田辺市議会 2003-09-10
平成15年 9月定例会(第1号 9月10日)
〇会議に付した事件
日程第1から日程第13まで
日程追加
副議長辞職の件について
副議長選挙
────────────────
〇議員定数 20名
〇欠 員 0名
────────────────
〇出席議員
議席番号 氏 名
1番 真 砂 みよ子 君
2番 芝 峰 進 君
3番 小 川 浩 樹 君
4番 佐 井 昭 子 君
5番 (文里)山 本 紳 次 君
6番 松 下 泰 子 君
7番 中 本 賢 治 君
8番 宮 本 正 信 君
9番 吉 田 克 巳 君
10番 鈴 木 太 雄 君
11番 棒 引 昭 治 君
12番 高 垣 幸 司 君
13番 家根谷 覚 君
14番 天 野 正 一 君
15番 (あけぼの)山 本 紳 次 君
16番 初 山 丈 夫 君
17番 山 口 進 君
18番 宮 田 政 敏 君
19番 大 倉 勝 行 君
20番 森 哲 男 君
────────────────
〇欠席議員 なし
────────────────
〇説明のため出席したもの
職 名 氏 名
市 長 脇 中 孝 君
助 役 鈴 木 信 行 君
収入役 柴 田 修 君
教育長 愛 須 恒 蔵 君
水道事業管理者 室 井 修 一 君
企画部長 庄 堂 琢 磨 君
理 事 森 章 二 君
企画広報課長 川 端 清 司 君
総務部長 砂 野 啓 三 君
財政課長 山 崎 清 弘 君
保健福祉部長 山 本 守 君
環境部長 中 本 政 吉 君
環境課長 福 田 徳 一 君
経済部長 平 本 寿 男 君
経済課長 福 井 量 規 君
建設部長 矢 倉 靖 彦 君
理 事 桐 本 崇 生 君
業務課長 坂 上 克 己 君
消防長 衣 田 秀 雄 君
教育次長 杉 原 莊 司 君
教育委員会総務課長 栗 山 廣 君
────────────────
〇
出席事務局職員
議会事務局長 藤 畑 富三郎
議会事務局次長 小 川 鏡
議会事務局主任 中 田 信 男
議会事務局主査 藤 田 勝 久
開 会
○議長(森 哲男君) それでは、
地方自治法第113条の規定による定足数がありますので、ただいまから本日招集の平成15年第3回
田辺市議会定例会を開会いたします。
(午後 1時07分)
────────────────
◎
市長招集あいさつ
○議長(森 哲男君) 日程に入るに先立ち、市長から本
定例会招集のあいさつのため発言を求められておりますので、これを許可いたします。
市長、脇中孝君。
(市長 脇中 孝君 登壇)
○市長(脇中 孝君) 本日、9月
定例市議会を招集いたしましたところ、議員各位におかれては、大変ご多用の中をご出席いただきましてありがとうございます。
9月も半ばを迎えまして、朝晩ようやく秋の気配が感じられるようになってまいりましたが、日中の残暑はまだまだ真夏を思わせるような厳しいものがございます。今年の夏は、特にお盆までは天候が不安定で、全国的に冷夏に見舞われたこともあって、夏物商品の売れ行きとか、観光地への人出などを中心にして個人消費が低迷し、景気回復にも少なからぬ影響を及ぼしたと思います。また、東北や北海道の日照不足による稲の作柄等についても被害が出るなど、様々なところで冷夏の影響が報じられております。
当地方におきましても、今月末には、極
早生みかんの収穫が始まりますし、また、これから年末にかけては、
温州みかんを中心に農産物の収穫期を迎えるわけでございますけれども、7月、8月の天候不順や台風による影響なども懸念されるところでございまして、長引く不況のあおりで
地域経済自体が疲へいし、全体的に閉塞感が漂いつつある中だけに、夏場の天候不順が今後の農産物の
市場価格等に余り大きな影響を及ぼすことのないことを願っているところでございます。
ところで、
合併特例法の期限であります平成17年3月末まで、残すところ1年半余りとなってまいりました。現在、期限内の合併に向けて関係6市町村による
合併協議会において、様々な重要項目の調整作業が進められております。これまでに開催された11回の協議会において、調整の対象となっている全199項目の約半分に当たる106項目について調整方針の確認がなされており、なお多くの課題は残しつつも、これまでのところはおおむね順調に進めてこられたと考えているところでございます。
一方、これと並行して、新市の名称の選定並びに議会の議員の定数の取扱いにつきましては、現在、それぞれの
専門委員会において活発な議論がなされているところでございまして、特に重要な事項でありますだけに、各市町村はそれぞれ思うところはございましょうが、この地域の歴史的な背景や今回の合併の意義、さらには将来あるべき姿などを総合的に判断しながら、最終的には大方の市民、住民の皆様に納得いただける良識ある結論が導き出されるものと考えております。
特例法の期限が迫ってくる中、合併への工程もようやく道半ば、登山に例えますと、やっと5合目付近といったところで、今後、さらに厳しい局面もあろうかと思いますが、できる限り議論を尽くし、それぞれが納得できる一定のルールと理解の上に立ちながら、少なくとも将来に禍根を残したり、市民の皆様の期待や信頼を損なったりすることのないよう強い信念と真摯な気持ちでもって、この合併問題に取り組んでまいりたいと考えておりますので、議員各位におかれましては、どうか今後より一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
さて、本議会におきましては、
専決処分報告1件、条例に関するもの3件、予算に関するもの4件、その他5件についてそれぞれご審議をお願いするものでございます。どうかよろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、招集に当たってのごあいさつといたします。
ありがとうございました。
(市長 脇中 孝君 降壇)
開 議
○議長(森 哲男君) それでは、お手元に配付の日程により本日の会議を開きます。
(午後 1時12分)
────────────────
◎諸般の報告
○議長(森 哲男君) この場合、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。
議会事務局長、
藤畑富三郎君。
(
議会事務局長 藤畑富三郎君 登壇)
○
議会事務局長(
藤畑富三郎君) 報告申し上げます。
去る9月3日付、田総第307号をもって市長から本定例会に提出の案件として、3定議案第1号 田辺市
半島振興対策実施地域における
固定資産税の
特別措置に関する条例の制定について等、議案12件及び3定報告第1号
専決処分事項についての報告案件並びに
議案参考資料の送付がありました。いずれもお手元に配付しております。
以上であります。
(
議会事務局長 藤畑富三郎君 降壇)
○議長(森 哲男君) それでは日程に入ります。
◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(森 哲男君) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第82条の規定により、本定例会の
会議録署名人として、16番 初山丈夫君、17番 山口進君、18番 宮田政敏君、以上3人の諸君を、また
会議録署名の予備議員として、19番 大倉勝行君、1番
真砂みよ子君、以上2人の諸君を指名いたします。
◎日程第2 会期の決定
○議長(森 哲男君) 続いて、日程第2 会期の決定を上程いたします。
お諮りいたします。
本定例会の会期は、本日から10月3日までの24日間といたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 異議なしと認めます。
よって、本定例会の会期は、本日から10月3日までの24日間と決定いたしました。
◎日程第3 3定報告第1号
専決処分事項についてから
日程第13 3定議案第10号 平成15年度田辺市
水道事業会計補正予算(第1号)まで一括上程
○議長(森 哲男君) 続いて、日程第3 3定報告第1号
専決処分事項についてから、日程第13 3定議案第10号 平成15年度田辺市
水道事業会計補正予算(第1号)まで、以上11件を一括上程いたします。
提出者の説明を求めます。
市長、脇中孝君。
(市長 脇中 孝君 登壇)
○市長(脇中 孝君) 提案説明を申し上げます。
ただいま上程されました議案は、
専決処分報告1件、条例に関するもの3件、予算に関するもの4件、その他3件でございまして、その概要についてご説明申し上げます。
まず、報告第1号
専決処分事項についてでありますが、平成15年度田辺市
一般会計補正予算(第2号)につきましては、去る7月19日の大雨により被災した
農林施設の
災害復旧費を、平成15年度田辺市
一般会計補正予算(第3号)につきましては、8月8日から9日にかけての台風10号により被災した
農林施設及び
公共土木施設、
水産施設等の
災害復旧費をそれぞれ専決処分により補正したものであります。
議案第1号 田辺市
半島振興対策実施地域における
固定資産税の
特別措置に関する条例の制定については、
半島振興法に基づく
半島振興対策実施地域の区域である本市内において製造の事業の用に供する設備を新設し、又は増設した者について、
当該設備等に係る
固定資産税の
特別措置を講ずるため制定するものであり、議案第2号
田辺市営住宅設置及び管理条例の一部改正については、御所谷2改良住宅の増築に伴い、所要の改正を行うものであり、議案第3号 田辺市
消防団員の
退職報償金支給条例の一部改正については、
消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する
法律施行令の一部改正に伴い、
退職報償金の支給額を引き上げるため改正するものであります。
議案第4号
工事請負契約の締結については、芳養地区の
農業集落排水処理施設の
工事請負契約の締結について、議案第5号 民事調停の申立てについては、
市営住宅の家賃及び
駐車場使用料の滞納者に対し、
当該家賃等の支払いを求める
民事調停法に基づく調停の申立てを行うため、議案第6号 市道路線の認定については、道路法の規定により、それぞれ議決をお願いするものであります。
次に、議案第7号 平成15年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)につきまして、その概要をご説明申し上げます。
今回の補正額は、8億7,088万1,000円で、歳出の主なものを申し上げますと、まず、民生費では
県支出金返還金等、衛生費では三四六
最終処分場の大型埋立て
ゴミ破砕機の修繕料等、
農林水産業費では秋津川の
紀州備長炭記念公園加工体験棟建築工事費、上秋津「きてら」へ
農産物加工場を建築するための緑の
山村定住促進事業費補助金、増え続けているアライグマから農作物等を守るため
捕獲用おりの購入費及び
捕獲事業費補助金等、商工費では
高山寺公園公衆便所整備工事費等、土木費では道路及び
水路新設改良費、
高速道路整備関連事業費、県道・河川・港湾の
県営事業負担金等、教育費では
上秋津小学校建築費、
若もの広場建設事業費等、
災害復旧費では去る7月19日の大雨により被災した
農林施設の
災害復旧費、4月29日から30日にかけての大雨及び8月8日から9日にかけての台風10号により被災した
公共土木施設の
災害復旧費を計上いたしております。
また、
債務負担行為補正は、
戸籍電算化システム開発業務委託等に係るものであり、
地方債補正は、
事業実施に伴う補正であります。なお、今回の補正に要する財源としましては、
国庫支出金、繰越金、市債等をもって充てることにしております。
議案第8号 平成15年度田辺市
老人保健特別会計補正予算(第2号)につきましては、県支出金の返還金を、議案第9号 平成15年度田辺市
介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、
介護保険事業をより適正に執行するため、市民への
啓発用資料の購入費や
サービス内容等の
点検プログラム作成委託料等を補正するものであります。
議案第10号 平成15年度田辺市
水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、
県道温川田辺線の道路改良に伴う送・配水管の
移設工事費等を補正するものであります。 以上、提案いたしました議案についてご説明申し上げましたが、詳細につきましては、
関係部課長から説明いたさせますので、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
(市長 脇中 孝君 降壇)
○議長(森 哲男君) 続いて、補足説明を求めます。
総務部長、砂野啓三君。
(
総務部長 砂野啓三君 登壇)
○
総務部長(砂野啓三君) それでは、議案書に基づきまして、補足説明をさせていただきます。
1ページをお願いします。
3定報告第1号
専決処分事項については、
地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したもので、同条第3項の規定によりこれを報告し、ご承認をお願いするものです。
専決事項といたしましては、平成15年度田辺市
一般会計補正予算(第2号)及び平成15年度田辺市
一般会計補正予算(第3号)の2件で、内容につきましては、2ぺージから順を追ってご説明申し上げます。
2ページをお願いします。
平成15年度田辺市の
一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
第1条
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ2,530万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ250億5,750万円とするもので、併せて地方債の補正について専決処分したものです。
内容につきましては、7ぺージの歳出をお願いします。
去る7月19日の豪雨により
農林施設に被害が発生したことによる
復旧費用で、現
年度耕地災害復旧事業費につきましては、
補助事業として農道1件、次の
災害応急復旧費につきましては、農道・水路等34件の
復旧費用を専決処分したもので、
工事請負費につきましては、下記の
工事明細表をご参照いただきたいと思います。
補正に要する財源といたしましては、
地方交付税、
国庫支出金、市債を充てております。
次に、8ぺージをお願いいたします。
平成15年度田辺市の
一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
第1条
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ1億7,332万1,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ252億3,082万1,000円とするもので、併せて地方債の補正について専決処分したものです。
内容につきましては、去る8月8日から9日にかけての台風10号による
災害復旧費及び関係経費で、歳出の15ぺージからご説明申し上げますが、
工事請負費につきましては、
工事明細を19ぺージに掲載しておりますので、ご参照いただきたいと思います。 15ページをお願いします。
住宅費、
住宅管理費につきましては、
市営住宅新万7団地の
ガスプロパン庫の
スレート瓦が飛散し、自動車に被害を与えたことによる見舞金を、次の消防費、
上富田消防受託費につきましても、
上富田消防署に設置していた看板が飛散し、自動車に被害を与えたことによる見舞金です。
16ページをお願いします。
農林施設災害復旧費、
災害応急復旧費につきましては、農道・水路等138件の
復旧費用です。
次の
公共土木施設災害復旧費、現
年度公共土木災害復旧事業費につきましては、
補助事業として、秋津川5号線の測量・調査・設計及び仮
橋設置等工事請負費の補正を、
災害応急復旧費につきましては、道路等55件の
復旧費用です。
17ページをお願いします。
民生施設災害復旧費、
災害応急復旧費につきましては、まろみ保育所の屋根の修繕料の補正です。
18ページをお願いします。
水産施設災害復旧費、
災害応急復旧費につきましては、芳養漁港と目良漁港の防波堤及び護岸等の
応急復旧費用を、次の
商工施設災害復旧費、
災害応急復旧費につきましては、
扇ケ浜海水浴場と3
地区大型共同作業場の
施設修繕料等の補正です。
次のページにまいりまして、
公営住宅災害復旧費、
災害応急復旧費につきましては、
市営住宅いちご団地及び扇ケ浜1団地の修繕費用です。
補正に要する財源といたしましては、
国庫支出金、繰越金、市債等を充てております。 次に、20ページをお願いします。
3定議案第1号 田辺市
半島振興対策実施地域における
固定資産税の
特別措置に関する条例の制定について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。
本件につきましては、低
開発地域工業開発促進法第5条に基づく地方税の
課税免除等の
減収補てん措置が、昭和38年10月21日の地区指定から40年経過の、本年10月20日をもって廃止されることに伴い、工業開発に伴う市税の特例に関する条例を廃止し、新たに田辺市
半島振興対策実施地域における
固定資産税の
特別措置に関する条例を制定するものです。
内容といたしましては、新たに
固定資産税を課することとなった年度以降、3カ年度分に限り税率の軽減措置を実施するもので、減収額の75パーセントが
地方交付税で補てん措置されるものです。
次に、23ページをお願いします。
3定議案第2号
田辺市営住宅設置及び管理条例の一部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。
本件につきましては、元町319番地の2に
市営住宅御所谷改良住宅24戸を増築したことに伴い改正するものです。
次に、25ページをお願いします。
3定議案第3号 田辺市
消防団員の
退職報償金支給条例の一部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。
本件につきましては、5年以上在職し、退団された
消防団員に対する
退職報償金の額を2,000円引き上げて、最低額で14万2,000円に、最高額で92万7,000円に引き上げるものです。
次に、27ページをお願いします。
3定議案第4号
工事請負契約の締結について、芳養地区の
農業集落排水処理施設工事請負契約の締結について、議会の議決に付さなければならない契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決をお願いするものです。
工事名は、
芳養地区処理施設工事。契約の方法は、
指名競争入札。被指名者数は、13社。
入札年月日は、平成15年8月7日。契約金額は、2億580万円。請負人は、大阪市西区立売堀2丁目1番9号
アタカ工業株式会社 取締役社長白井芳洋氏です。
なお、
工事概要等につきましては、
別冊参考資料の1ページをご参照願います。
次に、28ページをお願いします。
3定議案第5号 民事調停の申立てについては、
地方自治法第96条第1項第12号の規定により議会の議決をお願いするものです。
本件につきましては、1年以上
市営住宅の家賃及び
駐車場使用料を滞納し、再三にわたる督促状、催告及び
内容証明郵便による催告にも一切応じず、支払いがない入居者10名に対して、
当該滞納家賃等の支払いを求める
民事調停法に基づく調停を
田辺簡易裁判所に申し立てるものです。
なお、併せて
別冊参考資料の3ページから6ページまでをご参照願います。
次に、29ページをお願いします。
3定議案第6号 市道路線の認定について、道路法第8条第2項の規定により議会の議決をお願いするものですが、認定いたします路線は、新庄町169号線と
城山台三栖1号線で、位置図につきましては、30ページと31ページをご参照願います。
次に、32ページをお願いします。
3定議案第7号 平成15年度田辺市の
一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。
第1条
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ8億7,088万1,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ261億170万2,000円とするもので、
債務負担行為の補正につきましては36ページを、地方債の補正につきましては37ページをそれぞれご参照いただきたいと思います。
補正予算の内容につきましては、歳出の44ページからご説明申し上げますが、
工事請負費につきましては、
工事明細を59ページから60ページに、
県営事業負担金につきましては、箇所一覧を61ページから62ページに、
道路組合負担金につきましては、箇所一覧を63ページに、また、
別冊参考資料の7ページから23ページに工事箇所を掲載しておりますので、ご参照いただきたいと思います。
44ページをお願いします。
社会福祉費、社会福祉総務費につきましては、平成14年度の重度障害者医療費等の精算による県支出金返還金及び市民の方からいただいた浄財を社会福祉基金に積み立てるものです。
次の児童福祉費につきましては、次世代育成支援対策推進法に基づく子育てしやすい環境を整備するための行動計画策定に伴う調査に係る費用を、次の保育所費につきましては、市民の方からいただいた浄財により、保育所用の備品を購入するものです。
次のページにまいりまして、保健衛生費、斎場費につきましては、施設の整備点検に基づく施設の維持補修費を、次の清掃費、塵芥処理費につきましては、三四六
最終処分場の大型埋立て
ゴミ破砕機の修繕費用です。
46ページをお願いします。
農業費、農業総務費につきましては、農業構造改善事業により取得した三栖地区共同選果場の財産処分に伴う国及び県支出金の返還金です。
次の農業振興費につきましては、イノシシ防護柵の設置を行うための農作物鳥獣害防止対策事業費補助金、アライグマ捕獲を目的とした有害鳥獣捕獲事業費補助金、遊休農地を解消し、農地の利用集積を図る遊休農地リフレッシュ再活用促進事業費補助金、高品質みかんを安定的に生産し、産地体制の強化を図るため、高品質みかん生産拡大対策事業費補助金等の負担金補助及び交付金、急速に広まっているアライグマによる農作物への被害を防除するための
捕獲用おりの購入、国の補助内示額の増額によるかんきつの振興、農業経営担い手の育成等を目的とした特定農山村地域活動支援基金積立金、その他地域農業の振興を総合的に図るための経営基盤強化基本構想実践事業に係る経費を補正するものです。
次のページにまいりまして、林業費、林業振興費につきましては、西牟婁森林組合が林業生産作業効率の向上と労働環境の改善を目的として、林業高性能機械を導入することに対する補助金です。
次の山村振興費につきましては、山村地域の自立と活性化推進を目的とした緑の山村定住促進事業として、秋津川の紀州備長炭記念公園に備長炭や梅の加工体験施設の整備と秋津野直売所「きてら」が実施するかんきつ等の農産物加工施設の整備に補助を行い、併せてその運営に必要な備品に対して助成をするアグリビジネス支援事業費補助金の補正です。
次の農業土木費、農業土木総務費につきましては、上芳養東山地区の換地業務に係る測量・調査・設計委託料と新庄町鳥の巣西地区において浸食の恐れから農地を保全するための
県営事業負担金の補正です。
次の農村活性化住環境整備事業につきましては、48ページにわたりますが、事業を見直し、遊歩道や用排水施設を事業廃止するための調査・設計委託料、営農飲雑用水施設の稼働に伴う費用の補正と予算の更正を行うものです。
農村総合整備事業費につきましては、営農飲雑用水施設の実施設計において入札差額が生じたことから、委託料を減額するものです。
次の水産業費、水産業総務費につきましては、扇ケ浜総合整備に伴う
県営事業負担金を、次の漁業集落環境整備事業費につきましては、芳養漁港埋立地内の道路に水道管を布設するための補正です。
次のページにまいりまして、商工費、観光費につきましては、観光客の誘致に向けた高山寺敷地内に公衆便所の整備を行い、また観光客や宿泊客を対象にインターネット無線接続ポイントを整備する補助金の補正です。
次の自然公園等管理費につきましては、天神崎の保全のためにご寄附をいただいた土地の測量・調査に係る委託料の補正です。
50ページをお願いします。
土木管理費、土木総務費につきましては、道路事業11件、河川事業7件に係る
県営事業負担金と田辺市・南部町・南部川村
道路組合負担金及び人件費の組替えに伴う補正です。
次のページにまいりまして、道路橋梁費、道路新設改良費につきましては、
城山台三栖1号線の新設に伴う用地購入費、樹木補償費等の補正及び上芳養22号線ほかの予算の更正をするものです。
次の交通対策費、歩道新設事業費につきましては、物件移転補償費等の増額に伴う予算の更正をするものです。
52ページをお願いします。
河川費、河川管理費につきましては、光熱水費の補正を、
水路新設改良費につきましては、都市計画道路、外環状線の橋梁が今年度中に完成することから、中万呂礫坂線の交通量の増加が予想され、歩行者の安全と車両の通行を確保するため、側溝の改良を行うものです。
次のページにまいりまして、港湾費、港湾建設費につきましては、文里港の整備に係る
県営事業負担金の補正です。
次の都市計画費、都市計画総務費につきましては、民間の方が整備した駐車場に対する田辺市民間駐車場整備助成交付要綱に基づく助成金と用途地域の見直しに伴う調査委託料等の補正です。
次の街路事業費につきましては、54ページにわたりますが、街路事業目良線の予算の増額と外環状線の予算の更正をするものです。
次の
高速道路整備関連事業費につきましては、県補助金の増額に伴う稲成町17号線等の増額及び予算の更正をするものです。
次の小学校費、教育振興費につきましては、対象児童の増加に伴う要保護・準要保護児童援助費を、次の
上秋津小学校建築費につきましては、敷地造成工事において、法面部分に亀裂が生じたことによる
工事請負費を補正するものです。
次のページにまいりまして、中学校費、教育振興費につきましても、対象生徒の増加に伴う要保護・準要保護生徒援助費を補正するものです。
56ページをお願いします。
保健体育費、体育施設管理費につきましては、台風10号により被災した左会津川河川敷に設置している三栖河野スポーツ広場の復旧に要する費用です。
次の若もの広場建設事業費につきましては、造成工事の過程において、軟弱地盤が確認されたことによる地盤改良工事費を補正するものです。
次の
農林施設災害復旧費、現
年度耕地災害復旧事業費につきましては、去る7月19日の豪雨により被災した道路17件、水路2件、合わせて19件の
災害復旧費です。
次のページにまいりまして、
公共土木施設災害復旧費、現
年度公共土木災害復旧事業費につきましても、本年4月29日から30日にかけての豪雨及び8月8日から9日にかけての台風10号により被災した道路5件の
災害復旧費です。
以上の今回の補正に要する財源といたしましては、
国庫支出金、県支出金、繰越金、市債等をもって充てております。
次に、64ページをお願いします。
3定議案第8号 平成15年度田辺市の
老人保健特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
第1条
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ105万1,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ57億6,956万2,000円とするもので、内容につきましては、66ページをお願いしますが、平成14年度の医療費の精算に伴う県支出金返還金の補正です。
補正の財源といたしましては、
国庫支出金過年度収入を充てております。
次に、67ページをお願いします。
3定議案第9号 平成15年度田辺市の
介護保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
第1条 保険事業勘定の
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ1,000万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ41億9,619万円とするもので、内容につきましては、70ページをお願いします。
総務管理費、一般管理費につきましては、介護保険サービス内容の適正化及び介護費用の適正化を図るために、国から全額補助を受け、介護保険制度の啓発冊子の購入や適正な介護サービスが行われているか、ケアプランが適正かなどをチェックするための電子計算機プログラム作成委託料等の補正です。
補正の財源といたしましては、
国庫支出金を充てております。
次のページをお願いします。
3定議案第10号 平成15年度田辺市
水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
第2条 平成15年度田辺市水道事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。
第3条 予算第4条中本文括弧書きを次のとおり改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するもので、
工事請負費につきましては、
工事明細を75ページに、
別冊参考資料の24ページから25ページに工事箇所を掲載しておりますので、ご参照いただきたいと思います。
内容につきましては、73ページをお願いします。
収益的収入及び支出の支出、配水及び給水費につきましては、稲成川砂防工事に伴う配水管仮設修繕の補正、受託給水工事費につきましては、
県道温川田辺線道路改良に伴う消火栓新設のための予算の組替えをするものです。
74ページをお願いします。
資本的収入及び支出の支出につきましては、
県道温川田辺線道路改良に伴う送・配水管の移設等の
工事請負費、高速道路整備関連事業に係る負担金の補正です。
以上をもちまして、補足説明を終わらせていただきます。
よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
(
総務部長 砂野啓三君 降壇)
○議長(森 哲男君) 以上をもって、提出者の説明が終了いたしました。
休 憩
○議長(森 哲男君) この場合、暫時休憩いたします。
(午後 1時37分)
────────────────
再 開
○議長(森 哲男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後 5時55分)
○議長(森 哲男君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております11件については、審議の都合上、後日審議願うことにいたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
この場合、報告いたします。
副議長、宮田政敏君から副議長の辞職願が提出されました。
よって、お諮りいたします。
副議長の辞職の件を日程に追加し、直ちに議題とすることにいたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 異議なしと認めます。
よって、副議長の辞職の件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。
◎日程追加 副議長辞職の件
○議長(森 哲男君) それでは、副議長の辞職の件を議題といたします。
地方自治法第117条の規定により、18番 宮田政敏君の退席を求めます。
(18番 宮田政敏君 退席)
○議長(森 哲男君) 辞職願を朗読いたさせます。
議会事務局長、
藤畑富三郎君。
(
議会事務局長 藤畑富三郎君 登壇)
○
議会事務局長(
藤畑富三郎君) 辞職願を朗読いたします。
辞職願。私儀、申し合わせにより、副議長の職を辞職いたしたいので、許可されるようお願い申し上げます。
平成15年9月10日、
田辺市議会副議長、宮田政敏。
田辺市議会議長、森哲男殿。 以上でございます。
(
議会事務局長 藤畑富三郎君 降壇)
○議長(森 哲男君) 以上のとおりであります。
副議長の辞職については、会議規則第143条第2項の規定により、討論を用いないで許否を決します。
お諮りいたします。
宮田政敏君の副議長の辞職を許可することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 異議なしと認めます。
よって、宮田政敏君の副議長の辞職を許可することに決しました。
(18番 宮田政敏君 着席)
○議長(森 哲男君) 宮田政敏君にお知らせいたします。
あなたの副議長辞職は、これを許可することに決しましたので、本席からお知らせいたします。
◎副議長辞任あいさつ
○議長(森 哲男君) この場合、宮田政敏君から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
18番、宮田政敏君。
(18番 宮田政敏君 登壇)
○18番(宮田政敏君) 18番、宮田でございます。1年間副議長として務めさせていただきまして、職員の皆様、議員の皆様、市民の皆様に非常にご協力をいただきましたことを心からお礼を申し上げて、ごあいさつとさせていただきます。
ありがとうございました。
(18番 宮田政敏君 降壇)
○議長(森 哲男君) ただいま副議長が欠員となりました。
お諮りいたします。
副議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行います。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 異議なしと認めます。
よって、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行います。
◎日程追加 副議長選挙
○議長(森 哲男君) お諮りいたします。
副議長の選挙の方法は、いかがいたしましょうか。
(「投票」の声あり)
○議長(森 哲男君) 投票の声がありますので、投票により副議長の選挙を行います。
投票を行う前に、事務局長をして投票について説明いたさせます。
議会事務局長、
藤畑富三郎君。
(
議会事務局長 藤畑富三郎君 登壇)
○
議会事務局長(
藤畑富三郎君) 投票について、ご説明申し上げます。
この選挙は、
地方自治法第118条の規定により、公職選挙法第46条第1項及び第4項、第48条、第68条第1項並びに普通地方公共団体の議会の議員の選挙に関する同法第95条の規定が準用されるものであります。
すなわち、公職選挙法第46条第1項及び第4項は、投票用紙に候補者1名の氏名を自書し、投函し、投票用紙には、選挙人自身の氏名を記載してはならないとする投票の記載事項及び投函に関する規定であり、第48条は、身体の故障等により自ら候補者の氏名を記載することができない選挙人は、申請して代理投票をさせることができるとする代理投票に関する規定であります。
また、同法第68条は、無効投票の形式的無効原因に関する規定であり、さらに同法第95条は、当選人に関する規定で、この選挙に準用される普通地方公共団体の議会の議員の選挙については、有効投票の最多数を得、かつ有効投票の4分の1以上の得票があった者をもって当選人とするものであります。
以上、この選挙において、これらの規定が準用されることになります。
なお、ご承知のとおり、同姓同名の議員がおられます関係上、ご留意をお願いしたいと思います。
以上であります。
(
議会事務局長 藤畑富三郎君 降壇)
○議長(森 哲男君) 議場の出入口の閉鎖を命じます。
(議場閉鎖)
○議長(森 哲男君) ただいまの出席議員は20人であります。
投票用紙は、
田辺市議会における表決及び選挙に係る投票用紙に関する規程に定める投票用紙を用います。
投票用紙を配付いたさせます。
(投票用紙配付)
○議長(森 哲男君) ただいま投票用紙を配付いたしました。
投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検させます。
(投票箱点検)
○議長(森 哲男君) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。
投票は、単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、職員の点呼に応じて順次投票願います。
事務局長をして点呼をいたさせます。
議会事務局長、
藤畑富三郎君。
○
議会事務局長(
藤畑富三郎君) それでは点呼いたします。
1番
真砂みよ子君、2番 芝峰進君、3番 小川浩樹君、4番 佐井昭子君、5番 山本紳次君、6番 松下泰子君、7番 中本賢治君、8番 宮本正信君、9番 吉田克巳君、10番 鈴木太雄君、11番 棒引昭治君、12番 高垣幸司君、13番 家根谷覚君、14番 天野正一君、15番 山本紳次君、16番 初山丈夫君、17番 山口進君、18番 宮田政敏君、19番 大倉勝行君、20番 森哲男君。
○議長(森 哲男君) 投票漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 投票漏れなしと認めます。
よって、投票を終了いたします。
投票箱の閉鎖を命じます。
(投票箱閉鎖)
○議長(森 哲男君) 議場の出入口の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
○議長(森 哲男君) ただいまから開票を行います。
この場合、会議規則第31条第2項の規定により、投票点検の立会人として、3番 小川浩樹君、14番 天野正一君を指名いたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 異議なしと認めます。
よって、立会人として、3番 小川浩樹君、14番 天野正一君を指名いたします。
両君の立会いを求めます。
それでは、開票を命じます。
(開 票)
○議長(森 哲男君) それでは、選挙の結果を報告いたします。
投票総数20票、うち有効投票数20票、無効投票数0票、投票総数は出席議員数と一致しております。
続いて、得票数を報告いたします。
17票、15番 山本紳次君、3票、山口進君。
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は5票であります。
よって、15番 山本紳次君が副議長に当選されました。
15番 山本紳次君に通告いたします。
あなたは選挙の結果、副議長に当選されましたので、会議規則第32条第2項の規定により本席から告知いたします。
◎副議長就任あいさつ
○議長(森 哲男君) この場合、当選人から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
15番、山本紳次君。
(15番 山本紳次君 登壇)
○15番(〔あけぼの〕山本紳次君) ただいま、副議長選挙の結果、皆様方のご同意を得まして、この権威ある
田辺市議会の副議長に就任をさせていただくことになりました。
冒頭市長のあいさつにありましたように、市町村合併を控え、大変な時期の副議長でございます。森議長を補佐し、そして市民の皆様方の健康福祉増進のため、市民のためになるように精いっぱい頑張ってまいりたいと思います。
同僚の議員の皆様方のご指導とご協力をよろしくお願い申し上げまして、簡単でございますけれども、ごあいさつにさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
ありがとうございました。
(15番 山本紳次君 降壇)
◎市長祝辞
○議長(森 哲男君) この場合、市長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
市長、脇中孝君。
(市長 脇中 孝君 登壇)
○市長(脇中 孝君) それでは、一言お祝いを申し上げたいと存じます。
ただいま15番 山本紳次議員が、新しい副議長に就任されました。副議長という名誉ある栄職へのご就任を心からお喜びを申し上げます。
また、昨年8月から、副議長として市政発展のために誠心誠意ご尽力をいただきました宮田前副議長に対しまして、本席をお借りいたしまして心からお礼を申し上げたいと存じます。1年間本当にご苦労さまでございました。
ご承知のとおり、時代は今、大きな過渡期を迎えております。社会の様々な部分で新しい時代に即した社会システムへの転換が進められておりますが、一方、こうした急激な変化に伴うひずみや傷みが様々に形を変えて、私たちの日常生活にも少なからぬ影響を及ぼしております。
地方自治体も決してその例外ではなく、社会全体が大きく変わろうとする中で、時代のニーズに合ったより柔軟で、きめ細やかな行政サービスを提供するための新しい仕組みや枠組みの構築が強く求められており、こうした数々の行政課題をいっぱい抱え、そのかじ取りはますます困難をきわめつつあるというのが正直なところでございます。
とりわけ地方分権が声高に叫ばれる中、喫緊の課題となっております市町村合併につきましては、
合併特例法の期限まで1年半余りを残し、今まさに最大の正念場を迎えていると申しても過言でございません。
このように田辺市はもとより周辺を含めた地域全体の行方を決する非常に重要な時期に、責任ある要職に就かれた山本副議長には、今後、様々な部分で大変なご苦労やらご心労をおかけすることにもなろうかと思いますが、議会と行政とが一丸となって、この厳しい局面を乗り切るためにも、どうか今後より一層のご尽力、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、副議長ご就任に対するお祝いの言葉とさせていただきます。
あめでとうございます。
(市長 脇中 孝君 降壇)
○議長(森 哲男君) この場合、お諮りいたします。
本日の会議はこの辺にとどめ散会し、明9月11日から9月21日までの11日間は議案精査のため休会とし、9月22日午前10時から再開いたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
なお、一般質問の通告につきましては、明9月11日午後4時までに事務局へ提出願います。締め切り後、午後5時から抽選により質問順位を決定し、通知申し上げます。
散 会
○議長(森 哲男君) 本日はこれをもって散会いたします。
(午後 6時17分)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
平成15年9月10日
議 長 森 哲 男
議 員 初 山 丈 夫
議 員 山 口 進
議 員 宮 田 政 敏...