平成29年 12月
定例会(
会議の経過)
△開会 9時00分
○
議長 皆さん、おはようございます。 ただいまの
出席議員は12名であります。定足数に達しています。 これより
平成29年第4回
印南町議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の
会議を開きます。 本日の
議事日程は、お
手元に配付のとおりであります。 ただいまより
議事日程に従いまして、
議事を進めてまいります。
日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第126条の
規定により、本日の
会議録署名議員は、 11番
玉置克彦君 1番 中島 洋君を指名いたします。
日程第2、「
会期の決定について」を
議題といたします。 お諮りします。
今期定例会の
会期は、本日から12月14日までの8日間といたしたいと思います。これにご
異議ありませんか。
◆
議員 「
異議なし。」
○
議長 ご
異議なしと認めます。したがって、
会期は、本日から12月14日までの8日間と決定いたしました。
日程第3、
諸般の
報告を行います。
会議規則第128条の
規定により実施した
議員派遣の件については、お
手元に配付しています「
議員派遣の結果の
報告」のとおりです。 以上で、
諸般の
報告を終わります。
日程第4、「
議員派遣の件について」を
議題といたします。 お諮りします。
議員派遣の件については、
会議規則第128条の
規定によって、お
手元に配付しました「
議員派遣の件」のとおり決定することにご
異議ありませんか。
◆
議員 「
異議なし。」
○
議長 ご
異議なしと認めます。したがって、
議員派遣の件については、お
手元に配付しました「
議員派遣の件」のとおり決定いたしました。 ここで、
町長より発言を求められていますので、これを許します。
-町長-
◎
町長 皆さん、おはようございます。 本日、
平成29年第4回
印南町議会定例会を招集いたしましたところ、
議員の
皆様方には、ご多用の中
出席をいただき、誠にありがとうございます。
議員各位におかれましては、9月の第3回
定例議会以降、
印南町
町制60周年
記念事業、
敬老会、いなみ
まめダムマラソン、
印南かえるのフェスティバル、
津波防災講演会などの
各種行事、また第3回
臨時議会、
決算特別委員会の公務や
衆議院議員選挙等におきましてもご協力いただきましたこと、改めて厚く
御礼を申し上げます。今後とも、
行政運営に対しまして、より一層のご
理解、ご協力をお願い申し上げる次第であります。 さて、
印南町
町制60周年
記念式典につきましては、多くの
関係者の
皆様にご列席をいただき、滞りなく執り行ったところでありますが、特に、
町内在住の小中高生による
作文発表は、
印南町の
地域ぐるみの子育ての
成果として、
出席者の多くの
皆様から「大変素晴らしく良かった、感動した」という称賛の言葉が寄せられております。 また、
台風18号の影響により1週間延期し開催した
記念イベントにつきましても、
町内外から多くの
来場者や
見物客があり、大盛況のうちに終えることができました。特に、39年ぶりとなった
花火大会は、「毎年開催してほしい」という声が多く寄せられ、私も
成功裡のうちに無事終えられたという思いで安堵しているところであります。これもひとえに、
町内外の多くの
皆様からの募金、
協賛金や、
イベント実行委員会を初め
イベントにご協力いただいた
関係者の
方々のご
理解とご努力の賜物であり、深く感謝をし、厚く
御礼を申し上げる次第であります。そして、この
印南町
町制60周年
記念事業が、新たな
印南町として未来につながる活気あふれる
出発点となったと自負しているところであります。 それでは、
議案の
説明に先立ち、9月
定例会以降の
町政の主立った
執行状況と、その他
諸般の
報告など、順次ご
説明を申し上げたいと思います。 最初に、「
危機管理・
防災対策について」であります。 去る11月3日、
沿岸部自主防災会の
方々と合同で、「地震、
津波、高台」を合言葉に、初めての
夜間・夕暮れ
避難訓練を実施いたしました。これと並行し、
町職員は新
庁舎での初めての
訓練として、
常用電源を落とし、非
常用電源に切り替えての
訓練も実施したところであります。
自主防災会からは「初めての
夜間訓練で、今まで気付かなかったこと、特に、
避難路の照明の
必要性等を再確認した」との声が多くありました。また、
庁舎内では、非
常用電源稼働時の
IT機器の
動作確認などを実施し、
庁舎前
駐車場の緊急一時
避難場所としての課題も把握することができ、初めての
夜間訓練で不安もありましたが、後日、
担当課より「十分な
成果が得られた」との
報告を受けたところであります。 また、翌々日の5日の
世界津波の日には、
津波防災講演会として、
東京大学大学院情報学環 特任教授 片田敏孝先生をお招きし、「
巨大津波想定に向かい合う
防災を考える
~海と共存する文化を築く
地域防災と
防災教育~」と題して、ご
講演をいただきました。当日は、
自主防災会を中心に500人を超す
地域住民の
方々にご聴講いただいたところであります。 9月
議会においても申し上げましたが、
町政を託された私としては、
災害対策に万全を期し、
自然災害の
発生は防ぐことはできませんが、
犠牲者を1人も出さない、出させないことは可能であります。そのためには、あらゆる技術・知識を習得していかなければならないと、決意を新たにするものであります。「組織が若い、経験が無い」からといった言い訳は通用しない。私たちは、
行政の
プロ集団であるという自覚を持つ。そして何よりも、人命が第一であることを忘れることなく、いつも
緊張感を持って「強靭で安全・安心を実感できる
まちづくり」に全
職員が一丸となって邁進することが重要である。このことをいつも、
職員とともに、肝に銘じているところであります。 次に、「
職員採用について」であります。 去る10月22日に第2次試験を実施し、11月13日に
一般事務職5名の
採用合格者を発表いたしましたが、2名の方から他の
企業等に就職するため辞退したい旨の申し出があり、その結果、来
年度の
新規採用職員は3名となります。
入庁後においては研修を積み重ねていただき、即戦力としても大いに期待を寄せているところであります。また、今回は
募集人数には達しませんでしたが、次
年度以降も優秀な人材を確保することに努めてまいりたいと思っております。 次に、「
農業委員会について」であります。
農業委員及び
農地利用最適化推進委員の定数が本年3月
議会で、また、9月
議会ではそれぞれの
報酬額を、ご承認いただいております。現在、12月4日から
公募が始まっており、
公募期間は来年1月9日までとなっております。その後は
選考委員会を経て、3月
議会に
選任者の
議案が上程され、
皆様のご承認をいただいた後、私が任命することとなっております。以上のような手続を経て、
平成30年4月27日から新制度に基づく
農業委員会に移行される
運びとなっておりますので、ご
理解のほどよろしくお願い申し上げます。 次に、「
建設事業について」であります。 まず、
社会資本整備総合交付金事業関係でございます。旧
国鉄敷を利用して
道路整備をし、
平成元
年度から
町道として管理している
町道印南西ノ地線につきまして、劣化の激しい
のり面対策工事を3ヶ年で実施する計画で、本
年度からいよいよ着手の
運びとなっているところであります。この路線は、通学・通勤・流通の
幹線道路でもあり、
早期完成に向けて積極的に
事業を推進してまいりたいと考えております。なお、先般より国に
補正予算の
増額要望をしているところであり、今
議会に
関連補正予算を計上しております。 次に、「
災害関連事業」であります。去る9月
発生の
台風18号で被災した
津井漁港の防波堤の
災害復旧につきましては、
災害査定も終了したため、今
議会に
工事費を計上しておりますので、
町道印南西ノ地線とあわせてご承認いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。 次に、「
水道事業会計」についてであります。
皆様もご承知のとおり、
平成29年4月1日から
水道事業会計は
公営企業会計となり、9月30日をもって
上半期が終了し、
中間決算をしたところであります。
上半期の
平成29年4月1日から9月30日分の概況でありますが、9月30日現在において
給水人口は8,276人、
給水戸数は3,789戸となっており、総
配水量は68万6,242トン、1日
最大配水量としては8月13日の4,369トンとなっております。経理の
状況でありますが、
経営成績を示す
決算書として、
費用と
収益を比べ、その差額を
利益として示す
損益計算書によると、
収益の部で5,565万4,319円、
費用の部で5,095万3,813円となり、470万506円の純
利益となっております。しかしながら、これにつきましては、
減価償却費や
収益の部の
長期前受金が計上されておりません。仮にこれらを
決算時に計上すれば、厳しい
決算となることが予想されます。今後なお一層、
経営という観点からも注意を払っていきたいと考えております。 最後に、今
議会に提案しております
議案について、ご
説明を申し上げます。
議案第60号は、
個人情報保護法等改正法及び
行政機関個人情報保護法等改正法に基づく、「
印南町
個人情報保護条例及び
印南町
情報公開条例の一部
改正」についてであります。
議案第61号は、
地方公務員の
育児休業等に関する
法律の一部
改正に基づく、「
職員の
育児休業等に関する
条例の一部
改正」についてであります。
議案第62号は、
平成29年8月8日の国の
人事院勧告に基づく、「
職員の給与に関する
条例の一部
改正」についてであります。
議案第63号は、
企業立地の
促進等による
地域における
産業集積の
形成及び
活性化に関する
法律の一部
改正に基づく、「
企業立地の
促進等による
地域における
産業集積の
形成及び
活性化に関する
法律の施行に伴う
印南町
固定資産税の
特別措置に関する
条例の一部
改正」についてであります。
議案第64号は、
平成29
年度印南町
一般会計補正予算(第4号)で、
既定の
歳入歳出予算の
総額に4,826万円を追加し、56億3,273万1,000円とするものであります。
議案第65号は、
平成29
年度印南町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)で、
既定の
歳入歳出予算の
総額から127万円を減額し、16億2,552万3,000円とするものであります。
議案第66号は、
平成29
年度印南町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)で、
既定の
歳入歳出予算の
総額に1,073万7,000円を追加し、2億2,447万7,000円とするものであります。
議案第67号は、
平成29
年度印南町
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)で、
既定の
歳入歳出予算の
総額に11万4,000円を追加し、11億1,236万7,000円とするものであります。 以上、
条例の
改正4件、
平成29
年度一般会計及び
特別会計補正予算4件の、計8件であります。
議案の詳細についてはその都度、副
町長・
教育長及び
担当課長がご
説明申し上げますので、ご審議の上、全
議案可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 長時間ご清聴ありがとうございました。
○
議長 ここでお諮りします。都合により、8日を
休会といたしたいと思います。これにご
異議ありませんか。
◆
議員 「
異議なし。」
○
議長 ご
異議なしと認めます。よって、8日を
休会とすることに決定いたしました。 以上をもって、本日の
日程は全部終了いたしました。 本日の
会議は、これをもって散会いたします。
△散会 9時19分
地方自治法第123条第2項の
規定により、下記に署名する。
平成 年 月 日
印南町議会議長 印南町議会議員 印南町議会議員...