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令和 5年第5回定例会(第1号11月29日)

  • "特別会計歳入歳出決算"(1/48)
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  1. 田辺市議会 2023-11-29
    令和 5年第5回定例会(第1号11月29日)


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    令和 5年第5回定例会(第1号11月29日)              第5回田辺市議会定例会会議録             令和5年11月29日(水曜日)           ―――――――――――――――――――    令和5年11月29日(水)午後1時開会  第 1 会議録署名議員の指名  第 2 会期の決定  第 3 4定議案第25号 令和4年度田辺市一般会計歳入歳出決算について  第 4 4定議案第26号 令和4年度田辺市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算               について  第 5 4定議案第27号 令和4年度田辺市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算に               ついて  第 6 4定議案第28号 令和4年度田辺市介護保険特別会計歳入歳出決算について  第 7 4定議案第29号 令和4年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計歳入歳出決算               について  第 8 4定議案第30号 令和4年度田辺市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算               について  第 9 4定議案第31号 令和4年度田辺市林業集落排水事業特別会計歳入歳出決算               について  第10 4定議案第32号 令和4年度田辺市漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算
                  について  第11 4定議案第33号 令和4年度田辺市戸別排水処理事業特別会計歳入歳出決算               について  第12 4定議案第34号 令和4年度田辺市診療所事業特別会計歳入歳出決算につい               て  第13 4定議案第35号 令和4年度田辺市駐車場事業特別会計歳入歳出決算につい               て  第14 4定議案第36号 令和4年度田辺市木材加工事業特別会計歳入歳出決算につ               いて  第15 4定議案第37号 令和4年度田辺市四村川財産区特別会計歳入歳出決算につ               いて  第16 4定議案第38号 令和4年度田辺市水道事業会計利益の処分及び決算につい               て  第17 4定議案第39号 令和4年度田辺市特定環境保全公共下水道事業会計利益の               処分及び決算について  第18 5定報告第 1号 専決処分事項の報告について  第19 5定議案第 1号 田辺市職員の給与に関する条例等の一部改正について  第20 5定議案第 2号 田辺市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の               一部改正について  第21 5定議案第 3号 田辺市特定環境保全公共下水道事業の設置等に関する条例               の一部改正について  第22 5定議案第 4号 工事請負変更契約の締結について  第23 5定議案第 5号 工事請負変更契約の締結について  第24 5定議案第 6号 訴えの提起について  第25 5定議案第 7号 田辺市紀州備長炭記念公園の指定管理者の指定について  第26 5定議案第 8号 田辺市龍神総合交流拠点施設「季楽里龍神」の指定管理者               の指定について  第27 5定議案第 9号 田辺市龍神温泉センターの指定管理者の指定について  第28 5定議案第10号 田辺市本宮渡瀬温泉センターの指定管理者の指定について  第29 5定議案第11号 田辺市本宮渡瀬緑の広場の指定管理者の指定について  第30 5定議案第12号 田辺市龍神木族館の指定管理者の指定について  第31 5定議案第13号 町の区域の変更について  第32 5定議案第14号 令和5年度田辺市一般会計補正予算(第8号)  第33 5定議案第15号 令和5年度田辺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第               3号)  第34 5定議案第16号 令和5年度田辺市介護保険特別会計補正予算(第3号)  第35 5定議案第17号 令和5年度田辺市農業集落排水事業特別会計補正予算(第               1号)  第36 5定議案第18号 令和5年度田辺市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第               1号)  第37 5定議案第19号 令和5年度田辺市診療所事業特別会計補正予算(第1号)  第38 5定議案第20号 令和5年度田辺市木材加工事業特別会計補正予算(第2号               )  第39 5定議案第21号 令和5年度田辺市水道事業会計補正予算(第2号)  第40 5定議案第22号 和歌山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体数の               減少及び組合規約の変更について           ――――――――――――――――――― 〇会議に付した事件  日程第1から日程第40まで            ―――――――――――――――――― 〇議員定数 20名 〇欠  員  3名           ――――――――――――――――――― 〇出席議員              議席番号   氏   名               1番  松 上 京 子 君               2番  前 田 か よ 君               3番  久 保 浩 二 君               4番  加 藤 喜 則 君               5番  尾 﨑 博 文 君               6番  谷   貞 見 君               7番  柳 瀬 理 孝 君               8番  浅 山 誠 一 君               9番  宮 井   章 君              10番  福 榮 浩 義 君              12番  北 田 健 治 君              13番  橘   智 史 君              14番  尾 花   功 君              15番  市 橋 宗 行 君              16番  安 達 幸 治 君              17番  安 達 克 典 君              20番  佐 井 昭 子 君           ――――――――――――――――――― 〇欠席議員  なし           ――――――――――――――――――― 〇説明のため出席したもの              職  名      氏     名             市長        真 砂 充 敏 君             副市長       林   誠 一 君             副市長       木 村 晃 和 君             教育長       佐 武 正 章 君             企画部長      山 﨑 和 典 君             総務部長      西   貴 弘 君             総務部理事     宮 野 恭 輔 君             危機管理局長    茨   善 行 君             市民部長      松 本 清 子 君             環境部長      中 村   誠 君             保健福祉部長    古久保 宏 幸 君             商工観光部長    丸 山 勝 司 君             農林水産部長    木 村 博 充 君             森林局長      榎 本 安 幸 君             建設部長      衣 田   克 君             本宮行政局長    久 畑 弘 幸 君             消防長       戎 嶋   健 君             消防次長      岩 峪   慎 君             教育次長      前 川 光 弘 君             水道部長      合 川   弘 君             選挙管理委員会事務局長                       栗 本 和 典 君           ―――――――――――――――――――
    出席事務局職員             議会事務局長    前 溝 浩 志             議会事務局次長   坂 本 明 人             議会事務局主任   松 本 早也香             議会事務局主査   初 山   季  開 会 ○議長(尾花 功君)    皆様、こんにちは。  それでは、地方自治法第113条の規定による定足数がありますので、ただいまから本日招集の令和5年第5回田辺市議会定例会を開会いたします。               (午後 1時00分) ◎市長招集挨拶 ○議長(尾花 功君)    日程に先立ち、市長から本定例会招集のため挨拶を求められておりますので、これを許可いたします。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    本日、令和5年第5回田辺市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、公私にわたり何かと御多用の中を御参集いただき、誠にありがとうございます。  今年も残すところ1か月余りとなりました。11月に入り、本市においても夏日が観測されるなど季節外れの暑さとなりましたが、その異例の暑さから一転、13日には龍神村の護摩壇山頂上付近で初冠雪となるなど、一気に冬がやってまいりました。面積の広大な本市では、雪が降る地域もあれば、ほとんど降らない地域もあり、季節の移り変わりを通じて、改めて本市の自然の豊かさを実感しております。  このような中、スポーツを活用したまちづくりを応援するスポーツ庁のスポーツ・健康まちづくり優良自治体表彰に本市が選ばれ、11月10日の表彰式において、室伏スポーツ庁長官から賞状を授与いただきました。このたびの受賞は、パラリンピック陸上競技の強化拠点施設に指定されている田辺スポーツパーク陸上競技場の活用や、観光関係者と連携してスポーツ合宿による経済波及効果の最大化を図ろうとしている本市の取組が高く評価されたものであります。  スポーツ合宿の誘致については、南紀エリアの各自治体が一丸となって、広域での連携により取組を進め、地域の活性化に努めておりますが、広域連携ということで申し上げますと、先月20日に、火災や救急の119番通報を受信し出動隊の管制を行う消防通信指令事務について、効率化を図るとともに、大規模災害時における相互応援体制のさらなる強化などを目的として、本市と上富田町、白浜町、すさみ町で構成する協議会に、串本町、古座川町、日高広域消防事務組合が新たに加わり、令和8年4月の共同運用開始に向けた協議を進めていくための調印式が行われました。人口減少や高齢化などにより、地域における消防力の低下が全国的に懸念されており、消防通信指令事務を共同で運用することは有効な対策となるもので、広域連携や広域行政の重要性につきましては、常々申し上げてまいりましたが、人口減少下における自治体の在り方を考えますと、自治体間の広域連携の重要性は今後ますます高まってくるものと思われます。こうした観点から、既存の枠組みを越えた広域連携について、今後も必要に応じて検討してまいりたいと考えております。  翻って、本年度からスタートしました梅酒ツーリズム事業につきましては、18日に本事業の皮切りとなる梅酒フェス’23 in 紀州田辺が開催され、梅酒飲み歩き企画も同日からスタートするなど事業が本格始動いたしました。この取組を通して、田辺市が「梅酒の聖地」と広く認知され、地域の活性化に資するよう努めてまいります。  また、次年度以降に続く様々な節目が持続可能な地域の発展の好機となるよう市民の皆様と思いを共有し、市民の皆様と一体となってまちづくりを進めてまいりたいと考えておりますので、議員各位におかれましても、引き続き、それぞれのお立場から御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。  さて、本議会におきましては、専決処分の報告1件、条例に関するもの3件、予算に関するもの8件、その他14件につきまして御審議をお願いするものでございます。よろしく御審議の上、御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、招集に当たっての御挨拶とさせていただきます。             (市長 真砂充敏君 降壇)  開 議 ○議長(尾花 功君)    それでは、お手元に配付の日程により、本日の会議を開きます。               (午後 1時05分)          ――――――――――――――――――― ◎諸般の報告 ○議長(尾花 功君)    この場合、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。  議会事務局長、前溝浩志君。           (議会事務局長 前溝浩志君 登壇) ○議会事務局長(前溝浩志君)    報告申し上げます。  去る11月22日付、田総第229号をもって、市長から本定例会に提出の案件として、5定議案第1号 田辺市職員の給与に関する条例等の一部改正についてなど議案25件、及び5定報告第1号 専決処分事項の報告についての報告案件1件、並びに議案参考資料の送付がありました。  いずれもお手元に配付いたしております。  以上でございます。           (議会事務局長 前溝浩志君 降壇) ○議長(尾花 功君)    それでは、日程に入ります。 ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(尾花 功君)    日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第89条の規定により、本定例会の会議録署名人として、16番 安達幸治君、17番 安達克典君、20番 佐井昭子君、以上3人の諸君を、また、会議録署名の予備議員として、1番 松上京子君、2番 前田かよ君、以上2人の諸君を指名いたします。 ◎日程第2 会期の決定 ○議長(尾花 功君)    続いて、日程第2 会期の決定を上程いたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から12月21日までの23日間といたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(尾花 功君)    異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は、本日から12月21日までの23日間と決定いたしました。 ◎日程第 3 4定議案第25号 令和4度田辺市一般会計歳入歳出決算についてから  日程第17 4定議案第39号 令和4年度田辺市特定環境保全公共下水道事業会計利益の処分及び決算についてまで一括上程 ○議長(尾花 功君)    続いて、日程第3 4定議案第25号 令和4度田辺市一般会計歳入歳出決算についてから、日程第17 4定議案第39号 令和4年度田辺市特定環境保全公共下水道事業会計利益の処分及び決算についてまで、以上15件を一括上程いたします。  ただいま上程いたしました15件については、さきの第4回定例会において、それぞれ所管の常任委員会にその審査を付託し、かつ閉会中の継続審査としていたものであります。  この場合、ただいま議題となっております議案15件について、各常任委員会委員長の報告を求めます。  まず初めに、総務企画委員会委員長の報告を求めます。  9番、宮井 章君。             (9番 宮井 章君 登壇) ○9番(宮井 章君)    それでは、総務企画委員会の委員長報告を申し上げます。  本委員会は、去る9月19日の本会議において付託を受けた議案12件のうち、閉会中の継続審査事件でありました令和4年度各種会計歳入歳出決算2件について、10月16日、17日及び11月29日にそれぞれ委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、4定議案第25号 令和4年度田辺市一般会計歳入歳出決算についての所管部分及び同議案第37号 令和4年度田辺市四村川財産区特別会計歳入歳出決算について、いずれも全会一致により、原案のとおり認定することに決しました。  各会計における予算の執行状況と併せて、行政効果等を主眼に審査を行いましたが、その中で委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。  議案第25号 令和4年度田辺市一般会計歳入歳出決算についての所管部分のうち、まず、企画費に関わって、ふるさと寄付金の収支について説明を求めたのに対し、「令和4年度は6,723件の寄附があり、経費を除いた寄附金額4,780万9,648円に対し、田辺市民による他自治体への寄附控除額が1億546万1,329円であったことから、収支が5,765万1,681円の赤字となっている。収支の改善を図るため、本年6月から外部委託を行い、新たな返礼品の開発、ウェブサイト上での見せ方の工夫、関連事務の効率化等を図っており、本年10月の制度改正に伴う駆け込み需要の影響も考えられるが、令和5年度は収支の改善を見込んでいる」との答弁がありました。これに対し委員から、魅力ある返礼品の開発に努める等、収支の改善に取り組まれたいとの意見がありました。  同じく、企画費に関わって、田辺市事前復興計画住民説明会での参加人数について説明を求めたのに対し、「1会場当たり20人から60人の方々に参加いただいており、過去5回の開催で約200人の方々に参加いただいている」との答弁がありました。これに対し委員から、参加人数が少ない理由や対象地域への周知不足についてただしたのに対し、「対象エリア外の住民にも広く参加していただくため、各町内会への参加の働きかけではなく、チラシの全戸配布による周知を行った。そのため、対象地域の住民に対する周知が不足したことは否めないと考えている」との答弁がありました。さらに委員から、できるだけ多くの方々に参加いただけるよう周知方法を改善し、対象地域の方々に対しては周知の徹底に努められたいとの意見がありました。  次に、消防団費に関わって、消防団員の高齢化及び減少により消防力の低下が懸念される中、消防力を維持する取組について説明を求めたのに対し、「各消防団にタブレット端末等を配備し、オンライン会議の導入や報告書提出のオンライン化等、消防団員の負担を軽減させる取組を検討している」との答弁がありました。これに対し委員から、消防団員数が減少傾向にあることから、今後も消防力を維持するための取組を検討されたいとの意見がありました。  以上、委員長報告といたします。  令和5年11月29日、総務企画委員会委員長、宮井 章。             (9番 宮井 章君 降壇) ○議長(尾花 功君)    続いて、産業建設委員会委員長の報告を求めます。  7番、柳瀬理孝君。             (7番 柳瀬理孝君 登壇) ○7番(柳瀬理孝君)    本委員会は、去る9月19日の本会議において付託を受けた議案12件のうち、閉会中の継続審査事件でありました令和4年度各種会計歳入歳出決算5件について、10月12日、13日及び11月29日にそれぞれ委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、4定議案第25号 令和4年度田辺市一般会計歳入歳出決算についての所管部分、同議案第29号 令和4年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第35号 令和4年度田辺市駐車場事業特別会計歳入歳出決算について及び同議案第36号 令和4年度田辺市木材加工事業特別会計歳入歳出決算については、いずれも全会一致により、原案のとおり認定、また、同議案第38号 令和4年度田辺市水道事業会計利益の処分及び決算については、全会一致により、原案のとおり可決及び認定することに決しました。  各会計における予算の執行状況と併せて、行政効果等を主眼に審査を行いましたが、その中で委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。  議案第25号 令和4年度田辺市一般会計歳入歳出決算についての所管部分のうち、まず、観光費に関わって、観光需要分析検討業務委託料の成果について説明を求めたのに対し、「本事業は、インバウンド及び国内旅行の需要喚起に向けた今後の観光戦略の指針を導くため、観光客及び旅行客の動態分析を実施するとともに、観光プロモーションの費用対効果についても併せて分析したものである。分析結果としては、欧米豪に対しては、非常にコストパフォーマンスの高いプロモーションができているため、今後はアジア圏も含めた誘客を検討する必要がある。また、森林環境教育や低山トラベルなども組み合わせて国内旅行者を誘客する必要がある」との答弁がありました。これに対し委員から、分析結果を受けた今後の展開について説明を求めたのに対し、「分析結果については、関係各団体にフィードバックしており、これを基に、バランスの取れた観光誘客戦略など今後の政策展開に向け取り組んでいきたい」との答弁がありました。  次に、橋梁維持費に関わって、橋梁等定期点検業務委託料の詳細について説明を求めたのに対し、「橋梁等定期点検については、平成26年度から全国で義務化されており、5年周期で全ての橋梁の点検を行うものである。令和4年度は、2巡目の点検の4年目に当たり、405橋の点検を行い、判定1が53橋、判定2が320橋、判定3が32橋、判定4がゼロ橋という結果であり、早期対応が必要となる判定3及び判定4については順次対応している」との答弁がありました。  次に、議案第38号 令和4年度田辺市水道事業会計利益の処分及び決算についてに関わって、給水の効率を示す有収率が全国平均に比べ低いことから、有収率が低下する要因や対策について説明を求めたのに対し、「管路の老朽化や消火栓の使用、水道管の洗浄など様々な要因が考えられる中、対策として、漏水箇所の特定と早急な修繕を一元化することで漏水率の抑制に努めている」との答弁がありました。さらに委員から、有収率を上げるための先進事例の検討状況について説明を求めたのに対し、「令和4年度から、携帯電話通信網を使用した高感度センサーを仕切弁や消火栓に設置することにより、早急な漏水対策が可能になる技術を導入している」との答弁がありました。これに対し委員から、有収率が上がることで経費の削減につながるため、引き続き先進事例等の検討に努められたいとの意見がありました。  以上、委員長報告といたします。  令和5年11月29日、産業建設委員会委員長、柳瀬理孝。             (7番 柳瀬理孝君 降壇) ○議長(尾花 功君)    続いて、文教厚生委員会委員長の報告を求めます。  10番、福榮浩義君。             (10番 福榮浩義君 登壇) ○10番(福榮浩義君)    それでは、文教厚生委員会の委員長報告をさせていただきます。  本委員会は、去る9月19日の本会議において付託を受けた議案20件のうち、閉会中の継続審査事件でありました令和4年度各種会計歳入歳出決算10件について、10月10日、12日及び11月29日にそれぞれ委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、4定議案第30号 令和4年度田辺市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第31号 令和4年度田辺市林業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第32号 令和4年度田辺市漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第33号 令和4年度田辺市戸別排水処理事業特別会計歳入歳出決算について及び同議案第34号 令和4年度田辺市診療所事業特別会計歳入歳出決算についての以上5件については、いずれも全会一致により、原案のとおり認定、また、同議案第39号 令和4年度田辺市特定環境保全公共下水道事業会計利益の処分及び決算については、全会一致により、原案のとおり可決及び認定、同議案第25号 令和4年度田辺市一般会計歳入歳出決算についての所管部分、同議案第26号 令和4年度田辺市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について、同議案第27号 令和4年度田辺市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について及び同議案第28号 令和4年度田辺市介護保険特別会計歳入歳出決算についての以上4件については、賛成多数により、いずれも原案のとおり認定することに決しました。  各会計における予算の執行状況と併せて、行政効果等を主眼に審査を行いましたが、その中で委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。  議案第25号 令和4年度田辺市一般会計歳入歳出決算についての所管部分のうち、まず、保健衛生総務費に関わって、発達障害の診療や療育に携わる児童精神科医が地域で不足している現状について説明を求めたのに対し、「児童精神科医の確保については、毎年県へ要望を上げている」との答弁がありました。これに対し委員から、臨床心理士へのはなまる相談の件数も増えてきている中、紀南地方から児童精神科医がいなくなることがないよう、今後も強く要望していただきたいとの意見がありました。  次に、環境衛生費に関わって、本市の汚水処理人口普及率が全国平均に比べて低いことを受けて、今後の対応について説明を求めたのに対し、「公共下水道が人口密集地の大部分に整備されている地域は普及率が高くなっているが、本市の場合は合併浄化槽が主軸であるため、普及率を上げるには、単独浄化槽やくみ取り式から合併浄化槽への転換を進めていく必要がある」との答弁がありました。さらに委員から、空き家をリノベーションして飲食店等に活用する場合の汚水処理に対する市の考え方について説明を求めたのに対し、「近年、古い空き家を活用した飲食店や民泊の施設が増えてきているため、今の時代に合った施策となるよう、浄化槽設置整備事業費補助金制度の見直しも含め考えていきたい」との答弁がありました。  次に、小学校費の学校管理費に関わって、学校校舎等の老朽化対策について説明を求めたのに対し、「田辺市公共施設等総合管理計画の中で、学校施設長寿命化計画を立てることとなっているが、今ある建物をどれぐらい延ばして使えるようにしていくのかが課題になってくる。ただし、長寿命化事業は大規模な改修となるなど学校運営への影響も大きいため、財源も含め多面的に検討していきたい」との答弁がありました。  以上、委員長報告といたします。  令和5年11月29日、文教厚生委員会委員長、福榮浩義。
                (10番 福榮浩義君 降壇) ○議長(尾花 功君)    以上で、各常任委員会委員長の報告が終了しました。  これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、一括して質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(尾花 功君)    質疑なしと認めます。  これより、討論に入ります。  討論は一括して行います。  討論はありませんか。              (「討論あり」の声あり) ○議長(尾花 功君)    討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。  3番、久保浩二君。             (3番 久保浩二君 登壇) ○3番(久保浩二君)    3番、日本共産党、久保浩二です。  議案第25号 令和4年度田辺市一般会計決算、同議案第26号 令和4年度田辺市国民健康保険事業特別会計決算、同議案第27号 令和4年度田辺市後期高齢者医療特別会計決算、同議案第28号 令和4年度田辺市介護保険特別会計決算、以上4件について、不認定の立場で討論をいたします。  令和4年度一般会計では、戸籍住民基本台帳費の委託料として、マイナンバーカード発行業務とマイナポイント申請支援業務委託料が含まれています。マイナンバーカード発行は、2016年、平成28年から2年間で発行率100%というカード交付円滑化計画の下、普及推進されましたが、頻発する情報流出や不正アクセスなどリスク面での対策、対応に信頼性が低く、市民にはさほど必要と感じられていなかったため、2021年1月で発行率は24.2%にしか達していませんでした。  そこで政府は、最高2万円分のポイントを付与する加入拡大策を打ち出し、そのために累計で2兆円を超える予算が投入されました。国民1人当たり平均で約1万6,000円の税金を負担した計算になります。しかもその前に、過去9年間で8,800億円の税金が使われていますので、この金額を含めると約3兆円の税金が使われたことになります。  問題をはらんだまま、政府はさらに健康保険証を廃止してマイナカードの取得を事実上義務化するマイナ保険証や公金受取口座の登録をする方針を打ち出し、カード取得者たちに最大2万円分のポイントを付与するマイナポイント事業を始めました。行政窓口の混乱を回避するためにポイント申請業務が民間委託されました。そして、現在、マイナ保険証は1,000の医療機関で他人の情報が表示されたり、カードが読み取れないなどトラブルが相次いでいます。  また、本市では、国保及び後期高齢者医療の加入者の約半数がマイナ保険証を申請しておらず、来年秋以降に保険証が廃止されると、保険料を納めているにもかかわらず窓口負担が10割になってしまうことになり、これでは、任意であるはずのカード取得が事実上の強制になり、国民皆保険の制度をも壊しかねません。  来年、2024年の秋に保険証を廃止するとしていた政府の方針は、2024年度も発行を継続する方針に変わったようですが、国民皆保険を壊し、医療を受ける権利を脅かすマイナカードの運用は一旦やめるべきです。  次に、都市計画費の街路事業費で文里湾横断道路県営事業負担金に1億3,833万3,000円が支出されています。現在は、調査や建物移転の用地買収などの事業ですが、この事業は百数十億円と言われる大型公共事業です。今後、莫大な負担金が発生してきます。費用も考えず、あればよいという大型公共事業に市民に多額の負担を強いる公共事業は今からでもやめるべきです。  次に、国民健康保険事業特別会計について、未就学児を対象とした子供の均等割の5割軽減措置は、全国知事会の主張や国会請願などに国民的要求が実現され、大きな評価に値します。  その一方で、日本共産党は、かねてから、均等割は、家族に子供が増えると負担が重くなり、子供の貧困解消や子育てに関する様々な負担軽減策を進めようとする地方自治体の努力を踏みにじるものであることから廃止を求めています。市当局からは応分の負担を正当化する政府見解も紹介されましたが、均等割は、負担能力に関係なく、人間の頭数に応じて課税する古代につくられた人頭税と変わらず、これは人類史上最も原始的で過酷な税とされています。それゆえ、政府見解に追随するのではなく、本市における少子化を克服するためにも、市独自で残りの5割分を軽減することを改めて求めます。  そもそも国保には、年金生活者や非正規労働者など所得の少ない方が多く加入しており、高過ぎる保険税は度重なる消費税増税、年金支給額の引下げ、物価高と相まって暮らしを圧迫しています。全国知事会、全国市長会などの地方団体は、加入者の所得が低い国保が協会けんぽ、組合保険、共済など、ほかの医療保険より保険料が高くなっていることを国保の構造問題だと主張しています。  後期高齢者医療特別会計は、国において医療保険料軽減が152億円削減され、低所得者に実施されてきた特例軽減も廃止されるなど後退の一途をたどっています。所得が低い高齢者に重い負担を強いて受診控えが問題となっています。  さらに、令和4年10月からは一定所得以上の方の窓口負担を原則1割から2割に引き上げられました。変更から3年間の間は負担増を抑える配慮措置がありますが、それでも1人当たり年平均2万6,000円の負担増です。国庫負担を増やし、国としての公的役割を求めていくべきです。  介護保険特別会計は、保険基準額は、2000年の制度開始時の2,900円から倍以上の6,958円まで上がり、年金収入など所得が一定以上あれば利用料負担が2割、3割と引き上げられ、年金収入がそれなりにあっても生活を直撃する事態となっています。安心して介護が受けられるよう、国の責任で利用料、保険料の減免制度の確立が必要です。  国保、後期高齢者医療、介護保険は、大企業・富裕層優遇の是正、大軍拡予算の見直しにより財源を確保され、これ以上の社会保障の後退を許すわけにはいきません。市民の命と健康を守る最後のとりでとして、地方議会で反対の意をここに表明します。  以上のことが含まれる決算に対して、不認定とすることを申し上げて、討論といたします。             (3番 久保浩二君 降壇) ○議長(尾花 功君)    続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。  賛成討論の発言はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(尾花 功君)    他に討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(尾花 功君)    それでは、これをもって討論を終結いたします。  これより、ただいま議題となっております15件について、順次採決に入ります。 ◎日程第3 4定議案第25号 令和4年度田辺市一般会計歳入歳出決算について ○議長(尾花 功君)    それでは、4定議案第25号 令和4年度田辺市一般会計歳入歳出決算について、お諮りいたします。  本件については異議がありますので、起立により採決いたします。  議案第25号は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(尾花 功君)    起立多数であります。  よって、4定議案第25号は、認定することに決しました。 ◎日程第4 4定議案第26号 令和4年度田辺市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(尾花 功君)    続いて、4定議案第26号 令和4年度田辺市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について、お諮りいたします。  本件については異議がありますので、起立により採決いたします。  議案第26号は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(尾花 功君)    起立多数であります。  よって、4定議案第26号は、認定することに決しました。 ◎日程第5 4定議案第27号 令和4年度田辺市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について ○議長(尾花 功君)    続いて、4定議案第27号 令和4年度田辺市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について、お諮りいたします。  本件については異議がありますので、起立により採決いたします。  議案第27号は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(尾花 功君)    起立多数であります。  よって、4定議案第27号は、認定することに決しました。 ◎日程第6 4定議案第28号 令和4年度田辺市介護保険特別会計歳入歳出決算について ○議長(尾花 功君)    続いて、4定議案第28号 令和4年度田辺市介護保険特別会計歳入歳出決算について、お諮りいたします。  本件については異議がありますので、起立により採決いたします。  議案第28号は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(尾花 功君)    起立多数であります。  よって、4定議案第28号は、認定することに決しました。 ◎日程第7 4定議案第29号 令和4年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(尾花 功君)    続いて、4定議案第29号 令和4年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計歳入歳出決算について、お諮りいたします。  議案第29号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(尾花 功君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第29号は、認定することに決しました。 ◎日程第8 4定議案第30号 令和4年度田辺市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(尾花 功君)    続いて、4定議案第30号 令和4年度田辺市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について、お諮りいたします。  議案第30号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(尾花 功君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第30号は、認定することに決しました。 ◎日程第9 4定議案第31号 令和4年度田辺市林業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(尾花 功君)    続いて、4定議案第31号 令和4年度田辺市林業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について、お諮りいたします。  議案第31号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(尾花 功君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第31号は、認定することに決しました。 ◎日程第10 4定議案第32号 令和4年度田辺市漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について
    ○議長(尾花 功君)    続いて、4定議案第32号 令和4年度田辺市漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について、お諮りいたします。  議案第32号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(尾花 功君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第32号は、認定することに決しました。 ◎日程第11 4定議案第33号 令和4年度田辺市戸別排水処理事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(尾花 功君)    続いて、4定議案第33号 令和4年度田辺市戸別排水処理事業特別会計歳入歳出決算について、お諮りいたします。  議案第33号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(尾花 功君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第33号は、認定することに決しました。 ◎日程第12 4定議案第34号 令和4年度田辺市診療所事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(尾花 功君)    続いて、4定議案第34号 令和4年度田辺市診療所事業特別会計歳入歳出決算について、お諮りいたします。  議案第34号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(尾花 功君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第34号は、認定することに決しました。 ◎日程第13 4定議案第35号 令和4年度田辺市駐車場事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(尾花 功君)    続いて、4定議案第35号 令和4年度田辺市駐車場事業特別会計歳入歳出決算について、お諮りいたします。  議案第35号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(尾花 功君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第35号は、認定することに決しました。 ◎日程第14 4定議案第36号 令和4年度田辺市木材加工事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(尾花 功君)    続いて、4定議案第36号 令和4年度田辺市木材加工事業特別会計歳入歳出決算について、お諮りいたします。  議案第36号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(尾花 功君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第36号は、認定することに決しました。 ◎日程第15 4定議案第37号 令和4年度田辺市四村川財産区特別会計歳入歳出決算について ○議長(尾花 功君)    続いて、4定議案第37号 令和4年度田辺市四村川財産区特別会計歳入歳出決算について、お諮りいたします。  議案第37号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(尾花 功君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第37号は、認定することに決しました。 ◎日程第16 4定議案第38号 令和4年度田辺市水道事業会計利益の処分及び決算について ○議長(尾花 功君)    続いて、4定議案第38号 令和4年度田辺市水道事業会計利益の処分及び決算について、お諮りいたします。  議案第38号は、委員長の報告のとおり可決及び認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(尾花 功君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第38号は、可決及び認定することに決しました。 ◎日程第17 4定議案第39号 令和4年度田辺市特定環境保全公共下水道事業会計利益の処分及び決算について ○議長(尾花 功君)    続いて、4定議案第39号 令和4年度田辺市特定環境保全公共下水道事業会計利益の処分及び決算について、お諮りいたします。  議案第39号は、委員長の報告のとおり可決及び認定することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(尾花 功君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第39号は、可決及び認定することに決しました。 ◎日程第18 5定報告第 1号 専決処分事項の報告についてから  日程第40 5定議案第22号 和歌山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体数の減少及び組合規約の変更についてまで一括上程 ○議長(尾花 功君)    続いて、日程第18 5定報告第1号 専決処分事項の報告についてから、日程第40 5定議案第22号 和歌山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体数の減少及び組合規約の変更についてまで、以上23件を一括上程いたします。  提出者の説明を求めます。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    ただいま上程されました議案は、専決処分報告1件、条例に関するもの3件、予算に関するもの8件、その他11件でありまして、その概要について御説明申し上げます。  まず、報告第1号 専決処分事項の報告については、市道管理に係る事故1件、施設管理に係る事故1件、その他事故4件の損害賠償について専決処分したものの報告です。  次に、議案第1号 田辺市職員の給与に関する条例等の一部改正については、職員の給与及び市長等の期末手当等に係る支給割合を改定するほか、所要の改正を行うもので、議案第2号 田辺市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正については、議員の期末手当に係る支給割合を改定するもので、議案第3号 田辺市特定環境保全公共下水道事業の設置等に関する条例の一部改正については、各種集落排水事業等に地方公営企業法に規定する財務規定等を適用し、特別会計を廃止して単一の公営企業会計とするほか、所要の改正を行うものです。  議案第4号 工事請負変更契約の締結については、林道安川大塔川線(大杉隧道)トンネル補修工事請負変更契約の締結について、議案第5号 工事請負変更契約の締結については、近露福定線(逢坂隧道)道路改良工事請負変更契約の締結について、議案第6号 訴えの提起については、地方公務員法に基づく会計年度任用職員報酬等の不当利得の返還等を求める訴えの提起について、それぞれ議決をお願いするものです。  議案第7号 田辺市紀州備長炭記念公園の指定管理者の指定についてから、議案第12号 田辺市龍神木族館の指定管理者の指定についてまでは、それぞれの施設の指定管理者の指定について、議案第13号 町の区域の変更については、田辺市朝日ヶ丘の区域の一部を宝来町に編入することについて、それぞれ議決をお願いするものです。  次に、議案第14号 令和5年度田辺市一般会計補正予算(第8号)につきまして、その概要を御説明申し上げます。  今回の補正額は12億8,207万3,000円で、歳出全般において、人事院勧告及び職員配置の変動等に伴う人件費の補正をしております。  歳出の主なものを申し上げますと、議会費では、議員期末手当等の補正を、総務費では、ふるさと寄付金返礼等業務委託料のほか、市県民税の償還金、住民基本台帳システムの改修費用等の補正を、民生費では、生活保護費負担金等の精算に伴う国庫及び県支出金返還金のほか、障害者福祉に係る施設支援費、就労継続支援給付費等の補正を、衛生費では、新型コロナワクチン接種対策費負担金等の精算に伴う国庫及び県支出金返還金等の補正を、農林水産業費では、龍の里づくり委員会が実施する過疎集落再生・活性化事業に対する補助金のほか、林道橋の塗膜調査に要する経費等の補正を、商工費では、三地区共同作業場の改良に要する経費等の補正を、土木費では、市道及び水路の維持管理に要する経費等の補正を、消防費では、人件費の補正を、教育費では、会計年度任用職員報酬等の返還請求に係る弁護士委託料等の補正を、災害復旧費では、農林施設の復旧費用の補正を、公債費では、市債繰上償還に係る長期債償還金等の補正を、諸支出金では、国民健康保険事業特別会計繰出金等を補正するもので、今回の補正に要する財源としましては、地方交付税、国庫支出金、県支出金、寄付金、繰越金、市債等をもって充てることにしており、このほか、債務負担行為及び地方債の補正をしております。  議案第15号 令和5年度田辺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、人件費のほか、保険給付費等の補正を、議案第16号 令和5年度田辺市介護保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、人件費のほか、制度改正に伴うシステム改修費用の補正を、議案第17号 令和5年度田辺市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第18号 令和5年度田辺市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、それぞれの集落排水管路施設について、維持管理業務に係る債務負担行為を補正するものです。  議案第19号 令和5年度田辺市診療所事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、中辺路第1診療所の運営に要する経費の補正を、議案第20号 令和5年度田辺市木材加工事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、加工手数料、木材加工用材料費の補正を、議案第21号 令和5年度田辺市水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、人件費のほか、新東部配水池の整備に係る保安林解除申請書等作成業務委託料を補正するものです。  議案第22号 和歌山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体数の減少及び組合規約の変更については、上大中清掃施設組合が解散することに伴い、所要の改正を行うものです。  以上、提案いたしました議案について御説明申し上げましたが、詳細につきましては、関係部長から説明いたさせますので、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願いいたします。             (市長 真砂充敏君 降壇) ○議長(尾花 功君)    続いて、補足説明を求めます。  総務部長、西 貴弘君。            (総務部長 西 貴弘君 登壇) ○総務部長(西 貴弘君)    それでは、議案書に基づきまして、補足説明をさせていただきます。  1ページをお願いします。  5定報告第1号 専決処分事項の報告については、損害賠償の額を定め、和解することについて、地方自治法第180条第1項の規定による指定に基づき専決処分したもので、同条第2項の規定によりこれを報告するものです。  まず、1件目の内容といたしましては、令和5年8月10日午前10時頃、本市税務課職員が、軽貨物自動車を運転し、中万呂862番地の1に所在する、Aさん所有のアパートの1階駐車場に進入しようとしたところ、当該車両に設置していた拡声器が当該アパート1階天井部分に接触し、これを損傷させたもので、この損害に対する賠償金として、本市が5万1,788円を相手方に支払うものです。  次に、2ページをお願いします。  2件目の内容といたしましては、令和5年9月13日午後7時10分頃、本市商工振興課職員が、紀伊田辺駅前第二駐車場に小型貨物自動車を駐車しようとしたところ、近くに駐車していたBさん所有の軽乗用自動車に接触し、当該車両の左前バンパーを損傷させたもので、この損害に対する賠償金として、本市が17万3,118円を相手方に支払うものです。  次に、3件目の内容といたしましては、令和5年10月3日午後0時30分頃、本市大塔中学校職員が、同校の敷地内において草刈り機を使用していたところ、小石が飛び散り、同校に隣接する駐車場に駐車していた、大阪市西区西本町二丁目3番10号、コニカミノルタジャパン株式会社が使用する軽乗用自動車のリアガラスを損傷させたもので、この損害に対する賠償金として、本市が6万5,780円を相手方に支払うものです。  3ページにまいりまして、4件目の内容といたしましては、令和5年4月5日午後7時40分頃、本市が小溝清掃用のドラム缶を下三栖1687番地の2地先の市道長野三栖2号線に10缶設置していたところ、南進してきたCさん運転の普通乗用自動車と接触し、Cさん運転の車両については左前部が、本市設置のドラム缶については2缶が損傷したもので、これらの損害に対する賠償金として、本市が30万7,973円を相手方に、相手方が4,345円を本市にそれぞれ支払うものです。  次に、5件目の内容といたしましては、令和5年10月4日午前10時30分頃、Dさんが普通乗用自動車を運転し、本宮町高山1091番地の4地先の市道小津荷高山線を東進中、のり面からの落石により、当該車両の助手席ガラスを損傷したもので、この損害に対する賠償金として、本市が3万6,190円を相手方に支払うものです。  次に、4ページをお願いします。  6件目の内容といたしましては、令和5年8月16日午後0時50分頃、本市市民課職員が、市営扇ヶ浜海岸駐車場において軽貨物自動車に乗車するために運転席ドアを開けたところ、当該車両の隣に駐車していたEさん所有の軽乗用自動車に接触し、当該車両の右側後部ドアを損傷させたもので、この損害に対する賠償金として、本市が8万9,320円を相手方に支払うものです。  次に、5ページをお願いします。  5定議案第1号 田辺市職員の給与に関する条例等の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。  本件につきましては、本年8月の人事院勧告に準じ、職員の給与、市長等の期末手当並びに職員の期末手当及び勤勉手当等の支給割合を改定するほか、所要の改正を行うものです。  8月の人事院勧告は、民間給与との格差是正のため俸給表を改定するほか、職員の期末手当及び勤勉手当についてはそれぞれ0.05月分を引き上げ、再任用の職員の期末手当及び勤勉手当についてはそれぞれ0.025月分を引き上げるものでした。
     本市におきましても、これに準じ、職員の給料表を改定するとともに、職員の期末手当及び勤勉手当をそれぞれ0.05月分引き上げて年間4.50月分とするほか、再任用の職員等の期末手当等についても、それぞれ国に準じる引上げを行うものです。  また、市長、副市長及び教育長の期末手当については0.10月分を引き上げ、年間4.35月分とするものです。  次に、15ページをお願いします。  5定議案第2号 田辺市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。  本件につきましては、議員の期末手当に係る支給割合を改定するもので、0.10月分を引き上げ、期末手当を年間4.35月分とするものです。  次に、17ページをお願いします。  5定議案第3号 田辺市特定環境保全公共下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。  本件につきましては、令和6年4月1日から農業集落排水事業、小規模集合排水処理事業、林業集落排水事業漁業集落排水事業及び戸別排水処理事業に地方公営企業法の財務規定等を適用し、官庁会計方式から公営企業会計方式へ移行するとともに、これらの事業と特定環境保全公共下水道事業とを合わせて下水道事業とするほか、これに関係する条例について、所要の改正を行うものです。  次に、19ページをお願いします。  5定議案第4号 工事請負変更契約の締結については、林道安川大塔川線(大杉隧道)トンネル補修工事請負変更契約の締結について、田辺市議会の議決に付さなければならない契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決をお願いするものです。  工事名は、林道安川大塔川線(大杉隧道)トンネル補修工事。元契約金額は、2億1,670万円。変更契約金額は、2億5,480万5,100円で、3,810万5,100円の増額です。契約の相手方は、株式会社かねやす建設、代表取締役、康乗健志氏でございます。  変更理由といたしましては、トンネルコンクリートと地山との間にある空洞の厚みが大きく、広範囲にわたっていることにより、突発性崩壊の可能性が大きいことから、空洞充填工及びトンネル補強工の数量追加に伴い、契約金額の変更を行うものです。  次に、20ページをお願いします。  5定議案第5号 工事請負変更契約の締結については、近露福定線(逢坂隧道)道路改良工事請負変更契約の締結について、田辺市議会の議決に付さなければならない契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決をお願いするものです。  工事名は、近露福定線(逢坂隧道)道路改良工事。元契約金額は、1億8,711万円。変更契約金額は、2億125万9,300円で、1,414万9,300円の増額です。契約の相手方は、株式会社尾花組、代表取締役、谷口庸介氏でございます。  変更理由といたしましては、坑門近接斜面の安全確保のために落石防止ネットを追加施工すること、及び、坑内舗装のひび割れ補修工事を追加施工することに伴い、契約金額の変更を行うものです。  次に、21ページをお願いします。  5定議案第6号 訴えの提起について、地方自治法第96条第1項第12号の規定により議会の議決をお願いするものです。  本件につきましては、地方公務員法に基づく会計年度任用職員報酬等の返還等を求める訴えを田辺簡易裁判所に提起するに当たり、議会の議決をお願いするものです。  なお、経過等につきましては、別冊参考資料1ページを御参照願います。  次に、22ページの5定議案第7号から27ページの5定議案第12号までは、本市の公の施設6施設について、それぞれの指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決をお願いするものです。  まず、22ページの5定議案第7号 田辺市紀州備長炭記念公園の指定管理者の指定については、現在の指定管理者である田辺市秋津川1491番地の1、秋津川振興会、会長、北川弘泰氏を、令和6年4月1日から令和9年3月31日までの間、当該施設の指定管理者として指定するものです。  次に、23ページの5定議案第8号 田辺市龍神総合交流拠点施設「季楽里龍神」の指定管理者の指定については、現在の指定管理者である田辺市龍神村龍神189番地、一般財団法人龍神村開発公社、代表理事、手谷新一氏を、令和6年4月1日から令和9年3月31日までの間、当該施設の指定管理者として指定するものです。  次に、24ページの5定議案第9号 田辺市龍神温泉センターの指定管理者の指定については、現在の指定管理者である田辺市龍神村龍神37番地、有限会社龍神温泉元湯、代表取締役、平岡照章氏を、令和6年4月1日から令和9年3月31日までの間、当該施設の指定管理者として指定するものです。  次に、25ページの5定議案第10号 田辺市本宮渡瀬温泉センターの指定管理者の指定については、現在の指定管理者である田辺市本宮町本宮454番地の3、株式会社本宮おとなし、代表取締役、渕上太志氏を、令和6年4月1日から令和11年3月31日までの間、当該施設の指定管理者として指定するものです。  次に、26ページの5定議案第11号 田辺市本宮渡瀬緑の広場の指定管理者の指定については、現在の指定管理者である田辺市本宮町本宮454番地の3、株式会社本宮おとなし、代表取締役、渕上太志氏を、令和6年4月1日から令和11年3月31日までの間、当該施設の指定管理者として指定するものです。  次に、27ページの5定議案第12号 田辺市龍神木族館の指定管理者の指定については、現在の指定管理者である田辺市龍神村東401番地、龍神村森林組合、代表理事組合長、眞砂佳明氏を、令和6年4月1日から令和9年3月31日までの間、当該施設の指定管理者として指定するものです。  次に、28ページをお願いします。  5定議案第13号 町の区域の変更については、地方自治法第260条第1項の規定により、29ページの別図1及び30ページの別図2のとおり、本市内の朝日ヶ丘の区域の一部を宝来町に編入するものです。  本件につきましては、宝来町と朝日ヶ丘において町の区域をまたいだ宅地造成がなされたため、分かりやすいまちづくりの観点から、町の区域を変更するものです。  次に、31ページをお願いします。  5定議案第14号 令和5年度田辺市の一般会計補正予算(第8号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ12億8,207万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ518億6,732万円とするもので、債務負担行為の補正につきましては35ページ及び36ページを、地方債の補正につきましては37ページをそれぞれ御参照願います。  補正予算の内容につきましては、歳出の44ページから御説明いたしますが、各費目の給料、職員手当等、共済費については、給与条例の改正に伴う月例給及び期末勤勉手当の増額や職員配置の変動等による人件費の補正で、その説明は省略させていただきますので御了承願います。  なお、人件費につきましては、給与費明細書を67ページから69ページに、工事請負費につきましては、工事明細表を70ページに、併せて別冊参考資料の2ページ及び3ページに、工事事業箇所図を掲載していますので御参照願います。  それでは、44ページをお願いします。  議会費につきまして、議員期末手当については、田辺市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正に伴い増額するものです。  次に、45ページをお願いします。  総務管理費、企画費につきましては、ふるさと田辺応援寄附金の増加に伴い、返礼等業務委託料を増額するもので、次の移住定住推進費につきましては、実績見込みを踏まえ、移住支援事業費補助金を増額するものです。  諸費につきましては、市県民税の償還金について、不足が見込まれることから、予算を増額するものです。  次に、46ページをお願いします。  徴税費、賦課費につきましては、令和6年度の固定資産税の評価替えに対応するため、固定資産税賦課システムを改修するものです。  戸籍住民基本台帳費につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の改正に対応するため、住民基本台帳システム等を改修するほか、戸籍事務へのマイナンバー制度の導入に向け、戸籍情報システムを改修するものです。  次に、49ページをお願いします。  社会福祉費、社会福祉総務費につきまして、国庫及び県支出金返還金については、子育て世帯生活支援特別給付金事業補助金をはじめ、医療扶助、障害者福祉、高齢者福祉、児童福祉施策等に係る各種負担金及び補助金の令和4年度の精算等に伴うものです。  次の障害者福祉費につきましては、令和6年度に予定されている障害福祉サービスに係る報酬改定に対応するため、障害者自立支援給付審査支払等システムを改修するほか、利用件数の増加などの実績状況から、施設支援費及び就労継続支援給付費等を増額するものです。  次に、50ページをお願いします。  児童福祉費につきましては、子ども医療費に係る診療件数の増加に対応するため、予算を増額するもので、51ページにまいりまして、老人福祉費につきましては、紀南地方老人福祉施設組合の補正予算に伴い、負担金を増額するものです。  次に、52ページをお願いします。  保健衛生費、保健衛生総務費につきまして、国庫及び県支出金返還金については、新型コロナワクチン接種事業等に係る国庫及び県補助金の令和4年度の精算に伴うものです。  次に、54ページをお願いします。  農業費、農業総務費につきまして、県支出金返還金については、中山間地域等直接支払交付金に係る集落協定の変更に伴うものです。  55ページにまいりまして、林業費、山村振興費につきましては、県補助金の採択を受け、龍の里づくり委員会が実施する過疎集落再生・活性化支援事業に対して補助するものです。  次の林業土木費、林道維持費につきまして、調査委託料については、林道橋の塗装塗膜について低濃度PCBの含有調査を行うもので、林道施設点検業務委託料については、入札差額を減額するものです。  次に、56ページをお願いします。  林道新設改良費につきましては、国庫補助金の交付額の確定等を踏まえ、補正を行うもので、東の川線の整備に係る設計委託料を減額するほか、虎ヶ峰坂泰線の整備に係る工事請負費を増額する一方、龍神本宮線の整備に係る工事請負費を減額するものです。  57ページにまいりまして、商工費、観光費につきましては、田辺市大塔富里温泉センター及び大塔青少年旅行村の管理に関する協定について、指定管理者との変更協議により、本年11月3日をもって、田辺市大塔富里温泉センターを休館としたことに伴い、施設管理委託料を減額するものです。  次の共同作業場整備事業費につきましては、三地区大型共同作業場の床下部に空洞が生じていることから、早急に対策を講じるものです。  次に、58ページをお願いします。  道路橋梁費、道路維持費及び次のページの河川費、水路維持費につきましては、豪雨等の影響により、市道及び水路等の維持補修に要する費用が不足することから、車両・機械・器具借料等を増額するものです。  次に、61ページをお願いします。  教育総務費、事務局費につきまして、弁護士委託料については、会計年度任用職員報酬等の返還請求に伴う費用です。  次に、64ページをお願いします。  農林施設災害復旧費、現年度耕地災害復旧事業費及び現年度林業施設災害復旧事業費につきましては、本年8月14日から15日にかけての台風7号豪雨で被災した農地1件、林道1件の復旧を行うものです。  65ページにまいりまして、公債費、元金及び公債諸費につきましては、決算状況を鑑み、将来の公債費負担の軽減を図るため、市債の繰上償還を行うものです。  次の特別会計繰出金につきましては、国民健康保険事業特別会計、介護保険特別会計及び診療所事業特別会計の補正予算に対応し、必要となる一般会計からの繰出金です。  以上、今回の補正に伴う財源といたしましては、地方交付税、国庫支出金、県支出金、寄付金、繰越金、市債などをもって充てています。  次に、71ページをお願いします。  5定議案第15号 令和5年度田辺市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  第1条 事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億8,642万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ96億67万5,000円とするもので、人件費につきましては、給与費明細書を79ページ及び80ページに掲載していますので御参照願います。  補正予算の内容につきましては、歳出の76ページをお願いします。  総務費、総務管理費につきましては、給与条例の改正及び職員配置の変動等に伴い人件費を補正するものです。  保険給付費、療養諸費及び次のページの高額療養費につきましては、給付実績から、療養給付費及び高額療養費を増額するもので、出産育児諸費につきましては、令和5年4月からの出産育児一時金の支給額引き上げに対する国庫補助金が交付されることから、歳入の財源更正を行うものです。  次に、78ページをお願いします。  諸支出金、償還金及び還付加算金につきましては、精算に伴う国庫支出金返還金のほか、令和4年度の保険給付費等交付金の精算等に伴う償還金で、補正に伴う財源といたしましては、国庫支出金、県支出金及び繰越金を増額する一方、繰入金を減額しています。  次に、81ページをお願いします。  5定議案第16号 令和5年度田辺市の介護保険特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ624万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ102億3,108万9,000円とするもので、人件費につきましては、給与費明細書を88ページ及び89ページに掲載していますので御参照願います。  補正予算の内容につきましては、歳出の86ページをお願いします。  総務費、総務管理費につきましては、給与条例の改正及び職員配置の変動等に伴い人件費を補正するとともに、令和6年度の介護保険制度の改正に対応するため、介護保険システムを改修するものです。  地域支援事業費、包括的支援事業・任意事業費につきましては、給与条例の改正及び職員配置の変動等に伴い人件費を補正するものです。  補正に伴う財源といたしましては、国庫支出金、県支出金、繰入金及び繰越金をもって充てています。  次に、90ページをお願いします。  5定議案第17号 令和5年度田辺市の農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条 債務負担行為の追加を、91ページの第1表 債務負担行為補正とするもので、内容につきましては、農業集落排水管路施設維持管理業務委託について、令和6年度から令和9年度までの契約を令和5年度に締結するものです。  次に、92ページをお願いします。  5定議案第18号 令和5年度田辺市の漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条 債務負担行為の追加を、93ページの第1表 債務負担行為補正とするもので、内容につきましては、漁業集落排水管路施設維持管理業務委託について、令和6年度から令和9年度までの契約を令和5年度に締結するものです。  次に、94ページをお願いします。  5定議案第19号 令和5年度田辺市の診療所事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ910万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億3,413万8,000円とするもので、人件費につきましては、給与費明細書を102ページ及び103ページに掲載していますので御参照願います。  補正予算の内容につきましては、歳出の99ページをお願いします。  総務費、総務管理費及び次のページの医業費につきましては、現在、公設民営方式により運営している中辺路第1診療所について、医師の都合により本年12月末をもって閉院することから、運営方式を公設公営に切り替えて開院するための予算を計上するもので、補正に伴う財源といたしましては、診療収入、使用料及び手数料及び繰入金をもって充てています。  次に、104ページをお願いします。  5定議案第20号 令和5年度田辺市の木材加工事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,000万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億7,720万5,000円とするもので、補正予算の内容につきましては、108ページの歳出をお願いします。  木材加工事業費につきましては、受注量の増加等により不足する加工手数料及び木材加工用材料費を増額するもので、補正に伴う財源といたしましては、木材加工事業収入をもって充てています。  次に、109ページをお願いします。  5定議案第21号 令和5年度田辺市水道事業会計補正予算(第2号)です。  第1条 令和5年度田辺市水道事業会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
     第2条 令和5年度田辺市水道事業会計予算(以下「予算」という。)第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正する。  第3条 予算第4条中本文括弧書きを次のとおり改め、資本的支出の予定額を次のとおり補正する。  第4条 予算第7条に定めた経費の金額を次のとおり改める。  内容につきましては、110ページをお願いします。  収益的収入及び支出につきましては、支出において、給与条例の改正及び職員配置の変動に伴い人件費を補正するものです。  111ページにまいりまして、資本的収入及び支出につきましては、支出において、給与条例の改正及び職員配置の変動に伴い人件費を補正するほか、新東部配水池整備事業に伴い、保安林解除申請書等作成業務委託料を計上するものです。  なお、人件費につきましては、給与費明細書を112ページ及び113ページに掲載していますので御参照願います。  次に、114ページをお願いします。  5定議案第22号 和歌山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体数の減少及び組合規約の変更については、地方自治法第286条第1項の規定により、令和6年3月31日をもって解散する上大中清掃施設組合を和歌山県市町村総合事務組合から脱退させ、当該組合規約を変更することについて、同法第290条の規定により議会の議決をお願いするものです。  以上をもちまして補足説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。            (総務部長 西 貴弘君 降壇) ○議長(尾花 功君)    以上をもって提出者の説明が終了いたしました。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております23件については、審議の都合上、後日審議願うことにいたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(尾花 功君)    異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  この場合お諮りいたします。  本日の会議はこの辺にとどめ散会し、明日11月30日から12月10日までの11日間は、議案調査のため休会とし、12月11日、午前10時から再開いたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(尾花 功君)    異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  なお、一般質問の通告につきましては、明日11月30日、午後2時までに事務局へ提出をお願いします。  締め切り後、抽せんにより質問順位を決定し、通知申し上げます。  散 会 ○議長(尾花 功君)    それでは、本日はこれをもって散会いたします。  御苦労さまでした。               (午後 2時16分)  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   令和5年11月29日                    議  長  尾 花   功                    議  員  安 達 幸 治                    議  員  安 達 克 典                    議  員  佐 井 昭 子...