高野町議会 2019-06-26
令和元年第2回定例会 (第3号 6月26日)
ついて
第10 議員派遣の件について
第11 委員会の閉会中の継続調査について
2 出席議員(8名)
1番 大 西 正 人 2番 松 谷 順 功
3番 菊 谷 元 4番
新 谷 英一郎
5番 中 迫 義 弘 6番 中 前 好 史
7番 大 谷 保 幸 8番 所 順 子
9番 負 門 俊 篤 10番 﨑 山 文 雄
3 欠席議員(0名)
4
事務局職員出席者
事務局長 倉 本 文 和
書記 大 谷 至 子
5 説明のため出席した者の職氏名
町長 平 野 嘉 也
副町長 西 上 邦 雄
教育長 角 濱 正 和
会計課長 辻 本 寛 美
企画公室長 中 尾 司
総務課長 辻 本 幸 弘
税務課長 和 泉 ひろみ
産業観光課長 茶 原 敏 輝
福祉保健課長 苗 代 千 春
建設課長 小 西 敏 嗣
生活環境課長 松 本 嘉 文
防災危機対策室長 井 上 哲 也
診療所事務長 中 上 浩 貴
消防長 中 西 清
教育次長 中 西 健
富貴支所長 植 田 達 夫
午前10時15分 開議
○議長(大西正人) 皆さん、おはようございます。
これから本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
日程第1、報告第1号、平成30年度高野町
一般会計繰越明許費繰越計算書についてを議題といたします。
本件について説明を求めます。
中尾企画公室長。
○
企画公室長(中尾 司) 皆さん、おはようございます。
それでは、報告第1号につきまして、御説明申し上げます。
報告第1号、平成30年度高野町
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について。
地方自治法施行令第146条の規定により、別紙のとおり報告します。
令和元年6月18日。
高野町長 平野嘉也。
1ページをおめくりください。
平成30年度高野町
一般会計繰越明許費繰越計算書。
2款総務費1項
総務管理費、事業名、
ふるさと納税受付発送業務、金額9,780万円、翌
年度繰越額9,780万円。事業ごとの財源内訳は、省略をさせていただきます。事業名、
防災行政無線更新業務、金額108万2,000円、翌
年度繰越額108万2,000円。事業名、
筒香多目的集会所分筆登記業務、金額150万円、翌
年度繰越額150万円。
6
款農林業費1項農業費、事業名、
花坂地区農業用施設改修事業、金額3,828万円、翌
年度繰越額3,828万円。2項林業費、事業名、
林業台帳作成業務、金額32万4,000円、翌
年度繰越額32万4,000円。
7款商工費1項商工費、事業名、
高野山観光情報センター整備事業、金額980万円、翌
年度繰越額980万円。事業名、
環境パトロール車両更新事業、金額109万9,000円、翌
年度繰越額109万9,000円。
8款土木費2項道路橋梁費、事業名、町道修繕・舗装工事、金額1,730万円、翌
年度繰越額1,730万円。事業名、
町道改修工事、金額5,000万円、翌
年度繰越額5,000万円。事業名、
橋梁修繕工事、金額320万円、翌
年度繰越額320万円。3項河川費、事業名、
河川修繕工事、金額200万円、翌
年度繰越額200万円。4項都市計画費、事業名、
都市環境整備事業、金額180万円、翌
年度繰越額180万円。5項住宅費、事業名、
うぐいす谷団地花壇修繕事業、金額130万円、翌
年度繰越額130万円。
11
款災害復旧費1項
農林業施設災害復旧費、事業名、
農地農業用施設災害復旧工事、金額639万円、翌
年度繰越額636万5,000円。事業名、
林業施設災害復旧工事、金額2,709万5,000円、翌
年度繰越額2,709万5,000円。2項
公共土木施設災害復旧費、事業名、
公共土木施設災害復旧工事、金額5,865万6,000円、翌
年度繰越額5,865万6,000円。
合計、金額3億1,762万6,000円、翌
年度繰越額3億1,760万1,000円、財源内訳、
既収入特定財源9,812万8,000円、
国庫補助金3,825万6,000円、県補助金5,008万8,000円、町債7,600万円、その他333万7,000円、一般財源5,179万2,000円。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(大西正人) これで報告第1号を終わります。
日程第2、報告第2号、平成30年度高野町
下水道特別会計継続費繰越計算書についてを議題といたします。
本件について報告を求めます。
松本生活環境課長。
○
生活環境課長(松本嘉文) おはようございます。
それでは、報告第2号について御報告させていただきます。
平成30年度高野町
下水道特別会計継続費繰越計算書の報告について。
平成30年度高野町
下水処理場長寿命化対策事業に係る
継続費繰越計算書を令和元年5月31日別紙のとおり調製したので、
地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第145条第1項の規定により報告します。
令和元年6月18日。
高野町長 平野嘉也。
次のページお願いいたします。
報告、平成30年度高野町
下水道特別会計継続費繰越計算書。
1
款公共下水道2項
公共下水道建設改良費、事業名、
高野山下水処理場長寿命化対策事業、継続費の総額10億1,500万円、平成30年度
継続費予算現額、予算計上額2億5,330万円、前
年度逓次繰越額6,350万円、計3億1,680万円、支払済額及び支出見込額2億7,527万8,000円、残額4,152万2,000円、翌
年度逓次繰越額4,152万2,000円、左の財源内訳、繰越金57万2,000円、特定財源、国県支出金2,195万円、地方債1,900万円、その他0。
令和元年6月18日提出。
高野町長 平野嘉也。
以上です。
○議長(大西正人) これで報告第2号を終わります。
日程第3、議案第31号、高野町
介護保険条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
苗代福祉保健課長。
○
福祉保健課長(苗代千春) おはようございます。
それでは、議案第31号につきまして、御説明申し上げます。
議案第31号、高野町
介護保険条例の一部を改正する条例について。
高野町
介護保険条例(平成12年高野町条例第12号)の一部を改正したいので、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求める。
令和元年6月18日提出。
高野町長 平野嘉也。
提案理由。
平成30年度から令和2年度までの
介護保険料について、
介護保険法が改正されたことにより条例の一部を改正する必要があるため本条例を提案するものです。
次のページをお願いいたします。
高野町
介護保険条例の一部を改正する条例。
高野町
介護保険条例(平成12年条例第12号)の一部を次のように改正する。
第4条第3項中「所得の少ない」を「第1項第1号に掲げる」に、「第1項第1号に該当する者の平成30年度の」を「平成30年度から令和2年までの各年度における」に、「3万7,100円」を「3万900円」に改め、同条に次の2項を加える。
4 前項の規定は、第1項第2号に掲げる第1号被保険者についての保険料の減額賦課に係る平成30年度から令和2年度までの各年度における保険料率について準用する。この場合において、前項中3万900円とあるのは、5万1,600円と読み替えるものとする。
5 第3項の規定は、第1項第3号に掲げる第1号被保険者についての保険料の減額賦課に係る平成30年度から令和2年度までの各年度における保険料率について準用する。この場合において、第3項中3万900円とあるのは、5万9,900円と読み替えるものとする。
第5条第1項中「次のとおりとする。」を「10期とし、各納期における納期限は、月末日とする。ただし、12月については、25日とする。」に改め、「第1期6月1日から同月30日まで」、「第2期7月1日から同月31日まで」、「第3期8月1日から同月31日まで」、「第4期9月1日から同月30日まで」、「第5期10月1日から同月31日まで」、「第6期11月1日から同月30日まで」、「第7期12月1日から同月25日まで」、「第8期1月1日から同月31日まで」、「第9期2月1日から同月28日まで」及び「第10期3月1日から同月31日まで」を削る。
附則。
(施行期日)
1 この条例は、公布の日から施行し、平成31年4月1日から適用する。
(改正前の
介護保険料)
2 この条例よる改正後の高野町
介護保険条例を適用する場合には、改正前の高野町
介護保険条例の規定により納付された保険料は、改正後の条例による保険料の一部とみなす。
次のページは
新旧対照表になっておりますので、後ほどごらんください。
本件は、10月1日に予定されている消費税及び
地方消費税率の引き上げへの対応として、低所得者の
保険料介護保険料を軽減するものです。
また、納期については今まで細かく定めておりましたが、月末日として統一したことによる改正でございます。
以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(大西正人) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
2番、松谷君。
○2番(松谷順功) おはようございます。
1点だけお願いします。
この介護条例の一部を改正する条例で、これ減額するというのはよくわかるんですけれども、4番目ですか、前項中3万9,000円とあるのを5万1,900円と読み替えるというようなところがあるんですが、ここのところを少し説明をしていただきたいと思います。あまりにも金額が大きく変わっていますので、ここの説明をよろしくお願いいたします。
○議長(大西正人)
苗代福祉保健課長。
○
福祉保健課長(苗代千春) 失礼いたします。
2番議員の質問について、御説明差し上げます。
前項中3万900円とあるものは5万1,000円と読み替えるものとする、という質問だったかと思います。低所得者に対しましては、第1段階から第3段階までございます。それでこの3万900円とあるものというのが、現在の第1段階でありまして、非課税かつ本人収入が80万円以下のものが3万900円になっております。
それで次の第2段階が、非課税かつ本人収入80万円から120万円世帯の方が5万1,600円ということになります。
それで第3段階、世帯全員が非課税かつ
本人年金収入120万円を超える方につきましては、5万9,900円ということになっております。
前年度、30年度と比較をさせていただきまして、低所得者の部分ですね、1段階から3段階については、保険料が3万900円から5万9,900円まで保険税が低所得者に対してはかかるということになるんですけれども、前回の30年度とこの5万9,900円を比較させていただきましたら、30年度の第3段階は6万1,900円の課税となっておりました。
それが、消費税による低所得者、第3段階の人に当たっては、実質2,000円の減額ということで、5万9,900円というふうに変更になります。
○議長(大西正人) 2番、松谷君。
○2番(松谷順功) これは高野町単独で決めたんですか。いや、もうこれは国からの形で決まっておるんですか。あまりにも金額の差が大き過ぎでしょうから、上がる率が高過ぎる。消費税の2%だけではこの金額にはなりません。
これ、低所得者でしょう。先ほどから言われた80万円以下の方は3万900円に減額ですよ。後の方は第2段階、80万円から120万円の方が5万1,600円ですよ、それ以上、第3段階の方は5万9,900円と読み替えると、これ急激に上がっていますよね。これ法律の改正でも何でもないのか。改正ですか。もうどうしようもないんですね。それを言ってください。
○議長(大西正人)
苗代福祉保健課長。
○
福祉保健課長(苗代千春) 失礼いたします。
2番議員の質問について、御説明差し上げます。
実質、保険料のほうは高いように見えるんですが、前年度に比べましたら下がっています。保険料の基準割合というのがございまして、2018年4月のこの第3段階の基準割が0.75%に対しまして、今回0.725%ということになりますので、前年比としては国のほうの改正で、低所得、この第3段階までの人ですね、言えば80万円以下から120万円を少し超える方についてに関しては軽減措置ということで、実質上、金額自体は下がっております。
以上です。
○2番(松谷順功) 国の改正ですか。
○
福祉保健課長(苗代千春) はい、国の法改正による改正です。
○2番(松谷順功) はい、結構です。
○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(大西正人) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(大西正人) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから議案第31号、高野町
介護保険条例の一部を改正する条例についてを採決します。
お諮りします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(大西正人) 異議なしと認めます。したがって、議案第31号、高野町
介護保険条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。
日程第4、議案第32号、高野町
重度心身障害児(者)
医療費支給条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
苗代福祉保健課長。
○
福祉保健課長(苗代千春) 失礼します。
それでは、議案第32号につきまして、御説明申し上げます。
議案第32号、高野町
重度心身障害児(者)
医療費支給条例の一部を改正する条例について。
高野町
重度心身障害児(者)
医療費支給条例(昭和60年高野町条例第22号)一部を改正したいので、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求める。
令和元年6月18日。
高野町長 平野嘉也。
提案理由。
高野町
重度心身障害児(者)
医療費支給対象者のうち、
精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている者で、かつ障害の程度が1級に該当するものを対象者とするためです。
次のページをお願いいたします。
高野町
重度心身障害児(者)
医療費支給条例の一部を改正する条例。
高野町
重度心身障害児(者)
医療費支給条例(昭和60年条例第22号)の一部を次のように改正する。
第2条第1項に次の1号を加える
(5)精神保健及び
精神障害者福祉に関する法律(昭和25年法律第123号)第45条の規定による
精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている者で、障害の程度が1級に該当するもの。
第2条第3項中「療養費、
訪問看護療養費、
家族療養費、療養費、
保険外併用療養費及び
特別療養費をいう。」を「療養の給付、
家族療養費、療養費、
保険外併用療養費、
訪問看護療養費、
家族訪問看護療養費及び
特別療養費という。」に改める。
第4条中「
重度心身障害児者」を削り、同条ただし書中「満」を削る。
第6条を削り、第7条を第6条とし、第8条を第7条とする。
第9条の見出し中「証明書」を「受給者証」に改め、「等」を削り、同条を第8条とし、第10条を第9条とし、第11条を第10条とする。
第12条の見出し中「委任」の前に「規則への」を加え、同条を第11条とする。
附則。
1 この条例は、令和元年8月1日から施行する。
2 この条例による改正後の高野町
重度心身障害児者医療費の支給に関する条例の規定は令和元年8月1日から適応する。
次のページは
新旧対照表になっておりますので、後ほどごらんください。
この条例は、和歌山県
重度心身障害児者医療費制度の一部改正に伴い、受給要件を拡大したものです。受給者証の更新が毎年8月となっておるため、
新年度に対応するため、改正を行いました。
今までは
身体障害者1、2級、3級、療育手帳の幅でありましたが、
精神障害者1級が県条例により改正され加えられたものです。
以上となります。よろしくお願いします。
○議長(大西正人) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(大西正人) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(大西正人) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから議案第32号、高野町
重度心身障害児(者)
医療費支給条例の一部を改正する条例についてを採決します。
お諮りします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(大西正人) 異議なしと認めます。したがって、議案第32号、高野町
重度心身障害児(者)
医療費支給条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。
日程第5、議案第33号、高野町
火災予防条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
中西消防長。
○消防長(中西 清) おはようございます。
それでは、議案第33号について御説明させていただきます。
議案第33号、高野町
火災予防条例の一部を改正する条例について。
高野町
火災予防条例(平成25年高野町条例第22号)の一部を改正したいので、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求める。
令和元年6月18日提出。
高野町長 平野嘉也。
提案理由につきましては、平成30年5月30日に
不正競争防止法等の一部を改正する法律が、平成31年2月28日に
住宅用防災機器の設置及び維持に関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部を改正する省令が、それぞれ公布されたことに伴い改正するものでございます。
1ページをお願いします。
高野町
火災予防条例の一部を改正する条例。
高野町
火災予防条例(平成25年高野町条例第22号)の一部を次のように改正する。
第16条第1項中「日本工業規格」を「
日本産業規格(
産業標準化法(昭和24年法律第185号)第20条第1項の
日本産業規格をいう。)」に改める。
第29条の5第1号中「作動時間が60秒以内」を「種別が一種」に改め、第6号を第7号とし、第5号の次に次の1号を加える。
(6)第29条の3第1項各号又は前条第1項に掲げる住宅の部分に
特定小規模施設用自動火災報知設備を
特定小規模施設における必要とされる
防火安全性能を有する消防の用に供する設備等に関する省令(平成20年総務省令第156号)第3条第2項及び第3項に定める技術上の基準に従い、又は当該技術上の基準にの例により設置したとき。
附則。
この条例は、令和元年7月1日から施行する。
次ページに
新旧対照表を添付していますので、御参考によろしくお願いします。
以上でございます。
○議長(大西正人) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(大西正人) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(大西正人) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから議案第33号、高野町
火災予防条例の一部を改正する条例についてを採決します。
お諮りします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(大西正人) 異議なしと認めます。したがって、議案第33号、高野町
火災予防条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。
日程第6、議案第34号、令和元年度高野町
一般会計補正予算(第1号)についてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
中尾企画公室長。
○
企画公室長(中尾 司) 失礼いたします。
それでは、議案第34号につきまして、御説明申し上げます。
議案第34号、令和元年度高野町
一般会計補正予算(第1号)。
令和元年度高野町
一般会計補正予算(第1号)。
令和元年度高野町の
一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
(
歳入歳出予算の補正)
第1条 既定の
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,460万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ37億60万円と定める。
2項、
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに、補正後の
歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
令和元年6月18日提出。
高野町長 平野嘉也。
7ページをごらんください。
歳入。
15
款国庫支出金2項
国庫補助金1目
総務費国庫補助金、補正額50万円、補正後の額75万円、1節50万円。5目
商工費国庫補助金、補正額1,321万9,000円、補正後の額1,321万9,000円、1節1,321万9,000円。
16款県支出金2項県補助金1目
総務費県補助金、補正額25万円、補正後の額807万2,000円、1節25万円。
19款繰入金2項基金繰入金4目
ふるさと応援寄附基金繰入金、補正額2,840万円、補正後の額2億7,840万円、1節2,840万円。
20款繰越金1項繰越金1目繰越金、補正額22万9,000円、補正後の額2,022万9,000円、1節22万9,000円。
21款諸収入4項雑入9目雑入、補正額2,200万2,000円、補正後の額3,077万3,000円、1節2,200万2,000円。
次のページをお願いします。
3 歳出。
2款総務費1項
総務管理費7目
地域振興費、補正額100万円、補正後の額4,862万5,000円、19節100万円。
3款民生費2項
児童福祉費7目
子育て支援事業費、補正額240万円、補正後の額731万6,000円、13節240万円。
7款商工費1項商工費2目
商工振興費、補正額3,522万1,000円、補正後の額4,074万9,000円、3節50万円、7節81万5,000円、11節176万8,000円、12節43万5,000円、13節420万3,000円、19節2,750万円。
10款教育費1項教育総務費3目教育諸費、補正額2,200万円、補正後の額3,952万円、13節2,200万円。3項中学校費、1目中学校管理費、補正額398万6,000円、補正後の額1,452万7,000円。13節398万6,000円。
14款予備費1項予備費1目予備費、補正額7,000円の減、補正後の額
1,999万3,000円。
以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(大西正人) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
2番、松谷君。
○2番(松谷順功) 教育諸費の中の2,200万円について、この間一般質問させていただきましたけれども、もう一度改めて、この内容というのは非常に重要でございますので、御説明をいただきたいと思います。
なかなかこれ理解しがたいというか、今まで過去になかった大事業をやろうとしています。そこでのコンサルタント料という形になっておりますが、非常に重要なものでございますので、もう一度丁寧に御説明いただけたらありがたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(大西正人) 辻本総務課長。
○総務課長(辻本幸弘) おはようございます。
それでは、ただいま御質問のございました教育諸費の2,200万円につきまして、御説明をさせていただきます。
これも一般質問の際、御説明させていただいておりますが、今回のこの費用につきましては、令和5年4月の開設を目指し、中学校周辺の教育施設の整備を計画しております。今回の事業は大規模な事業となりますので、専門家であるコンサルを導入し、住民からの要望の実現性の向上、事業費の抑制、事業スケジュールが完遂できるよう、今年度から事業終了の令和4年度までの4年間導入するものでございます。2,200万円につきましては、令和元年度の委託料ということになっております。
それで4年間全体ではと言いましたら、コンサル料の見込みは約5,500万円というようなことでの試算になっております。何分大きな事業でございますので、十分対応していけるように、大きな事業者、コンサルを導入した中でこの事業を進めていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
○議長(大西正人) 2番、松谷君。
○2番(松谷順功) 中学校周辺の教育施設を整備する、教育のエリアというふうな都市計画的な要素を含めたような事業だと思います。多額の事業であるので、専門性のある方で、事業費の抑制であったり工期の問題であったり、いろいろなものを解決していただくためのコンサル料だということで、今までの一般に言っているコンサルとはまた少し違うと思うんです。内容が変わってくると思うんです。
今これ、教育の方から出ていますので、今、管財ですか、総務のほうからお答えいただきましたけれども、教育のほうはどう考えておるんでしょうか。これ、教育の諸費ですよね。ですから教育から答えてもらうのが本来かと思うんですけれども、その辺のところ、よろしくお願いいたします。
○議長(大西正人) 中西教育次長。
○教育次長(中西 健) 失礼いたします。
2番議案の御質問に説明させていただきます。
教育委員会としては一番メインになるのが、高野山小中学校だというふうに考えております。そこを文教施設エリアということで、それに附随して、関係でこども園とか給食センター、体育館、プール、学童保育、そしてまた公民館という形で考えております。
また公民館については、教育委員会の事務局のほうも入るような予定にはなっております。近くでいて目の届くような、そういうふうな環境にしていきたいというふうに考えてはおります。
○議長(大西正人) 2番、松谷君。
○2番(松谷順功) 先日の質問の中では、教育エリアの話は出ましたけれども、公民館の中に教育委員会が入るという話はなかったですよね。今日はお話が出てまいりましたけれども、そういう形で今回、学校だけじゃなくて、ここを複合施設にしないといけないということではないんでしょうか。
要するに、複合施設にすることによって都市計画的な要素を含め、補助金の対象になるのではないでしょうか。その辺いかがでしょうか。
○議長(大西正人) 辻本総務課長。
○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。
費用的なことでございますが、補助金というものは特にございません。これの財源に当たるものは起債ということになりまして、公共施設に関する複合的な起債が一つと。それから過疎対策事業債、これが一つと。
おおむねこの二つの起債を活用しながら、建設のほうを行っていきたいというふうに考えておりますので、事業費が約66億円というのが今の出ている数字でございますけれども、複合施設を集約することによって延べ面積も少なくなってきますので、その辺りで事業費全体が縮小してくるのかなというふうにも考えております。
以上です。
○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。
10番、﨑山君。
○10番(﨑山文雄) それでは2点について、お聞きしたいと思います。
今、2番議員のほうからも質問がありました、10ページの委託料に関しまして、2,200万円ですか、今、説明を聞いたところによりますと、これは1年分としてこれから4年分のことになりますので、掛ける4倍ということになるんだろうと思うんです。
それでこういった大きな事業をやるということになりますと、まずそのヒアリング、基本計画をされまして、受益者というんですか、関係者によってヒアリング、基本計画、そしてそれが済んだ後で基本設計をやってみると。およそどのぐらいの施設がこのような形でできて、おおよそこのぐらいの費用はかかるでしょうねというような基本計画を立てると。
それが関係機関によって、この中には議会も入ってくるんだろうと思いますが、関係機関によって了解が得られたということになれば、それでは実施設計に入ろうかと。そしてこの実施設計をやる、実施設計をやった時点で、今度はこれによって仕事をやっていくわけですけれども、この段階からはもう変更はできない、よほどの事情がない限りは変更できないというような形の流れでいっていただきたいと思います。過去にも少し失敗があったような事例がありますので、そういった点について十分配慮していっていただきたいと、このように思うわけであります。
そこで、設計施工事業化支援業務委託料ということになるんですけれども、これを委託する先については、今申し上げました段階でどの辺に入ってくるんですか。基本計画の段階に入ってくるのか、実施設計までやるのか、あるいは工事、設計、監督までやっていくのか、どの辺に当てはまるのかということを説明いただきたいと、このように思います。
それともう1点ですけれども、高野山中学校法面樹木伐採委託料、これも委託するわけでありますが、400万円、398万6,000円、6,000円というまでもう計算ができておるわけですね。それでこれが今回もかかるんですかということをお聞きしたいと思うんですけれども、いや、これぐらいはかかるんですということになるだろうと思います。
我々、これを質問するということについては、とにかく図面もなければ写真もない、面積もない、伐採した用材については、これは収入となるのかならないのか、こういったことが全然わからないわけですね。ただもうこの委託するということについては、いささか私、いつも疑問に思うところでありますので、6,000円までもう計算ができておるということでありますので、確たるものができておるのではないかと、このように思われますので、その辺の説明をお願いいたしたいと、このように思います。よろしくお願いします。
○議長(大西正人) 辻本総務課長。
○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。
10ページの2,200万、高野山小中学校校舎等設計施工事業化支援業務委託料ということで、このコンサルを入れた場合、設計・施工、どこまで業務をやるのかという御質問でございます。
今回、このコンサルを入れさせていただいたときには、導入の狙いということで先ほども少しありましたけれども、住民からの要望の実現性の向上を図る、それから事業費の抑制を行っていく、事業スケジュールを完遂するというようなことで、まずイメージ図の作成に当たっていただきます。それから費用算定、事業費全体ですね、それを行っていただいた中で、順次いろいろ支援を行っていただくんですが、このコンサルが設計・施工するというものではございません。
12月に要求水準書というものができますので、そこはそのコンサルに入っていただきます。それでそのできた要求水準書に従って、新たに設計工事する事業者を選定していくというような流れになっております。
以上でございます。
○議長(大西正人) 中西教育次長。
○教育次長(中西 健) 失礼いたします。
10番議員の御質問について説明させていただきます。
まず高野山中学校法面樹木伐採委託料ということで、398万6,000円という金額を出させていただいております。これについては、かなり作業も特殊になるということですので、業者のほうにお願いをして見積もりのほうを出していただきました。
対象となる本数といたしましては、101本、思っていたよりかなり量が多いです。それでかなり樹木も大きくなっておりますし、つるし切りというような手法になってくるかと思います。
あと、安全確保等においても必要になっておりますので、ガードマンとかそういうところも入れての見積もりを出していただいております。
それとあと高所作業車等、特殊車両も必要になってまいりますので、思ったよりも額が上がったということになります。
以上です。
○議長(大西正人) 10番、﨑山君。
○10番(﨑山文雄) そうしますと、コンサルのほうに依頼して事業を進めていくわけでありますが、ざっと計算でまだ8,800万円、そしていよいよ実施計画に入るということだったら、設計をお願いする、この費用もまた加算されてくるのではないかなと。
そうしまして、次にいよいよ工事をやるということになれば、管理・監督というのをこれまた委託せないかんのではないかと思いますが、そういったときには設計者が管理に当たるということになるんでしょうか。そうしますと、実施設計をやる段階ではまた相当な金額が要ってくるように思うんですけれども、その辺の試算はどのようになっておられるんでしょうか。
それとこの伐採の件ですけれども、今のお話では101本ほどの、割に大きな木があって、つり切りも必要であると。安全確保もしてと、道端だろうと思います、搬出等については車も入るし、そういった費用というのは恐らく要らないんじゃないかとこのように思うんですが、そのかわりに安全確保、そういった費用も要るというお話でありますけれども、簡単に業者に委託して見積もった金額ということになるんですけれども、我々といたしましたら妥当かな、そうでないのかなということを知りたいわけですね。
そういう意味におきまして、できれば図面、写真、どのくらいの面積に101本があって、この切った木において収益にならないのかというのも、ちょっと疑問に思うわけですけれども、その点はいかがでしょうか。
○議長(大西正人) 辻本総務課長。
○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。
ただいまの10番議員からの御質問でございます。
まず1点、金額的なことを言わせていただきます。先ほどもちょっと触れたんですが、今回のこのコンサルの費用につきましては、4年間で5,500万円でございます。8,800万円ではございませんので、その辺よろしくお願いしておきます。
そしてこのコンサルを入れた後に、設計費用であるとか管理費用がまた別途発生するのではないかというふうなお話でございますが、先ほども申しましたように、要求水準書というものを12月末までには作成したいと考えております。この中身、当然設計費用であるとか全ての費用が入ってくるということになりますので、そこで事業費の総額の上限額というものが出てきますので、デザインビルド方式ということで、設計とまた施工、これを一括して発注するという流れになっております。
以上です。
○議長(大西正人) 中西教育次長。
○教育次長(中西 健) 失礼いたします。
10番議員の御質問について説明させていただきます。
まず伐採に関して図面等の作成はあるのかということで、今のところは特に予定はしておりません。その伐採した樹木が収益になるのかということは、やはりこちらのほうもそういう問い合わせ等は行っておりませんので、また一度そういう可能性があるのかというのは聞いてみたいと思います。
○議長(大西正人) 10番、﨑山君。
○10番(﨑山文雄) そういうことで、よろしくお願いいたしたいと思います。最終的には、この実施設計の設計会社が入るということで考えてよろしいんですね。
それと、これだけの101本からの木を伐採するんですので、多少なりとも収益が上がってくるのではないかなと、このように思うんですけれども、いつや知らん間に切って処分してしまってどこかへいってしまったということのないようにしていただきたい思います。
本当言えば、こういうものについては、これだけの面積でこれだけの木を伐採するんだと、材積としてこれぐらいのものが出てくるんだと、それに対して収益は考えられる、考えられないというところで話をしてもらわないと、この事業の真実性というのが伝わってこないというようなことにもなりますので、今後の問題として御配慮いただきたいと、このように思います。
以上で、答弁があればお願いしたいと思います。なければ結構でございます。
以上です。
○議長(大西正人) 平野町長。
○町長(平野嘉也) 10番議員の法面の伐採についてのお尋ねでございますが、あそこの斜面ですね、ほぼ雑木林というような形で、今まで行政がずっと放り放しにし過ぎた結果、ああいう状況になっております。
町有林等であれば、そういった大体幾らぐらいになるというような収入を求めるための問いも、そういう業者にするんですが、あそこを見ますともう松が生えているし、勝手に杉が生えてきているしというようなことで、自分たちが小学校のころはすごくきれいな桜が咲くいい土手でありました。
そしてそれから、言葉は悪いですけれども整備せずというようなことで、今のようなみっともない状況になっていますので、あれを今後、そこの地域を複合施設が入るいい地域になるというようなことで、まずはきれいにしていきたい、そして安全のためにも倒木、危険のためにもきれいにしていきたいということでありますので、一度雑木がお金になるかどうかというあたりは議会から質問があったということは、業者のほうには伝えるようにはいたしますが、まず目的としてはあそこを再整備、きれいにするというようなことがまず第一の目標でさせていただきたいなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(大西正人) ほかに質疑ありませんか。
4番、新谷君。
○4番(新谷英一郎) 失礼します。
今の関連、コンサルタントの導入についての質問です。今の町長の話にもあったんですけれども、将来にわたって非常に大きな事業のグランドデザインを描くということで、せんだって全員協議会で説明を受けたときは、そもそも4年ぐらい前に小中学校の開設について意見交換したということで、4年の歳月でざっとこう見たところ、非常に今まで時間をかけて各方面からいろんな専門的な、現場の声も含めて、保護者の声もしっかり集約して、機は熟したという形で、このコンサルへ委託して、そして要求水準書を作成するという、そんなタイムスケジュールというのは理解できます。
ただ、文教施設、複合施設ということで、町民全体にとっても気になるし、将来町内の小中学生や小学生がこの中学校へ通うという可能性もあろうかと、周辺地域から、そういうこともありますので、ぜひ今後のこの整備計画も含めてですけども、町民全体に行き渡るように、またそういったことも今までの経過も含めてなんですけども、私もこのワークショップ等に出て意見を述べたらよかったんですけども、このような形で提示いただいて、なるほどなという部分があるんですけども、そのコンサルタントのほうにもちろんお願いするというのは、この町内の事業者の中でコンサル業務ができるというような非常に専門的な内容もありますし、教育のみならず文教また都市の再整備というようなことにもかかっていますし、非常に大きな、将来にわたって価値のある地域、文教地域、モデル地域になるような計画だと、壮大な計画だと思うんです。
だからコンパクトにまとめていくということも必要だと思いますし、ただ私からお願いしたいのは、コンサルタントのほうに、町のほうももちろん専門家もいますし、いろんな現場の声もあると思うんですけども、それも反映した上で、課長のほうではほぼ当てがあるというようなことではありますが、ぜひ、悪い言い方ですが丸投げするというような形の中では、決していいものが生まれるとは思いません。
そのあたりも慎重に検討いただいて、コンサル業務には積極的に主体的に、町のほうもかかわっていただいて、町民も納得できるような形でこの24年の開設目指していただけたらなと思います。
これが何十億というふうに結果的になるかわかりませんけども、ハードの部分とソフトの部分もある内容だと思います。その辺のこと、今までの事業とはちょっと違うような内容を持っていると思うんですけども、その辺のことも周辺の自治体で、橋本市あたりでも小中の一貫にいくまでかなり紆余曲折があるとも聞いています。
町内では富貴小中学校が一貫校というような形で、モデル的な形で、同じ敷地にあったのでスムーズにいったという例はあるんですけども、そうしたことも一つの参考事例だと思うんですけども、ぜひこのコンサルタントの中身、今後の業務については非常に注目していますので、ぜひ慎重にかかっていただけたらなと思います。
以上です。
○議長(大西正人) 平野町長。
○町長(平野嘉也) 4番議員のお尋ねにお答えしたいと思います。
先生おっしゃるとおり、しっかりコンサルティングの会社と連携をとってということは、当初からしっかりやっていこうというように思っております。
今まで、ワークショップを9回させていただき、また小学校、こども園、中学校のPTAまた保護者会に直接出向き、話をさせていただいたり、また全保護者に対してアンケートもとりました。そういう中で、かなり認知度も住民レベルで広がってきているのかなというふうにも考えています。
教育施設を整備する計画があることを知っているかという問いに対しては、93%の保護者、ゼロ歳から15歳の保護者でありますが、知っているというふうに回答していただきまして、教育施設の複合化・集約化については複合化したほうがいいというお答えが84%というような数字で上がってきております。
またそういう中でも、その施設でどういったものが必要かとか、学校施設じゃなくて図書館整備をどうするのかとか、あと若い方、また高齢者の方が集まる複合施設にしてはどうかとか、いろいろな意見が出ましたのでそういったものをしっかりコンサルティングのところに投げかけまして、そしてデザインを我々でして、そしてコンサルティングに投げて、そして計画を立てていく、デザインアンドビルドという、極めて公共施設を建てていく上でかなり住民に寄り添ったやり方になっておるように思います。思うだけでなく今後はそれをちゃんと実行していかないといけないと思いますので、丸投げにはならない事業だというふうに考えております。
また今後、先生方ももう御存じだというふうに思うんですが、全ての公共施設、大体40から50年たってきております。今までの議会等、またいろいろな場所で御説明した中で、全ての施設を変えていくには、やはり291億円も超えてくるというような額が出てきます。
このような額を使って、公共施設を再整備するつもりも全くございません。でもこの施設の金の中には、上下水道の管とか、もっともっとお金がかさむ物件は入っていないということを考えると、いろいろなところで長寿命化を丁寧にやっていくということが、今後高野町がしていかなければならないものかなと思います。
先人がつくっていただいた大切な建物を、後世にしっかり長寿命化というような形で残してもいかないといけないし、必要経費がかかり過ぎる物件に関しては、整理そして整備をしていかないといけないというふうに考えるところでございます。
そういったところで、しっかりコンサルティング会社が決まりましたら、今まで1年半ぐらいですか、吸い上げてきた住民の意見をさらにまとめて、コンサルティング会社に投げて、そしてデザインをしっかりまとめていき、また議会の先生方とも相談しながら進めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
以上です。
○議長(大西正人) 4番議員、いいですか。
ほかに質疑はありませんか。
8番、所君。
○8番(所 順子) いろいろ聞かせていただいてはおります。
しかしながら、このコンサルタントイコール事業を推進というわけではないんですよね。まずこれをお伺いをいたしたいです。
このコンサルタント料が今回通過いたしますと、12月ですか、この推進何とかができるということに今、説明がありましたけれども、コンサルタント料を途中で、これは第1設計はだめだということで途中でやめるということはできないような気がするんですよ。
コンサルタント料イコール全てのことを4年、5年計画のもと5,500万円、これで出していただくということで、第1回目のコンサルタント料2,200万円出しまして、これじゃあ議会も住民も嫌だというような意見が出てきましたら、途中でコンサルタント料はやめられるかどうか、その辺のところを一度お伺いいたしたいのと、途中ではやめることもできないのではないかと思っております。
このコンサルタント料、随意契約だというようにお伺いをいたしております。本当は入札がいいのではなかろうかと思います。随意というのはもう決まっていて随意契約ということでありますので、町当局はもうこのコンサルタント会社ですか、それは決定をいたしておるように私は認識をいたしておるんですけれども、その辺のところはどうなっているか。
この議会が通ってから随意契約、もう大体決まったところに随意でやらせていただきましょうというような法則は身勝手なやり方で、やはり入札ですよ、5,000万円もですよ。あの病院の折もコンサルタント幾らか、随分大金を入れましたよ、診療所にするか、それとも病院で置くかというところのときもコンサルタントを入れまして、莫大な資金を投入したことがございました。
ですけれども、病院から診療所になって、結果は医者不足ということになっておりますし、夜間も充実もしておりませんし、コンサルタント料が無駄になったのではなかろうかなとは思っております。本山も、前の内局の方がコンサルタント料に何億か使って、それが問題視されたというふうな問題も以前にはありました。
ですからコンサルタント料を入れた時点で、もう建物が全て決定するかのごとくのこの2,200万円であっては困るので、それで12月に出てきましたときには、これではとても住民が喜ばない、大金が要り過ぎるということになれば、議会の方たちもここでやめることができるんですか。
今日ある議員さんに聞きましたら、これをとめたって工期がおくれているんだからと、そのような意見を出している議員もありましたけれども、住民の方はこれ、存じてないと思うんですよ。私すら66億円、そんな金額驚いているところですのに、生徒の保護者の方は98%、先ほど町長が説明いたしてくれましたけれども、90%以上の方は認識をいたしておると。先ほど4番議員が機は熟しているとおっしゃっていましたけれども、決して熟してはいないと私は思っているんですよ。
これからだと思います、この計画については。やはり一から、住民投票でもして、このことに関して本当にしていいかどうかということを聞いて、もう一度この計画を練り直すというんですか、小中一貫はそれは大事だと思っております。しかし鶯谷なんて勝手にお決めになっているじゃないですか。議会はそんなこと聞いておりませんし、1年お休みになっている間に、議員たちが鶯谷って決めたんですか。私は存じ上げませんし、鶯谷の場所でいいというのは決定されたんですか、今の議員の中で。それもお伺いしたいです。
○議長(大西正人) 辻本総務課長。
○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。
ただいま8番議員からの御質問につきまして、御説明をさせていただきます。
まず事業者の選考でございますが、こちらにつきましては業務の準備期間が短いということもございますが、公共施設及び教育施設の整備に精通している大手の事業者、そういったところを選考していきたいというふうに考えております。また、過去の実績や専門員の所属人数等を重視した中で、十分コンサルの業務ができるであろうという会社のほうを選定していきたいというふうに思っています。
それから、途中で契約を破棄できるのかというようなお話でございますが、もちろんこのコンサルというのはそういうこと、業務にたけた事業者を選ばせていただく予定としておりますので、住民からの意見あるいは町からの要望、いろんなものを含めた中で、最終要求水準書というものをつくってまいりますので、途中でこれはあかんとか、そういった話にはなってこないのかなというふうに考えております。
それから、入札をなぜしないのかというようなことでもございますが、入札すれば金額は落ちるのは落ちると思います。ただ金額が落ちただけではコンサルとして、8番議員が言われている実績、十分対応できるのかというふうなことも出てきますので、金額が安ければいいというようなものでないというふうに考えております。
以上でございます。
○議長(大西正人) 中西教育次長。
○教育次長(中西 健) 失礼いたします。
8番議員の御質問について、場所の決定はどうしたのかということで御質問があったかと思いますので説明させていただきます。
平成27年度から小中一貫の検討委員会というものが発足いたしまして、その中のメンバーといたしましては教育委員会とか金剛峯寺執行長、議会より総務文教委員長、連合町内会長、高野山小中学校のPTAの会長とか、こども園長、こども園保護者会長、もと教育長、もと学校評議委員、そして小中学校長等で構成されたものなんですけれども、それが推進委員会という形に変わりまして、その中において小中一貫を整備するのであれば中学校が適当ではないかということで、教育委員会、教育長のほうに具申がありました。
それで教育委員会の中でも周りの面積とか、あと災害における急傾斜地とか、そういう諸々のことも検討して、教育委員会でも中学校のほうが、鶯谷のほうが一番適切ではないかということで、総意のもと町長のほうに進言いたしまして、その方向で進めるということになりました。
以上でございます。
○議長(大西正人) 8番、所君。
○8番(所 順子) 今の説明ですけれども、検討委員会ですか、それには各々の方が入っていらっしゃるということは今お聞きしましたけれども、抜けてるじゃないですか。議会は誰も入っていないじゃないですか。誰が入ってるんですか。それはまた後で聞きますけれども、その辺のところは議会でもそういう説明もなかったから、今現状、私はこの質問をしているのでありますし、聞いている、誰か入っているんでしたら、このことをやはり議員さんは、もし入っている議員さんがおりましたら説明義務があると思いますし、私なんか全然存じ上げていない中で質問いたしておるんですよ。
こんなばかげた話、私すら知りませんのに、住民なんかもとより知っている方は、こんな66億円ですか、そうしたらこれはコンサルタントが費用を算定してくださると言っていますのに、コンサルタント導入についてにこの概算ですか、この66億円、これは一体誰が出したんですかね。これコンサルタントを雇ってからしか金額を出したらあかんもん、ここに私たちに配られた、手元にある、これ、出してるんですよ。
だから私たちは66億円と思って、こんなばかげた大金ということを、嫌だなということを思っておりますし、それで私は本山に、ある会議の方に確かめましたですよ。本山さんの会議の宗会議員の人たちすら、このこども園に関しては知りませんですよ。この7月に会議があるらしいですけれども、誰もこんなことは聞いていないとおっしゃっている中でですよ、こども園も建設の中にあるとか、こんなむちゃくちゃな計画案、誰が許すんですか。
この高野町の予算、今までで30数億円しかないのに、それの倍の66億円をお使いになるという、こんな破綻するような金額を使ってこのようなことをする時代ではないと思いますよ。空き家もたくさんありますし、そして私が以前、議員のとき言いましたよ。校舎より中身の問題ですよ、ですから校舎はプレハブの頑丈なものにしたら、アメリカなんぞはプレハブですよ、校舎、小中高。大学になれば立派な大学、授業料は高いから立派なものを、UCLAやUSC、建ってますよ。けれども小中高は、私の娘も行っておりましたけれども、プレハブです。1階のプレハブ。そういうものも活用できるのではないでしょうかということを私も町長選に出る前は進言をいたしておりますよ。
ですのにその後、公民館、こども園、運動場2個ですか、そして給食センター、いつの間にやら給食センターの南陽食品から知らない間に、1年前ですか、勝手に議会も知らないのに変えて、中身も変えてやっているじゃありませんか。もう町当局の勝手な行動に尽きますよ、これ。上からおろしてきて、議会でこれを通過したら何でもできる、今まで観光推進センターですか、あれもそうだったじゃないですか。私が議長のときに1億、唐突に出てきて、議員たちが即刻賛成されたんですよ、8名か7名の議員たちが。それであの2億何千万円かの建物ができたんですよ。恐ろしい可決だと思います、このコンサルタント料の可決は。
コンサルタント料、病院のときも何千万円でしたかね、たしか何千万円かでしたよ。それに病院はなくなり、診療所、今現状に至っています。5,500万円、普通の家でしたら豪邸建ちますよ。それをコンサルタント料に払うんですよ。こんな税金の無駄使いは私はやめていただきたいと思いますわ、変な話が。5,500万円って、一般の人でしたらとてもじゃないけれども、自分のお金だったらこんなコンサルタント料、使いますかね。
小中一貫ありきと私は当初思っておりました。何で5棟になっているんですかね。これを通して、この設計、5棟の設計をなさるおつもりですか。そのことを説明してください。
○議長(大西正人) 平野町長。
○町長(平野嘉也) 8番議員の、所さんのお尋ねにお答えしたいと思います。
所先生は、高野町の子供、小学校・中学校はプレハブで勉強しなさいというような意見があったということは、この議場で聞かせていただきました。これは高野町の広報等の中でも、一度皆さんに知らせていきたいなというふうに考えております。
今まで地方創生推進会議というようなものでも、議会代表として出てきてくれていましたが、それを議員の皆様に、説明を全然してくれていなかったのは、所さん自身です。はい、思い出してください。
それは、いろんな会議体で議員が出向してきてくれています。何で来てくれているかといったら、議会の代表として来ていただいて、また議会でお話ししていただくために来ていただくんです。
それがだからほかの議員はどうかわかりませんけれども、鮮明に覚えているのは、地方創生戦略会議のときに、当時議長であった所さんが出てきた、出てきたにもかかわらず、議員の誰にも説明しなかったというところがあります。
またそれと、聞かされてないから私は知らないというのは議員の仕事ですか。知らないから足を運んで調べるのが議員の仕事なんですよ、先生。
○8番(所 順子) 私は1年浪人してましたからわかりませんわ。
○町長(平野嘉也) 1年浪人しておったからと言われてもね、町長選挙まで出ようとした方ですよ。聞かされてないから私は反対だ、知らないよというような議論をここでする、高度な神聖な議場で、すること自体恥ずかしいですよ。
だからね、やはり足を運んで自分で調べて、じゃあ当局これはどうなっているのっていうところまで質問してほしい。知らないからこれはどうなってるの、これは悪じゃないの、病院のときのコンサルは5,000万円要った、そしてそのおかげで医師不足になってるじゃないの。医師は十分足りてます。私頑張って医師の補充をしています。
そういったことまで十分調べてしていただかないと、議論がやはりできないんですよ。だから予算委員会もないうちのこの議会は、ここで一発ガチンコでやるから、こういう低レベルな議論になるんですよ。
だから、この66億円かかるというのも、全員協議会で皆さん初めて知ったんですよ。でもそのお金の積算というのは、これは勉強しておいてください。総務省が平成28年に公共施設の総合管理計画を立てなさいというのがありました。それは当局も政治家の先生たちも知っておるはずです。
その資料の中で、町民の文化施設には平米40万円が要る、社会教育系施設には40万円が要る、スポーツレクリエーションには平米36万円が要る、子育て支援施設には33万円、教育施設には33万円、1平米ですよ、わかりますか。1メートル・1メートル、それを1平米と言うんですよ。それと医療施設には40万円かかります。行政系施設には40万円かかります。公営住宅には28万円要ります。公園には33万円が要ります。供給処理施設、これには36万円が要ります。道路に関しては、1平米4,700円、橋梁は橋です、橋は42万5,000円要ります。上水道には1平米10万から92万3,000円が要ります。下水道には平米61万円から295万円が要ります。
これを、議員の先生、知っておるでしょう、所さん。知っておるでしょう。政治家であったら、総務省から出ている通達を勉強して、ここで質問をしていただきたい。わからないことがあるんだったら、議場に入る前に、担当の部局にちゃんと調べて報告してください。いついつ私はおらんかったから知らん。こういうお金がかかってどうするんだ、借金して。一般会計の倍するようなものをしてどうするんだ。どこの自治体でも財源を工夫して、一般財源よりも大きい事業をいっぱいするんですよ。
でも高野町で、今していかなければならないというところで、公共施設の整理と、聞いていますか、整理と整備をしていく。これは僕の公約の一つなんですよ。だから、昔つくっていただいた大切な施設を次の代にしっかりと残していくというのは、僕の役目でもあるし、議員みんなの仕事なんですよ。
それを所さん、一緒になってやっていきましょうよ。一緒になって後世に残る大切なもの、そしてそれを求めて人がまた移住してくるような施設を、みんなで一致団結してつくりましょうよ。
だめなところはだめ、こういう施設はこういうコンセプトでないとあきませんよという、もっともっと指導をしてください。所さんが言う、子供たちにはプレハブの教室で学べというのは、よくよくわかりました。でも僕たちはそういうことは絶対だめです。教育の環境でも、今はそういうような教育施設では無理です。
自分たちが小学校のときですね、ちょうど校舎の建て替えでグラウンドにプレハブが建ちました。そのとき、奥の新しい校舎が建設されました。多分、そのときは菊谷3番議員も同じような年代だったというふうに思います。
そのときはプレハブで勉強しました。でも今の時代、プレハブ等での仮校舎もだめだというふうに言われている時代というのは、所先生、それは御存じですよね。
○8番(所 順子) 私まだ、手を挙げないと質問できないのよ。マンツーマンでしてたらだめでしょう。議長、とめたらどうですか。私個人の議員に向かって。
○議長(大西正人) 町長、簡潔に答弁をお願いいたします。
○町長(平野嘉也) はい、わかりました。
私たちは、子供たちをプレハブ等で勉強させるような施設をつくってはだめだと思います、安全について。だから先ほどから質問に対する答え、全て入れましたので、それに対してまた、貴重な御質問お願いします。
○議長(大西正人) 8番、所君。
○8番(所 順子) 結構な御説明、ありがとうございました。私の勉強不足でございましょうね。そちらもしっかり勉強されたらいかがですか。
先日の一般質問で教育長は、小学校の跡地はどうなさるんですかと言ったら本山にお返しします、町長はそれは違う違うって、そのような軽いお気持ちで、この66億円の建物をやっていただいては、具合が悪いんですよ。そういうふうな説明しかできない当局さん、もっとお勉強なさったほうがよろしいん違いますか。こういう大きな計画を出してくる前に、当局自体が間違った答弁をするような中身ですよ。
ですから懸念をいたしますし、別にプレハブで、プレハブもピンからキリもございます。私は例を挙げて、アメリカ、ヨーロッパなどはそういう校舎にはそんなにお金もかけない。しかしながら、勉強はトップクラスの、校舎はそういう立派なものでなくても、勉強はなさっていて有名な大学に行かれる方もいらっしゃいますと、そういう意味でございますので、それは町長の考えていらっしゃるプレハブと私のプレハブと、あなたアメリカのプレハブ住宅の学校知ってますか。知らないでしょう。私はそういうことを言っている、じゃあアメリカに行かれて、アメリカの小学校、高校、どういうプレハブって知ってますか。勉強してますか。してないでしょう、知らないでしょう。
○町長(平野嘉也) 教えてよ。
○8番(所 順子) 教えてよって、あなたさっきからプレハブで所さんが校舎でということを私は認識していますって、あんたアメリカの校舎も知らないのに私に聞いてますかって、そのような失礼な答弁は町長としてあまりにも次元が低いです、こちらから言いますと。そういう次元の低い答弁はしてほしくございません。私は勉強はたくさんされておりません。あなたが今、勉強しているようなことを投げかけてくれましたけれども、どれだけの議員がそのパーセントのことやら知っていますか。
知っていますか、皆さん。お尋ねになったらよろしいん違いますか。私が勉強不足、ではほかの議員さんたちは、100%このことについて存じ上げているんですか。そのような次元の低い答弁はしてほしくないです。もう少し、やはり当局であれば、議員さんに理解をいただいてこれを推進していけるというふうな答弁をするのが、当局のあり方だと私は思っておりますよ。
今のような町長の答弁で、わかってるんかい、所さん、そんなん知っとるんかいって、あなた議場のルールさえお勉強なさっていない町長さん、失礼きわまりない答弁だと私は感じておりますけれども、そんな答弁をなさるのは、一から町長としての勉強をなさったらいかがですか。
私はこれは反対に、あなたがそういうふうな答弁をなさるので、私はこのように答弁をさせていただいているわけでございます。よしれんそういうふうな個人攻撃的な、何と言うんですか、今までの歴代町長を私、4人見ておりますけれども、そのような答弁をされた町長さん、ございませんわ。
○10番(﨑山文雄) 簡潔にお願いします。
○8番(所 順子) はい、簡潔ですけれどもね、一応投げかけられたので私の質問しているんですよ。その辺のところを御理解ください。
それで、これで2回目でございますけれども、まあいろんな方とお話し合いをして、会議に出ていないとかそういうふうなことではなくて、私は住民に、私たちは住民代表なんですよ。住民に100%聞いて、何も反対しているわけではないんですよ。この莫大な金額の文化エリアですか、町長さんがお考えになっている文化エリアに関して、このようなお金を使って、住民が皆納得してくださっているのかどうかということを、お確かめになってほしいというのが、私の本心でございます。
あまりにも莫大なお金でございますので、聞いたこともないような金額ですので、少し心配、懸念をいたしております。ですから、今日の朝テレビで言っていました。全国的に7軒に1軒が空き家の時代なんですよ。だから空き家活用、そういう時代でもある中、新設5棟、これは本当に、よその地域でもこのようなことを、町長のおっしゃる教育に関してですけれども、国からこういうことを言われているのを知っておるのかというようなことでございますけれども、よその地域もこうやって、新しい新設5棟もされるんでしょうかね。それから住民は嫌とは言わないんでしょうかね。
それでお医者様、じゃあ夜の医者は全部穴埋めなさっているんですか。救急車が夜になれば、高野山から橋本か紀北かどこかわかりませんが、ピーポーピーポーと下っていく回数、多ございますよ。充実しているのであれば、住民も安心して眠れます。町長の言う充実、どのようなものか私は存じませんが、100%充実していると私は十分思ってはございません。
医者確保、じゃあ1週間全部いらっしゃるんですか、あなたの言うような充実した診療所。それが、あなたは今、100%充実しているとおっしゃいましたよね。その辺のところが不思議でなりませんけれども、町長さん、6年前に町長に出られる前のときには、医者確保しております。私の公約はお医者様ですと言って、木瀬町長と戦って勝利した町長さんですよ。住民に聞いてくださいませ、その辺のところは。おっしゃったから言っているだけの話でございます。
まず私はプレハブ、簡単にアメリカではこうだというふうな例を出しましたけれども、あまりにも莫大な費用ですので、外国の学校は、大学になれば立派な、UCLAなんかはもうその町自体が大学なんですよ。もう規模が違う大学になっております。それは授業料もすごく高うございます。
ですから、大学になれば立派な大学はありますが、公立の小中高一貫でございます。私立の小中高は、年間何百万円の授業料が要ります。そこの学校は立派でございますが、公立、そういうふうなパブリックの学校は立派な建物ではないという例を言っているだけでございますので、町長のおっしゃるように、所さんはプレハブで勉強せいと言ったと。
○議長(大西正人) 端的に質疑を願います。
○8番(所 順子) はい、そういうふうな考えはやめていただきたい。
そういう意味で言っているのではないんですよ。もっと空き家、全て人口減にまつわる中ででの、もう少し経費削減のことを考えて、私の認識の中では2棟でしたよ、小中一貫だけでした。あと三つが増えている、だから予算が膨らむ、そのような計画がいつできたのかということを、懸念いたします。
答弁あればよろしくお願いいたします。
○議長(大西正人) 中西教育次長。
○教育次長(中西 健) 失礼いたします。
先ほどの中で8番議員さんが、議会のメンバーがその中に入っていないというような御質問があったかと思うんですけども、総務文教委員長ということで読み上げはさせていただいたんですけども、すみませんけども御理解ください。
○議長(大西正人) ほかに答弁はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。
6番、中前君。
○6番(中前好史) 失礼します。
1点だけ質問したいと思います。
歳出のところですけれども、7款の商工費2項
商工振興費のところの3節職員手当、そして7節の賃金、11節の需用費、これが出ておりますけれども、これはどのようなところに使う予定でしょうか。11節の需用費なんかでは、印刷製本費ということで174万7,000円、これをどのようなところに使う予定かも聞かせてほしいと思います。
○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。
○観光振興課長(茶原敏輝) 6番議員さん御質問の件ですけども、今回
商工振興費のほうで、3節、7節、11節、12節、13節、19節と上げさせていただいているものは、これは消費税の増税、10月1日が予定されておりますけれども、これに伴ってプレミアム
商品券事業というのを国のほうから、全国行っていくということで、それに係る費用として上げさせていただいているものです。
以前にもプレミアム
商品券というのがありましたけれども、今回は対象が3歳未満の子供さんがいる世帯、その対象の子供の数、それと町民税非課税になってくる所得の低い方に向けた事業ということで、全町民ではないんですけれども、そこを対象にして行っていく事業になります。
それで一応、2万円で2万5,000円分のプレミアム
商品券を購入することができると。5,000円で5回分、2万5,000円ということになるんですけども、そういった事業に係る費用として、ここの3節から19節までの費用を上げさせていただいております。
これについては全額国のほうの負担になってくるということで進んでおります。今回議会を通していただいて、この費用につきまして、また各所いろいろとお願いをしながら、10月1日に向けて準備をさせていただこうというふうに思っております。
ちなみに、印刷製本費が174万7,000円ということで高額になっているということですけれども、そのプレミアム
商品券自身、500円の10枚つづりになるんですけれども、それを必要な該当数、大体該当する世帯、人数で言うと1,100人ぐらいになってくるのかなというふうに想定しておりますので、その分であったりとか、あと封筒を買わせてもらったりとかつくらせてもらったりとか、後はプレミアム
商品券を使えるお店を掲示しないといけませんので、そのためのタペストリーであったりとか、そういったもの諸々をつくらせていただく形での174万7,000円です。
ちなみに今回、
商品券ですので、偽造防止の仕組みを入れないといけません。ホログラムというんですけれども、特殊な印刷を行うというところもあって、少し印刷費が高額になってきているきらいがあります。
以上になります。
○議長(大西正人) 6番、中前君。
○6番(中前好史) よくわかりました。
それで13節の委託料、このプレミアム付
商品券業務委託料という中にも、またこれもどのようになっているのか教えてほしいんですけども。
○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。
○観光振興課長(茶原敏輝) 13節委託料の中に上げておりますプレミアム付
商品券業務委託料、これですけれども、今、お話しさせてもらいましたように、町内の方が対象になってくるものです。町内の店舗、お店屋さんで基本的にできるだけ使いたいというふうに思っております。
それで一部、富貴、筒香であったりとか、花坂、細川、湯川あたりというのは、なかなかお店がないということなので、そこのことは考えないといけないんですけれども、基本、町内のお店をいろいろ集めていただけるようなところにこの委託をいたしまして、
商品券の交換ですね、それと今度お店屋さんで使った
商品券を回収していただいて換金する、そういうような業務をお願いできないかなというふうに思っております。
これにつきましても、今回議会のほうで通していただきましたら、明確にまたお話をしていって、御了解を得て契約をしていきたいなというふうに思っております。
以上です。
○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(大西正人) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
8番、所君。
○8番(所 順子) 先ほどからいろいろな答弁をいただいておりますけれども、コンサルタント料を通過すれば、全てが通過するような気がしてなりません。その前に、やはり住民投票なりをして、病院を診療所にするときのように、各町内でそれこそ町内会長さんに投票していただいて、投票して住民投票をした上でこの計画をしていただきたいと思います。
こういう時期尚早の莫大な金額に発展していくようなコンサルタント料、諸々でございますが、今、この時点では反対をさせていただきます。
○議長(大西正人) 次に、原案に賛成者の発言を許します。
2番、松谷君。
○2番(松谷順功) 今、住民投票というような話も出ましたけれども、一応、今までにかなりの意見を聞いているということで、まずこの高野町の事業を完遂させるために、事業をやるということになりましたら、この事業を完遂するためには専門的な職員はおりません、はっきり言いまして。残念ですが。よって、コンサルタントを導入する必要があると私は思っております。
住民からの要望の実現性の向上、事業費の抑制、事業スケジュールの完遂ということで、前回資料をいただきましたけれども、とにかくこの事業を令和4年度までに完成させるということに対しましては、コンサルタントの必要性があるというふうに私は思っております。
よって、今、住民投票という話がありましたけれども、それはちょっと別件で置いておきまして、現状皆さん進んでいる中で、コンサルタントの必要性はあるというふうに思っております。
以上です。
○議長(大西正人) ほかに討論はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(大西正人) これで討論を終わります。
これから議案第34号、令和元年度高野町
一般会計補正予算(第1号)についてを採決します。この採決につきましては、起立によって行います。
本案に賛成の方は起立願います。
〇議員(起立多数)
○議長(大西正人) 起立多数です。
したがって、議案第34号、令和元年度高野町
一般会計補正予算(第1号)については可決されました。
日程第7、諮問第1号、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、それを議題といたします。
本件について提案理由の説明を求めます。
辻本総務課長。
○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。
諮問第1号につきまして、御説明を申し上げます。
人権擁護委員の推薦につき、意見を求めることについて。
下記の者を
人権擁護委員の候補者として推薦したいから、
人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。
令和元年6月18日提出。
高野町長 平野嘉也。
記。
氏名、小堀裕弘。生年月日、昭和22年9月2日(満71歳)。住所、和歌山県伊都郡高野町大字高野山781番地。
提案理由。令和元年12月31日任期満了による、再任候補者として法務大臣への推薦のためでございます。
任期期間は、令和2年1月1日から令和4年12月31日までの3年間ということになっております。
略歴書につきましては次ページについておりますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
○議長(大西正人) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(大西正人) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(大西正人) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから諮問第1号、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを採決します。この採決は起立によって行います。
本件に同意することに賛成の方は起立願います。
〇議員(起立全員)
○議長(大西正人) 起立全員でございます。
したがって、諮問第1号、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては同意をすることに決定いたしました。
日程第8、発議第4号、高野町
広報特別委員会の設置についてを議題といたします。
お諮りします。本案については、高野町議会だより「清福」の編集・発行及びその他議会広報の充実強化を図るため、6人の委員で構成する高野町
広報特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続調査とすることにしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(大西正人) 異議なしと認めます。よって、本案につきましては、6人の委員で構成する高野町
広報特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
お諮りします。ただいま設置されました高野町
広報特別委員会の選任については、委員会条例第7条第2項の規定により、議長において、3番菊谷君、4番新谷君、6番中前君、7番大谷君、8番所君、9番負門君を指名したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(大西正人) 異議なしと認めます。したがって、ただいま指名しましたとおり、
広報特別委員会委員に選任することに決定をいたしました。
しばらく休憩をいたします。
12時10分から再開をいたします。
午後 0時 2分 休憩
午後 0時10分 再開
○議長(大西正人) それでは休憩前に引き続き、会議を開きます。
報告をいたします。先ほど設置されました
広報特別委員会において、互選の結果、委員長に9番負門君、副委員長に8番所君が選任されましたので、報告をいたします。
日程第9、発議第5号、
高野町議会改革推進特別委員会の設置についてを議題とします。
本案について、提案者に提案理由の説明を求めます。
6番、中前君。
○6番(中前好史) 発議第5号。
高野町議会議長、大西正人様。
令和元年6月26日でございます。
提出者、高野町議会議員、中前好史。
賛成者、高野町議会議員、中迫義弘。
高野町議会改革推進特別委員会の設置について。
上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。
高野町議会改革推進特別委員会の設置について。
高野町議会改革推進特別委員会を下記により設置するものとする。
記。
名称、
高野町議会改革推進特別委員会。
設置の根拠、
地方自治法第109条及び委員会条例第5条。
目的、現在、地方議会の役割は重要性を増しており、二元代表制における議会の存在意義や議員の果たすべき役割、議会と町民のあるべき姿を、より具体的な形で示していく必要がある。
このような状況を踏まえ、より一層、町民の負託に応えるため、議会基本条例の制定、議会報告会の開催など、議会権能の充実強化、議会活動の活性化を図るための方策等について調査研究を行う。
委員の定数、10名。全員でございます。
設置の期間、令和3年3月定例会までとする。なお、議会閉会中も開催することができる。
どうぞ御賛同よろしくお願いします。
○議長(大西正人) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
8番、所君。
○8番(所 順子) どのような改革なのか、ちょっと知りたいと思っておりますので、その辺のところをちょっと御披露お願いします。
○議長(大西正人) 6番、中前君。
○6番(中前好史) お答えさせていただきます。
全国的にも議会改革というのは進めている中で、やはり住民の方々に議会は何をしているかということをより一層知っていただく必要性がありますので、その辺も踏まえてしっかりと改革の委員会を述べたいと思っております。
○議長(大西正人) 8番、所君。
○8番(所 順子) 内容はそうしたら、多岐にわたるんですか。それともどのようなことが目的か、そういうところはどのような特別委員設置なんですかね。その内容はどのような内容か、多岐にわたると思うんですけど、一応簡単に集約して教えていただければと思っております。
○議長(大西正人) 6番、中前君。
○6番(中前好史) 多岐にわたるということでございますけども、委員会を設置した上で、より一層委員の皆様と協議して、内容を濃くしていきたいと思っております。
○議長(大西正人) 8番、所君。
○8番(所 順子) 今の説明ではちょっとわかりかねるんですよ。そういう説明でなくて、これこれ確たるこういう問題が出てきたときは、これについて改革をしていこうとかやな、いろいろこれは改革案でしょう。どのように改革していくかということが決まってなかったら、この改革案が出てこないはずで、賛同されている方も改革という言葉がついているんですよ。だからどのような改革をしていきたいかというのを、もう少し平たく説明してください。
○議長(大西正人) 6番、中前君。
○6番(中前好史) はい、お答えします。平たく言いますと、住民の方々は議会が何を一体しているのかなということを、より一層住民の方に知っていただく必要がありますので、その辺を委員の皆様方と協議して進めていきたいと思っております。
○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(大西正人) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(大西正人) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから発議第5号、
高野町議会改革推進特別委員会の設置についてを採決します。この採決は起立によって行います。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〇議員(起立多数)
○議長(大西正人) 起立多数です。
したがって、発議第5号、
高野町議会改革推進特別委員会の設置については原案のとおり可決されました。
○2番(松谷順功) はい、2番、動議。
○議長(大西正人) 2番、松谷君。
○2番(松谷順功) 高野山
小・中学校等建設に係る
調査特別委員会の設置についてを発議したいと思います。
○議長(大西正人) ただいま、2番、松谷君から建設に係る調査の特別委員会設置についてというような動議が提出されました。
賛成者はありますか。
2番、松谷君。
○2番(松谷順功) 新谷英一郎君が賛成してくれております。
○議長(大西正人) この動議は、会議規則第16条の規定による、1人以上の賛成者がありますので、成立をいたしました。
お諮りします。この動議を日程に追加し、追加日程第1として、日程の順序を変更して、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(大西正人) 異議なしと認めます。したがって、本動議を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定いたしました。
少し資料など配らせておりますので、時間をいただきます。
それでは、追加日程第1、発議第6号、高野山
小・中学校等建設に係る
調査特別委員会の設置についてを議題といたします。
提案者に提案理由の説明を求めます。
2番、松谷君。
○2番(松谷順功) 発議第6号。
令和元年6月26日。
高野町議会議長、大西正人様。
提出者、高野町議会議員、松谷順功。
賛成者、高野町議会議員、新谷英一郎。
高野山
小・中学校等建設に係る
調査特別委員会の設置について。
上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。
めくっていただきます。高野山
小・中学校等建設に係る
調査特別委員会の設置について。
高野山
小・中学校等建設に係る特別委員会を下記により設置するものとする。
記。
1.名称、高野山
小・中学校等建設に係る
調査特別委員会。
2.設置の根拠、
地方自治法第109条及び委員会条例第5条。
3.目的、計画されている高野山小・中学校等施設建設の調査・研究のため。
4.委員の定数、10名。全議員でございます。
5.設置期間、令和3年3月定例会までとする。なお、議会閉会中も開催できることができる。
以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(大西正人) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
8番、所君。
○8番(所 順子) この文書の中で3番ですね、目的。計画されている高野山小・中学校等施設の建設の調査、研究のためとあるんですね。研究という言葉がちょっとふさわしくないのではないかと私は思います。
これは諸々出てきたことを精査するとか、いろんなことにかかわって皆さんで討議する、こういうふうな動議だとは思っておるんですよ。研究といったらもうそのこと自体に勉強していくというふうな、ちょっとおかしげな言葉ではないかと思うので、この言葉はちょっと訂正していただかないと賛成しかねるかなという部分がありますので、よろしくお願いします。
○議長(大西正人) 2番、松谷君。
○2番(松谷順功) 調査・研究というのはふさわしくないというお言葉でございましたので、取り消させていただきます。まず調査でいいかなと。要するに知っていなければならないし、また住民の代表である私たちがやはり決定していかなければならないというふうに思っておりますので、研究というところは削除させていただきます。それでよろしいでしょうか。
○8番(所 順子) はい。
○議長(大西正人) ほかに質疑はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(大西正人) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(大西正人) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから発議第6号、高野山
小・中学校等建設に係る
調査特別委員会の設置についてを採決します。この採決は起立によって行います。
お諮りします。本案に賛成の方は起立願います。
〇議員(起立全員)
○議長(大西正人) 起立全員でございます。
したがって、発議第6号、高野山
小・中学校等建設に係る
調査特別委員会の設置については可決いたしました。
日程第10、議員派遣の件についてを議題とします。
議員派遣の件については、会議規則第127条の規定により、お手元に配付しましたとおり議員派遣を行います。これに御異議ございませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(大西正人) 異議なしと認めます。したがって、議員派遣の件については配付のとおり決定しました。
日程第11、委員会の閉会中の継続調査についてを議題とします。
各委員長から、目下委員会において調査等の事件について、会議規則第75条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。
お諮りします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(大西正人) 異議なしと認めます。したがって、各委員会とも委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査等に付することに決定いたしました。
以上をもって、本定例会に付議された案件の審議は全て終了いたしました。
本日をもって閉会にしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(大西正人) 異議なしと認めます。したがって、本定例会は本日をもって閉会することに決定しました。
閉会に当たり、町長の挨拶をお願いいたします。
平野町長。
○町長(平野嘉也) 令和元年度の第2回定例会閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げさせていただきます。
まずいろいろな案件、御同意いただきましたこと、厚く御礼申し上げます。
また、当局としましても、しっかり議員の先生方全員、また住民の皆様の御意見、いろいろ聞きながら、前に進めてまいりたいと思っております。進めていかなければならない事案がございますので、それは信念を持って進めていきたいというふうに考えておるところでございます。
また、先ほど議会の先生方、発議でなされました議会改革特別委員会、また高野山
小・中学校等建設に係る
調査特別委員会が設置されたということは、町当局としても喜ばしく思っております。改めて議会に対して敬意を表したいと思います。
地方議会の役割は重要性を増しており、二元代表制における議会の存在意義というのは、本当に大切なことだというふうに思っております。仕組み的には、地方自治は独任制ではございますが、やはりいろいろな案件を提案し、それを最後に決めていただくという権限をお持ちなのが議会であります。
そういったところ、当局もしっかり先生方に説明責任を果たしながら、両輪となって進んでいかせていただきたいというふうに思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いしたいと思います。
先日、和歌山県立医科大学の先生初め、多くの先生方に来ていただきまして、医療シンポジウムを開催させていただきました。議員の先生方、ほぼ出席していただきまして、いろいろな今後の地域医療に関する課題、また和歌山県が考えているこの地域での医療の配分をどうしていくかというようなところを、しっかりと聞かせてもらう機会がありました。
今回は第2回目でありましたが、第3回、第4回と、ほとんどの自治体ではこういう医大の学長が来てしゃべっていただくということはございませんので、こういったつながりを議会の先生方とともに、医大とともに地域医療、橋本医療圏の充実をするために、先生方とともに進んでまいりたく思っておりますので、どうぞこれからもよろしくお願いしたいと思います。
7月に入りますと、タウンミーティングを開始します。タウンミーティングも6年目になりまして、6年目終了すると大体90カ所、延べでありますが90カ所回るというようなことになります。
今回はいろんな町長からの説明というのもするのでありますが、いつもよりも住民との対話、それぞれの地区の人との意見交換という時間を大きく割きたいというふうにも思っておりますので、ぜひお近くのタウンミーティングの地域の議員もいらっしゃると思いますので、ぜひ御出席賜ればというふうに思っておるので、どうぞよろしくお願いします。
また、参議院選挙が近づいてきております。和歌山選挙区から出る方、また全国比例から出る方、いろいろおると思います。高野町としてのスタンスも、ほぼ全議員の先生方とともに歩んでいけるのかなというふうにも思いますので、和歌山県にふさわしい先生、そして全国比例でもあと1人高野町が話を持っていける先生というのを、しっかり全国比例でも選んでいきたいと思いますので、住民の皆さんとともに参議院選挙、いい内容にしてまいりたいなと思います。
また、今週の金曜日になるんですが、議会予備日の日がなくなったということで、東京のほうに行ってまいります。自民党の党本部にまいりまして、二階幹事長、門先生、そして鶴保先生の代議士先生方とともに、ふるさと応援寄附金のことで、どうすれば早い段階で復帰できるかというところを協議してまいりたいと思います。
大臣の不義理な行動に対して、どういった形で自由民主党のほうから総務省のほうに申し入れをしていただくかというところが、大事なことだというふうにも思いますので、前年総務省に行ったときも、議員の先生方の多くの方から、ふるさと納税に関しての御意見もございました。
そういったことも二階先生にぶつけて、しっかり高野町がふるさと納税に早期の段階に復帰できるように努力してまいりたく思っておるところでございます。
そのほか、7月に入りますと学童野球もあります。そして8月にはろうそく祭りがあります。多くの方々が高野町、高野山、そして高野町全体に交流人口として入ってこられることが予想されます。私もそうですが、住民一人一人が笑顔で、そしていいおもてなしをできるように心がけてまいりたいと思います。
結びになりますが、これからのシーズン、9月もそうなりますが、台風が来たり、また梅雨前線による集中豪雨が発生する可能性もございます。しっかりと緊張感を持って、そういった事案には前もって対応していくように、また事案が発生予想のときには、それぞれの関係機関と協力体制をしっかり持って、住民の安全と安心のために進んでまいりたく思っておりますので、どうぞ先生方にも御指導のほどよろしくお願いしたいと思います。
暑い夏、短い夏ではございますが、体調を皆さん崩しませんように、いい7月8月にしていただければと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げまして、閉会に当たりの御挨拶とさせていただきます。
定例会どうもありがとうございました。
○議長(大西正人) これで本日の会議を閉じます。以上で令和元年第2回高野町議会定例会を閉会いたします。
大変お疲れさまでした。
午後 0時35分 閉会
この会議録は、議会事務局で作成したものであるが、その内容の正当なるを証するために署名する
令和元年6月26日
高野町議会
議長 大 西 正 人
議員 松 谷 順 功
議員 菊 谷 元...