○議長(
宮本勝利君) 報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑を行いますが、御質疑ございませんか。 14番
河野敬二君
◆14番(
河野敬二君) おはようございます。
委員長報告をお聞きいたしました。私、
国民健康保険運営協議会のさきの委員長をさせていただいておりましたので、それについて非常に関心を持っているところですので1点だけちょっとお伺いします。 今、
国民健康保険運営協議会のことについて委員長からいろいろと報告がありました。これは、
法定協議会と私は認識しているところでありまして、全国の市町村全てにあると思うんですが、そういう認識での論議をされておられたのかどうか、その点だけちょっとお伺いをしたいと思います。
○議長(
宮本勝利君) 答弁願います。
議会改革特別委員会委員長 磯崎誠治君
◆
議会改革特別委員会委員長(
磯崎誠治君) 14番
河野議員の質疑にお答えいたします。 法律上、参画しなければならないのかどうかというのは議論の中でいろいろありましたが、
国民健康保険運営協議会は、議員という立場ではなく、公益を代表する委員として参画しているということであります。
全国市議会都市行政問題研究会による報告書では、
附属機関への参画は法令の定めにとどめるということが書かれているということで、参画しないという意見と、今の参画されている委員の中で、議員以外からの発言がほとんどないという意見が出ましたので、この問題については今後も議論しながら、現在参画しているその状況を続けていくという結論を出したということでございます。 以上です。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 これをもって
議会改革に関する件を終わります。
-------------------
△日程第5 新
庁舎整備に関する件
○議長(
宮本勝利君) 次に、日程第5 新
庁舎整備に関する件を議題といたします。 委員長から、閉会中の
特別委員会の
活動状況について報告を願うことにいたします。 新
庁舎整備特別委員会委員長 美ノ谷 徹君 〔新
庁舎整備特別委員会委員長 美ノ谷 徹君登壇〕
◆新
庁舎整備特別委員会委員長(美ノ谷徹君) 新
庁舎整備特別委員会の閉会中における
活動状況について報告いたします。 委員会は、去る5月26日、6月2日に開催いたしました。 5月26日に開催した委員会では、「新
庁舎建設基本設計及び
実施設計について」、「
西部地区の
土地活用及び活性化について」の協議を行いました。 まず、当局から新
庁舎整備設計業務の
契約締結業者である
株式会社日建設計大阪オフィスの会社概要について、現時点での新
庁舎建設基本設計及び
実施設計の
スケジュールについて、新
庁舎建設基本設計にかかわる配置図(案)について当局から説明を受けました。その主な内容は次のとおりです。
契約締結業者については、平成27年3月30日に
公募型プロポーザル方式により
株式会社日建設計大阪オフィスが受注者となった。
日建設計が近年設計した主な官公庁舎の実績についてであるが、徳島県阿南市の新庁舎、神戸市の
危機管理センター、京都府木津川市の新庁舎、島根県出雲市の新庁舎、愛知県岡崎市の別館庁舎などである。 平成28年2月末までの
作業スケジュールとして、構造計算の判定も含んだ
建築確認申請等の必要期間を平成27年12月から平成28年2月までの3カ月として業務を逆算すると、平成27年4月から11月末までの8カ月間となり、7月末までに庁舎全体の
基本設計を、そして11月末までに
実施設計という提示があり、その
スケジュールに基づき作業を進めたいと考えている。 また、庁舎の
アウトフレームを決定するための配置図案についてA案は新
庁舎整備基本構想・
基本計画に記載している新庁舎全体の床面積8,500平方メートルを優先した案で、B案は
窓口機能を1階に集約するとともに
議会機能を2階に集約した案となっている。ただし、B案は1階部分の
窓口機能を集約させるため、A案より400平方メートル増床となっており、
基本計画策定時の積算額をベースに試算すれば、建築費が約1億4,000万円増の20億2,000万円となる。なお、両案の
建築事業費については、
基本設計策定時に試算した1平方メートル当たりの単価をもとに算出したもので、実際の工事費は昨今の
オリンピック関連工事や
東日本大震災の復興工事により、人件費の上昇や
建設物価などがかなり高騰していることから、1.5倍程度高くなることも想定されている。よってできるだけ
建設コストを抑えることも大きな課題である。また、市民団体や
学識経験者で組織した
海南市庁舎検討懇話会から、新庁舎の規模はできる限り財政面の負担を考慮すること、また効率的でコンパクトな庁舎とする必要があるとの意見をいただいていること、さらに建設に係る人件費の上昇や
建設物価等が高騰してきていることから総事業費の抑制も考える必要があり、
全員協議会室については確保しているが固定式の机ということではなく、他の会議等にも有効的に使用できる形での配置を考えている。 今後の
スケジュールについては、市としては別館の
アウトフレーム、いわゆる1階と2階の外観については6月中に、そして
議会諸室を含んだ各課の配置については7月末までに決定したいと考えている。 以上、説明を受け、
質疑応答を行いました。その主な内容は次のとおりです。 まず、委員から、元
株式会社和歌山リサーチラボ社屋は壁を全部取るということなので、1階と2階ぐらいは一体化したものにならないのか。一体化した庁舎にすればスペース的にも効率的に活用できるのではないかとの質疑があり、当局から、既存建物と別館の間に窓を取りつけ、光窓というような設計を考えている。
既存建物と別館を一体的にしてしまえば、一部の室内は昼間でも真っ暗な状態になってしまうとの答弁がありました。 次に、委員から、視察先では庁舎の中に障害者などを雇用するコンビニ、「
福祉コンビニ」が入っていた。
海南市庁舎検討懇話会などではコンビニを入れてほしいという要望はなかったかとの質疑があり、当局から、今、検討している中では福祉に特化したものではないが、ATMや食堂を初め来庁者の利便性を高める機能について検討していきたいとの答弁がありました。 次に、委員から、
議会機能を別館に集約し3階建てにすると建設費はどのくらい変わるのかとの質疑があり、当局から、
日建設計に確認したが、8,500平方メートルより約600平方メートル広くなり、約9,100平方メートルとなる。その分
建設コストも上がるということであったとの答弁がありました。 次に、委員から、議長名で「新庁舎に求める
議会機能に関する要望書」を昨年12月に提出している。今回、資料として提出された案で、反映されていない部分は何か、との質疑があり、当局から、今回の案で議会からの要望を反映できていないのは、「全ての
議会機能を別館に配置する」と「固定式の机を設置した
全員協議会室を確保する」という部分である。「全ての
議会機能を別館に配置すること」については、
建設コストの問題やコンパクトな庁舎という
基本構想の考えから、本館2階と別館2階を
議会フロアという形で考えている。「固定式の机を設置した
全員協議会室を確保する」についてもコストの問題やコンパクトな庁舎という
基本構想の考え方から、
全員協議会室は独立しての配置としているが、固定式の机ということではなく、会議室など汎用的に有効使用できるような方法を考えているとの答弁がありました。 以上が、「新
庁舎建設基本設計及び
実施設計について」の
質疑応答の主な内容です。 次に、「
西部地区の
土地活用及び活性化」に関連して、「(仮称)
西部こども園建設基本設計及び
実施設計について」、当局から説明を受けました。その主な内容は次のとおりです。 (仮称)
西部こども園の施設の
整備内容は、
鉄筋コンクリート造3階建てで、延床面積は3,300平方メートル程度の建物を予定している。建物の配置としては、園庭は日当たりを考慮し敷地南東に配置する。園舎は近隣住民に対する放送音や
砂ぼこり対策のためL字型となっており、西側の現在の
公用車駐車場には、病後
児保育室及び
子育て支援センターを配置する予定としている。敷地の北側には駐車場を配置し、通園バスの駐車場も配置する。 部屋の配置であるが、1階に3歳から5歳の児童の保育室、
延長保育室、多目的室、事務室及び
調理室等を配置する予定とし、2階にゼロ歳から2歳の児童の保育室、一時保育室及び
会議室等を配置する予定としている。3階は、遊戯室や災害用の
備蓄倉庫等の配置を考えている。遊戯室を3階に配置予定としている理由は、津波災害時に遊戯室を
避難スペースとして使用するためである。備蓄倉庫には園児等が数日間園内にて避難生活を送ることができるよう、物資を備えたいと考えている。 今後の
スケジュールについては、(仮称)
西部こども園建設に当たり、まずは旧市民病院の除却が必要となるが、本年7月より
除却工事を着工する予定としている。(仮称)
西部こども園建設については、
除却工事の進捗状況を見ながら工事完了後に速やかに建設を進めたいと考えている。
建設工期は、14カ月程度と見込んでおり、今のところ平成28年1月中の着工を考えており、平成29年4月の開園を目指して現在進めているところである。 以上、説明を受け
質疑応答を行いました。その主な内容は次のとおりです。 まず、委員から、駐車場の場所が問題である。なぜ、道幅が広い敷地東側や南側に配置せず、一方通行で道幅が狭く店舗が立地している北側に配置しようとするのかとの質疑があり、当局から、
建築基準法では、日陰の規制があり北側に現在のように園舎を建てることができないため駐車場を配置することとした。また、東側や南側に駐車場を配置した場合、交通量の多い幹線道路から出入りすることとなり、幹線道路で渋滞を引き起こさないためにも北側に配置することを検討したとの答弁があり、続いて委員から、北側道路の拡幅はどの程度か説明願う。駐車台数が余りにも少ないと思うが、役員会やイベント時にはどのような対応をとるのかとの質疑があり、当局から、北側道路の現在の幅員は約3.5メートルであり、グリーンベルトを約1.5メートル新設することで合計約5メートルの一方通行路となる。役員会やイベント時の対応であるが、園庭を開放し駐車スペースを確保したいと考えているとの答弁がありました。 以上が、「
西部地区の
土地活用及び活性化」にかかわる「(仮称)
西部こども園建設基本設計及び
実施設計について」の
質疑応答の主な内容です。 5月26日の委員会における主な質疑内容は以上です。 次に、6月2日に開催した委員会では、前回の委員会で新庁舎配置図案について各会派で意見を集約してくることを決定していたので、委員から各会派の意見を報告いただきました。 続いて、約40項目の各会派の意見等に対し、当局から答弁がありました。その主な内容は次のとおりです。 「別館の階数について」は、
日建設計に確認したところ、3階建ての別館を建設し、そこに
議会機能を集約した場合、600平方メートルから700平方メートルの床面積がふえることになるという回答であった。
全員協議会室の問題もあるが、
基本設計の8,500平方メートルよりも600平方メートルから700平方メートル広くなれば
建設コストも膨らむので、別館を2階建てとしたA案とB案を提案した。 「市民の動線と議員の動線について」は、現在、想定しているのは、議員については東側の渡り廊下を通って議員控室や議場に入っていただき、傍聴者については本館の廊下を通って西側の渡り廊下から別館に入って傍聴席に行っていただくよう考えている。市職員については、傍聴者と同じ動線で考えている。なお、動線については、今後、委員の皆様の意見を伺う中で変更は可能である。 「外柱について」は、
既存建物は新耐震基準を満たしているが、防災拠点として災害時には直ちに司令塔の役割を果たさなければならないことから、新耐震基準より高い耐震性を有する庁舎にしたいと考えている。建物内の柱の補強によって耐震性を高めようとすれば執務スペースが狭くなるので、外から壁を補強する
アウトフレーム工法が適当と考えた。 「本館と別館をくっつけ1階フロアを一体的にした経緯について」は、一体化することによりワンフロアになり、市民の利便性が増すと考えたためである。 「多目的トイレについて」は、設置することを考えている。 「議場や委員会室の傍聴席は十分なスペースが確保されているのか」については、議場については現在よりも約50平方メートル広くなるので、十分確保できるのではないかと考えている。委員会室については、90平方メートル弱になると考えているが、傍聴席も確保できるものと考えている。 「廊下幅の確保について」は、2メートルを考えているので、車椅子の方も十分行き交う広さがあると考えている。 「更衣室とシャワールームが本館の2階にあるのはおかしいのではないのか」ということであるが、2階は
議会フロアということで、議会活動の妨げにならないよう執務室以外の騒がしくない諸室の配置が適当と考え、更衣室、シャワー室を配置している。また、シャワー室の必要性については、例えば風水害の対応として台風接近時には早い段階で担当職員が各職場に参集し、台風が通過するまで、また台風通過後も被害調査等を行い、長いときで二、三日災害対応に携わることになる。そういったときにも職員がシャワーを利用できるようにしたいと考えている。ユニット式の小さいシャワールームを男性用2台、女性用1台程度設置したいと考えている。 「公用車・議員駐車場を100台分としているが多いのか、少ないのか」については、議員22台、公用車70台を見込んでいるので十分足りると考えている。 「別館1階に窓口業務とカフェなどのオープンスペースの確保」ということについては、一度各課を配置した上で、スペースがあればカフェやオープンスペースの配置についても考えたい。なお、エレベーターの周りの部分は休憩スペースと考えており、自動販売機などを置くことは可能であると聞いている。 「災害対策関係諸室は平常時どのように使うのか」については、平常時は
会議室等として使用したいと考えているとの答弁がありました。 次に、委員から、当初、
既存建物の耐震性が十分あり、費用が安くつくので元
株式会社和歌山リサーチラボ社屋がよいということであった。しかし、外柱が必要となるのであれば、その前提が崩れるのではないか。耐震性はあるが、新耐震基準よりも高い耐震性を確保するために外柱を設置するということだが、そのために建設費用が1.5倍になるのではないかとの質疑があり、当局から、建設費用が1.5倍というのは
建設物価の話である。オリンピックや
東日本大震災の復興事業によって人件費の上昇や建設資材が高騰しており、
建設物価等が約1.5倍になっているということで、建設費がかなり高くなるということである。外側に柱を設置し、新耐震基準より高い耐震性を確保する今回の
アウトフレーム工法を施工することにより、1階がワンフロアになると
日建設計から提案を受けた。
アウトフレームの費用については3億円から4億円である。今の物価で新築による建設費用は1坪当たりおおむね150万円、改修による建設費用は
アウトフレームの費用も含め1坪当たりおおむね100万円となり、改修による建設のほうが費用も安く、また早く完成させることができるとの答弁がありました。 次に、委員から、市はどのような基準でどのような市役所にするのかとの質疑があり、当局から、昨年2月に策定している海南市新
庁舎整備基本構想・
基本計画に基づいた市役所を考えている。市民の安心・安全を守る庁舎、市民に親しまれる庁舎を基本理念として整備する。コスト面だけではなく、機能面等も考慮しながら決めていきたいと考えている。提示した配置案で機能を果たさないということであれば、ほかの配置案を検討しなければならないとの答弁がありました。 次に、委員から、新
庁舎整備費用の財源として70%が交付税算入されるという説明であるが、要望を反映させることによりコストは増大するが、新
庁舎整備費用は幾らまでなら支出できるのかとの質疑があり、当局から、新
庁舎整備費用の財源は、緊急防災・減災事業債を考えており、起債返済分の70%を国が交付税算入してくれるという起債である。あくまでも新庁舎に真に必要な経費に対して、できるだけ市の負担を軽くするよう財源を工夫し事業を実施していくよう考えている。幾らまでならという金額ありきの明確なものはないとの答弁がありました。 次に、委員から、新
庁舎整備設計業務スケジュールについて、我々は検討する時間がもっと必要であると考えている。
基本設計や
実施設計がおくれることによって工事完了時期が後にずれることは許されるのかとの質疑があり、当局から、新
庁舎整備基本計画の建設年次計画で
スケジュールを示しており、新庁舎での業務開始を平成29年10月としている。
基本設計や
実施設計をおくらせると
基本計画どおりにならないため、平成29年10月までの移転を目標に建設を始めたい。そのためには
基本設計は7月末、
実施設計は11月末までとしたいと考えている。協議日程がタイトであるが協力を願いたいとの答弁がありました。 次に、委員から、我々の質疑や意見に対する答弁のほとんどが「検討する」である。「検討する」という答弁の検討結果はいつ報告してくれるのかとの質疑があり、当局から、できるものについては次回報告したい。次回に報告できないものについては、できるだけ速やかに報告させていただくとの答弁があり、続いて、私から、次回委員会までに回答するようにと強く要望しました。以上が「各会派からの意見についての協議」の
質疑応答の主な内容です。 次に、昨年12月1日付で議会から市長宛てに提出した、新庁舎に求める
議会機能に関する要望書について、当局作成の図面に反映されているか。また、議会からの要望が反映できていない理由等について、要望書の項目に沿って当局から説明を受けました。その主な内容は次のとおりです。 まず、議会関連諸室に関する要望のうち、全ての
議会機能を別館に配置することについてはA案、B案ともに実現できていない。事務局と正副議長室の隣接配置、議員、傍聴者及び職員動線の区別、トイレの数と位置、ユニバーサルデザインについては両案とも実現できるものと考えている。無線LANによるインターネット接続でパソコン等の利用を可能にすることは今後の検討課題であると考えている。 次に、議場に関する要望のうち、自然光の取り入れ、対面式、質問者席設置、現状より大きい机、席の前後間隔の余裕、議席全体を見渡せる配置の傍聴席、一般席と記者席の区別、車椅子席の設置については、議場は現状より約50平方メートル大きくなるため、検討していきたい。カメラ・マイク操作システムの導入によるインターネット配信設備設置等については、今後の検討課題であると考えている。 次に、委員会室等に関する要望については、A案では委員会室を3室確保でき、
全員協議会室は委員会室の壁を可動式にして一体利用することで確保したいと考えていたが、委員会室間の中央に柱があるため、一体利用ができない状態である。B案では委員会室3室と
全員協議会室を確保できるが、机は固定式にせず
会議室等として汎用的に利用できればと考えている。音声録音システム及び映像配信システム、音声が反響しない構造については、今後の検討課題であると考えている。 次に、議員控室に関する要望については、現状より約40平方メートル広くなると考えているが、可動式の壁については今後の検討課題であると考えている。 次に、正副議長室に関する要望については、現状より約15平方メートル広くなると考えている。 次に、応接室のかわりに会議室を2室設置するという要望については、約20平方メートルの部屋を確保できるよう考えている。 次に、事務局に関する要望については、現状どおりか少し広くなるものと考えている。 次に、書庫に関する要望については、確保できるものと考えているが、外部保管庫については今後の検討課題であると考えている。 次に、図書室に関する要望については、現状より約20平方メートル広くなると考えている。 次に、駐車場に関する要望については、確保できるものと考えている。 なお、各部屋の増床面積については今後の検討の中で変更することもあるので了解願う。 以上、説明を受け
質疑応答を行いました。その主な内容は次のとおりです。 まず、委員から、無線LANによるインターネット接続、映像配信設備等は別に目新しいものではなくスタンダードなものであるが、今後の検討課題としているのはなぜかとの質疑があり、当局から、今回の検討については各諸室の外観フレームについて決めるものと考えており、設備については
実施設計の段階で決めていきたいと考えているためであるとの答弁があり、続いて、委員からこれらは実現可能性を検討するものではなく、当然やるべき内容であると考えている。映像配信の運用を踏まえて固定式の机に賛成している議員もいると思う。どのように認識しているのかとの質疑があり、当局から、情報化の時代である今、議場や委員会室等へのカメラシステム、録音システム、映像配信システム等の設備は必要であるので設置したいと考えている。ただ、固定式にするか可動式にするかどうか、また費用に関しては今後検討していきたいと考えているとの答弁がありました。 また、私から、当局の説明の中で「今後検討する」と答弁があったものについては、次回の
特別委員会に検討結果を提示するようにと要望を行い、当局から、次回の
特別委員会までに検討内容を提示させていただくようにするとの答弁がありました。 以上が「新庁舎に求める
議会機能に関する要望書についての検証」の
質疑応答の主な内容です。 なお、去る5月18日から5月19日にかけて、千葉県野田市及び滋賀県長浜市において、旧庁舎を活用した複合施設整備について、市役所本庁舎移転に伴う跡地の利活用について行政視察を行いましたので報告いたします。 以上、委員会の調査の概要を申し上げ、閉会中の
活動状況の報告とさせていただきます。
○議長(
宮本勝利君) 報告が終わりました。 これより、
委員長報告に対する質疑を行います。 御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 これをもって新
庁舎整備に関する件を終わります。
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△日程第6 報告第1号
専決処分事項の報告について(海南市
税条例等の一部を改正する条例)から日程第26 議案第51号
新市まちづくり計画の変更についてまで
○議長(
宮本勝利君) 次に日程第6 報告第1号
専決処分事項の報告について(海南市
税条例等の一部を改正する条例)から日程第26 議案第51号
新市まちづくり計画の変更についてまでの21件を一括して議題といたします。 市長の提案理由の説明を求めます。 市長
神出政巳君 〔市長
神出政巳君登壇〕
◎市長(
神出政巳君) 改めまして、今回提出の諸案件について御説明申し上げます。 まず、
専決処分事項の報告であります。報告第1号及び報告第2号については、いずれも地方税法等が改正され、平成27年3月31日に公布されたことに伴うものであり、第1号は海南市
税条例等の一部を改正する条例を、第2号は海南市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例をそれぞれ専決処分とした報告であります。 次に、報告第3号の平成26年度
一般会計補正予算(第8号)については、事業費の確定に伴い、国庫支出金、市債等の財源調整を行うほか、繰越明許費について、1件の追加と3件の予算額の変更を、次に、報告第4号の平成26年度
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)については、事業費の確定に伴い、市債等の財源調整を、次に報告第5号の平成26年度
水道事業会計補正予算(第3号)については資本的収入において一般会計の
水道事業会計出資金八百余万円の減額に対応するための減額補正を行っております。 次に、報告第6号の平成27年度
同和対策住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)については、平成26年度の収支に不足額が生じましたので、その補填をするための補正を本年5月29日付で専決処分とした報告であります。 以上6件については、いずれも急を要し、時期等の関係からやむを得ず専決処分させていただいたものであります。次に、報告第7号については、平成26年度の一般会計における繰越明許費繰越計算書の報告であり、次に、報告第8号については、
水道事業会計において建設改良費の一部が年度内に執行するに至らなかったため、平成27年度への繰り越しの報告であります。 次に、議案第39号については、被用者年金制度の一元化等を図るための
厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の規定の整備を行うため、議案第40号については、半島振興法の改正に伴い、
固定資産税の不均一課税の対象となる事業等を追加するため、議案第41号については医療費助成の対象に訪問看護療養費及び家族訪問看護療養費を加えるため、議案第42号については紀の海クリーンセンターの稼働に伴い、本市において処理する事業系一般廃棄物について見直しを行うため、議案第43号については、租税条約等の実施に伴う所得税法、法人税法及び地方税法の特例等に関する法律の改正に伴い、所要の条文の整備を行うため、議案第44号については、
水道事業の変更認可に伴い、所要の改正を行うため、それぞれ条例改正をお願いするものであります。 次に、議案第45号の平成27年度
一般会計補正予算(第1号)については、その歳出の主なものといたしまして、個人番号カード交付事業に二千余万円、医療費助成の対象拡大に伴う重度心身障害児者医療扶助費に二百余万円、商店街宅配等モデル事業に二百余万円を計上するほか、紀の海クリーンセンターの稼働延期に伴い、紀の海広域施設組合負担金等の減額二千四百余万円、また本市のクリーンセンターの管理運営経費に九千百余万円を計上するなど、総額9,471万3,000円の増額補正をお願いするものであります。 なお、これらに要する財源は、国庫支出金、前年度繰越金等を充当しております。 次に、議案第46号及び議案第47号については、いずれも工事の請負契約に係る議案であり、第46号は
簡易水道統合整備(
東部配水池築造)工事について、第47号は、旧
市民病院除却工事について、それぞれ議決をお願いするものであります。次に、議案第48号については、和歌山下津港(海南市域)プレジャーボート係留施設整備事業における建設工事等の委託契約について議決をお願いするものであります。次に、議案第49号及び議案第50号については、
市道路線の認定についてそれぞれお願いするものであります。 次に、議案第51号については、
新市まちづくり計画の計画期間を延長するとともに、所要の整備を行うため、変更をお願いするものであります。 以上が提出議案の概要であります。 何とぞ御審議の上、御承認、御可決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
宮本勝利君) 提案理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ延会し、明日6月12日から6月15日までの4日間を議案精読のため休会し、6月16日午前9時30分から会議を開きたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 本日はこれをもって延会いたします。 午前10時31分延会
------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。 議長
宮本勝利 議員
東方貴子君 議員 岡 義明君 議員
黒原章至君...