氷見市議会 1996-06-25
平成 8年 6月定例会−06月25日-04号
では、都道府県ではどうしているか。
財政力の強いところでは、法律で繰り出す義務のある金のほかに独自に金を出しております。これを法定外繰入れといいますが、この法定外繰入れは、
財政力の強い
市町村でも独自に実施しております。
富山県ではどうか。
県の繰入れは微々たるもので、しかも、県内の
市町村が実行すると県の地方課などが「
交付金を減らすぞ」と圧力をかけます。つまり、2番目に悪いのは県であります。
私は、県の圧力のもとでも、我が氷見市は県下9市の中で最も努力している市だと評価しております。
高岡市の
藤井助役は、氷見市の
国保税が9市の中最低なのは、氷見市は山が多くて医者にかかる率が小さいからとの見解を述べたそうであります。医者にかからなくてもよい状態をつくり出すことは、
国民健康保険制度の最
重要課題でもあると私は思います。
年金が切り下げられ、さらに65歳支給となり、来年4月1日からは
消費税が5%となります。
氷見市
地域福祉計画では、平成13年、つまり21世紀の初め2001年では、
高齢者比率は20.8%と書いてあります。
今議会の
質疑応答の中で明らかになったように、既に、現在の
高齢者比率は平成13年で見込んでいた比率になってしまっている。厚生省は、2020年に日本の65歳以上の人の割合が25%になると推定しております。
我が氷見市では、2020年ではなくて平成13年、つまり2001年には既に25%になっているのではないか。そうとすれば、いよいよ
国民健康保険制度の充実が重要になってまいります。
私は、今現在、加入しておいでる方、つまり被
保険者の問題だけではなくて、いずれ加入するであろう氷見市に住むすべての人々の問題であるということを、いま一度確認していただきたいということを申し添えて討論といたします。
終わります。
○議長(
水口伸一郎君) 12番
大西武彦君。
〔12番
大西武彦君 登壇〕
◆12番(
大西武彦君) 私は、
政友会を代表して、
賛成討論をいたします。
国民健康保険とは、医者に支払う
医療費の7割をみんなで共同で負担する制度であります。繰り返しますと、3割は直接医者に支払い、残りの7割は保険が支払ってくれるのではありません。みんな割り勘で支払っているのです。要するに、
出来高払い制なのです。
保険料の計算は、出来高すなわち使った
医療費の額の7割分を
応能割としての所得割、氷見市では所得の100分の8.9、資産割、
固定資産税額の100分の28。
応益割としての均等割、被
保険者1人につき1万6,200円を今度の改正では1万8,000円、平等割、1世帯につき1万7,400円を今度の改正では2万1,000円。これらの合計が
保険料となります。
地域によって
医療費の高低、
医療機関の多寡、
老人割合の大小、
農漁業中心か
商工業中心かという
産業構造はさまざまで、国保は
市町村単位の
相互扶助であり、地域の実情に応じた柔軟な
負担方法をとれるようにすべきであるという理由で、
事業主体は
市町村に任されているのであります。
したがって、
市町村は
保険税の税率、所得割、資産割、均等割、平等割をそれぞれ独自に決定するのです。
税率の中身はそれぞれまちまちで、例えば、所得割を見ても、その算定として用いるものは総所得−
基礎控除、総所得−
各種控除、
市町村民税の3種類もあります。
こうした複雑な
賦課方式の最大の難点は、
保険料の
市町村間の高いか安いかの比較がほとんど不可能になっていることです。
図書館に行って、幾日も勉強してもなかなか理解できないといわれるゆえんであります。ですから、所得が同じでも他の市へ移り住めば
保険料が違ってくるのです。これは、支払うほうにしてみれば、納得がいかないことになります。統一するのは難しいとしても、
社会保障の原理に基づく
応能割と
民間保険的原理に基づく
応益割を半々とする
保険料の標準化を国は指導しています。
本市では、提案の改正により
応能割が68.09%から65.28%に、
応益割が31.91%から34.72%にと、国の指導に近づけています。
このことにより、
交付金の増額を期待しています。
さきに、
事業主体は
市町村であると言いましたが、
市町村はあくまで幹事役に過ぎないのです。幹事の仕事は、
医療請求を計算し、それをどう負担してもらうかを決定します。そして、お金を集めて回るだけであります。
普通幹事はみんなから集めたお金を
値引き交渉などをして浮かすのが名幹事でありますが、
保険診療のメニューとその値段は厚生省が決めます。これは、
公共料金なので、勝手に値引きをすることは御法度なのであります。ですから、診療の中身は一切タッチできません。請求どおり支払わなければならないのです。そして、お金があっても払ってくれない人に対しては、家まで出向き、直接本人と交渉します。そして、国の要求する達成率を全うし、
交付金をもらい、少しでも国保に役立てようと努力しているのです。
一方、所得の低い人には、支払いの
軽減措置もしています。国保の実態は、高い
保険料、貧弱な給付ということで
市町村国保から抜け出せるなら抜け出したい、働いて所得のある人々が全国で毎年100万人も
市町村国保から他の
健康保険へ移っています。
氷見市においては、平成7年度では、他の保険へ移ったのは982人、他からの加入は1,240人と増えているのです。
この理由は、他市が基準を厳しくしてきているので氷見市に転入するからです。
しかし、本市の実態は、被
保険者加入状況を見ると、若者が年々減少し、老人や会社を退職した人の割合が年々増加しているのです。
この
構成割合は、平成7年度には若者55.20%、老人28.32%、
退職者16.48%となっています。また、所得のない世帯は18.9%もあります。
老齢者の割合が年々増加することは、
支払い能力が低下しているということです。ですから、
保険料は
出来高払い制ですから値上げして若い人に払ってもらわなければなりません。
さきに申しましたように、かかった費用を
支払い能力のある人が多く払う制度だからです。
氷見市の1人当たりの
医療費は年々増加しており、平成2年度は26万6,000円、平成6年度は35万1,000円と1.3倍にも膨れ上がっています。
保険税のほうは、平成2年度7万2,000円、平成6年度7万7,000円と1.07%の増加です。
これより、明らかに
保険税が低く抑えられてきたことがわかります。
これの理由は、基金を財源としてきたからであります。しかし、この方法はもう限界に来ています。平成8年度は料金改正した後の見込額でも、年度末
基金保有額は2億8,000万円と予想しています。
国保加入者は弱者だ、
一般会計から拠出して値上げを抑制すればよいという議論もあります。確かに、
一般会計から補てんしている自治体もあります。私は、この議論には賛成できません。なぜなら、税の公平性が問題だからです。
国保に市民全世帯が加入しているのならば公平ですが、実態は4割だという点です。
弱者を助けるのは、税金すなわち行政であることには異論はありません。しかし、この
医療保険については、本当に病気であるのでやむを得ないという点が薄いということです。
言葉は悪いのでありますが、市販の薬で間に合う場合でも、コミュニケーションの場である病院へ出掛けて、老人は診察すれば完璧な体ではありませんから薬を出すことになります。
市では、市民の
健康維持策として、公園や
温水プール、
老人福祉施設(寿養荘)などさまざまな事業を行っています。
今
定例会にも、飲料水の
水質改善、
老人福祉施設建設への市の助成、下水道の整備、歩道の整備などの陳情が出ています。
市民の要望を限られた財源でどのように満たすかが行政に課せられた課題であります。
私は、氷見市の国保は県内でも健全な運営をしていると確信しています。今回の改正後でも1人
当たり調定額が8万258円と県内で最低の額であるからです。
本市も、
行政改革大綱をまとめ、行政の効率的・
効果的運営で、市の
活性化と
市民福祉向上を図ると議会にも説明のあったところです。
22日の
新聞報道によりますと、
医療保険審議会は97年度の
医療保険制度改革のたたき台となる第2次答申をまとめ、その
報告書は
医療保険制度の見直しと
医療供給体制の見直しだとありました。
現に国も認めているように、現行の
医療保険制度は行き詰まっております。抜本的な改革を期待するものであります。
以上で、私の討論を終わります。
○議長(
水口伸一郎君) 以上をもって討論を終結いたします。
△採決
○議長(
水口伸一郎君) これより上程全案件を採決いたします。
議題のうち、まず議案第37号及び議案第47号について採決いたします。
議案第37号 平成8年度氷見市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
議案第47号 氷見市
国民健康保険税条例の一部改正について
を
委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
水口伸一郎君) 起立多数であります。よって、議案第37号及び議案第47号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第34号から議案第36号まで、議案第38号から議案第46号まで並びに議案第48号から議案第50号まで及び報告第2号についてを一括して採決いたします。
議案第34号 平成8年度氷見市
一般会計補正予算(第2号)
議案第35号 平成8年度氷見市
水道事業会計補正予算(第1号)
議案第36号 平成8年度氷見市
病院事業会計補正予算(第1号)
議案第38号 平成8年度氷見市
老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)
議案第39号 氷見市
特定公共賃貸住宅条例の制定について
議案第40号 氷見市
災害対策本部条例の一部改正について
議案第41号 氷見市
災害派遣手当の支給に関する条例の一部改正について
議案第42号
氷見市議会議員の報酬、
費用弁償及び
期末手当に関する条例の一部改正について
議案第43号
氷見市長、助役及び
収入役の給与に関する条例の一部改正について
議案第44号 氷見市
教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の
勤務条件に関する条例の一部改正について
議案第45号 氷見市
税条例の一部改正について
議案第46号 氷見市
農村地域工業等導入地区における市税の
特別措置に関する条例の一部改正について
議案第48号 氷見市
病院事業管理者の給与等に関する条例の一部改正について
議案第49号
市道路線の認定について
議案第50号 氷見市
斎場改築(
建築本体)工事の
請負契約の締結について
報告第2号
地方自治法第179条による
専決処分について
以上をそれぞれ各
常任委員長報告のとおり、原案を可決または承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
水口伸一郎君)
起立全員であります。よって、議案第34号から議案第36号まで、議案第38号から議案第46号まで並びに議案第48号から議案第50号まで及び報告第2号については、いずれも原案のとおり可決または承認されました。
─────────────────────────
△請願第1号
○議長(
水口伸一郎君) 次に、日程第2 請願第1号 基金のとりくずしや
一般会計からの繰入れで、
国民健康保険税の
引き下げ等を求める
請願書についてを議題といたします。
請願についての所管の
常任委員会の審査結果は、お手元に配布してあります
請願審査報告書のとおりであります。
△採決
○議長(
水口伸一郎君) この際、ただちに採決いたします。
請願第1号を
常任委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
水口伸一郎君) 起立多数であります。よって、請願第1号は
委員長報告のとおりに決しました。
─────────────────────────
△議案第51号
○議長(
水口伸一郎君) 次に、日程第3 議案第51号 氷見市
固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。
△
提案理由の説明
○議長(
水口伸一郎君) 市長から
提案理由の説明を求めます。
七尾市長。
〔市長 七尾晶一朗君 登壇〕
◎市長(七尾晶一朗君) 今
定例会に追加提案します案件の説明に先立ちまして、諸般の状況について御報告申し上げます。
初めに、昨日午後からの梅雨前線の北上に伴う市内の大雨・洪水状況について御報告いたします。
連続雨量は午前8時現在113ミリを記録し、いずれの河川も警戒水位を超えるものとなっております。
現在、国道160号線のマイアミから中波の女子橋間及び県道氷見田鶴浜線の磯辺胡桃間が通行どめとなっているほか、万尾地内における県道の冠水の報告が入っておりまして、市、消防署、消防分団で警戒体制に入っております。
なお、被害等がないか、現在調査中でありますが、関係部署のパトロール等も強化いたしまして、対応に万全を期してまいりたいと考えております。
次に、先週末、市民の方から水道水に異臭がするという電話の問い合わせが相次いでありました。
早速原因調査に努めたところ、6月18日早朝にかけて、子撫川水系に多量の降雨があり、それが水源である子撫川ダムに多量に流入し、ダム全体が攪拌されたことが判明いたしました。
水の供給源である県企業局から、人体には全く影響がないとの回答は得ているものの、速やかな回復と二度とこのようなことが発生しないよう強く要請しているところであります。
それでは、本日追加提案いたしました案件について御説明申し上げます。
議案第51号は、氷見市
固定資産評価審査委員会委員に若林留雄氏を選任いたすものであります。
何とぞ御同意をいただきますようよろしくお願い申し上げます。
以上であります。
△採決
○議長(
水口伸一郎君) お諮りいたします。議題となっております案件は、事情十分御了承のことと存じますので、即決したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
水口伸一郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号は即決することに決しました。
これより採決いたします。
議案第51号 氷見市
固定資産評価審査委員会委員の選任については、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
水口伸一郎君)
起立全員であります。よって、議案第51号は、これに同意することに決しました。
─────────────────────────
△
議員提出議案第5号及び
議員提出議案第6号
○議長(
水口伸一郎君) 次に、日程第4
議員提出議案第5号及び
議員提出議案第6号
治水事業の推進に関する
意見書ほか1件を
一括議題といたします。
△
提案理由の説明
○議長(
水口伸一郎君) まず、
議員提出議案第5号について、提出者の
提案理由の説明を求めます。
19番 前山良夫君。
〔19番 前山良夫君 登壇〕
◎19番(前山良夫君) ただいま議題となりました
議員提出議案第5号について、提出者を代表して
提案理由の説明を申し上げます。
我が国は、列島を縦断する急峻な山脈、外国と比べ短くて急勾配な河川、国土面積に比べ長大な海岸線を有しております。
また、気候はアジアモンスーン型で、年間降水量が多く、特に梅雨期、台風期に降雨が集中しております。
このように、我が国は水害、土砂災害等を受けやすく、かつ、高潮、津波、波浪にさらされるなど、国土保全上極めて厳しい自然条件下にあります。
このような中、本市においては、全国的にも知られた地すべり、山崩れの起こりやすい地形であり、過去にも幾多の地すべり災害が発生しており、現在に至るも営々として対策事業が実施されているところであります。
また近年、河川の改修整備が進み、大災害の危険は少なくなっておりますが、まだ家屋の浸水や田畑の冠水などの被害の恐れのある河川が残されております。
このため、生活環境を保全し、水害を防止する河川改修などの治水対策を積極的に推進しなくてはなりません。
本市の掲げる「海とみどりの自在都市・氷見」の実現に向けて、これまで以上に治水施設の整備が要望されるところであります。
よって、政府に対して、平成9年度を初年度とする第9次
治水事業5カ年計画を策定し、積極的な投資規模を確保するとともに、その強力な推進を図られるよう要望するものであります。
議員各位には、この趣旨を御理解いただき、
全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、
提案理由の説明にかえさせていただきます。
○議長(
水口伸一郎君) 次に、
議員提出議案第6号について、提出者の
提案理由の説明を求めます。
12番
大西武彦君。
〔12番
大西武彦君 登壇〕
◎12番(
大西武彦君) ただいま議題となりました
議員提出議案第6号について、提出者を代表して
提案理由の説明を申し上げます。
寒冷地手当は、寒冷地に在勤する職員の生計費が寒冷積雪のため、暖地在勤職員に比して暖房用燃料費などの面で著しく増嵩する実情にあることを理由に考えている手当であります。
具体的には、寒冷地に働く勤労者と家族の生活実態を踏まえ、燃料費や除雪費、あるいは防寒用品など、他地域に比べて特有の生計費について賃金上の補てんを行おうとするものであります。
人事院では、昨年の人事院勧告の報告において、寒冷地手当について官民の支給状況を考慮しつつ、その支給水準及び支給方法を見直すことを明らかにしております。
寒冷地手当の切り下げは、寒冷積雪地に住む者の生活困難度を低く見積もることであり、理論的には地方交付税
交付金の寒冷積雪補正の切り下げにもつながり、地域経済に与える影響も大きく、厳しい冬の生活を余儀なくされている寒冷積雪地域の人々にとっては、無雪、温暖地域での生活では到底あり得ない寒冷積雪地特有のさまざまな出費はもちろんのこと、金銭的に評価できない数多くの不便さを有しているのであります。
よって、政府におかれては、寒冷積雪地域の実情を十分踏まえ、不利益をもたらさないよう要望するものであります。
議員各位には、この趣旨を御理解いただき、
全会一致の御賛同を賜りますようお願いいたしまして、
提案理由の説明にかえさせていただきます。
△採決
○議長(
水口伸一郎君) お諮りいたします。議題となっております案件は、事情十分御了承のことと存じますので、即決したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
水口伸一郎君) 御異議なしと認めます。よって、
議員提出議案第5号及び
議員提出議案第6号は即決することに決しました。
これより採決いたします。
まず、
議員提出議案第5号について採決いたします。
議員提出議案第5号
治水事業の推進に関する
意見書
を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
水口伸一郎君)
起立全員であります。よって、
議員提出議案第5号は原案のとおり可決されました。
次に、
議員提出議案第6号について採決いたします。
議員提出議案第6号 寒冷地手当の見直しに関する
意見書
を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
水口伸一郎君)
起立全員であります。よって、
議員提出議案第6号は原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。ただいま
意見書が議決されましたが、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
水口伸一郎君) 御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。
─────────────────────────
△氷見市
農業委員会委員の推薦
○議長(
水口伸一郎君) 次に、日程第5 氷見市
農業委員会委員の推薦についてを議題といたします。
氷見市
農業委員会委員は、来る7月19日に任期満了となりますので、農業
委員会等に関する法律第12条の規定により、市長から委員の推薦方について依頼がきております。
なお、議会から推薦する委員の数は、農業
委員会等に関する法律第12条第2項の規定により、5人以内となっております。
お諮りいたします。推薦する委員の数を2人とし、その人選は議長から指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
水口伸一郎君) 御異議なしと認めます。よって、推薦すべき委員の数は2人として、推薦すべき2人の委員は議長から指名することに決しました。
これより指名いたします。
氷見市久目1056番地 木下 俊男君、氷見市海津178番地 森越 林太郎君。
ただいま指名いたしました両君を、氷見市
農業委員会委員として推薦することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
水口伸一郎君)
起立全員であります。よって、木下俊男君、森越林太郎君、以上両君を氷見市
農業委員会委員として推薦することに決しました。
─────────────────────────
△議会運営
委員会の閉会中の継続審査
○議長(
水口伸一郎君) 次に、議会運営
委員会の閉会中の継続審査についてを議題といたします。
議会運営
委員長から、会議規則第104条の規定により、次期会議の会期の日程等を審議するため、閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。
委員長からの申し出でのとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
水口伸一郎君) 御異議なしと認めます。よって、
委員長からの申し出のとおり、次期会議の会期の日程等を審議するため、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。
─────────────────────────
○議長(
水口伸一郎君) 以上をもって、
今期定例会に付議されました諸案件はすべて議了いたしました。
─────────────────────────
○議長(
水口伸一郎君) 次に、市長から挨拶の申し出がありますので、発言を許します。
七尾市長。
〔市長 七尾晶一朗君 登壇〕
◎市長(七尾晶一朗君) 6月氷見市議会
定例会の終了に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
去る6月12日に開会されました
今期定例会も、本日をもって14日間の会期を閉じるわけでありますが、その間提出いたしました諸案件につき慎重に御審議をいただき、いずれも原案どおり御可決及び御承認いただきましたことに対し厚く御礼を申し上げます。
可決及び承認いただきました諸案件につきましては、本会議あるいは各
委員会を通じて承りました皆様方の御意見、御要望を十分尊重いたしまして、この執行に当たってまいりたいと存じます。
終わりになりましたが、議員の皆様方におかれましては、向暑のみぎりくれぐれも健康に御留意いただきますとともに、一層の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げまして、御礼の御挨拶といたします。
どうもありがとうございました。
○議長(
水口伸一郎君) 議員各位におかれましては、去る6月12日以来14日間の長きにわたり、終始熱心に審議に当たられ、かつ、議会運営につきましても、格段の御協力をいただき、本日ここにその会議を終了し、閉会の運びとなりましたことに対し、深く感謝を申し上げますとともに、報道機関におかれましても、いろいろ御協力を賜りましたことをこの機会に深く感謝の意を表するものであります。
また、本日制定されました氷見市
行政改革大綱につきましては、先ほど総務文教
委員長報告にもありましたが、これからも一層
行政改革に不断の努力を傾注し、社会の変化に柔軟に対応されますよう議長からもお願いするものであります。
終わりに、七尾市長には永年にわたり地域の発展と地方自治に貢献された御功績により、栄えある藍綬褒章受章の栄誉に浴されましたことは、御本人はもとより私たちにとりましても大きな誇りであります。
市長におかれましては、このたびの御栄誉を機会に、今後とも自重・自愛され、本市発展のため、一層御活躍されますよう御期待申し上げます。
なお、理事者各位にも御健康に留意され、市政の限りない発展に御尽力賜りますよう望むものであります。
─────────────────────────
△閉会の宣告
○議長(
水口伸一郎君) これをもって、平成8年6月氷見市議会
定例会を閉会いたします。
御苦労さまでした。
午後 1時55分 閉会
△
常任委員会付託案件表
常 任 委 員 会 付 託 案 件 表
(平成8年6月
定例会)
〇
総務文教委員会
1.議案第34号 平成8年度氷見市
一般会計補正予算(第2号)
ア 第1条第1表 歳入歳出予算補正中
歳 入 全 款
歳出第 1款 議会費
〃 第 2款 総務費(ただし第1項第13目交通安全対策費を除く)
〃 第 4款 衛生費中第3項衛生諸費
〃 第10款 教育費
〃 第12款 公債費
イ 第2条第2表 債務負担行為の補正
ウ 第3条第3表 地方債の補正
2.議案第40号 氷見市
災害対策本部条例の一部改正について
3.議案第41号 氷見市
災害派遣手当の支給に関する条例の一部改正について
4.議案第42号
氷見市議会議員の報酬、
費用弁償及び
期末手当に関する条例の一部改正について
5.議案第43号
氷見市長、助役及び
収入役の給与に関する条例の一部改正について
6.議案第44号 氷見市
教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の
勤務条件に関する条例の一部改正について
7.議案第45号 氷見市
税条例の一部改正について
8.議案第46号 氷見市
農村地域工業等導入地区における市税の
特別措置に関する条例の一部改正について
9.議案第50号 氷見市
斎場改築(
建築本体)工事の
請負契約の締結について
10.報告第 2号
地方自治法第179条による
専決処分について
専決処分第3号 氷見市
税条例の一部改正について
専決処分第4号 平成7年度氷見市
一般会計補正予算(第10号)
ア 第1条第1表 歳入歳出予算補正中
歳 入 全 款
歳出第 2款 総務費
〃 第 9款 消防費
〃 第10款 教育費
〃 第12款 公債費
イ 第2条第2表 地方債の補正
〇
厚生環境委員会
1.議案第34号 平成8年度氷見市
一般会計補正予算(第2号)
第1条第1表 歳入歳出予算補正中
歳出第 2款 総務費中第1項第13目交通安全対策費
〃 第 3款 民生費
〃 第 4款 衛生費(ただし第3項衛生諸費を除く)
2.議案第35号 平成8年度氷見市
水道事業会計補正予算(第1号)
3.議案第36号 平成8年度氷見市
病院事業会計補正予算(第1号)
4.議案第37号 平成8年度氷見市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
5.議案第38号 平成8年度氷見市
老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)
6.議案第47号 氷見市
国民健康保険税条例の一部改正について
7.議案第48号 氷見市
病院事業管理者の給与等に関する条例の一部改正について
8.報告第 2号
地方自治法第179条による
専決処分について
専決処分第4号 平成7年度氷見市
一般会計補正予算(第10号)
第1条第1表 歳入歳出予算補正中
歳出第 3款 民生費
9.請願第 1号 基金のとりくずしや
一般会計からの繰入れで、
国民健康保険税の引下げ等を求める
請願書
〇
建設経済委員会
1.議案第34号 平成8年度氷見市
一般会計補正予算(第2号)
第1条第1表 歳入歳出予算補正中
歳出 第 6款 農林水産業費
〃 第 7款 商工費
〃 第 8款 土木費
2.議案第39号 氷見市
特定公共賃貸住宅条例の制定について
3.議案第49条
市道路線の認定について
4.報告第 2号
地方自治法第179条による
専決処分について
専決処分第4号 平成7年度氷見市
一般会計補正予算(第10号)
第1条第1表 歳入歳出予算補正中
歳出第 6款 農林水産業費
〃 第 8款 土木費
〃 第11款 災害復旧費
△請願文書表
請 願 文 書 表
平成8年6月
定例会
┌──────┬───────┐
│担当
委員会名│
厚生環境委員会│
┌─────┬────────────────┴──────┴───────┤
│ 番 号 │ 件 名 │
├─────┼───────────────────────────────┤
│請願第1号│基金のとりくずしや
一般会計からの繰入れで、
国民健康保険税の引下│
│ │ │
│ │げ等を求める
請願書 │
├─────┼───────┬───────────────────────┤
│受理年月日│ 紹介議員名 │ 請 願 者 名 │
├─────┼───────┼───────────────────────┤
│8.6.10│ 蔵 議員 │高岡民主商工会 氷見支部代表 源 兵司 │
├─────┼───────┴───────────────────────┤
│ │
国保税を引下げてほしいという要望は
消費税の増税中止、廃止を求│
│ │ │
│ │める要望と並んで中小業者にとって最も要望の強いものになっており│
│ │ │
│ │以下の項目を請願する。 │
│ │ │
│ │1 基金のとりくずしや
一般会計からの法定外繰入れをおこない国保│
│請願の趣旨│ │
│ │ 税を引下げること。 │
│ │ │
│ │2
国保税の支払いが困難な低所得者や生活困窮者等のために、市独│
│ │ │
│ │ 自の減免基準を設けること。 │
│ │ │
│ │3
国民健康保険証は無条件に交付すること。 │
│ │ │
│ │4 富山県に県支出金の増額、国に国庫支出金の増額を求めること。│
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△
常任委員会の
請願審査報告書
常任委員会の
請願審査報告書
厚生環境委員会
厚生環境委員会に付託の請願を審査した結果、次のとおり決定しましたから報告します。
平成8年6月25日
氷見市議会
厚生環境委員会委員長 松波 久晃
氷見市議会議長 水口 伸一郎 様
┌─────┬─────┬────────────────┬─────┬───┐
│ 受理番号 │受理年月日│ 件 名 │紹介議員名│採 否│
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│請願第1号│8.6.10│基金のとりくずしや
一般会計からの│蔵 議員│不採択│
│ │ │繰入れで、
国民健康保険税の引下げ│ │ │
│ │ │等を求める
請願書 │ │ │
└─────┴─────┴────────────────┴─────┴───┘...