田辺市議会 2013-09-27
平成25年 9月定例会(第5号 9月27日)
○議長(塚 寿雄君) 日程第1 4定発議第1号
田辺市議会委員会条例の一部改正についてを上程いたします。
提出者の説明を求めます。
議会運営委員会委員長、12番、
小川浩樹君。
(12番
小川浩樹君 登壇)
○12番(
小川浩樹君) 4定発議第1号
田辺市議会委員会条例の一部改正について、
地方自治法第109条第6項の規定により提出をいたします。
平成25年9月27日、提出者は
議会運営委員会を代表して、私からの提案説明とさせていただきます。
提案理由は、議会の活動状況を広く市民に情報提供するため、
常任委員会として
広報委員会を設置するものであります。この
広報委員会については、6人で構成をし、議会の広報紙の編集及び発行に関する事項、議会の
ホームページに関する事項、その他議会の広報に関し、必要な事項を所管するものであり、本日9月27日から施行するものであります。
以上、御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(12番
小川浩樹君 登壇)
○議長(塚 寿雄君) 提出者の説明が終了いたしました。
これより、質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 質疑なしと認めます。
本件については、
会議規則第37条第2項本文の規定により、委員会の付託を省略いたします。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 討論なしと認めます。
それでは、お諮りいたします。
4定発議第1号は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定発議第1号は、原案のとおり可決いたしました。
◎日程第2
広報委員会委員の選任
続いて、日程第2
広報委員会委員の選任を行います。
広報委員会委員の選任については、
委員会条例第7条第1項の規定により議長が指名いたします。
氏名表をお手元に配付いたします。
(
氏名表配付)
○議長(塚 寿雄君) ただいま配付いたしました氏名表に記載のとおり、
広報委員会委員には、川﨑五一君、湯口好章君、
市橋宗行君、
松下泰子君、
佐井昭子君、
陸平輝昭君の以上6名を指名いたします。
ただいま選任いたしました
広報委員会の正副委員長の互選を休憩中に行い、その結果を議長まで報告願います。
休 憩
○議長(塚 寿雄君) それでは、この場合、正副
委員長互選のため、暫時休憩いたします。
(午後 1時05分)
――
―――――――――――――――――
再 開
○議長(塚 寿雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後 1時30分)
○議長(塚 寿雄君) 休憩前の会議において、選任を行いました
広報委員会の委員長及び副委員長の互選の結果を事務局から報告いたします。
議会事務局長、山本幾生君。
(
議会事務局長 山本幾生君 登壇)
○
議会事務局長(山本幾生君)
広報委員会の委員長及び副委員長の互選結果を報告申し上げます。
委員長には、
陸平輝昭君、副委員長には
佐井昭子君が互選されました。
以上であります。
(
議会事務局長 山本幾生君 降壇)
◎日程第3 4定選第1号
紀南環境広域施設組合議会議員の選挙
○議長(塚 寿雄君) 続いて、日程第3 4定選第1号
紀南環境広域施設組合議会議員の選挙を行います。
本件は、同組合規約第5条第1項の規定により、本
市議会議員の中から8人の議員を選挙するものであります。
この場合、お諮りいたします。
選挙の方法については、
地方自治法第118条第2項の規定により、
指名推選により行います。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は、
指名推選によることに決しました。
さらにお諮りいたします。
指名の方法については、議長において指名することにいたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決しました。
それでは、指名いたします。氏名表をお手元に配付いたします。
(
氏名表配付)
○議長(塚 寿雄君) ただいまお手元に配付いたしました氏名表に記載のとおり、久保浩二君、
安達克典君、
小川浩樹君、私、塚 寿雄、宮本正信君、
陸平輝昭君、山口 進君、吉田克己君の以上8人を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました8人を
紀南環境広域施設組合の
議会議員の当選人と定めることに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました8人につきましては、
紀南環境広域施設組合の
議会議員に当選されました。
ただいま当選されました8人の諸君に通告いたします。
あなたは選挙の結果、
紀南環境広域施設組合の
議会議員に当選されましたので、
会議規則第32条第2項の規定により、本席から告知いたします。
◎日程第4 4定報告第1号
専決処分事項について上程
○議長(塚 寿雄君) 続いて、日程第4 4定報告第1号
専決処分事項についてを上程いたします。
本件については、過日既に当局の説明が終了しておりますので、これより質疑を行います。
議案書1ページから10ページまでです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 討論なしと認めます。
それでは、お諮りいたします。
4定報告第1号は、原案のとおり承認することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定報告第1号は、原案のとおり承認することに決しました。
◎日程第 5 4定議案第 1号 田辺市税条例の一部改正についてから
日程第22 4定議案第18号
工事請負契約の締結についてまで一括上程
○議長(塚 寿雄君) 続いて、日程第5 4定議案第1号 田辺市税条例の一部改正についてから、日程第22 4定議案第18号
工事請負契約の締結についてまで、以上18件を一括上程いたします。
ただいま上程いたしました18件については、過日の本会議において、それぞれ所管の
常任委員会に付託していたものであります。
この場合、ただいま議題となっております18件について、各
常任委員会委員長の報告を求めます。
まず初めに、
総務企画委員会委員長の報告を求めます。
9番、
市橋宗行君。
(9番
市橋宗行君 登壇)
○9番(
市橋宗行君)
総務企画委員会から
委員長報告を申し上げます。
本委員会は、去る9月18日の本会議において付託を受けた議案8件のうち、平成24年度
各種会計歳入歳出決算3件を除く、議案5件について、9月19日及び27日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、
委員会審査報告書に記載のとおり、議案第1号 田辺市税条例の一部改正について、同議案第10号
工事委託契約の締結について、同議案第11号
物品購入契約の締結について、同議案第14号 平成25年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)の
所管部分について、及び同議案第17号
田辺西牟婁地区消防通信指令事務協議会の設置について、いずれも
全会一致により原案のとおり可決いたしました。
審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。
まず、議案第10号
工事委託契約の締結について、和歌山県
消防救急デジタル無線広域・
共同整備事業の
詳細説明を求めたのに対し、「大
規模災害発生時における
消防救急無線の広域的な運用を図るため、電波法による
デジタル化への期限である平成28年5月末をめどに、現在、全国一斉に
消防救急無線の
デジタル化が進められているところである。本県では、県が全ての市町村から委託を受け、一括して事業を発注し、本年度から平成27年度にかけての3カ年で整備を進めており、県下全体の
共同整備部分のうち、本年度の本市分として県と1億5,990万8,500円の
委託契約を締結するものである」との答弁がありました。
さらに委員から、基地局の整備されない中辺路、大塔地域において通信が網羅できるのかただしたのに対し、「今回の県下全体の
共同整備部分のほか、現在、次年度から事業開始となる市単独での
個別整備部分の設計を別途進めており、不感地帯が発生しないよう検討している」との答弁がありました。
次に、議案第14号 平成25年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)の
所管部分のうち、
防災対策費について、
津波避難支援マップ等作成委託料の
詳細説明を求めたのに対し、「今回、
避難支援マップ、
避難困難度マップ、
避難リスクマップ、浸水深マップの4種を作成し、
ホームページ上で公開する。
避難支援マップについては、津波到達時間内に避難できる最も安全な地域を示すことが可能である。また、
避難リスクマップと浸水深マップを冊子にまとめた
津波ハザードマップを作成し、全戸配布を行う」との答弁があり、これに対し、委員から、作成に当たっては、限定した
エリアごとの詳細なマップなど、津波災害のイメージが湧き、より関心を持たれるものとなるよう取り組まれたいとの要望がありました。
以上、
委員長報告といたします。
平成25年9月27日、
総務企画委員会委員長、
市橋宗行。
以上でございます。
(9番
市橋宗行君 降壇)
○議長(塚 寿雄君) 続いて、
産業建設委員会委員長の報告を求めます。
11番、
安達克典君。
(11番
安達克典君 登壇)
○11番(
安達克典君)
産業建設委員会の
委員長報告を朗読をもって行います。
本委員会は、去る9月18日の本会議において付託を受けた議案17件のうち、平成24年度
各種会計歳入歳出決算7件を除く議案10件について、9月18日及び27日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、
委員会審査報告書に記載のとおり、4定議案第3号
工事請負契約の締結について、同議案第4号
工事請負契約の締結について、同議案第5号
工事請負契約の締結について、同議案第7号
工事請負契約の締結について、同議案第8号
工事請負変更契約の締結について、同議案第9号
工事請負変更契約の締結について、同議案第12号
民事調停について、同議案第14号 平成25年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)の
所管部分、同議案第16号 平成25年度田辺市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)及び同議案第18号
工事請負契約の締結についての以上10件について、いずれも
全会一致により原案のとおり可決いたしました。
審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。
議案第14号 平成25年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)の
所管部分のうち、
農業振興費にかかわって、
青年就農給付金の申請状況及び対象者の選定方法について
詳細説明を求めたのに対し、「本年度の申請者数は50名であり、現在、申請者から提出された
経営開始計画等を精査中である。また、給付条件として農業者、JA紀南、
農業委員会などで構成される『人・
農地プラン』
策定検討会での審査を経て、集落・地域が抱える人と農地の問題を解決するための同プランへの位置づけが必要である」との答弁がありました。これに対し、委員から、申請手続など事業の実施に当たっては、申請者に対し、きめ細やかな対応を心がけるよう要望いたしました。
次に、
林業振興費にかかわって、紀州材の販路拡大についてただしたのに対し、「
中辺路木材加工場を中心に、今年度も
首都圏方面でさまざまなイベントに参加し、本市の製品をPRするというつながりもできてきている。特に東京方面へは力を入れており、取引についても徐々に増加傾向にある」との答弁がありました。これに対し、委員から、営業活動をより一層強化することや、
地元木材業界側に対して、より積極的な施策が展開できるよう当局として側面支援することを要望いたしました。
次に、
災害復旧費にかかわって、台風12号で被災した
公共土木施設の復旧状況について説明を求めたのに対し、「
復旧工事については、未発注の工事も含め、平成26年度末までに完了する見込みである」との答弁がありました。
以上、
委員長報告といたします。
平成25年9月27日、
産業建設委員会委員長、
安達克典。
(11番
安達克典君 降壇)
○議長(塚 寿雄君) 続いて、
文教厚生委員会委員長の報告を求めます。
14番、
松下泰子君。
(14番
松下泰子君 登壇)
○14番(
松下泰子君)
文教厚生委員会の
委員長報告を行います。
本委員会は、去る9月18日の本会議において付託を受けた議案15件のうち、平成24年度
各種会計歳入歳出決算10件を除く議案5件について、9月19日及び27日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、
委員会審査報告書に記載のとおり、4定議案第2号 田辺市
国民健康保険税条例の一部改正について、同議案第6号
工事請負契約の締結について、同議案第13号
民事調停について、同議案第14号 平成25年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)の
所管部分及び同議案第15号 平成25年度田辺市
介護保険特別会計補正予算(第2号)の以上5件について、いずれも
全会一致により、原案のとおり可決いたしました。
審査の過程における委員からの質疑の主なものは、次のとおりであります。
議案第13号
民事調停について、
学校給食費の
民事調停に至る経過についてただしたのに対し、「給食費の未納に対する取り組みとして、初期の未納については学校を通じ、未納通知を送付し、学校が納付依頼を行うなど、未納額が高額にならないよう取り組んでいる。また、過年度分及び
高額未納者については、
督促状送付のほか、学校と
城山台学校給食センターが連携して、家庭等への訪問、学校面談などの機会を捉えて給食費の滞納解消に取り組んでいるが、再三の督促や訪問によっても、納入されない保護者に対しては、
民事調停を行うこととしている」との答弁がありました。
以上、
委員長報告といたします。
平成25月9月27日、
文教厚生委員会委員長、
松下泰子。
(14番
松下泰子君 降壇)
○議長(塚 寿雄君) 以上で、各
常任委員会委員長の報告が終了いたしました。
これより質疑に入ります。
ただいまの
委員長報告に対し、一括して質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 討論なしと認めます。
これより、ただいま議題となっております18件について、順次採決に入ります。
◎日程第5 4定議案第1号 田辺市税条例の一部改正について
○議長(塚 寿雄君) それでは、4定議案第1号 田辺市税条例の一部改正についてお諮りいたします。
議案第1号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第1号は可決いたしました。
◎日程第6 4定議案第2号 田辺市
国民健康保険税条例の一部改正について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、4定議案第2号 田辺市
国民健康保険税条例の一部改正についてお諮りいたします。
議案第2号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第2号は可決いたしました。
◎日程第7 4定議案第3号
工事請負契約の締結について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、4定議案第3号
工事請負契約の締結についてお諮りいたします。
議案第3号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第3号は可決いたしました。
◎日程第8 4定議案第4号
工事請負契約の締結について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、4定議案第4号
工事請負契約の締結についてお諮りいたします。
議案第4号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第4号は可決いたしました。
◎日程第9 4定議案第5号
工事請負契約の締結について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、4定議案第5号
工事請負契約の締結についてお諮りいたします。
議案第5号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第5号は可決いたしました。
◎日程第10 4定議案第6号
工事請負契約の締結について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、4定議案第6号
工事請負契約の締結についてお諮りいたします。
議案第6号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第6号は可決いたしました。
◎日程第11 4定議案第7号
工事請負契約の締結について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、4定議案第7号
工事請負契約の締結についてお諮りいたします。
議案第7号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第7号は可決いたしました。
◎日程第12 4定議案第8号
工事請負変更契約の締結について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、4定議案第8号
工事請負変更契約の締結についてお諮りいたします。
議案第8号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第8号は可決いたしました。
◎日程第13 4定議案第9号
工事請負変更契約の締結について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、4定議案第9号
工事請負変更契約の締結についてお諮りいたします。
議案第9号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第9号は可決いたしました。
◎日程第14 4定議案第10号
工事委託契約の締結について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、4定議案第10号
工事委託契約の締結についてお諮りいたします。
議案第10号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第10号は可決いたしました。
◎日程第15 4定議案第11号
物品購入契約の締結について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、4定議案第11号
物品購入契約の締結についてお諮りいたします。
議案第11号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第11号は可決いたしました。
◎日程第16 4定議案第12号
民事調停について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、4定議案第12号
民事調停についてお諮りいたします。
議案第12号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第12号は可決いたしました。
◎日程第17 4定議案第13号
民事調停について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、4定議案第13号
民事調停についてお諮りいたします。
議案第13号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第13号は可決いたしました。
◎日程第18 4定議案第14号 平成25年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)
○議長(塚 寿雄君) 続いて、4定議案第14号 平成25年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)についてお諮りいたします。
議案第14号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第14号は可決いたしました。
◎日程第19 4定議案第15号 平成25年度田辺市
介護保険特別会計補正予算(第2号)
○議長(塚 寿雄君) 続いて、4定議案第15号 平成25年度田辺市
介護保険特別会計補正予算(第2号)についてお諮りいたします。
議案第15号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第15号は可決いたしました。
◎日程第20 4定議案第16号 平成25年度田辺市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(塚 寿雄君) 続いて、4定議案第16号 平成25年度田辺市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)についてお諮りいたします。
議案第16号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第16号は可決いたしました。
◎日程第21 4定議案第17号
田辺西牟婁地区消防通信指令事務協議会の設置について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、4定議案第17号
田辺西牟婁地区消防通信指令事務協議会の設置についてお諮りいたします。
議案第17号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第17号は可決いたしました。
◎日程第22 4定議案第18号
工事請負契約の締結について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、4定議案第18号
工事請負契約の締結についてお諮りいたします。
議案第18号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第18号は可決いたしました。
◎日程第23 4定報告第2号
専決処分事項の報告についてから
日程第25 4定報告第4号 平成24年度
有限会社龍神温泉元湯の
決算報告について
まで一括上程
○議長(塚 寿雄君) 続いて、日程第23 4定報告第2号
専決処分事項の報告についてから、日程第25 4定報告第4号 平成24年度
有限会社龍神温泉元湯の
決算報告についてまで、以上3件を一括上程いたします。
ただいま上程いたしました報告案件3件については、過日既に当局の説明が終了しておりますので、これより質疑を行います。
◎日程第23 4定報告第2号
専決処分事項の報告について
○議長(塚 寿雄君) それではまず、4定報告第2号
専決処分事項の報告について質疑に入ります。
議案書11ページ及び12ページです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 質疑なしと認めます。
それでは、4定報告第2号は、以上で終わります。
◎日程第24 4定報告第3号 平成24年度
財団法人龍神村開発公社の
決算報告について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、4定報告第3号 平成24年度
財団法人龍神村開発公社の
決算報告について質疑に入ります。
議案書67ページから71ページです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 質疑なしと認めます。
それでは、4定報告第3号は、以上で終わります。
◎日程第25 4定報告第4号 平成24年度
有限会社龍神温泉元湯の
決算報告について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、4定報告第4号 平成24年度
有限会社龍神温泉元湯の
決算報告について質疑に入ります。
議案書72ページから76ページまでです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 質疑なしと認めます。
それでは、4定報告第4号は、以上で終わります。
◎日程第26 4定発議第2号
森林吸収源対策及び
地球温暖化対策に関する地方の財源
確保を求める意見書の提出について上程
○議長(塚 寿雄君) 続いて、日程第26 4定発議第2号
森林吸収源対策及び
地球温暖化対策に関する地方の財源確保を求める意見書の提出についてを上程いたします。
提出者の説明を求めます。
産業建設委員会委員長、11番、
安達克典君。
(11番
安達克典君 登壇)
○11番(
安達克典君) 4定発議第2号
森林吸収源対策及び
地球温暖化対策に関する地方の財源確保を求める意見書の提出。
標記について、
田辺市議会会議規則第14条第2項の規定により、次のとおり提出する。
平成25年9月27日。提出者は、
田辺市議会産業建設委員会委員長、
安達克典とさせていただきます。
森林吸収源対策及び
地球温暖化対策に関する地方の財源確保を求める意見書。
地球温暖化防止のための温室効果ガスの削減は、我が国のみならず、地球規模の重要かつ喫緊の課題となっており、森林の持つ地球温暖化の防止や国土の保全、水資源の涵養、自然環境の保持など森林の公益的機能に対する国民の関心と期待は大きくなっている。また、我が国は平成25年度以降においても、京都議定書目標達成計画に掲げられたもの(第1約束期間における温室効果ガス排出削減義務6%のうち、3.8%を森林吸収量で確保)と同等以上の取り組みを推進することとしている。
このような経緯も踏まえ、
地球温暖化対策のための石油石炭税の税率の特例措置が平成24年10月に導入されたが、使途はCO2排出抑制対策に限られており、
森林吸収源対策及び
地球温暖化対策に関する地方の財源確保については、早急に総合的な検討を行うとの方針にとどまっている。
もとより、地球温暖化防止をより確実なものとするためには、森林の整備・保全等の
森林吸収源対策や豊富な自然環境が生み出す再生可能エネルギーの活用などの取り組みを山村地域の市町村が主体的・総合的に実施することが不可欠である。しかしながら、これらの市町村では、木材価格の暴落、低迷や林業従事者の高齢化、後継者不足など、厳しい情勢にあり、その結果、山そのものが荒廃し、自然災害等の脅威に国民の生命財産が脅かされるといった事態が生じている。
したがって、これを再生するとともに、
森林吸収源対策などの
地球温暖化対策に取り組むための恒久的、安定的な財源の確保が急務であり、下記事項の実現を強く求めるものである。
記。自然災害などの脅威から、国民の生命財産を守るための森林・林業・山村対策の抜本的な強化を図ることに加え、二酸化炭素吸収源として最も重要な機能を有する森林の整備・保全等を推進する市町村の役割を踏まえ、石油石炭税の税率の特例による税収の一定割合を森林面積に応じて譲与する仕組みの構築を強く求める。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成25年9月27日、
田辺市議会。
提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、衆議院議長、参議院議長であります。
(11番
安達克典君 降壇)
○議長(塚 寿雄君) 提出者の説明が終了いたしました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 質疑なしと認めます。
ただいま議題となっております発議第2号については、
会議規則第37条第2項本文の規定により、委員会の付託を省略いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 討論なしと認めます。
それでは、お諮りいたします。
4定発議第2号は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定発議第2号は原案のとおり可決いたしました。
◎日程第27 4定発議第3号
地方税財源の充実確保を求める意見書の提出について上程
○議長(塚 寿雄君) 続いて、日程第27 4定発議第3号
地方税財源の充実確保を求める意見書の提出についてを上程いたします。
提出者の説明を求めます。
総務企画委員会委員長、9番、
市橋宗行君。
(9番
市橋宗行君 登壇)
○9番(
市橋宗行君) 4定発議第3号
地方税財源の充実確保を求める意見書について、
田辺市議会会議規則第14条第2項の規定により次のとおり提出いたします。
平成25年9月27日。提出者は、
田辺市議会総務企画委員会委員長、
市橋宗行とさせていただきます。
地方税財源の充実確保を求める意見書。日本銀行が公表した9月の金融経済月報によると、我が国経済の先行きは、国内需要の底堅さと海外経済の持ち直しを背景に、緩やかに回復していくと言われている。
しかしながら、地方財政は社会保障関係費などの財政需要の増加や地方税収の低迷等により厳しい状況が続いている。
こうした中、基礎自治体である市が、住民サービスやまちづくりを安定的に行うためには、地方交付税の増額による一般財源総額の確保が必要不可欠であるとともに、国・地方間の税財源配分を見直し、税収の安定的な地方税体系を構築する必要がある。よって、国におかれては、下記事項を実現されるよう強く要望する。
記。1.地方交付税の増額による一般財源総額の確保について。地方単独事業を含めた社会保障関係費の自然増など増崇する財政需要を地方財政計画に的確に反映することにより、一般財源総額を確保すること。
2.地方税源の充実確保について。住民生活に密着した基礎的な行政サービスを担う地方自治体においては、安定的な財政基盤の確立が不可欠であり、税収の安定的な地方税体系の構築が求められている中、地方が担う事務と責任に見合う税財源配分を基本とし、当面、国と地方の税源配分を5対5とすること。
また、平成26年度の税制改正に当たっては、住民生活に密着した基礎自治体の意見を十分踏まえ、真の分権型社会の実現を図るための必要な措置を講じること。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成25年9月27日、
田辺市議会。
提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、内閣官房長官、内閣府特命担当大臣(経済財政政策)、衆議院議長、参議院議長。
以上でございます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。
(9番
市橋宗行君 降壇)
○議長(塚 寿雄君) 提出者の説明が終了いたしました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 質疑なしと認めます。
ただいま議題となっております発議第3号については、
会議規則第37条第2項本文の規定により、委員会の付託を省略いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 討論なしと認めます。
それでは、お諮りいたします。
4定発議第3号は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定発議3号は原案のとおり可決いたしました。
◎日程第28 4定発議第4号 少人数学級
編成の
早期制度化を求める意見書の提出について上程
○議長(塚 寿雄君) 続いて、日程第28 4定発議第4号 少人数学級
編成の
早期制度化を求める意見書の提出についてを上程いたします。
提出者の説明を求めます。
9番、
市橋宗行君。
(9番
市橋宗行君 登壇)
○9番(
市橋宗行君) 4定発議第4号 少人数学級
編成の
早期制度化を求める意見書の提出について、標記について、
田辺市議会会議規則第14号第1項の規定により次のとおり提出する。
平成25年9月27日。提出者は、私、
市橋宗行。賛成者は、久保浩二議員、
安達克典議員、
小川浩樹議員、宮本正信議員、
陸平輝昭議員、以上となっております。
少人数学級
編成の
早期制度化を求める意見書。
今日、学校現場においては、不登校やいじめなどの課題が深刻化するとともに、障害がある子供や虐待を受けた児童・生徒、国語指導など特別な支援を必要とする子供等、一人一人の子供に対するきめ細やかな対応が求められている。
小学校における学級
編成基準については、平成23年度の法改正により、小学校1年生の35人以下学級の実現が図られたものの、他の学年については小学校2年生のみに加配措置が行われるにとどまっている。
和歌山県においては、小学校3年生から6年生についても、一学年2クラス
編成までは38人以下学級、3クラス
編成からは35人以下学級を実現しているが、標準法定数を超えて教員を配置せざるを得ない状況にある。また、平成25年度に小学校3年生になった子供たちは、一部で学級
編成が38人以下に見直され、これまでの少人数学級の推進に逆行することから、早急に制度としての全学年の少人数学級
編成の実現が望まれている。
将来を担い、社会の基盤づくりにつながる子供たちへの教育は極めて重要であり、切れ目のない支援が必要であるが、日本の国内総生産に占める教育機関への公的支出の割合は、比較可能なOECD加盟国の中で最下位となっている。よって、国会及び政府におかれては、地方教育行政の実情を十分に認識され、教育水準の維持向上を図るため、下記の措置を講じられるよう強く要望する。
記。1.小学校2年生以上の学級
編成について、少人数学級
編成の
早期制度化を実現すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成25年9月27日。
田辺市議会。
提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣、衆議院議長、参議院議長。
以上、御審議の上、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
(9番
市橋宗行君 降壇)
○議長(塚 寿雄君) 提出者の説明が終了いたしました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略することにいたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定発議第4号については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 討論なしと認めます。
それでは、お諮りいたします。
4定発議第4号は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定発議第4号は原案のとおり可決いたしました。
◎日程第29 4定発議第5号
国土強靭化基本法の早期制定を求める意見書の提出について上程
○議長(塚 寿雄君) 続いて、日程第29 4定発議第5号
国土強靭化基本法の早期制定を求める意見書の提出についてを上程いたします。
提出者の説明を求めます。
11番、
安達克典君。
(11番
安達克典君 登壇)
○11番(
安達克典君) 4定発議第5号
国土強靭化基本法の早期制定を求める意見書の提出について。
標記について、
田辺市議会会議規則第14条第1項の規定により次のとおり提出する。
平成25年9月27日。提出者は、私、
安達克典。賛成者は、
市橋宗行議員、
小川浩樹議員、宮本正信議員、
陸平輝昭議員、いずれも
会派の代表者であります。
国土強靭化基本法の早期制定を求める意見書。
東日本大震災は、全国各地に未曾有の被害をもたらす一方で、本県を含む紀伊半島においても、台風12号による豪雨災害により甚大な被害をこうむった。
また、近い将来、東海・東南海・南海地震の発生が予想されている中、大規模災害から国民の生活、生命及び財産を保護するためのインフラ整備の重要性が
再認識されている現状にあって、災害に強い国土づくりは喫緊の最重要課題である。
国土強靭化基本法は、防災、減災のための社会資本整備のみならず、経済、教育、社会科学、文化、福祉、医療など広範囲にわたり現制度を見直し、強さと同時に試練や変化に柔軟に対応できるしなやかな国土の創生を目指すものである。
よって、政府におかれては、大災害から国民の生命と財産を守り、我が国経済社会の発展及び国民生活の安定向上を図るとともに、今後長期間にわたって、持続可能な国家機能及び日本社会の構築を図るため、
国土強靭化基本法を早期に制定されるよう強く要望する。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
以上であります。よろしくお願いいたします。
(11番
安達克典君 降壇)
○議長(塚 寿雄君) 提出者の説明が終了いたしました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略することにいたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定発議第5号については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「あり」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。
3番、久保浩二君。
(3番 久保浩二君 登壇)
○3番(久保浩二君)
国土強靭化基本法の早期制定を求める意見書に対する反対討論を行います。
災害に強い国づくりなど、防災対策は当然必要ですが、それならば荒れた山林を再生することや農業の振興、住宅の耐震化、河川の改修や笹子トンネル事故の教訓を受けての既存道路の維持管理の充実など、やるべきことはたくさんあります。意見書案は、防災に名を借りた破綻済みの大型公共事業の復活につながるもので反対です。
国土強靭化基本法では、社会インフラ老朽化の危険から国民の命、安全を守ることは目的に入っていません。他の国土計画関係法と同様に、環境保全や自然再生の視点や住民参加の仕組みもありません。結局、防災、老朽化対策の重視とは名ばかりで、大規模災害を口実に新規の大型開発事業を見直すどころか、継続、拡大させる根拠にされるものにならざるを得ません。
新規の建設事業費は、13年度以降、ダムの建設で3兆2,454億円、整備新幹線は3兆7,600億円、国際コンテナ戦略港湾に4,200億円、高速道路は約33兆円、合わせて約40兆円を超え、リニア新幹線建設費などを含めると、約50兆円もの規模になります。
これらの項目を要望しているのは、日本経団連を初めとした財界であります。人口減少や危機的な財政状況、大規模災害、社会資本老朽化が進行する時代に、こうした大型開発事業のために、公共事業予算を増額すべきではありません。新規新設の大型開発事業を中止、抑制し、防災、老朽化対策など、維持管理・更新事業への予算の使い道を切りかえれば、大幅に予算をふやす必要はありません。
私たち日本共産党は、公共事業が悪という立場ではありません。公共事業政策で大事なのは、国民の命、安全、暮らしに必要な事業は何か。何を優先すべきかを見定めることです。新規の高速道路や新幹線建設は優先度は高くありません。今、最優先しなければいけないのは、現在ある施設の耐震化対策や老朽化対策など、既存社会資本の維持管理・更新です。
維持管理・更新費は今後50年間を見ても、数百兆円は必要になってきます。耐用年数が迫ったコンクリート構造物などが急増し、施設の維持更新費がかさむからです。とても新規事業をやる余裕などありません。経済対策や防災を口実に破綻した大型公共事業のばらまきを復活させ、10年間で200兆円もの税金をつぎ込むことを進める
国土強靭化基本法の成立には反対します。
このような理由から、
国土強靭化基本法の早期制定を求める意見書には反対をするものです。
以上です。
(3番 久保浩二君 降壇)
○議長(塚 寿雄君) 続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。
賛成討論の発言はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 他に討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) それでは、これをもって討論を終結いたします。
それでは、お諮りいたします。
4定発議第5号は、起立により採決いたします。
発議第5号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(塚 寿雄君) 起立多数であります。
よって、4定発議第5号は、原案のとおり可決いたしました。
◎日程第30 4定発議第6号
消費税増税の実施中止を求める意見書の提出について上程
○議長(塚 寿雄君) 続いて、日程第30 4定発議第6号
消費税増税の実施中止を求める意見書の提出についてを上程いたします。
提出者の説明を求めます。
3番、久保浩二君。
(3番 久保浩二君 登壇)
○3番(久保浩二君) 4定発議第6号
消費税増税の実施中止を求める意見書の提出について。
標記について、
田辺市議会会議規則第14条第1項の規定により次のとおり提出する。
平成25年9月27日。提出者は、私、久保浩二。賛成者は、川﨑五一議員、真砂みよ子議員であります。
消費税増税の実施中止を求める意見書。
消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法により、消費税率は2014年4月に8%、2015年10月には10%へ引き上げられようとしている。安倍首相は、日本を元気にするとして、①大胆な金融政策、②機動的な財政政策、③民間投資を喚起する成長戦略の3本の矢を打ち出した。
これによる急激な円安と外資の流入で、輸出大企業を中心に株価と収益が急速に回復している。しかし、労働者の賃金や下請単価は上がらず、国内設備投資は連続してマイナスが続いている。世論調査でも7割、8割の国民が景気回復の実感が持てないと答えており、急激な円安で光熱費、食料品、ガソリンなど物価だけが上昇し、国民は生活防衛で消費をますます減らさざるを得ない。
政府の試算では、消費税が10%になると年収500万円のサラリーマン世帯で年間11.5万円の負担増となり、社会保障の負担増なども合わせると年間31万円の負担増と見込まれている。
また、
消費税増税は、企業経営にも大打撃となる。7割の企業が業績への悪影響があるとし、増税分を価格に転嫁できない事業者は、売上高1,000万円から1,500万円の小規模事業者で71%、1億円から2億円の事業者でも50%に達するとされている。
1997年に、消費税を5%に引き上げたとき、働く人の年収はふえていたが、その後、日本経済は深刻な不況に陥り、経済成長の停滞をもたらした。今回は働く人の年収はこの4年間だけでも21万円も減っており、そこに消費税で13.5兆円、社会保障の負担増も含めて20兆円もの負担増を行えば、国民生活や中小企業の経営は一層深刻になる。また、消費はさらに落ち込み、地域経済は大打撃を受け、税収がふえるどころか国や自治体の財政をさらなる危機に追い込むことは明白である。
よって、国及び政府においては、このような時期に消費税の増税を行うべきではなく、実施中止を強く求めるものである。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成25年9月27日、
田辺市議会。
提出先、内閣総理大臣、財務大臣、衆議院議長、参議院議長。
今、10月1日から安倍総理が
消費税増税を決断するとニュースでも言われています。しかし、本来言われていた消費税を上げる理由、最近はほとんど言われていません。財務省の
ホームページでは、なぜ所得税、法人税ではなく消費税を上げるのでしょうかという問いに対して、答えが出ています。
今後、少子高齢化により現役世代が急なスピードで減っていく一方で、高齢者はふえていきます。社会保険料など、現役世代の負担が既に年々高まりつつある中で、社会保障財源のために、所得税や法人税の引き上げを行えば、一層現役世代に負担が集中することとなり、特定の者に負担が集中せず高齢者を含めて国民全体で広く負担をする消費税が高齢化社会における社会保障の財源にふさわしいと考えられますとなっていまして、本来、言われている
消費税増税分は全て社会保障に使うとなっていたはずであります。
しかし、今、安倍さんが言われているのは、景気が低迷しないように2%は、約5兆円は経済対策に使うとか、また大企業への減税がすぐさま言われています。そして、復興増税のところでも、庶民には所得税で25年間、住民税で10年間、上乗せされます。しかし、大企業は14年度に払う復興税の法人税を打ち切るということも言われています。庶民には大増税を押しつけ、大企業には減税をするという今回の
消費税増税、来年4月からの増税は中止すべきであります。
以上です。
(3番 久保浩二君 降壇)
○議長(塚 寿雄君) 提出者の説明が終了いたしました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略することにいたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定発議第6号については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「あり」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。
18番、宮本正信君。
(18番 宮本正信君 登壇)
○18番(宮本正信君) ただいまの意見書に対して反対の立場で意見を申し上げます。
国民の一人としては、これは消費税を上げてほしくない。これは本音であります。しかし、従来、この
消費税増税の目的は何かであります。少子高齢化の影響で特にふえ続ける社会保障費をどう確保していくのか。高齢者の方の医療、生活保護、そして、将来の日本を担う子供たちの充実した子育て支援をどのように確保していくか、進めていくか。いわゆる先ほども少し述べておられましたけれども、社会保障と税の一体改革であります。
そして、一方では、このふえ続ける国と地方の借金が1千兆円を超えると言われる中で、財源をどう確保するかという重大な課題があります。そのための財源としては、広く薄く、そして国民の皆さんに負担をしていただくということで、
消費税増税はいたし方ないと思います。
しかし、そのことに当たっては、低所得者層への負担を少なくするための軽減税率の検討や、またこのことによって決して景気を減退させることのない対策ということは国としては、これはぜひやってもらわなければなりません。
よって、種々の状況を勘案し、社会保障を守るために
消費税増税はいたし方ないとの思いでこの時期に至って、
消費税増税の実施中止を求める意見書には反対の意見を申し上げます。
以上です。
(18番 宮本正信君 降壇)
○議長(塚 寿雄君) 続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。
賛成討論の発言はありませんか。
(「あり」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 2番、真砂みよ子君。
(2番 真砂みよ子君 登壇)
○2番(真砂みよ子君)
消費税増税の実施中止を求める意見書に対して賛成の立場で討論をいたします。
今、反対討論の中で、消費税を広く薄くいただくのだという賛成討論がありましたけれども、本来の公平な税制というのは応能負担の累進課税が一番公平な税制であります。消費税というのは所得の少ない方に重くのしかかる一番最悪の税制だと言われています。1989年に社会保障のためだといって、消費税が導入されました。反対討論の中にもございましたが、2011年までのこの22年間に私たち国民が納めた消費税は238兆円です。一方、これと同時に法人税が引き下げられて、その引き下げられた法人税が223兆円、ですから、この消費税が始まって、この間、私たちが納めた消費税は法人税の引き下げに回されたというのが実態です。
安倍政権は国民にさらなる増税を押しつける一方で、追加経済対策と称して、大企業にはさらなる減税をすると言っています。
消費税増税が景気と暮らしを破壊するだけでなく、社会保障のためにならないということは、明らかになっています。また、消費税を増税しても、財政はよくなってきません。先ほどの討論の中に、目的の一つ、財源確保、未来に対しての財源だと討論がありましたけれども、消費税を増税しても財政はよくなりません。増税すれば財政がよくなるという前提自体が間違っています。増税で景気が悪化すれば、他の税収が消費税分以上に落ち込んでしまうからです。
実際、1997年に消費税を3%から5%へ2%上げて約5兆円増税したときにも、消費税以外の税収は増税後3年目には11.4兆円も減っています。大不況で税収が落ち込んだことに加え、景気対策として法人税や所得税を減税したためです。歳出でも、景気対策の名で、大型開発のばらまきが行われました。これらの歳入減と歳出増によって、国と地方の長期債務残高は増税後3年間で449兆円から600兆円と拡大し、財政危機悪化を加速する結果となりました。
このような過去の過ちを繰り返してはなりません。田辺市民も増税は望んではいません。今回の意見書は田辺民主商工会からの陳情であります。また、多くの国民も望んではいません。
有識者会合に政府が選んだ60人の有識者は増税賛成が多数になるように構成を決めた政府のお手盛り会議で、来年4月からの
消費税増税反対は国民の世論です。それは新聞社の世論調査でも明らかになっています。
私たち地方議会は、意見書を提出することができます。
地方自治法第99条には、普通地方公共団体の議会は当該普通地方公共団体の公益に関する事件につき、意見書を国会または関係行政庁に提出することができると規定されています。また、地方自治体はその地域の特徴に応じた行政を行うために存在し、市民の暮らしや経営を守ることが使命です。政府が決めたことだからとか、今さらとかではなく、市民の暮らしや経営を守るために、私は意見書を提出すべきだと思い、賛成討論とさせていただきます。
以上です。
(2番 真砂みよ子君 降壇)
○議長(塚 寿雄君) 他に討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) それでは、これをもって討論を終結いたします。
それでは、お諮りいたします。
4定発議第6号は、起立により採決いたします。
発議第6号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立少数)
○議長(塚 寿雄君) 起立少数であります。
よって、4定発議第6号は、否決いたしました。
◎日程第31 4定発議第7号 公的年金2.5%の引き下げに反対する意見書の提出について上程
○議長(塚 寿雄君) 続いて、日程第31 4定発議第7号 公的年金2.5%の引き下げに反対する意見書の提出についてを上程いたします。
提出者の説明を求めます。
2番、真砂みよ子君。
(2番 真砂みよ子君 登壇)
○2番(真砂みよ子君) 公的年金2.5%の引き下げに反対する意見書の提出について。
標記について、
田辺市議会会議規則第14条第1項の規定により次のとおり提出する。
平成25年9月27日。提出者は、私、真砂みよ子。賛成者は、川﨑五一議員、久保浩二議員です。
公的年金2.5%の引き下げに反対する意見書。
厚生労働省は、特例水準を解消するとして、3年間で2.5%の年金引き下げを行おうとしている。
当時、政府は高齢者の生活実態と経済への悪影響を考慮して、年金額を据え置いたものであり、適切な処置であったと考える。しかるに、今回、高齢者を取り巻く状況は当時と比較してもますます厳しさを増しているにもかかわらず、特例水準解消、2.5%削減を強行することは、高齢者の生活を守る立場からも地域経済を活性化する立場からも認めることはできない。
以上の趣旨にかんがみ、次の事項の実現を強く求める。
1.公的年金の2.5%削減は行わないこと。
以上、
地方自治法第99条に基づき意見書を提出する。
平成25年9月27日、
田辺市議会。
提出先は以上のとおりです。御審議の上、御賛同いただきますようお願いいたします。
以上です。
(2番 真砂みよ子君 降壇)
○議長(塚 寿雄君) 提出者の説明が終了いたしました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略することにいたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
よって、4定発議7号については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「あり」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。
20番、
陸平輝昭君。
(20番
陸平輝昭君 登壇)
○20番(
陸平輝昭君) 公的年金2.5%の引き下げに反対する意見書について意見を申し上げたいと思います。
平成12年度から14年度で物価スライド特例措置がなされ、その後で物価指数スライド水準に戻すべきが、経済状況等を踏まえて、現在に至っております。しかし、平成23年度でその差が2.5%になり、年金財源に大きな影響が出てきています。ちなみに、現状で1年間で約1兆円の負担増となっており、この財政負担を段階的に物価指数にスライドさせ、安定した年金財源の確保が必要と考えます。年金が下がって皆さんの生活に影響が出ることは大変心配をしますが、将来の年金財源の安定も考えなければなりません。
よって、今回の2.5%の引き下げに反対する意見書に対しては、反対として意見を申し上げます。
(20番
陸平輝昭君 降壇)
○議長(塚 寿雄君) 続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。
賛成討論の発言はありませんか。
(「あり」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 1番、川﨑五一君。
(1番 川﨑五一君 登壇)
○1番(川﨑五一君) 意見書への賛成の討論を行わせていただきます。
年金の受給額の引き下げに反対する理由というのを述べさせていただきたいと思います。現在、年金を受給しながら生活保護に頼らざるを得ないという現状が多くなっています。そしてまた、生活保護受給者の多くが65歳以上の高齢者となっています。全国では215万人のうち71万人、約33%が、そして田辺市におきましては市内972人受給されている方のうち475人、ほぼ半数が65歳以上の高齢者となっています。
安倍首相は景気回復していると強弁しますが、市民の生活実感は全くといっていいほどありません。それどころか円安による物価高騰などもあり、経済生活は悪化しています。さらにこの上、
消費税増税が行われれば、1万円などの個人給付では補い切れない負担増となることは明らかです。
また、年金受給額が減少すると地域の購買力は確実に低下します。先ほどの意見書で
地方税財源の充実確保を求める意見書の中にもありましたが、地方は地方税収の低迷等に非常に苦しんでおります。この財源充実を求めても、市民の消費能力、購買能力が後退すれば、これに逆行することは明らかです。大企業が存在しない地方において、市民の購買力の向上、景気回復こそ財源の充実に寄与するものです。
また、こうした年金制度に対する不信感も今後増強されるものとなるのではないかと危惧されます。
私たち議員が加入してきた議員年金も廃止され、また自己責任論と将来不安で消費はますます冷え込むことになるでしょう。こうしたことは、現在の若者の年金に対する不信感を増強させざるを得ません。払えない若者がふえていると同時に、払わない層もふえています。これに対し、罰則や徴収の強化で集めなければならない。こうした時点で、この年金は制度として破綻していると言わざるを得ません。
また、これは10月1日から1%の引き下げが行われるとなっています。こうしたことはもう決まっているから反対しても無駄なのかということですが、国の制度に対して、地域の住民の意向を伝える、住民の意向を反映させるのが地方議会や地方議員の責務であります。
私たちはここで国の財政を議論するという立場にはありません。年金財源の安定を理由に、この意見書に反対されましたが、私たちが一番大切にしなければならないのは、目の前にいる多くの市民ではないでしょうか。
今回は、全日本年金者組合和歌山本部からも陳情をいただき、また私も多くの市民からこの年金引き下げに対する不安の声、反対の声をお聞きしました。そうした声をお聞きして、高齢化率が28%になっている田辺市の議員として、年金の引き下げに反対する多くの市民の声を代弁し、この意見書に賛成する討論とさせていただきます。
(1番 川﨑五一君 降壇)
○議長(塚 寿雄君) 他に討論はありませんか。
(「あり」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 反対討論はございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) それでは、賛成討論を許可いたします。
3番、久保浩二君。
(3番 久保浩二君 登壇)
○3番(久保浩二君) 先ほど反対討論の中で、今のまま年金を維持していけば、1兆円の負担増になると言われました。しかし、
消費税増税は社会保障のためであるはずです。年金は社会保障でありますので、1兆円の負担増になるということは、今回、国が決めようとしている
消費税増税分で十分賄えるはずであります。
消費税増税で負担を求めておきながら、年金を減らすということは、
消費税増税に大きく矛盾するものであります。
よって、この2.5%引き下げに反対する意見書の提出に賛成として討論いたします。
以上です。
(3番 久保浩二君 降壇)
○議長(塚 寿雄君) 他に討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) それでは、これをもって討論を終結いたします。
それでは、お諮りいたします。
4定発議第7号は、起立により採決いたします。
発議第7号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立少数)
○議長(塚 寿雄君) 起立少数であります。
よって、4定発議第7号は、否決いたしました。
◎日程第32 委員会の継続審査について
○議長(塚 寿雄君) 続いて、日程第32 委員会の継続審査についてを議題といたします。
この場合、閉会中の委員会の継続審査について報告いたします。
各
常任委員会、
議会運営委員会、特別委員会の委員長から、目下委員会において審査または調査中でありますお手元に配付の申し出事件一覧表に記載のとおりの事件について、
会議規則第112条の規定により、閉会中も審査または調査を継続いたしたい旨の申し出があります。
それでは、ただいま報告いたしました委員会の継続審査についてお諮りいたします。
各委員長の申し出のとおり、それぞれの委員会において閉会中も審査または調査を継続することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(塚 寿雄君) 異議なしと認めます。
各委員長の申し出のとおり、それぞれの委員会において、閉会中も審査または調査を継続することに決しました。
以上をもって、本定例会に付議されました議案は、閉会中の継続審査とされたものを除き、全て議了いたしました。
他に、発言、その他ありませんか。
(「なし」の声あり)
◎市長閉会の挨拶
○議長(塚 寿雄君) それでは、市長から閉会に当たっての挨拶のため発言を求められておりますので、これを許可いたします。
市長、真砂充敏君。
(市長 真砂充敏君 登壇)
○市長(真砂充敏君) 平成25年第4回
田辺市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
去る9月4に開会いたしました本定例会も、議員各位の御理解と御協力のもと、本日、無事最終日を迎えることができました。本定例会におきましては、一般会計並びに各種特別会計の補正予算案を初め、条例の一部改正案など、さまざまな議案を提出させていただきましたが、議員各位には、終始にわたり熱心な御審議をいただき、提出いたしました諸議案のうち、各委員会に付託された平成24年度各種会計の決算審査を除き、原案のとおり御賛同賜りましたことに、この場をおかりいたしまして厚くお礼を申し上げます。
さて、彼岸を過ぎ、10月の足音も間近に迫り、朝夕は随分と過ごしやすく、季節の移ろいを肌で感じることができる時期となりました。しかしながら、ことしの夏を顧みますと、御承知のとおり全国的に広い範囲で猛暑となり西日本の平均気温は平年を1.2度上回り、昭和21年の統計開始以来、最高の暑さとなりました。
また、日本海側を中心に、局地的な大雨が目立った一方で、九州南部などでは記録的な少雨となるなど、気象庁の有識者検討会は、ことしの夏を異常気象だと位置づけました。当地域において、この異常気象は特にミカン栽培に影響を及ぼし、高温や強い日差しによる日やけで実が黄色く変色したほか、雨不足の影響により、生育期において温州ミカンの実の肥大におくれが生じたようです。しかしながら、今月上旬のまとまった降雨により、平年並みの生育状況になる見込みとのことで、先週より収穫が始まった温州ミカンを初め、ミカン生産者の皆さんにとって、日ごろの御労苦が報われることを願いたいと思います。
さて、このほど総務省が発表した住民基本台帳に基づく本年3月末時点での人口動態調査によりますと、全国の人口は4年連続で減少し、15歳から64歳までの生産年齢人口が調査開始以来、初めて8,000万人を割り込み、全体の62.47%まで縮小し、過去最低になる一方で、65歳以上の老齢人口が初めて3,000万人を超えました。近畿2府4件では、滋賀県で唯一人口が増加したものの、そのほかの府県で減少し、中でも和歌山県はマイナス0.75%と他府県より高い比率を示しておりました。これは出生数が死亡数を下回る自然減のほか、進学や就職などの転出超過による社会減が大きな要因とみられています。これまでも県では人口減少に歯どめをかけるための施策として、全国的に見ても先進的な定住促進に関する取り組みを推進されていますが、本市におきましても、Iターン、Uターン希望者の総合窓口を一元化するなどの取り組みを進めるとともに、さらなる交流人口の増加を通して、定住促進につなげていく施策を展開しているところでございます。
さて、中央に目を向ければ、来年4月の消費税の引き上げ判断において最重要視される4月から6月期の国内総生産の実質成長率がこのほど年率換算で2.6%から3.8%と大幅に上方修正されました。また、7月の完全失業率はリーマンショック以来、4年9カ月ぶりに3.8%に低下し、さらに有効求人倍率は0.94倍と5カ月連続で改善し、円高是正に伴う景気回復を背景に、5年2カ月ぶりの高水準となりました。
こうした各種経済指標が堅調なことから、安倍首相は消費税関連法に沿って、消費税を引き上げる意向を固めたと一部報道をされておりますが、今後も景気が後退しないよう、国民生活の安定に向けたさらなる経済対策にも配慮していただきたいと思います。
いずれにいたしましても、市といたしましては、今後ともさまざまな機会を捉えて、地方の実情を訴えるとともに、地域の活性化に向けて、これからも積極的に取り組んでまいりたいと考えておりますので、議員各位におかれましても、さらなる御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。
(市長 真砂充敏君 降壇)
◎議長閉会の挨拶
○議長(塚 寿雄君) 私からも一言、御挨拶を申し上げます。
9月4日に開会いたしました本定例会において、提出されました議案は、議員一人一人の終始極めて真剣な御審議により、各委員会において継続審査とされた案件を残し、本日全ての議案を議了し、無事閉会の運びとなりました。議員各位からは、質問、意見等、活発な議論がなされ、議員それぞれが全精力を傾注されましたことに議長として、心から敬意を表し、御協力に深く感謝を申し上げます。また、市長を初め、当局各位には、それぞれ真摯な対応をいただきましたこと厚くお礼を申し上げます。
さて、先日襲来した台風18号の影響により、気象庁初の大雨特別警報が発令され、各地で人的被害を初め、甚大な被害をこうむったところであります。また、本県串本町でも竜巻と見られる突風により、被害が発生いたしましたが、幸いにも本市では台風による被害も最小にとどまり、胸をなでおろしたところであります。
今日、地方議会改革が進む中、
田辺市議会でもより開かれた議会を目指し、これまで種々の改革を行ってまいりましたが、本定例会では、議員発議により
常任委員会として新たに
広報委員会を設置いたしました。今後も、さらに市議会の活動を広く市民の皆さんにお知らせできるよう取り組むとともに、議会の活性化に向け、努力を重ねてまいりたいと存じます。各位におかれましても、これまで同様の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
気がつけば10月が間近となりました。朝夕めっきり涼しくなり、これから日増しに秋も深まってまいりますが、議員並びに当局各位の御健勝をお祈りし、最後になりましたが、報道関係各位の御協力に心からお礼を申し上げ、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。
閉 会
○議長(塚 寿雄君) それでは、これをもって平成25年9月4日招集の平成25年第4回
田辺市議会定例会を閉会いたします。
(午後 2時53分)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
平成25年9月27日
議 長 塚 寿 雄
議 員 尾 花 功
議 員 二 葉 昌 彦
議 員 市 橋 宗 行...