印南町議会 > 2017-04-03 >
03月17日-05号

ツイート シェア
  1. 印南町議会 2017-04-03
    03月17日-05号


    取得元: 印南町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-08
    平成29年  3月 定例会(会議の経過) △開議 9時00分 ○議長 皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員は10名であります。定足数に達しています。 これより平成29年第1回印南町議会定例会第5日目の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 ただいまより議事日程に従いまして、議事を進めてまいります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第126条の規定により、本日の会議録署名議員は、         7番 村上誠八君         8番 岡本庄三君を指名いたします。 日程第2、「議案第21号 平成29年度印南町一般会計予算について」を議題といたします。 本案について質疑を行います。質疑については、お手元に配付の一般会計予算書の質疑に係る区分の順にて行います。 まず、1ページから19ページの歳入、13款.使用料及び手数料までの質疑を行います。 -4番、榎本一平君- ◆4番(榎本) 19ページまでということで、13ページに第1款の町税というところで、町税は一般会計の大変重要な基礎になる収入源になると思います。平成28年度に比べますと、大きく6,000万円の増額計上となっております。1項の町民税で1目の個人で言えば、平成28年に比べて、3,550万円の増額予算、2項の固定資産税、1目の普通固定資産税はこれも、28年度に比べて、約2,700万円の増額予算計上となっておりますけれども、それぞれ所得割とか、均等割とかというのはあるんですけれども、平成28年度に比べて当初予算で大分規模が大きいと思うんですけども、このようになった要因はどういうことになっているんでしょうか。それだけです。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 町税の増収の要因ということでございますけども、今回の町税の予算計上金額は長の新年度予算の概要説明にもありましたように、6,000万円余りの増額計上となってございます。平成28年度の決算見込み、実績をもとに、それぞれの税目の増減を加味し、計上したものであります。 総計予算を基本に現在見込める歳入を見込んだことによる増額補正となってございます。 以上です。 ○議長 よろしい。 ほかに。 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 皆さんおはようございます。よろしくお願いします。 14ページ、1目.たばこ税、3,700万円についてでございます。28年度と同額の金額が計上されています。私はたばこ税については、何ら問題はありませんが、1本当たり5.2円の税収があることから、町にとってよい財源になっていると思います。 関連はしてないかもしれませんが、質問させていただきます。私も、たばこを吸う1人ですが、どこへ行っても吸う場所が限られているので、大変肩身の狭い思いをしているところであります。4月3日から、執務開始する新庁舎では、地方紙、広報誌にも載っていましたが、敷地内全面禁止になっていますが、たばこを吸う場所を設けていただけないでしょうか。 以上です。 ○議長 -総務課長-総務課長 直接予算のというよりも、施設管理というふうな中からご答弁をさせていただきます。 既にご承知ということでございますけれども、3月の広報いなみでしたか、そちらのほうに新庁舎のご案内と、それから新庁舎では敷地内禁煙ですよということをご案内させていただいております。 そして、施設のご案内の次のページのところに、やはり、住民の健康面のところから、受動喫煙のない社会を目指してというふうなことの2本立てで住民の方々にお知らせをしているところでございます。 そういう中で、今の段階でございますけれども、敷地内は禁煙ということでございます。そして、この禁煙につきまして、この広報を出した後等につきましても、住民の方々から、そういう直接的な問い合わせ等はないというふうに承知していますし、今後の国の流れ等を見ましても、やはり、受動喫煙のない社会、まちをつくるというふうなことの中から、役場は新庁舎と同時に、受動喫煙のない施設ということでいきたいというふうに考えてございます。 だから、今現在、住民の方々にお知らせしました敷地内禁煙はそのまま続けていくということで、分煙はしないということでございます。 以上です。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 今、総務課長から、新しい新庁舎については、体等のこともあるし、たばこを吸う場所を設けないということを今お聞きしたんですけど、何年か前から、執行部から議会へ、何ぞ、案があれば言うてくれたら聞きますよということで、私も新庁舎について、たばこを吸う場所を設けてくれないかという議会から多分要望していると思うんですけど、この要望について、何ら、返事もなく、急に、地方紙に敷地内禁煙やと、3月の広報に全面敷地内禁煙やということで書かれてたわけなんですけれども、やっぱり、こういうことについても、きちっと議会から、要望等しているんでありますから、今回、僕もこのことを、この場で言うつもりはなかったんですけど、いかんせん、そういう要望した中で、1個も返事がないまま、こういう地方紙に載ったり、広報誌に載ったりされたことについて、ちょっと、疑問視するんで、やっぱり、何とか、このことについても、やっぱり、議会としてもやっぱり、聞いていただきたいということで、質問させていただいたんですけど、このなぜ返事してくれなかったということについて、ちょっとお答えいただけますか。 ○議長 -総務課長-総務課長 当然、議会から要望があって、それが、返事がないのかというところでございますけれども、まず最初に、私の立場から、財政面から言いましても、先ほど議員からたばこ税というのは、貴重な財源だというお話もありましたとおり、たばこ税、税収確保の面から言いますと、非常に貴重な税ということで、思ってございます。 他方、職員の健康面、また、住民の方々ということを捉えた場合につきましては、貴重な財源ではあるものの、やはり、健康管理ということを重視していきたいというふうに考えてございます。そして、たばこ吸われる方等につきましては、たばこを吸っているのは、税金をどうのこうのというお話がございますけれども、今の世の中の考え方というのは、例えば、たばこ吸うことによって税収は入るものの、その反面、国の費用等もかさんでいますよというふうなところもございます。それは、これも1つの考え方、単なる1つの考え方だけでございますけれども、やはり、医療費であったりとか、それに伴う火災の発生であったりとか、そういうこと等が国の中で論じられております。そういうことを考えたときに、やはり、貴重な財源確保も大事であるけれども、その反面というところもございますので、今回も敷地内禁煙に踏み切ったというところもございます。 公共施設であるんですけれども、役場というのは、公用施設でございます。やはり、職員がそこで住民のために仕事をさせていただくという場でございます。何人もその場を使ってという公共施設ではございませんので、そういうときに、やはり、職員の健康管理ということも重視して考えていただきたいというふうに考えてございますので、その点、ご理解いただきたいと思います。 以上です。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 総務課長から、施設管理等の立場から受動喫煙防止というようなことに対してご答弁させていただいているわけでございますけれども、私、健康増進法住民福祉課長として健康増進を図る立場から一言補足説明をさせていただきたいと思います。 健康増進法受動喫煙防止対策を公共施設で講じなければならない。これ、今の時代、必要不可欠であるというふうには考えます。受動喫煙による健康被害がさまざまな研究でも、これはもう明らかにされている事実であり、受動喫煙の防止に向けて、法整備が国において進められている現実がございます。当然、施設の利用者であったり、施設管理者に義務を課して、違反者に対して罰則を適用することも、国においては検討されているような状況でございます。 新しく建設する新庁舎においても、これはもう当然、敷地内禁煙を講じることは必要であるというふうには、考えます。このことを住民に対しても理解を求める、協力を求める、このことは当然であると、したがって、広報でお知らせをさせていただいたわけでございます。 また、全面禁煙が困難な施設、健康増進法上でございますけれども、そういった施設、区域においては、当分の間は喫煙可能区域を設定し、受動喫煙防止対策を講じる、分煙対策を講じるというようなことが、認められているわけでございますけれども、将来においては、全面禁煙を目指すことが求められております。 そういった中で、官公庁である町の役場が全面禁煙が極めて困難な施設、区域ではないことはこれはもう町民誰もが承知していただけることではないかというふうに考えております。 今回、敷地内禁煙対策を講じることは妥当であり、私たち、公務員は率先して、受動喫煙防止対策全面禁煙という対策を推進する立場であるというふうに考えております。どうぞご理解いただけたらと思います。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 僕、健康面のことについては、僕も理解しているつもりです。今回、2回目の質問のときに、僕はその言葉を答弁してくれと言うたんじゃないです。議会から要望しているのに、それに何で答えてくれなんだ、何で言うてくれなんだんかよということを僕はお聞きしたんですよ。あなた、僕は、健康面のことについては、僕も十数年前、町から、禁煙教室も通たこともあるし、僕はそんなことはもう十分理解しているつもりです。僕はそんなこと、聞いたつもりはありません。僕は議会として、要望してきたことについて、何で先に地方紙に載せたり、広報に載せて、何で一言言うて、相談してくれなんだんやと、そこを僕は聞いているわけですよ。そこを答えてくださいよ。 ○議長 -副町長- ◎副町長 玉置議員も冒頭、おっしゃられましたけれども、断りありましたけれども、これはあくまでも、たばこ税の関連という質問でございますので、私はここで新庁舎での喫煙についての答弁をする必要はないのではないかなというふうに考えております。 議長、よろしくお願いします。
    議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 確かに、今、副町長お話のあった、関連ないというのは、もう重々僕は承知しています。 そやから、今回、僕は議会として要望してたのに、なぜしてくれなかった、話、相談してくれなんだ、それがあったら、僕はこの場では言うつもりは全くありませんでした。ただ、この場で言わなければ、やっぱり聞いていただけん、やっぱり、たばこを吸う方の思いを聞いていただけんために、僕はこの場をかりてしたわけなんです。その点、副町長も理解していただきたい。執行部も理解していただきたい。僕は、そのように思います。 そして、もう、答弁しにくかったら3回目にいきます。時間も余り費やすのも失礼なんで言いますけど、職員の中でたばこを吸う人は2割から3割あるんではないんかなと、僕は思っております。職員の中の吸う方の意見を聞いていただいたのか、やっぱり、多分、聞いていただいていると思うんですけど、その点の答弁、勝手に執行部が新しいとこや健康のためにもう吸わんとこらよというて、自分らが勝手に判断したのか、そこの点、やっぱり職員があっての印南町であって、皆さんであると、僕はそのように気がしますので、その点の意見と。やっぱり、確かに体に悪いのは、重々僕もご理解してます。多分、執行部の方も、たばこを吸われて今やめられた方、かなり、何名の方もおられると思う。たばこを吸わん、吸えない時間帯のときには、かなり、ストレスがたまります。僕は体のためにと思うたら、やっぱりストレスが一番重要ではないんかな。やっぱりストレスがたまれば、何もかも全体がやっぱり、体全体が、機能がやっぱり、歯車がかみ合わんようになると思うんで、その点、理解していただきたい。やっぱり、執行部がこういうことも、僕も議会でお願いしたのは、そういうことも踏まえて、お答えして、その場で議論をするんだと僕はこの場では言いませんよ。言うようなつもりも、僕もこんな、予算と関係ないのに、こんな恥さらすようなこと、僕はしたくありませんよ。それだけ理解してください。その点もやっぱり、前向きにちょっと、検討していただけますか。 ○議長 -総務課長-総務課長 まずもって、議会との相談どうのこうのというところにつきましては別といたしまして、私のほうからは、職員の中にも、たばこを吸われる方が1割から2割あるのではないかということと、その方の意見を聞いたんかということの中でございますけれども、今、議員がご承知のとおり、もとの教育庁舎の下のところで、分煙という形をとりながら、吸ってございます。完全な分煙になっているかどうかは別としまして、そういうことはとってます。そういう中で、やはり、僕も今吸われている場所にも何回か行きまして、もうぼちぼちやめることはできるんかというような話をしてございます。 そして、その吸われる者の意見も大切ではございますけれども、やはり、今の流れ的には、そのはたにおられる者がその煙で害をする。自分が吸っていないのに隣に吸われる方、また、その場では吸ってなかっても、その人の吐く息がとか、そのにおいがというふうなこともございます。そういうことを総合的に考えまして、また、職員の健康面も全て考えた中で、課長会等々でもいろいろと議論をしたんですけれども、やはり、ここは、この際、敷地内禁煙ということで、職員も今以上の健康に留意をしていこうということでございます。 そして、特に、今、職員構成は若くなってございます。女性の職員も多々多くなってございます。そういう中で、特に受動喫煙については、お互い、注意をしようやないかということでございます。そういうことはわきまえた職員ばかりというふうに考えていますし、それによるストレスはまたいろいろとそういう相談をするところであったりとか、違う方法で解消をしていただくということで、取り組んでいきたいと思いますので、議員の先生方につきましては、どうかご理解をいただきたいというふうに思います。 以上です。 ◆11番(玉置) 結構です。 ○議長 ほかに。 -10番、前田憲男君- ◆10番(前田) 10番、前田です。 私も今と同じ町たばこ税についての質問をしたいと思います。まず、副町長から言われたように、この当初予算からかけ離れた質問になることはあると思います。議長のストップがかかるまで質問を続けたいと思います。 まず1点目に、たばこは税負担が一番重たい商品の一つであると思いますが、この3,700万円の税収から単純に1人1箱20本を毎日吸うとしたら、どれぐらいの人数の方が吸われているのか。それがまた、この成人に対しての割合はどれぐらいのものになるのか、よろしくお願いします。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 3,700万円の税収を見込むのには何人ぐらいの人があるかと、また、成人で何割程度というご質問でございますけども、たばこ税につきましては、1本当たりではなく1,000本で計算するんですけども、1本当たり5.262円ということで、計算しますと、3,700万円を割ったら、大体、本数で言いますと、703万4,220本、それを1箱20本で35万1,711箱になります。それを365日、1人が1箱吸うとしたら、単純計算ですけども、963名の方になります。このたばこ税につきましては、町内で買ったものに課税されるわけなんですけども、町内で買う店で他町村の人も買いますし、町内の方も買うんですけども、単純に町内の人が963人とは見込むことはできませんけども、単純計算で963人ということになります。 それと、成人当たりということなんですけども、町内の二十歳以上の人口が7,097人で人口全体の83%が二十歳以上ということで、そのうちの963名と仮定した場合に、13%の割合の人ということができます。 以上です。 ○議長 -10番、前田憲男君- ◆10番(前田) 今も、10人に1人以上はたばこを吸っているということです。よくわかりました。 次の質問ですけども、屋外での分煙や密閉型の完全な分煙というようなことは、協議はされなかったのでしょうか。 ○議長 -総務課長-総務課長 そういう協議等々でございますけれども、先ほども副町長のほうからもあったように、手元の中に、その協議がどうのこうのという内容の資料が今日は持ってございません。あくまでも、予算審議ということの中で参加させていただいておりますけれども、内容的には若干かかわる、ちょっと、全て資料は持っていませんけれども、そういうこと等についても、協議はしてございます。 そういう中において、やはり、ここは行政の責務といいますか、行政の業務の中に、保健センターの禁煙教室とかやってございます。それは町民の健康のためということの中で禁煙教室をやってございます。そういう一つの立てりがございますし、そういうことを考えたときに、やはり、行政、役場の施設、庁舎については、どの施設よりも進んで全面禁煙でいこうという職員の考え方しか強かったということでございます。 そして、やはり、印南町につきましては、「子育てするなら印南町」というスローガンを掲げてございます。そのこともお考えいただきまして、子どもたちにそのたばこの煙がどうのこうのということもございますので、その点はどうかご理解をいただきたいというふうに思ってございます。 家庭の、家の中で吸われると、そういうところまでは否定はしませんけれども、そういう誰かにこの煙がかかるのではないかとか、受動喫煙の可能性があるのではないかというふうなことを考えたときには、先生方につきましても、ご理解をいただきたいなというふうに思っております。 以上です。 ○議長 -10番、前田憲男君- ◆10番(前田) 現在もたばこを吸われる職員の方もおられると思うんですけども、新庁舎での喫煙については、どのような指導をされているんでしょうか。 ○議長 -総務課長-総務課長 先ほども申しましたように、私につきましても、たばこの吸われているそのもとの教育庁舎のところにも、先般、行きまして、もうやめられるかというふうなこととかを聞いてございます。 そうしたら、そういうやめる、禁煙外来て言うんですかね、何かをしてやめるんやというようなことを言うてますし、だんだん減ってきたということ等もしています。もうこの際、ちょうどええきっかけとちゃうかというような話等もしていまして、そういう中で職員は大体はもう全てわかってくれているというふうに思ってございます。 ただ、昼の休憩等々につきましては、自宅のほうで吸うことも可能ですので、その点については、そこまで全て、全面に禁煙せいというふうなことではございませんので、職員については、理解していただいているというふうに考えてございます。 以上です。 ◆10番(前田) はい、いいです。 ○議長 ほかに。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 次に、19ページの歳入、14款.国庫支出金から28ページ、21款.町債までの質疑を行います。 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 28ページの4目.緊急防災減災事業債、1節.緊急防災減災事業債、印南町体育センター空調設備設置事業、1億6,600万円であります。金額的にはかなりの金額でありますが、以前から各種団体、老人会等から強い要望があったと私もお聞きしております。 よりよい財源が確保されたことから、これをすることによって、スポーツ合宿や誘致、災害時においては避難場所、催し、行事、多目的に活用できると私も大きな期待をしているところであります。 そこで質問させていただきます。体育センターは、耐震はされているのか、されているのであればいつごろされたのか、お聞きしたいと思います。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 耐震の関係でお答えさせていただきます。 印南町の体育センターにおきましては、耐震改修が既にされてございます。これは平成22年度の繰越事業として、おおよそ7,500万円の額をかけて実施してございます。耐震面においては、何ら心配ないというふうに考えてございます。 今回、担当課としましては、非常にありがたく考えてございます。有利な財源がついた中で、これまでも、以前からずっとニーズがございました。その中での実施ということであり喜んでございます。 体育センターの使用等におきまして、ご案内申し上げますと、大体、年間に、延べ人数でございますけれども、1億6,000人から約1億9,000人の方々がご使用されてございます。その中でも、スポーツに限らず、敬老会、あるいは、チャリティーバザー人権講演会など、いろんな文化的な活動も実施されてございます。 また最近では、印南町は、和歌山県内の中でも一番中心部に当たるということの中で、高速のフルインターも備えて、ここの場所というのが非常にわかりやすく集まりやすいというようなことで、いろんな研究大会も開かれてございます。 特に、この間の2月の4日でしたか、2日間、和歌山県内の小中高の書写研究大会がございまして、その中で、子どもたちの作品が体育センターのほうで大きく飾られました。その中でも、来場された方々は県内から、3,100人来られるということであります。主催者に聞いてみますと、特に、中心部ということで、関係者の方々は、寄るのに非常に印南がいいというような話であります。 これから、大学の合宿誘致等も含めまして、非常に有効な財源を活用した整備だというふうに喜んでおります。 以上でございます。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 課長、ありがとうございます。耐震されているということで、安堵な気持ちであります。耐震されていなかったら、ここへ1億6,000万円も投資して、何よというのがあるんで、今もう耐震が一番大事なことで、ありがとうございます。 確かに、今、課長、お話あったように、以前から、大学のスポーツの関係で体育館を貸してよと言うたときに、空調設備ない言うたら、そんなとこへ行けんなということで、お断りされたというようないろいろなことも私も聞いております。 そして、敬老会でもそうですけど、普通は9月にされるやつが、やっぱり10月という時期的なこともあるし、今回はこの、することによって、時期的なこともスムーズにいくんじゃないか、僕もそんな点は期待しているところでございます。 そして、次に、1点ですけど、この、僕も今、資料をいただいているんですけど、体育センターの使用料についてであります。一般と、町在住されている方の金額が違うのは当然でございます。そして、ここの資料を見ますと、A、Bコートがあって、A、B、そして、時間によって、金額が違うとなっておりますが、僕からしますと、9時から12時、そして、1時から5時、7時から10時と、全部で3パターンの金額に設定されているんですけれども、この金額、多分、電気料の違いで設定されているんか、その点のことをお聞きしたいんと、そして、今回、空調設備がされると、それによって、どのぐらい金額が上がるのか、その点ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 体育センターの使用料ということでございます。 現在は議員ご指摘のとおり、午前中が幾らか、例えば、一般的に、A、Bコートを使いましたら、2,100円ですか、それから、午後は若干時間が多くなるんですけれども、4,200円というようなことで、夜については6,300円というような形で、それぞれ、電気の使用量であったり、時間の長さであったり等々を考えながら、調整してございます。 また、空調が入った場合ですけれども、今現在は全然想定はしてございませんけれども、空調が入ったときの、実際にどれだけかかっているのか、あるいは、どういう、ガスにするのか、電気にするのか、今後、検討するところでございますけれども、その額も含めまして、いろいろと適正な価格を検討しながら決めていきたい。現在は決まってございません。 以上です。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 これから、空調設備ができたら検討していくということなんですけど、私は町長が住民目線でずっと考えてやっていただいていると思います。そこで、やっぱり、このようにすばらしい空調設備ができて、やっぱり、皆さんに利用していただいて、ああ、よかったよ、ええなあと言うていただくんが、僕は町にとっては一番ありがたいんかな。僕はそこのとこを期待しているところでございます。だから、極端に言えば、いろいろな分野で使っていただける、それによって、無償というんかな、やっぱり、無償でもええよって、町としては、利益というのを求めたら、もう、一切これは駄目なんです。ただ、そやけど、やっぱり税金のこともあるし、やっぱり、経費というのはかかってきますんで、その点は重々理解しておりますが、できるだけ、空調設備がされたときに、できるだけよその町村の見本をしなくていいと思います。よそだったら、こんだけ、時間幾らよと言うんじゃなくて、僕は独自な印南町の独自の、やっぱり、考えで、やっぱり、「子育てするなら印南町」じゃないですけど、それぐらいの心を持って、僕はやっていただきたいと思うんで、その点、課長、どうですか。そのぐらいの試みというのは持っていませんか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 今後のいろいろな、どういう考えに基づいて設定するかということでありまして、先ほど、経費面の話であったり、あるいは、もちろん、この町の財産でございますので、いわば使う人が恩恵を受けるという形のものになります。そういう意味におきましても、皆さんの貴重な財産でございますので、それをどう、いかにして使っていくか考えながら、検討してまいりたいと思います。 以上です。 ◆11番(玉置) 結構です。 ○議長 ほかに。 -5番、藤薮利広君- ◆5番(藤薮) 5番、藤薮です。 今の玉置議員の質問の関連でございますけれども、耐震ということもうたわれているわけでございますけども、津波だけじゃないと思うんです。津波が出たらまず完全にアウトかなと思うんですけども、地震等で家屋が倒壊した、それで体育館に避難したという場合も、電気等もついてないと、そしたら、避難しても、やはり、エアコン入れてても、なかなか使えない状態にもなるんかなということを想定されますので、発電機等の準備というのも、これも、しておくべきではないのかなというふうに考えます。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 避難所として、私から若干答えさせていただきますが、今後、電気設備等につきましては、どうするかという話であります。 今現在は、今後、空調設備をする中で、そのことも含めて、検討していくということで今後の検討課題ということにさせていただきたいと思います。 以上です。 ○議長 -総務課長-総務課長 今、電気設備等の話がありまして、教育委員会で施設の場合の今後の検討ということでございますけれども、そういう中で、防災面から考えた場合に、例えば、電気がきていない、停電になったと、即そこで空調不可ということもございます。やはり、津波を想定したり、地震を想定したりとしても、まずは、地震が揺れば高台にということで逃げます。その後、いろいろな災害等も想定した中で、避難所、その後の仮設ではないんですけれども、よその災害等を見ても、体育館とかを利用しまして、段ボールで間仕切って、そこで数週間生活をするというふうなこと等がございます。 そういうようなときにつきましては、まず最初に、ライフラインとしまして、電気等の復旧がされることと思います。非常用の発電機も今後、検討はしていきますけれども、非常用の発電機がないから、それが使えないということはないということでございます。できるだけ早く、その避難所のライフラインを確保して、空調設備であったりとか、あらゆるものを動かして、そこで、住民の方々に当分の間、一時的に避難していただくという施設に使いたいというふうに考えています。 以上でございます。 ○議長 -5番、藤薮利広君- ◆5番(藤薮) 5番、藤薮です。 よくわかりました。私的には思うんですけれども、1億6,600万円ですか、お金つくようになっているんですけれども、先ほどから、玉置議員の質問の中でも、やはり、使用料についても、金額1億6,600万円の金額が出ているのであれば、こんだけ要るというのであれば、その使用料についても、先もって、大体どのぐらいの費用、貸し出しするのには、幾ら要るんですよとか、そういう計算をなされた上で、そのものを出すべきじゃないんかなと思うんです。こんだけ費用かかるんやで。ほんで、つけたけども、体育館の使用料がすごい高くなったということでは困るんで、ある程度、概算でもいいんで、計算した上で、僕、しとくほうがいいんじゃないか。後から、勘定しますではちょっと遅いんじゃないかなと思うんですけれども、いかがですか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 使用料の問題でございますが、結論としまして、今後の検討ということではございますけれども、既にスポーツされている方、あるいは、使っている方にはおわかりかと思うんですけれども、例えば、田辺のスポーツパークがございます。国体のときにつくった分ですけれども、そこはバスケットコートが2面とれるところでございます。そこの空調につきましては、参考に申し上げますと、1時間6,000円というふうな話を伺ってございます。また、那智勝浦町に行きますと、さらに大きくなるんですけれども、アリーナがかなり広いんですが、そこは1時間に1万円というような話も聞いてございます。 どういう設定をしたのかということも含めまして、問い合わせもしているところなんですけれども、今後、先生のご指摘もありながら、いろいろと検討しながら、使われる人だけのものではなくて、町民皆さんの財産という視点から、あるいは、経費面の視点からと、総合的に勘案して考えていきたい。 以上でございます。 ◆5番(藤薮) いいです。 ○議長 ほかに。 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 同じく28ページの4目.緊急防災減災事業債、印南町体育センター空調設備設置事業、1億6,600万円の件なんですけども、先日、議案の説明で、総務課長から説明はあったんですけれども、避難場所にも利用されるんだということだったんですけども、この体育館を避難場所として利用されるときというのは、どんな状況で、どんなときなんでしょう。 ○議長 -総務課長-総務課長 災害はいつ起こるかわからない。どういう規模で起こるかわからないという中に立ってございます。できるだけあらゆる手段を講じておくというのが防災の原点というふうに考えてございます。 そういう中で、どの災害のときにここが使えるのかというのは当然、先ほどもありましたように、そこが津波で浸水していないときは当然でございます。そして、とにかく地震が、地震を想定すれば、地震が揺れば津波が来る、来ないにかかわらず、印南の場合は高台へ避難をするというふうな訓練をしてございます。その後に、津波が小さかってよかったな、だけども、家はというふうなこともございます。また、津波は来たけれども、役場、旧庁舎のほうは浸からなかってよかったな、体育館はやっぱり、耐震が保たれているので、よかったなというふうなときもあります。 そういうあらゆることを想定した中で、あらゆる避難場所を確保するというのが、行政の責務かなというふうに思いますし、やはり、そういう中で、有利な財源がある。そして、多くの住民の方々が日ごろにおいても、使用することができる、また、防災面については、確実に使用することができるというふうなことの中で、今回踏み切ったわけでございますので、その点をご理解いただきたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 過去にこの体育館を利用されるような災害があったときの実例ありましたら示していただきたいのと、あの場所というのは、海抜、この庁舎前は3m、体育館やさか、もうちょっと高いかと思うわけなんですけども、あの場所は災害時にはあかんから、この庁舎、今度、4月1日より移転するわけなんです。ほんで、まして、上野山にも避難センターを設置しているわけ、そのためにも、設置しているわけなんです。 そんな中で、水害等では、日ごろ、公民館の和室等で済ませられているんかなと思うわけなんですけども、課長、先ほど、今、答弁あったように、津波でどうにか持ちこたえたんだろうというようなときはということなんですけども、その場合にも、耐震できていても、エアコンがつかるとか、そういうこともありますし、そういうリスクのほうが大き過ぎるんじゃないんですか。ですから、そういう場合には新庁舎のほうにも避難場所を設けられているし、そちらにも行かれるし、何度も言いますが、上野山、それと、同じ、設備投資1億6,000万円、緊防を使って有利な財源と言われましても、一瞬でだめになったら捨てるようなものなわけ。同じ設備投資されるのであれば、印南筋でどっか、稲原の小学校とか、切目川筋では、切目小学校の体育館等にまだ設置されるほうが現実性もあり、リスクも少ないかと思うわけなんです。 それと、先ほどから議論もありましたけども、電気代、今後これ、どれぐらいのランニングコストがかかるのか、その辺についてもご答弁いただきたいと思うわけなんですけども、いかがでしょうか。 ○議長 -総務課長-総務課長 日々のランニングコスト等については、また、別途教育委員会のほうからということで、させていただきますけれども、私のほうから、防災面の考え方でございます。いま、議員がおっしゃられました切目小学校の体育館に空調をつけてはとか、また、稲原につけてはというふうなこと、また、ここの体育館で実際に避難できるような実例はあるのかというふうなことでございますけれども、実例はちょっとわかりませんけれども、先ほども申し上げましたように、災害という規模はどういう規模で想定外もございますし、これで済んでよかったかなというふうな災害もあるかと思います。そういうあらゆることを想定した中で、できるだけ今、熊本地震でもそうでしたけれども、避難者の避難所での生活、その生活空間、環境を保とうという動きがございます。そういうことの中で、今回、緊急防災減災事業につきましても、今まではそういう空調設備がそういうところにというのは、だめだったんですけれども、熊本地震とか、そういうことを受けた中で、そういう避難所も環境が大事だという中で、起債が延長され、そういうところにも対応できますよということがなってございます。 そういうときに、印南町としては、印南町の今までの中で、体育センターには空調が欲しいというふうな声はあったんですけれども、一般財源そのままではつけることがようできなかったということも事実であります。 そういう中で、この際に、この起債を活用して、防災のときには確実に使える、また、平素は教育委員会のほうで体育館として、使ってもらうことができるということの中で、有利だということを考えて総合的に判断したものでございます。 ですので、今回、体育センターにしたことにつきましては、災害を想定してございますけれども、その規模等については、そこが残った場合には使えますということでございます。 以上です。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 有利なということと、避難場所ということなんですけれども、リスクが先ほどからも言いますように、リスクが高過ぎます。そこへ、避難場所として使うと思えば、まず命なんで、使おうと思えば、空調なくても、体育館がいいんだったら、使えるわけで、ほかにはその後、また、避難した後ではどこへでも逃げられるし、先ほど、課長の答弁でも、一番先に高台へ逃げるんだと言われているわけですし、有利な、有利なと言いますけど、どっか、以前にも、執行部の答弁の中に、起債といえども借金である。ええさかて言うて、予算書も見ると、起債の金額が昨年に比べてかなりふえているわけなんですけども、そういうことも含めて、もうちょっと知恵を出して、ほんまに有利な資金じゃなしに、町にとってリスクのない有利な方法を考えるべき、そっちのほうの有利を優先するべきだろうと思います。 それと、大学生の合宿の誘致とかいうのもあるわけなんですけども、余りにも、費用対効果の面からしても、1億6,600万円も投資して、民宿その他にも補助も出してますし、そういうことからも含めても、リスクというんか、費用対効果でも、その辺も検討されたのかと。あと、体育館にそりゃエアコンあればいいわなて。あるんとないんとどうないと聞いたら、そらあったらええわなという話にはなると思うんですけども、これ、耐震工事もしているわけなんですけども、建物自体はかなり古いし、今後、あと残り耐用年数がどれぐらいあるのかと、行く行くはやっぱり高台移転にということも考えられる中で、先般も学校の空調にも耐用年数が10年ということでも議論したんですけども、そういうことも含めて、やはり、ここはもうちょっと慎重にされたほうがいいのではないかと。 それと、敬老会等についても、催しもされてますけど、これは私の案なんですけども、9月の暑いときに、空調設備がないので10月にもされたり、成人式は1月と、催しは先ほどの、課長で1億6,000人と言うたんやけど、1億6,000人から1億9,000人の利用ということだったんですけど、数字的にちょっと、問題はあるんかなということも思うわけなんですけども、利用はされているのは、よくわかるんですけども、今後のことを考えると、やっぱり、リスクが高過ぎるなと。それと、長なって申しわけないんですけども、敬老会等であれば、これは私の案なんですけども、1つの参考にと思うんですけど、みなべ町のロイヤルホテルを借りるとか、そこへそれだけの設備投資をされるのであれば、バスでの運行というのは町内からここへ、体育館へ来るのも、みなべ町まで行ってもらうのも、そんなにも、費用は変わらないと思います。あの大広間借りても、どうなんでしょう。60万円かそれくらいのもんかなと思いますし、もっと要るんかな。それであったとしても、今後の、何回体育館を使えるかということから考えても、老人の方も、敬老会される方も喜ばれるのではないかと、ジュースの1本も出してもらえるんではないかなと思うわけなんですけども、そういうことなんですけども、いかがなんでしょうか。 ○議長 -企画政策課長- ◎企画政策課長 財政担当ではないんですけれども、いわゆる大学の合宿誘致、それと、空調設備に関連して、若干報告等をさせていただきます。 昨年、地方創生の加速化交付金、これはもう国からの10割補助でございますけれども、大学等の合宿誘致に取り組みを11月から着手してございます。 その前段の推進協議会の中で、合宿誘致については、例えば、先ほど、教育課長が申した田辺市の施設であるとか、あるいは、日高川町の施設であるとか、施設での競争については、なかなか印南町にはそういう環境が整っていない。夏場の合宿について空調設備がある体育センターというのが、推進協議会の中でも強く要望があった次第でございます。11月から、大学生との合宿誘致をしていまして、3月末までに、330人の合宿誘致の見込みでございます。また、29年度の夏休みまでには、もう既に250人の合宿の誘致の予約がございます。 こういったことにつきましても、人の流れを変える、若者が印南町で生き生きと活動する、そういうことが町民に対する元気づくりにつながるんではないかというふうに考えてございますので、この体育センターの空調設置整備事業については、非常に住民からも支持をされているというふうに認識をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 私のほうからは、教育的な視点でお答えをさせていただきたいと思います。 非常に体育館、あるいは、公民館ということで、周りに駐車場もたくさんあるということの中で、非常に、郡レベル、あるいは、県レベルの大会であったり、あるいは、文化的な催し物であったりということで、使いやすいということで、先ほども申し上げましたけれども、中心ということの中で皆さんが寄り集まりやすい場所というふうになってございます。 また、その催しがされたときには、例えば、和歌山市であるやつが印南町でする。田辺市であるやつが印南町で催される。この書写研究会でもそうでしたけれども、それをやはり皆さんが、住民の方々が、あるいは、子どもがこれを見て、感動する、いわば、和歌山行かんとここで感動を持てるんやと、田辺へ行かんと、ここで感動できるんやというようなことの施設でもあります。そういう意味でいきますと、非常に将来性の高い今回の整備であるというふうに考えてございますし、より今後一層、先ほどの合宿誘致でないんですけれども、いろんな人たちが入ってきていただいて、それを見える機会、あるいは、感動できる機会と、出会える機会と、そういうふうにも考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -総務課長-総務課長 先ほど議員から、いろいろの考え方があって、ロイヤルホテル等々の話もございましたけれども、よく考えてすべきではないかと、知恵を出すというふうなことでございます。 少なくとも、財政担当といたしましては、予算に計上する以上は、あらゆる各課とのヒアリング等を実施した中で、種々検討して、長の決裁を仰いで上程、提案させていただいております。 安易にそれいけというふうなことではやってございませんので、その点だけご理解をいただきたいというふうに思います。 そして、文化的な施設がないので、体育館で文化的な施設もやっているのも事実でございます。そういう中で1つは議員の独自の考え方ということでございますけれども、あらゆる考え方もあろうかと思います。その中で、私たちの考えているのは、やはり、印南町の行事、敬老会であったり、成人式であったり、そういう中で、よその町にお借りをしてするのではなく、我が印南町でできないのかというふうな思いも強く持ってございます。そして、どこにも負けない印南町の創生を果たすんだということも思ってございますので、その点をご理解いただきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長 岡本庄三君の質問は既に3回になりました。会議規則第55条の規程によって、発言は許せません。 次。 -4番、榎本一平君- ◆4番(榎本) 4番、榎本です。20ページの4目の土木費の国庫補助金のところに、地方創生道整備推進交付金ということで、4,500万円の予算が計上されております。それと関係してですけれども、23ページの4目にも農林水産業費の県の補助金、1節の県の補助金として、ここにも地方創生道の整備推進交付金ということで、1,650万円が計上されておりますけれども、この地方創生道整備推進交付金というのは大体どのような内容の性格のものなのかというのをお聞かせください。それぞれ、国と県の割合の負担率がわかっておればお聞かせいただきたいと思います。 21ページの6目に農林水産業費の国庫補助金、1節の国庫補助金のところに、1段目と2段目にそれぞれ500万円、900万円の予算が計上されておりますけれども、それぞれ事業の内容についてご答弁いただきたいと思います。 あと、24ページの16款の財産収入、1目の財産運用収入ということで、600万円の計上がされておりますけれども、どういう財産の、これは多分、まとめての財産運用収入のトータルでの金額と思うんですけれども、ちょっと、内容、わかればご答弁いただきたいと思うんですけれども。 ○議長 -企画政策課長- ◎企画政策課長 私からは、20ページの土木費の1節.土木費の国庫補助金、地方創生道整備推進交付金、それと、23ページでありますけれども、4目の地方創生道整備交付金1,650万円についてご答弁をさせていただきます。 この推進交付金につきましては、地域再生計画というものがございまして、これは地域再生法に基づく認定制度ということでございます。地域再生計画というのは、内閣総理大臣の認定を受けて、その地域が地域の自主的、主体的な取り組みを総合的かつ効果的に支援するために、我々、自治体が作成し、内閣総理大臣の認定を受けて、それに基づく事業を実施するというような大枠でございます。 その地域再生法に基づく施策の中で、地方創生推進交付金というのがございます。その中に、道整備交付金というものがあるということでございます。 これは国庫補助金が2分の1ということで、そういう補助率でございます。概要については、以上でございます。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 私のほうからは、21ページの農林水産業費国庫補助金のところの、まず、水産物供給基盤機能保全事業費国庫補助金500万円、それから、農村地域防災減災事業国庫補助金のこの900万円、この2つの補助金について、これは何かということのご質問だったと思います。また、後ほど、歳出のところでも、こういった事業の歳出の部分が張りついていますので、また、そちらのほうでとも思いますけれども、まず、ご案内させていただきたいのは、水産物供給基盤ですけれども、これにつきましては、印南漁港の機能保全、これの計画業務ということでございます。具体的には、漁船のとめるところ、これ、船舶の泊地と申しますけれども、そういった泊地のところの機能がどういったふうに発揮されているのか、修繕の方法はないのかといったような今後のそういった漁港の施設管理についての業務計画というものを実施すると。当然これがないと、次からの国庫補助事業にはノミネートもできないというようなものでございますので、2分の1の補助を受けて、これを実施するというものでございます。 農村地域防災減災事業国庫補助金につきましては、危険ため池の1つでありますところの古井の大池ですけれども、この大池のところの、これは県営事業でございますけれども、このためのため池の調査というものを実施することとなってございます。これにつきましては、100%の国庫補助金ということでございます。 以上でございます。 ○議長 -会計管理者- ◎会計管理者 財産運用収入の基金運用収入でございますけれども、この基金につきましては、国債と定期預金で管理しております。国債の預金利子を500万円、そして定期利息を100万円として計上させていただいています。28年度の実績からはもう少し上がっているんですけれども、29年度、かなり預金利息が低下しておりますので、少し昨年度よりは、低くなっているかと思います。 ○議長 ほかに。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 次に、29ページの歳出、1款.議会費から46ページ、2款.総務費までの質疑を行います。 -3番、藤本良昭君- ◆3番(藤本) 3番、藤本でございます。 歳出のほうで、36ページ、2款.総務費、6目.企画費、11節.需用費、説明欄に合併60周年記念式典運営費100万円計上されています。合わせて、37ページの19節.負担金補助及び交付金の説明欄には、同記念イベント実行委員会への補助金500万円、合わせて600万円の計上があります。 現段階での時期的なものも含め、具体的な計画案をお聞きしたいと思います。お願いします。 ○議長 -企画政策課長- ◎企画政策課長 それでは、6目.企画費の11節.需用費の中にあります合併60周年記念式典運営費100万円、それと同じく、19節の合併60周年記念イベント実行委員会補助金500万円ということについてのご答弁をさせていただきます。 まず、長の行政報告にもありましたように、本年は印南町合併が60周年を迎える節目の年であるということでございます。したがいまして、この節目の年を新たなスタートを切るそういうイベント、あるいは、式典を催す計画で予算計上させていただいてございます。 まず、記念式典、あるいは、イベントの時期的な今の考えでございますけれども、これ合併の年月日につきましては、昭和32年8月1日ということでございます。いわゆる誕生日が8月1日でございますので、できるだけそういう日程調整のほうを検討してございますが、本年は議員先生方の4年に1度の議会選挙ということでありますので、その選挙の後、できれば秋ごろ、初秋にかけた日程で今検討を行っているというところでございます。 合併の記念式典の内容につきましては、60周年を振り返る、あるいは、その中で功労者の表彰であったりとか、そういう内容のもので、町主催でこの式典を実施していきたいというふうに考えてございます。 それともう1点、イベント実行委員会の補助金でございますけれども、これは500万円という枠組みでございます。まだ予算の議決をいただいてございませんので、この実行委員会の立ち上げには至っておりませんが、イベントを実行するという内容でございますので、各種団体等々に声をかけ、していきながら、具体的な内容について詰めていきたいと、このように考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -3番、藤本良昭君- ◆3番(藤本) 3番、藤本です。 概略、この60周年記念式典について、いろいろとお聞きしましたけれど、いわゆる時あたかもこの庁舎も新たに建設され、防災も含めて、特に住民の期待は大である中、この今言われたように、式典には、どの程度の範囲の方々をお呼びして実施されるか、また、委員会に対して、事務局として、ある程度のたたき台を持って皆さんに諮るということになろうかと思いますけれど、そういう面での計画というんですか、私から申し上げておきたいというのは、やっぱり、町民総参加、あるいは、住民が元気づけられる催しにしていただきたいなということを思うわけですけれども、その点も含めてご回答いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長 -企画政策課長- ◎企画政策課長 より具体的にという事務局案的な内容はないのかということでございます。式典につきましては、先ほど申し上げたように、町が主催で行う予定でございます。その程度、規模、どういう方々の参集を今考えているのかということでございますが、印南町の新庁舎の竣工式等々でも、その参集の規模、程度というのも検討してきたわけなんですけれども、できますれば、国の国会議員の先生、あるいは、県知事、あるいは、県議会議員の先生方も含めた中で、印南町の住民ができるだけ参加しやすいような環境を整えながら、この記念の式典を運営できたらなというふうに考えてございます。 それと、実行委員会のたたき案ということでございますが、実は、もう昨年の8月から、議員ご指摘の住民が参加しやすい、住民が元気づく、あるいは、町民参加というような切り口の中で、よく、今、町なかで赤い鬼のポスターを張らせていただいていますけれども、写真のウエブ投稿サイトというのを立ち上げてございまして、そのサポーター会議等々でも、60周年の記念になるような営みをしていきたいなということで、実行委員会が発行する本づくり等にも、取り組んでいる次第でございます。 町内各地区に、アドバイザーさんが参加して、今、そういう取材をさせていただいていますけれども、そういった方々、あるいは、区長会の方々、そういう方々のお声を聞きながら、より具体的な内容を詰めていきたいと、このように考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -3番、藤本良昭君- ◆3番(藤本) 3番、藤本です。 今、企画課長からのご回答である程度の方向というのはわかりました。あくまでも、この庁舎という新しい建物を中心に印南町の町民がこの人口をどんどんと減少していく中で、元気づけるという意味も大いにあろうかと思います。30周年記念では、町内のお祭りの催しをば1つ、一堂に会して大いに町内外へアピールできたと思います。そういった面も含めて、印南町、この機会にどんどんと町外に売り出していくという1つのイベント、催しにしていただきたいということを申し上げて、私のこの質問に対して終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長 -2番、中島洋君- ◆2番(中島) 2番、中島です。1点お聞きします。34ページの4目の財産管理費、11節の需用費の中で、修繕料てございます。377万1,000円です。この修繕料というのは、新庁舎もできて、何かもの足らんとか、ここ、ちょっと直したいよとか、そういうふうなもんに使われるんでしょうか。 ○議長 -総務課長-総務課長 ただいまの財産管理費の中の11節の修繕料の377万1,000円についてでございますけれども、これにつきましては、予定している部分につきましては、稲原防災センターの1階の部分のロビーにエアコンが設置してございます。そのエアコンの修繕であったり、また、切目のデジタルテレビの中継局の修繕等、また、各公園の遊具等の安全対策のための修繕等々について実施していきたいというふうに考えてございます。 新庁舎についての修繕料はまだ新しいままでございますので、予定はしてございません。 以上です。 ○議長 -2番、中島洋君- ◆2番(中島) 新庁舎には何もまだ、予定はしてないと言うんですけど、予定はしようと思えば、できるというふうに解釈させていただきました。 先ほど来、玉置議員、前田議員から、たばこの話ですが出ています。やっぱり、僕は両方の意見わかります。僕、たばこ吸わないんで、ちょっと一言だけ聞きたいと思います。執行部の方の心構え、やっぱり禁煙していくんや、それはもうほんまにすばらしいことだと思います。しかし、僕、議員を4年前からさせてもらいます。何百、500人近い、ふだん回っています。一人一人託されています。そして、さっき、答弁の中に、誰もクレーム来てないんやよという話も聞きました。しかしながら、その住民の声を直接、住民がよう言わんので、僕らが言うのも、僕らの仕事だと思っています。そして、僕の、有権者の中にはたくさんたばこ吸う人いてます。そして、何とか吸えるようにしてよという声もほんまにいただいています。そやけど、今の時の流れ、時代の流れでは、やっぱり禁煙に走っていく、それで、今、執行部はそれに取り組まれている。ほんまにすばらしいことだと思います。 しかし、住民の方はやっぱり、そこまでまだついていけないのが、現状だと思います。僕の有権者の方も、やっぱり、税金払ろたんのに、我ら待遇悪いて、そういう考えの方が、まだまだたくさんいてます。まず、執行部の方がリーダーをとってもうて、禁煙をしてもらう、それはほんまにありがたく、それを見習って、住民の方もいくというのが筋だと思います。そして、住民の方は、何といっても、やめられんという人が多いんです。それで、どっちもこのままいっても、平行線になると思うんです。だけど、やっぱり、イオンモール行っても、お客さんのためにやっぱりスペースを設けています。どこのショッピングセンターへ行っても、設けています。やっぱり町長が毎回言われるように、住民目線になって、やっぱり、住民の声も聞いていく、今のままだったら、僕、ちょっと、早いんかなと、時期が早いんかなと、一遍にあかんぞと言うたら、やっぱり何かストレスもみなたまっていきます。やっぱり、じっくり、じっくり、職員の方が実践されていくというのは、ほんまに、役場の職員らたばこも、おまえ、皆やめたんやぞと、そういうぐらいから、やっぱり、住民の方も、ほな我らも、もう気つけなあかんな。やっぱり気づいてくれるんかなて、思います。やっぱりそこがやってもらって、健康の面もやっぱり大事だと思うんで、やってもらいたい。 しかし、まだ時期尚早、やっぱり吸う人もたくさんいる、現実に3,700万円という税金も入ってきています。そういう観点から見ると、やっぱり、十分、その修繕費等、充ててもらって、今の新庁舎がやっぱり難しいと思います。でも、あの広い敷地内の一角に、やっぱり、分煙スペースというのも、やっぱり必要ではないかなと、僕自身、吸いませんけど、別に吸われてもどうでもないよという考えという人もいます。全然嫌やという人もいます。これをまとめていこうと思たら、やっぱり、ほんまに●●●●になると思います。まず、今度、職員になりたいよと、試験受けに来る人も、印南町はもう、禁煙やでと言われたら、ほな、ちょっと、人権侵害かなと、たばこ吸うのは別に法的に何ら違法はないんですし、やっぱり、そこの明記もされるから、禁煙してくれるんだったら、入れたらよという、そういうふうなんまで、飛躍しかねないので、まず、じっくり、じっくり、時間をかけてできたさか、禁煙やというんじゃなしに、何年かかけて、自然と皆様の取り組みを見て、やめていただいたら、それが一番いいんかなと、自然消滅という形がいいんかな。まず、分煙室を設けてもらって職員の方が誰も吸わないようになって、そして、議員の方も誰も吸わないようになっていくのが理想かな。住民の方、車で吸うてて、誰が注意、行きますか。やっぱり分煙室があれば、すいません、車で吸わんと、たばこ吸う施設あるんで、そこで吸ってくださいよ。それやったら、堂々と言えます。そやけど、普通に来て、おいやん、たばこ吸いやるときに、職員、行って、言えますか。僕だったら、よう言いません。やっぱりそういう現実を見てもらって、まだまだ吸う人があるんやということをやっぱり、もうちょっと考えてほしいなと。僕は別に無理押しはしません。そやけど、そういうのも、住民サービスかなと、ただ、たばこ吸いやる、そやからせいと言うんじゃなしに、設けたってくれと言うんじゃなしに、住民サービスの中の一環として、やっぱり、そんなもう、やっぱり小さい、さっき、小さて言うても、900人、少のう見積もっても、600人、700人の方が吸われてるんだったら、そこにも、もうちょっと目を向けて、肩身の狭い思いしていると思うてます。玉置議員も先ほど、肩身狭いけどやめられんのやと、そういうふうな方にも、やっぱり、ちょっと、目を向けて、やめられる方はもうすばらしい方で、やめられん方にも、もう少し時間の猶予を上げて、やっぱり分煙というのも、必要ではないかなと思うんで、それだけ僕、一言言いたかったんで、このお金、空調設備と絡んで、ちょっと、的外れかもしれませんが、今後、そういうふうな分煙施設というんかな、そんなもう、毎回毎回、考えてほしいなと、やっぱり職員の取り組みは、もう全然、僕は否定しません。ありがたいと思います。でも、時間の猶予を与えるというのも、執行部、やっぱり町民目線になってのことだから、一遍にあかんぞというのは、反発は絶対来ます。ゆっくり、ゆっくり、自分らが姿勢を見せて、後をついてくるというのが理想かなと思うんで、そこ、どうでしょう。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 今の質問につきましては、財産管理の修繕料の執行をどうするかというようなことから、若干、ちょっと、私の立場では答弁しにくいんですけども、分煙対策とか、禁煙対策、受動喫煙の防止というような立場から、若干、先ほども説明させていただいたんですけども、その官公庁が実施する禁煙対策というような考え方について説明させていただきます。 議員力説されましたように、段階を追って禁煙対策を講じるというようなことは、これはもう当然であるというふうに考えます。決して、たばこを吸うことを全て全面的に禁止するというようなことではございません。限られた空間、限られた方々に対して、敷地内の禁煙をご協力いただく、そういった立場の中で、やはり、官公庁、町役場というのは、まず、その健康増進法からも優先されるべき施設ではないかなと。当然、そこを利用される方、そこで勤めている職員等については、敷地内禁煙というようなことを率先して推進する立場であるということでございます。 住民感情、住民目線というような立場から、たばこを吸う方の権利というか、そういった嗜好的なことについて、公共施設内で認めて、最初は認めていく、段階を追って分煙をまず認めて、それから、全面禁煙するというような考え方もございますけども、健康増進法、今の法律が検討されている、設定されることを検討されている中では、やはり、優先すべき施設としては、社会福祉施設であったり、医療機関であったり、その次にはやはり、官公庁、町の役場も優先されるべき施設であるというようなことでございますので、従来の施設をそのまま使っていく状況の中では、ある一定の分煙というようなことも検討できるかというふうには思いますけども、今回、新たな庁舎を新設すると、新規で整備するというようなことでございますので、当初の整備費において、もしくは、今後の修繕費において、たばこを吸う場所の確保のための予算の計上というようなものは、私の立場では、難しいのではないかと、このことについても、理解をしていただきたいというふうに思います。 以上です。 ○議長 -2番、中島洋君- ◆2番(中島) 今、山本課長言われたの、ほんまに重々わかっています。もうわかり切っていることだと思いますけど、しかしながら、ほんまに現実を見ていただいたら、吸う人がたくさんいてるし、住民の方はなぜ役場で吸えんのよ。我々の税金、払いやるから、税金は払ってて、なぜ吸えんのよという、山本課長言うたんを住民に僕らが伝えたとしても、絶対伝わらない。それが現実なんです。我々がその執行部と住民目線の間に、言うたら、挟まっています。実際。やっぱり、そこをどうにか、うまいこと潤滑油で心を広げていただいて、ゆっくり時間を回していただいて、やっていただいてこそ、住民の方は今の役場、町長を初め執行部の方を信頼していくんかな。それが信頼関係かなと。今ぱっと閉めてしまったら、やっぱり、反発は出ます。また、たばこを吸えるように署名でもとられたら、そういう変な動きも出てくるかもしれません。だから、まず1回、猶予を置いてほしいなと思うんで、まあ、再度お願いして、この程度にしときますんで、よろしくお願いしときます。 ○議長 ほかに。 -7番、村上誠八君- ◆7番(村上) はい、7番、村上誠八です。 ちょっと3点だけよろしくお願いします。 まず、32ページ、一般管理委託料、企画政策課のコミバス運行委託料についてでございます。これは切目川ルートの委託料だと思いますけども、稲原ルートについては、利用量というのか、大変、運行利用される方が少ないということで聞いております。稲原ルートについての今後の対応策はどのようになっているのかということ。 それから、35ページの財産管理費、区分13で公園遊具保守点検270万円ついておりますけども、近年、公園の遊具による人身事故が発生しまして、全国紙でも取り上げられております。 印南町内の公園、遊具を設置されてある公園について、私、なかなか見識がないので、二、三カ所しか聞いていない。印南町全体を含めて、どのぐらいの場所を遊具、設置されているのか、それをお聞かせいただきたいと思います。 それから、3点目です。39ページ、目9の防災諸費の需用費及び役務費で防災の発電機の運搬作業費と、防災用資材というの、約550万円出費されています。計画されております。それが多分、これが水害の発電機の移動に関することだと思いますけども、近年、水害の警報が出される回数が大変多くなってきております。警報の発令のたびに発電機をたしか町内3カ所あると思いますけども、多くて4カ所か、なった場合もあるんですけど、そこへ移動する費用について55万円かかってくると、そういう計算でしていただいてあると思うんですけども、これ、大体、台風時期が大変多いんで、それに参加して、出動というんか、していただける職員の皆さんも始め、地域の皆さんが大変危険な中で作業をしていただくことになるんですけども、それに対して、これだけの費用がかかるということを思いながら、電気主体を常設できるような方法を考えていただけたら大変ありがたいんですが、そういう方法について、検討していただいてあるのかどうか、その3点について、お伺いしておきます。 ○議長 -企画政策課長- ◎企画政策課長 私のほうから、32ページの総務費、一般管理費の13節.委託料でコミバス運行委託料327万5,000円の予算計上、それと、稲原ルートの状況、対策等についてのご答弁をさせていただきます。 このコミバス運行につきましては、さきの長の行政報告でもございましたけれども、今現在、稲原ルートにつきましては、火曜と木曜と土曜日、それと切目川ルートにつきましては、月曜と水曜と金曜日、週3回、3回運行してございます。しかしながら、稲原ルートにつきましては、非常に激減をしてございまして、28年度の4月から1月末までの運行実績につきましては、およそ120日ある運行日の22日しか運行できてございません。稼働率につきましては、18.3%ということでございます。 逆に、切目川ルートにつきましては、120日のうちの105日運行してございまして、87.5%の稼働率であるということでございます。 また、稲原ルートの実際のお乗りいただいている利用していただいている方につきましては、4名でございまして、こういった課題等について、協議をした結果、新しい平成29年度からは、稲原ルートの3日間のルート回数を1日、火曜日だけに限定して、その予算の計上が327万5,000円ということでございます。 したがいまして、平成29年度から、切目川ルートは週3日、稲原ルートは週1回、火曜日の運行ということで、ご利用いただいている方々の戸別訪問も実施し、その運行の変更について、ご理解をしていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長 -総務課長-総務課長 私のほうからは、35ページの13節のところの公園の遊具等の保守点検でございます。どこに何を設置しているのかということでございますけれども、今回、予算計上させていただいているのは、今、遊具等について、非常に安全性を問われてございます。そういう中において、全ての遊具について、1度点検、または、維持補修等をしていこうというふうに考えてございます。 その中で、一番多く遊具と言いますか、利用されているのは印南の浜公園でございます。また、切目川の共栄のところの公園でございます。また、宇杉ヶ丘等につきましても、2カ所、3カ所というふうに公園を持ってございます。また、上洞小学校の跡地に遊具が残ってございます。その遊具につきましても、残している以上は安全なのかどうなのかというふうな点検もし、撤去も含めた中で、検討を重ねていきたいなというふうに考えてございます。その費用等が今回委託料で挙げさせていただいている部分でございます。 それから、もう1点につきましてでございます。39ページの12節の役務費でございます。発電機の運搬作業費55万円というところでございます。これにつきましては、議員もご承知のとおり、3カ所に大雨等のときに設置をしてございます印南の地方の商工会のところ、それから、宇杉のところ、それから、島田のところというふうに3カ所設置してございます。その運搬費用でございます。そして、それを常駐的に設置できないのかということでございます。そのことにつきましては、先般そういう浸水に関係のある地元区から、常設をしてほしいという要望が町長のところにも届いてございます。それを受けまして、そういうことが可能なのかどうかを含めて検討をしていきたいというふうに考えています。ただ、今までであれば、大型の発電機につきましては、稲原防災センターと、旧あけぼの保育園に設置してございました。今般、役場が高台に移転するというふうなことの中で、代替施設としてあけぼのに設置していた発電機がそこに設置しなくてもいいということになっていくかと、それをどの場所にどういうふうに活かしていくかということも含めた中で、検討を重ねていきたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長 ほかに。 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 2点だけお聞きしたいと思います。39ページ、9目.防災諸費、11節.需用費、非常用備蓄食糧973万9,000円でございます。9,000食については、金額は1,644万3,000円の非常備蓄食糧は賞味期限が切れることにより、実施されるものだと思います。9,000食のうち、何食分が賞味期限が切れるのか、切れる分については、どのようにされるのか、お聞きしたいと思います。 そして、この5,000食分については入札でされるのか、その点と。 もう1点でございます。40ページ、10目.防犯対策費、13節.委託料、見守りカメラ設置委託料212万9,000円であります。2基設置していただくとお聞きしていますが、どこに設置されるのか、その点だけお聞きしたいと思います。 ○議長 -総務課長-総務課長 まず最初に防災諸費の中の11節の非常用備蓄食糧でございます。これにつきましては、既にご承知と思いますけれども、印南町につきましては、全町民9,000人分の3日間3食ということで、安全を担保していた分でございます。これが、賞味期限5年ということの中で、一部賞味期限が来ましたので、買いかえというふうになってございます。その買いかえの部分でございますけれども、9,000人の3日分の3食ということの中で、全体では、8万1,000食を持ってございます、今現在。そのうちの、5万4,000食について、賞味期限が切れるということでございます。今回切れるのは、エナジーバーと、それから、パンが賞味期限が切れるというものでございます。そして、翌年、1年おくれであと残りの部分が賞味期限が来るということでございます。 そういう中で、今回、検討を重ねて予算に計上しているんですけれども、その中に、例えば、食糧がこんなに要るのかどうかということも検討してございます。そういうことで、先般、高齢者の方も含めた中だったんですけれども、ワークショップ等がありまして、非常用のリュックサックを家に用意をして、その中に入れるという意見もあったんですけれども、やはり、大半の方等では、水を入れて逃げた、また、ものを入れて、1度避難訓練のときに逃げた、そのときのやはり、かなり重たいということ等の意見もございましたし、日々置いておきますと、たんすの肥やしではないんですけれども、いざというときに、とるのに、また家の中に入らなだめだというふうな声等も聞いてございます。そういう中で、やはり備蓄食糧は最低限の備蓄食糧が必要だという判断に至って、今回計上してございます。 今回計上した部分につきましては、5万4,000食分が賞味期限切れるんですけれども、そのうち、その5万4,000食を3万食に減らします。それにつきましては、9,000人分ではなくて、今回、5,000人分ということであります。実際にこの数字で言いますと、5,000人分の3食の2日分でございます。あとの1日分の3食につきましては、来年度以降ということでございます。ですので、今回は5万4,000食、今持っている部分の3万食を更新しますよということであります。全体では今現在は8万1,000食持ってございます。そして、賞味期限来るやつはどうするのかということでありますけれども、やはり、訓練等で体験をしていただきたいということを願っております。ただ、かなりの量でございます。かなり大がかりな訓練であったりとか、1度試食していただくというふうなことを大がかりに考えていきたいというふうに思っております。 以上です。
    議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 今、課長から、お話のあった5万4,000食分が賞味期限が来るということなんですけど、非常用備蓄食糧については、これは、補助金がなく町単でされているものであります。東北の震災から、はや6年、災害は年を重ねるごとに忘れがちになりますので、今、お話のあった避難訓練等で配布をするということなんですけど、なかなか、この5万4,000食分と言えば、かなりの莫大な量なんで、僕も案としまして、やっぱり、災害は忘れがちということもあるんで、僕はその何食分か、全戸配布して、そして、残りを避難訓練等で使っていただいてというのが理想かなと。なかなか5万4,000食を避難訓練でおまえら、使えよ、食べよというても、なかなかこれはちょっと難しいもんあるんかな。なぜかと言いますと、東北の震災から、僕も、切目地区で避難訓練は行かせていただきます。年々やっぱり、意識が薄らいでいるというのか、やっぱり減ってきているのが、現実だと思います。だからこそ、このときに、やっぱり、こういう形ということで、地域ぐるみで区長なり、そういう関係の方にお話をして、これを使って食べて1回というふうな形で出して、残りをそういう形で使っていけばどうかなと思うんですけど、その点はどうですか。 ○議長 -総務課長-総務課長 非常用備蓄食糧等についての今の期限来る部分、また、来年度にまた来る部分等も踏まえた中で、今、議員からご提案をいただきました全戸配布と言いますか、各戸に配ってということも一つかなと思います。そういう中で、今般、新年度の自主防災会の総会等でもいろいろと意見を聞いて対応していきたいと考えてございます。 あくまでも5万4,000食というのは非常に膨大な数であります。ですので、あらゆる方法を考えながら、住民の人の防災、単なる配るのではなくて、防災意識の向上につながるような配布の仕方等を考えていきたいというふうに考えています。 以上です。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 確かに今課長のおっしゃるとおり、僕もそのとおりだと思います。この金額的に1,600万円700万円ほど町単で出しているので、意義のある使い方、無駄のないように、ぜひよろしくお願いします。 以上です。 ○議長 -総務課長-総務課長 今の部分につきましては、当然無駄のないように対応していきたいというふうに考えています。 それから、すみません、1点抜かしていまして、次の40ページの見守りカメラの設置でございますけれども、平成28年度につきましても、2カ所設置しています。まもなく作動します。印南小学校のところに、もう実際に器具等は設置していますけれども、印南小学校の校門のところ、それから、体育センターの、Aコープ前の体育館のところ等に2カ所、器具等はもう設置をしてございます。 あと、ゴーサインだけということになってございます。 そして、平成29年度につきましては、切目小学校前、それから、稲原小学校前で児童の安全確保をするために、2基設置したいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 確かに、去年2基、今年2基と、ありがたく感謝しております。私も、心配していることがあります。なぜかと言いますと、皆さんもご存じのように、8年前に当選させていただいて、4年周期で放火事件が発生しております。いまだ犯人がつかまっていない現状、今年、放火がなければなという、ほんまにその気持ちでいっぱいでございます。 今回、2基していただけるということで、それも、切目小学校、稲原小学校ということで、2基増設ということなんですけど、できれば、4小あるんで、もう清流まで足を伸ばしていただいて、していって、とりあえず増設ですけど、僕の思いはやっぱり、10カ所、20カ所、30カ所でもしていただきたいという思いはありますけど、なかなか財源が要ることなんで、なかなかそれは厳しいと思います。ただ、今お聞きしますと、小学校4小あって、3小がされるということなんですけど、ぜひとも、もう1基追加をしていただいて、清流のほうへも、とりあえず、今年度スタートしていただきたいと思いますけど、いかがでございますか。 ○議長 -総務課長-総務課長 学校の児童の安全確保ということの中で、今後、教育委員会とも協議は重ねますけれども、県の補助金の関係もございます。県の補助金の、額の2分の1を活用してということでやっていますので、今後そういう財源が確保できたら、また、実施していきたいというふうに思っております。ただ、これで、印南町が4基になります。それで終わりかと言えば、今のところ、そうではなく、なお一層の安全確保というふうなことも思っていますので、その点、ご理解いただきたいと思います。 以上です。 ◆11番(玉置) 結構です。 ○議長 -4番、榎本一平君- ◆4番(榎本) 4番、榎本です。 39ページから40ページにかけて、先ほども議論あったんですけれども、9目の防災諸費ということで、13節の委託料、15節の工事請負費に関連して、体育センターのクーラーの設置の関連費用です。先ほど総務課長からも、教育課長からも緊急防災・減災事業債ということで、大変有利な財源があるんだということで、ちょっと確認をしておきたいんですけれども、これは印南町自身が真水で負担をしなければならない金額というのはどのぐらいになるのか、緊防のほうは、一旦借金はするんですけれども、地方交付税で算入してもらえるんですかね、あれ。それで、たしか70%ぐらいの比率になっているんかなと思うんですけども、ちょっとそこのところと、真水でもう町が持たなあかんという費用はどのぐらいなのかということです。 それと同じく、19節のところですけども、補助金のところで、これは先日の課長のご報告の中でも新規で印南町でもやるんだということで、ぐらっときたらブレーカーが落ちるということでその設置をするための補助金として43万2,000円が計上されておるわけですけれども、これは、大体、これを設置するための工事費用というのは、大体、要はシステムによっても、ピンからキリまであると思うんですけれども、どのぐらいの費用がかかるのか、それに対して、どのぐらいの割合のこれ、補助になっているのかどうかということと、それで、あと、この感震ブレーカーは大体、ほかの日高管内の自治体でも、導入をされていっているのかちょっとそこの周りの自治体の近況などわかればお願いしたいんですけど。 ○議長 -総務課長-総務課長 まず最初に体育センターの関係でございます。緊急防災・減災事業債でございますけれども、今、議員おっしゃられました7割でございます。最大限、全額100%に充当できるだけするということの中で対応していきたいというふうに考えてございますので、その費用の最終実績の金額にもよりますけれども、そのうちの7割については、補填をしていただくというものでございます。そして、それにつきます据え置き期間があって、年々償還していくと、その償還に応じて、地方交付税の中で見ていただけるというものでございます。 ですので、今、単純に言いますと、この工事の予算額の工事設計の予算額の7割で、町は真水は3割だというふうに考えていただいたら結構でございます。 それから、感震ブレーカーでございますけれども、郡内の状況等については非常につかみ切れてはないんですけれども、一部のところでやっているところがあります。そういうところのお話を聞きますと、数千円で設置できるというものもございます。何かあれば、例えば、ゴルフボールぐらいのものがぽんと落ちてスイッチに当たるんだというのは数千円ということでございます。そういう品物も見たんですけれども、いかにもいうところがございます。そして、幸いにも、今回、県のほうのパワーアップの事業の中で2分の1補助ということの中で、県も拡大するという情報をいただきましたので、いち早くということで、印南町は取り上げてございます。 予定しているのは、普通の電気の工事の方にしていただける2万円程度までは要配慮者、高齢者宅等でございますけれども、そういう方については、全額補助ということでございます。 以上です。 ○議長 -4番、榎本一平君- ◆4番(榎本) このクーラーの設置費用は大変有利であるということがよくわかりました。 先ほどの議論も聞いておりまして、企画課長からはあそこを使って合宿の人数の実績とか、それから、今後の予約も入っているんだということで、かなり多人数の実績が報告がございました。私は町民の皆さん方が快適にあそこの体育館を利用するということであれば、そこのところは積極的にクーラー設置も私は個人的にはいいのではないかというふうに思います。 それで、ちょっと、僕も認識が薄いんですけれども、大体、あそこの体育館というのは、年間で言うたら、どれぐらいの人が利用しておって、どのぐらいの頻度で活用されているのか、ちょっとそこのところだけ、確認をしておきたいんですけれども、どうでしょう。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 年間の利用度ということで回答をさせていただきます。先ほどの質問の中で、私、1億6,000人とか、9,000人という話をしてございました、失礼しました。年間に約1万5,000人から19,000人の間を行ったり来たりしてございます。 その中で、頻度ですけれども、月曜日から金曜日まで、あるいは、土日については、昼間はバレーボールだったりとか、子どもたちが使ってございます。ほぼ使っているという状況でございます。 それから、平成28年度の今現在まで、町外からの大会とか合宿も含めまして、延べですけれども5,000人程度が使われているということでございます。 以上でございます。 ○議長 -4番、榎本一平君- ◆4番(榎本) 私は今の報告を聞いて、十分に体育センターにはそのクーラーの設置をする条件はあるのではないかというのを率直に思いました。 それと、あと、感震ブレーカーですけれども、全額補助をするんだと、高齢者の世帯を中心にということなんですけれども、先ほど課長の答弁からもいろいろ数千円から種類あるということなんですけれども、そもそも、ぐらっと来たら火をとめるということは、大変、非常に大事ですね。東日本大震災の気仙沼の状況なんかも見ておりまして、イの一番に火をとめるということは大事やと思います。この最新の感震ブレーカーで言えば、どのぐらいのショックが来たらその落ちて電気がとまるというような性能を持っているんでしょうか。 ○議長 -総務課長-総務課長 すみません。ちょっとその資料は持っていないんですけれども、今、言われましたように、非常に大事だということで、早く言えば、ぐらっと来てというときに、電源のもとが落ちる、ブレーカーを落とすという機能であります。そして、次のためにということなんですけれども、次に、電気が通電できる環境になった。そのときに、何もかもという中で通電をしてしまった場合に火災が発生するということでございます。そういう場合につきまして、特に高齢者等につきましては、何か電気がそのまま入れっぱなしになったままということもございます。そこのところがわからないということの中で、高齢者、特に、そういう世帯については、通電するときには、いつ通電するのかという情報のキャッチも難しいということで、このブレーカーをつけて、その後の火災予防につなげようというものであります。 すみません。耐震の度合い、最新版について、ちょっと手持ち持っていませんので、どうも、申しわけございません。 以上です。 ○議長 -4番、榎本一平君- ◆4番(榎本) 今、課長からの報告がありましたように、町民の命を守る。それから、家屋の大火災を防止するということで、大変大事な補助金の制度だと思います。それで、今回は43万2,000円なんですけれども、これは、できるだけ多くの世帯に僕はつけてもらったらいいと思うんです。先ほど、県のパワーアップ事業を活用しての事業だということなんですけれども、これは、大体、これから先も、段階的に進めていって、できるだけ多くの世帯に設置をしてもらうというようなことも大事だと思うし、この制度そのものは、今予算の審議していますけれども、町民の皆さんにはやっぱり広報も必要やというふうに思うんですけれども、そこら辺の段取りとしてはどのように準備されていますか。 ○議長 -総務課長-総務課長 新年度が始まりまして、いよいよ、この事業開始というときに、広報等は当然していきたいというふうに思いますし、先日でしたか、耐震補強のところでもそうだったんですけれども、制度をそのままPRしてもなかなか申請がないと、耐震診断の申請がないというのが実態でございます。そういうこともありまして、訪問によるということも検討してございます。高齢者世帯を訪問すると、その場合には、福祉のほうの力も借りないとだめかなというふうに考えてございますけれども、自主防災会であったり、そちらのほうと連携をして訪問型というのも考えていきたいというふうに思っています。 以上です。 ○議長 次。 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 何点かあるんですけど、一応、一通り通告しといたらいいか。 34ページの2の1の4の12節.役務費の庁舎清掃費で、これ、昨年よりもかなり上がっているんですけど、その辺の詳細説明と、同じ項で、町有地整備作業25万円とあるんですけど、これ、今までになかった分なんで、新しいもんかなと思うんで、どこをどのようにされるのか。3つ目が35ページの2の1の4の13節.委託料ですね、庁舎夜間警備委託料489万9,000円、これも庁舎が新しくなったのにかなりの増額となっております。同じく、その次の14節の使用料及び賃借料で印刷機リース料347万8,000円と、これも大幅に、昨年までは59万円ほどだったのが347万8,000円と、この詳細説明。同じく、WebGISていうのかな、利用料198万3,000円、これも新規なんですけども、この詳細説明。それと、同じ項の18節の備品購入費、これは説明もあったんですけども、ドラレコですね、公用車の、この77万3,000円、これは公用車全車に設置するのか、それは消防自動車も含むのかとか、管理はどのような運営のされ方をされるのか、その辺の説明をいただきたいと思います。 それと、37ページの2の1の6の、先ほど藤本議員も聞かれたんですけど、19節の負担金補助及び交付金の合併60周年記念イベント実行委員会補助金の500万円、同じ項の若者あふれる郷推進協議会補助金310万円のこの詳細について、お聞かせいただきたいと思います。 それと、39ページの2の1の9、11節の需用費、先ほども議論あったかと思うんですけども、防災用資材、これ、すみません、違います。防災用資材の300万円ということなんですけども、これ、昨年50万円だったのをこれ、かなり大幅にふえている分と、次が、同じところで、先ほど議論のあった非常用備蓄食糧973万9,000円の内容についてですけども、先ほどいろいろ説明があったんですけども、これ、毎年毎年これから、入れかえに費用がかかってくるということで、5,000人を3日分ということで、当時9,000人だったんかな、最初には。それが、今度、大体半分ぐらいで、5,000人の3日分との説明があったわけなんですけども、これ、自主防ともいろいろ話し合われていくということだったんですけども、いろいろ考え方はあろうかと思うんですけども、これ、毎年毎年今後、入れかえるということで、大変かな、単費でもあるので、大変かなと、いろいろ案はあって、自主防の避難訓練に使うとか、1つの案には福祉施設に賞味期限切れるまでの間で寄附をされるとか、海外にも寄附をされるとか、何か、ただ、このまま期限切れてしもたら、産業廃棄物で捨てんならんという、廃棄費用も要ってくるということなんで、その辺のあれをもっともっと考えていかんならんのかなと、それとか、水とか、そういうもんについては、町内で、日ごろからただ置いておくだけじゃなしに、家庭と一緒で、使いながら、使った分を補充しながらというんで、その消費期限を延ばすというんかな、そういうふうな考え方も、これは全部、全てのものについては、無理かもわかりませんけど、いろいろ知恵を出していただければなと思っております。あと、どのようなことがあるのか、また、お聞かせいただければと思います。 それと、同じ項で避難道整備補修費300万円のこの内容について、お聞かせいただきたいと思います。 あと、飛びまして40ページの2の1の9、防災諸費の18節の無人航空機、ドローン91万4,000円、これ、先日も説明があったわけなんですけども、これの利用のされ方、それとどのような運用をされるのかとか、オペレーターでありますとか、その辺について、一応、詳細、説明いただければと思っています。 とりあえず。 ○議長 かかわった課全部、一通り先に、答えいただきたいと思います。 -総務課長- ◎総務課長 かなりの項目についてあったので、また、抜かしていれば、また再度、よろしくお願いをします。 まず、最初に私のほうからは、庁舎の清掃でございます。庁舎の清掃につきましては、金額的に対比させたやつがあれなんですけれども、今、庁舎清掃につきましては、月曜から金曜日までのこの旧庁舎では入ってございます。今回、新庁舎につきまして、今考えている実施するのは、週に3日の清掃でございます。まだ、この庁舎より、2回減らすというものであります。ただし、その中で、外のガラス周り等につきまして、今まではここの庁舎は外のガラス周り全てに入っていたわけではございません。一部のところでやっていたところはありますけれども、そこがないと。ただ、今度の庁舎につきましては、ガラス面が多いということ、また、かなり高い場所もあるというふうなことの中で、そのガラスをしてもらおうやないかということで、職員等の中で協議をして、そちらのほうにスエをしてございます。日ごろの管理は当初は3日間ぐらいにして、高いところの窓の外からの清掃を入れようということになっています。その見積もり金額でやってございます。ただ、実際になれば、もう少し安くなるのかなというふうに考えてございます。 それから、町有地の整備作業費の25万円のところであります。これにつきましては、町有地の草刈りであったりとか、そういうものをここでやっていこうということであります。そして、その部分で町有地が地籍調査をしたその後において、かなり、町有地が確認できています。そういうことも踏まえた中で、あらゆるところで、確実に町有地、普通財産を確保しようというところの部分でございます。 それから、夜間警備であります。夜間警備につきましては、今までと同じく、365日、1名の体制でやっていきたいということでございます。この金額につきましても、最終では若干下がるかというところも見込んでございます。 広くなった部分は広くなっていますけれども、その点は余り関係がないということでございます。 それから、印刷機のリース等につきましては、その印刷機は今まで各課、かなりばらついてございました。そういう中で、先般も申し上げましたけれども、消耗品の一括購入であったりとか、そういう経費の削減等を狙っています。そういうところは徹底的に安くと、安かろうよかろうでいこうという中で、印刷機のリース代についても、固められる部分は一括して総務のほうで払うということで対応をしてございます。 それから、もう一つは、Webの利用の関係でしたか、そのことにつきましては、町の資産台帳のシステムの利用料でございます。今年度から、スタートします。 それと、公用車のドライブレコーダーでございますけれども、これにつきましては、消防車両等は含んでございません。職員が利用する公用車でございます。前回もご説明させていただきましたけれども、職員の交通安全の向上という中で活用していくものでございます。 それから、防災用のところでございます。39ページのところかと思います。防災用資材の300万円でございます。これにつきましては、これも、パワーアップの関係の中で、避難所の空間整備ということでございます。早く言えば、間仕切り、または、毛布をもっと入れようというものでございます。 それから、非常用の備蓄食糧でございます。議員おっしゃられました産業廃棄物というふうなことは考えてございません。それになるんだったら、そういうあらゆる団体を活用してということも承知はしてございますけれども、先ほど玉置議員のところでもございましたけれども、できれば、住民の防災意識の向上を図るために、どうにかならないかということをもう少し知恵を絞っていきたいというふうに思いますし、自主防災会であったり、あらゆる方の意見を聞きながら、単純に処理するのではなくて、町民の方ということで、考えてございます。 それから、40ページのドローンでございます。これにつきましては、趣旨は防災用に活用するということでございます。防災用で災害の現状把握をしたいということでございます。それはあくまで津波であったり、地震であったりは当然ですけれども、それだけではないということであります。あらゆるところで、現地を確認したい場合について、使っていこうということであります。 そのオペレーターといいますか、その操作する者等につきまして、まだ、導入はしてございませんけれども、一部の職員が自分たちでということで、いろいろと研修に参加したりしています。そして、実際には、国が認めたような、今のところ、免許というんですか許可証等はございません。ただし、印南町につきましては、人口の関係でかなり規制がきついということでございません。ただ、安全には安全をということの中で、今後もあらゆるそういうドローンの操作について研修をさせていきたいというふうに考えてございます。今回、初めての試みということでもございますけれども、必ずや役に立つものというふうに確信をしてございます。 以上です。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 私のほうからは、避難道整備補修費、防災諸費の需用費のところの300万円の避難道整備の具体的な箇所はどこかというご質問だったと思いますけれども、ここに示されている300万円というものにつきましては、例えば、いわゆる緊急防災事業債で利用した町道整備であるとか、有利な国・県の負担金補助金を利用して整備ができるというふうな町道もありますれば、また、そういった補助金等を受けなくとも、例えば町内の津波の避難のワークショップ等で示されている町道、また、町道と町道を結ぶような里道といったようなものもございます。そういったところの改修要望というのは、山のように届いているところではありますけれども、前段のところで申し上げたとおり、そういった有利な財源がないというようなことからも、予算の範囲内ということで、300万円の予算を持たせていただいて計画的に実施させていただくということでございます。 以上です。 ○議長 -企画政策課長- ◎企画政策課長 それでは、私のほうからは、37ページの6目.企画費の19節、合併60周年記念イベント実行委員会補助金500万円についてでございますが、先ほど藤本議員の質問にもお答えさせてもらっていますけれども、この節目の60周年を祝うイベントを実行委員会を組織し、開催をしていきたいということで500万円の計上をしてございます。 それと、若者あふれる郷推進協議会の補助金でございますが、これは平成28年度からスタートしております地方創生の加速化交付金を運用した合宿誘致、これを継続して行うものでございます。町外からの合宿を誘致することによって、印南町のPRと民宿、旅館業の活性化を推進するということで行う事業でございます。 以上でございます。 ○議長 ここで暫時休憩いたします。 ただいま11時7分です。10分だけ休憩いたします。 △休憩 11時06分 △再開 11時16分 ○議長 休憩前に引き続き議案審議を行います。 その前に議員の皆さんにお願いします。質疑に関しては簡潔によろしくお願いします。 それでは進めていきたいと思います。質疑ありませんか。 ◆議員 「なし。」 ○議長 それでは質疑を終わります。ほかにありませんか。29ページから46ページに対して。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 次に、47ページから55ページまでの歳出、3款.民生費について質疑を行います。 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。2点というのかな、48ページの3の1の1、19節.負担金補助及び交付金ですね。日高地域消費生活相談窓口設置負担金61万5,000円、このことについての詳細な説明をいただきたいのと、2点目が50ページ、3の1の3、19節.負担金補助及び交付金で老人福祉施設事務組合負担金3,367万2,000円と、前年が1,028万円だったわけなんですけれども、かなり増額。高齢者生活管理指導員等となっているわけなんですけれども、このことについて増額になった説明。 すみません、もう一点忘れていました。51ページの3の1の3の同じく19節.負担金補助及び交付金の派遣事業給付金411万3,000円。これ新規なわけなんですけれども、この新しい事業というのか費用の説明、この3点よろしくお願いします。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 それではまず1点目の48ページ、消費生活相談61万5,000円。これは地方紙でももう報道が既にされているわけでございますけれども、消費生活相談窓口というのは今現在、住民福祉課の福祉担当が印南町の場合は負っているわけでございますけれども、最近は複雑な消費生活の相談が多くなってきたというようなことで、県の補助金を活用しまして御坊市ほか6町が共同で平成29年度から消費生活窓口を開設すると。具体的に申し上げますと御坊市役所に1室を設けまして専門相談員を2名置くというようなことでございます。その関連経費に係る印南町の応分の負担61万5,000円でございます。このことについては基本的に11年間は県の交付金が活用できるというようなことでございますので、合理的な相談窓口の運営が可能ということでございます。 次に2点目の50ページの老人福祉施設事務組合の負担金、19節でございますけれども、議員おっしゃるように昨年と比べて2,300万円相当が増額負担となっておるところでございます。これについては平成29年度において臨時的支出として施設の改修、具体的に申し上げますと養護老人ホームの空調設備の更新、それと外壁等の延滞の費用が臨時的経費で多く今回単年で負担を求められているというようなところでございます。これについては印南町の場合は一般財源で単年で対応していきたいというふうに考えております。 それと51ページの次に、生活管理指導員等派遣事業給付費というようなことでございますけれども、これは新体系で介護保険事業が29年度から見直されることによって、今までこの分野においては、この老人福祉費の委託料に委託費として計上させていただいておりました。これは介護保険事業と複合的に給付をするというようなことで、今回負担金補助に科目がえを行ったわけでございます。若干経費の増加というようなものを見込んでおるわけでございますけれども、その辺の増額と科目がえを新事業の実施により見直したりというようなところでございます。 以上3点です。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 48ページの3の1の1の19の負担金補助及び交付金の件なんですけれども、これ県から補助があって日高郡広域で平成29年から市役所に窓口を置いてということで、この2名の職員の方というのは各市町村からとか出向されたりするのか、それかもう外部から雇用されるのかということと、何か11年間補助があるということなんですけれども、中途半端というか、29年からやからちょうど40年になるようになのか。 あと、その後は補助なしでやっていかなあかんということだろうと思うんですけれども、その辺確認しておきます。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 先ほど申し上げました相談専門員が2名を確保するというようなことでございますけれども、その募集等については私どももまだ承知しておらないということでございます。 専門的な研修を2カ月受けて、6月から本格的に相談対応するというようなことは聞き及んでいるところでございますけれども、新規職員の採用がされるのであろうというふうには考えております。 それと、この交付金が11年間が県の措置によって財源保障がされるというようなことでございますけれども、大きく分けてこの消費生活の場合は活性化交付金、それと推進交付金、この2つがあるわけでございますけれども、この活性化交付金については基本的に事務経費に当たるというようなことでございます。 推進交付金ということで11年を限りに、国は大々的にこの消費生活の充実を図るためというようなことでございます。ただ、どうして11年になったかというようなことについての詳細については、私どもでは把握していない。 以上です。 ○議長 ほかにありませんか。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 次に55ページから61ページまでの歳出、4款.衛生費について質疑を行います。 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。3点ございます。 56ページの4の1の2、13節.委託料、妊婦健診委託料で474万2,000円。それと20節の扶助費、妊婦健診費130万円、これ拡充されているその内容詳細についてと、すみません、4点になるんかな。3点目が57ページの4の1の2、20節.扶助費、一般不妊治療費、いなみ子宝サポート事業75万円というのと、特定不妊治療費、いなみ子宝サポート事業の350万円の詳細の内容、それと58ページの4の1の4、11節.需用費、斎場営繕費196万9,000円とあるわけなんですけれども、これはどこをどのように改修されるのか、この4点よろしく。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 それでは議員の質問に答弁させていただきます。 まず、妊婦健診の充実というようなことで、今回「子育てするなら印南町」の施策の拡充というようなことで対応させていただいておるところでございます。妊婦健診につきましては事業は二本立てということでございます。 まず委託料で基本的な部分を医療機関へ町が委託することによって医療現場で妊婦の方が無料で健診ができると。それにあわせてその委託の範囲を超える部分についてこの20節の扶助費で費用弁償で拡充を図るというようなことでございます。 今年度からの拡充の範囲につきましては、今までの委託の範囲、これは1人当たり9万1,190円を限度にしております。これについては、特に拡充の対象とはしておりません。拡充としたのは、この20節の扶助費における実費弁償分の妊婦健診の費用というようなことでございます。 今までは1万円を限度に費用弁償をさせていただいた部分を、今回上限を2万5,000円に引き上げさせていただいたというようなことでございます。過去における妊婦健診の1人当たりの年間の費用というようなものも検証、分析させていただいた結果、費用弁償分を2万5,000円に引き上げることによって実質妊婦の方が支払う妊婦健診の費用は無償になるというような考えから、今回費用を増額し、事業の拡充を図ったものでございます。 それと、次の不妊治療でございますけれども、これについても一般不妊治療、それと特定不妊治療を若干の費用助成の額の上限を上げさせていただいたと。 まず、一般不妊治療でございますけれども、1つの治療に対し1年度10万円を限度としていたところを、今年から、29年度から15万円に拡大を図るというところでございます。 それと、特定不妊治療でございますけれども、これは治療に要する費用の上限を50万円としていたところ、県の補助金1回目については30万円が予定できます。50万円と想定すると20万円の助成を町が実施していたということでございます。 28年度は初回で20万円の限度を町が助成した。2回目以降は10万円というふうに初回と2回目以降は金額的にはちょっと少なく助成をしていたところ、2回目以降も県の補助金以外の部分を基本的に50万円限度で町が全て補助するというようなことで、特定不妊治療に要する費用助成をかなり拡大をさせていただいたというようなところでございます。 そういったところから子育て施策の充実拡充を、この母子保健事業において図ったというところでございます。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 それでは、私のほうから58ページの需用費の斎場営繕費について、どこの修繕をするのかという質問でございますが、これにつきましては斎場の1号、2号炉の天井アーチであったり、排煙吸い込み口であったり、また台車の耐火材でございます。これ、現状では劣化また腐食で亀裂が発生してございます。これを今回予算計上してございます。 以上です。 ○議長 ほかに。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 次に61ページの歳出5款.農林水産業費から69ページ6款.商工費までの質疑を行います。 -3番、藤本良昭君- ◆3番(藤本) 3番、藤本です。1点だけお聞きします。68ページ6款.商工費、2目.観光費、13節.委託費です。説明欄に印南駅舎改修工事設計管理委託料150万円と15節にはその工事請負費が1,000万円同駅舎の改修工事請負費ということで計上されています。この2つの予算計上について詳細説明を求めます。印南町のいわば玄関口を美しく、来客、出かける人含めて観光振興にもつながることで、大いによいことだと思いますけれども、これらのことについての計画をお聞きしたいと思います。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 68ページ観光費の印南駅舎改修工事請負、また設計監理についてでございます。今現在平成28年度におきましても事務所等を改修しておりますけれども、それに引き続きまして次年度につきましては、主な改修内容につきましては屋根の改修、張りかえ等、また券売コーナーの改修等を予定しているところでございます。 以上でございます。 ○議長 -3番、藤本良昭君- ◆3番(藤本) 3番、藤本です。そこで提案なんですけれども、屋根を中心に改修するということですけれども、我が町は以前、1995年、平成7年に国のふるさと創生ハード事業としてかえる橋をつくっております。また近くにもかえる橋がちょうど見えるところがあります。唯一この印南町のPR材料として、ユニークな町として全国に知れているわけですが、この働きをある程度印南町として果たしているのではないでしょうか。 そこでこの駅舎の玄関にカエルのモニュメントというんですか、ユニークな駅舎にしてはと思いますが、当局のお考えを。また町内には2つの駅がまだございます。これらの改修も引き続き実施されるのか、その計画をお聞きしたいと思います。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 ただいま議員おっしゃるとおり、かえる橋につきましては印南町のシンボルということで、昨年実施しましたトイレ等もかえる橋をイメージしたつくりとなっております。 今回新年度につきましては屋根のふきかえということでございますけれども、モニュメント等でございますけれども、印南、切目駅と稲原駅とは違いまして印南駅につきましてはできるだけかえる橋をイメージしたということで駅舎にできればと考えるところでございます。 以上でございます。 ○議長 ほかに。 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。まず1点目、67ページの5の3の1、13節.委託料ですね。いなみ魅力発信プロジェクトアドバイザー委託料560万円のこの詳細内容についてまず1点目。 2点目が68ページの6の1の1、19節.負担金補助及び交付金、シルバー人材センター補助金300万円の内容ですね。 3点目、同じく68ページの6の1の2の13節.委託料、印南駅舎改修工事設計管理委託料150万円と15節の工事請負費1,000万円の、内容は先ほど課長から屋根と券売コーナーを改修されるというご答弁だったわけなんですけれども、今回の新しい新年度の分についてはまだこれからされることなのであれなんですけれども、今改修されている分について、利用者の方から今駅舎の内装等やられているわけなんですけれども、利用者の方からいろいろと聞かされているわけなんですけれども、次の新しい事業にもそのことを反映してほしいというのか、そういうこともあってちょっとここであれするんですけれども。 ことしは大変寒い日が続いていたわけなんですけれども、利用者の方というのはやっぱり通学に使われる学生さん、交通の便の車を持たれない高齢者の方等が多いわけなんですけれども、大変寒い日が多くて工事中ということなんですけれども、ビニールで囲われたりしているんですけれども、待合には椅子が3つだけで風がすごく吹きすさび、座れないと。それとほこりが大変すごくて椅子も真っ白でということで、業務されている方とか駅舎の事務所の中はもうほこりが大変すごいんだと。中へ入って待ってもらうにしろ、やっぱり中もほこりが大変ひどくて、中にも座ってもらえないんやということなんですけれども、そういうことをかなり何人も言われまして。 仮設のあそこに工事事務所のようなスーパーハウスというのか、ちょっと事務所のようなものを今も置かれていると思うんですけれども、仮設の待合室のようなものが住民目線に立てば必要ではないのかということを言われました。 それと、今も工事中なわけなんですけれども、でき上がったら水道は復旧されるんだろうと思うんですけれども、途中でかなり前から水道は切断されたままで使えないと。それでもらい水というのか、前の印南交通さんへ朝、昼、晩とほこりもえらいんで拭き掃除したりとか、お茶も沸かすのでお茶、それからそういう飲んだ後の茶わん、コーヒーカップとかの洗い物等も何度も行かれるので、大変不便だということを言われました。 やっぱり、後では復旧できるんでしょうけれども、やはりその辺の配慮がもう少しされていないのかなということを、施主は誰であるのかということを私らはかなり言われておりますので、今後のこれからの次の屋根工事やら券売コーナーの改修に当たっては、特に注意を払っていただきたいなと思っております。 あと、その印南交通さんへ毎日顔を合わす人なので、最終的にやはり親しき仲にも礼儀ありで、やはりお礼ぐらいはやっぱり今後もずっと毎日のように顔を合わすので、お礼ぐらいはしたいと思う。そやけど、自分のポケットマネーという話もおかしな話やし、やはり施主さんのほうでその辺はなということもありますので、その辺一度ご配慮をよろしくお願いいたします。一応とりあえず1回目。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 ただいまの質問について、まず1点目、67ページの委託料、いなみ魅力発信プロジェクトアドバイザー委託料についてでございます。これにつきましては、28年度から実施の総務省のアドバイザー事業を利用しました事業でございます。29年度につきましては2年目ということで、主なものとしましては商品開発に係るアドバイザー委託料であったりとか、企画課長の答弁にもあったかと思うんですけれども、鬼の面とかありますけれども、いなみの魅力本作成に係るアドバイザー委託料が主なものでございます。総務省の10分の10の補助を活用して行っているところでございます。 また、2点目のシルバー人材センターの委託料の300万円についてです。 シルバー人材センターの委託料につきましては、通常の委託料につきましてプラスすることに、旧あけぼの保育園にシルバー人材センターにつきましては事務所を持っておったわけなんですけれども、それを閉鎖し、印南駅舎内に事務所を移転すると同時に、印南・切目駅の乗車券類の委託販売業務を委託し、従来の補助と合わせた、印南・切目駅運営委員会補助と合わせた予算計上の300万円でございます。 また、観光費の中の駅舎改修工事につきましては、設計委託150万円、工事改修請負費につきましては1,000万円ということで、説明につきましては先ほど藤本議員のところでもお話したとおりに、屋根の改修であったりとか券売コーナーが主なものと思います。 また、この予算書にはないんですけれども、現在行っている工事につきましてはいろいろ工事中にご迷惑をかけております。また、そういう意見を賜りまして次年度に生かしていければなと考えるところでございます。 また、印南交通のお礼等につきましては、私どもでは関知していないところでございます。 以上でございます。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。一問一答じゃなしにもうこの流れで。 ○議長 同じ課の担当課であるので一緒に。 ◆8番(岡本) それでは67ページの5の3の1の13.委託料、いなみ魅力発信プロジェクトの再質問なんですけれども、28年からされていて商品開発や魅力本のアドバイザーということで。 先般も多分それはそうだと思うんですけれども、地元の地域にアドバイザーと言われる方なのか、来られて、そこの地域でしかない写真とかいうのを探されているんやということなんですけれども、1人で来られているわけなんですけれども、私はそれには何も携わりはなかったわけなんですけれども、ちょっと来てほしいよということで呼び出されて行ったわけなんですけれども、余り町職員さんの方も同席もされていないし、聞くとこれが2回目か何からしいんですけれども、どのようにされたいのか、その辺が余り伝わらないというのか、何か聞いていたら写真があって、それを本にするというようなことのようなんですけれども、最近になって言われて、それで7月までにそういう写真を、うちのあれでは6ページぐらい割り当てられているんだということなんですけれども。 やはり写真というと年間シーズンもありますので、四季もあるので、最近になって言われてもなかなか過去の写真というのは難しいのかなと。その辺についても何か町とその地域とがなかなかキャッチボールできていないというか、それでたまたまだったのかわかりませんけれども、その方が、言い方悪いかもわからんのですけれども、私放し飼いなんですということで、1人で来られていたので、その辺のあれがどうなんかなと。 今全国的に地方創生ということで、コンサルバブルというんですか、がありまして、何かコンサルタントが足りないんやということなんですけれども、その辺について本当に町のあれが伝わらないようなので、その辺もっと密な地域との連携をとっていただければと思っております。 それと、その次の68ページのシルバーの補助金の件なんですけれども、印南駅での切符販売については、聞くところによると今までされていた方が入って売られるんだということのようなんですけれども、何かその辺はまだシルバーの会員になってされるのか、その辺のあれが聞くところによるとなかなかまとまっていない。もうすぐ4月からということになるんやけれども、その辺調整はできているのかということを、私は疑問というか、できるのかなということを心配しております。 あと、住民の方から言われるのは、かどやさんがずっと切目駅と印南駅については運営されてきて、今後シルバーさんに託すんだということなんですけれども、やはり公募されるとか、住民の方にこういうことをやりたいよという人もいっぱいいてるかもわからんので、公募なり、丸々もうけたって、前のかどやさんに年間200万円だったので、丸々もうけても200万円というところかもわかりませんけれども、やはり住民の方にその不透明なというのか、そこでもしそういうことに携わる人も何か自分らで勝手に何かやっているように思われるので、やはり住民の皆さんに公開されて、公募されて、そこで進めていただくといいんですけれども、何か知らん間に決まっていっているようなところがあるので、その辺のことについての見解をお聞きしたいと思います。 事後承諾というのか、決まった中でこうなんやよと言われているような感じなので、その辺についてご答弁いただきたいと思います。 68ページの6の1の2の13のその印南駅舎の件なんですけれども、今後気をつけるよということなんですけれども、先ほど言いましたもらい水しているやつの謝礼も、ほんならもうポケットマネーでしてという話でいいのかと。もう一度そこだけは一度確認しておきます。 ○議長 -企画政策課長- ◎企画政策課長 先ほど産業課長の答弁にもありましたけれども、いなみの魅力本の制作ということで、企画政策課でもかかわってございますので答弁をさせていただきます。 皆さんご承知やと思うんですけれども、町なかでいろいろ大歳神社の赤い鬼のポスターが張られてございます。この28年8月ですけれども、印南を盛り上げていこうよというような呼びかけをしまして、サポーター会議等で今40名ぐらいの実行委員会が組織をされてございます。アドバイザーさんのいろんな企画案を皆さんで協議して、写真のウエブ版への投稿ということで、取り組みを行いながら、毎月1回寄っていろいろ協議をしているということでございます。 町と実行委員会との関係ですけれども、町といたしましては60周年の節目、これはもう町民がみんな参加するような形で盛り上げをしていきたいねというところで、写真のウエブサイト、それと実行委員会として60年を振り返るような本づくりをしていきたいねという流れの中で、今アドバイザーさんが地元に入っておるということでございます。 我々行政の人間が、都度その取材に立ち会う、あるいはヒアリング等に立ち会うというようなことではなくて、そのアドバイザーさん、行政の人間が入ることによって遠慮がちな部分等々もあるかというふうに思ってございましたので、今そういう形で取り組みを進めているということでございます。 当然地域によっていろんな歴史文化がございます。ある地区では住民全員の方々にお声をかけて古い写真を今掘り起こしをしていただいているとか、昔やったいろんな田植え前の行事であったりとか、あるいは地蔵盆の昔はこうだったねというような掘り起こし等々をしていただきながら、この節目の60周年にみんなでつくれるような本づくりに携わっているということでございます。 当然そのことに対して、協力というのはできる範囲でしかできんよというような話もありますので、できるだけ負担のかからないような形で地元に入ってヒアリングをしていただくということで、アドバイザーさんとは協議をしているところでございます。 それともう一点でございますが、印南駅と切目駅の運営委員会、それとシルバー人材センターへの引き継ぎについてでございますが、これも私ども印南駅、切目駅の運営委員会の事務局を担当してございますので、一定経過を申し上げますと、まず印南駅、切目駅の構内の運営委員会さんのほうからもうここ2年、3年ぐらい前からですか、非常にその業務を継続していくことについて非常に課題が大きくなってきたということでございます。 実際は、利益が上がっておらず、その責任者の方がいろんな工面をしながら継続をされてきたということでございます。一定、その運営委員会の判断といたしまして、昨年の12月でございますが、この3月31日をもってある程度線引きをしたいねというようなお話もございました。 我々は産業課長といろいろ受け皿の話を行う中で、長の判断によってシルバー人材センターが新年度からそこの部分を受けていただけるというような調整に入らせていただいて、都度その業者と会を重ねてきているところでございます。 議員がおっしゃるように、何か我々が知らないところで事業が進んでいるんやというようなお話については、私どもは承知をしてございませんし、その組織の中でいろいろ議論をしているということで理解してございますので、何かその責任者であったりとか、あるいはその窓口である方が議員にそんなことをおっしゃっているのであれば、それについては確認をさせていただきたいし我々の経過の中で4月1日からのスタートを切れるということで、私どもは理解してございますので、その点ご理解を願いたいと思います。 以上でございます。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 私のほうからはシルバー人材の駅の管理ということで、ただいま企画課長の答弁があったとおりだと思います。何回か協議を重ねてきた中で、最終的には双方寄った中で4月1日から頑張ろうということでスタートする予定になっております。 それから工事用の水等につきましては、通常工事用の水につきましては工事用の費用の中の諸経費の中で対応するものと考えております。 以上でございます。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 そのアドバイザー、魅力本の件なんですけれども、やはりこれは考え方かもわからんけれども、企画政策課というたら町のあれを進めていくそれが本来の仕事かなと思うので、コンサルにしてしまうと何かそっちばっかりになってしもうて、本来課としてあるわけなんで、その辺をもっと生かしていただきたいなという思いがあります。 それと次のシルバーのあれについては、それでは産業課長、ほんならシルバーの中では券売することについてはもう話はまとまっていて、ちゃんとできているんやよということで理解していいわけですよね。 それともらい水の件については、それは業者の対応されることだと。それで水道についても切断した分については業者が仮設をつくるなり、復旧を工事期間にはするものであって、町は関係ないんだ、施主さんはノータッチやよということでよろしいわけですね。これ最後になるんですけれども。 それと、今度その駅業務を、印南、切目駅については無人駅をなくしたいという、稲原はもう無人駅なわけなんですけれども、印南、切目駅については無人駅をなくしたいという思いがあると聞いておるわけなんですけれども、今後これを維持するためにはどのようにしていったらいいのか、その辺最後に、どのようにして続けていったらいいのか、その辺についての改修もするわけなんで。そのために改修もしていくと思うので、その辺についての考えを最後お聞かせ願いたいと思います。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 ただいま工事中の水道のパイプとかの工事につきまして、町が一切関係ないというのではございません。当然施主であります印南町の指導のもと対応していただいているということで、工事中の費用の中に入っているということでございます。 また、今後の駅の運営につきましては、今回かどやさんのほうからシルバーにかわるということで、1年目でございます。当分の間はやはり印南駅、切目駅につきましては無人駅をやっぱりなくそう。当分進めていきたいという思いから、今回シルバー人材センターで管理をしていただくということで、話がまとまったところでございますので、今のところ続けていくということで思っております。 以上でございます。 ◆8番(岡本) どのようにして続けていく。ただ続ける、漠然とじゃなくて。 ◎産業課長 特にはあれですけれども、やはり券売コーナーのかなり赤字部分もございます。その中につきましては例えば券売の手数料等もございます。そのあたりをやはり町を挙げて協力また努力、シルバー人材センターへはそれに対しての努力を行うと。そしてできるだけ健全な運営をしていただきたいということで、シルバーとは協議しております。 以上でございます。 ○議長 ほかにありませんか。 -7番、村上誠八君- ◆7番(村上) 7番、村上誠八です。1点だけ66ページ、水産業費であります。まず水産振興費として振興対策事業補助ということで1,000万円が挙がっています。それから2番目、漁港建設費。漁港建設費では印南漁港機能保全計画作成委託料、それから3つ目、漁港維持費で海岸保全施設長寿命化修繕調査業務委託料と、3つの事業が出されております。いずれも1,000万円以上の補助費であります。 まずこの調査に関してですけれども、近年農業もそうですけれども、漁業関係も大変衰退をしてきております。そして漁業者が高齢化している。さらに後継者も少なくなってきて、さらに漁獲量も衰退してきていると、こういう悪条件が大変重なってきてあります。そのためにこれを調査して、今後の活性化につなげていきたいという思いでこういう事業費はついたんだと思いますけれども、この事業の内容について3点お願いします。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 私のほうからは66ページ、印南町漁業振興対策事業補助金1,000万円について説明させていただきます。 この事業につきましては新規事業ではございません。来年度からは4年目ということで議員おっしゃるとおりやはり漁業の衰退また高齢者、後継者不足等による対策として3年前から実施しているものでございます。 内容につきましては、漁船対策の保険対策であったりとか、また稚貝の放流、稚魚の放流、また磯場清掃等磯場の維持とそれに対する補助、また新規事業、何か新しい事業を起こしていただきたいために事業に対する補助として計上させていただいているものでございます。 以上でございます。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 私のほうからは、漁港建設費のところの委託費の印南漁港機能保全計画作成委託料のところと、13節の続いての漁港維持費のところの海岸保全施設長寿命化修繕調査業務委託のところの説明をさせていただきます。 その前段となる漁獲高であるとか後継者のことにつきましては、後ほどまた産業課長のほうから答弁あるかと思いますけれども、この調査の内容につきましては、先ほどの榎本議員との答えと重複するところもあるかと思いますけれども、印南漁港につきましての泊地、漁船の停泊するところを泊地と呼びますけれども、この泊地のところの、例えば深浅、深さがどのぐらいあるのかとか、施設的に長寿命化を図っていけるのかといった印南漁港、それから一部光川のところにある泊地もあるんですけれども、ここら辺の機能の保全計画の作成を行う。この計画がなければ国費等にノミネートする資格もないということになっていますので、こういう調査を実施するというものでございます。 漁港維持費のところにある海岸保全施設長寿命化修繕調査業務とさせていただいている1,700万円のものでございますけれども、昨年度は印南漁港海岸ということでやらせていただきましたが、引き続き平成29年度におきましては切目漁港海岸ということで、この海岸の施設ということの中での長寿命化が図れないかという、これも調査業務になっております。 具体的には、切目漁港に関連するところの防波堤であるとか、防潮堤であるとか、そういったところの14カ所ほどあるんですけれども、こういったところの調査を行う。海上調査であるとか先ほど申しました潜水調査であるとか、コンクリートの劣化調査等を行うということでございます。 以上でございます。 ○議長 よろしいか。 ここで暫時休憩いたします。ただいま12時ちょうどです。1時から再開いたします。 △休憩 12時00分 △再開 12時58分 ○議長 議事日程の終わりに中島議員から質疑での一部発言を取り消したいとの申し出がありましたので、これを審議してよろしいかをお伺いします。 お諮りします。一般会計予算審議の中で「●●●●」との発言を取り消すことにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 よって、申し出のとおり発言を取り消すことに決定いたしました。 ただいまから、議事日程に従いまして議事を進めてまいります。 次に、69ページの歳出7款.土木費から、77ページ、8款.消防費までの質疑を行います。 -3番、藤本良昭君-
    ◆3番(藤本) 3番、藤本です。私から2点についてお伺いします。 まず1点目は、73ページの4款.砂防費、19節に負担金補助及び交付金353万8,000円。これは急傾斜地崩壊対策事業負担金ということで説明欄に書いておられますが、これはどこで実施される事業か。また、事業費はどれぐらいなのか。それとあわせて、この長い間この事業について取り組んでこられていますけれども、現在、要望が出ている箇所はどのぐらいあるか。防災対策が喫緊の課題である中で、いわゆる一日も早く要望が出ているところ、早く取り組んでいただきたいと思いますが、予算の都合でこういうことにスローなテンポで進められている。このことについてもちょっと遺憾に思いますけれども、その点いかがでしょうか、お伺いします。 次に、75ページの2目.地籍調査事業費、13節.委託料1億5,036万1,000円。今年度はこの予算でどの地域を実施予定か具体的に説明を求めます。 また、本事業は全体的にどの段階にあるのか、進捗率、あるいは完了年度、いつになるのかお聞きします。お願いします。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 73ページのところの1点目です。4項.砂防費のところの急傾斜地の崩壊対策事業負担金353万8,000円の状況について、ということだと思いますけれども、これにつきましては、現在この事業の予定しているところでございます。これは小規模土砂災害対策事業というのがこれ通称小がけと言われている事業です。この事業、県の単独事業ですけれども、これにつきましては、樮川の神里地区、それから印南原の東谷地区でそれぞれ実施されております。 それから、国庫補助の対象となるところの急傾斜地崩壊対策事業ですけれども、これにつきましては、大白河地区、それから樮川地区、島田地区でそれぞれ実施されておりまして、平成29年度の当初の事業費の見込みといたしまして、総額で1億1,150万円という事業費の見込みが県から示されてございまして、これに係る負担金ということで小規模の県単事業につきましては受益者負担が10%となってございます。それから、国庫補助のほうにつきましては、2.5%から5%の範囲ということになってございまして、これらの負担金というものを町で集めまして納めるということになってございまして。総額で負担金が353万7,000円ということでございます。このペースで要望を全て消化できるのかという先生のご質問であったかと思いますけれども、これにつきましては、県単の小規模の対策事業につきましては1軒からでも対応が可能というようなことから、現在要望は23件来てございます。ただ、県の採択が大体年間1件かもしくは2件程度ということでございますので、なかなかこの23件要望が解決しない状況であることは確かでございます。 それと国費の関連するところでございますけれども、これにつきましては5戸以上がまとまっていなければならない。また、高さが5メーター以上で角度が30度以上というような条件が当然出てきます。こういった条件というのもありますので、この国費の採択のところに係る要望というのはどの地区からも今のところはございません。 続きまして、地籍調査事業の具体的な地籍調査の委託のところですね。このところはどこを予定しているのか、またこの調査の進捗状況とはどうなのかというご質問だったと思われますけれども、これにつきましては平成29年度予算で5地区を予定しております。樮川地区の一部、それから西ノ地地区の一部、それから明神川地区の一部、美里地区の一部、羽六地区の一部、合計4,446筆、調査面積4.78k㎡を予定しているところでございます。進捗状況ですけれども、平成28年度の一筆地調査済みのところで申し上げますと、現在45.5k㎡が実施済みとなってございます。調査対象面積が107.59k㎡ということでございますので、一筆地調査の完了につきましては現在進捗率43%となってございます。 以上でございます。 ○議長 -3番、藤本良昭君- ◆3番(藤本) ただいま建設課長から詳細いただきましたけれども、この小規模のほうはまず急傾斜地の崩壊対策事業については23件も残っているということで、1年に1回しか認められ、また事業採択ができないとなれば、これより23年間かかるということなんで、これについてはちょっと問題があるかなと思います。これについて、何らかの方法というんですか、もう仕方ないんやということなのか、それとも何らかの別の方法で事業は取り組んでいきたいんやという考えを持っておられないのか、そこらの点についてお聞きしたいと思います。それが砂防費の項目でございます。 続いて、この地籍調査でございますけれども、特に公共事業等実施する場合、この地籍調査というのはどうしても必要不可欠というよりか、これをすることによって前へどんどんと進めるわけでございまして、特に今報告のありました4地区ですか、その中に樮川地域がございます。これについては一部ということでございますけれども、いわゆる印南田辺線ですかね、この県道30号線、樮川から南側に抜ける道、これについては本当に狭小で一部こういう工事的なことで進められておりますけれども、特にここら早くやっておく必要があるんじゃないかなと思いますけれども、この2点について再質問させていただきますが、いかがでしょうか。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 県単独の小規模の事業の件です。これにつきましては、1町だけで要望してもなかなか難しいかなというふうに考えています。したがいまして、町村会であるとか、また県の議長会等を通じて知事にも要望を行っていただいているというところでございます。そういった成果がいつでるのかというのは確約はできませんけれども、粘り強い要望活動の中でこういったスピードも上がってくるのかなというところで期待を寄せているところであります。 それと、地籍調査のところでございます。きのうの榎本議員の質問にもありましたけれども、こんなスピードで目的達成まで平成16年度から始めて36年度までの20年間でやり上げるという計画を立てておりますけれども、大丈夫なのかという質問もいただきました。毎年大きく要望をしながら最終的に国庫、県の負担金が得られないというような状況の中でございます。従いまして、今年度につきましては、国土調査法に基づく国庫補助金ではなくて、今回社会資本整備総合交付金の防災安全交付金、その中にもまた社会資本整備の円滑化地籍調査事業というのがありまして、こちらのほうに予算がつきやすいという情報も得ていますので、こういった事業も活用しながら何とか事業のほうを推進していきたいなということでございまして。今回の事業費につきましても3,858万円の対前年度比の増額となってございます。そういった事業費といいますか、国県の負担金のつき具合によりまして、また樮川地区の、先生心配されている地区の事業推進ということも同時に進んでいくのかなというふうに期待を寄せているところでございます。 以上です。 ○議長 ほかにありませんか。 -4番、榎本一平君- ◆4番(榎本) 74ページの2目の住宅改善事業費で13節、15節に関連してですけれども、第4期の住宅の工事は完了していると思います。それで、今後は第5期の工事計画についてというところは、具体的に何軒のつくりかえるための予算なのかということです。 それから、あけぼのふれあいセンターの撤去するための費用ということで3,500万円が計上されておるわけですけれども、今まではシルバー人材センターの皆さん方が集まる拠点になっておりました。ほかには若いお母さん方の子どもさんらが集まって交流をする場にもなっていたんですけれども、撤去ということになりますと建物がなくなってしまいますので、こういう活用されている方々の団体の皆さん方の拠点の場がなくなるということでいえば、そのかわりにこういうところを使ってほしいよということで、そこら辺はこの活用している諸団体の皆さん方とは打ち合わせはできているんでしょうか。もうそれだけです。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 わたしのほうからまず上道改良住宅の第5期の建築する場所等のお尋ねでございます。こちらにつきましては、平成26年の当時に上道改良住宅建てかえ事業計画という冊子をお渡しさせていただきまして、皆様先生方に事業の内容について説明させていただいた、そのときの資料あるかと思いますけれども、その資料でいいますとAゾーンというゾーンになります。また、あけぼのふれあいセンターというところとこの2カ所のところにそれぞれ8戸ずつの合計16戸を建築する予定で現在国に対し、県に対し、要望を行い、推進しているところであります。 以上です。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 あけぼのふれあいセンターの管理につきましては、私どもは所管しておりますので、使用されている子育てサークルの方への対応と今後の対応という状況についてご説明いたします。 今現在、2つのサークルの方々が利用されているというふうには私のほうでは把握しております。解体の時期等についてははっきりした状況ではないので、その辺の移行作業についてのサークルの方々へ私どもから直接に今段階的に話をする段階ではないかというふうには考えます。ただ、受け皿としてでございますけれども、切目社会教育センター、それと印南交流センターがございます。そこへあとの施設利用の受け皿として私どもでは考えているところでございます。解体撤去のスケジュール等が私どもで把握できた段階で教育委員会の協力を得ながら子育てサークルの代表の方々に対して説明をさせていただきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 ただいまの質問の中でシルバー人材センターについてでございますけれども、先ほどからの答弁でもさせていただきましたけれども、シルバー人材センターにつきましては、今現在駅舎の改修を行っています。その中でそこの事務室を含めた改修をやっている中へ移っていただくということで合意を得ているところでございます。 以上です。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。77ページです。8の1の2の19節.負担金補助及び交付金で消防団互助会補助金267万2,000円の件なんですけれども、これ昨年22万2,000円だったんですけれども、10倍からになっているんですけれども、この詳細についてご説明いただけますか。 ○議長 -総務課長-総務課長 消防団の互助会の補助金でございますけれども、平成29年度につきましては消防団の幹部の方の県外研修を予定してございます。県外研修の場所等につきましては、東日本の震災の被害を受けたところという中で、石巻または気仙沼等へ行って同じ消防団活動している仲間といいますか、そういう中でその当時の活動、また今の現状というふうな視察研修を行うという予定でございます。 以上です。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 それは大変結構な話かなと思うわけなんですけれども、これ幹部の方全員一緒に一斉に行かれるということで、町内における残った方というか、その辺については総務課危機管理としてはどのように捉えてるのか、その辺についてだけご見解お聞かせください。 ○議長 -総務課長-総務課長 その点につきましては、以前消防団の幹部研修を県外研修等行かれる場合等につきましては、2班に分けていくという方法もとったときがあったそうでございます。ただ、今回の場合につきまして、いろいろ種々本部のお役人とも検討したんですけれども、一回でそろって行って同じ場所の視察を行う、それしか効率的でいいというふうなご意見がございました。その中で予定しているのが、本部のお役人の3名と分団長、副分団長ということでございます。消防団員としては18名を予定してございます。ただ、行く時期、日にち等によっては欠席の方も出ろうかということも消防団の団長さんのお話がございました。また、全員が行かれた後につきましても、その他の幹部、役職の方で対応をできるというふうなこと等の協議の結果1回で行こうということでございます。危機管理の担当の者としても、その点についてはその研修に行かれている間につきましては、他の消防団と連携を密にして対応していきたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長 ほかに。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 次に、78ページから94ページまでの歳出9款.教育費についてを質疑を行います。 ○議長 -5番、藤薮利広君- ◆5番(藤薮) 5番、藤薮です。 81ページ。学校管理費の中の7節の給食調理員賃金の下に代行者賃金とございますけれども、これは何名の方がこの代行者となられているんでしょうか。まずそこだけ先にお願いします。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 ただいまのご質問です。小学校の学校管理費の代行者賃金というところでございます。これにつきましては、各校区に1名ないし2名を代行者として計上しているものでございます。 ○議長 -5番、藤薮利広君- ◆5番(藤薮) 5番、藤薮です。 各校から1名ないし2名ということなんですけれども、この方々の健康管理はどのようにされているんでしょうか。常時働かれている方は健康管理の健診等やられているとは思うんですけれども、この1名、2名の方についてはどのような管理をされているんでしょうか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 ただいま健康管理ということでございます。常時勤めておられる方については毎月決まった形の中で2回、あるいは季節に応じた中で特に冬場ですけれども、ノロウイルスの検査であったりとか、定期的に実施してございます。 また、この代行者賃金につきましては、代行の方につきましては特に今までやっていただいていた方が、給食調理員ですね、調理員をしていた方にお願いをしているところが多いです。その中で、特に健康という部分については、検査等については特段はないんですけれども、その中でも日ごろの従事していたときの健康管理への姿勢とかそういうところの中で代行者を選んでございますので、現在としては特に検便をしたりとかそういうのは適用してございません。 以上です。 ○議長 -5番、藤薮利広君- ◆5番(藤薮) 5番、藤薮です。 特に検便等はしていないということなんですけれども、やはり給食を扱う以上、この前も御坊市の件もございますし、タイムリーな話になると思うんですけれども、やはり子どもたちの給食、大切な給食なんで、急に給食調理員の方が休んで代行になるかと思うんですけれども、やはり何らかのことを考えていないと、そこでもし出たときには問題になるんじゃないかと思いますけれども、いかがですか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 健康管理につきましては、日々自己責任の中でかなり姿勢を問われるところでございます。常時働いている方につきましても同じくです。例えばノロウイルスの検査をした、あるいは検便を検査する、明日の日には検査は上がってこないんですね。だから、少なくとも3日、4日、あるいは1週間かかったりしています。その中でも、自分が調子悪かったら明日どうなんですかというような問いかけをしているところであります。だから、そういう意味でおきましても、まずは個人の業務に対する姿勢であったりとか、健康管理への注意、留意というのがまず第一かなというふうに考えてございます。先生のご指摘の代行者への検便等、あるいは検診につきましても、今後の検討課題とさせていただきます。 以上です。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 81ページの9の2の1、4節.共済費、給食調理員の232万円と学習支援員保険料128万5,000円、これ今年度から処遇改善される保険料かなと思うわけなんですけれども、その辺詳細とこれ何名分の保険料かということと、2点目がですね。同じく81ページの9の2の1、7節.賃金で学習支援員賃金ということで932万8,000円ということで、これ新規なわけなんですけれども、これ何名、これ町単かなと思うんで何名を雇用されるのか。 3点目です。91ページの9の4の3の11節.需用費で、修繕費として143万5,000円が計上されているわけなんですけれども、昨年末から若もの広場のグラウンドのちょうど中央あたりになるんか、ちょっと岩の出たところがあったので改修していただいてかなりよくなってはいるんですけれども、これはいろいろとちょくちょく耳にするんですけれども、大学の合宿とかの誘致とかでそういうときに使われる類の全面改修の費用ではないんかとか、その辺について、詳細についてお聞かせ願いたいと思います。 次、92ページの9の5の3の14節.使用料及び賃借料、町民プール敷地借上料として339万2,000円が計上されているわけなんですけれども、これ昨年は329万7,000円、昨年よりも少しですけれども、上がっているわけなんですけれども、昨年のこの決算でもかなりこのことについては議論された中で値上がりしている根拠をお聞かせ願いたいのと、一緒に体育センターの西側駐車場借上料が120万円と昨年が185万円だったやつがかなり60万円ですか、減額されているんですけれども、そのことについて詳細の説明ご答弁いただけますか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 それではまず81ページの小学校の学校管理費の中で4節の共済費でございます。給食調理員の社会保険料、また学習支援員の社会保険料として提示させていただいてございます。何名分か申し上げますと、給食調理員につきましては小学校4校ございます。その中で、印南小学校2名、ほか1名ということで5名の分です。また、学習支援員社会保険料、これにつきましては、先ほども7節に出てきますけれども、5支援員の賃金と合わせまして、これとセットでございますが5.5人ですね、5人分の社会保険料ということになってございます。 すみません。それから先ほど戻りますけれども、共済費の給食調理員の社会保険料につきましては、従前では昨年は138万7,000円の計上をしてございました。この分につきましては、臨時任用職員としまして用務員を兼ねた調理員さんがございます。その方の4名分も合わせて今回の5名分の日額調理員の社会保険料合わせまして232万円ということでございます。 それから、81ページですか。7節の賃金の学習支援賃金932万8,000円ですかね。この分につきましては、小学校へ入る5人分、それから非常勤の講師のと、残り足らず分ということの中で、5.5人分ということになります。この分につきましては昨年度は当初予算の中では計上してございませんでした。この分につきましては昨年は地方創生の関係でその予算措置をしていますので、この項にはあらわれてございませんでした。 それから、91ページでございます。3目の体育施設費で11節需用費の修繕費143万5,000円の内容ということであります。この分につきましては、町立運動場の修繕であります。島田グラウンドのフェンスあるいは古井グラウンドのベンチあるいはグラウンド、それから武道館の浄化槽の修繕とかといったことで、日常管理も含めまして、この143万5,000円という計上でございます。 なお、若もの広場につきましては日常の管理として維持管理としては通常のとおり入ってございます。 それから、1枚おめくりいただきまして、92ページでございます。13節.委託料の町民プールの管理業務委託料でございます。すみません、14節ですか。すみません。使用料及び賃借料でございます。町民プールの敷地借上料でございますが、今年度予算としまして339万2,000円計上してございます。昨年度より若干10万近くは上がってございます。これにつきましては、貸していただいている方との話の中でございますけれども、現在平米数が1,570平米賃借してございます。その中で1平米が今回180円ということで、前回は175円という単価の中でやってございます。この内容につきましては、当時平成7年の土地の契約の中ではそれぞれ物価上昇であったりとか、あるいは税の負担軽減、負担上昇ですか、あるいは当時の農協の敷地あります、その敷地の上昇を基本にしながら、単価を決めているというふうな形に契約をされてございます。この中ででもその契約の中で物価が上がってきているぞということで、今回の予算措置をしてございます。しかしながら、この契約が平成32年6月30日で切れることになります。その中でも強くこの値段交渉についてはしていっているところであります。 それから、その下の体育センターの西側駐車場の用地借上料ですか、これにつきましては今回は120万円ということの中で、土地を貸していただいている2名の所有者の方々にはご理解をいただいた中で安くしていただいたということでございます。 以上です。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。81ページの9の2の1の4節.共済費の件では理解できるんですけれども、処遇改善という意味ではこことちょっとあれかもわからんのですけれども、従事されている方から交通費は出ないのかということはちょくちょく言われるんですけれども、これ今3年以上務めると300円の上乗せがあるとかいう話も聞いているんですけれども、これは6年たっても9年たっても300円が目一杯いうこともあるんかと思いますけれども、その辺について交通費の支援はできないのか。その辺まずそれ1点と、続きまして、92ページの9の5の3の使用料及び賃借料の町民プールの件なんですけれども、昨年の決算審査の中ででもかなりこれは議員全員一致というんですか、以前からいっこも変わっていないということで、かなり議論もされたところであるわけなんですけれども、課長の答弁で最近の物価上昇からしてこういうことになったという説明だったわけなんですけれども、ちなみに面積の1,570㎡ということなんですけれども、島田運動場の駐車場の借り上げについては5万円の支出をしているわけなんですけれども、距離的に少し一緒ということにはいかないかと思うんですけれども、その辺の整合性がとれるのか、固定資産の評価等でどんなようなもんなのか、その辺説明できるものがあるのかご答弁いただきたいと思います。それと、その下の体育センターの駐車場については60万円の減額をされているということは、これは交渉された結果のたまものかなと思うわけなんですけれども、こういうことを参考にされてこの町民プールについても例にされて交渉していただければなと思うわけなんですけれども、契約年数もあと32年6月までともう少し迫っているというところもあるんですけれども、そのことについてご答弁いただけますか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 それでは、1点目の81ページの調理員さんの待遇ということでございます。調理員さんの待遇につきましては、先生ご指摘のとおり、3年勤務して、その姿勢にもよるんですけれども、よければ日額で300円上がるというような措置を講じてございます。例えば、20日働きますと月に6,000円増ということで決して悪くないというふうには思ってございます。それは業務の責任を持って、その姿勢に応じて上げたということでございます。処遇改善は図っているところであります。今回も社会保険料につきましては、かねてからそういう声が上がっておりました。そういうことの中で、町としてもこの社会保険料をかけようではないかという話であります。このことにつきましては日ごろの態度、あるいは調理に対する姿勢、責任、そういうことにかなりファイトを感じるということの中での待遇でございます。交通費でございますけれども、日額あるいはそれぞれにつきましてはできる限り地元でというようなことでも考えてございます。そういう意味で今後の対応については考えていきたい。 それから、町民プールでございますけれども、決算審査の中でもかなりご意見いただいたところです。その中ででも、契約の中身は基本的に税を考慮しながらという契約は入っていない、というようなことを所有者の方とも話をされるわけでございます。税の上昇とか評価額について入っていないというようなことを申されているわけでございます。その中ででも、教育課としましては平成32年6月30日、あと3回の夏を超えたら終わります。その中で防災のことを考えても、あるいは3年で切れるということも考えましても、高台移転も含めて、強く望んでいきたいというように考えてございます。また、先ほど西側駐車場の値段もございました、そのバランスも把握してございます。その中で交渉をしてまいりたいと考えてございます。 以上です。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。その町民プールのことだけ最後に確認をするわけなんですけれども、32年6月で契約切れるわけなんですけれども、契約内容私らは見たらわかるんかもわかりませんけれども、最終的にそこでぴたと終わるわけで、あと解体撤去更地等にもうされるのか、その辺、その場合にどれぐらいの撤去費用が要るのか。今から段取りをされているのかどうか、その辺について最後なんで明快な答弁で終わりたいと思います。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 教育課としましては、今例えば社教センター、保健センターもございます。武道館もございます。その中で、前の駐車場から全て借りているわけなんでございますけれども、非常に立地条件的には場所的にはいいんかなというふうには考えてございます。その中でもやはり土地の借上料等につきましては、かなり財政負担もございます。強く去年からも所有者とは交渉してまいってございます。その姿勢を崩さないということころの中で、今後も続けていきたいと考えてございます。あと、これを更地にして返すか、あるいはどうするかの件につきましては、今後の交渉次第ということでございます。 以上でございます。 ○議長 ほかに。 -4番、榎本一平君- ◆4番(榎本) 80ページなんですけれども、79から80にかけてまたぐんですけれども、3目の教育諸費、20節の扶助費のところに入学準備金ということで53万4,000円のこれは前年度に比べて増額計上になっております。それで文献などを読んでみますとこの2017年度から要保護の世帯への支給の基準がそのものが変わったんだということでちょっと本で読んだんですけれども、そこら辺の割合が変わったというんだったと思うんですけれども、そこの辺わかったら答弁いただきたいと思うんですけれども、それだけです。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 要保護、準要保護の関係で、今回20節の扶助費が上がっているということでございます。その単価でございますけれども、先生ご指摘のとおりこの新しい年度から上がることになってございます。内容的には新入学児童生徒用の新入学準備費、これが唯一上がっているところでございます。小学校につきましては、今までは2万470円だったんですけれども、2倍になりまして4万940円になってございます。また、中学部においても同じく2倍になってございまして4万7,100円になってございます。このことで新入学への準備金としてはかなり優遇されたということでございます。こちらに予算措置させていただいているのも、入学準備金と学用品の半額をここに込めて予算措置してございます。 以上でございます。 ○議長 質疑を終わります。 次に、94ページの歳出10款.災害復旧費から111ページの一般会計予算書の最後までの質疑を行います。 ◆議員 「ありません。」 ○議長 質疑を終わります。 最後に歳入歳出全般にわたり質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 以上をもって印南町一般会計予算についての質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより、「議案第21号 平成29年度印南町一般会計予算について」を採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 ここで、暫時休憩いたします。 △休憩 13時41分 △再開 13時51分 ○議長 ただいま1時50分です。 休憩前に引き続き議案審議を続けます。 日程第3、「議案第22号 平成29年度印南町国民健康保険事業特別会計予算について」を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 それでは、議案第22号でございます。平成29年度印南町国民健康保険事業特別会計予算。 平成29年度印南町国民健康保険事業特別会計予算は、次に定めるところによるでございます。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ16億2,530万7,000円と定めるものでございます。2項として、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」によるでございます。 第2条(一時借入金)として、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は1億4,000万円と定めるものでございます。 第3条(歳出予算の流用)でございます。地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 第1号といたしまして、各項に計上した経費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用でございます。 予算の概要についてご説明いたします。 まず歳入でございますが、国民健康保険税及び国庫支出金につきましては、昨年と比較し増額計上となっております。国保税につきましては、当初より年度中の留保財源を含む最大限の税収を見込んだ予算計上となっています。また、国庫支出金は、保険給付費の増加による療養給付費等負担金の増加及び国保広域化へのシステム改修等に係る補助金の増額計上が主なものでございます。県支出金及び共同事業交付金につきましては、昨年度に比べ減額の計上となっています。一般会計繰入金については、今年度、福祉医療波及分として財源補填を再検証し、500万円の増額計上を行っております。 次に、歳出でございますが、保険給付費が昨年度と比べ増額となっております。これは、昨年度までの給付実績から試算したもので、約1,400万円の増加となっています。平成29年度当初における予算規模としては、昨年度と比較して1,189万1,000円の増額となるものでございます。 それでは、2ページでございます。「第1表 歳入歳出予算」、歳入でございます。 1款.国民健康保険税、1項.国民健康保険税につきましては3億1,170万3,000円の計上でございます。 2款の使用料及び手数料、1項の手数料につきましては8万円の計上でございます。 続いて、3款.国庫支出金、1項.国庫負担金におきましては2億7,244万6,000円、2項の国庫補助金につきましては9,743万円の計上でございます。 続きまして、4款の県支出金、1項の県負担金につきましては1,142万3,000円、2項の県補助金につきましては8,513万5,000円の計上となるものでございます。 続いて、5款の療養給付費等交付金、1項の療養給付費等交付金につきましては4,388万3,000円。 続いて、6款の前期高齢者交付金、1項の前期高齢者交付金につきましては2億5,300万円の計上となるものでございます。 続いて、7款の共同事業交付金、3ページでございます。 1項の共同事業交付金につきましては4億2,967万4,000円を計上するものでございます。 続きまして、8款の財産収入、1項の財産運用収入につきましては科目どり予算の1,000円の計上でございます。 続いて、9款の繰入金、1項の一般会計繰入金におきましては1億2,047万円を計上するものでございます。 10款の繰越金、1項の繰越金は1,000円を計上するものでございます。 続きまして、11款の諸収入、1項の延滞金及び過料につきましては5万2,000円、2項の預金利子につきましては1,000円、3項の雑入につきましては8,000円の計上でございます。 歳入合計を16億2,530万7,000円とするものでございます。 続きまして、4ページでございます。 歳出でございます。 1款.総務費、1項.総務管理費につきましては1,155万6,000円、2項の徴税費につきましては619万9,000円、3項の運営協議会費につきましては15万1,000円の計上でございます。 続きまして、2款の保険給付費、1項の療養諸費につきましては7億8,535万9,000円、2項の高額療養費につきましては1億630万1,000円の計上です。3項の出産育児諸費につきましては714万円、4項の葬祭諸費につきましては60万円の計上です。 続いて、3款の老人保健拠出金、1項の老人保健拠出金につきましては3万円の計上です。 4款の介護納付金、1項の介護納付金につきましては7,796万9,000円。 続いて、5款の後期高齢者等支援金、1項の後期高齢者等支援金につきましては1億8,051万8,000円を計上するものでございます。 続きまして、6款の前期高齢者交付金拠出金でございます。 5ページ、1項の前期高齢者交付金拠出金につきましては64万8,000円を計上するものでございます。 続きまして、7款の共同事業拠出金、1項の共同事業拠出金につきましては4億2,967万9,000円。 8款の保健事業費、1項の保健事業費につきましては900万1,000円を計上するものでございます。続きまして、2項.特定健康診査等事業費につきましては726万2,000円。 続いて、9款の公債費、1項の公債費は10万円の計上です。 続いて、10款の諸支出金、1項の償還金及び還付加算金につきましては100万2,000円を計上するものでございます。 11款.基金積立金、1項の基金積立金は1,000円。 12款の予備費、1項の予備費といたしましては179万1,000円。 歳出合計を16億2,530万7,000円とするものでございます。 続きまして、6ページでございます。 歳入歳出予算事項別明細書、1の総括、これにつきましては説明を省略いたします。 次に、8ページ、歳入の詳細でございます。 8ページ、事項別明細書の2の歳入でございます。 1款.1項.1目の一般被保険者国民健康保険税につきましては、本年度3億530万円を計上するものでございます。昨年度と比較しまして710万円の増収を見込むものでございます。2目の退職被保険者等国民健康保険税におきましては640万3,000円。昨年と比較して80万円の減収見込みでございます。 続きまして、9ページでございます。 2款.1項.1目の督促手数料につきましては8万円の計上でございます。 3款.1項.1目の療養給付費等負担金につきましては、本年度2億6,102万3,000円の計上です。昨年と比べまして448万円の増収を見込むものでございます。これにつきましては、本年度、保険給付費の増加見込み等による増額計上となるものでございます。2目の高額医療費共同事業負担金971万6,000円、3目の特定健康診査等負担金につきましては170万7,000円を計上するものでございます。 続きまして、2項.1目の財政調整交付金につきましては、本年度9,613万4,000円、昨年と比べまして267万円の減収見込みとなるものでございます。当初予算計上の段階におきまして、保険給付費以外の算定係数の減額見込みによるものでございます。 続きまして、10ページでございます。 5目の国民健康保険制度関係業務準備事業費補助金でございます。本年度は129万6,000円を計上するものでございます。平成30年度からの国保の広域化へのシステム改修費用の国庫補助金の計上でございます。補助率につきましては、基準額に対し10分の10、100%を補助されるものでございます。 続きまして、4款.1項.1目の高額医療共同事業負担金につきましては971万6,000円、2目の特定健康診査等負担金につきましては170万7,000円の計上となるものでございます。 2項の1目、財政対策補助金につきましては147万6,000円。2目の財政調整交付金につきましては8,365万9,000円。これにつきましては、昨年と比べて249万5,000円が減額となるものでございます。国庫補助財政調整交付金と同様に算定係数等の減額見込みによるものでございます。 続きまして、5款.1項.1目の療養給付費等交付金でございます。4,388万3,000円を本年度見込むものでございます。昨年と比べて152万4,000円の増額でございます。これにつきましては、保険給付費が増加見込みであるというようなことでございますので、今年度相対する歳入科目も増収を図るということでございます。 続きまして、11ページでございます。 6款.1項.1目の前期高齢者交付金につきましては2億5,300万円の計上でございます。 7款.1項.1目の共同事業交付金につきましては3,886万5,000円、2目の保険財政共同安定化事業交付金につきましては、本年度3億9,080万9,000円を計上するものでございます。これにつきましては、昨年と比べまして612万4,000円が減収見込みとなるものでございます。歳出科目である拠出金の減額に伴い、交付金が減額となるものでございます。 続きまして、8款.1項.1目の財産運用収入は1,000円の科目どり予算の計上となるものでございます。 続いて、9款.1項.1目.一般会計繰入金におきましては、本年度1億2,047万円を計上するものございます。昨年と比べまして809万5,000円増収を図るものでございます。これにつきましては、冒頭もご説明させていただきました福祉医療波及分が増額の主なものでございます。今回、平成24年度から28年度までの重度身体障害者医療費に係る調整交付金の対象外の医療費の70%を波及分として算定を見直したところ、1会計年度において約1,000万円の国保会計が影響を受けるというようなことが検証されました。したがって、今回、昨年と比べて500万円の増収を図ったものでございます。 続きまして、12ページでございます。 10款.1項.1目の繰越金につきましては1,000円。 11款.1項.1目の一般被保険者延滞金につきましては5万円、2目の退職被保険者等延滞金につきましても1,000円、3目の過料につきましても1,000円の計上でございます。 続いて、2項.1目.預金利子につきましても1,000円。 続いて、13ページ、3項.1目.滞納処分費、2目の違約金及び延納利息、3目の一般被保険者第三者納付金、4目の退職被保険者等第三者納付金、5目の一般被保険者返納金、6目の退職被保険者等返納金につきましては、いずれも1,000円の科目どり予算の計上となるものでございます。7目の雑入につきましては、本年度、昨年と同様の2,000円を計上するものでございます。 続きまして、14ページ、事項別明細書、3の歳出でございます。 1款.1項.1目の一般管理費におきましては、1,050万8,000円の計上でございます。昨年と比べて249万5,000円の増額でございます。広域化等への電算システムの改修費用の増額、13節の委託料の中で129万6,000円を計上するものが大きな増額の要因でございます。続きまして、2目の連合会負担金につきましては104万8,000円の計上でございます。 15ページ、2項.1目の賦課徴収費におきましては619万9,000円、昨年と比べて123万7,000円の増額でございますけれども、これにつきましては、職員の人事異動に伴う人件費の増額が主なものでございます。 続きまして、3項.1目の運営協議会費につきましては15万1,000円の昨年と同額計上となるものでございます。 16ページでございます。 2款の保険給付費でございますが、この予算額の算定につきましては、過去3年間、すなわち平成25年度、26年度、27年度の保険給付費の平均値に一定の伸び率を乗じ算出したもので、本年度はほとんどの目において増額見込みとなるものでございます。 それでは、1項.1目の一般被保険者療養給付費でございます。本年度は7億3,200万円の計上で、昨年に比べ200万円の増額計上でございます。2目の退職被保険者等療養給付費につきましては3,200万円。昨年と比べて250万円の増額。3目の一般被保険者療養費につきましては1,800万円、4目の退職被保険者等療養費につきましては68万円、5目の審査支払手数料につきましては267万9,000円の計上でございます。 続きまして、2項.1目の一般被保険者高額療養費につきましては9,600万円、2目の退職被保険者等高額療養費につきましては1,000万円、3目の一般被保険者高額介護合算療養費につきましては30万円、4目の退職被保険者等高額介護合算療養費につきましては1,000円の計上となるものでございます。 続きまして、17ページでございます。 3項.1目の出産育児一時金につきましては714万円の計上でございます。本年度、出産対象者17人を見込むものでございます。昨年と同様の計上でございます。 続きまして、4項.1目の葬祭費につきましても60万円の昨年と同様の計上でございます。20人の葬祭費を見込むものでございます。 続きまして、3款.1項.1目の老人保健医療費拠出金につきましては2万円、2目の老人保健事務費拠出金につきましては1万円でございます。 続いて、4款.1項.1目の介護納付金につきましては7,796万9,000円でございます。昨年と比べて171万2,000円。これにつきましては、支払基金、社保支払基金の試算値による増額でございます。 続きまして、18ページでございます。 5款.1項.1目の後期高齢者等支援金につきましては、本年度1億8,050万4,000円の計上。2目の後期高齢者等支援金拠出金につきましては1万4,000円の計上でございます。 続きまして、6款.1項.1目の前期高齢者交付金拠出金につきましては64万8,000円の計上となるものでございます。 続いて、7款.1項.1目の高額医療費共同事業医療費拠出金につきましては3,886万6,000円、2目の高額医療費共同事業事務費拠出金につきましては1,000円、その他共同事業拠出金につきましては1,000円の計上となるものでございます。 続きまして、19ページ。 4目の保険財政共同安定化事業拠出金につきまして、本年度は3億9,081万円の計上でございます。昨年度と比べ612万4,000円の減額見込みでございます。これにつきましては、国保連合会の試算値が減少されたことによる減額計上でございます。5目の保険財政共同安定事業事務費拠出金につきましては1,000円の計上となるものでございます。 続きまして、8款.1項.1目の保健衛生普及費でございます。本年度900万1,000円を計上するものでございます。 続いて、2項.1目の特定健康診査等事業費につきましては726万2,000円。98万2,000円の減額見込みでございます。健診の委託料が減額したことが主なものでございます。 続いて、20ページでございます。 9款.1項.1目の利子につきましては10万円の計上。 10款.1項.1目の一般被保険者保険税還付金につきましては100万円、2目の退職被保険者等保険税還付金につきましては1,000円、3目の償還金につきましても1,000円の計上となるものでございます。 続いて、11款.1項.1目の国民健康保険事業基金積立金につきましては、科目どり予算となる1,000円の計上でございます。 続きまして、21ページの12款.1項.1目.予備費につきましては179万1,000円の計上でございます。歳入歳出予算収支調整のための計上でございます。 22ページから28ページの給与費明細書は、今回説明を省略いたします。 以上、よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長 本案について質疑を行います。 -4番、榎本一平君- ◆4番(榎本) 歳入のところで、まず概要についてご答弁いただきたいと思います。 8ページ、1項の国民健康保険税のところに関連してですけれども、平成29年度の印南町の国保事業では被保険者の人数と世帯はどのように数えているでしょうか。それと関連して、7、5、2割の法定減免の対象となる被保険者数と世帯というのは、平成29年度はどのようになるのか。それと、被保険者数の全体に対してこの法定減免を受けている割合というのは、平成29年度はどうなるのかということを、まず全体をちょっとお聞かせいただきたいと思います。 それから、歳出になりますけれども、16ページのところで高額療養費のところがあります。高額療養費というのは、医療費が高くなりますと一定の自己負担を超えたところは、あと支払いの超えたところの払い戻しをしてくれるという制度なんですけれども、これ平成27年度に制度がちょっと変わったというふうに書いておりました。自己の負担限度額がふえる人もあるし、減る人もあるということで、この区分が3から5つの区分に分かれているというふうに読んだんです。平成29年度は28度に比べまして約800万円ほど増額計上になっておりますけれども、そこのところの説明をお願いしたいと思います。 それと、19ページなんですけれども、1項の保健事業費、13節の委託料のところ、つれもてドックに係る費用として797万6,000円計上されておりますけれども、平成29年度でいえばこれはどのぐらいの規模の人数分の計画ということで計上されておるんでしょうか。 以上です。 ◎税務課長 私のほうからは、29年度の見込みの被保険者数と政令軽減対象者数ということでよろしかったですかね。 29年度の見込みが、被保険者数が大体3,500名ということで見込んでおります。そのうち、政令軽減対象者が1,760名程度と見込んでおり、その割合は50.2%と見込んでおります。7割軽減対象者ということで680名程度、5割軽減対象者で550名程度、2割軽減対象者で530名程度です。約なんですけれども。以上でよろしいですか。 ◎住民福祉課長 続いて、私のほうからは、本年度の保険給付費の中で、高額療養費の計上で、一般被保険者高額療養費が800万円ふえていると。議員ご指摘の制度改正による引き上げということは今年度中には予定されております。限度額が引き上げされるというふうなことで、当然高額療養費もかさむわけでございますけれども、先ほどもご説明させていただいたように、この保険給付費全体の予算計上としては3カ年の平均をとって、一定の掛け率をもって今回算出しております。当初においては、この高額医療制度の見直しに伴う増額見込みというようなことはこの800万円の中には反映されていないというふうに考えていただけたらというふうに思います。 それと、19ページの保健事業費の中のつれもてドック委託料797万6,000円。つれもてドックにつきましてはキタデさんと日高病院さん、この2カ所へ委託して実施しているわけでございますけれども、全体で250名がドックを受けることができると。内訳としては、本年度はキタデが190名、日高病院が60名に、割り振りを今年度見直させていただきました。昨年度まではキタデで200名、日高病院で50名、合計250名となっていたところを、本年度、日高病院を10名プラスして、逆にキタデを10名減じたというような内容でございます。 以上です。 ○議長 -4番、榎本一平君- ◆4番(榎本) 住民の皆さんは健康についてはかなり問題意識が高くて、つれもてドックについては大変申し込みが早く行われるということで、申し入れが殺到するということで、私も以前に申し入れをしたんですけれども、定員がいっぱいでということで受けられなかったこともあるんですけれども。今、課長のほうからは250名ということで言えば、これは年齢によって対象があるんだと思うんですけれども、この797万6,000円というのは、もちろんこれは対象になる人全てが受けられるという金額にはなってないかと思うんですけれども、ちょっと確認をしておきたいと思うんです。 それと、あと最後にですけれども、2015年度から創設されました国の支援金ということで、国レベルで言えば約1,700億円のお金が支援金ということで出ておりまして、これも2017年度も引き続いて維持をされているというふうに聞いたんです。それで、これは保険税を引き下げるために使えないのかというふうに思うんです。印南町の場合はこのお金についてはどのような使われ方をしているのかと思うんです。先日の補正予算のところで総務課長ともちょっと議論をしましたけれども、印南町は財政調整基金も類似団体に比べて高いほうやというような答弁もいただいたんですけれども、このお金を使いながら一般会計からのお金の繰り入れをして、全体的に保険税を値下げするというふうな方向にはならないのかというのが1つのちょっと提案なんですけれども、どうでしょう。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 つれもてドックの対象者ですけれども、基本的に国民健康保険の被保険者、40歳以上を対象としております。しかしながら、全員が受診できる状況にはないというふうなことは十分把握していると。受け入れの施設等についても限界がある。また、もちろん費用的な部分が非常に多うございます、したがって、非常に人気があって、応募も多いわけでございますけれども、昨年度、抽選という形をとらせていただきました。27年度までは先着順というような形でご理解をいただいていたところでございますけれども、若干の不公平感があるというようなことで、28年度は一定の期間をもって募集を締め切って、その後抽選をさせていただいておるということでございます。その場合、前年に受診されている方は対象外というようなことでもちろん募集はしておるわけでございます。ただ、非常に応募の人員等が多うございまして、その辺の選考基準というようなものを工夫しながら本年度も実施していかなければならないんですけれども、若干、抽選に漏れた方についてはご理解をいただきたいというふうに考えております。 それと、財政支援制度について、国は国保の広域化に向けて平成27年度から1,700億円を投じて国保の保険財政の軽減を図る対策を講じております。本年度におきましても、その1,700億円を財源として保険基盤安定制度の上乗せ、政令軽減に対する財政支援措置を続けられているというようなことでございます。一般会計から国保会計への繰入金に基づいて増収が理論的に図られている。それについては、保険給付費に充当されて、国保財政の安定化に若干なりとも効果があるというふうに受けとめております。 以上です。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第22号 平成29年度印南町国民健康保険事業特別会計予算について」を採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第4、「議案第23号 平成29年度印南町後期高齢者医療特別会計予算について」を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 それでは、議案第23号でございます。平成29年度印南町後期高齢者医療特別会計予算。 平成29年度印南町後期高齢者医療特別会計予算は、次に定めるところによるでございます。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億1,116万2,000円と定める。2項として、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によるでございます。 第2条(一時借入金)、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は4,000万円と定める。 第3条(歳出予算の流用)、地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 1号といたしまして、各項に計上した経費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用でございます。 予算の概要についてご説明いたします。 本年度は、前年度と比較し、保険料は約500万円増加しております。その要因でございますけれども、保険料の算定基礎となる被保険者の所得が増加していることや、本年度より被扶養者軽減措置が一部縮小されたことが影響しているものと考えます。その他の予算につきましては、構造、規模とも昨年度並みの計上となっております。 それでは、30ページ、「第1表 歳入歳出予算」、歳入でございます。 1款.保険料、1項.後期高齢者医療保険料につきましては6,120万円の計上でございます。 2款.使用料及び手数料、1項の手数料につきましては1,000円。 3款.繰入金、1項.繰入金につきましては1億4,806万2,000円の計上でございます。 4款.繰越金、1項の繰越金につきましては1,000円。 5款の諸収入、1項の雑入につきましては189万8,000円。 歳入合計を2億1,116万2,000円とするものでございます。 続きまして、31ページ。 歳出でございます。 1款.総務費、1項.総務管理費につきましては685万5,000円。2項の徴収費におきましては26万2,000円。 2款の後期高齢者医療広域連合納付金、1項の後期高齢者医療広域連合納付金につきましては2億343万5,000円の計上でございます。 3款の公債費、1項の公債費につきましては10万円。 4款の諸支出金、1項の償還金及び還付加算金につきましては51万円の計上でございます。 歳出合計を2億1,116万2,000円とするものでございます。 次のページ、32ページ、歳入歳出予算事項別明細書、1の総括については、説明を省略いたします。 次に、34ページの歳入の詳細でございます。 事項別明細書、2.歳入でございます。 1款.1項.1目.後期高齢者医療保険料につきましては6,120万円の計上でございます。昨年と比べまして533万5,000円の増収を見込むものでございます。広域連合の試算値において、被保険者所得の増加等による増額計上となるものでございます。 続きまして、2款.1項.1目の手数料につきましては1,000円。 3款.1項.1目の一般会計繰入金におきましては1億4,806万2,000円の計上でございます。387万円の昨年と比べて減額でございます。療養給付費に係る町費繰入分の減額が主なものでございます。 続いて、35ページ。 4款.1項.1目の繰越金につきましては1,000円。 5款.1項.1目の雑入につきましては189万8,000円の計上となるものでございます。 続きまして、36ページ。 歳出の詳細でございます。 事項別明細書、3.歳出でございます。 1款.1項.1目の一般管理費につきましては685万5,000円。昨年と比べまして99万4,000円の減額となるものでございます。主な要因でございますけれども、人件費の減額がその理由でございます。 続いて、2項.1目の賦課徴収費におきましては26万2,000円。 続きまして、37ページでございますけれども、2款.1項.1目の後期高齢者医療広域連合納付金につきましては2億343万5,000円の計上でございます。昨年と比べて249万円の増額となるものでございます。広域連合において算定される分賦金が今年度若干の増額となったためでございます。 続きまして、3款.1項.1目の公債費につきましては10万円。 4款.1項.1目の保険料還付金につきましては50万円。2目の還付加算金については1万円の計上でございます。 38ページから44ページにわたる給与費明細書は、説明を省略いたします。 以上、よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長 本案について質疑を行います。 -4番、榎本一平君- ◆4番(榎本) 4番、榎本です。 34ページの1項.1目の保険料のところに関連してなんですけれども、平成29年度は所得割は8.93%、均等割が4万4,177円になっていると思います。現在、保険料の特例軽減措置というのがずっと行われているわけなんですけれども、先ほど課長のほうからの報告もありましたように、この措置が縮小されているということで、この特会の収入のところでは保険料が増額になるんですけれども、反対に、被保険者の人から見れば負担がふえるということになっています。所得に応じて支払う所得割、これが、5割軽減のところが2割軽減に縮小されます。それと、あと保険加入者の扶養家族から後期高齢者医療制度に移った人ですけれども、これは9割の軽減から本来の7割軽減にダウンということで、ここも縮小されるわけでございます。一方、2割軽減のところは対象者がふえるというような措置もあるんですけれども、この5割から2割、9割から7割、大分規模が大きくて負担もふえると思うんですけれども、実際、ここの縮小措置によって具体的に何人の方が影響するのかどうか。また、平均で負担がどのぐらいふえるのかどうかというのをちょっとご答弁いただきたいと思うんです。 それと、36ページの歳出の扶助費の部分に当たるかどうかちょっとまた指摘をいただきたいんですけれども、2月に行われた広域連合の議会では、集団検診について話があったと聞いています。各市町村が集団検診を行うという計画をしたら、広域連合のほうでは予算をつけるということが話し合われているということを聞いたんです。印南町でも集団検診を、町がやっている、いつも5月か6月ごろにありますね。それに便乗して検診を一緒にやったらどうなということなんです。そうすれば広域連合のほうで対応をするということが言われているということなんで、そこら辺の考え方についてお聞きしたいと思います。それだけです。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 先ほど、冒頭でも申し上げました、今回、軽減措置が若干縮小されたということでございます。対象とされる方につきましては、議員おっしゃったように被用者保険の被扶養者であった方々に対して、基本的に2年間を区切りとして軽減が拡大されていたわけでございますけれども、その一部が今年度から縮小されたということでございます。 まず、均等割における被扶養者軽減の影響でございますけれども、今まで9割軽減、それから8.5割軽減がされていた方、人数といたしましては当初ベースでは205名と試算しております。そういった方々が7割軽減になるというようなことでございます。1人当たり平均とったらというようなことでございますけれども、これについては約120万円の、全体で、影響が出るんではないかなということを試算しております。それと、所得割における部分でございますけれども、5割軽減が2割軽減に縮小されると。対象者数については187人を試算しておるわけでございます。全体の影響額としては約110万円が影響を受けるんではないかなと。保険料が結果として増収になるというような逆転した考えもあるわけでございますけれども、今後、この軽減につきましては段階を追って見直される可能性があるというようなことでございます。今後の動向を注視して、しかるべき対応はしていかなければならないんではないかなというふうには考えます。 続いて、36ページの扶助費、特定検診の償還分というようなことでございます。 これにつきましては一部負担金の償還払いというようなことで、印南町の場合は特定検診、後期高齢者の人が特定検診を受けた場合、自己負担を無料にするというような措置を講じておるところでございます。議員ご指摘の集団検診で後期高齢者の方も実施した場合において、ある一定額が広域連合のほうから費用負担をしていただけるというような考え方でございますけれども、今現在、40歳から74歳まで、印南町においてはつれもて健診、がん検診とあわせて実施しているわけでございます。その中で、75歳以上の方も含めて保健センターで効果的な検診を実施することについて、分析、検討しなければならないんではないかなというふうには考えております。今現在、対象者数が少ないこと等があって、個別検診が平成29年度においてはやっぱり合理的ではないかなと。一緒にするより個別のほうが合理的ではないかなというような考えは持っておるわけでございますけれども、広域連合のほうではやはり集団検診で実施するようそれぞれの自治体にも努力していただけたらというような申し出もあるわけでございます。今後の研究課題にしていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長 -4番、榎本一平君- ◆4番(榎本) 後期高齢者の対象になる人は、保険料のところが今回、課長の答弁がありましたけれども、縮小されていくと。今、課長のご答弁では将来的にはどんどん縮小になるというご答弁がありました。ここのところは大変、9割、8.5割、これは法定の減免ではないんで特別なんですけれども、ここがなくなってしまうと本当に被保険者の人の負担というのが大きくなるというふうに思います。もし、そういうふうになったら、基本的な考え方ですけれども、今、課長のほうからはやはりしかるべき対応をとらなあかんというご答弁がありました。この制度がなくなると、被保険者の皆さんの負担がうんとはね上がると。それに対して何とかしなくてはならないということで、かなり負担も大きくなってくるということも、それは行政のほうもそういう認識で考えているというふうに捉えさせてもらってよろしいんでしょうか。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 直接的に保険料等について広域連合が決定するわけでございますので、町の考え等が及ぶところではございません。先ほどから議論の的になっております保健事業等についての効果的な実施が、間接的には被保険者の負担軽減につながるんではないかなと。私、申し上げたのは、しかるべき措置とは、保険料を軽減することに対して直接町が関与していくというようなことではございません。 以上です。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ○議長 -4番、榎本一平君- ◆4番(榎本) ただいま提案されております議案に対して討論を行います。簡潔に討論を行います。 1つは、今、議論をしました保険料についてです。2つの部分で保険税の軽減措置が縮小をされているということです。やはり、被保険者の負担がふえるというような対応については、私は賛成することはできません。 それから、もう一つは、例年強調させてもらうんですけれども、この医療制度は75歳以上の人たちばかりです、対象者は。病気にかかりやすい高齢者の皆さん方を対象にした医療制度であるということで、必ず医療費は上昇し、それに伴って保険料も上がってくると。後期高齢者の保険料は2年に1回の見直しがされますけれども、この制度がある限り保険料の上昇が必至であるということで、私はこの制度そのものに対して賛成はできないということです。 以上の2つの意見を述べて、この議案には私は賛成することができません。 以上です。 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第23号 平成29年度印南町後期高齢者医療特別会計予算について」を採決いたします。 この採決は、起立によって行います。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     賛成8、反対1(4番) ○議長 起立多数です。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第5、「議案第24号 平成29年度印南町介護保険事業特別会計予算について」を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 それでは、議案第24号 平成29年度印南町介護保険事業特別会計予算。 平成29年度印南町介護保険事業特別会計予算は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ10億3,922万9,000円と定めるものでございます。2項として、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」によるでございます。 第2条(一時借入金)、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は9,000万円と定めるものでございます。 第3条(歳出予算の流用)、地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定めるものでございます。 1号といたしまして、各項に計上した経費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用でございます。 平成29年度予算の概要、特徴についてご説明いたします。 平成29年度は、介護保険事業計画第6期計画の最終年度でございます。当初の計画においては、保険給付費は3年間増加することを見込んで計画を策定し、これを基本に予算を編成するところでございますが、平成28年度決算においては介護給付費は前年と比較し減少する見込みでございます。平成29年度保険給付費は対前年度約3,800万円のマイナス計上となっております。これに連動して、歳入項目である介護保険料、国庫支出金、県支出金、支払基金交付金も減額計上となっております。 また、平成29年度より新たに実施する総合事業については、地域支援事業費に科目を新設し、所要の予算を計上しておりますが、基本的には保険給付費からの組みかえで対応しており、歳出総額において大きな増加にはなっておりません。 平成29年度当初における予算の規模は、昨年度と比較して約2,400万円の減額となるものでございます。 それでは、46ページ、「第1表 歳入歳出予算」でございます。 歳入、1款.保険料、1項.介護保険料につきましては1億8,704万7,000円でございます。 2款.使用料及び手数料、1項の手数料につきましては1,000円。 3款.国庫支出金、1項.国庫負担金につきましては1億7,327万円、2項の国庫補助金におきましては8,648万9,000円となるものでございます。 続きまして、4款の支払基金交付金、1項の支払基金交付金につきましては2億8,189万8,000円。 5款の県支出金、1項の県負担金につきましては1億4,933万6,000円、2項の県補助金につきましては204万7,000円、3項の財政安定化基金支出金につきましては1,000円でございます。 続いて、6款の財産収入、1項の財産運用収入については1,000円となるものでございます。 続いて、47ページ。 7款.繰入金、1項の一般会計繰入金につきましては1億5,913万円の計上でございます。2項の基金繰入金につきましては1,000円。 8款の繰越金、1項の繰越金につきましては1,000円。 9款の諸収入、1項の延滞金、加算金及び過料については2,000円、2項の預金利子については1,000円、3項の雑入につきましては4,000円。 歳入合計を10億3,922万9,000円とするものでございます。 続きまして、48ページ。 歳出でございます。 1款.総務費、1項の総務管理費につきましては1,553万円、2項の徴税費につきましては71万2,000円、3項の介護認定審査会費については1,426万8,000円。 続いて、2款.保険給付費でございます。1項.介護サービス等諸費については9億3,160万1,000円、2項の介護予防サービス等諸費については3,521万6,000円、3項のその他諸費につきましては84万1,000円、4項の高額介護サービス費につきましては2,105万円の計上です。5項の高額医療合算介護サービス費については405万円でございます。 続きまして、3款の地域支援事業費でございます。1項の介護予防・生活支援サービス事業費については1,263万2,000円、2項の一般介護予防事業費については143万1,000円、3項の包括的支援事業・任意事業費については145万8,000円、その他諸費として8万6,000円を計上するものでございます。 続いて、4款の財政安定化基金拠出金、49ページでございます、1項の財政安定化基金拠出金につきましては1,000円。 5款の基金積立金、1項の基金積立金につきましては1,000円の計上でございます。 続いて、6款.公債費、1項.公債費につきましては10万円。 7款の諸支出金、1項の償還金及び還付加算金につきましては15万1,000円、2項の延滞金につきましては1,000円の計上となるものでございます。 8款.予備費、1項.予備費については10万円の計上。 歳出予算合計を10億3,922万9,000円とするものでございます。 次のページ、50ページの歳入歳出予算事項別明細書、1の総括につきましては、説明を省略いたします。 次に、52ページ、歳入の詳細でございます。 事項別明細書、2.歳入、1款.1項.1目の第1号被保険者保険料につきましては1億8,704万7,000円。昨年に比べまして408万8,000円の減収見込みでございます。歳出項目である介護給付費の減額等に伴い、相対する歳入項目である保険料を減額するものでございます。 続いて、2款.1項.1目の督促手数料については1,000円。 3款.1項.1目の介護給付費負担金につきましては、本年度1億7,327万円を計上するものでございます。640万8,000円、昨年と比べて減収見込みとなるものでございます。国庫負担金におきましても介護給付費の減額等に伴い減額計上となるものでございます。 続きまして、53ページ。 2項.1目の調整交付金につきましては8,238万8,000円、昨年と比べて315万8,000円の減収見込みでございます。これにつきましても介護給付費の減額見込みによる交付金の減額計上となるものでございます。2目の地域支援事業交付金については56万5,000円、3目の地域支援事業総合事業交付金につきましては353万6,000円の計上となるものでございます。この総合事業交付金につきましては、今年度から実施する新たな事業に伴う予算の計上となるものでございます。 続いて、4款.1項.1目の介護給付費交付金につきましては2億7,793万8,000円、昨年と比べて1,064万2,000円の減収見込みでございます。介護給付費の減額に伴うものでございます。2目の地域支援事業支援交付金につきましては396万円。本年度、昨年と比べまして356万8,000円の増額見込みということでございます。介護給付費から地域支援事業費へ予算科目を振りかえたために増額するものでございます。 続きまして、5款.1項.1目の介護給付費負担金につきましては、本年度1億4,933万6,000円。594万6,000円の対前年度減でございます。介護給付費の減額に伴う減額計上でございます。続いて、2項.1目の地域支援事業交付金につきましては28万1,000円の計上でございます。 続きまして、54ページでございます。 2目の地域支援事業総合事業交付金につきましては176万6,000円。新たな総合事業の新規計上に伴う予算の計上というところでございます。 次に、3項.1目の交付金につきましては1,000円の計上。 6款.1項.1目の財産運用収入につきましても1,000円。 7款.1項.1目の一般会計繰入金につきましては1億5,913万円。昨年と比べて325万4,000円の減収を見込むものでございます。介護給付費繰入金の減額、また介護保険事業計画策定に伴う事務費の増額が主な内容となるものでございます。 続いて、55ページでございます。 2項.1目の介護給付費準備基金繰入金につきましては1,000円。 8款.1項.1目の繰越金につきましても1,000円。 9款.1項.1目の第1号被保険者延滞金につきましても1,000円。2目の過料につきましても1,000円の計上でございます。2項の1目.預金利子につきましては1,000円、3項.1目の第三者納付金につきましても1,000円。2目の返納金につきましても1,000円の計上でございます。 続いて、56ページ。 3目の雑入につきましては本年度、昨年と同額の2,000円の計上でございます。 続きまして、57ページの事項別明細書、3.歳出でございます。 1款.1項.1目の一般管理費につきましては1,542万8,000円、昨年と比べて113万円の増額でございます。人件費の減少、それと13節.委託料において介護保険事業計画等策定委託料の増額計上が本年度ございます。主なものはこの2つでございます。 続きまして、58ページでございます。 2目の連合会負担金につきましては、昨年度と同額10万2,000円。2項.1目の賦課徴収費につきましては71万2,000円の計上となるものでございます。 3項.1目の介護認定審査会費については865万1,000円。137万円の減額見込みございます。続いて、2目の認定調査等費でございます。本年度561万7,000円を計上するものでございます。 59ページでございます。 2款.1項.1目の介護サービス等諸費につきましては9億3,160万1,000円。昨年と比べて3,370万1,000円の減額を見込んでおるものでございます。これにつきましては、介護給付費の減少見込みによる減額でございます。居宅介護それと施設介護において減少を見込むものでございます。 続きまして、2項.1目の介護予防サービス等諸費でございます。3,521万6,000円。昨年と比べて430万6,000円の減額。これにつきましては、新総合事業実施に伴い、地域支援事業へ予算組み替えを行ったため減額となるものが主なものでございます。 続きまして、3項.1目の審査支払手数料につきましては72万1,000円、2目の電算処理システム料については12万円。 次、60ページでございます。 4項.1目の高額介護サービス費につきましては2,100万円の計上でございます。2目の高額介護予防サービス費につきましては5万円の計上となるものでございます。 5項.1目の高額医療合算介護サービス費につきましては400万円を計上するものでございます。2目の高額医療合算介護予防サービス費については5万円。 続いて、3款.1項.1目の介護予防・生活支援サービス事業費(第1号事業)、これにつきましては新たな事業として実施項目を設けるものでございます。950万円の今回、計上となるものでございます。2目の介護予防ケアマネジメント事業費についても313万2,000円を新たに計上するものでございます。3款の地域支援事業においては、本年度から総合事業の実施に伴い、新たに1項.介護予防・生活支援サービス事業費を新設し、今回予算措置するものでございます。従来の介護予防給付費から新体系に基づく介護予防・生活支援サービスに組みかえを行うものでございます。 続いて、61ページ。 2項.1目の一般介護予防事業費につきましては143万1,000円。3項.1目の総合相談事業費については70万5,000円。2目の包括的・継続的マネジメント事業費については15万7,000円の計上でございます。 続きまして、62ページでございます。 3目の任意事業費については15万円。4目の在宅医療・介護連携推進事業費については、新たな科目として5万2,000円を計上するものでございます。続いて、5目の生活支援体制整備事業費2万円、6目の認知症総合支援事業費37万4,000円。この2つにつきましても新規事業項目である認知症対策、それと生活支援体制整備を実施するための一定の事務経費を計上するものでございます。 4項.1目の審査支払手数料については8万6,000円。 63ページでございます。 4款.1項.1目の財政安定化基金拠出金については1,000円。 5款.1項.1目の介護給付費準備基金積立金につきましても1,000円の予算計上でございます。 続きまして、6款.1項.1目の利子につきましては10万円。昨年と同額計上となるものでございます。 7款.1項.1目の第1号被保険者保険料還付金につきましては15万円、2目の第1号被保険者還付加算金については1,000円を計上するものでございます。 64ページでございます。 2項.1目の延滞金につきましては1,000円を計上するものでございます。 8款.1項.1目については10万円。昨年と同額計上でございます。 65ページから71ページまでの給与費明細書は、説明を省略いたします。 以上、よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長 本案について質疑を行います。 -4番、榎本一平君- ◆4番(榎本) 4番、榎本です。 今、課長のほうから介護保険の事業の第6期の最後の年やということの報告がありました。それで、まず最初に52ページの1項の1目の保険料にかかわるところなんですけれども、平成29年度の被保険者の数はどうなっているかということです。それで、第6期事業計画を組むときには、大体この被保険者の人がこの3年間でここまで増えるんやということで推計の数もはじき出しているというふうに思うんですけれども、その当初の、3年前の予想の数と現在、実際の数というのどうなっているのかということなんです。 それと、総合事業のところでも課長から説明がありましたけれども、60ページの3款から地域支援事業関連の事業と予算が計上されております。地域支援事業として、介護予防・日常生活総合支援事業というのと包括的支援事業、それと任意事業のこの大きく3つに取り組みが分かれるわけなんですけれども、その経常予算が60ページから62ページに計上されておるということなんです。その中で1つお聞きしたいのは、60ページの1項の1目の介護予防・生活支援サービス事業費ということで、今回の当初予算には950万円の予算が計上されております。それと、あと2目の介護予防ケアマネジメント事業費ということで約313万円という計上ですけれども、この1目の介護予防の生活支援サービス事業というのは具体的にはどのような内容で取り組んでいくのかということのご答弁をいただきたいと思います。それだけです。 ○議長 -住民福祉課長-
    住民福祉課長 まず、1点目の保険料に関する被保険者の動向ということでございます。 基本的に、計画期間内の被保険者の状況については、さほど開きはないかなというふうには思います。ただ、大きく差が出ている、見込みと違うところについては、サービスの利用者、介護保険の認定者数が見込みよりかなり下回っているというような状況でございます。これについては、サービスの低下を招いているというようなこととして住民福祉課、担当課は捉えておりません。健康寿命も長くなってきて、元気で生活されている方が増えているんではないかというふうに、希望的観測でございますけれども、捉えております。 それと、60ページから新たに地域支援事業として新設されました1目の介護予防・生活支援サービス事業費でございます。今回950万円を見込みとして計上しているわけでございます。新たな実施形態で実施するというようなことでございます。その内容でございますけれども、印南町の場合は、通所サービス、居宅サービスとも現行サービスと同等の事業を実施することを前提として予算の組みかえを行っております。居宅のヘルプ事業であったり、デイサービス、通所サービスでございます。対象者としては、当初、41人を見込むものでございます。その41人でございますけれども、通所サービス、それと訪問サービス、この2つを兼用で実施される方を見込んでいるものでございます。一部の方については、一般会計でも説明させていただきましたけれども、生活管理指導員等派遣事業を若干利用して、そちらのほうへ一般高齢者福祉対策として対策を講じられる方も見込むものでございます。 それと、次の2目の介護予防マネジメントにつきましては、この新たなサービスを利用される方のケアプラン、これの委託費用として計上するものでございます。年間を見込んで大体100件程度、新規としては月に2件程度を見込んで所要の予算を計上しているものでございます。 以上です。 ○議長 -4番、榎本一平君- ◆4番(榎本) 総合事業というのは保育行政などにもよく似ておって、いろんなタイプに分かれて、A型、B型、C型ということで、そんなタイプをするということもありまして、よく似とっておって、総合事業もそういうAタイプ、Bタイプ、Cタイプということで、いろんな、資格を持っていない人でもそういう介護事業にもかかわれるというように、かなり規制緩和の方向に強化をされていっている、そういうような内容もあるわけなんです。今、課長の答弁から言うたら、印南町の場合は介護事業はそういうような取り組みではなくて、通所、居宅は現行サービスに同等するということのご答弁だったと思いますけれども、そこのところはA型、B型、C型というような総合事業の対応はしないというふうに考えさせてもらってよろしいんでしょうか。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 平成29年4月1日以降、今現在というか、新しい事業が実施されるに当たって、議員おっしゃったようなA、B、C、D訪問型それと通所タイプといろいろ、体系的にはいろんなサービスの利用が可能となるところでございますけれども、印南町において、また、この御坊・日高圏域においては、やはり現行の訪問介護、それと現行の通所介護相当サービスをまず実施していく。利用者が戸惑わないような、スムーズな移行を果たすことを大前提として事業立てするものでございます。 今後、やっぱりサービスの受け皿として、事業所だったり団体だったりNPOだったりというようなことで、サービス基盤が整ってくるというようなことも考えられます。現状実態を把握しながら、適正なサービスの実施に努めていきたいと、このように考えております。 以上です。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 62ページの5目.生活支援体制整備事業費、それと6目の認知症総合支援事業費ということで、これ新規事業だという課長のご答弁だったんですけれども、最近、近年、当町においても認知症の徘徊等で消防団の出動とかよくあることなんですけれども、結構予算的には少ないんですけれども、何か具体的に取り組まれるような予定というのはあるんでしたら詳細をお聞かせ願えればと思います。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 62ページで新たに実施する、まず5目の生活支援体制整備事業につきましては、これは生活支援コーディネーターといった役割の人を、サービスを使うに当たって地域の実態等踏まえて適正な調整ができるように配置をしていくというようなことでございます。事業実施当初、初年度におきましては、これに対する支援体制を整備するための事務費、研究費を若干消耗品等で計上させていただいている。将来的にはこの部分について十分検証して、研究した結果、事業費に反映されるというふうに捉えていただいて結構です。 それと、6目の認知症総合支援事業でございますけれども、これも費用としては若干でございます。議員が指摘されたように、最近、認知症の方というのが増えているというか、当然長生きされると認知症になられる方の出現率というようなものも高くなるというようなことだと思います。今年度は、そういった対策の中で、家族、それから本人の同意を得まして、認知症に対する要支援者登録を行い、地域の見守り、それと地域の気づきによるネットワークを構築したいというふうに考えております。具体的には、徘徊等が心配される高齢者等の事前登録を実施し、地域活動の円滑、気づきに期待をしていきたい。見守り機能の強化を図りたいというふうに考えております。また、万一の場合の初動対策を効果的にするというような効果も期待できるかというふうに思います。 地域包括支援センターが中心となって、平成29年度からこの新たな事業に着手していきたい。登録票を、見守りステッカーというようなことをお配りして、それをもって皆さんで見守っていただけるようなことも考えておるところでございます。 以上です。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第24号 平成29年度印南町介護保険事業特別会計予算について」を採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。ただいま3時4分。10分間休憩いたします。 △休憩 15時04分 △再開 15時14分 ○議長 休憩前に引き続き、議案審議を続けます。 日程第6、「議案第25号 平成29年度印南町滝ノ岡専用水道事業特別会計予算について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -生活環境課長- ◎生活環境課長 それでは、議案第25号です。平成29年度印南町滝ノ岡専用水道事業特別会計予算。 平成29年度印南町滝ノ岡専用水道事業特別会計予算は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ918万8,000円と定めるものでございます。2項としまして、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」によるものでございます。 第2条(一時借入金)、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は300万円と定めるものでございます。本年度の予算でございますが、昨年度と同様、通常経費の予算計上でございます。 1枚おめくりいただきまして、74ページです。 「第1表 歳入歳出予算」の歳入でございます。 1款.使用料及び手数料、1項.使用料は、100万1,000円です。 2款.財産収入、1項.財産運用収入は1万円です。 3款.繰越金、1項.繰越金は170万円です。 4款.諸収入、1項.預金利子は1,000円です。2項.雑入は647万6,000円でございます。 歳入合計は918万8,000円でございます。 75ページの歳出でございます。 1款.総務費、1項.総務管理費は908万4,000円でございます。 2款.公債費、1項.公債は5万円です。 3款.予備費、1項.予備費は5万4,000円です。 歳出合計は918万8,000円でございます。 76、77ページの歳入歳出予算事項別明細書につきましては説明を省略させていただきます。 78ページをお開きください。 それでは、歳入の詳細の説明をさせていただきます。 1款.1項.1目.上水道使用料は100万1,000円です。これは決算見込みを勘案したものでございます。 2款.1項.1目の財産運用収入は1万円で、前年度と同額でございます。 3款.1項.1目の繰越金は170万円で、前年度決算見込みでございます。 4款.1項.1目の預金利子は1,000円の科目どりでございます。2項.1目の雑入は647万6,000円で、前年度比80万5,000円の減額でございます。これは切目川河川整備計画に伴う改修工事の機能回復補償費の減額によるものでございます。 1枚おめくりください。 歳出の詳細でございます。 1款.1項.1目の一般管理費では908万4,000円で、前年度比62万9,000円の減額でございます。これは、光熱水費等の決算見込みによるものでございます。 2款.1項.1目の利子につきましては5万円で、前年度と同額でございます。 3款.1項.1目の予備費につきましては5万4,000円で、予算調整によるものでございます。 以上でございます。ご審議の上、可決賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長 本案について、質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第25号 平成29年度印南町滝ノ岡専用水道事業特別会計予算について」を採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第7、「議案第26号 平成29年度印南町農業集落排水事業特別会計予算について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -生活環境課長- ◎生活環境課長 それでは、83ページの議案第26号でございます。 平成29年度印南町農業集落排水事業特別会計予算。 平成29年度印南町農業集落排水事業特別会計予算は、次に定めるところによるでございます。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ8,060万9,000円と定めるものです。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」によるものです。 第2条(一時借入金)、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金借入れの最高額は、300万円と定めるものでございます。 本年度の予算の内容でございますが、機能強化事業に向けての実施設計委託料を予算計上してございます。その他につきましては、通常経費の予算計上でございます。 1枚おめくりいただきまして、84ページでございます。「第1表 歳入歳出予算」の歳入でございます。 1款.分担金及び負担金、1項.負担金は1,000円です。 2款.使用料及び手数料、1項.使用料は2,030万1,000円でございます。 3款.財産収入、1項.財産運用収入は20万円です。 4款.繰入金、1項.繰入金は5,760万6,000円でございます。 5款.繰越金、1項.繰越金は250万円でございます。 6款.諸収入、1項.預金利子は1,000円です。 歳入合計は8,060万9,000円でございます。 85ページの歳出でございます。 1款.総務費、1項.総務管理費は3,246万8,000円です。 2款.公債費、1項.公債費は4,770万6,000円です。 3款.予備費、1項.予備費は43万5,000円でございます。 歳出合計は8,060万9,000円でございます。 次の86ページ、87ページの事項別明細書1の総括につきましては、説明を省略させていただきます。 88ページでございます。 歳入の詳細でございます。 1款.1項.1目の負担金は、加入負担金の1,000円は科目どりでございます。 2款.1項.1目の下水道使用料は2,030万1,000円で、前年度決算見込みでございます。 3款.1項.1目の財産運用収入は20万円で前年度と同額でございます。 4款.1項.1目の一般会計繰入金は4,760万6,000円で、起債の償還分でございます。2目の基金繰入金は1,000万円で前年度比500万円の減額でございます。 5款.1項.1目.繰越金は250万円で、前年度決算見込みによるものでございます。 6款.1項.1目の預金利子は1,000円で科目どりでございます。 続きまして、90ページの歳出の詳細でございます。 1款.1項.1目.一般管理費につきましては3,246万8,000円で、前年度比533万3,000円の減額でございます。内容でございますが、機能強化事業に伴う委託料等の減額によるものでございます。 2款.1項.1目の元金は3,921万円で、前年度比41万7,000円の増額です。また、2目の利子につきましては849万6,000円で、前年度比41万7,000円の減額です。 合計公債費は、昨年同様の4,770万6,000円でございます。 3款.1項.1目の予備費につきましては43万5,000円で、これは予算調整によるものでございます。 92ページに起債に関する調書を添付してございますので、後ほどご高覧賜りますようお願いいたします。 以上でございます。ご審議の上、可決賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長 本案について、質疑を行います。 -4番、榎本一平君- ◆4番(榎本) 課長、1点だけご答弁いただきたいと思うんです。 90ページの1項の1目の一般管理費、今、課長のほうからも提案理由の中で言葉出てきたんですけれども、13節の機能強化事業実施設計委託料ということでちょうど100万円の計上になっていますけれども、これ去年の予算にはなかったんですけれども、これは唯一、予算全体でいったら、お金が計上されておりましたんで、どんな内容なのかだけちょっと説明お願いします。 以上です。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 13節の委託料の機能強化事業の実施設計委託料の100万円でございますが、これにつきましては、老朽化した施設の更新工事にするための施設の工事設計委託費用でございます。この機能強化事業でございますが、これにつきましては、各施設の耐用年数でございます。これが経過による原因で機能が低下しており緊急を要してございます。また、毎年でございますが、修繕費などに多額の費用も要してございます。この問題を解消を図るべく、機能強化事業、いわゆる国庫補助事業の事業採択に向けて、平成27年度から機能診断等を実施し、28年度では機能の実施計画作成書を国へ提出する認可をもらうための作成をしてございます。よりまして、今回この委託料でございますけれども、平成30年からの工事を着手するために、費用の算出の設計の委託料で計上しているわけでございます。 以上でございます。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第26号 平成29年度印南町農業集落排水事業特別会計予算について」を採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第8、「議案第27号 平成29年度印南町同和対策新築家屋貸付金特別会計予算について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -総務課長- ◎総務課長 議案第27号 平成29年度印南町同和対策新築家屋貸付金特別会計予算。 平成29年度印南町同和対策新築家屋貸付金特別会計予算は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ118万2,000円と定める。2項として、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」による。なお、本年度の予算計上は、通年ベースの内容の予算計上でございます。 1枚おめくりいただきまして、「第1表 歳入歳出予算」、歳入としまして1款.1項.県補助金では1,000円。 2款.1項.財産運用収入として1,000円。 3款.1項.減債基金繰入金で50万4,000円。 4款.1項.繰越金5万2,000円。 5款.1項.預金利子1,000円、2項.貸付金元利収入として62万2,000円、3項.延滞金加算金では1,000円の計上であります。 歳入合計118万2,000円とするものでございます。 次に、歳出としまして、1款.1項.同和対策費では5,000円。 2款.1項.公債費として112万7,000円。 3款.1項.予備費では5万円の計上でございます。 歳出合計118万2,000円とするものであります。 次の事項別明細書につきましては、省略させていただきます。 2枚おめくりいただきまして、98ページでございます。 まず最初に、歳入についてでございます。 1款.1項.1目の貸付助成県補助金、1節.償還推進補助金として1,000円の計上。 2款.1項.1目の財産運用収入、1節.基金運用利子として同じく1,000円の計上でございます。 3款.1項.1目.1節.の減債基金繰入金として50万4,000円の計上でございます。 次に、4款.1項.1目.1節.の前年度繰越金として5万2,000円の計上でございます。 5款.1項.1目.1節.の預金利子として1,000円の計上。 2項.1目.1節.の貸付金元利収入として62万1,000円、また2節の過年度分貸付金元利収入として1,000円の計上でございます。 3項.1目.1節の延滞金として1,000円の計上。 1枚おめくりいただきまして、次に歳出でございます。 1款.1項.1目.同和対策総務費として、昨年と同じく5,000円の計上でございます。 2款.1項.1目.元金として98万2,000円の計上。2目の利子として14万5,000円の計上でございます。 3款.1項.1目.予備費として5万円の計上でございます。 次のページの地方債に関する調書につきましては、説明を省略させていただきます。後ほどご確認ください。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について、質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第27号 平29年度印南町同和対策新築家屋貸付金特別会計予算について」を採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第9、「議案第28号 平成29年度印南町水道事業会計予算について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -生活環境課長- ◎生活環境課長 それでは、103ページをお開きください。 議案第28号 平成29年度印南町水道事業会計予算についてでございます。 印南町水道事業の創設に伴い、地方公営企業法の適用がなされ、公営企業会計となります。公営企業会計では1事業年度の経過活動に伴って発生する全ての収益と費用をあらわす収益的収支3条予算と、建物、施設の建設といった支出の効果が次年度以降に及ぶものや、企業債の元金の償還など、費用とその財源となる収入をあらわす資本的収支4条予算に分けて掲示することとなってございます。 それでは、予算の説明に入らせていただきます。 今年度予算の内容ではございますが、補助金、交付金等による事業の計画はございません。予算書は大きく変わってございますが、通常の経常経費に伴う予算計上となってございます。 平成29年度印南町水道事業会計予算書。 第1条(総則)、平成29年度印南町水道事業会計の予算は、次に定めるところによるでございます。 第2条(業務の予定量)、業務の予定量は、次のとおりとするものです。 第1号は、給水戸数を定めてございます。3,800戸、これは、印南町で現在給水している戸数でございます。 第2号は、年間総給水量で104万250立方メートルを予定してございます。この数字でございますが、浄水場からの総水量でございます。 第3号は、1日平均給水量として2,850立方メートルを予定してございます。この数字は、年間総給水量を1年間365日で除した数字でございます。 第3条(収益的収入及び支出)、収益収入及び支出の予定額は、次のとおりと定めるものです。 収入でございますが、1款.事業収益としまして2億117万4,000円です。その内訳でございますが、1項.営業収益としまして1億3,781万5,000円で、これは水道使用料金でございます。2項.営業外収益としまして6,335万8,000円でございます。これにつきましては、他会計からの補助金、長期前受け金、また加入負担金等でございます。3項.特別利益としまして1,000円です。これは科目設定でございます。 次に、支出でございます。 1款.事業費としまして2億4,199万4,000円でございます。その内訳でございますが、1項.営業費用としまして2億882万4,000円です。これは、原水及び浄水、配水及び給水に要する経常経費、減価償却費、人件費などの総掛かり費でございます。 104ページでございます。 営業外費用としまして2,705万1,000円です。これは、企業債償還の利子分と消費税等でございます。3項.特別損失としまして611万9,000円です。これは、公営企業会計への移行年度に発生する貸倒引当金繰入額等でございます。 第4条(資本的収入及び支出)、資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額3,427万円は、引継現金1,865万5,000円及び当年度損益勘定留保資金1,561万5,000円で補てんするものとする。 収入でございます。 1款.資本的収入としまして5,598万2,000円でございます。その内訳でございますが、1項.負担金としまして200万円です。これは、補償費でございまして、上道改良住宅建てかえによる支障水道管の移設に要する工事費用でございます。2項.他会計補助金では5,398万1,000円です。これは一般会計からの補助金で、公債費の元金の償還分でございます。3項.固定資産売却代金としまして1,000円でございます。この固定資産売却代金につきましては、科目設定でございます。 次に、支出でございます。 1款.資本的支出としまして9,025万2,000円です。その内訳でございますが、1項.建設改良費では973万1,000円です。配水設備工事としまして、上洞地区送水管布設工事及び上道改良住宅建てかえによる支障水道管の移設工事費を予定してございます。2項.企業債償還金で8,052万1,000円でございます。これは起債償還の元金でございます。 第4条の2(特例的収入及び支出)、地方公営企業法施行令第4条第4項の規定により、当該年度に属する債権及び債務として整理する未収金及び未払い金の金額は、それぞれ1,910万円及び368万3,000円であるものでございます。この特例的収入及び支出につきましては、公営企業会計の移行年度でもあります平成29年度のみ計上する予算でございます。 第5条(一時借入金)、一時借入金の限度額は1億円と定めてございます。 105ページでございます。 第6条(予定支出の各項の経費の金額の流用)、予定支出の各項の経費の金額の流用をすることができる場合は、次のとおりと定めるものであります。 第1号、営業費用と営業外費用との間でございます。 第7条(議会の議決を経なければ流用することのできない経費)、次に掲げる経費については、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、またはそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならない。 第1号としまして、職員給与費の1,350万5,000円でございます。 第8条(他会計からの補助金)、統合水道に係る統合前の簡易水道の建設改良のため、発行された企業債の元利償還金に要する経費について一部を充当するため、一般会計からこの会計へ補助を受ける額は6,385万1,000円であります。これは、今まで同様の一般会計から繰り入れられる起債の償還金でございます。 第9条(たな卸資産購入限度額)、たな卸資産の購入限度額は200万円と定めるものでございます。これは、水道の量水器の購入費等でございます。 107ページをお開きください。 平成29年度印南町水道事業会計予算の実施計画についてを説明させていただきます。 収益的収入及び支出の収入でございます。 1款.水道事業収益、1項.営業収益、1目.給水収益は1億3,550万円で、これは水道使用料金でございます。2目.その他の営業収益では231万5,000円であります。これは、消火栓等の維持管理費用の計上でございます。 2項.営業外収益、1目.受取利息及び配当金1,000円は科目設定でございます。2目.他会計補助金は987万円で、一般会計から繰り入れの起債の利子の償還分でございます。3目.加入負担金は172万8,000円で、これは新規加入20件分を予定してございます。4目.長期前受金戻入5,175万8,000円でございます。補助金等を受けて施設を整備した場合、補助金と相当分は減価償却をしない制度であります。資産の取得または改良に伴い交付される補助金または一般会計負担金については、長期前受金として負債に計上した上で、減価償却見合い分を順次、収益化するものでございます。5目.雑収益、これは科目設定でございます。 3項.特別利益、1目.過年度損益修正費につきましても1,000円の科目設定でございます。 1枚おめくりいただきまして、108ページの支出でございます。 1款.事業費、1項.営業費用、1目.原水及び浄水費としまして5,668万1,000円でございます。これは、主に修繕費、薬品代、また入水費、光熱水費等でございます。2目.配水及び給水費につきましては2,032万6,000円でございます。これも修繕費、委託料、材料費、光熱水費等でございます。 109ページでございます。 総係費でございますが2,765万4,000円でございます。これは、人件費や委託料が主なものであります。 110ページでございます。 4目.減価償却費1億416万2,000円です。これは、事業目的で取得した資産、水利権等でございます。5目のたな卸資産減耗費は1,000円で科目設定でございます。 2項.営業外費用、1目.支払い利息及び企業債取扱諸費は1,900万1,000円です。これは、企業債の償還分の利子分であります。 111ページでございます。 2目.雑支出は5万円です。3目.消費税及び地方消費税は800万円を予定してございます。 3項.特別損失、1目.固定資産売却損は1,000円で科目設定でございます。2目.過年度損益修正損は5万円です。3目.その他特別損失につきましては606万8,000円です。これは、水道費用の過年度分また人件費等でございます。 1枚おめくりいただきまして、112ページでございます。 資本的収入及び支出の収入でございます。 1款.資本的収入、1項.負担金、1目.負担金は200万円です。これは、上道改良住宅建てかえによる支障となる水道管の移設に要する補償費でございます。2項.他会計補助金、1目.他会計補助金は5,398万1,000円です。これは、一般会計から繰り入れされる起債の償還分の元金でございます。3項.固定資産売却代金、1目.固定資産売却代金は1,000円で科目設定でございます。 次に、113ページでございます。 支出でございます。 1款.資本的支出、1項.建設改良費、1目.配水設備改良費では764万3,000円でございます。詳細につきましては、上洞送水管布設工事及び上道改良住宅建てかえに伴う支障となる水道配水管の移設工事費と、また県営事業による水道原水となる導水施設の老朽による更新工事に伴う負担金でございます。2目.資産購入費につきましては208万8,000円で、これは水道量水器及びまた送水ポンプの購入費を計上してございます。 2項の企業債償還金、1目.企業債償還金は8.052万1,000円で、これは企業債償還の元金分でございます。 次の114ページからの付録、明細書における予定キャッシュ・フロー計算書、また給料明細書等は記載のとおりですので、説明は省略させていただきます。後ほどご高覧賜りますようお願い申し上げます。 以上で説明を終わらせていただきます。ご審議の上、可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長 本案について、質疑を行います。 -4番、榎本一平君- ◆4番(榎本) 今年から、課長も報告がありましたけれども、公営企業会計で始まるということで、まず最初に会計の予算書は103ページから105ページまでが予算書ということで聞いています。その中で、104ページの第4条のところで、この資本的収入額が支出額に対して不足が3,427万円ということで、この数字は収入額と支出額は、計算書に金額が出ておりますので、これを引いたら3,427万円というのが誰でも計算できるんですけれども、その後なんです。その不足分を引継現金というんですか、1,865万5,000円と損益勘定留保金1,561万5,000円で補うというふうに示されていますけれども、ここの説明をお願いしたいと思います。 それで、あと104ページの第4条の2項ですけれども、債権と債務として整理する未収金と未払い金がそれぞれ1,910万円と368万3,000円であるというふうに示されていますけれども、先ほど課長からも報告があったように、企業会計は4月1日から翌年の3月31日までということで、その1年間ということなんですけれども、ここの意味、ちょっと説明をお願いしたいんです。お願いします。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 それでは、104ページの第4条資本的収入及び支出のこの不足により補填する引継現金と損益勘定留保資金でございますが、この4条予算、資本的収支の不足分の3,427万円の補填につきましては、当該年度の3条予算でもあります収益的収支により留保した現金でございます。それが損益勘定留保資金と申しまして1,561万円を充てなければなりません。この損益勘定留保資金は、3条予算で現金による支出の伴わない費用、具体的に申しますと減価償却費であったり、資産損耗費などの過去に支出した建設費を費用化したものでございます。また、残りの不足分、いわゆる引継現金の1,866万5,000円につきましては、これは、簡易水道事業会計からの預金として所持している流動資産、現金預金や、そしてまたこの28年度の決算見込みによる繰越額でこれを補填するという意味でございます。 そして、もう1点目、特例的収入の第4条の2でございますが、この特例的収入でございます。これは地方公営企業法の施行令第4条第4項の規定により、公営企業法の適用日の前日、いわゆる3月31日までの会計の簡易水道会計は、その同日をもって閉鎖されます。いわゆる出納期間が存在しません。当年度3月31日、年度末をもって打ち切り決算で処理しなければなりません。よって、この簡易水道会計で発生した債権また債務は、未収金、未払い金というような言葉で整理するものでございます。この特例的支出につきましては、この未収金1,910万円でございますが、これは3月分の水道使用料が主なものでございます。また、未払い金の368万3,000円につきましては、3月分の光熱水費や、またリース料の経費でございます。この特例的収入及び支出につきましては、公営企業会計の移行年度でありますこの平成29年度のみの計上でございます。 以上でございます。 ○議長 よろしいか。 -4番、榎本一平君- ◆4番(榎本) そうしたら、第4条の2項の特例的収入と支出というのは、今回はこんなに数字、未収金と未払い金というのが出ているんですけれども、今、課長のお話からやったら、今年度しかのれへんということなんですか。来年度以降の予算には、このお金はのらないということですか、それだけちょっとのるかのらないかだけ答弁いただきたいと思います。 あと、実施計画のところで110ページに4目に減価償却費ということで、かなり大きな規模の金額が計上されております。1億416万2,000円とのっています。その中に有形の減価償却費ということで1億307万7,000円と無形の減価償却費ということで108万5,000円ということですけれども、これは、この平成29年4月1日から平成30年3月31日までの間で出ていく費用ということで、それで確認させてもらったらいいんかなと思うんです。 それと、キャッシュ・フローのところで質問するんですけれども、114ページからなんですけれども、これは生環のほうでいろいろ聞いて教えてもらったんですけれども、1、2、3とあるんですけれども、1項が業務活動によるキャッシュ・フローということで、住民の皆さんが使うための水をつくって、それを売る営みをする中でのお金の流れを示しているんだというふうに聞きました。それで、一番上ですけれども当年度の純利益が三角がついておりますので、これはマイナス3,679万円ということになっています。その下に減価償却費ということで1億426万円ということで、この金額が大きいんですけれども、ここには現金の支出とかそういうのが伴わない分も入っておるということを聞いたんです。それでずっと下に行ってもうて、一番最後の業務活動によるキャッシュ・フローというところで、一番下ですけれども、ここには営業活動で約3,100万円のお金があるということを示しているんだというのを聞いたんです。それが、そういう数字を見るのにそういう見方なんだということなんです。 それで、あと質問するんですけれども、115ページに移ってもうて、第3項のところなんですけれども、これは財務活動によるキャッシュ・フローということで示されております。下に資金に係る換算差額というのがありまして、ここには3段に金額が示されておりまして、その真ん中に1億9,181万4,000円ということで、これは平成29年4月時点でこれだけのお金がありますよということをあらわしているということです。それで、その下に1億8,525万5,331円というのは、これはここの数字は来年の3月末時点でこんなになる予想ですよというように列記されているんだということです。その一番上の数字に戻って、資金増減額ということで三角がついておりまして655万8,669円ということで、これ当初予算からもう既に赤字の会計になるということになっているのではないかというふうに思うんです。今回は、この会計と一緒に水道料金を値上げするというような条例なんかも出ていないんですけれども、この一番上の現金のお金の流れ、そしてこの3項のキャッシュ・フローを見たら、当初から655万円の赤字なんだということになっていると思うんですけれども、ちょっと僕もまだ全体がわからんですけれども、この企業会計を見るときには、この数字というのは、これはもう単純にこれだけの赤字になるんだということになるのかどうかという、全体を僕理解していないんでわからんですけれども、ちょっとそこのところを答弁いただきたいんですけれども。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 もし、先生の質問にぬかりがあれば、またご指摘いただきたいと思います。 まず、この110ページの収益的収入の営業費用の4目の減価償却費についてでございますけれども、この減価償却費の1億416万2,000円でございます。これは、議員のご質問の中の単年での減価償却費でございます。これは、保有している建物、機械設備などの固定資産の取得価格を耐用年数で割り、1年当たりの費用として計上したものであります。そして、同じく2件の減価償却でございますけれども、この水利権は具体的に形態を持たない資産でございます。このような資産を無形固定資産と呼んでございます。この水利権などの法律上の権利は、有償で取得したものに限っては資産として計上されます。そのため、この水利権を取得した際の取得原価を耐用年数に応じて、毎年、減価償却していくという必要があり、これもここに計上してございます。 そして、キャッシュ・フローの説明ということでございますけれども、これ当初予算から赤字という3,679万円がマイナスになってるやないかと、予算上どうなということでございますが、これは予算の付録資料でございますが、予定キャッシュ・フローの計算書においては、当該事業年度である平成29年4月1日から平成30年3月31日までの現金の流れをあらわした表でございます。その中で、先ほど先生言われた3つの柱に分けて表示されてございます。1つ目の業務活動によるキャッシュ・フローでは、3条予算いわゆる収益的を税抜きで収支した当年度純利益がマイナスの3,679万円となってございます。これは、先ほども予算の説明にもいたしましたが、現金の支出を必要としない費用でございます。これは減価償却費や、また長期前受け金等が含まれているためであります。それらを差し引くことで現金のみ流れが把握でき、このキャッシュ・フロー計算書の業務活動においては3,105万6,000円のプラスというふうになってございます。 また、この2つ目の投資活動によるキャッシュ・フローでは、これは当年度の固定資産の取得に係る費用893万円に対し、起債の元金償還分の一般会計から補助金等の収入が5,183万4,000円となり、差し引きますと4,290万5,000円のプラスとなっています。これいずれにしても、やっぱり2つの投資活動また業務活動におきましては良好であると言えると考えてございます。しかし、この3つ目の財務活動によるキャッシュ・フローでございますが、これにつきましては、今までの建設改良費に要した企業債の償還でございます。この支出が非常に大きく8,052万1,000円となってございます。これが一番の課題であり、全体のキャッシュ・フローでは、これはあくまでも予算上でございます。資金残高が年度末には655万8,000円というマイナスになるという計上の予算でございます。ちょっとわかりにくい説明になったかなと思いますけれども、いわゆるこの3,679万円のマイナスですけれども、これは現金の支出を必要としない伴わない減価償却費や、また長期前受け金が含まれているため、それを差し引いたら3,679万円となって、それがここにキャッシュ・フローの一番上のところでマイナスで上がってきているということでございます。 それと、料金ですけれども、当然このまま、この予算を続けますと、やはり先生のおっしゃるご指摘は、やはり値上げをするんかということであるかなというふうに理解させていただきます。この水道料金でございますけれども、この水道料金は、公平で公正妥当なものでなければならず、能率的な経営のもとにおける適正な原価を基礎として、地方公営企業の健全な運営を確保することができるものでなければならないというふうにされてございます。この水道施設を維持するものばかりではなく、水道施設の更新のために原価を含むものでございます。各施設の管理や、また修繕費等の維持管理の低減と有収率の向上を図るべく、施設の改修工事や老朽管の更新工事も進めてまいってもございます。この水道料金の公平性を図るためにも、滞納整理も力を入れるところであります。平成29年度からのこの予算から見ますと、会計は当然厳しいことがうかがえます。私も12月議会におきましてご答弁をさせていただきましたが、少し重複するところがあると思います。できる限りの経費の節減を図り、長期的な視点で決算状況を踏まえ、水道事業の持続可能な運営をしていきたいというふうに考えてございます。ただ、今現時点での水道料金等の改正は考えてございません。 以上です。 ○議長 -4番、榎本一平君- ◆4番(榎本) 減価償却のところは、先ほど課長のほうから、耐用年数があって、それを1年ごとに分けていったら、このお金になるんやと答弁があったと思うんですけれども、この水利権というのは、普通、減価償却といったら物とか物件とかそんなんになると思うんですけれども、水利権にもこの減価償却というのがつくというのが初めてこれ見て知ったんですけれども、有形と無形の耐用年数というのは、大体どのぐらいになっているのかという話と、それから、先ほどの655万円の三角のついた状況なんやけれども、これは1年間たってみらな、実際の状況がどうなるかまだわからんと、そんなふうに考えておいたらよろしんですか。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 耐用年数でございますが、まず水利権でございますけれども、これについては20年間でございます。また、建物におきましてでございます。建物は50年、また管路等につきましては40年でございます。また機械、電気、ポンプ等の施設につきましては10年から20年でございます。 そして、2点目のこのマイナスの数字でございますが、これはあくまでも、先ほども申し上げましたように予算上の数字でございます。当然、決算時には光熱水費であったり、また修繕費であったりというのは、見込んでいる額に満たないことは当然ございます。よって、決算時ではプラスになることも十分あるというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長 よろしいか。 ◆4番(榎本) はい。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第28号 平成29年度印南町水道事業会計予算について」を採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第10、「閉会中の継続調査の申し出について」を議題といたします。 各委員長から、目下委員会において調査中の事件について、会議規則第75条の規定によって、お手元に配付いたしました申し出のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 これで本日の日程は全部終了しました。会議を閉じます。 平成29年第1回印南町議会定例会を閉会いたします。 △閉会 16時06分地方自治法第123条第2項の規定により、下記に署名する。      平成  年  月  日        印南町議会議長        印南町議会議員        印南町議会議員...