黒部市議会 2017-06-01
平成29年第2回定例会(第1号 6月 1日)
(1)
在宅医療に関わる医師や看護師の現状はどうか伺う
(2)医療と介護の連携はどうか伺う
(3)
在宅医療について市民に理解は得られているのか、また理解してもらう
ためにしていることは何か伺う
(4)退院から在宅に移行するときには
病院職員と
ケアマネージャとの情報の
共有が不可欠だと考えるが現状はどうか伺う
(5)
かかりつけ医(
医療機関)と
市民病院間の紹介・逆
紹介件数の増加で連
携強化を図る必要があると考えるが現状はどうか伺う
(6)今年3月に出された第2次
総合振興計画の中間報告の中にも「
地域医療
の充実」とある。市として
地域医療の現状と今後の方向性をどういう風
に見ているのか伺う
4
福祉総合窓口の設置について
(1)窓口は、対応する方の質が重要であるとの認識から、今後の
窓口開設を
目指して、今から職員の研修にチカラを入れてはどうかと思うが伺う
(2)相談が多様化し、かつ、家庭訪問の取組業務は国・県から市に移行して
きており、ますます人員の確保が必要だと考える。今後、
担当職員の増
員なども検討していかないといけないのではと思うがどうか伺う
5
健幸都市宣言について
(1)本市においても、「住民が健やかで幸せに暮らせる
地域社会を目指すま
ち」を目指し「
日本健幸都市連合」に加入し、
健幸都市宣言を検討され
てはどうかと思うが伺う
■
日本共産党 谷口弘義議員
1 市立小、
中学校教員の
勤務実態と
就学援助制度について
(1)教員の長時間勤務の悪化が
文部科学省の調査で明らかになった。小学校
教員34%、
中学校教員58%が
過労死ラインと言われる月80時間以
上となっている。
富山県議会で、
県教職員組合が10月に実施した「2
016年度
勤務実態調査」では、月80時間以上時間外労働をしている
教員が小学校で19%、中学校で53%になっていることが示された。
市内の小中学校の教員の平均的な時間外労働の実態はどうか
(2)教員は残業代が支払われず、月8時間分の勤務に相当する「
教職調整額
」として、基本給の4%を全員に支給することが「給特法」で定められ
ている。
勤務実態から見て、4%支給されているから時間外勤務を残業
として扱わないのが問題と考えるが、どうか
(3)教員に余裕がなければ、「
こどもたちの教育に影響が出るのでは」と危
惧をする。
多忙化解消のためには教員を増やすことが必要だ。
学校現場
の実態を
教育委員会が独自で調査し、
多忙化解消のため教員を増やす事
等、支援や協力をするべきと考えるが、どうか。現状を県、文科省に伝
え改善を求めるべきと考えるが、どうか
(4)市は
児童生徒に対する黒部市
就学援助要綱を定めている。
援助要綱の新
入学児童生徒学用品費に対して市は、入学前に支給できないと議会で答
弁された。今年3月31日の
文部科学省初等中等教育局長より、新入学
児童生徒学用品費等について、「中学校のみならず、小学校への入学年
度開始前の支給も
補助対象にできるよう
交付要綱の改正を行う」と、各
都道府県教育委員会教育長あてに通知が出された。市として就学前でも
支給するべきと考えるが、どうか
(5)黒部市
就学援助要綱の、援助を受けることができる費用のほとんどが国
の定めた金額等になっている。子どもの
貧困対策のひとつとして、市独
自で上乗せの必要があると考えるが、どうか
■8番
小柳勇人議員
1
カーター記念 黒部名水マラソン大会について
(1)6月3日、4日の両日を通して、市長の感想を問う
(2)6月3日、4日の両日を通して、教育長の感想を問う
(3)今大会の検証について、今後どのように進めるのか、その方法について
問う
(4)2,800人を超すボランティアに協力頂き大会が成立している、この
ことを含め、さらに市民から愛される大会へと高めるために必要な現時
点での課題について問う
(5)全国から
ランナーが参加された。さらに全国の幅広い
ランナーから愛さ
れる大会へと高めるために必要な現時点での課題について問う
2 図書館について
(1)図書館の貸出冊数が増えている。特に
宇奈月館では、平成28年度に年
間34,338冊と、ここ数年増加傾向が続いている、その要因につい
て問う
(2)(仮称)くろべ
市民交流センター建設基本構想(案)の中で、平成23
年に黒部市
図書館協議会が報告した「
黒部市立図書館建設基本構想」に
ついてどのように検討されたのか、その経緯と内容を問う
(3)図書館が建設されることで、コラーレの図書室や
学習ゾーンや市役所交
流棟など
学習スペースが新図書館に集中することが予想される。このこ
とへの対応や現時点での
検討状況について問う
(4)
図書館建設にむけ、黒部らしい図書館として、郷土と歴史文化の継承を
どのように推進されるのか、又、これからの
保存方法としてデジタルア
ーカイブなど
IT技術の取組について問う
(5)新しい図書館に求められる
子育て支援機能について問う
(6)親しみやすい図書館、利用しやすい図書館の姿について問う。特に乳幼
児や
高齢者等にやさしく使いやすい図書館の姿とは
(7)新しい図書館へは、
市民参画が必要と考える。他
市先進事例は、市民団
体や利用者が、計画時から参画して図書館の在り方について協議して建
設後運営しているが、当市での現況と今後の進め方について問う
■5番
中村裕一議員
1
市民生活ステップアップについて
(1)市産業の活性化と有力な
人材確保のための、
県外出身の大学生の就職の
機会を図る、
インターンシップ事業についての現状について伺う
(2)三
世代ハッピーサポート事業は、
子育て世帯が安心して子どもを産み育
てられるよう、
祖父母同居の三
世代支援による子育ての充実を図る内容
である。昨年度の実績はどうだったか。また、今年近居(500m以内
)の場合と
孫守り支援が新規として追加されたが、申し込みの現況はど
うか
(3)くろべで住もう移住、
定住サポート事業について、全国各自治体が移住
者獲得に向けた
取り組みを展開する中で、選ばれる黒部市を目指した定
住促進の施策である。今年度、昨年に比べ1.8倍も事業費が増額され
ているが、昨年の経過及び今年度の現状はどうか
(4)第2次黒部市
総合振興計画の
市民アンケートの中で、市内、中、高校生
の市に望むこと(改善点)として、
娯楽施設など楽しい場所が少ない(
53.9%)、店が少なく買い物がしにくい(45.3%)、働きたい
と思う場所が少ない(35.8%)とあげている。にぎわいのあるまち
を望む若者が多い。この現状について市としての施策について問う
2 防災について
(1)今年2月、地区の
住宅火災の後、地区の方から
サイレンが鳴らなかった
質問を受けたが
消防サイレン吹鳴の終了についての理由は、又、夜間の
火災で家主が焼死であったが、
住宅用火災警報機はあったのか、又、市
の
火災警報器の
設置状況は
(2)
住宅用火災警報機の設置の義務づけから10年経とうとしているが、機
器の作動などの点検も家庭で必要と思われる。広報などによる市民への
啓蒙が必要ではないか
(3)誘拐事件などの犯人発覚の糸口は、
防犯カメラの映像から割り出された
事例が多い。市の屋外の
防犯カメラの設置の現状はどうか。また、今後
設置の見通しは
(4)運転中とか勤務中に突然起こる病気の対応について、AEDの活用があ
るが、市の
活用状況について問う。また、救急隊の到着までに現場に居
合わせた人による応急手当(AED)の
実施状況はどうか
■6番
村井洋子議員
1 宮野山の活性化について
(1)
桜まつりや気候のよい季節に、仮設のドッグランを設置し、多少の約束
事を決めて、
愛犬家たちに利用を勧めることを提案したい。宮野山への
誘客を図るひとつではないか
(2)
桜まつりや
ホットフィールドなど、電気が必ず必要で、そのたびに 多
額の経費がかかるのも、他のイベントを起こそうにも利用しにくい要因
ではないのか。小水力など
自然エネルギーによる発電も考え、もっと利
用しやすい
環境整備についての考えを問う
2 「
赤ちゃんにやさしい病院」について
(1)出産後、母子への
サポートは どのように行われているか。母乳育児へ
の効果的な指導は、行われているか
(2)単身家族の
母親たちへの
サポートは十分といえるか
(3)「
赤ちゃんにやさしい病院」の認定を受けることについて、どのように
考えるか
■16番 川上 浩議員
1
放課後児童クラブの
運営実態と今後の取組について
(1)平成29年4月からの各
地区放課後児童クラブの
運営状況を問う(事前
要求する低・中・
高学年別登録児童数、
支援員数、
補助員数、運営費な
どの一覧をもとに)
(2)平成27年度から
放課後児童健全育成事業は市町村が行うこととなった
が、
放課後児童クラブの運営は各
地区自治振興会が主体となった運営協
議会が担っている。平成29年度から支援員、補助員の時給など働く環
境について
一元化整備を進められているとのことであるが、その状況に
ついて問う
(3)運営の重要事項に関する
運営規程を定める、職員、財産、収支及び利用
者の
処遇状況を明らかにする帳簿の整備などが
運営主体に求められてい
る。事務量も増しており、専門の
事務員雇用の必要性が生じている。こ
のような状況をどのように捉えているのか
(4)
放課後児童クラブは、発達が異なる多様な
子供たちが一緒に過ごす場で
あり、発達に合わせた対応により
集団生活に馴染ませることが求められ
ているが、小学校のような専門的な職員もいない中で、このことが大き
な課題となっていることをどのように考えているのか
(5)
放課後児童クラブの目的が保護者の働きやすい環境の整備とは言え、運
営する側とすれば小学校との連携が不可欠である。
教育委員会部局に置
き連携をとり易くするべきではないか
2 「
立山黒部 世界ブランド化」への取組について
(1)この
推進会議に黒部市はどのように関わっているのか。また今回の議論
についてどのような思いで受け止めたか
(2)
パノラマ展望ツアーの商品化が始まって2年目を迎えるが、さらにその
上部軌道の延長上を観光商品化できることは、黒三発電所と高熱隧道、
仙人ダム、更には黒四発電所へとつながり、黒部の大自然と時代を背景
とした
電源開発の歴史と
現代社会につながるダイナミズムの
テーマパー
クとなりえるのではと考えるがいかがか
(3)
宇奈月温泉の
着地型商品開発を観光局が積極的に関わっていくとのこと
であるが、
体制整備はできているのか。また県との連携もあり、市とし
ても大いにかかわっていく必要があると考えるがいかがか
(4)富山湾がユネスコが支援する「世界で最も美しい
湾クラブ」に平成26
年10月に加盟した。
宇奈月側尾根を回り込んだ
富山湾側の展望は、ま
さに「世界でもっとも美しい湾」を山側から展望するにはベストポイン
トである。
林道整備とともに
世界ブランド化への
ロープウエイ構想とし
て
推進会議に提案してはいかがか
一般質問(個人)
■9番
谷口弘義議員
1 黒部市の
海岸沿いの松枯れ対策について
(1)
片貝川右岸のおおしま
キャンプ場から
黒部川左岸の
荒俣地域にいたる飛
砂防備保安林や民有地に松枯れの被害木が多く見られる。
飛砂防備保安
林やそれに準ずると思われる
海岸沿いの松林はどのような役割を持って
いると考えるか。松枯れの被害木は
飛砂防備保安林内、
保安林外、総計
で何本ぐらいあるのか
(2)県は今年度と来年度の2カ年を、海岸林及び周辺のマツを対象として、
重点対策区域を設け、
松食い虫の
被害対策等を実施する制度を新たに創
設した。市もこの制度を利用して徹底した対策を講ずる必要があると考
えるが、どうか
(3)松枯れ
被害拡大を防がなければならない。
飛砂防備保安林に指定されて
いる場所と、指定地以外では対応が違うと思うが、市ではどのような対
策を取られるのか
(4)
荒俣地域で伐倒処理された現場を見たが、あの処理の仕方では不十分と
考える。過去おおしま
キャンプ場で行った切り株にシートを掛け、害虫
の飛散を防ぐ処理の仕方を参考にするべきと考えるが、どうか
2
宇奈月ダムと出し平ダムの
連携排砂について
(1)
国土交通省は、
宇奈月ダム湖の上流に溜まった石を
ダム下流に流す対策
として、昨年石に発信器を埋め込んで
移動調査をしたが、あまり移動が
なかった。これまでのように
宇奈月ダム湖に水をためた状態で、出し平
ダムの土砂を流しても
宇奈月ダム湖にある水で、水の運搬力が弱まり大
粒径土砂の移動が困難と思うが、どうか
(2)
連携排砂が予想されるときは、事前に
宇奈月ダムの水位を一定度下げて
おき、排砂の時はいち早く
排砂ゲートを開け、
自然流下の状態にできる
ようにするべきと考えるが、どうか
(3)市長は、今年2月に行われた第41回
土砂管理協議会で、6万立方メー
トルの土砂が残ったことで、「今後の排砂の環境などに、悪い方に影響
しないのか、土砂を残さないで流して、できるだけ翌年に持ち越さず悪
い方に影響しないように、もう少し工夫してやっていく必要があるので
は」と発言された。土砂を残さないで流すことは必要である。
国土交通
省はそのために
調査研究中である。市長が言われたように土砂を残さな
いで流すにはどうするべきなのか、市長の考えを聞きたい
(4)5月に行われた第42回
土砂管理協議会で、
国土交通省から一定の出水
ごとに通年で常用洪水吐きゲートから放流することが報告された。この
ことは黒部川の自然を守るのに一定度役立つと考える。
宇奈月ダムと出し平ダムが建設されるまで、黒部川は大雨の時には河原
の石や土砂等を流し、その中で自然を守ってきた。
連携排砂は雪解けの
時期、梅雨の時期、台風や長雨の時期などの一定の出水時にきめ細かく
行うことが、黒部川の自然をよみがえらせるのに有効と考えるが、どう
か
■14番 辻
泰久議員
1 農業問題
(1)高齢化、
担い手不足について
(2)放棄田の現状は
(3)
集落営農組織の現状と今後の課題は
(4)本年度、来年度の水稲の
生産調整は
(5)
TPP参加の見直しを
(6)新品種「富富富」を支援する上で行政の役割は
2
移住定住について
(1)昨年度、県外からの移住者は何人か
(2)本市では
移住支援にどのような
取り組みをしたか
(3)昨年度、富山県に移住した人の年代は20代〜40代で84.8%であ
るが、本市ではどうであったか
(4)富山県への移住は08年度〜13年度までは200〜300人前後で推
移していたが14年度以降前年度をそれぞれ50人以上上回るペースで
増加している本市ではどうであったか
(5)北陸新幹線開業後埼玉や群馬からの移住が目立つというが本市はどうか
(6)総務省の言っている「関係人口」のような「新たな仕組み」について
(7)実際の移住者にお願いして移住者目線で企画提案などをしてもらえばど
うか
(8)移住希望地ランキングで富山県が年々順位を下げているが市長の見解を
問う
■3番 高野早苗議員
1 少子化対策応援について
(1)子育て世代包括支援センターは開設して2年になるが、利用状況につい
て伺う
(2)子育て前の若い世代に対しての支援について伺う
(3)今年度、新たに産後ケア事業がおこなわれるが、本市の現状、及び事業
内容について伺う
(4)学童保育における指導者、並びに利用する側の基準について伺う
(5)学童保育における指導者の処遇について伺う
(6)学童保育の連携(学童保育と学童保育、学童保育と学校)について伺う
2 全国植樹祭を終えて
(1)全国植樹祭を終えての所感を伺う
(2)東布施地区の子どもたちが関わる“みどりの少年団”の復活について伺
う
(3)田籾会場での1,000本の植樹(優良無花粉スギ「立山森の輝き」)
を今後どう繋げていくのか伺う
(4)当市の人工林は約2,168haであり、そのうち8割が利用期をむか
えている人工林の循環利用を促し、森林資源利活用をどう進めるのか伺
う
■1番 柴沢太郎議員
1 津波防災について、今後の対応を問う
(1)過去に起きた地震での津波被害は、浸水想定も含め大きな目安となるこ
とが考えられる。過去黒部市での記録・文献で確認されているのか
(2)富山県津波シミュレーション結果について。津波被害想定における黒部
市での死者数が糸魚川沖断層1名 富山湾西側断層41名 呉羽山断層
帯6名とある。どのような被害で亡くなられることを想定した結果であ
ると考えるか
(3)木造家屋が集積している沿岸地域での津波火災の発生防止に関して、今
後検討をすべき課題であると考えるが
(4)今後、様々な対応や対策が考慮されていると思うが、それ以前に防災ラ
ジオが聞き取り難い・聞こえないといった課題がある。真っ先にこの課
題解決が急務であると考えるが、この対応について伺う
(5)津波ハザードマップ見直しについて。今後、それに基づき、様々な対応
を推し進める必要があると考えるが
■13番 橋本文一議員
1 「主要作物種子法」の廃止について
(1)国が良質の種子を供給する義務を放棄することは、食料の安定供給に責
任を持たないことを意味する。今後、民間企業が自由に主要農作物の種
子開発ができるようになる。種子が企業のものとなり、外資系企業も参
入しやすくなる。そのことにより供給が不安定となることや主要農作物
の品種の減少、さらに「遺伝子組み換え作物」が拡大していくと思う。
「主要作物種子法」の廃止についてどのように受けとめるか
(2)種子は国家戦略物資であり、国の責任で守るべきものである。種子の国
内自給を維持・向上させることは国の責務である。種子法は多様な環境
にある地域農業を支えてきた。種子法廃止は、これまで都道府県による
種子の生産・普及の仕組みを弱体化させるものである。種子を生産して
いる本市として、今後も国・県が責任を持って優良な種子の生産、確保
、普及を国・県要望していくべきと思うが、どうか
2 農業について
(1)コメの直接支払交付金の廃止で農家の収入が激減することが予想される
。米価の維持に対する
取り組みが必要と思うが、市としての対策は
(2)意欲ある農業者が安心して農家経営が続けられる経営所得安定対策等が
必要と思うが、どうか。また大豆や麦、飼料用のコメ・米粉用コメなど
の生産拡大を支える為には何が必要と思うか
(3)戦略作物等へ更なる支援が必要と思うが、市としての
取り組みと支援は
どうか
(4)道の駅「(仮称)くろべ」の事業化向け準備が進められている。「道の
駅」には地元産生鮮食品が欠かせないと思う。また今後の農家等の収入
拡大につながると思う。産業経済部として、現在の
取り組み状況はどう
なのか
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
開 会 の 宣 告
午前10時00分
○議長(新村文幸君) おはようございます。
本日、6月定例会が招集されましたところ、
出席議員は、定足数に達しましたので、これより、平成29年第2回
黒部市議会6月定例会を開会いたします。
これより、諸般の報告を行います。まず、監査委員から例月出納検査の2月分、3月分及び4月分の結果報告がありました。お手元に配付したとおりであります。説明は省略をさせていただきます。
次に、本市議会「議員の表彰状などの授与に関する申し合わせ」による表彰について、お諮りいたします。本市議会の申し合わせでは、在職十年以上の議員は、表彰することになっております。
ただいまのところ、これに該当する議員は2名であり、表彰するにあたりましては、議会の決定をもって行うこととなっております。
永年在職議員に該当するのは、「小柳勇人君」及び「谷口弘義君」であります。
「小柳勇人君」及び「谷口弘義君」の退席を求めます。
〔永年在職議員退席〕
○議長(新村文幸君) この際、「永年在職議員の表彰について」を直ちに議題とし、永年在職議員2名の表彰について採決いたします。
お諮りいたします。「小柳勇人君」及び「谷口弘義君」を永年在職議員として表彰することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。よって「小柳勇人君」及び「谷口弘義君」を永年在職議員として表彰することに決定いたしました。
ここで、「小柳勇人君」及び「谷口弘義君」の入場を求めます。
〔永年在職議員入場〕
○議長(新村文幸君) これより、永年在職議員へ
黒部市議会の表彰状の授与を行います。表彰状の授与の後、北信越市議会議長会表彰及び全国市議会議長会表彰の伝達を行います。
○
事務局長(新酒保和君) お名前を申し上げますので、順次、前の方へお並び下さい。
小柳勇人議員、
谷口弘義議員。
最初に、
黒部市議会議員在職10年以上の表彰を行います。
小柳勇人議員。
〔表彰状伝達〕
○
事務局長(新酒保和君)
谷口弘義議員。
〔表彰状伝達〕
○
事務局長(新酒保和君) 次に、北信越市議会議長会議員在職10年以上の表彰状の伝達を行います。
小柳勇人議員。
〔表彰状伝達〕
○
事務局長(新酒保和君)
谷口弘義議員。
〔表彰状伝達〕
○
事務局長(新酒保和君) 次に、全国市議会議長会議員在職10年以上の表彰状の伝達を行います。
小柳勇人議員。
〔表彰状伝達〕
○
事務局長(新酒保和君)
谷口弘義議員。
〔表彰状伝達〕
○
事務局長(新酒保和君) 自席へお戻りください。
以上で、表彰状授与及び伝達を終わります。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
開 議
午前10時08分 開議
○議長(新村文幸君) これより、本日の会議を開きます。
本日の
議事日程は、お手元に配付したとおりであります。
日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、「山内富美雄君」及び「川上浩君」を指名いたします。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(新村文幸君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から6月19日までの19日間といたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。
よって会期は、19日間と決定いたしました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(新村文幸君) 日程第3、「議案第35号から議案第42号まで」及び、「報告第1号から報告第6号まで」以上、14件を一括議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。
市長、堀内康男君。
〔市長 堀内康男君登壇〕
○市長(堀内康男君) おはようございます。どちら様も大変ご苦労さまでございます。
提案理由の説明に先立ちまして、一言お祝いを申し上げます。
今ほどは、
小柳勇人議員並びに
谷口弘義議員のお二方が、
黒部市議会から在職10年以上の永年在職議員表彰を受けられ、また全国市議会議長会及び北信越市議会議長会から在職10年以上の永年在職議員表彰がそれぞれ伝達されました。誠におめでとうございます。お二方の市政と地方自治の発展に対する御功績は、本市の歴史に刻まれ、その名誉は後世に引き継がれるものであります。これまでの御尽力に心から感謝を申し上げ、市民の皆様とともにお祝い申し上げたいと思います。今後とも健康に御留意され、ますます御活躍されますことを御祈念申し上げるものであります。
それでは、
提案理由説明を申し上げます。本日ここに、平成29年第2回
黒部市議会6月定例会を招集いたしましたところ、議員各位の御参集を賜り、市政上の重要諸案件につきまして御審議いただきますことに対し、深く敬意を表するものであります。
議案の説明に先立ち、諸般の状況等について申し上げます。
まず、最近の経済状況について申し上げます。内閣府が先月発表した今年1月から3月期の実質経済成長率は、年率換算でプラス2.2%とのことであり、約11年ぶりに5期連続のプラス成長となりました。北米やアジアの好景気に支えられ、輸出が高い伸びを示したことがその主な要因ですが、内需においても低調であった個人消費に持ち直しがみられるなど、これまでと比べれば内需と外需がバランスよく成長してきたのではないかと思っております。しかしながら、名目経済成長率では、成長率が横ばいとなるなど、市民生活の実感として必ずしも景気に力強さを感じられない状況ではないかと感じております。
次に、市内の出来事等について申し上げます。先月28日に「第68回全国植樹祭」が天皇、皇后両陛下をお迎えし、魚津桃山運動公園をメイン会場として執り行われました。本市においても、前日には宇奈月国際会館セレネを会場に「第46回全国林業後継者大会」が開催されたほか、当日には東布施田籾会場において優良無花粉杉「立山 森の輝き」1,000本の植樹が行われました。更に植樹祭終了後には、両陛下がYKK
センターパークを御視察され、会場に向かう沿道の各所に設けられた奉送迎箇所では和やかな雰囲気の中、大勢の市民の皆様が日の丸の小旗を振ってお出迎え・お見送りされました。なお、本市への両陛下の行幸啓は、平成12年10月に「2000年とやま国体秋季大会」の際に、特別養護老人ホームおらはうす宇奈月を御視察されて以来、約17年振りのことであり、また、YKKへの御視察は、皇太子、皇太子妃時代の昭和36年10月に、当時の吉田工業黒部牧野工場を行啓されて以来、約56年振りのことであり、この慶事を市民の皆様とともに喜びたいと思います。
また、本市最大のスポーツイベント「第34回
カーター記念黒部名水マラソン」の開催まで、あと3日を残すばかりとなりました。今大会は、全国植樹祭の影響で、例年より1週間遅れの開催となりますが、最終的な参加申込者数は、10,224名となりました。エントリーベースでは3大会連続で1万人を超えることとなりますが、しっかりとした暑さ対策を行いながら、逆に暑さを楽しんでもらえるよう工夫を凝らし、大会を盛り上げていきたいと考えております。4年連続7回目の参加となる特別ゲストの高橋尚子さんには、今大会においても、前日イベントの生地まち歩きフェスティバルやトークショーのほか、当日は
ランナーとのハイタッチでご活躍いただくこととしており、感謝と敬意を表するものであります。大会の成功に向け、ボランティアの皆様には、その都度おもてなしの心で応対いただいておりますが、今大会におきましても、市内外から約2,800名のボランティアの皆様に大会運営への参画・協力をいただいているところであります。また、コース周辺にお住まいの皆様には、交通規制などにより大変ご不便をおかけしているところであり、この場をお借りして、改めまして全ての関係各位に対し、心からの感謝を申し上げますともに、大会満足度の向上とスポーツを通した地域振興の実現に、引き続きお力添えをいただきますようお願いを申し上げるものであります。
それでは、本日提出いたしております議案につきまして御説明申し上げます。
まず、予算関係について申し上げます。議案第35号は、「平成29年度黒部市
一般会計補正予算(第1号)」であります。補正額は、2,830万8,000円でありまして、補正後の予算総額を202億830万8,000円とするものであります。
歳入歳出予算の補正の概要について申し上げます。ふるさと黒部
サポート寄附をはじめとする篤志寄附によります特定目的基金の積立金を、それぞれ総務費、民生費、衛生費、教育費で計上しております。
また、総務費は、自治総合センター助成によるコミュニティ助成事業費、地域防災組織育成助成事業費を計上したほか、津波ハザードマップ作成等支援業務委託費を計上しております。さらに、教育費は、使途指定寄附によります教育文化振興基金積立金からの繰入金によります国際化教育推進事業の財源更正を計上しております。これらの補正の財源といたしましては、寄附金、繰入金、諸収入のほか、繰越金をもって充当することといたしております。
次に、予算以外の案件について申し上げます。条例関係議案につきましては、一部改正が「黒部市
税条例等」ほか5件であります。このうち2件は、3月31日付けで
専決処分したものであります。
その他議案といたしましては、議案第42号は、「(仮称)くろべ
市民交流センター建設基本構想について」の1件であります。
黒部市議会基本条例第8条に定める議決権の拡大に伴い、対象計画として、今回、議会の議決を求めるものであります。
その他、報告事項といたしましては、「平成28年度黒部市
一般会計継続費繰越計算書」ほか繰越計算書4件、及び「
市出資法人等の
経営状況報告」の計6件であります。
以上、本日提出いたしました議案等につきまして概要を申し上げました。なお、詳細につきましては、質疑、委員会等で御説明申し上げます。何とぞ慎重御審議のうえ、適切なる御決定を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。どうぞよろしくお願いいたします。
〔市長 堀内康男君自席に着席〕
○議長(新村文幸君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。
お諮りいたします。議事の都合により、6月2日及び5日から8日までの5日間は、本会議を休会とすることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。
よって、6月2日及び5日から8日までの5日間は、本会議を休会とすることに決しました。
なお、6月3日及び4日の2日間は、市の休日でありますので休会です。
6月9日は、午前10時開議、議案に対する質疑、委員会付託、
一般質問の代表及び個人質問を予定しております。
一般質問の通告書は、5日、正午まで提出願います。
本日は、これをもって散会いたします。
散会 午前10時20分...