田辺市議会 2009-03-02
平成21年 3月定例会(第2号 3月 2日)
平成21年 3
月定例会(第2号 3月 2日)
田辺市議会3月
定例会会議録
平成21年3月2日(月曜日)
──────────────────
平成21年3月2日(月)午前10時開会
第 1 1定議案第16号 田辺市
個人情報保護条例の一部改正について
第 2 1定議案第17号 地籍調査の実施に伴う
関係条例の整理に関する条例の制定
について
第 3 1定議案第18号 田辺市企業立地の促進等による地域における産業集積の形
成及び活性化のための
固定資産税の
特別措置に関する条例
の制定について
第 4 1定議案第19号
田辺市議会議員及び
田辺市長の選挙における選挙運動の公
費負担に関する条例の一部改正について
第 5 1定議案第20号 田辺市
学童保育所条例の一部改正について
第 6 1定議案第21号
児童福祉法等の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例
の整備に関する条例の制定について
第 7 1定議案第22号 田辺市
災害融資条例の廃止について
第 8 1定議案第23号 田辺市
短期滞在施設条例の制定について
第 9 1定議案第24号 田辺市
龍神山路紙保存伝承施設条例の制定について
第10 1定議案第25号 田辺市
世界遺産熊野本宮館条例の制定について
29番 岡 﨑 宏 道 君
30番 田 中 康 雅 君
──────────────────
〇欠席議員 6番 出 水 豊 数 君
──────────────────
〇説明のため出席したもの
職 名 氏 名
市長 真 砂 充 敏 君
副市長 森 章 二 君
収入役 福 田 安 雄 君
教育長 中 村 久仁生 君
水道事業管理者 大 江 潔 史 君
企画部長 山 崎 清 弘 君
企画広報課長 松 川 靖 弘 君
総務部長 岡 本 美 彦 君
総務課長 小 川 鏡 君
監査委員事務局長 中 村 全 文 君
市民環境部長 池 田 正 弘 君
市民課長 石 橋 富 子 君
保健福祉部長 田 中 敦 君
障害福祉室長 梶 垣 吉 良 君
産業部長 福 井 量 規 君
産業部理事 室 井 利 之 君
建設部長 中 山 泰 行 君
建設部理事 長 嶝 義 雄 君
本宮行政局長 畠 中 守 君
消防長 山 本 久 雄 君
教育次長 濵 田 和 男 君
──────────────────
〇
出席事務局職員
議会事務局長 中 瀬 政 男
議会事務局次長 梅 田 敏 文
議会事務局主任 前 溝 浩 志
議会事務局主査 山 下 幸 恵
開 議
○議長(
鈴木太雄君) 定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、平成21年第1回
田辺市議会定例会2日目の会議を開きます。
(午前10時01分)
──────────────────
◎報告
○議長(
鈴木太雄君) 6番、出水豊数君から欠席の届け出があります。
それでは、日程に入ります。
◎日程第 1 1定議案第16号 田辺市
個人情報保護条例の一部改正についてから
日程第45 1定報告第 6号 平成21年度
有限会社龍神温泉元湯の事業の計画についてまで一括上程
○議長(
鈴木太雄君) 日程第1 1定議案第16号 田辺市
個人情報保護条例の一部改正についてから、日程第45 1定報告第6号 平成21年度
有限会社龍神温泉元湯の事業の計画についてまで、以上45件を一括上程いたします。
先日に引き続き、当局から提案の
補足説明を求めます。
建設部長、
中山泰行君。
(
建設部長 中山泰行君 登壇)
○
建設部長(
中山泰行君)
建設部所管の平成21年度当初
予算等関連議案についてご説明申し上げます。
議案書の139ページをお願いします。
1定議案第26号
田辺市営住宅条例の一部改正について、平成19年12月27日、
公営住宅法施行令などの一部を改正する政令が公布されたことにより、
入居者資格としての
収入基準及び
収入超過者となる
収入基準の引き下げなどが行われたことに伴う経過措置を定めるため、所要の改正を行うものです。
次に、146ページをお願いします。
1定議案第29号
民事調停の申立てについて、
地方自治法第96条第1項第12号の規定により議会の議決をお願いするものです。
本件につきましては、
市営住宅の家賃及び
駐車場使用料を滞納し、再三にわたる督促状、催告状及び
内容証明郵便による催告にも一切応じず、支払いがない退去者3人及びその
連帯保証人に対して、
当該滞納家賃などの支払いを求める
民事調停法に基づく調停を
簡易裁判所に申し立てるものです。
なお、あわせて
別冊参考資料の41ページから42ページまでをご参照願います。
次に、147ページをお願いします。
1定議案第30号
市道路線の認定については、宝来町1号線ほか17路線を認定するため、道路法第8条第2項の規定により議会の議決をお願いするものです。位置図は、149ページから164ページをご参照願います。
次に、165ページをお願いします。
1定議案第31号
市道路線の変更については、文里6号線ほか3路線を変更するため、道路法第10条第3項の規定により議会の議決をお願いするものです。位置図は166ページから167ページをご参照願います。
次に、168ページをお願いします。
1定議案第32号
市道路線の廃止については、元町103号線ほか1路線を廃止するため、道路法第10条第3項の規定により議会の議決をお願いするものです。位置図は169ページから170ページをご参照願います。
引き続いて、平成21年度当初予算について、予算書の133ページ、第1項
土木管理費から順次ご説明申し上げます。133から135ページの
土木総務費1億7,385万6,000円は、人件費のほか、主に
市道街路灯の電気料金などの
光熱水費、市道台帳の統合業務に要する委託料、国道及び県道など
整備促進のための各種団体への負担金です。
次に、135ページから第2項
道路橋梁費について、ご説明申し上げます。
道路維持費1億4,069万9,000円及び
道路舗装費5,956万2,000円は、市道の
維持補修、舗装及び街路樹の管理などを行うものです。
136から137ページの
道路新設改良費10億5,920万7,000円は、
国庫交付金事業により
小瀬小原線、
鍛治ケ谷上平線、萩田辺線の
道路改良を行うとともに、
明洋団地古町線ほか市道24線の
道路改良を実施するものです。
道路局部改良費3,358万8,000円は、秋津川32号線ほか9線の
道路局部改良に要する費用です。
橋梁維持費933万5,000円は、主に老朽化が進んでおります市内各地の
橋梁補修を行うものです。
橋梁新設改良費1,500万円は、市内92橋の
橋梁点検調査に要する費用です。
次に、138ページからの第3項
交通対策費についてご説明申し上げます。
139ページの
交通安全施設事業費2,400万円は、
カーブミラー、ガードレール、水銀灯などの
交通安全施設の設置、維持及び修繕を行うものです。
次に、140ページからの第4項河川費についてご説明申し上げます。
水路維持費4,191万8,000円は、
水路補修工事や小溝清掃に要する費用です。
140ページの
河川管理費2,203万円は市内6カ所の
ポンプ場及び樋門などの
維持管理を行う費用です。
水路新設改良費430万2,000円は、
大坊田川線ほか1線の
水路改良に要する費用です。
次に、141ページの第5項港湾費は、
県営事業負担金の確定後に
補正予算で対応させていただきます。
次に、141ページからの第6項
都市計画費についてご説明申し上げます。
141から143ページの
都市計画総務費2億7,757万円は、人件費のほか、
都市計画審議会に要する経費、
都市計画マスタープラン策定委託料、
都市計画事業推進に伴う各種協会への負担金、
まちづくり整備基金の積立金などです。
143、144ページの
街路事業費1億5,267万7,000円は、
神子浜並びに
文里地区にて実施している
都市計画街路事業内環状線の整備に係るもので、
用地取得費及び
家屋移転補償費、
元町新庄線外1線の整備に係る
県営事業負担金です。
144、145ページの
公園管理費9,086万2,000円は、管理している市内118公園の
維持管理に係るもので、主なものは
新庄総合公園、
扇ヶ浜公園の
管理委託料と一部
直営管理を行うための経費です。
145、146ページの
海蔵寺地区沿道区画整理型街路事業費6,120万1,000円は、
海蔵寺地区にて実施している
沿道区画整理型街路事業に係るもので、
換地計画策定及び
出来型確定測量委託業務並びに
水道工事費繰出金です。
146、147ページからの
高速道路整備関連事業費1億24万2,000円は、
近畿自動車道紀勢線の
本線用地取得に伴う人件費、
負担金補助及び交付金のほか、
高速道路関連施設の整備に係る
工事請負費、
公有財産購入費、
補償補てん及び賠償金を計上しています。
次に、148ページからの第7項住宅費についてご説明申し上げます。
148、149ページの
住宅管理費1億947万円は、
市営住宅の
維持管理費用です。149ページの
街なみ整備事業費108万2,000円は、
街なみ景観整備事業の助成金に係るものです。
次に、267ページから271ページの
公共用地先行取得事業特別会計についてご説明申し上げます。
1定議案第41号 平成21年度田辺市の
公共用地先行取得事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条
歳入歳出予算の総額は、
歳入歳出それぞれ4,710万9,000円と定めるものです。これは
公共事業を執行するのに必要となった土地を先行取得し、事業の推進に活用しようと設けた
特別会計であり、現在はJR機関区跡地及び三
栖口宿舎跡地の購入に伴う企業債の償還を行っています。なお財源は、
一般会計からの繰入金をもって充てることにいたしております。
次に、272から277ページの田辺市文里港
整備事業特別会計についてご説明申し上げます。
1定議案第42号 平成21年度田辺市の文里港
整備事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条
歳入歳出予算の総額は、
歳入歳出それぞれ6,431万1,000円と定めるものです。
第2条
地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は、2億円と定めるものです。
本事業は、田辺市及び
田辺圏域における経済的、
社会的基盤の整備を図るため、港湾の埋め立てにより
埠頭用地及び
保管用地並びに
港湾施設を整備するものです。
公債費6,431万1,000円は、文里港
整備事業の起債に係る償還金の元金及び利子です。なお、歳出に対する財源は、275ページの
土地売払収入をもって充てることといたしております。
次に、351から362ページの
特定環境保全公共下水道事業特別会計についてご説明申し上げます。
1定議案第49号 平成21年度田辺市の
特定環境保全公共下水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条
歳入歳出予算の総額は、
歳入歳出それぞれ5,907万7,000円と定めるものです。これは、
特定地区における
水質保全を目的とする
公共下水道施設の
管理運営を行うために設置された会計で、
川湯処理区域と
龍神処理区域の2カ所で実施しております。
356ページの
特定環境保全公共下水道事業費の総務費732万1,000円は、人件費及び
事務経費です。
下水道施設維持費2,605万3,000円については、
川湯クリーンセンター、
龍神温泉浄化センターの
維持管理に要する経費と
土地借料です。
357ページの公債費2,550万3,000円は、
特定環境保全公共下水道事業の起債に係る
元利償還金です。なお、これらの財源は354から355ページの
新規加入工事費分担金と
下水道使用料、
指定工事店及び
工事責任技術者の
登録手数料、
一般会計からの繰入金を充当いたしております。
次に、391から398ページの
駐車場事業特別会計についてご説明申し上げます。
1定議案第52号 平成21年度田辺市の
駐車場事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条
歳入歳出予算の総額は、
歳入歳出それぞれ5,055万3,000円と定めるものです。
第2条
地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は、4億1,000万円と定めるものです。
本事業は、
駐車場運営のための
特別会計であり、
紀伊田辺駅前駐車場、
紀伊田辺駅前第二駐車場、
紀伊田辺駅前自転車駐車場、
扇ヶ浜海岸駐車場を運営しています。
396ページの
駐車場事業費2,613万4,000円は、駐車場の維持、
管理費用です。397ページの公債費2,441万9,000円は、
駐車場整備に伴う起債の
償還元金と
償還金利子及び
駐車場運営に係る一時
借入金利子です。なお、これらの歳出に対する財源は、駐車場の使用料を充当いたしております。
次に、399から406ページの
砂利採取事業特別会計についてご説明申し上げます。
1定議案第53号 平成21年度田辺市の
砂利採取事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条
歳入歳出予算の総額は、
歳入歳出それぞれ3,685万7,000円と定めるものです。本事業は、
富田川流域における水害の予防策として、堆積した河床の
土砂採取及び
河川整備を行い、それに伴い発生する土砂を利用して砂利を精製し、販売しています。本事業については、平成21年度に事業の廃止を予定しております。
405ページの
砂利採取事業費の
一般管理費149万8,000円は、
臨時職員賃金など
事務経費です。事業費3,468万7,000円は、砂利販売に係る
臨時職員賃金、
事業廃止に伴う
用地購入費です。
406ページの
砂利採取事業基金積立金17万2,000円は、基金の利子の積立金です。なお、これら歳出に対する財源は、
砂利売払収入、
基金繰入金などを充当いたしております。
引き続きまして、平成21年度田辺市
土地開発公社の
事業計画及び予算について、
補足説明をいたします。議案書の175ページをお願いします。
1定報告第3号 平成21年度田辺市
土地開発公社の
事業計画は、次に定めるところによる。
176ページの
土地売却計画は、
新庄総合開発事業用地、ほか3
事業用地を予定額3億9,001万1,000円で売却するものです。
177ページの平成21年度田辺市
土地開発公社資金計画は、
受入資金が42億721万3,000円で、主に
土地売却の
事業収益と
短期借入金、
支払資金は41億4,625万3,000円で、主に
短期借入金償還金と支払利息です。
178ページの平成21年度田辺市
土地開発公社会計予算をご説明申し上げます。
第1条 平成21年度田辺市
土地開発公社会計の予算は、次に定めるところによる。
第2条
収益的収入及び支出、第3条
資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
内容につきましては、後ほど180ページからの
会計予算実施計画でご説明申し上げます。
第4条並びに第5条につきましては、記載のとおりです。
180ページをお願いします。
平成21年度田辺市
土地開発公社会計予算実施計画について、ご説明申し上げます。
収益的収入及び支出のうち、収入の本
年度予定額は、
事業収益が
完成土地売却収益の3億9,001万1,000円です。
事業外収益は590万9,000円、内訳は、受取利息、使用料、雑収益です。
181から182ページ、支出の本
年度予定額は、事業原価が完成
土地売却原価の3億4,972万5,000円です。販売費及び
一般管理費が2,463万7,000円、内訳は人件費780万1,000円と経費1,683万6,000円です。事業外費用の借入金利息が2,100万円、予備費といたしまして100万円を計上しております。
次に、183ページの
資本的収入及び支出です。
収入の本
年度予定額は、
短期借入金37億円、支出の本
年度予定額41億500万円です。内訳は、借入金償還金の41億円と予備費といたしまして、500万円を計上しております。
184から188ページに、平成20年度田辺市
土地開発公社予定損益計算書、平成20年度及び平成21年度の田辺市
土地開発公社予定貸借対照表を添付しておりますので、ご参照願います。
以上、
建設部所管の平成21年度当初予算など、関連議案並びに平成21年度田辺市
土地開発公社の
事業計画及び予算について
補足説明をしました。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
(
建設部長 中山泰行君 降壇)
○議長(
鈴木太雄君) 続いて、消防長、山本久雄君。
(消防長 山本久雄君 登壇)
○消防長(山本久雄君) それでは、消防本部関係の予算につきまして、
補足説明をさせていただきます。
予算書の150ページをお願いいたします。
第9款消防費の予算総額は、16億818万3,000円でございます。
まず、第1目常備消防費は、14億4,276万8,000円で、その主なものは消防職員156名の人件費です。賃金353万6,000円は、消防総務課と中辺路大塔消防署にそれぞれ1名配置しています臨時職員の賃金です。
報償費15万円は、幼年消防クラブ員の出初式参加記念品代及び救急功労者の表彰記念品代が主なものです。旅費550万円は、救急救命士国家資格取得のため、救急救命東京研修所へ2名派遣するのを初め、消防大学校や県消防学校等での専門分野の研修のほか、消防業務に必要な資格取得のため職員を派遣する経費が主なものです。これらの研修や資格取得を通じて各種災害に的確に対応し得る高度で専門的な知識、技術を有する消防職員を養成し、消防体制のさらなる充実に努めてまいります。
151ページの需用費から152ページの使用料及び賃借料までは、常備消防業務全般に要する経常的経費が主なものです。
工事請負費500万円は、消防水利を充足するため、本宮町伏拝に40トン防火水槽1基を設置するのに要する経費です。
原材料費13万4,000円は、消火栓標識柱などの購入に要する経費が主なものです。
備品購入費7,545万円のうち、消防用備品購入費545万円は、高規格救急自動車に搭載している自動体外式除細動器1台と田辺消防署に設置している気象観測装置1式を更新するほか、各種資機材の整備に要する経費です。
消防用車両購入費7,000万円は、これまで救急事案のみに対応していた中辺路大塔消防署救急出張所を火災対応も行う拠点とするため、新たに消防自動車を配備するとともに、田辺消防署の化学消防ポンプ自動車1台と本宮消防署の高規格救急自動車1台を更新するための経費です。
153ページの
負担金補助及び交付金2,678万2,000円のうち、研修参加負担金716万4,000円は旅費でご説明いたしました研修及び資格の取得に要する負担金が主なものです。
県総合防災情報システム
維持管理費負担金60万7,000円は、このシステムの
維持管理に要する経費のうち、田辺市消防本部に設置する設備分を負担するものです。
県防災ヘリコプター運航連絡協議会負担金は、防災ヘリコプター運航経費のうち、航空隊員10名分の人件費を県下の市町村で負担するもので、本市の負担分として663万8,000円を計上しています。
なお、参考までに県防災航空隊は田辺市からも2名の消防職員を派遣しており、派遣職員に対する人件費はこの連絡協議会から田辺市へ交付されています。
和歌山県救急医療情報システム運営費負担金は、県、市町村、医師会、病院協会、消防本部等が協力して昭和57年から救急医療情報システムが構築されており、本年度もその運営費負担金192万円を計上しています。
消火栓設置工事負担金1,000万円は、消防水利の充足を図るための消火栓の整備や既設消火栓の
維持管理に要する経費です。
次に、第2目消防団費は、1億4,759万6,000円で報酬から154ページの報償費までは消防団員1,050名の年報酬のほか、出動加給、公務災害補償費、退職報償金などの経費です。
なお、今回新たに予防広報活動等を主な任務とする女性消防分団を設立し、地域防災力の一層の強化を図ってまいります。旅費26万4,000円は、県消防学校の幹部教育課程へ6名の団員が入校するための費用弁償が主なものです。
需用費から155ページの使用料及び賃借料までは、消防団活動に要する経常的経費が主なものです。
工事請負費270万円のうち、210万円につきましては、田辺支団第3分団車庫の移転に伴い旧車庫を撤去するための経費で、残る60万円につきましては、龍神村宮代地区へ器具庫を設置するための経費です。
備品購入費1,382万円のうち、消防用備品購入費372万円は、各分団に配付する消防用ホースの購入費です。消防用車両購入費1,010万円は上芳養分団のポンプ付普通積載車1台と長野分団及び秋津川分団の軽四積載車各1台の更新に要する経費です。
負担金補助及び交付金2,925万8,000円のうち、消防団員等公務災害補償等共済基金負担金2,244万4,000円は、消防団員及び消防協力者の公務災害補償と消防団員の退職報償金支払いのための基金への掛金で、分団運営交付金645万円は、団本部、5個支団本部及び31個分団に対する運営交付金です。
第3目上富田消防受託費は、1,700万9,000円で、賃金175万6,000円は上富田消防署の臨時職員1名の賃金です。旅費51万8,000円は県消防学校等での専門分野の研修や資格取得に要する経費が主なものです。
156ページの需用費から使用料及び賃借料までは、上富田消防署の業務執行に要する経常的経費を計上しています。
備品購入費548万円につきましては、現有の高規格救急自動車に搭載している自動体外式除細動器1台と傷病者監視モニター1台を更新するのに要する経費と消防用ホースの購入費です。
負担金補助及び交付金14万円は、旅費でご説明いたしました研修や資格取得に要する負担金が主なものです。
なお、人件費を含めた平成21年度の消防事務受託経費は、2億1,144万4,000円で、全額委託町である上富田町が負担することとなっており、47ページの消防業務受託事業収入において、歳入予算を計上しています。
157ページをお願いします。
第4目水防費81万円は、土のう等の水防用資機材の購入に要する経費が主なものです。
以上で、消防関係の
補足説明を終わります。ご審議の上、ご賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
(消防長 山本久雄君 降壇)
○議長(
鈴木太雄君) 続いて、
教育次長、濵田和男君。
(
教育次長 濵田和男君 登壇)
○
教育次長(濵田和男君) それでは、教育委員会関係の
補足説明をさせていただきます。
初めに、条例の一部改正について、ご説明申し上げます。
議案書の142ページをお願いします。
1定議案第27号 田辺市
教育奨学基金条例の一部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございまして、基金を財源としていた合併前の田辺市教育奨学金の支給に係る経過措置期間が平成20年度で終了することに伴い、本年度から基金を田辺市修学奨学金の財源に充てることができるよう、所要の改正を行うものでございます。
続いて、144ページをお願いいたします。
1定議案第28号
田辺市立小学校及び
中学校条例の一部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございまして現在、一時閉鎖となっております馬我野小学校及び静川小学校を平成21年3月31日をもって廃止するため所要の改正を行うものでございます。
続きまして、当初予算についてご説明申し上げます。
予算書の70ページをお願いいたします。
総務費、総務管理費の国際交流事業費826万6,000円は、国際交流活動に要する経費でございまして、主なものといたしまして、賃金610万7,000円は、国際交流センターの国際交流員及び臨時職員の賃金でございます。
委託料の30万円につきましては、外国人と直接触れ合う体験活動等を実施し、子供たちの国際感覚を深めるために国際理解推進事業を委託する経費を計上したものでございます。
また、
負担金補助及び交付金のうち、国際交流推進補助金90万円は、田辺国際交流協会に対する補助金でございます。
続きまして、157ページをお願いいたします。
教育費、教育総務費の教育委員会費1,382万6,000円でございますが、これは教育委員4名の報酬と各種の負担金が主なものでございます。報酬のうち事務事業評価委員会委員報酬6万5,000円は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、教育委員会の事務の管理、執行状況について、点検及び評価を行うに当たり設置する事務事業評価委員会の委員報酬でございます。
158ページの積立金4万8,000円は教育振興基金の運用利子を積み立てるものでございます。
次に、事務局費2億4,344万2,000円は、事務局の運営に必要な経費を計上しておりまして、主なものは職員の人件費でございます。
次に、159ページの教育事務所費1億5,395万円につきましては、龍神、中辺路、大塔、本宮の4地域に設置しております教育事務所の運営に必要な経費を計上しておりまして、主なものは職員16名の人件費と各教育事務所に1名ずつ配置している臨時職員の賃金でございます。
次に、教育指導費6,873万7,000円でございますが、賃金の5,617万5,000円につきましては、嘱託員賃金と教育相談員賃金、外国人英語指導教師賃金のほか、特別支援教育支援員賃金が主なものでございます。
160ページの報償費337万円につきましては、大学教授による授業研究の直接指導に係る講師謝礼と、特色ある学校づくりのための講師等への謝礼金、また小・中学校、幼稚園の学校評議員や小・中学校のあり方検討委員会への謝礼等が主なものでございます。
旅費187万8,000円は、外国人英語指導教師の帰国旅費と中堅教員の期間研修への派遣旅費に係る旅費が主なものでございます。また、委託料205万3,000円は、教育課程の研究充実のため、幼稚園、小・中学校で継続しております授業研究委託料が主なものでございます。
次に、161ページの教育振興費3,936万3,000円でございますが、これは高校生及び大学生等の教育振興に資するための費用が主なものでございます。
負担金補助及び交付金の高等学校通学費等助成金450万円は、保護者が龍神・中辺路・大塔・本宮の地域に在住する世帯で、高等学校等へ修学のための通学費及び下宿費等を負担する世帯に、費用の一部を助成するものでございます。
貸付金の奨学貸付金3,060万円は勉学に対する意欲があるにもかかわらず、経済的な理由により修学が困難な高校生及び大学生等への奨学金の貸与に係る費用でございます。積立金24万円は教育奨学基金の運用利子を積み立てるものでございます。
続きまして、小学校費の学校管理費2億3,117万8,000円は、小学校29校の
管理運営費でございます。
賃金の
臨時職員賃金2,431万6,000円は、小学校の事務員、用務員14名分の費用でございます。
次に、163ページの教育振興費9,122万3,000円でございますが、賃金の
臨時職員賃金13万円、委託料のスクールバス臨時運行委託料20万円、コミュニティバス運行委託料100万円、並びに使用料及び賃借料の車両借料70万8,000円につきましては、龍神、中辺路、大塔、本宮地域の小学校が校外学習等のためにバスを使用する際の費用が主なものでございます。
また、使用料及び賃借料の電子計算機及び付属
器具借料2,599万円につきましては、学校コンピューターのリース料でございます。
備品購入費1,815万4,000円は、図書と教材備品の購入費で、
負担金補助及び交付金の通学費補助金329万円は、遠距離通学の児童に対する通学費の補助金でございます。
次に、164ページのスクールバス運行費4,902万4,000円につきましては、児童の登下校のためのスクールバス運行に要する経費でございます。
次の田辺第一小学校建築費でございますが、本年度は工事終了後に実施する近隣家屋の事後調査のための委託料380万円を計上してございます。
続きまして、中学校費の学校管理費1億3,287万8,000円は、中学校16校の
管理運営費でございます。
予算区分はおおむね小学校費に準じておりますが、賃金の
臨時職員賃金1,736万9,000円は、中学校の事務員、用務員10名分の費用でございます。
次に、166ページの教育振興費8,745万6,000円でございますが、賃金の
臨時職員賃金57万円、委託料のスクールバス臨時運行委託料48万8,000円、コミュニティバス運行委託料135万円、並びに使用料及び賃借料の車両借料296万円につきましては、龍神、中辺路、大塔、本宮地域の中学校がクラブ活動等のためにバスを使用する際の費用でございます。使用料及び賃借料の電子計算機及び付属
器具借料2,923万2,000円につきましては、学校コンピューターのリース料でございます。
備品購入費1,442万5,000円は、図書と教材備品の購入費でございます。また、
負担金補助及び交付金のうち、通学費補助金196万円は、遠距離通学の生徒に対する通学費の補助金で、167ページの体育文化活動生徒派遣費補助金265万5,000円は、生徒の運動部活動や音楽活動等での全国大会、県大会等への参加に対する補助金でございます。
次に、スクールバス運行費3,740万円につきましては、生徒の登下校のためのスクールバス運行に要する経費でございます。
次の東陽中学校建築費でございますが、本年度は工事終了後に実施する近隣家屋の事後調査のための委託料800万円を計上してございます。
続きまして、幼稚園費の管理費1億1,155万9,000円は、幼稚園4園の
管理運営費でございます。
次に、169ページの教育振興費6,393万1,000円でございますが、
負担金補助及び交付金のうち、幼稚園就園奨励費補助金6,276万3,000円につきましては、私立幼稚園に在園する園児の保育料の減免に伴う幼稚園への補助金でございます。
続きまして、社会教育費の社会教育総務費3億3,969万2,000円でございますが、主なものといたしまして、報酬69万2,000円は、社会教育委員及び青少年問題協議会委員の報酬でございます。
170ページの賃金1,168万5,000円は、青少年補導センターの嘱託職員及び臨時職員、龍神市民センターの管理人等の賃金でございます。
また、171ページの
負担金補助及び交付金では、田辺市・上富田町青少年補導センター協議会負担金581万5,000円を初め、
財団法人田辺市
社会教育振興会補助金等でございます。
その他に、生涯学習センター、ふるさと陶芸館、龍神市民センターの
管理運営に要する経費を計上してございます。
次に、文化財費1,071万3,000円につきましては、市内に所在する文化財の調査研究、国指定史跡等の
維持管理やその他文化財保存顕彰、世界遺産登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」の中核となる文化財の保存及びこれらを取り巻く文化的景観の保全に努めるための経費でございます。
主なものといたしましては、報酬の85万4,000円は、文化財審議会委員及び景観保全審議会委員の報酬でございます。
172ページの需用費のうち、116万5,000円は、世界遺産である熊野参詣道の損傷箇所の修繕経費でございます。また、委託料の676万9,000円は、熊野参詣道の
維持管理を初め、無形民俗文化財の映像記録のためのビデオ作成、指定文化財の説明看板作成及び史跡地内の樹木診断等に要する委託料でございます。
次に、公民館費6,187万6,000円でございますが、公民館では地域における生涯学習活動や地域づくり活動の拠点としての役割を果たすため、施設の適正な
管理運営の推進、また多様化する住民の学習ニーズや現代的課題に対応した学習機会の提供はもとより、地域における特色ある文化、歴史などを生かした事業の推進に努めてまいります。
公民館長報酬を初め、施設の
維持管理費や運営費、また、中央公民館を含めた44館の活動費を計上しておりまして、主なものといたしまして、報償費では全公民館の各種教室、講座などの講師謝礼として1,091万9,000円を計上してございます。
次に、174ページの図書館費1億394万1,000円につきましては、図書館の
管理運営に要する経費でございます。
主なものといたしまして、委託料では図書の管理システムに要する経費といたしまして、176ページの電子計算機保守委託料245万1,000円、また昨年度に引き続き国学者・熊代繁里の古文書解読事業に係る経費として、保存・修復委託料100万円を計上しており、また本館、分室及び移動図書館の図書の充実を図るため、図書購入費1,360万円を計上してございます。
次に、集会所運営費71万6,000円につきましては、南松原教育集会所等の
管理運営に要する経費でございます。
次に、歴史民俗資料館運営費318万8,000円につきましては、田辺歴史民俗資料館及び大塔歴史民俗資料館の
管理運営に要する経費でございます。
次に、177ページの社会教育活動費1,177万9,000円でございますが、報償費の270万4,000円のうち、講師謝礼164万円につきましては、生涯学習フェスティバル、地域コーディネーター養成講座、保護者学級及び人権教育総合推進事業や子どもクラブ指導者研修会等に係る講師謝礼でございます。また、謝礼金103万7,000円につきましては、放課後子ども教室推進事業運営委員、子ども情報誌編集委員謝礼金等でございます。
委託料170万円につきましては、将来を担う青少年の育成のため、田辺市子どもクラブ育成協議会への事業委託費110万円及び子ども劇場事業委託料でございます。
負担金補助及び交付金の555万3,000円につきましては、家庭、地域、学校の連携、協力した取り組みを支援するための地域子ども会活動支援事業費補助金240万円を初め、田辺市青少年育成市民会議補助金、地域組織活動費補助金等でございます。
次に、178ページの勤労青少年ホーム運営費473万3,000円につきましては、青少年の交流の場、学習の場としての「勤労青少年ホームわかしお」の
管理運営に要する経費でございます。
「勤労青少年ホームわかしお」では、現在10の各教室を初め、3つのサークル活動等さまざまな活動の展開を図ってございます。
次に、179ページの児童館費4,490万6,000円につきましては、児童館3館の
管理運営費及び活動費でございます。主なものといたしましては、児童・生徒の学力向上や基本的生活習慣を身につける教室等を開催するために要する講師謝礼や親子ふれあい事業のための車両借料でございます。
次に、180ページの文化振興費1億48万9,000円につきましては、ふるさと文化の普及、発展を図ることを目的に、市民の文化活動の支援や田辺市美術展覧会の開催、紀南文化会館の運営、文化事業の開催等の経費を計上してございます。
主なものといたしましては、需用費のうち器具修繕料100万円は紀南文化会館の大ホールピアノ修繕の経費でございます。委託料7,895万9,000円は、指定管理者への紀南文化会館運営委託料、オーケストラ演奏会、子供向け公演等の文化事業の公演委託料でございまして、使用料及び賃借料298万7,000円は、第56回田辺市美術展覧会の開催のほか、文化事業に伴う経費でございます。
また、181ページの
工事請負費につきましては、紀南文化会館空調用熱源設備の改修工事に伴う経費でございまして、
負担金補助金及び交付金403万8,000円は、田辺市文化協会等へのふるさと文化振興補助金、田辺第九合唱団公演補助金等でございます。
次に、成人式典費138万9,000円につきましては、「成人の日」記念式典に要する経費でございます。
なお、式典につきましては、平成18年度から全市統一開催となっており、平成21年度における新成人の対象者は836人となってございます。
次に、美術館運営費9,486万5,000円につきましては、田辺市立美術館本館及び田辺市立美術館分館・熊野古道なかへち美術館の
管理運営に要する経費でございます。
182ページの委託料2,697万8,000円のうち、主なものといたしましては、183ページの展覧会委託料1,576万9,000円でございまして、本年度の展覧会は本館が特別展3回のほか、館蔵品展等を含め5回の展覧会、分館では特別展2回、館蔵品展2回の計4回の展覧会を計画しております。
また、備品購入費では、美術品購入費として700万円を計上しており、収集方針をもとに美術品の調査研究を行い、美術館としてふさわしい作品の購入に努めてまいります。
次に、南方熊楠翁顕彰事業費2,684万4,000円でございますが、南方熊楠翁顕彰及び南方熊楠邸・南方熊楠顕彰館の
管理運営のための経費を計上しております。
主なものといたしましては、館長、臨時職員等の賃金326万8,000円、184ページの委託料1,446万9,000円につきましては、顕彰館所蔵資料の管理・調査・整備及び展示会、講座・講演会等の教育啓発事業に係る経費として、南方熊楠翁顕彰事業委託料700万円、第19回南方熊楠賞授賞式開催及び第20回受賞者の選考に係る運営委託料400万円、その他顕彰館と南方邸の
維持管理に要する経費でございます。
また、
負担金補助及び交付金216万円につきましては、南方熊楠顕彰会運営に係る事務的経費並びに情報発信等の啓発活動や「南方を訪ねて」、「第7回南方熊楠ゼミナール」開催等への南方熊楠翁顕彰事業費補助金でございます。
積立金96万6,000円は、南方熊楠翁顕彰基金の運用利子、刊行物の物品売払収入を積み立てるものでございます。
次に、複合文化施設建築事業費972万9,000円につきましては、主なものといたしましては、設計委託料908万5,000円を計上してございます。
続きまして、185ページの保健体育費の保健体育総務費2,217万8,000円でございますが、主なものといたしましては、賃金458万3,000円は、嘱託員と臨時職員の賃金でございまして、
負担金補助及び交付金1,051万4,000円は、体育連盟交付金を初め、186ページの市民スポーツ・レクリエーション祭補助金、植芝盛平翁顕彰会補助金、関西実業団対抗駅伝競走大会補助金等を計上してございます。
次に、体育施設管理費6,690万4,000円でございますが、主なものといたしましては、体育施設の管理に要する賃金1,935万円と市内38カ所の体育施設の
維持管理及び修繕等の経費としての需用費3,082万9,000円等でございます。
また、187ページの原材料費239万7,000円につきましては、グラウンド整備に係る黒土、砂等の原材料費でございます。
次に、保健管理費3,099万8,000円につきましては、小・中学校児童生徒、幼稚園児及び教職員の健康管理費でございます。報酬1,943万1,000円につきましては、学校医、学校歯科医、学校薬剤師への報酬でございます。報償費の謝礼金230万円は、児童生徒の心臓検診判定会への謝礼及び教職員健康検査結果による産業医判定への謝礼でございます。
役務費のうち、検便・検尿・胃検診等検診手数料452万5,000円につきましては、児童生徒、幼稚園児及び教職員の検便、検尿検査手数料並びに教職員の健康検査費用で、眼科等検診手数料218万5,000円につきましては、校医不在の小・中学校、及び幼稚園に対し、社会保険紀南病院で実施する眼科及び耳鼻咽喉科検診に係る手数料でございます。
次に、188ページの学校給食費5億3,900万9,000円につきましては、田辺市立城山台学校給食センターを初め、学校給食調理場の
管理運営に係る経費でございます。
主なものといたしましては、賃金8,630万2,000円は、自校式及び共同調理場での
臨時職員賃金と36名分の嘱託員賃金でございます。需用費の賄材料費は給食の食材等の費用でございます。
また、189ページの委託料の給食業務委託料1億1,056万円は、田辺市立城山台学校給食センターの調理及び運搬業務ほかの委託に係る経費でございます。
続きまして、議案書の189ページをお願いします。
1定報告第4号 平成21年度
財団法人田辺市
社会教育振興会の事業の計画についてご説明申し上げます。
190ページに平成21年度の
事業計画を載せております。191ページでございますが、平成21年度
財団法人田辺市
社会教育振興会会計予算、第1条 平成21年度
財団法人田辺市
社会教育振興会会計予算は、次に定めるところによる。
第2条 収入支出予算の総額は、収入支出それぞれ266万6,000円と定めるものでございます。
191ページと192ページに当振興会の収入支出予算を計上しておりますが、予算総額はそれぞれ266万6,000円で、収入の主なものは地方公共団体補助金収入、支出は青少年研修センターの
管理運営に要する費用でございます。
以上で、教育委員会関係予算等の
補足説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。
(
教育次長 濵田和男君 降壇)
○議長(
鈴木太雄君) 続いて、
水道事業管理者、大江潔史君。
(
水道事業管理者 大江潔史君 登壇)
○
水道事業管理者(大江潔史君) 水道部が担当しております予算につきまして、
補足説明をいたします。
予算書の293ページをお願いします。
1定議案第45号 平成21年度田辺市簡易水道事業
特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条
歳入歳出予算の総額は、
歳入歳出それぞれ3億1,428万円と定める。
2
歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表
歳入歳出予算による。
内容につきましては、302ページの歳出からご説明いたします。
総務費6,690万3,000円の主なものは、職員6名の人件費のほか、簡易水道の検針委託料317万9,000円、水道料金システムの電子計算機及び附属
器具借料232万5,000円などの一般管理経費でございます。
水道施設維持費9,942万8,000円の主なものは、施設稼働に係る
光熱水費2,960万円、施設修繕料1,400万円及び施設
管理委託料1,530万円でございます。また、本年度は
工事請負費として、四村西簡易水道配水管施設工事210万円、長野簡易水道配水管移設工事170万円の2件を予定しております。本年度は新たに水道施設改良費を設け、栗栖川簡易水道施設改良工事として1,050万円を計上しております。
公債費1億3,704万9,000円は、長期債償還金6,825万9,000円、及び長期債利子6,879万円でございます。なお、これらの経費に要する財源といたしましては、主に水道使用料、
一般会計繰入金、簡易水道事業債をもって充当いたします。
続きまして、
水道事業会計予算のご説明を申し上げます。
別冊の水道事業会計の予算書をお願いします。
1定議案第56号 平成21年度田辺市
水道事業会計予算。
第1条 平成21年度田辺市水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。
第2条 業務の予定量は、次のとおりとする。
本年度は、給水戸数2万7,900戸、総配水量1,031万立方メートル、1日平均配水量2万8,247立方メートルを予定しております。その他、量水器の取りかえ4,500個、消火栓新設の受託工事8件、配水設備改良費として3億2,979万6,000円を予定しております。
第3条
収益的収入及び支出の予定額は次のとおりと定める。収入合計として水道
事業収益14億7,778万3,000円、支出合計として水道事業費用13億4,702万1,000円で、差し引き1億3,076万2,000円の利益を見込んでいます。
次ページをお願いします。
第4条
資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
収入合計として、
資本的収入3,437万9,000円、支出合計は、資本的支出7億7,179万6,000円で、
資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額7億3,741万7,000円は、損益勘定留保資金等で補てんすることにいたしております。
第5条は、平成21年度から22年度にかけて自家発電機施設更新工事を行うために、継続費の総額を定めるものでございます。
第6条は、予定支出の各項の経費の流用範囲を、第7条では議会の議決を経なければ、流用することができない経費を、第8条では、棚卸資産の購入限度額をそれぞれ定めるものであります。
続いて、次ページからの予算に関する説明書により具体的な説明をさせていただきます。
1ページ、平成21年度田辺市
水道事業会計予算実施計画について。
1.
収益的収入及び支出。収入の予算総額として、水道
事業収益14億7,778万3,000円を計上しております。
1項、営業収益の内訳は、給水収益14億430万円、受託給水工事収益2,494万円、その他営業収益2,140万6,000円です。
2項、営業外収益、2,711万6,000円の内訳は、受取利息及び配当金と雑収益です。
3項、特別利益は、固定資産売却益等であります。
2ページをお願いします。
支出の予定総額として、水道事業費用13億4,702万1,000円を計上しております。
1項、営業費用の1目、原水及び浄水費3億8,421万4,000円は、原水の取水及び浄水施設の
維持管理等に要する経費です。職員3名分の人件費のほか、施設の修繕費や動力費、それに上富田・白浜の両町からの受水に係る負担金2億4,055万2,000円及び受水費3,449万3,000円が主なものであります。
2ページから3ページにかけての2目、配水及び給水費3億1,146万7,000円は、配水管や給水管など、施設の
維持管理に要する経費です。主なものは、職員15名分の人件費のほか、給配水管
維持管理業務等の委託料2,617万4,000円、給水管切替や鉛製給水管取替等の修繕費1億113万7,000円、それに中継ポンプ所の動力費などであります。
3目、受託給水工事費826万3,000円は、消火栓新設の
工事請負費720万円と材料費であります。
(工事明細:20ページ 工事箇所:
別冊参考資料161~171ページ)
4目、業務費6,341万円は、検針及び水道料金徴収並びに窓口業務に要する経費です。
職員3名分の人件費のほか、検針、集金などの委託料2,430万9,000円などであります。
4ページの5目、総係費8,205万8,000円は、水道事業経営全般にわたる諸経費です。
職員5名分の人件費のほか、ノートパソコン等の賃借料436万2,000円などであります。
6目、減価償却費3億1,500万円は、水道事業に係る固定資産の減価償却費です。
7目、資産減耗費2,682万7,000円は、有形固定資産除却費が主なものであります。
5ページの2項、営業外費用1億3,746万2,000円の主なものは、企業債支払利息と水道コンピューターシステム開発費の繰延勘定償却費、及び支払消費税であります。
3項、特別損失のうち、2目、過年度損益修正損、1,750万円は不納欠損予定額等を計上したものであります。
次に、6ページの
資本的収入及び支出ですが、
資本的収入として3,437万9,000円を計上しています。
工事負担金、宅地造成分担金が主なものであります。
資本的支出としては、7憶7,179万6,000を計上しています。
1項1目、配水設備改良費3億2,979万6,000円は、職員1名分の人件費のほか、年次的に実施しております老朽配水管を耐震性の高い管へ更新する工事や小泉浄水場の耐震化などを行うための費用であります。
3目、有形固定資産費2憶6,554万5,000円は、中央監視設備や自家発電機施設等、固定資産の設置、購入に要する費用であります。
2項1目、企業債償還金は、企業償元金の償還費用であります。
予算実施計画の概要は以上のとおりでございます。
以上、簡単でありますが、水道部関係の当初予算
補足説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(
水道事業管理者 大江潔史君 降壇)
○議長(
鈴木太雄君) 以上をもって、提出者の説明が終了いたしました。
この場合、お諮りいたします。
ただいま議題となっております45件については、審議の都合上、後日審議願うことにいたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
鈴木太雄君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
◎日程第46 1定議案第 1号 田辺市
土地改良施設条例の一部改正についてから
日程第60 1定議案第15号 平成20年度田辺市
砂利採取事業特別会計補正予算
(第2号)まで一括上程
○議長(
鈴木太雄君) 続いて、日程第46 1定議案第1号 田辺市
土地改良施設条例の一部改正についてから、日程第60 1定議案第15号 平成20年度田辺市
砂利採取事業特別会計補正予算(第2号)まで、以上15件を一括上程いたします。
ただいま上程いたしました15件については、過日、既に当局の説明が終了しておりますので、これより総括質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
鈴木太雄君) 質疑なしと認めます。
それでは、ただいま議題となっております15件については、会議規則第37条の規定により、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。各常任委員会の付託事件はお手元に配付いたしております議案付託表のとおりであります。
この場合、お諮りいたします。
本日の会議はこの辺にとどめ散会し、明3月3日から3月10日までの8日間は休会とし、3月11日午後1時から再開いたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
鈴木太雄君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
散 会
○議長(
鈴木太雄君) それでは、本日はこれをもって散会いたします。
(午前11時09分)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
平成21年3月2日
議 長 鈴 木 太 雄
議 員 天 野 正 一
議 員 森 哲 男
議 員 山 本 勝 一...