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平成29年 3月第 1回定例会(第2日 3月 8日)

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  1. 伯耆町議会 2017-03-08
    平成29年 3月第 1回定例会(第2日 3月 8日)


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    平成29年 3月第 1回定例会(第2日 3月 8日) ────────────────────────────────────────     第1回 伯 耆 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第2日)                            平成29年3月8日(水曜日) ────────────────────────────────────────                            平成29年3月8日 午前9時開議 日程第1 議案第1号 専決処分について(平成28年度伯耆町一般会計補正予算(第4号)) 日程第2 議案第2号 伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(伯耆町立小規模保育所こどもパル) 日程第3 議案第3号 業務委託契約の締結について(伯耆町学校給食調理等業務) 日程第4 議案第4号 平成28年度伯耆町一般会計補正予算(第5号) 日程第5 議案第5号 平成28年度伯耆町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号) 日程第6 議案第6号 平成28年度伯耆町地域交通特別会計補正予算(第3号) 日程第7 議案第7号 平成28年度伯耆町国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程第8 議案第8号 平成28年度伯耆町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 日程第9 議案第9号 平成28年度伯耆町水道事業会計補正予算(第3号) 日程第10 議案第10号 平成28年度伯耆町丸山地区専用水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第11号 平成28年度伯耆町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) 日程第12 議案第12号 平成28年度伯耆町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第13 議案第13号 平成28年度伯耆町索道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第14 議案第27号 平成29年度伯耆町一般会計予算
    日程第15 議案第28号 平成29年度伯耆町町営公園墓地事業特別会計予算 日程第16 議案第29号 平成29年度伯耆町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 日程第17 議案第30号 平成29年度伯耆町地域交通特別会計予算 日程第18 議案第31号 平成29年度伯耆町国民健康保険特別会計予算 日程第19 議案第32号 平成29年度伯耆町後期高齢者医療特別会計予算 日程第20 議案第33号 平成29年度伯耆町水道事業会計予算 日程第21 議案第34号 平成29年度伯耆町丸山地区専用水道事業特別会計予算 日程第22 議案第35号 平成29年度伯耆町農業集落排水事業特別会計予算 日程第23 議案第36号 平成29年度伯耆町小規模集合排水事業特別会計予算 日程第24 議案第37号 平成29年度伯耆町公共下水道事業特別会計予算 日程第25 議案第38号 平成29年度伯耆町浄化槽整備事業特別会計予算 日程第26 議案第39号 平成29年度伯耆町索道事業特別会計予算      ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第1 議案第1号 専決処分について(平成28年度伯耆町一般会計補正予算(第4号)) 日程第2 議案第2号 伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(伯耆町立小規模保育所こどもパル) 日程第3 議案第3号 業務委託契約の締結について(伯耆町学校給食調理等業務) 日程第4 議案第4号 平成28年度伯耆町一般会計補正予算(第5号) 日程第5 議案第5号 平成28年度伯耆町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号) 日程第6 議案第6号 平成28年度伯耆町地域交通特別会計補正予算(第3号) 日程第7 議案第7号 平成28年度伯耆町国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程第8 議案第8号 平成28年度伯耆町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 日程第9 議案第9号 平成28年度伯耆町水道事業会計補正予算(第3号) 日程第10 議案第10号 平成28年度伯耆町丸山地区専用水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第11号 平成28年度伯耆町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) 日程第12 議案第12号 平成28年度伯耆町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第13 議案第13号 平成28年度伯耆町索道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第14 議案第27号 平成29年度伯耆町一般会計予算 日程第15 議案第28号 平成29年度伯耆町町営公園墓地事業特別会計予算 日程第16 議案第29号 平成29年度伯耆町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 日程第17 議案第30号 平成29年度伯耆町地域交通特別会計予算 日程第18 議案第31号 平成29年度伯耆町国民健康保険特別会計予算 日程第19 議案第32号 平成29年度伯耆町後期高齢者医療特別会計予算 日程第20 議案第33号 平成29年度伯耆町水道事業会計予算 日程第21 議案第34号 平成29年度伯耆町丸山地区専用水道事業特別会計予算 日程第22 議案第35号 平成29年度伯耆町農業集落排水事業特別会計予算 日程第23 議案第36号 平成29年度伯耆町小規模集合排水事業特別会計予算 日程第24 議案第37号 平成29年度伯耆町公共下水道事業特別会計予算 日程第25 議案第38号 平成29年度伯耆町浄化槽整備事業特別会計予算 日程第26 議案第39号 平成29年度伯耆町索道事業特別会計予算      ───────────────────────────────                出席議員(13名)       1番 杉 本 大 介        2番 乾     裕       3番 永 井 欣 也        4番 松 原 研 一       5番 杉 原 良 仁        6番 一 橋 信 介       8番 勝 部 俊 徳        9番 幸 本   元       10番 大 森 英 一        11番 幅 田 千富美       12番 長谷川   盟        13番 篠 原   天       14番 細 田   栄      ───────────────────────────────               欠席議員(1名)       7番 渡 部   勇      ───────────────────────────────               欠  員(なし)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名 事務局長 ───── 乾   さとみ   書記 ─────── 三 宅 祐 志      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名 町長 ─────── 森 安   保   副町長 ────── 阿 部   泰 教育長 ────── 後 藤   弥   教育委員会次長 ── 松 原   隆 総務課長 ───── 斉 下 正 司   企画課長 ───── 森   道 彦 商工観光課長 ─── 岡 田 安 路   住民課長 ───── 田 村 茂 樹 健康対策課長 ─── 小 村   健   福祉課長 ───── 谷 口 仁 志 地域整備課長 ─── 井 本 達 彦   分庁総合窓口課長 ─ 上 田 博 文 産業課長 ───── 草 原 啓 司   会計課長 ───── 岡 本 健 司     ───────────────────────────────               午前9時00分開議 ○議長(細田 栄君) おはようございます。  ただいまの出席議員は13人です。定足数に達していますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付してあります議事日程表のとおりです。  7番、渡部議員から欠席の届け出がありましたので報告いたします。  伯耆町有線テレビ放送の撮影を許可しておりますので報告します。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 議案第1号 ○議長(細田 栄君) 日程第1、議案第1号、専決処分について(平成28年度伯耆町一般会計補正予算(第4号))を議題とします。  本案につきましては、既に提案理由の説明が終わっておりますので、直ちに原案に対する質疑を許します。                 〔質疑なし〕 ○議長(細田 栄君) これにて質疑を終結します。  これより討論に入ります。  原案に反対の方の発言を許します。                〔反対討論なし〕 ○議長(細田 栄君) 次に、賛成の方の発言を許します。                〔賛成討論なし〕 ○議長(細田 栄君) これにて討論を終結します。  これより議案第1号、専決処分について(平成28年度伯耆町一般会計補正予算(第4号))の採決をします。  本案は、原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(細田 栄君) 起立全員であります。よって、本案は、原案のとおり承認されました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 議案第2号 から 日程第13 議案第13号 ○議長(細田 栄君) 日程第2、議案第2号、伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(伯耆町立小規模保育所こどもパル)から日程第13、議案第13号、平成28年度伯耆町索道事業特別会計補正予算(第2号)についてまでの12議案を審議の都合上、一括議題とします。  議案第2号から議案第13号までの12議案は、予算決算等常任委員会に審査を付託しておりますので、委員長の報告を求めます。  幸本予算決算等常任委員長。 ○予算決算等常任委員会委員長(幸本 元君)     ───────────────────────────────
                予算決算等常任委員会審査報告書  平成29年第1回本町議会定例会において付託された案件を審査したので、伯耆町議会会議規則第77条の規定により、その結果を次のとおり報告する。  1 議案の名称   議案第 2号 伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(伯耆町立小規模保育所こどもパル)   議案第 3号 業務委託契約の締結について(伯耆町学校給食調理等業務)   議案第 4号 平成28年度伯耆町一般会計補正予算(第5号)   議案第 5号 平成28年度伯耆町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)   議案第 6号 平成28年度伯耆町地域交通特別会計補正予算(第3号)   議案第 7号 平成28年度伯耆町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)   議案第 8号 平成28年度伯耆町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)   議案第 9号 平成28年度伯耆町水道事業会計補正予算(第3号)   議案第10号 平成28年度伯耆町丸山地区専用水道事業特別会計補正予算(第1号)   議案第11号 平成28年度伯耆町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)   議案第12号 平成28年度伯耆町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)   議案第13号 平成28年度伯耆町索道事業特別会計補正予算(第2号)  2 議案の内容 省 略  3 審査の経過 平成29年3月7日、本委員会を開いて慎重に審査を行った。  4 審査の決定及びその理由   上記の付託された議案は、いずれも原案どおり可決すべきものと決した。  5 少数意見の留保の有無 なし    平成29年3月7日                   予算決算等常任委員会委員長 幸 本   元  伯耆町議会議長 細 田   栄 様     ─────────────────────────────── ○議長(細田 栄君) 委員長の報告に対し、質疑を許します。質疑は、12議案一括してお願いします。                 〔質疑なし〕 ○議長(細田 栄君) これにて質疑を終結いたします。  これより1案件ずつ討論、採決を行います。  議案第2号、伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(伯耆町立小規模保育所こどもパル)の議案であります。  これより討論に入ります。  まず、原案に反対の方の発言を許します。  幅田議員。 ○議員(11番 幅田千富美君) 議案番号2号、伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(伯耆町立小規模保育所こどもパル)について反対でありますので、その理由を述べます。  児童福祉法1条2項、全ての児童は、ひとしくその生活の保障され愛護されなければならないとうたっています。町民の願いは、どの子もひとしく公立の保育所での保育、養育を願っております。それは公立保育所は行政機関の一組織であり、ここの保育士は国民全体の奉仕者で、日本国憲法遵守義務があります。一般の行政職員であります。市町村は住民の生命と生活を守るため、強い権限、財政、人材を国民から付与されております。公立保育所はその一端を担っており、施設に雇用されたのではなくて町の職員であります。  2点目は、公立保育所は公の施設であり、現に利用している子供も保護者だけでなく現在と未来の住民全体の財産であり、保護者は利用者ではなく主権者として保育所運営にかかわって意見を述べる、このことが保障されております。  3点目、2004年、小泉内閣のときに三位一体改革の名によって保育所の運営、施設整備費、国庫補助から一般財源に移され、地方財政対策に切りかえられました。そして民営化が進んだという経緯がございます。今回、伯耆町では保育所ではなくて地域型の小規模保育施設がつくられ、格差が持ち込まれたということです。当面は町の職員をさらに派遣と言っておりますけれど、A型であるなら従来の保育所の分園方式と同様で認可保育所の運営がなされる、保障されておりますけれど、B型は2分の1以上の保育士でよしとされている基準であります。ここに明確な格差が生じてきたわけであります。そして町営で直営ではなくて、全く経験のない社会福祉協議会指定管理に出すというものであります。それなのに、保育料は同一水準とはおかしいではないでしょうか。20人以上となりますと、認可保育所ということになります。町立保育所分園と位置づけ、町の責任により児童福祉法第2条1項、この施設とすべきであります。そのことを求めて、この指定管理者の指定について反対であります。 ○議長(細田 栄君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。  乾議員。 ○議員(2番 乾 裕君) 2番、乾でございます。議案番号2、伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(伯耆町立小規模保育所こどもパル)について、賛成の立場で討論いたします。  同議案は、平成29年度からの新規施設、伯耆町立小規模保育所こどもパル指定管理者の候補者を選定し、その際に出された意見や評価を報告したものであります。  指定管理者選定における意見聴取会は、平成29年2月17日、本庁舎で行われ、8名の指定管理者選定委員選定基準に照らして評価を実施、その結果、出席者全員の意見一致で伯耆町社会福祉協議会指定管理者として適当と結論を出したものであります。  町内初の小規模保育所となるこどもパルについては、子ども・子育て支援新制度において市町村の認可事業地域型保育事業の一つとして創設されました。ゼロ歳から2歳児までの低年齢児を対象に、定員19人までの保育を行うものであります。この小規模保育所こどもパル指定管理運営業務仕様書によれば、組織及び人員配置あるいは保育に関する業務の中でも給食については自園調理であり、保育の実施日は原則完全給食を実施するなど、公設民営という形態でありながら町の保育士の派遣や町立保育所を連携施設とするなど町とタイアップした運営を行うことになっており、いずれも適切と思われます。  現時点での入所希望者は12人ということで施設としてまだ余裕があり、入所審査や保育料の決定は町が行うことになっております。規模の特性を生かし、少人数の落ちついた雰囲気の中できめ細かな保育を実施していただきたいと思います。  本町にあっても、近年、低年齢の保育ニーズが高まる背景もあり、同施設の開設は急務であります。  以上、同議案の賛成の立場としての討論を終わります。 ○議長(細田 栄君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。                〔反対討論なし〕 ○議長(細田 栄君) 次に、賛成の方の発言を許します。                〔賛成討論なし〕 ○議長(細田 栄君) これにて討論を終結いたします。  これより議案第2号、伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(伯耆町立小規模保育所こどもパル)を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決とするものです。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(細田 栄君) 起立多数であります。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。  議案第3号、業務委託契約の締結について(伯耆町学校給食調理等業務)について、これより討論に入ります。  まず、原案に反対の方の発言を許します。  幅田議員。 ○議員(11番 幅田千富美君) 議案番号第3号、業務委託契約の締結について(伯耆町学校給食調理等業務)、反対の立場から討論をいたします。  学校給食民間委託については、突然6月議会で提案説明がございました。調理業務など民間業者に平成29年度から導入して、公募型プロポーザル方式で選定するのだということでありました。そして、業務内容は食材の検収、調理指示書に基づく調理作業、学校別・学級別の食缶への配缶、食器・食缶等の洗浄、消毒保管庫による消毒保管、学校給食センター施設の清掃、これが業務内容になっております。そしてこれまで町の職員で運営されていたけれども、正職員が今年度で全部退職になるのだというような理由がつけられておりましたけれど、本来、学校給食児童生徒の心身、健康な発達に資するものであります。魅力あるおいしい給食となるよう、調理技術の向上に努めていく。そして食育基本法においては、学校給食の果たす役割は大であります。食の教育に調理業務があるのは当たり前のことです。  本来、学校給食センター方式ではなく、自校方式こそ児童生徒の目の前でにおいや職員の働きかけを含め、地産地消の生産者との交流から日々学ぶものであります。そして災害時の避難所、食の確保の上からも各学校に給食室があることがベターであります。大量生産、センター方式で一旦事故があれば被害は大きく広がってきます。食のアレルギー対応児童生徒の近くで調理される、このことが安全を確保することになってまいります。  1985年、中曽根内閣のときに臨調行革路線業務運営の合理化、通達がされました。それによりましてセンター方式が大きく広がり、民間委託も急速に広がって、そしてその後、小泉の三位一体改革、そして安倍内閣の集約化というような合理化が急速に進められて、現在進捗しているという現状であります。  発注者が日々個々の具体的なことを現場で指示しなければならない。こういうことになりますと、偽装請負、違法状態という指摘もあるわけでありますけれども、業者任せであってはなりません。結局は、直接安全に責任を持つのは町の役目であります。地方創生で子育て支援と言いながら、給食の調理業務を東京の業者に委託して地域経済の振興になるのでしょうか。地産地消、そして栄養教諭の全校配置、安全で豊かな学校給食、自校方式、直営方式、これこそ求められている内容です。学校の給食費の無償化、そしてそれこそ地域住民のみんなの願いである。このことを求めまして、この業務委託契約、反対であります。 ○議長(細田 栄君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。  永井委員。 ○議員(3番 永井 欣也君) 3番、永井です。議案第3号、業務委託契約の締結について、賛成の立場で討論いたします。  本件は、本町の学校給食センターの調理等の業務を本社所在地が東京都台東区の株式会社東洋食品業務委託する契約の締結について、本議会の議決を求めているものであります。  業者選定に当たっては、プロポーザル方式により伯耆町学校給食調理等業務委託業者選定委員会委員7名による審査において、応募のあった3事業者の中で最も高い評価点を得た株式会社東洋食品が選定されたものであります。選定された主な理由として、給食センター方式の受託が多くノウハウが豊富であること、創業以来約50年間、一度も食中毒を発生させていないこと、全ての受託施設HACCP認定を目指すなど、高い衛生管理への意気込みがあることなどが上げられております。また学校給食受託440カ所、うち給食センターが192カ所であり、鳥取県内においても既に米子市、倉吉市、北栄町、琴浦町で学校給食を受託している実績もありますし、職員、スタッフ数も十分に配置されております。  専門性の高い技術を有し、実績のある業者に委託することで、より安全で安心な学校給食の提供体制が確立できると考えますし、委託の主な内容は給食調理、食器等の洗浄、施設の清掃等であり、献立作成や食材調達は今までどおり町が行うため、民間委託による影響はないと考えます。よって、本業務委託の締結に賛成するものであります。 ○議長(細田 栄君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。                〔反対討論なし〕 ○議長(細田 栄君) 次に、賛成の方の発言を許します。                〔賛成討論なし〕 ○議長(細田 栄君) これにて討論を終結いたします。  これより議案第3号、業務委託契約の締結について(伯耆町学校給食調理等業務)について採決します。  本案に対する委員長の報告は、可決とするものです。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(細田 栄君) 起立多数であります。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。  議案第4号、平成28年度伯耆町一般会計補正予算(第5号)について、これより討論に入ります。  まず、原案に反対の方の発言を許します。  幅田議員。 ○議員(11番 幅田千富美君) 議案番号第4号、平成28年度伯耆町一般会計補正予算(第5号)について、反対の討論を行います。  この補正予算は、あらかたは実績に基づく減額補正でありますけれども、どうしても許せない2点の理由がありますので反対であります。  第1点は、企業誘致企業外国人研修生生活サポート事業の補助金、減額460万円でありますけれど、平成28年度末ふるさと納税シーセフ納付分、当初予定より納付額が減ったので減額交付したということになっておりますが、当初予定の外国人の研修生サポート辞退されて方向転換し、異文化交流事業に変更実施されております。その事業内容を見ていきますと、たった2回のわずかな地域の人たちの交流に140万円が支出されている。これが妥当であるかどうか。この点が1点。  それから、2点目は下蚊屋の災害復旧関係の事業です。これは2億円の被害に対して伯耆町の負担が計上されておりますけれども、被害内容も積算の根拠も全体事業も不明でございます。地震による被害でありまして、未完成の国営事業のダム被害、これは地元負担ゼロで全面的に国の責任で復旧を進めていただきたい。今後の災害対応や危機管理も含めまして、国に対してきちんと点検を求めていただきたいことを申し上げて討論といたします。 ○議長(細田 栄君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。  杉原議員。 ○議員(5番 杉原 良仁君) 5番、杉原です。一般会計の補正予算(第5号)について、賛成の討論をいたします。  この補正予算は、事業によりますと個々の事業によっては多少変化が見られますが、これはまた決算において皆さんで検討すればいい項目であると思います。  この予算の概要は、交付税の確定あるいは決算見込みによる予算の額の調整であり問題ないと思いますので、賛成の討論をさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(細田 栄君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。                〔反対討論なし〕 ○議長(細田 栄君) 次に、賛成の方の発言を許します。                〔賛成討論なし〕 ○議長(細田 栄君) これにて討論を終結いたします。  これより議案第4号、平成28年度伯耆町一般会計補正予算(第5号)について採決します。  本案に対する委員長の報告は、可決とするものです。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立
    ○議長(細田 栄君) 起立多数であります。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。  議案第5号、平成28年度伯耆町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)について、これより討論に入ります。  まず、原案に反対の方の発言を許します。                〔反対討論なし〕 ○議長(細田 栄君) 次に、賛成の方の発言を許します。                〔賛成討論なし〕 ○議長(細田 栄君) これにて討論を終結いたします。  これより議案第5号、平成28年度伯耆町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)について採決します。  本案に対する委員長の報告は、可決とするものです。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(細田 栄君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。  議案第6号、平成28年度伯耆町地域交通特別会計補正予算(第3号)について、これより討論に入ります。  原案に反対の方の発言を許します。                〔反対討論なし〕 ○議長(細田 栄君) 次に、賛成の方の発言を許します。                〔賛成討論なし〕 ○議長(細田 栄君) これにて討論を終結いたします。  これより議案第6号、平成28年度伯耆町地域交通特別会計補正予算(第3号)についてを採決します。  本案に対する委員長の報告は、可決とするものです。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(細田 栄君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。  議案第7号、平成28年度伯耆町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、これより討論に入ります。  まず、原案に反対の方の発言を許します。                〔反対討論なし〕 ○議長(細田 栄君) 次に、賛成の方の発言を許します。                〔賛成討論なし〕 ○議長(細田 栄君) これにて討論を終結いたします。  これより議案第7号、平成28年度伯耆町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を採決します。  本案に対する委員長の報告は、可決とするものです。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(細田 栄君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。  議案第8号、平成28年度伯耆町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、これより討論に入ります。  まず、原案に反対の方の発言を許します。                〔反対討論なし〕 ○議長(細田 栄君) 次に、賛成の方の発言を許します。                〔賛成討論なし〕 ○議長(細田 栄君) これにて討論を終結いたします。  これより議案第8号、平成28年度伯耆町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を採決します。  本案に対する委員長の報告は、可決とするものです。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(細田 栄君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。  議案第9号、平成28年度伯耆町水道事業会計補正予算(第3号)について、これより討論に入ります。  まず、原案に反対の方の発言を許します。                〔反対討論なし〕 ○議長(細田 栄君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。                〔賛成討論なし〕 ○議長(細田 栄君) これにて討論を終結いたします。  これより議案第9号、平成28年度伯耆町水道事業会計補正予算(第3号)について採決します。  本案に対する委員長の報告は、可決とするものです。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(細田 栄君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。  議案第10号、平成28年度伯耆町丸山地区専用水道事業特別会計補正予算(第1号)について、これより討論に入ります。  まず、原案に反対の方の発言を許します。                〔反対討論なし〕 ○議長(細田 栄君) 次に、賛成の方の発言を許します。                〔賛成討論なし〕 ○議長(細田 栄君) これにて討論を終結いたします。  これより議案第10号、平成28年度伯耆町丸山地区専用水道事業特別会計補正予算(第1号)について採決します。  本案に対する委員長の報告は、可決とするものです。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(細田 栄君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。  議案第11号、平成28年度伯耆町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について、これより討論に入ります。  まず、原案に反対の方の発言を許します。                〔反対討論なし〕 ○議長(細田 栄君) 次に、賛成の方の発言を許します。                〔賛成討論なし〕 ○議長(細田 栄君) これにて討論を終結します。  これより議案第11号、平成28年度伯耆町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について採決します。  本案に対する委員長の報告は、可決とするものです。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(細田 栄君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。  議案第12号、平成28年度伯耆町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、これより討論に入ります。  まず、原案に反対の方の発言を許します。                〔反対討論なし〕 ○議長(細田 栄君) 次に、賛成の方の発言を許します。                〔賛成討論なし〕 ○議長(細田 栄君) これにて討論を終結いたします。  これより議案第12号、平成28年度伯耆町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について採決をします。  本案に対する委員長の報告は、可決とするものです。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(細田 栄君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。  議案第13号、平成28年度伯耆町索道事業特別会計補正予算(第2号)について、これより討論に入ります。  まず、原案に反対の方の発言を許します。                〔反対討論なし〕 ○議長(細田 栄君) 次に、賛成の方の発言を許します。                〔賛成討論なし〕 ○議長(細田 栄君) これにて討論を終結いたします。  これより議案第13号、平成28年度伯耆町索道事業特別会計補正予算(第2号)について採決をします。  本案に対する委員長の報告は、可決とするものです。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(細田 栄君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。
        ─────────────・───・───────────── ◎日程第14 議案第27号 から 日程第26 議案第39号 ○議長(細田 栄君) 日程第14、議案第27号、平成29年度伯耆町一般会計予算から日程第26、議案第39号、平成29年度伯耆町索道事業特別会計予算までの13議案を審議の都合上、一括議題といたします。  議案第27号、平成29年度伯耆町一般会計予算から議案第39号、平成29年度伯耆町索道事業特別会計予算までの13議案につきましては、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに原案に対する質疑を許します。  なお、質疑は会議規則第55条の規定により、同一の議題について3回までです。  まず、通告によりまして2番、乾裕議員の質疑を許します。  乾議員。 ○議員(2番 乾 裕君) 議案番号27、財産管理、事業名、一般会計、庁舎改修事業(新規)について質問いたします。  平成30年から平成31年にかけて実施予定の本庁舎大規模改修設計が予算化されています。提案理由の中で、災害時に対策本部機能の向上なども検討というふうにありました。あわせて、分庁舎車庫の改修等もございます。どのようにバランスをとって災害時に対処されるのか。人員配置も含めて伺います。 ○議長(細田 栄君) 総務課長。 ○総務課長(斉下 正司君) 庁舎改修の関係の御質問でございますが、まず庁舎大規模改修につきましてはこれから設計ですので確定したところはございませんが、現在案として持っている防災機能の向上案、こういったことについてまず御説明いたしますと、防災対策本部を設置する応接室、会議室ですけども、こちらのほうのOA化ですとかスクリーン、テレビなど映像機器の充実を図って情報関係の強化を図るというようなことや、あるいは町民ホールもOAフロアとかあるいはOA機器が速やかに設置できるようにいたしまして、緊急時には災害事務専用スペースを確保するような対応。あと、1階トイレの一部を災害時でも使用できるように水洗とくみ取り兼用のトイレに改修するというような案ですとか、そういったものがございます。  先ほど御質問の中にありました分庁舎車庫につきましてですけれども、分庁舎の車庫を防災機能を兼ね備えたものにするということですけども、その内容が緊急時の備蓄品の配備ですとか、あるいは本当に災害が起きたときの物流基地にするというようなことを考えております。これにつきまして、2月の今般の大雪のときなんですけども、すこやか村が備蓄倉庫として今使用しているんですけども、除雪がされていないために備蓄品をとりに行って持って帰るのに2時間かかったということがございました。そういったことも含めまして、本部ですとか溝口地域で中心となる分庁舎、これらにそういった物資等を保管するところが身近にあるほうがいいだろうというようなこともございますし、あと先ほど言いましたように緊急時物流基地となるところが町内にすこやか村と、それから溝口地域と両方あったほうがよろしいというようなこともありまして、そういったところでの機能分担を考えているところです。  人員配置につきましてですけども、これにつきましては当面は今のところは現行どおりということで考えておりますが、恐らく産業課移転というようなことも思っての質問ではないかというふうには考えますけれども、これにつきましては庁舎改修設計を行う中で物理的にスペースが確保できるかどうか。そういったことを検証した後、具体的な方針の検討に入りたいと考えているところです。以上です。 ○議長(細田 栄君) 乾議員。 ○議員(2番 乾 裕君) この分庁舎の車庫ですけど、これ新築もされます。収容されるというか、そこに入る消防車というのは現時点変わらないですね。更新とかそういうことはないですか。 ○議長(細田 栄君) 総務課長。 ○総務課長(斉下 正司君) まず、分庁舎の車庫ですけれども、予算計上しておりますのが現在の第1分団、第7分団の消防車庫が青年の家の裏にありますけれども、それを現在出入りしにくいということで、分庁舎の車庫の横のほうを第1候補として移転を考えているところです。これは改築になりますが、分庁舎の現在の車庫につきましてはこれは耐震補強した後、いわゆる一部改修で対応するということを考えております。これらについては、全部潰して新築にする、あるいは一体的ではなくて別々に新築にするとか3案ほど検討いたしましたが、一番コストが安い現在の予算案で考えているところです。 ○議長(細田 栄君) 乾議員。 ○議員(2番 乾 裕君) あと本庁舎の改修の際に、災害対策本部の中でOA機器の更新であるとかモニターの設置とかありました。これって分庁舎のほうとの連携は、例えばテレビ電話とかそういったことも想定されているんですか。 ○議長(細田 栄君) 総務課長。 ○総務課長(斉下 正司君) アイデアとして持ってはおります。現在、中部地震のときに被災された市町村が県庁のテレビ会議システムを利用して県と直接やりとりができるようなことがありましたが、そういったことも含めてシステムとしては考えていきたいと思っております。 ○議長(細田 栄君) 乾議員。 ○議員(2番 乾 裕君) わかりました。  続きまして、項目2番目に移ります。同じく当初予算の議案番号27、保健事業費、一般会計、基本健診事業というところでございます。健診について、29年度は溝口地区の健診については町民体育館で実施されておりましたけども、29年度は体育館と溝口福祉センターともに改修工事という予定が入っております。どのように対応されるのかまず伺いたいと思います。  それから、特定健診受診率が平成28年12月時点では前年度よりも実績が少ないように思います。新年度の目標達成に向けての対策というものがあれば、また教えてください。 ○議長(細田 栄君) 健康対策課長。 ○健康対策課長(小村 健君) 溝口体育館の改修に当たり、溝口地域の住民健診をどのように対応するかという御質問でございますが、平成28年度9月に実施をいたしました溝口地域の住民健診を来年度は8月上旬に実施をいたしまして、その後、体育館改修工事にかかっていただく計画としております。健診日数は今年度と同様3日間で、対象集落の割り当てを行う予定にしております。  補足健診につきましては、今年度4回実施をしておりますが、4回のうち1回は溝口体育館で実施をしておりました。29年度につきましては改修工事中となりますので、全て岸本保健センターで実施をする予定としております。  また、レディース健診につきましては、全6回のうち2回を今年度の場合溝口体育館で実施をしておりましたが、そのうち1回を来年度は工事のために保健福祉センターでの開催ということで計画をしております。  補足健診、レディース健診ともに1回ずつ溝口地域での開催が岸本保健福祉センターでの開催に変わりますが、集落割り当て日以外でも受診はできますので、なるべく溝口体育館で実施する日程に合わせていただきまして受診していただきますようお願いいたします。溝口地域の方には大変御面倒をおかけしますが、御理解、御協力をお願いしたいと考えております。  また、特定健診の受診率の向上についての対策でございますが、受診勧奨のさらなる強化や健診についての重要性、医療費の動向等を広報して、さらなる普及啓発に努めてまいりたいと考えております。以上です。 ○議長(細田 栄君) 乾議員。 ○議員(2番 乾 裕君) 溝口地区にあっては、いわゆる町民体育館の工事の始まる前にということで前倒しということと、岸本保健センターに会場を移すということもありました。周知のほうをしっかりとしていただいて、行き違いのないようにしていただきたいなというふうに思います。  それから、この28年度の健診の受診率が下がったということについては、どのような分析というかお考えを持っておられるのか伺います。 ○議長(細田 栄君) 健康対策課長。 ○健康対策課長(小村 健君) 実際まだ年度の途中ですので、がん検診につきましてはまだ3月いっぱいまで受診ができるようになっております。昨年12月末で一応途中経過ということで締めておりましたところ、特定健診については昨年12月末で41.1%だったものが、今年度39.7%という途中経過でございます。今年度の場合は、健診日程の確保が、通常の集団健診が終わった後に補足健診をするんですが、それを通常4日間とっておりましたが、そのうち1回については早い時期に休日が割り当てられたものでして、健診がまだ終わっていない、始まる前に土日に補足健診を割り当てるんですが、1日健診が終わる前に割り当て日が決まったもので、休日健診という形で実施をしました。実質、健診終了後の補足健診が3日間しかとれなかったということも影響しているのではないかと考えています。 ○議長(細田 栄君) 乾議員。 ○議員(2番 乾 裕君) 勧奨を強化するというようなお話もございました。通常ですと文書等の通知というような格好になると思うんですけども、私も何回も行っておりましたが、コール・リコールというような電話による勧奨というのは全然想定されていませんか。 ○議長(細田 栄君) 健康対策課長。 ○健康対策課長(小村 健君) 今のところ、電話による勧奨は考えておりません。 ○議長(細田 栄君) 乾議員。 ○議員(2番 乾 裕君) わかりました。鋭意努力していただいて、この受診率が少しでも向上していくようにしていただきたいなというふうに思っております。  続きまして項目番号3番、同じく当初予算、議案番号27、畜産業費、全国和牛能力共進会事業について質疑いたします。  平成29年度、9月7日から11日の5日間、宮城県で開催される5年に1回の全国大会に旅費等の予算計上がございます。本町として、どのように位置づけて応援をされていかれるのか伺います。 ○議長(細田 栄君) 産業課長。 ○産業課長(草原 啓司君) 質問のありました全国和牛能力の共進会ですが、本町の和牛農家からも和牛改良の成果を問う種牛の部と肉質を問う肉牛の部、各部に多数の出品が期待されている状況です。今のところでは、15頭程度出品されるのではないかということで予算を計上しております。  また、この大会に鳥取県の代表として選出されるということは、県内での伯耆町和牛の品質向上のあかしとなるものであります。  また、全国大会で上位入賞を果たすということができますれば、伯耆町産の和牛イメージアップと販売促進の一助となりまして、農家の所得向上につなげることができる畜産振興にとって重要な事業と位置づけて応援するように予算化をしているところです。以上です。 ○議長(細田 栄君) 乾議員。 ○議員(2番 乾 裕君) 随行される職員さん、何人ぐらい行かれるんですか。 ○議長(細田 栄君) 産業課長。 ○産業課長(草原 啓司君) 今の段階では2人を予定しております。 ○議長(細田 栄君) 乾議員。 ○議員(2番 乾 裕君) 15頭ということで、いい結果が出ると本当に伯耆町産の和牛ということで全国にPRできる唯一の、唯一というか本当に大きなチャンスだと思っております。  そこで、ちょっと町長にも伺いたいんですけど、提案理由説明の中で本町和牛のPRに努めますというふうにお話をされておられます。町長みずから出向いて激励されたり、そういったことを考えることはないですか。 ○議長(細田 栄君) 町長。 ○町長(森安 保君) 現在その予定はありません。 ○議長(細田 栄君) 乾議員。 ○議員(2番 乾 裕君) 5年に1度ということで、遠くまで出かけて農家の皆さんも一生懸命頑張って、ふだんからこの牛の調教あるいは管理と本当にふだんの飼育業務というか、仕事に加えて本当に精魂込めて牛を育てております。そうした方々に温かい激励。行かなくてもいろんな形であると思いますので、そういった間接的なことでも構いませんし、あればええかなと思っております。また検討していただきたいというふうに思います。  4項目めに移ります。特別支援教育支援事業ということで、インクルーシブ事業を本町で実施するに至った背景、実態といいますか、急務である福祉、医療等部局との連携体制整備のため早期コーディネーターを配置とされておりますが、どのような人材を想定しておられるのか伺います。 ○議長(細田 栄君) 教育長。 ○教育長(後藤 弥君) 特別支援教育の支援事業についてのお尋ねでございますけれども、まず実施するに至った背景ということ、実態といいましょうか、そういうことについてのお尋ねもございましたので若干申し上げますと、特別にやはり支援を要する子供たちの数というのが近年増加傾向にあるということはございます。これは保育所の園児でありますし、あるいは小・中学校の児童生徒でも同様でございます。  ちなみに、保育所から小学校に就学するときに就学支援の検討会というのを例年持っております。その支援を要する子供たちの数といいますのが、昨年のこの会では17名といったような数に上っております。こういった子供たちに早い時期から専門的な知識あるいは技能によりまして支援をしていくこと、あるいは保護者への理解を得る支援を行っていくこと、あるいは関係の課や関係機関との連絡調整をしていくことというのが早期支援の意味合いでございまして、早目に対応することによって二次的な障害といいましょうか、そういった部分は非常に軽減されていくということを言われていますので、早い時期からそういった支援を行っていこうというのがこの背景にあるところでございます。  人材でございますけれども、やはりそういったような意味合い、保育所に行って子供たちを見ながら保育士さんと相談をしたり、具体的などういった指導をしていったらいいかということを指導したり、あるいはその保護者にお会いして例えば医療につなぐでありますとか、具体的なその家庭での注意事項をしていくとか、そういったこともこの業務の中に入ってまいりますし、もちろん健康対策や福祉等の関係といろいろ調整をしながら、しかるべき支援を行っていくということもあります。あるいは学校とのつなぎといったことも出てまいりますので、そういった多岐にわたる連絡調整ができる人材という意味で、専門的な障害でありますとかあるいは支援の知識を持っている人、あるいは連絡調整能力のある人、そういった方を想定しておるところでございます。 ○議長(細田 栄君) 乾議員。 ○議員(2番 乾 裕君) 既にそういったもう内定というか、人数的なことも含めて伺いたいんですけど、そういったことはどういったことになるのか。 ○議長(細田 栄君) 教育長。 ○教育長(後藤 弥君) 来年度につきましては、1名を一応予定させていただいているというところでございます。 ○議長(細田 栄君) 乾議員。 ○議員(2番 乾 裕君) 今までにない新たな取り組みというふうに思いますし、ぜひうまくいくようにこれも力を注いでいただきたいなというふうに思います。  以上で私の質問を終わります。 ○議長(細田 栄君) 以上で乾裕議員の質疑を終わります。  休憩します。              午前 9時56分休憩     ───────────────────────────────              午前10時10分再開 ○議長(細田 栄君) 再開いたします。  次に、8番、勝部俊徳議員の質疑を許します。  勝部議員。 ○議員(8番 勝部 俊徳君) 私の予算質疑につきましては、御通告申し上げておりますとおり、この役場の国道の反対側にあります旧ふたば保育所の駅前公民館用地に譲りまして、あとの残りの半分の約500平方メートルにつきまして、予算は約500万円をもちまして20台の駐車場整備をするというものについてでございます。  細かく通告しておらなくて大変申しわけないんですけども、次の4点ほどお答えいただきたいと思います。  まず、1点目は、あそこの土地、旧ふたば保育所の前の前面道路ですが、ここは自転車を除く歩行者専用道路というのが両サイドから必要になっております。これについて、県の公安委員会との協議状況をまず1点お聞かせ願いたいと存じます。  それから、2点目は駅前の自治会、いわゆる駅前区との協議状況、いかがな状態になっているのか。  それから、この旧ふたば保育所用地500平米を舗装して仮に駐車場にした場合のいわゆる車両の通行形態、進入路及びあるいは出口への進入方法、退出方法、これについての方法はどのような想定になっているのか。  そして、この前面道路を道路として事実上使うためには道路法の第24条並びに道路構造令、それの基準に対する考え方。  以上含めまして、安全性は確保できると。今後確保できるという見通しのもとにこの予算が編成されて、我々はそれに基づいて審議しているのか伺います。以上。 ○議長(細田 栄君) 斉下総務課長。 ○総務課長(斉下 正司君) 旧ふたば保育所の跡地の駐車場整備ということで御質問いただきました。  まず、第1点目の前面の道路が歩行者専用道路になっているということですけれども、これにつきまして警察のほうと話をしておりますが、一般の車両はもちろん通行できませんけれども、これは道路法第8条2項に定める警察署長の許可を得た車は通行することができるというふうになっております。したがいまして、町の駐車場を使用される方は個々に警察署長の許可を得ていただく必要がございます。  それから、駅前区との協議ですけれども、駅前区とは駐車場として使用したいということで申し出て、承諾をいただいているところです。  それから、車両通行の形態ですけれども、一応歩行者専用道路ですので当然安全には注意するということが必要ですけれども、現在考えておりますのが国道側から進入、退出するというふうにお願いしたいということを考えております。  それから、道路法上の道路ということですけれども、現在これは歩行者道路になっていますけども、一応町道駅前1号線ということで町道認定もしているところで、車両の通行については若干狭いところはありますけれども、先ほどの国道からの進入というようなことで対応していきたいというところです。以上です。 ○議長(細田 栄君) 勝部議員。 ○議員(8番 勝部 俊徳君) いわゆる許可車両というのは法的には認められてはいるんですけれども、そこでの認識は、旧岸本町時代の認識はあそこは自転車はいいですけれども、あれは通学路及び歩行者専用ということと、及びごみの収集等必要不可欠なものについてのみするということで、あそこはああいう区間指定をしていただいているところでありますけれども、それは根底から事実が覆るということだと思います。  それから、もう一つの疑問点は、いわゆるあそこのところは通学路に実際に中学生もいろんな将来的にも地下道を通って小学校に通学する。いわゆる駅前の合銀さんの前を通って、点滅信号のところを通ってする。一番安全な道である。通学路指定も、これも車両が出入りするとなるとその安全性の問題も私は生じると思います。  それで第2次質問といたしましては、第1点目は新しい交差点ができるという認識があるのかどうか。新しい交差点というのは、今のこの役場の庁舎の駐車場のところにいわゆる里道、赤線道がありますけれども、赤線道から国道北側に横断すると今の町有地に至りますけれども、これは新しい道路接続のいわゆる道路交通法上の交差点というものが、今の信号機のある交差点の手前にまた新しい交差点ができる、そういう認識があるのかどうか。  それと、今、総務課長がお答えになったように国道から出入りということになると、仮に溝口方面から来た車両は、右折ということになるとこれは物すごく非常に交通渋滞が起きると思います。それは実情やってはいけないことだと思います、安全性からも交通支障の点からも。それから、逆に米子方面からいわゆる地下道のところを過ぎてすぐ左折するわけですけれども、今までの車両形態はそこですぐ曲がるというあんまり認識はないと思います。道路が今まで存在しないから。いわゆる車両運行の。それで非常に危険だということ。  逆に、実際にその場所へ行ってみられたかどうかわかりませんが、私は行って実際確認すると、仮にその駐車場から国道に出るときは右折は事実上難しいと思います。それから、左折するにしても非常に危険だと思います。その理由は、左折しようとしてもまず右が見えない。なぜ見えないか。それは、地下歩道から上がったいわゆる上屋の建物が地下歩道の遮蔽物になって、右車線、米子方面から来る車が全く見えない。見えたときに、出ようとすると見えたときはもう五、六メーター先あるいは10メーター、せいぜい五、六メーター先。それは物すごく危険だと思います。実際行っていただけると、かなり車両の普通の普通車だと、ノーズのある車だと物すごく前面、国道にはみ出さないと見えないと思います。非常に危険だと思います。
     それでこの用地整備することは別に法的にも何も問題はないんですけども、その点の安全性を確保することはまず右折は不可能。それは左折するにしても、非常に前面に出ないとまず見えない。もう見えたら、この辺斜めぐらいがもういわゆる上屋なんですよ、建物の。そこからぴゅっと出てくるわけ、車が米子方面から。だからかなり車の前面に頭を出さないと見えない。そういうところの私は現状だと認識しています。  それから、ここのいわゆる道路が基本的に車両を今度は指定区間が自転車を除く、そのまま生きるとしても、やはり今度はいわゆる通学路という観点、先ほど申し上げましたけれども、通学路は岸本集落あるいは役場周辺に来る中学生あるいは小学生、私はこれは一番安全な地下道を使って岸本小学校前の点滅信号機を通過して岸本小学校に至る、あるいは中学校に至る、これが一番安全なルートだと思います。こういうところへわざわざこういう駐車場をつくる必要は本当にあったのかどうか。例えば旧役場庁舎をきちんと整備して、そこでは間に合わなかったのか。間に合わないと判断したのか。そういう比較検討はされたのか。以上、お伺い申し上げたいと存じます。 ○議長(細田 栄君) 総務課長。 ○総務課長(斉下 正司君) まず、右折左折の関係ですけれども、現状の先ほど議員がおっしゃった溝口側からの右折は難しいというようなことも一応は承知はしているところです。これにつきましては、左折左折で大きく迂回していただくことになりますけれども、そういったルートも検討する必要があろうかと思いますし、もし地元の御了解が得られれば小学校側からの進入も検討の対象にはなろうかと思っております。また、原則としては、今のところはベースとしては国道側からの左折進入を中心に検討したいと考えているところです。  ただ、御指摘のとおり出るときに右側が見えないという状況はあろうかと思いますので、それについてミラーで対応が可能なのか、あるいはもっと別の方法を検討する必要があるのか。そういったところは、今後警察とも協議をしながら対応を考えていきたいと思っております。  それから、通学路ですけれども、歩行者専用道路ですので通学路ということで歩行者専用道路とした経緯がございますが、これにつきまして当然注意義務、配慮義務というのがもう法でも定められているところでございますので、そういったところの周知徹底を図って警防に努めるということで、対応を考えていきたいと考えているところです。以上です。 ○議長(細田 栄君) あと、旧役場の駐車場利用は検討したかということ。 ○総務課長(斉下 正司君) 現在の旧庁舎につきましてですけれども、現在旧庁舎にとめている車が合銀さんの職員の方が約10台、それから給食センターの方が約10台、合計20台の車が使っております。公民館等のイベント等がございますと、やはり一般の方の駐車が不足するということもございまして、今回このような計画を立てたところでございます。 ○議長(細田 栄君) 勝部議員。 ○議員(8番 勝部 俊徳君) そのイベント等のときに不足するというのは、私はちょっと納得いかないんですよ。いわゆるそのトータル給食センターと合銀さんで10台、10台で20台あったとすると、イベントというのは一般的には祝祭日あるいは日曜日。そういうときはいわゆる業務は停止。合銀さんも給食センターも業務はないという普通の考え方。仮に平日にイベントがあるときには、いろんな役場庁舎のほうを使うとかいろんなことをするとしてそれは十分対応できるんですけれども、ただその祝祭日だけの業務の停止期間中において、それが支障になるというのはちょっと理屈にならないと思います。私は、旧庁舎だけをとりあえずは整備したほうが、仮にお使いになる職員さんもかなり安全だと思います。  例えば溝口方面から来る例えば合銀の職員さんがいらっしゃったとすると、今度は逆にぐるっと合銀のほうまで回ってUターンして左折してくるとか、非常に問題がある。給食センターの職員も同じこと。だから、イベントのときというのは基本的には祝祭日。そのときには合銀さんも給食センターも業務は基本的にはないはず。その理屈は私はぐあいが悪い。  それと、もう一つ、先ほど一つ非常に問題だと思うのは、先ほど総務課長の答弁で合銀の点滅信号側からも入れていいというふうな発言は、これは非常に将来の通学路としてのものを今までの旧岸本町が大事にしてきたことを壊してしまうと思うので、非常にそれは疑問があると思います。  以上、その点について再度協議する気はないのかどうか、内部で答えていただきたいと思います。 ○議長(細田 栄君) 町長。 ○町長(森安 保君) 予算を提案した側の熟度についての御指摘が恐らくあったと思いますし、それから過去の経緯をよく御存じの方からの御指摘、さまざまな観点での要検討事項が今回指摘されたということですので、これについては関係機関がある話ですので、もちろん予算計上している限りは実施に向けた検討ということは前提でありますけども、そういった不安が払拭されるように検討をまず進めなければならないなと思っています。  これについては幾つかの要素が、この場でちょっと踏み込んで申し上げるのが適当かどうかということはお許しをいただきたいと思いますけども、給食センターの改修も予定しているんですよね。そこでアレルギー対応の、これ後ほどあるんでしょうか、アレルギー対応のいわゆる給食のコーナーをつくるというようなことで、若干スペースをどちらかに張り出していくとかそんな必要が出てくるとか、あと小学校の今の駐車場利用全体を見ていっても、プールの運動場側にも駐車場があるとか幾つかのことを考えながら、今、旧庁舎跡に置いていただいている車をまず移動できるところをつくらないとなかなか全体が回らないなという話がありまして、今回の、駅前区とは以前からここを何とか使って、それから駅前区にとっても公民館前がより使いやすいように舗装がやっぱり望ましいだろうと。あと塀の撤去とか、そういうことの話をしてきたことがあり、予算を計上という形で要求させていただいております。  あともう1点申し上げると、山陰合同銀行が今あの角っこにあって利用者の利便ということで結構苦労しておられる。そこのあり方というようなことも数年後の話としては絡んでくるというような、幾つか水面下でといいますかね、やりとりしてきたことを一つ動かすための駐車場整備を29年度にやっとかないといけないなということで予算計上いたしました。それが予算の意味であります。  ですので、今、勝部議員から御指摘のあったようなさまざまな観点、もちろん私たちとしてもあそこを通学路として使用している児童生徒の方の数とか、それから実際に使用しておられる、あそこのいわゆる歩行者専用と言われているところの歩行距離とか、そういうことについても把握した上で、総務課長が言いましたように国道側からの左折であればほぼ支障はないだろうという考え方は持っておりますが、今言われたようなこと、車の利便性ということもありますので、受益者というか山陰合同銀行に動いていただくとするならば行員の皆さんにとっての不安解消ですとか、やっぱり使いやすいようにするにはじゃどうなんだろうといったことももう1段進めて検討させていただきたいと思っております。以上です。 ○議員(8番 勝部 俊徳君)以上で質問を終わります。  以上で勝部俊徳議員の質疑を終わります。 ○議長(細田 栄君) 次に、10番、大森英一議員の質疑を許します。  大森議員。 ○議員(10番 大森 英一君) 10番、大森でございます。御通告を申し上げておりますが、一般会計予算提案理由について、平成29年度予算の背景という前提で認識についてお尋ねしたいと思います。  1ページ中ほどに、マイナスを含めてどう分かち合うという思考の転換が求められているとあります。以前、私の質問の答弁で同様な答弁をいただいたところでございますが、現状認識という点では理解をいたしますが、もう少し考え方について当初予算を含め例示していただけないかお尋ねいたします。 ○議長(細田 栄君) 町長。 ○町長(森安 保君) ちょっと戸惑いますけども、いわゆる議案として提案しているものではなくて議案の前段の現状認識を申し上げたものですし、それから私は、議員は一部引用されましたけども断定をしておりませんし、そういった気がしてならないということを申し上げたいわゆる感想ですので、これを予算と結びつけて説明せよと言われても若干戸惑うというのが事実ですが、あえて予算質疑ですので、予算項目、特に指定のあります議案ページ1ページ、歳入歳出の区分として申し上げるとするならば、歳入は伸びておりませんので、歳入が伸びていない中でなかなか全てにいい顔できないですし、苦しいやりくりになってるというあたりはこれまで8年間やってますけども同じ状況が続いていますし、さらにこの状況というのはそう楽観視ができていないですので、そういったお話をしたつもり、議員には以前にもお答えして、若干の共通認識はあるという前提でお話ししておられますので、そういったことがおわかりいただけるんじゃないかと。  あともう1点は、これもずっとこれまでやってきたことですけど、課題が先送りされてくるとなかなか苦しいなと。本町も幾つか先送りされた課題が現実にありました。土地開発公社の負債ですとか、幾つかありました。そういうことがやっぱり発生したときからなるべく早く解消されないと、時間がたってくると非常に難しいですので、今、予想されるようなインフラの老朽化対策、それに伴う更新費用の増大というようなことに対して、いわゆる現時点でできることは手を打っておかないといけないということはこれ予算項目の中で提案しておりますので、そういった取り組みを29年度に予算として上げていますし、あえてさらにもう一歩踏み込んで言うとするならば、借入金をもって実施に当たるようなそういう建設事業関係、これについてなるべく受益が多く発生する竣工から受益を受ける世代においてなるべく償還が進むように、償還期間の短縮ですとかそういったことは予算項目の中で出しておりますので、説明ができるとすると歳入部分でなかなか難しい。それから、歳入を組む起債などについては、なるべく短期間で償還できるように現世代で頑張る。それから、課題については予想されるものは先送りせずに取り組みましょうという、これは予算項目として上げている。以上のようなことで理解を得るしかないのかなと思います。 ○議長(細田 栄君) 大森議員。 ○議員(10番 大森 英一君) 質問がやや抽象的だったかもしれませんが、ただこの視点は私は現実だろうという思い、この先そういう現実が待ち受けているんではないかというところがありますので、それにどう向き合うかというところで町長がこうした提案理由の前文ですけど、こういった考え方を述べておられるので、そこの視点をしっかり持っていただくことは重要かなというところがありましたのであえて質問させていただいておりますが、町長の考えかどうかいかんによらず、こういった現実が近づいてくるとすれば結果として行政サービスが減る、それから町民負担ということが想定されるわけです。言いかえれば、全町民による痛み分けということにも言いかえることができるんじゃないか。そうした痛み分けとなりますと、やはり町民と役場に信頼関係がなければなかなか理解していただけないのではないか。  そして、その信頼についていえば、例えば地域間において投資額の公平と同時に成果と結果の公平も求められるというような、ちょっとたどっていきますとこういったことが私なりに考えられるわけですけど、こうしたやはりマイナスを含めてどう分かち合うかというところの観点を、しっかりとこれから町民に時間をかけて御説明していかなければならんじゃないかなというところがあろうと思いますが、こうした町民との信頼構築についてどのような認識を持っておられるのか。ちょっと抽象的で、わかる範囲でお答えいただければというふうに思います。 ○議長(細田 栄君) 町長。 ○町長(森安 保君) 予算項目として申し上げるとするとちょっとなかなかないんですけども、情報公開にまず努めるということが一番大事なことかなと思います。これは予算の成立時点、それから本町の場合は細かくホームページなどで広報していますし、あとケーブルテレビなども使って担当課長が説明したりしますし、もちろんそれぞれのデータについても十分登載をしていますので、そういったことで町民の皆さんに現状をしっかり理解いただくような取り組みを今後とも進めたい。これは広報費としてそう思っております。 ○議長(細田 栄君) 大森議員。 ○議員(10番 大森 英一君) そういうこれからの予算編成が毎年されていくわけでございますが、町民とどう向き合って予算を組み立てるかというところでこうした点を町民の皆さんに理解していただくには相当な思い、覚悟やエネルギーが求められるんじゃないかと思います。そうした方向に向かう町長としての御決意といいますか、そういう方向をしっかり捉えていくというところの気持ちを一言であらわしていただければというふうに思います。 ○議長(細田 栄君) 大森議員、休憩します。              午前10時34分休憩     ───────────────────────────────              午前10時34分再開 ○議長(細田 栄君) 再開します。  町長、答えられる範囲でお願いします。 ○町長(森安 保君) 先ほどお答えしたように、情報公開はしっかり行っていきます。 ○議員(10番 大森 英一君) 終わります。  以上で大森英一議員の質疑を終わります。  次に、11番、幅田千富美議員の質疑を許します。  幅田議員。 ○議員(11番 幅田千富美君) 11番、幅田でございます。6項目準備しておりますので、よろしくお願いいたします。  第1点目は、地方消費税についてでございます。地方消費税の交付金のうち、8%への増税の引き上げ分、この地方消費税の交付金約8,100万という御報告が提示されておりましたけれども、全会計の消費税の額は幾らになるのかということと、そのうち一般会計部分はどのくらいになるのかという点です。  それから、消費税がこの伯耆町内地域経済にどのような影響を与えているというふうにお考えになっているのかという点について、よろしくお願いいたします。 ○議長(細田 栄君) 総務課長。 ○総務課長(斉下 正司君) お尋ねの消費税関係ですけれども、特会、一般会計全部合わせまして歳入に係る消費税が2,476万3,000円となります。 ○議員(11番 幅田千富美君) もう一度。 ○総務課長(斉下 正司君) 2,476万3,000円です。これが歳入に係る消費税でございます。歳出に係る消費税ですけれども、全会計を合計いたしますと2億1,489万3,000円となります。このうち、一般会計につきましては歳入については消費税はございませんが、歳出部分について合計で1億6,955万5,000円となります。  地域経済への影響ということでお尋ねでございますが、消費税の転嫁の関係が中小企業はどうであるかとか、あるいは生活者の税負担がどうなったかというようなことは想定はされますけれども、具体的な影響については残念ながら調査するような資料はございませんので申しかねるとこです。 ○議長(細田 栄君) 幅田議員。 ○議員(11番 幅田千富美君) わかりました。昨年度は7,300万円の交付金でありましたけれど、そして1億2,300万円の支払い消費税が生まれているというふうな御答弁でしたけれど、交付税が減額になっているという御答弁でありましたが、今年度は約1億円の交付税の減額ということになっておりますから、結局は地方消費税で収入がふえるのだという政府の御説明がほぼ地域の本町における収入に大きく影響しているというふうには捉えられないなというふうに思いますし、それと一般会計と特別会計合わせて2億1,489万3,000円というデータでありますから、これはやはり消費税の影響というのははっきりと出ているなというふうに考えます。  先ほど、中小企業とかそれから町民への生活においての影響という点についてはまだ詳しくはつかんでいないがというふうな御答弁でありましたけれど、国会のほうでも安倍総理がはっきりと消費税の影響は一時的と言っておりましたけれど、今になってみれば消費の落ち込みが激しい。予想以上の落ち込みが続いて、予想以上の長引いているというのは事実だというふうに言っていますけれど、やはり本町の住民生活においてもその影響が如実に出ているなという点は指摘しておきたいと思います。  2番目なのですけれど、物件費の中で臨時職員の賃金についてお尋ねをいたします。  賃金は前年度に比べますと1,399万円減の3億1,690万というのが計上されておるわけですけれど、その詳細、前年度と比べまして正職員の処遇改善があったのかどうなのか。そしてそれに対する基本的な姿勢、まずお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(細田 栄君) 総務課長。 ○総務課長(斉下 正司君) まず、賃金が平成29年度、対前年で約1,400万円減額になったということですけれども、これの一番大きな原因が給食センターが業務委託ということで、現在の9名分の賃金が約1,600万円ですけれども、これが減となっているのが一番大きな原因でございます。  処遇改善ですけれども、これは人事院勧告及びそれから近隣市町村の状況を勘案しながらこれまで会計を行っておりまして、今回も平成28年度の人事院勧告が平均で0.2%の増となっておりましたので、これを反映させてそれぞれ賃金単価を上げているところです。  済みません、もう一つございました。保育士、介護相談員など正規職員と同じような事務を扱う臨時職員につきましては、ボーナス、期末手当ですけれども、これを1.0から1.5に上げております。以上です。 ○議長(細田 栄君) 幅田議員。 ○議員(11番 幅田千富美君) 昨年度の臨時職員は166名と伺っておるんですが、今年度の臨時職員さんは変わらないのでしょうかどうなのでしょうかという点です。給食センターの職員が何名でしたっけ、7名でしたっけ。(「9名」と呼ぶ者あり)9名か。それだけの変化なのかどうなのかという点と、それから0.2%の増額という点ですけれど、平均して幾らになるのかという点と、1.5カ月分ということでありますから、これも金額的に平均は幾らなのかという点をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(細田 栄君) 総務課長。 ○総務課長(斉下 正司君) まず人数ですけれども、先ほど議員がおっしゃいました166人というのがこれは日額雇用の職員かと思いますけども、パート、それから日額、月額の職員がおりますけども、平成28年度では全体で278人でした。平成29年度は合計いたしますと293人で、プラスの15人となっているところです。  賃金の改定の状況ですけれども、月額賃金に関しましてはこれは資格の有無とかによって異なりますけれども、月額で260円から320円の増となっております。日額賃金につきましては、10円の増でございます。以上です。(発言する者あり)  時間単価につきましても、日額賃金の割り戻し、10円アップしたものの割り戻しで計算をしております。 ○議長(細田 栄君) 幅田議員。 ○議員(11番 幅田千富美君) わかりました。非常に低いままだということですね。  それから、3点目です。まち・ひと・しごと創生事業ということで健康経営プロジェクト事業、これは国の地方創生交付金10割、100%交付金だというふうに当初はおっしゃっておりましたが、昨年の12月には1,700万円の一般会計の補正を純増で補正が組まれております。社会福祉協議会の定款を変えて、当初計画からしますとスペースを3倍以上に広げて保健センターでフィットネスクラブを開設するということで今準備が進められて、4月からオープンということになっておるところですけれど、株式会社ルネサンスとのかかわりを含めまして、今後どのように展開をされていくのか。前年度の5月でしたか、ルネサンスとの契約を交わして3,600万でさまざまな事業の内容を契約をしておるわけですけれど、それへの契約の状況と、それから3月の末までにはきちんとそういったものを仕上げていくと。もしもそれでなかった場合には契約の違反の場合の負担も向こうが持つとか、さまざまな契約内容となっておるわけですけれど、今後どのような展開をされるのかという点について、今年度の予算額は提示されておりますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(細田 栄君) 企画課長。 ○企画課長(森 道彦君) この健康経営プロジェクトは、健康増進、雇用の場の創出あるいは公共施設の有効活用という3つの目的がありまして事業を展開しております。このお話がありましたように地方創生加速化交付金を充当しているわけでございますが、この交付金には3つの要件がありまして、一つには自立性、そして政策間連携、そして官民協働という要件がございます。これを受けまして、地方公共団体と民間企業が連携して事業を実施する必要があるわけでございます。  伯耆町では、全国でフィットネス事業を展開いたします東京の株式会社ルネサンスと業務委託契約を締結して事業を展開しております。業務の内容は、基本調査あるいは健康増進プログラムの作成、フィットネスクラブの運営の支援、フィットネスインストラクターの育成など、伯耆町が持ってない技術やノウハウを提供いただくことになっております。  また、鳥取県で初めて取り組みとなります地域おこし企業人という制度を利用しまして株式会社ルネサンスから社員を伯耆町に派遣いただきまして、フィットネスクラブ運営の支援を行っていただいております。  4月以降、フィットネスクラブのオープン後は運営主体が社会福祉協議会となるわけでございますが、引き続き業務委託契約に基づきまして運営のアドバイスをいただく予定で、継続的に安定した経営を行うよう、そして町民の健康増進を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(細田 栄君) 幅田議員。 ○議員(11番 幅田千富美君) 先ほど御説明があったわけですけれど、具体的に中身を進捗いたしますと、先ほど申し上げましたように業務委託契約は28年の5月の2日に契約がされておりまして、3月の21日には完成形のものを提示するということになっていまして、3,600万円がルネサンスにお支払いになるということになっていますよね。委託期間が延長した場合には、甲乙協議して損害金が日数計算で年2.9%の損害金をお支払いするということになっておりますし、契約業務の見込みのなき場合についてもどうとか、それから著作権については町に全てするのだということで、仕事の内容が健康増進プログラムのメニュー、ヘルスケアのプログラム、人材育成の業務ということで3業務が提示されているわけですね。そして先ほどおっしゃったように社協に運営委託ということになりましたから、社協のほうの定款を理事会のほうで急遽変えまして、そして展開が今されている。住民の皆さんは、全くどのようなことが協議されてどうなっているのかという点については、社協自体の状況についてもまだ周知されていないという中で展開が進んでいます。  運営の責任者が社協の事務局長、それと現場責任者が社協の職員、そしてリーダーが先ほど言われた地域おこし企業人のルネサンスさんの人で、月に55万2,000円をお支払いして、家賃と駐車場、これも負担する。それからインストラクターは地域おこし協力隊が2名、それで年350万を上限にして3年間派遣するということになっていますね。そしてインストラクターの町民のほうの職員の方は5人、4月から受け付け業務ということで、1時間800円から1,000円という時間給の人たちということになっているわけですよね。  それで、本当にこれで地方創生になるのかなと。企業人のそういったノウハウを使って展開するということでありますけれど、本来、健康経営プロジェクトというのは県のほうも非常に重視しておるというふうにおっしゃっていますけれど、企業、団体がみずからの力で職員の健康を管理していく。職員が職員として働きながらも、健康にも気をつけていただくようなアプローチもしていくんだというのが健康経営の考え方になっておりますから、それを社会福祉協議会が丸抱えにして、そして事務局長がその総括責任者になっていくということになりますけれど、本当にこれだけの仕事をするわけではないのですけれど、どのような仕事案分というふうな協議がなされておるのでしょうか。多岐にわたる仕事を局長は抱えているわけですけれど、どうなのですか。非常にそこら辺不安になっておるんですが。それから、契約の到達ということと。 ○議長(細田 栄君) 町長。 ○町長(森安 保君) 28年度契約については29年度予算と関係しておりませんので、そこは議会の中でちゃんと議事進行を議論されないと、発言内容の制限というのがありまして、議会規則の中に、発言は全て簡明にするものとし、議題外にわたり、またその範囲を超えてはならないという規定を持ってやっておられることは、議員、特にこの中で最長キャリアを誇られる議員さんですから、ちゃんとわきまえていただかないと執行部としても非常に困りますし、これを恐らく拝見される町民の方、またインターネットなどで後日視聴される方がルール違反の議事進行を行っていることになるとちょっと困りますので、そこは十分今後議会の中で基本条例検討などもあるのではないかと思いますけども、これは感想として、しっかり整理をしていただきたいと思います。  その上で、先ほど社会福祉協議会が行う事業ということでいろいろお話しになりましたが、事務局長というのはいわゆる事務の統括責任者という立場ですから、そこにスタッフがおり、例えばこれを役所のほうに置きかえたら最終決裁者は本町の場合は私にあるわけですけども、もちろんそれぞれの部門長がいて、それぞれ事務を果たしていくわけです。ですから事務局長の役割というのは総務課長よりもちょっと上の、町でいえば副町長的な役割になりますので、そこに行くまでの今回の事業を行う上での健康経営のプロジェクトということについては、社会福祉協議会の中にも専任の職員、実際負担も務めるような職員も置き、それから町も今あそこゆうあいパルを直営管理しておりますので、職員の関与もしっかりありますので適した職員を置き、そこの部門の中でしっかりガバナンスができて、それを周知なども含めて事務局長が見ていくというスタイルですので、多岐にわたる仕事をしているからこそ事務局長というものが必要なんだというぐあいに認識をお改めにならないと、ちょっとこのものについては説明がし切れないんじゃないかなと思います。  あとはこの健康づくりということについて若干誤解があるのかもしれませんが、ニーズがあるということをどう捉えるかですよね。まだ募集を始めてから1カ月が若干経過したぐらいの時期ですけども、町民の皆さんを中心に既に350人を超える方が4月からの利用を待ち望んでいらっしゃる。これは有料であってもそういった能動的に、フィットネスというノウハウを自分の健康づくりに能動的に取り組むという姿勢の方がやっぱりそれだけいらっしゃって、その方々に対しては、私どもとしては社会福祉協議会社会福祉協議会という地域の福祉の増進をつかさどる団体としてふさわしいサービスを提供できる。いわゆる町民の皆様、会員のそれぞれの方に対して全部ではないけども、少なくとも350人を超える現時点の方々が望んでいらっしゃったサービスが提供できるというスタイルをとることについては、私としては非常に姿勢としてもっともなことだし、これは歓迎すべきことだと思っております。 ○議長(細田 栄君) 幅田議員。 ○議員(11番 幅田千富美君) 私が心配をいたしておりますのは、やはり当初予算のときにも申し上げておりましたけれど、これをどんと進めていくこと、それは健康への志向というのは住民の皆さんあります。最後まで自分の体をあれして、そして家族にも負担かけないように、これはみんなの願いです。しかし、行政がやるべき仕事と、やっぱりそうでない仕事とわきまえておかなきゃいけないということと、地方創生というならば、やはり地域のそれぞれの事業者が発展していただくということも大事なわけでありまして、近くにはカーブスという女性中心のそういったのもある、米子にも日吉津にもたくさんそういったものがあって、そして町が福祉協議会のそのスペースを使って、そしてその事業をどんどんどんどん進めていくことが本当に地域創生になっていくのか。民間事業を圧迫しないのか。それから、公的産業のサービスの産業化につながらないのかというところをしているわけです。最終的には地域の疲弊、これを加速させるような地方創生なんてあり得ないわけでありまして、その点を危惧しているから申し上げているところでありますので、住民のこの交付金に対しての意見も全国から上がっておりますので……。 ○議長(細田 栄君) 幅田議員、質疑通告に従って質疑をしてください。 ○議員(11番 幅田千富美君) はい。でありますので、住民の皆さんが400人の希望があったと。年間3万円近い会費を納めて、そしてそれに参入する人、それはいいですよ。だけど圧倒的な人が健康を志向しながら、それに参入されない人たちもいるという点についても御検討願いたいということと、それから保健センターの……。 ○議長(細田 栄君) 要点を絞ってください。通告に従って質疑をしてください。 ○議員(11番 幅田千富美君) 今年度の予算計上がされておりますので、その点についてはまた特別委員会の中で協議してまいりたいというふうに思います。  4点目です。 ○町長(森安 保君) ちょっと答弁させていただけませんか。 ○議長(細田 栄君) 幅田議員、町長が今のコメントについて答弁したいと言っておりますので許可します。  町長。 ○町長(森安 保君) 幾つかおっしゃったんですけども、サービスの提供主体は社会福祉協議会ですので、町が事業をどんどん展開しているとおっしゃったことはこれは当たりませんので、新年度予算についても地域おこし企業人などについてのこれはサポートですので、町営事業ではなくて町の社会福祉協議会の中で事業運営、それから収支構造をとっていただくことですので、ガバナンスも含めて、それは議員のおっしゃったことはちょっと予算的にも間違っておりますので、考えを改めていただかなければならないだろうと思いますし、サービスの種類がやっぱり単一のものではなくていろんなスタイルがあるということが、いわゆる選ぶことができるということがやっぱり町民生活にとってはプラスになるだろうという考えを私ははっきり持っています。一つのものがある中で、一つのものがあるから他のものは認めないという話になれば、もう既にその体制は地球上から消滅しているのかもしれませんけども、非常に何か自由主義的ではないやり方になってきますので、幾つかいろんなサービスがある中でサービスの受け手が選ぶことができるような、そういう構造を地域においてもつくっていくというのが行政サービスとしてはあるべき姿なのではないか。これは今の日本国の状況からしても、恐らく大多数の国民の方は賛同されるそういう事実ではないかなと私は思います。 ○議長(細田 栄君) 幅田議員、4項目めの質疑に入ってください。 ○議員(11番 幅田千富美君) 先ほどのものに言われましたけど、社会福祉協議会での中身の協議は進めてほしいという点を言われたというふうに認識しています。  4点目です。就学援助金、小学校、中学生の教育、これは義務教育は無償というのが憲法で保障されている内容でありますが、就学援助制度、これはそれを補完する内容として制度化されているものでありますけれど、就学援助制度の周知の徹底、これについては12月から改善の方向で11月の広報にも提示されておりまして、よかったなというふうに思っているところでございます。  それで就学援助制度は支給項目の改善や国の支給基準の引き上げ、これが定められてまいっているというふうに思いますけれども、具体的にどのような改善点があったのかという点についてお尋ねをしたいと思います。  特に17年度の基準が引き上げられて、小学校の場合は2万470円だったものが4万600円に上げられて、中学校は2万3,550円のものが4万7,400円に引き上げられたという改善点もあるわけですけれど、本町の場合についてはいかがだったのかという点をお尋ねしておきたいと思います。
    ○議長(細田 栄君) 教育長。 ○教育長(後藤 弥君) 就学援助金についてのお話でございますけれども、まず広報に努めたということで、この点については御理解いただきました。  支給項目につきましては、これは以前からこの12月の議会での一般質問でもお答えしておりますとおり、近隣の市町村の状況を見ながら検討してまいりたいということで今後も考えていきたいと思っています。  また、お話がありました国の支給基準の引き上げということでございますけれども、これは新入学児童生徒学用品費等というところについて、先ほどお話がありました金額の引き上げを予算案として示しているというところでございますので、私どもとしましてはそういう情報は入っておりますけれども、まだ正式な通知等は来ておりませんので、それが正式な通知が来ましたら先ほど申し上げました近隣の市町村の状況を見ながら、必要であるならばまたそれを検討してまいりたいというぐあいに考えております。 ○議長(細田 栄君) 幅田議員。 ○議員(11番 幅田千富美君) 国の通知は、2月段階にはもう来ているというふうに認識しております。ですので、ぜひともそれを引き上げた内容のもので御提示願って、また周知徹底を図っていただきたいということと、入学前に支給をしてくださいと。実際に入学準備にはもう中学生になりますと9万円近いようなものを準備しなきゃいけないということで、本当に子供を抱えている家庭の苦しさについて、子供の貧困の問題についてもお尋ねをした経緯がございますが、非常に小学校に上がる上でも中学校に上がる上でも大きなお金を準備してしないといけない。そしてその準備期間が1月、2月、正月明けから準備していかないけないのに、5月ごろにならないと入らないという点については改善をお願いしておりましたが、そういった点についても全国ではその改善がなされて、80の自治体が2月の4日時点です、そのような状況を取り組んでいる。それから、文科省のほうからも各県のほうにその通達もおりているという状況でありますので、御協議願いたいというふうに思います。  それから5点、学校給食の……。 ○議長(細田 栄君) 答えはいいですか。 ○議員(11番 幅田千富美君) よろしいです。 ○議長(細田 栄君) じゃ質疑してください。意見は言わないようにお願いします。 ○議員(11番 幅田千富美君) 5点目ですけれど、学校給食費の補助金です。 ○議長(細田 栄君) いや、美術館になっています。 ○議員(11番 幅田千富美君) 失礼いたしました。5点目、写真美術館の件についてでございます。  植田正治写真美術館開館から20年を過ぎまして、広報では60万人を達成したというふうに報道がされておりました。これまでに約8億円、町の財政から補填をして運営してきたわけでありますけれど、先ほど言いました60万人の観客というのは当初予定からしますと約5分の1のお客さんで運営したから、町の財政を投入しなければならないという施設になっているわけです。そのためにこれまで議会では特別委員会を設立しまして、そして慎重な審議を重ねて、専門家の意見などもいただきながら町立美術館の運営に関する決議というのをお出しいたしまして、美術館の主たる運営を美術財団から各種事業等の実施を含めて町直営にということで、そして自由度の高いものとして町民に親しまれる施設にすることという点について指摘をして、そして直営になっているということでありますけれど、2点目の契約書及び覚書について、甲乙の経年状況、法改正、財政状況等の変化に伴って抜本的にこれを見直すことという指摘をしてまいったわけでありますけれど、この間どのようなことになっておりますのか。まだ植田家のほうの側の弁護士さんも亡くなったというようなことを御報告願ってはおりますが、その契約内容の変更についてどのような取り組みをなさっているのか。今年度の予算にそれが計上されているのかどうなのか、お尋ねしておきたいと思います。 ○議長(細田 栄君) 教育長。 ○教育長(後藤 弥君) 写真美術館についてお尋ねでございますけれども、先ほどおっしゃいました特別委員会での決議でございます。それに沿って努力をしてきているというところでございます。もちろん町営で実施しておりますし、そして町民に親しまれる施設とするということでフォトスクールでありますとかやっておりまして、非常に子供たちも写真に対して興味を持ち、県展あるいはさまざまな展覧会でも賞に入選するようなところまで参ってきているという状況でございます。  契約書、覚書につきましてでございますけれども、やはり長年経過してきているところから御指摘もありましたように取り組んでおるわけでございますが、特に上京した折には事務所のほうと面会して話し合いを行っておりますし、あるいは事務所のほうが来県されたときには、写真美術館のほうで話し合いを行っているというやな状況でございます。  また、植田家のほうは近くにおられますので、理事会等での際に話し合いをしているという状況でございますが、先ほどおっしゃいましたように弁護士さんの交代もありましたり、あるいは以前から申し上げております著作権者がなかなか一本化できてないという状況もございますので、そういったところでなかなか一気に進まないというのが現状でございます。  ただ、社会の状況の変化で、例えばデジタルデータの取り扱いといったようなことについても話し合いをしているわけでございますけれども、そういった変化に対応した見直しについては御理解もいただけるような状況がつくられてきているということですので、今後も継続した協議を進めながら現在にマッチしたような見直しを行っていきたいというぐあいに考えています。 ○議長(細田 栄君) 幅田議員。 ○議員(11番 幅田千富美君) 朝日新聞にもこれも掲載されていた記事でありますけれど、植田家から植田正治さんの写真の全部を提供していただく、寄附していただくということになっていたわけですけれど、そうではなくって世界展や東京展や国内展も多々開かれているという状況の中で、本町に持っている写真については2度ほど提供してそしてその使用料をいただいたという経緯がありまして、その後はもう全く自由に展開されているという実態の中で、やはりこれが契約書に基づいた運営になっているのかどうなのかという点が指摘されてきていたというふうに思います。そういった点で、御遺族も亡くなられた方もあったりあれしておりますけれど、今残されておられるその権限のある人ときちんとお話をしておかれないと、今後伯耆町民がどのような負担を担わなければならないのかということにも相なりますので、やはり弁護士なりつけていただいてきちんと先行きを検討していくということが今必要ではないかなというふうに思いますけれど、そのような予算が今年度のものに入っているかどうかという点についての御質問をしているところなのです。旅費というふうなことになっていましたけど。 ○議長(細田 栄君) はい。 ○教育長(後藤 弥君) 本年度予算につきましては、特段に弁護士等の費用については計上しておりませんが、まずその前段としてやはり上京した際でありますとか来県した際にしっかり話し合いを続けていくというところの予算につきましては、旅費等で措置しているところでございます。 ○議長(細田 栄君) 幅田議員。 ○議員(11番 幅田千富美君) わかりました。  6点目です。後期高齢者の医療保険の特別会計でございます。後期高齢者の医療で、今回所得割5割軽減を2割軽減に引き下げる。そして、平均月1,310円負担増となる。それから元被扶養者の軽減は段階的に軽減をして、月380円の保険料が1,130円に引き上がる、負担になるというふうに決められました。これまで大きな世論の中でここまででとどめられておりますけれど、平成30年、31年には全面的に特例措置はなくしていくということでありまして、2倍から10倍の負担増になるというふうなことになっているわけでありますけれど、これについての当年度の該当者への影響はどうなっているのか、数字で示していただきたいと思います。  それと、後期高齢者の保険の特別会計の条例においては、未納の方についてはもう医療は10割本人負担しなさいというような制裁措置の厳しい条例になっておるわけでありますけれど、これについての未納者がどの程度いらっしゃるのか、その該当されるような方がいらっしゃるのかという点についてもお答えくださいませんか。 ○議長(細田 栄君) 健康対策課長。 ○健康対策課長(小村 健君) まず初めに、後期高齢者医療の保険料軽減特例の見直しによる影響でございますが、基礎控除後の総所得金額が58万円以下の被保険者に対する所得割の5割軽減措置が29年度に2割軽減となることによる負担増についてでございます。  これは対象者220人で149万6,000円の負担増、1人当たりの平均で年間約6,800円の負担増になるという試算をしております。  また、元被扶養者に対する軽減の見直しによる影響でございますが、被扶養者かつ低所得者8.5割軽減該当の方は対象者75人で、年間約2,100円の負担増、被扶養者かつ低所得者2割または5割軽減該当の方は対象者が25人で、年間約8,500円の負担増、被扶養者かつ低所得の軽減なしの方につきましては対象者246人で、年間約8,500円の負担増になるものと予測しております。  次に、滞納者の状況とその対応ということでございますが、過年度分を滞納されている方が現在3名おられまして、滞納額は現年分を除く過年度分で103万3,780円でございます。過年度分を滞納しておられる方については納付相談を行い、分納誓約を交わすようにしております。滞納されている方3名のうち1名は現在も後期高齢者医療保険に加入しておられまして、短期証を発行しております。なお、短期証は期間が短期であるだけで医療保険が10割負担になるというものではございませんので、通常の保険証と同じ扱いで、ただ期間が短期になるという保険証を発行しているのが1名でございます。以上です。 ○議長(細田 栄君) 幅田議員。 ○議員(11番 幅田千富美君) わかりました。  最後になりますが、3名滞納の中で1名は短期保険証が発行されていて、あとの2人は何にもないということでありましょうかということと、短期は何カ月のものになっておるのでしょうか、お答えください。 ○議長(細田 栄君) 健康対策課長。 ○健康対策課長(小村 健君) 現在も引き続いて後期高齢の医療に加入されておられる方が1名でして、あとの2名は現在後期高齢者医療に加入しておられません。亡くなられたりとか、あと保護を受けられたりとかという状況でございます。  短期証の期間についてでございますが、年金月に納付相談に来ていただきまして2カ月を発行しております。 ○議員(11番 幅田千富美君) わかりました。 ○議長(細田 栄君) よろしいですか。 ○議員(11番 幅田千富美君) はい、以上で終わります。 ○議長(細田 栄君) 以上で幅田千富美議員の質疑を終わります。  次に、3番、永井欣也議員の質疑を許します。  永井議員。 ○議員(3番 永井 欣也君) 3番、永井でございます。平成29年度伯耆町一般会計、特別会計当初予算案に対する質疑通告書を提出しておりますので、それに基づき4点の質疑を行いたいと思います。いずれも一般会計に関するものでございます。  まず第1点、集落支援事業についてでございます。  前年度に配置済みの日光地区に続き、二部地区に集落支援員を配置する予算の計上であります。前年度の事業名は、日光地区交流促進事業でした。今年度の事業名は、集落支援事業であります。集落支援員の業務内容は前年度と一緒でありますが、集落支援員の要件は少し変わっております。前年度については、最後のくだりが集落対策の推進に関してノウハウ、知見を有した人材でありますが、今年度については集落対策の推進を図ることのできる人材というふうになっております。前年度配置の効果等を踏まえた計画と考えておりますけども、現在の公民館配属の職員との業務分担を含めて本事業の意図されるところをお伺いしたいと思います。 ○議長(細田 栄君) 企画課長。 ○企画課長(森 道彦君) 従来から、二部地区、日光地区に配置いたしました町職員であります地区担当職員は、それぞれの地区協議会の活動を支援するということで配置を行っております。  集落支援員につきましては、集落への目配りといたしまして集落の巡回、状況把握等を行うもので、よりきめ細やかに各集落の課題把握や維持、活性化に必要な活動の支援を行うため配置をしております。  伯耆町では、平成28年度から日光地区に集落支援員を配置しておりまして、日光地区集落の活性化に向けた調査、巡回点検あるいはイベントの支援などを行っており、今年度はその活動を見て二部地区でも実施するよう予算を計上しております。地区全体の活性化は集落と地区協議会の両方が活力があることが大切で、地区担当職員と集落支援員はお互いに連携し、地区全体の活性化に向けた支援を行ってまいりたいと考えております。 ○議長(細田 栄君) 永井議員。 ○議員(3番 永井 欣也君) 日光地区では既に始まっておりまして、当然ながら二部地区でやるということにつきまして、それぞれの地域の活性化に結びつくということで非常にいい計画なのかなというふうに思いますが、既に実施しておられます先ほどもちょっと触れましたが前年度といいますかこれまで配置されておるところでの具体的なその効果といったものについてはどのようなふうに捉えられておられますか。 ○議長(細田 栄君) 企画課長。 ○企画課長(森 道彦君) 集落支援員の活動実績といたしまして、集落の循環点検を適宜行っております。また、日光地区の統計データの収集あるいは意見交換用の資料の作成、またアンケート調査なども行っておりますし、日光でのイベントでの例えば添谷の軽トラ市、花壇づくり、開校式あるいは日光地区協議会のイベントの協力なども行っております。 ○議長(細田 栄君) 永井議員。 ○議員(3番 永井 欣也君) 集落支援員の要件として地域の実情に詳しい身近な人材でというようなことで、現在公募されておるようでございます。特別交付税の措置がされるということですが、何か要件というものがあるのでしょうか。 ○議長(細田 栄君) 企画課長。 ○企画課長(森 道彦君) 特別交付税につきましては、一人上限が350万となっております。特別交付税のルール分ということで、省令に定められている項目で交付されるということですが、専任である場合と、あるいは兼任というふうな例があるようでして、例えば集落の区長さんとかそういう方が兼務でされる場合はもっと減額になるというふうに聞いておりますが、伯耆町の場合には現在のところ専任ということで配置をしております。 ○議長(細田 栄君) 永井議員。 ○議員(3番 永井 欣也君) わかりました。  続きまして、2番目の項目に移ります。事業名、二部放課後児童クラブ運営費補助事業に関してでございます。  岸本、溝口、八郷に次いで二部地域においても放課後児童クラブが運営されることになりました。町運営でなく、だんだんプロジェクト、たくしクラブといった地域の若者たちの任意団体による運営であり、補助の前提として伯耆町放課後児童クラブ管理運営規則に基づく運営というふうにあります。地域の若者たちの熱意あるいわば自主的な取り組みを支援するものであり、評価するところでございます。ただ、前提条件として町運営の児童クラブと同じ基準による運営ということでありますが、この管理運営規則の概要といったものについてお伺いしたいと思います。 ○議長(細田 栄君) 福祉課長。 ○福祉課長(谷口 仁志君) お答えします。  29年度、二部小学校の保護者の方々、今言われただんだんプロジェクトさんですけれども、二部放課後児童クラブに対して保護者からの利用料充当される以外の経費について補助をする予定にしております。備品については、町が購入し対応する予定にしております。言われたように、補助を行う条件として町が運営している児童クラブと同じ基準での運営をお願いしたいということを考えております。  この管理運営の運営規程の概要をということでございますが、まずその前に児童の健全育成とか施設設備環境あるいは施設の配置基準、資格要件等を定めた伯耆町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例というのがございます。まずはこれは遵守していただかなければならないということが前提であるということ。  おっしゃいました管理規程ですけども、運営主体であります先ほどのだんだんプロジェクトさんが規程については主体的に定められております。利用資格それから保護者から徴収する利用料、それから開所日、年間の日数、開所時間などについては伯耆町放課後児童クラブ条例、それから同管理規則と同様の基準で定めておられます。  概要をということですので、重立ったところを具体的にお話ししますと、保護者から徴収する利用料は児童一人につき毎月3,500円と、長期休業中については利用1回につき200円の加算利用料、兄弟同時利用については2子目からは半額ということ。それから、開所日は月曜から土曜。日曜、祝祭日は原則としてお休みにしていただくということ。時間は、学期中については下校時から18時30分、土曜や長期休業中は8時から18時30分までということでございます。ただし、開所時間につきましては、始まりの時間とか土曜とか長期休業中については二部からの勤務地までの時間等とか、米子が多いんだろうと思いますけれども、そういうことを考えられて保護者の方とよく相談していただければ、私どもも緩やかに見させていただけたらなというふうに考えております。  ちなみに、この放課後児童クラブについては、民間の方が行われる場合には届け出をしていただくことを要綱として定めております。この要綱については、既に団体からいただいております。以上です。 ○議長(細田 栄君) 永井議員。 ○議員(3番 永井 欣也君) この管理運営規則について、非常に厳しいものかなというふうには思いましたがそうではないということで、若干地域の実態に合わせたような緩やかな運用といったものが考えられておるということでございますので、少し安心いたしました。このような自主的な主体的な取り組みを事業として取り上げられる団体があったりすれば、本当に地域の活力につながるなというふうに考えております。  続きまして、3番目の項目に移ります。消防・防災拠点の施設整備事業でございます。消防団第1分団、第7分団の拠点施設を分庁舎横へ移転、新築するとともに分庁の公用車車庫を防災用の車庫に改築して、災害時に迅速に対応できるように備えるとのことであります。  先ほど、乾議員の質問で緊急時の備蓄、物流基地として使用するというふうな説明もございましたが、いま一度、特に重視している部分等についてお伺いしたいというふうに思います。それぞれの工事費、あるいは設計料の関係についてもあわせて御説明いただければと思います。 ○議長(細田 栄君) 総務課長。 ○総務課長(斉下 正司君) お答えをいたします。  まず、消防団車庫ですけれども、これは先ほど乾議員の御質問でもお答えしましたとおり現在非常に出入りが不便なところにございますので、緊急時速やかに出動できるように分庁舎の車庫横に移すということでございまして、機能的には2台の消防自動車、ポンプ積載車等を配備するものと、それから先ほどおっしゃいました防災車庫として備蓄が可能であったり、あるいは物資の保管ができるように改築するということでございます。  工事費と設計料の関係ということで、恐らく改築ではなくて改修である防災車庫のほうの設計料が高いというところの御指摘ではないかと思うんですけども、これについて御説明いたしますと、消防団車庫については先ほど言いましたように移転、改築ですので工事費のほうは防災車庫よりも高くなっております。工事費2,468万5,000円ですし、防災車庫は工事費1,047万6,000円です。この防災車庫ですけれども、建物が非常に古い建物でして、これについては耐震診断調査が必要だということで、実はこれが非常に高くて、見積もったところではこれが300万円必要であろうと思われます。建物の改修設計については約151万1,000円ということで、これの合計額が451万1,000円ということで、耐震診断の関係で消防団車庫よりも設計費が上がっているという状況です。以上です。 ○議長(細田 栄君) 永井議員。 ○議員(3番 永井 欣也君) わかりました。  続きまして、最後の質問でございます。学校給食施設の改修事業でございます。学校給食センターの長寿命化、アレルギー対応食コーナーの設置等を目的とした施設改修の設計委託料の予算計上であります。  食物アレルギー対応については、平成26年の3月議会で私が一般質問を行いまして、現在の給食センターのままでは対応困難であり、民間業者への委託が可能か調査したいというふうな答弁をいただいております。先ほど、調理委託契約の締結を可決したところでございます。アレルギー対応食の調理には施設設備的に非常に厳しい要件が求められているというふうに考えますが、その対応食コーナーの考え方についてお伺いしたいというふうに思います。 ○議長(細田 栄君) 教育長。 ○教育長(後藤 弥君) 給食センターの改修につきましての御質問でございました。  特にアレルギー対応食コーナーということについての考え方でございますけれども、議会答弁でも申しましたように、やはり今現在は同じ調理フロアでアレルギー対応のできるところをやっているという状況でございますので、やはりこれを拡充していくためには独立した部屋というのがやっぱり必要でございます。といいますのが、アレルゲンになるものの食材がまじってしまうとこれが一番危険なわけでございますので、その調理工程が全く別になるという形のものが必要でありますので、そのためには独立した部屋が必要だろうということで、今回の改修にあわせてその独立した部屋のスペースを確保していこうということでございます。  先ほど町長が駐車場の関係のことで申し上げましたように、現在給食センターの敷地内にあります今の駐車スペースの一部を使いまして、そのアレルギー対応食コーナー、独立した部屋を確保していくという設計でございます。 ○議長(細田 栄君) 永井議員。 ○議員(3番 永井 欣也君) 説明のほうに対応食のコーナーというふうにありましたので、まさかその今の調理場の一角でというようなことを思っておりましたが、別の部屋ということで設計されるというようなことでございますので、その点安心いたしました。  子供たちは非常にアレルギーといったものに対して多様な症状がございます。その個々のものに対応したような、安全で安心なやっぱり給食の提供といったものに今後も努めていただきたいというふうに思います。  以上をもちまして私の質問を終わります。 ○議長(細田 栄君) 以上で3番、永井議員の質疑を終わります。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。議案第27号から議案第39号は、既に配付しております予算決算等常任委員会議案付託表のとおり審査を付託したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(細田 栄君) 御異議なしと認めます。よって、この13議案につきましては、予算決算等常任委員会に付託して審査することに決定いたしました。     ─────────────・───・───────────── ○議長(細田 栄君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会といたします。御苦労さまでした。              午前11時34分散会     ───────────────────────────────...