田辺市議会 1995-03-22
平成 7年 3月定例会(第7号 3月22日)
教育次長 八 百 耕 貮 君
理 事 高 井 孝 次 君
理 事 清 水 節 雄 君
────────────────
〇
出席事務局職員
局 長 橘 勲
次 長 寺 本 千 秋
主 任 福 井 量 規
主 査 千 品 繁 俊
開 議
○議長(
熊野芳和君) 定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、平成7年第2回
田辺市議会定例会第7日目の会議を開きます。
(午後 1時15分)
────────────────
◎報 告
○議長(
熊野芳和君) 10番 十河一正君から欠席の届け出がありますので報告いたします。
○議長(
熊野芳和君) それでは日程に入ります。
◎日程第 1 2定議案第15号
田辺市議会議員の報酬及び
費用弁償等支給条例及び特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正についてから
日程第40 2定議案第54号 田辺市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正についてまで一括上程
○議長(
熊野芳和君) 日程第1 2定議案第15号
田辺市議会議員の報酬及び
費用弁償等支給条例及び特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正についてから、日程第40 2定議案第54号 田辺市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正についてまで、以上40件を一括上程いたします。
ただいま上程いたしました40件については、過日の本会議においてそれぞれ
常任委員会に付託していたものであります。
この場合、順を追って各
常任委員長から報告を求めます。
まず初めに、
総務農林水産委員会委員長の報告を求めます。
11番、
大倉勝行君。
(11番
大倉勝行君 登壇)
○11番(
大倉勝行君)
総務農林水産委員会の
委員長報告をいたします。
去る3月15日の本会議において、付託を受けた議案11件について、当委員会は17日、20日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました結果、お手元に配付いたしております
委員会審査報告書に記載のとおり、2定議案第15号
田辺市議会議員の報酬及び
費用弁償等支給条例及び特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正について、及び同議案第31号 平成7年度田辺市
一般会計予算のうち付託された部分は起立多数で、議案第16号 田辺市
職員定数条例の一部改正について、同議案第30号
土地改良事業の実施について、同議案第34号 平成7年度田辺市
分譲宅地造成事業特別会計予算、同議案第38号 平成7年度田辺市
交通災害共済事業特別会計予算、同議案第39号 平成7年度田辺市
同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算、同議案第42号 平成7年度田辺市
農業集落排水事業特別会計予算、同議案第51号 平成7年度
田辺周辺広域市町村圏組合規約の変更について、同議案第53号 田辺市税条例の一部改正について、同議案第54号 田辺市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正については、
全会一致で原案どおり可決いたしました。
以下、審査の過程について委員からの質疑、意見及び要望の主なものは次のとおりであります。
まず、議案第31号 平成7年度田辺市
一般会計予算歳入歳出予算中所管部分についてでありますが、委員から、活用できる平成7年度末の
財産管理費積立金残高についてただしたのに対し、「事業の執行を積極的に実施していくため財源の裏付けとして活用する
財政調整基金積立金2億8,300万円、
減債基金積立金13億8,800万円、事業の実施と早急な対応を図る必要がある
用地取得のため、
土地開発基金積立金は土地も含めて10億2,500万円になると予想される」との答弁がありましたが、各基金の
設置目的に基づき、より効率的な活用を要望いたしました。
また、
産業振興計画策定委託料の目的及び内容についてただしたのに対し、「円高による日本の産業の空洞化、国際的な
産業構造の再編など、当地域の
産業経済は厳しい状況に置かれている。そこで、21世紀に向けた新しい
産業構造形成のため、新規産業の導入や既存産業の活性化の
基本方向づくりを中心に、新たな
産業構造形成の可能性について、その第一ステップとして調査するもので、1,000万円の委託料を予定している」との答弁があり、予算の執行については、将来の田辺市の
経済活性のために実行性の高い内容の充実した調査であることを要望いたしました。
次に、
紀勢本線活性化促進協議会の
設置目的と役割についてただしたのに対し、「紀勢本線の利便性の向上、高速化、あるいは快適性の向上等を図ることを目的に、県下38市町村で組織し、県や
西日本旅客鉄道株式会社に要望していく機関」との答弁があり、利用者の要望・意見を十分に集約して当協議会に反映する旨要望いたしました。
さらに、水産業費について、委員から、国・県の
補助事業を有効活用し、年次的に新たな
漁業振興事業の導入を考えてはどうかとただしたのに対し、「漁港の機能の整備、獲る漁業から育てる漁業へ、行政と
漁業関係者とともに考え、漁業の活性化につなげていきたい」との答弁がありました。
以上、
委員長報告といたします。
平成7年3月22日
総務農林水産委員会委員長 大倉勝行 以上でございます。
(11番
大倉勝行君 降壇)
○議長(
熊野芳和君) 続いて、
建設経済委員会委員長の報告を求めます。
15番、
稲沢勝男君。
(15番
稲沢勝男君 登壇)
○15番(
稲沢勝男君)
建設経済委員会の
委員長報告をいたします。
去る3月15日の本会議において、付託を受けた議案12件について、当委員会は16日、17日と20日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました結果、お手元に配付いたしております
委員会審査報告書に記載のとおり、2定議案第23号
田辺都市計画事業に係る
銀座地区土地区画整理事業施行規程の制定について、同議案第24号
田辺都市計画事業に係る
アオイ地区土地区画整理事業施行規程の制定について、同議案第25号 田辺市
地域汚水処理施設設置及び
管理条例の一部改正について、同議案第31号 平成7年度田辺市
一般会計予算のうち付託された部分、同議案第35号 田辺市
簡易水道施設設置及び
管理条例の一部改正について、同議案第36号 田辺市
簡易水道使用料条例の一部改正について、同議案第37号 平成7年度田辺市
簡易水道事業特別会計予算、同議案第43号 田辺市
自転車等駐車場条例の一部改正について、同議案第44号 平成7年度田辺市
駐車場事業特別会計予算、同議案第45号 平成7年度
田辺バイパス用地先行取得事業特別会計予算、同議案第46号 平成7年度田辺市
公共用地先行取得事業特別会計予算及び同議案第50号 平成7年度田辺市
水道事業会計予算については、以上、いずれも
全会一致で原案どおり可決しました。
以下、審査の過程において委員からの質疑、意見及び要望の主なものは次のとおりであります。
まず、議案第31号 平成7年度田辺市
一般会計予算の
歳出予算中、第7款商工費でありますが、委員から、
ふるさと自然公園センターのオープンの時期と
管理運営計画についてただしたのに対し、「オープンは、5月中旬頃の予定で、現在、県事業として、
センター周辺の駐車場、
多目的広場、便所等を整備中である。
管理運営については、県施設であり、施設完成後は県から
管理運営業務を委託されることになっており、市が
管理運営主体として、業務を円滑に処理するため、
自然観察指導員1名、管理人1名を配置し、
センター長は経済課長が兼務する」との答弁があり、さらに委員から、
自然観察指導員は、必ず設置する必要があるのかとただしたのに対し、「自然学習を中心とした
センターであるので、
自然観察指導員を設置していく必要がある」との答弁がありました。
また、
同和対策基金積立金の現在までの積立額、使用方法についての考え方をただしたのに対し、「積立額は平成6年度末で1億6,100万円の予定である。基金の使用については、現時点では当初の
目的どおり、災害により
共同作業場に被害があったときの修繕に使用することとし、当面は基金を取り崩さず積み立てていきたい。将来的には、地域の
産業就労施策等への活用についても課題として検討していく」との答弁がありました。
さらに、第9回目の
弁慶まつり補助金に関連して、
弁慶まつりに対する市の考え方はどうかとただしたのに対し、「昨年度の
弁慶まつりを総括する中で、市民総参加の
推進協議会が結成されており、根強い取組みが必要であると考えている。いろいろなご意見もあるが、以前から弁慶をキャラクターとして取り組んできた経過もあり、今後、市民全体の盛り上がりを期待して何とか定着させていきたい」との答弁があり、委員からは、交通規制の問題もあって難しいことは理解するが、是非田辺の玄関口である駅前広場を活用したイベントができるよう要望いたしました。
次に、第8款土木費でありますが、委員から、
新庄総合公園整備事業の進捗状況についてただしたのに対し、「
新庄総合公園の全体面積約22ヘクタールのうち、
多目的広場ゾーン4ヘクタールは既に完成しており、平成7年度前半には供用していきたい。
美術館周辺の花と芸術のゾーン約2ヘクタールについても、平成8年夏の
美術館オープンに合わせて完成できるようにしていきたい。森林公園、
野外ステージ、水のゲート、
管理棟等については、平成7年度以降の事業として取り組んでいく」との答弁がありました。
また、銀座地区及び
アオイ地区の
沿道区画整理型街路事業については、長年の懸案事項であった事業が実施されることについては評価しつつ、委員から、この地域が
商店街地域であるので、
駐車場対策も含めた都市基盤の整備になお積極的に取り組まれたい旨要望いたしました。
次に、議案第36号 田辺市
簡易水道使用料条例の一部改正についてでありますが、
簡易水道が設置された状況によって、各地区の
付加使用料が違うのは理解できるが、基本的には将来的に6地区を一つにまとめ、一本化した料金体系にすべきではないかとただしたのに対し、「
水道料金は、使用水量に応じて支払うのが基本で、将来的には一本化に向けて検討していきたい」との答弁がありました。
次に、議案第50号 平成7年度田辺市
水道事業会計予算でありますが、7年ぶりの料金改定がなされたが、今後、
上水道管理システムの整備、
老朽石綿管の
布設替え等の事業が必要であることに加え、平成9年度に
企業債元利償還のピークがくる中で、さらに
水道事業の効率化に努力されたい旨要望いたしました。
また、阪神・
淡路大震災を教訓として、災害に備えてどのような対応をしているのかとただしたのに対し、「現在、給水用2トンタンク1基、1トンタンク3基、10リットルポリ袋250個を備えているが、平成7年度予算において、給水用2トンタンク1基、10リットル
ビニール袋1,000袋を確保し、今後、さらに資材の充足を図っていく」との答弁がありました。
以上、
委員長報告といたします。
平成7年3月22日
建設経済委員会委員長 稲沢勝男
(15番
稲沢勝男君 降壇)
○議長(
熊野芳和君) 続いて、
文教民生委員会委員長の報告を求めます。
(19番 尾前陽三君 登壇)
○19番(尾前陽三君)
文教民生委員会委員長報告をいたします。
去る3月15日の本会議において、付託を受けた議案19件について、当委員会は3月16日と20日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました結果、お手元に配付いたしております
委員会審査報告書に記載のとおり、2定議案第17号
田辺市民総合センター設置及び
管理条例の制定について、同議案第18号 田辺市
乳幼児医療費の支給に関する条例の一部改正について、同議案第19号 田辺市
母子家庭医療費の支給に関する条例の一部改正について、同議案第20号 田辺市
長寿館設置及び
管理条例の一部改正について、同議案第21号 田辺市
集会所設置及び
管理条例の一部改正について、同議案第27号 田辺市
コミュニティセンター設置及び
管理条例の制定について、同議案第28号 田辺市
学童保育所設置及び
管理条例の一部改正について、同議案第29号
田辺市立美術館設置及び
管理条例の制定について、同議案第32号 平成7年度田辺市細尾孫市氏
寄付教育事業特別会計予算、同議案第33号 平成7年度田辺市
食肉処理場特別会計予算、同議案第40号 平成7年度田辺市
高齢者住宅整備資金貸付事業特別会計予算、同議案第47号 田辺市
国民健康保険基金条例の一部改正について、同議案第48号 田辺市
国民健康保険税条例の一部改正について、同議案第52号 田辺市ほか6
カ町村青少年補導センター事務組合規約の変更については、
全会一致で、また、同議案第22号 田辺市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の全部改正について、同議案第26号
田辺市立幼稚園設置条例の一部改正について、同議案第31号 平成7年度田辺市
一般会計予算のうち付託された部分、同議案第41号 平成7年度田辺市
老人保健特別会計予算、同議案第49号 平成7年度田辺市
国民健康保険事業特別会計予算については、起立多数で原案どおり可決しました。
以下、審査の過程において委員からの質疑、意見及び要望の主なものについては次のとおりであります。
まず、議案第17号
田辺市民総合センター設置及び
管理条例の制定についてでありますが、
センターでの総括的な
管理責任者は誰かとただしたのに対し、「
センターの建物、駐車場及び敷地の
維持管理は
保健福祉部で担当し、保健・福祉及び生涯学習の各事業の運営については、それぞれ
保健福祉部及び生涯学習部で担当することになり、建物の
維持管理と事業の運営とを合わせて統括する責任者の位置付けはしていない」との答弁がありましたが、委員から、災害等万一の場合にも備え、
センターを統括する責任者の必要性を提起いたしました。
次に、議案第20号 田辺市
長寿館設置及び
管理条例の一部改正については、長寿館の
設置方針をただしたのに対し、「田辺市
高齢者保健福祉計画に則り、老人憩の家は各谷々に一つ、長寿館は用地の地元提供を条件としながら中学校区に一つを考えている」との答弁がありましたが、さらに委員から、
老人福祉対策上、まず老人憩の家を先行すべきでないかとの意見に加え、長寿館の建設については、用地の提供の条件にかかわらず、全市的なバランスのもとに配置されるよう強い要望がありました。
次に、議案第22号 田辺市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の全部改正についてでありますが、委員から、値上げとなる
有料指定袋制への移行理由は何か。
有料指定袋制で
ごみ減量は達成できるのか。
ごみ発生源への対応はどうかをただしたのに対し、「改正の目的は、新焼却炉や
最終処分場の建設に加え、
ごみ処理経費の高騰もあり、従来の定額制を排出量に応じた従量制に変更し、その方法の一つの
有料指定袋制の導入により市民の皆さんに応分の負担をお願いするものである。
ごみ減量については、先進地の事例から
有料指定袋だけで減量するとは考えていないが、行政による様ざまな
減量化対策と、市民の協力により減量化にはずみがつくと考える。
ごみ発生源への対応は、消費者の努力だけでは限界があるので、今回の改正で事業者の責務を明確化している。実施前の試行については、平成5年10月のモデル事業実施以来、あらゆる機会をとらまえ広報・啓発等を実施しており、今後もごみ学習会の開催等、より市民理解を得られるよう努力する」との答弁があり、委員から、受益者負担については、ある一定の負担はやむを得ないものと考えるが、なお一層の行政努力と市民の理解により、
ごみ減量に努められるよう要望しました。
次に、議案第26号
田辺市立幼稚園設置条例の一部改正についてでありますが、値上げの理由をただしたのに対し、「地方交付税算定上、基準となる学校授業料における幼稚園の授業料が5,500円に改定されることに加え、昭和62年の改定以来8年を経過していることから改定するものであるが、改定額は極力押さえ400円値上げとし、5,000円にしたい」との答弁がありました。
次に、議案第29号
田辺市立美術館設置及び
管理条例の制定についてでありますが、開館にあたり館の運営方針をただしたのに対し、「当面は、脇村禮次郎コレクションや原勝四郎先生等郷土ゆかりの作品を主体に、他の美術館から作品を借り受けるなど、市民に親しまれる開かれた美術館にしたい」との答弁がありました。
次に、議案第31号 平成7年度田辺市
一般会計予算のうち所管の部分でありますが、第3款民生費において、特別養護老人ホーム入所待機者への対応をただしたのに対し、「施設新設の可能性が少ないことから、本年4月に開所する田辺市民総合
センターを起点に在宅福祉の充実に努めたい。また、近く、市内に2か所の民間老人保健施設が開所されることから、多少解消されるものと期待している。将来的には、施設福祉だけでなく在宅福祉の充実を図り、待機者解消に向けて努力したい」と答弁がありました。
また、第10款教育費では、いじめ対策をただしたのに対し、「関係する機関・団体の代表者9名で構成するいじめ対策委員会を設置し、できるだけ幅広い情報を得ることを第一義として、よりよい対応のあり方について助言をいただき、早期発見と迅速・適切な対応に努めるとともに、教育の根幹にしっかり目を向けていきたい」との答弁がありました。
次に、議案第33号 平成7年度田辺市
食肉処理場特別会計予算でありますが、処理場の運営の将来展望をただしたのに対し、「処理頭数は少ないが、利用者がいる限り運営していきたい。そのため経費の節減の上で、県当局に
維持管理費の助成等を要望している」との答弁がありましたが、委員多数の意見として、県の指導を受けながら県内の他施設との統廃合も含めた抜本的な対応を要望いたしました。
以上のほか、当委員会が所管する予算及び関連議案全般について、施策内容の充実に対する当局の努力を評価し、
委員長報告といたします。
平成7年3月22日
文教民生委員会委員長 尾前陽三
以上でございます。
(19番 尾前陽三君 降壇)
○議長(
熊野芳和君) 以上で、各委員長の報告が終了いたしました。
これより質疑に入ります。
ただいまの
委員長報告に対し、一括して質疑はありませんか。
2番、芝峰進君。
(2番 芝峰 進君 登壇)
○2番(芝峰 進君)
文教民生委員会委員長の報告について質問でありますけれども、もちろん会派からは同僚の田中を出しておりますけれども、ことがここには変更って書いておられますけれども、むしろ大きく変わる変革というような問題だろうと私は思いますので、この
委員長報告の一枚目の下から四行目あたりからにかかわります議案第22号、これについてちょっと質問をさせていただきたいと思います。
まず、改正の目的ということで、これはずっときて二枚目に入って、排出量に応じた従量制に変更しと、これ単なる変更というようにも私はならないと思うんですけれども、その方法の一つの
有料指定袋制の導入で、市民の皆さんに応分の負担をお願いしたいと。この点について、これは先ほども言いましたように、大きく考え方までも変わってくるものではないかと、こういうように思いますので、この経費の高騰、結局、新しい施設ができたしということで、こういう変更するということは、今後、さらに大きく経費が動向によって弾みつけて値上げになっていくと、こういうように思いますので、そこら辺の論議は一体どうされたのか。
もう一つ、その下の方にあります七行目ですね、これまでもやってきたし、今後もごみの学習会をやっていくと。この学習会、一体どういうことをやられるんやろかと。そこら辺の論議の過程をひとつ聞きたいなと、このように思います。
(2番 芝峰 進君 降壇)
○議長(
熊野芳和君) 19番、尾前陽三君。
(19番 尾前陽三君 登壇)
○19番(尾前陽三君) ただいま芝峰議員から審査内容についてのご質問ございましたので、お答えをいたしたいと思います。
最初に、この従量制ということで、いわゆる新しい施設ができてくると。また、そういう経費の関係で値上げというふうな形になってくるんではないかというふうな内容のご質問でございました。委員会の中では、確かにごみが増え続けるそういう形の中で、将来を展望してごみを減量していかなければならない、こういう一つの啓発という形からも、
有料指定袋という形の中で、市民の皆さんのごみに対する認識を新たにしていただく、そのことによってごみの分別、あるいはリサイクル、減量と、そういう形のものができれば、ごみが増え続けるということについての対応ができるんではないかと。これは、いわゆる処理経費の低減にもつながっていくと、こういうことで全体的な形で見ますと決して値上げということではない、このように考えて、この議案の論議を行ったところでございます。
それから、学習会でございますが、学習会はこの問題にかかわらず、以前から分別収集、ごみの減量化等の学習会が各町内で行われておりますが、この指定袋という新しい事態に対応するためにも、精力的に学習会を継続していくと、こういうことでございます。
以上でございます。
(19番 尾前陽三君 降壇)
○議長(
熊野芳和君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) それでは、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論は一括して行います。
この場合、委員長の報告はいずれも可決であります。
よって、原案に対する反対討論の発言を許可します。
反対討論の発言はありませんか。
2番、芝峰進君。
(2番 芝峰 進君 登壇)
○2番(芝峰 進君) 今回のきょうの議案に対して、議案第15号、22号、26号、31号、41号、49号、この6案について反対の立場から討論いたします。
まず、26号
田辺市立幼稚園設置条例の一部改正について、報告にもありましたけれども、「400円に押さえてあんのや」と。「5,000円に総額押さえてあんのやよ」と、こう言われまして、そういう押さえの幅についての議論は努力というんですか、それはわかると思いますけれども、努力されるということは、これはあまり上げてもええもんやないんやなと。逆にそういう面からも、値上げはすべきでないと、こういうように思うわけであります、そぐわないと。
それから、順番はちょっといろいろ関連的にありますので、41号の
老人保健特別会計予算、これはもういつも言っておりますけれども、そもそもこの財源会計が無理があると。議案第49号
国民健康保険事業特別会計予算、これは、この間いつやったか、NHKでも医療保険の危機、こういう大きな問題になってきている中でも、ここについては、従来から指摘どおり大変弱い会計であると。今また減免の関係なんかでも、低率制負担を定額制にと、こういうことが続いているわけであります。もう大変な状況になってくる、こういうことで、これについても反対をしておきたいと思います。
さて、今、委員長さんからも答弁いただきましたけれども、一般会計、31号についてでありますけれども、今回の予算、大変評価すべき点は多いと思います。防災の関係、あるいは教育の父母負担にかかる問題、あるいは不登校、こういうことに関する予算、あるいは民生では、救急市民総合
センター等救急診療とか、あるいは弱者対策など、あるいは産業面では梅の衰弱症の関係とかいろいろありますし、公共投資についても生活密着型とか、いろいろ評価する点は幾つも多数にあるわけであります。しかしながらですね、きょうはいろいろについては言いませんけれども、結局、今、質問させていただきましたこのごみの指定袋制、これは単なる変更ではないと。これ歳入の方から見ましても9,600万、これ10月から半年の大体計算で9,600万円、年間だとすると倍の約1億9,000万円、約2億円ですね、これを市民から徴収すると、こういうこと。これは市民の大きな負担になってくると。
あるいは、考え方です。これは、
水道事業なんかはやっぱりああいう公営企業の場合は、上がったら上がっただけほんまにもう値上げを続けなくてはならない、こういうことで、経費、ここの
委員長報告にもありますように、新焼却炉や
最終処分場の建設に加え、
ごみ処理経費の高騰もあって、定額制が従来の、従量制に変わったんやろ、こういうことは、これはもう企業会計の考え方であると。考え方そのもの、ここが問われると、このように思うわけであります。先ほども言いましたように、採算が合わなくなれば、値上げのこれは当然出てくるし、今後、このことが公営企業とか、こういうことにもつながらないとも限らない。「今のとこはないんや」と言われましたけれども、考え方からいくとそうなるんですと、私は思います。
二つ目には、これは民生の安定から見てどうか。これは全市民に対して、消費税みたいなもんやと。これは中央で今、盛んに大きく新聞にも載っておるように、吸い上げポンプのこういうことになってくると、こう言えると思います。加えてその中には、全市民はもちろんでありますけれども、福祉の精神、こういうことも全くないんではないかと。学習会、これもそういう考え方に基づく学習会、いわゆる一回、私も説明会というのは聞きましたけれども、何億円も要るんやと、約2億円やと、こういうものでは、そもそもどういう学習になっていくかなと大変心配であります。これが安心して暮らせるまちづくりの方向なんかどうか、ここを大いに疑わざるを得ないと、こういうように思うところであります。だからこの一般会計の予算、こういう考え方もありますし、22号の清掃のごみの関係についての条例については、もちろん反対であると、こう言わざるを得ないと思います。
もう一つごみの関係では、結局、指定袋制というのは、これは全農家へ配るものであって、これは「ずっと市役所のこういう指定袋でなかったらあかんのですよ」ということになったら、今、売っている業者との値段の差はどうなるんかと。売っている業者は、一体どうするんかと。ここら辺の取引きというんですか、そこの辺もまだ不明であると。これも付け加えておかなければならないと思います。
15号の方に戻りますけれども、市長とここらの辺は、なぜ値上げしてないのかと、こういう理由の中で不況、あるいは円高、大変な状況であると、こういうことで、市長などはストップと。議員の関連の方です。そういう理由なら、同じことがこの条例についても言えるんではないか。加えて阪神のああいう事態において、今、適当であるかどうか、こういう観点から、以上の6議案に対して、反対の立場を明らかにして討論といたします。
(2番 芝峰 進君 降壇)
○議長(
熊野芳和君) 続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可します。
賛成討論の発言はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 続いて、原案に対する反対討論の発言を許可します。
(「なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) それでは、これをもって討論を終結いたします。
これより、ただいま議題となっております40件について、順次採決に入ります。
◎日程第 1 2定議案第15号
田辺市議会議員の報酬及び
費用弁償等支給条例及び特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正について
○議長(
熊野芳和君) 議案第15号
田辺市議会議員の報酬及び
費用弁償等支給条例及び特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正については、起立により採決します。
議案第15号は、委員長の報告どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(
熊野芳和君) 起立多数であります。
よって、議案第15号は可決いたしました。
◎日程第 2 2定議案第16号 田辺市
職員定数条例の一部改正について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第16号 田辺市
職員定数条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第16号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第16号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第 3 2定議案第17号
田辺市民総合センター設置及び
管理条例の制定について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第17号
田辺市民総合センター設置及び
管理条例の制定について、お諮りいたします。
議案第17号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第17号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第 4 2定議案第18号 田辺市
乳幼児医療費の支給に関する条例の一部改正について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第18号 田辺市
乳幼児医療費の支給に関する条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第18号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第18号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第 5 2定議案第19号 田辺市
母子家庭医療費の支給に関する条例の一部改正について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第19号 田辺市
母子家庭医療費の支給に関する条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第19号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第19号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第 6 2定議案第20号 田辺市
長寿館設置及び
管理条例の一部改正について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第20号 田辺市
長寿館設置及び
管理条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第20号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第20号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第 7 2定議案第21号 田辺市
集会所設置及び
管理条例の一部改正について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第21号 田辺市
集会所設置及び
管理条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第21号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第21号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第 8 2定議案第22号 田辺市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の全部改正について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第22号 田辺市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の全部改正については、起立により採決いたします。
議案第22号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(
熊野芳和君) 起立多数であります。
よって、議案第22号は可決いたしました。
◎日程第 9 2定議案第23号
田辺都市計画事業に係る
銀座地区土地区画整理事業施行規程の制定について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第23号
田辺都市計画事業に係る
銀座地区土地区画整理事業施行規程の制定について、お諮りいたします。
議案第23号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第23号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第10 2定議案第24号
田辺都市計画事業に係る
アオイ地区土地区画整理事業施行規程の制定について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第24号
田辺都市計画事業に係る
アオイ地区土地区画整理事業施行規程の制定について、お諮りいたします。
議案第24号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第24号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第11 2定議案第25号 田辺市
地域汚水処理施設設置及び
管理条例の一部改正について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第25号 田辺市
地域汚水処理施設設置及び
管理条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第25号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第25号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第12 2定議案第26号
田辺市立幼稚園設置条例の一部改正について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第26号
田辺市立幼稚園設置条例の一部改正については、起立により採決いたします。
議案第26号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(
熊野芳和君) 起立多数であります。
よって、議案第26号は可決いたしました。
◎日程第13 2定議案第27号 田辺市
コミュニティセンター設置及び
管理条例の制定について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第27号 田辺市
コミュニティセンター設置及び
管理条例の制定について、お諮りいたします。
議案第27号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第27号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第14 2定議案第28号 田辺市
学童保育所設置及び
管理条例の一部改正について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第28号 田辺市
学童保育所設置及び
管理条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第28号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第28号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第15 2定議案第29号
田辺市立美術館設置及び
管理条例の制定について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第29号
田辺市立美術館設置及び
管理条例の制定について、お諮りいたします。
議案第29号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第29号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第16 2定議案第30号
土地改良事業の実施について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第30号
土地改良事業の実施について、お諮りいたします。
議案第30号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第30号は、委員長の報告とおり可決いたしました。
◎日程第17 2定議案第31号 平成7年度田辺市
一般会計予算
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第31号 平成7年度田辺市
一般会計予算については、起立により採決いたします。
議案第31号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(
熊野芳和君) 起立多数であります。
よって、議案第31号は可決いたしました。
◎日程第18 2定議案第32号 平成7年度田辺市細尾孫市氏
寄付教育事業特別会計予算
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第32号 平成7年度田辺市細尾孫市氏
寄付教育事業特別会計予算をお諮りいたします。
議案第32号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第32号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第19 2定議案第33号 平成7年度田辺市
食肉処理場特別会計予算
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第33号 平成7年度田辺市
食肉処理場特別会計予算をお諮りいたします。
議案第33号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第33号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第20 2定議案第34号 平成7年度田辺市
分譲宅地造成事業特別会計予算
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第34号 平成7年度田辺市
分譲宅地造成事業特別会計予算をお諮りいたします。
議案第34号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第34号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第21 2定議案第35号 田辺市
簡易水道施設設置及び
管理条例の一部改正について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第35号 田辺市
簡易水道施設設置及び
管理条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第35号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第35号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第22 2定議案第36号 田辺市
簡易水道使用料条例の一部改正について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第36号 田辺市
簡易水道使用料条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第36号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第36号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第23 2定議案第37号 平成7年度田辺市
簡易水道事業特別会計予算
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第37号 平成7年度田辺市
簡易水道事業特別会計予算をお諮りいたします。
議案第37号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第37号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第24 2定議案第38号 平成7年度田辺市
交通災害共済事業特別会計予算
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第38号 平成7年度田辺市
交通災害共済事業特別会計予算をお諮りいたします。
議案第38号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第38号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第25 2定議案第39号 平成7年度田辺市
同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第39号 平成7年度田辺市
同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算をお諮りいたします。
議案第39号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第39号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第26 2定議案第40号 平成7年度田辺市
高齢者住宅整備資金貸付事業特別会計予算
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第40号 平成7年度田辺市
高齢者住宅整備資金貸付事業特別会計予算をお諮りいたします。
議案第40号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第40号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第27 2定議案第41号 平成7年度田辺市
老人保健特別会計予算
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第41号 平成7年度田辺市
老人保健特別会計予算については、起立により採決いたします。
議案第41号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(
熊野芳和君) 起立多数であります。
よって、議案第41号は可決いたしました。
◎日程第28 2定議案第42号 平成7年度田辺市
農業集落排水事業特別会計予算
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第42号 平成7年度田辺市
農業集落排水事業特別会計予算をお諮りいたします。
議案第42号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第42号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第29 2定議案第43号 田辺市
自転車等駐車場条例の一部改正について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第43号 田辺市
自転車等駐車場条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第43号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第43号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第30 2定議案第44号 平成7年度田辺市
駐車場事業特別会計予算
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第44号 平成7年度田辺市
駐車場事業特別会計予算をお諮りいたします。
議案第44号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第44号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第31 2定議案第45号 平成7年度
田辺バイパス用地先行取得事業特別会計予算
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第45号 平成7年度
田辺バイパス用地先行取得事業特別会計予算をお諮りいたします。
議案第45号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第45号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第32 2定議案第46号 平成7年度田辺市
公共用地先行取得事業特別会計予算
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第46号 平成7年度田辺市
公共用地先行取得事業特別会計予算をお諮りいたします。
議案第46号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第46号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第33 2定議案第47号 田辺市
国民健康保険基金条例の一部改正について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第47号 田辺市
国民健康保険基金条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第47号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第47号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第34 2定議案第48号 田辺市
国民健康保険税条例の一部改正について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第48号 田辺市
国民健康保険税条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第48号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第48号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第35 2定議案第49号 平成7年度田辺市
国民健康保険事業特別会計予算
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第49号 平成7年度田辺市
国民健康保険事業特別会計予算については、起立により採決いたします。
議案第49号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(
熊野芳和君) 起立多数であります。
よって、議案第49号は可決いたしました。
◎日程第36 2定議案第50号 平成7年度田辺市
水道事業会計予算
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第50号 平成7年度田辺市
水道事業会計予算をお諮りいたします。
議案第50号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第50号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第37 2定議案第51号
田辺周辺広域市町村圏組合規約の変更について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第51号
田辺周辺広域市町村圏組合規約の変更について、お諮りいたします。
議案第51号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第51号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第38 2定議案第52号 田辺市ほか6
カ町村青少年補導センター事務組合規約の変更について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第52号 田辺市ほか6
カ町村青少年補導センター事務組合規約の変更について、お諮りいたします。
議案第52号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第52号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第39 2定議案第53号 田辺市税条例の一部改正について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第53号 田辺市税条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第53号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第53号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第40 2定議案第54号 田辺市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、議案第54号 田辺市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第54号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議案第54号は、委員長の報告のとおり可決いたしました。
◎日程第41 2定報告第 2号 平成7年度田辺市
土地開発公社の事業の計画についてから
日程第43 2定報告第 4号 平成7年度
財団法人紀南文化会館の事業の計画についてまで一括上程
○議長(
熊野芳和君) 続いて、日程第41 2定報告第2号 平成7年度田辺市
土地開発公社の事業の計画についてから、日程第43 2定報告第4号 平成7年度
財団法人紀南文化会館の事業の計画についてまで、以上3件を一括上程いたします。
◎日程第41 2定報告第 2号 平成7年度田辺市
土地開発公社の事業の計画について
○議長(
熊野芳和君) それでは、日程第41 2定報告第2号 平成7年度田辺市
土地開発公社の事業の計画について、質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 質疑なしと認めます。
それでは、報告第2号を終わります。
◎日程第42 2定報告第 3号 平成7年度
財団法人田辺市
社会教育振興会の事業の計画について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、日程第42 2定報告第3号 平成7年度
財団法人田辺市
社会教育振興会の事業の計画について、質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 質疑なしと認めます。
それでは、報告第3号を終わります。
◎日程第43 2定報告第 4号 平成7年度
財団法人紀南文化会館の事業の計画について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、日程第43 2定報告第4号 平成7年度
財団法人紀南文化会館の事業の計画について、質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 質疑なしと認めます。
それでは、報告第4号を終わります。
休 憩
○議長(
熊野芳和君) この場合、暫時休憩いたします。
(午後 2時15分)
────────────────
再 開
○議長(
熊野芳和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後 2時47分)
◎日程第44 2定選第 1号 田辺市、龍神村
道路組合議会議員の補欠選挙
○議長(
熊野芳和君) 日程第44 2定選第1号 田辺市、龍神村
道路組合議会議員の補欠選挙を行います。
本件については、田辺市選出の組合議員1名が欠員となっておりますので、田辺市、龍神村道路組合規約第6条第2項の規定により選挙を行うものであります。
この場合、お諮りいたします。
選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選により行います。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は、指名推選によることに決しました。
さらにお諮りいたします。
指名の方法については、議長を指名人として指名いたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決しました。
それでは、指名いたします。
7番、宮田政敏君を指名いたします。
この場合、お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました宮田政敏君を田辺市、龍神村
道路組合議会議員の当選人と定めることに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました宮田政敏君については、田辺市、龍神村
道路組合議会議員に当選されました。
ただいま当選されました宮田政敏君に通告いたします。
あなたは選挙の結果、田辺市、龍神村
道路組合議会議員に当選されましたので、会議規則第32条第2項の規定により、本席から告知いたします。
◎日程第45 2定選第 2号
公立紀南病院組合議会議員の選挙
○議長(
熊野芳和君) 続いて、日程第45 2定選第2号
公立紀南病院組合議会議員の選挙を行います。
本件は、同組合議会議員の任期が平成7年3月31日をもって満了となるため、同組合規則第6条第1項の規定により、本市議会議員の中から6名の議員を選挙するものであります。
この場合、お諮りいたします。
選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選により行います。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は、指名推選によることに決しました。
さらにお諮りいたします。
指名の方法については、議長を指名人として指名いたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決しました。
それでは、指名をいたします。
氏名表をお手元に配付いたします。
ただいまお手元に配付いたしましたとおり、八山祐三君、黒田庫司君、尾前陽三君、広沢得次君、篠崎憲司君、私、
熊野芳和、以上6名を指名いたします。
この場合、お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました6名を
公立紀南病院組合議会議員の当選人と定めることに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました6名については、
公立紀南病院組合議会議員に当選されました。
ただいま当選されました6名の諸君に通告いたします。
あなたは選挙の結果、
公立紀南病院組合議会議員に当選されましたので、会議規則第32条第2項の規定により、本席から告知いたします。
◎日程第46 2定発議第 1号
田辺市議会委員会条例の一部改正について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、日程第46 2定発議第1号
田辺市議会委員会条例の一部改正についてを上程いたします。
提出者の説明を求めます。
16番、黒田庫司君。
(16番 黒田庫司君 登壇)
○16番(黒田庫司君) ただいま上程されました2定発議第1号
田辺市議会委員会条例の一部改正について、ご説明を申し上げます。
2定発議第1号
田辺市議会委員会条例の一部改正につきましては、地方自治法第112条第1項及び会議規則第14条の規定によりまして、本会議に提出するものでございます。
提出者は、私、黒田で、賛成者として、議会運営委員会の各委員であります。本件につきましては、先般の2月臨時会に市長から提案され、可決いたしました田辺市事務分掌条例の全部を改正する条例が、来る4月1日から施行されることに伴い、当議会の
常任委員会のうち文教民生委員会が所管する事項を処理する市長部局の部の名称の変更等所要の改正を行うものであります。なお、この改正によって、所管部分の一部変更が生じますので、その経過規定を附則第2項以下に規定しております。
以上、よろしくご賛同賜りますようにお願いいたします。
(16番 黒田庫司君 降壇)
○議長(
熊野芳和君) 提出者の説明が終了いたしました。
質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 質疑なしと認めます。
この場合、お諮りいたします。
本件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略することにいたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、発議第1号については、委員会の付託を省略することに決しました。
それでは、討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 討論なしと認めます。
それではお諮りいたします。
発議第1号は、原案のとおり決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、発議第1号は、原案のとおり可決いたしました。
◎日程第47 2定発議第 2号 「
地方分権推進法」の早期制定を求める意見書の提出について
○議長(
熊野芳和君) 続いて、日程第47 2定発議第2号 「
地方分権推進法」の早期制定を求める意見書の提出についてを上程いたします。
提出者の説明を求めます。
22番、佐武克彦君。
(22番 佐武克彦君 登壇)
○22番(佐武克彦君) 2定発議第2号 「
地方分権推進法」の早期制定を求める意見書の提出について、
田辺市議会会議規則第14条の規定により、次のとおり意見書を提出します。
賛成者として、黒田議員、尾前議員、広沢議員、稲沢議員です。
この意見書の朗読までにちょっと説明をいたしますが、ただいま上程されました「
地方分権推進法」の早期制定を求める意見書についてですが、今、国と地方との機能分担について抜本的な見直しを行い、各都市への大幅な権限移譲と、これに伴う財源確保として、各都市が豊かで個性のあふれた地域社会の形成ができるようにする地方分権の推進が大きな政治課題となってきております。全国市議会議長会でも機会あるごとに決議を行い、要請を続けて参っております。こうした地方分権の推進に対する機運の高まりを受けて、国会におきましては、憲政史上初めて衆・参両院で「地方分権の推進に関する決議」を採択して、また、第三次行革審議会の最終答申においても、改めて地方分権推進の重要性が指摘されましたが、政府においても、昨年2月に、「今後における行政改革の推進方策について」を閣議決定をいたしております。
このような流れの中にあって、地方六団体、地方の六団体というのは、知事会、都道府県議長会、市長会、市議会議長会、町村会、町村議長会と、これが地方六団体を構成する、通称「地方六団体」と言うんですが、これは昨年の9月に地方公共団体の総意を結集し、「新時代の地方自治」というサブタイトルをつけた「地方分権の推進に関する意見書」をとりまとめ、国会及び内閣に提出いたしましたほか、地方六団体それぞれにおいて決議を行い、政府に対し要望活動を行ったところであります。このような情勢のもとで、政府は昨年12月25日に「地方分権の推進に関する大綱方針」を閣議決定し、地方分権の推進に関する理念、基本方針及び今後の推進方策のあり方等を明らかにいたしましたが、これは、これまで地方六団体が求めてきたものよりかなり後退したものでありました。
このため、この大綱方針が閣議決定されたこと自体については、一定の評価ができますけれども、この大綱方針の趣旨のままでは、法律がこのままで制定されることになっては、われわれの要望してきた地方分権の推進とは異質のものになっていくのではと危惧をするものであります。そこで、地方六団体を中心にして、地方六団体の意見書の趣旨が十分反映された、実効性のある地方分権の推進に関する法律の早期制定についての要望を続けて参っているところであります。こうした要望の結果、政府では2月28日の閣議で地方分権の理念や国と地方との役割分担など、地方分権の基本的な枠組みを定めた
地方分権推進法を決定し、今通常国会に提出された次第であります。
地方分権は、わが国の政治や行政の仕組みを根底から組み替えるものであり、国の権限を地方公共団体へ移行されるものであることから、これを受ける地方公共団体が自覚と意欲を示さなければ、到底実現し得ないものであり、この
地方分権推進法が今後、国会審議を経て早期に成立させ、地方六団体の意見書を踏まえた真に実効性のある地方分権を推進していただくため、意見書を提出するものでございます。
以下、この意見書を朗読いたしますが、
永年の地方団体の念願であり、強く要望してきた地方分権の推進については、
地方分権推進法案が閣議決定され、国会に提出されている。このことは、地方分権の推進が具体化に向けて大きく前進したものと言える。
特に、地方分権を推進していく上で中核となる独自の事務局をもった地方分権推進委員会の設置が盛り込まれ、政府が作成する地方分権推進計画について、具体的な指針の勧告や推進計画の実施状況について監視し、意見を述べることが出来ることとされていることは評価できるものである。
よって、政府においては、この
地方分権推進法を早期に成立させ、法成立後においては、地方六団体の意見書を踏まえた権限委譲や財源の拡充により、真に実効性のある地方分権の推進を具体化するよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条第2項の規定により提出する。
平成7年3月22日
田辺市議会
以上の文面でございます。よろしくご賛同をお願いいたします。
(22番 佐武克彦君 降壇)
○議長(
熊野芳和君) 提出者の説明が終了いたしました。
質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 質疑なしと認めます。
この場合、お諮りいたします。
本件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略することにいたします。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、発議第2号については、委員会の付託を省略することに決しました。
それでは、討論に入ります。
討論はありませんか。
1番、田中康雄君。
(1番 田中康雄君 登壇)
○1番(田中康雄君) ただいまの提出者の提出理由ですね、十分に理解できるところもあるわけです。今日、地方分権ということがよく言われますし、そのことを抜きにして地方の政治は語れないと、こういうことでもなってきてると思うんですね。先ほどのご説明やあるいはここに書かれてある、真に実効性のある地方分権の推進を具体化しようというような点については、理解ができるところであります。しかし、やはり地方六団体の意見書とか、あるいは
地方分権推進法案等の内容とのかかわりで一言ですね、発言をしておきたいと思うんです。
閣議決定されましたいわゆる地方分権推進に関する大綱方針ですが、これは提出者も言われましたけれども、分担というそういう内容の中で行政改革推進本部地方分権部会、ここの意見が内政を地方自治体に、国は国家外交あるいは安全保障などを担うと、こういうふうに明言しているように、これと軌を一にしてですね、国の役割を外交軍事などに順化するというものであって、国から地方への権限移譲も、あるいは機関委任事務、これも温存されたまま、財源保障これもあいまいなままですね。自治体リストラの推進をはじめ、消費税の増税とか、財界のための広域行政の道を求めると、こういうことになっていることから、この趣旨でいくと地方自治の一層の形骸化、こういうことが懸念されますし、地方自治の拡充に逆行すると、こういうふうに考えます。
私ども日本共産党は、これに対して機関委任事務制度などの国の官僚統制を廃止して、住民に密着した仕事は地方に移譲すると、これは一点です。それから、財源面においても、自治体の自主性とか、創意性、これが発揮できる、こういう財源保障をすること。三つ目には、住民犠牲の規制緩和や、あるいは自治体リストラというようなものではなくて、住民奉仕の効率的な行政を進めると、こういうことが大切だというふうに考えています。地方六団体の意見書というものは、内容的には閣議決定の大綱方針を、これに沿うものであるというふうに考えます。したがって、私は、その提出された熱意に対してはですね、賛同しながらも、しかし、内容的にはそういう懸念があるということから、提出に反対をしたいと思います。
(1番 田中康雄君 降壇)
○議長(
熊野芳和君) 他に討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) それでは、これをもって討論を終結いたします。
それではお諮りいたします。
発議第2号については、起立により採決いたします。
発議第2号は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(
熊野芳和君) 起立多数であります。
よって、発議第2号は可決いたしました。
この場合、さらにお諮りいたします。
ただいま意見書案が議決いたしましたが、字句その他整理を要するものについては、その整理並びに提出先等、事後の取扱いについては議長に一任願います。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
この場合、報告いたします。
総務農林水産委員会、
建設経済委員会、文教民生委員会及び議会運営委員会並びに同和対策特別委員会、国道バイパス促進対策特別委員会及び田辺市総合計画調査特別委員会において、会議規則第104条の規定によりお手元に配付の申出事件一覧表に記載のとおりそれぞれ閉会中、審査及び調査を継続いたしたい旨の申し出があります。
それでは、ただいま報告いたしました継続審査についてお諮りいたします。
各委員長の申し出のとおり、それぞれの委員会において閉会中も審査及び調査を継続することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、各委員会の申し出のとおり、それぞれ閉会中も審査及び調査を継続することに決しました。
◎報 告
○議長(
熊野芳和君) この場合、総務部長より発言を求められておりますので許可します。
総務部長、楠本薫君。
(総務部長 楠本 薫君 登壇)
○総務部長(楠本 薫君) 年度末が近づいておりますので、専決処分についてお願いいたしたいと思います。
ただいま国会におきまして審議されております地方税法の改正が可決されますと、それに伴いまして、市といたしましても条例の改正が必要となって参ります。内容といたしましては、固定資産税の評価替え以降、地価の大幅な下落に対応する措置として、平成7年度、8年度の二年間に限り、宅地等の税負担をより緩やかにするために、臨時的な課税標準の特例を実施することと、それに国民健康保険税の賦課限度額を50万円から52万円に引き上げることでございます。この法案が可決され次第、専決処分をさせていただきたいと思っておりますので、よろしくご了承賜りたいと思います。
それから、平成6年度の地方債につきまして、まだ、決定していないものがございます。決定次第に専決処分をさせていただきたいと思っておりますので、併せまして両件、よろしくお願いいたします。
(総務部長 楠本 薫君 降壇)
○議長(
熊野芳和君) 以上をもって、本定例会に付議されました議案はすべて議了いたしました。
他に発言その他ありませんか。
それでは、この場合、お諮りいたします。
本定例会の会期は3月23日となっておりますが、本日すべての議案が議了されましたので、本日をもって閉会することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
熊野芳和君) 異議なしと認めます。
よって、本定例会は本日をもって閉会することに決しました。
◎市長閉会のあいさつ
○議長(
熊野芳和君) それでは、市長から閉会に当たってのあいさつのため発言を求められておりますので、発言を許可します。
市長、脇中孝君。
(市長 脇中 孝君 登壇)
○市長(脇中 孝君) 3月定例市議会が閉会されるに当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
去る、2日に定例議会開会以来、議員各位には終始熱心にご審議を賜り、予算、条例等全議案、原案どおり議決をいただきましたことを厚くお礼を申し上げます。本議会の一般質問では、特に阪神・
淡路大震災にちなんだものを多くいただきました。そのほかの問題等も含めまして、質問の中でご教示いただきましたことや、審議の中で各位から賜りましたご意見、ご提案などにつきましては、職員ともども十分心いたしまして、平成7年度の予算に基づき市政の各般にわたる一層の進展と市民生活の向上に全力を傾注して参りたいと存じます。そして、近づく21世紀を展望しながら、市民の皆さんのご理解とご協力のもとに、住みよいまちづくりに取り組んで参りたいと考えております。議員各位におかれましては、今後とも市政発展のために一層のお力添えとご協力を賜りますようお願いを申し上げます。
最後になりましたが、報道関係の皆さんには、いつもながら迅速適切に報道していただき、市政を市民をはじめ、広く多くの方にご理解をいただいておりますことに対して心から厚くお礼を申し上げ、閉会のごあいさつといたします。
ありがとうございました。
(市長 脇中 孝君 降壇)
○議長(
熊野芳和君) 市長のあいさつが終わりました。
◎議長閉会のあいさつ
○議長(
熊野芳和君) 私からも一言ごあいさつを申し上げます。
去る3月2日以来、21日間を会期に開会して参りました平成7年度予算等を審議する本定例会も、本日ここに無事閉会の運びとなりました。議員各位ともどもにご同慶に堪えなく、ご協力に厚くお礼を申し上げます。とりわけ本議会は、太平洋戦争終結五十周年という節目の年にあって、議員各位には新たな時代の市民ニーズに対応し、市民の幸せのための新年度予算の審議に加え、先の阪神・
淡路大震災での被災者の痛みを思い、その教訓から学ぶ施策を求める論議が展開され、意義深い議会でありました。ここに議長として深く敬意を表する次第であります。また、脇中市長以下、当局各位には連日積極的な対応をいただき、感謝申し上げます。
新年度もやがて開始となりますが、昨今の社会は非常な変革を伴って進んで参っております。そのため、たとえ大きな変化があっても驚かない、小さな変化があっても変化とも思わない、いわゆる慣れというような感じで進んでいることに、私は危惧を覚えるところであります。こうした変化が積み重なって、人びとの手の届かない、人類の頭脳では抗しきれない事態になってはならないという気がしきりにするのであります。それだけに、私たちは地域住民の幸せを、専一に、常に社会の動きを見つめながら努力して参らなければならないと思うところであります。とにもかくにも本年は、近く県議選挙が、そして夏と秋には国政、県政上重大な選挙も控えておりますが、この新しい年度を迎えるにあたって、議員各位の一層のご精進を期待いたしたいと思います。
最後になりましたが、この3月末日をもって退職される職員の皆さんには、これまで多大なご功績を残されました。議長として深くお礼を申し上げ、今後ともご指導とご協力をお願い申し上げますとともに、ご多幸を心からお祈りいたします。
また、いつもながら報道関係の皆様には、心から厚くお礼を申し上げます。
阪神・
淡路大震災での犠牲者の皆さんのご冥福を改めてお祈りし、被災された方がたの一日も早い立ち直りを念じて、閉会のごあいさつといたします。
閉 会
○議長(
熊野芳和君) それでは、これをもって平成7年3月2日招集の第2回
田辺市議会定例会を閉会いたします。
どうもご苦労さまでございました。
(午後 3時 17分)
地方自治法第123条の規定により署名する。
平成7年3月22日
議 長 熊 野 芳 和
副議長 青 木 伸 夫
議 員 森 哲 男
議 員 青 木 伸 夫
議 員 稲 沢 勝 男...