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令和 2年 3月第2回定例会 (第 1日 3月 3日)

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  1. 北栄町議会 2020-03-03
    令和 2年 3月第2回定例会 (第 1日 3月 3日)


    取得元: 北栄町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    令和 2年 3月第2回定例会 (第 1日 3月 3日) 北栄町告示第10号  令和2年第2回北栄町議会定例会を次のとおり招集する。    令和2年2月26日                                 北栄町長 松 本 昭 夫 1 期 日  令和2年3月3日(火) 2 場 所  北栄町役場議会議場       ─────────────────────────────── 〇開会日に応招した議員     長谷川 昭 二        宮 本 幸 美        飯 田 正 征     秋 山   修        町 田 貴 子        油 本 朋 也     斉 尾 智 弘        井 上 信一郎        藤 田 和 徳     田 中 精 一        森 本 真理子        津 川 俊 仁     阪 本 和 俊        野 田 秀 樹        前 田 栄 治       ─────────────────────────────── 〇応招しなかった議員        な し       ───────────────────────────────   ─────────────────────────────────────────────       第2回 北 栄 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第1日)
                                     令和2年3月3日(火曜日) ─────────────────────────────────────────────                    議事日程                               令和2年3月3日 午前9時開会  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告  日程第4 請願・陳情の付託  日程第5 議案第2号 令和2年度北栄町一般会計予算  日程第6 議案第3号 令和2年度北栄町国民健康保険事業特別会計予算  日程第7 議案第4号 令和2年度北栄町介護保険事業特別会計予算  日程第8 議案第5号 令和2年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算  日程第9 議案第6号 令和2年度北栄町農業集落排水事業特別会計予算  日程第10 議案第7号 令和2年度北栄町栄財産区特別会計予算  日程第11 議案第8号 令和2年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計予算  日程第12 議案第9号 令和2年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計予算  日程第13 議案第10号 令和2年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計予算  日程第14 議案第11号 令和2年度北栄町水道事業会計予算  日程第15 議案第12号 令和2年度北栄町下水道事業会計予算  日程第16 議案第13号 令和2年度北栄町風力発電事業会計予算       ───────────────────────────────                 本日の会議に付した事件  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告  日程第4 請願・陳情の付託  日程第5 議案第2号 令和2年度北栄町一般会計予算  日程第6 議案第3号 令和2年度北栄町国民健康保険事業特別会計予算  日程第7 議案第4号 令和2年度北栄町介護保険事業特別会計予算  日程第8 議案第5号 令和2年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算  日程第9 議案第6号 令和2年度北栄町農業集落排水事業特別会計予算  日程第10 議案第7号 令和2年度北栄町栄財産区特別会計予算  日程第11 議案第8号 令和2年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計予算  日程第12 議案第9号 令和2年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計予算  日程第13 議案第10号 令和2年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計予算  日程第14 議案第11号 令和2年度北栄町水道事業会計予算  日程第15 議案第12号 令和2年度北栄町下水道事業会計予算  日程第16 議案第13号 令和2年度北栄町風力発電事業会計予算        ───────────────────────────────                  出席議員(15名)     1番 長谷川 昭 二君  2番 宮 本 幸 美君  3番 飯 田 正 征君     4番 秋 山   修君  5番 町 田 貴 子君  6番 油 本 朋 也君     7番 斉 尾 智 弘君  8番 井 上 信一郎君  9番 藤 田 和 徳君     10番 田 中 精 一君  11番 森 本 真理子君  12番 津 川 俊 仁君     13番 阪 本 和 俊君  14番 野 田 秀 樹君  15番 前 田 栄 治君        ───────────────────────────────                  欠席議員(なし)        ───────────────────────────────                  欠  員(なし)        ───────────────────────────────                 事務局出席職員職氏名 事務局長 ─────── 磯 江 恵 子君  主幹 ───────── 福 田 香 織君 事務補佐員 ────── 長谷川 利 恵君       ───────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名 町長 ───────── 松 本 昭 夫君  副町長 ──────── 手 嶋 俊 樹君 教育長 ──────── 別 本 勝 美君  地方創生監 ────── 渋 谷   潤君 会計管理者(兼)出納室長         ──── 友 定 景 子君  総務課長 ─────── 磯 江 昭 徳君 企画財政課長 ───── 小 澤   靖君  税務課長 ─────── 齋 尾 博 樹君 住民生活課長 ───── 藤 江 純 子君  福祉課長 ─────── 田 中 英 伸君 健康推進課長 ───── 吉 岡 正 雄君  地域整備課長 ───── 倉 光   顕君 産業振興課長 ───── 手 嶋 寿 征君  観光交流課長 ───── 松 本 裕 実君 教育総務課長 ───── 大 庭 由美子君  生涯学習課長 ───── 杉 本 裕 史君 農業委員会事務局長 ── 下 阪 啓 二君 (併)選挙管理委員会事務局長 ──────────────────── 磯 江 昭 徳君       ───────────────────────────────                 午前9時00分開会 ○議長(前田 栄治君) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は15人です。定足数に達していますので、これより令和2年第2回北栄町議会定例会を開会します。  最初にマスクの着用の件ですけども、マスクをされておられる方はマスクをされたまま発言をされても結構でございますので、よろしくお願いします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(前田 栄治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本会期中の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において14番、野田秀樹議員、1番、長谷川昭二議員を指名します。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(前田 栄治君) 日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日から18日までの16日間としたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から18日までの16日間と決定しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(前田 栄治君) 日程第3、諸般の報告をします。地方自治法第121条第1項の規定により、本会期中の会議に説明のため出席を求めた者の職氏名は、お手元の「説明員の報告」のとおりです。次に、議員派遣の結果については、お手元の「議員派遣報告書」のとおりです。次に、監査委員から報告のありました「例月出納検査の結果報告書」及び「定期監査の報告書」については、その都度配付している写しのとおりです。以上で諸般の報告を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 請願・陳情の付託 ○議長(前田 栄治君) 日程第4、請願及び陳情の付託を行います。  本日までに受理した陳情は、会議規則第92条第1項及び第95条の規定により、議長においてお手元に配付の「陳情文書表」のとおり所管の常任委員会に付託します。       ─────────────・───・─────────────
    ◎日程第5 議案第2号 から 日程第16 議案第13号 ○議長(前田 栄治君) 日程第5、議案第2号、令和2年度北栄町一般会計予算から日程第16、議案第13号、令和2年度北栄町風力発電事業会計予算まで、以上12議案を一括議題とし、本日は説明のみに留めておきます。  提案理由の説明を求めます。  松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 初めに、昨今コロナウイルスで世界中に大変な状況が発生しておるところでありますが、被災されました皆さんにおかれましては一刻も早く回復されますことを願いますとともに、亡くなられた皆さんには心からお悔やみを申し上げたいと思います。また、対策を一刻も早くいたしまして、このコロナウイルスが鎮静いたしますことを願っておるところであります。  そういたしますと、施政方針のほうを述べさせていただきまして、それぞれの議案につきまして説明をさせていただきます。提案理由を申し上げます。  本日、ここに令和2年3月定例会を招集し、令和2年度当初予算を初めとする諸議案の御審議をお願いするに当たりまして、私の令和2年度の町政運営に臨む所信の一端と重点施策の概要について御説明申し上げ、町民の皆様並びに議員の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  本町における令和元年度の出来事を振り返りますと、本町の特産品の一つである大栄西瓜のGI登録、青山剛昌ふるさと館の年間来場者数20万人達成など、北栄町の持つ魅力が町内外に一層発信される機会がありました。また、行政の取組としては、青山剛昌ふるさと館中央公民館大栄分館施設在り方検討委員会の実施、道の駅「北条公園」の基本計画の策定、コミュニティ・スクールの検討、北栄町地域福祉推進計画の検討、ほくえい未来トークの開催、気候非常事態宣言の表明など今後のまちづくりの方向性に大きく関わる事業を行ったところであります。令和2年度は、これらの結果を基に新たな取組を一層推進してまいります。  北栄町の人口は本年1月末現在で1万4,924人となり、人口減少、少子高齢化に歯止めがかからない状況にあります。地域資源の活用による地域経済の活性化、地域コミュニティーの維持、生活に必要なインフラ・交通手段の確保、子育て・教育環境の充実などの課題解決が今後一層求められる中、移住定住の促進と併せて人口減少を見据えた持続可能なまちづくりを推進する必要があります。  一方で、世界に目を向けますと、2015年に国連サミットで採択された持続可能な開発目標、すなわちSDGsの考え方が広く浸透しつつあります。貧困の撲滅、あらゆる人々への教育・福祉の提供、ジェンダー格差の解消、気候変動への対応など世界を持続可能なものとするために必要な17のゴールの達成に向け、全ての主体が対応を求められています。このような背景の中、住民一人一人が将来にわたって不自由なく安全に安心して暮らし、それぞれのやりがいを持って過ごし続けることのできる北栄町を実現しつつ、結果としてそのための行動が国内外の課題解決にも貢献し、SDGsの達成にも資するような取組が必要であります。このため、令和2年度においてはSDGsの基本的な考え方を施策に反映することとしており、具体的な事業についてもそれぞれSDGsのゴールとの関連についてまとめております。また、令和2年度に策定する新たなまちづくりビジョンについては、SDGsの理念を積極的に取り入れながら策定を進めてまいります。  それでは、現在の北栄町まちづくりビジョンに掲げられた5つの基本目標に沿って、令和2年度当初予算等における主な取組について申し上げます。  初めに、基本目標第1の「げんきなまちづくり」について申し上げます。  本町の中心的な施策の一つである農業振興につきましては、農家の高齢化や農業従事者の減少が進む中、持続的な農業を実現させるため栽培施設の充実、農業機械の導入など意欲ある農家の工夫や生産効率の向上に関する取組について、産地パワーアップ事業園芸産地活力増進事業、がんばる農家プラン事業等により支援してまいります。  また、新たな担い手を育成、確保するため、農業次世代人材投資事業就農条件整備事業等担い手育成支援事業に加え、新たに担い手確保・経営強化支援事業を行うことで農家後継者の育成支援の充実と機械導入等の支援を推進し、農業経営基盤の強化を図ります。  さらに、人・農地プランの実質化を進めるとともに、新たに集落営農体制強化支援事業を行うことで、農業経営の規模拡大を目指す農家や新たな担い手に対して積極的に農地の利用集積を図ってまいります。  加えて、本町特産品の一つである大栄西瓜のさらなる認知度向上のため、6月にMAZDA Zoom−Zoomスタジアム広島において広島東洋カープの公式戦の中でのPRなどを行い、新たな顧客の獲得に向けて関係者一丸となって取り組んでまいります。  近年増加しているアナグマやイノシシの農作物被害への対策については、鳥獣被害対策実施隊や被害発生地域の農家と連携し、有害鳥獣の捕獲や追い払いなどを引き続き実施するとともに、電気柵の有効な活用方法と整備をセットにした支援を進めてまいります。  農業経営者のセーフティーネットである収入保険については、引き続き加入負担軽減となる支援に取り組んでまいります。  林業の分野では、森林環境譲与税を活用し意向調査と経営管理集積計画を策定して、森林の適切な管理につなげてまいります。  次に、商工業の振興について申し上げます。  まず、町内事業者を支援する北栄町商工会との情報交換を密にし、積極的に起業・創業支援に取り組んでまいります。  また、町内の中小企業、小規模事業者の育成と経営安定化のため、北栄町商工会や国、県のハローワークなどと連携を取りながら、求職者と中小企業とのマッチングやインターンシップなどによる若者向けの企業体験、見学会を通して雇用を促進する取組を進めてまいります。  さらに、新たにふるさと就農応援事業を行い、町内企業に就職した若者の健康づくりを応援してまいります。  事業者が高齢化や人手不足、働き方改革への対応等の厳しい環境を乗り越えるために老朽化が進む設備を生産性の高い設備へと一新させ、労働生産性の飛躍的な向上を図れるよう生産性向上特別措置法に基づく支援を引き続き行ってまいります。  また、ものづくり補助金小規模事業者持続化補助金等により地域の事業者の投資意欲を喚起することで、世代を超えた絆や地域のつながりを強く結びつけるとともに、先人たちから受け継いだ地域資源を守り育てながら次世代に引き継いでいけるよう商工振興を進めてまいります。  高規格化の整備が進んでいる山陰道と国道313号との結節点という交通の要衝に位置する道の駅「北条公園」には、大きな発展の可能性が見えています。道の駅「北条公園」については再整備計画をこれまで進めてきましたが、本年1月に重点「道の駅」として国土交通省に認定されました。引き続きこの山陰道の整備に伴って、これまで単独型登録であった道の駅「北条公園」について一体型登録となるよう、国土交通省と協議を進めてまいります。  次に、観光振興について申し上げます。  青山剛昌ふるさと館に国内外から訪れる観光客は年々増加し、令和元年度の入館者数は過去最高を記録しております。入館者の増加による展示スペースなどの課題に対し、本年2月、青山剛昌ふるさと館あり方検討委員会より提言を頂いております。この提言を参考に、早い段階でふるさと館の今後の方向性を決定したいと考えております。  また、観光客の満足度向上を図るため、引き続き地元や県、JRなどの関係者で構成する北栄町まんがのまちづくり企画実行委員会での議論を踏まえ、コナンを活用したまちづくり事業を展開してまいります。  ふるさと館については、プロジェクションマッピングの映像の追加を行うことで来館者の満足度向上に取り組み、コナンのまちづくりについては巨大迷路の実施、新たなカラーオブジェやコナン駅前へのコインロッカーの設置など、魅力や利便性の向上に取り組んでまいります。そして観光協会との連携を密に図り、観光農園や地元の食、観光施設などを活用した観光商品の造成や観光サイト等を活用した北栄町ならではの情報発信の強化に取り組んでまいります。  次に、移住定住施策について申し上げます。  移住定住を促進するため、引き続き移住奨励金制度や住宅取得する若者の支援に取り組んでいくほか、Uターン就職を促進するため新たに県外在住の若者が就職活動をするため帰省する際の交通費の一部の助成や、東京圏から起業または対象となる企業に就職した方への支援に取り組んでまいります。  また、東京、大阪での移住相談会に参加し、北栄町の多様な農産物と農業のすばらしさ、もうかる農業を強調して、担い手の確保と移住を結びつける具体的提案を移住者に向けて発信してまいります。  次に、国内外交流の推進について申し上げます。  台湾台中市大肚区との国際交流については、引き続き青少年訪問団の派遣、受入れを行い、台湾の児童生徒と交流を深め国際感覚の向上に取り組んでまいります。また、友好交流協定を締結し10年目となることから、大肚区区長を北栄町にお迎えして記念事業を行い交流を深めてまいります。  国内交流については、滋賀県湖南市との交流を引き続き行っていくとともに、東京都港区を初め他の自治体との交流や地域間連携を進め、併せて民泊事業を推進し交流人口、関係人口の拡充に取り組んでまいります。  続いて、基本目標第2の「ゆたかなまちづくり」について申し上げます。  第2期教育大綱の基本理念「学びを通して夢を実現する人づくり」に基づき、地域住民の意向のより一層の反映と教育、文化等の振興に関する施策の総合的な推進に取り組んでまいりました。引き続き「子育てなら北栄町」「教育なら北栄町」「住み続けるなら北栄町」の基本目標に向かって各種事業を展開してまいります。  「子育てなら北栄町」につきましては、子育てを総合的に支援し子育てと仕事が両立でき、安心して子どもを産み育てられる地域を目指し、子育て支援をさらに推進、充実してまいります。  ネウボラ事業につきましては、引き続き産前・産後サポート事業など妊産婦を支援する事業を行ってまいります。また、「生きるための心の教育」として小・中学校と連携し性教育の充実を図ります。  町立のこども園4園につきましては、発達段階に応じたきめ細やかで連続する保育、教育の推進、さらに保育教諭の研修機会の確保による資質向上について引き続き取り組んでまいります。また、保育環境につきましても順次必要な整備を行い、安全で快適な保育・教育環境を提供してまいります。  このほか、仕事と子育ての両立支援のための病児保育、病後児保育休日保育、家庭での子育てを支援する在宅育児支援給付などを引き続き進めてまいります。  放課後児童クラブ事業については、引き続き民間ノウハウの活用による良質なサービスの提供を行ってまいります。  「教育なら北栄町」については、これまで以上に教育力向上事業に取り組んでまいります。学力向上推進計画を作成し、授業改善を図る「北栄町スタンダード」の推進を図ります。また、児童生徒の学び力の基礎、基本の定着を図るため、各種診断テストのほか令和2年度から中学校1、2年生を対象にリーディングスキルテストを実施し、各生徒の読み取る力を把握して生徒に合ったスキルの習得を図ってまいります。  教員による先進地視察は、引き続き全国学力テストで常に上位にある秋田県を視察し、児童生徒の基礎学力の一層の定着に取り組んでまいります。  また、フリースクールに通う児童生徒についてその利用料を全額補助し、学習機会の確保を図ってまいります。  子どもたちのよりよい仲間づくり、学級づくりについては、各種アンケート調査の実施、教育講演会、いじめをなくそうサミットの開催、スクールソーシャルワーカーの配置等を継続して行い、いじめの解消、困り感のある児童生徒の支援に取り組んでまいります。  新規事業として、発達や生活に個別の支援が必要な4、5歳児を対象にした幼児通級指導教室の開設や、通学費用を理由に希望する高校等への進学を諦めることがないよう、保護者の経済的負担の軽減を図るための通学費補助を行ってまいります。  学校の整備につきましては、北栄町学校施設長寿命化計画に基づき北条中学校の大規模改造に係る実施計画を行うとともに、ソサエティー5.0時代に生きる子どもたちの未来を見据え、児童生徒一人1台のパソコンと高速大容量の通信ネットワークの整備を行ってまいります。このほか、学校と地域住民が共に学校運営に取り組むコミュニティ・スクールを先行して大栄中学校に設置いたします。学校と地域住民との情報共有や助言を行う地域コーディネーターを配置し、円滑な運営を図ってまいります。  次に、「住み続けるなら北栄町」について申し上げます。  この目標を実現するためには、一人一人が尊重され安心で心豊かに日々暮らせること、我が町に親しみや愛着や誇りが感じられること、地域で行われている様々な活動に主体的に取り組むことが大切であります。  人権教育の推進につきましては、人権を尊重するまちづくり推進計画に基づき「個性を認め合い 互いの心に寄り添う町」の実現に向け、関わる団体、部署と積極的に連携して取組を進めてまいります。人権の拠点であるほくほくプラザも多くの方に関わっていただきながら、地域で共に生き生きと暮らせるよう取り組んでまいります。  持続可能で誰もが安心安全に住み続けられて、誰一人取り残さない社会を我が町で実現するためには、全ての取組と人と人との関わりの根底に人権意識があることが重要であると効果的に発信し、教育普及啓発に生かしてまいります。  住み続けられる地域づくりには、家庭、地域が子どもの健やかな育ちに効果的かつ適正に関わることや社会におけるパートナーシップが重要となるため、引き続き「あいさつ運動」「家庭教育12か条キャンペーン」「6:30(ろくさんまる)運動」、通学合宿等に地域社会全体を巻き込みながら取り組んでまいります。  また、町民が互いに関わりながら心身共に豊かな生活を続けるために、生涯楽しみながら主体的に学習ができる体制整備として、中央公民館、図書館、北栄みらい伝承館、民芸実習館、B&G海洋センター等の社会体育施設での事業や生涯学習出前講座をより利用しやすいものとなるよう改善してまいります。  「文化の薫るまち 北栄町」として引き続き北栄文化回廊で町美術展、図書館まつり、みらい伝承館企画展、中学校の文化祭等を連携させながら内容を充実させ、機運のさらなる醸成に取り組んでまいります。中央公民館では、北栄文芸、公民館まつり、ロビー展とともに皆様のふだんの取組の成果発表の場も確保してまいります。また、郷土の魅力を身近に感じ学び愛着を持てるツールとして令和元年度から始めた「ほくえいふるさとかるた」を完成させます。地域の文化芸術活動を通じたまちづくりを推進するとともに、小学生を対象に作成した地域副読本などを利用しながら地域の歴史文化を伝承してまいります。  図書館は暮らしに役立つ図書館活動をより推進するため、町民の知りたいという課題に対し、気軽に利用でき「探して、調べて、提供する」レファレンスサービスやギャラリーゆら里の活用を初め、町民の居場所、サードプレースとなるよう取り組んでまいります。  「今こそ絵本を!」事業では、5年目になることを記念し「絵本は人生に三度」をテーマに絵本が一生涯を通して楽しめるものであることを伝え、さらに浸透するよう事業を展開してまいります。子育て世代には、絵本の読み聞かせやワークショップを行うことで絵本の楽しさを体験、体感していただきます。また、将来北栄町を担っていく中学生には、人気絵本作家による絵本のすすめ講座を行うことで、絵本は自分が楽しめ、将来に役立つという気づきにつなげていきます。さらに、一般の方向けには毎年来町いただいている柳田先生の講演会を開催し、絵本で昔を思い出し、懐かしさや癒やしを感じることで今を豊かに生きることができるよう取組を進めてまいります。また、認知症予防に効果があると言われている音読教室にも引き続き取り組んでまいります。  スポーツの振興につきましては、北栄スポーククラブが総合型地域スポーツクラブ普及のため取り組んでいる様々な事業やスポーツ推進委員が取り組む訪問型ニュースポーツ体験事業や体力測定事業と連携し、町民それぞれの状況に応じた運動や健康寿命延伸のための取組を提供、サポートすることで生き生きと暮らし続けることができる地域づくりを町民主体でできるよう、地域と連携しながら取り組んでまいります。  令和2年度は東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。本町でも5月23日、コナン通りで聖火リレー、8月中旬にはB&G海洋センターで聖火ビジットを開催し、機運を醸成し町民の皆さんと共に盛り上げてまいります。  33回目を迎えるすいか・ながいも健康マラソン大会につきましては、6月14日に開催するよう考えております。  地域を学びまちを支える人づくりやパートナーシップの構築、そして我が町の宝である文化財の保護と活用につきましては、北栄町文化財保存活用地域計画を北栄町まちづくりビジョンと連動させて策定いたします。特に調査も含め六尾反射炉、由良台場を核として発信、連携事業を関係機関、地域と連携しながら取り組んでまいります。  北栄みらい伝承館でも、オリンピックイヤーを中心に開催される日本博と連携した鳥取民藝に関する企画展や開館30周年を記念し開催する「砂丘社誕生110年」などを開催し、親しみや愛着、誇りが持て住み続けられるまちづくりの実現に生かしてまいります。  次に、官学連携事業について申し上げます。  まず、鳥取中央育英高等学校との連携については、令和2年度も「地域探究の時間」に引き続き取り組み、町への愛着を育むとともに調査研究やプレゼン力を身につける等、将来地域に貢献する志の高い人材の育成を目指してまいります。また、鳥取大学との連携で地域課題の発掘、解決に向けたアイデアを生み出す取組を支援してまいります。  続いて、基本目標第3の「えがおのまちづくり」について申し上げます。  まず、健康づくり事業について申し上げます。  心身共に健康であることは全ての町民の願いであり、充実した日常生活を送るための基礎でもあります。誰もが生きがいを持ち、自分らしく楽しく暮らすことができるよう、健康寿命の延伸に向けて健康ほくえい計画に基づいた様々な事業に取り組んでいるところであります。引き続きこれらの事業を着実に推進してまいります。  具体的には、一次予防として運動の推進、食生活など生活習慣の改善の取組を強化し、各自治会で開催している健康講座を充実させ、健康意識の啓発を図り、地域に根差した健康づくりを展開してまいります。  二次予防としては、疾患の早期発見、早期治療につなげるためセット健診や休日健診など健診、がん検診を受診しやすい環境に整えるとともに、効率的、効果的な受診勧奨を行ってまいります。  令和2年度は節目歯科検診を見直し、20歳から事業の対象として若い頃からの歯の健康、生活習慣病予防に取り組んでまいります。また、糖尿病性腎症を初めとした生活習慣病重症化予防のための保健指導を推進してまいります。  感染症対策として、従来任意であったロタウイルスが本年10月から定期予防接種となるため、これを滞りなく進めるなど子育て世代の利便性と経済的な負担軽減を図ってまいります。また、任意の風疹抗体価検査と成人の風疹予防接種を実施するほか、風疹定期接種の広報、啓発活動に努めてまいります。また、将来の社会を担っていく子どもたちが健やかに成長していくために、乳幼児期の発達支援や食育をこども園や学校と連携しながら進めてまいります。  次に、地域福祉の充実について申し上げます。  検討を進めてまいりました北栄町地域福祉推進計画が出来上がりました。この計画は、住みなれた地域でいつまでも生き生きと暮らすことができるまちを築くために「みんなで支えあい えがおで 共に暮らすまち 北栄町」を基本理念としており、令和2年度はこの計画を町民の皆さんに知っていただくことを初め、具体的な行動につながるような取組を行っていきたいと考えております。  また、高齢者福祉の充実については、第7期北栄町介護保険事業計画・高齢者福祉計画が最終年となりますので、ここ2年間の取組状況、進捗状況を踏まえ、計画に盛り込みました在宅医療・介護連携、認知症施策、地域ケア会議、生活支援・介護予防サービスの体制整備をさらに推進してまいります。また、令和3年度から始まる第8期の計画のため、ニーズ調査の結果等を反映させた計画の策定を進めてまいります。  さらに、認知症対策については、認知症初期集中支援チームによる早期診断、早期対応に向けた支援対策を引き続き進めていくほか、認知症カフェの利用を推進し、認知症の方や家族、介護者が気軽に集える居場所として定着させるとともに、認知症への理解を深め、啓発の場となるよう引き続き取り組んでまいります。  また、障がい者福祉の充実については、障がい福祉サービスの提供体制の確保、業務の円滑な実施を進めてまいります。そして、令和2年度が計画の最終年となる障がい福祉計画と障がい児福祉計画については、次期の計画の策定を進めてまいります。  また、平成27年度から開始した生活困窮者自立支援制度に基づく学習支援事業の対象を令和2年度からは現在の中学生だけではなく、学習習慣の定着を踏まえ小学生にも範囲を広げて行ってまいります。  また、高齢者を中心とした交通弱者の生活支援対策として実施しておりますタクシー利用料助成制度は、利用者も多く生活支援に十分につながっておりますので、乗り合わせによる効率的な活用方法などのお知らせなども行い、引き続き令和2年度も実施してまいります。  次に、婚活事業であります。少子化対策の一環として、少子化の要因の一つでもある未婚・晩婚化問題の解消のため、中部圏域で連携して婚活イベントやセミナー等を共同で開催し、スケールメリットを生かした新たな男女の出会いのきっかけづくりを行い、婚姻者の増加に取り組んでまいります。  続いて、基本目標第4の「やさしいまちづくり」について申し上げます。  まず、環境に優しいまちづくりの推進について申し上げます。  第2次北栄町環境基本計画で示した目標である「人と自然が共生し、あたたかい心のふれあうまち」の実現に向けて、恵み豊かな自然環境の中で幸せに暮らせる持続可能な社会を目指し、地域エネルギー活用の取組をさらに進めてまいります。  さらに、昨年12月に北栄町気候非常事態宣言で宣言したように、2050年までに北栄町におけるゼロカーボン(人為起源のCO2の実質排出ゼロ)を目指すために、徹底した省エネルギーの推進、再生可能エネルギーの最大限の活用を行います。  まず、北条砂丘風力発電所について、将来の在り方についての検討を引き続き進めてまいります。また、公共施設からのCO2の実質排出ゼロを実現するため、公共施設の統合、適正化を含めた具体的な在り方を検討してまいります。さらに、省エネ住宅リフォーム補助事業では住宅の省エネ性能や断熱性能を向上させ、同時に町内業者による住宅リフォーム施工促進に取り組んでまいります。これらの取組を進めていくことで、町民の皆様に健康で快適に生活していただくとともに、地域でお金が回る仕組みづくり、防災にも役立つ分散型エネルギーシステムの構築等、地域の課題解決にもつなげてまいります。  また、廃棄物の適正処理については、家庭や事業所から排出されるごみの減量化や適正処理を進めるため、リサイクルだけでなくその手前のごみの発生抑制、特に食品ロスやレジ袋、使い捨てプラ容器の削減に対する意識の向上を図っていくような取組を進めてまいります。  次に、風のまちづくり事業であります。風力発電により生じた収益の一部を積み立てた基金から4,000万円を繰入れし、小・中学校の照明のLED化や太陽光パネルや蓄電池等の創エネ設備設置への助成、防犯対策事業などの財源として充当し、町民の皆様へ還元してまいります。  続きまして、住環境の整備について申し上げます。  町営住宅につきましては、長寿命化計画に基づき必要な修繕など維持管理を適正に行ってまいります。由良宿団地建替事業は第3期工事が完成いたしますので、円滑に入居者の転居等を進めてまいります。  また、災害に強い住環境を整備するために、住宅等の耐震化として耐震診断及び耐震改修やブロック塀の除却を行った場合の支援を引き続き継続してまいります。  水道事業につきましては、引き続き安定した配水と安全な水道水を提供するため、漏水が多い老朽管の布設替え工事や水源地等の施設管理を着実に実施してまいります。  下水道事業につきましては、下水道管渠の長寿命化を図るためマンホールや管渠の更生工事を行ってまいります。さらに、下水道の処理場、管渠等の施設全体の維持管理、改築に関する事項を調査、計画する下水道ストックマネジメント計画に基づき、各処理場、ポンプ場の改築や管渠のカメラ調査を進めてまいります。  なお、令和2年度は下水道料金の改定に当たり、下水道使用料審議会に諮問を行い答申を受けることとしております。  次に、交通基盤の整備については、幹線道路や通学路、交通量が多く損傷の進んでいる町道や橋梁を社会資本整備総合交付金の活用により計画的に整備してまいります。それ以外の町道につきましては、補修が必要な箇所を随時把握し、計画的に整備してまいります。  なお、山陰道北条道路、地域高規格道路北条湯原道路につきましては、山陰道北条道路の開通が令和8年度となる旨が公表されましたが、引き続き一般国道9号「北条道路」整備促進期成会のほか、全国道路利用者会議や中国国道協会の活動を通して国に対して積極的に要望してまいります。  また、由良川、北条川の維持管理や北条川放水路工事に伴う地盤沈下対策、海岸の侵食対策、県道等の維持管理についても県に要望してまいります。  また、空き家対策といたしましては、北栄町空家等対策計画等に基づき、倒壊のおそれのある危険な空き家等に対し適正な指導を行うとともに除却を推進し、安心安全な地域づくりを推進してまいります。  最後に、基本目標第5の「みんなのまちづくり」について申し上げます。  まず、地域活動の推進につきましては、令和元年度北栄文化回廊期間中に北条地区振興事業としての「北条ふるさとまつり」が開催されたり、「北栄砂丘まつり」の際に由良台場でビオラの音色と和紙明かりのコラボレーションによる花火特別鑑賞会場が設置されたりするなど、近年、地域の皆様自らが主体となり、地域の資源や人材を生かしながら行政と協働しつつ行う地域活性化とまちづくりが一体化した取組が広がってまいりました。今後も引き続き北栄町自治基本条例に基づく開かれた町政運営とするため、町報やホームページ、SNS等を活用し積極的な情報提供に努め、地域の皆様の自主的な地域振興活動を支援するなど住民参画とコミュニティー活動を推進し、町民、事業者、コミュニティー、行政それぞれがお互いの理解と信頼関係の下で協働によるまちづくりを推進してまいります。
     男女共同参画社会の推進については、引き続き男女の個性や能力が十分に発揮できるよう、あらゆる分野や場面において男女共同参画を実現するため、北栄町男女共同参画基本計画の目標に向かって進捗状況を管理しながら着実に取組を推進してまいります。  ふるさと納税の取組につきましては、合併算定替えの縮減などによる普通交付税の減額が見込まれる中、ふるさと納税が貴重な財源として期待されるものでございます。返礼品の充実などにより、自主財源の確保に取り組んでまいります。  自主財源の柱となる町税においては、適正、公平な課税を行い信頼される税務行政のため、高度な徴収体制の維持、向上に努めてまいります。また、民間でできることは民間の力を活用するという方針の下、行政改革事業の一環として窓口業務と庶務業務の民間委託を引き続き実施していくとともに、AI、RPAなどを活用し業務の効率化を図り、職員の適正配置、時間外の削減など働き方改革に取り組んでまいります。  以上、令和2年度の主な取組を御紹介いたしました。北栄町まちづくりビジョンの5つの基本目標に沿った施策、とりわけ総合戦略に記載した施策を積極的に展開し、着実な成果を上げることにより、町民の皆様と共に人と自然が共生し確かな豊かさを実感するまちづくり、そして持続可能なまちづくりを推進してまいります。  そういたしますと、議案第2号、令和2年度北栄町一般会計予算について提案理由を申し上げます。  歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ89億5,700万円といたしました。令和元年度との比較では、4.1%、3億5,200万円の増でございます。予算編成に当たりましては、北栄町まちづくりビジョンに掲げた目標の実現のため、特に北栄町まち・ひと・しごと創生総合戦略の4つの重点目標の確実な達成に向けて、必要な取組を積極的に実施することを編成方針といたしました。以下、主な事業を申し上げます。  1款議会費でございます。議会費には、総額9,962万5,000円を計上いたしました。議員報酬、議会活動、事務局経費でございます。  2款総務費では、総額で17億59万6,000円を計上いたしました。総務管理費ですが、一般管理費といたしましてはふるさと北栄基金事業に5億1,701万円、行政改革事業に3,601万6,000円などを計上いたしました。企画費といたしましては、企画事業に235万4,000円、交通対策事業に1,012万9,000円、コミュニティ助成事業に750万円、国内外の交流推進事業に543万3,000円を計上いたしました。北栄暮らし支援事業に3,561万6,000円を計上いたしました。このほか財産管理費1億324万円、光ファイバーネットワーク施設管理費に1億6,814万円を計上いたしました。徴税費ですが、税務総務費に9,032万7,000円、賦課徴収費に458万1,000円を計上いたしました。このほか、戸籍住民基本台帳費に4,181万8,000円、統計調査費に575万5,000円、監査委員費に125万7,000円を計上しております。  3款民生費でございます。民生費には、総額24億1,994万5,000円を計上いたしました。社会福祉費ですが、社会福祉総務費といたしましては社会福祉協議会補助金事業に1,491万2,000円、国民健康保険事業特別会計繰出金事業に1億2,687万2,000円、介護保険特別会計繰出金事業に2億2,946万4,000円を計上いたしました。特別医療費等助成事業費といたしましては、特別医療費助成事業に1億42万3,000円、特定不妊治療費助成事業に300万円などを計上いたしました。介護予防・生活支援費といたしましては、外出支援サービス事業に1,761万2,000円などを計上いたしました。障害者福祉費といたしましては、自立支援給付事業に3億8,003万3,000円を計上いたしました。生活困窮者自立支援費といたしましては、生活困窮者自立相談支援事業に728万2,000円、就労準備支援事業に511万5,000円を計上いたしました。児童福祉費ですが、児童福祉総務費といたしましては子育て総務事業に1億7,651万5,000円、在宅育児支援事業に1,287万4,000円、ネウボラ事業に179万3,000円を計上いたしました。認定こども園管理運営費といたしましては、町立認定こども園の管理運営に係る費用として5億6,978万3,000円を計上いたしました。児童手当費といたしましては、児童手当等給付事業に2億2,601万9,000円を計上いたしました。このほか、生活保護費に1億7,437万円を計上しております。  続いて、4款衛生費でございます。総額で6億8,726万4,000円を計上いたしました。保健衛生費ですが、感染症等予防費といたしましては4,166万9,000円を計上いたしました。母子衛生費では、母子衛生事業に1,595万6,000円を計上いたしました。健康支援費ですが、健康診査等事業に4,554万5,000円を計上いたしました。後期高齢者医療対策費ですが、後期高齢者医療対策事業に1億9,990万4,000円を計上いたしました。環境保全費といたしましては、創エネ設備等設置費補助金事業に735万円などを計上いたしました。清掃費ですが、じんかい処理費といたしましては一般廃棄物収集事業に3,475万3,000円を計上いたしました。  5款農林水産業費でございます。総額で5億2,439万6,000円を計上いたしました。農業費ですが、農業委員会費といたしましては農業委員会総務事業に2,116万3,000円を計上いたしました。農業振興費といたしましては、がんばる農家プラン事業に2,088万1,000円、就農条件整備事業に958万4,000円、園芸産地活力増進事業に750万円を計上いたしました。担い手育成支援費といたしましては、担い手育成支援事業に2,297万5,000円を計上いたしました。畜産振興費といたしましては、畜産振興事業に2,788万7,000円を計上いたしました。農地費といたしましては、土地改良区地元負担軽減補助金事業に1,354万1,000円、ふるさと活性化基金積立金事業に1,756万4,000円を計上いたしました。多面的機能支払い交付金費といたしましては、活動支援推進交付金事業に1億1,141万3,000円を計上いたしました。しっかり守る農林基盤整備費といたしましては、しっかり守る農林基盤整備事業に1,838万8,000円を計上いたしました。林業費といたしましては、松くい虫防除事業に1,981万8,000円を計上いたしました。  6款商工費には、1億7,651万4,000円を計上いたしました。商工費ですが、商工振興費といたしましては商工振興事業に645万4,000円、企業立地及び雇用促進事業に816万5,000円、就労創業支援事業に200万円などを計上いたしました。観光費といたしましては、観光振興事業に2,446万2,000円、コナンのまちづくり事業に1,710万円、まんが王国とっとり協働推進事業に1,221万3,000円を計上しております。  7款土木費に14億6,664万6,000円を計上いたしました。土木管理費ですが、土木総務費といたしましては震災に強いまちづくり促進事業に794万7,000円を計上いたしました。道路橋梁費ですが、道路維持管理費といたしましては道路維持管理事業に2,337万8,000円、道路長寿命化維持管理事業に6,300万円を計上いたしました。道路新設改良費といたしましては、社会資本整備総合交付金事業に9,355万6,000円を計上いたしました。住宅費ですが、由良宿団地建設費といたしましては由良宿団地建替事業に3億1,947万3,000円などを計上いたしました。都市計画費ですが、下水道費といたしましては下水道特別会計繰出金事業に8億9,761万7,000円などを計上いたしました。  8款消防費に2億6,412万2,000円を計上いたしました。消防費ですが、常備消防費といたしましては、鳥取中部ふるさと広域連合負担金事業に2億881万5,000円を計上いたしました。非常備消防費といたしましては、消防団活動事業に1,453万3,000円を計上いたしました。災害対策費といたしましては、空家等対策事業に1,431万4,000円を計上しております。このほか、消防施設費に1,037万3,000円を計上しております。  9款教育費に8億680万4,000円を計上いたしました。教育総務費ですが、事務局費といたしましては教育力向上事業に818万9,000円、コミュニティ・スクール推進体制構築事業に330万6,000円、高校生等通学費助成事業に160万円を計上いたしました。小学校費に1億2,424万円、中学校費に1億2,617万3,000円を計上いたしました。いずれも施設の維持管理、教育の振興に要する経費でございますが、各校へのICT教育活動支援員、学習支援員、学校業務アシスタント等の配置、風のまちづくり事業を活用して教室のLED化に要する費用を計上しております。社会教育費ですが、文化財保護対策費といたしましては由良台場・六尾反射炉発信連携事業に90万円を計上いたしました。このほか公民館費に4,609万7,000円、図書館費に3,551万5,000円、歴史民俗資料館費に645万円を計上いたしました。保健体育費ですが、保健体育振興費といたしましては北栄スポーツクラブ事業に3,654万1,000円を計上いたしました。学校給食費といたしましては、給食費事業に8,227万6,000円を計上いたしました。このほか、保健体育総務事業に1,164万3,000円、すいか・ながいも健康マラソン大会費に1,700万円を計上いたしました。人権推進費ですが、隣保館運営費といたしましては隣保館運営事業に743万1,000円を計上いたしました。このほか人権推進費に271万6,000円、人権教育費に2,710万9,000円を計上しております。  10款公債費に8億199万8,000円を計上いたしました。町債の元金、利子を計上しております。  12款予備費に909万円を計上いたしました。  以上、歳出の主なものを申し上げました。  続いて歳入でございます。  まず、町税でございますが、全体で14億2,335万5,000円を計上いたしました。令和元年度に比べますと2,842万5,000円、率にして2.0%の増となりました。地方交付税は、34億4,938万8,000円を計上いたしました。普通交付税が32億8,966万2,000円、特別交付税が1億5,972万6,000円の内訳でございます。寄附金としてふるさと北栄基金寄附金5億1,700万円を計上いたしております。繰入金には5億5,388万3,000円を計上いたしました。令和元年度に頂戴し、基金に積み立てておいたふるさと北栄基金繰入金2億2,567万8,000円、風のまちづくり事業の財源として活用する風のまちづくり基金繰入金4,000万円のほか、財政調整基金繰入金2億6,807万5,000円を計上しております。町債は6億2,500万円を計上いたしました。公営住宅建設事業債、公共事業等債、合併特例事業債、公共施設等適正管理推進事業債、緊急防災・減災事業債、臨時財政対策債などを計上しております。このほか、地方譲与税、地方消費税交付金、国、県からの支出金などの計上により編成を行ったところでございます。  次に、議案第3号、令和2年度北栄町国民健康保険事業特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ20億277万6,000円を計上いたしました。歳出の主なものは、保険給付費及び県への納付金でございます。歳入につきましては、国民健康保険税、県支出金、一般会計繰入金などを財源として編成しております。  次に、議案第4号、令和2年度北栄町介護保険事業特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ16億1,978万3,000円を計上いたしました。歳出の主なものは、保険給付費及び地域支援事業費などでございます。歳入につきましては、介護保険料、国、県支出金、支払い基金交付金及び一般会計繰入金などを財源として編成しております。  次に、議案第5号、令和2年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ44万円を計上いたしました。歳出の主なものは、起債の償還金でございます。歳入につきましては、基金繰入金及び県補助金などを財源に編成いたしました。  次に、議案第6号、令和2年度北栄町農業集落排水事業特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1,777万8,000円を計上いたしました。歳出の主なものは、クリーンセンター島の維持管理費及び起債の償還元金利子、ストックマネジメント計画策定委託料でございます。歳入につきましては、使用料及び補助金、一般会計繰入金を財源として編成をいたしました。  次に、議案第7号、令和2年度北栄町栄財産区特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ61万5,000円を計上いたしました。  歳出の主なものは、財産区所有の山林管理のための管理会委員報酬、山林管理委託料でございます。歳入につきましては、財産収入、繰越金などを財源として編成いたしました。  次に、議案第8号、令和2年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ758万7,000円を計上いたしました。歳出の主なものは、合併処理浄化槽の維持管理費及び起債の償還元金利子でございます。歳入につきましては、使用料及び一般会計繰入金を財源として編成をいたしました。  次に、議案第9号、令和2年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億181万7,000円を計上いたしました。歳出の主なものは、青山剛昌ふるさと館の管理運営に必要な一般管理事業に6,349万4,000円を計上いたしました。歳入につきましては、主なものとして平成30年度、令和元年度の2か年の入館見込みを踏まえ有料入館者数を16万人と設定し、使用料1億125万3,000円を計上しております。  次に、議案第10号、令和2年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億6,898万4,000円を計上いたしました。歳出の主なものは、後期高齢者医療広域連合納付金でございます。歳入につきましては、後期高齢者医療保険料及び一般会計繰入金などを財源として編成しております。  次に、議案第11号、令和2年度北栄町水道事業会計予算についてでございます。  予算編成に当たりましては、町民の皆様に安定した配水と安全な給水ができることを目的とし、健全なる水道事業会計の運営に留意しながら編成をいたしました。令和2年度は、業務の基本となる予定量を年間総給水量144万8,260立方メートル、総給水件数5,909件と定めました。  収益的収入及び支出ですが、収益的収入2億7,921万3,000円といたしました。水道料金収入が主なものでございます。収益的支出2億3,425万1,000円といたしました。各水源地の維持管理費、配水管等の漏水修繕費、有効期限による量水器の取替え工事請負費及び企業債償還利息が主なものでございます。  資本的収入及び支出ですが、資本的収入1億1,677万1,000円、資本的支出2億13万6,000円とし、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額8,336万5,000円は過年度分損益勘定留保資金で補うことといたしました。資本的収入の主なものは、企業債及び工事負担金でございます。資本的支出の主なものは、老朽管布設替え工事及び企業債償還金でございます。  収益的収支、資本的収支のバランスを考慮しながら編成した結果、当年度純利益は3,590万5,000円を予定いたしております。  次に、議案第12号、令和2年度北栄町下水道事業会計予算についてでございます。  予算編成に当たりましては、公衆衛生の向上及び公共用水域の水質保全を図ることを目的とし、健全なる下水道事業会計の運営に留意しながら編成をいたしました。  令和2年度は、業務の基本となる予定量を年間総排出量125万1,283立方メートル、接続件数4,691件と定めました。  収益的収入及び支出ですが、収益的収支11億3,521万5,000円といたしました。下水道使用料、一般会計負担金収入が主なものでございます。収益的支出8億7,656万7,000円といたしました。各施設の維持管理費、流域下水道の維持管理に要する負担金、事業活動全般に関連する費用及び企業債償還利息が主なものでございます。  資本的収入及び支出ですが、資本的収入3億5,631万6,000円、資本的支出9億543万3,000円とし、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額5億4,911万7,000円は当年度損益勘定留保資金3億2,362万9,000円と、繰越し及び当年度利益剰余金処分額2億2,548万8,000円で補うことといたしました。資本的収入は、企業債及び他会計出資金、国庫補助金、受益者分担金でございます。資本的支出の主なものは、施設等の建設改良に要する経費及び企業債償還金でございます。  収益的収支、資本的収支のバランスを考慮しながら編成した結果、当年度純利益は2億5,675万1,000円を予定いたしております。  次に、議案第13号、令和2年度北栄町風力発電事業会計予算についてでございます。  予算編成に当たりましては、健全なる風力発電事業会計の運営に留意いたしました。  収益的収入及び支出ですが、収益的収入4億3,982万2,000円といたしました。売電収入の4億367万9,000円が主なものでございます。収益的支出は3億9,814万7,000円といたしました。風力発電施設を維持するための修繕費、工事請負費、点検のための委託料及び人件費が主なものでございます。  資本的収入及び支出ですが、資本的収入は起債等を予定しておりませんのでゼロ円でございます。資本的支出は1億3,790万2,000円とし、基金積立金1億円と固定価格買取り制度再申請のための環境影響評価業務委託料が主なものでございます。資本的支出の財源につきましては、過年度分損益勘定留保資金2,756万1,000円、当年度分損益勘定留保資金9,502万8,000円及び繰越利益剰余金処分額1,531万3,000円で補うことといたしました。  収益的収支、資本的収支のバランスを考慮しながら編成した結果、当年度純利益は3,813万1,000円を予定しております。  以上12議案、詳細につきましては各担当課長に説明させますので、慎重に御審議の上、御議決頂きますようよろしくお願いいたします。 ○議長(前田 栄治君) 詳細説明を求めます。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 一般会計予算書をお願いします。議案第2号、令和2年度北栄町一般会計予算でございます。  歳入歳出予算で、第1条、歳入歳出予算の総額をそれぞれ89億5,700万円と定めるものでございます。以下は説明を省略させていただきます。  6ページをお願いします。第2表、地方債でございます。令和2年度に起こす地方債を記載しております。起債の目的ですが、臨時財政対策債から学校教育施設等整備事業債まで9件の起債を予定しております。限度額としましては、合計で6億2,500万円でございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、記載のとおりでございます。  次に、7ページ、8ページは説明を省略させていただきます。  次に、9ページをお願いします。2、歳入でございます。ここでは、一般財源に係る歳入を中心に説明をさせていただきます。特定財源であります12款分担金及び負担金以降につきましては概要のみの説明とさせていただき、詳細につきましては各担当課長より歳出に併せ説明いたします。  そういたしますと、最初に町税につきまして税務課長が説明を行います。 ○議長(前田 栄治君) 齋尾税務課長。 ○税務課長(齋尾 博樹君) 町税について説明をいたします。予算書9ページでございます。  1款1項町民税、1目個人分です。本年度5億3,738万3,000円を計上いたしました。前年度に比較して、180万円の増でございます。増加の内容は退職者の申告分でございまして、最近5年度の実績から180万円の増額を計上いたしました。所得の状況では、令和元年度と平成30年度との比較で僅か0.8%の減でございましたので、本年度は大きな変動がないと見込んでおります。2目法人分でございます。5,352万円を計上いたしました。法人数で2社の減少と、法人税割の税率が令和元年10月以降引下げられておりますので、280万円の減といたしました。町民税全体では5億9,090万3,000円で、100万円の減でございます。  続いて、2項固定資産税です。1目固定資産税に6億7,559万1,000円を計上いたしました。前年度より1,812万1,000円の増でございます。増加の内容は、家屋分の新築・増築分、それと償却資産での企業の設備投資が要因でございます。2目国有資産等所在市町村交付金は36万5,000円を計上いたしました。国有林や県営住宅などの固定資産税相当分を国や県で算定して交付頂くものでございます。2万5,000円の増でございます。固定資産税全体で6億7,595万6,000円で、1,814万6,000円の増でございます。  続いて、3項軽自動車税です。1目軽自動車税に6,872万8,000円を計上いたしました。前年度より287万3,000円の増でございます。種別割が6,447万4,000円、そして環境性能割が、令和元年10月以降に消費税の導入に伴う自動車取得税の廃止から、燃費性能に応じた項目として前年度から設けられたものでございますが、これは県の試算により計上いたしまして415万4,000円でございます。  続いて、4項たばこ税です。1目たばこ税で8,776万8,000円を計上いたしました。前年度より840万6,000円の増でございます。令和元年度の大幅な増加実績がございます。ということで、前年度より1割の増加を計上させていただきました。また、手持ち品課税については、本年度税率改正がございますので1万5,000円の計上をいたしました。  町税全体で14億2,335万5,000円で、前年度より2,842万5,000円、率にして2%の増でございます。以上でございます。 ○議長(前田 栄治君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 10ページをお願いします。2款地方譲与税から11ページの9款地方特例交付金までと、12ページの11款交通安全対策特別交付金につきましては、国、県が目的を持って徴収した税金について、国、県が定めた基準に基づいて交付されるものや、あるいは譲与されるものでございます。前年比の増減が大きい科目について説明をさせていただきます。  11ページをお願いします。6款地方消費税交付金に3億436万1,000円を計上しております。6,108万9,000円の増でございます。消費税率の10%への引上げに伴う影響が通年化されることとなり、増額となっております。  次に、7款自動車環境性能割交付金に918万2,000円を計上しております。737万8,000円の減でございます。減額の要因は、令和元年9月末で自動車取得税の廃止に伴い自動車取得税交付金も廃止されたため減額となっております。計上しております自動車環境性能割は、令和元年10月から自動車取得税に代わり創設されたもので、創設に伴う影響が通年化するため前年比で446万円増の918万2,000円を計上しております。  次に、8款法人事業税交付金は地方法人特別税・譲与税制度の廃止に伴う減収補填措置として、法人事業税の一部を県から交付される制度として令和元年10月から創設されたもので、令和2年8月から交付開始となり、458万6,000円を計上しております。  次に、10款地方交付税に34億4,938万8,000円を計上しております。2,050万1,000円の減でございます。算定の方法でございますが、国の地方財政計画が示した指標では地方交付税の伸び率は2.5%のプラスとなっております。また、地方交付税の算定に当たっての合併算定替えの額は約3億円でございます。いわゆる合併後の優遇措置のことですが、これが平成28年度から5年間で段階的にその優遇措置がなくなります。令和2年度は、その9割の2億7,000万円が減額されるということで算定しております。これらを加味し、普通交付税は前年より614万9,000円減の32億8,966万2,000円、特別交付税は1,408万2,000円減の1億5,972万6,000円で算定しております。  次に、12ページをお願いします。12款分担金及び負担金でございますが、1項3目土木費分担金につきましては急傾斜地崩壊防止費分担金で、平成30年7月豪雨より被災したのり面対策工事の受益者の分担金で176万円を計上しております。2項負担金は入所児童の保育料など、各事業についての負担金でございます。合計が3,143万1,000円で、2,475万4,000円の減となっております。減額の要因は、1目1節児童福祉費負担金の入所児童保育料現年度分が幼児教育の無償化により前年比2,649万1,000円の減となったことが要因でございます。  次に、13款1項使用料は各施設や町営住宅の使用料などでございます。合計が3,478万1,000円で、270万円の増でございます。2項手数料は証明書の交付などの各種手数料でございます。14ページになりますが合計が812万7,000円で、18万2,000円の減でございます。  次に、14款1項国庫負担金は各事業に伴う国の負担金でございます。合計が5億8,803万円で、1,141万1,000円減でございます。  次に、15ページの2項国庫補助金は各事業に伴う国庫補助金でございます。合計が3億2,198万3,000円で、6,272万4,000円の増でございます。  次に、16ページをお願いします。3項委託金は、国からの事務委託に伴う委託金でございます。合計が48万円で、3万1,000円の増でございます。  次に、15款1項県負担金は各事業に伴う県の負担金でございます。合計が17ページになりますが2億8,088万4,000円で、14万8,000円の増でございます。  次に、2項県補助金は各事業に伴う県の補助金でございます。合計が20ページになりますが、3億6,353万1,000円で1,487万7,000円の増でございます。  次に、3項委託金は県民税の徴収など事務委託に伴う委託金でございます。合計が21ページになりますが3,330万2,000円で、1,964万3,000円の減でございます。  次に、16款財産収入でございます。1項財産運用収入は合計が964万7,000円で、149万5,000円の減でございます。  次に、2項財産売払い収入は合計が2,000円で、264万1,000円の減でございます。前年度は旧中央団地の売却収入がございましたが、その分がなくなったことが減額の要因でございます。  次に、17款寄附金はふるさと納税の寄附金ということで5億1,700万円を計上しております。前年度より2億6,700万円の増でございます。令和元年度の寄附金を5億1,700万円と見込んでおりまして、令和2年度も同じ額の寄附金を見込んでおります。  次に、22ページをお願いします。18款繰入金は各事業の財源とするため基金から繰入れするもので、合計が5億5,388万3,000円で、1億3,578万1,000円の増でございます。増額の主な要因は3目のふるさと北栄基金繰入金の増で、令和元年度に頂いた寄附金から返礼品などの経費を引いた金額を見込み計上しておりますが、寄附金の増額に伴って繰入金も増額となっております。  次に、19款繰越金は前年度繰越金で3,000万円計上しております。過去の繰越額なども考慮し、2,000万円増額しております。  次に、20款諸収入の1項と2項は説明を省略させていただきます。  次に、3項貸付金元利収入でございますが、これは各種貸付金の元利収入で合計が2,220万8,000円で、41万3,000円の増でございます。  4項受託事業収入は合計が347万円で、25万5,000円の増でございます。  5項雑入は1目弁償金は1,000円で、621万2,000円の減でございます。減額の要因は、こども園の職員の給食費を前年の当初予算では弁償金で計上しておりましたが、次の2目雑入に計上することが適切であることから、そちらに計上したため減額となっております。なお、令和元年度については、昨年の9月議会で予算を組み替える補正をしております。次に、2目雑入に合計が26ページになりますが2億2,440万6,000円を計上しております。すいか・ながいも健康マラソン大会参加料や小・中学校の給食費が主なものでございます。  次に、21款町債でございます。合計で6億2,500万円を計上しており、1億7,000万円の減でございます。減額の主な要因は、前年度は町内企業を支援するための起債がございましたが、それがなくなったのが減額の要因でございます。歳入は以上でございます。  28ページをお願いします。3、歳出でございます。  初めに、共通的な部分といたしまして各課が人件費を計上しております。また、臨時職員の給料と時間外手当につきましては前年度までは7節賃金に計上しておりましたが、本年度からは会計年度任用職員制度の創設により1節報酬に計上しております。各款での説明は省略させていただきます。  それでは、1款議会費でございますが、合計が9,962万5,000円で97万1,000円の増でございます。これは議会の運営に要する経費で、議員報酬及び事務局職員の人件費が主な経費でございます。その他の経費は通常の経費でございます。  次に、30ページをお願いします。2款1項1目の7節報償費でございますが、ふるさと納税寄附者謝礼はふるさと納税の返礼品と送料でございます。2億3,134万8,000円を計上しております。そのほかふるさと納税に係る経費としましては、10節需用費にパンフレットや体験クーポンなどの印刷費を、31ページになりますが11節役務費に通信運搬費や広告料、クレジット決済手数料を、12節委託料にシステム委託料とポータルサイトの出展プラン委託料を、32ページになりますが、13節使用料及び賃借料に申込みフォーム利用料とサーバー利用料を計上しており、ふるさと納税に係る経費の合計は3億30万6,000円となります。次に、24節積立金に2億1,670万4,000円を計上しております。この積立金は、頂いた寄附金からふるさと納税に係る経費を除いた額を積み立てるものでございます。次に31ページに戻りますが、12節委託料の下から2番目の窓口庶務業務委託料に3,595万7,000円を計上しております。これは北条支所と大栄庁舎の窓口業務と、庶務業務の民間委託に係る経費でございます。次の統一的な基準による地方公会計整備支援事業委託料に264万円を計上しております。これは地方公会計制度に沿った財務書類の作成に係る支援を専門家に委託する経費でございます。  次に、32ページをお願いします。2目広報費でございます。877万円を計上しております。広報の印刷費やホームページの保守委託料などの経費でございます。12節委託料のうち、町勢要覧作成委託料に342万7,000円を計上しております。令和2年10月で合併15周年となりますので、これに合わせて令和元年度と令和2年度の2か年で町勢要覧を作成するようにしており、事業費の総額は489万5,000円でございます。そのうち、令和2年度の事業費を計上するものでございます。  次に、3目会計管理費でございます。34万円を計上しております。出納室の事務的経費でございます。  次に、36ページをお願いします。9目企画費でございます。3,604万4,000円を計上しており、194万1,000円の減でございます。1節報酬のうち、男女共同参画審議会委員報酬は審議会の開催経費でございます。次の地方創生推進会議委員報酬は、まちづくりビジョンと総合戦略の改訂案と進捗管理について協議を行うための推進会議の開催経費でございます。次に37ページになりますが、18節負担金、補助及び交付金は主なものについて説明させていただきます。地域の自立・活性化活動支援交付金に165万円を計上しております。自治会、団体などの地域の活性化につながる取組を支援するための経費でございます。次に、路線維持補助金に832万5,000円を計上しております。路線バスを維持するための補助金でございます。次に、乗り合いタクシー運行支援事業費補助金に77万円を計上しております。乗り合いタクシーの運行に要する経費を補助するものでございます。次に、鳥取砂丘コナン空港連絡バス運行支援事業費補助金に81万5,000円を計上しております。鳥取砂丘コナン空港連絡バスの倉吉駅と青山剛昌ふるさと館の間の路線維持のための補助金でございます。次に、一般コミュニティ助成事業交付金に750万円を計上しております。宝くじの財源を活用し自治会等の備品等を整備する事業で、今回5つの自治会から希望がございまして、そのうち3団体分の経費を計上しております。所要経費は全て一般財団法人自治総合センターからの収入によるものでございます。次に、38ページをお願いします。広域婚活事業負担金に20万円を計上しております。婚活イベントと婚活セミナーを中部一体となって実施するための負担金でございます。次に、結婚新生活支援事業補助金に30万円を計上しております。経済的理由で結婚に踏み出せない低所得者の方を対象に、結婚に伴う新生活に係る費用を経済的に支援するための経費でございます。この事業の2分の1につきましては、国の負担となります。
     少し飛びまして、45ページをお願いします。5項1目統計費に575万5,000円を計上しております。43万3,000円の増でございます。国、県が実施する統計調査のうち、町が委託を受けて実施するものに要する経費でございます。主な調査としましては、5年ごとに実施される国勢調査がございます。これらの経費は全額県の委託金で充当されます。  次に、6項1目監査委員費に125万7,000円を計上しております。町の監査に係る経費で、報酬ほか通常の経費を計上しております。  続いて、113ページをお願いします。10款公債費でございます。1目元金に7億6,221万1,000円、2目利子に3,978万7,000円、合計で8億199万8,000円を計上しております。6,001万4,000円の減となっております。  次に、12款予備費でございます。909万円を計上しております。  次に、114ページをお願いします。給与費明細書でございますが、説明は省略させていただきます。  次に、118ページをお願いします。債務負担行為に係る調書でございます。118ページから119ページまでの23事業について、事業名、限度額、前年度末までの支出額と令和2年度以降の支出予定額などを記載しております。御確認をお願いいたします。  最後に、120ページをお願いします。地方債に係る調書でございます。左から前々年度末ということで、平成30年度末の現在高が74億447万円でございました。前年度末ということで、令和元年度末の現在高がAの部分で合計が75億8,165万6,000円で、その右の令和2年度中の起債見込額Bが合計6億2,500万円を足して、その右のC、令和2年度中の償還見込額7億6,221万1,000円を引いたものが一番右の令和2年度末の現在高見込額となり、74億4,444万5,000円となる見込みでございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(前田 栄治君) しばらく休憩します。(午前10時30分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(前田 栄治君) 休憩前に引き続き再開します。(午前10時44分再開)  磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 総務課関係の説明をいたします。予算書29ページをお願いいたします。  29ページ、2款1項1目一般管理費です。一般管理費の予算ですけど、前年に比べて2億9,000万円、3億円弱の増となっております。この関係、ふるさと納税の関係が主ですが、会計年度任用職員に伴っての分も多くなってきております。会計年度任用職員全体の集計は115ページに載せておりますので、また御覧をいただきたいと思います。この一般管理費ですけど、職員の研修であったり健康診断であったり各種の消耗品関係の計上でございます。経常経費でございますので説明は省略をいたしますが、先ほどもありましたけど北栄町が誕生して15周年を迎えますので、その記念式典費を111万9,000円の計上をしております。  では、ページを飛んで頂きまして33ページをお願いいたします。4目の財産管理費です。こちらは3億1,600万円余りの大きく減となっておりますが、こちらは企画財政課の地域総合整備貸付金が前年あったのがなくなった関係で大きく減となっています。こちらは大栄庁舎の管理費であったり公用車の管理費、防災無線の管理費などの経常経費を主に計上しております。総務費関係ですが、はぐっていただいて一番上のところの14節工事請負費のところの2つ目、防災行政無線親卓更新工事ということで、こちら放送卓を平成20年度に導入したものが老朽化をしてきましたので緊急防災・減災事業債、起債を活用いたしまして更新を行うものでございます。次の下の17節備品購入費の1つ目が役場の事務椅子等を年次計画で更新をしておりますのでその計上と、その1つ下の防災無線の備品は告知機42台を購入するということで予定をしております。  続いて5目です。北条庁舎管理費です。こちら広域連合に貸出しをしている旧の北条庁舎の管理費です。前年に比べて190万円余り、200万円余りの減となっておりますが、これは昨年エアコンの工事があったということで、その分がなくなったということで減となっております。そのほかについては、通常の経費でございます。その他のところの財源として516万9,000円ありますが、こちらは使用料等の収入でございます。  続いて、6目北条支所管理費です。こちらは健康福祉センターに支所を設けておりますが、その支所の維持管理費の関係と、北条地区の振興事業ということで経費を計上しております。前年に比べて400万円余りの減となっておりますが、こちらはバスの運転手等の賃金について、会計年度任用職員になるということで総務費のほうにまとめたということで、ここは400万円余り減となっております。主なものとしまして、14節工事請負費です。こちらは支所の照明をLEDにするということで予定をしております。そのほか、北条地区の振興事業といたしましては例年と同じように会議の開催経費ですとかふるさとまつりのイベントのチラシ、ポスターを全戸に配布するということで、47万1,000円の予算を計上しております。  続いて7目です。北条改善センター費です。こちらは前年に比べて44万9,000円の減ですが、照明器具の取替えが昨年は多くあったということで減でございます。その他につきましては、通常の維持管理経費でございます。  はぐっていただいて36ページ、8目です。大栄改善センター費でございます。こちらも前年に比べて59万6,000円の減となっておりますが、前年度は青年研修室を改修をする。その設計費を含んでおりましたので、それがなくなった関係で減っております。あと大きなものとしては委託料のところに特殊建物定期検査委託料というものがあります、3行目です。こちらについては、10年に1回の外壁打診というものの分がそれに当たりましてその分を計上しておりますし、3年に1回の建物検査ですけど、令和元年度予算で計上いたしておりますが、その10年に1度の外壁打診と一緒でやったほうがいいということでアドバイスを頂きましたので、元年度予算はこの後説明します補正予算のほうで減額をいたしまして、こちらで併せての計上になっております。工事請負費のところはスポットライト、ホールの中でステージを照らす照明を取り替えるということを予定しております。  続いて、38ページをお願いいたします。10目です。自治会活動促進費です。こちらは自治会の運営費などの交付金でございます。通常どおりでございます。  11目です。交通安全対策費です。交通安全指導員の報酬ですとか活動費ですとかカーブミラーの維持管理費を計上しております。工事請負費のところ、交通安全施設工事請負費はカーブミラーの設置です。取りあえず1件分ということで計上しておりますが、必要によって追加補正をさせていただきます。  次です。12目です。光ファイバーネットワーク施設管理費です。こちらはケーブルテレビの関係の経費でございます。前年に比べて1億3,400万円、大きく伸びております。これは次のページの上のほう、14節工事請負費のところの2段目ですが、光ファイバー施設機器更新工事ということで、平成22年に入れましたケーブルテレビのセンター機器を更新するということで計上しております。合併特例債を利用して更新をさせていただきます。その次の備品購入費につきましては、各家庭の壁につけておりますONU70台の購入予定をしております。  続いて13目です。情報処理費です。こちらも前年に比べて1,800万円ほど、倍近い増になっておりますが、この情報処理は職員がインターネットであったり業務で使ったりするサーバーの経費であったりメール等の経費でございます。大きく伸びているのは、平成24年度に導入しましたメールサーバーですとかグループウエアサーバーの更新があるということで増えております。それが委託料の伸びでございます。そして17節です。備品購入費、こちらは職員が使っているパソコンウィンドウズ7がおおよそ250台あります。それを年次的に更新するということで購入ということで予算をつけましたが、OSの交換のほうが安いのではないかという御意見を頂きましたので、今そちらの方向でやるという予定で進めております。ただ、パソコンが平成25年から平成29年まで、平成25年という7年ぐらい前のパソコンですので、それにOSを替えるだけでいいのかという、全体を替えたほうがいいのかというのは、ちょっと保守業者のアドバイスをもらいながら検討したいというふうに考えております。  続いて、防犯対策費です。こちらは自治会が設置するLEDの補助ですとか、町が設置する防犯灯の経費でございます。前年に比べて160万円余りの減となっておりますが、こちらは商工会が50基ぐらいの街路灯を更新された関係もあって、その分がなくなった関係で大きく減になっておりますが、工事請負費のところ、193万円につきましては15灯の新設を考えております。  続いて、15目の諸費です。こちらは前年に比べて58万2,000円ということで大きく減になっておりますが、こちらは鳥取県中部地震で屋根修繕のそういう負担金がありました。ビニールシートをつけたままの方を直していただこうという方の補助があったんですが、それがなくなった関係で58万2,000円が減っているということです。そのほかの経費につきましては、例年のとおりでございます。  続いて、44ページまで飛んでください。2つ、真ん中のところですね、選挙費になります。まず、1目選挙管理委員会費です。こちらは選挙管理委員の報酬が主でございます。通常どおりの経費でございます。  2目です。選挙啓発費です。こちらも明るい選挙推進のための経費でございます。例年と通常でございます。令和2年度は選挙が取りあえず予定はされておりませんので、選挙費はございません。衆議院の解散等により必要であれば、また補正等で追加をいたします。  続いて、82ページをお願いします。真ん中どころ、8款消防費になります。8款1項1目常備消防費です。こちら常備消防費は広域連合への負担金でございます。若干増えておりますが、防災センターの建設したときの借入れの元金返済が始まるということで、200万円弱の増だということで聞いております。  2目です。非常備消防費です。こちらは町の消防団員の報酬であったり活動経費であったり、そういうものの計上でございます。若干増えておりますが、備品購入費のところに防火衣、消火のときに団員が着る火にも熱にも耐えるようなそういう服の購入を予定しておりますので、ここの分が若干伸びているというものでございます。その他については経常的なものでございます。  続いて消防施設費です、3目です。こちらは消火栓の関係の経費であったり消防ポンプ車であったり消防無線、そういう施設の関係の経費でございます。418万8,000円、ちょっと多めになっておりますが、こちらは18節の負担金、補助及び交付金のところ、消火栓工事負担金が例年に比べて多くあるということで、漏水の修繕であったり配水管の取替えであったり、そういうものに併せて消火栓を取り替えたりするんですが、それの関係で大きく増えているというものでございます。  続いて、4目の災害対策費です。こちらは防災訓練、備蓄品の購入、空き家の対策費、自主防災等の組織の補助金等の計上でございます。増の主なものといたしましては、はぐっていただいて84ページ、12の委託料のところです。空家情報管理システムの導入ということで、こちらは空き家をエクセル管理をしとったものをシステム管理をするということで、県の補助金2分の1を活用して導入するというものでございます。18節負担金、補助及び交付金の中で、下から3行目、特定空家除却費につきましては6軒分ということで1,200万円ということで、去年に比べて増やしての計上でございます。  総務課は以上でございます。 ○議長(前田 栄治君) 齋尾税務課長。 ○税務課長(齋尾 博樹君) 税務課関係を説明いたします。41ページに返っていただきたいと思います。  2款2項徴税費、1目税務総務費に9,032万7,000円を計上いたしました。前年度に比較して1,034万9,000円の減でございます。42ページをお開き願います。税務課の予算は大半は人件費でございまして、その他は通常の事務的な経費でございます。前年度との違いといたしまして、下のほう、12節委託料の中ほどに固定資産評価替えに伴う評価図整備業務委託料として293万7,000円を計上いたしました。これは令和3年度の評価替えの際に説明用の地図として活用するものでございます。  続いて、2目賦課徴収費でございます。こちらは43ページでございます。458万1,000円を計上いたしました。2万1,000円の増でございます。内容は、納付書や通知書類、封筒などの作成費用として108万1,000円と、還付金の350万円でございます。  以上、歳出全体で9,490万8,000円となります。前年度より1,032万8,000円の減、率にして9.8%の減でございます。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 住民生活課から説明をいたします。36ページに戻ってください。  2款1項9目企画費のうち住民生活課分について御説明をいたします。まず消費者行政推進事業といたしまして、中部消費生活センターの運営に係ります広域連合負担金85万9,000円と、啓発物資購入費など合わせて113万7,000円、持続可能な発展を目指す自治体会議事業といたしまして、会議に参加いたします旅費と負担金87万2,000円と、新たにドイツ合同視察に参加いたします旅費と参加負担金100万円をそれぞれ計上しております。この視察につきましては、既に御説明しておりますとおり環境先進都市と言われるフライブルク市における持続可能なまちづくりの仕組み等につきまして、集中的に学ぶことができます。北栄町におきましても将来の人口減少がある程度避けられない状況で、人口減少時代に対応した持続可能なまちづくりが課題となっていますが、そのような中、例えば公共施設やインフラ等については人口減少を見据えた適正化及び省エネルギー化を早急に検討し進めていく必要があります。これは人口減少とともに公共施設やインフラ等の整備や維持に係る費用負担が増加し、結果として住民サービスの質を低下させることを未然に防ぐ必要があるからです。そうした中、都市計画によって公共施設や道路が適正に整備され、地域交通やエネルギーなどの公共サービスを行うシュタットベルケと呼ばれる地域密着型の事業体が質の高い公共サービスを提供し、さらには地域資源を活用した地域内経済循環や産業、雇用の創出も実現しているフライブルク市の視察を行うことにつきまして、今後の北栄町のSDGsの達成に資する取組に非常に有益であると考えております。また、視察を通して参加自治体の抱える課題にどのような対策を講じていくかをコーディネーターである村上敦氏からのレクチャーや参加者同士でのディスカッションでさらに深めることができることについても、このプログラムの大きな特徴と言えると思います。  飛びまして、43ページをお願いいたします。3項1目戸籍住民基本台帳費に4,181万8,000円を計上しております。これは戸籍住民基本台帳業務に係ります通常経費及び人件費でございます。令和元年度と比較しまして1,782万5,000円の増でございますが、主な理由といたしましては個人番号カード交付窓口の設置による会計年度任用職員の人件費が710万3,000円、個人番号カード等の発行に係る事務委任交付金が777万5,000円増額となったことによるものでございます。なお、個人番号カード等の発行に係る事務事業に係る財源につきましては、国庫補助金が充当されます。  続きまして、57ページをお願いいたします。中ほど、3款3項1目国民年金事務取扱費でございます。国民年金の加入など各種届出の事務処理等に係る経費として、21万3,000円を計上しています。この財源につきましては、全額国の交付金が充当されます。  62ページをお願いいたします。中ほど、4款1項7目環境衛生費に1,749万円を計上しております。そのうち、環境審議会やクリーンランドほうき管理委員会の開催、ほくえい環境塾やこどもエコクラブの活動支援補助金など環境衛生事業に201万5,000円、犬の登録及び動物愛護に係る経費42万2,000円、斎場の管理運営に係る負担金765万円、合わせて住民生活課関連は1,008万7,000円を計上しております。また、新たに1人乗り用の超小型電気自動車を購入したいと考えております。これは中部でのバイオマス燃料が調達困難となったため、現在バイオマス燃料を使用している車両が使えなくなることからです。超小型電気自動車については、家庭用のコンセントで充電できること、騒音も排気ガスも出さないクリーンな車であることから、今後町内に普及していくためにまずは公用車として導入するものでございます。なお、超小型電気自動車の導入経費は、6か月ごとのメンテナンス費を含めたリース料22万1,000円を計上しております。  63ページをお願いいたします。8目環境保全費に1,604万3,000円を計上しております。令和元年度と比較いたしまして217万8,000円の増でございますが、主な理由といたしましては創エネ設備等設置費補助金につきまして、令和元年度より交付対象が拡大された蓄電池設置費補助金の交付件数が増える見込みであることから135万円の増額と、平成24年度に設置いたしました青山剛昌ふるさと館駐車場の電気自動車急速充電器につきまして、機器の劣化に加えメーカーの保守期間が終了したことから、撤去するための費用57万2,000円を計上したことによるものでございます。新たな事業といたしましては、再生可能エネルギー導入をさらに推進させるため中部圏域における地域新電力会社の設立に向けての支援を行います。具体的には、既に勉強会への参画を表明頂いている事業者を対象に、月に1回程度、県内の地域新電力会社の方を講師に迎え勉強会を開催したいと考えております。また、事業可能性調査につきましては、今後国の補助事業の活用も検討していきたいと考えております。  続きまして、64ページ、2款1目じんかい処理費でございます。家庭や事業所から排出されるごみの処理等に係る経費として、1億3,655万6,000円を計上しております。令和元年度と比較しまして2,002万8,000円の増となっておりますが、増額の主な要因といたしましては、ごみ処理施設の管理運営に係る広域連合負担金1,708万4,000円の増によるものでございます。また、ごみ分別収集手引、ごみの区分と出し方と生ごみ減量ハンドブックの作成費用76万4,000円を新たに計上しております。これにつきましては、印刷製本費86万5,000円のうちの数字となっております。ごみ分別収集手引、ごみの区分と出し方を5年ぶりに改訂することに加えまして生ごみ減量ハンドブックを作成、配布し、家庭ごみの約4割を占めます生ごみの減量に向けて周知啓発を図ります。全戸に配布するごみの区分と出し方と生ごみ減量ハンドブックは、まとめて1冊で発行することも検討したいと考えておりますが、生ごみ減量ハンドブックの作成に係る経費につきましては県補助金を活用する予定でございます。  2目し尿処理費につきましては、し尿処理施設の管理運営に係る広域連合負担金760万円を計上しております。  飛びまして、80ページをお願いいたします。下ほど、7款4項1目町営住宅管理費に469万4,000円を計上しております。これは町営住宅の修繕等の管理に要する経費でございます。  続きまして、81ページ、2目由良宿団地建設費に3億1,947万3,000円を計上しております。主なものにつきましては、令和元年度に引き続き第3期建設工事の令和2年度分の工事管理業務委託料554万4,000円と工事請負費2億1,582万円、公民館と駐車場等の整備に5,500万円を計上しております。財源につきましては、国の交付金が1億6,014万7,000円、公営住宅建設事業債が1億5,750万円でございます。  3目県営住宅管理費につきましては、県から委託を受けています県営住宅の修繕等維持管理に係る経費71万5,000円を計上しております。この財源につきましては、全額県の委託金でございます。9目六尾北団地用途廃止費につきましては、耐用期限をもって用途廃止を予定している六尾北団地に入居されている方の由良宿団地への再入居に係る移転補償費5件分、60万円を計上しております。以上でございます。 ○議長(前田 栄治君) 田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 福祉課関係を説明させていただきます。46ページをお願いいたします。  3款1項1目社会福祉総務費でございます。こちらにつきましては3億9,205万2,000円で、前年に比べ879万3,000円の増額でございます。7節報償費に地域福祉計画策定委員報償費として2万4,000円を計上しております。出来上がりました地域福祉推進計画の進捗管理などを行うために開催する委員会へ出席していただくための報償費でございます。47ページを御覧ください。27節の繰出金で介護保険特別会計繰出金を2億2,946万4,000円計上しております。前年度より1,888万7,000円の増になっております。  ページの下段を御覧ください。3目老人福祉費でございます。2,226万円で、前年度に比べ382万4,000円の増でございます。増額となりました主な理由は、めくっていただきまして48ページを御覧ください。12節委託料、老人保護措置費委託料に1,020万6,000円を計上いたしております。前年度に比べ措置する人数が2人増え6人となり、340万円の増額となりましたことが主な理由でございます。また、18節負担金、補助及び交付金の町老人クラブ補助金を114万円で計上しております。各老人クラブの活性化につなげてもらうために、昨年度より19万円を増額しております。  次の4目介護予防・生活支援費でございます。6,519万9,000円で、前年に比べ1,623万9,000円の減額でございます。減額の主な理由は、人件費によるものでございます。49ページを御覧ください。18節負担金、補助及び交付金で、タクシー利用料助成事業費補助金に814万2,000円を、在宅通院支援サービス事業補助金に900万円を計上しております。利用者が伸びておりますので、前年度当初予算より増額で計上いたしております。  次に、5目障害者福祉費でございますが4億6,103万9,000円で、前年度に比べ848万4,000円の増でございます。障がい者福祉費はこれまで行ってきた事業を継続して行うものがほとんどでございますが、増額となりましたものは12節委託料に相談支援事業委託料として376万9,000円を計上しておりますが、この中に新しく障がい児相談支援事業を実施するための費用64万円を計上いたしております。令和2年度から始めるこの事業は、医療的なケアが必要な児童やひきこもり、要保護児童など特別な支援が必要な児童が年々増えておりますが、十分に対応し切れていない状況にあるため、中部4町合同で総合的、専門的な障がい児相談支援事業を実施し、支援の充実を図るものでございます。めくっていただいて50ページを御覧ください。増額したものは、19節扶助費の上から2番目、居宅介護等のサービス給付費である自立支援給付費を実績見込みから前年度より200万円増額し3億7,600万円で計上したもの。また、そこから7つほど下の移動支援費におきまして利用児童の増加から237万2,000円を増額し、537万2,000円で計上したものなどでございます。  次に、51ページを御覧ください。6目生活困窮者自立支援費でございます。1,856万9,000円で、544万3,000円の増額でございます。12節委託料の一番下でございますが、地域における支え合いの育成支援などの地域づくり推進のための国の補助事業であります地域力強化推進事業委託料として474万1,000円を計上したことが増額の主な理由でございます。  次に、少しはぐっていただきまして55ページ下段を御覧ください。2項児童福祉費、4目母子父子福祉費でございます。2,681万3,000円で、前年度に比べ387万5,000円の減額でございます。めくっていただきまして、56ページの上のほうを御覧ください。減額となりました主な理由は、12節委託料の中に児童入所施設措置費委託料として2,256万円を計上しておりますが、この委託料が措置家庭の施設からの退所により、昨年度より324万円減額となったことによるものでございます。この事業につきましては、国2分の1、県4分の1の財源充当がございます。  次に、57ページの上段を御覧ください。6目児童手当費です。こちらにつきましては、2億2,601万9,000円で599万8,000円の減でございますが、これは対象児童数の減少により児童手当等給付費が減額となったことによるものでございます。  次に、7目児童扶養手当費です。こちらにつきましては6,716万円で1,472万3,000円の減額でございますが、大幅に減額になりました理由は昨年度が支払い回数の変更の影響で増額となったものが、その影響がなくなったことによるものでございます。  次に、8目児童措置費でございます。こちらにつきましては2,614万円で昨年度に比べ300万円の減額でございますが、19節扶助費の障害児通所給付費が年度ごとで実績が大きく変わるため、ここ3か年の平均で予算計上したことによるものでございます。  次に、下段の4項生活保護費、1目生活保護総務費でございます。こちらは7,817万円で、1,722万7,000円の増額でございます。主な理由は人件費でございます。  めくっていただきまして、59ページのほうの上段をお願いいたします。2目生活保護扶助費でございます。9,620万円で、260万円の増額でございます。医療扶助費が300万円の増額、介護扶助費が40万円の減額によるものでございます。財源については、国4分の3の充当がございます。  歳入につきましては、それぞれの事業に伴う国県の負担金、補助金などの割合に応じて計上させていただいておりますので、個別の説明は省略させていただきます。  福祉課は以上でございます。 ○議長(前田 栄治君) 吉岡健康推進課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) 健康推進課分を説明いたします。47ページをお願いいたします。  3款1項2目特別医療費等助成事業費でございます。1億388万5,000円を計上いたしました。19節扶助費に4つの助成を計上いたしております。これは例年どおりでございますが、特別医療費は重度障がい者、独り親、特定疾病、18歳までの子どもの医療費を助成いたします。養育療養費は未熟児の入院治療費の助成を、特定不妊治療費では子どもを望む夫婦の支援を行います。財源でございますが、特別医療費につきましては県2分の1、養育医療につきましては国2分の1、県4分の1の負担がございます。昨年に比べまして94万3,000円の減でございますが、これは当初予算におきまして養育医療助成費を毎年1名当たり45万円として3名分見込んでおりましたのを今年は1人分を見込みまして、増えたときには補正予算で対応したいということにしたものでございます。  59ページをお願いいたします。4款1項1目保健衛生総務費でございます。健康推進課分は人件費のほか会議費、健康管理システム等の運用経費の計上となります。1節報酬でございますが、例年看護師1名の計上をいたしたものでございますが、今年度は産休代替の職員が3名おりますので、その分の報酬が増額となっております。7節報償費は健康ほくえい計画推進会議、健康推進員、保健連絡会として町内医師の連絡会の報償費を計上しております。  60ページをお願いいたします。2目健康増進センター費でございます。14節工事請負費に2,200万円計上いたしております。これは大栄健康増進センターの蛍光灯安定器が寿命のため交換が必要となり、使用年数も20年以上経過しているためLED照明灯に全てを更新する費用でございます。  次に、60ページから61ページの3目感染症等予防費でございます。4,166万9,000円計上いたしました。前年度の10月より消費増税により委託料が上がっております。12節委託料、予防接種法に基づく定期予防接種の費用、高齢者のインフルエンザ予防接種の個人負担を除く部分の委託料でございます。風疹対策といたしまして、令和元年度から3年間、抗体価検査と定期予防接種が行えることとなっております。委託料の一番下が風疹抗体価検査の委託料123万3,000円でございます。令和2年度は昨年抗体価検査の率が低かったため、従来3か年に分けて行う予定であったものが対象者全て検査、接種を行うこととなりました。予防接種の無料クーポン券は令和元年度内に個別通知いたしまして、抗体価検査を実施の後、検査の結果、抗体価の低い方には無料でワクチン接種を受けていただくという手はずになっております。  次に、19節扶助費の各種予防接種助成金340万7,000円は、任意で受ける予防接種の助成を行うものでございます。従来から行っている風疹の予防接種の助成につきましては、今年度も実施いたします。また、ロタウイルスは10月から定期予防接種となるため、9月までの費用を見込んでおります。  次に、4目母子衛生費でございます。1,595万6,000円の計上でございます。前年度は新生児90名を見込んでおりましたが、今年度は110名の新生児を見込んでおります。12節委託料でございます。従来、妊婦の健診の助成に加えまして令和元年度からは産後に受ける健診の費用も全額助成いたしております。令和2年度からは、小学校のフッ化物洗口を町事業として実施するため医薬材料費が増加しております。そのほか、乳幼児健診や子育て相談の費用を計上いたしております。  次に、5目健康支援費でございます。4,767万8,000円を計上いたしました。前年度と比べ、99万2,000円の増でございます。これも前年度の10月より消費増税により委託料が上がっております。12節委託料はがん検診の委託料で、ここは大きな金額を占めております。歯科検診委託料でございますが、従来40歳から70歳まで5歳刻みで行っていたものを令和2年度から20歳から70歳まで10歳刻みとし、負担も500円だったものを無料とすることで若いうちから生活習慣病予防につながる口腔の健康づくりに結びつけたいと考えます。また、自治会で実施する健康講座は医師、歯科医師、理学療法士、骨粗鬆症予防、まちの保健室など町民の方にとって一番身近な自治会で健康づくりを啓発してまいります。小学6年生に実施しておりました脂質検査は、実施率も低く検査結果から生活習慣予防のための指導に結びつきづらいということで取りやめ、生活習慣予防講演会を継続実施してまいります。そのほか、子どもの食育や中学生のピロリ菌検査等の事業経費を計上いたしました。  次に、62ページでございます。6目の後期高齢者医療対策費でございます。2億4,407万4,000円を計上いたしました。18節ですが、こちらは本町が負担する療養給付費負担金と広域連合の共通経費等負担金など、後期高齢者医療広域連合へ納付する費用1億9,990万4,000円でございます。  健康推進課関係は以上でございます。 ○議長(前田 栄治君) 下阪農業委員会事務局長。 ○農業委員会事務局長(下阪 啓二君) 農業委員会の関係について御説明申し上げます。予算書65ページを御覧いただきたいと思います。  5款1項1目農業委員会費といたしまして4,515万3,000円を計上いたしております。この内訳でございますが、まず1節報酬を1,931万6,000円計上いたしております。これには農業委員及び推進委員の農地利用最適化交付金について活動実績分187万2,000円のほか、新たに会計年度任用職員の報酬353万7,000円を見込んでおります。  次に、66ページを御覧いただきたいと思います。18節負担金、補助及び交付金のうち、農地流動化推進事業助成金として800万円を計上いたしております。これによりまして、1年間の農地の集積を支援したいと思っております。  なお、農業委員会費に要する財源につきましては、農業委員会補助金572万4,000円等を充当いたします。  72ページを御覧いただきたいと思います。17目農地中間管理費に284万5,000円を計上いたしております。この内訳でございますが、1節報酬に198万6,000円を計上いたしております。これは中間管理推進員1名を引き続き配置するものでございます。  なお、1節報酬から10節需用費までの財源は、全額鳥取県農業農村担い手育成機構からの委託金を充当いたします。  また、18節負担金、補助及び交付金におきまして、機構集積協力金のうち経営転換協力金、該当するものにつきまして50アール分7万5,000円を計上いたしております。この節に要する財源は、全額県補助金を充当いたします。  説明は以上でございます。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 産業振興課関係の予算を説明させていただきます。67ページのほうにお戻りください。  5款1項5目で農業振興費でございます。主な事業のみを説明させていただきたいと存じます。68ページをお開きください。中ほど、18節の説明欄を御覧いただきたいと存じます。中ほどの経営所得安定対策推進事業補助金に288万7,000円を計上いたしました。これは主食用米の生産調整や転作支援を行うほか、産地交付金などの手続を行う北栄町農業再生協議会の事務費を国10分の10で補助するものでございます。次に、鳥取梨生産振興事業補助金に255万円を計上いたしました。2軒の梨農家について、改植とかん水施設のほか気象災害に強い防災網への網かけを整備するものでございます。次に、鳥取柿ぶどう等生産振興事業補助金に3,950万4,000円を計上いたしました。町内のワイン醸造会社が自社樹園地の規模拡大を図るために必要な新植や改植、棚などの整備に要する経費を補助するものでございます。次に、水田共同利用機械整備事業補助金に366万6,000円を計上いたしました。これは原西部営農組合が北栄町全域を対象といたしまして共同利用する水田均平用作業機械の導入に要する費用の3分の1を助成するものでございます。次に、がんばる農家プラン負担金に2,088万1,000円を計上いたしました。意欲ある農業者等の創意工夫を生かした取組につきまして3年間にわたり支援するもので、県3分の1、町6分の1で事業費の2分の1までを支援するものでございます。続きまして、就農条件整備事業補助金に958万4,000円を計上させていただきました。就農意欲に満ちた青年等の新規農業参入を積極的に推進し、新規就農者自ら営農計画の実現に向けて初期投資に対する負担軽減を図るため、機械導入等につきまして県3分の1、町6分の1で2分の1までを支援するものでございます。次に、担い手確保・経営強化支援事業補助金といたしまして1,550万円を計上いたしました。これは先進的な農業経営の確立に意欲的な地域の担い手に対しまして、必要な農業用機械等の導入を支援するもので、国2分の1で支援するものでございます。このたびは妻波の酪農家のトラクターの導入と江北の水稲農家の4条のコンバインを導入いたすものでございます。次に、集落営農体制強化支援事業でございます。650万円を計上しております。これは集落営農組織が次世代への運営の継承を円滑に進めることを目的に、機械、施設の導入整備を図って耕作放棄地の解消につなげていく取組で、このたび中北条水田生産組合がコンバインを導入することに対しまして県3分の1、町6分の1で2分の1までを支援するものでございます。次に、2つ飛んで頂きまして園芸産地活力増進事業補助金でございます。750万円を計上いたしました。一つは、ナガイモ生産部の研究グループの取組を支援するものでございまして、従来の深耕機では80センチ幅が固定され圃場の生産効率が悪かったため、メーカーと圃場に合わせた幅設定が可能な深耕機の開発ですとか実証試験導入を行うために必要な経費を県3分の1、町6分の1で2分の1までを支援するものでございます。試験機5台を導入し、令和元年度に導入した5台と合わせまして10台で実証試験を行う予定としております。また、もう一つはコマツナの予冷庫を導入するためのものでございます。1つ飛ばしまして、鳥取の花総合戦略事業でございます。本町の強みである花壇苗、ストック、テッポウユリなどの花卉品目におきまして、農業者が行う生産拡大につながる取組や流通環境の変化への対応、販売促進などを支援するものでございまして、県3分の1、町6分の1、2分の1まで支援するものでございます。120万円を計上してございます。抽たい率を向上させるため、苗業者に育苗を委託する新テッポウユリの育苗システム構築の事業で、3年目の取組でございます。次に、ハウス強靱化施設園芸事業といたしまして111万6,000円を計上いたしました。平成29年の大雪や平成30年の豪雨、台風では老朽化したパイプハウス等への被害が多発したところでございます。防災減災の観点から気象災害による農業用ハウスの被害対策を図るため、国2分の1でハウス本体の補強等に係る資材などを支援するものでございます。スイカのハウス地際の足継ぎ補強やT字ダンパーのほか、ブドウのハウスでは壁ブレースの補強やアンカーの補強を行います。大栄西瓜の農家3戸で8棟分のハウス、北条ブドウの農家1戸で11連棟のハウスで合わせて51.4アール分の補強に取り組む予定としております。  次に、6目でございます。下のほうで見にくくて申し訳ございません、18節の説明欄を御覧ください。担い手支援定額給付金に2,289万円を計上いたしました。国の農業次世代人材投資事業や県の就農応援交付金、親元就農促進支援交付金などによって新規就農者や農業後継者を応援するものでございます。  69ページを御覧ください。飛びまして8目でございます。18節の説明欄3段落目でございます。畜産増頭対策事業補助金でございます。2,460万円を計上してございます。繁殖雌牛の市場価格の高騰により、担い手単独の増頭が困難であることからその一部を支援し和牛繁殖農家の経営安定を図るもので、県3分の1、町6分の1を支援するものであります。6経営体で41頭を増頭し、和牛の生産拡大を目指すものでございます。  次に、9目農地費でございます。12節の委託料の説明欄を御覧ください。測量設計委託料といたしまして150万円を計上してございます。町は防災重点ため池のうち民間が所有するため池につきましては決壊に関する情報の伝達方法、避難施設、避難経路に関する事項について記載した印刷物の配布、その他必要な措置を講じて住民に周知するよう法律において努力義務が課されております。平成30年7月豪雨等を踏まえまして、新たな防災重点ため池の選定基準に基づき再選定の結果、11のため池が指定されたところでございます。そのうちハザードマップがない下堤につきましては現在県が浸水想定区域図を作成するという状況になっておりまして、それを待って民家への影響等を考慮し、適切な避難対策などを検討することになります。上鳥池と下鳥池につきましては琴浦町地内になりますけれども、民家への影響は北栄町地内に及ぶということが判明しておりまして、このたびはいずれも妻波地区でございますけれども、下堤と上鳥池、下鳥池の3つのため池につきまして国10分の10でため池ハザードマップを作成する予定で、監視・管理体制の強化や減災防災対策の実施について進めるほか、緊急時の迅速な避難行動へつなげるための予算でございます。次に、70ページでございます。18節の説明欄を御覧ください。18節の説明欄の中ほどよりちょっと下になります。県営事業負担金でございます。959万4,000円を計上いたしました。倉吉市の巌城から北栄町西園までの北条用水路につきましては、地震時に不安定な状態であることが判明しており、そのうち倉吉市巌城の三明寺から田内の間の1,624メートル分につきましては、国の農村地域防災減災事業を活用いたしまして県営事業で耐震改修を行うものでございます。このたびは令和2年度の事業費1億2,300万円を農家負担はゼロ円で国55%、県32%、倉吉市5.2%、北栄町7.8%の割合で負担し合うものでございます。次に、国営東伯地区維持管理事業負担金に1,102万9,000円を計上いたしました。内訳は、基幹水利施設管理事業負担金として894万6,000円、管理体制整備促進事業負担金として113万8,000円、国営かんがい排水事業により造成されました西高尾・小田股・船上山3ダム及びダムの一体施設の老朽化による突発的な故障に対する東伯地区緊急補修事業といたしまして94万5,000円を合計して計上しております。国、県の補助残が町の負担となっており、町負担については琴浦町62.2%、北栄町37.8%で負担し合うものでございます。次に、農業水路等長寿命化・防災減災事業補助金に510万円を計上いたしました。県が機能診断を行ったところ、上種地区と下神地区の減圧弁などに問題が見つかりましたので長寿命化対策といたしまして整備するもので、国50%、県17.5%、町17.5%、土地改良区15%の割合でパイプライン等の修繕を負担し合って実施するものでございます。  次に、11目有害鳥獣の関係でございます。71ページのほうを御覧ください。18節の説明欄で侵入防止柵購入支援事業補助金といたしまして181万6,000円を計上いたしました。国の鳥獣被害防止総合対策事業を活用いたしまして、捕獲体制の強化を行いつつもアナグマやイノシシの農作物への被害が急増しているため、畑周辺の草刈りや見回り、電気柵の維持管理や捕獲など獣害対策につきまして、十分な地域の話合いができる集落においては電気柵の助成を行いたいと考えております。今のところ上種を想定しておりまして、既に2月19日に1回目の話合いをスタートさせたところでございます。  次に、12目であります。これも18節の説明欄を御覧いただきたいと思います。多面的機能支払い交付金といたしまして9,120万5,000円を計上しております。21組織で構成いたします広域組織と、単独で活動する2組織が農業農村の多面的機能の維持、発揮を図るための地域の共同活動に係る支援を行い、地域資源の適切な保全管理推進するものでございます。  次に、13目でございます。14節の工事請負費の説明欄を御覧いただきたいと思います。整備工事請負費に120万円を計上いたしました。町管理農道等の修繕のため町が直接工事を行うものでございまして、県2分の1、町2分の1を負担するものでございます。次に、18節の説明欄のほうを御覧いただきたいと思います。基盤整備補助金といたしまして1,707万円を計上いたしました。こちらは用水路や揚水機の修繕、農地造成など土地改良区や2戸以上の農家などが取り組む場合で、県と町とで80%までを補助し、受益者負担として20%で実施するものであります。令和2年度は、町内11か所で予定をされておるものでございます。  72ページをお開きいただきたいと存じます。真ん中より下どころになります。18目でございます。18節の説明欄を引き続き御覧いただきたいと存じます。土地改良施設維持管理適正化事業補助金として256万8,000円を計上いたしました。土地改良区等の施設管理者が定期的な整備、補修を行うために国30%、県30%、町30%で地元負担10%の割合で一定期間の資金を拠出し合うものでございます。  続きまして、2項の林業費でございます。1目の12節でございます。森林経営管理意向調査等委託料に84万7,000円を計上してございます。新たな森林管理システムでは、適切な経営管理が行われていない森林につきましては町が森林所有者の委託を受けて経営に向いている森林に戻して、意欲と能力のある林業経営者につなぐ仕組みとなってございます。令和2年度は令和元年度に意向調査を行った東高尾の8.13ヘクタール分で経営管理集積計画を作成し、新たに西高尾で約10ヘクタール分を意向調査する予定でございます。次に、73ページでございます。24節の説明欄を御覧いただきたいと存じます。森林環境譲与税積立金に408万8,000円を計上しております。基金として積み立てる森林環境譲与税は適正な森林経営管理に備えるものであります。このたびの譲与税を積み立てることにより、基金残高は481万6,500円となる見込みでございます。  次に、2目松くい虫の関係でございます。12節の説明欄を御覧ください。まず、松くい虫防除特別伐倒駆除委託料に938万5,000円を計上いたしました。これは砂丘農地周辺の地域保全の松林で、松くい虫の被害木を伐採し搬出して破砕処理するものでございます。次に、松くい虫防除事業薬剤空中散布委託料といたしまして850万円を計上いたしました。防風、飛砂防止、塩害防止など広域的機能の高い海岸線の松林と、地域で守っていく蜘ケ家山で地域が保全してきた松林につきまして、ヘリコプターによる薬剤の空中散布につき必要な経費を計上してございます。次に、松くい虫防除事業薬剤地上散布委託料に116万1,000円を計上いたしました。空中散布に適さない点在する松林などは、地上からの薬剤散布により効率的に防除を行うためのものでございます。  次に、3目でございます。74ページを御覧いただきたいと存じます。15節でございます。小さな金額ではございますけれども、松苗木購入費といたしまして8万1,000円を計上してございます。これは抵抗性黒松を購入して松林再生のために地域、関係団体に配布し、植林と育成をお願いするものでございます。松林につきましては、被害の防除、被害木の伐採、抵抗性黒松による植林、育成によるサイクルで再生を図っていくという取組の一連のものでございます。  次に、3項につきましては説明を省略させていただきます。後ほど説明欄を御覧いただきたいと存じます。  次に、74ページでございます。商工関連の予算の説明になります。6款1項1目でありまして、75ページになります。18節の説明欄を御覧ください。中ほどとなっております。町商工会育成補助金でございますが、580万円を計上いたしました。これは北栄町商工会が地域振興のために独自に実施する地域総合振興事業の費用を支援することで、北栄町の商工業の振興及び地域の発展を図ることを目的といたしまして、───────━を助成するものでございます。次に、企業立地等促進奨励金に666万5,000円を計上いたしました。町内の事業者や進出企業が投資額300万円以上で工場や事業所などの新設や増設を行った場合に、固定資産税相当額を奨励金として3年間にわたって交付するものであります。また、さらに町民を6か月以上常用雇用とした場合に、一人につき30万円を加算して交付するものでございます。次に、起業者支援補助金に200万円を計上いたしました。これは北栄町内で創業する者に対して、起業時に必要な支援を行うものでございます。最後となります。次に新規の事業で、ふるさと就職応援補助金に19万8,000円を計上いたしました。地方の労働力不足は深刻で、中小企業や小規模事業所などは雇用の確保、担い手育成で大変苦慮しております。都市部や大手の企業と賃金、労働条件面で競っても競争力の弱い地元企業はなかなか良い人材を確保することが困難な状況にあります。そこで、北栄町商工会員の事業所に就職いたしました方かあるいは町内で創業した方につきまして、最長2年間、B&G海洋センターのプール及びトレーニングルームの利用料を町が負担することで無料で使用していただき、体力づくりや運動習慣を身につけていただき健康で生き生きと働き続けていただくとともに、中小企業等の福利厚生サービスの充実につなげていただき、雇用の維持、確保の一助にしていただきたいと考えておるものでございます。  以上で産業振興課関係の主な事業についての説明を終わります。
    ○議長(前田 栄治君) 松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 観光交流課関係の予算について御説明させていただきます。予算書36ページ、37ページをお願いいたします。  2款1項9目企画費でございます。企画費のうち、観光交流課関係の事業を御説明いたします。最初に、北栄砂丘まつり事業として18節負担金、補助及び交付金の5行目に北栄砂丘まつり交付金として498万1,000円を計上いたしました。前年比34万円の増額となっております。主な理由は、警備員の単価増とステージテントを昨年はこれまでのテントより小さいものを使用しておりましたが、十分な出演スペースが取れなかった反省もあり一昨年のサイズへ変更するため、また電気設備について会場変更後2年間、北条オートキャンプ場での開催時と同額に据置いていただきましたが、本来必要な額を計上したことによるものです。最終的な会場の決定は北栄砂丘まつり実行委員会での決定となりますが、昨年と同様、お台場公園多目的広場を会場予定地と考えております。また、開催時期につきましても昨年同様の8月のお盆明けを考えておりますが、東京オリンピック・パラリンピックの影響により会場周辺の警備体制が整わない場合は、実施時期の変更も検討する必要があると考えております。  次に、同じく9目の企画費でございます。国内外の交流推進事業として543万3,000円を計上いたしました。前年比172万2,000円の増額でございます。増額の主な理由は、台湾台中市大肚区と平成22年7月に友好交流協定を締結し10年となることから、10周年を記念した事業を計画したことによるものでございます。大肚区の区長を北栄町へお招きして、歓迎会等の記念大会の費用として需用費、食糧費、手数料を合わせて28万円を計上しております。また、予算説明会後に追加させていただいておりますが、一般町民の方にも交流を深めていただくため、青少年訪問団を大肚区へ派遣する際に町の訪問団を併せて派遣することを計画いたしました。この訪問団へは議会からの参加もお願いしたいところですが、この費用として旅費、手数料、使用料に合わせて122万9,000円を追加いたしました。これは一般町民の10名分の参加補助と特別職2名、職員2名、現地ガイド1名分の経費、現地移動のためのマイクロバスの経費を追加したものでございます。そのほか、国際交流につきましては引き続き単年度での青少年訪問団の派遣、受入れを実施していきたいと考えております。ただし、北栄町への受入れにつきましては大肚区側との調整途中でございますので、当初予算では北栄町からの派遣のみの予算を計上させていただいております。受入れにつきましては、調整が整い次第補正予算にて御相談させていただければと思っております。国内交流につきましては、引き続き滋賀県湖南市の夏まつりなどに訪問し、交流を進めてまいります。また、新規事業として毎年秋に北栄町農家民泊協議会が実施しています湖南市の子どもたちを受け入れる農家民泊事業について、参加者全員で行うねばりっこなどの収穫体験事業を町事業と位置づけ実施するため、11節役務費、手数料に2万円を計上いたしております。  主な事業といたしましては、7節報償費に台湾に学校関係者、国際協力員に同行していただくため、また湖南市夏まつりに一般町民の参加者謝礼として国内外交流推進協力謝礼42万2,000円、8節旅費の特別旅費235万2,000円のうち特別職や職員が台湾や湖南市へ訪問するための特別旅費105万4,000円、37ページに行っていただきまして11節役務費に台湾へ青少年と一般町民を派遣するための手数料209万円、13節使用料及び賃借料に台湾青少年交流や湖南市夏まつりへ参加するためのバス借り上げ料として96万1,000円を計上いたしました。次に、18節負担金、補助及び交付金の下から5行目ですが、中国友誼の集い負担金でございます。令和元年度に中国大使を鳥取県へ招聘し実施する予定でございましたが、大使の交代もあり実施できておりません。改めて令和2年度に実施するため計上いたしたものでございます。  次に、開いていただきまして40ページ、41ページをお願いいたします。16目移住推進費でございます。地域おこし協力隊事業、北栄暮らし支援事業、お試し住宅事業の3つの事業で構成はしております。地域おこし協力隊事業に前年比60万7,000円増額の742万7,000円、北栄暮らし支援事業に前年比539万9,000円増額の3,561万6,000円、お試し住宅事業に前年比4万1,000円減額の28万8,000円を計上いたしております。  主な事業を御説明いたします。北栄暮らし支援事業でございます。主なものとして、1節報酬の会計年度任用職員報酬は引き続き移住定住相談員1名を雇用する費用として計上しております。次に、7節報償費に移住奨励金交付世帯に中学生以下のお子様がおられた場合に交付しております商品券の購入費83万円、8節旅費に移住相談会に参加するための特別旅費41万3,000円、41ページの18節負担金、補助及び交付金にIJUターン空き家改修支援事業補助金など5つの移住支援事業を引き続き予算計上したほか、新たに3つの移住支援事業を創設いたしております。1つ目は移住支援金でございます。100万円を計上いたしました。これは国が地方創生事業の一つとして実施するもので、東京23区の在住者または通勤者が都道府県の設置したマッチングサイトの求人により就職し町内に移住された場合に、単身での移住の場合は60万円、複数での移住の場合は100万円の移住支援金を国2分の1、県4分の1、町4分の1で給付するものでございます。2つ目は、空き家利活用流通促進事業補助金でございます。180万円を計上いたしました。これは1年以上利用がない空き家の利活用を促進するため、入居者、所有者または事業者が改修に要した費用の2分の1、補助上限額90万円を限度に県3分の1、町6分の1で支援するものでございます。ただし事業者がこの事業を活用する場合は、2年以上利用がない空き家の利活用が要件となります。最後に、北栄町Uターン者就職活動交通費助成事業補助金でございます。7万円を計上いたしました。これは18歳から45歳の若年層のUターン就職を支援するため行うもので、県外在住の方が県中部で就職活動を行う際に必要な交通費の一部を助成するものでございます。この事業の財源は町単費でございます。また、同じく18節の3行目に新規事業として空き家利活用協議会負担金3万円計上いたしております。とっとり空き家利活用推進協議会への負担金でございます。とっとり空き家利活用推進協議会は平成28年度に設立され、不動産に関わる専門家団体により空き家利活用に関する啓発活動を実施されております。既に鳥取地方法務局、県は参画されておりますが、令和2年度より市町村も参画し、それぞれの地域が抱える空き家利活用の課題に応じた取組を進めていくものでございます。  次に、75ページをお願いいたします。一番下でございますが、6款1項2目観光費として7,146万4,000円を計上いたしました。前年比602万5,000円の増額でございます。観光費は観光振興事業、観光施設指定管理者委託事業、コナンのまちづくり事業、まんが王国とっとり共同推進事業の4つの事業で構成されております。主な事業のみ説明させていただきます。  最初に、観光振興事業関係でございます。2,446万2,000円を計上いたしました。前年比381万5,000円の増額でございます。76ページをお願いいたします。主な事業は、8節旅費、特別旅費138万1,000円のうち県内外での観光PRに係る経費として109万3,000円を計上いたしております。12節委託料の6行目、観光パンフレット作成委託料として210万円を計上いたしました。「北栄見聞楽」やコナン通りまち歩きマップなどの観光パンフレットの作成について、観光協会が予算を確保し作成しておりましたが、観光パンフレットは町が予算を確保し作成することが妥当であろうと整理し、今回計上したものでございます。今後は町が観光協会に委託し、観光パンフレットの作成をしていきたいと考えております。  77ページをお願いいたします。14節工事請負費、観光施設整備工事請負費(修繕)に579万6,000円を計上いたしました。これはレークサイド大栄の管理棟、休憩棟の塗装修繕工事、お台場公園、北条オートキャンプ場の街灯それぞれ5基のLED交換工事、北条オートキャンプ場のコイン式シャワーユニット取替え工事などを計画しております。同じく14節の観光施設整備工事請負費(資産)に114万2,000円を計上いたしました。これはレークサイド大栄の授乳室設置工事などを計画しております。17節備品購入費の指定管理施設備品購入費に18万3,000円を計上いたしております。これは北条オートキャンプ場の洗濯機、ユニット台の更新でございます。これにより、6台設置されている洗濯機の更新が完了いたします。18節負担金、補助及び交付金の上から6段目、北栄町観光協会補助金に1,220万1,000円を計上いたしました。来年度より事務局長の勤務を3日から5日への変更や、6年目となる職員のプロパー化など観光協会の人件費の増額が見込まれますが、自主財源の確保に努力していることから、来年度の補助金につきましては78万円減額したところでございます。また、令和元年度まで計上しておりました観光協会の巨大迷路分、消費税補填費を計上しておりません。これはこれまで巨大迷路入場料収入により課税対象となる収入が1,000万円を超えることにより消費税の課税団体となることから、観光協会が納税する消費税額を補填してきましたが、グッズ等の販売収入だけで課税対象となる収入が1,000万円を超え、巨大迷路の入場料収入に関係なく消費税の課税団体となることから、今回補填しないこととしたところでございます。次に、観光施設指定管理者委託料事業に1,768万9,000円を計上いたしました。前年比の26万円の増額でございます。主な事業は、北条海浜広場、山菜の里、お台場公園、レークサイド大栄の4施設の指定管理業務でございます。  76ページをお願いいたします。12節委託料の上から7行目、観光施設指定管理者委託料に1,700万8,000円を計上いたしました。引き続き令和2年度より5年間、株式会社チュウブに指定管理を委託し、4施設の管理運営を行うものでございます。  次に、コナンのまちづくり事業に1,710万円を計上いたしております。前年比65万9,000円の減額でございます。主な事業を御説明いたします。75ページ、一番下をお願いいたします。7節報償費のまんがのまちづくり推進研修会講師謝金に5万円を計上いたしました。これは青山剛昌ふるさと館あり方検討委員会でも議論のありました漫画原画などの関連資料の文化的価値と、コナンのまちづくりについて理解を深めるため、町民の方を対象とした研修会を計画するものでございます。  76ページをお願いいたします。10節需用費の修繕費(物品・備品)に276万9,000円を計上いたしました。これは大栄小学校のブロンズ像とコナン大橋のアルミオブジェのメンテナンスに必要な費用でございます。これで設置しておりますブロンズ像とアルミオブジェのメンテナンスは全て終了いたします。次に12節委託料の下から3行目、ARシステム制作等委託料に11万5,000円を計上いたしました。これは平成30年度に実施しましたウオーキングコース整備事業で整備しましたARにつきまして、ブロンズ像等のシルエットを活用し読み込ませておりましたが、シルエットの読み込みエラーが発生することがあるためマーカーパネルを新たに設置することと、全てマーカーを集めると表示される待ち受け画面のデザインを変更するための費用でございます。次に、18節負担金、補助及び交付金の下から5行目、まんが王国とっとり満喫周遊パス負担金に50万円を計上いたしました。これはインバウンドを対象に、青山剛昌ふるさと館を含む県内の6施設を周遊するパスを発行し、誘客を促進するための事業を実施するための負担金でございます。次に、同じく18節の下から3行目、「まんが王国とっとり」国家戦略推進補助金でございます。これは引き続き漫画によるまちづくりを推進していくため、まんがのまちづくり企画実行委員会とマンガ寺子屋実行委員会が実施する事業を支援するものでございます。  次に、まんが王国とっとり共同推進事業に1,221万3,000円を計上いたしました。前年比273万9,000円の増額でございます。76ページをお願いします。主な事業として、12節委託料の一番下のコナン通り装飾整備委託料に118万7,000円を計上いたしました。これはコナン駅横の自転車置場を一部改修し、ラッピングしたコインロッカーの設置を計画いたしました。このうち、ラッピングに係る費用と案内看板、案内誘導路面シートに係る費用でございます。  77ページをお願いします。14節工事請負費の工事請負費(修繕)56万円のうち34万円につきましては、これまで設置しておりますブロンズ像1体ごとに青山先生に名称をつけていただいておりますが、これまで名称プレートをつけておりませんでしたので改めて取付け、町を訪れる方に楽しんでいただくため実施するものでございます。同じく14節の工事請負費(資産)に815万8,000円を計上いたしました。これはカラーオブジェ2体の新たな整備と、コナン駅にコインロッカーを設置するため自転車小屋を一部改修するための費用でございます。17節備品購入費のコインロッカー購入費に113万1,000円を計上いたしました。これはコナン駅前の自転車小屋を一部改修して設置するコインロッカーの購入費でございます。このまんが王国とっとり共同推進事業に要する財源としまして、県のまんが王国活動支援補助金が県2分の1、補助上限額500万円で充当されるところでございます。  以上で観光交流課関係の説明を終わります。 ○議長(前田 栄治君) しばらく休憩します。(午後0時09分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(前田 栄治君) 休憩前に引き続き再開します。(午後1時00分再開)  先ほどの説明の中で訂正があるということですので、説明をお願いします。  手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 大変申し訳ございません。私が説明しましたところでございますけれども、75ページの町商工会育成補助金の関係でございます。18節のところで580万円を計上しておるんですけれども、ここの説明の中で北栄町商工業の振興及び地域の発展を図ることを目的といたしまして、───────━と私申し上げたようでございまして、これ間違いでございます。会費相当額が正しい説明でございました。申し訳ございませんでした。 ○議長(前田 栄治君) 倉光地域整備課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) そうしますと、地域整備課関係の御説明をいたします。まず、63ページをお願いします。  4款1項7目環境衛生費、18節、合併処理浄化槽設置費補助金としまして226万8,000円を計上しております。これは公共下水道、農業集落排水、市町村設置型の合併浄化槽区域以外の方が合併浄化槽を設置される場合の補助金でございます。5件分の金額を計上しております。特定財源としまして、交付限度額に応じた県支出金264万円がございます。27節、合併処理浄化槽特別会計繰出金としまして507万7,000円を計上しております。これは合併処理浄化槽特別会計において不足する額を一般会計と基金から繰り出すものでございます。詳細につきましては、合併処理浄化槽特別会計で御説明いたします。  次に、65ページ、4款3項1目27節の上水道事業会計繰出金42万円は、水道事業会計職員の児童手当相当額を繰り出すものでございます。この繰出金は今年度から新たに実施するものでございまして、総務副大臣通知により繰り出し基準として示されており、地方交付税で措置されることとなっております。  続いて、67ページをお願いします。5款1項4目27節に農業集落排水特別会計繰出金としまして984万4,000円を計上いたしました。これは農業集落排水特別会計におきまして不足する額を一般会計と基金から繰り出すものでございます。詳細につきましては、農業集落排水特別会計において御説明いたします。  続いて、78ページをお願いします。7款土木費、1項1目土木総務費でございます。令和元年度に比較しまして、1,004万7,000円の増額となっております。増額の主な要因は、職員人件費と工事費の増によるものでございます。主なものを御説明いたしますと、12節委託料の住宅耐震化業務委託料406万7,000円は、無料診断5戸に56万7,000円と耐震改修促進計画策定業務に350万円を予定しております。この耐震改修促進計画は5年に1度作成する計画で、現在の耐震化実施状況を把握しまして今後の計画を作成するものでございます。14節に斜面崩壊復旧工事費としまして880万円を計上いたしました。平成30年台風24号による亀谷地内の土砂崩れの復旧工事を行うものでございまして、財源としましては受益者分担金2割、県補助金4割を見込んでおります。79ページ、18節に戸建て住宅耐震改修等事業補助金388万円を計上しております。耐震診断2戸、改修設計3戸、耐震改修2戸、ブロック塀の撤去・改修3戸分を計上したものでございます。  次に、2項1目道路維持管理費でございます。8,637万8,000円で、令和元年度に比較しまして1,133万9,000円の増でございます。主なものとしまして、12節委託料に除雪関連委託料として668万2,000円、町道除草委託料に611万円を予定しております。14節に道路修繕工事費としまして536万8,000円を計上いたしました。道路パトロールや住民の皆さんからの損傷報告及び自治会要望に対しまして優先度を定めまして、修繕工事を行うものでございます。また、道路長寿命化維持管理事業としまして6,300万円を計上いたしました。これは町道の舗装修繕工事に公共施設等適正管理推進事業債を活用して行うものでございまして、事業の90%に充当が可能でございます。  2目は道路新設改良費で9,355万6,000円を計上いたしました。12節委託料に町道松神国坂線、道の駅北条公園までの町道田井2号線、町道米里12号線の測量設計費及び橋梁の定期点検に2,800万円を、工事請負費としまして町道高江大谷線、松神国坂線などの道路改良工事を令和元年度に引き続き行うこととしておりまして、6,555万6,000円を計上しております。財源としましては、まず国の社会資本総合整備交付金を充当しまして、残りには一般公共事業債を充当するものでございます。  80ページをお願いします。3項1目河川総務費に130万7,000円を計上しております。これは河川管理に伴う経常的な経費がほとんどでございます。18節の負担金、補助及び交付金でございますが、河川改修関係団体負担金に25万2,000円を計上しておりますが、この中に弓原浜自治会への放水路対策費10万円が含まれております。  82ページ、一番上の段をお願いします。5項2目27節に下水道会計への繰出金8億9,761万7,000円を計上しております。下水道事業会計において不足する額を一般会計から繰り出すものでございます。詳細につきましては、下水道事業会計で御説明をいたします。  土木費は以上でございます。 ○議長(前田 栄治君) 大庭教育総務課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) 教育総務課関係の予算を説明いたします。予算書52ページをお願いします。  3款2項1目児童福祉総務費で2億4,073万8,000円を計上しております。事業内容としましては、北条みどりこども園、栄保育所、広域入所委託料を盛り込んだ子育て総務事業とネウボラ事業、その他子育て支援事業に要する経費を計上しております。前年度に比較して441万円の減ですが、主な理由としましては次のページの12節委託料の中ほどにあります栄保育所委託料が782万円の減となっていること、そのほか人件費の増によるものでございます。53ページの18節負担金、補助及び交付金の下から2段目、副食費支援補助金27万円は、こども園の副食費について免除対象者のうち第3子の取扱いについては国基準ではなく町独自の免除を行っておりまして、その免除対象者で町外のこども園などに広域入所している場合について、一度施設に支払った副食費を後で町が補助するものでございます。今年度の実績を基に、5人分を計上しております。次の19節扶助費の一番下、扶助費135万3,000円は保育教育無償化に伴い創設された制度で、保育の必要性の認定を受けて認可外保育施設や一時預かり事業を利用した場合に無償となる制度で、6人の利用を見込んで計上しております。  次に、2目認定こども園管理運営費で5億6,978万3,000円を計上しております。公立こども園4園の管理運営費と人件費でございます。前年度に比較して4,999万7,000円の増で、主な要因は人件費の増によるものでございます。こども園に勤務する会計年度任用職員については、幼稚園教諭と保育士の両方の資格の者についてフルタイムの会計年度任用職員とし、保育教諭の確保と保育の質の向上を図ります。こども園の施設、遊具の修繕及び工事については、はぐっていただいて10節需用費の下から2段目の修繕費243万3,000円を計上しております。内訳は、北条こども園が畳修繕など計31万3,000円、大誠こども園が遊具修繕など計81万円、由良こども園が給食室、寝具修繕やブランコ修繕など97万円、大谷こども園がガスこんろ修繕など計34万円でございます。次のページの14節工事請負費では、北条こども園工事請負費157万6,000円はテラススロープ修繕工事と多目的トイレのおむつ交換台の設置工事です。大誠こども園工事請負費122万5,000円はジャングルジム設置工事、由良こども園工事請負費55万円は砂場の屋根の設置工事です。引き続き必要な修繕工事を行い、保育環境を整えます。  次に、3目放課後児童健全育成費で2,256万円の計上でございます。引き続き運営業務について民間委託を行い、良質なサービスを提供します。令和2年度から3か年の委託でございます。  はぐっていただきまして、56ページです。5目地域子育て支援費として314万5,000円の計上でございます。ここは病児・病後児保育事業や子育て支援センターに関する経費を計上しております。  続いて、飛びまして84ページの下段をお願いします。9款1項1目教育委員会費で178万2,000円を計上しております。ここは教育委員の報酬、旅費などの経費になります。  次のページです。2目事務局費1億2,863万4,000円の計上でございます。前年度に比較して1,397万5,000円の増で、主に人件費の増や新規事業、拡充事業によるものでございます。事務局費は主に事務局の事務、事業の経費を計上しておりまして、少人数学級協力金などの負担金、学力検査や先進地視察などの学力向上事業、乳幼児から青年期にわたる切れ目のない発達支援、不登校や問題行動への対策としてスクールソーシャルワーカーの配置などの経費を計上しております。新規事業としまして、発達や生活に個別な支援が必要な四、五歳児を対象に通所による個別及び小集団による指導を行う幼児通級指導教室設置事業として、1節報酬のうち心理士報酬として57万6,000円、10節の需用費のうち発達検査の教材費などで12万9,000円、はぐっていただきまして17節備品購入費のうち室内遊具などの購入に57万2,000円、計127万7,000円を計上しております。北条中学校大規模改造事業として12節委託料に、一番下、設計委託料として749万1,000円を計上しております。平成7年に建築された北条中学校は築24年を経過しておりますが、一度も大規模改造を行っておりません。学校施設長寿命化計画では、施設を80年使用するために20年程度経過した段階で原状回復を図る大規模改造を実施するとしており、令和3年度に工事を行うため令和2年度にその設計を実施いたします。財源として、学校教育施設等整備事業債を活用いたします。  次のページをお願いします。同じく18節負担金、補助及び交付金で上から2段目、特色ある学校づくり推進事業補助金として100万円を計上しております。これは学校独自の創意工夫による特色ある教育活動の実践や特色ある活動を進めるため使途を限定しない補助金を交付するもので、各学校から活動提案を募集し決定したいと考えております。1つ飛ばしまして、高校生等通学費助成金として160万円を計上しております。通学費用を理由に希望する学びを諦めることのないよう教育の機会均等を図るため、公共交通機関の通学定期購入費のうち月額7,000円を超える部分を補助するものでございます。費用のうち、2分の1県の補助がございます。その下のフリースクール利用料軽減補助金として96万円を計上しております。不登校児童生徒の学習機会の確保を図るため、フリースクールの利用料を全額補助するものでございます。費用のうち、3分の1が県の補助でございます。  拡充事業としましては、85ページに戻っていただきましてコミュニティ・スクール推進体制構築事業として令和2年度から大栄中学校に学校運営協議会を設置するに当たり、地域コーディネーター1名の配置で1節報酬のうち227万円を計上しております。また、はぐっていただきまして86ページ、武道館のミーティングルームの整備に14節工事請負費に19万8,000円を計上しております。そのほか、学力向上事業で中学校1、2年生に読み取る力を測るリーディングスキルテストを実施することとし、12節委託料の学力等検査委託料で45万8,000円を追加しております。  次、87ページをお願いいたします。3目外国青年招致費として855万9,000円を計上しております。ALT2名に係る経費を計上しております。  続いて、2項小学校費、1目北条小学校管理費で4,061万7,000円を計上いたしました。学校主事、学習支援員など町費負担職員報酬やスクールバスの経費、施設の管理費などでございます。前年度に比較しまして、314万8,000円の増額です。人件費の増が主な理由でございます。新たに各学校に学校業務アシスタントを配置いたします。教員が行っている印刷や簡易な文書作成、データ入力などを行い、教員の負担軽減を図ります。現在は県費負担で1校に配置されているところですが、令和2年度からは県費での配置のない学校に町費で配置を行うものでございます。それぞれの学校管理費で計上しております。はぐっていただきまして、89ページの真ん中どころになります14節工事請負費です。北条小学校の主な工事は、教室の照明LED化工事333万9,000円、図書室エアコンの更新110万4,000円でございます。教室の照明のLED化工事は、3か年計画の2年目となります。大栄小学校を除く3校合計で2,270万7,000円の事業となります。財源は風のまちづくり事業でございます。  次に、2目大栄小学校管理費に5,772万9,000円を計上しております。北条小学校同様、職員報酬、スクールバス、施設の管理費でございます。前年度に比較しまして1,406万円の増額でございます。はぐっていただきまして、91ページの14節工事請負費が増額となっております。大栄小学校の主な工事につきましては3階渡り廊下シート改修で291万5,000円、校長室、保健室などのエアコン更新に740万3,000円でございます。  次に、3目小学校教育振興費(共通)でございます。87万6,000円を計上しております。ここでは児童の通学に係る経費その他の負担金、補助金を計上しております。前年度に比較して268万8,000円の減額となっているのは、外国語講師の賃金を会計年度任用職員への移行によりそれぞれの小学校管理費の報酬に移動させたことによるものでございます。  4目北条小学校教育振興費1,313万8,000円と、次のページ、はぐっていただきまして5目大栄小学校教育振興費1,150万3,000円を計上しております。児童の学習に係る経費、教材や図書購入に係る経費、要保護、準要保護に係る経費でございます。前年度に比較してそれぞれ予算増となっていますのは学習指導要領の改訂及び教科書改訂に伴うもので、北条小学校では17節備品購入費の上から3段目、教師用教科書指導書購入費で466万2,000円、大栄小学校も同様に17節備品購入費で466万9,000円を計上しております。  続いて、6目言語通級指導教室費11万9,000円を計上しております。言語に関して困り感のある児童に対して指導を行う「ことばの教室」の経費でございます。  7目発達通級指導教室費に25万8,000円を計上しております。学習や集団生活に困り感を持っている児童を指導する「まなびの教室」に係る経費を計上しております。  次に、3項中学校費、1目北条中学校管理費で4,433万円を計上しております。小学校同様、学校主事、学習支援員、学校業務アシスタントなど町費負担職員報酬や施設の管理費でございます。はぐっていただきまして一番下、14節工事請負費で1,061万4,000円を計上しております。主な工事は教室の照明LED化工事で、979万3,000円でございます。  次のページです。2目大栄中学校管理費で5,872万9,000円を計上しております。前年度に比較し1,743万9,000円の増で、工事請負費の増によるものでございます。はぐっていただきまして96ページです。14節工事請負費ですが、主な工事は調理室調理台の更新で1,182万8,000円、教室照明のLED化工事957万6,000円、体育館ステージ下収納114万4,000円でございます。  次に、3項中学校教育振興費(共通)でございます。402万4,000円を計上いたしました。前年度に比較して647万5,000円の減となっていますが、これは部活動指導員、心の教室相談員が会計年度任用職員へ移行すること伴い、各中学校の管理費のほうの報酬に移動したことによるものです。次のページの18節負担金、補助及び交付金の一番下、生徒派遣費補助金は部活動の中国大会、全国大会などへの派遣補助で100万円を計上しております。  次に、4目北条中学校教育振興費964万3,000円、次の5目大栄中学校教育振興費944万7,000円を計上しています。生徒の学習に係る経費、教材や図書購入に係る経費、要保護、準要保護に係る経費でございます。  少し飛びまして、108ページをお願いいたします。4目学校給食費1億5,145万1,000円を計上しております。次のページの10節需用費、一番下、賄い材料費は学校給食の食材購入で8,227万6,000円を計上しております。残りは学校給食に関する人件費や業務委託料などの管理運営経費で、6,917万5,000円でございます。学校給食の1食の単価につきましては、小学校で7円、中学校で10円の引上げを行いますが、保護者負担額、いわゆる学校給食費は据置きとし、引上げ分については町の負担とすることといたします。  教育総務課からは以上でございます。 ○議長(前田 栄治君) 杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 続きまして、98ページにお戻りください。中ほどを御覧ください。生涯学習課、中央公民館、図書館関係の予算につきまして主な内容を説明させていただきます。  9款4項1目社会教育総務費でございます。6,089万4,000円を計上いたしました。前年度に比べ1,668万7,000円の増でございます。主な理由としましては、人件費の増額です。主な内容は、社会教育業務に係る経常経費、家庭、地域の教育力向上、町民の豊かな生活を学びで支援する生涯学習出前講座など各種講座、青少年健全育成を目的に行う家庭教育12か条、6:30運動、あいさつ運動、街頭補導などを行うものでございます。なお、財源内訳の県支出金につきましては108万6,000円で、放課後等における子どもの居場所、活動に関する補助金が主なものでございます。平成30年度から始めました通学合宿をより充実できるよう、またあいさつ運動を見直し、拡充することで地域での子どもたちの見守り、健やかに育む取組の浸透に努めてまいります。  99ページ下段を御覧ください。2目成人式費に73万円を計上し、6万円の増額となっております。  めくっていただきまして、3目公民館費でございます。4,609万7,000円の計上で、108万5,000円の増額でございます。主な理由としましては、大栄分館委託料、ふるさとかるた制作費などでございます。財源内訳、県支出金は6万4,000円、これは子どもを対象にした事業の補助金、その他の財源112万7,000円につきましては施設設備の使用、利用料、講座参加料などでございます。主な内容は、公民館の経常経費、町美術展、公民館まつりの運営、シニアクラブ、子どもから大人向けの各種講座、「北栄文芸」発刊などの経費になっております。特徴的な部分といたしましては、101ページに10節需用費にあります印刷製本費に「ほくえいふるさとかるた」の制作費が含まれています。また、大栄分館委託料を令和2年度から5年間指定管理を更新しておりますが、12節委託料に施設の維持管理に係る費用を1,123万8,000円、18節負担金、補助及び交付金に事業実施経費といたしまして290万円、21節補償、補填及び賠償金に消費税分としまして48万円を計上しております。  めくっていただきまして、102ページを御覧ください。4目図書館費でございます。3,551万5,000円を計上しております。491万4,000円の減額となっております。財源内訳、その他78万円は使用料などのほか北栄ふるさと基金が充当されています。特徴的な部分としましては、7節報償費に86万8,000円を計上しております。「今こそ絵本を!」事業が開始から5周年を迎えるに当たり、より絵本の大切さが地域に浸透するよう事業を拡充したり、そのほかギャラリーゆら里の活用も含めて第3の居場所、サードプレースとして浸透していきますよう取組を進めてまいります。  次に、103ページ下を御覧ください。5目文化費201万9,000円を計上しております。これは北栄文化回廊、小・中学校の芸術鑑賞事業の予算を計上しております。  次に、めくっていただきまして6目文化財保護対策費に284万8,000円を計上しております。財源内訳、その他に計上されています90万4,000円は、北栄ふるさと基金が主に充当されています。特徴的な内容としましては、国の重要指定文化財である木造千手観音立像や国史跡の由良台場など文化財の管理啓発、活用のための経費を計上しております。特に六尾反射炉跡の一部にありました家屋の撤去がありましたので調査を行う予定としており、関係機関、地域の方々と検証を進める予定でございます。  次に、7目歴史民俗資料館費でございます。645万円の計上です。このうち財源内訳その他にあります252万9,000円は、北栄ふるさと基金が主に充当されています。内容としましては、施設の維持管理、収蔵資料の企画展示などが主なものですが、開館30周年を記念し、我が町が誇る洋画家前田寛治を顕彰すべく特別企画として「砂丘社」を取り上げたり、全国的に行われます日本博と連携し県と共催で鳥取民藝を取り扱う予定にしております。  続きまして、105ページ下、8目民芸実習館費に82万1,000円を計上しております。施設の維持管理、民芸実習館でしております各講座の自主的な活動を行っていただくための経費でございます。  次に、9目町内遺跡発掘調査費でございます。260万1,000円を計上しております。300万9,000円の減額でございます。減額の理由は、町内で行われます山陰道に係る道路整備や各種事業などの開発行為に伴う文化財、埋蔵文化財や六尾反射炉跡の調査の量によるものでございます。これらの調査につきましては、国県から195万円の補助金を見込んでおります。  次に、めくっていただきまして中ほど、1目保健体育総務費でございます。1,239万円を計上いたしております。590万7,000円の増額です。主な理由としましては、12節委託料にB&G海洋センターLED化工事設計監理委託料として132万円、14節工事請負費には820万2,000円を計上し、これは北条野球場に係る照明やスコアボード等の撤去、北条運動場のバックネット改修工事を行うものでございます。  次に、2目保健体育振興費です。3,785万7,000円を計上しております。36万8,000円の増額でございます。特徴的な部分としましては、12節委託料に北栄スポーツクラブ委託料、主に施設管理に係るものとしまして2,493万6,000円、18節負担金、補助及び交付金に主に事業実施に係る補助金として1,098万5,000円、21節補償、補填及び賠償金に消費税分として62万円を計上いたしております。また、18節負担金、補助及び交付金に東京オリンピック・パラリンピック開催による聖火リレー等開催のためのオリンピック鳥取県実行委員会負担金として50万円を計上しております。  次に、3目すいか・ながいも健康マラソン大会について、1,700万円で50万円の減額を行っておりますが、これは賃金等の減額が主な理由となっております。  続いて、2ページめくっていただきまして110ページを御覧ください。6項1目人権推進費でございます。271万6,000円を計上いたしております。164万2,000円の増額でございます。主な理由は、1節報酬、人権を尊重するまちづくり審議会委員報酬を人権に係る条例の見直しを検討するため3回実施することと、今まで人権教育費にありました人権教育・啓発推進協議会委託料を12節委託料で計上するようにしたためでございます。内容は人権を尊重するまちづくり推進計画の進捗管理、人権擁護委員、人権講演会、人権の花運動などに伴う経費及び関係機関への負担金でございます。財源内訳の43万4,000円は、人権フェスティバル等の啓発に伴う県委託金が予定されております。  次に、一番下になりますが2目隣保館運営費としまして1,061万1,000円を計上しております。66万1,000円の減額です。主な理由としましては、令和元年度に比べ修繕費等が減額になったことによります。財源内訳ですが、667万7,000円を隣保館運営補助金として国県の補助金として予定を見込んでおります。主な内容としましては、ほくほくプラザの管理運営、講演、交流などに関する事業でございます。  次に、111ページ下を御覧ください。3目児童館運営費としまして30万7,000円を計上いたしました。575万8,000円の減額で、理由は児童厚生員人件費を4目人権教育費に変更したことによるものでございます。主な内容としましては、施設管理費と事業費でございます。特に隣保館、児童館、ほくほくプラザの事業につきましては、SDGsの理念に基づき地域、企業等とのパートナーシップを大切に取り組んでまいる予定でおります。  めくっていただきまして、112ページを御覧ください。4目人権教育費を御覧ください。2,710万9,000円の計上でございます。790万2,000円の増額となっております。これは主に人件費によるものです。主な内容としましては、人件費、人権教育推進のための経常経費であり、人権を学ぶ会、人権学習会なども行っております。  以上で生涯学習課関係の説明を終わります。 ○議長(前田 栄治君) 吉岡健康推進課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) それでは、国民健康保険事業特別会計の予算書をお願いいたします。議案第3号、令和2年度北栄町国民健康保険事業特別会計予算について御説明いたします。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ20億277万6,000円でございます。前年度と比べ8,743万4,000円の増でございます。  1ページから3ページの説明は省略させていただきます。  4ページの2、歳入を説明いたします。  1款国民健康保険税です。税率については、現行の据置きとして計上いたしました。1目の一般被保険者分と2目の退職被保険者分ですが、制度上、平成27年度以降に新たに退職者の資格を取得する人は全員一般被保険者となりますので年々2目の退職者分は減少してきておりますが、令和2年2月をもって該当者はなくなりましたので、滞納繰越し分の収入があった場合のため計上しております。税の合計が4億1,264万1,000円で前年度に比べ大きく減少していますが、被保険者数の減少と前年度は見込みが多過ぎたため補正予算で減額しております。  5ページ、4款の県支出金の1節普通交付金14億136万6,000円は、町で支払う医療費に対しての交付金です。これについては全額県からの歳入となりますので、医療費によって交付される額となります。  6款1項の一般会計繰入金です。1億2,687万1,000円でございます。内訳は説明欄の記載のとおりで、昨年度までは特定健診のときに町独自で追加して行う検査の費用を法定外として繰入れしていましたが、今年度は法定分のみを繰り入れるものでございます。繰入総額は前年度と比較して139万7,000円の減でございます。  6款2項1目基金繰入金を3,000万円計上いたしました。国保税による収入が前年度より少なくなる分の財源として、国民健康保険積立金より取崩しをいたします。取り崩した後の基金残高は4,000万円でございます。  7款以降につきましては、実績での計上となります。7款3項5目雑入につきましては、医療費の不正・不当受領分の返還金30万円と、還付金に充当する歳入の予算取り1,000円でございます。  次に、7ページ、歳出でございます。  国保会計の歳出につきましては、総務的経費についてはなるべく1款総務費に計上するようにいたしました。具体的には、従来5款保健事業費に計上しておりました臨時職員の賃金を会計年度任用職員報酬として総務費に計上いたしております。また、2款保険給付費や5款保健事業費に計上しておりました各種電算システム等手数料を総務費に計上いたしております。前年と比較して661万2,000円増となっております。  8ページをお願いいたします。2款保険給付費でございます。1項の療養諸費と2項高額療養費を合わせたものを一般的に医療費と言っておりますが、令和2年度は医療費の見込みを増税分もあり大幅に増加しております。令和元年度実績に5%の伸びとして計算いたしておるものでございます。  4項の出産育児諸費は実績により減額、5項の葬祭諸費につきましては前年度と同額の計上としております。  2款全体を前年度と比較しますと、9,301万4,000円の増となります。これは被保険者は減るものの、1人当たりの医療費の伸びが大きいためでございます。  次に、10ページでございます。3款の国民健康保険事業費納付金は県への納付金でございます。税を主な財源として、1項の医療給付費分、2項の後期高齢者支援金等分、3項の介護納付金分を県に納付するものです。合わせて5億4,661万3,000円を計上いたしました。消費税のアップに伴い診療報酬の改定がなされたこと、団塊の世代が70歳以上になること、全体の年齢構成が上がること等により県全体の納付金総額が上がっており、本町の納付金も前年度と比較して705万円増えております。  次に、11ページ、5款の保健事業費でございます。1項特定健康診査等事業費として1,470万円を計上いたしております。これは特定健診の実施に係る経費のほかに、受診率向上のために過去の受診時データを基に対象者に合わせた効果的な受診者勧奨を行うこととしております。この受診勧奨の委託料につきましては、全額国の交付金対象となります。また、医療機関で定期的に検査をしておられる方のデータ提供を受けて特定健診受診とするみなし健診は令和元年度は町内医療機関で行いましたが、令和2年度は県下全域で行う予定としており、受診率の向上が図れるということを期待しております。  12ページの2項2目の重症化予防費でございます。これは糖尿病性腎症の重症度の高い方への保健指導を委託し、人工透析への移行を防ぐものでございます。これにつきましても、全額国の交付金でございます。  最後に、12ページ、13ページの予備費でございます。925万9,000円の計上でございます。計上額は前年度の半分程度でございますが、新しい制度では特に予備費の目安はございませんが、医療費の支払い等に備えて基金からの取崩しも考えながら、国保会計の運営をしてまいりたいと思います。  国保会計は以上でございます。 ○議長(前田 栄治君) 田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) それでは、介護保険事業特別会計の説明をさせていただきます。予算書を御覧ください。  はぐっていただきまして、議案第4号、令和2年度北栄町介護保険事業特別会計予算でございます。歳入歳出の予算の総額をそれぞれ16億1,978万3,000円とするものでございます。  次の1ページから3ページまでは説明を省略させていただきます。  4ページを御覧ください。歳入につきまして主なものを説明させていただきます。
     1款1項1目第1号被保険者保険料を御覧ください。3億6,208万4,000円で、前年度に比べ515万9,000円の増でございます。1節現年度分特別徴収は3億4,167万9,000円で計上しております。積算の基礎といたしました対象人数は4,915人でございます。2節現年度分普通徴収につきましては288人を見込み、収納率を95%で計算し、1,933万8,000円で計上しております。積算の基礎としました対象人数が前年度より108人増加し、820万6,000円の増額で計上いたしました。このことが第1号被保険者保険料が増額となった理由でございます。3節滞納繰越し分につきましては、収納率を平成30年度実績から65%で計算し106万7,000円で計上しております。  次に、2款1項2目の地域支援事業手数料に139万2,000円を計上しております。こちらにつきましては、生きがいデイサービスやシニアファイト教室、リフレッシュ教室など各種教室の利用手数料でございます。  次に、3款1項国庫負担金、1目介護給付費負担金でございます。2億7,574万円で、前年度に比べ738万1,000円の増でございます。こちらは給付費の総事業費に法定の負担割合を掛けて計上しております。令和2年度の給付費事業の総額を前年度より3,554万5,000円増の15億2,806万2,000円としているため、増額となったものでございます。  次に、2項国庫補助金、1目調整交付金でございますが、財政調整交付金が6,738万7,000円で前年度に比べ67万1,000円の減でございます。令和2年度はこの財政調整交付金が介護給付費の4.41%になると見込んでおり、減額で計上しております。  次の5ページを御覧ください。4款1項支払い基金交付金及び次の5款1項県負担金、2項県補助金につきましても給付費事業費の総額に法定の割合を掛けて算出したものでございますので、説明は省略させていただきます。  はぐっていただきまして、6ページをお願いいたします。7款1項一般会計繰入金、1目介護給付費繰入金でございます。こちらも法定繰入れということで、給付費総額の12.5%で計上しております。1億9,101万1,000円で、前年度に比べまして444万3,000円の増となっております。  次に、5目の低所得者保険料軽減繰入金でございます。1,459万4,000円で、前年度に比べ1,297万円の増でございます。こちらは低所得者の保険料を軽減するためのものでございまして、消費税の増税に伴う軽減措置の拡大により、対象となる第1段階から第3段階に該当する方を1,333人と見込んでいるため増額となったものでございます。  次の2項基金繰入金でございますが、今年度は介護給付費の準備基金からの繰入れはありません。  次に、7ページを御覧ください。9款2項1目雑入、2節介護予防事業雑入で490万円を計上しております。これは介護予防サービス計画費収入でございます。  8ページを御覧ください。歳出を説明させていただきます。  1款1項1目一般管理費に543万4,000円を計上しております。介護認定調査員及び事務補佐員の費用が主なものでございます。  2目地域包括支援センター運営費に951万1,000円を計上しております。前年度に比べ298万4,000円の減額となっております。これは職員の減によるものでございます。  次に、はぐっていただきまして10ページを御覧ください。2款1項1目介護サービス等諸費でございます。14億540万円で、3,419万円の増額となっております。この保険給付費につきましては、居宅介護サービスや施設介護サービス費等の各種サービス給付費を令和元年度の実績見込みから計上させていただいております。  次の2項1目介護予防サービス等諸費、11ページ上段の4項1目高額介護サービス費、次の5項1目特定入所者介護サービス費につきましても同様に、令和元年度の実績見込みから計上させていただいております。  次に、11ページの3款1項1目介護予防・生活支援サービス事業費でございます。3,826万1,000円で、293万3,000円の増額となっております。筋力アップ教室やパワーリハビリ教室、リフレッシュ教室などの通所型介護予防事業委託料のほか、地域支援事業に移行しました訪問型サービス給付費や通所型サービス給費等の介護予防・生活支援サービス給付費を計上させていただいております。  はぐっていただきまして、12ページ下段のほうを御覧ください。2項4目生活支援体制整備費に728万9,000円を計上いたしております。この中の12節委託料に、社会福祉協議会に委託し町とも連携し進めております生活支援コーディネーターによる地域における助け合い活動の促進、生活支援サービスの担い手の育成、身近な介護予防拠点の整備など、高齢者の生活支援の体制を構築するための委託費用を計上しております。  13ページの中段を御覧ください。3款2項6目在宅医療・介護連携推進事業費に9万3,000円を計上しております。前年度に比べ8万2,000円の増額になっております。これは令和2年度、住民対象のエンディングノートの研修会を開催することとしており、そのための講師謝金や消耗品費を計上したものでございます。  次に、13ページの一番下の段を御覧ください。3款4項1目一般介護予防事業費に967万5,000円を計上しております。前年度に比べ125万1,000円の増額となっております。はぐっていただきまして、14ページ上段の12節委託料の一般介護予防事業に943万3,000円を計上しております。この委託事業は、生きがいデイサービスやシニアファイト教室、転倒予防教室等の委託費でございますが、昨年10月から新しく始めました認知症予防教室の開催回数の増に伴うことで増額となっております。  これ以降の16、17ページの給与費明細につきましては、説明を省略いたしますので御覧ください。以上でございます。 ○議長(前田 栄治君) 杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 住宅新築資金等貸付事業特別会計予算書を御覧いただけますでしょうか。めくっていただきまして、議案第5号、令和2年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について説明いたします。  歳入歳出予算の総額はそれぞれ44万円でございます。前年度に比べ、76万4,000円の減でございます。  1、2ページは省略しますので、めくっていただきまして3ページを御覧ください。2の歳入について説明いたします。  1款1項1目住宅新築資金等貸付助成事業費県補助金でございます。7万9,000円を計上しております。これは償還推進の助成として県より交付されるものです。  次に、1つ飛びまして3款1項1目一般会計繰入金に3万3,000円、次に3款2項1目基金繰入金に32万7,000円を計上しております。これは令和元年度で貸付金に対する現年度の償還が終了したため、不足する事業費をそれぞれ繰入れで計上するものでございます。  めくっていただきまして、4ページを御覧ください。3の歳出、主なものについて説明いたします。  1款1項1目住宅新築資金等貸付事業費に11万円を計上しております。前年度に比べ7,000円の増額です。これは貸付金の回収と起債償還のための事務費でございます。  次に、一番下になりますが3款1項1目元金に32万円、そして2目利子に9,000円を計上いたしております。これは説明欄にありますとおり、住宅新築資金の起債償還金でございます。  5ページを御覧ください。これにつきましては、地方債に関する調書でございます。表の一番右の欄、当該年度末現在高見込額につきましてはゼロとなり、令和2年度で償還が終了となります。  以上で説明を終わります。 ○議長(前田 栄治君) 倉光地域整備課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) 令和2年度北栄町農業集落排水事業特別会計予算書をお願いします。めくっていただきまして、議案第6号、令和2年度北栄町農業集落排水事業特別会計予算書でございます。予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,777万8,000円と定めております。令和元年度に比較しまして、386万3,000円の増でございます。以下は省略させていただきます。  1ページ、2ページは省略をさせていただきます。  3ページをお願いします。歳入につきましては、1款1項1目施設使用料は北条島地区の使用者の方から415万5,000円を見込んでおります。  2款1項1目一般会計繰入金は984万4,000円を計上しております。一般会計と基金からの繰入金を併せて計上しております。内訳は記載のとおりでございます。  3款1項1目事業費国庫補助金は377万9,000円を計上しております。詳しくは歳出で御説明をさせていただきます。  4ページをお願いします。歳出でございますが、1款1項1目維持管理費706万5,000円で、386万2,000円の増でございます。この目の主な歳出は、クリーンセンター島ほかポンプ場の維持管理に関する経費でございます。増額となりました主な理由でございますが、12節委託料496万9,000円のうち377万9,000円をかけまして、農業集落排水事業ストックマネジメント計画策定業務を実施するため計上しております。この計画は施設や設備の長寿命化を目指した維持管理計画を作成するとともに、今後下水道への一本化を目指してその経費の検討をするものでございます。この計画の策定に当たりましては、財源として全額国庫補助金を充当することとしております。  2款1項公債費には起債の元利償還金に所要の金額を計上しております。  5ページをお願いします。地方債の現在高の見込みに関する調書、農業集落排水事業は一番右の欄、当該年度末現在高見込額は4,244万9,000円でございます。  農業集落排水事業は以上でございます。 ○議長(前田 栄治君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 議案第7号の説明をさせていただきます。令和2年度北栄町栄財産区特別会計予算でございます。  歳入歳出予算で、第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ61万5,000円と定めるものでございます。以下は説明を省略させていただきます。  1ページも説明を省略させていただきます。  2ページをお願いします。2、歳入でございます。1款1項1目財産貸付収入でございます。区有地貸付収入といたしまして、23万4,000円を計上しております。地元の酪農家への貸付けによる収入でございます。  2目利子及び配当金で25万1,000円を計上しております。財政調整基金積立金の利子でございます。  2項1目生産物売払い収入3万円でございますが、栗の売払い収入でございます。  2款1項1目繰越金でございますが、前年度繰越金10万円でございます。  続いて、3ページの3、歳出でございます。1款1項1目財産管理費で39万7,000円を計上しております。栄財産区の管理に要する経費を計上しております。管理会の開催経費や、栗林の管理委託料などの経費でございます。  2款予備費でございます。21万8,000円を計上しております。以上で説明を終わります。 ○議長(前田 栄治君) 倉光地域整備課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) 合併処理浄化槽事業特別会計予算書をお願いします。めくっていただきまして、議案第8号、令和2年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計予算でございます。  令和2年度の予算総額は歳入歳出それぞれ758万7,000円でございまして、令和元年度と比較しまして32万4,000円の増でございます。以下は省略をさせていただきます。  1ページは省略をさせていただきます。  2ページをお願いします。歳入につきましては、1款1項1目浄化槽使用料は251万円でございまして、3万8,000円の減でございます。実績に基づき計上したものでございます。  2款1項1目一般会計繰入金507万7,000円を計上しております。一般会計と基金からの繰入金を合わせて計上しております。内訳は記載のとおりでございます。  3ページをお願いします。歳出でございますが、1款1項1目浄化槽維持管理事業費485万5,000円で、32万4,000円の増でございます。増額の理由でございますが、12節委託料で浄化槽51基の維持管理委託料354万2,000円を計上しておりますが、その増額によるものでございます。浄化槽の保守点検及び清掃を行いますが、汚泥清掃の引き抜き業務は様子を見ながら実施しておりまして、令和元年度に比較しまして多くなることを見込んだものでございます。  次に、2款1項公債費には起債の元利償還金に所要の金額を計上いたしました。  4ページをお願いします。地方債の現在高の見込みに関する調書。合併処理浄化槽事業は一番右の欄でございます。当該年度末現在高見込額は3,772万6,000円でございます。  合併処理浄化槽事業は以上でございます。 ○議長(前田 栄治君) 松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 大栄歴史文化学習館特別会計の予算書をお願いいたします。議案第9号、令和2年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計について御説明いたします。  歳入歳出予算の総額は、それぞれ1億181万7,000円でございます。1ページと2ページの説明は省略させていただきます。  3ページをお願いいたします。2、歳入でございます。まず、1款1項1目使用料でございます。有料入館者数を16万人と設定し、2,572万3,000円増額の1億125万3,000円を計上いたしました。内訳といたしましては、入場料が2,412万5,000円増額の8,970万円、物販施設からの施設使用料が159万8,000円増額の1,155万3,000円でございます。  次に、2款1項1目雑入でございます。56万2,000円を計上いたしました。内訳といたしましては、レンタサイクルの収入などによるイベント収入に52万6,000円、敷地内に設置されている自動販売機の電気代収入としてその他雑入に3万6,000円を計上いたしました。  次に、4款1項1目利子及び配当金でございます。2,000円を計上しております。これは基金の運用益でございます。  次に、4ページから5ページをお願いいたします。3の歳出でございます。  1款1項1目一般管理費でございます。これは青山剛昌ふるさと館の管理運営に要する経費で、9,881万7,000円を計上いたしました。前年比2,345万1,000円の増額でございます。  主な事業について御説明いたします。1節の報酬、2節給料、3節職員手当等、4節共済費、8節旅費の会計年度職員通勤費用は引き続き館長及び正規職員2名、事務補佐員1名、フロアスタッフ5名を配置するための経費として計上したものでございます。次に、10節需用費の消耗品費に61万5,000円増額の175万2,000円を計上いたしました。増額した理由といたしましては、原画やネーム等の専用の保管用ボックスとシートを活用し、ふるさと館で保管しています原画やネーム等の保管環境を少しでも改善することを計画したものによるものです。次に、11節役務費、広告料に78万7,000円増額の694万2,000円を計上いたしました。引き続き映画館でのCMを行うなど、様々な媒体を活用しふるさと館のPRに努めてまいりますが、増額した主な理由は令和元年度10月から路線バスがふるさと館前のバス停も停車することとなったことから、2月より路線バスのラッピング広告を行っており、引き続き実施することによるものでございます。  次に、5ページをお願いします。12節委託料の館内展示物作成委託料に261万円増額の486万5,000円を計上いたしました。これは主なものとして館内で上映しておりますプロジェクションマッピングの映像を1つ追加し、館内展示の魅力アップを計画したものでございます。次に、13節使用料及び賃借料の事務機器等リース料に40万7,000円増額の80万5,000円を計上いたしました。増額した主な理由は、夏休み期間中の暑さ対策のテントやミスト機器などのリース料を計上したことによるものです。次に、14節工事請負費の工事請負費(固定資産)に210万7,000円を計上いたしました。これは現在倉庫として設置しておりますユニットハウスがグッズ等で満載となったため、新たに1棟増設することを計画したものでございます。次に、24節積立金の基金積立金に1,028万1,000円を計上いたしました。これにより、令和元年度末の大栄歴史文化学習館基金の基金残高の見込額が7,729万6,000円でございますので、積立て後の額は8,757万7,000円となります。  次に、2款1項1目予備費につきましては、235万1,000円増額の300万円を計上しております。  6ページ、7ページの給与費明細書でございますが、説明は省略させていただきます。  以上で大栄歴史文化学習館特別会計の予算の説明を終わります。 ○議長(前田 栄治君) 吉岡健康推進課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) 後期高齢者医療事業特別会計の予算書をお願いいたします。議案第10号、令和2年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計予算について御説明いたします。  歳入歳出の総額は1億6,898万4,000円でございます。前年度に比べ326万2,000円の増でございます。  1ページと2ページの説明は省略させていただきます。  3ページの歳入でございます。1款後期高齢者医療保険料です。合計1億2,187万6,000円を計上いたしました。保険料率につきましては、令和元年度と変更はございません。前年度との比較では、被保険者数の増により450万8,000円の増でございます。  次に、2款繰入金でございます。一般会計からの繰入金でございます。4,354万9,000円を計上いたしております。この中の2目の保険基盤安定繰入金4,100万円につきましては、一般会計の収入といたしまして県4分の3の負担がございます。3目の健診費繰入金22万5,000円は、健診の個人負担金の500円を町が負担するため一般会計から繰り入れるものでございます。  めくっていただきまして、4ページでございます。4款3項1目健診委託料でございます。330万7,000円を計上していたしております。75歳以上の方の健診については、後期高齢者医療広域連合から町が委託を受けて行っております。実施経費を広域連合から受け入れるものでございます。  次に、歳出でございます。5ページでございます。1款総務費につきましては、実績を勘案し業務に必要な経費を計上いたしております。  2款健診事業費ですが、後期高齢者の健診は今まで集団健診のみとしておりましたが、令和元年度からは医療機関でも受診できるように変更いたしました。前年度と比べ5万1,000円増となっておりますけれども、この健診事業費につきましては後期高齢者医療連合のほうからの収入となります。  3款後期高齢者医療広域連合納付金でございます。1億6,287万9,000円の計上でございます。こちらは歳入に計上しております保険料と、一般会計から繰り入れた基盤安定繰入金を広域連合に納付するもので、前年度に比べ316万4,000円の増となっております。以上でございます。 ○議長(前田 栄治君) 倉光地域整備課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) 令和2年度の北栄町水道事業会計予算書をお願いします。議案第11号、令和2年度北栄町水道事業会計予算について御説明いたします。  めくっていただきまして1ページ、第2条、業務の予定量は次のとおりといたします。給水件数は5,909件、年間総給水量は144万8,260立方メートル、1日平均給水量は3,967立方メートル、主な建設改良工事としまして配水施設等改良工事1億3,560万5,000円でございます。今年度は、漏水事故のありましたみどり団地内の老朽管更新などを予定しております。なお、令和元年度より給水量が僅かに減少しておりますが、実績に基づいて計上したものでございます。  次に、第3条、収益的収入及び支出の予定額でございますが、収益的収入で水道事業収益といたしまして2億7,921万3,000円で、収益的支出で水道事業費用といたしまして2億3,425万1,000円と定めるものでございます。  第4条、資本的収入及び支出でございますが、資本的収入といたしまして1億1,677万1,000円、資本的支出で2億13万6,000円と定め、不足する額8,336万5,000円につきましては過年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。  第5条、企業債でございますが、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は次のとおり定めております。起債の目的は配水施設等改良工事として、限度額1億730万円を設定しております。起債の方法以下については、一般会計と同様でございます。  第6条、一時借入金の限度額は1億円と定めるものでございます。  第7条、予定支出の各項の経費の金額の流用につきましては記載のとおりでございます。  第8条、議会の議決を経なければ流用することができない経費といたしましては、職員給与費2,192万1,000円でございます。  第9条、利益剰余金の処分は減債積立金に179万5,000円積み立てることといたしました。  第10条、棚卸資産の購入限度額は294万2,000円と定めております。  めくっていただきまして、3ページ、4ページの予算実施計画は後ほど予算明細書で説明させていただきますので省略をさせていただきます。  5ページです。令和2年度の予定キャッシュフロー計算書を作成しております。この予定キャッシュフロー計算書以降の予定貸借対照表及び予定損益計算書につきましては、税抜きで記載のため円単位での表示となっておりますけれども、千円以下を四捨五入で読み上げさせていただきます。  1に業務活動によるキャッシュフローでございます。これは収益的収支に現金を見込んだものでございます。当年度純利益から利息の支払い額まで、業務活動によるキャッシュフローの計は1億982万2,000円でございます。  2の投資活動によるキャッシュフローでございますが、これは資本的収支の建設改良に係るキャッシュフローのうち企業債を除いたものでございまして、計は1億1,521万円のマイナスでございます。  3の財務活動によるキャッシュフローでございますけれども、これは資本的収支の建設改良に係る企業債について表したものでございまして、計は4,277万円となっております。  資金増加額としまして、3,738万1,000円でございます。これに資金の期首残高2億3,788万8,000円を含めますと、資金期末残高としまして2億7,526万9,000円となります。この資金期首残高と資金期末残高の金額は、それぞれ令和2年度予定貸借対照表及び令和元年度予定貸借対照表の流動資産(1)の現金預金と同額となっております。
     6ページからの給与費明細書は省略させていただきます。  8ページをお願いします。令和2年度の予定貸借対照表でございます。これは令和2年度末における財産状況を示すものでございまして、資産の合計は31億2,043万3,000円でございます。次に負債の部でございますが、9ページ、負債の合計としまして16億7,241万7,000円でございます。次に資本の部でございますけれども、6、資本金の合計は8億6,860万9,000円でございます。次に剰余金でございますが、合計5億7,940万7,000円、資本合計といたしましては14億4,801万6,000円。負債資本合計は31億2,043万3,000円でございます。  続きまして、10ページ、令和元年度の予定損益計算書でございます。これは令和元年度末に予想される経営成績を表したものでございます。  11ページです。令和元年度の予定貸借対照表でございます。これは令和元年度末の財産状況を示すものとなっております。  13ページをお願いします。注記事項としまして1に重要な会計方針を書いておりますが、(1)と(2)は御覧のとおりでございます。(3)に引当金の計上方法といたしまして、退職給付引当金、賞与と法定福利、それから貸倒引当金を計上しております。(4)は御覧のとおりです。  2のその他の注記は御覧のとおりでございます。お読み取りをいただきたいと思います。  次に、14ページ、予算明細書を御説明いたします。収益的収入及び支出で、収入から説明をさせていただきます。  1款の水道事業収益2億7,921万3,000円でございますが、1目給水収益が比較325万円の減となっておりますが、実績に基づき計上しております。減少の理由としましては、人口減少、節水機器の普及、基本料金の減少によるものと推察をしておるところでございます。  2項営業外収益、2目他会計負担金に新たに42万円を計上いたしました。これは一般会計のときにも説明をさせていただきましたが、総務副大臣通知によりまして児童手当相当分の一般会計からの繰り出しが認められておりまして、その一部が地方交付税措置されるということになりましたので、その分の受入れでございます。  3目長期前受金戻入は2,905万3,000円でございます。固定資産の取得に補助金が含まれていた場合に繰延べ収益として整理するものでございまして、これは現金を伴わない収入となります。  次に、支出でございますが、1款1項1目原水及び浄水費は3,631万7,000円、比較しまして264万5,000円の増でございます。増の理由でございますが、今年度から順次水源地等の清掃を進めることとしております。また、応急修繕費を増額しております。  2目配水及び給水費でございます。1,848万6,000円、比較323万9,000円の減となっておりますが、令和元年度は修繕費に民地内配管の修繕を実施しましたが、今年度はその計上がないため減少しております。  3目受託工事費としまして220万円を計上しております。国県、町などの事業で受託工事が必要となった場合を想定して計上しております。  15ページ、4目総係費2,020万4,000円で、比較2万2,000円の増となっております。  5目減価償却費でございます。1億1,983万3,000円で、比較150万円の減となっております。  6目資産減耗費で122万5,000円、比較40万8,000円の減でございますが、資産に対する減価償却を所定の計算で計上しております。  次に、営業外費用につきましては、1目支払い利息及び企業債取扱い諸費には必要な企業債、一時借入金の利息、2目消費税及び地方消費税、3目雑支出は消費税調整額とあったものを全て2目にまとめて計上することとしたため、3目についてはなしということになっております。  4目予備費は1,320万円を計上しております。  次に、16ページでございます。資本的収入及び支出で、収入は1款1項1目工事負担金で947万1,000円、1節は水道の加入金と建設改良に伴う消火栓の改良分に伴う負担金でございます。2節は、新規に上下水道施設管理システム整備費の下水道事業会計負担分でございます。この上下水道施設管理システムについては、後ほど御説明をいたします。  次に、2項1目企業債としまして1億730万円でございます。  続きまして、支出でございます。1款1項1目配水施設等改良費に1億2,828万1,000円を計上しております。比較、1,163万7,000円の増でございます。13節の委託料で令和3年度の発注予定工事の設計を行うほか、工事請負費の増額が生じたことによる増額でございます。令和2年度の主な工事は、漏水事故が発生しましたみどり団地内の配水管を改良するほか、老朽化が進んでおる国坂中団地の配水管工事などを予定しております。  3目営業設備費732万4,000円で、量水器と上下水道管理システムの購入費でございます。この上下水道管理システムは令和2年度に新たに整備するものでございまして、OSのバージョンがウィンドウズ7のためOSを更新し、上水道システム、下水道システム共に一体的に整備し、一つのシステム上で上下水道を一括表示されたり、タブレットでデータを持ち出し現場における作業支援を行うようなことを考えております。  2項1目企業債償還金6,453万1,000円を計上しておりまして、企業債償還金に充てるものでございます。  以上で水道事業会計の説明を終わります。 ○議長(前田 栄治君) しばらく休憩します。(午後2時36分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(前田 栄治君) 休憩前に引き続き再開します。(午後2時49分再開)  倉光地域整備課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) 北栄町下水道事業会計予算書をお願いします。表紙をめくっていただきまして、議案第12号、令和2年度北栄町下水道事業会計予算について御説明いたします。  第2条、業務の予定量です。業務の予定量は次のとおりといたします。接続件数が4,691件、年間総処理水量が125万1,283立方メートル、1日平均処理水量が3,428立方メートル、主な建設改良工事としてストックマネジメント計画策定1億1,030万円、下水道管渠改築工事2,200万円、処理場建設改良工事330万円でございます。  第3条、収益的収入及び支出の予定額でございますが、収益的収入は下水道事業収益といたしまして11億3,521万5,000円で、収益的支出は下水道事業費用といたしまして8億7,656万7,000円と定めるものでございます。  第4条、資本的収入及び支出でございますが、資本的収入といたしまして3億5,631万6,000円、資本的支出で9億543万3,000円と定め、不足する額5億4,911万7,000円は当年度分損益勘定留保資金、繰越利益剰余金処分額及び当年度利益剰余金処分額で補填するものでございます。  第5条、企業債でございますが、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は次のとおり定めております。起債の目的は特定環境保全公共下水道事業として、限度額6,610万円を設定しております。起債の方法以下については、一般会計と同様でございます。  第6条、一時借入金の限度額は1億円と定めるものでございます。  第7条、予定支出の各項の経費の金額の流用につきましては記載のとおりでございます。  第8条、議会の議決を経なければ流用することができない経費につきましては、職員給与費4,123万6,000円でございます。  第9条、他会計からの負担金として、一般会計から6億7,485万9,000円負担いただくものと定めております。  第10条、利益剰余金の処分として、繰越利益剰余金のうち2,105万4,000円、当年度利益剰余金のうち2億443万4,000円を減債積立金に積み立てることとするものでございます。  3ページ、4ページの予算実施計画は16ページの予算明細書で説明させていただきます。  5ページです。令和2年度予定キャッシュフロー計算書でございます。予定キャッシュフロー計算書以降の予定貸借対照表、予定損益計算書は税抜きで記載のため円単位での表示となっておりますが、1,000円以下を四捨五入で読み上げさせていただきます。  1の業務活動によるキャッシュフローは、収益的収支に現金を見込んだものでございます。当年度純利益から利息の支払い額まで、業務活動によるキャッシュフローの計は5億9,367万2,000円でございます。  2の投資活動によるキャッシュフローは、資本的収支の建設改良に係るキャッシュフローのうち企業債を除いたものでございまして、計は8,001万6,000円のマイナスでございます。  3の財務活動によるキャッシュフローは、資本的収支の建設改良に係る企業債について表したものでございますが、計は4億5,498万4,000円のマイナスとなっております。  資金の増加額は5,867万2,000円の増加でございます。これに資金の期首残高1億4,194万5,000円を含めますと、資金期末残高は2億61万7,000円となります。この資金期首残高と資金期末残高の金額は、それぞれ令和2年度予定貸借対照表及び令和元年度予定貸借対照表の流動資金(1)の現金預金と同額となっております。  6ページからの給与費明細書は省略させていただきます。  9ページ、債務負担行為に関する調書は御覧いただきたいと思います。  10ページをお願いします。令和2年度の予定貸借対照表でございます。これは令和2年度末の財産状況を示すものでございまして、資産の合計は175億4,274万1,000円でございます。次に負債の部でございますが、11ページ、負債合計としまして146億8,255万1,000円でございます。次に資本の部でございますが、6、資本金の合計23億5,777万7,000円でございます。次に、7、剰余金でございますが、当年度未処分利益剰余金は5億241万4,000円となり、資本の合計は28億6,019万円、負債資本合計は175億4,274万1,000円でございます。  12ページです。令和元年度の予定損益計算書でございます。これは令和元年度末に予想される経営成績を表すものでございます。  13ページです。令和元年度の予定貸借対照表です。これは令和元年度末の財産状況を示すものでございます。  15ページ、1、重要な会計方針でございますが、1は御覧のとおりでございます。2は引当金について記載をしております。水道会計との違いでございますが、ここでは貯蔵品がないこと、また無形固定資産の償却方法について記載があるということが違う点でございます。  16ページ、予算明細書を御覧ください。収益的収入及び支出で、収入から御説明いたします。  1款1項1目下水道使用料は2億6,272万5,000円といたしました。実績に基づき計上しております。2目他会計負担金6億7,431万9,000円は、一般会計から繰り入れた負担金でございます。減価償却費、企業債利子償還分を収益的収入として計上するものでございます。  2項2目他会計負担金54万円は、水道会計でも御説明しました児童手当分の一般会計からの繰入金でございます。3目補助金は、令和元年度はストックマネジメント計画策定に関する業務が収益的収支にございましたが、令和2年度の実施はないためゼロ円でございます。4目長期前受金戻入は、現金を伴わない収入でございます。5目消費税及び地方消費税還付金は、令和2年度の営業活動では還付金の発生がない見込みでございます。なお、この還付金は支出の営業外費用、消費税及び地方消費税とは相関関係にあるものでございます。  次に、収益的支出でございます。1款1項1目管渠費に3,537万1,000円を計上しております。管渠費は、下水道管、マンホール、マンホールポンプ場に係る経費でございます。14節委託料はマンホールポンプ場21か所の管理委託料1,631万3,000円、それから10年以上経過した管渠に対するカメラの調査委託料298万7,000円を計上しております。18節修繕費に553万6,000円を計上しております。これはマンホール蓋の取替え、調整や、段差の修繕、マンホールポンプの緊急修繕工事を予定しております。  2目ポンプ場費は、マンホールポンプ場を除く由良汚水中継ポンプ場に係る経費でございます。主なものは、12節光熱水費と15節でポンプ場管理委託料でございます。  17ページをお願いします。3目処理場費は、北条下水道管理センター及び大栄浄化センターの維持管理に係る経費でございます。主に15節委託料で、処理場に係る委託業務を計上しております。15節の一番最後、その他委託料499万8,000円は北条下水道管理センターの流入ポンプ分解整備業務116万1,000円、大栄浄化センターの監視装置点検修繕業務324万5,000円などを計上しております。  5目総係費は、人件費など総務費に当たるものでございます。1節報酬に下水道使用料審議会委員報酬に25万3,000円を計上しております。これは3年ごとに下水道料金を見直すこととしておりまして、下水道使用料審議会に諮問するための委員報酬でございます。18ページ、16節委託料に消費税申告業務委託料としまして49万5,000円計上しております。法適用後初めての決算でありまして、委託により事務の適正化を目指すものとしております。  6目流域下水道管理運営費負担金は、天神川流域下水道維持管理負担金を計上しております。  7目減価償却費は現金を伴わない支出で、5億2,125万1,000円計上しております。  2項1目1節企業債償還利息は、今年度分の企業債償還利息、2節借入金利息5万9,000円は一時借入金の借入れが生じた場合の予算として計上したものでございます。  3項4目その他特別損失は、令和元年度は公営企業法1年目のため計上がございましたが、令和2年度については計上はございません。  一番最後の行です。4項予備費に2,000万円を計上しております。会計規模を勘案しまして、これについては増額をしたものでございます。  19ページを御覧いただきたいと思います。資本的収入及び支出の収入でございます。1款1項1目建設改良債は、補助一般債を6,610万円計上いたしました。工事請負、設計委託を補助事業として実施いたしますが、不足分を起債として借り入れるものでございます。  2項1目他会計出資金として2億2,275万8,000円でございます。これは下水道事業の企業債元利償還金分を一般会計から繰入れするようにしておりまして、収益的収入の他会計負担金合計を除いた額を出資金として受け入れるものでございます。  次に、5項1目国庫補助金、6項1目受益者分担金については御覧のとおりでございます。  続いて、支出でございます。1款1項1目管路建設改良費2,255万円は、下水道管渠工事に当たるものでございます。今年度は瀬戸マンホールと由良宿地内の管渠の更生工事、それから前川のJR下越し工事を予定しております。  3目処理場建設改良費には資本的収支に係る人件費などと、16節委託料にはストックマネジメント計画委託料としまして1億1,030万円計上いたしました。これは北条下水道管理センター、大栄浄化センター、由良宿中継ポンプ場の耐震診断及び改築設計に8,470万円、管渠、マンホールの開口カメラ調査に2,560万円を予定したものでございます。17節工事請負費に北条下水道管理センター長寿命化工事に330万円計上しております。これは汚水流入口の防食対策を実施する費用でございます。  20ページ、5目1節システム利用分担金は、水道事業で説明しました上下水道管理システムの下水道事業としての分担金でございます。  3項1目1節に企業債償還金7億4,384万2,000円を計上しております。  下水道事業につきましては以上でございます。 ○議長(前田 栄治君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 風力発電事業会計予算書をお願いいたします。表紙をめくっていただいて1ページ、議案第13号、令和2年度北栄町風力発電事業会計予算でございます。  第1条、総則によりまして令和2年度北栄町風力発電事業会計の予算を定めます。  第2条、業務の予定量では、北条砂丘風力発電所に関し最大電力1万3,500キロワット、年間販売目標電力量1,788万5,000キロワットアワー、主な建設改良事業といたしまして風力発電施設のリプレースに係る環境影響評価委託業務を予定しております。  第3条、収益的収入及び支出は風力発電事業に係る収益と費用につきまして、それぞれ予定額を定めるものでございます。収入につきましては風力発電事業収益4億3,982万2,000円、支出につきましては風力発電事業費用3億9,814万7,000円と定めるものでございます。  第4条、資本的収入及び支出は収入につきましてはゼロ円、支出につきましては1億3,790万2,000円と定めるものでございます。支出額に対し収入額が全額不足いたしますので、過年度分損益勘定留保資金2,756万1,000円、当年度分損益勘定留保資金9,502万8,000円及び繰越利益剰余金処分額1,531万3,000円で補填するものとします。  第5条から第7条についての説明は省略いたします。  2ページ、第8条は繰越利益剰余金のうち1,531万3,000円を基金積立金として予定処分するものでございます。  第9条は、棚卸資産購入限度額を3,850万円と定めるものでございます。  3ページをお願いいたします。予算実施計画につきましては、予算明細書で詳細を説明いたしますのでここでの説明は省略させていただきます。  4ページ、予定キャッシュフロー計算書でございます。1、業務活動によるキャッシュフローの計は1億2,236万9,170円、2、投資活動によるキャッシュフローの計はマイナス1億3,534万7,364円、差引き1,297万8,194円が資金減少額となり、資金期末残高は1億3,671万8,061円となる予定でございます。  5ページ、6ページ、給与費明細につきましては説明を省略させていただきます。  7ページ、8ページ、予定貸借対照表でございます。これは令和2年度末における資産の状況を示すものでございます。資産の部につきましては、年度末における帳簿価格の合計が17億5,713万6,369円となります。負債の部につきましては、未払い金及び引当金の流動負債と長期前受金から収益化累計額を差し引いた繰延べ収益の合計1億9,832万3,116円となります。資本の部につきましては、自己資本金14億653万1,662円と当年度未処分利益剰余金1億5,228万1,591円の合計15億5,881万3,253円となります。  9ページ、令和元年度予定損益計算書、10ページ、11ページ、令和元年度予定貸借対照表、12ページ、重要な会計方針につきましては説明を省略させていただきます。  13ページをお願いいたします。予算明細書でございます。  まず、収益的収入及び支出の収入から説明いたします。1款1項1目電力料4億367万9,000円でございます。令和元年度と比較いたしますと7,198万8,000円の減となります。これは令和元年度の実績見込みによるものでございます。  2項1目受取利息及び配当金200万1,000円、これは基金等の利息でございます。  3項3目長期前受金戻入3,409万2,000円は、償却資産の取得に補助金が含まれていた場合に減価償却見合い分を収益として整理するもので、現金を伴わない収入となります。  続きまして、支出でございます。1款1項1目風力発電費に2億2,044万6,000円を計上しております。風力発電所の管理運営に要する人件費、維持管理費等でございます。主なものといたしましては、令和2年度に風力発電設備の更新を検討する会議を立ち上げることとし、その委員報酬として1節報酬に44万4,000円、15節修繕費に風車機器故障等の修繕費7,283万8,000円、20節委託料に施設ブレードの保守点検委託料2,618万円、その他の委託料のうち新たに休日・夜間・緊急時の一時対応の委託料880万円、24節工事請負費はブレード修繕工事3,391万3,000円と、新たに回転子ケーブル交換工事2,200万円でございます。  2目一般管理費につきましては企業会計に係る事務費で、企業会計に係る相談業務の費用19万8,000円と企業会計システム賃借料79万2,000円でございます。  3目減価償却費1億2,912万3,000円は、資産に対する減価償却を所定の計算で計上したもので、現金を伴わない支出となります。  3項1目消費税及び地方消費税は1,758万8,000円。5項1目予備費には3,000万円を計上しております。  続きまして、資本的収入及び支出につきましてでございます。こちらにつきましては支出のみで、1款1項2目発電設備費3,790万2,000円は人件費と20節委託料、環境影響評価委託料2,805万円でございます。これは固定価格買取り制度の再認定を申請する場合に必要な環境影響評価、これは評価書と方法書まででございますけれども、これを町で実施し、風力発電設備の更新に対応できるように進めておくものでございます。  9項1目基金積立金につきましては、北条砂丘風力発電所基金に基金利子と合わせて1億円を積み立てることとし、令和2年度末の基金残高は7億7,818万3,392円となる予定でございます。以上でございます。 ○議長(前田 栄治君) 以上で一括議題とした12議案の提案説明を終わります。       ─────────────・───・───────────── ○議長(前田 栄治君) 以上をもって本日の日程は全て終了しました。  これにて散会します。  本会議は、明日4日の午前9時から開きますのでお集まりください。お疲れさまでした。                 午後3時16分散会
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