田辺市議会 2024-03-25
令和 6年第2回定例会(第5号 3月25日)
令和 6年第2回定例会(第5号 3月25日) 第2回
田辺市議会定例会会議録
令和6年3月25日(月曜日)
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令和6年3月25日(月)午後1時開会
第 1 2定議案第20号 田辺市水道事業の設置等に関する条例及び田辺市長等の市
に対する損害賠償責任の一部免責に関する条例の一部改正
について
第 2 2定議案第21号 田辺市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例
の一部改正について
第 3 2定議案第22号 田辺市情報通信技術を活用した行政の推進等に関する条例
の制定について
第 4 2定議案第23号
田辺市議会議員及び田辺市長の選挙における選挙運動の公
費負担に関する条例の一部改正について
第 5 2定議案第24号
田辺市民総合センター条例等の一部改正について
第 6 2定議案第25号 田辺市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条
例の一部改正について
第 7 2定議案第26号 田辺市
ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部改
正について
第 8 2定議案第27号 田辺市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正につ
いて
第 9 2定議案第28号 田辺市漁港管理条例及び田辺市
漁港漁場整備事業等分担金
徴収条例の一部改正について
第10 2定議案第29号 田辺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に
関する条例の一部改正について
第11 2定議案第30号 田辺市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について
第12 2定議案第31号 田辺市駐車場条例の一部改正について
第13 2定議案第32号 訴えの提起について
第14 2定議案第33号 市道路線の認定について
第15 2定議案第34号 市道路線の変更について
第16 2定議案第35号 田辺市
辺地総合整備計画の変更について
第17 2定議案第36号 田辺市
過疎地域持続的発展計画の変更について
第18 2定議案第37号 令和6年度田辺市一般会計予算
第19 2定議案第38号 田辺市
国民健康保険税条例の一部改正について
第20 2定議案第39号 令和6年度田辺市
国民健康保険事業特別会計予算
第21 2定議案第40号 令和6年度田辺市
後期高齢者医療特別会計予算
第22 2定議案第41号 田辺市介護保険条例の一部改正について
第23 2定議案第42号 令和6年度田辺市
介護保険特別会計予算
第24 2定議案第43号 令和6年度田辺市
分譲宅地造成事業特別会計予算
第25 2定議案第44号 令和6年度田辺市
診療所事業特別会計予算
第26 2定議案第45号 令和6年度田辺市
駐車場事業特別会計予算
第27 2定議案第46号 令和6年度田辺市
木材加工事業特別会計予算
第28 2定議案第47号 令和6年度田辺市四村川財産区特別会計予算
第29 2定議案第48号 田辺市
水道事業給水条例の一部改正について
第30 2定議案第49号 令和6年度田辺市
水道事業会計予算
第31 2定議案第50号 令和6年度田辺市
下水道事業会計予算
第32 2定議案第51号 田辺市税条例の一部改正について
第33 2定報告第 2号 令和6年度田辺市土地開発公社の事業の計画について
第34 2定報告第 3号 令和6年度
一般財団法人龍神村開発公社の事業の計画につ
いて
第35 2定報告第 4号 令和6年度
有限会社龍神温泉元湯の事業の計画について
第36 2定発議第 1号
田辺市議会会議規則の一部改正について
第37 2定発議第 2号
田辺市議会委員会条例の一部改正について
第38 議員派遣の件について
第39 委員会の継続審査について
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〇会議に付した事件
日程第1から日程第39まで
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〇議員定数 20名
〇欠 員 3名
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〇出席議員
議席番号 氏 名
1番 松 上 京 子 君
2番 前 田 か よ 君
3番 久 保 浩 二 君
4番 加 藤 喜 則 君
5番 尾 﨑 博 文 君
6番 谷 貞 見 君
7番 柳 瀬 理 孝 君
8番 浅 山 誠 一 君
9番 宮 井 章 君
10番 福 榮 浩 義 君
12番 北 田 健 治 君
13番 橘 智 史 君
14番 尾 花 功 君
15番 市 橋 宗 行 君
16番 安 達 幸 治 君
17番 安 達 克 典 君
20番 佐 井 昭 子 君
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〇欠席議員 なし
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〇説明のため出席したもの
職 名 氏 名
市長 真 砂 充 敏 君
副市長 林 誠 一 君
副市長 木 村 晃 和 君
教育長 佐 武 正 章 君
企画部長 山 﨑 和 典 君
総務部長 西 貴 弘 君
総務部理事 宮 野 恭 輔 君
危機管理局長 茨 善 行 君
市民部長 松 本 清 子 君
環境部長 中 村 誠 君
保健福祉部長 古久保 宏 幸 君
商工観光部長 丸 山 勝 司 君
農林水産部長 木 村 博 充 君
森林局長 榎 本 安 幸 君
建設部長 衣 田 克 君
龍神行政局長 前 田 敦 司 君
消防長 戎 嶋 健 君
消防次長 岩 峪 慎 君
教育次長 前 川 光 弘 君
水道部長 合 川 弘 君
選挙管理委員会事務局長
栗 本 和 典 君
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〇
出席事務局職員
議会事務局長 前 溝 浩 志
議会事務局次長 坂 本 明 人
議会事務局主任 松 本 早也香
議会事務局主査 山根木 大 輝
開 議
○議長(尾花 功君) 皆様、こんにちは。
定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、令和6年第2回
田辺市議会定例会5日目の会議を開きます。
(午後 1時00分)
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○議長(尾花 功君) それでは、日程に入ります。
◎日程第 1 2定議案第20号 田辺市水道事業の設置等に関する条例及び田辺市長等の市に対する損害賠償責任の一部免責に関する条例の一部改正についてから
日程第32 2定議案第51号 田辺市税条例の一部改正についてまで一括上程
○議長(尾花 功君) 日程第1 2定議案第20号 田辺市水道事業の設置等に関する条例及び田辺市長等の市に対する損害賠償責任の一部免責に関する条例の一部改正についてから、日程第32 2定議案第51号 田辺市税条例の一部改正についてまで、以上32件を一括上程いたします。
ただいま上程いたしました32件は、過日の本会議においてそれぞれ所管の常任委員会に付託していたものであります。
この場合、ただいま議題となっております32件について、各
常任委員会委員長の報告を求めます。
まず初めに、
総務企画委員会委員長の報告を求めます。
9番、宮井 章君。
(9番 宮井 章君 登壇)
○9番(宮井 章君) それでは、
総務企画委員会から委員長報告を申し上げます。
本委員会は、去る3月11日の本会議において付託を受けた議案11件について、14日、15日及び25日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、
委員会審査報告書に記載のとおり、2定議案第20号 田辺市水道事業の設置等に関する条例及び田辺市長等の市に対する損害賠償責任の一部免責に関する条例の一部改正について、同議案第21号 田辺市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について、同議案第22号 田辺市情報通信技術を活用した行政の推進等に関する条例の制定について、同議案第23号
田辺市議会議員及び田辺市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について、同議案第29号 田辺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、同議案第30号 田辺市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、同議案第32号 訴えの提起について、同議案第35号 田辺市
辺地総合整備計画の変更について、同議案第36号 田辺市
過疎地域持続的発展計画の変更について、同議案第37号 令和6年度田辺市一般会計予算の所管部分及び同議案第47号 令和6年度田辺市四村川財産区特別会計予算について、いずれも全会一致により、原案のとおり可決いたしました。
審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。
議案第37号 令和6年度田辺市一般会計予算の所管部分のうち、まず、企画費における
総合戦略策定委託料に関わって、これまで策定してきた田辺市人口ビジョンにおいて、2060年の目標人口を第1期策定時は約5万4,000人、第2期は約4万8,000人と下方修正してきた中、総合戦略策定に向けた業務内容について説明を求めたのに対し、「今回の策定においては、第3期人口ビジョンの改定及び新総合戦略策定に向けた支援業務の委託を行うもので、人口ビジョンについては、現状の人口目標から下方修正となる予想のため、どのような政策が人口減少対策に有効であるかを分析する必要がある。また、総合戦略策定については、現計画の検証と今後の基本目標の見直しを図るとともに、時代背景も勘案しながら策定していきたい」との答弁がありました。これに対し委員から、本市の現状を把握した上で、
コンサルティング会社ならではの知識、知見を生かし、田辺市独自の総合戦略の策定に努められたいとの要望がありました。
次に、
移住定住推進費に関わって、
地域おこし協力隊の令和6年度の新規派遣先について説明を求めたのに対し、「
株式会社秋津野に1名、
新庄漁業協同組合に1名、南紀みらい株式会社に1名、田辺市
定住支援協議会に2名派遣する予定である」との答弁がありました。これに対し委員から、派遣先の選定における考え方について説明を求めたのに対し、「地域への貢献性や公益性が高い地域協力活動を行う団体に派遣しており、当初の平成28年度には旧4町村の各
地域づくり団体を中心に公募していたが、令和3年度からは市内全域で派遣できる団体を公募している」との答弁がありました。
次に、市民生活費に関わって、広報紙の配布状況について説明を求めたのに対し、「1
世帯当たり年間300円の委託料で、3万586世帯分の配布を自治会連合会に業務委託している」との答弁がありました。これに対し委員から、町内会に加入していない市民に対しても配布が行われているのか説明を求めたのに対し、「町内会から町内会に未加入であるため配布できないといった申出があった場合には、
会計年度任用職員が配布を行っている」との答弁がありました。さらに委員から、高齢化によりこれまで以上に配布を行うことが困難となることが見込まれるため、市の公式SNSでも閲覧できることを広く周知するなど、広報紙の配布方法を検討されたいとの要望がありました。
次に、消防団費に関わって、
土砂災害警戒区域に所在する消防団車庫で待機する際、土砂災害の発生が予想される場合の対応について説明を求めたのに対し、「消防団員が待機中に土砂災害の危険性があると判断した場合、一時避難所に避難するなどの対応を消防団員に対し改めて周知を行っていきたい」との答弁がありました。これに対し委員から、消防団は避難させる立場にあり、自ら避難する状況になることは好ましくないため、
土砂災害警戒区域に所在する消防団車庫の移転について、今後検討されたいとの要望がありました。
以上、委員長報告といたします。
令和6年3月25日、
総務企画委員会委員長、宮井 章。
(9番 宮井 章君 降壇)
○議長(尾花 功君) 続いて、
産業建設委員会委員長の報告を求めます。
7番、柳瀬理孝君。
(7番 柳瀬理孝君 登壇)
○7番(柳瀬理孝君) 本委員会は、去る3月11日の本会議において付託を受けた議案9件について、12日、13日及び25日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、
委員会審査報告書に記載のとおり、2定議案第28号 田辺市漁港管理条例及び田辺市
漁港漁場整備事業等分担金徴収条例の一部改正について、同議案第33号 市道路線の認定について、同議案第34号 市道路線の変更について、同議案第37号 令和6年度田辺市一般会計予算の所管部分、同議案第43号 令和6年度田辺市
分譲宅地造成事業特別会計予算、同議案第45号 令和6年度田辺市
駐車場事業特別会計予算、同議案第46号 令和6年度田辺市
木材加工事業特別会計予算、同議案第48号 田辺市
水道事業給水条例の一部改正について及び同議案第49号 令和6年度田辺市
水道事業会計予算について、いずれも全会一致により、原案のとおり可決いたしました。
審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。
議案第37号 令和6年度田辺市一般会計予算の所管部分のうち、まず、農業振興費に関わって、新技術・
新規作物導入支援補助金について詳細説明を求めたのに対し、「近年、梅は消費の減退により、生産過剰傾向となっており、需給バランスの影響から価格が安定していない状況である。持続可能な農業経営を確立するためには、果樹の高品質化や作業の省力化に向けた栽培方法の改善、収益性の高い果樹の新規栽培を導入する経営が有効であるとの考えの下、新技術の導入や現在その農家が栽培していない新たな果樹の栽培を支援することにより、農業経営の安定化につなげるものである」との答弁がありました。
次に、林業振興費に関わって、
森林環境譲与税の活用状況について説明を求めたのに対し、「令和6年度については、
森林経営管理制度をはじめ、
紀州材使用住宅支援補助金、
森林整備担い手確保対策事業費補助金及び
林地残材等利用促進事業費補助金など、新規事業にも活用している」との答弁がありました。さらに委員から、林業に限らない多様な分野での活用方法の検討について説明を求めたのに対し、「令和6年度は、子育て推進課にて実施予定である木の優しさや温もりを感じることのできる
空間づくり事業にも活用しており、今後も新たな活用事業を関係部署と連携しながら検討していきたい」との答弁がありました。
次に、水産振興費に関わって、
ブルーツーリズム推進事業費補助金の活用状況について説明を求めたのに対し、「漁業体験や
マリンレジャーを通じて観光客等を誘客し、漁村の
にぎわいづくりに資する取組に対して支援するもので、令和5年度は、シーカヤックと漁業体験等を組み合わせた
モニターツアーを観光協会や民間事業者の協力の下実施している。今後は、
モニターツアーの
アンケート調査結果等を踏まえ、新たな事業展開につなげていきたい」との答弁がありました。これに対し委員から、
ブルーツーリズム推進事業は今後が期待できる事業のため、
モニターツアーだけで終わるのではなく、継続できる仕組みをつくっていただきたいとの意見がありました。
次に、観光費に関わって、世界遺産登録20周年記念事業などの節目を生かした誘客事業の計画について説明を求めたのに対し、「令和6年度は、世界遺産登録20周年記念事業及びサンティアゴ・デ・コンポステーラ市観光交流協定10周年記念事業のほか、昨年度からの継続事業である
梅酒ツーリズム事業などを計画している。それぞれの事業において世界遺産登録20周年
記念シンポジウム、
共通巡礼アンバサダー就任式及び梅酒テラスの設置など、各種イベントによる周年事業等を展開する。これをきっかけに
世界遺産熊野古道だけではない本市の多くの魅力を広くPRすることにより、認知度向上及び誘客促進につながる取組を進める」との答弁がありました。これに対し委員から、各種事業を関連づけて行うことで相乗効果が生まれるよう努められたいとの意見がありました。
次に、土木総務費に関わって、
公開型地理情報システムの活用方法について説明を求めたのに対し、「本市DXの一環として、
市ホームページ内に
地理情報システムを構築し、市道の情報や洪水、土砂災害及び
津波ハザードマップなど、市が保有する様々な情報を閲覧できるよう整備するもので、事業者による各種申請に係る活用や市民の利便性向上につながると考えている」との答弁がありました。
以上、委員長報告といたします。
令和6年3月25日、
産業建設委員会委員長、柳瀬理孝。
(7番 柳瀬理孝君 降壇)
○議長(尾花 功君) 続いて、
文教厚生委員会委員長の報告を求めます。
10番、福榮浩義君。
(10番 福榮浩義君 登壇)
○10番(福榮浩義君) それでは、
文教厚生委員会の委員長報告をさせていただきます。
本委員会は、去る3月11日の本会議において付託を受けた議案14件について、13日、14日及び25日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、
委員会審査報告書に記載のとおり、2定議案第24号
田辺市民総合センター条例等の一部改正について、同議案第25号 田辺市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について、同議案第26号 田辺市
ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部改正について、同議案第27号 田辺市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について、同議案第31号 田辺市駐車場条例の一部改正について、同議案第37号 令和6年度田辺市一般会計予算の所管部分、同議案第41号 田辺市介護保険条例の一部改正について、同議案第44号 令和6年度田辺市
診療所事業特別会計予算、同議案第50号 令和6年度田辺市
下水道事業会計予算及び同議案第51号 田辺市税条例の一部改正についての以上10件については、全会一致により、同議案第38号 田辺市
国民健康保険税条例の一部改正について、同議案第39号 令和6年度田辺市
国民健康保険事業特別会計予算、同議案第40号 令和6年度田辺市
後期高齢者医療特別会計予算及び同議案第42号 令和6年度田辺市
介護保険特別会計予算の以上4件については、賛成多数により、いずれも原案のとおり可決いたしました。
審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。
議案第37号 令和6年度田辺市一般会計予算の所管部分のうち、まず、児童福祉費に関わって、
子育て世帯訪問支援事業の対象世帯の認定方法について説明を求めたのに対し、「本事業は、家庭や養育環境を整え、虐待のリスクなどの高まりを未然に防ぐことを目的に、訪問支援員が家事・育児等に対して不安を抱えた子育て家庭、妊産婦、
ヤングケアラーがいる家庭等の居宅を訪問し支援を実施するもので、必要と判断される家庭に訪問支援員の派遣を決定する」との答弁がありました。さらに委員から、今後の
ヤングケアラーの実態把握や周知について説明を求めたのに対し、「学校等と連携を密にしながら情報の把握に努めつつ、SNSなどの広報媒体を通じて、子育て推進課が
ヤングケアラーの相談窓口であることを周知していきたい」との答弁がありました。
次に、環境衛生費に関わって、
犬猫不妊去勢手術費補助金の設立に至った背景や目的について説明を求めたのに対し、「犬及び猫の過剰繁殖を抑制し、地域住民の生活環境の保全と公衆衛生の向上を図ることが目的である。東日本大震災の際、飼い猫や飼い犬が飼い主と離れて自然繁殖をしてしまったという事例などがある中で、
南海トラフ地震での被災が想定されている
田辺保健所管内の五つの自治体が協調し、同制度の補助金を創設することで、まずは3年間集中的に取り組むこととなった」との答弁がありました。
次に、文化振興費に関わって、紀南文化会館の改修工事の内容について説明を求めたのに対し、「基本構想が3月末に完成予定のため、詳細はまだ決まっていないが、快適性・利便性向上のため、バリアフリー・
ユニバーサルデザインの観点から、大ホールの客席の改修や、
外部エレベーターの設置等について検討している」との答弁がありました。さらに委員から、令和7年度以降の改修工事期間における文化事業の取扱いについて説明を求めたのに対し、「改修工事には1年以上かかることが見込まれ、代替施設等について関係者と協議し調整していきたい」との答弁がありました。
以上、委員長報告といたします。
令和6年3月25日、
文教厚生委員会委員長、福榮浩義。
(10番 福榮浩義君 降壇)
○議長(尾花 功君) 以上で、各
常任委員会委員長の報告が終了しました。
これより質疑を行います。
ただいまの委員長報告に対して、一括して質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 質疑なしと認めます。
これより、討論を行います。
討論はありませんか。
(「討論あり」の声あり)
○議長(尾花 功君) 討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。
3番、久保浩二君。
(3番 久保浩二君 登壇)
○3番(久保浩二君) 3番、日本共産党の久保浩二です。
2定議案第37号 令和6年度田辺市一般会計予算、同議案第38号 田辺市
国民健康保険税条例の一部改正、同議案第39号 令和6年度田辺市
国民健康保険事業特別会計予算、同議案第40号 令和6年度田辺市
後期高齢者医療特別会計予算、同議案第42号 令和6年度田辺市
介護保険特別会計予算、以上5件について、反対の立場で討論を行います。
2定議案第37号 田辺市一般会計予算について。
8款土木費、5項都市計画費、2目街路事業費の中で、文里湾横断道路県営事業費6億1,000万円のうち田辺市の負担分6分の1、1億166万7,000円が計上されています。
数十年前に計画されたときは、旧国道42号線の新庄地区から白浜への交通渋滞解消でした。その後、田辺バイパス、現在の国道42号が開通し、渋滞がかなり改善されると経済対策として、そして紀勢道がすさみ町まで開通すると、その後は南海トラフの巨大地震、大津波の避難対策として、文里地区、磯間地区にある障害者施設の利用者や文里地区の避難困難者対策として文里湾横断道路に避難してもらうなどと計画が二転三転してきた道路計画です。
田辺市の都市計画道路として進めていますが、費用が100億円を超える公共工事で、田辺市独自で計画を進めるには費用が莫大になるため、和歌山県に県事業として工事を進めてもらうようにしたものです。市の負担額は最終的に20億円を超えるでしょう。
県主体の工事であっても、県民・市民の税金です。無駄な公共工事に莫大な税金を使うのではなく、経済的に困窮している市民の暮らし、福祉向上に使うべきです。
次に、同議案第38号 田辺市
国民健康保険税条例の一部改正と同議案第39号 令和6年度田辺市
国民健康保険事業特別会計予算に関わって、国保の都道府県化以降、県は、保険税水準の統一化を目指してきました。そして、2024年度からの第3期国保運営方針では、令和12年度以降の完全統一を目指すことを明記しました。しかし、医療費水準の低い田辺市にとって、保険税水準の統一化は、保険税の大幅な値上げを意味します。市は、この値上げに対し、一般会計からの法定繰入れで値上げの抑制を図られておられます。
また、国保財政は、被保険者の高齢化や減少、貧困化などの要因で厳しい状態にあり、前年度の繰越金を充てても赤字となるため、来年度1.1億円の基金取り崩しで補填予定とのことです。
市も国保財政健全化に努力されていることですが、こうした状況が国保の構造問題そのものではないでしょうか。
今回の条例改正により、被保険者の約75%の世帯で増額となり、増額世帯の70%が約5,000円の増額となります。昨年12月の一般質問で、当局は、国保は相互扶助ではなく社会保障だとお答えになったように、国保財政を健全にする大本の責任は国庫負担を減らしてきた自民党政治にあります。国としての責任を被保険者の負担増に転嫁させることをこれ以上認められません。
後期高齢者医療特別会計については、老齢で医療がより必要となる75歳以上の年代をわざわざ分けて、その負担を高齢者に押しつけています。国において保険料軽減が大幅に削減され、低所得者に実施されてきた特例軽減も廃止され、後退の一途をたどっています。また、2022年には、一定所得以上の人の医療費一部負担割合が1割から2割に引き上げられました。
政府は、2割化の目的として、少子高齢化で増え続ける現役世代の医療費負担を軽減するためと説明していますが、事実は違います。政府が見込んだ2割化の給付削減効果は年間1,880億円、影響を受ける高齢者1人当たり約5万円の負担増です。一方、現役世代の保険料軽減は、1人当たり年間約700円、一月約60円です。被用者保険の場合、保険料は使用者と折半のため、労働者の負担軽減は僅か月30円にすぎません。最大の狙いは公費の削減で、削減額980億円です。後期高齢者医療においても社会保障の責任を政府はしっかりと負うべきです。
介護保険特別会計は、保険基準額は、2000年の制度開始時2,900円から倍増して、現在は6,958円にまで上がり、年金収入など所得が一定以上あれば利用料負担が2割、3割と引き上げられ、年金収入がそれなりにあっても生活を直撃する事態となっています。日本共産党は、必要な介護が保障され、安心して利用できるよう、国の責任で利用料、保険料の減免制度の確立を求めています。
また、その財源も消費税増税ではなく、富裕層や大企業への優遇を改める税制改革、国民の所得を増やす経済改革という消費税とは別の道で確保されるべきと考えています。
介護保険制度の訪問介護が消滅の危機と言われています。訪問介護事業者の経営が悪化し、倒産、休業が昨年過去最多の427社となりました。毎日1件以上の事業者が消えたことになります。ガソリンの高騰に人手不足、訪問介護などの介護事業者の倒産、休廃業は昨年までの13年間で6倍を超えています。田辺市の旧4町村でも上富田町の事業者の支援を得て成り立っているのが現状です。
岸田政権は、軍拡に今年度から5年間で43兆円を投じる一方、訪問介護の報酬を引き下げることを決めました。介護報酬の引下げが小規模事業者を直撃します。厚生労働省は、4月から訪問介護の基本報酬引下げマイナス2%余りを強行しました。
過疎地域の自宅で暮らす高齢者世帯にとって、訪問介護、ヘルパーさんが命綱になっています。軍事費に回す税金を高齢者の暮らしを守る介護保険制度、訪問介護をよりよいものにするために見直すべきです。
国保、介護、後期高齢者医療制度は、生活を圧迫するような負担を利用者に押しつけるのではなく、税金は大企業や富裕層にこそ応分の負担を求め、命と暮らしを守るために分配するべきです。国民生活を守る地方自治の最後のとりでとして認めるわけにはいきません。
以上、討論といたします。
(3番 久保浩二君 降壇)
○議長(尾花 功君) 続いて、原案に対する賛成討論を許可いたします。
賛成討論の発言はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 他に討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) それでは、これをもって討論を終結いたします。
これより、ただいま議題となっております32件について、順次採決を行います。
◎日程第1 2定議案第20号 田辺市水道事業の設置等に関する条例及び田辺市長等の市に対する損害賠償責任の一部免責に関する条例の一部改正について
○議長(尾花 功君) それでは、2定議案第20号 田辺市水道事業の設置等に関する条例及び田辺市長等の市に対する損害賠償責任の一部免責に関する条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第20号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第20号は可決いたしました。
◎日程第2 2定議案第21号 田辺市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第21号 田辺市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第21号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第21号は可決いたしました。
◎日程第3 2定議案第22号 田辺市情報通信技術を活用した行政の推進等に関する条例の制定について
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第22号 田辺市情報通信技術を活用した行政の推進等に関する条例の制定について、お諮りいたします。
議案第22号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第22号は可決いたしました。
◎日程第4 2定議案第23号
田辺市議会議員及び田辺市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第23号
田辺市議会議員及び田辺市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第23号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第23号は可決いたしました。
◎日程第5 2定議案第24号
田辺市民総合センター条例等の一部改正について
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第24号
田辺市民総合センター条例等の一部改正について、お諮りいたします。
議案第24号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第24号は可決いたしました。
◎日程第6 2定議案第25号 田辺市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第25号 田辺市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第25号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第25号は可決いたしました。
◎日程第7 2定議案第26号 田辺市
ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部改正について
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第26号 田辺市
ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第26号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第26号は可決いたしました。
◎日程第8 2定議案第27号 田辺市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第27号 田辺市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第27号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第27号は可決いたしました。
◎日程第9 2定議案第28号 田辺市漁港管理条例及び田辺市
漁港漁場整備事業等分担金徴収条例の一部改正について
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第28号 田辺市漁港管理条例及び田辺市
漁港漁場整備事業等分担金徴収条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第28号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第28号は可決いたしました。
◎日程第10 2定議案第29号 田辺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第29号 田辺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第29号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第29号は可決いたしました。
◎日程第11 2定議案第30号 田辺市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第30号 田辺市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第30号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第30号は可決いたしました。
◎日程第12 2定議案第31号 田辺市駐車場条例の一部改正について
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第31号 田辺市駐車場条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第31号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第31号は可決いたしました。
◎日程第13 2定議案第32号 訴えの提起について
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第32号 訴えの提起について、お諮りいたします。
議案第32号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第32号は可決いたしました。
◎日程第14 2定議案第33号 市道路線の認定について
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第33号 市道路線の認定について、お諮りいたします。
議案第33号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第33号は可決いたしました。
◎日程第15 2定議案第34号 市道路線の変更について
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第34号 市道路線の変更について、お諮りいたします。
議案第34号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第34号は可決いたしました。
◎日程第16 2定議案第35号 田辺市
辺地総合整備計画の変更について
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第35号 田辺市
辺地総合整備計画の変更について、お諮りいたします。
議案第35号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第35号は可決いたしました。
◎日程第17 2定議案第36号 田辺市
過疎地域持続的発展計画の変更について
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第36号 田辺市
過疎地域持続的発展計画の変更について、お諮りいたします。
議案第36号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第36号は可決いたしました。
◎日程第18 2定議案第37号 令和6年度田辺市一般会計予算
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第37号 令和6年度田辺市一般会計予算について、お諮りいたします。
本件については異議がありますので、起立により採決をいたします。
議案第37号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(尾花 功君) 起立多数であります。
よって、2定議案第37号は可決いたしました。
◎日程第19 2定議案第38号 田辺市
国民健康保険税条例の一部改正について
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第38号 田辺市
国民健康保険税条例の一部改正について、お諮りいたします。
本件については異議がありますので、起立により採決をいたします。
議案第38号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(尾花 功君) 起立多数であります。
よって、2定議案第38号は可決いたしました。
◎日程第20 2定議案第39号 令和6年度田辺市
国民健康保険事業特別会計予算
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第39号 令和6年度田辺市
国民健康保険事業特別会計予算について、お諮りいたします。
本件については異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第39号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(尾花 功君) 起立多数であります。
よって、2定議案第39号は可決いたしました。
◎日程第21 2定議案第40号 令和6年度田辺市
後期高齢者医療特別会計予算
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第40号 令和6年度田辺市
後期高齢者医療特別会計予算について、お諮りいたします。
本件については異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第40号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(尾花 功君) 起立多数であります。
よって、2定議案第40号は可決いたしました。
◎日程第22 2定議案第41号 田辺市介護保険条例の一部改正について
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第41号 田辺市介護保険条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第41号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第41号は可決いたしました。
◎日程第23 2定議案第42号 令和6年度田辺市
介護保険特別会計予算
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第42号 令和6年度田辺市
介護保険特別会計予算について、お諮りいたします。
本件については異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第42号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(尾花 功君) 起立多数であります。
よって、2定議案第42号は可決いたしました。
◎日程第24 2定議案第43号 令和6年度田辺市
分譲宅地造成事業特別会計予算
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第43号 令和6年度田辺市
分譲宅地造成事業特別会計予算について、お諮りいたします。
議案第43号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第43号は可決いたしました。
◎日程第25 2定議案第44号 令和6年度田辺市
診療所事業特別会計予算
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第44号 令和6年度田辺市
診療所事業特別会計予算について、お諮りいたします。
議案第44号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第44号は可決いたしました。
◎日程第26 2定議案第45号 令和6年度田辺市
駐車場事業特別会計予算
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第45号 令和6年度田辺市
駐車場事業特別会計予算について、お諮りいたします。
議案第45号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第45号は可決いたしました。
◎日程第27 2定議案第46号 令和6年度田辺市
木材加工事業特別会計予算
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第46号 令和6年度田辺市
木材加工事業特別会計予算について、お諮りいたします。
議案第46号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第46号は可決いたしました。
◎日程第28 2定議案第47号 令和6年度田辺市四村川財産区特別会計予算
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第47号 令和6年度田辺市四村川財産区特別会計予算について、お諮りいたします。
議案第47号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第47号は可決いたしました。
◎日程第29 2定議案第48号 田辺市
水道事業給水条例の一部改正について
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第48号 田辺市
水道事業給水条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第48号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第48号は可決いたしました。
◎日程第30 2定議案第49号 令和6年度田辺市
水道事業会計予算
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第49号 令和6年度田辺市
水道事業会計予算について、お諮りいたします。
議案第49号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第49号は可決いたしました。
◎日程第31 2定議案第50号 令和6年度田辺市
下水道事業会計予算
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第50号 令和6年度田辺市
下水道事業会計予算について、お諮りいたします。
議案第50号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第50号は可決いたしました。
◎日程第32 2定議案第51号 田辺市税条例の一部改正について
○議長(尾花 功君) 続いて、2定議案第51号 田辺市税条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第51号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第51号は可決いたしました。
◎日程第33 2定報告第2号 令和6年度田辺市土地開発公社の事業の計画についてから
日程第35 2定報告第4号 令和6年度
有限会社龍神温泉元湯の事業の計画についてまで一括上程
○議長(尾花 功君) 続いて、日程第33 2定報告第2号 令和6年度田辺市土地開発公社の事業の計画についてから、日程第35 2定報告第4号 令和6年度
有限会社龍神温泉元湯の事業の計画についてまで、以上3件を一括上程いたします。
ただいま上程いたしました報告案件3件については、過日、既に当局の説明が終了しておりますので、これより質疑を行います。
それでは、まず、2定報告第2号 令和6年度田辺市土地開発公社の事業の計画について、質疑を行います。
議案書の182ページから194ページです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 質疑なしと認めます。
2定報告第2号は、以上で終わります。
続いて、2定報告第3号 令和6年度
一般財団法人龍神村開発公社の事業の計画について、質疑を行います。
議案書の195ページから198ページです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 質疑なしと認めます。
2定報告第3号は、以上で終わります。
続いて、2定報告第4号 令和6年度
有限会社龍神温泉元湯の事業の計画について、質疑を行います。
議案書の199ページから202ページです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 質疑なしと認めます。
2定報告第4号は、以上で終わります。
◎日程第36 2定発議第1号
田辺市議会会議規則の一部改正についてから
日程第37 2定発議第2号
田辺市議会委員会条例の一部改正についてまで一括上程
○議長(尾花 功君) 続いて、日程第36 2定発議第1号
田辺市議会会議規則の一部改正について及び日程第37 2定発議第2号
田辺市議会委員会条例の一部改正についてを一括上程いたします。
提出者の説明を求めます。
議会運営委員会委員長、15番、市橋宗行君。
(15番 市橋宗行君 登壇)
○15番(市橋宗行君) それでは、ただいま上程されました2定発議第1号及び2定発議第2号について、議会運営委員会を代表して、私から提案説明をさせていただきます。
まず、2定発議第1号
田辺市議会会議規則の一部改正について、
田辺市議会会議規則第14条第2項の規定により提出する。
令和6年3月25日。
提出者は、議会運営委員会委員長、市橋宗行です。
提案理由につきましては、地方自治法の一部改正に伴い、議会に係る手続のオンライン化を可能とするほか、所要の改正を行うものです。
本件につきましては、令和5年地方自治法改正に対応するため、議会に係る手続について、従来からの紙による手続に加え、オンライン化による手続を可能とするほか、常用漢字の変更等に伴う用字・用語の整理及び現在の社会情勢等に照らし改正が適当とする事項などの改正を行うもので、施行日につきましては、令和6年4月1日から施行するものです。
続いて、2定発議第2号
田辺市議会委員会条例の一部改正について、地方自治法第109条第6項及び第7項並びに
田辺市議会会議規則第14条第2項の規定により提出する。
令和6年3月25日。
提出者は、議会運営委員会委員長、市橋宗行です。
提案理由につきましては、委員会の開催方法の特例としてオンラインの方法によるものを可能とするほか、所要の改正を行うものです。
本件につきましては、委員会の開催方法の特例として、大規模な災害等の発生等または重大な感染症の蔓延により、委員が委員会の開催場所に参集することが困難と認めるときに、オンラインの方法によるものを可能とするほか、所要の改正を行うもので、施行日につきましては、令和6年4月1日から施行するものです。
以上で、提案説明を終わります。御審議の上、御賛同いただきますようよろしくお願いをいたします。
(15番 市橋宗行君 降壇)
○議長(尾花 功君) 提出者の説明が終了いたしました。
これより、一括して質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 質疑なしと認めます。
ただいま議題となっています2件については、会議規則第37条第2項本文の規定により、委員会の付託を省略いたします。
これより討論を行います。
討論はありませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 討論なしと認めます。
これより、ただいま議題となっております2件について、順次採決を行います。
◎日程第36 2定発議第1号
田辺市議会会議規則の一部改正について
○議長(尾花 功君) それでは、2定発議第1号
田辺市議会会議規則の一部改正について、お諮りいたします。
発議第1号は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定発議第1号は、原案のとおり可決いたしました。
◎日程第37 2定発議第2号
田辺市議会委員会条例の一部改正について
○議長(尾花 功君) 続いて、2定発議第2号
田辺市議会委員会条例の一部改正について、お諮りいたします。
発議第2号は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、2定発議第2号は、原案のとおり可決いたしました。
◎日程第38 議員派遣の件について
○議長(尾花 功君) 続いて、日程第38 議員派遣の件についてを議題といたします。
お諮りいたします。
本件については、地方自治法第100条第13項及び会議規則第168条の規定により、お手元に配付の議員派遣の件のとおり議員を派遣いたしたいと思います。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
なお、この際、お諮りいたします。
ただいま議決されました派遣期間等議決事項について、諸般の事情により変更がある場合は、議長に御一任願いたいと思います。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
◎日程第39 委員会の継続審査について
○議長(尾花 功君) 続いて、日程第39 委員会の継続審査についてを議題といたします。
この場合、閉会中の委員会の継続審査について報告いたします。
各常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会の委員長から、目下委員会において審査または調査中であります、お手元に配付の申出事件一覧表に記載のとおりの事件について、会議規則第112条の規定により、閉会中も審査または調査を継続いたしたい旨の申出があります。
それでは、ただいま報告いたしました委員会の継続審査についてお諮りいたします。
各委員長から申出のとおり、それぞれの委員会において閉会中も審査または調査を継続することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、各委員長から申出のとおり、それぞれの委員会において閉会中も審査または調査を継続することに決しました。
以上をもって、本定例会に付議されました議案は、全て議了いたしました。
他に発言、その他はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎専決処分予定の報告
○議長(尾花 功君) この場合、市民部長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。
市民部長、松本清子君。
(市民部長 松本清子君 登壇)
○市民部長(松本清子君) それでは、議長のお許しをいただきましたので、条例の専決処分について御説明させていただきます。
令和6年度税制改正による地方税法等の一部改正に伴い、田辺市税条例及び田辺市
国民健康保険税条例の一部改正が必要となること、地域再生法に基づき和歌山県が定める地域再生計画の変更に伴い、田辺市地方活力向上地域における固定資産税の特別措置に関する条例の一部改正が必要であること、また、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法第24条の地方税の課税免除又は不均一課税に伴う措置が適用される場合等を定める省令の一部改正に伴い、田辺市過疎地域における固定資産税の特別措置に関する条例の一部改正が必要であることから、これらの一部改正条例に係る専決処分のお願いでございます。お手元にお配りしております資料を御参照いただきたいと存じます。
まず、田辺市税条例の主な改正内容といたしましては、地方税法等の一部改正により、個人市民税につきまして、国が行うデフレ脱却のための経済対策として、令和6年度の個人住民税から、納税者及び配偶者を含めた扶養家族1人につき1万円の減税を実施するものでございます。
固定資産税につきましては、令和6年度における3年に一度の評価替えに際し、土地の負担水準の均衡化を促進するため、現行の負担調整措置等を3年延長するものでございます。
次に、田辺市
国民健康保険税条例の主な改正内容でございますが、地方税法施行令等の一部改正により、国民健康保険税の後期高齢者支援金等課税額について課税限度額を引き上げるとともに、保険税の軽減措置について5割軽減及び2割軽減の対象世帯に係る所得判定基準を改正するものでございます。
次に、田辺市地方活力向上地域における固定資産税の特別措置に関する条例の改正内容でございますが、和歌山県が策定した地域再生計画の変更により、適用期限を延長するものでございます。
次に、田辺市過疎地域における固定資産税の特別措置に関する条例の改正内容でございますが、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法第24条の地方税の課税免除又は不均一課税に伴う措置が適用される場合等を定める省令の一部改正により、特別償却設備の取得等をした場合における固定資産税の免除について、適用期限を3年延長するものでございます。
これらの条例改正につきましては、地方税法等の改正法令が公布され次第、遅滞なく専決処分させていただきたいと存じますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(市民部長 松本清子君 降壇)
◎市長閉会の挨拶
○議長(尾花 功君) それでは、市長から閉会に当たっての挨拶のため、発言を求められておりますのでこれを許可いたします。
市長、真砂充敏君。
(市長 真砂充敏君 登壇)
○市長(真砂充敏君) 令和6年第2回
田辺市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
去る2月27日に開会した本定例会も、議員各位の御理解と御協力をいただく中、本日、最終日を迎えることができました。本定例会におきましては、間もなくスタートする令和6年度の各種会計予算案をはじめ、条例の制定、一部改正案など様々な議案を提出させていただきましたが、議員各位におかれましては、終始にわたり慎重なる御審議をいただき、それぞれ原案のとおり御賛同を賜りましたことに厚くお礼を申し上げます。
まだまだ寒い日が続いておりますが、それでも野山では、柔らかな日差しを浴びて気温が少しずつ上昇し、その暖かさに刺激され、草木の芽がほころび始めています。桜の名所としても知られている熊野本宮大社の旧社地・大斎原では、ソメイヨシノがこれから見頃を迎えますので、国内外からより多くの皆様が来訪され、当地の春の絶景スポットが大いににぎわうことを期待しています。
さて、第96回選抜高等学校野球大会の初日となる先週月曜日、阪神甲子園球場のアルプススタンドで大勢の関係者や市民の皆様と一丸となって田辺高校を応援してまいりました。優勝候補の一角に挙げられている星稜高校との対戦でありましたが、最後まで全力で自分たちの野球をやり抜き、はつらつとプレーする姿や、伝統の応援歌「田辺が大将!」で声を枯らしながら選手を信じて応援する姿がとても印象に残っています。試合内容も、最後まで拮抗した展開で、選手の皆様が一生懸命に戦う姿は、応援するみんなの心を一つにし、そして、感動と元気をいただきました。改めて、田辺高校野球部の皆様の健闘に心から大きな拍手を贈りたいと思います。
翻って、整備を進めてきた新庁舎は、5月7日の開庁まで残すところあと1か月と10日余りとなり、並行して、本市の発展を見守ってきたこの議場は、今後、特段の案件がない限り、今議会で最後となり、次回6月定例会からは、新庁舎の新たな議場で開催されることになります。
本議場は、現庁舎が昭和45年に建設され、以来、昭和、平成、令和と50年以上の長きにわたり、田辺市政発展の歴史を刻んでまいりました。私の閉会挨拶もこの議場で行うのは本日が最後となりますが、田辺市長の任を託されてから、市議会の皆様と築いてきたこれまでの長い道のりを思い起こすと感慨もひとしおであります。
開庁準備もいよいよ大詰めを迎えてまいりますが、無事に開庁の日を迎えることができるよう、着実に準備を進めてまいりますので、市民の皆様には、ぜひとも、より便利に御利用いただける新庁舎の開庁に御期待をいただきたいと思います。
この定例会が終了いたしますと、間もなく令和6年度が始まります。本定例会の冒頭、施策と予算の大綱の中で今後の市政運営に対する所信を申し述べましたが、令和6年度が未来に向けて着実な一歩を刻む年となるよう、強い決意を持って新年度の市政運営に臨む所存でございますので、議員各位におかれましては、新年度におきましても変わらぬ御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。
(市長 真砂充敏君 降壇)
◎議長閉会の挨拶
○議長(尾花 功君) 私からも一言御挨拶を申し上げます。
去る2月27日に開会いたしました本定例会も本日、閉会の運びとなりました。
議員各位には、終始熱心な議論を賜り、令和6年度予算をはじめ全ての議案を議了することができました。議会運営に対する御協力に厚くお礼を申し上げたいと思います。
また、市長をはじめ当局の皆様におかれましては、連日、誠実に対応をしていただき、本当にありがとうございました。
新しい年度の開始を1週間後に控えております中、444億5,300万円の一般会計予算をはじめ総額700億円余に上る新年度本市予算が成立いたしました。これらの予算を含め、提出のあった議案の執行に当たっては、審議の過程において開陳されました議員各位の意見等について十分尊重され、御努力をいただくとともに、それを我々議会としてチェック機能を十分に発揮していきたいと思っております。
さて、本庁舎は、先ほどお話もあったように、昭和46年1月26日に落成式が挙行され、3月9日が定例会の初日でした。それ以降、多くの先輩議員の皆様が当局と対峙し、議論を交わしてきた本議場がこの3月定例会をもって最後の議会となり、その役目を終えようとしております。初めての議会と最後の議会が偶然にも同じ3月定例会ということで、何かしら因縁を感じずにはいられません。
また、初当選で初めてこの議場を訪れたとき、何とも言えない雰囲気に身も心も引き締まる思いがしたことを思い出します。
今、この伝統ある議場に別れを告げ、今後、私たち議員一同は、諸先輩方に恥じることない公平で公正な議会運営を重ねるとともに、開かれた議会活動を目指し、不断の努力を重ねてまいりたいと思います。
いよいよ5月7日からは新庁舎での業務がスタートいたします。
定例会初日の市長の施策と予算の大綱の説明において、この新庁舎は、市民の皆様にとって、人と地域を大切にする、未来につながるみんなの庁舎であるというお話もありました。
私たち市議会といたしましても、本市の新たなまちづくりのため、さらなる市民福祉の増進、本市の多様な資源を生かした魅力あるまちづくりに向け精進を重ねてまいらなければならないと思っております。
任期も残り1年余りとなりましたが、議員各位には、地域の課題解決に応えるべく、引き続き御健闘をお祈りしたいと存じます。
最後になりましたが、いつもながら適切な報道を賜っている報道関係の皆様には心から感謝を申し上げます。
また、3月31日をもって役職定年となられる管理職の皆様、そして、同日をもって退職される皆様には、長年にわたる御苦労に深く敬意を表します。議長として心からお礼を申し上げ、今後とも市政の発展とまちづくりの推進に御協力をお願いしたいと思います。
春の息吹を感じるすがすがしい季節となりました。皆様方の御健勝とますますの御発展を願って、閉会に当たっての挨拶といたします。ありがとうございました。
閉 会
○議長(尾花 功君) それでは、これをもって、令和6年2月27日招集の令和6年第2回
田辺市議会定例会を閉会いたします。
御苦労さまでした。
(午後 2時04分)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
令和6年3月25日
議 長 尾 花 功
議 員 加 藤 喜 則
議 員 尾 﨑 博 文
議 員 谷 貞 見...