めながら、住民に最も身近な行政主体として、環境や福祉、教育など、幅広い分野にわたって市民の負託にこたえていかなければと決意を新たにしているところであります。 予算に計上いたしました各施策につきましては、計画的かつ効率的な行財政運営をもとに、着実に取り組んでまいる所存であります。市民の皆様並びに議会の皆様の深い御理解と御協力をお願いを申し上げる次第であります。 次に、議第55号天童市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部改正について申し上げます。 国においては、全国的な少子化に対応するため、平成15年7月に次世代育成支援対策推進法を制定し、子供を育てやすい社会の推進を図っており、地方公共団体等も同法の趣旨を十分理解し、少子化に対応するため、施策を積極的に講ずるよう求められているところであります。 このような社会背景にかんがみ、職業生活と家庭生活を調和させ、職員の心身の健康の維持及び増進、あわせて子育てに適した環境を推進させるため、夏季における特別休暇日数の改正を行うものであります。 次に、議第56号天童市特別会計条例の一部改正について申し上げます。 これまで、豊かな自然環境と調和した、緑豊かで、特定の宗教にとらわれない市民墓地の整備を行い、平成17年度から一部墓地の使用を開始することとしております。このようなことから、市民墓地管理事業を円滑に実施するため、当該事業に関する市民墓地特別会計を新たに設けようとするものであります。 次に、議第57号天童市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の設定について申し上げます。 地方自治法などの一部改正に伴い、長期継続契約を締結することができる契約の対象範囲が拡大され、法で定める長期継続契約のほか、条例で定めるものとされております。その改正に伴い、複数年にわたり長期継続して契約ができる契約を定める条例を設定しようとするものであります。 次に、議第58号天童市介護保険条例の一部改正について申し上げます。 国の介護認定審査会運営要綱の改正の趣旨を受けまして、介護認定審査会の運営について、現行の3合議体から4合議体に見直しを行い、認定業務の効率化と審査会委員の負担軽減を図るため、委員の定数を24人から28人以内に改正しようとするものであります。 次に、議第59号天童市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正内容につきましては、1つには、民間事業者が行う天童ひがしはら地区の住宅分譲地において、良好な住環境を確保するため、天童ひがしはら地区地区計画の区域内に設ける建築物の制限を新たに定めようとするものであります。 2つには、建築物などの壁面の位置の制限に関する適用除外項目に、規模や建築面積が小さく、生活や住環境に与える影響が小さい自動車車庫、物置などを加えようとするものであります。 次に、議第60号天童市都市公園条例の一部改正について申し上げます。 昨年都市公園法が一部改正されまして、公園管理者が公園内の放置工作物、物件、施設などについて、当該工作物等を保管、売却、返還などの処理ができることになったものであります。そのため、本市が都市公園の放置工作物等を保管する場合は、告示事項やその方法、売却の手続、所有者への返還手続などについて規定するとともに、あわせて、字句の整理を行うとするものであります。 次に、議第61号天童市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について申し上げます。 このたび、水道課の事務室を山形地方法務局天童出張所跡に移転することに伴い、課の名称を「水道事業所」に変更しようとするものであります。 次に、議第62号天童市スポーツセンター設置及び管理に関する条例の一部改正について申し上げます。 本市がプロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの2軍本拠地となったことにより、市スポーツセンターの野球場がプロチームの練習などの会場として使用できることに伴い、職業野球の練習用の使用料を定めようとするものであります。 次に、議第63号天童市長などの給与の特例に関する条例の設定について申し上げます。 近年の社会経済情勢は依然として停滞ぎみであり、国や県の財政事情も大変厳しい状況にありますので、平成17年2月まで、常勤の特別職及び教育長の給料について一定期間の減額を行っていきたいと、今まで同様の措置を平成17年4月から1年間実施することにしたのであります。 給料月額減額率は、市長が8%、助役が5%、収入役及び教育長が3%であります。これによりまして、給料及び共済組合負担金の減額合計額が約195万6,000円となります。 以上、施政方針及び平成17年度予算並びに条例、議案について御説明を申し上げました。十分御審議の上、御可決くださいますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 △予算特別委員会の設置及び議案付託 ○青柳仁士議長 次に、日程第36、予算特別委員会の設置及び議案付託を議題といたします。 お諮りいたします。 議第35号から議第47号までの予算議案13件については、全員で構成する予算特別委員会を設置し、審査することとし、委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により全議員を指名したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、予算議案13件については、全議員による予算特別委員会を設置し、審査することに決定しました。 なお、予算特別委員会の審査の経過と結果については、来る3月23日の本会議において委員長の報告を求めることにいたします。 △散会 ○青柳仁士議長 これで本日の議会日程は全部終了しました。 したがいまして、本日の会議はこれで散会いたします。 どうも御苦労さまでございました。   午後零時31分 散会...