平成18年 2月 定例会 平成18年
海南市議会2月
定例会会議録 第6号 平成18年3月9日(木曜日
)---------------------------------------議事日程第6号平成18年3月9日(木)午前9時30分開議日程第1 諸般の報告日程第2 議案第44号 海南市乳幼児の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例について日程第3 議案第45号 海南市
病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について日程第4 議案第24号 平成18年度海南市
一般会計予算日程第5 議案第25号 平成18年度海南市
国民健康保険特別会計予算日程第6 議案第26号 平成18年度海南市
老人保健特別会計予算日程第7 議案第27号 平成18年度海南市
介護保険特別会計予算日程第8 議案第28号 平成18年度海南市
産業廃棄物処理事業特別会計予算日程第9 議案第29号 平成18年度海南市
同和対策住宅資金貸付事業特別会計予算日程第10 議案第30号 平成18年度海南市
港湾施設事業特別会計予算日程第11 議案第31号 平成18年度海南市
簡易水道事業特別会計予算日程第12 議案第32号 平成18年度海南市
水道事業会計予算日程第13 議案第33号 平成18年度
海南市民病院事業会計予算日程第14 議案第34号
指定管理者の指定について日程第15 議案第35号
指定管理者の指定について日程第16 議案第36号
指定管理者の指定について日程第17 議案第37号
指定管理者の指定について日程第18 議案第38号
指定管理者の指定について日程第19 議案第39号
指定管理者の指定について日程第20 議案第40号
指定管理者の指定について日程第21 議案第41号
指定管理者の指定について日程第22 議案第42号
指定管理者の指定について日程第23 議案第43号 海南市
教育委員会委員任命の同意について日程第24 発議第1号
海南市議会委員会条例の一部を改正する条例について日程第25 請願第1号 中小企業への金融の円滑化と
金融アセスメント法の早期制定を求める
意見書提出についての
請願---------------------------------------本日の会議に付した事件日程第1 諸般の報告から日程第4 議案第24号 平成18年度海南市
一般会計予算まで
---------------------------------------出席議員(35名) 1番 上田弘志君 2番 岡 義明君 3番 若林睦弘君 4番 丸山長和君 6番 橋爪光一君 7番
河野敬二君 8番 幡川文彦君 9番 森下晴彦君 10番
藤田眞嗣君 11番
山本恵津子君 12番 尾崎弘一君 13番 桝田隆造君 14番 中家悦生君 15番 浴 寿美君 16番 前山進一君 17番 瀧 多津子君 18番 大田 優君 19番 北浦 茂君 20番 前田雄治君 22番
久保田正直君 23番 黒原章至君 24番 榊原徳昭君 25番 宮本憲治君 26番 矢本 伊君 27番 磯崎誠治君 28番 森本浩生君 29番 川端 進君 30番 寺杣茂男君 31番
宮本勝利君 32番 馬場利之君 33番 寺脇寛治君 34番 出口茂治君 35番 山部 弘君 36番
谷上昌賢君 37番 米田光治君欠席議員(2名) 5番
中井富美夫君 21番 浜崎政治君
-------------------説明のため出席した者 市長 神出政巳君 助役 宮脇昭博君 収入役 濱井兵甲君 総務部長 宗 泰雄君
保健福祉部長 緒方信弘君 市民部長 前川順治君
産業経済部長 田中康雄君
下津行政局長 表 行男君
総務部参事兼
財政課長 坂本寛章君
市民部参事兼
クリーンセンター所長 浅野徳一君
下津行政局次長 砂山義晴君
保険年金課長 平田喜義君
社会福祉課長 児嶋俊治君
子育て推進課長 猪尻義和君
高齢介護課長 谷口俊治君
市民環境課長 岡本芳伸君
農林水産課長 北口和彦君
商工振興課長 田村彰男君
地籍調査課長 炭 典樹君
下津行政局市民環境課長 山西一通君
下津行政局産業課長 平田喜昭君
-------------------事務局職員出席者 事務局長 千葉博己君 次長 西谷利広君 専門員 山本 明君 主事
栗山維希君 ------------------- 午前9時30分開議
○議長(
宮本勝利君) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。 この際、
議事運営上、暫時休憩いたします。 午前9時30分
休憩 ------------------- 午前9時54分開議
○議長(
宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
-------------------
△日程第1 諸般の報告
○議長(
宮本勝利君) これより日程に入ります。 日程第1 諸般の報告を行います。
事務局長から報告させます。
千葉事務局長
◎
事務局長(千葉博己君) 報告いたします。 平成18年3月9日付海総総第724号をもって、市長から議長あてに、議案第44号 海南市乳幼児の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例についてほか1件の議案の追加提出がありました。提出された議案は本日議席に配付してございます。 以上でございます。
○議長(
宮本勝利君) 報告が終わりました。 以上で諸般の報告を終わります。
-------------------
△日程第2 議案第44号 海南市乳幼児の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例について及び日程第3 議案第45号 海南市
病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について
○議長(
宮本勝利君) 次に、日程第2 議案第44号 海南市乳幼児の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例について及び日程第3 議案第45号 海南市
病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてを一括議題といたします。 市長の提案理由の説明を求めます。 市長 神出政巳君 〔市長 神出政巳君登壇〕
◎市長(神出政巳君) おはようございます。 本日追加提案させていただきました議案について御説明申し上げます。 このたび、新たに
厚生労働省告示が定められ、
診療報酬等が改定されることに伴い、所要の改正をお願いするものでございまして、議案第44号につきましては、海南市乳幼児の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例について、また、議案第45号につきましては、海南市
病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について、それぞれお願いするものでございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
宮本勝利君) 提案理由の説明が終わりました。
-------------------
△議事の延期
○議長(
宮本勝利君) お諮りいたします。 ただいま一括議題となっている議案第44号及び議案第45号の議事は延期することにいたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。
-------------------
△日程第4 議案第24号 平成18年度海南市
一般会計予算
○議長(
宮本勝利君) 次に、日程第4 議案第24号 平成18年度海南市
一般会計予算を議題といたします。 歳出3款から御質疑願うことにいたします。3款民生費について御質疑ございませんか。 7番
河野敬二君
◆7番(
河野敬二君) おはようございます。 まずページでいきますと、97、98、99は、
地域包括支援センターの部分です。これについて質問を行います。 まず、お聞きをしているんですが、直営ですね、1カ所というふうにお聞きをしてます。それでね、国がいうのには、大体海南市程度の規模であれば2カ所要るように思うんですね。ところが、これは1カ所しか予算は組んでいませんが、その後どうされるのか。いわゆる
地域包括支援センター、これは1カ所の予算しか出ておりませんが、国のいう方向では人口比でいうと大体2カ所くらい要ると思うんですが、2カ所にしていくのかどうか、今後ね。 それから、
地域包括支援センターのこの
運営協議会の部分ですね、これ、
地域包括支援センターの位置づけというのは非常に今後大きくなりますから、その
運営委員会の役割も非常に重要となってきます。 それで、
運営委員会の、このいわゆる任命されるお医者さんとか、どういう方々に任命されるのかどうか。それから、
運営協議会はどういう活動とどういう会議の回数とか、そういう点についてお教え願いますか。 戻りまして、95ページ、
配食サービス事業ですね。これちょっと、前年度の予算を、200万円の減なんですね。200万円の減ですが、その減じた内容。 それから、110ページいきます、
生活保護の部分ですね。これは国は何とかいわゆる貧富の格差が日本国全体で広がってきているというふうに言われていますし、私ども相談に結構そういう
生活保護の部分も多くなってきています。 頑張って前年度より予算も多く組んでくれているわけですがね、大体何%、計算すればわかるんですが、何%の増の見込みであって、そして、現況の中でどういう部分が多くなっているか。それと特に
生業扶助費ですね、これ1回、決算であったんかな、私、質問したかどうかわかりませんが、
生業扶助をやっぱり意識して取り組んでほしいと思いますので、なかなかないという話ですが、その辺で
生業扶助を広げていく構えなどもお教え願いますか。 以上です。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。
谷口高齢介護課長 〔
高齢介護課長 谷口俊治君登壇〕
◎
高齢介護課長(
谷口俊治君) 7番
河野議員の御質問にお答え申し上げます。 1つ目の
地域包括支援センターの件ですけれども、直営で1カ所でございます。国の方針であれば確かに人口2万から3万人について1カ所が必要ということで、海南市の場合2カ所です。 2カ所ということになれば、人員体制ですね、保健師さんとか
社会福祉士さん、そういった体制が大変困難であるということですけれども、まず、第一に1カ所で、まず1カ所から始めまして、その経過を見まして、必要であれば、今後ふやしていくと、こういった考えを持ってございます。 それから、
地域包括支援センターのどういう方を委員にされるのかということでございます。それは一応、
介護サービス及び
介護予防サービスに関する事業者、それから、
介護サービス及び
介護サービスの利用者とか、
介護保険の被保険者の代表、それから、
介護保険以外の地域資源や地域における権利擁護及び相談事業を担う関係者、あるいは
学識経験者、こういった方を予定してございます。 それから、
運営協議会の役割というんですか、事務所掌というところですけれども、
センター設置等に関する事項の承認に関すること、それから、
センターの運営に関すること、それから、
センターの職員の確保に関すること、前3号に掲げるもののほか、
地域包括ケアに関すること、こういうことになってございます。 最後のちょっと、
配食サービス、95ページの
配食サービスの件で200万円ほど減になっているということでございます。これ、特に、17年度ですか、そういった状況から対象者110名程度でまず何とかこれでいけるんじゃないかなということで検討の結果、こういう格好にさせてもらってございます。 以上、答弁といたします。
○議長(
宮本勝利君)
児嶋社会福祉課長 〔
社会福祉課長 児嶋俊治君登壇〕
◎
社会福祉課長(児嶋俊治君) 7番
河野議員の御質疑に御答弁申し上げます。 110ページの
生活保護の扶助費に関して御質疑をいただきました。1点目の昨年度に比べて本年度の予算についての率について御答弁申し上げます。 昨年は8億9,762万1,000円の予算現額ということございまして、ことしは9億7,059万円ということで、昨年度に比べまして、現額に比べまして108%、8%の伸びということで予算要求をさせていただいております。 これ、扶助費については、全く予測の中での予算要求ということでございますけれども、この程度の
生活保護の扶助費については必要ではなかろうかと思い、要求をさせていただきました。 次に、
生業扶助についての御質問をいただきました。
生活保護法に基づいて生活扶助をさせていただいているんですが、この
生活保護は御存じのように健康で文化的な最低限度の生活を営む権利、この生活の最低限度の生活を保障するということと、もう1点、生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とすることで
生活保護、そのための
生活保護をさせていただいているところでございますけれども、昨今、なかなか経済状況、また、社会状況が厳しく、働ける環境というのが大変厳しゅうございます。その中で、先ほど申し上げましたように
生活保護の方々には自立の助長ということで指導もさせていただき、また、
ハローワーク等とも連携を広げながらできるだけ自立への道を広げられるように支援をさせていただきたいと思っております。 以上でございます。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 7番
河野敬二君
◆7番(
河野敬二君)
生活保護の部分で、ちょっと私も質問の仕方悪かったんで、
生業扶助についてはまさにそのとおりや思います。非常に厳しいという、
生活保護、そこらはできるだけやっぱり自立をしていくということで、それとねもう1つ、やっぱり、私も相談を受けて、やっぱり何でも仕事があればいきなさい、やっぱりすべて国におすがりにならないように、例えば、自分でアルバイトでも何時間かしてきたら、その分やっぱり自分が働いたということになれば、もちろん扶助は減らされますよ。そやから、そういう指導も大事やと思うんで、無理やり耐え切れということでいうてんちゃいますよ。私はそやから、自分が生きていく、やっぱり社会にやっぱり少しでも、仕事したら役に立っているんやという感覚に本人もなりますから、そのことも私、大分言うてるんよ。その辺はもうちょっと、答弁いいですから、そういうことも言っといてほしいというふうに思います。 それから、
高齢介護課長ね、その給食よ、実態が17年度、実態どうやったんよ。16年度と比較したらどうやったんよ。110名程度でこれでいけるという話やけどよ、17年度の実態の中で予算組んじゃあるわけやろ。非常に後退されちゃうから、私、16年度と下津のあれは後退しちゃると思うんよ。16年度どんな中身で17年度、どうなってきちゃんのよ。ちょっと、人数わかってきたけどもよ。
配食サービス、今、17年度、実態どないでした。食費の内容も、一般質問で僕もやったんかな。朝の9時ごろから弁当ら配られたらかなわんわな。そんなふうな実態ないですか。 やっぱり、温かいもんをできるだけ食べる前に持ってきてもらうという、これはできるだけそうしてもらわんならよ。今、私、弁当食べてますけど、やっぱり暖房の中でも御飯食べたら冷たいで、もう、朝から持ってくるんやけども。できるだけ、そういう、お年寄りのニーズに沿ったような状況になっておりますか。その点。 それから、
地域包括支援センターの
運営協議会ですわ、これは2カ所、最低、私は2カ所、もしくは3カ所くらい要ると思うんよ。
保健福祉センターがやるわけやろ。下津の端も北野上、南野上の端も遠いで。これはもういいです、いいですわ。いずれ検討するという方向ですからね。そやから、
保健福祉センターでやるということで、やっぱり2カ所でやるんやったら、僕はやっぱり
住民センターあたりくらいが中心がなると思うんですよ。もう
保健福祉センターやるということ、それはそれで、是としてのことですけどね。 というのは、やっぱり体が達者な人、車が運転できる人ばっかり来るわけじゃないんやで。そやから、そういう意味で言うてるんですからね、これはもう質問しませんけどもね、そういうふうな方向、2カ所、3カ所、私は3カ所でもおかしくない、そういう方向も持っといてください。これ、質問しません。 それから、
学識経験者ですわ、そのメンバー、
地域包括支援センター運営協議会のメンバー、これはどういう方を予定されているのですか。その点だけ答弁ください。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。
谷口高齢介護課長 〔
高齢介護課長 谷口俊治君登壇〕
◎
高齢介護課長(
谷口俊治君) 失礼しました。ちょっと時間かかりました。すみません。7番
河野議員の御質疑にお答えします。
学識経験者ということの御質問でございます。これは学校の先生を予定してございます。助教授です。 (「
配食サービス抜けた」と呼ぶ者あり) 答弁漏れ申しわけございません。
配食サービスの人数ち
ゅうんですか、件数ですけれども、16年度はたしか125名程度だったと思います。17年度はまだ決算ができませんのでわかりませんけれども、同じような数字でいけると思っていますので、18年度についても若干少な目になってございますけれども、決算の額と同じような額で計上してございます。 (「中身を教えて」と呼ぶ者あり) 弁当の中身ということですか、時間がとにかく昼食、基本的にはお昼御飯ということで想定してございます。それが、回数ち
ゅうんですか、時間がおくれて来たりするので、冷たい御飯になっている場合もあるという御指摘でございます。 こういったことのないように業者にも指導していきたいと思ってございますのでよろしくお願いします。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 7番
河野敬二君
◆7番(
河野敬二君) あのね、
高齢介護課というのはよ、
介護保険に適用される方のお年寄りの施策だけしたらあかんわけやいしょ、そやろ。 国がいってんでしょ、介護の世話になるなって、そやろ、そらありがたいんよ、私もそれよ、もう、言うてるわ、あと数年したらそうなんのや。だれだっておまえ、あれや、みんな世話らかけていらんし、そのとおりなんや、元気でやりたいのん、もっとそやったら、そういうふうに温かいよ、
配食サービス一つでもやで、努力しなさいよ、あなた。冷たいのがあるかわからんから指導するわって、あかんでそういうとらえ方しとったら。機構も変えられるんであれやけどね、視点が悪い、視点が。これはもう指摘しときますわ。 それから、
運営協議会の
学識経験者よ、僕、学校の先生が悪いと言うてんの違うんよ。
地域ケアなどに関する
学識経験を持つ方がその予定されてるんちゃうんか。学校の先生があかんて言うてんちゃうで。学校の先生は
地域ケアに関する
学識経験をお持ちの方か。 国が言うてるのは、ずっとあなたが答弁してくれて、最後、
学識経験者も入れなさいと、それは、いわゆる
地域ケアに関する
学識経験のお持ちの方をその委嘱される予定ですか。それだけもう答弁ください。もうあとの
配食サービスは、委員会でやってもらいますわ。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。
谷口高齢介護課長 〔
高齢介護課長 谷口俊治君登壇〕
◎
高齢介護課長(
谷口俊治君) 7番
河野議員の再々質問にお答え申し上げます。 予定しています
学識経験者ということについては、
地域ケアについても御存じの方だと思ってございます。
○議長(
宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 (「ちゃんと答えてけえよ。わし質問でけへんぞ。きちっと答えてください」と呼ぶ者あり) この際暫時休憩いたします。 午前10時18分
休憩 ------------------- 午前10時27分開議
○議長(
宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第4 議案第24号の議事を継続いたします。 7番
河野敬二君の再々質疑に対し、再度当局から答弁願います。
谷口高齢介護課長 〔
高齢介護課長 谷口俊治君登壇〕
◎
高齢介護課長(
谷口俊治君) どうもお時間をちょうだいいたしまして、ありがとうございます。7番
河野議員の再々質問にお答え申し上げます。
学識経験者ということで、和歌山県医科大学の
保健看護学部助教授でございます。ということで、こういった
地域ケアについても精通しているものだと考えてございます。 なお、この委員につきましてはもう既に委嘱申し上げてございます。
○議長(
宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって、3款民生費に対する質疑はこれで終了いたします。 この際暫時休憩いたします。 午前10時29分
休憩 ------------------- 午前10時35分開議
○議長(
宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第4 議案第24号の議事を継続いたします。 次に、4款衛生費について質疑を行います。 御質疑ございませんか。 29番 川端 進君
◆29番(川端進君) 113ページの
保健衛生費の中の28節繰出金、これについて質問いたします。
市民病院企業会計への繰出金と
野上厚生病院組合への繰出金と両方あります。 どちらもこの財源をお聞きしたいんです。国からおりてきているはずですね。名目、それから、その名目に対する金額、あって合計が何ぼになるんか。それとこの繰出金との関係を見たい。したがって、国からどういう名目でおりてきているのかということを聞きたい、それが第1点の質問。 第2点目の質問は何のために
市民病院企業会計への繰出金が行われておるのか。
厚生病院への繰出金も何のために行われるのか、目的、意義を明らかにしていただきたいと思う。2点です。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。
坂本総務部参事 〔
総務部参事兼
財政課長 坂本寛章君登壇〕
◎
総務部参事兼
財政課長(坂本寛章君) 川端議員からいただきました
市民病院並びに
厚生病院に対する繰り出しの財源的なことについてまずそういった質問でございます。 18年度の
普通交付税の、きちっとした額はこの時点ではわかってございませんので、きちっとした数字というのはなかなか難しい。言えないわけですが、ただ、この例えば
市民病院への繰り出しする
繰り出し基準に基づく額、17年度でいいますとこの3億6,446万5,000円のうち、
繰り出し基準に基づく額が1億6,000万円弱あるんですが、それに近い交付税が17年度、あるいは16年度でそうした実績がございますので、1億5,000万円から1億6,000万円くらいのこの
基準繰り出しに基づく数値に近い
地方交付税の算入があると、そのように考えています。 次に、
厚生病院ですけれども、
厚生病院の場合もこれは今までの
実績ベースからいいますとほぼこの繰り出し、7,600万円余しのほとんどが
地方交付税に算入されておった今までの実績がございますので、
厚生病院の場合はほぼ
地方交付税に算入されている額で賄ってこられているんかなと思います。 次に、繰り出しをする理由ということですが、地域の医療を担っているそういう地域医療を担っている
市民病院、
厚生病院に対して、行政としての一定の支援をさせていただかないかん。こういうことは本市に限らず
市民病院、公立病院を持っているところ、そういうふうにさせていただいているのではないか。そのために、
地方交付税にも算入されているのではないかと、このように考えております。 以上です。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 29番 川端 進君
◆29番(川端進君) せっかくの御答弁ですけどね、こちらの質問の仕方が悪かったんだと思いますけれども、答えになってません。 1億6,000万円はこれは数字が合うてるんですね。もちろん、答弁した以上は合うてるんでしょうけどね、そうすると、3億6,000万円のうち、1億6,000万円が
普通交付税で海南
市民病院用に国からおりてきているわけでしょうな。そうすると、差し引き2億円が繰り出されているわけよ。国からの財源補てんがなくてやな、持ち出しているわけやろ。
厚生病院は持ち出してないわけやな。全額、国から市役所へ来て、市役所から
厚生病院へそのまま通ってしまうということで、ピンはねがないということがわかっただけのことなんですけど、要するに追加の負担はしてないと、
厚生病院はな。 ところが、海南
市民病院は2億円の自己負担をしてんの。その理由は何よて聞いているんやで。公共性の話しはしたけどよ、公共性はわかっちゃある。
厚生病院も公共性あるんよ。
厚生病院は出さんと、
市民病院へ2億円、交付税以外に2億円積んでるやろ、これ、なぜそんなことするんよ、ということなんです。その理由を言うてもらわんと、公共性ある、公衆衛生てな、保健医療てなこと言うたってわかっちゃあると、病院になぜいかんなんよということやで。その特別の理由を言うてほしいんです。 それと、これはちょっと誘導尋問みたいになるけど、これ2年度になるんかな、何年まで続くかということも含めて答弁いただけますか。5年計画やろ、その辺も、何年まで続けるなら続けるということで年次切って言うていただけますか。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。
坂本総務部参事 〔
総務部参事兼
財政課長 坂本寛章君登壇〕
◎
総務部参事兼
財政課長(坂本寛章君) 川端議員の市として交付税算入以外の市の持ち出しを2億円近く持ち出しているそうした理由についてという御質問でございますけれども、
市民病院は企業会計という形をとっておりますけれども、市が最終的に市長、市が経営する病院でございます。 だから、したがって、
市民病院であるわけでございますけれども、そうした
市民病院の財政が例えば16年度から財政健全化計画を立てて、5カ年計画で県から貸し付けをしておりますけれども、そうしたことに対して、その市としての機関である
市民病院を支援していかなければならないある意味義務があるのではないかなと、そういうふうに考えております。 それと、
市民病院の財政計画は平成16年度にその県の認可を受けまして、財政計画での貸し付けをお願いしているところでございますが、それは5年間でございまして、16年度から20年度までの計画でございます。 以上です。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 29番 川端 進君
◆29番(川端進君) もうちょっとはっきり言わんと答弁と合わんのでもう1回聞きます。 県が健全化計画を立てて、貸し付けしてくれているわけですね。病院直接とそれから、市の一般会計と両方へ。それは病院の不良債務の解消という名目があるんですよ。 ところが今の
財政課長さんの答弁であったら、わけわからんのやね、赤字の穴埋めのように聞こえて仕方がないんですよ。赤字の穴埋めというのと、不良債務の解消というのは意味が全然違いますんで、この金の回転をうまくいかすというのが不良債務の解消であって、帳簿上累積的な赤字を消していくのは赤字の解消なんですよ。赤字の解消というのと不良債務の解消というのは、意味が違うんです。なぜ、そう言うかというとですね、病院の特別会計のときに質問したら、病院の管理者は不良債務の解消したいと、そうでなけりゃ回っていかんのやと、病院の職員のボーナス払うのにやな、どこぞから借ってきて払う、で診療報酬があったんで、それで返す、そんな借金財政をしてるんで、不良債務の解消をしたいから県から健全化計画立ててもうてやっているんやとこういうことで趣旨は大体は、管理者の答弁はやで。 ところが支援する側の財政当局は病院の企業会計とはいえ、いったらたいの、結局は市が経営してんのやさけ、出さんなんという言い方でしょ。赤字の穴埋めのように聞こえて仕方ないんよ。不良債務の解消やったら、これは貸し付けでいくべきやさかい言うてんのやで。貸し付けるべきよ。
市民病院が今苦しいさけね、金を貸すんよ。それで、回転してもろうて、ボーナス払うんでも何でも回しやすいようにする、そうして、そのかわり経営がようなってきたら、返してもらう、一般会計へ。そういうやり方をすべきやと私は思てるんですよ。そこのところを聞きたいんよ。赤字のような、赤字という言葉は使わんけどね、赤字の穴埋めと同じこと言うてるんですよ。それでそこのとこ、不良債務の解消が目的と違うんかい、赤字の解消が目的と違うんか、どっちですか。 もう、それははっきり言うといてもらいましょか。管理者の答弁と違うわけ言うてんのやで。管理者は不良債務と言うてるんですよ。答弁願います。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。
坂本総務部参事 〔
総務部参事兼
財政課長 坂本寛章君登壇〕
◎
総務部参事兼
財政課長(坂本寛章君) 川端議員さんの御質問は不良債務を解消することと、赤字対策とちょっと意味が違うのではないか、そういう意味であるかなと、そういう御趣旨の御質問であるかなとは思うんですが、不良債務を解消するということは、基本的に赤字を解消することにつながっていくのではないか。ここはこういうふうに思てますもんで。 (発言する者あり) 貸し付けという、方法論的に繰り出しをしていくという方法もあれば、貸し付けをするという方法もございます。確かにございますので、この今回の件の財政健全化計画における病院に対する支援策の1つとして繰り出しをしている部分もあれば、貸し付けをしているところもございます。 だから、全額貸し付けとか、全額繰り出していることではないんですが、そうした手法も実施はさせていただいているところで。 (発言する者あり) まあそやから、方法論的にそういうのはあるのは承知しているところでございますけれども。 以上でございますので。
○議長(
宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 7番
河野敬二君
◆7番(
河野敬二君) 2つお聞きします。1つは、118ページ公害対策費の報償費10万円、これは当局からいただきました予算の概要の説明書を見ますと、地球温暖化対策事業の市町村実行計画をつくるんだということのそれの報償費だというんですね。これはどういう内容かひとつお教え願いたい。 それからね、ちょっとページ戻りまして、113ページ、健康まつり委託料のところでお聞きしたらええんかちょっとようわからんのですがね、そこに入っちゃうか、それとも健康対策の全般に入っちゃうのかようわからんのですがね、去年ですね、平成17年の高齢者筋力向上トレーニング事業というのが行われちゃうんよ。まだ決算出てきてないんでね、16年度の決算はこの間終わったところでございますから、それがね、備品らも買うていろいろ事業やってきちゃあるでしょ。これは難しい事業やと私は思とったんで、頭の中に残っとったんですがね、備品、ところが、ことし事業出てないんや。どこにあるんか、それが1つや。 ほで、それは備品らも買うてどない使われていくんよ。ダンベルとかいろいろ上げるの、これ、難しいって私言うた記憶があんねんけども、ことし、予算のそれ反映してないんや。それはええんやけども、ほな、せっかく県費補助が4分の3ついて、その器具からもう買うちゃあると思うんやけどよ、それはどないして使われていくんですか、ことしは。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。 岡本
市民環境課長 〔
市民環境課長 岡本芳伸君登壇〕
◎
市民環境課長(岡本芳伸君) 7番
河野議員の御質疑に御答弁申し上げます。 118ページの公害対策費のうちの報償金10万円について御説明申し上げます。この費用につきましては地球温暖化実行計画を策定するための前段といたしまして、学習会のための講師謝金ということで5万円掛ける2回ということで計上させていただいております。 以上、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
宮本勝利君)
谷口高齢介護課長 〔
高齢介護課長 谷口俊治君登壇〕
◎
高齢介護課長(
谷口俊治君) 7番
河野議員の御質疑にお答え申し上げます。 113ページの健康まつり、これと筋力向上トレーニング事業とはちょっと御趣旨はわかりにくいんですけれども、筋力向上トレーニングにつきましては、
介護保険の特別会計の方で筋力向上トレーニング委託料ということで上げてございます。 (「続けちゃんのか」と呼ぶ者あり) ずっとやります。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 7番
河野敬二君
◆7番(
河野敬二君) もう続けちゃあるならいいです。器具も買うちゃあるよって。 そやけど、これはつぶやきですか、健康対策まであんたんところへ入っちゃうんやな。何もかもあんたとこやな。それは、ほんのつぶやきです。議長さん、ごめんなさい。 公害対策の部分です。これ、学習会2万円で2回やるということですかね、どういう方が講師でそれから学習を受ける対象者だけ教えてください。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。 岡本
市民環境課長 〔
市民環境課長 岡本芳伸君登壇〕
◎
市民環境課長(岡本芳伸君) 7番
河野議員の再度の御質疑に御答弁申し上げます。公害対策事業のうちの報償金が地球温暖化講師謝金として5万円掛ける2回ということで、10万円計上させていただいておるわけでございますが、講師につきましては、この予算の範囲内で対応していただける大学の先生等というふうに考えてございます。 対象につきましては、自前で実行計画をつくりたいということでございますので、担当職員から市職員等、どの程度まで広げるかということも含めて検討している状況でございます。 以上でございます。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。 29番 川端 進君
◆29番(川端進君) これはし尿処理のところ、123ページ、補償補てん及び賠償金、物件等補償金…… (発言する者あり) 款でいくんやな、失礼しました。
○議長(
宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって、4款衛生費に対する質疑はこれで終了いたします。 この際、暫時休憩いたします。 午前10時55分
休憩 ------------------- 午前11時11分開議
○議長(
宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第4 議案第24号の議事を継続いたします。 次に、5款農林水産業費について質疑に入るわけでございますが、本款については、質疑の通告がありますので、まず初めに通告による質疑を許可いたします。 11番
山本恵津子君
◆11番(
山本恵津子君) 129ページの5、地籍調査費に関してですけれども、地籍調査費は平成13年度から始まり、18年度で6年目に入ると思います。それについて質疑を行います。 1番、地籍調査推進委員40名の選出方法はどのようにしているのでしょうか。 2番、全市の調査が終わるのにあと何年を要するのでしょうか。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。 炭
地籍調査課長 〔
地籍調査課長 炭 典樹君登壇〕
◎
地籍調査課長(炭典樹君) 11番 山本議員の御質疑に御答弁申し上げます。 地籍調査推進委員の選出方法でございますが、推進委員の役割といたしましては立会日当日調査に同行して助言をいただいたり、土地所有者の方への対応に協力していただいたりすることが中心業務でございますので、これまで地元自治会長に相談いたしまして、地区の事情に詳しい方を調査地区の中から選出させていただきました。今後もこのような形になろうかと思います。 平成17年度におきましては、阪井沖野々地区として21名、且来地区では12名、合計33名の委員を委嘱いたしました。 18年度は本年度の1.7倍の面積で調査を計画しておりますので、調査対象となるのですが、調査対象となる2地区は隣接する地区でもあり、限られた区域からそんなに多くの委員を選出していただくわけにもまいりませんので、1人平均5日程度出役願うものとして、40名以内を予定しております。 続きまして、全市の調査が終わるのにあと何年を要するのかとの御質疑でございますが、本市の地籍調査は平成13年度から着手いたしまして、最終年度を30年後の平成42年3月と予定しております。 既に調査を開始してから、5年を経過してございますので、残る25年間で60平方キロメートルの調査をこれまでより早いペースで完成させる必要がございます。 計算上では年間平均2.4平方キロメートルのペースでの調査ということになります。これは平成16年度に比較して7倍、今年度の2.4倍の規模ということになりますが、現在のところ、地籍調査担当する職員体制は従来どおりで行いたいと考えております。 したがいまして、いろいろ工夫をしてやっていかなければ、目標の達成は非常に難しい課題ではなかろうかと思っております。しかし、同時に今回、18年度当初予算に計上させていただきましたが、進化した調査支援機器を導入することや、また、外部委託を広く取り入れながら、担当職員がこれまで培ってきた地籍調査のノウハウをそこに傾注することによりまして、この状況を打開していけるものと考えております。 残る25年間での目標達成は相当困難を予想されますが、平成42年度には必ず完成することを目指して現在作業を進めているところでございますので、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 なお、現在の進捗率ですが、和歌山県平均で17%、全国平均では46%、海南市では旧下津町が加わりましたので、41%になってございます。 以上でございます。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 以上で通告による質疑は終了いたしました。 本款について他に御質疑のある方ございませんか。 20番 前田雄治君
◆20番(前田雄治君) 農業費の126ページ、13番委託料、農林水産業まつり250万円が計上されております。 去年は確か、海南は農林水産業まつりが燦燦公園を中心にして行われた。そのときに下津が時期的に海南とまつりをするのがちょっと早いということで、わくわく市が行われたと思います。 同じような内容でございますので、ことしも農林業まつりに対する下津の、ちょっと項目違うかもわからんのやけど、わくわく市が行われるのかどうかお聞きしたい。 次に、農業費の127ページ、13番委託料、320万円、その内訳の中でイノシシ捕獲料が委託料が40万円、農業振興対策委託料が250万円、このことについては過日、農業の振興と農家を守るということが大田議員からも一般質問がございました。 現状、イノシシの被害状況、市ではどの範囲でどのくらい被害があるか、それを言っていただきたい。海南市の総面積は前は60平方キロであったんやけども、農耕地を含めた樹園地面積はどのくらいあるかお教え願いたい。 それから、イノシシの捕獲おりですね、もう一遍にもう言うてまわよ。40万円、これは海南市が考えてこれで対処できるんだというふうに考えたんか、それとも県の指導なり、また、コンサルタントかどうか知らんけども、イノシシを処置するというようなそういう学者ないしそういう研究所で委託されて、この40万円の内容も一応説明していただきたい。 その下の農業振興対策委託料250万円、これも一応内容をお教え願いたい。 それから、16番の原材料費600万円、これは恐らくイノシシなり、アライグマなり、いろいろの害の材料だと思いますが、この内容についても御説明を願いたい。 以上です。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。 北口
農林水産課長 〔
農林水産課長 北口和彦君登壇〕
◎
農林水産課長(北口和彦君) 20番 前田議員の御質疑にお答えいたします。 まず、1点目の126ページの農林水産業まつり委託料250万円にかかわりまして、18年度はわくわく市が行われるのかといった御質疑でございました。 わくわく市につきましては、例年下津小学校において、わくわくハイクと同時開催という形で毎年10月に開催されておるところでございます。 18年度につきましては、下津小学校の工事に伴いまして、グラウンドが使用できないということがございます。そうしたことから、わくわくハイクが現在のところ予定でございますが、長保寺が最終のゴール地点といった形で進められていく予定というふうに聞いてございます。その中の長保寺での有効なスペースを使いまして、例年よりは縮小される形になりますが、わくわく市も開催する予定となってございます。 続きまして、イノシシの対策に関する御質疑でございます。まず、被害状況はどうかといった御質疑でございました。イノシシの被害につきましては、全国的な広がりを見せております。また、県内におきましても、県内全域に現在広がっているような状況です。当然、市内におきましても市域全域に被害が広がっております。被害状況の額等については申しわけございませんが、当課の方で把握はできておらないわけでございますが、かなりの被害の広がりを見せておる状況にございます。 それから、市の樹園地の面積にかかわっての御質疑でございました。現在、合併によりまして、海南市の市域全域では101平方キロとなってございますが、そのうち耕地面積は2,400ヘクタール、ですから、24平方キロとなっております。そのうち、樹園地は1,800ヘクタール、約18平方キロということになってございます。 それから、次に、捕獲おりの予算、これにつきましては40万円計上させていただいておるわけですが、これについて、市単独での考えに基づいたんか、また、今までの研究とかに基づく予算計上に至ったのかということで、内容等についての御質疑がございました。 捕獲おりにつきましては、イノシシの捕獲につきましては、現在、後ほどまた御説明申し上げますが、防護さく、それから、猟友会によります銃器による捕獲、また、捕獲おり、また、わな、そういった捕獲方法が種々ございます。そうした中で銃器による捕獲につきましては、有害駆除ということで猟友会の方々にお願いいたしまして、その都度出動をお願いしておるところでございますが、何分にも一日じゅう待機しておらなければならないといったこともございますし、高齢化が進んでいる状況にもございまして、現在、捕獲おり、おりの実績というものが比較的成果を見せ始めております。 当市におきましても、捕獲おりの設置事業に取り組んできたわけでございますが、そういった効果が上がっておる状況を踏まえまして、本年度につきましては、従来、4基の予算計上をさせておったところでございますが、18年度につきましては、5基設置したく計上をさせていただいておるところでございます。 先ほど言いましたように、捕獲おり、それから、さく、そういった支援策によりまして、農地を今後とも守っていきたいというふうに考えてございます。成果も上がっておるところでございます。 続きまして、農業振興委託料についての御質疑でございます。農業振興委託料についてでございます。これにつきましては、市内で生産される農作物の有利販売、また、農業所得の向上を目的に、消費者ニーズに合った高品質生産への対応や近年特に問題となっております高齢化、後継者不足等の社会的現象に対処して、市内農業の発展を農業関係者と行政が一体となって推進していくという目的のもと、今年度農業振興協議会を組織いたしまして、海南市内の高品質生産対策、また、生育品質調査、販売促進対策、農業者育成対策、資源活用対策、市内農業にかかわる種々の対策について御協議をいただいておるところでございます。 今年度の250万円につきましても、市で組織させていただきました農業振興協議会におきまして18年度の振興施策について御意見をいただく中でそうした御意見を集約した中で市として18年度の振興施策を決定していきたいというふうに考えてございます。 ですから、18年度の施策につきましては今後の協議会の協議を待ちたいということになるわけですが、市といたしまして、市内農業の振興のため、250万円を計上させていただいたところでございます。 続きまして、原材料費として600万円計上させていただいておるわけでございますが、これの内容についてでございます。これは先ほど来捕獲おり等の中でもありましたが、野生鳥獣による農作物への被害防止するために、農作物鳥獣害防止対策事業を実施する農業団体に対しまして、丸鉄線溶接金網ほか、くいも含まれるわけですが、そういった資材を支給しようとするものでございます。 これは県の補助事業、県が3分の1補助いただくわけでございますが、その事業に市としても、被害の増大を防止するための施策に支援をしてまいるということで600万円を計上させていただいております。 この18年度につきましては、東畑地区3集落、約1万メートル、10キロについて防護さくを設置するための予算を計上させていただいております。 たしか14年度から当市におきまして防護さくの支援を進めてまいったわけでございますが、年々増大する被害に対しまして、農家さん、いわゆる集落での取り組みに対して、積極的な支援をしてまいりたいということで、年々増額をさせていただく中で進めてまいっております。 18年度は600万円計上させていただいておるわけでございますが、防護さくを設置した集落ではイノシシの被害等も減少しているというふうに好評いただいておるところでございます。 今後も各集落の農家さんの結集によりまして、集落全体をイノシシ被害から防御するという取り組みに対しまして、積極的に支援をしてまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 20番 前田雄治君
◆20番(前田雄治君) 課長の答弁いただきました。わくわく市等の答弁は納得できたわけです。 答弁がありましたんやけども、18年度予算の概要を見ますと38ページ、有害鳥獣イノシシ、サル、アライグマによる農作物被害を防止するため、捕獲事業を猟友会の協力を得て進めていく、費用、50万円、県が半分もつんかな、出ておりますが、果たして猟友会、人類の、人間の出生率は低いんやけども、このイノシシの出生率は物すごい数でふえてくるというようなことで、もう海南市中はもう国道を越え、高速を越えて、下津の人にも聞きますと、下津にも入っている。被害状況は私もミカンつくってますんやけど、ちさい木であったら、こかされてしまう。ほいて、カラスキですいたように、畑じゅうかき回して、また、石垣をつぶしてしまうというようなことで、猟友会の方々との協力を得て処置しているということですけれども、猟友会にこういう狩猟に対しては制限があると思いますので、実際問題、捕獲というか、もう銃で撃ってもらうということがやっているのかどうか。年じゅうそれが可能であるのかどうか。そこらの点も聞きたい。 課長、今言われたように、8万円のおり5基で40万円、この海南はよ、何台捕獲おりを置いちゃあるのか知らんけども、1基ふやしてこれで捕れるて、そんな勘定、わしはちょっとできやんと、信じられやんと思う。やっぱり何ちゅうか、もう薬殺してもらわないととてもふえてくる数に追いつけないと思います。 ほいで、御存じのように農業が低迷をしていると、去年のカキでもミカンでも、いまだにとらんとほってしまっているというのが現状ですけどね、農家を守れという意味から言うてでも、やっぱり農家を擁護するという施策をやっぱり市長も頭に入れていただいて、十分対処をしていただきたい。 ということは、ちょっと軽んじ過ぎるなと、1台ふやしてこれで、イノシシ対策できるでというのではちょっと軽い。わしはこんなんではだめやと。もっと力を入れてもうて、もう、猟友会の費用ももっとふやしてもうて、もう、極端に言えばもう射殺してもらうという方法が最大の防御になると思うんで、そこらの点について、どう考えておられるか、市長はもうちょっと一遍、どうか、御返答を願えればいただきたい。関係部長の答弁もいただきます。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。 市長 神出政巳君 〔市長 神出政巳君登壇〕
◎市長(神出政巳君) 20番 前田議員の御質疑にお答えいたします。 先ほどの御質問に対する答弁もあったわけでありますが、野生の鳥獣対策につきましては私どもも苦慮しておりまして、被害を受けられた樹園地の皆さんといろいろ協議をし、また、国や県にもアドバイス、また、県からもいろんな補助をいただいてこういった捕獲おりの設置等委託料、そして、また、諸材料費ということで、今回も予算を上げさせていただいております。 先ほどの御提言もありましたように、鳥獣に対する捕獲ということにつきまして、いろいろな方法があるかと思いますが、現在のところ、我々もいろいろな方に御協力をいただき、対応に取り組んでいるところでございますが、議員の御提言も踏まえまして、今後、さらにそういったものに対応を強化を図ってまいりたいと思いますので、今回の予算についてはお認めいただきたいと思います。
○議長(
宮本勝利君) 田中
産業経済部長 〔
産業経済部長 田中康雄君登壇〕
◎
産業経済部長(田中康雄君) 20番 前田議員の御質疑に御答弁させていただきます。 イノシシの被害に対しましていろいろな支援策ということでございまして、その中で私どもは地域から要望が多く、予算が不足するような状況になるというふうなことがあれば、いろいろな対応をしていかなければならないわけでございますが、本年度予算につきましては地域の要望等をもとに計上させていただきましたものでありますが、議員の御指摘のような状況が起こってきた場合には、被害状況の調査等に基づき、農家の方々と協議の上で対応策を検討したいと考えておりますので、よろしく御理解をお願いいたしたいと思います。
○議長(
宮本勝利君) 北口
農林水産課長 〔
農林水産課長 北口和彦君登壇〕
◎
農林水産課長(北口和彦君) 20番 前田議員の再度の御質疑に御答弁申し上げます。 議員の方から、捕獲に関しまして猟友会等にお願いしておるということであるが、猟友会等が出動する期間等についての御質疑がございました。 現在、猟期は別といたしまして、猟期外につきましては、被害があった旨の報告をいただきまして、猟友会等の協力をいただく中で有害駆除ということで期間を指定し、当課の方でお願いしておるところでございます。現在のところはほぼ年間を通じてほぼ有害駆除に出動いただいているような状況にございます。 以上でございます。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 20番 前田雄治君
◆20番(前田雄治君) 市長の答弁ありがとうございました。 本年度の予算は認めてもらいたいというお話でございましたが、これは当初予算やけん、また、補正ということもありますので、その時期に対して御配慮願いたいと思います。 それからね、イノシシ、それから、サル、アライグマちゅうのあんねんけどもね、サルはもうほとんど、沈静したようでございます。イノシシがどんどんどんどん増えているというような状態の中で、かつて北野上の小学校でニホンザルの問題ありました。私も出席しました。その話を聞いたときに、動物愛護協会の人々が来ておりまして、動物を薬殺したらいかん、殺したらいかんと言うて声を上げまして、それによってサルは殺せないというような状態になったと思います。 さて、イノシシの場合、出生率、物すごふえてくるので、捕獲をしていると思うんやけど、実際問題、どう処置されているか、それも合わせて答弁願いたいと思います。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。 北口
農林水産課長 〔
農林水産課長 北口和彦君登壇〕
◎
農林水産課長(北口和彦君) 20番 前田議員の再々御質疑に御答弁申し上げます。 今、サルの例もお出しいただきながら、愛護団体等から薬殺等、殺すことについてのいろいろな意見もある中でどうイノシシについて対応しているのかといった御質疑がございました。 イノシシにつきましては、猟友会の方で処分をしていただきます。要するに、銃器等で撃っていただいて殺しておるというのが実態でございます。 これについて、サルにつきましては、県の保護管理計画に基づきまして、薬殺させていただいておるというのが現状でございます。
○議長(
宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 6番 橋爪光一君
◆6番(橋爪光一君) 126ページ、先ほど前田議員の質問でわくわく市の長保寺で規模は小さいが開催されるということをお聞きしました。 教えていただきたいのは、昨年度は委託料として250万円計上されておりました、わくわく市にね。今回、ここには計上されてないんですけれども、どこかに計上されているんでしょうか。それともまた、農林水産業まつりの250万円の中に入っているんでしょうか。それをお聞かせください。 それから、128ページ、3目の地域振興作物奨励補助金60万円、これ新しく出たように思うんですけれども、これの内容をお聞かせください。前もあったんですかね、よくわからないんでお聞かせください。 それから、その次の4目委託料、不法投棄ごみ撤収委託料50万円となっています。昨年度はここが100万円の予算を計上しておりました。100万円でも非常に私は少ないと思うんですけれども、それが50万円、半分になった理由をお聞かせください。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。 北口
農林水産課長 〔
農林水産課長 北口和彦君登壇〕
◎
農林水産課長(北口和彦君) 6番 橋爪議員の御質疑に御答弁申し上げます。 まず、126ページの委託料の中に17年度計上されておったわくわく市の予算が計上されておらないが、どういうことになっておるのかといった御質疑でございます。 18年度につきましては、先ほど前田議員の御質疑の中でも御答弁申し上げましたが、下津小学校が工事で使えないため、わくわくハイクと同時開催しておりましたわくわく市につきましては長保寺の方がゴールということになることから、長保寺の方でスペースを、商工振興課の方でわくわくハイクの方で確保いただきまして、規模は縮小されますが、農産物等の販売を行っていただく予定となってございます。 そうしたことから、商工振興費の中のわくわくハイクの中でこの分の予算計上はさせていただいているということになりますので、御理解を賜りたいと存じます。 続きまして、128ページの地域振興作物奨励補助金についてでございます。これにつきましては、水田営農活性化対策の中で地域振興作物を転作物に指定いたしまして、定着化と産地の育成強化を図ろうとするものでございまして、17年度は水田農業市単独地域振興作物奨励補助金という名目でございました。内容的には変わってございませんでして、名称を変えさせていただいたところでございます。 指定作物を作付する農家さんに対しまして、10アールについて1万円を補助しようとするものでございます。 続きまして、不法投棄ごみ撤去委託料についてでございます。不法投棄ごみ撤収委託料につきましては、去年100万円計上されておるが、半額にした理由はどうかということでございます。 これにつきましては、不法投棄ごみの撤収につきましては委託料につきましては、業者委託を初め、簡易なものにつきましては、職員で対応したりとか、また、市民環境課の方でこういった不法投棄の撤収についての事業も行っていただいておるところでございます。 今年度50万円に減額させていただいておりますが、16年、17年、現在までの状況を勘案する中で50万円で可能という判断に至りまして18年度で計上をさせていただいたところでございます。 以上御理解を賜りたいと存じます。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 6番 橋爪光一君
◆6番(橋爪光一君) もう一度お聞きするんですけどね、わくわく市で農産物はいわゆるわくわくハイクの方で計上されているということなんですけれども、いわゆるわくわく市とわくわくハイクが同時開催で、別々のところへ計上しているんですけれども、昨年度はわくわくハイクで350万円とわくわく市で250万円と同時に600万円の予算を使っているんですよ。 今回、わくわくハイクだけで180万円の予算になっているんです。そうしますと、これは私が聞いているのは、わくわく市の方がどうなっているかて聞いているんですけれども、いわゆる170万円の減額とわくわく市250万円の減額、合わせて420万円の減額になっているんです。同じ日の事業でね。 場所的に規模は確かに小さくなると思うんですけれども、そんなに減額されて本当に今まで毎年下津のときからやられていて、下津小学校が使えないというのはわかりますよ。わかりますから、仕方ないなという面もそれもよくわかるんですが、でも、毎年事業としてやってきた、楽しみにしているのに、半額、半額以下ですよね、合わせて600万円が180万円ですからね、3分の1になって、いわゆるこう楽しみにしていた人たちにとっては非常な今までわくわくハイクを参加して楽しみにしていた人にとっては、がっかりするような結果になると思うんですけれども、この点についてわくわく市の方を、なぜ、全く補助金がなくなってしまったか。 わくわくハイクの方でそれでもふえてるていうんだったらともかくも、わくわくハイクの方でも減っているということですから、何でなくなってしまったのか、私は納得ができません。もう一度お聞かせください。 それから、不法投棄ごみ撤収委託料、これもほかでやってるからということなんですけれども、ごみはもう、農道も含めて非常に畑にもほり込まれて、それじゃ畑の農地を持っている人に全部やりなさいというのも大変ですから、少しでも行政として姿勢を、全部をやるわけにいかんですけれども、確かに、そういう姿勢を見せていただきたいと私は思います。 これに対しては納得はいきませんが、質問はとどめます。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。 田中
産業経済部長 〔
産業経済部長 田中康雄君登壇〕
◎
産業経済部長(田中康雄君) 6番 橋爪議員の再質疑に御答弁させていただきます。 質問のうち、わくわくハイクとわくわく市の関係で今年度の予算でわくわく市の分が少なくなっているということでございます。 確かに17年度は合計600万円の予算で合併記念事業という唯一の位置づけで行われてました。 それで本年度につきましては、わくわく市につきましては、下津小学校の工事等で予定していた下津小学校運動場が使えないということから、1年間休止という考え方の中で今に至っております。 それで、一方で熊野古道わくわくハイクということで、これも同時開催ということで行われてきております。これにつきましては、今年度は180万円でございますが、昨年度の600万円の中に合併記念事業ということで例えばラジオ放送の費用とか、そういう費用が約180万円程度、そういった費用で今年度は180万円が減少をしております。それと、わくわくハイク開催を18年度も予定をしておるわけですが、それに合わせて従来のわくわく市の行事も取り入れて同時開催をしていきたいということで、予算的には180万円でございますが、できるだけ効率よく楽しんでもらえるように開催をしていきたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いをいたします。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 6番 橋爪光一君
◆6番(橋爪光一君) 同時開催ということで、ここで言わせてもらうんですけど、ラジオ放送で180万円ふえた、それを削っても200万円としても400万円やないですか。それが、180万円なんですよ。 わくわく市というのは、それじゃ、質問はいわゆる農林水産業まつりが海南市で開かれると、今年度はここでは予算はとらないけれども、来年度以降はもう一度わくわく市として、いわゆる農林水産業の1つとして考えていくというつもりなのかどうか、その点についてだけ質問します。 私は、この予算、両方の予算の減額というのは納得ができませんけれども、それはまた、やっていただいてその来年度以降についてのみ質問します。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。 北口
農林水産課長 〔
農林水産課長 北口和彦君登壇〕
◎
農林水産課長(北口和彦君) 6番 橋爪議員の再々御質疑に御答弁申し上げます。 議員から、18年度予算に農林水産業まつり委託料250万円計上されておるが、わくわく市委託料については計上されていないことにつきまして、19年以降の考え方について御質疑をいただきました。 先ほど言いましたように、わくわく市については下津小学校の工事にかかわりまして、グラウンドで行事が行えないという中で同時開催であるわくわくハイクの中で小学校が使えるようになるまでの間、1つのイベントとして開催いただくような予定となってございます。 それ以降につきまして、下津小学校の方での開催を含め、また、いろいろ御意見をいただいておるわけですが、旧の海南市の農林水産業まつりと一体となった中でイベントが開催されないかという御意見もいただいておりますので、現在のところはそれぞれの旧の海南市、旧の下津町でのイベントは継続するということになってございますので、わくわく市については、また、復活させる予定と考えてございます。
○議長(
宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 7番
河野敬二君
◆7番(
河野敬二君) 橋爪さんの続きで128ページ、不法投棄ごみ撤収委託料、これはね減額するにもほどがあらあ。 林道つくっていただくの結構よ、整備していったら、整備していくほどごみほんの広がっていってんで、やっぱり。大分いろんなことで課長のところ行かしてもうたよ。対応できやんこと、いっぱいあらしてよ、現実に。 お金を減るということは体制も減るということなんやで。もちろん、市民環境サイドでも頑張ってくれちゃるのわかるけどもね。これはあれですわ、もうちょっと、やりますという決意表明だけではだめですわ。もうちょっと答えて。 それから、イノシシの鳥獣被害、もうほんまに大先輩の前田議員と一緒で私ももうほんまにイノシシに悩まされておるんですわ。大変で、全般的に市長が答えてくれたんで、予算はそれなりに頑張ってくれちゃるの認めます。しかしね、やり方は防護さく、おり、銃器て言うてましたけどね、ほんま、予算全体で見たら、ふえちゃるところもあるし、減っちゃるところもあんのよ。そやけど、僕が一番聞きたいのはね、東畑で10キロやられる原材料費、この127ページ、これはこれで結構ですわ。ところがね、後で孟子の話しもしますけどね、この間孟子へ行かしてもうたんよ。さくはやっていってくれてんのようわかんで、そらさくとさくの間に来んのや。これ、一般質問か何かでやったと思うんや。余計そこへ集中してくんのよ。重根行ってもそやったわ。そこの対策は私は要ると思うんよ。 それとおり、おりの問題ですわ。これは置いていただくのはそれも結構なんやけど、ただ、自分の畑や田んぼへ樹園地に、自分でおり置いたらあかんの、という話があるんや。法律で禁止されているそうですわな。これなども支援をしてほしいんですわ。いろいろやってはるさけ皆さん、うまいこと、この間もイノシシいただいたけどね、個人的な話で悪いんですが、そやから、そのおりを自分の樹園地に何とか置けないの。 そのよその田んぼや畑のところ、おり置きにいったら問題やけど、自分とこの畑や田んぼへ置くおりについてはよ、一定の方向を考えてほしいんですが、何か知恵ないですか。それがイノシシの問題ですわ。前田さんも言われましたんでね、その2点に絞ってお聞きをいたします。 それから、あと、128ページですわ、農地費の委託料の測量調査設計委託料350万円ね、中に入ってると思うんですが、この予算の概要の説明書の水、土、里の村機構再生支援事業、先ほど言いました孟子でワークショップやっておりまして、何年か前からいわゆる里をよみがえらすということで、私もちょっと現場を見てきました。それはそれで支援していただいてほしい事業ですし、まさにそのとおりだと思うんですがね、この水路の整備をする、当面測量調査をやるわけですがね、水路も見てきました。 測量調査で今度は出ているんですかね。それも水路の整備とか、それから、村おこしで大豆をつくるとか、こんな話も出てますけどもね、そういったことにここ、水路は整備をするのに測量調査費出てますけれども、水路の整備事業も援助していくのかね、また、休耕田をよみがえらすための、不耕作地に大豆等々つくっていく、についての、そういったこの部分についても支援をしていかれるのかどうかね、その点、現時点の状況だけでいいですよ。現時点、どう考えているのか、この事業、ええ事業やと思いますので、その点の答弁お願いします。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。 北口
農林水産課長 〔
農林水産課長 北口和彦君登壇〕
◎
農林水産課長(北口和彦君) 7番
河野議員の御質疑に御答弁申し上げます。 まず、1点目、不法投棄ごみの撤収委託料にかかわってでございます。先ほど6番 橋爪議員に御答弁申し上げたところでございますが、不法投棄の処理につきましては、この委託料を初め、それから、職員による撤去、また、市民環境課サイドでやっておる事業を活用したりということで、事業を進めておるところでございます。 今年度、17年度と比べまして100万円から50万円に減額されておるところでございますが、これは17年度の実績に基づき減額をさせていただいたところでございます。不法投棄の状況に応じまして、今後の対処というのは考えてまいりたいというふうに考えてございます。 続きまして、イノシシの600万円の資材支給につきまして、防護さくを張りめぐらしても、例えば道等でイノシシがそういう集中すると、この手だてにつきましては、実際のところ、私どもの方でも苦慮いたすところでございますが、車、人が通行する道路等を例えばあけ閉めする門扉のような形にするとかというふうな方法もございます。 これは通行量が少ない、また、集落の限られた人だけが通行するところでは可能であるわけでございますが、不特定多数の方々が通行するところについてはなかなか難しいということで、イノシシ等がそこから侵入するという実態はございます。 今後につきましてはまずこの対策につきましては、検討してまいりたい。また、その検討に際しましては、地域住民の方々とともども、協議をしてまいりたいというふうに考えてございます。 それから、おりにつきましての御質疑もいただきました。捕獲おりにつきましては、猟友会にお願いいたしまして、毎年、17年度で4基、また、18年度は5基という形で設置を予定しておるわけでございますが、それ以外に農家の方々、また、猟友会が所有するおりでの捕獲も実施していただいておるところでございます。 農家の方々にも免許を取られて、正規で設置されておる方もおると聞いてございます。今後、農家の方々が個人でそういった免許を取得いただく中で法にのっとった形での捕獲も積極的に取り組んでいただきたいなというふうには考えてございます。 それにつきまして、情報収集等につきましては、当課の方でも支援をしてまいりたいというふうに考えてございます。 続きまして、128ページの測量調査設計委託料の350万円の中に緑の村、機能再生事業調査費としてこの350万円の中で210万円を計上させていただいております。 これにつきましては、県の事業でございまして、市が連携して実施する中で孟子地域づくりの会というのが孟子地区で結成されまして、平成17年度に県からアドバイザーの派遣をいただき、地域資源の保全、活用計画を策定するためにワークショップを現在までのところ4回開催しております。 これで、このワークショップによりまして、水路等の基盤整備、耕作放棄地への大豆や花等の作付、直売所の開設等々の意見が集約されているところでございます。 来年度はこれらの意見を実行するための計画を地域住民が主体となってつくるための資料の1つとして、地域の農業用施設等を詳細に測量調査したデータを作成することとなっております。 これは県の補助事業でございます。この18年度の測量調査業務を実施することによりまして、耕作放棄された農地の復旧活用や、農業施設の保全活用計画等々が策定される予定となってございます。 議員から水路の支援やまた、作物等への支援について市の考え方はどうかということでございますが、18年度のこういった孟子地区での取り組み状況を勘案いたしまして、その中での農地の復旧活用や農用地施設の保全活用計画の策定された時点で地域の方々との取り組み内容を把握した上で市としての支援策等についても検討してまいりたいというふうに考えてございますので、よろしく御理解を賜りたいと存じます。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 7番
河野敬二君
◆7番(
河野敬二君) 孟子の緑の村云々ということについてはよろしくお願いしときます。期待をしております。 それから、不法投棄のごみ撤収委託料、17年度実績でやったということですがね、ほなその補正でも組んで、ふえてきたらやってくれるのかどうか、その構えだけ。 それから、イノシシの問題も、あなたとこだけでは無理やというのわかります。対策協議会というのもあるそうですし、全体として調べたら694万円、700万円くらいの予算を使って頑張ってくれてるのは、もちろんようわかっているわけですが、対策協議会などでも知恵をおかしいただいたり、また、こちらからもいろいろ提起したり、いろんな方策ね、やっていただきたいと思います。 前田議員も言われてましたけど、やっぱり不耕作地がふえてきたらこういうことになるんですわな。いわゆる動物と人間のすみ分けがうまいこといかんようになって、お互いに入ってくるという、そのことの中でありますから、だから、やっぱり不耕作地が孟子のように取り組んでいってなくなっていけばもう、ある程度改善される部分もありますので、天敵の問題もありますけど、イノシシの問題はそういうことでよろしく。 あと、その不法投棄の部分で実績でやったというのであれば、18年度いろいろ要望が出てきたら、補正でも取り組むのかどうか、その構えだけ。 以上。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。 北口
農林水産課長 〔
農林水産課長 北口和彦君登壇〕
◎
農林水産課長(北口和彦君) 7番
河野議員の再々御質疑に御答弁申し上げます。 不法投棄ごみの撤収委託料にかかわりまして、実績に基づいての予算計上であるが、不足等生じてきた場合、どのような体制で臨むかという御質疑でございました。他の課で実施しております事業を有効に活用させていただきながら、また、ともに連携を図りながら、取り組んでまいりたいというふうに考えてございますが、不測の事態が生じた場合には補正等での対応も含めて検討してまいりたいというふうにございますので、よろしくお願いします。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。 30番 寺杣茂男君
◆30番(寺杣茂男君) 128ページ、
農林水産課長北口さんに2点お伺いさせていただきます。 19節の
遊休農地解消総合対策推進事業補助金3万4,000円、これは専業農家の皆さんが年々少なくなっている中で遊休農地というもののだんだん、年々ふえておる中、非常に重要な問題だと思います。 環境保全対策の中でも関連して、大きく言えば地球規模の問題ですけれども、3万4,000円、この推進事業というものはどのような活動をなされておりますか、お伺いいたします。 それと関連して、19節なんですけれども、補助金の地域農産物直売施設整備事業補助金1,400万円ございます。これは環境保全問題とも関連し、食の安全の観点から高齢者もふえて、生涯現役社会構築に向けても非常に地域農産物直売所というのは大切だと思います。遊休地を利用して高齢者が自家用につくると、その余った分を安全な食べ物として直売所を開設したらいいんだと思いますけれども、合併前に私も地域、一般質問させていただいたものでしょうか、場所はどこですか。 整備事業、これは単年度予算でございますか。その点お伺いします。
○議長(
宮本勝利君) この際昼食のため、午後1時30分まで休憩いたします。 午後0時11分
休憩 ------------------- 午後1時30分開議
○議長(
宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第4 議案第24号の議事を継続いたします。 当局から答弁願います。 北口
農林水産課長 〔
農林水産課長 北口和彦君登壇〕
◎
農林水産課長(北口和彦君) 30番 寺杣議員からいただきました御質疑に御答弁申し上げます。 128ページの
遊休農地解消総合対策推進事業補助金3万4,000円についてでございます。これは16年度、17年度につきましては、遊休農地リフレッシュ再活用促進事業補助金として予算計上させていただいていたものでございますが、県の事業名称の変更に伴いまして、18年度は
遊休農地解消総合対策推進事業補助金として計上させていただいておるものでございます。 この補助事業につきましては、農業振興地域農用地区域内の1年以上耕作されず放置された農地を借り受けまして、農作物を栽培ができるように作業する経費の一部を補助するものでございます。 これは海南市の上谷地区におきまして取り組まれておる事業でございまして、1年目につきましては1アール当たり1万円、2年目につきましては、1アール当たり5,000円、3年目につきましては1アール当たり2,000円ということになってございまして、この取り組み事業が17アールございます。そして、この事業の取り組みが3年目になるということでございまして、17アールの2,000円、合計3万4,000円を補助しようとするものでございます。 続きまして、同じく地域農産物直売所施設整備事業補助金1,400万円についてでございます。これは現在JAながみねが阪井に開設しておりますとれたて広場が年々利用者数並びに生産部会員が順調に伸び、売り場面積が手狭になったことから、平成18年度において国の補助事業を活用して重根地区、これは重根の区画整理地内の日方川の北寄り、370号と交差する付近でございますが、この地域に移設するため、その事業費の一部を補助するものでございます。 ちなみに、JAの方で計画されております新しい施設につきましては、売り場面積が602平米となってございます。対象事業費が2億8,000万円ということで、市として5%の1,400万円を補助しようとするものでございます。これは18年度単年事業となってございます。 以上でございます。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 30番 寺杣茂男君
◆30番(寺杣茂男君) 思い返せば約1年前にこれについて一般質問させていただきました。それを成就させてくれようとここに予算を計上させてくれました。ありがとうございます。心から御礼申し上げます。この議場の皆さんも御支援いただいたことを感謝申し上げております。 しかしながら、この遊休農地、名前が変わった。余りこれが知られていないように私、思うんです。これはやはり地域農産物直売所施設ができても、その遊休農地が解消されなければ、意味もないことだし、環境保全問題にも当たりますので、このリフレッシュ計画が変わってこの形になったというんですけれども、一般市民に、農家の皆さんにもっと情報開示をし、そして、この環境保全と啓発活動、遊休農地解消の啓発活動をしていただきたいと思うんですが、いかがでございましょうか。この条件、情報、県からいただける予算がもっと出れば、市民がその情報内容を知れば、もっと広がっていくと思うんですが、その点についてコメントいただきたいと思います。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。 北口
農林水産課長 〔
農林水産課長 北口和彦君登壇〕
◎
農林水産課長(北口和彦君) 30番 寺杣議員の再度の御質疑に御答弁申し上げます。 遊休農地解消総合対策推進事業補助事業につきまして、議員から事業内容をもっと周知徹底を図るようにとの御質疑でございました。当課といたしましても、この制度の活用につきまして、機会を見て啓発に努めておるところでございますが、農業委員会、また、農政推進協議会、農業に携わる方々への説明を積極的に今後も行ってまいりたいと考えてございますので、御理解を賜りますようお願いいたします。
○議長(
宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 10番
藤田眞嗣君
◆10番(
藤田眞嗣君) 販売促進費用についてお尋ねをいたします。どこを探してもその予算らしき項目がございません。 そんで、どこに含まれておるのか説明をお願いしたいのと、去年補正で市が240万円、農協が240万円、県が480万円、総額960万円で大きなキャンペーンを組んでいただきまして、販売促進に努めていただきました。まことにありがとうございました。本年も同じように計画をされておるのかどうかお尋ねをさせていただきます。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。 北口
農林水産課長 〔
農林水産課長 北口和彦君登壇〕
◎
農林水産課長(北口和彦君) 10番 藤田議員よりの御質疑に御答弁申し上げます。 議員から販売促進費について、18年度、予算の中でどのように考えているのか、いわゆる17年度で実施いたしましたミカンのキャンペーン、販売促進に係る費用についての御質疑であったと思います。 これにつきまして、まず、概要を申し上げますと、17年度に実施いたしましたミカンの販売促進に係るキャンペーンにつきましては、その継続の意義というものについて認識をしておるところでございます。そうしたことから、18年度におきましても少なくとも市場訪問の継続を含めて、今年度の実施内容を精査いたしまして、その実績を踏まえた中でインパクトのある形でのPR活動をどう実践していくかをブランド推進協議会等々で協議を進めていく必要があると考えておるところでございます。 17年度も県の事業、また、市の支援を行いまして、補正対応をさせていただいたところでございますが、しかるべき時期においてその内容、要するに18年度の活動内容、また、計画等々を検討させていただく中でその内容に見合った形での補正対応を含めて検討してまいりたいというふうに考えてございますので、御理解を賜りたいと存じます。 ちなみに、農業振興費の127ページ、農業振興対策委託料250万円が18年度で予算計上させていただいておるわけでございますが、これはさきの答弁でもありましたが、農業振興協議会の方で18年度の活動内容につきまして御協議いただくところでございますが、例年、この対策費の中でも販売促進に係る予算を含んでおるというふうに考えてございますので、御理解を賜りたいと存じます。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 10番
藤田眞嗣君
◆10番(
藤田眞嗣君) 今、補正を組んででも対応させていただくといううれしい御答弁をいただいたのですが、去年は主要中央市場を中心に回ってこられていただいたと思うんですが、まだ、大阪にいたしましても、中央市場以外に東部なり北部なりという市場もございます。また、伊勢路にも出荷している団体がたくさんございますし、東京近辺にもございますので、よろしく対応の方お願い申し上げて終わります。
○議長(
宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって、5款農林水産業費に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、6款商工費について質疑を行います。 御質疑ございませんか。 27番 磯崎誠治君
◆27番(磯崎誠治君) 137ページの商工振興事業費補助金1,500万円についてお伺いいたします。 一昨日、16年度の下津町の決算の折、かなり商工会の決算に関していろんな質問が出ました。その中で休憩時間、あるいは休憩室の中で下津がこういう予算を通してくるからおかしいことになんのやというような御指摘も受けましたので、今回、この予算に関してはじっくりとお聞きしなければならないと私は考えました。 その中できょうは初めて下津町でいてたときには出してくれなかった資料がたくさん出ています。この資料の説明ていうんか、お聞かせ願いたいのと、それと海南市商工振興事業費補助金交付要領、これも今回初めて出されました。 これ、下津のときもこういう補助金の交付要綱をつくってくれということがありましたが、この補助金要綱は下津の産業建設委員会の中でつくる必要はないというような判断でつくらなかった経緯があります。この補助金要綱に基づいて今回の1,500万円というのが出ていると思うんですけども、その中で特にお聞きしたいのが、この大きな18年度商工振興事業費補助金見込額、これをもとに1,500万円を精査しているんだと思うんですけれども、これの見方、ちょっと教えてほしいんです。 商工会の全体の予算が8,514万円、自主財源として1,579万2,000円、県の補助金見込額3,347万5,000円、それと、市の補助金1,500万円、これ合わすと6,426万7,000円。それから、補助対象外経費という形で2,087万3,000円ありますね、この補助対象外経費というのはどういうお金でどっから原資が入ってきているのか、私、ちょっと頭悪いんでわからないんで教えていただきたいと思います。 それから、きょうは出していただいた18年度海南市補助金要望書、この中で商工会のことしの事業なり何なりのほとんどが出ているはずなんですね。その中で小規模事業施策普及費、パンフレット、ポスター、ホームページ、これに総事業費が27万円という形で出ています。 市の補助が13万2,773円、要望額という形で出ていますよね。この広報に関してはこれ、1種類だけなんですか。ほかにまだ商工会が出している広報などはあるんですか。 とりあえずこれだけちょっと、お聞かせ願いたいと思います。
○議長(
宮本勝利君) この際暫時休憩いたします。 午後1時45分
休憩 ------------------- 午後1時51分開議
○議長(
宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第4 議案第24号の議事を継続いたします。 当局から答弁願います。 田村
商工振興課長 〔
商工振興課長 田村彰男君登壇〕
◎
商工振興課長(田村彰男君) 27番 磯崎議員の御質疑に御答弁申し上げます。137ページの商工振興事業費補助金にかかわっての数点の御質疑に御答弁申し上げます。 まず、資料の説明ということでございます。お手元に配付してございます海南市商工振興事業費補助金交付要綱と、平成18年度の海南市商工事業費補助金見込額、それときょう提出をしました18年度海南市補助金要望書、これ、商工会から提出された、要求された書でございます。 それで、市の商工事業費補助金交付要綱ですけれども、これは昨年来より商工会等とも要望等ございまして、そういう要綱を制定をしとけというようなこともございまして、作成したものでございます。 中身を簡単に御説明を申し上げます。趣旨につきましては、第1条で小規模事業者の振興と安定に寄与することを目的に小規模事業者の経営及び技術の改善発達のための事業指導等を実施する下津町商工会に対して商工会が負担する経費の一部に対し、海南市商工振興事業費補助金を交付するとなってございます。 第2条では、定義といたしまして、この告示において、小規模事業所とは商工会及び商工会議所による小規模事業者の支援に関する法律、これは小規模事業者というのは、常用従業員20人、商業またはサービス業5人ということでございます。 それと第2条の2項ですけれども、補助対象職員とは和歌山県小規模事業経営支援事業費補助金交付要綱第2条第2項に規定する補助対象職員とする。これにつきましては、経営指導員が3名、補助員2名、記帳専任職員2名の分でございます。 次に、補助金の交付につきましては第3条で補助金は商工会が次に掲げる事業を実施するために必要な経費のうち、市長が補助金の交付を必要かつ適当と認めるものについて予算の範囲内で交付するものとするとなってございまして、(1)では商工会が補助対象職員を設置して小規模事業者支援促進法第4条第1項に基づいて行う小規模事業者の経営の改善、発達を支援する事業のうち、和歌山県小規模事業経営支援事業費補助金交付要綱の規定により、和歌山県が補助対象と認めた事業で書いてございます。 2号目めは商工会が行う商工業の振興と安定を図るための事業、3号目めは商工会の運営等、(4)につきましては、前3号に掲げるもののほか、市長が特に必要と認める事業でございます。 第4条につきましては、補助率等で別表のとおり、2枚目をめくってもらいますと別表第4条の関係で(1)の先ほど申し上げました補助対象経費、第3条第1号に規定する事業における経費ということで、補助率と書いてございまして、これは県の補助対象経費、和歌山県小規模事業経営支援事業費補助金交付要綱の規定により認められた補助対象経費から、和歌山県の補助金の額を除いた経費をいうということで、3分の2の以内の額と規定してございます。 (2)につきましては、第3条第2号に規定する事業における経費、これにつきましては市長が認める補助対象経費、これは(1)の項の補助対象経費を除く3分の1以内の額となってございます。 3項目めは第3条第3号に規定する事業における経費ということで、市長が認める補助対象経費、これは1の項及び2の項の補助対象経費を除くの3分の1以内の額、それと(4)につきましては、第3条第4号に規定する事業における経費、補助につきましては市長が認める補助対象経費、1の項、2の項及び3の項の補助対象経費を除く3分の1以内の額と示してございます。 第5条からは補助金の交付申請と第6条につきましては、補助金の交付決定、第7条は補助事業の内容または経費配分等の変更等を書いてございまして、以下8条から9条につきましては、実績報告、8条は補助事業の中止または廃止、第10条におきましては、補助金等の額の確定等を明記してございます。 第11条におきましては、補助金の請求、第12条は補助金に係る経費及び書類の保存となってございます。 それから、附則ですけれどもこの告示は平成17年12月28日から施行し、平成18年度の補助金から適用することになってございます。 以上が交付要綱の説明でございます。 それから、平成18年度商工振興事業費補助金見込額の表をごらんいただきたいと思います。 左から科目、右へ商工会本年度予算見込額A、そのうち、補助対象外経費をB、AマイナスB、つまり補助対象経費をCといたしてございます。 その内訳といたしまして、県補助見込額をD、市補助金見込額をE、自己財源Fに分けてございます。 それでは科目ごとに申し上げますと、補助対象職員設置費といたしまして、指導員3名、補助員2名、記帳専任職員2名分の給与から福利厚生費まで補助対象経費合計3,919万6,000円に対し、県補助見込額が2,321万2,000円としてございまして、その差額の3分の2以内の市補助率で算定した結果、E欄の市補助金見込額は1,065万5,000円となります。 大分類2つ目の指導事業費につきましては、経営改善普及事業の効果的実施を図るため、相談指導業務を通じて、各種の経営指導を実施するものでございまして、市補助金見込額は182万1,000円となります。 大分類3つ目の小規模事業施策普及費は商工会事業や各種制度の広報費で市補助金見込額が13万2,000円となってございます。 商工会指導環境推進費は
事務局長設置費でございまして、市補助金見込額が3万7,000円となります。 以上大分類補助対象職員設置費から商工会指導環境推進費まで経営改善普及事業として、県費補助金の対象でございまして、市補助率は3分の2で算定してございます。 次に、大分類地域総合振興事業費は商工会が行う商工業の振興及び広域的地域問題に対する対応するとともに、まちづくり、人づくりを行い、地域社会の福祉の増進に資することを目的に小分類の総合振興費から情報化促進事業費まで13項目でございます。 地域総合振興事業費全体では補助対象経費を534万1,000円とし、市補助金見込額は3分の1以内ということで、174万5,000円としてございます。 次に、管理費の補助対象経費は648万円でございます。小分類の事務費、家屋費、負担金について、今回制定しました海南市商工振興事業費補助金交付要綱で補助対象としてございます。 これらの市補助金見込額を60万円といたしてございます。 以上について合計をいたしますと補助対象職員設置費から地域総合振興事業費までは事業費補助でございまして、管理については運営補助と解釈をしてございまして、最下段の合計では商工会本年度予算見込額Aの8,514万円のうち、補助対象外経費の2,087万3,000円を差し引き、6,426万7,000円を補助対象経費として要綱の所定の補助率により、算定した結果、平成18年度の下津町商工会に対する市補助金は1,500万円とし、当初予算に計上しているところでございます。 続きまして、平成18年海南市補助金要望書でございます。これは下津町商工会から要求をされた書類でございまして、この総枠から4枚ございまして、この商工会から要望ございました要望書にのっとり、要綱に照らし合わせてこの見込額を算定したところでございます。 それから、補助対象外経費の合計2,087万3,000円については、どこの財源かということでございます。これにつきましては、自主財源、いわゆる商工会の自主財源を充ててございます。 それと、パンフレット等の印刷についてでございますが、ここに18年度の商工会の要望書によりますと、パンフレット、ポスター、ホームページということで算定をしてます。現在のところ、そういうことで、把握してございます。 以上、御理解を賜りたいと存じます。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 27番 磯崎誠治君
◆27番(磯崎誠治君) 聞いたらちょっと余計わかりにくくなってきた部分もあるんですけれども、簡単なことだけもう、聞かせていただきます。これ以上聞いても私の頭では理解できない。また、商工会の中身のことになりますので、これ以上のこと聞いても仕方ないと思いますが、当初合併に当たっていろいろ話があった中で商工会と商工会議所をできれば早い時期に統合したいんだ、行政改革、そういう観点からいうとやっぱり組織を1つに集約してそこでいろんな事業をやっていってもらう方が一番いいんだというふうな合併協議会、あるいは地域の懇話会の中でもそういう説明もありました。 その中でこの海南市商工振興事業費補助金交付要綱ていうのを今の説明でお聞きしますと、もう商工会を存続ずっとさせるためにこの補助金要綱つくらなんだらいかんのやというようなちょっと、そういうような観点で私はとれたんです。私たちは下津の町議会の中でこの商工会の補助金要綱をつくってくれて言うてきたときに、そういうことも考えた上で合併を控えたこの時期にこういう要綱をつくることによって商工会と商工会議所が一本化するのに妨げになるんではないかと、そういう意見もあったと私は記憶しております。 だから、これをつくらなかった経緯があると思うんです。市当局として、このつくったその考えというのをいま一度お聞かせ願いたいと思います。 それと、自主財源が両方合わせますと商工会さんであったら、3,666万5,000円と、両方合わせたらありますよね。その中で本市の新年度予算では商工会議所とか、商工振興費の中で海南市、旧海南市の商工振興がほとんどなってくるんじゃないかと思うんですけれども、そこで1,100万円ですよね、全部合わせて。 下津の商工会の補助金が1,500万円と、この比率から見て私は下津の商工会の方へようさん予算つけてくれてくれてんのがありがたいんですけれども、でも、商工会の会員の数というのは私ははっきり知りませんけども、下津の商工業者がすべて会員に入ってないと聞いております。 そうすると、この上の137ページの商工振興費の1,100万円の中から下津の商工会に加盟していない人の事業にも充てられなくてはならないんかなと、私、個人的にそう思うんですけども、違うなら違うて後でまた言ってください。 この予算の配分について、ちょっとおかしいというような、私は感じがするんですけども、その点について担当課としてはどのような説明、されるのかお聞かせ願いたいと思います。 それと、広報に関しては会報発行とか、そういう地域総合振興事業費の中の項目に総合振興費、会報発行というような形で商工会が商工会報というのを発行しております。この商工会報、普通、会報というのは商工会の会員、ほとんど会員に配るだけのあれなんですけども、これ、何年か前から商工会の会報というのが新聞折り込みという形で全戸配布みたいな形で全新聞の中に折り込みという形で出てますよね。それは商工会の運営の仕方でやっているんだと思うんですけども、それらについても、補助金の対象に値されているのかどうか、その中身まで精査されているのか。 今のところそれだけお聞かせ願いたいと思います。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。 田村
商工振興課長 〔
商工振興課長 田村彰男君登壇〕
◎
商工振興課長(田村彰男君) 27番 磯崎議員の再質疑に御答弁申し上げます。 まず1点目の商工会と会議所との行く行くは統合云々のことでございます。これにつきましては、商工会、商工会議所とも法がございまして、商工会では商工会法、会議所では商工会議所法というようなおのおの法がございます。それで、現在のところ、そういう統合に向けての国の動向によりまして、そういう法が改正されればそういうことになるんでしょうけども、現在のところ、商工会と商工会議所につきましては、現在のままの状態でいくということでございます。 それから、商工会の存続するための補助金要綱ではないかという御指摘だった質疑でございます。これにつきましては、やはり商工会の今までの過去の歴史的な背景も含めましてやはり今後予算の執行する中で適切に処理することも含めて、やっぱり要綱の制定をして明らかにその予算の配分をし、的確にそういう活用をしていただくための、小規模事業者の方のためのこれも補助金でございますので、要綱を制定いたしまして、執行しようとするものでございます。 ただ、一本化して今後会議所との一本化に妨げるのではないかというようなことでございますけれども、これにつきましては国の動向等も見きわめながら、その要綱についての変更、あるいは改正等も含めまして、その時点でまた対応してまいりたいと思ってございます。 それから、ちょっと、私、予算の1,100万円云々の議員からは、商工振興にかかわっての配分というんですか、いうことでございます。ちょっと、私も勘違いしているかわかりませんですけども、十分に御趣旨を踏まえて、ちょっとかみ合わない点もあろうかと思いますけれども、この商工会の1,500万円、それと今のいうてる1,100万円ていうんですか、予算の配分なんですけれども、旧海南市におきましても、いろいろな団体等がございます。振興団体である任意の会、あるいは、振興組合、産業組合等ございまして、それの補助金ていうんですか、がございます。 ですから、商工会の旧下津地域の小規模事業所の補助金は1,500万円ですけれども、私どもで、旧海南地域というたらおかしいんですけれども、その前のそのいろいろ商工の振興にかかわる補助金等につきましては、本年で約3,500万円くらいのざっと合わせば、くらいのことでございますので、御理解を賜りたいと思います。 それと、広報に関しての商工会報は補助金の対象になっとるのかということでございます。これは補助対象でございます。 以上、御理解を賜りたいと思います。 (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮本勝利君) 29番 川端 進君
◆29番(川端進君) 磯崎さんの質問の中の1つに合併協議会の協議の中で統合を目指していくべきという方向が検討されてきたけども、今回のこの要綱は統合の方向ではなしに固定するような方向のニュアンスが感じられるような質問であったわけです。 それに対して、課長は当座は2つや、法律が違うんでやるんや、そんなことですけどね、あんたは行政の補助員やいしょ、補助員、市長が政治をやってね、市長が市政を行ってんのよ。市長の市政の姿勢を明らかにしてもらわな、こら、あんた政治家と違うんやねん、補助員やからね、越権やで今の答弁は。市長に答弁してもらいたい。
○議長(
宮本勝利君) この際暫時休憩いたします。 午後2時15分
休憩 ------------------- 午後2時52分開議
○議長(
宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第4 議案第24号の議事を継続いたします。 先ほど、29番 川端 進君から27番 磯崎誠治君の質疑に対する答弁は市長が行うべきとの議事進行に関する発言がありました。 本件については、27番 磯崎誠治君が再度質疑を行うということですので、御了承願いたいと思います。 27番 磯崎誠治君、御質疑願います。 27番 磯崎誠治君
◆27番(磯崎誠治君) 先ほど、田村課長の方から、商工会と商工会議所の統合について法律的な話、いろいろありましたが、再度市長の方から、私は慌てて統合せいとか、そういうことを言っていませんので、市長の考えをお聞かせ願いたいと思います。 それから、この補助事業要望書、それと、商工振興事業補助金交付要綱、この中で質問したいことがあるんですけども、商工振興事業補助交付要綱の3条の(3)商工会の運営等とありますね、これに補助3分の1を出すという補助要綱が出されております。そしたら、きょうは
河野議員に配付するつもりのさっきいただいたこの資料の中で一番最後のページ、補助事業要望書、商工会の運営に関する経費という形で商工会から出されてきてます。その中の給与手当1,036万9,000円、これが補助対象事業の中に入ってないということで出てますよね。 そうするとこの1,036万9,000円もらってる人は運営に関係してないんですね。何にもやってない人に商工会が自主財源として、自主財源が3,665万円の中から1,000万円支払っているというようなことにとれますよね。 先日のその決算のいろんな話の中でもそういうようなことが話されましたが、このような自分とこの管理運営に何にも対象されてない人に1,000万円以上のお金を払えるような、そういう組織に1,500万円、市の財源を出すという、そのことについてだけ、当局はどう考えているのか、お聞かせ願いたいと思います。
○議長(
宮本勝利君) この際暫時休憩いたします。 午後2時55分
休憩 ------------------- 午後3時14分開議
○議長(
宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第4 議案第24号の議事を継続いたします。 当局から答弁願います。 市長 神出政巳君 〔市長 神出政巳君登壇〕
◎市長(神出政巳君) 27番 磯崎議員の商工振興事業費補助金にかかわっての再々御質疑にお答えいたします。 合併に際しましては、商工関係団体補助事業につきましては、各事業とも新市において引き続き実施し、商工会議所補助事業及び商工会補助事業の事業内容については新市において調整しますと第6回の法定合併協議会で確認をされたものでありまして、本商工振興事業費補助金におきましては平成17年度分につきましては、旧下津町役場で査定されたものを昨年の6月議会に1,650万円として計上させていただき、御可決いただいたものであります。 今回、平成18年度の本予算を編成するに当たりましては、お手元にお配りをさせていただきました補助金交付要綱を昨年度末につくりまして、そして、1,500万円を計上させていただいているところであります。 そのような中、商工会議所と商工会の統合という問題であります。海南商工会議所と下津商工会はそれぞれの設立に関する法律が別個のため、独立したものであり、行政の方からは統合の働きかけというのは難しいと思料するわけでありますが、議員の御提言の趣旨も踏まえ、下津町の商工業者の意見をお聞きする中、私といたしましては、今後、政治的対応というものも考えてまいりますので、御理解を賜りたいというふうに思います。
○議長(
宮本勝利君) 田村
商工振興課長 〔
商工振興課長 田村彰男君登壇〕
◎
商工振興課長(田村彰男君) 27番 磯崎議員の再々御質疑に御答弁申します。 管理費の運営にかかわっての御質疑だと思います。議員御発言の管理費の人件費につきましては、一般的に団体の運営補助としておらず、したがって商工会の管理運営補助は含んでおりません。つきましては、人件費、家屋費、負担金を補助対象経費といたしてございます。 それ以外につきましては、商工会の自主財源でございます。 以上、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(
宮本勝利君) 再度、御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。 18番 大田 優君
◆18番(大田優君) 142ページの観光費についてちょっとお伺いしたいと思います。観光費の中の一番上にある物産観光
センター指定管理料千何がしか、これは多分、駅の中にある物産観光
センターのことやと思うんですけれども、ちょっと内容を聞きたいなと思うわけであります。 この観光
センターの管理者はどなたであるのか、そして、関係代表者と何人の人数によってここを運営されてるんか。あるいはまた、この1,154万5,000円のいわゆる予算の内容をちょっとお伺いをいたしたいと思います。 それから、その下の19節の負担金の中で生石高原観光協会というのと、市観光協会というのと、巽観光協会というのと、これ、市に3つ観光協会があるんかなというふうに理解するんですけれども、これ1つの市の中の観光協会、これ、まとめたものにできないんか、なぜ、これ3つになってるんか、その点についてまずお伺いをいたします。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。 田村
商工振興課長 〔
商工振興課長 田村彰男君登壇〕
◎
商工振興課長(田村彰男君) 18番 大田議員の御質疑に御答弁申し上げます。 142ページの物産観光
センター指定管理料にかかわっての御質疑でございます。
指定管理者はだれか、それと何名で運営しているかということでございます。
指定管理者につきましては株式会社まちづくり海南という第3セクターが
指定管理者になってございます。それと従業員、何名かということでございますけれども、社員が4名でございます。 それと、同じく142ページの生石高原観光協会負担金、市の観光協会補助金、巽観光協会補助金と、なぜ3つかということでございます。これにつきましてはそれぞれ組織などが違いまして、生石高原観光協会負担金につきましては、野上町が事務局でこれは生石山のそういう観光振興に当たるそういう観光協会を今は紀美野町と、1市1町と、それらの観光関係の従事者で構成しております。 それと、巽観光協会につきましては、地元の海南市阪井の自治会の方々で構成されます巽観光協会というのがございます。 それと市の観光協会につきましては、現在、海南市の観光協会と下津町の観光協会が2つございます。ただ、その市の観光協会補助金、この215万円ですけども、これは2つの下津町観光協会と、市の観光協会の補助金の合算でございます。海南市の観光協会は150万円、残りが65万円が下津町の観光協会と、こんなふうにして、この3つにつきましては、おのおのその組織でございますので、御理解をいただきたいと思います。 以上です。 (「内容を」と呼ぶ者あり) 物産観光
センターの予算の内容でございます。申しわけございません。物産観光
センターは御存じのとおり、JR海南駅の構内に設置してございます物産観光
センター、通称かいぶつくんという施設がございます。それは常時、郷土産品の展示即売、それと観光の案内等をしてる業務でございまして、予算につきましては、今回約1,154万5,000円を指定管理料という形で計上をしてございます。 以上でございます。 1,154万5,000円の内訳でございます。人件費につきましては、給与、有休、いろいろと、通勤手当等含みまして、583万円等です。約583万円。需用費につきましては、消耗品、事務用品であるとか、その他の消耗品、これはトイレットペーパーであるとか、電球、ごみ袋等、それと印刷製本費、封筒の印刷等、光熱費、これは電気代、水道料、約260万円、それと役務費、これは通信運搬費で切手代、通話料等でございますけれども、約10万円、それと委託料、これは警備委託料、それと日常清掃の委託料、それと浄化槽維持管理、それにトイレ等ございますので、浄化槽の維持管理手数料、合わせて委託料で合計約242万円、それから、使用料及び賃借料で約3万円、合計1,154万5,000円となります。 以上です。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 18番 大田 優君
◆18番(大田優君) この物産
センターの1,154万5,000円のもちろん委託料ですけれども、この3セクに対する予算書とか決算書とかというのはやっぱり毎年課の方でいただいてそれを検査されて次の年度の予算を組むときの資料に活用されておりますか。どうですか。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。 田村
商工振興課長 〔
商工振興課長 田村彰男君登壇〕
◎
商工振興課長(田村彰男君) 18番 大田議員の再度の御質疑に御答弁申し上げます。 3セクの事業に対して、実績等見計らってやってますかということでございます。 これにつきましては毎年そういう実績報告をもらいまして、それに準じて予算を翌年度の事業費として算定をしてございます。 以上です。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 18番 大田 優君
◆18番(大田優君) くどいようですけれども、どんな仕事をされてるんか、何か見たところ、女の子1人座って、ただぼけ、ぼけっとったら怒られるかわからんけども、してるような感じに思われてならんのですけれども、仕事の内容は主にどんな仕事をしてるんですか。この物産
センターというのは。それだけひとつお答えください。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。 田村
商工振興課長 〔
商工振興課長 田村彰男君登壇〕
◎
商工振興課長(田村彰男君) 18番 大田議員の再々御質疑に御答弁申し上げます。 物産観光
センターでどのような仕事をしてるかということでございます。物産観光
センターでは先ほども申し上げましたとおり、観光案内、物産の展示等、紹介をしてございまして、ある意味ではインフォメーション、市の情報発信基地でございまして、観光客はもちろんのこと、そういう市の観光案内も含めて、行政のそういう案内なんかも、イベント情報なんかも提供してございまして、やはり1つのそういうキーステーションというような形で情報発信をしてもらっております。 以上です。
○議長(
宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり) 29番 川端 進君
◆29番(川端進君) 聞き間違うちゃったらごめんなさい。最初、初めに部長が補助金見込額の中の管理費は運営補助やてたしか言われたと思うんです、答弁。 ところが、田村課長の先ほどの答弁は人件費のことを意味しているんだと思いますが補助対象外だと言われました。この特定した区分をはっきりせんと、誤解を招くんです。 ちなみに、全協を開いたときの表さんの説明でやったら、団体補助という言葉を使ってました。これ、一遍、どれが補助対象で、どれが補助対象でないのか。団体補助なんか、運営補助なんか、同じ意味なんか、そこんところはっきり、この区分に基づいて言わんと、いったらたいに答弁、部長もされたし、今の課長も答弁されたように思うんですよ。 正式に言うといてもらわんと、誤解を招くことになりますんで、特定してちょっと言うてよ。答弁のし直しをしてください。
○議長(
宮本勝利君) この際暫時休憩いたします。 午後3時30分
休憩 ------------------- 午後3時48分開議
○議長(
宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第4 議案第24号の議事を継続いたします。 先ほどの29番 川端 進君からの議事進行に関する発言については、再度当局から答弁願うことにいたしたいと思いますので、御了承願います。 当局から答弁願います。 田中
産業経済部長 〔
産業経済部長 田中康雄君登壇〕
◎
産業経済部長(田中康雄君) 貴重な時間をいただきまして、まことに申しわけございませんでした。29番 川端議員の議事進行発言に御答弁申し上げます。 まず、海南市商工振興事業費補助金交付要綱第3条に定めます補助金は商工会が次に掲げる事業を実施するために必要な経費のうち、市長が補助金の交付を必要かつ適当と認めるものについて、予算の範囲内で交付するものでございまして、第3号に商工会の運営等とございますが、これは管理費でございます。 その管理費のうち、補助対象として、事務費と家屋費と負担金の3点について、補助対象とするものでございます。これが団体の運営補助ということでございます。 それから、先ほど、27番 磯崎議員の御質疑の御答弁の中で担当課長より、商工振興事業費の管理費の中で補助対象として、人件費と申し上げましたが、人件費ではなく、事務費の誤りでございます。補助対象となるのは、事務費と家屋費と負担金の3つでございます。おわびして訂正させていただきたいと思います。 以上、御理解のほどよろしくお願いします。
○議長(
宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 29番 川端 進君
◆29番(川端進君) 質問します。 家屋費と会議費と職員退職金共済掛金、これが運営費の運営補助やと、団体補助やと、事業補助ではなく、団体補助やと、こういうことですね。 団体補助を出した団体に関しては、税金を充てて補助する以上、少しは理解してわかった上でしてもらわなんだら、賛成しかねるわけで、その意味で質問いたしますので、答えてください。 人件費、全協の折には、人件費は知りませんとか言うてましたけど、それは通りませんよ。運営補助として団体へ金出してるんですから、総事業があって組織があって、それに対して運営の補助をやっているわけですからね、団体の運営がどうなっているかを知る権利がある。 そうするとここの管理費の中の給与手当の中で対象になっている人員、または役職、あるいは職員の身分、人数、言うていただけますか。 (「議長、関連で」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮本勝利君) 7番
河野敬二君
◆7番(
河野敬二君) 先ほど、ちょっと休憩中、資料を請求したんですが、まだできてませんか。まだですか。あります。まだ。 資料できてからにしますわ。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。 田村
商工振興課長 〔
商工振興課長 田村彰男君登壇〕
◎
商工振興課長(田村彰男君) 29番 川端議員の御質疑に御答弁申します。 団体運営補助にかかわっての管理費の給与手当の人数云々でございます。これにつきましては、補助対象外ということで、御理解をお願いいたしたいと思います。 (発言する者あり)
○議長(
宮本勝利君) この際暫時休憩いたします。 午後3時55分
休憩 ------------------- 午後4時25分開議
○議長(
宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
-------------------
△会議時間の延長
○議長(
宮本勝利君) この際、本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。
-------------------
○議長(
宮本勝利君) 日程第4 議案第24号の議事を継続いたします。 当局から答弁願います。 田中
産業経済部長 〔
産業経済部長 田中康雄君登壇〕
◎
産業経済部長(田中康雄君) たびたび貴重な時間をいただきましてまことに申しわけございません。29番 川端議員の再質疑に御答弁申し上げます。 管理費の中の人件費に関する御質疑につきましては、補助対象外経費でございますので、何とぞ御理解くださるようお願い申し上げます。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 29番 川端 進君
◆29番(川端進君) 補助対象外なのに、なぜ、運営費補助出したんかの。運営費補助出してないけど、運営ということは、団体に対して出してる補助やで、団体に出す補助が何ぼが妥当かということは検討したわけやろ。それは役職員なり、
事務局長なり、そんな人らのことも含めて、組織も含めて、算定されているはずやいて。ほで言えやんていうはずないわいてよ。補助金、これ、意味ないで、そんなことで補助金出したら困るで。 これ、回数、カウントなしでもう1回言うてくれんかい。カウントなしやで。まだ、2回やってんねん。 それやったら言うわ、第2回に勘定するんやったら、言う言う、ちょっと質問します。この定款、今、出してくれちゃるけどね、報酬、役員は報酬ないて書いてあるな。役員は報酬ない、給与やってこういうふうな言い方をしようと思てんのやけどよ、これ、給与、どこに規定してるんよ。 補助対象外に
事務局長という職員とほいで常勤理事、すなわち専務理事やなと、この人の給与やで、その人とアルバイト2人の職員の給与がこの管理費の中の人件費に入ってんのやいてよ。私は調べたよ、わかっちゃるよ。あんたわかってるけどよう言わんか、もしくは調べてない怠慢かどっちかや。
事務局長、幾らもうてるんよ。職員やろ。専務理事は役員やろ、報酬ないんやろ、報酬ないて書いちゃるでしょ、第何条かや、ほやさけ、専務理事、常勤役員というのは専務理事やと思うんやけどね、そうかどうかも確認したいんで、それも含めて答弁願えますか。これは質問ですよ。 この定款にある役員報酬は払わないて書いてんのによ、常勤役員に支払っているやにうかがえるんや、これ。しかも知らんて言うんしょ、補助対象外やさけ。こんなずさんなことで運営費の補助出してもうたら困りますよ。算定根拠に入れやなあかないてよ。 総くくりで一遍答弁していただけますか。変な答弁やったら、これ、質問、第3回目にせんで、悪いけど。議事進行でいくで。 (「関連して」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮本勝利君) 7番
河野敬二君
◆7番(
河野敬二君) ちょっと関連するんで。今、川端29番議員が質問されたように、専務理事の位置づけや。もろうた、定款のこの事務局、16ページあるやろ、第63条、事務局に事務局長一人のほか、経営指導にその他の必要な職員を置く。で2や、事務局長は専務理事の命を受け、事務を統括するになったんねん。
事務局長より偉いんやぞ、専務理事は。え、専務理事は。専務理事は理事会で、7ページ戻ってください、役員、第19条に前項の理事のうち1人専務理事とすんねや、ね、専務理事の仕事、ないねん、何にもそれ以外に。何ぼ見たってないんや。ところが、仕事の内容は
事務局長より偉いてわかったんねん。 しかも、これを、9ページ、第2やな、役員の報酬でこれ、出てくるんやな。常勤の役員に対する報酬を支給することができる、あんたら、この定款調べたるわけやろ、え、
事務局長はこれ、給与もうたんねん、これ、しかも、この県費補助になってんのやいしょな、補助金、そやろ。県費補助に入っちゃる
事務局長の給与よりよ、日常的に専務理事の方が偉い人の給与よ、何でこれ補助金対象にならんのな。報酬というのはどういう意味なん。
事務局長、給与やないか。 ほなら、この定款もおかしいんや。
事務局長、日常的にこれ、専務理事が指導するのんやろ、え、
事務局長がナンバーワンやったら、私かめへな、専務理事の仕事出てくるの、それだけや。え、この定款というのは、こんな定款のあるとこ、よう補助金出したなあんたら。 団体補助やったらそや、どんな団体な。日本共産党ははっきりしとく、中小商工業者の味方や。下津の中小商工業者の繁栄を祈っとる。え、それとこれ、別じゃ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちゃうか。・・・・・・・・・・・そやろ。
事務局長に県費補助出たんの、給与として。そやろ。で、
事務局長を、ちょっと興奮してきました、整理します。
事務局長は専務理事の命を受け事務を統括すんねん。何をするねん。え、
事務局長より上なんやで、専務理事は。専務理事の仕事、何にもあらへん、それだけなんや。 事務局はどうやの、会長はどうやのあるけども、・・・・・・・・・・・・・・・・あんたら、え。これ、何で1,500万円も出すんじゃ。専務理事はどんな仕事しとんの。名前は出さんでも構へん。どんな仕事するんな。それと管理費の千数百万円の専務理事の関係出してくれ。ほなけりゃこんなんね、市長終わらん、大概にしてほしいわ、もう。名前ら私聞いてんのちゃう。
事務局長は四百万円の補助金もうて仕事しちゃる。その
事務局長をこの、
事務局長は専務理事の命を受け、事務を統括する、そやろ。これ、給料はどうか知らんけどね、そやから、専務理事の仕事がいっこも明らかになってない。ところが、
事務局長の仕事はこういう仕事やからいうて、県から補助出しとんの。これは、わかるそやろ。 だから、組織図があんたら、いっこもはっきりしとらん。え、それを報酬やいうて、これ、逃げてんねん。そこの部分だけ。専務理事とはどういう存在でどういう位置づけなん。そのことを明らかにせんと、補助金出してもうたら困る。そのことを明らかにしてください。
○議長(
宮本勝利君) この際暫時休憩いたします。 午後4時34分
休憩 ------------------- 午後5時55分開議
○議長(
宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 この際、7番
河野敬二君からの発言の申し入れがありますので、これを許可いたします。 7番
河野敬二君
◆7番(
河野敬二君) 先ほど、私の質疑中の私の発言に不穏当な点があったと思いますので、その処理を議長さんにしていただくようよろしくお願いを申し上げます。
○議長(
宮本勝利君) 発言が終わりました。 ただいまの7番
河野敬二君の申し入れについては議長が後刻会議記録を調査の上、不穏当な言辞があった場合は適当な処置をいたしたいと思います。 日程第4 議案第24号の議事を継続いたします。 当局から答弁願います。 市長 神出政巳君 〔市長 神出政巳君登壇〕
◎市長(神出政巳君) 大変長らく貴重な時間をおとりいただきましてまことに申しわけありません。おわびを申し上げ、改めて29番 川端議員、7番
河野議員に商工振興事業費補助金にかかわっての御質疑にお答えを申し上げます。 下津町商工会は独立した団体でありますので、市といたしましては、運営に対して細かな指導監督はできませんが、多額の補助金を出している団体でもありますので、より質の高い運営を目指し、研さんに重ねていただくよう今後申し入れをいたしたいと考えますので、御理解を賜りたいと思います。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 29番 川端 進君
◆29番(川端進君) 間違うてたらごめんなさいやけど、質問いたします。この定款です。 最近、耐震偽装という事件がありました。オレオレ詐欺という事件も続発しています。いかに自主的な団体組織といえどもそういう違法なこと、あるいは脱法的な行為をしているのが未然にわかったような団体であれば、補助は出すべきでないと思うんです。 商工会が果たして耐震偽装のような違法をしているかどうかというのは別ですけども、極端な例をいうてるんですけども、やっぱり正常な運営をしてる団体でなけりゃ補助金は出すべきでないと思うんです。そういう観点から見て、定款の9ページ、役員の報酬なんですけどね、私、先ほどちょっと間違うた質問をしました、発言をしました。河野さんの発言の方が正しかったわけですけども、第25条の中で役員は報酬を受けないて書いてるんですけども、しかし、2項で前項の規定にかかわらず、総代会の議決により、非常勤または常勤の役員に対する報酬を支給することができるというのがあったんで、これを見落としてました。先ほど、来たばっかりで、ぱっと見たんで、一べつしただけなんで、間違うたんですけども、間違うた発言については申しわけないと思いますけども、常勤の役員に対して報酬を支給することができる、定款で決まっているんです。 しかし、これは報酬を支給することができるてなってんでしょ。ところが、こっちの補助金見込額は、補助対象外の管理費の給与手当のことですけどね、給与手当になってるんやで、報酬をこの計上しちゃったらええですよ、これ、定款どおりです。給与手当を出してるんです。給与手当と報酬とは違います。報酬は名誉職的なものであって、職に対して与えられるもんやいしょ。労働時間に関係ないん。ところが、給与手当は勤務条件があって、勤務時間がどんかい、どういう勤労実態であったから、給与を出すと、こういうことになるはずですからね、ここの補助金見込額のところで出してる給与手当というのは明らかに給与です。定款は常勤の役員に対する報酬を受けることができるてなってるでしょ。 報酬やったら、納得します。ここでいくとこです。報酬と違うんですよ。そうしますと、定款に違反した運営をしているということになるんです。これはひくわけにはいきません。これに対する見解を求めます。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。 市長 神出政巳君 〔市長 神出政巳君登壇〕
◎市長(神出政巳君) 29番 川端議員の下津町商工会の定款にかかわっての再度の御質疑にお答えいたします。 ただいま、25条について御指摘があり、1項、2項にこのように記載をされてるわけであります。 私どもといたしましては適正に運営をされ、そして、また、適正に処理をされているというふうに思料いたしますが、先ほども御答弁させていただきましたように、この件につきましても、再度確認をさせていただきたいと思います。 市としては、適正に運営をされて、そして、適正にこういったものも支払われているというふうに考えますので、御理解をいただきたいと思います。
○議長(
宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 7番
河野敬二君
◆7番(
河野敬二君) さきに、川端さんが言われましたんで、私ももう委員会に、もうこれ以上質疑をしても市長さんも同じ答弁になると思いますので、委員会もありますので、それにゆだねます。 やっぱり管理費のところにこの給与を置くというのはやっぱりおかしいです。これも。 というのは、
事務局長はこの専務理事の命を受け事務を統括するというふうになってますね。
事務局長をこの統括して、で、事務局職員は全部
事務局長の命を受け、16ページにありますね、そやから、その部分で事務局の職員はすべてこの専務理事の命のもとに仕事をしとるわけですよ、実際はね。 そやから、その報酬ではないし、そして、管理全体、ここの管理全体の部分と違うわけですよ、その専務理事の仕事はね。全体の仕事について
事務局長にかわって、この事務全体を統括して指揮命令を出しているんですから、だから、ここの管理の部分だけのこの給料ではないわけですからね、同じ答弁だと思いますので、その点、委員会でもよろしくお願いします。
○議長(
宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 12番 尾崎弘一君
◆12番(尾崎弘一君) 簡単に1つだけお聞きします。 140ページの工場設置促進助成金425万円について、これ、新設か増設か、また、件数を教えていただきたいと思います。 以上です。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。 田村
商工振興課長 〔
商工振興課長 田村彰男君登壇〕
◎
商工振興課長(田村彰男君) 12番 尾崎議員の御質疑に御答弁申し上げます。140ページの工場設置促進助成金のことでございます。 これは新設かどうかということでございます。この補助金につきましては、新設ではございません。従来からも出しておる補助金で、この工場設置促進助成金は海南市工場立地促進条例に基づきまして助成するもので、目的はその工場立地を促進するための工場新設等、増築とか改築を行うものに対しまして必要な助成措置を講ずることになってございます。 それで、産業の振興、雇用の増大を図ることを目的といたしまして、支給されている補助金でございます。 以上です。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 12番 尾崎弘一君
◆12番(尾崎弘一君) そうしますと、現在、前年、前年、前年、ずっと見てみますと15年度あたりは1,600万円台、それから、16年はちょっと少なくなっていますが、17年、18年とだんだん減少してきているわけです。 14年度も1,300万円あましで、14年、15年あたりはかなりの金額で増設もあったと思うんです。こういった金額が減ってきているのは予算上、少なくて済むような感じもしますが、やはり新しい工場を誘致するということに、もう少し力を注いでいただきたいと、このように思って質問するんですが、担当の部長さんとして、こういった予算を計上するときに、新設、いわゆる設置助成ですね、これは工場を設置してから、その後の税金を助成するとそういった内容のものでありますので、設置するていう段階で助成金を出す、そういったことが予算の要求、また、今までの段階で考えられていたかどうか、部長さんにお聞きしたいと思います。 て言いますのは、和歌山県が100億円という大きな、新聞の見出しも出てまして、その今まで一番が三重県の90億円だったんですが、そのために、液晶のシャープという会社を誘致いたしまして、かなり成功しております。そういう例は少ないのですが、やはり和歌山県がそういう旗上げちゅうんですが、そういうことをしたのに、やっぱり呼応して、市としてもやはり、もし海南にというようなことがあれば、予算的にやっぱり考えておくていうことも必要ではないかと思います。 したがって、その予算計上段階、また、それまでにおいて、部としてそういう考えに立ったかどうか、ひとつお聞きしたいと思います。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。 田中
産業経済部長 〔
産業経済部長 田中康雄君登壇〕
◎
産業経済部長(田中康雄君) 12番 尾崎議員の再質疑にお答え申し上げます。 企業誘致の関係でございまして、本市では企業誘致のために、優遇措置といたしましては、半島振興法による固定資産税の不均一課税、あるいは工場設置促進条例による助成金がございます。 議員御質問の予算編成前等において、企業が進出する前の段階での優遇策等を検討したかどうかでございますが、商工振興課を中心に私も含めまして、いろいろと今現在の優遇策に加えて新しい制度の取り入れることができないかということは担当レベルも含めまして検討はしてございますが、今現在、成案としてはなってございません。 今後、和歌山県におきましても18年度から100億円を上限とした企業誘致制度が打ち出されているということでございますので、本市としても今後企業が進出する前に適用できるような新たな優遇制度について、研究してまいりたいと考えておりますので、御理解くださるようお願い申し上げます。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 12番 尾崎弘一君
◆12番(尾崎弘一君) ありがとうございます。 今後、そういったことで他市におくれをとらないように、県なりに呼応していくように努力してほしいと思いますので、よろしくお願いしておきます。 以上です。
○議長(
宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 2番 岡 義明君
◆2番(岡義明君) 140ページ、雇用対策費が廃目処理されてますね。 そしてその雇用対策費をそっくり企業立地対策費の方へ139ページですね、そこにパソコンのそうした技術習得事業委託とか、回されていますが、そもそもこの雇用対策費いうのは、就職したりするのに、パソコン技術を習得するということで予算上げられていたと思うんですが、今度その企業立地対策費の方へ上げられてますわね。そこのちょっと説明をお願いしたいです。 意味合いが、中身がどうで、中身もちょっと教えてください。どのように変わったかね。お願いします。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。 田村
商工振興課長 〔
商工振興課長 田村彰男君登壇〕
◎
商工振興課長(田村彰男君) 2番 岡議員の御質疑に御答弁を申し上げます。 140ページにかかわっての雇用対策費の廃目処理にかかわって、139ページの企業立地対策費にパソコン技術習得事業等委託料として上がっているが、それはどういうことか、ということでございます。 このパソコン技術習得事業委託料につきましては、従来の経過は変わってございません。ですから、あくまでも企業立地対策費といいましても、やっぱり雇用が発生をしますので、やはり私ども就労対策の一環としてパソコンを技術習得事業という形で思っておるところでございます。 以上です。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 2番 岡 義明君
◆2番(岡義明君) これ、雇用対策て、これ、ほんまに唯一もうパソコンとそして、地域雇用情報連絡協議会補助金ということで、前からずっと上がってたんですよ。 それが、もう、企業立地、何か企業立地と意味合いがね、本当に雇用対策とどうかかわるんかというのは、今、理解できませんが、説明していただきましたが、この委託先というのは再度聞きますが、全然変わってないですか。
○議長(
宮本勝利君) 当局から答弁願います。 田村
商工振興課長 〔
商工振興課長 田村彰男君登壇〕
◎
商工振興課長(田村彰男君) 2番 岡議員の再質疑に御答弁を申し上げます。 委託先は変わってございません。 以上です。
○議長(
宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって、6款商工費に対する質疑はこれで終了いたします。 お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ延会し、明日午前9時30分から会議を開きたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 本日はこれをもって延会いたします。 午後6時14分延会
-------------------地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。 議長
宮本勝利 議員 橋爪光一 議員 大田 優 議員 川端 進...