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令和 2年第1回定例会 (第4号 3月17日)

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  1. 高野町議会 2020-03-17
    令和 2年第1回定例会 (第4号 3月17日)


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    最終取得日: 2023-06-15
    令和 2年第1回定例会 (第4号 3月17日)                令和2年         第1回高野町議会定例会会議録(第4号)        第15日(令和2年3月17日 火曜日)          午前9時38分 開議     第 1 議案第14号 令和2年度高野町一般会計予算について 2 出席議員(10名)    1番 大 西 正 人         2番 松 谷 順 功    3番 菊 谷   元         4番 新 谷 英一郎    5番 中 迫 義 弘         6番 中 前 好 史    7番 大 谷 保 幸         8番 所   順 子    9番 負 門 俊 篤        10番 﨑 山 文 雄 3 欠席議員(0名) 4 事務局職員出席者   事務局長  倉 本 文 和   書記    大 谷 至 子
    5 説明のため出席した者の職氏名   町長        平 野 嘉 也   副町長       西 上 邦 雄   教育長       角 濱 正 和   会計課長      辻 本 寛 美   企画公室長     中 尾   司   総務課長      辻 本 幸 弘   税務課長      和 泉 ひろみ   観光振興課長    茶 原 敏 輝   福祉保健課長    苗 代 千 春   建設課長      小 西 敏 嗣   生活環境課長    松 本 嘉 文   防災危機対策室長  井 上 哲 也   診療所事務長    中 上 浩 貴   消防長       中 西   清   教育次長      中 西   健   富貴支所長     植 田 達 夫                午前9時38分 再開 ○議長(大西正人) 皆さん、おはようございます。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  議事に入ります前に、当局より、3月12日の会議において誤った説明があったということでございますので、訂正したいという申し出がありますので、これを許可いたします。  苗代福祉保健課長。 ○福祉保健課長(苗代千春) おはようございます。  貴重なお時間をいただきありがとうございます。  3月12日、介護保険特別会計補正予算の審議の中、8番議員さんから御質問いただきました介護保険の年齢について、私の答弁で75歳と誤った答弁をいたしました。65歳が正解ですので、訂正のほうをよろしくお願いいたします。誠に申し訳ございませんでした。 ○議長(大西正人) ただいまの訂正の申し出を許可することといたします。  日程第1、議案第14号、令和2年度高野町一般会計予算についてを議題といたします。  本案についての歳入の説明を求めます。  中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) おはようございます。  それでは、議案第14号について御説明申し上げます。  1ページをお願いいたします。  令和2年度高野町一般会計予算。  令和2年度高野町の一般会計予算は次に定めるところによる。  (歳入歳出予算)  第1条 歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ37億7,800万円と定める。  2 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。  (債務負担行為)  第2条 地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為」による。  (地方債)  第3条 地方自治法第230条第1項の規定により起こすことのできる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第3表 地方債」による。  (一時借入金)  第4条 地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入の最高額は、6億円と定める。  (歳出予算の流用)  第5条 地方自治法第220条第2項但書きの規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。  (1)各項に計上した給料、職員手当及び共済費(賃金に係る共済費を除く。)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内での、これらの経費の各項の間の流用。  令和2年3月3日提出。  高野町長 平野嘉也。  9ページをごらんください。  第2表 債務負担行為。  事項、高野町学びの交流拠点整備事業。期間、令和2年度から令和5年度まで。限度額、47億円。  次のページをごらんください。  第3表 地方債。  過疎対策事業。  限度額。1億9,600万円。  起債の方法。証書又は証券借入。  利率。4.5%以内(ただし、利率見直し方式で借り入れる政府資金及び地方公共団体金融機構資金について、利率の見直しを行った後においては、当該見直し後の利率)  償還の方法。償還の方法・償還期限については、借入先の条件に従う。ただし、町財政の事情により償還期間を短縮し、もしくは繰上げ償還又は、低利に借換えすることができる。  公営住宅建設事業。限度額。6,000万円。  起債の方法、利率、償還の方法は、先ほどと同じです。  緊急防災・減災事業。4,370万円。  農林業施設災害復旧事業。90万円。  公共土木施設災害復旧事業。250万円。  臨時財政対策債。6,000万円。  合計。3億6,310万円。  14ページをごらんください。  歳入。  1款町税1項町民税1目個人、1億2,331万9,000円、1節1億2,281万9,000円、2節50万円。2目法人、1,482万4,000円、1節1,482万3,000円、2節1,000円。2項固定資産税1目固定資産税、1億4,782万9,000円、1節1億4,752万9,000円、2節30万円。2目国有資産所在市町村交付金及び納付金、558万8,000円、1節558万8,000円。3項軽自動車税1目環境性能割、50万1,000円、1節50万円、2節1,000円。2目種別割、1,156万3,000円、1節1,151万3,000円、2節5万円。4項町たばこ税1目町たばこ税、1,800万円、1節1,800万円。5項都市計画税1目都市計画税、934万7,000円、1節931万7,000円、2節3万円。  次のページをお願いします。2款地方譲与税1項地方揮発油譲与税1目地方揮発油譲与税、1,000万円、1節1,000万円。2項自動車重量譲与税1目自動車重量譲与税、2,500万円、1節2,500万円。3項森林環境譲与税1目森林環境譲与税、3,349万9,000円、1節3,349万9,000円。  3款利子割交付金1項利子割交付金1目利子割交付金、70万円、1節70万円。  4款配当割交付金1項配当割交付金1目配当割交付金、220万円、1節220万円、  5款株式等譲渡所得割交付金1項株式等譲渡所得割交付金1目株式等譲渡所得割交付金、180万円、1節180万円。  6款法人事業税交付金1項法人事業税交付金1目法人事業税交付金、166万8,000円、1節166万8,000円。  7款地方消費税交付金1項地方消費税交付金1目地方消費税交付金、1億340万円、1節1億340万円。  次のページをお願いします。8款ゴルフ利用税交付金1項ゴルフ利用税交付金1目ゴルフ利用税交付金、270万円、1節270万円。  9款環境性能割交付金1項環境性能割交付金1目環境性能割交付金、400万円、1節400万円。  10款地方特例交付金1項地方特例交付金1目地方特例交付金、100万円、1節100万円。  11款地方交付税1項地方交付税1目地方交付税、18億3,000万円、1節18億3,000万円。  12款交通安全対策特別交付金1項交通安全対策特別交付金1目交通安全対策特別交付金、50万円、1節50万円。  13款分担金及び負担金1項分担金1目総務費分担金、27万6,000円、1節27万6,000円。2項負担金1目民生費負担金、211万3,000円、1節132万円、2節79万3,000円。次のページをお願いします。2目商工費負担金、2,194万4,000円、1節2,194万4,000円。3目土木費負担金、7万5,000円、1節7万5,000円。4目教育費負担金、146万1,000円、1節1,000円、2節146万円。  14款使用料及び手数料1項使用料1目総務費使用料、125万5,000円、1節125万5,000円。2目民生費使用料、7万2,000円、1節7万2,000円。3目衛生費使用料、71万4,000円、1節71万4,000円。4目農林業費使用料、42万5,000円、1節42万5,000円。5目土木費使用料、5,683万5,000円、1節5,251万3,000円、2節60万円、3節140万4,000円、4節1万2,000円、5節16万9,000円、6節213万7,000円。6目教育費使用料、56万3,000円、1節3万3,000円、2節1万4,000円、3節51万6,000円。2項手数料1目総務費手数料、187万5,000円、1節21万8,000円、次のページをお願いします。2節164万7,000円、3節1万円。2目衛生費手数料、1,497万円、1節8万7,000円、2節1,488万3,000円。3目土木費手数料、2万6,000円、1節2万6,000円。4目消防費手数料、1万2,000円、1節1万2,000円。  15款国庫支出金1項国庫負担金1目民生費国庫負担金、5,769万9,000円、1節3,449万9,000円、2節1,415万6,000円、3節904万4,000円。2目衛生費国庫負担金、146万4,000円、1節146万4,000円。2項国庫補助金1目総務費国庫補助金、67万2,000円、1節67万2,000円。2目民生費国庫補助金、637万8,000円、1節135万1,000円、2節502万7,000円。次のページをお願いします。3目衛生費国庫補助金、954万8,000円、1節954万8,000円。4目土木費国庫補助金、1億6,662万円、1節62万円、2節1億6,600万円。5目消防費国庫補助金、76万4,000円、1節76万4,000円。6目教育費国庫補助金、4万8,000円、1節4万8,000円。3項国庫委託金1目総務費国庫委託金、19万円、1節17万円、2節2万円。2目民生費国庫委託金、72万6,000円、1節72万3,000円、2節3,000円。  16款県支出金1項県負担金1目総務費県負担金、8,804万円、1節8,804万円。2目民生費県負担金、5,453万円、1節3,303万1,000円、2節49万6,000円、3節216万円、4節160万円、5節15万円、6節1,709万3,000円。次のページをお願いします。2項県補助金1目総務費県補助金、514万1,000円、1節514万1,000円。2目民生費県補助金、1,116万円、1節408万4,000円、2節700万1,000円、3節7万5,000円。3目衛生費県補助金、40万円、1節40万円。4目農林業費県補助金、1,182万1,000円、1節849万2,000円、2節332万9,000円。5目土木費県補助金、267万4,000円、1節67万4,000円、2節200万円。6目教育費県補助金、281万1,000円、1節281万1,000円。3項県委託金1目総務費県委託金、759万6,000円、1節17万円、2節440万円、次のページをお願いします。3節1万7,000円、4節300万9,000円。2目民生費県委託金、76万5,000円、1節76万5,000円。  17款財産収入1項財産運用収入1目利子及び配当金、829万4,000円、1節829万4,000円。2目財産貸付収入、140万1,000円、1節89万7,000円、2節50万4,000円。2項財産売払収入1目物件売払収入、5,000円、1節5,000円。2目不動産売払収入、700万円、1節700万円。  18款寄附金1項寄附金1目一般寄附金、1,720万円、1節1,720万円。2目教育費寄附金、1,000円、1節1,000円。3目環境維持寄附金、3万円、1節3万円。4目ふるさと寄附金、1億円、1節1億円。  19款繰入金1項他会計繰入金1目財産区会計繰入金、200万円、1節200万円。次のページをお願いします。19款繰入金2項基金繰入金1目奨学基金繰入金、681万円、1節681万円。2目環境維持基金繰入金、500万円、1節500万円。3目財政調整基金繰入金、3,600万円、1節3,600万円。4目ふるさと応援寄附基金繰入金、3億円、1節3億円。  20款繰越金1項繰越金1目繰越金、2,000万円、1節2,000万円。  21款諸収入1項延滞金加算及び過料1目延滞金、20万円、1節20万円。2目加算金、1,000円、1節1,000円。3目過料、1,000円、1節1,000円。2項町預金利子1目町預金利子、1,000円、1節1,000円。3項貸付金元利収入1目奨学金貸付金元利収入、41万円、1節41万円。4項雑入1目滞納処分費、1,000円、1節1,000円。2目弁償金、1,000円、1節1,000円。3目違約金、1,000円、1節1,000円。4目給食事業収入、963万2,000円、1節215万8,000円、次のページをお願いします。2節747万4,000円。5目消防退職基金受入金、791万1,000円、1節791万1,000円。6目健康診査等負担金、41万円、1節41万円。7目過年度収入、1,000円、1節1,000円。8目地域包括支援センター事業収入、245万7,000円、1節245万7,000円。9目雑入、1,103万1,000円、1節1,103万1,000円。  22款町債1項町債1目総務債、6,830万円、1節2,460万円、2節4,370万円。2目民生債、1,390万円、1節1,390万円。3目衛生債、4,760万円、1節4,760万円。4目商工債、1,190万円、1節1,190万円。5目土木債、1億5,530万円、1節9,530万円、2節6,000万円。6目消防債、270万円、1節270万円。次のページをお願いします。7目災害復旧債、340万円、1節90万円、2節250万円。8目臨時財政対策債、6,000万円、1節6,000万円。  以上、歳入でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。 ○議長(大西正人) これで歳入の説明を終わります。  これから質疑を行います。歳入についての質疑はありませんか。  6番、中前君。 ○6番(中前好史) 失礼いたします。  16ページのところの、2款地方譲与税の3項のところの森林環境譲与税、このところで1,856万1,000円の増についてですけれども、この増について、どのようにしてこういうのが入ってきて、どのように使うのかということをちょっと知りたいんですけれども。  それと、20ページ、13款2項2目1節観光費負担金ですけれども、この負担金につきましては、後ほど歳出にも出てくると思いますけども、役場と金剛峯寺との調整によっての金額によってわかってくるのか。また、事前に歳入を準備してくれていたのか。町のほうから申し出て金額を出していただいているのか。そのことをちょっと知りたいんです。  それと、24ページ、15款2項4目のところのこの増額なんですけれども、3,394万8,000円のこの収入についてです。これ社会資本整備総合交付金ということで歳入に上がってきてますけども、これはどのように使うということで上がっているのかをちょっとお聞きしますので、お願いいたします。
    ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) おはようございます。  私のほうからは2点。まず、16ページ、3項の森林環境譲与税について。まず、予算のほうが倍増しているということになるんですけども、国のほうといたしましても、森林環境譲与税、去年から始まったんですけども、やはり今、森林の環境のほうが深刻な問題になっていることから、倍の増額をされました。また、計算につきましては、面積とか、人口とか、また林業に就業しているというところもあるんですけども、高野町におきましては2.2倍ちょい、ちょっと上がっておりますので、今回、予算のほうも増額しております。  また、使用につきましては、昨年から事業のほうを展開しておりますように、木育キャラバンとか、木に触れていただくような啓発に対しても使っておりますし、また本来の目的でありますように、森林の管理ということがありますので、そこの意向調査も増額させていただいております。また、より森林のほうの手入れのほうも今回あわせて増額のほうをさせていただいております。  続きまして、24ページ、こちらのほうも土木費国庫補助金ということで、社会資本整備総合交付金1億6,600万ということで、また歳出のほうでも出てきますけども、従来どおり、橋の、橋梁ですね。5年毎に点検、また点検の結果によりまして修繕ということがありますので、そちらのほうがありますのと、またのり面といいまして、そちらのほうもだんだん傷んできたところを随時点検して更新させていただいております。  また、今回増額になった経緯といたしましては、また後ほど出てくる最初のほうでもあるんですけども、電線の地中化、また街なみ環境の整備事業というのが新規事業で2本新たに始まっておりますので、その点で今回増額させていただいております。  以上です。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) おはようございます。  私のほうから20ページ、分担金及び負担金、商工費負担金のところですけれども、観光施設管理負担金。これは山内の公衆トイレ、これを金剛峯寺と共同で管理をしております。その費用につきまして、総額、トイレの清掃委託であったりとか、水道、電気、修繕工事ですね。こういったものにかかる総額の2分の1をお互い折半して持つということで、歳出のほうに出ますけれども、その関係で一応1,000万円を上げさせていただいている額になります。  その下ですけれども、金剛峯寺臨時駐車場警備負担金。これも山内の駐車場におきまして、混雑の解消であったりとか、横断をする方の安全確保とかということで、やはり金剛峯寺と一緒に事業をやらせていただいております。これにかかる警備の負担の費用の半額を金剛峯寺さんからいただくということで、当然、今言ったトイレも警備のほうも、支出が減れば歳入も減ってきます。支出が増えれば歳入も増えてくるという形になります。一応2分の1をいただくということになってますので。  以上です。 ○議長(大西正人) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) よくわかりました。  この観光費負担金につきましては、もうおのずから、金剛峯寺さんとの2分の1をやりとりすることを決定しているということはもう確実なんですね。わかりました。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) おはようございます。  6番議員の質問にお答えさせていただきます。  森林環境譲与税のお尋ねがございました。この件、年々少しずつ上がってきてるということなんですが、我々全国市町村会のほうが、国に対しての政府要望として、森林環境譲与税関係法案の確実な成立、成立はしておるんですが、今後、森林環境税、また譲与税について、平成30年度税制改正大綱において、31年度など税制改正において創設すると明記されましたんで、より上乗せをするようにという要望を国にしてきた結果かなというふうにも思っております。  今後もこれが上乗せされて最終的な金額に近づくように、全国町村会のほうからしっかり要望等を国に上げていきたいと思います。  以上です。 ○6番(中前好史) 結構です。 ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。質疑ございませんか。  10番、﨑山君。 ○10番(﨑山文雄) それでは、二、三につきまして、質問をさせていただきますので、よろしく答弁をいただきたいと思います。  14ページでございます。ここで固定資産税の土地の3,335万2,000円と上がっておりますが、これが収入になっていくわけですけれども、これに、この土地の中に小学校の奥の個人が持っておられる土地と、それから元幼稚園の土地の交換がされたという話を聞いております。学園、こども園、何かそういうものを建設する計画にあるということで、そういった話を聞いておるんですけれども、この土地につきましては教育委員会のほうはもう関知されておられるんでしょうか、関知されておらないんでしょうか。その点をお聞きしたいと思います。  それと、21ページになりますが、高野山会館使用料というのが11万円上がってますけれども、今なおこれを使用する、料金を取って使用するというようなことがあるんでしょうか。その説明をお願いいたします。  それと、26ページ、27ページにわかやま防災パワーアップ補助金という、何か同じ項目で、款、項、目が違うんです、いや、同じ款ですけれども、土木費県補助金のうちと総務費県補助金のうちに同じ項目のものが二つあるんですけれども、これのちょっと説明をお願いいたしたいと思います。  それから、27ページの文化財保護県補助金というのがありますが、これは文化財を保護していくための協力金やでというのか、指定された物件、今年これを修理するので、それの何%か補っているという内容なんでしょうか。  29ページのふるさと寄附金の1億円ですけれども、これは10月からですか、再開が可能になるかもしれないというお話だったと思うんですけれども、10月だったか、その日を僕ちょっとはっきり覚えておりませんが、間違っておりましたら訂正をしていただきたいと思います。これに対する支出のほうでも作法がありますけれども、この見込みというのはどのくらいの確率があるんでしょうか。その点についてお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) おはようございます。  10番議員の御質問について説明させていただきます。  まず、初めに14ページで、その土地の関係を言われたかと思います。高野山幼稚園と、そして小学校の奥の。それに関しましては、その土地に関しましては特に教育としては関与はしておりません。  続きまして、21ページの高野山会館ですね。高野山会館の使用料なんですけども、これ11万計上してるんですけども、今、会議室等につきましては町外等からの使用もございまして、それについては使用を、貸し出しを、貸館をしているということで、毎年大体決まったところが勉強合宿とかをされているところがありますので、その分についての貸館でございます。  そして、最後に27ページの文化財保護県補助金ということで、これについては修復または修理の分でございます。それで、大体計画的に来年度するところを上げまして、県からの補助金、それは各寺院等の財政力というんですか、そういうものによっても多少補助金等の割合も変わってきますし、修理等に充てる、修理、修繕等に充てる補助金だと思っていただいて結構です。 ○10番(﨑山文雄) これはもう物件は決まっとん。 ○教育次長(中西 健) 物件はある程度決まっていたかと思います。ちょっと手元に今資料がないですけども、すみません。  以上です。 ○議長(大西正人) 井上防災危機対策室長。 ○防災危機対策室長(井上哲也) おはようございます。  26ページのわかやま防災パワーアップ補助金について御説明申し上げます。  この分は、また歳出のほうでも出てきますけども、防災諸費の中で組ませていただいておる、避難所ですとか、それから役場の庁舎関係の防災の資機材、非常用発電機ですとか、そういうような分についての2分の1の補助金ということで上げさせていただいております。  27ページについては、後ほど建設課長のほうから説明があると思います。  以上です。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 失礼します。  私のほうは、27ページの土木費県補助金の中のわかやま防災パワーアップ補助金200万ということなんですけども、こちらのほうは地震等でブロック塀というところが危険ということから、道路沿いとかのブロック塀に対しての補助ということで事業のほうを進めております。それに対しての県の補助金ということで、事業費、一応歳出のほうでも出てくるんですけども、2分の1ということで200万計上させていただいております。ブロック塀の除去と、またその後の撤去後の設置に対しての補助ということで利用させていただいております。  以上です。 ○議長(大西正人) 中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 失礼いたします。  10番議員御質問の29ページの寄附金、ふるさと寄附金です。1億円の予算ということで、金額については昨年の当初予算のときと同じ額になっております。10月から無事ふるさと納税に復帰することができれば、毎年10月から年末にかけてがふるさと納税のピークの時期ということになりますので、ほかの今ふるさと寄附金を受付しているほかの市町の様子を見ましても、無事復帰できれば1億円程度は御寄附いただけるのではないかなということで計上させていただいております。  以上です。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 10番、﨑山君。 ○10番(﨑山文雄) それぞれ回答いただきましてありがとうございます。  この14ページの土地の問題につきましては、一応、以前話題というんですか、議題になったことがあるところでございまして、教育委員会のほうでは今はもう関与していないというような御回答をいただきました。  とにかく土地が振りかわったということは事実のようでありますので、できれば振りかわったところの番地がわかればお示しいただきたい。そして、これが今課税の対象になっているのか、なっていないのかということだけお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それから、高野山会館のほうですけれども、今はもう使用にたえないということで、保守点検的なことをやっていないということを聞いておりましたんですけれども、一部のものが使うことができるというんですか、使われるというような回答をいただきましたが、その辺の安全等につきましては十分配慮されてのことだろうと思いますが、それは一つ責任を持ってよろしくお願いをいたしたいとこのように思います。  それから、わかやま防災パワーアップ補助金の件につきましては、受け入れするところが2カ所ありまして、これあと1本か、統一かというようなことができるのか、できんのか、私にはわかりませんですけれども、同じような項目が部署の違うところにあらわれてきますので、どういうことかなということでお尋ねを申し上げたわけであります。交渉をする段階において、一本化で話ができないのかなというように思うんですけれども、いかがなもんだったでしょうか。  それから、文化財の保護県補助金、これは物件が決まっておるということですので、2年度でこの物件を修理する、その修理するやつの負担として、これ県の補助金ですから、県からそれだけのものを補助していただいて、それが一旦受け入れして、それを支出するというような形なんでしょうかね。その辺がちょっとよくわかりませんですけれども。  次から次へ飛んでおりまして、申し訳ありません。  以上ですね。再度答弁できるようでしたら、よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 和泉税務課長。 ○税務課長(和泉ひろみ) 失礼いたします。  10番議員様の御質問にお答えいたします。  その言われている土地については、課税対象となっております。  以上です。 ○10番(﨑山文雄) ちょっとよう聞こえれへんのやけど。 ○税務課長(和泉ひろみ) 課税対象となっております。 ○10番(﨑山文雄) 番地はわかりませんか。 ○税務課長(和泉ひろみ) 番地はちょっとわかりませんが。 ○10番(﨑山文雄) 後ほどわかったら、また知らせてください。教えてください。 ○議長(大西正人) 井上防災危機対策室長。 ○防災危機対策室長(井上哲也) 26ページと27ページのわかやま防災パワーアップ補助金、同じ名前が分かれて出てくるということでややこしいということなんですけども、支払うところが違うというところで、同じ名前は出るんですけども、一方はこの総務費関係ですし、一方は土木費関係ということで、分けたほうが逆に私どものほうからすれば明確であるというふうに考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。  10番議員の御質問について説明させていただきます。  これについては、文化財の美術工芸品とか、そういうのもあるんですが、県補助金となると、すみません、あと町石道の関係ですね、それの修繕とかというのも入ってまいります。それについての委託料等についても2分の1の補助がありまして、それも該当するということで計上させていただいております。  以上です。 ○議長(大西正人) 10番、﨑山君。 ○10番(﨑山文雄) ありがとうございます。  数多く質問申し上げますと、なかなか自分自身も理解できないとこがありまして、時間をとりまして申し訳ございません。  先ほどの一番気になるところは、14ページのこの土地のことでございまして、地番を後でお示しいただく、課税の対象になっているということであるんですけれども、ここの部分というのは多分山林になっているんじゃないかな、地目が山林になっているんじゃないかな。事実上は宅地同然に使われているような内容の土地であるというようなところから、行政としてはどういうような扱いをされておられるんかな、されていかれるんかなというところをお聞きしたかったということでございますので、また後ほどで結構ですので、地番等がわかりましたらお示しをいただきたいと思います。  その他のことにつきましては、一応了解いたします。 ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。ありませんか。  2番、松谷君。 ○2番(松谷順功) 何点かお伺いしたいと思います。  9ページをお願いします。債務負担行為47億円が出ております。債務負担行為といいますのは、予算を単一年度で完結するのが原則ですが、一つの事業や事務が単年度で終了しない場合、後年度の負担、支出として、あらかじめ債務を約束しているということで、予算で決めておくということで、今回予算が出てきとるわけですが、これにつきましては、前回、小中学校建設にかかる調査特別委員会の中で概算コストが出されました。給食センター費の中で解体であったり、スケートリンクの解体だったり、本体工事であったり、共通費であったり、また造成に関してはテニスコート周辺の造成であったり、設備工事であったり、機械設備工事であったり、概算として46億8,028万円というのがこの47億円になったんだろうと思うんですが、その辺のところの御回答をお願いします。金額が大きいものですから、すみませんが。概算コスト自体は一応資料としてはいただいております。  それから、14ページをお願いします。14ページの中で固定資産税の中でちょっと教えていただきたいんですが、評価分ですね。総務省評価分というのと町長評価分という償却資産ですね。償却資産の総務省評価分と町長評価分というのがありますので、その辺のところを説明をお願いします。  それから、先ほど聞かれましたんで、21ページあたりで、公営住宅、土木費使用料のところで公営住宅の滞納分が出てきてます。鶯谷駐車場の滞納分も出てきてますが、この滞納分はどうされているのか。60万円って結構大きい金額ですので、この辺の説明をお願いします。  それから、25ページでございます。総務費県負担金で地籍調査費が出てまいります。先日、町長が多分初めて発言されたと思うんですが、今回から4班体制にして15年でやるよという説明があったかなと思います。ただ、これ県負担金が増えたり減ったりしとるようですので、減ることがあるようですので、増えたりじゃなくて、減ることがあるようですので、この辺のところをきっちり確保できるのかどうかというところをお願いしたいと思います。  以上でございます。お願いします。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。  2番議員の御質問について説明させていただきます。  債務負担行為、9ページの47億円という分についてでございます。その分の内訳ということで。 ○2番(松谷順功) 内訳は前、ある程度資料は前いただいたさかいに、わかるやつだけ答えてください。 ○教育次長(中西 健) 47億円ですけども、議員御指摘のとおり、概算費ということで、モデルプランをつくりまして、それについて概算を出させていただいた金額がこの47億円ということになっております。  この47億円なんですけども、令和2年度につきましては、実際お金の動くことというのはありません。令和3年度から実際支払いのほうは発生してくるかということになってきます。
     以上です。 ○議長(大西正人) 和泉税務課長。 ○税務課長(和泉ひろみ) 失礼いたします。  2番議員さんの御質問にお答えいたします。  14ページの固定資産税でございますが、固定資産税は家屋、土地、償却資産について課税されますが、その償却資産の総務大臣評価分については、一つの町村ではなく他市町村にまたがって、鉄道ですとか通信施設、設備ですかね、そういういろんなそういう償却、送電線ですとか、そういう償却資産について、町でなかなか評価できないという部分で、総務省が評価したものについて、総務大臣から市町村にその決定された価格が通知されまして、それに対して課税しているものです。町評価分は、町内の法人、個人様の償却資産について町で評価したものでございます。  以上です。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  私のほうからは、21ページになります土木使用料、公営住宅の使用料等の繰越金が60万円。また鶯谷住宅駐車場使用料の滞納繰越分1万2,000円ということで、こちらにつきましてはまず2点ありまして、まず出納閉鎖までに入らない料金のほうの分が発生いたしました件とか、また長期にわたって以前からなかなか回収できなかった分、そうした分があります。そうした中で、今担当のほう、しっかり回収に努めております。特に、本人さんと面接等強化いたしまして、まず今年度、現年度に対しての収納の徹底、また過年度、ここに上がってくるようなものになるんですけども、それに対しても計画的な回収というか、収納のほうの計画を面談によって双方で協議しながら、承諾書とかを書いていただきながら収納に努めております。  以上です。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) おはようございます。  失礼します。私のほうからは、25ページの総務費県負担金、地籍調査県負担金について御説明をさせていただきます。  今回、負担金といたしまして8,804万円の計上をさせていただいております。令和元年度におきましては、事業費ベースで約7,400万円に対しましての補助金ということで4分の3入ってくるということになっておりましたが、令和2年度におきましては、事業も多く進めていくという中で、事業費ベースで1億1,738万7,000円という事業費になります。それに対する4分の3ということで8,804万円ということで、事業内容といいますか、事業箇所といたしましては、下筒香、上筒香、東富貴、この一部を行っていくというものでございます。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 2番、松谷君。 ○2番(松谷順功) 債務負担行為については、本年度発生することはないと。来年度からの分の約束だということでございます。  それから、固定資産税評価分につきましてはわかりました。  それから、この滞納金につきましては、頑張ってなくしていただく以外にございませんので、頑張っていただきたいと思います。  ただ、次の県の支出金、今、総務課長が答えられた地籍調査の分ですね。これ減額されるということはないんでしょうか。今までどういうふうな、減額されてきてるんではないかなと思うんですが、今年度は満額とれるというようなので、町長おっしゃったような4班体制で15年でできるのかどうか。その辺のところをお答えいただけますでしょうか。それに向かって進んでいただいとると思うんですが、25年から15年に一変に10年短縮されたような気がするんで、その辺のところをお答えいただきたいと思います。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  ただいまの御質問の中で、今回の負担金、全額とれるのかというような御質問でございます。これも確かに1年通してやってみなければわからない部分がございます。今までにつきましても、やはり予算要望いたしておりましたが、全体的な予算枠の中で減額というふうなことに実際なってきております。ですので、令和2年度にいたしましても、今回上げている県負担金につきましてもちろん要望していくわけなんですけれども、他の市町村等との絡みもございますし、先ほど言いました予算枠というのもございますので、最終的には金額的なものはどのようになるかわかりませんが、計画上の中身は遂行していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) 2番、松谷君。 ○2番(松谷順功) 町長にお聞きしたいんですが、短縮してきていただいて非常にありがたいんですが、15年という約束は間違いないでしょうか。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) お答えいたします。  間違いないというか、計算上は15年で終わるというようなことで頑張ってます。とにかく約15年前からうちのまちとしては地籍に対してもうあまりお金をかけなくなったというところで、そのときには国全体でも地籍に対する補助金というのはたくさんありました。そのような中、たくさんある中、うちのまちの施策として優先順位が非常に下になっていった。もう一番下ぐらいになったのかなと思ってます。そういったところからだんだん補助金も少なく、全体枠が少なくなってきて、なかなか満額もらえないというとこもありますが、今後期待するのは、いろんなところが地籍調査が終わってきているので、逆に少なくなってきてる全体の枠の中のものを逆にとりにいきやすいんではないのかなというふうにも思っております。  金額の上限はあると思いますが、当然、それプラス職員をまた採用して、していかなければならないと。まだまだ今の状態では4班体制は無理ですんで、考えとしてはあと1名でも職員を入れて、4班体制にして、15年をめどにしっかりやっていきたいなと思ってます。  以上です。 ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。  8番、所君。 ○8番(所 順子) まず9ページ、債務負担行為ですね。これ歳入だけで歳出はないんですよね。それもおかしげな出方で、あとで歳出のところでも言おうと思いますけれども、歳出もないのに歳入だけこうやって入ってくるということに、問題があるのではないかと思っておりますし、この件はいろいろと、何ですか、何とか委員とかいうのを決めてから入札をしてというふうな説明はございましたですけれども、ここで細かい説明は議会は聞いておりませんし、これは歳入で入れてきてるんですけれども、47億を。これを通過することによれば、来年、令和3年から自由にお金が出ると。好きなように設計をしていって、その時々に歳出で我々議会が決定していくものだというふうには認識はいたしておりますけれども、この件に関しましては、細かいことは一切聞かされてないんですよね。前のときには、66億案のときでしたですか、1棟、1棟、幾ら、幾らとかいう、そういう書面がありましたですけれども、今回はそれもないと。そういうものを御提示していただきたいんですね。大体概算といたしましてこの47億の中にはあると思っておりますので、そのようなものがもしございましたら、提示していただきたいと思っております。  そして、30ページのふるさと応援基金3億円ですね。これはどのような御予定の歳入でございますかというところと。  そして、33ページの土木費の過疎対策費。最初のうちに出ておりましたですけど、9,500万、6,000万ですね。これはどのような御予定で、歳入。また歳出では出てこようかとは思っていますが、どのようなものなんでしょうかねというところをお伺いをいたしたいと思います。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。  8番議員の御質問について説明させていただきます。  まず、9ページの47億円に対しての歳出がないというお話ですけども、これについては、今年契約のほうが、要するにプロポーザルにおいて契約のほうをするようになっております。その際に、町としてはこれだけのお金を持っているということを提示しなくてはいけないということで、歳出はないんですが、要するに用意してますということを提示しなければいけないということで、47億円というのを債務負担行為で上げております。  これに対しての概算のコストの内訳等につきましては、先日の特別委員会というか、予算説明会の資料の中に内訳のほうを入れさせていただいております。 ○8番(所 順子) もう一度、言ってください。 ○教育次長(中西 健) 内訳を言うんでしょうか。 ○8番(所 順子) はい。 ○教育次長(中西 健) まず、給食センターの解体につきまして1,890万円。そして、スケートリンク解体については。申し訳ないです、給食センターが解体については1,890万円と、スケートリンク解体について1,190万円。そして、給食センターの本工事につきましては1億4,980万。そして、共通費といたしまして。 ○8番(所 順子) 何の費。 ○教育次長(中西 健) 共通費ですね。 ○8番(所 順子) 共通費って、それ何。 ○教育次長(中西 健) 3,680万円。そして、造成費、レクリエーションセンターの分ですけど2,890万円。そして、テニスコート周りの造成が1億1,830万円。そして、施設整備における建設工事が16億8,250万円。機械設備工事が4億8,480万円。そして、電気設備工事については3億2,890万円。それにつける家具等ですけども1億2,560万円。 ○8番(所 順子) 1億幾ら。 ○教育次長(中西 健) 1億2,560万円。外装ですけども1億3,430万円。次も解体費なんですけども、こども園の解体費が2,720万円。そして、高野町の倉庫ですね、こども園の横にある倉庫ですけども、解体費が210万円。そして、グラウンドの工作物の解体ですけども700万円。テニスコート工作物の解体が1,730万円。共通費ということで6億7,650万円。北側グラウンド整備、中学校のグラウンドのほうですが1億1,480万円です。あと、それに本体工事価格が37億4,820万円です。それに対しまして消費税が4億2,548万円で、合計46億2,028万円。すみません、字が見えなくて申し訳ない。46億8,028万円が総合計になっております。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 次長の少し補足はさせていただきたいと思うんですが、この先ほど次長が話した内容は、3月4日に多分議員先生。3日ですか。3月3日に全議員さんに御説明させていただいたので、初めて今日は債務負担行為が出るということではないと思います。それと、あとこの金額なんですが、これは確定でないということだけ認識しておいていただきたい。あくまでもモデルプランの中のコストということで御理解しといていただきたいと思います。  以上です。 ○8番(所 順子) 何してるんよ。ほかの説明をしてちょうだいよ。 ○議長(大西正人) 答弁をお願いいたします。  小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  私のほうからは、33ページ、土木債ということで二つあります。まず、過疎対策事業債が9,530万。また公営住宅建設事業債で6,000万。こちらについてなんですけども、まずちょっと公営住宅のほうの6,000万から説明させていただきたいと思います。  こちらのほうも先ほど24ページにもありましたように、国の補助と、こちら起債といいまして借金のほうですね、合わせまして、後ほど歳出で出てきますそちらのほうで事業をさせていただいております。こちらのほうは、町営住宅長寿命化に伴いまして、凌雲団地の改修、また紫雲団地の改修ということでこちらのほうを計上させていただいております。  次に、上のほうの過疎対策事業につきましても、先ほどの国の補助でありましたように、まず橋の橋梁の点検、また修繕に対する事業の財源としてと、またのり面の改修、また新規事業といたしましては電柱の無電化事業、もう一つが街なみ環境の事業で、そちらのほうに事業展開してますので、そちらの財源として計上させていただいております。また、後ほど歳出のほうでも出てきますので、またよろしくお願いします。ありがとうございます。 ○議長(大西正人) 中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 失礼いたします。  8番議員御質問の30ページ、ふるさと応援寄附基金繰入金3億円についてでございます。この基金繰入金につきましては、令和元年度末の見込みで70億5,000万円の見込みになっておりますふるさと応援寄附金から、令和2年度で充当する3億円について計上させていただいているものでございます。  主な事業としましては、町の活性化を応援する事業としまして、観光産業商工関係等につきまして6,838万8,000円。それと、安心安全で健やかなまちづくりを応援する事業ということで、防災関係等につきまして1億9,949万4,000円。あと、歴史・文化を継承し自然環境を保全する事業ということで、地籍調査ですとか道路の保全等につきまして3,211万8,000円。あわせて3億円を充当する予算でございます。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) 答弁、先ほどいただきましたですけれども、3月4日の勉強の中で、3日の中での説明でございましたですけれども、細かいことは事前審査になりますので伺っておりませんですので、再度、私がここで質問をいたしてるわけでございます。  この、何ですか、何とか債、債務負担行為ですか。これ、ここでこれが通過されたら、この内容が全部通過してしまうという形になってしまいますので、あまり細かいことが本当にはわかっていない。大まかにこの機械幾ら4億と、これの証明する、そういう家を建てるときの設計、図面、そういうものはもう出てるんですかね。そういうものを出してくれない限り、今度、1棟、1棟を決めていくときに出るんか、それとももう大まか出てるんかなというのがちょっと私は理解できてないんですよ。  前のときには、案のときには、66億円の案のときには詳しい、そういうふうな図面なりは出ておりましたですけれども、今回、これに関しましては、この中には、何ですか、赤で囲ったり、黄色で囲ったりとか、このようなものしか大まかにはそう出てなくて、この図面上、私はわかりづらいなというのもあるんですけれども、このほかにやはり、町長さんが町長選もありますので、この何ですか、長年にわたってこれを債務負担行為を出しているということに対してちょっと無責任ではないかなというふうに思いますし、令和2年から5年までで、町長選を次は何年なんでしょうかね。令和4年か、5年ではないと私は思ってるんで、その辺のところはいつなんかなというのも気になりますし、もしそうすることによりましたら、この事業は、何ですか、越えてということになりますし、ちょっと無責任なというか、今までおくれてるんでしょうけれども、発案が早いんであれば、それ以前に全部これを、ちゃんとした予算も出していただいてなかったらあかんの違うんかなとは思ってるんですけれども、これ多岐にわたって、6年にもかかわる、5年超えるという部分も一部出てくるんではなかろうかというふうな説明も少しは聞いたんですけれども、そんな中での歳入ですので、ちょっとこれは私、何ですかね、これが皆さん、議会の方たちがお通しになるんであればちょっと不思議かなという思いにかられるような歳入の出方。  これは年度の債務を約束する予算を決めておくというふうな内容だと思ってますよ。だから、後々にこれを通過すれば、もう約束ができて全て通過すると、そのようなもんかなと私は思っているんで、その辺のところがちょっと、何か変な形かな、今までにない形かなというふうに思ってしまいますので、歳入があれば歳出があって、その年度に予算を出して、その後でプロポーザルで入札をする。今までの形はそうであったんですけれども、そういうふうな形がないというのが、何か私の頭の中では理解ができないというか、そういうふうな出し方で納得がいかない部分がたくさんありますよ、これ。  66億の案のときには、33億だったんですよね、本体価格が。それ以上に37億と先ほど説明ありましたですよね。この件に関しましてもちょっと金額が違ってきてるかなと。前は本体だけで33億だったので、4億増えてるかなというふうには思うんですけど、前は建物だけで33億だったんではないですか。私の間違いか、それともちょっと違うのかなという、その辺のところをもう一度お伺いをいたしたいと思います。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。  8番議員の御質問について説明させていただきます。  まずは、設計がもうできてるんじゃないかということなんですけども、それについてはプロポーザルを行って、そして優先交渉権業者で事業者を決定した後、基本設計、実施設計というものをつくっていきますので、あくまでもこの47億円というのは、以前より申し上げてますとおり、モデルプランを仮につくって、そして実際その期間内に施工できるか。その予算に対して部屋数とか、そういうものが実際漏れがないかということをモデルプランとして設計した上で上げた概算でございますので、実際、その設計図どおり、モデルプランの設計どおり建つというわけではございません。またプロポーザル選考委員会等立ち上げまして、そして8月に選考委員会、プロポーザルを行って、設計施工業者を決定していく予定でございます。ですので、まだ実際、どのような建物が建つのか、実際はっきりした金額というものはまだ決まっておりません。  あと、33億とか66億とかと出てるんですけども、66億については、今現在ある場所にその校舎を建て直した場合にかかる金額であるということで御説明はさせていただいております。金額全体についても、かなり面積等も落としましたので、ここは初めの、当初よりは金額的には抑えている概算となっております。  以上です。 ○議長(大西正人) 中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 失礼いたします。  私のほうから、債務負担行為について、もう一度改めて御説明をさせていただきたいと思います。  9ページの債務負担行為につきましては、歳入ではございません。ここにあります事項と期間と限度額、まず事項については高野町学びの交流拠点整備事業。期間につきましては、令和2年度から令和5年度まで。限度額として47億円。この範囲内において、後年度での債務を負担するというものでございます。これを議決いただいた時点で、後年度分を含めて、例えば契約行為ができるということになります。ただし、事項、期間、限度額については、この定められた範囲内でということでございますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) 今の説明ですけれども、そうであるならば、まず債務負担行為だけで採決をとってせなあかんの違います。歳入に続いてずっと言っていったから、現実には歳入的なものかなと私は思ってますけれども、そうすることによれば、これ1ページだけでやはり質疑応答をして採決とらな、今の説明じゃあ、歳入の続きでずっとこれ読んでるから、そんなこと、こっちに言われましてでもやな、こちらは歳入で入っているものやと思ってますし。これ単独であるんやったら単独で出してこなあきませんやん。そういうふうに私は思ってますけれども、今の説明であればね。  大体、やはり私はこれを出してきて、これを歳入ではなかったら、そしたらこれはどうやって採決するんですかね。その辺のところ、私は理解ができないですよ。歳入で、何ですか、違うという意味がわからん。歳入のところに出てますやんか、これ。張りついてますよ。そしたら、単独で、1枚だけでもそうやって債務負担行為といって1枚のページでつくって出してこなあきません、と私は思ってますけれども。  そして、これにしましていろいろまだ後々言わせてはいただきたいんですけれども、66億円の案は関係ないと今、いうふうなことのようには受けとめましたですけれども、あのときはたしか建物だけで33億だったんですよ。ですから、その辺のところはちょっと本体は違ってきてるなというふうなにおいでこれを質問してるんですけれども。  何ですか、選考委員会がはっきり決まってから、金額が出て、プロポーザルを受けると。何度私、これは不思議でしようがないんで、普通家を建てるときには図面、そしてもろもろの書類が出て、金額が決まって家を建てるというのが原則ではないか。私も何度も家を建てようとしたことがあるんで、いろいろそうでなかったら金額が出てこないというのがあって、じゃあ仮に5,000万の家を建ててくださいといったら、それに付随する図面なり、大きさ、外構、じゃあ外回りは別ですよというのもまぜて予算を出してくるというのが普通ではないかなと。私も建設に詳しくないのでわかりませんが、そのような過程を踏んで一つ一つ決まって建てていくのではないかなと思っておりますので、この47億を私は単独にしてくれたらいいんですけど、歳入のところに思ってこれを質問しとんですけれども、47億ばっさんとこれが通過いたしましたら、選考委員会の中で、ああ、この1棟はちょっと多過ぎたからこっちは安くしましょうとか、そういうふうにもできていくのではないかなと。  また、そしてここにもありますが、学びの交流の予算資料の中には、何ですか、ほかにもたくさんの予算が出てるんですよね、別事業という項目の中で。ですから47億以外にも、これから何かいすをつくるとか、そういうのもこの予算の中に、歳出に出てきておりましたですけれども、たくさんの費用がまだまだ出てきます、歳出の中でもね。  ですから、これ議員の皆様は納得しとるんでしょうけれど、私は何度これ考えてみても、このままで歳入されることはちょっとあまりにも大きな金額ですので納得できないというか。  そして、町長選はいつまでかというのも答弁いただいてませんし、それに引き続いた後の令和5年までのことを出してるんですけど、その辺のところは町長さんはどのように考えていらっしゃるんでしょうかね。その辺のところもお答えしていただきたいと思います。  また、歳出のところで、総括のところで質問いたしますけれども、その辺のところ、やはり無責任なやり方ではないかなというふうに思っておりますので、その辺のところをもう一度答弁をお願いいたしたいと思います。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) すみません。8番議員の御質問について説明させていただきます。  設計等がまだできていないのにというお話だったかと思うんですけども、これは非常に大きな事業ですし、議員のおっしゃるのももっともだと思います。  やはりあくまでも、何回も申します、すみません、モデルプランというのをとりあえず立てて、それでないと概算が出せない。そして、実際プロポーザルを行って事業者が決定してからでないと、はっきりしたどういう建物が建つかということがはっきりしないというところでございます。それが9月になったらまた議会にもかけるんですけども、金額的なものが明確になってくるというところでございます。  以上です。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 8番議員の質問にお答えさせていただきます。  債務負担行為が一つの議案であるほうが望ましいというようなお尋ねかなというふうにも思います。それでよかったですかね。地方自治法214条の規定によりまして、債務を負担する行為をすることができる事項、そして期間、限度額は、第2表債務負担行為によるということで、将来にわたる地方公共団体の債務を負担する行為を債務負担行為といいますよね、先ほどから言いますが。予算の一部を構成するものであります。これは地方自治法の215条ですね。債務負担行為を予算で定めることとしたのは、普通地方公共団体が債務負担する行為は支出義務を伴うものであるということなんで、通常、多年度にわたって大きな事業等をするときには、この予算書に書いて議決をいただくということがどこの自治体でも通例であるというふうにお伝えしときます。  それと、町長選挙とこの学校の整備、公共施設の整備というのはあまり関係ないかなというふうにも思っております。もともと平成27年の1月6日、私、26年の5月1日から仕事をしとると思うんですが、その半年後に宗務所において、今後のこども園のあり方ということで、学園理事長、総長ですね。と会談させていただいて、今後の公共整備の整理の中で、整理と整備の中で、まずはこども園のお話を、もう今から5年前ですね。5年前にさせていただいたのが一番最初の取りかかりかなと思います。
     その中で、話を進めていくということで、平成27年の、これは26年の11月になるんですけど、第1回の高野町立小中学校の一貫検討委員会を開催して、翌27年の1月12日に第2回の小中一貫の委員会が開催されております。そのようなところでいろいろと民間の方々、また議員先生も入っていただいたり、歴代の教育長、また学識経験者の方に入っていただいて、一貫教育、ソフト的な話なんですが、ハードも当然これから考えていかなければならないというようなことで、会議を何回かし、そして翌28年には小中一貫の検討委員会が推進委員会に変わるような向きに変わってきまして、それで平成29年にいろいろな公共施設を考えるワークショップとか、子供たち、ゼロ歳児から15歳児への保護者の方々にアンケートを配ったり、学校設備を計画することを御存じかというような問いには、知っているという方が93%で、その中で教育複合化、集約化してどう思うかということで、複合化してください、したほうがいいという方が84%いたということは、今までの議会でも報告はさせていただいておるところでございます。  その中で、そうした結果を踏まえて、平成30年の12月12日に教育委員会の教育長のほうから、高野山小中学校校舎建設に係る要望というものを私宛てにいただきました。教育長だけではなくて、教育委員会、教育委員さん、また全員の教育委員からの要望ということで、高野山小中の建設予定地ということで、高野町総合レクリエーションセンター野球を含めた敷地を活用して新校舎を建築していただきたい。その中で、主な理由としていろいろあるんですが、なるべく早期に、安全な場所に多機能なものを子供たちのためにつくってあげてくれということの要望に基づいて、本格的に公共施設の整理と整備を開始したということでございます。  各議員、また8番議員さんも御存じのとおり、この学校建設だけが最終ゴールではございません。この本庁舎の建物もそうでありますし、また使われなくなった高野山会館、また今後あくだろう公民館とか、そういったところの処分もしていかないといけないちょうど節目に当たるときに、私が今町政を担ってるということだけでございますので、町長選挙があるからその間の4年間で全部全てやらないといけないというようなことでもなく、これは町の課題、町の大きな事業でありますので、町長が次に変わろうとも、町の方針ということで引き継いでいっていただくことが一番まちのためになるのかなというふうにも思います。  以上です。 ○議長(大西正人) しばらく休憩します。  再開は、時計で20分からお願いいたします。               午前11時14分 休憩               午前11時25分 再開 ○議長(大西正人) それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。  中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。  先ほどの8番議員の関係で、プロポーザルについて少し御説明をさせていただきたいと思います。  プロポーザルというのは、ただいま要求水準書というものをつくっております。それは町がどういうものを建てていただきたいかというものを書面であらわしたものです。それに基づきまして、それを公表し、事業者を募集いたします。その応募いただいた事業者が、自分とこはこういうものを建てたい、建てたいというか、要求水準書に基づいてこういうアイデアがあるとか、そういうものを持ち寄ってプレゼンを行います。そのプレゼンに対して、プロポーザル選考委員会がいかに町としての意向がその設計に盛り込まれているかとか、そういうものを吟味して、そのプレゼンを受けて、点数によってその業者を決定するというような形でその業者を決定いたします。  あくまでも上限の金額については47億円以内におさめてくださいということを一つの条件としております。ですので、いかに民間のアイデアも入れて、なおかつ町としての要求水準書、こちらのほうの意向もどれだけ取り入れているかということをプロポーザル選考委員会が評価、判定して、事業者を決定するというところです。その事業者については、設計から施工までを一貫して行うということで、デザインビルドというようなことで、方式で今回は行う予定でございます。  以上です。 ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。  4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) 失礼します。  議案の26ページの県の補助金の1目と4目についてちょっとお伺いします。  県の補助金のほうですけども、前年度から比較しまして268万あまりの減額となっています。調べればわかることかもしれませんが、この減額。総務費というのは割と潰しがきくといいますか、いろいろ使えるというふうな感じもしますけども、わかやま防災パワーアップというのが土木のほうにもわたってるということもあるんですけども、この総務費の補助金の減額268万、総務費のこの項目もかなり重要な中身もあるかと思うんです。主にどれを減額して、重要項目から配分されているとは思うんですけども、そのあたりちょっとお願いします。  それと、4目の農林業費の補助金ですけども、これはかなり逆に増額しています。その増額の配分で重点的にされている中身というのを考えてみますと、中山間地の農業ルネッサンス、またこれは支出にも出てくるかと思うんですけども、こうした内容ですとか、鳥獣害の防止に関するとか、幾つか重点もあるかと思うんですけども、その配分の中身、増額した主な点等わかる範囲でお願いしたいと思います。それが1点目です。  2点目、先ほど来出ていますけども、この債務負担行為自体が、私としましたら初めて聞くような中身で、先ほど地方自治法の項目も上げていただいて根拠もわかったんですけども、各この御時勢、コンパクトなものを公共施設を充実させるというようなことで、文化的な拠点を集約していくというようなことから取っかかりがなされたということなんですけども、先ほど要求水準書が作成されて、これに見合ってプロポーザル方式で今後業者を設定していくということなんですけども、この特別委員会のほうでいただいた資料には、令和2年度予算資料という形で説明いただいてます。そこにはかなり細かい内容も含めて債務負担行為での当初予算に計上するというようなことを明記されているわけです。エコスクールを目指すとか、細かい項目も説明いただいたんですけども、今後、定例議会で明確な中身についても審議されていくとは思うんですけども、今日の、今回の予算審議では、非常に今後にわたる町の予算規模を上回る巨額な財政支出かと思うんです。そうした部分でいろんな御意見もありますし、説明も必要かと思うんですけども、その辺のことでこの債務負担行為をとるメリットといいますか、とる方策というのはベストな方式であるという判断でされたと思うんですけども、そのあたり、実際の支出、上限が47億なんですけども、今後、そうした中でこれを下回るというようなこともあろうかと思うんですけども、できるだけそういった部分の財政支出が圧縮できるような方式。さりとて未来に残せる、誇れる施設整備であってほしいとは思うんですけども、この債務負担行為の、何というか、どの自治体も巨額な公共事業をするときにはこの行為をとっているとは思うんですけども、その辺のこの負担行為をとる行為に当たったという経緯を、また改めてちょっとお聞かせいただけたらなと思います。  それと、そもそものちょっと質問なんですけども、この事業方針の1のところで、幼小中の連携ができる施設というのも一つうたってるんですけども、これは連携となるのか、保幼小中一貫というふうになるのかということは、まだ今後の中で内容面については協議されるとは思うんですけども、その辺、連携でいくのか、小中一貫でいくのかというあたりまでは、まだ論議されていないんでしょうか。  以上です。よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 井上防災危機対策室長。 ○防災危機対策室長(井上哲也) 26ページの県補助金のところですけども、1目総務費ですかね。268万1,000円、前年度から下がっているというところで、この中には私の担当とするところのわかやま防災パワーアップ補助金もありますし、あといろんな補助金があって、どれがどれでこの268万1,000円かというのはあれなんですけども、まず防災パワーアップ補助金の部分では、今年の予算要求する中のこれに該当する防災資機材については、およそ去年と比べて250万ぐらいは、ざくっとなんですけども、予算のほうをちょっと縮小しております。それにつれて、これが2分の1になりますので、250万であれば125万相当というのがこのパワーアップ補助金の部分では減額になっているのかなというところです。あくまでちょっと概算で、詳細な数字はあれなんですけども、そういう感じになっております。  以上です。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  私のほうからは、26ページの農林業の県補助金についてで、こちらのほう、私どものほうの農林業につきましては、387万4,000円ということで増額になっております。その中で、主だったものといいましたら、次の27ページにありますように、中山間地農業ルネッサンス事業県補助金で300万。こちらのほうが主だった増額となっております。これにつきましては、やはり中山間地というところが現在の農業を支えてはおるんですけども、何分、ここのところがかなり厳しい状況であります。名目のように、ルネッサンスといいまして、私のほうも産業革命というふうな形で理解はしているんですけれども、やはりもうかなりの技術革新とか、そういったものを持ってみないと農業の振興には至らないということもあります。  そういった中で、国のほうは営農や販売戦略、また体制整備、また地域の所得向上に向けた計画を進行させる取り組みを支援ということで、こういった事業があります。それに対して高野町のほうとしましては、今、富貴のほうで深刻になってある大和当帰の栽培、そこに対して土壌の改良ということで、こちらのほうを計画し、こういった国の補助、こちら全額というような補助の制度でございます。これを活用させていただきまして、まさに中山間地の農業について支援できないかということで計上させていただいております。  以上です。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。  4番議員の御質問について説明させていただきます。  まず債務負担行為になった経緯ということなんですけども、これにつきましては、先ほどからも少し御説明させていただいてるんですけども、本年度からの契約行為というのが発生してまいります。その際に、町ではこれだけのお金を持っていますということで、ある程度提示しなくてはいけない部分がございます。そして、またデザインビルドということで、設計から施工までの一貫した業務ということですので、その分で債務負担行為ということでこのような形で上げさせていただいているところでございます。  あと、小中の一貫か連携かというところなんですけども、町に、連携をとりあえず強化するということで、最終的にはというか、目指すのは一貫教育というところなんですけども、高野町といたしまして、教育委員会の考えといたしましては、連携をとりあえず強化していく。それによって一貫以上のものの成果が上がるような形でいきたいというふうには思っております。小中一貫校というような形でするより連携を強化していくほうが、今のところ成果が上がっていく可能性が非常に高いというふうに考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) 井上防災危機対策室長。 ○防災危機対策室長(井上哲也) すみません、先ほど26ページのところで、私、250万ぐらいが昨年より減になっておるというふうに申し上げましたけども、申し訳ございません、350万歳出のほうで減っております、概算でですけども。350万に対しては、このパワーアップ補助金2分の1としましたら175万ということになります。訂正させていただきます。 ○議長(大西正人) 4番、新谷君 ○4番(新谷英一郎) この調査特別委員会のほうでも申し上げたんですけども、平成26年ということでかなり以前からスタートして、今回、名称も高野町学びの交流拠点整備事業ということになって、いよいよというところはあるんですけども、繰り返しになるんですけども、町民の理解と協力というのも不可欠ではあると思うんです。我々もそのあたりは広報のような活動もしていきたいと思うんですけども、ぜひ町のほうでも、町民の皆さんに理解ができる、納得ができるような今後も説明を続けながら、この事業を進めていく中身を伝えていただけたらなと思います。  今の次長の話もあったんですけども、連携を強化することによってより一層教育効果を上げるというようなことも共感できるんですけども、そのあたりのこともあわせて、ぜひいろんな機会を通して、見つけてお願いしたいと思います。 ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(大西正人) 歳入の質疑がないようですので、歳出に移ります。  歳出1款、2款の説明を求めます。  中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 失礼いたします。  歳出の説明に入ります前に、1点だけ御報告をさせていただきます。  令和2年度より会計年度任用職員制度が実施されることに伴いまして、歳出予算区分のうちの7節賃金が廃止されております。以降の節の番号が一つずつ繰り上がっておりますので、御報告をいたします。  それでは、歳出1款、2款について御説明を申し上げます。  3歳出。  1款議会費1項議会費1目議会費、5,367万6,000円、1節2,450万6,000円、2節455万9,000円、3節810万9,000円、4節210万1,000円、8節263万1,000円、9節20万円、10節97万円、次のページをお願いします。11節12万6,000円、12節160万1,000円、18節887万3,000円。  2款総務費1項総務管理費1目一般管理費、2億9,038万9,000円、1節1,042万6,000円、2節8,545万4,000円、3節4,686万円、4節2,962万4,000円、7節20万6,000円、8節60万8,000円、10節1,666万1,000円、11節882万円、12節682万3,000円、次のページをお願いします。13節1,921万円、18節6,569万7,000円。2目文書広報費、784万4,000円、10節230万8,000円、11節59万4,000円、12節417万8,000円、13節75万6,000円、18節8,000円。3目財政管理費、237万5,000円、10節26万4,000円、12節211万1,000円。4目会計管理費、135万4,000円、10節68万4,000円、11節39万5,000円、12節27万5,000円。5目財産管理費、1億3,016万9,000円、10節439万3,000円、11節713万4,000円、12節1,102万1,000円、次のページをお願いします。13節213万7,000円、14節4,477万8,000円、17節26万5,000円、24節6,035万1,000円、26節8万7,000円、27節3,000円。6目企画費、7,107万8,000円、1節208万6,000円、2節2,933万2,000円、3節1,755万6,000円、4節993万2,000円、7節1万4,000円、8節147万8,000円、9節150万円、10節44万5,000円、18節873万5,000円。次のページをお願いします。7目地域振興費、4,631万4,000円、2節1,131万5,000円、3節658万2,000円、4節350万7,000円、7節8万5,000円、8節48万円、10節151万8,000円、11節52万3,000円、12節1,596万7,000円、13節15万6,000円、17節33万1,000円、18節585万円。次のページをお願いします。8目支所費、2,915万1,000円、3節25万円、7節8万4,000円、8節1万円、10節288万3,000円、11節130万5,000円、12節420万円、13節45万5,000円、14節3万6,000円、17節8万8,000円、18節1,980万円、26節4万円。9目公平委員会費、4万円、1節3万6,000円、8節4,000円。10目交通安全対策費、270万8,000円、1節11万円、3節10万円、8節9,000円、10節14万9,000円、11節3万円、14節120万円、18節111万円。次のページをお願いします。11目土地利用規制等対策費、1万円、10節1万円。12目防災諸費、1,964万3,000円、3節150万円、7節14万円、10節358万1,000円、11節159万4,000円、12節278万円、13節100万5,000円、17節609万5,000円、18節294万8,000円。13目集会所費、291万9,000円、10節201万4,000円、11節60万円、12節3万3,000円、13節27万2,000円。14目電算管理費、4,512万円、10節55万9,000円、11節19万2,000円、12節1,363万6,000円、次のページをお願いします。13節2,640万円、17節15万円、18節418万3,000円。15目インターネット管理費、866万9,000円、10節31万4,000円、11節122万2,000円、12節386万3,000円、17節325万円、18節2万円。16目桜ヶ丘管理費、730万9,000円、12節30万9,000円、24節700万円。17目人権推進費、94万4,000円、8節6,000円、10節83万4,000円、18節10万4,000円。18目総合行政ネットワーク管理費、160万5,000円、10節10万6,000円、11節13万円、12節125万4,000円、13節11万円、18節5,000円。19目町有林管理費、68万4,000円、11節68万4,000円。20目諸費、6,710万7,000円、7節3,363万6,000円、10節40万4,000円、次のページをお願いします。11節120万円、12節983万8,000円、13節900万円、18節152万9,000円、22節1,150万円。2項徴税費1目税務総務費、2,514万1,000円、1節3万円、2節1,249万円、3節692万8,000円、4節378万7,000円、8節2万8,000円、10節43万4,000円、12節11万円、13節123万4,000円、18節10万円。2目賦課徴収費、201万7,000円、10節81万9,000円、11節5万3,000円、18節14万5,000円、次のページをお願いします。22節100万円。3項戸籍住民基本台帳費1目戸籍住民基本台帳費、3,082万6,000円、2節631万3,000円、3節259万8,000円、4節193万3,000円、10節83万1,000円、11節23万9,000円、12節1,254万2,000円、13節369万6,000円、18節267万4,000円。4項選挙費1目選挙管理委員会費、21万3,000円、1節17万円、8節5,000円、10節3万8,000円。次のページをお願いします。5項統計調査費1目指定統計調査費、11万9,000円、1節3万1,000円、3節3,000円、8節1万7,000円、10節4万5,000円、11節2万1,000円、13節2,000円。2目国勢調査調査費、289万4,000円、1節214万円、3節5万7,000円、7節6,000円、8節2万9,000円、10節8万9,000円、11節10万1,000円、13節47万2,000円。3目地籍調査費、1億3,776万4,000円、1節786万3,000円、2節681万6,000円、3節489万2,000円、4節379万4,000円、8節94万1,000円、10節51万2,000円、11節16万円、12節1億1,216万7,000円、次のページをお願いします。13節48万9,000円、18節13万円。6項監査委員会費1目監査委員会費、31万円、1節30万円、8節5,000円、10節5,000円。  以上、1款、2款でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大西正人) 35ページから56ページですね。  これで歳出1款、2款の説明を終わります。  しばらく休憩いたします。  昼から、午後1時から再開といたします。               午前11時55分 休憩               午後 1時00分 再開 ○議長(大西正人) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  これから質疑を行います。歳出1款、2款についての質疑はありませんか。  7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) 1点だけ、すみません。ページ数からいうと55ページです。  一般質問で、地籍調査に関して質問させてもらったんですけども、今回、また4,400万、4,500万近くの増額で、町長が言われてましたとおりに3班体制から4班体制になるさかいの増額だと思うんですけども。それで、報酬のところなんですけども、786万3,000円。会計年度任用職員報酬と地籍調査推進委員報酬の件をちょっとすみませんけども。  それと、これ令和2年度一般会計当初予算における主要事業ということで、3ページの上のほうに書かれてます地籍調査費1億3,776万4,000円、55、56ページのことなんですけども、3班体制を維持し推進すると。町長の、4班体制でいきたいというのを載っとんで、ここへなぜ4班体制でいくような文面を書かなかったのかなということと。  令和2年度現地調査区域、上筒香、下筒香、東富貴ということを書かれてます。もう高野山は終わられたんかなというのと。この筒香地区というのは上、中、下がありまして、中筒香はちょっと抜けとるんで、ちょっと誰かに聞いた、調査しとる人に聞いたちょっと記憶があるんですけども、下筒香、中筒香地区を令和2年度に行うと。それで上筒香地区に関しては令和3年度になるん違うんかなというようなことを聞かせてもらったような気がします。そこら辺のとこ、すみませんけども。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  ただいま7番議員さんの御質問で、55ページ、地籍調査の関係でございます。  まず、初めにこの第1節報酬でございます。こちらのほうにつきましては、会計年度任用職員報酬、また地籍調査推進委員報酬ということで、二本立ての報酬ということになっております。この会計年度につきましては、この地籍調査だけではないんですが、令和元年の臨時職員、一般非常勤職員、この職員につきましては全て会計年度任用職員という制度に改められました。その中で、今回、地籍調査におきまして予算化させていただいているこの会計年度の報酬でございますが、こちらには4名分に対しての報酬を計上させていただいております。  それと、地籍調査推進委員報酬でございます。こちらにつきましては、1日8,000円、2人で30回ということで、48万計上させていただいておるわけなんですけれども、これは山林等の立ち会いにおきまして、現場になかなか赴くことができないというようなときに、その地元の詳しい方等が同行いただいて、調査、立ち会い等を行っていただくときに対しての報酬ということで計上しております。ここ数年は、これは出ておりません。  それから、地籍調査で中筒香地区、こちらのほうが調査を行っていくんではないかということですが、現在、中筒香地区におきましては調査はしておりません。令和2年度につきましても、中筒香地区は現在は含まれていないということになっております。令和2年度の調査におきましては、下筒香、東富貴、上筒香、この一部が調査区域ということで事業の対象となっております。  ほかに何かありましたですかね。 ○7番(大谷保幸) 3班体制と書いてるんだけども。 ○総務課長(辻本幸弘) 一応、令和元年度におきましては、平成28年から3班体制をとりまして、年数約26年ですか、ぐらいで調査を終了したいというようなことで、3班体制を現在とっておりました。それを、今後少しでも早く終わらせたいという形で4班体制等にし、今年度、会計年度任用職員でございますが、2名等追加していくというようなことでございまして、随時その調査のほうを進めて、年数も短くしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) 地籍と道の関係があると思うんですけども、町道筒香線のところをやっていくということで下筒香地区から入られたと思います。今回、中筒香地区を抜かして上筒香地区にぽっと飛んどるような、この文章を見たらそうなっとんですけども、中筒香地区も町道筒香線が面してまして、ここをなぜ抜かすんかなというのがちょっと疑問に思います。  そして、さっきの報酬に関しまして、委員を退職された人4人を充てると。それで地籍調査の推進報酬に関しては一人頭8,000円でと。今まではやってない。当初、初め、筒香地区でやられたときには7,000円ぐらいやったかな。ちょっと間違うとるかどうかわかりませんけども、行ったらもらいましたというようなことを聞いたことがあります。今回からこの8,000円を計上して、1人。これ皆立ち会いされた人に関しまして、皆今回から払うんかなというふうなことを思います。さっきの説明じゃあ、皆払われるんか、払われないんか、ちょっとわからんのですけども、制限あるんかとか、そこら辺のとこ。来た人に全員に払うんか、それとも特別来てくれてというふうな、立ち会いしてくれといった人に払われるんか。そこら辺、ちょっと聞かせてほしいです。  何で中筒香を抜かしたんかな、そこのところ、聞かせてください。今回、もう4班体制になった場合に、高野山、さっき質問したんですけども、高野地区はもう終わったんかな。それちょっと答弁なかったんで、そこら辺のとこも、すみませんけども、よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  ただいまの御質問で、地籍調査の推進委員に対しての報酬でございますが、これが全て立ち会いに来てくれた方、所有者等に対して払うものではございません。その中で、推進委員という形をとっておるわけなんですけれども、先ほども申しましたように、地元等でよく山のことを知っている方であるとか、そういった方にお願いをして来ていただいたときにお支払いをするというものでございます。  それから、中筒香はどうしてしていないんかというようなことなんですが、もちろん随時していく方向にはなるわけですけれども、今、町道筒香線、こちらのほうを行く行くは県道のほうに差しかえるといいますか、持っていきたいというふうなこともございますので、今は下筒香、上筒香ということになっておりますが、随時、中筒香のほうにも入っていくものかと考えております。  以上でございます。 ○7番(大谷保幸) 高野山は終わったん。 ○総務課長(辻本幸弘) 高野山につきましては、ほぼ大方完了しておりますので、もう最終的なことで若干残っているかわかりませんけれども、ほぼほぼ完了ということでよろしいかと思います。  以上です。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) 大体わかったんですけども、推進委員というのは、土地を持ってるものと違って、そこに立ち会いしてくれる人を特別というか、わかっておる人を日当を払って一応調査すると。大体わかりました。  それで、さっきなんですけども、今回、ほんまに中筒香地区は何で外れるんかなと、一応聞かせてもらったんですけれども、全面町道筒香線を県道に昇進というか、昇格というか、そのような事態になった場合、もうこれ続けて下から、川下から下筒香、中筒香、上筒香地区みたいに順番にいってくるほうがいいんじゃないかなとは自分は思っておったんですけども、総務課のほうでこういう計画を立てたというような、だったと思います。  もう1点なんですけども、上筒香地区というと大体どのあたりをするのか、そこだけ教えてください。すみませんけども。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  明確にどの部分というのはなかなか難しいところがございますが、町道ですね、その町道に関しまして接している部分。その部分を中心的に行っていくと、で公共工事につなげていきたいと、そういったことでございます。 ○7番(大谷保幸) 集会所の近辺。 ○総務課長(辻本幸弘) 集会所の近辺もかかってくるかと思います。
    ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。  6番、中前君。 ○6番(中前好史) 3点だけお聞きしたいと思います。  38ページ、2款総務費2目文書広報費、昨年と比べて増額が出ております。増額240万3,000円増額が出てます。需用費、役務費、委託料等ある中で、どの部分が大きく今回動いているのか、そこを知りたいです。  それと、42ページになりますけれども、大河ドラマ「空海」実現を目指す会補助金100万円ですけれども、高野町としましては、やはり観光にもつながるであろうということで、このようなことに応援したいということで補助金を出しているわけですけども、この会としてはどのような動きをしているのか、今後、どのように動いていくのかを町当局もわかっているかと思いますので、お聞きしたいと思います。  それと、49ページになります、2款1項19目11節森林災害保険料の減額68万4,000円について、ちょっと聞かせてください。  以上、3点ですけれども、聞かせていただきたいと思います。 ○議長(大西正人) 中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 失礼いたします。  6番議員御質問の、まずは38ページの文書広報費2目文書広報費の増額240万3,000円についてでございます。これにつきましては、まず10節需用費の印刷製本費で、これは広報高野の印刷製本費ですが、最近、個別にお配りするチラシを減らせて、できるだけ広報高野に記事を載せていただきたいということで、どうしてもページ数が増えてきております。20ページの号も増えてくるということで、ここで20万円増額をさせていただきました。  それと、11節の役務費ですけども、広告料ということで、令和元年の補正予算で、FM橋本でCMを流す費用を補正させていただきました。引き続き、FM橋本でCMを流したいということで、今回、当初予算に計上させていただきました。59万4,000円が増額になっております。  それと、次にその下の12節委託料です。これの下二つ、一斉情報配信サービスシステム構築委託料と、同じくシステムの保守委託料です。今、知らせてネットということで、町民の皆様にメールで情報を配信しております。それにつきまして、登録していただく方を増やすということで広報しておるんですが、今回、さらに今若い人たちがよく使っているLINEというSNSがあるんですけども、それに対応して利用者を増やしたいということで、その対応にかかる費用を計上させていただきました。  この3点あわせて増額になっているところでございます。  それと、もう1点。42ページの大河ドラマ「空海」実現を目指す会補助金です。これにつきましては、昨年から活動をしていらっしゃる団体、大河ドラマ「空海」の実現を目指す会ということで、町が事務局として事務をさせていただいております。今、高野町内での機運の高まりというか、盛り上がりをもう少し増やそうということで、高野町内の商店さんですとか、宿坊さんに呼びかけて、署名を集めるという活動をこれから力を入れていこうと。将来的には町外のいろいろな関係の市町ですとか、関係の団体さんにもお願いをして活動を広げていこうということで、今取り組んでいるところでございます。  私のほうからは以上2点です。よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  私のほうから、49ページ、総務費の町有林管理費の中の役務費、森林災害保険料68万4,000円について、御説明をさせていただきます。  こちらにつきましては、こちらに書いてありますとおり、町有林の森林に対する火災保険料ということになります。今回、こちらの森林につきましては、令和2年7月27日から令和7年7月26日、この5年間における更新分ということになっております。大きく町有林としましても4カ所ぐらいの保険料を掛ける部分があるんですが、今回は細川地区、主に細川地区のところに対して今申しました5年の更新ということで、68万4,000円の火災保険料ということになっております。  以上です。 ○議長(大西正人) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) わかりました。  ただ、1点ですけども、大河ドラマ「空海」を目指す会補助金を出していく上で、先ほど室長からも聞かせてもらいましたけども、今後、より一層住民の方にもわかっていただくような考えのもとで進めていきたいということを聞きましたので、少し安心しました。  当初、立ち上げのときにはそういう言葉をよく耳にしたんですけども、しばらくするとちょっと耳にしないようなことを感じておりましたので、本年は力を入れて、その大河ドラマをどうぞこの高野町のもとで空海さんのこと、また高野町のことを知らせていく上でも、観光につなげていく意味でしっかりとまた指導のほうもしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  ほかの点はよくわかりました。失礼します。 ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。  10番、﨑山君。 ○10番(﨑山文雄) それでは、二、三質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  ページは40ページでございます。借地料41万1,000円お支払いするわけですね。これはどこなんでしょうか。  それと、高野町役場新館非常用電源工事が大きな金額が出ておりますが、これにつきまして、近々役場自身の建物が移管されるとか、移動されるとかということになりますと、高額な費用をつけて設置しても、すぐにまたこれを取り除いて移動しなければならないというようなことが起こり得れへんのかということをお聞きしたいと思います。  それと、47ページでございますが、庁舎用備品購入費として528万4,000円を計上されておりますが、これの説明書によりますと、非常用の電源、バッテリーを備えるということであります。こういった設備等につきましては、保守点検をしていく技術的な業務が覚悟できておるんかな、職員さん自身がそういう覚悟はできておるのか。いやいや、それはもう保守点検等についてはまた委託するんだというような考えなんでしょうか。次から次へとこういった設備を増やしていくということになれば、職員がそれだけ負担がかかっていく。その分を委託事業に持っていくということになれば、それだけ費用が発生するということになるわけであります。  それと、49ページ、ちょっとこれはもう小さい声での質問ですけれども、謝礼品3,000万円、謝礼の品代ですか。これは、内容は何ですか、ちょっとこれを教えていただきたいとこんなふうに思いますので、よろしくお願いします。  それから、50ページのふるさと納税システムの使用料と委託費ですね、納税業務委託費。これは新たな方法でやられるのか、以前と同じような内容で算出されたんかという点をお尋ねしたいとこのように思います。  以上、何点か申し上げましたが、よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) すみません。  それでは、私のほうからは、40ページ、13節使用料及び賃借料の中の、まず借地料から御説明をさせていただきます。こちらにつきましては、役場のほうが借地をしております、まず鶯谷青連協の倉庫です。こちら金剛峯寺さんのほうからお借りをしております。それと、役場駐車場の用地ということで、今現在、公用車を置いている場所なんですが、こちらのほうが龍泉院様のほうからお借りをしております。それともう1点、筒香移動通信鉄塔用地ということで、筒香地区の福西様のほうからお借りをしているということで、3件お借りをしておりまして、合計41万1,000円ということになっております。  それから、工事請負の高野町役場新館非常用電源工事でございますが、これ大きな費用をかけてしても今後の役場の移転等々によってどうなるのかというふうな御質問でございますが、今回のこの非常用電源につきましては、新館といわれる建物、この裏の防災危機対策室が入っている建物なんですが、そこの建物は、役場を解体して新たに立て直す、あるいはどこかに移動するということになっても、その建物自体はずっと残したまま置いておく予定となっております。この中には、今申しました防災の機器、また3階には電算の機器等がありますので、万が一、災害の際、そういった機器が電源がとまるということがあってはならないというようなこともございまして、今回その整備をさせていただくというものでございます。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 井上防災危機対策室長。 ○防災危機対策室長(井上哲也) 私のほうからは、47ページの備品購入費、庁舎用備品購入費528万4,000円というところで御質問いただきました。  まず、この528万4,000円の内訳ですけども、これは議員おっしゃられた非常用電源、非常用これはバッテリーなんですけども、バッテリーがございます。あとリヤカーですとか、災害用のトイレとか、担架、そういうものを含めての528万4,000円ということになっています。  それで、こういう資機材を増やして保守点検をどうするのかということでしたけども、今でも発電機、ガソリンのやつですね、買ってます。それから、除雪機、30台買ってます。基本的なオイル交換とかそういうのは、うちの室の中で対応は今しておるような状態です。今回買うこの非常用バッテリーというのは、日ごろの保守という点ではすぐに使えるように充電状態というのを確認しながら、レベルを見まして、ちょっと残量が減ってきたらまた充電して満タンにしておくというところで、対応はできるのかなというところです。職員でできるところはできるだけ職員で対応していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) 中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 失礼いたします。  10番議員御質問の49ページです。諸費の報償費、謝礼品代3,000万です。これにつきましては、ふるさと応援寄附金、歳入で計上しておりましたふるさと応援寄附金1億円を御寄附いただいたときの返礼品として送る謝礼品代になります。総務省のほうから、返礼品を3割に抑えるようにということで、1億円の3割分、3,000万円を計上させていただいております。  それと、次のページの12節委託料のふるさと納税業務委託料940万円。これにつきましては、ふるさと納税をしていただいた方の税務上の処理、ワンストップの特例申請ですとか、あと受領証を使って確定申告するための受領証の交付ですとかの業務につきまして委託をする費用940万円です。  それと、13節使用料及び賃借料のふるさと納税システム使用料900万円につきましては、ふるさと納税を募集するに当たって、今までもそうでしたけども、幾つかのサイトというところと契約をしまして、高野町のふるさと納税の受付をしてもらうということをしております。それのシステムの使用料として900万円を計上しております。  どちらにつきましても、今年10月からふるさと納税に復帰できたときの業務ということで想定をしておりまして、今、まだどの業者に頼むかというところは決まっておりません。幾つか内容を聞かせていただいたりしている業者がありますので、ほかの市町の様子等も見ながら選定をして契約をするということになっておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 10番、﨑山君。 ○10番(﨑山文雄) 40ページの使用料等につきましては、借地料ですね。借地料につきましては了解いたしております。高野町が土地をお借りして、そしてそれの代金を支払いするわけですけれども、細かいことを言えば、その土地に対する課税をされておるんか。あるいはそういう収入に対してどのようにされとんかというようなところが気になるところです。あえて強く申し上げるわけではありませんが、行政というのはそういう細かいところまで目が届いていくということが大事ではないのかと、このように思われます。  そして、この次の非常用電源等につきましては、非常電源、建物の移動というのは近年考えておらないという内容でありましたので、これはそのとおりで了解できるところであります。  それと、庁舎用備品購入費の528万4,000円等につきましての説明につきましては、了解いたします。いつもこういった日常、毎日使う製品でないものの管理というものは、これは大変であるとこのように私は思うわけです。また、電気系統のこのバッテリーなんかの保管、保存、整備ということについては、ほんまに毎日気を使っておかなければならないような気がするような状況のものであります。職員にありましては、御苦労なことであります。仕事がそれだけ増えたということになりますので、十分御努力いただきまして、よろしくお願いいたしたいとこのように思っております。  謝礼品の件につきましては、わかりました。ちょっと僕数字の間違いで、30億と3億の、3,000万のちょっと違いがありましたので、失礼をいたしました。  それから、50ページのふるさと納税システム使用料等につきましては、以前と全く同じような形でやられるんかなと思ったんですけれども、新たな業者というんですか、考えてやっていきたいという答弁をいただきましたので、結構でございます。  そして、先ほど質問漏れをいたしたんですけれども、この55ページに委託料として地籍調査事業委託料というのが出ております。こういったことについては、委託契約というものをされて、そして実績ができて、2年度では上半期ではこれだけのものができました、下半期でこれだけのもの、1年続いてこれだけのものができましたというようなものが出てくるんでしょうか。その辺の事務の動きというものを説明いただきたいとこんなふうに思いますが、よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  ただいま御質問の55ページ、地籍調査事業の委託料に関しまして、事務の流れということでございまして、もちろんこちらの委託事業につきましては入札におきまして業者を選定してまいります。そして、年間を通しまして事業を進めていただいて、最終的には実績が上がってくるというものでございます。  以上です。 ○10番(﨑山文雄) 委託契約というのはやっぱりやるんですか。 ○総務課長(辻本幸弘) もちろんやります。 ○議長(大西正人) よろしいですか。 ○10番(﨑山文雄) ほかに回答をもらうところはなかったですかな。  結構でございます。 ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。  2番、松谷君。 ○2番(松谷順功) 何点かお願いします。  今も出ましたんですけども、40ページをお願いします。工事請負費の中で役場新館非常用電源工事で4,375万3,000円というのが出てます。これと、47ページの庁舎用備品購入費で、本庁・支所の非常用電源バッテリー災害用トイレ等整備となっているのが出てるんですけども、本庁でバッテリーが実際非常用電源をつくるのに要るんでしょうか。非常用電源装置があれば、本庁だけですよ。本庁のバッテリーが要るのかどうか、その辺のところをお答えください。  それから、43ページ、特別交付税が出てまいります。12委託料、村づくり支援業務委託料で、集落支援員として大滝、杖ケ薮、相ノ浦の3名と、あと地域おこし協力隊で細川、神谷という形になっておるようですが、この辺のところをもう少し、大滝、杖ケ薮、相ノ浦の方は結構ですが、協力隊という形ですか。支援業務で入ってこられるこの2名につきましての説明をお願いしたいと思います。  それから、新規でございますが、48ページの12節委託料の中間サーバープラットフォーム更新委託料、これ新規です。コンピューターのサーバーシステムの更新という形で出てますが、もう少し詳しくお願いしたいと思います。サーバー更新委託料というのも出てまいります。  20年の11月末ですか、保守終了となる更新でありますよということで、システムの使用料という形で2,640万円が出てまいります。この辺のところ、もう少し詳しくお願いします。  それから、その下の備品購入費、サーバー類の購入費、17節ですね。備品購入費。  それから、12節の委託料で情報システム関連の構築委託料50万円。この辺のところの御説明をお願いします。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 井上防災危機対策室長。 ○防災危機対策室長(井上哲也) 御質問の非常用電源のところです。40ページの庁舎用非常用電源ということと、47ページの庁舎用備品の中の非常用電源ということで御質問いただきましたけども、40ページのこの非常用電源は、新館部分のみです。ですから、今の旧館の部分というのはこの非常用電源ではカバーはされないというふうになってますので、今回買う非常用バッテリーというのは、UPSですかね。無停電、停電したときに一時的に電源をカバーするという機能もついているというところで、常時から、まず電話なんですけども、電話の機械というのが今旧館の部分にあるんですけど、停電してしまうと電話自体が役場につながらないというふうな状態なんです。発電機等つなげばいけるんですけども、そういうこともカバーできるようにこういう機器を使って、旧館部分にある必要ないろんな事務機器ですかね、そういうものもカバーできたらなということで考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) すみません。私のほうから43ページ、地域振興費の中の委託料、むらづくり支援業務委託料の部分で、この間お話ししたように、集落支援員と地域おこし協力隊があると。そのうちの地域おこし協力隊2名ということを上げているんですけど、どうなっているんだということだと思うんですけれども、まず、ずっと課題になっております細川地区の細川紙というものを使いながら、地域の見守りも含めての隊員を1名ということが、地域から非常に強い要望がありますので、ほぼほぼ現状、募集要項も取りまとめているようなところなので、1名導入したいということで上げさせていただいております。  もう1名、神谷というふうな書き方をしておりますけれども、地域おこし協力隊につきましては、やはりシーズがあって、それを育てることでそこで住まいをして、長く地域とかかわりを持っていただける、やっぱり起業ができるような何かがないと難しいということで、先ほどの細川は細川紙があると。あと神谷につきましては、旧の西高野街道の沿線ということで、非常に利用がしやすいような空き家の物件もあると。そういったものを利用しながら、何か地域おこしにつながるようなことができないかということなんですけども、こちらはちょっとまだ検討中というか、具体化にはまだ至っていない。地域の要望等もさほど強くないところがありますので、ただ、当初予算で計上しておかないと、そういった話が進んでまいりましたときに手当ができませんので、そういう意味で、神谷地区も含めて1名の計2名をここに上げさせていただいてるという状態です。  以上です。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  私のほうからは、48ページをお願いいたします。これの一番上の欄の委託料のところになるわけなんですが、まず初めに中間サーバーのプラットフォームの更改委託料330万円ということで、こちらの御説明をさせていただきます。  こちらにつきましては、マイナンバーの関連ということになってございます。この中間プラットフォームというのは全国に2カ所ございまして、そこで各自治体の関連するマイナンバーが取り扱われていると。今回は、これが5年たつということになりまして、そのことによりまして機器の更改が必要になるということで、今回予算化をさせていただいております。  続きまして、もし飛びましたらまた言うてください。同じページの13節使用料及び賃借料のシステム使用料につきましては、こちらにつきましてはクラウドを現在しております。高野町を含めて和歌山県内14市町が加入して行っているシステムであるわけなんですけれども、こちらは年間の費用ですね、20年の4月から21年の3月までということで、例年要る費用ということで、去年もこのような金額を計上させていただいております。  それから、次の基幹業務の端末の購入費もそうでしたんですかね。備品購入。これは違いましたか。 ○2番(松谷順功) 備品購入費のところのサーバー購入費。 ○総務課長(辻本幸弘) インターネット管理費のほうですね。まず、インターネット管理費で、この委託料の自治体セキュリティーというのはございましたですかね。 ○2番(松谷順功) その上、情報システム関連委託料とサーバー類購入費。 ○総務課長(辻本幸弘) そしたら、情報システム関連委託料につきましては、こちらは別館の3階の電算室にございますサーバーでございまして、こちらにつきましても期間経過ということで、サーバーの更改が必要になるということでの費用でございます。  以上でよろしいですか。失礼します。 ○議長(大西正人) 2番、松谷君。 ○2番(松谷順功) 先ほど言いました40ページの工事請負費の中の非常用電源、これ4,375万3,000円というやつでしたけど、これ旧館に使えないというのは、なぜ旧館もカバーできるようにはできないんでしょうか。これ新館だけの電算関係ですか。電算関係、コンピューター及びサーバーの防災関係の電源確保という形になっておりますが、旧館、こちら側の電源にも使用できるようにはできないんでしょうか。これが1点です。  それから、もう一つ、43ページのむらづくり支援員委託料の中で、12節委託料の中で、地域おこし協力隊で細川紙ということで、ある程度これ定着してたんじゃないんでしょうか。一時期、かなり期間長い間おられたんじゃないでしょうか。なぜ定着できなかったんでしょうか。その辺のところをちょっとわかればお知らせください。  その他は結構でございます。その2点をお願いします。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) すみません、43ページのむらづくり支援業務の部分ですけれども、過去に、名前を言っていいのかどうか、女性の方が入ってこられて行っておりました。ただ、その方は現在、今ちょっと紙すきからは遠ざかっていらっしゃいます。現状としては、紙すきの会というものが、教育委員会の飯野さんを中心に構成されているんですけども、そこがやっているんですけれども、やはり何が難しいかというと、材料をとって、紙にしていくというところが、本当に人海戦術になって、1年間でつくっていける、すいていける紙の量が限られてくる。どうしてもそれだけではやっぱり食べていけないというところがあります。いろんなところで活用していただいてて、すいてさえくれればうちも買うよということも、実際大西さんなんかも表具のほうでということは聞いているんですけども、なかなかそこが、需要はあるんだけれども、すいて紙をつくり切れてないところがある。
     やっぱりそういったところを持ちながら、先ほど私が紙の部分でというのは、紙すきを、飯野なんかも頑張るんですけども、その次の世代をつくっていかなあかんということもありますし、あとやはりそういう少ない紙をどれだけ付加価値をつけて高く売っていくかというところで、やはりそういう能力を持っている方を投入していく必要があるかなということも含めて、今地域と話し合いをしながら考えているというところになります。  今のところそんなところです。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  40ページの高野町役場の新館の非常用電源工事の関係につきまして、旧館のほうにも電源は引くことができないのかというような御質問でございます。  先ほども御質問あったわけなんですが、旧館といいますか、ここの庁舎につきましては、何年後かはまだわかりませんけれども、取り壊し、あるいは役場が別の建物に移る等々ある場合がありますので、こちらのほうに電気を引くというような工事になりましたら、費用的にもかなりの費用が要ってくるものと考えます。ですので、今の新館の部分、ここは耐震をしておりますので、基本的にはあそこはどういう形であろうがそのまま建物は残るということでございまして、今回、そこに添える非常用電源につきましては、電気の容量等が余ってくる場合等々につきましては、電気のリール等におきまして、この旧館のほうへ引いていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) 2番、松谷君。 ○2番(松谷順功) 結構でございます。  先ほどのむらづくりの支援員のところなんですが、後ほどまた出てくると思うんですけども、これはやっぱり起業できるように、結局うまくいかなかったというのは起業できないんですよね。だから、起業できるように考えていってやらないといけないということだけを申し上げまして、この質問を終わらせていただきます。起業できるように考えていってあげてください。 ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。  8番、所君。 ○8番(所 順子) 失礼します。  まずは38ページ、職員住宅借上料422万4,000円。  同じく印刷製本、先ほど説明ありましたが、広報高野など増えているということでございますが、この広報高野に関しましては、町長の最後のページにいろいろ書かれておりますけれども、これは誰もチェックしないで出しているのか、その辺のところをお伺いいたしたいのと、もしチェックなさっていないのであれば議会でもチェックさせていただければとは思っておりますけれども。これチェックしないで出したら、やはり住民にも、何というんですか、誤解を招くこともたくさんありますので、このページを私物化しないでいただきたいということをここで進言させていただきたい。  そして、40ページ、高野町役場新館非常用電気工事、先ほどから皆さん、質問されていらっしゃいますけれど、これ5,000万切れる金額でございます。これに関しまして、入札する気はございますか。どのような計画を考えていらっしゃるか、その辺のところをお尋ねいたしたいと思います。  そして、その下のふるさと納税積立金5,700万円の説明をお願いいたしたいのと。  41ページ、交際費150万円。これについての説明。  そして、42ページ、これも質問はダブりますけれども、大河ドラマ「空海」実現を目指す会の100万円出ておりますけれども、これまた200万円目でございますよね。どのようなことに使用しているのか、使用した明細などがあればここで御提示をいただきたい。  そして、43ページ、わくわく地方創生移住支援事業補助金100万円。これについてを説明ください。  そして、これは44ページ、委託料で宿日直委託料300万円。これの説明をお願いいたします。  そして、48ページ、備品購入費、パソコンサーバー類購入費、これ325万ですね。これはどこの部署のパソコンを購入されたのか。  そして、その下の49ページ、ふるさと納税の謝礼品代3,000万円。これはどのようなものをお返しなさったのかをお伺いしたいです。  50ページ、ふるさと納税業務委託料940万円。これはどちらに委託される御予定なんでしょうか、その辺のところをお伺いいたしたいと思います。  順を追って答弁いただければありがたいと思っておりますので、多岐にわたり質問させていただきましたが、順番でよろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  ただいま御質問いただきました中で、私のほうからは、38ページ、13節の職員住宅借上料422万4,000円についての御説明をさせていただきます。こちらにつきましては、従前来より職員が入っております住宅の借上料ということになります。1カ月2万円の、この予算を組む時点で12名の職員が入っておりました。プラスそこへ新規入居者を3名、入居をされるであろうという仮定のもとに金額を出しまして、合計が年間422万4,000円ということで、この中にはまた県への派遣職員があった場合の家賃等も含まれております。  続きまして、40ページの非常用電源。こちらにつきまして、入札をされるのかどうかという御質問でございますが、もちろんこちらにつきましては、予算が通りまして、年度が替わりましたら、早々にその入札の手続を行いまして、業者のほうを決定していきたいというふうに考えております。 ○8番(所 順子) その下のふるさと基金積立金。 ○総務課長(辻本幸弘) ふるさとは企画のほうになりますので。 ○8番(所 順子) 順を追ってほしいねん。 ○総務課長(辻本幸弘) 次に、あと一つです。48ページのインターネット管理費、この備品購入費です。パソコン購入とサーバー類の購入ということでの予算計上でありますが、こちらのパソコン購入費につきましては、こちらは一応15万円の5台というふうに予算化をさせていただいております。これは主には職員用のパソコンということでの計上でございます。  それから、サーバー類の購入費ということにつきましては、3階電算室における情報系のサーバー、こちらの更新等がございますので、こちらの機器ということになっております。  総務からは以上でございます。 ○議長(大西正人) 中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 失礼いたします。  8番議員御質問の、まずは38ページですかね。 ○8番(所 順子) 40ページ。 ○企画公室長(中尾 司) 38ページの印刷製本費。これについては町広報の印刷製本費ということで、御質問のあったチェックにつきましては、企画公室の広報係のほうで内容の校正等をさせていただいております。あと、内容に間違いがないか等のチェックについては同じく企画公室のほうでさせていただいて、それぞれの現課に戻しているというところでございます。  あと、交際費ですけども。 ○8番(所 順子) 何ページか言うて。 ○企画公室長(中尾 司) ちょっと待ってくださいね。その前に、ごめんなさい、40ページの24節積立金、ふるさと基金積立金です。5,723万7,000円。これにつきましては歳入で計上しました1億円のふるさと応援寄附金から返礼品、システム委託料等の必要な経費を除いた残額を基金に積み立てる予算5,723万7,000円でございます。  それと、41ページ、9節交際費150万につきましては、町長交際費150万円で、例年と同じ額を計上しております。  それと、次42ページ、大河ドラマ「空海」実現を目指す会補助金です。これにつきましては、前年度の支出につきましては、署名を集めるためのグッズ類、のぼり旗ですとか、署名用紙、署名の投書箱、机等の購入費になっております。あと、移動の、出張のための旅費についても計上をさせていただいております。  それと、活動につきましては、署名を集めるということで、町内のいろいろなイベントで署名を集める活動をしております。ただ、先ほども、午前中も申しましたとおり、午前中じゃないですね、先ほど御説明させていただいたとおり、高野町内での盛り上がりというのが少し足りないということもありまして、今年度につきましては、高野町内での機運醸成というか、そういう活動を中心に行いたいなということで伺っております。  次に、49ページですね。 ○8番(所 順子) 43ページ。 ○企画公室長(中尾 司) これは。うちの担当については49ページになります。謝礼品。 ○8番(所 順子) 順を追ってと言うたのに、全然意味ないやん。 ○企画公室長(中尾 司) 49ページでございます。諸費の中の7節の中の謝礼品代3,000万円です。何を返したかということですが、これにつきましては、令和2年10月からふるさと納税に復帰できたときのための謝礼品代ということで、今、どのような謝礼品を出すかというところで、担当で考えているところでございます。ただ、謝礼の割合については総務省のほうから3割以内ということでございますので、3割分を計上しております。  それと、その次のページ、50ページの委託料、ふるさと納税業務委託料ですが、940万円ですけども、業務の委託先についてはまだ決まっておりません。10月からのスタートということで。 ○8番(所 順子) どのようなところを大体予定してるかというのを言うてくれたらいい。 ○企画公室長(中尾 司) ふるさと納税のこのワンストップですとか、そういった業務をしているところが国内に何社かございます。そこと話をしておりますし、今、現時点で前年度のふるさと納税について委託している業者もあります。その業者も含めてどこの業者に委託するかというところは、これから検討したいというところでございます。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) すみません、私のほうからは、43ページ、一番下になりますわくわく地方創生移住支援事業補助金100万円、これについて説明をさせていただきます。  この事業ですけども、これは国が行っている事業となります。基本的に、東京首都圏にやはり人が集中し過ぎていると。それを地方にという、地方創生の流れの中から国が音頭をとって行っているものです。  国が2分の1の負担をしてくれます。あとの2分の1に対して、和歌山県が2分の1、高野町が2分の1ということで、この100万をつくっていくんですけれども、和歌山県下、それぞれの市町村に対して割り当てが行われております。大規模な市町村については人数多く、小さな市町村については少なくということで、当町については100万円の補助金1件、1移住者、家族も連れてということになるんで、御家族ですけれども、1件、一つの家族が来る分について見てくれということで計上させてもらっております。  ちなみに昨年というか、平成31年、令和元年度からの事業になるんですけども、和歌山県下では4件、こういう事業を使って移住をしてくれた方があるというふうに聞いております。 ○8番(所 順子) 高野山では。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 高野山はゼロです。  以上です。 ○議長(大西正人) 植田富貴支所長。 ○富貴支所長(植田達夫) 失礼いたします。  私のほうからは、44ページの支所費の中の12節委託料、宿日直委託料ですけれども、この332万3,000円に関しては、富貴支所の宿直業務の委託料と休日の際の日直者の委託料になっております。  以上です。 ○8番(所 順子) 何名で、誰。 ○富貴支所長(植田達夫) 宿直者が2名、交代で泊まってくれています。休日は1名で。 ○8番(所 順子) 役場の職員がやってくれとん。誰がやってくれとん。 ○富貴支所長(植田達夫) 委託契約してまして、富貴の人2名と、宿直者2名と、日直者1名になっております。 ○議長(大西正人) 職員かどうかということ。 ○富貴支所長(植田達夫) 民間の人です。 ○8番(所 順子) 民間の人。富貴の方じゃないの。 ○富貴支所長(植田達夫) 富貴の方です。富貴の人です。 ○8番(所 順子) 富貴の人。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) もうちょっと丁寧な答弁をしていただきたいんですよ。こっちから何、あれ、これと聞かんでも、もうちょっと親切丁寧な答弁をいただければありがたいと思いますよ。  このあれですよね、38ページの職員住宅借上料。だんだん金額が増えていってるように思いますし、人数も増えておりますけれども、今回、補正か何かのときでしたですか、病院の庁舎も町長権限により役場職員が使えるような方向性の条例的なものも通過いたしましたんですけれども、これこんなにたくさん1カ所のところにこうやって、役場御用達みたいなような形で金額が出ておりますけれども、こんなに要るような気配はないんですよね。だから、毎日のようには泊まっていらっしゃらないし、時々というふうな使い方をされているんではと思うんですけれども、これ毎年、毎年、これ入ってもらう方にしてみたらいいとは思いますけれども、よそのあいてる空き家のアパートの人たちから比べましたら、やはりこれは募集したんですけれども、今は現実は1軒にしか決まっておらないわけなんでございますけれども、あまりにも巨額でありますし、やはりそうしたらやっぱり役場のあいた家なり、そして住宅なり、あいてる住宅なりに入ってもらうということもできるんではないかなと思います。ここであれば、入るときに何か権利金もお一人様、だから今回もプラス3名の方はきっと権利金も含まれて、権利金が5万円と前おっしゃってましたですけれども、これも含まれているのではないかなと思っております。  そして、印刷製本228万円につきましては、企画が校正をチェックしていると、そのように答弁をいただきましたですけれども、あの3月号に関しましてはとてもチェックした内容とはとても思っておりませんので、もう少しチェックを厳しくして、私たちも町長にチェックされて、いろいろと苦言なりなんなり、要望なりを出されるわけであります。私たちも要望は出したいと思います、あのようなことをされたんではね。そういうことを書くためにページ数を増やしてもらっても困りますし、そして、今時点、広報高野で見る限りでは、ページ数を増やさなくてもいけてるんじゃないかなというふうなことも思っておりますので、私たち議会も広報ページ数は増やしたいですけれども、増やすことすらせずその中でやっております。町長さんは自分自身やったらこうやって予算も計上されるということになっておりますけれども、その辺のところももう少し経費節減することを考えていただければいいのではないかなと思っております。  そして、このふるさと納税の返金3,000万円ですよね。大体この金額の大きなものでございますけれども、大体何をお返ししようかななんてのはお決まりなんではなかろうかと思っておりますけれども、このような大きな金額の返礼品を考えていくには相当なものではないのかなとはお察しいたしますけれども、どのようなものをこれが通過しましたら考えるんでしょうかねというところが気になるところでございますね。何でもいいというわけにはいかないような金額でございますので、その辺のところももう一度お伺いをいたしたいと思います。  これは1億円寄附してもらった人のことかな。もらうための。1億円の中の数名が仮におった中での返礼品。これちょっと私意味がわからへんのやけど、その辺のところはちょっとまた教えてください。ちょっと意味が、私理解してない。  そして、交際費はもう聞いたな。  大河ドラマ「空海」のことでございますけれども、これ200万円ぐらい突破でございますので、この明細というのかな、そういうものをやはり使うに当たってなかったら、100万円補助金をもらっても好きなことに使って、じゃあ、ドラマ化されなかったというときには補助金が無駄になるというふうには思ってしまうので、やはり明細的なものも、これは役場の税金ですので提出してもらったほうがいいのではないかと。今までにそのようなことはしていただいているんでしょうかね。その辺のところももう一度お伺いいたしたいと思います。  そうですね、わくわく地方創生事業100万円。国がしている事業のようでございますが、どのような使い道をされるのかをお聞きしたいです。  そして、富貴の宿直委託料、2名は富貴の方ということをお伺いし、どのような選択でこの2名の方を、募集されたのか、それともどのような方法でこの方を御推薦していくのかをお尋ねいたします。どのような形で決定されていくのですか。  そして、パソコン。職員の15万円の5台。いつもこのパソコン購入が新規で出てくるんですよ。そんなにパソコンなんて傷むものではないと思いますけれども、次から次へとパソコンを新規、新規に買っているように思えてならないんですよ。そんなに数年で壊れるもんではないんですけれども、新しいものばかりを何台もこうやって買っていくというのも問題ではないかなと思います。そして、それではこれもう一つだけ、順を追ってくれなくてちょっとややこしくなってきたんで。55ページの地籍調査ですけれども、これ補正ですごく大きな金額をたしか減額していたような気がするんですけれども、これは余分に取ってるんですかね。また減額して、地籍ができなかった分を減額されるとか、そういうふうなことは考えていらっしゃいますか。この辺のところをまたお尋ねいたします。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 8番議員さんのお尋ねに、数点お答えさせていただきます。  広報高野に関してなんですが、今年予算が上がってるということで、私も査定のときに例年どおりに、よりもっと落としたらどうなというような意見も出したんですが、やはり各町内会長さんから、配り物が非常に多いということで、なるべくこの広報高野に載せることができへんかというような要望がたくさんございまして、そういったものをしっかり整理して載せるには、少しやっぱりページ数が必要だという担当からの要望がありまして、今回の予算となっております。  それと、ふるさと納税の3,000万円のどういったものを返すかといいますと、例えばごま豆腐、また高野槇、また小堀商店である空海の本、また線香、そして笹あんぷとか、みろく石とか、あと高野山のお土産、また高野町内の農作物とか、そういうのを中心に、あとは和歌山県の各市町と提携したところの産品を出していけたら。また、高野山に来るための旅行クーポンなども今後考えていきたいと思います。  それと、パソコンに関しても、議員と同じように、これは多いん違うかと私も査定のときに思いましたが、いろいろセキュリティーの関係上、LGWAN対応というようなパソコンにしないと情報漏れとか安全にはならないので、これは必要なものだなということを勉強させていただいて、予算をつけさせていただきました。  以上です。そのほかは担当課長より説明します。 ○議長(大西正人) 中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 失礼いたします。  広報高野については町長答弁のとおりでございます。経費節減のための印刷製本費の増額ということで、御理解をいただきたいと思います。  それと、42ページ、大河ドラマ「空海」実現を目指す会補助金です。これにつきましては、3月、間もなく会計年度が終わりますので、補助金ですので、実績報告をいただいて額を確定するという運びになっております。来年度につきましても同じくでございます。  私のほうからは以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) すみません、43ページのわくわく地方創生移住支援事業補助金ですけれども、先ほど言いましたように、首都圏からの家族での高野山への移住ということがなされましたら、国が定める条件を満たせば、その家族に対して交通費であったりとか、引っ越しの費用であったりとか、そういったものを補助するということで、100万円の定額補助となっております。
     以上です。 ○8番(所 順子) 使い道とか言うたんやけど。一個も聞いてくれてないな。どんなようなものに大体支出するんかな。 ○観光振興課長(茶原敏輝) いや、引っ越しの費用であったりとか。 ○8番(所 順子) ああ、引っ越しの費用。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 首都圏から来ますので、交通費もかかりますので、そういったものを補填するような形で定額100万円の補助をすると、そういうことです。 ○8番(所 順子) わかりました。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  私のほうから、先ほど町長のほうからパソコンの関係で答弁ございましたが、それにあわせまして、もちろんLGWAN等々必要なパソコンが必要になってくるということもあるんですが、現在、職員のパソコン、これが130台から140台ございます。そんな中で、やはり年間にすれば10台から20台近く故障、あるいは買いかえ等々必要になってくるものがございます。故障でも簡単に直るものであればいいんですが、購入するぐらいの費用がかかるという場合もございますので、一応予算化として5台分、予算をとらせていただいております。  それから、地籍の事業費の関係でございますが、これも先ほどから御説明をさせていただいているように、令和2年度におきまして、今回予算化している費用、全額出るのかと申しましたら、最終的には各自治体の意向といいますか、進捗であったり、また高野町の進捗であったり、補助金の枠がなかったり、いろんな場合が出てくると思いますので、今の時点で全て使えるかといえば、恐らくそうにはならずに、やっぱり若干減額、最終的にはなってくるかと思います。ただ、高野町におきましては少しでも前に進めていくということで事業を進める方向で考えておりますので、御理解いただきたいと思います。  以上です。 ○議長(大西正人) 富貴支所のほう、44ページの。宿日直委託料。  植田富貴支所長。 ○富貴支所長(植田達夫) 失礼いたします。  8番議員の質問に説明させていただきます。  この宿日直委託料、44ページの支所費の中の委託料の宿日直委託料ですけれども、宿直の人は、当初募集したんですけれども、集まらなくて、そのまま継続してお願いして来ていただいてます、委託の。 ○8番(所 順子) 募集したけど来なかって、今の、去年と同じ方。それは住民の方。 ○富貴支所長(植田達夫) 住民の方です。 ○8番(所 順子) まだあるやろ。何で聞いてくれてないん。地籍のことがあるやろ。言うてくれてない。 ○議長(大西正人) 今、先ほど。 ○8番(所 順子) もうちょっと言うてくれてないことがあるで。減額とか、そういうこと。答弁のとこ。減額される可能性はあるのかという。 ○議長(大西正人) もう一度聞かれますか。 ○8番(所 順子) あると言うた。 ○議長(大西正人) はい。 ○8番(所 順子) あると言うた。はい、わかりました。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) 失礼しました。減額されることはあるんですね。大きく減額されることはあるんですかね。それは地籍が進み具合によって金額も違ってくると思うんですけれども、一応大きな金額をいつも出しておりますけれども、前の補正のときには大きな減額があったように思うんですよ。あれは何ですかって言いたいですね。やはりそのように予算をようけ見積もって、ようけ減額。それやったら見積もってる意味がわからなくなる。  そして、別に地籍調査の方も変わっているにおいも全くないんですね、委託してますけれども。ずっと同じような方だと私は認識してますので、委託先は全く同じ方でありますから、ちゃんとした予算を出せるんではないかなというふうには思います。  そして、コンピューターですが、私なんかは長く古くて、アメリカから持って帰ってきたものをいまだに使うような形でおるということでございますので、そんな損傷、簡単に1年に何台も買いかえらなあかんほど傷むもんでもないんではなかろうかなと思うんですけれども、いつもこうやってコンピューター代、コンピューター代というのも出ております。やはりほかのことで財源もたくさん使われる昨今でございますので、節税できるところは節税して、予算を計上していただいたほうがありがたいなとは思っております。  ふるさと納税の返礼品ですか。それは高野の産物もたくさん入っておりますけれども、これはやはり高野町の方にも返礼の募集などをかけて、私とこもふるさと納税に入って返礼品に使いたいというふうなことでもあれば、そういうのも使っていくようにしたらいいのではないかと思いますが、このふるさと納税につきまして、10月から開始されましても、今までのようにはたくさん集まってくるかという、全国的に同じようなパターンでいきましたら、今までのような収入も見込めないのではないかなと思っております。  そして、この旅行クーポンをと町長おっしゃってますが、旅行クーポンは金銭には交換はできるんですかね。その辺のところもお伺いをいたしたいと思います。  それぐらいでございます。もう一度答弁をお願いいたします。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  まず、パソコンの件でございます。なかなか壊れないんではないかと、長期間使えるんではないかということでございますが、もちろん基本的には5年前後ぐらいはいけるのかなというふうには思っております。ただ、その中で当然バージョンアップ等々ある場合がありますので、セキュリティーの問題等があった場合にはパソコンを買いかえる必要があるというふうなことにもなってまいりますし、先ほど申しましたように、職員の数だけ約130から140のパソコンがございます。ですので、これを一度に購入すれば一度に悪くなる可能性があるということで、毎年若干ずつ故障した悪い部分をかえていくというふうなことで、例年、多少の予算化をさせていただいているというものでございます。  それから、地籍調査の関係でございます。こちらにつきましては、令和2年度で約1億強の事業費を予算化しておりますが、先ほども申しましたように、できる限り予算はとりにいきたいというふうに考えております。ただ、国、県の予算の枠というものもございますので、他の市町村、自治体の動向もある中で、こちら高野町が思うだけの予算がとれないという場合ももちろん出てきます。そうしたときには、やはり最終的には減額というふうなことにはなってくるわけですが、高野町といたしましては、その時期をおくらすことなく、調査のほうを逐一進めていき、少しでも年数の短い間で調査を終わりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 失礼いたします。  ふるさと納税の返礼品のことでございます。旅行クーポンといいましても、総務省のほうは換金性の高いものはだめということでございますので、今年実施するとしたら、実際、高野町にお越しいただくための旅行クーポンと、場合によっては高野町で消費してもらうための商品券等も考えられるかなというところで今検討しているところでございます。したがって、それを換金するというところはできないというふうに想定をしております。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 8番議員のふるさと応援寄附金のお尋ねにお答えさせていただきます。  募集は、このふるさと納税、新たにしてからずっと公募して、町内の方々に出店希望がないかというのは尋ねてますので、今年もそういうような募集の仕方で、広く高野町の方に出品していただくような働きかけをしていきたいなと思っております。  また、当然、今年から先にかけて、30年度のようなびっくりするぐらいのふるさと応援寄附金は当然もらえません。私、就任する前が大体二、三百万円だったんですが、就任したときの年の1.6億もよういくかなと思うんですが、やはり1億程度を目指して、いろいろと職員と頭をひねって、財源確保に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。  4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) 失礼します。二、三点お伺いします。  40ページの管理費の12節委託料の上の段ですけども、花壇整備の委託料が331万計上されてるんですけども、年間を通じてどこでどのような形で花壇を整備されとるのかということで、内容についてお願いします。これ1点目です。  続いて、2点目。49ページの人権推進費の17目です。この10節の需用費、消耗品費とされています支出ですけども、人権推進費という名目であるならば、人権啓発であるとか、その内容に準じた項目になると思うんですけども、この消耗品費というのは恐らく住民に向けての啓発品であるとか、そういった広告印刷物等であると思うんですけども、この消耗品費の活用をどう進めているのかなという点です。  それと、負担金のほうですけども、これは負担金は例年ずっときてると思うんですけども、割と人権啓発センター負担、人権啓発推進センター負担、人権研究所負担等、いろいろ負担金もあるんですけども、この金額というのは、自治体の規模に応じて負担金をなされているのかどうかということをお願いします。  それと、先ほどの地籍の関連なんですけども、私、中筒香の住人で、せんだってというか、中筒香は下筒香の次にしてくれるんやろうなというふうなことで、私も、多分今下筒香に入ってるさかいに、中筒香へ次、隣接地なんでそのほうがわかりよいしというふうに。大谷さんのほうの質問もあったんですけども、それは決まってるということなんですけども、その次ぐらいには中筒香に戻ってきてというふうになってるのでしょうか。それとも何か根拠があって順番とかが決まっているのか、そういうことがわかっていればちょっと説明いただけたらと思います。  以上です。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  それでは、まず40ページです。一番上段にあります花壇整備委託料につきまして、御説明をさせていただきます。こちらにつきましては、基本的に公共施設の関係で、除草、あるいはまた植栽というようなことで、除草につきましては12カ所、植栽につきましては20カ所ということで、年間を通して委託契約をして、シルバー人材センターのほうで行っていただいているというものでございます。  それから、49ページ、人権推進費、この中の消耗品費83万4,000円でございます。こちらにつきましては、消耗品、この中にはもちろん啓発物品ということで、人権を考える強調月間等が年間ございます。その中で、ティッシュであるとか、ばんそうこうであるとか、各種事業者、または学校関係、そういったところに啓発ということで赴きまして、啓発物品をお渡ししているというものでございます。  それから、その同じページの各種負担金ですが、こちらにつきましては、基本的には年間幾らと決まった額がそれぞれのセンター、協会からこちらのほうに請求が来るということで、中には人口割等で出てくるというものもございます。  それと、あと1点が、地籍調査の関係で、中筒香地区がどうかということでございますが、先ほどからも申してますように、まず地籍調査をするに当たりましては、公共工事等々が必要な部分については、地籍調査が完了すればスムーズに行きやすいというふうなことがございます。その中で、中筒香はまだ調査は進んでいないのはなぜかというふうなことで、今後、今下筒香、上筒香を行っているわけですが、その後に調査をできないかという御質問でございます。また、こちらのほうといたしましても、県、あるいはまた町内の担当とも協議をした中で、最終的に中筒香のほうに令和3年以降、調査が入れるのかどうかということも検討した中で進めていきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 4番議員の地籍に関してのお尋ねにお答えさせていただきます。  場所というのは先ほど担当の課長が言うたように、公共事業関係に必要なところというとこもそうなんですが、広く高野町の中でタウンミーティング等で周辺集落へ行きますと、こちらもしてほしい、あちらもしてほしいというふうにも聞かれます。富貴・筒香地区以外も、やはり湯川とか花坂、あと相ノ浦のほうとか、まだまだたくさん残ってますので、優先順位もそうなんですが、あとは公平にできるように町として考えてまいりたいと思います。 ○議長(大西正人) 4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) 住民に関するものも含めてですけども、花壇、高野山は植栽も含めて、非常に観光でいいますと森林資源等に魅力があると。高野六木とか言いますし、ただ、夏季に訪れる皆さんにしてみたら、花壇の花であるとか、そういったものも非常に彩りを添えられるん違うかなと思うんですけども。この委託をしてシルバー人材センターのほうにお願いして維持管理ということなんですけども、そういう各事業所でありますとか、そういったあたりでも、そういった花壇等の整備等についても働きかけるというようなことも必要かなとは思うんですけども、またぜひこれは積極的に進めていただけたらなと思います。  そして、人権啓発に主に83万円費やしているということなんですけども、これももう少し実効性といいますか、いろんな啓発品を配るのもいいとは思うんですけども、そのあたりもちょっと今後、各家庭にそういう冊子を配布するであるとか、そういったところの住民の各家庭につながるような活動、取り組みをされたらいかがかなとは思います。  それと、地籍については、町長が15年やり切りますかという問いには、そこを目指してというふうにおっしゃっとるんですけども、地域のほうでは非常に高齢化が進んでまして、非常に今度わし、よう行くかなとか、そんな声がありまして、近いうちに来てくれたらなというような声は各地であると思うんです。これは15年と言わず、前倒しをするというふうなこともあわせて、国の動向もあると思うんですけども、高野町の進捗が県下でどれぐらいかということも資料をいただいとるんですけども、ぜひこのあたりはバランスも考えていただいて、状況も考えていただいて積極的に進めていただけたらなと思います。  以上です。 ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(大西正人) しばらく休憩します。  再開は、2時55分からお願いいたします。10分間休憩です。               午後 2時46分 休憩               午後 2時58分 再開 ○議長(大西正人) それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。  歳出1款、2款についてはもう質疑がないようですので、歳出3款、4款の説明を求めます。  中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 失礼いたします。  それでは、56ページ、歳出3款、4款について御説明を申し上げます。  3款民生費1項社会福祉費1目社会福祉総務費、2億631万3,000円、1節182万6,000円、2節2,154万4,000円、3節1,291万1,000円、4節701万8,000円、7節24万8,000円、8節1万8,000円、10節31万3,000円、11節61万3,000円、次のページをお願いします。12節489万8,000円、13節12万円、18節2,736万2,000円、19節7,644万2,000円、27節5,300万円。2目老人福祉総務費、2億3,799万3,000円、7節130万円、10節132万円、11節27万3,000円、12節448万6,000円、13節18万円、18節4,725万9,000円、次のページをお願いします。19節1,347万5,000円、27節1億6,970万円。3目国民年金事務取扱費、715万7,000円、2節388万6,000円、3節198万5,000円、4節127万1,000円、10節1万5,000円。4目保健福祉センター費、913万円、10節219万6,000円、11節10万2,000円、12節154万9,000円、13節368万3,000円、18節160万円。5目富貴高齢者生活福祉センター費、1,216万円、10節76万4,000円、12節1,133万1,000円、13節6万5,000円。6目地域包括支援センター費、63万7,000円、8節7万6,000円、10節8万6,000円、11節8万4,000円、12節3万2,000円、13節29万5,000円、18節6万4,000円。次のページをお願いします。7目老人憩の家運営費、1万1,000円、10節1万1,000円。2項児童福祉費1目児童福祉総務費、677万5,000円、10節2万4,000円、12節19万3,000円、19節655万8,000円。2目母子福祉費、401万8,000円、7節130万円、11節6,000円、12節4万1,000円、18節105万1,000円、19節162万円。3目児童措置費、2,912万1,000円、10節2万6,000円、11節5万5,000円、19節2,904万円。4目児童館費、20万4,000円、10節11万7,000円、11節6万9,000円、13節1万8,000円。5目認定こども園費、7,647万6,000円、10節136万3,000円、11節13万4,000円、12節7,487万3,000円、13節4万円、26節6万6,000円。次のページをお願いします。6目高野山多目的集会所費、22万1,000円、10節12万1,000円、12節10万円。7目子育て支援事業費、791万6,000円、1節350万4,000円、3節73万9,000円、4節71万7,000円、7節1万5,000円、8節27万5,000円、10節12万4,000円、11節8万2,000円、12節5万円、17節1万円、18節240万円。8目学童保育費、890万4,000円、1節547万6,000円、3節118万円、4節114万8,000円、8節53万4,000円、10節39万6,000円、11節11万6,000円、13節2万3,000円、17節3万1,000円。9目町外保育所費、399万9,000円、12節399万9,000円。10目子育て世代包括支援センター事業費、51万7,000円、10節1万1,000円、11節12万2,000円、12節38万4,000円。次のページをお願いします。3項災害救助費1目災害救助費、5万1,000円、10節1,000円、19節5万円。2目災害対策費、1,000円、10節1,000円。  4款衛生費1項保健衛生費1目保健衛生総務費、2,854万7,000円、1節43万3,000円、2節1,366万7,000円、3節755万1,000円、4節435万5,000円、7節2万4,000円、8節3万6,000円、10節15万1,000円、11節6万3,000円、13節45万7,000円、18節181万円。2目予防費、2,466万4,000円、7節4万円、8節4万8,000円、10節214万1,000円、11節52万9,000円、12節1,948万1,000円、次のページをお願いします。13節171万8,000円、19節70万6,000円、22節1,000円。3目母子保健費、421万6,000円、1節8万8,000円、7節57万2,000円、8節25万5,000円、10節7万9,000円、12節236万8,000円、19節85万4,000円。4目診療諸費、1億7,100万円、27節1億7,100万円。2項環境衛生費1目環境衛生費、732万3,000円、7節2万円、10節340万1,000円、11節35万9,000円、次のページをお願いします。12節344万3,000円、18節10万円。3項清掃費1目清掃総務費、9,406万8,000円、2節356万9,000円、3節156万7,000円、4節121万4,000円、8節2万4,000円、10節397万3,000円、11節34万1,000円、13節32万8,000円、18節8,304万5,000円、26節7,000円。2目塵芥処理費、7,795万3,000円、1節226万5,000円、2節420万円、3節227万9,000円、4節175万3,000円、8節2万4,000円、10節707万4,000円、次のページをお願いします。11節35万9,000円、12節5,920万2,000円、13節77万6,000円、26節2万1,000円。4項上下水道費1目上水道施設費、4,980万7,000円、12節2,680万7,000円、23節500万円、27節1,800万円。2目下水道施設費、6,000万円、27節6,000万円。  以上、3款、4款でございます。よろしくお願いいたします。 ○8番(所 順子) 何ページまで。 ○議長(大西正人) 56ページから73ページ。73ページです。  これで歳出3款、4款の説明を終わります。  これから質疑を行います。歳出3款、4款について質疑はありませんか。  7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) お願いします。1点だけです。  73ページ、上下水道費の中の12節委託料の中に、当地区と花坂地区の委託料が出てます。2,350万円と330万円。この委託、誰かに任すと思うんですけども、これからの成り行き。どういうようにやっていくとか、そういうところを、すみませんけれども、説明お願いします。 ○議長(大西正人) 松本生活環境課長。 ○生活環境課長(松本嘉文) 失礼いたします。  今御質問ございました73ページ、12節の委託料、筒香地区水道施設実施設計業務委託料2,350万7,000円でございますが、令和2年度に実施設計を行いまして、3年、4年で工事を実施していきたいと思ってございます。この議会終了後、地元のほうの皆様と協議を行いまして、用地の確認、また用地の買収等を行って進めてまいりたいなと思ってございます。  次の簡易水道事業認可設計と書いてる、認可申請業務委託料でございまして、花坂地区におきましては100人以上の人口がございまして、その水道施設を整備する場合は県の認可を得なければならないというふうなことになってございまして、今回、330万円を計上させていただいております。令和2年度で申請を行いまして、3年度に実施設計を行いまして、令和4年、5年で工事のほうを実施していきたいと思ってございます。  花坂地区の給水区域、現在のところは全域を給水したいところではございますが、給水区域に含まれてないところといいますと、自然社と、不動野の紀伊高原側の3軒と、ビレッジ花坂、そこの地区においては、今回の計画の中には入ってございませんので、また違った個別の給水装置、浄水装置を設けて計画していきたいなと思ってございます。  以上です。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) ありがとうございます。待ちに待った水道事業等、筒香地区に来たなというふうな感覚でいてます。もうここ議員さんになる10年ほどになります。その前から当筒香地区に関しましてはいろいろ環境課に対しましてどうにかならんか、どうにかならんかということで、いろいろ相談させてもらいました。そのたびに、非常に工事的な費用が高くて、なかなかその事業にのっていくということができなくて今までになってます。今回、昨年、2年前でしたか、どこの事業者、ちょっと忘れたんですけども、その人が来てくれて、当筒香地区にも僻地、100軒以下のところでも事業費を使っていけるでというようなええ話を聞かせてもらいまして、その話にのりました。工事負担もそこそこ、ここの高野山で行っている元負担金というか、新規でとる場合、そのぐらいの費用でいけるというようなええ話が来まして、これには絶対にのっときな、もう次回はないやろうというような感覚でいてます。  さっき課長さんのほうから、2年度に設計、この後、この新規が通りましたら設計というか、地元住民と話し合って設計に入っていくと。1年で本工事というのは難しいさかいに、2年間ぐらいは見てくださいよというふうな説明やったと思います。非常にありがたい答弁だったと思います。  花坂地区に関しましては、花坂地区も今まで水道管というか、個々に何軒かあったようなという話も聞かせてもらったんですけども、今回、花坂地区も筒香地区と同様、出る財源に関しましては幾分違うんですけども、花坂地区も水道、ええ水というか、安全な水をしてもらうというようないい話になってきとるように思います。
     この2件に関しましては、これから課長さん、いろんな担当者に苦労をかけると思いますが、よろしくお願いしときます。  一応、何か課長さんのほうから、もう少し細かいところがあれば答弁お願いします。 ○議長(大西正人) 松本生活環境課長。 ○生活環境課長(松本嘉文) 失礼いたします。  何かということでございましたので、2年計画ではございますが、工事の進捗状況によりまして、1年ぐらい延びるかもしれませんということをちょっと言っておきたいと思います。  以上です。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 7番議員の質問に対してお答えいたします。  水道に関しては責任をもってこの2地区はするというふうに決めましたので、課長の答弁のように、時期の前後はあるかもわかりませんが、比較的早いうちにいろいろな皆さんと協議をして、工事が早く入れるように皆さんの御協力もお願いしたいというふうに思っておりますので、どうぞ地元の方の御協力の取りつけにも、議員の皆さんもよろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) 今、課長さん、町長さんからええ話を聞かせてもらいましたので、これからもよろしくお願いしときます。これで終わります。 ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。  6番、中前君。 ○6番(中前好史) 1点だけですけども、お聞きします。  61ページ、4目の健康福祉センター費のところの13節トレーニングマシン機器・システムリース料352万ですけれども、このトレーニングマシンということでありますけども、やはり住民の健康を願って、また健康管理、心身ともに健康であることが何よりということで、こういうトレーニングマシンも導入してくれていることなんですけれども、これはどのようなマシンを何台入れているかということだけお聞きしたいと思います。 ○議長(大西正人) 苗代福祉保健課長。 ○福祉保健課長(苗代千春) 失礼します。  6番議員さんの質問について御説明いたします。  61ページ、保健福祉センター費にありますトレーニングマシン等のリース料につきましては、高野山保健福祉センターの2階のフィットネスジムで利用させていただいております。現在、上半身の器械が1台、あと下半身強化が2台と、トレーニングの走るランの器械が2台、そして自転車が2台となります。そのほかに、このリース料にはシステムを導入するための個人登録が必要になりますので、個人管理表のシステムも入っておりますので、年間でこの金額になっております。  以上です。 ○議長(大西正人) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) この導入につけてはいいことだと思います。先日より、いろんな病気をした折には、やはり健康である分には筋力をアップすることによってまたそういう病気からも免れるであろうというような御意見も出ております。年齢等いろいろ、若干ですけども幅広い年齢の人が使われることにより、そういうことで交流も深めることによって楽しく健康づくりをしていけるような、そういう場所にしてほしいと思いますので、今回導入している器械はどのようにしてくれているか私はちょっと定かではありませんけれども、これを使えば確かに健康になっていく、また病気からも体が守れるという、そういうような考えでこの導入をまたこれから続けてください。  以上です。 ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。  8番、所君。 ○8番(所 順子) 58ページの一番下のところ、外出支援助成金500万円。 ○議長(大西正人) 18節ですね。 ○8番(所 順子) ページ。何ページからやな。合うてるやろ。何よ。何か、一番下。びっくりするわ、間違うたんかなと思って。 ○議長(大西正人) 18節ですね。 ○8番(所 順子) そして、63ページ、指定管理費7,343万3,000円。  そして、65ページ、下から4番目かな。保育所委託料399万9,000円。  そして、69ページ、診療諸費。高野山診療所1億5,200万円。  そして、72ページ、大型生ごみ処理機賃借料71万3,000円ですか。これに関しましては、ごみ袋が変わったといえ四角くなっただけで、住民の奥様方が文句を言ってます。なぜ白い袋にしてくれないのかと。あれを変えてもらった意味はないと、皆さん住民の方はおっしゃってます。青いのは弱くてすぐ破れるというふうな御意見がたくさんございます。四角くなっただけで、全然変わって、もとには変わっておりません。前に何番議員さんかが質問したんですけれども、皆さんはてっきり白いビニール袋でもとのままになると思っておりましたが、なっていない理由。  それぐらいですね。それぐらい、お願いいたします。 ○議長(大西正人) 苗代福祉保健課長。 ○福祉保健課長(苗代千春) 失礼いたします。  8番議員さんの質問について御説明いたします。  まず初めに、58ページ、18節、外出支援助成金につきましては、この助成金は80歳以上の高齢者並びに障害をお持ちの方、重度の方に対して、タクシーチケット並びにバスのチケットとして年間1万8,000円の助成を行うものであります。  昨年度、この2月末の実績を見ますと、発行件数が386人、そして今現在使用枚数が3万2,636枚となっており、発行率は72.8%となっております。しかしながら、券のほうを利用される方が47%と、半数を今現在、2月末では切っておりますので、本来であれば対象人数、80歳以上が511名、そして障害をお持ちの方が35名いらっしゃるんですが、歴代の実績により査定の額を低く見積もらせていただきまして、実際、出る金額として500万円の計上とさせていただいております。  次に、すみません、認定こども園の関係になります。63ページ、認定こども園費、12の委託料について御説明させていただきます。この認定こども園の委託料につきましては、認定先は昨年度同様、高野山学園のほうでお願いしております。この金額につきましては、高野山こども園の定員数が高野町は76名いらっしゃいます。その定員数から必要な経費を算定させていただきまして、国の公定価格等、給食費、バス使用料、そして早朝・延長料金、そしてもろもろの経費を入れさせていただきまして、今回、7,343万3,000円の計上とさせていただきました。  今現在は、先生とパートの先生をあわせまして11名の方の勤務がございます。そして園長1名、そして4月からは園長補佐として1名在籍していただく予定になっております。その先生方の人件費も含んでのことでございます。  続きまして、65ページ、町外保育費につきましては、高野町にお住まいの方がお仕事の都合上、高野町外の保育所に通園されるための補助金となっております。その件に関しましては、現在、昨年と同様紀の川市のほうで4歳児の方と1歳児の方をお願いしております。そして、里帰り出産として、一時期ではございますが神戸市のほうで乳児の方を委託するという形になりまして、計3名の方の保育料として各保育園のほうにお支払いすることになっております。  続きまして、69ページ、高野山総合診療所繰出金につきましては、普通交付税、そして特別交付税、過疎債のソフト分等ございます。その中から一旦こちらのほうから診療所特別会計のほうに繰り出しということで、うちのほうから歳出させていただいて、診療所のほうにお支払いさせていただく金額となっております。  福祉保健課からは以上となります。よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 松本生活環境課長。 ○生活環境課長(松本嘉文) 失礼いたします。  72ページ、13節の中の大型生ごみ処理機賃借料の71万3,000円についてでございます。この大型生ごみ処理機というのは、紫雲団地と文化通りに設置しておりまして、食物残渣を入れて処理するものでございます。中にはおがくずと活性炭が入っておりまして、攪拌することによって水に溶けるというものでございまして、これのリース料でございまして、2万9,700円が2台の12カ月となってございます。  先ほどのごみ袋が破れやすいということでございますが、課で新しくつくるときにいろいろ検討したんではございますが、縛りやすいというところがございました。また、住民の方からも今のやわらかい素材の新しいやつしかええんじゃないかというふうな意見もございまして、いろいろ課で検討した結果、今のごみ袋となりました。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) 御説明ありがとうございます。  こども園、76名、保育士11名、これで十分足りているのでしょうか。そして、4月から園長補佐、これはどなたでしょうか。そして、今コロナウイルスがたくさん出ておりますけれども、この辺のところも集団感染というんですか、そういうところでは大丈夫なのかなと。どのような手だてをしているのでしょうかねというところをちょっとお伺いいたしたいと思います。  そして、この外出支援助成金ですか。これ80歳以上タクシーチケットですけれども、これ周知徹底していなくて、知らない年寄りもおるんですね。こんなん役場に申し込まなあかんということで、本当の高齢者なんかは役場になんか申請には行けませんよ。こういうのは役場から85歳以上の方に送付するなりやな、郵便で送るなり、もっと配慮が要ると思うんですよ。中途半端で、うちの父親なんかは一度ももらったことがないんですね、自分では行ってなかったし、その書類を見るというのも90越えましたらできないというのがありますので、やはり高齢者になればなるほど、そういう書物も役場から来ても見ていない方が結構いるんですよ。ですから、そういう意味では、徹底してするんであれば、85歳以上の方にはもっと手厚く、役場からチケットを送ってやったり、そういうふうな配慮が必要と思うので、申し込みに来なあかん、アルコールも取りに入れ物持ってこなあかん、そんなことでは、何というんかな、サービスに欠けるというか、町政として。もっと迅速に何事もサービス精神があっていただかなあかんの違うかなと。使ってない方はやはり知らないで損ですし、そういう意味では。知っている方だけはそうやって1万8,000円ものタクシー券をいただいて、病院に行くのもタクシーに乗って行ける。知らん人は歩いていかんなん、年寄りで足がなかったら。そんな差別的なことはだめかなというふうには思っております。  そして、ごみ袋ですけれども、やはり青いのでは、青いのやったら、何ですか、前とそんなに変わらないんですよね。青で四角になっているだけで、両方売ってますけれども、やはり数量もあまり入りません。数量というか、何というんですか、たくさんも、入るのも半分しか入らんという声も聞こえてますし、今までよりはごみ袋代、住民の方たちは今までの住民税のごみ袋代よりは高くついているんですよ。お寺の場合はどうかわかりませんが、一般住民についてはごみ袋1枚70円、これ結構払ってるのが今までよりはたくさん払っていると思います。少ない方もいるかもわかりませんが、あの四角いのも、横、破れてたんか、破れてないかちょっと私もあれです、もう長いこと青いのばっかりしか売ってないから青いのを使ってますけれども、小さいのは白いのもあるらしいです。ですから、小さいのを2枚使ってるという奥さんもいるんですね。これはやはり家庭を持つ女にしまして、ごみ出ししたりするのには、やはり白に変えてくれるもんとばっかし思ってましたですわ。何番議員さんか知りませんが、同じ色で、同じ大きいのに変えてくれって言うたんか、その辺のところは私も意図はわかりませんが、やはり白の大きいのに、青はもう一つパターンとしてあるんですから、2種類ありますので、片方は白に変えたってほしいんですよ。青と白、どちらも使えるようにしていただかんことには、両方青で、形が変わっただけというだけはちょっと腑に落ちないです。だから、もう少し白いやつを一つ大きいのと、そして1枚は青い大を。大は二つでいいんじゃないですか。今は四角い形と袋手持ちになっている2種類で同じ青だからね。片方は白でもいいと思うんですよ。その辺のところをもう一度考えていただきたいですね。  そして、病院の1億5,000万超えの財政ですけれども、これ診療所になってから、今まで病院にしてたほどお金を投入してるんですね。そしたら、診療所にせんと前の病院のままであってくれたほうが私はよっぽどうれしかったかなという思いも持っております。  予算がない、お医者様が体力の消耗、こういうふうに議会に申請してきたのを私も忘れもしませんよ。予算ないどころか、増えてますやん、これ。こういうふうな形はいかがなもんかなと思って。診療所にすれば予算が減らなあかんのに、お医者さんのあれもあるのでしょうけれども、これ病院のときよりたくさん出てますよ。病院のときは1億2,000万、1億3,000万、その程度であったと思うんですね。それが1億5,000万超え。ちょっと信じられないかなという部分もあるんですけれども。  お医者さん、今お昼、この間、町長がお昼9時から5時まで、何コマお手伝いに来てくださるんか知りませんが、その辺のところをお伺いしたいのと、夜は何名増えてるんですか。今も、先ほども救急車が鳴りましたですけれども、すぐにもう下界に送られるというふうな現状でございます。夜は何名で、お昼は何名。たくさん町長はいらっしゃるようなことを先日答弁いたしてくださってますが、十分足りてるかどうかは住民さんが判断することでございますが、その辺のところは何名かというのをお答えください。 ○議長(大西正人) 苗代福祉保健課長。 ○福祉保健課長(苗代千春) 失礼します。  8番議員さんの質問について御説明します。  58ページの外出支援助成金のことについては、議員おっしゃるとおり、当町のほうでは全員に郵送等申請書のほうを郵送させていただき、そして関係機関ですね、こういうことがあったら申請を促してくださいねという周知はしておるんですが、なかなか御高齢の方が相手ですので、100%周知できているのかということになってきたら、御指摘のところがあろうかと思います。  行政報告会のほうでもそのような質問をいただきまして、今回、ちょっと仕様を変えさせていただこうとは思っておりますが、申請書のほうは一旦従来どおり送付させていただいて、できましたら窓口配付、または行けない場合、親切丁寧に説明しながら交付させていただくように、係内でも話し合っておりますので、もうしばらく様子のほうを見ていただければありがたく思います。  続きまして、63ページの認定こども園につきましては、先生が足りているのかというようなお話だと思います。今現在、1歳児からお預かりしておりまして、先生、担任だけで6名必要になっております。実際、保育士免許、幼稚園免許を持っていらっしゃる先生が6人ということになりますので、本来であれば、もう少し余力の欲しい状態ではあります。今回、この指定管理料、昨年に比べて大幅に増額させていただいておりますのは、毎年、募集はかけさせていただいておりますが、今年はもう少し先生に来ていただけるよう、関係機関と協議をし、新たな先生を確保することで、金額の増額とさせていただきました。  また、園長補佐につきましては、今現在、御報告いただいておりますのは、総本山金剛峯寺の人権室より1名の方が園長補佐として来ていただけるようにお話は伺っております。 ○8番(所 順子) 若いんですか。 ○福祉保健課長(苗代千春) お名前のほうはちょっとまだ聞いておりません。 ○8番(所 順子) 何歳ぐらいの方。 ○福祉保健課長(苗代千春) 男性ということは聞いております。 ○8番(所 順子) 年もわからない。 ○福祉保健課長(苗代千春) 年も、はい。ですので、園長が不在の場合、副園長は必ず、副園長ではございません、園長補佐が必ずいるということで、園長、園長補佐としてしっかり園を見守っていきたいということです。  次に、コロナの関係に関しましていろいろ御心配をおかけしておりますが、こども園に関しましては、通常保育は閉めることができません。それに伴いまして、子供用のマスク、そして近々県から先生用のマスクのほうも配布していただける予定になっておりますが、以前の一般質問でも御説明させていただきましたように、手洗い、うがいを徹底し、そしておもちゃを全て今までもやっておりましたが、今まで以上にアルコール消毒等、きっちりしていただいておりますので、今現在、こども園に通園している、お休みしている園児はほぼほぼいていないと聞いております。風邪等の症状はありますが、コロナ対策、そしてノロウイルス対策は、引き続き強化して行っていきたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(大西正人) 松本生活環境課長。 ○生活環境課長(松本嘉文) 失礼いたします。  ごみ袋の件でございますが、今の新しいタイプの袋は、前の四角いタイプとサイズは同じでございます。何が違うかと申しますと、昔のタイプは角が立ったものを詰め込むと裂けてしまうというふうな素材でございました。現在のものにおきましては、ぷつっと穴があくというふうな低密度ポリエチレンというふうな素材になってございます。ただ、重過ぎるものを入れると、取っ手の部分が伸びて切れる可能性はございますけれども、今のごみ袋になれて、御理解をお願いしたいと思います。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 中上診療所事務長。 ○診療所事務長(中上浩貴) 失礼いたします。  8番議員御質問の、4月からの、来月からの当診療所の診療体制を述べさせていただきます。  4月から常勤医師1名が増えて3名となります。それと、火曜日の午前中、紀北分院の副院長の廣西先生が、認知症の専門外来ということで加わってくれます。あと、整形は月曜と金曜の午後、眼科は月曜の朝が2回、木曜の午後が2回。それと、夜間の救急、急患の対応なんですが、木曜と金曜の夜、それと土曜日。連休となる休日の前日、それだけいろんなところから、木、金は和歌山医大の救急部、それ以外は地域医療振興協会、伊都医師会、橋本市民病院の先生方に協力いただいております。  それと、5月からさらに毎週水曜日、9時から5時まで、橋本市民病院の総合内科の先生方が交代で診療に当たってくれることになりました。その筋では大変有名な先生が来られるようです。 ○8番(所 順子) 何という方。 ○診療所事務長(中上浩貴) 先生ですか。橋本先生。橋本市民病院総合内科の副医長か何かされてる。  同じように、木、金と土曜日、連休になった場合の休前日等も救急、急患対応をしております。  以上です。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) ごみ袋ですけども、あの青いやつは残飯の汁が漏れるんですよ。私もごみ箱に入れてましたら、底から汁が勝手に漏れてるんですね、薄いから。やはり白いごついやつに変えていただいたほうが、女性陣はいいなと、皆さん口々に言いますし、あの青いやつは弱いですよ。汁が漏れますよ、穴があいてなくても。そしてあの青いやつは弱くて、ちょっと私は使い勝手も悪いし、白いのに変えてくれたらどれだけうれしいかと思ってますのに、何で白に変えてくれへんのかなと思って不思議でたまりません。小さいのは白いのあるのに、大きいのは。2種類も要りませんよ、手持ちの下げるのと、四角いのと。白と青と両方したってほしいですよ。これはもう私の願望でございますわ。私は汁の漏れる青い袋は嫌いです。個人的な見解で申し訳ないんですけれども、弱い。  そして、病院ですけれども、こうやってみてましたら、昼はまあ今事務長がおっしゃるように、こちょこちょと増えたかな。でも9時から5時までやしなと思いますが、夜間のほうはやはりあまり増えてないし、やはり夜間、病気が起こったときは、お昼はヘリコプターも飛びますし、いいんですけれども、夜間がやっぱり住民にとってはとても不安でございますよ。  ですから、その辺のところ、お昼よりは夜。昼はもうヘリも飛びます。救急車も安全で行けます。ですけども、やはり夜は不安という声も多いですので、夜のほうもやはりこれだけのお金を使うんであれば、夜も充実したやはり何というんですか、お泊まりしてくださる方を充実させていただければいいのではないかなと思っております。  そして、保育園ですか、保育園、園長さんはどなたかわからないと。どなたかわからなかったら責任も持てないということでございますけれども、これは委託でございますので、口出しもできないんでしょうけれども、一応高野町からこうやって算出をいたしておりますので、やはりその辺のところも何というか、最近のこの議会と町当局の間でも何となくわからないことが多いというこの議会に変わってきているなというのが実感いたします。もうちょっとやはり真摯に答えていただける町当局というんですか。秘密的に何も言ったことにもまともにお答えをしていただけない事案が多いかなというふうに思いますので、やはり質問したことに、何というんだろう、もうちょっと真摯に答弁をいただけたら、こちらとしてもやりやすいです。何となくこちらで推測しながら物を言わんなんのかな。それを裏返して言わんなんのかなということを考えたくもない。疲れる、正直なところ。だから、単刀直入に答えていただいたら、こちらも質問しやすいかなというふうには思っております。  保育園、こども園については、免許6人しか持っていないと。先生増額するための予算と伺っておりますけれども、生徒数にすれば免許を持っている方が少ないし、これで本当にいけるんかなというふうな一抹の不安も抱くというか、大変な子供を、小さいのを、小学生なんかよりもっと手がかかると思うんですよ。これで6人といったら、1人10人ほどですよね、70人で。大変だなと思いますので、なるべく早くこの方たちを探して、子供たちの安全確保に努めてもらいたいもんやと思います。  そんなところでございます。  以上でございますけれども、タクシー券におきましては、もうちょっと配慮してやっていただきたいのと、ごみ袋をどうか白に変えていただきたい。これだけはちょっと頼んでおきます。 ○議長(大西正人) 松本生活環境課長。 ○生活環境課長(松本嘉文) 失礼いたします。  ごみ袋の件でございますが、もしまた穴があいて、汁が漏れるようであれば、私どものほうに連絡ください。御確認をしまして、製造上の問題があるかもしれませんので、確認させていただきたいと思います。 ○8番(所 順子) 白に変えて、白に。何で白に変えてくれへんの。何か理由があるん。 ○生活環境課長(松本嘉文) いや、理由、白じゃなくて、今のは破れにくいという利点がございます。 ○8番(所 順子) あかん、あかん。元の素材がええってみんな言ってるんのやから、女の人ら。
    ○生活環境課長(松本嘉文) 一つ申し添えておくんですけれども、今の袋は伸びて、非常に扱いやすいという意見も聞いてございます。 ○8番(所 順子) 2種類あるやんな、青が。何で白にしてくれへんの、それ。みんな要望やで。 ○議長(大西正人) 答弁中なんで、どうぞ、答弁どうぞ。 ○生活環境課長(松本嘉文) ということでございます。 ○8番(所 順子) 白、白、そんなあかんわ。税金やで。 ○議長(大西正人) 苗代福祉保健課長。 ○福祉保健課長(苗代千春) 失礼します。  こども園の先生に関しましては、今現在の6人で開園することは可能です。しかしながら、先生の負担であるとか、子供の見守りであるとか、安全面に関しては、やはりサポーター的な先生だけではちょっと難しいかなという面がございますので、高野山学園と協議を重ね、早急に一人でも増やしていただけるようにお話のほうを進めていきたいと思います。  そして、外出支援タクシーにつきましては、議員おっしゃるように、周辺集落もございますので、配慮できるように課の中で再度協議いたしまして、皆様に隅々使っていただけるような、よりよい事業にしていきたいと思っております。  以上です。 ○8番(所 順子) もう1回いけるんかな。 ○議長(大西正人) いや、ないです。  ほかに質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(大西正人) 質疑がないようですので、歳出5款、6款、7款の説明を求めます。  中尾企画公室長。 ○8番(所 順子) ページ言うてよ。 ○企画公室長(中尾 司) 失礼いたします。  それでは、73ページから82ページまで、歳出5款、6款、7款について説明をさせていただきます。  まず73ページです。5款労働費1項失業対策費1目失業対策費、1,000円、10節1,000円。2項労働諸費1目労働諸費、1,000円、10節1,000円。  次のページをお願いします。6款農林業費1項農業費1目農業委員会費、823万4,000円、1節173万4,000円、2節259万6,000円、3節118万9,000円、4節86万5,000円、8節42万5,000円、10節20万1,000円、11節8,000円、12節21万2,000円、13節91万2,000円、18節9万2,000円。2目農業総務費、740万2,000円、2節373万5,000円、3節232万1,000円、4節122万3,000円、10節10万円、18節2万3,000円。3目農業振興費、1,922万1,000円、1節398万4,000円、8節31万6,000円、10節40万1,000円、12節991万8,000円、13節54万円、17節47万6,000円、18節358万6,000円。次のページをお願いします。4目農業者年金事業費、10万2,000円、8節4万6,000円、10節5万6,000円。5目直接支払推進事業費、7万2,000円、18節7万2,000円。6目鳥獣対策費、509万円、1節60万円、3節41万9,000円、10節10万7,000円、13節3万円、18節393万4,000円。2項林業費1目林業総務費、564万9,000円、2節273万7,000円、3節172万7,000円、4節87万4,000円、10節8万9,000円、18節22万2,000円。2目林業振興費、3,464万8,000円、8節59万1,000円、10節49万9,000円、11節6万円、12節2,421万3,000円、18節928万5,000円。次のページをお願いします。3目林道維持費、492万4,000円、10節2万円、12節490万4,000円。4目小規模治山事業費、1,000円、12節1,000円。  7款商工費1項商工費1目商工総務費、3万6,000円、10節2万円、18節1万6,000円。2目商工振興費、552万8,000円、18節552万8,000円。3目観光費、1億9,428万8,000円、1節1,134万1,000円、2節1,547万9,000円、3節1,406万6,000円、4節691万7,000円、7節15万円、8節120万3,000円、10節1,945万5,000円、11節2,758万8,000円、次のページをお願いします。12節4,354万3,000円、13節197万3,000円、17節59万円、18節5,198万3,000円。4目高野山森林公園管理費、1,179万4,000円、10節294万円、11節9万3,000円、12節836万1,000円、次のページをお願いします。18節40万円。  以上、82ページまで、歳出5款、6款、7款でございます。よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) これで歳出5款、6款、7款の説明を終わります。  これから質疑を行います。歳出5款、6款、7款について質疑はありませんか。  2番、松谷君。 ○2番(松谷順功) 何点かお願いしたいと思います。  75ページをお願いします。農業振興費の中の委託料です。12節の委託料です。高収益作物(大和当帰)の土壌改良実証実験を行いますよということの委託料なんですが、これ連作できるかということでの委託料だと思うんですが、この辺をもう少し詳しくお願いします。  それから、地域おこし協力隊事業委託料648万6,000円の件ですが、富貴地区に当帰、ホップ栽培に携わる隊員を2名配置するということで、特別交付税で出とるようでございますが、これ今まで、ここへこういう農業に隊員を入れるとなりますと、経験者であるとか、知識人であるとか、要するにどういう人を採用するのかというのが非常に難しいかなというふうに思います。また、興味がなければなかなか進まないんではないか。また、これも地域おこし協力隊でございますんで、当然、これが卒業できれば起業できるようにしてやらなければならないというふうに思いますが、その辺のところいかがでしょうか。  それから、76ページをお願いします。これは今回初めて出てきたと思うんですが、高野町クラフト般若協議会補助金。クラフトビールをつくるということで200万円の補助が出てますが、今回、これ初めて補助がついたんではないかなと思うんですけども、ホップとの兼ね合いのところを、ホップの栽培による持続可能な農業のためにやられるんだと思うんですけども、その辺のところの説明をお願いします。  それから、次のページ、77ページをお願いします。林業振興費で高野町の2節委託料のところです。高野町森林所有者の意向調査業務委託料1,589万8,000円出てますけども、どういうふうな形で、これ森林環境税を使うと思うんですけども、どのような形で調査されるのか、業務委託されるのか、調査をされるのかというのをお願いいたします。  それから、地元木材活用業務委託料ということで560万出てます。これ中学校の机とかをつくるということでございますが、どういう形で進められるのか。新たな学校ができたときに使うようなものをつくっていくのか。誰か業者に委託してつくっていくのか、この辺ちょっとわかりませんので、お願いします。  それから、続きまして78ページをお願いします。高野町民有林間伐促進事業補助金で780万出てますが、小規模間伐で、これ生産量の向上ということでございますけれども、この辺のところが実際うまくできるのであるかどうか。森林組合の補助なのか、この辺のところがわかりませんので、お願いします。  それから、80ページをお願いします。12節の委託料です。公衆便所管理委託料2,067万2,000円と、下にあります公衆トイレの清掃委託料、公衆便所の管理委託料と公衆トイレの委託料と違うんかどうか。これ89万1,000円出てますが、この辺のところの説明をお願いします。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  私のほうからは、まず75ページ、委託料の高収益作物(大和当帰)土壌改良実証実験業務委託料272万8,000円、まずこれから説明させていただきます。  こちらのほうも歳入のほうでありましたように、中山間地域農業ルネッサンス事業、国の補助を使っての実証実験ということで、委託のほうをさせていただきます。内容としましては、やはり高収益作物としまして、薬用作物大和当帰の栽培は、2番議員さんおっしゃるように連作ということで、障害のほうがありまして、なかなか生産のほう、これからなかなか続けようかという方が少なくなっております。そういった中で、今後、持続可能な農業を進めるに当たって、土壌改良のほうの実証実験を行うことによって、大和当帰の安定的な生産、また収益、すみません、収穫の量ですね、が上がる確保をするとか、また量のほうが増えるとか、そういったことを実証実験のほうでさせていただきます事業でございます。  次に、地域おこし協力隊委託事業648万6,000円ということであるんですけども、こちらの事業につきましては、上のほうにもあるように、会計年度のほうの賃金ということで、地域おこし協力隊ということで、総務省の事業ではあるんですけども、2番議員さんおっしゃったように、起業。農業に従事する人が担ってもらうような形で当課としましては考えております。ですので、そういったメニューの中で、先ほどおっしゃっていただいたような大和当帰もそうですし、ビールのホップ、そういった高収益とか、注目されるような農業ができないかというところで、今回の地域おこし協力隊の活用を考えております。  また、御心配していただいてます高野町としましても地域おこし協力隊という事業は数年前からしてはあるものの、3年間の活動の中で定着とか、またそこで起業できるかどうかというところがございますので、そういったところに関しましては、ノウハウの多い企業に委託を考えております。  また、採用に当たっても、このノウハウのある企業に対しまして、そちらのほうで人材とか、そういった選考のほうも委託に入っておりますので、そこで富貴地区と、富貴地区というか、高野町の農業と、また選考される、募集される方のマッチングとかそういったのがございますので、やはり高野町に合った人材、また高野町に適した人材、またそこでノウハウ等もいただいて、この中には育成とか研修も入っておりますので、採用、まず選考があって、またその次に人材が確保できて、また3年間にわたってフォローとしまして育成、研修というのがこの委託に入っております。ごめんなさい、3年ですが、これは今回は単年でございます。  続きまして、76ページ、高野町クラフト般若協議会補助金ということで、これは昨年から協議会のほうを設立しております。そういった中で、ねらいとしましては、もともとは富貴地区の耕作放棄地、あそこを活用できないかということで始まっております。その中で、耕作放棄地を借りて、ビールのホップということの活用で、今回、収穫のほうができております。今後、このホップを使った事業展開ができないかということも含めまして、協議会のほうを設立させていただいております。まずは、ホップの認知度とか、また地域ですね。富貴地区の活性化も含めまして、活動のほうを行っていきたいと思います。  また、この次の計画としましては、また8月ぐらいになると思うんですけども、収穫祭とした形のイベント等も考えておりますので、計上させていただいております。  続きまして、ちょっとお待ちくださいね。林業のほうになりますね。 ○2番(松谷順功) 林業振興費の委託料。調査委託料。 ○建設課長(小西敏嗣) ごめんなさい。77ページの高野町森林所有者意向調査業務委託料1,589万8,000円なんですけども、こちらのほうはどういった調査ということなんですけども、まず今後、森林のほうを管理していく上で、所有者さんの意向を確認する必要があります。また、それをどう行うかといいますと、やはりアンケートによって、今後経営をどうお考えになっているか、そういった設問。一般質問にあったように、8項目等で案内のほうを出させていただきます。今回は一応3地区を考えております。また、この調査に当たってもかなり書類のほうもありますし、件数のほうもありますので、業者に委託を考えております。  続きまして、地元材活用業務委託ということで、こちらのほうも森林環境譲与税を活用させていただきまして、地元材を活用しまして、中学校で使用する机を、机とかいすですね。それを中学生に作製してもらうことで、木育といいますか、木材のことを知っていただく。また木材に触れていただくということで、事業のほうを計画させていただいております。  続きまして、めくっていただきまして、高野町民有林間伐促進事業補助金ということです。これに関しましては、小規模な間伐を一体的に行うことで、災害の防止に役立つということから、計画のほうをさせてもらってます。 ○2番(松谷順功) どこへ出す。 ○建設課長(小西敏嗣) あと、これに関しましても、やはり国の補助とかにならない事業の対象になっておりますので、そういった中で、定額で森林組合等に委託をさせていただくような計画になっております。  以上です。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) すみません、私のほうからは、80ページ、委託料のところの公衆便所管理委託料2,067万2,000円、それと下の公衆トイレ清掃委託料89万1,000円の違いということの説明をさせていただきます。  公衆便所管理委託料、この2,067万2,000円の中には、金剛峯寺と一緒に管理をしております高野山内の13カ所のトイレ、ここの清掃委託の費用ですよね。それと、それ以外の、例えば高野山森林公園の公衆トイレであったりとか、五の室とか、白藤小学校とか、相ノ浦とか、富貴のトイレのほうもなんですけれども、そういう箇所の全ての委託をお願いしている方の委託料、合算されてこの金額となっております。  その下の89万1,000円のほうは、これは尿石の除去をやらないと非常ににおいがひどいトイレがございます。その尿石除去の費用としてこの金額を上げさせていただいております。今のところ、状況を見ながらまたやっていくんですけれども、ちょっとお待ちくださいね。一応、今回、金剛峯寺前の公衆トイレの尿石除去、それと尿石がつきにくくなるコート剤の散布ということを予定してこの金額を上げさせていただいております。  以上です。 ○議長(大西正人) 2番、松谷君。 ○2番(松谷順功) まず、75ページの高収益作物(大和当帰)の土壌改良実験って、これは連作をねらってるのか。連作ができるように研究されるのか。要するに大和当帰の収穫を多くするために考えられているのか。どちらのほうなのか、まずその辺のところをお答えください。  それから、地域おこし協力隊の委託事業ですが、これやはりやるとなると、ホップなり、大和当帰をやるとなりますと、地域おこし協力隊がやるとなりますと、土地の確保であったり、特にホップですと手すりが要るようでございますので、その辺の投資は考えていないんかどうか。してやらないと、ただ見て過ごすというか、お手伝いで済んでしまうんではないかなというふうに思うんです。この方たちは将来独立せないかんのです。そのためにもそういう土地であったり、機具であったりが必要ではないかなと思います。  私の友達の中でハタゴボウをつくっとる人がおるわけですけれども、ここもやっぱりかなり元を入れているようでございまして、業者さん、農機具メーカーが絡んだり、県が絡んだり、いろいろされているようですが、なかなか採算が合わないというのが現状のようでございます。その辺のところをどう考えられているのかというのをお願いします。  続きまして、クラフト般若協議会の件は結構でございます。  所有林意向調査、これアンケートをやるということでございますが、1,589万8,000円もこれアンケートで必要なんかなというふうにも思います。この金額の多さというのはどうなんかというのをもう一度お答えください。  それから、その下の地元材活用業務委託料ということで、子供たちに机、中学生に机をつくらすのに560万円も要るんでしょうか。その辺のところもお答えください。そんなにたくさんの人数がおるわけでもなく、業者に委託して机をいろいろつくるというんであれば必要かもわかりませんが、子供たちがつくるのにこんな金額が必要なんでしょうかね。  それから、次のページ78ページですが、高野町民有林の伐採、間伐事業ですが、森林組合への委託というお話でございましたが、この辺も780万も補助して採算に合うんでしょうか。その辺のところも、ばらばらの小規模の間伐を一体的に行う。これ場所はどこか決まっているんでしょうか。その辺のところもお答えください。  続きまして、80ページの件は結構でございます。公衆便所の委託にその2,000万円を使って、あとは尿石除去で本山前をやりますよということでございましたので、結構でございます  その他の件につきまして、もう一度お願いいたします。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  先ほどのまず地域、ごめんなさい、支援員のほうでの土地の。 ○2番(松谷順功) いや、高収益作物の。 ○建設課長(小西敏嗣) すいません、高収益作物につきましてはですね。 ○2番(松谷順功) 土壌改良はどういう意味なんなと。 ○建設課長(小西敏嗣) すみません。まず、ねらいとしましては、連作障害について、それが解消できるかというところになってきます。また、それが、解消ができましたら、また収穫のほうも検討できますので、まずは安定的な栽培ということをねらっております。  続きまして、地域おこし協力隊ということで、先ほどの土地とか、また設備ですね。まだ土地に関しましては、やはりちょっと中間管理機構といいまして、土地を貸す人、また借りる人、そこから情報を提供して、うまく貸す人と借りる人ということで考えております。また、設備に関しましては、まずは国の融資とか、また国の補助とか、そこら辺も利用させていただきながら、また最終的に高野町、町のほうでも財源等も検討しなければいけないかなと思いますけれども、まずは国の政策的なとこの利用を考えております。  続きまして、森林意向調査ということで、金額のほうなんですけれども、今回、ちょっとお待ちくださいね。 ○2番(松谷順功) だから、アンケート調査ということだったんで、これだけの費用が要るのか。 ○建設課長(小西敏嗣) 今回、もともとは細川地区では考えておったんですけども、増額したことによってまた2地区増やしております。また、件数とかも増えますので、そういった形で、また資料のほうもかなり要ってきます。また、筆数も増えることから、また集計するほうの件数も上がりますので、金額的には地区を増やしたことによって増額させていただいております。  次に、机のほうなんですけども、こちらのほうが、まず金額ちょっと560万って高額というところもあるんですけども、一応台数的には40台。それで、どうしても木の部分というのは、天板といいますか、その部分にあるんですけれども、それに合う土台のほう、そちらについては既製品を使うことがありますので、そちらも購入を今回入れてます。そういった形で、初期投資としましてはその土台も含めてありますので、今回、金額のほうが上がっております。  今回、導入しましたら、次年度からは天板だけの、入学生の部分になりますので、次回からは少なくなります。今回は土台の部分、そういった部分も含めておりますので、高額となっております。  以上です。 ○2番(松谷順功) まだあるで。もう1個あるで。78ページ。 ○建設課長(小西敏嗣) すみません、間伐材のほうですね。 ○議長(大西正人) どこをやるのかって、決まっておるんか。間伐の場所が決まっておるんか。 ○2番(松谷順功) 78ページ。高野町民有林間伐促進事業補助金。 ○建設課長(小西敏嗣) こちらの件に関しましては、間伐支援ということで。 ○2番(松谷順功) 小規模な間伐を一体的に行うと書いとるやろ。 ○建設課長(小西敏嗣) 先ほども説明にはあるんですけども、国の対象とならない民有林のところ、そちらのほうの整備です。ですので、小規模なというところも、やはり面積が少ないところ、そこを何カ所か多面的に。 ○2番(松谷順功) いや、どこへ、どれだけどこへ発注して、どこをやるんやというのを聞いてる。 ○建設課長(小西敏嗣) ちょっとすみません。 ○議長(大西正人) しばらくお待ちください。すぐ出ますか。  しばらく休憩します。               午後 4時23分 休憩               午後 4時31分 再開 ○議長(大西正人) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  答弁の続きをお願いいたします。  小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 失礼いたします。休憩のほうをいただきまして、ありがとうございます。  まず、森林意向調査について、内容のほうをちょっと詳しく説明させていただきます。業務の内容といたしましては、委託している内容です。対象者別地番リスト、また図面の作成、それから意向調査表の作成、発送、発送物の整理、また意向調査の結果の集積、分析、あと意向調査報告書の作成、ここまでが委託業務となっております。  次に、地元間伐材活用業務ということで。
    ○2番(松谷順功) 間伐材と違うやろ。地元木材。 ○建設課長(小西敏嗣) 地元木材活用業務委託料としまして560万。これにつきましては、中学生の学校机を地元材へ変更させていただきます。そういうことから、一応今の予定としましては、高野山の寺領森林組合に予定しております。 ○2番(松谷順功) 寺領森林組合。 ○8番(所 順子) 何て、何て。 ○建設課長(小西敏嗣) 高野山寺領森林組合。寺領森林組合。 ○8番(所 順子) 寺領。あ、寺領かいよ。 ○建設課長(小西敏嗣) はい。積算の内容を申し上げますと、まず土台の部分、机の部分が40脚で、まず2万5,000円の40脚で100万円。またいすのほうも2万5,000円の40脚で100万円。それで実際製作していただく部分、天板の部分ですね、それが9万円。それが40で360万となっております。やはりちょっと高価な、高いんですけども、地元の材料を使って、今後3年間使っていただきまして、またこの天板につきましては卒業の記念品という形で運用のほうを考えております。  続きまして、高野町民有林間伐促進事業補助金780万あります。内訳としましては、2種類、風倒木の整理事業、こちら15ヘクタールを考えております。また、間伐支援事業としまして、補助対象区域外45ヘクタール。これに関しましては、先ほどの寺領森林組合もそうですし、森林組合高野、森林組合さんのほうに今後募集のほうをしていただいて、実施のほうを図りたいと思っております。  以上です。 ○議長(大西正人) どうぞ。2番、松谷君。 ○2番(松谷順功) 森林意向調査の件はもうそれで結構でございます。  ただ、この地元木材活用業務委託料ですか、土台が2万5,000円で40脚で100万円。いすは2万5,000円で40脚で100万円、200万円。天板が9万円というんです、1枚。これ自分らで作製するんでしょう。これは要するに作業賃は要らんわけです。天板9万円というのはいかがなもんかなと思うんですけど、えらい高いもんですよ。1脚にしたらこれ14万円ですやん。560万円を40脚で割れば14万円になりますね。こんなん本当の話というか、どんな材料を使うの。ムク板の90センチ幅ぐらいの、何メーターなんかの、もうほとんど手に入らないようなものを使うんですか。その辺がよくわかりません、9万円も出すのは。この辺ちょっと、もう答えをここで言い合いしたって仕方ないんで、もう一度検討してください。よろしくお願いします。  それから、もう1件あったよな。高野町民有林は、これは風倒木を45ヘクタールやるということで、結構でございます。  以上です。 ○議長(大西正人) よろしいですか。  平野町長。 ○町長(平野嘉也) お答えいたします。先ほどの机の話なんですが、財源としては、先ほどから言っている森林環境譲与税100%使うということです。それと、これ特注になってきますので、いすは普通のコクヨのいすになります。そして、天板というのは上だけじゃなくて、ここの引き出しまで入れた分が天板というふうに考えていただいたらいいと思います。そして、それを除いた足が2万5,000円ということで、非常に高価なものにはなるんですが、やはり町内でとれた木を、マキであるとか、ヒノキであるとか、スギであるとか、そういったものを、町内の林の中で持ってきたものをまちの中の業者に加工していただいて、そして子供たちが組み立てていく。セットをいただいて、自分たちで簡単に組み立てるというようなものに仕上げたいと思います。  この事例は奈良県の吉野町も同じようなことをやってまして、非常に木育、地域の木の消費にも役に立ってるということで注目された施策でもありますので、子供たちにとっては高価なものというふうな認識かもわかりませんが、木育にとっては、このお金というもの、また林業振興の点から考えると、妥当な額というか、必要な額じゃないのかなというふうに私のほうは思います。  以上です。 ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。  8番、所君。 ○8番(所 順子) 松谷議員の続きを先に言うときましょう、忘れない間に。  机にこれだけのお金をかけるのはいかがなものかと思いますね。もっとほかにお金をかけらなあかん部分もありますし、そして、今まで使ってた机じゃだめなんですか。校舎が新しくなるから机まで新しくしようなんていうのは、ちょっとナンセンスな問題でありますよ。これだけのたくさんの費用の計画をされていらっしゃるのにもかかわらず、机やいすまで新しいものにというのは、ちょっと廃物利用もしておりませんし、予算を次から次へ出すというのもちょっと問題かなとは思います。  この件に関しましては、ちょっとそんな高いいす、机ですか。いすの机の足まであると今町長説明していただきましたですけども、世界は、バングラデシュやあんなところの子供たちは、机もなしで、鉛筆も不自由しながら勉強してるんですよ。それがこんな校舎は新しく50億超えのもの、そして机はそんな2万5,000円、天板9万円、考えられませんね。もう少し考えて予算していただければありがたいんではないかなと思います。  ここから、その問題ももう一度答弁いただいて、私は質問させていただきます。  75ページ、報酬のところで、会計年度職員報酬398万4,000円。  そして委託料、地域おこし協力隊事業委託料。これホップづくり2名分とお伺いいたしましたですけれども、これはどのような選択をされているのかな。その方たちはどのような方たちなんですか。  そして、76ページ、高野町一番上でクラフト般若何とか補助金が200万円。これもビールの関係らしいですけれども、この辺のところをもう一度。  そして、林業振興費の中で、何ですか、モク・ファーストトイですか、業務委託料91万1,000円。  そして、これ先ほどの地元木材活用業務委託料560万。これは先ほどの質問に関連をいたすと思います。  そして、次のページ、高野町民、何ですか、間伐事業補助金780万円。ダブると思いますけれども。  そして、その下の会計年度任用職員報酬1,134万1,000円。それと、報酬、給料、職員給料1,547万9,000円、観光費です。これの説明。  そして、79ページ、一番上の段のところの観光費の日直手当297万円。  次のページ、委託料、高野町団体旅行委託料500万円。そして、海外向けホームページサイト管理委託料66万円。そして、渡航委託料769万4,000円。渡航委託料とその下のコーディネーター委託料101万5,000円。  そして、81ページ、高野町観光協会分担金1,200万円。高野町観光協会事業分担金1,018万円。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○8番(所 順子) わかりやすく物を言うてほしい。 ○建設課長(小西敏嗣) 失礼いたします。 ○8番(所 順子) ページ数を言うてね。 ○建設課長(小西敏嗣) 私のほうからは、75ページ、地域おこし協力隊事業委託料648万6,000円。これについてですけども。 ○8番(所 順子) まだ報酬費、先やったけど。 ○建設課長(小西敏嗣) ごめんなさい。報酬費のほうは、新年度から会計年度任用職員報酬ということで、こちらのほうは地域おこし協力隊2名分を計上させていただいております。 ○8番(所 順子) どなた。 ○建設課長(小西敏嗣) こちらのほうもまだ募集等を行っておりませんので、まだ決まってない段階でございます。 ○8番(所 順子) 方法は。募集は。 ○建設課長(小西敏嗣) 方法につきましては、先ほどもありましたように、ノウハウのある業者に委託をしまして、そこで選考を行う予定であります。  また、こちらのほうの地域おこし協力隊の委託料につきましては、ちょっとお待ちくださいね。こちらのほうは、まず研修費としましては400万。また、採用等につきましては100残りですね。そういったのを考えております。また、これも特別交付税の活動費の1名上限200万とか、またそういった広報の活動経費ということで、上限100万ということがありますので、こういったのを活用させていただいて。 ○8番(所 順子) 今どこを説明してくれてるの。 ○建設課長(小西敏嗣) 今、地域おこし協力隊の事業委託料でございます。 ○8番(所 順子) ホップづくりのことやね。 ○建設課長(小西敏嗣) 実際、どういった活動をしていただくかというところでありましたら、ホップもそうですし、大和当帰の土壌改良とか、そういったのに携わってもらう予定でございます。 ○8番(所 順子) クラフトの。 ○建設課長(小西敏嗣) 続きまして、高野町クラフト般若協議会補助金200万でございます。こちらにつきましては、農地の活用の促進、また担い手等の活性化、また推進。また地域の活性化ということを。 ○8番(所 順子) 何の活性。 ○建設課長(小西敏嗣) 地域。こちらでいうたら富貴地区になります。地域ですね。こちらで言いましたら富貴地区。そこをもとにして協議会のほうを設立させていただいております。  富貴のホップのそれを使ったPRもそうでございますし、クラフトビールを通じて、地域のよさとか農地の有効利用ということを啓発したいということで協議会を設立しておりますし、また収穫祭を予定しております。そういった形で補助のほうを検討しております。  次に、モク・ファーストトイ業務委託料。こちらは、事業の内容としましては、町内で誕生した赤ちゃんに地元材を使った木のおもちゃをプレゼントする事業でございます。効果としましては、やはり最初に赤ちゃんに手にとってもらう最初のおもちゃということで、木に触れていただく。また、そこで地産地消ということをねらっております。また、若い親子の方に木のファンをつくるということもありますし、また地元材の有効利用ということで、地元の木に触れていただくことをねらっております。 ○8番(所 順子) 地元木材。 ○建設課長(小西敏嗣) 地元木材のほうなんですけども、780万。先ほどもありましたように、木のほう、もう既に間伐といいまして、木をまぶくようなことが高野町のほう、おくれております。そういったことで、木の生育とか、そうしたのがおくれてますので、そこを手入れということで、定額ではございますが補助のほうを検討しております。事業実施につきましては、寺領森林組合、また森林組合こうや、そちらで今後協議しながら、計画した面積のほうの整備に当たりたいと思っております。 ○議長(大西正人) 78ページになっとん違うん。77ページの説明してくれてますか。地元木材活用のほう。 ○建設課長(小西敏嗣) すみません、地元木材のほうなんですけども。 ○8番(所 順子) さっきの続きやろ。 ○建設課長(小西敏嗣) 机のほうなんですけども、ちょっと待ってくださいね。土台としまして、やはり天板のほうが地元材を使うということで、それに合ういすとか机とか、特注ということ、既製品でも特注に近い形で今回のほうを導入しております。そういった形で、今回一斉にかえますので、初期投資としましては、いすも机も100万、100万ということで、使わせていただく予定でございます。これのいすの土台の部分につきましては、それをずっと使っていきますので、初期投資ということで考えていただければと思っております。  また、上の天板につきましては、町長のほうからも説明がありましたように、箱型になっておりますので、それについてはかなりの製作のほう要ってまいります。地元材という木を使うというところのほうもあるんですけども、またパーツといいますか、それの製作にも費用がかかりますので、若干高額にはなっておるんですけども、やはり地元材に触れていただく、また地元材のよさを知っていただく、また地元材を卒業してからも記念として持てるような形で考えておりますので、1件当たりの金額は高いかもわかりませんけども、将来的な形で使えたらと思っておりますので、森林環境譲与税の中でも財源のほうを有効に使っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○8番(所 順子) 1,000万円超えとるやんか、両方合わせたら。 ○町長(平野嘉也) 先ほどの机のことで、少し追加でお答えさせていただきます。  高野町としては、地元産の高野六木等のブランドの木がございます。またそれを使った学習机を新たに子供たちに提供できたらというような考えで、今回考えさせていただきました。  中学生自身がキットを組み立てて、自身の机を作製して、そして卒業時には一部、上側の箱の部分ですね。持ち帰ることができるということで、1、2、3年間使って、いろいろ落書きもするでしょう。穴もあけるでしょう。それも思い出として家に持ち帰るというようなことで考えております。製作過程を体験することで、生徒たちが木に愛着を持ち、物を大切にする心を、この際育んでいきたいというふうにも考えています。  また、机づくりでは町内の製材業者、また高野町でいえば寺領とか当たるかなというふうに思うんですが、そちらの方々にしっかり全面的にサポートしていただいて、流通会社、またデザイナー等ともに開発して、中学生への組み立てもしっかり指導してまいりたいというふうに思います。  机は天板と側板の3枚、底板の計5枚の木材を、スチール製の足、脚部に取りつけるものでありまして、ドライバーや接着剤を使用して接合してまいりますが、大体所要時間3時間で完成いたします。在学中は自分専用の机として使用し、木材の部分は、先ほど言ったように卒業式のときに持ち帰るということです。  まち全体が森林が多いうちのまちとして、良質な木材の産地としてもならないといけないというようなことから、今後、地元産のよさ、それをしっかり中学生からわかっていけるような事業にしていきたいというふうにも思いますが、各議員から、この天板についていささか値段が張るのではないかというような質問も当然ございますので、このあたりは今後事業を進めていく中で、森林環境譲与税が100%つくからもうこれで行くではなしに、しっかりと値段を下げていく努力をして、またちゃんと100%地元材を使っていくというようなことで、木育にしっかり沿った内容にしたい、努力していきたいというふうに考えております。  高いというところでありますので、このまま値段が下がらないようであれば、再度勉強しながら、事業も凍結を考えながら、今回上程をお許しいただきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) ちょっとお待ちくださいね。  お諮りします。本日の会議時間は、議事進行の都合によりまして延長したいと思います。御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(大西正人) 異議なしと認めます。したがって、本日の会議時間は延長いたします。  それでは、3目観光費、79ページからの答弁をお願いします。 ○8番(所 順子) 78ページからや。 ○議長(大西正人) 79ページの日当手当、イベントの。 ○8番(所 順子) 78ページ、まだ質問あるで。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。73ページ。78ページ。失礼しました、78ページです。 ○8番(所 順子) ええ、そうやろ。73ページは質問してませんよ。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 78ページの観光費、1節報酬のところです。会計年度任用職員報酬ということで1,134万1,000円を計上しております。これは、観光情報センターのほうでカウンター業務を行っていただく4名分の。 ○8番(所 順子) 何名分。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 4人です。 ○8番(所 順子) 4人。 ○観光振興課長(茶原敏輝) はい。4名分の費用をここに計上させていただいております。その下の。 ○8番(所 順子) これはどちらの、観光協会。ビジターセンター、それとも観光協会、どっち。ビジターセンター。 ○観光振興課長(茶原敏輝) いや、観光情報センターです。 ○8番(所 順子) ああ、観光情報センター。 ○観光振興課長(茶原敏輝) はい。2節の給料のところ、職員給料で1,547万9,000円計上しております。これは観光振興課のほうの職員が今現在8名おります。そのうち観光のほうの職員5名分の給与をここに充てさせていただいているということです。  次のページに行きまして、日直手当297万円ということを上げております。これは観光情報センター、年末年始以外は土、日、祝日全てあけていきますので、その時間外に当たる部分の職員が出て日直を行う必要がありますので、その金額を上げさせていただいております。  めくりまして、80ページ、高野町団体旅行誘致推進事業委託料500万円を上げております。これは、徳パックということで聞いていただいているかと思います。教育系の団体旅行に来られた15名を超える団体に対して、初日2,000円、2日目1,000円というのを町のほうで負担をして、お安く泊まっていただくという形をとっております。この事業につきましては、高野山内宿坊ということになりますので、一般社団法人高野山宿坊協会さんのほうに委託をして、運営をさせていただいております。  その下、海外向けホームページサイト管理委託料66万円ですけれども、高野町のホームページを見ていただきましたら、そこから外国人が見ていただくホームページ、リンクを張らせていただいております。その外国人向け、英語になりますけれども、外国人向けのホームページを管理をしていく費用が必要となっておりますので、66万を上げさせていただいております。  おりまして、渡航委託料769万4,000円、コーディネーター委託料101万5,000円上げております。これは、今議会の冒頭、町長のほうから、アッシジとの10年を経過した事業を行うところだったが、新型コロナウイルスの蔓延の関係でアッシジのほうから延期をしてくれという話があって、結局計上している費用については、直近の議会のほうで減額をさせていただきたいというふうに話をさせていただいたアッシジ関係の委託料となりますので、直近議会でまたこれは取り下げということをさせていただきたいと思います。 ○8番(所 順子) これ取り下げ。
    ○観光振興課長(茶原敏輝) 直近の議会です。今回、この議会には間に合いませんでしたので、変更ができませんでしたので、直近の議会でまたさわらせていただきます。 ○8番(所 順子) 今でも取り下げられるで。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 次のページに行きまして、高野町観光協会分担金1,200万円、これは例年計上させていただいておる一口3万円で400口ということで、高野町観光協会を支える四つの大きな柱の一つである高野町としてこの金額を分担金として充てております。  高野町観光協会事業分担金1,018万円につきましては、これは観光協会のほうで行うさまざまな事業、例えば報恩高野市であったり、お逮夜ナイトウオークであったり、桜の会であったりとか、さまざまな事業をやっていってくれているわけですけれども、その事業に使う、充てるお金として町が負担している分です。そういう形になります。  以上です。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) ちょっと言い忘れたのを追加してもいいかな。いいですか。 ○議長(大西正人) どうぞ。 ○8番(所 順子) 86ページの。 ○議長(大西正人) 86はないです。まだ行ってません。 ○8番(所 順子) まだ行ってない。すみません、失礼しました。  今説明いただいたんですけど、町長さんが説明してくださった、先ほどの机、いすの件でございますけれども、3時間でつくれる木材活用、そして持ち帰れる。そしたら、これ持ち帰ったらまた次のお金が、天板、9万円のまた次の年に要るということになるような感じなんですかね。とんでもないと。9万円のものを持ち帰るというのはちょっと考えられないですけれども、そのように受けとめていいんですか。次から次へと卒業していく方がいらっしゃいますよ。その都度、9万円でつくっていくなんていうのは、論外ですわ。机とかいすとかはもう一回買ったらずっと代々使っていくというのが普通ですし、幾ら落書きしようが、何しようが、そんな9万円もする天板やったら落書きもできへんような素材と思っておりますし、お持ち帰りはあきませんでしょう、税金ですから。  そして、今使っている中学生の机。それをなぜ活用しないか。じゃあその机たちは一体どこに行くんですか。誰がお使いになるんですか。じゃあ捨ててしまうんですか、その机を、ということになってきますし、とんでもないお金をここに計上されてるんかなというふうに見受けますし、税金はざるのように使ってしまっちゃいけないんではないかなと思います。  そして、あれですね、クラフトの関係で、子供たちに人形を配るというのがありましたですけれども、それは一体どのようなところから木材を仕入れるんですかね。もうそれはこういうふうなお人形をつくるための木材のことをおっしゃっているんでしょうから、もうちゃんとした業者なんかは見つけられてのこの計画案だと思うんですよ。これが通過すればそこに注文をしていくと、そういうふうには認識をいたしておりますけれども。  その木材は一体どちらから、どのような方、どのような工場、どのような木材関係の方から仕入れてそのようなものをつくるのかな。机もいすもそうでございますが、その木材の入手先ですね。それをちょっと教えていただきたいというのがございます。  そして、観光費ですね、この。今説明いただきましたですけれども、観光費のところでアッシジの費用ですかね。私もちょっとページが飛びますけど、すみません。コーディネーター費と渡航委託料ですかね。これ、次回に取り下げるとおっしゃってますけれども、今回でも別に取り下げるということはできるんですよね、これ。大体何人ぐらいを御予定されていらしたんかというのを、今回は取り下げていらっしゃらないので、お伺いをいたしたいと思います。  そして、アッシジは後藤町政のときに交流をされてなったものでございますけれども、こういうふうに、先日もネパールとかに行かれたとは思いますけれども、これは行くだけではなくて、私はいつもどの町長にも質問しております。お土産がなかったら行っちゃいけないと。やはりネパールに出かけても、その何というんですか、代償といいますか、旅費を使った代償、それを持ってこなくちゃ何の意味もない。遊びに行ったんではないかと住民に思われますし、ネパールのときでも、ネパールの観光客がどれほど来られてるんかなと思いますよ。やはりこういうものは視察に行かれるんであれば、高野町に何かの利益をもたらす、そういうふうなことを考えてやっていただかないと困るんであって、後藤町政のときにもイタリアに行きました。しかしながら、その当時はイタリアの観光人なんか今のようには来なかったです。ですから、その辺のところはちょっと私もクレームをつけたことはございましたですけれども、それは置いといてですね。あまり、何名行かれたかということ、何名行く予定でしたかというのをもう一度お尋ねをいたしたいと思っております。  そして、ホップです。ホップ関係が大体1,000万。1,000万もいってないんかな、結構出ておりますよね、398万4,000円と648万5,000円。地域活性化、これも200万円と1,000万近くのものが出ておりますが、前回も金剛峯寺にビールを奉納されたわけでございますが、売るビールもないわけでございますよね。これ高野町としましてこれだけの費用を計上しておりますけれども、売れるほどのビールを制作、これできるんですか。2名の方たちをどのように選出するのかも知りませんけれども、お給料も出ておりますし、高野町の富貴の発祥のビールとして生産して、売れるほどつくれるんであればいいですけれども、金剛峯寺に奉納するだけで、あとはお店にもない、酒屋にも置けない、そんなんでこの費用を出してきたらあかんの違います。それやったら1,000万でよそでビールだけお願いして、シールを高野山のを張って売ったほうが、1,000万本のビールが売れますよ。そしたら、収入的になりますよ。ですけど、これ売れないような本数であれば、これだけの費用を使っちゃあいけないんではないかなというふうに思っております。  前はワインだったんで、今度はワインをやめてビール。ですけども、このビール、売れるほどこの予算、これ1,000万出てますけれども、つくってもらえるんですかね。その辺のところをお聞きしたい。  そして、観光協会のこれちょっとわけのわからん説明であったんですけれども、高野町観光協会分担金、これいつも700万円出てる宿坊組合に出す分のやつですか。その辺のところがちょっとわからないんですけれども、その辺のところ、今の説明ではちょっとわからなかったんですよ。どちらかがそうだと思うんですよ。宿坊組合から700万幾らか歳入がありまして、それで歳出するのがあるわけなんですね。それがこれのどちらになるのかというのを、ちょっと茶原課長にお尋ねをいたしたいのと。  そして、もしそうであるならば、宿坊組合にいつも戻り金があるんですよね、これ高野町の観光協会をサポートしてくれているということで。金額がだんだんとこれ上がってきてるんですよね。  そして、いまだに訳のわからない観光協会なんですよ。これ2段に分かれておりますけれども、4人と8人ですか。これ最初の出だしは全部一緒になってするという形でありましたのに、いまだに入っておられませんし、四つの部分での観光協会ではなくて、もう高野町の観光センター、ビジターセンターになっております。その辺のところも何か訳わかりませんわ。もう私もこれ質問してますけれども、一体どうなってるのよっていうふうに聞きたいです。この辺のところは、今現状はどのようにお考えでしょうか。その辺のところをお伺いをいたしたいと思います。  そして、今のところ、そのことについて御説明いただきたいです。真摯な答弁、よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  私のほうからは、先ほどからの。 ○8番(所 順子) ちょっと聞こえにくいですよ。 ○建設課長(小西敏嗣) すみません。ちょっと机の件ということで、こちらのほうは、やはり木を使うというところから、森林環境譲与税にもありますように木材利用・促進ということがねらいに入っております。そういったことで、地元の木を使うということで、今回計画させていただいております。  また、地元材の入手先といいましたら、森林組合等で木材のほうの購入を考えておりますし、また製材につきましては、国産材であるような証明が出るようなところで製材のほうもしていただいて。 ○8番(所 順子) 高野町でするんですか、それは。製材は。 ○建設課長(小西敏嗣) 製材のほうは、やはり高野町、もしくは和歌山県内で検討しております。国産材であるというような証明も要ると思いますので。そこは証明が出るところを検討しております。  また、モク・ファーストトイ事業でございます。このほうも町内の赤ちゃんに木のおもちゃをプレゼントするということで、こちらのほうの木のほうも地元材を使う予定でございます。地元材を使います。それも森林組合等で入手して、また国産材であるということの証明ができるところの製材等から入手し、また、赤ちゃんのおもちゃでございます。こちらのほう、検品とか要りますので、東京おもちゃ美術館といいます、NPOの東京のほうのそういった事業をされているところにその製品を検品していただいて、より安全な商品であることを証明していただいて、赤ちゃんにプレゼントする事業でございます。 ○8番(所 順子) 何人の赤ちゃんにプレゼントを考えてる。 ○建設課長(小西敏嗣) 年間20名で20。また、今年に限っては、昨年から事業のほうをさせていただいておりますので、今年度は40個を計画しております。年間は約20個を予定しております。  もう一つ、ホップの件ということで御質問いただいている件なんですけども、まず協議会に対しては200万ということで補助のほうを計画しております。また、地域おこし協力隊、それからそれに伴う研修とかの分の600万円につきましては、ホップ以外でも大和当帰とか、そういった事業で考えておりますので、それはまた別と考えてもらったらありがたいと思います。 ○8番(所 順子) 売るほどできるんですかということ。 ○建設課長(小西敏嗣) あと次に関しましては、やはり収穫量に応じて生産のほうも、数量のほうもだんだん検討していかなければならないんですけども、やはり売るといいますか、やはりプレミアム感を出すことによって商品価値をまず高めたいということがありますので、そこは全国的に売るというよりも、地産地消にもありますように、高野町でまずは消費できるような数量で検討しております。  また、今後につきましては、商品のほうもそうですし、各寺院のほうにも足を運んで、また商品展開、商品の説明とか、今後予定はあるんですけども、何分、今の段階では、まずは高野町内での消費ということで検討しているということで聞いております。  以上です。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) まず、80ページの渡航委託料の部分で、何名予定してたかということでございますので、議会のほうも含めて、高野町からは8名。 ○8番(所 順子) 誰と誰。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 当然、町長、それと企画部門の関係者。 ○8番(所 順子) 企画何名。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 企画が2名でしたか。観光が3名ですか。議会のほうが、議会事務局を入れて2名、たしかそれで8名を予定していたと思います。 ○8番(所 順子) 7名しかないで、あ、8名やな。 ○観光振興課長(茶原敏輝) それと今回は、議員お土産という話をされましたが、向こうでアッシジのほうのホールを借りて、高野山を紹介するような写真の展示であったりとか、あと総本山金剛峯寺さんに御無理を言って出ていただいて、声明の講演であったりとか、あと華道高野山、生け花の展示等を予定しておりましたので、金剛峯寺さんから8人出ていただくようにお話をしていて、計、向こうへ行く人数としては、高野町関係では16名を予定しておりました。  先ほどお土産というお話がありましたので、少し追加をいたします。平成21年、2009年の10月26日にアッシジと日伊世界遺産都市の観光文化相互促進協定を後藤町長のほうが締結をされました。その翌年ですけれども、平成22年、2010年でイタリアからの来訪者は1,994名。それが昨年、平成31年、令和元年になりましたら7,617名ということで、やはりこの調印をしてからの10年間の間で大幅な増加を見せております。 ○8番(所 順子) それは関係ないで。 ○観光振興課長(茶原敏輝) こういうこともあって、今の昨今のコロナのことで非常に残念な結果になってしまいましたが、また機会を見つけて対応をしていきたいなというふうには思っております。  それと観光、次のページ、81ページの高野町観光協会分担金1,200万ですけれども、この令和2年の当初予算も含めて、5年間にわたってずっとこの3万円掛ける400口で1,200万を計上させていただいております。 ○8番(所 順子) 宿坊組合のあれは、戻り関係ないん。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 宿坊組合からは、現在も寄附金をいただいております。ちょっとお待ちくださいね。 ○8番(所 順子) それの返し的なものがいつもあったやろ。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 今、5年はないですね。 ○8番(所 順子) ないん。入るだけ。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 入るだけですね。ちょっと議員、かなり古い時代の、当時、宿坊協会のほうが観光事業推進協議会って持っておりましたでしょう。そのときのこととちょっと勘違いをされているのかなと思いますので、現状はいただくだけで、宿坊協会のほうには入っておりません。  その金額ですけれども、寄附金で上がっているはずです。ちょっとお待ちくださいね。29ページ。 ○8番(所 順子) 29ページ。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 29ページの寄附金ということで、歳入のほうですけれども、ここに一般寄附金として、宿坊協会寄附金720万上がっておりますので。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) いろいろたくさん言ってもらいましたんで、ちょっと質問もしにくいんですけれども、ホップの200万出してるというですけれども、やはり町で消費するだけではやはり収入的にはならないなと皆さんおっしゃってて、ビール、それ売ってるんかいとか言ったら、売ってない。ここでだけ消費するんやったらそんなん別につくらんでいいと思うんですよ。富貴の活性化にもつながっていかないし、やはり全国的、世界的にも、ビールでも高野山のメーカーとして出していくというぐらいの計画のもとやったらこのようにやっていってもいいですけれども、町内だけで消費する分だけつくって、自分らで消費して何になるんですか。そんなお金の予算の出し方はだめでしょうと言いたいですね。  そして、アッシジですけれども、イタリア人が昨年は来ておりますというんですが、それはもう高野山が世界遺産になって宣伝されてから、ヨーロッパ人は、フランス人が一番多いと思いますけれど、好んでいるということで、アッシジと提携したから、アッシジの方がそれだけ来てるということではなくて、というのを認識してもらいたいです。アッシジからそんなにたくさんの方が来ていないんですよ。イタリア全土でイタリア人がやってきてくれるというのもあるんです。ですけれども、インターネットとかそういう時代で、高野山が世界遺産ということで、ヨーロピアンは高野山を訪れてくれていると。そういうふうに認識をしていただかないと具合悪い。アッシジと姉妹都市をしているからイタリア人がこんなにたくさん来ているんだと。そういうわけではないと思うんですよ。全体的なもんで、ヨーロッパはたくさんの国から来ておりますので、その成果とか、そういうのではなくて、全体的に来ております、ヨーロッパから、ということです。それを引き立てて、これだけ来てます、アッシジと提携してからイタリア人はこれだけ来てますらと言われたら、ちょっと違うかなという部分は持ちます。  そして、プレゼントの赤ちゃんの木のおもちゃですけれども、これは危なくないんですかね。生まれたての赤ちゃんに木のおもちゃを持たして、普通はもっとやわらかいものとかのほうが赤ちゃんにはいいかなと思うんですけれども。  そして、年に20個を用意していると。赤ちゃん、それだけ年間に生まれるんですかね、高野山は。もう少子高齢化で、赤ちゃんが生まれるのが3人、4人とかになって、同級生がないかなというふうな心配をしておるんですけど、これ年に20個と、次は40個とか、初め40個ですかね。20個。次が40個ですよね。20、20。ですけれども、そんなん本当にこの先の赤ちゃんの数字って読めますかというところですね。  そして、私は赤ちゃんにこの木のおもちゃ、そりゃなめたりするのには丸かったらいいかわかりませんけれど、危なくないんかなというふうなことも思ってしまいました。たくさんのこの、何というんですか、無駄な予算といいますか、ちょっと私には考えられないいろんなものがこのページには出ておったのではないかなということでございます。  観光、ビジターセンターですか。これから先はどないなるんかなという答弁はしてもらってないんですよ。その辺のところもお伺いいたしたいと思います。ビジターセンターはこれから先、四つの部門とは合体してあそこの部署を使っていくという計画などはないのでしょうかね。それは一体どうなっているか、その辺のところも答弁をよろしくお願いを申し上げます。  そして、高野、地元の木材、森林組合。地元ってはっきり言いましたですけれども、富貴とか、そういうところ、高野町も含めてですけれども、地元。地元の森林組合から木は仕入れるんですか、その辺のところは。その辺のところももう一度お伺いいたします。  ちょっと不可思議なここは予算が出て組み込まれているなという思いを持ちまして、答弁をよろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 8番議員のさまざまな御意見にお答えいたします。  答えというか、感想というか、あれなんですが、ホップとか、ワインもそうですけど、次、当帰でいろいろチャレンジしていくというようなこと。私、この仕事をしてからですね、やっぱり各地域を回っておると、山もそうですし、畑もすごく荒れているということで、非常に危機感を感じました。結局、今まで議員の先生方プラス今までの町政が、このような人口減少になる前にどういった手だてをしてきたかということ。また、産業が衰退していくためにどのような提案を今までしてきてくれたかということが、今の姿になっておると思います。  その中で、そりゃこういう生意気なことを言ったらもう否決したろと思われるかもしれませんが、やっぱりまちとして、私として、いろんなことをチャレンジしていかないと、1次産業の復活とか、人口の減少をとめるとか、そういったことがやはり難しいと思いますね。  机に関しては非常に高価なものということで、9万円のものにしては、デザイン料を含むということで、2年目からはそこまで価格のほうは上がらないというふうに聞いておりますが、それは努力するということもそうなんですけど、やはり地元の食材とか、地元の森林とか、そういったものを使った事業を何とか成功させていきたいというようなことでいろいろ考えてます。  いろいろ考えて、新しいことをどんどんどんどん出してくるので、こんなもん見たことないわと言われるのは当然であります。今までそういった事例というのはなかったので、そのあたりは議員に求めることはしません。でも、同じように、一緒にこういった事業を進めていって、そして町の中のお困りごととか、また産業の発展のために、いろいろと支えていただく提案がないなら、支えていただく、またいろいろな方面で御指導いただくということをぜひしていただきたいというふうにも思います。  ホップにしろ、ワインにしろ、給食センターに入れているお米にしろ、地籍にしろ、いろいろなことをこの6年、7年のうちにさせてもらってます。当然、今までの町政にはなかった動き、今までしてなかったものもどっさりしてますので、当然、今まで聞いたことないっていうのも当たり前と思います。それは否定しません。でも、この現状を今までの先生方、また町政でしてこれなかった結果が、今このまちの状況やということだけは皆さんで認識して、そして次に向かってスタートしていく、一緒に向かっていくということが非常に大切なことなんじゃないかなというふうに考えます。  それと、観光情報センターの件ですが、非常に効果的な施設となっております。当初言ってました金剛峯寺、また宿坊協会、観光協会、いろんな方々が入ってDMOをつくって、というところのまだ形にはなっておりませんが、年間約10万、11万人の方があそこを経由して、あそこで人を西にさばいたり、東にさばいたりというようなことで、西への誘客には非常に役に立っているところでございます。  そういうようなとこから、今後、まだできて一、二年のことなんですんで、関係機関としっかり協力をして、地域内のDMOというようなことで、一緒に将来には進んでいけるように、さらに努力をしてまいりたいというふうに考えてます。  また、イタリアの件でありますが、10年前に後藤町長が調印していただきました。調印してから私になるまで、もうイタリアとの関係が多分この議会でも忘れられとったのかなというふうにも思います。 ○8番(所 順子) 私は忘れてない。 ○町長(平野嘉也) いいですか、しゃべって。 ○議長(大西正人) どうぞ。 ○町長(平野嘉也) 多分皆さん忘れられてる人のほうが多かったんかなと思います。  しかし、高野山にイタリアの方が非常に多く来られるというようなことで、まちの中でイタリア人に聞いて、アッシジとうちは友好都市だよというようなことを説明すると、非常にうれしくフレンドリーにしていただきました。こういうことから、イタリアでしっかり、今はちょっと行けませんけど、観光に関してPRして、イタリアの方が高野山にもっと来ていただけるようなきっかけづくりということでしっかり進めていきたい。  でもこのイタリアの友好関係を復活させるということに物すごく時間を割いて、労力を割いて、いろんな上席、外務省とか、向こうのバチカンの大使館、そしてイタリアの大使館、そしてこちらの在日イタリア大使館等を動かしてやって、ようやく今に来たというようなことでありますんで、そのあたりは評価もしていただけ、ちょっとぐらい評価していただけてもいいんじゃないかなというふうには思いますが、来年、1年延ばしてということですので、来年また議会、そして高野町、そして金剛峯寺とともにイタリアのほうに行かせていただいて、観光の交流とか、情報の交流、人の交流をしてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。いいですか。 ○8番(所 順子) 答弁もらわんと。何言うとんよ。 ○建設課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  地元材であるかどうかということなんですけども、地元の森林組合、もしくは製材。また県内。 ○8番(所 順子) 高野山か富貴か。 ○建設課長(小西敏嗣) 高野町内ですね。町内の木材であるということがわかるところで発注したいと思っております。  また、御指摘されたように、赤ちゃんが触れるということで大丈夫かどうかというところがありますので、それはNPOの東京美術館というところに検品のほうを依頼する予定です。そこで安全かどうかということは確認した上で、プレゼントのほうをしたいと思っております。 ○8番(所 順子) 何人かというのは。 ○建設課長(小西敏嗣) 20名で。 ○8番(所 順子) 違う、違う。1年にどれぐらいの赤ちゃんの計画をしてるか。 ○建設課長(小西敏嗣) 一応、20名を計画はしてるんですけども、やはり多いときとか少ないときとかありますので、平均20名までということで、20名を予定させていただいております。  以上です。 ○8番(所 順子) ほんまにそれだけ産んでくれたらええけどな。
    ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。  7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) ダブってすみません。質問させていただきます。  76ページ、クラフト般若協議会補助金200万円なんですけども、この件に関しましては、今まで第三セクターの人が来て、ホップを、まあいうたら、住民とかいろんな人が行って、それでとって、それでそのでちょっといただくとか、というような話だったと思います。  今回、200万円新規事業として上がってます。200万円上がるということは、これをホップを使って、ビールとして町が天空般若として売りに入るのかどうか、そこら辺を聞きたいのと。このイベントをするためにそのビールを、前年度というか、今年度の収穫したものでつくって、それをみんなに振る舞うというのか、そこら辺のところ、すみませんけども。8月中というと、これで3年目に入るんかな。そんなになると思います。  それで、次の森林環境税のことでたくさんあるんですけども、一応頭の中を整理したんですけども、なかなか整理し切れんので、高野町森林所有者意向調査業務委託料っていうことで一般質問のときもさせてもらったんですけども、花坂地区をやったと。それで、何%かを回収して、その意向調査をしたと。森林組合に任すとか、自分でやるとか、町に任すとかというような内容やったと思います。  今回1,589万8,000円のお金を委託されるというような内容になってるんですけども、8項目のアンケートで、それでそれに資料を添付すると。3地区であると。それで図面まで作成するというようなことを聞かせてもらったんですけども、この委託した人に、図面を書くということは、その人が行って、その山を見てはかるのかどうか。そこら辺を聞きたいです。  そして、地元木材活用事業委託料、さっき町長さんが言われたとおりに、地元材を使っていす、机をつくると。3時間ぐらいでつくれるような、まあいうたら、何というか、まあ組み立てるというか、そういう内容やったと思います。  寺領森林組合にまくって560万円の委託料でその材料を仕入れるというか、まあいうたら3時間で組み立てられるようなものを提供してもらうと、で中学生が作ると。  今回、今この4月、3月ですかな、3月。一応これから木を切ってというのはなかなか難しい問題が出てくるんじゃないかと思います。これは業者がどこで仕入れるんかわかりませんが、安全な、曲がらんような木を使ってもらえたらいいなと思います。  2万5,000円、2万5,000円、いす、机。それで天板が9万円、底板というか、それをまぜて14万円ぐらいのものであると。それで、40台であれば560万になります。これはもう寺領さんの委託料となるさかいに、こういう材料ではないというふうな解釈でいいのか。2万5,000円、2万5,000円、9万円というのは、説明されましたけども、それはもう寺領さんの手数料も入っとんかどうか。そこら辺が聞きたいです。  それで、次の町有林の民有林間伐促進事業補助金780万の件なんですけども、寺領さんとこうや森林組合2カ所にこれから委託して、この780万を有効に間伐を行って、災害防止とか、木材生産量の向上を図りたいと。15ヘクタール、45ヘクタール、60ヘクタールぐらいのところをやりたいというような答弁やったと思います。  そこで、今、大体頭の中で整理したんですけども、一番上の意向調査業務委託料の1,589万、3地区というような答弁やったと思います。その3地区というのはどこか。それで、図面に関しての処理、どういう処理をされるのか。そこら辺、すみませんけど、お願いします。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  まず、森林意向調査の件なんですけども、3地区につきましては、湯川地区、細川地区、もう1個はちょっとすみません、今手元にないので、申し訳ないです。  あと、それから図面ということなんですけども、先ほどの図面というのは、こちらのほうは森林簿といいまして、そちらの資料的な図面を所有者ごとに整理させていただいて、それを送る分ですので、所有者さんが立ち会ってというような次の図面ではございません。まずは確認していただける資料という形の図面でございます。  あと、また地元材ということで、机のほうの560万のほうなんですけども、事業者に皆まくるというようなお話ではあるんですけども、やはり製作等もございますし、若干、それのほうの業務も携わっていただきますので、そちらのほうも積算的には入っているかと思っております。  あと、また風倒木とか、また間伐ということで、各森林組合さんにはお願いはせなあかんとは思っておりますけども、やはり荒廃している森林がたくさんありますので、両森林組合とも情報交流していただきまして、なるべく間伐のほう、面積ということもあるんですけども、今手入れをしていかんなん山のところに御協力いただくよう、今後とも両森林組合とともに検討してまいりますので、またよろしくお願いいたします。  以上です。 ○7番(大谷保幸) ホップ答えてよ。ホップの件。 ○議長(大西正人) ビールの。ビールの件。ホップ、ホップ。 ○建設課長(小西敏嗣) ホップのほうのクラフト般若協議会に対しての補助200万ということなんですけども、生産者のほうで今回約3年目に当たります。また、そういった中で、収穫祭のほうも毎年若干事業のほうを広めていっております。今年度につきましては、やはり地元の方により参加をしていただくという点も踏まえまして、事業のほうを計画させていただいておりますし、また場所は富貴のほうになりますので、また交通手段とかも考えないかんというところで、金額のほうは交通費とかもちょっと含めまして、増額させていただいております。  今回は、より地元の方、また高野町の方、またホップに興味のある方ということで、収穫祭のほうをより盛り上げたいと思っておりますので、増額させていただいております。  以上です。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) これクラフトなんですけども、3年目に入ると。それで、今までは第三セクター任せでというか、一応高野町も協議会として皆協力しとったと思うんですけども、前からこれに関しては高野町の補助金出してません、出してませんとかいうような話を聞いておったんで、今回200万というような金額が出てきたんで、今度こそはこれを販売するような内容で出してきたんかなというふうな解釈をしたんだけども、今のところ、もう第三セクターにようさん費用が要るさかいに、協議会として会長さん、町長さんなっとるんですけども、いろんな費用が要るんで、そこに住民もようさん参加してもらって盛り上げたいというふうな補助金というような解釈やろうな。それでいいんかな。  ちょっと待って、わかりました。そこはちょっと後で答弁ください。  それで、さっきの森林環境税を使っての内容なんですけども、意向調査、図面は公図というか、今地籍調査に入ったところをメインに行っていくというような話やろうな、この図面を見るということは。それで、それを1筆単位で、1筆ということは一つの土地やしやな、そこ1個、1個のところに人に出すんか、それともその地区にはようさん同じもの持っとらしてな。そんなやつは集約して出すんでとか、そんなところの答弁がなかったんで、そこら辺どうするんかなというのと。  さっきの木材に関しては、あれはもう結構です。わかりましたんで、いすはもうちゃんと、そうやろうなというふうに思いましたんで。  一応、町有林の間伐促進、土木とか、それでまあいうたら災害とか、ここのところ異常気象なんで、木材というか、木が倒れたり、せなあかんなということで、それで土砂崩れとか、至るところで起こってるということで、そのための予防のために前もって除伐したり、間伐したりということで、そういうような予算と思うんですけども、15ヘクタール、45ヘクタールとなったらどえらい広いわな。すごく。  寺領さんと、森林組合さんといろいろ協議して、なるべくあの人らにも利益になるような、ちょっと金額的なことも聞かせてもらったけども、ちょっと自分らもそこら辺関係したり、山があって下見に行ったりしとんですけども、いろんな山があるさかいに、この山は何ぼ、この山は何ぼというようなそういう頭というか、計算してそれで単価を出してもらうというか。寺領組合さんも、森林組合の従業員さんはそんなところはわかっとると思うんで、この山何ぼですよ、町歩何ぼですよ。この山は町歩何ぼですよというようなことまでも協議してやってもらえればいいんかなと思います。そこら辺のとこお願いします。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  まず、先ほどホップの収穫祭につきましては、昨年、補正していただいて、去年から高野町クラフト般若協議会ということで進めさせていただいております。ですので、今年に関しましてはより地元の方、より多くの方に参加していただくよう、増額させていただいております。  また、次に意向調査の件で筆数なのか、地籍調査も終わっているということもあるんですけども、やはり今回としましては、山のほうの種類とか、針葉樹に対して、ちょっと内部的な資料にはなるんですけども、林班別というような資料で提供させていただいております。また、筆数に関しましては、かなりの筆数はあるんですけども、所有者ごとに直しをさせていただきまして、所有者さんに出させていただいております。  ただ、地区、いろいろな方、持っている方につきましては、その地区に対しましてまたその都度になりますので、高野町内で幾つもの地区を持っておられる方につきましては、この地区は来てないとなっても、今回は湯川でお持ちの方でしたら湯川だけになりますし、またほかの地区で持っている方はまたその都度、そのときに意向調査のほうをさせていただくように予定させていただいております。 ○7番(大谷保幸) 終わったとこ。地籍終わったとこ。 ○建設課長(小西敏嗣) 前回でしたら、花坂のほうが地籍のほう進んでいるところからさせていただいておるんですけども、やはりまだ地籍の終わってないとこもありますので、そういったところは所有者さんの意向としましては、境界がわかってるかわかってないかというところもかなり資料的には助かりますので、地籍が終わってなくてもそういったところも踏み込んで調査のほうはさせていただきたいと思っております。  何分、地籍等もあるんですけども、森林意向調査のほうも約15年をめどに意向調査を終えるような計画でございます。今回、森林環境譲与税増額に伴いまして、地籍同様、意向調査のほうも増やしております。ただ、そういったこともありますので、委託料というところのほうで増額させていただいております。  以上です。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) さっきクラフトビール、去年からとなっとったんですけども、ここで星マークがあるさかいに、今年度の新規事業かなと思ったんですけども、200万円。新規事業の星マークがあるしな。これこの資料を見たら、前年度からあるやつはそのままで、それで星マークというか、黒くなったやつ、これはもう新規事業ですよというようなことを聞いたんで。それで200万というのは新規事業かなというような解釈をしとったんですけども。それはもうまた教えてください。  それで、森林環境税に関しましては一応わかったんですけども、一応今、花坂地区でも、花坂地区の人がほかの地区に持ってるという場合も、これからそれも行っていきますよと。別にアンケートを出してなかっても、出しとるところもあるけれども、うちもここあるんでまたしてよというたら、この780万を使って事業をやっていくというふうな解釈でええんやろうな。そういう解釈でええんかな。  もう一遍言うと、今、去年は花坂地区やったよな。花坂地区をメインに何%というか、パーセントまで出してもらって、結果報告をもらったと思うんですけども、今、湯川地区と、それで細川とかいう地区名を聞いたんですけども、もし花坂地区のもんがそっちの地区に持ってる人もおるしな、それで筒香のほうに持ってるもんおるし、富貴のほうにも持っとる人もおるし。その人らが、もしそこをしてくれとなれば、この費用を使ってやっていくということやな。ただ単に、上の意向調査をしたとこだけではないということやな、そういう解釈やな。意向調査をせな、この下の8番の間伐促進事業のところには行かないということ。違うやんな。すみませんけど。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  意向調査の次に風倒木というような事業ではございません。意向調査は意向調査で、別でございます。また、風倒木の間伐材のほうの手入れのほうはまた別で、そちらのほうは森林組合さん等を通じて事業のほうを進めたいと思っております。  また、意向調査につきましては、先ほどの説明でさせていただきましたのは、花坂でお持ちの方、またほかのをお持ちの方、それは所有者ごととは違って、地区ごとに調査のほうをさせていただいておりますので、両地区でお持ちの方でしたら、また待っていただくとか、またその地区が意向の対象になったときにまた改めて報告していただくような形になると思いますので、御理解、御協力お願いいたします。  すみません、クラフトビールにつきましては、当初予算でいえば新規になります。途中で補正で、補正というか、追加でさせていただき、専決のほうでしていただいておりますので、すみません、当初では初めてということで、新規でさせていただいております。すみません。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 先ほどの課長のあれも、また今年度の決算でしっかり報告できると思いますので、よろしくお願いします。  また、ホップに関してなんですが、本来は今年の3月から、火祭りが終わってから高野山の宿坊で飲めるような段取りで動いておったんですが、おろしてくれる会社の方のいろんな免許の都合で、まだ出せない、渡せない、渡すことができないというようなことを聞きました。今後、その免許等がそろいましたら、宿坊のほうにPRもして、そこに泊まってようやく飲めるというようなことにもつなげていきたいというふうにも考えます。  お寺のほうから、まだあのビールを置くことはできへんのかというようなお問い合わせもありますので、そのあたりは卸さんというんですか、卸さんとの話もしっかり進めながらしたい。そして、将来的には高野町の酒屋さんでも買えるような運びにしていくというスケジュール感で考えておりますので、また変更等、また進む具合等、また議員の先生方にも丁寧に説明してまいりたいと思います。  以上です。 ○議長(大西正人) しばらく休憩いたします。  6時から再開いたします。               午後 5時51分 休憩               午後 6時00分 再開 ○議長(大西正人) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  歳出の5款、6款、7款についての質疑はありませんか。  4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) 失礼します。  76ページの6目の鳥獣対策費についてです。若干増額があるんですけども、この中の18節の負担金、補助及び交付金についてです。猟友会への補助金が30万円等、以下補助金が出ているわけなんですけども、この辺の活動の実績、猟友会の取り組みといいますか、そういった啓発活動も含めてなされているのか。また、実態に応じて活動いただいているのかということも一つなんですけども。  この防護柵については、うちも隣の方が週末帰ってきて、また直さなあかんのやとかっていうて、こういう補助金とか出るんですよという話はするんですけども、この252万円のこの総合対策事業の補助金ですけども、これは昨年から今年度予算化なんですけども、これまでこの枠を超えるような申請等があったのか。実際、周辺地区に限らず、山内でもそういった庭先に来て植栽の被害を受けるというふうなことも聞くんですけども、この事業費、非常にありがたいし、高齢化した周辺地域の中でも活用していけばかなり効果が上がるのかなとも思っているところなんですけども、そのあたり説明をお願いしたいと思います。  それと、先ほど来の質問と関連するんですけども、ちょっと違う観点から二、三お伺いします。  75ページです。先ほど来、地域おこし協力隊の採用であるとか、募集、これを信頼できる業者に委託をするというふうな形で、第三セクター方式から、町もかなり気合いを入れて持続可能なというふうな形で1次産業を守るというようなこともおっしゃってましたが、ただまあ、一つ、高収益作物、大和当帰についての連作障害の検証とかということなんですけども、隣接する五條市の大深地区、それから、奈良県については、もう既にかなり薬用の作物等も含めて組織的に活動されていると聞いています。今、だから大和当帰に突起せずに、柔軟に作物、ホップもあわせてなんですけども、そういったことに広めていかないと、なかなか募集を選考する時点でそうした人材が手を挙げて意気込んで来ていただけるんかなというようなことも思います。  それと、もちろん地元の人材の雇用ということも視野にはあるかと思うんですけども、このあたりも方法によれば、何年か継続的な事業化として、やがて地元にもその収益が還元されるというふうな仕組みづくりが必要かと思うんですけども、そのあたりお願いします。  それと、同じページの18節の一番下です。果樹・薬用作物振興支援事業補助金で、薬用作物には大和当帰も当たると思うんですけども、この補助金というのは、どういうねらいといいますか、どんな形で利用されるのですかという点です。  それと、これも繰り返しになる、次のページです。クラフトのホップ栽培についてですけども、地元の方への説明とか、同意とか、もうこの数年来の動きを見て理解いただいとると思うんですけども、こうしたことも継続的にやっぱり地元の理解とやっぱり協力したろうよというふうな条件整備というか、環境整備というのが不可欠だと思うんです。  何人かの方に聞くんですけども、そういう声かけがあったとか、いや、うちはないでとかという声も聞くんですけども、このことがやがてあの地域の、うちもホップつくるように提供するのでこんな形でというふうな、広報活動といいますか、これは農業委員会なんかを通じても既に環境整備という部分で進められているのかということもちょっと住民の中からも声が聞こえていますので、よろしくお願いしたいと思います。  それと、収穫祭、それから試飲会については、昨年度、富貴のほうでも催し、ちょっと参加したかったけどもなということの声もありました。先ほど来の答弁でも、今年度は地元の皆さんへの参加というか、できる体制を用意するということを聞いたんですけども、ぜひそうした形で地域、町内全体の事業やということが共有できるような形で、何年後を見通して、やがて町内の酒屋さん、それから我々住民も手に入るような形にしていただけたらなと思います。  以上です。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  私のほうからは、まず75ページ、高収益作物ということで、大和当帰の御質問に対してほかの近隣地域のほうでもそれ以外の活動もされているということですので、そういった活用ということの御質問ですけども、まずは高収益作物ということで大和当帰の連作障害を解消したいということで事業設計のほう進めたいと思っております。また、4番議員さんがおっしゃるように、将来的な行動としましては、また次のステップで考えたいと思っております。  また、75ページの果樹・薬用作物振興支援事業補助金50万円については、これはチャレンジ支援というようなこともございまして、大和当帰もそうですし、またキウイとか、また新しい作物を作付していただくような事業で補助のほうができないかということで、補助のほうを進めたいと思っております。  めくっていただきまして、76ページの18節負担金でございます。猟友会補助金ということで、高齢化が進む中で鳥獣害について御足労いただいております。そういった活動に対しまして30万の補助をさせていただいております。また、防護柵等の設置支援事業補助金といいまして、これにつきましてはメーター当たり900円の3分の2で、補助のほうをさせていただいております。  ただですね、やはり本格的な防護柵ということで、やはりできるだけ効果といいますか、鳥獣害に対しての効果があるものを推奨しておりますので、やはりそれなりの設置に対しましては、個人さんもそうなんですけども、より専門の方でしていただくこともございます。そこはまた近隣でお考えの方がございましたら、より効果のあるような電柵などの設置ということで御検討願いますよう、よろしくお願いいたします。  また、続きまして、鳥獣防止総合対策事業補助金ということで、252万円計上させていただいております。こちらにつきましては、平成26年度から補助のほうとかありまして、捕獲数のほう、徐々に伸びてきております。ですので、平成29年ぐらいが120頭というような捕獲のほうもございます。ちょっと昨年は少なかったんですけども、大体平均をとりまして今年度は104頭ということで計上させていただいております。また、小動物に対しましても、今回から新たに追加しております。  次に、76ページのちょっと飛んだんですけども、先ほど来からありますような、高野町クラフト般若協議会の補助ということなんですけども、これに関して地元のほうの啓発等、4番議員さんおっしゃるように、農業委員会さんも通じて農地の有効利用とかのほうのお話とか、また地元のほうで作業のほうも一部できないかどうかということで、御協力のほうをいただいております。  今後とも地元に愛されるような形でより啓発のほうも行いまして、より地元の活性化になればと思っておりますので、その点、また4番議員さん、また地元の議員様、御理解、御協力よろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(大西正人) 4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) そうすれば、委託料の地域おこし協力隊、75ページです。2名を採用して、研修の費用もその中に盛り込まれているということなんですけども、この研修はそのフィールドというか、実際現地で町内でそうした研修をするのか、それとも今後、そうしたノウハウというのをあちらこちらで先進地を見ていきながら、それを高野町のスタイルにしていくというような考えでこの2名を採用、募集をかけるということで、かなり専門的な技能や知識も必要かなとは思うんですけども、これは町のほうも選考、募集、委託業務に深くかかわるのか、ある程度この委託業者に信頼して任せるのかというあたりは、今の段階でどんなふうに捉えられていますかね。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  まず、研修等の内容についたりとか、また採用につきましては、やはりノウハウのある業者に委託ということでさせていただきます。また、研修等につきましては、全国的なネットワークの組織でございます。どちらかというと地域おこし協力隊にたけた業者でございますので、全国的なつながりとか、そういったところで情報共有を指導していただくよう考えております。ですので、地元でということの研修か、またそちらのほうの研修所に行ってもらってということになるかもわかりませんけども、そこはまたノウハウのある業者と今後検討しながら進めたいと思っております。  以上です。 ○議長(大西正人) 4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) 念のためにお伺いしますけども、今までの地域おこしはかなりノウハウもありますし、成功事例も本町はあると思うんです。だから、その辺も含めて、この協力隊のメンバーというのは富貴地区在住で3年間の計画で雇用というか、するようになる、地元で居住しながら取り組むということでいいんですか。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  4番議員さんおっしゃるように、地元での居住というのが一番望ましいんですけども、やはり空き家等の問題もございますので、まずは高野町に在住していただいて、農業のほうに従事していただく。また、従来いろいろ成功事例もあるんですけども、今後、高野町に根づいていただくような形で農業を通じて起業のほうをしていただければと思っております。  以上です。 ○議長(大西正人) ほかにありませんか。  6番、中前君。 ○6番(中前好史) 失礼します。1点だけお聞きいたします。  80ページをお願いいたします。80ページのところの11節役務費、この中の花坂矢立交差点看板作成手数料131万3,000円を計上しているわけですけれども、ここの設置場所としましては、今現在、あの付近に大きな看板がついていますけれども、そことは別のところに設置するのか、どのように設置するのか、そのことをちょっと少し聞きたいですね。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。
    ○観光振興課長(茶原敏輝) 今質問の80ページ、花坂矢立交差点看板作成手数料131万3,000円。これは、今議員御指摘の防音壁のところに開創法会の看板をしていた分です。あれが実際27年に開創法会を終了後、本来であればやり直すべきだったんですけれども、諸般の事情がありまして、今に至っております。途中、文字等の修正とか、見えなくするようなこともやったんですけども、やはり経年劣化で文字とかがまた浮き出してきております。金剛峯寺さんからも、あれ何とかならんのかということを聞いておりますし、今回、あの看板について適切な方法で新しくやりかえることで、付近の景観も含めてよくしていきたいなというふうに考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) そうしましたら、今計画している看板という大きさ等は、どのような大きさのものを考えているのか。そして、世界遺産高野山を訪ねてくるお客さんに関してですけれども、観光という面では、やはり看板というのは非常に大事なものなんです。それで、どういうような表示をして皆さんに見ていただくのか。  また、町石道を歩く方がちょうどあの付近に出てきます、矢立のところにね。そうした場合、その人たちにも受けとめていただけるような、そういうインパクトのあるいい雰囲気の看板にしていかなければなりません。そんな面で、どのように発注をかけていくか。もしくは役場の中でどのようなものを考えて進めているのかを知りたいわけですけれども、これから考えるんですかね。今現在、考えようとしているのか、ちょっと聞かせてください。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) すみません、ちょっと寸法が今手元に資料がないのでわからないんですけども、たしか縦が3メートル、斜めになってますので3メートル、高いほうで4メートル近くあったかと思います。横が多分10メートルぐらいあったかなというふうに思います。かなり大きな規模の看板になります。それで、今現状として全面看板という形で使っておりますので、全面の張っておるフィルムが傷んできておるということで、一旦撤去をする、もしくは撤去した後張り込んでいくという作業をしないといけないというふうに思っております。  それで、当然、あそこ、今480号が笠田のほうから上がってきて曲がりますので、あの看板自身が視認性が悪いというような意見もございます。ただ、やはり一番いい場所にある看板ですので、やはり高野山へ向かってこられる方の、ああ、高野山、こんなんだというふうに思わせるような、春夏秋冬の写真を取り入れたようなものであったりとか、あと大門から中が聖地ということで、バイクであったり、車の方で要らないアクセルを吹かさないような、そういう騒音についての部分も入れたりとかということを今内部では検討しているところです。  少し町石道からは信号一つ離れてしまいますので、町石道の関連の何かというところは現状では考えていないです。皆さんに広く高野山を知っていただくような、また高野山に来たいと思わせるような看板がつくれればいいなというふうに思っております。  以上です。 ○議長(大西正人) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) しっかり考えて、目に見て、これから聖地に登ってくるんだなという雰囲気を感じられるような、そういう標示板にしていただきたいと思います。  先ほど町石道からは見えないということを今おっしゃられましたけども、ちょうど矢立のほうにおりてきます。というのは、わかりますよね。九度山から登ってきて、ちょうどおり込んでくるとこが矢立です。そのときにおりてきてこれから高野山に登ろうとした関係の方がその場所は見えると思います。標示もね。そういう雰囲気も出して、いい標示板にしてほしいと思います。看板にしてほしいと思います。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 6番議員さんにお答えいたします。  先ほどお尋ねの看板でありますが、持ち主は県の持ち物ということで、なかなか大きな面積ですので、どう効果的にお知らせできるかなというのを、私も観光の担当課も考えております。  向きでいえば、480をずっと登ってきて、カーブを曲がって高野に上がっていくというところからすると、なかなかちょっと目立ちにくい。大きいけど目立ちにくいというところで、どういうふうなデザインがいいのかなというのを非常に悩んでおったんですが、議員おっしゃるとおり、確かに町石道、下から登っていって、掛さんのとこで休憩する方に、またそこから上のほうに、40町に向かう道を歩く人には十分よく見えると思いますので、その辺しっかり配慮した内容のものにできたらいいかなと思います。  個人的になんですが、次の2034年の御遠忌1200年まであと何年みたいな、そういったものもどこかに入れて、次の御遠忌に向けてのPRも兼ねていければというふうにも考えておりますので、そのあたりしっかり担当課と話しながら進めていきたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(大西正人) お諮りします。本日の会議はこれで延会したいと思います。  御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(大西正人) 異議なしと認めます。  したがって、本日はこれで延会することに決定しました。  本日はこれにて延会といたします。  御苦労さまでした。                午後 6時25分 延会...