酒田市議会 > 2019-12-17 >
12月17日-02号

  • SDGs(/)
ツイート シェア
  1. 酒田市議会 2019-12-17
    12月17日-02号


    取得元: 酒田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    令和 1年 12月 定例会(第7回)令和元年12月17日(火曜日)午前10時0分開議       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             出欠議員氏名      小松原 俊議長        斎藤 周副議長出席議員(28名) 1番   市原栄子議員    2番   佐藤 弘議員 3番   阿部秀徳議員    4番   齋藤美昭議員 5番   齋藤 直議員    6番   池田博夫議員 7番   冨樫 覚議員    8番   五十嵐英治議員 9番   斎藤 周議員   10番   江口暢子議員11番   武田恵子議員   12番   進藤 晃議員13番   佐藤喜紀議員   14番   松本国博議員15番   安藤浩夫議員   16番   佐藤伸二議員17番   田中 斉議員   18番   高橋正和議員19番   小松原 俊議員  20番   関井美喜男議員21番   後藤 泉議員   22番   佐藤 猛議員23番   堀 豊明議員   24番   高橋千代夫議員25番   富樫幸宏議員   26番   後藤 仁議員27番   本多 茂議員   28番   田中 廣議員欠席議員(なし)       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             説明のため出席した者丸山 至   市長         矢口明子   副市長須田 聡   上下水道事業管理者  田中愛久   総務部長梅木和広   危機管理監      阿部 勉   企画部長大沼康浩   地域創生部長     佐々木好信  交流推進調整監桐澤 聡   市民部長       菊池裕基   健康福祉部長白畑真由美  子ども・家庭支援調整監                  伊藤 優   建設部長五十嵐 武  建設部技監兼上下水道部技監                  竹越攻征   農林水産部長熊谷 智   会計管理者出納課長 村上幸太郎  教育長本間優子   教育次長       齋藤啓悦   教育次長荘司忠和   上下水道部長管理課長                  加藤 裕   監査委員五十嵐直太郎 農業委員会会長    高橋清貴   選挙管理委員会委員長田村 章   総務課長       池田里枝   財政課長中村慶輔   企画調整課長       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             事務局職員出席者渡部幸一   事務局長       門田 豊   事務局長補佐佐藤清彦   庶務主査庶務係長  守屋 淳   議事調査主査議事調査係長佐藤 傑   議事調査主査     渡部千晶   庶務係調整主任元木一成   議事調査係調整主任  鈴木輝正   議事調査係主任土門春奈   庶務係主事       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             議事日程議事日程第2号 令和元年12月17日(火)午前10時開議第1.議第146号 酒田都市計画税条例の一部改正について第2.議題147号 酒田コミュニティセンター設置管理条例及び酒田都市公園条例の一部改正について第3.議題150号 酒田青沢克雪管理センター指定管理者の指定について第4.議題151号 請負契約の締結について(浜田・若竹統合保育園(仮称)建設工事建築工事))第5.議題153号 地方独立行政法人山形県・酒田病院機構が達成すべき業務運営に関する目標を定めることについて第6.議題148号 酒田手数料条例の一部改正について第7.議題149号 酒田指定下水道工事店条例の一部改正について第8.議題152号 酒田観光物産館指定管理者の指定について第9.議第144号 令和元年酒田一般会計補正予算(第7号)第10.議第145号 令和元年酒田介護保険特別会計補正予算(第2号)第11.議第154号 酒田市副市長の選任について第12.請願第3号 次期食料農業農村基本計画に関する請願第13.議会第2号 次期食料農業農村基本計画に関する意見書について        -----------------------------             本日の会議に付した事件(議事日程のとおり)        ----------------------------- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △開議 ○小松原俊議長 おはようございます。 再開いたします。 本日は全員出席であります。 直ちに本日の会議を開きます。 本日は、お手元に配付いたしております、議事日程第2号によって議事を進めます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議第146号酒田都市計画税条例の一部改正について外9件 ○小松原俊議長 日程第1、議第146号酒田都市計画税条例の一部改正についてから、日程第10、議第145号令和元年酒田介護保険特別会計補正予算(第2号)までの議案10件を一括議題といたします。 各委員長から常任委員会及び特別委員会における審査の経過並びに結果について順次報告を求めます。 -----------------------総務常任委員会委員長報告小松原俊議長 初めに、日程第1について、総務常任委員会委員長、8番、五十嵐英治議員。 (五十嵐英治総務常任委員会委員長 登壇) ◆五十嵐英治総務常任委員会委員長 総務常任委員会に付託されました議案1件につきましては、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第39条第1項の規定により御報告申し上げます。 議案番号、議第146号。件名、酒田都市計画税条例の一部改正について。審査年月日令和元年12月12日。審査の結果、原案可決であります。 決定の理由、本案は、最上川下流流域下水道工事により、新たに下水道の供用が開始された区域を課税区域として追加するなど、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 -----------------------民生常任委員会委員長報告小松原俊議長 次に、日程第2から日程第5までについて、民生常任委員会委員長、22番、佐藤猛議員。 (佐藤 猛民生常任委員会委員長 登壇) ◆佐藤猛民生常任委員会委員長 民生常任委員会に付託されました議案4件につきましては、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第39条第1項の規定により御報告申し上げます。 議案番号、件名、審査年月日審査の結果、決定の理由の順に申し上げます。 議第147号酒田コミュニティセンター設置管理条例及び酒田都市公園条例の一部改正について。令和元年12月12日。原案可決であります。 本案は、酒田亀ケ崎コミュニティ防災センターを新たに亀ケ崎公園内に設置することに伴い、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第150号酒田青沢克雪管理センター指定管理者の指定について。令和元年12月12日。原案可決であります。 本案は、酒田青沢克雪管理センター指定管理者を指定するため、議会の議決を求めるものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第151号請負契約の締結について(浜田・若竹統合保育園(仮称)建設工事建築工事))。令和元年12月12日。原案可決であります。 本案は、浜田・若竹統合保育園(仮称)建設工事建築工事)の請負契約を締結するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第153号地方独立行政法人山形県・酒田病院機構が達成すべき業務運営に関する目標を定めることについて。令和元年12月12日。原案可決であります。 本案は、地方独立行政法人山形県・酒田病院機構が達成すべき業務運営に関する目標を定めるため、地方独立行政法人法の規定により、議会の議決を求めるものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 -----------------------建設経済常任委員会委員長報告小松原俊議長 次に、日程第6から日程第8までについて、建設経済常任委員会委員長、23番、堀豊明議員。 (堀 豊明建設経済常任委員会委員長 登壇) ◆堀豊明建設経済常任委員会委員長 建設経済常任委員会に付託されました議案3件につきましては、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第39条第1項の規定により御報告申し上げます。 議案番号、件名、審査年月日審査の結果、決定の理由の順に申し上げます。 議第148号酒田手数料条例の一部改正について。令和元年12月12日。原案可決であります。 本案は、建築物エネルギー消費性能の向上に関する法律の一部改正に伴い、複数建築物の計画の認定における手数料を定めるなど、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第149号酒田指定下水道工事店条例の一部改正について。令和元年12月12日。原案可決であります。 本案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第152号酒田観光物産館指定管理者の指定について。令和元年12月12日。原案可決であります。 本案は、酒田観光物産館指定管理者を指定するため、議会の議決を求めるものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 -----------------------予算特別委員会委員長報告小松原俊議長 次に、日程第9及び日程第10について、予算特別委員会委員長、16番、佐藤伸二議員。 (佐藤伸二予算特別委員会委員長 登壇) ◆佐藤伸二予算特別委員会委員長 予算特別委員会に付託されました議案2件につきましては、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第39条第1項の規定により、御報告申し上げます。 議案番号、件名、審査年月日審査の結果、決定の理由の順に申し上げます。 議第144号令和元年酒田一般会計補正予算(第7号)。令和元年12月13日。原案可決であります。 本案は、3億1,121万9,000円増額し、予算総額を541億2,103万8,000円とするものであります。 今回の補正は、事業執行に伴うもの、繰越明許費の設定及び公共施設管理に関する包括協定に伴う債務負担行為追加等が主なものであります。 歳出の主なものは、ふるさと納税の堅調な伸びに伴うふるさと納税推進事業費の増額、国の補助制度を活用したマイナンバーカード出張申請用機器購入経費等の新たな計上、更生医療利用者の増による自立支援医療給付事業費生活保護世帯による医療費及び介護サービス利用の増による生活保護扶助事業費、風疹の追加的対策に係るクーポン送付等の経費の増額、多面的機能支払事業における研修会経費の新たな計上及び精算に伴う過年度交付金償還金の増額、県の追加補助に伴う森林病害虫等対策事業費、国の補助事業採択者数の増加に伴う元気な小規模事業者持続化特別助成事業費教育相談室への電話での相談件数の増加に伴う電話使用料の増額、6月に発生した地震により中止となった飛島いきいき体験スクール支援事業費の減額であります。 これに充当する財源としては、国県支出金寄附金及び諸収入をそれぞれ増額し、地方特例交付金繰入金及び市債をそれぞれ減額するものであります。 繰越明許費については、森林病害虫等対策事業を設定するものであります。 債務負担行為補正については、青沢克雪管理センター管理に関する包括協定ほか1件を追加するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第145号令和元年酒田介護保険特別会計補正予算(第2号)。令和元年12月13日。原案可決であります。 本案は、2,406万8,000円増額し、予算総額を129億6,260万9,000円とするものであります。 今回の補正は、介護サービス利用者の増加に伴うもので、歳出では高額介護サービス費等を、歳入では保険料国県支出金支払基金交付金及び繰入金をそれぞれ増額するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○小松原俊議長 これより各委員長報告に対し質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 ないようですので、質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 ないようですので、討論を終結いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    △採決 ○小松原俊議長 これより採決を行います。 初めに、日程第1、議第146号酒田都市計画税条例の一部改正についてを採決いたします。 お諮りいたします。 総務常任委員会委員長報告は、議第146号は原案可決であります。 総務常任委員会委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 御異議なしと認めます。 よって、議第146号は、総務常任委員会委員長報告のとおり決しました。 次に、日程第2、議第147号酒田コミュニティセンター設置管理条例及び酒田都市公園条例の一部改正についてから、日程第5、議第153号地方独立行政法人山形県・酒田病院機構が達成すべき業務運営に関する目標を定めることについてまでの4件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 民生常任委員会委員長報告は、議第147号、議第150号、議第151号及び議第153号の4件は原案可決であります。 民生常任委員会委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 御異議なしと認めます。 よって、議第147号、議第150号、議第151号及び議第153号の4件は、民生常任委員会委員長報告のとおり決しました。 次に、日程第6、議第148号酒田手数料条例の一部改正についてから、日程第8、議第152号酒田観光物産館指定管理者の指定についてまでの3件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 建設経済常任委員会委員長報告は、議第148号、議第149号及び議第152号の3件は原案可決であります。 建設経済常任委員会委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 御異議なしと認めます。 よって、議第148号、議第149号及び議第152号の3件は、建設経済常任委員会委員長報告のとおり決しました。 次に、日程第9、議第144号令和元年酒田一般会計補正予算(第7号)及び日程第10、議第145号令和元年酒田介護保険特別会計補正予算(第2号)の2件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 予算特別委員会委員長報告は、議第144号及び議第145号の2件は原案可決であります。 予算特別委員会委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 御異議なしと認めます。 よって、議第144号及び議第145号の2件は、予算特別委員会委員長報告のとおり決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議第154号酒田市副市長の選任について ○小松原俊議長 日程第11、議第154号酒田市副市長の選任についてを議題といたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市長提案理由説明小松原俊議長 提案者の説明を求めます。 丸山市長。 (丸山 至市長 登壇) ◎丸山至市長 ただいま上程になりました議案の概要について御説明申し上げます。 議第154号については、令和2年2月11日に任期満了となります酒田市副市長矢口明子氏、昭和41年12月14日生まれを引き続き選任したいので、地方自治法第162条の規定により議会の同意を求めるものであります。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○小松原俊議長 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第154号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 御異議なしと認めます。 よって、議第154号は委員会付託を省略することに決しました。 これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 ないようですので、質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 ないようですので、討論を終結いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △採決 ○小松原俊議長 これより採決いたします。 お諮りいたします。 議第154号酒田市副市長の選任については、これに同意することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 御異議なしと認めます。 よって、議第154号については、これに同意することに決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △請願第3号次期食料農業農村基本計画に関する請願 ○小松原俊議長 日程第12、請願第3号次期食料農業農村基本計画に関する請願を議題といたします。 建設経済常任委員会委員長から常任委員会における審査の経過並びに結果について報告を求めます。 -----------------------建設経済常任委員会委員長報告小松原俊議長 建設経済常任委員会委員長、23番、堀豊明議員。 (堀 豊明建設経済常任委員会委員長 登壇) ◆堀豊明建設経済常任委員会委員長 建設経済常任委員会に付託されました請願1件につきましては、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第39条第1項の規定により御報告を申し上げます。 受理番号、請願第3号。件名、次期食料農業農村基本計画に関する請願。審査年月日令和元年12月12日。審査の結果、採択であります。 意見、わが国は飽食の時代を迎えて久しく、国民は日々の生活の中で、食の裏側にある様々なリスクを認識することが難しくなっている。 そうした中で、今後とも国産農畜産物安定供給を確保し、持続可能で豊かな食生活を守り続けるために、現行の食料農業農村計画にある不測時の食料安全保障に止まらず、平時より「質」と「量」の両面で食料安全保障の確立を目指す必要がある。 現在、政府において、中長期の農政の指針となる食料農業農村基本計画見直しに向けた検討が行われているが、見直しにあたっては、食料安全保障に資する基本政策を確立する観点から、生産面及び消費面からの対策を明記し、その実現に向けた具体的取り組みを進めることが必要である。 ついては、食料農業農村基本計画見直しにあたり、食料安全保障を確立するための将来像の具体化消費者の信頼・理解拡大に向けた政策の強化、国産農畜産物安定供給のための生産基盤強化地域政策の強化、次期基本計画の実践に向けた政策推進等を反映するよう国会及び政府関係機関意見書を提出されたいという願意妥当であります。 措置、国会及び政府関係機関意見書を提出であります。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○小松原俊議長 これより建設経済常任委員会委員長報告に対し、質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 ないようですので、質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 ないようですので、討論を終結いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △採決 ○小松原俊議長 これより採決を行います。 日程第12、請願第3号次期食料農業農村基本計画に関する請願を採決いたします。 お諮りいたします。 請願第3号は建設経済常任委員会委員長報告は採択であります。 建設経済常任委員会委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 御異議なしと認めます。 よって、請願第3号は建設経済常任委員会委員長報告のとおり決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議会第2号次期食料農業農村基本計画に関する意見書について ○小松原俊議長 日程第13、議会第2号次期食料農業農村基本計画に関する意見書についてを議題といたします。 -----------------------提案理由説明小松原俊議長 発議者の説明を求めます。 建設経済常任委員会委員長、23番、堀豊明議員。 (堀 豊明建設経済常任委員会委員長 登壇) ◆堀豊明建設経済常任委員会委員長 ただいま議題となっております議会第2号の意見書について御提案申し上げます。 議会第2号次期食料農業農村基本計画に関する意見書について。 次期食料農業農村基本計画に関することについて、別紙のとおり国会及び政府関係機関意見書を提出するものとする。 令和元年12月17日提出。 酒田市議会建設経済常任委員会委員長 堀 豊明。 次期食料農業農村基本計画に関する意見書。 わが国は飽食の時代を迎えて久しく、国民は日々の生活の中で、食の裏側にある様々なリスクを認識することが難しくなっています。 そうした中で、今後とも国産農畜産物安定供給を確保し、持続可能で豊かな食生活を守り続けるために、現行の食料農業農村計画にある不測時の食料安全保障に止まらず、平時より「質」と「量」の両面で食料安全保障の確立を目指す必要があります。 現在、政府において、中長期の農政の指針となる食料農業農村基本計画見直しに向けた検討が行われていますが、見直しにあたっては、食料安全保障に資する基本政策を確立する観点から、生産面及び消費面からの対策を明記し、その実現に向けた具体的取り組みを進めることが必要です。 つきましては、食料安全保障に資する基本政策の確立に向け、食料農業農村基本計画見直しにあたり、下記の事項を反映するよう要望いたします。         記 1.食料安全保障を確立するための将来像の具体化 現行計画及び関連施策の十分な検証を行い、現在掲げる食料自給率目標が確実に達成されるよう、生産基盤強化等に向けた関連施策の構築を行うこと。 生産努力目標等の設定にあたっては、わが国農業生産基盤の根幹である農地面積及び農業就業者数についても減少傾向に歯止めをかける高い目標の設定を行うとともに、優良農地をはじめ農地の保全・維持につながる施策の強化を行うこと。 2.消費者の信頼・理解拡大に向けた政策の強化 (1)食の安全・安心に関わる環境整備 ①TPP11、日EU・EPAなど、国際化進展による環境変化を踏まえて、原料・原産地表示制度を中食・外食にまで拡大し、国産農畜産物に信頼を寄せる消費者の食の選択性を確保すること。 ②生産現場のGAPの普及・実践、事業者のHACCPに沿った衛生管理導入については、人材育成支援強化をはじめ、普及の道筋を具体化し、農村の持続可能性の確保、食の安全・安心の取り組み強化へとつなげること。 (2)食農教育の実践・強化と新たな国民運動展開 ①地産地消、国産消費の拡大を着実に進める観点から、食料農業農村基本計画に掲げる目標・施策と連動した食育推進基本計画の実践・進捗管理を行うこと。また、食農教育和食推進においては、関係省庁の連携を強化すること。 ②経済界等を巻き込んだ国民運動を展開・強化し、国産の消費拡大農業・農村の理解拡大を進めること。その際、SDGsも切り口とし、教育関係者料理人、行政、団体・企業等による幅広いネットワーク構築を行うこと。 ③食料農業・農村に関する「統一運動週間」を制定・周知するなど、これまで基本計画に掲げてきた「国民的議論の深化」を進める方策を確立すること。 3.国産農畜産物安定供給のための生産基盤強化地域政策の強化 (1)多様な農業経営が持続的に維持・発展できる政策の確立 家族農業・中小規模農家の経営維持・継承に係る支援を強化するとともに、基幹的農業従事者や法人経営者等だけでなく、多様な農業経営が維持・発展する将来像を「次期農業構造の展望」に具体化すること。 (2)戦略的な輸出拡大に向けた政策の強化 農林水産物・食品輸出の現行目標にかわる新たな目標・戦略を策定し、その実現に向けて官民一体となった取り組みを進めるとともに、和牛の増頭・増産をはじめ生産基盤の強化や流通の合理化など、農業者・産地の所得増大につながる政策を具体化・強化すること。 (3)中山間地域をはじめとする地域振興対策の充実 ①就農促進施策に中山間地域加算を措置する等により、特に農業者の減少・高齢化が進む中山間・過疎地域の就農を確保・安定させるとともに、薬用作物・有機など特色ある農産物生産に係る支援を強化すること。 また、ふるさとの魅力を発信するとともに、既存の農業政策と移住・定住支援を統合・強化した新たな支援策を構築すること。 ②日本型直接支払・中山間地域等直接支払制度については、交付水準引き上げをはじめ、国による十分な予算措置を行い、農地維持・環境保全だけでなく、地域の防災・減災機能の維持・向上につなげること。また、放牧などの粗放的な農地保全について具体化すること。 (4)災害に強い農業づくり 食料供給だけでなく地域の安全保障を確保する観点から、持続可能な災害に強い農業づくりを次期基本計画において具体化すること。 (5)鳥獣被害対策の強化 高止まりする鳥獣被害を確実に減少させるため、新たな対策目標の設定や、狩猟期間拡大など狩猟制度の緩和等を行い、鳥獣対策の取り組み強化につなげること。 (6)スマート農業・労働力確保対策の推進 ①農福連携や外国人材活用、スマート農業の導入を推進して、産地を維持・活性化すること。また、その目指す姿を「農業構築の展望」及び「農業経営等の展望」に具体化すること。 ②スマート農業の導入と連動した産地づくりを進めること。その際、スマート農業の低コストでの現場実装を進めるため農業者をサポートする組織の体制整備等を行うとともに、更なる生産性向上等に向けて農業施設の再編・機能強化につながる要件緩和等を行うこと。 (7)国産の安定供給・価格安定、農業所得確保に係る制度の強化 国産農産物の安定供給・価格安定、農業所得の確保をはかる観点から、経営所得安定対策や野菜価格安定制度に加え、収入保険制度の推進を行うこと。 (8)知財対策の強化 国産農畜産物のブランド・信用を保ち、農業者の所得を確保する観点から、種子・遺伝資源に係る総合的な知財戦略と万全の制度を構築するとともに、関係者等への周知・啓発の徹底を図ること。 4.次期基本計画の実践に向けた政策推進等 (1)国・都道府県・市町村の連携、着実な実行体制の構築 都道府県・市町村の政策推進体制との連携を強化し、食料農業農村基本計画に掲げる目標・施策が着実に推進されるよう促すこと。 (2)地域における行政・団体の役割発揮等 ①JAグループが自己改革を進める中で、農業や地域で大きな役割を果たしていることについて、次期基本計画で適切に位置付け、政策推進を行うこと。 ②農業者等に係る統合データの整備・共有を行い、関係団体・行政がさらなる連携と役割発揮を行えるようにすること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 宛先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、農林水産大臣であります。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○小松原俊議長 ただいま議題となっております議会第2号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたします。 これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 ないようですので、質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 ないようですので、討論を終結いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △採決 ○小松原俊議長 これより採決を行います。 議会第2号次期食料農業農村基本計画に関する意見書についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議会第2号は原案のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松原俊議長 御異議なしと認めます。 よって、議会第2号は原案のとおり決しました。 ただいま可決されました意見書についての事後の処理は議長に御一任願いたいと思います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △散会 ○小松原俊議長 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 なお、次の本会議は、12月18日午前10時から再開いたします。 御苦労さまでした。   午前10時40分 散会...