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  1. 山形市議会 2017-12-08
    平成29年環境建設委員会(12月 8日 環境建設分科会・予算)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    平成29年環境建設委員会(12月 8日 環境建設分科会予算環境建設委員会 環境建設分科会予算)   日   時   12月8日(金) 10時00分〜10時52分 場   所   第5委員会室 出席委員    武田 聡、仁藤 俊、高橋公夫長谷川幸司折原政信、         加藤 孝、須貝太郎尾形源二 欠席委員    なし 当局出席者   環境部長まちづくり推進部長上下水道部長関係課長 委員長席    武田 聡 審査事項    1 議第68号 平成29年度山形水道事業会計補正予算         2 議第67号 平成29年度山形一般会計補正予算         3 議第72号 平成29年度山形区画整理事業会計補正予算         4 議第73号 平成29年度山形駐車場事業会計補正予算      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1 議第68号 平成29年度山形水道事業会計補正予算  経営企画課長から説明を受けた後、質疑に入った。その主なものは次のとおり。 ○委員   県生活基盤施設耐震化等補助金における返還金について、消費税を含んで交付を受けていたものが、特定収入割合が5%以下で、消費税課税対象とならなかったため、消費税分を返還するとのことだが、どのようなことか。 ○上下水道部長   特定収入には補助金負担金があり、補助金については内示率が低かったこと、負担金については下水道やガス工事による支障物件である水道管の移設に対する負担金が少なかったため、特定収入割合が低くなり、5%以下となったことから消費税分を返還するものである。
     大要以上の後、議第68号について採決した結果、全員異議なく可決すべきものと決定した。 《人件費》 2 議第67号 平成29年度山形一般会計補正予算  〇歳出 第4款衛生費 第2項清掃費、第3項環境保全費      第8款土木費 第1項土木管理費、第2項道路橋りょう費、             第3項河川費、第4項都市計画費(第1目)、             第6項住宅費   議第67号の付託部分のうち、まずは人件費に関する部分について一括して審査することとした。   人件費に関する部分ついては、関係課長からの説明を了承し、全員異議なく可決すべきものと決定した。  引き続き、人件費以外の部分審査に入った。また、議第72号及び第73号についても一括して審査することとした。 《人件費以外》 2 議第67号 平成29年度山形一般会計補正予算  〇歳出 第8款土木費 第4項都市計画費(第2目・第3目) 3 議第72号 平成29年度山形区画整理事業会計補正予算 4 議第73号 平成29年度山形駐車場事業会計補正予算  関係課長から説明を受けた後、質疑に入った。その主なものは次のとおり。 ○委員   県施行都市計画街路事業費負担金について、10%を負担するとのことだが、その根拠は何か。 ○都市政策課長   県事業については、当該市町村に経費の一部を負担させることができると法で規定されており、国庫補助の残りの部分の10%を市が負担することを県との協議で決めている。 ○委員   四日日月山線において、市施工区間専門学校の移転が、国庫補助がつかず事業がおくれると聞くが、どのようなことか。  安全・安心なまちづくりのため、古い住宅が密集している市街地は区画整理事業整備していく必要があると考えるがどうか。 ○都市政策課長   大きな補償額が伴う建物については、予算の制約により、なかなか進まない現状となっている。街路事業については、工事ができるところは早く行い、通行者の安全のために、可能な限り早く供用したいというのが第一方針である。用地交渉が残っているところについては、選択と集中をして来年度以降も行っていく。大型補償物件についても、めり張りをつけて、予算を集中して対応していきたい。  区画整理事業について、現時点では、市施行組合施行ともに予定していないが、有効な手段の一つであるとは考えている。区画整理以外でも、さまざまな手法があるため、地域方々勉強会等を行いながら検討していきたい。 ○委員   街路事業では、大型補償物件をいかに先に進めていくかが、供用開始まで最も影響のあることと考えるがどうか。  さまざまな手法の中から、地域方々事業選択するというのは難しいのではないか。市が地域に提案する際、まず区画整理事業を提案すべきであり、地域の皆で、安全・安心なまちをつくっていくという呼びかけが重要ではないか。 ○都市政策課長   四日日月山線は、バス通りであるが歩道がなく、通学者が多いため南側の歩道整備を先行して進める方針である。来年度以降、予算確保に努めていく。  区画整理については、古くからの歴史的な資産や風景など守るべきものを失うことにつながりかねないため、最初から区画整理を提案すべきかどうかも、地域方々と話をしながら、最もふさわしい手法を提案していきたい。 ○委員   街路事業のおくれは、仮校舎、機械・設備などの面で学校等事業所経営に大きな影響を与えてしまう。協力を得られなくならないか心配である。なぜ予算がつかないのか。 ○都市政策課長   全般的に用地交渉について、当初予定どおり進んでいない現状である。全国的に国の交付金が少なく、自治体の要望に対し、以前は7割程度の配分があったが、ここ数年においては3割程度と非常に厳しい状況になっている。専門学校には、現状説明し理解してもらっているが、経営面から指摘のような意見ももらっている。来年度以降は、2路線工事が終わるため、集中して行っていきたい。 ○委員   区画整理について、歴史的なものを計画の中に組み込みながら行っていくことは可能と考える。地域の自然、景観、文化資産などをしっかり担保したものを積極的に考えていってほしい。 ○委員   県施行旅篭町八日町線について、事業のおくれに対し、路線沿い住民方々は、生活の見通しが立たず不安を感じている。事業の進捗はどうか。また、住民への丁寧な説明が必要ではないか。 ○都市政策課長   県も国からの交付金がこない状況は同様で、七日町工区は平成31年度完了目標から1年くらい、本町工区は32年度からかなりおくれるということを聞いている。また、地元地権者を中心とした街づくり委員会が組織されており、県との話し合いの際は、担当職員が必ず加わり、地元要望をしっかりとつないでいる。市として、地元の思いを受けとめ、県に対し重要要望事項として挙げ、整備促進に向けた要望を行っており、今後もなお一層の促進に向け取り組んでいく。 ○委員   現在、県と市はどのように旅篭町八日町線事業に取り組んでいるのか。まなび館付近代替地はどう考えているのか。 ○都市政策課長   県事業のため、市としては促進をお願いする立場であり、引き続き行っていく。まなび館の駐車場になっている代替用地は、現在、周辺道路整備地権者と交渉している。早く移転してもらえるよう、土地の形を示して情報提供できるようにしていく。 ○委員   住民の不安を取り除くように説明をしていってほしい。街路事業費負担金約3,400万円はどのような使われ方をしているのか。 ○都市政策課長   本町工区については、県では本年度、約4億円の予算を計上している中で、市の負担は1,700万円ほどである。ほとんどが用地補償にかかるものである。 ○委員   住民に対し、説明を受ける機会をふやしていってほしい。また、数字などの具体的な内容を示していってほしい。 ○委員   先日、議会報告会歩道についての話題があった。街路事業等において、県道、市道の歩道構造には、どのような形態があるのか。 ○都市政策課長   国・県・市とも、現在は、セミフラット方式をとっており、歩道車道より5センチメートルほど高いものである。以前はマウンドアップ方式でつくられているものがほとんどで、歩道が20センチメートルほど高い構造だったが、車椅子やベビーカーが渡る際、支障になってきたためである。 ○委員   マウンドアップからセミフラット方式への改修は、行われているのか。 ○道路維持課長   宅地側基盤が既に決まっているため改修は難しいが、道路拡幅や新たに築造する場合はバリアフリー対策を行っている。 ○委員   他の方式歩道はあるのか。 ○都市政策課長   フラット方式がある。周辺部地域に多く、車道歩道が同じ高さで、縁石だけで区切られているものである。  大要以上の後、議第67号の付託部分のうち人件費以外の部分、並びに議第72号及び議第73号について、一括して採決した結果、全員異議なく可決すべきものと決定した。...