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  1. 山形市議会 1995-01-30
    平成 7年予算委員会( 1月30日)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    平成 7年予算委員会( 1月30日)   平成7年1月30日(月曜日) 〇出席委員(35名)        渡 辺 ゆり子 君    高 橋 啓 介 君        豊 川 和 弘 君    寒河江 政 好 君        渡 辺 弥寿雄 君    石 沢 忠 八 君        長 瀬 洋 男 君    鈴 木 洋 樹 君        高 橋 嘉一郎 君    広谷 五郎左エ門君        加 藤   孝 君    佐 貫 宏 一 君        荒 井   啓 君    竹 田 和 義 君        尾 形 源 二 君    峯 田 豊太郎 君        阿 部 喜之助 君    佐 藤 義 久 君        枝 松 昭 雄 君    武 田 一 夫 君        深 瀬 悦 男 君    小野寺   建 君        佐 竹 盛 夫 君    内 山   毅 君        会 田 邦 夫 君    渡 辺 秀 夫 君        宝 沢 啓 輝 君    佐 藤   稔 君        大 沢   久 君    浅 野 泰 孳 君        古 瀬 半十部 君    荒 井 健 二 君        渡 辺 卓 弥 君    中 村 幸 雄 君
           酒 井 靖 悦 君 〇欠席委員(1名)        阿 部 豊三郎 君 〇欠  員 3名 〇傍聴議員        加 藤   正 君  ―――――――――――――――――――説明のため出席した者   市長       佐 藤 幸次郎 君  助役       板 垣 啓 二 君   収入役      今 野 和 子 君   総務部長     梅 津 久 勇 君  企画財政部長   日 野 茂 男 君   市民部長     酒 井 正 男 君  環境部長     寺 崎 琴 雅 君   福祉部長     結 城 勝 也 君  産業部長     鹿 野 六 郎 君   建設部長     奥 山   漸 君  都市開発部長   垂 石 定 敏 君   下水道部長    山 崎 輝 翁 君  消防長      武 田 鉄 雄 君   水道部長     黒 沼 吉 男 君  済生館事務局長  佐 藤 冨 也 君   教育長      酒 匂 勝 雄 君  選管委事務局長  加 藤 順 功 君   監査委事務局長  細 矢 純 一 君  農業委事務局長  金 子 光 輝 君  ――――――――――――――――――― ◎午前10時23分 開会 ○佐竹盛夫委員長  これより予算委員会を開きます。  欠席通告委員阿部豊三郎君であります。  それでは議事に入ります。本委員会に付託されました案件は,議第1号平成6年度山形一般会計補正予算であります。  ――――――――――――――――――提案理由説明佐竹盛夫委員長  この案件について当局説明を求めます。  企画財政部長 日野茂男君。 ○日野企画財政部長  ただいま上程されました議第1号,平成6年度山形一般会計補正予算,第1条歳入歳出予算第1表の歳入についてご説明申し上げます。  議案書2ページ,事項別明細書8ページからでございます。  第11款国庫支出金及び第12款県支出金は,菅沢住宅団地内に設置を予定しております,特別養護老人ホーム建設につきまして,このたび補助内示がありましたので,それぞれ社会福祉施設等施設整備費負担金及び補助金として新たに計上するものであり,第17款市債につきましても,適債事業として許可見込額を計上したものであります。  次に,補正予算第3条地方債補正でありますが,ただいま申し上げましたとおり,特別養護老人ホーム建設事業許可見込に基づく起債の追加でありまして,所要の予算措置をお願いするものであります。  以上でありますが,よろしくご審査のうえ,ご決議くださいますようお願い申し上げます。 ○佐竹盛夫委員長  福祉部長 結城勝也君。 ○結城福祉部長  歳出は,福祉部関係でございます。  第3款民生費補正予算について,ご説明申し上げます。  議案書2ページ,事項別明細書10,11ページでございます。  第1項社会福祉費についてでございます。  高齢者保健福祉計画に基づき菅沢住宅団地内に予定しております,特別養護老人ホーム建設につきまして,平成7年度に建設する予定で進めておりましたが,国の新ゴールドプラン関連補正にともない,国・県補助金等内示がありましたので,平成6年度に繰り上げて事業開始するため,工事費を計上したものであります。  次に,債務負担行為について,ご説明申し上げます。  議案書3ページ,事項別明細書12,13ページでございます。  ただいまご説明しました特別養護老人ホーム建設事業につきまして,平成6年度,平成7年度の2カ年事業として行うため,工事費等債務負担をお願いするものであります。  以上で説明を終わりますが,よろしくご審議のうえ,ご決議くださいますようお願い申し上げます。 ○佐竹盛夫委員長  以上で当局説明は終わりました。  ――――――――――――――――――質疑佐竹盛夫委員長  直ちに質疑に入ります。  議第1号の補正予算について,総括的な質疑がありましたらお願いいたします。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐竹盛夫委員長  ご質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  ――――――――――――――――――分科会付託佐竹盛夫委員長  案件付託案件表のとおり各分科会に分割付託いたします。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      付託案件表総務分科会) 議第1号  平成6年度山形一般会計補正予算のうち第1条第1表歳入,第3条 (厚生分科会) 議第1号  平成6年度山形一般会計補正予算のうち第1条第1表歳出第3款,第2条   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜佐竹盛夫委員長  この際,各分科会を開くため休憩いたします。     午前10時28分 休 憩  ――――――――――――――――――     午前11時33分 再 開 ○佐竹盛夫委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。  議第1号の補正予算を議題といたします。  ――――――――――――――――――分科会委員長報告佐竹盛夫委員長  この場合,各分科会における審査経過と結果について各分科会委員長報告を求めます。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜     総務分科会委員長報告佐竹盛夫委員長  総務分科会委員長 佐藤稔君。 ○佐藤稔総務分科会委員長  総務分科会における審査経過と結果についてご報告いたします。  議第1号平成6年度山形一般会計補正予算付託部分から申し上げます。  まず,歳入についての主な質疑を申し上げますと,委員から,1月臨時会にこのような補正予算が上程されるのはめずらしいが,本市が努力したためか,との質疑があり,当局から,平成7年度以降に予定していたが,2回にわたる重要事業の陳情の成果の1つとして,国の補正予算に組み入れられたもので,前払い金相当額である,との答弁がありました。また委員から,事業の達成のためには,自治体がその財源を負担しているが,超過負担等の問題もある。国や県段階での補助基準の見直しが必要だが,その働き掛けはしているのか,との質疑があり,当局から,市長会地方6団体といっしょになって,実態に見合ったものになるよう要望していきたい,との答弁がありました。  大要以上の後,全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に,第3条地方債補正については,当局説明を了承し,全員異議なく可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わりますが,当分科会決定どおりご賛同賜りますようお願いいたします。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜厚生分科会委員長報告佐竹盛夫委員長  厚生分科会委員長 広谷五郎左エ門君。 ○広谷五郎左エ門厚生分科会委員長  厚生分科会における審査経過と結果についてご報告いたします。  議第1号平成6年度山形一般会計補正予算付託部分における主な質疑を申し上げます。  委員から,特別養護老人ホーム建設事業費は総額で約18億円になるのか。また,平成7年度ですべて完成するのか,との質疑があり,当局から,主体工事が約18億円で,外構工事,什器,備品をあわせると約20億円になる。平成7年度末のオープンを予定しているとの,答弁がありました。  また,委員から,特別養護老人ホーム建設計画の今後の見通しはどうなっているのか,との質疑があり,当局から,本市としては,高齢者保健福祉計画どおり平成11年度までに,完全実現に努力したい。県では,本市が特老の不足していることを十分理解しており,毎年1カ所ずつ建設することが必要であることも理解してくれている。1年でも早まるよう県に協力を願っていきたい,との答弁がありました。  大要以上の後,全員異議なく可決すべきものと決しました。  以上で,報告を終わりますが,本分科会決定どおりご賛同賜りますようお願いいたします。 ○佐竹盛夫委員長  以上で各分科会委員長報告は終わりました。  ――――――――――――――――――
    質疑佐竹盛夫委員長  ただいまの報告に対し,ご質疑ありませんか。枝松委員。 ○枝松昭雄委員  今の委員長報告関係ない事項大変場違いで申し訳ありませんが,緊急的なことでございますので,1点だけ質問をさせていただきたいのでありますが,お許しいただけるでしょうか。産業部長にお聞きしておきたいのです。  阪神大震災に関連してでございますが,過日の新聞等でもお分かりの通り,特にニット業界,その他の業界というようなことで,大変重要な時期にあるようであります。特にニット業界等については,約3割程がいわゆる神戸を中心にした周辺との取引が多いということで,ニット業界の中では,受注したものの納品ができないとか,あるいはまた,受注はしても材料が入らないとか,あるいはまた,手形をもらっているんですが,これが決済なるかどうなのか,非常に疑わしいような状況にもなっているとか,ということで非常に影響があるようであります。従って,その辺について,阪神大震災に関連して,産業部の方では山形市の中小企業に対する影響というのはどうなのか。その辺の調査がなされているのかどうかと,場合によっては,緊急的な融資対策なども必要ではないかという感じが致しますので,その辺の対応なり考え方がどうなっているのか,その1点だけお聞かせいただければ大変有り難いと,こういうことであります。 ○佐竹盛夫委員長  すみませんけれども緊急性があるのでこれを許しました訳であります。産業部長。 ○鹿野産業部長  ただいまご質問ありました阪神大震災は,関東大震災に次ぐ広い範囲の,しかも非常に激しい被害を受けた災害でございました。従いまして,山形市の市内のいろいろな企業につきましても,それぞれの影響があるものと,このように認識をし調査をしたところでございますが,第1点はただいま委員から話がありましたとおり,ニット業界をはじめとするアパレル産業服飾産業服飾関係のこういう企業関東方面に7割,神戸大阪方面に3割の取引があると,こういうことでございまして,山形市内におきましても35企業,65事業所があるわけでございますけれども,こういう中で取引がありますが,今,話がありましたとおり,生産したものが,向こう側被害を受けたことによって出荷できない状況にある。あるいは販売したものの代金回収が予定通り進まない。あるいはこれから来るであろう秋,そして例年の冬に向けての注文がどうなるのか,こんなことでの影響が今後出てくるものと予想されておるところでございます。  また,その他の企業につきましては,取引企業崩壊等もございまして,部品や材料の仕入れに支障を来していると,こういう業種もございます。例えば,ゴム靴のバーツを作っている会社であるとか,あるいは家電関係ゴルフボール関係等もそのような影響を受けているようでございます。  また,一般的には,神戸周辺交通機関が非常に混乱しておりますので,物流が計画的に進まない。いわゆる生産した物,あるいは向こうから仕入れする物も計画通り進まない。このような現状もございます。この他,大手の製鉄所被害を受けておりますので,鋼材の需給が一時的にひっ迫する場面もあるのではなかろうか,こんなことも懸念されているところでございます。  その他,観光事業につきましても,若干予約の取り消しなんかもございます。以上のような状況でございますので,商工業関係につきましては,経営の円滑を図るための資金の融資制度を考えておりまして,現在の設定しております制度の中で,枠なんかもまだございますので,その中で対応しながら,今後とも推移を見ながら対応してまいります。 ○佐竹盛夫委員長  これは,関東大震災に次ぐ緊急性がありますので,特別これをまず許したわけです。前例でなく今後よろしくお願いします。  ほかにご質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐竹盛夫委員長  ご質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  ―――――――――――――――――― ◎採決 ○佐竹盛夫委員長  これより採決いたします。  お諮りいたします。議第1号平成6年度山形一般会計補正予算原案のとおり決するにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐竹盛夫委員長  ご異議なしと認めます。  よって,議第1号の補正予算については,原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で付託案件審査は全部終了いたしました。  ―――――――――――――――――― ◎閉会 ○佐竹盛夫委員長  これをもって予算委員会を閉会いたします。     午前11時44分 閉 会      予算委員長 佐 竹 盛 夫...