黒部市議会 2019-12-19
令和元年第5回定例会(第4号12月19日)
○
産業建設委員長(
山田丈二君)
産業建設委員会より
委員長報告をいたします。
まず、12月11日、本
委員会を開催し、
委員長の互選を行った結果、私が選任されたのであります。何とぞ、よろしくお願い申し上げます。
次に、12月13日、本
委員会を開催し、付託されております「議案第93号の
所管部分」、「議案第94号」、「議案第100号」、「議案第101号」及び「議案第102号」以上5件について慎重に審査を行いましたので、その結果についてご報告申しあげます。
「議案第93号 令和元
年度黒部市
一般会計補正予算(第3号)中の
所管部分」については、原案を可とすることに決定。
「議案第94号 令和元
年度黒部市
下水道事業会計補正予算(第1号)」は、原案を可とすることに決定。
「議案第100号 黒部市
簡易水道事業の設置等に関する条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。
「議案第101号 財産の
無償貸付について」は、原案を可とすることに決定。
「議案第102号 市道の路線の認定及び変更について」は、原案を可とすることに決定。
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。
〔
産業建設委員長 山田丈二君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑は、ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論はありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
議題のうち、まず「議案第95号 黒部市
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する条例の制定について」、「議案第96号
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整備に関する条例の制定について」、「議案第97号
黒部市議会議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部改正について」、「議案第98号
黒部市議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例等の一部改正について」、「議案第99号 黒部市職員の給与に関する条例の一部改正について」及び「議案第100号 黒部市
簡易水道事業の設置等に関する条例の一部改正について」以上6件を一括して採決いたします。
本6件に対する各
委員長の報告は、原案を可とするものであります。各
委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって、「議案第95号から 議案第100号まで」以上6件は原案のとおり可決されました。次に「議案第93号 令和元
年度黒部市
一般会計補正予算(第3号)」及び「議案第94号 令和元
年度黒部市
下水道事業会計補正予算(第1号)」、以上2件を一括して採決いたします。
本2件に対する各
委員長の報告は、原案を可とするものであります。各
委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって、「議案第93号」及び「議案第94号」以上2件は原案のとおり可決されました。
次に、「議案第101号 財産の
無償貸付について」及び「議案第102号 市道の路線の認定及び変更について」以上2件を一括して採決いたします。
本2件に対する
委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって「議案第101号」及び「議案第102号」以上2件は原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(辻 泰久君) 日程第2、「請願第1号」を議題といたします。本件を付託した
産業建設委員会の審査の結果について、
委員長から報告を求めます。
産業建設委員長、
山田丈二君。
〔
産業建設委員長 山田丈二君登壇〕
○
産業建設委員長(
山田丈二君) 本
委員会に付託されております「請願第1号」についてまず、審査の経過からご報告申し上げます。
この請願につきましては、先の6月及び9月
定例会において示した理由で、
議会閉会中の
継続審査としており、その後、11月21日開催の本
委員会では、
産業建設委員会委員以外の議員の出席を求め、意見を募ったところであります。その中で、先の
定例会において報告を行った何点かの課題は残るものの、「第2次
総合振興計画に盛り込まれている『あいの風とやま鉄道 黒部駅の
自由通路』の実現に支障がなければよい」、「請願は、
民間主導の
行政支援という
公民連携の内容となっており、今後、生地駅のみならず、市内の
公共交通機関の駅の
老朽化対策として、よいきっかけになる」など、概ね肯定的な意見が聞かれました。
また、今
定例会中に開催された本
委員会では、「
地方創生を目指し、なにより人口が減少していく
人口動態も変化していく中で、市内の第2次産業の
サプライチェーンや産業の分配を活性化させる大きなチャンスと期待できる」との意見がありました。
一方で現段階においては「当局と請願者である生地駅
周辺活性化促進協議会との情報・
意見交換が少なく、その結果、庁内において充分な検討が行われていないと判断せざるを得ない」との指摘もあったところであります。
以上の議論を踏まえて当
委員会としては、本請願を議会として推進することで請願者である「生地駅
周辺活性化促進協議会」と当局や県・あいの風とやま鉄道など関係者の協議を始めることが何よりも重要であるとの考えが大勢を占めました。
それでは、審査の結果を申し上げます。「請願第1号
産官民による生地駅
周辺活性化の実現に関する
請願書」については、これまでの経過も踏まえ、慎重に審査した結果請願の趣旨を認め採択すべきものと決定。
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。
〔
産業建設委員長 山田丈二君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。
これより、討論を行います。討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
初めに、16番、
橋本文一君。
〔16番
橋本文一君登壇〕
○16番(
橋本文一君) 私は、請願第1号、
産官民による生地駅
周辺活性化の実現に関する
請願書について、反対の立場で討論をいたします。
今請願の要旨は、
YKK株式会社が計画するI-
TOWN整備事業や関連する様々な
民間設備投資と
官民共同によるI-
TOWN整備と連携した
吉田地区内の道路及び
街路環境整備、生地駅の
利用促進と地域、通勤、
通学公共バス交通網の形成、生地駅の移転、
東西改札口の設置、(仮称)
ジオパークミュージアム設備構想の推進というものであります。
産業建設委員会の
説明資料によりますと
新幹線道路整備に5億5千万円、
駅前広場整備に37億1千万円、
市道飯沢荒俣線歩道拡幅整備に2億円、
市道堀切飛騨線迂回整備に3億6千万円、合計48億3千万円という
事業費を伴う事業であります。
みなさんもご存じのとおり、平成28年11月から第2次
総合振興計画検討特別委員会を設置し、約1年間かけ、2018年より2027年までの10年間の
基本構想、2018年から2022年までの5年間の
前期基本計画を審査し、昨年の6月
定例会で
原案可決、採択され現在に至っております。
請願の
事業費は約48億3千万円にも上る
事業費であります。
新幹線黒部温泉駅
周辺整備事業を上回るものであります。しかし、第2次
総合振興計画には請願に対する
事業費は全く盛り込まれておりません。本請願が採択され、事業を推進されるならば、昨年6月にできたばかりの市の最
上位計画であります第2次
総合振興計画を根本から見直しをしなければなりません。そうしなければ、議会としてまた議員としての
説明責任が全く立ちません。議員の皆さん、それでいいのでしょうか。以上のことを述べまして、私の
反対討論といたします。
〔16番
橋本文一君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) 次に、8番、
成川正幸君。
〔8番
成川正幸君登壇〕
○8番(
成川正幸君) 「
産官民による生地駅
周辺活性化の実現に関する
請願書」について、
自民クラブ、一新会、公明党、政栄会、政要会、
自民同志会を代表して賛成の立場で討論いたします。
この
請願書は、平成31年4月26日、生地駅
周辺活性化促進協議会より
黒部市議会議長あてに提出されたもので、
産官民協働による、あいの風とやま
鉄道生地駅移転や
駅周辺整備I-
TOWN整備事業等であります。
黒部市議会では、
産業建設委員会で6月議会、9月議会、12月議会の3
定例会だけではなく、
議会閉会中の審査も行い、計7回議論なされております。
その中での意見については、
公共交通のあり方について、黒部市第2次
総合振興計画と
立地適正化計画との整合性について、
人口減少対策での有効性について等、多岐にわたりこの請願が未来の黒部市にとってどうなのかを慎重に審査されたところです。
年号も平成から令和に変わり、新しい時代になりました。行政だけで、まちを作っていく時代は終わり、これからの時代は民間の力を借りながら市民と一緒にまちをつくっていきましょうという時代です。
そういう意味においても今回の民間からの「
まちづくり」の請願は、本市の未来を考える上においても進めていかなければいけないプロジェクトだと考えます。
50年後、100年後の黒部市を想像し、今ほどの
委員長報告でもありましたとおり、関係者の協議を始めることが何よりも重要であると考えるところから、市議会としても後押しをしていかなければいけないと考え、
賛成討論といたします。
〔8番
成川正幸君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) 他に討論は、ありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。
これより採決を行います。「請願第1号
産官民による生地駅
周辺活性化の実現に関する
請願書」を採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、「採択」であります。
委員長の報告のとおり、請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(辻 泰久君) 起立多数であります。よって「請願第1号」は、採択することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(辻 泰久君) 日程第3、「
議員提出議案第3号 防災・減災、
国土強靭化の充実及び延長を求める
意見書について」を議題といたします。
「
議員提出議案第3号」について、提出者を代表して
提案理由の説明を求めます。
13番、
木島信秋君。
〔13番
木島信秋君登壇〕
○13番(
木島信秋君) ただいま上程されました「
議員提出議案第3号」について、
提案理由の説明を申し上げます。「
議員提出議案第3号」は、防災・減災、
国土強靭化の充実及び延長を求める
意見書についてであります。
意見書の朗読をもって
提案理由の説明にかえさせていただきます。
近年、我が国は、地震、豪雨、暴風・波浪、豪雪など、
自然災害の頻発化・激甚化にさらされており、本年も、台風15号の暴風に起因する
関東地方の大
規模停電や台風19号による
東日本広域にわたる
洪水発生など、未曾有の災害が多発している。
本県においては、平成27年度に策定した「富山県
国土強靱化地域計画」に基づき、今後想定される大
規模自然災害から県民の生命と財産を守るとともに、災害時でも
機能不全に陥らない
経済社会システムを構築すべく強靱な
県土づくりに取り組んでいるところである。
加えて、昨年12月の国の「
国土強靱化基本計画」の改定を踏まえつつ、昨今の災害で顕在化した課題に対応するため、今年度に「富山県
国土強靱化地域計画」を見直し、本県の
強靱化及び国全体の
強靱化に貢献するための取組みを一層推進することとしている。
よって、これら対策を推進していくうえで十分な予算を安定的かつ継続的に確保する必要があり、国においては、次の事項について措置されるよう強く要望する。
一、「防災・減災、
国土強靱化のための三か年
緊急対策」を強力に推進していくため、3か年の
最終年度である令和2年度においても、必要な予算を確保すること。
二、令和3年度以降も継続して
国土強靱化に計画的に取り組むため、3か年
緊急対策の延長と規模の拡大を図ること。
以上、
提案理由をご説明申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。
〔13番
木島信秋君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) これより、「
議員提出議案第3号」について質疑を行います。
質疑は、ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております「
議員提出議案第3号」については、
委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって「
議員提出議案第3号」については
委員会付託を省略することに決しました。
これより、討論を行います。討論は、ありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。
これより、採決を行います。
「
議員提出議案第3号 防災・減災、
国土強靭化の充実及び延長を求める
意見書について」を起立により採決いたします。
本件については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(辻 泰久君)
起立全員であります。よって「
議員提出議案第3号」は、原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(辻 泰久君) 3番大辻菊美議員、4番柳田守議員及び7番
柴沢太郎議員から、「議員助田要三君に対する懲罰の動議」の提出がありました。
お諮りいたします。この際、「議員助田要三君に対する懲罰の動議」についてを日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって、「議員助田要三君に対する懲罰の動議」についてを日程に追加し、直ちに議題といたします。
助田要三君の除斥を求めます。
〔助田要三議員 退場〕
○議長(辻 泰久君) 「議員助田要三君に対する懲罰の動議」について、提出者を代表して
提案理由の説明を求めます。
7番
柴沢太郎君。
〔7番
柴沢太郎君登壇〕
○7番(
柴沢太郎君) 「議員助田要三君に対する懲罰の動議」についての
提案理由の説明をいたします。
助田要三議員は、12月17日に行われた
学校統合及び跡地利用対策特別
委員会に正当な理由がなく、会議を欠席しました。欠席の届け出について会議規則第91条に「委員は、事故、疾病、出産その他の事由のため出席できないときは、その理由を付け、当日の開議時刻までに
委員長に届け出なければならない」という規則があるにもかかわらず、欠席の届け出がなされず、また議会事務局からの再三の電話連絡にも応じず、正当な理由がなく会議に出席しませんでした。この無断での欠席については、今回が1度目ではなく、8月29日に行われた同特別
委員会においても欠席しており、今回が2度目であります。また、過去において行われた会議や行政視察においても時間を守らないことが何度もあり、再三にわたり注意を受けていますが、一向に改善されません。よって今回、
地方自治法第135条第2項及び会議規則第160条の規定により、助田要三議員に対する懲罰の動議を提出するにいたりました。以上です。
〔7番
柴沢太郎君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) これより「議員助田要三君に対する懲罰の動議」について、質疑を行います。質疑は、ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております「議員助田要三君に対する懲罰の動議」については、会議規則第161条及び
委員会条例第7条の規定により、6人の委員をもって構成する懲罰特別
委員会を設置し、これに付託の上、審査することになっております。
お諮りいたします。懲罰特別
委員会の委員の選任については、
委員会条例第八条第一項の規定により、谷村一成君、
成川正幸君、小柳勇人君、
木島信秋君、伊東景治君、
橋本文一君、以上6人を指名いたしたいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました6人の諸君を懲罰特別
委員会委員に選任することに決しました。
議事の都合により、暫時休憩いたします。
休 憩 午前10時35分
再 開 午後 1時00分
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(辻 泰久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
「議員助田要三君に対する懲罰の動議」についての議事を継続いたします。
本件を付託した
委員会の審査の結果について、
委員長から報告を求めます。懲罰特別
委員長、
成川正幸君。
〔懲罰特別
委員長、
成川正幸君登壇〕
○懲罰特別
委員長(
成川正幸君) 本
委員会に付託されております、「議員助田要三君に対する懲罰の動議」について、審査の結果をご報告申し上げます。
本
委員会は、本日の本会議におきまして、委員の選任が行われ、委員6名が指名されたのであります。本会議休憩中、本
委員会を開催し、正・副
委員長の互選を行った結果、
委員長に私が、副
委員長に小柳勇人君が選任されたのであります。
その後、懲罰の事由及び懲罰の種類について、
地方自治法及び
黒部市議会会議規則に規定された条文について確認したのであります。
次に、議員助田要三君を
委員会室に招致し、3名の議員から提出された懲罰の動議の
提案理由説明を代読し、その
提案理由が事実であるか本人に確認をおこない、事実であることを確認したのであります。併せて、弁明の機会があることを本人に伝えたところ、弁明しないことを確認したところであります。
次に、議員助田要三君に対し、懲罰を科すべきかどうか、また、懲罰を科すべきであればその懲罰の種類はどうするかについて、各委員の意見を伺ったのであります。
その概要を申しますと、まず、議員助田要三君に対し、懲罰を科すべきかどうかについては、
令和元年12月17日に開催された
学校統合及び跡地利用対策特別
委員会に、
委員長への届出もなく欠席したことが懲罰事由にあたるということ。また、
令和元年8月29日に開催された
学校統合及び跡地利用対策特別
委員会の市内視察に
委員長への届出なしに欠席したことなど、以前から
委員会等への遅刻、欠席があったことから、議員助田要三君に対し、懲罰を科さざるを得ないとの意見が多かったのであります。
次に、議員助田要三君に対し、科すべき懲罰の種類については、
委員会等への遅刻、欠席があるたびに、議長から再三にわたり口頭による注意をおこなってきたにもかかわらず、今回の懲罰事由となった無断欠席をおこなったことから、議会の品位を保持し、秩序を守るべき議員の職責を自覚してもらうためにも、議員助田要三君に対し、公開の議場での陳謝の懲罰を科さざるを得ないという意見が多かったのであります。
次に、議員助田要三君に対し、公開の議場での陳謝の懲罰を科することについて採決をいたしましたところ、賛成多数であり、議員助田要三君に対し、公開の議場での陳謝の懲罰を科するべきと決定したのであります。
その後、陳謝文案について本
委員会で慎重に審議した結果、次の通り決定したのであります。
陳謝文。私は、
令和元年12月17日開催の
学校統合及び跡地利用対策特別
委員会に、
委員長に欠席の届け出をせず、無断で欠席いたしました。この無断での欠席については、今回が1度目ではなく、8月29日の
学校統合及び跡地利用対策特別
委員会においても「正当な理由」がなく欠席しており、今回が2度目であります。また過去において行われた会議や行政視察においても時間を守らないことが何度もあり、再三にわたり注意を受けていました。
このことは、議会の品位を保持し、秩序を守るべき議員の職責に鑑み不適切な行動でありました。誠に申し訳ありません。
今後、このようなことが無いよう、倫理性を常に自覚し、良心及び責任感を持って市民の信頼を得るよう努めてまいります。
改めて、ここに深く反省し、心から陳謝します。
令和元年12月19日、
黒部市議会議員 助田要三。
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願うものであります。
〔懲罰特別
委員長、
成川正幸君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。
これより、討論を行います。討論は、ありませんか。
〔3番 大辻菊美君挙手〕
○議長(辻 泰久君) 3番、大辻菊美君。
〔3番 大辻菊美君登壇〕
○3番(大辻菊美君)
自民同志会の大辻菊美でございます。ただいま議題となっております、議員助田要三君に対する懲罰の件につき、賛成の立場から討論をさせていただきます。
助田議員に対して懲罰が発議された経緯、並びにこれを受けての懲罰特別
委員会における審査の経緯と結果は、柴沢議員の
提案理由説明及び
委員長報告のとおりであります。
助田議員に対しては厳しい世論の目が注がれていることは、我々議員一人ひとりも認識しなければなりません。私たちは黒部市発展のため、そして住民福祉向上を忘れることなく、取り組んていかなければなりません。議員とは何か、何をすべきか、市民の立場に立って日々の議員活動を行うべきだと思います。議員各位におかれましては、正しい判断を下していただきますようお願い申し上げまして、私の
賛成討論といたします。
〔3番 大辻菊美君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) ほかに討論はありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。
これより、採決を行います。「議員助田要三君に対する懲罰の動議」についてを起立により採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、公開の議場における陳謝の懲罰を科することであります。
委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(辻 泰久君) 起立多数であります。よって、「議員助田要三君に対する懲罰の動議」については、公開の議場における陳謝の懲罰を科することに決しました。
助田要三君の除斥を解きます。
〔助田要三君入場〕
○議長(辻 泰久君) ただいまの議決に基づき、これより助田要三君に対し、公開の場における陳謝の懲罰を科します。これより助田要三君に陳謝させます。
助田要三議員に陳謝文の朗読を命じます。
〔5番 助田要三君登壇〕
○5番(助田要三君) 陳謝文。私は、
令和元年12月17日開催の
学校統合及び跡地利用対策特別
委員会に、
委員長に欠席の届け出をせず、無断で欠席いたしました。この無断での欠席については、今回が1度目ではなく、8月29日の
学校統合及び跡地利用対策特別
委員会においても「正当な理由」がなく欠席しており、今回が2度目であります。また過去において行われた会議や行政視察においても時間を守らないことが何度もあり、再三にわたり注意を受けていました。
このことは、議会の品位を保持し、秩序を守るべき議員の職責に鑑み不適切な行動でありました。誠に申し訳ありません。
今後、このようなことが無いよう、倫理性を常に自覚し、良心及び責任感を持って市民の信頼を得るよう努めてまいります。
改めて、ここに深く反省し、心から陳謝します。
令和元年12月19日、
黒部市議会議員 助田要三。
〔5番 助田要三君自席に着席〕
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(辻 泰久君) 日程第4、「各
常任委員会の
議会閉会中の
継続審査について」を議題といたします。各常任
委員長から会議規則第111条の規定により、お手元に配布いたしました申出一覧表のとおり、所管事務の審査について
議会閉会中の
継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。各常任
委員長からの申し出のとおり
継続審査に付することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって各常任
委員長からの申し出のとおり、
議会閉会中の
継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(辻 泰久君) 日程第5、「
観光振興及び
交流人口増加による
都市活性化について」、「
学校統合及び
学校跡地の利活用について」及び「
議会改革に関わる事項について」以上3件を
一括議題といたします。
本3件を付託した各特別
委員会の審査の結果について、各
委員長から報告を求めます。まず観光・
都市活性化振興特別
委員長の報告を求めます。観光・
都市活性化振興特別
委員長、新村文幸君。
〔観光・
都市活性化振興特別
委員長 新村文幸君登壇〕
○観光・
都市活性化振興特別
委員長(新村文幸君) 本特別
委員会に付託されております「
観光振興及び
交流人口増加による
都市活性化について」ご報告申し上げます。
12月16日、本
委員会を開催し、市長から所管事項に係る経過について報告を受けたのであります。
次に、当局から道の駅(仮称)くろべの利用者数、収支予測、経費等について報告を受けたのであります。その概要を申しますと、指定管理者およびテナントの管理運営体制について営業日は原則年中無休とし、開館時間は原則午前7時から午後9時を想定していること。指定管理者は正規雇用2名、非正規雇用3名程度を想定していること。施設利用者数を年間99万人とした算出根拠。損益分岐点売上高を年間5億300万円、レジ通過数を年間48万8千人と想定していること。道の駅に係る年間経費を、市が負担する経費を含め年間4千万円程度と想定していることなどについて、報告を受けたのであります。
その後、今後の事業促進の方向等について、
意見交換したのであります。
その結果、本市における
観光振興及び
交流人口増加による
都市活性化について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで
継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔観光・
都市活性化振興特別
委員長 新村文幸君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) 次に
学校統合及び跡地利用対策特別
委員長の報告を求めます。
学校統合及び跡地利用対策特別
委員長、辻 靖雄君
〔
学校統合及び跡地利用対策特別
委員長 辻 靖雄君登壇〕
○
学校統合及び跡地利用対策特別
委員長(辻 靖雄君) 本特別
委員会に付託されております「
学校統合及び
学校跡地の利活用について」ご報告申し上げます。
まず、12月17日、本特別
委員会を開催し、市長から、これまでの経過について報告をうけたのであります。
次に、中
学校統合にかかる進捗状況等について報告をうけたのであります。
その概要を申しますと、統合準備
委員会の協議の進捗状況、統合中学校の改修工事の進捗状況、新中学校 学校概要説明会の開催状況、今後開催される閉校式、開校式の予定について報告を受けたのであります。
その後、市内各学校の位置関係及び施設規模について説明を受け、小学校再編について
意見交換したのであります。その後、当局を交えて、「
学校統合及び
学校跡地の利活用について」
意見交換を行ったのであります。
その結果、
学校統合及び
学校跡地の利活用について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで
継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔
学校統合及び跡地利用対策特別
委員長 辻 靖雄君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) 次に
議会改革特別
委員長の報告を求めます。
議会改革特別
委員長、
木島信秋君。
〔
議会改革特別
委員長 木島信秋君登壇〕
○
議会改革特別
委員長(
木島信秋君) 本特別
委員会に付託されております「
議会改革に関わる事項について」ご報告申し上げます。
11月21日及び12月17日、本特別
委員会を開催し、これまで行ってきた議会基本条例に基づく取組み事項の検証結果を報告書にまとめ、
意見交換いたしました。
その中で、「この度の検証により議会基本条例の認識を深め、現状における課題の共有が図られた」、「また、検証方法については、今回は内部評価方式で行ったが、外部評価の必要性の意見もあった」としております。
なお、この度の検証結果に基づき取り組むべきものは早急に実施するとともに、具体的な取組みの確認まで至らなかった件については、継続した協議・検討を行ってまいります。
「
議会改革に終わりはなく、この検証を元に今後とも基本条例の理念のもと不断の努力を重ね、これまで以上に市民に信頼され、開かれた議会となるよう全議員が心を一つにし、取り組んでいきたい」と結んでおります。
本特別
委員会では、
議会改革に関わる事項について引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで
継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔
議会改革特別
委員長 木島信秋君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) ただいまの、各
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本3件に対する各
委員長の報告は、いずれも付託事件の審査が終了するまでの
継続審査であります。
各
委員長の報告のとおり、
継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。
よって、本3件は、付託事件の審査が終了するまでの
継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(辻 泰久君) 日程第6、「
議会運営に関する調査について」を議題といたします。
本件を付託した
議会運営委員会の調査の結果について、
委員長から報告を求めます。
議会運営委員長、小柳勇人君。
〔
議会運営委員長 小柳勇人君登壇〕
○
議会運営委員長(小柳勇人君) 本
委員会に付託され、
議会閉会中の
継続審査に付されております
議会運営に関する調査について、その結果をご報告申し上げます。
本
委員会は、10月21日に開催し、議員の政治倫理、台風18号及び19号の被害状況と対応、
費用弁償の支給、並びに本会議一般質問時における手話通訳の検討について協議をいたしました。
また、12月
定例会の会期及び会議日程について決定をいたしました。
次に、11月27日に開催し、12月
定例会の市長提出議案10件の説明を受け、その付託
委員会について協議をいたしました。
また、本日、本会議前に開催し、
議員提出議案1件及び議員助田要三君に対する懲罰の動議の取り扱いについて協議したのであります。
以上の審査事項を含め、本
委員会では
議会運営の効率化等について、引き続き調査する必要があると認め、
議会閉会中も継続して審査すべきと決定した次第であります。
〔
議会運営委員長 小柳勇人君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) ただいまの、
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件に対する
委員長の報告は、「
議会閉会中の
継続審査」であります。
委員長の報告のとおり
継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。
よって、本件は、「
議会閉会中の
継続審査」に付することに決しました。
以上で、本日の日程はすべて終了し、本
定例会に付議されました議案は、すべて議了いたしました。市長からごあいさつがございます。
市長、大野久芳君。
〔市長 大野久芳君登壇〕
○市長(大野久芳君) 市議会12月
定例会の閉会にあたり、一言御挨拶を申し上げます。
冬至を目の前にして日暮れも早くなり、行き交う人々もどこか足早に感じられる、何かと気ぜわしい年の瀬を迎えました。議員各位には、今月4日から本日まで16日間にわたり開会されました今
定例会におきまして、補正予算と条例及びその他案件について、慎重かつ熱心な御審議を賜り、滞りなく議了され、御承認いただきましたことに対し、深く感謝申し上げます。御審議の中で賜りました御意見や御要望につきましては、十分に調査、そして検討を加え、適切に対応してまいります。
さて、この1年を振り返りますと、本市にとりましては、新しい令和の時代の到来とともに、将来の更なる飛躍に向けた期待を感じさせてくれる、記念すべき年であったものと感じております。
まず、4月には、平成の最後を飾る「ももいろクローバーZ」のライブイベントに始まり、5月には、令和最初の黒部名水マラソン、さらには8月から9月にかけて、シアター・オリンピックスを開催するなど、全国に本市の魅力を大きく発信することができた年でありました。
一方で、台風19号の被害による北陸新幹線の一部区間運休、加えてその後の減便措置や、日韓情勢の悪化など、本市経済に影を落とす出来事もありましたが、いずれも、来年に向けて改善への糸口が見えてきたものと感じております。
いよいよ
令和元年も残すところ10日余りとなり、来年は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の年であります。そして、その開会式まで数えて、あと218日を残すばかりとなりました。
来年3月には、北陸新幹線開業5周年を迎えますが、新幹線開業効果の持続を目指し、この先に予定される2023年の新幹線敦賀延伸や、宇奈月温泉開湯100年、さらには、2024年の関西電力黒部ルートの一般開放に向け、議員各位や市民の皆様と共にしっかりと準備を進めてまいりたいと考えております。
また、来年春には、清明、明峰の両中学校が開校します。開校までに残された期間は僅かではありますが、生徒や保護者の皆様、さらには地域の皆様の御期待に応える教育環境の実現に向け、引き続き最善を尽くしてまいります。
議員各位には、年末年始を控え、何かと御多用のことと存じます。まもなく訪れる新年が、皆様に幸多き一年となりますことを心から御祈念申し上げまして、閉会の挨拶といたします。
〔市長 大野久芳君自席に着席〕
○議長(辻 泰久君) これをもって、
令和元年第5回
黒部市議会12月
定例会を閉会いたします。
閉 会 午後1時30分
上記会議の次第等を記録し、その正確なることを証するために、次に署名する。
黒部市議会議長 辻 泰 久
黒部市議会副議長 高 野 早 苗
署名議員 辻 靖 雄
署名議員 伊 東 景 治...