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12月09日-05号

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  1. 和歌山市議会 1992-12-09
    12月09日-05号


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    平成 4年 12月 定例会               平成4年       和歌山市議会12月定例会会議録 第5号         平成4年12月9日(水曜日)議事日程第5号平成4年12月9日(水)午前10時開議第1  会議録署名議員の指名第2  議案第1号から議案第11号まで並びに議案第13号から議案第33号まで第3  議案第34号 平成4年度和歌山市一般会計補正予算(第4号)第4  議案第35号 平成4年度和歌山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)第5  議案第36号 平成4年度和歌山市食肉処理場事業特別会計補正予算(第1号)第6  議案第37号 平成4年度和歌山市卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)第7  議案第38号 平成4年度和歌山市下水道事業特別会計補正予算(第3号)第8  議案第39号 平成4年度和歌山市水道事業会計補正予算(第3号)第9  議案第40号 平成4年度和歌山市工業用水道事業会計補正予算(第2号)第10 議案第41号 和歌山市職員給与条例の一部を改正する条例の制定について第11 議案第42号 和歌山市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について         ----------------------------会議に付した事件日程第1  会議録署名議員の指名日程第2  議案第1号から議案第11号まで並びに議案第13号から議案第33号まで日程第3  議案第34号 平成4年度和歌山市一般会計補正予算(第4号)から日程第11 議案第42号 和歌山市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について         ----------------------------出席議員(43名)  1番  井口 弘君  2番  姫田高宏君  3番  武内まゆみ君  4番  角田秀樹君  5番  青山 稔君  6番  山下直也君  7番  新島 雄君  8番  佐伯誠章君  9番  浅井武彦君 10番  永井佑治君 11番  森田昌伸君 12番  寺井冨士君 13番  麻生英市君 14番  山田好雄君 15番  田上 武君 16番  藤井健太郎君 18番  新川美知子君 19番  森本保司君 20番  浦 哲志君 21番  波田一也君 22番  柳野純夫君 23番  平田 博君 24番  石谷保和君 25番  吉田光孝君 26番  小河畑喬夫君 27番  佛 栄次君 28番  宮本廣次君 29番  東山照雄君 30番  大艸主馬君 31番  辻本昌純君 32番  南 徹治君 33番  滝口直一君 34番  堰本 功君 35番  和田秀教君 36番  奥田善晴君 37番  高垣 弼君 38番  武田典也君 39番  西殿香連君 40番  岩城 茂君 41番  浜野喜幸君 42番  山崎 昇君 43番  中谷 悟君 44番  九鬼嘉蔵君欠席議員(1名) 17番  森下佐知子君    ----------------説明のため出席した者の職氏名 市長         旅田卓宗君 助役         得津 勇君 助役         貴志 保君 収入役        吉田真三君 理事市長公室長    川端源一君 企画部長       阿部俊彌君 総務部長       山本俊夫君 財政部長       宮田昌一君 経済労働部長     谷河喜久男君 農林水産部長     野口法夫君 民生部長       高垣芳男君 環境事業部長     吉田誠顯君 保健衛生部長     山本克己君 都市計画部長     宮本 忍君 土木部長       井上隆勝君 下水道部長      榊 常次君 建築部長       福岡 節君 教育委員会委員長   玉井千夫君 教育長        浅井周英君 教育総務部長     西本義秋君 教育文化部長     坂口全彦君 消防局長       垂井繁夫君 水道局長       橋口敏彦君 水道局業務部長    矢田彰吾君 水道局工務部長    臼井貞行君 選挙管理委員会委員長 貴志久治君 代表監査委員     河嶋耕三君 公平委員会委員    和中百一君    --------------出席事務局職員 事務局長       中森純一郎 事務局次長      南方 智 参事補        岡本清春 議事調査課長     松本 功 調査班長       山ノ井義雄 議事班長       池端 弘 主査         高垣正人 主任         川口隆弘 主任         尾崎順一 主任         田畑和久 主任         石本典生 主事         中西 太    --------------  午前10時12分開議 ○議長(西殿香連君) ただいまから本日の会議を開きます。    -------------- △諸般の報告 ○議長(西殿香連君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をさせます。 ◎事務局長(中森純一郎君) 12月9日付、和財第515号をもって、市長から追加議案が提出されました。議案はお手元に配付いたしております。 以上でございます。    -------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(西殿香連君) これより日程に入り、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において   奥田善晴君   平田 博君   山崎 昇君 以上3人の諸君を指名します。    -------------- △日程第2 議案第1号から議案第11号まで並びに議案第13号から議案第33号まで △日程第3 議案第34号 平成4年度和歌山市一般会計補正予算(第4号)から △日程第11 議案第42号 和歌山市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてまで ○議長(西殿香連君) 次に、日程第2、議案第1号から議案第11号まで並びに議案第13号から議案第33号まで、及び日程第3、議案第34号、平成4年度和歌山市一般会計補正予算(第4号)から日程第11、議案第42号、和歌山市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてまでの41件を一括議題とします。 ただいま議題となりました41件のうち、日程第2の32件については既に説明が終わっておりますので、この際、日程第3、議案第34号から日程第11、議案第42号までの9件について、当局から提案理由の説明を求めます。--宮田財政部長。 〔財政部長宮田昌一君登壇〕 ◎財政部長(宮田昌一君) 議案第34号から議案第38号まで、及び議案第41号につきまして御説明いたします。 追加提案をいたしました別刷りの議案書(その3)をお開きください。 1ページでございます。 議案第34号から議案第38号までは、給与改定の実施、その他所要の人件費の補正でございまして、一般会計におきまして6億6,271万2,000円、国民健康保険事業を初め4特別会計におきまして2,187万7,000円の補正を行うものであります。また、この財源といたしましては、一般会計におきまして全額市税を財源といたしており、特別会計におきましては一般会計繰入金を財源として措置いたしております。 次に、15ページをお開きください。 議案第41号は、和歌山市職員給与条例の一部改正でございまして、これは人事院勧告による国家公務員給与改定に伴い、本市職員の給与を国家公務員給与改定に準じて改正する等、所要の改正を行うものでございます。 以上でございます。 ○議長(西殿香連君) 橋口水道局長。 〔水道局長橋口敏彦君登壇〕 ◎水道局長(橋口敏彦君) 水道局関係の議案について御説明申し上げます。 議案書13ページをお開きください。 議案第39号は、平成4年度和歌山市水道事業会計補正予算(第3号)でございます。 第2条は収益的収入及び支出の補正で、支出1億105万1,000円の増額は、給与改定に伴う人件費でございます。 第3条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正で、職員給与費を28億5,603万6,000円に改めるものでございます。 次に、14ページをお開きください。 議案第40号は、平成4年度和歌山市工業用水道事業会計補正予算(第2号)でございます。 第2条は収益的収入及び支出の補正で、支出1,101万7,000円の増額は、給与改定に伴う人件費でございます。 第3条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正で、職員給与費を11億 232万円に改めるものでございます。 次に、27ページをお開きください。 議案第42号は、和歌山市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 これは人事院勧告による国家公務員の諸手当の改定に伴い、それに準じて所要の改正を行うものでございます。 以上でございます。 ○議長(西殿香連君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより、ただいま議題となっている41件の質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、順次、発言を許します。 九鬼嘉蔵君。--44番。 〔44番九鬼嘉蔵君登壇〕(拍手) ◆44番(九鬼嘉蔵君) お許しをいただきまして、議案第17号、同じく18号の2件について、絞ってひとつ質疑をさせていただきます。 今まで一般質問ばかりでやってまいりましたんですが、きょう、この17号、18号議案が出てきましたので、いよいよ、今まで10数年間にわたって公害問題を取り上げてきた私といたしまして、いよいよ来るときが近づいたなと、こういう感じできょうはひとつ質問いたしたいのでございます。 過日、武田議員が、ふるさとを思うという真情あふれる地元の件について御意見を賜ったわけでございますが、私は、その武田議員の話を聞いておりまして、本当に新しいものへ飛びついていくという今の時代はどうかと。昔のふるさとというものはどういうふうな形で開発していくべきであるかと、こういうようなことを痛切に感じたわけでございます。 といって、私の申し上げたいのは、10数年間この地元の公害問題に取り組んできた、日夜やってきたことは間違いがなかったと、こういうふうにして、武田議員の一般質問を拝聴させていただいて、いよいよ力強く感じたわけでございます。 武田議員のように、本当に皆さんが、いろいろ話しているうちに、皆さんの気持ちを自分の方へわあっと巻き込んでいくというような、上手な話術は私にはありませんのですが、しかし、私が今まで毎議会に叫び続けてきたことは、本当にそういう公害という一つの黒い仕事の中で、そういう一つの事実の中でやね、私がこういうふうに今まで頑張ってきたと、こういうことを御理解いただきまして、本当に難しいことを言うかもわかりませんが、ひとつ御容赦願って、お聞き取り願いたいと、こういうふうに思います。 そこで、長い間のいろいろな住金から出る公害について意見を述べてまいりましたので、細かいことについてはひとつ省略させていただきますが、きょう、議案に出てまいりました17号、18号でございますが、この議案についての問題は、住金が公有水面を埋立して、そして自分とこの廃棄物、または一般廃棄物を導入して、そして埋立していくと、その埋立をしたその土地に公害発生源のあるその工場を移すと、こういうことで環境アセスメントをもって申請されておるわけでございます。画期的な何でございまして、いろいろ中央の方でもお聞きしますと、企業がそういうふうに自分とこの廃棄物をもって、そして埋め立てて造成した土地を他の企業に目的を変更するということは初めてのことであって、そういうことが許されるかどうかと、こういうことで非常に問題があるということを言われてるわけでございます。しかし、事実は事実でありまして、住金さんが地元へ来て、地元の自治会を中心にして、それで公害発生源の工場を沖へ移転しないと、こういうことを前提で交渉いたしておるのでございます。 ところが、そういうふうな行動とは反対に、過日、住金さんと、議会の皆さんもおられたわけでございますが、話をしている中に、こういう話が出てきました。 昨年の5月27日でしたか、突然、新聞紙上に、住金の前田、今は本社からの支配人でございますが、その当時の副社長である前田さんと、そして旅田市長さんの2人の談話が発表されております。その中で、この埋め立てた土地へLNGの火力発電所を誘致するんだと、こういうことが突然発表されて、市民を驚かせたわけでございます。特にびっくりしたのは、私たちの住む地元の人たちでございます。それが1年も前から水面下でそういうような相談ができておったということを聞いて、なおさらびっくりしました。そういう中で、その話が出ましたときに、「住金としてはLNGの発電所に、関電へ売るということはまだ決まっておりません」こうはっきりと言うてるんです。それじゃ、新聞へこういうふうに載ってるやないかと、こう言うと、「いや、あれは新聞記者に呼ばれて、そして新聞記者の中へ行きましたところ、旅田市長さんが先に入っておりまして、そしてLNGを誘致するんだと、こういうふうな話をされたんやと。そういう中で、話が一緒になってしもうて、新聞記者がそういうふうにとったんだ」と、こういうような発表されてるわけです。いまだに住金さんは、LNGの発電所の用地として関電へ売るということはまだ決まっておりませんと、こういうふうに申しております。 そういうことを考えたときに、旅田市長は、自分の後援会、自治会の会合等について、また機会あるごとにLNGの発電所を誘致するんだと、こういうふうにして、もう断定して、それでずうっと発表してきたと。そういうようなところで、住金とのこの食い違いをひとつやね、きょうはここでひとつはっきりと、本当にLNGを誘致するのかどうかと、こういうことをひとつ述べていただきたいと、こういうふうに思うのでございます。 それから、その次に、第17、18号の埋立に関する2議案が提出されるまでに、埋立地がどうなっているのかと。本当にでき上がっているのかどうかと、こういうことを市当局がどのような検討を加えて、そして議案を提出されてきたかと、こういうことをまずお聞きしたいのでございます。 そういう中で、この件につきましては、昭和53年に3月議会でございましたか、この埋立を申請する、申請してからでしたか、申請してから、市当局から議会に意見を求めてまいりました。で、市当局といたしましても、昭和53年に財団法人の日本都市センターにおきまして、いろいろ住友金属から出されたアセスメントを、反対の立場から、市民の立場からひとつ調査して意見を求めた、こういうことで資料が出ておるのでございます。そこで、私たちの議会もこれに対応いたしまして、公有水面埋立審査特別委員会というものを設置いたしまして、そして住金のアセスメント、出願に、免許願に出されたそのアセスメントを中心に、また、日本都市センターの再評価調査と、こういうものを、資料をいろいろ参考にいたしまして、精力的にその内容の検討に入ったわけでございます。で、これは委員会の記録でございますが(見せる)、これだけ私たちの議会が、特別委員会がこれだけの資料を残すくらい十分検討をやったわけでございます。 それが途中で、何年でしたか、住友金属が鉄鋼不況で、それで廃棄物が余り出ないので、工期を8年間延ばしてくれと、こういうことで、工期の延期が県当局から市の方へ意見を求めてまいりました。まあ、公害問題についた、そういうような、その答申する際に、私たち議会におきましても、そのまま移転を8年間延ばすんであったら、8年間、この8年間、前半の8年間を、延期するまでの8年間を本当にやね、市民が公害のそういうような中で辛抱して、これを頼りに待ってきたんだが、もう8年延ばすのかと、こういうことでありました。ところが、事情もそういう中でやからと、こういうことで、地元の方もそういうような意見も出まして、それで、では8年間を延ばすが、その8年間、今のような生活の中で、今のような公害の中で辛抱しなきゃならないと。だから、移転したと同等の効力のある公害防止設備をやってもらいたいと、それを条件にということで、議会から意見を出しまして、市当局から県当局に答申したわけでございます。 ところが、その8年間、住友金属は本当にそういうような何に関係なくして、まだむしろばいじんの場合なんかは、昭和53年、54年、5年ごろと同じようなその公害を残している。そこで、その公害をたれ流していって、そして移転するその敷地をやね、他に転売するとは何事かと、こういうことが地元の怒りを買ったわけでございます。そういう中におきましてやね、ここでひとつ他の部局にも一度質問をいたしたいと思うのでございます。 まず、土木部長に、公有水面埋立法に基づく免許出願に関する窓口は土木監理課となっております、その当時は。公有水面埋立免許出願書によるやね、第1期、第2期、3期に分けて施工するのであるが、この問題をどう考えているかと。そして、今度の竣工に対してやね、どういうふうな検査をし、チェックしたかと、そういうことをひとつ答えてもらいたいと思うのでございます。 それから、土木だけじゃなしに、保健衛生部長都市計画部長、関係のある部長からひとつまず、今度の17号、18号議案として提案されるまでに当局はどういう手を打ったか、どういうチェックをして完成を認めたかと、こういうことをひとつお伺いいたしたいと、こういうふうに思います。 これで第1問を終わります。(拍手) ○議長(西殿香連君) 旅田市長。 〔市長旅田卓宗君登壇〕 ◎市長(旅田卓宗君) 44番九鬼議員の質疑にお答え申し上げます。 本当にLNGを西防へ誘致をするのかという、そういう御質疑でございますが、現在、西防の土地の利用計画の見直しにつきましては、住友金属が地元の皆様に御理解を得るべくお願いを申し上げているところでございまして、おおむね御理解をいただけつつあると、そう聞いております。 市といたしましては、今後、議会及び市民の皆様の御意見を広く伺い、御理解を得た上で、ぜひともLNG火力発電所の立地を含めて、公共性、公益性のある土地利用を推進してまいりたいと、このように考えております。 あとは担当がお答えいたします。 ○議長(西殿香連君) 山本総務部長。 〔総務部長山本俊夫君登壇〕 ◎総務部長(山本俊夫君) 44番九鬼議員の御質問にお答えします。 住友金属の公有水面埋立地の件ですけど、平成4年11月16日、県より埋立竣功認可関係図書の送付がありまして、平成4年11月19日現地調査を行いまして確認を行ったものでございます。 以上でございます。
    ○議長(西殿香連君) 井上土木部長。 〔土木部長井上隆勝君登壇〕 ◎土木部長(井上隆勝君) 44番九鬼議員の御質疑にお答えいたします。 公有水面埋立の諮問に係ることにつきまして、西防沖公有水面埋立工事のうち、第2工区につきましては、公有水面埋立法第22条第1項に基づきまして、和歌山県知事が本年11月13日に工事の竣功認可をいたしたものでございます。当埋立工事は昭和55年6月6日に県知事が住友金属工業株式会社に対し埋立を免許し、鉄鋼業用地、緑地、護岸用の埋立工事が進められておりますが、それに先立って、昭和53年12月25日に当市議会で可決されました県知事に対する和歌山市長の意見としての附帯条件について、第2工区埋立地が申請書内容どおり施工完了されているかどうか、免許権者である和歌山県において慎重に検査されており、また、現在までの埋立工事に関して、環境保全、工事中の安全の確保等が遵守されてきたものとして、和歌山県が竣功認可したものでございます。 公有水面埋立に関しての各意見の内容につきましては、本市といたしましても、各部にわたる問題であり、昭和54年3月20日に、また昭和55年6月6日にそれぞれ埋立出願人側と締結した協定書並びに協約書に従い埋立を行ってまいったものでございます。現在も平成8年8月の第3工区埋立完了に向けて施工中であり、公有水面埋立の諮問に対する意見に従い、今後も埋立工事が施工されるよう、県とも連携を密にして見てまいりたいと思います。 そのうち、諮問に対する意見のうち、(1)の環境保全につきましては、関係する各部において十分な措置を講じるよう対応するとともに、県に対しても申し上げてまいります。 それから(2)の、地元住民等利害関係者の同意については、今さら申し上げるまでもなく、着工同意を得てからのものと確認いたしております。 それから(3)、(4)の、万一、紀の川河口等に災害があった場合、また、磯の浦海水浴の機能に障害があった場合に必要な措置を講じることにつきましては、いずれも直接埋立工事により、災害、障害等が発生していないものと思います。 それから(9)番目の、出願人に対し協定及び協約の遵守については、既に実施したもの、あるいは実施中のもの、今後計画実施していくもの等があり、関係各部において実行されるよう進める必要があると思われますので、今後調整してまいります。 以上でございます。 ○議長(西殿香連君) 山本保健衛生部長。 〔保健衛生部長山本克己君登壇〕 ◎保健衛生部長(山本克己君) 44番九鬼議員の質疑にお答えいたします。 保健衛生といたしましては、公有水面埋立建設工事におきまして、特に大気汚染や水質汚濁について常時監視を行うとともに、住友金属に対しましても、環境への影響について常時監視等を実施するようにいたすとともに、その結果につきまして報告を求めているところでございます。 また、新しい公害技術の研究と採用につきましても強く要請をするとともに、企業努力によりまして、今回の6号コークス炉のCDQあるいは第1製鋼建屋集じん等が実施の運びになったものと考えてございます。 なお、今後におきましても公害防止協定の充実に努めてまいりたいと存じます。 また、工事中の水質を把握するために、平成3年度に定点監視点バックグラウンド監視点等におきまして4回水質調査を実施し、その結果では、SS、つまり浮遊物質については監視基準に適合してございます。また、有害物質等はいずれも不検出となってございますので、御了承賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(西殿香連君) 宮本都市計画部長。 〔都市計画部長宮本 忍君登壇〕 ◎都市計画部長(宮本忍君) 44番九鬼議員の質疑にお答えします。 緩衝効果につきましては、埋立により計画しておる緑地を緩衝効果の確保のための措置といたしまして、県に対し緑地としての都市計画決定ということで求めたものでございますが、埋立事業完了を待ちまして、決定権者でございます県に対しまして、再度強く要望していくところと考えております。 以上でございます。 ○議長(西殿香連君) 阿部企画部長。 〔企画部長阿部俊彌君登壇〕 ◎企画部長(阿部俊彌君) 44番九鬼議員の質疑にお答えいたします。 西防波堤沖公有水面埋立につきましては、県知事から諮問のあった件について、昭和53年12月27日付で9項目の意見を述べております。その中で、緑地の確保や魚釣り公園等の整備により、自然環境の保全に配慮するとともに、地域住民への生活環境の保全を図るよう意見を述べてございます。埋立面積176.5ヘクタールのうち、緑地面積は、第1工区8.3ヘクタール、第2工区は5.1ヘクタール、第3工区は9.9ヘクタールで、合計23.3ヘクタール、約13%でございますが、を緑地として整備する計画で工事が進行しております。 また、魚釣り公園につきましては、既に市民に開放されてございます。埋立工事は、現在第2工区まで竣工いたしておりますが、今後、土地利用計画につきましては、自然環境に配慮した計画が進められますよう指導を行ってまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(西殿香連君) 吉田環境事業部長。 〔環境事業部長吉田誠顯君登壇〕 ◎環境事業部長(吉田誠顯君) 44番九鬼議員の質疑にお答えします。 公有水面埋立に関することで、環境事業関係でございますが、公有水面埋立地は、現在財団法人和歌山環境保全公社が管理する廃棄物の最終処分場でございまして、この処分場には公共廃棄物、産業廃棄物、住友金属の高炉滓に加えて、しゅんせつ土砂、山土、床掘土砂が搬入をされてございます。 また、廃棄物の受け入れ基準については、環境保全公社が産業廃棄物の種類別分析項目、有害物質の判定基準等を定め、2次公害の防止に努めてございます。 なお、埋立処理に当たっては、廃棄物と高炉滓に加え、土砂、山土等を計画的に混入し、現在埋立を完了したものでございます。 以上でございます。 ○議長(西殿香連君) 谷河経済労働部長。 〔経済労働部長谷河喜久男君登壇〕 ◎経済労働部長谷河喜久男君) 44番九鬼議員の質疑にお答えいたします。 経済労働といたしましては、磯の浦海水浴場の機能に影響ないかどうかということについて考慮してまいりました。すなわち、磯の浦海水浴場が毎年オープンに向け、支障が生じないか、環境面から注意しているところでございますが、公害対策室の方で実施していただいている、毎年オープン前と開場期間中の調査によりますと、いずれも適という結果が出てございまして、現在のところ支障が出てございませんが、今後もより環境面について注意をしてまいりたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(西殿香連君) 川端市長公室長。 〔市長公室長川端源一君登壇〕 ◎市長公室長(川端源一君) 44番九鬼議員の御質問にお答えをいたします。 公有水面埋立の免許出願に対する意見についての9項目の中の1つでございますが、地元住民等利害関係者の了解を得た後に着工させることの条件につきまして、市長公室といたしましては、住民の了解を得ていることを確認しておりますので、御理解賜りたいと存じます。 以上です。 ○議長(西殿香連君) 44番。 〔44番九鬼嘉蔵君登壇〕(拍手) ◆44番(九鬼嘉蔵君) 一応当局の各部長からいろいろ意見を述べていただきましたんですが、私の質問してるのは、そうじゃありません。出願時に、こういうふうにアセスメントが出てきてるんです(見せる)。このアセスメントどおりやれてるかどうかということを聞いてる。またはこのアセスメントによって、議会がやな、いろいろ審査して、それを意見を出しておるんだと。その意見が、今度17、18号の議案に載ってきてるわけです。それがクリアされてるのかどうかと、こういうことを聞いたわけです。本当に検討したのかどうか。総務部長が、幾日ですか、11月へ入ってから、10月か11月へ入ってからやね、現地調査を行ったという、どんな現地調査を行ったか。市長がどういうような答弁をしてるか。当局の各部長が協議会を開いて、こういう意見を出そうやないかということで、これ審議したんです。議会側やな特別委員会をつくってまでやね、それを審議してきてんのや。そして意見を出してんのよ。その意見がやね、9項目の1つと、こういうような、公室長はその話をしましたが、9項目の1つで、地元が了解してると言うけど、地元というのはだれよ。市長はかつて、松江のそういう自治会の中へ来て話しましたら、「地元というのはどなたですか」と市長に住民から質問があった。市長は、「地元は和歌山市議会です、議会です」こう言ったんです。市長覚えてるやろう。公室長がやな、地元が了解得てるというのは、どこが了解得てるの。まだ解決してないじゃないか。 だから、そういうようなことでやね、もう一遍質問するんだけど、これ3回かないんで、大事にせなきゃいかんのですけどね。そやけど、どうですか、本当にこの議案を提出されるまでに現地を調査し、議会の、我々が公有水面埋立審査会をやって、浅井委員長の名において議会で報告してるんや。これだけのものを審査してるわけですよ。(見せる)それをやね、あんた方は、これを繰ったことがあんのかどうか、繰って見たことがあんのかどうかです。 もう一遍聞くんですけど、これはだれでも結構ですが、土木部長か、関係のある部長で結構だけど、「県へ行って検査した」--総務部長やな。総務部長やね、総務部長の方では、それを県へ行って現地を調査したというけど、どんな調査したんですか。かつて市長名で、8年延期のときにそれを出した。そういう条件がクリアしてるのかどうか。9項目のうちで1項目という、その地元住民という、地元住民はだれかという。議会へ何も報告してないじゃないか。我々議会が何も聞かされてない。 そういうことで十分に、LNGというような危険なものを誘致できるかどうか。本当にLNGを誘致したいんなら、もっとやね、厳格にLNGの誘致ができても、しても大丈夫だというふうに、今これをやね、きちっとしておかなけりゃならないんじゃないか。ここでLNG基地は東海地震に耐えられるかと、こういう学者の資料が出て、新聞には「危険いっぱい」というような、こういうような話が出ている。東京湾は廃棄物の埋立で、今までそういうような新しい湾岸何とかという工事をやるのをやめて、グリーンベルトに変えると。こういうふうにやね、もう変えておりますよ。だから、そういうような中で、こういうような廃棄物ばかりで埋め立てた、そういうようなものがやね、どうなっているかと、こういうことを一遍やね、もう一遍やね、あんた方はやったんかどうか。本当にやね、いいですか、そういうアセスメントをやね、再調査したのかどうか。この調査どおりに、申請どおりにやね、でき上がっているかどうかと。こういうことをやったのかどうかと、正直に答えてください。 やった答えと違いますよ。私の質問してんのはね、そういうふうに十分やったかどうか。これ正直に答えてもらいたいと思うんです。 免許願書の8ページ、9ページに、「緑地工は、各工区の埋立地盤高付近に達すると盛り土を開始し、表面は山土で被覆した後、植樹を行って完成させる」と。これやってませんよ。私も現地見てきましたよ。片方でやね、つつじが丘団地のごみのやね、腐植土がどんどん埋められていると。片方で廃棄物のコンクリートがやね、かけらがね、山に積まれておると。そんなとこへやね、これどうでしょか、LNGのタンクが乗ったらどうなります。 かつて公害教室で見せていただきましたのですが、メキシコの何とかいう、あるシティの、人口3万7,000人の町でしたんですが、それがスライドで映されておりましたですが、それが埋立地にそれをタンクをつくられておった、LNGのタンクをつくられておったと。月に1回検査に回ってるんだけど、そのときは異状なかったと、こういう。その検査から検査までの間に地盤が下がったと。そこへクラックが入った。2キロも3キロも、1キロか2キロか、うんと離れた町の民家へまでそのガスが飛んで行って引火したと。それで3万何千人のその町がやね、その町に、そのときに瞬間におった人たちはだれも生き残っておらなかったと。そういうような写真を見せていただきましたけどね、そういうようなひとつの危険を伴うやね、そういうような中へやね、LNGを誘致することができるかどうかと。 都計部長に一遍聞きたいんだけどね、都計部長。この免許願のアセスメントに、山土で被覆した後植樹を行って完成させると、こう書いておる。何も植わってませんよ、完成してませんよ。それだけじゃないですよ。この施工の何はやね、幾つも細かいこと書いてあるんで、これ勉強する間がないので勉強しておりませんけどね。しかし、そういうようなことを検討したかどうか。私は聞きたいのは、せっかく議会がやね、それだけ苦労して、また当局がやな、都市センターにやね、それで何百万円かのやね調査費を払って、そして反対の意見をやね、これ述べてきてもらっておる。それだけ、その意見を、反対の意見読んだかどうか。 そういうようなことが本当にやね、現地でね、そういう過去のそういうような議会の、いいですか、特別委員会の審査したその内容、それから市長から県に対する答申、「公害発生源の移転したと同等の効果ある公害防止対策を講じること」。これは8年間延期するときに、8年間待ちましょうと。しかし、それと同じような効果があるやね、そういう施設をやりなさいと、こういうことで答申してますよ。しかし、それはね、事実、実行されなかった。昭和53年の数字と同じような数字がいまだに出てきている。まして、重金属までそういうような土壌の中にやね、積もってきていると。そういうふうなことで、あんた方が調査したかどうかという問題を、どう答えるかというんです。いろいろそういうふうな問題にまで検討したかどうか、また検討会をやったかどうか、それをひとつ何していただきたい。 まあ新聞の、昨年の5月25日のその新聞をやね、見たときに、1年前から水面下でそういうふうな話が進められてきたと、こういうふうに書いております。2人で述べてるわけです。しかし、私とこはひとつも言ってません。あれは記者室へ行ったら、もう一回言いますよ、市長。記者室へ行ったら、市長さんが先見えておりました、市長さんが誘致したいと、こういうことで、私の方の前田支配人が、その話と一緒になって新聞記者がそういうふうに書きましたんやと、こう言う。今になってやね、市長に責任をなすりつけておる。新聞記者に聞いてみました。そんなことありませんよと、私とこが間違ってるのなら間違ったということで、住金さんとあろうものが訂正を申し入れてくるはずやと。訂正申し出てきませんよと、こういって新聞社が言ってます。果たしてそれだけ大きな失敗をしたときに、市長の責任にされるということを、市長もやね、考えておかなければいけない。 特に、今度提案、議会に、それだけ議会が今まで真剣になって取り組んできた、そういう埋立地の問題にしても、そういうひとつの検討会も開かれておらないと。そういうようなことで、魚釣り公園、海水浴場と、それ以上に以前の問題があるんじゃないですか。そんな問題でごまかされてやね、一体どうなりますか。そういう点についてもう一度、もうはっきり言いなさい。検討会をしてませんと。また検討もしておりませんと。どこですか、現地もわからんので、それで現地見てきましたと。一体これだれが見に行ったかと、それも聞きたいと思います。そういうところでひとつ第2問の答弁いただきます。(拍手) ○議長(西殿香連君) 旅田市長。 〔市長旅田卓宗君登壇〕 ◎市長(旅田卓宗君) 44番九鬼議員の再質疑にお答えいたします。 先ほど公室長が「地元」という話をさせていただきましたが、そのことにつきまして、私がかつてLNG立地の問題で中松江地区へ赴いて、地元の同意ということについて、何を指して地元というかという、そういう地区住民の御質問に対して、市議会の同意を私は地元の同意と考えておりますと、そういうふうにお答え申し上げました。その辺について若干誤解があるようでございますが、公有水面埋立出願時に9条件が市の方からなされております。その9条件の中に、「地元住民等利害関係者の了解を得た後着工させること」というふうに書かれておりますが、これは河西地区の関係5地区のことだと、このように私は理解をいたしております。 ところが、先般、私が中松江へ赴いて御説明申し上げましたのは、あくまでも西防埋立地にLNG火力発電所立地についての説明会に行かせていただいたわけでございまして、そのLNG火力発電所の立地に対する、私の地元という解釈は市議会の同意ということだというお話を申し上げたのでございますので、どうか御理解を賜りたいと思います。 また、この9条件、埋立出願時の9条件についてどうチェックをしてきたのか、こういう御指摘でございますが、議員も御承知のとおり、この埋立事業は10数年来の長きにわたって続けられてまいりました。埋立の着工時から今日まで、日々、事あるごとにそれぞれの関係がですね、住友金属と十分調整をし、チェックをしてまいったところでございますので、どうか御理解賜りたいと思います。 以上でございます。 ○議長(西殿香連君) 山本総務部長。 〔総務部長山本俊夫君登壇〕 ◎総務部長(山本俊夫君) 44番九鬼議員の再質疑にお答えします。 平成4年11月13日、県におきまして認可要件が満たされていることとして、竣功認可がされたものでございます。それに基づきまして、関係図書ですが、埋立法第11条による告示した事項、埋立免許告示、それから免許条件を記載した書面、それから実測平面図、求積平面図、それに基づきまして現地調査いたしました。それに基づきまして、地方自治法に基づく手続を今回提案させていただいたものでございまして、地方自治法第9条の5第1項に基づく新たに生じた土地の確認と、それから第260条第1項に基づく字の区域の変更として提案させていただいたものでございます。 以上でございます。 (発言する者あり) ○議長(西殿香連君) 宮本都市計画部長。 〔都市計画部長宮本 忍君登壇〕 ◎都市計画部長(宮本忍君) 44番九鬼議員の再質疑にお答えします。 要するに緩衝緑地につきましては、今後実施される中で、後として考えておりますので、今のところ都市計画としては確認はしておりませんけれども、今後、そういう実施されることにつきましては、調べまして、いろいろと今後、免許権者である県に対しまして要望していきたいと、そう思っております。 以上でございます。 ○議長(西殿香連君) 44番。 〔44番九鬼嘉蔵君登壇〕(拍手) ◆44番(九鬼嘉蔵君) 都市計画部長さんね、いや、都市計画部長さんより総務部長さん、あんたは私の問いに答えてないんよ。現地をどんな調査をしたんかという。そして、それに対する意見のやね、協議をやったのか。それ以前に、今まで埋立申請におけるアセスメントをやね、十分検討しておるのかどうかと。あなた方、何もやってないやないか。議会へ議案を提案してくる限りには、それだけの調査もしなければ、検討もしなければならないのと違うの。それをやったのかどうかということについて。 いいですか、都市計画部長に一遍、都市計画部長よりもね、これは、いいですか、公有水面埋立免許願書と、こう書いてます。そして、大阪市東区北浜5丁目15、住友金属工業株式会社、代表取締役さん、熊谷典文さんの住所までここに書かれておりますよ。その人が、住友金属から出た免許申請につけたアセスメントですよ、それに何と書いてあるか。私の気のついたとこだけ先言いますけど、「当社はいち早く、公害防止なくして企業の発展なしを基本的な経営方針として、会社の力を傾注して公害対策に取り組んできた。しかし、延べ9キロメートルにわたって民家と隣接した当製鉄所の地形は、公害問題の真の解決を阻害する最大の要因となっている。和歌山地域公害防止計画、当製鉄所所在の和歌山県北部臨海工業地域においては、公害対策基本法に基づき、昭和51年2月、内閣総理大臣の承認を得て和歌山地域公害防止計画が決定された。緩衝緑地を設けるよう検討するとの公害防止の基本方針が決定された」と、こういうふうに書いてありますよ。 その次に、和歌山下津港港湾計画、その中に、「本港の背後地域における住工分離等による環境の改善、廃棄物の処分場の確保等の要請が高まってきている。このような現在の情勢に対処するため、当面整備が急がれる和歌山港区において、北港地区における既存工業の市街地からの分離、公害防止の施設整備等、環境改善のための用地造成を図ることを基本方針として」これによって認可されてる。住工分離できましたか。 住工分離のやな、何百年昔から、地元の我々の先祖、先輩がやね、守ってきた緑地がやね、今は無残な姿となってやね、削られておりますやないか。いいですか、まだあるんやで。「公害防止対策の責務、周辺住居地域の公害」こういうことでなんなんとしてこういうふうにやね、書かれておりますよ。 それから、その中で、公害防止対策の内容、水質汚濁の問題、湿式集じん機、化成設備--「化学」の「成る」です、化成設備、圧延機冷却等の、横の欄にこれが発生源、その欄に中和処理、凝集沈澱、急速ろ過、活性汚泥等、そういうような設備がやられてるかどうか、中和処理がやられてるかどうか、スラッジをね。そういうところまで整備しましたか。調査しましたか。検討しましたか。和歌山地域公害防止計画でも「大部分の地域住民が、日常生活において感知しない程度になるよう措置されること」とされている。公害を感じないと、そういうとこまでやるということをやね、はっきりと申してるやないか、住金さんが。「公害防止協定による規制基準を維持することは当然であるが、他の住居地域と同様に、たとえ気象条件の悪いときなど、短期的、間欠的にでも当製鉄所から臭気が周辺住居地域に影響しないよう、当製鉄所から生じる臭気については、閾値以下を環境改善目標とする」と。今実行されておりますか。特に公害委員さんが他の製鉄所を見てまいりましたが、コークス炉のはたへ行ったて、においひとつしませんよ。そうでしょう。恐らく全国で住金だけじゃないですか、住金の和歌山工場だけ。鹿島の工場は100メートル離れたらにおいません。人家は2キロ離れております。これは、鹿島へ行かれた議員さんも皆わかっていると思うんですが。 そういうようなところまでやね、やらねばならない、そういう埋立地であるんです。それを他に転用するということで、地元とは交渉しておりますが、交渉の中で、今、保健衛生がやね、公害対策室が地元との交渉がどんな交渉されてるか知っておりますか。 そういう中で、この埋立申請の、こういうアセスメントをやね、もう一度検討しなければならないときが来てるんじゃないでしょうか。それによってこれが完成してるかどうかということを認められると思うんです。この中にもありますよ、緑地をつくらなかったらやね、つくることによって完成すると、こうなっている。緑地をつくらなかったら完成してないんじゃないですか。だから、私は、アセスメントによって、あんた方はやね、いいですか、検討いたしましたか。そうでしょう。こう聞いてるんや。県がどういうような検査したか、あんた方はやね、県に対して検査の内容聞きましたか。まだまだボーリングもしなきゃなりませんよと、こういう私に対する回答でした。現地はボーリングしましたか。「はよ出せと言うんで、それでボーリングはやっておりません」と、こういうふうに答えてますよ。だから、そういう検査もされておらない。それを県が十分に検査してくれてあると思ってやね、検討もしなかったというようなことで、議案をやね、我々議会に出されてやね、我々はこれをうのみにできるかどうか。 浅井委員長が議会のやな、意見として出したところに、いいですか、この問題がもし不測の事態が起こった場合にはやね、市並びに議会も責任がありますよ。我々もこの件については、これは担保措置や。我々議会にも責任はありますよということを委員長報告の中で述べてる。それだけの責任があるんですよ、不測の事態が起こったときに。そういうことを我々は考えて当局を頼りにしてやっておったのに、調査にも行かないで、だれか一遍、埋立できちゃあるか見てこいよというようなことで行ったことが、検査したという、だれが一体責任とるんですか。議会も責任ありますよ。ちゃんと浅井委員長がやね、その当時、不測の事態が生じたときには、議会もひとつのやね、責任がありますよと、こういうふうにはっきりと述べておるよ。だからそういうことについてやね、一遍考えてもらいたいと思う。 だから、本当のこと言いなさいよ。本当にあんた方がやね、検討したんかどうか。議案をやね、議会に提案してきたんじゃないか。あんた方がやな、本当にアセスメントどおりやってるのかどうか、やれてんのかどうかということをやね、あんた方がやね、本当に自信のあるやな、ところまで検討して、初めて議会に出さなきゃいかん。議会へ県から送付してきてもやね、3カ月間の期日があるんや。検討する時間があるんですよ。 そういう中でやね、あんた方は何人行ったのか知らないけど、またどういうような検討したのか知らないけど、すらっと見てきて、御苦労さまですと言うて、白い巻脚絆履いてヘルメットかぶった住金の社員がドアあけにきてくれて、ええ気になって、ずうっと海岸見てきたと、埋立地を見てきたと、そんなことではいけません。そうやってドアあけてくれた、偉い人がドアあけてくれたら、もう喜んでしもてやね、それで帰ってきたんと違うのかということを言いたい。それが今のやね……。そうでしょう、皆さん記憶あるやろう。 そういうことで、もう一遍答えていただきたい。だんだん、だんだん回数が減ってくるんで、僕は後ちょっと困ってんのですけどね。とにかく正直なこと言ってください。あんた方は本当にやったんか。アセスメントをやね、やったんか。 少なくともやな、特別審査委員会がやな、やった議事録をやね、一遍でも目通した者があるんかどうか。それだけ一遍先答えてもらいたいと思います。 終わり。(拍手) ○議長(西殿香連君) 旅田市長。 〔市長旅田卓宗君登壇〕 ◎市長(旅田卓宗君) 44番九鬼議員の再々質疑にお答え申し上げます。 先ほどもお答え申し上げましたとおり、西防の埋立事業につきましては数十年来続けてまいったものでございまして、その都度、その都度、事あるごとに住金と調整をし、十分チェックをしてまいったつもりでございますので、どうか御理解賜りたいと思います。 以上でございます。 〔44番九鬼喜蔵君発言〕 ○議長(西殿香連君) 何か。 〔44番九鬼喜蔵君発言〕 ○議長(西殿香連君) 次に、堰本功君。--34番。 〔44番九鬼喜蔵君発言〕 ○議長(西殿香連君) 堰本君、登壇してください。登壇してください。 〔44番九鬼喜蔵君「まだあるのやで」と演壇脇で発言〕 ○議長(西殿香連君) もう市長の答弁で終わりです。 〔44番九鬼喜蔵君「僕はまだ3問あるんや」と演壇脇で発言〕 ○議長(西殿香連君) 3問やったよ、3問やった。 --早く登壇してください。 〔34番堰本功君登壇〕(拍手) ◆34番(堰本功君) 御指名をいただきましたので、上程されている諸議案について質疑をさせていただきます。 議案第1号、一般会計補正予算(第3号)について、本年度は18億2,645万6,000円の増額補正になっています。年度当初の施政方針において市長は、「今なお高い経常収支比率、下水道事業への繰出金の増大、国民健康保険事業の巨額の赤字及びそれに対する多額の繰出金等、本市の財政構造は依然として厳しいものがある」と言い、また、いわゆるバブル経済の崩壊と景気の停滞に伴い、本市財政にも既に多大の影響が出てきているとし、平成4年度においても歳入の根幹をなす市税を取り巻く経済環境の好転が望めない状況にあり、個人市民税における譲渡所得の大幅減、法人市民税の3年連続の減を見込む必要がある等、本市の税収見通しは厳しいものと予想されるとし、さらに、市税や国民健康保険料等各種歳入の確保に最大限の努力を払うとともに、歳出の全体的な抑制を図るために、引き続き事務事業の見直しを中心とした強力な行政改革を断行していくことが重要であると認識しているとしている。 しかし、この本年度12月補正予算を見る限り、市長の本年度の市政に取り組む方針が生かされているとは到底言いがたい。例えば、前年度、平成3年度12月補正は2億 7,179万 3,000円の減額補正、前々年度、平成2年度12月補正は6億 3,809万 4,000円の増額補正、単に数字だけ比べても、今年度12月補正の18億余の増額補正は、みずからも言うところの経済悪化、景気停滞はどこ吹く風、厳しい財政状況を認識しているとは到底言えない激増の補正予算になっている。 既に利子割交付金も5億減収となっているし、財政調整基金からの繰り入れも2億 5,000万、たまった、たまったと言って喜んでいた財調基金も、相次ぐ取り崩しによって今は幾らも残っておらない状態にある。不足分は借金でということで、さらに、今や本年度末市債現在高見込額は 2,000億円を超えるに至っている。本日は給与改定の補正も6億 6,000万追加上程された。この財源は全部市税で賄うことになっているが、果たして確保されるかどうか。 しかも、年度当初に言った事業事務の見直しはどう実施したか。今次補正予算を見る限り、65億の汚水処理場の脱色設備、10億余の下水道終末処理場用地の購入等、年度当初の新規事業一覧表にもない、載っていない事業について予算が計上されている。計画的行政とは、これまた到底言いがたい。かかる補正予算を編成し、上程した市長の考えを聞きたい。 次に、議案第3号、下水道事業特別会計補正予算について伺いたい。 債務負担行為補正として、限度額11億から76億に変更しているが、これは和歌川終末処理場に脱色設備を建設するための予算ということであるが、これについてまず第1に、どうして12月補正で計上したか。つまり、この脱色設備を建設しなければならない原因となったのは、市みずから制定した排出水の色等規制条例は、平成3年10月5日に公布され、さらに続いて10月19日公布された同条例施行規則の第2条の規定により、下水道終末処理場処理施設が特定施設となった時点において建設しなければならないことはわかっていたはずであり、民間に処理施設を強制する前に、市はみずからの施設に設備をつくるべきであると。この意味で、どうして本年度の当初予算に計上しなかったのか。 また、今回の12月補正では、平成5年度の債務負担となっている。それなら来年度当初でもよいのではないか。いずれにしても、12月補正での65億の巨額の補正は余り適当であるとは思えない。この点について説明願いたい。 第2点として、こうした脱色施設は、中央終末処理場にも必要でないのかどうか。 第3点として、和歌川終末処理場の処理区域内において、染色あるいは化学工場は自分のところで処理しなければならず、皮革工場や食品加工工場等は終末処理場で脱色するのは不均衡ではないか。 同じく、下水道事業特別会計の歳出第1款第2項第1目の下水道建設費、第15節5億 200万円の、同目の第22節、建物移転補償金への組替はいかなる理由によるものか。 次に、議案第4号、下水道用地先行取得事業特別会計予算についてお尋ねしたい。 これについては、既に先月18日開かれた建設消防委員会で審議され、新聞にも報道されていたところであるので、その新聞記事から知り得た委員会での論議の上に立って質疑したい。 新聞記事によれば、産業廃棄物で埋め立てた土地である。建築物が酸化による腐食を受ける可能性や、漁協への補償問題等を考慮して購入価格を抑えるべきだ。また、地域に貢献する名目で埋立が許可された経緯を考えれば、無償とは言わないまでも、原価でなどと委員の発言があったとしていると。私も同感であります。 そこで、この埋立地の造成に幾らかかったか、造成費用を計算したことがあるかどうか。市の固定資産税のこの土地に対する評価額は幾らか。この埋立地についての鑑定評価は幾らか、鑑定評価をとったかどうか。この埋立地を終末処理場用地として適地とする理由は何か。埋立地の地質の建造物に及ぼす影響はどうか。地質というか、土質というか、それを調べたか。つまり、ボーリング調査をしたか。これについてお答え願いたい。 次に、予算説明書末尾に記載の地方債の年度末現在高見込額についてお聞きしたい。 市債の年度末現在高の増加は、前年度に比して、平成元年は約22億、平成2年は約56億、平成3年度は約97億、そして平成4年度は100億を軽く突破し、最終的にはどういう数字が出るかわかりませんが、100数十億になると考えられる。先日、同僚議員の質問に対して財政部長は、「起債制限比率から見て、本市の場合14.5%で、20%まではまだ大分余裕がある」との答弁であったと思うが、そう楽観していられないのではないか。そこで、本市の年度末現在高見込額での公債費比率は幾らになるのか。さらに、本年度末現在高見込額で年間の利子は幾らぐらいになるか。概算を聞かせてほしい。 最後に、議案第22号及び第23号並びに24号の工事請負契約についてお伺いしたい。 指名業者は何社で入札を行ったか、何回で落札がなされたか等、それぞれ入札の経緯について説明願いたい。 ジョイントをいずれも組んでいるが、その組んだ理由及び経緯についてお聞きしたい。 また、大手ばかり5社、議案24号は3社のジョイントは不自然かつ不都合であると思うが、当局の考えを聞きたい。 以上で私の質疑第1問を終わります。(拍手) ○議長(西殿香連君) 旅田市長。 〔市長旅田卓宗君登壇〕 ◎市長(旅田卓宗君) 34番堰本議員の質疑にお答えいたします。 財政状況の問題でございますが、本市の財政状況は、本年度予算におきましても、多額の財政調整基金を取り崩すなど厳しい対応を行っているとともに、現在の経済情勢から見て、歳入の根幹をなす税収入も、現時点での収入状況から見まして相当厳しいものになると、このように考えております。 他方、国の経済が深刻な状況にある中、公共事業の前倒し、また総額10兆円を超える総合経済対策が国において実施されてきているところでございます。 そういった状況の中、本市といたしましても、厳しい財政状況ではございますが、国の経済対策を踏まえ、景気浮揚という観点から公共事業を中心に追加補正を行ったところでございますので、御理解賜りたいと思います。 以上でございます。 ○議長(西殿香連君) 宮田財政部長。 〔財政部長宮田昌一君登壇〕 ◎財政部長(宮田昌一君) 34番堰本議員の質疑にお答えいたします。 まず、本年度末におきます市債の利子の方でございますけれども、一般会計、特別会計合わせまして、3年度末の市債の現在高は約1,500億でございまして、これから考えますと、まだ若干不確定要素もありますので、年度末におきましては不確定要素もありますので、一応概算でございますけれども、約90億円、これが年間利子分になると考えております。 次に、公債比率でございますけれども、これも若干不確定要素がありますけれども、現在では、平成3年度末の16.4%を少し上回るのではないかと、そういうふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(西殿香連君) 榊下水道部長。 〔下水道部長榊常次君登壇〕 ◎下水道部長(榊常次君) 34番堰本議員の質疑にお答えいたします。 和歌川終末処理場の処理施設の経費をなぜ12月に補正計上したかという御質疑でございますが、処理場での脱色処理技術を検討する場合、流入する事業所排水の水質の把握が重要な要因になります。条例施行の当初には、各工場での処理方式が確定してございませんで、流入成分の検討に時間を要する結果となりました。また、和歌川終末処理場内の処理設備の用地について限界がございますので、現状に適した処理技術の選択に期間がかかりました。色等規制条例が平成6年4月1日より施行されるため、工事期間を勘案すると、平成4年度中に契約しなければならないので、12月議会に補正を計上させていただいたものでございます。 中央終末処理場には、なぜ処理施設が必要ないのかという御質疑ですが、中央終末処理場には、現在着色物質を含む事業所排水が流入されてございません。今後の計画の中でも、着色排水事業所は取り込まないと考えてございます。本処理場の流入水はほとんど一般家庭排水が対象でございまして、水質的には着色度が低く、生物処理を主とする現有施設で対応が可能と考えてございます。 続きまして、染色や化学工場は自己の責任で処理するのに、皮革、食品は市の処理場で処理することは不均衡ではないかという質疑ですが、今回の条例は、特に着色度の高い排水を排出する化学工場、染色工場を対象としたものでございます。本条例は水濁法に基づいて制定されたものであり、下水道法との整合を図ることが法制上義務づけられておりますので、色等規制条例で制定されてない事業所まで下水道法で規制することができない制度となってございます。色等規制条例で化学、染色、下水道終末処理場を対象業種としたのは、これらが主な着色水の発生事業所であるためでございます。 続きまして、北部処理区の計画の中で、補償、補填及び賠償金5億 2,000万円を組み替えたことにつきましての質疑ですが、工事費から建物移転補償金の組替につきましては、国庫補助対象事業として、国より北部終末処理場用地取得に係る補償費として内示があったためでございます。予定地は倉庫 6,200平米と自動車整備工場 1,200平米がございます。この建物の移転に要する費用の一部でございます。 続きまして、北部処理区の終末処理場用地として購入を予定している埋立地の造成の費用が幾らかかったかとの御質疑ですが、造成の費用につきましては、現在、住友金属工業に資料の提出を依頼中でございます。まだ報告がございませんので、急がして、提出するよう依頼をいたします。 続きまして、この土地に対する固定資産税の評価額は幾らかという御質疑ですが、固定資産税評価額につきましては、地方税法により公表を差し控えさせていただきたいと思います。 鑑定評価をとっているかという御質疑ですが、鑑定評価につきましては、現在鑑定を依頼中でございます。 終末処理場としての場所として適地という理由を説明されたいとのことですが、終末処理場としての適地とした理由でございますが、水域、海域に近いこと等の地理的条件や、周辺に家屋等が少なく、敷地面積がまとまっており、用地取得の可能性が高いこと等を比較検討し、決定したものでございます。 続きまして、この土地の地質が建物に及ぼす影響について説明されたいということでございますが、地質についてでございますが、現在ボーリング調査を行ってございませんので、処理場の実施設計を委託する中でボーリング調査を行いまして、検討してまいりたいと、このように考えてございます。 以上でございます。 ○議長(西殿香連君) 井上土木部長。 〔土木部長井上隆勝君登壇〕 ◎土木部長(井上隆勝君) 34番堰本議員の質疑にお答えいたします。 議案第22号、同第23号、同第24号の工事請負契約についてでございますが、入札の経緯についてでありますが、議案第22号、議案第23号につきましては、ともにスカイタウンつつじが丘宅地造成工事に係る工事請負契約で、2件とも25社による予備指名を行いまして、構成員5社により結成された共同企業体を本指名し、指名競争入札を行ったもので、落札回数は1回でございます。 また、議案第24号につきましては、名草136号橋梁上部工事で12社による予備指名を行いまして、構成員3社により結成された共同企業体を本指名し、指名競争入札を行ったもので、落札回数は1回でございます。 次に、共同企業体とした理由についてでありますが、これらの工事は大規模工事であり、また、技術的難度が高く、安全、円滑かつ適正な施工を確保する目的から、大手企業による共同企業体により指名競争入札を実施いたしました。 なお、大手5社の構成員による共同企業体を採用しましたことにつきましては、工事施工に当たり、工事量、施工工期等から考え、技術力を結集して総合力を発揮することにより、円滑な共同施工を確保するため、発注方法を勘案の上、当指名を行ったものでございます。 以上でございます。 ○議長(西殿香連君) 34番。 〔34番堰本 功君登壇〕(拍手) ◆34番(堰本功君) 時間も時間ですので、簡単に再質疑の形で、ただいま私の質疑に対して受けました答弁について、私の意見を述べさせていただきたいと思います。 まず、本年度12月議会における一般会計補正予算についての市長の見解をお聞きしました。相変わらず厳しい対応であると。それから収入が非常に、収入減も予想されるといいますか、しかし、国の施策で公共事業の前倒しと景気浮揚に努めていると、そのことにも本市として対応したといいますか、そういうお話でありました。 しかし、私は、根本的に国と市とでは経済に果たす機能が違うと、こう思います。市の施策として、景気浮揚などとはおこがましいと。まず第1に、住民の福祉、これが市の第1の責務である。国では赤字国債も発行し、それからまた、金融政策等いろいろ総合的な対策をとれると。経済政策そのものが国ではとれると。しかし、市ではそうしたことはできないから、その限界を考えていただかなくては、市の財政運営はできないと。景気浮揚で前倒しばっかりして、そのままつんのめって死ぬことになりはしないかと恐れます。 そういう意味で、厳しい、厳しいといっても、かなり積極的な予算を組んでいることについては間違いではないかと、こう考えるものであります。経済の不況期には、市としては真っ先に緊縮財政に徹すべきであると。それとともに健全財政を確保するといいますか、保つことに心がけねばならないと思います。 さらに、今度の不況はいつ果てるとも知れない。政府の見解によれば年度末、あるいはさらには今度は来春となり、さらには来年、いつ回復するか見通しが甚だ暗い。そういうときにこそ、余力を残す意味において、さらにさらに緊縮に努めなければいけないと考えるものであります。 しかも、現在の市長による本市の財政の不況期における積極策は、非常にアブノーマルで、危うくて見ておられないと、こういう感じがするのである。そして、そのツケは、結局は真っ先に職員の犠牲にきます。そして、また最終的には市民の肩にかかってくるのでありますから、そのことをよく考えていただかなくってはと思います。 さらに、先ほど第1問でも言いましたように、年度途中の新規事業の、しかも巨額の事業費を持つ事業の予算が突如として計上される。一般には衝動買いということがありますけれども、市長は多分に衝動施策といいますか、そういうくせがあるような気がします。長期的とは言わないまでも、中期的な展望に立っての財政運営をしていただきたいと、こう思います。その点、市長及び市長を補佐する幹部職員の猛省を促しておきたいと思います。 第2番目の、和歌川終末処理場の脱色施設建設について、65億の債務負担をしておりますが、これについて当初予算で持たないのは、結局、処理場に流入する汚水の成分がわからなかったからとか、処理方式が不確定であったとか、こういうお話でありますけれども、一番情報に明るい市自身がそれでは、民間の施設に期限を遵守させることは難しいのではないかと、こう思います。さらに、来年度当初予算になぜ持たないかということに対しては、平成6年4月1日の期日に合わすためということでありますが、今の状況から見て、この日程は難しいではないかと、考え直す必要がありそうな気がします。ただし、これは今後の推移を見てからでいいと思いますけれども。でありますから、この事業といいますか、施策自体、計画的であったとは、私は言いがたいと思います。 それから、中央終末処理場になぜ同様の施設が必要でないかということについては、ここへ着色工場の水が入ってきていないと、こういうことでありますし、将来これをとらないと、こういう答弁でありましたが、ちょっとわかりません。将来、終末処理場は旧市のほとんどの水をあそこで処理することになる中央処理場だと思いますが、それがそうした工場を含まない、あるいは排除するということが一体できるのであろうかどうか、この点についても私は疑問に思いますが、いずれにせよ、ともかく検査をしたかどうか。この色度80というのは紀の川の水と同じぐらいの透明度といいますから、そういうふうにまでここで浄化し得るのか、もうひとつ疑問には思いますが、当局はそうだと言うのでありますから、信用するほかないわけですけれども、平成6年4月1日になって、違反第1号が和歌山市ということのないように、老婆心ながら申し上げておきたいと思います。 第3点、不均衡でないかと。つまり、処理場区内でも、化学、それから染色、そうした工場は自家で処理し、それからその他の食品工業やとか、皮革とか、その他の工場は和歌川終末処理場で処理するというのは、業種によって不均衡でないかと、こういう質問に対して、何か条例では、化学、染色を対象としているのでと。そして、結局、下水道法によって規制し得ないと、こういうお話でしたけれども、何かわかったかわからないような、結局私にはちょっとわからなかったんですけれども、不均衡は不均衡だと、こう思います。あの和歌川の、つまり塩屋の処理場の一番近接している小雑賀地区に和歌山市の化学工場の大部分が存在していると。そしてそもそもあの塩屋の汚水処理場は、あの化学工場の水を処理するためにつくられたものではないでしょうか。それが利用することができないということは、私は非常に矛盾であると、こう思います。 先日も同僚議員から、化学工場の実態について切々たるお話がありました。関係者でなくとも、私は、そこに不合理、不均衡を感じるものであります。 なお、不均衡、不合理とか、そういうことを言いましたついでに申し上げたいと思いますけれども、この際申し上げたいと思いますけれども、大体、和歌川処理場で処理する都市下水道事業の区域には、高松とか、塩屋とが入って、道も舗装し、それから水洗便所も使えると、こういうことになっております。ところが、そこから一歩出た西浜では、何といいますか、水洗便所も使えない、今なおし尿くみ取り車が走り回ってるし、それから、少し雨が降れば矢田川がはんらんし、また、大浦街道でへきられて、あの辺は洪水になってる。陸の孤島のようになってる。同じ都市計画税を払っておって、どうしてこう差がつくのかと、死ぬまで払って、死ぬまで何の恩恵にも浴さないと、こういうような状態である。地元に市会議員がいるのかという声もある。それは聞かないふりして過ごすとして、まことに不合理、不公平きわまると、こう思います。 だから、内川の水をきれいにすること、それはもういいことです。だれも反対しない。立派なことです。しかし、見てくれのいいことよりも、毎日の実生活を大事にしてほしいと。65億、あるいはこれは数年しか持たないと、耐用年度は。だから、すぐさままた何といいますか、整備しなければいけないし、また、その保守点検、管理の費用も考えれば、膨大な額になると思う。そういう65億、100億というような金があれば、都市下水道の範囲を拡大して、全市くまなく都市下水道が引かれるように、一日も早く引かれるように全力を傾注してもらいたいと、こう私は思います。これは私1人の思いでないと思います。 次に、北部終末処理場用地の買収についてお尋ねしました。造成費用については、これは会社に言って今取り寄せておるということでした。相手方に何というか、費用を出せと言うのはちょっとおかしい話ですけれども、いずれにせよ、この土地は自社の廃棄物によって埋め立てたものでありますから、むしろ外へ持っていくとしての運送費、その他を計算すれば、マイナス、あるいはマイナスにおつりが出てくるんじゃないかと、こう思います。 それからまた、市の固定資産税の評価は幾らと聞きましたら、先日と同様に、地方税法によって言えないと。それは言えないかもしれませんが、市ではわかっておるはずですよ。恐らく何千円単位じゃないでしょうか、平米当たり。 それから、鑑定をとったかと、評価の鑑定をとったかと聞きましたら、目下依頼中であると、こういうことでした。ちなみに、この市有地を売却する場合、例えば梅原の土地については、あれは買収価格、市が取得した価格に利子を、その市が持っておった期間の利子を足し、それからまた事務費等を足して、さらに鑑定評価をとって売却しました。ノーリツ鋼機に売却しました。競馬場の場合は、評価をとっておっても、鑑定評価をとっておっても、あれはずっと下回る価格で権利を売りました。ですから、私は、市は市有地を売る場合は、原価が最低限で、鑑定評価の額が最高限だと思っております。その間で決めたと。だから、買う場合も同様の方法で買うべきだと思います。 適地であるかどうかについては、まずこの放流先の海が近いとか、広い、まとまった土地、地主が単一やから買収が可能だと、買収が即買収できると、こういうようなお話でした。もっともであると思います。否定しません。しかし、問題は私は、地質、埋立地、さらに廃棄物で埋め立てたということにあると思います。この点、ボーリング検査、これはまだしていない。設計委託の段階で行うということでありますが、それよりもまず地質検査をしなければ、適地かどうか調べなければ、後で使いものにならなかったり、あるいは非常に高い買い物になったということになるのではないかということを恐れます。 さらに、この5億200万、工事請負費から建物移転補償金に、この用地の上の建物を移転するというので組み替えてます。私はちょっとこれについてはおかしいと。つまり、5億200万の金を年度当初に工事請負費に持っていたのなら、私は今、その用地の買収の問題を今持ち出すのはおかしいし、もし5億200万の金が建物移転で今要るので、あれは何十億でしたか持っている中から、5億200万を捻出してこっちへ持ってきたのなら、工事請負費の積算の基礎がおかしいということになって、どっちからしても私はおかしいと。これについては私は理解に苦しみます。 それと、その5億200万は建物移転費用とは言い条、結局、その用地の用地費に含まれるべきものであります、用地買収費に。今10億6,000万かの買収費持っておりますけれども、実際はその購入の面積は15億6千何百万で買うことになるということを考えなければいけないと思います。 それからまた、今、土地の価格の交渉しておるということでありましたけれども、先ほど言いましたとおり、すべてのこちらの買う側の市の、何といいますか、計算の基礎が全然整っておらないと。これは私は、この問題が起こってきて予算計上する段階においては怠慢でないかと思います。 市債について……、ああ、1分過ぎました、ごめんなさい。もう5分以内に終わります。 市債について、まず、年間利息が90億円だということでしたね。これ利子は何分で計算してるんですか、ようわかりませんけれども、2,000億として6分の利子だったら120億ぐらいになるんと違いますか。少し部長の計算は安過ぎると思いますけれども、まあ120億というのは計算がしやすいから、つまり月10億で、1日3,300万ぐらいになると。これだけの利子を毎日毎日何もせいでも払っていくということは非常に問題で、これが市民が払っている、市民の税金で払うんですから。これについては何を置いてもこの市債の現在高に注意してほしいと、こう思います。 さらに、平成3年度公債費比率は16.4%というお話でしたけれども、物の本によれば16.1%で、これは県庁所在地46市のうちの40番目だと、こういうことであります。さらに、この平成3年の実績から計算して、平成4年度は、さらにもう少し上回るということでありますから、16.5%前後になると思いますが、これでは結局、46市中44番目か、5番目、4番目、3番目、この辺です。まあブービーの辺です。 これは、この公債費比率は、これは財政硬直化を示す指標の1つであると、こう言われてますが、もう動脈硬化もぼろぼろになるほどの進行をしているということではないでしょうか。この点、財政運営に安易に市債の発行に頼ることのないようお願いしたいと思います。 議案第22号、23号について、25社を予備指名したと、こういうことであります。予備指名という制度は、これは財務規則のどこに書いてるんですか、これは。私はわかりません。私はこういう工事請負とか、こういうことには疎いですけれど、少し理解に苦しみます。そして、25社を5社ずつに分けているわけですね。これはどういうわけでこう分けるんですか。つまり、この指たかれと、5社がぱっと集まって、それで5社が組むんでしょうか。そこには必ず工事の内容についていろいろと調整し、かけ引きし、5社がまとまるわけでしょう。それだけの短時日に、すんなりとまとまるということは、これ考えられません。だれか差配する者があるということ。 それからまた、工事の内容について業者が話し合いするということは、これは談合に似た、談合と言えるような話し合いじゃないでしょうか。そうして、1回ですんなりと落札すると。非常に不明朗なものを感じます。入札制度というのは、公正かつ自由な競争を保障する制度であると思いますが、こうした5社同士グループにしてのジョイント方式は、私は制度本来の意味からいってまずいんじゃないかと、こう思います。しかもこれは、結局、5社、5社とこうあり、あるいは21社、3社ずつというのは、これは7グループに分かれさせたんでしょう。これは市が指導したんじゃないでしょうか。 それから、そのジョイントを組んだ理由については、大規模であると。組んだ大手5社、いずれも何百億という工事を易々としてやる代表的な、いわゆる大手業者ですよ。たかが50億、70億の工事に、大規模だからといって組んでやろうかというような会社ではないと思います。それから難度、難度て、あんな造成するのに難度もへったくれもあるもんですかね。私は、このジョイントを組ませた、組んだとは言いません、組ませた理由が私はわかりません。納得しがたいものを非常に感じます。この点、問題を今ここで、どう解決すべきかということは、私にもわかりません。研究していただきたいと思います。 以上、私の意見を申し述べました。当局に異論があるなら言ってください。さらに議論したいと思います。異論がなければ、委員会での審議を深めることを期待して、私の質疑を終わります。(拍手) ○議長(西殿香連君) しばらく休憩します。  午後0時08分休憩    --------------  午後1時13分再開 ○議長(西殿香連君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第2から日程第11までの議事を継続し、姫田高宏君の質疑を許します。--2番。 〔2番姫田高宏君登壇〕(拍手) ◆2番(姫田高宏君) 議長のお許しを得ましたので、提出されました議案に対する質疑を行います。 午前中の質疑で、私の聞きたかったことについて先輩議員が尋ねてくださいましたので、できるだけ重複を避けたいと思います。 従来、12月補正は、国の事業決定による補正が主なものであったようですが、今年度は、国の総合経済対策を受けての事業変更による補正が行われていることが大きな特徴です。 一般会計について、昨年、一昨年の12月補正と比較してみると2.8倍ほどにもなっているのです。今年度の景気対策として打ち出された国の総合経済対策が、公共投資の拡大や公共用地の先行取得、今回の場合、北部公共下水道用地取得になろうかと思いますが、ここで議案第1号、一般会計補正予算(第3号)、歳出、8款土木費、2項道路河川費についてお尋ねをします。 この一般会計総額の18億 2,645万 6,000円のうち、土木費が 74.13%、13億 5,400万 7,000円であり、そのうち道路河川費が41.5%、5億 6,004万 4,000円を占めていることに注目をせざるを得ません。なぜなら、道路河川費の一昨年の12月補正は約 6,600万円、昨年はありませんでした。例年にない大幅な増額補正だということです。道路、河川の整備の改修などの公共工事については、市民の要望から見ても強いものがあります。しかし、この12月議会に組まれた大型補正予算が今年度中に執行できるのか懸念されるところです。 というのも、道路河川費に限って見ると、一昨年度から昨年度への繰越額は約5億6,000万円、昨年度からの繰越額は約3億9,000万円ありました。通常のペースでも、これだけの繰り越しを出しているのです。こうした点を踏まえ、この補正予算が今年度中に全額執行できるのかどうか、お尋ねをします。 また、財源として国・県からの補助があるとはいえ、市の一般財源を使うわけですから、市にとって、とりわけ中小地場産業にとってどう景気対策になるのか、ここに市民が期待を寄せることは当然だと思います。それは、これらの事業にどれだけ地元の企業が参加できるのか、雇用の確保や資材の購入等によりどれだけ市が潤うのかということを市民は期待を寄せています。 繰り返しは避けますが、過日の一般質問の答弁では、これらについて土木部長は、「県外業者への発注となった工事については、地元業者育成の立場から、下請け部分の施工についてできるだけ地元業者を採用するよう、また原材料も地元で調達するよう指導している」とのことでした。具体的にはどのような指導をされておられるのか、お答えください。 道路河川費中、シーサイドロード建設事業費、住宅関連シーサイドロード事業費についてお尋ねをします。 これほど議会ごとに補正されるものが他には見られるでしょうか。予算の増額とともに体制も強化をされています。これについては市長の並み並みならぬ決意が市民にも見えています。当初48億円とお聞きしていた総工費が一体どこまでふえるのか、それによって他の事業がおくれるのではないかという市民の声が私のところまで届いています。着々と建設が進むシーサイドロードの総工費が幾らになるのかお尋ねをして、質疑の第1問を終わります。(拍手) ○議長(西殿香連君) 井上土木部長。 〔土木部長井上隆勝君登壇〕 ◎土木部長(井上隆勝君) 2番姫田議員の質疑にお答えいたします。 今回補正分について、事業の年度内執行ができるのか。それから原材料等、地元業者購入についてどのような指導をしているのか。また、シーサイドロードの全体事業費は幾らかとの御質疑でございます。 まず、土木関係の事業について年度内執行ができるんかについてでございますが、道路新設改良、それから地方道整備、都市小河川改修、それから交通対策等の各事業につきましては、前倒し政策によって、11月末現在の契約率は、目標値80%を上回る結果となってございます。今回御審議いただいた後、早急に着手し、年度内執行を予定いたすものでございます。 次に、原材料の購入につきましては、工事の指名通知後に行っている現場説明、また工事の内容説明等の中で、可能な限り地元購入するよう指導してございます。 次に、シーサイドロードの全体事業費でございますが、当初計画で延長1,800メートルの建設事業費として約48億円を予定いたしておりましたが、本年9月議会におきまして、橋梁整備事業で7億7,000万円の増額を御承認いただきましたので、全体事業費といたしましては55億7,000万円を計画してございます。 以上でございます。 ○議長(西殿香連君) 2番。 〔2番姫田高宏君登壇〕(拍手) ◆2番(姫田高宏君) ただいま答弁をいただきました。先ほどの先輩議員の質疑もあわせまして、私の意見を述べさせていただきたいと思います。 まず、この例年にない大型の補正、これは土木に限ったものではありません。国の景気対策ということで、10兆円を超す総合経済対策、こうしたものが地方に押し寄せてくる、こういうところから、こういうふうな景気対策が本当に地場の、和歌山市の産業を活性化するのかどうか、ここが大きなものにならなければ、せっかく市民からいただいた税金を使うと、こういうふうなことにはならないのではないかと思うのです。 この道路河川費を取り上げて話をした、このことについても、繰り越しをすれば、当然それに付随する一般財源も今年度のものにならず、貴重な一般財源をそのように眠らせるのならば、市民の強い要望に密着をした改修工事に充てるべきではないか、こういうことが言いたかったからです。 また、この国の総合経済対策を受けての北部の下水道用地の先行取得について、先ほどの質疑でも、造成工事もわからない、鑑定評価はまだとっていない、そうしてボーリング調査も実施をしていない。ただはっきりしているのは、起債でこれを購入することを認めてほしい、こういうふうな予算の出し方は認められるものではありません。今なぜ、こういうふうに問題があると思われるのに、起債でこれを上げる必要があるのか教えていただきたいと思います。 もう1つ、この国の総合対策ということで、議案の、先ほどの先輩の質疑にもありましたけれども、入札の仕方についてです。共同企業体というものは、本来的には、大手企業に対して、中小がこれを対抗するために組む、あるいは中小の実力をアップをするために大手の企業と組んでこういう仕事を勉強する、こういうふうな機会ではないのでしょうか。技術力とか財力、そういうふうな部分に頼っていて大手ばかりでジョイントを組んだ場合に、こういうふうな中小が入る余地はなく、ますます中小の技術力がアップをしない、こういうふうなやり方は、結局は、従来から指摘をしていますように、国のこういうふうな公共事業が大企業のためにあると言わざるを得ません。 以上を言いまして、私の質疑を終わらせていただきます。(拍手) ○議長(西殿香連君) 榊下水道部長。 〔下水道部長榊常次君登壇〕 ◎下水道部長(榊常次君) 2番姫田議員の質疑にお答えいたします。 用地購入につきまして起債で購入、今の時期にという御質問でございますが、用地国債につきましては2分の1が国庫補助で、残りの2分の1の85%が起債でございます。なお用地国債につきましては4年分割ということで、4カ年に分けて国費が入ってくる予定でございます。 以上でございます。 (発言する者あり) ○議長(西殿香連君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西殿香連君) これにて質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第1号から議案第11号まで並びに議案第13号から議案第42号までの41件は、お手元に配付の議案付託表のとおり、おのおの所管の常任委員会に付託します。 今期定例会において本日までに受理した請願は、お手元に配付の請願文書表のとおり、おのおの所管の常任委員会に付託します。 以上で本日の日程は終了しました。 お諮りします。 明12月10日から12月17日までの8日間は、各常任委員会審査等のため休会とし、12月18日午前10時から会議を開くことにしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西殿香連君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 本日はこれにて散会します。  午後1時28分散会    -------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。   議長  西殿香連   議員  奥田善晴   議員  平田 博   議員  山崎 昇...