高野町議会 > 2013-03-21 >
平成25年第1回定例会(第6号 3月21日)

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  1. 高野町議会 2013-03-21
    平成25年第1回定例会(第6号 3月21日)


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    平成25年第1回定例会(第6号 3月21日)                   平成25年            第1回高野町議会定例会会議録(第6号) 1 議事日程      第17日(平成25年3月21日 木曜日)          午前9時31分 開会     第 1 一般質問     第 2 議員派遣の件について     第 3 委員会の閉会中の継続調査(審査) 2 出席議員(11名)    1番 﨑 山 文 雄         2番 目 黒 寿 典    3番 中 前 好 史         4番 掛   正 和    5番 大 谷 保 幸         6番 大 西 正 人    7番 松 谷 順 功         8番 所   順 子    9番 負 門 俊 篤        10番 平 野 一 夫   11番 西 辻 頼 数 3 欠席議員(0名)
    4 事務局職員出席者   事務局長  奥 坊 恒 雄   書記    森   みどり 5 説明のため出席した者の職氏名   町長        木 瀬 武 治   副町長       中 島 紀 生   教育長       上中居 悦 弘   会計管理者     中 尾   司   総務課長      尾   和 哲   企画財政課長    辻 本 幸 弘   健康推進課長    阪 田 圭 二   建設課長      山 本 剛 久   富貴支所長     中 山 秋 夫   消防長       中 西   清   教育次長      下   勝 己   診療所事務長    上 江 良 幸   生活環境課長    井 上 哲 也   まち未来課長    佐 古 典 英                午前 9時31分 開会  皆さん、おはようございます。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程第1、一般質問を行います。  質問の通告がありましたので、発言を許します。持ち時間は1時間でありますので、調整しながらよろしくお願いいたします。  3番、中前君。 ○3番(中前好史) 皆さん、おはようございます。  一般質問として上げてますので、よろしくお願いいたします。  私からの質問ですけれども、今回は農林業、建設業、商工業、観光業の景気回復の取り組みについてということでお尋ねしたいことと、もう一つは高野山の町石道の活用計画についてということでお尋ねさせていただきます。  町長を先頭に、職員の皆様におかれましては、町民が安全・安心に暮らすことのできる町として、また助け合いのできるまちづくりを進めていただいていることに対しまして、まず最初に感謝申し上げます。  来る平成27年には和歌山国体、また高野山開創1200年法会が開催されるに当たり、多くの観光客が、また参拝客が予想されます。私たちの高野町に迎えるに当たり、環境を整備し、観光客誘致を進めていくとお聞きしております。また、住民生活に直接関係する事業としては、定住促進にと移住、定住関連事業を生かし、移住部分のリフォームでは、住環境を整備するに当たっては補助金を用意するとのこと。そして高野町の住宅関連事業所活性化補助金の一部は高野町の商品券を利用し、町内事業所の活性化を図ろうとのことも聞かせていただいております。とてもありがたいお考えかと思います。  建設業、商工業、観光業、農林業の景気回復の取り組みに、より一層力を入れていこうとする今、もう一つこういうことを考えてみてはなとは思っておるわけでございます。  町職員の皆様にも御協力いただき、業務の超過勤務費に当たっては、高野町商品券を支給していただくことによって、町内外で住まいしている方々に利用していただくことにより、より一層経済活性化していくことができるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。  あとは自席でお話させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(﨑山文雄) 尾総務課長。 ○総務課長(尾 和哲) 中前議員の質問に御説明させていただきます。  今職員の超過勤務手当のことを商品券にかえてということで言われましたんですけども、職員の超過勤務手当については、労働基準法の第37条で、一応割り増し賃金ということをうたっておりますので、手当で支払うということを労働基準法でうたっておりますので、商品券ということはちょっと御無理と思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(﨑山文雄) 中前君。 ○3番(中前好史) そのことにつきましては私も承知しております。ですが、なぜこのような問いかけをさせてもらったかということにつきましては、既にお気づきのことと思いますけれども、出生者も少ない現在、町外への移住もあり、また他界される方も年々あるわけでございます。そして、こうして人口が減少していますために、町内の経済の動きが活発でないと思うのです。そこで、1人でも多くの方々にこの町で消費していただくことができればとの思いから、よいお考えがあればと今回お尋ねしたところでございます。  先般、町長からお聞きしております、本年度は町当局は定住促進取り組みにより一層力を入れていくということでございますので、また今後より一層よい提案があればとの思いから、こうして質問させていただきました。 ○議長(﨑山文雄) 中島副町長。 ○副町長(中島紀生) 議員御質問の超過勤務手当にかえて商品券というのは、先ほど総務課長が御答弁申し上げたように、労働基準法の定めがありましていけないわけなんですが、そしてそもそも高野町職員につきましては、一生懸命残業もしてくれてるんですが、大幅に削減しておりまして、支給されている額たるや、微々たるものであるということをあらかじめ申し上げておきます。  そうした中で、先ほど御質問の中にもありましたように、新年度の予算としまして定住促進につながるような事業に対して商品券での補助というのも盛り込みますし、また従来やっております長寿お祝い等々につきましては、商工会の商品券をお配りしている例もあります。  残業手当等々は難しいんですが、いろんなお祝いとか、あるいは記念品等々に関しましては、そういうものの活用も可能かと思われますので、今後検討してまいりたいと思います。 ○議長(﨑山文雄) 中前君。 ○3番(中前好史) ありがとうございました。  今、いい考えもあると聞かせていただきましたので、また今後も考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  もう一つの質問といたしまして、高野町石道を生かすということで聞かせていただきたいと思います。  この高野山開創以来、高野山町石道は参詣道として現在も整備されながら、九度山慈尊院から高野山奥の院まで祈りの道として、また登山道として多くの方々に喜ばれ、利用されているところであります。その道が、今年に入り積雪により倒木があり、通行困難な場所が何カ所もありましたが、それはすぐに教育委員会の関係の方、また役場職員の方、また町長さん初め、高野山町石道語り部の会のメンバーの方々の作業により、いち早く歩行できるようになり、登山者からは喜ばれたとお聞きしております。  今後の計画のことですが、谷を渡る橋の木製欄干部分や、道の破損箇所があり、危険な状態の場所も見受けられます。対処が必要かと思われます。教育委員会では歴史の道と捉え、保存することに心がけている歴史の道でありますが、観光の道としてのこの道を利用しようとした場合、少しでも早く危険な箇所を修理していただきたいと思うのが、観光客や参拝客、登山者からの要望かと思われます。修理の計画は現在どのように進んでいるのでしょうか。また、歴史の道と絡めての教育学習の展開もあればお聞かせください。  そして、もう一つなんですけれども、住民が生活道路として利用していなくても、観光の町高野町としては観光客の誘致の考えから生かしていくような計画があればお聞かせいただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(﨑山文雄) 上中居教育長。 ○教育長(上中居悦弘) 教育委員会のほうから、今議員さんがおっしゃっておられる橋について、ちょっとまずお答えさせていただきます。  恐らく26町石から大門下の部分にある橋の一つだと思われます。欄干部分については、昨年手すりの部分の材料を購入し、教育委員会職員が一応修理を済ませました。ということで、もう一度またその後の状況とかも確認していきたいと思っております。  修理計画については、特に町石道について計画的に補修をしておるというのは現在ございません。ただ、安全に歩行いただくためには道の原状保存を目安とした修理に取り組んでおります。具体的には語り部さんや草刈り等を委託している商工会青年部、そして参詣登山者からの報告が入った場合、軽微なものであれば担当が現場に直行して修理、そして対応できないものについては、専門業者に依頼して修理を行っております。  また、管理保全について、先ほども申しました高野町町石道語り部の会と話し合いで、町石道、あるいは女人道、あるいは小辺路での改善の必要な部分について協議し、ちょっと書式等を上げていただくんですけど、そういうことで覚書を交わして双方協力して取り組むことになっております。覚書については、去年、ちょっと交わしております。  報告を受けた場合以外に、あるいは先ほど議員さんがおっしゃったように、積雪、あるいは台風等により自然災害が発生した場合には、できるだけ早期にパトロールし、歩行が可能か確認。そして倒木、あるいは道で歩きにくい部分などの処理を行って、参詣観光客や登山者の安全な歩行の確保に努めております。そういうことで、今のところ対応しております。  あと教育的な道路の活用についてお答えさせていただきます。世界遺産登録の選定理由であります町石道が、鎌倉時代から巡礼者や、あるいは僧侶の方などが出はしながら山上に一歩一歩導かれたという、祈りの道としての意義を伝えていきたいと考えております。具体的には、和歌山県世界遺産協議会での次世代育成事業、これは世界遺産センターが実施しております。次世代を担う子供たちへ世界遺産について正しい知識をつけるために、学校教育における学習支援を行っております。また、管内の小・中学校におきましては、ふるさと学習学校間交流の実践の中で、学齢や学校間を超えた縦割り班をつくって、高野町ツーデーマーチに参加いただき、町石道や女人道を歩く機会を持てないか、平成25年度の学校教育計画への組み入れについて、各学校に指示させていただきます。  ということで、あくまでも祈りの道という意義を伝えていくということで、教育委員会としては活用を図っていきたいと思っております。  以上です。 ○議長(﨑山文雄) 佐古まち未来課長。 ○まち未来課長(佐古典英) おはようございます。  3番議員のほうから世界遺産登録された高野町石道についての活用ということで、観光部局のほうから御説明させていただきます。  先ほど教育長のほうから説明あったんですけども、一応町石道につきまして、基本的には保護と保全という、保護があって保全があって、そして活用があるという、そういう中で成り立っていくことでございますが、教育委員会のほうにおきましては保護、保全を重点的に取り組んでおる。そしてまた、その道の活用というのは、高野町の観光の大きな資源として活用しておるという、こういう状況になってございます。  それで、世界で最も歴史のある保全状態のよい参詣道というのが高野山町石道だと思います。この道が世界遺産に登録されたということについては、フランスからスペインのサンティアゴのコンポステーラに向かうカトリックの巡礼の道ということで、こういう道が世界遺産になったのは世界でも2件しかないという中で、高野町が世界に誇れる大きな大きな資産の一つがこの町石道ではないかということで、それを歴史の重みを感じていただけるような、そういうふうな取り組みの事業をまち未来課のほうでは取り組んでおります。  そういう中で、語り部の会というのが世界遺産登録された16年10月に発足しまして、現在53名の方が語り部の会に登録してございます。うち高野町民の方も13名登録されて、そういう結成して、この道をたくさんの方に感じていただける、そのような活動の中で、観光の今後の取り組みとしまして、平成25年度、本年につきましては和歌山県を挙げてJRグループのディストネーションキャンペーンが9月から展開されるわけでございますが、その中で「なごみ和歌山1万人ウオーク」、また「トレッキング」というのが県のほうでも計画されておりまして、当然高野山の町石道も対象となっております。  そういう中で、この町石道をどのようにPRして、どのように活用していただけるかというのも、高野山に来ていただける大きな観光の要素かなと思いますので、保全、保護を重要視しながら活用というのも十分計画していく予定でおります。  ただ、途中にトイレがないとか、いろんな要望が来ております。再整備につきましては町石道のほうは完了しているわけでございますが、いろんな要望がある中で、大門につえを置いたりとか、外国人の方も最近では町石道を歩く方もふえてきておりますので、多言語の表示であるとか、そういうこともこなしながらこの道を十分活用して、高野町の大きな観光資源として取り組んでいきたいとこのように考えております。  以上です。 ○議長(﨑山文雄) 中前君。 ○3番(中前好史) 答弁いただきまして、ありがとうございました。  今聞かせていただきましたら、いろんな計画をされているとお聞きしましたので、住まいしております私たち住民は、何か夢のある広がりも思えるように思います。今後も今聞かせていただきましたように、教育面、また観光面、このことは子供たちを育て、また生涯の教育していく上での役にも立つ、また経済の発展もしていく、このようなこともお聞きしましたので、本当にありがたく思います。  今後もまたいろんな要望もあるかと思いますけれども、一つ一つ前へ進んで広がるようによろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○議長(﨑山文雄) 木瀬町長。 ○町長(木瀬武治) ちょっと補足で答弁をさせていただきたいと思います。  町石道、世界遺産になって約9年近くたちます。6番議員さん、3番議員さん、10年ほど前に伊都橋本青少年団体連絡協議会が町石道を歩くという企画をされました。そのときに町石道に関しては道なき道ということで、非常に草がぼうぼうで、橋も朽ちたような状態の中、今世界遺産に登録になって観光資源の一つとして活用されてるわけなんですけども、伊都橋本青少年がそういう活動を行った、それが礎となって今現在に至っておると思います。2番議員もまた青少年団体連絡協議会の会長もされ、継続をされて、今現在があるんではないかと思います。  先ほど、保存、保全という形の中で教育のほうから話がありました。まち未来のほうからもまた観光という部分で話がありました。伊都橋本の中で紀北地区ということで、紀北地区世界遺産協議会というのがあります。そんな中で町石道を生かしてというような形もいろいろ企画をされております。もちろん保全、保存もあります。  今回当初予算の中で承認をいただいたわけなんですけども、ある一つの企画を打ち出しております。それは九度山町と高野町が協力をして、世界遺産、町石道を生かした事業ということで、この5月12日に予定をしておりますので、また正式な案等ができましたら、また御提示をさせていただきますので、よろしくお願いをしたいと思います。  それと、一番最初の質問なんですけども、職員の手当等を商品券云々総務課長が答弁したとおりでございますが、1年前に職員のほうから私のほうに、給料の2割を高野町の商品券で出したらどうなというような提案もありました。職員も高野町の商工会、商業等々の発展に非常に力を注ぎたいという決意を持っております。その辺のところはお汲みをいただきたいと思います。  今日は傍聴に商工会長もお見えになっておりますので、ぜひとも高野町の商品券をもらったらありがたいというような商工会の活性化をよろしくお願いをしたいと思います。  以上です。 ○議長(﨑山文雄) 中前君。 ○3番(中前好史) ただいま町長さんからの心強い、そういうお言葉を聞かせていただきまして、非常にありがたいことかと思います。  今、町長さんが高野町の商工会長も今日はこの場所に来てるということから、町と商工業、全てを前一歩進めていくことによって、住まいしている私たちも今以上に展望が開けたように思います。そのような言葉をお聞きしました。ありがとうございました。  これで私の一般質問を終わります。 ○議長(﨑山文雄) 中前君の一般質問が終わりました。  続いて、7番、松谷君の発言を許します。  松谷君。 ○7番(松谷順功) 質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  水道水についてでございます。去る2月2日、土曜日、高野町山内に供給された濁りのひどい水道水について。  まず、質問の前に、その経過や状況を報告しますが、補償を求めたり謝罪のことは弁解の必要はありません。事実を報告していただきまして、今後に生かしていただきたく質問させていただきます。  2月2日、土曜日、午前10時30分ごろ、ある食品会社の社長が来られ、朝6時から水道水を出しているが濁りがとれない。大雨の後、たまに薄く濁るときがあるが、今回はひどい。お宅はどうか。10時に生活環境課に電話をしたが、職員からの答えは供給水には問題はなく、どこからも苦情はない。また工事もしていない。おたくの水道管に問題があると思うので、指定業者に見てもらってください。こちらからは見にいけません。また、生活環境課については、ホームページを見てくださいと言われた。  すぐに指定業者を呼び、調査をしたが、配管には異常なく、もとの供給水ではないかと言われたと。職人さんは来ているが、今日の注文は生産できないと判断し、全部キャンセルしたが、水が原因とはお客様には言えなかったとの話であった。私の工場の水を調べたが、コップではわかりにくいものの、よく見ると浮遊物を確認したので、食品会社を訪問。水槽の水を確認し、個々の家の配管の問題でないと判断。10時35分ごろ、生活環境課に水道水が異常に濁っているが、供給水に問題はないかと電話をした。しかし、回答は同じで供給水には問題はないとのことであった。  そこで五の室地区のお寺を含め、距離を置きながら7件調査をしたが、濁りは同じであった。しかし、住民の方々はほとんど気づいていなかった。もう食事も済ませたし、薬も飲んだ。しかしひどいなとの意見。ただ1人、桜団地で昨夜から濁っていたとの話。  それで、再度、生活環境課に五の室全域が濁っていると、見に来てほしいと、12時30分ごろ再度電話を入れた。10分後に担当者が食品会社に来られ、これはひどいですねと。写真撮影し、課長にメールで送りますと話し、お寺を含め、2カ所でサンプルを採取。帰りに、一の橋駐車場で採取します。水は出し続けてください。明日メーターを見て引きますと言って帰られた。  話の中で、担当職員さんは、私は担当が違うので、水道のことはよくわかりませんと話していた。それから少し時間がたつわけですが、5時ごろ課長との電話で、山内放送を入れたほうがいいだろうかとの相談を受け、当然でしょうと答えた。5時30分ごろ、濁っているが飲んでも安全ですとの山内放送が入った。  しかし、食品会社では22時30分まで水を出し続けたが、変化はなく、2月3日、せっかくの日曜日であったが休業としました。しかし、翌朝には水が美しくなっており、なぜ昨夜連絡をくれなかったのかが悔やまれる。また、我々食品を扱っている者にとっては、水が商品の命であり、一度品質や信頼を落とせば取り戻せない。二度とこのようなことがないように、厳しく注意してほしいとの意見。  もう1人の住民からは、このような事故の場合、水は住民の命にかかわるため断水させ、広報をし、給水車を出すべきで、指揮は副町長がとるべき重要な問題との指摘もあった。  以上の経過を踏まえて質問させていただきますが、内容に食い違っている点、補足説明が必要な点があれば御指摘ください。質問は自席で行います。
    ○議長(﨑山文雄) 井上生活環境課長。 ○生活環境課長井上哲也) 7番議員さんの今の内容の中でございますが、内容についてはおおむねそのとおりでございます。しかし、指定業者に見てもらってください。こちらからは見にいけません。また生活環境課についてはホームページを見てくださいとの中でございますが、申し上げた内容の中で、宿直者が1人で対応しておりますので、持ち場を離れることができません。また、出入り業者がわからないので、幾つかの指定工事店を紹介した後に、生活環境課ホームページを見ていただければ、紹介者以外の指定工事店が記載されている旨の内容のことでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) 今、宿日直の日であったということでございます。1名で対応しているので持ち場を離れることができない、これは理解します。それからホームページを見てくださいと言うた意味も、そういう意味だったということなんですが、要するにホームページというところが非常にひっかかったということでございます。老人の方もおられますし、必ずしも見れるわけではないので、その辺のところももう少し丁寧に御説明いただきたいと思います。  では、質問に入ります。質問、まず第1番目です。事故の原因は何ですか。いつどの地域に、合計何立方メートル供給されましたか。それにつきまして御解答いただきたいと思います。 ○議長(﨑山文雄) 井上生活環境課長。 ○生活環境課長井上哲也) 事故原因でございますが、凝集沈殿を行う薬品注入ポンプの故障で、高野山全域に2,655立米の供給を行っております。前日からの故障と推測しております。  以上でございます。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) 凝集沈殿薬品ポンプの故障ということで、要するに2,655立方メートル、2,655トン供給したということでございます。前日からの故障ということで、先ほど話に出てきました前日から濁ってたよというのがこれで証明できると思います。  ただ、凝集沈殿を行う薬品ポンプの故障というのは非常にわかりにくいんで、もう少しわかりやすく説明をいただけたらありがたいです。 ○議長(﨑山文雄) 井上生活環境課長。 ○生活環境課長井上哲也) 凝集沈殿のポンプというのは、まず濁った水に対して薬品を注入して、凝集沈殿というのはまずきれいにするところの薬品、詳しくはパックと申しますが、重たいものを下へ落として、浮遊物をつくると。つくって急速ろ過でろ過する、その手前のまず砂ろ過を通すまでのところで沈殿をさすと、薬品を注入して沈殿さすという内容のところでございます。  よろしくお願いします。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) ろ過する前、急速ろ過をする前の、要するに濁った水が入ってくる、その水を泥の部分なり、浮遊物を取る装置というふうに考えてよろしいわけですね。大体そういう内容でよろしいですか。そこのポンプの故障だったということでございます。前日から故障してたと推測されるということでございます。  質問の2番目に行きます。食品会社より早い時点で異常を指摘しているにもかかわらず、対応及び応対が適切にできなかったのではないですか。この辺はマニュアルどおりですか。それにつきましてよろしくお願いします。 ○議長(﨑山文雄) 井上生活環境課長。 ○生活環境課長井上哲也) ただいまの御質問についてでございますが、宿直者は1名での対応で、適切にできてなかったと思われます。また、宿日直の機器の設備の故障、停電等のマニュアルはありますが、今回機器の故障の警報が上がっておらず、処理水に問題がなかったと判断いたしております。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) 宿日直者の対応が適切にできなかったと今おっしゃられました。対応できなかった、担当が1名ですのでうまくできなかったと素直に認めていただきました。また、設備のマニュアルはあるが、警報が鳴ってないということで、要するに警報は鳴っていない、機械設備は正常に動いている、よって供給水には問題はなく、配管の濁りとの思い込みがあったんと違いますか、要するに、警報が鳴ってないから担当者がわからなかったという意味ではないんでしょうか。それにつきましては、いかがでしょうか。 ○議長(﨑山文雄) 井上生活環境課長。 ○生活環境課長井上哲也) そのとおりでございます。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) 警報が上がってないというのは非常に重要な問題だと思います。要するに濁度が非常にひどいにもかかわらず、濁度を測定する装置はないんでしょうか。お願いします。 ○議長(﨑山文雄) 井上生活環境課長。 ○生活環境課長井上哲也) 濁度をはかる機械は、着水、水が入ってくるところには濁度計がありまして、それに対して薬品を注入しております、自動で注入しておりますが、でき上がった上水の水については濁度計が設置されておりません。  以上でございます。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) 濁度計がないということを今お認めになりました。要するに出口のところに濁度計はないんですよということでございます。  質問三つ目に行きます。日直、宿直者を含めて、職員の教育は適切になされていますか。これをお願いしたいと思います。 ○議長(﨑山文雄) 井上生活環境課長。 ○生活環境課長井上哲也) ただいまの御質問についてでございますが、特別な細かな教育は行っておりません。課員全員に今後は教育を行っていきたいとこのように思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) 職員の、先ほど読み上げた中にも担当者が、私は担当が違うので、水道のことはよくわかりませんというような話が出てます。担当別になっていてよくわからないということから、今後、土日の管理体制も必要だと思います。よく教育していただきますようにお願いを申し上げます。  続きまして、4番目の質問に行きます。事故の発生から対応まで時間がかかり過ぎてませんか。いつから連絡を受け、どう判断され、いつから対応され、いつ修理が完了しましたかということを。 ○議長(﨑山文雄) 井上生活環境課長。 ○生活環境課長井上哲也) ただいまの御質問に答えさせていただきます。  土曜日の事故で、管理職員等が高野山にいなかったこともあり、対応がおくれたのは事実でございます。そのため、上水が正常になるのに時間を要し、住民の皆様に不安と御迷惑をおかけいたしました。  連絡については10時30分ごろに水が濁っているとの連絡を受けましたが、浄水場内での機器の故障、また警報等も出てなく、流速が変わり、赤水が発生していると判断いたしまして、捨て水をする旨の指示を出しました。その後、帰庁を急ぎました。帰庁途中で凌雲団地の濁り水を確認し、浄水場内が原因と判断いたしまして、帰庁した後に、15時50分ごろ浄水場内のサンプリング槽で濁りを確認し、場内の施設の点検、状態を点検し、薬品注入ポンプの故障を発見いたしました。  その後の対応といたしましては、予備の注入ポンプに切りかえを行い、凝集剤の注入を開始し、町長に事故の報告、連絡と協議を行い、町長の指示のもと、浄水場内の水の入れかえ作業が必要なため、職員全員を招集し、浄水場内の水の入れかえ作業に着手し、午後10時30分ごろに浄水場の水の入れかえ作業が完了しております。  以上でございます。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) まず、土曜日でしたので、土曜日の事故だったので、職員、管理者が高野山にいなかったと、これが一つの大きな問題点だと思います。もちろんお休みですが、誰もいなかったということが対応のおくれの一つの原因ということであります。  それと、もう一つは連絡は受けたが、警報が上がっていないので、要するに今までの先ほど言うたような経験ですか、経験での流速が変わって赤水が発生しているというような判断を当初されたようでございます。この辺に問題点があったんではなかろうかと思います。  帰庁されてから濁りを確認したので、浄水場が原因と判断したということでございますが、これ当初から6時から濁っているよという連絡、この辺の連絡が非常に密でなかったんではないんかなと思うんですが、その辺についてはいかがでしょうか。 ○議長(﨑山文雄) 井上生活環境課長。 ○生活環境課長井上哲也) 連絡のほうは受けておりませんので、内容のほうについて確認等ができておりませんでした。密と言われているところで落ち度があったのかなと、そのように考えております。  以上です。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) 連絡を受けたんでしょう、10時30分に。要するに詳しい連絡がなかったということですか。 ○議長(﨑山文雄) 井上生活環境課長。 ○生活環境課長井上哲也) 連絡は受けております。詳しい内容の連絡のほうを受けておりませんでしたので、事故の判断に違った方向に行ったという、そのような考えを持っております。  以上です。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) 連絡は受けましたが、事故の詳細が把握できなかった。経験を踏まえて赤水が発生しているということで、捨て水をせよという指示を出したと。帰庁を急いだということですが。その後、帰庁途中で浄水場が原因と判断されたということでございます。それでよろしいですか。  薬品注入され、ポンプの切りかえ作業を行ったということですが、これには非常に時間を要しておりますので、これが問題点とさせていただきます。  5番目に行きます。問題指摘者は何名おられましたか。通報された方は何名おられましたか。またそこでの後の対応ですが、連絡は密でしたか。まずこの辺をお願いしたいと思います。 ○議長(﨑山文雄) 井上生活環境課長。 ○生活環境課長井上哲也) ただいまの質問でございますが、指摘者は12名でございます。通報いただいたお宅に17時ごろに原因と状況の連絡を電話で行いました。浄水池の水900トンの入れかえ作業が10時ごろまでかかったので、また配水池約300トン、送水管約170トン等、配水管の改善できる時間に予測が困難なために、回復時間の説明は行いませんでした。  以上でございます。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) 非常に説明されたのが難しいんですが、ちょっとフローというんか、どういう形で水が流れているかというのをちょっと説明、僕は今資料を見てちょっと言いたいと思うんですが、言わせていただきますが、まず最初に前処理として混和池、凝集池、着水池というのがあるんですけども、ここでの事故で起こりまして、急速ろ過のところを通ってオゾン処理をして、浄水池、要するに来た水をためる池、それから配水池、それから給水管へという形になろうと思うんですが、今の御説明の中で、前の説明で10時30分ごろ浄水場の水の入れかえを完了したと。要するに配水する前の池の水の900トンの入れかえは終わったよということで、10時30分ごろそれが完了したと。  問題点の指摘者は12名おられて、5時ごろに原因の連絡はしたと。しかし浄水場の池の水の入れかえ作業であと残りの配水する池の300トン、送水するための送水管内の170トン、合計470トンの配水管の改善する時間が予測できなかったという回答だったと思うんですが、それでよろしいでしょうか。そういう考えでよろしいでしょうか。 ○議長(﨑山文雄) 井上生活環境課長。 ○生活環境課長井上哲也) 浄水場内の900トンでございますが、凝集沈殿池、オゾン処理水ポンプの入れてるところがありまして、それと砂ろ過を通して、活性炭を通して、浄水場に入ってくるわけでございますが、その中で900トンの水を午後10時30分までかかり入れかえをしたわけでございますが、配水池、三宝院の山の上にあるところでございますが、それにたまっている300トンと、それに送る浄水場、中の橋の浄水場から三宝院の山の上に送る送水管約170トンがございますが、その管の水の入れかえ等、三宝院の配水池から配水される管にたまっている水の入れかえの時間が不明瞭なため、回復時間の報告ができなかったということでございます。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) 最初の御説明のところで、22時30分まで水を出し続けたが変化はなくというところが、ここで22時30分までかかったと。だから後の回復時間が説明できなかったということで理解したいと思います。  続きまして、6問目に行きます。町長におかれましては、24年度より、昨年度より長期にわたる高野町の水道ビジョンを示され、その冒頭に水道事業は町民の生活や事業活動を支える使命を担っていますと書かれており、あるべき姿として歴史と文化に培われた自然豊かなおいしい水を未来にとの将来像を挙げられて、改善に着手されたところであります。今回の事故につきまして、町長はどういうふうにお考えでしょうか。いつ連絡を受け、どう指示されましたでしょうか。 ○議長(﨑山文雄) 木瀬町長。 ○町長(木瀬武治) 7番議員さん、最初に謝罪は要らないということでしたが、今回の事故に関しましては、町民の方々に御迷惑をおかけしたことをおわび申し上げたいと思います。  まず報告を受けたときに、衛生面では大丈夫かということを確認をさせていただきました。そちらのほうは心配は要らないということで、担当課長のほうから報告があったわけです。ただ、事業関係の業者さんには、先ほどから7番議員の質問の中でもより御迷惑をかけた点がございます。その辺に関しましては謝罪を申し上げたいと思います。  それと、指示に関しましては、先ほど課長が答弁をしたとおりでございます。24年度から10年かけて高野町水道ビジョンという形で長期的な計画を挙げさせていただきました。ただ、今回のような事故が起こるということで、短期に取り組まなければならない部分もあります。それはこの間からも担当課長とも話をしました。すぐ対応した部分もございます。  これからの対応として、すぐ対処できない、対処する部分に関しましては、すぐ対処を短期的に対処をしたいと思います。もちろん職員の教育に関しましても、数年前に専門的な職員が異動になって、専門職員が少なくなっております。その辺の部分もかんがみ、技術を持てるような職員を養成をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) 謝罪の言葉をいただきました、求めてなかったですがいただきました。ありがとうございました。  先ほど課長が言われたように、町長に連絡した後、協議をして、町長の指示のもとに全員を招集して、浄水場の水の入れかえ作業をしたということでございますね、課長それでよろしいでしょうか。 ○議長(﨑山文雄) 井上生活環境課長。 ○生活環境課長井上哲也) そのとおりでございます。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) 町長には連絡はされてますが、副町長はいつ報告を受けられましたか。 ○議長(﨑山文雄) 中島副町長。 ○副町長(中島紀生) 報告は翌日であったかと思います。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) ただ、住民の中では、先ほど申し上げたとおり、このような場合は広報をし、給水車を出し、指揮は副町長がとるべき重要な問題との御指摘もありますので、その辺のところをよろしくお願いしたいということと。  ほかの市町村で、市です、S市ですけども、S市で配管が破裂して別なルートを通したために洗管が、要するに管が洗ってなくて、それにかかわった千数百世帯の補償であるとか、洗濯物まで補償を求められているという例があるようでございます。今回皆さん優しい方ばかりでそういうことはございませんでしたが、以後気をつけていただきたいと思います。  7番目に行きます。今後の対策をどう考えていますか。質問7番目、それについてお答え願います。 ○議長(﨑山文雄) 井上生活環境課長。 ○生活環境課長井上哲也) 今後の対策でございますが、町長と協議し、補正による対応で、浄水場の設備改善、または維持管理の見直しとして、水質監視機器及び薬品注入の自動監視による管理とともに、職員による監視、目視水質検査等の徹底や、水質監視装置による浄水の濁度計を設け、浄水が高度となった際には異常警報を出すことによる安全な水の供給をする体制をとります。  また、危機管理体制を確立し、浄水の施設の故障発生時に初動体制で、すぐに出向き対応できるよう連絡網を密にし、訓練と危機管理の徹底とマニュアルを作成し、職員の危機管理の意識向上に努め、今後このような事故のないように努めたいので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) 今の課長の答弁ですが、水質管理及び薬品注入の機械の改善を行いますと、まずそれをやりますと。それから、浄水の濁度計を設けます。警報を出す装置をつくりますという、要するに費用のかかるお話が出ましたが、この辺は6月議会で補正をしていただけるんでしょうか。 ○議長(﨑山文雄) 木瀬町長。 ○町長(木瀬武治) 6月議会云々ではなしに、予算措置をさせていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) それよりもっと早くやるというお考えでしょうか。 ○議長(﨑山文雄) 木瀬町長。 ○町長(木瀬武治) 予算等も勘案をしなければならない部分がございます。議員さんの御理解をいただければそのような形で取り組みたいと考えております。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。
    ○7番(松谷順功) 予算のこともあるということでございますが、日時を明確にしてほしい。できるだけどの時期ぐらいでやりたいという、これ10年計画の中には多分入っていると思うんです。10年間待つわけにはいきません。できれば時期、いつごろまでにやるというふうな回答をいただけないものでしょうか。 ○議長(﨑山文雄) 木瀬町長。 ○町長(木瀬武治) 今、日にち云々をここで何の資料もございません。明日行うとか、10日後に行うとかは答弁はできませんが、できるだけ早い時期に早急に取り組みたいと思います。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) できるだけ早くという言葉で、取り組んでいただけるということでございます。できるだけ早くやるということで、できれば6月補正でお願いしたいということを希望しておきます。  その後、一般的な管理の問題で初動体制であるとか、連絡網を密にするとか、この辺は人的な問題ですので、ぜひ課長に教育のほどをよろしくお願いしたいと思います。  水は人命にかかわっておりまして、非常に重要な事業でございます。水道水は安全であるということは住民は信じております。病人さんが薬を飲む場合であるとか、乳幼児のミルクをつくる場合でも使用されております。非常に、もしこの事故がトップシーズンに起こっておれば、町のイメージが崩れ、観光客、参拝客に非常に御迷惑をかけて大問題になったであろうというふうに推測されます。  そのほか、本年度簡易水道に予算をつけていただいておりますが、過疎地の話でございますが、過疎地につきましては山水を無処理で飲んでいる場合もあれば、泥水もあります。その辺のところ、ひとつよろしくお願いして、質問を終わりたいと思います。水道につきましては以上でございます。  続きまして、学校給食調理及び配送業務の委託契約について質問させていただきます。  まず第1問目です。平成25年3月31日で委託契約が切れますが、切れた後の業者の選定はされておりますんでしょうか。されている場合、どのような方式でされましたか、御回答いただきたいと思います。 ○議長(﨑山文雄) 下教育次長。 ○教育次長(下 勝己) 7番議員さんの質問について説明させていただきます。  給食センターの調理及び配送業務の委託契約はこの3月31日で切れます。ということで、プロポーザル方式という方式で業者の選定を実施いたしました。3社に参加依頼をしたんです。それで2社が当日までにちょっと都合により辞退ということになって、1社だけになったんですけども、予定どおりプロポーザルを行いました。一応教育委員会のこういうふうにしてほしいという仕様書に基づき、2月6日、6人の審査員により実施いたしました。それから、会社からのプレゼンテーションをしていただいて、その後、ヒアリングを行いました。  1社のみの参加であったために、さらに2月18日に再度業者との確認ということで、ヒアリングを副町長、それから教育長と私で実施し、現委託業者の南陽食品に内定いたしました。  以上です。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) 3月末で切れるのでプロポーザル方式で実施しましたということですね。随意契約ということになります。3社に依頼しましたが、2社が辞退して、最終的には1社になったと。その1社は今委託している業者ですよということです。  仕様書に基づいてプロポーザル方式でやったわけですが、この審査員というのはどなたでしょうか。6名。 ○議長(﨑山文雄) 下教育次長。 ○教育次長(下 勝己) 御説明させていただきます。  審査員は町のこの業務にかかわる関係者ということで、町からは副町長、それから健康推進課長、それと教育委員会では教育長と私、それから給食センターで常勤している県からの栄養士、それとこども園の園長の6名で実施いたしました。  以上です。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) その審査員は副町長、教育長、次長、栄養士、健康推進課長、それからこども園の園長さんということです。この中に、これでこういう仕様書になっているのか、こういう基準になっているのかわかりませんが、いわゆる住民の代表の方が入っていないように思われます。今後こういう形でやられるならば、教育委員さん等も入れたほうがいいんではないかなと思われますが、いかがでしょうか。 ○議長(﨑山文雄) 中島副町長。 ○副町長(中島紀生) 委員の選任につきましては、前回の状況を確認、それから近隣で実施されたかつらぎ町の委員の状況等も確認させていただいての上での委員ということでございます。  今御提案のありました教育委員をメンバーに云々という話については、また今後の課題として研究させていただきます。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) 今後の課題として検討いただけるということで、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  二つ目の質問に行きます。地産地消の意味から町内業者の利用の割合はどれくらいですか。できれば食材別や使用燃料別にどれくらいの割合ですかと、金額でも結構ですが、割合ですか。どれぐらいの割合を使われてますかということをお伺いします。 ○議長(﨑山文雄) 下教育次長。 ○教育次長(下 勝己) 御説明させていただきます。  食材の購入割合です。食材は全体を100%としますと、冷凍食品もありますので、冷凍食品は約20%ぐらい入ってます。この冷凍食品については県内の学校給食を取り扱っている会社で2社から入ってます。この2社はずっと以前から給食センターが取引していたところを続けて使っております。  それと、あと調味料を除く食材の約80%になるんですが野菜、果物、それから肉類、米、牛乳、パン、全て高野山内の商店より購入しております。  それと、さらに地元の野菜については、山内の野菜を入れていただいている商店から経由して、この2月分ですけども、花坂地区から野菜全体の10%、2月分で入っております。  それと、燃料は全て100%町内の業者から入っております。  以上です。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) 食材の全体を100%とすれば、冷凍食品が20%、この購入先は和歌山県給食ライス協働組合であると、この2社から入っていると。これは以前から使ってた、要するに高野町がやっていたときと同じ業者だという解釈をさせていただいてよろしいでしょうか。 ○議長(﨑山文雄) 下教育次長。 ○教育次長(下 勝己) 御説明させていただきます。  以前から給食センターのほうで取引していた会社で、今やっている業者が入って変わったとかいうことはありません。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) あとの調味料を除く80%、これはちょっと意外な数字だったんですが、80%の野菜、肉類、米、牛乳、パンは全て山内業者から購入していますということですが、差しさわりがなければ何社、社名は結構です。野菜は何社、何とかは何社という形で件数だけ教えていただけませんでしょうか。 ○議長(﨑山文雄) 下教育次長。 ○教育次長(下 勝己) 御説明させていただきます。  野菜、果物については、1店舗からです。それから肉は2業者から入ってます。月交代になってます。米は1社です。それから牛乳、パンは1社となっております。  以上です。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) 今御説明ありました果物、野菜は1社、肉類は2社、肉類2社というのは、交代交代にされているんでしょうか。米は1社、牛乳は1社、パンは1社というふうに。ここで1個だけが二つになっているんですが、ここにつきまして御説明をお願いします。 ○議長(﨑山文雄) 下教育次長。 ○教育次長(下 勝己) 肉は2社から入っております。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) それはどういう形、交互なのかどうか。 ○議長(﨑山文雄) 下教育次長。 ○教育次長(下 勝己) 月交代になっているそうです。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) よくわかりました。そういうこともできるということでございます。  今回、商工会長から申し出があると思うんですが、申し出が教育委員会に行ってると思うんですが、それについて御説明願います。 ○議長(﨑山文雄) 下教育次長。 ○教育次長(下 勝己) 御説明させていただきます。  今回、この3年間の委託契約が切れるということで、商工会長より申し出がありました。というのは、山内の何件かの商店から、食材等を購入してほしいというような要望があるということを会長のほうからこちらのほうへ連絡がありました。  それで、今の業者にも連絡をとりました。今、その業者と山内の商店の方々とが一回話し合いをできる場を持ちたいなというふうに考えています。日はまだ決まってないんですけども、業者のほうに聞きますと、以前、先ほどから言いましたように、米は1社とかになってますけども、なるべくその業者の方に高野山の業者を使ってくださいよということでこの委託業務は始まっております。それで、その前に、各商店に米なら米の見積もりを業者がとったようです。そこで一番安いとこに決めたと、そういう経緯があります。野菜とかもそういうふうに見積もりをとってということで決まったそうなんで、業者としましたら、この店だけというのはないんですけども、順番に同じように、値段的に合えば、それはできるというふうな話は聞いておりますので、一度そういう場を持ちたいと考えております。  以上です。 ○議長(﨑山文雄) 松谷君。 ○7番(松谷順功) 商工会長より申し出があり、山内の商店より食材を購入してほしいという希望があって、そういう話し合いの場を持つということを考えているということでよろしいでしょうか。  契約更新後になると思いますが、そのような希望があればぜひ実施していただけるようお願いしたい。あとでの苦情がないようにしていただきたいと思うんですが、よろしくお願いしたいと思います。  以上をもちまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(﨑山文雄) しばらく休憩します。  次は11時から始めますので、よろしくお願いします。               午前10時50分 休憩               午後11時03分 再開 ○議長(﨑山文雄) それでは、休憩前に引き続き、議事を進行します。  通告がありましたので、6番、大西君の発言を許します。 ○6番(大西正人) 議長の今お許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。  私のほうは、安心・安全な教育環境の改善についてというところと、救急搬送の体制について、この2点でございます。  まず、安心・安全な教育環境の改善についての質問をさせていただきます。前年の所管調査で高野山中学校に行かせていただいたときに、学校側より、生徒の安全・安心な環境の確保が課題というふうに出されておりました。公務員の確保、それから動かなくなっていた防火扉などは24年度に予算をとっていただき、議会もこれを認め、改修していただいたわけなんですけれども、この中で校長先生よりお話をいただいておった中学校校舎の中央部、この基礎が大きく下がっていると、こういうことへの対策はまだなされておりません。  私のほうに配管などの工事を以前にした業者の方が、そのときの様子をおっしゃっておったんですけれども、特に中央部の基礎が下がって、これは問題があるんではないかと感じたよというふうに言っておられました。これは校長先生の御指摘と一致するなと思って聞いておったわけなんですけれども、この建物でありますけれども、44年に完成、そして昭和45年より今の場所に移って43年ほどになると思います。補修とか改修で今まで何とか来たわけなんですけれども、今後の対応をどうされるのかお聞きしたいと思います。  あとのことに関しましては自席でさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(﨑山文雄) 上中居教育長。 ○教育長(上中居悦弘) 今6番議員のほうから質問いただきましたことにお答えさせていただきます。  今おっしゃったとおり、高野山中学校は昭和45年に発足し、築43年になります。途中、昭和61年から62年にかけて大規模改修工事、あと平成16年には耐震補強工事を実施いたしました。6番議員の御指摘のとおり、また平成23年度の総務文教委員会の所管調査でも御確認いただきましたが、校舎中央部分の不具合が顕著になっており、具体的には生徒玄関、これは運動場側、あるいは調理室側、特別教室のほうの、どちらの生徒玄関のコンクリート部分にも、割れによる5センチから10センチの段差、あるいは教室や廊下の扉や窓の開閉、施錠の困難さ、そして側溝や犬走りの波打ちに伴う排水困難などが発生しております。  当時の図面を確認したところ、ちょうどあそこの敷地については切り土になっておると思います。山側から運動場側にかけて、両生徒玄関部分をつなぐ部分が深さ4メートルを越える谷底部になっていたようで、両側よりすり鉢状の部分の盛り土が確認できます。ついては図面のほうでは長さ3メートルから8メートルのくいを約80本打ち込んで基礎をつくり、地中張りを連結したベースにより校舎本体が支えられているのが確認されております。  校舎につきましては、その点から考えたら二つの面から考えていかなければならないかなと教育委員会では考えております。一つは校舎本体について、そしてもう一つは校舎の外構施設について考えていく必要があるということで思っております。校舎外構施設については、コンクリート廊下や犬走り、U字溝などが含まれると思います。  この外構施設については、地盤の沈下や老朽化に伴うものとして必要に応じて修繕を実施していきたいと考えております。ただ、本体の校舎について、図面を専門家の方に確認いただく、あるいはボーリング調査や校舎の体力度調査による現況の確認が必要になるかもしれません。  今後、大規模改修による長寿命化改修、あるいは改築(これは校舎建てかえも含めます)については、これらの調査データやあるいは制度の活用などの資料を収集いたしまして、教育委員会や町当局に提出することで協議いただき、方向性を決定することも検討しております。  この方向性というのは、まずやっぱり資金面、あるいは高野町の教育をこれからどうするか、小・中一貫、そういうことも含みます。それから防災や社会教育などを含めた多機能的な施設の建設、そういうことも含めて考えていきたいと思っております。  以上です。 ○議長(﨑山文雄) 大西君。 ○6番(大西正人) 今、御答弁をいただきましたが、切り土ではなく盛り土と思うんですけれども、非常に3メートルから8メートルのくいを80本も打ち基礎の工事をしているというようなところで、大分その当時は対応ができておったのか、図面どおりだったのかわかりませんけれども、現実に今下がってきておるわけです。  耐震工事は予算をとっていただいたということで、もう終わっておりますけれども、見た目といいますか、へこんでいるところ、またベランダからの横に眺めますとV字のように中央部が下がっておるというようなところで、学校を預かる管理者の校長としては、非常に生徒たちの安全を考えると心配であるというような言葉もいただいておりましたので、こういう形で質問をさせていただいているわけなんですけれども。  今の学校の校舎ですけれども、富貴の小学校の校舎が昭和57年12月、そして高野山小学校が昭和49年1月と54年12月、花坂の小学校は55年12月、富貴中学校の校舎は全て鉄筋コンクリートでありますけれども54年8月、そして高野山中学校が44年3月、現在使われておる校舎の中で一番古いわけであります。木瀬町長は1年だけ今の校舎で過ごされたと思います。私は1年違いで今公民館になっている旧校舎最後の卒業なんですけれども、実際にそこで過ごした経験はございませんが。  今生徒数が24年度は49名、もう卒業されて49名ではなくなっていると思いますけれども。そして昭和45年、最初のできて生徒を迎えられたときの人数は266名。大きな違いがございます。あと数年で50年という節目を迎えるわけでございますけれども、現在、また将来に見合った高野山らしい木造であるとか、耐震とか耐火のこともクリアしなければいけないというような大変な問題もありますけれども、平家というようなことも考えられます。そういう建てかえに関しましてはいろんな諸問題、また関係するいろんな人たちの意見を聞かなくてはいけないということになると思いますけれども、そういうことも教育委員会を中心に検討していただく時期に入っておるんではないかなと思うわけでございます。  その辺のところも教育長、先ほどの答弁で少しおっしゃっておられましたけれども、踏み込んだところ、まだ教育委員会の中でいろんな正式な議論はなされてないかもわかりませんけれども、そこまで至らないとしても、ある程度皆さんの中でそういうお話も出ておるというようなこともあるんではないかと思います、御認識の中で。  そこで、今のところの教育長としてのこれからのそういうもうちょっと踏み込んだ建てかえと、そういうふうなことに関してのお答えといいますか、答弁をいただきたかったわけなんですけれども。  ここで、前教育委員長さんで、長年教育に尽力された方で、その方が在任中に私にこういうことをおっしゃっておりました。小・中学校の統合も含めた将来の教育環境、これを教育委員会だけではなく、PTAはもちろんですけれども、各方面の識者の方を交えて検討していく必要があるな、そういうふうに伺ったことがあります。私はそのときその方のこの町の教育委員としての責任と覚悟、そういうものを感じました。そういうこともございまして、私はこの大事な問題を先送りしないで、今から検討していく必要があるなと思って言わせていただいておるわけなんですけれども。  現在、教育長の考えの中で、ほかの人と協議して詰めてるわけではないとは思いますが、これからの将来の高野町の教育環境について、統合とか、小・中一貫とか、そういうことも含めた教育長の現在のお考えを少しお聞かせいただけたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(﨑山文雄) 上中居教育長。 ○教育長(上中居悦弘) 6番議員さんの質問にお答えさせていただきます。  現在、平成24年高野山中学校の生徒数は49名ということで、これから恐らく平成30年までの児童・生徒数を見ていくと大体30人から40人で推移していくことがわかっております。
     あと教育委員会のほうでも、今までこの中学校、今まで実際平成24年度も防火扉の改修とか、ほか転落防止の対応とかで200万円ほど修理代金がかかっております。これからもいろんな部分の改修が必要になる中で、教育委員会のほうでもこのままでは具合悪いな、抜本的な対策が必要ではないかという話が定例会のときにも上がっております。  その中で、やっぱり高野山小学校と高野山中学校についても、いずれ統合は考えなければならないのではないかとか、あるいは社会教育施設、あるいは防災も考慮に入れた複合的な学校をつくるために考えなければならないと。ついては協議会が必要、協議会を必要とするということも立ち上げなければならないという話は出ております。  今回、橋本市のほうについての、例えば橋本市、九度山町の小学校の統合、あるいは橋本小学校、中学校の小・中一貫、そういうような流れもあって、そういう中でやはり保護者さん、あと地域の方の意見を十分に聞く必要があるということで、協議会の必要については思っております。このことは深めていきたいと思います。  それと同時に、例えば資金面、小・中一貫とか、あるいは統合で、どういう補助が確保できるか、こういうことも調べて、それよりまず現状の本校舎の危険度ということについても、保護者さん、あるいは先生方が不安に感じておられる、あのままつぶれてしまうんではないかということについて、恐らく危険度調査ということも含めて。耐震は全くクリアはできております。それで耐震的に打屈してしまうとかそういうことはないと思うんですけど、そこら辺についてもデータを確保していきたいと思います。これからも継続して話し合いをして、協議会の設立に持っていきたいと思っております。  以上です。 ○議長(﨑山文雄) 大西君。 ○6番(大西正人) 危険度調査をしていただくということで、そこはまず迅速にお願いをしたいと思います。協議会といいますか、地域の人とか、PTAの方とか、各関係方面の方を一堂に会した、そういう協議会というものを立ち上げていただいて、これからの高野山のあるべき姿といいますか、学校のですね、そういうところを早く見定めていただいて、お示しいただく必要があるんではないかなと思うわけです。でないと、町長もそれに対しての予算を今からどういうふうにしていくかとか、そういうこともあります。予算に関してはこれは教育委員会の意見を聞かなければならないとなっておりますけれども、これは町長の権限のうちでございますので、そこら辺を早く示していただいて、そういう予算措置を講じていく必要があるんではないかなと思うので、よろしくお願いをしたいと思います。  将来を見据えた高野町の学校の姿を、教育長を中心に、教育委員長さんがおられるわけですけれども、5人の教育委員の方、またそして関係者も含めまして協議会を立ち上げるか、そこら辺の詳しいことは教育委員会でなされると思いますけれども、その学校の姿を示していただいて、そして実現に向けた取り組みを進めていただけるようにお願いをいたしまして、この質問に関しては終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。  次に、二つ目でございます。緊急搬送の体制についてでございます。  今、今日も見てきましたけれども、2台救急車が待機しておりました。消防署の機動庫にいつも2台の救急車両が待機しておるわけです。以前よりも2台とも出動しているのを見かけるようになりました。その割合が高くなってきたんではないかなと思います。  総合診療所の夜間救急体制につきましては、これは町長を初め、院長や事務長、また関係者の方に御努力をいただいて、大変努力いただいて、伊都橋本医師会や県立医大からも応援に来て、今現在も来ていただいております。これは大変ありがたいことであります。しかしながら、その全ての日が対応できているということではありません。高齢化のこともあわせまして、今まではなかった3台目の救急搬送の要請がいつあるかもわからない。そういう確率が高くなっているのではないかと考える次第です。  消防署にある救急車だけではそういう救急搬送ができない、そういうときの対応を早く、素早く対応を考えておく必要があるんではないかなと思ったわけでございます。そのときのことにつきまして、どういうふうな対応ができるよというようなことも、もっと深いところまで考えているよというようなところがありましたら、お考えをお聞きしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(﨑山文雄) 中西消防長。 ○消防長(中西 清) 6番議員より御質問のありました救急搬送の体制について、消防より御説明させていただきます。  まず当消防本部、消防署は、皆様も御存じのとおり、管轄人口3,500人余りの町に救急車2台を保有しております。年間救急出動件数は、過去5年間の平均で見ますと約260件であり、この中で救急車が同じ時間帯に2台とも重複して出動した回数は、その年によってばらつきはありますが、年間5回から20回程度ございます。また、昨年、高野山病院が診療所に移行してからは、町外医療機関への搬送は格段に増加しており、1件当たりの出動に長時間を要することから、救急事案が重なる時間帯も以前に比べふえているのが現状で、今後救急車2台が重複して出動する回数も増加するのではないかと推測されます。  このような中で、当消防本部(署)が発足以来、いまだ救急出動3件が重複したという記録はありませんが、消防では議員が危惧されている事案が発生した場合の対応として、非番職員の招集等により人員を確保し、救急車以外の車両で出動の上、車両資機材の関係から高度な救命処置はできませんが、可能な限りの応急処置を施し、医療機関へ搬送する体制を整える計画を持っています。  なお、参考までに申し上げますと、近隣の橋本市消防本部においても、管轄人口約5万3,000人に対し救急車3台で年間2,000件程度の救急事案を処理している中で、3台が重複して出動している場合は、同様の計画で対応しているとのことであります。さらに消防では全国的に救急出動が増加傾向にあることから、タクシーがわりなどの安易な救急要請により、このような事態の発生を防ぐことを目的に、救急車の適正利用を訴えています。  以上でございます。 ○議長(﨑山文雄) 大西君。 ○6番(大西正人) 今御答弁をいただきましたが、当町においては3,500人台のところで救急車が2台あると。そして橋本のほうは3台、5万人以上の対象の人数の中で3台でやっているというようなお話。また3台目の要請があった場合は、高度な医療救急はできないけれども、内容はそこまでできないけれども、非番の人を招集して、救急車以外の現在ある車両で対応しますよというようなお答えだったと思います。  高野町というのは、人口はもちろん市に比べては断然少ないし、九度山やかつらぎ町に比べても少ないわけでありますけれども、やはり年間に訪れる方が100万人、120万人というようなことも考え合わせれば、2台で十分というようなことではないと、そういうふうに解釈するわけでございます。  そして、現体制の中で、これ以上消防のほうに何とかしてくれよというようなことを言うてもこれは詮ない話でありますので、やはり別の形で手だてをしなければいけないのではないかというふうに考えます。私もここに議員でおられます方で4人現在現役で消防団員をやっているわけなんですけども、いつもどこかに出かけておって、帰ってきたときは各屯所のシャッターが開いていないか、また消防署の救急車両が出ていないか、いつも気にして帰ってきては見ておる。皆さん、ほかの議員の方もそうやと思うんですけれども、一緒に帰ってきたときも、今日は何もなかった、よかったなと胸をなでおろしている、そういう次第です。  そこで、僻地移送というところで、今富貴支所においてはやっていただいておると思うんですけども、そういう移送のほうを。そういう形で高野町のほうも消防署ができるまではそういう形で行政がやっておったと思います。私が覚えておるのは、佐古課長がその車を運転して、対応されていたのをちょっと思い出すんですけれども、行政のほうで、行政のほうといいますか、こちらの消防署以外でそういう体制を考えておくというようなことは、町長、それも含めて何らかの対策、対応についてお考えがあるのではないかと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(﨑山文雄) 木瀬町長。 ○町長(木瀬武治) 消防長のほうから3,500人を抱えておるという話がありました。そんな中で富貴地区に関しては、別に職員が救急搬送を行っております。富貴地区に1台あります。今年予算が承認されましたので、富貴地区に関しては新しい搬送車を購入させていただきます。  実際、高野地区で抱えている人数は約3,000人であります。これは非常に確率の問題だと思います。3,000人おったら、3,000救急車があったら安全ではないか。いやいや3,000も要らんやろう。その半分1,500台はどうかというような、そういう話になってくると思うんですけども、実際同時間に4件、5件というような形があった場合には、これはもう何か重大な事故があったと、災害が起こったという判断になろうかと思います。そのときには総務課を中心に、今とっている災害の対策というような形で、全職員がそのような形で対処をしていきたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。  以上です。 ○議長(﨑山文雄) 大西君。 ○6番(大西正人) 3台目がもし必要になってしまうと、災害のような対応をさせていただく。総務課が中心になってと、総務課長、大変になりますけれども、そういうふうな指示を出すと。またそういう体制をとるというような答えであったと思います。  いつもよく救急車が到着して、搬送している現場に出会ったり、私自身もお世話に、私自身ではございませんけれども、私自身とこのことでお世話になったこともありますので、そのときはストレッチャーみたいな形で搬送していただくんですけれども、そういうような救急車両のようなものは総務課は用意できるんでしょうか。 ○議長(﨑山文雄) 尾総務課長。 ○総務課長(尾 和哲) 大西議員さんの御質問に御説明させていただきます。  一応公用車は全部使う予定でおります。ハイエース、8人乗りも、今あるライトバンも一応全部使って対応してまいりますので、よろしくお願いします。 ○議長(﨑山文雄) 大西君。 ○6番(大西正人) そうしましたら、ストレッチャーがガシャっとこういうふうにうまいこと乗るようには、器具みたいなのもついておると思うんですけども、消防車両とかほかの搬送車には。そういうのはまだ用意していただけるとか、そういうことですか。 ○議長(﨑山文雄) 尾総務課長。 ○総務課長(尾 和哲) 担架が消防署と、それと消防団にもありますので、それをお借りして、搬送用に使わせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(﨑山文雄) 大西君。 ○6番(大西正人) 細かいことであれなんですけども、そういう消防車両の緊急車両みたいなことはできていないので、担架を使わせていただくという答弁でございました。それは緊急のときですのでいたし方ないかと思いますけれども、私といたしましてはある程度の設備といいますか、ストレッチャーがガシャっと入るような、またそういうストレッチャーも装備しておいたほうがいいのではないかなというふうな気がいたしますので、また御検討いただきたいと思います。  その前の答弁の中で、最初の答弁のほうで消防長のほうから非番の方を招集して任に当たると、そのようなことがあった場合は、というような御答弁をいただきました。  私は夜中ではありませんね、夜間、早い時間帯、7時ごろですか、消防署のほうにお邪魔をいたしまして、消防に関するいろんなお話をさせていただいたようなことが去年もあるんですけれども、そのときに5人おられて、これ救急車両が2台出て行きますと、3人が望ましいんでしょうけども、2人、2人で行っても1人しか残らないと。多分、これは多分ではいかんのでしょうけども、仮眠をしておられるようなそういうような方もおられて、応援にすぐ来ていただけるんでしょうけれども、夜間の場合、やっぱり非常に手薄であるなと。これがもし救急業務以外の火災とか、そういうものが発生した場合はもちろん非番招集とか、高野山の人に招集がかかるような形になるんでしょうけれども、消防団がそのときは一緒になって活動に当たるんでしょうけれども、夜間の体制は大変やなというように感じたことがあります。  教育長にも近年お会いすることがあって、そういうような非番招集ですね、そういうようなことで高野山以外の方はなかなか来てもらえないから、どうしても高野山在住の消防職員の方に負担がかかっているんではないですかというようなお話をしたところ、協力という形でほかに高野山以外に住んでおられる方にも、全員の方に一応協力という形でローテーションを組むような形で来てもらっておるんやというようなお話でございました。  それは強制できへんのかなというような感があったんですけど、強制みたいなことをすると、また別立ての費用がかかるというようなお話も伺ったように思うんですけれども、やはり高野山に住んでいただいておる消防職の方に、やはり非常に今現在負担がかかっているように思われてならないんです。そこら辺の改善も含めまして、消防長、また町長のほうから何か御答弁いただけることがありましたら、この緊急搬送の体制にもかかわることでございますので、答弁をお願いできたらと思います。 ○議長(﨑山文雄) 中西消防長。 ○消防長(中西 清) 今6番議員おっしゃられたように、高野町管内で救急車が2台出て、大きな災害があった場合は、消防の相互応援協定とかいうのもありますので、こういう場合は伊都とか橋本とかに応援要請をかけて救急車に来てもらうということができます。  ただ、別件の事案で次々あった場合は、やはり最終的に非番の職員を集めて対応していく中で、町外居住の者を招集するに当たっては、やはり着くまで時間がかかるという中で苦慮してます。その関係から、現在当番制という形で協力を仰いでます。救急事案が発生した時点で、町外搬送する、しないにかかわらず、一応一報を入れて、高野山に向かってもらうというような形もとってます。  後ほどの平野議員からの質問で、消防職員の確保についてでもちょっと少しお話をしようかと思ってたんですけども、今後そういうことも考えて、少しでも多くの職員が確保できるように切望する次第でございます。 ○議長(﨑山文雄) 大西君。 ○6番(大西正人) 災害のような大きなことが発生した場合には、相互協定でいろんなところから応援がいただけるというようなことで、それはありがたいことなんですけれども、やはり個別の案件で続いた場合、非常に高野山在住の消防職員の方が呼び出されて、救急車に乗ったり、消防車に乗ったり、いろんなことでかり出されているというか、出動要請を受けて無理しているんではないかなというようなそういう場面をよく見かけますし、お話も伺いますので、質問の中に組ませてもらったわけなんですけれども、やはり後でまた10番議員の平野議員のほうからまたそういうような御質問もされるというところで、私のほうからはそういう職員のいろんなもうちょっと採用とか、育成についてはこれ以上のことは言いませんけれども、やはり消防長、また町長のところで、そういう懸案を抱えておるということがわかっておるわけですから、何とかその体制を考えていただきまして、高野山在住の者が負担に感じるというようなことがこれ以上続いて、消防業務に支障を来すことがないような取り組みをお願いしたいと、そういうふうに思うわけでございますけれども、町長のほうから何かございませんか、それに関して。含むところといいますか、高野山の者がやはり負担になってきておるんではないかと、そこら辺を財政措置も考えるよとか。  私の一つの案ですけれども、町外に住んでおる者も、ある一定の期間、高野山に単独で赴任していただいたような形でおっていただくというようなことも考えられるんではないかと。これ非常にそれは問題やというような指摘を受けるかもわかりませんが、そのぐらいのことも考えていかないと、なかなか全員の人にあまねく平等に出動していただくというようなことができないんではないかというように考えるわけなんですけども、その辺のところはどうでしょうか。 ○議長(﨑山文雄) 木瀬町長。 ○町長(木瀬武治) 20名の消防吏員がおります。現在7名が町外から勤務に当たっておるわけです。非常に町民の方々にもその辺の部分でかなり指摘をいただいております。苦慮しておる部分というのが本当に現状なわけです。  消防長のほうから答弁があったわけなんですけれども、緊急出動があった場合にかわりに応援というような形の中で、町外の者にもこれからは応援に来ていただくような体制をとっていきます。  それと、先ほど6番議員が提案をしていただきました。こちらのほうで単独赴任というような形の提案をいただいたわけなんですけども、その部分に関しましては少し勘案をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。  それと、今年度消防士に関しましては採用を予定しておりますので、御理解をいただきたいと思います。  以上です。 ○議長(﨑山文雄) 大西君。 ○6番(大西正人) 御答弁ありがとうございました。私の提案、まだ未熟でつかみどころのないような提案でございましたけれども、勘案していただけるというようなことでございましたので、中身をしっかりと実現できるような内容で考えていただけたらありがたいなと思うわけでございます。  また、この27年には開創1200年の記念の大法会もございます。また和歌山国体も開かれて、高野山におきましても体育館、またいろんな場所を使いまして国体の行事をしていかなければならないというところを控えておるわけなんですけれども、町民の安心、また100万人から120万人ほど訪れていただいておる観光や参拝で来ていただける方の安心も両方、町民の方とあわせていただけるように、万全の体制づくりを願いまして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(﨑山文雄) 大西君の一般質問が終わりました。  しばらく休憩します。  昼からは1時5分から開会したいと思いますので、御協力をお願いします。               午前11時36分 休憩               午後 1時04分 再開 ○議長(﨑山文雄) 休憩前に引き続き、一般質問を続けます。  通告がありましたので、10番、平野君。 ○10番(平野一夫) 質問させていただく機会を得ましたので、3件ほど質問させていただきます。  傍聴人がたくさん見えてますので、張り切ってやらないかんなと思っております。ちょっと緊張しております。  まず、町長が平成25年度の当初予算の説明が先日ありました。この議会が始まる前に所信表明されました。高野町の人口も総数3,556名ですか、ということで右下がりの高齢化がどんどんどんどん進んできて、率も40%になるというようなこともお聞きいたしました。こういった高野町の背景の中、先ほどの6番議員、また7番議員の質問の中にもありましたとおり、本当に平成27年にはお大師さんの開創1200年祭、そして国民体育大会というのを開催するというので、高野山が観光地としてそういったときに多くのお客様においでいただくために、高野山に来てよかったな、泊まってよかったなと。先ほどの水のようなそういう事故のない、本当においしいお水をいただいたなという、高野山の印象が非常にいい、そういうような高野山にしていただくというような感じで、今後すばらしい観光事業を提供していただいて、町長が所信表明のとき、せんだっての議員からも表明しておりましたとおり、表明の中にも環境整備を詳しく、またその整備する中にも、今五の室で行っております地下埋の建設、こういったものも一つの環境整備の中に入れていたと私は思います。  そして、また優しくおもてなしができる、行き届いた、そういう町にしていこうやないかという、住民みんなこぞって、1人でも多くの人に高野山に来ていただくというようなこういうまちづくりをしようという観光事業を推進していきたいというようなことも所信表明の中にあったと思います。  そういった中、それぞれを含めて、住民の皆さん方に今まで同様に、1人でも多く人口をふやすためにおいて、所信表明の中でいわゆる住環境整備というものを進めていく。それはどんなことをするかということは、先ほどの議員がいろいろと聞いて、内容については同じことになりますので説明を省きますが、そういったことも行い、そういう環境整備をする際には、高野町の技術者、例えば大工さんですね。大工さんにお願いするとか、また高野町の、先ほどから商工会の商品券、こういった話もございました。そういう商品券を使用して経済効果を期待する。そういうようにしてまちづくりをしていこうやないかということも所信表明の中にも町長がうたっていたと思います。  そして、さらに災害に強い集落づくりをしようということで、山に住んでいる部落の方に、山からとる取り水を、水は人間の命であります。先ほど午前中にもありましたとおり、一つ間違えば本当に大変なことになるというのがこの水の話だったと思うんです。これは取り水はいわゆる山からとっておられる方々が、集落の中できちんととれるようにするのも、やはり1人でも部落に住んでいただくという、集落づくりをするという考えで町長はそういったことを計画に織り込んでいるんじゃないかなと、こういうように思っておるわけでございます。  なお、また安心・安全な、先ほどから言うてますように住んでよかったまちづくりをするためにも、ここからが先ほどの6番議員と重なるんですが、安心・安全のまちづくり、それはやっぱり消防においては将来、今現在はアナログですが、将来はデジタル化になっていくと。広域になっていくということで、そういったことも考えて、今後、災害対策に対しても非常に広範囲に消防行政も進めていかなければいけないというような時代が迫っております。  そこで、今ここで消防士、消防のことを言いましたので、ちょっと消防に触れますが、消防士は先日お尋ねしたときには8名と聞いたんですが、今日は7名と聞きました。消防士じゃない、救急救命士、というので搬送とか救急に対しまして後ほどお話させていただきますが、そういう救急活動をしていただく救急救命士の育て方というんですか、高野町が抱えておるスタッフ、そういったことについて十分に活動していただける、また安心してお客さんに来ていただく、また住んでいる住民に対して救護対策は十分に行えるように、強いそういうようなことを整備していただくというか、災害対策に強くなっていくというようなそんなまちづくりもあわせてしていただくということも、所信表明の中の町長からのお話にもありました。  また、次に2番目に私は町技術吏員というか、職員の確保についてということを質問させていただくんですが、これも含めて申し上げるんですけども、結局、今高野山病院が診療所になってます。診療所においてお仕事をなさっているドクター、あるいは看護師さん、こういった方々の確保が十分なされておるかということをここであわせてお尋ねしたいなとこういうように思っております。  それと、一番心配しているのは夜ですね。ベッド数がないという、確保のために、病院で住民だけではなく、今後は参拝客が来て、もしお寺で事故が起こったときに、複数の事件が発生したときには、救急車が2台しかございません。そこへ持っていって7名だと5名の方が必ず出動するということになります。そうすると2名しか待機しておれない。その2名の方がもし高野山に在住してなければ救急車が出動できないということになります。ということは3台目の車がないので、ということで朝の答弁では役場の車を使ってということを、台車で用を足せるという話がありました。そういうことが起こらんとも限りません。また後ほど申し上げますが、そういったことも考えてやはり人員、役場の職員の人事管理と、そして人事管理をする下に、ある一定の技術を持った方々がその場その場の職場におって、そしてそのほかの方々を指導していくと。資格を持っている人は資格を持っているところで、自分のライセンスをしっかりと全うしていただくというようなことをしていただくような体制を今後とっていかなければ、それこそ大災害が起こったときには、混乱をきたして指揮系統というか、命令等がなくて皆担当者が右往左往して、それこそ人命にかかわるようなことも発生するわけでございます。  そういう点から見て、やっぱりそういう人事的なこともやはり考えてもらって、もちろん人事的な中にも技術を持っている方、いわゆる職業を持っている方、その人がそういうような職場と、そしてまたそうでない職場の役場の職員の皆さん方が、その方を中心として、その方と同じような仕事をしてよというのは大変無理なことなんですが、その方からいろいろと教育を受けて、日ごろから訓練をしていただくという姿勢を町当局がしていただきたい、こういうように私は思うんです。  もう1件は、子育て支援のことが町長の所信表明にありました。子育て支援は結局父兄の経費を軽減する、これは非常に父兄の方も喜んでくれると思います。確かにそれはそういう点ではそういうように喜んでいただけますが、定住促進という立場から考えてみますと、やっぱりそうとは限らないと私は思います。  というのは、それぞれの家庭において、親として子供の将来を見詰めたとき、小学校以上ですね。それぞれの子供たちによって進路がそれぞれ違うわけであります。その進路に基づいて自分の学校を選んでいくというようなことになっていきますので、定住には全く結びつける、高野山に住んでて、中学校に来てると給食がただになるよというような費用だけではなくて、そういうことは定住に結びつくよというんじゃなくて、恐らく結びつかないと、そういうような御父兄の考えが多いわけでございます。  それよりも先日も申し上げましたとおり、もっともっとまちの未来を考えて、いつも町全体で考えておるように、例えば高野山で非常に精進料理のおいしい、あまり高くない、そういった食べどころをつくる。そしてお店を出す。またごま豆腐やら、高野豆腐やら、また山菜料理、こういったものを中心として食文化を、高野山に行ったらこういう精進料理が食べれるよ、高野山に行ったらそういうものが食べれるよというようなものをつくるということが、私は空き家を利用して、そこで先日の空き家を調査したことが生きてくるわけです。空き家を利用させていただくというようにして、そうすると人が集まってきて、そこで経済効果が発生してくるわけであると思います。  とにかくおもてなしとか、来てくれる、そういうサービス業、観光資源というものはそういうところから私は一つ一つ積み重ねていって、全国にそれを発信していかなければ、何もあぐらをかいて座っとった分では人は集まってきてくれません。やっぱり観光資源というものはそういうようにPRしてこそ人が集まってきて、その町がにぎわう、また繁栄するんじゃないかなとこういうように考えておりますので、そういった子育て支援もあわせてやりますけども、今言うたようなこともやりながら、観光高野を導いていっていただくということが私は大事だと思います。  だから空き家対策なんかはもちろんのことですが、3番議員の中前議員がやっているように、数珠づくりなんか、こういう数珠づくりなんかは高野山では非常に私はうってつけの技術だと思います。そういうお店をつくるとか、そういうようにしてアクションを起こすことによって、町が非常に栄えていくんじゃないかなとこういうように思うわけでございます。  25年度当初予算についてこういうことを言った中で私が気づいたことを述べてきましたが、あと森林資源とか環境整備、また町の技術職員については自席からお話させていただきます。 ○議長(﨑山文雄) 木瀬町長。 ○町長(木瀬武治) 多岐にわたり、質問というより平野議員の施政方針みたいな形の質問になったわけなんですけども、所信表明ということを何回も言われとったように思います。所信表明はまだ1年早いかと思います。施政方針ですので、その辺のところは御理解をいただきたいと思います。  25年度当初予算のほうを先般承認いただきました。多岐にわたり新規予算、新規事業を組ませていただいております。施政方針のときにもお話をさせてもらったわけなんですけども、全般的にいろんな事業に取り組む。その中で25年度は重点的に2点に取り組ませていただきますというお話をさせていただきました。  1点目は先ほど議員が述べられたとおり、開創法会平成27年度に向けての環境整備ということで取り組みをさせていただきますと述べさせていただきました。それと、2点目は移住促進、定住促進という形でいろんな施策を起こさせていただくという方針を述べさせていただきました。  環境整備に関しましては施政方針のときにもお話をさせていただいたわけなんですけども、地下埋に関しましては3年度の最終事業ということで、25年度も引き続き取り組みをさせていただきます。それと、大門から中の橋の主要な街灯に関しましては、電灯のほうをLED化にさせていただきます。いろんな部分の道路整備もさせていただきます。  この間も議員さん方と、環状道路が平成27年度の開創法会までに完成ということで、視察に行かせていただきました。大門のところの花園側200メートルのところに、乗用車にして200台ぐらいの駐車スペースができるわけです。ちょうど子安地蔵の裏側になります。その近辺に国有林があるわけなんですけども、その辺の部分も生かして遊歩道の整備等々を中心に千手院まで歩いていけるような環境整備にも、25年度の予算の中には計上をいたしておりませんが、26年度に向けてまたそのような取り組みもしていきたいと考えております。  もちろん環状道路ができればピーク時の交通渋滞のほうは非常に緩和されるんではないかと考えております。ただ、環状道路ができるという形の中でそれを生かしたまちづくりも考えていかなければならないということで、議員さんの中でも特別委員会を持っていただいて検討をしていただいておるわけなんですけども、今年度引き続き、また単年度で歩いて楽しい周遊型観光という形の予算も、町単独で持たせていただいております。その辺のところはいろんなイベントと絡ませて、参拝客、観光客の方々が快適な、高野に来てすばらしいというような環境整備に取り組んでいきたいと思っております。  それと常日ごろ言っていることでありますが、おもてなしの精神がまずこれが第一だと思いますので、町民の方々とともに快く観光参拝ができるようなおもてなしもしていきたいと思っております。  それと、定住、移住促進に関しましては、先ほど3番議員のほうからも説明があったわけなんですけども、住宅のリフォームということで助成を出させていただくと。それに関してはもちろん住環境の整備、地元業者の方々に修繕をしていただいて、地元業者の活性化、それと商品券を配布させていただいて商工業の活性化という部分で、3点がうまく行けば三重に利になるんではないかと考えております。  それと、24年度空き家調査をさせていただきました。それにかんがみた中で、高野町に新築を建てた場合には助成金を出させていただく、また空き家を購入したときには助成金を出させていただくというような形の中で定住、移住促進を図っていきたいと考えております。  10番議員さんが言われたように、もちろん移住、定住という部分ももちろんあるわけなんですけども、表通りもかなり空き家が目に見えて多くなってきておるのが現状であります。  そんな中で、これもまた26年度に考えておることなんですけども、先ほど言われた企業誘致的な感覚で、もちろん高野町民、高野町の事業体にまず声をかけさせていただきますが、それでもまだお手を挙げていただけない場合には、対外的にも声をかけさせていただいて、いうたら企業誘致というような形も検討していきたいと思っておりますので、10番議員さんの提案等々と一致するような部分もあるのではないかと思っております。  ほかいろいろ10番議員さんの懸案に思っていること、数多く述べていただきましたので、担当のほうからまた逐次答弁をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(﨑山文雄) 中西消防長。 ○消防長(中西 清) 10番議員より御質問のありました町技術吏員の確保について、消防の考えというか、私の希望を御説明させていただきます。  消防本部(署)におきましては、高野町条例において消防職員定数を21名と定めている中で、現在消防長以下20名の職員が高野町に住む人、働く人、訪れる人が安全、安心を実感できるまちづくりを目指し、日夜消防業務に従事しています。  また、このうちの8名が救急救命士の資格を有し、消防本部(署)に勤務しているのが現状でありますが、救急救命士を含めた消防職員数が妥当であるのか、多いのか、少ないのかと問われれば、消防の特殊な勤務体制、火災、救急を初めとする災害対応や消防が保有する車両資機材等を十分活用できる人数等を考えれば、決して満足しているわけではございません。
     このような内情を踏まえ、先日議決をいただき、平成28年4月から運用開始を予定しています、橋本市、高野町、伊都消防組合の3消防本部による指令業務共同運用への職員派遣、また予防業務に従事する日勤者の確保、それと勤務体制の改善や消防の広域化等の先を見据え、議員各位はもちろんのこと、町民皆様方の御理解もいただいた上で、条例改正を含め計画的に1人でも多くの消防職員を確保できればと思っております。  なお、先ほど10番議員言われました救急救命士ですが、これは8名で間違いございません。 ○10番(平野一夫) 先ほど7名と。 ○消防長(中西 清) 7名と言ったのは、町内居住者のことを言ったと思うんですけども、町外居住者についても実質は現在8名です。  以上でございます。 ○議長(﨑山文雄) 尾総務課長。 ○総務課長(尾 和哲) 10番議員さんの質問の安心・安全まちづくりということで、昨年も一応明遍の町内会が自主防災組織で、一応明遍町内会と連合で災害の避難訓練をさせていただきまして、職員のほうも防災意識がそのときに大分強くなりまして、災害ということについては、職員のほうが率先して出ていただくようになりました。  この1月の大雪のときに細川、富貴、筒香が停電になりまして、そのときに避難所を開設するということで、発電を用意しまして、そのときに一応職員も招集して、職員が車で遠いところから来まして、そないいうて対応できましたので、防災意識としては職員はかなり持っていただいておりますので、今後もこういう、今年も防災意識を高めるような形で避難訓練等をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(﨑山文雄) 平野君。 ○10番(平野一夫) 先ほどから具体的に、所信表明の中で企業誘致なんかが入ってくるということもお聞きしました。施政方針の中で企業誘致ということも入ってきたということで、非常に心強く感じております。  東南海、南海地震がうわさされております。こういった自然の畏敬というものはいつ発生するかわかりません。そういうときに気の抜けないような状況になる。また山では津波はございませんが、山津波、あるいは山崩れ、道の崩壊等で道路が寸断されます。たとえ七口、高野山に来る道があってでも、やっぱり道として車両が入ってこれないという道がほとんどです。ということになりますと、その道が倒壊される場合には、恐らく孤立した場合空輸しかないと思います。人命を助けるのをヘリコプターを使う、あるいは物資、食料を提供していただくのにヘリポートを使うということで、そういうような土砂災害で決壊したときに、孤立したときに誰が早くそれを、どこどこの道をこういうようにせないかんなということの、まず見きわめのできる技術者、専門の人がおれば、もちろんここにも建設協会の会長さんが見えてくれますけれども、建設協会とは高野町は一応協定を結んでおりますけども、そこで町の職員にもそういった土木のほうで出てきた専門の人がおれば、この道はこういうようにせないかんという、いわゆる信号、シグナルを送れる、そういうことが高野山だけじゃなくて、この周辺の近隣でも起こっているときに、おまえのとこを助けに行くどころか、うちは大変やという皆そんなんで、高野山だけ何とかして生きていこうかと思ったら、そういうような導きして、そういう先導するような人が誰かおらな、恐らく立ちおくれになってくると。大変な大きな道路が崩壊したときに、大きな機械をさわれる技術者が、高野山に、役場にも、あるいは建設協会にもそういう人がおれば、早くそういうところをあけて、そして道路を使って物資がこちらに入ってくるということもできます。  だから、そういうことも考えたときに、災害が起こったときは、高野山だけ災害が起こるわけではないんです。この近辺が起こるということを想定して、だから近隣の市町村がもちろんいかれてるん、だから高野町もそれと同じように、同じかまでかかれるというような感じなんで、だから同じような処遇にあるということを忘れずに、地元で、自分たちでとにかくしていかないけないというような考えで、使命でそういう技術者の養成というか、獲得というか、おってもらう司令塔が私は必要だと思うんです。  これは病院でも同じことが言えるんです。病院のドクター、あるいは看護師をやっぱりちゃんと確保していただくことによって、夜間の診療も十分にできるし、先ほど言うた救急救命士の皆さん方のそういう搬送も、救急車1台で何とかできる場合も出てきます。そういうようにして、夜間診療できる、高野山でできるようなことは、今までどおりの病院のような状態でできるように、そういうようなドクターが確保できておれば、看護師が確保できておれば、私は夜間診療をしながらでも今までどおりにできると思うんです。やっぱり住民の皆さん方の安心、安全を守るように、病院の事務長、院長を中心としてそういう考えでもってそういう技術者をちゃんと何とかして日ごろからきたえておくというか、確保しておいてほしいなと私はそう思います。  町長、人員ですか、こういう役場の職員の人員には枠があると思います。あるいはまたそういう土木は土木、土木でそういう技術者がおると思うんですけども、そういうようなことをしながら、土木にはこういう人がおる、それから病院にはおるというように、例えば健康推進課ではケアマネジャーの人がちゃんと町におって、南山苑とか、社会福祉協議会でおらずに、高野町の役場の中でもおってくれる。今度4月になれば異動されると聞いて、それならせっかくのケアマネジャーの方が山におらんなるなというふうになってくれば、そういう異動のことも考えて、人員の確保というものが大事だと思うんです。そういうことを考えた上で異動を考えていただきたいなと。  もちろんそこには給料ベースなんかもあると思います。それを計算しながら、やっぱり人員の確保というものをきちっと考えながら職場を守っていただきたいとこういうように考えるわけでございますが、その点について再度お答え願いたいと思います。 ○議長(﨑山文雄) 木瀬町長。 ○町長(木瀬武治) 多岐にわたって御質問をいただきますんで、最初の答弁を考えとったら、急にまた違う方向へ行ってしまうんで、ちょっと整理をして答弁をさせていただきたいと思います。  最初のお話の中では災害云々というお話が出てきました。建設協会の会長も傍聴に来ていただいております。災害時の対応として建設協会と協定を持たせていただいております。その辺の部分は建設協会の会長を筆頭に、もし明日、台風が来るんであればというような予想が出た場合には、建設協会の会長が筆頭になって各会員さんに待機をしておけというような指示も出していただいております。  建設協会自体、今五つの企業しかもうなくなってきております。かなり一時事業自体も減ってきたということで、地元の作業員さんの方もかなり少なくなってきておりますが、建設協会の会長を筆頭に、いざ有事のときには対処していただけるような形で考えていただいております。  この間、建設協会の会員さんと話をさせていただいた中で、建設協会の中でも社長、また責任者が町外に出られている方もおります。そのときにきつく言わせていただいたわけなんですけども、せめて建設協会の社長なり、担当責任者は高野に籍を置いていただきたいと。それが当分の間解消できないんであれば、指名停止も考えさせていただきますというふうな、建設協会の会長と一緒に話をさせていただいたわけなんですけども、建設協会の会員さんもその辺のところは重きに感じて、また住所のほうをこちらのほうに移していただけるんではないかと思っております。  それと、先ほど7番議員さんの中にも質問があったわけなんですけども、水道関係の技術者の話もありました。今、10番議員さんの中で建設関係の技術者云々という話があったわけなんですけども、これ担当課長のほうから答弁をしましたら、うちは何人足らんさかいにもっと欲しいんやという話になります。前任の理事者の悪口を言うわけではないんですけども、職員にオールラウンドプレイヤーになっていただきたいということで、技術関係、もちろん水道関係、建設関係の職員をほかの部署に回した時期がございました。それではやっぱり技術職が育たないということで、私になりましてできるだけ技術職を持ったものを担当課のほうに配属をさせていただいたつもりでございます。もちろん技術関係を持った採用に関しましては、これから考えていかなければならないと思っております。  最後に病院関係、診療所関係の看護師さん、また医師の確保ということで、これは前々から議員さんにもお話をさせていただいているわけなんですけども、非常に医師不足、これはもう全国的です。今常駐の医師が院長、副院長、派遣が2人。4月からは派遣が1人ということで、非常に苦しい状況になっております。いろいろな機関にお願いに行き、常駐のお医者さんの確保に奔走をしてるわけなんですけども、いまだまだはっきり議員さんの前で確保ができたというお話ができないわけであります。  今日の新聞の中でも、東北のほうだと思います、外国の方をお医者さんに養成をして、授業費を援助するというような、そういう自治体も見えてきております。本当に地域医療、医師不足、地域医療資源の確保ということに関しましては、非常に苦労しておるのが現状で、その辺のところは議員各位にまたお知恵を拝借しながら、できるだけ確保に、できるだけというか、本当に住民の方々の不安を解消するために努力をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(﨑山文雄) 阪田健康推進課長。 ○健康推進課長(阪田圭二) 10番議員さんの御質問の中で、最後のほうにちょっとケアマネジャーというお話が出てまいりました。役場にケアマネジャーを配置してという、それも無論不可能なことではございません。ただ、私のほうの認識では、やっぱり介護産業というのはあくまでも民間主体となって業務が進んでいくという認識の中で考えております。  現状で町内にケアマネジャーが配置されているのは社会福祉法人聖愛会事業所と、それから社会福祉法人高野町社会福祉協議会、その2業者です。町にもケアマネジャー、保健師が兼務でやっているケアマネジャーがおりますけども、地域包括支援センターの介護予防のほうのケアマネジャー、介護支援プランを立ててる業務です。  新年度予算にも少し盛り込ませていただいてましたけども、社会福祉協議会の介護支援事業に関して、少々支援をしてございます。考えとしては、民間の事業者さんでそういった人員不足でなかなか手が回らんとなった場合に、行政としても事業の空白地帯をつくったらいかんという考えの中で、できるだけ支援はしていきたいと。現状では介護支援専門員ですかね、それの配置については優先順位としては民間のほうでどんどんそういった配置を活発にしていただきたいと、そのように考えております。  以上です。 ○議長(﨑山文雄) 平野君。 ○10番(平野一夫) 私が言うのは介護ケアマネジャー。予防のほうじゃなくて、介護のほうのケアマネジャーが必要になってくるわけです。だからそういう方が役場の健康推進課に、今までおったような感じで、そういう専門の方におっていただいて、そういう指導していただく、住民に指導していただく、そういうような手だてをしてほしい方がおってほしいなということなんです。  それと、消防のほうですが、あわせてせんだってどこの県か、関東のほうですね、救急車に乗って行き着くところを探したところ、25回目で救急車を受け入れしてくれたけども、その方は亡くなったと。せっかく人の命を救急救命士の方々がふだんから何してくれる、そういうのを取り入れてくれなかった病院の施設に、私は責任があると思うんですけれども。それもふだんからそういった病院、ここの病院の先生は何が専門であるかとか、そういうことを救急救命士は地域の医療の専門の病院のドクターのチェックを、これも僕は大事だと思うんです。それを把握しておかなければ、もしどういう、心臓の悪い方が発生したときには、この方やったらどこどこ病院の先生がいいから、この病院に先に送っていこう、そして紹介していこうと、そこへ行こうといって、そこへ患者さんを誘導していただく、そういうこともしなければいけないと思うんですが、その救急救命士のやっぱりふだんの先生とのコミュニケーションですか、これは僕は大事だと思うんです。  言うなれば、お医者さんと仲よくなっておらなければ、結局取り入れてくれないということが、現象が起こると思うんです。そういうようにして、やっぱりふだんからそういうことをしなければいけませんよということを消防長から救急救命士のキャップにそういう指導もして、ふだんから仲よくなっていただくために、どこの先生はどういうことが専門やということもちゃんと把握していただいて、それを知っといてもらうということも救急救命士の資質のアップだと思いますので、そこらあたりも先ほどのたらい回しで25回の病院に行きついたときには亡くなられたというようなことが発生する。もっともっと2回か3回で病院に受け入れてくれとったら、その方は生還したかもわかりませんが、そういった例もあると聞いておりますので、救急救命士のとった処置によって、人命が助かるか、助からないかの分け目があると思いますので、そこらあたりも消防長として訓示していただきたいなと私は思います。  それから、介護のほうはそういうことでケアマネジャーでもいろいろと種類があると思う。予防じゃなくて、本当の介護を認定されるケアマネジャー、この養成が大事だと思います。 ○議長(﨑山文雄) 阪田健康推進課長。 ○健康推進課長(阪田圭二) 今10番議員がおっしゃられてる介護支援専門員、ケアマネジャーですね、行政に配置すると。その中で何のために配置するかということなんですけども、あくまでも介護支援専門員というのは、介護のケアプランを立てて、それで収益を得る、そういったものです。介護予防のケアマネジャーの問題なんですけども、あくまでも介護予防であれ、介護のケアプランであれ、活動しようと思ったら、何ぼ行政であっても民間と一緒です。事業所の認定を受けて認可を受けて立ち上げなあかんという、そういう一つの決まりがございます。  したがいまして、もちろんケアマネジャーを配置する、それは財政的に許していただけたら担当課としては非常にうれしいことです。在宅でのいろいろな支援活動ができるということで、保健師にかわってそういう活動をしてもらえるというのはありがたいことなんですけども、基本的にケアマネジャーの配置する意義というのは、やっぱり介護保険法で決められた介護のケアプランを立てて収益を得ると。営利とまではいかないかわかりませんけども、そういったことが一番大きな目的であろうかなと。ですから、在宅のいろいろな介護されている方、あるいは御本人に対するいろいろな指導とか支援というのは、現状で保健師でも十分賄える範囲のものではないかとそのように考えております。  先ほども配置状況を申しましたように、聖愛会さんと、それから社会福祉協議会のほうへ配置されております。役所のほうは介護予防のほうのケアマネジャーしかございません。  以上です。 ○議長(﨑山文雄) 中西消防長。 ○消防長(中西 清) 当消防本部の救急救命士なんですけども、病院実習や研修等を行い、医療機関の先生方と顔と顔のつながりを持ち、コミュニケーションは十分とれていると思います。  また、関東のほうであったようなたらい回しの件なんですけども、これにつきましても病院の情報というのは随時収集して把握しておりますので、御心配なくよろしくお願いします。  以上でございます。 ○議長(﨑山文雄) 平野君。 ○10番(平野一夫) 最後の質問です。森林資源と環境整備ということでございます。これについてはせんだって総務課長さんが調査していただいたと思いますが、その点についてちょっと調査した結果を教えてください。 ○議長(﨑山文雄) 尾総務課長。 ○総務課長(尾 和哲) この間ちょっと10番議員さんの質問のところで、現地調査をさせていただきました。一応、九度山の森林署の担当者とお話させていただきまして、町有林のところについては危険木として伐採してくださいというお返事をいただきました。ただ、営林署の入っていって右側ずっと営林署の山なんですけども、あれについてはまだ自然公園と保安林の関係がありまして、申請はしてるんですけども、もうちょっと待っていただけますかということで、一応返事はいただいてます。  電線のところに杉の葉っぱとかかかってますので、それは一回かかってますと報告したら、今日は担当者が一回現状を見にいきますということでございますので、返事は森林署のほうから、町有林については危険木として伐採はしてもらっても結構ですと。ただ営林署の自由林のところについては、自然公園、保安林等の関係がありますので、もう少し、また返事させてもらいますのでということでございましたので、御報告させていただきます。 ○議長(﨑山文雄) 平野君。 ○10番(平野一夫) あと5分あるんで、そういうことで人災がなければいいんですが、玉川通りのあそこのところの森林ですね、森林からの枝が出ておるところがあるんですよ、道路に面して。ちょうど言えば宝善院さんの前の横のところですね、玉川通りの。あそこの枝が非常に伸びて、大きなバスなんかが通るときに非常に危険を感じるんじゃないかなと思って、あまり事故のないうちに、お寺か本山か知りませんが、何とかあれを伐採していただければありがたいなとこういうように思うんですが。多分あれはお寺のものやと思います。  それで、木を切れというんじゃなくて、大門東部、中部、あの辺を何しましたですね、金剛峰寺が。枝ぶりが今はびこっておるんで、あのような形で木を伐採していただいたらいいんじゃないかなと思うんですが、その点について、総務課長、これは道路かな、建設課長。 ○議長(﨑山文雄) 山本建設課長。 ○建設課長(山本剛久) 今、議員御指摘の場所でございますが、さきの議会におきまして、3番の中前議員より御指摘をいただいておった場所でございます。あのお寺の横の国道になるわけなんですが、建設課のほうからは国道の管理は県でございますので、県のほうにはあのときに連絡しております。  その後でございますが、6番議員からちょっといろいろ相談というか、私のほうといろいろ打ち合わせをしたわけなんですが、大西議員のほうよりあのお寺の方に直接お話もしていただいております。それでお寺の方も自分のところの木が国道にはみ出しているということもちゃんとわかってくれておりまして、伐採のほうも考えてくれてるような内容は聞いております。  ただ、あのお寺の中に庭園があって、その庭園が県に指定されているような庭園があって、はみ出している樹木が庭園のバックになっているらしいんです。ですから、うかつにその木を切り過ぎてしまったりすると、せっかく県で指定されております庭園の景観が変わってしまうというようなことから、お寺の方は慎重になられているようです。  しかし、お寺の方にもそのことは十分わかってもらっておりますので、近いうちには切ってくださるんではないかと思っております。 ○議長(﨑山文雄) 平野君。 ○10番(平野一夫) 今の結構なお答えをいただきました。  時間が来ましたので終わります。 ○議長(﨑山文雄) 平野君の一般質問を終わります。  しばらく休憩します。  14時10分からお願いいたします。               午後 2時00分 休憩               午後 2時11分 再開 ○議長(﨑山文雄) 休憩前に引き続き、一般質問を進行します。  通告がありましたので、所君の発言を許します。  所君。 ○8番(所 順子) 今日はどうしてこんなにたくさんの傍聴さんがいらっしゃるのかちょっと信じられませんし、ちょっと緊張しております。緊張度アップでございます。  まずこの質問に入る前に、私がなぜこの質問をいたしますかと言いますと、この問題につきまして報告がございませんでしたので質問をさせていただきますのと、あとまち未来課長様から、この問題に関しましてとことん質問をしていただきたいという要望がございましたので、とことん質問をさせていただくとともに、とことん答弁をよろしくお願いして質問に入らせてもらいたいと思っております。  まず、海外交流と事業についての質問をさせていただきます。  平成21年10月、高野町はイタリアのアッシジと日伊世界遺産都市の文化・観光相互促進協定を締結いたしました。その後、毎年予算化して当町の代表が訪問しているようです。しかし、相手側から高野山に来られる話はあまり聞きませんので、3年半を経過しての感想と将来の取り組みとともに次の質問をいたします。  当時の町長は、イタリアから来ている観光客5万人、これは本当の数字ではなく、3万人ぐらいだと思います、を10倍、20倍にする一環だと述べられております。まず、イタリアから日本に年間何人の観光客が来ているか。またヨーロッパから何人来日しているか、御存じですか。そして高野山に何人のイタリア人が、ヨーロッパから何人が来られているのかなどを調査なさっておられますか。  あとは自席で質問いたします。 ○議長(﨑山文雄) 佐古まち未来課長。 ○まち未来課長(佐古典英) 8番議員さんから今御質問いただきました件につきまして、高野町が取り組んでおりますインバウンドにつきまして質問にお答えしたいと思います。今日は観光行政で第一線で活躍しております観光協会の職員さんも来ておりますので、いろいろ高野町の取り組みを一緒に聞いていただきたいと思います。  イタリアアッシジとは、平成21年10月に議員おっしゃるとおり高野町とアッシジ市日伊世界遺産都市の文化・観光相互促進協定というのを締結いたしました。高野山におきまして、ちょっと在日の入れ込み客についての資料を今日持ち合わせてないんですけども、高野町に来ております人数につきまして、イタリアともにヨーロッパにつきましてもかなりの数字が伸びておるというふうな状況でございます。  21年10月でございますが、21年はヨーロッパからは2万5,000人のお客さんが高野山を訪れております。その中からイタリアは937名の観光客を迎えております。そして、翌年の22年にはヨーロッパから2万8,200人のお客さんが来ておる中で、イタリアのほうは1,994名という数字を調査しております。  その後、23年におきましては東日本大震災という大きな衝撃的な事故もございまして、ヨーロッパにおいて日本が危険国というふうなレッテルが張られたという悲しい状況の中で、高野山においても外国客の姿は本当に見られなくなりました。特にヨーロッパからは23年の入れ込み客は2万8,000人から2万人が減少しておるというそういうふうな状況が23年に起きたわけでございます。  それで、東北から直線で数百キロ離れた関西地方については大丈夫ですよという、そういう情報も流したわけでございますが、ヨーロッパから見れば日本は小さな国で、日本は危険である、原子力発電の問題もあり、今日本に行けば危ないというふうな情報が流れたという話も聞いてございます。  それで、県のほうにいつも調査に来られておりますヨーロッパの記者、またエージェント等が訪問した際に高野山に来ていただきまして、ここの3階をお借りして高野山の状況を説明しましたが、やはりヨーロッパの記者につきましては、じゃあ関西地方にはどれだけの安全度があるんでと、そういうふうな質問を受けたのも覚えておりますし、その夜、宿坊で仁坂知事が参りまして、和歌山県の安全性を訴えたというふうなそういう経過もございます。  それで昨年の24年につきましては、ヨーロッパにつきましても回復してきまして、24年度1月から12月で2万人のお客様を迎えております。イタリアからは1,084名の入れ込み客があるというふうな、こういうような実態になっております。  それで、ヨーロッパからお客さんを呼ぶ中で、アッシジというか、イタリアから伸びてないんじゃないかということでございますが、若干伸びておりますが、このアッシジと提携したというこの裏にはかなり大きなものがございます。と申しますのも、カトリック教徒と日本仏教という宗教の違いはあれども、信仰についての精神的な部分や、アッシジには山の上に教会群が集まり、その下に町が広がっておるという、高野山によく似た、高野山には山の上にお寺があり、麓、橋本、かつらぎ、この高野山の麓には町が広がっておるという、規模は違いますが同じような条件。それと世界遺産という文化に大変重要視されているという中で、アッシジと結んだわけでございますが。  つい先日、テレビの報道のほうで、ローマ法王がかわられました。266代の新ローマ法王に選ばれたホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿においては、フランチェスコ1世を襲名しております。このアッシジの青年であります聖フランチェスコから由来されたものということで、新ローマ法王のフランチェスコ1世は人気がかなり高く、法王決定後はイタリアにおいてはアッシジがかなりクローズアップされてくるというふうなメディアでも紹介されております。このフランチェスコ、宗教活動を通して慈悲の心を大切にしながら今のアッシジのイメージを確立した方でもございます。  そういう中で数字だけではなく、キリスト教、カトリック教徒信者は全世界に12億人の方がおられます。そういうカトリック教の巡礼地であるアッシジと高野町、アッシジ市、日伊世界遺産都市の文化・観光相互促進協定を結んだという、ここに数字であらわれるだけではなく、高野町とアッシジの関係、また日本のアッシジという位置づけの中でも、カトリック教徒からすれば高野山の町の持つ文化、歴史、そういうものがわかってもらえるんじゃないかと今も感じております。  全て数字であらわすんではなく、こういうアッシジと提携しておるという、こういうところに観光地として大きなものがあると感じておりますし、私もアッシジとの調印式に行ったんですけども、高野町と姉妹都市を結びたいという、こちらからのリクエストを出したんですけども、日本の国から姉妹都市の提携を結びたいというところが多数来ておると。そういう中で、姉妹都市は今アッシジとしても結べないので、観光相互促進協定にしましょうということで、かなり全世界から注目されておるというのと、キリスト教徒から見て、このアッシジはすごい都市、そういうところと高野町が手をつないでおるという、そこに大きな意義を感じております。  以上です。 ○議長(﨑山文雄) 所君。 ○8番(所 順子) 別にローマ法王とか、そういうことを私は伺っておるんではございませんし、何人がヨーロッパから来ているのかと、高野町に何人お見えになっているのかと、そういうふうな質問をしています。ローマ法王の説明とか、そういうことは聞いておりません。  そして、数字は関係ないとおっしゃいましたけれども、やはり数字が大事であって、高野町の税を使って旅費を選出しております。そのような中で観光客誘致という名目を持っていつも旅費を選出しておるのでございますから、やはり数字が高野町には必要でございます。たくさんの観光人が来なければ意味がない提携だと私は思っております。  次の質問に移ります。昨年6月の定例会で少し質問しましたタイ国でのプロモーションについて。  某県会議員の紹介でタイ国政府観光局のトップの要請により、宿坊組合、本山、南海電鉄と高野町の全山挙げてのプロモーションをしたいとのことでしたが、某県会議員とは元県会議員ではないのですか。そして、何名が行かれ、その所属団体はどこでしょうか。簡単明瞭にお答えをいただきたいと思っております。 ○議長(﨑山文雄) 佐古まち未来課長。 ○まち未来課長(佐古典英) 議員から簡単明瞭にということでございますが、簡単明瞭では伝わらない部分がございますので、話の前後左右を聞いていただいて、結論を決定していただいたらいいかなと思います。  先ほどのローマ法王においても、全世界で今注目されている一番大きなビッグニュースの中でローマ法王はアッシジとこういうふうな絡みのある、そういうところと高野町は提携しておるということを私は言いたかっただけで、別にローマ法王がどうのこうのじゃなしに、アッシジとのかかわりを申しただけでございます。  それで、人数、当然議員おっしゃるとおり数字は大事でございます。数字が大事ですけど、数字と違う働きをするそういう動きのものもあるということを私は言っただけで、数字は少なくてもいいというわけでもございません。当然1人の人でも高野山を訪れていただく、基本でございますが、海外諸外国においてはそういうふうな注目されておる、人気のあるそういうところと提携しておるということを言いたかっただけでございます。  それで、タイ国の話でございますが、タイ国へ先日行ったのにつきましては、予算審議のときに議員にも御質問いただきました。このたび2月14日から17日までの4日間、タイ国でトッププロモーションを行いました。参加につきましては、高野町、高野山観光協会、高野山宿坊組合、それと本山につきましては現地のほうで職員さんが現地におられますので、現地で会われたというふうな実態でございますが。  このトッププロモーションは普通のプロモーションに行ったわけではございません。トッププロモーション、高野町のトップが行く、すなわち町長がみずから現地に向かい、みずから説明をして、旅行エージェントとみずから交渉するという今回のトッププロモーションでございました。それについて、高野町議会にも応援いただきまして、議長にも同行していただいたということでございます。  なお、県会議員につきましては現です。現和歌山県議会議員の方が高野山に来られたということでございます。  それで、その方のお口添えというんですか、タイ国はどうですかと大きなヒントを落としていただいて、タイで日本の旅行商品をつくっております方、その方がタイの観光協会の会長さん、その方が元です、会長さんを連れて、高野山に来られて、高野山をタイ国の拠点にする、そのような動きをやらないかと。かなり訪日の人気が高まっておるというそういうふうなことでいろいろ調査する中で、タイ国でプロモーションするには高野町としても予算を使ってでも値する国じゃないかということで、今回トッププロモーションを開いたということでございます。  それで、当日はかなりの人でにぎわったわけでございますが、このタイへ行った目的はたくさんあるわけですけども、申し述べたほうがいいですか。どうですか。  以上でございます。
    ○議長(﨑山文雄) 所君。 ○8番(所 順子) 今お伺いいたしましたですけれども、前に私がお伺いいたしましたところには、元県会議員の平越様というお名前を議場でお伺いをいたしております。その方だとは思っておりますが、そして、じゃあなぜ南海などは出席はされなかったのか。あとは本山はどなたでしょうか。 ○議長(﨑山文雄) 佐古まち未来課長。 ○まち未来課長(佐古典英) 私は議場では固有名詞はできるだけ使わないようにしています。前のときも平越先生というふうな名前は一切使っておりません。議事録を見ていただいたら結構です。来ていただいたのは前白浜町長で、今現県会議員をしておる先生でございます。前回の議事録をずっと見ていただいても結構ですけど、そのような間違ったことは情報として流しておりません。今県会議員で活躍されておる前白浜町長でございます。  本山につきましては、今出向になるんか、委託になるんかわかりませんけども、在日の納骨堂があるわけですが、そこで勤務されておる方が現地にも来ていただきました。  以上でございます。 ○8番(所 順子) 本山が。 ○まち未来課長(佐古典英) 在日のタイの納骨堂を金剛峰寺が管理しております。そこで金剛峰寺の職員さん、僧侶の方ですけども、ずっと行っております。その方がいろんな情報もいただきましたし、会場にも来ていただきました。  そして、南海電鉄につきましては、高野町がタイに行く前に1週間か10日ぐらい前だったんですけども、独自でタイ国の旅行業者を回りまして、その情報を南海電鉄からいただいて、うちがキャンペーンをしたと、トッププロモーションに行ったということで、南海は同行しておりませんが、うちより10日ぐらい前だったと思うんですけども、現地に行って、いろんな調査、誘致活動をしておるという情報をいただいたものでございます。 ○議長(﨑山文雄) 所君。 ○8番(所 順子) 今の課長の説明と随分食い違いが出ている説明を、議長のほうから私たちはお伺いをしております。  在日納骨堂の方とは聞いておりません。高野町の僧侶のある方が御紹介をなさって、納骨堂の方たちと御一緒にお食事をしたというふうに議長様に我々全協のときに聞いております。今の課長との答弁とは全然違うんですけど、この辺のところはどうなっているのでしょうか。 ○議長(﨑山文雄) 佐古まち未来課長。 ○まち未来課長(佐古典英) 議員から先に質問をいただいたのは、金剛峰寺は誰ですかという質問だと思うんです。だから金剛峰寺の納骨堂の方という説明をしてます。観光協会、宿坊組合からも1名、僧侶の方に一緒に行っていただいてます。  議長の説明の中で、納骨堂の管理人というよりも、議員がきっちり答えれというから言うただけで、金剛峰寺から代表しては納骨堂の方が現地に来ていただいたということです。観光協会、宿坊組合からも1名、現地から会場へも来て、タイの情報もいただいてます。  それと、さっきの私が言ったような感じですけど、失礼ですけども、平越前議員の名前は会場で私は出しておりません。 ○議長(﨑山文雄) 8番、所君。 ○8番(所 順子) 私は訂正というよりも、前のときに松谷議員が質問したとき、課長の口から聞いて、私はメモしております。ですから、私の間違いではないと思っておるんですけども、議事録には抹殺されてありませんでした。私も調べましたので、その辺のところはちょっと私もわかりませんけれども、私は確かにこの議場で聞いたように認識はしてメモをしたんでございますけれども、それが違うというのであれば違うのでしょう。ということで、認識して質問を続けたいと思っております。  これ在日納骨堂の方々が本山関係であるということを今課長がおっしゃいました。在日納骨堂の方、私も少しは知っている方だと思いますけれども、それが本山関係の方とおっしゃるんであればそうなんでしょうね。少し違うと思っておりますけど、それは本山から関係の在日納骨堂の方ということに今説明を受けました。  その中で、所属団体はどこでしょうかという質問に関しまして、その辺のところは答弁いただいてないんですけれども、所属団体はどちらにあるのですか、これに関する所属団体というんですか。一応南海電鉄やら、宿坊組合やら、本山とか、そういうプロモーションをしたいということなので、それの所属団体というものはないんですか。 ○まち未来課長(佐古典英) プロモーションの主催者ということですか。 ○8番(所 順子) まあそういうことですね。 ○議長(﨑山文雄) 佐古まち未来課長。 ○まち未来課長(佐古典英) 所属団体は高野町です。高野町長がみずから行うトッププロモーションということで、主催は高野町です。そこへ協力という形、協賛という形、同行という形でチームを組んでいくという、観光のボリュームを持たすということで、主催は高野町です。 ○議長(﨑山文雄) 所君。 ○8番(所 順子) 町議会の協力も得て行いたいとの答弁が前にありましたが、議長は同行したようですが、議会にはそのような話はなかったように思います。議長がオーケーであれば、議員に諮る必要はないと理解してよろしいか。町を挙げてと言いながら、それはないでしょうと言いたいです。  また、同じような問いになりますが、タイ国から1年間に訪日観光客は何名来られていますか。平均世帯月収と個人月収は調査されていますか。 ○議長(﨑山文雄) 佐古まち未来課長。 ○まち未来課長(佐古典英) 当然ここで私も予算のときは、高野町議会の協力も得ましてということはきっちりお話ししたつもりでおります。議長に同席していただくときに、この議場で諮らんなんのかという、それは職員にはちょっと酷な質問と思いますので、それは議会の中で決めていただいたらいいと思うんですけど。  高野町を挙げていく、町長がトップを切っていく、当然議会も協力というんですか、町を挙げていく中で、議会で承認して議長さん行ってほしいんですけど、よろしいですかと、ここで僕が諮ることじゃないんじゃないかなと思います。当然というたら言い過ぎかもわかりませんけども、町を挙げて行く中で、高野町議会という大きな団体も一緒に協力して行っていただくということで、議会のほうにもお話も通ってますし、この議場でこそそういう、議長行ってよろしいですかというふうなことは言ってませんが、そこまで町行政の中で事業的に議会の了解をいただいて町行政の事業をやっていかんなんのかと言われたら、私の課長としての見解ですけども、若干難しいかなと今考えております。  当然、議案審議とか、議会で諮ってもらうべき、議会が議決しなければならない議案、期間につきましては、当然この議場で案件として提出させていただいておりますが、観光業務、まち未来課の業務を行っていく中で、全てが議会の承認が要るんか、議長に出てもらうときは議会の承認が要るんか、ちょっとそれについては私的には、町挙げてやっていくという中で、そういう細かい中では不必要じゃないかなと思います。当然議長においても個人的に行っていただいたわけでもございませんし、高野町議会議長という公人という立場で行っていただいておりますので、その辺御理解いただかないと話が進まないと思いますので、お願いします。  それで、タイ国につきまして、私とこで調査した結果でございますが、最近、アジア圏の中で著しい経済成長、所得が拡大しておるというふうな情報をお聞きしました。それで、やはり日本企業がどんどん進出する中で、日本円にしまして年間600万円を超える富裕層がどんどん増加しているという中で、じゃあタイ国においてトッププロモーションをかけようという一つのバロメーターになったのも事実でございますし、トッププロモーション、タイのTITF、タイインターナショナルトラベルフェアという大きなことで、4日間でかなりの人が集まったという、そういうふうな大きな大きな観光展でございましたので、行くには十分値する会場でもございましたし、それだけの、観光協会においても職員さんが2名行かれてましたが、商談会についても順次進んでおるような話も聞いてますし、高野山の商品化をどんどんつくって、高野山に送ってくれる、送り込んでくれる、そういうふうなことの一つの仕掛けでございますので、これから伸びてくる、これから日本へ、どの国へプロモーションをかけていくのがいいか、いろんな資料、データをもとにかけた事業でございますので、たまたま行こうか、隣の町が行くから行こうかというふうなことじゃなしに、行っております。  だから、こういう小さい町で単独ブースを持って行っていたのは高野町だけです。あとは大きな企業、県、その中で単独の町でブースを一つ持ってという、そういう大きな仕掛けのもとで実施したという、そういうことも御理解いただきたいと思います。 ○議長(﨑山文雄) 森さん、テープをとめてください。 ○8番(所 順子) 議長も同行されたという中での質問でございます。  先ほどの課長の質問の中には、議会に相談なくてもいいようなにおい的なような答弁をいただきましたけれども、議会は議長だけでは行えませんし、そしてこの問題に関しましては、前の答弁のときに町議会の協力も得て行いたいとの答弁があったので、私はこのことを言っているんでございますし、議長さんから説明はございましたけれども、随分内容の中身が違いましたけれども、その辺のところも申し上げはしませんけれども、その辺のところは疑問に思いますね。  そして、私の質問に関しまして、全然違う質問ばかりなさってくださっている当局の課長様、もう少し私の質問に対しての答弁をよろしくお願いいたします。でないと続いて言えません。  1年間に訪日観光客、タイの方は何名いらっしゃっているか、調査されてますかと、そのような質問をしたんですよ、私は。 ○議長(﨑山文雄) しばらく休憩します。               午後 2時40分 休憩               午後 3時21分 再開 ○議長(﨑山文雄) 休憩前に引き続き、一般質問を続けます。  所君の持ち時間は15時52分まで延長いたします。  発言を許します。所君。 ○8番(所 順子) 本当に気分の悪い出来事でした。質問するのがちょっとできなくなるような状況になりましたけども。  私はなぜこの質問をしているのかは、公費150万円予算から出ております。だからタイ訪のことを質問しているのです。その辺のところを当局は了解を得て答弁をしていただきたいと思っております。  そして、質問したことに関して、そのことにお答えをしてください。余分なことをたくさん答弁されましても、それに関連しまして私も質問しなくちゃいけないという状況に追われますので、質問したことに答弁をよろしくお願いいたします。  1年間にタイからの訪日観光客は何名来られていますか。平均世帯月収と個人月収は調査されていますか。 ○議長(﨑山文雄) 佐古まち未来課長。 ○まち未来課長(佐古典英) タイからの訪町です、訪日じゃなしに、訪町の人数を調査しております。2005年から申し上げます。2005年、6名、2006年、52名、2007年、44名、2008名、53名、2009年354名、2010年、119名、2011年、138名というふうな累計になっております。  それと個人月収、生活基準等については調査しておりませんが、現地で調べたところ、600万円を超える富裕層がどんどんふえてきておると、経済発展国であるというお話は聞いてきております。 ○議長(﨑山文雄) 所君。 ○8番(所 順子) 昨年度ですが、アジアからの訪日者数は約286万人で、タイからは約8万3,000人、韓国から約106万人、台湾から約83万人、中国38万人、香港31万5,000人などであります。タイの月収は世帯当たり約6万円、1人当たり1万9,000円です。課長が前回、年収200万円を越える方々がふえてきたと言われたが、今聞きましたら600万円と言われました。タイ国民の何%ぐらいですか。 ○議長(﨑山文雄) 佐古まち未来課長。 ○まち未来課長(佐古典英) 私が前回200万と言うたのは、いろんな調査のもとで南海電鉄の訪タイ関係とか、いろんな方のを聞く中でそういうふうに聞いたわけでございますが、現地に行って初めてわかった、そのために現地に行ってるわけでございます。前にこう言ったからこうで、ああ言ったからこうでと言われても、そのために現地で調査して、ここでキャンペーンを張ってよかったということを申し述べております。  それと、月収と言うたんですか、調べておりません。 ○議長(﨑山文雄) 所君。 ○8番(所 順子) 前にお伺いして、今答えてくれてました200万円、その年収200万円は日本円にすれば500万円ぐらいになるとも前のときに言われましたが、国内物価からすればそうかもしれないけれども、タイからすればそうかもしれませんけれども、日本に来れば200万円は200万円でしかありません。そのような方が日本に来るでしょうか。タイでは今中国ブームです。タイ中国の航空会社が格安な航空券やホテルを提供し、物価も安い中国がはやりなのです。日本の物価、ホテル代のことなどを考えれば、そう簡単に日本に来るとは考えられません。今なぜタイでのプロモーションか、私は疑問に思います。  イタリアのアッシジとの関連もありますので、二兎を追うものは一兎をも得ずで、二つもこのように観光誘致のために予算から旅費を出しておりますということは、その辺のところが理解をしかねます。今なぜタイのプロモーションか、本当に疑問に思っております。このような無駄遣いをするより、既に見切り発車し、建設が進められている環状道路から山内に入る道を建設するために少しでも積み立てていただきたいものです。  この問題、これで終わります。 ○議長(﨑山文雄) 佐古まち未来課長。 ○まち未来課長(佐古典英) 議員最後の質問ということですので、私も最後にお答えさせていただきたいと思います。  町の中に行政っていろいろある中で、議員から無駄遣いという言葉を言われましたけども、決して無駄遣いではございません。今外国人が高野山へ多くなったな、何で外国人が来るんやな、その裏にはこういう誘致活動とか、そういうものが実っておるということも御理解いただきたいと思うんです。ただ単に世界遺産になったから外国人が多いな、夜歩いとっても外国人がいっぱいおるな、こういう地道な努力があってこそこういう事業もやっていくべきで、私は決して無駄遣いとかいうふうには捉えておりません。そのためにうちには観光部署、インバウンドの担当も置いておりますので、その辺も議員として御理解いただきたい点でございます。  当然、本日の模様は議事録にも掲載されますし、無駄遣いというふうなことは私は一切考えておりませんし、こういうグローバル化になってきてる時代の中で、海外、当然インバウンド強化事業というのは必要ですので、循環道路の積み立てもいいかもわかりませんけど、うちの課では外国も攻めに行く、これが観光の今求められている姿と感じております。 ○議長(﨑山文雄) 診療所についてを質問してください。  所君。 ○8番(所 順子) 無駄にならないようにやっていただくためにこの質問もしております。イタリアも成果はそんなに出ているとは私自身は思っておりませんので、その辺のところがタイに行かれましても成果を出していただかないと、この公費、皆様の税金から出しております150万円の成果、これが必要だから、無駄にならないようにやって、この仕事をやっていただいて、また成果が出るかどうか、また次のときに質問をさせていただきます。成果を出してください。  次の質問にまいらせてもらいます。診療所について。  過日の24年度一般会計補正予算に委託料としてコンサルタント料105万円が計上されており、質問したところ診療所2階を住宅型老人ホームにするためコンサルタントに調査させるとのことで、私1人が反対したものの、可決されました。これを受けて、当局は邁進するのでしょうが、そこで質問をいたします。一つずつ列挙しますので、簡単に御答弁ください。  委託先業者はどこですか。 ○議長(﨑山文雄) 尾総務課長。 ○総務課長(尾 和哲) 先日、補正第6号のとこで105万の補正のとこで説明させていただきましたけども、関西福祉情報センター株式会社でございます。 ○議長(﨑山文雄) 所君。 ○8番(所 順子) 次に、診療所と同じ棟で不都合や不便は生じませんか。 ○議長(﨑山文雄) 尾総務課長。 ○総務課長(尾 和哲) 不都合とか、都合とかの問題と違いまして、まだ業者が選定してない状態でございますので、まだ入ってくれるか入ってくれへんかという状況でもございませんので、そういう都合、不都合はまだ言えませんので。 ○議長(﨑山文雄) 所君。 ○8番(所 順子) でもコンサルタント料が通過したということは、それに向かって邁進するということで一応可決いたしましたので、こういう計画の中でコンサルタント料を出しているものと私は認識しておりますので、コンサルタントさんに全てを任せて、じゃあ状況が悪いからやめますというようなものでもないと思いますので、その辺のところは当局も把握してのコンサルタント料を出していると私は認識しております。  そして、これに関連してですけれども、改修費用はどこが出すのですか。 ○議長(﨑山文雄) 尾総務課長。 ○総務課長(尾 和哲) すみません、よく理解していただきたいと思うんですけども、まだ業者も決定してないのにその内容とか、そういうのは決まってから、どういうふうにするかという内容が決まってからでございますので、一応決まった時点でまた議会にも報告し、補正もしということで、報告させてもらいますので、ちょっと御理解をいただきたいと思います。 ○議長(﨑山文雄) 所君。 ○8番(所 順子) 理解はしておりますよ。議案として出たときにはいつも決定事項を通達するような議会であり、儀礼的に諮るのみですから事前にお聞きをしております。そういうことですので、お聞きをいたしております。もう決まってから事後報告のような形でいつも報告をいただいておりますので、それでは困ると思って今回先に質問させていただいている次第でございます。  じゃ、このことは議事録に残りますので、順次議会に諮っていただいて、その都度、その都度、住民にも相談をしていただきながらやっていかなくてはいけないというように、この場をかりてやっていただきたいということを、総務課長さん、答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(﨑山文雄) 木瀬町長。 ○町長(木瀬武治) 今議員になられて何年ですか。議会というのは議決機関です。私たち当局が議会に提案をさせていただいております。そこで審議をいただくのは議員さん、皆さんでございますので、その辺のところは理解をいただきたいと思います。 ○議長(﨑山文雄) 所君。 ○8番(所 順子) 議員を長くやっておりますから、この問題をこのように質問しております。新聞報告で先に報告されたりとか、先にやってくださっているので、後で私たちは気づくということが多いので、このことを申しておるだけで、今度はそのようなことがないようにと思って町長様にお願いしている次第でございます。今後は議会に諮っていただいて、住民さんにも診療所にするときはあれだけの説明をしてしたということでございますので、この2階を何かになさろうと思うときには、やはり住民にも、議会にも相談を諮りやっていただくのが筋かと思っておりますので、その辺のところをよろしくお願いいたします。  次に、過日の議会中に医師が1人減ったと述べられましたが、どういうことでしょうか。 ○議長(﨑山文雄) 上江診療所事務長。 ○診療所事務長(上江良幸) 過日の議会で1名減るということなんですけども、4月からの人事の関係で、県からの派遣の先生がこれまで2名でした。それが1名に減るということで答弁させていただきました。 ○議長(﨑山文雄) 所君。 ○8番(所 順子) それと二度、新聞折り込みにて夜間当直の緊急業務停止について配布されましたが、診療所となっても365日、24時間緊急は維持するとの言葉はどうなったのでしょうか。また、町長名であったり、院長名であったりしていますが、どのような区別で町民に知らせることを線引きなされているのでしょうか。町長名であって配布してあり、院長名で配布されたりはしておりますが、この線引きはどのようになっておりますか。 ○議長(﨑山文雄) 上江診療所事務長。 ○診療所事務長(上江良幸) チラシの件なんですけども、12月末に1回目のチラシを配布しました。それについては診療所になるにつけて、24時間対応、365日対応の救急医療をするということで、住民の方に説明をしてきたわけでございます。このときに院長の急病という想定をしてなかった事態が起こりました。町全体の問題としてということで、町長と相談した上で、町長名でチラシのほうを発行させていただきました。2回目については、一応医師会の応援の先生等々、医大からの応援の医師の先生をある程度応援をいただくということになりましたので、その関係で2月の予定では院長の名前で掲載をさせていただきました。  以上でございます。 ○議長(﨑山文雄) 所君。 ○8番(所 順子) 町長の名前と院長の名前で出しているということは、何か配布のことに関しまして何か問題が生じたときは院長が責任をとるという形なのでしょうか。それはちょっとおかしいんじゃないですか。最初は町長の名前で出しておりましたのに、じゃあ何か配布された紙につきまして、住民からの苦情とか、そういうときが来ましたら院長が責任をおとりになるのですか。 ○議長(﨑山文雄) 上江診療所事務長。 ○診療所事務長(上江良幸) 先ほども言いましたように、院長が病気で非常事態ということでした。その中で町全体の問題として私たちは捉えました。その関係で、町長のお名前でチラシのほうを発行させていただきました。
     以上です。 ○議長(﨑山文雄) 所君。 ○8番(所 順子) 院長名で出しているのはちょっとおかしいと思っております。全ての責任は町長にあると思いますので、今後出されるのは町長の名前で出していただきたいと思っております。勝手に院長が出したというふうな形になっても仕方がないので、それはやはり高野町のトップは町長でありますので、町長の名前で出すのが本来だと思っております。  先日、議会の中で私の質問に対し、診療所の機能は十分果たしていると町長は声を荒げましたが、週3日も当直医がいないのに十分果たしていると言えるでしょうか。 ○議長(﨑山文雄) 上江診療所事務長。 ○診療所事務長(上江良幸) 現在、当直と言いますと土日の昼間の当直も入ります。そして夜の宿直も入ります。その当直業務について、先生が不足しているというところで、皆様のほうに御迷惑をかけている次第でございます。  実際として、その対応として今4月から先生が1人減る中で、応援の先生の派遣をいただきながら対応をしているということで、夜の当直、24時間全て満たせるわけではございませんが、関係機関からの応援をいただきながら、極力、できる限り埋めていくように対応しているところでございます。 ○議長(﨑山文雄) 所君。 ○8番(所 順子) やはり1週間のうちに3日ほど診療所に関しましては医師不足ということになっているような感じが見え隠れいたします。決して十分機能を果たしているとは言えない状況にあると私は思っておりますが、町長様の御意見では十分機能しているというような答えでありました。  そんな中、宿直医師が3名と応援医師であるが、病院のときと比べ医師の勤務時間が多くなっているのではないかと危惧いたします。その辺のところはいかがでしょうか。時間が宿直を入れますと時間オーバーで、医者が勤務時間オーバーということで診療所にしたわけであります。そんな折、今医者が1人減りまして3名と応援医師で宿日直を交代交代しておりますけれども、以前よりも勤務時間が多くなっているのではないですか、その辺のところはいかがですか。 ○議長(﨑山文雄) 上江診療所事務長。 ○診療所事務長(上江良幸) 先生の勤務時間なんですけども、以前よりふえているかどうかというところなんですけども、今現状で言いますと院長が当直をできない、主治医の先生から過度な勤務は避けなさいよという診断書をいただいております。その関係で院長については当直業務をしておりません。その関係がありまして、院長以外の先生への負担がふえていると。その負担をずっとこのままにすると今おられる先生自体が倒れてしまうということで、応援の先生に来ていただいた上で対応しているという次第です。  もともと病院のときから4名の先生が当直、病棟、外来業務をこなしながら、平成18年から4名体制で来ていたわけです。そもそもその時点からかなり無理を強いてきたというところがございます。  その中で、また今回のことがございましたので、できるだけ診療所の先生については昼間の外来業務については何ら問題ないんですけども、夜とか日曜日、土曜日の休みのときの対応が医師不足で困難になっているということがございますので、その辺を何とか解決しながら進めていきたいということで、昼間については何ら医療の質が劣ってるとかございませんで、支障はきたしておりませんので、夜についてどないするかというところが一番大きな課題となっております。  以上です。 ○議長(﨑山文雄) 所君。 ○8番(所 順子) 時間も途中でわからなくなりましたので、聞いてすみません。  町長の信条の中に、医療倒壊を招くことなく、高野町の皆さんの生命、健康をしっかり守っていくため、全力で新しい医療体制を擁立してまいりますということをいつもおっしゃっています中で、お医者様が週3回、宿直医が足りないという現状にあります。その辺のところはいかがなものでしょうか。これ診療所にしまして、どのように思っていらっしゃるのでしょうか。病院から診療所に移行して1年。予想と現実、成果の可否などについて町長にお伺いをいたしたいと思います。 ○議長(﨑山文雄) 木瀬町長。 ○町長(木瀬武治) 地域医療、本当に疲弊をいたしております。医師確保、これが本当に全国的な問題になってきております。そんな中で、病院が総合診療所に昨年4月になりました。何回も言うわけなんですけども、総合診療所化になって正解だと思っております。病院のまま、あのまま入院形態をとっておった場合に、今あの状態であるんであれば、今高野町の医療が崩壊をしておるんではないかと思います。  医師確保には全力を挙げておるところであります。もちろん阪大、近大、医大、それと伊都橋本の医師会の応援をいただいております。阪大に関しましては、この間もお話をさせてもらったわけなんですけども、お願いに行った中、まだこちらのほうに返答はございません。明日、また副町長のほうが県のほうに行きまして、事務局長とお話をし、その辺のところも詰めていきたいと思っておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(﨑山文雄) 所君。 ○8番(所 順子) 診療所になるときには、Q&Aには、今後、より充実させていく予定ですとあります。私は十分充実はしていないと思っております。住民の安全・安心と常にうたっている町長、これは少しも守れていないように感じております。もう少し努力が必要なのではないでしょうか。  質問を終わります。 ○議長(﨑山文雄) これで所君の一般質問を終わります。  通告がありますので、5番大谷君の発言を許可します。  5番、大谷君。 ○5番(大谷保幸) 今日は疲れました。トリということで、1件、有害鳥獣の件につきまして質問させていただきます。  本町の24年度の有害鳥獣の捕獲量といいますか、数量について、イノシシ、鹿、アライグマは何頭ぐらい町は保護して処理したか、その辺のところを聞きたいと思います。  そして、補正予算のときなんですけども、質疑応答があったんですけども、鹿の捕獲量はなかったと、24年度は。それは猟期以外のことで、猟友会からの報告でしょうか。猟期期間中にはどうなっていますか。もう一つ、隣接している市町村の状況はどんな具合でしょうか、イノシシ、鹿、アライグマのことです。そのことに伴う支払った費用がわかっておれば教えてください。お願いします。 ○議長(﨑山文雄) 佐古まち未来課長。 ○まち未来課長(佐古典英) 5番議員さんから御質問いただきました24年度の有害捕獲数ですが、高野町におきましてイノシシ19頭、アライグマ3頭という状況になっております。ニホンジカ、猿につきましては、24年度は1頭もございません。  それと、近隣市町の状況でございますが、かつらぎ町、九度山町、橋本市の状況につきましてでございますが、これは各市町の担当から聞いた数字でございますが、かつらぎ町につきましてはイノシシ606頭、ニホンジカ92頭、猿5頭、アライグマ219匹、九度山町におきましてはイノシシ160頭、ニホンジカ26頭、猿がゼロで、アライグマが50匹、橋本市におきましてはイノシシ287頭、ニホンジカ1頭、アライグマ228匹という状況を伺っております。  有害捕獲の数字でございますが、かつらぎ、九度山、橋本ともに有害の期間を通年という形で猟期の期間を除く通年という形の猟期を設定しております。高野町の場合は被害届が来ましたら猟期を設定するということで、昨年は4月1日から5月20日、2回目は10月1日から10月24日という形で有害鳥獣の捕獲を2回に分けて設定してございます。その結果、各そうした分で、猟期についての頭数については不明です。わかりません。  それと、補助金関係でございますが、高野町につきましては予算書のとおり、24年度11万5,000円、わな1万2,000円という形で補助金を出しておりまして、銃による捕獲は3頭、わなによる捕獲は16頭という形で23万7,000円の補助を出しております。  かつらぎ、九度山、橋本についてのそれぞれの状況ですが、銃、わなともに1万5,000円、九度山については銃1万5,000円、わな1万円を出しておるというふうな状況を伺っております。  以上です。 ○議長(﨑山文雄) 大谷君。 ○5番(大谷保幸) 他町村がこんだけ頭数が多いのに、高野町は何でこんなに少ない。高野町は何で19頭、アライグマ3頭。自分の住んでる筒香地区なんですけども、非常にいっぱいいてます。自分の地区では住民、住んでない人がわなをかけて、わなというかおりをかけてとってます。それに関しては高野町は住民でない者には支給しないというような決まりになってますが、昨年度、24年度から鳥獣保護のおり購入費が導入されまして、何基か買うと、94万ぐらいだったと思いますが、買うという話を聞いてます。それは今どういう状態になってますか。すみませんけども。 ○議長(﨑山文雄) 佐古まち未来課長。 ○まち未来課長(佐古典英) 高野町で頭数が少ないというのは、多分考えるには有害鳥獣の捕獲期間が短かった、そういう2回しか猟期を設けなかったということじゃないかと思います。  ただし、この猟期を設定するというのは、農家さんなり、近隣の方から被害届が出てきて初めて猟期を設定するということでございまして、議員お住まいの筒香地区、富貴地区からも有害で困っておりますという、有害の被害届が出てこなかったということでございますので、どうか住民の方にも、困っておれば猟期を設定しますので、被害届を出していただくようなこともまたお話いただけたらと思います。そんな結果、少ないというのと、捕獲する猟友会の会員が高野町の場合は少ないんじゃないかなと、これが頭数の少ない原因かなと思っております。  それで、おりでございますが、24年度、本年度の予算で15基購入しております。これは予算でも見ていただいたらわかるんですけども、一般予算の鳥獣害対策で買っております。  この15基につきましては、全て猟友会のほうにお渡しして、猟友会のほうで管理、捕獲をしていただくという仕組みをとっております。それはなぜかと申しましたら、猟友会は全国組織の会でございますし、高野町の猟友会が伊都の猟友会、県の猟友会、全日本猟友会というそういうきっちりした組織の中で、事故が起きた場合の保険対策もきっちりできておる。そういうふうな国からの組織が高野山に猟友会がございますので、もしおりを仕掛けておってけがをした場合、おりを仕掛けとって農家の方が知らずさわった場合とか、いろいろそういう危険防止、そういうことも踏まえて一般の方には貸し出ししてないという状況でございます。  それで、先週の土曜日ですけども、猟友会の総会がございまして、私も総会に出させていただいていろいろ聞く中で、今高野町の猟友会の会員さんが14名しかいてないということです。18名の方が狩猟免許を取られてるんですけども、猟友会に入られておる方が14名、富貴、筒香地区の方は1名しか入られてないというふうな、そういうふうな状況でございますので、おりも25年度、先日御審議いただきました新年度予算であと10基購入予定の予算計上をしております。計25基のわなになるわけなんですけども、おりを十分に活用していただいてという意味で、猟友会のほうも筒香地区、富貴地区の方にも猟友会に入っていただいて、一緒にそういう被害から守っていくような方向というふうなお話もされておりましたので、お願いしてきております。  それと、おりだけじゃなしに、防護柵についても。 ○5番(大谷保幸) 後で聞きます。 ○まち未来課長(佐古典英) 猟友会のほうはそういうふうな状況です。 ○議長(﨑山文雄) 大谷君。 ○5番(大谷保幸) 話の途中で切ってすみません。  さっき総会のときに猟友会に入っているのが14名、富貴、筒香地区で1名となってるんですけども、昨年、筒香地区で3名の人が8月ごろですか、講習に行きまして、そして免許証を取ってきました。その折に、その後猟友会に入ったというようなことを聞いてます。入会金も払ったというようなことを聞いてます。それが昨年度だったか、ちょっと担当の課長さんのほうから聞いたこともあるんですけども、取ったら即おりを買うて、みんなにあんだけ筒香地区、自分の地区のことを言うて悪いんですけども、筒香地区が荒らされていると。今、さっきもちょっと言いかけたんですけども、電柵とか、トタンとか、メッシュ、そういう防備はしてるんですけども、取れな、この先高野町だけがさっきみたいに頭数が非常に少ないと、隣接しているところはたくさんとられておると。こんな状態で高野山内で産めよふやせというか、たくさん生まれて、その流れがそっちに行くと。もう全部こぞって伊都地方というか、こぞってみんなでそろって捕獲する、殺していくというようなことを考えてもらわんといけないと思います。  そして、さっき課長さんのほうから説明もあったんですけれども、猟期、外というか、あれは伊都で決まっておれば全部そこで一斉にやると。富貴、筒香地区からそういう申請、被害届がなかったら動けない。猟期いうてもらえないという説明がちょっとあったんですけども、自分がちょっと考え違いかわかりませんけど、前、伺ったときは、伊都全部動いてるんで、下が動いておれば上も動けると解釈してるんですけども、そこら辺はどうですか。 ○議長(﨑山文雄) 佐古まち未来課長。 ○まち未来課長(佐古典英) よく会議でほかの市町村の担当者とも話をするんですけども、鳥獣については町の境界がないので九度山と高野町と橋本とかつらぎ全てつながっておるというふうなよく話をするんですけども、許可については市町村、行政区単独になってまいります。それで、25年度、新年度です、新年度4月から高野町のほうも、6カ月になるんですけども、6カ月単位になるんですけども、全地域の有害のほう、許可をおろしております。  これは最終いろんなところと協議して町長が発効するということで、そのためにこの間猟友会の会議に行ってきて、4月1日から高野町全域にわたっての有害区域に指定してますというそういうお話もあってしていったんですけども、高野町も全地域有害、4月1日から決定しております。  それと、猟友会の人数ですけども、これはうちでどうのこうのというんじゃないんですけども、猟友会の総会の中で、富貴地区、議員も多分御存じと思うんですけども、昔から富貴で中心になって動いていただいていた方、あの方1名が登録しているだけでということで、それは間違いない、その方も言うてましたんで。  それで、だんだん高齢化してきているという中で、銃を使える方もだんだん減ってきている中で、高野町で狩猟免許を取っていただいた方に、免許の際に補助金を交付しております。それで昨年につきましては狩猟免許を取られた方が4名おります。4名の方が新しく狩猟免許を取られて、補助する際に地域の猟友会に入って活動してくださいという、強制じゃないんですけど、うちのほうからそういうことで助成しているわけでございます。新たに取られた方、入っていただいた方も2名来ておられましたので。  やはり高野町で有害を少しでも減らしていくには、そういう猟友会の動きであるとか、個々に侵入しない方向をつくっていくというのが一番の方策と思いますので、先ほどちょっと言われたような感じで、電気柵をするとか、いろんな方向で国、県の使える補助金をうちは十分使ってますので、あとは猟友会のほうへ強化していただくということでおりも渡しておりますので。  それと、筒香地区のほうについて、おりも使っていただけますということで富貴の方からもおりを貸してほしい、とりたいんでというような話もあるんですけども、やはりただ単にとるというよりも、地域の安全性とか、農家の方の安全性ということを考えた場合に、町のおりを使う場合、やはり保険に入ってるかとか、けがした場合、事故が起きた場合に、後の処理がどういうふうにできるかということを考慮しましたら、やはり猟友会に委託するというのが一番安全面を考えてというそういう結論で、狩猟免許を持ってるから誰にでも貸せるというのはちょっと危険かなということで、そういうふうなやり方をしてますし、猟友会のほうについても全地域有害の届け出があれば被害、困っておれば行きますという、そういうふうな話を先日総会でしてきております。 ○議長(﨑山文雄) 大谷君。 ○5番(大谷保幸) 自分ていうこじゃないけど、筒香地区で3人去年取りにいきまして、猟友会に入ったということを聞いてます。そして、富貴地区でも、名前を出したらあかんので言わないんですけども、一応高野地区の副会長をやってるという人、その人に全部書類を出したというようなことは聞いてます。それにもかかわらず1名、副会長だけのように思うんですけども、そこら辺のところはどうなってるのかな、ちょっと疑問に思います。  そして、前のときやったかな、まち未来課の担当の人にも、そういうことはちゃんとわかってますということで自分のとこでも把握しとったんだけども、さっきから担当課長さんの話を聞くと、全然話がかみ合ってないんだけれども、そこら辺のとこ、ほんまにそのとおりですか、もう一度確かめます。 ○議長(﨑山文雄) 佐古まち未来課長。 ○まち未来課長(佐古典英) 猟友会の人数につきましては、うちのほうで入った、入れんと言われてもちょっと確認はできませんし、総会の資料もいただいてますので、その中に名簿も載ってございます。もしよかったら議会が終わってからお見せすることもできますので、確認していただいたら結構かと思いますので、猟友会の名簿、24年度の名簿をいただいてきております。もしよかったら立ち寄っていただいたら見ていただけます。  それと、おりの件でございますが、当初はおりをどうしようよという、多分そのときの話じゃないかなと思うんです。おりの管理方法をどうするかということで、そのときのお話、担当と議員さんとの話を言われてるんかなと思うんですけども、おりで子供がさわってけがをしたというふうな話を聞きました。うちじゃないんですけども、じゃあ高野町においても町で保険に入っておりを貸そうか、どうしようかという、そういうふうな議論になってきたという経過です。  それで、当初、10基のおりをつくる予定だったんですけども、県のほうから追加補助金を言うてきまして、15基つくったという経過で、今まだ配布されてないのがあと五つか六つ、転軸山公園に置いてると思うんですけども、先日もおりの配布を決めてました。猟友会の中で、細川地区へ二つ回して、富貴地区へ何ぼ回してという中で、15のおりの配分をしてました。うちはもうお任せしてますので、猟友会のほうでしてましたけど、保険もちゃんと入って、事故の対応も猟友会であれば十分できますという、そういうことで話を聞いてますし、この猟友会の会長が全て責任を持たせてもらうということと、それと来年10基ふやす、補助金どないするかというふうな町からの通達もきっちりと伝えてきたつもりでおりますので、もしうちの課の職員の中でそういうふうな話が進んでおるということであれば、多分当初の計画のお話だったんかなと思うんですけども。  確かに当初は自由に使ってもらおうか、自由に使ってもらうためにおりをそろえるというのがうちの当初の目的でもございました。ただし、1個のおりが100キロぐらいする重さのおりですので、危険度も十分増してくるということもございまして、そういうふうに変更したという経過もございます。  先日の総会にうちの担当職員も一緒に出てますので、同じ見解と思うんですけども、富貴の方から1人貸してほしいとずっと御連絡いただいてるんですけど、きっちりお話できてますので、もし広報のほうにもその辺を充実して、きっちり周知してるかと思うんですけども。電気柵のほうは今周知してますので、その辺、おりのほうについてもどういうふうにするということを住民のほうに再度徹底できると思いますので、実行いたします。 ○議長(﨑山文雄) 大谷君。 ○5番(大谷保幸) もうくどくど言うのは嫌いなので、この辺で終わらせてもらいます。また直接課長さんのほうに、担当の人に聞きにいきますので、その節はよろしくお願いします。  もう1個、さっきの途中で話を切らせてもらったんですけども、平成25年度の防護柵等の設置支援事業ということで、3月21日、今日が締め切りになっていますが、広報高野のほうに記載されていましたが、住民からの問い合わせ等はありましたか。 ○議長(﨑山文雄) 佐古まち未来課長。 ○まち未来課長(佐古典英) 事前調査という形で今回しとって、締め切りが今日ですよね。結構来てます。富貴、筒香地区から、ちょっと件数はまだ確認してないんですけども、うちの担当職員が直接行って、今まででしたら申請書だけでチェックしとったんですけども、今年から多分議員も見ていただいてるかなと思うんですけども、連日富貴、筒香のほうを中心に回りまして、全部現地を確認した後で回ってます。  それで、予算書にも載ってましたとおり、今年は農業者以外にも補助金を出そうとかというような仕組みの中で、先日新年度予算を通していただいてます。県の補助金につきましては、農地という限定なんですけども、農地以外につきましても結構困っておる方もおられますので、町単独事業で別個に事業を予算書にも載っておりますとおりしてますし、昨年も申請者全員していただきました。問題があったり、5年経過してないところについては遠慮していただいたんですけども、基本的に24年も23年度も申請いただいた方につきましては、電気柵、メッシュ柵の事業を全てしていただきましたので、25年につきましても全部していただく予定ではおります。 ○議長(﨑山文雄) 大谷君。 ○5番(大谷保幸) 24年度の補助金が残った補正予算だったと思います。25年度も高額の補助金が計上されてます。今回の締め切りで問い合わせが少なく、交付される金額が残るような場合、2回、3回と広報に記載するというか、また広報で出すというふうな計画はありますか。 ○議長(﨑山文雄) 佐古まち未来課長。 ○まち未来課長(佐古典英) 当然、補助申請ですので、今年度途中に募集してるというのは県のほうに補助金申請する関係でどれぐらいの量を県に申請するという意味の調査をしております。それが予算が余っても、一応県の補助金が5月中やったと思うんですけども、申請を打たなければならないということになりますけども、途中でもし追加申請が認められるということであれば、変更申請を打つということもできるんですけども、基本的に補助事業でやってる関係上、県のほうに申請を出さなければならないという状況がありますので、その辺ちょっと御理解いただきたいというのと。  町単独事業で、3分の1が県費で、3分の1が町で、3分の1が個人負担という仕組みをとっております。それで県の仕組みがもし締め切っておれば、あとの残りにつきまして3分の1だけ同等の補助金を使えるかということも可能と思うんですけども、それにつきましてはちょっと町長とも相談して指示いただくという形になりますので、基本的には今出していただいた方の補助申請という形になりますので、もし少なくても2次募集、3次募集というのはちょっと上司からの指示をいただくという形になりますので、今ちょっとお答えできませんので。 ○5番(大谷保幸) それはないということ。 ○まち未来課長(佐古典英) もし予算が余った場合、当初予算が余った場合に、県の申請を終わって余った場合、それも対応という町長の今御指示いただいてますので、2次、3次、県の補助金は難しい、わかりませんけども、町の補助金については継続という町長の今確認ですので、使っていただけます。 ○議長(﨑山文雄) 大谷君。 ○5番(大谷保幸) 24年度より25年度の一般会計を見ますと、鳥獣対策費が6割増しの費用を計上してくれてます。全額使用され有害鳥獣被害が少なくなることを願ってますので、担当課長、町長さん、またよろしくお願いします。  これで終わります。 ○議長(﨑山文雄) これで大谷君の一般質問を終わります。  これで一般質問を終わります。  日程第2、議員派遣の件についてを議題とします。  議員派遣の件については、会議規則第120条の規定により、お手元に配付したとおり議員派遣を行います。  これに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(﨑山文雄) 異議なしと認めます。したがって、議員派遣の件については、配付のとおり決定しました。  日程第3、委員会の閉会中の継続調査の件を議題とします。  各委員長から、目下、委員会において調査等の事件について、会議規則第75条の規定により、お手元に配付した申出書のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(﨑山文雄) 異議なしと認めます。したがって、各委員会とも委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査等に付することに決定しました。  以上をもって、本定例会に付議された案件の審議は全て終了しました。  会議規則第7条の規定により、本日をもって閉会したいと思います。  これに御異議ありませんか。
    〇議員(「異議なし」) ○議長(﨑山文雄) 異議なしと認めます。したがって、本定例会は本日をもって閉会することに決定しました。  閉会に当たり、町長の挨拶をお願いします。  木瀬町長。 ○町長(木瀬武治) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  25年第1回町議会、全て議案を可決いただきまして、本当にありがとうございました。一般質問の中でもいろいろな提案があったわけであります。すぐ取りかからなければならない、短期的に取りかからなければならないものもあります。それにはすぐ対処をしたいと考えております。  今回、新規事業等々かなり一般書の中で提議させていただいております。広報、またホームページ等々を通して、住民の方々が有効に利用をしていただけるよう働きかけをしていきたいと思っております。  議員各位におかれましても、住民の皆さんが元気が出るような高野町、また高野町民にとって有効な予算を組ませていただいたと認識をいたしておりますので、議員各位におかれましても町民の方々に新予算等々、議案等々を御紹介いただければありがたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。  それでは、本当に御苦労さまでございました。 ○議長(﨑山文雄) これで平成25年第1回高野町議会定例会を閉会します。  お疲れさまでした。               午後 4時18分 閉会   この会議録は、議会事務局で作成したものであるが、その内容の正当なるを証するために署名する   平成25年 3月21日   高野町議会   議長   﨑 山 文 雄   議員   中 前 好 史   議員   掛   正 和...