天童市議会 > 2002-03-19 >
03月19日-05号

  • "老野森土地区画整理事業特別会計予算"(/)
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  1. 天童市議会 2002-03-19
    03月19日-05号


    取得元: 天童市議会公式サイト
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    平成14年  3月 定例会(第6回)        平成14年3月19日(火曜日) 午後 2時09分開議        青柳仁士議長     高橋 博副議長●出席議員(26名) 1番 佐藤正男議員   2番 後藤和信議員   3番 山崎 諭議員 4番 石垣昭一議員   5番 小松善雄議員   6番 東海林 仁議員 7番 長谷川春雄議員  8番 鈴木照一議員   9番 水戸 保議員10番 海鋒孝志議員  11番 伊藤護國議員  12番 小澤 精議員13番 長岡 繁議員  14番 淺井健一議員  15番 片桐郁弥議員16番 赤塚利六議員  17番 伊藤和子議員  18番 秋葉 忠議員19番 水戸 諭議員  20番 高麗辺市郎議員 21番 伊藤三雄議員22番 井上玄市議員  23番 高橋 博議員  24番 結城 啓議員25番 奥山成也議員  26番 青柳仁士議員●欠席議員   なし●出席要求による出席者職氏名遠藤 登  市長              武田貞夫  助役仲島規昌  収入役             岸 政寛  総務部長結城義巳  市民部長            那須利夫  経済部長水戸秀一  建設部長            三澤将良  天童病院事務局長矢野建史  消防長             矢萩武昭  総務課長山口勝雄  水道課長            武田良一  教育委員長酒井順一  教育長             高橋 誠  教育次長                            農業委員会赤塚新吉  農業委員会会長         林  昇                            事務局長      選挙管理委員会               選挙管理委員会石川浩一郎                 藤山 潤      委員長                   事務局長今野一成  監査委員            松田忠男  監査委員事務局長●出席した事務局職員伊藤博明  事務局長            星野 治  主幹兼局長補佐佐野啓子  庶務係長            野口忠司  調査係長瀬野恒二  庶務係主査           秋葉亮一  調査係主査●議事日程議事日程第5号平成14年3月19日(火曜日)予算特別委員会閉会後開議第1 議第43号 平成14年度天童市一般会計予算第2 議第44号 平成14年度天童市国民健康保険特別会計予算第3 議第45号 平成14年度天童市老人保健特別会計予算第4 議第46号 平成14年度天童市用地買収特別会計予算第5 議第47号 平成14年度天童市財産区特別会計予算第6 議第48号 平成14年度天童市交通災害共済事業特別会計予算第7 議第49号 平成14年度天童市都市計画公共下水道事業特別会計予算第8 議第50号 平成14年度天童市老野森土地区画整理事業特別会計予算第9 議第51号 平成14年度天童市鍬ノ町土地区画整理事業特別会計予算第10 議第52号 平成14年度天童市介護保険特別会計予算第11 議第53号 平成14年度天童市水道事業会計予算第12 議第54号 平成14年度天童市立天童病院事業会計予算第13 議第65号 天童市個人情報保護条例の設定について第14 議第66号 天童市情報公開・個人情報保護審査会条例の設定について第15 議第67号 天童市情報公開・個人情報保護運営審議会条例の設定について第16 議第68号 天童市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の設定について第17 議第69号 天童市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部改正について第18 議第70号 天童市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について第19 議第71号 天童市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について第20 議第72号 天童市法定外公共物管理条例の設定について第21 議第73号 財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部改正について第22 議第74号 天童市立のぞみ学園設置及び管理に関する条例の一部改正について第23 議第75号 天童市敬老金支給条例の一部改正について第24 議第76号 天童市農業基本条例の設定について第25 議第77号 天童北部多目的交流センターの設置及び管理に関する条例の設定について第26 議第78号 天童市市営住宅条例の一部改正について第27 議第79号 天童市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について第28 議第80号 天童市わくわくランド多目的広場の設置及び管理に関する条例の設定について第29 議第81号 天童市立天童病院看護職員修学資金貸与条例の廃止について第30 議第82号 天童市立の小中学校の学校医、学校歯科医、学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の設定について第31 議第83号 天童市社会教育条例の一部改正について第32 議第84号 中華人民共和国瓦房店市との友好都市協定の締結について第33 議第85号 山形新幹線関連道路事業委託契約の一部変更について第34 議第86号 天童市と山形県消防補償等組合との間の非常勤職員に対する公務災害補償の事務の委託に関する規約の一部変更について第35 請陳第5号  天童市大字小関字倉津加及び堅田前地区の市街化区域編入の請願第36 請陳第11号 骨髄バンクの利用にかかわる医療保険の適用を求める請願第37 請陳第12号 「食品衛生法」の改正と運用強化を求める意見書に関する請願第38 請陳第13号 雇用の危機突破を求める意見書提出を求める請願第39 請陳第14号 安心の医療制度への抜本改革を求め、負担増に反対する意見書提出を求める請願第40 請陳第15号 BSE(牛海綿状脳症)緊急措置法の成立をもとめる意見書提出についての請願(閉会中の継続審査申出事件)第41 請陳第7号  全天候型ゲートボール場設置に関する請願(閉会中の継続調査申出事件)第42 閉会中の継続調査の申し出について(議会案上程)第43 議会案第9号  自治体の公金についてペイオフの特例措置を講じることを求める意見書の提出について第44 議会案第10号 骨髄バンクの利用にかかわる医療保険の適用を求める意見書の提出について第45 議会案第11号 「食品衛生法」の改正と運用強化を求める意見書の提出について第46 議会案第12号 医療制度の抜本改革を求め、負担増に反対する意見書の提出について第47 議会案第13号 雇用の危機突破を求める意見書の提出について第48 議会案第14号 BSE(牛海綿状脳症)緊急措置法の成立を求める意見書の提出について   委員会審査報告書 本委員会に付託された事件について、審査の結果、別紙のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告します。 なお、各事件に対する議決の理由は、「委員長報告」(会議規則第39条)によって承知願います。  平成14年3月14日              総務常任委員長    小澤 精              厚生常任委員長    海鋒孝志              文教経済常任委員長  伊藤護國              建設常任委員長    水戸 保 天童市議会議長 青柳仁士殿   議案審査結果表                    (平成14.3.14)付託委員会議案番号件名審査結果総務常任委員会議第65号天童市個人情報保護条例の設定について原案可決議第66号天童市情報公開・個人情報保護審査会条例の設定について原案可決議第67号天童市情報公開・個人情報保護運営審議会条例の設定について原案可決議第68号天童市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の設定について原案可決議第69号天童市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部改正について原案可決議第70号天童市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について原案可決議第71号天童市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について原案可決議第72号天童市法定外公共物管理条例の設定について原案可決議第73号財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部改正について原案可決議第84号中華人民共和国瓦房店市との友好都市協定の締結について原案可決議第86号天童市と山形県消防補償等組合との間の非常勤職員に対する公務災害補償の事務の委託に関する規約の一部変更について原案可決厚生常任委員会議第74号天童市立のぞみ学園設置及び管理に関する条例の一部改正について原案可決議第75号天童市敬老金支給条例の一部改正について原案可決議第81号天童市立天童病院看護職員修学資金貸与条例の廃止について原案可決文教経済常任委員会議第76号天童市農業基本条例の設定について原案可決議第77号天童北部多目的交流センターの設置及び管理に関する条例の設定について原案可決議第82号天童市立の小中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の設定について原案可決議第83号天童市社会教育条例の一部改正について原案可決建設常任委員会議第78号天童市市営住宅条例の一部改正について原案可決議第79号天童市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について原案可決議第80号天童市わくわくランド多目的広場の設置及び管理に関する条例の設定について原案可決議第85号山形新幹線関連道路事業委託契約の一部変更について原案可決   請願陳情審査結果表                    (平成14.3.14)番号受理年月日件名提出者紹介議員付託委員会審査結果513.8.29天童市大字小関字倉津加及び堅田前地区の市街化区域編入の請願天童市小関二丁目7-24 代表者 押野源右ェ門東海林 仁 小澤 精建設不採択1114.2.18骨髄バンクの利用にかかわる医療保険の適用を求める請願山形市八日町一丁目3-45 骨髄バンクを支援するやまがたの会 会長 小野寺南波子伊藤和子 片桐郁弥厚生採択1214.2.20「食品衛生法」の改正と運用強化を求める意見書に関する請願天童市北目南部街区40-2 共立社天童生協地域理事会 議長 井上登美子伊藤護國 水戸 諭 山崎 諭 佐藤正男 伊藤和子厚生採択1314.2.22雇用の危機突破を求める意見書提出を求める請願天童市老野森一丁目1-1 連合山形    天童地域協議会 議長 鈴木長春高麗辺市郎 山崎 諭文経採択1414.2.22安心の医療制度への抜本改革を求め、負担増に反対する意見書提出を求める請願天童市老野森一丁目1-1 連合山形    天童地域協議会 議長 鈴木長春高麗辺市郎 山崎 諭厚生採択1514.2.25.BSE(牛海綿状脳症)緊急措置法の成立をもとめる意見書提出についての請願天童市大字藤内新田105-5
    天童市農民組合 代表 太田正良伊藤和子 小松善雄 山崎 諭文経採択   閉会中の継続審査申出書 本委員会は、下記事件についてさらに慎重に審査するため、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記請陳第7号  全天候型ゲートボール場設置に関する請願 理由    冬季や夜間でも使用できる全天候型専用ゲートボール場の設置を求める請願であるが、既存の施設の利活用を図ることや専用のゲートボール場の設置などについて、更に調査・検討した上で結論を出したい。 平成14年3月14日                  文教経済常任委員長 伊藤護國 天童市議会議長 青柳仁士殿   閉会中の継続審査申出書 本委員会は、下記事件について、閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第104条の規定により申し出ます。  平成14年3月19日                 総務常任委員長    小澤 精                 厚生常任委員長    海鋒孝志                 文教経済常任委員長  伊藤護國                 建設常任委員長    水戸 保  天童市議会議長 青柳仁士殿                 記   調査事項  別紙のとおり   理由    所管事項の調査研究及び委員会活動の充実に資するため。   方法    閉会中においても委員会を開催して調査を行い、必要に応じて他市の状況なども視察し、審査の参考に資する。   期間    平成15年3月31日までとする。常任委員会調査事項具体的件名総務行財政問題について1 市政運営の総合企画について2 財政運営について3 行政水準の向上対策について4 広報および公聴等について5 その他総務常任委員会の所管に属する事項について厚生福祉、健康、生活環境問題について1 社会福祉対策について2 健康・環境衛生事業について3 国民健康保険事業について4 交通安全対策について5 その他厚生常任委員会の所管に属する事項について文教経済教育、農林、商工、観光物産問題について1 教育の振興について2 農林業振興対策について3 商工業及び観光物産事業の振興対策について4 その他文教経済常任委員会の所管に属する事項について建設建設、上・下水道、消防問題について1 建設事業について2 都市計画事業について3 上・下水道事業について4 消防・救急業務について5 その他建設常任委員会の所管に属する事項について   閉会中の継続審査申出書 本委員会は、下記事件について、閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第104条の規定により申し出ます。  平成14年3月19日                 議会運営委員長 長岡 繁  天童市議会議長 青柳仁士殿                 記   調査事項  議会運営全般について          1 議会の運営に関する事項について          2 議会の会議規則、委員会条例等に関する事項について          3 議長の諮問に関する事項について   理由    効率的な議事進行と円滑な議会運営を行うため。   方法    閉会中においても委員会を開催して調査を行い、必要に応じて他市の状況なども視察し、議会運営の参考に資する。   期間    平成15年3月31日までとする。●本日の会議に付した事件 日程第1から日程第48まで議事日程のとおり 追加日程第49 議会案第15号 天童市議会会議規則の一部改正について △開議 ○青柳仁士議長 ただいまから本日の会議を開きます。 本日の会議は全員出席であります。したがいまして、直ちに本日の会議を開きます。 最初に、議会案6件が提出されておりますので、その取り扱いについて議会運営委員会が開催されておりますので、その結果について議会運営委員長の報告を求めます。 長岡繁議会運営委員長。  〔長岡 繁議会運営委員長 登壇〕 ◆長岡繁議会運営委員長 御報告申し上げます。 議会案6件の取り扱いにつきましては、昨日午前10時から議会運営委員会を開催し協議いたしました結果、本日の日程に追加し、審議することに決定いたしましたので、皆様の御賛同を賜りますようお願い申し上げて、報告を終わります。 ○青柳仁士議長 お諮りいたします。 ただいまの議会運営委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、本日の日程に追加して審議することに決定しました。 本日の会議は、議事日程第5号によって進めます。 △付託案件審査報告 ○青柳仁士議長 3月5日及び3月11日の本会議におきまして、予算特別委員会及び各常任委員会に付託いたしました日程第1、議第43号平成14年度天童市一般会計予算から、日程第40、請陳第15号BSE(牛海綿状脳症)緊急措置法の成立を求める意見書の提出についての請願までの議案34件、請陳6件を一括上程し、議題とします。 △予算特別委員長報告 ○青柳仁士議長 最初に、予算特別委員会に付託しました予算議案12件の審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。 淺井予算委員長。  〔淺井健一予算特別委員長 登壇〕 ○淺井健一予算特別委員長 去る3月5日の本会議におきまして、当予算特別委員会に付託になりました議第43号平成14年度天童市一般会計予算から、議第54号平成14年度天童市立天童病院事業会計予算までの予算議案12件の審査の経過と結果につきまして御報告を申し上げます。 審査に当たりましては、4つの分科会に付託いたしまして、慎重に審査を行った次第であります。 審査の経過につきましては、先ほどの予算特別委員会におきまして、各分科会委員長の報告を本会議における予算特別委員長の報告にかえさせていただくことに決定しておりますので、省略させていただきます。 審査の結果につきましては、議第43号平成14年度天童市一般会計予算については賛成多数で、議第44号から議第54号までの11件については全員異議なく、各分科会委員長報告のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 何とぞ予算特別委員会決定どおり御可決くださいますようお願い申し上げ、報告を終わります。 ○青柳仁士議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 質疑なしと認め、終結いたします。 △総務常任委員長報告 ○青柳仁士議長 次に、各常任委員会における審査の経過と結果について、各委員長の報告を求めます。 最初に、総務常任委員長における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。 小澤総務常任委員長。  〔小澤 精総務常任委員長 登壇〕 ◆小澤精総務常任委員長 3月11日の本会議において、当委員会に付託になりました議第65号から議第73号までの9件及び議第84号、議第86号の議案につきまして審査しましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 なお、報告の内容については、特に話題になったことについて申し上げます。 最初に、議第65号天童市個人情報保護条例の設定について、議第66号天童市情報公開・個人情報保護審査会条例の設定について及び議第67号天童市情報公開・個人情報保護運営審議会条例の設定について申し上げます。 この3件につきましては、関連があることから、一括して議題として審査を行ったところでございます。 委員からは、議第65号の10条委託に伴う措置等の第3項に「個人情報の内容を正当な理由なく他人に知らせ、または不当な目的に使用してはならない」と規定されているが、個人情報が流出して利用され、いろいろな被害が出ているとの報道もある。罰則規定は必要ないのかと質疑がありました。 これに対しては、受託者の守秘義務についてしっかりした契約条項を規定し、罰則規定よりも契約、取扱いの中で実効性が上がるようにしていくとの説明がございました。 また、議第66号について、委員からは、審査会委員は3名となっているが、7条の会議の規定でいくと、会長が議長を務めて、議長以外の委員は2名となり、意見が分かれた場合は議長の決するところになるが、これは議長の判断によるところが余りにも多くなる。他の自治体では5人のところもあり、3人では少なくないかとの意見がありました。 これに対しては、審査会は不服審査申し立てがあった場合に審査する機関で、極めて専門的な内容、審査になるので、弁護士、法律の専門家、第三者として市民代表の3人ということで、専門的な考え方と市民サイドの感覚をバランスのとれた形で委員を選任している。その中で十分な議論を果たすことにより、偏った判断にならないと考えているとの説明がありました。 以上、議第65号、議案第66号及び議案第67号の3議案については、採決の結果、全員異議なく原案どおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第68号天童市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の設定について申し上げます。 委員からは、現在、天童市では文化スポーツ振興事業団社会福祉協議会に3名派遣しているが、条例を設定することにより派遣を拡大することはないのか。また、身分上の職員の不利になるものがあり、問題があると思うが、どうなるのかとの質疑がございました。 これに対しては、人的な援助をするという考え方で派遣しているが、社会福祉協議会文化スポーツ振興事業団の体制も充実してきている。団体の自主性を尊重していくことが基本であり、また行政改革の中では、団体は団体でやってもらう方向であり、基本的には縮小していく方向であるとの説明がありました。 また、身分の上では社会保険も含めて取り扱いが異なってくる部分があるが、そういった部分を含めて、これから派遣する場合には、派遣先と詳細な協定を結ぶ必要があり、案文を整理しているところである。なお、派遣する場合には、職員に同意を求める必要があるということになっているとの説明がありました。 委員からは、ほかの市町村では第三セクターに派遣している例もあり、この条例を設定することによって、派遣が拡大される懸念があることから、条例を設定することに反対であるとの意見がありました。 採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定した次第でございます。 次に、議第69号天童市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部改正について、議第70号天童市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について及び議第71号天童市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について申し上げます。 この3件については、上位法の改正に伴うものであり、3件を一括して議題として審査したところでございます。 議第69号について、委員からは、育児を行う職員の時間外勤務の時間が1年間で360時間限度から150時間限度になるが、360時間限度を適用したというような実態はあるのかと質問がありました。 これに対して、職員全体を見ると、職種によっては360時間を超えたことはあったが、育児を行っている職員でこれほどの時間外はなかった。勤務の振替え休日等もあるし、それぞれの所管課長の責任で適正な時間外管理をしたとの説明がありました。 また委員からは、議第70号の附則による職員定数条例の一部改正で、育児休業をしている職員については、定数外の職員とするが、どういう内容なのかと質疑がございました。 これに対しては、育児休業の対象が3歳未満まで引き上げということで、何年か継続して休業ということになると、働く実人員を補充する方策として、パート、臨時職員での対応となる部分も出てくる。特に、保育士や看護師などの場合は、有資格者をある程度長期的に補充をしなければならなくなる。そういった場合、期限つきの職員を雇用することができるような条件整備をするための改正であるとの説明がありました。 以上、議第69号、議第70号及び議第71号の3議案については、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第でございます。 次に、議第72号天童市法定外公共物管理条例の設定について及び議第73号財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部改正について申し上げます。 この2議案については、特に問題なく、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第84号中華人民共和国瓦房店市との友好都市協定の締結について申し上げます。 この議案については、特に質疑もなく、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第86号天童市と山形県消防補償等組合との間の非常勤職員に対する公務災害補償の事務の委託に関する規約の一部変更について申し上げます。 この議案は、議第82号の条例設定に関連して、小中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害の認定について公平を期すため、第三者機関である山形県消防補償等組合に委託するため、委託に関する規約の一部を改正するものであり、特に問題なく、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決定した次第であります。 以上、当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○青柳仁士議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 質疑なしと認め、終結いたします。 △厚生常任委員長報告 ○青柳仁士議長 次に、厚生常任委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。 海鋒厚生常任委員長。  〔海鋒孝志厚生常任委員長 登壇〕 ◆海鋒孝志厚生常任委員長 去る3月11日の本会議におきまして、厚生常任委員会に付託になりました議第74号、議第75号及び議第81号並びに請陳第11号、請陳第12号及び請陳第14号について審査いたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。 初めに、議第75号天童市敬老金支給条例の一部改正について申し上げます。 敬老金の支給を範囲を狭めて80歳のワンポイントで支給するよう改正になる条例の案ですが、財政的な問題もさることながら、高齢化により支給対象者、支給額も年々増加していることから、敬老の意を金銭ではないさまざまな形で検討する時期に来ているのではないかということで、全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。 また、議第74号天童市立のぞみ学園設置及び管理に関する条例の一部改正について、また議第81号天童市立天童病院看護職員修学資金貸与条例の廃止についての2件については、特に問題なく、採決の結果、全員異議なく可欠すべきものと決定いたしました。 次に、請陳第11号骨髄バンクの利用にかかわる医療保険の適用を求める請願について申し上げます。 請願の趣旨は、骨髄バンク利用にかかわる利用料や適合性の確認検査料などの経費を保険適用するよう求めるものであります。 これらの経費の支払いは、患者にとって現在でも大きな負担となっており、医療保険の適用になりませんと、現在40万円ほどの負担が70万円にふえるということになり、治療を受けられない患者が出てくるということもございますので、あわせて骨髄移植推進財団についても、財政破綻の危機に直面することから、国の責任によって骨髄移植に関し、医療保険の適用拡大をすべきであろうということで、採択すべきものといたしました。 続いて、請陳第12号「食品衛生法」の改正と運用強化を求める意見書に関する請願について申し上げます。 請願の趣旨は、食品の安全性を確保し、国民の健康のため、食品衛生法の改正と運用強化を求めているものであります。食の安全については、BSEの発生以来、消費生活全般に影響が及んでおりますし、現状では食品の安全に関する法制度や行政のあり方も時代にふさわしいものに改正していくことが求められているのではないかとして、採択すべきものと決定した次第であります。 最後に、請陳第14号安心の医療制度への抜本改革を求め、負担増に反対する意見書提出を求める請願について申し上げます。 請願の趣旨は、医療制度の抜本改革を求め、患者負担の引き上げに反対するよう求めるものであります。これまでも医療制度の抜本改革が先送りされ、患者、被保険者の負担増が繰り返されていることから、安心して医療が受けられるような医療制度の抜本改革を進めることと、負担増に頼った考え方を改めるべきであろうということで、採択すべきものと決定した次第でございます。 以上、当常任委員会の審査結果を御報告申し上げましたが、御賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○青柳仁士議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 17番伊藤和子議員。  〔17番 伊藤和子議員 登壇〕 ◆17番(伊藤和子議員) 議第75号の天童市敬老金支給条例の一部改正について、ただいまの委員長の報告では、見直しの時期に来ているのだろうというふうな委員会の中での話だったようでありますが、この今までの敬老金支給の高齢者の状態というか現状をどうとらえて審議に当たられたのか、お伺いいたします。 ○青柳仁士議長 海鋒厚生常任委員長。 ◆海鋒孝志厚生常任委員長 敬老金につきましては、実は私も勉強不足でございまして、80歳以上が毎年3,000円ずついただけるということを知りませんでした。今回初めてわかったわけでございますが、長生きした御褒美にお金で片をつけるということはどうかなというふうに私も思っておりましたし、行財政改革の中身でいろいろな見直しの中で、別な形で敬老の意を表するいろいろな施策を検討すべき時期ではないかというふうな考え方で、今回委員会では採択すべきというふうにしたところでございました。 ○青柳仁士議長 ほかに質疑なしと認め、終結いたします。 ここで休憩します。   午後2時30分 休憩   午後2時46分 再開 ○青柳仁士議長 休憩前に引き続き会議を再開します。 △文教経済常任委員長報告 ○青柳仁士議長 次に、文教経済常任委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。 伊藤文教経済常任委員長。  〔伊藤護國文教経済常任委員長 登壇〕 ◆伊藤護國文教経済常任委員長 去る3月11日の本会議におきまして、当文教経済常任委員会に付託になりました議第76号、議第77号、議第82号、議第83号、請陳第13号及び請陳第15号につきまして、審査の経過と結果について、特に話題になったことを中心に御報告を申し上げます。 最初に、議第76号天童市農業基本条例の設定について、委員からは、農業発展のために条例は大事であるが、農業をやりたい人のために農業ができるように、また消費者を大事にする条例にしてほしいとの要望が出されましたが、政策は地方から発信していく時代であり、基本計画策定のための審議会委員選出に当たっては、各種農業団体の代表等のほかに委員を公募するなど、消費者の視点を入れた条例にしたいとのことでありました。 次に、議第77号天童北部多目的交流センターの設置及び管理に関する条例の設定については、説明を受けて了としたところであります。 次に、議第82号天童市立の小中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の設定につきましては、委員から、学校医が学校に行くまでの時間についても該当するのかとの質疑があり、これについては該当するとの説明を受けました。 次に、議第83号天童市社会教育条例の一部改正につきましては、委員から、公民館の名称が各地域により異なるのかとの質疑がありましたが、各小学校単位に1公民館と考えているので、将来的には統一するとの説明がありました。 以上、議第76号、議第77号、議第82号及び議第83号の議案につきましては、採決した結果、全員異議なく可決すべきものと決定した次第であります。 次に、請陳第13号雇用の危機突破を求める意見書提出を求める請願について申し上げます。 本件は、長期にわたる経済停滞で戦後最悪の失業率、相次ぐリストラ計画の発表など、深刻な雇用と暮らしの危機に陥っている中、この雇用と暮らしの危機的な事態を突破し、国に対して日本の経済社会を再生させるために120万人以上の雇用を創出するとともに、能力開発や再就職支援策を強化し、失業を減らすことなどを要望する意見書を提出するものであります。 委員からは、このような経済状況では、国への要望は当然であり、願意妥当で採択賛成の意見があり、採決の結果、全員異議なく採択すべきものと決定した次第であります。 次に、請陳第15号BSE(牛海綿状脳症)緊急措置法の成立を求める意見書提出についての請願について申し上げます。 本件は、政府の招いたBSE災害により、経営の危機に立たされている畜産農家等が一刻も早く安心して経営が続けられるよう、国に対して速やかにBSE緊急措置法の成立を求める意見書の提出を求めるものであります。 委員から、BSE問題は国の責任は明確であり、BSE発症以来、畜産農家等は大変な状況であり、国へ要望することは願意妥当で、採択賛成の意見があり、採決の結果、全員異議なく採択すべきものと決定した次第であります。 以上、当委員会の決定どおり御賛同賜りますようにお願いを申し上げまして、報告を終わらせていただきます。 ○青柳仁士議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 質疑なしと認め、終結いたします。 △建設常任委員長報告 ○青柳仁士議長 最後に、建設常任委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。 水戸建設常任委員長。  〔水戸 保建設常任委員長 登壇〕 ◆水戸保建設常任委員長 去る3月11日の本会議におきまして、建設常任委員会に付託になりました議第78号天童市市営住宅条例の一部改正について、議第79号天童市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について、議第80号天童市わくわくランド多目的広場の設置及び管理に関する条例の設定について、議第85号山形新幹線関連道路事業委託契約の一部変更について及び請陳第5号天童市大字小関字倉津加及び堅田前地区の市街化区域編入の請願を審査いたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。 まず、議第78号、議第79号及び議第85号について申し上げます。 この3議案につきましては、説明を受け、了とした次第であります。 採決の結果、全員異議なく原案どおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議案第80号天童市わくわくランド多目的広場の設置及び管理に関する条例の設定について申し上げます。 にぎわいをつくるということで設置した広場であり、市民が使いやすくにぎわいを生み出せるような管理規則などをつくっていただきたいと要望したところでございます。 以上、採決の結果、全員異議なく原案どおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、請陳第5号天童市大字小関字倉津加及び堅田前地区の市街化区域編入の請願について申し上げます。 この請願は、昨年の9月議会で出されたものであり、これまで2回継続審査になっていたものであります。この請願対象の区域は、蔵増インターチェンジ周辺を含め、いずれは開発をしていかなければならないものであります。しかし、市街化区域に編入するということは、面的整備が義務づけられるものであり、周辺の土地利用をどう位置づけするか、主要地方道天童・大江線を中心として、都市計画道路などの検討、また整備された優良農地であることなど、検討課題が多いわけであります。 さらに、天童市第五次総合計画、都市計画マスタープランに位置づけられて、これから市街化区域編入の調査を進めようとしている地区もあることから、この土地だけを対象にした宅地開発の請願を採択することはできないとの結論に達しました。 以上のようなことから、採決の結果、採択に賛成する者がなく、不採択すべきものと決定した次第であります。 以上、当常任委員会の決定どおり御可決賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○青柳仁士議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 質疑なしと認め、終結いたします。  以上で、各委員長の報告を終わります。 △討論 ○青柳仁士議長 これより討論を行います。 討論の通告ありますか。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 最初に、議第43号平成14年度天童市一般会計予算に対する反対討論の通告者、4番石垣昭一議員。  〔4番 石垣昭一議員 登壇〕 ◆4番(石垣昭一議員) 議第43号平成14年度天童市一般会計予算について、反対の討論をいたします。 地方分権が叫ばれる中、市民の暮らしを守り、住民の安全、健康及び福祉を保持することとした地方自治法の精神に立ち、市民のための市民に喜ばれる地方自治を構築することが求められています。 市長は、新年度予算編成に当たって、第五次天童市総合計画の実現に向け、必要性、緊急度、重要度に配慮しつつ、計画性、選択性を持って予算編成を行い、継続事業の早期完成、新規事業の見直しを基本としながら、市民生活に密着した諸施策やソフト事業については積極的に予算に反映させたとしています。 必要性、緊急度、重要度をはかる物差しをどの立場から、だれの視点から見るのか、これが問われています。新年度予算をこういった立場から見て、真に市民の暮らしを守る予算とは言いがたいものがあります。 まず、行財政改革による定員適正化計画の策定についてです。 人口がふえ、業務量が増加する中で、職員定数は593人で、現在の職員が580人、14年度では575人にする計画です。保育園や学校給食センターなどの現場で、退職者の補充を行わず、パートや臨時で間に合わせるのは、大変問題であります。幾ら行政改革といっても、必要な場所に必要な人員を確保することが求められます。 また、敬老金支給についてであります。 敬老金品の見直しで、前年に比較して950万も縮減した予算となっています。今、お年寄りの方は介護保険での1割負担や、国による老人医療制度の改悪などで、そうでなくとも大変厳しい現状となっているとき、お年寄りのささやかな楽しみを奪う、このたびのマイナス予算は許されるものではありません。 次に、市有施設整備基金についてです。 次々と建設した施設が年数がたって、一挙に莫大な金が必要になると基金を積み立てていますが、目標も計画もなく、あいまいに基金を積むことは認めがたいものがあります。これまでも指摘していますが、施設のメンテナンス計画を立て、目的を明確にした上で積み立てるべきであると指摘いたします。 次に、鍬ノ町の整備についてであります。 鍬ノ町全体の構想が見えず、小出しで事業が進められています。全体計画での進捗率は23.2%となっており、今後どうなるのか大変危惧するものであります。 1億9,700万円の土地購入費の計上であります。これまで市で買い求めた保留地は6,052平米で4億5,996万円と、大変な金額となっています。残りの保留地も1万593平米残っており、さらなる市民への負担が考えられます。 既にヤマコー物産館では、営業不振からテナント業者が撤退している状況にあり、ヤマコーの土地と建物の一部を買い戻しを要望されており、鍬ノ町開発整備については大変疑問のあるところであります。 水田の生産調整に関連し、一言申し述べます。 米価安定のため、国が進めることだからとして、さらなる減反を押しつける市のやり方に大変疑問を感じます。県からの割り当て面積を100%実施したと評価する姿勢は、まず改めるべきであり、いかに地域農業を守るのか、農民を生産から撤退させないか、市として独自の生産調整に対する対策の立て方も問われるものであります。 最後に、BSE対策についてです。 BSE問題は、国の責任であると言いつつも、農業を基幹産業として位置づける天童市にあって、このたびの対策は大変冷たいものと言わざるを得ません。BSEの発生は昨年の9月であり、飼料購入補助はさかのぼって支給すべきではありませんか。他の自治体では、実態に合わせた独自施策を既に取り組んでいる状況にあります。 市は国の緊急対策も活用しながら対処したいと言っていますが、国の制度の内容が農家などによく伝えられていない現状は、行政指導が不十分であることを示すものです。また、畜産農家の現状を認識していないところに問題があると指摘せざるを得ません。 以上申し上げましたが、市長は市政運営の基本理念として、市民が主役の市民による市民のための市政を掲げています。このたびの一般会計予算については、見通しも示さないまま進めるやり方と、市民の暮らしを守る予算となっていないことに異議を申し上げ、反対討論といたします。 ○青柳仁士議長 次に、議第68号天童市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の設定について並びに議第75号天童市敬老金支給条例の一部改正についてに反対する討論の通告者、17番伊藤和子議員。  〔17番 伊藤和子議員 登壇〕 ◆17番(伊藤和子議員) 議第68号天童市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の設定について、反対の討論をいたします。 この条例案は、平成12年、公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律が制定されたことに基づき、地方自治体で条例を定めるものであります。これまで全国各地で公益法人や第三セクターへの職員派遣について訴訟が起こされ、地方自治法違反との裁判所の判決が相次いだことから、合法化するためにつくる条例でもあります。 天童市では、現在、社会福祉協議会に2名、財団法人文化スポーツ振興事業団に1名を派遣していますが、今後見直して必要性を吟味し、縮小したいと総務委員会の審査のときに言っていたわけでありますが、条例が制定されれば、それにのっとって派遣される可能性の道は開かれてしまいます。 第三セクターの経営破綻が全国各地で問題となっており、自治体の財政負担や人的支援が求められているところも少なくありません。結果として、本市と市民がそのツケを負うことにもなりかねないものでもあります。 また、平成14年4月1日から施行されるものでありますが、職員組合との合意もまだのようであります。平成12年制定以来、十分話し合える期間があったはずでありますが、派遣される職員が不利になる条項もあるとのことで、この直前まで合意できなかったのではなかったのでしょうか。そういった意味でも、この条例の設定について反対をいたします。 続いて、議第75号天童市敬老金支給条例の一部改正についてでありますが、行財政改革の一環で、財政縮小だけでなく、あり方について検討した結果、これまで80歳以上に支給していた敬老金を80歳に限り支給するもので、金額は3,000円から5,000円に増額されますが、ことしから急に廃止されるのはいかがなものかと思います。全国あちこちで同じようなことが起きていて、各地で高齢者の楽しみを奪うものだと大きな声が上がっているところでもあります。 前年度に比べ900万円浮く計算になりますが、軽度生活援助事業、介護予防対策など、高齢者のために使いたいと言っております。今の時代に必要なものの予算は別に確保すべきであり、高齢者の予算を削って充てるべきではありません。 私どもはこれまで敬老会のあり方などについて、高齢者の皆さんから話を伺っておりますが、敬老金については大変ありがたいと言って神棚や仏壇に上げたとか、また3,000円と少額ではありますが、自分がもらったものだから、孫にあげて、孫の喜ぶ顔を見られるのが何よりも楽しみにしているとの話には、人ごとながらうれしいものであります。 ことしももらえるものと楽しみにしている方もおられると思うと、このたびの一部改正は認めがたいものがあります。せめて1年前に告知するなどの配慮があってしかるべきかと思い、反対するものであります。 ○青柳仁士議長 次に、議第84号中華人民共和国瓦房店市との友好都市協定の締結についてに対する反対討論の通告者、1番佐藤正男議員。  〔1番 佐藤正男議員 登壇〕 ◆1番(佐藤正男議員) 議第84号中華人民共和国瓦房店市との友好都市協定の締結について、反対の討論を行います。 本議案につきましては、11日の総括質疑において、14年度に締結する必要性と締結後の事業の見通しについてお伺いいたしましたが、その答弁を要約させていただきますと、①交流拡大のきっかけとして友好都市協定を締結したい。②経済を中心とした20年来の交流があり、市民のつばさ等により、市民的にも交流拡大を望む声が広がってきた。③瓦房店市から締結に向けた親書が2回届いている。2月に王副市長ら5人が来童された。④交流のあり方についても、より具体的な検討が必要であり、教育、スポーツ、芸術、文化で始められるところから発展させていきたいというような内容であり、本議案が新規事業として14年度にぜひとも実施しなければならない課題であるとは、私にはどうしても理解しがたいのであります。逆に、なぜこれほどまでに急がなければならないのか、疑問はぬぐい去れません。 その理由といたしまして、3つの観点から申し上げます。 第1点、行政体としての計画性の観点からであります。地方自治法第2条第4項に「市町村はその事務を処理するに当たっては、議会の議決を経て、その地域における総合的かつ計画的な行政の運営を図るための基本構想を定め、これに即して行うようにしなければならない」と定められているように、行政に計画性が求められていることは、皆様御案内のとおりであります。この基本構想、基本計画を定めた第五次天童市総合計画が策定されたのは、昨年3月、わずか1年前なのです。 今回の友好都市協定締結が念頭にあったならば、当然この第五次総合計画の中に新たな姉妹都市交流に関した記述があってよいはずでありますし、13年から15年の3カ年の実施計画に入ってしかるべき案件だと考えます。 また、市長の中で、国際交流についての長期ビジョン、例えば現在ヨーロッパではイタリアのマロスティカ市と、オセアニアではニュージーランドのマールボロウ市、2つの市と姉妹都市を締結しておりますが、第五次総合計画の目標年次であります平成27年までにアジア、アフリカ、南北アメリカの都市と姉妹都市を締結して、国際的なネットワークを構築した中で、市民レベルでの輻輳的な交流活動を展開し、国際経験豊かな天童市民の育成を図りたいと考えております。当面は、21世紀はアジアの時代でもあり、中でも身近な中国との良好な関係を構築することは、日本しとても大切な課題であるとの認識から、中華人民共和国にターゲットを絞り、これまでの経過等を十分に踏まえ、友好都市締結を視野に入れた交流相手を模索していきますというようなお考えがあったならば、当然この第五次総合計画に反映されていないのは、まことに不思議なのであります。 また、私が議員になった平成11年10月以来、市長あるいは執行部から、新たな姉妹都市、友好都市に関しての話題は、ことし1月に全員協議会での説明が初めてであり、突然なぜ、いつからといった戸惑いを覚えたのは、私ばかりではないはずです。 加えて、先ほどの答弁の要約で申し上げましたが、瓦房店市から親書が2回届いている。1回目の親書の日付は昨年の9月21日付であり、2回目は王副市長が来童する直前のことし2月1日付であります。したがって、これらの状況から、昨年3月の時点では、市長におかれましても本議案に対してのお考えはなく、昨年9月21日付の親書に加え、王副市長が来童するという情報を受けて、急遽進められたと推察せざるを得ないのであります。 第2点は、事業の将来見通しが不明確な点であります。 昨年12月議会の一般質問に際して申し上げましたが、私は姉妹都市について、交流を深めるだけといった安易な考え方はいかがなものかと考えております。場合によっては、市町村の合併問題と同じくらいに慎重さが要求される課題であると認識しております。 と申しますのは、一度締結したら、その関係は未来永劫続くというのが基本でありましょうし、締結の経過もよくわからない、後世の天童市民が不利益をこうむるような事態に陥らないか、十分に考慮する必要があると考えるからであります。 交流のあり方についても、「より具体的な検討が必要であり、教育、スポーツ、芸術、文化で始められるところから発展させていきたい」総務部長の答弁、「息の長い交流が大事であり、市民的な立場で盛り上がり、拡大していくことが大切である」という市長の答弁は、事業の将来見通しにあいまいな点が数多くあることを如実に物語っております。 事実、けさの新聞においても、「交流促進どう展開」、中国の瓦房店市との友好都市締結に関して、市民らが意見交換をしたという記述があります。このことから見ても、天童市民全体の利益という点からも、具体的な交流活動及び将来見通しについて、時間をかけて両市の合意形成を図るとともに、十分な議論を尽くし、市民皆様のより一層の理解が得られてから、友好都市協定を締結しても遅きに失することはないと私は考えます。 第3の観点は、この協定締結に向けた進め方であります。 総務常任委員会、全員協議会で説明したのが、ことしに入ってからの1月下旬であります。そして、今定例会に議案として上程されたわけでありますが、議会の議論を経ず、議決も得ないうちに協定締結の日程が決まっているというような進め方は、いささか心外であり、民主主義の根本をも揺るがす問題でもあり、断じて見過ごすことはできないと考えるものであります。 皆様御承知のとおり、国会は議員内閣制をとっており、内閣は国会で選んだ内閣総理大臣が組織し、政府与党が一体となり行政運営を担っております。 一方、地方議会はいわゆる大統領制をとっており、長と議会は住民にそれぞれ直接責任を負う立場にあります。つまり選挙で選ばれ、予算の調整権、執行権など絶大なる権力を持つ市長が、さらに職員に対しては人事権という伝家の宝刀を持つ市長が、公約どおりに市政を執行しているかどうかを、同じく選挙で選ばれた議員が市民にかわって対等な立場でチェックすることが、地方議会の最も重要な役割なのであります。 議決も得ない段階で決めておきながら、議会に対して既に日程が決まっているからという理由で議論もはぐらかし、追認を迫るような進め方は、議会軽視も甚だしく、ひいては市民軽視につながることと言わざるを得ません。議会出身でもあり、市民が主役の市政を標榜する遠藤市政にふさわしくないと考えるものであります。 また、議会においても、このような事態を見過ごしてしまうことは、議会みずからその権威と機能を葬り去ることにつながり、何より市民からの信頼を失墜してしまいかねない、天童市議会としても憂慮すべき問題であると私は考えます。 以上、3つの観点から、本議案は新規事業は必要度、緊急度、重要度を十分に勘案してと市長がおっしゃることと矛盾し、14年度にどうしても締結しなければならない理由が見つからない。逆に市民にとっての必要度、緊急度、重要度を考えた場合、これから十分に考慮しながら進めるべき事業であることは明白であり、このまま締結に向けて進むのは時期尚早と断言し、反対の意を表するものであります。 どうか6万3,000天童市民を代表し、市民の立場に立ってチェック機能を果たすべく、当議会に議席を有する議員皆様方の絶大なる御賛同を賜りますよう、心から、心からお願いを申し上げまして、反対の討論といたします。 御清聴ありがとうございます。 ○青柳仁士議長 以上で討論を終結いたします。 △採決 ○青柳仁士議長 これより順次採決いたします。 最初に、日程第1、議第43号平成14年度天童市一般会計予算についての採決をいたします。 討論がありましたので、起立によって採決いたします。 お諮りします。 ただいまの議案について、予算特別委員長の報告は原案どおり可決であります。予算特別委員長報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○青柳仁士議長 起立多数と認めます。 よって、議第43号については、予算特別委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第2、議第44号平成14年度天童市国民健康保険特別会計予算から、日程第12、議第54号平成14年度天童市立天童病院事業会計予算までの11件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案11件について、予算特別委員長の報告は原案可決であります。予算特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、議案第44号から議案第54号までの予算議案11件については、予算特別委員長の報告のとおり可決されました。 次に、日程第13、議第65号天童市個人情報保護条例の設定についてから、日程第15、議第67号天童市情報公開・個人情報保護運営審議会条例の設定についてまでの議案3件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案3件について、各常任委員長の報告は原案可決であります。各常任委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案3件については、各常任委員長の報告のとおり可決されました。 次に、日程第16、議第68号天童市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の設定についてを採決いたします。 討論がありましたので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案について、総務常任委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成する議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○青柳仁士議長 起立多数と認めます。 よって、議第68号については、総務常任委員長の報告のとおり可決されました。 次に、日程第17、議第69号天童市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部改正についてから、日程第22、議第74号天童市立のぞみ学園設置及び管理に関する条例の一部改正についてまでの議案6件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案6件について、各常任委員長の報告は原案可決であります。各常任委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案6件については、各常任委員長の報告のとおり可決されました。 次に、日程第23、議第75号天童市敬老金支給条例の一部改正について、採決いたします。 討論がありましたので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案について、厚生常任委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成する議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○青柳仁士議長 起立多数と認めます。 よって、議第75号については、厚生常任委員長の報告のとおり可決されました。 次に、日程第24、議第76号天童市農業基本条例の設定についてから、日程第31、議第83号天童市社会教育条例の一部改正についてまでの議案8件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案8件について、各常任委員長の報告は原案可決であります。各常任委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案8件については、各常任委員長の報告のとおり可決されました。 次に、日程第32、議第84号中華人民共和国瓦房店市との友好都市協定の締結について採決いたします。 討論がありましたので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案について、総務常任委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成する議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○青柳仁士議長 起立多数と認めます。 よって、議第84号については、総務常任委員長の報告のとおり可決されました。 次に、日程第33、議第85号並びに日程第34、議第86号の2議案を一括採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案2件について、各常任委員長の報告は原案可決であります。各常任委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案2件については、各常任委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第35、請陳第5号天童市大字小関字倉津加及び堅田前地区の市街化区域編入の請願について採決いたします。 この採決は起立によって行います。 この請願に対する建設常任委員長の報告は不採択であります。 お諮りいたします。 請陳第5号天童市大字小関字倉津加及び堅田前地区の市街化区域編入の請願について、採択をすることに賛成する議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○青柳仁士議長 起立少数と認めます。 よって、請陳第5号については、不採択とすることに決定しました。 次に、日程第36、請陳第11号から、日程第40、請陳第15号までの請陳5件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの請陳5件については、各常任委員長の報告は採択であります。各常任委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの請陳5件については、各常任委員長の報告のとおり決定しました。 △閉会中の継続審査申出事件 ○青柳仁士議長 次に、日程第41、請陳第7号を上程し、議題といたします。 ただいま議題となっております請陳第7号については、所管の常任委員長からお手元に配付してあります申出書のとおり、会議規則第104条の規定による閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。 所管の常任委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、請陳第7号については、継続審査とすることに決定しました。 △閉会中の継続調査申出事件 ○青柳仁士議長 次に、日程第42、閉会中の継続調査の申し出について議題といたします。 各常任委員会及び議会運営委員会における所管事務の調査について、お手元に配付しております閉会中の継続審査申し出のとおり、申し出があります。 お諮りいたします。 各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、閉会中の継続調査の申し出については、各委員長の申し出のとおり決定しました。 △議会案上程 ○青柳仁士議長 次に、日程第43、議会案第9号自治体の公金についてペイオフの特例措置を講じることを求める意見書の提出についてから、日程第48、議会案第14号BSE(牛海綿状脳症)緊急措置法の成立を求める意見書の提出についてまでの議会案6件を一括上程し、議題といたします。 △提案理由の説明 ○青柳仁士議長 これより提案理由の説明を求めます。 初めに、議会案第9号の提出者、12番小澤議員。  〔12番 小澤 精議員 登壇〕 ◆12番(小澤精議員) 議会案第9号自治体の公金についてペイオフの特例措置を講じることを求める意見書の提出についての提案理由を申し上げます。 現在、地方財政を取り巻く状況は、長引く不況とその回復のおくれなどによる税収の大幅な落ち込みに加え、国庫補助金等の削減等により非常に厳しい状態にあります。 このような状況の中で、4月1日からペイオフが解禁されることは、地方自治体にとりまして財政運営上大きな不安を抱えることになる極めて深刻な問題であり、また中小金融機関に及ぼす影響は、ひいては地域経済の維持発展並びに市民生活にも非常に大きな影響が懸念されます。 よって、国会及び関係省庁に対し、地方自治体の健全な発展と安定した財政運営を確立するために、自治体の公金はペイオフの特例として保護されるようにこの意見書を提出するものであります。 皆様の御賛同を賜りたく、お願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○青柳仁士議長 次に、議会案第10号、第11号及び第12号の提出者、10番海鋒孝志議員。  〔10番 海鋒孝志議員 登壇〕 ◆10番(海鋒孝志議員) 議会案第10号骨髄バンクの利用にかかわる医療保険の適用を求める意見書の提出について、提案理由を説明申し上げます。 骨髄移植は、白血病などの根治的治療法として不可欠なものとなっておりますが、骨髄バンクに関する利用料や適合性の確認検査費用などのさまざまなものが患者負担となっており、患者と家族は過重な経済的負担を強いられております。また、骨髄バンクを担う骨髄移植推進財団も財政破綻の危機に直面しております。 このようなことから、国の責任によって骨髄移植に関し、医療保険の適用を拡大し、患者の経済的負担の軽減と骨髄バンクの健全な運営を確保するよう、強く国に要望し、意見書を提出するものであります。 続いて、議会案第11号「食品衛生法」の改正と運用強化を求める意見書の提出について、提案理由を説明申し上げます。 食品の安全性を確保することは、国民の健康にとって極めて重要な課題でありますが、狂牛病の発生は生産者の流通業界のみならず、消費生活全般に大きな影響を与えております。また、O-157の発生や環境ホルモン、遺伝子組み換え食品などをめぐる問題も発生し、食の安全に対する国民の意識が高まってきております。 このように科学技術の高度化、食品流通の国際化、複雑化に伴い、食品の安全に関する法制度や行政のあり方も新しい時代にふさわしい充実化が求められていることから、現行の食品衛生法の改正とその運用を強く要望し、意見書を提出するものであります。 最後に、議会案第12号医療制度の抜本改革を求め、負担増に反対する意見書の提出について申し上げます。 住民の健康と命を守り、住民が安心して医療機関にかかれる医療制度は、すべての国民が望むところでありますが、政府は抜本改革を先送りし、患者、被保険者への負担増を繰り返してきました。現在の厳しい経済情勢において、患者の負担増や保険料の引き上げを中心に財源を求めた医療制度改革が実施されれば、受診がさらに抑制されることになり、病気の重症化を招き、逆に医療費の増大を招くおそれがあります。 国民が今求めているのは、すべての国民が将来にわたって安心してかかれる医療制度であります。したがって、政府は国民が期待する医療制度を、患者の負担増や保険料の引き上げに頼ることなく、国の責任において国民本位の医療体制を確立されるよう強く要望して、意見書を提出するものであります。 皆様の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○青柳仁士議長 次に、議会案第13号及び第14号の提出者、11番伊藤護國議員。  〔11番 伊藤護國議員 登壇〕 ◆11番(伊藤護國議員) 議会案第13号、議会案第14号についての提案理由を申し上げます。 最初に、議会案第13号雇用の危機突破を求める意見書の提出について申し上げます。 長期にわたる経済停滞の中で、4年連続の収入減、5%台半ばの戦後最悪の失業率、相次ぐリストラ計画の発表など、深刻な雇用と暮らしの危機に陥っており、地域経済にも深刻な影響を及ぼしております。雇用と暮らしの危機的な事態を突破し、日本の経済社会を再生させるために、国会及び国に対し雇用の危機突破を求めるよう意見書を提出するものであります。 次に、議会案第14号BSE(牛海綿状脳症)緊急措置法の成立を求める意見書の提出について申し上げます。 BSEの発症は、国民に大きな衝撃を与え、消費者や畜産農家に深刻な影響を与えております。政府の招いたBSE災害によって、経営の危機に立たされている畜産農家、加工流通業者、飲食店経営者などが、一刻も早く安心して経営が続けられる環境をつくり、世界で最も安全でおいしい牛肉、牛肉加工製品を提供できるようにすることなどを求め、早急にBSE緊急措置法の成立を求めて、国会及び国に対し意見書を提出するものであります。 皆様の御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○青柳仁士議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議会案6件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定しました。 △質疑 ○青柳仁士議長 これよりただいま議題になっております議会案6件について質疑を行います。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 質疑なしと認め、終結いたします。 △討論 ○青柳仁士議長 これより討論を行います。 討論の通告がありませんので、終結いたします。 △採決 ○青柳仁士議長 これより採決を行います。 議会案第9号から議会案第14号までの議会案6件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議会案6件については、原案どおり可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議会案6件については、原案のとおり可決されました。 △日程追加の件 ○青柳仁士議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議会案第15号の提出がありましたので、これを日程に追加し、追加日程第49として議題としたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、議会案第15号を日程に追加し、追加日程第49として議題とすることに決定しました。 △議会案上程 ○青柳仁士議長 追加日程第49、議会案第15号天童市議会会議規則の一部改正についてを議題といたします。 △提案理由の説明 ○青柳仁士議長 これより提案理由の説明を求めます。 初めに、議会案第15号の提出者、13番長岡繁議員。  〔13番 長岡 繁議員 登壇〕 ◆13番(長岡繁議員) 議会案第15号天童市議会会議規則の一部改正について、提案理由の説明を申し上げます。 平成13年12月6日、第153回国会衆議院本会議で可決され、現在、参議院総務委員会に付託されて審査されております地方自治法の一部を改正する法律案によりますと、地方自治法第100条の議員派遣関係について、議案の審査または地方公共団体の事務に関する調査など、議会において必要があると認めるときは、会議規則の定めるところによって派遣することが規定されております。また、この附則第1条によりますと、この改正規定については平成14年4月1日が施行期日となっております。 したがいまして、この改正法案が可決成立後においては、4月1日以降に派遣するには、会議規則の規定に基づいた手続が必要になり、この手続を経ないで派遣することはできなくなることから、所要の改正を行うものであります。 よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。 ○青柳仁士議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議会案第15号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定しました。 △質疑 ○青柳仁士議長 これより質疑を行います。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 質疑なしと認め、終結いたします。 △討論
    ○青柳仁士議長 これより討論を行います。 討論の通告がありませんので、終結いたします。 △採決 ○青柳仁士議長 これより採決を行います。 お諮りいたします。 ただいまの議会案第15号については、原案どおり可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、議会案第15号については、原案のとおり可決されました。 最後に、お諮りいたします。 今定例会におきまして議決されました案件の中で、条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、条項、字句、数字、その他の整理については、議長に委任することに決定しました。 △市長発言 ○青柳仁士議長 この際、市長から発言の申し出がありますので、許可することにいたします。 遠藤市長。  〔遠藤 登市長 登壇〕 ◎遠藤登市長 第6回市議会定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。 今回の定例会は、2002年初頭の大事な3月議会に当たり、去る3月5日の開会から15日間にわたりまして熱心な御精査を賜りましたことに、改めて厚くお礼を申し上げる次第であります。 また、各議案とも原案のとおり御可決いただいたことに厚くお礼を申し上げる次第であります。 今会期中に皆様から寄せられました御意見や御提言、あるいは改善すべき点などにつきましては、今後市政運営にできるだけ反映をさせ、市民の負託にこたえてまいりたいと存じます。 社会経済が目まぐるしく変化する中にあって、時代を先取りした先見性のリーダーシップがますます重要になると思っておりますが、私も全職員と一体となって、市民のための市政確立に向けて一層努力を積み上げていきたいと決意を新たにしているところであります。 議会の皆様におかれましても、さらに今後一層の御指導、御高配を賜りますようお願い申し上げる次第であります。 なお、今3月末日をもって、部長級5名、また課長級3名を含めて12名の職員が退職されます。永年にわたりまして市政発展に御尽力をいただいたことに対し、市民の皆さんと一緒に厚く感謝とお礼を申し上げる次第であります。 また、議会の皆様からも格別の御指導や御高配を賜ってまいりましたことにお礼を申し上げる次第であります。 以上を申し上げまして、厚く感謝とお礼を申し上げまして、閉会に当たりましてのお礼の言葉とさせていただきます。 ありがとうございました。 △閉会 ○青柳仁士議長 以上をもちまして、今定例会の日程は全部終了しました。 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 今期定例会は、3月5日開会以来、本日までの15日間にわたり、提案されました平成14年度当初予算案初め数多くの重要議案について、終始熱心に審議され、全議案の審議を終了して閉会の運びとなりましたこと、議案各位とともにまことに御同慶にたえない次第であります。 遠藤市長におかれましては、去る3月5日の本会議におきまして、平成14年度施政方針を表明されましたが、第五次天童市総合計画に揚げた本市理想像の実現を目指して、限られた財源の中で重点的な予算配分を行い、効率的な行財政運営に特段の御配慮をされまして、市民福祉の向上のため、より一層の努力をされますように御要望申し上げる次第であります。 また、議会審査の過程で出されました各委員会等への意見を十分尊重されまして、将来に向けた確かな市政発展のため、きめ細かな対応をお願い申し上げる次第であります。 なお、今年度限りで退職されます職員の皆様方に対しましては、長い間本市発展のために御尽力をいただきまして、敬意と感謝を申し上げる次第であります。 今後とも市民の立場で御指導、御協力くださいますようにお願いを申し上げます。長い間、本当に御苦労さまでございました。 最後に、今会期中に賜りました議員、執行部並びに報道関係各位の御協力に対し、衷心より厚くお礼を申し上げます。 これをもちまして、平成13年度第6回天童市議会定例会を閉会いたします。   午後3時52分 閉会   議長        青柳仁士   会議録署名議員   秋葉 忠      同      水戸 諭      同      高麗辺市郎...