本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 会期決定
日程第3 報告第8号
専決処分について(
建設工事請負変更契約の締結について〔ヲナ
ガケ川
改修工事(8工区)〕)
日程第4 報告第9号
専決処分について(
建設工事請負変更契約の締結について〔琴浦
町立小学校(1工区)
空調設備設置工事〕)
日程第5 報告第10号
専決処分について(
建設工事請負変更契約の締結について〔琴浦
町立小学校(2工区)
空調設備設置工事〕)
日程第6 報告第11号
専決処分について(
建設工事請負変更契約の締結について〔琴浦
町立中学校空調設備設置工事〕)
日程第7 議案第64号 令和元
年度琴浦町
一般会計補正予算(第2号)
日程第8 閉会の議決
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出席議員(14名)
1番 前 田 敬 孝 2番 角 勝 計 介
3番 福 本 まり子 4番 押 本 昌 幸
5番 大 平 高 志 6番 澤 田 豊 秋
7番 桑 本 賢 治 8番 新 藤 登 子
9番 高 塚 勝 11番 手 嶋 正 巳
12番 青 亀 壽 宏 13番 前 田 智 章
14番 桑 本 始 16番 小 椋 正 和
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欠席議員(1名)
15番 井 木 裕
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欠 員(1名)
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事務局出席職員職氏名
事務局長 ────── 太 田 道 彦 主任 ───────── 岩 崎 美 子
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説明のため出席した者の職氏名
町長 ──────── 小 松 弘 明 副町長 ──────── 山 口 秀 樹
教育長 ─────── 小 林 克 美 総務課長 ─────── 山 田 明
企画政策課長 ──── 桑 本 真由美 税務課長 ─────── 大 田 晃 弘
子育て応援課長 ─── 財 賀 和 枝
福祉あんしん課長 ─── 渡 邉 文 世
すこやか健康課長 ── 藤 原 静 香
会計管理者兼出納室長 ─ 林 原 祐 二
農林水産課長(兼)
農業委員会事務局長 ────────────── 山 根 伸 一
商工観光課長 ──── 米 村 学
建設環境課長 ───── 高 力 信 宏
教育総務課長 ──── 長 尾 敏 正
社会教育課長 ───── 村 上 千 美
人権・
同和教育課長 ─ 小 椋 和 幸
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午前10時00分開会
○議長(小椋 正和君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、これより
令和元年第4回
琴浦町議会臨時会を開会いたします。
本日届け出のあった事故者は、議員では井木裕君が通院のため欠席の旨の連絡がありました。当局ではありません。
本日の日程は、あらかじめお手元に配付している
議事日程表のとおりであります。
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◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(小椋 正和君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において14番、桑本始君と1番、前田敬孝君を指名いたします。
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◎日程第2 会期決定
○議長(小椋 正和君) 日程第2、会期決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
今期臨時会の会期は、本日1日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、
今期臨時会の会期は、本日1日間と決定いたしました。
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◎日程第3 報告第8号 から 日程第6 報告第11号
○議長(小椋 正和君) 日程第3、報告第8号から日程第6、報告第11号までの4件を一括議題といたします。
町長の説明を求めます。
小松町長。
○町長(小松 弘明君) おはようございます。
今回臨時議会を開いていただきました案件で、報告事項について報告いたします。
法令等の規定に基づく今回の報告事項は4件であります。いずれも既に議会の議決を得た契約に関し、
当該契約金額の100分の5を超えない範囲での増減であるため、
地方自治法第180条第1項及び議会の権限に属する事項中、町長において
専決処分すべき事項の指定について(平成20年
琴浦町議会告示第1号)の規定により
専決処分を行ったものであり、本議会に報告するものであります。
初めに、報告第8号、
専決処分について(
建設工事請負変更契約の締結について〔ヲナガケ川
改修工事(8工区)〕)であります。これは平成30年9月20日付で議決を得たヲナガケ川
改修工事(8校区)の契約について、
請負金額を5,866万5,500円から151万2,000円を増額し6,107万7,600円に変更することについて、平成31年3月22日に
専決処分を行ったものであります。
なお、本来でありますとさきの6月定例議会にて報告すべき事案でありましたが、遺漏しておりましたことを深くおわび申し上げます。
次に、報告第9号、
専決処分について(
建設工事請負変更契約の締結について〔
琴浦町立小学校(1工区)
空調設備設置工事〕)であります。これは平成30年12月20日付で議決を得た
琴浦町立小学校(1工区)
空調設備設置工事の契約について、
請負金額を2億2,680万円から260万8,800円増額し2億2,419万7,200円に変更することについて、
令和元年6月17日に
専決処分を行ったものであります。
次に、報告第10号、
専決処分について(
建設工事請負変更契約の締結について〔
琴浦町立小学校(2工区)
空調設備設置工事〕)であります。これは平成30年12月20日付で議決を得た
琴浦町立小学校(2工区)
空調設備設置工事の契約について、
請負金額を1億4,774万4,000円から85万4,280円を減額し1億4,688万9,720円に変更することについて、
令和元年6月12日に
専決処分を行ったものであります。
最後に、報告第11号、
専決処分について(
建設工事請負変更契約の締結について〔
琴浦町立中学校空調設備設置工事〕)であります。これは平成31年1月25日付で議決を得た
琴浦町立中学校空調設備設置工事の契約について、
請負金額を1億4,796万から125万6,040円を増額し1億4,921万6,040円に変更することについて、
令和元年6月17日の
専決処分を行ったものであります。
以上、報告をいたします。よろしくお願いいたします。
○議長(小椋 正和君) 以上で報告を終わります。
大平高志君。
○議員(5番 大平 高志君) 済みません、今のは報告ですから質疑のほうができませんので、私のほうでちょっと疑問に思ったところがありますので今お話をしますから、議長に聞いていただいて差配をしていただきたいと思います。
先ほど町長も言われたように議会の権限に属する事項中、町長において
専決処分すべき事項の指定についてということで、第2項のほうについて私が質問したいのは、報告事項の第8号であります。これでは変更金額については1,000万円の限度としてこれはできるんだということで、こういうことであります。ですけど151万2,000円の増額ということで、これの案件というのはこちらのほうに書いてありましたけど、これは工事車両の通行などによって舗装が壊れた、こういうことによってどうも補正をされたようであります。ですけど私が言いたいのは、これは本工事と関連性というのは、例えば通行するにしても設計図書でいろいろうたってあると思います。そういった中で壊れた。これはどちらの過失なのか、そういったことが全く不明であります。それとも設計図書でそこまで見てなかったんですけど、やむを得ないとこれは判断して工事を遂行させたのか。そういったことでもあってこの予算が出てきたのかということも全くこれは説明がありません。これは専決すべき事項で指定されているわけでありますから、これはある意味議会の委任でありますから、例えば気象条件であって工期が延びたとか資材が高騰しました。それで費用が上がりました。こういう誰の目から見ても明らかなときにこれは使われるべきで、本来抑止的でないとだめだと思うんですね、こういう専決というのは。これは本来的に言うと通常の予算として私は見られるべきじゃなかったのかなと思うわけですけど、その辺のところはどうなんですか。よろしくお願いします。
○議長(小椋 正和君) 町長、答えられますか。
暫時休憩いたします。
午前10時06分休憩
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午前10時07分再開
○議長(小椋 正和君) 再開いたします。
小松町長。
○町長(小松 弘明君) 質問のことについて、工事の内容のことについてでありますので
建設環境課長に答えさせますが、ちょっと先ほど報告した中で訂正を1つお願いしたいと思います。
第9号で町立の小学校(1工区)の
空調設置ですが、
請負金額2億2,680万円から260万2,800円を増額しと読み上げましたけども、減額の間違いですので訂正をお願いいたします。申しわけありませんでした。
○議長(小椋 正和君)
高力建設環境課長。
○
建設環境課長(高力 信宏君) 151万2,000円の増額についてでございますけども、これは今回の工事に伴って車道部を重機とか大型車両が通行したことによって舗装部が破損をいたしましたので、その追加施工した復旧に係る経費を増額したものでございます。これについて業者側の瑕疵はなく、必要な変更であるというふうに捉えております。以上でございます。
○議長(小椋 正和君)
大平高志君。
○議員(5番 大平 高志君) ですから私が言うのは、設計図書で大体このルートを通るんだとか、例えば交通規制がかかれば警察なんかにも届け出が要るわけですから、そういったことがあって発注されてるわけじゃないですか。後になって、いや、実は壊れてしまいました。これは本工事と関係あるから報告だけでいいんだということ、専決で出されるんだって、そういうことがいいのかということなんですよね。ですから私が町長に先ほども言いましたけど、やはり天変地異であるとか資材が高騰した。もう誰の目から見ても明らかなことでしたら、私はこれは仕方がないと思います。ですけど本来的にこれは抑止的であるべきだと思うわけですけど、町長は専決のやっぱり使い方というのをもう一度考えていただきたいと思いますけど、その辺のとこはどうなんですか。これはもう出てきた問題は仕方がないと思いますけど、どうですか、そこのところは。
○議長(小椋 正和君)
小松町長。
○町長(小松 弘明君) 今の増額の理由が不測の事態になるのかどうかということではあると思いますが、ちょっと今それを答えたということなのかどうかあれですけども、今後専決をするときにはその内容についてよく吟味しながら、今もしておるところですけども、さらに専決について厳重にやっていきたいと思います。
○議長(小椋 正和君) 終わります。次に移ります。
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◎日程第7 議案第64号
○議長(小椋 正和君) 日程第7、議案第64号、令和元
年度琴浦町
一般会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。
提出者の
提案理由説明を求めます。
小松町長。
○町長(小松 弘明君) 今回臨時議会をお願いすることになりました議案について、提案理由を説明させていただきます。
議案第64号、令和元
年度琴浦町
一般会計補正予算(第2号)であります。
今回の補正は、既定の
歳入歳出予算にそれぞれ2,470万円を追加し、総額を99億4,734万8,000円とするものであります。
補正内容につきましては、歳出予算では商工費で
コトウラ観光産業化プロジェクト事業について、町の
観光戦略を練り直し観光による地域産業全体の活性化を図るための経費を計上しています。これはICT、ICTとは
情報通信技術のことでありますけども、
ICT先端技術による
ビッグデータを活用して人の流れを分析し、ターゲットを絞った
観光戦略を策定することで道の駅を拠点として町内を周遊する取り組みを推進するものです。このことは観光振興を通じて地域の
農水畜産業、商工業を活性化させ、豊かで活力ある琴浦町の未来をつくり、持続可能な
まちづくりを目指します。今回、
地方創生交付金の内示に伴い早期に事業着手したため、第2号で臨時に補正を行うものであります。
なお、歳入予算は
国県支出金として
地方創生交付金を計上するほか、不足額に対して
地域振興基金を取り崩しにより対応します。
以上、1議案について提案理由を説明させていただきました。よろしく御審議くださいまして承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小椋 正和君) 以上で
提案理由説明を終わります。
直ちに審議を行います。
議案第64号、令和元
年度琴浦町
一般会計補正予算(第2号)について質疑に入ります。質疑ございませんか。
大平高志君。
○議員(5番 大平 高志君) そうしますと歳出6ページ、観光費ということでこれは予算のほうが上がっております。まずこれ私が、言われていたらちょっと申しわけないわけですけど、報償費ということで8万8,000円ほど上がっておりますけど、これは大体委員さんが何名ぐらい考えておられるのか。どういった方にこれは入っていただこうと思っているのか。その構成なりがわかればよろしくお願いしたいと思います。
それから、
観光マーケティングインフラ構築ということで800万円これ上がっております。
先ほど説明のほうがあったわけでありますけど、これ私よくわからないのでホームページのほうを見させてもらいました。この
AIBeaconですかね。そうするとこう書いてあります。来店者の行動をデータ化するソリューションであると。言われたとおりなんだろうなと思いますけど、これ書いてあるのがまるで
ウエブ画面で計測する感覚で店舗のフロア、売り場を分析することが可能です。例えば店舗でどれだけ、こちらの店舗に寄ってほかの店舗にも寄られたとかって、これによってそういうことがわかるんだろうなということは私はイメージはしました。
説明であったのは、
スポット箇所で大体30カ所を予定しているということで説明のほうがあったわけですけど、そうはいっても例えば何かしらの行事があるとか、やっぱりそういったところにはそこにどれだけの方が行ってるのかということは、なかなかそちらのほうにも設置してないとわからないわけです。それは東伯のほうで行事があって、それが例えば赤碕のほうでも行事があるとかってそれは
移り変わりがあるわけですから、そういったところの取り扱いというのはどうなっているのか。
そして、やっぱりとはいってもある一定のスパンでこれは設置しないとなかなかデータというものは上がってこないと思うわけですけど、そういうところは運用については中のほうでもう固定化してとりあえずはやるんだとか、そういったところは決まってるんですかね。よろしくお願いします。
○議長(小椋 正和君)
小松町長。
○町長(小松 弘明君) 委員会の話、それからICTの先端技術を使った詳細について、
商工観光課長に答えさせます。
○議長(小椋 正和君)
米村商工観光課長。
○
商工観光課長(米村 学君) まず最初に委員についてでございますけども、これについては例えば町内でいきますと商工会の方でありましたり観光協会の方、そういった町内の団体の方に委員に入っていただきたいと思っておりますし、また県の観光担当でありましたり
中部観光推進機構、そういった方々、観光に携わる県の関係の方々、団体を予定をしております。
また、専門家というような部分では旅行者の方、琴浦町のほうには今現在クラブツーリズムというような形で
ミステリーツアーということで多くの団体客が来ておられます。そういった具体的に動いている旅行者の方にも参画いただいて、10名強ぐらいの
委員会構成でやっていきたいと思っております。
あと、
AIBeaconにつきましては、町内約30カ所を考えておりますけども、これは道の駅でありましたり神崎神社、鳴り石の浜というような観光のスポットに設置を予定しております。最終的には、そういった戦略の中でありましたり外部の方の意見を聞きながら設置箇所については決めていきたいと思っておりますけども、これは随時動かすとかというイメージではなくて、3年間といいましょうか、これから設置をしてその
移り変わりを見たり、例えば途中で施策をしたことによってその状況がどうなったかという検証も兼ねながら見ていきたいと思っておりますので、同一箇所に設置をする計画をしているところでございます。
○議長(小椋 正和君)
大平高志君。
○議員(5番 大平 高志君) 説明のほうはいただいたわけですけど、この委員報酬ということで上がっておりますから、私は何かしらの斬新なことをされるのかなと思いました。ですけど、
先ほどお話のほうを聞いていると町内の団体だったりとか商工会、実際問題はそういった方にかかわってもらってやっていくということは私は大変重要なことだと思うわけですけど、そうすると目新しさというのはあんまりないのかなと思います。ある
意味焼き回しみたいなことになるんじゃないかなと私は危惧みたいなものを持っているわけですけど、やはりそこのところは委員構成なんかにしてももう一度私は考えてもらうそういったことも必要じゃないかなと思うわけですけど、その辺のところはどうなんですか。
それが1点と、それから
AIBeacon設置されて大体3年間これで設置したところで様子を見るんだという先ほども観光箇所を上げられましたけど、そういったところに設置するというのは私は
規定どおりなのかなと思うわけですけど、やはり道の駅に寄られる方というのがこれも書いてありますけど9割近くおられるわけですね。それから、動線として例えば9号線のほうにおりていろいろ町内周遊する。そういった中には、例えば観光地を見に行くだけの人じゃなくて例えばガソリンをつぎに行きたくておりられた方とかって、そういった方もおられるわけですよね。ですから、例えば昼食をとられる方もおられると思います。やはりまずもってお金を落としてもらうというところに設置をして、観光で周遊してもらうということは大事ですけど、今上げられた観光、周遊してもらうところはお金を落としてもらうような仕組みができてないじゃないですか。やっぱりそこはそういう取り組みというのを先にしてこういうものを設置するというのが私は重要じゃないかなと思うわけですけど、やっぱりわざわざ9号線までおりられるという方、よく例えば某
ガソリンスタンドなんかで休憩していると、
県外ナンバーの方とかも入ってこられるのも私見ますけど、何かしら目的があっておりられるわけですよね。わざわざ観光地、これ目的があっておりられる方、それもおられると思うわけですけど、数としてどうなのかなというふうに思うわけです。やっぱり例えば昼食がとれるようなお店とか、それから例えば
ガソリンスタンドとか、そういったところに私は設置するというのが先じゃないかなと思うわけですけど、どうなんですか。そういうことは考えられないわけですか。今30ということで数のほうは限られるわけですけど、全くそういうことは検討に値しないわけですか。どうですか。
○議長(小椋 正和君)
小松町長。
○町長(小松 弘明君)
観光戦略をつくる委員の話の中で一番心配といいましょうか懸念するところは、定番で今までの委員会とかそういう形の役職でやっていただくということは想定はしておりませんが、コーディネートとして今深谷参事という方が来ていただいておりますけども、当然その方も参加するということで、この方はもちろん博報堂の方ですので、そういうことの知識あるいは全国の事例とか、そういうものも入れながらやっていこうと思っておりますので、今までどおりのことでいいとは思っておりませんし、そこに一つの味つけといいましょうか、今回のポイントは深谷参事が入っているということで認識をしております。また、それを求めて参事ということで来ていただいているところでありますので、大いに活躍していただきたいと思っております。
それから、ビーコンというものの使い方ということでどこに設置するかということでありますけども、設置することが一つ目的ではなくて、そこの今、大平議員のおっしゃったいろんな目的を持って人が動いているということの分析の一つの手法として、ビーコンというものを使って人の動きを観察していく。現状がどうなのかと。それは客観的な数字というものが結局は今までなくて、何か一定の定点観測すれば出てくるかもしれませんけども、最先端の技術を使えばそれが常時どういうふうに人が動いているのかということがわかるということで、それを使っての分析はまた今おっしゃったような経済的なことがどういうふうになるのかということも含めて、今、地方創生のこの計画は3年計画で出しております。地方創生の考え方で1年ごとの予算査定にはなりますけども、3年間続けてこれを使いながらベースとして琴浦町の
観光戦略を練っていきたいというふうに考えております。
深谷参事と言いましたが、参与でありました。
○議長(小椋 正和君)
大平高志君。
○議員(5番 大平 高志君) これで3回目ですのでこれでやめておきますけど、せっかくこういう取り組みということされるわけですから、やはり先ほども町長が言いましたようにあるところの団体にやっぱり頼んでこれ委員を構成してもらうというのは私は仕方がないことなのかなと思いますけど、やはりせっかくこういったところをつくるんでしたら目新しさというのを発揮するように、わざわざその委員会をつくるわけですからね、予算づけもして、やっぱりそこのところは内部で済むことでしたら内部でそれはいいんでしょうけど、やっぱりこういうところをつくるんでしたら、そういったところをリーダーシップをとってよろしくお願いしたいというのがまず1点。
それから、先ほど
AIBeaconということで言われましたけど、私が言ってることは違うんですよね。観光目的で人を来てもらうということが、私、これ例えば琴浦を知ってもらうということは大事ですけど、その先に私は行政として何があるかというと、来てもらってお金を落としてもらうということが私はこれは一番大事なわけですよね。それによって町内業者が潤って、それが税収につながっていく、こういう循環をつくってもらいたい。それが究極の目的なわけでありますから、やはりそこのところはどういったところに回るのか。観光地だけにこれは置いておけばいいというもんじゃありません。私はそういうふうに思います。例えばスタンドなんかに設置しておけば、おりてこられた方は例えばスタンドでそのまま戻られたということもわかると思います。それをどうやって横に広げていくかというと、そういう取り組みできるじゃないですか。ですから観光地だけにこれを置いておく。それで3年間何人来ました。私はあんまりそれはどうなんですかね、それがわかって何かしらのこれは中で協議されるときにこれ使われるということですけど、どこまで参考になるのかなというところは私はいささか疑問なわけです。
そういったところで、例えばこういう商店であったりとか
ガソリンスタンドであったりとかそういったところには設置するお考えというのはないわけですか。もうこれは全く観光地、そういったことだけの考えなわけですかね。
私が何が言いたいかというとね、観光地だけに私これ設置するということでしたらね、まず道の駅にこれは約9割の方が立ち寄っておられるというこういう厳然たる事実はわかっておられるわけですから、私なんかでも一般質問でも言うように、例えばそこからおりてもらうような仕掛けとか取り組みというのが先に来て、こういった
AIBeaconとかがあるべきじゃないかなと私は言うわけですよ。そうじゃなくて、これはこの予算でつけるんだ。そういうことでしたら、そこからおりてどういう動きをしてるのかって、私はこれは調べるというのが私はこれは全く無駄だとは言いませんけど、まずそうであればこういう観光地も大事でしょうけど、
ガソリンスタンドであったりとか、これはどういったお昼を食べに行ったとか、そういったところがわかるところに設置されるべきじゃないかなと思うんですけど、再度よろしくお願いします。
○議長(小椋 正和君)
小松町長。
○町長(小松 弘明君) 委員会の件につきましては、今までどおりのことではなくてということで一つの味つけという言い方が正しいかどうかあれですけども、深谷参与の話をしました。
もう一つは、やっぱりここに住んでいる町民という方がどれだけ楽しめるかということがあって初めて観光のことにつながっていくと思いますので、今、メンバーは決定しているわけではありませんのでその点も含めて考えていきたいと思いますし、同じように
AIBeaconの話も、この交付金をいただくための計画としてまず出したのが
観光戦略をつくるということで書いたことですので、今おっしゃる大平議員の
ガソリンスタンドだとかそれから食べ物屋さんとかということも大切なことだと思いますので、30カ所と今予算上で設定してる箇所数ですので、そのことも踏まえてどこに設置するかはよく検討していきたいと思います。
○議長(小椋 正和君) そのほか、質疑ございませんか。
押本昌幸君。
○議員(4番 押本 昌幸君) 幾つか質問させていただきます。
こういう施策の場合は、現状がこうであってそれを把握してじゃどういうふうにしようかという目的というものがあるわけで、今回の場合も議案概要によりますと目的が書いてあります。現状と課題については、7月の月例報告の資料に現状と課題があります。
そこで、まず現状と課題について質問したいと思います、一つは。その現状と課題の中で、観光客数が2014年では71万4,000がピークで、2018年は67万6,000と減少というふうにしてありますが、人口減少はどうでしょうか。これとの兼ね合いで、この5%ぐらいだと思いますが、この減少が妥当なものなのかどうなのか。観光が原因なものなのか、日本全体の人口が減ってる傾向があらわれてるのか、その辺の検証がなされているのか。現状ですよ。
それから、2番目に町内各観光地点の入り込み数が道の駅が全体の86%を占めているというふうに記入してあります。これはどういう根拠で86%が出てきたのか。町内のあらゆる観光地に何かが設置されててその中で86%が出てくるならば、今回の
AIBeaconはそんなに大きなものじゃないというふうになりはしないか。いわゆる根拠がなくなってしまうのではないか。86%、どこからどういうふうなことで出てきたのかお答え願いたい。
それから、目指す将来像の中で体系的に整理、整合して
観光戦略を練り直すということになるんですが、まず一つ、琴浦町の場合は少なくとも1,300年からの歴史があって、それを踏まえて現在動いている観光施設じゃなくって、当然なことですが1,300年以上前からの歴史があっていろいろ動いている。その流れを把握した上で、次のことをしないといけない。
そこで、今回の
観光戦略の中にそういう歴史の流れを踏まえて、あるいは琴浦町の地政学的なことを踏まえてなされる予定があるのか。それは記載がないのでお尋ねします。
それから、
AIBeaconのことがやたらに出ておりますが、
ビッグデータの活用ということで非常に斬新的でやっと片田舎の琴浦町にも利用するチャンスが出てきたなというふうには思いますが、一方で先ほどビーコンの数が30だということがございました。これはスマホの電波をキャッチするということでしたが、今、福島の大震災のときにNHKの特集であれはカーナビの
ビッグデータを分析して、地震が起きたときにどういうふうに人が動いたのか。そして事故に遭ったのか。そしてどういうふうに消えてしまったのか。これが詳細な
ビッグデータでなされております。ビーコンないはずです。そこのその福島でやったカーナビの
ビッグデータ、わざわざ30カ所しか限定される
AIBeacon、この差は何でこういうふうになるのか。道の駅が基点だということ、車のデータでしょ。なぜスマホじゃないといけないのか。昔のカーナビの
ビッグデータだって既にもう10年も前にそういうものができてるわけですよ、
ビッグデータで。誰がどういうふうに、どういう経路をつくって事故に遭ったのか、どういうふうに逃げたのかわかってる。なのにこの
AIBeaconじゃなくてもいいというふうなことになるので、その違いをお聞きしたい。
それから、これはささいなことでありますが、このプロジェクトの名前で「コトウラ」、片仮名にしてあります。この意味合い。私的には平仮名のほうがよろしいかと思うので、これを片仮名にした理由をお聞きしたい。
次に、先ほど同僚議員もおっしゃいましたが委員の構成ですが、せっかくここの構成の中にはいわゆる観光協会とか商工会とかそういう面々があります。専門家は当然だと思います。しかし、せっかくこの間から町民評議会のことが出てるわけですから、もしも現在の商工会のメンバー、あるいは観光協会のメンバーがすばらしかったらこんなことはしなくてもできてる。新しい考えができてる。そういうところに町民評議会の我々が検知しないところの意見が出てくる、見方が出てくる。それが町民評議会のよろしいところじゃないかと思いますので、ぜひとも委員の委嘱に当たりましてはそういったことも考えていただいたらというふうに思います。以上です。
○議長(小椋 正和君)
小松町長。
○町長(小松 弘明君) 詳細のことについては
商工観光課長に答えさせますが、現状課題のところでのこれはちょっと難しいなと思います。観光入り込み客の減少と人口減少の割合の比較がどうなのかということ、これは多分してないと思いますし、ただ現象として答えさせますけども、観光客の入り込みはどこでどういうふうに測定していたのか、それが今減少したということのその現象は言えると思いますけども、それとパラレルに人口減少とどうなのかって、そこはちょっと検討できてないと思いますし、そういうお答えだと思います。
道の駅の86%の出し方、これは
商工観光課長に答えさせますが、3番目にありました歴史の流れということ、それは観光ということで言ったときに観光を一つ歴史観光ということになるのか、それは当然入れていく話だと思いますし、今どういうふうな動きをされてるのか。30カ所という場所のことも議論になりましたけども、琴浦町全体の中でどこに行ってるのかというところを見たときに、例えば観光の目的なのか、さっきの話じゃないですけど食べ物を食べに行った動きなのかということについて、そこは検討していく中で当然観光というものは神社仏閣を見るのが観光なのか、それとも風光明媚なところを見ていくのが観光なのか、最近はインスタ映えをしているところを写真に撮りに行くというのも観光の一つだというふうに聞いておりますけども、観光の捉え方ということも検討の材料になっていくかと思います。
4番目にありました福島のカーナビの状況というのは、多分これは私も初めてそういうのがあるというのは知りましたけども、比較しているかというと多分してないです、それは。ただ、今回
AIBeaconというものが世の中にあってということのきっかけでしておるところの手法ですね、手法が何がいいかというのはお金の問題もあると思いますけども、そのカーナビのやり方が10年前にあった。10年前のものが今でも真新しい話なのか、それともそれ以上に
AIBeaconというものがいいのかってそこの比較というよりも、今回の話は
AIBeaconというものが世の中にあって、それによって人の動きをキャッチすることができるということの発想でありますから、参考としてその福島での
ビッグデータの使い方というのはまた検討はさせていただきますけど、ちょっと答えにならないと思います。
片仮名で「コトウラ」というのは答えさせます。
委員の構成の町民の話は、先ほど大平議員のところでもお話ししましたようにできる限りそういう形は考えていきたいと思っています。
○議長(小椋 正和君)
米村商工観光課長。
○
商工観光課長(米村 学君) そういたしますと、先ほど町長からもありましたとおりまず1番目の検証については、こちらについては人口との関連性というのは検証できておりません。しておりません。
2点目の全体の86%という状況でございますけども、観光入り込みの調査というものをしておりまして、これは限られた場所でありますけども、琴浦町大山滝でありましたり大山乳業の工場見学のところですね、それから山本おたふく堂、こういったところをそれぞれ人数をカウントしております。これについては道の駅も同様で、あとは船上山自然の家であったりとか、そういったところの人数を観光入り込み調査として毎回1万人以上のところを対象にするというようなことがございますけども、県のほうに報告をしております。その報告している中の割合が86%ということで、このたびお示しさせてもらったものです。
3点目の歴史観光、目指す将来像のところについては検討させていただきたいと思いますし、4点目のビーコンについてなんですけども、これについてはこれまでビーコンであったりiビーコンであったり、今現在
AIBeaconというような形で御提案をさせていただいておりますが、グレードアップをしてきておりまして、車のビーコンですと当然その車に設置されたビーコンになりますので設置された車だけ、全部のカーナビにビーコンというのは設置されておらず、大体オプションとかで設定されると思いますけども、今回はスマホ普及率が約8割ぐらい今日本全国なってるスマホ、そこからデータを拾うものですので、正確性といいましょうか、集めるデータというのはかなり多くなります。その最新のものを使わせていただくということでございます。
5点目の「コトウラ」という片仮名にしたものは、総合戦略の中等でもコトウライフとかというような片仮名表記で、そういったことを参考にさせていただいて名称のほうをつけさせてもらったものでございます。
最後に、委員構成につきましては評議会とかそういったレビューとかそういった取り組みがございまして、確かにおっしゃるとおりだと思いますので、その点も踏まえた委員構成を検討していきたいと思います。
○議長(小椋 正和君) 押本昌幸君。
○議員(4番 押本 昌幸君) 答えられないものもあったかとは思いますが、再度。
先ほどの人数のことですね。観光客数が減少傾向にある。これは観光客に限らず……。まずその前にこの戦略は令和1、2、3年とやられるわけですが、実際に見込んでいるのは今から5年先、10年先、せいぜい10年先ぐらいは見込んでいると思うんですね。そうすると2030年ですよね。2030年に、あるいはもう少しスパンを長くするともっと長くなるわけですが、日本全体の人口が減っている。いわゆる消費者の数も減るわけですよね。それを踏まえた上の戦略じゃないといけない。だから昔の1,300年前のことも当然頭に入れないといけないけど、これから先せめて50年くらいの人口減少社会のその生産性等も含めて、単なる減ってるからふやせばいい。ふやせるわけはない。今の人口だってそうですけど、そうじゃなくこうやって縮んでいく。日本全体が縮んでいく。その中での
観光戦略というのを考えないといけない。その辺を構想の中に入れてほしいというふうに思います。単なる人口が減ってる、観光客が減ってるということじゃない。日本全体の人口が減ってるんだ。2042年でいえば、ここ今1万8,000何がしですが、琴浦町、1万2,000何がしになる予定でしょ。予定というかそういう推計が出てる。そういう社会を設定しながら、想定しながら
観光戦略を練っていかないと、単なる減ったからふやそうじゃない。全体がこうなので、その中でどういうシェアをとっていくんだという戦略を立てないといけないんじゃないかと。だからそれを視野に入れといてくださいよということです。
それから、カーナビのことをビーコンと言われましたけど、福島の大震災のときに誰があらかじめセットします。たまたまビーコン内臓のカーナビが使えたということですけれども、先ほどの30の設定箇所に限定されるということと比較して、当時10年前のものであっても人の流れ、車の流れがわかる。今大事なのはこの観光客の流れがわかるということなので、その辺もう少し精査しておいてほしい。なぜこの
AIBeaconじゃなければならないのか。ここの今のひっかかってるのは、30カ所という限定されるということが問題になる。それで今出したのは、NHKの特集でやったときに
ビッグデータの分はあらかじめ何にも設定しなくてもちゃんと
ビッグデータとれてるじゃない。だからそれと比較してどうなの。その答えが欲しいと思います。
それから、86%は非常に多分かちゃかちゃのカウントの集計だと思いますけれども、そういう意味でいうとこの
ビッグデータの利用というのは価値あると思いますよ。しかしながら、一方で道の駅が全体の86%という根拠はないということですよね。
ビッグデータで調べてみないとわかんない、その数は。だからこの86%が道の駅だということは根拠が曖昧、アナログで抜けてることがあるかもしれない。したがって、この現状と課題の上げ方がちょっと危ういというふうに考えますが、その辺はいかがでしょうか。
○議長(小椋 正和君)
小松町長。
○町長(小松 弘明君) 3点ありました。
最初に社会の変革ということで、日本の人口の話をされました。観光を日本人がやってくるということを考えればおっしゃるところ、当然考えていかなくてはいけないと思います。今、そこにインバウンドということがありますね。そういうことで、数が少なくなっていく人口の補足をどこでするかというとやはり海外ということで、大型客船が境港にやってくる、そして多くの観光バス。観光バスどころか、最近はレンタカーを借りてやってくるというようなことも起こっておるということも含めて、国内国外も考えながらこの戦略を考えていかなくちゃいけないと思います。5年10年先ということでいけば、そういうこと。また、10年先にインバウンドがどうなっているかということ、これは予測はできませんけども、今目指すべきところの一つの課題としてはインバウンドの取り込みということが盛んに言われておりますので、大型客船だとかチャーター便だとかということの施策もあります。そのことも含めて考えていかなくてはいけないと思います。
AIBeaconの確かにカーナビの話とそれからこの場所の話、これこれからやっていく話で、今のお話も参考にしながら、私今聞いていて定点で観測するものなのか、それとも動いているもののその状況を把握するのかと手法の問題だとは思いますけども、この
AIBeaconの取り扱いというかやり方、いかに正確な実態に合った数字がとれるかということを観点にしながら、もうその専門業者がいらっしゃいますから、ほかの事例も聞きながらなるべく現状に近い数字を追っていける体制をとっていきたいと思います。
86%の話でありますけども、反省すべきは確かに今のやってるところでいけば入り込み調査という調査をもとにしていったときの話になっております。それが今言った現状にマッチングしているのかどうかということで言われればおっしゃるところもあると思いますし、そこをいかに現状に近いところ、現状分析という分析の一つの手法として
AIBeaconを使いながら、いろんなアンケート調査になるのかどういう調査になるかはわかりませんけども、今後検討しながら3年間でその一つの基礎データとしてこのことを使いながら
観光戦略を練っていき、地域の振興につなげていきたいと思います。
○議長(小椋 正和君) 押本昌幸君。
○議員(4番 押本 昌幸君) 人口問題の人口減少に対する対策の一つとしてインバウンドというふうなことが出ましたけども、それは当然一つの案だと思いますが、いずれにしても国内の消費者全体が減るわけですから、そのことは十分考えて戦略を練っていただきたいというふうに思います。
それから、先ほど出てます
ビッグデータですが、NHKの特集はごらんになったと思いますが、ちゃんと赤い線で全部どういう車がどういうふうなところで動いたというのが束になって出てくるわけですよね。要は、その定点観測なのかそうじゃないのか。今の
AIBeaconだと定点に限られる。30カ所ね、今の予算的には。これを例えばナビがいいかどうかわかりませんよ。だけどその車に搭載された分の
ビッグデータによれば、定点以外のものが出てくる。言ってみれば、県外の道の駅から入ってきて山陰道を通って入った車が、県外の車、町外の車が入ってきて、観光地というふうに言われてるところ以外にも行ってる可能性が出てくる。我々町民の知らないいわゆる穴場とか何かをあるいはやってるのかもしれない。これだけSNSなんかがはやってるんだから、いろんな動きをしてるはずなんです。そういう定点外の動きも把握しないと、せっかく
ビッグデータ利用できるんだからその方策を考えてよと。確かに観光業者がいる定点を調べるのは、それはもちろんよろしい。でもそれ以外の、それこそ見直しをしているわけでしょ、戦略の見直しをしてるわけだから、定点外の動きを
ビッグデータをとることを考えていただきたい。これができるかできないかちょっとわかりませんよ。でも、10年前にそのNHKの特集でちゃんと出てんだから、地震のときにどういうふうに人の車が動いた。だからそれだったらもう想定外のところに人が動いていくというのはわかる。それが大事じゃないですかと、練り直すときに。だからそれを考えていただきたい。ただしそれは予算的なものがあるから、できるのかできないのかそれはわかりません。ただ、定点で限定されるということが一つウイークポイントだなというふうに思いますので、その補足を考えていただきたいということです。
○議長(小椋 正和君)
小松町長。
○町長(小松 弘明君) 今の話は、結局いろんなことができる話はあります。
ビッグデータという数字がたくさんある中の分析の話になってくると思いますし、数字をとることはいろんなやり方で定点観測であろうがカーナビであろうがいろんなことの。ただ、それをとって何を調べたいのかということをはっきりさせておかないと、あれもできますこれもできますといってあれを頼むこれを頼むと言ったら物すごく大きな話になってしまいますから、そこは取捨選択しながら現状分析ということを考えたときに、何を知りたいのかということ。これは専門家に相談するについてもこちら側が少なくともこの点は知りたいとか、そこのところが検討委員会も含めてはっきりさせておかないと、観光が目的なのか商業の入り込み客を調べるのがいいのか。それは全部ができればいいんですけども、おっしゃったように予算の制約もありますし、それから技術的な制約もあります。いろんな制約ある中で選択できるカーナビであれば、まだカーナビ否定してるわけでありませんし、やっぱり専門家というのはそういう点でどこでどういうデータが動いているのかということは相談をしながら検討していきたいと思います。
○議長(小椋 正和君) そのほか、質疑ございませんか。
青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 二、三伺いたいと思いますが、町の
観光戦略を練り直し、地域産業全体の活性化を図る云々というような形が言われているわけですが、要するにこれまでやってきた観光経営戦略がどういう点で見直しをして練り直さなければならないかということを明確にした上でないと、やっぱりまずいんじゃないかなと思うんですね。ですから私が思うのは、琴浦町の役場の中に商工観光課という課を設けているんですが、観光をなりわいとする人はいないんじゃないかと思うんですよ。観光業で生計を立てていると。言うならば、観光協会の職員さんぐらいかなと思う。そういうような観光というものをどう位置づけて、それで琴浦町の主要な産業あるいは農業だとかというようなものとの関連づけながら、どういう目標を立ててやるのか。だから目標がないところにプロセスはないと思うんですね。琴浦町として観光というジャンルをどういう目的に置いて、そこに到達するにはどういう道筋、プロセスを通っていく必要があるのかということを考える必要があるんではないかと思うんですが、そういうところがはっきり言ったら見えてこないんです。
今度、地方創生の交付金でこの問題が出てきた。中身を見ると、道の駅の改修とさっき言ったビーコンの話で大体7割か6割ぐらいを占めるわけでしょ。
ビッグデータを分析してるというのはね、たくさんの人が行き交いをする中で混雑を回避するとか危険を回避するとかというようなデータの分析が必要だと思いますが、たくさんの人が行き交いせんのにデータを分析するというのはいかがなもんかと。ビーコンをそのままを設置して、3年間過ぎたらそれをビーコンを維持管理するのはどうするのか。IT産業に単なる補助金を投入するだけになっちゃうんじゃないかというような感じがする。
それから、3億円をかけて琴の浦の道の駅とポート赤碕を結ぶ線を道路改良しました。3億円かかりました。お盆の時期の一番お客さんの多いときに、天候の不順なんかもあったんだけど、じゃどういう経済効果が上がって、投資に対する経済メリットはあるのか。また、その道路を使ってどういうような形の将来戦略を組もうとしているのか。ソフト事業なりハード事業も含めて見えてこない。
それでもう一つ言いますとね、道の駅というのは設置目的が何か。琴の浦の道の駅からその高速道路のお客さんを9号線におりていただいて、ガソリンを入れるなり買い物していただくという形で道路をつくって3億円じゃなかったのか。だけど、道の駅というのは本来どうなのかということ。町内の特産品の例えばふろしきまんじゅうだとかいろんなものを道の駅に置いて、高速道路でその道の駅に寄って駐車場に寄ってトイレを兼ねてやって、そこで買い物済ませていってまた高速道路へ行っていただくというような、そういう商業施設をあわせ持ったもんが道の駅じゃなかったんだろうかと。そういうふうな形にして地元の産品をそこで売ってますよと言いながら、一方ではおりていただいて各商店を回ってグルメでやっていこうというような形というのは矛盾しないだろうかと。そういうようなところを整理をした上で、どういう目的でどういう手段でどういう到達をするのかというような形がないと、その交付金があるから3年間限りでというような形ではちょっとなかなか描けんのじゃないかなと思うんですが、そういうところがお考えでしょうからちょっとお聞かせ願いたいと思います。
○議長(小椋 正和君)
小松町長。
○町長(小松 弘明君) 今の青亀議員の質問というものの答えを出すために、
観光戦略をつくっていくというお話であります。問題はいろいろあるということで、先ほどの質問でもありましたけども今現状分析ができているかということがまずあって、道の駅の話もそうなんですけども、今、道ができたから経済効果幾らあったか。それはちょっと今すぐに答えが出るわけじゃないです。今、分析をして調査しないと出てこない。4月の末に開通した道路、何台通っているか。それ調査がまだできてないですね。もしかすると国土交通省が何かカウンターを使ってはかっているかもしれませんけども、そういう点でも今の一つの
AIBeaconという手法を使えば通過がどのぐらい出てるかというのもわかるのかもしれませんし、そういう基礎データを使いながら戦略を練っていくというところがこの3年間の話であって、今おっしゃったところは1年目の話のところを言っておられますけども、2年目3年目というのはそれを受けて次々とやっていく。ただただ道の駅の改修ではなくて、道の駅もなかなか今道の駅をつくろうとしても大変なんです。2つある、こんなに近くある道の駅が同じ機能でそのままでいいのかということも踏まえて考えなくちゃいけませんし、観光が確かに今観光業という業者はいないかもしれません、ほとんどないかもしれません。ただ、人がやってくるということは何か。観光じゃないでしょうか。関係人口、交流人口という、そういうことをいかにふやしていくかということを考えていかなくちゃいけないということで今練ろうとしているわけです。いろんな歴史的な建物だとか文化財だとか観光地あるんですけども、そこをどう魅力発信していくかということがこの
観光戦略ということになってくると思いますし、それによって人が来る。人が来てここで買い物をしていただくことが決して道の駅だけで買い物じゃなくて、いろんなお店に寄っていただく、あるいは観光地に行って、今ないですけども観光地でのお土産品の開発ということによってうちの町は商工会の会員が400名程度あると聞いておりますけども、全て製造業ではありませんけども、そのお宝を、技術者を、技術を使って新たな商品開発はできないのか。それがお土産になるんじゃないか、それが地域の活性化につながっていくということで、それを今現状を分析しながら、あるいは今ある業者さんはどういう業者さん、新たな商品開発できませんかというお話をしたりとか、そういうことのきっかけにこの3年間をしていく総合戦略をつくっていくということであります。
今、そこのところを再度整理をしながら、ちょうど地方創生ということでもありますけども、次に地方創生の新たな2期目の対策を打っていかなくてはいけませんけども、その柱として私は観光というものがあるという認識でこれを進めていきたいと思い、そしてまた国のほうに補助金の申請をして今承認を受けたというところであります。
○議長(小椋 正和君) 青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 町長はいろいろおっしゃいましたけれども、私は頭が悪いんでそんなに理解力がないんで申しわけないんですけども、はっきり言って観光についてはかなりいろいろな手を打ってきたと思うんですよね、琴浦町はね。例えば鳴り石の浜が観光スポットでパワースポットだ、いろんなことを言われてシャワーつきのトイレもつけたりとかいろんな形をやってきた。さっき言ったように、上下の道の駅をつなぐように3億円の投資をした。いろんなことをやってきたんだけど、じゃそれで何を目指す、何が問題だったのかというところを明確にしないと、諮問委員会を開いたり委員会で協議するにしてもやっぱり雲をつかむような話で、何が問題でしょうかなんて言っていたんじゃ話になんないじゃないかと思うんですよ。そういう点で言うと、この提案理由の説明なんかでいったらこれこれに問題があったと、こういうことを目指すと。そのためにはどうするんだというような形でやっぱり示していただかないといけないと思うんですが、私ばっかりしゃべってもいけませんのでそこら辺を端的にわかりやすく説明していただければありがたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(小椋 正和君)
小松町長。
○町長(小松 弘明君) 何が問題なのかということで、それぞれ皆さん思っている問題点というのはあると思います。それを事務方も含めて客観的なデータも含めて提案しながら、その問題点は皆さん委員も含めてですけども共有しないと、戦略、方向性が見えてこないということだと。それを戦略ということでまとめていく期間、機会、この時期ということで提案させていただいています。今までがどうだったかというところもありますし、そこも検証しないと、検証の期間がないと、ただただこのままではいけない。ここをきっかけとして、とまりはしませんけども一度考えるこの時期だと思っております。
○議長(小椋 正和君) そのほか、質疑ございませんか。
高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) まず、議案書の6ページに観光費で委託料があります。
まず、
観光マーケティングインフラ構築の委託料800万。大体これは委託先というのはどういうような会社に委託をされるのかお願いします。
それから、次の道の駅活性化計画策定業務委託料の800万、これもどういうところに委託するか。
次の
観光戦略リブランディング企画制作委託料、これもどういう団体なり会社なりに委託するか。
次の観光情報発信機能強化事業委託料700万、これも委託先はどういうところかいうことです。
そこに片仮名用語でリブランディングというのがあるんですけども、これは日本語に直すとどういう意味なのか。これをお願いします。
それぞれ金額が大ざっぱというか、もう100万単位で出ております。この根拠はどういう根拠でこの金額が出たのかお願いします。
さらに、3年計画ということでトータル的には3年間で7,350万ということです。国の交付金があるんですけども、このトータル的に7,350万の中で自己財源というか町が直接負担する金額は幾らなのかをお願いします。
次に、道の駅の改修というのが来年度に入っておるんですけども、これは具体的には今の計画ではどういうところをどういうぐあいに改修するのか。その改修するに当たっては、どういう意見を聞いてそれを行うのかをお願いします。
それから、パンフレットの制作を今年度計画しておられます。3年計画でいろいろデータだとかその他委員会だとかいろいろなことをやられるんですけども、パンフレットだけは今年度でつくってしまう。動画だとかその他ですね。何か逆のような感じがするんですね。3年間でいろいろ検討した結果、琴浦の観光はこうあるべきだということで新しくパンフレットをつくられたり動画をつくられたりするのが本当だと思うんですけども、今年度にはもうそれをやって、あと2年はいろいろなデータを集めたり検討するというようなことですから、その辺はどうなっているのかお願いします。以上。
○議長(小椋 正和君)
小松町長。
○町長(小松 弘明君) 今回は観光費の2,450万の内訳のそれぞれの委託料の根拠、委託先というところでの詳細については
商工観光課長に答えさせますが、全体7,350万という数字がありますけども、これはこう言ってはあれなんですけども3年間でこれをやりますと言って、この地方創生の特徴なんですけども、1年目だけはとりあえずといいましょうか、これ内示いただいて今回提案させていただいています。2年目はまた新たにそれを踏まえて、決して約束したわけではありませんよという国の話がありますので、実際にそのまま承認されるかどうか。あるいは増額も可能だとは思いますけども、そこのところは流動的な、あるいは2年目になれば、3年目になれば余計ですけども、ただ全体的な地方創生の予算確保はしてくださいよということはお願いしておりますし、要望もしておるところです。
ですので、今一つの2年目の道の駅の改修ということで念頭に置いてることはこれから答えさせますけども、ことしの中で検討していって、いや、それよりももうちょっと効率的なこういう改修の方法がある、あるいは今の山陰自動車道の物産館ことうらの契約が来年で切れます。10年たちました。中に入っている方たち、そのまま入ると言われるかどうかということもあるんですけども、そういう点で少し内部が違ってくる可能性もあります。今一番端っこのほうは空き店舗になっておりますけども、それも含めて全体をリニューアルしなくちゃいけないとは思っておりますので、今構想していることはこういうことですという話は一旦はさせていただきますけども、全体の物産館ことうらのリニューアルということ、これは町の持ち物ですからできます。ただ、ポート赤碕は町の持ち物でない部分もありますので、ちょっとそこのところの兼ね合いは少し難しいと思います。今想定しているのは物産館ことうらのほうのことでありますので、詳細については
商工観光課長に答えさせます。
○議長(小椋 正和君)
米村商工観光課長。
○
商工観光課長(米村 学君) まず、予算に出ているそれぞれの委託料の委託先についてでございますが、
観光マーケティングインフラ構築委託料、これは
AIBeaconの設置の委託料ということになります。こちらについては、
AIBeaconというのは特許をとっておられて1社しかやっておりませんので、これは博報堂さんとかの子会社がされているところなんですけども、そこの委託を考えております。
次に、道の駅活性化計画策定業務委託料でございますが、これは道の駅の再生計画を委託するものでございます。こちらについては、そういったことを専門にされてるコンサルのほうにプロポーザルをしていただいて委託先を決めたいと思っております。
次に、
観光戦略リブランディングの企画制作委託料については、これはリブランディングというのはブランド化をもう一度やるという再ブランド化というような意味になります。これまで食のるつぼとかというようなことでやってきたりはしていますけども、町のブランド化を再度行うという企画でございます。これにつきましては、今年度人材派遣というような形で博報堂のほうからおいでいただいています。これの戦略を練る中でやっていきたいと思っていますので、そういった博報堂のほうにお願いしたいと思っております。
次に観光情報発信機能強化事業委託料、これにつきましてはパンフレットとかというようなことになります。こちらについては、戦略を考える中で大きな方向性が出た時点で公募をかけまして業者は決めていきたいと考えております。
パンフレットの時期についても、確かにおっしゃるとおりのところはあるところでございますが、早期に戦略会議を開く中で大きな方向性が出た時点で公募をかけてやっていきたいということでございます。
あと道の駅の改修内容については、以前から今お食事を食べていらっしゃるところがなかなか手狭になってきて、もっと有効にお客さんが座れるようなことがということが以前から御指摘いただいているところでありました。そういったところを収容人数をふやすような形での計画を現在しているところではございますが、先ほど町長からありましたとおりその再生計画というのをこれからつくってまいりますので、その中で若干の変更等、そういったことを踏まえた形になろうかと思っております。
○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 答弁漏れで7,350万、まだ来年はどうなるかわからないということで、仮にこれが全部認められた場合にはトータル的に今の計画では7,350万。そのうち純町費が幾らなのかということはお答えをまずいただきたい。
それから、その委託先が分かれておるんですね。私から見れば1業者が、こういう本当専門家が全部パンフレットからその道の駅のことから全て同じ業者がやったほうがいいと思うんですよ。道の駅のことはあなたの会社、こちらはこうですというようなことよりは、トータル的にやったほうがいいと思うんですけども、そういうことになる可能性もあるんですかないんですか、その辺お願いします。
○議長(小椋 正和君)
小松町長。
○町長(小松 弘明君) 答弁漏れだったということだと思いますが、7,350万の基本的には2分の1国費ということで考えています。今具体的な、もしかすると一部、基本的にはそういう形の地方創生の交付金でありますので、2分の1ということであります。
おっしゃるところの一定のものについてということで、委託全体の中でマーケティングそれから道の駅の活性化、それからリブランディングというところについては、先ほどからお話しさせていただきます深谷参与という方がコーディネートしていただくということで、一つの目で背骨が入ると言ってはあれですけども、おっしゃるようなことを考えていけるということだと思っております。
観光情報発信の機能、これは県内の業者に今想定しておりますので、そういう点では最初の3つについては一つの見方。
そして急ぐべきところのパンフレットの話になるんですけども、今手元にあるパンフレットって多分六、七年前につくったもので、これがリニューアルできてないということでのちょっと急ぐ面もあって、これ当初予算のときにはパンフレット印刷ということで出していたんですけども、これがちょうどこの対象事業にもなるということで、組み替えて入れておるところで御理解いただけたらと思います。
○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 先ほど2分の1ということがあったんですけども、今年度のこの予算を見ると国、県支出金が多くて自己財源のほうが少ないんですけど、この辺は2分の1よりかたくさん国から出るような感じですが、その辺の整合性はどうでしょうか。
○議長(小椋 正和君)
小松町長。
○町長(小松 弘明君) 財源内訳のところについては総務課長に答えさせますので、先ほど申し上げました当初予算でパンフレット印刷という純町費で出しておるところのそこの組み替えがあったので、こういう話があったということであります。
○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。
○総務課長(山田 明君) 高塚議員の御質問ですが、予算書の6ページに観光パンフレット・ポスター作成委託業務ということで三角で195万円があります。これはもともと単町費で町費のみでやっておりますので、こちらが減った関係で今予算書で出ております国庫補助金のほうが多く入っておるように見えるということであります。ですので、今回ここのマイナスの195万円を除いた2,670万に対しては2分の1交付金が出ておるというところであります。
○議長(小椋 正和君) そのほか、質疑ございませんか。
前田敬孝君。
○議員(1番 前田 敬孝君) この
コトウラ観光産業化プロジェクト事業なんですけれども、他の市町村との連携とか他の市町村の動向等はどうなってますでしょうか。
○議長(小椋 正和君)
小松町長。
○町長(小松 弘明君) 今のところ他の市町村との連携ということは念頭にはありませんが、3年間の話ですのでまた考える余地はないことではないですし、それから観光という点でいけば中部の観光推進機構というところがありますので、今回の委員にもそのメンバーとして入れておりますので、連携という点ではそこら辺もあるとは思っています。
他の市町村の動向ということについて、詳細がわかれば
商工観光課長に答えさせます。
○議長(小椋 正和君)
米村商工観光課長。
○
商工観光課長(米村 学君) 他の市町村ということで、やはり県なり広域観光というのは既にございますので、どうしても琴浦町だけという形で観光客というのはおいでいただくのはなかなか難しいというような御意見もございます。そういったことを踏まえて周辺市町村なりとの連携というのは考えていきたいと思っておりますし、そういった戦略のメンバーにも入っていただきたい。中部の推進機構とか県の方とか入っていただいた上で、戦略は考えていきたいと思っております。
○議長(小椋 正和君) 前田敬孝君。
○議員(1番 前田 敬孝君) では、前々回の定例会から私が提案させていただいております
SDGs、持続可能な開発目標に関しまして、2030年、琴浦町の観光がどのような姿であるべきかというようなことも組み入れていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(小椋 正和君)
小松町長。
○町長(小松 弘明君) その点については、今これから策定しようとしている地方創生の第2期の総合戦略ということで、2期の総合戦略の柱の中に観光ということを入れ込みたいと考えておりますし、そういう点で向こう5年あるいは10年ということの想定はしていかなくてはいけないと思っています。
それと補足ですけども、先ほど地域の連携ということがありましたが、中部の連携は中部広域でやっておるところですけども、地形的なというか、うちの町は西部の圏域にも入るということで大山1300年祭の継続での組織もそこの中に入れていただいておりますし、大山山麓ということで大山町に隣接しているということも含めて、西部のほうにも今目を向けていると言ってはあれですけども、そちらのほうにもアンテナを張って、琴浦だけの観光、ないものもあります、温泉はないということで、やはり連携して考えないと単独でやっていくということは非常に難しいと思っていますし、この
観光戦略については単独で一つの完結ということにはならないというふうに考えておりますし、またそういう点を重点にやっていきたいと思っています。
○議長(小椋 正和君) よろしいでしょうか。
○議員(1番 前田 敬孝君) はい。
○議長(小椋 正和君) そのほか、質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) ないようでございますので、質疑を終わります。
討論に入ります。討論ございませんか。
高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 私は、この議案に反対の立場で討論を行います。
内容をお聞きしますと、全くの他力本願というかそんな感じであります。皆さん御存じのように、日本全国もう観光で今まで何もなかったところがもう本当急に観光客なりお客さんがふえて云々、成功事例がたくさんあります。今までも琴浦町は観光については力を入れておったはずです。けれども、結果的には余り芳しくないと。だから今回こういう国の制度があるので、これに乗っかかってやろうということなんですけども、お聞きしますとそういうITを使うというか、ここに何人ぐらい来られたとかそういう動線を見て、私はそんなことは必要ないじゃないかと。何かあれば、いいものがあればどんどん来るんですよ。それをやっぱりつくることが先決だと思いますね。これ国の交付金があるからやった。これ本当はなかってもやらないけないんですけども、半分ある。3,600万ほどですか、自己負担をすればできるんだというような感覚だと私は思うんですね。
私は、それよりはこの観光を推進して地域活性を図るということは非常に私はいいことだと思います。ですから、それには大賛成であります。ただ、この事業を3年間やることによってそれをやるということは反対であります。
余談になるかもしれませんけども、有名な日野町に金持神社というのがあります。あれは全く何もなかったところがあれだけの観光地になって、今あすこの観光協会ですか、年間何百万も町に寄附しておられる。あれは聞いたところによりますと、県が期限限定のプロを県職員に雇って、それであなたは何年間、5年間ですよと。5年間の間に鳥取県の観光をやってくださいということでプロが来てますから、いろいろ県内を見て回って、これはこういうことができるなと、ああいうことができるなということで最初は相手にされなかったと。けれどもプロですから、順当にPRしたりすればどんどんお客さんが来るようになってああいうことになった。私は、どっちかいうと人的にそういうことをやったほうがいいと思うんです。一番いいのは町の職員の方、町民の方が全国の成功事例を見ながら琴浦にもこれを取り入れようと。それをするためには、そういう国の制度だとかそういうプロに来ていただいていろいろと教えを請うということはいいと思いますけども、最初からそういう何か専門家の方にお願いして琴浦町を何とかしてくださいというようなやり方は私はまずいと思います。
それと、やはり議会としてももう少し内容について十分議論をして、そしていいことであれば大いに進めたらいいと思いますけども、私の今の時点ではこのプランについては反対であります。以上。
○議長(小椋 正和君) 賛成の方の討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 反対の方の討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。
議案第64号を採決いたします。
本案を原案のとおりに決することに賛成の方は御起立をお願いいたします。
〔賛成者起立〕
○議長(小椋 正和君) 賛成多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第8 閉会の議決
○議長(小椋 正和君) 日程第8に進みます。
お諮りいたします。
今期臨時会に付議された事件は全て終了いたしました。
よって、会議規則第7条の規定により、これをもって閉会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、
今期臨時会は、これをもって閉会することに決しました。
これにて
令和元年度第4回
琴浦町議会臨時会を閉会いたします。御苦労さんでした。
午前11時20分閉会
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