田辺市議会 2022-12-20
令和 4年第7回定例会(第4号12月20日)
議会事務局次長 坂 本 明 人
議会事務局主任 古久保 修 平
議会事務局主査 藤 田 祐 輔
開 議
○議長(副議長 尾花 功君) こんにちは。
本日の定例会は、
地方自治法第106条第1項の規定により、副議長が議長の職務を行います。
それでは、
地方自治法第113条の規定による定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、令和4年第7回
田辺市議会定例会4日目の会議を開きます。
(午後 1時00分)
――
―――――――――――――――――
◎報告
○議長(副議長 尾花 功君) 12番 北田 健治君、19番 塚 寿雄君から欠席の届出があります。
それでは、日程に入ります。
◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(副議長 尾花 功君) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
11月29日の本会議において、本定例会の
会議録署名議員として、19番 塚 寿雄君を指名しましたが、本日、欠席でありますので、予備議員の中から、本日の
会議録署名議員として、1番 松上京子君を追加指名いたします。
◎日程第2 7定議案第34号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてから
日程第5 7定議案第37号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてまで一括上程
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、日程第2 7定議案第34号から日程第5 7定議案第37号までの4件の
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを一括上程いたします。
提出者の説明を求めます。
市長、
真砂充敏君。
(市長
真砂充敏君 登壇)
○市長(
真砂充敏君) ただいま上程されました議案第34号から第37号までの
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての4議案につきまして、一括して御説明申し上げます。
まず、議案第34号につきましては、
人権擁護委員、有本秀夫氏の任期が令和5年6月30日をもって満了いたしますので、引き続き同委員の候補者として
法務大臣に推薦いたしたく存じ、御賛同をお願いするものであります。
住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市中辺路町川合1781番地の3、有本秀夫、昭和27年2月7日生まれ、70歳、自営業でございます。
次に、議案第35号につきましては、
人権擁護委員、井澗芳記氏の任期が令和5年6月30日をもって満了いたしますので、引き続き同委員の候補者として
法務大臣に推薦いたしたく存じ、御賛同をお願いするものであります。
住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市新庄町2744番地の164、井澗芳記、昭和27年4月29日生まれ、70歳、会社員でございます。
次に、議案第36号につきましては、
人権擁護委員、梅田 茂氏の任期が令和5年6月30日をもって満了いたしますので、引き続き同委員の候補者として
法務大臣に推薦いたしたく存じ、御賛同をお願いするものであります。
住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市紺屋町58番地の3、梅田 茂、昭和29年10月11日生まれ、68歳、無職でございます。
次に、議案第37号につきましては、
人権擁護委員、中岸 誠氏から辞任願が提出され、令和4年5月31日をもって解職されましたので、その後任といたしまして、新たに
九鬼聖城氏を同委員の候補者として
法務大臣に推薦いたしたく存じ、御賛同をお願いするものであります。
住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市本宮町切畑538番地、
九鬼聖城、昭和33年4月24日生まれ、64歳、住職でございます。
以上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(市長
真砂充敏君 降壇)
○議長(副議長 尾花 功君) 提出者の説明が終了いたしました。
これより一括して質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております4件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ります。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、ただいま議題となっております4件については、委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。
これより、ただいま議題となっております4件について、順次採決に入ります。
◎日程第2 7定議案第34号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
○議長(副議長 尾花 功君) それでは、お諮りいたします。
7定議案第34号は、これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第34号は、これを異議なしとすることに決しました。
◎日程第3 7定議案第35号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、お諮りいたします。
7定議案第35号は、これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第35号は、これを異議なしとすることに決しました。
◎日程第4 7定議案第36号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、お諮りいたします。
7定議案第36号は、これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第36号は、これを異議なしとすることに決しました。
◎日程第5 7定議案第37号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、お諮りいたします。
7定議案第37号は、これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第37号は、これを異議なしとすることに決しました。
◎日程第6 7定請願第1号 障がい者手帳の
交付対象とならない難聴者の
補聴器装着に対する請願上程
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、日程第6 7定請願第1号 障がい者手帳の
交付対象とならない難聴者の
補聴器装着に対する請願を上程いたします。
文教厚生委員会委員長の報告を求めます。
9番、宮井 章君。
(9番 宮井 章君 登壇)
○9番(宮井 章君) それでは、
委員長報告申し上げます。
本委員会は、去る12月9日の本会議において付託を受けた7定請願第1号 障がい者手帳の
交付対象とならない難聴者の
補聴器装着に対する請願について、12日及び20日に委員会を開催し、請願者からの意見陳述を受け、請願に至った経過や趣旨を聴取するとともに、当局に対し、現在の取組状況などについて説明を求め、審査をいたしました。
審査の過程について、以下のとおり報告申し上げます。
まず、本市における難聴者への支援の取組について、当局に説明を求めたのに対し、「
身体障害者手帳が交付されている
聴覚障害者の方に対しては、補装具として補聴器を交付しているほか、
障害者手帳の
交付対象とならない18歳未満の難聴児の方に対しては、県の事業において
補聴器購入費の
助成事業も実施している」との説明がありました。
さらに、委員から、うつ病や認知症などの原因となるフレイルの予防として、難聴に対する補聴器の必要性について説明を求めたのに対し、「難聴になると、人との
コミュニケーションが図りにくくなり、社会とのつながりが希薄になることでフレイルに陥るということは考えられる。ただ、補聴器によって認知機能の低下を予防できるかについて、最終的な因果関係はまだ分からない部分があると思われる」との答弁がありました。
このほか、委員から、65歳から74歳の3人に1人が、75歳以上の約半数が難聴に悩んでいるとの学術論文もある中、低所得者の高齢者の方々にとっては大変切実な問題であり、
日常生活だけでなく、社会参画する上でも、難聴者にとって欠かせない補聴器の購入に対する国や市町村の支援は、今後ますます必要になってくるとの意見がありました。
その一方で、委員から、
高齢難聴者に対する
補聴器購入の助成は、
日常生活の質の向上や認知症の
危険因子を軽減するという意味で有効であると考えるが、財源などを含めた様々なことを精査する必要があり、まずは国における
補助制度の創設を進めることが重要であるとの意見もありました。
当委員会として、請願者の願意を真摯に受け止め議論を交わし、採決を行った結果、本請願については、賛成少数により不採択とすることに決しました。
以上、
委員長報告といたします。
令和4年12月20日、
文教厚生委員会委員長、宮井 章。
(9番 宮井 章君 降壇)
○議長(副議長 尾花 功君) 以上で、
文教厚生委員会委員長の報告は終了いたしました。
それでは、質疑に入ります。
ただいまの
委員長報告に対し質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 質疑なしと認めます。
これより、討論に入ります。
討論でありますが、この場合、本請願に対する委員長の報告は不採択でありますので、本請願を採択することに賛成の討論の発言を許可いたします。
賛成討論はありませんか。
(「討論あり」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 2番、
前田かよ君。
(2番
前田かよ君 登壇)
○2番(
前田かよ君) 2番、
日本共産党、
前田かよです。
7定請願第1号 障がい者手帳の
交付対象とならない難聴者の
補聴器装着に対する請願に対し、賛成の立場で討論いたします。
難聴は
日常生活を不便にし、
コミュニケーションを困難にするなど生活の質を落とす大きな原因となります。また、家庭の中でも社会的にも孤立し、
コミュニケーションが減って脳機能が低下することでうつ病や認知症へとつながると考えられています。
国立長寿医療研究センターを含めた全国的な
施設共同研究によれば、難聴は認知症の
発症リスクを約2倍上昇させ、
認知機能障害全体の
相対危険度も約3倍上昇させ、高血圧や糖尿病など改善可能な認知症のリスクがいくつかある中で、難聴は比較的大きいウエートを占めると言われています。国内では国の新
オレンジプランに基づき
認知症予防対策の重要性が指摘されており、国際的にも2017年に開催されたWHOの年次総会において、認知症の
公衆衛生対策に関する
世界行動計画、難聴や聴力喪失の防止に対する
世界行動計画が承認され、認知症の予防や
高齢難聴者に対する
国家的対応についての提言がされています。
こうした流れがある中、日本の
難聴者率は先進諸国と大差がないにもかかわらず、
補聴器使用率の比較では極めて低く、日本での補聴器の普及が求められています。しかし、日本において補聴器の
平均購入価格は片耳一台約15万円で、保険適用されないため全額自費となっています。
身体障害者である高度・重度難聴の場合は、
補装具費支給制度がありますが、難聴者の9割は中・軽度であり、高額な購入費が補聴器の普及における阻害要因となっています。
また、和歌山県
高齢者等生活意識調査において、65歳以上の半数以上が収入のある仕事をされていないこと、また、本市の田辺市介護予防・
日常生活圏域ニーズ調査において、37.4%が経済的に大変苦しい、やや苦しいと答えているように、補聴器が必要な状態であっても経済的に購入する余裕がないことが伺えます。
今後、高齢化率が進むと同時に定年延長や再雇用で働く高齢者が増えることが予想されますが、
日常生活はもちろん社会参加する上で聞こえの問題は避けては通れません。ゆえに難聴者にとって生活に欠かせない補聴器の購入は切実な願いで、国や市町村の支援は今後ますます必要になってまいります。
また、日本がWHOの提言に真摯に対応するなら、
補聴器購入に
医療保険を適用させていくことも検討されるべきことです。
以上の理由から、請願趣旨である国に対し
補聴器着用について
医療保険の適用を求めること、
補聴器購入に対する
公的補助制度の創設を求めることを国に
意見書提出することについて賛成します。
(2番
前田かよ君 降壇)
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、本請願を採択することに反対の討論の発言を許可いたします。
反対討論はありませんか。
5番、
尾﨑博文君。
(5番
尾﨑博文君 登壇)
○5番(
尾﨑博文君) 5番、大志会、
尾﨑博文です。
7定請願第1号 障がい者手帳の
交付対象とならない難聴者の
補聴器装着に対する請願について、反対の立場で討論を行います。
高齢者にとって耳の聞こえにくさが生活に与える影響は十分に理解できますし、
高齢難聴者に対する
補聴器購入の助成は、高齢者の
日常生活の質の向上や認知症の
危険因子を軽減するという意味で有効だと考えています。
また、
年金受給者の経済状況を鑑みれば、
補聴器購入に関わる
補助制度の創設を求める国への
意見書提出については理解できます。
しかしながら、
補聴器着用への
医療保険適用については、財源などを含め、まだまだ慎重に協議する必要があり、中等・
軽度難聴者の
補聴器着用について
医療保険を適用すことを求めるのは時期尚早ではないかと考えます。
また、自治体独自の
補助制度を創設することについては、近年、全国各地で広がりつつあり、前向きに考えるべきだとは思いますが、対象者の数や申請要件、財源など様々なことを精査する必要があり、まずは国において
補助制度の創設について総合的に検討され、方向性が示されるまで動向を注視しながら、市独自の
補助制度の創設を含め、判断していくことが重要であると考えます。
こういったことから、現時点において、請願内容の全てに賛成することができません。また、本請願を受けて付け焼き刃的に対応するのではなくて、総合的に十分検討した上で、高齢の難聴者が何を一番必要とされているのかを見極めていくことが重要であると考えます。
以上をもって反対討論といたします。
(5番
尾﨑博文君 降壇)
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、
賛成討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 他に討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) それでは、これをもって討論を終結いたします。
それではお諮りいたします。
7定請願第1号に対する委員長の報告は不採択であります。
本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立少数)
○議長(副議長 尾花 功君) 起立少数であります。
よって、7定請願第1号 障がい者手帳の
交付対象とならない難聴者の
補聴器装着に対する請願は、不採択とすることに決しました。
◎日程第7 7定議案第17号 田辺市
熊野古道館の
指定管理者の指定について上程
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、日程第7 7定議案第17号 田辺市
熊野古道館の
指定管理者の指定についてを上程いたします。
この場合、
地方自治法第117条の規定により、9番、宮井 章君の退席を求めます。
(9番 宮井 章君 退席)
○議長(副議長 尾花 功君) ただいま上程いたしました議案は、過日の本会議において所管の産業建設委員会に付託していたものであります。
この場合、ただいま議題となっております本件について、産業建設委員会委員長の報告を求めます。
7番、柳瀬理孝君。
(7番 柳瀬理孝君 登壇)
○7番(柳瀬理孝君) 本委員会は、去る12月9日の本会議において付託を受けた7定議案第17号 田辺市
熊野古道館の
指定管理者の指定について、12日及び20日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、全会一致により、原案のとおり可決いたしました。
以上、
委員長報告といたします。
令和4年12月20日、産業建設委員会委員長、柳瀬理孝。
(7番 柳瀬理孝君 降壇)
○議長(副議長 尾花 功君) 以上で、産業建設委員会委員長の報告が終了いたしました。
これより質疑に入ります。
ただいまの
委員長報告に対し、質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 質疑なしと認めます。
これより、討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 討論なしと認めます。
これより、ただいま議題となっております7定議案第17号 田辺市
熊野古道館の
指定管理者の指定について、採決に入ります。
それでは、お諮りいたします。
議案第17号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第17号は可決いたしました。
(9番 宮井 章君 着席)
◎日程第 8 7定議案第 1号 田辺市職員の給与に関する条例等の一部改正についてから
日程第40 7定議案第38号 令和4年度田辺市
一般会計補正予算(第11号)まで一括上程
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、日程第8 7定議案第1号 田辺市職員の給与に関する条例等の一部改正についてから、日程第40 7定議案第38号 令和4年度田辺市
一般会計補正予算(第11号)まで、以上33件を一括上程いたします。
ただいま上程いたしました33件は、過日の本会議において、それぞれ所管の常任委員会に付託していたものであります。
この場合、ただいま議題となっております33件について、各常任委員会委員長の報告を求めます。
まず初めに、総務企画委員会委員長の報告を求めます。
10番、福榮浩義君。
(10番 福榮浩義君 登壇)
○10番(福榮浩義君) それでは、総務企画委員会より
委員長報告させていただきます。
本委員会は、去る12月9日の本会議において付託を受けた議案13件について、13日及び20日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、7定議案第1号 田辺市職員の給与に関する条例等の一部改正について、同議案第2号
田辺市議会議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について、同議案第4号
地方公務員法等の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、同議案第5号 田辺市職員の
高齢者部分休業に関する条例の制定について、同議案第12号
物品購入契約の締結について、同議案第14号 訴えの提起について、同議案第22号 田辺市
辺地総合整備計画の変更について、同議案第23号 令和4年度田辺市
一般会計補正予算(第10号)の所管部分、同議案第25号 令和4年度田辺市
介護保険特別会計補正予算(第3号)、同議案第28号 令和4年度田辺市
診療所事業特別会計補正予算(第2号)の所管部分及び同議案第38号 令和4年度田辺市
一般会計補正予算(第11号)の所管部分の以上11件は、全会一致により、同議案第3号 田辺市個人情報の保護に関する
法律施行条例の制定について及び同議案第6号 田辺市職員の降給に関する条例の制定についての以上2件は、賛成多数により、いずれも原案のとおり可決いたしました。
審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。
まず、議案第3号 田辺市個人情報の保護に関する
法律施行条例の制定についてに関わって、行政機関等匿名加工情報の提供制度を見送る具体的な期間と制度導入後の個人情報流出のリスクについて説明を求めたのに対し、「当該制度は、特定の個人を識別できないよう加工し、かつ復元できないようにした情報について、提供を希望する事業所を募集して提供するもので、政令指定都市を除く市町村は経過措置によってその導入が当分の間は任意とされているが、具体的な期間については示されていない。今後、先行導入する国や都道府県、政令指定都市での実績が積み上げられ制度が熟成されるとともに、国による支援体制が整備されて初めて、政令指定都市以外の市町村での実施が議論されると想定している。制度導入に備え、先行事例の状況や課題の把握・検証に努めるなど、個人情報を守るということについて、これまでと同様万全を期して取り組んでいきたい」との答弁がありました。
次に、議案第4号
地方公務員法等の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてに関わって、65歳定年年齢の段階的引上げが完了する令和15年度の職員年齢構成について説明を求めたのに対し、「段階的引上げが完了した時点で適正な年齢構成及び職員総数になるよう、採用計画を立てる中で毎年の採用を行っていきたい」との答弁がありました。これに対し委員から、バランスのよい年齢構成となるよう、若い人材の採用に取り組んでいただきたいとの意見がありました。
以上、
委員長報告といたします。
令和4年12月20日、総務企画委員会委員長、福榮浩義。
(10番 福榮浩義君 降壇)
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、産業建設委員会委員長の報告を求めます。
7番、柳瀬理孝君。
(7番 柳瀬理孝君 登壇)
○7番(柳瀬理孝君) 本委員会は、去る12月9日の本会議において付託を受けた議案10件について、12日及び20日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、7定議案第16号 田辺市熊野の
郷古道ヶ丘の
指定管理者の指定について、同議案第18号 田辺市
市街地活性化施設の
指定管理者の指定について、同議案第19号
紀伊田辺駅前駐車場の
指定管理者の指定について、同議案第20号
紀伊田辺駅前第二駐車場の
指定管理者の指定について、同議案第21号
紀伊田辺駅前自転車駐車場の
指定管理者の指定について、同議案第23号 令和4年度田辺市
一般会計補正予算(第10号)の所管部分、同議案第29号 令和4年度田辺市
駐車場事業特別会計補正予算(第2号)、同議案第30号 令和4年度田辺市
木材加工事業特別会計補正予算(第1号)及び同議案第31号 令和4年度田辺市
水道事業会計補正予算(第2号)の以上9件は、全会一致により、原案のとおり可決、同議案第33号 令和4年度田辺市
公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算については、全会一致により、原案のとおり認定することに決しました。
審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。
議案第18号 田辺市
市街地活性化施設の
指定管理者の指定についてに関わって、田辺市
市街地活性化施設の取組成果について説明を求めたのに対し、「令和2年8月の開館から、市民の交流拠点として、街なかのにぎわいの創出や経済活性化に寄与してきた。今後は、市民の交流拠点として活用しつつ、市外向けのさらなる情報発信も含めて検討していきたい」との答弁がありました。
以上、
委員長報告といたします。
令和4年12月20日、産業建設委員会委員長、柳瀬理孝。
(7番 柳瀬理孝君 降壇)
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、
文教厚生委員会委員長の報告を求めます。
9番、宮井 章君。
(9番 宮井 章君 登壇)
○9番(宮井 章君)
委員長報告申し上げます。
本委員会は、去る12月9日の本会議において付託を受けた議案14件について、12日及び20日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、7定議案第7号 田辺市
手数料条例の一部改正について、同議案第8号 田辺市子ども・
子育て会議条例の一部改正について、同議案第9号 田辺市
公民館条例の一部改正について、同議案第10号
田辺市立美術館条例の一部改正について、同議案第11号
工事請負変更契約の締結について、同議案第13号
物品購入契約の締結について、同議案第15号 田辺市
障害福祉サービス事業所古道ヶ丘の
指定管理者の指定について、同議案第24号 令和4年度田辺市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、同議案第26号 令和4年度田辺市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、同議案第27号 令和4年度田辺市
漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、同議案第28号 令和4年度田辺市
診療所事業特別会計補正予算(第2号)の所管部分、同議案第32号 令和4年度田辺市
特定環境保全公共下水道事業会計補正予算(第1号)及び同議案第38号 令和4年度田辺市
一般会計補正予算(第11号)の所管部分の以上13件は、全会一致により、同議案第23号 令和4年度田辺市
一般会計補正予算(第10号)の所管部分については、賛成多数により、いずれも原案のとおり可決いたしました。
審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。
まず、議案第7号 田辺市
手数料条例の一部改正についてに関わって、改正内容の詳細説明を求めたのに対し、「本条例の改正は、自治体DX推進に沿った改正で、コンビニエンスストアで発行できる住民票や印鑑証明の手数料について、200円から150円へ時限的に値下げすることにより、マイナンバーカードの利用促進を図るものである」との答弁がありました。これに対し委員から、効率化は必要であるが、そこから取り残されてしまう方への手だてについても検討していただきたいとの要望がありました。
次に、議案第38号 令和4年度田辺市
一般会計補正予算(第11号)の所管部分のうち、児童福祉費に関わって、出産・子育て応援事業における伴走型相談支援について説明を求めたのに対し、「妊娠届出時や赤ちゃん訪問時など、従来から実施しているアンケート調査に項目を追加し、支援が必要な方への面接相談に加えて、経済的支援に取り組む」との答弁がありました。
以上、
委員長報告といたします。
令和4年12月20日、
文教厚生委員会委員長、宮井 章。
(9番 宮井 章君 降壇)
○議長(副議長 尾花 功君) 以上で、各常任委員会委員長の報告が終了いたしました。
これより質疑に入ります。
ただいまの
委員長報告に対し、一括して質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 質疑なしと認めます。
これより、討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論あり」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。
3番、久保浩二君。
(3番 久保浩二君 登壇)
○3番(久保浩二君) 3番、
日本共産党、久保浩二です。
7定議案第3号 田辺市個人情報の保護に関する
法律施行条例の制定について、7定議案第6号 田辺市職員の降給に関する条例の制定について、7定議案第23号 田辺市
一般会計補正予算(第10号)について、以上3件について反対の立場で討論を行います。
7定議案第3号 田辺市個人情報の保護に関する
法律施行条例の制定は、田辺市個人情報保護条例を廃止して国の法律に従うことになります。この条例制定の根拠は、昨年5月に成立したデジタル関連法にあります。デジタル関連法は、首相の下に強い権限と予算を持ったデジタル庁を新設し、国や地方自治体のシステムや規定を標準化、共通化して、個人情報を含むデータの利用を強力に進めるとしています。このことで、地方自治体が持つ大切な大量な個人情報を匿名加工することを条件に営利企業が利用できるようになります。
個人情報保護法の改定で、来年4月から全国の自治体で個人情報を含むデータの利用が始まるため、今後、これらの個人情報を利用したいという企業が現れれば、市が情報を匿名加工した上で利用者に渡すことになります。
今回の条例制定の最大の目的は、匿名の加工情報としてそれを営利企業に売り渡すことにあると考えます。私の総括質疑に、改正法の経過措置において、当分の間、行政機関等匿名加工情報を提供する義務はないと答弁されましたが、当分の間であって、将来にわたりしないということではありません。
また、当該制度は、特定の個人を識別できないよう加工し、かつ復元できないように情報することについて、提供を希望する事業所を募集して提供するとなっていますが、現在のAI技術は匿名加工を復元し、個人を識別することを瞬時にやってしまうぐらい大変進んでいます。
行政機関等匿名加工情報制度は、自治体にとっても負担になると思います。個人情報を匿名加工するためにその作業を外部に委託することになります。膨大で詳細な加工前の個人情報が委託先の外部の民間会社に渡ることになるため、本当に個人情報が守られるのか、私はこれまでの個人情報流出の事例を見れば、そんな保障はないと考えます。
国や地方自治体のシステムや規定を標準化、共通化して、個人情報を含むデータを本人の了解もなく個人情報を自治体が営利企業に売り渡すこの条例を認めるわけにはいきません。
7定議案第6号 田辺市職員の降給に関する条例の制定についてです。
今回、公務員の定年延長に絡んで、職員の降給を初めて条例で規定するものです。今でも分限規定に職員の人事について降格も含めてあるということですが、勤務実績がよくないとか、当該適格性に欠く状態が改善されないなど書かれていますが、人事評価が曖昧なまま労働者の中に差別を生み出すことになる条例を認めるわけにはいきません。
7定議案第23号 田辺市
一般会計補正予算(第10号)について。マイナンバーカードについて行政手続の際に便利になるという反面、盗難、紛失時に個人情報が漏えいするおそれがあることや、あくまでカード取得は任意であるはずです。また、健康保険証の利用登録は一度登録すれば取り消しができないこと、カードの有効期限を過ぎると更新が必要になるなど、メリットよりデメリットのほうが多いように見受けます。
しかし、政府は、マイナンバーカードの便利さだけを強調し、マイナポイントを付与してカードの交付率を早急に上げようと躍起になっています。保険証のひもづけが義務づけされるのかもしれないなら2万円分のポイントがもらえるうちにカード交付を申請しようかというのが国民の本音ではないでしょうか。最大のメリットが2万円分のポイント、それゆえ自治体の業務にまで支障を来し、民間委託に税金を使うという構図が今回の補正予算であると言っても過言ではないでしょう。
また、医師や歯科医師たちが加入する全国保険医団体連合会が会員に行った調査によれば、診療所など4,747件の回答のうち、マイナ保険証の運用を開始している機関は26%、54%が準備中となっています。一方で、導入しない、できないという回答も14%ありました。導入しない理由には、情報漏えいやセキュリティー対策が不安、電子カルテなどの改修で多額の費用が発生するとの声が混ざっているようです。
また、高齢の医師が運営する診療所では、マイナ保険証が義務づけされれば、閉院せざるを得ないという声もあり、同連合会は地域の患者にとって大きな損失になると話しているなど、健康保険証とのひもづけに異議を唱える声が上がっています。
以上、問題を抱えたマイナンバーカードの制度自体に反対し、カード発行を民間委託する予算についてはそれに関連するものであることから、当予算が含まれる補正予算案についても認められないことを表明して、反対討論といたします。
(3番 久保浩二君 降壇)
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、原案に対する
賛成討論の発言を許可いたします。
賛成討論の発言はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 他に討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) それでは、これをもって討論を終結いたします。
これより、ただいま議題となっております33件について、順次採決に入ります。
◎日程第8 7定議案第1号 田辺市職員の給与に関する条例等の一部改正について
○議長(副議長 尾花 功君) それでは、7定議案第1号 田辺市職員の給与に関する条例等の一部改正について、お諮りいたします。
議案第1号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第1号は可決いたしました。
◎日程第9 7定議案第2号
田辺市議会議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第2号
田辺市議会議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第2号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第2号は可決いたしました。
◎日程第10 7定議案第3号 田辺市個人情報の保護に関する
法律施行条例の制定について
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第3号 田辺市個人情報の保護に関する
法律施行条例の制定について、お諮りいたします。
本件については異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第3号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(副議長 尾花 功君) 起立多数であります。
よって、7定議案第3号は、可決いたしました。
◎日程第11 7定議案第4号
地方公務員法等の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第4号
地方公務員法等の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、お諮りいたします。
議案第4号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第4号は可決いたしました。
◎日程第12 7定議案第5号 田辺市職員の
高齢者部分休業に関する条例の制定について
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第5号 田辺市職員の
高齢者部分休業に関する条例の制定について、お諮りいたします。
議案第5号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第5号は可決いたしました。
◎日程第13 7定議案第6号 田辺市職員の降給に関する条例の制定について
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第6号 田辺市職員の降給に関する条例の制定について、お諮りいたします。
本件については異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第6号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(副議長 尾花 功君) 起立多数であります。
よって、7定議案第6号は、可決いたしました。
◎日程第14 7定議案第7号 田辺市
手数料条例の一部改正について
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第7号 田辺市
手数料条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第7号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第7号は可決いたしました。
◎日程第15 7定議案第8号 田辺市子ども・
子育て会議条例の一部改正について
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第8号 田辺市子ども・
子育て会議条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第8号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第8号は可決いたしました。
◎日程第16 7定議案第9号 田辺市
公民館条例の一部改正について
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第9号 田辺市
公民館条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第9号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第9号は可決いたしました。
◎日程第17 7定議案第10号
田辺市立美術館条例の一部改正について
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第10号
田辺市立美術館条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第10号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第10号は可決いたしました。
◎日程第18 7定議案第11号
工事請負変更契約の締結について
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第11号
工事請負変更契約の締結について、お諮りいたします。
議案第11号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第11号は可決いたしました。
◎日程第19 7定議案第12号
物品購入契約の締結について
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第12号
物品購入契約の締結について、お諮りいたします。
議案第12号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第12号は可決いたしました。
◎日程第20 7定議案第13号
物品購入契約の締結について
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第13号
物品購入契約の締結について、お諮りいたします。
議案第13号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第13号は可決いたしました。
◎日程第21 7定議案第14号 訴えの提起について
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第14号 訴えの提起について、お諮りいたします。
議案第14号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第14号は可決いたしました。
◎日程第22 7定議案第15号 田辺市
障害福祉サービス事業所古道ヶ丘の
指定管理者の指定について
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第15号 田辺市
障害福祉サービス事業所古道ヶ丘の
指定管理者の指定について、お諮りいたします。
議案第15号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第15号は可決いたしました。
◎日程第23 7定議案第16号 田辺市熊野の
郷古道ヶ丘の
指定管理者の指定について
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第16号 田辺市熊野の
郷古道ヶ丘の
指定管理者の指定について、お諮りいたします。
議案第16号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第16号は可決いたしました。
◎日程第24 7定議案第18号 田辺市
市街地活性化施設の
指定管理者の指定について
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第18号 田辺市
市街地活性化施設の
指定管理者の指定について、お諮りいたします。
議案第18号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第18号は可決いたしました。
◎日程第25 7定議案第19号
紀伊田辺駅前駐車場の
指定管理者の指定について
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第19号
紀伊田辺駅前駐車場の
指定管理者の指定について、お諮りいたします。
議案第19号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第19号は可決いたしました。
◎日程第26 7定議案第20号
紀伊田辺駅前第二駐車場の
指定管理者の指定について
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第20号
紀伊田辺駅前第二駐車場の
指定管理者の指定について、お諮りいたします。
議案第20号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第20号は可決いたしました。
◎日程第27 7定議案第21号
紀伊田辺駅前自転車駐車場の
指定管理者の指定について
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第21号
紀伊田辺駅前自転車駐車場の
指定管理者の指定について、お諮りいたします。
議案第21号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第21号は可決いたしました。
◎日程第28 7定議案第22号 田辺市
辺地総合整備計画の変更について
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第22号 田辺市
辺地総合整備計画の変更について、お諮りいたします。
議案第22号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第22号は可決いたしました。
◎日程第29 7定議案第23号 令和4年度田辺市
一般会計補正予算(第10号)
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第23号 令和4年度田辺市
一般会計補正予算(第10号)について、お諮りいたします。
本件については異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第23号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(副議長 尾花 功君) 起立多数であります。
よって、7定議案第23号は、可決いたしました。
◎日程第30 7定議案第24号 令和4年度田辺市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第24号 令和4年度田辺市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について、お諮りいたします。
議案第24号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第24号は可決いたしました。
◎日程第31 7定議案第25号 令和4年度田辺市
介護保険特別会計補正予算(第3号)
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第25号 令和4年度田辺市
介護保険特別会計補正予算(第3号)について、お諮りいたします。
議案第25号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第25号は可決いたしました。
◎日程第32 7定議案第26号 令和4年度田辺市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第26号 令和4年度田辺市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、お諮りいたします。
議案第26号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第26号は可決いたしました。
◎日程第33 7定議案第27号 令和4年度田辺市
漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第27号 令和4年度田辺市
漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、お諮りいたします。
議案第27号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第27号は可決いたしました。
◎日程第34 7定議案第28号 令和4年度田辺市
診療所事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第28号 令和4年度田辺市
診療所事業特別会計補正予算(第2号)について、お諮りいたします。
議案第28号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第28号は可決いたしました。
◎日程第35 7定議案第29号 令和4年度田辺市
駐車場事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第29号 令和4年度田辺市
駐車場事業特別会計補正予算(第2号)について、お諮りいたします。
議案第29号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第29号は可決いたしました。
◎日程第36 7定議案第30号 令和4年度田辺市
木材加工事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第30号 令和4年度田辺市
木材加工事業特別会計補正予算(第1号)について、お諮りいたします。
議案第30号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第30号は可決いたしました。
◎日程第37 7定議案第31号 令和4年度田辺市
水道事業会計補正予算(第2号)
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第31号 令和4年度田辺市
水道事業会計補正予算(第2号)について、お諮りいたします。
議案第31号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第31号は可決いたしました。
◎日程第38 7定議案第32号 令和4年度田辺市
特定環境保全公共下水道事業会計補正予算(第1号)
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第32号 令和4年度田辺市
特定環境保全公共下水道事業会計補正予算(第1号)について、お諮りいたします。
議案第32号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第32号は可決いたしました。
◎日程第39 7定議案第33号 令和4年度田辺市
公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算について
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第33号 令和4年度田辺市
公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算について、お諮りいたします。
議案第33号は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第33号は認定することに決しました。
◎日程第40 7定議案第38号 令和4年度田辺市
一般会計補正予算(第11号)
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、7定議案第38号 令和4年度田辺市
一般会計補正予算(第11号)について、お諮りいたします。
議案第38号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、7定議案第38号は可決いたしました。
◎日程第41 7定発議第1号
田辺市議会の個人情報の保護に関する条例の制定について上程
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、日程第41 7定発議第1号
田辺市議会の個人情報の保護に関する条例の制定についてを上程いたします。
提出者の説明を求めます。
総務企画委員会委員長、10番、福榮浩義君。
(10番 福榮浩義君 登壇)
○10番(福榮浩義君) それでは、ただいま上程されました7定発議第1号について、総務企画委員会を代表して、私から提案説明をさせていただきます。
7定発議第1号
田辺市議会の個人情報の保護に関する条例の制定について。
田辺市議会の個人情報の保護に関する条例の制定について、
地方自治法第109条第6項及び第7項並びに
田辺市議会会議規則第14条第2項の規定により提出いたします。
令和4年12月20日。提出者は、総務企画委員会委員長、福榮浩義です。
提案理由につきましては、個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴い、
田辺市議会における個人情報の保護に関し必要な事項を定めるものであります。
本件につきましては、個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴い、
田辺市議会における個人情報の適切な取扱いに関して必要な事項を定めるとともに、議会が保有する個人情報の開示、訂正及び利用停止を求める個人の権利を明らかにすることにより、議会の事務の適正かつ円滑な運営を図りつつ、個人の権利利益を保護するため新たに条例を制定するもので、条例の施行日につきましては、令和5年4月1日から施行するものです
以上で提案説明を終わります。御審議の上、御賛同いただきますようよろしくお願いいたします。
(10番 福榮浩義君 降壇)
○議長(副議長 尾花 功君) 提出者の説明が終了いたしました。
これより質疑に入ります。
ただいまの提案説明に対し、質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 質疑なしと認めます。
ただいま議題となっています発議第1号については、会議規則第37条第2項本文の規定により委員会の付託を省略いたします。
これより、討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論あり」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。
3番、久保浩二君。
(3番 久保浩二君 登壇)
○3番(久保浩二君) 3番、
日本共産党の久保浩二です。
田辺市議会の個人情報の保護に関する条例の制定について、反対の立場で討論を行います。
今回の条例案は、田辺市個人情報保護条例が廃止されることによる条例制定です。なぜ個人情報保護条例が廃止されるかについては、先ほどの反対討論で述べたように、自治体の保護条例を廃止し、国の法律に従い個人情報を匿名加工して民間企業に個人情報データを売り渡す制度になっているためで、今回の議会の個人情報の保護に関する条例の制定についても同じ仕組みになっています。
条例の見直しについて、社会全体のデジタル化に対応した個人情報保護とデータ流通、利活用の両立を目指すとうたわれています。個人情報の保護とデータの利活用は相入れない問題で、個人情報を守られるはずがありません。条例の中身で仮名加工情報、匿名加工情報の定義第2条の第7項、第8項及び取扱い第15条、第16条を追加し、個人情報の適正かつ効果的な利用の趣旨に鑑み、新たに仮名加工情報及び匿名加工情報に係る定義及び情報の取扱いに係る義務を規定しています。情報を取得することが想定されるため、外部からの情報に対する取扱い義務を規定するとなっています。個人関連情報の定義第2条第9項及び第三者に情報を提供する場合の措置要求第14条を追加して、情報提供する場合の措置要求を規定しています。
全国市議会議長会は、議会のデジタル化によって、今後、個人関連情報は増える見込みと見解を出しています。個人情報ファイル第17条で議会が保有する特定の個人情報を電子計算機を用いて容易に検索することができるように、体系的に構成した個人情報ファイルの内容を記載したもののうち、一定の内容、規模等を有するものを個人情報ファイル簿として作成、公表する規定になっています。
個人情報を匿名加工しても今のAI技術をもってすれば、瞬時に個人を特定できるほどデジタル技術は進んでいます。よって、個人情報を企業に売り渡すことになる条例制定に反対することを表明し、討論を終わります。
以上です。
(3番 久保浩二君 降壇)
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、原案に対する
賛成討論の発言を許可いたします。
賛成討論の発言はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 他に討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) それでは、これをもって討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
それでは、7定発議第1号
田辺市議会の個人情報の保護に関する条例の制定について、お諮りいたします。
本件については異議がありますので、起立により採決いたします。
発議第1号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(副議長 尾花 功君) 起立多数であります。
よって、7定発議第1号は、可決いたしました。
◎日程第42 議員派遣の件について
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、日程第42 議員派遣の件についてを議題といたします。
お諮りいたします。
本件については、
地方自治法第100条第13項及び会議規則第168条の規定により、お手元に配付の議員派遣の件のとおり議員を派遣いたしたいと思います。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
なお、この際、お諮りいたします。
ただいま議決されました派遣期間等議決事項について、諸般の事情により、変更がある場合は、議長に一任願いたいと思います。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
◎日程第43 委員会の継続審査について
○議長(副議長 尾花 功君) 続いて、日程第43 委員会の継続審査についてを議題といたします。
この場合、閉会中の委員会の継続審査について報告いたします。
各常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会の委員長から、目下委員会において審査または調査中であります、お手元に配付の申出事件一覧表に記載のとおりの事件について、会議規則第112条の規定により、閉会中も審査または調査を継続いたしたい旨の申出があります。
それでは、ただいま報告いたしました委員会の継続審査についてお諮りいたします。
各委員長の申出のとおり、それぞれの委員会において閉会中も審査または調査を継続することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(副議長 尾花 功君) 異議なしと認めます。
よって、各委員長の申出のとおり、それぞれの委員会において閉会中も審査または調査を継続することに決しました。
以上をもって、本定例会に付議されました議案は全て議了いたしました。
他に発言、その他はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎市長閉会の挨拶
○議長(副議長 尾花 功君) それでは、市長から閉会に当たっての挨拶のため、発言を求められておりますのでこれを許可いたします。
市長、
真砂充敏君。
(市長
真砂充敏君 登壇)
○市長(
真砂充敏君) 令和4年第7回
田辺市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
去る11月29日に開会いたしました本定例会も、議員各位の御理解と御協力の下、本日、最終日を迎えることができました。提出させていただきました様々な議案につきまして、終始にわたり熱心かつ慎重なる御審議をいただき、厳正に採決を賜りましたことに、この場をお借りしまして厚くお礼を申し上げます。
今年も残すところあと10日余りとなりました。今月に入り、冬型の気圧配置の影響で全国的に冷え込みが強まり、護摩壇山の頂上付近では積雪が見られるなど、本格的な冬の到来を迎えました。本宮町の川湯温泉では、冬季恒例の仙人風呂が始まり、また、世界遺産熊野本宮大社では、神門の大しめ縄と大絵馬が掛け替えられるなど、まもなく新しい年を迎えようとしています。
さて、4期16年間にわたり、和歌山県の振興・発展のため、常に自ら先頭に立って県政運営を進めてこられました仁坂前知事が12月16日の任期満了をもって、退任されました。とりわけ、当地方に大きな災害をもたらした平成23年の紀伊半島大水害からの早期復興は、仁坂前知事の危機管理能力の高さとリーダーシップによるところも大きく、新型コロナウイルス
感染症対策では、無症状者や軽症者を含む全員入院を掲げた和歌山モデルを推し進め、また、本年10月の県道田辺龍神線上秋津バイパス開通にも多大な御尽力をいただくなど、これまでの様々な御功績に、この場をお借りしまして敬意を表しますとともに、改めて感謝を申し上げたいと存じます。
そしてまた、その後を引き継がれた岸本知事におかれましては、県政のかじ取り役として、今後、大いに活躍されますことを御期待申し上げております。
この一年を振り返りますと、私は本年を次のステップへつなげていく年として位置づけ、新しい時代に対応した未来へつながるまちづくりに取り組んでまいりました。具体的には、2月にはDX推進本部を、6月には田辺ONE未来デザイン推進本部を、また、10月にはSDGs推進本部を立ち上げ、それぞれの取組をスタートいたしました。また、小規模多機能自治については、昨年の市長選挙で市民の皆様にも説明してまいりましたが、時代に対応した田辺らしい新しい自治の在り方について、この一年も制度の構築に向けて様々な面から検討を重ねております。
これらに加えて、令和6年3月の完成に向けて取組を進めている新庁舎整備事業など、現在取り組んでいるこれらの事業は、どれも、未来へつながるまち田辺の実現のために、非常に重要な事業であります。
年初に思い描いていた施策を一歩一歩着実に進めてまいりましたが、来る令和5年も決意新たに各般の施策に取り組んでまいる所存です。
今後におきましても、長期化するコロナ禍など様々な課題に迅速かつ的確に取り組み、市民の皆様の生活が順調に回復するよう努めてまいりますとともに、魅力と活気あふれる地域の創造に努めてまいりますので、皆様の一層の御支援と御協力を心よりお願い申し上げます。
結びに、議員並びに市民の皆様方をはじめ、日頃から市民の皆様への情報提供に御尽力をいただいております報道関係各位、そして今年一年お力添えを賜りました多くの皆様方の御厚情に深く感謝を申し上げまして、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
(市長
真砂充敏君 降壇)
◎議長閉会の挨拶
○議長(副議長 尾花 功君) 私からも一言、御挨拶を申し上げます。
去る11月29日の本定例会の開会以来、議員各位におかれましては、終始熱心に御審議を賜り、おかげをもちまして本日全ての議案を議了し、閉会の運びとなりました。議員各位の議会運営への御支援、御協力に対しまして心より厚く御礼申し上げます。
また、市長をはじめ当局の皆様には、審議の間様々な対応をいただきましたことに深く敬意を表しますとともに、本会議及び委員会において議員各位から出されました意見や要望を真摯に受け止めていただき、市政の執行及び令和5年度予算編成に当たられますようよろしくお願い申し上げます。
さて、本年を振り返りますと、昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症が市民生活に大きな影響を与えたり、地域経済に影響をもたらしました。年末年始にかけて第8波への警戒が強まっています。また、ロシアのウクライナ侵攻を背景としたエネルギー価格の上昇や円安の進行による物価高、原材料や資材、半導体不足などにより企業や家計への影響が顕著となった一年でした。
その一方で、3年ぶりに行動制限のないお盆休みや北京冬季五輪やサッカーワールドカップカタール大会の開催、水際対策の大幅な緩和による訪日個人旅行解禁など、明るい知らせも多く聞かれるようになりました。
本市におきましても田辺祭や弁慶まつり、花火大会が3年ぶりに開催され、市内各地で活気を取り戻そうとする動きが大きくなってきています。
県内の大きな変化といえば16年ぶりに県知事選挙が行われ、新しい知事が誕生しました。新しい知事の動向も気になるところではあります。
新庁舎移転まであと約1年半となる中、田辺ONE未来デザインの策定、脱炭素化の取組、自治体DXの推進、自治体SDGsモデル事業など、課題は山積みしていますが、むしろこれを伸びしろと捉え、努力を積み重ねてこそ明るい展望の持てる田辺市となっていけるのではと考えています。
市議会といたしましては、市民福祉のさらなる向上と多種多様な地域資源を生かした魅力あふれるまちづくりに全力で取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解と御協力をお願いいたします。
本年もあと僅かを残すのみとなりましたが、皆様方にはくれぐれも御自愛をいただき、御多幸で明るい新年、ブラボーな1年でありますように御祈念申し上げるとともに、報道関係の皆様方にお礼を申し上げて閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
閉 会
○議長(副議長 尾花 功君) それでは、これをもって、令和4年11月29日招集の令和4年第7回
田辺市議会定例会を閉会いたします。
御苦労さまでした。
(午後 2時14分)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
令和4年12月20日
副議長 尾 花 功
議 員 安 達 克 典
議 員 佐 井 昭 子
議 員 松 上 京 子...