高野町議会 > 2020-03-10 >
令和 2年第1回定例会 (第2号 3月10日)

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  1. 高野町議会 2020-03-10
    令和 2年第1回定例会 (第2号 3月10日)


    取得元: 高野町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-15
    令和 2年第1回定例会 (第2号 3月10日)                令和2年          第1回高野町議会定例会会議録(第2号)        第8日(令和2年3月10日 火曜日)          午前9時33分 開議     第 1 一般質問 2 出席議員(10名)    1番 大 西 正 人         2番 松 谷 順 功    3番 菊 谷   元         4番 新 谷 英一郎    5番 中 迫 義 弘         6番 中 前 好 史    7番 大 谷 保 幸         8番 所   順 子    9番 負 門 俊 篤        10番 﨑 山 文 雄 3 欠席議員(0名) 4 事務局職員出席者   事務局長  倉 本 文 和   書記    大 谷 至 子
    5 説明のため出席した者の職氏名   町長        平 野 嘉 也   副町長       西 上 邦 雄   教育長       角 濱 正 和   会計課長      辻 本 寛 美   企画公室長     中 尾   司   総務課長      辻 本 幸 弘   税務課長      和 泉 ひろみ   観光振興課長    茶 原 敏 輝   福祉保健課長    苗 代 千 春   建設課長      小 西 敏 嗣   生活環境課長    松 本 嘉 文   防災危機対策室長  井 上 哲 也   診療所事務長    中 上 浩 貴   消防長       中 西   清   教育次長      中 西   健   富貴支所長     植 田 達 夫                午前9時33分 開議 ○議長(大西正人) 皆さん、おはようございます。  会議の前に、一言お願いでございます。高野町議会では、ただいま定例会をユーチューブ等で配信しておりますけれども、雑音などで内容が非常に聞き取れないという声もございます。マイク機器等が非常に古いということもございますが、特に、今回はマスクをつけておりますので、発言されるときにはマイクを自分のほうに向けるなど、少し御配慮の点、よろしくお願いを申し上げます。  それでは、これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程第1、一般質問を行います。  質問の通告がありましたので、順番に発言を許します。  6番、中前君。 ○6番(中前好史) 皆さん、おはようございます。  今、高野町ではマスクを着用しての発言となっておりますので、聞き取りにくいところがあれば、また再度質問していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  私からの質問ですけれども、世界的に、またもちろん日本、また高野町、いろいろ心配しながら、今、この現状、何かといいますと、もちろん新型コロナウイルスの感染予防、また対策についてでございますけれども、本町ではどのようなことを今まで行ってきたか。また、今後どのような対策を進めていくのかを聞きたいと思います。  2点目は、オリンピック聖火リレーについてでございます。  まず、1点目ですけれども、高野町では住民の皆様の健康を願って福祉健康、また病気をしたときには、医療をしっかりと住民に対して行っているところでございますけども、今までこのコロナウイルスが発生した、感染に至るいきさつ、これは高野町だけでなしに、日本といいますと安倍総理、また県といいますと仁坂知事のいろんな発言があった中で、高野町としましてはどのように今まで対策をしてきたか、また、今後どのようにするか、一度聞きたいと思いますので、その点、よろしくお願いいたします。  また、自席で聞きたいと思いますけども、オリンピックに関してでもですけれども、オリンピックといいますと、オリンピアのほうから聖火がともされてくるわけですけども、この高野町としまして、今後、何十年、何百年のうちにこの聖火がこの高野町を通ることは数少ないかもしれませんので、その辺もどのような形で聖火を送っていくのか、住民がどのような姿勢で臨むのかを、していく上での対策を聞かせてください。よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) おはようございます。  私のほうから、各課におけます新型コロナウイルス関連につき、各課から順次報告をさせていただきます。  まず、総務課でございます。職員等の特別休暇の関係ですが、総務省から、新型コロナウイルス感染拡大防止において出勤することが著しく困難であると認められる場合の休暇の取り扱いについての通知があり、職員や家族に発熱などの症状が出た場合や、小・中・高校の臨時休校により自宅で子供の世話が必要になった場合に該当すれば、特別休暇をとることができます。期間は2月27日から3月31日までにとった休みが対象ということでございます。  次に、総務関連の行事でございますが、3月16日に、富貴地区におきまして、外部から講師を招き人権研修を予定しておりましたが、中止とさせていただきました。  総務課からは以上でございます。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 観光振興課の取り組みについてお答えいたします。  1月20日、月曜日の朝礼の時点で、春節を前に観光客の方がたくさん来られるということもあって、感染予防のための手洗い、うがい、必要であればマスクの利用というものをうちの職員には通知をして、気をつけるようにいたしております。  その後、福祉保健課であったりとか、観光協会とかでありましたりとか、協力しながら啓発のチラシを張ったり、あとカウンター、それと玄関にアルコールを設置したりとかいうことで、早いうちから感染予防について対応させていただいております。  また、2月27日の木曜日からカウンターのほうに、コウヤマキというものが高野山はあるわけですけれども、これのフィトンチッドというんですか、殺菌力の高い精油というものがございますので、それをディフューザーという装置を使って発散をさせて、湿度であったりとか、空気の殺菌ということをやるようにしております。  また、換気ということも3月2日あたりからは行って、罹患者を出さないように、またそれによって、来られる方にうつしていかないようにということを注意をさせていただいている状態です。  催し物の中止ですけれども、観光協会のほうが行っておりますお逮夜ナイトウォーク、報恩高野市、20日の夜、21日ですけども、これにつきましては、2月、3月についてはもう中止を決めております。  また、3月22日に和歌山県サイクリングフェスタ実行委員会が主催をする和歌山サイクリングフェスタ2020という催しがありましたが、これについても県のほうで中止ということで決めまして、対応しております。  それと、2月19日に福祉保健課のほうと協力をいたしまして、総本山金剛峯寺、宿坊協会を通じて各宿坊寺院、商工会を通じて各商工会の加盟事業所、それと観光情報センターのほうで、商工会に入っていない非加盟の事業所というところにアルコールの配布を行っております。現在のところ、宿坊協会で52宿坊中28軒に配布をしております。商工会につきましては、140ぐらいの事業所があるんですけども、45軒ぐらいが利用しております。また、商工会に入っていない事業所につきましても、18軒がこのアルコールを利用している、そういう状況となっております。  以上です。 ○議長(大西正人) 苗代福祉保健課長。 ○福祉保健課長(苗代千春) おはようございます。  福祉保健課から、現在までの動向について説明させていただきます。  令和元年12月に中国湖北省武漢により集団感染発表を受け、令和2年1月6日付で、国より各都道府県に注意喚起のほうが始まりました。県につきましては、国の情報を各振興局を通じて市町村に周知し、医療機関に対しては医師会を通じ周知されております。  1月13日に、和歌山県で県のコロナウイルス対策本部が立ち上がり、その中で和歌山県初の感染が確認されました。当町においては、1月23日に町所属長、町内医療機関に対し情報提供と注意喚起を行っております。28日、県作成のチラシをもとに町においてもチラシを作成し、病院、観光協会、宿坊組合を通じて配布していただきました。  また、観光協会におきましては、町のチラシをつくった中身を見ていただいて、独自でつくって配布していただいております。  2月2日に圏域の会議に出席し、医師会、医療機関、市町村との情報共有を行い、14日、高野町新型コロナウイルス感染症対策本部を本町においても立ち上げました。また、同日、町民に対しまして、戸別配布である広報の啓発を行い、不特定多数による接客を行う事業所については、アルコール消毒剤の緊急配布を決定いたしました。先ほど観光振興課長のほうがありましたように、19日より随時関係機関より配布していただいております。  続きまして、国が2月21日にコロナウイルス感染拡大防止のためということで、町に対するイベントに対しましても、本町において不特定多数の方が参加する行事について、原則延期、または中止することを決定しました。それ以外の事業所に対しましては、内容を検討していただいて、開催するときには消毒剤の配置、感染症予防対策に協力いただくように求めました。  2月28日、第2回、高野町新型コロナウイルス感染症対策本部を開催し、それとともに学校の臨時休校等を決定いたしました。福祉保健課においての事業に関しましては、こども園は通常どおり保育を行っております。また、母子保健法による定期健診、乳児健診等は通常どおり行います。そのほか、不特定多数の小規模、フィットネスジムであるとか、そういうものについては、3月16日まで休演させていただいております。  庁舎内におきましては、各フロアにアルコールのほうを設置させていただきまして、窓口対応を行う職員に対しましてはマスクの着用をお願いしております。  以上です。 ○議長(大西正人) 中西消防長。 ○消防長(中西 清) 消防署の対応について御説明申し上げます。  橋本保健所が中心となり、新型コロナウイルス感染症に関する情報交換が2月7日と28日の2回開催され、出席し、情報の共有を行っております。  基本的に、感染が疑われる傷病者は保健所が対応することになっておりますが、救急出動の活動中に疑いが判明した場合でも、すぐに保健所に連絡し、その時点から対応を引き継ぐこととなっています。  救急通報の窓口となる橋本伊都地域消防指令センターでは、発熱情報なる通報では、渡航歴の有無、体温、呼吸器症状等の聴取を入念に行い、感染が疑われる内容によっては、通報者に直接保健所への電話連絡を指示し、医療機関受診の手順を確認してもらうよう案内します。救急隊員の対応につきましては、発熱情報がある上で緊急に搬送する必要性がある場合、感染防御衣、ゴム手袋、サージカルマスク、またはN95マスク、ゴーグル等を着用するとともに、傷病者へのマスク着用を徹底し、活動終了後は使用した装備全てを廃棄処分にする予定です。また出動後に感染疑いが判明した時点で、冒頭で御説明申し上げたとおり、その対応を保健所に引き継ぐ予定です。  なお、春季全国火災予防運動に伴う防火街頭啓発は中止させていただきました。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 井上防災危機対策室長。 ○防災危機対策室長(井上哲也) おはようございます。  防災危機対策室の動きを御説明させていただきます。  2月14日以降、県の危機管理局のほうから、毎日の記者発表資料というのが防災のシステムを通じてファクス送信されるようになりました。その資料を町長と福祉保健課長に届けるとともに、携帯電話のラインですね。町幹部のグループラインというのがあるんですけども、それでもその資料を写真に撮って、全庁的な情報共有ということで毎日配信しているというような状況でございます。  行事関係ですけども、3月28日の土曜日に、避難所運営リーダー養成講座を予定しておりましたけれども、これは延期ということにさせていただいてます。  以上です。 ○議長(大西正人) 中上診療所事務長。 ○診療所事務長(中上浩貴) おはようございます。  それでは、高野山総合診療所においてこの新型コロナウイルス感染症対応について御説明させていただきます。  まず、広報周知関係ですが、1月28日付で高野山総合診療所から観光協会、宿坊協会、商工会、消防本部、総本山金剛峯寺、町内薬局に対し、主に外国からの来訪者から体調不良や発熱、せき等の症状がある方から相談を受けた場合には、受診時に直接来院せず、事前連絡をいただくよう協力依頼文を送付しました。  それと、2月26日、高野山総合診療所富貴診療所の名前で、受診される際に発熱やせき等の症状がある方は、直接来院せず、事前連絡をいただくようお願いする文書を町内回覧いたしました。  それと、2月末から数回、町内放送、知らせてネットを配信させていただきました。  それと、診療所における新型コロナウイルス感染症扱いの対象者についての対応を御説明いたします。  平日、夜間、休日全てにおいて、基本発熱37.5度以上ある人全員、車で来院された場合、車の中に入ったままで問診をとり、問診の結果により、主治医または担当医の別館扱いで診察をするかどうかを判断いたします。この感染症扱いの診察は、診療所の通常の本館はグリーンゾーン、別館は全体をレッドゾーンとして区域分けして診察しております。  電話で相談があった場合は、電話で問診をとり、問診の結果、主治医または担当医が別館扱いで診察をするかどうか判断します。  直接来院された場合は、他の一般外来の患者と距離を置くことが望ましいため、外来のエントランスの隅のほうあたりで問診をとり、問診の結果、主治医または担当医が別館扱いで診察をするか判断いたします。  それによって、主治医または担当医がコロナウイルス感染症疑い対象者と判断すれば、別館にて基本フルPPE、要するに個人の防護服で対応する。  ただし、予防対策のレベルに関しては、都度、医師の判断を仰ぐこととしております。  コロナウイルス感染の疑いが濃厚な場合はPCR検査対象者ということですが、電話対応可能な軽症な場合は別館対応し、処置が済んだ後は、看護師の常駐必要なしとして、その後は患者と内線電話でやりとりをします。重症な場合は、2診と点滴室を感染者用に使用し、ただし使用後はアルコール等清拭等入念な除菌が必要なため、2診の診察室及び点滴室を一旦閉鎖、2診受診者はカメラ室、あるいは眼科などで対応することとしております。  電話対応不可能な認知症等ある患者などが軽症な場合は、さっきの重症な場合の対応と同等とします。  コロナウイルス感染症疑いであったがPCR陰性の患者のその後の受診についてですが、次回の受診の予定がある場合は、時間指定で普通受診とします。症状の変化があれば連絡するように伝えさせていただいております。時間においては、患者の少ない夕方と指定させていただいております。  発熱等、呼吸症状があるが、コロナウイルスPCR対象でなくかつインフルエンザ陰性であった患者には、熱型表と患者様への注意書きの説明をさせていただいております。  なお、このPCR検査、保険適用と6日からなっておりますが、和歌山県においては以前から同等に保健所に相談してという対応をするということになっております。  以上です。 ○議長(大西正人) 植田富貴支所長。 ○富貴支所長(植田達夫) おはようございます。  富貴支所から、コロナウイルスについて説明させていただきます。対応について説明させていただきます。  消毒剤を支所、郵便局、農協、社協、交番、やきもちカフェ等に配置しております。あと、イベントについては、3月6日、13日に予定しておりました富貴60分ウオーキングについては、中止いたします。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) おはようございます。  教育委員会からですけども、流行の啓発、発令がありましてから、学校のほうでは消毒、マスク着用の徹底の指導を行っております。また、2月28日に対策本部が開かれたときに、教育委員さん3名、そして小・中学校の校長先生3名も出席いただきまして、国からの要請は3月2日から24日、春休みまでということで要請があったんですけども、混乱を招かないようにということで、3月2日を登校日といたしまして、準備をいたしまして、3月3日から17日の15日間を休校とすることを決定いたしました。  行事的なことなんですけども、3月9日、高野山中学校卒業式につきましては、卒業生、教職員、保護者を入れまして挙行いたします。なお、来賓につきましては、町長と教育長のみということで実施いたしました。  3月18日、高野山小学校の卒業式なんですけども、これも同じく卒業生、教職員、保護者ということと、来賓は町長と教育長のみということで、挙行する予定でございます。
     受け入れなんですけども、休校中の受け入れなんですけども、学童については3月3日から17日の間、1年生から3年生までを対象といたしまして、登録してない児童についても受け入れることの案内をしております。4年生から6年生につきましても学校のほうで受け入れるということで、事前に相談を、連絡をしていただければ受け入れるというようになっております。  学童のほうにも5年生は来てるんですけども、兄弟で来ているという場合、また学童のほうで人数的に対応ができるという場合は、学童のほうで受け入れております。  3月9日からなんですけども、昨日から学校の休校ということもありますので、ALTと観光振興課のほうのCIRも協力いただいて、お昼14時から16時まで学童のほうに来ていただいてるということになっております。  3月11日、明日なんですけども、臨時の教育委員会を開きまして、もし18日以降の、給食の関連もあるんですけども、そういうところの協議を行いたいと思っております。後日、国のほうからも方向性を示されるというところもあるんですけども、それを受けてのまた変更になる、休校が延期になる可能性もありますし、そういうところの協議を明日行っていきたいと思っております。その後、また町長のほうにも御進言させていただきたいと考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  建設課としましては、建設関連で近畿地方整備局から、コロナウイルスに関し不測の事態が発生した場合は、災害発生時と同様の報告体制で報告する依頼と、また先ほど周知ありましたように、新型コロナウイルス感染症対策基本法に示されたイベント等の開催についての周知がありました。  また、国土交通省、和歌山県からは、新型コロナウイルス感染症の関係で市町村発注の工事及び業務の一時中断等について発生した場合、情報提供の依頼がありました。現在、当課においては該当はありません。  また、農林関係では、先月2月22日開催のわかやま木育キャラバンin和歌山市が開催中止、また3月5日開催の令和元年女性の農業委員活動推進シンポジウムが開催中止となりました。また、農業委員会については、和歌山県農業会議から、農業委員会組織の運営等についての対応の通知がありましたが、高野町農業委員会の定例会は、通常どおり行う予定です。  以上です。 ○議長(大西正人) 和泉税務課長。 ○税務課長(和泉ひろみ) 失礼いたします。  税務課からは、確定申告期限の延長についてお知らせいたします。国税庁より、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、申告所得税、贈与税及び個人事業者の消費税の申告、納付期限について、令和2年4月16日まで延長する旨の発表がされました。これに伴い、役場窓口において申告所得税の申告書の作成及びこれに関連する税務相談を行うための臨時の税務書類の作成等の許可所が4月16日まで延長することになり、窓口での確定申告業務が行えることになります。粉河税務署におきましては、紀の川市商工会館が申告会場になっておりますが、4月16日まで延長して開設されるとのことです。  また、町申告につきましては、県からの通知等によりまして、告示により申告期限を延長する予定としております。同じく4月16日まで延長する予定としております。  なお、1カ月申告が延長されることによりまして、課税業務に影響が出ることも懸念しておるところでございまして、問い合わせがあった場合には、可能な限り早い時期の申告をお願いしたいと思っているところです。よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) 町当局では、新型コロナウイルスが広がらないようにということで、いろいろ策をしていてくれるわけですけども、今まで現在、県のほうからの中止してくださいというような催し物があったかと思いますけども、そのことについて、もちろんこのウイルスを広げないための中止だと思いますけども、延期とかいうんではないんですかね。例えば、建設のほうの木育キャラバンとかは延期で、時期をいつ進めるとか、そんなことは決まっていないのかなと、今ちょっと思ったわけですけども。  それと、教育のほうですけれども、対策本部をつくっての、小・中生徒の、しばらく休んでくださいよというのを決定したということですけども、これについて、教育委員会としましては、また教育長としましては、教育に関して、休む間どのような、家庭で子供たちに教育を進めていくか、その辺を少し聞かせてもらったらありがたいと思います。  診療所にしましては、病気をしたからすぐに診ていただきたいという人がいた場合でも、やはり車の中での待機、その後様子を見てからの受診ということですけども、高齢者の方で、町のほうからはしっかり広報はしていても、少し把握できてなかったので来ましたよ、それも遠方から来ましたよと、そういう患者さんはいなかったのか、ちょっと気になるわけです。  それと、防災のほうでは、常に危機管理のほうでいろんな情報を得て、それを保健課のほう、あと各課に伝えているわけですけども、その会議というのは、町としましては、町長は1回だけの会議をもって、各課の動きに対してこういうふうに動きなさいよというのを決めての動きだったのか。それも知りたいところでございます。  それと、窓口業務のほうでは、来庁の住民の方が来た場合に、あなたは風邪をひいてないですかと、そんなことは聞けないんですけども、その辺、窓口業務は直接マスクをかけてのやりとり、またマスクをかけてない方の来庁の方が来た場合にはどのような取り扱いをしたのか、その辺も聞いてみたいと思います。  検温に関しましては、体温計を使っての検温は無理としても、今の時代なので、離れていても相手の体温がわかるということなので、その辺も注意深くしながら対応したのか、それもちょっと少し気になるところでございます。  教育のほうでもう一度言い忘れたんですけども、教育のほうでは、先日、和歌山大学のほうの学校関係のところでしょうか、授業を教室で行うのは無理としても、ビデオやアプリなどを使っての生徒へのタブレット端末に届けて、それで質疑応答もできる、このような取り組みをしておると聞いております。それも今後、このような事態が起こった場合には、そのような自宅ででも授業ができると、そんなことも進めていけばいいんではないかと思いますけども、今現在、教育長はどのように考えているのか、お考えを聞かせていただきたいと思います。  それで、この病原体というのは、いつ発生して、いつ収束するか、このようなことがわからないわけです。そんな場合に、手をこまねいているのではなしに、すぐさまこのような方向性を持って子供たちに教育を受けていただくとか、その辺もしっかりと進めていただきたいなと思うわけですけども、その辺もよろしくお願いいたします。  うがい、手洗い等、住民の方には早くから広報をしていただいて、病気にならないように、また感染を受けないようにということで進めてもらっているわけですけども、観光課のほうにしましては、最近、このまちを見ますと、もちろんどこのまちもそうだと思いますけども、観光地は観光客が減少しております。減少して、私はもう大丈夫なので観光させてくださいよ、観光しますよというて来てくれているありがたいお客さんがいるわけですけども、そのお客様に対してどのような接し方をしているか。もう一度、改めて聞きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  観光が減少していくわけですから、経済のほうも動きが悪くなってきます。その辺も、町としましてはその辺をきめ細かく考えているのか。商工会だけじゃなしに、商工会に入ってない方に対しても、お客さんの入りはどうですかというのは、どの辺まで聞かれて、次に向けてどのような方策を持っていくことによってその利益を生み出すことができるか。家でいてでも、今の時代なのでインターネットを使っての収益も得てる商売をされている方もいると思いますけども、その辺も今後、このような大きな、本当に大きな新型コロナウイルスの感染拡大につながらないような形での取り組みで収益を上げていただいて、またこの町に税金を納めていただく、そのように活気のあるような意見なんかも商工業のほうで取り組んでいっていただくように、また進めていくのも町ではないかと思いますので、その辺もちょっと聞いてみたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  先ほど和歌山木育キャラバンin和歌山市ということで、民間団体さんの木育キャラバン実行委員会からですね、今回やむを得ずやはり開催中止ということで伺っております。また、次回開催につきましても、また準備が整い次第といいますか、また開催が決まりましたら連絡がいただけるということで伺っておりますので、今回はちょっとやむを得ずということで、開催中止ということで伺っております。  以上です。 ○議長(大西正人) 角濱教育長。 ○教育長(角濱正和) 失礼いたします。  先ほど次長のほうから、3月2日から休業ということで説明があったと思うんですが、実は、今がまさに感染の流行を早期に収束させるために極めて重要な時期であることを踏まえて、何よりも子供たちの健康、それから安全を第一に考え、多くの子供たちや教職員が日常的に集まることによる感染リスクにあらかじめ備えることが重要だというふうに考えておるところです。  その中で、先ほど3月2日から休業ということが言われたんですが、高野町におきましては3月3日からと、いわゆる1日学校に出ていただいて、それはなぜかといいますと、休み中の子供たちの学習のおくれが出ないようにという対応をするために、3月3日から対応させていただきました。  そんな中で、eラーニング、eライブラリーというのがあって、自宅でパソコンや、それからタブレットをつないで学習のできる、あるいは学年別、単元別に分かれており、基本や発展問題を選んで次に進んでいくことができるeラーニングというのがあります。これは2月22日の高野山小学校のPTAの総会で、休み中に家庭でもできることを伝えてあるということでございます。  高野町ではPCの導入時にeラーニングの契約をしていただいておりますので、子供たちがそこを開いて、そして親御さんたちもそれと一緒に開いて、例えば掛け算、九九がわからない、3年生になって九九がわからない。そのときは2年生まで立ち返って、そしてその場所を開いて、そしてそれが合格すればまた3年生に戻れると。そういうeラーニングのシステムがあるみたいでございます。高野町におきましてはそういう方向で今のところ対応しておるというところでございます。  以上です。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 今、御質問のありました観光客の減少という部分ですけれども、現状として、今宿坊協会、商工会を通じて、昨年に比べてどれぐらい影響が出ているのかということを今調査をしている途中です。一応13日を期限としておりますので、それをもって集計をして、町内の状況ということを確認していきたいと思います。その状況を見まして、町の中で一旦担当関係の部局が集まりまして、国、県の補助にあわせて、町としてどういうことができるのかというところを考える予定で、現在のところはおります。  実際のところ、観光客はどうなのかということなんですけども、観光情報センターの入り込みを見ましたら、昨年よりも逆に少しプラスになるような月もあって、2月なんかはプラスになっております。そんな中で、今よりもこれから先が、特にインバウンドという外国人の方というのが影響を受けてくるだろうなというふうには思っておりますので、そういったことも考えながら、何かできることがないのかというところをしっかり考えていきたいというふうに思っております。現状としてはそんなところです。 ○議長(大西正人) 苗代福祉保健課長。 ○福祉保健課長(苗代千春) 失礼いたします。  窓口業務等について説明させていただきます。  庁舎内の窓口におきましては、職員さんのほうにマスクのほうを少量ながら配布はさせていただいております。ただ、来客として来られるお客様に対しましては、検温等は実施しておりません。そのほか不特定多数の集まる町以外の行事につきましては、消毒液の貸し出し、そして寄附いただいたマスクが少量ございます。何というんですか、サージカルマスクというんですかね、防じん用マスクがございますので、そちらのほうを一緒にお渡しさせていただいて、使っていただく状態に持っていっております。  以上です。 ○議長(大西正人) 中上診療所事務長。 ○診療所事務長(中上浩貴) 失礼いたします。  コロナウイルス感染に対する受診希望の方なんですが、報道されてすぐに、中国人と接触したかもしれないという高齢者の方、事前連絡なしに来て、慌てて別館へ誘導して診察をし、疑いがないということで、帰っていただいた患者さん。それと、2週間ほど前にふらっと来られて、肺炎の疑いがあるということで、別館で半日ほどいてもらって、検査の結果、陰性であったため、2週間の指示をして帰っていただいたという事例もございました。それぐらいです。遠方からの受診希望というのは、現在のところございません。そういうところです。 ○議長(大西正人) 井上防災危機対策室長。 ○防災危機対策室長(井上哲也) 先ほどの御質問は、うちの情報共有の部分があらかじめ会議等で決まったものかというふうにお聞きしたんですが、そういうことでよろしいですかね。 ○6番(中前好史) そうです、はい。 ○防災危機対策室長(井上哲也) そのことは特に会議で決まったわけではないんですけども、まず第一報がうちに入ったのが県の資料ですけども、2月14日の金曜日でした。これが県の記者発表でいえば第2報というものに当たるんですけども、それには、町長さんにそれを報告してくださいねというのが書かれてあったので、町長とあと福祉保健課に届けたと。あと、その次土日というのを挟むわけなんですけども、日曜日に、一応どうかなと気になったので、情報が入っとるんかどうかと気になったので役場へ来たんです。そしたら、土曜日の分、日曜日の分というのが入ってましたので、ああ、これはまた伝えなあかんなというところで、15日の土曜日の情報というのが、3名が判明して県内5名になったよという情報やったんですよ。ああ、これは伝えなあかんなというとこで、ただ休みというのもありましたので、どうしようかと思ったときに、グループラインというのがありましたので、町長単独に届けるのも、これやったらみんなの課長にも伝えたしかええかなということで、それ以降、そういうふうに情報共有という形でやってるわけです。  以上です。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 6番議員の御質問にお答えさせていただきます。  各課の課長が説明したように、ほとんどの課がいろいろな情報をもとに情報発信、また情報収集しており、毎日の業務も加えて緊張感をもって今は対応しとるというところでございます。  対策本部は一つでして、学校休校とか、いろんな自粛等々をするところは、町の対策本部一つで決めております。そこから教育に要請したり、観光のほうに要請したり、いろいろな事業関係のところの行事とかに要請したり、また指導したりということで、今とり行っているということでございます。  また、先ほど防災の課長が言いましたように、情報共有ということで、毎日県から送られてくるコロナ感染に対する発表材料がございます。当然、部外秘ということで、これにはプライバシーの保護については十分な配慮をお願いしますということで、県からも重々記された上でこれが来ておりますので、課長だけにこれを回して、それぞれの担当課でできること、そして備えなければならないこと、そういうことをするためにこれを情報共有させていただいておるところでございます。  近いところの数字で申し上げますと、3月8日時点で959名の方が和歌山県内でも検査しております。そのうち14人が陽性ということで、今は4名に変わってます。あとは1人死亡、そして9名が退院に向けて動いているというような状況でございます。  それと、今日、政府が新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急対応策の第2弾を決定するというようなことがございます。売り上げが急減した中小企業、小規模事業者への特別貸付制度の創設、また学校の一斉休校に伴って休業した関連の方々への支援というのが今回の第2弾の取り決めのようになってくるかと思います。また、企業の資金繰り対策では、個人事業主を含む中小、小規模事業者向けに実施する無利子、また無担保で融資する新型コロナウイルス感染症特別貸付制度を5,000億円規模で創設するというようなことが政府のほうで考えてくれてます。売り上げが急減した中小企業や個人事業主を含む小規模事業者の倒産を防ぐため、実質無利子、無担保で融資するというようなことでございます。  また、このほか本町にも関係あるんですが、給食事業の休止に伴う財政的な支援、これは特別交付税で補填してあげようというようなことで、うちのほうも3月3日からそれをやめてますので、事業所が赤字にならないように、かかった経費が町の持ち出しじゃなくて特別交付税に反映されるのかなと。また、保育園に関しては今現在運営してくれてます。しかし、保育園の先生方、現先生方もウイルス関係で子供が家におって、手が離せないという保母さんも実際おります。ということで、先生が不足しとるというようなことで、子供の安全を考えた上で、高野町から2名の保母さんの資格を持った職員を派遣することとしておるところでございます。  このようなことで、今日は新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための新型インフルエンザ対策特別措置法改正案を閣議決定して、13日に法施行されるということで、十分これは注視していきたいというふうに思います。  また、自粛要請継続の判断も近いうちになされると思いますので、これをもとに、また高野町独自というのも当然でありますが、これもいろいろ日本全国で乗り越えていかなければならない事案でございますので、国が定める、国が専門家の意見を聞いて定める方針に沿って、本町も高野町版というところでしっかり住民の安全と安心を確保してまいりたいというふうに思います。  しかしながら、いつ今後発生するかもしれません。PCRの検査が保険適用になったということで、数はどんどん増えることはございません。しかし、民間企業が、民間の試薬関連会社等がこのコロナウイルス関連の検査ができるような状態になれば、かなりの数が保険適用でなされる場合がございます。これがされることによって、近隣、大阪もそうです、和歌山もそうです。日本全国でこの数が急増する可能性もございます。当然、この管内でも多く出てくる可能性もあります。否定はできません。そのようなことを考えて、役所としても緊張感をもって対応してまいりたいと思います。  それと、先ほど茶原観光振興課長が言ったんですが、3月3日にコロナウイルス感染症による高野町内の宿泊状況及び高野町内事業所への影響調査をするというようなことで、宿坊協会、また商工会等にアンケートを出して、13日締めということで、まずは第一弾の情報収集ということでそれをさせていただいております。そして、今日朝に、そういったことも考えて、コロナ関連の関係課連絡会議というものを立ち上げろということを指示させていただきました。主に、当然宿泊客も減ってるというようなこと、また中小企業でなかなかしんどいところがあるということで、どういったカバーができるのか、融資ができるのか。また、町としてたくさんのお客様が来ていただけるようないい施策が打てないかというのを考えるように、その連絡会議を立ち上げるように指示したところでございますので、今後、感染者の数、またキャンセルの数、そういったものを考えながら、確かに減っているお客様でございますので、町内だけではございませんけど、しっかり事業者が元気づくようなこともしっかり考えてまいりたいと思います。  以上です。 ○議長(大西正人) 残り6分ほどとなっております。  6番、中前君。 ○6番(中前好史) 町長の答弁、また各課の課長の答弁を聞きました。いい方向で進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  2点目につきますけれども、2点目はオリンピック聖火リレーについてという質問でございます。  オリンピックといいますと、私らのような高齢になってきますと、運動についてはちょっと少し離れていく部分ですけども、やはりオリンピックを通じて選手たちがお互いに競い合って交流を深めていくという大きな事業になります。それをまず最初にオリンピアから運んできた聖火をどのように高野町で受けとめて次に送っていくか。どのような盛り上げ方をするかということを考えている中で、このような今回の新型コロナウイルスの感染予防についての話にもなっていくと思いますが、それも含めて聞きたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。  6番議員の質問について御説明させていただきます。  4月11日、土曜日ですね。高野町高野山を聖火リレーが通過するということで、和歌山県内は4月10日から11日、2日間かけて行うわけなんですけども、そのうちの4月11日の夕方、そうですね、4時から5時の間ぐらいで通過するわけなんですけども、広報については、いろいろ通行どめの規制の関係がありまして、2月号、3月号でも掲載させていただいております。その中で、盛り上げるということで、3月中には各戸配布でチラシを配布したいなと、詳細についてしたいと考えております。  また、昨今のコロナウイルスのかげんで、メディアでも縮小とか、中止ではないんですけども縮小するとか、そういう報道があるかと思うんですけども、明日11日に、組織委員会から和歌山県の実行委員会を通じて明日情報提供、そして各通過する市町へのお願いということで会議が行われます。またそれを受けて少し動向が変わる、オープニングの高野町におけるミニセレブレーションというのもあるんですけども、中の橋を出発する際に、スタート前にその式典的なことを行う予定なんですけども、その辺の縮小とか、今予定しているのでは、首長の御挨拶とか、あと太鼓関係も予定はしてるんですけども、少し変わってくる可能性があるかと思います。  できるだけ広報を細かくして、あとまた知らせてネット等で町民に呼びかけて、また沿道で応援をお願いしますというような広報を流させていただきたいなとは考えておるんですけども、いかんせん、明日の会議の内容によって少し変わってくるかなとは思っております。  以上です。 ○議長(大西正人) 6番、中前君。3分ほどです。 ○6番(中前好史) 本日のテレビの映像でしか私見たことがなかったんですけども、聖火式を行うに当たって、100人だけの聖火式だったということを聞いたので、少し縮小していくんであれば、どのような変化になっていくかなとはちょっと思ったわけです。  そんな中で、子供たちに聖火の通過する様子を表に出て見れないんであれば、町当局が何かビデオの映像を取り入れて、それを子供たちにまた後日でも見ていただくことによって、オリンピックの式典につながるような聖火の通過であったと、そのことをまた子供たちにも伝えるようなことをしてもらいたいと思いますけど、その辺はできますかね。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼します。  6番議員の御質問に説明させていただきます。  当初、もちろんそんなに回数のないことですし、小学校、中学校の生徒にもぜひ見せてあげたいというのもありますし、できればリレーの中に伴走ということで、公道以外で伴走できるようなことも、実行委員会のほうからできるということで、そこら辺のことも考えております。それがどうなるかわからないんですけども。  NHKで、実際テレビ局が撮影するというのもありますし、できれば分散してにはなるんですけども、独自でそういうふうに記録的な映像が撮れるんであればやっていきたいなということは考えております。  ただ、それが撮影できるかどうかというのは、まだちょっと実行委員会に聞いてみないとわからないんで、そこのところは、必ずできるかどうかというのはちょっとここではお答えしかねます。すみません。 ○議長(大西正人) 平野町長。40秒。40秒です。 ○町長(平野嘉也) お答えいたします。  オリンピック関連の聖火ということで、4月11日、非常に町民も、また県民も待ってるというか、楽しみにしておる行事であります。しかしながら、先ほどからのコロナ関連で、この先どうなっていくかというのは、明日3月11日の会議で方向性が示されるものかなというふうにも思っております。  高野町として、先ほど次長が説明したように、できれば子供たちも参加したいと。それがかなわなかった場合、できる限り、そういった映像等でまた子供たちにも見てもらう。町民にも見てもらうというようなことにしていきたいと思います。  しかし、この当日、警備とか、そういったことで職員が総出になる可能性もございますので、もしか縮小、またそういったことで半分自粛みたいなことがあるんであれば、業者等に撮影のお願い、委託でもして、しっかり映像として残していくということも考えていかなければならないのかなというふうにも思いますので、6番議員のいろいろな御意見を伺って。 ○議長(大西正人) 時間が来ております。 ○町長(平野嘉也) また、しっかり進めていきたいと思います。  また、追加でございますが、昨日、中学の卒業式に行ってまいりました。当然。 ○議長(大西正人) 町長、時間が過ぎておりますので簡潔に願います。 ○町長(平野嘉也) 中学校の卒業式では、コロナウイルスだからこんな卒業式で悲しかったなという声は一つもなかったです。やってくれて本当にありがとうというような保護者からの意見がございました。そして、子供たちには、コロナウイルスは毒があって、ウイルスは悪くないんだと。今のこの現状、社会がとまっている、情勢が混乱している、これをしっかり目に焼きつけと、中学生にそう言いました。その子たちが大人になって。 ○8番(所 順子) 時間オーバーでしょう。時間オーバーと言ったのに。 ○議長(大西正人) 簡潔に願います。
    ○町長(平野嘉也) 大切な話です。子供たちが大人になって、また高齢者になったときに、もしかこういうことがあったら、こういったときにはこういう社会が動いたよというのを、そのときにしっかり生かしてくれということは伝えさせていただきました。  そして、うちの行事ですね、中止、延期にはしてません。原則延期、中止というような書き方でやってますので、基本は延期。そして、仕方がなかったら中止していくというようなことで、県とか国とか出てるように、中止がありきで物事を考えているというわけではございませんので、できる限り、安全を確保した上、特定、また少数である場合は事業も実施してまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(大西正人) 大事なことではございますが、時間というのが決まっております。時間の制限を超えておるようなことは、また後日、説明の機会を設けたいと思いますので、御協力をお願いいたします。  順番に発言を許します。  7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) おはようございます。  一般質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  まず、1点目なんですが、地籍調査に関することについてお聞きいたします。  昨年6月議会において、6番議員よりこの件について質問していましたが、もう一度、地籍調査の進行状況等、答弁よろしくお願いします。  あとは自席のほうでお伺いします。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  現在の地籍調査の進捗状況でございますが、まず説明をさせていただきます。  地籍調査事業につきましては、平成9年に始まり、今年度末で25年になります。また、高野町全体の令和元年度末調査対象面積は114.66平方キロメートルであり、調査完了予定面積は30.31平方キロメートルとなり、進捗率は26.43%となっております。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) ありがとうございます。今の現状、ありがとうございます。  先日、令和元年度和歌山県地籍調査として資料を配布されてます。こういう資料です。町として地籍調査をなぜ行うか、その見解をお伺いします。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  町としてなぜ地籍調査を行うのかということでございますが、現在、法務局にある登記簿と公図が現地の土地の状況と一致していない箇所もあるため、現地立ち会いで所有者に境界を確認していただき、測量し、地籍簿と地籍図を作成し、法務局に備える事業でございます。地籍調査を行うことが国道、県道等の公共工事の基本的な条件になっており、調査が完了していないと公共工事等が難しくなってまいります。  また、林業従事者の減少や地主の老齢化等が進み、土地の境界の調査が困難になっている現状を踏まえ、令和2年度から担当職員も増やし、残りの調査年数も短くしていくこととしております。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) すみません、ちょっとさっきの進捗状況というような言い方をしたんですけれども、今、どの地区というか、6番議員さんのときも伺いしたと思いますが、そこのところをもう一度お願いします。どの地区で今行ったか。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  平成31年度、令和元年度におきましては、下筒香地区並びに東富貴において地籍調査を進めているところでございます。31年度につきまして、下筒香地区で2.57平方キロメートル、東富貴で0.52平方キロメートルということになっております。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) 今、当地区、自分が住んでいるところに地籍が入ってくれております。地籍に入るときには事前説明というようなことを行っていると思うんですが、地主というか、土地の所有者にどのような方法で通知案内を出されているのか。というのは、所有者が死亡していたり、一筆地に数人の人が関係しているというような場合があると思います。もろもろそういうときがあったときの案内状の出し方をお伺いします。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  山主にどのような方法で通知をしているのかというようなことかと思います。  山林所有者だけでなく、登記における所有者の相続関係、また権利関係等を調査いたしまして、その全ての関係者に文書で説明会等の通知をしている、また立ち会いの通知もしているというものでございまして、こちらにつきましては国土調査法がございまして、それにのっとり準則がございます。その中に相続関係人、また利害関係人に調査をするようにというふうにうたわれております。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) 今の件なんですけども、土地、案内状を出すときに、100%その土地の所有者、地主等を把握されるんかなというのがちょっと心配なんですけども、そこら辺のとこをお願いします。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  ただいまの御質問は、所有者は全て100%わかるのかということでよろしいですかね。それにつきましては、もちろん既に亡くなられている方も大勢おられます。そんな中で、相続関係で戸籍等、除籍等を調べていくわけなんですけれども、やはり最終わからないというものも出てきますので、必ず100%の方に対して通知が出せるというものでもございません。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) 今の答弁をもらいますと、わからないところもあると。ということは、事前説明のその土地に関して行われないというて、まあいうたら放棄地というか、土地はないものとみなすというか、そういう格好になってくるんかなというのをちょっと思います。  まあ、隣に山があるさかいに、この人が持っとったでというやり方で通知、また後日出すというような方法もあると思うんですけども、そういう方法で今まで地籍調査をしてきて、そういうことがあったかどうか。なかったか。そこのところをすみませんけども。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  先ほど100%ないということで説明させていただきましたが、中には当然通知を出させていただいた中で連絡がない、とれない、来ないというような方もおられます。ですので、そういったときには、当然境界が画定しない、立ち合いもできないということになりまして、筆界未定地というようなことで、境界が決まらない土地ということになってしまいます。ですので、これが地籍調査終了後に境界が決まったという旨、連絡をいただきましても、これはもう個人で地籍をしていただいて調査をして、個人が多額のお金を負担していただくということになりますので、流れとしてはそういうふうなことになってまいりますので、できる限り地籍調査には協力をお願いしたいということでございます。  以上です。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) 大体わかったんですけども、土地というのは、隣に他人さん、誰かがいるはずです。その人が、ここは自分の土地ですよということになってくるんじゃないかと。横の土地の人が来られなくて、はかれなくても、もしおる人が、ここは自分の土地ですよとなった場合、それはその土地として、横の土地はほっとくというんじゃないけども、はかることなく済ますというような方法になるんですか。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  冒頭の説明のほうで、登記簿と公図が現地の土地の状況と一致していない箇所もあるという説明をさせていただきました。こちらのこの公図というのは、約明治時代につくられたものでございまして、かなり現在と比べれば、信ぴょう性がないという言い方はおかしいんですけれども、正確性がないものというふうにも聞いております。これを正式に地籍調査をした上で、間違っている部分は正しく直していくと。そういったことで、最終的に法務局のほうに登記をするという流れになっております。  以上です。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) わかったような、わからないような、ちょっとなんですけども。これはもうまた直接聞きにいくか、この表を見て、また検討したいと思います。  立ち会いの案内を出す時期というのは考えているんでしょうか。今までに地籍調査を行ってきて、この時期は外してくださいとか、平日でないときに行ってほしいとかというような、事前説明のときに説明されると思うんですが、そういうことがあったかどうか。すみませんけども、よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼します。  ただいまの質問、ちょっと少し聞き取りにくかったんで、内容的にあれなんですが、この3番目の質問でよろしいですかね。今までの立ち会いのときにいざこざ等が。 ○7番(大谷保幸) それも書いとる、書いてます。もう一遍言いましょうか。 ○総務課長(辻本幸弘) お願いします。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) すみません。マイクに近づいて言います。 ○議長(大西正人) よく聞こえるようになりました。 ○7番(大谷保幸) 聞こえますか、はい、すみません。  立ち会いの案内を出す時期を考えていますかということで、今までに地籍調査を行ってきて、この時期を避けてほしいとか、まあいうたら秋口、今筒香地区に入ってるんでここは避けてほしいとか。まあいうたらサラリーマンの人がこの地主とかいてるんで、平日でないときに行ってほしいとかというようなことがあったかどうか。そういう事前説明のときにそういう意見が出たかどうか。そこのところをお願いします。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  今の立ち会い等々のときということでございますが、当然、それぞれ個人の方につきまして、いろいろ理由はあろうかと思いますけれども、なかなかそれぞれの個人に対応した中でやっていくということも少し難しいものがあるのではないかというふうに考えます。ですので、立ち会い等につきまして、もしこの日が相手、所有者の方がだめだというようなことがありましたら、もちろん再度日程を調整して、その方の日程に合わせた中で行っているというのが現状でございます。  また、この調査の期間というものにつきましては、1年目は土地、山の所有者に立ち会い測量をしていただく。2年目はその図面を作成し、閲覧で確認、国の承認をもらう。3年目に法務局へ送付し、登記完了して、結果として調査区域1カ所で3年かかるということになっておりますので、先ほどの御質問の部分につきましては、できる限り相手方の日程に合わせた中で立ち会い、調査を行っていくというものでございます。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) わかりました。  ほんなら平日でない土曜、日曜とか、祭日とかというようなことも便宜を図って立ち会いにいってるというような解釈でよろしいでしょうか。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) ちょっと今手元に細かい資料はございませんが、これは町直営でやっている事業ではございません。委託事業者も入っております。ですので、その辺で町と委託事業者が相談なり、連絡を密にした中で、調査、立ち会いを行っていくというものでございます。  以上です。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) わかりました。これは委託なんで、町としてはちょっとわかりかねるというような答弁だったと思います。わかりました。  昔の公図、地図、さっき言うことに、1年目が調査して、2年目に図面を上げて、3年目に法務局へ提出すると。3年目にして、それで完成、地籍図というか、地籍簿というか、そういうものが完成されるという答弁だったと思います。それでいいです。わかりました。  それに関係なんですけども、さっきいざこざとかいう問題、ちょっと課長さん、言ったんですけども、今までそういう立ち会いして、昔からこの境界に関してはいざこざがありました。あったというか、そういう話も聞いてます。そのとき、町というか、委託された人、そんな私有地に対して意見を言うというようなことは、そんなことをしてはいけないというか、この書いとる内容を見たらしてませんよというようなことになってますが、100%地籍図ができるように極力やるというのが当たり前と思いますので、そこら辺のところ、何かあれば、すみませんが、答弁お願いします。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  今まで立ち会いのときのいざこざ等があったかという件でございますが、担当者に聞く範囲におきましては、特に大きないざこざというものはなかったというふうに聞いております。  そして、先ほども申し上げましたが、現地立ち会いで、双方所有者の意見の相違で境界が納得できない場合、こういった場合は境界が決まらない土地ということになりますので、筆界未定地ということで、調査のもちろん杭も打ちませんし、調査ができないということになっております。  以上です。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) 筆界というか、これは不明でということで、そこはもうはからないというような処理になるということですね。はからないということですね。 ○総務課長(辻本幸弘) はかれない。 ○7番(大谷保幸) はかれないということで、わかりました。  地籍調査するときに、昔畑やったり、田やったりしてるところがあったと思います。それが今現在森林になってたり、荒れ地になってたり、なっとるとこもあると思います。そういうときの地籍の仕方は、この3年目に法務局へ報告するという内容になってるんですけども、分筆したり、集約したり、土地を、そういうこともいろいろあると思います。山林に変わったとか、その使用方法が変わったとかなった場合、そんなときの地籍はどうなっとるか、そこのところ、答弁をお願いします。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  ただいまの御質問で、畑、森林、宅地は言われなかったんですけれども、地目の変更というようなことでございます。これも先ほど申しましたが、公図、明治時代の部分、なかなか不画定な部分がございまして、それから現在まで、当然、その地目の性質も変わってきているかと思います。ですので、地籍調査時点といいますか、完了するときには、今の正しい地目において法務局に登記をするということになります。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) 地目を変えるというような答弁だったと思います。自分ら、ちょっと山の関係でしてるときに、昔、田やったのにとかいうて、間伐できなかったりしたことがありました。この地籍によって地目が変わる。畑であったり、宅地であったり、宅地、ちょっと言うのを忘れたんですけど、さっき。宅地であったり、田であったり、畑であったり、そこの地目が変わる。これに関して地籍はちゃんと行うというか、法務局のほうには変更できましたよというようなことが正しい内容で報告されるのかどうか。そこら辺のとこ、お願いします。
    ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  地籍調査につきましては、当然、正しいものを法務局に登録するというものでございますので、地籍して、先ほども申しましたが、調査が完了、正しい地目、それはそのまま正しいものを法務局のほうに登記をするというものでございます。  以上です。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) 大体の内容がわかったような、わからなかったような。わからなかった点は、また直に聞きにいったりします。  この地籍後のことなんですが、見たら固定資産税の関係、税務課にお聞きしたいんですけども、こういう固定資産課税明細表ってなことを町から送られてきます。さっき総務課長さんのほうから報告があった、3年目にはちゃんとした地目に変えてなると。その後、町へそういう地目が変わりましたよという内容、この表を見たら、これは自分とこなんですけども、今畑になってたり、田んぼになってたりするとこが、今山になってたり、なってるんです。そういうことが今地籍をされた後、変更されるんかな、どうかな。されてるんかどうか。その辺のとこ、すみませんけども。 ○議長(大西正人) 和泉税務課長。 ○税務課長(和泉ひろみ) 7番議員様の御質問にお答えいたします。  地籍調査により土地の面積や地目などが変更され、登記がされた場合は、その登記がされた翌年から変わった面積、地目で課税されることになります。  以上です。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) この県の内容を見ますと、6ページなんですけども、固定資産税の賦課に当たっては、地籍調査を実施してない地域との負担料の均等性が必要あるときは、市町村長は地籍調査前の面積を賦課基準としてもよいことになってますというようなことをうたってます。町はその都度、地籍調査後に、まあいうたら3年後になると思います、地籍してから。そのときに、そので地目とか面積を変えて、徴収されているという解釈でいいんでしょうか。 ○議長(大西正人) 和泉税務課長。 ○税務課長(和泉ひろみ) 7番議員様の御質問にお答えいたします。  はい、そのとおりでございます。基本的には登記簿のとおりに課税するということでございますので、そのように高野町はしております。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  ただいまの御指摘の6ページのところでございますけれども、もちろん先ほど税務課長の言われたように、地籍が完了したところから画定していくということになりまして、高野町全部が画定した上で変更するということではございません。ですので、画定する段階におきまして、当然、土地の面積が増えるところもあれば、また減るところもあるというふうなことで、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) わかりました。  この課税明細表のちょっと見方なんですけども、面積、固定資産税の評価額というんですか、課税評価額ってなことがここに書いてます。場所によって単価が違うような、ちょっと昨日も計算してみたんですけども、山であっても、田んぼであっても、畑であっても、場所によってその率が違うような形態になっとるんですけども、こういう高野山内、地価評価額ということを聞かせてもらったことがあるんですけども、そういう査定の仕方でこの税率、標準税額というようなところ、決まってるんですか。 ○議長(大西正人) 和泉税務課長。 ○税務課長(和泉ひろみ) 失礼いたします。  はい、評価額がその場所、そこのそこで基準地が異なります。土地もそうですけれども、ここの場所はここの基準地ということで、評価額が多少変わっております。それで、基準地の点数によって面積も掛けて。税率は同じですので、その基準地が違うことによりましてその評価額も違っております。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) もう一度お伺いするんですけども、これはまあいうたら字ごと、山林であれば字ごと、それとも全体的にこの字とは違いますか。まあいうたら道から遠い、近いというような評価の仕方かな。ちょっとおれ、自分、これ見たら、同じ字で、山の中にあるのにちょっと単価が違うような気もしたんで、そこら辺のとこをもう一度、説明お願いします。 ○議長(大西正人) 和泉税務課長。 ○税務課長(和泉ひろみ) 失礼いたします。  ここがここの基準地というのが、ちょっと私今、ちょっと現在お答えすることができませんので、また窓口で確認しまして、大谷さんにお知らせすることとしたいと思いますが、よろしいでしょうか。すみません。 ○議長(大西正人) よろしいですか。  7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) もう1点なんですけども、これ今、おれ手元に持っているのは、うちのおやっさんの課税明細書なんですけども、自分も一応土地を何ぼか、自分の名義になっとるもんがあります。そんな場合、ちょっと聞かせてもらったときには非課税があるとかいうふうなことをちらっと聞かせてもらいました。非課税というのは何ぼかな。ちょっとそこら辺のとこ、すみませんけども、お願いします。何ぼからが税金対象というか、なるんかな。 ○議長(大西正人) 和泉税務課長。 ○税務課長(和泉ひろみ) お答えいたします。  免税点というのがございます。同一人が所有する土地、家屋、償却資産、それぞれの課税標準がその免税点に満たない場合には、固定資産税は課税されません。免税点は、土地は30万、家屋が20万、償却資産が150万です。その金額に満たない場合は課税されません。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) 大体わかりました。  次の件ですけども、次に森林環境譲与税に関することで質問させていただきます。  ネットで少し調べたんですけども、地球温暖化防止や国土保全のため、森林を整備、管理する財源として創設予定。森林環境税、国民1人1,000円。令和6年度から国が個人の住民税に上乗せして徴収し、所有林の面積や森林従事者数などに応じて市町村や都道府県に配分することが決定されていますということになってます。  住民税に上乗せされる人というのは年収約100万円以上の人で、全国に6,200万人ほどいるそうで、年間620億ほどになるそうです。この税を前倒しして、令和元年度4月より、歳入の地方譲与税のうち森林環境譲与税として予算が計上されました、この高野町としまして。今年度の森林環境譲与税約1,500万の予算。使用された事業についてお聞きします。各事業名、そして内容、金額等、わかっていればお願いします。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  御質問の令和元年度の森林環境譲与税の使途について、主に8項目あり、順番に説明させていただきます。  まず一つ目としましては、モク・ファーストトイ業務委託としまして128万3,729円。この事業は、県内市町村では初めてとなるウッドスタート宣言を行うための事業です。ウッドスタート宣言とは、木を中心にした子育てや子育ち環境を整備し、子供たちを初めとする全ての人たちが、木のぬくもりを感じながら楽しく豊かに暮らしを送ることができるようにしていく。そこで、取り組みとしまして町内で生まれた赤ちゃんに地元材で制作した木のおもちゃを贈呈、誕生祝い品として贈呈する事業です。本年度は実施予定につきましては試作品を制作するまでです。  二つ目としまして、木育キャラバン業務委託に159万1,032円。木育とは、木の親しみ、木の文化への理解を深めることを目的とした教育の一環です。今回の木育キャラバンでは、国内外のおもちゃ作家による300点以上の木製のおもちゃを目いっぱい遊び、また森林や木のことについて知るコンテンツを盛り込んで、木の大切さなど周知する木育の一環事業です。今年度は昨年の9月28日から29日の2日間で、高野山ギャラリー、旧作業館で実施いたしました。当日の来場者数は両日あわせまして、町内外あわせて1,000名ほどの方が御来場いただいております。非常に好評でした。また、本年事業につきましてもまた内容を充実しまして、令和2年度も町のキャラバンにつきましては実施する予定です。  三つ目としまして、森林所有者意向調査業務に422万2,900円。この事業は、平成31年4月1日に施行された森林経営管理法第5条の規定により、市町村が森林所有者に対して経営管理の意向を調査しなければならないため、本年度は花坂地区で実施いたしました。今後、この調査結果をもとに、経営管理権集積計画を樹立すると森林整備を推進していきます。  また、四つ目としまして間伐材搬出支援事業補助金、これに195万4,000円。この事業は、町内の森林を森林組合等が間伐した場合や、高性能林業機材を導入した場合に、予算の範囲内で補助をする事業です。今年度は間伐の実施2件、あわせて4.89ヘクタール、63万4,900円と、高性能林業機械導入に対する補助1件で、132万円をそれぞれ補助しています。  あと事務のハード整備としまして3件あるんですけれども、5番目としまして業務用パソコン購入に228万960円。森林台帳システム、また森林台帳、林道台帳作成業務委託に86万9,000円。また、森林また林道巡視用公用車購入に167万3,658円。  あと8番目としましては、執行残差188万8,721円については、高野町森林環境譲与税基金として次年度以降の事業実施のために積み立てしています。  今後、今年度終了後には、森林環境譲与税の使途を公表する必要がありますので、ホームページ等を活用しまして、広く公表する予定です。  以上です。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) いろいろな事業に使われているという内容だったと思います。  モク・ファーストトイ業務委託料、赤ちゃんにおもちゃを配るというか、木のぬくもりを配るというような内容の説明だったと思います。また、来年度もこういうことを続けていくと思うんです。  木育キャラバンに関しましても、町で9月28と29日、1,000人が集まって盛大に行われたというような内容だったと思います。来年度の予算を見ますと、こういう予算も出てました。  森林所有者意向調査というのは、今花坂でやっているというような内容です。間伐材は森林組合とか、機械代とかというような内容やったと思います。大体わかりました。  一つ、森林所有者に経営管理の意向調査を行うと聞いてましたということで、花坂地区、400万からの費用を出して意向調査をしたというような答弁だったと思います。その調査内容をもう少しお聞かせくださればと思います。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  先ほどの質問にもありましたように、森林管理経営法によりまして、経営管理の意向調査をしなければならないということで、花坂地区で実施しました件です。  花坂地区の調査概要としましては、業務委託で実施しました。請負額が先ほどありましたように422万2,900円。意向の調査期間としましては、令和2年1月10日から、同じく2月14日までということで調査させていただいております。調査対象面積は549ヘクタール、調査対象筆数は1,011筆、また調査対象者数は210人で行いました。  調査結果につきましては、送付者210人に対しまして、回答数が118通、宛名不明が49となっていまして、ちょっと宛名不明を除きましたら73.7%と高い回答率となっております。  また、意向調査の内容としましては、回答者の情報としまして、性別、年齢、職業、また森林組合の別とか、入れてまして、あとほかに8つの項目のアンケート調査を行いました。  主な意向調査の結果について、ちょっと順番に説明させていただきます。  まず、回答していただいた方は60代及び70代が全体の7割で、高齢化が進んでいます。また、主なアンケートの内容としましては、森林経営管理法の熟知度について。ほとんどの方が法を知らないという回答がありましたので、今後はより町の広報を行い、所有者に周知する必要があると感じております。  また、次に森林経営及び管理状況について。経営、また管理は全く行っていないが4割ありまして、また一部管理が2割、あわせまして6割なんで、ほとんど経営管理を行ってないということがわかりました。  また、次に境界の認知や立ち会いの可否を聞きましたら、おおむねの方が認知や可能ということで御回答いただいています。今後は、事業展開をする上では大いに役立つと考えております。  また、最後に地番ごとの意向について。引き続き自己管理が36.1%、森林組合に依頼が33.2%、また高野町に委託が19.5%となっておりますので、森林組合依頼と高野町に委託ということをあわせますと、やはり所有者以外の委託希望が全体の5割強となっています。今後は、森林組合に依頼と回答いただいた方のリストを管内の森林組合へ情報提供し、森林組合等で所有者と森林経営計画樹立に向けた計画等にまた供すと考えておりますので。  また、高野町に依頼と回答いただいた方の森林につきましては、森林経営管理権集積計画を策定するか、町みずから森林経営計画を策定して、定期的な森林整備を行っていくことを検討してまいりたいと思います。  この意向調査につきましては、おおむね15年以内で全域を終了する必要があることから、令和2年度より、森林環境譲与税、先ほどありましたように増額されることから、意向調査を3地区行いたいと思います。また、森林意向調査の加速化を図り、また早期森林整備に着手し、森林の持つ多面性の機能を発揮できるよう進めてまいりたいと思います。  以上です。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) たくさん答弁をいただいたんで、どれから質問、また繰り返そうかなと思ったんですけども、前に町長さんが言われてました。地球温暖化等で、昨年度かその前か、災害等で停電等が起こったと。それに関係して荒れた土地が多いと。早急にこの荒れた土地を何とかせなあかんなというのは答弁された記憶があります。町長さんといたしまして、この19.5%、町に任せますよ、委託しますよ、それがどれぐらいな格好になってくるんかわかりませんけども、そこら辺のところ、少し町長の意見があればお聞かせください。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 7番議員の質問にお答えいたします。  地籍調査もそうですし、森林環境譲与税での今後の森林整備ということで、調査では19.5%、町に委託するということがございました。土地じゃなくて山林が荒廃、荒れて危険な状態にあるというようなことは答弁でも言ったのかなというふうに思いますが、引き続き財源が確保されて、またふるさと納税、また森林環境譲与税を活用して、荒れた土地を整備していくというのはなかなか難しいかもわかりませんが、住民の皆さんが森林に対する意識が高まるような施策をしっかりしていきたいというふうに考えてます。  以上です。 ○議長(大西正人) 7番、大谷君。 ○7番(大谷保幸) 荒れた土地の管理に関しては、町長の一言で、森林はどうにかできますよというようなこともちょっと頭の隅にあるんですけども、そういうことも考えて行っていろいろいただきたいと思います。  令和2年度の森林環境譲与税が、令和2年度は約3,350万になってます。今年度の2倍以上の予算になってまして、その方法、使用方法をよろしくお願いします。倍以上になってますんで、またまた大変なことになってると思います。新年度予算の審議のときにまたいろいろ聞くと思いますが、よろしくお願いします。  以上です。ありがとうございました。 ○議長(大西正人) しばらく休憩します。  再開は、その時計で30分からお願いします。               午前11時26分 休憩               午前11時33分 再開 ○議長(大西正人) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  通告順に発言を許します。  5番、中迫君。 ○5番(中迫義弘) 失礼します。  私は、この3月議会におきまして、小中一貫教育に端を発し、会合を重ね、検討委員会から推進委員会へと名称変更され、教育施設再整備事業から高野町学びの交流拠点整備事業へとバージョンアップされている事業について質問をします。  まず、事業の内容について伺います。次に、財源確保はどうなっているか、伺いたいと思います。  あとは自席にて質問させていただきます。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。  5番議員の御質問について説明させていただきます。  まず、教育再整備事業の中身ということでございます。今回、高野町学びの交流拠点整備事業という名称になりました。それにつきまして、事業内容といたしまして、次の6点が事業費として盛り込んでおります。  一つにつきましては、設計業務等ですね。それは、内容といたしまして基本設計、そして実施設計、近隣調査、準備調査。準備調査につきましては土壌、電波障害調査、そして測量等です。  続いて、2番といたしまして、撤去、セミナーハウス。これは給食センターも含んでおります。そして、こども園、スケートリンク、こども園横の倉庫、そしてテニスコートの工作物。  三つ目といたしまして、建設物。高野山小中学校校舎、給食センター、プール棟、学童保育所、そして屋内運動、体育館でございます。公民館、こども園、こども園については子育て支援センターを併設しております。そして、外部倉庫。以上の施設をできるだけ複合化するということを条件にしております。
     そして、4番、整備といたしまして、小中学校屋外運動、これにつきましては両翼70メートル、センター85メートル、そして100メートルの直線コースをとれるように条件として出しております。そして、こども園の園庭、そして学校園、そして職員関係の駐車場ですね。あと周辺の植栽、そして提案に応じた道路の整備というところです。  そして、5番目といたしまして、備品等、建て付け什器等です。屋外遊具、小中学校、こども園でございます。あと非常用電源、そして事業者提案によるものなどについての備品です。ただ、この事業に入ってない細かい備品、机、ロッカーとかテレビとか、そういう備品については事業費外ということになっております。  6番目のその他といたしまして、各補助金等に関する資料の作成、そして建設工事監理業務ということで、それが本事業の中身、事業内容となっております。  財源確保についてなんですけども、財源については、国庫補助金、起債、ふるさと納税の三つの財源の活用を予定しています。  国庫補助金については、小中学校の校舎建設に直接関する補助金というのはございませんが、そのほか給食センターの設備や各種備品、公共施設の森林利用などの補助金は対象になるものがあります。補助金について、事業者からの提案によって内容が変わっていくことを前提にする必要がありますが、こちらから使用する旨は要求水準書のほうに記載いたします。補助金については県教育委員会及びその他機関に御教授いただきながら、利用できるものの調査を進めております。また、令和2年度からは、補助金の事前申請なども行っていく必要がありますので、モデルプランで積算しておりますデータを用いまして申請などを行っていく予定になっております。  起債についてですが、今回の事業では過疎債と公共施設適正化事業債の二つの利用を考えています。この起債についても該当する条件などが事業者からの提案による設計によって変わってきます。適正な起債を関係各課と協議をして、活用していきたいと思っております。  補助金、起債等で賄えない部分及び起債の返還金については、ふるさと納税を利用していきたいと、させていただきたいと考えております。  なお、補助金の例といたしまして、水泳のプールの新築事業については、住民開放ということで、大体3分の1ぐらいの補助、給食センターはドライシステム導入ということで3分の1の程度、自家発電については防災機能強化事業といたしまして3分の1、上限2億ですね。基本設計に対する国庫補助金といたしまして契約金の3分の1、あとエコスクールプラスということで、新エネルギー活用、省エネ、木材利用などの対象で、林野庁等での補助金を使いたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) 5番、中迫君。 ○5番(中迫義弘) 古い施設を撤去して、複合型の新しい施設を小中学校、こども園、そして公民館、図書館、これらの複合型の施設を作成するという事業だとお聞きしました。  一つ、古いプールは、あれは撤去されるんですか。そこら辺ちょっと聞きもらしたかと思うんで、お伺いしたいと思います。 ○議長(大西正人) 角濱教育長。 ○教育長(角濱正和) 失礼いたします。  古い中学校に今ある現プールのことでしょうか。それにつきましては、整備事業ということで、一応撤去するという考えのもとで動いております。 ○議長(大西正人) 5番、中迫君。 ○5番(中迫義弘) 古いプールは撤去するということでお伺いさせていただきました。  次、財源確保の件なんですけども、概算で結構ですんで、ふるさと納税、大体何億、過疎債何億、公共施設適正何億って、大体わかってたら聞かせていただけたらと思います。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 5番議員さんの御質問について説明させていただきます。  全体の概算費としては47億円、それを上限としております。その中で、本当に流動的なんですけども、適正化債についてはそのうちの34億、過疎債については12億、起債について1億ということで、とりあえず今の予算的にはそういうふうな形で計上するようになると思うんですけども、補助金等を使いまして、あと本当にまだはっきりした数字は出ないですが、そのうち47億の半分、5割から6割ぐらいが町からの持ち出しになるかなというところで考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) 中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 失礼いたします。  財源のことでございます。基本的には次長の説明のとおりなんですが、起債をお借りしまして、そのうち交付税措置で措置される部分がございます。その措置される部分を除いた部分については町が持ち出すということで、その部分については毎年ふるさと応援寄附金基金のほうから充当していきたいと考えております。  それと、当初、起債の当たらない部分について、先ほど申しましたとおり、いろいろな補助金を使った残りにつきましても、ふるさと応援寄附金を少し充当する必要があるかなと考えております。  何分、事業者がまだ決まっていないということで、年度ごとの計画、どういう事業をどの年度にするかというところがきっちり決まっていないところもございますので、その辺が明らかになればより一層詳しい財源の計画というのが立てれるのかなと考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) 5番、中迫君。 ○5番(中迫義弘) 総予算47億を上限として、補助金なり、ふるさと納税なり、過疎債なりを利用して、この複合型施設を建てたいということで了解いたしました。  次にですけども、現在、要求水準書の模索中で、作成後、業者選定を経て建設に取りかかると思いますが、業者選定の際、プロポーザル方式を採用すると聞き及んでいます。このプロポーザル方式の内容とメリットについて伺いたいと思います。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。  5番議員の質問に御説明させていただきます。  まず、プロポーザル方式の内容ということで、まず一つは委員会についてということでちょっと御説明させていただきたいと思います。プロポーザルに向けて、プロポーザル選考委員会というものを立ち上げるという予定になっております。この委員については、10名を町長が選任するという形とさせていただきます。構成といたしましては、有識者2名、町当局から2名、そして議会から2名、そして町民代表及び各関係者から4名を選出したいと考えております。委員についてはプロポーザルの公平性を担保するため、非公開とさせていただきます。  委員選出については、関係各部局と教育委員会で協議を行っております。女性の方にも参加していただきたいというのも思っておりますので、有識者については外部より招聘したいと思っております。この理由といたしまして、今回の選考委員会についてはプロポーザルの経験がない方が多数になると想定されます。事業者、提案に関して多岐にわたる部分を審査していただく必要があります。このため、アドバイザー及び経験がある方に委員の中に入っていただく必要があると判断したためでございます。委員会の委員長につきましても、有識者の方になっていただこうと、そのように思っております。  また、選考委員会の開催についてですが、委員会については3回開催する予定としております。1回目は4月の上旬、2回目は事業者より技術提案後の8月上旬、そして3回目からのプレゼンテーション、3回目が業者からのプレゼンテーション開催予定の8月中旬というふうに考えております。  業者に対する参加事業者数によって、2回目、3回目の時間が変わってきますが、2回目は半日程度、3回目は1日を見込んでおります。また、そのほかに要求水準書の理解を深めていただくためなど、適宜委員の皆様には集まっていただく必要があるかと思いますので、選出されました委員の皆様については御負担になることが考えられますが、御協力よろしくお願いいたします。  今現在、要求水準書につきましては、細かい部分の学校からの聞き取り等によって、特に備品等になるんですけども、什器、要するに備えつけの備品ですね。それにかかわる分で、この3月中にはその細かい部分を詰めて、要求水準書の完成となってきます。そして、また4月に作成いたしまして、5月ぐらいにはその要求水準書の公開ということで、公募を開始したいと考えております。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 5番、中迫君。 ○5番(中迫義弘) 業者選定に当たって選考委員10名を選んで、非公開で10名を選んで、3回の選考委員会をかねて業者を選定していくと。8月に業者のプレゼンを経て、10月ぐらいに業者が決定されていくんかなというふうに判断いたしました。  現在、要求水準書を、各学校なりにどんな備品が欲しいかとか、出してもらってるということで、4月中には要求水準書も作成して、建築に取りかかっていくというふうにお聞きしました。  今後の予定について、もう少し詳しく、4月、8月、10月ぐらいに業者選定というようなことを聞かせていただいてますけども、通学路の確保とか、そこら辺も踏まえて、全体的な構図というんですか、そんなんを教えていただけたらと思います。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。  5番議員の質問について説明させていただきます。  令和2年度以降のスケジュールということで、少し先ほどと重複いたしますが、4月には第1回のプロポーザル選考委員会というのを開催いたします。そして、5月にプロポーザルの公募開始ということで、同じく5月に現地説明会等の実施を考えております。そして、6月に応募参加資格確認申請受け付け、そして7月に提案書の提出、そして8月に第2回プロポーザル選考委員会、これについては提案書の説明会、そして第3回、同じく8月に第3回のプロポーザル選考委員会、これは優先交渉権事業者決定ということです。そして、優先交渉権事業者が決定した時点で、8月中に仮契約ということになってきます。この後、9月に議会承認を経て、同じく9月、議会通過後、基本設計、実施設計の作成ということになってきます。実際、工事が開始されるのは、令和3年の4月からの工事開始になってくる予定でございます。  以上です。 ○議長(大西正人) 5番、中迫君。 ○5番(中迫義弘) 令和3年の4月に着工というようなことを今お聞きしました。着工に向けて、通学路、前回もちょっと聞かせてもらったんですけども、この前の道ですね。今後、どのようにしていくんかとか、そんなんが決定してましたら、お答えいただけたらと思います。 ○議長(大西正人) 角濱教育長。 ○教育長(角濱正和) 失礼いたします。  現在のところ、まだ通学路に関しましては並行の状況で、まだ考えておるという最中でございます。このことにつきましては、着工後を踏まえてのことになりますけれども、以前にも私、お話しさせていただいたとおり、一方通行にして、そこで通学路の交通をとめたりということも考えておる、今のところも考えておるという状況でございます。 ○議長(大西正人) 5番、中迫君。 ○5番(中迫義弘) 令和3年の4月には着工に入りたいということで、重機、物すごく大きな重機なんかも入ってきますし、通学路、中学生は当然ここに通ってますし、通学路の確保がまず優先されるべきじゃないかと思うんですけども、まだ考えていないというのはどういうことでございましょうか。 ○議長(大西正人) 角濱教育長。 ○教育長(角濱正和) 失礼いたします。  早急にということで、山内のいわゆるマイクロバスで通学路も考えておるということでございます。その運行につきましては、高野町内を全部、何というかな、運行させるか、あるいはここまで歩いてきて、ここからバスを運行するとかという方法等があるということで、まだ今のところ考えておるということでございます。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。  5番議員の御質問に説明させていただきます。  車両等の工事関係の車両等については、もちろん十分安全を確保してということで、そこら辺は十分仕様書にも入るかと思いますし、特に言われているように大型の重機とかというところもありますし、そこら辺は通学の支障のないようには必ずしていきたいと考えております。 ○議長(大西正人) 5番、中迫君。 ○5番(中迫義弘) 子供たちの安全も確保しながら、すばらしい施設をつくっていただけたらと思います。  それと、多額の予算を使用して、使用した事業でもありますので、住民にも機会があるたびに広報等を利用し説明責任を果たしていただいて、世界遺産に登録された高野町にふさわしい計画的な取り組みをお願いし、質問を終わらせていただきますが、一般町民、なかなか、小・中学校建つらしいなとかって、そんな話はありますが、実際、どんなふうになっていくんかというのをわかっていないと思いますので、徹底した説明責任というんですか、広報等を利用して説明していただけたらと思います。  以上です。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 5番議員の質問にお答えいたします。  議員おっしゃるとおり、住民にしっかり情報提供をしていかないといけないかなというふうに思っております。現時点でも広報高野等を通じて、現状というのを情報として配信させていただいております。引き続き、丁寧に住民の皆様に情報提供をするということに努めてまいりたいというふうに考えております。  プロポーザルがありまして、そして大きく大体の絵ができてきましたら、こういうものが建築されるよというのがしっかり住民にも提示できるかなというふうにも思います。今は要求水準書、また大体の総額というようなとこで、事業者募集というようなところで今後しっかり提案していただくことにより、住民に対して説明ができるというふうに思っておりますので、広報、またホームページ、そして回覧等をして、また今年も春先ぐらいからまた毎年のタウンミーティングもありますので、そのときにも住民の皆様にしっかり情報提供をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) それでは、しばらく休憩します。  再開、昼から、午後1時からお願いいたします。               午後 0時00分 休憩               午後 1時00分 再開 ○議長(大西正人) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  それでは、順番に発言を許します。  4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) 失礼します。  今回、三つの質問をさせていただきます。  一つ目は、町域内、管内の道路事情について。二つ目は、地域間交流と地域づくりを住民参加でという内容で。三つめは新型コロナウイルス感染症についてです。  初めに、町域内、管内の道路事情について伺います。中でも高野山と周辺地域とのアクセス道路は、生活道路としても重要で、保守管理を十分行うことは、安全対策、防災対策にもつながると考えます。  町内の道路には、町、県、国道等ありますが、それぞれの保守管理、修繕にかかわる業務分担及び連携はどのように行われているのかという点です。また、その実際は業務委託業者または町職員等で行っているのかという点もあわせてお願いします。そして、域内で緊急事態、土砂崩れ、落石等、予測されるんですけども、そうした場合の対処についてはどのようにされるのかという点です。ちょっと2点あわせてして、後ほど自席からと思います。  2点目、沿線路面上、道路沿線等ですが、危険箇所の把握ですとか、対策については、日常、どのように行っているのですか。倒木や落石のおそれがある場合、土地所有者の責任の所在、それから連絡等、いろいろな課題もあるかと思うんですけども、どのようになっているのか伺います。  この後の質問については自席で行います。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  まず、保守管理について。町、県、国道、それぞれ業務分担と連携はという御質問について説明させていただきます。  まず、高野町内の道路状況としましては、一般国道が3路線、県道が4路線、町道にいたしましては215路線あります。業務分担につきましては、道路法において、道路で申し上げますと、町道は町、県道は県、高野町内の国道は県、伊都振興局、県と言いましたが伊都振興局のほうが道路管理を行っており、それぞれ業務を行っています。また、除雪等での国道と県道、また町道では基準が異なります。  次に、連携については、高野町内の国道及び県道は伊都振興局で管理しておりますので、道路情報の共有や、また住民からの道路に関する通報など、連携を密に行っています。しかしながら、業務につきましてはあくまでもおのおので行っています。  次に、委託管理業者、また町職員等で行っているかということも御説明させていただきます。  道路管理としましては、主に除草業務、草刈りですね。それから除雪業務、また災害の復旧など、委託できるものにつきましては委託させていただいております。また、緊急性のあるものについては、単価契約としまして、その都度対応できるような委託もしております。  町職員等としましては、まず道路清掃について、基本的には道路作業員で行っています。作業員が4名、また清掃車を活用して清掃に当たっています。また、状況にもよりますけども、道路修繕、落石、倒木の処理もあわせて行っており、また路線によりましては職員のほうで除草、また除雪も行っています。  いずれにいたしましても道路の老朽化による傷みにつれ作業が増大しているのが現状であり、職員への負担も年々増しています。  なお、周辺集落についても協力いただける町内会や団体等、道路の維持管理や除草など委託しております。現状としましては、住民による自助、また町内会等による共助により、生活道の維持管理については御協力いただいてます。  以上です。 ○議長(大西正人) 4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) 住民からしましたら、以前よりも早く対応いただいたりとか、環境はよくなっているのかなと。清掃車の導入等もあると思うんですけども、パトロールしていただいている業者さんの車の通る回数とか、そんなのも含めてですけども、これは年間の委託というのは複数で行っているのか。どんなふうに町内、幾つか、ぎょうさんあると思うんですけども、どんなふうに回していっているのかというようなことと。  それとあわせて、今年度、除雪の費用というのはかなり機会がなかったのかなとは思うんですけども、非常にこれは住民の声なんですけども、あの塩カリなんかを晴れた日というか、必要のないときにも散布しとるような状況があるというようなこともお聞きするんですけども、これは何かの事情があったりするのでやっているのか。自分も出くわしたことがあるんですけども、この予算も貴重な除雪費用だと思うんですけども、そうした部分が、例えば業者さんは年間委託、除雪に関しては契約上支払うというふうになっているのか。返納してもらうとかって、その辺ちょっと細かいことですけど、もしわかればお願いします。
     もう1点、倒木、落石が、標示機なんかありますよね。その標示板などで注意喚起しとんですけども、なかなか補修工事にかからないというようなことがあるんですけど、優先順位とかあるんですけど、そのあたりの把握と実態を、定期的に業者さんのパトロールの話もしたんですけども、行っていただければ安心につながるのかなと思います。 ○議長(大西正人) 小西建設課長。 ○建設課長(小西敏嗣) 失礼します。  まず、御質問の定期的なパトロールということもあるんですけども、まず周辺の生活道に近いところは各種団体等とか、また町内会さんのほうで維持管理という形で見回りのほうもしていただいているところもあります。  また、処理のほう、簡単な落石等でしたら処理もしていただいているケースとかもあるんですけども、大きな落石等になれば、建設課のほうに連絡いただいて、その都度職員、また作業員で当たっているのが現状でございます。  また、次に除雪につきましては、本年度については積雪のほうが、降ってるのは降ってるんですけども、あまり10センチを超えるようなというところが少なかったので、そういったのはまた精算という形で業者とのほうを今後詰めたいと思いますし、また融雪ということで塩カリ等の散布ということで、御指摘のことはあるんですけども、何分、朝の零下とかといったら、またそこら辺で凍るおそれもあるので、そこは業者のほうの判断ということでさせてもらっているところもありますし、また職員と業者とのことでいろんな情報交換をして、今後こういったことで気をつけようかということで、そこは密にさせていただいております。  何分、天候のこと、気象のことがありますので、安全、安心ということもありますので、そこはちょっと予防的なことで散布があるということで、御理解願いたいと思います。  続きまして、危険箇所の把握ということ、また対策ということの御質問について説明させていただきます。  まず、危険箇所の把握及び対策につきましては、先ほどもありましたように町道ちょっと215路線あります。215路線あります。また、危険箇所につきましては全ては把握はできておらず、また災害時の災害復旧などで対策を行っているのが現状であり、また、近年、平成26年から5年ごとに橋梁、またトンネルの点検を行ってまして、橋梁につきましては187橋、またトンネルは6本あります。いずれにいたしましても、山間部であることから、修繕、管理には財政及び人員を橋、今トンネルということで優先に行っています。  次に、倒木、落石等のおそれがある場合の対処。先ほどありましたように、言われたように土地所有者の責務とか、そういった連絡等はということもあわせてお話しさせてもらいます。  まず、民地の樹木についてはその所有者が管理するものです。民地から道路上にはみ出た樹木、また枯れ枝等の落石、倒木などについては、通行に支障を来すだけでなく、またそれが原因で事故の際に樹木の所有者の方にその責任が問われることもありますので、定期的に剪定、枝葉のですね、剪定などは、森林管理をしていただきますようよろしくお願いいたします。  また、連絡につきましては、所有者を確定するのに時間を要するため、積極的にはできていないのが現状です。なお、緊急を要する場合、やむを得ず通行の支障となる倒木等は、緊急処置でお断りなく伐採させていただくことがありますので、御理解、御協力をお願いいたします。  以上です。 ○議長(大西正人) 4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) あわせて、そうした住民、通行ドライバーへの何というか、標示等の告知も含めてですけども、周到にいただけたらなと思います。  続きまして、関連してです。沿線の携帯電話利用可能範囲についてですが、車両での移動中、また山林等での作業や山歩き、ハイキング等で、事故やけがなどのトラブル、緊急時での連絡が可能であれば安全安心につながるわけですけども、そうした可能エリアの現状はどうなっていますか。あわせて、町内の全ての集落において利用可能になっているのでしょうか。いわゆる不感地域の解消はできていますかということで伺います。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  ただいまの沿線の携帯電話利用可能範囲ということの御質問でございます。  高野町内全域がおおむね携帯電話が利用できるわけでございますが、町が把握している通信エリア外、こちらにつきましては、道路では高野山から相ノ浦間、高野山から上湯川、下湯川間、平原から下筒香間、上筒香から東富貴間ということで、この今申し上げました区間につきましては通信エリア外というふうなことになっております。  また、ここの携帯電話のアンテナを立ててというようなことになりましたら、基本的には通信事業者の自主進出ということでお願いも町からはしていくわけなんですが、やはりなかなか交通量が少ないということもございますので、事業者のほうとしても、安易に携帯電話の鉄塔を立てにいくということは難しいという状況となっております。  それから、町内の集落への携帯電話はどうかという御質問でございますが、NTTドコモの自主進出によりまして、平成31年ですね、去年の間に5カ所、周辺民家等の周辺集落にアンテナが設置をされております。一つは奥の院周辺でございます。もう一つは伽藍周辺。それから元筒香小学校周辺、今言いましたところは既に電波が出ております。それから、3月末までに予定といたしまして上湯川地区、こちらのほうのアンテナが設置しておりますので、電波のほうが出るというふうにドコモのほうから聞いております。  ですので、おおむね高野町内の民家がある周辺につきましては、携帯電話は通話可能ということでございます。  以上です。 ○議長(大西正人) 4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) かなりそのエリアが広がっているということなんですけども、例えば上筒香から富貴の間、コミュニティバスとかも通行してますし、結構交通量も多いようにも思います。そうしたこともあるんですが、ぜひそういう道路沿いはとりわけ必要かなと思いますし、あの間、通じれへんでなというような声も、帰省された人とかいろいろ聞くこともありますので、ぜひ業者任せということにはなるんですけども、そうしたことも働きかけていただけたらなと思うところです。  次に、この沿線における景観上、環境上の対応についてです。  災害防止上、計画的な保全が必要と考えまして、この数十年にわたり、植林とか、間伐とか、枝打ち、出荷の光景というのがあまり見ることが自分はないんですけども、背景はいろいろと国産材の価格の低迷ですとか、労働力の不足、必要経費の高騰等あると思うんですけども、このまま放置状態が続くと、今後、5年、10年、さらにその先を見通すと、先ほどの質問の中にもあったんですけども、手つかずに荒廃した山林が広がることが予想できるわけです。  そこで、計画的に道路沿いの人工林に限定しても、所有者と共同して林産資源の活用であるとか、手入れ等、環境、また里山保全につながる施策を、上流に位置する高野町としては、ぜひ県、森林組合、先ほどもありましたけども、金剛峯寺等とも連携して打ち出して、事業化なり、財政的な援助というか、配慮等できないもんでしょうか。これは町長にお伺いしたいんですけども。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 4番議員の御質問にお答えさせていただきます。  沿線における景観上、環境上、計画的な保全ということで御質問をいただきました。議員おっしゃるとおり、沿線沿いですね、主に町道の沿線のところにある森林については、荒れている森林も多くあると思います。  今後、地籍調査等もしっかり進める中で、財政と、また森林を管轄する農林と協議をしながら、どういったことが可能であるかというのをしっかりまた考えていきたいなというふうに思っております。 ○議長(大西正人) 4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) 意向調査等も、そうしたことから見ますと非常に意味があるかなとは思うんですけども、並行してそうした活動をぜひ進めていただけたらなと思います。  次の質問に移ります。  地域間交流と地域づくりを住民参加でという内容でお聞きします。これは以前も質問したんですけども、町の長期総合計画を時々見るんですけども、非常に10年とはいえ、具体化、既に取りかかっている、実施をしているという項目も多いんですけども、施策も多いんですけども、中でも各地の地域活動の様子に対して、そこから生まれてくる課題ですとかに行政の支援活動というのが、実際高齢化が進む中でもそれぞれの地域、町内会の範囲で、また地区全域で行われておると思うんですけども、政とか行事、独自の催しなど自主的な活動もあると聞いています。広報誌等でも我々把握するんですけども、ちょっと各地におけるそうした参考事例などがありましたら、御紹介をお願いします。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 今、質問いただいた件ですけれども、観光振興課のほうで地域の支援活動をしている例について、幾つかお答えさせていただきます。  まず、神谷地区ですけれども、近畿大学と大学のふるさと協定に伴って、地域住民と近畿大学の学生、教員等が交流する機会というのを持っております。本年度におきましては、11月に2回ほど、こういう催しを旧の白藤小学校ですね、ここを中心に開催をさせていただいております。  それと、花坂地区、こちらは花坂さくら会の活動というのが長年続けられております。この活動支援ということで、月1回の、冬場は除くんですけども、例会へ出させていただいたりとか、あと観光協会さんが金剛峯寺前で報恩高野市というのを開催しております。ここへさくら会のほうも出店しておりますので、そういったところの販売支援、また観光情報センターのデッキスペースを使った部分での支援等、そういう部分で協力をしております。  筒香地区につきましては、筒香寄り合い会の活動ということで、ミョウガ畑の草引き、間引き、そういったところにも職員が参加させていただいていると思います。あと、県事業を使ってきました関係上、県からのヒアリング等という、そこの部分の支援をやらせていただいてます。  それと、相ノ浦、大滝、杖ケ薮の3地区につきましては、集落支援員を各1名配置させていただいて、この方を中心に地域の見守りということをやらせていただいております。  それと、高野町内各所になりますけれども、集落の水取り事業ということで、生活用水の確保をやらせていただいております。町内に現在44件、この事業をやられている御家庭があります。飲料水を供給するために、月1回の水源の見守りということもさせていただいております。  あと、地域の方が活動しやすい、生活しやすい環境をつくるということで、地域公共交通の確保ということで、デマンドタクシーの運行を町内6路線対応させていただいております。相ノ浦線、杖ケ薮線、湯川線、大滝線、西郷線、不動野・花坂線の計6路線ということになります。路線によって利用されている頻度というのは違うんですけども、例えば西郷線なんかでしたら、この1年の間で194便運行をして、215名の方が利用されているなど、皆さんのお医者さんへ行ったり、買い物に行ったりする部分の交通手段として利用していただいているというのが現状になります。  以上です。 ○議長(大西正人) 苗代福祉保健課長。 ○福祉保健課長(苗代千春) 失礼いたします。  福祉保健課からは、当課の地域活動について御説明させていただきます。  福祉保健課の活動については、保健師の実施する健康相談が16地区、地域包括支援センターが行う理学療法士同行による訪問リハを月1回、そして予防教室を健康相談とともに行っております。また、社会福祉協議会がサロン活動の補助として立ち上げるための助成金を行っております。1カ所につき5万円の助成があります。  地域包括支援センターでは、予防教室や職員等による講演なども行っておりますので、各地域で御要望がありましたらお気軽にお申し出ください。  また、本年度、補正で可決していただきました子育てサポート事業を富貴地区で実施しております。子供たちが高齢者宅を訪問し、昔話を聞いたり、また高齢者が子供のサポートをする見守り事業として、富貴小学校の一部をお借りして実施しております。富貴・筒香の団体と共同のイベントを行い、各地域からたくさんの人をお呼びし、地域を知ってもらうよい機会になっております。また、世代間交流にもつながっていると考えております。今後は、このような活動が高野町でもっと増え、働く世代、高齢者の生きがいづくり、また子供たちの地域学習にもつながればいいなと考えております。  福祉保健課は、全世代をカバーできるように幅広い分野で業務を行っております。地域包括支援センターを初め、子育て世代包括支援センターも稼働します。関係部署並びに関係機関と協力し、地域のかけ橋になればと考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) 4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) 各所でさまざまな住民と行政、相互に手を携えてという部分はあるんですけども、次に、そうした地域づくりの充実につながると思われる地域間の交流の現状について伺います。  さきの町内会長会でも少し発言させていただいたんですけども、現実的には、地理的に各所が広範にわたって移動面や日程調整等の点で難しさがあるわけなんですけども、私も何人かの支援地域の方に聞く機会がありまして、そうした要望とか、いろいろな意見もあるようにも思うんですけども、当局としてはそのような形で住民参加というふうなことをおっしゃっています。それと、もちろんタウンミーティングとかで機会も多いし、直接かかわることもあるんですけども、年間何度か顔を合わせる機会などを見つけてといいますか、利用して、意図的に地域を例えばブロックごとに組み入れて、分散して交流のを設けるとかと、いろんな方法はあろうかと思うんですけども、その辺いかがなもんですか。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  住民参加と行政相互に知恵を出し合い、地域の課題解決につながる仕組みというふうなことで御質問をいただきました。  さきの連合町内会長会議におきましても、ある町内会長からは年1回の総会しかないというふうなお話もございましたし、何か地域でできることがないのかというふうなお話もございました。  実質的には、今申しましたように、各町内会長、こちらにつきましては、高野山上は基本的には毎年1年交代というようなことで、各地区町内会長さんがかわられます。ただ、高野山以外の地区につきましては、かわられるところもあれば、数年同じ方がなっていただくところもございます。  ただ、今までは町内会と行政というような構図で、回覧板であったり、配布物であったりということで、いろいろお願いも町内会からの要望も聞いていたわけなんですけれども、今後、これは連合町内会長とも相談するようなことになるのかもわかりませんが、各地域地域において、それぞれの問題解決に向けて何らか仕組みも考えていく必要があるんではないかというふうに考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) うちのほうでやらせていただいている中で、各地域でそれぞれの活動をされていると。それぞれがどういう活動をされているのかわからない状態の中で、11月初旬、交流広場という催しを観光情報センター周辺でやらせていただいております。これは各地域で活動されている方の日ごろの実績をお持ちいただいて、皆さんで御披露いただく。またそれが物販等につながっていく。観光客に対してもアピールできるというところで、続けて開催をさせていただいております。  そういったことで、皆さんが、ああ、あの地域はこういうことをやっているのかということで、励みになって、なおまた自分たちの地域の活動を膨らませていっていただけたら一番いいのかなというふうに考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) 4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) 加えて、地域づくりにかかわって、地域担当職員を配備するということで年度初めにお聞かせいただいて、本来業務がある中で、非常に難しいのではないですかというふうなことも質問させていただいたんですけども、これまでの活動状況。富貴・筒香地区においては、割りと会う機会もあるんですけども、全体の顔写真入りで回覧したということで始まったんですけども、その後の活動状況についてちょっとお知らせいただけたらと思います。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  ただいま地域担当職員の関係で御質問いただきました。この制度につきましては、平成30年度から地域担当職員制度を導入し、地域の課題解決に向け、町職員が高野山以外の地域に入らせていただき、住民の皆さんと行政のパイプ役を担い、課題解決に向け取り組んでいます。  この制度はマンパワーだけでなく、地域の祭りや行事を学び、地域のことを学んだ上で、SNSやホームページ等を利用し町外へ各地域の情報発信等を行っております。また、町からの案内等もお知らせをしています。ということで、これは平成30年度から始まりました制度で、今年度、平成31年度、令和元年度、このときには職員3名体制ということで、高野山以外の地区、10地区へ職員が入っております。  その中で、活動と申しましたら、基本的には大体月1回、その地区を訪れるということでございまして、主にその中でこちらへ上がってきておりますのが、もちろん町内会からの要望、あるいは花坂の夏祭りへの参加、白藤小学校の内部の清掃、富貴小学校の草刈り、夏祭りin筒香の参加というようなことで、祭り系統も多いわけなんですけれども、先ほど申しましたように、マンパワーだけではなくて、職員自体が地域の祭りや行事を学ぶというのが趣旨ということにもなりますし、またその地域の事柄等々をホームページ等で発信していくというのも重要な役目になっているのかなというふうに考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) 4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) マンパワーの話が出たんですけども、行政の当局もいっぱいいっぱいの中で仕事されてますし、専門分野がある中でそうしたことを発信する役割もあるんですけども、ぜひできる限り足を運んでいただいて、高齢化する支援地域の中で、その世代からいうと非常に若者に当たる職員の皆さんが足を運んでくれるということは、非常に頼もしいというか、希望が持てるということにもつながるかと思いますので、ぜひまたそのあり方も含めて活用いただけたらなと思います。  次にです。住民参加と行政と相互に知恵を出し合い、地域の課題解決につながる環境整備の推進という、これは総合計画の62ページの、人々の交流と支え合うコミュニティーづくりからの引用なんですけども、ここの2ページほどに、非常に大事なことも含んでおります。10年計画ですが、先ほど来の質問の中のことも含みまして、もう一度検討いただいて、具体的な内容を盛り込んだ構想や、課題解決の実現に向けた、双方の力を合わせる努力を重ねていただけたらなと思います。  次に、新型コロナウイルス感染症について伺います。  午前中の質問の中にもありましたので、重複する部分はちょっと省略させていただきますが、今後、観光シーズン、それから国の動きも注視しながらということではあるんですけども、一旦解除になる、解除といいますか、そういう行事とかの見直し、いよいよ収束にという段階を見据えて、観光客ですとか、参拝者等の高野町への来訪者への具体的な対応策、危機管理ですけども、と啓発や情報提供、外国人も含めてですけども、感染予防の一環として、再発も含め途中やと思うんですけども、現状ではどのような見通しでいるのかということを伺います。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 新型コロナウイルスの部分の話をする前に、住民参加の部分の、相互に知恵を出し合い地域の課題解決にという部分について、少しお話しさせていただきたいと思います。  令和2年度の事業の中に、集落支援員の、地域おこし協力隊の配置ということを挙げております。これは観光振興課の地域振興係で地域おこし協力隊というのをずっと持っておったんですけれども、各担当課の必要に応じて募集できるように、要綱を整理して、令和2年度においては建設課さんが、富貴において薬草トウキ、これが連作障害が起こる、いろいろな後継者が不足するというようなことがありまして、2名の導入を予定しております。そういうところに、また西細川地区で地域の細川紙の伝承、地域活動の充実ということを言われておりますので、1名を導入する。そういうことをしながら、地域の方とかかわりを持ちながら、お互いに地域の課題解決に向かっていければいいのかなというふうに思っております。  それと、町長、冒頭でお話しさせていただいておりますけども、ワーケーションというところが非常に重要になってきております。高野山には各宿坊寺院、金剛峯寺、宿坊寺院、そういったところでかなりの数の御縁を持っている企業、日本を代表するような企業があります。そういったところの研修とか、サテライトオフィス、そういったものが高野町に持ってこれれば非常にうれしいなということで、ワーケーションの活動というのを今一生懸命進めているところです。  和歌山県が中心となって進めております和歌山ワーケーションネットワークス、ワーケーション自治体協議会というものですけれども、ここに入会をさせていただいて、県の協力も得ながら、高野山、高野地域というのを売り出す、そういう考え方でおります。  また、その活動の中で、光ファイバーケーブルが整いました富貴・筒香地区においても、その環境のよさや、ワークスペースとして利用できる町の施設等もございますので、そういったものに興味を持つ企業に対して、また誘致を働きかけていくことで、地域の課題解決ということも考えていきたいなというふうに思っております。  コロナウイルスについてですけれども、観光客、参拝者への対応ということですけれども、先ほどお話ししましたように、観光情報センター、インフォメーションセンターになります。やはりそこで罹患者を出すというのが非常に影響が大きいかと思っておりますので、早い時期からマスク、手洗いの励行、うがいの励行ということを職員に働きかける。それと、アルコールを置く。来られる、来館してくる方にもアルコールで消毒をしてもらう。定期的な窓をあけて換気を促す。あと人がさわるところについてアルコールで消毒をする。そういったことを毎日、当たり前に繰り返すことで、コロナウイルスへの罹患を避けていくということを考えております。  また、この間、火祭りが高野山内、金剛峯寺前で行われましたけれども、このときにもいろんなところから観光客が来られるということで、町のほうからアルコールを提供して、皆さんで手の殺菌をしてもらいながら火祭りを行っていくというようなことをやっております。かなりもうウイルスというのが蔓延をしている中で、いつ、誰が、どういうふうにかかってもおかしくないような状況になってきてるかとは思うんですけれども、日々、そういった小さなことの積み重ねがやはり罹患を防ぐことにつながると思ってますので、これからも観光情報センター中心にそういったところを徹底してやっていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(大西正人) 苗代福祉保健課長。 ○福祉保健課長(苗代千春) 失礼します。  先ほどの観光振興課長と重複しますが、福祉保健課といたしましては、簡単にできる感染予防として、知らせてネットや戸別回覧で周知をしております。このような回覧を2月14日のほうに入れさせていただきました。  その中では、手洗い、うがい、せきエチケットの実施。手洗いは皆さん御存じだと思うんですが、石けんで15秒以上かけて細かい場所まで、しっかり手首まで洗って水分を拭き取るとより効果的です。アルコール除菌ですね、アルコール消毒というのがない場合もありますので、ございましたらアルコール消毒を行ってください。うがいに関しては帰宅時、のどの痛み等にはうがいをすると効果的です。マスクですね、せきやくしゃみの際にエチケットとして着用します。マスクがないときはハンカチや手でせきやくしゃみを防いでください。その後はきっちり手洗いを忘れずにお願いします。  観光客への周知という部分も同様なんですけども、各館内のところにチラシとしてこのように中国語、英語バージョンの病院の御案内、そして手洗い、うがい等に関する、これは観光協会さんがつくっていただきました。このようなのを張らせていただいて、啓発活動に努めさせていただいております。  議員が書いていただいておりました感染予防、検体検査、治療体制についてなんですが、実施主体は県になります。高野山総合診療所、富貴診療所が広報しておりますように、皆さんに予防である手洗い、うがい、せきエチケットをお願いするとともに、発熱などの要件が該当する場合は、必ず電話で症状を伝えて、医師の指示のもと、受診のほうをお願いします。今後は国の動向も日々日々変わってきております。それに基づいて、町もしっかりした体制で臨んでいきたいと思います。  以上です。 ○議長(大西正人) 4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) 対策本部、連絡会議等も編成されてますし、そうした体制も今後を見通して収束後をどうするか、それをどんなふうにこの事態を受けとめて次に生かすかということも、検証も含めてお願いしたいと思います。  次に、休校中の小・中学校の児童・生徒と保護者への対応、支援についてです。
     各家庭ごとの事情にあわせて学校の先生方も委員会も大変だとは想像しますが、具体的には、現時点、1週間たちますけども、どのようにかかわっているのでしょうか。お願いします。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。  4番議員の御質問について説明させていただきます。  御存じのとおり、高野町コロナウイルス感染症対策本部の決定によりまして、現在、管内小・中学校、臨時休業としております。国や県については3月2日から臨時休業を要請しておりましたが、高野町は現時点で3月3日から17日の15日間の臨時休業としております。  国や県の要請に反して高野町が3月3日から臨時休業とした理由といたしまして、大きく二つございます。  一つ目は、準備が整わない中で突然の休業に入ると、学校現場に混乱が生じる。休業中の児童・生徒に対する支援を万全にすることができないと判断したからでございます。  二つ目は、年度末の休業という保護者の不安をできるだけ、できる限り払拭できるよう、今後の方針等について確実に周知する必要があったということからでございます。  また、休業期間を2週間としているのは、国の説明によりますと、感染拡大を防ぐにはここ一、二週間が山場であるということがあったと思いますが、その説明に科学的な根拠がないことから、延期を含めて状況を見守るために必要な期間ということで考えたからでございます。  特に、学習面とか、生活面への支援体制ということで、管内小・中学校では休業中の子供たちの学習を確保できるように、発達段階に応じてプリントやテキストを手渡しております。また、学校訪問を含めて定期的な連絡を各家庭に行ったりとか、子供たちの家庭での様子を確認しておるところです。また、感染症拡大防止の観点から、不要不急の外出は避けるよう生活指導もあわせて行っております。  各家庭にどのようにかかわっているかと申しますと、現在、1年生から3年生の児童については、登録の有無にかかわらず、学童保育において預かることができる体制を整えています。さらに4年生から6年生の児童については、保護者からの相談により学校において対応するよう、学校のほうに依頼しております。ただ、現在のところ、保護者から特に相談により学校が対応している児童は、特にございませんということでございます。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) 今のお話ですと、町内の保護者の皆さんは、非常にお子さんの面倒を家庭のほうで責任をもってというふうにも受けとめたんですけども、メディアでも報じられているんですけども、少人数で分散登校するとか、それから図書館の貸し出し率が非常に高くなっているとか、県立図書館、当初から言うてましたけども、そうした利用の促進ですとか、インターネットの学習支援のコンテンツ、文科省などのホームページを見るとそこへ行くんですけども、こうしたことについての活用といいますか、については把握していますか。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。  4番議員の御質問について説明させていただきます。  先ほども教育長からeライブラリーと、家庭学習のオンライン学習ということも話はされてたんですけども、そのアクセスとかについてはこちらでは確認はしておりませんし、家庭のパソコンの環境によっても変わりますので、それを公平性をするためにプリント、テキストを配るというような今回手段にしております。  あと、図書室等なんですけども、特に公民館の図書室等については、あまり子供たちは来ていないような状況です。  あと、学童関係でいうと、高野山小学校の図書室等も開放していただいて、体育館等も使って、できるだけスペースのあるところで保育をするというような形にしております。  以上です。 ○議長(大西正人) 残り7分となっております。  4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) わかりました。  いろいろと検討いただけたらと思うんですけども、最後に、長期間にわたる休校期間に入ってると思うんですけども、それぞれの学年における授業時数がかなり少なくなっているという事情もあるかと思うんです。結果として未履修で終わるというのも保護者の心配事に、単元がちゃんと学習内容がカバーできるのかというあたりで、どのように補充し保障するのかということについて、既にさまざまな検討がなされていると思うんですけども、どのような対応策を検討しているのでしょうか、よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 角濱教育長。 ○教育長(角濱正和) 失礼いたします。  未履修の学習内容をどのように補充するかと、あるいは保障するかという御質問かと思うんですけれども、3月は学年末ということもあって、これから評定を出すためのテスト期間となる可能性がほとんどでございます。そのために、この時期には履修すべき学習内容はほぼ終了していることになります。しかし、ただ一部でも未履修の学習内容がございますと、学習指導要領に示されている内容を児童・生徒に保障できていないことになります。  そこで、文部科学省は臨時休業による未履修の学習内容については、来年度に持ち越して学習することも可能であるということを示しております。教育委員会では、早急に未履修部分の有無及び未履修部分の具体的な学習内容についての調査を行い、そして次年度への引き継ぎを含めて適切に対応してまいりたいというふうに思っておるところでございます。 ○議長(大西正人) 4番、新谷君。 ○4番(新谷英一郎) 配布物等で対応しているという、それこそアナログが安心できますし、自分の世代でいいますと、それが一番わかりやすいかなとは思うんですけども、これからの時代はそうしたデジタル化すると、先ほどの話にもあったんですけども、そういう学習システムがあるということだったんですけども、これを機に、一層そうしたことを充実、活用できるような仕組みもつくっていただけたらなと思っています。  なお、NHKのEテレのNHKforSchoolという、そういうコンテンツのホームページがあるんですけども、これは今、小・中学生がどんなことを学んでいるのかというようなことが動画で、授業で、私も使ったことがあるんですけども、これを参考に見ていただくと非常に有益かなと思います。  以上、終わります。 ○議長(大西正人) 答弁はよろしいですか。 ○4番(新谷英一郎) はい。 ○議長(大西正人) 3分ほど残っておりますが、よろしいですか。  それでは、順番に発言を許します。どうぞ、次、質問してください。  8番、所君。 ○8番(所 順子) 失礼いたします。  私がコロナウイルスの質問をしようと思っておりましたが、議長は内容もわかっていないのに、この質問はプライバシーになると私に苦言をしてこられたが、議長はプライバシーになるようなことは何かを知っていてそのようなことを私におっしゃったのですか。私は何もそんなことなどは知りませんので、質問しようと思っておりましたのに、初めから私の質問に対しクレームをつけられるのは、議員に対し妨害に当たることになりますよ。  私の質問を聞いてからの指摘であればまだ納得できますが、題を見ただけでそういうことを言われたら、本当に質問する気が起こりません。あなたは行使権をお持ちですが、使い方をもう少し考えるべきではないのでしょうか。私は住民の意見、不安なことを聞き、わからないことをお尋ねするのが公職です。  ここから質問に入ります。  コロナウイルスについては、世界的に混乱を来し、経済もインバウンドも全ての物事に対して打撃を受けております。また、学校関係でもさまざまな問題が生じて、全国的に親も子も悩まされる事態になってきております。高野町はこの問題は大丈夫そうだと先ほどから教育委員会から報告を受けておりますので、その辺のところは、今のところ大丈夫ではなかろうかと存じ上げております。  コロナウイルス感染も日増しに感染者が増え続け、日本列島は感染者がいない都道府県はわずかになっております。そんな中、和歌山県も早い段階で感染者が出て、死者1人と報道されております。そんな中で、今高野町内ではいろんな風評が出ております。山内でダイヤモンドクルーズに乗っていた方が数名いる。どんな様子なのかを私も尋ねられますが、私も本当のことは知りませんので、知りませんとしか言えずにいます。うわさでは個人名も出ていると住民は言っておられるようです。  町長は、県下では真っ先にコロナ対策本部を立ち上げております。そんな中の記事で、住民の中には不安を抱える人が多いと思うと課長が発表しております。町の風評といいますか、うわさといいますか、そのような不安を払拭するのが町の役割ではないのでしょうか。もしそのような方がいらっしゃるのなら、その方たちは大丈夫であったのかとかを説明いただきたいものです。クルーズに乗っていたことは濃厚接触者になるので、住民の心配、不安は当然だと思います。でも、その方たちも大変な目に遭われたとお察ししますし、風評されることのないように考えていっていただけるのがいいのではないかと思っております。情報提供は大事であります。  高野町は診療所もなく、医者も少なく、病室もベッドもないところです。もし感染者が出た場合は、病院確保などは考えておられるのか。マスクやアルコールはどのように確保されていくのか。また、子供用マスクはあるのか。答えてください。  そして、火祭りのときには、観光客にアルコール消毒をして行ったと先ほど課長がおっしゃっておりましたですけれども、マスクも配布したと伺っております。マスクが少ないことと全国的になっております。手に入るのが難しいことでございます。せめて山内の老人の方だけでもマスクを配布するようにはできないものでしょうか。その辺のところを、どうか答弁のほどよろしくお願いいたします。  あとは自席で質問をさせていただきます。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  高野町での対策全般についてということで。 ○8番(所 順子) ちょっと聞こえにくいです。 ○総務課長(辻本幸弘) 高野町での対策全般の説明ということで報告をさせていただきます。  まず総務課からは、職員等の特別休暇の関係でございますが、総務省から、新型コロナウイルス感染拡大防止において、出勤することが著しく困難であると認められる場合の休暇の取り扱いについての通知があり。 ○8番(所 順子) ちょっと待って、そんな質問一個もしてないけど。 ○総務課長(辻本幸弘) 各課の取り扱いでございます。職員や家族に発熱などの症状が出た場合や、小・中・高校の臨時休校により自宅で子の世話が必要になった場合に該当すれば、特別休暇をとることができます。 ○8番(所 順子) 課長、ちょっと。議長、すみません。私、職員に対しての質問をしておりませんので。病院確保などのことを考えているとか、マスクのことなど、そういうことを質問しておるんで、役場の職員のことは質問にはないです。 ○議長(大西正人) 質問に対する内容の答弁を願います。 ○総務課長(辻本幸弘) それにつきましては、総務課におきましては、今のところ議員からの質問についての個々の答弁というものはございません。ただ、総務課といたしましては、特別休暇、また富貴で行う人権研修、コロナのために中止をしたというものを報告させていただきます。  以上です。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) 全然違う答弁はいただきたくないんですよ。簡単明瞭に、病院の確保などは考えておられるのか。マスクやアルコールはどのように確保されていくのか。そのような、老人にまたマスクを配布するようなことはできないのかとか、そういうことを3点、一応質問しておりますのに、今の答弁では全く私の質問と相反する答弁でございますので、私の質問に沿った答弁を簡単明瞭にいただきたいと思っております。 ○議長(大西正人) 苗代福祉保健課長。 ○福祉保健課長(苗代千春) 失礼します。  8番議員さんの質問について御説明します。  マスクやアルコールについてなんですが、今現在、マスクの補充というものは申し訳ないですがございません。火祭りでアルコール消毒とマスクを配布したとお話しさせていただきました。アルコール消毒につきましては、高野町で御用意したものであります。マスクにつきましては、火祭りの参加された方から御寄附いただいたものだと聞いております。その御寄附いただいたものを、町のほうに100枚ぐらいですかね。20枚入りのを5箱いただきました。そのことによって、先日、お餅まきをするということで団体様が来られましたので、またアルコール除菌とマスクのほうも必要であれば使ってくださいということでお渡しさせていただきました。  議員質問のありました子供用のマスクについてです。子供用のマスクも大人用のマスク同様、非常に手に入りにくい状態になっております。当課といたしましては、こども園の卒園用の子供用のマスクのみ確保させていただきました。現在、こども園には2箱設置している状態になっております。  そして、老人用のマスクを配布できないかということです。御承知のとおり、なかなかマスクのほうが手配ができておりません。医療機関等においてもマスクが手に入らない状態でおりますので、高野町内の薬局様、医療機関のほうにお願いして、マスクのほうが手配できましたら町のほうにも購入できるように手続をお願いしたいと頼んでいるような状態になっております。  今後、アルコールだけではなしに、マスクの充実等が図られましたら、議員おっしゃるように、高齢者であったり、妊産婦であったり、そのような施策も考えていきたいと思っております。  次に、病院の確保についてです。コロナウイルスに関しましては感染症対策機関と定められておりますので、現時点では県の指示のもと、高野町内の医療機関ではコロナウイルスに関する治療はできません。それに伴い、コロナウイルスに関する問い合わせ先に関しても、和歌山県健康推進課並びに各地域の保健所となっております。町においても、今現在、県、国が行う指示のとおり対応を行っているところでございます。  そして、最後に住民の声についてです。住民の声でコロナのことについて不安であるというのが、昨日1件お問い合わせがありました。これはどのようなことかって、ひとり住まいの御高齢者の方でした。家でおってでもコロナのことばっかりニュースするんでちょっとしんどいんですというお問い合わせに関しては、保健師のほうが、基本の手洗い、うがい、そしてせきエチケットについて説明し、必要であれば訪問に行って、いろいろお話を聞かせていただきますということで、回答を終えさせていただいています。当課のほうに入っている住民からの声については以上となります。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) もう1点、ダイヤモンドクルーズ号のことはどのようになっているのか。そういう方はいらっしゃったんですか。そのようなところを少し、住民の安心、安全、心配を皆様、結構仮に先ほど病院の診療所の事務長が1人の方が検査に来られて陰性だということを発表していただきましたですけれども、そういうふうな風評の中でのことでございますので、その辺のところは、町長より安全か、安心かとか、そのようなところを一言いただければ、住民もそのような風評などはしなくなるのではないかなというふうに私は思っておりますので、その件に関しましての答弁をいただければありがたいかなと思っておりますし、皆様、何ですか、やはりまずは心配を取り除く、皆様の。それがやはり町から発信していかなくてはいけない問題ではないかなと思っております。  個々に聞くところによりますわ、直接にお電話をされる方もいらしたり、またその、私は本当に乗っていたかどうかということすら本当に聞いたことは、その方たちにも聞いたこともございませんし、知りませんので、知りませんが、そのように自分でも発表するようなこともあるようなことも言っている人もいるんですよ。このような風評はやはりよくないので、やはり町長もちゃんと答弁をしていただき、陰性の方であるんであれば、それはそれで、先ほどの診療所の課長のように、ああ、陰性の方だったんだと安心をいたしますので、その辺のところも安心感というんですか、住民に不安を抱かさないように町のほうからよろしくお願いを私はして、よろしくしていただきたいためにこの質問をしております。そのことについての答弁をいただきたいと思います。 ○町長(平野嘉也) 議長、反問権を行使します。 ○議長(大西正人) 反問権はまだ議会の中で議論されておりませんので、差し控えていただきたいと思います。  しかしながら、私のほうから申し上げます。 ○8番(所 順子) 議長はそんなことは言えない。 ○議長(大西正人) 法132条、これは地方自治法なんですけれども、議会の会議または委員会においては、議員は、他人の私生活にわたる言動をしてはならないということがありますので、プライバシーの面まで具体的に言及することは許されていないとあります。このことにも配慮されて発言をお願いしたいと思います。  8番、所君。 ○8番(所 順子) プライバシーにかかわるお名前とか、そういうこととは別に発表する必要もございませんでしょう。そういう方がいらしたら、その方たちは安心ですよとか、そのようなことだけでいいんでございまして、その個人を私は責めるとか、聞くとかということではございません。全面的にこういうふうなことがうわさの中ですか、そういうところでお聞きするので、そういう方もいらしたんかなということをお尋ねしているだけで、プライバシーのことは結構でございますし、そのようなことは伺っておる気持ちはございません。プライバシーの侵害はしたくもございません。その方たちも、もしそれであったとしても、被害者に当たると私は思っておりますので。  でもその病気自体はやはり恐ろしい、今全国的、世界的に恐ろしいものでありますので、そういう風評を払拭、高野町の中にしていただければなという思いで質問しているだけでございますので、決して人を責めたり、その方たちもたまたま乗り合わせていたんでしょうというだけのことですし、もし乗っていらっしゃる方がいるんであれば、私はその辺のところは存じ上げておりません。皆様が言ってるのを耳にするだけでございますので、決して個人にそういうふうなことを、また答弁いただこうなんてことは思っておりませんので。大まかで結構でございます。答えられなかったら答えなくても別にいいですけれど。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 8番議員さんにお答えいたします。  本町におきましては陽性の患者さん等は全く発生しておりません。県のほうが発表する中ではですね、個別の案件は省略、プライバシーの観点から省略はさせていただきますが、現在、959名の方が検査をされておって、その中で今陽性の方が4人、そして亡くなられた方が1人、これは3月9日14時時点の数字です。そして、退院に向けての方々が9名ということで、どこの地区、どこどこというのも、それも県内在住者というようなくくりでございます。が、しかし、把握している限り、この管内、伊都橋本管内、ましてこの高野町内では今のところ陽性の患者さんは誰一人おりません。  以上です。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) それはありがたいことでございますね。高野町において、コロナウイルスが発生しないことを望むばかりだと思っておりますので、これからもそのように、町も、議会の皆様も含めて用心もしながら、発生をしないように祈っていきたいものであると思っております。  以上でございます。町長の御答弁で、陽性の方はいらっしゃらないということで答弁をいただきましたので、もうこの問題に対しましては結構でございませんが、住民が町長に直接お電話したりとか、伺ったりとか、そういうのが耳に入ってますのでこの質問をしておりますんですよ。ですから、そのようなことを報告すればこういうふうなことはないんかなと思ってこの質問をしてるだけでございますので、むきになって町長が、先ほどの議長が読まれるような、そういうふうな個人攻撃的なことは一切申しておりませんし、したくもございません。もう結構でございますよ。町長さんの答弁のとおり、陽性の方は高野町にはいらっしゃらない、そのように受けとめます。  もろもろ皆さんも、町当局は住民に不安、そういうものを与えないように考えていっていただければありがたいと思っております。  次の質問に入らせていただきます。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) これは広報高野の質問でございます。  この町長さんの記事のことでございます。人権侵害、名誉毀損、個人攻撃、差別に当たる稚拙過ぎる記事を広報高野に書いた町長にがっかりする住民もいるでしょうし、これを書かれた議員も、決していい気はしませんでしょう。9割の議員は正しい。そしたら、あとの1人は誰なんですか。そのことを答弁をよろしくお願いいたします。高野町は10人しか議員はいらっしゃいません。9割の方が正しいとここには書いていらっしゃいます。そしたら、その1割の方は誰なんでしょう。議員は公人でありますので、プライバシーも何もないんでございますので、答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 8番さんにお答えいたします。  約9割というような書き方をさせていただきました。ということは、限りなく10割に近い方が正常に書いていただいておるというような認識も持っていただけたらというふうに思います。  以上です。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) 全部一応読ませて、質問させていただきます。その後で私も後で言わせていただきます。
     広報誌を私物化しているような記事ですよ。議員を侮辱した記事、住民に向けて発信してどうするのですか。しかも、9月の議会だよりのことですよ。この議会に向けて、失礼な町長のメッセージですね。これは町は誰もとめなかったんですかね。誰もチェックする人もなく出したのですか。こんなばかげた記事に反論する気にもなれませんが、人権侵害のことだけは許しませんし、町の長であるあなたは差別などしてはだめでしょう。町長としての資質を疑いたいものでございます。一体誰に向けてのメッセージを住民に送っているのですか。  町長は、議会に要望を出してきて、それを委員会で精査し、発行することを委員会で決定し、町長に、議長、委員長があなたのもとに伝え、納得されたこと、そうであるのにもこのような9月のことをまた引っ張り出して書いた事実。あなたの言っていることは、自分だけ何を書いてもよいは、やりたい放題、し放題ですよ。住民には議員とけんかしているように見えるなどと言われてますよ。長が議員にけんかを売るような記事だと思われるなどはもってのほか。いいかげんにして。議員も町も住民に程度が低過ぎると思われてます。出したいのなら、私費で、自分で出してくださいよ。これは公費であります。税金であります。  あなたがここに書いてるでしょう、この裏に。前のことを引っ張り出して書いているとか、そのようなことをこのことに書いているんですよ。あなたは9月、もう12月号も議会だよりは出ております。これ前のことを引っ張り出してこの3月号に書いてるんですよ。あなたの言っていることは、あまりにもいいかげんだと私は思っておりますよ。この内容を読めば、誰かわかりますよ、この議員さんは。それをそういうふうに言いわけをしてるところも情けないし、このような記事を書くようなことは二度としていただきたくないと思っております。住民不信にもつながりますよ、このようなことを書かれたのでは。  そして、議会だより、町でサポートして校正いたしますよ、とまで書かれております。そうすることになりますと、編集委員会なんてものは要りません。本議会の一般質問は町で全部校正したらよろしいじゃないですか、そういうことをおっしゃるんであれば。私は、今回は町長さん側に編集校正をやっていただきたいと思っておりますよ。  そして、今答弁された、何ですか、10割。10割、9割っていって、これで9割というのはまあ9人のことでしょう。そういうふうに答弁をし返してくること自体が問題でありますよ。お一人の方だけでしょう。ここにも書いてらっしゃるとおり。その方はどなたかとお聞きしてるんですよ。誰のことをこれはおっしゃってるんですか。ほかの議員さんたちも迷惑しますよ。そのことを答弁いただけないんですかね。このお一人はどなたですか。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) お答えいたします。  まず、9月の議会だよりがしっかりとした事実に基づくことを書いていただいておれば、住民に対してこういうふうに言わなければならないということが避けられたはずです。9月議会の議会だよりがおくれたというのは、正常な範囲で校正してください、正常じゃないわ、常識の範囲内で校正してくださいということを言いました。それで、あの裏の内容は、議員の教報かな。 ○8番(所 順子) 誰ですか、そんな。 ○町長(平野嘉也) 議会だより教報の議員が書かれた内容をきゅっとコンパクトにまとめたものですんで、全然転載でも何でもございません。  ちゃんと言えば、ちゃんと9月議会だよりを常識の範囲内で校正してくれたら、つくったりせんとちゃんとしてくれたら、そういうことはしなくてよかったかなというふうに思ってます。 ○議長(大西正人) 町長、議会だより教報じゃなく、清福ですね。 ○町長(平野嘉也) 訂正いたします。教報じゃなくて、清福です。申し訳ない。  8番、所君。 ○8番(所 順子) もうこのことに関して反論とか、質疑いただくこと自体、私はちょっとナンセンスかなと思ってるんですよ。住民さんに向けてこの常識あるかないか、町長は常識あると思ってこの記事を書いてらっしゃるんでしょうけれども、全く常識のない記事だと私は認識しておりますので、このことに関して、あまり長く質疑応答でそういうふうなことをやる気もございません。  しかしながら、住民にこのようなことをちゃんとした内容で発行してくださいよ。赤でちゃんと囲っておりますよ。このようなことは御自分はされてよくて、議員には、あれを消せ、これを消せっておっしゃっているのに、このような個人攻撃的なことを書いて、誰も静止しない、町当局側。これは問題だと思いますよ。誰もこれを出すときに精査してないじゃないですか。住民さん、これを見て驚いてますよ。けんかしてるんやな、町長って。私、読んだときに、挑戦状かけんかしに来てるんかしら、このような文章でっていうふうに私もそのようなニュアンスを持ちましたんで、これが常識のある記事なんでしょうかね。  まあ別にあなたが常識ある記事で書いてらっしゃると思うんであれば、常識があるんでしょうけれども、反論、討論してたら町民に笑われます、このようなことを書いているのは。もっとコロナウイルスのマスクをどのようにするかとか、今一番高野町で大切なことをこういうページには書いていただきたいですね。住民さんに議会のこの悪口を書いてどうするんですか。住民さんも議員不信になりますよ。こういうことは二度と私は書いていただきたくないと思っております。  もうこれで答弁は、町長さんの先ほどの答弁で結構でございますので、これ以上、これは質問したくございません。これは結構でございます。  次の質問に入ります。答弁要らないと言ってますよ。 ○町長(平野嘉也) 書けませんよ。清福に今のは書けませんよ。 ○8番(所 順子) 何て。先ほどの答弁がありますでしょう。 ○町長(平野嘉也) またこじつけないでくださいね。 ○8番(所 順子) いや、こんなん、あなた。もうちょっと議長さんの指示どおりやってくださいよ。個人的なお話はできない立場ですよ。手を挙げて、言うべきもんです。いや、もう答弁は要らないと言ってますよ、私。 ○議長(大西正人) まだ発言中。もうよろしいですか。 ○8番(所 順子) 答弁は結構ですよ。  続きまして、次の質問に入りたいと思います。 ○10番(﨑山文雄) 清福に書けれへなして。答弁もうとかな清福にかかれへなして。 ○8番(所 順子) さっきしたわして。 ○10番(﨑山文雄) さっきとちがわっしょ、今の言うたやつに。 ○議長(大西正人) 今の発言に対しての答弁。 ○8番(所 順子) まあ別に結構でございます。 ○議長(大西正人) よろしいですか。 ○8番(所 順子) もうこのくだらないような記事の答弁、質疑なんて、住民は待ってませんわ。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) 小中一貫建設費が47億円、設計費として1,600万円が本年度3月予算に計上されております。47億円の内訳の内容が、予算資料にありますが、何とも理解がしにくい構造になっておりますし、その中には、この建設以外に、小中計画案以外のお金もたくさん出してきております。何かごちゃごちゃとわけわからない資料です。この47億円が予算通過、仮にされても、まだまだその後の工事費が、これに予算資料に書いておるのを少し目を通せば14億円以上になるような計画案も載っております。  なぜもっとわかりやすく、今必要になる予算だけをちゃんとわかりやすく説明していただけないのか。47億、建物以外に必要なお金は一体どれぐらい必要なのかを積算されているのか。  そして、今までのコンサルタントはどんな仕事をしているのですか。5,000万のうち2,500万円は予算通過しておりますが、その内容はあまり見えてきておられないので、それを教えてください。設計費はどのような会社からですか。誰がこの設計費を算出したのですか。この予算、47億円が通過した場合、建物の金額として誰がどのように決定していくのか。調査委員の中でですか。また、誰がどのように47億円、捻出したのかを細かく明細、以前は小学校1棟幾らと中学校1棟幾らとか、細かく明細が出ておりました。今回は丼勘定とも見える中身のなさには驚きますわ。内容もはっきり決まっていない場合、議員はこれを予算通過させてもよいのでしょうかね。税金ですよ。補助金などはどのように決定されていくのでしょうか。  先ほど少し説明はありましたですけれども、最初のこの47億が予算化された場合、これ以上は使ってはいけませんと説明があったか、詳細は一切聞かされておらないのでお尋ねいたします。何のためのコンサルタント料なのですか。コンサルタントの職業は、資格も要らなく、どなたでもその名を名乗ればできるらしいですが、このような多額のコンサルタント料ですので、専門的に正確に、専門的なことをこの件についてはやっていただいているのでしょうね。今のところ、コンサルの仕事の内容が私には見えておりません。もっと皆がわかる内容で説明し、住民にもより納得していただけるような運びをしていただきたいものです。全部で幾ら使用し、補助金は幾らなど、さっぱりわかりません。こういう書類を、この47億円を出す前に提出するべきではないんですか。そういう書類は今提出していただきたいものでございます。あればここで御提示いただきたいです。そんな中で予算を決定されていくのはとても不安になりますよ。予算化する前に、詳しい金額を出す必要があるのではないでしょうか。  本当にこの場所、鶯谷で皆は納得してくださるのでしょうか。公民館は47億の中に含まれておりますが、小学校を使ったらいいのではないでしょうか。そうすれば、この予算よりも1棟安くなりますよ。修理代だけで済むのではないでしょうか。  令和5年までの工事と最初は伺っておりますが、その先、6年、7年の工事内容も予算資料に載っておりますが、町長選もあと2年後にあり、あなたがなるつもりでこれを捻出されているのですか。意味がわかりませんね。令和6年、7年について、庁舎の解体費用とか、そういうのまで出ておりますよ。全てがわからないやり方とは理解に苦しむ。こんな方法で何でも可決されていくのが高野町の議会です。どのような結果でどうなっていくのかがとても心配ですね。もっと住民の声を重視するべきなのではないでしょうか。私だけがこう思っているので、ほかの議員さんはどのように感じているのでしょう。  答弁していただくことをこの中にもたくさんございますので、その辺のところを答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。  8番議員の御質問について説明させていただきます。  まず、何回か特別委員会でも御説明はさせていただきましたけども、この47億のお金なんですけども、これを概算を算出するに当たって、要するにモデルプランというのをつくりました。建設可能な建物を疑似的に建てて、それにかかるお金というものを算出しないと、要するに上限額というか、かかる経費がわからないので、そういう意味でモデルプランを作成して概算ということで47億円をはじき出したわけでございます。それにつきましては、要するに今度契約をする場合は、プロポーザルで設計施工までを含めて全てが47億円以内でということで上限を決めております。  ただ、もちろんその中には今回まだ含まれていない部分というのも絶対に出てきます。それは本事業に含まれていない部分というのは、コンサルによる工事進捗状況の管理等の費用ですね。あと、細かい備品ですね、机とかロッカーとか。そういう部分については、使えるものについては今のところから移動するつもりではおります。あと引っ越し費用とか、あとテニスコートを、使えなくなりますので、それを仮にどこかにつくる費用とか、あとこども園の横にある倉庫を撤去いたしますので、その代替設備の整備費。あと町有林の整備費用、町営グラウンド付近ですね。あとスクールバス導入費用、これは通学の際に、開校した後の通学を考える際にスクールバスというのも検討の中に入っておりますので、それの費用。あとシステム構築費ですね。これはパソコン系統の、今メディアでも言われておりますGIGAスクール関係の整備です。あと施設の維持管理、運営、そしてあと通学路の整備費。これらが今の段階では積算ができない状態です。  そして、このプロポーザルなんですけども、モデルプランをもとに要求水準書というのをつくります。それをもとにして募集をかけるということで、その際に、応募のあった業者が実施設計、実際建てる、建設する建物の絵を描いてからでないとはっきりした金額というのはわかりませんし、どういう補助金をとりにいくかというのもちょっと具体的には出てこないというところで、上限額だけ決めて、後から詳細については今のところ御提示できないというところでございます。  以上です。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) 今の説明ですけれども、債務負担行為で47億円出ているんですね。これは将来にわたる債務負担行為といって、単年度では支出が終わらない事業とあるんですよ。その年度の債務を約束する予算を決めておく、先に決めておくと、そのようなお金でございますので、この丼勘定の中には、この1年目、2年目に中学校、小学校だけして、その後で、じゃあ公民館をしようか、給食センターをしようかって、そういうふうに勝手に決めていけるわけですよ。  そして、このプロポーザル。3回にわたって、今年の9月に決定されていくわけですけれども、このプロポーザルの決定も非公開で、人間の公表もなし、その選ばれた、町長に選ばれた10人の方、非公開。名前もわからない。皆さん、文句を言っていきようもない状況のもとでこういうことをするというのは、住民軽視につながりますし、とんでもないことですよ。こういう大きな税金を使うんでしたら、全てをガラス張りに公示するのが当然ではないですか。それを10名の選出委員を決定され、その中で非公開でと説明を受けておりますけれども、こんなやり方はだめですよ。常にガラス張りにしていただかないと。  大きな50億以上の予算でございます。初めの案では66億円、そして住民説明会では50億円に下がっておりました。そして、また今回は47億円となっております。次から次へと金額も変わっておることでございますし、一体この本当の金額はどこにあるんだと。このためにコンサルタントがいるんではないですか。コンサルタントに全てを相談して、お任せするためにコンサルタント料5,000万を私は出していると思ってるんですよ。それを決めていくのがコンサルタントであるんではなかろうかと私は推察するんですけれども。  そして、設計をするのはプロポーザルで入札された業者が設計を出していくと。普通、おうちを建てる一般の方でも、設計費用、そして建築費用、それぞれ最初に出してきて建物に挑む。そうでなかったら、施主さんはこのようないいかげんな丼勘定で、この50億の中で何ぼ使ってもいいよというふうなものであれば、施主様は困るなというふうな状況に普通の方だったら考えるんではないでしょうかね。このようなやり方は議員にも何も見えてきませんよ。  そして、非公開の委員会の、議員の中から2名は選出とおっしゃっておりますけれども、私はこの間の説明会のときでも、これが町長サイドの、町長サイドって失礼ですけれども、このことに賛成の議員さんがそちらに2名行きましたら、そのようなことがこの10名の中で決定していくのには、進んでいくというふうなことは思います。そのような非公開のことをせず、ガラス張りの公開をして、コンサルタントさんがこの1棟は幾ら、これは幾らって算出をして、住民に納得していただいてやる方法を私は望んでいるんですよ。  この複雑きわまりないやり方、そして中学校敷地内整備、移転費に別事業として整備を行う費用4億円。これは令和6年までに計画。公民館及び高野山会館の解体費用、これ2.3億円ですか。もう少しはあるかもしれませんという説明がありました。そして、高野山小学校修理ですね、リノベーション。これは令和7年以降で、工事期は未定となっております。高野町役場解体及び跡地整備、未算定ですけれども、大体8億ぐらいかかると。そのようにこの何ですか、事業資料の中には書いておりますので、その辺のところ、ここまで算定しているんでしたら、今この47億円の算定額が、議会、今回この3月で47億を通過させるかどうかは知りませんが、予算化されているんですよ。そういうものを知らないで、後でこれを決めてから、じゃあこれは何ぼ、何ぼって、10名の方でプロポーザルに入って決めていくのか知りませんけれども、最初にこの47億円を通過するのがとても私には不安でなりません。ほかの議員さんたちのことは存じ上げませんが、私はこの丼勘定的な47億の中で、はい、1棟幾ら、1棟幾らって、後で決めていけるというやり方は、税金でありますので、ちょっと不安を感じているからこのような質問をさせていただいております。  そういうところで答弁あれば、どうぞ。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 8番議員にお答えします。  どの資料をもってその内容を発言されているのかというのがわかりません。 ○8番(所 順子) これですよ。この事業予算資料。この間説明いただいた。 ○町長(平野嘉也) 最終的にプロポーザルで出していくために、プロポーザルで業者が決まってからいろいろな金額が決まってきます。今、コンサルタントのほうで、要求水準書、それがその額に入っておりますので、議員におっしゃっておきます。今ここでその額を言うということは、不公正な入札につながるおそれがありますので、その辺御注意いただいて発言してください。以上です。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) 別に不公平な入札につながることはないと思います。入札してくる方々は建設業界でありますし、高野町が入札金額を図ったらよろしいんで、プロポーザルっていうのを何社かにして、その中で一番安い業者を選ぶっていう方式でございますので、何ら別に入札には問題はない問題だと思っておりますし、プロポーザル方式っていうのは、申し込んできた中で選んでするっていうのがプロポーザルでございますので、別に入札金額に差しさわるような、私質問してるわけではございませんよ。その辺のところは今の町長さんの発言、私どういう意味か理解できません。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。8番議員の質問について説明させていただきます。  このプロポーザル方式というのは、入札とは若干違います。入札はあくまでも金額的なものになってくるんですけれども、プロポーザルになってくると、自分のつくった、設計した、自分、自社のプレゼンをして、その金額によって決めるんじゃなくて、こちらの要求するものがちゃんと立てられているかどうかというのを審査するということになってきます。 ○8番(所 順子) 審査の中で決めていくというのがプロポーザル。 ○教育次長(中西 健) そうです。その公平性をきすために、あえて非公開にする。なぜかというと、やっぱり公開すると。その業者から。 ○8番(所 順子) いやいや、金額公開したらいけませんよ。 ○教育次長(中西 健) そういうわけじゃなくて、メンバーを公開するということは、その業者との接触とか、そういうことを避けるために、あえて非公開にするということですので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) そんなん守秘義務があるんですよ、そういう方たちは。ですから、業者とのつながりなんてあったらいけない人を選出したらいいわけでありますし、そういう中でプロポーザルの金額とか、そういうのをもらしたら、それこそ違反でもありますし、犯罪につながってまいるということくらい、私もわかっておりますよ。  ですから、そのようなことは口外してはいけません。プロポーザルの内容、金額。そういうのは入札にはほど遠いことでございます。入札なんてのは、金額を知らなくて入札していくのが当たり前の話ですから、それくらいは私も長く議員してますから、入札のスタイルくらいはわかっておりますけれども、何しろこの全てのことにおいて、非公開っていうのはどうかなと思うんですよ。  それは、入札金額なんてもらしたらいけないということくらいはわかりますけれども、ではこのことに関しては、その方たちだけしかわからないという中で、図っていくわけですよ。  でも、私が言いたいのは、この47億円って初めに先に通過させといて、その後でプロポーザルで金額を決めて設定していくというところに問題があると私は、自分自身は思ってるんですよ。  この47億円以上は使ってはいけないというふうに、課長の説明がありましたですよ、私たちに。この47億円の中でやったらどんだけ使ってもいいんかなというふうに、こちらは思ってしまっておりますので、このように私が建設のことに関しては、あまり詳しいところまでは存じ上げておりませんが、ニュアンス的にはそうではないかなというふうな、丼勘定で決めといて、じゃあ一個一個こうやってプロポーザルでいいところの、プレゼンテーションがよかったところを決定していくというふうな方法かなというのは思ってるんですけれども、この47億円以上は使っちゃいけないと、そのように説明がございましたですよね。  ですから、そこら辺のところは前の資料のときには、一棟幾らというふうに議会に案としてありましたですよね。そういうものもなく、丼勘定47億円の中を議会で通過されましたら、これに何ぼいるんやろうということすら私たちは知らないわけでございますよ。後で知ると。そういうふうなので、予算が通過していってもいいのかなと思って、この質問を私はしてるんですけど、教育長。 ○議長(大西正人) 角濱教育長。 ○教育長(角濱正和) 失礼いたします。丼勘定ではないんです。というのは、一つのものを建てるのに、モデルプラン、現在今やっていただいているのがモデルプランということで、その中で47億円ほどかかるんじゃないか。これを超えないような、いわゆるプレゼンテーションというか、プロポーザルをやっていきたいということなんです。  ですから、その中で47億円よりも下回ってくれたらなおいいんです。そうでしょう。 ○8番(所 順子) そやけど、上がる可能性もあるでしょう。 ○教育長(角濱正和) 普通の入札ではないんで、プロポーザルということなんで、その中では非公開と今、次長も申しましたけれども、非公開の中でも会議の中身をやっぱり順次、住民の皆さんに報告、それはしていかなければならない。それは順次ということになると思いますけれども。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) なんか、まあな、丼勘定ではないとおっしゃってくださってますけれども、私も議員をやって長いんで、プロポーザルで入札をしたみたいな形でやってるというのは、何度かありましたけれども、このような大きな金額は今までなかったんですよ。そしてこのように、債務負担行為などとは、私も長いこと議員やってますけど、初めてこういうふうな状況を見たというか、数年にかかってこのようなことをしていくという。  そして、令和2年から始まって、令和7年までのこの資料の中には載っていらっしゃるわけなんですよね。ですから、多岐にわたっての計画案まで出ているにもかかわらず、一棟、一棟の金額も出ず、こういうふうにされていくというのに、少し不安感といいますか、自分の家を建てるときには全部設計費、何々費、全て、私も家何度か建てようと思ったことあるんですよ。全部資料いただきます。設計費から経費から全て含めて家を建てる金額が出ております。  ですから、その辺のところも一般の家とこういうものは違うのかな。でも、書類自体はどんな大きなものであっても、小さなものであっても、国に提出したり、県に提出したり、業者に提出する書類は同じなんではなかろうかなという思いを持ってるから、このことを私、質問しとるんですよ。  別に47億円要りますよって、確たるものがあるんであれば、それに対しての質問にはなりますが、あくまで47億円ほど要りますと、そういうふうなものが議会で通過していくというのが、内容も知らんとこれを通過させるというのが私にはできませんよ。ほかの方は知りませんが、私はできない。  初めに、細かくこういうふうなものが書いていたり、書類でもあるんであれば、それは納得すれば賛成すると思います。しかしこの内訳たるものが今は見えてこないでしょう。これが通過した後でプロポーザルするというスタイルは当たり前の話ですよ。予算を通過した後、業者を決める。このスタイルはわかっておりますが、あまりにも大きな金額でしょう。だからそれのシミュレーション的な、案的なものもあってもいいんじゃないかなと。前のように。前は66億円のときに、案とかそういうものを配っていただきましたでしょう。今回はそういうものもないんですよね。ですからその辺のところが、大体これにはこれくらいいるんだな。そしてプロポーザルにかけるんだな。この予算が通過すれば、入札していくんだなというふうには思っておりますけれども、これが予算が通過しない限り、設計費、そういうものは出てこないというものもわかってるんですよ。  ですけど、47億円をぱんと通過させてしまった後にわかってしまうというのがすごく怖いな。そしたらその47億円の中で何でもできるんではないかなというふうな、ちょっと懸念的なことを私が思ってしまったので、このような、これを通過しない限り設計費も何も、入札できないということは、わかってて質問しております。そういう意味では。町長の見解。 ○議長(大西正人) 残り、7分ほどとなっております。  中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。8番委員のおっしゃるとおり、47億円、非常に大きなお金だと思っております。あくまでも、前回66億円というふうな形で出させていただいたのは、その場所にその校舎、小学校であれば小学校の校舎、中学校であれば中学校の校舎を建てかえた場合に出させていただいた試算でございます。  今回は、小中学校、ほかの公民館も集約して、また建て方が違いますので、そういうところで建設で可能な手法、そして工期的にも間に合うような手法ということで、モデルプランというものをコンサルタントが設計して、それに対しての概算ということを47億円を弾き出しているところでございます。  上限を47億円ということで、今回応募させていただいた業者についてはそれ以下になるかなと思っております。それを超えるようなことはないかなと思っております。以上です。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) 何はともあれ、住民さんが納得するような、もし通過した場合にはお金の使い方をしていただきたいし、そして公民館ですか。これ、私先ほど小学校の跡地を使えば、一棟お金が減るんじゃないかという、このことはどう思っておられますか。答弁願います。 ○議長(大西正人) 角濱教育長。 ○教育長(角濱正和) 失礼をいたします。公民館はということでお話がありましたんですけれども、今、一体の集約化ということで進めております。ということは、一生涯、図書館も大きなものを建てて、今の住民さんが学校のところでも図書館を利用できる、そういうふうな考え方を持っておりますので、公民館もやはり一つの小学校、中学校、そして公民館という中での町民の活動できる、活躍できるということを目指しておるわけでございます。 ○議長(大西正人) 8番、所君。 ○8番(所 順子) 本当なれば、少しでも税金を抑え、空家利用をするのが、少子高齢化になってきております高野町でありますので、やはり少しでもお金を減らし、税金もキープし、そのようにもっていくのが本来の考えではないのかなと私は思うんですよ。そこに集約するのは結構でございますよ、そのアイデアは。しかしながら私なんぞは、もったいない、また庁舎の別れを使うというふうな前に答弁ありましたですけれども、あそこの体育館など広いんですよ。そしたらあそこなんか、公民館にすれば展示もできるし、人も寄せられますし、私ならあそこを公民館にしたいなという、私の考えでございますから、町長や教育長たちとはまた違うと思いますけれども、個々に違いますけれども、住民はどのように思っていらっしゃるのかな。これからどのように思っていくのかなということを懸念もいたしますし、やはり税金の使い道ですよね。そこにぽんと鶯谷にたくさんの費用を使ってしまうのも、町長さんのお考えでしょうけれども、またほかのことにも使っていただければいいのではないかな。やはりコロナが出ても、入院施設もありません。お医者様も少ないです。そういうところにも使ったほうが、住民も建物は建てたけれども、こっちもやってくれたわとか、そういうふうなことのほうが納得するようなお金の使い方ではないかなと私は思っております。そのような質問をさせていただいておるわけでございますよ。
     これから私たち団塊の世代が死んでいく年でございます。もしそうなれば、高野町は住民は1,000人ほど、どれだけになるかわかりませんが、人口減はきっと少なくなり、そうすることによれば税金も上がっていったり、水道代も上がったりしますよ。そして水道管、和歌山県では一番古いんですよ。それを修理もしていかなあかんというところにもお金を回していただきたいなという思いは持っております。そこにばかりお金をかけるというのは、私自身はちょっと懸念をいたします。答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 残り2分ほどとなっております。  角濱教育長。 ○教育長(角濱正和) 失礼します。ありがとうございます。高野町は本当に住民もどんどんと減っていく中で、そんな大きなものを建ててどうするんだというお考えももちろんございます。かもわかりません。  ただ、やっぱり住民が減っていく中において、高野町民がいかに充実した生活を送っていただけることができるかということも、頭の中に念頭を入れていることも事実でございます。以上です。 ○議長(大西正人) よろしいですか。 ○8番(所 順子) もういいですよ。 ○議長(大西正人) 3番、菊谷君。 ○3番(菊谷 元) 失礼します。質問のを与えていただき、ありがとうございます。また、コロナウイルスについては早期収束を願うばかりです。  それでは、質問に入らせていただきます。  質問事項としまして、消防団の現状と今後の課題について、3点質問させていただきます。  まず、1点目は、消防団員の減少と、定年退団等による団員数の減少についてお聞きします。  私、個人といたしましては、老若男女問わず、コミュニケーションをとりながら、新入団員の確保に取り組む所存でありますが、当局はどのようなお考えをされているか、お聞かせください。後の質問は、自席からさせていただきます。消防長、答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 中西消防長。 ○消防長(中西 清) 3番議員から通告のありました消防団の現状と、今後の課題について御説明させていただきたいと思いますが、まずその前に、3番議員を初め1番議員、6番議員におかれましては、高野町民の安全を守り、安心して暮らせるまちづくりのため、地域防災の中核となる消防団活動においても、昼夜を問わず御活躍していただいておりますこと、心から敬意を表する次第でございます。  そのような中で、今回3番議員から提出されました一般質問につきましては、今後の消防団のあり方について、非常に危機感を持っての質問であると感じております。  それでは1点目の新入団員の減少と、定年退団等による団員数の減少について、御説明申し上げます。  消防団は地域防災の中核として、非常に重要な位置づけであり、その活動は火災対応だけでなく、台風や豪雨による風水害や土砂災害、また地震などの大規模災害においても人命救助、避難誘導や、災害広報など、その役割は多岐にわたっております。  また、平常時におきましても、地域の防災訓練での住民指導、火災予防の啓発活動や、各種イベントにおける警備など、その活動は住民からも高く評価をされているところでございます。  しかしながら、全国的に消防団員の減少傾向が続いており、当町も例外ではございません。本町消防団におきましては、条例定員、230名に対し、令和2年3月1日現在の実員数が203名、充足率は約88.3%で、一定の消防団員数は確保しておりますが、ここ数年は定員を満たしておらず、また高齢化につきましても著しく進んでいる状況でございます。  また、議員が指摘されているとおり、人口減少、若者の町外への流出、地域社会への参加意識、コミュニティ意識の希薄化等が進み、新入団員の確保が非常に厳しくなっているところでございます。  このようなことから、消防本部としましても、部長以上の幹部役員と連携を密にして、団員募集の広報はもちろんのこと、消防団員確保の一環として、平成17年には近隣市町村に先駆け、女性消防団員の任用や、消防車両、資機材の整備、活動服の更新、防火衣服の安全装備品の整備など、消防団の活性化対策を図り、魅力ある組織となるよう努めてまいりましたが、入団者の確保が思うように進まないのが現状でございます。  さらに、当町では条例で、消防団員の定年制を定めていることから、一定の年齢に達した場合には、退団しなければならず、令和2年度には12名の定年退団予定者がいることや、一身上の都合により、毎年数名の希望退団者がいることから、入団者を大きく上回る退団者が発生し、団員数は減少の一途をたどるのではないかと危惧しているところで、近い将来は実情に見合った条例定数の見直しや、定年制の延長、もしくは撤廃等も検討しなければならないのではないかと考えているところでございます。  余談になりますが、私が消防職員になる以前は、団員数が定員を満たしていることから、消防団に入団したくても入団できないという、現在では考えられない夢のような時代もあったようでございます。以上でございます。 ○議長(大西正人) 3番、菊谷君。 ○3番(菊谷 元) 夢のような時代、またそういう時代が高野町にも訪れてくれればいいんですが、現実を見てみますとそういうことも起こりそうにないので、今ある人材で何とか消防団を盛り上げて、また私も亡き父から消防団のエピソードを多く聞く機会はありましたが、火災現場で父親が足を負傷し、長くにわたって膝を痛めたものですから、ちょっと2点目はそれに関連しまして気になる点がございます。  2点目は災害時において、消防団OBを含む一般住民が消防活動を協力中に負傷した場合の補償についてお聞きします。  昨今起こりました、民家火災消防活動では、消防団OB、住民皆様の多大なる協力を得られたことは記憶に新しいと思われますが、万が一にも活動協力中に負傷された場合の補償内容等はどうなるか、お聞かせください。消防長、答弁よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 中西消防長。 ○消防長(中西 清) それでは、2点目御質問の災害時において、消防団OBを含む一般住民、これより先は民間協力者と呼ばせていただきますが、この民間協力者が負傷した場合の補償について、御説明させていただきます。  災害時における民間協力者に対する災害補償につきましては、消防隊、すなわち消防吏員や消防団員が災害現場に到着する前、消防作業に従事したり、救急業務に協力したりするほか、市町村長からの要請を受けて、応急措置の業務に従事するなど、一定の要件のもとに受けた損害等について、消防法や水防法、また災害対策基本法などの根拠となる法律に基づいて、消防団員等公務災害補償等共済基金に請求を行い、その内容が認定された場合に、療養補償、休業補償、傷病補償年金、障害補償、介護補償、遺族補償、葬祭補償等が行われることとなっております。  ただし、消防隊が災害現場に到着した後は、消防吏員、また消防団員等から消防作業に従事していただきたいとの要求がない限り、消火作業等の義務がないので、補償の対象外となってしまいます。  したがいまして、火災においての民間協力者におかれましては、火災現場に消防隊が到着した後は、一切を消防隊の活動に任せ、消火活動の現場から安全な場所に待機をしていただきたく存じます。  また、少しややこしいかもしれませんが、火災においては、火災を発生させた者、火災の発生に直接関係がある者、火災が発生した消防対象物の居住者、または勤務者は、応急消化義務者といいまして、消防隊が火災の現場に到着するまでの間、消防法第25条に規定されている消化、もしくは延焼の防止、または人命救助を行わなければならない義務が生じることから、補償の対象外となっています。以上でございます。 ○議長(大西正人) 3番、菊谷君。 ○3番(菊谷 元) 例えばになって申し訳ないんですが、火災が発生しました。それを消防署に連絡いくまでに民間協力者が、消化、救助活動、協力活動、協力、それまで、そこに消防隊が到着するまでは、公務災害の補償は適用され、消防隊到着後は、消防職員、消防団員からの協力要請があれば補償される。  民間協力者に消防隊員、消防団員から要請がない場合は補償適用外という解釈でよろしいでしょうか。消防長、よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 中西消防長。 ○消防長(中西 清) ただいま、3番議員のほうから御質問のありましたことにつきまして、御説明させていただきます。  民間協力者が災害現場において、負傷や死亡した場合などの補償につきましては、先ほど御説明させていただきましたとおり、消防隊の災害現場、災害現場到着前であるとか、到着後であっても、緊急性の必要があり、消防吏員や、消防団員の協力要請があるなどの要件に合致しなければなりません。  また、その要件に合致した上で、その活動内容と負傷や疾病の間に、相当の因果関係が認められた場合には補償を受けることができますが、その判断基準というのは非常に難しいことでありますので、最終的にはその個別の事例について、基金のほうに請求を提出して、判断がくだされると御理解いただければと存じます。以上でございます。 ○議長(大西正人) 3番、菊谷君。 ○3番(菊谷 元) ありがとうございます。また詳しくはもうちょっと自分でも勉強して、詳しいところ掘り下げてみたいと思います。  3点目は機能別消防団員の導入についてお聞きします。  現消防団員、すなわち基本団員とは別に、消防吏員、職員のことだと思うのですが、また消防団を定年、退職された経験豊かなOB、OG団員が機能別消防団員として、災害時のみ協力していただければ、心強い存在になり得ることは言うまでもありません。  安全、安心のまちづくりと、消防団員の確保は切っても切れないものと考えますが、機能別消防団員の必要性と、公務災害補償は適用されるのか、当局の考えをお聞かせください。これについては町長、消防長、答弁よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 中西消防長。 ○消防長(中西 清) ただいま3番議員のほうから御質問いただきました。  消防団OB等による機能別消防団員の導入についての考えを御説明させていただきます。  冒頭の御説明でも申し上げたとおり、全国的に消防団員の減少傾向が続いている中、当町も例外ではないことから、何らかの施策を講じなければならないことが喫緊の課題となっています。  地域の実情をしっかりと把握し、迅速に災害対応に当たる消防団にとって、役割を限定せずに、消防団活動を行う基本団員が重要であり、その確保を目指すべきことは言うまでもありません。  しかし、これからの時代、消防団員としてさまざまな選択肢を提供し、この町に住み続け、防災にかかわる人々を増やすという観点からも、特定の活動や役割に限定した、機能別消防団員には大きな可能性があると考えます。  現在、和歌山県でこの制度を導入しているのは、和歌山市、田辺市、紀の川市、白浜町と聞いております。  また、議員御提案の消防団、消防職員もそうなんですけれども、これらOBによる機能別消防団員は、豊富な経験を生かし、消防団の活動に携わることができ、現場経験の少ない若手団員の指導育成などにおいても、極めて有効であると思います。  消防本部といたしましても、地域住民の安心、安全な生活を守る上で、消防団員を確保することは、重要な課題であるとの認識から、消防団幹部、役員とも協議の上、議員御提案の消防団OB等で構成する、機能別消防団員の導入を前向きに捉え、条例等の整備に取り組み、早ければ来年度に定年退団される予定の方々にも入団していただける体制を整えていければと考えます。  さらに、消防団OB等で構成する機能別消防団員が、災害時等において活動中、負傷した場合の災害補償についてはどうなるのかとの御質問でございますが、これにつきましては基本団員と同じく、高野町消防団員と、公務災害補償条例に規定する、災害補償の適用を受けるものとなりますので、安心して消防団活動に従事していただけます。  また、もしこの制度が発足した場合は、消防本部としましても、公務災害防止の観点から、安全に消防活動が実施できるよう、ヘルメットや被服の貸与等にも努めてまいりたいと思います。以上でございます。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 3番議員の質問にお答えさせていただきます。消防団の現状と今後の課題ということで、町が抱える課題の中でも、最重要な課題のうちの一つかなというふうにも考えています。  人口減少というところで、高野町も全国と同等に例外なく人口も減ってきております。その減り方は少しゆるくはなってきておるんですが、やはり消防団員の確保ということを考えると、いろいろな支援を町としてはしていかなければならないのかなというふうにも思っております。  私、就任してもう6年、次、7年目になるんですが、毎年台風のときとか、暴風のときとか、職員を中心にいろいろな災害に対する室などを立ち上げるときに、やはり消防本部、また消防団も一生懸命両輪となって、両輪というか、もう一丸となって対応に当たっていただいておるということは、このをおかりしまして厚く御礼を申し上げます。  その中で、今後消防団活動を町としてどうしていきたいかというのは、もう明白でございます。消防団活動を、消防団員もしっかり増やして、そして町のいろいろな要になっていただきたいというのが私の気持ちであります。災害でもそうです。また地域の見守りにもやはりそういうことも入ってくるのかなというふうに思います。  そのような中で、町として消防団、また消防本部の方々が考えていただいた案に、しっかり前向きに支えていきたいというふうにも考えております。  議員がおっしゃられた2番の質問でございますが、消防活動中に負傷した場合の補償というのがあります。ちょっと私も勉強不足なところもございますが、多分この間の建物火災のときを例で挙げますと、発生時に消防車と同時に私が現場に到着しました。ホースもわからないなりに伸ばしました。消防団員が来てくれました。ここまでは多分保険の対象なんかなと思います。  本部の方と、あと団の方が、菊谷議員も最前線に立ってやっていただいておったんですが、そのときにはもうおまえらあっち行けよと、危ないさかいに、規制線の外に出とけよっていうような指示がやっぱりいるのかなというふうに思います。  その後の補償は、多分立場が何であれ補償されないというようなことだというふうに思いますんで、そのあたりはまた消防長のほうからしっかり研究をしていただいて、消防団、また町民にわかるように提示させていただきたいなというふうに思います。  それと、3番目のお尋ねにありました機能別消防団ということで、消防団、役員と、しっかり協議をしていただいて、議員、先ほど消防長が言った内容と一緒です。議員の御提案の消防団OB等、だからOBだけじゃなくてもいろいろな幅があると思いますので、OB等で構成する機能別消防団員の導入を前向きに、町としても考えて、条例の整備等に取り組んでいきたい、また早ければ来年度ということもございますので、しっかり町としてもいろいろな方が町、高野町の安全安心に携われるように、法整備をしていきたいというふうに思いますので、どうかまた御協力のほど、よろしくお願い申し上げます。以上です。 ○議長(大西正人) 3番、菊谷君。 ○3番(菊谷 元) ありがとうございます。私からの質問は以上で終了させていただきます。ありがとうございます。 ○議長(大西正人) 5番、所議員。 ○8番(所 順子) 訂正をお願いします。先ほどの質問の中で、私ちょっと金額間違えたんで、工事費が30億円以上くらいかかると言ったけど14億円くらいに訂正してください。数字、間違いましたので。 ○議長(大西正人) 30億円といったのを14億円くらいに訂正。所君から申し出がございましたので、それを許可します。  しばらく休憩いたします。  30分からお願いいたします。               午後 3時19分 休憩               午後 3時33分 再開 ○議長(大西正人) 休憩前に引き続き、会議を開きます。順番に一般質問、発言を許します。  10番、﨑山君。 ○10番(﨑山文雄) 皆様方におかれましては、大変お疲れのところ、いましばらくおつき合いをいただきたいと思います。  議論が百出しておりました。一旦サイレンが鳴って、出動した限りは、どういう姿になって帰ってこようと、おまえは一切何も言うな、こういう団員がおったことがあります。そのときの二部長を務めさせていただいた。その人も今、高野山で元気で仕事をされています。団員の中にはこういった人がおられるということも、肝に銘じておいていただきたいと思います。補償問題等につきましては、やっぱりいろいろあるでしょうけれども、それも行政としては考えていかなければならない問題だろうと思います。  さて、質問に入らせていただきます。  新型コロナウイルス感染防止対策につきましては、6番議員、4番議員、8番議員が既にこれに関しまして、それぞれの立場から質問をされております。質問する内容の中に関連がありましたら、担当課長、診療所の事務長、教育長、次長がお答えいただければと、このように思っております。  2番目に支援福祉タクシーに変わる南海りんかいバス利用についての交渉が進んでいるのか、新年度よりこれを実行できるのかということをお尋ねしたいと思います。  これについては、質問の内容を申し上げますので、それを申し上げた後に答弁をお願いしたいと思います。  また、ゲートボールの南側の修理、壁、窓枠についても、修理をしなければならない状況にありまして、これも御指摘してありますが、現状はそのままの状態でありますので、このことにつきまして質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  新型コロナウイルス感染防止対策については、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスは、世界中に感染が広がり、収束の気配を見せない情勢であります。  最初の発生地とされ中国の武漢市では、眼科医の李文亮、33歳の医師が、12月30日に新型肺炎だと同僚の医師らに指摘したことから、社会秩序を乱すと中国当局に警告処分されています。残念なことに、同医師は2月7日にコロナウイルスが原因で死亡されております。  その後、世論は言論の自由を求める声が出ました。言論統制社会が被害の拡大を招いたとの批判はもっともなことだと思います。私たちは、言論統制社会の中にいない幸せを、ここでかみしめたわけであります。  さて、高野町におきましては、町長の施政方針の冒頭で、新型コロナウイルス感染症対策についての取り組みが報告されました。  また、2月14日付で、高野町新型コロナウイルス感染症対策本部を設置され、住民に対する諸注意が伝えられ、行政の呼びかけが浸透してきているように思われます。  そこで、お尋ねしたいわけでありますが、考えておかなければならないのは、もし感染者が、感染が疑わしい人が出た場合、また2、3日前から37.5度以上の高熱が出て、家庭で伏せている人がいたとしたらどうするか。これはマニュアルによりますと、まず総合診療所、富貴診療所に事前に連絡していただきたいという要請が出ております。新型コロナウイルスに感染しているのか、陰性なのか、あるいはインフルエンザなのか、医療機関に運ばれ、医師の診察や、陽性、陰性の検査、そして治療に当たられるわけでございますが、こういった町民が実際に感染した場合、感染しているというおそれのある人が発生した場合の対応について、どうなのかと。順を追って説明をしていただきたいと、こんなふうに思います。  診療所にあっては、発熱やせきの症状がある方は事前に連絡をしてほしいと最前申し上げたとおりでございます。十分な対応策がこれでできているのかということになるわけでありますが、まず診療所へ連絡する。連絡の内容によっては搬送というのが出てきます。  その状況の中で、普通室なのか、別館なのかという問題が出てくると思うのです。そして医師の診察、そして保健所の検査、これは陽性、陰性というのは保健所でないとできないというのは聞いております。の結果で、医療機関への搬送、こういったものが順だって体制ができているのかどうか。これ、搬送等については、最前消防長のほうから詳しい説明をいただきまして、形はできておるんだなということでありますが、診療所から考えまして、受け入れて、そして一つの流れに乗って、そして大丈夫だということで家庭に戻ってくるまでの動きというのは、順調にいけるような体制になっているのかどうか。実際そういうもの起こって、ガタガタするようなことがないのかということを説明をいただきたいと思います。問題ないんだという御答弁がいただければ、一番うれしいことになると思います。  次に、教育委員会のほうにお尋ねしたいわけでありますが、これは事前に通告させてもらってありますので、ここで一項、一項挙げさせていただきますので、それに対して答弁をいただければ結構でございます。  臨時休校に伴う学校現場への指導はどのようになっているのか。児童生徒たちの新型肺炎、コロナウイルスの状況説明は十分しておるのか。これは1年生、2年生に説明するというのは無理なことだと思います。私も今、橋本の孫を預かっておりまして、学童保育をやってるような状況でございまして、なぜ学校休みなのかということを聞いてでも、回答する力はありません。  高学年になってくれば理解できるかもわかりませんが、そういったところの学校への指導、生徒への指導が行われているのか。そしてまた校内感染のための指導は、学校当局兼生徒たちとの間にできているのかどうか。そして、それぞれの学校独自の対策を考えておられるのか。こういうことも心配しております。  もし、児童生徒への感染が確認された場合、対応策はできているのか。臨時休校、春休み、児童生徒の居場所がどうかと。授業時間の取り戻しは困難なことになってこないのかなと。臨時休校、春休みが続きまして、授業時間が短縮してくる、なくなってくる、それの取り戻しはできるんかなということを心配しております。  授業内容の時間数は、学習指導要領とか、学校教育法施行規則で定められていますが、この点についてどのように調整を指導しておられるのか。この件については、先ほど次長のほうからも、このようなことをやっておりますという説明をいただいておりますが、ほかに答弁していただけることがありましたら、よろしくお願いいたしたいと思います。  この学習というものについては、継続性があるように思うわけですね。やり残しがあっては進級に不安が残ります。特別な指導を考えていかなあかんのじゃないかな。考えるべきではないかなというようなことも考えております。  そして、近隣の学校との学習差が出ないような問題も検討していくというんですか。考えていかなければならないのではないかと、このように思われますので、この点について、先ほど皆さんといっても、6番議員、4番議員、8番議員のほうからも質問されて、重複するような点については結構でございますので、まだ説明足らずの点がありましたら、回答をしていただきたい、答弁していただきたい、このように思われます。
     あとの2件につきましては、これが済みましたら質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 苗代福祉保健課長。 ○福祉保健課長(苗代千春) 失礼いたします。10番議員の御質問について、御説明させていただきます。  先ほどの質問なんですけれども、もし感染者が疑わしい場合、どのような対応を行うかということだったかと思います。先ほどからも申しましたように、実施機関、本来は和歌山県になります。その和歌山県の指示に従って、各市町は動くことになるんですが、まず住民さまのほうに覚えておいていただきたい点がございます。  熱は37.5以上の発熱が4日以上続く、高齢者の方は2日以上続くということが一つになります。あとはせき等の、肺によるせきであったり、肺、呼吸器症状、そういうものがある場合、そして不特定多数の人と接している場合ということで、もし、まず病院にかかられる前に、心配な場合は伊都橋本では、橋本保健所のほうで電話対応もしていただけます。  また、高野山総合診療所、富貴診療所のほうが広報等で行っておりますように、保健所よりは地元の病院がという場合もあろうかと思います。そのときは、直接来院せずに、電話で、熱が何度あるか、そしてせき等の呼吸器症状、苦しいっていうのがあるか、そういうことも伝えていただきましたら、コロナウイルスに関する問診票がございます。問診票に基づいて、担当のほうは聞いてくれますので、そのことで先ほど診療所のほうがおっしゃったように、お車でしたら、車で問診とらせていただきますし、歩いて来られた方は別のお部屋を設けてお話を聞かせていただきます。そのことを踏まえて、医師の判断で、インフルエンザの疑いがあろうかと思いますので、インフルエンザのキットの検査をさせていただきます。簡易検査。その場合で、インフルエンザ陽性ということでしたら、インフルエンザの扱いとなりますので、インフルエンザのお薬の処方をもらって、御自宅で養生していただくことになります。  また、インフルエンザじゃなしに、陰性であった場合、医師の判断によって、重大な管理のもと、病院で一度レントゲンを撮っていただきます。その結果を踏まえて、橋本保健所のほうに連絡をし、肺炎の可能性がある場合は、橋本保健所と本人様が直接お電話で話させていただきます。  本人が電話対応が不可能な場合は、家族さんの連絡先をお伝えするようにして、直接お話させていただきます。  その後、橋本保健所のほうが検査が必要になるということになりましたら、抗体検査というふうに進ませていただきまして、抗体検査を行い、それを橋本保健所が和歌山県の関係機関に持っていきます。検査の結果は、1人大体6時間かかります。検査結果を踏まえ、仮に陽性であった場合、まず患者さまの搬送は、御自分が運転できる場合であれば、橋本保健所の指示により、関係機関まで運転していただくことになります。  御自分で運転が不可能な場合もあろうかと思います。その場合は、県の職員が完全防備の上、車の窓は全開という決まりがございます。その上で、関係機関に搬送させていただきます。そこで再度検査をして、入院ということになります。  町で行いますのは、その後濃厚接触者に対しまして、県からの指示がありましたら、情報提供等させていただきまして、聞き取り調査をさせていただきます。  町が直接関与することは、県からの依頼がなければ、その指示に従うしかございませんので、県のほうが対応可能であれば、県のほうで対応していただきます。  あとは、住民さんの不安を除くために、周辺の消毒であったり、対策本部において、今後どのようなことをするのかということを踏まえた上で、進んでいくような状態になります。  感染力が非常に強いものでございますが、先ほどから伝えさせていただきますように、予防であります手洗い、うがい、せきエチケットのほうをしていただいて、風邪等もインフルエンザもはやっておりますので、十分休息をとった上で、町だけではなしに、皆様の御協力のもと、発生がないように努めていきたいと思っています。以上です。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。10番議員の御質問について説明させていただきます。  まず初めに、臨時休校に伴う学校現場の指導はどのようにしていますかということなんですけれども、感染拡大する前から、拡大のきざしがあるというところから、県のほうからも通知がありまして、そちらのほうを各学校に流して、感染拡大に対して対策するようにということで、通知を伝達しております。  児童生徒たちへの新型肺炎コロナウイルスの状況説明は十分できていますかということで、その指導に伴いまして、子供たちへの状況説明というか、予防策ですね、アルコール、手洗い、うがい、そしてマスク着用というのは、十分指導をしているところであります。  これは3番についても同様のような形になっております。校内感染防止のため、指導ということで、それも同様に行っております。  続いて、学校独自の対応策を考えているのですかというところなんですけれども、学校個々に何か特別な対応策というのは特に考えておらず、全ての学校において同じようにアルコール、マスク、そして換気とか、そういうところで対応しております。  特に今、学童保育とか入っているんですけれども、学童保育ではできるだけスペースの広いところで保育をするようにとか、あとやむを得ず教室でする場合は、ほかの教室、ちょうど臨時休校中ですので、ほかの教室の空気清浄機を持って行って、それをフル稼働させているような形でしております。  あと、臨時休校の春休みで、児童生徒の居場所はどうなるのか。授業時間の取り戻しは困難なことではないのかということなんですけれども、一番初めに4番議員のところでも御説明させていただきました、居場所については学童保育と、1年生から3年生までは学童保育、そして4年生から6年生までは受け入れが必要であれば学校と相談させていただいて、学校のほうで受け入れをするというようなことにしております。  特に、今、花坂小学校においては、意外と学童保育よりも地元の学校で、学校施設を開放して、たまに保護者の方が見ていただいているという場合もございます。体育館で遊んでいるというときもございます。  次に、授業内容が時間数は、学習指導要領、学校教育法、施行規則で定められていますが、どのように調整をしているのですかということで、これも4番議員のところで少し御説明をさせていただきました。3月は学年末ということですので、テスト期間ということで、というのがほとんどでございます。履修すべき内容はほぼ終了しているというところで、少しゼロではない学年、教科もあるかと思いますけれども、それについては今現在、どういう状況かというのは、各学校に調査をしているところでございます。  次に、学習には継続性があり、やり残しがあっては進級に不安が残りますが、特別な指導を考えていますかというところなんですけれども、特別な指導というよりも、これも先ほどの御説明の中に、臨時休業中による未修学習内容については、来年へ持ち越し、未履修部分の具体的な学習内容についてですけれども、来年度へ引き継ぎを含めて、適切に対応をしてまいりたいと考えております。  続いて、近隣の学校との学習差が出ないようにしないと、問題を残しますがいかがでしょうかということなんですけれども、これについては全国的に、近隣のといいますと、今九度山町が実際はやってるんですけれども、かなり、どうしてもリスクマネジメントというか、リスクも考えていかなければいけないので、まだ高野町においては、県下において全く臨時休校をしていないというのが九度山町、そして今認識しているのでは、15日まで、16日から開校というのが、日高川町。ほか、そのほかは全て3月24日まで、要するに春休みの入る前まで、そこから春休みが25日から入るんですけれども、が、なっておりますので、特に学習差が出ないようにという問題については、特に出ないのかなと思っております。  また、全国的に見ても、ほとんどが24日までというところですし、そういうところは十分にプリント、ドリル等で補っていきたいというふうに考えてますし、各小中学校の先生も十分に対応していきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(大西正人) 中上診療所事務長。 ○診療所事務長(中上浩貴) 失礼いたします。10番議員御質問のコロナウイルスに関することですが、午前中述べさせてもらったもの以外で、あるものをちょっと述べさせていただきます。  現在、診療所は玄関から内側がグリーンゾーン、清潔区域としております。別館の1階、玄関扉から中はレッドゾーン、不潔区域として区別しております。  患者がコロナウイルス感染症疑い対象者と判断され、別館対応となったとき、担当看護師は別館2階の別2室でPPE装着、別館へ入室したら、窓の鍵をあける。窓をあけずに鍵だけをあけておく。看護師がコロナウイルス感染症疑い対象者、問診票の記載を行う。この場合、接触、飛沫感染しないように、患者との距離を3メートルほど離れて問診する。  医師は指示に従い、インフルエンザの検査を実施。X線の指示が出た場合、駐車場を通り、裏口から診療所内に入り、レントゲン室に入室する。診療所内にいる他の患者をレントゲン室までの動線から隔離してもらうよう、事前に電話連絡をしておく。  CTの指示が出た場合も同様に行います。検査終了後、別館へ裏口から駐車場を通り、再び戻る。以上より医師がコロナウイルス感染症の疑いがあるか否かを判断、その後の対応については医師の指示を仰ぐ。この間、医師は橋本保健所と連絡を取り合って、指示待ちになっております。  担当看護師がフルPPEから開放となったら、不潔を捨てるためのごみ袋と、不潔ごみ一式を持って、別館より出て、外でガウンを脱ぐ。まず不潔を捨てるためのごみ袋を裏返して、不潔ごみと脱いだガウンを中に入れてぎゅっと縛っておくと。感染症廃棄物用の倉庫の中に、コロナウイルス感染症専用のハザード缶を設置しております。そこに捨てる。  外から窓をあけ、換気、10分以上、マスクと手袋を装着して、部屋の中をアルコールクロスで清拭するというような手順を踏むようになっております。  そこで、PCR検査が必要となった場合、保健所と相談しながら、必要な場合、保健所が対応します。その検体を持ち帰って、検査機関でするんですが、機械に入れてから、6時間後しか結果は出ません。それで、PCR結果で陽性となって、入院が必要となった場合、基本、圏域内の医療機関で和歌山県立医科大学附属病院紀北分院が第一の対象となります。また、重症である場合等は、県医務課、保健所と調整し、日赤和歌山医療センターでトリアージを受け、医療機関を決定する場合もございます。受け入れ的には、現在、全県的対応医療機関となっております。  それと、現在、当診療所の夜間休日時間外の患者対応については、基本出入り口を施錠して、疑わしい患者さんとはシャットアウト、職員の安全を守るというのが第一ですので、ドアには電話連絡をお願いするカードをかけて、来院する前には一報を入れてもらうことを原則化としました。  それと、実際、うちの医療スタッフも不安を抱えていることは事実ですので、徹底して、清潔、不潔を区別したいと考えております。ここまで徹底しているのは、県内の医療機関でも少ないようです。  それと、先日月末に回覧させていただきました文書の中にも、ポイントとしては、いつもの風邪と同じように感じられているなら、いつもの風邪のように行動してください。慌てて救急受診したり、原因ウイルスの種類を知る必要はありません。息苦しさや高熱、なかなか治らないなど、いつもと風邪とは違うと感じたときには、迷わず受診してください。そうでなければ、水分をとりながら、ゆっくり自宅で休んでいてくださいということです。  軽症や家族までもが医療機関に殺到すれば、そこで感染し、結果的に蔓延させてしまう危険も高まるということでございます。以上でございます。 ○議長(大西正人) 10番、﨑山君。 ○10番(﨑山文雄) 苗代課長の説明によりまして、一つの流れというのが理解できます。繰り返しますと、時間の関係がありますので、答弁をいただいた内容で了解できております。  そしてまた、診療所等につきましては、診療所の中の受け入れ体制等についての完璧に近いような説明でありました。苗代課長のほうの説明と、それから診療所のほうの受け入れの内容等につきましては、もっともな御努力をいただいておるということになるんでしょうけれども、患者が出たときにいろいろ問題が起こらないような配慮というものも心がけといていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  教育委員会等につきましては、子供らの感染防止というんですか、予防は当然のことです。それから授業時間の問題、それからもし子供たちに発熱が出た、そのときの対応等につきましては、一応学校への指導が整ってるというんですか、一応完璧とは言わなくとも、一応問題のない体制になっているというように解釈させていただいてよろしいですね。  それにつきまして、何かありましたら御発言をいただきたいと、このように思います。  それと、苗代課長、こういう例があると思うんです。37.5度以上の発熱した人が、解熱剤を飲んで、次の日に会議に出るとか、スポーツに出るとか、集会に出るとか、健康な人であるから、自分ではそういうことを感じなくて、そういうところへ出動する、そして多くの人に接触する。こういったケースがあると思うんですけれども、こういったことについては、どんなふうに注意していかなければならないのか、注意されておられるのかという、参考になるような考えがありましたら、答弁いただきたいと思います。  もう一つ、私、配食ボランティアやっておりまして、この中に女性の高齢者の人が6人、御夫婦が1組がおります。私についていってくれる人っていうのが、高野山大学のボランティアの方で、女性の方ですけれども、ついていってくれて、これをお弁当渡すことのコミュニケーションがあるわけです。  私はやっぱり同じ町内の者でありますんで、ついつい世間話的なものを話します。その中で風邪ひいてないんかいというようなことがしょっちゅう言うわけです。そういったときに、ちょっとおかしいんとちゃうかな、あるいは相談されたというようなときに、どういうふうな対応をすれば一番いいんかなということで、参考になるようなことがありましたら、ちょっとお聞かせしといていただきたいと、このように思います。 ○議長(大西正人) 苗代福祉保健課長。 ○福祉保健課長(苗代千春) 失礼いたします。議員がおっしゃいます解熱剤を飲んで、いろんなところに出て活動なさってる方、今現在国でも問題になっております集団感染の可能性があるんですけども、先ほどからお話させていただいておりますように、37.5度以上の熱が4日以上、高齢者で2日、そして呼吸器障がいというものがついてきます。もちろん解熱剤を飲めば熱のほうは下がるんですけど、呼吸器症状が安定するかっていうのは、その人、その人によって変わってくるかと思います。  そういう症状で、聞いたり、御本人さんがしんどい、そういうふうな訴えがございましたら、橋本保健所、先ほどから同じこと言ってすみません。橋本保健所のほうで相談窓口になっております。ので症状を伝えていただいて、近くの最寄りの病院でもオーケイですよということであれば、症状を伝えて、高野山総合診療所に受診していただきたいというのが1点です。  住民さんのほうからは、いろんな活動するに当たって、やはり不安の声もあろうかと思うんですけれども、日ごろからの手洗い、うがいと、せきエチケットということを徹底していただきまして、もし本当にインフルエンザかな、コロナかなという不安がございましたら、福祉保健課でも結構です。こういう症状なんやけど教えてくれへんかな、高野山総合診療所でも結構です。症状を伝えていただいて、お話ができましたらこちらのほうで対応させていただくことになります。もし、そのような御不安がありそうな人がいらっしゃいましたら、遠慮せずに、和歌山県並びに市町村のほうにお電話のほういただければと思います。以上です。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 10番議員にお答えいたします。  今、このコロナに関して、正しく認識する、また正しく恐れるということが大切かなというふうにも思います。今は自粛、休校と、そういったものがありましたが、今後拡大してくるというふうな過程をすれば、今後それをどう認識して社会生活をうまく続けていくかという段階に入ってくるというふうに思います。  そのような中で、しっかりコロナに対しては、じゃあどうしていくのかというのを、町のほうから、また診療所のほうから、消防署のほうからいろんなところから、説明とか、PR、啓蒙、啓発にしていきたいと思いますが、まずこのような形で動画配信もしていきたいと思います。  まず、体調は大丈夫、風邪ぎみではありませんかということで、専門家からの報告では、症状の軽い人も気づかないうちに感染拡大に重大な役割を果たしてしまっています。また、若年層により感染が拡大している可能性があるというふうに指摘されています。  ということで、風邪の症状に極めて似ているので、のどの痛み、せき、発熱がある場合は外出しないようにしてください。また、御自身、家族が熱はかるときとかは、健康チェックにしっかり努めること、また石けんによる手洗い実施。 ○8番(所 順子) すみません、全然字見えませんよ。そんなん出すんやったら、もっと大きい字で出すとか、後ろ何も見えませんよ。字が小さ過ぎるし、そんなん読んでくれたほうがいいですよ。 ○町長(平野嘉也) はい、読んでます。石けんによる手指消毒用アルコールによる消毒のほか、せきエチケットに努めてください。そして何よりも若者の皆さんの御理解と御協力をお願いしますということです。  それと2番目、人が大勢集まったり、風通しが悪い場所ではないですかというのを、しっかり考えてほしい。ライブハウス、また友人宅、大人数での飲み会とか、屋内の閉鎖的な空間で、人と人とが至近距離で一定以上交わることによって、患者が発生する場合が多いというふうに指摘されてます。  そのことから、換気が悪く、不特定多数の人が密に集まるような空間は、感染リスクが高いことから、その規模の大小にかかわらず避けてくれと。また、自宅の部屋など、建物内の換気をしっかりする。特に若者の皆さんの御理解と御協力をしていただきたい。  3つ目、感染リスクを下げる方法を御存じですかということで、症状のない方にとって、屋外での活動や人との接触が少ない活動のほか、一定程度の距離をはかった会話は感染リスクが低いとされております。このことから、会話は手を伸ばして相手に届かない程度の距離をとってすることが望ましいとされています。  また、買い物は混雑してない時間帯を選ぶとか、散歩やジョギング等は感染リスクが低いとされてます。特に若者の皆さんの御協力、御理解をお願いしたいということで、若者の皆さんはなかなか感染しても症状等は出にくく、人にうつす可能性がありますので、若者の御理解をいただきたいということを、町としても動画配信、フェイスブック等、そういったものでしっかり情報発信してまいりたいというふうに思います。  また、今後はうまいことこのコロナの情勢とつき合っていかなければ、社会活動が停止するということもありますので、しっかり住民に認識していただくようにしてまいりたいと思います。  また、消毒薬等はしっかり、今のところは不特定多数の方の機関に配っておるところですが、状況に応じて、またアルコールが入るんであれば、広く一般の方々にも供給できるようにしていきたいし、またマスク等にも、今、在庫が本当にどこにもないです。入るようになれば、かつ役所のほうで配分することができるような在庫等が確保できるんであれば、住民のほうにサービス支給するように、町としても努めてまいりたいと思っております。以上です。 ○議長(大西正人) 10番、﨑山君。 ○10番(﨑山文雄) どうも議事録で出てくると思いますんで、また理解をさせていただくようにいたしたいと思います。  関係者の方々におかれましては、細菌とウイルスとの違いくらいは勉強しておいていただきたいと思いますし、アルコール消毒、アルコール消毒ってよく言われるんですけど、アルコールは消毒剤かな、ただ洗い落とすだけのことと違うんかなと、僕はそんなふうに思うんやけど、その辺でアルコールつけて、手こんなことしとる後ろでいっとったら、気化熱でぱっと散ったやつを後ろにおる者が吸ってしまうというようなことないんかな。石けんつけて手を洗うということになれば、下水道に流れてしまうんでというようなことを、素人考えでそんなふうに考えたりするんですけれども、こういうことですよということがありましたら、お教えいただきたいと思います。なければ仕方ありませんが、ありましたらちょっと言ってください。それで終わりまして、次の質問に入りたいと思います。 ○議長(大西正人) 苗代福祉保健課長。 ○福祉保健課長(苗代千春) 失礼します。アルコールのほうなんですけれども、手洗いをしっかり、15秒以上していただいて、もう先の先までしてください。手首まで洗っていただいた後に、ハンカチ、できれば紙ペーパーがいいということです。拭き取った後に、アルコールをするのがより効果的なんです。ですので、特になくても大丈夫です。以上です。 ○議長(大西正人) 10番、﨑山君。 ○10番(﨑山文雄) ありがとうございました。もう少しこのアルコール関係については勉強しておく必要があるんじゃないかと、私はそのように思います。  コロナというのは炎のことを言うんです。ギリシャの冠のこの角のことを言うんですけれども、これを砕いてしまうということが、コロナの増殖を抑えられるということなんですね。そういったことは別の話といたしまして、本件についてはこれで終わらせていただきまして、次の質問に入らせていただきます。  前々から、問題になっておりました、話題になっておりました、南海りんかいバスの利用交渉が進んでいるのかということでありますが、平成31年の6月の議会で、この問題について提案させていただきました。高齢者支援福祉タクシーにかわるものとして、南海りんかいバス、高野山走っておられるこのバスを利用できないかということを提案させていただいたわけであります。  高野山の営業所の副所長は、この話をしますと協力できますよということで、本社と一度話させてくださいよということで、2日後に本社と相談した結果、それはもう協力できますということでありました。そのときの担当課長としては、同営業所といろいろと交渉された中で、やっぱり陸運局の問題もある、クリアしなければならない諸問題があるということの答弁を、こういうこと、こういうことで答弁をされておりました。  それから大分日数がたつんですけれども、新しい進展があるのかどうかということをお聞きしたいと思います。  昨日の話ですけれども、ICOCAでバスに乗れるよということを聞かされました。昨日です。えっというようなことで、こういったものを早く利用して、何とかできないのかなというようなことを先ほどから考えておったわけであります。これはもう答弁いただく、実行できるかできないか、実行できるんやったらいつからしますという回答で、これで終了できると思います。  もう一つ、ゲートボールの南側の修理についてというのを項目に上げさせていただいております。施設でありますゲートボールの南側のこの壁といったらいいのか、窓から下のこの壁ですね。それと、窓枠が壊れております。これも平成30年の3月の議会で指摘しておるんです。そのときの課長の答弁では、平成30年度の高齢者施設整備事業計画で考えていきますということやったんですけど、これはどないなっとるんでしょうかねということをお聞きしたいと思います。  このことについては、ブロック、ブロックの間がすきあきまして、手が通るような状態、向こうが見えるような状態だったんです。近くで建設、町民の住宅の建設に来とった会社の人が、仕事を終えて帰るのに、モルタルをどっさりあるわけですね。そのモルタル、どないするんですかと。ほるんやったら頂戴よということで、あげますと。どこへ運んだらいいの、そこのゲートボールへ運んでほしいんやと。それでついでにすまんけど、ブロックのところに詰めてよというように話をしたら詰めてくれました。  そして昼からちょっとお礼を持って、クラブのお金がありましたんで、お金を持ってお礼に行ったらもう引き上げていなかったと。そんなんでブロックの穴は詰まっております。しかし、窓はあけられる状態ではありません。そういうようなことでございますので、高齢者施設整備事業計画というものは流れたんでしょうか。どないなっとるんでしょうか。このことについて、答弁をお願いします。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 10番議員の御質問にお答えさせていただきます。南海りんかいバスでのタクシーチケット使用できないかというお尋ねでございます。平成29年の10月から、80歳以上の方を対象とした外出支援タクシーの制度としてスタートしておるのは、議員の先生方も御承知のことと思います。  当時、公共交通の観点から、南海りんかいバスに制度が始まることを説明して、今後可能であればお願いしたいと、担当レベルに指示を出しておりました。初めはICカードが使われるように、町も協力するから、格安で乗せてくださいというふうにお願いしたんですが、公共交通というところの縛りで、高野山地区だけそのようなことはできないという回答が得られました。  そのような中で、平成31年度に企画をして進めておるICカード、高野町として1,000万円余りを支出しておりますが、それをもとに、現行の紙チケットで対応するということで、4月1日からスタートできるということを御報告しておきます。  また、令和2年度から高野町の外出支援助成券というふうに名称も変更して進めていきたい。また、対象は80歳以上の方、そして障害者手帳の1、2級、また療養手帳、A1、A2、障害者福祉手帳の1、2級をお持ちの方を対象としていくというふうに考えております。  ということで、4月1日から南海りんかいバスのほうでチケットは使えるというようなことで御報告しておきます。以上です。 ○議長(大西正人) 苗代福祉保健課長。 ○福祉保健課長(苗代千春) 失礼いたします。ゲートボール南側の修理について、平成30年度高齢者施設整備事業で考えていくということでございました。  平素は老人クラブの皆さんの御協力により、とてもきれいに整備され、子供から大人まで、多くの方に御利用いただいております。当課といたしまして、平成30年から南側の基礎等について、地元業者等に状況を見てもらいましたが、今現在ございます県の事業におきましては、該当しないという計画になりました。  地元業者に見てもらったところ、大規模な改修工事になるということになりましたので、国の補助金といいますか、野外スポーツ施設ということで、観光振興課のほうと一緒に、他の事業を検討していきたいと思っております。もうしばらく待っていただければありがたいです。以上です。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) すみません、ゲートボールの修理についてですけれども、福祉のほうから今の状況で話がありまして、観光のほうで何か使える補助金がないかということで、いろいろ調べをさせていただきました。  その中で、totoのスポーツ振興基金助成事業というものが活用できるんじゃないかなという形で上がってまいりました。ただ、この事業につきましては、となりのちびっこ野球の改修を主として、附帯施設として屋内ゲートボールを整備する形になってしまうという、やや確実性に欠ける部分を持ちます。  また、ちびっこ野球の改修については、建設から相当な期間がたって、地下の排水施設のほうが土で詰まってしまって、水がはけなくなっていると、そういうふうな形で、排水施設の改修であったりとか、グラウンドの使いやすさの関係で、向きを90度ひねるとか、大規模な工事となってまいります。  今回、高野町学びの交流拠点整備事業ということで、小中学校の改修をやるに当たって、総合グラウンドのほうもその改修のために利用できなくなっていく中、さらに高野山内にあるグラウンドが工事のため使えなくなっていくということになりますと、また本年で令和2年度で、25回を迎えます、学童軟式野球大会の開催等も物理的な面としてできなくなってくるというような影響も出てまいりますので、現在、補助金の申請を少し見送らないと仕方がないような状態となっております。  ただ、私たちもゲートボールについて、活用させていただいておりますので、やはり時期を見て、これらの補助金を使いながら、屋内ゲートボールの改修にこぎつけていきたいなというふうには思っております。もう少しお時間をいただいて、御理解をいただきましたら幸いです。よろしくお願いします。以上です。 ○議長(大西正人) 10番、﨑山君。残り6分ほどです。 ○10番(﨑山文雄) ありがとうございます。南海りんかんバスの件につきましては、4月1日から、これは山内だけという限定ですね。そういうことで、これの起こりっていうのは、高齢者の人で、タクシー券を使っていないんだと、御辞退してるんだと。なぜかといえば、まだスクーターに乗れます、車に乗れます、もう少し先で厄介になりたいというような人たちがおりまして、しかし天気もいいし、伽藍まで散歩に行こうか、ちょっと足を伸ばして大門まで行こうか、大門まで行ったらあの向こうに駐車場できたという話聞いとったでな、それも見てみようかというようなことで、帰ってきたら、南峰さんの前に南海のバスがとまってたと。それへ乗せてもらったら、中央まですっと帰って来れるのになというのが住民の人の話でありました。なるほどって、そういうところで、これは大事なことやなということで、これを提案させていただいたわけでございまして、この4月1日から実行に移していただけるということで、住民の人も喜ばれることだと思います。  ゲートボールの修理等につきましては、これは高野町の施設でありまして、今なお動いている施設でありますので、やっぱりこういった修理というのは、多くの人が見られる場所でありますので、窓割れの心理ということがありまして、悪くなればすぐ直す、悪くなればすぐ直すというような動きをしていただきたいと、このように思います。
     高野山会館のように、もう使えない施設やからもう元入れないというんであれば、これはそのとおりかもわかりませんが、ゲートボールにつきましては、少年野球の連中らが毎日のように使っております。ゲートボールする人がちょっと少なくなってきて、使うことも少なくなってきておりますが、その辺は残念であると思います。  しかし、この施設を保存していくということからいえば、補助事業に頼るということは、職員として少しでも補助金を考えてやっていけるということは、高野町の財政を考えていく中で、いいことかもわかりませんが、現在使っている施設等については、すぐに修理していくというものの考え方で、行政を進めていただきたいというのが私の考えであります。  このことを申し上げて、私の質問を終わりたいと思いますが、一言答弁をもらっておかなければ、清福には載せないという決まりがありますんで、一言答弁しといていただきたいと思います。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) ゲートボールの老朽化というのは、私も目で見てわかっておるところでございます。そういった中で、公共事業、今、整理と整備をしておる真っ最中でございます。当然このゲートボールも計画の中にも入れていきたいというのも考えてます。  しかしながら、10番議員がおっしゃるように、ある施設で、しかも少年野球とか、あとゲートボールの方とか、また学童軟式野球の救護の部屋とかで、多様な使い方をされておるということを考えますと、議員おっしゃるとおりに、早急に直すべきというのも私もわかるところでございます。  そのようなことをしっかり考えながら、また財政とも相談しながら、計画的に、整備、修理していきたいと考えています。以上です。 ○議長(大西正人) 10番、﨑山君。あと1分と少しです。 ○10番(﨑山文雄) ありがとうございました。 ○議長(大西正人) よろしいですか、それでは、順番に発言を許します。  2番、松谷君。 ○2番(松谷順功) 私からの質問は、今こそオンライン教育をということで、在宅学習の支援が必要ではないかということで書かせていただきました。  質問の趣旨、要旨、あまりたくさん書かなかったわけなんですが、本日、6番議員、4番議員、10番議員、これに関連されて御発言がありましたので、ちょっとかぶってしまいますが、ちょっと私のほうがニュアンスが違うというふうにお考えください。  まず、子育て教育に非常に力を入れていること、町長が表明されています。今回の新型コロナウイルスの件で、全国の小中学校が臨時休校との政府の要請を受け、自治体の町として、3月3日から3月17日まで、2週間の休校を決定されました。  しかし、この休校が長引く可能性があります。その際、在宅での学習、要するに学習力確保のため、オンラインなどを活用したことを協議、検討されたのかどうかということをお聞かせいただきたいと思うんです。  休校によりまして、生活のリズムが崩れるのではないか。それから、授業が終わらないのであれば不安があるのではないか。学習ドリル等が前年の5倍もおくれているというような報道もありますし、品薄であるという報道もあります。  今朝からの教育委員会からの回答をお聞かせいただきますと、まず完璧にほぼできているというようなニュアンスでございます。これは果たして、オンラインでの授業、できているのかどうか。  これはある新聞の記事でございますけれども、エドテックという会社ですね。教育イノベーション協議会ということで、小中学校や高校の教師が在宅の生徒にライブ配信で、教科書に沿った授業をすることをサポートするものと。こういうことが実際できているのかどうか。  今日は、朝の回答でございますが、eライブラリーと、ドリルと、プリント等で対応できているというような回答でございましたが、その辺につきまして返答を、御回答をいただきたいと思います。以後は自席で行いたいと思います。以上、よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。2番議員の御質問について説明させていただきます。今朝から、eライブラリーという言葉が出てくるんですけれども、それについては要するに学習ソフトの名前であって、オンラインで先生がリアルタイムで授業をして、それを配信して受けるよというような、そういうシステムではございません。  ですので、今、学校のパソコン室でも使用しているような学習ソフトを、自宅でそういうネットができる環境であれば、パスワードを入れてする、その学習ソフトを使うことができますということになっております。  パソコンが自宅で使えない、また環境が整っていないという御家庭もありますので、そういう公平感ということもありますので、アナログ的にですけれども、プリントとか、ドリルとかということで宿題を出しているというところでございます。以上です。 ○議長(大西正人) 2番、松谷君。 ○2番(松谷順功) 昨年の12月の議会ですが、教育のIT化についてということで、教育長、これは遠隔授業のことをこのときは言ったんですけれども、遠隔授業についても、やはり先生方がまだついていけない現状ですと。今後の社会の情勢が進んでくれば考えていかなければならないという発言をされておりますが、今回こういうオンラインをやったらどうだというようなことにつきまして、教育長のお考えはどうなんでしょう。 ○議長(大西正人) 角濱教育長。 ○教育長(角濱正和) 失礼をいたします。今、次長のほうから、私のほうの朝の答弁のほうで、eライブラリーがもう完全にできているというふうに解釈されたということで、私の発言が少しまずかったかなというふうに思っておるんですけれども、学校のほうでeライブラリーをパソコン、家に持って帰って、あるいは家のパソコンを開いて、そして数学あ、ごめんなさい、算数であるとか、それから国語であるとかっていうふうなところを開けることができると。ただ、今、次長がおっしゃっていただいたように、環境が整っている御家庭ではそれができるかも、わからないということで、全体が、全部がそれの環境に整っているというふうに解釈されたのだと思いますけど、その点については私のほうからちょっと訂正をさせていただきたいというふうに思います。  2020年3月2日付けの日本経済新聞掲載、リクルートの子会社、リクルートマーケティングパートナーズ、これが実はコロナウイルス感染で、2日に始まった小中高校の臨時休校に対応する、4万本の講義動画を無制限で視聴可能と。高校が100校、小中学校で約20自治体を上限に無償提供するという記事が出ておりました。  これにつきましては、利用期間は4月30日までですよと。その後につきましては料金をいただきますよということで、その環境というか、今のリクルートというか、コロナウイルス発生に関して、世の中の業者がこれは今だというんで出てるんじゃないかなというのが捉えられるところであります。  自宅で効率的に学習が続けられるように支援していくという、その支援でございますけれども、長くなる、休み期間中も子供たちが勉強できるように、そしてもう一つは、これは中国のほうでの出来事でございますけれども、中国はいち早くクラウド型の学習教材を展開するということをやられたと。これにつきましては、環境がやっぱり整っているか、整っていないかということになろうかというふうに思っておるところでございます。  今、次長のほうから5G、ファイブGの遠隔の授業に関しての取り組みを、今、それこそ花坂、それから今年の4月に開校するところの高野山の富貴分校との生徒のやりとりをそこでやっていこうということで、まだまだ実のところは今申し上げたように、先生方の教育も必要かというふうに考えております。以上です。 ○議長(大西正人) 2番、松谷君。 ○2番(松谷順功) 今、教育長のほうから中国の例を挙げられまして、御説明がありました。eライブラリーがまず機能してるかどうかというのも一つ、また答えいただきたいんですが、高野山のような小規模校では、これから、これから先ですよ、今すぐせいということではないんですけれども、こういうオンラインのことを考えていく必要性があるんではないかと思いますが、それにつきましてどうでしょうか。 ○議長(大西正人) 中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。2番議員の御質問について説明させていただきます。  2番議員がイメージされているのは、多分自宅でいても先生の顔が画面に映って、それで授業ができるというようなイメージをされているかと思います。  耳にもされているかと思いますけれども、ギガスクール構想というものを御存じかと思うんですが、令和2年度から令和5年度において、小学生から中学生まで、全ての児童生徒に端末を1台ずつ支給するというような構想がございます。それに伴いまして、高野町におきましても、令和2年度には小学校5年生、6年生、中学校1年生、令和3年度に、中2、中3、令和4年度に小3、小4、そして令和5年度に1、2年生ということで、4年間を通して1台ずつ配付すると。  それに伴いまして、補助金が端末について、4万5,000円ついてくる。総台数の3分の2の台数についての4万5,000円ということになるんですけれども、それの構想に補助金をいただいて、そろえていこうというふうには思っております。  ただ、深めたことというんですかね、していくのに、OSとして、今、ウインドウズが主流だと思います。オフィスですね。あと、今、最近であればグーグルクロームと、そしてアイパッドと、OS、3種類が候補として上がってるんですけれども、その辺で何て言うんでしょう、子供たちが自宅へ持って帰ってとかする場合に、やっぱりセキュリティの問題とかも必ず出てくるんで、そういうやりとりとか、授業をリアルタイムにするとかっていうのであれば、やっぱり専門的な知識とか、そういうところも必要になってくると思いますんで、できればどこか企業とか、そういうところとタイアップして、どういうものが果たしていいのか、学校としてどういう教育をしたいのかというのがなってきますので、そこのところをもっと詰めていっていきたいなと思っております。以上です。 ○議長(大西正人) 2番、松谷君。 ○2番(松谷順功) 今回のことだけではなく、病気やけが、不登校などで、学校に子供たちが行けない場合が多岐にわたるというふうに思います。オンラインなどの技術活動や、今までできなかったことができるようになることだというふうに考えます。これにつきまして、遠隔教育について、先ほど言わせていただきましたけれども、一向に進んでいないような気がします。  今、次長のほうから、他の自治体より先に取り組むと考えているのか、要するに補助金等で他の自治体と足並みをそろえてやろうと考えているのか、今の回答ですと、どうも補助金をいただいて、4年間で体制を整えていくというような回答だと思うんですけど、要するにそれよりも先に進んで、こういうことを進めていこうというふうに考えてはおられないんでしょうか。教育長、どうですか。 ○議長(大西正人) 角濱教育長。 ○教育長(角濱正和) これはこのことにつきましては、非常に前向きに考えていくという方向だというふうに思っております。ただ、県のほうで、教育アドバイザーというのが派遣する、してくれるようになってるんですが、なかなか私どものほうの学校まで、そのアドバイザーの人数が足らないということもありますので、その辺のところも加味しながら進めていきたいというふうに考えておるところでございます。以上です。 ○議長(大西正人) 2番、松谷君。 ○2番(松谷順功) 新しい技術を使っていく際には、職員は非常に難しい場合が多いと思います。高野町の学び交流拠点事業は、民間のアイデアを取り入れる方式で行うということでございますんで、このことを民間と早急に組んで、アドバイスをいただきながら進められないかということを、最後に町長にお願いできませんでしょうか。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 議員の質問にお答えさせていただきます。公共施設の整理と整備をしていく中で、今、学びの拠点の事業をしようと、町一体となって進めていこうと考えております。その中で、やはり先進的な事例というのも、情報収集しながら、当然国等の施策にもしっかり敏感になりながら、さまざまな民間の方の意見、また、議員先生方の意見、また自分たちの職員の中でも、しっかり研究して、できる限り交野山の新しい学び舎でするために、どんどん新しいことを入れていきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(大西正人) 2番、松谷議員。 ○2番(松谷順功) ありがとうございました。私の質問を終わります。 ○議長(大西正人) これで一般質問を終わります。  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  お諮りします。  議事進行の都合により、あす、11日は休会としたいと思います。  御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(大西正人) 異議なしと認めます。  したがって、明日、11日は休会とすることに決定しました。  本日はこれで散会いたします。  大変御苦労さまでした。                午後 4時47分 散会...