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平成22年 9月定例会(第1号 9月 7日)

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  1. 田辺市議会 2010-09-07
    平成22年 9月定例会(第1号 9月 7日)


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    平成22年 9月定例会(第1号 9月 7日)              田辺市議会9月定例会会議録              平成22年9月7日(火曜日)            ──────────────────    平成22年9月7日(火)午後1時開会  第 1 会議録署名議員の指名  第 2 会期の決定  第 3 3定報告第 1号 専決処分事項について  第 4 3定報告第 2号 専決処分事項の報告について  第 5 3定議案第 1号 田辺市火災予防条例の一部改正について  第 6 3定議案第 2号 物品購入契約の締結について  第 7 3定議案第 3号 民事調停の申立てについて  第 8 3定議案第 4号 田辺市過疎地域自立促進計画の策定について  第 9 3定議案第 5号 平成22年度田辺市一般会計補正予算(第6号)  第10 3定議案第 6号 平成22年度田辺市国民健康保険事業特別会計補正予算(               第1号)  第11 3定議案第 7号 平成22年度田辺市老人保健特別会計補正予算(第1号)  第12 3定議案第 8号 平成22年度田辺市後期高齢者医療特別会計補正予算(第               1号)  第13 3定議案第 9号 平成22年度田辺市介護保険特別会計補正予算(第1号)
     第14 3定議案第10号 平成22年度田辺市簡易水道事業特別会計補正予算(第1               号)  第15 3定議案第11号 平成22年度田辺市水道事業会計補正予算(第1号)  第16 3定報告第 3号 平成21年度財団法人龍神開発公社決算報告について  第17 3定報告第 4号 平成21年度有限会社龍神温泉元湯の決算報告について            ────────────────── 〇会議に付した事件  日程第1から日程第17まで            ────────────────── 〇議員定数 26名 〇欠  員  0名            ────────────────── 〇出席議員              議席番号   氏   名              1番  川 﨑 五 一 君              2番  真 砂 みよ子 君              3番  久 保 浩 二 君              4番  市 橋 宗 行 君              5番  安 達 幸 治 君              6番  安 達 克 典 君              7番  谷 口 和 樹 君              8番  鈴 木 太 雄 君              9番  小 川 浩 樹 君             10番  塚   寿 雄 君             11番  山 本 紳 次 君             12番  松 下 泰 子 君             13番  佐 井 昭 子 君             14番  中 本 賢 治 君             15番  棒 引 昭 治 君             16番  出 水 豊 数 君             17番  宮 本 正 信 君             18番  高 垣 幸 司 君             19番  陸 平 輝 昭 君             20番  山 口   進 君             21番  宮 田 政 敏 君             23番  久 保 隆 一 君             24番  天 野 正 一 君             25番  森   哲 男 君             26番  吉 本 忠 義 君            ────────────────── 〇欠席議員       22番  吉 田 克 己 君            ────────────────── 〇説明のため出席したもの              職  名      氏     名             市長        真 砂 充 敏 君             副市長       福 田 安 雄 君             副市長       庄 堂 琢 磨 君             教育長       中 村 久仁生 君             企画部長      山 崎 清 弘 君             企画広報課長    松 川 靖 弘 君             総務部長      岡 本 美 彦 君             総務部理事     田 上 豊 和 君             総務課長      小 川   鏡 君             選挙管理委員会事務局長                       糸 川 一 彦 君             市民環境部長    池 田 正 弘 君             保健福祉部長    田 中   敦 君             産業部長      福 井 量 規 君             建設部長      長 嶝 義 雄 君             大塔行政局長    笠 松 芳 和 君             消防長       岩 本 徳 三 君             消防総務課長    小 山 裕 史 君             教育次長      濵 田 和 男 君             教育委員会理事   松 原   淳 君             水道部長      中 村 全 文 君             工務課長      惠 中 祥 光 君            ────────────────── 〇出席事務局職員             議会事務局長    中 瀬 政 男             議会事務局次長   岩 本 さち代             議会事務局主任   前 溝 浩 志             議会事務局主査   松 本 誠 啓  開 会 ○議長(宮田政敏君)    それでは、地方自治法第113条の規定による定足数がありますので、ただいまから本日招集の平成22年第3回田辺市議会定例会を開会いたします。               (午後 1時00分) ◎市長招集あいさつ ○議長(宮田政敏君)    日程に入るに先立ち、市長から本定例会招集あいさつのため発言を求められておりますので、これを許可いたします。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    本日、平成22年第3回田辺市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、公私にわたり何かと御多用の中を御参集いただき、まことにありがとうございます。  9月に入り、秋の気配も少しずつ感じられるようになってまいりましたが、日中は厳しい残暑が続いており、本格的な秋の訪れはまだまだ先になりそうです。御承知のように、ことしの夏は昨年とはうって変わって、梅雨明け直後から全国的に厳しい暑さとなったわけですが、その後も猛烈な暑さが続き、全国各地においてこれまでの最高気温が更新されるとともに、夏の平均気温が過去最高を記録するなど、まさに記録ずくめの酷暑となりました。  このため、暑い夏に必須となる家電などは、当然のことながら需要を伸ばしたようですが、一方で農作物へはさまざまな影響が出ているようで、今後の状況も大変心配されます。また、熱中症で病院に救急搬送された人も多数にのぼっているとのことでありまして、熱中症は日昼や屋外だけでなく、屋内や夜間において発症している例も多く、その予防策も大切になってきます。都市部では夜間になっても気温が下がらないことの原因の一端が、エアコンの使用にあると言われているものの、それを控えると熱中症につながる危険性もあり、その予防にはまたエアコンが必要ということで、少々悪循環になっているわけですが、いずれにしても猛暑の中では無理をせず、十分な水分の補給はもちろん適度な塩分摂取も必要です。  そうした中、熱中症の予防や疲労回復などさまざまな効果や効能があるということで、梅干しや梅関連商品の販売が増加している状況にあり、厳しい暑さの中にも当地域においては、明るい話題となっているわけですが、今後もさらなる消費拡大につながってくれることを期待したいと思います。  また、紀州田辺うめ振興協議会では、梅干しによる健康増進効果をPRするため、梅干しを食べようプロジェクトを実施していますが、その取り組みの1つとして、モニターに梅干しを毎日2粒、50日間食べてもらった結果を集計したところ、体重や腹囲が減ったと回答した人は回答者の7割程度、体脂肪率についても減少したとの回答が多数ありました。また、あくまでも個人の意見ですが、体調の変化について疲労回復や体調改善の効果があったとの回答も多く、一定の成果があらわれていることと思います。今後、こうした結果も消費宣伝の一つの材料として活用しながら、引き続き販売促進に努めてまいりたいと考えております。  さて、先々月高速道路下り線の海南・有田間が2車線化され、これまで休日等に渋滞が発生していたこの間も車の流れは随分よくなり、また対面通行が解消されたということで、安全性も向上していることと思います。しかしながら、上り線については、休日だけでなく、平日においても慢性的に渋滞が発生している状況にあり、現在、2車線化に向けた工事が進められていますが、制限速度引き上げに伴う合流部分の工事などに時間を要するため、供用開始は来年夏ごろまでかかる見込みとなっています。  そうした中、お盆期間などに限り、工事を中断し、改良中の現道を使用することで暫定2車線化が行われたわけですが、その間、車線変更はできないものの、やはり効果は大きく渋滞も緩和されたようでありまして、一日も早い上下4車線化が望まれます。また、有田以南につきましても、海南・有田間の下り2車線化に伴い、渋滞区間が南下している状況や安全面などからも、全面4車線化は必要であり、今後も要望活動など早期着手に向けた取り組みを継続してまいりたいと考えております。  いずれにいたしましても、当地域を取り巻く社会経済情勢は、依然として厳しく、県や周辺自治体とも連携しながら、引き続き地域の活性化に努めてまいりたいと考えておりますので、議員各位におかれましてもより一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。  さて、今議会におきましては、専決処分の報告2件、条例に関するもの1件、予算に関するもの7件、その他5件について御審議をお願いするものでございます。よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げまして、招集に当たってのごあいさつとさせていただきます。             (市長 真砂充敏君 降壇)  開 議 ○議長(宮田政敏君)    それでは、お手元に配付の日程により、本日の会議を開きます。               (午後 1時07分)           ────────────────── ◎諸般の報告
    ○議長(宮田政敏君)    22番、吉田克己君から欠席の届け出があります。  この場合、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。  議会事務局長中瀬政男君。           (議会事務局長 中瀬政男君 登壇) ○議会事務局長中瀬政男君)    報告申し上げます。  去る8月31日付、田総第177号をもって市長から本定例会に提出の案件として、3定議案第1号 田辺市火災予防条例の一部改正についてなど、議案11件及び3定報告1号 専決処分事項についてなど、報告案件4件並びに議案参考資料の送付がありました。いずれもお手元に配付いたしております。  以上であります。           (議会事務局長 中瀬政男君 降壇) ○議長(宮田政敏君)    それでは、日程に入ります。 ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(宮田政敏君)    日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第82条の規定により、本定例会の会議録署名人として、20番 山口 進君、23番 久保隆一君、24番 天野正一君、以上3人の諸君を、また会議録署名予備議員として、25番 森 哲男君、26番 吉本忠義君、以上2人の諸君を指名いたします。 ◎日程第2 会期の決定 ○議長(宮田政敏君)    続いて、日程第2 会期の決定を上程いたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から9月30日までの24日間といたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は、本日から9月30日までの24日間と決定いたしました。 ◎日程第 3 3定報告第1号 専決処分事項についてから  日程第17 3定報告第4号 平成21年度有限会社龍神温泉元湯の決算報告についてまで一括上程 ○議長(宮田政敏君)    続いて、日程第3 3定報告第1号 専決処分事項についてから、日程第17 3定報告第4号 平成21年度有限会社龍神温泉元湯の決算報告についてまで、以上15件を一括上程いたします。  提出者の説明を求めます。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    ただいま上程されました議案は、専決処分報告2件、条例に関するもの1件、予算に関するもの7件、その他5件でございまして、その概要について御説明申し上げます。  まず、報告第1号 専決処分事項についてでありますが、平成22年度田辺市一般会計補正予算(第5号)について、去る7月3日、9日及び14日の梅雨前線豪雨により被災した農林施設及び公共土木施設災害応急復旧費専決処分したものであります。  報告第2号 専決処分事項の報告については、車両汚損及び日向保育所での保育児転倒事故損害賠償について、専決処分したものの報告であります。  議案第1号 田辺市火災予防条例の一部改正については、住宅用防災機器の設置及び維持に関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部改正に伴い、複合型居住施設における住宅用防災機器設置免除基準を定めるため改正するもので、議案第2号 物品購入契約の締結については、据置型デジタル式汎用X線透視診断装置購入契約の締結について、議案第3号 民事調停の申立てについては、市営住宅の家賃の滞納者及び連帯保証人に対し、当該家賃の支払いを求める民事調停の申立てを行うため、議案第4号 田辺市過疎地域自立促進計画の策定については、過疎地域自立促進特別措置法が改正され、その期限の延長に伴い、平成22年度から平成27年度までの過疎地域自立促進計画を策定することについて、それぞれ議決をお願いするものであります。  次に、議案第5号 平成22年度田辺市一般会計補正予算(第6号)につきまして、その概要を御説明申し上げます。今回の補正は、2億5,710万8,000円で、歳出の主なものを申し上げますと、まず総務費では要援護者施設へ配備する防災行政無線戸別受信機の購入費、住民基本台帳法の改正に伴う住民基本台帳システム改修委託料等を、民生費では、障害者相談支援事業委託料、学童保育所運営費等を、衛生費では新型インフルエンザ予防接種に係る経費等を、農林水産業費では、小規模土地改良事業費山村地域力再生事業費補助金、芳養漁港再開発用地に係る水道宅地造成分担金等を、商工費では、職員配置に伴う臨時職員賃金を、土木費では道路新設改良費背戸川都市下水路事業認可の変更に係る委託料等を、教育費では、本宮中学校三里中学校との統合に向けた統合準備委員会の設置費用、幼稚園臨時職員賃金等を、災害復旧費では農林施設災害復旧費公共土木施設災害復旧費を、諸支出金では介護保険特別会計繰出金を補正するほか、債務負担行為及び地方債を補正しております。今回の補正に要する財源としましては、国庫支出金県支出金、市債等をもって充てることにしております。  議案第6号 平成22年度田辺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、保健事業費及び精算に伴う療養給付費等の返還金を、議案第7号平成22年度田辺市老人保健特別会計補正予算(第1号)につきましては、医療給付費に係る支払基金交付金返還金等を、議案第8号 平成22年度田辺市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましては保健事業費を、議案第9号 平成22年度田辺市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、介護基盤緊急整備等臨時特例補助金保険給付費等をそれぞれ補正するもので、議案第10号 平成22年度田辺市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、川湯、請川簡易水道施設整備事業費の予算の更正をするもので、議案第11号 平成22年度田辺市水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、公務災害補償費国庫補助金返還金等を補正するものであります。  報告第3号 平成21年度財団法人龍神開発公社決算報告について、及び報告第4号 平成21年度有限会社龍神温泉元湯の決算報告については、それぞれの法人から提出のあったものの報告であります。  以上、提案いたしました議案について、御説明申し上げましたが、詳細につきましては、関係部課長から説明いたさせますので、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願いいたします。             (市長 真砂充敏君 降壇) ○議長(宮田政敏君)    続いて、補足説明を求めます。  総務部長岡本美彦君。            (総務部長 岡本美彦君 登壇) ○総務部長岡本美彦君)    それでは、議案書に基づきまして補足説明をさせていただきます。  1ページをお願いいたします。  3定報告第1号 専決処分事項については、平成22年度田辺市一般会計補正予算(第5号)を地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したもので、同条第3項の規定によりこれを報告し、御承認をお願いするものです。  2ページをお願いします。  平成22年度田辺市の一般会計補正予算(第5号)は次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,990万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ401億9,682万8,000円とするものです。  内容につきましては、5ページからの歳出をお願いします。いずれも、去る7月3日、9日、14日の梅雨前線豪雨により被災した施設の災害応急復旧費で、農林施設災害復旧費災害応急復旧費につきましては、農道、林道、水路等72件、次の公共土木施設災害復旧費災害応急復旧費につきましては、市道、河川等48件の応急復旧に係るものです。なお、補正に要する財源といたしましては、地方交付税を充てています。  続きまして、6ページをお願いします。  3定報告第2号 専決処分事項の報告については、損害賠償の額を定め、和解することについて地方自治法第180条第1項の規定による指定に基づき専決処分したもので、同条第2項の規定によりこれを御報告申し上げるものです。  まず、1件目の内容といたしましては、平成22年6月24日、西牟婁郡上富田町南紀の台1805番1258の駐車場において、隣接する本市所有の山林から越境して伸びたヤマモモの枝から実が落下したことにより、同駐車場に駐車していた齋藤臣之さん所有の普通乗用自動車の車体を汚損し、しみを生じさせたもので、この損害に対する賠償金として本市が7万3,500円を相手方に支払うものです。  次に、7ページ、2件目の内容といたしましては、平成22年6月1日午前10時ごろ、日向保育所において保育中の田辺市上芳養3647番地、北山和輝さんが園庭で転倒した際、顔面が遊具に当たり、舌を裂傷したもので、この損害に対する賠償金として本市が11万3,400円を相手方に支払うものです。  次に、8ページをお願いします。  3定議案第1号 田辺市火災予防条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。  本件につきましては、住宅用防災機器の設置及び維持に関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部改正に伴うもので、共同住宅等の建築物において複合型居住施設用自動火災報知設備が設置されている区画を住宅として使用する場合、当該区画に係る住宅用防災機器の設置義務を免除するものです。  次に、10ページをお願いします。  3定議案第2号 物品購入契約の締結については、据置型デジタル式汎用X線透視診断装置購入契約の締結について、田辺市議会の議決に付さなければならない契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決をお願いするものです。  契約名は、据置型デジタル式汎用X線透視診断装置購入契約で、契約の方法は指名競争入札応札者数は7社、入札年月日は平成22年8月9日、契約金額は1,921万5,000円、契約の相手方は株式会社スズケン田辺支店、支店長、岡本竹彦氏でございます。なお、契約概要等につきましては、別冊参考資料1ページを御参照願います。  次に、11ページをお願いします。  3定議案第3号 民事調停の申立てについて、地方自治法第96条第1項第12号の規定により議会の議決をお願いするものです。  本件につきましては、市営住宅の家賃を滞納し、再三の納付指導に応じない入居者1人及びその連帯保証人並びに退去者1人を相手方として、当該滞納家賃の支払いを求める民事調停法に基づく調停を簡易裁判所に申し立てるものです。あわせて別冊参考資料2ページ及び3ページを御参照願います。  次に、12ページをお願いします。  3定議案第4号 田辺市過疎地域自立促進計画の策定について、過疎地域自立促進特別措置法第6条第1項の規定により、議会の議決をお願いするものです。本件につきましては、過疎地域自立促進特別措置法の一部改正により、同法の有効期限が延長されたことに伴い、別冊で添付しておりますとおり、平成22年度から平成27年度までの過疎地域自立促進計画を策定するものです。  13ページをお願いします。  3定議案第5号 平成22年度田辺市の一般会計補正予算(第6号)は次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億5,710万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ404億5,393万6,000円とするもので、債務負担行為の補正につきましては16ページを、地方債の補正につきましては17ページをそれぞれ御参照願います。  補正予算の内容につきましては、歳出の23ページから御説明いたします。工事請負費につきましては、工事明細書を38ページから39ページに、県営事業負担金につきましては、箇所一覧表を40ページに、あわせて別冊参考資料の4ページから28ページに工事事業箇所図を掲載しておりますので、御参照願います。  なお、歳出の各目において賃金のみの補正につきましては、職員の人事異動等に伴う嘱託職員及び臨時職員の配置の変更による増減を補正するもので、節及び説明欄が空欄のものにつきましては、過疎地域自立促進特別措置法の改正に伴い、従来はハード事業のみに限られていた過疎債の活用が、過疎地域自立促進計画に位置づけられたソフト事業にも活用できることとなったため、一般財源から地方債に財源更正のみを行ったものでございまして、個々の説明は省略させていただきますので、御了承賜りたいと思います。  それでは、23ページをお願いします。  総務管理費、防災対策費につきましては、県の要援護者施設通信手段整備事業補助金を活用し、土砂災害危険箇所等に立地する老人福祉施設など22の要援護者施設防災行政無線戸別受信機を設置するものです。  24ページをお願いします。  戸籍住民基本台帳費につきましては、昨年7月15日に住民基本台帳法が一部改正され、外国人登録者についても住民基本台帳法が適用されることとなったことなどに対応するため、今年度から3年間で住民基本台帳システムの改修を行うものです。  次の社会福祉費、障害者福祉費につきましては、県の障害者自立支援特別対策事業費補助金を活用し、障害者の相談支援体制の充実強化を図るため、障害児・者相談支援センター「ゆめふる」で利用する相談支援システムの導入及びセンター職員の資質の向上を図るための研修等を実施するものです。  25ページにまいりまして、児童福祉費につきましては、学童保育所の利用児童数の増加に対応するため、指導員を1名増員するとともに、学校の長期休暇期間中等における指導員のサポートを委託するほか、民間学童保育所の補助金について補助基準額の変更に伴い、増額するものです。  26ページをお願いします。  保健衛生費、予防費につきましては、10月から国が実施する新型インフルエンザ予防接種事業に対応し、生活保護世帯及び住民税非課税世帯に対する接種費用の助成を行うものです。  27ページにまいりまして、農業費、農業振興費につきましては、農作物への鳥獣害防止のため、防護さくを設置する4団体とイノシシ捕獲用のわなを購入する1団体に助成するとともに、市においてもアライグマ捕獲用のわな100基を購入し、貸し出し等を行うものです。また、県の果樹産地づくり総合支援事業を活用し、耕作放棄のおそれのある農地や遊休農地を借り受け、生産活動や有効活用を行う農業者に助成するものです。  次の農業土木費、小規模土地改良事業費につきましては、県の補助事業により農道や水路等9件の小規模な改良事業を実施するものです。  28ページの林業費、山村振興費につきましては、山村地域における地域資源を活用した生産活動を支援するため、紀州備長炭製炭窯を修繕する3組合と花木運搬用モノラックを整備する1組合に助成を行うものです。  29ページをお願いします。  林業土木費、治山事業費につきましては、7月28日から30日にかけての豪雨により崩落した秋津川地区の人家裏山の法面保護工事を実施するものです。  次の水産業費、水産業総務費につきましては、芳養漁港再開発用地を処分していくための準備として、土地の測量、鑑定評価、及び水道宅地造成分担金の納付を行うものです。  30ページにまいりまして、土木管理費、土木総務費につきましては、県が施工する急傾斜地崩壊対策事業14件に対する負担金です。  31ページの道路橋梁費、道路新設改良費につきましては、高速道路関連事業として実施しています万呂8・9号線道路改良事業の進捗を図るため、所要の事業費を増額するもので、都市計画費、高速道路整備関連事業費につきましては、詳細設計の確定等により用地・補償費等を増減するものです。  次の都市下水路費につきましては、JR紀伊田辺駅北側の機関区跡地に都市下水路の雨水調整池を設置するため、背戸川都市下水路事業の都市計画変更及び事業認可区域の変更手続を行うものです。  32ページをお願いします。  消防費、消防団費につきましては、本年1月10日に亡くなられた田辺支団副支団長の御遺族に対する遺族補償費及び葬祭補償費です。  次の教育総務費、教育指導費につきましては、学校のあり方検討委員会での議論の結果を踏まえ、本宮中学校及び三里中学校のそれぞれの地域の統合検討委員会で、検討を行ってきた結果、両地域合同の準備委員会を設置し、統合に向けた調整を行っていくこととなったことから、準備委員会の運営に要する経費を新たに計上するものです。  33ページの小学校費、学校管理費につきましては、昭和20年度田辺第一小学校卒業生の皆様方からいただきました御寄附により、書架を購入するものです。  次の教育振興費及び34ページの中学校費、教育振興費につきましては、いずれも県の学校グリーン電力事業補助金を活用し、太陽光発電設備を整備している小学校2校と中学校3校に環境教育に役立てるための教材などを購入するものです。  36ページをお願いします。  農林施設災害復旧費、現年度耕地災害復旧事業費につきましては、6月から7月にかけての梅雨前線豪雨により被災した農業用施設及び農地計14件の災害復旧工事に係るもので、現年度林業施設災害復旧事業費につきましては、同じく7月の豪雨により被災した林道3路線の災害復旧工事に係るものです。  次の公共土木施設災害復旧費、現年度公共土木災害復旧事業費につきましても、7月の豪雨により被災した市道5路線、7カ所の災害復旧工事及び1路線の測量設計に係るものです。  37ページの特別会計繰出金、介護保険特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正に伴い繰り出すものです。  以上、今回の一般会計の補正に要する財源といたしましては、分担金及び負担金、国庫支出金県支出金、寄附金、諸収入、市債をもって充てるとともに、地方交付税を減額しております。  次に、41ページをお願いします。  3定議案第6号 平成22年度田辺市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
     第1条 事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億4,308万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ110億3,606万1,000円とするもので、内容につきましては、44ページの歳出をお願いします。  保健事業費につきましては、国民健康保険の被保険者が成人病健康診査等を受ける費用に対し、補助金を交付する健康チェック補助金の制度周知を進め、活用が大きく伸びていることから、補助金を増額するもので、償還金及び還付加算金につきましては、平成21年度の退職被保険者等の保険給付費等に対する療養給付費交付金や特定健康診査等負担金などに超過交付が生じたため返還を行うものです。  なお、補正の財源といたしましては、繰越金を充てております。  45ページをお願いします。  3定議案第7号 平成22年度田辺市の老人保健特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,146万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,359万4,000円とするもので、内容につきましては47ページをお願いいたします。  総務管理費につきましては、平成21年度において過年度分の第三者行為による損害賠償金による返還があったことなどから、国・県等からの歳入を精算により返還するもので、補正に要する財源といたしましては、繰越金を充てております。  48ページをお願いします。  3定議案第8号 平成22年度田辺市の後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ579万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ16億7,587万7,000円とするもので、内容につきましては、50ページをお願いします。  保健事業費につきましては、国民健康保険事業と同様に高齢者健康チェック補助金の制度周知を進め、活用が伸びていることから補助金を増額するもので、補正に要する財源といたしましては、雑入を充てております。  51ページをお願いします。  3定議案第9号 平成22年度田辺市の介護保険特別会計補正予算(第1号)は次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,610万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ79億188万2,000円とするもので、内容につきましては56ページをお願いします。  総務管理費につきましては、平成22年度中に開設する認知症高齢者グループホームの事業に対し、開設時から安定したサービスを提供する体制整備を促進するため、施設開設準備経費を助成するもので、次の高額医療合算介護サービス等費につきましては、平成20年度対象分の高額医療合算介護サービス費の申請が当初見込んでおりました平成21年度ではなく、平成22年度に集中したことにより不足額を増額するものです。  57ページの償還金及び還付加算金につきましては、平成21年度分の介護保険給付費及び地域支援事業費の実績に基づき、国・県及び社会保険診療報酬支払基金に対し、負担金の精算を行うものです。  補正に要する財源といたしましては、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金、繰入金及び繰越金を充てております。  次に58ページをお願いいたします。  3定議案第10号 平成22年度田辺市の簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)は次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億6,571万3,000円とするもので、内容につきましては、59ページをお願いします。  簡易水道事業費につきましては、川湯・請川簡易水道施設整備事業において、測量・調査・設計委託料に入札差額が発生したことから、事業の進捗を図るため、これを工事請負費に組み替えを図るもので、歳出の項目の次に工事明細書を掲載しております。  60ページをお願いします。  3定議案第11号 平成22年度田辺市水道事業会計補正予算(第1号)です。  第1条 平成22年度田辺市水道事業会計の補正予算(第1号)は次に定めるところによる。  第2条 平成22年度田辺市水道事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。  第3条 予算第4条中本文括弧書きを次のとおり改め、同条の表中、「第3項予備費」を「第4項予備費」に改めるとともに、同条に定めた資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものです。  内容につきましては、62ページをお願いします。  収益的収入及び支出につきましては、元水道部職員が、地方公務員災害補償基金から公務災害の認定を受けたことに伴い、田辺市職員公務災害補償付加給付条例の規定に基づき、休業補償付加給付金を給付するための費用を補正するもので、資本的収入及び支出につきましては、水道施設整備費国庫補助金について当該国庫補助金交付要綱の規定に基づき、消費税確定申告による仕入控除税額の確定に伴って、既に交付された補助金のうち、消費税相当分が返還となることから、その費用を補正するものです。  次に、63ページをお願いします。  3定報告第3号 平成21年度財団法人龍神開発公社決算報告については、次のとおりです。  64ページは貸借対照表ですが、資産の部につきましては、流動資産、固定資産、繰延資産を合わせまして、合計1億1,709万552円となっております。  負債の部につきましては、流動負債、固定負債を合わせまして、合計9,915万9,449円、純資産の部につきましては、資本金1,000万円、利益剰余金793万1,103円で、合計1,793万1,103円となり、負債及び純資産の部の合計は1億1,709万552円となっています。  65ページにまいりまして、損益計算書ですが、営業利益804万351円と営業外収益69万8,550円から営業外費用298万5,749円と、納付税額267万円を差し引き、当期利益は308万3,152円となっています。  66ページには、販売費及び一般管理費2億9,665万9,968円の明細書を掲載しております。  67ページは、利益金処理計算書ですが、当期利益金は308万3,152円で、前期繰越利益金が484万7,951円でございましたので、次期繰越金は793万1,103円となっております。  次に68ページをお願いします。  3定報告第4号 平成21年度有限会社龍神温泉元湯の決算報告については、次のとおりです。  69ページは貸借対照表ですが、資産の部につきましては、流動資産、固定資産を合わせまして合計3,518万5,020円となっております。  負債の部につきましては、流動負債、固定負債を合わせまして、合計4,349万9,202円で、純資産の部につきましては、資本金600万円、利益剰余金はマイナス1,431万4,182円で、合計はマイナス831万4,182円となり、負債及び純資産の部の合計は、3,518万5,020円となっています。  70ページにまいりまして、損益計算書ですが、営業利益949万745円と営業外収益1万210円を合計し、当期利益は950万955円となっています。  71ページには、販売費及び一般管理費5,266万3,551円の明細書を掲載しております。  72ページは、利益金処理計算書ですが、当期利益金は950万955円、前期繰越利益金がマイナス2,381万5,137円でありましたので、次期繰越金はマイナス1,431万4,182円となっております。  以上をもちまして、補足説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。            (総務部長 岡本美彦君 降壇) ○議長(宮田政敏君)    以上をもって、提出者の説明が終了いたしました。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております15件については、審議の都合上、後日審議願うことにいたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  この場合、お諮りいたします。  本日の会議は、この辺にとどめ散会し、明9月8日から9月15日までの8日間は議案精査のため休会とし、9月16日午前10時から再開いたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(宮田政敏君)    異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  なお、一般質問の通告につきましては、あす9月8日午後4時までに事務局へ提出願います。締め切り後、抽せんにより質問順位を決定し、通知申し上げます。  散 会 ○議長(宮田政敏君)    それでは、本日はこれをもって散会いたします。               (午後 1時42分)  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   平成22年9月7日                    議  長  宮 田 政 敏                    議  員  山 口   進                    議  員  久 保 隆 一                    議  員  天 野 正 一...