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03月03日-03号

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  1. 和歌山市議会 1994-03-03
    03月03日-03号


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    最終取得日: 2021-06-07
    平成 6年  2月 定例会              平成6年       和歌山市議会2月定例会会議録 第3号         平成6年3月3日(木曜日)議事日程第3号平成6年3月3日(木)午前10時開議第1  会議録署名議員の指名第2  議案第1号から議案第20号まで第3  議案第21号 平成6年度和歌山市一般会計予算第4  議案第22号 平成6年度和歌山市国民健康保険事業特別会計予算第5  議案第23号 平成6年度和歌山市食肉処理場事業特別会計予算第6  議案第24号 平成6年度和歌山市卸売市場事業特別会計予算第7  議案第25号 平成6年度和歌山市土地造成事業特別会計予算第8  議案第26号 平成6年度和歌山市街路公共用地先行取得事業特別会計予算第9  議案第27号 平成6年度和歌山市土地区画整理事業特別会計予算第10 議案第28号 平成6年度和歌山市住宅改修資金貸付事業特別会計予算第11 議案第29号 平成6年度和歌山市住宅新築資金貸付事業特別会計予算第12 議案第30号 平成6年度和歌山市宅地取得資金貸付事業特別会計予算第13 議案第31号 平成6年度和歌山市駐車場管理事業特別会計予算第14 議案第32号 平成6年度和歌山市老人保健特別会計予算第15 議案第33号 平成6年度和歌山市下水道事業特別会計予算第16 議案第34号 平成6年度和歌山市下水道用地先行取得事業特別会計予算第17 議案第35号 平成6年度和歌山市都市公園用地先行取得事業特別会計予算第18 議案第36号 平成6年度和歌山市水道事業会計予算第19 議案第37号 平成6年度和歌山市工業用水道事業会計予算第20 議案第38号 和歌山市認可地縁団体印鑑の登録及び証明に関する条例の制定について第21 議案第39号 和歌山市地区会館条例の一部を改正する条例の制定について第22 議案第40号 和歌山市職員の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について第23 議案第41号 和歌山市税条例の一部を改正する条例の制定について第24 議案第42号 和歌山市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定について第25 議案第43号 和歌山市立児童婦人会館条例の一部を改正する条例の制定について第26 議案第44号 和歌山市手数料条例の一部を改正する条例の制定について第27 議案第45号 和歌山市自動車駐車場の駐車料金に関する条例の制定について第28 議案第46号 和歌山市自転車等駐車場の保管料金に関する条例の制定について第29 議案第47号 和歌山市勤労者総合センター条例の制定について第30 議案第48号 和歌山市水田農業確立特別対策基金条例を廃止する条例の制定について第31 議案第49号 和歌山市漁港管理条例の一部を改正する条例の制定について第32 議案第50号 和歌山市営自転車等駐車場条例の一部を改正する条例の制定について第33 議案第51号 和歌山市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について第34 議案第52号 和歌山市団地集会所条例の一部を改正する条例の制定について第35 議案第53号 和歌山市改良住宅条例の一部を改正する条例の制定について第36 議案第54号 和歌山市土地開発公社定款の一部変更について第37 議案第55号 訴えの提起について第38 議案第56号 訴えの提起についてまで第39 議案第57号 訴えの提起について         ----------------------------会議に付した事件日程第1  会議録署名議員の指名日程第2  議案第1号から議案第20号まで日程第3  議案第21号 平成6年度和歌山市一般会計予算から日程第39 議案第57号 訴えの提起についてまで議案第58号 監査委員の選任について         ----------------------------出席議員(44名)  1番  井口 弘君  2番  姫田高宏君  3番  武内まゆみ君  4番  角田秀樹君  5番  青山 稔君  6番  山下直也君  7番  新島 雄君  8番  佐伯誠章君  9番  浅井武彦君 10番  永井佑治君 11番  森田昌伸君 12番  寺井冨士君 13番  麻生英市君 14番  山田好雄君 15番  田上 武君 16番  藤井健太郎君 17番  森下佐知子君 18番  新川美知子君 19番  森本保司君 20番  浦 哲志君 21番  波田一也君 22番  柳野純夫君 23番  平田 博君 24番  石谷保和君 25番  吉田光孝君 26番  小河畑喬夫君 27番  佛 栄次君 28番  宮本廣次君 29番  東山照雄君 30番  大艸主馬君 31番  辻本昌純君 32番  南 徹治君 33番  滝口直一君 34番  堰本 功君 35番  和田秀教君 36番  奥田善晴君 37番  高垣 弼君 38番  武田典也君 39番  西殿香連君 40番  岩城 茂君 41番  浜野喜幸君 42番  山崎 昇君 43番  中谷 悟君 44番  九鬼嘉蔵君         ----------------------------説明のため出席した者の職氏名 市長        旅田卓宗君 助役        得津 勇君 助役        吉田眞三君 収入役       橋口敏彦君 市長公室長     中村 保君 企画部長      阿部俊彌君 総務部長      山本俊夫君 財政部次長     福本高士君 経済労働部長    川口眞夫君 農林水産部長    野口法夫君 民生部長      高垣芳男君 環境事業部長    吉田誠顯君 保健衛生部長    栢木 孝君 都市計画部長    宮本 忍君 土木部長      井上隆勝君 下水道部長     榊 常次君 建築部長      福岡 節君 教育委員会委員長  玉井千夫君  教育長       浅井周英君 教育総務部長    西本義秋君 教育文化部長    坂口全彦君 消防局長      垂井繁夫君 水道局長      川端源一君 水道局業務部長   矢田彰吾君 水道局工務部長   臼井貞行君 選挙管理委員会委員 坂下 宏君 監査委員      伊藤隆道君 公平委員会委員長  北本一郎君         ----------------------------出席事務局職員 事務局長      中森純一郎 事務局次長     南方 智 参事補       岡本清春 議事調査課長    松本 功 庶務課長補佐    秦野正彦 調査班長      山ノ井義雄 議事班長      池端 弘 庶務班長      奥 善博 主任        濱治 匠 主任        川口隆弘 主任        尾崎順一 主任        田畑和久 主任        石本典生 主事        中西 太         ----------------------------  午前11時12分開議 ○議長(石谷保和君) ただいまから本日の会議を開きます。    -------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(石谷保和君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において   奥田善晴君   平田 博君   滝口直一君 以上3人の諸君を指名します。    -------------- △日程第2 議案第1号から議案第20号まで ○議長(石谷保和君) 次に、日程第2、議案第1号から議案第20号までの20件を一括議題とします。 ただいま議題となりました20件についての各委員長の報告を求めます。 総務副委員長山下直也君。--6番。 〔総務委員会委員長山下直也君登壇〕(拍手) ◆6番(山下直也君) [総務委員会副委員長] 総務委員会の報告をいたします。 去る2月28日の本会議において当委員会に付託された議件につきましては、慎重審査の結果、いずれも多数をもって原案どおり可決すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり議長まで報告した次第であります。 以下、審査の概要を申し上げます。 まず、財政部について申し上げます。 歳入にも関連して、委員から、民生費負担金中、保険基盤安定負担金2億 5,327万9,000 円の減額を初め、補助金等で大幅な減額が見られる。その点、財政当局においては国庫補助の削減に基づき交付税措置がなされているとのことであるが、実際、地方交付税において6億 3,447万 5,000円の減額となっており、果たして交付税措置で補われているかどうか疑問が残るとの意見がありました。 次に、総務部について申し上げます。 今回上程されている議案第18号、和歌山市監査委員条例の一部を改正する条例の制定については、地方自治法の一部改正に基づき、「識見を有する者のうちから選任される監査委員のうち1人は、常勤とする。」ことに伴い所要の改正を行うものでありますが、これに関連して、委員から、常勤の監査委員の選任については、地方自治に詳しい専門家、学者等、より幅広い分野からの人選も検討されてはどうか、との意見がありました。 以上が、審査の概要であります。 何とぞ同僚各位の御賛同をお願いして、当委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(石谷保和君) 次に、教育民生委員長森田昌伸君。--11番。 〔教育民生委員会委員長森田昌伸君登壇〕(拍手) ◆11番(森田昌伸君) [教育民生委員会委員長] 教育民生委員会の報告をいたします。 2月28日の本会議において当委員会に付託された議件につきましては、慎重審査の結果、いずれも多数をもって原案どおり可決すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長まで報告した次第であります。 以下、審査の概要を申し上げます。 まず、民生部についてであります。 人件費の精算による減額補正が多々見受けられるのは、主に人事異動に伴う職員の給与格差によるものであるとのことだが、余りにも多額となっており、弱者を救済する立場の部として組織が十分に機能されているか否か危惧される。 よりぬくもりのある行政を行うため、今後十分な職員指導とともに、適材適所の人員配置を心がけられたい、との要望がありました。 次に、地方改善事業費について、委員より、今回、13億 4,280万 3,000円の大幅な減額補正となっており、翌年度に繰り越すもまた積み残すという状態が続きはしないか、と危惧されるところから、単年度で事業を完全に執行していくための体制づくりとともに、残された法期限内に事業を完全執行できるよう最大の努力をし、何としても期限内にやり遂げるという気構えを持って事に当たられたい、との要望がありました。 次に、平成5年度から適用されている3人以上の低所得者世帯に対する国民健康保険料の減額措置について、委員より、減額対象世帯に対しては申請用紙等、通知を送付しているとのことだが、申請者はまだ約半数にとどまっているところから、せっかくの制度を実のあるものにするため、国保協力員による指導、広報への掲載等により対象者全員が減額措置を受けられるよう鋭意努力されたい、との意見がありました。 次に、保健衛生部についてであります。 保健衛生総務費中、墓地等建設工事請負費2億 6,522万 5,000円、並びに土地購入費8億 5,251万 3,000円の減額補正は、芦原納骨堂及び岩橋、平井の墓地整備事業の不執行によるものでありますが、委員より、芦原納骨堂の用地取得においては先行取得による金利も多額に膨らんできているところから、この点については予算の持ち方に一考を要するのではないか、と指摘するとともに、これだけの多額の予算を計上しながら8年間も不執行という状態を続けていることは納得できず、岩橋墓地整備事業については現在も見通しのついていない状態であるところから、同和事業そのものとして見直す必要があるのではないか、との意見がありました。 また、委員より、過去において、本事業をスムーズに進められるよう、工事のめどがついた時点で計上してはどうか、あるいは、やむを得ない場合には市長専決処分もあり得るのでは、という踏み込んだ提言までしているにもかかわらず、相変わらずの最終補正での減額、当初予算計上といった当局の姿勢には疑問が残る、としたのであります。 最後に、教育委員会についてであります。 各学校における施設整備事業に多くの日時を要していると仄聞するが、技術職員の不足が要因となっているのではないか、と指摘するとともに、和歌山市全体の予算配分を考慮したとき、教育費にかける比重が低い感がするところからも、教育行政に支障を来すことのなきよう今後教育予算の充実を図られたい、との意見がありました。 以上が、審査の概要であります。 何とぞ同僚各位の御賛同をお願いして、当委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(石谷保和君) 次に、経済企業委員長宮本廣次君。--28番。 〔経済企業委員会委員長宮本廣次君登壇〕(拍手) ◆28番(宮本廣次君) [経済企業委員会委員長] 経済企業委員会の報告をいたします。 去る2月28日の本会議において当委員会に付託された議件につきましては、慎重審査の結果、いずれも多数をもって原案どおり可決すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長まで報告した次第であります。 以下、審査の概要を申し上げます。 まず、経済労働部について申し上げます。 商工費に関連して、委員から、長引く経済不況の中、国では総合経済対策が実施されているが、本市としても地場産業等を取り巻く環境は非常に厳しく、それに対応すべき商工行政の役割は大きなものがあると思われる。にもかかわらず、今議会において、財政調整基金から17億 6,000万円の繰り入れを行っているが、かかる予算が2億円余の減額補正となっているのが現状で、何ら方策が講じられていないとの指摘に、当局より、本年度、金融対策あるいは公共事業の前倒し等の経済対策に取り組む中、部内においても種々検討を重ねたが、対応するに至らなかった旨の答弁がありましたが、今回の補正予算において、国の経済対策に沿った積極的な施策を講じるなど、商工行政に配慮した予算措置に至らなかったのは残念であるとの意見がありました。 次に、水道局について申し上げます。 第4期拡張事業費中、水源開発負担金の補正は、大滝ダム建設事業費の増額に伴うもので、その要因として、負担金は工事の進捗による精算払いという関係上、今年度、非常に事業が進んだ結果、今回の補正となったとの説明に、委員から、工事が順調に進み、翌年度の事業分まで当該年度でということならば理解もできるが、仮に工事遅延等により負担金が増額されるとなれば、ひいては水道料金等にも影響を及ぼしかねないとし、その点、本事業の進捗状況については十分把握すべきではないかとの意見がありました。 次に、配水管整備事業費2億 5,306万8,000 円及び配水施設整備事業費5億 3,532万円の減額補正に関連して、委員から、今回、両事業において大幅な減額となっており、当初の事業計画どおりに進んでいないところから、市民の方々の期待に十分こたえるためにも、局としては事業の進捗を図るため、なお一層の努力を傾注されたいと望んだのであります。 関連して委員から、事業の執行に際しては、地元自治会並びに関係諸機関との協議に時間を要し、事業が当初計画どおりに進捗されず、事業費の減額に至る場合もあると思慮するが、人員面において事業におくれが生じているのであれば、市民の要望にこたえられていない。その点、いかに考えているのかとただしたところ、当局より、技術職の確保については人事当局にも要請をしており、人員の確保について、今後とも積極的に対処してまいりたいとの答弁に、事業計画の完全執行については、関係部局と十分協議を重ね、技術職の新規採用についても一層の努力をされたいと望んだのであります。 最後に、農林水産部について申し上げます。 和歌山市農業集落排水事業計画について、当局より、公共用水域の水質保全に資することを目的に、平成4年度より基礎調査を進めてきたもので、今回、地形条件あるいは社会的条件を考慮する中で、農業振興の起点でもある四季の郷公園の隣接地をモデル地区に設定し、平成7年度実施設計、工事着手してまいりたいとの報告に、委員から、受益者負担金として、他都市の調査結果を参考に事業費の5%を予定しているとのことであるが、少しでも軽減できる方策を勘案するとともに、将来にわたり実効ある施策としていただきたいとの要望がありました。 以上が審査の概要であります。 何とぞ同僚各位の御賛同をお願いして、当委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(石谷保和君) 次に、建設消防委員長浦 哲志君。--20番。 〔建設消防委員会委員長浦 哲志君登壇〕(拍手) ◆20番(浦哲志君) [建設消防委員会委員長] 建設消防委員会の報告をいたします。 去る2月28日の本会議において当委員会に付託されました議件について、慎重審査の結果、いずれも多数をもって原案どおり可決すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長まで報告した次第であります。 以下、審査の概要を申し上げます。 まず、土木部についてであります。 議案第1号、債務負担行為の補正中、紀の川大堰自転車歩行者道整備事業についてであります。 紀の川大堰に係る管理橋に必要な総事業費は50億 6,628万 6,000円で、そのうち本市の負担割合は 1,000分の97でありますが、委員から、その限度額 6,500万円を1億 3,281万円に変更しようとするもので、変更後の限度額は当初の倍額でもあり、今後もこのような形で事業費の変更を余儀なくされたとき、当初の予算計上のあり方に疑問を呈するところからも、関係諸機関とのヒアリングにおいては、かかることのなきよう十分注意されたい、との意見がありました。 次に、シーサイドロード建設事業の進捗状況についてであります。 当局より、買収に応じていただけない13戸のうち1戸については、昨年の12月15日、県収用委員会より土地収用法に基づく裁決を受けたため、地権者に対し、土地及び物件の損失補償金払い渡しの申し出を行ったが、受け取りを拒否したため、収用法の規定に基づき、平成6年1月27日和歌山法務局へ補償金の供託手続を完了。また、残る地権者12戸については、市長、助役が出席する中で、再三交渉を行いましたが進展を見ず、平成6年1月30日付で、12戸のうち8戸を県収用委員会裁決申請書及び明け渡し裁決申立書を提出。申請後も地権者と交渉を重ねたが、地権者側より裁決申立書を取り下げての交渉を強く要望されたため、平成6年2月21日、2月末期限付で取り下げをいたしました。今後も円満に解決すべく、なお一層努力しますが、買収に応じていただけない場合、再度裁決申請をしたい旨の報告がありました。 これに対し、委員から、当局において十分対処されているものと理解するが、一方で時期的な問題もあり、本年7月の開幕に間に合わなかった場合、仮に通行できるような形で対処するとともに、問題の解決に最大限の努力を傾注されたい、と述べた次第であります。 次に、交通対策費中、自転車等駐車場整備工事請負費 3,882万 9,000円の減額補正は、阪和線・六十谷駅の自転車等の整備に要するものでありますが、減額理由についてただしたのであります。 当局より、施設そのものは当初の設計どおり行われているが、補助金あるいは単価の積算等により、請負差金が生じたため減額する旨の説明が行われましたが、委員から、そのような説明では当初計画に疑問があり、請負差金を理由に減額をしようとしているが、余りにも減額幅が大きいのではないか、との意見がありました。 次に、市営城北公園・けやき大通り両地下駐車場の供用開始に伴う使用料が異なるため、その理由について関係する経済部に尋ねたところ、平成4年6月定例会において、「道路整備特別措置法に基づく駐車場建設事業の実施について」の議案が可決しており、それに基づき料金設定をしたようなニュアンスでもありますが、その内容は駐車場を建設するための議案であり、使用料については予定としているものであり、関係する部署にその旨進言するよう述べるとともに、市駅前並びにJR和歌山駅東口の「15分無料」の駐車場については、利用の度合い等を考慮したとき、改善を要するのではないか、との意見がありました。 次に、建築部についてであります。 委員から、毎年当初予算において関係予算を計上するも、最終補正において多額の予算を減額しているところからも、その執行状況を取りまとめ、次回の委員会に提出するよう求めたのであります。 最後に、都市計画部についてであります。 緑化推進費中、緑化助成金 300万円の減額補正に関連して、委員から、和歌山市緑化補助要綱の利用状況を考慮したとき、例年執行状況が低いところから、当局においては緑化補助要綱を緩和すべく対応されていますが、過去に行われていた緑化計画の見直し等を含め、みどりの町づくりとして思い切った施策を講じてはどうか、との意見がありました。 以上が審査の概要であります。 何とぞ同僚各位の御賛同をお願いして、当委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(石谷保和君) 以上で、各委員長の報告は終わりました。 これより、ただいまの各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石谷保和君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次、発言を許します。 堰本功君。--34番。 〔34番堰本功君登壇〕(拍手) ◆34番(堰本功君) 議長の指名をいただきましたので、私はただいま上程されています諸議案について、反対の立場から討論させていただきます。 まず、議案第1号、平成5年度一般会計補正予算(第6号)について。 第1条において歳入歳出それぞれ31億2,990 万 3,000円を追加補正していますが、その内訳を簡単に言えば、歳入において国庫支出金19億 1,000万、繰入金17億 4,000万、繰越金5億 5,000万等、増加分計45億 9,000万、減少分が市税5億 4,000万、地方交付税6億 3,000万、財産収入2億 2,000万等、計14億 6,000万で、差し引き31億 3,000万を増額追加しています。 一方、歳出においては、増額したのが土木費26億、公債費24億 4,000万、総務費8億6,000 万、その他1億、計60億。その他の費目は軒並み減額。民生費の11億 2,000万、衛生費の11億 7,000万、その他農林・商工・教育の各費目で5億 8,000万、合わせて計28億7,000 万。差し引き31億 3,000万の増額追加。これが歳入の増加に見合うとなっています。増加補正した中で、生産的、事業費的経費は土木費だけ、それも大部分が土地買収費であります。その他の当面の市民サービス業務を含む事業費はすべて減額、縮小の結果となっています。言いかえれば、土地を買うのに、各事業費を縮小し、残り少ない財政調整基金もはたいてつぎ込んだ、これが今次の年度末補正であります。 いよいよ和歌山市もシャツ1枚、裸同然になってしまいました。寒さの続く、あるいはなお厳しくなるときにおいてであります。まことに、旅田市長の2期目の任期の最後の補正予算としてふさわしくも象徴的な予算であると思います。 会計上の数字のことはともかく、かかる財政運営は到底容認することはできません。 第2条の債務負担行為の補正のうち、廃止の3件の改良住宅建設事業費、合わせて8億1,322 万 1,000円については、当初予算において6年度の債務負担行為として設定していましたが、その後の調査の結果、不用となったので廃止するものであるということであります。 議案提出に当たっての当局の安易、無責任さを厳しく指摘しておきたいと思います。 同じく、債務負担行為の変更の紀の川大堰自転車歩行者道整備事業の当初 6,500万円から1億 3,281万への増額補正について質疑したところ、工事費が変更になったので増額したとのことでしたが、さらにただしたところ、総工事費は50億 6,628万 6,000円、本市の負担分は約5億円、工事の完成予定は平成9年度とのことでありました。結局この債務負担は、現在提出されている議案の期間の平成6-7年度ではなく、6-9年度で、限度額5億円で、その年度割の初年度分を変更したのが、今次の補正であります。ここでもまた、議案提出に当たっての当局の不正確、不正直さを厳しく指摘しておきたいと思います。 議案第2号、国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について。 歳入の国民健康保険料において5億円減額補正していますが、そのうちの多子家庭の減免措置による 4,000万円の減額については、一昨々日の質疑において詳しく申し上げたところでありますので、繰り返しはしませんが、この減免措置は明らかに、本市国民健康保険条例及び同条例施行規則違反であります。したがって、この補正については、減免の趣旨については反対するものではありませんが、その措置をとる手続において重大な誤りのある違法な補正として賛成できません。 以上、問題を絞り反対とする意見を述べさせていただきました。改めて議会の議決の意味はどこにあるのかを問い直すことを願って、私の反対討論といたします。(拍手) ○議長(石谷保和君) 次に、大艸主馬君。--30番。 〔30番大艸主馬君登壇〕(拍手) ◆30番(大艸主馬君) 日本共産党議員団を代表して、93年度最終補正予算案に反対の立場から討論を行います。 今回の一般会計補正予算案は31億 2,990万円の増額補正でありますが、国の経済対策分としての国庫支出金19億 3,353万円と財政調整基金からの繰り入れ17億 6,000万円を主な財源としています。 法人市民税12億 4,800万円の減額があり、ここ3年間ほど当初見積もりより減額補正が続いており、経済状況の見通しの厳しさがうかがえます。 平成4年度決算に見られた国の経済対策での公共工事の増額分はすべて県外大手ゼネコンの受注となり、市内の中小企業への経済波及効果は一向に改善されていません。 今回の最終補正でも、積極的な経済対策が見受けられないのは極めて残念であります。 次に、保険基盤安定負担金3億 1,000万円の国庫補助金が2億 5,327万 9,000円も減額されることに見られるように、国庫補助金カットは大きな問題になってきております。地方交付税措置がされていると言われておりますが、基準財政需要額に算入されるということで、削減された分全額補てんされていることになりません。 次に、保健衛生部衛生費墓地整備事業11億円余の減額は、86年以来8回目の不執行となりました。土地先行取得に伴う利息も1億円以上に膨らんでいます。我が党はかねてより、同和事業のあり方を提言してまいりました。差別解消に逆行するような事業が必要でないことは明らかではありませんか。同和地区内に同和地区の人しか利用できない施設の見直しを切に求めまして、反対討論といたします。(拍手) ○議長(石谷保和君) 以上で、通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石谷保和君) これにて討論を終結します。 これより、ただいま議題となっております20件の採決に入ります。 議案第1号から議案第20号までの20件を一括して採決します。 この20件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。この20件は、いずれも各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
    ○議長(石谷保和君) 起立多数。 よって、議案第1号から議案第20号までの20件は、いずれも各委員長の報告のとおり可決されました。 お諮りします。 ただいま議案が議決されましたが、その条項、字句、数字その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石谷保和君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 しばらく休憩します。  午前11時40分休憩    --------------  午後1時13分再開 ○議長(石谷保和君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。    -------------- △諸般の報告 ○議長(石谷保和君) この際、諸般の報告をさせます。 ◎事務局長(中森純一郎君) 平成6年3月3日付、和財第 849号をもって市長から追加議案が提出されました。議案はお手元に配付いたしております。 以上でございます。    -------------- △日程第3 議案第21号 平成6年度和歌山市一般会計予算から △日程第39 議案第57号 訴えの提起についてまで ○議長(石谷保和君) 日程第3、議案第21号、平成6年度和歌山市一般会計予算から、日程第39、議案第57号、訴えの提起についてまでの37件を一括議題とします。 当局から、提案理由の説明を求めます。--旅田市長。 〔市長旅田卓宗君登壇〕 ◎市長(旅田卓宗君) ただいま上程されました諸議案の審議をお願いするに当たり、平成6年度当初予算の大綱を申し述べ、市民の皆様の御理解を求めるとともに、特に議員諸先生方の御指導、御協力をお願い申し上げたいと思います。 関西国際空港の開港日の決定、和歌山バイパスの完成、特に懸案であった近畿自動車道紀勢線の大阪への接続による国土軸直結の実現など意義深い年であった平成5年も過ぎ、ここに平成6年度当初予算を御提案する時期が到来いたしました。 御承知のとおり、今定例議会は私にとりまして2期目任期中最後の議会であり、時の流れの速さを実感しており、その間私を叱咤激励していただいた議員諸先生方の御恩に深甚の感謝の気持ちでいっぱいでございます。 この4年間の任期を顧みますと、決して平たんな道ではありませんでした。財政面におきましても、バブル経済の崩壊と長期的な景気の停滞による厳しい環境ではありましたが、市民の幸福と市勢の発展に全情熱を傾注し「水清く緑豊かで、文化と健康、夢と活力あふれる国際文化都市和歌山」の実現に向け諸施策を積極的に推進し、一定の成果が上げられたと考えておりますが、まだまだ取り組まなければならないことが山積いたしております。 これからは、世界が一段と近くなり、国際化の波が押し寄せ、21世紀へと時は刻々と進んでまいります。さまざまな人の交流が生まれ、いよいよ和歌山市を世界に向かってアピールするときが到来したと考えております。 これまでの間、まず、本年7月16日から開催される世界リゾート博に照準を合わせた諸事業につきましては、一部の事業は大変厳しい状況にありますが、ビューティフル和歌山推進事業、「けやき大通り」及び「城北公園」の2大地下駐車場、市駅小倉線の高架化、本町和歌浦線の整備、排出水の色等の規制など着実に前進させることができました。その他の施策では、「ふれ愛センター」の建設、「集いの家」の運営、訪問入浴サービス事業の実施、長寿社会福祉基金の設置など高齢者福祉や障害者福祉に配慮してまいりました。 地域改善対策特定事業につきましては、引き続き積極的に推進するとともに、国際都市を形成する要素でもある幹線道路や公共下水道の整備に力点を置いた都市基盤の整備も進めてまいりました。 また、中小企業や農林水産業の活性化のための諸制度の新設等、勤労者の福祉増進のための「勤労者総合センター」の建設、「吉宗まつり」の定着化など、商業、観光、農林各分野にわたり必要な施策を講じてまいったところでございます。 さらに、教育面におきましては、大規模校の解消や情報化の進展に対応するため小学校及び中学校へのコンピューター学習の導入、生涯学習の拠点となるコミュニティセンターの建設など教育の充実にも努めてまいりました。 そのほか、社会的弱者の方々に行き届いた健康対策としての在宅寝たきり老人歯科訪問診療の実施、院内学級の開設、環境衛生の充実のため合併浄化槽の普及、集落排水事業の推進、粗大ごみの戸別収集の実施などに着手することができました。 また、昨年、市民の皆様の御理解と特に議員諸先生方の御指導、御協力をいただき、本市にとって画期的な改革とも言うべき浄化槽清掃料金の適正化も実施いたしました。 さて、本来ならば、この場におきまして平成6年度の施政方針を申し上げるべきところでございますが、本年6月に私の選挙が予定されていることから、平成6年度当初予算案は骨格予算として編成させていただいておりますので、その概要を申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 骨格予算の編成方針といたしましては、 1 地域改善対策特定事業及び事業の実施時期により、当初予算に計上しなければ間に合わない事業を除いて、原則として新規事業は計上しないことといたしました。 2 政策的経費または投資的経費に係る事業のうち、予算上箇所づけを行わないいわゆる集合事業については、前年度当初予算額のおおむね80%を限度として計上することといたしました。 3 使用料、手数料等の改定は、年間の使用料、手数料等の額を月割りで徴収しているもの及び国の基準の改正によるものを除いて、原則として計上しないことといたしてございます。 さて、第1に「活力あふれるまちづくり」についてでございます。 平成6年9月4日に関西国際空港が開港されるに当たり、これを記念して和歌山マリーナシティを舞台に開催される世界リゾート博が、本市の魅力を国内外にアピールする絶好の機会であると同時に、本市経済の活性化にも大きく寄与するものであり、ぜひとも成功させなければならないと考えております。 そのため主催団体の一員としての所要の予算措置を行うとともに、本市独自のパビリオン「和歌山市館」を出展するに当たり、平成5 年度に引き続き本年度においても出展製作等委託料1億 8,003万円、魅力あふれる和歌山市館の運営経費1億 1,500万円を計上いたしております。 このほか、姉妹都市、友好都市等の方々を招聘するための経費、国際こども会議の開催経費、市町村デーイベントの参加に要する経費、各種イベント等に対する助成を行う一方、会場内の食品環境衛生対策、消防救急対策等の経費を計上するなど、72日間にわたるビッグイベントが成功裏に終えるよう各分野にわたり積極的な予算計上を行っております。 次に、国際化の対応につきましては、国際交流の輪を広げ、より友好を深めるため、姉妹都市、友好都市との交流を一層推進することといたしております。殊に、先ほどごあいさつで御報告申し上げました和歌山県との姉妹県であるピレネー・オリアンタル県の県都、ペルピニアン市と本市との交流をぜひ進めてまいりたいと考え、できる限り早い時期に議会御代表の方々に訪欧していただく予算を計上いたしております。 また、関西国際空港内に観光案内所を設け、空港利用者に観光情報を提供し、本市のPRに努め、観光客の誘致を図る経費として、277 万 8,000円を計上いたしております。 商工業の振興面におきましては、引き続き企業立地促進条例に基づく奨励措置を推進するほか、各種融資、利子補給等適切な運用を行うとともに、小規模事業者に対して健康増進のための支援事業補助として62万 5,000円を計上いたしております。 次に、観光面におきましては、本年度からバス会社による定期観光バスの運行に伴い、本市の観光地や名所旧跡のPRに要する経費300 万円を計上するとともに、新たに浜の宮海水浴場の海浜清掃を実施することといたしております。 さらに、過日、NHKにおいて発表されたとおり、明年の大河ドラマに8代将軍吉宗が決定されましたが、一昨年来開催いたしてまいりました吉宗まつりがNHKにおいて認められたものと思い、その大河ドラマによる経済波及効果も考え、ことしは吉宗まつりをさらに盛大なものにすべく所要の予算計上を行っております。 農林水産業の振興にも、引き続き努力し、農業施設改良事業に2億 3,499万 9,000円、田ノ浦漁港改修事業に2億円、雑賀崎漁港環境整備事業に2億円を計上し、その推進に当たってまいります。 第2に「快適でうるおいのあるまちづくり」についてでございます。 道路の整備につきましては、5線の都市計画街路の整備を推進するため、事業費24億6,416 万 7,000円を計上するほか、シーサイドロード建設事業費6億 3,377万 9,000円などを計上いたしております。 また、違法駐車防止重点道路を指定し、違法駐車問題についての意識の高揚と違法駐車の防止の図るための経費 556万円を計上いたしております。 下水道事業につきましては、下水道普及率の向上を図るため、特に面整備に重点を置くこととし、特別会計予算額が10.9%の減となってはおりますが、前年度に比し大幅アップの面整備事業費53億 5,000万円を計上し、下水道供用開始の一層の促進を図ることといたしております。また、浸水対策事業として、湊南ポンプ場、大門川雨水ポンプ場の運転を開始するとともに、引き続き新堀初め4都市下水路の整備を実施する事業費として、債務負担行為を含め16億 1,612万 5,000円を計上いたしております。 住宅等の整備事業では、スカイタウンつつじが丘建設事業費 125億 7,151万円を計上し、造成工事の本年度中完成を目指し、努力いたしてまいります。 公園整備事業では、和歌山公園内の便益施設移転に要する経費 3,400万円を計上するほか、四季の郷公園整備事業として18億 9,966万 5,000円を計上し、本年度中完成を目指してまいります。 都市開発等の推進事業では、東部第一地区土地区画整理基本調査事業費 6,500万円などを計上いたしております。 都市美化の推進では、特にビューティフル和歌山推進事業について、美化推進委員の増員、特定美観地域の拡大、また、清掃チームの増強や主要幹線道路の路面清掃を強化するなど一層の拡充を図り、日本一美しいまちづくりの推進に努めてまいります。 ごみ処理対策につきましては、本年度から4カ年の継続事業として、総額 186億円で青岸クリーンセンター(仮称)の建設に着手することとしております。 消防、防災事業では、救急救命士の養成及び高度救急処置用機器の充実を図る一方、はしご付消防ポンプ自動車の購入経費 6,000万円を計上いたしております。 第3に「健康で生きがいのあるまちづくり」についてでございます。 福祉施策においては、高齢者や心身障害者(児)を対象としたジョイフル・愛のサービス事業の推進に 1,724万 2,000円、在宅介護支援センター運営事業を拡充することとし、これに要する経費として1億 6,196万 7,000円を計上するほか、ホームヘルプサービス事業、デイサービス事業、ショートステイ事業等についても引き続き実施してまいります。 また、本市において女性の地位向上と男女共同参画型社会の実現に向け「日本女性会議」を開催する経費として 1,852万 1,000円を計上いたしております。 市民の健康対策といたしましては、基本健康診査、子宮がん検診等成人病対策及び夜間急患センター、休日急患センター、第2次救急医療体制等引き続き実施に努めるほか、乳幼児発達相談事業の拡充及び地域での医師の役割を促進する地域医療推進事業として 150万円を計上いたしてございます。 第4に「豊かな心をはぐくむまちづくり」についてでございます。 まず、学校施設の整備につきましては、三田小学校屋内運動場の建設に4億 3,736万1,000 円、市和商LL教室の改修その他施設の整備に 5,250万円を計上するほか、中学校英語教育の充実を図るため英語指導助手招致事業の充実に 1,766万 1,000円を計上しております。 また、文化事業面につきましては、市立博物館において、特別展「近世紀州の本草学」の開催経費 817万 5,000円、世界図の中で、日本列島や和歌山が時代を追ってどのように描かれてきたかを展示する企画展「世界図の中の和歌山」の開催経費として 455万 8,000円を計上するとともに、文化財の整備、保存にも引き続き取り組んでまいります。 なお、本年度において、現在の少年補導センターを移転するために必要な経費 8,028万9,000 円も計上いたしております。 最後に、「行政サービスの推進」についてでございます。 「行政サービスの推進」では、年金現況届証明手数料について、無料化を実施するとともに、国民年金オンラインシステム、国民健康保険オンラインシステムの推進を図り、住民サービスの一層の向上に努めてまいります。 このほか、公営企業会計におきましては、有収率の向上に引き続き取り組むため、配水管布設替事業初め、配・給水管の漏水防止対策予算として、24億 3,169万 1,000円を確保するとともに、黒谷配水池等新設工事費27億8,135 万 7,000円、大滝ダム水源負担金等9億 2,455万 5,000円を計上するなど、安定した給水の確保に努力いたします。 以上が平成6年度当初予算の概要であり、新年度の予算規模は、 一般会計   1,235億  199万 9,000円 特別会計    958億 2,132万 8,000円 公営企業会計  163億 3,135万 2,000円 総計     2,356億 5,467万 9,000円であり、前年度当初予算と比較いたしまして、一般会計で 5.7%の減、特別会計で 5.5%の減、公営企業会計 2.6%の減であり、全体では 5.4%の減となっております。 平成6年度当初予算案はさきに申し上げましたとおり骨格予算として編成させていただいており、選挙後の議会においていわゆる肉づけを行う予定とさせていただいておりますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。 ここで重ねて市民の皆様の御協力をお願いいたしますとともに、議員諸先生方におかれましては、慎重御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(石谷保和君) 福本財政部次長。 〔財政部次長福本高士君登壇〕 ◎財政部次長(福本高士君) 議案第21号、平成6年度和歌山市一般会計予算につきまして、議案書により御説明をいたします。 まず、歳出の部を御説明いたしますので、議案書の6ぺージをお開きください。 第1款議会費9億 5,832万 1,000円は、議会運営及び議会史編さん等に要する経費でございます。 第2款総務費、第1項総務管理費 123億2,450 万 4,000円は、市長公室、企画部、総務部、財政部及び出納室に係る予算でございまして、その主なものといたしましては、人件費、その他、事務的経費及び市庁舎の維持管理経費のほか、市行政の啓発を図り、市行政への協力と理解を深めるための広報広聴費1億 8,808万 1,000円。国際子ども会議の開催経費を初め、姉妹都市等国際交流に要する経費で 9,926万 3,000円。支所、連絡所の管理運営経費を主とした自治振興費2億 3,235万 8,000円。職員の海外研修事業を初めとする研修費 2,150万 9,000円。美しい町づくりのためのビューティフル和歌山推進事業の実施及び美化運動を推進するための都市美化推進費1億 2,491万 8,000円。電子計算事務及びOA推進事務のための行政事務開発費3億3,146 万 3,000円。財政調整基金積立金2,878 万 2,000円、減債基金積立金1億4,075 万 1,000円。土地開発公社への貸付金45億円。ふるさと基金積立金1億 2,476万円。世界リゾート博開催に伴う和歌山市館の運営経費、世界リゾート博協会負担金等、世界リゾート博推進費で5億 4,485万 2,000円が、その主なものでございます。 第2項徴税費は18億 7,412万 1,000円でございまして、主なものといたしましては、固定資産評価審査委員会等の報酬、職員の人件費のほか、市県民税及び固定資産税に係る前納報償金等4億 2,171万 8,000円、税収入払戻金1億 2,000万円、その他、市税の賦課徴収に要する経費でございます。 次に、第4項選挙費3億 4,127万 8,000円は、選挙管理事務に要する人件費等の経費1億 4,992万 7,000円。平成6年7月16日任期満了に伴う市長選挙に要する経費 8,790万4,000 円。平成7年4月29日任期満了に伴う県議会議員及び平成7年5月1日任期満了に伴う市議会議員それぞれの一般選挙の準備に要する経費、合わせて 9,973万 8,000円が主なものでございます。 第6項監査委員費1億 1,464万 6,000円は、監査委員報酬及び職員の人件費等、監査事務執行に要する諸経費でございます。 次に、8ページをお開きください。 第11款公債費 154億 7,896万 5,000円は、平成2年度から平成5年度に借り入れました、特定資金公共事業債の繰り上げ償還及び長期債に対する元利償還金並びに一時借入金利子等でございます。 次に、第12款諸支出金2億 6,768万 4,000円は、第1項公営企業金融公庫納付金 2,220万円のほか、第2項公営企業費2億 4,548万4,000 円でありまして、これは水道事業会計への出資金でございます。 第13款予備費につきましては、前年度と同額の 7,000万円を計上いたしております。 以上でございます。 ○議長(石谷保和君) 山本総務部長。 〔総務部長山本俊夫君登壇〕 ◎総務部長(山本俊夫君) 議案書6ページをお開き願います。 第2款総務費、第3項戸籍住民基本台帳費について、御説明申し上げます。 戸籍住民基本台帳費5億 4,255万 5,000円につきましては、戸籍事務、住民基本台帳事務、ファクシミリの維持管理事務に要する人件費及び諸経費として5億 3,673万 7,000円と、本市に在住する外国人登録事務に要する経費として 581万 8,000円を計上したものでございます。 以上でございます。 ○議長(石谷保和君) 阿部企画部長。 〔企画部長阿部俊彌君登壇〕 ◎企画部長(阿部俊彌君) 議案書の6ページをお願いいたします。 第2款総務費、第5項統計調査費について、御説明申し上げます。 統計調査費の総額は 7,648万円でございまして、その内容といたしましては、統計調査に従事する職員の人件費及び諸経費 2,842万9,000 円と、教育統計調査、工業統計調査、商鉱工業石油等消費構造統計調査、商業統計調査、農業センサス、サービス業統計調査、全国消費実態調査、統計調査員確保対策事業、事業所名簿整備、平成7年国勢調査第4次試験調査、平成7年国勢調査調査区設定事業の各指定統計調査等に必要な諸経費 4,805万 1,000円を計上いたしたものでございます。 以上でございます。 〔議長退席、副議長着席〕 ○副議長(吉田光孝君) 高垣民生部長。 〔民生部長高垣芳男君登壇〕 ◎民生部長(高垣芳男君) 民生部関係の予算について、御説明申し上げます。 議案書の6ページでございます。 第3款民生費の予算総額は 268億 3,091万3,000 円で、前年度と比べ1.35%増となってございます。 まず、第1項の社会福祉費で 106億 9,695万 1,000円を計上しておりますが、これは各種福祉事業を推進するために必要な諸経費でございます。 主なものといたしましては、市民憩の家管理委託料 3,407万 7,000円。心身障害者の方々に対する施策としてホームヘルパー派遣事業委託料 6,320万 8,000円、タクシー運賃の一部を助成する福祉タクシー券の交付枚数を本年度より1人当たり18枚から20枚とする福祉タクシー委託料 1,572万 5,000円、更生医療給付費 3,262万 5,000円、補装具給付費6,108 万 4,000円、援護施設入所扶助費3億8,583 万 2,000円、特別障害者手当等給付費1億 9,742万 8,000円、精神薄弱者の援護施設入所扶助費6億 4,178万 4,000円を計上してございます。 次に、民生委員の活動に関する経費といたしましては 4,954万 8,000円を計上。また、高齢者福祉施策といたしましては、新規事業として、平成6年8月25日と26日の両日に本市で開催いたします、第5回全国健康長寿のまちシンポジウム和歌山の開催負担金として478 万円のほか、養護老人ホーム白菊寮の管理運営費1億 9,503万 2,000円。老人ショートステイ運営事業委託料1億 2,445万 3,000円、老人デイサービス運営事業委託料3億449 万 4,000円、独居老人緊急通報システム業務委託料 3,668万 4,000円、老人ホームヘルプサービス事業委託料1億 6,871万 5,000円、在宅介護支援センター運営委託料1億6,196 万 7,000円、訪問入浴サービス事業委託料 1,223万 9,000円、集いの家運営助成金1,026 万円等でございます。 次に、福祉医療費関係の主なものといたしましては、67歳から69歳までの老人、3歳未満の乳幼児、重度心身障害児者及び母子家庭等の医療扶助費といたしまして、計16億1,970 万 2,000円を計上してございます。 また、戦没者遺族等の福祉増進を図るための諸経費として、 464万 8,000円を計上。さらに、社会事業費では、心身障害児通園事業委託料 1,232万円を初め、社会福祉協議会補助金 6,458万 7,000円、心身障害者・児作業所運営補助金 3,523万円等で、計1億 4,375万 6,000円を計上してございます。 次に、同和対策関係予算といたしまして、19億 4,092万 1,000円を計上してございます。 主な事業といたしましては、同和対策事業を推進するための人件費を初め、各種の交付金・貸付金で3億 1,390万 2,000円、芦原・鳴神等12文化会館の管理運営に要する諸経費3億 8,955万円。生活環境改善のための地区道路、下排水路整備事業費等で12億 3,746万9,000 円となってございます。 また、社会福祉会館の維持管理の費用といたしまして 2,565万 2,000円を計上したほか、ふれ愛センターの管理運営に要する諸経費といたしまして、身体障害者や高齢者を対象とした事業費も含め委託料等で 6,713万 2,000円を計上してございます。 次に、住宅新築資金貸付事業、宅地取得資金貸付事業及び老人保健の3特別会計への繰出金といたしましては、住宅新築資金貸付事業へ 4,759万円、宅地取得資金貸付事業へ1,507 万 7,000円、老人保健へ14億 9,385万9,000 円をそれぞれ計上してございます。 次に、第2項生活保護費で70億 8,399万5,000 円の計上は、生活保護業務に携わる職員の人件費及び諸経費で5億 8,519万 7,000円。被保護世帯に対する各種の扶助費で63億1,628 万 5,000円。救護施設葛城園の管理運営に要する諸経費1億 8,031万 9,000円。行旅死亡人取扱経費 219万 4,000円でございます。 次に、第3項児童福祉費では61億 7,362万1,000 円の計上で、これは児童福祉の推進に必要な人件費及び諸経費でございます。 主なものといたしましては、城北及び広瀬保育所措置委託料1億 8,566万 8,000円のほか、養護施設措置委託料2億 1,972万 8,000円、児童手当5億 4,000万円。私立保育所特別措置交付金 8,194万 1,000円。市立27保育所の運営に要する経費22億 3,487万 6,000円を計上しております。 その他、母子寮の管理運営に要する諸経費3,009 万 3,000円。児童館8館の管理運営に要する諸経費 9,367万 7,000円等でございます。 次に、第4項災害救助費 1,777万 8,000円の計上は、被災世帯への見舞金、災害援護資金貸付金等でございます。 次に、第5項年金保険費で27億 1,497万6,000 円の計上でございまして、福祉年金及び基礎年金等の事務に要する経費2億 7,105万 5,000円と、国民健康保険事業特別会計への繰出金24億 4,392万 1,000円でございます。 次に、第6項青少年対策費では1億 4,359万 2,000円の計上で、児童婦人会館の管理運営に要する経費1億32万 1,000円と青少年問題協議会費の52万 7,000円のほか、育成事業費といたしまして、平成6年度本市で開催する「日本女性会議 '94わかやま」の開催負担金 1,600万円を含め 4,274万 4,000円を計上してございます。 以上でございます。 ○副議長(吉田光孝君) 栢木保健衛生部長。 〔保健衛生部長栢木 孝君登壇〕 ◎保健衛生部長(栢木孝君) 保健衛生部関係の予算につきまして、御説明申し上げます。 議案書の6ページをお開き願います。 第4款衛生費、第1項保健衛生費の総額は61億 5,971万 6,000円を計上いたしております。 その主な内容は、保健衛生業務及び地域改善対策事業の一環として進めております芦原、平井地区の墓地整備事業等に要する諸経費として13億 2,261万 6,000円。斎場の運営管理に要する経費として2億 3,596万 3,000円。墓地の再貸し出しを初めとする今福共同墓地の整備及び管理運営に係る経費として 1,964万 9,000円。トラホーム予防対策として芦原地区初め5カ所のトラホーム治療所の運営経費として 2,934万 7,000円。救急患者の医療を確保するため、初期救急医療機関及び2次救急医療機関に対する運営費補助金、在宅寝たきり老人の訪問歯科診療事業、看護婦確保対策として看護婦養成所運営費補助金など、地域医療対策費として3億 2,378万円。地区診療所費として杭ノ瀬診療所の運営管理に7,135 万 4,000円。市立診療所の運営管理に9,553 万 3,000円。城南病院運営管理に8,067 万 7,000円を計上いたしております。 次に、保健所関係予算では20億 410万7,000 円でございまして、その主なものを申し上げますと、乳幼児健康相談、診療事業を初め、予防接種法に基づく予防接種事業及び伝染病予防。母子保健法に基づく妊婦健康診査。結核予防法に基づく定期健康診断。老人保健法に基づく保健事業及び成人病対策等の事業費でございます。 また、市民の健康の保持、増進、疾病の予防の一層の充実を図るため、エイズ予防の知識・普及啓発事業並びに大腸がん検診の導入をいたしております。 また、衛生関係としましては、食品衛生法に基づく監視指導及び食中毒調査並びに、と畜検査業務、狂犬病予防法に基づく登録予防注射、野犬の捕獲・抑留業務、野犬の抑制を目的とした犬の避妊手術費の助成事業、伝染病予防法に基づく、ねずみ族駆除及び環境衛生監視指導業務、世界リゾート博開催に伴う食品・環境衛生対策業務等々に要する諸経費でございます。 次に、衛生研究所の運営に要する人件費及び各種試験検査並びに調査研究等、また、検査能力向上を図るため検査用機器整備等の諸経費1億 9,237万 5,000円。公害対策関係では、公害監視測定事業を初め大気、騒音、振動、水質、悪臭等の公害防止のための監視業務並びに中小企業公害防止施設整備資金の預託と利子補給金等の諸経費として1億 5,918万 4,000円を計上いたしております。 次に、中央保健所・急患センターの建設につきましては、平成5年度から平成7年度までの3カ年の継続事業でございまして、平成6年度は16億 2,513万 1,000円を計上いたしております。 以上でございます。 ○副議長(吉田光孝君) 吉田環境事業部長。 〔環境事業部長吉田誠顯君登壇〕 ◎環境事業部長(吉田誠顯君) 環境事業部関係の予算につきまして、御説明申し上げます。 議案書の6ページをお開き願います。 第4款衛生費、第2項清掃費の総額76億4,190 万 3,000円を計上いたしておりまして、前年度比25.7%増となっております。 これは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づき、廃棄物を衛生的に処理し、生活環境の保全及び公衆衛生の向上を図るために必要な経費でございます。 まず、清掃総務費でございますが、廃棄物処理事業の総括管理指導に要する人件費及び諸経費のほか、ビューティフル和歌山推進事業の一環として、市民に対し、ゴミの減量、再資源化を訴えるべく、テレビスポットの放映及び本市における廃棄物の次期最終処分場確保のため大阪湾フェニックス計画に参画するための調査費、さらに、生活環境と水質保全を図るため小型合併処理浄化槽設置者に対する補助金制度の導入等、合わせて4億9,856 万 5,000円を計上してございます。 また、塵芥処理事業費といたしましては、じんかいの収集、運搬業務に要する人件費並びにじんかい収集車の購入経費のほか、収集業務の充実と円滑化を図るため、34億 7,757万 9,000円を計上いたしてございます。 清掃工場費関係では、第2工場及び青岸エネルギーセンターの管理運営に要する人件費並びに諸経費として13億 4,937万円を計上し、屎尿処理場費として青岸工場の管理運営に要する人件費並びに諸経費として4億 6, 199 万 3,000円を計上いたしてございます。 さらに、青岸クリーンセンター建設事業費といたしましては、平成9年度竣工を目途に4カ年継続事業として実施すべく、本年度整備工事請負費、建設工事請負費等18億 5,439万 6,000円を計上してございます。 以上でございます。 ○副議長(吉田光孝君) 井上土木部長。 〔土木部長井上隆勝君登壇〕 ◎土木部長(井上隆勝君) 土木部関係について、御説明申し上げます。 議案書6ページであります。 第5款労働費、第1項失業対策費 507万1,000 円は、任意就業事業といたしまして、和歌山城公園内の除草、清掃を和歌山任意就業センターへ委託するための諸経費であります。 続きまして、7ページでございます。 第8款土木費、第1項土木管理費23億2,133 万円は、土木管理に要する土木部職員の人件費及び土木事業県工事費負担金、美しいまちづくり事業の一環として道路管理、花壇管理委託等、さらに、和歌山市の玄関口であります和歌山駅、和歌山市駅前広場の維持管理並びに土木工事積算システム推進事業等に要する諸経費でございます。 次に、第2項道路河川費29億 9,822万1,000 円のうち、道路維持費、舗装維持費の4億 5,645万 3,000円は、市内各所の道路及び既設舗装道路の維持補修に要する諸経費であります。 橋梁の維持補修及び整備に要する諸経費といたしまして、橋梁維持費で1億 5,074万4,000 円を、また、水道局、大阪ガス、NTT等、市内各所の道路掘削跡の委託復旧経費といたしまして、道路委託復旧費で 3,991万7,000 円を、道路新設改良費2億 8,354万4,000 円は、計5路線の測量設計委託料及び11路線の工事請負費等に要する諸経費であります。 道路の舗装事業費といたしまして 3,142万3,000 円を、さらに、国庫補助事業として行う道路改良等の地方道整備事業費では、京橋から公園前間( 250メートル)のキャブ工事と地方道3路線の整備等に要する諸経費といたしまして1億 7,200万円を、シーサイドロード建設事業に要する経費といたしまして6億 3,377万 9,000円をそれぞれ計上いたしております。 河川関係では、市管理30河川のしゅんせつ維持補修及び改良に要する諸経費といたしまして河川整備事業費で1億 754万 3,000円を、国・県の補助事業といたしまして、津屋川、七箇川及び有本川の護岸等改修経費に4億9,223 万 7,000円を都市小河川改修事業費として計上いたしております。 次に、交通対策費関係といたしまして、交通安全施設の整備、六十谷駅前自転車等駐輪場の管理運営、駅前等の自転車、バイク等の放置対策費といたしまして3億 7,858万1,000 円を、堀詰橋プロムナードの整備に要する諸経費といたしまして2億 5,200万円をプロムナード整備事業費としてそれぞれ計上いたしております。 以上でございます。 ○副議長(吉田光孝君) 野口農林水産部長。 〔農林水産部長野口法夫君登壇〕 ◎農林水産部長(野口法夫君) 農林水産部関係の予算について、御説明を申し上げます。 議案書の6ページをお願いします。 第6款農林水産業費の予算総額は39億4,847 万 3,000円でございます。 その主なものといたしましては、まず、第1項農業費は13億 2,392万 3,000円でございまして、これは、農業委員会の運営活動費1億 479万 8,000円を初め、水田営農活性化対策事業の推進。花卉・野菜等施設栽培の振興による土地利用型農業との複合経営の促進、並びに産地体質強化事業及び経営の近代化、合理化を図るための設備改良資金の貸し付け等々に2億 7,649万 7,000円。また、土地基盤整備事業といたしまして、農業施設の改良、維持修繕等に3億 6,572万 1,000円。農林業同和対策事業に1億 3,038万 1,000円を計上いたしてございます。 7ページをお願いします。 次に、第2項農林緑花費は20億 3,821万7,000 円で、松くい虫の防除、山林の荒廃防止、保安林の保護育成及び林道の管理等に2,009 万 4,000円。また、森林公園並びに四季の郷公園自然観察の森等の管理運営に要する経費及び緑花果樹苑の整備事業等に19億1,821 万 2,000円のほか、畜産振興等に要する経費を計上いたしてございます。 続きまして、第3項水産業費は5億 8,633万 3,000円で、田ノ浦、雑賀崎、和歌浦各漁港の改修及び修築事業並びに雑賀崎漁港の環境整備事業に4億 7,792万円。また、魚礁の設置、増養殖場の造成、漁場の保全事業等に3,950 万円、その他中間育成や養殖試験など栽培漁業の推進に 1,855万 1,000円を計上いたしてございます。 以上でございます。 ○副議長(吉田光孝君) 川口経済労働部長。 〔経済労働部長川口眞夫君登壇〕 ◎経済労働部長(川口眞夫君) 経済労働部関係の予算について、御説明申し上げます。 議案書の7ページをお願いいたします。 第7款商工費の予算総額は、90億 9,034万3,000 円でございます。 まず、第1項商工費は83億 2,458万 6,000円でございまして、これは商工業の振興及び雇用対策等に要する諸経費でございます。 主なものといたしましては、本市中小企業の経営の安定と健全な発展を図るための各種融資制度の貸付金及び預託金として61億3,000 万円。和歌山市排出水の色等規制条例の対象事業等に対しまして、企業の負担軽減を図るための特定施設等設備利子補給金として3億 7,310万 1,000円、経済の活性化と雇用の拡大を図るための和歌山市企業立地促進条例に基づく奨励金として5億 3,995万6,000 円、本市における情報産業の立地と振興を促進するためのソフトウェア開発人材集積促進奨励金 750万円などを計上いたしております。 商工業の振興対策といたしましては、市内中小小売業者の経営相談の充実、商店従業員講座の開催等、また、各商店街、小売市場等が独自で実施する各種イベント等を助成する商店街等振興事業補助金 1,148万円、商店街等におけるアーケード改修等共同施設設置に対する補助金として 601万 4,000円、小規模事業者への健康維持増進を支援する事業補助金として62万 5,000円。さらに、地場産業振興のための人材育成、新技術、新商品の開発を進めるための事業補助金、販路拡大のための各種展示会等への参加経費、工業業界診断に要する経費及び適正な計量を確保するための経費などを計上いたしてございます。 労働福祉関係といたしましては、勤労者総合センターの建設に伴う管理経費として委託料 4,707万 5,000円。財団法人和歌山市中小企業勤労者福祉サービスセンターの運営経費5,333 万 6,000円、社団法人和歌山市シルバー人材センターへの補助金 3,816万 7,000円。勤労青少年ホームの管理経費として委託料2,068 万 2,000円を計上してございます。 また、「全日本学生児童発明くふう展」開催など、市民の工夫や創造に対する意識の高揚を図るための発明館の管理経費として委託料 5,752万 1,000円を計上するとともに、地場産業の振興を推進するための拠点となる財団法人和歌山地域地場産業振興センターへの運営交付金 4,109万 7,000円などを計上してございます。 第2項観光費につきましては7億 6,575万7,000 円でございまして、これは、観光行政の推進と和歌山公園の管理に要する諸経費でございます。 主なものといたしましては、本市への観光客誘致の拡大を図るため、観光ポスターやテレビ等マスメディアを利用した宣伝活動のほか、関西国際空港の開港に伴う空港内の観光案内所設置の負担金 277万 8,000円、世界リゾート博開催期間中のエレクトリカルパレード事業に 3,000万円、定期観光バス運行に伴う宣伝活動に要する経費。また、和歌山城を中心として開催の吉宗まつりなどのイベント経費として 4,250万円、紀州おどりの経費として 2,850万円、2カ年の継続事業として実施している新和歌浦観光遊歩道路の整備に5,400 万円。このほか、片男波海水浴場を引き続き通年開放するための経費などを計上してございます。 次に、和歌山公園関係につきましては、公園内の環境整備を図るため、堀の水の浄化対策に要する経費として 2,700万円、公園内の便益施設の移転補償金 3,400万円。また、史跡・和歌山城の保存整備を推進するための実施計画書策定経費として 550万円のほか、観光客の誘致を図るための事業費、その他、天守閣の施設管理に要する経費を計上してございます。 以上でございます。 〔副議長退席、議長着席〕 ○議長(石谷保和君) 宮本都市計画部長。 〔都市計画部長宮本 忍君登壇〕 ◎都市計画部長(宮本忍君) 都市計画部関係予算について、御説明申し上げます。 議案書の7ページをお願いします。 8款土木費、3項都市計画費におきまして47億 3,739万 8,000円の計上でございます。 この主な内容といたしましては、都市計画総務費で、部内職員の人件費を初め、東部第一地区内での土地区画整理事業の実施に向けての調査委託料 6,500万円、都市計画事業県工事費等負担金4億 7,946万 7,000円、その他、都市計画事業に必要な諸経費を合わせまして15億 5,299万円の計上でございます。 次に、街路事業費におきまして、市駅小倉線初め5路線の街路工事請負費5億14万円、土地購入費16億 7,991万 2,000円等、街路築造及び用地買収等に要する諸経費24億 6,416万 7,000円の計上でございます。 次に、東和歌山第二地区土地区画整理事業費におきまして3億 5,400万円の計上でございます。これは、同地区内の建物移転等補償金 6,015万円、配水管移設補償金2億 1,355万円等、同地区内の区画整理事業施行に要する諸経費の計上でございます。 次に、住居表示整備費で、湊、野崎、楠見の各地区の一部を対象とした第7次住居表示の実施等に要する諸経費として 693万 5,000円の計上でございます。 次に、緑化推進費で、緑化助成金 300万円を初め、緑化推進を図るために要する諸経費として 475万 7,000円の計上でございます。 次に、第二阪和国道建設事業費で、国からの受託事業であります第二阪和国道建設事業の促進に要する諸経費として 1,146万 5,000円の計上でございます。 次に、街路公共用地先行取得事業費で、街路公共用地先行取得事業特別会計への繰出金として3億 4,308万 4,000円の計上でございます。 次に、4項公園費でございますが、6億939 万 1,000円の計上でございます。 この主な内容といたしましては、公園管理費におきまして、公園課職員の人件費を初め、和歌山東公園施設管理委託料 4,538万 7,000円等、市内 166カ所の公園、広場の維持管理に要する諸経費として3億 1,731万 4,000円の計上でございます。 また、公園整備事業費におきまして1億7,718 万円の計上でございます。これは、和歌山東公園、都市公園等の公園整備工事請負費1億 6,280万円等、都市公園等の改良及び整備工事等に要する諸経費でございます。 次に、都市公園用地先行取得事業費で、都市公園用地先行取得事業特別会計への繰出金として1億 1,489万 7,000円の計上でございます。 以上でございます。 ○議長(石谷保和君) 榊下水道部長。 〔下水道部長榊常次君登壇〕 ◎下水道部長(榊常次君) 下水道部関係の予算について、御説明申し上げます。 議案書の7ページでございます。 第8款土木費、第5項下水道費で、総額88億 9,545万 1,000円の計上でございます。 その主なものは、人件費及び一般諸経費のほか、排水路等のしゅんせつ及び整備等の維持修繕を含む管理費といたしまして5億2,534 万 2,000円。今福初め33カ所のポンプ施設の維持管理費といたしまして1億 6,284万 9,000円の計上でございます。 次に、下水路整備事業費といたしまして4億 370万円を計上し、下水路の新設及び改良等の整備を行うものでございます。 続きまして、都市下水路事業費でございます。これは、新堀、野崎、湊南、貴志の各都市下水路の継続事業の促進を図るため10億6,112 万 5,000円を計上いたしてございます。 また、繰出金といたしまして、下水道事業特別会計通常繰出金として67億 3,562万2,000 円、及び地域改善対策事業に係る下水道事業受益者負担金相当額を地域改善対策繰出金として 681万 3,000円を繰り出すための計上でございます。 以上でございます。 ○議長(石谷保和君) 福岡建築部長。 〔建築部長福岡 節君登壇〕 ◎建築部長(福岡節君) 建築部関係の予算について、御説明申し上げます。 議案書の7ページをお願いいたします。 第8款土木費、第6項住宅費で19億 5,929万 4,000円を計上いたしております。 その内容でございますが、住宅管理費で14億 4,532万 6,000円、これは、人件費並びに公営住宅、改良住宅の維持管理に要する経費でございます。 継続事業といたしましては、平成5年度からの市営菖蒲ケ丘団地の住宅景観改善事業に8,622 万 8,000円を計上いたしております。 公営住宅建設費で 3,032万円、これは、継続事業といたしまして共同施設の整備等の事業で、工事請負費、用地購入費、建物移転等補償金が主なものでございます。 公営住宅建替建設費で1億 2,126万 6,000円、これは、平成6年度から建設着手を予定している市営松江団地の建替事業費で、工事請負費、家賃等補助金が主なものでございます。 改良住宅建設費で3億 1,508万 9,000円、これは、芦原住宅地区改良事業で、住環境整備に要する経費で、工事請負費、建物移転等補償金等が主なものでございます。 老朽住宅除却促進費で 4,678万 4,000円、これは、地域改善向として16地域40件の老朽住宅の除却を予定し、その補助金等の計上でございます。 土地造成事業費で50万 9,000円、これは、土地造成事業特別会計への繰出金でございます。 次に、第7項建築費で5億 2,932万 4,000円を計上いたしております。 その内容は、建築総務費で5億 2,236万 7,000円、建築指導費で 652万 3,000円、電気管理費で43万 4,000円、これは、人件費並びに事務的諸経費を計上したものでございます。 以上でございます。 ○議長(石谷保和君) 垂井消防局長。 〔消防局長垂井繁夫君登壇〕 ◎消防局長(垂井繁夫君) 消防局関係の予算について、御説明申し上げます。 議案書7ページをお開きください。 第9款消防費の総額は41億 3,269万 7,000円の計上でございます。 まず、消防費関係の主なものといたしましては、消防職員 385人の人件費関係が36億3,472 万 2,000円、消防緊急情報システム等の借り上げ事業の経費といたしまして 4,589万円、また、消防活動上必要な消防ホース等の購入及び、高度救急処置用機器充実に要する費用といたしまして 1,491万 1,000円の計上でございます。 なお、これは市民の救命率向上を図るための救急高度化推進事業等であります。 その他、消防職員の資質向上に係る事業として、消防学校等への入校負担金といたしまして 428万円を計上いたしております。 次に、消防団関係の予算でございますが、消防団員 1,750人の報酬として 2,832万7,000 円、また、消防団員の災害出動手当等といたしまして 1,215万 2,000円、各地区消防分団の消防施設等の充実強化を図るための事業に対する補助金といたしまして 1,463万3,000 円、その他、退職消防団員の報償金及び、災害現場活動用の貸与品の購入等、消防団事業執行に係る諸経費といたしまして8,317 万 4,000円を計上いたしております。 続きまして、消防施設費関係でございますが、まず、西消防署の庁舎維持修繕及び、防火水槽2基の新設工事費といたしまして2,210 万円、また、消防車両の充実整備事業といたしまして、はしご付消防ポンプ自動車、救急自動車、指令車計3台の購入費として6,940 万円、業務用器具費といたしまして、災害情報の収集及び伝達の整備充実を図るため、監視テレビ及び無線機を購入するもので、その事業として 1,290万円、その他、庁用器具購入で 114万 5,000円を計上いたしております。 これは、今後ますます複雑多様化する各種災害に対処するため、消防施設及び機械力等を強化し、本市の防災体制の充実を図るものでございます。 次に、水防費関係事業でありますが、紀の川水系9樋門に係る操作員手当を初め、水防活動業務に要する諸経費で 600万 1,000円を計上いたしております。 最後に、火災をなくす市民運動費関係の予算でございますが、これは、市民に対する防火意識の啓発及び、一般家庭の防火対策等の事業であり、消火器設置奨励補助金を初め、消防フェスティバル、及び防火委員会、婦人防火クラブに対する交付金等のほか、火災をなくす市民運動に要する諸経費で 1,823万1,000 円を計上いたしております。 以上でございます。 ○議長(石谷保和君) 浅井教育長。 〔教育長浅井周英君登壇〕 ◎教育長(浅井周英君) 議案書7ページ、第10款教育費について御説明申し上げます。 教育費総額は 115億 9,392万円でございます。 まず、第1項教育総務費は18億 9,657万円で、主なものは、委員会及び事務局運営に要する人件費並びに諸経費で14億 2,514万4,000 円を計上しております。 また、同和地区児童、生徒の学力向上のための経費 903万円、同和教育研究委託料、教育事務委託料などで 992万 7,000円、幼稚園就園奨励費交付金など各種補助金、交付金で2億 6,707万 5,000円を計上するとともに、外国青年を英語指導助手として招致する経費並びに院内学級運営に要する経費等を計上いたしております。 また、小・中学校のパソコン導入に伴う指導者研修等開催経費、並びに言語障害児、登校拒否等の相談事業のための経費等として2,138 万 1,000円、このほか、教育文化センター、少年自然の家管理運営に要する経費並びに少年補導センターの移転改修に要する経費及び、青少年の非行防止のための補導活動等に要する諸経費1億 2,161万 1,000円をそれぞれ計上しております。 次に、第2項小学校費、第3項中学校費についてでございますが、小学校費、中学校費合わせて40億 8,595万 2,000円を計上しております。 小・中学校の学校管理費では、人件費並びに学校管理運営に要する経費で34億 6,259万円で、主なものは各学校の教材用備品、図書購入費のほか、所々修繕料、光熱水費等、施設維持管理のための経費を計上いたしております。 また、平成6年度におきましても、保護者の負担軽減に要する経費を計上するとともに、小学校への学習用パーソナルコンピューター導入費1億 228万 8,000円を計上しております。 次に、小・中学校の施設整備費では、屋内運動場の建設、その他、諸設備の整備に要する経費等6億 2,336万 2,000円を計上しております。主なものは、三田小学校の屋内運動場の建設に要する経費4億 3,226万 2,000円でございます。 次に、第4項高等学校費でございますが、LL教室等の施設整備に要する経費で 5,250万円、外国人講師を招致する経費で 595万3,000 円、また、家庭科男女共修に伴う設備の整備費で 176万 1,000円、その他、教職員の人件費、学校管理運営に要する経費を計上しております。 次に、第5項幼稚園費でございますが、各幼稚園の施設の維持、整備に要する経費並びに教材用備品などの購入経費、教職員の人件費並びに園の運営管理に要する経費で6億4,821 万 5,000円を計上しております。 次に、第6項社会教育費でございますが、社会教育費予算額は31億 272万 5,000円で、主なものとしましては、学校週5日制の導入に伴う学校施設開放に要する経費及び社会教育関係の人件費等で9億 9,191万 6,000円、社会教育振興のための各種大会、講習会開催経費並びに家庭教育ふれあい推進事業に要する経費のほか、婦人団体等に対する事業委託並びに補助金、交付金で 2,544万 2,000円、生涯学習の推進及び啓発等に要する経費で772 万 7,000円を計上しております。 また、公民館が開設する各種学級、講座のほか、成人式等の経費並びに地区公民館振興のための運営経費として 2,124万 2,000円、中央公民館の図書室の運営経費として 162万1,000 円を計上するとともに、青年の家の管理運営費として 835万 6,000円を計上しております。 社会同和教育振興のための経費として、社会同和教育推進事業委託料、子ども会運営委託料等で 4,213万 8,000円、栄谷会館の改築に伴う設備充実費で 305万円、このほか、中央講座等の講演会などの開催に要する経費を計上しております。 文化財保護費では、周知遺跡の緊急発掘調査に必要な経費、民俗文化財地域伝承活動などに要する経費並びに文化体育振興事業団に委託する史跡の維持管理に要する経費、合わせて 1,152万 1,000円を計上しております。 次に、市民図書館をより充実させるため、図書購入費として 4,165万円、このほか、読書講演会などに要する経費及び管理運営に要する諸経費合わせて 9,182万 9,000円を計上しております。 また、和歌山音楽大行進開催委託料など各種文化事業の委託料で 580万円、市民文化まつり開催交付金、世界リゾート博市町村デーイベント開催交付金など各種文化事業への補助金、交付金で 3,315万 3,000円、また、和歌山市の文化表彰にかかわる経費としまして325 万 2,000円を計上しております。 次に、こども科学館の管理運営に要する経費、特別展開催経費、プラネタリウムのソフト製作など文化体育振興事業団に委託する経費として 4,510万 7,000円を計上しております。 博物館費では、特別展「近世紀州の本草学」に要する経費として 817万 5,000円、企画展「世界図の中の和歌山」に要する経費で455 万 8,000円、展示資料の購入費で 1,800万円、市史資料の管理に要する経費で 348万9,000 円、このほか、館運営に要する経費などを計上してございます。 市民会館費では、蓄電池の取りかえ等、施設の改修整備費 1,800万円を計上するとともに、文化体育振興事業団に委託する市民会館の管理運営に要する経費として1億 6,410万1,000 円を計上しております。 また、(仮称)河南コミュニティセンターの建設に要する経費として12億 383万 8,000円、本年4月に開設する中部コミュニティセンターの管理運営に要する経費として 3,618万 7,000円を計上するとともに、東部コミュニティセンターでは、図書購入費として 405万円、このほか、文化体育振興事業団に委託する経費として 2,598万 8,000円を計上しております。 次に、第7項保健体育費でございますが、予算額は10億 5,401万 8,000円で、主なものといたしましては、保健体育関係の人件費及び学校医報酬など保健体育総務費で4億9,494 万 8,000円、市民大運動会開催経費620 万円、紀の川駅伝開催経費 620万円を計上。また、学校体育施設開放事業交付金、レーザー級ヨット世界選手権大会補助金など各種団体の育成並びに大会の補助金等で 5,849万 3,000円を計上。日本脳炎など予防接種に要するワクチン等医薬材料の購入費として2,220 万 1,000円、児童生徒の心電図検査、尿検査などで 6,328万 2,000円を計上。また、学校、園の環境衛生設備の維持管理費として6,802 万 6,000円、脊柱側わん検診用機器買いかえに要する経費 430万円、児童生徒の学校災害賠償補償保険への加入費 295万 6,000円をそれぞれ計上しております。 次に、共同調理場費では、紀伊小学校初め8校の給食用材料の購入費1億 6,040万9,000 円、給食運搬委託料として 1,643万2,000 円を計上。このほか、市民スポーツ広場の管理費として 1,443万 7,000円を計上しております。 また、体育館、市民テニスコート場、市民温水プールの管理運営を文化体育振興事業団に委託する経費として 9,045万円を計上してございます。 以上で第10款教育費の説明を終わります。 ○議長(石谷保和君) 福本財政部次長。 〔財政部次長福本高士君登壇〕 ◎財政部次長(福本高士君) 議案第21号、平成6年度和歌山市一般会計予算の歳入関係及び第2条継続費から第6条歳出予算の流用までにつきまして、御説明をいたします。 まず、歳入の部でございます。 議案書3ページをお開きください。 第1款市税につきまして、御説明をいたします。 初めに、市税収入の算定に当たりましては、長引く不況の中で、経済の先行きは依然として不透明感が強く、また、国の地方財政計画が示されるのがおくれた中での算定となりましたので、各税目ごとに前年度の実績、特殊性、各種統計調査資料を参考に総合的に検討を行い、現行税法により市税予算の算定をしたものでございます。なお、国の特別減税に伴う個人市民税の減税の予算措置は行ってございませんので、御理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 以上の結果、市税総額は 627億 2,700万9,000 円と算定したものでございます。前年度 626億 8,000万 2,000円と比較いたしますと、 4,700万 7,000円の増額、 0.1%の微増となってございますが、これは、固定資産税におきまして評価替えによる増収が見込めるものの、長引く不況により、依然、回復基調が見られず、したがいまして本市の税収見通しは非常に厳しく、特に個人市民税及び法人市民税におきましては、大幅な減収が予測されるためでございます。 以下、主な税目につきまして、御説明いたします。 まず、第1項市民税は 273億 1,062万円で、前年度比21億 3,789万 7,000円の減額、 7.3%の減となってございます。 この中で、個人市民税は、給与所得に若干の伸びは見込めるものの、譲渡所得が土地取引の鎮静化等のために大幅な減収となる見込みでありまして、 207億 1,763万 4,000円、前年度比3億 8,249万 8,000円の減額、 1.8%の減となってございます。 また、法人市民税におきましては、主要企業の大幅な減益が予測されるため、65億9,298 万 6,000円、前年度比17億 5,539万9,000 円の減額、21.0%の減としているものでございます。 第2項固定資産税につきましては 268億569 万 9,000円、前年度比21億 4,698万1,000 円の増額、8.7%の増となっておりますが、これは本年度が評価替えの初年度に当たり、土地につきましてはその上昇分及び地目変更等、家屋につきましてはその減少分及び平成5年中の新築家屋分を見込み計上したものでございます。 第3項軽自動車税、第4項市たばこ税、それから、第6項特別土地保有税につきましては、前年度の実績を参考に算定したものでございます。 次に、第7項都市計画税につきましては36億 8,823万 5,000円、前年度比1億 3,829万6,000 円の増額、3.9%の増となっておりますが、これは固定資産税に準じて算定したものでございます。 第8項事業所税につきましては、新増設分が多少見込めるものの、その他につきましては期待できませんので、前年度に対し微増としたものでございます。 第9項商品切手発行税につきましては、今議会に廃止するための条例案を別途上程させていただいておりますが、経過措置分として900 万円を計上いたしてございます。 第5項鉱産税 1,000円の計上は存置科目であり、また、旧法による税につきましては、更正決定等の期間制限の経過に伴い、科目を廃止いたすものでございます。 次に、第2款地方譲与税27億 6,100万円につきましては、第1項消費譲与税19億 3,000万円、第2項特別とん譲与税 9,000万円、第3項自動車重量譲与税4億 6,000万円、第4項地方道路譲与税2億 8,100万円でございまして、いずれも前年度の実績等を勘案して計上したものでございます。 次に、第3款利子割交付金20億 4,000万円は、前年度に比べて5億 4,000万円の増額、36.0%の増となっておりますが、これは、前年度の実績及び高金利時代の預金の満期到来分を見込み計上したものでございます。 次に、第4款ゴルフ場利用税交付金 8,500万円、それから、第5款特別地方消費税交付金 5,000万円につきましては、前年度実績等を勘案して計上したものでございます。 次に、4ページでございます。 第6款自動車取得税交付金5億 3,000万円につきましては、前年度比1億 3,200万円の減額、19.9%の減となっておりますが、これは、新車販売台数が個人消費の低迷によりまして落ち込んでいる状況等を勘案し、算定したものでございます。 次に、第7款地方交付税43億 4,000万円につきましては、普通交付税37億 5,000万円、これは、基準財政需要額及び基準財政収入額を算定の上、計上したものであり、特別交付税は5億 9,000万円を計上したものでございます。 第8款交通安全対策特別交付金1億 200万円につきましては、前年度実績等を勘案して計上したものでございます。 次に、第9款分担金及び負担金13億 1,672万 3,000円は、第2項負担金のうち、保育所措置費におきまして、国の基準、他都市の水準等を勘案の上、所要の改定をお願いすることとして計上しているほか、前年度実績等を勘案して見積もり、計上したものでございます。 第10款使用料及び手数料23億 4,165万8,000 円につきましては、第1項使用料におきまして、新規施設の供用開始に伴うもののほか、前年度実績等を勘案し見積もり、計上したものでございます。 第2項手数料につきましては、国の基準に基づき改定するものを除くその他手数料につきましては、前年度の実績等を基礎として計上したものでございます。 次に、第11款国庫支出金 158億 7,772万7,000 円につきましては、まず、第1項国庫負担金のうち、主なものといたしまして、生活保護扶助費負担金47億 2,810万 1,000円、保育所措置費負担金12億 1,389万 9,000円、街路事業費負担金11億 6,865万円などでございます。 第2項国庫補助金では、地方改善事業費補助金6億 4,072万円、住宅管理費補助金4億8,559 万 9,000円、特定資金公共事業債元金補給金20億 8,554万 3,000円が主なものでございまして、第3項国庫交付金 869万 2,000円は、保健所運営交付金であります。 また、第4項国庫委託金 2,161万 4,000円は、児童手当費委託金及び水防費委託金でございます。 次に、第12款県支出金40億 3,183万 1,000円のうち、主なものを申し上げますと、第1項県負担金では、養護施設措置費負担金2億113 万 8,000円、保育所措置費負担金6億694 万 9,000円であり、第2項県補助金では、福祉医療費補助金7億 4,419万 7,000円、漁港環境整備事業費補助金1億 5,000万円、都市小河川改修費補助金1億 6,400万円であり、第3項県交付金につきましては、徴税費交付金5億 8,000万円が主なものでございます。 第4項県委託金につきましては、指定統計調査費委託金 4,805万 1,000円が主なものでございます。 また、第5項県貸付金 350万円は、災害救助費貸付金でございます。 次に、第13款財産収入5億 4,021万 2,000円は、第1項財産運用収入で財産貸付収入1億 1,264万 4,000円、国際交流基金初め18基金の預金利子等の収入といたしまして2億3,304 万 7,000円。 第2項財産売払収入につきましては、市有地売払代1億 9,452万 1,000円でございます。 第14款寄附金 7,000万円は、徴税費寄附金でございます。 第15款繰入金43億 9,203万 7,000円は、第1項基金繰入金で、財政調整基金繰入金10億円、減債基金繰入金30億 8,422万 9,000円が主なものであり、第2項特別会計繰入金1億6,080 万 8,000円は、駐車場管理事業特別会計からの繰入金でございます。 第16款繰越金は、存置科目でございます。 第17款諸収入 120億 5,280万 1,000円につきましては、延滞金収入を初め、貸付金収入、受託事業収入等を各項に計上いたしてございます。 第18款市債につきましては、 102億 4,400万円を計上いたしております。 次に、第2条、継続費についてでございます。 9ページをお開き願います。 継続費につきましては第2表のとおりでございまして、青岸クリーンセンター建設事業について総額 186億円を、年割額として、平成6年度18億円、平成7年度55億 8,114万9,000 円、平成8年度75億 3,181万 1,000円、平成9年度36億 8,704万円と定め、実施するものでございます。 次に、第3条、債務負担行為についてでございます。 10ページでございます。 債務負担行為は第3表のとおりでございまして、和歌山市土地開発公社が借り入れる事業資金の債務保証として、平成8年度まで340 億円。花き・野菜等施設園芸推進事業費利子補給事業について、平成11年度まで2,085 万 4,000円。都市下水路事業について、平成7年度まで5億 5,500万円をそれぞれ債務負担行為として設定いたしております。 次に、第4条、地方債についてでございます。 11ページでございます。 地方債につきましては第4表のとおりでございまして、地方改善事業を初め38事業について、それぞれ限度額を定め、総額 102億4,400 万円とするものでございます。 第5条は、一時借入金についてでございまして、一時借入金の借り入れ最高額を 250億円といたしております。 次に、第6条、歳出予算の流用につきましては、従来どおりでございます。 以上でございます。 ○議長(石谷保和君) 高垣民生部長。 〔民生部長高垣芳男君登壇〕 ◎民生部長(高垣芳男君) 特別会計について、御説明申し上げます。 まず、議案書13ページの議案第22号、平成6年度和歌山市国民健康保険事業特別会計予算について、御説明申し上げます。 本予算は、歳入歳出予算総額をそれぞれ337 億 5,740万 5,000円とし、また、一時借入金の借り入れ限度額を 120億円と定めるものでございます。 まず、15ページの歳出から御説明申し上げます。 第1款総務費8億 9,599万 3,000円は、国民健康保険事業に要する人件費及び保険料の収納向上対策事業費、医療費適正化特別対策事業費を含む一般事務費でございます。 第2款保健給付費は 176億 7,577万 2,000円の計上で、第1項療養諸費 158億 1,457万2,000 円は、一般被保険者及び退職被保険者に対する療養給付費、療養費及び審査支払手数料でございます。 第2項高額療養費で16億 5,600万円、また、第3項の助産諸費、第4項の葬祭諸費では、被保険者の出産や死亡に係る助産費、葬祭費で計2億 520万円を計上いたしてございます。 第3款老人保健拠出金は60億 4,240万7,000 円で、これは老人保健法による医療費拠出金及び事務費拠出金でございます。 第4款共同事業拠出金の2億 3,852万3,000 円は、高額医療費の財政面での安定性を維持するための共同事業拠出金でございます。 第5款保険施設費 3,155万 6,000円の計上は、被保険者の健康保持増進と健康意識の高揚を図るための経費でございます。 第6款公債費では、一時借入金の利子として3億 4,065万 1,000円を計上してございます。 第7款諸支出金 2,250万 3,000円は、被保険者の保険料払戻金等でございます。 第8款前年度繰上充用金85億円は、平成5年度末における累積歳入不足見込み額を繰り上げ充用するものでございます。 次に、議案書14ページの歳入について、御説明申し上げます。 第1款国民健康保険料で90億 8,000万円を計上してございますが、本年度も、収納率の一層の向上を図ることとしてございます。 第2款使用料及び手数料 200万 1,000円は、督促手数料が主なものでございます。 第3款国庫支出金は98億 6,010万円で、そのうち第1項国庫負担金72億 7,891万 6,000円は、事務費負担金及び療養給付費等負担金で、第2項国庫補助金 8,118万 4,000円は、収納率向上対策費補助金及び医療費適正化対策費補助金で、3項国庫交付金25億円は、財政調整交付金でございます。 第4款療養給付費交付金30億 7,520万円は、退職被保険者等の医療費に係る支払基金からの交付金でございます。 第6款の共同事業交付金2億 2,000万円は高額医療共同事業に伴う交付金で、第7款繰入金24億 4,392万 1,000円は一般会計からの繰入金でございます。 また、第8款諸収入で90億 4,618万 3,000円を計上し、歳入合計 337億 5,740万 5,000円となるものでございます。 次に、議案書の31ページ。議案第29号、平成6年度和歌山市住宅新築資金貸付事業特別会計予算について、御説明申し上げます。 本予算は、歳入歳出予算総額をそれぞれ9億 5,099万 4,000円とし、また、一時借入金の借り入れ限度額を5億 6,000万円とするものでございます。 まず、32ページの歳出予算は、同和対策事業費の一環として、個人の住宅新築に必要な資金の貸付事業として、1件 700万円を限度に年利 3.5%、25年以内の元利均等月賦償還とする80件分、5億 6,000万円と、償還金利子及び割引料3億 8,770万円を含め、計9億5,099 万 4,000円を計上してございます。 一方、歳入予算では、国庫補助金1億1,294 万 8,000円と一般会計からの繰入金4,759 万円、貸付金収入等3億 4,165万6,000 円、市債4億 4,880万円でございます。 次に、34ページの議案第30号、平成6年度和歌山市宅地取得資金貸付事業特別会計予算について、御説明申し上げます。 本予算の歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億 1,675万 6,000円とし、また、一時借入金の借り入れ限度額を2億 7,500万円とするものでございます。 歳出予算は、同和対策事業の一環として、自己の居住する住宅の新築に必要な土地の購入資金の貸し付けを行うもので、1件 550万円を限度に、利率年 3.5%、25年以内の元利均等月賦償還とし、貸付件数50件分、2億7,500 万円と償還金利子及び割引料1億4,107 万 6,000円を含め、歳出合計4億1,675 万 6,000円とするものでございます。 一方、歳入におきましては、国庫補助金4,829 万 5,000円、一般会計からの繰入金1,507 万 7,000円、貸付金収入等1億 2,608万4,000 円、市債2億 2,730万円等でございます。 次に、議案書40ページの議案第32号、平成6年度和歌山市老人保健特別会計予算について、御説明申し上げます。 本予算は、歳入歳出予算総額をそれぞれ276 億 7,315万 5,000円とし、また、一時借り入れの借り入れ限度額を20億円と定めるものでございます。これは、老人保健法第33条の規定に基づくもので、対象者は、70歳以上の老人と、65歳以上70歳未満の障害者で、1級から3級までと4級の一部の方を対象とするものでございます。 まず、歳出予算で、第1款総務費の 1,113万 3,000円は、一般事務費で、第2款医療諸費 276億 4,501万 5,000円は、主に老人医療扶助費等でございます。 第3款公債費 1,150万 7,000円は、一時借入金に対する利子でございます。 また、第4款諸支出金で50万円、第5款予備費は 500万円を計上してございます。 一方、歳入予算といたしましては、支払基金からの交付金 188億 5,877万 3,000円、国庫支出金58億 5,725万 8,000円、県支出金14億 6,325万 7,000円と一般会計からの繰入金14億 9,385万 9,000円が主なものでございます。 以上でございます。 ○議長(石谷保和君) 野口農林水産部長。 〔農林水産部長野口法夫君登壇〕 ◎農林水産部長(野口法夫君) 議案書の16ページをお開きください。 議案書第23号、平成6年度和歌山市食肉処理場事業特別会計予算について、御説明を申し上げます。 本予算の歳入歳出の総額は、それぞれ1億2,929 万 4,000円で、一時借入金の借り入れの最高額を1億円と定めるものでございます。 17ページをお願いします。 まず、歳出から御説明いたします。 第1款食肉処理場費 9,508万 8,000円は、食肉処理場の管理運営に要する人件費及び諸経費でございます。 第2款公債費 3,400万 6,000円は、長期債に対する元利償還金等でございます。 第3款予備費につきましては、20万円を計上いたしてございます。 次に、歳入といたしましては、使用料等で2,428 万 2,000円、一般会計からの繰入金1億 498万 9,000円、諸収入として2万 3,000円を財源として計上いたしてございます。 以上でございます。 ○議長(石谷保和君) 川口経済労働部長。 〔経済労働部長川口眞夫君登壇〕 ◎経済労働部長(川口眞夫君) 経済労働部関係の特別会計について、御説明申し上げます。 議案書の18ページをお願いいたします。 議案第24号、平成6年度和歌山市卸売市場事業特別会計予算について、御説明申し上げます。 本予算の歳入歳出の総額はそれぞれ7億800 万 6,000円で、一時借入金の借り入れの最高額は1億円と定めるものでございます。 19ページをお願いします。 まず、歳出から御説明いたします。 第1款卸売市場費6億 9,361万 9,000円は、卸売市場の適正かつ健全な管理運営に必要な人件費及び諸経費でございます。 なお、本年度、卸売市場開設20周年に当たりますので、開設20周年記念事業費補助金400 万円を計上しております。 第2款公債費 1,428万 7,000円は、長期債の元利償還金でございます。 第3款予備費は10万円を計上してございます。 次に、歳入といたしましては、使用料3億1,638 万 2,000円。一般会計からの繰入金2億 9,274万 9,000円。諸収入としては 9,887万 4,000円を財源としてございます。 次に、議案書37ページをお願いします。 議案第31号、平成6年度和歌山市駐車場管理事業特別会計予算について、御説明申し上げます。 当特別会計は、従来からの京橋、本町、中央の3駐車場に加えて、当該年度中に営業を開始する城北公園地下駐車場、並びに、けやき大通り地下駐車場自転車等駐車場の管理に要する経費を計上しております。本予算の歳入歳出の総額は、それぞれ6億 1,513万円でございます。 39ページをお願いします。 歳出では、京橋、本町、中央の3駐車場の管理費1億 7,345万 7,000円。新たに営業を開始いたします、城北公園、けやき大通り駐車場管理費といたしまして2億 8,056万5,000 円及び一般会計への繰出金1億 6,080万 8,000円を計上してございます。 歳入につきましては、使用料及び手数料6億 1,507万 8,000円。内訳といたしまして、京橋、本町、中央と城北、けやきの5自動車駐車場使用料が5億 5,756万 8,000円。けやき大通り地下自転車等駐車場手数料が 5,751万円。その他、繰越金、諸収入を財源といたしてございます。 以上でございます。 ○議長(石谷保和君) 福岡建築部長。 〔建築部長福岡 節君登壇〕 ◎建築部長(福岡節君) 建築部関係、特別会計の予算について説明を申し上げます。 議案書の20ページをお願いいたします。 議案第25号、平成6年度和歌山市土地造成事業特別会計予算について説明を申し上げます。 本予算の歳入歳出の総額は、それぞれ 125億 7,151万円で、一時借入金の借入額の最高額を50億円と定めるものでございます。 一般会計繰入金50万 9,000円、市債 125億7,100 万円等を財源といたしまして、スカイタウンつつじが丘の造成事業費を計上したもので、その内容は、工事請負費 114億 6,725万円、負担金、補助及び交付金4億 5,041万円、償還金、利子及び割引料5億 4,734万8,000 円等の計上でございます。 次に、28ページをお願いします。 議案第28号、平成6年度和歌山市住宅改修資金貸付事業特別会計予算について、説明を申し上げます。 本予算の歳入歳出の総額は、それぞれ1億8,390 万 5,000円で、一時借入金の借入額の最高額を 8,200万円と定めるものでございます。 国庫補助金 2,091万円、貸付金収入等1億29万 4,000円、市債 6,270万円等を財源に、地域改善向として17地域20件の住宅改修に必要な資金を貸し付けるものでございます。 以上でございます。 ○議長(石谷保和君) 宮本都市計画部長。 〔都市計画部長宮本 忍君登壇〕 ◎都市計画部長(宮本忍君) 議案書23ページをお開き願います。 議案第26号、平成6年度和歌山市街路公共用地先行取得事業特別会計予算について、御説明申し上げます。 本予算は、歳入歳出予算総額をそれぞれ3億 4,308万 5,000円と定めるものでございます。 25ページをお願いします。 まず、歳出でございます。 1款1項湊神前線整備事業費 1,933万3,000 円、2款1項西脇山口線整備事業費1億 2,187万 3,000円、3款1項市駅小倉線整備事業費1億 3,518万 7,000円、4款1項新在家坂田線都市開発資金事業費 6,669万2,000 円によりまして、都市計画街路用地の先行取得に係る市債の元利償還に要する諸経費を計上してございます。 24ページをお願いします。 歳入でございますが、一般会計からの繰入金3億 4,308万 4,000円、雑入 1,000円の計上でございます。 次に、議案書の26ページをお開き願います。 議案第27号、平成6年度和歌山市土地区画整理事業特別会計予算について、御説明申し上げます。 本予算は、歳入歳出予算総額をそれぞれ4億 2,374万 8,000円、一時借入金の借り入れの最高額を 3,000万円と定めるものでございます。 27ページをお願いします。 まず、歳出でございますが、1款1項東和歌山第一地区土地区画整理事業費で3億3,584 万 7,000円、2款1項東和歌山第二地区土地区画整理事業費で 8,790万 1,000円によりまして、両地区内の区画整理事業施行に伴います建物移転等補償金、整備工事請負費等の諸経費の計上でございます。 次に、歳入でございますが、土地区画整理事業収入としての東和歌山第一地区及び第二地区内の保留地処分金4億 2,370万 8,000円が主なものでございます。 議案書の49ページをお開き願います。 議案35号、平成6年度和歌山市都市公園用地先行取得事業特別会計予算について、御説明申し上げます。 本予算は、歳入歳出予算総額をそれぞれ1億 1,489万 8,000円と定めるものでございます。 50ページをお願いします。 まず、歳出でございますが、1款1項和歌山東公園整備事業費で、同公園駐車場用地の先行取得に係る市債の元利償還に要する諸経費1億 1,489万 8,000円の計上でございます。 次に、歳入でございますが、一般会計からの繰入金1億 1,489万 7,000円、雑入 1,000円の計上でございます。 以上でございます。 ○議長(石谷保和君) 榊下水道部長。 〔下水道部長榊常次君登壇〕 ◎下水道部長(榊常次君) 議案第33号、平成6年度和歌山市下水道事業特別会計予算について、御説明申し上げます。 議案書43ページでございます。 歳入歳出予算はそれぞれ 172億 6,428万2,000 円の計上でございます。 一時借入金につきましては、最高額を20億円と定めるものでございます。 まず、歳出につきまして、下水道管理費では、公共下水道区域内管渠の維持管理費及びポンプ場・終末処理場の運転管理並びに下水道普及促進に要する諸経費、人件費で17億6,075 万 1,000円の計上でございます。 次に、新たに脱色施設管理に要する人件費及び諸経費で3億 5,209万 3,000円の計上でございます。 次に、下水道建設費96億 7,810万 5,000円は、下水道施設の管渠・ポンプ場及び終末処理場の建設費でございます。 このうち、国庫補助対象事業費といたしまして32億 1,991万 2,000円、単独事業費といたしまして64億 5,819万 3,000円が主なもので、下水道の普及を図るとともに、北部地区、西部地区の建設等を進めるものでございます。 次に、下水道用地先行取得事業費といたしまして、北部処理場5年度設定国債返し分等6億 6,915万 9,000円で、下水道用地先行取得事業特別会計繰出金でございます。 また、公債費といたしまして48億 367万4,000 円は、起債の元利償還金等で、予備費は50万円の計上でございます。 続きまして、歳入といたしまして、受益者負担金収入として 9,769万円、下水道使用料及び手数料といたしまして9億 6,235万2,000 円でございます。 また、国庫負担金として20億 4,961万円、国庫補助金として5億 5,349万 7,000円を計上するものでございます。 次に、一般会計からの繰入金は通常繰入金として67億 3,562万 2,000円、地域改善対策繰入金として 681万 3,000円、計67億 4,243万 5,000円の計上でございます。 続きまして、諸収入として、水洗便所改造資金貸付金収入は 4,200万円、雑入は 155万8,000 円でございます。 また、下水道事業債は68億 1,514万円の計上でございます。 次に、45ページ、債務負担行為の設定でございます。 これは、公共下水道事業の促進を図るため、平成7年度債務として30億円を設定いたしてございます。 次に、議案書47ページでございます。 議案第34号、平成6年度和歌山市下水道用地先行取得事業特別会計予算について、御説明いたします。 歳入歳出それぞれ6億 6,916万円で、処理場整備事業費として5億 9,251万 6,000円、ポンプ場整備事業費として 7,664万 4,000円でございます。 歳入といたしまして、下水道事業特別会計からの繰入金等の計上でございます。 以上でございます。 ○議長(石谷保和君) 川端水道局長。 〔水道局長川端源一君登壇〕 ◎水道局長(川端源一君) 水道局の議案について、御説明申し上げます。 議案書51ページをお開き願います。 議案第36号は、平成6年度和歌山市水道事業会計予算でございます。 第2条は、業務の予定量を定めたものでございます。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額で、収入では水道料金を初め加入金等で79億9,922 万 1,000円。支出では漏水防止対策費を初め動力費、企業債利息等で70億 7,006万7,000 円を計上しております。 52ページをお開き願います。 第4条は、資本的収入及び支出の予定額で、収入では企業債を初め出資金等で40億 7,730万 9,000円。支出では60億 6,849万 8,000円を計上しております。 支出の主なものとしましては、大滝ダム水源負担金を初め、安定給水確保のため、配水池の築造等の工事費を計上するとともに、有収率の向上対策として、配水管の布設替え及び更生工事等の予算を計上しております。 第5条は、起債の目的、限度額等を定めたもので、第6条は、一時借入金の限度額を35億円とするものでございます。 第7条から第9条までは、第3条及び第4条の予算に関連した条文を定めたものでございます。 次に、54ページをお開き願います。 議案第37号は、平成6年度和歌山市工業用水道事業会計予算でございます。 第2条は、業務の予定量を定めたものでございます。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額で、収入19億 859万 5,000円は、水道料金が主なものでございます。支出21億 4,681万 2,000円は、動力費、企業債利息等の経常経費が主なものでございます。 第4条は、資本的収入及び支出の予定額で、収入6億 9,810万円は、企業債及び負担金でございます。支出10億 4,597万 5,000円は、大滝ダム水源負担金を初め、浄水施設の改良工事が主なものでございます。 第5条は、起債の目的、限度額等を定めたものでございます。 56ページをお開き願います。 第6条は、一時借入金の限度額を10億円とするものでございます。 第7条及び第8条は、第3条及び第4条予算に関連した条文を定めたものでございます。 以上でございます。 ○議長(石谷保和君) 福本財政部次長。 〔財政部次長福本高士君登壇〕 ◎財政部次長(福本高士君) 議案書57ページをお開き願います。 議案第38号、和歌山市認可地縁団体印鑑の登録及び証明に関する条例の制定は、地方自治法第 260条の2第1項の規定に基づき、市長の認可を受けた地縁による団体の代表者等に係る印鑑の登録及び証明に関する事務について、必要な事項を定めるものでございます。 次に、63ページでございます。 議案第39号、和歌山市地区会館条例の一部改正は、和歌山市紀三井寺北集会所の新設に伴い、所要の改正を行うものでございます。 次に、64ページでございます。 議案第40号、和歌山市職員の勤務条件に関する条例の一部改正は、職員の勤務時間を1週間につき「40時間を下らず44時間を超えない範囲内において、規則で定める」を「40時間とする」に改正を行うものでございます。 次に、65ページでございます。 議案第41号、和歌山市税条例の一部改正は、商品切手発行税を廃止することに伴い、所要の改正を行うものでございます。 次に、66ページでございます。 議案第42号、和歌山市コミュニティセンター条例の一部改正は、中部コミュニティセンターの新設に伴い、所要の改正を行うものでございます。 次に、68ページでございます。 議案第43号、和歌山市立児童婦人会館条例の一部改正は、補導センターへの一部移管に伴い、特別室、附属設備の一部を廃止することのため、所要の改正を行うものでございます。 次に、70ページでございます。 議案第44号、和歌山市手数料条例の一部改正は、簡易専用水道の定期検査手数料の改正を行うものでございます。 次に、71ページでございます。 議案第45号、和歌山市自動車駐車場の駐車料金に関する条例の制定は、和歌山市営城北公園地下駐車場、和歌山市営けやき大通り地下駐車場の新設に伴い、駐車料金等、必要な事項を定めるものでございます。 次に、73ページでございます。 議案第46号、和歌山市自転車等駐車場の保管料金に関する条例の制定は、和歌山市営けやき大通り地下自転車等駐車場の新設に伴い、保管料金、その他必要な事項を定めるものでございます。 次に、75ページでございます。 議案第47号、和歌山市勤労者総合センター条例の制定は、和歌山市勤労者総合センターの新設に伴い、事業内容、使用料、その他必要な事項を定めるものでございます。 次に、78ページでございます。 議案第48号、和歌山市水田農業確立特別対策基金条例を廃止する条例の制定は、基金全額取り崩しを行い、事業を行うため、和歌山市水田農業確立特別対策基金を廃止するものでございます。 次に、79ページでございます。 議案第49号、和歌山市漁港管理条例の一部改正は、雑賀崎及び田ノ浦漁港の各種漁港施設が供用開始することに伴い、駐車場使用料、更衣室のシャワー使用料、その他所要の改正を行うものでございます。 次に、80ページでございます。 議案第50号、和歌山市営自転車等駐車場条例の一部改正は、和歌山市営六十谷駅前自転車等駐車場について、地下1階・地上2階の3層構造の自転車等駐車場の新設に伴い、現在の露天の場所から移転することにより、駐車料金等について所要の改正を行うものでございます。 次に、81ページでございます。 議案第51号、和歌山市営住宅条例の一部改正は、三沢第8、東和第10、岩橋第6の各団地の新設に伴う所要の改正及び自動車駐車場の使用許可、使用料を徴収するための条項を追加するものでございます。 次に、82ページでございます。 議案第52号、和歌山市団地集会所条例の一部改正は、三沢第8団地集会所、東和第10団地集会所、岩橋第6団地集会所、三沢第9団地集会所の新設に伴い、所要の改正を行うものでございます。 次に、83ページでございます。 議案第53号、和歌山市改良住宅条例の一部改正は、三沢第9団地の新設に伴う所要の改正、及び自動車駐車場の使用についての条項を追加するものでございます。 次に、84ページでございます。 議案第54号は、和歌山市土地開発公社定款の一部変更でございまして、公有地の拡大の推進に関する法律施行令及び同法附則の一部改正により、土地開発公社の業務の範囲が拡大されたことに伴い、和歌山市土地開発公社の定款を一部変更するものでございます。 次に、85ページでございます。 議案第55号、それから、86ページの議案第56号、87ページの議案第57号は、いずれも訴えの提起でございまして、まず、議案第55号は、小川頼行氏を相手として市営住宅の不正入居、家賃相当損害金不払い及び長期不在に伴う住宅明渡し並びに家賃相当損害金等支払いの各請求の訴えを提起するものでございます。 議案第56号は、榎本睦巳氏を相手として市営住宅の不正入居に伴う住宅明渡し、増築物件撤去及び損害賠償金支払いの各請求の訴えを提起するものでございます。 議案第57号は、吉川兼司氏を相手として市営住宅の不正入居に伴う住宅明渡し、増築物件撤去及び損害賠償金支払いの各請求の訴えを提起するものでございます。 以上でございます。 ○議長(石谷保和君) 以上で提案理由の説明は終わりました。    -------------- △監査委員の選任について ○議長(石谷保和君) この際、お諮りします。 本日、市長から提出のあった追加議案のうち、議案第58号、監査委員の選任については、議事の都合により日程に追加し、直ちに議題とすることにしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石谷保和君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 議案第58号、監査委員の選任についてを議題とします。 当局から、提案理由の説明を求めます。--旅田市長。 〔市長旅田卓宗君登壇〕 ◎市長(旅田卓宗君) 議案第58号、和歌山市監査委員の選任について御説明申し上げます。 本年3月7日をもって、現監査委員河嶋耕三君の任期が満了となります。その後任として、和歌山市内原 960番地の7、伊藤松雄君は、人格が高潔ですぐれた識見を有し、監査委員として適任と思われますので、地方自治法第 196条第1項の規定により、同意を求めるものであります。 何とぞよろしくお願いいたします。 ○議長(石谷保和君) 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石谷保和君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。 ただいま議題となっている議案第58号については、会議規則第36条第2項の規定により委員会の付託を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石谷保和君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 これより、ただいま議題となっている議案第58号を採決します。 この採決は無記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。 〔議場閉鎖〕 ○議長(石谷保和君) ただいまの出席議員数は42人であります。 投票用紙を配付させます。 〔投票用紙配付〕 ○議長(石谷保和君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石谷保和君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 〔投票箱点検〕 ○議長(石谷保和君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 議案第58号に同意することを可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次、投票を願います。 点呼を命じます。 〔南方事務局次長・氏名点呼〕井口弘君、姫田高宏君、武内まゆみ君、角田秀樹君、青山稔君、山下直也君、新島雄君、佐伯誠章君、浅井武彦君、永井佑治君、森田昌伸君、寺井冨士君、麻生英市君、山田好雄君、田上武君、藤井健太郎君、森下佐知子君、新川美知子君、森本保司君、浦哲志君、波田一也君、柳野純夫君、平田博君、吉田光孝君、小河畑喬夫君、佛栄次君、宮本廣次君、東山照雄君、大艸主馬君、辻本昌純君、南徹治君、滝口直一君、堰本功君、和田秀教君、奥田善晴君、高垣弼君、武田典也君、西殿香連君、浜野喜幸君、山崎昇君、中谷悟君、九鬼嘉蔵君。 〔各議員投票〕 ○議長(石谷保和君) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石谷保和君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了します。 議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕 ○議長(石谷保和君) 開票を行います。 会議規則第30条第2項の規定により、立会人に、永井佑治君、麻生英市君、新川美知子君、以上3人の諸君を指名します。 よって、3君の立ち会いを願います。 〔立会人所定の位置に着く〕 〔投票点検〕 ○議長(石谷保和君) 投票の結果を報告します。   投票総数   42票 これは先ほどの出席議員数に符合しております。そのうち   有効投票   37票   白票      5票   有効投票中     賛成   37票 以上のとおり賛成が多数であります。 よって、議案第58号、監査委員の選任については原案に同意することに決しました。 お諮りします。 本日の会議はこの程度にとどめ延会し、明3月4日から3月6日までの3日間は休会とし、3月7日午前10時から会議を開くことにしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石谷保和君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 本日はこれにて延会します。  午後3時09分延会    -------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。   議長  石谷保和   副議長 吉田光孝   議員  奥田善晴   議員  平田 博   議員  滝口直一...