• がん(/)
ツイート シェア
  1. 山形市議会 2017-09-25
    平成29年厚生委員会( 9月25日)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    平成29年厚生委員会( 9月25日) 厚生委員会   日   時   9月25日(月) 10時00分〜13時52分 場   所   第3委員会室 出席委員    田中英子渋江朋博、阿曽 隆、佐藤秀明伊藤香織、         斉藤栄治遠藤和典石澤秀夫 欠席委員    なし 当局出席者   市民生活部長福祉推進部長子育て推進部長、         済生館事務局長関係課長 意見陳述者   沖津由美山村牧子 委員長席    田中英子 審査事項    1 請願者意見陳述         (1)請願第9号(29) (仮称山形動物愛護センター                     に関することについて         (2)請願第10号(29) 猫の去勢不妊手術助成金創設                     に関することについて         (3)請願第11号(29) 動物愛護推進員制度導入委嘱                     に関することについて         2 請願
            (1)請願第8号(29) 保育士等キャリアアップ研修の円                     滑な実施を求めることについて         (2)請願第9号(29) (仮称山形動物愛護センター                     に関することについて         (3)請願第10号(29) 猫の去勢不妊手術助成金創設                     に関することについて         (4)請願第11号(29) 動物愛護推進員制度導入委嘱                     に関することについて         3 報告事項         (1)山形国民健康保険運営方針(案)と国保事業費納付            金について         (2)中核移行に係る進捗状況について         (3)中核移行に伴う移譲事務に係る本市独自性検討状            況について         (4)山形介護予防日常生活支援総合事業における指定            事業者指定取り消しについて         (5)中核移行に伴う移譲事務に係る本市独自性検討状            況について         (6)平成28年度山形市立病院済生館事業会計資金不足比            率について         4 行政視察報告について         5 その他         (1)重粒子線がん治療事業について      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1 請願者意見陳述 (1)請願第9号(29) (仮称山形動物愛護センターに関することについて   沖津陳述者から意見陳述があった。 (2)請願第10号(29) 猫の去勢不妊手術助成金創設に関することについて   沖津陳述者から意見陳述があった後、質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   県はこの問題に対してどういう取り組みをしているのか。市内の猫の去勢不妊手術の現状も教えてほしい。自由診療のため、幾ら費用がかかるのかわからず、助成額妥当性がわからない。 ○山村陳述者   現在、県からの助成金はないが、要望請願は出しているため、県でも引き続き審査している。動物病院一般的な手術費用については、雄猫は1万円〜1万5,000円で、雌猫は2万円〜3万円となっており病院によって差がある。飼い猫に対する雄猫3,000円、雌猫5,000円という助成額は、県獣医師会の補助を参考にした。補助は抽せんで、枠自体も毎年30〜40とかなり少ない。県内保護活動状況としては、助成金がないため、個人のボランティアが全て自費で賄っており、金銭的にも時間的にも負担が大きくなっている。 ○委員   県内で既に実施している遊佐町では効果が上がっているのか。 ○山村陳述者   町役場等に苦情が多く寄せられ、問題が大きくなっていることから、その対策として行っている。外猫に餌やりだけを行っている方への啓発や、猫を保護して飼っている方や里親を探している方への助けになっている。 ○委員   県議会に対しては請願を提出したのか。 ○山村陳述者   平成27年に、小さな命を守る会で署名活動を行い、一度請願を提出している。その年で終わったが、県の動物愛護担当者と相談をしているところである。 ○委員   県議会としてどういう役割を果たしたのか。すでに県では知事でも検討を始めているのか。請願県議会に提出した結果はどうなっているのか。 ○山村陳述者   県では助成金検討には至っていない。処分方法の改善や助成金の支給など複数の請願を提出しており、一部は採択されたが、助成金については見送りとなった。 ○委員   今回の請願は市で動物愛護センター整備するに当たり請願者考えを生かしてほしいという趣旨なのか。 ○山村陳述者   他の中核市では動物愛護センターの建設に伴い、助成金制度整備されているのであわせてお願いしたい。 ○委員   遊佐町では、基本的に全ての猫が対象ということであったが、この請願の飼い猫の定義をどのように考えているのか。 ○山村陳述者   基本的には飼い主が責任を全うすべきだが、多頭飼育崩壊やネグレクトが社会問題化しており、手に負えなくなると野良猫化することになる。飼い主のいない猫を保護して譲渡する活動をしている中で、飼い主を探すまで時間がかかるため、少しでも条件をよくしたいと思っている。保健所から譲渡された犬猫に関しては、去勢不妊手術に対して3,000円くらいの助成金が県から交付されているが、一般で保護された犬猫個人ボランティア負担となっており、譲渡されて飼い猫になったときの助成を希望したい。 ○委員   飼い猫とは一般的に飼われている猫も対象となるのか。 ○山村陳述者   保護猫に対してだけである。 (3)請願第11号(29) 動物愛護推進員制度導入委嘱に関することについて   沖津陳述者から意見陳述があった後、質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   今回3件の請願が提出されているが、団体として、担当課に対して懇談会申し入れ要望は行ったのか。 ○山村陳述者   出前講座質疑のときに要望として発言している。 ○委員   団体として文書での要請や懇談会など正式な場での申し入れ要望は行っていないのか。 ○山村陳述者   開設予定時期を見ても時間がなかった。 ○委員   通常当局やり取りをして団体意見が通らないときに、議会から当局考えのチェックをお願いしたいというのが通常のルートになると思う。 2 請願 (1)請願第8号(29) 保育士等キャリアアップ研修の円滑な実施を求めることについて ○委員   国の新しいキャリアアップ制度であり、現場の保育士が業務をしながらきちんと研修を受けられるような体制をとってほしいという趣旨なので、願意妥当であり採択すべきである。 ○委員   願意妥当である。 ○委員   願意妥当で採択すべきである。 ○委員   願意妥当である。 ○委員   願意妥当である。 ○委員   願意妥当である。 ○委員   願意妥当で採択すべきである。  大要以上の後、請願第8号(29)については、全員異議なく採択すべきものと決定した。 (2)請願第9号(29) (仮称山形動物愛護センターに関することについて ○委員   動物愛護推進員の方が苦労されているのはわかるが、そもそも請願審査の場でこの内容のものを今すぐ判断できるのか。非常に具体的で貴重な提案だと思うが、一つ一つ妥当なのか審議する知識もないし、判断できない。方向性反対ではなく、充実してほしいという気持ちはわかるが、ここですぐ判断できないため継続審査としたい。 ○委員   これまで委員会説明を受けてきた内容や本日の報告事項説明される内容、新しく出た図などとも比較しても、今回の要望内容が100%とは言わないが、かなりの部分を既に当局側が出しており、方向性が同じだと思うので、願意妥当であり採択すべきものである。 ○委員   請願9号から11号の全てにかかわることだが、議会に出されて議論した経過がないと思う。余り知識がなく判断のしようがない。もう少し勉強、調査研究してみたい。大枠の趣旨賛成だが、きょうは保留としたい。継続審査でお願いしたい。 ○委員   先ほどの請願者説明にもあったが、請願の中身が開設当初から必要とするものが大半を占めており、想定しての準備も必要だと思うため賛成する。願意妥当で採択すべきものである。 ○委員   請願趣旨は理解するが、これから新しい構想の説明を受ける段階であり、他の自治体と遜色がないように措置してほしいという内容であればわかるが、項目が細か過ぎて妥当かどうか判断できないため、継続としてほしい。 ○委員   請願9号と10号については、具体的過ぎるゆえに、どういう方向で、それに対してどうなのか、一つ一つ判断するのは今の時点では難しいと思う。継続審査としたい。 ○委員   現時点での執行部への要請であり、現場で活動している方からの意見を真摯に受けとめなければならないと思うため、願意妥当である。 ○委員   賛成と申し上げたが、継続審査の理由がより勉強したいということであれば、委員長判断継続審査として結構である。  大要以上の後、請願第9号(29)については、協議の結果、調査研究の必要を認め、継続審査すべきものと決定した。 (3)請願第10号(29) 猫の去勢不妊手術助成金創設に関することについて ○委員   趣旨はわかるが、金額が具体的過ぎて妥当なのか判断できない。財政的な部分も含めた当局考え方もこれから示されると思うので、それも見たい。殺処分ゼロについては、まず宣言や条例化などといった基本的な考え方を示し、さまざまな意見を吸い上げる組織をつくって推進していくことが妥当だと思う。継続審査としたい。 ○委員   野良猫に関しての去勢不妊手術については賛同するが、飼い主自己責任という部分があると思う。他県では、助成ではなく、野良猫については去勢不妊手術を行うと規定しているところもあり、さまざまな事例が考えられる。この段階で中身の判断がつきかねるので継続し、調査研究すべきである。 ○委員   請願項目について、当局検討の余地を残すような書き方をしてもらえればよかったが、項目が具体的過ぎて、これを妥当と判断し、議会側意見として示せるか判断がつかない。熊本市の動物愛護センターも視察し、さまざまな方法が提案されているのはわかるが、この方法山形市にとって最もよい方法効果があるのか、この時点で判断できない。趣旨には賛成だが、当局説明を聞いて判断したいため、現時点では継続審査としたい。 ○委員   議会請願を提出するのが悪いわけではないが、事業を進めるのは市長側なので、担当課にも要望をしたり、意見交換などを行ってもよいと思う。趣旨賛成できないということではないが、内容について詰めていくほうがより具体的に進むと思うので、継続審査としたい。 ○委員   致死処分を減らすためには何が必要なのか考えた際に、繁殖制限も一定の効果があると思う。しかし、犬・猫両方繁殖制限措置を行っている自治体もあることや、今回の請願は猫が対象となっているが、繁殖制限方法として、助成金交付が一番よいのか判断がつかず、調査研究したいため継続審査としたい。 ○委員   獣医師によって去勢不妊手術費用が異なるため、助成金額制度設計にもかかわってくる。熊本市では、ペットショップ動物愛護団体ボランティア獣医師会行政等を含めた協議会をつくり、官民一体体制をつくり上げ制度設計をしても、殺処分ゼロを達成するまで10数年かかっている。殺処分ゼロは実現したいが、調査研究する機会をもらいたいので継続審査としたい。 ○委員   以前からこのような制度をつくってほしいという考えがあったため、内容については賛同する。自己責任という話もあったが、意見陳述の際に、飼い猫の範囲を確認したところ、保護された猫との回答であったため、賛成したいと思っていたが、ほかの委員継続審査との意見であった。継続の理由として、趣旨自体には反対ではないが、具体的な金額などについて、もう少し研究をしたいということであれば、議会の意思として提出できるよう、前向きに全会一致で採択できるようまとめていく時間が必要ということであれば、継続して研究していくべきである。  大要以上の後、請願第10号(29)については、調査研究の必要を認め、継続審査すべきものと決定した。 (4)請願第11号(29) 動物愛護推進員制度導入委嘱に関することについて ○委員   費用弁償についても検討してほしいが、多くの中核市で設置されており、制度導入方向で進めてよいのではないかと思うため、願意妥当である。 ○委員   願意妥当である。 ○委員   願意妥当である。 ○委員   願意妥当である。 ○委員   願意妥当である。 ○委員   願意妥当である。 ○委員   願意妥当である。  大要以上の後、請願第11号(29)については、全員異議なく採択すべきものと決定した。なお、請願第11号(29)については、地方自治法第125条の規定により、執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定した。                休  憩   11時01分                再  開   11時07分 3 報告事項 (1)国民健康保険運営方針(案)と国保事業費納付金について   国民健康保険課長から、別紙資料に基づき報告があった。
    委員   今回、一人当たり保険税が14.6%の減と示され安心したが、平成28年度と同額給付基金繰り入れた上での算定となっており、約6億円の基金繰り入れがない状態で計算し直さないといけないことになる。最終的にどのくらいの誤差があり、確定するのはいつごろになるのか。 ○国民健康保険課長   現段階では、仮係数が想定のスケジュールで入ってきた場合は、おおむねことし中には仮係数による試算が可能であり、山形市の保険税保険税率等について、おおむねの数字を示すことができると考えている。平成28年度は、基金を取り崩し6億7,000万円ほど繰り入れ保険税額が抑制されている。29年度の試算結果も同額金額試算する際に入れている。1億円で約2%の影響があるため、基金がない場合には、12〜14%の増となる。 ○委員   今のところプラスマイナスゼロくらいと受けとめる。万が一、プラスになった場合、緩和措置としては、県から基金借り入れ一般会計からの繰り入れしかないと思うが、一般会計予算措置スケジュールに間に合うのか。 ○国民健康保険課長   スケジュールが厳しいため、県に対して、できるだけ早く納付金額を提示するよう再三にわたって訴えている。平成29年度の試算結果を見ればマイナスだが、30年度を想定した仮係数による算定がどのような数字になるかまだ絞り切れないところがある。今回の試算は29年度を前提にした試算だが、国の財政支援については、1,200億円という具体的な数字が出ており、さらに30年度に向けた仮係数による試算についても1,700億円の想定という具体的な数字が出ている。楽観視しているわけではないが、慎重に数字を見守りながら30年度の予算を編成するに当たり注視していきたい。 ○委員   一般会計から繰り入れるとすれば大変厳しい日程だと思う。途中で補正するようなことがないようにしてほしい。激変緩和として、仮に相当保険税が上がった場合はそういうことも想定しないといけないと考えている。平成29年度に新制度導入されたと仮定して計算しているが、30年度についても同じように考えてよいのか。 ○国民健康保険課長   納付金を計算するに当たり医療費伸びがどれくらいで、1人当たり所得額等がかかわってくる。平成29年2月診療分までの実績を勘案して今回試算されているが、30年度に向けた仮係数試算はあと半年分のデータが積み重ねられることになり、その伸びについては多少変わってくると考えている。 ○委員   薬価が上がったため、医療費が急に上がった年があったが、今回そういうことは想定されるのか。 ○国民健康保険課長   平成27年度の医療費は、新型薬剤薬価が非常に高く医療費が突出していた。今回の試算は、平成29年2月診療分までの実績をもとに、医療費伸びが抑えられるような形で集計されているため、納付金が下がっている。 ○委員   薬価診療報酬の改定が来年4月にあり、その影響も大きいと思うが、大幅に医療費が上がった場合、どのように対応するのか。 ○国民健康保険課長   新制度では、市は県に対して納付金を納める形になり、医療給付費についても、これまで市が医療機関に支払っていたが、県から保険給付費等交付金として全額支払われる仕組みに変わる。県に支払う納付金については、被保険者に賦課する保険税から賄われるため、急激な経済変化災害等により税収が予定を大きく下回る場合は、県で新たに設置する財政安定化基金を借りたり、交付を受けることで納付金を納めることとなる。 ○委員   最初に設定された納付金金額から、途中で変更されることはあるのか。 ○国民健康保険課長   年度途中の納付金の額の変更はない。 ○委員   給付が膨らんだ場合でも、市の負担はないということか。 ○国民健康保険課長   そのとおりである。 ○委員   1人当たり保険税が余りにも高額になった場合の財政措置について、以前確認した際は、今後県単位化になることで、通常一般会計からの繰り入れを認めず、全体で考えるという答弁を受けた。市町村ごとサービス合戦につながりよくないと思う。国や県からはどのように聞いているのか。 ○国民健康保険課長   県に納める納付金を賄うために、国では一般会計財政調整基金等から繰り入れをすることは、本来すべきでないという指針を出している。しかし、山形県の国保運営方針(案)の中では、県内市町村の事情もあるため、平成30年度から禁止するという表現にはなっていない。 ○委員   負担が激変する場合は、県で対応を考えるよう申し入れはしているのか。 ○国民健康保険課長   機会があるたび要望している。 ○委員   試算における県全体の増減率マイナス6.1%となっており、国保が県に移管することで保険税が下がると誤解を受けるのではないか。また、1人当たり保険税の格差も5,766円縮小され、格差が少なくなりよいことだと見えなくもない。平成28年度に法定外繰り入れ等を行った場合、29年度にも同額繰り入れた上で試算を行っており、県内市町村ではこの結果を受けて、同額繰り入れをするかどうか検討することになると思う。1人当たり標準保険税率算定において、今後ならし等が入ってくる可能性はあるのか。 ○国民健康保険課長   県内統一保険税率導入については、実施することにはなっていない。 ○委員   11月に県で仮納付金算定し、各市町村保険者に通知するとのことだが、実際に市民納付額が示されるのはいつごろになるのか。 ○国民健康保険課長   国の10月の仮係数の提示を受けて、県が算定する仮納付金の額や標準保険税率が提示されるのは、早くて11月中旬ごろになると思われる。それを受けて、山形市として試算できるのは12月に入ってからと想定している。なお、県ともやり取りをしながら、詳細なスケジュールを詰めていきたい。 (2)中核移行に係る進捗状況について   保健所準備課長から、別紙資料に基づき報告があった。                休  憩   12時07分                再  開   13時04分  再開後、委員から次のような発言があった。 ○委員   (仮称動物愛護センターについて、地元船町、大郷に対する説明会を行った上で、地域意見愛護団体意見を取り入れ、見直しを行ったことは評価する。しかし、まだ不安の声が払拭されておらず、町内会役員の中でも意見の統一をみていないとも聞く。(仮称動物愛護センター建設について、地元とどういう協議をしているのか。また、今後の進め方についてはどうか。 ○保健所準備課長   (仮称動物愛護センター設置については、昨年度と今年度、船町町内会役員の方と大郷地区連合会役員の方に1回ずつ説明した。さらに、9月9日には船町の全町民を対象とした説明会を行っており、さまざまな意見が出されたが、設置された後の運営に関する質問がほとんどであり、設置反対の声はなかったと認識している。 ○委員   中核移行に伴う目玉の施設になると認識しているため、地域からも歓迎され、理解される施設になるよう努力してほしい。(仮称動物愛護センター設置に伴い、車の動線など地域の諸課題に対しても要望が出されたと聞く。直接の事業課は異なるが、市民生活部としてどのような働きかけをするのか。 ○市民生活部長   これから整備するに当たり、想定される地元の方からの要望については、当初の施設整備の中に反映している。整備後にさまざまな課題や運営上の問題点が出てくることも想定されるため、地元から要望があれば、きめ細かく意見を聞きながら必要な対応をしていきたい。具体的に周辺の道路整備等要望もいただいているため、地元の円滑な交通体制の維持や施設に必要な交通経路の確保に配慮しながら整備していきたい。 ○委員   市民地域に愛される施設になるよう、地元との意見交換協議を重ねてほしい。 (3)中核移行に伴う移譲事務に係る本市独自性検討状況について   生活福祉課長及び生活福祉課福祉法人監査室長から、別紙資料に基づき報告があった。 ○委員   社会福祉事業施設指定認可指導監査体制について、他市では、指定認可指導監査を別の課で担当しているところが多いが、山形市は新たに設置する(仮)福祉指導監査課に集約することとしている。このような結論に至った詳しい経過は何か。 ○福祉法人監査室長   実際に平成25年度から、社会福祉法人について、認可から指導監査までを一連して当室で行っているが、周期的に監査を行う一方、毎日のように事業所からの確認と相談が来ている。一貫した指導ということでは、最初認可指定したところが、一連の流れで監査指導を行うほうがよいと思う。監査部門が特化した場合、国から示されている指導監査のガイドラインを、最初認可指定の部門で、それぞれの法律をそれぞれの担当課で解釈して、指定を受けたところと違った指導をされるなど、業者でも困惑していると聞いている。解消する意味でも指定認可から指導監査を一環してするべきと考えている。 ○委員   (仮)福祉指導監査課について、課は1つだが、担当部分については係で引き継がれることになるのか。 ○福祉法人監査室長   法律ごと指定認可から指導監査までの条件や指導監査の要領が異なるため、それぞれの事業ごとに行う。平成25年度から社会福祉法人については指導監査を行っているため、そのノウハウを各法律にも関連するところがあり、共有することができると考えている。 (4)山形介護予防日常生活支援総合事業における指定事業者指定取り消しについて   長寿支援課長から、別紙資料に基づき報告があった。 (5)中核移行に伴う移譲事務に係る本市独自性検討状況について   こども保育課長から、別紙資料に基づき報告があった。 (6)平成28年度山形市立病院済生館事業会計資金不足比率について   済生館管理課長から、別紙資料に基づき報告があった。 4 行政視察報告について  7月に行われた委員会行政視察について、第1班を代表して伊藤香織委員から、第2班を代表して阿曽隆委員から視察結果の報告があった。 5 その他 (1)重粒子線がん治療事業について ○委員   重粒子線がん治療事業の関係で、毎年予算化もしているため、資料をもとに説明を受ける機会を設けてほしいがどうか。 ○委員長   以前からそのような話もあったが、山形大学からの説明もないため、今後検討していきたい。...