田辺市議会 2005-06-22
平成17年 6月定例会(第3号 6月22日)
平成17年 6月定例会(第3号 6月22日) 田辺市議会6月定例会会議録
平成17年6月22日(水曜日)
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平成17年6月22日(水)午後1時開議
第 1 1定議案第 1号 田辺市
地域振興基金条例の制定について
第 2 1定議案第 2号 田辺市
地域基盤整備基金条例の制定について
第 3 1定議案第 3号 田辺市
地域活性化基金条例の制定について
第 4 1定議案第 4号 田辺市観光振興基金条例の制定について
第 5 1定議案第 5号 田辺市土地開発基金条例の制定について
第 6 1定議案第 6号 田辺市敬老祝金支給条例の制定について
第 7 1定議案第 7号 田辺市
集落排水処理施設条例の一部改正について
第 8 1定議案第 8号 田辺市火災予防条例の一部改正について
第 9 1定議案第 9号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における
住居表示の方法について
第10 1定議案第10号 町の区域の変更及び設定について
第11 1定議案第11号 平成17年度田辺市一般会計予算
第12 1定議案第12号 平成17年度田辺市
国民健康保険事業特別会計予算
第13 1定議案第13号 平成17年度田辺市
老人保健特別会計予算
第14 1定議案第14号 平成17年度田辺市
介護保険特別会計予算
第15 1定議案第15号 平成17年度田辺市
分譲宅地造成事業特別会計予算
第16 1定議案第16号 平成17年度田辺市
公共用地先行取得事業特別会計予算
第17 1定議案第17号 平成17年度田辺市文里港
整備事業特別会計予算
第18 1定議案第18号 平成17年度田辺市
交通災害共済事業特別会計予算
第19 1定議案第19号 平成17年度田辺市
同和対策住宅資金等貸付事業特別会計
予算
第20 1定議案第20号 平成17年度田辺市
簡易水道事業特別会計予算
第21 1定議案第21号 平成17年度田辺市
農業集落排水事業特別会計予算
第22 1定議案第22号 平成17年度田辺市
林業集落排水事業特別会計予算
第23 1定議案第23号 平成17年度田辺市
漁業集落排水事業特別会計予算
第24 1定議案第24号 平成17年度田辺市
特定環境保全公共下水道事業特別会計
予算
第25 1定議案第25号 平成17年度田辺市
診療所事業特別会計予算
第26 1定議案第26号 平成17年度田辺市
駐車場事業特別会計予算
第27 1定議案第27号 平成17年度田辺市
砂利採取事業特別会計予算
第28 1定議案第28号 平成17年度田辺市
木材加工事業特別会計予算
第29 1定議案第29号 平成17年度田辺市四村川財産区特別会計予算
第30 1定議案第30号 平成17年度田辺市
水道事業会計予算
第31 1定議案第31号
紀南環境衛生施設事務組合を組織する地方公共団体の数の
減少及び組合規約の変更について
第32 1定報告第 4号 平成16年度田辺市土地開発公社の事業報告及び決算報告
について
第33 1定報告第 5号 平成16年度財団法人田辺市社会教育振興会の決算報告に
ついて
第34 1定報告第 6号 平成16年度
財団法人紀南文化会館の決算報告について
第35 1定報告第 7号 平成16年度財団法人龍神村開発公社の事業報告及び決算
報告について
第36 1定報告第 8号 平成16年度有限会社龍神温泉元湯の決算報告について
第37 1定報告第 9号 平成16年度本宮振興株式会社の決算報告について
第38 1定報告第10号 平成16年度
株式会社奥熊野本宮の決算報告について
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〇会議に付した事件
日程第1から日程第38まで
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〇議員定数 30名
〇欠 員 0名
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〇出席議員
議席番号 氏 名
1番 川 﨑 五 一 君
2番 真 砂 みよ子 君
3番 久 保 浩 二 君
4番 小 川 浩 樹 君
5番 佐 井 昭 子 君
6番 出 水 豊 数 君
7番 安 達 克 典 君
8番 谷 口 和 樹 君
9番 鈴 木 太 雄 君
10番 塚 寿 雄 君
11番 山 本 紳 次 君
12番 松 下 泰 子 君
13番 中 本 賢 治 君
14番 棒 引 昭 治 君
15番 大 倉 勝 行 君
16番 宮 本 正 信 君
17番 高 垣 幸 司 君
18番 陸 平 輝 昭 君
19番 山 口 進 君
20番 宮 田 政 敏 君
21番 吉 田 克 己 君
22番 久 保 隆 一 君
23番 松 本 平 男 君
24番 天 野 正 一 君
25番 森 哲 男 君
26番 山 本 勝 一 君
27番 吉 本 忠 義 君
28番 白 川 公 一 君
29番 岡 﨑 宏 道 君
30番 田 中 康 雅 君
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〇欠席議員 なし
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〇説明のため出席したもの
職 名 氏 名
市 長 真 砂 充 敏 君
教育長 愛 須 恒 藏 君
政策調整部長 森 章 二 君
企画部長 庄 堂 琢 磨 君
広報広聴課長 那 須 久 男 君
総務部長 山 崎 清 弘 君
市民部長 川 端 清 司 君
保健福祉部長 中 本 政 吉 君
環境部長 岡 本 美 彦 君
商工観光部長 福 井 量 規 君
農林水産部長 溝 口 博 一 君
建設部長 橘 長 弘 君
建設部理事 堀 義 雄 君
中辺路行政局長 岡 上 達 君
業務課長 濱 中 治 夫 君
消防長 津 田 正 視 君
教育総務部長 杉 原 莊 司 君
生涯学習部長 衣 田 秀 雄 君
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〇出席事務局職員
議会事務局長 井 口 富 夫
議会事務局次長 小 川 鏡
議会事務局主任 中 田 信 男
議会事務局主査 岡 内 伸 午
開 議
○議長(吉本忠義君) 定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、平成17年第1回田辺市市議会定例会3日目の会議を開きます。
(午後1時01分)
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◎報告
○議長(吉本忠義君) 20番、宮田政敏君から遅刻の届出がありましたので、報告いたします。
◎
議会運営委員会正副委員長互選結果報告
○議長(吉本忠義君) この場合、報告いたします。
昨日の会議において選任を行いました議会運営委員会について、委員長及び副委員長の互選を行いましたので、その結果を事務局長から報告いたします。
議会事務局長、井口富夫君。
(議会事務局長 井口富夫君 登壇)
○議会事務局長(井口富夫君) 議会運営委員会の委員長及び副委員長の互選の結果を報告申し上げます。
議会運営委員会委員長には、岡﨑宏道君、同副委員長には、久保隆一君が、それぞれ互選されました。
以上でございます。
(議会事務局長 井口富夫君 降壇)
○議長(吉本忠義君) それでは、日程に入ります。
◎日程第1 1定議案第1号 田辺市
地域振興基金条例の制定についてから日程第38 1定報告第10号 平成16年度
株式会社奥熊野本宮の決算報告についてまで一括上程
○議長(吉本忠義君) 日程第1 1定議案第1号 田辺市
地域振興基金条例の制定についてから、日程第38 1定報告第10号 平成16年度
株式会社奥熊野本宮の決算報告についてまで、以上38件を一括上程いたします。
昨日に引き続き、当局から提案の補足説明を求めます。
市民部長、川端清司君。
(市民部長 川端清司君 登壇)
○市民部長(川端清司君) それでは、市民部関係の補足説明をさせていただきます。
予算書の77から78ページをお願いします。
連絡所費2,244万5,000円につきましては、8連絡所の嘱託員賃金をはじめ、連絡所業務の遂行に要する費用です。
次に、83から84ページをお願いします。
徴税費の税務総務費2億7,280万8,000円につきましては、職員39人分の人件費及び
固定資産評価審査委員会委員報酬等です。
次に、84ページの賦課費5,569万9,000円につきましては、課税事務全般に要する経費で、事務用品や納税通知書・台帳・申告書等の印刷費及び郵送料等の経常的な経費のほか、委託料では、平成18年度が土地の評価替えの年であり、既存路線及び新設路線価の価格決定に向けての
土地評価支援システム保守委託料1,240万円を計上しています。
また、使用料及び賃借料623万7,000円のうち
市民税システムソフト使用料361万8,000円は、
住民税申告受付事務等に係る経費です。
次に、85ページの徴税費2,853万7,000円につきましては、市税の徴収関係に要する経費で、市税前納等報奨金1,238万3,000円のほか、委託料504万3,000円のうち458万3,000円は、
収納等システム開発委託料で、滞納整理の効率化、窓口対応の迅速化等を図るための開発委託料です。
次に、86から87ページの
戸籍住民基本台帳費2億4,862万2,000円につきましては、職員18人分の人件費のほか、
戸籍システム等整備委託料や戸籍・
住基連携システム開発委託料及び関係事務機器の借料です。
次に、98から99ページをお願いします。
国民年金費3,122万9,000円につきましては、職員4人分の人件費のほか、電子計算機及び付属器具の借料が主なものです。
次に、105ページをお願いします。
児童措置費7億4,532万2,000円につきましては、児童手当及び児童扶養手当の受給者に給付する扶助費が主なものです。
以上で、一般会計の補足説明を終わらせていただきます。
続きまして、特別会計の説明に入らせていただきます。
244ページをお願いします。
1定議案第13号 平成17年度田辺市の
老人保健特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ78億8,570万1,000円と定めるものです。
内容につきましては、251ぺージからの歳出でご説明いたします。
まず、総務費の4,370万5,000円につきましては、職員の人件費、レセプト点検のための臨時職員賃金、それにレセプトの
電子計算機パンチ委託料等です。
次に、252ページの医療諸費74億3,835万1,000円につきましては、75歳以上の方及び65歳以上の重度障害者の方に対する医療費等を計上しています。
次の諸支出金4億314万5,000円は、旧市町村での平成17年度4月末決算における
歳入歳出差引不足額について借入措置をしたため、その返還金を計上するものです。
これらの歳出に伴う財源は、247から250ページにわたる支払基金交付金、国・県支出金及び一般会計繰入金等をもって充てることとしています。
次に、301ページをお願いします。
1定議案第18号 平成17年度田辺市の
交通災害共済事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,734万3,000円と定めるものです。
内容につきましては、306ぺージの歳出でご説明いたします。
事務費175万円につきましては、通信費と会員募集手数料が主なもので、事業費1,557万3,000円につきましては、会員の方々が交通事故により傷害を受けられた場合の見舞金です。
これらの歳出に対する財源としましては、会員の皆様に1人年額500円を負担していただいている会費収入が主なものです。
次に、
国民健康保険事業特別会計予算についてご説明いたします。
この小さな50ページほどの予算書でございます。
1定議案第12号 平成17年度田辺市の
国民健康保険事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条 事業勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ87億6,785万7,000円、
直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ4,062万万7,000円と定める。
第2項 事業勘定及び
直営診療施設勘定の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表 歳入歳出予算による。
一時借入金につきましては、第2条 地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、事業勘定12億円、
直営診療施設勘定3,000万円と定める。
歳出予算の流用につきましては、第3条 地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。
第1号 各項に計上した給料、職員手当等及び共済費(賃金に係る共済費を除く。)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。
第2号 保険給付費の各項に計上された予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用を定めるものです。
それでは、予算の内容につきまして、事業勘定の歳入からご説明申し上げます。
8ページをお願いします。
国民健康保険税につきましては、長引く経済状況の低迷による国保税収の低下や医療制度改革に伴う医療費の増加等が見込まれることから、安定的な国保財政運営を行うために、介護納付金分現年課税分の増額と合わせて32億2,333万2,000円を計上しております。
次に、9ページの国庫負担金は、保険給付並びに
高額医療費共同事業などに対する国の負担金で、23億6,117万4,000円を計上しております。
次の国庫補助金は、調整交付金で5億8,698万円を計上しています。
次に、10ぺージの
療養給付費等交付金は、退職被保険者等の医療費等に関して
社会保険診療報酬支払基金から交付を受けるもので、8億9,062万6,000円を計上しています。
次の県負担金は、
高額医療費共同事業に対する県の負担金で4,516万9,000円を、10から11ページの県補助金は、県の
財政対策費補助金及び本年度から新設されました県の調整交付金で3億3,194万円を計上しております。
次の共同事業交付金は、
高額医療費共同事業により
国民健康保険団体連合会から交付を受けるもので、9,653万9,000円を計上しております。
次に、12ページの繰入金12億242万5,000円は、一般会計及び
国民健康保険基金からの繰入れであります。
続きまして、事業勘定の歳出についてご説明申し上げます。
15から16ぺージをお願いします。
総務費の総務管理費1億6,329万7,000円につきましては、職員16人分の人件費と和歌山県
国民健康保険団体連合会負担金などです。
次の16から17ぺージの徴税費3,572万9,000円は、保険税の賦課徴収業務及び
収納率向上特別対策事業費に必要な経費です。
次に、18から19ページの療養諸費48億7,844万3,000円につきましては、療養の給付、療養費及び診療報酬請求の審査に要する経費を計上しております。
次の19から20ページの高額療養費5億4,183万5,000円は、被保険者の一部負担金が高額となる場合に給付を行うものです。
次に、20ページの出産育児諸費6,690万円につきましては、被保険者の出産に対して給付を行うものであり、次の葬祭諸費1,968万円は、被保険者の葬祭を行った者に対して給付を行うものです。
次に、22ページの老人保健拠出金18億6,953万8,000円につきましては、
老人保健医療費等の本市国保負担分で、
社会保険診療報酬支払基金に拠出にするものです。
次の介護納付金6億2,613万5,000円は、国保の被保険者のうち、40歳から64歳の介護保険第2号被保険者分として、同じく
社会保険診療報酬支払基金に支払うものです。
次に、23ページの共同事業拠出金1億8,068万3,000円につきましては、高額な医療費の支出に備えて県下各保険者が再保険を行う
高額医療費共同事業などに拠出するものです。
次の保健事業費3,594万7,000円は、被保険者の健康の保持増進のため実施する保健事業に要する経費であり、人間ドックに対する補助などを行っております。
次に、24ページの出産育児一時金貸付事業費672万円につきましては、当該事業に係る貸付金を計上しております。
次に、25ページの基金積立金は、
国民健康保険基金の運用益の積立てを計上しており、次の公債費は、一時借入金の利子を計上しており、26ページの償還金及び還付加算金は、過誤納還付金等を計上しております。
次に、27ページの繰出金232万5,000円につきましては、
へき地診療施設運営費繰出金で、
直営診療施設勘定に繰り出すものです。
次の旧
市町村借入金返済金2億9,187万8,000円は、旧市町村での平成17年度4月末決算における
歳入歳出差引不足額について借入措置をしたため、その返還金を計上するものであります。
なお、34ページからの
直営診療施設勘定につきましては、保健福祉部長の方からご説明を申し上げます。
以上で、市民部所管の補足説明を終わらせていただきます。
ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(市民部長 川端清司君 降壇)
○議長(吉本忠義君) 続いて、保健福祉部長、中本政吉君。
(保健福祉部長 中本政吉君 登壇)
○保健福祉部長(中本政吉君) それでは、保健福祉部関係の補足説明をさせていただきます。
議案書の352ページをお願いします。
1定議案第6号 田辺市敬老祝金支給条例の制定について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものであります。
内容といたしましては、高齢者に対する敬老祝金制度を創設するため、本条例を制定するものであります。
続きまして、予算書の94ページをお願いします。
保健福祉部関係の平成17年度当初予算の内容につきまして、補足説明をさせていただきます。
3款民生費、1項社会福祉費からご説明いたします。
社会福祉総務費3億7,900万5,000円につきましては、職員の人件費のほか、負担金補助及び交付金では、田辺市社会福祉協議会、
民生児童委員協議会等の福祉関係団体への補助金、社会福祉施設等の整備のため社会福祉法人等が借り入れた資金に係る償還金利子の一部を補助する
社会福祉施設等整備事業利子補給補助金、地域福祉の振興を目的に
先導的保健福祉事業に対して支援を行う
地域保健福祉推進補助金、田辺市社会福祉協議会が実施している
福祉タクシー券交付事業に対する補助金等を計上いたしております。
貸付金の
応急小口資金貸付金につきましては、1世帯5万円を限度とし、災害時の住宅補修や疾病の治療等緊急に資金が必要とされる場合等に貸し付けるものです。
積立金の
社会福祉基金積立金は、市の福祉のためにといただきました寄付金を基金へ積み立てるものです。
また、委託料で、新市における地域福祉計画を策定するための調査研究委託料を計上いたしております。
96ページから97ページの
身体障害者福祉費6億202万9,000円につきましては、賃金のうち
身体障害者介護人賃金は、聴覚障害者等の社会参加を促進するため、手話奉仕員、要約筆記奉仕員の派遣に伴う賃金であります。
報償費の主なものは、
障害者施策推進協議会委員及び
障害者計画策定委員の委員謝礼と重度の障害者及び20歳未満の障害児者に支給する
重度障害者等福祉年金であります。
委託料につきましては、在宅の身体障害者に対する支援のため田辺市社会福祉協議会に委託しています
障害者生活支援事業委託料、田辺市
身体障害者連盟等に委託して実施する
障害者社会参加適応訓練事業委託料、
身体障害者福祉ホームで生活する重度身体障害者に介助サービスを提供する
身体障害者自立支援事業委託料等を計上いたしております。
負担金補助及び交付金につきましては、
小規模作業所運営費補助金や
小規模作業所等授産施設へ通所している障害者への交通費補助である
授産施設通所交通費補助金のほか、重度身体障害者のいる世帯への住宅改造費の補助、本宮及び龍神地区に居住し人工透析のために通院する障害者への交通費補助、夏休み期間中障害児に学校にかわる日中活動の場を確保するための
障害児夏休み支援事業補助金等を計上いたしております。
次に、扶助費4億9,032万6,000円につきましては、
身体障害者手帳所持者に対して行われる補装具費、日常生活用具費、
重度障害者等医療費のほか、支援費制度に係る施設支援費、
障害者ショートステイ支援費、
障害者ホームヘルプサービス支援費、
障害者デイサービス支援費等を計上いたしております。
続きまして、98ページの
知的障害者福祉費5億1,509万3,000円につきましては、委託料では、知的障害者の日常生活に関する相談相手を紹介する
地域生活アシスタント事業委託料を、負担金補助及び交付金では、
小規模作業所運営費補助金や
小規模作業所等授産施設へ通所している障害者への交通費補助である
授産施設通所交通費補助金等を計上いたしております。
また、扶助費4億7,315万8,000円は、支援費制度での施設支援サービスに係る施設支援費、
グループホーム利用に係る
障害者地域生活援助事業支援費等を計上いたしております。
続きまして、99ページから100ページの市民総合センター管理費4,514万7,000円につきましては、田辺市民総合センターの維持管理に要する経費で、管理人等の賃金、電気・水道料金等の光熱水費や施設修繕料、通信費、各種保守点検委託料等を計上いたしております。
続きまして、100ページから101ページの福祉センター等管理費2,108万7,000円につきましては、中辺路福祉センター、中辺路ふれあいセンター、大塔ふくしかいかん、本宮保健福祉総合センターの維持管理に要する経費で、電気・水道料金等の光熱水費や施設燃料費、各種保守点検や施設管理委託料等を計上いたしております。
続きまして、2項児童福祉費に移ります。
104ページをお願いします。
児童福祉費5億7,719万5,000円につきましては、委託料では、家庭で児童の養育が一時的に困難になった場合や、仕事などの関係で夜間にわたる養育が困難になった場合に、児童養護施設等を利用して、その福祉の向上を図る子育て短期支援事業委託料、子育て支援を行いたい人とその支援を受けたい人を会員組織化して相互援助活動に関する事業運営を行うファミリーサポートセンター事業運営委託料、障害のある中学生、高校生が下校後に活動する場を確保する障害児タイムケア事業委託料を計上いたしております。
負担金補助及び交付金では、社会福祉法人立認可保育所等の運営に対する負担金、社会福祉法人立保育所の建築補助金、児童養護施設の紀南学園事務組合への負担金及び遺児に対する奨学金等を計上いたしております。
扶助費では、障害児に対する補装具費、乳幼児医療費、特別な理由により病院等で出産ができない妊産婦に対する助産扶助や母子生活支援施設への措置費、障害児通園事業支援費を計上いたしております。
その他、家庭児童相談室の相談員3名の賃金及び活動費や次世代育成支援対策地域協議会の運営に係る経費を計上いたしております。
続きまして、105ページをお願いします。
母子福祉費320万7,000円につきましては、母子家庭の母が自主的に行う職業能力の開発を補助する母子家庭自立支援補助金や田辺市母子寡婦福祉連合会の運営に対する補助金等を計上いたしております。
続きまして、105ページから107ページの保育所費11億640万9,000円につきましては、公立保育所19園の職員の人件費、臨時保育士等の賃金、給食賄い材料費、修繕費をはじめ、へき地保育所運営委託料など、保育所の維持管理及び運営に要する経費を計上いたしております。
続きまして、107ぺージから108ページの母子等医療費6,073万6,000円につきましては、母子家庭及び父子家庭等の医療費に対する扶助費を計上いたしております。
続きまして、第3項老人福祉費に移ります。
108ぺージから111ページをお願いします。
老人福祉費3億8,344万8,000円につきましては、報償費では、新市における高齢者保健福祉計画策定に伴う委員謝礼金、介護予防事業講師謝礼金、敬老年金等を計上いたしております。
委託料では、市内13カ所の在宅介護支援センターに対する運営事業委託料、田辺市社会福祉協議会等に委託している配食サービス事業、生きがい活動支援通所事業、生活支援ハウス「芳養の里」運営委託料等を計上いたしております。
備品購入費につきましては、ひとり暮らしの高齢者の支援を図るための緊急通報装置の購入費であります。
負担金補助及び交付金には、田辺市シルバー人材センター運営費補助金、老人クラブ活動費補助金、西牟婁郡老人福祉施設組合負担金等を計上いたしております。
扶助費の内訳は、老人医療費、養護老人ホームへの措置費、紙おむつなどの家族介護用品支給費等となっております。
続きまして、高齢者福祉施設管理費2億4,218万3,000円につきましては、高齢者複合福祉施設・老人憩いの家・生活支援ハウス・老人集会所の管理運営に伴う経費で、田辺市社会福祉事業団に委託しております田辺市高齢者複合福祉施設「たきの里」、田辺市社会福祉協議会に委託しております老人憩いの家「松風荘」と「やすらぎ荘」の管理運営委託料、生活支援ハウス運営委託料、天神老人集会所管理委託料と松風荘の温泉使用料等を計上いたしております。
続きまして、4項生活保護費に移ります。
112ぺージから113ページをお願いします。
生活保護総務費5,928万1,000円につきましては、職員の人件費のほか、研修や施設入所者の訪問、また扶養義務者調査などに係る旅費及びレセプト点検委託料等を計上いたしております。
続きまして、扶助費10億8,105万4,000円につきましては、被保護世帯に係る生活、住宅、教育、医療、介護等の扶助費を計上いたしております。長引く景気低迷、高齢化、雇用形態や生活環境の変化などにより、今後も保護の相談件数は増加すると見込まれますが、関係機関等とも連携を深め、相談者に対しきめ細やかな対応を図り、適正な生活保護の実施に努めてまいります。
続きまして、援護費1,012万円につきましては、低所得世帯、被保護世帯に対する年末見舞金や被保護世帯に対するゴミ分別指定袋購入助成金、入院中における介護料、ベッド差額費、また行旅人に対する移送費等を計上しております。
続きまして、113ページから114ぺージの5項災害救助費に移ります。
災害救助費1,430万円につきましては、災害救助法が適用された場合の最高限度額350万円の災害援護資金貸付金及び市単独の復興資金の融資に係る銀行への預託金、また災害見舞金と災害弔慰金をそれぞれ計上いたしております。
続きまして、4款衛生費、1項保健衛生費に移ります。
114ページから117ページをお願いします。
保健衛生総務費13億168万2,000円につきましては、職員の人件費のほか、ひきこもり相談窓口充実のための嘱託員配置に係る嘱託員賃金、報償費につきましては、主に母子保健事業に係る医師及び講師謝礼を計上いたしております。
委託料では、精神障害者の自立と社会復帰等の支援を図る精神保健福祉相談事業委託料、社会福祉法人やおき福祉会へ委託をする精神障害者ボランティア団体活動支援事業委託料、助産師会へ委託をする妊産婦・新生児訪問指導委託料、医療機関へ委託をする乳幼児の精密検査及び妊婦の健康診査委託料となっております。
負担金補助及び交付金では、社会福祉施設等への整備事業利子補給補助金、精神障害者施策として通所授産施設の運営費補助金、居宅生活支援事業に対する補助金、公立紀南病院組合への負担金を計上いたしております。
備品購入費では、平成16年7月に心肺停止者に電気ショックを与え救命を図る「自動体外式除細動器(AED)」を一般市民が使用できるようになったことに伴い、6台分の購入費を計上いたしております。
扶助費の精神障害者医療費につきましては、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第32条に認定された通院患者の医療費の自己負担分を助成するものであります。
続きまして、117ページから118ぺージの予防費2億1,592万5,000円につきましては、主に予防接種及び老人保健事業等に係る賃金や医師等への報償費、予防接種ワクチン代などの需用費を計上いたしております。
委託料としては、基本健康診査をはじめ肝炎ウイルス検診等の各種健康検査に係る委託料及び乳幼児への予防接種の委託料となっています。
続きまして、特別会計の予算の説明をさせていただきます。
別冊の平成17年度田辺市
国民健康保険事業特別会計予算書の35ページをお願いします。
国民健康保険事業特別会計の
直営診療施設勘定について、ご説明申し上げます。
直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ4,062万7,000円です。
予算の内容につきましては、42ページの歳出からご説明を申し上げます。
まず、総務管理費の一般管理費3,192万5,000円は、診療所勤務職員2人分の人件費と臨時看護師賃金及び医師の出張診療委託料を、連合会負担金6万6,000円は、国保診療施設連絡協議会負担金などを計上いたしております。
43ページから44ページまでの医業費760万6,000円は、医療用消耗器材費、診療に要する薬品代及び各種検査手数料を計上いたしております。
施設整備費は、施設修繕に要する費用53万円を計上いたしております。
次に、歳入をご説明申し上げます。
39ページをお願いします。
外来収入1,843万円は、国民健康保険、社会保険、老人保健などからの診療報酬及び本人からの一部負担金などを、40ページの第3款繰入金、事業勘定繰入金232万5,000円並びに一般会計繰入金1,943万円は、それぞれ事業勘定並びに一般会計から繰入れを受けるものであります。
続きまして、予算書の258ページをお願いします。
平成17年度田辺市
介護保険特別会計予算について説明させていただきます。
1定議案第14号 平成17年度田辺市の介護保険特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ63億5,305万8,000円と定めるものであります。
第2項 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表 歳入歳出予算による。
第2条 地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第2表 地方債によるものであります。
第3条 地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定めるものであります。
各項に計上した給料、職員手当等及び共済費(賃金に係る共済費を除く。)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でこれらの経費の各項の間の流用であります。
内容につきましては、269ぺージの歳出からご説明いたします。
総務管理費のうち、一般管理費1億3,174万5,000円の主なものは、介護保険関係職員15人分の人件費でありまして、ほかに介護保険制度改正に伴う電子計算機プログラム作成委託料等を計上いたしております。
連合会負担金63万円は、和歌山県
国民健康保険団体連合会への会員負担金であります。
続きまして、270ページに移ります。
2項徴収費388万7,000円は、第1号被保険者保険料の賦課徴収業務に要する事務経費として、保険料納付通知書の郵送料等を計上いたしております。
271ページの3項介護認定審査会費に移ります。
介護認定審査会費1,727万5,000円は、介護認定審査会業務に係る経費でありまして、委員報酬のほかに認定結果通知書の郵送料等を計上いたしております。
認定調査等費4,391万円は、訪問調査等に係る臨時職員及び嘱託員合わせて8人分の賃金及び主治医意見書作成手数料等を計上いたしております。
272ページの4項計画策定委員会費68万円は、介護保険事業計画の策定に要する経費でありまして、委員報酬が主なものであります。
続きまして、2款保険給付費、1項介護サービス等諸費に移ります。
介護サービス等諸費は、要介護者の認定を受けた被保険者に対する保険給付費を計上いたしております。
居宅介護サービス給付費24億4,200万円は、訪問介護、訪問看護等の指定居宅サービスを受けた場合に給付するものであります。
施設介護サービス給付費31億7,510万円は、介護老人福祉施設、いわゆる特別養護老人ホームや介護老人保健施設・介護療養型医療施設等の施設から指定施設サービスを受けた場合の保険給付費であります。
居宅介護福祉用具購入費1,142万5,000円は、居宅要介護被保険者が入浴又は排泄の用に供する年間10万円までの特定福祉用具を購入したときに支給される保険給付費であります。
続きまして、273ページをお願いします。
居宅介護住宅改修費3,284万3,000円は、居宅要介護被保険者が手すりの取りつけ、段差の解消等の小規模な住宅改修を行ったときに支給される保険給付費を計上いたしております。
居宅介護サービス計画給付費2億220万円は、指定居宅介護支援事業者が居宅要介護被保険者に居宅サービス計画を作成したときに支給される保険給付費であります。
続きまして、2項支援サービス等諸費は、要支援の認定を受けた被保険者に対する保険給付費でありますが、内容といたしましては、前ぺージ等でご説明しました1項介護サービス等諸費と同様となっており、合計1億9,300万円を計上いたしております。
274ページの3項その他諸費900万円は、和歌山県
国民健康保険団体連合会に支払う介護報酬の審査支払手数料であります。
続きまして、275ページの4項高額介護サービス等費5,860万4,000円は、一月のサービス利用に係る利用者負担額が高額になった場合、被保険者に対して保険給付を行い、負担の軽減を図るものであります。
5項市町村特別給付費150万円は、保険料を財源にして、寝たきり等の居宅要介護被保険者に対して、紙おむつの購入費を補助するものであります。
続いて、276ページをお願いします。
3款財政安定化基金拠出金543万5,000円は、和歌山県介護保険財政安定化基金に対して毎年度拠出する負担金でありまして、標準給付費見込額の0.1パーセントを拠出します。
4款諸支出金32万4,000円は、第1号被保険者保険料の還付金及び還付加算金を計上いたしております。
続きまして、277ページをお願いします。
5款公債費2,300万円は、和歌山県介護保険財政安定化基金貸付金に係る今年度分の償還金でございます。
その他予備費として50万円を計上いたしております。
次に、歳入についてご説明申いたします。
263ページをお願いします。
保険料につきましては、田辺市に居住する65歳以上の高齢者が負担する第1号被保険者保険料のうち、現年度分特別徴収保険料として7億9,416万3,000円、現年度分普通徴収保険料として9,946万7,000円、滞納繰越分普通徴収保険料として462万1,000円を計上いたしております。
続きまして、2款使用料及び手数料につきましては、介護保険料の督促手数料として10万円計上いたしております。
3款国庫支出金に移ります。
1項国庫負担金は、介護給付費の20パーセントを国が負担するもので、12億2,483万3,000円を計上いたしております。
264ページの2項国庫補助金は、市町村間の介護保険の財政力格差を調整するために、国から交付される調整交付金等4億3,728万5,000円を計上いたしております。
265ページの4款支払基金交付金は、第2号被保険者保険料として
社会保険診療報酬支払基金から介護給付費の32パーセントに相当する額が交付されるものでありまして、19億5,973万5,000円を計上いたしております。
5款県支出金は、介護給付費の12.5パーセントを県が負担するもので、7億6,552万円を計上いたしております。
続きまして、6款繰入金、1項一般会計繰入金に移ります。
介護給付費繰入金7億6,552万円は、介護給付費の12.5パーセントを市が負担するものであります。
266ページをお願いします。
その他一般会計繰入金につきましては、職員の人件費及び事務費について一般会計から繰入を行うもので、1億9,752万円を計上いたしております。
2項基金繰入金680万3,000円は、介護給付費準備基金からの繰入金を計上いたしております。
続きまして、268ページをお願いします。
8款市債9,747万8,000円は、和歌山県介護保険財政安定化基金からの貸付金を見込んでおります。
その他の歳入として、預金利子、雑入等を計上しております。
続きまして、平成17年度田辺市
診療所事業特別会計予算の説明をさせていただきます。
388ページをお願いいたします。
1定議案第25号 平成17年度田辺市の診療所事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ4億3,582万4,000円と定めるものであります。
第2項 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表 歳入歳出予算による。
第2条 地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定めるものであります。
各項に計上した給料、職員手当等及び共済費(賃金に係る共済費を除く。)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でこれらの経費の各項の間の流用であります。
内容といたしましては、397ページの歳出からご説明をいたします。
総務管理費の一般管理費1億8,619万8,000円につきまして、主なものは医師などの診療所勤務職員13人分の人件費でありまして、ほかに臨時職員賃金、医療事務委託料等に要する経費を計上いたしております。
399ページから401ページの医業費2億3,961万6,000円は、医療用消耗機材費、診療に要する薬品代等の経費と歯科診療に要する経費を計上しております。
次に、歳入についてご説明いたします。
392ページをお願いします。
診療収入につきましては、国民健康保険、社会保険、老人保健などからの診療報酬及び本人からの一部負担金などで、外来収入として3億9,366万7,000円、歯科診療収入として577万円、訪問看護収入として17万8,000円、その他の診療収入として、1,355万7,000円を計上いたしております。
続きまして、394ぺージの2款使用料及び手数料につきましては、総務使用料88万円は医師住宅等の使用料を、手数料241万5,000円は診断書等の文書交付手数料を計上いたしております。
395ページの3款財産収入43万5,000円は、診療所事業基金積立金利子を、4款繰入金174万2,000円は、一般会計からの繰入金を計上いたしております。
396ページの5款諸収入の2項雑入1,717万9,000円につきましては、旧市町村の歳計剰余金等を計上いたしております。
以上で、保健福祉部関係の補足説明を終わります。
よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
(保健福祉部長 中本政吉君 降壇)
○議長(吉本忠義君) 続いて、環境部長、岡本美彦君。
(環境部長 岡本美彦君 登壇)
○環境部長(岡本美彦君) それでは、環境部関係の補足説明をさせていただきます。
まず、議案書の354ページから355ページをお願いいたします。
1定議案第7号 田辺市
集落排水処理施設条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするもので、本件につきましては、新たに供用を開始します芳養地区を田辺市
集落排水処理施設条例別表第1に追加するものです。
次に、364ページから365ページをお願いいたします。
1定議案第31号
紀南環境衛生施設事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び組合規約の変更については、平成17年10月1日に新宮市と熊野川町が市町村合併をすることに伴い、平成17年9月30日付けで新宮市と熊野川町を脱退させ、平成17年10月1日から新宮市を加入することについて、市町村の合併の特例に関する法律第9条の2第1項の規定により議会の議決をお願いするものです。
続きまして、歳出予算に移らせていただきます。
別冊予算書118ページをお願いいたします。
第3目斎場費3,195万9,000円につきましては、市営斎場の斎場業務委託料及び施設の維持管理に係る経費のほか、白浜町及びみなべ町への火葬業務委託料、
紀南環境衛生施設事務組合への負担金、各斎場の使用料格差を是正する火葬場使用料差額補助金でございます。
続きまして、119ページをお願いいたします。
第4目環境衛生費1億8,968万4,000円につきましては、主なものは市営墓地の維持管理費、環境学習会に要する経費、小溝の清掃及び消毒に係る経費、背戸川排水路浄化施設等の修繕料及び維持管理費、海域や河川・排水路等の水質検査手数料、浄化槽設置整備事業費補助金などです。
このうち120ページ、負担金補助及び交付金の浄化槽設置整備事業費補助金につきましては、生活雑排水の適正処理のため推進しております浄化槽の設置に対する補助金として1億6,267万5,000円を計上しております。
次に、121ページをお願いいたします。
第1目清掃総務費2億8,449万1,000円につきましては、職員34人分の人件費です。
続きまして、第2目塵芥処理費8億5,971万7,000円につきましては、家庭ごみの収集運搬及び焼却施設、最終処分場、浸出水処理施設など、施設の維持管理の経費です。
主なものといたしましては、需用費2億4,399万8,000円は、ごみの適正処理を行うための施設の光熱水費、修繕料及び収集車両の燃料費や修繕料並びに指定袋の作成費などです。
122ページから123ページの委託料3億3,584万1,000円につきましては、家庭ごみ収集業務の一部民間委託に伴う費用や施設の保守点検、維持管理業務などに係る費用及び各種の測定・調査費用です。また、今年度は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律で規定されている一般廃棄物処理基本計画を作成する費用や容器包装リサイクル法に関連する施設整備に向けた「循環型社会形成推進地域計画書」の作成費用なども計上しております。
工事請負費3,200万円につきましては、田辺市最終処分場の変更整備計画に伴い、処分場内の法面部分の倒壊防止及び浸透雨水削減のために整備工事を実施するものです。
工事明細は、233ページを、工事箇所は、別冊参考資料59ページを参照願います。
123ページから124ページの負担金補助及び交付金1億9,530万4,000円につきましては、町内会や子どもクラブなどの団体が自主的に回収を実施しております古紙類などに対し補助を行う資源集団回収事業実施団体奨励補助金や「熊野川地域広域組合」及び「上大中清掃施設組合」並びに「財団法人紀南環境整備公社」に対する負担金などです。
なお、「財団法人紀南環境整備公社」に対する負担金2,495万9,000円につきましては、紀南地域に一般廃棄物と産業廃棄物を併せて処理する最終処分場の整備に取り組むため、県・市町村・産業界が一体となり、本年7月1日に設立される「紀南環境整備公社」の事業に対する負担金です。
投資及び出資金853万7,000円につきましては、「財団法人紀南環境整備公社」への出損金です。
続きまして、第3目し尿処理費6億2,039万1,000円につきましては、「田辺市周辺衛生施設組合」、「
紀南環境衛生施設事務組合」、「富田川衛生施設組合」で管理運営を行っております、し尿処理施設「清浄館」、「南清園」、「白鳥苑」におけるし尿処理費並びに施設の維持管理に対する負担金などです。
次に、148ページの自然公園等管理費をお願いいたします。
第4目自然公園等管理費1,489万6,000円につきましては、天神崎等の自然公園及びふるさと自然公園センター等の施設の維持管理並びに自然観察教室の実施に要する経費です。
賃金438万2,000円につきましては、ひき岩群ふるさと自然公園センターの嘱託員賃金及び管理人賃金が主なもので、149ページの需用費263万8,000円の主なものは、ふるさと自然公園センターをはじめとする施設等の光熱水費、修繕料です。委託料604万6,000円につきましては、自然公園内の便所清掃及びごみ収集委託料と本宮町「皆地いきものふれあいの里」の施設管理委託料が主なものです。
次に、166ページをお願いいたします。
第6目地域排水処理施設管理費1,769万8,000円につきましては、神島台、中芳養貝田、城山台地域排水処理施設における光熱水費、施設修繕料等の施設の維持管理に要する経費です。
続きまして、農業集落排水事業特別会計に移らせていただきます。
334ページをお願いいたします。
1定議案第21号 平成17年度田辺市の農業集落排水事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ4億9,714万8,000円と定める。
第2項 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表 歳入歳出予算による。
第2条 地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第2表 地方債によるもので、内容につきましては、336ページに記載のとおりです。
第3条 地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。
各項に計上した給料、職員手当等及び共済費(賃金に係る共済費を除く。)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でこれらの経費の各項の間の流用。
内容につきましては、341ページをお願いいたします。
第1目総務費1,476万円の主なものは、職員の人件費です。
第2目 施設維持管理費8,438万3,000円につきましては、次ページにわたりますが、農業集落排水処理施設10地区11施設における光熱水費、施設修繕料等施設の維持管理に要する経費です。
第3目芳養地区施設整備事業費1億5,708万3,000円は、平成13年度から事業実施しております芳養地区の整備に要する経費で、工事請負費1億5,140万円は、管路施設整備工事及び供用開始に伴う機能調整工事に係る費用です。
工事明細は、348ページを、工事箇所は、別冊参考資料173ページをご参照願います。
次に、343ページをお願いいたします。
公債費2億4,042万2,000円は、農業集落排水事業の起債に係る元利償還金でございます。これらの歳出に対する財源につきましては、338ページから340ページの分担金及び県支出金、市債等をもって充てることにしております。
続きまして、林業集落排水事業特別会計に移らせていただきます。
349ページをお願いいたします。
1定議案第22号 平成17年度田辺市の林業集落排水事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,396万2,000円と定める。
第2項 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表 歳入歳出予算による。
第2条 地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。
各項に計上した給料、職員手当等及び共済費(賃金に係る共済費を除く。)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でこれらの経費の各項の間の流用。
内容につきましては、354ページをお願いいたします。
第1目総務費の主なものは、職員の人件費です。
次に、第2目 施設維持管理費309万3,000円につきましては、龍神村大垣内地区、龍神村津越地区の林業集落排水処理施設2施設における施設の維持管理に要する経費です。
次に、355ページをお願いいたします。
公債費197万2,000円は、林業集落排水事業の起債に係る元利償還金です。
これらの歳出に対する財源につきましては、352ページから353ページの使用料及び繰入金等をもって充てることにしております。
以上で、環境部関係の補足説明を終わらせていただきます。
よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
(環境部長 岡本美彦君 降壇)
○議長(吉本忠義君) 続いて、商工観光部長、福井量規君。
(商工観光部長 福井量規君 登壇)
○商工観光部長(福井量規君) それでは、商工観光部関係の議案並びに予算につきまして、補足説明をさせていただきます。
まず、議案書の348ページをお願いいたします。
1定議案第4号 田辺市観光振興基金条例の制定について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものであります。
本件につきましては、「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録を契機に、田辺市の活性化の柱となる観光の振興のために制定するもので、世界遺産の保全・活用、観光振興のための基盤整備等、観光振興に資するための基金条例であります。
続きまして、393ページをお願いいたします。
1定報告第7号 平成16年度財団法人龍神村開発公社の事業報告及び決算報告については、次のとおりであります。
次ページをお願いいたします。
まず、事業報告でありますが、財団法人龍神村開発公社は、出資金1,000万円のうち旧龍神村が91%を出資している財団法人で、龍神総合交流拠点施設「季楽里龍神」、ごまさんスカイタワー、護摩檀山森林公園等の管理運営業務及び自然水販売を行っております。
特に平成16年度は、4月26日に季楽里龍神がオープンし、宿泊客数は前年対比3,688人増の2万7,966人、休憩者数は前年対比906人減の525人、外来入湯者数は前年対比1万3,221人増の2万5,301人、売上高は前年対比8,147万8,000円増の4億6,728万8,000円となっております。
次ページにまいりまして、季楽里龍神、森林公園等、各施設の運営及び自然水製造販売の事業別報告であります。その概要につきましては、記載のとおりでございます。
次ページをお願いいたします。
貸借対照表でありますが、資産の部につきましては、流動資産、固定資産、繰延資産を合わせて、資産合計が8,108万5,460円であります。
負債の部につきましては、流動負債、固定負債を合わせて、負債合計が7,923万4,011円であります。
次に、資本の部につきましては、資本金1,000万円、当期未処分利益マイナス814万8,551円で、資本合計が185万1,449円となり、負債資本合計は8,108万5,460円であります。
次ページにまいりまして、損益計算書でありますが、当該事業年度につきましては、営業利益699万2,780円を計上しておりますが、本年度の特殊要因として旧国民宿舎における固定資産847万2,093円を特別損失として処理したため、当期利益マイナス173万195円となっております。
次ページをお願いいたします。
利益金処理計算書でありますが、前期繰越損失金641万8,356円と、当期利益金マイナス173万195円を合わせて、次期繰越損失金814万8,551円となっております。
次にまいりまして、監事の決算監査意見書を添付しております。
続きまして、400ページをお願いいたします。
1定報告第8号 平成16年度有限会社龍神温泉元湯の決算報告については、次のとおりであります。
有限会社龍神温泉元湯は、資本金600万円のうち旧龍神村が50%を出資している有限会社で、龍神温泉センターの管理運営を行っております。
次ページにまいりまして、貸借対照表でありますが、資産の部につきましては、流動資産、固定資産を合わせて、資産の部合計が1,786万1,257円であります。
負債の部につきましては、流動負債、固定負債を合わせて、負債の部合計が1,558万2,714円であります。
次に、資本の部につきましては、資本金600万円、利益剰余金マイナス372万1,457円で、資本の部合計227万8,543円となり、負債資本の合計は1,786万1,257円であります。
次ページをお願いいたします。
損益計算書でありますが、当該事業年度につきましては、隣接し相乗効果を上げていた旧国民宿舎が季楽里龍神として移転オープンしたことと、9月、10月の大型台風の影響により、入場者数が前年対比84%と減少、売上高が伸びなかったため当期純損失235万5,464円となっており、前期繰越損失136万5,993円と合わせて、当期未処理損失は372万1,457円となっております。
次ページにまいりまして、損失処理計算書でありますが、当期未処理損失372万1,457円を次期繰越損失として計上いたしております。
続きまして、404ページをお願いいたします。
1定報告第9号 平成16年度本宮振興株式会社の決算報告については、次のとおりであります。
本宮振興株式会社は、資本金1,000万円のうち旧本宮町が85%を出資している株式会社で、本宮渡瀬温泉センター、道の駅奥熊野古道ほんぐう等の管理運営を行っております。
次ページにまいりまして、貸借対照表でありますが、資産の部につきましては、流動資産のみで資産の部合計が2,187万7,337円であります。
負債の部につきましては、流動負債、固定負債を合わせて、負債の部合計が1億5,024万4,270円であります。
次に、資本の部につきましては、資本金1,000万円、利益剰余金マイナス1億3,836万6,933円で、資本の合計がマイナス1億2,836万6,933円となり、負債・資本の部合計は2,187万7,337円であります。
次ページをお願いいたします。
損益計算書でありますが、道の駅売上他で1億2,187万9,602円の収入から、売上原価、販売費及び一般管理費を差し引いた営業損失1,019万5,412円に、営業外利益及び債務超過等の精算による特別利益1億3,087万5,708円、特別損失2億2,919万1,287円を差し引きして、当該事業年度につきましては、当期純損失1億330万9,171円となっており、前期繰越損失3,505万7,762円と合わせて、当期未処理損失は1億3,836万6,933円となっております。
408ページをお願いいたします。
損失金処理計算書及び監事の監査報告書を添付しております。
なお、本宮振興株式会社の多額の損失は、市町村合併に伴う債務超過等の清算処理によるものでありまして、最終的に本宮振興株式会社は、平成17年3月15日に営業を停止し、平成17年4月18日に会社解散の手続きを終えております。
引き続き、409ページをお願いいたします。
1定報告第10号 平成16年度
株式会社奥熊野本宮の決算報告については、次のとおりであります。
株式会社奥熊野本宮は、資本金1,900万円のうち旧本宮町が約97%を出資している株式会社で、平成17年3月7日設立し、先に説明いたしました本宮振興株式会社にかわって、平成17年3月16日から営業を開始し、本宮渡瀬温泉センター、道の駅奥熊野古道ほんぐう等の管理運営を行っております。
次ページをお願いいたします。
損益計算書でありますが、当該事業年度につきましては、営業利益536万5,969円から売上原価157万3,657円、販売費及び一般管理費252万6,077円等を差し引いて、当期純利益77万1,241円となっております。
次ページにまいりまして、貸借対照表でありますが、資産の部につきましては、流動資産、固定資産を合わせて、資産の部合計が2,745万9,301円であります。
負債の部につきましては、流動負債のみで、負債の部合計が768万8,060円であります。
次に、資本の部につきましては、資本金1,900万円、利益剰余金77万1,241円で、資本の部合計が1,977万1,241円となり、負債資本の部合計は2,745万9,301円であります。
次ページをお願いします。
損失金処理計算書及び監事の監査報告書を添付しております。
続きまして、一般会計予算の補足説明に移らせていただきます。
別冊の予算書124ページをお願いいたします。
まず、労働諸費1,710万8,000円につきましては、負担金補助及び交付金1,210万8,000円は、職業訓練法人田辺広域圏職業訓練協会補助金や田辺市雇用促進奨励金補助金などで、貸付金500万円は、中小企業勤労者生活資金貸付預託金であります。
続きまして、144ページをお願いいたします。
商工総務費1億608万9,000円につきましては、職員の人件費であります。
続きまして、商工振興費7,411万9,000円であります。
報償費は、田辺市ベンチャー企業支援セミナーの講師謝礼20万円と中小企業の振興を図るため、経営の近代化、合理化に積極的に取り組む意欲のある中小企業者、また、不況の影響を受けている中小企業者に対しまして、経営コンサルタント等が診断指導を行うための商工業診断指導謝礼金160万円であります。
負担金補助及び交付金6,805万6,000円は、団体や協議会に対する補助金や資金支援に係る補助金等でありまして、団体や協議会に対します補助金としましては、商工会議所補助金263万円、各商工会補助金1,062万円、商店街振興組合連合会補助金100万円が主なものであります。
中小企業の資金支援に係る補助金として、和歌山県中小企業融資制度のうち、経営支援資金を利用した中小企業者に対し、その信用保証料の2分の1を補助する田辺市中小企業信用保証料補助金2,500万円、国民生活金融公庫の小企業等経営改善資金融資制度等の利用に対し1.5パーセントの利子補給を行う田辺市小企業資金利子補給補助金1,600万円及び田辺市小規模企業者等設備導入資金利子補給等補助金100万円が主なものであります。
事業費補助金といたしましては、商店街活性化総合支援事業費補助金600万円とテレコムわかやまがインターネットの活用により、企業の求人情報と求職者の求職情報を発信するホームページの運営に対し支援し、地域の雇用促進を図る求人求職サイト維持管理費負担金50万円が主なものであります。
積立金18万8,000円は、商工業振興基金の運用利息を積み立てるものであります。
続きまして、145ページから148ページにかけての観光費6億4,618万9,000円であります。
観光費につきましては、世界遺産に登録された熊野古道や熊野本宮大社に代表される古い歴史や文化、そして日本三美人の湯の龍神温泉や日本最古の湯である湯の峰温泉など数々の秘湯、神秘的で奥深い森林・渓谷等、豊かな自然と文化に恵まれた観光資源や、これら観光資源を活用するため、案内所や物産販売施設9カ所、温泉や宿泊施設7カ所、キャンプ施設9カ所、7月1日オープンの新田辺扇ケ浜海水浴場や体験関連施設5カ所、その他公衆便所等39カ所の観光施設を維持管理するための経費及び観光協会支援、各種地域観光イベント及び観光振興に資するソフト事業に係る経費を計上いたしております。
賃金2,825万4,000円につきましては、観光施設管理運営に係る臨時職員、管理人及び公衆便所清掃等の作業員賃金であります。
次ページをお願いいたします。
需用費3,190万9,000円及び役務費の1,417万5,000円につきましては、熊野古道ルート案内パンフレットの増刷に係る経費並びに観光施設管理運営に係る光熱水費、施設修繕料及び各種管理手数料等であります。
委託料5,006万円につきましては、観光施設管理委託料2,735万円のほか、平成16年度において作成しました田辺広域観光ビジョンを基本に、市民や活動団体との協働で、「誰が、何を、何時までに」を明確にした具体的実践計画を策定するため、観光振興戦略プラン作成委託料500万円を計上いたしております。
また、観光イベント委託料600万円は、「清姫まつり」実施に伴う委託料であります。
使用料及び賃借料の971万5,000円につきましては、観光施設設置に伴う土地借料及び器具借料等であります。
備品購入費の180万円につきましては、海水浴場新設に伴うサメ防止ネット購入費であります。
負担金補助及び交付金5,666万9,000円につきましては、その主なものとして、五つの観光協会に対する補助金として合計で1,825万5,000円、次ページにまいりまして、観光イベント補助金2,085万円は、弁慶祭、地球元気村、八咫の火祭り等の地域イベントに対する補助金でありまして、観光協会イベント補助金673万4,000円は、龍神温泉紀の郷マラソン、海水浴場イベント等の観光協会主催イベントに対する補助金を計上いたしております。
また、本年度から県と熊野古道沿線市町村、JR西日本株式会社和歌山支社による、世界遺産を含む熊野古道の継続的活用を目的として設立した熊野古道キャンペーン推進連絡会に対する負担金580万円を計上いたしております。
積立金4億5,180万円につきましては、先ほど第4号議案で説明いたしました観光振興基金を積み立てるものであります。
続きまして、150ページをお願いいたします。
共同作業場管理費1,860万7,000円であります。
積立金1,805万3,000円は、共同作業場の使用料及び共同作業場基金の運用利息を積み立てるものであります。
続きまして、共同作業場整備事業費420万円につきましては、梅干加工大型共同作業場の修繕に係る経費であります。
以上をもちまして、補足説明を終わらせていただきます。
よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
(商工観光部長 福井量規君 降壇)
○議長(吉本忠義君) 続いて、農林水産部長、溝口博一君。
(農林水産部長 溝口博一君 登壇)
○農林水産部長(溝口博一君) それでは、農林水産部が所管いたします予算について、補足説明を申し上げます。
予算書の70ページをお願いします。
市有林撫育費1,132万8,000円、報償費、旅費及び需用費は、市有林の管理運営方法等について審議するため、市有林経営委員会を設置する経費です。
役務費は、市有林の火災保険料です。
委託料の市有林整備事業は、国庫補助事業の流域公益保全林整備事業を活用しまして、市有林(龍神地内)の森林整備として間伐、枝打ち等を行い、森林の機能増進を図る事業です。
市有林管理業務委託料は、支障木等の除去委託料です。
次に、125ページをお願いします。
農業費、農業委員会費1,393万2,000円、農業委員39名の報酬をはじめ、委員会活動に要する経費のほか、各種負担金です。
次に、126ページをお願いします。
農業総務費1億976万8,000円は、職員14人の人件費です。
次に、農業振興費3億5,503万6,000円、地域農業の担い手育成、優良農地の確保と利用の促進及び基幹作物である梅や柑橘等農作物の振興事業の推進に対する経費です。
報償費については、中山間地域等直接支払交付金事業実施に係る謝礼、農業振興地域整備促進協議会委員に係る謝礼です。
需用費につきましては、同じ中山間直接支払事業他に係る消耗品費及び印刷費と農政課所管の施設の光熱水費、畜産に係る医薬材料費です。
役務費につきましては、事業遂行に係る通信費、所管する施設の浄化槽清掃及び建築物調査手数料、有害鳥獣捕獲従事者のための損害賠償保険料と肉用雌牛貸付牛登録及び人工授精手数料です。
委託料については、所管する施設の浄化槽管理、消防設備点検及び建築物調査に係る委託料とシステム保守委託料については、中山間直接事業実施に伴う対象農地追加作業及びパソコンシステム保守に係る経費です。農業後継者育成事業委託料については、新たに創設した地域振興基金の運用益を同基金充当事業のうち、農業後継者等の育成その他農業振興事業を運営委員会へ委託するものです。特定農山村総合支援事業委託料は、柑橘の振興、農業経営担い手の育成等を目的とした事業を運営委員会に委託するものです。生産調整推進業務委託料については、米の生産調整に係る業務委託料です。
使用料及び賃借料については、所管しております農産物集出荷加工施設の土地使用料、事業説明等に係る会場借料、研修会参加等の車両借料及びパソコンリース料です。
備品購入費については、米の生産調整に係るシステム購入に係る経費です。
負担金補助及び交付金のうち中山間地域等直接支払交付金については、生産条件が不利な急傾斜地等で耕作している集落に対して、集落の共同活動も含めた地域づくりを行い、地域活性化に資するなど、地域住民が積極的に活動できるための交付金で、有害鳥獣捕獲事業費補助金及び農作物鳥獣被害防止対策事業費補助金については、農産物及び林業に対する鳥獣被害防止に係る補助金です。
アグリビジネス支援事業費補助金については、本宮に拠点を置く「熊野百笑市」が主体となりまして、自作で栽培を行い収穫した小麦でつくったパンの販売と都市との交流による販売ルート確保のための事業で、パン窯の購入とイベント等開催に係る経費の補助金です。
遊休農地リフレッシュ再活用促進事業費補助金と農地保全対策補助金については、農地の利用集積により遊休農地を解消するため、遊休農地解消当初に係る経費等への補助金です。
紀州田辺うめ振興協議会補助金については、紀州田辺の梅の消費宣伝と販売促進活動等により梅産地の強化に取り組むための経費です。
田辺うめ対策協議会補助金につきましては、梅生育不良の原因究明及び対策の確立に係る調査・研究等に要する経費です。
梅産地支援事業費補助金については、生育不良対策として被害地域を中心に、重症樹には改植更新を約16ヘクタール、軽症樹・健全樹には土壌改良資材等による樹勢回復対策を約50ヘクタール実施するものです。
他の補助金負担金については、事業遂行に係る研修会負担金、各種資金融資に係る利子補給金、各種団体負担金です。
積立金につきましては、柑橘の振興、農業経営担い手の育成等を目的とした特定農山村地域活動支援基金及び雌牛貸付事業基金利息の積立等です。
次に、129ページをお願いします。
南紀用水事業費2億261万6,000円は、南紀用水事業の国営造成事業に要する経費で、国営造成施設管理費負担金は、みなべ町島ノ瀬ダムの維持管理等に係る経費の負担金です。国営南紀用水事業負担金は、みなべ町との市町協定に基づく島ノ瀬ダム造成及び幹線水路工事の償還金に係る負担金です。
次に、分庁舎管理費2,462万5,000円、これは下屋敷分庁舎の維持管理等に関する経費です。
次に、130ページ、農業土木費、農業土木総務費1億35万2,000円、職員の人件費のほか、負担金補助及び交付金のうち県営事業負担金1,781万8,000円は、上芳養東山地区の農地開発事業と日向地区のほ場整備事業調査費、稲成川通常砂防事業に伴う農道橋架け替え工事の負担金です。
なお、県営事業の明細は242ページを、工事箇所は、別冊参考資料60ページをご参照願います。
次に、131ページ、農業施設整備事業費3,172万円、市単独事業としての農道、水路等の農業用施設整備事業に要する費用です。
次に、土地改良施設維持管理適正化事業費5,472万6,000円、本事業は5カ年計画で事業費を拠出し、この間に工事施工する事業であります。
工事請負費4,142万円は、上秋津の園原、中三栖の河野井、中万呂の大谷の用排水路及び稲成の岩口池改修に係る経費で、負担金補助及び交付金1,062万6,000円は、本年度実施の河野井をはじめ、平成17年から20年度に施工予定の用排水路、ため池、頭首工改修工事の拠出金です。
なお、工事明細は233ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料61から64ページをご参照願います。
次に、132ページ、農村総合整備事業費3億6,466万2,000円、平成15年度から大坊・団栗地区において、営農飲雑用水、排水路、集落防災安全の各施設整備工事を実施しているものでありまして、工事請負費3億3,473万9,000円は、営農飲雑用水施設整備の管路、中継ポンプ所、減圧水槽、浄水場工事及び排水路整備に係る費用です。
なお、工事明細は233、234ページを、工事箇所は、別冊参考資料65ページをご参照願います。
次に、133ページ、小規模土地改良事業費6,976万6,000円、水路、農道等12カ所について、県費補助事業で改良工事を実施するものです。
なお、工事明細は234ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料66から77ページをご参照願います。
林業費に移りまして、林業総務費は5,229万8,000円、委託料は、本宮町上切原地区にある市所有の山林(2筆)について、旧本宮町に所有権移転登記がなされる昭和36年以前より上切原地区民を対象とした分収造林事業がなされており、地権者である町(現在は田辺市でございます)と地上権者である植栽者との間において、「二分口分収造林」として事業を進めていましたが、その後、電源開発株式会社が所有する特別高圧架空送電線路の線下土地に係る損失補償等の関連から、地元区民との所有権等をめぐる主張の相違があり、調停申し立てによる決着を試みましたが、決着に至らず、地元上切原地区から平成17年4月に田辺市(当時は本宮町)に対して「入会権確認請求」の訴状が和歌山地方裁判所田辺支部へ提出されました。このことにより、係争等に係る訴訟代理人として弁護士委託料を計上しております。
次に、134ページ、林業振興費2億3,462万3,000円、賃金は、本宮町にある生活環境保全林管理のための臨時職員賃金及び作業員賃金です。
委託料は、森林の巡視活動を通じて適切な森林所有者への施業指導、相談及び啓発を行うとともに、不法投棄や山地災害の防止等のパトロールを森林組合に委託し、森林保全管理を推進するための経費です。
工事請負費は、森林空間総合整備事業を活用し、熊野古道周辺の森林整備を促進することにより、森林が持つ多面的機能の維持増進と熊野古道周辺の森林空間・地域資源の活用で地域振興を図るため、除間伐等を行うための経費です。これは中辺路地内です。
負担金補助及び交付金の紀州備長炭後継者育成事業費補助金は、新規製炭就業者に対して、木炭組合が技術指導を実施することにより、後継者育成、製炭技術の伝承を図るものです。
林業担い手社会保障制度等充実対策事業補助金は、各森林組合作業員の雇用条件の改善と安定を図るため、社会保険加入等各種費用に対する補助金です。
森林整備地域活動支援交付金は、森林の有する多面的機能が発揮されるよう適切な森林整備の推進を図るための活動支援交付金です。
間伐実施事業費補助金は、国庫補助事業として、間伐事業を実施しているが、林業不況の中で国県の補助金だけでは林家負担が大きく、森林整備が進みづらいことから、林業経営の安定や森林整備の促進を図ることにより、森林の持つ公益的機能を増大させるための上乗せ補助金です。
作業道開設等奨励事業補助金は、森林整備のための作業道開設等を促進し、基盤整備と林業経営意欲の向上に資するための補助金です。
次に、135ページ、山村振興費4,453万1,000円、需用費及び役務費は、和歌山県が建てた緑の山村定住促進住宅(担い手住宅24戸)の事務受託による住宅管理経費です。
工事請負費は、新世紀山村居住モデル事業として、昨年度から本年度までの計画にあるモデル実験住宅6棟(昨年度3棟、本年度3棟建設予定)の住宅周辺整備工事です。
負担金補助及び交付金の新世紀山村居住モデル推進協議会補助金は、山村での新しい生活スタイルに合わせたアトリエ付き住宅を推進協議会が事業主体となり、紀州材を活用して3棟を建築し、都市部より山村地域に実際に芸術活動等の方々に居住していただくモデル実験住宅事業です。
飲料水供給施設等整備事業費補助金は、市上水道、簡易水道区域以外の区域で、飲料水供給施設及び簡易給水施設として地区及び組合等が運営をしている施設に対して、施設改善等に要する経費の一部を補助するものです。
緑の山村定住促進事業補助金は、山村地域へのUJIターン者等の定住を促進し、もって山村地域の振興を図るための補助金です。(龍神村 下山路梅生産組合 単軌道・スプリンクラーの設置予定)
翔龍祭実行委員会補助金は、地元のPRと他地域との交流を通じて山村文化の高揚と活力ある地域づくりを目的とした補助金です。また、こだま祭実行委員会補助金につきましても、農林業、観光産業の振興、町内外の住民交流を目的とした補助金です。
次に、山村振興施設管理費2,769万5,000円、賃金は、田辺の紀州備長炭記念公園及び大塔の地域資源活用総合交流施設(とみさと交流館、カヌー工房、カヌーポート)並びに本宮の山村開発センターの管理のための臨時職員賃金及び作業員賃金です。
需用費は、紀州備長炭記念公園をはじめ出船入船交流施設(田辺)、特産物開発センター(中辺路)地域資源活用総合交流施設(大塔)、山村開発センター(本宮)、産品加工所(龍神・大塔・本宮)、鮎川木工所(大塔)の管理運営経費(消耗品費、光熱水費、施設修繕費等)です。
役務費も、需用費と同じく各施設の管理費(浄化槽清掃手数料、浄化槽水質検査等)です。
委託費は、紀州備長炭記念公園の管理委託(秋津川振興会)や山村開発センター管理委託(本宮町商工会)などの管理委託費です。
使用料及び賃借料は、菌床しいたけ生産施設(中辺路)、木工館施設(龍神)土地借料や重機、器具等の借料です。
原材料は、紀州備長炭記念公園の花壇種苗代及び山村開発センターの床タイル代です。
備品購入費は、山村開発センター管理用の工具購入費です。
負担金補助及び交付金は、紀州備長炭記念公園が加入している道の駅連絡会負担金です。
次に、137ページをお願いします。
林業土木総務費4,010万1,000円、職員の人件費のほか負担金補助及び交付金のうち県営事業負担金1,969万円は、本宮町三越のふるさと林道緊急整備事業に伴う事業負担金です。
なお、県営事業の明細は242ページを、工事箇所は、別冊参考資料78ページをご参照願います。
次に、138ページ、林道維持費2,500万円、市単独事業による林道の補修や崩土除去等維持に要する費用です。
次に、林道舗装費2,406万1,000円、工事請負費1,820万1,000円は、龍神湯ノ又の川合湯ノ又線及び中辺路町野中の小広和田川線の舗装工事です。
なお、工事明細は234ページを、工事箇所は、別冊参考資料80、81ページをご参照願います。
次に、林道新設改良費7億8,000円、林業の基盤整備として継続実施している龍神村殿原の虎ケ峰坂泰線ほか6線の開設事業や本宮町の谷口皆瀬川線及び小広静川線の法面・舗装の改良事業です。
なお、工事明細は235ページを、工事箇所は、別冊参考資料82から90ページをご参照願います。
次に、林道局部改良費2,360万円、工事請負費1,860万円は、龍神村宮代の橘川線ほか3線の法面保護等を局部的に実施する工事です。
工事明細は235ページを、工事箇所は、別冊参考資料91から94ページをご参照願います。
次に、水産業費に移りまして、140ページからでございます。
水産業総務費8,821万7,000円、職員の人件費のほか、需用費の主なものは、扇ケ浜ビーチハウス及び浄化施設の維持管理費で、委託料についても同施設に係る浄化槽の維持管理に要するものです。
負担金補助及び交付金のうち県営事業負担金5,126万6,000円は、田辺漁港の広域漁港及び海岸環境の各整備事業負担金であります。また、関係団体の負担金としましては、海上保安協会田辺支部負担金、紀南地区海上安全対策協議会への補助金などです。
なお、県営事業の明細は243ページを、工事箇所は、別冊参考資料95ページをご参照願います。
次に、141ページ、水産増養殖事業費450万円、需用費は、イセエビ放流事業に係る種苗代で、負担金補助及び交付金については、イサキ約11万尾をはじめマダイ約5万5,000尾をそれぞれ中間育成し、田辺湾内に放流するほか、鮎・アマゴ等放流事業補助金については、アマゴ約21万尾、鮎約1万3,000キロをそれぞれ富田川、日置川、日高川、熊野川に放流するものです。
次に、水産振興費288万9,000円、負担金補助及び交付金は、漁業活性化推進事業費補助金による漁業者の知識及び新技術の習得や技術向上、魚食の普及を目的とした料理講習会等で、漁業活動中に網に混獲したごみ類を収集、適正処理し、沿岸漁業の生産力回復と海面環境の保全を目的とする海面環境保全事業費補助金等により水産業の振興を図るものです。
また、漁協信用事業統合促進資金利子補給補助金は、田辺漁業協同組合の信用事業を和歌山県信用漁業協同組合連合会へ譲渡統合した際に、信用事業統合促進資金として同漁協が借り受けた資金利子を和歌山県、田辺市、系統団体がそれぞれ3分の1ずつ利子補給をするものです。
次に、142ページ、漁港管理費548万7,000円、市の管理漁港である芳養・目良・内之浦漁港の維持、修繕のほか、小規模な改良に要する経費で、委託料は、近年のプレジャーボート急増に係る対策として、漁港内の秩序維持を図るため、漁協に係船利用料徴収等の漁港施設管理を委託するものです。
次に、漁港建設費1億5,976万3,000円、芳養漁港における漁港施設の基盤整備をはじめ防災対策を目的として取り組む芳養漁港地域水産物供給基盤整備事業に係るもので、職員の人件費のほか、工事請負費1億3,527万円は、漁港内道路工や擁壁工、配水管布設工等の埋立用地の整備に係るものです。
なお、工事明細は235ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料の96ぺージをご参照願います。
次に、143ページ、漁業集落環境整備事業費6,247万5,000円、芳養町松原地区における防災対策及び住環境整備を目的とした芳養漁港漁業集落環境整備事業に係るもので、職員の人件費のほか、工事請負費5,643万8,000円は、集落内の道路整備をはじめ配水管布設工を行うものです。
なお、工事明細は235ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料の97ぺージをご参照願います。
次に、漁港海岸整備事業費1,980万円、昨年の台風により被災した背後地近くに民家がある芳養町井原海岸における越波対策のための局部改良を目的として、今年度より新たに事業着手するものです。
委託料は、本事業に係る防潮堤設置に伴う詳細設計に要する費用で、工事請負費1,671万2,000円は、新たに防潮堤を設置するためのものです。
なお、工事明細は235ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料の98ぺージをご参照願います。
次に、災害復旧費に移ります。
215ページでございます。
農林施設災害復旧費、現年度耕地災害復旧事業費1,000円、これは科目を設定するものです。
その次に、過年度林業施設災害復旧事業費300万円、平成16年度に被災しました龍神村小又川の小又川丹生ノ川線復旧に係る工事です。
なお、工事明細は240ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料159ぺージをご参照願います。
その次、水産施設災害復旧費、216ページからです。
現年度水産施設災害復旧事業費5,651万円、昨年10月20日の台風23号により被災した芳養漁港及び井原防潮堤の災害復旧に係るもので、工事請負費5,435万2,000円は、牛の鼻防波護岸及び井原防潮堤における消波ブロック据付等に伴う工事費です。
なお、工事明細は241ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料163ぺージをご参照願います。
次に、特別会計についてご説明申し上げます。
284ページからでございます。
分譲宅地造成事業特別会計。1定議案第15号 平成17年度田辺市の分譲宅地造成事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算、第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ22万7,000円と定めるものです。
本事業は、長野地区と上野地区の住環境整備事業における、ほ場整備事業の中で、それぞれ非農用地を創出し、地域の後継者対策も含めて定住人口の拡大を目指すものです。
分譲宅地造成費、これが287ページでございます。一般管理費22万7,000円、長野分譲宅地の販売に係る費用です。
なお、この歳出に対する財源は、旧市町村歳計剰余金をもって充てることにいたしております。
次に、漁業集落排水事業特別会計。361ページからでございます。
1定議案第23号 平成17年度の田辺市の漁業集落排水事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算、第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ7億1,887万1,000円と定めるものです。
第2条 地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第2表 地方債によるもので、内容につきましては、363ページに記載のとおりです。
本事業は、漁業集落内における水環境の改善を目的として、計画区域であります芳養町松原・井原地区において、平成14年度から事業を着手しております。
次に、367ページからです。
施設整備事業費7億1,244万9,000円、職員の人件費のほか、委託料3,295万円は、芳養町松原・井原地区において実施しています漁業集落排水事業に係る計画・積算・設計業務をはじめ、終末処理施設建設に係る監督・管理業務等で、工事請負費6億5,818万6,000円は、昨年度から実施中の終末処理場の建設とともに、中継ポンプ場をはじめ管路施設整備工事を実施するものです。
なお、工事明細は373ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料174ぺージをご参照願います。
次に、368ページ、利子642万2,000円、漁業集落排水事業の起債に係る償還金のうちの利子分です。
なお、これら歳出に対する財源としましては、365ページから366ページの分担金、県補助金、市債等を充当することにいたしております。
次に、428ページでございます。
木材加工事業特別会計、1定議案第28号 平成17年度田辺市の木材加工事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算、第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億3,810万円と定めるものです。
本事業は、森林の保護育成と林業の振興を図り、国産材の流通を促進することを目的に設置された会計でございます。
事業といたしましては、ヒノキの小径間伐材を加工した集成材の生産と販売を行うものであります。
以上で、農林水産部の補足説明を終わらせていただきます。
ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(農林水産部長 溝口博一君 降壇)
休 憩
○議長(吉本忠義君) この場合、午後2時50分まで休憩いたします。
(午後 2時40分)
────────────────
再 開
○議長(吉本忠義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後 2時50分)
○議長(吉本忠義君) 続いて、建設部長、橘長弘君。
(建設部長 橘 長弘君 登壇)
○建設部長(橘 長弘君) それでは、建設部所管の予算につきまして、予算書の151ページ第1項土木管理費から順次ご説明申し上げます。
151から152ページの土木総務費1億3,744万7,000円は、人件費のほか、市道街路灯の電気料金などの光熱水費、市道台帳の整備等に要する委託料、国道及び県道等整備促進のための各種団体への負担金が主なものです。
次に、153ページからの第2項道路橋梁費について、ご説明申し上げます。
道路維持費2億73万8,000円及び道路舗装費1億406万円は、市道の維持補修及び舗装、街路樹の管理等に要する費用でございます。
道路舗装費の工事明細は、236ページをご参照願います。
153から154ページの道路新設改良費8億3,548万4,000円は、主なものでは、国庫補助事業の滝谷線、鍛冶ケ谷上平線、小瀬小原線、萩田辺線の改良及び地方特定道路整備事業の上秋津万呂線、上芳養22号線の改良等に要するもので、工事明細は、236ページから238ページをご参照願います。
155ページの道路局部改良費8,579万円は、芳養町稲成町2号線ほか18路線の道路局部改良に要するもので、工事の明細は、238ぺージから239ページをご参照願います。
橋梁維持費2,398万円は、主に老朽化が進んでおります市内各地の橋梁塗装に要する費用で、橋梁新設改良費3,951万7,000円は、滝内橋ほか3橋の改良を実施するものでございます。
橋梁新設改良費の工事明細は、239ページをご参照願います。
建設残土処理施設費2億4,677万円は、龍神村小家地区の建設残土処理施設に係る維持管理経費のほか、県事業として施工中の本宮地区特定緊急地すべり対策工事をはじめとする公共事業に伴い発生する残土の処理施設を新たに本宮町赤井谷に建設する費用及び施設の維持管理経費で、工事明細は239ページをご参照願います。
なお、道路橋梁費全体としましては、15億3,633万9,000円となってございます。
続きまして、156ページからの第3項交通対策費です。
建設部所管の交通安全施設事業費2,400万円は、カーブミラー、ガードレール、交通標識などの交通安全施設の設置、維持、修繕を行うものでございます。
157ページの歩道新設事業費は、平成13年度から施工いたしております上秋津万呂線の歩道新設事業に係るもので、本年度は2,720万1,000円を計上してございます。
工事明細は、239ページをご参照願います。
次に、157から159ページの第4項河川費について、ご説明申し上げます。
水路維持費6,166万円は、水路補修工事や小溝清掃に要する費用で、河川管理費2,361万1,000円は、市内6カ所のポンプ場及び樋門等の維持管理を行うためのものでございます。
158ページの水路新設改良費595万円は、芳養町61号線の排水路改良に係るもので、工事明細は、239ぺージをご参照願います。
河床整備事業費8,668万8,000円は、熊野川の河川氾濫により、大量に堆積した土砂を採取することで、流域の低地の水害防止を図ることを目的として、河床の整備を行う費用でございます。
159ページの第5項港湾費は、県営事業負担金の確定後に、補正予算で対応させていただきます。
続きまして、160ページからの第6項都市計画費について、ご説明申し上げます。
都市計画総務費2億7,868万2,000円につきましては、人件費のほか、都市計画事業推進に伴う各種協会への負担金、街並み環境整備事業に要する費用、まちづくり整備基金の積立金でございます。
162ページの街路事業費1億3,585万円は、目良線の整備に係る用地取得費及び家屋移転補償費と元町新庄線ほか1線の整備に係る県営事業負担金でございます。
162ページからの公園管理費9,077万2,000円は、管理している市内117公園の維持管理に係るもので、主なものは、新庄総合公園及び扇ケ浜公園の管理委託料と一部直営管理を行うための経費でございます。
164ページからの海蔵寺地区沿道区画整理型街路事業費4億7,535万6,000円は、換地設計業務の委託料と減歩緩和用地協力者に対する用地取得費及び家屋移転補償費でございます。
165ページからの高速道路整備関連事業費6,078万1,000円は、高速道路整備に伴う関連施設整備事業に係るもので、新庄地区の稲妻線道路改良に伴う測量・調査・設計のほか、稲成地区の巡谷池水路改良及び芳養地区、稲成地区の市道2路線の改良を実施いたします。
工事明細は239ページを、工事箇所につきましては、別冊参考資料142ぺージをご参照願います。
166ページからの橋谷避難広場建設費1億29万6,000円は、津波による浸水予想危険区域になっております橋谷地区に避難場所としての広場を整備するものでございます。
工事明細は239ページを、工事箇所は、別冊参考資料143ぺージをご参照願います。
次に、167ページからの第7項住宅費について、ご説明申し上げます。
住宅管理費8,540万8,000円は、市営住宅の維持管理費用でございます。
169ページの住環境整備事業費9,144万3,000円は、住宅密集地区の環境改善のため、引き続き御所谷地区の整備事業に係る用地購入費と4戸の家屋移転補償費などを計上してございます。
170ページからの津呂団地建築事業費1億8,047万円は、平成16年度より継続実施している鮎川地区まちづくり交付金事業により、市営住宅8戸を建て替える費用でございます。
続きまして、第11款災害復旧費のうち、建設部所管の第2項公共土木施設災害復旧費について、ご説明申し上げます。
216ページの現年度公共土木災害復旧事業費9,527万2,000円は、長野28号線道路の災害復旧事業に要する費用7,700万円及び地の谷川の災害復旧事業に要する費用1,827万2,000円で、過年度公共土木災害復旧事業費3,712万3,000円は、宮代蕨尾線道路の災害復旧事業に係るものでございます。
工事明細は241ページをご参照願います。
次に、288から292ぺージの公共用地先行取得事業特別会計について、ご説明申し上げます。
1定議案第16号 平成17年度田辺市の公共用地先行取得事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ9,331万円と定めるものです。
これは公共事業を執行するのに必要となった土地を先行取得し、事業の推進に活用しようと設けた特別会計でございまして、現在は、JR機関区跡地及び三栖口宿舎跡地の購入に伴う企業債の償還を行っております。
なお、財源は、一般会計からの繰入金をもって充てることにいたしております。
次に、293から300ページの田辺市文里港整備事業特別会計について、ご説明申し上げます。
1定議案第17号 平成17年度田辺市の文里港整備事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億8,095万7,000円と定めるものです。
第2条 地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第2表 地方債によるもので、内容につきましては、295ページに記載のとおりでございます。
本事業は、田辺市及び田辺圏域における経済的、社会的基盤の整備を図るため、港湾の埋立てにより、埠頭用地及び保管用地並びに港湾施設を整備するものでございます。
298ページの文里港整備事業費1億3,000万円は、文里二丁目で実施しております文里港整備事業に係るもので、本年度は埋立及び道路、給排水等の工事を実施いたします。
工事明細は300ページを、工事箇所は、別冊参考資料の164ぺージをご参照願います。
298、299ページの公債費3,432万7,000円は、文里港整備事業の起債に係る償還金の元金及び利子でございます。
299ページの諸支出金1,663万円は、文里港整備事業の旧市町村借入金に係る返済金でございます。
なお、これら歳出に対する財源は、297ページの土地売払収入及び市債をもって充てることにいたしております。
次に374から387ページの
特定環境保全公共下水道事業特別会計について、ご説明申し上げます。
1定議案第24号 平成17年度田辺市の
特定環境保全公共下水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ5,707万3,000円と定めるものです。
これは、特定地区における水質保全を目的とする公共下水道施設の管理運営を行うために設置された会計で、川湯処理区域と龍神処理区域の2カ所で実施しております。
379ページの特定環境保全公共下水道事業費の総務費585万5,000円は、人件費及び事務経費でございます。
下水道施設維持費2,293万1,000円については、川湯、龍神温泉浄化センター及びポンプ場の維持管理に要する経費と土地借料でございます。
380ページの公債費2,782万7,000円は、特定環境保全公共下水道事業の起債に係る元利償還金でございます。
381ページの旧
市町村借入金返済金31万6,000円は、4月中の旧市町村における一般会計からの借入金の返済金でございます。
なお、これら歳出に対する財源は、377ページから378ページの使用料と県補助金、一般会計からの繰入金をもって充てることにいたしております。
次に、409ページから415ページの駐車場事業特別会計について、ご説明申し上げます。
1定議案第26号 平成17年度の田辺市駐車場事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ5億559万2,000円と定めるものです。
本事業は駐車場運営のための特別会計であり、紀伊田辺駅前駐車場、紀伊田辺駅前第二駐車場、紀伊田辺駅前自転車駐車場、扇ケ浜海岸駐車場を運営しております。
413ページの駐車場事業費2,800万6,000円は、駐車場の維持管理に要する費用でございます。
414ページの公債費は、用地購入と駐車場整備に伴う起債の償還元金7,804万円とその償還金利子及び駐車場運営に係る一時借入金利子の1,306万4,000円でございます。
諸支出金は、旧
市町村借入金返済金3億8,648万2,000円で、これは旧市における駐車場事業に係る借入金の返済金でございます。
なお、これらの歳出に対する財源は、駐車場の使用料を充当いたしております。
次に、416から427ページの砂利採取事業特別会計について、ご説明申し上げます。
1定議案第27号 平成17年度の田辺市の砂利採取事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ8,378万3,000円と定めるものです。
本事業は、富田川流域における水害の予防策として、堆積した河床の土砂採取及び河川整備を行い、それに伴い発生する砂利の有効利用を図ることを目的に、砂利等の加工及び売り払いを行っております。
421ページの砂利採取事業費の一般管理費1,109万円は、職員の人件費のほか、臨時職員賃金や砂利採取事業運営委員報償費等砂利採取に係る事務経費でございます。
421、422ページの事業費7,056万3,000円は、砂利加工に係る施設、いわゆるプラントでございますが、及び車両・重機の維持管理経費でございます。
砂利採取事業基金積立金13万円は、砂利採取事業基金から生じる利息の積立金でございます。
なお、これら歳出に対する財源は、419ページから420ページの砂利売払収入等をもって充てることにいたしております。
次に、少し飛びますけれども、議案書の366ページをお願いいたします。
1定報告第4号 平成16年度田辺市土地開発公社の事業報告及び決算報告については、次のとおりであります。
次ページをお願いいたします。
平成16年度田辺市土地開発公社事業報告書です。
土地取得状況は、公有地取得事業として、御所谷住宅地区改良事業用地及び海蔵寺地区土地区画整理事業用地1,062.1平方メートルを1億1,501万8,039円で取得いたしました。詳細につきましては、記載のとおりでございます。
次の工事状況は、公有地取得事業として、海蔵寺地区土地区画整理事業用地の建物・工作物等解体撤去工事を922万9,500円で実施し、その概要は、記載のとおりでございます。
土地の処分状況は、公有地取得事業として、都市施設の代替用地、中三栖地区でございますが、その中で974平方メートルを1,480万482円で、次の368ページ、土地造成事業では、4事業用地3,397.74平方メートルを1億1,211万2,596円で売却いたしました。詳細につきましては、記載のとおりでございます。
次の手持資産状況ですが、都市施設の代替用地等10事業用地で、面積46万5,729.55平方メートル、金額にしまして52億5,160万3,528円を保有しております。詳細につきましては、記載のとおりでございます。
次に、369ページ、平成16年度田辺市土地開発公社貸借対照表でございます。
資産の部につきましては、流動資産と固定資産を合わせて、資産合計が52億9,293万7,253円となってございます。
370ページの負債の部につきましては、流動負債と固定負債を合わせて、負債合計が48億4,385万6,003円でございます。
次の資本の部は、基本金が田辺市からの出資財産1,000万円、準備金が、前期繰越準備金から当期純損失を差し引きました4億3,908万1,250円で、資本合計が4億4,908万1,250円となり、負債合計を合わせて、負債資本合計は52億9,293万7,253円となっております。
次のページにまいりまして、平成16年度田辺市土地開発公社損益計算書でございます。
当該事業年度は、1,324万5,102円の当期純損失となっております。
次のページの平成16年度田辺市土地開発公社財産目録は、貸借対照表と同じ内容でございますので、説明は省略いたします。
次に、374ページ、平成16年度田辺市土地開発公社決算報告書でございます。
収益的収入及び支出は、収入の決算額が1億3,250万2,737円。
次のページの支出でございますが、376ページの合計にありますように、決算額は1億4,574万7,839円でございます。
続きまして、資本的収入及び支出は、収入の決算額が9億5,500万円。
377ページにまいりまして、支出でございますが、決算額は11億236万7,152円でございます。
内容の説明は、事業報告書等で申し上げましたので、省略させていただきます。
また、378ページに、監査報告書を添付しております。
以上、建設部所管の平成17年度当初予算と平成16年度田辺市土地開発公社の事業報告及び決算報告について、補足説明をいたしました。
よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いいたします。
(建設部長 橘 長弘君 降壇)
○議長(吉本忠義君) 続いて、消防長、津田正視君。
(消防長 津田正視君 登壇)
○消防長(津田正視君) 消防本部関係の議案並びに予算につきまして、補足説明を申し上げます。
議案書の356ページをお願いいたします。
1定議案第8号 田辺市火災予防条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするもので、本件につきましては、基準省令の一部改正に合わせ、火災予防条例(例)の一部が改正されたことに伴い、燃料電池発電設備の位置、構造及び管理の基準を新たに設けるなど、所要の整備を行うものでございます。
続きまして、消防費の予算についてご説明いたします。
予算書の171ページをお願いします。
第9款消防費の予算総額は14億6,758万1,000円でございます。
第1目常備消防費は13億1,567万2,000円で、消防職員の人件費をはじめ賃金369万6,000円は、消防本部と中辺路大塔消防署にそれぞれ1名ずつ配置をしています臨時職員の賃金でございます。
報償費17万1,000円は、幼年消防クラブ員の出初式参加記念品代及び救急功労者の表彰記念品代が主なものでございます。
172ページをお願いします。
旅費のうち、普通旅費724万7,000円につきましては、救急救命士業務に必要な資格取得をはじめ、消防大学校や県消防学校等での専門分野の研修や消防業務に必要な各種資格の取得に要する経費が主なものでございまして、研修や資格取得を通じて各種災害に的確に対応し得る高度で専門的な知識、技術を有する消防職員を養成し、消防体制のさらなる充実に努めてまいります。
需用費4,144万6,000円の内容でございますが、施設修繕料687万円のうち410万円につきましては、本年度女性消防吏員の採用に伴い、中辺路大塔消防署及び救急出張所の仮眠室や浴室を改修するのに要する経費でございまして、その他の需用費につきましては、事務的経費をはじめ被服費及び施設、車両等の維持管理に要する経常的経費でございます。
役務費1,828万8,000円は、通信費や台風時などに気象情報を入手するための雨量情報サービス料が主なものでございまして、その他は、業務執行に要する手数料等でございます。
173ページの委託料1億920万2,000円は、119番通報を受信し、各署に出動指令を行うための消防緊急通信指令施設保守点検委託料842万7,000円と龍神村地区の常備消防事務を本年度末まで日高広域消防事務組合に委託するのに要する消防業務委託料9,432万6,000円が主なものでございます。
使用料及び賃借料225万8,000円につきましては、中辺路町川合地区にあります救急出張所用地の借料、それに幼年消防クラブ員の出初式送迎用バスの借料が主なものでございます。
続いて、174ページの工事請負費2,000万円につきましては、消防水利を充足するため、元町明洋団地、鮎川宮代、本宮町小津荷に40トンの防火水槽をそれぞれ1基ずつ設置するのに要する経費と龍神村地区及び本宮町地区の消防無線通信のために新たに無線中継局2基を設置するのに要する費用でございます。
工事明細につきましては240ページを、工事箇所につきましては、別冊参考資料の147ページから150ページまでをご参照いただきますようお願い申し上げます。
原材料費の46万7,000円は、消火栓枠の購入に要する経費が主なものです。
備品購入費6,271万9,000円の内容でございますが、緊急通信指令システム購入費3,450万円は、平成18年4月1日から龍神村地区の119番通報を受信するための機器等を増設するのに要する費用でございます。
そのほか消防用備品購入費461万円につきましては、救命処置訓練用資機材のほか空気呼吸器など資機材の充実を進めるものです。
消防用車両購入費2,000万円につきましては、田辺消防署に現在配備をしております消防ポンプ自動車の更新に要する経費でございます、買い換えでございます。
また、携帯電話119番通報受信装置購入費の360万9,000円につきましては、携帯電話からの119番通報を現在は和歌山県を四つのブロックに分けて、その代表本部、田辺市もそのうちの代表本部の一つになっておるわけでございますけれども、そこで集中して4カ所で受信をして、それで該当する例えば白浜、それから新宮というふうに、消防本部から割り振りをしておったわけでありますけれども、それが今度はそれぞれの消防本部で受信する方式に変更されるのに伴い、その装置の設置に要する費用でございます。
それから、負担金補助及び交付金2,315万5,000円のうち、研修参加負担金301万3,000円につきましては、旅費でご説明いたしました救急救命士業務に必要な資格取得をはじめ消防大学校や県消防学校等での専門分野の研修や消防業務に必要な各種資格、ライセンスの取得に要する負担金が主なものでございます。
それから、県防災ヘリコプター運航連絡協議会負担金750万4,000円につきましては、防災ヘリコプター運航経費のうち、航空隊員10名分の人件費を県下の全市町村で負担するものでございまして、本市の負担分を計上しています。なお、参考までに、県防災航空隊へは田辺市からも2名の消防職員を派遣しておりまして、派遣職員に対する人件費はこの連絡協議会から田辺市へ交付されています。
続いて、和歌山県救急医療情報システム運営費負担金は、県、市町村、医師会、病院協会、消防本部等が協力して、昭和57年から救急医療情報システムが構築されており、本年度もその運営費負担金236万円を計上しています。
消火栓設置工事負担金1,000万円及び繰出金867万円につきましては、消防水利の充足を図るため消火栓の整備を行うための費用でございます。
次に、147ページからの第2目消防団費の歳出総額は1億3,778万4,000円でございまして、報酬から175ページの報償費までは、消防団員1,050名の年報酬のほか、出動加給、公務災害補償費、退職報償金などの経費でございます。
需用費2,285万2,000円のうち、被服費1,353万9,000円につきましては、市町村合併によります消防団の統合に伴い、消防団員の活動服等の仕様を統一するための臨時的な経費が主なものでございまして、その他の需用費につきましては、消防用資機材等の維持管理に要する経費でございます。
176ページの役務費から使用料及び賃借料までは、消防団活動に要する経常的な経費を計上しております。
備品購入費2,048万1,000円のうち、消防用備品購入費498万1,000円は、小型動力ポンプ2台や消防用ホースを購入する経費が主なものでございます。
消防用車両購入費1,550万円は、消防ポンプ自動車と小型動力ポンプ積載車をそれぞれ1台更新するのに要する費用でございます。
負担金補助及び交付金706万7,000円のうち、分団運営交付金635万円は団本部、5個支団本部及び30個分団に対する運営交付金でございます。
続いて、177ページの第3目上富田消防受託費は1,304万9,000円でございまして、そのうち賃金186万円は、上富田消防署の臨時職員1名の賃金でございます。
旅費89万9,000円は、県消防学校等での専門分野の研修に要する経費が主なものでございます。
需用費から使用料及び賃借料までは、上富田消防署の業務執行に要する経常的経費を計上しております。
178ページの消防用備品購入費57万円は、救命処置訓練用資機材や空気ボンベなどの資機材の整備に要する経費でございます。
負担金補助及び交付金30万7,000円のうち、研修参加負担金30万3,000円は、旅費でご説明いたしました県消防学校等での専門分野の研修に要する負担金が主なものでございます。
なお、人件費を含めました平成17年度の消防事務受託経費は、1億6,195万7,000円で、これは全額委託町であります上富田町が負担することとなっておりまして、予算書の56ページの消防業務受託事業収入において歳入予算を計上しております。
次に、第4目水防費107万6,000円は、会津川及び芳養川の水位観測員賃金のほか、土のう等の水防用資機材の購入に要する経費が主なものでございます。
以上で、消防本部所管の補足説明を終わります。
ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(消防長 津田正視君 降壇)
○議長(吉本忠義君) 続いて、教育総務部長、杉原莊司君。
(教育総務部長 杉原莊司君 登壇)
○教育総務部長(杉原莊司君) それでは、教育委員会教育総務部関係の補足説明をさせていただきます。
予算書の178ページをお開き願います。
教育費、教育総務費の教育委員会費1,510万1,000円でありますが、これは教育委員4名の報酬と各種の負担金が主なものでございます。
179ページの積立金7万4,000円は、教育振興基金の運用利子を積み立てるものでございます。
次の事務局費1億8,704万7,000円は、事務局の運営に必要な経費を計上しておりまして、主なものは、職員の人件費でございます。
180ぺージの教育事務所費1億2,556万円は、龍神、中辺路、大塔、本宮の4地域に設置しております教育事務所の運営に必要な経費を計上しておりまして、主なものは、職員16名の人件費でございます。
次に、181ページの教育指導費7,583万8,000円でありますが、賃金4,820万5,000円につきましては、市教育研究所長と教育相談員、特殊学級介助員の賃金のほか、外国人英語指導教師賃金が主なものでございます。
続いて、報償費666万1,000円のうち講師謝礼につきましては、大学教授による授業研究の直接指導、謝礼金では、学童と教職員の心臓検診の医師謝礼と特色ある学校づくりのための講師等への謝礼金、また、全校に配置しました学校評議員の謝礼等が主なものでございます。
旅費249万7,000円は、外国人英語指導教師の帰国旅費と中堅教員の期間研修への派遣旅費が主なものでございます。
182ページの役務費676万4,000円では、幼稚園と小・中学校生徒の検尿・検便手数料と教職員の健康検査手数料が主なものでございます。また、委託料438万8,000円では、教育課程の研究充実のため、幼稚園、小中学校で継続しております授業研究委託料が主なものでございます。
次の文化高等専修学校費3,684万5,000円につきましては、文化高等専修学校の管理運営に要する経費でございます。
183ページの賃金697万7,000円には、臨時職員1名と嘱託職員2名の賃金を計上しております。
報償費136万6,000円は、講師謝礼と医師謝礼でございます。
旅費17万5,000円は、3年に一度実施している修学旅行の引率旅費でございます。
委託料の81万4,000円は、夜間の施設管理委託料が主なものでございます。
続きまして、184ページの教育振興費4,563万3,000円でありますが、これは高校生及び大学生等の教育振興に資するための費用が主なものでございます。
負担金補助及び交付金の奨学交付金438万円及び貸付金の奨学貸付金2,464万円につきましては、勉学に対する意欲があるにもかかわらず、経済的な理由により修学が困難な高校生及び大学生等への奨学金の支給及び貸与に係る費用でございます。
負担金補助及び交付金の高等学校通学費等助成金1,240万7,000円につきましては、保護者が旧龍神村・中辺路町・大塔村・本宮町地域に在住する世帯で、高等学校等へ修学のための通学費及び下宿費等を負担する世帯に、費用の一部を助成するものでございます。
積立金40万円は、教育奨学基金の運用利子を積み立てるものでございます。
続いて、小学校費の学校管理費2億7,917万3,000円は、小学校34校の管理運営費でございます。
報酬1,383万7,000円は、児童の内科、眼科、歯科、耳鼻咽喉科検診の学校医、学校歯科医への報酬と学校の環境衛生の検査に従事する学校薬剤師への報酬でございます。
また、賃金の臨時職員賃金は、小学校の事務員・用務員17名分でございます。
185ページの役務費の眼科等検診手数料187万5,000円は、児童の眼科検診を行うものであります。中学校費と幼稚園費にも計上してございます。
186ページの委託料の耐震診断委託料200万円につきましては、小学校1校の耐震診断を行うものでございます。
工事請負費170万円につきましては、工事明細を240ページに記載しておりますが、龍神村安井の五領教職員住宅に合併浄化槽2基を設置する工事費を計上いたしております。
続いて、教育振興費8,945万7,000円でありますが、賃金の臨時職員賃金69万円、187ページの委託料のスクールバス臨時運行委託料22万5,000円、コミュニティバス運行委託料42万円並びに使用料及び賃借料の車両借料57万円につきましては、龍神、中辺路、大塔、本宮地域の小学校が校外学習等のためにバスを使用する際の費用でございます。
使用料及び賃借料の電子計算機及び付属器具借料4,386万5,000円につきましては、学校コンピュータのリース料でございます。
備品購入費1,951万6,000円は、図書と教材備品の購入費でございます。
負担金補助及び交付金の通学費補助金337万4,000円は、遠距離通学の児童に対する通学費の補助金でございます。
それから、スクールバス運行費3,374万7,000円につきましては、児童の登下校のためのスクールバス運行に要する経費でございます。
続きまして、188ページの上秋津小学校建築費9億8,174万9,000円でありますが、本年度は、前年度から実施しております校舎建築の工事費に加えまして、屋内運動場建築及び周辺整備の工事費を計上いたしております。
工事明細を240ページに記載しておりますが、校舎の構造は鉄筋コンクリート造2階建て、延べ4,528㎡、屋内運動場の構造は、鉄筋コンクリート造2階建て、延べ919㎡でございます。
開校は、平成18年4月を予定いたしております。
次に、請川・本宮・四村川小学校統合事業費9,135万2,000円でありますが、これは請川小学校・本宮小学校・四村川小学校の3校を統合するための経費で、請川小学校の校舎増築工事費、スクールバスの購入費及び調理室の厨房機器等の購入費等を計上いたしております。
工事明細を240ページに記載しておりますが、増築校舎の構造は、木造2階建て、延べ168㎡でございます。
統合学校の開校は、平成18年4月を予定いたしております。
続いて、189ページの福井・甲斐ノ川小学校統合事業費883万9,000円でありますが、これは福井小学校・甲斐ノ川小学校の2校を統合するための経費で、本年度は、福井小学校の校舎増築の設計委託料とスクールバス1台の購入に係る経費を計上いたしております。統合学校の開校は、平成18年4月を予定いたしております。
続きまして、中学校費の学校管理費1億4,594万1,000円は、中学校18校の管理運営費でございます。予算区分は、おおむね小学校費に準じておりますが、報酬717万1,000円は、小学校と同様に生徒の健康検診についての学校医、学校歯科医への報酬と学校の環境衛生の検査に従事する学校薬剤師への報酬でございます。
賃金1,597万1,000円のうち臨時職員賃金は、中学校の事務員・用務員9名分を計上いたしております。
190ページの委託料の耐震診断委託料200万円につきましては、中学校3校の耐震診断を行うものでございます。
続きまして、191ページの教育振興費9,003万8,000円でございますが、賃金の臨時職員賃金93万円、192ページの委託料のスクールバス臨時運行委託料58万円、コミュニティバス運行委託料45万円並びに使用料及び賃借料の車両借料255万円等につきましては、龍神、中辺路、大塔、本宮地域の中学校がクラブ活動のためにバスを使用する際の費用でございます。
使用料及び賃借料の電子計算機及び付属器具借料4,633万円につきましては、学校コンピュータのリース料でございます。
備品購入費1,263万8,000円は、図書と教材備品の購入費でございます。
負担金補助及び交付金のうち、通学費補助金289万円は、遠距離通学の生徒に対する通学費の補助金で、体育文化活動生徒派遣費補助金300万円は、生徒のスポーツクラブや音楽活動等での全国大会・県大会等への参加に対する補助金でございます。
続いて、スクールバス運行費1,770万1,000円につきましては、生徒の登下校のためのスクールバス運行に要する経費でございます。
続きまして、193ページの大塔中学校増築費1億4,458万8,000円でございますが、これはクラス数の増加に伴い、教室数が不足することから、校舎の整備を行うもので、校舎増築の工事費を計上いたしております。
工事明細は240ページに記載しておりますが、増築校舎の構造は、鉄筋コンクリート造3階建て、延べ468㎡でございます。
次に、虎東・龍神・下山路中学校統合事業費450万円でありますが、これは虎東中学校・龍神中学校・下山路中学校の3校を統合するための経費で、本年度は、虎東中学校の校舎増築の設計委託料を経費を計上いたしております。統合学校の開校は、平成19年4月を予定いたしております。
続きまして、194ページの幼稚園費の管理費1億1,616万8,000円は、幼稚園4園の管理運営費でございます。
報酬34万2,000円は、小中学校と同様に園児の健康検診についての学校医、学校歯科医への報酬と園の環境衛生の検査に従事する学校薬剤師への報酬でございます。
続いて、195ページの教育振興費の負担金補助及び交付金のうち、幼稚園就園奨励費補助金5,140万8,000円につきましては、私立幼稚園に在園する園児の保育料の減免に伴う幼稚園への補助金でございます。
続きまして、213ページをお開き願います。
保健体育費の学校給食費1億4,790万7,000円は、学校給食の管理運営に要する経費でございます。主なものとして、賃金の臨時職員賃金は給食調理代行員等の賃金で、嘱託員賃金は給食調理員46名分でございます。また、需用費の賄材料費3,024万2,000円は、給食の食材等の費用で、214ページの備品購入費870万円は、給食調理室の食器洗浄機等の購入費用等でございます。
次の給食センター建設費は、給食実施のための費用でございます。
給食の実施に向けて取組を進めておりまして、委託料2,680万円は、給食センター等を建設するための設計費用でございます。
最後に、議案書にお戻りいただきたいと思います。379ページをお願いいたします。
1定報告第5号 平成16年度財団法人田辺市社会教育振興会の決算報告についてでございます。
380ページ、381ページに、平成16年度の収支計算書を載せております。
収入の部の決算額は203万2,751円で、支出の部の決算額は160万7,291円であり、次期繰越額は42万5,460円となっております。収入の主なものは、地方公共団体からの補助金収入、支出は青少年研修センターの管理運営に要する費用でございます。
以上で、教育委員会教育総務部関係予算等の補足説明を終わらせていただきます。
よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
(教育総務部長 杉原莊司君 降壇)
○議長(吉本忠義君) 続いて、生涯学習部長、衣田秀雄君。
(生涯学習部長 衣田秀雄君 登壇)
○生涯学習部長(衣田秀雄君) それでは、生涯学習部関係の補足説明をさせていただきます。
予算書の79ページをお願いいたします。
国際交流事業費につきましては、796万円を計上しており、国際交流活動に要する経費でございます。
主なものといたしましては、賃金551万1,000円は、国際交流センターの国際交流員及び臨時職員の賃金でございます。
80ページの委託料30万円につきましては、外国人と直接触れ合う体験活動等を実施し、子供たちの国際感覚を深めるために、国際理解推進事業を田辺国際交流協会に対して業務委託予定の経費を計上したものでございます。
負担金補助及び交付金のうち、国際交流推進補助金は、田辺国際交流協会に対する補助金90万円を計上しております。
同じく80ページをお願いします。
南方熊楠翁顕彰事業費につきましては、予算総額2,608万円を計上しております。
主なものといたしましては、委託料の1,722万4,000円は、南方熊楠顕彰館開館に向けた南方邸内所蔵の蔵書・資料の基礎調査や管理用・閲覧用データベースの作成、検索閲覧システムの制作、閲覧資料整備及び移管収蔵等に係る経費としての南方熊楠顕彰事業委託料の1,150万円、第16回南方熊楠賞受賞者の選考に係る運営委託料100万円と、その他、南方邸の維持、保守管理並びに館竣工後の施設の保守管理に係る経費等となっております。
81ページの負担金補助及び交付金260万円につきましては、南方熊楠顕彰会運営に係る事務的経費並びに「南方を訪ねて」や「南方熊楠ゼミナール」開催等の顕彰事業に係る南方熊楠翁顕彰事業費補助金でございます。
積立金144万2,000円は、南方熊楠翁顕彰基金への運用利子71万円、南方熊楠顕彰事業委託により刊行された「熊楠研究」、「南方熊楠邸蔵書目録」、「南方熊楠邸資料目録」の物品売払収入73万2,000円を積み立てるものでございます。
続きまして、南方熊楠顕彰館建設事業費につきましては、顕彰館建設及び南方熊楠邸改修整備に係る予算を総額3億129万3,000円計上しております。
主なものといたしましては、南方邸整備工事に係る設計委託料及び顕彰館工事施工監理委託料として1,073万7,000円、工事請負費として2億6,602万円を計上しており、工事請負費の内訳は、顕彰館建設工事が2億2万円、南方熊楠邸整備工事が6,600万円となっております。
工事明細は233ページ、工事箇所は、別冊参考資料55から56ページをご参照願います。
その他、顕彰館の器具購入費として2,450万円を計上しております。
少し飛びますけれども、196ページをお願いいたします。
社会教育総務費につきましては、予算総額は3億6,090万5,000円を計上しております。
主なものといたしましては、社会教育委員、青少年問題協議会委員の報酬68万8,000円、青少年補導センターの嘱託員、龍神市民センターの管理人、学童保育所指導員等の賃金3,484万9,000円でございます。
また、198ページの負担金補助及び交付金のうち、田辺市・上富田町青少年補導センター協議会に対する補助1,317万3,000円を計上しております。青少年補導センターは、市町村合併に伴い、その運営方式を従来の一部事務組合から、法定協議会に変更いたしました。
その他、生涯学習センター、ふるさと陶芸館、龍神市民センター、中辺路コミュニティーセンターの管理運営に要する経費を計上しております。
次に、198ページの文化財費につきましては、市内に所在する文化財の調査研究・維持管理等の費用として、1,455万3,000円を計上しております。
主なものといたしましては、報酬の91万7,000円は、文化財審議会委員及び景観保全審議会委員報酬、199ページの委託料359万8,000円は、世界遺産の保存管理に係る草刈り委託料80万円と熊野古道管理委託料190万円、その他市内の指定文化財の維持管理に要する経費でございます。
工事請負費の611万6,000円は、特別天然記念物カモシカの食害対策として、防護柵の設置に要する経費でございます。
工事明細は240ページ、工事箇所は、別冊参考資料155ページを参照願います。
同じく199ページの公民館費につきましては、地域における生涯学習活動の拠点としての役割を果たすため、公民館長報酬をはじめ、中央公民館を含めた44館の活動費や運営費、また施設の維持管理費として、予算総額6,366万3,000円を計上しております。
主なものといたしましては、全公民館の各種教室のほか、市民大学「たなべイブニングカレッジ」などの講座や学習会の講師謝礼として1,263万3,000円を計上しております。
201ページの図書館費8,707万5,000円につきましては、図書館の管理運営に要する経費でございます。
主なものといたしましては、202ぺージの嘱託員、臨時職員の賃金1,169万円、委託料の203ページ、電子計算機保守委託料245万1,000円や使用料及び賃借料の電子計算機借料327万1,000円など図書管理に伴うコンピュータ関連業務に要する経費及び図書購入費の1,210万円でございます。
同じく203ページの集会所運営費75万1,000円につきましては、南松原教育集会所の管理運営に要する経費でございます。
同じく203ページの歴史民俗資料館運営費は、355万7,000円を計上しており、田辺歴史民俗資料館及び大塔歴史民俗資料館の管理運営に要する経費でございます。
主な費用は、臨時職員賃金191万2,000円、管理人賃金28万4,000円でございます。
次に、204ページからの社会教育活動費は、予算総額1,199万5,000円を計上しております。
報償費223万4,000円のうち、講師謝礼201万4,000円につきましては、生涯学習フェスティバルのほか、市内全小学校の保護者を対象とした保護者学級や子どもクラブ研修会等に要する経費でございます。
205ページの委託料200万円につきましては、地域ぐるみの青少年健全育成活動を推進するため、田辺市子どもクラブ育成協議会への事業委託費用でございます。
負担金補助及び交付金の557万5,000円につきましては、家庭・地域・学校の連携協力した取組を支援するための地域子ども会活動支援事業補助金240万円をはじめ、田辺市青少年育成市民会議補助金、地域組織活動費補助金、ボーイスカウト育成費補助金等でございます。
同じく、205ページからの勤労青少年ホーム運営費の506万3,000円につきましては、青少年の交流の場、学習の場としての「勤労青少年ホームわかしお」の運営管理に要する費用でございます。
続きまして、206ページの児童館費6,449万円につきましては、児童館3館の管理運営費及び活動費でございます。
主なものといたしましては、児童生徒の学力の向上や基本的生活習慣を身につける教室や講座等を開催するために要する講師謝礼305万4,000円でございます。
次に、207ページの文化振興費につきましては、ふるさとの文化の普及、発展を図ることを目的に、市民の文化活動の支援に取り組むため646万5,000円を計上しております。
主なものといたしまして、208ページの使用料及び賃借料137万円は、第52回田辺市美術展覧会の開催に伴う経費でございます。
負担金補助及び交付金330万円は、田辺市文化協会等へのふるさと文化振興補助金でございます。
同じく、208ページの成人式典費177万5,000円につきましては、新成人990人を対象とした「成人の日」記念式典に要する経費でございます。
同じく、208ページの美術館運営費1億1,696万3,000円につきましては、田辺市立美術館及び田辺市立美術館分館・熊野古道なかへち美術館の管理運営に要する経費でございます。
209ページの委託料3,214万1,000円のうち主なものは、210ページの展覧会委託料1,951万7,000円でございます。本年度の展覧会は、田辺市立美術館では特別展を含めて6回の展覧会を、なかへち美術館では特別展のほか、館蔵品展を中心に6回の展覧会を計画しております。
備品購入費のうち、美術品購入費として700万円を計上しております。
美術品の調査・研究を行い、収集方針にふさわしい作品の購入に努めたいと考えております。
続きまして、211ページの保健体育総務費1,865万4,000円につきましては、生涯スポーツの普及・振興に要する経費でございます。
需用費のうち被服費147万5,000円は、地域スポーツの指導者である体育指導委員全員にユニフォームを支給するものでございます。また、211ページから212ページの負担金補助及び交付金では、スポーツ少年団育成費補助金39万円、体育連盟・4体育協会への交付金450万円、市民スポーツレクリエーション祭のための補助金67万5,000円、植芝盛平翁顕彰会補助金90万円、青少年近畿・全国スポーツ大会参加費補助金50万円、関西実業団対抗駅伝競争大会実行委員会補助金170万円、212ページの近野山間マラソン大会補助金30万円を計上しております。
同じく、212ページの体育施設管理費8,143万7,000円につきましては、市内37カ所の体育施設の維持管理及び修繕費用等に要する経費でございます。
主なものといたしましては、体育施設の管理に要する賃金2,005万4,000円や213ページの工事請負費として体育センターの外壁からの浸透水を防ぐための壁面改装、安井テニスコートの人工芝改修、鮎川若もの広場駐車場舗装に要する費用1,280万円を計上しております。
工事明細は240ページ、工事箇所は、別冊参考資料156ページから158ページをご参照願います。
以上で、生涯学習部所管の補足説明を終わらさせていただきます。
ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(生涯学習部長 衣田秀雄君 降壇)
○議長(吉本忠義君) 続いて、水道部業務課長、濱中治夫君。
(水道部業務課長 濱中治夫君 登壇)
○水道部業務課長(濱中治夫君) それでは、水道部が担当しております予算につきまして、補足説明をいたします。
予算書の315ぺージをお願いします。
1定議案第20号 平成17年度田辺市簡易水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ15億3,150万円と定める。
2 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表 歳入歳出予算による。
第2条 地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第2表 地方債による。
第3条 地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。
各項に計上した給料、職員手当等及び共済費(賃金に係る共済費を除く。)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でこれらの経費の各項の間の流用を定めるものでございます。
内容につきましては、322ページの歳出からご説明申し上げます。
322ページから323ページにかけての第1款第1項簡易水道事業費の1目、総務費7,973万5,000円の主なものは、職員8名の人件費のほか、簡易水道使用料計測のための検針委託料、水道料金システムの電子計算機及び付属器具借料などの一般管理経費でございます。
323ページから324ページにかけての2目、水道施設維持費8,981万6,000円の主なものは、施設稼働に係る光熱水費2,149万3,000円、水質等検査手数料1,639万8,000円及び次のページの施設管理委託料1,632万5,000円となってございます。
324ページから325ページにかけての3目、簡易水道施設整備事業費につきましては、旧町村からの継続事業である龍神村の湯ノ又・上広井原、中辺路町の栗栖川・真砂・近野・本宮町の三里・下湯川の6簡易水道と新規事業として区域拡張を図る龍神中央、中辺路町の川合の2簡易水道の整備事業でございます。
今年度は、事業費12億7,035万1,000円を計上しておりまして、その主なものは、工事請負費11億8,550万円でございます。
工事明細につきましては333ページを、工事施工箇所につきましては、別冊参考資料165ページから172ページをご参照をお願いしたいと思います。
2款、公債費9,085万円は、長期債償還金4,339万4,000円及び長期債利子4,745万6,000円でございます。
続きまして、326ページに移ります。
3款、諸支出金34万8,000円は、旧市町村における借入金の返済のための補填金でございます。
なお、これらの経費に要する財源といたしましては、主に水道使用料、国庫補助金、一般会計繰入金、簡易水道債をもって充当いたします。
続きまして、
水道事業会計予算のご説明を申し上げます。
別冊の水道事業会計の予算書をお願いいたします。
初めに、平成17年度
水道事業会計予算の総額は、20億9,944万7,000円となります。
本年5月より旧田辺市の秋津川、日向、稲成の3簡易水道事業を水道事業に統合しております。
以下、順次ご説明を申し上げます。
1定議案第30号 平成17年度田辺市
水道事業会計予算。
第1条 平成17年度田辺市水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。
第2条 業務の予定量は、次のとおりとする。
本年度は、給水戸数2万6,800戸、総配水量1,079万立方メートル、1日平均配水量は3万2,210立方メートルを予定してございます。
この予定量でいきますと、有収率は85.13パーセントになります。さらに、量水器の取替4,500個、消火栓新設の受託工事5件、配水設備改良費として2億3,420万3,000円を予定しております。
第3条 収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
収入合計として、水道事業収益18億962万円、支出合計として、水道事業費用15億7,807万9,000円で、差し引き2億3,154万1,000円の利益を見込んでおります。
次のページをお願いいたします。
第4条 資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
収入合計として、資本的収入1,424万1,000円、支出合計として、資本的支出5億2,136万8,000円で、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額5億712万7,000円は、損益勘定留保資金等で補てんすることにいたしております。
続きまして、第5条は、予定支出の各項の経費の流用範囲を、第6条では、議会の議決を経なければ流用することができない経費を、第7条では、棚卸資産の購入限度額をそれぞれ定めるものであります。
続きまして、1ページからの予算実施計画で具体的な内容をご説明いたします。
(1)収益的収入及び支出でございますが、収入の予算総額として、水道事業収益18億962万円を計上しております。
1項、営業収益の主なものは、給水収益(水道料金)の14億6,013万円と、そのほか受託給水工事収益1,880万円、その他営業収益のうち口径別給水分担金1,997万1,000円であります。
2項、営業外収益の主なものは、受取利息及び配当金1,137万5,000円とその他は、雑収益と負担金でございます。
3項、特別利益の主なものは、過年度損益修正益2億8,752万円であります。これは、新市として、全職員が退職手当事務組合に加入することとなったことにより、水道部職員として地方公営企業法にのっとり水道企業会計内に引き当てていた退職給与引当金の全額を取り崩すものでございます。
次に、支出でございます。2ぺージをお願いします。
支出の予定総額として、水道事業費用15億7,807万9,000円を計上してございます。
1項、営業費用の1目、原水及び浄水費4億6,177万1,000円は、水道の原水及び浄水施設の維持管理に要する経費でございまして、職員4名分の人件費のほか、施設の修繕費や動力費、それに上富田・白浜の両町からの受水に係る負担金2億5,793万7,000円及び受水費4,452万円が主なものでございます。
なお、本年度に緩速ろ過池のろ過層の修繕を計画しております。
2ページから3ページにかけての2目、配水及び給水費2億4,741万9,000円は、配水池及び配水管等の配水施設の維持管理に要する経費でございまして、その主なものは、職員16名分の人件費のほか、マッピングシステム保守委託料等の委託料2,389万8,000円、給水管切替修繕費等の修繕費4,456万5,000円、それに路面復旧費と動力費でございます。
3目、受託給水工事費3,089万9,000円は、給水装置の修繕及び消火栓の新設・修繕に要する経費でございまして、職員2名分の人件費と給水装置資材費及び消火栓新設工事請負費が主なものでございます。
工事明細につきましては17ページを、工事施行箇所につきましては、別冊参考資料176ページから190ページをご参照願いたいと思います。
3ページから4ページにかけての4目、業務費6,389万円は、検針及び水道料金徴収並びに窓口業務に要する経費でございまして、職員3名分の人件費と田辺市管工事事業協同組合へ委託しています検針・集金委託料ほか2,231万8,000円が主なものであります。
4ページから5ページにかけての5目、総係費7,979万5,000円は、水道事業経営全般にわたる諸経費でございまして、職員5名分の人件費と警備保障委託料ほか1,254万9,000円、ノートパソコン賃借料ほか623万6,000円が主なものでございます。
6目、減価償却費3億500万円は、水道事業に係る固定資産の減価償却費であります。
7目、資産減耗費2,171万8,000円は、有形固定資産除却費が主なものであります。
2項、営業外費用2億6,633万7,000円の主なものは、企業債支払利息と新市水道コンピュータシステム導入に伴う開発費の繰延勘定償却及び支払消費税であります。
3項、特別損失のうち、2目、過年度損益修正損1億50万円は、不能欠損予定額等を計上したものであります。
次に、6ページの資本的収入及び支出でありますが、資本的収入として、1,424万1,000円を計上しています。主に、宅地造成分担金及び工事負担金等であります。
資本的支出として、5億2,136万8,000円を計上しています。主に工事請負費1億5,670万円と有形固定資産費及び企業債償還金等であります。
1目、配水設備改良費の2億3,420万3,000円は、職員1名分の人件費と年次計画で実施しております老朽配水管を耐震性ダクタイル鋳鉄管等への布設替え工事等を実施するものでありまして、工事明細につきましては、18ページを、工事施行箇所につきましては、別紙参考資料175ページから181ページをご参照願いたいと思います。
3目、有形固定資産費804万9,000円は、耐用年数がまいりました1トンダンプ1台と秋津川浄水場の滅菌装置取替等の機械器具購入費であります。
2項1目、企業債償還金2億7,758万8,000円は、企業債元金償還金であります。
予算実施計画の概要は以上のとおりであります。
なお、7ページから8ページにかけては、平成17年度田辺市水道事業会計資金計画を、9ページから13ページにかけては、給与費明細書を、14ページから16ページにかけては、平成17年度田辺市水道事業予定貸借対照表を記載してございます。
以上で、水道部関係の補足説明を終わらせていただきます。
ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。
(水道部業務課長 濱中治夫君 降壇)
○議長(吉本忠義君) 以上をもって、提出者の説明が終了いたしました。
この場合、お諮りいたします。
ただいま議題となっております38件については、審議の都合上、後日審議願うことにいたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(吉本忠義君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
この場合、お諮りいたします。
本日の会議はこの辺にとどめ延会し、明日6月23日から7月3日までの11日間は休会とし、7月4日午前10時から再開いたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(吉本忠義君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
なお、一般質問の通告につきましては、明日6月23日午後4時までに事務局へ提出願います。締め切り後、質問順位を決定し、通知申し上げます。
延 会
○議長(吉本忠義君) それでは、本日はこれをもって延会いたします。
(午後 4時10分)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
平成17年6月22日
議 長 吉 本 忠 義
議 員 川 﨑 五 一
議 員 真 砂 みよ子
議 員 佐 井 昭 子...