田辺市議会 1998-03-04
平成10年 3月定例会(第2号 3月 4日)
○議長(
行森素治君)
定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、平成10年第1回
田辺市議会定例会第2日目の会議を開きます。
(午前10時04分)
────────────────
◎報告
○議長(
行森素治君)
17番
熊野芳和君から遅刻の届出がありますのでご報告いたします。
◎諸般の報告
○議長(
行森素治君)
この場合、
事務局長をして諸般の報告をいたさせます。
議会事務局長、橘勲君。
(
議会事務局長 橘 勲君 登壇)
○
議会事務局長(橘 勲君)
報告申し上げます。
本日付、田総第891号の2をもって市長から本定例会の
追加議案として、1定議案第39号平成9年度田辺市
一般会計補正予算(第9号)の送付がありました。お手元に配付してございます。
以上であります。
(
議会事務局長 橘 勲君 降壇)
○議長(
行森素治君)
それでは日程に入ります。
◎日程第1 1定議案第13号 田辺市税条例の一部改正についてから
日程第28 1定報告第5号 平成10年度
財団法人紀南文化会館の事業の計画についてまで
一括上程
○議長(
行森素治君)
日程第1 1定議案第13号 田辺市税条例の一部改正についてから、日程第28 1定報告第5号 平成10年度
財団法人紀南文化会館の事業の計画についてまで、以上28件を
一括上程いたします。
きのうに引き続き、当局から提案の
補足説明を求めます。
消防関係から始めます。
消防長、弘末勉君。
(
消防長 弘末 勉君 登壇)
○
消防長(弘末 勉君)
おはようございます。それでは、
消防本部所管の予算について、予算書の152
ぺージから
補足説明を申し上げます。
平成10年度の消防費の
予算総額は、8億754万3,000円で、前年度当初予算額に比較しますと、1,882万9,000円の減額となります。
常備消防費は7億1,004万3,000円で、その主なものは、92名分の
人件費でございます。旅費のうち、
普通旅費330万9,000円は、
救急救命士国家資格取得のため、京都市
救急教育訓練センターへ1名派遣するのをはじめ、
県消防学校での
初任科課程へ1名及び救急、
救助課程、その他
専門分野の研修に要する旅費が主なものでございます。
需用費から154
ぺージの使用料及び賃借料までは、
光熱水費及び
被服費等、年間の
経常的経費でございます。これら経費の中で、役務費の
雨量情報サービス料210万円は、迅速、的確な
防災対策を確立するため、新たに
民間気象会社から、従前にも増して、より高度で多岐にわたる総合的な
気象情報を収集するために要する経費でございます。
また、新規の経費としましては、委託料で、
救急指令装置等保守委託料550万円を計上していますけれども、これは昨年導入した新
指令システムの保守に要する委託料でございます。
備品購入費790万円のうち、
自動車購入費380万円は、指揮車1台と指令車1台を更新するものでございまして、
消防用備品購入費410万円は、
消防水利の多様化のための
ターボポンプをはじめ、
救助資機材の充実を図るために、
乾式潜水服、また
空気呼吸器などの
購入費のほか、
携帯電話及び
自動車電話からの119番通報の
受信装置の
購入費100万円を新規に計上しております。これは、現在のところ和歌山県では、これら
移動体通信からの119番通報はできませんけれども、本年6月1日から運用を開始するものでございまして、
システムといたしましては、県下を4
ブロックに分けまして、それぞれ
代表消防本部を設置いたします。
代表消防本部では、
ブロック内で発生した火災、救急等の119番通報を受信しまして、これを該当する
所轄消防本部へ転送するものでございます。田辺市は、西牟婁郡、東牟婁郡及び新宮市の区域を受け持つ
代表消防本部となります。
負担金補助及び
交付金のうち、
研修参加負担金343万3,000円は、旅費でご説明いたしました研修に要する
負担金が主なものでございます。
県防災ヘリコプター運行連絡協議会負担金532万2,000円は、
防災ヘリコプター運行経費のうち、
航空隊員10名分の
人件費を50市町村で負担するもので、田辺市からも2名の隊員を派遣しております。
和歌山県
救急医療情報システム運営費負担金191万9,000円は、市民の皆さまに、県内の
医療機関の最新の
医療情報を提供するための
運営費負担金です。
消火栓設置工事負担金の1,000万円は、
消防水利を充足するため、消火栓を設置するものでございます。
次に、
消防団費は、7,196万7,000円で、報酬から、156
ぺージの
報償費までは、
消防団員495名分の報酬のほか、
出動手当、
公務災害補償費、
退職報償金などの諸経費でございます。旅費の78万7,000円は、
県消防学校での
幹部教育課程への入校をはじめ、隔年に実施しています団本部及び分団長を対象とした
先進地視察研修旅費が主なものでございます。
需用費から使用料及び賃借料までは、15分団の年間の
消防防災活動に要する経常的な経費でございます。
備品購入費681万7,000円は、
普通積載車及び
小型動力ポンプ各1台の更新と無線機5台の
購入費が主なものです。
負担金補助及び
交付金の主なものは、
消防団員及び
消防協力者の
公務災害補償と団員の
退職報償金の支払いのための基金への掛金でございます、
消防団員等公務災害補償等共済基金負担金859万6,000円と、
分団運営交付金160万円でございます。
次に、
上富田消防受託費は、2,475万8,000円で、22名分の
人件費を含めた今年度の
受託費総額は、1億7,992万7,000円となります。
旅費の241万4,000円は、
救急救命士国家資格取得のため、
救急振興財団東京研修所へ1名派遣するのをはじめまして、
県消防学校での救急、
救助課程及びその他の
専門分野の研修に要する経費が主なものでございます。
需用費から158
ぺージの使用料及び賃借料までは、
光熱水費及び
被服費等、年間の
経常的経費です。
備品購入費の486万9,000円の主なものは、
救急救命士の
特定行為訓練用人形をはじめ、職員の
体力練成用トレーニングマシン、
携帯用無線機、
パソコン等の
購入費でございます。
負担金補助及び
交付金の
研修参加負担金326万4,000円は、旅費でご説明いたしました研修に要する
負担金が主なものでございます。
次に、水防費の77万5,000円は、会津川及び芳養川4か所の
水位観測員の賃金のほか、
土嚢等水防用資機材の備蓄に要する経費が主なものでございます。
以上でございます。
ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(
消防長 弘末 勉君 降壇)
○議長(
行森素治君)
続いて、
教育総務部長、
清水節雄君。
(
教育総務部長 清水節雄君 登壇)
○
教育総務部長(
清水節雄君)
教育総務部関係の議案について、ご説明いたします。
議案書の155ページをお願いいたします。
条例からご説明いたします。
1定議案第17号
田辺市立田辺文化高等専修学校設置及び
管理条例の一部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。
田辺文化高等専修学校の
授業料の額につきましては、昭和58年に改正されて以来、15年間据え置いて参りましたことと、
県立高校の授業料が、最近では、平成4年と8年に改正され、当校の
授業料と格差が出て参りましたことにより、今回、
授業料の額の改定を行うものであります。
また、これまで入学金及び
授業料につきましては、
田辺市立田辺文化高等専修学校入学金及び
授業料徴収条例に定められておりましたが、
授業料の額の改定と併せて、当条例への
整理統合を行うものであります。
次に、157
ぺージをお願いします。
1定議案第18号
田辺市立小学校、
中学校設置及び
管理条例の一部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。
これは、平成9年度で完成する
三栖小学校屋内運動場改築に伴う使用料の額の改定と同じく平成9年度で完成する
上芳養中学校屋内運動場新築に伴い、新たに使用料を設定するものでございます。
続きまして、予算書の方をお願いします。
70
ぺージをお願いいたします。
南方熊楠翁顕彰事業費につきましては、
予算総額は1,787万7,000円を計上しております。主なものといたしましては、委託料の1,080万円、これは南方邸に保管されております蔵書、資料等の調査並びに保存に係る経費として、
南方熊楠翁顕彰事業委託料500万円と第8回
南方熊楠賞自然科学の部の
授賞式並びに第9回の
南方熊楠賞人文の
部受賞者の選考に係る経費として、
南方熊楠賞運営委託料580万円を計上しております。
また、
負担金補助及び
交付金100万円につきましては、
南方邸書庫等の防犯、
白アリ駆除消毒等に伴う補助金でございます。
積立金476万6,000円につきましては、
南方熊楠賞運営基金の利息260万7,000円及び
南方熊楠翁顕彰事業基金の利息215万9,000円をそれぞれ積み立てるものでございます。
続きまして、159
ぺージをお願いいたします。
教育費予算についてご説明いたします。まず、教育費全体の予算額でありますが、23億8,877万4,000円で、
一般会計の
予算総額に占める比率は9パーセントになっております。前年度予算額と比較いたしますと、10億1,526万6,000円減少しておりますが、これは主に、学校等の建築費の減少によるものでございます。前年度予算における
三栖小学校、
上芳養中学校及び
新庄幼稚園建築費の計上に対しまして、本年度は、
新庄幼稚園建築費で、一部事業費は残るものの、実質的には
長野中学校1校の建築費の計上となっております。
それでは、
教育委員会費の1,523万7,000円でありますが、これは
教育委員4名の報酬と各種の
教育研究団体や研修会などの
負担金でございます。積立金は、
教育振興基金の利息を積み立てるものでございます。
次の
事務局費1億4,961万2,000円は、事務局の運営に必要な経費を計上しておりますが、主なものは、職員16人分の
人件費でございます。
次に、161
ぺージの
教育指導費4,550万9,000円の説明をいたします。
学校教育課では、学校週五日制の月二回実施と、地域に開かれた学校、
幼稚園運営の推進、教職員の研究、研修の充実を図るとともに、人を大切にする教育の
基本方針にのっとり、人権にかかわる教育の推進と
福祉教育の充実、さらに
養護学校週五日制を機会として、障害を持っている
子どもたちとの
交流活動を通して、
義務教育段階から
ノーマライゼーション社会を目指し、
ボランティア意識育成の推進に取り組んでおります。
賃金2,152万1,000円は、
教育研究所長と
学校保健関係の
嘱託員賃金2名のほか、
特殊学級介助員2名分、平成7年度から引き続いて2名配置しております
英語指導教師の賃金などでございます。
次に、
報償費363万2,000円は、
大学教授の直接指導料が主なものでありますが、
養護学校週五日制対応につきましての指導員や看護婦の謝礼も計上しております。旅費375万円のうち、
費用弁償は、
中堅教職員の国内外の研修費などを計上しております。
また、委託料408万円につきましては、コンピューター切替えに伴う
新規学籍プログラム作成委託料と
教育活動充実のための
研究委託料が主なものであります。
次に、162
ぺージの
文化高等専修学校費は、6,823万円であります。
163
ぺージの賃金808万円は、
臨時職員賃金4名分と、
嘱託員賃金1名分を計上しております。
報償費166万円は、主に茶華道、調理及び体育の
講師謝礼と
校医謝礼であります。
需用費200万2,000円のうち、
施設修繕料として、
電灯器具の増設、床、窓枠等の修繕を計画的に進めていくための費用を計上しております。
また、164
ぺージの
備品購入費は、
年次計画で取り替えをしてます
指導黒板、
行事黒板や茶道で使う茶杓のほか、
一般課程生の高度な技術の習得のための手芸の織機等の購入に係る予算を計上しております。
次の
教育奨学事業費は、922万7,000円であります。これは平成9年度から開始いたしました勉学に対する意欲があるにもかかわらず、経済的な理由により、就学が困難な高校生及び
大学生等に奨学金を支給する、田辺市
教育奨学金制度による事業であります。
奨学交付金の372万円につきましては、平成9年度の採用分162万円と平成10年度の採用分として、
高校生等10名分、
短大生等5名分、大学生5名分の210万円の予定をしております。また、積立金546万7,000円は、
教育奨学基金の利息を積み立てるものであります。
165
ぺージに参りまして、
小学校費の
学校管理費2億6,233万3,000円は、小学校18校の
管理運営費であります。賃金の
臨時職員賃金は、主に小学校の事務員、用務員の16名分と
給食代行員分であり、
嘱託員賃金は、
給食調理員17名分であります。
次に、
報償費1,044万3,000円のうち、学校医の
医師謝礼には、平成9年度から実施しておりますアトピーや鼻炎等の
耳鼻咽喉科の検診に伴う予算も含まれております。
166
ぺージの
備品購入費のうち、
冷房機購入費につきましては、平成7年度から
年次計画で、各学校、
幼稚園保健室に
エアコンを設置しておりますが、平成10年度は、2校分を予定しており、幼稚園の
管理費に計上しております幼稚園2園の設置も含め、保健室への
エアコン設置事業としましては、これで完了いたします。
次に、
教育振興費1,882万4,000円でございますが、
備品購入費1,226万円のうち、
図書購入費につきまして、文部省の
学校図書館の
図書充実の方針に従って、
増額計上をいたしております。
負担金補助及び
交付金では、
文化活動児童派遣費補助金等を計上しております。
167ページに参りまして、
中学校費の
学校管理費1億3,263万4,000円は、中学校10校の
管理運営費でございまして、
予算区分は、概ね小学校に準じておりますが、賃金1,459万6,000円のうち、
臨時職員賃金は、事務員、用務員の8名分を計上しております。
なお、
報償費のうち、学校医の
医師謝礼については、
小学校費と同様に、
耳鼻咽喉科の検診についての予算も含まれております。
次に、169ページの
教育振興費2,320万2,000円でありますが、
備品購入費につきましては、
小学校費でもご説明いたしましたが、
図書購入費を増額しております。
負担金補助及び
交付金は、
体育文化活動生徒派遣費補助金が主なものでございます。
次の
長野中学校建築費6億2,408万4,000円につきましては、
工事明細を209
ぺージに記載しておりますが、鉄骨造2階建て、
延べ面積1,750平方メートルの校舎と鉄骨造2階建て、
延べ面積774平方メートルの
屋内運動場の建築に係る予算を計上しております。開校は、平成11年4月を予定しております。
次の
ぺージに参りまして、
幼稚園費の
管理費1億4,227万8,000円は、幼稚園4園の
管理運営費でございます。
171
ぺージの
備品購入費のうち、
冷房機購入費につきましては、先ほど
小学校費でご説明いたしましたように、2園分計上しております。
172
ぺージの
教育振興費は、幼稚園就園奨励費補助金が主なものでございます。
次の
新庄幼稚園建築費は、2,300万円でございます。園舎の完成までの仮設園舎の借料とともに、園舎建築に引き続いて、屋外教育環境施設整備として、木製遊具等を設置する工事費を計上しております。
工事明細を209ページに記載しております。
次に、175ページをお願いいたします。
文化財費につきましては、市内の貴重な文化財の保存、保護や普及、顕彰を図るほか、市内遺跡の調査や神島の保全対策等を進めるための経費1,224万8,000円を計上しております。
予算の主なものは、委託料の文化財ビデオ作成委託料で281万4,000円を計上しております。これは平成5年度から、市内の無形民俗文化財を中心に、映像を資料化して保存を図るとともに、学校、図書館、公民館等の講座や学習会の教材として活用していただけるよう、資料の充実に取り組んでおります。
本年度は、磯間浦安神社の恵美須祭、新庄杜氏唄、新庄ぎおんさんの夜見世の映像化、説明資料の作成を計画しております。
また、県指定の古記録「御用留」の刊行事業につきましては、平成9年度から四か年計画で事業を進めておりますが、本年度は2期分の刊行を予定しており、校訂委託料28万8,000円と、176
ぺージの
図書購入費で、406万4,000円を計上しております。さらに、南紀熊野体験博のプレイベントとしての熊野古道の散策会も計画しております。
次に、180
ぺージをお願いいたします。
歴史民俗資料館運営費につきましては、収蔵資料の整理、企画展の開催経費等の維持
管理運営費として425万8,000円を計上しております。資料館では、考古資料を中心に、縄文時代から近代に至るまでの郷土の歴史を学習できるよう展示、公開を行っておりますが、本年度から3年ほどのサイクルで、大幅な常設展示替えを計画しております。本年度はその経費として、新パンフレット等の印刷費30万8,000円をはじめとする費用を計上しております。また、常設展示とは違った角度で歴史や文化を紹介するために、企画展を開催しておりますが、本年度は、「考古」をテーマに開催する予定であります。
次に、184ページをお願いいたします。
文化振興課では、ふるさと文化の普及、発展を図ることを目的に、市民の文化活動の支援や育成、向上に取り組んでいるところでございます。文化振興費につきましては、786万1,000円を計上しております。主なものといたしましては、185
ぺージのふるさと文化振興補助金350万円のほか、第45回田辺市美術展覧会の運営に係る経費等でございます。
次に、議案書に戻っていただきまして、議案書の201ページをお願いいたします。
1定報告第4号平成10年度
財団法人田辺市
社会教育振興会の事業計画及び予算については、次のとおりでございます。
202ページに、平成10年度の事業計画を記載しております。
次の203ページでございますが、平成10年度
財団法人田辺市
社会教育振興会会計予算、総則、第1条平成10年度
財団法人田辺市
社会教育振興会会計予算は、次に定めるところによる。
収入支出予算、第2条収入支出予算の総額は、収入支出それぞれ220万1,000円と定める。
203ページ、204ページに、当振興会の収入支出予算を計上しております。
予算総額は、収入支出それぞれ220万1,000円で、支出は、管理運営に要する費用でございます。
なお、これに充当する財源は、基本財産運用収入及び補助金収入等を充てることにしております。
以上、走り走りの説明でございますが、
教育総務部関係の教育費並びに関係の議案につきましてのご説明を終わらせていただきます。
よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
(
教育総務部長 清水節雄君 降壇)
○議長(
行森素治君)
続いて、生涯
学習部長、砂野啓三君。
(生涯
学習部長 砂野啓三君 登壇)
○生涯
学習部長(砂野啓三君)
生涯学習部が担当します議案及び予算の主なものについて、
補足説明します。
議案書の159ページから160
ぺージをお願いします。
1定議案第19号 田辺市小公園(
ちびっこ広場)設置及び
管理条例の一部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。
小公園につきましては、これまでも児童の健全な遊び場の確保を目的に設置して参りましたが、新たに神子浜一丁目22番2号に、田辺市神子浜小公園を設置するため、所要の改正をお願いするものです。
次に、予算書の67
ぺージから68
ぺージの国際交流事業費について説明します。
市長の大綱説明にもございましたが、友好都市を結んでおりますワイオン市では、昨年秋に新市長が就任され、本年度、新市長一行が本市を訪問されることになりました。そのための関係予算として、132万3,000円計上しております。また、平成9年4月に、田辺市国際交流センターを、中部公民館より生涯学習センターに移し、さらに国際交流員を生涯学習課に位置付け、今、生涯学習活動の中で国際交流を進める取組みを進めております。これは、本市における国際交流事業は、市民が主体となって取り組み、行政は市民の
交流活動の支援を行うという
基本方針に従ってのことであります。
さて、平成7年7月から当市において、国際
交流活動の推進にご尽力をいただいております国際交流員のハン・ウエインが、平成10年7月で任期満了となります。本年度は、任期満了に伴う帰国旅費や、新国際交流員の来日渡航費、その他国際交流を推進するためのシンポジウムや国際交流員プロジェクトに要する経費を計上しております。
68
ぺージの国際交流推進補助金170万円は、国際交流協会や賛助団体に対する補助と青少年交流事業に対する補助金であります。特に、青少年交流事業につきましては、小学生のころから国際感覚を身につけられるよう、小学生の海外派遣費用として70万円計上しております。国際交流基金積立金は、平成3年12月に設置されたもので、基金運用利子として108万5,000円積み立てるものです。
次に、172
ぺージをお願いします。
社会教育総務費です。まず、報酬では、社会
教育委員、社会教育指導員、青少年問題協議会委員等の報酬を計上しております。
賃金2,297万2,000円につきましては、嘱託職員や学童保育所指導員等の賃金であります。既にご承知のように、昨年10月、生涯学習センター4階に、女性センターが開館しましたことに伴い、平成10年度より嘱託職員を配置、女性の生涯学習活動や男女共同参画社会づくりへの支援体制を強化して参ります。
報償費以下の費用につきましては、社会教育全般に要する経費でありますが、小公園に水道未設置のところがあり、清掃活動や砂遊び等での衛生面を考慮し、小公園に水道を設置するための経費130万円を
施設修繕料として計上しております。
次に、176
ぺージの公民館費をお願いします。
公民館では、社会の変化と生涯学習社会に対応できるまちづくりの拠点としての役割を果たすため、他の社会教育施設、組織、団体等と連携を図りながら、住民のニーズに応えられる学習機会、活動の場や学習情報の提供に努めて参りたいと考えています。そのため、公民館長報酬をはじめとし、17公民館の活動費や運営費を計上いたしております。特に、平成7年度から実施しております市民大学講座「たなべイブニングカレッジ」は、市民のみなさんに大変好評を得ており、本年度も141万2,000円を計上し、文学、文化の2コースを設け、より一層充実した内容の講座を開催して参りたいと考えております。
また、厳しい社会情勢や学校週五日制に対応したボランティア企画事業や親子交流事業等、子どもに視点を当てた活動を展開し、
子どもたちに地域の貴重な自然や社会活動を体験する場の提供に努めながら、地域の教育力の向上に取り組んで参りたいと考えています。なお、施設、設備につきましては、近代的設備を有する芳養、万呂、新庄、上秋津、ひがし公民館の英字併記の室内標示板の設置等、国際化社会に対応した整備充実を進めて参りたいと考えています。
続いて、図書館費です。市立図書館につきましては、コンピューターによる貸出業務のスピード化とともに、郷土史講座やおはなし会、シネマランドなどを実施し、さらに移動図書館、配本活動等を積極的に行い、利用者のサービスの向上に努めているところであります。
178ページの
需用費のうち、
施設修繕料に、災害防止対策として、書架の転倒防止に係る費用を計上しております。
委託料では、図書マーク作成委託料や電子計算機保守委託料、使用料及び賃借料の電子計算機借料など、コンピューター関連業務に要する経費に一定額を計上しております。また、本年度はコンピューターの容量及び機能をアップしたコンピューター本体の入替えを行って参ります。
図書購入費では、市民の利便性を考えた移動図書館、連絡所文庫などを含めた蔵書等のさらなる充実、生涯学習社会に積極的に対応するため、図書資料や視聴覚教材、さらに平成元年から2年にかけての紀伊民報縮刷版の
購入費、合わせて800万円を計上しております。
179ページの集会所運営費58万2,000円は、南松原教育集会所の運営に係る経費です。
180ページをお願いします。
社会教育活動費は、市民のみなさんが取り組む学習活動を、より一層高めるための費用です。
報償費の372万4,000円は、第7回生涯学習振興大会や各種学級のほか、男女共同参画社会づくりモデル市町村事業や子どもフェスティバル等に係る費用を計上しております。
負担金補助及び
交付金では、地域、福祉、教育活動等を行う学習団体、グループを支援するための学習活動助成事業や生涯学習推進市民会議、婦人団体及び青少年団体等への補助金のほか、今後ますます必要となって参ります学習ボランティアを育成するための費用を計上しております。
181ページの勤労青少年ホーム運営費550万2,000円は、青少年の交流の場、学習の場としての勤労青少年ホームわかしおの管理運営に要する経費です。今、わかしおでは、ヤングトライサークルなど、新たな青年サークルもでき、ボランティア活動をはじめとする様ざまな活動が展開されております。
182ページの児童館費9,983万2,000円は、児童館三館の
管理運営費です。児童館では、館活動を通して、周辺児童、生徒との交流を積極的に促し、青少年の健全育成に取り組んでおります。また、地区児童、生徒の学力、生活力を高めるため、学校と地域の連携を深め、課題解決に努めており、
報償費201万5,000円は、基礎学力向上推進地域指定事業を実施するための費用です。
次に、185ページの成人式典費99万7,000円は、記念式典に要する経費でありますが、ご参考までに、本年1月15日に開催しました式典では、該当者900名のうち、659名が出席し、出席率は73.2パーセントと、昨年より若干参加者が増加しました。本年度も対象者のみなさんが、こぞって参加できる成人式となるよう努力して参ります。
続いて、美術館運営費につきましては、1億6,322万9,000円を計上しております。187
ぺージの展覧会委託料には、2,730万円を計上しておりますが、これは平成10年度に開催します特別展2回、巡回展2回及び常設展2回の計6回の展覧会に係る委託料です。
美術品
購入費の5,000万円は、館所蔵作品の
購入費です。今後も、訪れた方がたが憩いを感じる場としての美術館、また芸術文化の情報発信の場として、地域文化の向上に寄与して参りたいと考えています。
次に、188ページからの保健体育費のご説明を申し上げます。
近年、高齢化や余暇時間の増大などが進む中、市民のみなさんが気軽にスポーツに親しみ、健康な生活を送れるよう、生涯スポーツを積極的に普及、推進しておりますが、本年度も市民の日常活動の中に、さらにスポーツ、レクリエーション活動が定着されるよう、特にニュースポーツを取り入れた大会や、スポーツ教室、体力づくり教室等を開催いたしますとともに、障害者スポーツの支援やスポーツ少年団の育成、さらには体育指導委員をはじめとする地域スポーツ指導者の育成等に努めて参りたいと考えています。
保健体育総務費1,432万8,000円でございますが、
負担金補助及び
交付金のうち、市民体育祭や市民スポーツ・レクリエーション祭開催のための補助金に、それぞれ75万円、体育連盟
交付金に100万円を計上しております。
植芝盛平翁顕彰会補助金100万円につきましては、調査活動費と翁没後三十周年記念事業のプレイベントに係る経費です。
189ページの体育施設
管理費4,258万7,000円は、体育施設の管理に要する賃金に、1,399万2,000円、
需用費の
施設修繕料として、武道館や市民球場等体育施設の維持修繕に1,364万円を計上しております。
190ページの野外趣味活動施設費1,266万3,000円につきましては、もりいこいの広場プールとテニスコートの管理運営に要する経費でございます。
いずれにいたしましても、今後とも市民のみなさんに、安全に体育施設を使用いただけるよう、施設の整備充実を図って参りたいと考えております。
以上、生涯学習部関係の予算についての
補足説明を終わります。
ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(生涯
学習部長 砂野啓三君 降壇)
○議長(
行森素治君)
続いて、
水道事業管理者、谷中義夫君。
(
水道事業管理者 谷中義夫君 登壇)
○
水道事業管理者(谷中義夫君)
それでは、水道部が担当しております部門について、
補足説明を申し上げます。
まず初めに、水道法の一部改正に伴う条例の改正についてご説明をいたしますが、説明の都合上、最初は上水道の改正の方からご説明させていただきますため、
ぺージが後先になりますことをご了承願います。
議案書の173ページをお願いいたします。
1定議案第36号 田辺市
水道使用条例の一部改正について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。
提案理由といたしましては、水道法の一部改正により、同法に基づく給水装置工事事業者の指定制度が設けられるとともに、給水装置の構造及び材質の基準が明確化されたこと等に伴い、規定の整備を図るものでございます。
内容といたしましては、水道法第14条に規定する供給規程の規範となる給水条例の準則が、法律の改正により39年ぶりに改められたことによるものでございまして、給水装置の工事事業者に対する規制を緩和するため、指定工事店制度を見直して、市町村ごとにまちまちである指定要件の統一を図り、明確化するとともに、指定要件となる技術者の資格等について改めるものであります。これにより、指定の全国一律化となり、一定の条件を満たせば、全国どこの水道事業所からも指定を受けられるようになるものでございます。併せて災害等による給水装置の復旧に用いる給水管及び給水用具の構造及び材質を指定ができる等々の改正をするものでございます。
次に、164
ぺージに戻っていただきまして、1定議案第25号田辺市
簡易水道条例の制定について、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。
提案理由といたしましては、日向簡易水道の給水区域を拡張するとともに、先ほどご説明申し上げました
水道使用条例の一部改正に準じ、簡易水道の管理に関しても、規定の整備を図るため、現行の田辺市簡易水道施設設置及び
管理条例並びに田辺市簡易
水道使用条例を廃止し、新たに制定するものでございます。
次に、予算書の222
ぺージをお願いいたします。
1定議案第26号 平成10年度田辺市の簡易水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,403万5,000円と定めるものでございまして、内容につきましては、229
ぺージの歳出からご説明申し上げます。
一般
管理費509万6,000円は、六つの簡易水道施設の管理人並びに役員の謝礼金のほか、水質検査等の費用であります。
水道施設維持費592万円は、
光熱水費、
施設修繕料、滅菌用薬剤費等でございます。
230ページの公債費の元金205万9,000円並びに利子86万円は、古屋谷と長尾の簡易水道の改良に係る長期債の償還金と利子であります。なお、歳入につきましては、水道使用料と
一般会計からの繰入金等をもって充当いたしております。
続きまして、水道事業会計の予算をご説明申し上げます。
別冊の
水道事業会計予算書をお願いいたします。
1定議案第37号 平成10年度田辺市
水道事業会計予算、第1条 平成10年度田辺市水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。
第2条 業務の予定量は、次のとおりとする。
本年度は、給水戸数2万4,600戸、総配水量1,221万立方メートルを予定しております。これによる有収率は83.99パーセントを予定しておりますが、さらに有収率の向上に努力して参りたいと考えております。
次に、第3条 収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
収入は、18億203万4,000円、支出は、18億59万5,000円で、差引き143万9,000円の利益を予定しております。
次のページをお願いいたします。
第4条 資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
収入4億8,283万8,000円、支出11億1,302万9,000円で、支出額に対する不足額6億3,019万1,000円は、減債積立金と損益勘定留保資金等で補てんすることといたしております。
続きまして、第5条は、予定支出の各項の経費の流用の範囲を。
第6条では、議会の議決を経なければ流用することができない経費を。
第7条では、棚卸資産の購入限度額をそれぞれ定めるものであります。
続きまして、1ページの実施計画に基づきまして、ご説明申し上げます。
収益的収入及び支出でございますが、収入のうち1項の営業収益は、給水収益、これは水道料金でございますが、16億6,463万9,000円が主なものでありまして、そのほか受託給水工事収益と口径別給水分担金等であります。
2項の営業外収益の受取利息及び配当金は、3,658万6,000円で、金利の低下のため、前年度より696万6,000円の減となっております。
そのほかは、雑収益と2ページの
負担金であります。
次に、支出でございますが、1項営業費用の原水及び浄水費4億7,353万4,000円は、水道施設の運営に係るものでございまして、
人件費のほか施設の修繕費や動力費、上富田町、白浜町からの受水に係る経費などとなっております。
3ページの配水及び給水費3億6,630万4,000円は、4ページにかけて、配水池並びに配水管等、配水施設の維持管理に要する経費であります。
受託給水工事費3,284万1,000円は、5ページにかけて、給水装置の修繕並びに消火栓の新設、修繕に要する経費でございまして、工事請負費は、消火栓18基の新設を予定しております。
工事の明細は27ページを、工事箇所は、別冊参考資料81ページから91ページをご参照願います。
業務費5,418万9,000円は、6ページにかけて、検針並びに集金に係る費用が主なものであります。
総係費1億870万5,000円は、電算機賃借料、退職給与金等、事業経営全般にわたる経費であります。
次の8ページの減価償却費は、3億2,700万円で、対前年度費1.4パーセントの増となっております。
2項の営業外費用4億3,521万4,000円の主なものは、長期債の支払利息及びマッピングシテスム導入に伴う開発費の繰延勘定償却と支払消費税であります。
次に、9ページの資本的収入及び支出でございますが、収入の
負担金4億8,283万8,000円は、宅地造成分担金等であります。
10ページの支出の1項建設改良費8億3,778万6,000円は、
年次計画で実施しております老朽配水管の布設替え等の工事や、災害に強い水道を目指し、緊急時に飲料水の確保をするため、上万呂配水池において、緊急遮断弁の設置工事を実施する予定であります。
また、本年度も配水管の更生事業として、クリーニング・ライニング工事を実施する予定でありまして、
工事明細は、28ページから29ページを、工事箇所につきましては、別冊参考資料81ページから100ページをご参照願います。
11ページの2項企業債償還金2億717万8,000円は、長期債の償還元金でございます。
3項の開発費6,746万5,000円は、上水道施設管理の効率化と給水サービスの向上を図るため、継続事業で進めておりますマッピングシテスムの開発費でありまして、本年度で完了する予定でございます。
以上、簡単でございますが、
補足説明を終わります。
よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
(
水道事業管理者 谷中義夫君 降壇)
○議長(
行森素治君)
続いて、理事、木村一美君。
(理事 木村一美君 登壇)
○理事(木村一美君)
それでは、田辺市
土地開発公社の事業計画等について、ご説明をさせていただきます。
議案書の182ページをお願いいたします。
1定報告第3号 平成10年度田辺市
土地開発公社の事業の計画については、183ページの事業計画についてからご説明を申し上げます。
土地取得事業につきましては、土地取得の予定はございませんが、所要の経費といたしまして50万円を。
次に、土地造成事業につきましては、予定金額14億6,352万円で造成をいたします。
下三栖岩屋谷地区開発事業につきましては、開発公社の自主事業といたしまして、平成9年7月から三か年計画で、造成工事に着手してございます。
当該事業の継続に係る事業費は8億6,200万円、事業内容につきましては、本年度は排水工の残事業、法面工、公園工の工事を4億2,200万円で、委託料4,000万円、水道工事費
負担金4億円で実施するものでございます。
なお、箇所につきましては、別冊参考資料の101
ぺージをご参照お願いいたします。
次に、内之浦地区保養ゾーン整備事業につきましては、田辺市からの要請に基づきまして、平成9年1月から造成設計等を、同年8月から用地買収等を、平成10年1月から造成工事に着手しております。当該事業の継続に関するもので、事業費は5億3,692万8,000円。
事業内容につきまして、本年度は、造成工、道路取付工の工事を5億円で、水道工事費
負担金22万8,000円、行政協力金3,670万円で実施するものでございます。
なお、箇所につきましては、別冊参考資料の102
ぺージをご参照お願いいたします。
次に、土地の処分につきましては、予定面積1万2,98289平方メートルを予定金額9億3,223万8,000円で処分するもので、内容につきましては、公有地取得事業では、銀座地区土地区画整理事業用地26048平方メートルを9,015万8,000円、内之浦地区干潟周辺整備事業用地7,56295平方メートルを3億4,977万2,000円、松原川上流開発事業用地2,11570平方メートルを1億6,000万円、アオイ地区土地区画整理事業用地21636平方メートルを9,980万7,000円で。
次に、土地造成事業といたしまして、滝内西側地区土地造成事業用地、滝内西側地区と申しますのは、現在のたきない町でございます。幹線道路沿いの商業ゾーンで、残り4区画のうち1区画を一般分譲の残り7区画のうち4区画を、合計5区画、1,13174平方メートルを1億4,687万円で、大屋地区開発事業用地1,69566平方メートルを8,563万1,000円で処分するものでございます。
なお、箇所につきましては、別冊参考資料の103ページから108ページをご参照お願いいたします。
次に、186
ぺージをお願いいたします。
平成10年度田辺市
土地開発公社の資金計画でありますが、本年度予定額、受入資金65億4,931万7,000円の主なものは、土地処分代金の事業収益9億3,223万8,000円、長期借入金52億5,603万6,000円、短期借入金3億円等で、支払資金64億3,773万1,000円の主なものは、土地造成費の14億6,352万円、長期借入金及び短期借入金償還金の47億4,184万2,000円。それから、支払利息1億3,037万5,000円等でございます。差引き1億1,158万6,000円は流動資産となります。
次に、平成10年度田辺市
土地開発公社会計予算、第1条 平成10年度田辺市
土地開発公社会計の予算は、次に定めるところによる。
第2条 収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定めるもので、内容につきましては、後ほど実施計画でご説明を申し上げます。
次に188ページに参りまして、第3条 資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額7億8,420万1,000円は、当年度分事業原価7億8,420万1,000円で補てんするもので、内容につきましては、後ほど実施計画でご説明申し上げます。
第4条 長期借入金の目的、限度額、方法、利率及び償還方法は、次のとおり定めるものでございまして、借入目的は、土地等の取得、造成及び運営資金、限度額は52億5,603万6,000円、借入方法は、手形又は証書借入れ、利率は、年7パーセント以内、償還方法は、融通条件に従う。第2項、前項の限度額のうち、本事業年度において借入れを行わなかった金額は、翌事業年度に繰り越して借入れすることができる。
第5条 短期借入金の限度額は3億円とするもので、第6条 次に掲げる経費については、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、又はそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は、理事会の議決を経なければならない額を定めるもので、
人件費8,975万4,000円、交際費30万円でございます。
次、190ページをお願いいたします。
平成10年度田辺市
土地開発公社会計予算実施計画の収益的収入及び支出、収入では、事業収益といたしまして、本年度予定額9億3,223万8,000円、公有地売却収益の6億9,973万7,000円と土地売却収益の2億3,250万1,000円で、内容につきましては、記載のとおりであります。
次に、191ページに参りまして、事業外収益950万1,000円の主なものは、預金利息40万円、使用料は、土地使用料909万円で、収入合計は、9億4,173万9,000円でございます。
次に、192ページをお願いいたします。
支出では、事業原価といたしまして、本年度予定額8億2,439万8,000円、公有用地売却原価は、4事業用地で6億9,520万3,000円と土地売却原価は、2事業用地で1億2,919万5,000円で、事業収益に対する事業原価で、次に、販売費及び一般
管理費は、5,321万9,000円、
人件費といたしまして、3,386万2,000円、これは理事さん、監事さん及び顧問さんの報酬及び職員4人分の給料、手当等、法定福利費でございます。
次のページに参りまして、経費といたしまして、1,935万7,000円、
臨時職員賃金等のほか、所要の経費でございます。なお、本年は昭和48年8月23日に、
財団法人田辺市開発公社から田辺市
土地開発公社へ組織変更してから、25周年となりますので、これを記念して記念誌を作成することにしてございます。
次に、194
ぺージをお願いいたします。
事業外費用は、支払利息として、短期借入金利息100万円を、予備費100万円を、収益的支出の合計は、8億7,961万7,000円で、収益的収入から収益的支出を差引きいたしまして、6,212万2,000円が、当期の純利益の予定でございます。
次に、195
ぺージに参りまして、資本的収入及び支出でございますが、支出の資本的支出、本年度予定額60億4,023万7,000円で、土地取得費50万円で、事業計画の
土地取得事業で申し上げましたとおり、土地の取得の予定はありませんが、所要の経費でございます。
次に、196ページをお願いいたします。
土地造成費の14億6,352万円の主なものは、工事請負費9億2,200万円、先ほど事業計画の土地造成事業でご説明申し上げましたとおり、下三栖岩屋谷地区開発事業の継続事業といたしまして4億2,200万円、内之浦地区保養ゾーン整備事業の継続事業といたしまして5億円で工事を、このほか職員6人分の給料、手当等、法定福利費のほか、所要の経費でございます。
次に、197ページに参りまして、借入金償還金45億7,121万7,000円は、長期借入金償還金44億4,184万2,000円と、長期借入金利息1億2,937万5,000円。予備費は、昨年と同額の500万円を、支出合計は、60億4,023万7,000円でございます。
なお、これらの充当財源は、195ページの収入、資本的収入の長期借入金52億5,603万6,000円及び当年度事業原価7億8,420万1,000円で補てんするものでございます。
次に、また198ページに、平成9年度田辺市
土地開発公社予定損益計算書を、199ページから200ページに、平成9年度並びに平成10年度田辺市
土地開発公社予定貸借対照表を提示しておりますので、ご参照賜りたいと思います。
以上で、簡単ですが、平成10年度田辺市
土地開発公社の予算関係の説明を終わらせていただきます。
ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(理事 木村一美君 降壇)
○議長(
行森素治君)
以上をもって、提出者の説明が終了いたしました。
この場合、お諮りいたします。
ただいま議題となっております28件については、審議の都合上、後日審議願うことにいたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
行森素治君)
異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
休 憩
○議長(
行森素治君)
この場合、暫時休憩いたします。
(午前11時03分)
────────────────
再 開
○議長(
行森素治君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
(午前11時16分)
◎日程第29 1定議案第1号
工事請負契約の締結についてから
日程第41 1定議案第39号 平成9年度田辺市
一般会計補正予算(第9号)まで
一括上程
○議長(
行森素治君)
続いて、日程第29 1定議案第1号
工事請負契約の締結についてから、日程第41 1定議案第39号 平成9年度田辺市
一般会計補正 予算(第9号)まで、以上13件を
一括上程いたします。
ただいま上程いたしました13件のうち、日程第29 1定議案第1号
工事請負契約の締結についてから、日程第40 1定議案第12号 平成9年度田辺市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)までの12件については、きのう既に提出者の説明が終了しておりますので、この場合、本日、市長から提出のあった日程第41 1定議案第39号 平成9年度田辺市
一般会計補正予算(第9号)について、提出者の説明を求めます。
市長、脇中孝君。
(市長 脇中 孝君 登壇)
○市長(脇中 孝君)
提案説明を申し上げます。
ただいま、上程されました議案第39号 平成9年度田辺市
一般会計補正予算(第9号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、それぞれ1,594万7,000円を追加して、歳入歳出それぞれ266億3,696万3,000円とするものでございますが、その内容につきましては、職員1名の自己都合退職による退職手当金を補正するものでございます。
なお、補正に要する財源といたしましては市税、市税のうちで市民税を充てることにいたしておりますので、よろしくご賛同賜りますようお願いを申し上げます。
(市長 脇中 孝君 降壇)
○議長(
行森素治君)
以上をもって、提出者の説明が終了いたしました。
これより、日程第29 1定議案第1号
工事請負契約の締結についてから、日程第41 1定議案第39号 平成9年度田辺市
一般会計補正予算(第9号)まで、以上13件の総括質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
行森素治君)
質疑なしと認めます。
それでは、ただいま議題となっております13件については、会議規則第37条の規定により、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
議案付託表を配付いたしますので、少々お待ちください。
各常任委員会の付託事件は、ただいまお手元に配付いたしました議案付託表のとおりであります。
この場合、お諮りいたします。
本日の会議はこの辺にとどめ延会し、3月5日から3月8日までの4日間は休会とし、3月9日午後1時から再開いたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
行森素治君)
異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
延 会
○議長(
行森素治君)
それでは、本日はこれをもって延会いたします。
ご苦労さまでした。
(午前11時23分)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
平成9年3月4日
議 長 行 森 素 治
議 員 十 河 一 正
議 員 大 倉 勝 行
議 員 八 山 祐 三...