高野町議会 > 2021-03-15 >
令和 3年第1回定例会 (第4号 3月15日)

  • "中断"(/)
ツイート シェア
  1. 高野町議会 2021-03-15
    令和 3年第1回定例会 (第4号 3月15日)


    取得元: 高野町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-15
    令和 3年第1回定例会 (第4号 3月15日)                令和3年         第1回高野町議会定例会会議録(第4号)        第4日(令和3年3月15日 月曜日)          午前9時35分 開会     第 1 議案第18号 令和3年度高野町一般会計予算について 2 出席議員(10名)    1番 大 西 正 人         2番 松 谷 順 功    3番 菊 谷   元         4番 新 谷 英一郎    5番 中 迫 義 弘         6番 中 前 好 史    7番 大 谷 保 幸         8番 所   順 子    9番 負 門 俊 篤        10番 﨑 山 文 雄 3 欠席議員(0名) 4 事務局職員出席者   事務局長  倉 本 文 和   書記    大 谷 至 子
    5 説明のため出席した者の職氏名   町長        平 野 嘉 也   副町長       西 上 邦 雄   教育長       森 下 英 男   会計課長      辻 本 寛 美   企画公室長     中 尾   司   総務課長      辻 本 幸 弘   税務課長      和 泉 ひろみ   観光振興課長    茶 原 敏 輝   福祉保健課長    尾 家 和 代   建設課長      小 西 敏 嗣   生活環境課長    松 本 嘉 文   防災危機対策室長  井 上 哲 也   診療所事務長    苗 代 千 春   消防長       中 西   清   教育次長      中 西   健   富貴支所長     植 田 達 夫                午前9時35分 開会 ○議長(大西正人) 皆さん、おはようございます。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  議事に入る前に、当局より3月11日の会議において誤った説明があったということでございますので、訂正したいということの申出がありますのでこれを許します。  井上防災危機対策室長。 ○防災危機対策室長(井上哲也) おはようございます。  ちょっと貴重な時間をいただいて申し訳ございません。3月11日の議案第8号、令和2年度高野町一般会計補正予算(第8号)について、6番議員、中前議員のほうから、17ページの2款総務費、12目防災諸費、10節需用費の中で、啓発用消耗品費32万円の減額について御質問いただきました。それに対する私の説明の中で一部誤りがありましたので、ちょっと訂正をさせていただきたいと思います。  このときの説明の中では、市販パンフレットの各戸配布を予定していたのを、内容がちょっと見直される予定があるので、令和3年の実施に先送りするということで、2年度の予算については減額した、そして3年度の補正でこの分は計上しているというふうに御説明申し上げたんですけども、そこにちょっと誤りがありまして、3年度の予算に計上しているという部分なんですけども、予算編成の時点ではその分予算要求ということで計上をしておりました。予算査定をしていく中で、このことについては当初予算ではなくて、補正予算で対応するということになっていったわけなんですけども、ちょっと私、その部分のほうを失念しておりまして、平成3年度の予算に計上しているということで、そのときに御説明を申し上げました。正しくは、平成3年度に補正予算で対応する予定であるということで、訂正させていただき、おわびを申し上げたいと思います。  以上でございます。失礼します。 ○議長(大西正人) ただいまの訂正は許可することといたします。  日程第1、議案第18号、令和3年度高野町一般会計予算についてを議題とします。  本案について、歳入の説明を求めます。  中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) おはようございます。  それでは議案第18号、令和3年度高野町一般会計予算案について説明をさせていただきます。  予算書の1ページを御覧ください。  令和3年度高野町一般会計予算。  令和3年度高野町の一般会計予算は次に定めるところによる。  (歳入歳出予算)  第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ47億1,400万円と定める。  2項 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。  (債務負担行為)  第2条 地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為」による。  (地方債)  第3条 地方自治法第230条第1項の規定により起こすことのできる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第3表 地方債」による。  (一時借入金)  第4条 地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入の最高額は、6億円と定める。  (歳出予算の流用)  第5条 地方自治法第220条第2項但書きの規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。  (1)各項に計上した給料、職員手当及び共済費(賃金に係る共済費を除く。)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内での、これらの経費の各項の間の流用。  令和3年3月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  9ページを御覧ください。  第2表 債務負担行為。  事項、外国語活動・外国語教育充実事業。期間、令和3年度から令和6年度まで。限度額5,100万円。  10ページを御覧ください。  第3表 地方債。  起債の目的、過疎対策事業。限度額、8億1,630万円。起債の方法、証書又は証券借入。利率4.5%以内(ただし、利率見直し方式で借り入れる政府資金及び地方公共団体金融機構資金について、利率の見直しを行った後においては、当該見直し後の利率)。償還の方法、償還の方法・償還期限については、借入先の条件に従う、ただし、町財政の事情により償還期間を短縮し、もしくは繰上げ償還又は、低利に借換えすることができる。  公営住宅建設事業。限度額7,300万円。起債の方法、利率、償還の方法は、先ほどと同じです。  緊急防災・減災事業。480万円。起債の方法、利率償還の方法は、先ほどと同じです。  辺地対策事業。4,200万円。起債の方法、利率償還の方法は、先ほどと同じです。  臨時財政対策債。限度額。1億円。記載の方法、利率償還の方法は、先ほどと同じです。  合計限度額。10億3,610万円。  14ページを御覧ください。  まず、歳入の説明をさせていただきます。  2 歳入。  1款町税、1項町民税、1目個人、本年度1億1,604万2,000円、1節1億1,554万2,000円、2節50万円。2目法人、本年度1,345万9,000円、1節1,345万8,000円、2節1,000円。  2項固定資産税、1目固定資産税1億9,862万1,000円、1節1億6,642万1,000円、2節3,220万円。2目国有資産所在市町村交付金及び納付金558万6,000円、1節558万6,000円。  3項軽自動車税、1目環境性能割80万1,000円、1節80万円、2節1,000円。2目種別割1,168万7,000円、1節1,165万7,000円、2節3万円。  4項町たばこ税、1目町たばこ税1,500万円、1節1,500万円。  5項都市計画税、1目都市計画税945万1,000円、1節942万1,000円、2節3万円。  次のページをお願いします。  2款地方譲与税、1項地方揮発油譲与税、1目地方揮発油譲与税1,000万円、1節1,000万円。  2項自動車重量税譲与税、1目自動車重量税譲与税2,400万円、1節2,400万円。  3項森林環境譲与税、1目森林環境譲与税3,349万9,000円、1節3,349万9,000円。  3款利子割交付金、1項利子割交付金、1目利子割交付金50万円、1節50万円。  4款配当割交付金、1項配当割交付金、1目配当割交付金200万円、1節200万円。  5款株式等譲渡所得割交付金、1項株式等譲渡所得割交付金、1目株式等譲与所得割交付金190万円、1節190万円。  6款法人事業税交付金、1項法人事業税交付金、1目法人事業税交付金361万円、1節361万円。  7款地方消費税交付金、1項地方消費税交付金、1目地方消費税交付金7,360万円、1節7,360万円。  次のページをお願いします。  8款ゴルフ場利用税交付金、1項ゴルフ場利用税交付金、1目ゴルフ場利用税交付金270万円、1節270万円。  9款環境性能割交付金、1項環境性能割交付金、1目環境性能割交付金402万4,000円、1節402万4,000円。  10款地方特例交付金、1項地方特例交付金、1目地方特例交付金150万円、1節150万円。  11款地方交付税、1項地方交付税、1目地方交付税18億1,000万円、1款18億1,000万円。  12款交通安全対策特別交付金、1項交通安全対策特別交付金、1目交通安全対策特別交付金、本年度50万円、1節50万円。  13款分担金及び負担金、1項分担金、1目総務費分担金25万8,000円、1節25万8,000円。  2項負担金、1目民生費負担金185万3,000円、1節109万4,000円、2節75万9,000円、2目商工費負担金2,055万円、1節2,055万円。3目教育費負担金135万1,000円、1節1,000円、2節135万円。  次のページをお願いします。  14款使用料及び手数料、1項使用料、1目総務費使用料125万5,000円、1節125万5,000円。2目民生費使用料7万2,000円、1節7万2,000円。3目衛生費使用料81万3,000円、1節81万3,000円。4目農林業費使用料7万円、1節7万円。5目土木費使用料5,550万5,000円、1節5,112万5,000円、2節60万円、3節145万8,000円、4節1万2,000円、5節17万3,000円、6節213万7,000円。6目教育費使用料44万5,000円、1節1,000円、2節1万4,000円、3節43万円。  2項手数料、1目総務費手数料200万円、1節19万3,000円、2節178万7,000円、3節2万円。2目衛生費手数料1,511万7,000円、1節8万7,000円。次のページをお願いします。2節1,503万円。3目土木費手数料2万6,000円、1節2万6,000円。4目消防費手数料1万2,000円、1節1万2,000円。  15款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金7,129万4,000円、1節4,479万6,000円、2節1,803万7,000円、3節846万1,000円。2目衛生費国庫負担金53万4,000円、1節53万4,000円。  2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金302万3,000円、1節302万3,000円。2目民生費国庫補助金879万2,000円、1節198万6,000円、2節680万6,000円。3目衛生費国庫補助金5,856万6,000円、1節5,856万6,000円。4目土木費国庫補助金1億8,529万4,000円、1節62万円、2節8,706万円。次のページをお願いします。3節4,466万円、4節5,295万4,000円。5目教育費国庫補助金1万1,000円、1節1万1,000円。6目商工費国庫補助金66万円、1節66万円。  3項国庫委託金、1目総務費国庫委託金22万6,000円、1節20万6,000円、2節2万円。2目民生費国庫委託金100万3,000円、1節100万円、2節3,000円。  16款県支出金、1項県負担金、1目総務費県負担金1億5,180万6,000円、1節1億5,180万6,000円。2目民生費県負担金5,733万2,000円、1節3,776万3,000円、2節38万1,000円、3節221万4,000円、4節128万7,000円、5節12万6,000円、6節1,556万1,000円。  次のページをお願いします。  2項県補助金、1目総務費県補助金431万円、1節431万円。2目民生費県補助金1,260万円、1節503万8,000円、2節750万5,000円、3節5万7,000円。3目衛生費県補助金54万円、1節54万円。4目農林業費県補助金1,059万9,000円、1節1,005万9,000円、2節54万円。5目土木費県補助金129万9,000円、1節67万4,000円、2節62万5,000円。6目教育費県補助金309万4,000円、1節309万4,000円。  3項県委託金、1目総務費県委託金1,179万9,000円、1節17万円、2節416万円。次のページをお願いします。3節1万7,000円、4節55万2,000円、5節690万円。2目民生費県委託金63万9,000円、1節63万9,000円。  17款財産収入、1項財産運用収入、1目利子及び配当金424万3,000円、1節424万3,000円。2目財産貸付収入125万7,000円、1節89万7,000円、2節36万円。  2項財産売払収入、1目不動産売払収入700万円、1節700万円。
     18款寄附金、1項寄附金、1目一般寄附金1,720万円、1節1,720万円。2目教育費寄附金1,000円、1節1,000円。3目環境維持寄附金3万円、1節3万円。4目ふるさと寄附金5,000万円、1節5,000万円。  次のページをお願いします。  19款繰入金、1項他会計繰入金、1目財産区会計繰入金200万円、1節200万円。  2項基金繰入金、1目奨学基金繰入金681万円、1節681万円。2目環境維持基金繰入金400万円、1節400万円。3目財政調整基金繰入金1億150万円、1節1億150万円。4目ふるさと応援寄附基金繰入金3億138万8,000円、1節3億138万8,000円。5目森林整備基金繰入金19万1,000円、1節19万1,000円。  20款繰越金、1項繰越金、1目繰越金2,000万円、1節2,000万円。  21款諸収入、1項延滞金加算及び過料、1目延滞金20万円、1節20万円。2目加算金1,000円、1節1,000円。3目過料1,000円、1節1,000円。  2項町預金利子、1目町預金利子1,000円、1節1,000円。  3項貸付金元利収入、1目奨学金貸付金元利収入61万円、1節61万円。2目商工費貸付金元利収入1億円、1節1億円。  次のページをお願いします。  4項雑入、1目滞納処分費1,000円、1節1,000円。2目弁償金1,000円、1節1,000円。3目違約金1,000円、1節1,000円。4目給食事業収入1,040万8,000円、1節220万8,000円、2節820万円。5目消防退職基金受入金258万8,000円、1節258万8,000円。6目健康診査等負担金690万円、1節690万円。7目過年度収入1,000円、1節1,000円。8目地域包括支援センター事業収入249万円、1節249万円。9目雑入2,405万9,000円、1節2,405万9,000円。  22款町債、1項町債、1目総務債2,280万円、1節2,280万円。2目民生債2,370万円、1節2,370万円。3目衛生債1億6,700万円、1節1億2,500万円、2節4,200万円。次のページをお願いします。4目商工債1,100万円、1節1,100万円。5目土木債1億5,110万円、1節7,810万円、2節7,300万円。6目消防債480万円、1節480万円。7目教育債5億5,570万円、1節5億5,570万円。8目臨時財政対策債1億円、1節1億円。  歳入、以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) これで歳入の説明を終わります。  これから質疑を行います。歳入についての質疑はありませんか。  7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) 1点だけお伺いします。  25ページなんですけども、一番上に総務県負担金の中で、地籍調査県負担金、今年度1億5,180万6,000円になってます。前年度が8,804万円、非常にたくさんの負担金が来るようになってますけども、前から今回は富貴地区、筒香地区、相ノ浦地区、3地区を行うというような説明、前あったと思います。これ、前は3班体制な状態で来られたと思うんですけども、今回このようにたくさんの、来るということは4班体制が確立されて、こういう金額になっとんか、そこら辺のところすみませんけどもよろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) おはようございます。  ただいまの御質問でございます。地籍調査の負担金、これがかなり金額が増えてきているため、3班から4班体制になったのかという御質問でございますが、班体制は3班のままでございます。今回事業費としまして、2億240万8,000円の予算化事業費をさせていただいております。そのうちの4分の3ということで、1億5,180万6,000円の県費の負担金という予算となっております。  今回のこの予算の中にも、下筒香、東富貴、中筒香の一部、また相ノ浦、上筒香、東富貴というようなことで、前年度からの分も合わせた分ということで、事業費は増えてきているわけなんですが、以前からも申してますように、全て交付申請をすればこれだけのお金が付いてくるというものではございません。ですので、町としましては、できる限り予算を取りにいきたいということもございまして、多めの予算といいますか、申請を県のほうへしております。ですので、最終的にはまた県のほうの負担金のバランス等もありますので、金額が落ちてくるというような可能性もございますが、事業とすれば何ら問題なく、3班体制で行っていくというものでございます。  以上です。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) ありがとうございます。  一応2億円の予算で、地籍を行っていくというような内容だったと思います。それに関わって、今年度、まだ予想と思うんですけども、毎年のように予算をようさん立てて、まあ、言うたらよう使い切らないというような会計だったと思います。なるべくならこの全額、県からどんだけ来るか分かりませんけど、地籍に関しましてはだんだん年いった人ばかり増えて、なかなかできないと。筒香地区、今回1か所できた、できてるというか途中なんですけども、なかなか難しいというようなことを聞いてます。その辺のところあんじょうと踏まえて、予算をたくさん取ってもらって、なるべく早く地籍を済ますようにしてもらいたいと思います。そこら辺、何かあれば、追加のことあれば、すみませんけどよろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 先ほども申しましたが、予算を取って使い切れないということではございませんで、県のほうの予算が付かないということで、事業費が減ってきているというものでございますので、できる限り、高齢になってくるということもございますので、少しでも早く完了に向けてやっていきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。ありませんか。  2番、松谷君。 ○2番(松谷順功) まず、9ページをお願いします。  今回、債務負担行為ということで、外国語活動、外国語教育の充実ということで、令和3年度から令和6年度までに5,100万円の債務負担行為が出とるわけですけども、これにつきまして、反対とかそんなんじゃなくて、今後どういう形でこの5年間、4年間ですか、先生方を研修させるのか、先生方の確保、協力等が得られるのか、協力体制はどうなのかというところをお伺いしたいと思います。それが1点です。  それから、23ページをお願いします。  衛生費の国庫補助金で、23ページの3款、衛生費の国庫補助金が、水道施設整備等の国庫補助金が5,800万円付いてます。非常に金額上がってますので、この辺のところの説明をお願いしたいと思います。  それから国庫支出金のところですけども、これ多分カード関係です、だと思うんですけども、細かい金、いろいろ僕も個人番号のことで質問しましたですけども、補助金が幾らか付いております。この辺のところの説明もお願いしたいと思います。 ○議長(大西正人) 少し、放送が終わるまでしばらく待ってください。                 (町内放送) ○2番(松谷順功) それからもう1点お願いします。14ページをお願いします。  固定資産税が増えてます。町税で増えとるわけですけども、これ南海電鉄に対する徴収の猶予分等を含むということで増えたということになってますが、これのところもう少し丁寧、詳しく説明をお願いします。  以上です。 ○議長(大西正人) 森下教育長。 ○教育長(森下英男) 2番議員の御質問に説明をさせていただきます。  外国語活動に関しまして、令和3年4月より実施してまいりたいと考えております。本年、令和3年度につきましては現状、子供たちの現状把握をし、それから新カリキュラムを作成いたします。それから、実際にプロジェクトリーダーというのに、先生方にそのカリキュラム作成に関わっていただいて、進めてまいりたいと考えております。順調に進めば、令和3年度の末ぐらいから実際にそのカリキュラムを運用して始めたいという考えであります。  それから令和4年、5年につきましては、そのカリキュラムを使って実際に進めてまいりたいと考えております。さらに、令和4年度以降につきましては、教員にその授業の仕方について伝授していただいて、実際にこういう形で授業を進めていくという教員研修も含め、カリキュラムの使い方、発音の仕方等につきまして、研修を進めてまいりたいと考えております。  令和6年度につきましては、さらに研修も進めますが、だんだんと先生方に身に付いたら、付けて自立していっていただくということであります。  そういう形で、実際に外国語活動を進めてまいりたいと、このように考えております。先生方の自信持って授業ができるというように進めてまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 和泉税務課長。 ○税務課長(和泉ひろみ) それでは、2番議員さんの御質問にお答えいたします。  固定資産税の質問でございますが、固定資産税が昨年に比べて5,000万増の予算となっておりますが、これにつきましては、一つは滞納繰越分のところで3,220万となっておるところ、この中にはコロナの影響による納期の延長申請が出た分が3,200万円ございます。その分が翌年の令和3年度に納入されるということで、その分の3,200万と、あと前年度の1億4,782万9,000円につきましては、当初予算計上、見込みで計上しておりましたところ、償却資産の総務省評価分が償却資産が上がってきたという通知があったことで、見込みよりも多く入って、今年は調定は上がってるんですけれども、当初はその分を見込んでおりませんでした。その分について、比較としましては5,000万ほどの増となっておるところでございます。よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 松本生活環境課長。 ○生活環境課長(松本嘉文) 23ページ、3目の中の水道施設整備国庫補助金、5,800万円についてでございますが、これは上、中筒香地区の飲料水供給施設の整備工事でございまして、補助対象事業費が1億4,500万円でございます。そのうちの10分の4が国庫補助金の対象となってございますので、その分の5,800万円でございます。  以上です。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 私のほうからは23ページ、1目の総務費国庫補助金の中につきまして御説明を申し上げます。  まず1つ目が、個人番号カード交付事業費補助金ということで、36万2,000円ございます。こちらにつきましては、番号カードの交付事務に関する補助金ということになっております。  それからもう一つ飛んで、下の個人番号カード交付事務費補助金ということで、こちらにつきましてもカード発行等による事務費ということで、郵送料等の補助金ということで5万円を計上しております。  また、その下の社会保障税番号制度システム改修補助金72万円、こちらにつきましてはマイナンバー関連の事務に対する交付金で、地方公共団体情報システム機構に支払いする費用の補助金ということになっております。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 2番、松谷君。 ○2番(松谷順功) まず、債務負担行為につきましては、今年カリキュラム運用につきましては末からというお話でございました。これまた後ほど予算のほうに出てきますんで、そのときまたお聞きしたいと思います。  それから固定資産税がなぜ上がってるんかというのは、和泉課長の説明ありましたですけども、これ南海電鉄も書いてますけども、南海電鉄でよろしいんですね。徴収猶予分3,200万円が含まれているということでございました。  それから国庫支出金の総務費国庫負担金、マイナンバーカードが少しずつ進みつつあるのかなというところですか。ということは、もうカードが交付するための補助金やということで、僅かですけどもそういう形で進んでるのかなと思います。  それからあと、3款の衛生費国庫補助金ですが、これは水道関係の筒香の簡易水道ですね、簡易水道の、簡易水道でないの、筒香、これもう一回聞きたいですけど、筒香関係の補助金は衛生費補助金じゃないんですか。もう一回ここのところだけ説明をお願いします。  以上です。 ○議長(大西正人) 松本生活環境課長。 ○生活環境課長(松本嘉文) お住まいの方が100人以下でございますので、簡易水道ではなくて飲料水供給施設という扱いになります。  以上です。 ○2番(松谷順功) 分かりました、結構です。 ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。  10番、﨑山君。 ○10番(﨑山文雄) 少しお尋ねをいたしたいと思います。14ページでございます。  固定資産税の滞納分が相当ありますが、これは回収できるのかということと、滞納の理由はどういう理由で滞納されておるんかと。このうちで不納欠損で処理されるような金額がどのくらいほど出てくるんでしょうか。この点をお伺いしたいと思います。  そして次に、20ページですけれども、住宅使用料が減っております。ということは、これは人口減少を意味しておられるんでしょうか。入られる人が少なくなってきたっていうようなことにつながっておられるんでしょうか。  それと21ページに、高野山会館の使用料というのが上がっておりますが、この会館はもう既に使えない状態にあるという話を聞いておったんですけれども、これを使用してこれだけの収益を得るというようなことってどういうことなんでしょうか。  それと、29ページに、いつもよく問題になります桜ヶ丘の土地売却収入のところですけれども、今回この700万円というのはどのくらいの区画で、この単価は以前と変わっていないんでしょうか。その点をお伺いいたします。よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 和泉税務課長。 ○税務課長(和泉ひろみ) 﨑山議員様の御質問にお答えいたします。  固定資産税の滞納繰越についてでございますが、これは先ほど2番議員様からの質問にもあったように、南海電鉄の期限延長申請が出た分でございまして、その分について滞納になるということは考えてないということは、ないと思っております。  あと不納欠損につきましては、また決算のときにまた御説明させていただきたいと思います。  以上です。よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 私のほうからは、20ページの公営住宅の使用料ということで、まず戸数が少なくなってないかということなんですけども、まず世帯数については、変更なしの形で積算させていただいております。ただ、使用料につきましては所得に応じての家賃の算定がございますので、今回コロナ禍というところもありまして、その分で減額のほうで積算させていただいております。  また、例年収納のほうの率というところも余り加味してなかったので、若干収納率もちょっと低めに積算させてもらってますので、その分で減額のほうをさせてもらっていて、当初よりは少ないような形で計上させていただいております。  以上です。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。  10番議員御質問の21ページの教育費使用料ということで、3節の社会教育費使用料ということで、そのうちの高野山会館使用料の11万に関してなんですけども、確かにホール自身はもう使用できない状態なんですが、会館の中において会議室等の貸館等はまだ続行して行っておりますので、それに対する使用料ということで計上いたしております。  以上です。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 私のほうからは29ページの土地売払収入で、桜ヶ丘土地売払収入の700万につきまして御説明を申し上げます。  これは例年5件分ということで、140万円の5件分の700万ということで予算化をさせていただいております。おおむね、1区画が140万円前後ぐらいになるということで、この140万ということで上げさせていただいておりますが、今現在につきましては全区画138区画中、残り41区画が残っているものでございます。  以上です。 ○議長(大西正人) 10番、﨑山君。 ○10番(﨑山文雄) ちょっとね、説明いただいたんですけど、ちょっと理解出来んところがありまして申し訳ございません。この14ページの滞納金のうちで、この中で3,200万という大きな金出てますけど。また、翌年に回収不能ということで、不納欠損されるような見込み、可能性というのはどのくらいのものが出てくるのかなと。そういうものは出てきませんよっていうのか、その辺の資料がありましたらまた提示いただきたいと、こんなふうに思います。  それと、住宅使用料が減ってきているということについては、今課長のほうから答弁いただいたようなわけでありますけれども、住宅がちょこちょこ空いてきているような状況が感じられます。それだけやっぱり、求められる人が少なくなってきているんかな、人口減少に原因しているんではないかなというようなことも、心配しております。そういうところから質問させていただいたということでございます。  会館の使用等につきましては、会議室がまだ使える状態だということのようであります。あの会館にしてでも、もう使用不能、これはいろいろメンテナンスの関係で年間通じて大分費用がかかっているようですけれども、早くそれを処理することが大事ではないかな、そんなふうに思います。使える間は使ったらいいということになるんかも分かりませんが、その会議室を使うだけに年間通じてメンテナンス料というんですか、補修費がかかってくるということにつながりますので、その辺のバランスも考えていかなければならないんではないかと、こんなふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  桜ヶ丘のこの売却、これは坪単価というんですか平米単価というんですか、区画の単価というのは以前と変わっていないんでしょうか。その点をお聞きして終わりたいと思います。 ○議長(大西正人) 和泉税務課長。 ○税務課長(和泉ひろみ) 御質問にお答えいたします。
     同じ答弁になるかと思いますが、この滞納繰越の3,220万の中の3,200万につきましては、コロナの影響による納期の特例申請が出た南海電気鉄道の分でございまして、最長1年の延長が認められておりますので、令和3年度中に完納されることになりますので、不納欠損になるような事態になることは考え、ないと、ございません。  あと、不納欠損、ほかの不納欠損の対象者につきましては、また決算のときに詳しく御説明させていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 桜ヶ丘の平米単価は以前から変わっておりません。  以上です。 ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。 ○議長(大西正人)  8番、所君。 ○8番(所 順子) 9ページの債務負担行為5,000万ですね、これどうして債務負担行為でこのお金を計上されたか、その辺のところをお伺いをいたしたいのと、そして教師ですね、教師に教えて生徒に教えるという順番とはお聞きはいたしておりますが、この教師の方、そうすることによりますと、教えながら、いつこれを勉強するのかなという、その辺のところも懸念をいたしますので、その辺のところもお伺いはいたしておりません。どのような形態で、教師にどのような時間で、生徒を教えた後で勉強させるのか、どのような内容になっているのかというのをちょっと教えていただきたいし、知りたいところでもあります。その辺のところを教えていただきたいです。なぜ、この債務負担行為でこのように上げてきたのか、ここのところがちょっと疑問に思います、というところもございます。普通の歳出でよかったのではなかろうかなと思います。  そして、17ページ、法人事業税交付金361万円、これ今回のコロナ給付金におきましても、三百二十何件でしたか、ちょっと忘れましたですけど、法人がございますということでございました、答弁には。そうすることになりますと、お寺もこの中には法人税として、固定資産税などはやっぱり入れてもらわなあかんの違うかなと思ってますけれども、その辺のところもどのようにお考えでしょうかか。  そして19ページ、商工負担金のところで、観光施設管理費955万円、そして金剛峯寺臨時駐車場、これはもう結構でございます。955万円だけ。  そして皆さん聞いてくださらなかったので、ちょっとたくさん質問しなくちゃいけないようになりました。  それと27ページ、農林業費補助金の中で、中山間地農業ルネッサンス事業補助金400万円ってありますが、これはどのようなものなんでしょう、ルネッサンス事業費県補助金。これ、歳入に入っておりますが、これちょっと私意味分かりませんので、ちょっと説明を願いたいんですね。余り耳に聞き覚えのないようなお名前のものなので、ちょっと舌かみそうなような感じの名前なんで、ちょっとこれの内容を教えていただきたい。  そして教育費の中で、青少年センター運営補助金の中で、子ども居場所づくり推進事業補助金とかありますが、これもちょっと意味分かりませんので説明をお願いいたしたいと思います。  そして29ページ、ふるさと寄附金から5,000万出ております。これはどうして歳入にこの5,000万が出て、これは何にお使いに、次のところで、歳出で出ると思うんですけど、その説明と、そして30ページのふるさと応援基金繰入金3億ですね、これの説明もお願いいたしたいと思います。  そして最後になるかと思いますが、33ページ、職員住宅使用料172万8,000円、172万2,000円、施設利用協力金、これの説明と、そして最後、教育債、過疎対策事業費5億5,570万円と1億と、これが歳出されておりますので、その辺のところを御説明よろしくお願いいたします。  順を追ってしてくださったら、ありがたいです。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 8番議員のお尋ねに、ブリティッシュ・カウンシルの債務負担行為をなぜしたかということを、答弁させていただきます。  ブリティッシュ・カウンシルという仕組みを使って、高野山の、高野町のモデルを作っていきたいということでさせていただこうということです。毎年度予算を上げていっても別によかったんですが、債務負担行為の金額内、それとこの設定してる期間内に、町としてこの取組をするんだという、まず議会、また町民の皆さんに対しての意志ですね、それをやはり強く前面に出したかったというのが、債務負担行為にわざわざしたというようなことでもあります。年度年度でいろいろな補助金、また企業版のふるさと納税とかをこの財源に充てていきたいなというようにも思ったりはするんですが、やはりこれの事業というのは今後ふるさと教育、それと特色のある高野町の教育、これは和歌山県でもしておるところもなく、また日本でもしているところもないというようなことで、ぜひこの事業に関してパイロット校にぜひなりたい、ならなければならない、地方創生にうちの町としてこのブリティッシュ・カウンシルというのを主に、軸にやはりやっていきたい、そういうことがありましたので、債務負担行為というような流れにさせていただいたところでございます。  あと、その方法論とかそういったところは、教育長のほうから答弁させます。  以上です。 ○議長(大西正人) 森下教育長。 ○教育長(森下英男) 8番議員さんの御質問に、説明をさせていただきます。  まず、教員の研修、いつどこでどういう形でというお問い、御質問だったと思うんですが、まず本年、令和3年の4月からは、先ほどもお話ししましたとおり、教員につきましては、この事業につきましてはブリティッシュ・カウンシルという団体、それから各小学校、中学校におきましてはプロジェクトリーダーという先生が中心に選ばれます。4月からは、プロジェクトリーダーとブリティッシュ・カウンシルにおいてカリキュラム作成を行います。その間に、学校において、研修は、研修につきましては令和4年度からになりますが、この間に学校と教育委員会との間で会合を持ちまして、先生方の研修の時間について、詳細について詰めてまいりたいと、このように考えております。基本はやはり放課後になるかと思いますが、学校の学校長との間で時間の調整を行ったり、研修の時間を取ったりということは決めてまいりたいと、このように考えております。  令和4年、令和5年、令和6年につきましては、その計画に沿いまして徐々にバージョンアップをしていきまして、先生方の力量を高めていくというような形をとってまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。  8番議員御質問の27ページですけども、教育費県補助金ということで、放課後子ども教室推進事業補助金の分なんですけども、11万5,000円ということで、これにつきましては新たな事業ということで、放課後に、等における子供の居場所づくりということで、世代の違う児童や、あとそういう地域の方との交流できる場というところで、サロン等を使用して行っていく事業の補助金でございます。それにつきましては県から3分の2の補助金ということで、今回は総事業費といたしまして17万3,000円の3分の2ということで、11万5,000円の補助金、そういうことで計上をさせていただいております。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 順番に説明を願います。17ページをお願いします。法人事業税。  中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 失礼します。  17ページの6款法人事業税交付金ですが、これは国のほうに入る国税として入ります地方法人税、その国税の分を各自治体、県と市町村に交付税として交付していただくものです。県法人税の7.7%を県が市町村に交付するということになっております。その交付税でございます。  それと、企画公室関係でほかにもありますが、順番のほうがよろしいでしょうか。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 19ページの観光施設管理負担金955万円ですけれども、これは金剛峯寺さんと町のほうで共同で行っております参拝観光に来られる方のための公衆トイレ、この公衆トイレを維持管理するための費用の半額を金剛峯寺さんから頂いておりますので、それをここに上げさせていただいております。  以上です。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 私のほうからは27ページ、農林業県補助金でございます。タイトルのほうが中山間地農業ルネッサンス事業県補助金、400万、こちらのほうなんですけども、国の補助ということがありまして、事業内容で言いますと中山間地域の特色を生かした創意工夫あふれる取組や、地域の所得向上に向けた計画を進化させる取組等を支援するという補助事業でございます。内容的には、また歳出にも出てはくるんですけども、高野町ブランドの野菜推進事業ということで進めてまいります。高野町の独自の基準を設けまして、ブランド化を目指し、また販路拡大や地産地消といった推進を行います。  また、土作りからまた出荷までの工程をマニュアル化をして、農家とともに進めていきたいということで、こういった事業を取り組んでまいります。  以上です。 ○議長(大西正人) 中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 失礼します。  それでは私のほうから29ページ、ふるさと寄附基金について御説明申し上げます。  ふるさと寄附基金の5,000万円につきましては、寄附していただく方から御寄附頂く寄附金でございます。今年度は5,000万円を計上させていただいております。この寄附金から直接事業にお金を充てていくというわけではございませんで、一旦基金に積ませていただきます。基金に積ませていただいたものを、先ほどもう一つ御質問いただきました30ページにあります、30ページの繰入金の中にありますふるさと応援寄附基金繰入金、こういう形で基金を取り崩して、議会の承認いただいて事業費に充てていくという形で毎年使わせていただいているものでございます。  それで、御質問いただいた30ページの、3億138万8,000円の使い道ですが、今年度については主なものとして高野町学びの交流拠点整備事業、あと地籍調査事業等様々な事業に計上をさせていただくことになっております。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 私のほうからは33ページ、雑入の中の職員住宅使用料と施設利用協力金について御説明を申し上げます。  まず、職員住宅使用料につきましては、これは中の橋地区にございます職員の入っている住宅でございます。1か月1万1,000円の12戸、12人分ということで、172万8,000円を計上させていただいております。  続きまして、施設利用協力金172万2,000円でございますが、これは役場駐車場横等の駐車場の利用協力金ということで、1か月14万3,500円の12か月ということで、172万2,000円を計上させていただいております。  以上です。 ○議長(大西正人) 中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) すみません、あともう一つ漏れておりました。34ページでございます。  34ページの7目教育債の5億5,570万円につきましては、過疎対策事業債のソフト事業、すみません、ハード事業ということで、高野町学びの交流拠点整備事業に充てるための起債でございます。  それとその下の臨時財政対策債1億円ですが、これは本来国のほうから町のほうに、地方交付税という形で財源を頂いてますが、国の財政の都合で、一旦臨時財政対策債という起債を起こして町で借入れをすると、国の財政に余裕が出てきた場合は、それを国のほうから措置していただくというものでございます。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) いろいろ説明をいただきましたですけれども、多岐にわたり質問しましたので、ちょっと私も質問内容が難しいですけれども、この債務負担行為、町長の説明がありましたんですけれども、もう私から思いましたら、これ専決処分に似たような形態で債務負担行為が出てるような気がいたします。長期継続契約の場合は、債務負担行為は議会の議決を諮る必要もないというようなことも載っておりましたんですけれども、専決処分は5,000万まででございますし、100万円多くになってますし、こういうふうな出し方ではなく、やはり普通の出し方でしていただいたほうがありがたいかなというふうには思うんですけれども、これ多岐にわたり、何年にもわたり限度額を決めておき、今年度、令和2年でしたですか、2,800万円先に出ておりましたですけれども、あと2,200万円残ってるんですけれども、ちょっとその支払い方法がローン的というかね、そういうふうになってるので、内容的に私は理解ができない、個人的に私は理解ができないな、どのように支払いしていくんかなというところが見えてこないなというのもありますし、そして先ほど説明ありましたですけれども、ブリティッシュ・カウンシルリーダー、リーダーということはそら教える方のトップなんでしょうけれども、この意味もちょっと理解できなく、カリキュラムを組んでということでございますが、なかなかカリキュラムを組んでる間に先生も何ですか、チェンジする場合も出てくるでしょうし、この内容はちょっと、先生に本当にその空いた時間にというんですか、土曜日、日曜日とかそういうところも、生徒に教えながら勉強するというのは大変ではなかろうかなという、そういうところも、本当にそんな短時間で英語がマスターできるんかなというふうな思いもありますし、それならば英語の達者な先生を何人か雇って、直接やったほうがいいのではないかなという思いもしますし、いろいろこれに関しまして、子供たちに英語をしゃべれるようにするという意欲は分かります。これからの時代はやはり英語も必要な時代で、日本は本当にまだまだ世界的には英語能力が遅れてるなというのは感じますので、本当にしゃべれるようになるように教育でなさっていくんであれば、無駄なお金でもないような気もいたしますが、このことで本当にこれで、次から次へとバトンタッチして、先生がバトンタッチして生徒たちに教えていってくだされるようなことになってほしい、ウィッシュですね、願望でございますけれども、なっていただければよろしいですけど、そうでなくて単なるブリティッシュ・カウンシルですか、ここにお金だけ払って子供たちには全く身にも付かないというふうなことでは困るお金だなというふうに思って、この質問をさせていただいております。  しっかりと本当に身に付くように、これだけのお金を出すんですから、家1軒分ですよ、高級な。ですからちゃんとした教育を望みたいということが願望なので、この質問をたくさんしているわけでございます。もうちょっと、先生に教えるよりも子供に教えたほうが早いん違うかなというふうな、私も思いも持ってるんでね、大人になったらなかなか英語を勉強しにくいって私らもアメリカで言われまして、10歳までにアメリカに渡ればネイティブになりますが、10歳超えればネイティブは難しいと、そういうふうに向こうではなっております、正直なところ。大人になればなるほど発音もできにくく、そしてネイティブには慣れないというふうなのが、向こうの英語学校の勉強方法でございましたんで、私も経験がありますんで、ちょっと心配をしているというところだけです。しっかりと、これだけのお金を使いますんで、英語勉強をして、英語、高野町の子供が英語をしゃべれるようになってくれることを願いたい、そのために無駄にならないお金にしていただきたいなという思いを持ってます、この件に関しましては。  そういうことで、そしてこの債務負担行為的なことで専決処分的な、そういうふうなことでは、こういう大きなお金は出してほしくないということも思っております。  そして、何ページでしたですか、サロンを使用というふうな答弁ございましたですよね、子供たちの。それ、今小学校のところに放課後に勉強する場所もありますし、これはサロンはどこに作るんか知りませんけど、新たにまたサロンを作るんですかね、先ほどの答弁では。サロン、サロン的なものをすると、先ほどおっしゃっておりましたですね、答弁の中に。どこにサロンを作るんかなと思って、あそこの何ですか、前に図書館と言って作ったあそこもそういうふうなことに、子供たちの図書館を作るというふうなことを使ったんですけども、一向にあそこも活用ができてなくて、結構大人だけが使っているというふうな感じでも見受けられますし、人件費だけが増えてるような気もいたします。そういうふうな場を幾つも幾つも作る必要もなく、ある場所を、ちょっと活用してもらえたらいいかなというふうには思ったんです。ちょっと私が間違っているのかも分かりませんが、その辺のところもう一度答弁をしていただければありがたいと思います。  そして、学びのことにたくさんの金額は歳入され、また歳出で出ていくとは思うんですけれども、3億の中には学びのところに歳出で出てくるんだとは思っております。  そして、中の橋のこの職員住宅12人分、これ170幾らですか、歳出のところでもっとたくさん出てたように思うんですけれども、ここ今現在は何人ぐらい入られているんですか。そして消防職員の方たちだけなんですかね。高野山の職員の方も入られているんですかね。これ12人全員が毎日常にそこで住んでいらっしゃるのかどうかを、もう一度ここでお尋ねをいたしたいと思います。  そして、公営住宅建設事業のところ、答弁いただきましたですかね、7,000万円。 ○議長(大西正人) 何ページですか。 ○8番(所 順子) 34ページ、私してませんでしたか。してなかったら、また歳出でさせていただきたいと思います。 ○議長(大西正人) 34ページ、教育債のところですね。 ○8番(所 順子) 何かようけしたんですけど、答弁が少なかったように思うんですよ。今のところ、もう一度答弁いただけますか、もう一回ありますので。 ○議長(大西正人) 森下教育長。 ○教育長(森下英男) 8番議員さんの御質問に説明をさせていただきます。  確かに、子供に直接ということにはなってございませんが、やはり英語教育というのは授業の中に位置付けられました。となってくれば、やはり授業を行うのは教員であります。ですから、教員が英語を教えるという技能・知識・指導力をやはり身に付けさせることが一番大切であるというふうに考えております。  そのブリティッシュ・カウンシルという団体につきましては、12月議会につきまして詳細については御説明をさせていただきましたが、様々なことを私どもも調べてみますと、やはり英語というのは学問ではありますが、やっぱり一種のスキルを伴う、技能を伴うものであるというように考えております。となってくれば、やはり一定の指導方法なり、身に付けさせる方法なり、ありとあらゆるものをやはり身に付けてる団体であるということが、私たちの調べた中でははっきりしております。ですから、発音一つ取ってみましても、その発音はこういう形で子供たちに楽しくやっていけば身に付く、それから会話についてもこういう形でやっていけばいいということは、やはりきちっとカリキュラムの中に位置付けてもらえるようになってます。先生方がこの辺りが分からないということをすれば、やはり専門的な知識をお持ちですので、そのことについてはこうすべきだという形のものが提示していただけるというように考えております。それを積み重ねることによって、高野山に、先ほど町長が申しましたとおり、パイロット校である高野方式というのがやはり形作ることができるのではないかというように考えてございます。そうすることによって、子供たちの英語力がアップしていくというように考えてます。  確かに、先生方の学ぶ時間というのには、学校と話し合わせていただきますということはありますが、やはりそれにつきましても負担がかからないように十分理解していただく中で進めてまいりたいと、このように考えておりますので、本議会におきまして、英語教育につきましての予算をお認めいただけるよう、たくさんのお金やと思いますが、よろしくお願い申し上げたいと思います。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。  議員、8番議員御質問の放課後子ども教室推進事業費補助金というところの、ところで御説明をさせていただいたかと思います。それでサロンというような御説明をさせていただきました。少し言葉足らずでございました。今、既存の要するにまちかどサロンであるとか、学校であるとか、そういうところへ地域の方なりが自分の。 ○8番(所 順子) 作るための補助金ではない。 ○教育次長(中西 健) そうです。場所については特に新たにどっかに作るというようなことではございません。  以上です。 ○議長(大西正人) 中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 議員御質問の、債務負担行為でございます。  債務負担行為は議員おっしゃるような専決処分と類するものではなくて、1ページにもありますように、地方自治法214条の規定により行う行為で、議会の議決を得て設定するものでございますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) すみません、私のほうは34ページの公営住宅建設事業債7,300万、こちらについてなんですけども、また歳出で住宅の長寿命化というのがございますし、先日御質問いただいた財源でございます。まず、国の補助金2分の1、それからその残り2分の1ということで計上させていただいております。  以上です。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 私のほうからは、職員住宅使用料の件につきまして再度御説明をさせていただきます。  この歳入のほうにつきましては、1人1か月1万2,000円の負担を頂くということで、歳出がもう少し多いんではないかというようなことでございましたが。 ○8番(所 順子) 個人負担。 ○総務課長(辻本幸弘) そうです。歳出のほうは1人2万円、1か月頂くと、1か月2万円町から支払うということで、1万2,000円は本人からこちらへ頂くというものになっております。  それで、そちらのほうには役場職員ということで、当然役場職員ですので、一般職、消防職込みの中で入っておりまして、予算を組み立てたときには12人分ということで入れております。  また、この4月からにつきましては、当然新規採用の職員であったり、異動してくる職員であったり、いてますので、若干人数は変わるか分かりませんけれども、おおむね12人前後になるのかなというふうに思っております。  以上です。 ○8番(所 順子) 空き部屋はなし。全部住めるん。 ○総務課長(辻本幸弘) 全部、町の職員だけではございませんので、一般町民の方も何名か。 ○8番(所 順子) 違う違う、借りてるところは全部住めるん。 ○総務課長(辻本幸弘) 基本的には住んでいるというふうに、こちらは考えております。
    ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) 基本的にはじゃあ困るんで、現実的に住んでおりますというふうな答弁のほうがいいんじゃないか、基本的にということは、住んでいないというのも含まれるんではなかろうかなというふうには、ニュアンス的なものに聞こえますけれども、基本は住んでいただかなあかん、では基本、別に住まなくてもいいんかなというふうなようにも聞こえてしまいますので、その辺のところがちょっと変な答弁やったかなというふうに思っております。住んでますよ、全員が毎日っていうふうなような答弁がいただきたいなと思います。  そして、サロンは今あるところの歳入で、必要経費のような形で歳入に出しているんだなというふうには認識をいたしましたです。  そして、債務負担行為でございますが、専決処分ではないということは分かっておりますけれども、ちょっといろいろ調べてみましたら、複数年にわたる契約で支払いが確実にもうこれは払える、払ってしまうんだという途中で、この会社、ブリティッシュ何とか、カウンシルですか、これは東京の会社ですよね。この方たちに途中で仮に、それは教える分野が少なくなってでもこのお金は確実なものの支払いってなってますから、5,100万円は必ず支払うというふうな契約ですよね。変な話が変な丼勘定みたいになって、後で要らんお金も出てきてでも、もうこのお金は払わなあかんというふうな、そういうふうなことはこのブリティッシュ・カウンシルからはっきりと、この5,100万円は要りますよということは提示されてるんですかねというところも、もう一点お伺いをいたしたいと思いますね。その内容が中で、途中でちょっと安くなりますよとか、いろんなことは、5,100万ってはっきりもう金額これ決まってるんですよ、数年にわたってね、限度額を決めておくということですから。限度額を決定というのは、その都度その都度いけるような費用を払っていくのではなくて、初めから、はい100万要りますよ、500万要りますよと、そんな中で勉強を教えていくということなんで、内容が充実してない場合でも、この金は払わなあかんと、そういうふうなような臭い的なものもいたします。ちょっと心配ですね。この債務負担行為でこのようにしましたら、お金だけはきっちり確実に払わなあかん、しかしながら内容が悪くてもチェンジもできない、もうこのお金は既にここに行ってしまうというふうな出し方が債務負担行為ではないのかなというふうには思っております。ちょっと心配なお金の出し方かなというふうには思っておるから、質問しているだけでございます。また歳出のところでいろいろ聞きますので、答弁このことに関していただけたらありがたいと。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。  8番議員の御質問について説明させていただきます。  ブリティッシュ・カウンシルのほうから見積りというんですかね、金額の提示がございました。それに沿って、今回上げさせてはいただいてはおります。あくまで計画的に、教育委員会としても英語の、外国語教育につきましては行っていきたいというのは、もう当初からありましたので、どういうふうな形でというのをかなりブリティッシュ・カウンシルと協議した上で、向こうからの内容ですね、案とか、そういうところも提示していただきました。 ○8番(所 順子) そのカリキュラムはあるの。 ○教育次長(中西 健) カリキュラムはこれから作るんですけども、計画というのはこちらのほうへ上げております。また、提示ということであるんでありましたら、また御提示させていただくことも可能かと思います。  以上です。 ○議長(大西正人) ほか、答弁ないですか。  森下教育長。 ○教育長(森下英男) 今、8番議員さんの御指摘に対しまして説明をさせていただきます。  確かに高額な金額を提示し、信用できないと、不安だということを申されております。確かに、私たちも初めて耳にする団体でありますけれど、これも12月議会にお話をさせていただいたんですが、この英語活動が、英語教育がスタートする4年ほど前から、文部科学省におきましては全国の先生を東京に集めて、その指導方法についての研修を行いました。その研修につきまして、その中心をなしたのがブリティッシュ・カウンシルであります。そこで一定の評価も出ております。  また、さらにこの団体につきましては、研修では各都道府県の幾つかの都道府県がやはり研修という形、つまり年間3日、4日ぐらいの研修であれば、招聘をすることはやっております。またさらに、各市町村教育委員会においても、研修ということでは1日や2日ということで招聘してやっておるわけです。ところが、本町のように、4年継続的に御指導をいただきながら、一つの方向に向かって進めていくという取組につきましては、日本では初めてであります。私学においては一定やられたことはあるそうですが、私どもの高野町のような町において、この数年、何年間にわたってこの取組をやっていくというのは、ブリティッシュ・カウンシルもやはり力を持っておるとはいいながら、大変この本町に対して興味を示してくれております。  先ほども申し上げましたとおり、これをやることによって高野町モデルをやっぱり作りたいということで、進めてまいるだけの力を有している団体であるというように確信しております。  ただ、方向に、やり方については不安は生じてくると思いますが、決して私自身はいろいろ話も聞き、調べもしている中で、一定のやはり成果は上げてもらえるものと私は確信しておりますので、お答えをさせていただいておきます。  以上でございます。 ○議長(大西正人) しばらく休憩します。  再開は11時10分からお願いいたします。               午前11時03分 休憩               午前11時12分 再開 ○議長(大西正人) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  引き続き、歳入についての質疑はありませんか。  4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) 失礼します。  私から30ページの基金繰入金の3目の財政調整基金繰入金のほうで、今年度、大きな形でなってるんですけども、ここの説明の部分で財政調整基金繰入金が1億円となっとるんですけども、これは概要の説明のところにもあるんですけども、しゃくなげ融資預託金との関連ですね、この辺りもちょっと説明いただけたらなと。そもそも財政調整基金とは何ぞやと、これ初歩的なことなんですけど、もう一度確認したくてお聞きします。  それとの関連で、次のページの、諸収入の一番下ですね、商工費貸付金元利収入ということで1億円が上げられています。説明のところで、新型コロナウイルス対策しゃくなげ融資特別預託金回収金ということで1億円なんですけども、これと先ほどの繰入金の関連も含めてですけども、ちょっと説明いただきたいと思います。  それともう一点、債務負担行為のブリティッシュ・カウンシルの導入についてです。結局、楽しく子供たちが学び、身に付けるということで、今日も毎日義務教育の中で一定の英語、外国語ですけども能力を付けていくということで、日々学府現場では取り組まれていると思うんです。  それに加えて、今回こうしたことで高野町モデルというようなことで、非常に期待も膨らむわけなんですけども、この数年にわたってどんな形でステップアップしていくんかということになるんですけども、ほんまに現場の先生方が放課後中心にということであったんですけども、これを職員ですね、英語科の先生だけではなくて、ほかの学級担任とかPTA、もろもろ社会教育関係の方々も含めてですけども、皆さんがこのことを理解されて、ブリティッシュ・カウンシルというのはたまたまそういう団体組織だとは思うんですけども、みんなで支援していこうということと、それの相乗効果が、町民にとって、ひいいては和歌山県のモデルになるというふうに期待するところなんですけども、これは今後、そういう指定を受けてとか、県または国辺りのバックアップを取り付けるといいますか、そういうことは視野にあるんでしょうか。  それと、現場が非常にこうした外部からの、期待とか不安があるんですけども、先生方、職場にとっても非常に楽しく指導はできるという雰囲気作りですよね、ふるさと教育というもう一本の柱があるんですけども、そうしたことでほかの教育活動についてもプラスになるようなことも、もうこれは内容に関わるんで我々申し上げることではないんですけども、そういう期待もします。その辺りで、この数年にわたって、来年度ですか、詳細な制度も、設計もされるということなんですけども、その辺りも気になるところではあります。  以上です。 ○議長(大西正人) 中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 失礼します。  まず、私のほうから、30ページの財政調整基金繰入金です。財政調整基金というのは、財源不足に備えて積み立てている基金でございます。年度によっては財源が不足する年があるので、そのために積み立てておくという基金です。今回は予算編成の結果、1億円を財政調整基金のほうを取崩して繰り入れるということで、予算編成をさせていただいたというものでございます。よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 私のほうは、31ページ一番下ですね、新型コロナウイルス対策しゃくなげ融資特別預託金回収金、これですけれども、歳出のほうにもあるんですけれども、しゃくなげ融資を行っていくに当たって、一旦町のほうから金融機関に対して、預託金という形で1億円お金を出していきます。歳出のほうにそれがあります。一旦出します、ただし3月31日にまた金融機関のほうから戻入れをしていただきます。それがこの回収金、預託金の回収金という形になります。また、年度が改まったらお金を出して、それをまた年度末、3月31日にまた返してもらうというような繰り返しを行って、銀行で融資ができる元本を作っていくという形になります。一応、1億円預けますので、融資としては2億を上限として借り入れるという枠ができることになります。  以上です。 ○議長(大西正人) 森下教育長。 ○教育長(森下英男) 失礼いたします。  4番議員の御質問に説明をさせていただきます。  確かに、英語につきましては、小学校の先生は英語教育をするということでは採用されていないんです。中学校の先生であれば、英語の免許を持って採用されておるわけなんです。そういう中で、実際にこの英語教育がスタートしたわけです。となれば、やはり教え方のノウハウっていうのはやっぱり身に付けたいというのが、先生方のものだと思います。これどうしたらいいんか、これどうしたらいいのかというところを、やはり先輩の先生に聞いたり、あるいはこの伊都地方の知り合いの先生、どんなことやってるんかということで、情報を得ながら今やっている状況であります。  そんな中で、このブリティッシュ・カウンシルにつきましては、例えば小学校3年生、1年生から中学3年生までにそれぞれ系統的にカリキュラムを作成して、こんな形で最終卒業時にはこういう姿になるということをお示しいただいております。私たちは、望んでるところもお示ししましたので、それを想定しながらきちっと進めていただいております。  今、議員御指摘のとおり、やはり先生自身も楽しみながらやはり身に付けて、先生自身も英語力アップにつながってくると思います。この方法につきましては、それは小学校の先生につきましては全教科教えるという形になってございます。この英語の指導方法、やり方、こういうことは他の教科にも反映していって、こういう形で使用していけば子供たちが身に付くんだな、子供たち自身が楽しく授業に夢中になって学べるんだなということもあります。ですので、英語を使いながらふるさと教育、あるいは他の教科等につきましても、全てこの模範というか方向性がきちっと定まったような形の指導ができるという、指導力も先生方に身に付くというようにさせていきたいと、このように考えています。  この辺につきましては、先生方に御理解いただけるように丁寧な説明を加えながら、この英語教育、つまり外国語教育を進めてまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) ありがとうございます。  先ほどのしゃくなげ融資の件なんですけども、これは決算のほうで出てくるか分かりませんけど、条件もほかのコロナ対策でいろんな、給付金であるとか補助金がありましたので、どうか分かりませんけども、しゃくなげ融資のほうの利用状況といいますか、成果っていうのか、この辺りが今現在分かっている範囲でちょっとお聞かせ願えたらと思いますけど。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 本年の臨時会だったと、5月の臨時会だったと思います。しゃくなげ融資の1億円ということで予算を付けていただきました。当初は1月17日で国、県のコロナ対策の融資制度というのが終わるということで、予算を付けていただいたんですけれども、その後コロナの影響が非常に大きいということで、国、県のそういう制度というのが延長されました。このため、しゃくなげ融資については現状まだ進めていない状態です。ですから、令和2年の実績としてはゼロという形になります。  というのは、国、県の制度のほうがしゃくなげよりもずっと借りる方にとってプラスになるという側面がありましたので、それをまず使っていただくということで、現状今動かしていない状態になります。  以上です。 ○議長(大西正人) よろしいですか。  ほかに質疑はありませんか。  6番、中前君。 ○6番(中前好史) 失礼いたします。  20ページをお願いいたします。  14款1項5目の中の2節と4節でございますけれども、公営住宅使用料等滞納繰越分、また住宅駐車場の使用料滞納繰越分、入ってくる予定となっておりますけども、なぜこの、このようになっておるのか、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐという意味で、経済がちょっと落ち込んでいるためにその方々が少し遅れているのか、またその、繰り入れていただくためにはどのような方法をとっていくのか、そこをちょっとお聞かせください。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  公営住宅の滞納繰越分60万円、また鴬谷駐車場使用料滞納繰越分1万2,000円でございます。これにつきましては、やはり納付期限ということもございますし、出納閉鎖までに入らない分につきましては、職員のほうもいろいろ御相談乗りながら、誓約書も書きながら滞納の回収に努めております。議員さんおっしゃるように、コロナ禍の中支払いのほうも難しい場合は、相談してまた今後、滞納のほうを完納できるような形で御相談させていただいております。  ですので、例年予算のほうは計上させてもらってるんですけども、厳しい中でも相談しながら完納にできるよう努めてまいりますので、よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) 今の答弁願ったように、いただいたように、住民の方に丁寧に接していただいて、上がっていただくように、また努力してください。 ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(大西正人) 質疑なしと認めます。  それでは、歳出に移りたいと思います。  歳出の1款、2款の説明を求めます。  中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) それでは、歳出1款、2款について御説明を申し上げます。  35ページを御覧ください。  3 歳出。  1款議会費、1項議会費、1目議会費5,502万1,000円、1節2,268万円、2節707万5,000円、3節871万円、4節251万円、8節239万5,000円、9節20万円、10節99万円、11節12万6,000円。次のページを御覧ください。12節160万1,000円、13節13万2,000円、17節12万6,000円、18節847万6,000円。  2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費1億8,243万5,000円、1節489万8,000円、2節3,579万8,000円、3節1,690万5,000円、4節1,350万6,000円、8節81万円、10節1,637万1,000円、11節865万4,000円、12節724万4,000円。次のページをお願いします。13節1,868万円、18節5,956万9,000円。2目文書広報費765万5,000円、10節202万7,000円、12節479万8,000円、13節82万2,000円、18節8,000円。3目財政管理費238万円、10節26万4,000円、12節211万6,000円。4目会計管理費2,030万円、2節1,078万8,000円、3節503万8,000円、4節316万円、10節72万1,000円、11節39万5,000円、12節19万8,000円。5目財産管理費1億7,057万1,000円、10節488万3,000円、11節755万6,000円。次のページをお願いします。12節1,101万9,000円、13節213万7,000円、14節300万円、17節26万5,000円、24節1億4,160万1,000円、26節10万9,000円、27節1,000円。6目企画費6,625万5,000円、1節24万円、2節3,305万9,000円、3節1,647万5,000円、4節955万6,000円、7節1万4,000円、8節124万8,000円、9節150万円、10節44万7,000円。次のページをお願いします。11節10万3,000円、18節361万3,000円。7目地域振興費4,776万6,000円、2節1,364万7,000円、3節710万2,000円、4節419万円、7節6万円、8節42万4,000円、10節138万円、11節51万2,000円、12節1,214万8,000円。次のページをお願いします。13節15万1,000円、14節278万3,000円、17節52万2,000円、18節484万円。26節7,000円。8目支所費6,115万4,000円、2節1,761万9,000円、3節1,060万7,000円、4節558万3,000円、7節4万円、8節1万円、10節233万7,000円、11節146万3,000円、12節402万1,000円、13節44万8,000円。次のページをお願いします。18節1,900万円、26節2万6,000円。9目公平委員会費4万円、1節3万6,000円、8節4,000円。10目交通安全対策費170万9,000円、3節10万円、7節4万円、10節22万9,000円、11節3万円、14節120万円、18節11万円。11目土地利用規制等対策費1万円、10節1万円。12目防災諸費4,218万7,000円、1節138万8,000円、2節1,291万8,000円、3節842万2,000円、4節400万円、7節15万円、10節218万4,000円、11節137万9,000円、12節306万6,000円。次のページをお願いします。13節102万9,000円、17節499万6,000円、18節265万5,000円。13目集会所費389万7,000円、10節259万4,000円、11節96万6,000円、12節6万5,000円、13節27万2,000円。14目電算管理費4,401万4,000円、10節55万9,000円、11節19万2,000円、12節958万9,000円、13節2,716万4,000円、17節369万5,000円、18節281万5,000円。15目インターネット管理費814万6,000円、10節31万4,000円、11節122万9,000円、12節391万3,000円、13節14万4,000円、17節252万6,000円、18節2万円。16目桜ヶ丘管理費730万9,000円、12節30万9,000円。次のページをお願いします。24節700万円。17目人権推進費93万8,000円、8節6,000円、10節83万4,000円、18節9万8,000円。18目総合行政ネットワーク管理費160万5,000円、10節10万6,000円、12節125万4,000円、13節24万円、18節5,000円。19目町有林管理費19万1,000円、12節19万1,000円。20目諸費4,602万6、000円、7節1,743万5,000円、10節17万円、11節292万3,000円、12節140万8,000円、13節590万7,000円、18節189万4,000円、22節1,628万9,000円。  2項徴税費、1目税務総務費2,206万4,000円、1節3万円、2節1,081万4,000円、3節554万8,000円、次のページをお願いします。4節321万3,000円、8節2万8,000円、10節43万3,000円、12節66万円、13節123万4,000円、18節10万4,000円。2目賦課徴収費240万7,000円、10節114万4,000円、11節5万3,000円、18節21万円、22節100万円。  3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費1,498万9,000円、2節393万6,000円、3節161万2,000円、4節116万2,000円、10節81万2,000円、11節23万9,000円、12節98万4,000円、13節343万2,000円、次のページをお願いします。18節281万2,000円。  4項選挙費、1目選挙管理委員会費21万3,000円、1節17万円、8節5,000円、10節3万8,000円。2目衆議院議員総選挙費690万円、1節164万4,000円、3節312万8,000円、10節105万円、11節36万6,000円、12節71万2,000円。  5項統計調査費、1目指定統計調査費58万9,000円、1節38万8,000円、3節6万8,000円、8節3万7,000円、次のページをお願いします。10節3万9,000円、11節3万8,000円、13節1万9,000円。2目地籍調査費2億2,271万6,000円、1節568万9,000円、2節691万8,000円、3節459万8,000円、4節320万6,000円、8節37万2,000円、10節54万2,000円、11節72万2,000円、12節2億円、13節48万9,000円、18節18万円。  6項監査委員会費、1目監査委員会費31万円、1節30万円、8節5,000円、10節5,000円。  以上、1款、2款でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) これで歳出1款、2款の説明を終わります。  これから質疑を行います。歳出1款、2款について質疑はありませんか。  3番、菊谷君。 ○3番(菊谷 元) よろしくお願いします。  この資料3、もらった資料3で書かれてる内容で、ちょっとその他のところでちょっと聞いていきたいと思います。  44ページの7目14節工事請負費、ワーケーション促進事業工事費というところで、もう既に希望者はおられるのかと、何件ぐらいの企業が入られるぐらいの予定がしてるのかと、その下の18節、44ページです、定住促進補助金というところで、この辺のところで新築物件1件、中古物件1件、この場所って、どっか買われるんだったらどこになるかと、46ページの12目防災諸費、ここでバッテリー購入とか災害用バッテリー購入とかいろいろ教えてくれてあるんですが、前年度に比べて2,000ちょっと、2,000万ちょっと予算、歳出増えてるので、その辺のちょっと説明と、49ページの、15目17節備品購入費、サーバー類購入費、これは本庁の庁舎内にサーバーって置かれてるのか、またどっか別のところで置いて、それを購入という形にするのか、その辺ちょっとお聞かせください。それでお願いします。  以上です。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) すみません、議員にお配りした資料のほうがちょっとこちらにございませんので、ちょっと前後するかも分かりませんが御理解をください。  今議員のほう、質問いただきましたワーケーションのところですけれども、予算書のほうで見ましたら、ごめんなさい、44ページの地域振興費の中の工事請負費、ここにワーケーションの促進事業工事費として278万3,000円上げさせてもらってます。その下にある備品購入費ということで、ワーケーションの促進事業備品購入費で37万2,000円を上げさせていただいております。これは令和2年において、官公庁の補助金を高野町ワーケーション誘致促進協議会というところでいただきまして、町からも事業分担金を出していただいて、事業を実施しました。  それによって、高野山森林公園の管理棟と呼ばれているところですね、ここが遊休施設となっておりましたが、20人規模の研修ができるワーケーションの施設に改築することができました。ただ、今年環境省の事業の中でテストワーケーションというのを行ったんですけれども、参加した人から、まだまだワーケーションやっていくにはこういう部分が足らないよということを御指摘いただいております。それを改善していくための費用ということで、今言いました278万3,000円、工事費37万2,000円の備品購入費を上げさせていただいております。こういったものを補助なんかも利用しながら充実をさせまして、令和3年度において誘致をしっかりとやっていく、企業について、こういうパンフレットを環境省の補助事業の中で作っております。こういったものを、ほぼ760ぐらいの企業にダイレクトメールで送ったりということもやっております。そういったところで興味を示していただいたところに来ていただいて御利用いただきたい。20名程度の研修ということですけれども、1人、2人の利用も可能ですし、研修施設として使っていただいたらよりいいかなと。それについては、宿坊寺院等宿泊施設として使って、研修施設を使いながら高野山らしいワーケーションをやっていただく、そういうような形になっております。  企業については、先ほど言いましたけれども、760近いところにダイレクトメール出しておりますので、その結果をもって、一社でも二社でも、とにかく誘致できればな。期間もできるだけ、二、三日の研修でも結構ですし、1週間、2週間、1か月というような利用でも構わないので、とにかくは実績を上げたいというふうに思っております。  次が移住定住事業のところで、高野町移住定住促進補助事業ということで上げさせていただいている分が、同じ44ページの定住促進補助金280万、これが議員おっしゃられた新築1棟200万、中古1棟80万、これは購入するということでしたらこの金額の補助を出していくということです。ですから、どこをというのではなくて、これを利用してこの物件を購入したい、もしくはこういうところに新築したいというような要望があったときに、これを充てて支援をさせていただく、移住定住につなげるということになります。  以上です。 ○議長(大西正人) 井上防災危機対策室長。 ○防災危機対策室長(井上哲也) 私のほうからは46ページ、一番下にありますけども、12目防災諸費の本年度と前年度の比較で2,254万4,000円増額になっておりますが、その部分について御説明をさせていただきます。  本年度の予算から、人件費の部分というのが新たに加わってまいりました。46ページの1節の報酬138万8,000円、それから2節の給料1,291万8,000円、3節職員手当等842万2,000円、これらがこれまでは防災諸費の中にはなく、総務費の中にあったんですけども、今回からこの防災諸費に加わってきたというところで、この部分がこの2,000万の増額について影響しているということでございます。
     以上です。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  私のほうから、49ページ、インターネット管理費の中の備品購入費、サーバー類購入費ということで御説明をさせていただきます。  まず、このサーバー、どこに置かれているのかということでございますが、本庁役場の3階電算室、こちらのほうに置いてございます。このサーバー類というのは、情報系のサーバーということでインターネット利用のサーバーということになります。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 3番、菊谷君。 ○3番(菊谷 元) ワーケーションというところで、今後できるだけ新しい企業というか、企業さんに高野山に来てもらって、できるだけ高野山からの情報発信で、高野山というところはこういうところというような感じで、またそこからも仕事ができるんだということを全面的に伝えていってほしいと思うので、その辺また町のほうも十分力を入れてもらって、ワーケーションの促進にどうぞ力を入れていってもらいたいと思います。  新築物件、これ僕のちょっと勘違いで、これは十分納得できました。  私からは以上です。ありがとうございます。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 3番議員のお尋ねにお答えさせていただきます。  ワーケーションの件、ワーケーションよりも比重的にはやはりテレワークとかそういったことに、町としては重きに置いておるのかなというふうにも思います。当然、ワーケーションも宿坊で宿泊する、瞑想もする、ワーテーションを考えると、この事業がなってくるわけではありますが、議会の冒頭でも私のほうからの挨拶で述べさせていただいたとおり、可能性というかポテンシャルは、この高野町、高野山はありますので、焦らずじっくり進めるというような方針でおります。  先ほど課長のほうから、約800社に対して送っているというようなこともございます。年度を越えると、またそういったところからのお返事とかお問合せとかまた出てくるかなというふうにも思いますし、また今年の夏ですね、東京大学の先端研究技術センター、先端研との高野山会議というところでも、そういった施設の先生方、教授、またいろいろな方々に見ていただいて、テレワークの推奨、またワーケーションしていただかないかというのも、当然そういうふうな新たな事業の中でもPRしていこうというふうに考えておりますので、じっくり進めるということも申し上げましたが、継続的に和歌山県のテレワーク推進、またワーケーションの推進、そして新たなワーテーションを作っていくということをしっかり進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(大西正人) よろしいですか。ほかに質疑はありませんか。  4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) 失礼します。  私からは51ページ、ちょっと前後しますけども51ページの18、18節の危険木除去補助金です、の内容について、昨年度もあったと思うんですけども、この補助金の利用については、危険木ということだけですが、柔軟な利用というのもここには入っているんでしょうか。その辺りの実績も含めて、今年度の見通し、この補助金の狙い、狙いというか役割について確認したいと思います。  それともう一つ、ちょっと前後します、すみません。43ページの、12節の委託です。このむらづくり支援事業業務委託料なんですけども、これも説明の補足のところにあるんですけども、細川地区に新規にということなんですけども、その狙いといいますか、どのようなことで計画されているのかということをお伺いします。  それと、46ページ、すみません、46ページお願いします。46ページ、一番上の18節の支所費の中ですけど、地域公共交通補助金、これはコミュニティバスなんですけども、これの補助金です。地域としてはさきの議会でもあったと思うんですけども、見通しとしては年度内というような形で橋本駅のほうに乗り入れも目指しているということですよね。可能性があるということで、住民も期待しているんですけども、この間はちょっと説明ではタクシー業界、協会辺りからちょっと待ってよというのか、そういった事情があって、現在協議中であるので、あとしばらく待ってほしいということで、ぜひこれは住民のほうに、我々もちょっともう可能性あるでということで申し述べているところあるんですけども、その辺の現状と見通しをお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 私のほうからは、43ページ、12節委託料、むらづくり支援業務委託料671万1,000円の分ですけども、このむらづくり支援事業の中には、地域おこし協力隊と、それと集落支援員両方の委託料が含まれております。集落支援員につきましては、現在大滝、杖ケ薮、相浦の3地区に各1名、3名が入っております。地域おこし協力隊1名を増やすということですけども、これはかつてから希望のありました細川地区の、細川紙を継承する、地域の集落の担い手を増やす、地域の活動を下支えする人材を置きたいという、そういう希望がありまして、今回、2月の初旬から募集を行っているものです。  現状まだ申請者がありませんけれども、継続をしまして募集を行っていく予定でおります。  以上です。 ○議長(大西正人) 中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 失礼します。  私のほうからは、46ページの地域公共交通補助金に関連して、橋本駅乗入れの経過について説明をさせていただきます。  当初、乗入れ先が橋本市ということで、橋本市の交通協議会の承認が要るということで手続を進めてました。そして、事務レベルでは承諾を得れそうやということで進めておったんですが、協議会の中にバス事業者さんは御承認いただけたということで、橋本市内にあるタクシー3社が当時反対をしているということで、一旦申請を取下げて中断しておりました。  その後、タクシー協会さん等に通じて、また個別にタクシー3社さんのほうに出向いていろいろお話をさせていただいて、協力のお願いをしたわけですが、その中で、タクシー事業者の2社につきましては承諾をいただいてます。2社については和歌山県タクシー協会という協会に加入しておりまして、橋本市内のタクシー2社と和歌山県タクシー協会については賛成しますということで、返事をいただいてます。ただ、もう1社につきましては、少し橋本駅周辺の乗入れのことに対していろいろ思いがあるということで、今はまだちょっと承諾をいただいてないというところで、今引き続き交渉に当たっているというところです。  そちらについては、県の協会も、和歌山県ハイヤータクシー協会という別の教会になってまして、タクシー協会に加入してないということで、ちょっと別途今協議を進めさせていただいているところで、もう少し時間をいただきたいなというところでございます。 ○議長(大西正人) 井上防災危機対策室長。 ○防災危機対策室長(井上哲也) 私のほうからは、51ページ、20目諸費の中で、18節負担金補助金及び交付金で危険木除去補助金100万円について御説明をさせていただきます。  この危険木除去については、これまでいろいろと、課も変わりで実施をしてきたんですけども、昨年度、2年度、今年度ですね、からはうちのほうが、防災のほうで取扱いのほうをさせていただいてます。  それで、概要としましては、住民さん住む、住まれる家に危険の及ぼすような立木であるとか、それから地域の避難場所であったり避難経路であったり、そういうところに影響を及ぼす危険木、それの伐採除去に対して、その費用の2分の1、上限20万ということで補助をするというものです。個人に対しても適用しますし、地域単位ででも適用できるということで、利用しやすいようにということを考えて実施をしております。  本年度ですけども、おおよそ七、八件は申請をいただいて、この100万円ほどの予算というのはほぼほぼ使えるような感じで、十分活用していただいておるというような状況であります。正確な数字につきましては、また後ほどお示しはさせていただきますけども、以前はなかなか利用が進まなかったんですけども、現在はうまく利用していただいていってるのかなというふうには思っております。  以上です。 ○議長(大西正人) 4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) 分かりました。  今の井上室長のほうでは、十分実績あったということなんですけども、町内会とか地域で利用できる範囲で、危険木ということで、どうしても木がというふうになるんですけども、防災上というか、そういう部分で利用ができるというようなことも各住民にも伝わるような形で、またお知らせいただけたらとも思います。  それと、先ほどの中でもコミュニティのバスのことなんですけども、引き続き対応はいただけるということでしたが、なかなか地域の交通、公共機関ということで非常に、利用人数はさておいてそれを、利用をされている住民も結構います。これがなかったらとか、橋本駅までというのは長年の希望でもあります。できるだけ早いうちにそうしたこと、道筋が付くように継続してお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。  それと、地域おこし協力隊のほうなんですけども、これも2月からということで、なかなか人材のほうもあちこち重複してるところもあって、ある程度アピールすることも必要かなと思うんですけども、これも細川地区のことだけではなくて、高野町として地域を元気にする、活性化する、伝統的な事業を継承するというような意味で非常に意味あると思います。その辺、募集も含めてかなり積極的に行っていただけたらと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 答弁ないですか。茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 地域おこし協力隊の募集につきましては、観光振興課だけではなくて建設課のほうでも別途、富貴を中心とした分で今現在募集をしておって、複数名の応募があるというふうに聞いております。事業として、それぞれの地区に合った形でこういったものを活用しながら、地域が活性化する方向に振っていければありがたいなというふうに思っておりますので、今後もまた考えていきたいと思います。  なお、細川地区の紙すきの伝承ということにつきましては、かなりニッチな世界になってまいりますので、大学にそういう紙であったり芸術であったり、そういったところを持たれているようなところであったり、あと日本各地に紙すき場、体験の館みたいなのがあるんですけれども、そういったところにも広くポスター、チラシ、募集要項ですね、お送りをさせてもらって募集に努めているところです。いましばし、しばらく応募者が出てくるまで頑張っていきたいと思います。  以上です。 ○議長(大西正人) 中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 失礼します。  タクシー事業者残り1社との交渉につきましては、今も引き続き行ってますが、議員おっしゃるとおり地域の昔からの願いということで、何とか実現したいと思います。先方にはその旨も重々お伝えしているんですが、なかなかちょっといろいろ思いがあるというところで、御理解いただいてないんですけども、引き続き交渉させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 井上防災危機対策室長。 ○防災危機対策室長(井上哲也) 危険木の補助につきましても、また町内回覧、広報等で周知して、利用していただけるようにやっていきます。  以上です。 ○議長(大西正人) しばらく休憩いたします。  昼から、午後1時から再開いたします。1時からです。               午後 0時05分 休憩               午後 1時01分 再開 ○議長(大西正人) それでは休憩前に引き続き、会議を開きます。  令和3年度一般会計予算の議事を続けます。歳出1款、2款についての質疑はありませんか。  2番、松谷君。 ○2番(松谷順功) 39ページをお願いします。  5目財産管理料、10節の需用費の中の修繕料374万9,000円についての説明をお願いします。  続きまして、40ページをお願いします。  これも財産管理費の中で、工事費、節14節工事費、電線移設に伴う工事ということで300万円、それから次の41ページの5目の中の24節積立金、森林環境譲与税基金積立金1,010万円の説明をお願いします。  続きまして、47ページをお願いします。  委託料、防災諸費の中の委託料、ソーラー照明整備委託料、集落の防災拠点4か所のソーラー照明の整備をするという、ソーラーの整備をするということですが、説明をお願いします。  それから続きまして48ページ、12目防災諸費の中の17節備品購入費、避難所用品購入費、これは非常用電源バッテリーやというふうに聞いてますけども、庁舎備品購入費、これは災害トイレ、簡易ベッドなどということですが、もう少し詳しく説明をお願いします。  それから49ページをお願いします。  14目の電算管理費の中の基幹業務端末等購入費、ОCRの更新やというふうに聞いてますけども、これの説明をお願いします。  それから50ページをお願いします。  16目の桜ヶ丘の管理費なんです。これ、毎年700万円計上しとるんですけども一向に進みません。この辺何か考えられてるのかどうか、毎年700万円ずつ出てますが進まない、何か新しい考え方はないのかどうか、お願いします。  それから19目町有林管理費の中で、間伐委託料19万1,000円出てますが、この辺のところも。なぜこれぐらいの金額を考えられてるのかというところも含めて、説明をお願いします。  それから52ページをお願いします。  11目の中で、13節サービスプログラム使用料、これの説明をお願いします。  それから56ページをお願いします。  2目地籍調査費、今回2億2,271万6,000円付いてます。非常に去年に比べて、8,400万以上、8,495万2,000円増えとるわけですが、今朝からも3班体制で同じこと、同じ班体制だというようにお聞きしました。今年上・下・中筒香、東富貴以外に、相ノ浦地区が入ってます。なぜかというところも含めて、説明お願いします。  それから進み具合、町長15年っておっしゃってましたんで、今年で厳密に言いますと14年になりますかね、あと残り。頑張っていただいたと思うんですが、そこのところをお願いします、説明をお願いします。あと14年、要するに進み具合はどういうことか、どれぐらいの進み具合なんかということも含めまして、お願いします。  以上です。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) それでは私のほうから、39ページ、39ページの修繕料374万9,000円につきまして御説明申し上げます。  こちらの修繕料につきましては、ボイラーの定期点検、シーズンイン、シーズンオフに関する修繕、それからまたボイラーの他の発生時、緊急に発生した場合の修繕料、それから各公共施設の発生時の修繕料、それから公用車の車検、あるいは発生時の修繕料、それと旧小学校の修繕料、これも発生時でございます。あとホイールローダー、これの点検整備ということで374万9,000円計上しております。  次に40ページ、14節の工事請負費、電線移設に伴う工事請負費で300万円ということで、こちらにつきましては県道高野天野線で拡幅工事が県の工事で行われます。それに伴いまして、そこに立っております電柱の電線ですね、それを移転する必要がございまして、その費用に300万ということで、町のほうが契約したということになるんですが、最終的には県からこの300万の費用は町へ戻ってくるという流れになっております。  それから、49ページ、備品、電算管理の備品購入費、基幹業務の端末の購入でございます。こちらにつきましては。 ○2番(松谷順功) 基金積立金は。 ○総務課長(辻本幸弘) 基金、何ページでした。それはまた企画公室のほうから。  それから49ページ、電算管理費でございます。基幹業務の端末購入費ということで、369万5,000円、こちらにつきましては、基幹系のパソコンの入替え、これ各課で使っている伝票等を起こすパソコンなんですが、14台入れ替えます。また、プリンターも13台購入するということと、ですね、一応その費用で369万5,000円ということになってございます。  それから次の50ページ、財政調整基金の土地開発分700万、桜ヶ丘売却した後の積立金ということになるんですが、従来より変わってないのではないかというふうなことでございます。毎年一応、そこの持ち主の方、今御案内はしておるわけなんですけれども、ここ数年前に、5年間の分納もできるということで一応対応させていただいておるわけですが、分納できる当時には、四、五軒の方が分納いただきましたが、今のところまた分納もございません。ですので、その辺も含めてもう少しお願いしていく必要があるのかなというふうに考えております。  それから同じページの、町有林管理費でございます。間伐委託料、この場所につきましては凌雲団地ののり面、そこに町有林がございます。そこがちょっとかなり木が茂っているということもございまして、そこを間伐するのに毎年9万1,000円、面積的にもそれほど大きくないということでございます。  あと地籍ですかね、地籍でよろしかったですか。この地籍について、進捗状況等ということであるわけなんですが、議員指摘のように、15年すると言ってから1年たって14年になったということでございます。この辺はなかなか、目に見えてどんどんいけるわけでもないわけなんですが、先ほどといいますか午前中、3班体制で行っていくという御説明もさせていただきました。その中で、2年度末の進捗状況につきましては29.71%が進捗状況になってございます。  また、この3年度末の予定につきましては33.91%の進捗の見込みということになっておりますので、順次進めていきたいというふうに考えております。  それから、3年度から相ノ浦地区のまず第一歩目ということで、委託のほうで入らせていただくという方向となっております。  私のほうからは以上です。 ○議長(大西正人) 中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 失礼します。  私のほうからは、41ページの積立金、森林環境譲与税基金積立金について御説明申し上げます。  令和3年度の森林環境譲与税の収入が3,349万9,000円ございます。そこから事業費に充てた残りの1,010万円について基金に積み立てて、次年度以降の事業に充てていくという計画で積み立てる1,010万円でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 井上防災危機対策室長。 ○防災危機対策室長(井上哲也) 私のほうは47ページ、一番下にありますが、ソーラー照明整備委託料80万円、これにつきましては、集会所、各地区の集会所であるとか避難所となるようなところを中心に、停電時に備えてソーラー照明、ソーラーセンサーライトというんですか、そういうのを何年か前からか進めております。3年度につきましては、西郷の集会所、花坂の多目的集会所、元筒香小学校、筒香多目的集会所、この4か所にそのソーラーのセンサーライトのほうの設置を計画しております。  それから、次の48ページの備品購入費、避難所用備品購入費また庁舎用備品購入費の部分です。  まず、避難所用準備品購入費99万6,000円ですけども、この内訳としましては折り畳み式のリヤカー、それが3台と、それから避難所で使う折り畳み式の簡易ベッドですね、簡易ベッドのほうを40台、それから担架です、担架3台というか、3つ、折り畳み式のものですけども、それを計上させていただいて99万6,000円というふうになっております。  それから、庁舎用備品購入費400万円なんですけども、この内訳としましては非常用のバッテリー電源、これが富貴支所用ということと、役場庁舎用ということで1台、富貴支所用に1台と役場庁舎用に1台、それから教育委員会、公民館ですけども、公民館に1台、それから観光情報センターに1台というふうに、その非常用バッテリーを考えております。
     それと、災害時のトイレです。トイレ、便座、洋式のような便座なんですけども、それにその機械の中に1回1回処理する袋、1回用を足してボタン押したらその分がこう、1個1個が、熱シールっていうんですかね、シールで密封されて1回ずつが処理されていくというような、そういう災害対応のトイレ、それを富貴支所、富貴地区用ということで2台、それとそのトイレを架設するに当たっての簡易テントですね、それを2基、それが富貴支所用ということと、あとまたこっちの役場、高野山地区、役場を中心として運用できるように、そのトイレ、それからテントについては3台を用意している。それとあと救助用の工具セットです、バールであるとか、そういうものが、倒壊家屋から人を救出する際に使うような道具がセットされたものがあるんですけども、それを富貴地区に1つと、高野のほうに1つというようなことで、備品のほうの購入を考えております。それがこの400万円ということになります。  以上です。 ○議長(大西正人) 52ページお願いします、答弁を。サービスプログラムと家屋評価システム。  和泉税務課長。 ○税務課長(和泉ひろみ) これにつきましては、国税連携とeLTAXの情報をLGWANからデータが来ます。それの12か月分の費用になっております。 ○2番(松谷順功) すいません。もう1回言ってくれる。 ○税務課長(和泉ひろみ) すみません、国税連携及びeLTAXからLGWANを通じまして、情報連携をしております。それに、それの12か月分の使用料となっております。 ○議長(大西正人) 2番、松谷君。 ○2番(松谷順功) たくさん聞きましたので大変でございますが、まず修繕料、39ページの5款財産管理費、5目の財産管理費、10節の需用費の中の修繕料、ボイラーの点検であるとか公用車の点検であるとかということだったんですが、僕が一番気にしとんのは、庁舎の手すり、ここの。テープ巻いたまま置いとるんです。御存じですか、そこの手すりです。玄関の真上の手すり。今見に行ってもすぐ分かるように、3階のところかな、3階のところにあるんかな、手すりがテープ巻きで終わっとるんです。何か所かね。見ておられますか。これ、ぜひ修繕してほしい。これも真下に玄関があると思うんで、これ修繕しておかないと、もし落下したときにどうすることもできないと思いますんで、なぜテープで巻いて放ってあるんか、何か養生のために巻いとんか、ちょっと分かりませんけども、ぜひこれ検討していただきたいと思います。この費用が入っとるんかなと思っとったんですけども、入ってませんので、ぜひこれを、補正でも結構ですので、必ず直してほしい。でないと、手すり関係も非常に危ないところ、全体点検してもらってもいいと思うんですけども、すみませんがそこよろしくお願いします。  それから、40ページをお願いします。  工事請負費、14節の工事請負費300万円につきましては、県の、県道拡幅工事による電線の移設、これは後日県からもお金は戻るということでございましたんで結構です。  それから、次の41ページです。  森林環境譲与税の基金1,010万円ですか、積み立てるのは結構なんですけども、後で出てきます町有林の間伐と、少ない金額だったと思います、後でまた出てきますけども、この1,000万円を使うて、町有林の間伐できないんかどうかというところを検討いただきたいんです。先日、所管調査、町議会でも所管調査をさせていただきまして、湯川の町有林37ヘクタールあるわけですけども、あの道沿いほとんど間伐できてません。これは必ずやっておかなきゃいかんと思いますんで、これ森林環境譲与税使えないから、使えないんかな、町で別に単独で予算組まなあかんのかも分かりませんが、基金に積み立てるという考えは、こういう場所についてはもうできるだけ使っていくという考え方をしていってほしいです。使ってほしいということを、言うとるわけでございます。  それから次です。ソーラー照明の設備の件ですね、西郷地区、花坂、それから筒香、学校等の照明だということで聞いております。これはソーラー、かなり効果あるんかどうかと思いますけども、ソーラー設備やっていったこれはまあ問題はないかというふうに思います。  それから48ページをお願いします。  防災諸費の中で備品購入費、非常用電源バッテリー400万のほうですか。これは富貴役場、教育委員会、それから情報センターへの非常電源バッテリーの購入とお聞きしました。それからその他、避難用備品購入費99万6,000円につきましては、リヤカーですか、リヤカー、リヤカーといいましたね、それから折り畳みのベッド40台、これ段ボールのベッドですかね、じゃないんですかね。折り畳みのベッド40台、担架、便座等々あったと思うんですけども、これかなり置くスペース要ると思うんですけども、その辺どう考えられてるのか、また後でお答えいただきたいと思います。  それから50ページの桜ヶ丘管理費ですね、700万円あんまり変わってないんじゃないかということで、今まで分納も考えていただいたんですが、何かええアイデアないかなというところで、なかなか進まないということでございます。もう一度啓発等をやっていただきたいと思います。  それから町有林管理費、先ほど言いましたように、まだまだこれ間伐していかなきゃいかんところがあるんではないかなというように思います。  それから、最後になりますが、56ページの地籍調査費というところですね、3班体制を維持していただいとるわけですが、これ4班体制というのはできないんですかね。これ金額上がってでもなかなかこれ、消化し切れるかどうかっていうところもあるんですが、その辺は無理なんでしょうかね。今33%、三十数%、33.1%とおっしゃったと思うんですけども、年に4%しか進んでおりません、これ今、高野町の全体も含めてですよね、高野町全体はもう大体地籍終わっとると思うんですけども、これも含めてですが、なかなか山林等進んでないように思うんですが、その辺大丈夫なんでしょうか、お答えいただけたらありがたいです。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) まず、財産管理費の修繕料で、手すりのところがテープを巻いている、手すりというのはベランダのことかとは思います。確かにテープを巻いております。これ以前、ちょっとはがれ落ちてくるということで、応急的にテープを巻いたものかとは思うんですが、全部修理する中で、費用的なものもどれくらいの費用がかかるのか、現状分かりませんので、一度その辺は3年度内で検討はさせていただきたいというふうに考えます。  それから、間伐の件ですね、町有林間伐の件につきましては、今回19万1,000円で、先ほど凌雲団地のところと申し上げましたが、この19万1,000円の財源につきましては、既にございます森林整備基金というものがございます。これが今回の当初予算の30ページに、この同じ19万1,000円が予算化をしております。ですので、町有林につきましてはそちらのほうの基金がございますので、多少そちらのほうから利用することが可能かというふうに考えます。  それから、桜ヶ丘につきましては、これはまた改めて啓発を行っていくということで御了解いただきたいと思います。  そしてあと、地籍の件で、4班体制ということがどうかというようなお話でございますが、やはり体制を増やせば職員も必要になってくると。役場全体の職員数から見ていった場合に、すぐに4班体制が取れるのかどうか、その辺も全体あるかと思いますので、その辺は今後要検討ということになってくるのかなというふうに考えております。ともあれ、あと残り14年ですか、を目指して完了していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) 井上防災危機対策室長。 ○防災危機対策室長(井上哲也) 48ページの防災諸費、備品購入費です。  御質問いただきましたけども、ベッドのほうは段ボールではございません。スチール製で折り畳みができるもの、というふうなものをチョイスさせていただきました。段ボールベッドというのも、今いろいろと製品は出てきてるんですけども、しっかりしたものはかなり容量が取ると、かさばるというようなこともあります。案外、スチール製の折り畳みのほうが軽くてスペースも取らないというようなところで、チョイスとしてはそっちのほうをチョイスさせていただいております。  それから保管場所ですけども、今防災関係備品、備蓄の食料とかなんですけども、保管場所として使用しているのは、五の室の元NTTの事務所、NTT別館ですね、あの建物の、もともと事務所に使われとったスペースかと思うんですけども、1階のスペースを防災用のいろいろ備蓄用の倉庫ということで、お借りをしております。  あと、ヘリポートのほうにも、除雪機を買う、入れるためとか、去年、今年度の補正では県から配布された段ボールの間仕切り、パーテーションを入れるためとかということで、コンテナ倉庫というのも置かせてもうてるんですけども、それの空いたスペースを使うであるとか、あともともと防災ヘリポートにあった資機材庫の空いたスペースを使うであるとかで、今のところ備品であるとかそういう備蓄品関係は、そこへ整理をしているようなところです。  富貴につきましては、支所の横に児童館というのがありまして、その中の一室を使ったり、教育委員会の御厚意で元、元ですかね、富貴中学校の校舎の一部、教室のほうを防災備蓄用ということでお借りしてまして、そこを整理しながら使っていきたいなというふうに考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 2番議員からいただきました地籍、それと町有林のお尋ねにお答えさせていただきます。  地籍に関しては、総事業費はざっくりとしか言えませんが、大体やはり15億から20億ぐらいかかってくるというところで、全額ふるさと応援寄附金、いただいたふるさと納税で町の出していく分はしていくというのは、今までの議会でも説明させていただいておるとおりでございます。そのふるさと寄附金がほかの用途でなくなっていくと、当然縮小、地籍も縮小していかなければならないっていうこともありますので、その辺りは議会の先生方も、ふるさと応援寄附金の使い方というのをしっかり見といていただけたらというふうに思います。  それと、地籍の進捗率は私が言うまでもございませんが、平成9年から始めまして、平成25年の17年間で13%済んだというようなことで、これじゃいかんということで、あとこの調子やったら100年かかるっていうようなことで、この7年間で、トータルで34%まで来ることができました。あと14年というような、単純計算で言えば14年かかるっていう、当然コロナのこともあり、また何かしらの関係で国、県から財源が下りてこなくなったり、またうちの町で財源が作れなくなったりすると、当然縮小モードにはなっていくかなと思いますが、現時点ではあと14年を目指してやっていきたいというふうに考えております。  それと、地籍の4班体制ということもいろいろありますが、やはり年々その、年々県のほうからのお金っていうのも、予算は組むんですがそのとき入ってこないというのもありますので、やはりそれに必要な人件費とかそういったものが組みにくい状況にも、毎年なってきているということから考えると、今のこの3班体制をしっかり維持して、計画どおりに進めていくというのがいいんじゃないのかなというふうにも思っております。  それと、森林環境譲与税に関して、積立て云々というようなこともせずにどんどん森林整備に使えというような御意見もございました。今ですね、三千数百万円毎年入ってくる、最終的には5,000万近いお金が入ってくるというようなことで、農林のほうで2033年まで、令和15年までの計画表というのも作っております。その中で、全てが整備に使うというようなことではなくて、当然意向調査、森林をどう使うかという意向調査をしていかなければならない、その意向調査に基づいて、その次の年で、年に現地調査というのもしないといけないし、その後はどういった形で経営管理していくか、林地台帳の更新というようなことにもかなりの費用がかかってくると思いますので、森林環境譲与税、毎年いただけ、当分いただけるんですが、そういった計画的に進めていかなければならない事業も、併せて複数ありますので、そういった財源が不足しないように積み立てられるときは積み立てていきたいというふうにも思います。  環境税につきましては、当然町内の森林の整備のために最終的には使うというようなことでしていきたいと思いますので、引き続き御指導のほどよろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(大西正人) 2番、松谷君。 ○2番(松谷順功) 大分答えていただきましたので、分かってまいりました。  修繕料でぜひこれ、手すり検討、1回調査やっていただきたいと思います。それでなくても耐震できてないんで、一番先に潰れるのは高野庁舎だろうと言われてますんで、特に手すりが落ちてけが人の出るようなことのないように、しっかりこれ検討、テープ巻きではあかんと思いますので検討をお願いします。ぜひ実行、これ補正組んででもやってほしい。  それから、森林環境譲与税については、町長言われましたように意向調査等もありますので、できるだけ森林のほうに力を入れていっていただきたいと思います。  それから、備品等々は分かりました。先日来、これは答えていただく必要ありませんが、段ボールでのベッド、中身が収納になるということで、確かにかさ高いですが、テレビでも放映されてましたので御存じだと思いますが、一度検討もお願い、検討してみてもどうかなというように思います。  それから、最後になりますが、今回最後、地籍調査で相ノ浦地区が入っておりますが、相ノ浦地区のどこをされるんでしょうか、場所名、もし分かれば教えていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 地籍調査の相ノ浦地区ということですが、申し訳ございません、今手持ちに詳細な資料がございません。通常調査に入りまして、3年で完了するというふうな流れになりますが、ちょっと場所的なことは今持っておりませんので、申し訳ございません。 ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。  10番、﨑山君。 ○10番(﨑山文雄) 48ページの備品購入費で、先ほどから質問されて回答されておりますので、十分了承しております。この点についても少し質問したかったんですが、先ほどからの質疑で了解できております。ただ、こういった備品を購入するということにつきましては、いつも私思うんですけれども、維持管理というものが非常に大変であるということを申し上げたいと思います。  一つ、例をちょっと出して説明させていただきますと、昔、現在もあるんですけれども、昔赤十字の救護隊という組織がありまして、そこに所属しておりました。そうしますと、部品というのは部品係というのが1人がおるんです。発電機貸してくれ、照明器具貸してくれ、何々貸してくれと言ったら、すぐは貸していただけるんです。今度返納するときには、ちゃんとして返納せえよという話ではないんです。この机の上へ置いとけって。その机の上に置いてある、置いた物を担当者が調査して、またすぐ貸し出せるような状態にして、元の場所に置くというような、言わば趣味持ってやっとる連中ですのでそこまでできるんですけれども、そういった維持管理というものについては大変ですよと。維持管理していく、その知識も付けていかないかんのですよということを申し上げておきたいと思います。  非常用電源のバッテリーバッテリーというんですけれども、バッテリーの扱いということについても非常に難しいところがありますので、そういったことについて、技術習得をしていただくようお願いしておきます。  先ほどから少し説明の中にあったんですけれども、NTTの事務所の関係ですが、この事務所はお借り、一部お借りしとるということは私知っとんですけれども、今もう電話機の交換関係でここの場所はもう使っておられるんでしょうか、使っていないような状況なんでしょうか。その辺が分かりましたらちょっと教えていただきたい、このように思います。  次に、57ページに参ります。  委託料で、地籍調査の2億円が計上されとるんですけれども、事前に御報告いただいた中では山外地区ですね、筒香地区、それから東富貴地区、相ノ浦地区の調査をやられるということで、この経費というのは国が50%持ちますよ、県が25%持ちますよ、特別交付税で20%持ちますよ、地元では5%ぐらいの支出でいけるわけですけれども、こういう大きな補助金があるということは、国の施策、国の方針、国の方程式によって地籍調査を進めていくという内容になるわけでございまして、こういった事業を委託されるわけであります。最近、高野山の地区も、高野山地区もほとんどもうやられたんでしょうか。どんどん進められているわけでございますが、高野山地区で大事なことは、高野山というのは一円境内、一円境内という一つの定義があります。これは高野山だけと違うて、ほかにも、ほかの地方にもあるわけですけれども、こういった中で、地目、目的とはっきりしております関係で、そういった区別を調査して、するということが非常に大事であると、こんなふうに思うわけです。  最近ですけれども、私が借りている土地でこういったことが起こりました。36番地の3番というのが私のところの地番ですけれども、36の3という地番はないんです。36の4です。それが1つ間違っている、どこで間違ってるのかそれは分かりませんですけれども、36の3という地番はありません、36の4です。そして、その私の借りている土地を地籍調査によって分けたんです、36の8にしたんです、36の8にしたんです。なぜこういうようなことをする必要があるんだ、一円境内の原則からすれば、そういうことをする必要が全然ないということを申し上げたいと、このように思っております。所有者である金剛峯寺さんがどんなふうに考えてやって、承認されたんかというようなことも不満に、疑問に思います。  それと、もう一つ、欠陥ができておりますのが、情報センターがありますが、あの駐車場の一角に釈迦文院さんの土地ができたんですね、地籍調査によって。こういったことが非常に謎めいておるわけでありまして、どういうことでああいうことになったのかなということは、調査しておりませんから分かりませんですけれども、そういうことは常識ではあり得ないことであります。やっぱり、高野山の土地というのは地目がありまして、一つの将棋の碁盤のように考えてみてください。一つ一つ皆升があります。その升に、地目というのが付いとるんです。宅地であるとか、山林であるとか、道路敷であるとか、奥の院の墓であるとか、河川敷であるとか、寺院境内であるとか、もう皆あるんです。そういうことを地籍によって調べておく、そして全体を一円境内として保存していくということが正しいんではないかな、こんなふうに私は思うわけです。  作家の司馬遼太郎さんが、晩年にこういうことを言うとんです。日本は土地問題によって滅びる。土地は公有にすべきだと、土地は公のところで管理すべきだということを言われております。私も全くそのとおりだと思いますし、高野山の土地というのは、払下げをされるときに、皆住んでおられる個々の人に払下げするというような内容やったんですけれども、それではいかんということで、町家の代表者の声が大きくありまして、その人らの声によりまして、一括してそれじゃあ総本山金剛峯寺のほうに譲与される、買い上げていただく、そういうような形で現在の一円境内を保ってきたということでありますんで、その人たちの考えというのが司馬遼太郎さんの言われたことに符合するような格好になってきていると、そんなふうに思います。  そういう中で、課税するところと課税しないところと、課税当然するところであるんやけれども、こういったところについては免除していかないかんな、そういうところの区画をきっちりしていくということが大事であると、こんなふうに思います。課税できる土地で、学校敷とか警察ですね、それから法務省、今の法務省、今金剛峯寺に戻ってますけれども登記所、それから役場、池、その他があります。そういうことを区別して、地籍調査によって一円境内を作り上げる、保っておくということが非常に大事じゃないかな、こんなふうに思いますんで、地籍調査に、調査の委託される先に、十分そういったことを話合いできる内容を作っていただきたいと、こんなふうに思います。  そういったことで、何か説明しとかなあかんなというようなことがありましたらお聞きしたいと、こんなふうに思います。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 井上防災危機対策室長。 ○防災危機対策室長(井上哲也) 48ページの防災諸費、備品のことについて、維持管理ということで御心配いただきましてありがとうございます。確かに、こういうものは買う、買ってしまいではありません。いざというときに使えるように維持管理、メンテナンスしていくというのが重要であるということは十分承知しておりますので、その辺り肝に銘じて、いざというときに使い物にならないというようなことが起こらないように、維持管理については徹底していきたいと思います。  それから、NTT高野別館についてなんですけども、あそこは奥のほうに何か機械室のようなものがあって、今も恐らくNTTの方が出入りされてます。我々が使うのは手前側の事務所の部分なんですけども、そこへ行ったときに、ああ来てるな、車が止まってて来てるなというのを思うときがありますので、今でも稼働している施設かと思われます。  以上です。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 10番議員の、地籍に関するお尋ねにお答えさせていただきます。  先ほどの議員さん、2番議員からの質問の返答と重なることではありますが、やはり平成9年から平成25年までで、ほとんど地籍に対して行政のほうも議会のほうもあんまり、注目といいますか重点は置かれていなかったというのが、今の遅れにつながっておるという、これはもう隠しがたい事実であるというふうに思います。町長就任してから、タウンミーティングで各集落を回ると、やはり地籍を早くしてくれっていう、相ノ浦からも言われましたし、富貴、筒香からも言われましたし、湯川の方からも言われましたし、そういうような方からいろいろな声を聞いて、さらに加速せなこれはあかんなっていうことで、まず30年にしたということであります。  ふるさと応援寄附金云々というのが財源として入ってきたということで、一番加速させてどれぐらいかかるんなというのを、総務課さんのほうに相談したところ、3班体制であと15年やというようなことでありました。この7年間で約20%の地籍を、の率を上げております。もうほとんどの周りの市町は、平成25年、26年にはもう終わりになってます。うちだけ、これをもうしてなかったと言うてもしゃあないです。  だから今後していく中で、国の補助、県の補助というのは当たり前のようにずっとあるというふうには、先生方も思わないでいただきたいと思います。どんどん交付率というか補助率が下がってきております。周りの市町と同様に、平成9年ぐらいからどんどんやっとったら、その頃は潤沢に補助金はありましたので、どんどん進めることができました。でも今はそういう状況でもないので、行政で計画を立てていきますが、その辺りをいろんな面で御配慮していただきたい、そして御指導いただきたいというふうにも思っておるところでございます。  地籍に関しては以上です。 ○議長(大西正人) 10番、﨑山君。 ○10番(﨑山文雄) はい、ありがとうございました。  NTTのそこの建物の使用状況については、まだ一部を使っておられるということのようでございます。これも地籍とも関係してきますし、課税とも関係してくるんですけど、そこのところは地目で言えば非課税の、境内地です、境内地でありますんで、NTTがあの建物を建てるということはできないわけです。しかし、なぜあそこへ建物が建っとるかといえば、高野山の事情があって、高野山の住民、あるいは関係者からの願いで国が渋々了承したと。国が指摘されれば地目変更されて、あの部分を国へ買上げ、返して、そして国から買い求めてNTTに貸すというのが順序になるんです。これも一円境内を保存していく、保っていくためにそういうことをしなかった、そういうことは国も了解、国の担当者も了解したということにつながるわけであります。  そういうやっぱり事情も、高野山でおられる人についてはそういう事情も知っといていただきたい、こんなふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  それと、課税の問題にもなるわけですけれども、36の4番地というのは山林で、その一部、道路に面したところについては宅地という名称で皆さんに貸して、買っていただくというようないきさつがあるようです。それはそれでいいと思うんです、全く問題ないと思います。しかし、そこに課税をどうしとるか、山林として課税して、そして我々がその地代を乗せたもので資材として借りているのか、その辺がどうなっているかなということになってくれば、課税というものについては本当に慎重にしていかなければならないんじゃないかと思います。山内においても既に建物がなくなって、駐車場、駐車場、経営、そういったところも増えてきておるような状況でありますので、この間も申し上げたと思うんですけれども、ひとつ税務課が総務に合併されて、税務担当という、税務係というものができましたことに伴うて、職員の人も、助けていただく職員の人も増えておられると思いますんで、そういったことについても慎重に進めていっていただきたいと、こんなふうに思います。公平な課税を取るということが大事であると、こんなふうに私は思います。  それと、地籍のほうにつきましては一つ、高野山の事情というものを把握した中で進めていっていただきますように取り計らっていただきたい、私はこのように思います。これに伴いまして、何か回答していただけるようなことありましたら、お話しいただいたらいいと思いますし、なければ私も申し上げたとおりで、皆さん了解していただければそれで結構でございます。 ○議長(大西正人) 和泉税務課長。 ○税務課長(和泉ひろみ) 﨑山議員様の、課税、おっしゃったことについてちょっとお答えしたいと思います。  地籍調査は山内、高野山上、ほとんど進んでおるということでございまして、その中でもともと山林であったところが今家が建っているという状態のところを、地籍調査によりまして宅地として課税しておりますので、そのところを申し上げたいと思います。 ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。  8番、所君。 ○8番(所 順子) それでは35ページ、議会報酬2,268万円について、これは町長より出されておりました議会報酬についてという回答書を今3月に回答をいたしました。それについて、町はどのようにお考えをしていらっしゃるのかということと、そしてその高野町特別職報酬などの審議会委員さん5名を選ばれておりますが、これはこの中でこの5名を選択されたのはどなたでしょうかということも聞きたいこともございますので、これは2回目の質問で詳しく質問させていただくことといたします。  そして36ページ、一般管理費の中で給料とあります。2役給料1,404万円ということです。これについての質問を、これは誰の給料でございますか。  そして38ページ、一般管理費のところで、職員ストレスチェック業務委託料31万6,000円、これはどのようなものか。その下の職員住宅借上げ料金369万4,000円、これは歳入のところで説明をいただいて、これ170万円役場が補填するということで、それを引いて369万4,000円丸々ここにお支払いをしているのかどうか、その辺のところもお伺いをいたします。  そして39ページの、そこは結構でございます。  そして40ページ、工事請負費300万円、電線移設に伴う工事費300万円とありますが、この場所はどの辺でございますか。その辺のところをお伺いいたしたいと思います。  そしてこれが可決されました後、後にどのような方に工事請負をされるのかどうかということ。  そして41ページ、歴史まちづくり協議委員報酬6万円、これはどのようなものでございますか。  そして42ページ、大河ドラマ空海実現を目指す会、補助金10万円出ております。前にもこれ200万出ております。が、一向にドラマ化はされておりませんが、これはどのような内容になっているのかということを説明をいただきたいと思います。  そして43ページ、委託料むらづくり支援業務委託料671万1,000円、その下の大学のふるさと協定事業委託料69万6,000円、これについても説明をお願いいたしたいと思います。  そして、多いですので順番を追って答弁していただきたいんですよ、質問したとおりに。でないと私、頭こんがらがりますので。  44ページ、工事請負費ワーケーション促進事業工事費278万3,000円と、ワーケーション促進事業備品購入費37万2,000円、先ほどもあったようにも思うんですけど、もう一度私も聞きたいと思っておりますので、これについての説明。  そして、そうですね、46ページ、ガードレール設置工事60万円、カーブミラー設置工事60万、これはどのような場所でございますか。場所、設定、お願いしたいのと、どのようなところにお願いをするのか、業者はどなたを考えていらっしゃるのか。  そして先ほどの質問もありましたですけれども、備品購入費の中でベッドですかね、2番議員さんの説明では段ボールベッドとおっしゃってましたですけれども防災室長はパイプ椅子というふうなことを言っておりましたですけれども、このパイプ椅子は、前の病院の2階のベッドとかそういうのはもうないんですかね。そのベッドはどのようにし、もう全くどこかに返してしまったとかいろいろあって、そのベッドたるものは全くないのでしょうか。その辺のところも知りたいと思います。  そして50ページの委託料、間伐委託料で19万1,000円あります。ここで当てはまるかどうかは分かりませんが、湯川道のところに国有林の、貸付け地として令和元年から令和6年、道路敷とあるんですけれど、これは一体何なんですか。ちょっと私には分かりませんので、これは何を意味するのかちょっと知りたいなと思って、間伐委託料には入りませんが、町有林管理費の中ですので、国有林、町有林の問題でそこを1点お聞きしたいと思います。  そして諸費、謝礼品1,400万円ですね、そしてもう一個だけ。皆さん質問しておらないので、結構増えてしまいました。
     そして57ページです。知識委員報酬18万円、議会議員報酬12万円ってあるんですね。この辺のところを説明をいただきたいんですけれども、多岐にわたって私質問しておりますので、議長さん、順番追って答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 順番を追ってということでございますが、同じ質問をされている方もおると思いますけれどもよろしくお願いいたします。  辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) まず私のほうからは36ページの一般管理費、給料ですね。 ○8番(所 順子) 給料、それは後でいいですわ。町長さんに聞かなあかんところ。 ○総務課長(辻本幸弘) この給料の、2役の給料という分です、これは。 ○8番(所 順子) ああ、2役のね、はい、はい。 ○総務課長(辻本幸弘) これは町長、副町長の給料ということです。 ○8番(所 順子) それより備品、はいはい、そうですね、はい。 ○議長(大西正人) それも質問しておりますので。 ○総務課長(辻本幸弘) それから次の38ページですね、職員ストレス。 ○8番(所 順子) ちょっと2役の給料は答えてくれた。 ○総務課長(辻本幸弘) 町長、副町長の給料です。 ○8番(所 順子) 金額幾らですか。 ○総務課長(辻本幸弘) 金額ですか。月額、町長で、町長が月額63です、63万円です。副町長が54万円です。それの1年間です。  それから38ページ、職員のストレスチェックの委託料でございます、31万6,000円、これはもう毎年職場で行うという義務になっております。ですので、全職員ストレスチェックを行って、問題がある方がもし出てきたときには、また医師の診断も受けていただくということで。 ○8番(所 順子) それは誰がするん。 ○総務課長(辻本幸弘) 誰、業者です。委託で業者に出します。 ○8番(所 順子) どのような業者。 ○総務課長(辻本幸弘) 医師会ですね、和歌山市の医師会へ出しております。  それから、次に職員住宅ですね。こちらは先ほどといいますか、午前中申し上げましたように、職員1人当たり2万円、それを持ち主の方のところにお支払いする1年分の借上げ料と。 ○8番(所 順子) そやけど、ちょっと金額合えへんの違うん。 ○総務課長(辻本幸弘) 金額は、これは予定も含めて14名見ております。 ○8番(所 順子) 14名で幾ら。 ○総務課長(辻本幸弘) で、この額です。369。 ○8番(所 順子) さっき12人って言えへんだ。 ○総務課長(辻本幸弘) それは歳入です。歳入です。1万2,000円の個人の負担金の分です。よろしいですか。 ○8番(所 順子) はい、いいですよ。多いなと思って。 ○総務課長(辻本幸弘) それから、40ページ、電線の移設工事300万です。これも申しましたが、県道高野天川線、こちらから行きましたら中の橋の天狗木になるんですかね。 ○8番(所 順子) ちょっと聞こえにくいんよ。 ○総務課長(辻本幸弘) トンネルの手前を右へ上がっていただいたところです。そちらの道中の拡幅工事をするということで、そちらの電線を移設すると、これは大滝の光ファイバーへ行っている線ということになります。  それから、間伐の町有林云々というのは建設のほうでよろしいですか。 ○8番(所 順子) 歴史まちづくり。 ○総務課長(辻本幸弘) それともう一つ、57ページです、57ページ。 ○8番(所 順子) 41ページ。 ○総務課長(辻本幸弘) 57です。 ○8番(所 順子) まだまだそれの前にあったん違うん。 ○総務課長(辻本幸弘) これの報酬、知識委員報酬、議会議員報酬ということで、各1名分、これは。 ○8番(所 順子) ちょっと待って。順番と違うから分からへん。57ページ。順番にって言ったのに、飛んでるやん。 ○議長(大西正人) 相手が変わる、答弁の相手が変わりますので。 ○総務課長(辻本幸弘) 担当課変わりますので。よろしいですか。 ○8番(所 順子) 57ページの。 ○総務課長(辻本幸弘) 報酬です。監査委員会費の中の報酬30万円、こちらの知識委員報酬、議会議員報酬、各1名でございます。 ○8番(所 順子) どなた。 ○総務課長(辻本幸弘) これは知識委員は平田永一郎さん、議会は﨑山さんでございます。毎月監査をしていただいております。  こちらから以上です。 ○議長(大西正人) 中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 失礼します。  私のほうからは41ページの報酬、歴史まちづくり協議会委員報酬について御説明申し上げます。  歴史まちづくり協議会委員さんは、全部で17名いらっしゃいます。そのうち報酬支払いの対象となる委員さんが10名いらっしゃいます。 ○8番(所 順子) 議員10名。 ○企画公室長(中尾 司) その委員さんのうち、報酬受取りを辞退された委員さんを除く、6名の委員さんに対して、1人当たり1万円について、予算化させていただいた6万円でございます。  それと次のページの、負担金補助金の大河ドラマ空海実現を目指す会補助金です。これにつきましては2年度、今年度で100万円予算化しておりましたが、このコロナ禍等で事業を縮小しております。まだ実績報告が終わってませんが、大幅な減額の事業の実績になる予定です。来年度につきましても、大幅な事業の拡大というのが望めないという見込みの中、10万円だけを予算化させていただきました。署名活動にかかる費用10万円のみを、計上させていただいております。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 私のほうから、43ページ、12節委託料のところの、むらづくり支援業務委託料671万1,000円、これですけれども、むらづくり支援業務の中には地域おこし協力隊というものと集落支援員というものがあります。集落支援員については、大滝、杖ケ薮、相ノ浦に各1名ずついらっしゃいます。 ○8番(所 順子) 誰。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 大滝については中谷さん、杖ケ薮については小林さん、相ノ浦については保井さん、各、になります。  あと、地域おこし協力隊については細川地区の細川紙を伝承する、地域を守る、地域活動に参加するということで現在募集中です。  その下の大学のふるさと協定事業委託料ですけれども、高野町と近畿大学が大学のふるさと協定というのを結んでおります。この協定にのっとって行う事業として、平成31年、令和元年、令和2年ということで3か年で事業を行っていく予定でしたが、昨年度コロナのために近畿大学のほうがリモート授業になって、学生さんが動くということができませんでした。このため、本年度に再度最終の3年目ということで、学生さんを地域に来ていただいて、事業を行うということで、この金額を計上させていただいております。  44ページ、ワーケーション促進事業工事費ですけれども、これは先ほどもお話ししたように、高野山森林公園管理棟、ここを20名が研修できるワーケーション施設として整備を行ってきております。その中で、まだ、ここがまだ足りないという部分がございましたので、その部分を工事するための費用として278万3,000円、その下の備品については備品のほうも足らずがございますので、それを購入するためにということで37万2,000円を計上させていただいております。  私からは以上です。 ○議長(大西正人) 井上防災危機対策室長。 ○防災危機対策室長(井上哲也) 私のほうからは46ページ、交通安全対策費の中で、工事請負費120万、ガードレール設置工事60万とカーブミラー設置工事60万について御説明しますが、これについては場所がどこであるかとか、そういうものは今のところは特には予定はしておりません。毎年新年度予算ではこの額を持たせていただいて、申請は町内会長さんから頂くわけなんですけども、この予算の範囲でカーブミラーの設置であるとか、ガードレールの設置の工事っていうのをさせてもうております。  業者さんなんですけども、ガードレールの場合は高野町内の建設業の方々の中で入札等で決まる場合が多いです。カーブミラーにつきましては、和歌山市内の専門の業者さんに毎回お願いしているというところです。  それから、48ページ、防災諸費の備品購入費で、簡易ベッドのことで御質問いただきましたけども、パイプ椅子というようなものではないです。段ボールベッドというのがあるんですけども、うちの高野町で利用しているのはキャンプとかでも使われたりするような鉄のフレームの入った、寝るところは生地になってて、折り畳みができるような簡易ベッド、それをチョイスして備蓄させていただいているというところです。  以上です。 ○議長(大西正人) 苗代診療所事務長。 ○診療所事務長(苗代千春) 同じく、防災備品のベッドに関しまして、病院のベッドはないのかという御質問だったかと思います。今、防災危機対策室長のほうからお話があったように、防災危機対策室で用意するのは折り畳み式ベッドでございまして、当院のベッドでしたら、折り畳み式ではございませんので、使うに当たってはふさわしくないかと思っております。当院の今のベッドの状態なんですが、ベッドのほうは病室のほうに何個かございまして、また、新たに点滴室のほうを幅広く使うということで、院内で改良しまして、病室のベッドを下に下ろしてきて使っている状態です。  以上です。 ○議長(大西正人) 中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 失礼します。  私のほうからもう一点、50ページの諸費、報償費の謝礼品代1,400万円について御説明申し上げます。  これはふるさと応援寄附金を頂いた寄附者の方にお送りする返礼品の代金です。返礼品の謝礼品ということになります。総務省のほうで寄附金額の3割以内に収めろということでございますので、想定してます寄附金額5,000万円の28%、1,400万円を計上させていただいております。総務省の指示では、3割以内、なおかつ手数料等を含めた総額を5割以内ということでございますので、28%で計上させていただいたものです。  よろしくお願いいたします。 ○8番(所 順子) もう全部してくれたん。 ○議長(大西正人) 議会費のほうが残っているようですが。 ○8番(所 順子) それについてはまた質問します。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) いろいろ答弁いただきましたですけれども、病院のベッドはサイズが合わないということで防災に折り畳みの新しく買う小さなベッドが必要ではないかということを答弁いただきました。  ですけれども、いざというときには、今あるベッドもコロナで必要になった場合とかにも使えるということであるということが分かりましたので、それはよかったかなと思っております。  そして、先ほど町有林の湯川道のそれについての国有林貸付地ですか、それについて、まだ答弁していただいてなかったんですけれども、質問の中に入れたんですけれども、それは答弁がありませんでしたので、また、ちょっと答弁をいただきたいと思います。抜けてないかなって議長に言うたんやけど、抜けてないとかって言うから、あれでいったんですけれども、それは違ってましたっていうことになりました。 ○議長(大西正人) 間伐ですね、間伐。 ○8番(所 順子) 職員住宅借り上げ代369万4,000円。これ、いつもこれ、お支払いはしているんですけれども、高野町の住宅もたくさん空いてるとこも出てきてるようには思いますし、そしてまた、院長室ほか町長さん権限で、前御使用なされるっていうふうなこともお伺いした高野町の持ち物の建物も結構あると思うんですね。ですから、そういうところを活用されて、このような経費を減らしていくということも考えてはいただけないのでしょうか。いつまでもこうやってお借りして、お金を毎年400万近く、360万ですか、お支払いしているように思うんですけれども、高野町にも持っておりますので、いろんな場所にね、住めるところが。そこを工夫し、そして、職員にもあまり負担のかからないような方策などを考えて、高野町の住宅、大きなお金で改修をなさっているんですよね、7,000万とか1億とか、去年たくさんのお金で工事をされておりますので、空いたところでも使って、そして、職員に少しでも給料でもいただければ、高野町にも入るということでございますので、その辺のところも考えていただきたいなとは思います。  そして、先ほど歴史まちづくり協議会委員報酬6万円ですが、議員10名おりますが、6名が入ってるということですけれども、これは私は全然知らないところのことでございましたです。歴史まちづくりっていうのはどういうことをするんかなっていうほうのも気になるところです。この内容はどんなものか、私いなかったんかな、ちょっといつこれできたんかな、ちょっと私記憶ないので、もう一度お伺いしたいと思います。そして、6名の方はどなたかなっちゅうのも知りたいですね。  そして、大河ドラマ空海、これ、100万円を予定していましたが、コロナによって10万円だけということでお聞きをいたしましたですけれども、これ、何年たってもこのドラマ化はされていないわけですよね。そして、これ、何ですか、全国行脚していきたいんだとか、そういうふうなことを言ったり、署名活動をするとか、そういうふうなことをおっしゃってますけれども、そういうことをして実現するんかなっていうふうなことも思いますし、それは映画を二、三回、うちの主人もつくったことはございますが、空海ドラマ化っていうのは、ちょっとなかなかやりたいですけれども、難しいんではないかなと思いますし、この費用を毎年こうやって繰り出していくっていうのも問題ではないかなっていうふうには思います。その辺のところは、経費の証明、何に使ってらっしゃるかとか、そういうふうなのをまた御提示いただきたいなと思います。どのようにして200万使って、また、10万円、これ出てるんですけど、全国行脚する、どなたと全国行脚するんですかねっていうところも気になるところでもございます。  そして、ワーケーション促進事業工事費ですね。これ、森林組合を改修して、20人ぐらい集められるっていうふうなところをつくりたいっていうふうなことでございますけれども、このワーケーションってよく最近耳にしますね。そして、この小中一貫教育新築に関わってから、このワーケーションっていうものが耳にするようになったんですけれども、なかなか町民の方も、このワーケーション自体が何であるかっていうことも分かっておりませんし、回覧板なんだかにもワーケーションっていうふうな題材もあって、一体これは何するもんやっていうふうに住民は思っておりますし、その辺のところもワーケーションっちゅうネーミングですね、このネーミング自体が住民には行き渡ってないように思うんですよね。ですから、これ、どのようなことをワーケーション事業工事費ってなってますから、森林組合の改修だと思うんですけれども、どのような改修をなさる御予定なのかなっていうふうなところももう一度答弁をいただきたいと思います。  そして、あとは大体答弁いただきましたです。そして、このあれですね、議会費のところでございますが、町長さんに、今月議会として書面でお返事をされ、評価制度についてです。議員を評価するために議会議員の報酬額などについてと、町長より大西議長さん宛てにこのような書面が配られたわけですので、その辺のところを、私が気になるところは議員の報酬について、今回答えを出しましたですけれども、この中に5名の方、これ、どのようにして町民代表にされたのかなっていうところをちょっと答弁いただきたいのと、そして、附帯意見について、町民が議会にもっと興味を持っていただくためにも、議会傍聴を増し、ネット配信を広く広報していくことが必要であり、議員の活動状況についても議員による報告会を開催していただきたい。評価制度導入に当たり、報告会の開催については評価項目の1つに取り入れていただきたい。今回の議員報酬に評価制度の導入や、議員定数について高野町議会改革推進委員会で議論する際には、議員だけで議論するのではなく、高野町特別職報酬などを審議会委員も同席し、町民からの意見も積極的に取り入れていただきたいってこのように書いてるんですね。それですから、町民からの意見もということで、この5名の方が町民の代表ということになるんですけれど、これについて、これは誰がお選びになったかっちゅうのをまず答弁いただきたいと思います。  もう一度、私質問ありますので。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 議員にお答えいたします。  その議員の報酬について、いつの書類か、ちょっと私も古い書類なんで、ちょっと。議会のほうから議員報酬のアップの要望が町に出されたということで、当然町としては特別職、議員の先生方、私たちも含めてですけど、審議会を設けやな駄目なんです、条例にのっとって。平成の元年にできた条例の第6号っていうのがありまして、その諮問ですね、議員報酬の額について審議するため、高野町特別職報酬審議会を置くっていうような条例がございます。その中で、町長は議員の報酬並びに町長、副町長、教育長の給料に関する条例を議会に提出しようとするときは、あらかじめ当該報酬の額について審議会の意見を聞くものとするっていうことが条例に書かれております。その審議会の委員は5人をもって組織しなさいっていうのが条例で定められておりまして、その委員さんは高野町の区域内の公共的団体の代表者、また、その一般識者ですね、そういった者で構成しなさい、それを私のほうから選びなさいという条例でありますので、条例に基づいて審議会を立ち上げて、意見をいただいて、それを議会のほうにお渡ししたという、 ○8番(所 順子) 誰がお選びになった、町長ですか。 ○町長(平野嘉也) 条例に基づいて私が、私が選ばないといけないという条例なんで、副町長が選べるわけでもないし、総務課長が選べるわけでもないんですよ。だから、私、条例どおりに組織をさせていただいたということなんですが、休憩でもいただいたら、その条例のコピーを、また議員のほうにお渡しさせていただきますが、いかがなもんでしょうか、ということと、あとは2034年の御遠忌、あと13年後になっております。そのときに、まちづくりもそうですし、多くの方がいらっしゃいます。そのために、今都市計画もして、また、学校建設、また、今後の公共設備とか、そういったものをしていく、その中の1つとして誘客っていうのもこの後考えていかなければならない。それを時間をかけて、大河ドラマのようなものでお大師様をテーマとした題材として、多くの方、日本人の方、世界中の方にその物語を知っていただいて、1200年の御遠忌には皆さんが来ていただけるようなものができたらというようなことで、これは息長く工夫して、していかなければならないと思います。  条例については、また、議長の取り計らいでよろしいですか。 ○議長(大西正人) 何ですか。 ○町長(平野嘉也) 条例。 ○議長(大西正人) 条例のその条文ですか。 ○8番(所 順子) 何やっとんです、議長と質疑応答してどうするんですか。 ○町長(平野嘉也) 条例に基づいたことしか私はできませんので、その範囲内で審議会を立ち上げたというようなことでございます。
     以上です。 ○議長(大西正人) 中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 失礼します。  私のほうからは、41ページの歴史まちづくり協議会委員報酬についてです。ちょっと私、滑舌悪くて、お聞き間違いになられたんだと思いますけど、6名の議員さんではなくて、6名の委員です。委員が6名でございます。そもそもこの協議会は高野町が歴史的風致維持向上計画という計画をつくってます。平成31年1月にできた計画です。その計画に基づいて今電線の地中化ですとか、道路の美装化等に国の補助金をいただいてると。少し上乗せをしていただいているというところです。その計画をつくるときにできた協議会でして、今はその計画の検証ですとか、効果の認証を引き続きしていただいているという組織になります。  以上です。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 44ページ、ワーケーション促進事業工事費の関係ですけれども、先ほど議員おっしゃった学びの交流拠点整備事業の話が出てから、このワーケーションっていう言葉が頻繁に聞くということをおっしゃいましたけど、それ、ワークショップと違いますか。 ○8番(所 順子) よう似たもんやな、分かれへんな、ややこしいな、それ。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 学びの交流拠点整備事業の関係で、地域の方に来ていただいて、ワークショップというのをやられてるので、それはまた教育のほうで正確に御説明いただいたらと思います。 ○8番(所 順子) ワーケーションとワークショップと違う。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 私のほうはワーケーションということで、これはコロナの中で、会社へ行って働こうとすると、電車に乗らなあかん、町の中へ出て人と密になるというようなことがあって、企業のほうが自宅でテレワーク、インターネットを介して、出勤せずに仕事をするようにっていうことをやったりとか、あとは環境のいいところへ行って、ちょっと余暇を楽しみながら仕事をしようという、そのワークとバケーションの造語でワーケーションという言葉が今普及しておりまして、高野山においても町だけではなくて、宿坊寺院の中でも、このワーケーションに取り組んで、ワーケーション宿泊プランみたいなものを出して頑張られている宿坊もあるんです。町としても高野山森林公園の管理棟、使っていませんでしたので、ここを20人が研修できるワーケーション施設に改修して使っていこうということで、一生懸命やらせていただいてるものです。  以上です。 ○8番(所 順子) ややこしな。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) すみません、私のほうからは職員住宅の関係で、公共施設等の空いたところ使えないかというような御質問だったと思うんですが、なかなかその空いた施設となれば、やはり修繕等もかなり要ってくるかと思います。ただ、今回、4月から新規採用になる職員1名につきましては、看護師住宅、こちらが空いておりますので、そちらに入っていただく予定ということになっております。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) すみません、私のほうは、50ページで、町有林の管理ということで、間伐委託料ということで、議員さんおっしゃる湯川の町有林へ行かれる道沿いで国有林の貸付けの看板でよろしいんですかね。があったよと。 ○8番(所 順子) うん、あれはどういう意味。 ○建設課長(小西敏嗣) ちょっと、確認は必要なんですけども、その看板の内容はちょっとうちのほうも把握はしてないんですけども、よくあるのが、町有、道とかそういうところに国有林の土地のほうを使用する場合だったら、貸付けとかさせてもらったりするケースはあります。 ○8番(所 順子) 町長の名前、載っとるで。 ○議長(大西正人) どこの。 ○建設課長(小西敏嗣) 場所を、はい。 ○8番(所 順子) 大門から歩いて湯川に行くとこの道、ガードレールにあるで。そんなん、町が把握してなかったら、おかしいやろ、町長の名前で出してるのに。 ○建設課長(小西敏嗣) もう一度すみません、大門のとこから歩いて、はい。 ○8番(所 順子) 湯川に行く途中。 ○建設課長(小西敏嗣) 湯川に行く途中で。町長名で、一度ちょっとすみません、確認。 ○8番(所 順子) 令和元年から令和6年まで、道路敷って書いて、町有林、湯川の道ですね、国有林貸借地、貸付地。 ○議長(大西正人) 所さん、私、発言を許しておりませんので、また、3回目にお願いします。 ○建設課長(小西敏嗣) すみません、はい。 ○8番(所 順子) いや、分からへんからしてるだけの話やないの。 ○議長(大西正人) 分からへんから言うてるだけの話って、どういうことですか。 ○8番(所 順子) もういいよ。 ○建設課長(小西敏嗣) すみません、申し訳ないです、今ちょっとここで分からない、申し訳ないです。 ○8番(所 順子) はい。 ○議長(大西正人) 正確な資料をお持ちでないんでしたら、また、その資料が整ってからしっかりと答弁お願いいたします。  8番、所君。 ○8番(所 順子) 分かってなかったから、ちょっとサポートしただけですので、後ほど、ちょっと調べてから、ちょっと答弁もう一度やり直してください。  この何ですか、議会の条例でということ、特別職報酬審議委員会さん、条例で町長がお選びになったと言いますが、この中には議員さんの奥さんも入っとんですね。議員が議員を査定するっていうのはとんでもない話で、そして、この紙の中には、とてもひどい差別のようなものがありまして、高野町の行事に出席しなかったら、給料がゼロになる、問題ありとしてゼロになるとか、査定、議員を査定するっていうことが載っているんですね。ですから、町長や副町長を、じゃあ査定するのはどのようにしたら査定できるんですかねっていうふうに思いますし、議員だけが、この選ばれた、町長が選んだ5人の方にこうやって査定をされて、議長、副議長、議員、ほかの議員、やや優秀、優秀、良好、普通、問題ありでしたら、給料がゼロとかまで書かれてるんですね、この書類には。こんなもの表に出て、どこの議会に行きましても、この5人の方にこういうふうな議員を査定するような資格はどこにあるんか。幾ら条例であったとて、とんでもないこの書面を我々はもらっているんですよ。 ○議長(大西正人) 所議員、ゼロというのはないですよ。 ○8番(所 順子) ありますよ、この中に書いてますよ。こんなんね、特別、そうですね、議会、選挙、前の選挙ですね、 ○議長(大西正人) 報酬ゼロは違反になります。 ○8番(所 順子) 2年半前の選挙のときにこれを出されて、31年の4月26日に、これ日付はあるんですよね。私は議員を辞めてまして、普通の住民でございましたので、これ出されたときはちょっといなかったんですけれども、去年の7月にこのような紙が配付されたんです、議会の中で。ですけども、この住民さん代表でっていうのは問題ありではないでしょう、これ、住民に選ばれてなくて、町長に選ばれた人たちなんですよね。それにもかかわらず、こうやって議会の給料のところに、高野町の町民からの意見も積極的に取り入れていただきたいって、この人たちが町民代表って、じゃあ、この人たちは町民に選ばれたかと思ったら、町民に選ばれてないんですよね、町長に選ばれてるんですよ。それも、町長さんの結構親しい方もいらっしゃいますし、議員の中の奥さんもいますよ。議員の奥さんが議員を、自分の夫をどうやってこれ査定できるんですかねと、私思ってますし。 ○7番(大谷保幸) まだ議員になってなかった。 ○議長(大西正人) その時は議員になってなかったですね。 ○8番(所 順子) ん、そのときなってなかった。ふーん、なってなかったんか。ふーん、そしたらまあ、そのときはいいんですけれども、でも、こういう方は現在に条例によってですけど、まだ議員さんの奥さんが選ばれて、まだ提出、今月議会で提出、回答書を出しておりますので、現代的に生きているということでございますので、これも1つの問題かなと思っておりますし、町長、副町長を、じゃあ、査定は誰がするんですか。これ、給料多いんですねとか、この何ですか、行動ですね、町長の行動をチェックするのは一体どなたになるんですかねっていうところ、 ○議長(大西正人) 今、歳出1款、2款の質疑を求めておりますので。内容が少し違ってきておりますよ。 ○8番(所 順子) え、内容が違うことないです、議員の給料のところですから。これに付随する書面を、議長さん、お預かりになったんですやん、これ。そして、議員に配ったんじゃないですか。 ○議長(大西正人) そうですよ。 ○8番(所 順子) でしょ。議員の給料のことで私言ってるんですよ。これ、あなたが町長から受け取った書面です。 ○議長(大西正人) 予算ですよ。 ○8番(所 順子) え。 ○議長(大西正人) 予算です、今回は。今回は予算です。 ○8番(所 順子) 予算。予算2,200万円のところで、議員の給料に関しましてです。皆さん、そうやって付随した質問なさるじゃないですか、何が悪いんですか。ですけど、このことに関して、議員侮辱してるなっていうふうな感じに見受けるから、この問題を私はここで出してるんですよ。気分が悪いですよ。議員をチェックするのはこの5名の方、町長、やめていただきたい、こういうやり方は。だから、私はこの問題出してる。じゃあ、町長や副町長をどうやって査定するんですか、住民ですか。 ○議長(大西正人) 町長。 ○町長(平野嘉也) この条例は議会で定めてるんですよ。 ○議長(大西正人) 町長に申し上げます。今、質問中ですので、いえ、違います。質問中ですので、私が指名するまで、発言はお控えください。 ○8番(所 順子) ええ加減にしてくださいって、こちらが言いたいです。議員としてやはり、 ○議長(大西正人) 簡潔明瞭にお願いします。 ○8番(所 順子) この何ですか、回答書には評価する町民の方はそれぞれ支持する議員がいると思います。どのような評価項目を設定しても、全議員を公平公正な評価ができるかが疑問です。議員は4年に1度選挙で選ばれております。選挙こそが議員の公的な評価と考えます。実際に評価制度を取り入れた議会では、個々の議員の成果に基づく成果報酬額ではなく、 ○議長(大西正人) 所議員に申し上げます。直接今回の歳出に関係ありませんので、これ以上の発言はお控えください。  聞こえましたか。 ○8番(所 順子) え。何て。 ○議長(大西正人) 予算に直接関係する質問の質疑ではございません。 ○8番(所 順子) いやあ、だって、議員のこれ、報酬に関することで、今回3月議会におきまして、町長さんに返答された問題ですので、これあの、報酬に関わりますよ。 ○議長(大西正人) 返答していませんよ、まだ。返答していません。  しばらく休憩します。 ○8番(所 順子) 何でこんな報酬に関わること言わせてくれないの。            午後 2時47分 休憩            午後 2時51分 再開 ○議長(大西正人) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  3度目の質問の途中でございましたので、所君の発言を許します。どうぞ。  8番、所君。 ○8番(所 順子) 先ほど、議会で決まった決定はまだ町長に正式に来ていないということですので、この文書につきましては、町長さんに、また、委員会で決定しておりますので、議長さんから早々提出していただきたくと思います。ですから、先ほど読みましたですけれども、まだ、町長の手には渡っていないと、先ほど聞きましたんで、この回答書はまた町長、見といてください。我々の意見の回答を出しております。まあ、しかし、このようなものを私はいただいて、私はですね、このいただいて中身を吟味させていただきましたですけれども、何という評価なんだろうかという感じを持ちましたんで、この質問をさせていただきました。これは住民やよその市町村の議員さんたちがどのように思うかなっていうことをちょっと私も、それを感じとって、どのようにいただけるっていうことをよそにもお伺いしたいと思っております。このようなことを議員さんに提出してこられて、よその議員さんだったら許してくれるんだろうかなとか、そういうふうな思いに駆られるような書面でございましたので、ちょっと私は立腹しております、これをいただいたときに。これは解散する手前で出してきたやつで、全くこれは存じ上げなかって、去年の7月にこれを配られ、そして、今月3月にこの回答が出たと。それで、これをお預かりした議員さんたちは、これを今までほったらかしにしておったということでございますので、私らはこの3月に回答をせなあかんという、こんな長引いたらあきませんですやん。これ平成31年4月に町長さん、渡しておりますやんか。それを回答を今まで延ばしてたっていうその辺のところも私には理解できてなかったんで、これを質問させていただいたんですけれども、住民の方に判断していただいたら、これはいいのではないかなと思っております。また、よその市町村の議員さんに判断を私は仰ぎたいと思ってる問題ですので、もうこの問題は結構でございます。でも、これは私は住民に選ばれし議員をやっておりますので、それをこの5名の方に査定されらないけないというのは、議員としては侮辱されるようなことではなかろうかなと。住民全員に査定されるのは選挙結果であるというふうなことを私は思っておりましたので、この評価ですね、0点もあるんですよね、ゼロ円っちゅうのもあるんですよね。そういうのはちょっと傷つきましたです、議員として。まあ、もうこの問題は結構でございます。皆様に判断を仰ぎたいと思います。こういうことは出してきてはいけないようなものではないかなというふうに思いました。結構でございます、この分に関しまして答弁は。ほかの答弁はお願いいたします。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 先ほどの国有林野貸付地っていうことの看板でございます。  大門から湯川に行く道沿いでの看板の表示なんですけども、こちら町道湯川辻線の建設時に、道路敷としまして国有林のほうを借りております。それについて5年置きに契約のほうをさせていただきまして、こういった表示をさせていただいております。そういった意味での看板の設置ということで、御理解よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 先ほどの高野町特別職報酬等の審議会条例というようなことで、私が誤解を解くっていうのもおかしなことですが、条例どおりに当時、8番議員さんが議長のときに、その要望書をいただきました。その要望に基づいて、議員報酬の額ですね、町長、副町長、教育長の給料の額をその審議会で決めるっていうふうに決まりで、ルールでありますんで、そのルールの中で。 ○8番(所 順子) 違う違う、人事院勧告やったんや、あの時は。 ○町長(平野嘉也) ルールの範囲内でしなければならないことであります。議員、また我々、特別職、皆さん特別職ですんで、人事院勧告は全く関係ありませんので、なかなかこの議会で、議員の先生方が決めていただいた条例を議員の先生方が、先生方って言ったら怒られますか、議員の方がそれを否定するってなると、うちらはやりようがないっていうのが現状でして、そういう要望書が来ましたんで、そのルールに基づいて、条例に基づいて審議会を立ち上げて、 ○8番(所 順子) これ、要望書の差出人は誰。 ○町長(平野嘉也) 要望書は、そのときの所さんでしたね。 ○8番(所 順子) いえ、違います。 ○議長(大西正人) いやいや、そうですよ。 ○8番(所 順子) 違う、私はね、3年で議長を辞めて、町長選に出馬しとるんですよ。 ○議長(大西正人) 書類見せましょうか。 ○8番(所 順子) いやいや、それは、また、そのときとは状況が違うんですよ。その後、私は給料を上げてはいけないという、 ○町長(平野嘉也) ごめんなさい、 ○8番(所 順子) そんなことを書いた文章はね、初めて見ましたよ。 ○町長(平野嘉也) その文章に関しては私が受け取ろうが受け取らまいが、ええ文書やと思います。 ○8番(所 順子) え。 ○町長(平野嘉也) 審議会の答申を議会のほうに渡しました。あとは、どうされるかは、議員の先生方が決めていく話なんです。私たちがする話ではないんですよ。 ○8番(所 順子) あなたらに決められたくはないわ。それはやはり議員で決めるわけですよね。 ○町長(平野嘉也) そうそうそうそう。 ○8番(所 順子) ですけど、その内容が、 ○議長(大西正人) あの、2人でのやり取りは、非常に困ります。勝手なことをしないように、発言を止めますよ。 ○8番(所 順子) 私だって分かってますよ、それくらい。ごまかさんといて。 ○町長(平野嘉也) しゃべっていいですか。 ○8番(所 順子) はい。ごまかすな。
    ○町長(平野嘉也) 重なりますが、高野町特別職報酬等審議会条例っていうのがあります。当時、所議長のほうから、議会の報酬、議員の報酬を上げてくれという要望書を頂きました。それに基づいて審議会を立ち上げました。条例に、 ○8番(所 順子) しかしながらこんなのは私が辞めてからしか出てません。 ○議長(大西正人) 今説明中ですので、一々それにお答えなさらないようにしてくださいね。 ○8番(所 順子) 何で。 ○議長(大西正人) 何でって、どういうことですか。議長経験したから、そんなこと言っていいんですか。 ○8番(所 順子) それで。言ってください。 ○町長(平野嘉也) 最後までしゃべらしてくださいよ、ね。  条例に基づいての審議会を立ち上げました。当然議員先生の報酬の増減で、我々の教育長も副町長も私も含めての給与の増減っていうのも、当然この審議委員会を立ち上げた中で考えていかなければならない、それが決まり、ルールなんですよ。だから、そのルールどおりに当局としては審議委員さんを選んで、そして、総務課内に事務局を置くっていうことがありますので、総務課に事務局をさせて、それで、何回か会議をしていただいて、答申を、僕のほうは答えをいただく。審議委員さんに考えていただいた答えをいただく、それを私が議長に、大西議長に渡したっていう、ちゃんとした順番にのっとってやってます。その審議委員に選ばれる方は、そこに先ほど配りましたが、5人をもって組織するっていうのが決まっておりますというか、議会で決めていただいております。その委員さんは、 ○8番(所 順子) その委員、審議委員5人が議会で決まったっていうんですか。 ○議長(大西正人) 自席で勝手に質問しないようにしてくださいね。 ○町長(平野嘉也) 審議会は5人をもって組織する、そして、その委員は高野町内の公共的団体の代表者、そのほか住民のうちから必要の都度、町長が任命するということでありますので、ルールにのっとって審議委員さんを選んでしたというようなことであります。 ○8番(所 順子) これが住民の代表と思えないわ。 ○町長(平野嘉也) まあ、それぞれの意見はあるでしょうが、ルールに基づいてさせていただきました。私が選べと、議会のほうで書いていただいてますので、そのとおりにさせていただいたっていうことでありますので、少し、やはりルールを基に、 ○議長(大西正人) 町長、しばらく発言を止めていただけますか、今放送しておりますので。                 (町内放送) ○議長(大西正人) それでは、お願いいたします。 ○町長(平野嘉也) ほとんどっちゅうか、全部やと思うんですけど、条例に基づいて行政は粛々と進めております。それをねじ曲げるような発言を議会のほうからされると、少しこちらは戸惑うというか、どうなってるんだっていうようなこともありますので、今後、こういった条例のこととか、また、毎度毎度はできませんけど、そういった勉強会も議員さんと交えてできたら、いろいろ理解が深まっていくかなっていうふうに思います。  以上です。 ○8番(所 順子) 一言いいですか、議長、お願いします。 ○議長(大西正人) いえ、もう3回になっておりますので。 ○8番(所 順子) 2万円下げたときには審議委員さんなんかおりませんでしたから、私が議長のときには。だから、おかしいって言ってるんですよ。 ○議長(大西正人) 平成元年にこの条例ができております。 ○8番(所 順子) 私が議長のときにはそんな審議委員おりませんでした、2万円下げたとき。 ○議長(大西正人) はい。  ほかに質疑はありませんか。  6番、中前君。 ○6番(中前好史) 失礼します、48ページお願いいたします。防災諸費のところです。  10目、12目の18節、この中で家具固定補助金、感震ブレーカー補助金ということで出ておるんですけども、今ここに出て、出してもらっております金額以上のものが、申請や、すみません、ちょっと静かにお願いします。 ○議長(大西正人) 静かにお願いします。 ○6番(中前好史) 申請者が増えた場合には、どのようなことで進めていただけるか、ちょっとお聞きいたします。 ○議長(大西正人) 井上防災危機対策室長。 ○防災危機対策室長(井上哲也) 48ページの家具固定と、感震ブレーカーの補助金なんですけども、この2万5,000円ずつの金額というのは、補助の上限が5,000円ということで、ですから、5件ずつの予算というふうになってます。現状を言わせていただくと、なかなかこの補助の利用っていうのは進んでおらないというのが現実なんですけども、当然仮にこの申請というのがこれを超えるようなものが上がってきたときには、補正のほうでお願いして、やはりこういうものを活用して、家の中の安全性を高めたいという住民さんの思いには応えていくっていうのが我々の務めかなというふうには思っております。  以上です。 ○議長(大西正人) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) ありがとうございます。住民の方から申出があれば、また考えていくと言ってくれました。その中で、今の高野町におきましては、大きな地震等がまだありませんので、住民もそれほど感震ブレーカーの補助金にまだ、そういう意味が、どのような意味があるかっていうのを直接感じてないということなのかと思います。大きな震災、例えばですけども、冬季の期間、電気ストーブをつけておりまして、地震によって電気ストーブが倒れました。そのときは、でも、大丈夫だったんですけども、もし、その停電してる箇所に電気が流れてきたときには大きな火災につながるわけです。他府県のほうでは、そんな大きな災害に遭ったところもあるわけです。1つ火災が起きれば、次々大きな火災につながっていくこともありますので、それを住民の方により一つ知らせていただけるような、そういう取組もしていただきたいと思いますので、また、今後ともよろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(大西正人) 井上防災危機対策室長。 ○防災危機対策室長(井上哲也) このことに関しましては、毎年各戸配付等でこの制度の御案内というのはしておるんですけども、今各町内会、自主防災組織ということで、活動のほうもお願いしております。また、そういう自主防災組織、町内会の役員さんを通じて、自分とこの町内会でおられる高齢者の方とかにこういう制度の御案内っていうのもしていただけるようにお願いをしていきたいというふうに思っております。ありがとうございます。 ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(大西正人) 質疑なしと認めます。  ないようですので、歳出3款、4款の説明を求めます。  中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 失礼します。それでは、58ページを御覧ください。  歳出3款、4款について御説明申し上げます。  3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費2億61万7,000円、2節1,322万4,000円、3節892万6,000円、4節408万4,000円、7節12万3,000円、10節54万5,000円、11節62万円、12節189万8,000円、13節12万円、18節2,051万7,000円、19節9,926万円、27節5,130万円。次のページお願いします。2目老人福祉総務費2億6,025万7,000円、7節122万5,000円、10節92万2,000円、11節7万4,000円、12節57万5,000円、13節25万2,000円、14節1,043万3,000円、18節6,075万2,000円、19節1,602万4,000円、27節1億7,000万円、3目国民年金事務取扱費799万1,000円、2節419万2,000円、3節211万1,000円、4節132万1,000円、10節1万5,000円、12節35万2,000円、4目保健福祉センター費1,096万6,000円、10節214万5,000円、11節10万5,000円、12節277万8,000円、次のページお願いします。13節368万3,000円、14節225万5,000円、5目富貴高齢者生活福祉センター費1,175万円、10節20万円、12節1,148万5,000円、13節6万5,000円。6目地域包括支援センター費62万2,000円、10節8万6,000円、11節9万円、12節3万2,000円、13節28万円、18節13万4,000円。7目老人憩の家運営費3万円、10節3万円。  2項児童福祉費、1目児童福祉総務費1,719万8,000円、2節501万3,000円、3節302万円、4節147万7,000円、7節3万8,000円、8節7万8,000円、10節8万9,000円、11節7万6,000円、12節20万5,000円、次のページお願いします。18節59万1,000円、19節661万1,000円。2目母子福祉費434万2,000円、7節165万円、10節4万4,000円、12節3万6,000円、18節114万円、19節147万2,000円。3目児童措置費2,896万8,000円、10節1万8,000円、19節2,895万円。4目児童館費20万2,000円、10節11万4,000円、11節7万円、13節1万8,000円。5目認定こども園費7,607万8,000円、10節99万3,000円、11節14万6,000円、12節7,487万3,000円、13節4万円、26節2万6,000円。6目高野山多目的集会所費20万3,000、10節10万3,000円、12節10万円。7目子育て支援事業費827万3,000円、1節330万9,000円、3節66万9,000円、4節73万5,000円、次のページお願いします。7節1万5,000円、8節34万3,000円、10節9万4,000円、11節9万8,000円、12節5万円、18節296万円。8目学童保育費762万1,000円、1節493万6,000円、3節104万1,000円、4節79万6,000円、8節21万1,000円、10節39万1,000円、11節10万6,000円、13節10万7,000円、17節3万3,000円。9目町外保育所費373万5,000円、12節373万5,000円。10目子育て世代包括支援センター事業費l32万2,000円、7節18万円、10節5万円、11節10万8,000円、12節98万4,000円。  3項災害救助費、1目災害救助費5万1,000円、10節1,000円、19節5万円。2目災害対策費1,000円、10節1,000円。  次のページお願いします。4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費2,452万円、2節1,257万2,000円、3節593万8,000円、4節362万7,000円、10節5万1,000円、11節5万9,000円、13節40万1,000円、18節187万2,000円。2目予防費2,449万5,000円、7節26万4,000円、8節6万4,000円、10節157万1,000円、11節37万7,000円、12節1,988万9,000円、次のページをお願いします。13節171万8,000円、19節61万1,000円、22節1,000円。3目母子保健費428万8,000円、1節8万8,000円、7節49万円、8節26万5,000円、10節8万3,000円、12節244万8,000円、19節91万4,000円。4目診療諸費1億9,800万円、27節1億9,800万円。  2項環境衛生費、1目環境衛生費681万9,000円、7節2万円、10節289万7,000円、11節35万9,000円、12節344万3,000円、18節10万円。  3項清掃費、1目清掃総務費8,895万8,000円、2節364万5,000円、次のページお願いします。3節158万円、4節111万7,000円、8節2万4,000円、10節8万9,000円、11節6万円、13節58万7,000円、18節8,185万6,000円。2目塵芥処理費7,795万6,000円、1節226万5,000円、2節436万2,000円、3節227万4,000円、4節180万5,000円、10節677万9,000円、11節41万円、12節5,924万9,000円、13節77万6,000円、次のページお願いします。26節3万6,000円。  4項上下水道費、1目上水道施設費2億1,335万円、12節4,650万円、13節5万円、14節1億4,550万円、23節300万円、27節1,830万円。2目下水道施設費6,500万円、27節6,500万円。  以上、3款、4款でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) これで歳出3款、4款の説明を終わります。  質問、答弁とも簡潔明瞭に願います。  これから質疑を行います。  歳出3款、4款について質疑はありませんか。  7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) すみません、74ページのことなんですけども、4項上下水道費の中の12節、13節、14節の件なんですけども、花坂地区簡易水道施設実施設計事務委託料4,200万円が出てます。これに関しましては、自然社及び数軒、この中には入ってないっていうようなこと、前、何か話聞いたことになってんですけども、この費用の中に設計費の中に、今回も入ってるんか入ってないんか。前は考えますよ、また、別の方法でってなことを言われたような気するんですけども、そこんとこと、それで、当地区、筒香地区の件なんですけども、ようやく設計ができて工事にかかるような予算を掲げてもらってます。450万円、5万円、1億4,550万円ってなお金出てるんですけども、これを使ってどういう計画でこういう工事されていくんか、そこら辺とこの答弁お願いします。 ○議長(大西正人) 松本生活環境課長。 ○生活環境課長(松本嘉文) 今御質問いただきました74ページ、花坂地区の設計委託料なんですけれども、前と同じように自然社と不動野の一部の地区は、ここの設計の中に入ってございますけれども、紀伊高原側の数軒のところは、この実施設計の中には含まれておりません。ただ、そこの不動野地区の入っていないところについては、また違う形で浄水して、皆様の家に給水するというふうなことを考えております。  続きまして、筒香地区でございますが、1億約5,000万円の工事費でございます。これにつきましては2年計画で、毎年同程度の事業費が必要でございます。今年に関しましては、配水管、管の工事を主として行いたいと思っております。まず、水源から浄水場、プール跡のところに持ってくる管と、そこからプールからの配水池、山の上のほうまで持っていく管、送水管、それと配水管ですね、皆様の家に送る本管工事を補助金でさせていただいて、その後、配水管から皆様の家庭の敷地内の水道の一番引きやすいところにメーターをつけるとこまでの工事の予定となってございます。  この工事につきましては4月に交付申請を行いまして、内示がくれば、工事にかかれるというふうなことに、水道はなってございますので、大体5月、6月には入札を行いまして、工事を実施したいと思っております。  ただ、広範囲にわたりますので、2つの工区に分かれて、2業者でお願いしたいなというふうに思っております。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) やっと水道工事に入ってもらえる、大変うれしく思っています。  4月に申請を行い、5月、6月に入札を行い、それで工事にかかると。今回に関しましては管、管というか、管だけ行うと。施設に関しては2期工事みたいな格好で次年度に回るっていうような説明やったと思います。それに関しまして、各個人の、一応どれぐらいの取る件数とかいうのは、一応決まってるんですけども、それを1年、2年って、こうたってきてるんで、まだほんまに取ってくれるんかな、どうかなっちゅう、ちょっと心配もしてます。そこら辺で徹底、徹底っちゃあないけども、また、契約書みたいな格好で上げてもらって、個人と話し合って。一応それまでに、一応代表者と一度話し合っていろいろ決めて、それいうたら、何、任すっちゅうもんじゃないけども、役場がついてみんながやってくれればいいんですけども、代表者のほうが話を聞いて進めていったほうがスムーズに行くんじゃないかなと、っていうのはちょっと危惧してます。そこら辺の件で4月、5月やりますっていうのと、これまた、広報なんかでも情報を流してほしいっちゅうような、そんな気があります。もう大体高齢者が進んできまして、いつやってくれるんかなっちゅような、非常に住民心配してます。よく、顔合わせば、いつすんな、いつすんなっていうようなことを言われますし、そこら辺のちょっと危惧してますんで、なるべく早く、1年でも早くやってもらいたいっちゅうのが自分らの考えです。また、それにまた追加して、ほかに何かあればお聞きしたいのと、それで、花坂地区に関しましては、ちょっと自然社とかが入ってないんかなとちょっと危惧しとったんやけども、入ると。上の向こうのカントリーっちゅうんか、ゴルフ場っていうか、あそこの一地区が入ってないよってな一件聞かせてもらったんで、花坂地区に関してましては、大体分かりました。ちょっと筒香地区に関しまして、追加で何かあれば、すみませんけど、よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 松本生活環境課長。 ○生活環境課長(松本嘉文) 今御質問いただきました誓約書等の関係でございますが、この事業を始めるに当たりまして、区長、議員さん初め皆様と協議をしながら行った中で、ある程度のお名前は聞かせていただいております。最終、事業を進めるに当たって、1軒1軒、お宅を僕たちが回るのか、代表者にお願いするのかは、まだちょっと検討しますが、その辺のところは十分案内を差し上げて、捺印していただきたい、そういうふうな形でもっていきたいなというふうに思ってございます。  工事の案内につきましては、工事というか、施設を施工しますというふうなことでございますが、それにつきましては工事も伴いますので、一月ほど前には、こういうふうな形でというふうな形で案内、1軒ずつ回る、また、郵送で御案内したいと思っております。  以上です。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) よろしくお願いしときます。あと2年間で筒香ができるっていうことで、非常に楽しみにしてますんで、これを完成するように協力のほう、よろしくお願いしときます。町長さん、何かありませんか。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 7番議員のお尋ねにお答えさせていただきます。  詳細については生活環境課長が説明したとおりであります。町としては今回の事業をですね、しっかり計画に基づいて期限内に工事をして、住民の皆さんの生活に少しでも寄与できるように、事業を確実に実施してまいりたいというふうに思います。また、仕上がったときには、役所のみんなと、そして地区の皆さんと、何かしらの形で開通祝いみたいな、そういった事柄ができれば、なおさらいいかなというふうにも思いますので、ぜひ、地区の皆様の御協力もいただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。  3番、菊谷君。 ○3番(菊谷 元) よろしくお願いします。59ページ、1目の18節負担金補助及び交付金の中に外出支援助成金、これ、タクシーチケット、ふるさと応援寄附金からしていただける、多分高齢者、障害者に向けてのタクシーチケット代やと思うんですけども、年間どれぐらいの使用率があるのか、分かっていたら、ちょっと教えてほしいのと、今後に向けてもうちょっと年齢とか幅とか大きく見ていただいて、どうしても公共施設で病院通えない人とか、そういうとこへの活用も考えられないか、ちょっとその辺ちょっとお聞かせしていただきたいのと、63ページの1、民生費、児童福祉費1目、ここの予算が大分増額しているんですけど、これもまた、なぜ増額したかぐらいのとこで答えていただけたら。  それと、65ページの5目認定こども園費。この中に12節委託料、管理、指定管理料、指定管理は大体いつぐらいまでとか期限とか決まってますか、その辺答弁よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 尾家福祉保健課長。 ○福祉保健課長(尾家和代) 63ページの御質問、もう一度お願いできますか。 ○議長(大西正人) 63ページの上がった理由、増えた理由ですね、増額の理由です。いろんな要因があると思いますが。  尾家福祉保健課長。 ○福祉保健課長(尾家和代) 3番議員の御質問について御説明をさせていただきます。  まず、59ページ、外出支援助成券交付事業ということでございます。こちら、議員おっしゃるとおり、タクシーでありますとか、南海りんかんバス、高野山内の路線のみに限りますけれども、その辺りを使って外出をしていただくということに対して補助金を出しております。  こちら、現行では80歳以上の高齢者、毎年4月1日現在で満80歳を迎えておられる方を対象とする。もう一つは重度の障害をお持ちの方、障害者手帳1級、2級、療育手帳A1、A2を有する方を対象としております。  実績でございます。まず、実績でございます。この事業を30年度、平成30年度からの途中から実は実施しております。最初、30年度におきましては半年間でありました。少しずつやり方も変わってはきておりますけれども、30年度の実績は54.2%の換金率、御利用率というようなことでございました。金額もよろしければお伝えしますけれども、翌年度の令和元年度につきましても54.8%の換金率ということになっております。今年度、ちょっとこちら、去年の同じこの3月議会のときに、利用の仕方、要は、交付、本来補助金なので、補助申請をしていただいて、交付決定をして、チケットを郵送するというような形でずっと3年間やってきてたんですけれども、去年、昨年の3月議会で、もうちょっと簡単に住民の皆さんに交付できる方法はないんかということで御質問もいただいておりまして、今年度は対象になる方全員に、もう交付申請なくして、券を簡易書留で郵送差し上げました。件数は、発券数は492名ということになっております。こちら、少し施設入所されている方等が省かれますので、発券率といたしましては、94.8%ということでございます。  ただ、3月の11日現在で、ちょっと執行状況を確認してまいりましたけれども、36.3%と、今年度、少々低うございます。私、決算見込みということで少し考えてみましたけれども、まだ3月少々残っておりまして、駆け込みでお使いになる方、毎年多ございますので、もう少しは伸びてこようかとは思いますけれども、まあ、でも、40%ぐらいにとどまるかなということで、金額といたしましたら、決算見込額が350万というようなところで想定をしております。また、不用額については補正はさせていただくということで考えております。  こんなとこ、もう一つ、対象を広げられないかという御質問ですけれども、現在80歳以上の方で、今年令和3年度でございますと、522名、現在ではおられます。障害をお持ちの方は33名おられます。その方々ということで、人数的にどうかということもございますけれども、なかなか自家用車を御利用の方もまだまだ多ございまして、何度となくいろいろな検討を進めてきてはいるんですけれども、去年は障害者を増やしということで、年齢を下げるというところの考えにまだ至っておりませんけれども、少しもう1年、現行で実施させていただきまして、執行状況のほう、見させていただきまして、財政等も相談の上、検討課題としたいと考えます。  以上。  63ページの御質問でございます。全体で2,000万程度増額となっております。こちら、職員の数が変わっておりまして、職員給与等で、こちらのほうで人件費を持っていなかったんですけれども、2名、3年度については予算計上させていただいておりますので、その分が大きく変わった理由でございます。  それと、続きまして、65ページの指定管理でございます。こちら、現在は高野山学園さんのほうに指定管理ということで出させていただいております。一応3年間という協定期間の令和3年度が最終年度となっておりますので、今の計画の中では、令和3年の夏頃、一度プロポーザル形式で、その令和4年後以降の指定管理をとっていただけるような事業所を選定するようなことをやってみたいなということで、今のところ計画をしております。  以上です。 ○議長(大西正人) 3番、菊谷君。 ○3番(菊谷 元) 外出支援助成金の中で、もうちょっと若い世代といいますか、年齢がもうちょっと低い世代でも、独居っていう形とか、車を持っていないとかで、どうしても公共施設のバスであったり、電車であったり、タクシーであったり、いろんなものを使えるっていうのは分かるんですけども、その中でもやっぱり働けないとかっていうとこで病気にかかったりしたら、やはりこれ、金銭的にもかなり苦しくなってくるので、そういうとこに対して、こういう活動を今後できないかなっていうのが思いであって、まずはそういう思いも含めて一度枠を広げてもらえないかなっていうことで。  いいですか、63ページは分かりました。職員が増えたっていうことで。  指定管理のほうなんですけども、プロポーザル方式でっていうようなことなので、これは大賛成な意見かなと思います。その外出支援のとこだけもう一度答弁お願いできますか。よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 尾家福祉保健課長。
    ○福祉保健課長(尾家和代) 外出支援の助成金です。ちょっとすみません、もう少し丁寧に御説明を差し上げたらよかったんですけれども、まず、80歳以上の高齢者、それと身体・療育・精神手帳をお持ちの方、そして生活保護受給世帯ということで、年間1万8,000円、お一人ですね、1万8,000円でございますけれども、発券をしているところでございます。どれぐらいの、今議員おっしゃるお仕事ができなくてお困りやというところをどの辺りで線を引くかというところもございます。今私が申し上げたのは、生活保護の受給世帯ということを申し上げました。生活保護の受給世帯というのは、やはりいろんな理由によりまして、年齢に関係なく支給される、お困りな状態である場合に支給される制度でございますので、支援させていただく制度でございますので、そちらのほうは対象となっております。  以上です。 ○議長(大西正人) 3番、菊谷君。 ○3番(菊谷 元) 分かりました。また、今後も住民さんからいろんな意見が寄せられるので、それを寄せられたときに、また私も町のほうに訴えていきたいと思いますので、また、その辺、今後も相談に乗っていただきたく、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 3番議員の外出支援のお尋ねにお答えさせていただきたいと思います。  詳細については課長が申し上げた説明のとおりであります。どこまでの範囲を広げていくかっていうところで、現課長、また前課長ともいろんな協議をしてきました。でも、財源が全て単費っていうことで、非常に苦しいのは事実であります。そんな中で有効にやはり活用していただきたいっていうことで、当初は80歳以上でしたけど、障害の手帳をお持ちの方とか、生活保護の方とか、そういったことで拡大はしてきております。  住民の中には、やはり橋本の市民病院まで行くようなチケットがないかなとか、近畿大学附属病院のとこまで行けるものがないのかなとか、いろんなことがありますが、どこまでのところでやはり線を引くかっていうところ、全てにすると、やはり東京の慈恵会に行っとる方も当然いらっしゃいますでしょうし、そういったところで、こちらも住民サービスの1つとして、公としてどこまでするのが適切かっていうところをしっかり議論はしていかなければならないと思いますが、無限にそういうことは、それはもう不可能なことではあります。  1つ、先ほど考えとったんですけど、今回の議会で高野山の総合診療所を、当町の花谷先生とこもそうですし、まずはかかりつけ医になってほしいっていう。そのかかりつけ医の紹介状をもって、何かしら補助が出るとか、どういう病気で出していくとか。風邪引きで、どちらかの下の町医者をかかられても、別に高野山総合診療所で十分いけることですし、整形であれば、高野山総合診療所でもあります、眼科もありますし。疾病別で、また、紹介状をもって補助の対象にするとか、まあまあすぐにはなかなかできへんことではありますけど、何かしらするというところではいろいろなハードルといいましょうか、条件設定っていうんか、そういったものも議論していく必要はあるのかなというふうにも思います。いかんせん、外出支援、当然高齢化も進んでいるところではございますので、まずは公共施設がなくならないように、町としてはそういったところをしっかり支援し、協力していくっていうことのスタンスで進めてまいりたいと思います。 ○議長(大西正人) ほかに質疑ありませんか。  8番、所君。 ○8番(所 順子) 65ページ。認定管理料ですね。今現在の園児はどれぐらいいらっしゃるのか。また、先生は先日募集ありましたですけれど、どのようになっておりますかっていうことと、それと、68ページの救急医療システム分担金30万5,000円、そして、その下の報償費22万4,000円、健康づくり教室謝礼4万円、そして、高野山総合診療所会計繰出金1億7,200万円ですね、これについてを説明をいただきたいんですけれども、高野山総合診療所1億7,200万円、これは大きな繰出しでありまして、高野山病院のときよりも、本当に診療所になってからのほうが支出が多いというか、人件費に収入が見合わない。そして、宿直は100日しかないと、先日の答弁でおっしゃっておりましたですけれども、これでは本当に繰入金ばかり要って、高野山総合診療所が持たないのではないかということを思っております。そして、これにも審議委員さん、10人でしたか、何かちょっと分かりませんけれども、町長が選定された審議委員さんがいらっしゃるわけで、この審議委員さんたちも、今回の院長就任のお給料など、そして名誉医院長のお給料など、これについては審議はされたのでしょうか。その辺のところもお伺いをいたしたいと思っております。このままずっといくところによりますと、医者も副院長の席も空いておりますし、そして院長にお若い方がなられたので、その副院長に年いった方が来たら、その辺のところも大変なんではないかなっていうところも懸念いたしますし、こんなたくさんの繰出金を毎回、毎年やっていくのであれば、前から言っているように、どこかの病院と締結をすればいいのだと思っております。そうすることによりますと、紹介状も要らなくもなります。先ほど町長がおっしゃったように、締結をすれば、人件費も削減されますし、病院の先生方も責任を持って回してくださるように思うんですよ。どうしてこれ、締結もなさらないのか、不思議で仕方ありません。単なる個別診療所に残しておきたいっていうだけなのかなっていうふうには思います。ほかのことには締結するのに、どうして病院は締結しないのかなと。いろんなところに締結のような形をしておりますと、町長はおっしゃいますけれども、本当の締結が必要な時期ではないんだろうかと私は思います。人件費がかさんで、診療費は本当に少ないように見えております。  そして、保育園ですね、こども認定園ですね。来年に入札をして、事業所を選定したい、プロポーザル方式でと。このプロポーザル方式っていうのは、ちょっとやめていただきたいんですよ。やはり競争入札ですかね。そして、金剛峯寺さん以外に、ほかにこの園を持ってくださる方は入札なんかして、あるんですかね。今、前にこども園認定されたときには、朝のお勤めがあるのでということでも問題視され、そして、今現在はそのように委託をされたので、朝のお勤めも、子供たちはできるっていうようにはなっておりますので、委託、プロポーザルで入札したい、これ、ほかに受けてくださるようなところはあるんでしょうかね。その辺のところをお伺いしたいです。  そして、保育士、こども認定園の先生ですね、十分足りているんですか。先日、回覧板で募集しておりましたですね。それはどのようになっておられますか。その辺のところを説明いただきたい。 ○議長(大西正人) 尾家福祉保健課長。 ○福祉保健課長(尾家和代) まず、認定こども園の来年度の入園の園児の数を申し上げさせていただきます。1歳児6名、2歳児が13名で、4歳から5歳が28名となっておりまして、全員で55名でございます。園全体の定員数は76名ということで国のほうに届出をしておるんですけれども、何分、年齢別で保育士の数が違ってきています。国が定めるのは当園ではやっておりませんけれども、0歳児を見る場合は3人に1人保育士を置きなさい、1歳から2歳児については6人に1人、3歳児については20人に1人、そして4歳から5歳については30人を1人で見れるというような決まりがございます。ただ、これは厚生労働省が定めて、法定で定めている数でございますけれども、今国の指導のほうも、できるだけ1人当たりの子供さんを見る人数を少数にしていくっていうこと、保育士の処遇改善をしていくっていうようなこと、それはひいては子供の保育、しっかりとした保育に、良質な保育につながるという考え方で、できるだけ保育士の数は増やしなさいよというような方向にはなっております。  そして、現在、こども園において、いる保育士の数でございます。有資格者の正職員が6名でございます。補助の職員としましてフルタイムで3名で、不定期で2名ということになっております。そこに事務の人1人、園長1名、副園長1名というようなことでございます。  今私が申し上げました定員から言いますと、十分、この保育士の数で足りるということではあるんですけれども、今年1歳で入園を希望される御家庭が非常に多ございました。そもそも1歳児におきましては、高野山こども園は3名の定員ということで設けていたんですけれども、今年、どうしても両親の就業の関係がございまして、6名とっていただきたいということで、緊急に町内回覧等で、伊都・橋本地域、岩出、那賀の辺りまで求人の募集をいたしたわけでございます。それまでも高野山学園のほうで常に募集はかけているし、新卒の学生さんのほうにも、高野山で働かないかということで園長を初め、事務方、大学学園さんのほうで探してくださってるということですけれども、なかなか人材が見当たらないというところでございます。  来年度から1名、町のほうから出向ということで、保育士に復帰いただく方が1名、この内示で明らかになりましたので、その方を入れて、正職員が7人、有資格者のフルタイムの正職員が7名ということになります。少し余裕が出るということで、学園さんのほうからも喜んでいただいているところでございます。  プロポーザルにつきましては、指定管理に出すというふうなことで、8年前ですか、お話があったときにも、その方向を試みた、よくプロポーザルはこちらも入札の一種でございまして、どういうふうな園運営をしていただけるかということをある程度御提案いただいて、要は、特色を持った保育を御提供いただけるというような内容を聞かせていただいた上で、もちろん金額も大事なことですので、その上で決定するという方法でございますので、競争入札であることには違いないと思っております。募集をかけてみて、手が挙がるかどうかという問題はございますけれども、一度この夏にはチャレンジしたいと、今のところは考えております。  以上です。  それと、68ページの救急医療システム分担金ということでございます。これは市町村会のほうで仕組みづくりをしておりますことでございまして、具体的には診療所のほうでお使いいただいているシステムなので、システムの内容につきましては、診療所の事務長のほうから御説明いただきたいなと思うんですが、そういうことで、毎年、毎年同じ金額、お支払いしております。町村会の分担金としてお支払いをしております。 ○8番(所 順子) どこに支払ってるの。 ○福祉保健課長(尾家和代) 町村会です。和歌山県町村会でございます。  同じく68ページの予防費の健康づくり教室講師謝礼というのは、今ウォーキングということで、町内放送を定期的にさせていただいていると思います。月に1回ですね、実施しております。そのときに、主に理学療法士さんにお越しいただいて、ストレッチであるとか、今コロナ禍でなかなかおうちでも十分に体を動かすことがないですので、少し専門的な見地をもって、住民の皆さんに、せっかくお集まりいただくので、お話なり指導をいただくというようなことで予算をいただこうというようなことでございます。  以上です。 ○議長(大西正人) 苗代診療所事務長。 ○診療所事務長(苗代千春) 失礼します。68ページ、緊急医療システム分担金について御説明させていただきます。このシステムにつきましては、和歌山県緊急医療情報システムという名目でありまして、県に対する分担金となっています。そのシステムは当院の医療情報を県のシステムに入力し、県民の方、どなたでも休日、夜間、または和歌山県内にある医療機関の情報が見れるようになっております。当院に関しましても持ち回り、輪番制といいますが、そのようなことも行っておりますので、県内各地の医療機関の情報を住民の方に周知するためのシステムの分担金になっております。  続きまして、70ページ、高野山総合診療所特別会計繰入金に関しましては、特別会計に関しましては一旦交付税であるとか、特別交付税に関しまして、過疎に関しましても、一般会計を経由し、そして、こちらのほうで高野山総合診療所の特別会計のほうでまた受け入れるっていうことになっています。歳入で、一般会計では歳出で組んでいただきまして、当町のほうでは繰入金ということで、一旦一般会計を経由して補助金としていただいておるものです。本来医療機関は収入に関しまして、自分とこで十分充てるっていうこともございますが、地方公共団体の自治体病院ということもございますので、行政的医療ですね、公立に求められる医療に携わる経費については、地方公益企業法第17条の2に基づいて、一定の基準を定めて一般会計からの繰入れが認められておりますので、その部分の補填に対しましても今回計上させていただきました。御理解のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) 繰入金御理解というよりは、病院のときよりたくさん使ってるんですね。ですから、そんなんでしたら、元の病院であったほうがよかったんではなかろうかなって。あのときは、病院から診療所にしたときは、今の町長ではございませんが、予算が足りないということで、今ここにいらっしゃる議員さんたち7名の方が賛成して診療所になったわけですよ。その後、ベッドもなくして、入院施設も取っ払ったのは平野町長であったんですけれども、やはり今このままで行きますと、収入が本当に少ないんだなっていう感じがいたします。そして、人件費がたくさん。今現在何名、看護師さんたちがいらっしゃるのかは、ちょっと把握はできておりませんが、人件はどれぐらいの方がいらっしゃるのかをちょっと知りたいとは思っております。  ずっとこうやって何年も見ておりますけれども、年々と繰入金が高くなっていって、前は病院のときには1億2,000万ほどっていうのが結構続いてたんですよ。それが、最近では1億5,000万から1億7,000万とか、そういう金額に膨れ上がっておりますので、その辺のところが夜間診療も、審議委員さんたちの声からは町長が選んだ審議委員さんたちが夜間診療もやめたらどうやっちゅうような声も出てるっていうことを町長の口から聞いておりますけれども、それで夜間診療をなくされたら、誰が損するかっていったら、住民が損するんですね、これ。病院がなくなり、診療所にまでされ、そして、ベッドも返され、次は夜間診療。全く病院のシステムとしては診療所、病院のシステムとしてはあり得ない状況に進んでいるということしか見えてきません。全然お金の使ってる場所が違うんではないかなっていうふうな臭いもいたします。ですから、その辺のところを本当に改革していかなあかん場所を改革してないんですね、これ。ですから、その辺のところがすごく気がかりでもありますし、とんでもないことばかり考えてるんだなと思います。審議委員さん、そして、このやはり今院長さんになられた方も審議委員さんでそれを了承し、町長が任命をされたということか、町長さんが任命されたんでしょう、人事は町長権限でありますので、まあ、そうでしょうけれども、審議委員さんたちはお給料も1,000万ほどから1,700万ほどにアップする、こんなことを審議委員さんたちで決定をされていったわけでしょうね。その辺のところもお伺いをいたしたいと思います。議員の特別、この審議会も条例によって決めたという町長さんですから、病院の審議委員さんたちも、さぞかし町長が吟味されて、住民の中からお選びになった審議委員さんたちでしょう。もう少し真面目に、真剣に高野町の診療システムのことを審議なさってくださったらいいんじゃないですか。住民、これでは損しますよ。審議委員さんたち、私、どなたか、ここではお聞きはいたしませんが、町長が選択するのであれば、このような御意見を出してもらったら困るんですよ。その辺のところを答弁いただきたいと思っております。  そして、この保育園ですね。それでは、今は十分に保育士はいらっしゃらないと。あと、何名ほど足りないんですか。先日もこの下にどなたかが保育士の募集に来ておりましたですわ。そういう方もいらしてましたですけれども、その方は使用はされるかどうか知りませんが、お一人申込みには来ておりました方もおりました。その方は保育士の免許を持ってないと言ってましたですけれども、なってから保育士の資格を取るっちゅう方策もあるんだとはいうふうなことも伺っているんですよね。その辺のところはどのようになるんでしょう。そしてまた、この委託、プロポーザルですか。これ本山続いてということにはならないんですかね。今現状で入札までしなくっても、ずっと高野山の保育所、幼稚園ですね、まあ、幼稚園みたいなもんですけれども、こども園ですけれども。お務めができないんであるからっていうことで、認定こども園ということになったっていうふうに、前に私思ってるんですけれども、やはり何ですかね、また、入札して、部署が変わって、経営者が変わったら、その辺のところはどうなるのかなっていうところも懸念するんですけれども、その辺のところはどのようになっていくのですかね、その辺のところ、もう一度答弁お願いします。 ○議長(大西正人) 苗代診療所事務長。 ○診療所事務長(苗代千春) 失礼します。当院の高野山総合診療所の繰入金等につきましてですが、当初、病院であったときは、入院されてる方から入院費をもちろんいただいておりました。診療所になってからは、入院費の部分が丸々欠けるっていうことになります。入院をしないということですので。ですので、必然的に入ってくる収入は減ってきます。そして、入院時でしたら、もちろん入院されてる患者さんがいらっしゃいますので、看護師、医師等を含めて24時間体制で行っておりました。診療所に変わりまして、夜勤っていうところが木曜日から土曜日まで、そして、日直というのが土曜日、日曜日っていうことで、医師、看護師、事務のほうを配置しております。入ってくる収入がなくなりましたので、もちろん手厚く当院のほうではやってるつもりなんですけども、そこに関しましてはどうしても外来収入だけでは全ての経費を賄っていくっていうのは非常に厳しい状態になっております。  一般質問でも答弁させていただいたかと思うんですが、一人でも多くの患者さんが当院のほうに受診していただき、そして、いろんな専門分野の医師等も配置しておりますので、皆さんに気軽に来ていただける、そして、安心していただける状態をスタッフ一同、日々考え、業務のほうを行っておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 苗代診療所事務長。 ○診療所事務長(苗代千春) すみません、評議員さんに関しましては、もちろん開設者の町長に最終御判断はいただいて、選任のほうはしていただいております。ですが、医師は地方公務員でございますので、医師の人事に関しては、また、給料等に関しましても、審議委員さんのほうには御報告のほうはいたしますが、前だって御承認って、この人がなります、こういう金額ですっていうようなお伺いっていうことはしておりません。承認ということで、運営委員会のほうではお話のほうはさせていただきます。  以上です。 ○議長(大西正人) 続いて願います。  尾家福祉保健課長。 ○福祉保健課長(尾家和代) こども園のことでございます。先ほど、議員さん御質問いただいたときに、私来年度入園の園児の数ですね、ちょっと言い間違ってるかもしれません。もう一度、ごめんなさい、言わせてください。1歳児6名、2歳児8名、3歳児13名、4歳児12名で、5歳児が16名の計55名でございます。保育士が正規が現行6名に、出向職員1名加えて7人、そして、パートの方々5名というようなことでございます。その人数でしっかり足りているかどうかっていうことですが、先ほどからの少し繰り返しになって申し訳ないんですが、国の決めからいうと、足りていると。国の決めから言うと足りている。しかしながら、保育士の皆さん、子供さんが小さければ小さいほど、やはり細心の注意を払わないといけない。1歳児といいましても、0歳から1歳になりたてのお子さんも1歳児ですので、非常にその辺は神経も使われることと推察いたします。  もう一つ、高野山幼稚園と高野山保育所が1つになって、今のそもそも高野山保育所であった施設を使って認定こども園を運営していただいているわけなんですけれども、学びの交流拠点の建設のお話がございます。そこに、こども園の施設も仲間に入れていただいておりますので、そちらの施設が完成いたしましたら、施設的にも十分広さも取れて、なかなか1歳児の子と2歳児の子が今一緒の部屋で保育している都合もありますので、いろんな保育士さんにとられましては難しい条件の中での保育であることも推察できるわけでございます。なので、お答えになっていないかも分からないですけれども、十分人数がいるかというと、現場のほうでは足りぐるしいという考え方でございます。でも、法律の上では足りているというような現象になっております。なので、少しでも地域の、私どもの町の子供の保育に関わること、もっと言えば、お父さん、お母さんのお仕事を応援する施策としてしっかりと保育士を確保して、十分な園運営ということを目指したいなということが基本にございます。  プロポーザルにつきましてですけれども、もちろん今まで高野山学園初め金剛峯寺様にはお世話になってまいりましたので、お話合いももちろん持ちます。その上での判断とさせていただきたいと思いまして、私が何もかも決定できるだけのあれを持っているわけではございません。また、議会のほうにも、議員の先生の皆様にも御報告させていただきながら、夏、秋、その辺りを目指して検討に入りたいということで御了承いただきたいと思います。  以上です。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) いろいろ答弁していただきました。保育園に関しましては、こども園に関しましては、まあ足りているが、半足りと、十分には足りないというふうな答弁でございましたですけども、そしたら、なぜ高野町の回覧板で募集したのかなっていうことになるんですね。募集を出していて、募集を申込みに来ていた人も見受けましたので、やはりそういう人たちをパートとかそういうので雇うっちゅうことも考えての回覧板に出されたのではないのかなっていうふうに思うんですよ。だから、その方も募集に来てたんですね、この1階に。私も何してますかって聞いたら、保育園の募集に来られたっていうふうなお話を伺い、聞いたんですね。ですから、やはり、広告を出されたっちゅうことに関しましては、やはり高野町で働きたいっちゅう人はやはり役場に申込みに来るんですよね。ですから、そういう方たちも足りない場合は雇う、もう回覧板が既に回っている頃には決まっている。それでは困るんで、やはり保育士の資格がなくても入ってからでも資格は取れるというようなことを聞いたことあるんですね。ですから、そういう方も高野町在住であれば、雇ってして、これからも育てていくというんですかね、足りない場合は。そういうふうな形も取っていかなくてはいけないんではなかろうかとは思います。  そして、こども園認定の来年4月か夏に、一旦解除をされて、入札、プロポーザルでやりたいという意思が、今答弁でありましたですけれども、これが本山1社かも分かりませんし、ほかのところも入るかも分かりませんっていうような状況にあるんですか。その辺のところもプロポーザルで入札したいっちゅうことは、本山も離れる可能性もあるというふうな臭いもあるような気がいたしますし、話合いをした後でっていうふうな今の答弁ですけれども、その辺のところも不確かな答弁であったかなっていう思いも持ちます。  そして、診療所の繰出金。入院施設が足りないので、収入が賄えない。このような答弁でございました。入院施設がなくて賄えないんであれば、診療所にしないで入院施設であったほうがよかったんではなかろうかなっていうふうにも取られるような答弁でございました。  そして、お給料に関しましては町長権限、運営委員会さんたちは事後報告であったというふうな答弁で聞いておりますけれども、町長が決定権がございますので、人事に関しましては町長が決めて、院長さんに繰り上げてして、事後報告されたわけです。そういう診療所の収入に見合わないのに繰り上げて、給料を余分に出すっていうのも、やはり繰出金が高くなる要因ではないのかなっていうふうにも思いますので、その辺のところは現状維持で、ちょっと我慢するっていうことも考えたらよかったんではなかろうかなっていう思いも持ちますし、収入が足りないのであれば、その辺のところばっかし上げるのではなく、全体的なことも考えたらよかったんではなかろうかなっていう思いも持ちます。  答弁をお願いします。 ○議長(大西正人) 尾家福祉保健課長。 ○福祉保健課長(尾家和代) 引き続きこども園のことでございます。今議員おっしゃる私ども、町内回覧で皆様にお知らせした後に、募集に、応募に来てくださった方がおられたというお話。 ○8番(所 順子) うん、下でちょうど出くわしたから。 ○福祉保健課長(尾家和代) すみません、ちょっとですね、そのような申込みをいただいておりませんで、もう一度私確認をいたします。私のほう、ちょっと把握できておりませんので、その点につきましてはちょっと言及控えさせていただきます。 ○8番(所 順子) 誰としゃべっとったかな、ちょっと思い出せないんですけど、どなたか係の方としゃべってました。 ○議長(大西正人) 続けてください。 ○福祉保健課長(尾家和代) はい。それと、有資格者、有資格者でないかっていうところですけれども、現在高野山学園さんのほうでも一旦働き始めていただいて、その間にお勉強してもらって、資格を取るというようなことを応援する制度を設けて、実際そのようにして来ていただいてる方が、アルバイトの方でおられますし、今回は担任を持つためにはやはりその資格が必要になってまいりますので、今回は1歳児の担任を探すということでしたので、有資格者を募集させていただいたようなところですけれども、結論から申し上げると、お持ちじゃない方もお話があれば、学園さんのほうにつながせていただくというようなことで考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) 苗代診療所事務長。 ○診療所事務長(苗代千春) 失礼いたします。私の言葉がちょっと足らずで、申し訳ございません。今の名誉院長の人事に関しましては、地方公務員であることから、開設者である町長のほうから任命することになっております。  運営委員さんが後回しとか、そういうのではなしに、運営委員会で人事に関して協議することはございませんので、御報告等はさせていただきます。  また、入院がなくなったので、経費がっていうような私の拙い説明で申し訳ございません。診療所に変わったところで、変換ですね、医療の内容変わりましたところで、今まであった入院費っていうものが入ってこない状態になります。ただ、夜間等充実する、そして平日等専門分野の医師を応援医師として来ていただく等、日中の充実等も含めて、やはりそれには必要経費のほうが必要となってきます。経費が必要となってきます。院内におきましても、いろいろな分野でスタッフ一同協議し、皆様に愛される病院のほうを目指していってまいりますので、御理解のほどをよろしくお願いします。  また、連携機関等締結等のお話もいただきましたが、当院のほうは、橋本市民病院さんを初め、紀北分院さんと、伊都・橋本圏域の医療機関とは提携医療機関として十分サポートのほうも行っていただいております。そのことを踏まえ、確かに夜間の応援医師等にも経費は必要になってきますが、やはり今後いろいろなことを考慮した上で、日中の充実も含めて進めていきたいと思っておりますので、御理解のほどよろしくお願いします。 ○議長(大西正人) それでは、しばらく休憩します。  4時25分から再開いたしますので、お願いします。            午後 4時16分 休憩            午後 4時28分 再開 ○議長(大西正人) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  令和3年度一般会計予算の議事を続けます。  歳出3款、4款について質疑はありませんか。  2番、松谷君。 ○2番(松谷順功) 60ページお願いします。  老人福祉総務費の中で、14節工事請負費が出てます。ゲートボール改修工事。これ、以前から10番議員さんが一生懸命言ってたところだと思いますが、今回どういう改修工事をするのか。1,043万3,000円出てます。これまだ、議案には出てない、今んとこ出てないんですけども、ゲートボールだけに使用するんでしょうか。子供野球に使うのと、もう一つ後で、どうもテニスに使うような案が出とるんではないかなというふうに思うんです。それは後でも結構ですので、この改修工事についての説明をお願いします。  それから、続きまして、65ページの認定こども園のことです。  これ、2番議員さん、8番議員さん、先ほどから質問されましたですけども、どうも課長の答弁がころころしとるように私には思えます。高野山学園との契約っていうんですか、認定こども園としての指定管理は今年3年度で終わります。夏以降に業者を選定します、ですね。やり方は指定管理をやります。指定管理のプロポーザルでやります、ですね。特色を持ったところを探したいということ、それから、それにチャレンジしたいということ、いうことをおっしゃいました。その中で、また、今までのことも考え、話合いを持つと、本山とですね、話合いを持ちっていう話になってます。こうなってきますと、プロポーザルの意味が明確ではない。プロポーザルっていうのは、やっぱり課長も多分この間の交流拠点の、学びの交流拠点のプロポーザル参加されたと思うんですけども、公平公正にやらないかんと。どっかの業者、来る業者がおれば。そこと対等で、何も条件つけずに、そこに特色を出してやらないかんということになってきますんで、今現時点おられるかどうか分かりませんけども、それのところの配慮も考えていただかないと、もう最初から決まったようなプロポーザルしても仕方ないんで。同じ条件で公平にできるかどうか、その辺のところをお伺いしたいと思います。どうもあっちいったり、特色の持ったところを探したいって課長がおっしゃっとるんですから、その特色の持ったとこってなってくると、今現在でも特色あるとこっていうことになってきますんで、その辺がちょっと選定するときに、どこが来るか分かりません、全く分かりませんけども、もし、来られたときに同じ条件でできるかどうか、そこのところをちょっとお伺いしたいと思います。  それから、もう一つは74ページです。上下水道の設備で、やっと筒香地区の工事ができるようになりました。ありがとうございます。これ、5月か6月に入札して、2年にわたって工事するんですね。  そこで、この筒香地区についてはこれでほぼ見通しがついたと思うんですが、花坂地区ですね、今回4,200万円も実施設計の業務委託料が4,200万出てます。かなり大きい事業やと思います。これは何年度から着工する、今回設計委託料ですから、何年ぐらいから工事にかかるとか、何年に完成するとかっていう見通しがあれば、お答えください。  それと、もう一つは、紀伊高原側ですね、不動野地区で別な工事をしたいというふうに、先ほどお伺いしたと思うんですけどね。これはどういう形でやられるのか、それをお伺いいたします。  あとは、はい、そこまでです、はい、よろしく。 ○議長(大西正人) 尾家福祉保健課長。 ○福祉保健課長(尾家和代) 2番議員の御質問について、御説明させていただきます。  こども園の件でございますが、まあまあ、ぶれていると。私の説明としてはぶれているということですけれども、まず、いろんなことを考える中で、保育士の確保っていうことが非常に今課題になっていて、1つとしましては、子供さんをしっかりとお預かりする体制をつくるというお力があるかというようなこと、そして、この高野山という特色のある、特徴のある地域柄について、どのような園運営がふさわしいかというようなこと、基本的に一般的な全国一律のこども園のスタイルでいいのかどうなのか。私も課長として、今非常にいろいろと考えております。まず、長年にわたり学園さんについては、運営にお力添えいただいてしてるという中で、もちろん幼稚園運営からこども園運営ということで、金剛峯寺さんの体制も変わる中で、園長も替わられるというようなお話もございます。ただ、正式なお話ではございませんけれども、いろいろな体制の変化の中で学園さんとして、金剛峯寺さんとしてどのように、この事業のことを捉えられているかということについてはお尋ねしたいと思っております。  しかしながら、私、先ほどから申しております全てこれは地域の子供たちの健やかな育ちのために、そして、しっかりとお仕事しながらこの地域で暮らしていただく子育て支援ということが最大の、この本事業の目的でございます。もっと言えば、学びの交流拠点ということで、事業が進められておりますけれども、その中で今ちょっと対象者が来年度は1名おりますけれども、幼児教育ですね、1号認定と俗にいいます幼児教育のほうの充実、いろんな今後の高野山の高野町における子育て支援というようなことを考えたとき、そして、幼児教育の充実というようなことを考えたとき、いろんなことがよぎるわけでございまして、ぶれているといえばぶれているのかもしれませんけれども、今年度中はもちろん学園さんにお世話になる、夏辺りをめどに内局も替わられるということもございますので、先方の御意思を確認の上、準備を進めていきたいというふうに考えております。  以上です。  すいません。 ○議長(大西正人) 尾家福祉保健課長。 ○福祉保健課長(尾家和代) ゲートボール場の改修の件でございます。  議員おっしゃるとおり、12月議会の折に御質問をいただいたことも1つのきっかけでございます。そもそも今どういう状態にあるかということをまず調査をしました。でも、調査のほうにも非常にお金がかかるということで、和歌山県内に少し特殊な工法をお持ちの業者さんがあるということを知りまして、その業者さんに一度現場を見ていただいたわけです。あの建物ですね、そもそもは屋根があって、今はガラス窓が入っていて、その下にブロック塀がかましてあるんですけれども、そのガラス窓とブロック塀の部分っていうのは、後から取り付けられたもので、そもそも当時の設計の中にはあそこの部分がなかったと。寒さをしのぐためなのか、風をしのぐためなのか、ちょっとその当時のこと、私把握はできておりませんけれども、後からそれがついたと。地盤の緩いところにそういうものが後からつけられたことによって、測っていただきましたら、大学グラウンド側の側面の一番真ん中の部分、一番大きいところで14センチほどひずみが出ております。下がっているということが分かりました。間に合わせにブロック塀を入れ替えたりだとか、窓枠を入れ替えたりだとかっていうようなことを最初は考えました。高野山の大工さんや業者さんにも見ていただきましたけれども、なかなか手に負えやんなあというお話もあり、今申し上げた和歌山県内の特殊な工法をお持ちの、っていうのは、建物を引っ張り上げるという工法でございます。そして、引っ張り上げて、中に液剤を注入して固めるというような工法だと聞いております。そちらのほうに、そういう業者さんって幾つもあるのかなと思って調べましたけれども、なかなかたどり着かず、今のところ、そちらの業者のほうで見積りをしていただいた金額で予算は計上させていただいております。一応4月、予算認めていただきましたら、即座に着工しまして、コロナ禍でどうなるのか、私ちょっと把握しておりませんけれども、7月の学童の野球大会の折には終了していること、そして、それぐらいの工期を目指して改修をしたいと思っております。  使用する団体でございますけれども、基本的にはゲートボール場ということで、高齢者の福祉事業として運営している建物でございますけれども、隣にちびっこ野球場があり、地域の子供たちが週末、長期休みなんかにはあそこで野球の練習で汗を流すわけでございます。雨天の折には、これは高齢者であの施設をよく使っていただいている団体さんとお話合いの上で、うまく使っていただくようにして、広くいろんな団体に使っていただくっていうことで考えています。時には盆踊りの大会があったりだとか、それはそれで、このことでないといけないということではないと。今もう現状ですね、現時点においてはそういうふうに考えますので、うまくその団体さん皆さんが使っていただけるように考えていけたらと思っています。  そんな中で、テニスコートが建設で、取り壊されるということのお話がございます。それは、そちらにつきましては教育委員会のほうでいろいろとお手配されてるようでございますけれども、お話があれば、使っていただいたらいいんではないかなというふうに考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) 松本生活環境課長。 ○生活環境課長(松本嘉文) 74ページ、上下水道費12の委託料の花坂の実施設計4,200万円でございます。  これにつきましては、当初、花坂地区だけでの一部であったんですけれども、不動野のほうに水を送るというふうなことになりましたので、管の延長が延びた、また、配水池の位置が当初より変わったということで、4,200万というふうな、ちょっと高額な金額になってございます。3年度に実施設計を行いまして、4年、5年と、筒香と同じような形で2年で工事を完了したいと考えてございます。  それと、不動野の紀伊高原側のお宅につきましては、筒香地区の小学校、元小学校ですが、あそこの中のろ過装置が今ついてございますので、その辺のところ、上・中筒香地区の飲料水供給施設が出来上がれば、不要となると思いますので、それをこちらのほうに移設を行い、それを設置したいというふうに思ってございます。  以上です。 ○議長(大西正人) 2番、松谷君。 ○2番(松谷順功) ありがとうございます。ゲートボール場の改修工事につきましては、調査した結果14センチぐらい下がってるということで、特殊工法、建物を一旦上げておいて薬剤注入しての工事になるということでございました。使うのは、広く門戸を開いていると、どの団体に使っていただいてもいいですよというような回答やったと思います。
     それから、高野山学園と違って、認定こども園の件です。  これ、本当にそのプロポーザルの形で、条件なしでする業者、誰か業者いてるんでしょうか、ほかに。ここへ挑戦したいというんか、まだ、そんな話は全然全くないのか、これから探されるのか。これも探すっていうんか、積極的に探すのか、もう高野山学園、今まできとんやから、高野山学園に基本的には考えてるんですよという考えなのか。先ほど特色あるということでチャレンジしたいとおっしゃったので、僕はもうもっと違うことを考えとるんかと思ったら、逆にいやあ、宗教色が多少あったりというのが特色やというふうに言われれば、もう自然と高野山学園になってしまうでしょうし、そうじゃなくて、ほかのことも考えてますよと。幼児教育の充実を考えとるんですよと、幼児教育の充実を考えとるんですよということになってくると、全く違う業者も視野に入れてこれから探すんですよという話なのか。その辺のところ、ちょっとはっきりしないんで、そこのところをもう一度答弁いただきたいと思います。  指定管理とプロポーザルというふうになりますと、課長、聞いてくれてますか。プロポーザルになりますと、課長、この間経験していただいたように、第三者の方が、利害関係に関係しない人たちが、基本的には参加して、一番いい提案を入れるのがプロポーザルになるかと思います。予算を決めてやろうというのがプロポーザルになろうかと思いますので、その辺のことも考えられているのかどうか、お答えください。  それから、花坂地区ですが、4年、5年で完成したいということでございました。あと、紀伊高原側の一部で、どっかに装置が余っとるっちゅうんやけども、どっかに装置があるんでしょう。どんな装置があるんでしょうかね。膜処理かなんかの装置が残っとんですか。その辺のところをお伺いしたいと思います。どうせ花坂地区でするとなると、不動野地区まで一応考えとんですね、今のところは、不動野地区まで考えとんだけども、それ以上に紀伊高原側のところで一部できないところがあるというそういう考えでよろしいんですね。不動野地区までやるためには、かなり上まで上げてポンプアップか何かするんですね。そんなこと考えるんじゃないかなと思うんですけども、その辺についてもう一度、余ってる装置を使いたいっちゅうのはどういうことなのか、ちょっとお伺いします。 ○議長(大西正人) 松本生活環境課長。 ○生活環境課長(松本嘉文) 今余ってる機械ということでございました。筒香の小学校に、現在砂ろ過の浄水装置があります。その装置を現在使っているんですけれども、上筒香の水道の施設の整備が完了しますと不要となると思われますので、それを不動野のほうへ持っていって使いたいというふうにでございます。ただ、砂ろ過でございますので、万全かといえば万全ではございませんので、その後に前処理として砂、後で水が濁るようであれば膜というふうな後ろのほうへつけることもできるかと思いますので、その辺また検討していきたいと思います。  ただ、件数が非常に少なございますので、その辺のとこは費用対効果も考えて、これから考えていかなあかんような状況でございます。  以上です。 ○議長(大西正人) 尾家福祉保健課長。 ○福祉保健課長(尾家和代) 失礼いたします。  こども園のことですけれども、指定管理になりましてまず5年という指定管理の期間があり、今3年目でございます。今回協定3年目ということでしておりますのは、そもそも学園さんとのお話合いの中で、この期間も最初設けたというようなところでございますので、まず、学園さんの御意思を確認するということが1つでございますし、先ほどから、私いろいろと自分の中で、今夢として描いてるものをお話をさせていただいているようなところがございますけれども、というのは、やはり学びの交流拠点、高野町においては一大プロジェクトであります。そこの一部分としてこども園も仲間に入れていただいてるわけなので、やはりどういうふうな園運営をしていくかっていうことが建設の完成の辺りにはやはり非常に重要なことだと思っておりますし、今現在子供さんをこども園に通わせている親御さんのお話、また、町内でお住まいの住民の皆様にいろんな御意見いただきますけれども、やはりいろんな御意見あるんですよね、宗教をしっかりと取り入れたまちの文化として宗教を取り入れた保育をしてほしいとか、それが必要じゃないかとか、そうじゃなくて、やはり学びの交流拠点ということになるんであれば、小学校や中学校との連携をしっかり考えたほうがいいんやないかとか、いろんな御意見はいただきます。そんな中で、今現在でこうしますということは、なかなか形としてはもちろん申し上げにくいお話ではございますけれども、令和3年度で一旦契約といいますか、協定が切れますものですから、それに合わせて皆さんと一緒に今後の方向性を考えていくということで御説明させていただけたらと思います。  今回、プロポーザルということで、大変な作業やよということで、議員御心配いただいてるわけですけれども、もちろん今教育委員会がまさにその事業に取り組んでいて、私もそれは当事者ではないですけれども、その事務等々見せていただいてるところもございますし、そのようなことになりましたら、もちろん教育委員会から教えていただくとこは教えていただいて、うちの課のほうでも取り組んでいきたいと思っています。  ただ、今現状で、どこかからオファーがあるとか、そういうことは、まず一切ございません。ただ、8年前に少しそういうことで手を挙げられかけたような団体もあるというふうなことは聞いてはおりますけれども、ホームページ等で公募するなりということで、これからまあ、これからのことと思っておりますので、御了承いただけたらと思います。 ○議長(大西正人) 2番、松谷君。 ○2番(松谷順功) 今、課長からお話がありました。公募するというような今お話ではありましたですけども、その辺は町長、考えられてるんでしょうか。まあ要するに高野山学園との関係も、もちろんこれは考えていかなきゃあかんのだと思うんですけども、プロポーザルとなると、そうもいきませんよね。私とか、こういう特色ある事業、勉強をやりますよというような提案される方もおられるかも分かりませんし、全くないかも分かりませんし、その辺は分かりませんですけども、今の現状、指定管理を何年かしてきまして、課長として、課長としてより町長でいいです、町長でいいですけど、満足されてるんでしょうか、今のこども園の運営で満足されてるんですか。どうもいろんな意見聞くわけです。中では、こんな意見もありますわ。塾へ行かしてなかったら、小学校へ入っても字の一つも書けない、読めない、そんな意見もあります。そんな、要するに、教育に関するところ、もともと幼稚園の先生ですから、教育にはかなり熱心なはずなのに、その子は出来が悪かったんかどうかは分かりませんですけども、そんな意見もあるんです。よって、今のこども園の在り方、認定こども園の在り方が非常にベストなんかどうかっちゅうところ、課長、どうでしょうか。 ○議長(大西正人) 町長ですか、課長ですか。 ○2番(松谷順功) 町長にお聞きします。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) こども園のお尋ねにお答えさせていただきます。2番議員のおっしゃられたような意見があるっていうのをしっかり受け止めておきたいというふうに思います。私自身は幼稚園出て、小学校行って、読み書きできませんでしたから、多分いろんな個人差はあると思いますが、いろんな選択肢の中から、住民が子育て世代が喜んでいただけるような事業所が入っていただくっていうのは、これはもう当然ではありますので、それがプロポーザルで行くのか、こども園、学園との話合いで随意契約になるのか、それはいろんな選択肢があると思います。 ○2番(松谷順功) プロポーザルやるって言いましたやん。 ○町長(平野嘉也) それは課長の考えで、私のお答えが全てでございますので、いろんな選択肢があるっていうことです。プロポーザルもあるし、随契も出てくるかも分からんし、でも、住民にとって子育て世代にとって、一番いいところが入っていただくっていうのが目的でありますので、これからいろいろな作業に取りかかっていきたいというふうに思っております。  また、プロポーザル、この間からの学びの交流拠点のプロポーザルと、今回の、これからしていくプロポーザルって、また、えらい、多分いろんな違いが出てくると思います。専門の業者が入っていただいて、それらを全部仕切っていただくっちゅうわけにはいかないと思います。額的にも。だから、そういったところも、今回入れたプロポーザルの大まかなところですね、しっかりこちらも勉強して提案していただくようなことがあるんであれば、それをしっかり自分たち、また、議会の先生方と共有しながら、最終的にいいものを選んでいきたいと思います。  以上です。 ○議長(大西正人) お諮りします。  本日の会議はこれで延会したいと思います。  御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(大西正人) 異議なしと認めます。  したがって、本日はこれで延会とすることに決定しました。  本日はこれで延会します。  お疲れさまでした。                午後 4時56分 散会...