△日程4 議案第15号 新宮市
印鑑条例の一部を改正する条例
△日程5 議案第16号 新宮市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例
△日程6 議案第17号 新宮市
介護保険条例の一部を改正する条例
△日程7 議案第18号 新宮市
病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例
△日程8 議案第20号 新宮市
文化複合施設条例
△日程9 議案第21号 新宮市
重要文化財旧
西村家住宅(
西村伊作記念館)条例
△日程10 議案第22号 新宮市
文化財保護条例の一部を改正する条例
○議長(
前田賢一君) 日程4、議案第15号、新宮市
印鑑条例の一部を改正する条例から日程10、議案第22号、新宮市
文化財保護条例の一部を改正する条例までの7件を
一括議題といたします。 付託となった
教育民生委員会委員長の報告を求めます。 7番、
濱田議員。
◆7番(
濱田雅美君) (登壇)
委員長報告を行います。
今期定例会において、
教育民生委員会に付託となりました、議案第15号、新宮市
印鑑条例の一部を改正する条例、議案第16号、新宮市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例、議案第17号、新宮市
介護保険条例の一部を改正する条例、議案第18号、新宮市
病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例、議案第20号、新宮市
文化複合施設条例、議案第21号、新宮市
重要文化財旧
西村家住宅(
西村伊作記念館)条例、議案第22号、新宮市
文化財保護条例の一部を改正する条例の7件につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 議案の内容につきましては、本会議での
当局説明のとおりでありますが、審査に当たって出されました主な質疑等について申し述べます。 議案第20号について、委員中より「
ホール等の使用料は
エアコン代込みの金額となっているが、安すぎるのではないか。金額はどのようにして決めたのか」との質疑があり、当局より「適正な金額を設定するため、旧
市民会館、近隣や県内の自治体のホール、人口規模や座席数等が似通ったホールについて、
エアコン代込みの料金を割り出して平均化したものです」との答弁がありました。 次いで、委員中より「市のほかの
会館使用料のように、消費税10%を転嫁した額にすべきではないのか」との質疑があり、当局より「今回は新たな
条例制定に伴う最初の価格設定であるため、
端数処理をして分かりやすい金額を設定しました」との答弁があり、さらに委員中より「貸館による収益は幾らくらいを見込んでいるのか」との質疑があり、当局より「1,250万円から1,500万円位を見込んでおり、稼働率を上げる取組によって収益の増を目指していきます」との答弁がありました。 また、委員中より「
文化複合施設で行う事業の中に、熊野学の「研究」を明記すべきではないか」という意見と、「
指定管理者に施設の管理を行わせることができるという規定を入れるのは、直営を基本としている現時点においては時期尚早ではないか」という意見があり、第4条第5号中、熊野学に関する「情報の収集及び提供」を「研究並びに情報の収集及び提供」に改め、
指定管理者に関する第14条及び第15条の規定を削除する修正案が提出されました。 本委員会は、
慎重審査の結果、議案第15号から議案第18号、議案第21号及び議案第22号につきましては、当局の説明を了とし、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 また、議案第20号につきましては、修正案は
全員異議なく可決すべきものと決定し、その後の修正議決した部分を除く原案の討論では「
ホール等の使用料についてはもっとしっかりとした根拠を持って決定すべきである」との反対討論があり、採決の結果、賛成多数により可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(
前田賢一君) 委員長の報告について質疑に入ります。 まず、議案第15号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 次いで、議案第16号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 次いで、議案第17号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 次いで、議案第18号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 次いで、議案第20号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 次いで、議案第21号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 次いで、議案第22号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 質疑を終わります。 これより、各号分離の上、討論を行い、採決いたします。 まず、議案第15号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第15号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第16号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第16号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第17号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第17号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第18号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第18号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第20号について討論ありませんか。 5番、
岡崎議員。
◆5番(
岡崎俊樹君) 反対の討論をいたします。
教育民生委員会の中でも、私がこの
文化複合施設の使用料について消費税を入れるべきではないかという質疑に対して、700円という数字に対して770円にすべきかという質疑に対して、700円という数字のほうが分かりやすいという答えであったり、あと丸っこい数字ということをおっしゃられていまして、その他
文化ホールの使用料につきましても、払いやすい数字であったりという、払いやすい数字というのも理解できませんでしたし、あと丸っこい数字という言葉もちょっと理解できかねる答えだと私は感じました。 ホールの料金が、ちょっと少額の話で分かりやすく言うと、700円も770円もそれが払いづらいのか、払いやすいのかという根拠が全くなく、委員会でも消費税が上がった場合にはまた何十円という端数も出るんではないかという話もしたんですが、結局そのまま払いやすい数字であったり、丸っこい数字にしたということで、本当にこれが市民のことを考えられた値段設定にされているのかということに疑問というか、私は納得できませんでしたので、反対の討論といたします。
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 これより本案について、起立により採決いたします。 なお、委員長の報告は議案第20号を
修正可決すべきものとの報告であります。 それでは、委員長の報告のとおり、
修正可決とすることに賛成の方の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
前田賢一君) 起立多数であります。 よって、議案第20号は委員長の報告のとおり
修正可決いたしました。 次いで、議案第21号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第21号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第22号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第22号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。
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△日程11 議案第23号 東牟婁郡
町村新宮市
老人福祉施設事務組合規約の変更について
○議長(
前田賢一君) 日程11、議案第23号、東牟婁郡
町村新宮市
老人福祉施設事務組合規約の変更についてを議題といたします。 付託となった
教育民生委員会委員長の報告を求めます。 7番、
濱田議員。
◆7番(
濱田雅美君) (登壇)
委員長報告を行います。
今期定例会において、
教育民生委員会に付託となりました議案第23号、東牟婁郡
町村新宮市
老人福祉施設事務組合規約の変更についてにつきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 議案の内容につきましては、本会議での
当局説明のとおりでありますが、審査に当たって出されました主な意見について申し述べます。 規約第8条第3項の副管理者の選任方法の変更案について、委員中より「南紀園の経営が問題視されている中、本改正案を提出する以前に、まずは管理者である太地町の責任において、今後の再建計画を打ち出すべきではないか」との意見があり、当局より「南紀園の経営問題については、幹事会や組合議会等で改善に向けた協議を続けているところであり、本改正案は広域でしっかりと改革を進め、改善を図っていくことを目的に、関係町村長から提案されたものです。南紀園は必要な施設ですので、今後は、幹事会や組合議会だけでなく、組合議会の議員全員で議論するような場も持ちながら、存続に向けた協議を進めていきたいと思っています」との答弁がありました。
質疑終了後の討論では、「南紀園について真剣に考えていかなければならない時期に再建策が示されないまま、規約だけを変えていくことは間違いである」との反対討論に続き、「本改正案をきっかけに改善を図っていきたいという意欲が感じられた。南紀園をよい形で存続させていただきたい」との賛成討論が行われ、採決の結果、可否同数となりましたので、委員長裁決により、本委員会は、議案第23号につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(
前田賢一君) 委員長の報告について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 質疑を終わります。 本案について討論ありませんか。 1番、大西議員。
◆1番(大西強君) (登壇) 議案第23号について、反対の立場で討論を行います。 理由について申し述べます。 私は、長い年月にわたって広域事務組合の運営について、加盟組合員の派遣議員を分担金の負担割合に配慮した議員構成にするべきである、すなわち負担額の多い新宮市の議員を増員すべきであると主張してきたのであります。 それは、約30年前に遡りますが、広域事務組合で運営する公設市場の経営の赤字が増大して、負担金の増額を余儀なくされたとき、新宮市の分担金を大幅に増額する議決がなされたのであります。 ちなみに、今年度予算においても新宮市の負担率は82%、3,773万4,000円を繰り出しているのであります。 そこで、私は、当時、新宮市議会のこの本会議場で、そこまで高額な負担を強いられるのであれば組合を脱退して新宮市単独で運営すればいいと過激な意見、主張をしたのに端を発しているのであります。 その後、平成4年に私が新宮市議会の議長に就任したので、県庁に赴き、西口和歌山県知事にこの広域事務組合の新宮市の高負担率の是正と、公設市場に対する県の助成を強く訴えたのであります。 その結果、知事は、新宮市は広域の兄貴分であるから我慢してしてほしい。その代わり、県立熊野学センターと熊野
文化ホールの建設は新宮市に立地すると約束してくれたのであります。 それ以来、私は一貫して広域事務組合のこの高い負担をしている我が新宮市の意見が逆に反映されない、分担金の割合と議決権の不均衡の是正を主張してきたのであります。 しかし、現在の議員構成からして、その申入れは認められるはずがないのであります。 まさにそのことこそが本案に反対する真意でありますが、仕方がないので、ならば各町村に何らの不利益を及ぼすことのない規約第5条2項、「組合員は関係市町村の議会議長及び長をもって充てる」を、「組合員は関係市町村の議会議長または当該議長が所属する議会の議員のうちから、議長が指定した者をもって充てる」に変更されるべきであると主張してきたのであります。 しかしながら、今回の改定案についても何らの改善も見られないのであります。 そこで、何ゆえに我が新宮市にとって、本件規約を議会議長、もしくは議長が指定する者に変更することが重要であるかについて説明をいたします。 もとより、我々議会が市民から負託されている重大な任務は、市民から預かった税金をどこに、いかに効果的に使うかを決め、その税金が適正に使われ、その恩恵が市民に還元されているかを監視、監督することであります。でありますから、本件広域事務組合で運営する老人ホーム南紀園に高率の分担金を繰り出している新宮市としては、この監視、監査をするために派遣する議員の多いほうが市民にとって有益であることは道理ではありませんか。 しかるに、本件南紀園に拠出している各組合員の分担金の比率は、我が新宮市は41%、那智勝浦町約28%、太地町12.7%、古座川町5.9%、串本町7.3%、北山村3.7%であります。 また、広域事務組合で運営している公設市場に至っては、新宮市が82%、那智勝浦町13.9%、太地町0.9%、串本町2.9%、古座川町0.25%、北山村0.07%であります。であるにもかかわらず、議決権は同等なのであります。不条理ではありませんか。 田岡市長は、私が人事評価制度反対の一般質問において、人事評価制度は民間では当たり前だと答弁しているのであります。ならば、民間企業で41%の出資者と僅か3.7%の出資者と同じ議決権などあり得ますか。 しかし、私は民間と公共の違いはよく理解していますから、他町村との融和の観点からも新宮市の議員の増員については強引に主張するわけではないのであります。よって、他の町村に何らの不利益を及ぼすことのない議長もしくは議長の指定する者との変更に譲歩しているのであります。 ならば、なぜそれが必要であるかについて説明をいたします。 現行の規定では、議長の充て職として議長に限定して派遣されるために、監視、監督が形式的に流れているのが現状であります。なぜなら、議長の任期は4年でありますが、私が初めて新宮市の市議会議員になって以来約45年間に、新宮市の議長を4年間務めた者は誰もいません。1年ないし2年で交代するため、充て職で広域事務組合に行ったところで、実情を把握することなど到底おぼつかないのであって、やっとおぼろげに分かってきた頃には交代するのであります。 私は、議長として通算4年広域事務組合に参加していたので、この議員構成で新宮市が不利益を被っていることを嫌というほど体験しているのであります。であるから、議長、もしくは議長が指定する者に改正しておけば、議長経験者など広域行政に精通した議員を派遣して、事務組合の運営状況について正確な情報を議会に持ち帰ってくることは、各議員が広域事務組合に関連する政策に対する議決などに際しての適切な判断に寄与することは言うまでもありません。 そこで、同僚議員によく理解していただけるように、私が本件事務組合に出向したときに体験した事例を挙げて説明をいたします。 平成23年に本件老人ホーム南紀園の移転新築計画が持ち上がり、事務組合に建設委員会が設置されたのでありますが、当初、この委員会の議員も各市町村の議長であったのであります。そこで、私は、当時田岡市長も新人であり、当時の議長も事務組合の事情に慣れていないので、私はそれまで新宮市の議長として通算4年広域事務組合の議員として出向しており、事務組合の実情を把握しておりましたので、私が出向しなければ、また新宮市民が不利益な条件をのまされるであろうと危険を感じ、これに反対して、建設委員会の議員にあっては、議長もしくは議長が指定する者に変更させて、地域医療・介護対策特別委員会委員長であった私が議長に代わって、本件建設委員会に参加したのであります。 建設委員会に出席すると、案の定、建設費の負担割合が原案は新宮市が50%、那智勝浦町が30%、その他の4町村で20%を持つというものであったのであります。 私はもちろん、利用率の低い新宮市が50%も負担することは承服できないので、最も利用率の高い那智勝浦町の町長に、この議案が可決されたら広域事務組合から脱退する旨の覚悟をほのめかし、修正を迫ったのであります。その結果、那智勝浦町の町長が歩み寄ってくれて、那智勝浦町の30%を40%にアップして、新宮市の負担50%を40%に引き下げることを了承したので、負担率の議決に賛成したのであります。 しかし、このとき、那智勝浦町の議会代表の議員は、那智勝浦町の負担額のアップに反対していたのでありますが、当然のことであります。 そういうことで、私がこの建設委員会に出向していなければ、恐らく新宮市の負担率は50%のままで議決されていたのであります。 また、その後の建設委員会に施設の設計図が提示され、A案、B案、C案の3案が提案されたのであります。その建設コストは、A案が最も高く、次いでB案、C案が最も低いというものでありました。管理者の太地町は、当然A案を希望しましたが、私は、高い負担を強いられるが、利用率の低い我が新宮市として、当然建設コストの低いC案を主張したのであります。すると、北山村の議会議長が、福祉の専門家としてもC案でも贅沢だと助け船を出してくれたおかげで、中間のB案とC案で採決することになったのであります。そこで、私は田岡市長に、北山村も支持してくれるから、C案で押そうと言って採決に臨んだのですが、結局C案に賛成したのは、我が新宮市の田岡市長と私の2票のみであります。C案でも贅沢だと意見を出してくれた北山村の議長もB案に賛成したのであります。なぜか。北山村にはどちらにしても財政的にほとんど影響がないからであります。 このように、広域事務組合の運営は、出向の議員構成、すなわち議決権からして高額の負担をしている我が新宮市の意見が反映されるどころか、逆に不利になる議決しか得られないようになっているのが現状であります。要するに、広域事務組合の事業において、新宮市民には負担額に相応する恩恵がもたらされていないのであります。それはすなわち、我々新宮市民の代表である新宮市議会議員の責任であり、市民に申し訳ないことなのであります。 そういうことで、本案に賛成してしまうことは、結果的に本件事務組合に対して、本案の改正で新宮市は納得しているという誤ったメッセージを送ってしまうおそれがあるからであります。あくまで、我が新宮市は増員か、議長もしくは議長の指定する者との変更を要求していくべきなのであります。私はもとより、広域がお互いに協力、連携して助け合いながら、共に発展していくべきであるとの思いは、人一倍強く持っているものであります。しかしながら、新宮市の議員である以上、市民の不利益になる条件については、その格差があまりにも大きい場合においては、これの是正を求めるのは新宮市議会議員としての当然の職責であります。 私は、この我が新宮市、すなわち新宮市民全てにとって、何らのメリットもない本案に賛成する無責任極まりない議員が、我が新宮市議会に存在することに愕然とする思いであり、信じ難いことでありますが、現実でありますから、市民の正しい理解を得るために、あえて本案に対する反対の討論を行ったわけであります。 以上、反対の討論といたします。
○議長(
前田賢一君) 7番、
濱田議員。
◆7番(
濱田雅美君) (登壇) 賛成の立場で討論させていただきます。 本議案は、あくまで副管理者は組合の議会において太地町長を除く関係市町村長のうちから選任することの是非を問うものであり、否決は今回の組合組織の改善策を閉ざすものではないかと考えます。 また、今後の方向性を議論していくことと、この議案の賛否を問うことは別のところであると考えます。 反対の意見も十分重視すべきではありますが、組合議会で健全な経営に向け議論し、提案された一歩前進した議案であると考え、賛成といたします。
○議長(
前田賢一君) 3番、松畑議員。
◆3番(松畑玄君) (登壇) 反対の立場で討論させていただきます。 南紀園については、数年前から問題を抱えている施設であって、特に経営状態が深刻であると伺っております。今回の規約改正よりも先に経営悪化の原因、そして責任の所在、今後の方針等、管理者の太地町長に示させるべきであると、
教育民生委員会、地域医療・介護対策特別委員会でも訴えてまいりました。太地町の長年の放漫経営、このツケを新宮市民に背負わせてはならないという思いであります。 実際、公設市場を見てください。10年以上前に、船井総研を入れて経営改善をやっていこうとしたわけですが、結局改善、そして何の手だてもないまま、来年度も3,700万円以上のお金が垂れ流されておるという現状であります。そこの費用を負担しているのも新宮市民であります。 今回、議案を出してくる前に、やはり太地町にはしてもらうべきことをしっかりやってもらう、つまりは経営悪化の原因、そして責任の所在、今後の方針というのをしっかり示していただきたいと、これをしなければ、新たな市民負担につながるということを申し述べさせていただきます。 そして、あまりにも南紀園の実態が分からない。改善していく、改善していくと皆さん言っていただいておりますが、実際、委員会を通してでも、経営の実態というのは全く見えなかったです。そこが問題やと思うんですよ。今の現状が分かっていない、実際、単年度でどんだけ赤字出てるんかということすら、当局に問うたところで分からない。情報が本当にない中で、これを許してしまう体質自体が問題であります。 今回この議案にしっかり反対することによって、現在、そして未来へ問題提起という思いで反対させていただきたいと思います。 以上です。
○議長(
前田賢一君) 15番、
福田議員。
◆15番(福田讓君) 反対でよろしいでしょうか。
○議長(
前田賢一君) 賛成の方おりませんか。 11番、竹内議員。
◆11番(竹内弥生君) (登壇) 反対の立場で理由を述べさせていただきます。 シンプルに考えますと、委員会等々で、大西議員、そして松畑議員のお話、当局の話をしっかり一晩考えましたところ、この案件だけを先に通過するということは、議案を、少し無理ではないかなと。この御時世で経営困難であるということが何十年も続いているということを大西議員とかもたくさんおっしゃられました。 そして、当局側も一生懸命動いていることも委員会等で分かりました。 ということは、この副管理者だけ変えるということに賛成して、改善ができないほうに持っていくというのは間違いだと思います。 よって、私はきちっと改善策を出していただくということが先だと思い、反対の理由といたします。
○議長(
前田賢一君) 15番、
福田議員。
◆15番(福田讓君) 私はこの件に反対の立場から討論いたします。 議会開会中に上田委員長の計らいによって、地域医療・介護対策特別委員会を開催させていただきました。その中で各委員がこの件についていろいろと2日間にわたって審議してまいりました。 今回の議案は、田岡市長名であります。田岡市長も南紀園の一議員であります。私は、これは自由な発言討論ですから、市長の心を読むと、この議案を提案するに当たり、私は市長の本意ではないと私は考えておる。 先ほどの先輩議員からもいろんな反対討論がありました。市長は平成30年8月22日の広域議会において、南紀園の経営に対し、厳しく指摘されたと。それは、昨日の委員会で私がこれを事務局からコピーをしていただいて、委員の皆さんに配付しております。市長は、入所者が少ないとの南紀園の事務方の答弁に対し、定員100名にある中で、23人の空き部屋がある、77人しか入っていないことを厳しく指摘しております。そして、赤字が続いているこの現状を改革しなければならないと、市長自らが南紀園において発言されているわけなんです。 今回の議案は、あくまでも副管理者を太地町から外し、5市町村でそれを決めていく案でございます。昭和45年の設立以来、太地町において管理者、副管理者、会計管理者は全て太地町がこれを独占している、規約を変えていかなければならないと私は思っている。 新宮市は多額の負担金をしている、これを見ても、その中で私は委員会で執行者に問いただしましたところ、入所者はその入所者数によって負担金が変わるということでございます。そこを考えてもよく分かるじゃありませんか。南紀園というのは、この太地町から新宮市までのお年寄りの皆様方が安心して第二の人生を歩むところであります。それを45年にわたって、管理者、副管理者、会計管理者は、今の規約では独占です。市長の思いが私はよく分かる。なぜか。市長にあって、このことについて一番懸念を持ったからこそ、昨年の8月22日の広域議会で発言されている。さらに、当時の議長の屋敷議長も、いいこと、すばらしいことを言ってくれている。第三者委員会を設立して、これをもっと検討しなければならないと、ここにおられる屋敷議員です。そういうことも1年半も改革に手をつけなくて、1年8か月もたって、副管理者だけを太地町から外して、他市町村で持っていただきたいという、この案件でしょう。私は市長の本意ではないと思っている。市長はもう2年前からそういうことを言い続けている。しかし、市長の声も届いていない。こういう南紀園であってはならないのであります。これは太地町がこの責任を明確にし、経営を改革しなければならない。副管理者だけを変えるだけでできるものではない。私は市長の思いがよく分かる。 だからこそ私はここで、これからの南紀園において、もっと改革を求めていかなければならないと思います。 冒頭に申し上げましたが、提出者名は田岡市長になっている。しかし、これは田岡市長で出さなければならないんですよ。本来は、太地町管理者が出してもいいと思うんですけれども、そういう規定になっているからでしょう。 だからこそ私は、今回のこの提案は副管理者を変えて、それだけで済むことではない。 よって、こういう南紀園の改革は、皆さん各市町村の議員も、首長もよく考えていかねばならないんじゃないですか。私は新宮市議会議員として、誇りを持って、市民のために働いているんです。選良なんですよ。新宮市民、そして近隣町村も仲よくやっていかなければならないことは当然であります。しかし、45年、太地町がこれを全て、管理者、副管理者、会計管理者を全て太地町がやっていると、太地町における一大雇用じゃないですか。私は討論ですから、自由に発言させていただきます。そして、皆さん、同僚議員にもよく考えていただきたい。大西議員のおっしゃることも当然であります。それが通らない、そういう広域議会であってはならないのであります。これを広く市民にも知っていただくために、ここでおられる議員の皆様方は、太地町の南紀園のことについて詳しいと思いますが、私もこれを考え、昨日この規約を読みました。あまりにも太地町が有利になっている。これでいいんだと私は言い切れません。その改革の一歩となるために、市長が提案したその発言を今後とも新宮市議会議員がしっかりと心に決めて、これからの改革に向かって、この議案に対して反対をしていただくよう、私は心から議員各位にお願いする。 以上で反対討論を終わります。
○議長(
前田賢一君) 14番、屋敷議員。
◆14番(屋敷満雄君) 今日は黙っておこうと思ったけれども、今、
福田議員もおっしゃったように、僕も2年前、議長になって、最初の広域の議会に行きました。南紀園の問題もありました。その当時は、もうしゃんしゃんで、皆決まっておりました。ただ、それが1年後、8月22日、おととしありましたんですが、今
福田議員がおっしゃったんですけれども、その間、健康長寿課、
健康福祉部長に南紀園の話をしますと、全然いろんな話が上がってこない、本当のことが分からないというのが現状でした。 南紀園は、もともと黒字でありました。建設した後、2,000万円もうかっているお金を建設費に回して十分採算の取れる状態でした。ただ、中でいろんな紛争というんですかね、問題が起こりまして、先ほど
福田議員がおっしゃったように100人の特養の入居者が入らない状態に陥りました。そのことが大きな原因で、経営の不安な状態に陥っております。 ただ、これはなぜかと言いますと、1人のヘルパーの方が、職員の方が、3人の方の入居者を見ることができます。ですから、100人であれば、33人の職員が要ります。ただその状態が二十何人なのか、15人なのか、そういうことが課長を含めた幹事会で太地町から出てこないという状態が分かりましたので、僕も市長も8月22日のときにおかしいではないかと、何とかするべきではないかということを発言させていただきました。それに、他の町村の議長、町村長の同意をいただき、この際、何とかせねばいけないということで、太地町だけではおけないと、そういうことで副管理者を1人でもほかのところから入れて、いろんな情報が出るような状態にした規約が、この規約の本当の形です。 ですから、皆さん、今後やっぱり南紀園は非常にこの状態で今後いろんな、私もそうですけれども、皆さんが利用されるべき施設です。何とか残していくためには、こういうようにして太地町だけに任せるんじゃなくて、いろんな方の力を入れて、きっちりした形をするべきだと思います。 これで私の討論を終わります。
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 これより本案について、起立により採決いたします。 念のため申し上げます。 採決に際し着席された議員は本案に反対とみなします。また、賛成の議員は可否の宣告までは着席しないよう御協力願います。 それでは委員長の報告に賛成の方の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
前田賢一君) 可否同数であります。 よって、地方自治法第116条の規定により、議長において本案に対する可否を裁決いたします。 議案第23号については可決と裁決いたします。 10分間程度休憩いたします。
△休憩 午前10時55分
---------------------------------------
△再開 午前11時11分
○議長(
前田賢一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
---------------------------------------
△日程12 議案第30号
辺地総合整備計画の変更について
△日程13 議案第31号 市道路線の認定について
○議長(
前田賢一君) 日程12、議案第30号、
辺地総合整備計画の変更について及び日程13、議案第31号、市道路線の認定についての2件を
一括議題といたします。 付託となった
総務建設委員会委員長の報告を求めます。 15番、
福田議員。
◆15番(福田讓君) (登壇)
総務建設委員会委員長報告を行います。
今期定例会におきまして、
総務建設委員会に付託となりました、議案第30号、
辺地総合整備計画の変更について、議案第31号、市道路線の認定についての2件につきまして、委員会の審査の経過並びに結果をご報告いたします。 各議案の内容につきましては、本会議の
当局説明のとおりであります。 本委員会は、
慎重審査の結果、議案第30号及び議案第31号につきましては、当局の説明を了とし、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で、報告を終わります。
○議長(
前田賢一君) 委員長の報告について質疑に入ります。 まず、議案第30号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 次いで、議案第31号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 質疑を終わります。 これより、各号分離の上、討論を行い、採決いたします。 まず、議案第30号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第30号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第31号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第31号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。
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△日程14 議案第1号 令和2年度新宮市
一般会計予算
○議長(
前田賢一君) 日程14、議案第1号、令和2年度新宮市
一般会計予算を議題といたします。 分割付託となった
総務建設・
教育民生各委員会委員長の報告を求めます。 なお、各委員会委員長の報告の都度、質疑を行いますので、御了承願います。 まず、
総務建設委員会委員長の報告を求めます。 15番、
福田議員。
◆15番(福田讓君) (登壇)
総務建設委員会委員長報告を行います。
今期定例会におきまして、
総務建設委員会に分割付託となりました、議案第1号、令和2年度新宮市
一般会計予算の本委員会に付託された部分につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 議案の内容につきましては、本会議の
当局説明のとおりでありますが、歳出7款商工費1項3目観光費の観光看板等整備事業中、観光案内デジタルサイネージに係る予算につきましては、市長より「新年度での執行を見合わせ、時期を見計らい減額補正等の処理を行うことにいたします」との発言があったことを申し添えさせていただきます。 審査に当たって出されました主な質疑等について申し述べます。 歳出2款総務費、災害時生活用水井戸整備事業について、委員中より整備場所について詳細説明を求めたところ、当局より「三輪崎、佐野地区の中核避難所2か所で調査を行い、整備する1か所を決めていきます」との説明がありました。 次いで、地域公共交通再編事業について、委員中より「熊野川町でデマンドタクシー化するとのことだが、路線バスもあり、また高齢者福祉タクシー事業や熊野川地域
医療センタータクシー運行事業などとも重複するのではないか」との質疑があり、当局より「デマンドタクシーは、熊野川町内を走る路線バスの3支線を廃止する代わりに導入することになりました。一方、医療・福祉関係については、きめ細やかな行政サービスを提供するため、各課との調整、また住民の意見も聞く中で、残すべきと判断し予算計上しています」との答弁がありました。 次いで、5款労働費、地元就職促進事業負担金(地方創生)について、委員中より「Uターンフェアは、人手の足りない地元民間企業に就職してもらうための説明会にすべきで、官公庁が参加する必要はないのではないか」との意見があり、当局より「民間企業に少しでも効果をもたらすことが必要であり、検討させていただきたいと思います」との答弁がありました。 次いで、6款農林水産業費、小水力発電施設管理費について、委員中より「高田小水力発電所は今後も維持するのか」との質疑があり、当局より「FIT制度の改正等もあり、売電価格がかなり下がっている状況のため、継続するかどうか検討中です」との答弁がありました。 次いで、7款商工費、観光看板等整備事業について、委員中より「AIを活用したデジタルサイネージは、インバウンドでの個人観光客のニーズを満たしてくれるものであり、もともと観光地ではなかった本市が、新宮らしい観光を構築していくための可能性を秘めたものであると思う」との意見や、「新型コロナウイルスでインバウンドも困難となり、市内の事業者が多大な影響を受けている中、たとえよい物であっても、本事業を行うことは市民の理解を得られるはずがなく、市長が凍結の決断をしたことはありがたい」との意見がありました。 次いで、国際交流員招致事業について、委員中より詳細説明を求めたところ、当局より「観光協会での窓口対応のほか、英語での情報発信や通訳業務などにも対応していただくことになります」との説明がありました。 次いで、公設地方卸売市場事業繰出金について、委員中より「今年度も多額の予算を計上しているが、他町村との負担割合も全く変わらず、費用対効果の検証もせずに漫然と支出し続け、財政健全化の努力のかけらもない」との意見がありました。 次いで、8款土木費、市田川排水ポンプ整備事業について、委員中より詳細説明を求めたところ、当局より「丸山橋の下流左岸側に、2トン程度のポンプを設置する予定です」との説明がありました。 次いで、歳入17款寄附金、ふるさと納税寄附金について、委員中より「力を入れている自治体は、小規模の町でも何十億円も寄附されている。本市も知恵を絞り、少しでも寄附金を増やしてもらいたい」との意見がありました。 本委員会は、挙手採決の結果、議案第1号中、本委員会に付託された部分につきましては、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で、報告を終わります。
○議長(
前田賢一君) 委員長の報告について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 質疑を終わります。 次いで、
教育民生委員会委員長の報告を求めます。 7番、
濱田議員。
◆7番(
濱田雅美君) (登壇)
委員長報告を行います。
今期定例会において、
教育民生委員会に分割付託となりました、議案第1号、令和2年度新宮市
一般会計予算の本委員会に付託された部分につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 議案の内容につきましては、本会議での
当局説明のとおりでありますが、審査に当たって出されました主な質疑について申し述べます。 まず、2款総務費、高田村つくり推進事業について、委員中より「地域おこし協力隊の募集方法と給料はどのように考えているのか」との質疑があり、当局より「どのような活動をしてほしいのかということを提示して募集し、区の役員会で面接をした上で決定する予定です。給料は月額20万8,000円を予定しています」との答弁がありました。また、通知カード及び個人番号カード交付事業について、委員中より「現在の交付件数と申請率はどのくらいか」との質疑があり、当局より「3月1日現在で、申請件数は4,029件。申請率は14%です。国は、令和4年度末までに100%を目指すとしていますが、あと3年での目標達成はかなり難しいのではないかと考えています」との答弁がありました。 次いで、3款民生費、子どもの貧困対策実態調査業務について、委員中より「調査結果はどのように生かしていくのか」との質疑があり、当局より「貧困については定義づけが難しく、調査後の方向性は現時点では未定ですが、まずはアンケート調査の実施により、本市の実態をしっかりと把握したいと思います」との答弁がありました。 次いで、4款衛生費、妊婦保健指導事業について、委員中より「不妊治療に対する助成の申請件数はどのくらいか」との質疑があり、当局より「平成30年度は15人、今年度は5人の申請がありました」との答弁がありました。また、公衆浴場運営費について、委員中より「今年度予算と比較して約266万円の増となっているが、主な理由は何か」との質疑があり、当局より「施設の修繕費の増です。築30年ほどたっており、令和2年度では配管工事を予定しています」との答弁がありました。また、エコ広場運営事業について、委員中より「エコ広場の運営員は何人いるのか」との質疑があり、当局より「415人です」との答弁があり、さらに委員中より「今後、運営員の報酬を上げることは考えていないのか」との質疑があり、当局より「時給に換算すると県の最低賃金を超えており、問題ないように思いますが、募集をしてもなかなか集まらないのが現状なので、今後、調査研究していきたいと思います」との答弁がありました。 次いで、10款教育費、土と水と緑の学校開催について、委員中より「定員と参加者数は何人か」との質疑があり、当局より「定員は80人で、今年度の参加者は75人でした」との答弁がありました。さらに、委員中より「190万円の委託料の内訳はどうなっているのか」との質疑があり、当局より「100万円は土と水と緑の学校の開催委託費で、残りの90万円は姉妹都市の名取市の児童・生徒の招待事業費です」との答弁があり、これに対し、委員中より「新たに姉妹都市を提携した三原市からの児童・生徒の招待については考えているのか」との質疑があり、当局より「ぜひ招待したいという思いがあるので、今後、三原市と話をしていきたいと考えています」との答弁がありました。 また、小学校及び中学校の校舎等維持管理経費について、委員中より「学校の和式トイレの洋式化は、計画的に進めているのか」との質疑があり、当局より「来年度は、小・中学校でそれぞれ6か所の和式トイレの洋式化を予定しており、今後もできるだけ進めていきたいと思います」との答弁がありました。 また、東京大学体験活動プログラム協力事業について、委員中より「本事業の目的と今後の展開は、どのように考えているのか」との質疑があり、当局より「東京大学の学生に熊野について学んでもらうことで、新たな発想で熊野を開拓し、東京大学というネームバリューの基に発信してもらいたいという狙いを持っています。また、大学側でも、現在は研究室単位の活動ですが、今後は学部単位のものに広げていきたいという構想を持って取り組んでいただいています」との答弁がありました。 本委員会は、
慎重審査の結果、議案第1号中、本委員会への付託部分につきましては、当局の説明を了とし、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で、報告を終わります。
○議長(
前田賢一君) 委員長の報告について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 質疑を終わります。 以上で、各委員会委員長に対する質疑を終わります。 各委員会委員長の報告は、いずれも原案を可決すべきものとの報告であります。 以上をもって、議案第1号について討論を行い、採決いたします。 本案について討論ありませんか。 1番、大西議員。
◆1番(大西強君) (登壇) 令和2年度
一般会計予算案について、反対の立場で討論を行います。 反対の理由について説明をいたします。 反対の最大の理由は本予算案は編成の段階から、現在、我が新宮市がおかれている財政危機の認識、緊張感が全く欠如しており、財政健全化の努力、工夫の欠片も見られない、合併特例関係予算を食い潰し、借金に借金を重ねるだけの放漫予算案そのものであるからであります。このような予算案を安易に認めることは、この借金を背負わされる子や孫、私の場合は孫やひ孫がかわいそうで到底見過ごせないのであります。 田岡市長は本予算案の大綱説明で、自らが「国・県の補助制度や起債などの有効活用はもとより関係機関への要望活動を精力的に行い、有利な財源を獲得してまいります」と述べているとおり、今後も借金と国・県の補助を当てにしている、全く能天気、軽薄で向こう見ずな無責任極まりない財政運営を露呈しているのであります。国家財政が破綻すればどうなるのか。破綻するまでもなく、この国、県、市の借金は私にとっては、全部、孫、ひ孫の背中に覆いかぶせることになるのであります。 そもそも、国の財政自体、一般会計の3割以上を借金でしのぐ状態であり、長期債務残高は国内総生産のほぼ2倍に達しており、先進国で第1位の借金大国になっているのであります。にもかかわらず、今年度においても19年度の補正予算と当初予算案で計6.1兆円の過去最高の積み増しが行われているのであります。なぜ、国自体が財政再建に取り組まないのか。それは政権維持のために経済を落とすわけにいかないからであります。まさに安倍内閣のエゴ政策、借金先送り政策の何物でもありません。全く、田岡市政とそっくりなのであります。この国の借金は一体全体誰が払うのでしょうか。やはり、我々新宮市民の子や孫なのであります。 であるにもかかわらず、国からの交付金、補助金を当てにした放漫予算を組んでいるのであって、ランニングコストを増大させた挙げ句、国の財政危機による交付金の削減政策が実施されたなら、たちまち我が市の財政は破綻する憂き目に遭うのは必定であります。 将来のことを言っているのではありません、現実に我が新宮市の財政は経常収支比率が100%を超えて借金に頼らなければ運営が成り立たない状態にあり、まさに財政危機そのものなのであります。そこへ、これから、まだ
文化複合施設の借金を重ねランニングコストを増大させるのであります。 しかしながら、田岡市長は甘い見積りばかりして、例えば
文化複合施設開設後のランニングコストを抑える手だてのひとつである旧職業訓練センターの存廃などについても、いまだに検討もされていない無責任ぶりであります。 かつて、市当局は、
文化複合施設の設計段階で、この旧職業訓練センターについては、
文化複合施設を現地で建設するコンセプト、すなわち旧市街地活性化対策、開設後のランニングコスト等の観点から、
文化複合施設の開設後は廃止する方向で検討すると答弁していたのであります。 その後、
文化複合施設より市役所庁舎の建設を先に行うことになり、設計構想のA案、B案が提示されたのですが、A案は現在建設された案であり、B案は旧職業訓練センターを取り壊し庁舎完成後に旧庁舎を撤去して引っ越すという案であり、建設コストは数億円規模で軽減されるというものであったのですが、当局は災害時の安全性などを考慮してA案を希望してきたので、私は新庁舎の供用開始後は旧職業訓練センターを廃止すること、庁舎の建設コストは27億円を超過しないことの意見をつけてA案に賛成したのであります。 このように、例えば
文化複合施設にしても、新庁舎の建設にしても、当初の予定よりも建設コストが軽減されて財政に余裕ができたから、旧職業訓練センターは残す選択肢があるというのであれば話は分かるが、逆なのであります。 当初、
文化複合施設の建設費は30億円、新庁舎は27億円規模であったものが、現在、新庁舎には38億円を要し、
文化複合施設は60数億円に膨れ上がっている上に、財政自体、経常収支比率が100%を超えた危機的状況に陥っている現在においても、いまだに廃止を決定しない無責任極まりない、この放漫予算案に賛成できるはずがないのであります。 ならば、当局は
市民会館の建て替え事業案が提示され、図書館も併設したいと提案したとき、私は、図書館の建設に合併特例予算を使う必要はない、
文部科学省の関連予算を使って別事業でやれと主張したのでありますが、これに対して当局は、併設すれば建設コストも軽減されるし、ランニングコストも一体管理できるので軽減されると答弁しているのであります。旧職業訓練センターの機能を新
文化複合施設に統合することで、開設後のランニングコストを軽減するはずではなかったのですか。 私は昭和50年に新宮市の議員になってから、約45年間に田岡市長で6人目の市長でありますが、財政に対する無責任ぶりは最もひどい、最悪であります。 なぜか。100億円規模の合併特例関係財源のぬるま湯にどっぷりとつかって、全く危機感が欠如しているからであります。財政が逼迫していたので、熊野川町との合併を進めた私にとっては腹立たしい限りであります。 これまで、最も財政再建に取り組んだ田阪市長が退任した平成2年度末の新宮市の起債残高、借金残高は約187億円でありました。現在、平成30年度末の借金残高は実に348億円であります。約2倍になっているのでありますが、逆に人口は3万5,792人から2万8,629人となっており、旧新宮市の人口では約8,000人の減少であります。高齢化率も約36%にもなっているのであります。今年度の新成人にしても10年前の315人から241人と74人減少しているのであります。人口が何十万人の大都市ではありません。我が新宮市は僅か3万人の、この新宮市において8,000人もの人口が減少し、その上180億円の借金が340億円に膨れ上がり、まだ増え続けているのであります。 このように、借金が倍に増えただけではありません。若い世代の人口が激減しているのでありますから、若い世代に覆いかぶさる負担は2倍どころで済まされるはずがないのであります。現実的にも、現在の経常収支比率が100%を超えてきたということは、家庭経済に例えるなら、破産状態にあり、夜逃げ寸前の状態ということではありませんか。 田岡市長はこのような子供でも分かるような道理が、なぜ理解できないのか。 それは、市役所は親方日の丸で、取りはぐれがないからといって、お金を貸してくれる銀行があるからであります。一般家庭であれば夜逃げせざるを得ない状態にあることは現実であります。 私は、田岡市長就任以来10数年間にわたって市長の財政運営をつぶさに観察してきましたが、ただ合併特例関係予算のぬるま湯にどっぷりとつかり、これを放漫に食い潰しているだけであると断定せざるを得ないのであります。安易に、合併特例債等の借金に頼る財政運営に慣れてしまったがゆえの無軌道な財政運営であると言わざるを得ないのであります。もっと、国民、市民の血税であるという認識があれば、税金の使い方に節操や工夫、緊張感が芽生えるのではありませんか。 年々増え続けている
医療センターの赤字をどうするのですか。あと数年で水道料金の値上げも余儀なくなっている現状ではありませんか。それゆえに、こんな軽薄な財政運営を続けるのであれば、子や孫の代には、新宮市の財政は破綻することは目に見えているのであります。 現在、コロナウイルスの蔓延で、その対策費用、景気の低迷を招き、国家の税収減による財政危機が懸念されていますが、我が新宮市でも同じではありませんか。 孟子の言葉に、市長はこうあるべきであるという、このような教えがあります。「みちに餓ひょうあれども、発するを知らず。人死せば、則ち曰く、「我に非らざるなり。歳なりと」是何ぞ人を刺して、これを殺し「我に非らざるなり。兵なり」というに異ならんや。王、歳を罪する無くんば、ここに天下の民至らんと」というものであります。これは、市長たるものは、飢饉や災害で市民が餓死していても、十分救済措置もしないで、市民が死んだからといって私が悪いわけではない、干ばつや災害、コロナウイルスが起こったから仕方がないというのは、人を刺し殺しておいて私が殺したのではない、この武器が殺したのだと言うのと同じことである。ですから、市長は、不慮の災害などの発生にしても、市民が苦しまないように、常に十分な準備をしておくという仁政を行えば、新宮市に人が集まってくるという教えであります。 今後、国の財政逼迫により、交付金、補助金が減額され、市財政が破綻することになっても、国のせいにしたり、コロナウイルスのせいにすることなどできないのであります。それは、田岡市長の放漫財政運営のツケによるものにほかならないのであります。 私は、あと数年で水道料金の値上げも余儀なくされている財政状況の中で、このあまりにも危機感の欠如した放漫な予算編成の態度、無責任極まりない本案に賛成するわけにはいかないのであります。 私は、戦後の貧しい時代を知っており、45年前、市議会議員になる直前にはオイルショックで日本の経済は大不況であったので、新宮市議会議員になって以来、45年にわたって、この孟子の教えを肝に銘じて不慮の社会変動、事故、災害などに備えて市の財政は常に健全財政を維持し、不慮の事態が発生しても市民の安心・安全な生活を守ることができる体制を維持することを心がけ、常に倹約財政運営を提唱してきたのであります。 このようにして、田岡市長が就任以来、無駄に浪費した行政経費、予算は莫大な金額に上るのであります。将来、新宮市の財政が破綻したとき、その責任は田岡市長にあることを明言しておきます。しかし、田岡市長が責任を問われるときは、既に田岡市長は、その市長席に座っていないのであります。 よって、私は、将来、財政破綻が目に見えている田岡市政の、この軽薄で緊張感のかけらも見られない予算案に賛成して、今の小学生から、文化施設や公園を造ってもらっても、国や市役所の借金が年々増えている。返すのは自分たちの世代なので感謝する気になれないなどと言われたくないし、申し訳ないので、田岡市長の反省を促す意味を込めて、あえて反対の討論を行った次第であります。 以上、反対討論といたします。
○議長(
前田賢一君) ほかにございませんか。 15番、
福田議員。
◆15番(福田讓君) 本案に対し、賛成の立場から討論をいたします。 一年の計は元旦にありと言われます。新宮市の計は当初予算191億円の予算であります。これを、我々は3週間にわたって審議しています。御承知のとおり、我々自治体というのは東京都だけでございます、黒字になっているのは。なぜか。東京都に企業が集中し、そしてそこに税金が落ち、我々の近畿管内の大阪だって年間5兆円という赤字だという大阪市もございます。 自治体は、大変厳しい中で熊野川町との合併によって、合併特例債を活用してちょうど田岡市長が当選されてから新庁舎、そして50年を過ぎていこうとしている
市民会館の建て替え、建設当初はかなりな額だと思います。しかし、田岡市長が就任されて、これをやっていかねばならないちょうどそのときに当たったわけであります。庁舎というのは、市民のために建てられている。災害のときに庁舎に、これを活用する、当然のことであります。本部が潰れていては何も、市民を助けることはできません。 市長は、就任以来、民間から立候補されて、政治のことを初めての中でよく頑張ってきたと思います。政治というものは、今の安倍内閣、自民党が政権を握っております。その政権与党に対して市長は補助金、県の仁坂知事に対する県の補助、新宮市の財政は他の町村とも全く同じであります。 私が町議会議員のときは、熊野川町のときは20%でした。しかし、新宮市は、大体市は3割という自治体と言われました。あとの7割はどうして、これを考え出して新宮市の財政をやっていくかという、運営するということは市長に与えられた任務であります。どなたが市長になられても、トップというのは常に市民の幸せを願い、行政を執り行っているわけでございます。 今回の予算191億円、さらに特別会計予算、たくさんございます。しかし、トップというのは常に市民の目線に立って市政を運営しているわけであります。 新宮市は商業のまちであります。65%の方が商業のまちでございます。企業のまちではございません。その中で、新宮市に市長に立候補されるということは、並大抵の力では当選できないと思います。市長は、民間から、この政治の世界に飛び込んで、もう3期目です。よく頑張っていただいていると思います。確かに、28億円の予定であった新庁舎も38億円いってしまった。経費がかかった。これは、災害によって建設資材の高騰でもあります。そして、子供たちが生まれて育った新宮市で
市民会館で子供たちの将来、文化、歴史を学ぶときに、これも耐震がない。そして、ちょうどそのとき市長が、今の地位に執行者としてあるわけです。建設投資で、この数年間新宮市の財政も厳しくなっております。しかし、庁舎と
文化ホールの建設が、これが終われば、建設投資もかなり縮小されると思います。 ちょうど、市長はそのときに市長の執行者として、これを実行している番であります。確かに、同僚議員の言う緊縮財政、これも必要だと思います。しかし、この
文化ホールが完成すれば、来年以後は、そういう大きな建設投資も縮小されますので、これからも市長も、その当たりはよく考えていらっしゃると、私はそう思っています。 今回の191億円の中には、子供たちの勉強、そして高齢者の福祉、商業のまちとして商業者の方を助けていただける補助金全て含んでおります。この予算は、同僚議員各位の賛同の下によって、この予算を可決していただいて、まず市民の生活安全第一、これを考えていかねばなりません。確かに市長も考えていると思います。財政は厳しくなっていく。国の借金は1,000兆円を超えております。しかし、どの自治体であっても、首長、執行者というのは自らの市での税金だけではやっていけないのが現状であります。 個人経営、株式会社じゃございません。利益を追求する場が、これは企業でございます。自治体というものは、市民の幸せを考え、どこにその予算を配分して市民の全体を考えて市長が予算を組むわけでございます。 私は、この予算が一刻も早く可決され、市民の方が、今コロナウイルスでも大変緊急な状態になっております。新宮市も、これからも、このコロナウイルスに対しても真剣に対応策を進めていただきたい。そして、老人、福祉、子供たちの明日の未来の学習の向上、そして商業のまちとして観光のまちとして、これからを背負っていく田岡市長です。しっかりと、この予算を可決後、田岡市長が執行する予算でございます。市民にとって一番大切な予算ですから、それを心に決めて執行していただきたいと思います。 よってこの案に、私は賛成の立場から討論をさせていただきました。
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 これより、本案について起立により採決いたします。 各委員長の報告に賛成の方の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
前田賢一君) 起立多数であります。 よって、議案第1号は各委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 昼食のため、午後1時まで休憩いたします。
△休憩 午前11時55分
---------------------------------------
△再開 午後1時00分
○議長(
前田賢一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
---------------------------------------
△日程15 議案第2号 令和2年度新宮市
国民健康保険特別会計予算
△日程16 議案第3号 令和2年度新宮市
後期高齢者医療特別会計予算
△日程17 議案第4号 令和2年度新宮市
介護保険特別会計予算
△日程18 議案第5号 令和2年度新宮市
と畜場特別会計予算
△日程19 議案第8号 令和2年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算
△日程20 議案第12号 令和2年度
新宮市立医療センター病院事業会計予算
○議長(
前田賢一君) 日程15、議案第2号、令和2年度新宮市
国民健康保険特別会計予算から、日程20、議案第12号、令和2年度
新宮市立医療センター病院事業会計予算までの6件を
一括議題といたします。 付託となった、
教育民生委員会委員長の報告を求めます。 7番、
濱田議員。
◆7番(
濱田雅美君) (登壇)
委員長報告を行います。
今期定例会において、
教育民生委員会に付託となりました議案第2号、令和2年度新宮市
国民健康保険特別会計予算、議案第3号、令和2年度新宮市
後期高齢者医療特別会計予算、議案第4号、令和2年度新宮市
介護保険特別会計予算、議案第5号、令和2年度新宮市
と畜場特別会計予算、議案第8号、令和2年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算、議案第12号、令和2年度
新宮市立医療センター病院事業会計予算の6件につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 議案の内容につきましては、本会議での
当局説明のとおりでありますが、審査に当たって出されました主な質疑について申し述べます。 議案第3号について、委員中より「後期高齢者医療保険料の動向はどのような状況か」との質疑があり、当局より「保険料は2年ごとに改定されています。令和2年度は、均等割、所得割、賦課限度額ともに値上げが予定されており、市の広報紙や保険料通知の際のチラシ等で周知させていただく予定です」との答弁がありました。 次いで、議案第12号について、委員中より「キャッシュフロー計算書によると、資金期末残高が減少しているようだが、どのように考えているのか」との質疑があり、当局より「入院患者が減少傾向にある一方、施設の維持費や人件費は増加し、資金期末残高は確かに減少傾向にありますが、今後も医師の確保等による増収と経費削減を図り、健全経営に努めます」との答弁がありました。 本委員会は、
慎重審査の結果、議案第2号から議案第5号、議案第8号及び議案第12号につきましては、当局の説明を了とし、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で、報告を終わります。
○議長(
前田賢一君) 委員長の報告について質疑に入ります。 まず、議案第2号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 次いで、議案第3号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 次いで、議案第4号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 次いで、議案第5号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 次いで、議案第8号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 次いで、議案第12号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 質疑を終わります。 これより、各号分離の上、討論を行い、採決いたします。 まず、議案第2号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第2号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第3号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第3号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第4号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第4号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第5号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第5号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第8号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第8号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第12号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第12号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。
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△日程21 議案第6号 令和2年度新宮市
駐車場事業特別会計予算
△日程22 議案第7号 令和2年度新宮市
住宅資金貸付事業特別会計予算
△日程23 議案第9号 令和2年度新宮市
土地取得特別会計予算
△日程24 議案第10号 令和2年度新宮市
水道事業会計予算
△日程25 議案第11号 令和2年度新宮市
簡易水道事業会計予算
○議長(
前田賢一君) 日程21、議案第6号、令和2年度新宮市
駐車場事業特別会計予算から、日程25、議案第11号、令和2年度新宮市
簡易水道事業会計予算までの5件を
一括議題といたします。 付託となった、
総務建設委員会委員長の報告を求めます。 15番、
福田議員。
◆15番(福田讓君) (登壇)
総務建設委員会の
委員長報告を行います。
今期定例会におきまして
総務建設委員会に付託となりました議案第6号、令和2年度新宮市
駐車場事業特別会計予算、議案第7号、令和2年度新宮市
住宅資金貸付事業特別会計予算、議案第9号、令和2年度新宮市
土地取得特別会計予算、議案第10号、令和2年度新宮市
水道事業会計予算、議案第11号、令和2年度新宮市
簡易水道事業会計予算の5件につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を御報告いたします。 各議案の内容につきましては、本会議の
当局説明のとおりでありますが、審査に当たって出されました主な質疑について申し述べます。 議案第6号において、歳出1款駐車場事業費一般会計繰出金について、委員中より「前年度は416万円であったのに対し、令和2年度は55万円となっているのはなぜか」との質疑があり、当局より「駐車場で使用する物品などを保管する倉庫を駐車場内に設置したいと考えており、その予算を計上しているため、繰出金が減っています」との答弁がありました。 本委員会は、
慎重審査の結果、議案第6号、議案第7号、議案第9号、議案第10号及び議案第11号につきましては、当局の説明を了とし、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で、報告を終わります。
○議長(
前田賢一君) 委員長の報告について質疑に入ります。 まず、議案第6号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 次いで、議案第7号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 次いで、議案第9号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 次いで、議案第10号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 次いで、議案第11号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 質疑を終わります。 これより、各号分離の上、討論を行い、採決いたします。 まず、議案第6号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第6号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第7号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第7号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第9号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第9号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第10号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第10号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第11号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第11号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。
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△日程26
委員会発案第1号 新たな
過疎対策法の制定に関する意見書
△日程27
委員会発案第2号 防災・減災、
国土強靱化のための3か年
緊急対策事業の
期間延長を求める意見書
○議長(
前田賢一君) 日程26、
委員会発案第1号、新たな
過疎対策法の制定に関する意見書及び日程27、
委員会発案第2号、防災・減災、
国土強靱化のための3か年
緊急対策事業の
期間延長を求める意見書の2件を
一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。 議会運営委員会委員長。 4番、上田議員。
◆4番(上田勝之君) (登壇) ただいま議題となりました、
委員会発案第1号、新たな
過疎対策法の制定に関する意見書及び
委員会発案第2号、防災・減災、
国土強靱化のための3か年
緊急対策事業の
期間延長を求める意見書の2件につきまして、朗読をもって説明とさせていただきます。 まず、
委員会発案第1号を朗読いたします。 新たな
過疎対策法の制定に関する意見書。 過疎対策については、昭和45年に「過疎地域対策緊急措置法」制定以来、4次にわたる特別措置法の制定により、総合的な過疎対策事業が実施され、過疎地域における生活環境の整備や産業の振興など一定の成果を上げたところである。 しかしながら、依然として多くの集落が消滅の危機に瀕し、また森林管理の放置による森林の荒廃や度重なる豪雨・地震等の発生による林地崩壊、河川の氾濫など、極めて深刻な状況に直面している。 過疎地域は、我が国の国土の過半を占め、豊かな自然や歴史・文化を有するふるさとの地域であり、都市に対する食料・水・エネルギーの供給、国土・自然環境の保全、いやしの場の提供、災害の防止、森林による地球温暖化の防止などに多大な貢献をしている。 過疎地域が果たしているこのような多面的・公共的機能は国民共有の財産であり、それは過疎地域の住民によって支えられてきたものである。 現行の「過疎地域自立促進特別措置法」は令和3年3月末をもって失効することとなるが、過疎地域が果たしている多面的・公共的機能を今後も維持していくためには、引き続き、過疎地域に対して総合的かつ積極的な支援を充実・強化し、住民の暮らしを支えていく政策を確立・推進することが重要である。 過疎地域が、そこに住み続ける住民にとって安心・安全に暮らせる地域として健全に維持されることは、同時に都市をも含めた国民全体の安心・安全な生活に寄与するものであることから、引き続き総合的な過疎対策を充実強化させることが必要である。 よって、新たな
過疎対策法の制定を強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 なお、提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、農林水産大臣、国土交通大臣であります。 続いて
委員会発案第2号を朗読いたします。 防災・減災、
国土強靱化のための3か年
緊急対策事業の
期間延長を求める意見書。 近年の豪雨、高潮、暴風・波浪、地震等、気象の急激な変化に伴い我が国土は頻発化、激甚化する自然災害にさらされている。 昨年10月に上陸した台風19号では、関東甲信地方を中心に記録的な大雨となり、各地で観測記録を塗り替えるのみならず激しい雨が広範囲に降り続き、河川堤防の決壊や越水による氾濫など極めて深刻な被害をもたらしたことは記憶に新しく、本市においても平成23年の紀伊半島大水害では甚大な浸水被害等により、多くの生命と財産が奪われた。 国においては、防災面あるいは国民経済・生活面を支える重要インフラ等の機能維持の観点から、特に緊急に実施すべきハード・ソフト対策として、平成30年12月、防災・減災、
国土強靱化のための3か年緊急対策が取りまとめられたところであるが、これらの対策を着実に進めるためには、十分な予算と時間を確保する必要がある。また、近年の激甚化する災害状況を鑑みたとき、防災・減災、
国土強靱化は、3か年緊急対策期間後も継続して取り組むべき事項であるとともに、更なる対策の強化が求められる。 よって、国におかれては、地方公共団体が緊急対策期間後も計画的に事業を推進することの必要性を踏まえ、防災・減災等の対策に必要となる予算・財源を安定的に確保し、防災・減災、
国土強靱化のための3か年
緊急対策事業の期間を延長されるよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 なお、提出先は衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、国土交通大臣、内閣官房長官、
国土強靱化担当、内閣府特命担当大臣(防災)であります。 以上、意見書案2件の説明とさせていただきます。 議員各位におかれましては、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
前田賢一君)
委員会発案第1号及び
委員会発案第2号について、一括して質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 質疑を終わります。 本2件は、いずれも会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたします。 これより、各号分離の上、討論を行い、採決いたします。 まず、
委員会発案第1号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 御異議なしと認めます。 よって、
委員会発案第1号は可決いたしました。 次いで、
委員会発案第2号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
前田賢一君) 御異議なしと認めます。 よって、
委員会発案第2号は可決いたしました。 以上をもって
今期定例会の日程は、全て終了いたしました。
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△市長挨拶
○議長(
前田賢一君) ただいま、田岡市長より本定例会閉会に際し挨拶の申出がありますので、発言を許可いたします。 田岡市長。
◎市長(
田岡実千年君) (登壇) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げたいと思います。 3月定例会、皆様におかれましては誠にお疲れさまでございました。ありがとうございました。 この定例会においても一般質問をはじめ、また討論等でも大変貴重な意見をいただけましたこと、本当に心より感謝を申し上げたいと思います。 いただいた御提言、御意見、また批判もしっかりと受け止めて今後の市政に反映してまいりたいと思います。 さて、コロナウイルス関係でございますが、議会の冒頭で
教育委員会から教育関係の今後の方針を御説明したところでありますが、今後も、新型
コロナウイルス感染症対策本部において、この感染に関することとともに、ある意味経済危機の対策をしっかりとスピード感を持ってやってまいりたいというふうに思っているところでありまして、また議員各位からの様々な、また御支援もよろしくお願いしたいと思います。 実は、明日、令和2年度の人事発令を行うこととしております。今年度も多くの退職者がある中で、この若手職員の登用も積極的に行った人事発令を明日、行ってまいりたいと思います。議員各位には、また職員等に対しても様々な御指導等もいただければと思います。 それでは、皆様におかれましては、また健康に留意されて今後も市政発展のために御活躍いただけますことを心より祈念申し上げまして、閉会に当たりのお礼の御挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。
○議長(
前田賢一君) 市長の挨拶を終わります。
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△職員退職挨拶
○議長(
前田賢一君) 続きまして、3月31日付をもって退職される職員を代表して、小谷
医療センター事務長から議員の皆様に対し、挨拶の申出がありますので、これを許可いたします。 小谷
医療センター事務長。
◎
医療センター事務長(小谷充君) (登壇) ただいま議長の許可により、貴重な時間をいただきまして誠にありがとうございます。 退職者を代表いたしまして一言お礼の御挨拶を申し上げます。 私たち職員は昭和53年から61年にかけて入職し、昭和から平成の時代、そして令和の初年度において職務に精励してきました。これまで、私たちが、大過なく無事勤めることができましたのは諸先輩や同僚等の励ましのお言葉、さらには議員各位からの御指導、御助言等をいただいたからこそと思います。 顧みますれば、昭和55年から57年にかけては、総合体育館や福祉センター、水道庁舎や職業訓練センターの建設など、平成においては13年に
医療センターの移転開院、14年にクリーンセンターの稼働、17年には新宮市と熊野川町とが合併し、平成29年には、この市役所庁舎が新しく建設され、そして令和の時代が始まり、新宮市念願の
文化複合施設の建設が着々と進んでいるところであります。 ただ、私として思い出しますのは、やはり9年前の東日本大震災であります。発災から2か月後の5月に、岩手県山田町の避難所でのお手伝いが今でも目に浮かんできます。海岸沿いは、全て流され、更地となり、堤防が横倒しになっていました。そして、中学校の体育館で朝5時から夜11時まで、ひたすらお湯を沸かしていました。そのときの、山田町の職員が言っていたことを思い出します。皆さんが応援に来てくれて、本当にありがたい。でも、このようなことは二度とないことを願うと。しかしながら、半年後に紀伊半島大水害が起こりました。本当に自然の恐ろしさは、いつ起こるか分からないものだと感じました。 ここでも思ったことでありますが、やはり人は顔と顔を合わせ、言葉と言葉で、心の通った気持ちを交わすことが今の時代やこれからも、人に寄り添う気持ちが、本当に大切ではないかと思います。私も、その気持ちを忘れず、一歩一歩歩んでいきたいと思います。 終わりになりますが、新しい令和の時代に向け、これからの新宮市が輝かしい未来へとつながるまちに発展しますよう願うとともに、新宮市議会の前田議長様をはじめ、議員皆様の御健勝、御活躍を御祈念いたします。 また、今、国内外を脅かしております新型コロナウイルス感染の一日も早い終息を願うものであります。 以上、誠に簡単ではございますが、退職者を代表しましてのお礼の言葉とさせていただきます。 長い間、本当にありがとうございました。 (拍手)
○議長(
前田賢一君) 退職される皆様、御苦労さまでした。ありがとうございました。
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△閉議及び閉会の宣告
○議長(
前田賢一君) 去る3月3日開会以来、本日まで議員各位におかれましては、終始御熱心に審議いただき、また議会運営に対し絶大なる御指導と御協力を賜り、衷心より厚く御礼申し上げます。
今期定例会に付議されました諸案件につきましては、その議了を見ましたので、以上をもって、令和2年3月新宮市議会定例会を閉会いたします。
△閉会 午後1時25分
---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 新宮市議会議長
前田賢一 新宮市議会副議長 東原伸也 署名議員
岡崎俊樹 署名議員 榎本鉄也...