滑川市議会 > 2015-12-04 >
平成27年12月定例会(第1号12月 4日)

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  1. 滑川市議会 2015-12-04
    平成27年12月定例会(第1号12月 4日)


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    最終取得日: 2021-09-21
    平成27年12月定例会(第1号12月 4日)                  平成27年12月           滑川市議会定例会会議録 第1号          ────────────────────── 平成27年12月4日(金曜日)             議 事 日 程   第 1 号                        平成27年12月4日(金)午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  会期の決定 第 3  委 員 長 報 告       民生環境委員長       決算特別委員長      質       疑      討       論      採       決 第 4  議会運営委員会委員の選任 第 5  常任委員会委員の選任 第 6  並行在来線等問題特別委員会の廃止 第 7  公共施設あり方検討特別委員会の廃止
    第 8  特別委員会の設置及び委員の選任 第 9  議案第77号 平成27年度滑川市一般会計補正予算(第4号) 第 10  議案第78号 平成27年度滑川市介護保険事業特別会計補正予算(第2号) 第 11  議案第79号 滑川市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用            等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供            に関する条例の制定について 第 12  議案第80号 滑川市空家等対策の推進に関する条例の制定について 第 13  議案第81号 滑川市の議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関す            る条例の一部を改正する条例の制定について 第 14  議案第82号 滑川市税条例等の一部を改正する条例の制定について 第 15  議案第83号 不動産の取得について 第 16  議案第84号 滑川市民交流プラザ指定管理者の指定について 第 17  報告第14号 地方自治法第180条による専決処分について      専決第7号 損害賠償請求に係る和解に関する件      専決第8号 損害賠償請求に係る和解に関する件          ──────────◇──────────               本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 委 員 長 報 告       民生環境委員長       決算特別委員長      質       疑      討       論      採       決 日程第4 議長の辞職 日程第5 議長の選挙 日程第6 副議長の辞職 日程第7 副議長の選挙 日程第8 議会運営委員会委員の選任 日程第9 常任委員会委員の選任 日程第10 並行在来線等問題特別委員会の廃止 日程第11 公共施設あり方検討特別委員会の廃止 日程第12 特別委員会の設置及び委員の選任 日程第13 富山地区広域圏事務組合議会議員補欠選挙 日程第14 滑川中新川地区広域情報事務組合議会議員補欠選挙 日程第15 富山県東部消防組合議会議員補欠選挙 日程第16 農業委員会委員の推薦 日程第17 各種委員の推薦 日程第18 議会改革検討特別委員会委員の選任 日程第19 議案第77号 平成27年度滑川市一般会計補正予算(第4号) 日程第20 議案第78号 平成27年度滑川市介護保険事業特別会計補正予算(第2号) 日程第21 議案第79号 滑川市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用            等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供            に関する条例の制定について 日程第22 議案第80号 滑川市空家等対策の推進に関する条例の制定について 日程第23 議案第81号 滑川市の議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関す            る条例の一部を改正する条例の制定について 日程第24 議案第82号 滑川市税条例等の一部を改正する条例の制定について 日程第25 議案第83号 不動産の取得について 日程第26 議案第84号 滑川市民交流プラザ指定管理者の指定について 日程第27 報告第14号 地方自治法第180条による専決処分について      専決第7号 損害賠償請求に係る和解に関する件      専決第8号 損害賠償請求に係る和解に関する件          ──────────◇────────── 出席議員(15名)     1番 青 山 幸 生 君    2番 角 川 真 人 君     3番 竹 原 正 人 君    4番 尾 崎 照 雄 君     5番 谷 川 伸 治 君    6番 水 野 達 夫 君     7番 高 木 悦 子 君    8番 原     明 君     9番 岩 城 晶 巳 君    10番 中 島   勲 君     11番 古 沢 利 之 君    12番 浦 田 竹 昭 君     13番 開 田 晃 江 君    14番 中 川   勲 君     15番 高 橋 久 光 君 欠席議員(なし)          ──────────◇──────────             説明のため出席した者の職・氏名  市長                 上 田 昌 孝 君  副市長                石 川 忠 志 君  総務部長               杉 田 隆 之 君  企画政策課長             藤 名 晴 人 君  総務部参事総務課長事務取扱      膳 亀   進 君  総務部参事(消防署長)        濱 谷 健 志 君  財政課長               石 坂   稔 君  営繕課長               成 瀬 久 之 君  総務部参事税務課長事務取扱      岡 本 修 治 君  産業民生部長企業立地推進室長事務取扱 碓 井 善 仁 君  市民課長               濱 松 秀 子 君  生活環境課長             黒 川 茂 樹 君  福祉介護課長             藤 田 博 明 君  商工水産課長             網 谷 卓 朗 君  農林課長               片 口 和 人 君  建設部長               長 井 孝 芳 君  建設部参事まちづくり課長事務取扱   児 島   正 君  公園緑地課長             川 岸 弘 明 君  建設課長               岩 城 義 隆 君  上下水道課長             澤 口 幸 二 君  特命担当課長(空家対策)       長 瀬   斉 君  会計管理者会計課長事務取扱      川 原 啓 子 君  監査委員事務局長           妻 木 朋 子 君  教育委員長              吉 田 達 郎 君  教育長                伊 東   眞 君  教育次長生涯学習課長事務取扱     嶋 川   渡 君  学務課長               上 島 陽一郎 君  スポーツ課長             上 田 博 之 君  子ども課長(兼)児童館建設室長    砂 田 志賀子 君          ──────────◇──────────          職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名  事務局長               菅 沼 久 乃  副主幹                石 井 正 広
     主任                 川 口 健太郎  主事                 七 澤 愛 子          ──────────◇────────── ◎開会の宣告 ○議長(岩城晶巳君)  ただいまから、平成27年12月滑川市議会定例会を開会いたします。          ──────────◇────────── ◎午前10時00分開議 ○議長(岩城晶巳君)  直ちに、本日の会議を開きます。  本定例会における説明員の出席要求に対し、お手元に配付してあるとおり、それぞれ出席者の報告がありました。  本日の議事日程につきましては、お手元へ配付したとおりであります。          ──────────◇────────── ◎会議録署名議員の指名 ○議長(岩城晶巳君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員には、会議規則第84条の規定により、議長において、1番青山幸生君、2番角川真人君を指名いたします。          ──────────◇────────── ◎会期の決定 ○議長(岩城晶巳君)  日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。      (発言を求める者あり) ○議長(岩城晶巳君)  15番高橋久光君。 ○15番(高橋久光君)  本定例会の会期を本日から12月18日までの15日間としたらいかがかと存じますので、お諮りを願います。 ○議長(岩城晶巳君)  ただいま15番高橋久光君から、本定例会の会期を本日から12月18日までの15日間ということでありますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩城晶巳君)  ご異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期を本日から12月18日までの15日間とすることに決定いたしました。          ──────────◇────────── ◎委員長報告 ○議長(岩城晶巳君)  日程第3、民生環境委員会及び決算特別委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。  民生環境委員長 中島勲君。      〔民生環境委員長 中島 勲君登壇〕 ○民生環境委員長(中島 勲君)  それでは、民生環境委員会を開催いたしました、その結果についてご報告をさせていただきます。  日時は、10月7日水曜日、午後1時半から、10月26日月曜日、午後1時30分、10月30日金曜日、午前9時30分。場所はいずれも大会議室であります。この3回の委員会出席メンバー開田晃江副委員長角川真人委員竹原正人委員尾崎照雄委員高木悦子委員岩城晶巳委員古沢利之委員中川勲委員高橋久光委員、そして私、中島でございます。よって、欠席はございません。  その後、11月9日月曜日、午後1時半、同じく場所は大会議室であります。出席委員につきましては、先ほど申し上げました全員出席をしております。その委員会には、説明のために当局から、石川副市長、碓井産業民生部長黒川生活環境課長が出席をしております。  同じく11月30日月曜日、午後1時30分から、大会議室で行いました。出席委員につきましても先ほど述べたメンバーでございます。よって、欠席委員はございません。説明のために出席した者、上田市長、石川副市長、碓井産業民生部長黒川生活環境課長であります。  付託案件  (1)議案第61号 滑川市砂利採取業の規制等に関する条例の制定について  (2)請願第1号 請願書  (3)請願第2号 請願書  (4)陳情第1号 陸砂利採取の規制を求める陳情書  以上であります。  経 過  平成27年10月から11月まで、5回の民生環境委員会を開催しました。   第1回 10月7日 委員会の進め方について、意見集約を行いました。   第2回 10月26日 1名の参考人から意見を聴きました。             参考人 一級建築士建築学修士(工学)前田 哲宏氏   第3回 10月30日 請願書・陳情書を提出した3団体と砂利採取を認可している県の担当者から意見を聴きました。             滑川市民の水道・水源を守る会 代表 島川 実氏             滑川土石販売協同組合 代表 中野 文夫氏             滑川漁協協同組合 代表 倉本 肇氏             富山県土木部河川課長 南保 仁士氏   第4回 11月9日 当局から提出された資料の説明を聴き、質疑を行いました。   第5回 11月30日 附則第1項中「平成27年11月1日」を「平成27年12月21日」に改める議案の修正案と付託案件の採決を行いました。  結 果  議案第61号につきましては、慎重審査の結果、一部修正の上、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。  請願第1号と陳情第1号につきましては、慎重審査の結果、賛成多数で趣旨採択すべきものと決定いたしました。請願第2号につきましては、慎重審査の結果、賛成少数で不採択とすべきものに決定いたしました。  最後に次の意見を申し添えました。  本市の水資源と大地の保全を推進し、市民がこれらの恩恵を未来永劫、享受できるようにとの思いは、議会においても同じである。  しかし、砂利採取の認可者は、県であり、「議案第61号 滑川市砂利採取業の規制等に関する条例」で、中止を求めることができても、直接これを止めることはできない。県においては、不正な砂利採取が行われないよう要綱等の見直しを行い、指導・監督の強化を図ることとしていることから、今後は、市の意向も十分反映されるよう県と連携して、このことに取り組むこととされたい。  また、地下水の保全については、砂利採取に限らず多面的に捉えることが必要であり、今後、議会とも十分論議をつくし、取り組まれることを要望する。  このことを申し添えまして、報告とさせていただきます。 ○議長(岩城晶巳君)  決算特別委員長 原明君。      〔決算特別委員長 原  明君登壇〕 ○決算特別委員長(原 明君)  それでは、決算特別委員会を開催いたしましたので、その結果についてご報告いたします。  開催日時は、11月11日水曜日、12日木曜日、13日金曜日、そして24日火曜日、いずれも午前10時から。場所は大会議室で行っております。出席委員は、尾崎照雄委員角川真人委員竹原正人委員高木悦子委員中島勲委員、そして私、原でございます。よって、欠席委員はありません。説明のために出席した者は、杉田総務部長川原会計管理者石坂財政課長ほか記載のとおりであります。  付託案件  (1)議案第65号 平成26年度滑川市一般会計歳入歳出決算認定について  (2)議案第66号 平成26年度滑川市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について  (3)議案第67号 平成26年度滑川市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について  (4)議案第68号 平成26年度滑川市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について  (5)議案第69号 平成26年度滑川市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について  (6)議案第70号 平成26年度滑川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について  (7)議案第71号 平成26年度滑川市工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について  (8)議案第72号 平成26年度滑川市水道事業会計決算認定について  (9)議案第73号 平成26年度滑川市水道事業会計処分利益剰余金の処分について  <審査の結果>  平成26年度滑川市各会計決算及び水道事業会計処分利益剰余金の処分について、決算特別委員会を開催し、関係職員から説明を聞くとともに、水と緑の森づくり事業費市有林等活用促進事業費にかかる現地視察を行い、また、関係諸帳簿及び証拠書類などの提出を求め、決算等の内容について審査を行いました。  その結果、各会計決算については、議決予算に基づいて適正に執行され、計画された事業は概ね所期の成果を挙げているとともに、行政効果も達成されたものと認め、決算特別委員会に付託された9議案については、賛成全員により認定または可決すべきものと決しました。  なお審査にあたり、個々に指摘した事項及び全庁的に取り組む事項については、行財政改革の推進に合わせ、今後なお一層の検討を要望するものであります。  また、今後改善を求める事項については次のとおりですが、各指摘事項を十分検証し、新年度予算に反映されるよう尽力願います。  今後改善を求める事項  [歳入]  1 市税等徴収対策室を有効に活用され、税や使用料、家賃などの収納率向上対策が図られていることから、その努力に敬意を表するが、口座振替の促進や連帯保証人制度を効果的に活用するなど、さらなる収納率の向上を図られたい。特に、悪質な案件については、預貯金はもちろんのこと、生命保険、給与、動産、不動産などの差押えなどの法的措置を含めて引き続き厳正に対処されたい。  2 市税(住民税・固定資産税等)、国民健康保険税介護保険料上下水道料、市営住宅・定住促進住宅家賃等については、不納欠損とならぬよう、滞納未然に引き続き努めるとともに、滞納額が小さなうちから早期徴収対応に努められたい。  3 起債残高が増加傾向にあるので、滑川市健全な財政に関する条例に基づき、公債費負担比率などの財政指標を念頭において、中・長期的な財政運営に努められたい。  4 軽自動車税の税制改正の周知の徹底に努められたい。  [歳出]  1 全般的に多額の不用額が発生しているが、予算要求時において前年度の不用額の内容を検証すること。また、工事費の算出においては担当部署等との協議を厳重に行うなど、新年度予算に反映されたい。  2 愛市購買の観点から、全庁及び関係機関の各種物品等の購入及び工事等の発注にあたっては、地元業者を最優先されたい。  3 公共施設維持管理には多額の費用が必要であることから、委員会を設置し検討されているところであるが、議会より提出された提言書の内容を含め、そのあり方について早急に検討を進められたい。
     4 庁用車(リース車両買い取り車両)の維持管理については、整備費用、修繕費用の把握を行うとともに、コスト削減と車両管理の徹底に努められたい。  5 安全なまちづくり推進センター事業補助金をはじめとした種々の事業補助金に関しては、補助金の使途が事業目的にかなっているものであるか精査の上、適正な運用がされるように指導されたい。  6 職員1名あたり1台のパソコンが充当されていることから、全庁において紙による出力の必要性を再確認して、データで保管できるものはデータに切り替えをして、資源並びに保管スペースの削減に努められたい。  7 市民サービスメニューにあって、予算を計上しているものの利用実績が十分でないものが見受けられる。広報やホームページでの告知だけではなく、あらゆるPRの方策を検討されるとともに、市民と接する職員自身が内容を熟知して、周知と利用が促進されるよう努められたい。  8 がんなどの病気の早期発見・治療のため、特定健診やがん検診等受診率向上についてPRにつとめ、引き続き努力をされたい。  9 コミュニティバスについて、利用者の増加・利便性の向上を図るために、通院、買い物、通勤や通学など、ダイヤの改正に対応されたい。  10 生活保護費、扶助費について、対象者の審査を適正に実施されたい。また、自立を目指す就労支援等に努力されたい。  11 学校給食の地元食材の採用を推進し、地産地消を増やすためにも、農業の6次産業化を推進するなど農業の振興に努められたい。  12 定住促進住宅の入居率が購入検討当時の計画と比較して、大きなかい離がみられる。今後の入居率の向上について対応を検討されたい。  13 小中学校の備品・学校図書等の充実に向け、計上している予算を効果的に活用し、学校側のニーズをしっかり聞き取りした上で、引き続き努められたい。  14 土曜授業については、郷土愛を育む一環として、滑川の自然に触れ合う課外授業や農作業体験など、実のある土曜授業に努められたい。  15 就学援助について、保護者への制度の周知を図り、必要な援助が適切に受けられるよう努められたい。  16 立山黒部ジオパーク日本ジオパークとして認定され、また富山湾が世界で最も美しい湾クラブに加盟したことからも、これまで以上に文化・伝統・郷土芸能を伝承するため、保存会等の育成や活性化に支援されるとともに、小中学校のふるさと教育にも活用されたい。  17 子ども図書館について、児童館や子育て支援センターとの業務区分などを明確にした、利用のあり方を検討されたい。  18 滑川市体育協会が指定管理者として各種委託事業を行っているが、スポーツ課との関係も含め本来の趣旨に基づいて業務がなされているか検討されたい。  以上が指摘事項であります。  以上をもちまして、決算特別委員会の報告といたします。          ──────────◇────────── ◎質疑 ○議長(岩城晶巳君)  これより、各委員長の報告についての質疑に入ります。  ただいまの各委員長の報告について、ご質疑ありませんか。      (質疑する者なし) ○議長(岩城晶巳君)  ご質疑がないので、これにて質疑を終結いたします。          ──────────◇────────── ◎討論 ○議長(岩城晶巳君)  これより、討論に入ります。  討論を希望される方は、お申し出を願います。  14番中川勲君。      〔14番 中川 勲君登壇〕 ○14番(中川 勲君)  それでは、議案第61号滑川市砂利採取業の規制等に関する条例の制定について、反対の立場で討論を行います。  私は、昨年の9月議会において陸砂利採取業の現状について質問をさせていただいております。私たちの生活に欠かすことのできない水、豊かな暮らしには安心して飲める水が必要との観点からの質問であります。  水道水源は地下水とのこともあり、地下水の保全管理を図るとともに障害を発生させないとの思いで質問をさせていただきましたが、当局の答弁はそんなに重要視するようなものではなかったと思っております。  今回、この条例が提案されたときは大変驚きました。あのとき以来、私自身、いろいろ地下水について勉強いたしました。また、会派自民、そして民生環境委員会でも研修会や勉強会等を行い、砂利採取と地下水、農地における地下水の涵養、地下水の涵養はどこからか、あるいは陸砂利採取における土砂埋め戻しによる地盤の強度、液状化の可能性などについて、大学の教授あるいはその道の専門家にお聞きしたところでありますが、砂利採取による影響があるとは聞かれなかったと思っております。  したがって、現在、富山県が認可者となって厳しい規制、基準のもと許認可が行われているとともに、今回の事案により、なお一層厳しい検査監督が行われると聞いております。滑川市でのこの条例は不要であります。  民生環境委員会で委員長が意見として述べた、「本市の水資源と大地の保全を推進し、市民がこれらの恩恵を未来永劫享受できるようにとの思いは議会においても同じである。しかし、砂利採取の認可者は県であり、議案第61号滑川市砂利採取業の規制等に関する条例の制定について中止を求めることができても、直接これをとめることはできない。県においては、不正な砂利採取が行われないよう要綱等の見直しを行い、指導監督の強化を図ることとしていることから、今後は市の意向も十分反映されるよう、県と連携してこのことに取り組むこととされたい。また、地下水の保全については、砂利採取に限らず多面的に捉えることが必要であり、今後、議会とも十分論議を尽くし取り組まれることを要望する」、この意見が全てだと思います。  よって、今回提案されました議案第61号滑川市砂利採取業の規制等に関する条例の制定について反対するものであります。  議員各位のご賛同を賜りますようお願いし、反対討論といたします。 ○議長(岩城晶巳君)  12番浦田竹昭君。      〔12番 浦田竹昭君登壇〕 ○12番(浦田竹昭君)  さきの9月定例議会において継続審査となりました議案第61号滑川市砂利採取業の規制等に関する条例の制定について、反対の立場で、そしてまたあわせて、請願第1号滑川市民の水道・水源を守る会の請願書に反対、同じく請願第2号滑川土石販売協同組合の請願書に賛成の立場、なお、陳情第1号陸砂利採取の規制を求める陳情書に反対の立場で討論をさせていただきます。  5月22日の民生環境常任委員会協議会において、突如、滑川市砂利採取業の規制等に関する条例を制定したい旨発表され、その概要についての説明がありました。そしてまた、9月定例議会にその条例案が上程され、審議の結果、なぜか継続審査となり、今日まで約半年、6カ月ちょっと経過するわけであります。  さきの6月定例議会並びに9月定例議会の自民クラブ代表質問におきまして、条例案の概要等の内容についての諸点について質問いたしましたところ、一つとして適切な回答はなく、とても誠意ある答弁とは言えないものであり、具体的な根拠すら示していただけなかったところであります。  また、パブリックコメントにおいては、25項目ものご意見があったものの、そのほとんどが「水資源の保全と大地の保全を図るため」との一辺倒の回答であり、具体的な根拠のない抽象的な回答でありました。  おまけに、協議の場を設ける求めに対し、「認識に大きな違いがあり、協議は難しい」との回答であり、市民の意見を聞く耳を持たずという感じでございました。  条例案の概要においても、その目的並びに必要性のうち、地下水脈が分断される、地下水涵養が妨げられる、地下水と海水のバランスが崩れ生態系に影響を与える、埋め戻しによる土壌汚染、地下水汚染の危険性がある、軟弱地盤で将来にわたり土地利用形態が制限され、宅地化、企業誘致の障害となる等々、いずれにおいても、「なぜ」「どうして」に対して全く具体的な根拠ある適切な説明がされないのであります。  そしてまた、専門家の方々には、水質の汚染、地下水脈の分断、地下水の涵養、地盤の軟弱化については、陸砂利採取との因果関係は認められないとの見解であるわけであります。  それにもかかわらず、市当局は、市民受けする環境を守るためと、地下水汚染や土壌汚染、軟弱地盤等、危険性がある、おそれがある、危惧されると、無責任な根拠のない宣伝文句で市民を不安におとしめるように誘導するプロパガンダを展開してこられたところでございます。  条例の中身、内容につきましては、砂利採取事業計画書の提出を求め、その内容として、地下水の保全に対する支障並びに地下水涵養、良好な水資源及び適正な土地利用の確保への悪影響がないことの確認等々を求めており、市当局でさえ具体的に説明のできない事柄をあえて業者に求めていることは、これまたいかがなものかなと思うところであります。  そしてまた、国の砂利採取法や富山県の砂利採取法施行規則に照らしても、さらに厳しいものを求めているものであり、また当局においても、とにかくこれ以上陸砂利を採取させたくないから条例をつくるんだとはっきりと明言されていることから、これは明らかに砂利採取の禁止を求める条例の制定としか思えないのであります。  また、農業者の方々におかれましては、これまで田んぼの水もちが悪く肥料もちも悪かったのが、陸砂利採取で地盤改良していただいて、水もちや肥料もちがよくなった。今まで畦畔の草刈りで苦労していたのが、畦畔の整備や給排水施設の整備をしてもらって大変楽になって助かった。また、今後も田んぼを守り農業を続けていくためにも、陸砂利採取で得た資金でトラクターや田植え機、コンバインを買ったり、あるいは格納庫を建てたりと設備投資ができてよかったと言っている方がおられるのも事実でございます。そしてまた、それで農業が続けていけると安堵しておられるところであり、何で行政が個人資産の処分にまで介入されるのかわからないということを言っておられるのも事実であります。  また、この条例については、各種業界、砂利採取業界はもちろんのことでございますが、採石をつくる採石業界、そしてまたそれを運搬する運搬業界、採石を使って製品をつくる生コン業界やアスファルトプラント業界、それを使って仕事をする土木あるいは建設業界、そして消費者である一般市民や一般企業の皆さん等々、市内はもちろんのこと、県内一円に幅広く多大な悪影響を及ぼし、また県内経済全体にも大きな影響を及ぼすこととなるのであります。  具体的には、それぞれ業界の存続にかかわることになり、そしてまた、そのことが雇用の不安を招き、骨材や生コン、アスファルトの供給不足に陥り、また建設・土木工事ができなくなり、インフラ整備にも支障を来し、そして生コンあるいは骨材等の単価が上昇し、最後には消費者である我々が負担を負うことになるのでございます。  富山県では、法整備がまだ整っていない時期には、確かに埋め戻しに際し不適切な投棄があったことは事実であります。ただ今日、法律が改正、整備されてからは不適切な投棄がなくなったとのことであり、県の監視指導も適切に行っているとのことであります。  また県では、事業者に陸砂利採取地のボーリング調査あるいは表面探査により埋め戻し状況の調査確認を指示され、事業者でできないところにおいては県で調査をされるとのことでございます。そして、今後、県では、規則の見直しや認可、監視・監督・指導のマニュアルを作成し対応していくこととされているところでございます。  したがって、今後も県にお任せするのが筋であろうかというふうに思うわけであります。  そしてまた、このような折に、今、当市で条例を制定することは、県に対しての越権行為であり行政ルールの逸脱であって、県に対しての侮辱行為の何ものでもないものと思うわけであります。そしてまた、決して許すことのできない条例かと思うところであります。  したがって、これらを鑑み、この条例は目的並びに必要性等が全く根拠のない不明瞭で情緒的なあしき条例と言わざるを得ないものであり、当市にとってはもちろんのこと、富山県全体にとって、マイナスにこそなれ決してプラスにはならないものであります。また、決して当市の発展に寄与するものではないと確信し、砂利採取業の規制等に関する条例の制定に反対するものであります。  本来、地方自治体が制定する条例は、しっかりとした理念と目的と根拠があって、市民の誰しもが理解し、納得し、市民にとってよい条例をつくったねと喜ばれ、そしてまた、他の自治体からも幅広く、滑川市はよい条例を制定したねと評価されるものでなければならないものというふうに考えております。  各議員におかれましては、これらのことをご理解いただき、市当局の無責任なプロパガンダに惑わされることなく、どうか正しく明るい滑川市を取り戻すため、そして滑川市民のためにご賛同賜りますようお願い申し上げ、反対討論とさせていただきます。  よろしくお願いいたします。 ○議長(岩城晶巳君)  7番高木悦子君。      〔7番 高木悦子君登壇〕 ○7番(高木悦子君)  私は、議案第61号滑川市砂利採取業の規制等に関する条例の制定について、反対の立場で討論いたします。  最初に申し上げたいことは、地下水を守れという市民の皆さんの考えに対して反対をする者は、誰一人としてこの議場の中にはいないということでございます。  ですから、陸砂利の採取によって、私たちの飲み水が汚染されて飲めなくなったり、水道水が枯渇したりするような事実が本当に起きているのであれば、法的には砂利採取をとめることができないような生ぬるい条例制定ではなく、3万4,000市民が一丸となって、国に対して砂利採取法の即時改正を求めていかなければなりません。  では、現実の滑川市はどうなのでしょうか。  私はことし50歳になりました。滑川市で陸砂利採取が始まったのは、私が物心ついたときからです。滑川市の陸砂利採取は早月川の水道水源地の上流部のほうから始まっていて、私以降の年代の滑川市民は、砂利採取地を通過した水道水しか飲むことなく、それをおいしいと飲んで育ってきました。毎日蛇口をひねって出てくる水道水を煮沸消毒することもなく、そのままごくごくと飲んで暮らしています。  さて、9月議会で審議継続となって以来、民生環境委員会では、建築士の方を招いて地盤の軟弱化や液状化が起こる原理について学んできました。滑川市が懸念をしている地盤の軟弱化や液状化の直接的な原因には陸砂利採取はならないのだということがわかりました。  また、福島大学まで足を運び、地下水を涵養するために必要な手だてや、陸砂利採取が地下水涵養に与える影響、地下水を本当に分断するのかということも学んできました。  数年間にわたって調査をされたそうで、地下水がどんどん湧いてくる田んぼで水をくみ上げながら砂利採取をしている現場では、水をくみ上げている数カ月の間、近隣の井戸水が低下するということは確かにありました。ですが、砂利採取を終えて地下水をくみ上げなくなれば、近隣の井戸水の水位がもとに戻ったという実際の調査結果も見せていただきました。  逆に、福井県の大野市では、地下水を涵養するために、広い範囲で冬場の田んぼに水を張って地下水の浸透を促す取り組みが効果を上げているということでした。  「滑川でも地下水涵養のために、もっともっと冬水田んぼをすればいいがじゃないがけ」と福島大学に同行していた滑川市の担当課長に尋ねると、「そんなことしたら田んぼが軟らかくなってだめですよ」と、地下水を守らなければならないと言っていたはずなのに、その答えは「地下水は二の次」という発言でした。  地下水を守るためにという今回の条例制定の目的は、真実ではないのではないでしょうか。  また、滑川市が招致した富山県立大学の先生に、「既存の水田に工場誘致をして宅地化をするのと、陸砂利採取をしても田んぼのまま耕作するのとどちらが地下水を守ることにつながりますか」また「地下水を守りたいのであれば、工場誘致は海岸に近いエリアで行うべきではないですか」とお聞きしましたら、先生は「そのとおりです。工場で宅地化をするほうが地下水の浸透はなくなります。地下に水が浸透するような特別なアスファルトを敷設したり、地下水を浸透させる仕組みづくりをしなければなりません。ですから、地下水を涵養する扇状地の上流部よりも下流部を宅地化するという市全体でのマネジメントが大切ですよ」といった趣旨のことを話されていました。  9月議会以降、学べば学ぶほど、滑川市の地下水を守るためにすることは、陸砂利採取を規制することよりも先にもっともっとしなければならないことがあるということに気づかされました。  もう1つ、この条例に反対をする大きな理由があります。  少し考えてみてください。地球温暖化をとめるのは地球の環境にとって大切なことです。そのためには、二酸化炭素を排出しないように、ガソリンで車を一切走らせなければいいですし、きょうも外は寒いですが、暖房など一切使わなければ本当はいいんです。  では、あすから急に車を捨てた生活ができるでしょうか。石油ファンヒーターを不燃ごみに出せるでしょうか。滑川市で地球の環境を守るために条例をつくって、あすからすぐ江戸時代の生活に戻れますか。  砂利は、建築に必要な骨材として私たちの生活になくてはならないものです。この市役所も、皆さんがきょう通ってきた道路も、そして私の家も、砂利がなければつくることはできません。現代の人が人らしく暮らしていくためにも、どうしても必要なものなのです。  現実に、滑川市の条例制定の動きを受けて、富山県は先月まで砂利採取許可をとめていました。その結果、県内建設工事の骨材不足で支障が出始めておりました。  その一方で、現在、滑川市で砂利採取をされている業者の方々は、滑川市民の思いを十分に理解されて、陸砂利ではなくて山砂利の採取に移行していくという決断をされています。  では、あすからすぐに山砂利へ移れるのかというと、山砂利採取のための新しい設備を整えたり、技術認可を受けたりするためには数年の期間が必要なのです。その猶予期間を与えなければどうなるのか。想像してみてください。許可が得られて創業できるまでの数年間、売り上げがゼロなのです。会社の中には倒産を余儀なくされるところもあるでしょう。廃業は砂利採取業者にとどまらず、市内の生コンクリート業者や運送業者などに及ぶことも考えられます。経営者の方は会社の借金の保証をしていますから、自己破産です。  それらの企業の従業員の皆さんの中には、滑川市民の方もいらっしゃいますが、その方々は即刻解雇されることになるでしょう。  給料がなくなれば、住宅ローンの返済もできなくなって家を失う人も出てくるでしょう。最悪の場合、悲嘆にくれて自らの命を絶つ人が出てきてもおかしくはありません。それほどに大きな力をこの条例は持っているのです。決して脅しなどではありません。人の命にかかわるかもしれないという、そんな大きな決断が私たち15名の議員の肩に負わされているのです。  仮にこの条例が成立しなくても、恐らく5年ほどのうちには滑川市内から陸砂利採取はされなくなります。5年ほどのうちに企業努力で山砂利採取へとかじ取りをされるのをどうして待ってあげることができないのでしょうか。  上田市長が振り上げた砂利採取禁止の拳は、富山県の監視体制の強化や過去の採取現場の調査、さらには業者の方々を山砂利へと移行させるという十分な効果を生み出したではありませんか。その拳を金づちに変えて、業者の皆さん、そこで働く社員の皆さんの脳天を打ちのめす必要はないのです。  どうか議員の皆さんの賢明なる判断をもって、滑川市を正常な形へ着陸させようではありませんか。  以上で、私の反対討論とさせていただきます。  議員の皆様の賛同を心からお願いを申し上げます。 ○議長(岩城晶巳君)  6番水野達夫君。      〔6番 水野達夫君登壇〕 ○6番(水野達夫君)  それでは、9月定例会より継続審査となっている議案第61号滑川市砂利採取業の規制等に関する条例の制定について、賛成の立場で意見を述べさせていただきます。  滑川市は、立山連峰から富山湾に流れ出る早月川の豊富な清流や扇状地に湧き出す湧水、地下水などの清らかな水資源に恵まれており、水道水源や工業・農水産業用水として幅広く利用され、市民生活や産業を支えているほか、特別天然記念物のホタルイカ群遊海面など地域固有の景観を形成し、緑豊かな大地と水の潤いを育んでまいりました。  市民のかけがえのない財産である水資源と大地を将来にわたって引き継いでいくためには、行政、事業者、そして全ての市民が、田畑に埋蔵する良質な砂利の採取を未然に防ぎ、良好な社会環境の保持に関するそれぞれの役割を果たしながら、適正な土地利用を推進することが当然であると私は考えております。  去る11月17日、午後ですけども、福島大学へ出向き、共生システム理工学類環境システムマネジメント専攻の柴崎教授より、陸砂利採取による地下水への影響について、議員15名全員と市職員4名とともにご教示をいただいてきたところであります。  柴崎教授は、陸砂利採取による地下水への影響について、山形県鶴岡市や福井県大野市で調査研究を実施していらっしゃるこの分野での第一人者であります。
     結論は、柴崎教授が最後におっしゃった「全く心配がないとは言いにくい」という言葉に尽きると思います。さらに、陸砂利採取した箇所はその時点で人工地盤となり、過去の履歴を将来にわたって残しておくことが重要であることや、比較的浅いところを流れる、いわゆる伏流水も、一旦地下へ潜った時点で地下水であるとのお話も聞かせていただいたところであります。  ことしの4月21日、大榎地内の陸砂利採取現場から地下7メーター付近で掘削中に湧き出た水も、隣接する農業用水の川底がコンクリートで覆われていない自然の状態だからこそ、通常の河川と同様、川底から一旦地下へ浸透した地下水であると考えられます。  地下水が流れる速度は、地形や勾配、地質によって全国的にはまちまちではありますが、通常1日に数ミリから1センチ程度、1年かかって10メーターから30メーター程度、10年かかって100メーターから300メーター程度、非常にゆったりとしたスピードで動いていることも柴崎教授から教わってきたところであります。  これまでの陸砂利採取で鉄筋コンクリートガラ等の不正な埋め戻し事例が明らかになっていますが、非常にゆったりとしたスピードで動いている地下水にどのような影響が出るかは、今の時代で判断できるレベルではないと私は考えております。私たちの子どもや孫の時代にならないとこのあたりもわかってこないということは、このスピードから言っても明らかなことであると思います。  私たちの子や孫の世代に禍根を残さないためにも、また、早月川沿いの良質な扇状地を未来永劫残していくためにも、今ある田畑に埋蔵する良質な砂利の採取を規制する今回の条例に、環境面で当該市町村が関与できる仕組みを構築する意味においても賛成することを申し上げ、議員各位のご賛同を心からお願いし、私の賛成討論といたします。 ○議長(岩城晶巳君)  これにて、討論を終結いたします。          ──────────◇────────── ◎採決 ○議長(岩城晶巳君)  これより採決を行います。  9月定例会に提案されました議案第61号滑川市砂利採取業の規制等に関する条例の制定についてを採決いたします。  まず、本件に対する民生環境委員会の修正案について、起立により採決いたします。  本修正案に対する民生環境委員長の報告は可決であります。  本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(岩城晶巳君)  起立少数。  よって、本修正案は否決されました。  次に、原案について起立により採決をいたします。  原案に賛成の諸君の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(岩城晶巳君)  起立少数。  よって、議案第61号は否決されました。  次に、9月定例会に提案されました議案第65号平成26年度滑川市一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第73号平成26年度滑川市水道事業会計処分利益剰余金の処分についてまでの9議案を一括して採決いたします。  以上の9議案に対する決算特別委員長の報告は、原案のとおり認定または可決であります。  この案件を委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(岩城晶巳君)  起立全員。  よって、議案第65号から議案第73号は決算特別委員長の報告のとおり認定または可決されました。  次に、9月定例会に提案されました請願第1号請願書について採決いたします。  以上の案件に対する民生環境委員長の報告は趣旨採択であります。  この案件を委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(岩城晶巳君)  起立多数。  よって、請願第1号は趣旨採択とすることに決定しました。  次に、9月定例会に提案されました請願第2号請願書について採決いたします。  以上の案件に対する民生環境委員長の報告は不採択であります。  本請願は原案について採決いたします。  請願第2号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(岩城晶巳君)  起立多数。  よって、請願第2号は採択とすることに決定いたしました。  次に、9月定例会に提案されました陳情第1号陸砂利採取の規制を求める陳情書について採決いたします。  以上の案件に対する民生環境委員長の報告は趣旨採択であります。  この案件を委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(岩城晶巳君)  起立多数。  よって、陳情第1号は趣旨採択とすることに決定いたしました。  暫時休憩いたします。               午前10時58分休憩          ──────────────────────               午前10時59分再開 ○副議長(原 明君)  休憩前に引き続き会議を開きます。          ──────────◇────────── ◎議長の辞職 ○副議長(原 明君)  ただいま、岩城晶巳君から議長の辞職願が提出されております。  お諮りいたします。  この際、議長の辞職の件を日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(原 明君)  ご異議なしと認めます。  よって、この際、議長の辞職の件を日程に追加し、議題といたします。  岩城晶巳君、議場から退席願います。      〔岩城晶巳君退席〕 ○副議長(原 明君)  お諮りいたします。  岩城晶巳君の議長辞職を許可することにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(原 明君)  ご異議なしと認めます。  よって、岩城晶巳君の議長の辞職を許可することに決定いたしました。  岩城晶巳君、着席願います。      〔岩城晶巳君着席〕          ──────────◇────────── ◎議長の選挙 ○副議長(原 明君)  ただいま議長が欠員となりました。  お諮りいたします。  この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(原 明君)  ご異議なしと認めます。  よって、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、投票によるものと指名推選によるものとがありますが、いずれの方法といたしましょうか。      (発言を求める者あり) ○副議長(原 明君)  14番中川勲君。 ○14番(中川 勲君)  議長の選挙の方法については投票とされたいと思いますが、お諮り願います。 ○副議長(原 明君)  ただいま14番中川勲君から、議長の選挙の方法は投票にされたいとのことでありますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(原 明君)  ご異議なしと認めます。  よって、議長の選挙は地方自治法118条第1項の規定により投票によることに決しました。  議場の閉鎖を命じます。      〔事務局職員が議場を閉鎖する〕 ○副議長(原 明君)  ただいまの出席議員は15人であります。  職員から投票用紙を配付させます。      〔事務局職員が投票用紙配付〕 ○副議長(原 明君)  投票用紙の配付漏れはございませんか。      (配付漏れなし) ○副議長(原 明君)  投票用紙の配付漏れなしと認めます。
     投票箱を点検いたします。      〔事務局職員が投票箱を点検〕 ○副議長(原 明君)  異状なしと認めます。  念のため申し上げます。  投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載のうえ、点呼に応じて、議長席に向かって左側から登壇し、演台に設置された投票箱に投票して、反対側から降壇願います。  なお、白票は無効といたします。  点呼を命じます。      〔議会事務局長が議席番号・氏名点呼、投票〕 ○副議長(原 明君)  投票漏れはございませんか。      (投票漏れなし) ○副議長(原 明君)  投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。  開票を行います。  会議規則第30条第2項の規定により、立会人に1番青山幸生君、2番角川真人君を指名いたします。  よって、両君の立ち会いを願います。      〔1番青山幸生君、2番角川真人君が立ち会い、開票〕 ○副議長(原 明君)  選挙の結果を報告いたします。  投票総数15票。これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち   有効投票 15票   無効投票 0票  有効投票中   中島 勲君 12票   浦田竹昭君 3票  以上のとおりであります。  この選挙にかかる当選人の法定得票数は、4票であります。  よって、中島勲君が議長に当選いたしました。  議場の閉鎖を解きます。      〔事務局職員が議場閉鎖を解く〕 ○副議長(原 明君)  ただいま議長に当選されました中島勲君が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定による議長当選の告知をいたします。  中島勲君、登壇して議長当選承諾の挨拶を願います。      〔10番 中島 勲君登壇〕 ○10番(中島 勲君)  ただいまは、皆さん方の尊い意思の中で当選をさせていただきました。本当にありがとうございます。  もとより、まだまだ未熟な点がたくさんある中島でありますが、皆さんのご協力のもと、住民福祉の向上のために全力を尽くしていきたい、かように思っております。  そしてまた、上田市長をはじめ当局の皆さんにおかれましては、議会と当局の緊張感の中で、これからも市民福祉向上のためにお互い切磋琢磨して頑張っていきたいと、かように思っておりますので、よろしくお願いいたします。  甚だ簡単でございますが、就任にあたってのご挨拶とさせていただきます。  どうもありがとうございます。 ○副議長(原 明君)  中島勲君、議長席にお着き願います。      〔中島 勲君が議長席に着く〕          ──────────◇────────── ◎副議長の辞職 ○議長(中島 勲君)  原明君から副議長の辞職願が提出されております。  お諮りいたします。  この際、副議長の辞職の件を日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、この際、副議長の辞職の件を日程に追加し、議題といたします。  原明君、議場から退席願います。      〔原  明君退席〕 ○議長(中島 勲君)  お諮りいたします。  原明君の副議長辞職を許可することにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、原明君の副議長の辞職を許可することに決定いたしました。  原明君、着席願います。      〔原  明君着席〕          ──────────◇────────── ◎副議長の選挙 ○議長(中島 勲君)  ただいま副議長が欠員となりました。  お諮りいたします。  この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、投票によるものと指名推選によるものとがありますが、いずれの方法といたしましょうか。      (発言を求める者あり) ○議長(中島 勲君)  14番中川勲君。 ○14番(中川 勲君)  副議長の選挙の方法については投票とされたいと思いますので、お諮り願います。 ○議長(中島 勲君)  ただいま14番中川勲君から、副議長の選挙の方法は投票にされたいとのことでありますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、副議長の選挙は地方自治法第118条第1項の規定により投票によることに決しました。  議場の閉鎖を命じます。      〔事務局職員が議場を閉鎖する〕 ○議長(中島 勲君)  ただいまの出席議員は15人であります。  職員から投票用紙を配付させます。      〔事務局職員が投票用紙配付〕 ○議長(中島 勲君)  投票用紙の配付漏れはございませんか。      (配付漏れなし) ○議長(中島 勲君)  投票用紙の配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検いたします。      〔事務局職員が投票箱を点検〕 ○議長(中島 勲君)  異状なしと認めます。  念のため申し上げます。  投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載のうえ、点呼に応じて、議長席に向かって左側から登壇し、演台に設置された投票箱に投票して、反対側から降壇願います。  なお、白票は無効といたします。  点呼を命じます。      〔議会事務局長が議席番号・氏名点呼、投票〕 ○議長(中島 勲君)  投票漏れはございませんか。      (投票漏れなし) ○議長(中島 勲君)  投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。  開票を行います。  会議規則第30条第2項の規定により、立会人に3番竹原正人君、4番尾崎照雄君を指名いたします。  よって、両君の立ち会いを願います。      〔3番竹原正人君、4番尾崎照雄君が立ち会い、開票〕
    ○議長(中島 勲君)  選挙の結果を報告いたします。  投票総数15票。これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち   有効投票 15票   無効投票 0票  有効投票中   古沢利之君 9票   高木悦子君 6票  以上のとおりであります。  この選挙にかかる当選人の法定得票数は、4票であります。  よって、古沢利之君が副議長に当選いたしました。  議場の閉鎖を解きます。      〔事務局職員が議場閉鎖を解く〕 ○議長(中島 勲君)  ただいま副議長に当選されました古沢利之君が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定による副議長当選の告知をいたします。  古沢利之君、登壇して副議長当選承諾の挨拶を願います。      〔11番 古沢利之君登壇〕 ○11番(古沢利之君)  ただいまは副議長に選任をいただきまして、まことにありがとうございました。責任の重さを強く感じているところでございます。  議長を補佐し、円滑な議会運営に努めるとともに、これまで以上に市民福祉向上のために尽力したいと考えております。  もとより未熟な身でございます。議員各位並びに当局の皆さんにも、ご指導、ご鞭撻いただきますようにお願いを申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○議長(中島 勲君)  暫時休憩いたします。               午前11時34分休憩          ──────────────────────                午後3時15分再開 ○議長(中島 勲君)  休憩前に引き続き会議を開きます。          ──────────◇────────── ◎議会運営委員会委員の選任 ○議長(中島 勲君)  日程の追加がありましたので、この後日程を順次繰り下げいたします。  日程第8、議会運営委員会委員の選任について議題といたします。  お諮りいたします。  議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決定いたしました。  職員から発表させます。 ○議会事務局長(菅沼久乃)それでは、発表いたします。  議会運営委員会の委員には、    角川真人議員   竹原正人議員   水野達夫議員    岩城晶巳議員   浦田竹昭議員   中川 勲議員  以上のとおりでございます。 ○議長(中島 勲君)  ただいま発表いたしましたとおり選任することにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、ただいま発表いたしましたとおり議会運営委員会委員に選任されました。          ──────────◇────────── ◎常任委員会委員の選任 ○議長(中島 勲君)  日程第9、常任委員会委員の選任について議題といたします。  お諮りいたします。  常任委員会委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決定いたしました。  職員から発表させます。 ○議会事務局長(菅沼久乃)それでは、発表いたします。  総務文教委員会の委員には、     青山幸生議員  竹原正人議員  尾崎照雄議員  水野達夫議員     高木悦子議員  岩城晶巳議員  中島 勲議員  古沢利之議員     浦田竹昭議員  中川 勲議員  民生環境委員会の委員には、     青山幸生議員  角川真人議員  谷川伸治議員  水野達夫議員     原  明議員  岩城晶巳議員  古沢利之議員  浦田竹昭議員     開田晃江議員  高橋久光議員  産業建設委員会の委員には、     角川真人議員  竹原正人議員  尾崎照雄議員  谷川伸治議員     高木悦子議員  原  明議員  中島 勲議員  開田晃江議員     中川 勲議員  高橋久光議員  以上のとおりでございます。 ○議長(中島 勲君)  ただいま発表いたしましたとおり選任することにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、ただいま発表いたしましたとおり各常任委員会委員に選任されました。  次に、議会報発行にご尽力いただきます議会報編集委員会委員を職員から発表させます。 ○議会事務局長(菅沼久乃)それでは、発表いたします。  議会報編集委員会の委員には、  青山幸生議員  角川真人議員  谷川伸治議員  原  明議員  開田晃江議員  中川 勲議員  以上のとおりでございます。 ○議長(中島 勲君)  ただいま発表いたしましたとおり選任されていますので、ご報告いたします。          ──────────◇────────── ◎並行在来線等問題特別委員会の廃止 ○議長(中島 勲君)  日程第10、並行在来線等問題特別委員会の廃止について議題といたします。  平成21年第2回臨時議会において、北陸新幹線並行在来線等の問題の調査を目的とし設置されました並行在来線等問題検討特別委員会につきましては、その調査研究を終了しております。  これをもちまして、並行在来線等問題特別委員会を廃止いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、並行在来線等問題特別委員会については廃止することに決定いたしました。          ──────────◇────────── ◎公共施設あり方検討特別委員会の廃止 ○議長(中島 勲君)  日程第11、公共施設あり方検討特別委員会の廃止について議題といたします。  平成25年第5回臨時議会において、公共施設のあり方の調査研究を目的とし設置されました公共施設あり方検討特別委員会につきましては、その調査研究を終了しております。  これをもちまして、公共施設あり方検討特別委員会を廃止いたしたいと思います。
     これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、公共施設あり方検討特別委員会については廃止することに決定いたしました。          ──────────◇────────── ◎特別委員会の設置及び委員の選任 ○議長(中島 勲君)  次に、日程第12、特別委員会の設置及び委員の選任を議題といたします。  お諮りいたします。  北陸新幹線開業後、滑川市の観光の今後のあり方を検討し、それに伴う交通アクセス並びに高齢化社会にも対応した再構築を目的とし、審査期限を調査終了までとする、7人の委員をもって構成する観光問題・交通アクセス等検討特別委員会を設置し、調査することにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、観光問題・交通アクセス等検討特別委員会を設置することに決定いたしました。  特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長より指名いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、委員の選任については議長より指名することに決定いたしました。  職員より発表させます。 ○議会事務局長(菅沼久乃)それでは、発表いたします。  観光問題・交通アクセス等検討特別委員会の委員には、   角川真人議員  竹原正人議員  尾崎照雄議員  中島 勲議員   浦田竹昭議員  開田晃江議員  高橋久光議員  以上のとおりであります。 ○議長(中島 勲君)  ただいま発表いたしましたとおり、選任することにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、ただいま発表いたしましたとおり、特別委員会の委員を選任することに決定いたしました。          ──────────◇────────── ◎富山地区広域圏事務組合議会議員補欠選挙 ○議長(中島 勲君)  お諮りいたします。  当市議会から選任しておりました富山地区広域圏事務組合議会議員のうち、開田晃江君から辞職願が提出されましたので、この際、この組合議会議員の補欠選挙の件を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。  日程第13、富山地区広域圏事務組合議会議員補欠選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により、議長から指名推選することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は議長から指名推選することに決定いたしました。  富山地区広域圏事務組合議会議員には、中島勲を指名いたします。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、私、中島勲が富山地区広域圏事務組合議会議員に当選いたしました。          ──────────◇────────── ◎滑川中新川地区広域情報事務組合議会議員補欠選挙 ○議長(中島 勲君)  お諮りいたします。  当市議会から選任しておりました滑川中新川地区広域情報事務組合議会議員4人のうち、尾崎照雄君、中島勲君、中川勲君から辞職願が提出されましたので、この際、この組合議会議員の補欠選挙の件を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。  日程第14 滑川中新川地区広域情報事務組合議会議員補欠選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により、議長から指名推選することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は議長から指名推選することに決定いたしました。  滑川中新川地区広域情報事務組合議会議員には、角川真人君、原明君、岩城晶巳君を指名いたします。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました角川真人君、原明君、岩城晶巳君が滑川中新川地区広域情報事務組合議会議員に当選されました。          ──────────◇────────── ◎富山県東部消防組合議会議員補欠選挙 ○議長(中島 勲君)  お諮りいたします。  当市議会から選任しておりました富山県東部消防組合議会議員3人のうち、高木悦子君、岩城晶巳君から辞職願が提出されましたので、この際、この組合議会議員の補欠選挙の件を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。  日程第15 富山県東部消防組合議会議員補欠選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により、議長から指名推選することにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は議長から指名推選することに決定いたしました。  富山県東部消防組合議会議員には、中島勲君、浦田竹昭君を指名いたします。  これにご異議ありませんか      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました中島勲君、浦田竹昭君が富山県東部消防組合議会議員に当選されました。          ──────────◇────────── ◎農業委員会委員の推薦 ○議長(中島 勲君)  お諮りいたします。  ただいま議会から推薦いたしておりました農業委員会の委員のうち、浦田竹昭君から辞職願が提出されましたので、この際、後任の委員の推薦の件を日程に追加し、推薦については議長から指名いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。
         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。  日程第16 農業委員会委員の推薦を行い、議長において指名することに決定いたしました。  議会推薦の農業委員に、原明君を推薦いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、議会推薦の農業委員に原明君を推薦することに決定いたしました。          ──────────◇────────── ◎各種委員の推薦 ○議長(中島 勲君)  お諮りいたします。  各種委員の推薦の件を日程に追加し、議会として推薦の意思表示をしておくのがよいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。  日程第17 各種委員の推薦を行います。  推薦する議員については、議長から指名することにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、議会において推薦する議員を定めることに決定いたしました。  よって、議長から指名いたします。  民生委員推薦会委員に、青山幸生君、開田晃江君、都市計画審議会委員に、浦田竹昭君、開田晃江君、中川勲君を推薦いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名のとおり、それぞれ推薦することに決定いたしました。  暫時休憩いたします。  再開は15時45分といたします。                午後3時33分休憩          ──────────────────────                午後3時45分再開 ○議長(中島 勲君)  休憩前に引き続き会議を開きます。          ──────────◇────────── ◎議会改革検討特別委員会委員の選任 ○議長(中島 勲君)  お諮りいたします。  議会改革検討特別委員会竹原正人委員中島勲委員浦田竹昭委員の辞任を本日許可いたしましたので、議会改革検討特別委員会委員の選任について日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。  議会改革検討特別委員会委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決定いたしました。  職員から発表させます。 ○議会事務局長(菅沼久乃)それでは、発表いたします。  議会改革検討特別委員会の委員には、    青山幸生議員  高木悦子議員  岩城晶巳議員  以上のとおりであります。 ○議長(中島 勲君)  ただいま発表いたしましたとおり、選任することにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中島 勲君)  ご異議なしと認めます。  よって、ただいま発表いたしましたとおり、議会改革検討特別委員会委員に選任されました。          ──────────◇────────── ◎委員会の正副委員長の互選の結果について ○議長(中島 勲君)  休憩中に開催されました議会運営委員会、各常任委員会、及び特別委員会における正副委員長の互選の結果をご報告いたします。  議会運営委員長            岩城晶巳君  同副委員長 水野達夫君  総務文教委員長            浦田竹昭君  同副委員長 尾崎照雄君  民生環境委員長            開田晃江君  同副委員長 青山幸生君  産業建設委員長            中川 勲君  同副委員長 竹原正人君  観光問題・交通アクセス等検討特別委員会委員長 高橋久光君                            同副委員長 浦田竹昭君  魚津市鹿熊地内の養鶏場建設検討特別委員会委員長 中島 勲君                            同副委員長 古沢利之君  以上のとおり、それぞれ正副委員長に互選されました。  また、議会報編集委員長・谷川伸治君、同副委員長・原明君が互選されておりますことをご報告いたします。  魚津市鹿熊地内の養鶏場建設検討特別委員会の谷川伸治委員、高木悦子委員より辞職願が提出されましたので、委員会条例第13条の規定によりこれを許可いたしました。          ──────────◇────────── ◎議案第77号から議案第84号まで及び報告第14号の一括上程 ○議長(中島 勲君)  日程第19、議案第77号平成27年度滑川市一般会計補正予算(第4号)から日程第26、議案第84号滑川市民交流プラザ指定管理者の指定についてまで及び日程第27、報告第14号地方自治法第180条による専決処分についての、以上9件を一括上程議題といたします。          ──────────◇────────── ◎提案理由説明 ○議長(中島 勲君)  市長より提案理由の説明を求めます。  上田市長。      〔市長 上田昌孝君登壇〕 ○市長(上田昌孝君)  午前中から、議会の組織ということで検討されまして、議長、副議長、そして各委員会の委員の皆さん、委員長、副委員長も今発表があったところでございますが、どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げたいと存じます。  さて、岩城議長には、この任期中、大変お世話になりましたことを、改めて御礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。  それでは、入りたいと思います。  本日、ここに平成27年12月定例市議会が開催されるにあたりまして、提出いたしました補正予算案並びにその他の案件につきまして、その概要を申し上げ、あわせて当面の市政運営について私の所信の一端を申し上げます。  1 当面の市政運営について  (1)社会環境の整備等について  まず、社会環境の整備等について申し上げます。  子どもの育ちをめぐる環境につきましては、核家族化の進行や地域のつながりの希薄化、また共働き家庭の増加や兄弟姉妹の数の減少など、大きく変化しているところであり、子育てが孤立しないよう、地域ぐるみでサポートするとともに、胎児からの見守り、産前、産後のケアなど、就学期までの切れ目のない支援が重要であると考えております。  子どものインフルエンザの予防接種費用の一部助成につきましては、昨年に引き続き、この10月から事業を実施したところであり、インフルエンザの罹患及び重症化を予防するとともに、子育て世代の経済的負担の軽減を図ってまいります。  昼間保護者がいない家庭の児童の健全育成を目的として実施しております放課後児童クラブにつきましては、寺家小学校下放課後児童クラブの登録児童数の増加が見込まれることから、手狭になる「東地区公民館」から「地域交流センター青志会館」へ、来年4月に移転することとしております。  子どもたちが遊びの場や生活の場として、安全で安心して過ごせるよう整備することとし、今回所要の予算を計上しております。  また、教育と保育に要する費用である月額保育単価「公定価格」の決定に伴い、保育所への委託費及び認定こども園・新制度に移行した幼稚園への施設給付費について、所要の予算を計上しております。  今後とも、子どもの幸せを一番に考えた子育て支援の充実を図ってまいりたいと考えております。  本市の恵まれた水資源の保全につきましては、市広報をはじめ、各種イベントや講演会、自治会への説明会の開催などを通して、市民への周知を図ってきたところでありますが、このほど西加積地区、北加積地区、浜加積地区の各自治会連合会から陸砂利採取の規制を求める要望書が市及び市議会に提出されたところであり、引き続き、市民のかけがえのない財産である水資源と大地の保全を推進し、未来永劫、持続可能な環境として、市民がこれらの恩恵を享受できるよう努めてまいりたいと考えております。  これまでの午前中の結果は結果でありまして、一応さきの準備の原稿をここで読ませていただきました。
     また、本市からの陸砂利採取にかかる環境保全措置やボーリング調査等の実施要望に対し、県知事においては、ボーリング等調査費の予算確保について、格段の配慮をいただいたところであり、担当部局において書類審査や関係業者からヒアリングを行うとともに、陸砂利採取の状況や埋戻しの記録がないものなどについて、表面探査やボーリング調査を実施するよう、施工業者に対し要請したところであります。  市内では、現在、38箇所について調査が行われているところであり、今後調査結果をとりまとめ公表される予定となっております。  空家対策につきましては、「空家等対策の推進に関する特別措置法」が去る5月26日から全面施行されたことを受け、特命担当を配置するとともに、庁内の関係各課で組織する「空家対策推進検討委員会」を設置し、「空家等対策計画」の作成や「(仮称)空家等対策協議会」の設置等に向けて、鋭意取り組んでいるところであります。  今回、本市における空家等の適切な管理及び活用の促進を図るため、市及び市民、所有者等の責務や、適切な管理が行われていない空家等を発見した場合の情報提供のほか、倒壊等危険が切迫し、人の生命、身体又は財産に危害を及ぼす恐れがあり、緊急に被害を回避する必要がある場合における必要最小限度の緊急安全措置などを定めた「空家等対策の推進に関する条例」の制定を提案しております。  交通安全につきましては、11月30日現在の交通事故件数は昨年同期より減少しているものの、死亡者数、負傷者数につきましては、いずれも昨年同期を上回る残念な結果となっております。  今月11日から10日間にわたって展開される「年末の交通安全県民運動」を積極的に推進するとともに、引き続き、関係機関や関係団体と緊密な連携のもとに、悲惨な交通事故が減少するよう努めてまいりたいと存じます。  (2)産業の振興について  次に、産業の振興について申し上げます。  本年の稲作概況につきましては、県内全域における作況指数は、103で「やや良」となったところであります。  本市のコシヒカリの一等米比率は、10月末現在で95.5%と昨年を2.6ポイント上回る結果となっております。  こうした状況を踏まえ、次年度以降におきましても、田植え時期の繰り下げや病害虫防除の徹底、出穂後の水管理、適期刈取など、関係機関と連携して気象条件に左右されにくい米づくりを目指し、滑川産米の品質向上に努めてまいりたいと存じます。  また、水田の利活用を推進するため、大豆・大麦の生産性の向上や、園芸作物等地域特産物の振興を支援するため、所要の予算を計上しております。  観光につきましては、去る10月17日・18日の両日にわたり、スポーツ・健康の森公園において、キラリン生誕5周年祭を開催したところ、県内外の人気グルメや盛りだくさんのステージイベントで、大いに賑わったところであります。  大勢の市民の皆さんのご協力とご参加のもと、盛大に開催できましたことに、改めて感謝とお礼を申し上げる次第であります。  観光遊覧船につきましては、回航後、整備業者において船舶の状況を確認するとともに、来春からの運航に向け、準備作業を進めているところであります。  今月中には不定期航路許可申請を行うこととしており、引き続き滑川漁業協同組合、滑川市観光協会と連携を図り、安全で円滑な運航に努めてまいります。  また、今回、平水区域から沿海区域への変更に伴う法定備品の整備や船舶の復元性資料の作成及び観光遊覧船を安全に網に寄せるためのスラスター装置などを整備することとし、所要の予算を計上しております。  市内の製造業につきましては、工場や製造ラインを増設する企業が相次いでおり、本市の工業製品出荷額の増加に寄与するなど、誠に喜ばしいことと思っております。  今回、三晶MEC株式会社ほか3社から工業振興条例に基づく補助金の申請があったため、所要の予算を計上しております。  (3)都市基盤の整備について  次に、都市基盤の整備について申し上げます。  国道8号につきましては、魚津市佐伯から滑川市大掛までの2.3キロメートルについて、延槻大橋の上部工や同区間の舗装工及び道路附属物工などが順次整備され、12月中旬には車両の通行帯を上下線ともに外側車線とし、4車線化に向けた最終工事となる中央分離帯の整備工事を行う予定であり、来年2月末には4車線での供用を開始させたいとのことであります。  道路等除排雪につきましては、先般、冬期間における地域の経済活動の安定と道路交通の確保を目的とした、機動的で効率的な雪処理を基本とする除雪計画の策定を終えたところであります。  このほど発表された気象庁の寒候期予報によれば、平均気温は平年より高く、降雪量は平年並みか平年より少ないとの見込みでありますが、降雪時における道路パトロールを強化し、情報収集に努めるとともに、関係機関等との連絡を密にして、除排雪に対応することとしております。  また、交差点等の除雪や路面凍結防止にも万全を期すなど、市民生活や産業活動に支障が生じないよう、迅速かつ適切な除雪に努めてまいります。  地籍調査につきましては、これまでに土地登記簿等の調査を行うとともに、地元町内会のご理解とご協力のもと、土地所有者等による現地立会等を実施したところであります。  現在、土地の境界や地目等に関する一筆地調査を進めているところであり、今後とも地籍の明確化と土地取引の円滑化を図ることで、まちなか居住の推進につなげてまいりたいと考えています。  (4)教育の向上について  次に、教育の向上について申し上げます。  学校教育につきましては、田中小学校プール改築事業に係る補助内示が10月上旬となったことから、今回、繰越明許費を設定し、来年のプール開きに向けて鋭意工事を実施してまいりたいと考えております。  また、現プールの解体とプール周りの整備等についても合わせて実施することとしており、グラウンドや体育館利用者の駐車場としても活用を図ってまいります。  学校の安全・安心対策に向けた整備につきましては、早月中学校武道場吊り天井の非構造部材の撤去等による耐震対策を9月末に終え、現在、東部小学校、北加積小学校及び東加積小学校における体育館照明器具の落下防止対策等、非構造部材の耐震化を進めております。  各校における工事の円滑な進行と安全管理に十分留意しながら、学校運営等に支障のないよう努めてまいります。  図書館につきましては、児童図書部分が子ども図書館に移行したことに伴うリニューアル工事を予定しておりますが、市民の皆さんがゆったりと読書ができるよう、書架の配置を見直すとともに、1階と2階とに一体性を持たせるほか、学習スペースの拡充やふるさと滑川をより知っていただくため郷土資料の閲覧を便利に利用しやすくするなど、快適な読書に親しむ空間となるよう努めてまいります。  スポーツの振興につきましては、去る9月24日に、世界陸上北京大会で3位入賞された本市出身の谷井孝行選手が表敬訪問されました。  谷井選手の活躍は市民の誇りであり、来年のリオデジャネイロ五輪でのさらなるご活躍を市民あげて応援してまいりたいと思います。  10月11日には、スポーツ・健康の森公園陸上競技場を主会場に「第19回滑川ほたるいかマラソン」を開催したところ、全国36都道府県より過去最高の3,500名を超える参加がありました。  運営にご協力いただいた体育協会をはじめ、自治会、ボランティア関係団体など多くの皆様方に改めてお礼申し上げるとともに、引き続き魅力あるイベントとして関係団体等とも連携・協力してまいりたいと考えております。  また、市民の体力向上と健康の保持増進を目的として「なめりかわ健康ウォーキングマップ」を作成し、このほど全戸配布したところであります。市で推奨している10コースの見どころや「のる my car」の時刻表なども記載しており、健康づくりの第一歩としてご活用いただければと思っております。  (5)平成28年度予算編成について  次に、平成28年度予算編成について申し上げます。  11月の月例経済報告によれば、「景気は、このところ一部に弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている」とされておりますが、中国を始めとするアジア新興国等の景気が下振れし、景気が下押しされるリスクも抱えており、依然として先行きが不透明な状況が続くものと見込まれております。  このような中、国においてはデフレからの脱却を確実なものとしつつ、経済の好循環の拡大を図るため、「デフレ脱却・経済再生」「歳出改革」「歳入改革」を推進し、経済と財政双方の一体的な再生を目指すとしております。  また、地方財政については、「経済・財政再生計画」を踏まえ、地方の安定的な財政運営に必要となる一般財源総額については、実質的に今年度の地方財政計画の水準を下回らないよう確保するとしているものの、地方財政収支の仮試算では、地方交付税について減額が見込まれたこともあり、今後の国の動向については特に注視していく必要があるものと考えております。  本市の平成28年度予算につきましては、歳入面では市税についてリーマン・ショック前のピーク時相当の税収が見込まれる一方で、それに伴う地方交付税については相応の減収が予想されるところであります。  一方、歳出では、少子高齢化の一層の進行に伴う扶助費を中心とした義務的経費の増加や、公共施設の維持修繕・更新等が見込まれており、加えて健全な財政に関する条例に基づく持続可能な財政基盤の確立に向けて、今まで以上に経営感覚やコスト意識を持って臨んでいくことが肝要になっているところであります。  しかしながら、こうした中にあっても、本市をさらに飛躍・発展させていくため、第4次滑川市総合計画及び「ひと・まち・産業創生総合戦略」の着実な推進を図るとともに、市民の健康寿命の延伸と医療・福祉の向上、都市基盤の整備、市民生活の安全・安心の確保、子育て支援や教育の推進といった施策には積極的に取り組んでいく必要があると考えております。  このため、予算要求枠として、一般行政経費については、義務的経費を除き、一般財源ベースで前年度当初予算額の範囲内、公共事業を除く投資的経費については、10%減と設定したところであります。  なお、総合戦略に盛り込まれている事業については要求枠の対象外とし、限られた財源の重点的・効率的な配分に努めることを基本に、予算編成に取り組んでまいりたいと考えております。  (6)その他  人口ビジョン及び地方創生総合戦略につきましては、子育て、福祉等の関係団体の方々をはじめ、公募市民、産官学金労言などの有識者で構成する策定委員会での検討や市長と語る会、そしてまた9月から実施したパブリックコメントを経て、10月末に策定したところであります。  人口ビジョンにおける国の推計では、現状のまま推移すると2060年には市内総人口が約2万2,000人まで減少し、市民の約3人に1人以上が65歳以上の高齢者になるという大変厳しい推計をしておりますが、人口減少問題について市民の皆さんとの共通認識を持ちながら、目標人口として設定した3万人を目指し、総合戦略に基づく少子高齢化対策や地域経済の活性化対策を重点的に推進してまいりたいと考えております。  人口減少対策は、特に若い世代の結婚・出産・子育てなどの快適な生活環境や相談支援体制の整備のほか、より多くの人々に本市を定住先として選んでもらえるよう、様々な角度からの取り組みを長期的・継続的に進めていくことが何より重要であります。  「人が元気」「まちが元気」「産業が元気」の3つの柱を基本目標に、地域力を結集し本市独自の施策や取り組みを総合戦略に盛り込んでおり、今後、平成28年度予算編成を通して、国の新型交付金なども活用しながら取り組みの具体化を図っていきたいと考えております。  ふるさと納税につきましては、これまでにも増してより多くの方々から末永く「ふるさと滑川」を応援していただけるよう、本年10月にリニューアルしたところ、予想を大幅に上回るご寄附をいただいたことから、今回、所要の予算を計上しております。今後とも本市の魅力や特産品の一層のPRに努めてまいりたいと考えております。  2 補正予算の説明  次に、今回提案いたしました補正予算の内容についてご説明申し上げます。  議案第77号は、平成27年度一般会計補正予算(第4号)であります。  今回の補正予算額は、4億2,094万2,000円であり、補正後の予算額は125億3,895万5,000円となります。  歳入につきましては   分担金及び負担金 11万3,000円   使用料及び手数料   150万円   国庫支出金     3,255万円   県支出金    2,361万1,000円   繰入金        100万円   繰越金   2億7,396万8,000円   市債        8,820万円  であります。  一方、歳出につきましては   総務費  2億2,069万3,000円   民生費    8,341万8,000円   衛生費        85万円   農林水産業費  399万6,000円   商工費    2,212万9,000円   土木費        130万円   教育費    4,545万7,000円   諸支出金   4,239万8,000円   災害復旧費    70万1,000円  を計上いたしております。  議案第78号は平成27年度介護保険事業特別会計補正予算(第2号)であります。  3 予算外案件  次に、予算以外の案件について申し上げます。  議案第79号は行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定について、議案第80号は空家等対策の推進に関する条例の制定について、議案第81号は議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を、議案第82号は市税条例等の一部を、それぞれ改正するものであります。  また、議案第83号は不動産の取得について、議案第84号は市民交流プラザの指定管理者の指定についてであります。  このほか、地方自治法第180条に基づく専決処分の報告が2件あります。  以上が今回提出いたしました諸案件のあらましであります。  なにとぞ、慎重ご審議のうえ、適正な議決をいただきますようお願いを申し上げる次第であります。 ○議長(中島 勲君)  暫時休憩いたします。                午後4時17分休憩          ────────────────────── ◎議案の補足説明 ○議長(中島 勲君)  直ちに全体委員会を開きます。  議案第77号から議案の順序により、補足説明を求めます。             (議案の補足説明が行われる) ○議長(中島 勲君)  以上で全体委員会を閉じます。          ──────────────────────                午後5時18分再開
    ○議長(中島 勲君)  休憩前に引き続き、本会議を開きます。          ────────────────────── ○議長(中島 勲君)  12月5日から12月9日までは議案調査等のため休会とし、12月10日午前10時から本会議を開き、市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を行います。  質問並びに質疑を希望される方は、12月8日正午まで、議長宛てに通告願います。  本日はこれにて散会いたします。                午後5時19分散会...