海南市議会 2017-03-16
03月16日-06号
平成29年 2月 定例会 平成29年 海南市議会2月
定例会会議録 第6号 平成29年3月16日(木曜日
)-----------------------------------議事日程第6号平成29年3月16日(木)午前9時30分開議日程第1
緊急質問日程第2 庁舎跡地整備に関する件日程第3 議案第1号 海南市
行政局等設置条例の一部を改正する条例について日程第4 議案第2号 海南市
個人情報保護条例の一部を改正する条例について日程第5 議案第3号 海南市税条例等の一部を改正する条例について日程第6 議案第4号 海南市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について日程第7 議案第5号 海南市
係留施設管理条例の一部を改正する条例について日程第8 議案第6号 海南市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について日程第9 議案第7号 海南市
職員恩給条例を廃止する条例について日程第10 議案第8号 平成28年度海南市
一般会計補正予算(第4号)日程第11 議案第9号 平成29年度海南市
一般会計予算日程第12 議案第10号 平成29年度海南市
国民健康保険特別会計予算日程第13 議案第11号 平成29年度海南市
後期高齢者医療特別会計予算日程第14 議案第12号 平成29年度海南市
介護保険特別会計予算日程第15 議案第13号 平成29年度海南市
地域排水処理事業特別会計予算日程第16 議案第14号 平成29年度海南市
同和対策住宅資金貸付事業特別会計予算日程第17 議案第15号 平成29年度海南市
港湾施設事業特別会計予算日程第18 議案第16号 平成29年度海南市
水道事業会計予算日程第19 議案第17号 平成29年度海南市
病院事業会計予算日程第20 議員派遣の
件-----------------------------------本日の会議に付した事件議事日程に同じ
-----------------------------------出席議員(22名) 1番 中西 徹君 2番 米原耕司君 3番 東方貴子君 4番 中家悦生君 5番 森下貴史君 6番 黒木良夫君 7番 美ノ谷 徹君 8番 榊原徳昭君 9番 川崎一樹君 10番 宮本勝利君 11番 上田弘志君 12番 岡 義明君 13番 橋爪美惠子君 14番 河野敬二君 15番 片山光生君 16番 寺脇寛治君 17番 川端 進君 18番 川口政夫君 19番 黒原章至君 20番 宮本憲治君 21番 磯崎誠治君 22番 栗本量生君
-----------------------------------説明のため出席した者 市長 神出政巳君 副市長 伊藤明雄君 教育長 西原孝幸君
病院事業管理者 若宮茂樹君 総務部長 塩崎貞男君 くらし部長 岡島正幸君
まちづくり部長 北野 正君 会計管理者兼出納室長 宮井啓行君 教育次長 池田 稔君 消防長 杖村 昇君 水道部長 石本和俊君 総務課長 山縣秀和君 企画財政課長 橋本伸木君
教育委員会委員長 露峯明信君
学校教育課長 大和孝司君
監査委員事務局長 口井智之君
-----------------------------------事務局職員出席者 事務局長 楠戸啓之君 次長 小柳卓也君 専門員 瀧本純裕君 副主任 堀内進也君
----------------------------------- 午前9時30分開議
○議長(宮本勝利君) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。
-----------------------------------
△日程第1 緊急質問
○議長(宮本勝利君) これより日程に入ります。 日程第1 緊急質問についてを議題といたします。 この際、お諮りいたします。 17番 川端 進君、14番 河野敬二君からお手元に配付のとおり緊急質問の通告がありました。両君の緊急質問に同意の上、発言を許可することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって17番 川端 進君、14番 河野敬二君の緊急質問に同意の上、発言を許可することに決しました。 この際、暫時休憩いたします。 午前9時31分
休憩----------------------------------- 午前10時37分開議
○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 緊急質問に入る前に、昨日開催された
議会運営委員会の協議結果を私から報告させていただきます。 まず、緊急質問の趣旨についてでございますが、緊急質問は、火災、水害、地震、盗難、責任問題等客観的に見ても即刻質問し臨機の処置をただす必要があるような緊急性が認められる内容である場合と緊急を要するというものではないが、ぜひとも質問しなければならないような住民の関心の的となっている問題など、真にやむを得ないと客観的に認められる場合でなければならないと解釈されています。 本市の緊急質問についての取り扱いについては、その都度
議会運営委員会で協議の上取り扱いを決めるという申し合わせが先例集にあり、直近では平成20年9月定例会の緊急質問についても緊急度等について
議会運営委員会で協議をいただき、取り扱いを決定していますが、質問の発言時間等についての取り扱いの協議はなされておりませんでしたので、今回、発言時間等についての協議を行いました。
議会運営委員会では、「先例で、一般質問の発言時間は議員一人につき70分以内とするとなっておりますが、緊急質問に関しては定めておりません。ちなみに、衆議院及び参議院では、緊急質問の発言時間は15分以内、3回を超えないのを例とする」と事務局から説明があった後、委員から次のような発言がありました。 緊急という観点であることなどから、質問時間及び答弁時間を含めて60分程度が適当ではないか。 2点目、たとえ全員協議会において説明されたといっても、重要な問題であるので、本会議でただすために一般質問の発言時間と同じ70分にするほうがいいのではないか。 3点目、本日中に閉会させるという運営も重要ではないか。 4点目、次期定例会においても一般質問が可能である。 5点目、2日間にわたる全員協議会で説明を受けていることから、質問及び答弁を合わせて一般質問の70分としてはどうか等の意見があり、協議の結果、全員協議会で2日間にわたり協議されていることから、質問時間、答弁時間を含めて70分という協議結果となりましたので報告いたします。 なお、今回の協議結果については、先例としないこととすることもあわせて決定されました。 以上が
議会運営委員会の協議結果でございます。 22番 栗本量生君
◆22番(栗本量生君) 二、三、申し上げておきたいことがございますのでよろしくお願いします。
議会運営委員会に議長が諮問をされ、
議会運営委員会から答申をいただいて、議長が今回のことを決めた。議長は、
議会運営委員会の答申を尊重する。しかし、
議会運営委員会が決めたから全部
議会運営委員会の決めたとおりになるとは限りません。議長の職権でこれは決めてはる。だから私は、決まったことだけじゃなしに、どういう経過で議長がこう決めたのかについて休憩中に尋ねたんです。そのとき、議長は、宮本憲治君にちゃんと
議会運営委員会での協議結果を報告したんかと言いました。皆さんの前で。
議会運営委員会の報告は全部聞いております。しかし、今回は
議会運営委員会の結果を尊重しましたけれども、違う答えが出てくるかわからんので、私は、報告はないやないかと言いました。やっぱり議長の判断を説明すべきであると私は思います。それだけは申し上げておきます。
○議長(宮本勝利君) 22番 栗本議員の発言に対してお答えいたします。
議会運営委員会の決定事項は、各委員から各会派の議員に周知徹底をお願いしているところでございますが、今回のような通常とは異なるケースの場合における皆様方への御報告等については検討いたしたいと思います。 日程第1 緊急質問を継続いたします。 これより緊急質問を行います。 通告順に従い、順次緊急質問を許可いたします。 17番 川端 進君 〔17番 川端 進君登壇〕
◆17番(川端進君) 緊急質問をいたします。
海南下津高校PTA資金の運用と職員の処分についての緊急質問を始めます。
同校PTA資金の運用について、当該職員の事務処理には適正なものとは決して言えませんが、いきなり懲戒免職とは余りにも非情な処分であり、処分の是正を求めていくには時間がなく、あえて緊急質問をさせていただく所存であります。 さて、3月13日、
議会全員協議会が開かれ、職員の不祥事について市当局より次のような報告がありました。
海南下津高等学校の前事務長(被処分者)が、学校が
定期預金証書として管理していたPTA資金から680万4,817円の私的流用を行っていたことが発覚した。平成28年9月ごろから、現事務長が前事務長に対し、
定期預金証書の保管場所を確認したが明確な説明がなかった。以後、再三にわたり説明を求めたが曖昧な返答を繰り返した。 次に、平成29年2月9日、前事務長から
定期預金証書を引き継いだが、
定期預金証書の金額が相違しており、使途不明金の疑いが生じたため、現事務長が校長に報告した。 次に、2月10日、校長が教育長に状況を報告した。さらに、2月21日に
教育委員会同席のもと、校長及び事務長が、前事務長から事情聴取したところ、私的流用の事実が発覚した。同日、教育長が市長に事件を報告した。 その後、2月28日には、前事務長からの申し出により流用額全額の返済を受領したとのことでありました。 また、処分年月日は平成29年3月13日で、地方公務員法第29条第1項各号に基づく懲戒免職でありました。関連して、当該不祥事に関する監督責任者として、同校校長には減給10分の1、3カ月、現事務長は訓告処分となりました。 そこで、質問です。 質問1、市当局発表の資料、
海南下津高等学校PTA資金の私的流用事案についてによりますと、平成21年5月28日、
下津女子高校PTAから1,000万円を
海南下津高校PTA名義の定期預金で引き継ぎ、事務室内の金庫で保管となっています。これは、裏金だと私は思いますが、市当局は同意しますね。お伺いします。
○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。
池田教育次長 〔教育次長 池田 稔君登壇〕
◎教育次長(池田稔君) 17番 川端議員からいただきました御質問にお答え申し上げます。 旧
下津女子高等学校から引き継がれたPTA管理の定期預金1,000万円につきましては、
下津女子高等学校PTAが平成16年度まで徴収してきた
PTA入学寄附金の積立金の残額1,000万円を引き継いだものでございます。 当該資金は、PTA総会には報告されず、その存在は学校内においても校長、事務長の少人数しか知らず、また証書と印鑑を
事務長ひとりが管理するなど不適切な取り扱いであったと考えております。 ただ、この定期預金が裏金かどうかにつきましては、裏金はプールされた金銭を接待や飲食などに用いるなど、本来の趣旨目的とは異なる使途に用いるものであると考えてございます。 本定期預金につきましては、イベントや学校運営上、必要となったときに使用する資金として定期預金で引き継がれてきたものであり、裏金に当たるとは考えてございません。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 裏金でないと、裏金は資金使途が目的と違うものというような話でありましたけれど、そんなばかなことないよ。 裏金である証拠に、毎年のPTA総会の資料には、予算や決算として計上したり掲載していません。なぜ、予算、決算に載せていないのでしょうか。お伺いします。
○議長(宮本勝利君)
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君) 17番 川端議員からいただきました再度の御質問にお答え申し上げます。 当該資金につきましては、定期預金で保管されており、資金を使用する際にはPTAに報告させていただくことにしておりましたので、PTAの予算や決算には計上されてございませんでした。 以上です。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 予算、決算として毎年の総会で報告してもらわな困るで。その点、もう1回はっきり言うていただけますか。
○議長(宮本勝利君) この際、暫時休憩いたします。 午前10時53分
休憩----------------------------------- 午前10時55分開議
○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 緊急質問を継続いたします。 17番 川端 進君の質問に対し、当局の答弁を求めます。
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君) 貴重なお時間をおとりいただき、申しわけございませんでした。 当該資金は、定期預金で保管されており、使われることがなかったため、PTAの予算や決算には計上されておりませんが、適切な管理でなかったと考えてございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) なかったと言うのは。ちょっともう一回言うていただけますか。意味わからん。
○議長(宮本勝利君)
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君) 17番 川端議員からの再度の御質問にお答え申し上げます。 適切な管理でなかったと考えてございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 適切な管理でないということやな。まあ例えばよ、予算、決算だけでなしに、財産目録ということで、財産がありますよということを総会のときに載せといてもうたら、表の金がこんだけあるんやなということが父兄の皆さんがわかるわけですよ。財産目録もないんやろ、財産目録ありますか。
○議長(宮本勝利君)
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君) 17番 川端議員からいただきました再度の御質問にお答え申し上げます。 PTA会計では、財産目録はございません。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) そうやろ。財産目録として、こんだけお金持ってるということを明らかにしていない。その上に、定期預金から出し入れしたことを載せてない。何も載せてないんや。これをすなわち、裏金というんやで。 先ほどの裏金というのは、交際費とかに使うような使途だけを言うんやけれど、そんなことないで。帳簿へちゃんと出してよ、財産があります、こんな収入がありました、こんな支出をしましたということをこの財産に絡めて出すのが当たり前やないかよ。教育長、そういう問題があるということを再質問しますんで、答弁ください。
○議長(宮本勝利君) 西原教育長
◎教育長(西原孝幸君) 17番 川端議員からの御質問にお答えいたします。 先の質問にありましたように、不適切であったということを考えております。当然、財産目録についてもそのように捉まえているところでございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 歴代のPTAの会長は、定期預金の存在を知りません。裏金として秘匿しているからであります。 秘匿していると私は思っているんです。 歴代のPTA会長は、定期預金の存在を知っていると思いますか。把握していますか。お伺いします。
○議長(宮本勝利君)
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君)
海南下津高等学校PTAの歴代の会長は存じておりません。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 財産目録がない、予算、決算としてもしていない、それから定期預金の存在も知らん。何も知らんということやいしょ。何も知らんということは、すなわち裏金やというのが私の考えなんですよ。 裏金を同意するような返事ばっかりで、全然、裏金を否定していないよな。 次、行きます。 定期預金、すなわち裏金の存在を知る者は、歴代の事務長と校長、教育長の3人ぐらいだと関係者が述べていますが、なぜそうなっているのか。裏金だから知らないで済むし、知らないほうがよいからではないでしょうか。違いますか。
○議長(宮本勝利君) 西原教育長
◎教育長(西原孝幸君) 17番 川端議員からの御質問にお答えをいたします。 歴代のPTA会長が知らなかったというのは、この定期預金の証書を
事務長ひとりが保管・管理していたからであります。さらに、平成21年に引き継がれてからイベントや学校運営に一度も使われていなかったからだとも考えます。 それから、校長が知っているのは、事務長が伝えているからです。 それから、私が知っているのは、現在の校長が着任した平成24年の4月、5月、6月ごろ、確かな日は記憶にありませんが、校長からこの引き継がれた定期預金について報告を受けたからです。 その中で、私はこのときに、校長に、この定期預金を使うときには、必ずPTAに報告をすることと教育委員会にも報告をすること、そして、適正に管理をすることを伝えたと記憶しております。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 伝えたのは信じますけれど、しかし、伝わってないんちゃう。そんなふうに関係者は言うてますよ。その関係者、呼んでくるかい。 教育長の言うてることは信じるで。信じるんやけれどよ、ちょっと議長、休憩とってください。
○議長(宮本勝利君) この際、暫時休憩いたします。 午前11時3分
休憩----------------------------------- 午前11時8分開議
○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 17番 川端 進君、日程第1 緊急質問を継続いたします。質問を継続してください。
◆17番(川端進君) もう呼んでくれなくて結構です。そのまま進みます。 定期預金の存在を知る者は、歴代の事務長と校長、教育長の3人ぐらいだと関係者は述べていますが、なぜそうなっているのか。 私は、裏金だから知らないのでなかろうかと思っています。知らないで済む、知らないほうがよいからだと考えているんですけれど、違いますか。
○議長(宮本勝利君) 西原教育長
◎教育長(西原孝幸君) 17番 川端議員からの御質問にお答えいたします。 知らなかったというのは、先ほど私も答えさせていただきましたとおり、
事務長ひとりで保管・管理して、なおかつこの間にイベントとか学校運営等でこの定期預金を使うということがなかったということだと考えております。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) まあこれは同じことになるけれど、使うことがなかったらしいけれど、使うことがなかっても総会には明示しておかなあかんということです。 実際に裏金やなしに本当の金があるんやったら、PTAの会員が参加した総会で、ここに金が、使ってないけれどありますということを明示せなんだらあかん。公金と言えやんで。 それで、定期預金は校長名だったらしいわな。それは、何でですか。
○議長(宮本勝利君)
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君) 17番 川端議員からの再度の御質問にお答え申し上げます。 定期預金の名義につきましては、PTA活動は保護者と学校が一体となって行うもので、当該学校の責任者である校長の名義にされたものでございます。
海南下津高等学校以外においても、事務の利便性から、校長名義にされているケースもあると確認してございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 校長名義のところがあるということやけれど、校長は、PTAの会費払ってないのに、なぜそうなってんのな、おかしいやないかということを言いたかったんですよ。
○議長(宮本勝利君)
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君) 17番 川端議員からいただきました再度の御質問に御答弁申し上げます。
海南下津高等学校PTA規約により、会員は生徒の保護者及び教職員となってございます。会費の納付につきましては、保護者のみとなってございますので、教職員は免除されてございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) それで、会費払っていないのに、通帳の名義が校長になってるのはおかしいやないかと言うたんよ。それを答えてほしいけれども、次、もう行っとかよ。 傷害保険は、会長の名前になっちゃあるらしいわな、何でよ。
○議長(宮本勝利君)
池田教育次長。
◎教育次長(池田稔君) 17番 川端議員からの再度の御質問にお答え申し上げます。 PTAの傷害保険に関しましては、現在は自動更新となっておりますが、傷害保険の保険の振り込み通知には、PTA会長と学校長の連名で通知され、それに基づき処理されてございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 次に行きます。
海南市立高校というのがありまして、そこに玉藻会という育友会があったらしいですけれど、この玉藻会では裏金があって、利子等の運用で歓送迎会や忘年会で使ったこともあるとかあるいは備品を購入するのにそれを使ったことがあるとか、そんな話はまことしやかに伝わってきているんですよ。その玉藻会の会計が、流れていっているんですが、その点、どんなふうに理解しておられますか。
○議長(宮本勝利君)
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君) 17番 川端議員からの再度の御質問に御答弁申し上げます。 今回の資金に関しましては、
下津女子高等学校のPTAから学校でのイベントや運営上必要となったときに使用する資金として、
海南下津高等学校が引き継いだものでございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 何て。もう一回言うてよ。
○議長(宮本勝利君)
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君) 17番 川端議員からの再度の御質問に御答弁申し上げます。 1,000万円の資金に関しましては、
下津女子高等学校のPTAから引き継がれたもので、玉藻会の存在、資金の動きについては確認できておりません。この資金には入っておりません。 以上です。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 次長に悪いけれどよ、ほんまに入ってないんか。答弁願います。
○議長(宮本勝利君)
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君) 17番 川端議員からいただきました再度の御質問にお答え申し上げます。 この1,000万円の資金につきましては、
下津女子高等学校PTAから引き継ぎを受けて、学校でのイベントや運営上必要となったときに使用する資金として
海南下津高校が引き継いだものでございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 玉藻会は、何百万円か集めて、利子運用して歓送迎会とか忘年会とかに使っていたらしいって、当時の役員だった人が言うてるらしいんですわ。それは、その1,000万円に入ってないということやけれどよ、入ってないんやったら玉藻会のことをちゃんと説明してもらわな困るな。
○議長(宮本勝利君)
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君) 17番 川端議員からいただきました再度の御質問に御答弁申し上げます。 この資金に関しましては、
下津女子高等学校のPTAが平成16年までに徴収してきました
PTA入学寄附金の積立金の残額1,000万円を引き継いだものであり、玉藻会の資金とは関係ないと認識してございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 伝え聞くところによるとやけどよ、玉藻会は、何百万か集めてあって、利子運用で備品を買うたりするのに使っていたらしいんや。裏金としてやっていましたということやで。それ、知らんで済まんで。
○議長(宮本勝利君)
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君) 17番 川端議員からいただきました再度の御質問に御答弁申し上げます。 玉藻会の資金の使途については確認できてございません。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 玉藻会には裏金があったと伝聞で聞いているんですよ。そのまま信じてええちゅうことやの。次長は知らんけれども。伝聞として、玉藻会では裏金があった、裏金運用していたということを伝え聞いてあんのよ。だから、そんなことないと言うて否定する証拠を握っちゃあんのやったら、そうでないと言うたらええし、そうであるならそうであると言うたらええし、わからんということは、こちらの伝え聞いた判断でよろしいということになるで。
○議長(宮本勝利君)
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君) 17番 川端議員からいただきました再度の御質問に御答弁申し上げます。 今回の定期預金1,000万円につきましては、
下津女子高等学校PTAが平成16年までに徴収してきた
PTA入学寄附金の積立金の残額1,000万円を引き継いだものでございまして、玉藻会の資金の使途については確認できてございません。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 玉藻会のことは、まあ言うたらアングラ情報であるわけやけれど、私は裏金やというふうに伝え聞いているんですよ。おたくが明言できやんのやったら、玉藻会は裏金運用していた可能性が強いというふうに判断してもええということで思わしてもらいますけれど、ええですか。 教育長、どうなんよ。
○議長(宮本勝利君) 西原教育長
◎教育長(西原孝幸君) 17番 川端議員からの御質問にお答えいたします。 先ほどから次長も答えておりますように、このPTA資金につきましては、
下津女子高等学校の積立金の残ったものを引き継いだということで、今、玉藻会云々のところでそういう点を信じてよいのかというような御質問であったかと思うんですけれども、それはわかりませんので、そういうことは言えません。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 玉藻会のことは、直接の質問内容ではもともとないんですけれど、余り深く言えないんですけれども、とにかく伝聞で聞くところによると裏金であったとそういうふうに関係者は認めているんですよ。したがって、今回の問題の定期預金についても、これは裏金であろうというふうに推測して話を進めているんですが、教育委員会のほうとしては、それを否定、ようせんわけやいしょな。そういう状態にあるということを確認して、次に行きます。 被処分者に伺いますと、平成25年ごろ、教育長に定期預金のことを報告したが、PTA会長やPTA総会に報告しなさいという指導がなかったとのことであります。このことも、本人をして裏金という心証を強く意識させています。 教育長のこの件に関する見解を求めます。
○議長(宮本勝利君) 西原教育長
◎教育長(西原孝幸君) 17番 川端議員からの御質問にお答えします。 私は、前事務長とこの定期預金について話したことは全くございません。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 全くないんやったら、教育長の言うことは信じます。 次の質問です。 先日来の議論の中で、市当局から公金や準公金という言葉を耳にしましたが、準公金とは何ですか。余り、昔から聞かん言葉ですが、定義を説明してください。
○議長(宮本勝利君) 塩崎総務部長
◎総務部長(塩崎貞男君) 17番 川端議員からの準公金の定義についてでありますが、この準公金の定義については、地方自治法上の定義がございませんので、一義的なものはない状況でありまして、各自治体によりその定義づけはさまざまでありますが、例を申しますと、団体から委任を受け、市が管理している金銭や預金を準公金としている場合や、市で取り扱う公金以外の金銭や預金全般についても、準公金として位置づけているという事例もあるところでございます。 定義づけについては以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 他市の例を挙げてくれましたけれども、うちはどうなってんのか聞いてんねんで。準公金という話を全員協議会の中で発言しちゃあったでしょう。私は、余り耳なれん言葉やったんで、これ何なんやと思ったんで、その点を質問しているわけですよ。答弁願います。
○議長(宮本勝利君) 塩崎総務部長
◎総務部長(塩崎貞男君) 17番 川端議員の再度の御質問にお答えいたします。 海南市での準公金の定義づけについてでありますが、この準公金の定義づけというのは、各市町村で準公金取り扱い要綱というのを定めまして、その要綱の中で準公金の定義づけを行ってございます。本市は、そういう定義づけがございませんが、先ほど申しましたように、団体からの委任を受けて管理している資金としている場合や、公金以外の資金を全て準公金としている場合がございます。団体からの依頼があるということが準公金構成上の重要な要素であると考えておりますが、さまざまな考え方がある中で、今後、準公金取り扱い要綱の作成を検討する中で準公金の定義を定めてまいりたいと考えてございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 1,000万円の定期預金は、もともと裏金であったと私は言うてるんですよ。ところが、当局の答弁は、各人それぞれ裏金でないと、よう明言せんのやな。そうすると、もう言うたもん勝ちや。裏金であるわけですよ。裏金でないと言うんやったら、一遍、立証して、力説してもらおうか。つくるんやろ、要綱。要綱をつくるんやったら、考えてなけりゃあかん。
○議長(宮本勝利君) 塩崎総務部長
◎総務部長(塩崎貞男君) 17番 川端議員からの御質問でございますが、準公金取り扱い要綱を今後つくっていかねばならないと考えておりますが、内容についてはまだ検討を始めてございません。 ただ、今回の場合、PTAから引き継いだ預金でございまして、それがイベントとか学校運営に必要になった場合使用する資金ということで定期預金で管理してきたわけですが、
海南下津高等学校の事務局で代々PTA資金であるということで引き継がれてきたものでありまして、裏金ではないと考えてございます。 以上です。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 今まで教育委員会関係の答弁は裏金やというようなニュアンスやで。何もはっきりしてないもの。これが、総務部長になったら突然、裏金ではございませんてはっきり言うんやろ。2つの解釈が市当局にあるんやけれど、神出市長はどう思うんよ。
○議長(宮本勝利君) 市長 神出政巳君
◎市長(神出政巳君) 裏金ということについての御質問でございます。 私も、この事件が起こってから全員協議会でもいろいろそういった御指摘がございましたので、裏金の定義ということについて、広辞苑とかウィキペディア等で調べたんですけれども、取引などを有利に運ぶために正式の取引金額とは別に陰で相手につかませる金銭とか、そうしてまた賄賂などによって動いている金銭、また、経理上で予算支出の自由度を不正規に高く確保すべく、既に外部に払われたことにして正式な出入金記録に記載されずにプールされた金銭というふうに理解をしておりますので、今回の学校管理金については裏金でないというふうに考えております。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 今までの質問をずっと何遍もしつこうにやってきたけれどよ、その中で教育委員会としてはやな、これはこうこうこういうことで公金です、あるいは準公金ですということ言うてこれたはずやいしょ。PTAの総会あったって、収入、支出でちゃんと出したり、あるいは財産目録で1,000万円あるということを出したりしてないと言うんやで。してなかったら公金と言えないしょ。市長の今の答弁と教育委員会がるる答弁してきてくれたことはちょっと一致せないてな。 私は、もともと裏金だと判断しているんですよ。公表してないさけ。それで、教育委員会の答弁はよく似たような範囲の発言やった。神出市長は裏金はないって言うんやいてな。そこで、当局として意思統一せなあかないしょ。
○議長(宮本勝利君) 市長 神出政巳君
◎市長(神出政巳君) 裏金という御指摘に対して、再度お答えいたします。 20年ほど前の、平成9年ごろの話だったと思うんですけれども、県議会議員のころでありますけれども、そのときに和歌山県庁での裏金問題が発覚いたしました。全国でも同様なことがあったわけでありますけれども、原資は空出張伝票を切って浮かした出張費や消耗品など、他費目名義の予算を経理の不当操作によってプールをし、国の役人や監査時に監査委員などの慰労接待などの官官接待やマスコミなどの買収、口どめそしてまた私物購入、また先ほど議員が御指摘された飲み会の費用等の遊興費などに使ったものでありました。 和歌山県で、当時約10億円ぐらいだったと記憶をしております。当時の現職の方々が主に責任をとられ、処分を受け、弁償し、返済をされたわけであります。このようなケースが裏金であるというふうに私は考えております。 今回の
定期預金証書は、あくまでも学校管理金でありまして、PTA会計に含まれるものであり、公金に準ずるものであると考えております。 今後はきちっとPTA会員の監査を毎年受け、予算、決算報告ができるよう指導をいたしたいというふうに考えております。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 和歌山県のことは、新聞に載ってたんで私も覚えています。そんなことあったよ。そりゃまあそうなんですけれど、そしたら、神出市長に聞くけれど、PTAの総会でよ、定期預金の分が収入、支出で出てきてないわいてよ。それは、公金やて言えやんのと違うんかいって言ってんのやで。それで、教育委員会と議論をずっと積み上げてきた結果やな、はっきり裏金ではないということをよう言い切らんわけやいしょ。それ、わかるやろ。裏金であると思っているさけよ、この処分については問題ありとこう思ってるわけやで。そやけれど、そこんところの関係、びしっと教育長と話を合わさなあかんで。
○議長(宮本勝利君) 市長 神出政巳君
◎市長(神出政巳君) 再度の御質問にお答えいたします。 先ほど来、教育委員会からの答弁もやはり学校管理金であり、PTAの会計に属するものであるというふうにお答えをされておりますので、決して裏金というようなことを考えているというふうに考えておりません。 ただ、不適正な管理といいますか、今まで取り扱いをしてきたというふうにお答えをされているというふうに私は聞いております。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 不適正な取り扱いであった、事務であったということです。不適正な事務を行政が進めておって、被処分者に対して仕事をさせて、被処分者は裏金やと思いながらやってきちゃったわけです。その結果、懲戒免職ちゅう一番きついことになったんやいてよ。準公金なり公金なりはっきりとわかっていながらほかのことに使うたらおかしいし、処分もせんならんと思うけれどよ、はっきりしてないわいてよ。今の市長の答えもはっきりしない。教育委員会の答えはもっとはっきりしていない状態やったんよ。そりゃ、私ははっきりしてんのやで、裏金や。それをもう一回、市長に聞きます。
○議長(宮本勝利君) 市長 神出政巳君
◎市長(神出政巳君) 川端議員が被処分者からどのようにお聞きをしたのかわかりませんけれども、私どもはあくまでも公金に準ずるものであるということで考えております。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 公金に準ずるものやと言うんやったら、公金に準ずるような扱いしなさいよ。PTAの総会やったら、そこで収入ありました、支出ありました、こんなふうに使いましたちゅう、あるいは財産が今これだけありますちゅうことをやな、はっきり総会で明示するようにせなあかないてよ。それ、やってないわいてよ。自分の処理が不明瞭・不明確なためにやな、極端に言うたら犠牲者が出たわけやいてよ。それは責任あるで。 次の質問、行きます。 被処分者は、その後、野上支所へ転任となりましたが、多くの公金等を扱う中で、うまくこなせているようであります。人材適所などという言葉があるように、職員への人事が正しければうまく機能します。配置、異動、昇任、教育などの人事が機能していないのも事件の遠因となっているのではないかというふうに質問します。
○議長(宮本勝利君) 塩崎総務部長
◎総務部長(塩崎貞男君) 17番 川端議員からの配置、異動、昇任、教育などの人事が機能していないのではないかとのお尋ねでありますが、市の人事におきましては、職員を適材適所に配置し、事務事業を円滑に遂行するとともに職員のスキルアップ、モラルアップを図る人事異動を行うことが必要であると考えております。 職員の能力が十分に発揮される職員配置に努めるため、職員の状況、適正などを的確に把握するため、部長による課長面談、課長による課員面談を実施するとともに、総務課による課長ヒアリング、さらには勤務評価を実施し、人事に生かしているところであります。 今回の事件は、印鑑と通帳を同一人が管理している、またチェック機能が果たせていないということが大きな原因であったと思っておりますが、職員の適材適所、また職員の能力が十分発揮される職員配置についても心がける必要はあると考えてございます。 今後も人事については、さまざまな面から配慮が必要であると考えてございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 人事に問題あって、もっと努力してもらわな困ります。それがまた事件の遠因になっていると私は思います。 次に、質問します。 今回の事件は、当人に対して、いきなり懲戒免職処分となりましたが訓告や戒告、減給など各級処分を経て、なお懲りずに問題行為を繰り返した職員に対して最終の処分であるべきだと思います。各級職員に対する対策や指導や教育などの面で不足してきたと思われますが、いかがですか。
○議長(宮本勝利君) 塩崎総務部長
◎総務部長(塩崎貞男君) 17番 川端議員からの御質問でございますが、今回の処分につきましては、懲戒処分となったわけですが、この懲戒処分をするに当たり、懲戒に関する基準である海南市職員の懲戒処分に関する指針というものを制定してございます。 この中で、横領については公金または公物を--これには市から補助金等が交付されているなど市と密接な関連を有する関係団体の財産を含みますが--横領した場合は例外なく免職ということになってございます。 今回のPTA資金の私的流用は、この横領に該当し、免職となります。この処分は、他の自治体の処分事例においても、PTA資金の横領について調べる中では全て免職ということでございまして、過重な処分ではないと考えております。 なお、指導、教育という面につきましては、平成22年に狂犬病予防接種手数料の横領事件がございまして、そのとき、処分した日に綱紀粛正の通知を出し、また現金取り扱いに係る現状を調査の上、現金取り扱いの改善方針及び取り扱いのマニュアルをとりまとめてございます。これを各所属に通知し、さらには総務課が現金取り扱い状況についてヒアリングも実施しておりまして、さらにしばらくしてから、現金取り扱いの改善方針とそれに附属する現金取り扱いマニュアルの内容に沿った適正な事務が行われているかどうかの総点検の通知も出させていただいております。 このような指導を行っていたにもかかわらず、このような事件が起こったことから、今後このようなことがないよう、公務員倫理や遵法意識について指導を徹底していかなければならないと考えてございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 会計の運用が適正でなかったて市長が認めてあんねん。適正でないよって問題が発生しちゃあんのやいしょ。私が言うんは、裏金やろがえというわけやいしょ。PTA総会へ報告していない、それから財産目録載せてない、そういう不明瞭な状態であるのにやな、よそでは基準があって免職ですって、よそのまねするって言うんやいしょ。平成22年の事件は公金ですから、公金として扱えるけれど、今回の場合は、不適正な会計の運用があったって市長は認めてあんねやから、不適正なことを行政の側がやっときながらよ、私的流用やったって言うて、突然懲戒免職になったわけやいしょ。そういうやり方はいかんて言うてんのよ。警告を発するような低いランクの処分をしといてやな、なおかつ言うことをきかなんだら、そらやらんなんかもわからんけれどね、それを言うてんねんで。
○議長(宮本勝利君) 塩崎総務部長
◎総務部長(塩崎貞男君) 17番 川端議員からの再度の御質問でございますが、過去に懲戒処分を受けていた場合は、最初は戒告であっても同じことをまたすれば、今度は戒告とはならず減給とか停職とか処分が過重になってまいります。それはそういう制度になってございます。 今回のPTA資金については川端議員御指摘のように適正な管理が行われていなかったというのは事実でございます。これは、そのとおりでございますが、それでもこれはPTA資金でございますので、市の懲戒処分に関する指針に照らしますと、横領については基準として懲戒免職ということでございますので、懲戒免職処分とさせていただいたところでございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) きちっとした会計になってないんやいしょ。そやのに、処分するに当たっては、突然懲戒免職になるんは、おかしいんよ。バランスとれてないんやいしょ。実際に、そういうふうにやってもらわな困るていう質問をしてんのやで。わかってながらとぼけてんのやろ。部長、頭ええさけ、それ、絶対知ってるはずや。 それで、
海南下津高等学校PTA資金の私的流用事案について資料提供とういう資料で、校長の承認を受けて定期預金からの支出189万5,183円として、PTA臨時職員の賃金123万5,086円から原材料費2,754円に至る11項目が掲載されています。このうち、一般会計予算から支払うべきものは、裏金の口座へ戻さなければ市教委が裏金から不当な利益を得ていることになります。ちょっと説明下手でわかりにくいかな。それを答弁してください。
○議長(宮本勝利君)
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君) 17番 川端議員からいただきました再度の御質問にお答え申し上げます。 PTA会計につきましては、学校とPTAが一体となって教育環境の改善等の経費などに使わせていただいた経緯もあります。当該PTA資金につきましても、
下津女子高等学校PTAから学校でのイベントや運営上必要となったときに使用する資金として、
海南下津高等学校が引き継がれてきたものであります。 現在、支出に関し明確な色分けはできておりませんので、今後、公金取り扱い要綱を制定するとともに、PTAの支出についてもPTAと十分協議しながら運営してまいりたいと考えてございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) ちょっと、質問が下手で意思が伝わっていないような感じがするんです。資料に校長の承認を受けた定期預金からの支出と書いてあるでしょう。私から言わせれば裏金や。裏金からこれを出しちゃあんのや。これは、校長から承認を受けた事業やから構わへんと言うんやけれど、そやけれど、これは一般会計の予算から出せるもんやろがよ。そしたら、出した分をその裏金のほうに戻さなあかないてよ、それを言うてんねんで。
○議長(宮本勝利君)
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君) 川端議員からいただきました再度の御質問にお答え申し上げます。 この支出に関しては、学校長が承認をし、生徒のため学校運営上必要なものとして支出したものでございます。現在、支出に関し、PTAと明確に色分けができておりませんので、今後公金取り扱い要綱などを制定し、またPTA会計の支出についてもPTAと十分協議してまいりたいと考えてございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 職員を懲戒免職にするのも、今後検討するんやったらええんよ。処分のほうはもう既にしてしまってんのやいしょ。そやのにやな、実際にこの金の運用はやで、校長の承認を受けて定期預金から使うたんやと言うんやったらよ、それが予算費目に該当するんやったら予算から出すべきやいしょ。こんなとこから出したらあかん、これ、戻さなあかんのやいしょ。それを聞いてんねんで。わかるやろ。それを、今後検討するなんてあるか、処分は先にしてるやないか。
○議長(宮本勝利君) 伊藤副市長
◎副市長(伊藤明雄君) 17番 川端議員の再度の御質疑に御答弁させていただきます。 この件につきましては、賞罰等審査会におきましても議論になったところであります。おっしゃるとおり、公金で当然支出しなければならない理屈上、あるいはPTAの公の会計で支出しなければならないお金を学校運用資金1,000万円の定期から使ったということについては、市が払わんなんもんやないか、あるいはPTAの会計で払わんなんもんやないか、それはおかしいやないかという御質問かと存じます。 このお金につきましては、当然、市とかあるいはPTAとかあるいはもっと言いますとクラブ振興費の会計とかそういうものから支払われて当然のお金であります。しかしながら、それがあるにもかかわらず被処分者は事務手続が煩雑であるという理由で、当該資金から支出したというのが実態でありまして、これを例えば公金やないかというふうに認定しますと、この190万円は被処分者が当然680万円以上に払わなければならないお金になってくるというふうに我々は考えます。 したがいまして、調査の段階でそういうことは出ましたけれども、これはもちろんPTAの会長には御了解をいただかなければならないちゅう前提がありまして、これはいただいております。「このお金につきましては、この1,000万円の中から使っておりますので、残りは来年度から明確にさせていただきます。これは、公的な扱いとして本人からの請求には含めません」ということで、PTA会長の了解もいただいておりまして、我々としては、これは弁償費にも含まないという取り扱いをいたしましたということです。 (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本勝利君) 22番 栗本量生君
◆22番(栗本量生君) ただいまの副市長の答弁の中で、今、川端議員が質問しました校長の承認を受けた定期預金からの支出について会長の了解も得ているということです。しかし、それは発覚してから今日までの話でしょ。これは平成26年からも続いていた事案。その当時は、会長は知らなかった。事務長と校長で勝手にやっていた。それははっきりやっぱり質問者に申し上げな、話がずれてくる。そのことを議長、お願いします。
○議長(宮本勝利君) この際、暫時休憩いたします。 午前11時53分
休憩----------------------------------- 午後1時開議
○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの、22番 栗本量生君の議事進行に関しお答えいたします。再度指摘のあった点について、当局から答弁させます。 伊藤副市長
◎副市長(伊藤明雄君) 先ほど17番 川端議員の御質問に対しまして、PTA会長云々のくだりについて御説明させていただきました。内容については十分な御説明になっていなかったということでありますので、再度御答弁させていただきます。 私、先ほど1,000万円から使っている公費と認められる約百八十九万何がしについては、PTA会長の了解を得ているという答弁をさせていただきました。これにつきましては、現在のPTA会長の了解をいただいて、来年度からは会計も計上いたしますということで、教育委員会のほうから申させていただいているということでありまして、平成26年、平成27年あるいはそれ以前のPTAの会長に了解を得ているということではございません。 以上、訂正いたします。 日程第1 緊急質問を継続いたします。
○議長(宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) 今回のいきなりの懲戒免職処分は、強引で非情な処分だと思います。市長は処分を撤回すべきだと思いますが、どう考えますか。
○議長(宮本勝利君) 市長 神出政巳君
◎市長(神出政巳君) 今回の処分についてお答えいたします。 今回は、7年前のようにいきなり刑事告訴はせず、
海南下津高等学校の関係者、そして教育委員会の聞き取り、また、海南市職員賞罰等審査会の審査結果報告を受けまして、最終的には市の顧問弁護士に相談いたしまして、執行させていただいたものでございますので、重い処分とは考えておりません。
○議長(宮本勝利君) 17番 川端 進君
◆17番(川端進君) そらまあ、そう言わざるを得んわな。言わざるを得んちゅう点では認めるけれど、しかし、帳簿の処理を見ても、裏金の話も全てちゃんとなってない、これから検討しますとか、そんなことばっかりや。そやのに、処分だけ先するんでしょう。そういう職員をいじめるようなことをしよすなよ。あかんで。それだけ言うとくわ。答弁は要りません。
○議長(宮本勝利君) 以上で、17番 川端 進君の緊急質問を終了いたします。 この際、暫時休憩いたします。 午後1時2分
休憩----------------------------------- 午後1時10分開議
○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 緊急質問を継続いたします。 次の質問者の緊急質問に入ります。 質問者にお願いいたします。質問内容が重複しないようにお願いいたします。 14番 河野敬二君 〔14番 河野敬二君登壇〕
◆14番(河野敬二君) 議長のお許しを得ましたので、緊急質問を行います。 議長のお話もありましたが、できるだけ、川端 進議員の質問と重複を避けて質問したいと思います。 以下、質問を始めます。 まず1点目、事件の経過と内容であります。この点については、川端 進議員からも質問がありましたので、主に1点だけ質問をいたします。 資料提供ということで当局からいただいた資料の中に、平成26年5月28日、1,000万円の定期預金の更新、更新手続時に校長の確認というふうにありました。平成26年5月28日1,000万円の定期預金の更新のときに、どなたがどなたとかかわって、どうされたのか、具体的にお教え願いたい。そのうち、なぜ校長名が入ったのか。そして以前とどう違うのか。 次の質問に入ります。 私も裏金だと思っています。議場におられる方は、ほとんどそうだというふうに思います。その点では、川端 進議員と一致をしております。最初からいつでも自由に取り出せる金であった。それを平成16年に創設したということですね。最初から自由に、事務長が自由に使えるような仕組みになっとった。それが当初からの問題です。 次、裏金だから管理が非常にずさんであった。誰が責任を持っていたのか。校長も当時の事務長も、そして後でも言いますが、教育長にも相談をしていたようですが、誰も責任をとっていない。 そして、全員協議会の中で、私も質問しましたし、栗本議員も質問して答えておりますが、平成24年4月から6月の間、校長先生が教育長のところにやってきて、学校の運営や学校のイベント、いわゆる学校にかかわる行事やイベント、学校運営などで使い、使う場合はPTAに報告をしてください、そして教育長に報告してくださいというふうに言っているのに、これも報告がなかったわけですね。それは、なぜなかったと思われますか。 次、前事務長一人に全て任せてきた。189万5,183円を執行してPTAの臨時職員云々を採用するときには、校長が「お金あるんか」と言ったら「あるよ」って言ったということでありました。そのときに相談を受けているのに、校長は教育長にも言っていませんように、彼を支える体制からわざわざ自分たちがのけてきている。1人でやったら、やっぱり誤りを犯すんよ。こういう180万円なんかの執行のときに、若干校長先生は相談に乗っているし、そのときなど、全体として相談を受けておればよかったのではないか。1人でずっとやっているという流れになってきています。 それから、川端議員も言われましたように、なぜ処分を急いだのか。使ったのは平成26年6月から平成28年3月ごろだと思うんですが、平成28年9月ごろ、現事務長が前事務長に、
定期預金証書の保管場所の確認や、またいろいろ説明を求めたが、かれこれ半年の間、曖昧な返答のみであったということです。そして、ことしの2月9日に、使途不明金の疑いが生じたため、現事務長が校長に報告。そして2月10日、校長が教育長に状況報告。そして、2月28日に前事務長から利用金額の返済の受領をしていますね。そして、半月もたたずに処分がされています。なぜ処分を急いだのか。事実の経過も、なかなか質問しても答えがありませんやろ。処分だけ急いだというふうになっています。いや、そうではないと川端議員の質問には答えていましたが、それは納得できません。 最後に、今後の取り組みであります。 いただいた資料の中に、例えば準公金取り扱い要綱の制定や、公務員倫理規程の制定や、研修や、内部通報制度の創設、そして、PTAでも臨時総会を開いて協議をしていくというふうに言われています。そこでPTAについて、今後どういうふうにされていくのか。 そして、事件をきちっと総括をしておらないのに、処分だけ決まったというふうに思います。事件をきっちり総括をして、その流れの中の問題点を改める。全国的に準公金の取り扱い要綱をつくっているところがあります。つくったところでも、問題を起こしているところもあります。ですから、事件をきっちりと総括して、流れの中で問題点を改める必要があるのですが、その総括をきちっとして、そして全体を掌握して、どうするかということになっていません。その点の答弁を求めます。 次に、再発防止の問題で、研修会や内部通報制度の創設などが書かれていますけれども、内部から告発だけではだめです。前事務長もいろいろと悩んで、結局あちこちに相談をしに行ったようですが、もっと早い時点で、内部的に相談するところが私は必要やというふうに思います。それで、当市には公平委員会というのもありますが、しかし公平委員会は、主な任務は職員の給与や勤務時間などの労働条件が中心になってくると思います。ほんまに彼は、非常に苦しんだと思うんです。ですから、もっともっと早い時点で、そういうことを相談できる相談機関が必要やと思いますので、その点についての答弁を求めます。 最後に、地方自治法第199条第1項です。「監査委員は、普通地方公共団体の財務に関する事務の執行及び普通地方公共団体の経営に係る事業の管理を監査する。」ということで、いわゆる事業監査ができるようになっています。 そして第2項で、「監査委員は、前項に定めるもののほか、必要があると認めるときは、普通地方公共団体の事務の執行について監査することができる。この場合において、当該監査の実施に関し必要な事項は、政令で定める。」というふうになっています。 そして、第199条第9項では、監査委員は、監査の結果に関する報告を決定し、これを普通地方公共団体の議会及び長並びに関係のある教育委員会などいろいろな委員会または委員にその結果を提出し、かつ、これを公表しなければならないというふうになっています。 第12項は、監査委員から監査の結果に関する報告の提出があった場合において、当該監査の結果に関する報告の提出を受けた普通地方公共団体の議会、長、教育委員会などのさまざまな委員会その他法律に基づく委員会または委員は、当該監査の結果に基づき、または当該監査の結果を参考として措置を講じたときは、その旨を監査委員に通知するものとする。この場合においては、監査委員は当該通知に係る事項を公表しなければならないとあります。そやから、監査したものを例えば教育委員会から通知があった場合に公表するということになっています。それが4点目です。 以上を登壇しての質問といたしたいと思います。
○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。
池田教育次長 〔教育次長 池田 稔君登壇〕
◎教育次長(池田稔君) 14番 河野議員からいただきました1点目の御質問にお答え申し上げます。 平成21年5月28日からの定期預金が平成26年5月28日に5年満期となったとき、どのようにしたかということですけれども、校長と事務長が確認し、再度更新してございます。その時点で、定期預金の名前を
海南下津高等学校PTA名義から
海南下津高等学校PTA代表者柳和希になった理由でございますが、金融機関から名前を入れるよう指示されて名前を入れてございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 西原教育長 〔教育長 西原孝幸君登壇〕
◎教育長(西原孝幸君) 14番 河野議員からの御質問にお答えをいたします。数点ありましたので、順を追ってお答えさせていただきたいと思います。 まず、当初から事業に使えるお金であったという件ですけれども、引き継いでいる中では、先ほどからもお答えさせていただいていいますように、イベントや生徒のために使う、それから学校運営に必要になった場合に使うということで申し送りしてきております。 それから、2点目の学校運営や生徒のイベントなどに使うということで報告がなかったということなんですが、聞いてみますと、この1,000万円という大きな金額の中で、やっぱり大きなイベントとかそういうふうなものに使おうとしていたけれど、なかなかそういうふうなイベントを計画できていなかったので、そのままになっていたということです。 それから、前事務長を支える状況ではなかったのかということですが、特に職場での大きな問題であるとか、そういうことは聞いておりませんでした。 それから、現在のPTAに対して今後どういうふうにしていくのかという方針ですが、3月10日にPTAの会長には概要をお話しさせていただいて、そうして今後のことをどうするかという協議をさせていただいております。 それから、13日の夜には、役員会を持って、それから昨日の夜、総会を持ってこの内容を報告するとともに、確認されたのは、この件についてはもうPTAとしては告訴をしないということと、それから、今後この資金について、
海南下津高等学校PTAの中に入るわけですから、どう運用していくかということについては、今後協議をしていくということで、いろいろな意見が出されたと聞いております。年度が変わったら総会がありまして、その中で役員が交代されるとかいろいろあると思いますので、その新年度の役員と現在の役員とでこのことも協議をするという計画になっているという報告を聞いております。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 塩崎総務部長 〔総務部長 塩崎貞男君登壇〕
◎総務部長(塩崎貞男君) 14番 河野議員からの御質問でございますが、まず1点目の、なぜ処分を急いだのかということでございますが、特段急いだとかそういうことではございませんが、今回の件につきましては、関係者や本人供述により私的流用事実が確定している中で、処分まで期間をおくことは、懲戒免職相当の非行がある者に対する給与が日々発生することを考慮するならば、適当ではございませんし、処分が遅くなることで市民の批判につながることが十分予想され、可能な限り速やかに処分することが求められている事案であると考えてございます。 それから、事件を総括して、全体の流れの中でどういう対応をとっていくかということについてでございますが、この事件の総括ということにつきましては、問題点は大きくは3つあったのではないかなと考えております。 1つは、
定期預金証書として管理し、PTA会計の決算報告にのってこない、予算報告にのってこない、明らかな資金であるというのが表に出てこないという状態であったということ。 それから、事務長がその
定期預金証書と通帳を1人で管理していたと。1人で管理しているということになりますと、出そうと思えばいつでも出せるみたいな状況になりまして、1人で両方を保管しているということが問題。 それから3点目としましては、そこのチェック体制ということで、そういう公金なりお金を支出する場合は、何重かのチェック体制というものがとられるべきでありますが、それがなされていなかったという、この3点が大きな問題でなかったかと考えております。 その中で、市としましては、懲戒処分を行った13日に全職員に対し綱紀粛正の文書を出させていただいております。それから、今後公金の取り扱いについては会計事務規則等の諸規程の順守、チェック体制の強化、また公金以外の資金につきましても、通帳と印鑑の管理方法、帳簿の有無や確認方法、チェック体制等について、適正な取り扱いにつながるよう全庁的に調査、指導するとともに、先ほどから申しております準公金取り扱い要綱を制定してまいりたいと考えております。また、公務員倫理や遵法意識を再認識させる取り組みとして、公務員倫理規程の制定や研修の実施、また内部通報制度の創設等を検討してまいりたいと考えてございます。 なお、教育委員会におきましても、今回の事件を受けまして、公金等の厳正な取り扱いと管理の徹底についての文書を教育委員会から出してございます。また、教育委員会におきましては研修会を実施し、このような事案の再発防止を徹底することとしてございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 山縣総務課長 〔総務課長 山縣秀和君登壇〕
◎総務課長(山縣秀和君) 続きまして、相談機関についてにお答えさせていただきます。 職員が公務上、また私生活を含めて抱えるさまざまな問題について気軽に相談できる環境を整えることは、今回のような不祥事を防止するための有効な取り組みの一つであると考えてございます。 本市では現在、公務上のセクハラ、パワハラなどの問題について、総務課を中心に、職員組合とも協調しながら、相談を受ける態勢を整えております。また、職員のメンタルヘルスにつきましては、平成28年度から全職員を対象にしたストレスチェックを実施し、高ストレスと判定された職員には、市が委嘱した産業医によるカウンセリングも行ってございます。 そのほか医療面、経済面、法律面など専門的な分野の相談については、対応していくのは困難な部分もございますが、職員が日常生活の中でさまざまなトラブルに巻き込まれることは、十分想定されるものでございまして、このようなトラブルにより職員自身の生活に不安があれば、その職員が市民によりよいサービスを提供できないものと考えてございます。 議員御提言の職員相談室、相談機関の設置につきましては、他の自治体の例を研究させていただきたいと考えてございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 口井
監査委員事務局長 〔
監査委員事務局長 口井智之君登壇〕
◎
監査委員事務局長(口井智之君) 続きまして、14番 河野議員の監査についての御質問にお答えします。 地方自治法第199条第2項で、監査委員は必要があると認めるときは、普通地方公共団体の事務の執行について監査をすることができると規定されております。これがいわゆる行政監査でありまして、内部組織、職員の配置、事務処理の手続、行政の運営等につき、その適正及び効率性の確保等の観点から行う監査となっており、公金以外の会計処理に係る違法、不当というところについてまで監査はできないこととなっておりますので、事務処理の手続面での行政監査の実施について、他の自治体の実施方法を調査する中で検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 再質問ございませんか。 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) まず池田次長に、お伺いします。 平成26年5月28日以前は、
定期預金証書は、どういう名称でしたか。
○議長(宮本勝利君)
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君) 14番 河野議員からいただきました御質問にお答え申し上げます。 平成26年5月28日以前の定期預金の名称は、
海南下津高等学校PTAとなってございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君)
海南下津高等学校PTAってなってらな。PTAの代表者は校長か、それともPTAの会長か、どっちですか。 裏金と思っちゃあるし、非常にこのやり方に問題があると思ってて、この点は川端議員と同じ立場なんよ。PTA資金やのになんで校長名義になったんか。ほな、PTAの会長にそのとき言わなんだか。そやから、ずっとPTA名義やったんやろ。ほで、個人印が要るということで、校長名義になったわけやろう。平成24年6月ごろに、教育長はいろいろ相談を受けちゃあったんやろ。そやから、通帳の名前も含めて、そのときに、教育長のところ相談はありましたか。そやから、PTAという名前になっちゃあんのに、何で校長の名前になったのか。その2つお答えください。
○議長(宮本勝利君)
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君) 14番 河野議員からいただきました再度の御質問にお答え申し上げます。 平成26年5月28日からの定期預金の名義が、
海南下津高等学校PTA代表者柳和希になった理由でございますが、PTA活動は保護者と学校が一体となって行うもので、当該学校の責任者である校長の名義にされたということでございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) 平成16年から口座をつくっちゃあると言ってたけれど、ほな、ずっと平成16年から10年間、個人名は要らなんだっちゅうことやな。記者会見では、PTA資金って言うちゃあったけれど、何でPTAの資金やのに校長の名前になったかを聞いてんねん。そのときに名前をちゃんとしちゃったら、PTA会長に「こんな金あるんやけれど、ちょっと報告しておきますし、会長の名前を使わせていただきます」いうことも会長の耳に入んねん。複数で管理したら問題ないって総務部長言うたやろ。何でこのときになったかいうことを聞いてんのよ。もう一回言うで。平成16年まで、
下津女子高校PTA入学金寄附金2万円を集めていて、これは年間で100万円あった。その100万円を積み立ててきた。これPTAのお金でしょう。これは、きのう全員協議会で言うてくれたでしょう。平成16年ごろまで1人当たり入学寄附金として2万円いただいた。ほんで、50人やから1年間で100万円の寄附金いただいた。それがこれになったんやて言うたでしょう。これは事実やろう。これも一緒に答弁してよ。そやから、なんでPTAの会長の名前にせなんだかということを聞いているんですわ。
○議長(宮本勝利君)
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君) 14番 河野議員からいただきました再度の御質問にお答え申し上げます。 平成26年5月28日に更新したときに、名義については当時の校長と前事務長が協議し、PTA活動は保護者と学校が一体となって行うもので、当該学校の責任者である校長の名義にするということになって、名義を変更されています。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) 平成17年に入学寄附金は、環境何とかのお金に回したやろう。これは、みんなで相談してやっちゃあるから、そういうふうに変えちゃあるんやいしょ。 証書の更新のときに校長と事務長2人で相談したけれど、教育長にも言いに行っていないので、そのときに裏金になったと私は認識しちゃあんねん。そういうふうに私は捉えていますが、教育長はどうですか。
○議長(宮本勝利君) 西原教育長
◎教育長(西原孝幸君) 14番 河野議員からの御質問にお答えいたします。 そこで裏金云々というお話なんですが、更新手続をしたというだけのことというふうに把握しております。 PTA資金がこの定期預金で保管しており、その定期預金が、この時点で1,000万円の5年定期を1年定期に変更したと聞いています。 ここで1年定期に変えてということなので、そこで裏金どうこうと今表現がありましたけれども、内容については継続したままというふうに把握しております。
○議長(宮本勝利君) 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) もうわからんのやったらわからんで言うてほしいんやで。平成16年まで入学寄附金をもらって、そういう口座をつくってきたと言うけれど、ほんだら平成16年から平成21年までずっと1,000万円の定期証書で、誰が管理してたんよ。事務員も管理してたときあったやろう。どこの銀行に入っちゃあったんよ。それから平成26年5月28日まで何年満期になっちゃあったんよ。平成26年から1年満期の定期になったって、また新たな事実が出てきてびっくりしたよ。それは後で質問するわ。もう一回言うけれども、平成16年から平成26年まで1,000万円の定期預金だったのかどうか。そして、平成16年から平成26年5月28日まで、どなたがどのように管理をされているのか。それだけちょっとお聞きします。わからへんでよ。
○議長(宮本勝利君)
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君) 14番 河野議員からの再度の御質問にお答え申し上げます。 平成16年度まで
下津女子高等学校が徴収してきました
PTA入学寄附金につきまして、その通帳というのは、平成17年から徴収しておりませんので、
PTA入学寄附金という普通通帳で学校が管理してきてございます。その結果、平成21年、海南
下津女子高等学校が閉校する際に、残金として1,000万円が
下津女子高等学校PTAから
海南下津高等学校PTAへ引き継がれてございます。 以上でございます。 (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(宮本勝利君) 22番 栗本量生君
◆22番(栗本量生君) ただいまの教育次長の答弁で、今、平成17年からPTAの資金として引き継いでいると言われましたね。しかし、今まで平成16年にPTA資金を受け取りましたという説明をずっと聞いてきた。平成17年というと、先ほどの川端議員の玉藻会の話とも合致してくる。そこらのところはきちっと事実を述べるように、議長お願いします。
○議長(宮本勝利君) 22番 栗本量生君の議事進行に関する発言にお答えします。 再度、内容を整理の上答弁願うことにいたします。
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君)
下津女子高等学校が集めてきた
PTA入学寄附金は、平成16年度まで徴収してございました。ですから、平成16年度までに徴収したお金を平成16年度から引き続いてということで、平成17年度からは、新たにその入学寄附金は
下津女子高等学校においては徴収しておりません。説明不足で失礼しました。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 14番 河野敬二君の質問に対する答弁漏れがありますので、答弁願います。
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君) 14番 河野議員からいただきました再度の御質問にお答え申し上げます。 誰が管理してきたのかという御質問ですが、
下津女子高等学校が管理してきてございます。
○議長(宮本勝利君) 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) 平成16年から平成26年5月28日までに、誰が管理をしてきたのかが一つです。ほんで、例えば校長室の金庫か、事務室の金庫か、それも答弁してください。
○議長(宮本勝利君)
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君) 14番 河野議員からいただきました再度の御質問にお答え申し上げます。 誰が管理してきて、どこへその証書が入っていたかということですけれども、管理は校長と事務長、それから保管されていた場所は、事務室の金庫でございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) 僕もちょっと不正確かもわからへんけれども、全員協議会のときに、事務員という言葉が出たんよ。そやから、事務長と校長だけでやっていたのか、それとも事務長以外の事務員が管理してきたのか、それだけちょっとはっきりしてください。
○議長(宮本勝利君)
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君) 14番 河野議員からいただきました再度の御質問にお答え申し上げます。 管理につきましては、校長と事務長でございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) それでわかりました。ということは、事務長と校長の2人しか知らん。しかも、PTAの予算、決算にも出てこない、財産目録にもない、何もない、口頭での管理や。口頭ほど怖いもんはないわな。どないでも言えるわな。校長が恣意的に事務長と相談して使うこともできるやろ。そやから、そういうことを裏金と言うんです。市長が裏金の定義を言うてましたけれど。いわゆる管理がずさんなんや。伝承や、口頭や。インターネットでトランプさんや金さんの動きまでわかる時代に、口頭で事務文書もつくらんと管理してるて、こんなずさんな管理やから裏金が発生するんですよ。もうそれいいです。 ほんで、平成26年5月28日に、この5年満期を1年満期に変更しちゃあるな。これは全員協議会で言わなんだで。これ、初めての事実やで。なぜ変更したのか1点目。2点目は、全員協議会では言うてませんけれども、その2点をお答えください。
○議長(宮本勝利君)
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君) 14番 河野議員からいただきました再度の御質問にお答え申し上げます。 平成26年5月28日満期の証書を1年定期で更新された理由ですけれども、これは、当時の校長と事務長が、金融機関から1年定期が一番有利やということで勧められ、1年定期にしたと確認しております。 平成26年5月28日に1年満期の定期証書にしたということは、説明の機会がございませんでしたので、答弁させていただいてございません。 以上です。
○議長(宮本勝利君) 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) 一個一個聞かなんだら言わんのよ、もう構わへんけれど。 ほんだらこれ、何で有利と銀行は言い出したんよ。出しやすいよって有利ということか。有利とはどういうことですか。
○議長(宮本勝利君)
池田教育次長
◎教育次長(池田稔君) 14番 河野議員からいただきました御質問にお答え申し上げます。 当時の校長が金融機関から話されたのは、今金利が安いから、今後また上がる可能性があるので、1年ずつしておいたほうが有利やということで勧められたと確認してございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) 金利の心配もしてあるのに、きちっとそういうことをいろいろとあちこちに相談したり報告してあったら、こういう事件も起きてないです。もうそれは言いません。 続いて行きます。 ずっと先ほども言うてますけれども、私は裏金だと認識していますし、この懲戒免職については大変問題があるということで指摘をして、次の質問に入ります。 先ほど、総務部長が言いましたように、定期預金は明らかでない資金やった、一人で管理やったから問題になった、チェック体制に問題があったというふうに、3点の大きな問題があった。そやから、いわゆる定期預金というのは、明らかにされていない資金やということです。校長と事務長しか知らなんだ。教育長は平成24年6月から知っていますけれどもね。この事件をきっちり総括して云々というところで私は述べたわけですが、この3点があるから、実際に裏金として運用されたというふうになってしまったわけではありませんか。
○議長(宮本勝利君) 塩崎総務部長
◎総務部長(塩崎貞男君) 14番 河野議員からの再度の御質問でございますが、大きな原因は、ただいま河野議員おっしゃられたように、定期預金が証書でもってPTAの決算報告なり予算報告に出てこない管理のされ方で、不適切な管理方法であったということと、通帳、印鑑を一人で持っていたということと、チェック体制が十分でなかった。この3点が問題だと考えてございます。ただ、この資金につきましては、教育委員会から御答弁させていただいておりますように、PTAから1,000万円の定期を引き継いでおりまして、この定期預金については、イベントや学校運営上必要になったとき使用する資金との認識で、
海南下津高等学校の事務局で引き継がれてきておるもので、管理は不適切ということはございますが、裏金には当たらないものと考えてございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) いや、1,000万円という大きな金額やから定期にしたんやろう。普通預金で管理してあったというときもあったと言うしな。1,000万円の大きなイベントをしようと思ったら、どういう行事になるかちょっと思い浮かばんけれど、そら、事務長個人で、校長個人では考えられへんわな。そんな金がそもそもそういう形でずっと引き継がれていることは、もう裏金やということも言うておきますわ。それ以上言うたって同じ答えやから。そやから、裏金と認めていないけれども、ほんまに限りなく黒に近いお金や、裏金や、自由にできるお金や。それだけ言うておきます。 次に行きます。 相談室の問題ですわ。有効やと言うてくれたけれども、今、そういうメンタルヘルスやいろいろ取り組みやっているけれど、いろんな相談来ちゃあるか。私もいろいろメンタルヘルスでいろいろ悩んでいるんですわ。相談はありますか。被処分者は大分悩んだと思います。やっぱり、事前にそういう相談体制があったら、いろんなところで受け皿があったら、例えば、ちょっと使うてしまったということで相談できたら、金額が大きくなる前にみんなで寄ってかかってもとへ戻すこともできるわけや。さらに、手をつける前にそういうような相談体制や相談の窓口があったらええと思うんで、今有効だというふうに言われましたし、組合との協議云々言われました。そういう体制があって、いろいろと相談があったかどうか。今まであったかどうか。
○議長(宮本勝利君) 山縣総務課長
◎総務課長(山縣秀和君) 14番 河野議員の御質問にお答えいたします。 総務課の人事係のほうで、そういう相談を受けさせていただいております。実際には、これは総務課じゃなしに、協力して相談に応じております職員組合の書記局のほうに相談があったのは、セクハラのような事象であったわけでございますが、それについては、職員同士じゃなしに市民の方との間でございましたので、それについては、窓口のほうで注視するようにということとなりました。職員組織内のセクハラ、パワハラについては、現在具体的に相談を受けてはございません。
○議長(宮本勝利君) 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) 彼は課長やから組合員違うやろう。校長も組合員違うで。これ、校長も悩んじゃあると思うわ。だから、相談窓口の体制も充実してください。お願いしておきます。 それから、行政監査についても、もう結構です。 それから、PTAとの関係についてです。PTA会長と話をしたのが3月10日と教育長は言われたな。3月13日に役員会をしたということですが、くしくも懲戒処分を行った日やな。ほんで、総会はきのうやったらしいんやけれど、もういろいろ話ししちゃあるやろう。3月10日に会長と話をして、たまたま役員会が13日になったのかどうか。非常に恣意的な気がするんで、ちょっとそれだけ言うてください。
○議長(宮本勝利君) 西原教育長
◎教育長(西原孝幸君) 14番 河野議員からのPTAの役員会の開催日程についてですが、これは会長に相談をして、役員さんの都合を聞いて、一番早い日が13日であったということでございます。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) やっぱり幾らいろいろ答弁を、ああやのこうやの--私は河野ですが--言うても、これは裏金だ。何ぼ論議をしても、これは裏金であるということはもう間違いありません。それで、やっぱりそんな中に彼自身が相談もできずに追い込まれていった。もちろんやったことは正しいことではありません、悪いことですよ。それは私もわかっています。ほんまにパンドラの箱をあける条件整えたんですよ、寄ってたかって。あけたんも悪いで、ほんで禁断の木の実を食べたんも悪いで。それはわかるんやけれども、やっぱりそこは市長、教育委員会に責任は一定あると思うよ。その細かい点については、これ以上質問しませんけれど、僕はやっぱり教育委員会を中心として、市長部局にも責任があると思います。その点の答弁を求めます。
○議長(宮本勝利君) 市長 神出政巳君
◎市長(神出政巳君) 河野議員の御質問にお答えいたします。 私といたしましては、今回、被処分者に直接お話を伺う機会がなく、職員賞罰等審査会での事情聴取でも余り御本人が詳しく話をされなかったということでございますので、少しでも詳細がわかればということで、
海南下津高等学校等の聞き取りの際に、被処分者が御相談をしたという市役所OBの方に、実は一昨日市役所にお越しをいただき、副市長同席のもといろんなお話を伺いました。やはり、2月21日の事件発覚後、28日の流用金返済までの間に、23日と26日の2回、先輩宅を訪れたということでありました。 要約をいたしますと、最初は市役所を早期退職したいという旨のお話であったようでございますが、詳しくいろいろ話し込むうちに、
海南下津高等学校の事務長をしていたときに、育友会の会計から私的にお金を流用したという話になり、OBさんは、「1円でも私的流用したら懲戒免職になるよ」と諭されたということであり、「親族で相談し、返済するように」と話をしたようでございます。最終的には、当座の生活費としてポケットマネーを渡されたというふうに話をされておりました。以前に、被処分者が野菜をとりに来たときに、自動車を買いかえていたので、「派手なことはするなよ」と忠告をしていたのにということでありました。もっと早く、公金に手をつける前に相談をしてくれていたらと歯がゆがっておられました。 そして、また、昨年4月に野上支所に異動後は、鬱状態であったというふうにお話をされておりました。私どもといたしましては、全くそういったことに気づかず、改めて責任を感じたところでございます。 今後は、議員が御発言の相談体制等、それぞれの部署で、やはり職員の皆さんの気持ちというものをもっともっと意思疎通をできるように努めてまいりたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。
○議長(宮本勝利君) 西原教育長
◎教育長(西原孝幸君) 今回の事件が発覚して、私どもも大変重く受けとめております。日ごろから学校教育に議員の皆さん方もいろいろ御協力をいただいておりますし、御心配をおかけしたことはおわびしたいと思うんですが、教職員も含め職員のいろんな状況の把握ということは、管理職がメンタルヘルスの研修を受けて、そして自分のところの職員の状況を把握するとか、いろんな手だてで窓口を広げて、それを利用できるようにしております。 今後は一層そういう点でも、職員の把握ということに十分重きを置いて考えていきたいと思いますし、また、今後の取り組みの中にも書かせていただきましたように、制度上のことを構築するとともに、現場がどういう状況にあるかということをつぶさに見ながら、こういうことが二度と起こらないようにということで取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(宮本勝利君) 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) もう質問はいたしませんが、非常に優しく真面目な職員の方が、新聞やマスコミに報道され、その後の人生が変えられていきますし、聞くところによりますと、経済的にも大変な状況であります。そら、本人がやったんですから一定の責任はとらなあかんと思いますが、しかし、事件が大きくなる前にどこかで助けることができなかったのかということがあるので、非常に腹立たしいし、非常につらいんです。彼があとどのぐらい生きるかどうか知りませんけれども、今つらい思いに立たされて、いろいろとそういうことも聞きますので、何だか私としても助けられる手だてはそうないと思いますけれども、やはりこういうことになる前に、市長部局も教育委員会事務局としても手だてをしておればというふうに思います。お金は、さっきも言いましたけれども、裏金であると思います。それと、先ほどからずっと言っていますが、やはり処分も非常に早過ぎた。もっともっといろんな状況を聞きながら、手だてを打ちながら、そして処分したというのであれば納得はいくんですが、非常に納得できない結末だということです。これ以上質問はいたしません。 以上です。
○議長(宮本勝利君) 以上で、14番 河野敬二君の緊急質問を終了いたします。 緊急質問はこれをもって終結いたします。 この際、暫時休憩いたします。 午後2時15分
休憩----------------------------------- 午後2時29分開議
○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
-----------------------------------
△日程第2 庁舎跡地整備に関する件
○議長(宮本勝利君) 日程第2 庁舎跡地整備に関する件を議題といたします。 委員長から、今会期中の特別委員会の活動状況について報告を願うことにいたします。 庁舎跡地整備特別委員会委員長 榊原徳昭君 〔庁舎跡地整備特別委員会委員長 榊原徳昭君登壇〕
◆庁舎跡地整備特別委員長(榊原徳昭君) それでは、庁舎跡地整備特別委員会の活動状況について御報告いたします。 委員会は去る2月23日に開会し、庁舎跡地整備基本計画(案)を議題とし、協議を行いました。 委員会では、まず、当局から初めて提示された庁舎跡地整備基本計画(案)の説明を受けました。 現時点の課題として、今回の施設整備の最大の目的を、にぎわいの創出とする中、現在の児童図書館及び市民会館の利用者が引き続き中心市街地を訪れ、市民交流施設の利用者となるよう誘導する必要がある。さらに、人口減少が進む中、にぎわいの創出を実現するため、現時点では本市の中心市街地を訪れる機会の少ない小中高生や大学生、また市外の方々にも市民交流施設を訪れてもらえるよう、来館動機を高める必要があるとの説明がありました。 市民交流施設のサービス計画の基本方針では、多様な世代や利用形態を想定し、誰もが安心して利用できるサービスを提供すること、未来の世代へ向けた魅力的なサービスを展開すること、「海南の魅力」を、機能間・周辺施設・市民との連携により発信することの3点を掲げているとの説明がありました。 また、どのような施設を整備するかについて記載した施設計画の基本方針については、誰もが使いやすい、気軽に立ち寄れるデザインとすること、機能間連携に配慮したわかりやすいゾーニングとすること、トータルランニングコストを縮減できる計画とすることの3点を掲げているとの説明がありました。 説明を受けた後、質疑応答を行いました。その主な内容は次のとおりです。 まず、委員から、当局とTRCはどのようにしてこの基本計画(案)を策定したのかとの質疑があり、当局から、平成27年度に策定した基本方針をTRCに踏まえていただき、教育委員会、子育て推進課等の関係課を交えて市の求める機能について意見を出し合う中で、基本計画(案)策定したとの答弁がありました。 次に、委員から、(仮称)市民交流施設の所管はどの課になるのかとの質疑があり、当局から、施設建設の予算計上や完成後の管理運営については、教育委員会が行うとの答弁がありました。 続いて、委員から、計画策定に当たって、教育委員会としては具体的にどういった要望をしたのかとの質疑があり、当局から、現在の下津図書館は静かな図書館と位置づけられている一方で、児童図書館については子育て世代を中心に利用いただいており、一般的な図書館の静かなイメージと違い、図書館内でお母さん同士が話をするというような使い方もしている。その児童図書館のよさを取り入れ、老若男女問わず幅広い世代の方に利用いただき、にぎわいを創出するような施設にしたいということで要望しているとの答弁がありました。 次に、委員から、(仮称)市民交流施設には、エレベーターは1基しか設置されないのか。足の不自由な方が避難しやすいように、エスカレーターなどの整備も必要であると思うが、どのように考えているのかとの質疑があり、当局から、エレベーターの設置数などについては、今後、設計を行う段階で検討していく。避難経路については、外階段を設置するなどして、スムーズに避難いただけるように検討していきたいとの答弁ありました。 次に、委員から、ファミリーサポートセンターを海南保健福祉センターへ配置するとのことだが、中央公民館や日方支所なども配置する中で、スペースは足りるのか。スペースが足りないのであれば、(仮称)市民交流施設への配置も考えてはどうかとの質疑があり、当局から、庁舎移転に伴い、高齢介護課と健康課が新庁舎に移転する。高齢介護課が配置されていたところに日方支所を配置し、健康課が配置されていたところにファミリーサポートセンターの事務室と保育室を配置する。市民会館解体後は、市民会館に配置していた中央公民館の事務所を、海南保健福祉センター内に区画を新たに設けて配置することを想定しており、スペースは十分足りると考えているとの答弁がありました。 続いて、委員から、海南保健福祉センター内では、ファミリーサポートセンターが児童の預かりを行い、(仮称)市民交流施設では、指定管理者が施設利用者向けの託児所を設置するとのことだが、運営者は異なるが、子供を預かるという点では同じであるので、(仮称)市民交流施設にファミリーサポートセンターが行う業務スペースを確保すれば、子育て支援機能を1カ所に集約することができるのではないかとの質疑があり、当局から、ファミリーサポートセンターが(仮称)市民交流施設で実施する児童の預かり内容としては、室内遊具で遊ばせることや図書館での読み聞かせ等を行うことを考えている。保育所への送迎や家事都合による子供の預かりについてはファミリーサポートセンターが行い、(仮称)市民交流施設で実施する託児業務と役割を明確にして、子育て支援サービスを提供する形で考えているとの答弁がありました。 さらに委員から、運営方法を工夫しスペースを共有することにより、(仮称)市民交流施設で業務を実施することはできないのか。ファミリーサポートセンターと連携し、ニーズに応じた適切な利用案内や誘導を行うということをサービス計画に記載しているので、例えば、別々のスペースが必要であっても、同一施設内の隣同士に設置するほうが合理的ではないのかとの質疑があり、当局から、ファミリーサポートセンターは依頼者と提供者の個人契約であることから、一定区切られたスペースが必要であると考える。(仮称)市民交流施設に設置予定の託児所の利用対象者は、あくまでも施設を利用される方であり、一方、ファミリーサポートセンターについては、会員登録の上、急用で一時的に子供を預かってほしい人などを対象としており、それぞれのすみ分けをさせていただきたいと考えているとの答弁がありました。 次に、委員から、多目的室のホール機能についてであるが、昨年視察した一宮市のホールでは飲食も可能であることから、同窓会等のパーティーにも利用されており、稼働率がよいと聞いた。市民交流センターのふれあいホールでは、椅子が床に収納されるので飲食禁止であるが、今回整備予定のホールでは、客席が壁面に収納できる可動客席であることから、飲食物を床に落としても機械の故障にはつながらないと思うので、新たな集客を呼び込むためにも、ホールでの飲食を可能にしたほうがよいのではないかとの質疑があり、当局から、現時点では壁面に収納可能なロールバック方式の客席を考えているので、床下に飲食物が入ることはないと考える。ホールの使用方法については検討に入った段階であるので、今後、委員の提言を踏まえて検討させていただくとの答弁がありました。 次に、委員から、施設の開館時間についてであるが、若者や仕事帰りの方に利用してもらうには、閉館時間が早過ぎるのではないか。本来の目的である「市民が集い、にぎわい交流拠点の創出」を達成するため、また、市民のために閉館時間を遅くしてもらえないのかとの質疑があり、当局から、市民活動・生涯学習活動支援機能の閉館時間を21時30分としているのは、現在の市民会館の閉館時間が21時30分であることや、市民交流センターの閉館時間は22時にもかかわらず、21時以降の利用者がほとんどいない状況や、また、他市の同様の施設の閉館時間も参考にする中で、21時30分の閉館時間を想定した。また、閉館時間を遅くすれば、当然人件費に影響することもあるので、今後慎重に検討したいと考えるとの答弁がありました。 質疑応答の主な内容は以上です。 以上、委員会の調査の概要を申し上げ、活動状況の報告とさせていただきます。 以上です。
○議長(宮本勝利君) 報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑を行います。 御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 これをもって、庁舎跡地整備に関する件を終わります。
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△日程第3 議案第1号 海南市
行政局等設置条例の一部を改正する条例についてから日程第19 議案第17号 平成29年度海南市病院事業会計予算まで
○議長(宮本勝利君) 次に、日程第3 議案第1号 海南市
行政局等設置条例の一部を改正する条例についてから日程第19 議案第17号 平成29年度海南市病院事業会計予算までの17件を一括して議題といたします。 各常任委員会の審査の経過と結果について委員長から報告願うことにいたします。 まず、総務委員会委員長にお願いいたします。 総務委員会委員長 川口政夫君 〔総務委員会委員長 川口政夫君登壇〕
◆総務委員長(川口政夫君) 総務委員会の報告を行います。 去る3月3日の本会議において当委員会に付託されました当局提出議案4件について、その審査の経過と結果を御報告申し上げます。 委員会は去る3月3日に開会し、付託議案について慎重に審査を行いました。 まず、審査の結果を申し上げます。 議案第1号 海南市
行政局等設置条例の一部を改正する条例について、議案第2号 海南市
個人情報保護条例の一部を改正する条例について、議案第3号 海南市税条例等の一部を改正する条例について、議案第7号 海南市
職員恩給条例を廃止する条例について、以上4件、いずれも全会一致で原案可決されました。 次に、審査の概要について申し上げます。 議案第1号 海南市
行政局等設置条例の一部を改正する条例について、まず、委員から、本庁舎の移転に伴い、一時的に海南保健福祉センター内に日方支所を設置するとしても、新しい市民交流施設が完成した折には、その施設内に設置するほうが、にぎわい創出や市民の利便性の観点からふさわしいと考えるがどうかとの質疑があり、当局から、設置場所については、現本庁舎付近で検討した結果、既存施設を活用して効率的に運営していくためにも、海南保健福祉センターが望ましいとの判断のもと、議案の提出をした。この改正条例を提出させていただいたばかりであるので、現在のところ、海南保健福祉センター内において日方支所の業務を行っていく予定で考えているとの答弁がありました。 次に、委員から、海南保健福祉センターの改修等は、11月3日、4日、5日の3日間での作業か、あるいは引っ越し期間前からの作業になるのかとの質疑があり、当局から、引っ越し業者と相談する中での最終判断となるが、3日間のみでは全ての引っ越しを完了することには無理があると考えており、海南保健福祉センター内に配置している高齢介護課、健康課については、1週間前には引っ越しを終え、その後、開庁日までの1週間で改造、改修を行いたいと考えているとの答弁がありました。 次に、委員から、所管区域にかかわって、日方支所は市内一円となっているのはなぜかとの質疑があり、当局から、現在、市内には下津行政局、野上支所、巽出張所及び亀川出張所を設置している。これらは、過去の市町村合併前の各旧役場を行政局、支所、出張所として位置づけるとともに、所管区域は各旧役場の行政区域を充てたものである。今回の日方支所の所管区域については、過去のものとは性質が異なり、本庁の移転をすることによる市民サービスの影響を考慮する中で、現庁舎付近に支所を設置しようとするものであり、日方支所の所管区域は、現在の本庁が所管区域としている海南市全域である市内一円とすることで、市民サービスの低下を招かないようにするためであるとの答弁がありました。 続いて、委員から、日方支所の業務は、下津行政局の業務に準じるものとすると説明があった。日方支所と下津行政局には随分と行政サービスに違いがあると思うがなぜかとの質疑があり、当局から、配付の施行規則の案、第13条に行政局の事務分掌として28の事務を掲げているが、第5号及び第15号の自治会関係の事務については、旧下津町では、下津行政局の所管区域に一致した連合自治会が設置されていることから、第13号、第14号は業者が手続に来庁する事務であることから、第16号、第27号は地域限定の事務であることから、第18号は民生委員、児童委員等にかかわる事務で、旧海南市においては、小学校区単位で地区民生委員等の協議会があるが、旧下津町においては、旧町全体で一つの協議会が設置され、下津行政局の所管区域と一致していることから、第26号については、本庁へ電話いただくことで対応できるものであることから、日方支所において規定がなく、下津行政局との差異が生じているものであるとの答弁がありました。 さらに、委員から、野上支所においては、事務分掌には規定されていないにもかかわらず、特に道路など土木関係の要望を受けるなど自治会の連絡調整を行っていると聞いた。自治会の連絡調整に係る事務を日方支所の事務分掌に規定すべきと考えているがどうか。事務分掌との整合性が保てるよう調整を願うとの質疑があり、副市長から、自治会からの道路関係などの要望については、野上支所は三野上連合自治会の事務局を支所内に置き、支所長が事務を担うこととしているので、まずは野上支所へ行っていただくことになる。また、下津町連合自治会の事務局を下津行政局に置き、同様の考え方である。ところが、本庁の市民交流課においては、現在においてもそのような事務局機能は持たず、連合自治会や単位自治会の要望等については、直接市民交流課や各担当課に赴いていただいていることから、日方支所の事務分掌にはそのような規定をしていない。ただ、指摘の野上支所において、事務分掌にないにもかかわらず事務を行っていることについては、規則に規定すべきものは規定していきたいと考えているとの答弁がありました。 次に、委員から、日方支所で対応できない場合、本庁へ送迎する事態としてはどのようなことを想定しているのかとの質疑があり、当局から、例えば、日方支所には生活困窮者の対応職員の配置を予定しているが、最終的な措置を決定する前段には、日方支所の窓口職員ではなく社会福祉課の職員が直接面会し、事実確認等をすることなどが必要になるため、連絡車両で送迎させていただくとか、あるいは社会福祉課の職員が自宅に出向くなどの対応をとらせていただくこととなるとの答弁がありました。 また、副市長から、30分ごとに日方支所を出発して新庁舎へ向かい、また30分ごとに新庁舎を出発して日方支所に向かうといったピストン運行をすることについては、2つの意味合いがある。一つは、これまで徒歩や自転車で本庁に来られていた方々の利便性を損なわないため、解決までには至らないものの、少しでも解消しようとするものである。もう一つは、どうしても本庁に行かなければ決定できない、あるいは解決できない等の場合には、連絡車両に乗って新庁舎に行っていただくためであるとの答弁がありました。 次に、委員から、30分ごとのピストン運行とは別に、必要なときに日方支所から車が出るのではないのかとの質疑があり、当局から、30分ごとに午前中5便、午後7便を定期的に運行させる予定であるので、それに乗車いただき、本庁へ行ってもらうことになる。日方支所が特別に送迎するものではない。なお、連絡車両については、あくまで日方支所から本庁舎への移動手段であることから、途中乗車や途中下車は想定していないとの答弁がありました。 議案第1号にかかわる質疑応答の主なものは以上であります。 なお、議案第2号、議案第3号、議案第7号については質疑はありませんでした。 以上、審査の結果と経過の概要を申し上げ、総務委員会の報告といたします。
○議長(宮本勝利君) 次に、建設経済委員会委員長にお願いいたします。 建設経済委員会委員長 美ノ谷 徹君 〔建設経済委員会委員長 美ノ谷 徹君登壇〕
◆建設経済委員長(美ノ谷徹君) 建設経済委員会の報告を行います。 去る3月3日の本会議において当委員会に付託されました議案2件の審査の経過と結果を御報告申し上げます。 当委員会は去る3月6日に開会し、付託議案2件について慎重審査を行いました。 まず、審査の結果を申し上げます。 議案第5号 海南市
係留施設管理条例の一部を改正する条例について、議案第6号 海南市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について、以上2件については、いずれも全会一致で原案可決いたしました。 次に、審査の概要について申し上げます。 議案第5号 海南市
係留施設管理条例の一部を改正する条例について、委員から、施設利用者の公募はどのように行うのかとの質疑があり、当局から、市報とホームページで行いたいと考えているとの答弁がありました。 続いて、委員から、日方地区係留施設には94隻の船舶が係留できるとのことだが、全ての区画が埋まるのかとの質疑があり、当局から、今後、係留施設が順次整備されていけば、
放置艇に対する県の取り締まりが強化されるので、最終的に全ての区画が埋まると考えているが、現時点では係留施設が整備されていない状況であるので、県の取り締まりは十分ではなく、すぐに全ての区画が埋まるかはわからないとの答弁がありました。 次に、委員から、国直轄の津波対策事業の関係で市も応分の負担をするということから、県が整備する係留施設の整備費用を市が負担して事業を進めるものと理解している。市は費用を負担するが、県の事業で整備された係留施設であるので、完成後の維持管理は県が行うのではないのか。市はどの部分を管理するのかとの質疑があり、当局から、市が事業主体となっており、維持管理についても市が行っていく。市が管理するのは、駐車場部分、物揚げ場、海中の係船ぐい及び周辺海域の部分である。沖合については航路になるので、県の管理となるとの答弁がありました。 さらに、委員から、係留施設に係る収支の予測はどのようになっているのかとの質疑があり、当局から、収益については黒字化はなかなか難しいと考えている。また、全ての区画が埋まっていない状況であるので、収益についての算出はまだできていないとの答弁がありました。 さらに、委員から、採算性を考えて料金設定をしているのかとの質疑があり、当局から、採算については算出していない。料金設定については、県の類似施設の使用料に合わせ、1メートル当たり1,080円としている。市内在住の方については、そこから約3割安い設定とし、1メートル当たり756円としているとの答弁がありました。 さらに、委員から、市民の方の使用料を安くするというのはよくわかる。しかし、全体的に採算がとれる料金設定を行う必要があるのではないか。市の施設であるのであれば、県の類似施設の使用料を参考にする必要はない。採算性を考えて料金設定すべきではないか。供用を開始する前に、採算性や将来を見込んで考えるべきであるとの質疑があり、当局から、今後、採算性を念頭に置き、残りの施設整備を行っていきたいとの答弁がありました。 次に、委員から、係留施設の料金設定について、県の類似施設の使用料に合わせるよう県から指導等があるのかとの質疑があり、当局から、そういった指導はない。市で整備している係留施設は、係船ぐい方式の係留施設であり、県が整備している2級の係留施設とよく似た施設となっていることから、県の2級の係留施設の使用料に準じた使用料としているとの答弁がありました。 次に、議案第6号 海南市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について、委員から、臨床検査科と病理診断科を新設することによって、患者や病院にどのようなメリットがあるのかとの質疑があり、当局から、患者に対して直接接するという場面は非常に少ないと思うが、病理医の判断を加味することにより、より質の高い診断につながる点が大きなメリットである。病院としては、条例改正を経て、県への届け出などの手続を進め、診療科として標榜することにより、地域の開業医からの依頼、相談を受ける体制を構築したいと考えているとの答弁がありました。 続いて、委員から、医師や看護師、検査技師などのスタッフの増員は必要ないのかとの質疑があり、当局から、現在のところ、当院に在籍しているスタッフでスタートするので、今回の条例改正に伴う増員はない。平成27年度から当院に派遣されている病理医で対応する。なお、人員や設備の充実の問題があり、複雑な検査等については、医大の設備を借りて診断を行う。今後、地域の開業医との連携などの推移を見ながら、検査技師などのスタッフの増員が必要になる可能性もあると考える。なお、増員を行う際には、費用等の問題もあるので、十分状況を見きわめながら対応したいとの答弁がありました。 次に、委員から、臨床検査科と病理診断科には医師を何人配置するのかとの質疑があり、当局から、現在在籍している病理医1人が対応する。なお、1人の医師で2つの科まで標榜できるとの答弁がありました。 続いて、委員から、患者の診療をしない診療科に医師を配置することによって、入院や外来の受け入れ体制に影響はないのか。また、医療センターでは十分な医師数が確保できているのかとの質疑があり、当局から、現状でも主治医として患者の診療を行っていないので、入院や外来の受け入れ体制そのものへの影響はない。 なお、平成28年4月1日現在、常勤の医師は23人であり、平成28年度においても、季節ごとに医大の教授に対して医師の派遣の要請を行ったところ、内科医1人が平成29年度から派遣されることになっており、内科医は8人から9人になる。また、小児科についても新たに1人派遣していただけることになっている。さらに、整形外科についても、常勤の医師1人を派遣していただけることとなった。そういったことから、平成29年度は、常勤の医師は26人となる。さらに、非常勤の医師にも診療を行っていただいており、非常勤の医師を常勤換算すると約3.3人であるので、平成29年度は29.3人になり、ある程度目標には近づいていると考えている。 今後も引き続き医師の派遣を依頼していくが、ただ医師数がふえればよいということではなく、必要な医師をきちんと医大に説明しながら取り組みを進めていくとの答弁がありました。 さらに、委員から、平成30年度の黒字化に向けて取り組んでいかなければならない状況の中で、臨床検査科、病理診断科を新設することは経営的に問題があるのではないかとの質疑があり、当局から、診療科の新設に伴う診療報酬の増額は余り大きくはなく、収支についてはなかなか厳しいところがあるが、今回の新設の目的の一つに、開業医との連携がある。地域の開業医をサポートする中で、紹介件数や逆紹介件数をふやしながら地域連携を進め、患者の増加につなげていきたいと考えている。 医師1人につき収益が1億円あると言われている中で、病理医による収益がどの程度あるのかということは、これから検証していく必要があるが、医療の質の向上という点で、病気の早期発見や治療に役立つ病理医は今後ますます必要になってくると考える。ただ、病院の経営上、不採算な部門を抱えることはできないので、採算性についてはしっかりと考えていかなければならないと考えているとの答弁がありました。 以上が質疑応答の主なものであります。 以上、審査の結果と経過の概要を申し上げ、建設経済委員会の報告といたします。
○議長(宮本勝利君) 次に、教育厚生委員会委員長にお願いいたします。 教育厚生委員会委員長 磯崎誠治君 〔教育厚生委員会委員長 磯崎誠治君登壇〕
◆教育厚生委員長(磯崎誠治君) 教育厚生委員会の報告を行います。 去る3月3日の本会議において当委員会に付託されました議案1件の審査の経過と結果を御報告申し上げます。 当委員会は去る3月3日に開会し、付託議案1件について慎重審査を行いました。 まず、審査の結果を申し上げます。 議案第4号 海南市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、賛成多数で原案可決いたしました。 次に、審査の概要について申し上げます。 まず、委員から、国民健康保険運営協議会の答申で、「高額な新薬などの医療費が保険財政に大きな負担となることから、今後の医療費の増嵩に耐え得る財政基盤を確立するよう、国に対し強く要望されたい」とあるが、具体的にはどのような方法で要望するのかとの質疑があり、当局から、県や和歌山県市長会、近畿市長会、そのほか近畿都市国保協議会など、あらゆる機会を通じ財政支援などについて要望しているとの答弁がありました。 次に、委員から、必要な保険税を確保するという観点から見れば、単年度の実質収支が黒字見込みで、かつ被保険者の所得がふえない状況の中で、賦課限度額を引き上げる必要があるのかとの質疑があり、当局から、今回の改正理由は、地方税法の政令の改正に伴うものと、本市を除く和歌山県下29市町村では既に改正されていること、また、政令どおりの法定上限の賦課限度額の改正は負担能力に応じた負担をしていただくことが法律の主旨である保険税負担の公平性の観点からも必要であると考える。 なお、低所得者の負担軽減については、平成28年度の決算状況や平成29年度の医療費の動向を見据える中で検討させていただくとの答弁がありました。 続いて、委員から、問題は、国保の被保険者間の負担の公平性ではなく、国保と他の医療保険との公平性である。医療保険間の負担の公平を国に求めるべきではないのかとの質疑があり、当局から、国保の被保険者間においても、所得の高い方に応分の負担をしていただき、負担の公平性を確保する必要があると考える。他の医療保険料と国保税額の差については、現在も市長会等を通じて国に財政支援の要望を行っているところであるが、今後も引き続き要望したいと考えるとの答弁がありました。 次に、委員から、平成28年度の国民健康保険特別会計の決算見込みは黒字であるので、賦課限度額を引き上げる必要はないのではないか。仮に、地方税法の政令の改正どおり賦課限度額を引き上げなかった場合は、県からどのような指導があるのかとの質疑があり、当局から、県からのペナルティーはない。ただ、賦課限度額に達していない状況で法定外繰り入れを実施した場合には、国の特別調整交付金にペナルティーとして影響を受ける可能性がある。今回の改正は、負担能力に応じた保険税負担をしていただくことが公平の観点から必要であると考えていることと、また、平成29年度においては、賦課限度額を引き上げることにより医療費を賄える状況であるので、理解願うとの答弁がありました。 続いて、委員から、今回の改正理由の一つに、被保険者間の負担の公平性を挙げているが、賦課限度額の見直し後の影響額が約810万円である点や、賦課限度額を引き上げなくてもペナルティーはないと言っている点などから見ても、国保税を引き上げる必要はないのではないかとの質疑があり、当局から、負担能力に応じた負担とすることを公平の観点と考えている。平成29年度当初予算では、賦課限度額を含めて医療費の確保が必要と判断し、予算計上しているとの答弁がありました。 さらに、委員から、平成27年度決算や平成28年度決算見込みを見れば黒字基調であり、一般会計から繰り入れてもらうような状況ではない。平成30年度には税率等の見直しを検討すると理解してよいかとの質疑があり、当局から、平成30年度には国保の都道府県単位化ということもあるが、必要以上に保険税を徴収してはならないと考えているので、税率等の見直しについては慎重に検討させていただくとの答弁がありました。 以上が当委員会の質疑応答であります。 以上、審査の結果と経過の概要を申し上げ、教育厚生委員会の報告といたします。
○議長(宮本勝利君) 次に、予算決算委員会委員長にお願いいたします。 予算決算委員会委員長 黒原章至君 〔予算決算委員会委員長 黒原章至君登壇〕
◆予算決算委員長(黒原章至君) 予算決算委員会の報告を行います。 去る3月3日の本会議において当委員会に付託されました議案10件の審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 当委員会は去る3月3日に開会し、付託された議案の質疑を省略し、各分科会へ委託しました。 分科会は、3月3日に総務分科会、3月6日に建設経済分科会、3月6日及び7日に教育厚生分科会を開催し、慎重審査を行いました。 分科会では討論・採決は行わず、3月15日開催の予算決算委員会で、各分科会座長から審査の報告をいただき、その報告に対し質疑を行い、討論、採決を行いました。各分科会座長の報告につきましては、本日お手元に配付してございます。 次に、審査の結果を申し上げます。 議案第8号 平成28年度海南市
一般会計補正予算(第4号)、議案第13号 平成29年度海南市地域排水処理事業特別会計予算、議案第14号 平成29年度海南市同和対策住宅資金貸付事業特別会計予算、議案第15号 平成29年度海南市港湾施設事業特別会計予算、議案第16号 平成29年度海南市水道事業会計予算、議案第17号 平成29年度海南市病院事業会計予算、以上、議案6件については、いずれも全会一致で原案可決いたしました。 議案第9号 平成29年度海南市一般会計予算、議案第10号 平成29年度海南市国民健康保険特別会計予算、議案第11号 平成29年度海南市後期高齢者医療特別会計予算、議案第12号 平成29年度海南市介護保険特別会計予算、以上、議案4件については、いずれも賛成多数で原案可決いたしました。 以上、審査の経過及び結果を申し上げ、予算決算委員会の報告といたします。
○議長(宮本勝利君) 以上で各委員会委員長の報告が終わりました。 これより、各委員会委員長の報告に対する質疑を行います。 御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 12番 岡 義明君
◆12番(岡義明君) 少し時間をいただきたいと思います。 議案第4号 海南市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、議案第9号 平成29年度海南市一般会計予算、議案第10号平成29年度海南市国民健康保険特別会計予算、議案第11号 平成29年度海南市後期高齢者医療特別会計予算、議案第12号 平成29年度海南市介護保険特別会計予算について、反対の立場で討論させていただきます。 まず、議案第4号 海南市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について。 先ほども委員長のほうから報告がありましたが、黒字会計が続くわけですね。そんな中で、この賦課限度額の引き上げが本当に必要なのかどうか。平成27年度の国保会計の収支決算額は、6,340万円の黒字決算であります。平成28年度の決算見込み額でも、最終的には1億1,000万円以上の黒字決算となることも明らかになっております。県下、他の市町村が既に引き上げているとの理由で、しかも、わずか810万円程度の税収を確保するために条例改正を行い引き上げるということが、本当に保険者の判断として正しい選択なのでしょうか。税負担の公平という観点から見れば、確かに累進課税方式は正しいと思っておりますが、この国民健康保険に当たっては、どのような階層においても、既に負担能力を超え、納税に苦しんでいる方々ばかりではないでしょうか。よって、この賦課限度額を引き上げることについては反対いたします。 次に、議案第9号 平成29年度海南市一般会計予算についてです。 職員体制について討論をしたいと思います。 一般職の正規職員数が、453人から446人に7人削減されます。その一方で、非常勤職員を242人から249人に7人ふやします。要するに、正規職員を臨時職員に置きかえるということになるわけです。かねてから問題になっております官製ワーキングプアの問題、やはりこの問題について抜本的な解決策を考えていくべきではないでしょうか。 次に、駅東土地区画整理事業について。 仮換地未指定がまだ220筆、8.8ヘクタールあるということです。そんな中で、早く換地指定してほしい、また区画整理からもう外してほしいんやという声が市役所にも届いていると思うんですね。市役所が行ったアンケート調査においても、早期の完成を望むという声が多いとお聞きいたしました。残事業も72億8,000万円が必要とされており、あと20年はかかるという見込みであります。しかし、国のほうに申請しても、とても20年間の補助金なんかは一度にくれるわけありませんね。早急な見直しが必要だと思いますので、この予算にも反対したいと思っております。 次に、中学校給食について。 デリバリー方式ではなく完全給食の実施ということで、本当に大変評価しております。生徒の皆さんや保護者の皆さんにも大変歓迎されるものだと思っています。しかし、経費がかかるということで親子方式で行うわけですけれども、黒江小学校や大野小学校での調理については民間委託が計画されています。食の安全面や事業者側が雇用する調理員の賃金や待遇なども心配されるところです。教育委員会は、調理員さんの時給を1,000円を下回る923円との想定で算定していると答えております。これでは、安定した雇用の確保など難しいのではないでしょうか。大変懸念するところであります。そして、何よりも、特に食べ物を扱う職場であります。私たちは、ここを委託に任せるということについては反対したいと思っております。 次に、議案第10号 平成29年度海南市国民健康保険特別会計予算。 高額医療制度の見直しで、この8月から住民税課税の70歳から74歳の方は、負担限度額が引き上げられます。年収370万円以下の場合でも、外来で、現在のところは1万2,000円が限度額ですが、1万4,000円にも引き上げられます。入院も含む場合は、現在4万4,400円ですが、何と5万7,600円にも限度額が引き上げられてしまいます。 次に、議案第11号 平成29年度海南市後期高齢者医療特別会計予算。 保険料軽減措置が4月から縮減されます。所得に応じた保険料の軽減措置が5割軽減が2割軽減に変えられるわけです。被用者保険に加入していた方が、75歳になり後期高齢者医療保険に移った場合、その扶養家族の保険料の定額部分は9割軽減ということで軽くなっていますが、それが引き下げられ7割軽減に減らされてしまいます。こんな改悪は、皆さん、許されるでしょうか。 次に、議案第12号 平成29年度海南市介護保険特別会計予算。 国の介護安上がり政策、介護の改悪で、本当に市町村も大変です。職員の皆さん、本当に大変だと思います。要支援1、2の方が訪問介護やデイサービス事業を受ける場合に、介護保険から外されて、市が行う総合事業に移行します。総合事業の訪問型サービスAには大変問題があります。報酬が現行の2割減、さらに現在は月々の包括払いということですが、それが実績に応じた払いとなり、確実に事業者の収入が大幅に減収してしまいます。特に、要支援1、2を中心に事業を展開してこられた小規模事業者にとっては死活問題となります。実際に、この4月から、海南市でもその事業を閉鎖するという事業者もあらわれてきております。安上がりのホームヘルパーということで、身体介護は行わないということですが、本人の体調の変化を観察して、そしてすぐに対応できるのでしょうか。俗にいうお手伝いさんにとどまるのではないでしょうか。ヘルパー3級程度の講習を受けるということですが、大変心配いたします。 次に、チェックリストと要介護の認定申請についてでありますが、御存じのように、ブランチがその相談窓口として活躍していただいておりますが、その各ブランチが統一した認識に立ち、相談者に対して間違いのない助言や、そしてその判断ができるのか、これも大変心配なところであります。川崎市では、全ての方について介護認定を行い、そしてそこから外れた非該当者の方についてチェックリストを行うというやり方をとるそうであります。介護認定を受ける権利を、窓口で振り分けてはならないと考えております。 以上をもって、反対討論といたします。どうもありがとうございました。
○議長(宮本勝利君) 以上で、通告による討論を終了いたしました。 他に討論ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 この際、暫時休憩いたします。 午後3時28分
休憩----------------------------------- 午後3時39分開議
○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第3 議案第1号から日程第19議案第17号の議事を継続いたします。 これより、当局提出議案17件について順次採決を行います。 各議案についての委員長の報告はいずれも原案可決であります。 お諮りいたします。 議案第1号 海南市
行政局等設置条例の一部を改正する条例についてを委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第2号 海南市
個人情報保護条例の一部を改正する条例についてを委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第3号 海南市税条例等の一部を改正する条例についてを委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 次に、議案第4号については起立により採決いたします。 お諮りいたします。 議案第4号 海南市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてを委員長報告どおり原案可決することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者起立〕 お座りください。 起立多数。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第5号 海南市
係留施設管理条例の一部を改正する条例についてを委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第6号 海南市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてを委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第7号 海南市
職員恩給条例を廃止する条例についてを委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第8号 平成28年度海南市
一般会計補正予算(第4号)を委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 次に、議案第9号については起立により採決いたします。 お諮りいたします。 議案第9号 平成29年度海南市一般会計予算を委員長報告どおり原案可決することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者起立〕 お座りください。 起立多数。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 次に、議案第10号については起立により採決いたします。 お諮りいたします。 議案第10号 平成29年度海南市国民健康保険特別会計予算を委員長報告どおり原案可決することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者起立〕 お座りください。 起立多数。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 次に、議案11号については起立により採決いたします。 お諮りいたします。 議案第11号 平成29年度海南市後期高齢者医療特別会計予算を委員長報告どおり原案可決することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者起立〕 お座りください。 起立多数。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 次に、議案12号については起立により採決いたします。 お諮りいたします。 議案第12号 平成29年度海南市介護保険特別会計予算を委員長報告どおり原案可決することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者起立〕 お座りください。 起立多数。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第13号 平成29年度海南市地域排水処理事業特別会計予算を委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第14号 平成29年度海南市同和対策住宅資金貸付事業特別会計予算を委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第15号 平成29年度海南市港湾施設事業特別会計予算を委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第16号 平成29年度海南市水道事業会計予算を委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 議案第17号 平成29年度海南市病院事業会計予算を委員長報告どおり原案可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり原案可決することに決しました。
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△日程第20 議員派遣の件
○議長(宮本勝利君) 次に、日程第20 議員派遣の件を議題といたします。 お諮りいたします。 本件については、地方自治法第100条第13項及び会議規則第169条の規定により、お手元に配付しました議員派遣の件のとおり議員を派遣いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 お諮りいたします。 ただいま可決されました議員派遣の内容に今後変更を要するときには、その扱いを議長に御一任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。
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△市長挨拶
○議長(宮本勝利君) この際、市長から挨拶の申し出を受けておりますので、これを許可いたします。 市長 神出政巳君 〔市長 神出政巳君登壇〕
◎市長(神出政巳君) 閉会に際し、お許しをいただき、御挨拶を申し上げます。 本2月定例会におきましては、議員の皆様方には公私ともに御多用の中、本会議並びに各委員会を通じ慎重なる御審議を賜り、厚く御礼を申し上げます。おかげをもちまして、提出議案はいずれも原案どおり御可決賜り、重ねて御礼を申し上げます。 初めに、先般発覚しました職員の不祥事につきまして、改めて市民の皆様並びに議員の皆様方に深くおわびを申し上げます。今後は職員一丸となり再発防止に取り組み、行政の信頼回復に全力で努めてまいる所存であります。 さて、今定例会は私の3期目の任期最後の議会となりました。新市発足から節目の10年が経過し、これまで積み重ねた努力を糧に、より一層将来を見据えたまちづくりを推進すべく、職員ともども力を振り絞ってまいりました。これも、議員の皆様方からいただきました御厚情、御指導、御鞭撻のたまものであると心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。 そして、今月末には楠戸議会事務局長、医療センターの佐々木、小川両副院長を初め多くの職員が退職されます。本市に対し尽くされた長年の御労苦に深甚なる敬意を表し、心より感謝を申し上げます。お疲れさまでございました。今後とも変わらぬ御交誼を賜りますようお願い申し上げるとともに、議員の皆様方におかれましてもなお一層の御健勝、御活躍を祈念申し上げ、御挨拶とさせていただきます。
○議長(宮本勝利君) 挨拶が終わりました。 以上で今期定例会の日程は全て終了いたしました。 よって平成29年海南市議会2月定例会はこれをもって閉会いたします。 午後3時49分閉会
----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。 議長 宮本勝利 議員 川崎一樹 議員 片山光生 議員 磯崎誠治...