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令和 5年第1回定例会(第5号 3月24日)

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  1. 田辺市議会 2023-03-24
    令和 5年第1回定例会(第5号 3月24日)


    取得元: 田辺市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-14
    令和 5年第1回定例会(第5号 3月24日)              第1回田辺市議会定例会会議録              令和5年3月24日(金曜日)           ―――――――――――――――――――    令和5年3月24日(金)午後1時開会  第 1 1定議案第40号 副市長の選任につき同意を求めることについて  第 2 1定選 第 3号 公立紀南病院組合議会議員の選挙  第 3 1定議案第 8号 田辺市職員の分限に関する条例の一部改正について  第 4 1定議案第 9号 田辺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に               関する条例の一部改正について  第 5 1定議案第10号 田辺市平成30年台風第20号災害対応に係る第三者調査               委員会条例の制定について  第 6 1定議案第11号 田辺市地域公共交通活性化協議会条例の制定について  第 7 1定議案第12号 田辺市企業再投資促進条例の制定について  第 8 1定議案第13号 田辺市立小学校及び中学校条例の一部改正について  第 9 1定議案第14号 訴えの提起について  第10 1定議案第15号 訴えの提起について  第11 1定議案第16号 訴えの提起について  第12 1定議案第17号 土地改良事業の実施について  第13 1定議案第18号 市道路線の認定について
     第14 1定議案第19号 市道路線の変更について  第15 1定議案第20号 市道路線の廃止について  第16 1定議案第21号 田辺市辺地総合整備計画の変更について  第17 1定議案第22号 令和5年度田辺市一般会計予算  第18 1定議案第23号 田辺市国民健康保険条例の一部改正について  第19 1定議案第24号 田辺市国民健康保険税条例の一部改正について  第20 1定議案第25号 令和5年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算  第21 1定議案第26号 令和5年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算  第22 1定議案第27号 令和5年度田辺市介護保険特別会計予算  第23 1定議案第28号 令和5年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算  第24 1定議案第29号 令和5年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算  第25 1定議案第30号 令和5年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算  第26 1定議案第31号 令和5年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算  第27 1定議案第32号 令和5年度田辺市戸別排水処理事業特別会計予算  第28 1定議案第33号 令和5年度田辺市診療所事業特別会計予算  第29 1定議案第34号 令和5年度田辺市駐車場事業特別会計予算  第30 1定議案第35号 令和5年度田辺市木材加工事業特別会計予算  第31 1定議案第36号 令和5年度田辺市四村川財産特別会計予算  第32 1定議案第37号 令和5年度田辺市水道事業会計予算  第33 1定議案第38号 令和5年度田辺市特定環境保全公共下水道事業会計予算  第34 1定議案第39号 上大中清掃施設組合規約の変更について  第35 1定議案第41号 物品購入契約の締結について  第36 1定議案第42号 令和5年度田辺市一般会計補正予算(第1号)  第37 1定報告第 1号 令和5年度田辺市土地開発公社の事業の計画について  第38 1定報告第 2号 令和5年度一般財団法人龍神開発公社の事業の計画につ               いて  第39 1定報告第 3号 令和5年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画について  第40 1定発議第 1号 加齢性難聴者補聴器購入に対する公的補助制度の創設を               求める意見書の提出について  第41 委員会の継続審査について           ――――――――――――――――――― 〇会議に付した事件  日程第1から日程第41まで            ――――――――――――――――――議員定数 20名 〇欠  員  3名           ―――――――――――――――――――出席議員              議席番号   氏   名               1番  松 上 京 子 君               2番  前 田 か よ 君               3番  久 保 浩 二 君               4番  加 藤 喜 則 君               5番  尾 﨑 博 文 君               6番  谷   貞 見 君               7番  柳 瀬 理 孝 君               8番  浅 山 誠 一 君               9番  宮 井   章 君              10番  福 榮 浩 義 君              12番  北 田 健 治 君              13番  橘   智 史 君              14番  尾 花   功 君              15番  市 橋 宗 行 君              16番  安 達 幸 治 君              17番  安 達 克 典 君              20番  佐 井 昭 子 君           ―――――――――――――――――――欠席議員  なし           ――――――――――――――――――― 〇説明のため出席したもの              職  名      氏     名             市長        真 砂 充 敏 君             副市長       林   誠 一 君             副市長       木 村 晃 和 君             教育長       佐 武 正 章 君             企画部長      山 﨑 和 典 君             総務部長      西   貴 弘 君             総務部理事     宮 野 恭 輔 君             危機管理局長    茨   善 行 君             市民環境部長    中 村   誠 君             保健福祉部長    虎 伏   務 君             商工観光部長    丸 山 勝 司 君             農林水産部長    木 村 博 充 君             森林局長      榎 本 安 幸 君             建設部長      衣 田   克 君             龍神行政局長    前 田 敦 司 君             消防長       戎 嶋   健 君             消防次長      岩 峪   慎 君             教育次長      前 川 光 弘 君             水道部長      廣 畑 賢 一 君             業務課長      田 中 義 和 君             選挙管理委員会事務局長                       栗 本 和 典 君           ―――――――――――――――――――出席事務局職員             議会事務局長    松 本 清 子             議会事務局次長   坂 本 明 人             議会事務局主任   古久保 修 平             議会事務局主査   松 本 早也香             議会事務局主事   山根木 大 輝  開 議 ○議長(北田健治君)    皆様、こんにちは。  定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、令和5年第1回田辺市議会定例会5日目の会議を開きます。               (午後 1時00分)          ――――――――――――――――――― ○議長(北田健治君)    それでは、日程に入ります。 ◎日程第1 1定議案第40号 副市長の選任につき同意を求めることについて上程
    ○議長(北田健治君)    日程第1 1定議案第40号 副市長の選任につき同意を求めることについてを上程いたします。               (木村副市長 退席) ○議長(北田健治君)    提出者の説明を求めます。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    ただいま上程されました議案は、木村晃和副市長の任期が令和5年3月31日をもって満了いたしますので、引き続き副市長として選任いたしたく存じ同意をお願いするものであります。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市新万32番8号、木村晃和、昭和34年8月20日生まれ、63歳、田辺市副市長でございます。  以上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。             (市長 真砂充敏君 降壇) ○議長(北田健治君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ります。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第40号については、委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。  それでは、お諮りいたします。  1定議案第40号は、これに同意することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第40号は、これに同意することに決しました。               (木村副市長 着席) ○議長(北田健治君)     なお、ただいま同意されました木村晃和君から、挨拶のため発言を求められておりますので、これを許可いたします。  木村晃和君。             (副市長 木村晃和君 登壇) ○副市長(木村晃和君)    ただいま御同意を賜りました木村でございます。  議長のお許しをいただきまして御挨拶を申し上げます。  最大の課題であります人口減少に対する真砂市長のお答えは、田辺市の価値をつくる、価値を上げる、そうして次の世代、また次の世代へとつないでいく、私なりにこう理解をいたし、お預かりをいたしますこの役目に微力を尽くし続けてまいります。  市議会の皆様方には一層の御指導、御鞭撻のほどよろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。             (副市長 木村晃和君 降壇) ◎日程第2 1定選第3号 公立紀南病院組合議会議員の選挙 ○議長(北田健治君)    続いて、日程第2 1定選第3号 公立紀南病院組合議会議員の選挙を行います。  本件は、当該組合議会議員の任期が令和5年3月31日をもって満了となるため、同組合規約第6条第1項の規定により、本市議会議員の中から8名の議員を選挙するものであります。  この場合、お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行います。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  さらにお諮りいたします。  指名の方法については、議長において指名することにいたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  それでは、指名いたします。  氏名表をお手元に配付いたします。                (氏名表配付) ○議長(北田健治君)    ただいまお手元に配付いたしました氏名表に記載のとおり、久保浩二君、私、北田健治、橘 智史君、尾花 功君、市橋宗行君、安達幸治君、安達克典君、佐井昭子君、以上8人を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました8人を公立紀南病院組合議会議員の当選人と定めることに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました8人につきましては、公立紀南病院組合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました8人に通告いたします。  あなたは選挙の結果、公立紀南病院組合議会議員に当選されましたので、会議規則第32条第2項の規定により本席から告知いたします。 ◎日程第 3 1定議案第 8号 田辺市職員の分限に関する条例の一部改正についてから  日程第36 1定議案第42号 令和5年度田辺市一般会計補正予算(第1号)まで一括上程 ○議長(北田健治君)    日程第3 1定議案第8号 田辺市職員の分限に関する条例の一部改正についてから、日程第36 1定議案第42号 令和5年度田辺市一般会計補正予算(第1号)まで、以上34件を一括上程いたします。  ただいま上程いたしました34件は、過日の本会議において、それぞれ所管の常任委員会に付託していたものであります。  この場合、ただいま議題となっております34件について、各常任委員会委員長の報告を求めます。  まず初めに、総務企画委員会委員長の報告を求めます。  10番、福榮浩義君。             (10番 福榮浩義君 登壇) ○10番(福榮浩義君)    それでは、総務企画委員会より委員長報告させていただきます。  本委員会は、去る3月13日の本会議において付託を受けた議案11件について、16日、17日及び24日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第8号 田辺市職員の分限に関する条例の一部改正について、同議案第9号 田辺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、同議案第10号 田辺市平成30年台風第20号災害対応に係る第三者調査委員会条例の制定について、同議案第11号 田辺市地域公共交通活性化協議会条例の制定について、同議案第14号 訴えの提起について、同議案第15号 訴えの提起について、同議案第16号 訴えの提起について、同議案第21号 田辺市辺地総合整備計画の変更について、同議案第22号 令和5年度田辺市一般会計予算所管部分、同議案第36号 令和5年度田辺市四村川財産特別会計予算及び同議案第42号 令和5年度田辺市一般会計補正予算(第1号)の所管部分について、いずれも全会一致により、原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。  議案第22号 令和5年度田辺市一般会計予算所管部分のうち、まず、人事管理費に関わって、職員の健康検査受検率及び受検勧奨について説明を求めたのに対し、「令和4年度は、受検対象者1,546人のうち受検者数が1,513人となっており、健康検査を受検できていない職員は、理由があり未受検となった17人を除いた16人である。安全衛生委員会において未受検者数の報告や勧奨方法についての協議を行っており、引き続き、所属長や部長会等を通じて受検勧奨を行っていきたい」との答弁がありました。  次に、電子計算費に関わって、シンクライアントシステムの概要及び同システム活用によるテレワーク環境の整備について説明を求めたのに対し、「シンクライアントシステムとは、市の総合的なサーバにアクセスして自らの仮想端末を呼び出すという考え方で、市役所の内外を問わず、どのパソコンからでも仮想端末を通じた作業ができる、いわゆるテレワークを可能とするものである。また、当該システムは、主にデスクワークを行う部門への導入を予定しているが、常にテレワークを行うということではなく、出勤を基本としながら、出張先や災害時など市役所に出勤できない場合でも業務をできるだけ止めないという趣旨において整備するものである」との答弁がありました。  次に、人権推進費に関わって、第3次田辺市男女共同参画プラン策定に係る女性活躍推進計画について及び顕在化した課題について説明を求めたのに対し、「女性活躍推進計画は、法律により策定が努力義務とされているもので、今般の第3次プラン策定のタイミングに合わせて、仕事と介護の両立などといった新たな視点をプランに反映させることで計画として位置づけたい。また、事業所や市民を対象としたアンケートを実施する中で、初めて性的少数者に関する課題をお聞きしており、そうしたことへの取組についても、男女共同参画懇話会等での会議を重ねながらプランに加えていきたい」との答弁がありました。これに対し委員から、会議をリモートで行うなど、いろいろな形で若者の意見も取り入れられるようにしていただきたいとの要望がありました。  次に、消防団費に関わって、津波浸水想定区域に位置する消防団車庫の数及び津波発生時の対応について説明を求めたのに対し、「消防団員が詰所として利用する消防団車庫32か所のうち、津波浸水想定区域に位置するものは5か所であり、津波が発生した場合は、可能な範囲で車両を高台に退避させるよう訓練を重ねている」との答弁がありました。さらに委員から、そうした消防団車庫の今後の移転計画についてただしたのに対し、「芳養分団及び東部分団については移転に向けた協議を進めており、適切な移転場所が見つかり次第、計画的に移転したいと考えている。他の分団については、現時点で具体的な検討には至っていない」との答弁がありました。  次に、歳入における使用料及び手数料に関わって、体育施設使用料の今後の見通しについて説明を求めたのに対し、「新型コロナウイルス感染症の影響により一時は落ち込んだものの徐々に回復傾向にある。ウイズコロナに移行する中、田辺スポーツパークにおいては積極的に合宿誘致に取り組んでおり、コロナ禍前の水準まで回復すると見込んでいる」との答弁がありました。  以上、委員長報告といたします。  令和5年3月24日、総務企画委員会委員長福榮浩義。             (10番 福榮浩義君 降壇) ○議長(北田健治君)    続いて、産業建設委員会委員長の報告を求めます。  7番、柳瀬理孝君。             (7番 柳瀬理孝君 登壇) ○7番(柳瀬理孝君)    本委員会は、去る3月13日の本会議において付託を受けた議案10件について、14日、15日及び24日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第12号 田辺市企業再投資促進条例の制定について、同議案第17号 土地改良事業の実施について、同議案第18号 市道路線の認定について、同議案第19号 市道路線の変更について、同議案第20号 市道路線の廃止について、同議案第22号 令和5年度田辺市一般会計予算所管部分、同議案第28号 令和5年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算、同議案第34号 令和5年度田辺市駐車場事業特別会計予算、同議案第35号 令和5年度田辺市木材加工事業特別会計予算及び同議案第37号 令和5年度田辺市水道事業会計予算について、いずれも全会一致により、原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。  まず、議案第12号 田辺市企業再投資促進条例の制定についてに関わって、条例を制定するに至った経緯について説明を求めたのに対し、「本市企業の市外への流出を防ぎ、雇用ニーズの維持を図るため、市内で事業所等を移設するものに対して補助を行う」との答弁がありました。  次に、議案第22号 令和5年度田辺市一般会計予算所管部分のうち、農業振興費に関わって、新規就農者確保に向けた取組について説明を求めたのに対し、「地域創生を目的とした包括連携協定朝日放送グループホールディングスと締結し、その中で、本市の課題である新規就農者の確保に向けた取組を検討しており、令和5年度は調査研究の一環として短期農業体験の実施を予定している」との答弁がありました。さらに委員から、短期農業体験募集対象について説明を求めたのに対し、「この取組は、農業の担い手不足問題とアスリートのセカンドキャリア問題の2点を結びつけ、解決することができないかという試験的な取組である。具体的には、アスリートの引退後の選択肢の一つとして農業の担い手となっていただき、さらに地域スポーツの振興にも関わってもらえないかということを調査研究したい。そうしたことから、今回の募集対象は現役のアスリート、または引退後のアスリートを対象とし、そういった人材が在籍する企業にアプローチを行う」との答弁がありました。  同じく、農業振興費に関わって、梅干しの消費拡大に向けた取組について説明を求めたのに対し、「コロナ禍の影響により、昨年まで県外に向けたPR活動ができない状況であったが、今年は2月の南紀白浜空港臨時便の増便に合わせ、搭乗者に対して梅干しの配布を行ったほか、大阪マラソンでもPR活動を行うなど、県外向けPR活動も増えている状況である」との答弁がありました。さらに委員から、梅の売行きが芳しくないという声も聞こえてくる中、単発の周知だけでなく、消費拡大に向けたメディア戦略を検討してはどうかとの意見に対し、「南紀白浜空港での梅干しのPR活動では、梅干しを食べたことがない人からの反響が大きかった。そのため、来年度はそうした梅干しを食べたことがない方々に梅干しを食べていただく機会を提供していきたい。同時に、YouTube等のSNSやインフルエンサーを活用した梅の商品宣伝についても、紀州梅の会梅干部会において、現在検討中である」との答弁がありました。  次に、水産振興費に関わって、漁場環境改善事業海底耕うん実施内容について説明を求めたのに対し、「海底環境を改善するため、漁業者の方々と協力し、海底耕うんを行う。本事業に当たり、7地点で海底環境を調査した結果、令和5年度は、まず優先度の高い田辺港内たきない沖、会津川沖の3地点について海底耕うんを行う予定である」との答弁がありました。これに対し委員から、海底耕うんによって期待される効果について説明を求めたのに対し、「即座に漁獲量に反映されるものではないと考えるが、漁業者の方々とともに海底環境の改善に努め、将来的な漁獲量の増加につながる環境づくりに努めていきたい」との答弁がありました。  次に、観光費に関わって、梅酒ツーリズム事業事業内容について説明を求めたのに対し、「田辺市紀州梅酒による乾杯及び梅干しの普及に関する条例の制定から令和5年度で10周年を迎えるに当たり、本市ならではの景色と梅酒を味わう梅酒テラス扇ヶ浜海水浴場紀州石神田辺梅林周辺に設置する予定である。ほかにも周遊促進による消費拡大を目指して、梅酒を飲みにまちに出かける仕掛けづくりや、梅酒に特化した小冊子の発行等を実施する予定である」との答弁がありました。  次に、都市計画総務費に関わって、公共下水道整備計画促進事業事業内容について説明を求めたのに対し、「昭和54年に田辺市公共下水道事業基本計画が策定されているが、現在まで事業着手に至っておらず、令和7年度末で基本計画が終了することを見据え、事業の実現に向けて検討を進めていくため、紀伊田辺駅前周辺地区を対象とした事業効果の調査を行う」との答弁がありました。  次に、住宅管理費に関わって、改良住宅建替事業の事業内容について説明を求めたのに対し、「扇ヶ浜団地の建て替えを検討するため、事業計画の策定、候補地の選定に係る調査を行う」との答弁がありました。これに対し委員から、本市が進めている田辺ONE未来デザインも見据えながら、入居者の方々に丁寧な説明を心がけて進められたいとの意見がありました。  以上、委員長報告といたします。  令和5年3月24日、産業建設委員会委員長柳瀬理孝
                (7番 柳瀬理孝君 降壇) ○議長(北田健治君)    続いて、文教厚生委員会委員長の報告を求めます。  9番、宮井 章君。             (9番 宮井 章君 登壇) ○9番(宮井 章君)    それでは、委員長報告を申し上げます。  本委員会は、去る3月13日の本会議において付託を受けた議案16件について、14日、15日及び24日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、1定議案第13号 田辺市立小学校及び中学校条例の一部改正について、同議案第23号 田辺市国民健康保険条例の一部改正について、同議案第29号 令和5年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算、同議案第30号 令和5年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算、同議案第31号 令和5年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算、同議案第32号 令和5年度田辺市戸別排水処理事業特別会計予算、同議案第33号 令和5年度田辺市診療所事業特別会計予算、同議案第38号 令和5年度田辺市特定環境保全公共下水道事業会計予算、同議案第39号 上大中清掃施設組合規約の変更について、同議案第41号 物品購入契約の締結について及び同議案第42号 令和5年度田辺市一般会計補正予算(第1号)の所管部分の以上11件については、全会一致により、同議案第22号 令和5年度田辺市一般会計予算所管部分、同議案第24号 田辺市国民健康保険税条例の一部改正について、同議案第25号 令和5年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算、同議案第26号 令和5年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算及び同議案第27号 令和5年度田辺市介護保険特別会計予算の以上5件については、賛成多数により、いずれも原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。  議案第22号 令和5年度田辺市一般会計予算所管部分のうち、障害者福祉費に関わって、福祉定住促進事業助成金の拡充理由について説明を求めたのに対し、「本事業は令和2年度から実施しているが、申込みがなかったことから、令和5年度から助成内容を拡充して実施するものである。拡充内容については、拡充前から助成対象であった資格取得に必要な研修費用に加え、家賃、子供の養育支援、引っ越し費用、就労準備費用、通勤自家用車等の購入費用、子供の学用品購入費用に対する助成を新たに設けている」との答弁がありました。これに対し委員から、拡充により、非常に手厚い内容となっているので、これを機に福祉人材の確保につながるよう引き続き取り組んでいただきたいとの意見がありました。  次に、公民館費に関わって、学社融合に関する取組の今後の展望について説明を求めたのに対し、「学社融合推進協議会を中心とした各地の事業展開を通じて、自分が住んでいる地域や地元産業の課題、SDGsなどについて子供たちが自ら考え、課題意識を持ち、地域住民とともに考えていくことができる機会となるよう取り組んでいきたい」との答弁がありました。これに対し委員から、今後とも、学社融合による子供と地域住民との交流の中で、防災意識の向上につながる取組についてもぜひ実施していただきたいとの要望がありました。  次に、文化振興費に関わって、紀南文化会館改修事業におけるニーズ調査を含めた今後の見通しについて説明を求めたのに対し、「令和5年度は、ニーズ調査や施設・設備の劣化等の基本調査を予定している。令和6年度以降においては、基本調査の結果を受けて基本設計、実施設計、改修工事に順次取り組む予定である。また、ニーズ調査については、来館者や各利用者団体へのアンケート調査に加え、バリアフリーの観点から障害者の団体についても調査対象とすることにより事業を進めていきたいと考えている」との答弁がありました。これに対し委員から、ニーズ調査を実施するに当たっては、来館することが困難である方々の意見も反映できるよう取り組んでいただきたいとの要望がありました。  以上、委員長報告といたします。  令和5年3月24日、文教厚生委員会委員長、宮井 章。             (9番 宮井 章君 降壇) ○議長(北田健治君)    以上で、各常任委員会委員長の報告が終了しました。  これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、一括して質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    質疑なしと認めます。  これより、討論に入ります。  討論はありませんか。              (「討論あり」の声あり) ○議長(北田健治君)    討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。  2番、前田かよ君。             (2番 前田かよ君 登壇) ○2番(前田かよ君)    2番、日本共産党、前田かよです。  1定議案第22号 令和5年度田辺市一般会計予算、同議案第24号 田辺市国民健康保険税条例の一部改正について、同議案第25号 令和5年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算、同議案第26号 令和5年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算、同議案第27号 令和5年度田辺市介護保険特別会計予算、以上5件について、反対の立場で討論いたします。  議案第22号 令和5年度田辺市一般会計予算には、2款総務費、3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費としてマイナンバーカード発行業務に要する費用が含まれています。発行率100%というカード交付円滑化計画の下、政府は地方自治体の職員に保有状況を再三調査させるなど、取得選択の自由がある中、取得を半ば誘導するかのように推進されてきました。発行から6年に当たる昨年度末までの発行率は36.5%でした。政府はそこからさらに2万円分のマイナポイントをてこに発行率を上げ、今年2月末時点で発行率は65.4%まで引き上げられました。ポイントの駆け込み需要で担当課窓口は混雑し、その御苦労はいかばかりであったかと察します。2万円も出さなければ持ってもらえないカードとは何なのでしょうか。事務の効率化など便利な反面、頻発する情報流出や不正アクセスなどリスク面での対策対応に信頼性が低いのには変わりありません。本業務への予算が全額国庫支出であったとしても、元は市民からの税金ですから、課題があるカード発行にさらに税金を投入し続けることに地方議会として認められません。  8款土木費、5項都市計画費、2目街路事業費の中に文里湾横断道路県営事業負担金が今年度は昨年度の5,500万円の倍の1億1,833万円の予算が計上されています。文里湾横断道路は、当初、交通渋滞の緩和を掲げ、次に南海トラフ巨大地震、大津波の防災対策、文里地区や磯間地区にある障害者施設の障害者の避難路として計画が変わり、現在は田辺ONE未来デザインの中核を成す道路ということが言われています。交通対策は、紀勢道がすさみ町まで延び、避難対策は文里地区にある避難タワーを高く改善されました。市民のアンケートによれば、文里湾横断道路は、あれば便利だというもので、必要性が強く求められたものではありません。田辺ONE未来デザイン構想は、白浜町に訪れた観光客を田辺市に誘導するために文里湾横断道路が必要と考えておられますが、総額百数十億円はかかると言われる工事費に見合う効果が果たして期待できるのか、大きな疑問を抱くものです。厳しい経済状況の下、大型公共事業はやめて、市民の暮らし向上に使われるべきです。  次に、議案第24号 田辺市国民健康保険税条例の一部改正についてですが、これは保険税率の改定によるものです。当局の説明では平等割が約1,000円の減額なのでこれは全体的な減額になるのですが、均等割が1,600円の増額、所得割が0.1%上がることで、約55%の世帯では減額、37%の世帯では増額の影響を受けるとのことです。均等割については、これは、明治時代の人頭税のように、子供1人につき税を課し、子育て中の世帯に負担となっています。少子高齢化が大きな課題である中、均等割を廃止する自治体もあり、私ども共産党としてもこれに賛同し均等割の廃止を求めます。  次に、議案第25号、国民健康保険事業特別会計についてです。国保の保険料は、中小企業の労働者が加入する協会けんぽと比較すると、年収や世帯構成が同じでも保険料が2倍ほど高くなる場合があるなど、加入する医療保険が違うだけで保険料負担が多く違うという制度間の格差があります。1990年度から2020年度の30年の間に、国保加入者の構成は自営業などで働いていた方が定年無職となり、非正規労働者も増えたことで、加入世帯の平均所得は100万円以上も減ったと言われています。そして、自民党政権による国庫負担の削減が続きました。ゆえに高過ぎる保険料を払えない人が増えるのは当然です。本市においては、資料提供いただいた2018年以降、滞納世帯数は減っていますが、法定軽減制度がある中でも減免や保険証取り上げとなる世帯は増えています。国内ではそうした世帯の方が医療機関での窓口負担額が払えないために受診遅れとなり死亡するケースが相次いでおり、高過ぎる保険料はまさに住民の暮らしと命を脅かす重大問題です。これは、加入者の構成特徴を鑑みれば、政府は国庫負担を大幅に増額すべきところ、国保の健全化を盾に加入者に責任転嫁しています。こうした国保の構造的問題は全国知事会でも指摘されており、住民を守る最後の砦となる地方議会においても認めるわけにはいきません。  議案第26号、後期高齢者医療特別会計は、国において医療保険料軽減が152億円削減され、低所得者に実施されてきた特例軽減も廃止されるなど、後退の一途をたどり保険料は値上げされてきました。所得が低い高齢者に重い負担を強いて受診控えが問題となっています。  さらに、昨年10月からは、一定所得以上の方の窓口負担を原則1割から2割に引き上げられましたが、高齢者に不安が広がっています。数年間は負担増を抑える配慮措置がありますが、それでも一人当たり年平均2万6,000円の負担増です。入院を含めて年間5万円から10万円増になる人も生じると見られています。若い世代への負担軽減というなら、少なくとも国庫負担を45%に戻し、国としての公的役割を求めていくべきです。  議案第27号、介護保険特別会計は、保険基準額は、2000年の制度開始時2,900円から倍増して現在は6,958円にまで上がり、年金収入など所得が一定以上あれば利用負担が2割、3割と引き上げられ、年金収入がそれなりにあっても生活を直撃する事態となっています。日本共産党は、必要な介護が保障され、安心して利用できるよう、国の責任で利用料、保険料の減免制度の確立を求めています。  また、その財源も、消費税増税ではなく、富裕層や大企業への優遇を改める税制改革、国民の所得を増やす経済改革という消費税とは別の道で確保されるべきと考えています。  国保、介護、後期高齢者医療制度は、生活を圧迫するような負担を利用者に押しつけるのではなく、税金は、大企業や富裕層にこそ応分の負担を求め、命と暮らしを守るために分配するべきだと併せて申し上げ、討論といたします。             (2番 前田かよ君 降壇) ○議長(北田健治君)    続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。  賛成討論の発言はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    他に討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    それでは、これをもって討論を終結いたします。  これより、ただいま議題となっております34件について、順次採決に入ります。 ◎日程第3 1定議案第8号 田辺市職員の分限に関する条例の一部改正について ○議長(北田健治君)    それでは、1定議案第8号 田辺市職員の分限に関する条例の一部改正について、お諮りいたします。  議案第8号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第8号は可決いたしました。 ◎日程第4 1定議案第9号 田辺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に               関する条例の一部改正について ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第9号 田辺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、お諮りいたします。  議案第9号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第9号は可決いたしました。 ◎日程第5 1定議案第10号 田辺市平成30年台風第20号災害対応に係る第三者調                査委員会条例の制定について ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第10号 田辺市平成30年台風第20号災害対応に係る第三者調査委員会条例の制定について、お諮りいたします。  議案第10号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第10号は可決いたしました。 ◎日程第6 1定議案第11号 田辺市地域公共交通活性化協議会条例の制定について ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第11号 田辺市地域公共交通活性化協議会条例の制定について、お諮りいたします。  議案第11号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第11号は可決いたしました。 ◎日程第7 1定議案第12号 田辺市企業再投資促進条例の制定について ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第12号 田辺市企業再投資促進条例の制定について、お諮りいたします。  議案第12号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第12号は可決いたしました。 ◎日程第8 1定議案第13号 田辺市立小学校及び中学校条例の一部改正について ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第13号 田辺市立小学校及び中学校条例の一部改正について、お諮りいたします。  議案第13号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第13号は可決いたしました。 ◎日程第9 1定議案第14号 訴えの提起について ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第14号 訴えの提起について、お諮りいたします。  議案第14号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり)
    ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第14号は可決いたしました。 ◎日程第10 1定議案第15号 訴えの提起について ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第15号 訴えの提起について、お諮りいたします。  議案第15号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第15号は可決いたしました。 ◎日程第11 1定議案第16号 訴えの提起について ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第16号 訴えの提起について、お諮りいたします。  議案第16号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第16号は可決いたしました。 ◎日程第12 1定議案第17号 土地改良事業の実施について ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第17号 土地改良事業の実施について、お諮りいたします。  議案第17号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第17号は可決いたしました。 ◎日程第13 1定議案第18号 市道路線の認定について ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第18号 市道路線の認定について、お諮りいたします。  議案第18号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第18号は可決いたしました。 ◎日程第14 1定議案第19号 市道路線の変更について ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第19号 市道路線の変更について、お諮りいたします。  議案第19号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第19号は可決いたしました。 ◎日程第15 1定議案第20号 市道路線の廃止について ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第20号 市道路線の廃止について、お諮りいたします。  議案第20号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第20号は可決いたしました。 ◎日程第16 1定議案第21号 田辺市辺地総合整備計画の変更について ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第21号 田辺市辺地総合整備計画の変更について、お諮りいたします。  議案第21号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第21号は可決いたしました。 ◎日程第17 1定議案第22号 令和5年度田辺市一般会計予算 ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第22号 令和5年度田辺市一般会計予算について、お諮りいたします。  本件については異議がありますので、起立により採決いたします。  議案第22号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(北田健治君)    起立多数であります。  よって、1定議案第22号は、可決いたしました。 ◎日程第18 1定議案第23号 田辺市国民健康保険条例の一部改正について ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第23号 田辺市国民健康保険条例の一部改正について、お諮りいたします。  議案第23号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第23号は可決いたしました。 ◎日程第19 1定議案第24号 田辺市国民健康保険税条例の一部改正について ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第24号 田辺市国民健康保険税条例の一部改正について、お諮りいたします。  本件については異議がありますので、起立により採決いたします。  議案第24号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(北田健治君)    起立多数であります。  よって、1定議案第24号は、可決いたしました。 ◎日程第20 1定議案第25号 令和5年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算 ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第25号 令和5年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算について、お諮りいたします。  本件については異議がありますので、起立により採決いたします。  議案第25号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(北田健治君)    起立多数であります。  よって、1定議案第25号は、可決いたしました。 ◎日程第21 1定議案第26号 令和5年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算 ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第26号 令和5年度田辺市後期高齢者医療特別会計予算について、お諮りいたします。  本件については異議がありますので、起立により採決いたします。  議案第26号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数)
    ○議長(北田健治君)    起立多数であります。  よって、1定議案第26号は、可決いたしました。 ◎日程第22 1定議案第27号 令和5年度田辺市介護保険特別会計予算 ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第27号 令和5年度田辺市介護保険特別会計予算について、お諮りいたします。  本件については異議がありますので、起立により採決いたします。  議案第27号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立多数) ○議長(北田健治君)    起立多数であります。  よって、1定議案第27号は、可決いたしました。 ◎日程第23 1定議案第28号 令和5年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算 ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第28号 令和5年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第28号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第28号は可決いたしました。 ◎日程第24 1定議案第29号 令和5年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算 ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第29号 令和5年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第29号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第29号は可決いたしました。 ◎日程第25 1定議案第30号 令和5年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算 ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第30号 令和5年度田辺市林業集落排水事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第30号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第30号は可決いたしました。 ◎日程第26 1定議案第31号 令和5年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算 ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第31号 令和5年度田辺市漁業集落排水事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第31号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第31号は可決いたしました。 ◎日程第27 1定議案第32号 令和5年度田辺市戸別排水処理事業特別会計予算 ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第32号 令和5年度田辺市戸別排水処理事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第32号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第32号は可決いたしました。 ◎日程第28 1定議案第33号 令和5年度田辺市診療所事業特別会計予算 ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第33号 令和5年度田辺市診療所事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第33号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第33号は可決いたしました。 ◎日程第29 1定議案第34号 令和5年度田辺市駐車場事業特別会計予算 ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第34号 令和5年度田辺市駐車場事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第34号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第34号は可決いたしました。 ◎日程第30 1定議案第35号 令和5年度田辺市木材加工事業特別会計予算 ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第35号 令和5年度田辺市木材加工事業特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第35号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第35号は可決いたしました。 ◎日程第31 1定議案第36号 令和5年度田辺市四村川財産特別会計予算 ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第36号 令和5年度田辺市四村川財産特別会計予算について、お諮りいたします。  議案第36号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第36号は可決いたしました。 ◎日程第32 1定議案第37号 令和5年度田辺市水道事業会計予算 ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第37号 令和5年度田辺市水道事業会計予算について、お諮りいたします。  議案第37号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第37号は可決いたしました。 ◎日程第33 1定議案第38号 令和5年度田辺市特定環境保全公共下水道事業会計予算 ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第38号 令和5年度田辺市特定環境保全公共下水道事業会計予算について、お諮りいたします。  議案第38号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第38号は可決いたしました。
    ◎日程第34 1定議案第39号 上大中清掃施設組合規約の変更について ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第39号 上大中清掃施設組合規約の変更について、お諮りいたします。  議案第39号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第39号は可決いたしました。 ◎日程第35 1定議案第41号 物品購入契約の締結について ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第41号 物品購入契約の締結について、お諮りいたします。  議案第41号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第41号は可決いたしました。 ◎日程第36 1定議案第42号 令和5年度田辺市一般会計補正予算(第1号) ○議長(北田健治君)    続いて、1定議案第42号 令和5年度田辺市一般会計補正予算(第1号)について、お諮りいたします。  議案第42号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定議案第42号は可決いたしました。 ◎日程第37 1定報告第1号 令和5年度田辺市土地開発公社の事業の計画についてから  日程第39 1定報告第3号 令和5年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画についてまで一括上程 ○議長(北田健治君)    続いて、日程第37 1定報告第1号 令和5年度田辺市土地開発公社の事業の計画についてから、日程第39 1定報告第3号 令和5年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画についてまで、以上3件を一括上程いたします。  ただいま上程いたしました報告案件3件については、過日、既に当局の説明が終了しておりますので、これより質疑を行います。  それでは、まず、1定報告第1号 令和5年度田辺市土地開発公社の事業の計画について、質疑に入ります。  議案書の127ページから139ページです。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    質疑なしと認めます。  1定報告第1号は、以上で終わります。  続いて、1定報告第2号 令和5年度一般財団法人龍神開発公社の事業の計画について、質疑に入ります。  議案書の140ページから143ページです。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    質疑なしと認めます。  1定報告第2号は、以上で終わります。  続いて、1定報告第3号 令和5年度有限会社龍神温泉元湯の事業の計画について、質疑に入ります。  議案書の144ページから147ページです。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    質疑なしと認めます。  1定報告第3号は、以上で終わります。  日程第40 1定発議第1号 加齢性難聴者補聴器購入に対する公的補助制度の創設               を求める意見書の提出について上程 ○議長(北田健治君)    続いて、日程第40 1定発議第1号 加齢性難聴者補聴器購入に対する公的補助制度の創設を求める意見書の提出についてを上程いたします。  提出者の説明を求めます。  文教厚生委員会委員長、9番、宮井 章君。             (9番 宮井 章君 登壇) ○9番(宮井 章君)    それでは申し上げます。  1定発議第1号 加齢性難聴者補聴器購入に対する公的補助制度の創設を求める意見書の提出について。  田辺市議会会議規則第14条第2項の規定により、次のとおり提出する。  令和5年3月24日。提出者、田辺市議会文教厚生委員会委員長、宮井 章。  提出理由については、本文を朗読することによって代えさせていただきます。  加齢性難聴者補聴器購入に対する公的補助制度の創設を求める意見書。  加齢性難聴は、近隣住民や友人、家族との会話に困難を来たし、人との交流が少なくなることによるコミュニケーション能力の低下から、認知症や鬱病の原因となることが指摘されています。  また、生活を営むための移動手段である自動車の運転も困難となり、火災や地震などの災害時の対応が遅れ、命に関わる重大事態を招きかねません。  2015年に策定された厚生労働省の認知症施策推進総合戦略、新オレンジプランでは、難聴が認知症の危険因子の一つに位置づけられており、WHOの認知機能低下及び認知症のリスク低減のガイドラインでは、難聴の管理として、難聴を適時に発見し治療するために、スクリーニングと難聴のある高齢者への補聴器の提供が行われるべきであるとしています。  欧米では難聴を医療の分野とし、補聴器は中等度の難聴、両耳の聴力レベルが41デシベル以上から公的給付の対象となっていますが、日本では障害の分野となる高度難聴、両耳の聴力レベルが70デシベル以上にならないと公的給付の対象になりません。その上、補聴器の価格が高く、年金生活者にとって購入が困難な状況です。  よって、国におかれましては、加齢性難聴者の経済的負担を軽減し、社会参加を促すことによる豊かな社会生活の実現のため、加齢性難聴者への補聴器購入に対する公的補助制度を創設されるよう強く要望します。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和5年3月24日。田辺市議会議長、北田健治。  意見書の提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣でございます。  以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。             (9番 宮井 章君 降壇) ○議長(北田健治君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    質疑なしと認めます。  ただいま議題となっています発議第1号については、会議規則第37条第2項本文の規定により、委員会の付託を省略いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。              (「討論なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  1定発議第1号 加齢性難聴者補聴器購入に対する公的補助制度の創設を求める意見書の提出について、お諮りいたします。  発議第1号は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、1定発議第1号は、原案のとおり可決いたしました。 ◎日程第41 委員会の継続審査について ○議長(北田健治君)    続いて、日程第41 委員会の継続審査についてを議題といたします。  この場合、閉会中の委員会の継続審査について報告いたします。  各常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会の委員長から、目下委員会において審査または調査中であります、お手元に配付の申出事件一覧表に記載のとおりの事件について、会議規則第112条の規定により、閉会中も審査または調査を継続いたしたい旨の申出があります。  それでは、ただいま報告いたしました委員会の継続審査についてお諮りいたします。  各委員長から申出のとおり、それぞれの委員会において閉会中も審査または調査を継続することに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(北田健治君)    異議なしと認めます。  よって、各委員長から申出のとおり、それぞれの委員会において閉会中も審査または調査を継続することに決しました。  以上をもって、本定例会に付議されました議案は全て議了いたしました。  他に発言、その他ありませんか。               (「なし」の声あり)
    ◎専決処分予定の報告 ○議長(北田健治君)    この場合、総務部長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。  総務部長、西 貴弘君。            (総務部長 西 貴弘君 登壇) ○総務部長(西 貴弘君)    それでは、議長のお許しを得ましたので、条例の専決処分について御説明をさせていただきます。  令和5年度税制改正による地方税法等の一部改正に伴い、田辺市税条例及び田辺市国民健康保険税条例の一部改正が必要となること、また、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律に基づく新基本計画の作成が予定されていることに伴い、田辺市地域経済牽引事業促進区域における固定資産税の特例措置に関する条例の一部改正が必要であることから、これらの一部改正条例に係る専決処分のお願いでございますが、お手元にお配りしております資料を御参照いただきたいと存じます。  まず、田辺市税条例の主な改正内容といたしましては、地方税法等の一部改正により、軽自動車税環境性能割につきまして、電動車の一層の普及促進を図る観点から、各税率区分における燃費基準達成度を3年間で段階的に引き上げるとともに、グリーン化特例の適用期限を3年延長するものでございます。  固定資産税につきましては、現下の経済情勢を踏まえた2年間の時限的な措置として、中小事業者等の生産性向上や賃上げの促進を図るため、これらに資する償却資産の導入に係る特例措置を創設するものでございます。  次に、田辺市国民健康保険税条例の主な改正内容でございますが、地方税法施行令等の一部改正により、国民健康保険税の後期高齢者支援金等課税額について課税限度額を引き上げるとともに、保険税の軽減措置について5割軽減及び2割軽減の対象世帯に係る所得判定基準を改正するものでございます。  次に、田辺市地域経済牽引事業促進区域における固定資産税の特例措置に関する条例の改正内容でございますが、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律に基づき、新基本計画を令和5年度中に作成する予定であることから、固定資産税の特例措置について適用期限を延長するものでございます。  これらの条例改正につきましては、地方税法等の改正法令が公布され次第、遅滞なく専決処分させていただきたいと存じますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。            (総務部長 西 貴弘君 降壇) ◎市長閉会の挨拶 ○議長(北田健治君)    それでは、市長から閉会に当たっての挨拶のため、発言を求められておりますのでこれを許可いたします。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    令和5年第1回田辺市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  去る2月27日に開会した本定例会も、議員各位の御理解と御協力をいただく中、本日、最終日を迎えることができました。本定例会におきましては、間もなくスタートする令和5年度の各種会計予算案をはじめ、条例の制定、一部改正案など様々な議案を提出させていただきましたが、議員各位におかれましては、終始にわたり慎重なる御審議をいただき、それぞれ原案のとおり御賛同を賜りましたことに厚くお礼を申し上げます。  暦の上では春分を過ぎ、春の訪れを感じる季節となりました。本定例会開会の頃には満開の花を咲かせていた梅に替わり桜の季節を迎えています。四季折々、自然の機微を感じる心やわび寂に代表されるような美意識は、私たち日本の伝統精神でありますが、ともすれば価値観も変わる変化の激しい時代にあっても、この時期ならではの移ろいや自然の美しさを感じ、楽しむ心のゆとりを大切にしたいものです。  さて、本市はこれまでたなコトアカデミーや熊野リボーンプロジェクト、ことこらぼといった各関係人口講座に取り組んでまいりましたが、これらは、本市がSDGs未来都市に選定される土台となっている取組であり、先日4日には、都内におきまして、田辺人100人ミートアップ!と銘打った関係人口の皆様が一堂に会する交流会を開催し、私も多くの皆様と交流を深めてまいりました。  交流会に参加された関係人口の皆様は、それぞれ、本市や、本市に住む人との関わりを大切に思い、多様な形で継続的に本市と関わっていただいておりますが、皆様からの田辺愛あふれるお話に感じ入るとともに、私たちのふるさと田辺には、たくさんの魅力があるということを改めて実感いたしました。この交流会によって講座の垣根を越えて新たなつながりが生まれ、連携の強化によるさらなる価値の創造が期待されるところです。  少子高齢化・人口減少が深刻さを増している昨今、本市の人口増に直接結びつく取組が重要であるということはもちろんでありますが、これまでの取組により、関係人口を切り口とした協働の姿が効果として現れてまいりましたことは、本市にとりましても大きな財産であり、引き続き、本市の地域づくりの力強い応援団となり得る関係人口の拡大に取り組みながら、持続可能なまちづくりを推進してまいります。  そして、いよいよ、第61回全日本花いっぱい田辺大会の開催が、明日、あさってに迫ってまいりました。  本市では、かねてより花とみどりいっぱい運動を積極的に推進してまいりましたが、本大会におきましても、全国各地から皆様をお迎えするに当たり、NPO法人花つぼみを中核として、市内各地の花の会や町内会、小・中学校など、多くの市民の皆様の参画を得て、歓迎装飾用プランターに花を育て、各所に配置するなど、花いっぱい運動を展開してまいりました。本大会を通して、これまで、花いっぱい運動を実践してきた多くの関係者の皆様の想いが結実し、さらに多くの市民の皆様に、花づくりを通した人づくりや地域づくりに興味を持っていただきたいと思っております。また、本大会を機に、花いっぱいの地域づくりが将来にわたって継続し、本市が目指す人と地域が輝き、未来へつながるまち田辺の実現につながることを願ってやみません。  この定例会が終了いたしますと、間もなく令和5年度が始まります。本定例会の冒頭、施策と予算の大綱の中で、今後の市政運営に対する所信を申し述べましたが、令和5年度が次なる田辺の創生に向けたスタートの年となるよう、引き続き、全力を傾注してまいる所存でございますので、議員各位におかれましては、新年度におきましても変わらぬ御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。             (市長 真砂充敏君 降壇) ◎議長閉会の挨拶 ○議長(北田健治君)    私からも一言、御挨拶を申し上げます。  去る2月27日に開会しました本定例会も本日閉会の運びとなりました。議員各位には、終始熱心な御審議を賜り、令和5年度予算をはじめとした全ての議案を議了することができました。議会運営に対する御協力に厚くお礼を申し上げます。  また、市長をはじめ当局の皆様におかれましても、誠実に対応していただきましたこと感謝申し上げます。  当局におかれましては、それぞれの審議過程で議員各位から出されました意見等について、意を用いられますよう切に願っております。  さて、今年度を振り返れば、長期化する新型コロナウイルス感染症への対策に加え、原油価格高騰・物価高騰への対策に追われる一年でありましたが、本年5月に、コロナへの対応がようやく新たな段階に移行することとなり、市民生活や社会経済活動に明るい兆しが見え始めてきました。  令和6年度には、紀伊山地の霊場と参詣道の世界遺産登録20周年、令和7年度に、新市発足20周年と相次いで大きな節目を迎えるとともに、大阪・関西万博の開催も控えており、まさに反転攻勢をかける絶好の機会が迫っております。  そのような中、来年度においては、いよいよ新庁舎整備が大詰めとなり、SDGs、自治体DX、脱炭素化など時代に即した取組を加速化させるとともに、本市の自律的発展への鍵ともなる田辺ONE未来デザインの具体的な事業化など、これまでの取組の真価が問われ、なおかつ絶好の機会を生かすための土台を築かなければならない年となります。  今任期の折り返しを迎えるに当たり、市議会といたしましても、未来へつながるまちづくりの役割と責任の重さを改めて認識し、議論を重ねてまいりますので、当局におかれましても誠実かつ迅速果敢な取組をお願いいたします。  また、引き続き任に就かれます木村副市長におかれましては、真砂市長、林副市長、職員とともに市民福祉増進、政策課題の解決に向け、全力で対応していただきたいと思います。  そして、3月末をもって退職されます職員の皆様には、長い間、本市行政推進に多大な貢献を賜りましたこと厚くお礼を申し上げます。今後とも、市政発展のため、お力添えをお願い申し上げますとともに、御多幸を心からお祈りいたします。  春の風とともに桜の便りが届き、清々しい季節となりました。明日から2日間にわたり全日本花いっぱい田辺大会が開催されますが、本大会の成功とこれからの社会が笑顔の花にあふれますよう祈念し、報道関係者の皆様にも厚くお礼を申し上げ、閉会に当たっての御挨拶といたします。ありがとうございました。  閉 会 ○議長(北田健治君)    それでは、これをもって、令和5年2月27日招集の令和5年第1回田辺市議会定例会を閉会いたします。  お疲れさまでした。               (午後 2時06分)  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   令和5年3月24日                    議  長  北 田 健 治                    議  員  松 上 京 子                    議  員  前 田 か よ                    議  員  久 保 浩 二...