各分科会
総務、厚生、
文教経済、建設各
委員会室付託案件の審査3月14日
3月15日
3月16日
3月17日
3月18日
3月19日金
土
日
月
火
水休会3月20日木午前10時
予算特別委員会議場各
分科会委員長審査報告
質疑
表決予算特別委員会閉会後本
会議議場委員長審査報告
質疑 討論 表決 議事日程第1号 平成15年3月3日(月曜日)午前10時開会第1 会期の決定第2
会議録署名議員の指名第3 諸般の報告 ア
議会事務処理状況報告 イ
請願陳情処理状況報告 ウ その他第4
議会運営委員会委員の選任第5 議第55号 平成14年度天童市
一般会計補正予算(第4号)第6 議第56号 平成14年度天童市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)第7 議第57号 平成14年度天童市
老人保健特別会計補正予算(第4号)第8 議第58号 平成14年度天童市財産区
特別会計補正予算(第2号)第9 議第59号 平成14年度天童市
交通災害共済事業特別会計補正予算(第2号)第10 議第60号 平成14年度天童市
都市計画公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)第11 議第61号 平成14年度天童市
老野森土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)第12 議第62号 平成14年度天童市鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)第13 議第63号 平成14年度天童市
介護保険特別会計補正予算(第2号)第14 議第64号 平成14年度天童市
水道事業会計補正予算(第3号)第15 議第65号 平成14年度
天童市立天童病院事業会計補正予算(第2号)第16 議第43号 平成15年度天童市
一般会計予算第17 議第44号 平成15年度天童市
国民健康保険特別会計予算第18 議第45号 平成15年度天童市
老人保健特別会計予算第19 議第46号 平成15年度天童市
用地買収特別会計予算第20 議第47号 平成15年度天童市財産区
特別会計予算第21 議第48号 平成15年度天童市
交通災害共済事業特別会計予算第22 議第49号 平成15年度天童市
都市計画公共下水道事業特別会計予算第23 議第50号 平成15年度天童市
老野森土地区画整理事業特別会計予算第24 議第51号 平成15年度天童市鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計予算第25 議第52号 平成15年度天童市
介護保険特別会計予算第26 議第53号 平成15年度天童市
水道事業会計予算第27 議第54号 平成15年度
天童市立天童病院事業会計予算第28 議第66号 天童市市税条例の一部改正について第29 議第67号 天童市
手数料条例の一部改正について第30 議第68号 天童市
介護保険条例の一部改正について第31 議第69号 天童市中
山間地域活性化推進基金の設置、管理及び処分に関する条例の廃止について第32 議第70号 天童市駐車場の設置及び管理に関する条例の一部改正について第33 議第71号
天童市立天童病院使用料及び
手数料条例の一部改正について第34 議第72号 天童市
青少年問題協議会設置条例の一部改正について第35 議第73号 市道の認定について第36 議第74号
山形新幹線関連道路事業委託契約の一部変更について第37
予算特別委員会の設置及び議案付託
議案付託表 (平成14年度第5回定例会)
付託委員会議案番号件名予算特別委員会議第43号平成15年度天童市
一般会計予算議第44号平成15年度天童市
国民健康保険特別会計予算議第45号平成15年度天童市
老人保健特別会計予算議第46号平成15年度天童市
用地買収特別会計予算議第47号平成15年度天童市財産区
特別会計予算議第48号平成15年度天童市
交通災害共済事業特別会計予算議第49号平成15年度天童市
都市計画公共下水道事業特別会計予算議第50号平成15年度天童市
老野森土地区画整理事業特別会計予算議第51号平成15年度天童市鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計予算議第52号平成15年度天童市
介護保険特別会計予算議第53号平成15年度天童市
水道事業会計予算議第54号平成15年度
天童市立天童病院事業会計予算●本日の会議に付した事件 議事日程のとおり
△開会
○
青柳仁士議長 皆さん、おはようございます。 ただいまから2月10日に招集告示されました平成14年度第5回
天童市議会定例会を開会いたします。
△開議
○
青柳仁士議長 本日の会議に欠席の届けのある議員はおりません。本日の会議は全員出席であります。したがいまして、出席議員の数は定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 本日の会議は、議事日程第1号によって進めます。
△会期の決定
○
青柳仁士議長 日程第1、会期の決定を議題といたします。 会期など議事日程については、
議会運営委員会に審議を願っておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。
長岡議会運営委員長。 〔長岡
繁議会運営委員長 登壇〕
◆
長岡繁議会運営委員長 皆さん、おはようございます。 御報告申し上げます。 本日招集になりました第5回
天童市議会定例会の会期及び議事日程につきましては、去る2月24日に
議会運営委員会を開催し協議いたしました結果、会期は本日から3月20日までの18日間とし、議事日程は皆様のお手元に配付しております日程表に従いまして運営することに決定しております。 皆様の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、御報告を終わります。
○
青柳仁士議長 お諮りいたします。 会期など議事日程については、ただいまの
議会運営委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から3月20日までの18日間と決定いたしました。
△
会議録署名議員の指名
○
青柳仁士議長 次に、日程第2、
会議録署名議員の指名を行います。 8番
鈴木照一議員 9番 水戸 保議員 12番 小澤 精議員以上、3名を指名いたします。
△諸般の報告
○
青柳仁士議長 次に、日程第3、諸般の報告を行います。 最初に、御報告を申し上げます。 去る1月16日、
伊藤護國議員から一身上の都合により1月31日をもって議員を辞職したい旨の願いがありましたので、地方自治法第126条の規定により1月17日に辞職を許可しましたので、御報告を申し上げます。 続きまして、
議会事務処理状況などについて、事務局長に報告をさせます。
林事務局長。
◎
林昇事務局長 諸般の報告を申し上げます。 議会の
事務処理状況につきましては、12月定例会以降の
事務処理状況を印刷いたしまして皆様のお手元に配付しております。 また、請願陳情の採択の処理結果並びに
市監査委員から送付がありました定例監査結果報告及び
例月出納検査報告につきましても皆様のお手元に配付しておりますので、御了承くださるようお願いいたします。 なお、今定例会に説明員として出席通知ありました者の職氏名を一覧表にして配付しておりますので、ごらんくださるようお願い申し上げます。 以上、甚だ簡単ではございますが、諸般の報告にかえさせていただきます。
○
青柳仁士議長 以上で諸般の報告を終わります。 ここで暫時休憩いたします。 午前10時06分 休憩 午前10時13分 再開
○
青柳仁士議長 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。
△
文教経済常任委員長当選報告
○
青柳仁士議長 ここで御報告申し上げます。 先ほど
文教経済常任委員会が開催され、欠員となっておりました委員長の互選を行った結果、委員長に16番赤塚利六議員が当選したとの報告がありましたので、御報告申し上げます。
△
議会運営委員会委員の選任
○
青柳仁士議長 次に、日程第4、
議会運営委員会委員の選任を行います。
議会運営委員に1名の欠員が生じましたので、
委員会条例第8条第1項の規定により5番
小松善雄議員を指名したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました
小松善雄議員を
議会運営委員に選任することに決定いたしました。
△議第55号 平成14年度天童市
一般会計補正予算(第4号)外10件
○
青柳仁士議長 次に、日程第5、議第55号平成14年度天童市
一般会計補正予算(第4号)から日程第15、議第65号平成14年度
天童市立天童病院事業会計補正予算(第2号)までの11件を一括上程し、議題といたします。 〔22番 井上玄市議員 入場〕
△提案理由の説明
○
青柳仁士議長 これより提案理由の説明を求めます。 遠藤市長。 〔遠藤 登市長 登壇〕
◎遠藤登市長 おはようございます。 本日ここに平成14年度第5回
天童市議会定例会を開催し、平成14年度天童市
一般会計補正予算、各議案を初め諸案件を提出するに当たり、その大要について御説明申し上げます。 初めに、議第55号平成14年度天童市
一般会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、1つは、国の経済対策を受け、鍬ノ
町観光拠点地区の
観光機能向上を図るための
施設建設工事のほか、
介護予防拠点整備のための
高擶地区公民館改修工事、
農村総合整備事業の促進を図るための工事に要する費用を計上するものであります。 2つは、
民間事業者との連携のもと、
老人保健施設の建設を支援するため、
ふるさと融資事業貸付金を計上するものであります。そのほか、
東北中央自動車道天童インターチェンジの整備にかかわる県への負担金を初め、各事業につきましては、事業費の確定精査による増額補正が主なものであります。これらに要する経費として2億5,162万8,000円を増額し、補正後の
歳入歳出予算をそれぞれ191億3,943万7,000円とするものであります。 なお、財源といたしましては、
財政調整基金などをもって措置するものであります。 次に、予算第2条の繰越明許費につきましては、国の経済対策を受け、前倒し等により事業を実施します
地域材利用促進対策事業や
介護予防拠点整備事業を初め6件の事業について、次年度に繰り越すものであります。 次に、予算第3条の地方債の補正につきましては、国の経済対策を受け、前倒しで取り組みます
地域材利用促進対策事業や
老人保健施設建設のための
ふるさと融資事業などについて措置するほか、事業費の確定、精査によるものであります。 次に、議第56号平成14年度天童市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に1,991万2,000円を増額し、補正後の
歳入歳出予算総額をそれぞれ46億7,654万1,000円とするものであります。その内訳は、医療費の精査による一般被
保険者療養給付費の増額補正であります。財源といたしましては、一般会計からの
財政安定化支援事業繰入金をもって措置するものであります。 次に、議第57号平成14年度天童市
老人保健特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、医療諸費の精査による
老人医療給付費及び
老人医療支給費の
組み替え補正であります。 次に、議第58号平成14年度天童市財産区
特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。
高擶地区財産区費につきましては、
高擶南共同墓地用地造成工事費の確定などに伴う減額補正であります。 次に、議第59号平成14年度天童市
交通災害共済事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、
交通災害共済基金繰入金の増額及び
交通災害共済事業見舞金などの増額補正であります。既定の予算総額から150万円を増額し、
歳入歳出予算総額をそれぞれ1,489万4,000円とするものであります。 次に、議第60号平成14年度天童市
都市計画公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、事業費の確定、精査による減額補正が主なものであります。その財源としましては、
受益者負担金、使用料及び市債の減額と繰入金の増額をもって措置するものであります。 第2条に定める
地方債補正につきましては、第2表のとおり、
公共下水道事業と
流域下水道事業の起債の限度額を変更するものであります。 次に、議第61号平成14年度天童市
老野森土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に2,218万1,000円を増額し、補正後の
歳入歳出予算総額をそれぞれ5億2,117万1,000円とするものであります。 その内容は、歳入につきましては、県道負担金の確定に伴う
一般会計繰入金の減額補正であります。 歳出につきましては、
不動産売払収入の精査による
一般会計繰出金の増額補正が主なものであります。 次に、議第62号平成14年度天童市鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、歳入につきましては、
保留地処分金の増額に伴う
一般会計繰入金の減額補正であります。 歳出につきましては、事務事業の精査による
組み替え補正が主なものであります。 次に、議第63号平成14年度天童市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、
介護保険事務費の精査と平成13年度
介護保険給付費の確定及び平成14年度
介護保険給付費の精査に伴う
組み替え補正が主なものであります。 次に、議第64号平成14年度天童市
水道事業会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、水道事業の精査に伴うものが主な内容であります。
収益的収入につきましては、事業収入における給水使用料の減額であります。企業のコスト削減が続いていることや、家庭の節水による給水量の減少が主な要因であります。また、負担金につきましては、事業の精査に伴う減額であります。 収益的支出につきましては、退職給与金及び減価償却費の減額が主なものであります。 資本的収入につきましては、加入金の減額及び工事請負費が減額になったことに伴う負担金の減額であります。 資本的支出につきましては、建設改良費の減額であります。当初、下水道との同調工事を計画した箇所について、施工方法などを調査検討した結果、工事延長の減額になったことや、
工事請負差額に伴う減額であります。 次に、議第65号平成14年度
天童市立天童病院事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、
収益的収入及び支出勘定におきましては、医業収益の入院収益を減額し、外来収益を増額しようとするものであります。医業外収益につきましては、
一般会計負担金を増額するものであります。医業費用につきましては、材料費及び経費などの精査による減額が主な内容になっております。 以上、よろしくお願いいたします。
○
青柳仁士議長 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第55号から議第65号までの11件について、会議規則第37条第2項の規定により
委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの11件については
委員会付託を省略することに決定しました。
△質疑
○
青柳仁士議長 これより、順次質疑を行います。 初めに、議第55号平成14年度天童市
一般会計補正予算(第4号)全部について質疑を行います。 質疑はございませんか。 17番
伊藤和子議員。
◆17番(
伊藤和子議員) たくさんお聞きいたします。 まず歳入で、県支出金として、
ホームレス実態調査委託金2万4,000円が入っていますが、歳出の方で、民生費の生活保護費の謝礼金として2万1,000円の使用があるようでありますが、この使途内容と、
ホームレスの実態とその対策についてお聞かせいただきたいと思います。 それから、23ページの雑入でありますが、補助金の返還金1,986万1,000円がありますが、この内容等についてお聞かせいただきたいと思います。 それから、歳出の方ですが、31ページの
市民文化会館費、音楽・
演劇鑑賞教室公演委託料195万6,000円の減額でありますが、当初予算から見ておよそ2割の減額となっておりますが、これは公演料等の額が安かったのかなというふうに思われますけれども、この内容についてお聞かせいただきたいと思います。 それから、35ページの
介護予防拠点整備事業1,130万1,000円で、これは
地区公民館の
介護予防拠点施設としてのということでの改修費になるわけですが、これは県の補助金で行われているものでありまして、
地区公民館を
介護予防拠点施設にするという点では、こういう県の補助金を利用して大いにやってもらうべきところだと思うんですが、一面、社会教育費の中で、
分館思いやり施設改善事業補助金というのがありますが、こちらの方、当初予算の70万円をそっくり減額しております。今いきいきサロン21事業として、各
地区公民館で行われているのとあわせて、町内会単位にこの分館を利用したいきいきサロン21に力を入れて、身近なところでやろうというふうな事業が各町内会でも取り組まれ始めておりますが、こういった分館思いやり、分館をバリアフリー化するというふうなことでやってほしいというので、この予算が盛られているわけなんですが、地元負担もあるし、分館の改修にはなかなか手をつけられないというのが実態ではないかと思われます。こういったところにもこういう県の補助金を回すことはできないのかという点でちょっとお聞きしておきたいと思います。 それから、47ページの
地域材利用促進対策事業でありますが、これはきのうの山新の方にも報道されました、わくわくランドに建設する
森林情報館の建設費になるわけでありますが、これに関して、二、三お尋ねしておきたいと思います。 まず、市民の意見もあってお聞きしておきたいのですが、何で天童で
森林情報館なのかというふうなところが1つあるわけです。平場のまちの真ん中でこういった
森林情報館の果たす役割というのはどういうのかなというふうに思うのですが、先日いただきました概要の中では、木質バイオマスエネルギー対する理解と普及啓発が促進されるというふうなところがありますが、そのほかにもこの
森林情報館を設置する目的といいますか、その辺をお聞かせください。 その森林館の中身でありますが、大体106坪程度に1部屋、まるっきり1室という状況の中で建設されるようでありますが、この中で、
地域林産物展示コーナー、
林産物加工処理室というふうなのがありますが、これをいかに活用するつもりなのか。補正予算の先ほどの市長の説明の中では、
観光機能向上を図るためのということで説明されていますが、どういう機能をつくり出して集客をしていくのかという方向性についてお聞かせいただきたいと思います。 それから、ペレットボイラーということで、
木質ペレットを冷暖房に使いたいという話でありますが、今新しいエネルギーとしてこの
木質ペレット、試験段階かなというところで、まず全エネルギーの0.15%程度の利用になっているわけですが、この近辺でこの
木質ペレットをつくっているところがあるのかというのかな、今から計画だと思うんですけれども、どういうところで供給されているのかという点でちょっとお聞きしておきたいと思います。 あともう一つは、49ページの鍬ノ
町地区観光施設立地促進奨励交付金20万6,000円の減額になっていますが、この内容について条例で定めておりますが、その条例に基づいて当初予算つけていると思うんですが、この20万6,000円が減額になった理由についてお聞かせください。
○
青柳仁士議長 那須市民部長。
◎
那須利夫市民部長 伊藤和子議員の御質疑にお答えをさせていただきます。 2点ほどあったわけでございますけれども、最初に、
ホームレスの本市の実態についてというようなことからでありますけれども、今回、
ホームレス実態調査委託金2万4,000円をいただきました。これは御案内のように、平成14年8月7日に施行されました
ホームレスの自立支援等に関する
特別措置法が出まして、全国で各
ホームレスの実態調査を行ったわけでございまして、本市におきましては1月31日に市内95カ所において
ホームレスの実態を調査をさせていただきました。95カ所と申しますと、その内訳等でございますけれども、都市公園が53カ所、農村公園が30カ所、駅舎3カ所、地下道3カ所、そして河川敷が6カ所ということで、合計しまして95カ所のそれぞれの場所を
ホームレスいるかいないか。いるかいないかというんじゃなくて、そういう
ホームレス関係の調査をさせていただきました。この調査に当たった方々3名ですけれども、その中に福祉事務所の職員が同道いたしまして、
ホームレスの実態調査をさせた結果でございますけれども、本市ではゼロというような結果が出ております。 なお、参考までに申し上げますと、県内には26名ほどの
ホームレスが、それぞれの河川あるいは駅舎等で生活をしているというふうな情報もいただいております。やはり山形市さんですね。情報によりますと14名というふうなことですけれども、先ほど申し上げたように、本市における
ホームレスの実態はゼロでございます。 なお、特にどういう場所に
ホームレスが暮らしているのかということになりますと、やはり河川敷あるいは駅舎というのが、そういう場所で生活をしているというような実態でございまして、幸い本市にはゼロというような結果が出ているわけでございます。 その方で委託金を2万4,000円いただきましたけれども、歳出では2万1,000円というようなことで、実態調査に当たっていただいた3名の方々の報酬ということで支払いをさせていただいたための増額補正でございますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。 第2点の介護予防拠点関係、多分教育委員会と重なると思いますけれども、福祉事務所では御案内のようにこれまで、介護保険の拠点整備工事関係等については、成生
地区公民館、山口
地区公民館、そして荒谷
地区公民館の3カ所の補助金をいただいて整備をしてまいったわけでございまして、先ほど市長の方から説明あったように、今回は高擶
地区公民館に整備を図っていきたいということで予算を計上させていただきました。 質問の中の分館ということもあったわけでございますけれども、今のところ
地区公民館を拠点にして整備を図っていきたいというふうに考えておりますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。 以上でございます。
○
青柳仁士議長 名佐原経済部長。
◎名佐原雅治経済部長
伊藤和子議員にお答え申し上げます。 初めに、ページ23ページでございます。 18款諸収入、5項雑入、4目雑入というような中での補助金の返還金1,986万1,000円の内容はというふうな御質問だと思います。この事業等については、平成13年度に山形園芸農業拡大推進事業というふうな事業でございます。補助事業者としては山形県、補助率は3分の1で事業展開するというふうなことでございます。特に園芸生産目標の実現に向けて、競争力の高い園芸産地を育成するために必要となる生産基盤整備を推進することを目的に、農業生産法人や農業組合、営農集団などに対しての県の単独の補助でございます。 これ等については、主要な補助要件でございますけれども、作業班ごと、いわゆる生産組織ごとに3名以上の生産組織をもって共同利用するというふうな内容でございます。 特に今回のこの機種等の変化になったものについては、スピードスプレーヤーというふうなことで、1台当たりの下限、利用面積等については7ヘクタールというふうな、こういった補助要綱がなっているわけでございますけれども、当初17台というふうなもので導入したわけでございますけれども、いろいろ県の方の利用実績等の調査を踏まえて、その辺のところ、補助要件に合うかというふうなところを調査検討された結果、補助要綱のとおり利用できていないというふうなことがありまして、特にこの利用等については、当初、全市的な利用組合をつくっての対応というふうなことでございますけれども、近年等については、やはり地域営農というふうな形の中で、集落的な中身のものでないと利用目的からいっても時間がかかるということで、なかなかそういった目的に合ったような利用がされていないというふうな実績が判明しましたので、自主的な形の中で今後も引き続いて生産的に利用することができないということがありまして、自主的にこの3分の1の補助金を返還するというふうなことになりましたので、今回提案させていただいたというふうな内容でございます。 それから、47ページでございます。
地域材利用促進対策事業費等の内容でございますけれども、なぜ天童で情報館が必要なのかというふうなこと、その役割、それからバイオマスをどういうふうに利用するのか、設置する目的はというふうなことの内容だと思います。 これ等については、これまで天童市においても、林野庁の方の補助を受けながら、地域木材を利用した多目的交流センター等設置してきたというふうな事業実績がございます。特に今回は
森林情報館というふうなことで、鍬ノ町の23街区の方に道の駅の構想の中の1館、関連施設として
森林情報館を設置したいというふうなことでございます。 特に、天童市の行政面積の3割以上が森林であるというふうなことから、県に先駆けて、県の中心でもある天童市から、そういった森林情報的な提供を県外にも発信しよう、また、市民の方々にもその内容等について情報を発信しようというふうな形の中から、この事業をこれまで林野庁の方に要望してきたというふうな経過でございます。 特に、議員の方から先ほどありましたけれども、350平米程度のというふうなことで1室というふうなことありますけれども、特に天童市の方から四季折々の林産物が生産される、また、森林のこれからの環境の問題というふうなことも含めて大事な要件が入っているわけですけれども、その件も含めて天童市の方から情報発信したい。それから、近年、山に入る方々が非常に多くなっている。そして、林産物の方の習得して、その加工等の技術等については、今若い方は非常に手薄になってきている。わからないというふうな状況下、また、薬草の方のそういった形の中での食中毒とか、いろいろございます。そんな形の中での利用目的も含めた中での展開をしていきたい。そして、山でとれた林産物の加工と、また、薬草等の展示、それから四季折々の情報提供等を含めて、森林の情報はプラスのこと、観光情報等、また、そういったことも展開した情報館にしていきたいというふうなことがございまして、特にこの施設等については、先ほども御説明したように、道の駅の関連情報施設というふうな形を踏まえた中での、連携した中での諸施設でございますので、県下に先駆けた天童市からの森林情報を発信していきたいということの中で多目的に利用していきたいというふうな施設でございます。 特に、コーナー等にもございますけれども、加工施設とか展示場とか、県内の木材で生産されている加工施設などの展示を含めて情報を発信していきたいというふうな中身でございます。 それから、ペレットボイラー等々で暖房と冷房と利用しながらエネルギーとして使用していくというふうなことで、先ほどもありましたけれども、その実態としては0.15%しか使われていないということでございますけれども、これ等々については、いわゆるバイオマス等のエネルギー等については、国でも県でもこれから推進しようというふうな事業を展開している状況下であります。 県でも村山総合支庁を中心にしながら、村山市を管内に置いて、そういったバイオエネルギーを生産する基地をつくりたいと、加工場をつくりたいということで、この1基等については、西村山地区、いわゆる寒河江の方を中心に加工施設をつくっていきたいということで、同じく今回の予算で採択されたというふうな経過を聞き及んでございます。そうした中での供給施設、いわゆる利用等々については、加工することにとって、当然利用していかなければならないんですけれども、今回は天童市と、それから村山市が同じバイオマスを利用したペレットボイラー等を設置していくというふうなことで、山形総合市町管内でも先駆けてそのPR等を実施していくというふうなことで、天童市、村山市の諸施設等々については、総合支庁挙げて協力をいただいてこの事業を推進していこうというふうな体制になってきているということでございますので、そういった意味も含めて、当然鍬ノ町の方の道の駅との相関関係の中での諸施設ということで、私たちも意欲的に頑張ってこの施設等を構築していきたいというふうに思っております。 なお、設計等々については、全額明許繰越になりますけれども、6月あたりをめどに設計計画を終わらせまして、年内にこの施設を完成して、早く市民の方、市内外の方に御利用いただきたいというふうに考えてございますので、御理解いただきたいと思います。 それから、ページ49ページでございますけれども、7款商工費、1項商工費、3目観光費でございますけれども、そのうちの観光振興事業負担金20万6,000円、いわゆる天童市鍬ノ
町地区観光施設立地促進奨励交付金20万6,000円の減とはどうしてなのか。当初予算の方で盛り込んでいたので変わりないのではないかというふうな内容でございますけれども、これ等については、これまで、13年度から15年度までの3カ年の中で対応しているものについては、ゆとりプラザヤマコー並びにパイオニアのオルゴール館が、2つが該当になります。 これ等については、前年度の固定資産の評価額に基づいた中での計上しておりましたけれども、今回、固定資産の評価額の減額に伴いまして、この20万6,000円というものは減額を生じたというふうな内容でございますので、御理解いただきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○
青柳仁士議長 矢萩教育次長。
◎矢萩武昭教育次長 ただいま御質問のございました31ページ、市民文化会館の委託料の減額に関する御質問にお答えをいたします。 市民文化会館では、自主事業といたしまして、鑑賞教室並びに一般公演等々を幅広く実施しているところでございますが、このうち、音楽並びに演劇鑑賞教室につきまして、当初の見積もりを下回ったために減額補正をいたすことにしたものでございます。よろしく御理解をお願いいたします。
○
青柳仁士議長 伊藤和子議員。
◆17番(
伊藤和子議員) 47ページの
地域材利用促進対策事業でもう一つお聞きしておきますが、道の駅を別棟に建設するというふうな予定のようですが、場所的に、この
森林情報館、八角形の建物にどう連結していくのか。道の駅は24時間対応でということになるわけですが、
森林情報館の西側にありますトイレとの連携も必要でありますが、その辺はどのように考えているのかお聞きしておきたいと思います。 それから、この提示された設計図は、また仮のもので、新たにこの設計をするということでありますが、この設計を見る限り、事務室機能みたいなところが全然とられていないという中で、今挙げられましたいろいろな加工のやり方、それから展示等につきましても、ここに常駐体制でいなければならないかなと思うんですが、そういったところなんかはどう考えているのか。そしてまた、こういった四季折々のいろいろな林産物等を紹介しながらということでありますが、観光拠点となるためには、よほどのことをしていかないと、常時人が入るというふうなことにはならないと思いますが、そういう体制をどう考えているのか、もう1回お聞かせいただきたいと思います。 それから、先ほど1つ忘れたのですが、53ページの除雪業務委託料の増額がありますけれども、ことしは思いのほか降雪は少なかったかなというふうな感じで終わったなという感じなんですが、例年に増していろいろ市民の苦情が多く寄せられた年でもあったなと思うんです。除雪がとにかく下手だというのが市民の総体的な意見でありまして、もうちょっときちんとした除雪ができないのかというふうな厳しい声がたくさん寄せられていると思います。 その中で、業者任せにして、10センチ以上降ったら入ってほしいというふうなことでやっているのは、やっぱりそれはおかしいんでないかという声がありました。除雪した後をきちんと点検をして、こういった除雪だったら金を払うとかというふうなことでもう少し厳しくやった方がいいんでないかと。除雪はオペレーターの腕次第だということもありますけれども、その辺の指導はどうなっているのかという声もありますので、その除雪への取り組みと、ことしの除雪についての見解がありましたらお聞かせいただきたいと思います。
○
青柳仁士議長 名佐原経済部長。
◎名佐原雅治経済部長 再質問にお答え申し上げます。 道の駅の情報館との整合性はどうなのかというふうなことでございますけれども、当然先ほども御説明申し上げましたけれども、これ等については林野庁の補助でございますので、道の駅等々については、国土交通省、いわゆる建設省の方の補助事業を受けてやるというふうなことで、これは建設部の方といろいろ調整しながら今やっているというふうなことでございます。特に、国土交通省山形工事事務所の方と、今建設部の方ではその辺のことを調整しながら、いわゆる整合性のある一体的なというふうなことで、ちょうど隣接するような形の中での施設を計画していきたいというふうなことで、今詰めている段階でございますので、その辺については十分調整機能が図られるような体制で持っていきたいというふうに考えてございます。 なお、常駐すべきと、また、道の駅等々については24時間ではないのかというふうなことでございますけれども、これからの認定される道の駅等々については、24時間型というふうな形の中で聞き及んでいるところでございます。 特に道の駅の機能等々については、地域の連携機能、また、休息機能、情報発信機能と、この3つを持ち合わせた機能でないと道の駅等々についてはならないというふうなことでございますので、その1つの地域の連携機能というふうな形の中でのいわゆる
森林情報館というとらえ方をしているということでございます。特にトイレとか、電話機能とか、情報機能とか。当然トイレ等々については、今の既存のトイレがございますけれども、その辺と
森林情報館との接続性等々については、十分な接続性を持って、バリアフリー的にも利用しやすいような形の中で展開してまいりたいというふうに考えてございます。 特に、これから十分に建設部の方とも打ち合わせしながら早期に道の駅が認定されるように努力してまいりたい。また、先ほどもありましたけれども、施設の中には事務所的な機能がないのではないかということでございますけれども、106坪程度のもの、八角形と、それから高さについては大体16メーターぐらいになるのではないかなというようなことで、自然採光も入れた形の中での、そこの施設に入れば森林に入ったと同じような機能が醸し出されるというふうな内容を我々設計上考えてございますので、特に集客能力というようなことになれば、市内外の方々がそういった形の中で利用できるようなことを6月までで、いろいろな形の中で、他施設も見ながら研究してまいりたい。 特にこの六角形等については、これまで市の一級建築士等とも打ち合わせしながら、こういった施設がいいのかなというふうなことでしましたので、それ以上のものをつくっていきたいということで、6月までは頑張っていきたいというふうに考えてございますので、御理解いただきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○
青柳仁士議長 水戸建設部長。
◎水戸秀一建設部長 お答えいたします。 ことしの降雪の状況を見てみますと、1月末に平年の約1.5倍ぐらいの積雪があったということで大変心配されまして、天童市としましても1月30日付で豪雪の対策本部を設置したところでございました。幸いそれ以降につきましては降雪が少なく経過いたしましたので、ほっといたしておるところでございます。 なお、御指摘のありました除雪の指導体制等についてでございますが、除雪の体制確立のために準備期間中に打ち合わせを行いながら、出動態勢についての協力を要請したところでございます。 さらに、降雪時には、毎日パトロールをしながら場所の点検等をして、悪いところについては指導しながら、少しでも除雪で生活が、交通がうまくできるように配慮いたしておるところでございます。 ただ、残念ながら、道路の幅等もありまして、それに見合った除雪の専門の機械等が入ってもなかなか排雪しないと、適切な除雪ができない場所などもありまして、そういう意味では大変御迷惑をおかけしているところもあろうかと思います。降雪量の特に多い日等につきましては、その後のワダチができたりして大変苦労いたしました。できるだけ日中につきましても、そういったところについては再度除雪を指示をしながら対応してまいったところでございます。 なお、議員からもありましたように、除雪の機械と、それから除雪車の能力、技術的なもの、そういったものなどもあわせて総合的に判断されるものだろうというふうに思いますが、これからも除雪対策につきましては指導を強化してまいりたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。
○
青柳仁士議長 伊藤和子議員、了解ですか。
伊藤和子議員。
◆17番(
伊藤和子議員) 先ほどの
地域材利用促進対策事業で、体制について、そういういろいろなイベント、企画等の体制をどこでどうやって見ていくのかといったような方向性というのをちょっと答弁ありませんでしたので、その点をもう1回お願いいたします。 とにかくこの道の駅を近くに別棟で建てるということについても、一体的にどうしていくのかというきちんとしたあれがまだ見えないところで進めていくというやり方は、やっぱりちょっと問題あるのではないかなというふうに思うんです。その時期的な問題もあったのかとも思うんですけれども、やはり鍬ノ町全体をどうするのかというところがいま一つはっきりしていないところにこういった問題が出てくるのではないかなというふうに思うんです。鍬ノ町の今あるヤマコーさんの中の魚屋さん、肉屋さんが撤退した部分についても一体今後どうしていくのか。そういったところがヤマコーだけの問題でなくて、市としても今後の方向性をきちんと示していかないと、この
森林情報館を今回予算ついたからここに建てたいというだけで進めていっては、ちょっと将来にとってどうなのかなというふうにも思うんです。1億2,000万円のうちの半分、5,000万円程度は補助金で来るわけですからというので取り組まれているかと思うんですけれども、やはりその道の駅と一体となってどうしていくのかというところなんかはもっとはっきり示すべきではないかと思いますので、もう一度その辺を御答弁いただきたいと思います。 それから、除雪の件ですが、せっかく道路が広くなったのに、前よりも除雪すれば狭くなったなという声が聞かれていますので、やっぱり本当に除雪技術をどう業者の中に指導していくのか。これ雪ないとできないことでもありますから、実際問題としては大変だと思いますけれども、とにかく乱川を越えると道路はきれいだとか、最上川を越えるときれいだとかというので、そこで明らかになっているところもありますので、その指導の仕方についてやっぱりもう少し研究されるよう要望しておきたいと思います。
○
青柳仁士議長 名佐原経済部長。
◎名佐原雅治経済部長 お答え申し上げます。 先ほどもありましたけれども、企画イベント内容、だれがどこでどうするのかというふうなことだと思います。これ等については、差し当たり農林課の方で今いろいろ考えていることがございます。特に第一線を退いた先生方等がいるわけでございます。特に薬草に詳しい先生方とか、木工に詳しい先生とか、いろいろな形の中で、そういったボランティア的な先生ができないかどうかというふうなこと、また、野鳥の観察とか、いろいろ形の中でできないかというふうなことで、第一線を退いた先生方等にボランティアとして協力してもらえないかというふうなことで今考えてございます。 特にこの
森林情報館等については、森林情報にとどまらず、温泉情報の提供とか、観光情報の提供とか、地域情報の提供とか、いろいろこういった大切な要件等についても加味しながら、森林保全の大切さを訴えていきたいというふうなことも考えてございます。特にありましたけれども、これまでも森林組合と、また他の森林組合等からもいろいろこういったことを相談申しますと、非常にいいことだというふうなこともありまして、協力したいというふうなこともございますので、そういった市内外の方々の方の御協力をいただきながら、この
森林情報館の多くの方々からにぎわいを醸し出すような施設を展開してまいりたいというふうに思っています。 なお、これまで、先ほども御説明したとおりでございますけれども、これからも整備が完了するまでの間にその辺の方向性をきちんと整理していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○
青柳仁士議長 水戸建設部長。 ほかに質疑ございませんか。 4番
石垣昭一議員。
◆4番(
石垣昭一議員) それでは、私から2点ほどお尋ねしたいというふうに思います。 最初に、第6款の4目、畜産振興事業費ですけれども、その中の牧野公社貸付金、2,500万円の減額補正になっているわけでありますけれども、当初予算では5,000万円の予算が組まれておったと思います。そういう点で、この減額の理由についてお尋ねをしたいと思います。 それから2点目は、次のページですけれども、45ページの
農村総合整備事業工事費についてお伺いをしたいと思います。 先ほど市長の方からも概要について説明がありましたが、この1,500万円の工事事業費についての具体的な内容についてお尋ねをしたいと思います。よろしくお願いします。
○
青柳仁士議長 名佐原経済部長。
◎名佐原雅治経済部長 それでは、石垣議員の御質問にお答えします。 牧野公社の方の貸付金の減額についてというふうなことでございます。特に当初5,000万円の方の貸し付けをお願いしたというふうな経過でございますけれども、減額の主な理由としては、これまで嘱託職員を6名の方々にお願いしたというふうなことでございますけれども、事務局長等が経済部長が兼務になったというふうなこと、それからまた、途中で嘱託職員がおやめになったというふうなことで、その人件費、また経常経費の節減が大きく減少になったというふうなことでございます。それから、前年度の繰越金等が若干出たというふうなこと。それから3点目としては、12月の方の収益等々についても若干出てきたというふうなことで、そういった3点等含めますと、当初5,000万円をお願いしておりましたけれども、半額の2,500万円で大丈夫、可能であるというふうなことを判断しまして、今回減額をさせていただいたというふうなことでございます。 それから、45ページの方の
農村総合整備事業でございます。今回は、国の方の経済対策の一環として、事業費として1,616万円の補正がなったというふうなことでございます。この内容はというふうなことでございますけれども、特に今、当初で計画しておりました農道等が途中でなっているというふうなことがありまして、この事業を完了したいということで、1つは、農道道満線ですね。この事業を完了させたいというふうなことでございます。それからもう1本として、原町の農道を展開しておりますけれども、これらでも舗装がまだ未舗装が一部なっているというふうなことで、この2路線等をこの事業費で整備していきたいというふうに考えてございます。特にこれ等については今からのことでございますので、全額15年度に明許繰越とした中で、早い機会のうちに完了させたいというふうな内容でございますので、御理解いただきたいというふうに思っております。
○
青柳仁士議長 了解ですか。
◆4番(
石垣昭一議員) はい。
○
青柳仁士議長 ほかに質疑ございませんか。 9番水戸 保議員。
◆9番(水戸保議員) 入の方の25ページですが、
ふるさと融資事業債、これ1億円になっています。多分あこがれの融資だと思うんですが、そのあこがれが4月1日から稼働すると、こういったことでありますが、その内容としまして、どれぐらいの市民の入所者がいるのか。それとあと雇用が、市民からどれぐらいの雇用があったのか、その辺のところをお聞かせ願いたいと思います。 次が、29ページ、出の方ですが、市民生活対策費の市民生活対策費ですね。このバス路線維持費の補助金53万6,000円になっていますけれども、市民バスに関しましては年間契約になっているからまだ精査がなっていないと思うんですが、何か別のものに使ったのか、その辺のところをお聞かせ願いたいと思います。 それと41ページ、清掃費の収集処理事業費ですね。これ東根市外二市一町の負担金ですけれども、1,954万4,000円が減になっております。確かに天童市も下水道が普及しまして水洗化率も大分進んでいると思います。だからその水洗化率が進んだためにこれだけ減ってきたのか。そしてあと、またごみが減ったのか、そうじゃなくて、ごみがかえってふえていると思うんですけれども、その辺の均衡ですか。水洗化とごみの増減、この辺のところの説明をお願いいたします。
○
青柳仁士議長 那須市民部長。
◎
那須利夫市民部長 水戸議員の質疑にお答えをさせていただきます。 最初に、ふるさと融資関係の件でございまして、今回4月に開所されるあこがれの内容等の質問だったと思いますけれども、基本的に4月1日からオープンをする施設でございまして、特別養護老人ホームの入所者数は、ご案内のように80名なわけでございます。基本的には、入所する場合には、これまでですと、御案内のように措置ということで、市の方で措置権がございましたけれども、法が改正されまして、施設側で入所者を決定していくというのが変わってきたわけでございまして、基本的に80名というようなことで入所されるわけでございますけれども、応分の負担、市の方でも補助金を出している関係で、基本的には70%あるいは80%ぐらい、随意天童市の今現在待機されている方を優先的に入所させていただきたいということで、あこがれの方に要望をしている状況でございまして、3月中旬あたりから入所が決定されるのではないかなというふうに思っております。 なお、雇用関係等についてもやはり入所関係と同じで、あこがれあるいは老健施設合わせますと160名ほどの雇用が必要なんだと。そんなことで、5割か6割程度、市内の方々の雇用をぜひお願いしたいということで御要望を申し上げているところでございます。 以上があこがれ関係でございます。 第2点の市民生活対策費のバス路線維持費補助金ということで、今回53万6,000円ほど増額させていただいているわけでございますけれども、この今回の補正は、市営バスとは関係がないわけでございまして、御案内のように、通常山交さんが路線バスとして今運行しているわけでございまして、平成14年度の当初等については、天童・山形線というようなことが路線対象にして補助金、当初予算に計上しておったわけですけれども、14年度から新たに天童・山形線の中の長岡団地経由している路線と、天童・山形線、高擶経由をしている路線が追加されたわけです。そんなことで今回53万6,000円の増額をするわけでございまして、当初予算には29万5,000円ほど盛っておったわけですけれども、今申し上げたような天童・山形線と、同じ高擶経由線と長岡団地経由路線が追加された関係で補正をさせていただくということで、市営バスとは違っているんだということで御理解をいただきたいと思います。 第3点の収集処理事業費の今回1,954万4,000円の東根市外二市一町共立衛生処理組合の負担金等については、これは平成14年度のごみ収集等についての天童市のごみ等についての決定額がなりましたので、精査をした関係で減額というようなことでございまして、御質疑の水洗化あるいはいろいろな問題点がどういう状況なのかということを思いますけれども、基本的にはごみ関係等について、当初数量計算しておったよりも、若干でございますけれどもごみの収集量が減ったということで、このような金額が、三市一町それぞれ当初よりも減額になっているというような状況でございますけれども、天童市におきましては1,954万4,000円の負担金が減額されたということで、なお一層今後も約4億何がしの負担金が毎年計上されているわけでございまして、ごみ減量策としては積極的に取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上です。
○
青柳仁士議長 水戸 保議員。
◆9番(水戸保議員) 先ほどのあこがれの件ですけれども、何せ天童市でも7億2,000万円の総合計の補助をしておるわけです。また、こういった融資もして、何とか介護をお願いするということでありますけれども、どうもあすあすオープンするに当たって入所状況がつかめないというのは、確かに民間でやるから入り込めないというのもあるかもしれませんけれども、やはりそれだけ助成をやっているのであれば、もう少しその内容を把握できるようなことをやっていかないと、ちょっとこれからも大変ではないかと思うんです。 というのは、市の独自の施設つくるよりは、民間でしてもらった方がまず助かるということで、経費云々、いろんな面で委託した方がいいというふうな方向に進んでいますので、とにかくだから、この数字がつかめないというのは何か、今後やっぱり待機者が百何名いるということで、それで70%もし入ってもまだまだ足りないと。そうした場合に、その足りない分をまた民間の方にお願いするのか、市の方で独自でするのか、そこら辺もいろいろあると思うんですけれども、やっぱりこういう民間の方の入所状況が把握できないのであれば、ちょっとその辺も問題あるんじゃないかと思うんです。だからその辺の市民の入所者、あと市民の声を、そういったものをもうちょっと詰めてやるぐらいの気持ちがないと、今後まだまだ施設が足りないというのであれば考えざるを得ないのかなというような気もしまので、その辺のところの考えをお聞かせ願いたいと思います。
○
青柳仁士議長 遠藤市長。
◎遠藤登市長 施設の完了届、県に出して、認定を受けて、いわば特老とか老健の入所者を正式に選ぶと、こういうことの制度なの。それで近日中に県に出していく。だから制度的に、今いろいろ内的な準備進めていると思うんですが、だから1カ月足らずでもう入所者を決めるというのは、こういう制度的にちょっと問題があるなと私らも思っております。したがって、今入所者を募集する、決める、方から決めていくということはできない、制度的に。だから、わずか1カ月足らずになるわけですね。そういう制度的なものがやっぱり改善をしていかないとちょっと問題だなというふうに思っております。 輪郭はもう既に出て、あと、内的な今装備に入っていると、こういう状況だと思いますが、それと並行して県に出して認定を受けて、初めて募集に正式に入ると、こういうことになりますので、今準備段階です。だから、市内にあるし、老健でも特老でもなるべく市民を優先してもらいたいと。それから雇用の面も、なるべく市民の方を雇用してもらいたい。地元の方を雇用してもらいたいと、こういうお願いを粘り強くやっているところであります。 それから、先ほどの伊藤さんの質問の中に道の駅ありましたですね。道の駅は、それは土地だけ市が提供する。管理、運営、建設、全部国土交通省がやると、こういうことになっております。森林館と、ちょうどその北の方に併設するという構想で、今内的な打ち合わせをしておりますので、これは完全に24時間営業と。これは国土交通省が管理、運営も行うと、こういう次第でありますから、よろしくお願いします。
○
青柳仁士議長 了解ですか。 水戸 保議員。
◆9番(水戸保議員) 伊藤議員の答弁までありがとうございます。 先ほどごみの件でちょっと私聞くの忘れたんですけれども、ごみの量が減ってこれだけになったということですけれども、水洗化で、やっぱりそれも一つのごみのあれだと思うんですけれども、だから水洗化でどれぐらいし尿処理の方のあれが減っているのか、その辺の状況もしわかりましたらばお願いしたいと思います。
○
青柳仁士議長 那須市民部長。
◎
那須利夫市民部長 お答えをさせていただきますけれども、基本的に天童市は、下水道関係については三市一町の中で一番充足しているわけでございまして、水洗化に伴ってどのくらいに減ったのかというのは今若干資料を持ってきておりませんので、一つの水洗化に伴ってそういう負担金の方も減ってきているのではないかなというふうに思っておりますので、大変申しわけございませんけれども、数量的にどのくらい水洗化となって減ったかというのは大変申しわけございませんけれども、後ほどお答えをさせていただきます。
○
青柳仁士議長 ここで10分間休憩いたします。 午前11時23分 休憩 午前11時31分 再開
○
青柳仁士議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ほかに質疑ございませんか。 22番井上玄市議員。
◆22番(井上玄市議員) 議第55号でありますけれども、
介護予防拠点施設ということは、
地区公民館、3カ所ほど整備されたと聞いておりますけれども、高擶
地区公民館の改修工事も伴って整備をされるのか。3カ所の
地区公民館に。
○
青柳仁士議長 ちょっとマイク寄せてください。
◆22番(井上玄市議員) 各
地区公民館の整備内容なども、あと高擶
地区公民館の改修工事とありますけれども、その辺の内容を御説明お願いしたいと思います。
○
青柳仁士議長 那須市民部長。
◎
那須利夫市民部長 井上議員の御質疑にお答えをさせていただきます。 今回、
介護予防拠点整備工事ということで、先ほど
伊藤和子議員の御質疑にもお答えさせていただいたわけでございますけれども、今回高擶
地区公民館に整備を図っていきたいということでございます。 内容等については、増築というわけではなくて、御案内のように、高擶
地区公民館の入り口から入っていきますと、ちょうど突き当たりにフロアがございますね。ちょうど調理室の右側になるわけですけれども、そこを改築していきたい。そして、あわせてトイレ関係ですね。そういう関係もあわせて整備を図っていきたいということで今回の予算を計上する。あくまでも増築ではございません。今ある中を改築していきたい、改造していきたいということで御理解をいただきたいと思います。
○
青柳仁士議長 22番井上玄市議員。
◆22番(井上玄市議員) 内容はわかりましたんですけれども、高擶
地区公民館は、天童地区でも一番初めに公民館建設されて、公民館長挙げて改築をお願いしたいと強く要望しているのでありまして、その辺も近々というか、ぜひまた改築の方お願いしなければならないと思いますので、その意味も加えて整備の方をよろしくお願いしたい。まず大分、高擶
地区公民館は傷んでおります。我々議員団、高擶地区集まるたびに、何とかまずと、こう言われるんですので、まずよろしく、んだから執行部の方もお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
○
青柳仁士議長 19番水戸 諭議員。
◆19番(水戸諭議員) それでは、私の方から補正予算書45ページの空港周辺対策事業費の中の415万円の内容についてひとつお願いしたいと思います。 それから、補正予算書49ページの企業対策費の460万円の減額でございますが、工業用地造成工事費、減額でございますが、この今大きな、天童市としても何とか企業誘致などで頑張っているわけでございますが、今回このように減額したということについては残念でおりますが、今後の対策なり、あるいはこの減額がどのような形でなったのか、その辺についてひとつ説明を求めます。
○
青柳仁士議長 名佐原経済部長。
◎名佐原雅治経済部長 それでは、45ページ、空港周辺環境整備対策費415万円の増額の内容について御説明申し上げます。 これ等については、二十便協定に基づいた形の中で、これまで2路線の方が施行されなかったというふうなことがございまして、昨年度に引き続いて今年度415万円等が増額になりまして、2路線の用地買収並びに補償工事をしていこうというふうな内容でございます。特に用地買収については、376平米程度の用地買収、それから補償金等については、雨よけテントとか、果樹の立木の伐採補償というふうな中身でございますので、御理解いただきたいと思います。 それから、ページ49ページでございます。 企業誘致対策費460万円減額の内訳はというふうなことでございます。これ等については、工業用地造成工事費ということで、田宮印刷の建設工事に伴いまして上下水道の埋設工事を予定しておりましたけれども、昨年の12月にいろいろ田宮さんの方から、現在の景気状況等を考えると若干延ばさざるを得ないというふうな申し出がありまして、今後の計画等については十分早期に早くやっていただきたいというようなことも申し出しておりますけれども、そのために、工場の併設と一緒にあわせて今後も工事したいというようなことで、今回計画させていただいたというふうなことでございます。 特に平成16年11月までというふうな期限もございますけれども、その期間中に工場が立地できるように田宮印刷さんの方にもお願いしてまいりたいというふうに考えてございますので、御理解いただきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○
青柳仁士議長 水戸 諭議員。
◆19番(水戸諭議員) では、今、工業用地の造成工事費の減額でございますが、先ほど部長からありましたように、田宮印刷さんの方で上下水道の布設が延びたということでございますが、ことしの11月ころまで何とかやるということでございますが、今まで延び延びになっているわけでございますので、ひとつまず力を入れて、何とか本年内にやるようにひとつ強く強く要望申し上げて終わります。
○
青柳仁士議長 ほかに質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
青柳仁士議長 質疑なしと認め、議第55号については質疑を終結いたします。 次に、議第56号平成14年度天童市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)から議第65号平成14年度
天童市立天童病院事業会計補正予算(第2号)までの10議案については一括して質疑を行います。 質疑ございませんか。 9番水戸 保議員。
◆9番(水戸保議員) 交通災害共済事業なんですけれども、今回150万円の追加になっております。基金は大体1億ちょっとあると思うんですが、その中で今回、多分事故でいろいろ入院だ何だされた方に対する支払いだと思いますけれども、その内容と、今回支払わなきゃならない件数と、あと金額ですか、その辺のところ説明お願いします。
○
青柳仁士議長 那須市民部長。
◎
那須利夫市民部長 水戸議員の御質疑にお答えをさせていただきます。 今回150万円の増額補正でございますけれども、御案内のように、平成14年におきましては死亡者が6名というようなことで、これまでになく最悪の年ではなかったのかなというようなことで、6名のうち、1名は仙台関係の方でございましたので、実質的には5名の方に見舞金を支払わなければならないというようなことで、当初予算を計上しておったよりも見舞いが支給できなくなったということで補正をさせていただくわけでございますけれども、今回死亡者に対しては、御案内のように100万円なわけですね。それぞれ100万円を死亡者の方には見舞金として支払いをさせていただいている。 ただ、やはりこれまでですと、先ほど水戸議員からもありましたように、基金を取り崩すというわけでなくて、加入、1年で480円でございますので、その中から見舞金が支払われる状況でございました。ただ、御案内のように、平成14年は38%という加入率でございまして、毎年毎年加入率が少なくなっている関係で、例えば年間5人から6人、7人と死亡事故がふえてきますと、単純に死亡者だけでも1,000万円も支払わなければならないというような状況になっているというようなことで、今回は基金の方から取り崩させていだたくというふうなことで、150万円の増額予算を計上させていただいたというようなことで御理解をいただきたいと思います。
○
青柳仁士議長 水戸 保議員。
◆9番(水戸保議員) 死亡者が多かったということで見舞金がふえたということですけれども、この交通災害共済事業に対しましても、去年からですが、嘱託員が回っていたのが、やっぱりプライバシーの問題とかいろいろありまして、郵送で自分が納めるような形に変更になってきましたわけです。実質38%しか加入者がいないということですけれども、その辺の郵送に頼るやり方というものは、そういった結果があったわけですから、今後加入率を伸ばす方法とか、そういったものを考えているかどうか、その辺のところの考えをお聞かせ願いたいと思います。
○
青柳仁士議長 那須市民部長。
◎
那須利夫市民部長 先ほどの説明の中で見舞金云々の訂正をさせていただきたいと思いますけれども、死亡者5名に支払ったということですけれども、3名でございました。県外の方が、仙台の方がおりましたので、1等級になるわけですけれども、3名に訂正をさせていただきたいと思います。 再質問の中でございますけれども、やはり今水戸議員からもありましたように、これまでは嘱託員さんを通じて加入を促進してまいったというのがあったわけでございますけれども、プライバシー関係で郵送に変更せざるを得なくなった。そのような影響も出てきているのではないかなと思います。 それで、その加入率をどう上げるかということございますけれども、ちょうど今各支部、総会も今、毎週日曜日ございまして、その中で、その交通災害状況などについても御説明申し上げまして、口コミでぜひ役員の方々から加入促進を図っていただきたいというようなことでお願いをしていただいております。 またあわせて、今地区回りの衛生組合連合会なり、そういういろいろな会議がございますので、その場で加入率の促進を向上を図っているというようなことでございますので、ぜひ議員の皆さん方からも口コミで結構でございますので、この交通安全災害共済に加入されるようPR方よろしくお願いしておきたいと思います。 以上です。
○
青柳仁士議長 ほかに質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
青柳仁士議長 質疑なしと認め、議第56号から議第65号までの10議案については質疑を終結いたします。
△討論
○
青柳仁士議長 これより討論を行います。 討論の通告はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
青柳仁士議長 討論の通告がありませんので、終結いたします。
△採決
○
青柳仁士議長 これより採決いたします。 議第55号平成14年度天童市
一般会計補正予算(第4号)から議第65号平成14年度
天童市立天童病院事業会計補正予算(第2号)までの11件を一括して採決いたします。
○
青柳仁士議長 お諮りいたします。 ただいまの議案11件については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、議第55号から議第65号までの11議案については、原案のとおり可決されました。
△議第43号 平成15年度天童市
一般会計予算外20件
○
青柳仁士議長 次に、日程第16、議第43号平成15年度天童市
一般会計予算から日程第36、議第74号
山形新幹線関連道路事業委託契約の一部変更についてまでの議案21件を一括上程し、議題といたします。
△施政方針及び提案理由の説明
○
青柳仁士議長 これより平成15年度施政方針並びに提出議案21件について提案理由の説明を求めます。 遠藤市長。 〔遠藤 登市長 登壇〕
◎遠藤登市長 本日ここに、平成14年度第5回
天童市議会定例会の開催にあたり、市政運営の基本的な考え方について、私の所信の一端を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力をお願いする次第であります。 本年は、昭和33年10月1日に市制を施行してから45周年の節目の年を迎えます。この間、先人の御努力と議員の皆様を初め、多くの市民の創意と活力に満ちたまちづくりに対しまして、住みやすく発展するまちとして内外から高い評価をいただいてきておりますことに、改めて深く敬意を表し、感謝申し上げる次第であります。 私は、市長就任以来、市民が主役の市民による市民のための市政を基本として、市民参画による活力に満ちた天童市を築き上げるため、全力を尽くしてまいりました。今後も、この市制45周年の成果の上に立って、人輝き、誇りと生きがいの持てるまちの実現に一層の努力を傾注してまいる所存であります。 さて、政府においては、聖域なき構造改革を推進し、昨年示された骨太の方針第2弾において、徹底した行財政改革、公共事業の抜本的な見直し、不良債権処理の加速、雇用対策など、精力的に日本経済の再生を目指す政策をとっておりますが、依然として個人消費の伸び悩みや民間需要の回復力が弱いこともあり、デフレ基調の経済情勢が続いております。 一方、地方分権一括法が施行され、地方自治体は、自己決定、自己責任に基づく分権型社会の構築という新しい時代を迎えております。しかしながら、地方分権の具体的な推進を図るための財政制度については、国庫補助負担金、地方交付税、税源移譲を含む税源配分のあり方を三位一体で検討するとは言うものの、依然として進展は見られず、財政基盤の確立が課題になっているところであります。したがいまして、今後とも国に対する税財源の確保を働き続けるとともに、市税など自主財源の確保を図り、地方分権の実現に取り組んでまいる所存であります。 このような社会経済情勢のもとで、市民の生活意識や社会構造も大きく変わりつつあります。市民生活の安定向上に不可欠な社会基盤の整備といったハード面の施策はもとより、市民の皆様が自立し、健康で安全で安心して生活できる生活基盤の確立や、住んでいることに誇りと幸せを実感できるソフト面での多様な施策が求められてきております。これらの変化に迅速かつ的確に対応し、第5次天童市総合計画、新世紀創造プランに掲げる、個性的で多様性に富んだ活力ある地域社会を着実に実現できるように努力してまいる考えであります。 そのためには、限られた財源の効果的な配分と効率的な行財政の運営が求められており、行財政改革対抗に基づいた改革を実行し、健全財政を堅持してまいります。特に、行政の情報化、電子化は、効率的な行政運営を進める上で大きな課題であります。積極的にこれらに対応し、市民サービスのより一層の向上に努めてまいる所存であります。 次に、施策の大綱について申し上げます。 最初に、健康・福祉施策についてでありますが、本格的な高齢社会を迎え、介護を必要とする高齢者に対する施策だけでなく、介護を必要とせず、生き生きと生きがいを持って生活する、生涯現役の元気な高齢者をつくる施策の充実にも取り組んでまいります。また、高齢者福祉の基盤整備につきましては、
民間事業者と連携し整備を進めておりました特別養護老人ホームが、今春、開所する運びとなっておりますので、待機者の改善が図られものと期待しているところであります。今後も要介護者の動向を見きわめながら
民間事業者と連携し、基盤整備を推進してまいります。 また、介護保険制度が平成15年度で4年目を迎えることから、第2期介護保険事業計画に基づき、きめ細やかなサービスの充実や、高齢者のだれもが住み慣れた愛着のある地域で、生きがいを持って安心して暮らせるように、社会全体で支え合う体制の充実に努めてまいります。 さらに、自分の健康は積極的に自分でつくり出すことを目指した健康天童21行動計画に基づき、健康診査の充実を図ってまいります。また、少子化対策として、すべての新生児を対象に保健師による訪問相談を実施し、子育て環境の向上に力を入れてまいります。地域の中核医療機関として市民の健康管理に大きな役割を果たしている天童病院につきましては、予防医療を念頭に、保健・医療・福祉が連携した包括的なサービスを提供できるように、これまでの検討経過を踏まえ、整備基本計画を策定してまいりたいと考えております。 教育・文化につきましては、未来を担う子供たちの教育環境の整備充実に加え、生涯学習や生涯スポーツの振興に努めてまいる考えであります。また、全国的な催しとして本年10月に第18回国民文化祭・やまがた2003が開催され、本市においては昨年秋に開催されたプレ大会同様、4つの事業が展開されます。市民の皆様の御協力をいただきながら、成功に向けて努力してまいります。 男女共同参画社会の推進につきましては、平成13年度に設立した中心的な活動母体であります天童市男女共同参画社会推進委員会の活動を支援するとともに、計画を着実に実践するため、3カ年実施計画を策定し、努力を重ねてまいる所存であります。 次に、社会基盤の整備についてでありますが、社会基盤の充実は、快適な市民生活の基盤となるものであり、土地区画整理、市道、上下水道、市営住宅の改築などの整備事業について、継続して取り組んでまいりたいと考えております。また、人口増加の受け皿となる新たな土地区画整理事業の適地調査を継続して進めてまいります。 次に、環境問題について申し上げます。 21世紀は環境の世紀であるとも言われております。環境を維持することは全地球的な課題であり、市民一人ひとりの積極的な行動が求められております。環境基本計画に基づき、ごみ減量やリサイクル運動などを引き続き推進してまいります。また、市役所も一つの事業所として、環境の国際規格であるISO14001の取得に向け、この1年間、全庁を挙げて取り組んでまいりました。今後とも環境保全の推進に努めてまいります。さらに、市民から要望の強かった市民墓地の整備事業に着手してまいります。 次に、商工業の振興につきましては、厳しい経済・雇用情勢の中で、中心商店街の活性化と就労の場の創出、起業者育成を目指した施策や企業誘致に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、観光について申し上げます。 昨年秋に開通した東北中央自動車道は、山形新幹線や山形空港とともに、交流人口の拡大や都市間移動の利便性の向上に大きな役割を果たすものと期待しております。これらの高速交通体系による全国規模の交流拡大の効果を地域の活性化に生かすため、利用客の拡大や観光ボランティアガイドの育成、観光基盤の一層の充実など、市民と一体となった取り組みをさらに強化してまいります。また、鍬ノ町地区につきましては、道の駅の機能を持った(仮称)
森林情報館を建設し、本市の顔にふさわしい観光・交流の拠点として整備を進めてまいります。 次に、農業・農村の振興についてでありますが、将来像と理念を明らかにした天童市農業基本条例を、県内市町村として初めて制定し、これを受けて、食料・農業・農村に関し、市民・農業者・農業団体・事業者・行政が一体となり、総合的に推進する天童市農業基本計画を策定いたしました。これに基づき、安全な農作物の生産、担い手の育成、地産地消、自然循環型農業を確立するための施策を展開してまいります。 特に、水田転作につきましては、国においては平成16年度から大幅な見直しが予定されておりますが、水田農業の確立に向け、平成15年度は国の助成制度を補完する市独自の支援策を展開してまいります。さらに、本市農業の中核を担う認定農家の育成支援体制の整備や農業基盤や農村環境の整備を図るための
農村総合整備事業、天童ブランドの確立に向けた農業近代化施設の整備を促進し、地域の均衡ある発展を目指してまいりたいと考えております。 市民と協働のまちづくりを実践し、本年で7年目を迎える地域づくり委員会活動は、それぞれの地域で特性を生かした実績を積み重ね、地域の課題解決のための具体的な活動や行動が展開されております。これらの主体的な行動や積極的な行政施策への提言といった活動は、活力ある地域社会の実現のため、市民と行政による協働の新しいシステムとなって定着しつつあります。また、ボランティアグループやNPOなど、さまざまな市民団体が活動を展開しており、互いに支え合い、活力ある地域社会の実現のために貢献しておられることを高く評価しております。 今後、このような団体との連携を深め、市民参画、市民が主役の市政をともに築き上げていくため、一層の支援に取り組んでまいります。 次に、広域行政についてでありますが、市民の生活圏の広域化の課題に対応するため、隣接する市町との新たな連携のあり方や方策を研究し、広域行政の着実な推進に取り組んでまいります。 行財政改革大綱に基づく行政組織の再編につきましては、市民の皆様にわかりやすく、よりよいサービスを提供できることを念頭に取り組み、4月から実施してまいります。特に市民部におきましては、少子高齢社会に対応し、健康や福祉サービスを効果的に提供できる組織に再編するほか、教育委員会組織におきましては、地域コミュニティーや教育・文化の一層の振興を図るために組織の見直しを行ってまいります。 以上、平成15年度の施政方針を申し上げました。 地球環境問題や情報化、国際化、少子高齢化など、新世紀は変動の時代であり、これから生じる課題への速やかな対応と着実な市政運営が期待されており、初心を忘れることなく、人輝き、誇りと生きがいの持てるまちを市民とともに築き上げるため、なお一層の努力を重ね、市民のための市政実現に全力を傾けて努力する所存であります。 次に、平成15年度当初予算の大要について申し上げます。 国の平成15年度の財政運営方針におきましては、地方行財政制度、社会保障制度等の諸制度を見直すなど、歳出改革を一層推進することとしており、また、地方財政計画につきましては、規模の抑制が図られ、前年度比1.5%の減となっております。 一方、本市の財政を取り巻く状況につきましては、デフレ基調の中、長期にわたる景気低迷の影響から、歳入の柱である市税収入の減収に加え、国における地方交付税の算定方法の見直しなどにより、地方交付税が減少し、臨時財政対策債が大幅に増加するなど、平成14年度にも増して一層厳しいものとなっております。 こうした状況を踏まえ、平成15年度予算の編成に当たりましては、行財政改革の推進と財政の健全性の確保に留意しつつ、継続事業の早期完成と新規事業の厳選を基本にし、
民間事業者との連携なども踏まえながら、計画性と選択性に基づき、安全で安心な生活環境の創造、少子高齢化対策、循環型社会の構築など、市民生活に密接に関連した諸施策やソフト事業については、積極的に予算に反映させたところであります。 この結果、平成15年度の一般会計当初予算は、総額で188億7,000万円、前年度比1.7%の増となったところであります。 また、国民健康保険特別会計を初めとする9つの特別会計と2つの企業会計を含めた全会計の平成15年度当初予算は、総額で391億2,095万7,000円、前年度比2.1%の増となったところであります。 以下、新年度の重点施策について、第5次天童市総合計画に掲げる施策の大綱に沿って御説明申し上げます。 第1に、健康で潤いのある文化のまちを実現するための施策についてであります。 少子化対策としましては、地域の子育て支援機能を強化し、子供を育てながら安心して働ける社会環境をつくるため、ファミリーサポートセンターや放課後児童健全育成事業の充実に努めてまいります。 市民の健康づくりと疾病予防といたしましては、すべての地域において、半日で受診可能な地区ミニドックを実施し、健康診査事業を積極的に推進していくとともに、天童病院につきましては、これまでの検討経過を踏まえ、整備基本計画の策定に取り組んでまいります。 社会福祉基盤の整備といたしましては、
民間事業者との連携を図りながら、
民間事業者が行う特別養護老人ホームや
老人保健施設の建設について、引き続き支援を行い、また、介護保険事業につきましては、新たに始まる第2期介護保険事業計画に基づき、着実に実施してまいります。 本年4月から新たに導入される支援費制度によって、大きな転換期を迎える障害者福祉につきましては、新しい仕組みに移行しても既存の福祉サービスの低下を招くことがないよう、万全を尽くしてまいります。 将来を担う子供たちの教育環境の整備といたしましては、いなほ保育園の大規模改修事業に取り組んでいくとともに、特色ある学校づくりのためのドリームスクールプランを推進してまいります。 また、いつでも・どこでも・いつまでも、スポーツに親しむことのできる生涯スポーツの実現が求められていることから、総合型地域スポーツクラブの創設や育成、活動などについて、調査・研究を進めてまいります。 昨年度から事業着手している国指定史跡、西沼田遺跡の整備といたしましては、古代農村の復元と歴史体験をテーマに、盛土工事など事業の進捗を図ってまいります。 さらに、本年10月、本市を会場に、日本舞踊の祭典を初め、4つの事業が実施される第18回国民文化祭・やまがた2003につきましては、文化活動に親しんでいる全国の皆さんを温かく迎え入れ、交流の輪が広がるよう、市民とともに万全の受け入れ態勢を整えてまいります。 第2に、快適な都市空間を創造するまちを実現するための施策であります。 山形新幹線の延伸に合わせ、東西交通のアクセスのかなめとして整備に取り組んできました市道松城芳賀線の完成を図るとともに、歩道のバリアフリー化を推進するなど、生活道路の整備充実に努めてまいります。 また、土地区画整理事業を初め、市営住宅建てかえ事業や街路事業などについても、事業の進捗を図るとともに、鍬ノ
町観光拠点地区の整備につきましては、観光機能と集客力の向上に向け、野外ステージの建設を進めてまいります。また、一日町・五日町地内における都市計画道路山形老野森線の整備事業を契機に、歴史的・文化的背景や自然景観に配慮したまちづくりに取り組んでいる天童古城西まちづくり委員会の活動を支援してまいります。 下水道整備事業につきましては、田園集落部と土地区画整理事業地内の整備促進と水洗化率の向上に努めるとともに、下水道処理計画区域に入っていない一部の地域については、公共下水道を補完するものとして、合併処理浄化槽の普及を支援し、生活排水の環境負荷軽減に取り組んでまいります。 また、環境基本条例に基づく行動計画の一環として、ごみの減量やリサイクルに対する市民意識の高揚を図るため、マイバック推進運動や家庭用電気式生ごみ処理機の普及を図ってまいります。 さらに、都市化の進展や高速交通網の整備に伴い、消防団活動の一層の充実を図り、消防・救急体制の整備強化に努めてまいるほか、自分たちの地域は自分たちで守るという観点から、自主防災組織の整備充実に取り組んでまいります。 第3に、活力ある産業交流のまちを実現するための施策であります。 地球環境に優しい資源循環型農業の確立に向け、農業用使用済みプラスチックリサイクル推進事業や天童ライフグランドプラン推進事業、資源循環型畜産確立事業に取り組むとともに、魅力ある農村地域の整備や生産基盤の整備に向け、
農村総合整備事業、川原子地区畑地帯総合整備事業などに取り組んでまいります。 特に、水田を中心とした土地利用型農業の活性化対策として、水田農業経営確立対策事業に取り組み、農業経営の安定と所得の向上を支援するとともに、認定農業者へ農地の利用集積を促進し、規模拡大による経営の効率化と安定化を図るため、認定農業者農地流動化事業に加え、新たに認定農業者農地集積調整事業に取り組んでまいります。 また、畜産の振興や遊休農地の解消に努力するとともに、森林の適切な育成保全と林業の振興を図るため、新たに森林整備地域活動支援交付金事業に取り組んでまいります。 さらに、日本一の生産量を誇るラ・フランスを、新鮮でおいしく安全に消費者に提供していくため、新たにブランドニッポン農産物供給体制確立条件整備事業に取り組み、集出荷貯蔵施設の整備を支援してまいります。 商工業の振興といたしましては、厳しい雇用環境に対応するため、緊急地域雇用創出特別基金事業に加え、新たに雇用確保対策事業に取り組んでまいります。 また、中心市街地の空洞化という厳しい商業環境に対応するため、商店街の空き店舗を活用し、IT産業の集積と交流を促進する商店街空き店舗活用支援事業に取り組むとともに、新たに空き店舗活用チャレンジショップ支援事業を推進するなど、商業者との連携のもと、活性化に努めてまいります。 観光の振興といたしましては、天童市観光振興アクションプラン21に基づき、本市の観光資源を有効に活用しながら、桜まつりを初め、本市のオリジナルな祭りの魅力度を一層高めるとともに、関係団体との連携のもと、四季折々の祭りや観光キャンペーンの一層の充実を図り、県内外に観光都市天童をアピールし、官民挙げて観光の振興と誘客に努めてまいります。 第4に、市民が協働で築くまちを実現するための施策であります。 各地区に発足した地域づくり委員会につきましては、住民主体の地域づくり活動を通じ、市民が生き生きとする活力ある地域社会の実現が図られるよう、引き続き支援してまいります。 また、今日、まちづくりの新たな力として期待されているNPOを初めとする住民の多様な活動につきましても、積極的に支援してまいります。 本年8月から第2次稼働する全国住民基本台帳ネットワークシステムにつきましては、ICカードを活用した住民票の写しの広域交付や、転入・転出手続に支障を来さないよう、万全の体制を整えてまいります。 さらに、市制施行45周年の節目に当たる本年は、市勢発展のために御尽力くださった多くの市民の方々に感謝の意を表するとともに、市民とともに、今日まで歩みを顧みながら、一層の市勢発展を誓い合っていくために、記念式典や、市民参加のもとに記念造林などの事業を実施してまいります。 次に、水道事業について申し上げます。 平成13年度からスタートいたしました第6次拡張事業に取り組むとともに、土地区画整理事業や下水道事業の進捗に合わせた配水管の整備や、老朽管更新事業を推進するほか、有収率の向上を図るため、引き続き漏水調査を実施してまいります。 また、水道事業は、市民生活に直結するものであることから、今後とも、安全で安定的な水の供給を目指し、努力してまいる所存であります。 次に、病院事業について申し上げます。 天童病院につきましては、これまでも、市民に開かれた病院を目標に、投薬指導の実施や、救急告示病院の指定、診療体制の充実などに取り組んできているところであります。 今後とも、市民医療の中核施設として、医療体制の確立と患者のニーズに的確に対応するよう、努力してまいります。 以上が、各会計における施策の大要であります。 厳しい経済財政状況ではありますが、これらの予算に計上いたしました各施策につきましては、計画的かつ効率的な行財政運営のもと、早期実現に取り組んでまいる所存でありますので、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 次に、議第66号天童市市税条例の一部改正について御説明申し上げます。 国民健康保険制度は、国民皆保険の中核として、市民の医療の確保と健康の保持増進、そして市民福祉の向上に大きな役割を果たしてきました。 しかしながら、今日の少子高齢化社会の進展に伴い、高齢者を構造的に多く抱える国民健康保険においては、老人医療を中心とする医療費が増大しており、また、昨年の老人医療制度の一部改正に伴って、老人保健の対象年齢が75歳と段階的に引き上げられ、70歳から74歳までの前期高齢者の方は、引き続き国民健康保険制度により医療を受けることになるなど、本市の国民健康保険財政は極めて厳しい状況にあります。 こうした状況を踏まえ、国民健康保険会計の健全運営のため、医療分で単年度2億円程度、介護分で単年度2,600万円程度の税の増収を図るため、所要の税率を改正するものであります。 次に、議第67号天童市
手数料条例の一部改正について御説明申し上げます。 昨年7月、鳥獣保護及び狩猟に関する法律が、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律に改正され、平成15年4月6日から施行されます。これに伴い、天童市
手数料条例のうち、関連する別表中の根拠法令、根拠条項及び字句等の訂正など、所要の改正を行うものであります。 次に、議第68号天童市
介護保険条例の一部改正について御説明申し上げます。 今回の改正は、平成15年度から第2期の介護保険事業計画策定に伴う介護保険料率の改定と介護保険料に関する延滞金の取り扱いについて、市税等と同様の取り扱いをするためのものであります。 次に、議第69号天童市中
山間地域活性化推進基金の設置、管理及び処分に関する条例の廃止について御説明申し上げます。 天童市中
山間地域活性化推進基金につきましては、平成10年度に国が490万円、県が490万円、市が510万円を造成し、設置をしております。その目的は、中山間地域の活力ある地域づくりを推進しようとするものであり、事業実施期間は、平成10年度から14年度までの5年間となっております。本年度をもちまして事業実施期間が終了するため、この基金を廃止しようとするものであります。 次に、議第70号天童市駐車場の設置及び管理に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 天童市駐車場は、中心市街地の活性化と天童駅利用者の利便性を高める目的で、天童駅東側に1カ所、西側に3カ所設置しており、多くの市民に利用いただいております。 現在、駐車場の入場開始時間は午前6時からと定められておりますが、東日本旅客鉄道株式会社で運行する臨時企画列車に間に合わない状況にあり、同社天童駅長からも、入場開始時間の繰り上げの強い要望があるところであります。また、今後とも、東日本旅客のダイヤ変更に伴い、入場開始時間を変更せざるを得ない状況が予見され、それらに迅速な対応を行うために、入場開始時間を規則で定めようとするものであります。 次に、議第71号
天童市立天童病院使用料及び
手数料条例の一部改正について御説明申し上げます。 病院の診療報酬は、厚生労働省が定める健康保険法に規定する療養についての費用の額の算定方法及び老人保健法に規定する療養についての費用の額の算定に関する基準などにより、算定することとなっております。平成14年度の診療報酬制度の改正に伴い、特定療養費制度の対象となる入院患者から特別長期入院料を徴収するため、使用料及び手数料について改正するとともに、条文の字句等の整理を行おうとするものであります。 次に、議第72号天童市
青少年問題協議会設置条例の一部改正について御説明申し上げます。 今回の一部改正は、組織機構の見直しに伴い、庶務担当の名称を変更するとともに、字句などの整理を行おうとするものであります。 次に、議第73号市道の認定について御説明申し上げます。 東北中央自動車道の開通により、日本道路公団から側道などの市への管理移管に伴い、市道路線の認定をしようとするものであります。 議第74号
山形新幹線関連道路事業委託契約の一部変更について御説明申し上げます。 山形新幹線関連道路事業については、都市計画道路長岡芳賀線、芳賀地下道工事がほぼ完了しますので、工事費の精査を行ったところであります。 さらに、今回は、労務単価や機械損料の下落、再生コソ材や再生合材の使用などにより工事費が縮減されたこともあり、山形県と締結している
山形新幹線関連道路事業委託契約の契約金額について減額変更するものであります。 なお、現在の芳賀踏切の撤去工事が平成15年7月までに工事延長されますので、実施期間についても変更しようとするものであります。 以上、施策の方針のほか、9件の議案について提案理由を述べましたが、よろしく御審議の上、御可決くださるようお願いを申し上げまして、説明を終わります。
△
予算特別委員会の設置及び議案付託
○
青柳仁士議長 次に、日程第37、
予算特別委員会の設置及び議案付託を議題といたします。 お諮りいたします。 議第43号から議第54号までの予算議案12件については、全員で構成する
予算特別委員会を設置して審査することとし、委員の選任については、
委員会条例第8条第1項の規定により全議員を指名したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、予算議案12件については、全議員による
予算特別委員会を設置し、審査することに決定しました。 なお、
予算特別委員会の審査の経過と結果については、来る3月20日の本会議におきまして委員長の報告を求めることにいたします。
△散会
○
青柳仁士議長 これで本日の議事日程は全部終了しました。 したがいまして、本日の会議はこれで散会いたします。 午後0時32分 散会...