田辺市議会 1999-03-03
平成11年 3月定例会(第2号 3月 3日)
平成11年 3月定例会(第2号 3月 3日)
田辺市議会3月
定例会会議録
平成11年3月3日(水曜日)
────────────────
平成11年3月3日(水)午前10時開議
第 1 1定議案第12号 精神薄弱の用語の整理のための関係条例の一部改正につい
て
第 2 1定議案第13号 田辺市
遺児奨学金支給条例の一部改正について
第 3 1定議案第14号 田辺市
共同作業場設置及び管理条例の一部改正について
第 4 1定議案第15号 田辺市みどりの基金条例の一部改正について
第 5 1定議案第16号
田辺市営住宅設置及び管理条例の一部改正について
第 6 1定議案第17号 田辺市
火災予防条例の一部改正について
第 7 1定議案第18号
田辺市立小学校、
中学校設置及び管理条例の一部改正につ
いて
第 8 1定議案第19号 田辺市
学童保育所設置及び管理条例の一部改正について
第 9 1定議案第20号
土地改良事業の実施について
第10 1定議案第21号 平成11年度田辺市
一般会計予算
第11 1定議案第22号 平成11年度田辺市
食肉処理場特別会計予算
第12 1定議案第23号 平成11年度田辺市
分譲宅地造成事業特別会計予算
第13 1定議案第24号 平成11年度田辺市
簡易水道事業特別会計予算
第14 1定議案第25号 平成11年度田辺市
交通災害共済事業特別会計予算
第15 1定議案第26号 平成11年度田辺市
同和対策住宅資金等貸付事業特別会計
予算
第16 1定議案第27号 平成11年度田辺市
老人保健特別会計予算
第17 1定議案第28号 平成11年度田辺市
農業集落排水事業特別会計予算
第18 1定議案第29号 平成11年度田辺市
駐車場事業特別会計予算
第19 1定議案第30号 平成11年度田辺市
公共用地先行取得事業特別会計予算
第20 1定議案第31号 田辺市
国民健康保険条例の一部改正について
第21 1定議案第32号 平成11年度田辺市
国民健康保険事業特別会計予算
第22 1定議案第33号 平成11年度田辺市
水道事業会計予算
第23 1定報告第 2号 平成11年度田辺市
土地開発公社の事業の計画について
第24 1定報告第 3号 平成11年度
財団法人田辺市
社会教育振興会の事業の計画
について
第25 1定報告第 4号 平成11年度
財団法人紀南文化会館の事業の計画について
第26 1定議案第 1号
工事請負変更契約の締結について
第27 1定議案第 2号 土地の処分について
第28 1定議案第 3号 市道路線の廃止について
第29 1定議案第 4号 市道路線の認定について
第30 1定議案第 5号 市道路線の変更について
第31 1定議案第 6号
田辺周辺広域市町村圏組合規約の変更について
第32 1定議案第 7号 平成10年度田辺市
一般会計補正予算(第8号)
第33 1定議案第 8号 平成10年度田辺市
分譲宅地造成事業特別会計補正予算
(第2号)
第34 1定議案第 9号 平成10年度田辺市
簡易水道事業特別会計補正予算(第1
号)
第35 1定議案第10号 平成10年度田辺市
農業集落排水事業特別会計補正予算
(第5号)
第36 1定議案第11号 平成10年度田辺市
水道事業会計補正予算(第4号)
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〇会議に付した事件
日程第1から日程第36まで
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〇議員定数 20名
〇欠 員 0名
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〇出席議員
議席番号 氏 名
1番 田 中 康 雄 君
2番 芝 峰 進 君
3番 鈴 木 太 雄 君
4番 大久保 尚 洋 君
5番 棒 引 昭 治 君
6番 高 垣 幸 司 君
7番 家根谷 覚 君
8番 天 野 正 一 君
9番 浅 山 勉 君
10番 山 本 紳 次 君
11番 初 山 丈 夫 君
12番 山 口 進 君
13番 宮 田 政 敏 君
14番 松 本 定 市 君
15番 大 倉 勝 行 君
16番 八 山 祐 三 君
17番 森 哲 男 君
18番 青 木 伸 夫 君
19番 稲 沢 勝 男 君
20番 熊 野 芳 和 君
────────────────
〇欠席議員 なし
────────────────
〇説明のため出席したもの
職 名 氏 名
市 長 脇 中 孝 君
助 役 鈴 木 信 行 君
収入役 柴 田 修 君
教育長 角 莊 三 君
水道事業管理者 弘 末 勉 君
企画部長 室 井 修 一 君
企画広報課長 衣 田 秀 雄 君
総務部長 八 百 耕 貮 君
税務課長 森 啓 君
保健福祉部長 田 中 憲 君
清掃事業所長 森 章 二 君
福祉課長 濱 中 治 夫 君
経済部長 平 本 寿 男 君
水産課長 杉 原 莊 司 君
建設部長 高 橋 進 一 君
理 事 田 中 秀 章 君
理 事 古 谷 利 男 君
土木課長 桐 本 崇 生 君
消防長 砂 野 啓 三 君
教育次長 清 水 節 雄 君
教育委員会総務課長 佐 武 守 郎 君
理 事 矢 倉 靖 彦 君
────────────────
〇
出席事務局職員
議会事務局長 木 村 一 美
議会事務局次長 川 端 清 司
議会事務局主任 福 井 量 規
議会事務局主査 前 溝 浩 志
開 議
○議長(稲沢勝男君) 定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、平成11年第1回
田辺市議会定例会2日目の会議を開きます。
(午前10時09分)
────────────────
○議長(稲沢勝男君) それでは日程に入ります。
◎日程第1 1定議案第12号 精神薄弱の用語の整理のための関係条例の一部改正についてから
日程第25 1定報告第4号 平成11年度
財団法人紀南文化会館の事業の計画についてまで一括上程
○議長(稲沢勝男君) 日程第1 1定議案第12号 精神薄弱の用語の整理のための関係条例の一部改正についてから、日程第25 1定報告第4号 平成11年度
財団法人紀南文化会館の事業の計画についてまで、以上25件を一括上程いたします。
昨日に引き続き、当局から提案の補足説明を求めます。
消防長、砂野啓三君。
(消防長 砂野啓三君 登壇)
○消防長(砂野啓三君) おはようございます。
消防本部所管の議案及び予算の主なものについて、補足説明を申し上げます。
議案書の125ぺージをお願いいたします。
1定議案第17号 田辺市
火災予防条例の一部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。
改正の内容につきましては、
学校教育法の一部改正により、
中等教育学校制度が創設されるとともに、精神薄弱の用語の整理のための関係法律の一部を改正する法律が施行されることに伴い、所要の改正をお願いするものです。
次に、
消防費予算についてご説明いたします。
予算書の155ぺージをお願いいたします。
消防費の予算総額は、8億3,100万4,000円でございます。
常備消防費は7億2,643万2,000円で、その主なものは、消防職員91名の人件費です。
156ぺージの旅費のうち、普通旅費356万6,000円は、
救急救命士国家資格取得のため、
救急救命東京研修所へ1名派遣するのをはじめ、消防大学校、
県消防学校等での専門分野の研修に要する旅費が主なもので、各種の資格取得及び研修を通じて、各種災害に的確に対応し得る高度で専門的な知識、技術を有する消防職員を養成し、消防体制の更なる充実に努めてまいります。
需用費から157ぺージの使用料及び賃借料までは、
消防業務全般に要する
経常的経費でございます。
備品購入費の762万円のうち、
自動車購入費140万円は、
田辺消防署北分署に配備しています軽四積載車を更新するものです。
消防用備品購入費622万円は、昨年の台風7号の教訓を踏まえ、
消防無線基地局を1基増設するなど、
通信指令体制の強化を図るとともに、空気呼吸器や
消防用ホースなど、資機材の充実を進めるほか、
気象業務法の規定により、検定の有効期間が切れます
気象観測装置の更新に必要な経費が主なものです。
負担金補助及び交付金2,124万円のうち、
研修参加負担金354万1,000円は、旅費でご説明いたしました研修に要する負担金が主なものです。
158ぺージの和歌山県
防災ヘリコプター運行連絡協議会負担金につきましては、
防災ヘリコプター運行経費のうち、航空隊員10名分の人件費を県下50市町村で負担するもので、本市は541万円の負担金となっております。
なお、ご参考までに、
県防災航空隊へ田辺市からも2名の消防職員を派遣していますが、派遣職員に対する人件費は、この協議会から田辺市へ交付されることになります。
和歌山県
救急医療情報システム運営費負担金につきましては、県、市町村、医師会、病院協会、
消防本部等が協力して、昭和57年から実施している
救急医療情報システムが構築されており、本年度もその
運営費負担金191万9,000円を計上しております。
消火栓設置工事負担金の1,000万円は、消防水利の整備を進めるためのものでございます。
次に、消防団費は、総額8,917万4,000円で、報酬から報償費までは、消防団員493名の報酬のほか、出動加給、
公務災害補償費、
退職報償金などの諸経費でございます。
159ぺージの旅費33万4,000円は、
県消防学校で実施される
消防団幹部教育課程への入校をはじめ、和歌山県消防大会への参加旅費が主なものです。
需用費、役務費、使用料及び賃借料は、15分団の
消防団活動に要する
経常的経費でございます。
委託料30万円と
工事請負費1,670万円につきましては、昭和50年代から実施しております消防団の
拠点施設整備事業であり、本年度は
上芳養分団車庫を新築する経費でございます。なお、工事明細は215ぺージを、工事箇所につきましては、
別冊参考資料の100ぺージをご参照お願いいたします。
備品購入費590万円は、
消防団装備の充実のため、普通積載車及び
小型動力ポンプをそれぞれ1台更新するとともに災害活動時の
指揮命令通信手段を確保するため、
消防団本部に携帯無線機を新たに配備するための購入費が主なものです。
160ぺージの
負担金補助及び交付金のうち、
消防団員等公務災害補償等共済基金負担金859万6,000円は、消防団員及び
消防協力者の
公務災害補償と消防団員の
退職報奨金支払いのための基金への掛金でございます。
次に、
上富田消防受託費は、1,487万3,000円で、旅費160万7,000円と161ぺージの
負担金補助及び交付金の
研修参加負担金59万9,000円は、
県消防学校での救急課程や、その他の専門分野の研修に要する経費で、人材の育成により
上富田消防署における消防力の充実に努めてまいります。
なお、
上富田消防署要員22名の人件費を含めた平成11年度の
受託費総額は1億7,512万9,000円で、上富田町が全額負担することになっており、54ぺージの
消防業務受託事業収入において、歳入予算を計上しております。
次に、水防費52万5,000円は、会津川及び芳養川合わせて4か所の
水位観測員賃金のほか、
土のう等水防用資機材の購入に要する経費が主なものです。
以上で、消防関係の補足説明を終わります。
ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(消防長 砂野啓三君 降壇)
○議長(稲沢勝男君) 続いて、教育次長、清水節雄君。
(教育次長 清水節雄君 登壇)
○教育次長(清水節雄君) それでは、
教育委員会関係の補足説明を申し上げます。
まず初めに、議案書の127ページをお願いします。
条例からご説明いたします。
1定議案第18号
田辺市立小学校、
中学校設置及び管理条例の一部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。
これは平成10年度末に完成する
長野中学校屋内運動場につきまして、その施設の使用料の額を定め、学校施設の開放を行うものであります。
次に、129ぺージをお願いします。
1定議案第19号 田辺市
学童保育所設置及び管理条例の一部改正について、同じく
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。
本市では、放課後、児童、生徒の生活を守るため、市内4か所に
学童保育所を設置しておりますが、平成11年度から指導員を2名体制にするなど、より充実した運営を図るため、130ぺージに記載のとおり、現行5,000円の
学童保育料を8,000円に、また兄弟、姉妹の入所については、その半額の保育料をいただいているわけでありますが、その場合の2,500円を4,000円にそれぞれ額を改定するものでございます。
続きまして、予算書の68ぺージをお願いいたします。
国際交流事業費でありますが、予算総額1,567万1,000円のうち、まず
友好都市ワイオン市との交流につきましては、本年4月28日に
新庄総合公園で開催されます
ジャパンエキスポ南紀熊野体験博の開会式に、昨年の秋就任された新市長一行をご招待し、本市のみならず周辺地域の視察やイベントへの参加、市民との交流などの機会を設け、地域文化への理解を深めていただくとともに、両市の交流を一層深めていきたいと考えております。そのための関係予算として162万6,000円を計上しております。そのうち主なものといたしましては、
ワイオン市長一行の
歓迎交流会等の費用として、食糧費で95万円を見込んでおります。
次に、本市における
国際交流事業は、市民が主体となって取り組み、行政は市民の
交流活動支援を行うという基本方針に従って取り組んでいるところでありますが、本年度は
国際交流員の任期終了に伴う帰国旅費や、新
国際交流員の
来日渡航費、その他国際交流を推進するための講演会や
国際交流員事業に要する経費を計上しております。
また、委託料280万円は、
南紀熊野体験博開催中に、市民団体を招待し、野外活動などを通して、さらに交流を深めるための事業を
田辺国際交流協会へ委託するものでございます。
69ぺージの
国際交流推進補助金153万円は、
田辺国際交流協会や賛助団体に対する補助金と
青少年交流事業に対する補助金であります。特に、
青少年交流事業につきましては、昨年度から
ホームステイ等を通して、国際感覚を身につけられるよう、小学生を友好都市であるワイオン市に派遣しておりますが、その派遣費用として63万円計上しております。
国際交流基金積立金は、平成3年12月に設置された基金による運用利子152万5,000円を積み立てるものでございます。
次に、71ぺージでありますが、
南方熊楠翁顕彰事業費につきまして、予算総額1,988万1,000円を計上しております。主なものといたしましては、委託料の950万円、これは南方邸に保管されております蔵書、資料等の調査及び保存に係る経費として、
南方熊楠顕彰事業委託料450万円と第9回
南方熊楠賞人文の部の授賞式並びに第10回の受賞者の選考に係る経費として、
南方熊楠賞運営委託料500万円でございます。
また、
負担金補助及び交付金205万円につきましては、
南方邸書庫等の防犯及び南方ゆかりの地を訪ね、往時を偲ぶ「南方を訪ねて」の開催に伴う補助金90万円と
南紀熊野体験博期間中に開催いたします「くまの体験・
南方ゼミナール〜南方学と熊野〜」に対する補助金115万円でございます。
積立金757万4,000円は、
南方熊楠賞運営基金へ運用利子259万6,000円、
南方熊楠顕彰事業基金へ運用利子213万3,000円と寄付金284万5,000円をそれぞれ積み立てるものでございます。
続きまして、162ぺージをお願いいたします。
教育費予算についてご説明いたします。まず、教育費全体の予算額でありますが、25億3,470万5,000円で、一般会計の予算総額に占める比率は9.3パーセントでございます。前年度予算額と比較いたしますと、1億4,593万1,000円増加しておりますが、これは主に、
老朽校舎等の改築を進める中、本年度は、前年度に引き続いて、
長野中学校建築事業を進めるほか、
上芳養小学校建築事業につきましても、
校舎建築等に取り組むことによるものでございます。
それでは、
教育委員会費の1,693万7,000円でありますが、これは教育委員4名の報酬と各種の負担金が主なものでございます。積立金は、
教育振興基金の運用利子を積み立てるものでございます。
次の事務局費1億1,087万1,000円は、事務局の運営に必要な経費を計上しております。主なものは、職員12人分の人件費でありますが、前年度の当初予算と比較いたしますと、機構改革により4人分減少しております。
次に、164ぺージの
教育指導費4,964万6,000円のご説明をいたします。
学校教育課では、学校週五日制の月2回実施と、地域に開かれた学校、
幼稚園運営の推進、教職員の研究・研修の充実を図るとともに、人を大切にする教育の基本方針にのっとり、人権にかかわる教育の推進と福祉教育の充実、更に
養護学校週五日制を機会として、障害を持っている子供たちとの交流活動を通して、
義務教育段階から
ノーマライゼーション社会を目指し、
ボランティア意識育成の推進に取り組んでおります。
賃金2,316万3,000円は、
教育研究所長と
学校保健関係の
嘱託員賃金2名分のほか、
特殊学級介助員3名分、平成7年度から引き続いて2名配置しております
英語指導教師の賃金などでございます。
次に、報償費542万9,000円は、大学教授の直接指導料と今年度、市内の4中学校に配置いたします心の
教室相談員の謝礼及び
学童心臓検診医師謝礼が主なものでありますが、
養護学校週五日制対応につきましての指導員や看護婦の謝礼も計上しております。旅費369万2,000円のうち、費用弁償は、中堅教職員の国内外の研修費などを計上しております。
また、委託料525万4,000円につきましては、
教育活動充実のための研究委託料や人を大切にする教育の
指導資料作成委託料が主なものでございます。
次に、
文化高等専修学校費は、予算総額5,920万1,000円でございます。
166ぺージの賃金は、
臨時職員賃金3名分と、
嘱託員賃金1名分を計上しております。報償費154万円は、主に茶華道、調理及び体育の講師謝礼と
校医謝礼等であります。
旅費69万1,000円の主なものは、3年に一度実施予定であります修学旅行における職員の引率旅費でございます。
また、需用費200万5,000円のうち、
施設修繕料として、教室、廊下等の床及び電灯器具の補修や
焼却炉撤去等の費用を計上しております。
次ぺージの
備品購入費中、
校用器具購入費の主なものは、年次計画で買換えを予定しております
ガスオーブンの購入費でございます。
次の
教育奨学事業費は、予算総額1,093万7,000円でございます。これは平成9年度から開始いたしました勉学に対する意欲があるにもかかわらず、経済的な理由により、修学が困難な高校生及び大学生等に奨学金を支給する、田辺市
教育奨学金制度による事業でございます。
奨学交付金の540万円につきましては、平成9年度及び平成10年度採用分の330万円と平成11年度の採用分として、高校生等10名分、短大生等5名分及び大学生5名分の210万円の予定をしております。また、積立金549万7,000円は、
教育奨学基金の運用利子を積み立てるものでございます。
168ぺージにまいりまして、小学校費の
学校管理費2億6,038万円は、小学校18校の
管理運営費でございます。賃金の
臨時職員賃金は、主に小学校の事務員、用務員の16名分と
給食代行員分であり、
嘱託員賃金は、
給食調理員17名分でございます。
次に、報償費1,028万4,000円のうち、学校医の医師謝礼は、平成9年度から実施しております
アレルギー性鼻炎や中耳炎等の耳鼻咽喉科の検診に伴う予算も含まれております。
次ぺージの
工事請負費1,150万円につきましては、215ぺージに工事明細を記載しておりますが、これは
小学校施設整備事業として、
長野中学校の
プレハブ造り、延べ面積205平方メートルの
屋内運動場を
伏莵野小学校へ移転設置するものであります。
次にまいりまして、
教育振興費1,916万円でありますが、
備品購入費1,251万8,000円のうち、
一般教材備品購入費につきましては、教材備品の充実を図るべく増額計上いたしております。
負担金補助及び交付金では、
文化活動児童派遣費補助金等を計上しております。
170ぺージにまいりまして、
上芳養小学校建築費6億4,562万9,000円でありますが、本年度は、前年度の校舎及び
屋内運動場等の設計に引き続き、校舎の建築に着手してまいります。
工事明細を215ぺージに記載しておりますが、校舎の構造は
鉄筋コンクリート造り2階建て、延べ面積2,921平方メートルでございます。この校舎建築につきましては、平成11年度と平成12年度の2か年の国債事業として実施するため、本年度は40パーセント分の工事費を計上しているとともに、仮設道路の
整備工事費を併せ計上しております。
用地購入費3億4,352万9,000円は、
土地開発公社で先行取得していただいておりました学校用地を前年度に引き続いて購入するものであり、これで
土地開発公社からの再取得は完了いたします。なお、開校は平成13年4月を予定しております。
続きまして、中学校費の
学校管理費1億8,037万3,000円は、中学校10校の
管理運営費でございまして、予算区分は、おおむね小学校に準じておりますが、171ぺージの賃金1,461万6,000円のうち、
臨時職員賃金は、事務員、用務員の8名分を計上しております。
なお、報償費の学校医の医師謝礼については、小学校費と同様に、耳鼻咽喉科の検診についての予算も含まれております。
172ぺージの
工事請負費6,000万円は、県の芳養川広域一般河川改修工事の施工に伴い、テニスコート及び部室棟などの移転整備を実施するものでございます。
工事明細は、215ぺージに掲載しております。
次に、
教育振興費1,970万3,000円でありますが、
備品購入費につきましては、小学校費でもご説明いたしましたが、教材
備品購入費を増額しております。
負担金補助及び交付金は、体育文化活動生徒派遣費補助金が主なものでございます。
次ぺージの
長野中学校建築費1億2,938万7,000円につきましては、工事明細を215ぺージに記載しておりますが、本年度は前年度の校舎及び
屋内運動場の建築に引き続いて、旧校舎等の撤去並びに正門やグラウンド等の周辺整備を実施してまいります。
続きまして、幼稚園費の管理費1億3,933万1,000円は、幼稚園4園の
管理運営費でございます。
次に、175ぺージでありますが、
教育振興費は、幼稚園就園奨励費補助金が主なものでございます。
続きまして、社会教育費にまいりまして、はじめに社会教育総務費でありますが、予算総額は、3億3,989万9,000円になっております。主なものにつきましては、社会教育委員、社会同和教育指導員、青少年問題協議会委員の報酬187万2,000円と176ぺージの
臨時職員賃金、
嘱託員賃金及び
学童保育所指導員賃金等の賃金2,585万3,000円でありますが、先ほどの条例改正でもご説明いたしましたが、
学童保育所の指導員を2名体制とし、より充実した運営を図るため、
学童保育所指導員賃金は増額しております。
その他の費用につきましては、社会教育全般に要する経費でありますが、前年度から水道未設置の小公園における清掃活動や砂遊び等の衛生面を考慮するため、水道を設置する費用として
施設修繕料180万円を計上しております。
次に、178ぺージをお開き願います。
文化財費につきましては、市内に所在する文化財の調査・研究を進め、保護資料を作成するとともに、文化財保護や普及・顕彰に努めるための経費として935万6,000円を計上しております。
予算の主なものは、委託料の文化財ビデオ作成委託料で260万4,000円を計上しております。これは平成5年度から、市内の無形民俗文化財を中心に、映像を資料化して保存を図るとともに、地域の歴史講座や学習会の教材として活用していただけるよう、資料の充実に取り組んでいるものでございます。本年度は、史跡及び天然記念物の作成を計画しております。
また、県指定の古記録「御用留」の刊行事業につきましては、平成9年度から進めておりますが、本年度は第4期分の刊行を予定しております。
更に、南紀熊野体験博のイベントとして、熊野古道歴史ウォークを実施してまいります。
次に、公民館費でありますが、公民館では、地域における生涯学習活動の拠点としての役割を果たすため、住民一人ひとりの人権が大切にされ、豊かさや幸せが実感できる人づくり、まちづくりの実現を目指すとともに、多様化する住民ニーズに対応した学習の機会や場の提供に努めてまいりたいと考えております。
そのため、公民館長報酬をはじめとし、中央公民館を含めた17館の活動費や運営費として、予算総額3,618万円を計上しております。特に、平成7年度から実施しております市民大学講座「たなべイブニングカレッジ」は、市民の皆さんに根強い人気があり、本年度も133万9,000円を計上し、文学、文化の2コースを設け、更に身近な問題についての講座を設けるなど、より一層充実した内容の講座を開催してまいります。
また、子供の健全育成を図るため、学校週五日制に対応したボランティア企画事業や親子交流事業、また衛星通信を利用した子供放送局推進事業等、子供に視点を当てた活動を展開し、子供たちに地域の貴重な自然や社会活動を体験させる機会の設定に努めてまいります。なお、施設、設備におきましては、生涯学習の拠点となるよう、各館の整備充実に努めてまいります。
続きまして、180ぺージの図書館費でありますが、市立図書館につきましては、平成12年2月1日に、図書館創立100周年を迎えるため、本年度は1年を通して記念事業を実施する予定でございます。そのため、本年度の予算は、経常的な経費に100周年の記念事業費を加え、総額7,844万8,000円になっております。
記念事業といたしましては、著名な作家をはじめ、文化人による図書の紹介や書評を行うNHK、BS放送の「週刊ブックレビューのつどい」の公開録画及び図書館創立100周年記念式典をはじめ、要覧作成の印刷等を計画しております。
次に、182ページでありますが、集会所運営費57万5,000円は、南松原教育集会所の運営に係る経費でございます。
183ぺージの歴史民俗資料館運営費につきましては、収蔵資料の整理、企画展の開催経費等の維持
管理運営費として350万6,000円を計上しております。資料館では、考古資料を中心に、縄文時代から近代に至るまでの郷土の歴史を学習できるよう展示公開を行っておりますが、昨年度に大幅な常設展示替えを行っております。また、常設展示とは違った角度で歴史や文化を紹介するため、企画展を開催しておりますが、本年度は、「弥生時代の生活・塩づくり」をテーマに開催する予定でございます。
なお、
備品購入費13万円につきましては、資料館におきまして、来館者の方々に文化財ビデオを観賞していただくためのビデオモニターを購入するものであります。
次の社会教育活動費は、市民のみなさんが取り組む学習活動を、より一層高めるための費用で、総額1,261万5,000円を計上しております。
報償費の213万円は、生涯学習フェスティバルや女性セミナーのほか、小学校児童の保護者を対象に人権問題を中心に学習を進める保護者学級の講師謝礼等に係る費用でございます。
184ぺージの委託料のうち、子どもクラブ育成事業委託料につきましては、将来を担う青少年の育成のため、昨年度から少子化に伴う組織の再編や活動の見直し、充実を図るべくアンケート調査を実施してまいりましたが、本年度は特に、そのアンケート調査の分析を和歌山大学に委託する費用を含めて計上しております。
負担金補助及び交付金では、婦人団体及び青少年団体等への補助金のほか、生涯学習ボランティアを育成するための費用や、ボランティア活動で女性センターの運営を行っていただくための経費を計上しております。
生涯学習推進事業基金積立金は、平成2年度に設置された基金による運用利子142万6,000円を積み立てるものでございます。
勤労青少年ホーム運営費534万3,000円は、青少年の交流の場、学習の場として、勤労青少年ホームわかしおの管理運営に要する経費でございます。わかしおでは、各種教室をはじめ、青年サークルやボランティア活動等、様々な活動の展開を図っております。
185ページの児童館費1億198万5,000円は、児童館3館の
管理運営費でございます。児童館では、地区児童、生徒の健全育成をはじめ、周辺地域の児童、生徒との交流にも積極的に取り組んでいるところでございます。
予算の主なものといたしましては、187ぺージの委託料のうち、基礎学力向上推進事業委託料256万円は、地区児童、生徒の学力向上や地域の教育力向上に取り組むための経費でございます。
次に、文化振興費でありますが、文化振興課では、ふるさと文化の普及、発展を図ることを目的に、市民の自主的、創造的な文化活動を支援し、その育成、向上に取り組んでおります。予算総額832万8,000円の主なものといたしましては、188ぺージの
負担金補助及び交付金390万円でありますが、これは田辺市文化協会へ270万円、他文化団体へ40万円の計310万円のふるさと文化振興補助金と80万円の南紀熊野風景画展負担金であります。そのほか第46回田辺市美術展覧会の開催に伴う経費等も計上しております。
成人式典費の98万円は、成人の日記念式典の開催に要する経費でございます。本年1月15日に開催いたしました式典では、該当者846名のうち、692名が出席し、出席率は81.8パーセントとなり、昨年度と比較しまして、1割弱出席者が増加いたしました。本年度も対象者のみなさんがこぞって参加できる式典となるよう、内容等につきましても検討してまいりたいと考えております。
次の美術館運営費につきましては、1億8,728万2,000円を計上しております。190ぺージの展覧会委託料は、4,950万円で、前年度の当初予算と比較いたしますと、2,220万円増加しております。これは展覧会の開催回数が、本年度7回に対し、前年度6回とそれほど変わらないものの、4月29日から開催されます南紀熊野体験博の期間中に西洋絵画の名画がそろう東京富士美術館所蔵展を含め、4回の特別企画展を開催することによるものでございます。これを機会に、地域住民をはじめとする多数の方々に来館していただくよう努めるとともに、美術に対する関心や興味を持っていただけるよう取り組み、地域文化の向上に寄与してまいりたいと考えております。
なお、本年度も5,000万円の美術品購入費を計上しており、より一層館所蔵作品の充実に努めてまいります。
続きまして、190ぺージの保健体育費のご説明をいたします。
近年、高齢化や余暇時間の増大などが進む中、市民の皆さんが気軽にスポーツに親しみ、健康な生活を送れるよう、生涯スポーツの普及、振興に向けて、積極的に取り組んでおりますが、本年度も市民の日常活動の中に、更にスポーツ、レクリエーション活動が定着できるよう、なお一層の努力をしてまいりますとともに、障害者の支援やスポーツ少年団の育成、更には体育指導委員をはじめとする地域スポーツ指導者の育成等にも努めてまいりたいと考えております。
保健体育総務費1,425万4,000円でありますが、主なものをご説明いたしますと、191ぺージの
負担金補助及び交付金のうち、市民体育祭及び市民スポーツ・レクリエーション祭開催のための補助金が、それぞれ67万5,000円、体育連盟交付金が90万円、植芝盛平翁顕彰会補助金が90万円でございます。なお、植芝盛平翁顕彰会補助金につきましては、翁顕彰の活動費でありますが、本年度は特に、翁没後30周年にあたることから、その記念事業に係る経費も見込んでおります。
192ページの体育施設管理費4,517万1,000円につきましては、体育施設の管理に要する賃金1,408万8,000円、体育センター、弓道場及び市民球場等、市内17か所の体育施設の
施設修繕料1,406万円が主なものでございます。
次ページの野外趣味活動施設費1,003万9,000円につきましては、もりいこいの広場プールとテニスコートの管理運営に要する経費でございます。
いずれにいたしましても、今後とも市民のみなさんに、安全に体育施設を使用していただけるよう、施設の整備・充実を図ってまいりたいと考えております。
最後に、議案書に戻りまして、149ページをお願いいたします。
1定報告第3号 平成11年度
財団法人田辺市
社会教育振興会の事業の計画についてでございます。
150ページに、平成11年度の事業計画を記載しております。
次の151ページでありますが、平成11年度
財団法人田辺市
社会教育振興会会計予算、第1条 平成11年度
財団法人田辺市
社会教育振興会会計予算は、次に定めるところによる。
第2条 収入支出予算の総額は、収入支出それぞれ212万9,000円と定めるものでございます。
151ページ及び152ページに、当振興会の収入支出予算を計上しておりますが、予算総額は、収入支出それぞれ212万9,000円で、収入の主なものは、地方公共団体補助金収入、支出は、管理運営に要する費用でございます。
以上、走り走りの説明でございましたが、
教育委員会関係の補足説明を終わらせていただきます。
よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
(教育次長 清水節雄君 降壇)
○議長(稲沢勝男君) 続いて、
水道事業管理者、弘末勉君。
(
水道事業管理者 弘末 勉君 登壇)
○
水道事業管理者(弘末 勉君) それでは、水道部が担当しています予算について、補足説明をいたします。
予算書の228ぺージをお願いします。
1定議案第24号 平成11年度田辺市の簡易水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,430万8,000円と定める。
2 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表、歳入歳出予算による。
内容につきましては、235ぺージの歳出からご説明いたします。
一般管理費510万8,000円の主なものは、6か所の簡易水道施設の管理人及び役員の謝礼金と水質検査手数料であります。
水道施設維持費618万1,000円は、光熱水費及び
施設修繕料、それに滅菌用薬剤費が主なものでございます。
236ページの公債費の元金222万2,000円及び利子69万7,000円は、古屋谷と長尾の簡易水道の改良に係る長期債の償還金と利子であります。なお、これら経費に要する財源といたしましては、水道使用料及び一般会計からの繰入金等をもって充当しています。
続きまして、水道事業会計の予算をご説明いたします。
別冊の
水道事業会計予算書をお願いします。
1定議案第33号 平成11年度田辺市
水道事業会計予算、第1条 平成11年度田辺市水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。
第2条 業務の予定量は、次のとおりとする。
本年度は、給水戸数2万5,200戸、総配水量は1,227万立方メートルで、1日平均配水量にいたしますと3万3,620立方メートルになります。これによる有収率は84.23パーセントを予定してございまして、さらに有収率の向上に努力してまいります。それから、量水器取替7,000個、消火栓新設の受託工事9件、配水設備改良費として5億554万円を予定しております。
次に、第3条 収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
収入合計といたしまして、水道事業収益18億1,828万9,000円、支出合計として、水道事業費用17億9,953万7,000円で、差し引きいたしますと1,875万2,000円の利益を予定しております。
次のページをお願いします。
第4条 資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
資本的収入は3億3,451万8,000円、資本的支出は7億4,032万5,000円で、支出額に対して不足する額4億580万7,000円は、減債積立金1億3,434万4,000円と損益勘定留保資金等で補てんすることにいたしております。
続きまして、第5条は、予定支出の各項の経費の流用の範囲を。
第6条では、議会の議決を経なければ流用することができない経費を。
第7条では、棚卸資産の購入限度額をそれぞれ定めるものであります。
続きまして、1ページからの実施計画で具体的な内容をご説明いたします。
1番としまして、収益的収入及び支出でございますが、収入の予定総額として、水道事業収益18億1,828万9,000円を計上しております。前年度に比較して、1,625万5,000円の増となります。
1項の営業収益の主なものは、給水収益、これは水道料金でありますが、16億6,950万円と、その他は受託給水工事収益6,817万円及びその他営業収益の口径別給水分担金3,110万1,000円であります。
2項の営業外収益の主なものは、受取利息及び配当金、3,107万9,000円で、前年度に対しまして550万7,000円の減は、金利の低下によるものでございまして、その他は雑収益と2ページの負担金でございます。
次に、支出でございますが、支出の予定総額として、水道事業費用17億9,953万7,000円を計上しております。前年度と比べますと105万8,000円の減となります。
1項営業費用の原水及び浄水費4億6,947万3,000円は、水道の原水、浄水施設の維持管理に要する経費でございまして、6名の人件費のほか、3ぺージには施設の修繕費や動力費、それに上富田、白浜両町からの受水に係る負担金3億1,250万5,000円及び受水費3,801万9,000円が主なものでございます。
4ページにかけての配水及び給水費3億4,339万8,000円は、配水池及び配水管等の配水施設の維持管理に要する経費でございまして、その主なものといたしましては、18名の人件費やマッピングシステム導入に伴います保守管理委託料1,580万3,000円、給水管切替修繕費1億436万2,000円、それに路面復旧費及び動力費でございます。なお、前年度に比較して2,290万6,000円の減となっているのは、職員の減員によるものでございます。
それから、受託給水工事費3,234万8,000円は、次の5ページにあります給水装置の修繕及び消火栓の新設、修繕に要する経費で、2名分の人件費と給水装置資材費及び消火栓新設
工事請負費が主なもので、工事の明細は27ページを、工事箇所は、
別冊参考資料112ページから120ページをご参照ください。
6ぺージにかけての業務費5,587万4,000円は、検針及び水道料金徴収並びに窓口業務に要する経費で、3名分の人件費と管工事業共同組合へ委託しております検針・集金委託料2,268万7,000円が主なものでございます。
なお、新たな取組みといたしまして、10月から検針業務の見直しを行い、検針票に水道料金が明示でき、かつ事務処理の効率化を図るための費用として、ハンディターミナルの賃借料等で192万8,000円を計上いたしております。
総係費1億871万1,000円は、事業経営全般にわたる経費で、5名分の人件費と7ぺージの電算機賃借料1,367万5,000円、退職給与金3,361万7,000円が主なものでございます。
8ページの減価償却費は、3億2,500万円で、資産減耗費1,541万8,000円は、前年度に比較して1,493万円の増加となっていますが、本年度は当初から予測できる除却額を計上したことによるものでございます。
2項、営業外費用4億4,699万5,000円の主なものは、長期債の支払利息及びマッピングシステム導入に伴う開発費の繰延勘定償却費と支払消費税であります。
次に、9ページの資本的収入及び支出でございますが、資本的収入3億3,451万8,000円は、前年度に比較して1億4,832万円の減となっていますが、事業費の減に伴う負担金の減少によるものであります。
10ページの資本的支出の7億4,032万5,000円は、前年度と比較して3億7,270万4,000円の減額となっておりますが、これはここ数年増加してきている受託工事が減少したことによるものであります。
配水設備改良費5億554万円は、年次計画で実施しております老朽配水管の布設替えと配水管の更生事業として、クリーニングライニング工事、それに公共工事に伴う水道管の布設替えを実施する予定でありまして、工事明細は28ページを、工事箇所につきましては、
別冊参考資料112ページから124ページをご参照願います。
11ページの企業債償還金2億2,377万2,000円は、長期債の償還元金でございます。
なお、開発費につきましては、平成7年度から継続事業で進めておりました水道施設管理システムの開発が平成10年度で完了いたしますので、本年度はゼロとなっております。
以上、簡単ですが、補足説明を終わります。
ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(
水道事業管理者 弘末 勉君 降壇)
○議長(稲沢勝男君) 続いて、理事、矢倉靖彦君。
(理事 矢倉靖彦君 登壇)
○理事(矢倉靖彦君) 田辺市
土地開発公社の事業計画について、ご説明申し上げます。
議案書の134ページをお願いいたします。
1定報告第2号 平成11年度田辺市
土地開発公社の事業の計画につきましては、135ページから説明いたします。
土地取得事業につきましては、新規事業といたしまして、御所谷住宅地区改良事業用地1,161.15平方メートルを1億7,072万9,000円で先行取得いたします。
箇所図につきましては、
別冊参考資料の125ぺージをご参照お願いいたします。
土地造成事業につきましては、16億2,789万4,000円で造成をいたします。下三栖岩屋谷地区開発事業につきましては、平成9年7月から3か年計画で、造成工事に着手いたしております。
当該事業の継続に係る事業費は14億5,137万3,000円で、事業内容については、記載のとおりでございます。
箇所につきましては、
別冊参考資料の126ぺージをご参照お願いいたします。
次に、136ぺージをお願いいたします。
内之浦地区保養ゾーン整備事業につきましては、田辺市からの要請に基づきまして、平成10年1月から造成工事に着手いたしております。当該事業の継続に係る事業費は1億629万9,000円で、事業内容につきましては、記載のとおりでございます。
箇所につきましては、
別冊参考資料127ぺージをご参照お願いいたします。
文里地内既存県職員住宅用地整備事業につきましては、文里の県職員住宅の移転が、新庄町内之浦へ、平成11年度で完了するため、その跡地を造成処分するものでございます。事業費は850万円で、事業内容は、記載のとおりでございます。
箇所につきましては、
別冊参考資料128ぺージをご参照お願いいたします。
滝内西側地区土地造成事業については、保有地の鑑定手数料を計上しております。
箇所につきましては、
別冊参考資料129ぺージをご参照お願いいたします。
土地の処分につきましては、銀座地区土地区画整理事業用地、上芳養小学校移転用地、松原川上流開発事業用地、芳養漁港集落環境整備事業用地、滝内西側地区土地造成事業用地、大屋地区開発事業用地、計2万6,853.98平方メートルを11億3,025万4,000円で処分するものでございます。
箇所図につきましては、
別冊参考資料130ページから135ページをお願いいたします。
次に、137ぺージをお願いいたします。
平成11年度田辺市
土地開発公社資金計画について、ご説明申し上げます。
本年度予定額、受入資金92億134万4,000円の主なものは、土地処分の事業収益11億3,025万4,000円と長期借入金74億3,923万2,000円で、支払資金88億2,126万3,000円の主なものは、土地造成費24億2,749万2,000円で、長期借入金及び短期借入金償還金の55億8,998万5,000円でございます。
次に、138ぺージをお願いいたします。
平成11年度田辺市
土地開発公社会計予算、第1条 平成11年度田辺市
土地開発公社会計の予算は、次に定めるところによる。
第2条 収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
内容につきましては、後ほど実施計画でご説明申し上げます。
139ページをお願いいたします。
第3条 資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
第4条 長期借入金の目的、限度額、方法、利率及び償還方法は、次のとおりと定める。記載のとおりでございます。
2 前項の限度額のうち、本事業年度において借入れを行わなかった金額は、翌事業年度に繰り越して借入れすることができる。
第5条 短期借入金の限度額は3億円とする。
第6条 次に掲げる経費については、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、又はそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は、理事会の議決を経なければならない。1、人件費8,607万7,000円、2、交際費30万円。
次に、140ページをお願いします。
平成11年度田辺市
土地開発公社会計予算実施計画について、ご説明申し上げます。
収益的収入及び支出、収入の事業収益は、11億3,025万4,000円、内訳は、公有用地売却収益9億2,328万4,000円と土地造成事業収益2億697万円でございます。内容につきましては、記載のとおりでございます。
事業外収益3,085万9,000円、内訳は、受取利息、使用料及び手数料の主なものは、県職員住宅の土地使用料でございます。雑収益につきましては、保有土地の売却収益でございます。
141ページをお願いいたします。
支出の事業原価は、10億2,757万4,000円、内訳は、公有用地売却原価9億1,304万円と土地造成事業原価1億1,453万4,000円でございます。内容につきましては、記載のとおりでございます。
販売費及び一般管理費は、5,037万9,000円、内訳は、人件費の報酬、給料、手当等、法定福利費、計3,395万5,000円と経費1,642万4,000円で、内訳は、次の142ぺージをお願いいたします。賃金等の所要の経費でございます。
事業外費用の短期借入金100万円と予備費100万円を計上いたしてございます。
次に、143ぺージをお願いいたします。
資本的収入及び支出で、収入は、長期借入金64億227万3,000円でございます。支出は、71億9,584万3,000円、内訳といたしまして、土地取得費1億7,072万9,000円は、御所谷住宅地区改良事業用地の土地購入費及び補償費でございます。
次に、144ぺージをお願いいたします。
土地造成費16億2,789万4,000円の主なものは、
工事請負費で先ほどご説明申し上げましたとおり、下三栖岩屋谷地区開発事業、内之浦地区保養ゾーン整備事業等と、給料、手当等、法定福利費のほか、所要の経費でございます。
145ぺージをお願いいたします。
役務費は、主に下三栖岩屋谷地区開発事業の鑑定手数料でございます。委託料は、下三栖岩屋谷地区開発事業、内之浦地区保養ゾーン整備事業の確定測量費用でございます。
負担金は、下三栖岩屋谷地区開発事業に伴う街並み・まちづくり事業の公社負担分等、内之浦地区保養ゾーン整備事業の水道負担金等でございます。
借入金償還金52億8,998万5,000円、支払利息1億223万5,000円並びに予備費といたしまして500万円を計上してございます。
次の146ぺージに、平成10年度田辺市
土地開発公社予定貸借対照表を、147ぺージに、平成10年度田辺市
土地開発公社予定損益計算書を、148ページに、平成11年度田辺市
土地開発公社予定貸借対照表を添付してございます。
以上で、簡単でございますが、平成11年度田辺市
土地開発公社の予算関係の説明を終わらせていただきます。
ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(理事 矢倉靖彦君 降壇)
○議長(稲沢勝男君) 以上をもって、提出者の説明が終了いたしました。
この場合、お諮りいたします。
ただいま議題となっております25件については、審議の都合上、後日審議願うことといたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(稲沢勝男君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
休 憩
○議長(稲沢勝男君) この場合、暫時休憩いたします。
(午前11時04分)
────────────────
再 開
○議長(稲沢勝男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午前11時14分)
◎日程第26 1定議案第1号
工事請負変更契約の締結についてから
日程第36 1定議案第11号 平成10年度田辺市
水道事業会計補正予算(第4号)まで一括上程
○議長(稲沢勝男君) 続いて、日程第26 1定議案第1号
工事請負変更契約の締結についてから、日程第36 1定議案第11号 平成10年度田辺市
水道事業会計補正予算(第4号)まで、以上11件を一括上程いたします。
平成10年度関係議案であります。
ただいま上程いたしました11件については、昨日既に当局の説明が終了しておりますので、これより総括質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(稲沢勝男君) 質疑なしと認めます。
それでは、ただいま議題となっております11件については、会議規則第37条の規定により、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
議案付託表を配付いたしますので、少々お待ちください。
各常任委員会の付託事件は、ただいまお手元に配付いたしました議案付託表のとおりであります。
この場合、お諮りいたします。
本日の会議はこの辺にとどめ延会し、3月4日から3月7日までの4日間は休会とし、3月8日午後1時から再開いたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(稲沢勝男君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
散 会
○議長(稲沢勝男君) それでは、本日はこれをもって散会いたします。
(午前11時17分)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
平成11年3月3日
議 長 稲 沢 勝 男
議 員 山 本 紳 次
議 員 初 山 丈 夫
議 員 山 口 進...