酒田市議会 > 2019-10-18 >
10月18日-03号

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  1. 酒田市議会 2019-10-18
    10月18日-03号


    取得元: 酒田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    令和 1年  9月 定例会(第5回)令和元年10月18日(金曜日)午前10時0分開議       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             出欠議員氏名      田中 廣議長         関井美喜男副議長出席議員(28名) 1番   市原栄子議員    2番   佐藤 弘議員 3番   阿部秀徳議員    4番   齋藤美昭議員 5番   齋藤 直議員    6番   池田博夫議員 7番   冨樫 覚議員    8番   五十嵐英治議員 9番   斎藤 周議員   10番   江口暢子議員11番   武田恵子議員   12番   進藤 晃議員13番   佐藤喜紀議員   14番   松本国博議員15番   安藤浩夫議員   16番   佐藤伸二議員17番   田中 斉議員   18番   高橋正和議員19番   田中 廣議員   20番   関井美喜男議員21番   後藤 泉議員   22番   佐藤 猛議員23番   堀 豊明議員   24番   高橋千代夫議員25番   富樫幸宏議員   26番   後藤 仁議員27番   本多 茂議員   28番   小松原 俊議員欠席議員(なし)       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             説明のため出席した者丸山 至   市長         矢口明子   副市長須田 聡   上下水道事業管理者  田中愛久   総務部長梅木和広   危機管理監      阿部 勉   企画部長大沼康浩   地域創生部長     佐々木好信  交流推進調整監桐澤 聡   市民部長       菊池裕基   健康福祉部長白畑真由美  子ども・家庭支援調整監                  伊藤 優   建設部長五十嵐 武  建設部技監兼上下水道部技監                  竹越攻征   農林水産部長熊谷 智   会計管理者兼出納課長 村上幸太郎  教育長本間優子   教育次長       齋藤啓悦   教育次長荘司忠和   上下水道部長兼管理課長                  加藤 裕   監査委員五十嵐直太郎 農業委員会会長    高橋清貴   選挙管理委員会委員長田村 章   総務課長       池田里枝   財政課長中村慶輔   企画調整課長       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             事務局職員出席者渡部幸一   事務局長       門田 豊   事務局長補佐佐藤清彦   庶務主査兼庶務係長  守屋 淳   議事調査主査兼議事調査係長佐藤 傑   議事調査主査     渡部千晶   庶務係調整主任元木一成   議事調査係調整主任  鈴木輝正   議事調査係主任土門春奈   庶務係主事       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             議事日程議事日程第3号 令和元年10月18日(金)午前10時開議第1.議員政治倫理審査会の設置について第2.議第125号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について第3.議第126号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について第4.議第127号 酒田市福祉乗合自動車運行条例の一部改正について第5.議第134号 (仮称)酒田市コミュニケーションポート並びに(仮称)酒田市立ライブラリーセンターの八幡分館、松山分館及びひらた図書センターの指定管理者の指定について第6.議第135号 物品取得契約の変更について(Windows10ライセンス)第7.議第128号 酒田市印鑑条例の一部改正について第8.議第129号 酒田市一般廃棄物処理施設の技術管理者の資格に関する条例の一部改正について第9.議第130号 酒田市大台野飲雑用水供給施設設置管理条例の一部改正について第10.議第136号 物品の取得について(浜田・若竹統合保育園(仮称)建設工事構造材等木材)第11.議第141号 地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構が達成すべき業務運営に関する目標を達成するための計画の変更の認可について第12.議第131号 酒田市手数料条例の一部改正について第13.議第132号 酒田市水道事業給水条例の一部改正について第14.議第133号 酒田市水道の布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部改正について第15.議第137号 土地の処分について第16.議第138号 物品取得契約の変更について(除雪ドーザ)第17.議第139号 請負契約の締結について(令和元年度市道錦町坂野辺新田線外道路改良工事(その1))第18.議第140号 平成30年度酒田市水道事業会計処分利益剰余金の処分について第19.議第120号 令和元年度酒田市一般会計補正予算(第6号)第20.議第121号 令和元年度酒田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)第21.議第122号 令和元年度酒田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)第22.議第123号 令和元年度酒田市介護保険特別会計補正予算(第1号)第23.議第124号 令和元年度酒田市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)第24.認第1号 平成30年度酒田市一般会計歳入歳出決算の認定について第25.認第2号 平成30年度酒田市風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について第26.認第3号 平成30年度酒田市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定について第27.認第4号 平成30年度酒田市定期航路事業特別会計歳入歳出決算の認定について第28.認第5号 平成30年度酒田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について第29.認第6号 平成30年度酒田市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について第30.認第7号 平成30年度酒田市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について第31.認第8号 平成30年度酒田市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について第32.認第9号 平成30年度酒田市水道事業会計決算の認定について第33.認第10号 平成30年度酒田市下水道事業会計決算の認定について第34.議第142号 酒田市教育委員会委員の任命について第35.請願第2号 沖縄県の辺野古新基地建設問題を国民全体の問題として議論をすることを求める意見書の提出に関する請願第36.議会第1号 沖縄県の辺野古新基地建設問題を国民全体の問題として議論をすることを求める意見書について        -----------------------------             本日の会議に付した事件(議事日程のとおり)        ----------------------------- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △開議 ○田中廣議長 おはようございます。 再開いたします。 本日は全員出席であります。直ちに本日の会議を開きます。 議事に入る前に、一言議長より申し述べたいと思います。 10月12日から13日にかけまして列島を直撃した台風19号により、甚大な被害がもたらされました。犠牲になられました方々には謹んで哀悼の意を表するとともに、被災され、なお不自由な生活を強いられております皆様に心からお見舞いを申し上げます。 いまだ被災地においては厳しい状況が続いておりますが、一日も早い復興がかないますことをお祈りいたします。 以上でございます。 議事に入ります。 本日は、お手元に配付いたしております、議事日程第3号によって議事を進めます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~議員政治倫理審査会の設置について ○田中廣議長 日程第1、議員政治倫理審査会の設置についてを議題といたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △提案理由説明 ○田中廣議長 発議者の説明を求めます。 議会運営委員会委員長、28番、小松原俊議員。 (小松原 俊議会運営委員会委員長 登壇) ◆小松原俊議会運営委員会委員長 おはようございます。 ただいま議題となっております議員政治倫理審査会の設置について御提案申し上げます。 議員政治倫理審査会の設置について。 本市議会は、下記により議員政治倫理審査会を設置するものとする。 記。 1名称、議員政治倫理審査会。 2設置目的、審査の請求の適否及び政治倫理基準に反する行為の存否を審査する。 3構成人員、5名。 4設置期間、審査の結果を議長に報告したときまで。 令和元年10月18日提出。 酒田市議会議会運営委員会委員長、小松原俊。 以上、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○田中廣議長 お諮りいたします。 ただいま提案されました酒田市議会議員政治倫理条例に基づき審査の請求の適否及び政治倫理基準に反する行為の存否を審査する議員政治倫理審査会については、5名の委員をもって構成し、審査結果の報告を受けるまでの間、設置いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中廣議長 御異議なしと認めます。 よって、日程第1については、5名の委員をもって構成する議員政治倫理審査会を、審査結果の報告を受けるまでの間、設置することに決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~議員政治倫理審査会委員の選任  ただいま設置されました議員政治倫理審査会委員の選任については、酒田市議員政治倫理条例第6条第2項の規定により、議長から指名いたします。 事務局長より氏名を報告いたします。 事務局長。 ◎渡部幸一事務局長 申し上げます。 議員政治倫理審査会委員に、齋藤美昭議員、五十嵐英治議員、斎藤周議員、関井美喜男議員、佐藤猛議員。 以上でございます。 ○田中廣議長 この際、議員政治倫理審査会を第1委員会室にて開き、正副会長の互選をお願いいたします。 休憩いたします。 午前10時15分再開いたします。   午前10時4分 休憩 -----------------------   午前10時15分 再開 ○田中廣議長 再開いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △諸報告 ○田中廣議長 ただいま議長のもとに報告されました議員政治倫理審査会の正副会長の氏名を事務局長から報告いたします。 事務局長。 ◎渡部幸一事務局長 御報告いたします。 議員政治倫理審査会の会長に関井美喜男議員、副会長に斎藤周議員。 以上でございます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議第125号成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について外31件 ○田中廣議長 日程第2、議第125号成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてから、日程第33、認第10号平成30年度酒田市下水道事業会計決算の認定についてまでの議案32件を一括議題といたします。 各委員長から常任委員会及び特別委員会における審査の経過並びに結果について順次報告を求めます。 -----------------------総務常任委員会委員長報告
    ○田中廣議長 初めに、日程第2から日程第6までについて、総務常任委員会委員長、11番、武田恵子議員。 (武田恵子総務常任委員会委員長 登壇) ◆武田恵子総務常任委員会委員長 総務常任委員会に付託されました議案5件につきましては、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第39条第1項の規定により御報告申し上げます。 議案番号、件名、審査年月日、審査の結果、決定の理由の順に申し上げます。 議第125号成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について。令和元年10月10日。原案可決であります。 本案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、関係条例を整理するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第126号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について。令和元年10月10日。原案可決であります。 本案は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、会計年度任用職員制度に関する関係条例を整備するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第127号酒田市福祉乗合自動車運行条例の一部改正について。令和元年10月10日。原案可決であります。 本案は、福祉乗り合いバスの運行日を改めるため、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第134号(仮称)酒田市コミュニケーションポート並びに(仮称)酒田市立ライブラリーセンターの八幡分館、松山分館及びひらた図書センターの指定管理者の指定について。令和元年10月10日。原案可決であります。 本案は、(仮称)酒田市コミュニケーションポート並びに(仮称)酒田市立ライブラリーセンターの八幡分館、松山分館及びひらた図書センターの指定管理者を指定するため、議会の議決を求めるものであるが、起立採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。 議第135号物品取得契約の変更について(Windows10ライセンス)。令和元年10月10日。原案可決であります。 本案は、ウインドウズ10ライセンスの取得契約について、消費税率の引き上げに伴い契約金額を変更するため、議会の議決を求めるものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 -----------------------民生常任委員会委員長報告 ○田中廣議長 次に、日程第7から日程第11までについて、民生常任委員会委員長、17番、田中斉議員。 (田中 斉民生常任委員会委員長 登壇) ◆田中斉民生常任委員会委員長 民生常任委員会に付託されました議案5件につきましては、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第39条1項の規定により御報告申し上げます。 議案番号、件名、審査年月日、審査の結果、決定の理由の順に申し上げます。 議第182号酒田市印鑑条例の一部改正について。令和元年10月10日。原案可決であります。 本案は、住民基本台帳法施行令の一部改正に伴い、印鑑登録証明書等に旧氏事項を追加するとともに性別の記載を削除するため、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第129号酒田市一般廃棄物処理施設の技術管理者の資格に関する条例の一部改正について。令和元年10月10日。原案可決であります。 本案は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則の一部改正に伴い、市が設置する一般廃棄物処理施設の技術管理者の資格要件について所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議135号酒田市大台野飲雑用水供給施設設置管理条例の一部改正について。令和元年10月10日。原案可決であります。 本案は、水道法施行令の一部改正に伴い、引用している条項ずれの条文を整備するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第136号物品の取得について(浜田・若竹統合保育園(仮称)建設工事構造材等木材)。令和元年10月10日。原案可決であります。 本案は、浜田・若竹統合保育園(仮称)建設工事の構造材等木材を購入するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第141号地方独立法人山形県・酒田市病院機構が達成すべき業務運営に関する目標を達成するための計画の変更の認可について。令和元年10月10日。原案可決であります。 本案は、地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構が達成すべき業務運営に関する目標を達成するための計画の変更を認可することについて、地方独立行政法人法の規定により議会の議決を求めるものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 すみません、大変失礼しました。一部読み違いがございましたので、訂正させていただきたいと思います。申しわけございません。 一番最初の議案ですが、議第128号を議第182号と申し上げましたので、議第128号に訂正させていただきたいと思います。 それと、冒頭、議第141号についてでございますが、地方独立行政法人山形県と読むべきところ、行政が抜けてしまいましたので、こちらも訂正させていただきたいと思います。 どうもすみません、申しわけございませんでした。 失礼しました、もう1点。議の次に第という文字を入れないで読んだものが数点ございましたので、それについても。 ○田中廣議長 暫時休憩します。   午前10時24分 休憩 -----------------------   午前10時25分 再開 ○田中廣議長 再開いたします。 ◆田中斉民生常任委員会委員長 たびたび申しわけございません。議第130号を議第135号と読み違えてしまいました。これについても訂正を申し上げておわびしたいと思います。どうも失礼いたしました。すみませんでした。 -----------------------建設経済常任委員会委員長報告 ○田中廣議長 次に、日程第12から日程第18までについて、建設経済常任委員会委員長、22番、佐藤猛議員。 (佐藤 猛建設経済常任委員会委員長 登壇) ◆佐藤猛建設経済常任委員会委員長 建設経済常任委員会に付託されました議案7件につきましては、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第39条第1項の規定により御報告申し上げます。 議案番号、件名、審査年月日、審査の結果、決定の理由の順に申し上げます。 議第131号酒田市手数料条例の一部改正について。令和元年10月10日。原案可決であります。 本案は、建築物及び工作物の確認申請及び完了検査申請の手数料の額を改定するため、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第132号酒田市水道事業給水条例の一部改正について。令和元年10月10日。原案可決であります。 本案は、水道法及び水道法施行令の一部改正に伴い、指定給水装置工事事業者指定更新手数料を定め、指定給水装置工事事業者の新規の指定手数料を改定するなど、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第133号酒田市水道の布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部改正について。令和元年10月10日。原案可決であります。 本案は、水道法施行令及び水道法施行規則の一部改正に伴い、布設工事監督者及び水道技術管理者の資格要件について、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第137号土地の処分について。令和元年10月10日。原案可決であります。 本案は、立地企業の事業用地として、酒田市京田西工業団地の土地の一部を売り払うため、議会の議決を求めるものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第138号物品取得契約の変更について(除雪ドーザ)。令和元年10月10日。原案可決であります。 本案は、除雪ドーザの取得契約について、消費税率の引き上げに伴い契約金額を変更するため、議会の議決を求めるものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第139号請負契約の締結について(令和元年度市道錦町坂野辺新田線外道路改良工事(その1))。令和元年10月10日。原案可決であります。 本案は、令和元年度市道錦町坂野辺新田線外道路改良工事(その1)の請負契約を締結するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第140号平成30年度酒田市水道事業会計処分利益剰余金の処分について。令和元年10月10日。原案可決であります。 本案は、平成30年度酒田市水道事業会計において、未処分利益剰余金建設改良積立金に積み立てるほか、資本金に組み入れるため、議会の議決を求めるものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 -----------------------予算特別委員会委員長報告 ○田中廣議長 次に、日程第19から日程第23までについて、予算特別委員会委員長、8番、五十嵐英治議員。 (五十嵐英治予算特別委員会委員長 登壇) ◆五十嵐英治予算特別委員会委員長 予算特別委員会に付託されました議案5件につきましては、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第39条第1項の規定により御報告申し上げます。 議案番号、件名、審査年月日、審査の結果、決定の理由の順に申し上げます。 議第120号令和元年度酒田市一般会計補正予算(第6号)。令和元年10月11日。原案可決であります。 本案は、11億6,884万1,000円増額し、予算総額を538億981万9,000円とするものであります。 今回の補正は、補助内示及び事業執行に伴う補正が主なものであります。 歳出の主なものは、繰越金を活用した財政調整基金及び市債管理基金への積み立て、申し込みの増が見込まれるふるさと納税推進事業費、国の要綱改正により補助単価が改定されたことによる放課後児童健全化育成事業費に係る委託料、酒田地区広域行政組合ごみ焼却施設基幹的設備改良工事に係る補助対象外経費の調整による分賦金の増額、県道拡幅により道路用地となるやまもと農村センター敷地内の支障物件の移転経費の新たな計上、県事業の内示に伴う土地改良負担事業費、新たな利用が見込まれている中小企業融資資金貸付事業費の増額、社会資本整備総合交付金等の内示に伴う舗装改修事業費側溝整備事業費、市道錦町坂野辺新田線外道路改良事業費及び除雪機械整備事業費の減額、外国籍の中学生への日本語講師の派遣回数の増加等に伴う日本語指導講師等派遣事業費の増額であります。 これに充当する財源としては、県支出金、寄附金、繰越金、諸収入及び市債をそれぞれ増額し、分担金及び負担金、国庫支出金をそれぞれ減額するものであります。 債務負担行為補正については、(仮称)酒田市コミュニケーションポート及び八幡分館・松山分館・ひらた図書センターの管理に関する包括協定ほか2件を追加するものであります。 地方債補正については、総務事業費のほか2件の限度額を変更するものであるが、起立採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。 議第121号令和元年度酒田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。令和元年10月11日。原案可決であります。 本案は、4億652万5,000円増額し、予算総額を113億20万6,000円とするものであります。 今回の補正は、前年度繰越金の確定に伴うもので、歳出では、基金積立金を、歳入では、繰越金を増額するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第122号令和元年度酒田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)。令和元年10月11日。原案可決であります。 本案は、歳入予算の一部を補正し、予算総額を補正前と同額とするものであります。 今回の補正は、前年度繰越金の確定に伴うもので、歳入の繰越金を増額し、繰入金を減額するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第123号令和元年度酒田市介護保険特別会計補正予算(第1号)。令和元年10月11日。原案可決であります。 本案は、3億2,895万円増額し、予算総額を129億3,854万1,000円とするものであります。 今回の補正は、事業精算に伴う支払基金への償還及び前年度繰越金の確定によるもので、歳出では基金積立金及び諸支出金を、歳入では支払基金交付金及び繰越金をそれぞれ増額するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第124号令和元年度酒田市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)。令和元年10月11日。原案可決であります。 本案は、433万円増額し、予算総額を3,500万6,000円とするものであります。 今回の補正は、前年度繰越金の確定に伴うもので、歳出では基金積立金を、歳入では繰越金を増額するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ----------------------- △決算特別委員会委員長報告 ○田中廣議長 次に、日程第24から日程第33までについて、決算特別委員会委員長、16番、佐藤伸二議員。 (佐藤伸二決算特別委員会委員長 登壇) ◆佐藤伸二決算特別委員会委員長 決算特別委員会に付託されました議案10件につきまして、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第39条第1項の規定により御報告申し上げます。 議案番号、件名、審査年月日、審査の結果、決定の理由の順に申し上げます。 認第1号平成30年度酒田市一般会計歳入歳出決算の認定について。令和元年10月3日、10月4日、10月7日、10月15日。認定であります。 認第2号平成30年度酒田市風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について。令和元年10月3日、10月7日、10月15日。認定であります。 認第3号平成30年度酒田市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定について。令和元年10月3日、10月7日、10月15日。認定であります。 認第4号平成30年度酒田市定期航路事業特別会計歳入歳出決算の認定について。令和元年10月3日、10月7日、10月15日。認定であります。 認第5号平成30年度酒田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について。令和元年10月3日、10月7日、10月15日。認定であります。 認第6号平成30年度酒田市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について。令和元年10月3日、10月7日、10月15日。認定であります。 認第7号平成30年度酒田市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について。令和元年10月3日、10月7日、10月15日。認定であります。 認第8号平成30年度酒田市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について。令和元年10月3日、10月7日、10月15日。認定であります。 認第9号平成30年度酒田市水道事業会計決算の認定について。令和元年10月4日、10月7日、10月15日。認定であります。 認第10号平成30年度酒田市下水道事業会計決算の認定について。令和元年10月4日、10月7日、10月15日。認定であります。 以上、平成30年度各会計決算については、10月3日及び7日に総務、民生、10月4日及び7日に建設経済の各分科会を開催し、決算に係る書類等によって精細に審査した後、10月15日に各分科会委員長より報告を受け、採決を行い、認第1号、認第6号及び認第7号については、起立採決の結果、賛成多数をもって認定すべきものと決定いたしました。また、その他の各会計決算については、全会一致をもって妥当なものと認め認定すべきものと決定いたしました。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○田中廣議長 これより各委員長の報告に対し質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中廣議長 ないようですので、質疑を終結いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △討論 ○田中廣議長 これより討論を行います。 通告がありますので、発言を許します。 ----------------------- △斎藤周議員討論 ○田中廣議長 9番、斎藤周議員。 (9番 斎藤 周議員 登壇) ◆9番(斎藤周議員) 日本共産党市議団を代表して、認第1号、認第6号、認第7号、議第120号、議第131号、議第132号、そして議第134号の7件について、反対の立場から討論を行います。 まず最初に、認第1号平成30年度酒田市一般会計歳入歳出決算の認定についてであります。 反対する理由の1点目として、これまで事業として位置づけて実施されていた平和推進事業については、平成30年度から事業としての位置づけをやめて総務管理費事業の中で行われており、平成30年度は平和首長会議メンバーシップ納付金と折り鶴等の諸経費を計上していました。 酒田市は、旧酒田市時代と新酒田市と2度にわたって、非核の思いを込めながら平和都市宣言をしており、そしてそのもとで推進事業として諸事業を行ってきましたし、酒田市は平和首長会議にも参加しております。こうした活動を引き継ぐ上でも、これまで同様、事業として位置づけて平和活動をと決算分科会で求めましたが、そうした考えが示されませんでした。 2点目は、敬老寿賀事業について、平成30年度から白寿が県と事業が重なるという理由からなくしました。仮に平成30年度、この事業が行われたとした場合の対象者は50名でありました。 お祝いが重なるというなら、現在酒田市が行っていない傘寿や卒寿のお祝いもありますし、市民からは喜寿のお祝いの復活をの声も多くあります。このように高齢化社会において、地域を支える多くの高齢者を大切にするという視点から、酒田市独自の取り組みを行うべきでありますが、そうした視点がないことであります。 3点目は、ごみ減量化と家庭系ごみ有料化事業であります。 家庭から出るごみについては、前年度からわずかに減少しております。酒田市は既に有料化に向けて出前講座などで市民に説明をしているようでありますし、有料化されている自治体への視察もされているようであります。しかしその一方で、ごみ排出時の指定袋も使わずに無料で家庭系ごみの処理を行っている自治体の研究はされていないようであります。 まずは分別を徹底することが減量への本来の道筋と考えますが、分別収集には新たな経費がかかるとして、ごみ減量化が有料化ありきでの取り組みとなっていると言わざるを得ないことであります。 以上の理由から、認第1号に反対するものであります。 次に、認第6号の後期高齢者医療決算と認第7号の介護保険決算の認定であります。 認第6号については、平成30年度は保険料が制度発足後初めて減額改定となりました。しかし、国の特例減免の廃止により保険料が上がってしまったという方が出たからであります。 認第7号についても、平成30年度は第7期介護保険計画の最初の年として、保険料が基準額において4,380円の値上げとなったからであります。 以上の理由で、認第6号と7号については反対いたします。 次に、議第131号酒田市手数料条例の一部改正と、議第132号酒田市水道事業給水条例の一部改正についてであります。 議第131号の提案理由に、景気回復しているから手数料を改正するとしていますが、先日発表された8月の景気動向指数では4カ月ぶりに悪化に下げられましたし、今月から消費税が10%に引き上げられ、経済の悪化が懸念されていることから、経済動向をもう少し見定めるべきであります。 経済動向をもう少し見定めるという点では、議第132号も同様であります。 よって、議第131号と132号について反対いたします。 最後に、議第134号(仮称)酒田市コミュニケーションポート並びに(仮称)酒田市立ライブラリーセンターの八幡分館、松山分館及びひらた図書センターの指定管理者の指定についてと、関連のある議第120号令和元年度酒田市一般会計補正予算(第6号)についてであります。 まず最初に、私たちはこれまで、駅前に図書館が建設されることについては賛成してきました。別の言葉で言えば、駅前に図書館を建設することについては一度も反対はしてきませんでした。それどころか、私が議員になって間もないころ、駅前に図書館をと提案した者として、駅前に図書館が建設されていることについては感慨深いものがあります。 問題は、駅前を中心とする図書館、ライブラリーセンターを誰が管理していくのかであります。 代表質疑でも指摘いたしましたが、図書館法は社会教育法の精神に基づいて制定されており、その社会教育法は教育基本法の精神にのっとり、更に教育基本法は日本国憲法の精神にのっとっております。つまり、図書館は憲法、教育基本法、社会教育法を母法とする教育機関という位置づけが明確な制度であります。 そして、図書館及び博物館に関し必要な事項は別に法律をもって定めるというこの規定は、異例の規定であると指摘されています。つまり、図書館は広義の意味の社会教育機関であります。その管理は教育委員会がみずからの意思を持って継続的に管理するべきというのが、法律上の図書館に対する位置づけであります。 また、図書館法で図書館は奉仕と規定されています。奉仕とは、国家、社会や他人のために利害を離れて尽くすことであります。一方、指定管理者制度とは、条例の範囲内であれば利益を上げてもよい制度であります。これは相反するものと考えます。 よって、議第134号に反対するものであります。 また、補正予算の債務負担行為では図書館の管理運営を指定管理者を前提とした包括協定が盛り込まれていることから、議第120号についても反対いたします。 以上で反対討論を終わります。 ----------------------- △堀豊明議員討論 ○田中廣議長 23番、堀豊明議員。 (23番 堀 豊明議員 登壇) ◆23番(堀豊明議員) 令和元年第5回酒田市議会9月定例会に提案されました平成30年度関連議案の採決に当たり、公成会を代表して、認第1号平成30年度酒田市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論を行います。 平成30年度市長施政方針の中で、産業おこし、人づくり、安全・安心、そして市民協働の4つの柱を掲げ、市長就任当初からの賑わいの創出に向けて、人財と風土が支える産業・交流都市の実現を目指し、延べ1,300人を超える市民の皆様とともに新たに策定された新総合計画に基づき、賑わいも暮らしやすさも共に創る公益のまち酒田の実現に向け、人口減少の抑制、市民所得の向上、酒田市に住み続けたいと思う市民をふやす、この3つの目標を達成するため、政策、施策を積極的に展開されました。 未来を担う人材が豊富な酒田では、東北公益文科大学の学生が卒業後、本市に定住していただくため、これまで10人に対し奨学金返還への支援を行ってきたのに加え、新たに卒業生7人を認定しておりますし、小中学校の9年間を通じて一貫した教育を推進するために、小中連携の実態調査も実施されました。 地域が活性化し、「働きたい」がかなう酒田では、産業振興まちづくりセンターサンロクが、地元企業、農林水産事業者等をつなぎ、開業支援や販路拡大等に大きく寄与されました。 重要港湾酒田港では、歴代2位となるコンテナ取扱貨物量を維持し、庄内空港については、空港の利便性向上のために本年8月1日に就航になったLCC誘致の活動は、市民皆様から高い評価をいただいております。 ファンが多く、移住者・定住者・観光客が増加する酒田については、移住・定住に係る丁寧な窓口対応や本市のPR活動が功を奏して、「田舎暮らしの本」では本市が住みたい田舎ランキングの上位に入るなどして、相談者数、移住者数の増加につながっております。 観光を初めとする交流人口の拡大については、中華人民共和国大連市で海外初の開催となった北前船寄港地フォーラムでの観光誘客PR活動の展開、東京オリンピック・パラリンピックのホストタウン事業では、ニュージーランドトライアスロンチームへの積極的な事前合宿誘致活動の結果、本年、本市が合宿地に正式決定されました。 外国クルーズ船の寄港においては、高校生英語ボランティアや官民挙げての各種おもてなし活動が国内寄港地の中でも高い評価を得られたことで、今後の展望に大いに期待が持てるようになりました。 また、IWC2018、インターナショナル・ワイン・チャレンジSAKE部門が本県で開催され、市内の蔵元が最優秀酒蔵賞を受賞、地元の日本酒が国際レベルの水準であることに気づかされました。 暮らしと生きがいを共に創り、お互いが支えあう酒田では、障がい者の社会参加を促進するため、カフェ「え~る」を本庁舎1階に開設されました。 老朽化した浜田保育園、若竹保育園を統合するための設計業務委託を行い、八幡学童保育所の保育室等の拡張改修工事を実施しました。また、健やかさかたヘルスケア推進事業として、中町にぎわい健康プラザを拠点に、開発事業者と連携した健康づくりプログラムを実施されたことは、的確に市民のニーズに応えた事業であると言えます。 地域のつながりと安全・安心にあふれた暮らしやすい酒田では、亀ケ崎地区の皆様の活動拠点となる(仮称)亀ケ崎コミュニティ防災センターの設計業務委託を実施し、飛島地区では、山形県、本市、地域が一体となり、とびしま未来協議会を核として地域づくりに取り組んでこられました。 また、地域づくり推進モデル事業として、大沢地区、南部地区、田沢地区の地域の将来プランを策定するとともに、地域課題の解決に向けた自主的な取り組みに支援をされました。 都市機能が強化され、にぎわう酒田については、(仮称)酒田市コミュニケーションポートの整備、開館に向けた事業調整と開設準備室を設置するとともに、市街地再開発を行う事業者、産業会館等の再開発を行う事業者に対して補助金を交付されております。また、旧割烹小幡を本市の観光資源として活用するために擁壁等の安全性の調査を実施いたしました。 平成30年度酒田市一般会計の収支を見ますと、歳入決算額は545億5,564万2,124円、歳出決算額は533億5,592万4,578円で、翌年度に繰り越すべき金額を差し引いた実質収支は10億8,276万2,202円で、黒字決算となっておりますが、実質単年度収支は3年連続で赤字となってしまいました。主な要因は地方交付税の段階的な縮減や退職者がふえたことであると伺いましたが、今後はさらに財務指標を意識した予算編成を行っていただきたいと望むものです。 混沌とした社会で歳入の見込みもままならず、財政の硬直化が進み、財源確保が課題となる昨今で、本市においては徴収管理業務における徴収率が年々向上していることや、地方債の残高も減少させつつ、事務事業を遂行し、一定の成果を上げていることには大いに評価できることです。 人口減少、少子高齢化、人手不足が深刻化し、自然災害も多くなってきている今日、新しい視点に立った取り組みや事務事業の優先順位を見きわめる市民ファーストの判断が求められます。本市を取り巻く厳しい環境の中で人口減少の抑制、市民所得の向上、酒田市に住みたいと思う市民をふやすを念頭に事務事業に取り組まれたことに敬意をあらわし、議員各位の賛同を願い、賛成討論といたします。 ----------------------- △田中斉議員討論 ○田中廣議長 17番、田中斉議員。 (17番 田中 斉議員 登壇) ◆17番(田中斉議員) 志友会を代表して、認第1号平成30年度一般会計歳入歳出決算について、賛成の立場から討論をさせていただきます。 平成30年度は、前年度に引き続き厳しい財政状況で、3%のマイナスシーリングを余儀なくされながらも、予算執行についてはおおむね良好であったと評価いたします。そして、平成30年度はまち・ひと・しごと創生総合戦略をベースに、さらにその施策精度を上げた新総合計画に着手した初年度でもあり、産業振興まちづくりセンターを核に、産業と交流の盛んな港まちの実現を目指して、組織機構を見直し、行政経営課、交流観光課、地域共生課を新設し、部門横断的な取り組みへのチャレンジが芽吹いたものと評価いたします。 象徴的な事業内容としては、産業と交流の盛んな港まちの実現を目指して開設した産業振興まちづくりセンターを核に、部門横断的な取り組みを展開し、補助率2分の1の開業支援補助金は31件、2,460万円の実績、新規創業者は33件、87件のマッチング支援実績で、初年度として順調な走り出しでありました。 観光振興の面を見れば、中華人民共和国大連市で海外初の北前船寄港地フォーラムが開催され、東京オリンピック・パラリンピックのニュージーランドトライアスロンチームの事前合宿誘致も順調に推移しており、交流に向けた取り組みは成果を上げております。 また、一昨年4月に本市が代表を務める北前船寄港地・船主集落が日本遺産に登録され、平成30年度には27市町が追加認定され、合計38市町となって順調にふえております。今後とも北前船ゆかりの物産振興や、広域連携による観光振興等、登録自治体との連携を図ることで、本市の観光振興、物産振興に向けたネットワーク効果の発揮が大いに期待されるものと思います。 また、外航クルーズ船誘致については、前年度発足した酒田交流おもてなし市民会議が主催する高校生インバウンドおもてなし研修会が昨年6月に開催されており、その際には酒田市観光ガイド協会の会長が講師となって、高校生に酒田の観光施設と酒田自慢を伝え、市内の外国出身者やALTの皆さん8名による外国人とのコミュニケーションロールプレイングで実技研修を行って、来船に備えております。平成30年度予算のテーマでもある、つなぐことを象徴する取り組みであり、評価いたします。 今月2日に、ダイヤモンド・プリンセスの寄港地決定権を持つカーニバル・オーストラリア社のマイケル・ミハイロフ取締役が県知事を表敬訪問しております。その際、酒田港は全国46港の中でベストファイブに入る評価を得ていると述べた新聞報道がございました。先ほどのおもてなし隊の成果のあらわれであると思います。 しかしながら、酒田港の年間寄港回数は、平成27年、28年は4隻、外国クルーズ船がスタートした平成29年には6隻、ダイヤモンド・プリンセスが初寄港した昨年平成30年度は5隻と横ばいで推移している一方、秋田港は3年前の年間10隻から昨年16隻へと大きく伸びており、酒田港は水をあけられている状態でございます。酒田市全体の年間の観光入込数も厳しく、平成27年には300万人でございましたが、平成30年には270万人まで、年々10万人程度減っているのが現状でございます。交流で終わるのか、観光産業を育てていくのか、方向性の確立が必要な時期と考えます。 農林水産の面では、補助金を活用した農業者への支援はおおむね良好でありました。そして、昨年は米政策の転換と異常気象による農業所得の減少もございました。 もうかる農業に向けて、高収益が望まれる園芸作物との複合経営を強化する方針を全うするには、市単独の補助金対応は現状の財政状況では限界がありますから、県と連携して、庄内向け、酒田向けの補助制度を精査する必要があると思います。持続可能な農業に向けた喫緊の課題は、農業後継者の確保策と設立された法人の今後の経営支援であり、具体的な検討策を期待いたします。 また、酒田港の水揚げ量の8割を占めるスルメイカは、大和堆への北朝鮮漁船の進出等で、水揚げ量は約2割減となりましたが、単価に支えられて水揚げ高は11億円を確保した状況でございました。その中で、いかのまち酒田として酒田船凍いかの商標登録申請を行い、知名度アップ、単価アップを目指した取り組みを評価いたします。 また、健康面で見ますと、健康寿命を楽しく延ばすため、中町にぎわい健康プラザを拠点として、株式会社タニタヘルスリンクと連携し、生活習慣の改善を目的とした健康づくりプログラムも継続しております。 また、ピロリ菌検査事業は、胃がんリスク低減に向けて前本間市長時代に始まり、5年間にわたって40代から70代の市民に5歳刻みで無料検査クーポンを送って検査を奨励する事業が一巡いたしました。平成30年度に無事に完結し、将来的な医療費の負担が軽減されるものと評価いたします。 同様に、次の問題は、団塊の世代が後期高齢を迎える2025年問題の際の財政問題がございます。 そんな中で、いきいき百歳体操は人気があり、どこのコミセンでも始まっております。だんだん拡大しております。そんな中で、健康であることが健康寿命ではあるわけですけれども、介護予防策としては認知症予防策も必要かと思います。2025年問題に向けて、介護保険会計への一般会計からの繰入金負担を軽減する取り組み等、将来的な財源確保を見据えたさまざまな工夫が急がれると考えます。 次に、人口減少抑制対策の展開についてであります。 将来の酒田を担う人材育成施策として、従来のお仕事拝見ツアー等の継続に加え、地域連携人材育成事業や、小中学生を対象としたキャリア教育推進事業などの新規事業を立ち上げて、積極展開を図った年でもございました。 しかしながら、本市新規高卒者の地元定着率はいまだ60%台と低迷しております。県内唯一でございます。10年前は新庄市も52%で酒田市と同率でございましたが、現在は73.2%まで回復しております。 課題を示す現実の数値として、地元就職率は63.7%、県内平均でも79.2%でございますし、最高値の村山市では92.8%で推移しております。急がないと人口減少の抑制自体が間に合わなくなることも危惧されます。平成30年度の出生者数は552名にまで減少し、先が心配になる次第であります。 また、財政面の課題を申し上げれば、実質単年度収支は2億9,200万円の赤字であり、3年連続でございます。経常収支比率は95.8%で、前年対比1.1%増となり、財政の硬直化が進んでおります。財政の硬直化で市民サービスやにぎわい創出の事業が滞らないように、健全財政に向けた各部門の工夫が求められていると思います。 また、財政調整基金は30億3,000万円で、類似団体平均である48億円を目指して努力する必要があると思われます。 平成30年度事業で芽吹いた事業が数々あることを評価いたします。さらには、財政上の課題認識と今後の課題克服を期待し、平成30年度決算を妥当と認め、認第1号に賛成いたします。 以上で賛成討論を終わります。 ○田中廣議長 以上で通告による討論は終了いたしました。 これをもって討論を終結いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △採決 ○田中廣議長 これより採決を行います。 初めに、日程第2、議第125号成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてから、日程第4、議第127号酒田市福祉乗合自動車運行条例の一部改正についてまでの3件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 総務常任委員会委員長の報告は、議第125号から議第127号までの3件は原案可決であります。総務常任委員会委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中廣議長 御異議なしと認めます。 よって、議第125号から議第127号までの3件は、総務常任委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第5、議第134号(仮称)酒田市コミュニケーションポート並びに(仮称)酒田市立ライブラリーセンターの八幡分館、松山分館及びひらた図書センターの指定管理者の指定についてを起立により採決いたします。 お諮りいたします。 総務常任委員会委員長の報告は、議第134号は原案可決であります。総務常任委員会委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○田中廣議長 起立多数であります。 よって、議第134号は、総務常任委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第6、議第135号物品取得契約の変更について(Windows10ライセンス)を採決いたします。 お諮りいたします。 総務常任委員会委員長の報告は、議第135号は原案可決であります。総務常任委員会委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中廣議長 御異議なしと認めます。 よって、議第135号は、総務常任委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第7、議第128号酒田市印鑑条例の一部改正についてから、日程第11、議第141号地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構が達成すべき業務運営に関する目標を達成するための計画の変更の認可についてまでの5件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 民生常任委員会委員長の報告は、議第128号から議第130号まで、議第136号及び議第141号の5件は原案可決であります。民生常任委員会委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中廣議長 御異議なしと認めます。 よって、議第128号から議第130号まで、議第136号及び議第141号の5件は、民生常任委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第12、議第131号酒田市手数料条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 お諮りいたします。 建設経済常任委員会委員長の報告は、議第131号は原案可決であります。建設経済常任委員会委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○田中廣議長 起立多数であります。 よって、議第131号は建設経済常任委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第13、議第132号酒田市水道事業給水条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 お諮りいたします。 建設経済常任委員会委員長の報告は、議第132号は原案可決であります。建設経済常任委員会委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○田中廣議長 起立多数であります。 よって、議第132号は建設経済常任委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第14、議第133号酒田市水道の布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部改正についてから、日程第18、議第140号平成30年度酒田市水道事業会計処分利益剰余金の処分についてまでの5件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 建設経済常任委員会委員長の報告は、議第133号及び議第137号から議第140号までの5件は原案可決であります。建設経済常任委員会委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中廣議長 御異議なしと認めます。 よって、議第133号及び議第137号から議第140号までの5件は、建設経済常任委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第19、議第120号令和元年度酒田市一般会計補正予算(第6号)を起立により採決いたします。 お諮りいたします。 予算特別委員会委員長の報告は、議第120号は原案可決であります。予算特別委員会委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○田中廣議長 起立多数であります。 よって、議第120号は予算特別委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第20、議第121号令和元年度酒田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)から、日程第23、議第124号令和元年度酒田市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)までの4件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 予算特別委員会委員長の報告は、議第121号から議第124号までの4件は原案可決であります。予算特別委員会委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中廣議長 御異議なしと認めます。 よって、議第121号から議第124号までの4件は、予算特別委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第24、認第1号平成30年度酒田市一般会計歳入歳出決算の認定についてを起立により採決いたします。 お諮りいたします。 決算特別委員会委員長の報告は、認第1号は認定であります。決算特別委員会委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○田中廣議長 起立多数であります。 よって、認第1号は決算特別委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第25、認第2号平成30年度酒田市風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定についてから、日程第28、認第5号平成30年度酒田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの4件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 決算特別委員会委員長の報告は、認第2号から認第5号までの4件は認定であります。決算特別委員会委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中廣議長 御異議なしと認めます。 よって、認第2号から認第5号までの4件は、決算特別委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第29、認第6号平成30年度酒田市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを起立により採決いたします。 お諮りいたします。 決算特別委員会委員長の報告は、認第6号は認定であります。決算特別委員会委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○田中廣議長 起立多数であります。 よって、認第6号は、決算特別委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第30、認第7号平成30年度酒田市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを起立により採決いたします。 お諮りいたします。 決算特別委員会委員長の報告は、認第7号は認定であります。決算特別委員会委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○田中廣議長 起立多数であります。 よって、認第7号は、決算特別委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第31、認第8号平成30年度酒田市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定についてから、日程第33、認第10号平成30年度酒田市下水道事業会計決算の認定についてまでの3件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 決算特別委員会委員長の報告は、認第8号から認第10号までの3件は認定であります。決算特別委員会委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中廣議長 御異議なしと認めます。 よって、認第8号から認第10号までの3件は、決算特別委員会委員長の報告のとおり決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議第142号酒田市教育委員会委員の任命について ○田中廣議長 日程第34、議第142号酒田市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △市長提案理由説明 ○田中廣議長 提案者の説明を求めます。 丸山市長。 (丸山 至市長 登壇) ◎丸山至市長 ただいま上程になりました議案について御説明申し上げます。 議第142号については、令和元年11月28日に任期満了となります酒田市教育委員会委員、岩間奏子氏、昭和50年11月28日生まれを引き続き任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○田中廣議長 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第142号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中廣議長 御異議なしと認めます。 よって、議第142号については委員会付託を省略することに決しました。 これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中廣議長 ないようですので、質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中廣議長 ないようですので、討論を終結いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △採決 ○田中廣議長 これより採決を行います。 お諮りいたします。 議第142号酒田市教育委員会委員の任命については、これに同意することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中廣議長 御異議なしと認めます。 よって、議第142号についてはこれに同意することに決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △請願第2号沖縄県の辺野古新基地建設問題を国民全体の問題として議論をすることを求める意見書の提出に関する請願 ○田中廣議長 日程第35、請願第2号沖縄県の辺野古新基地建設問題を国民全体の問題として議論をすることを求める意見書の提出に関する請願を議題といたします。 総務常任委員会委員長から常任委員会における審査の経過及び結果について報告を求めます。 -----------------------総務常任委員会委員長報告 ○田中廣議長 総務常任委員会委員長、11番、武田恵子議員。 (武田恵子総務常任委員会委員長 登壇) ◆武田恵子総務常任委員会委員長 総務常任委員会に付託されました請願1件につきましては、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第39条第1項の規定により御報告申し上げます。 受理番号、請願第2号。件名、沖縄県の辺野古新基地建設問題を国民全体の問題として議論をすることを求める意見書の提出に関する請願。審査年月日、令和元年10月10日。審査の結果、採択であります。 意見、沖縄県では、普天間基地の代替基地として名護市辺野古付近での建設が決定されて以降、約20年にも及ぶ反対運動が続いている。大浦湾の埋立てにより絶滅危惧種260余りを含む多様な生物群は危機的状況にあり、軟弱地盤の改良工事に向けた設計変更など、環境面、財政面からも合理性を欠いた計画と言わざるを得ない。2019年2月の辺野古米軍基地建設のための埋立ての賛否を問う県民投票では、投票率52.48%、反対票が43万4,273票となり、米兵による犯罪、米軍機墜落、騒音による健康被害、環境被害、有事の際の標的となることへの懸念等、さまざまな不安、危険にさらされて生活している当事者として、投票者の7割が反対を表明した現実に真摯に向き合う必要がある。 ついては、沖縄の民意や歴史、特に基地が集中した経緯を踏まえ、国民的議論を行い、解決への道を開くことを求める意見書を新基地建設の関係機関に提出されたいというものであるが、起立採決の結果、賛成多数で採択すべきものと決定いたしました。 措置、国会及び政府関係機関に意見書提出であります。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○田中廣議長 これより、総務常任委員会委員長の報告に対し、質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中廣議長 ないようですので、質疑を終結いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △討論 ○田中廣議長 これより討論を行います。 通告がありますので、発言を許します。 ----------------------- △齋藤美昭議員討論 ○田中廣議長 4番、齋藤美昭議員。 (4番 齋藤美昭議員 登壇) ◆4番(齋藤美昭議員) 市民の会を代表して、この請願の願意に対し賛成討論をします。 賛成の趣旨としましては、沖縄県議会において辺野古米軍基地建設のための埋立ての賛否を問う県民投票条例が制定され、全市町村参加のもと、2019年2月24日に県民投票が実施されました。結果、沖縄県民の民意が明確となったことを踏まえ、辺野古新基地建設問題を国民全体の問題として議論することを求める意見書を国会及び政府関係機関に提出することに賛同するものです。 市民の会としては、酒田市議会として、この沖縄県の辺野古新基地建設問題を国民全体の問題として議論することを求める意見書の提出に関する請願の願意に対し、議員各位の賢明な判断をいただき、ぜひとも採択へ賛同願うものであります。 また、酒田市は平和都市宣言を行っており、今まで各種平和事業を取り組んできました。宣言では、「わたしたち酒田市民は恒久平和を願いここに平和都市を宣言する」とし、世界唯一の被爆国として改めて恒久平和を願い、旧酒田市の平和都市宣言を継承し、平成20年3月25日に可決、制定されました。酒田市としても、酒田市議会としても、平和を希求する、望み求めるところと疑わないところであります。 改めて、この請願の願意に対する酒田市議会議員の各位の賢明な判断をよろしくお願いいたします。 ----------------------- △佐藤弘議員討論 ○田中廣議長 次に、2番、佐藤弘議員。 (2番 佐藤 弘議員 登壇) ◆2番(佐藤弘議員) それでは、私のほうから、請願第2号沖縄県の辺野古新基地建設問題を国民全体の問題として議論をすることを求める意見書の提出に関する請願に対して、賛成討論を行います。 沖縄県議会において、辺野古米軍基地建設のための埋立ての賛否を問う県民投票条例が平成30年10月31日に制定されております。その後、辺野古米軍基地建設のための埋立ての賛否を問う県民投票条例の一部を改正する条例が平成31年1月31日に改正され、制定されております。この条例を根拠に、2019年2月24日、沖縄県全市町村参加のもと、県民投票を実施しています。その結果は、基地建設への反対票が7割を超え、沖縄県民の民意は明確となりました。 県民投票の結果を受け、沖縄タイムスは、沖縄県を除く46都道府県の知事にアンケートを実施しています。それによると、日米両政府が結果を尊重すべきかの問いでは、どちらとも言えないが7府県、その他が18県、尊重すべきではないとの回答はなかったとのことです。一方、質問には答えなかったが、県民の意思が投票で示されたことの意義は大きい、結果を重く受けとめるべきだ、投票総数の7割が反対を投じたことは大変大きい、国民的議論を十分深める必要がある、国民全体が沖縄の方々の思いも共有して考えなければならない問題だなどの記述があったとのことです。 沖縄県外の国民も、辺野古問題を初めとし、沖縄に集中する米軍基地の現状を知る中で、沖縄の民意や沖縄に基地が集中した経緯を踏まえ、国民的議論の必要性を指摘しています。これらのことも含め、沖縄県の辺野古新基地建設問題を国民全体の問題として議論をすることを求める意見書を国会及び政府関係機関に提出することに賛同するものです。 酒田市は平和都市宣言を平成20年3月25日に可決、制定しております。酒田市議会として、この沖縄県の辺野古新基地建設問題を国民全体の問題として議論をすることを求める意見書の提出に関する請願に対して、議員各位の賢明な判断をいただき、採択への賛同を願うものであります。 以上、よろしくお願い申し上げます。 ○田中廣議長 以上で通告による討論は終了いたしました。 これをもって討論を終結いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △採決 ○田中廣議長 これより採決を行います。 請願第2号沖縄県の辺野古新基地建設問題を国民全体の問題として議論をすることを求める意見書の提出に関する請願を起立により採決いたします。 お諮りいたします。 請願第2号は、総務常任委員会委員長の報告は採択であります。請願第2号沖縄県の辺野古新基地建設問題を国民全体の問題として議論をすることを求める意見書の提出に関する請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○田中廣議長 起立多数であります。 よって、請願第2号は総務常任委員会委員長の報告のとおり決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議会第1号沖縄県の辺野古新基地建設問題を国民全体の問題として議論をすることを求める意見書について ○田中廣議長 日程第36、議会第1号沖縄県の辺野古新基地建設問題を国民全体の問題として議論をすることを求める意見書についてを議題といたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △提案理由説明 ○田中廣議長 発議者の説明を求めます。 総務常任委員会委員長、11番、武田恵子議員。 (武田恵子総務常任委員会委員長 登壇) ◆武田恵子総務常任委員会委員長 ただいま議題となっております議会第1号の意見書について御提案申し上げます。 議会第1号沖縄県の辺野古新基地建設問題を国民全体の問題として議論をすることを求める意見書について。 沖縄県の辺野古新基地建設問題を国民全体の問題として議論をすることを求めることについて、別紙のとおり国会及び政府関係機関に意見書を提出するものとする。 令和元年10月18日提出。 酒田市議会総務常任委員会委員長 武田恵子。 沖縄県の辺野古新基地建設問題を国民全体の問題として議論をすることを求める意見書。 沖縄県では、政府が1997年に普天間基地の代替基地として名護市沖への海上ヘリポート建設の基本案を地元に提示して以降、約20年にも及ぶ建設反対運動が続いています。 新基地が造られようとしている辺野古大浦湾の周辺の海域では、絶滅危惧種262種を含む5,800種以上の生物が確認されており、埋立てによる新基地建設は貴重な生物多様性を失わせ、かけがえのない生物の存在をおびやかすものとなっています。また、軟弱地盤の改良工事に向けた設計変更など、環境面、財政面からも合理性を欠いた状況となっています。 2019年2月24日、沖縄県は辺野古米軍基地建設のための埋立ての賛否を問う県民投票条例に基づき、全市町村参加のもと県民投票を実施しました。結果、投票率は52.48%で、基地建設への反対票が43万4,273票となり有効投票の7割を超えました。沖縄県民が米兵による犯罪、米軍機墜落、騒音による健康被害、環境被害、有事の際の標的となることの懸念等、さまざまな不安や危険にさらされて生活している当事者として、投票者の7割が新基地建設に反対する意思を表明したという現実に、真摯に向き合う必要があります。 沖縄県外の国民も、辺野古の問題をはじめ、沖縄に集中する米軍基地の現状を知る中で、普天間の危険除去のためには辺野古が唯一の解決策という政府の主張の妥当性にも疑問を感じ始めています。 ついては、沖縄の民意や歴史、特に基地が集中した経緯を踏まえ、辺野古新基地建設問題について、沖縄県だけでなく国民全体で議論を行い解決の道を探ることを強く要望いたします。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 宛先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、国土交通大臣であります。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○田中廣議長 ただいま議題となっております議会第1号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたします。 これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中廣議長 ないようですので、質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中廣議長 ないようですので、討論を終結いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △採決 ○田中廣議長 これより採決を行います。 議会第1号沖縄県の辺野古新基地建設問題を国民全体の問題として議論をすることを求める意見書についてを起立により採決いたします。 お諮りいたします。 議会第1号は原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○田中廣議長 起立多数であります。 よって、議会第1号は原案のとおり決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △散会 ○田中廣議長 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 なお、次の本会議は10月21日午前10時から再開いたします。 御苦労さまでした。   午前11時44分 散会...