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令和 2年第 6回臨時会(第1日 7月22日)

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  1. 琴浦町議会 2020-07-22
    令和 2年第 6回臨時会(第1日 7月22日)


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    最終取得日: 2021-08-04
    令和 2年第 6回臨時会(第1日 7月22日) ────────────────────────────────────────   第6回 琴 浦 町 議 会 臨 時 会 会 議 録(第1日)                         令和2年7月22日(水曜日) ────────────────────────────────────────                         令和2年7月22日 午前10時開会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期決定 日程第3 議案第 97号 琴浦町新型コロナウイルス対策特別金融支援利子補給事業基金             条例の制定について 日程第4 議案第 98号 令和2年度琴浦町一般会計補正予算(第6号) 日程第5 議案第 99号 財産の取得について(町営バス) 日程第6 議案第 100号 財産の取得について(小中学校タブレット端末) 日程第7 閉会の議決       ───────────────────────────────                本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期決定 日程第3 議案第 97号 琴浦町新型コロナウイルス対策特別金融支援利子補給事業基金
                条例の制定について 日程第4 議案第 98号 令和2年度琴浦町一般会計補正予算(第6号) 日程第5 議案第 99号 財産の取得について(町営バス) 日程第6 議案第 100号 財産の取得について(小中学校タブレット端末) 日程第7 閉会の議決       ───────────────────────────────                  出席議員(15名)         1番 前 田 敬 孝        2番 角 勝 計 介         3番 福 本 まり子        4番 押 本 昌 幸         5番 大 平 高 志        6番 澤 田 豊 秋         7番 桑 本 賢 治        8番 新 藤 登 子         9番 高 塚   勝        11番 手 嶋 正 巳         12番 青 亀 壽 宏        13番 前 田 智 章         14番 桑 本   始        15番 井 木   裕         16番 小 椋 正 和        ───────────────────────────────                  欠席議員(なし)        ───────────────────────────────                  欠  員(1名)        ───────────────────────────────                 事務局出席職員職氏名  事務局長 ────── 太 田 道 彦  主事 ───────── 小 泉 愛 美       ───────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名  町長 ──────── 小 松 弘 明  副町長 ──────── 山 口 秀 樹  教育長 ─────── 田 中 清 治  総務課長 ─────── 山 田   明  企画政策課長 ──── 山 根 利 恵  税務課長 ─────── 大 田 晃 弘  子育て応援課長 ─── 財 賀 和 枝  福祉あんしん課長 ─── 渡 邉 文 世  すこやか健康課長 ── 中 井 裕 子  会計管理者兼出納室長 ─ 林 原 祐 二  農林水産課長(兼)農業委員会事務局長 ────────────── 山 根 伸 一  商工観光課長 ──── 米 村   学  建設環境課長 ───── 長 尾 敏 正  教育総務課長 ──── 桑 本 真由美  社会教育課長 ───── 宮 本   徹  人権・同和教育課長 ─ 小 椋 和 幸  総務課危機管理監 ─── 佐 藤 陽 一       ───────────────────────────────                午前10時00分開会 ○議長(小椋 正和君) ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますので、これより令和2年第6回琴浦町議会臨時会を開会いたします。  本日届出のあった事故者はありません。  本日の日程は、あらかじめお手元に配付している議事日程表のとおりであります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(小椋 正和君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において、12番、青亀壽宏君と13番、前田智章君を指名いたします。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期決定 ○議長(小椋 正和君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。今期臨時会の会期は、本日1日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、今期臨時会の会期は、本日1日間と決定いたしました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 議案第97号 から 日程第6 議案第100号 ○議長(小椋 正和君) 日程第3、議案第97号から日程第6、議案第100号までの4件について一括議題といたします。  提出者の提案理由説明を求めます。  小松町長。 ○町長(小松 弘明君) おはようございます。  今回、臨時議会にお願いすることになりました議案について、提案理由を説明させていただきます。  初めに、議案第97号、琴浦町新型コロナウイルス対策特別金融支援利子補給事業基金条例の制定であります。  これは新型コロナウイルス感染症の拡大により、経営に深刻な影響を受けている事業者の借り入れた鳥取県地域経済変動対策資金に係る利子補給金に充てるため、国の第2次新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し基金を積み立てるため、基金条例を制定するものであります。  次に、議案第98号、令和2年度琴浦町一般会計補正予算(第6号)であります。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算にそれぞれ4億1,049万7,000円を追加し、総額を127億2,420万5,000円とするものであります。  このたびの補正は、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するとともに、影響を受けている町民生活を守り地域経済を支援するため、国の第2次新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した対策経費等を追加するものです。新型コロナウイルス感染症緊急対策事業として「町民の暮らしを守り、地域経済を支え、よりよい新しい町民生活への変革」をテーマに、感染予防対策町民生活支援地域経済対策、コロナ後の新たな変革の4つを柱として事業実施を行ってまいります。  これまで4月臨時議会において第一弾として迅速な感染予防対策や飲食店、宿泊業、町民家計などを守るための緊急対策が必要な事業を予算化し、実施してきました。5月臨時議会においては、その第二弾として町の実情を把握して国の支援制度を踏まえた上で町独自に必要とされる各方面、特に経済的に困っておられる方へのきめ細やかな支援や補完ができるよう予算計上してきました。  そして、今回はその第三弾として第2次の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を受け、今後の感染予防対策に加え町独自のきめ細かな町民生活の支援、地域経済の回復に必要な支援策を講ずるとともに、4つ目の柱であるコロナ後の新たな改革を強く打ち出した予算といたしました。  なお、本補正予算以降についても町民や関係者などの声を聞き、国の補正予算の状況などを踏まえ、必要な対策経費を計上していく所存です。  主な補正内容につきましては、次の26事業です。  まず、一番最初の大きな柱である感染予防対策でありますが、感染予防対策事業として役場の窓口における感染予防を図るため、飛沫感染防止シールドプライバシーブースを設置する経費を追加するものです。  2番目に避難所環境整備事業、避難者の身体への負担軽減を図るため、災害時に避難所の床に敷くマットを購入する経費を追加するものです。  次に、2番目の柱であります町民生活支援として、未来のことうらっこ応援事業としてコロナ禍において安心して子育てを行う生活基盤を整えるため、令和2年4月28日以降に生まれた子供さんへ1人10万円を給付する経費を追加するものです。  次に、ことうら大学生等応援事業であります。保護者や自身のアルバイト収入の減少により、大学生の経済的負担の軽減を図るため、県外在住者へ1人10万円等を支給する経費を追加するものであります。  次に、コロナからの復興エール!文化芸術活動再開応援事業であります。コロナ後、文化芸術団体の活動再開を支援するため、活動会場の使用料減免を行うものであります。  次に、プレミアム付ことうら商品券の発行であります。これは先日、7月5日に販売しましたが、僅か2時間半の間で完売したということで、さらなる発行の要望があるため追加するものであります。感染予防により町内事業者に大きな影響が出ていることを踏まえ、町内の消費活性化及び域内経済循環の促進を図るため、第二弾のプレミアム付ことうら商品券を発行する経費を追加するものであります。  次に、紙媒体による新型コロナウイルス対応支援策等周知事業であります。新型コロナウイルス対策関連事業に係る情報提供を迅速に行うため、町ホームページなどで情報提供するだけでなく、事業一覧チラシを新聞折り込みにより町内配布する経費を追加するものであります。  次に、ひとり親世帯臨時特別給付金支給事業であります。独り親世帯等の経済的な負担を軽減するため、国の制度に基づき給付金の支援を行う経費を追加するものであります。  3番目の柱として地域経済対策を上げておりますが、この中で地域の産業において事業継続を目的として雇用の確保を考えながら予算化したものであります。  まず初めに、建設業応援!住宅修繕・改修助成事業であります。町民が安心して快適に暮らせるための住環境の向上と建築工事の発注を促進するため、住宅の修繕、改修を支援する経費を追加するものであります。  次に、医療・介護施設等事業継続支援事業であります。感染拡大の防止及び地域における医療・介護提供体制の確保、継続維持のため、医療機関、薬局、介護施設へ事業継続の支援を行う経費を追加するものであります。  次に、障がい者とともに!地域共生型プラスチック再生事業であります。地域共生社会のさらなる推進を図るため、コロナ禍により作業が減少した障害のある方が通う町内作業所に対し、継続的、安定的な作業を提供する経費を追加するものであります。  次に、肉用牛肥育経営緊急支援事業であります。外食の自粛や訪日外国人の減少による和牛等の消費の落ち込みを受け、経営環境が悪化する肉用牛肥育経営の安定を図るため、国の肉用牛肥育経営緊急支援制度で交付されない部分の補填及び枝肉価格の下落に加えて負担増となった生産者負担金の一部を助成する経費を追加するものであります。  次に、先日20日に全員協議会では説明しておりませんでしたが、2つの事業があります。  まず、先ほど説明いたしました第97号の条例改正に伴う新型コロナウイルス対策特別金融支援利子補給事業であります。新型コロナウイルス感染症拡大により、経営に深刻な影響を受けている事業者の借り入れた鳥取県地域経済変動対策資金に係る利子を負担するための経費を追加するものであります。  次に、中部ふるさと広域連合負担金におけるコロナ対策事業であります。中部休日急患診療所の患者数の減少への対応及び広域連合の執務室への感染症予防対策を図るため、広域連合へ負担する経費を追加するものであります。  最後に、4番目の柱でありますコロナ後の新たな変革についてであります。  今回の補正で特に力を入れたもので、コロナ対応後を見据えた新たな事業創出やデジタル社会への対応に加え、観光を含めた人が集まる取組を予算化したものであります。  初めに、新事業創出応援事業であります。町民の起業促進、町内事業の新たな取組支援及び県外事業者のオフィス移転の促進を図るため、新事業の創出を応援する経費を追加するものであります。  次に、町民と考える持続可能な地域交通事業であります。町民が地域交通を自分事として捉え、持続可能な地域交通の再編計画を策定するため、無作為抽出で選定された町民による住民協議会を開催する経費を追加するものであります。  次に、お外で遊ぼう!こども園遊具設置事業であります。子どもたちが十分に外遊びを行える環境を整備し三密を防ぎながら感染防止を図るため、ことうらこども園の遊具を設置する経費を追加するものであります。  次に、コロナ後の社会に対応したまなびタウンリニューアル事業であります。まなびタウンとうはくにおいて町民の求める新たな機能、役割の視点を取り入れ、かつポストコロナ社会に対応した新たな公共施設へとリニューアルするため、基本設計を行う経費を追加するものであります。  次に、GIGAスクール構想推進事業であります。感染症の発生等により学校の臨時休校等の緊急時においても、ICT活用により子供たちの最新の学びを提供できる環境を実現するため、教職員のICT教育に係る研修やタブレット端末充電保管庫の購入などの経費を追加するものであります。  次に、学校保健特別対策事業であります。各学校における感染症の発生拡大を防止するため、感染症対策を支援する経費を追加するものであります。  次に、こども園ICTシステム導入モデル事業であります。こども園のICT化により登降園の受付における三密を回避し感染防止を図るため、園と保護者とのコミュニケーションの向上と職員の業務改善を行うため、しらとりこども園においてICTシステムをモデル的に導入する経費を追加するものであります。  次に、公共施設Wi-Fi環境整備事業であります。避難時等における住民への情報伝達を迅速に図るため、出先機関等について公共Wi-Fi環境整備を行う経費を追加するものであります。  次に、ICタグ導入によるスマート図書館整備事業であります。新しい生活様式における図書館業務の効率化やサービスの向上を図るため、ソーシャルディスタンスや三密回避への取組や業務を省力化する経費を追加するものであります。  次に、新型コロナウイルスから考える人権教育・啓発事業であります。感染拡大防止の観点から、人権・同和教育部落懇談会等の開催が困難となる中、ケーブルテレビを活用した住民への人権教育・啓発を行うため、番組制作等に係る経費を追加するものであります。  次に、ことうら「旅」と「食」魅力発信プロジェクト事業であります。町の観光名所や豊かな食を町内外へ発信するため、大手出版社の宣伝力を活用した雑誌・オンライン等のメディアによる情報発信や地元観光地や食材を活用した商品開発を行う経費を追加するものであります。  最後に、コロナ後の観光振興事業であります。コロナ後の段階的な誘客を図るため、県民対象のグルメキャンペーン、新たな観光パンフレットの作成、ブランド化に向けた取組、観光看板の修繕、花火打ち上げ等の経費を追加するものであります。
     なお、本予算は迅速に執行する必要がある事業であるため、臨時議会を開催し早期の予算議決をお願いするものです。  次に、議案第99号、財産の取得について(町営バス)であります。  これは琴浦町営バスの老朽化により、新規車両を購入するものであります。株式会社日ノ丸総本社、島根日野自動車株式会社米子支店赤碕ダイハツ有限会社永禮自動車販売有限会社株式会社赤碕オート有限会社木本自動車の6社の指名をし7月3日に指名競争入札を行ったところ、株式会社日ノ丸総本社が2,094万8,190円で落札しましたので、7月7日に同社と仮契約を締結を行いました。本契約を締結するに当たり、地方自治法の規定により本議会の議決を求めるものであります。  最後に、議案第100号、財産の取得について(小中学校タブレット端末)であります。  これは町内小・中学校の児童生徒及び教師用のタブレット端末を購入するものであります。有限会社ふじもと、スリーブ、スイコー株式会社株式会社KOA株式会社ケイズ株式会社衣笠商会の6社を指名し7月3日に指名競争入札を行ったところ、有限会社ふじもとが7,261万5,125円で落札しましたので、7月6日に同社と仮契約の締結を行いました。本契約を締結するに当たり、地方自治法の規定により本議会の議決を求めるものであります。  以上4議案、提案理由を説明いたしました。よろしく御審議くださいまして、御承認賜りますようお願いいたします。 ○議長(小椋 正和君) 以上で提案理由説明を終わります。  直ちに審議を行います。  議案第97号、琴浦町新型コロナウイルス対策特別金融支援利子補給事業基金条例の制定について質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第97号を採決いたします。  本案を原案のとおりに決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第98号、令和2年度琴浦町一般会計補正予算(第6号)について質疑に入ります。質疑ございませんか。  大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) そうしますと、質問のほうをさせてもらいたいと思います。  歳出7ページ、これ委託料のほうからいきたいと思います。地域共生型プラスチック収集委託料、これ43万円ほど上がっております。これはこういう議案を出されるというのは私は否定するわけではありませんけど、以前も私はこういう一般質問したことがあります。障害者優先調達法というのが平成25年4月1日から施行のほうをされております。この法律の第4条では、地方公共団体に対して就業の実態に応じて障害者就労施設等の受注機会の増大を図るための措置を講じるよう努める努力が課されております。事業目的で、今回のコロナ禍により作業が減少した町内のB型事業所の利用者に対し継続的、安定的なこれ作業を提供するということが趣旨でありますけど、この法律にのっとった継続した取組、これ現在までそもそもできていたんですかね。できていたんだったら、こういうものを出す必要があったのか。それ疑問なんですけど、そこのところをよろしくお願いしたいと思います。  続いてその下、こども園ICTシステム整備委託料、これ546万1,000円ということであります。これはICT化により登園の受付が短縮されて三密を回避できるとか、そういうことがいろいろ書かれておりますけど、これ私も結構なことだと思いますけど、なぜしらとりこども園だけなんですか。ほかの園はこれは整備している、これは入れなくて問題ない、そういうことなのか。よろしくお願いしたいと思います。  続いて8ページ、先ほども言われましたことうら「旅」と「食」の魅力発信プロジェクト、これは委託料ということで6,000万ほど上がっております。以前、これは地方創生の交付金を使ってだと思いますけど、記憶が正しければ、これ番組制作、これ1,000万ぐらいかけてつくられたようなことがあったかと思いますけど、それは実際問題効果があったんですかね。そういうのを踏まえて今回のこれ提案になっているのか。その辺のとこの関連性というものがあれば、よろしくお願いしたいと思います。  その下、使用料及び賃借料、これは50万ほど上がっております。これは文化芸術活動再開応援事業ということで会場利用減免、こういうものであったのかなと思いますけど、そもそもこれは生涯学習センターに限らず、これは減免措置というのはこの生涯学習センター利用条例を見てもその他教育長において必要があると認め、減免することができると、こういうふうにあります。有用だと認めるそういう事業であれば、そもそも減免で対応すればいいんじゃないですか。なぜこういう予算化して上げられているのか、そこのところをお願いしたい。  その下、備品購入費、これ事業備品430万円であります。ことうらこども園に遊具を設置するというものですが、ほかの園は増設、改修の問題はない。こういうことで、ことうらこども園だけに設置するということなのか。それをよろしくお願いしたいと思います。  続いて9ページ、住宅修繕・改修補助金であります。私は大変これは期待をしておるところであります。前々からリフォーム助成をやってくれ、これは言ってきた身としては率直な話はうれしいんですが、悲しいかな必要性を認めて今まではこられなかった。予算化もされてきませんでした。どのような心境の変化があって今回の提案に至ったのか、よろしくお願いしたいと思います。  その下、コロナ後に向けた観光振興補助金、この中に打ち上げ花火、これ200万円が入っておるのかと思います。目的は、新型コロナ感染症終息に願いを込め、また町民を元気づけるため赤碕新港沖の防波堤で打ち上げ花火を打ち上げる。しかもこれは人が集まらない工夫をして短時間で実施とかありますけど、花火が上がると聞けばこれは人が集まるかと思います。しかも東伯ではやらないんですか。中山間地の人はそこまで出てこいということですか。寄附なり募るとか私はあると思いますけど、税金を使って終息を一部の方しか見れないようなことをやるこの花火、これは一体どういったことでこれは上がっているのか。ちょっとその詳しいところをよろしくお願いしたいと思います。  その下、プレミアム付ことうら商品券発行事業、これ2,100万円ということで100万円は事業実施に当たっての必要経費ということで、実質真水の部分が2,000万ということであります。前回購入できなかった町民の方、これはおられると思います。先ほどもありました2時間半で完売。私もいろいろお話のほうは聞いております。帰ってしまわれた、列を見てそういった方もおられたりということで私のほうに苦情もありました。前回買われた方は購入できないようにされるのか。それで必要とされている方に確実に行き渡る、これはそういう方策を示した上でこういう予算化につながっているのか。そこのところはどうなっているのか、よろしくお願いしたいと思います。  続いて、大学生等生活応援交付金4,500万円であります。収入減により経済的負担の軽減を図ることに目的とされているということでありますが、支給に際しての所得要件、これがまず1点。  あとは国籍、これは制限のほうはあるのかないのか。  あと、対象となる出身者の定義であります。出身地、保護者の居住地ということにこれは多分なるのかなと思いますけど、お子さんを大学などに残して転入されてきた方は対象になるのか。なるとすれば支給基準日をいつに定めて、そのときまでに転入があれば該当になる。そういったことまで詰められてこれは制度設計されているのか。よろしくお願いしたいと思います。  取りあえず、長くなりましたけど以上お願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 詳細については担当課長に答えさせますけども、今、質問の中ではほとんどまだこちらが決めてないことが何か決めたような話をされてますんで、この制度はこういうことを考えてやっているんだと。最後の質問なんかはそういう想定はしてないのに何かそういう話をされてるんで、そこのところを修正というかこちらのほうのこの予算に対しての考え方ということで御説明をさせていただきたいと思います。  一番最初にありました障害者の件については、今回コロナ対策ということでありますので、全てそうです。コロナ対策ということで臨時交付金を使いますので、障害施設での作業の減少によってその補填をどうしていくのかということを考えたときに、今、コロナ関係で作業が減っている分を何かこちらのほうで新たにできないかということでやっておりますので、今までのこととは違って、今回コロナ対策で減っている部分を考えての予算化をさせていただいたということであります。  ICTのこども園ということについては、一遍に全部5園やるということを想定されての質問だと思いますけども、まず一番大きなこども園でやってみて、それでどういう効果があるのかということを見ながらやっていきたいと考えておりますので、一遍に入れるという予算的なこともあるんですけども、一つモデルをしてみて実際にその有用性を検証しながらこれは確かにいいということになれば、また来年の当初予算で検討していきたいということでの一モデル園ということであります。  次のこれは6,000万の話でしたけども、関連性については商工観光課長に答えさせますが、これも今コロナ対策ということで、これからV字回復していこうとするときに取り組もうとするところですので、前回の話とはちょっとどうかいなと思うとこがありますけども、商工観光課長に答えさせます。  次に、まなびタウン使用料減免についてということでありますけども……(発言する者あり)使用料の話。(「はい」と呼ぶ者あり)使用料の話は詳細を総務課長に答えさせます。  遊具の話ですけども、園にはそれぞれ遊具が設置されておりまして、老朽化して使えないものは撤去したりしてやっておりますけど、今回1か所ですけどもちょうど塩害もあって使えない状態になっている。いずれそれは撤去してしまえば何もなくなってしまいますので、何かの手当てをしなくちゃいけないというところがありますので、この予算を使ってこの壊れて使えないものを新たにしていくという考え方で予算化させていただいております。  リフォームについても、先ほど議案の説明の中で申し上げましたけども、建設業者さんの仕事が新たに建物を新築しようとかというのは今どうしても施主さんといいましょうか、町民の方は新たな建物を建てるというのはちょっと様子を見てみたいと。このコロナ騒ぎがどういうふうに収束するのかということもあって、仕事量が減っておる。あるいは今かかっているものでも、そういう点でちょっと心配があるということがあっての業者の仕事量が減っておるということに鑑みて、コロナ対策で予算化させていただいたところであります。  花火については、何か職員の中でもちょっと誤解といいましょうか、花火ということで観光の20分30分も花火を鑑賞するというような花火というふうに考えられてるところがあるかと思いますけども、この場合の花火というのはコロナで悪霊退散といいましょうか、そういう点で例えばこれはちょっと例があれなんですけども、何かの、例えば昭和天皇の葬儀のときなんかは21発の空砲が上げられたということは聞いておりますが、短時間での大きな花火を上げることによってそれを見てくださいという、それはまたいろんな混乱が起きることを考えると、少ない花火で大きな音を悪霊退散という意味で上げる。鑑賞の花火ではないという考え方でおります。  プレミアム商品券については、前回の反省も踏まえてやっていかなくてはいけないというところで、詳細を商工観光課長に答えさせます。  最後の質問は学生のことですけども、これは町内の出身の学生を想定しておりますので、外から来た人とかという時点的な話ではなくて町内出身の学生を想定しておりますが、詳細を企画政策課長に答えさせます。以上です。 ○議長(小椋 正和君) 米村商工観光課長。 ○商工観光課長(米村 学君) 大平議員の御質問でございますが、かつて国のそういった交付金を使って関西テレビでそういった番組をつくりまして、関西圏でそういった流して収納を促すような30分の番組を2本流したというようなことがございます。  今回も同様に、そういった情報発信力があるそういうメディアと組んでやるということでございますが、前回のやはりそういった反省点を踏まえて今回はちょっと企画をしているところであります。その違いといいますのは、やはり前回、放送してその後のフォローというようなところでそのときだけの放送というようなちょっと形ではございましたけども、今回御提案させていただくものは稼ぐ観光という一つの視点の中でふるさと納税の返礼品に上げるというようなところで、きちんとそこの部分でふるさと納税へつなげるというようなプロジェクトの下、考えている提案ということでございます。したがいまして、そういったことを以前にはやったということも内部の中では検証した上で、今回の御提案をさせていただいているということでございます。  続きまして、商品券のことでございます。前回7月5日の日に、1億2,000万円の販売のほうをその当日ということでさせていただきました。いろいろ御指摘があるように当日多くの方が、2か所で販売をしたわけなんですけども、行列ができてしまうというような状態になってしまったこと、そういった反省をしております。そういった教訓を踏まえまして、次はまず案内のチラシにも前回買えなかった方。買われた方は購入を御遠慮いただきたいということで、そういった周知を図ってまいりたいと思いますし、販売方法についても密になるとかということを避ける方法で考えております。例えば今現時点で考えておりますのが、受付の期間も役場とか商工会、分庁舎のほうである一定の期間、例えば1週間とかというような形で申請の受付をまず行いまして、その受付の状況によって1億2,000万の販売額を超えるようであれば抽せんというようなことも出てきます。超えないようであればそのまま販売のほうもしますけども、販売方法についても一日で販売するとかという方法ではなくて、販売期間1週間販売しますのでその期間に取りに来てくださいというような、密にならないような人が集まらない手法で今検討をしているところでございます。  前回買われた方というのは名前を書いて申し込んでいらっしゃいますので、そういったことは把握できている上で買えなかった方に販売をしていきたいということで考えております。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) 大平議員の言われた8ページの使用料50万につきましては、こちらはテレビ会議システムの使用料ということで、現在テレビ会議のほうは無料のものを使っておりますけども、やっぱり無料のものだとユーザー数が限られるとかそういうことがありますので、今後の業務のためにということでテレビ会議システムを導入の50万ということです。  大平議員の言われた使用料のところにつきましては、7ページの分庁管理費の中に国庫支出金で15万円、それから9ページの生涯学習センターの運営費のところに35万円充当しております。使用料の免除部分について国の交付金でフォローできるということですので、こういう予算としております。 ○議長(小椋 正和君) 山根企画政策課長。 ○企画政策課長(山根 利恵君) 大学生等の生活応援交付金につきまして、対象者についてという御質問だったと思いますけれども、細かな部分については詳細詰めているところではありますが、先ほど町長が申し上げましたように基本的には琴浦町の出身者、高校卒業時に琴浦町に住民票があった方を想定しているところです。  国籍につきましては、住民登録があった方は琴浦町出身者ということで取り扱わせていただけたらということで考えております。  所得要件等細かな部分については、現在詳細を詰めているところです。 ○議長(小椋 正和君) 大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) ありがとうございました。  まず、歳出7ページ、先ほども言っていただきましたけど地域共生プラスチック収集委託料、これ私は否定するわけじゃないんです。これは受注が減ってるということでこれは分かりますけど、受注が減ってる、これは発注が減ってるということなんですよね、逆説的に言うと。役場はそもそも出してなかったんですか、今まで。そこのところを私は聞いてるわけですよ。きちんと出してれば、減るわけないじゃないですか。そこのところはどうなんですかということを聞いてるわけで、そこを再度お願いしたいということがあります。  続いてその下、こども園のICTシステム整備委託料、これ私は一番大きな園でこれは一つのモデルということで言われましたけど、やっぱり三密回避のため、これは子供のため、そういうことでやるんだということで掲げている以上は、全部の園でやられるべきだったんじゃないですか。私の言ってること間違ってますかね。そこのところをよろしくお願いしたいというのがあります。  その次、もう分かったところは聞きませんので。8ページのほうです。備品購入費のことで、これはことうらこども園に遊具を設置するということでありました。もう少しで使えないような状態になるということでありましたけど、ほかは同じようなケースはないんですか。そこのところを聞きたいなと思うわけですけど、それをよろしくお願いしたいと思います。  続いて9ページ、住宅修繕と改修補助ということでリフォーム助成、前々から言ってきました。仕事量が減っているということは、これは今に始まったことではないです。危機的状態になってるというのは分かります。ですけど、やはりこれはもう少し早くこういうことをされるべきだったんじゃないのかなと思いますけど、こういう予算が来たから出したとか、そういうことばっかりじゃないのかなと思うわけですけど、何かその辺のところが私いまいち、なぜこのときになってぽんと出てくるのかなということが思うわけですけど、いっときだけでなくて私はこれは継続的にやってもらいたい。こういうふうに思うわけですけど、政策的にこれはもう今回1回こっきりということですかね。その辺も含めて考え方というのを、なぜこのときにぽんと出して、来年はどうなんだ、再来年はどうなんだ、その辺のところはどうなんですかということをお聞かせ願いたいと思います。  その下、これ打ち上げ花火の件であります。コロナの何か悪霊退散とかってちょっと私はびっくりしたんですけど、そもそも観光協会の定義を言いたいと思います。地域内の観光振興を目的とした観光事業者でありますから、集客目的に税金を使って花火を打ち上げるなら分かりますが、人を来てもらわないようにする、地域もこれは偏っている、しかも悪霊退散。これ神事じゃないですか。寄附をこれ募ってやるべきことじゃないんですか。再度よろしくお願いしたいと思います。  その下、プレミアムことうら商品券ということで、チラシで前回買われた方は控えてもらいたい。オーバーした場合は抽せんだということでありましたけど、これはもう前回買われた方が例えば何かしら申し込みしても、あなたは前に買われてますから駄目ですよとかそういうことができる体制にはきちんとなってるのか、そこを明確によろしくお願いしたいと思います。  いろいろあとは言いたいこともありますけど、取りあえずそこだけよろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 最初にありました障害者の件ですけども、障害者の作業所へ発注しているのは役場だけではなくて一般のものもありますので、そういう点で業務量が減っているということで、役場が減らしたとかそういうことではありませんので、そこは誤解のないようにお願いしたいと思います。  それと、こども園のICTについては、先ほども申しましたけども1か所やってみてその状況を見ながらということで、一遍に入れて一遍に状況を見るという手もあるかと思いますけども、今回の考え方は一つモデルをつくって、実際にどれだけの効用があるのかということを検証しながら次のことを考えていきたいということであります。  こども園の遊具のことについては、子育て応援課に答えさせます。  リフォームについては、確かに以前からそのことはおっしゃっておりました。今回は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金というもので対応しますので、この交付金の縛りがあります。そこで、業としてこういうことが落ちているのかな、仕事が少なくなっているからということの理屈づけがあって初めて交付対象になるということですので、前回の話と確かにそういうことはありましたけど、今回はこのコロナによって仕事が少なくなってきておる、あるいは仕事の発注がなくなっている方に対してということで考えておるとこです。  観光協会が実施してもらうということでの今予算説明はさせてもらっておりますが、今おっしゃったようなことが観光協会でなければならないということではないと思っております。  それと宗教行事と言われますけど、宗教ではありません。皆さんを元気にするためにということで上げる花火。花火のもともとの考え方はどうなのかというときに出てくるのが、そういう悪霊を退散するとか、それから無病息災を願うとかそういう願いを込めて、先進的にやられたところの事例を見ますと、花火にそういうコメントを書いて上げるということもされておるようですけども、そういう考え方で進めていきたいと思っております。  最後の商品券のことについては、商工観光課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 財賀子育て応援課長。 ○子育て応援課長(財賀 和枝君) こども園の遊具についてですが、園の遊具については毎年専門業者に点検を依頼し、修繕箇所があれば修繕して使用しております。  今回、ことうらこども園の遊具についてもう使えない状態になっているということから、今回はことうらこども園の遊具の導入を予算化させていただいています。 ○議長(小椋 正和君) 米村商工観光課長。 ○商工観光課長(米村 学君) そういった前回買われた方の確認をする体制ができているかという御質問です。既に買われた方のリスト等というのは出来上がっておりますので、これから申込みをされたときに照合すればそれはすぐできる体制にある。商工会において、それができる体制にあるということで思っております。 ○議長(小椋 正和君) 大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) これで3回目ですのでこれで最後にしますけど、確かに先ほど言われました地域共生型プラスチックのこれ収集委託料ということで、43万円ほどですけど一般の受注というのも減ってるのも分かります。ですけどやっぱりそこを目配りしながら、こういう障害者優先調達法というのがあるわけですから、そこを補っていく。それは行政の役割じゃないんですか。それができていればこんなに出す必要がないんじゃないかと思うわけですけど、わざわざ予算化して。そこのところが私は問われているんじゃないかと思うわけですけど、どうなんですかね。そこを全庁的に何か出せるものがないかとかというのを平生からやっておられるのか。それを聞いてるわけですよ、私は。そこをお願いしたいと思います。  あと、これはいろいろと言われて納得してないところもあるんですけど、コロナの観光振興補助金、これ打ち上げ花火のことでありますけど、これ私はこれ神事ではないかということで言ったつもりだったんですけど、宗教でないということで言われました。先ほど出ました、これは悪霊退散というのはやっぱりどうなんですかね、そういう側面が私は強いように思うわけです。悪魔払い、これはいろいろ宗教、民俗信仰において祈祷の儀式などによってということでこれいろいろ書いてありますけど、こういうことであります。行政がこういうことを予算を使って積極的にやる。今までもやっぱりそこの線引きのところはあったわけですから、人を集客して観光振興につなげるんだということで花火、こういうことに予算をつける。これは問題ないと思いますけど、やっぱりそれを観光協会を使って予算を投入して悪魔払い、なかなか私はこれは町民の理解は得られないと思いますけど、最後その2点よろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 作業所のことについては、経過を福祉あんしん課長に答えさせますが、仕事がいいのか、減った仕事量の予算がいいのかということの議論というかやり取りをしておりますので、そのことについて福祉あんしん課長に答えさせます。  花火についてですけども、確かにそれは宗教という話で言ったときに日本の宗教って神社だけじゃなくていろいろあって、その花火というものが全て神事という話では私はないと思っておりますが、今回の目的はこの花火という道具を使ってといいましょうか、花火見てくださいというよりも、大きさがいろいろあるようですけども、大きな花火を上げるということがその声といいますか、そういうことになるという考え方での一つ元気を与えるという意味合いで、悪霊とかなんとかという考え方というのはありますけども、それはその人の考え方だと思います。今回はみんなで元気を出そうと。コロナに負けていられないぞということでの花火という願いを込めて上げるということであります。 ○議長(小椋 正和君) 渡邉福祉あんしん課長。 ○福祉あんしん課長(渡邉 文世君) 大平議員の質問にお答えいたします。  御質問あったように、障害者優先調達推進法というものが平成25年の4月1日に施行されております。その法律の目的は就労施設等の受注の機会の確保、それから需要の増進、そして最終的には自立を促進するというものでございます。琴浦町でもそういう法律に基づきまして浦安駅前の陸橋の清掃であるとか、庁舎内やまなびタウンでの物品の販売等定期的に作業所のほうにやっていただいている状況であります。それ以外に3つの事業所が受けている業務というものがございますが、町内事業所からたくさん受託作業を受けていらっしゃいます。  まず、優先調達推進法の法律というものがあり、それから後に平成30年に社会福祉法の改正というものがございまして、地域共生社会の実現というものが大きな柱になっているところでございまして、その共生社会の実現のためには地域との関係性、役場だけではなくていろんな地域の事業所との関わり、人々との関わりが大切であるというふうに思っておるところでございます。そういったところから、町内でも例えばヘイセイであったり瑞光明、それから伊藤清掃、馬野建設、光好ゴルフ場、JA、旭東電気といったようなところと連携を取って作業をしていただいている状況がございますので、その中で工賃の調査を5月12日と6月1日の2回行っております。1回目の調査のときには特に影響がないということだったんですけれども、6月の調査の時点では少し工賃が減ったといいますか作業が受注が減ったということがございましたので、その中で、じゃどういうふうにしたらいいかというところを事業所とも相談をいたしまして、働く場の提供をした上で工賃を上げていこうということでこういう事業を提案したところでございます。  一番申し上げたいところはやはり地域とのつながりが大切だというところで、役場が全面的に支援をするということではなく地域の方にも関わっていただきたいというところで、ただ今回はコロナ対策で地域のほうもなかなか受注ができないというところがございましたので、行政のほうでこういう事業を提案したところでございます。以上です。 ○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。  青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) 基本的なところを聞きたいと思います。  6月議会で決議が行われました。これは第2次国の補正があってということで、今回のことですね、地方創生交付金が1兆円から2兆円になって合計3兆円になった。そういうような境遇にあって、6月議会ではそこで町の経済・産業政策とともに福祉、医療、教育、公衆衛生など自治体の責務である福祉の増進を全体の奉仕者の立場で温かい目配りの下で特段の努力を成果が上がるように希望する、こういうふうに述べているわけであります。  そうすると、私はその政策を決定をする場合に、X軸という水平軸、垂直のY軸、これが二次元の世界ですが、今回の4億円からの補正予算について水平軸のX、全町民をどういうような形でカバーしていくかということと、個別の事業ごとの、あるいは階層ごとのYの軸、それをどううまく組み合わせていくか。それは第一次、第二次、第三次という時間空間、時間の経過があってこれが三次元の世界になる。こういうような考え方でいくと、私はYの軸はいろいろたくさん立ってるけれども、Xの軸がないんじゃないかと。全町民が、いわゆる新型コロナウイルスで日本の国が、世界中がパンデミックになって大変な状態だ。感染をいかに抑えるか、人類的に。そうするときに、今、東京あたりで第二次爆発が起こってる。それに旅行をどんどんやりましょうというような形で世論の批判があるわけですね。  琴浦町では高齢化が進んでいる。幸いに鳥取県では感染が抑えられている。そういうときにコロナ後を考えてV字回復とかいう考えもあるでしょうけれども、まずは若者が感染したら比較的影響が少なくて重症化が少ない。しかし老人、そういう人が感染すると命に関わる問題になってくる。そうなってくると、我が琴浦町のようなとこでは、やはりいかに高齢者やそういう人たちの感染を抑えていくということをいつも考えておかないと駄目じゃないかというように思うんですね。そうなってくると、やはりXの軸で広く全体をどう支援していくかというのが一つはあって、それから個々の産業別とか業種別とかというところのYの軸があって、それをXとYを取りなして総合的に4億円の予算を使ってどう住民の生活や命や安全を確保するか。そういう考え方というのが必要じゃないかと思うんですね。  それは6月はそうやって議会はそういうような意味を込めて言ってるわけですが、そういうところで言ったときに今回町長が提案されたこの一連の補正予算はそういうような観点から、私が思っているような観点から言えば、どういうふうな感じでやられているのかというような形をちょっと披瀝願いたいと思います。  それで実は私、自治体問題研究所という研究所ができてまして、鳥取県でも最近できてますがそこに入ってるんですが、帰って昨日パソコンを開いてみますと、全国の自治体のコロナ対策のメニューがずっと載ってるんですね。都道府県も載ってますから、大体1,800から1,850ぐらいかな。それぞれの町村ごとに全部いろんなことが載ってます。たまたま、全部見るのは大変ですから、私の妻が奈良県出身でして奈良県ちょっと調べてみようというふうにしました。すると、結構やってるのが水道料金の減免なんです。奈良市、水道料金5・6月分、2か月分減免。生駒市、全ての市民、事業者の水道料金の基本料金2か月無料。小・中学校の給食費の再開後の2か月間の学校給食費無償。こういうのが各町村でやられてるんですね。  それが例えば琴浦の場合でいくと、水道は町水道もあるし専用水道もあるし簡易水道もあるし水道会計いろいろあると思うんですね。そういうところをどうするかということもあります。そうやったら、どこの家庭でも使ういわゆるごみ袋を20枚なら20枚、10枚なら10枚を寄附するようなことはあってもいい。それをやると、結局は家庭の消費はほかの部分に回るわけです。可処分所得がそこに回って、経済の活性化になっていくわけです。そういうような形を考えてみる必要があるんじゃないかと思うんですが、そういう点でいくと今度の補正予算で全然そういう手だてが行き渡らない家庭や人が出るんじゃないかなと思うんですけども、そこら辺をやっぱり配慮してほしいと思うんですが、どういうふうな考え方で制度設計されたのか、一つお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 今お話のありましたX、Yというところの私もその意味合いがちょっと理解できないところはありますけども、今回の新型コロナ対策で一番思っているのはほかの町村がやっていること、それがいいのかどうかということではなくて、人と比べるんではなくて、この町で何が足りないのかという考え方を見ながら、職員にもそういう点で町民の方が何がお困りなのか、あるいはお医者さんとかそれから介護施設の方とか商工会だとかそういう方々、建設業界もそうですけども仕事ですね、そういう点で何がということを聞いて今回予算編成をさせていただきました。
     ちなみに、琴浦町の新型コロナウイルス予算、地方創生の臨時交付金とか含めてですけども、23億4,767万円の予算規模になっております。その主なものは、定額の給付金1人10万円の17億8,000万のものであります。その点で、広く薄くという点では、私はこれで一つ大きな役目といいましょうか、広くという点では充足してるんではないかと考えました。  そこで、この17億というものが僅か1か月の間に町内の金融機関、皆さんの口座に振り込まれたわけです。これをいかに使っていただけるかということが次の問題だと思っております。問題というのは、地域経済でどれだけこれが地域に使っていただけるかということだと思います。そこの使っていただける業者、飲食業もそうですけども、琴浦町の商工会の会員は四百数十名だと思います。全体は600近くの者があります。そういう方々がここで業を営んでいらっしゃって、そこにこの17億円がいかに使われるのか。この定額給付金の話のときにも、大抵いろんな新聞で見ると生活費に使うということが多くあります。当然それは使い道はどうかということではあるんですけどもそういう話で、できれば地域で使っていただくということがありがたい話だということで考えたところであります。  そういう考え方と、それから仕事が通常あったものが少なくなって経営が厳しくなってるということでの国で言ってる持続化給付金も50%以上売上げが落ちているところになれば、個人だったら100万円、事業者だったら200万円という制度がありますけども、琴浦町の場合は売上げが20%から49%に落ちておれば一律20万円のものを出させていただく。それもここで仕事をしていただく、業を営んでいただくということの仕事の持続、事業継承を一番の最大の目標として、今回の4億のものも僅か、あるいはたかが、あるいは4億もという考え方あります。いかに重点的に使っていくかという点でそういう点を考えながら、次にその4億の半分はICTということでのデジタル化を含めて、次の世代のことを考えながら予算化をさせていただいたということであります。  この4億円を、先ほどおっしゃった例えばの話で水道料金を、基本料金をといって全世帯に配るという考え方も一つありますが、じゃコロナで水道料金がどれだけ変わるのか。温泉を持っていて、その温泉の旅館施設のかけ流しとかいっての水道料金が、本当は宿泊料で回収できるところがないからという話はあるかもしれません。一般家庭の水道料金、基本料金を減免して、3か月か6か月この交付金を使ってみるという考え方もありますけども、それよりは次の世代、まず事業継承、それから事業継続、そして新たな仕事をつくるという考え方で今回の予算編成をさせていただいたということであります。  X軸なのかY軸なのか、そこのところはちょっと分かりませんけども、私の考え方としては今回の臨時交付金はそういう形で編成をさせていただきました。 ○議長(小椋 正和君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) 町長は、琴浦町の町長なんですね。琴浦町の町長ということは、琴浦町という地方公共団体の法人のトップなんです。琴浦町の主なる仕事というのは、町民福祉の増進を図ることなんです。それで地元の経済だとか、あるいはいろんな町民の所得だとかいろんな形を税収に反映して財源としてなっていくんですね。しかし第一義的には、全体の奉仕者としてそこに住む一人一人の住民の福祉の増進をどうやって図るかというのが第一義的な任務なんです。そこのところをしっかり考えていけば、今回の国の1人10万円のというそういうお金もあるけれども、それは国の事業として全国民にやったことなんです。ここだけじゃないんです。そうじゃなくて、この琴浦町でこの4億円の予算を使ってどうやって住民のニーズに応えていくかという制度設計をするときに、X軸というか全体をどうするのか、個別のそれぞれの分野をどうするのかという、それを混ぜ合わせたものが今回の補正予算に出てくるはずなんだというのが私の考え方です。間違ってないと思うんですね。みんなそう思うんですよ。  そういうときに、どういうような形で全町民にそういう今回の問題でコロナで自粛をしたり、あるいはマスクをつけて密を避けて行動様式も減らして、場合によっては医者にかかるのも行かないようにしたりとか、特に歯医者さんなんかひどいようですけども、そういうような形で全体として耐えてるわけでしょ。何とかコロナウイルスが過ぎ去るのを耐えてるのに対して、どうやってそれをフォローするかというような考え方があってもいいんじゃないか。議会がそれを決議したのはそういう意味なんです。そこのところをなかなかお聞かせ願えませんでしたので、私はそういう意味でこの問題は非常に注目されてる問題だというふうに思います。  そこで、幾つかの質問をしたいと思います。  密を避けるということが重要だと思います。それで一つは教育委員会、学校関係が今回の予算の場合にはなかなか入ってないように思います。これは40人学級が35人学級だとか言ってますけれども、私たち日本共産党は今度のコロナの問題を機に子どもたちに20人学級をプレゼントしようと。密を避けてやらなければならなかったら、今の学校の学級編制基準ではやはり無理がある。そうやっていくと教育条件の改善もあって、今度のコロナウイルス対策でそれがなるかならないかは別にしても、臨時的にそういう教室を確保するなりそういう間隔を空けるなり何かがあってもいいように思います。  ここのところに、我が党が行いました学校に対する意見を聞いた部分があります。小学校の校長先生だと思いますけれども、本県は4月から数日だけの臨時休校だったので、本校も行事をかなりカットしているので教育課程での遅れは全くありません。コロナ対策とは別に働き方改革の視点から言うと、20人学級や教員を増員していくといった抜本的な改革に手をつけず、学習指導要領も内容が増えているといったことも全く無視して、時間外勤務を減らせと言ってくる。得意の現場何とかしろ、丸投げ状態ではどうにもなりません。行政サイドでの改革とセットでやっていただきたいというような形の意見も出ています。そういう点で、この教育委員会や学校の関係は今度の問題でどういうふうな対応でやられているのかということが1点。  それから、保育園のICTの関係ですが、これはテストケースといっても登園あるいは退園のときの密の解消だとか言っておりますけれども、本当にこれがそういうことが必要なのか。むしろ登園をしたときに家ではこうでした、こういう状態でした、そういういわゆるつながりというか受渡しが非常に重要だ。それがICTになったら簡単にできるのか。なかなかそれは現場でどういう実態でどういうものがあったかというのを検証されてないんじゃないかと思う。そういうのに予算化をしてモデルケースというのは、私はいかがかと思います。そういう点をお願いしたいと思います。  それから、花火の問題は私はちょっと名答弁だったと思いますが、要するに何を目的にして税金で、要するに大きな音がして花火が上がってみんなびっくりして、それびっくりさせたいのか。そしたらコロナも飛んで逃げるのかというとこら辺はちょっとよく理解できませんので、もう一度詳しく答弁してください。よろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 前段で言われた話をちょっとお話をさせていただきます。このコロナ対策は何が問題か。感染症の対策がまずあります。感染症対策をしていけば自粛をしながら外に出ないということで、人と人との接触を避けるということが一番の感染症対策でありますけども、それをすることによって反面、経済活動が萎縮してしまうというこの反面の両方のコントロールということがあると思います。  福祉という話で今おっしゃっていることはそのとおりだと思いますが、その福祉も結局経済活動があって地域がどれだけにぎやかになるかということがまずは基本にあって、そこの延長であることが福祉だと思います。よく事例で言われております、私が宇沢弘文の話をするんですけども、経済とは人を幸せにすることだという話があります。それが今のお答えになるかと思います。今このコロナ対策で何が問題か。感染予防はもちろん皆さんがマスクをして、大変活動が制限されてるということの息苦しさというのはあります。ただ反面、今度は経済的な打撃も出てくる。だからそこのところを回復するための予算を今回計上させていただいたということであります。  教育関係については、今回の予算の中にもタブレット導入とかそういう形のものは入っておりますけども、問題はそのタブレットが小学校の1年生から中学校の3年生まで全員1人1台配付されますけども、配付というか設置しますけども、それを使ったときの今喫緊の問題は、遠隔授業ができるかどうかということが、学校が休校になったときにどうするかという話が出てますけども、そうならないようにコロナ対策をしながらタブレットを持ち帰って授業をするなんていうことがないのがいいんですけども、でもデジタル化が進んでいくと教育のやり方がそういう方向になるということでの前倒しをして全員1台配付されるということでありますので、ここらのところについて教育長のほうから補足説明をしていただければと思います。  こども園のICTのことですが、検証してと言われる。まさにこれが検証をすることであります。ただ、入退庁の話ではないんです。朝、これも子育て応援課長に補足説明させますけども、朝子どもが今日はお休みするというときに電話がかかってくるんですけども、そういうことも解消の一つになっていきますし、連絡帳の話だと思いますけども、子どものやり取りというのもタブレットを使いながらのこのシステムを使って親と連絡を取るということも一つの効用があっての、それを検証しながらこれはいいことであるということであれば、ほかの園にも入れていくという考え方であります。  花火について、先ほどからずっとありますけども、いろんな考え方があります。花火を上げることがどれだけの意味があるのか。人が集まって花火がきれいだって見るのが通常の花火だとすれば、今回考えているのはそういうことではなくて皆さんがそういうコロナに負けないぞということを表明する意味での花火と私は考えておりまして、みんなで頑張ろうと。息苦しいマスクをする世界、熱中症に気をつけながらマスクをしなくちゃいけない。けども、ここで我慢しなければ感染予防は成り立たないということでの応援メッセージを込めて上げたいと考えております。 ○議長(小椋 正和君) 田中教育長。 ○教育長(田中 清治君) まず、質問のありましたICT教育、要するに端末を一人一人に配る、持たせるということですけれども、これは今回コロナで休校になった場合の学習保障ということもあります。けれども、それよりも日本の子どもたちのICT教育というのは世界の中で実は非常に遅れてるということを言われております。要するに子どもたちがICTを活用する能力、これが非常に遅れていて、これがこのままいくと世界の中で日本が取り残されてしまう。そういう中で、ICTの教育を進めていかなければならない。それで1人1台の端末。これによって学習のやり方は大きく変わるというふうに思っております。そして、新しい学びというものが始まってくるというふうに思います。  ですので、今回このICT、要するに端末が入るということで教員がどうやってそのICTを使っていくのか、活用していくのかということを研修していく。そして新しい学びのスタイルというものをこれから確立していくことが必要だということで、いろんな研修を行うということをしております。これによって今まで画一的な教育というふうな形で授業でもってやってて、できる子はできちゃって次になかなか進めない。逆に、できない子は取り残されてしまうということが、ICTで端末を使うことによってできた者はさらに次のステップを端末でやっていく。できない子は、どこができないかということをその授業の中でフォローするというふうなことができていくという、そういう可能性もあります。こういうふうなことで、新しい教育のスタイルというのを今模索しているというところです。  それと、最初に言われました教育の中で20人学級であるとか教室の整備、これはやはり大きな問題だというふうに思っております。そして教育課程におきましても、どんどん増えていく。減らすものがなく増えていく。確かにやらないといけないことはたくさんあるんですけれども、やはりそこの中で年齢に応じた教育は一体何が必要なのかということをしっかり考えた上で教育課程というのは編成していかないと詰め込みになってしまって、逆に多くのことを教えるがために深い学びができなくなってしまう。こういうこともありますので、これは教職員としてしっかり考えて文科省にも話をしていかなければならないというふうに思っております。  それから、働き方改革の中で時間制限、要するに45時間、そして年間360時間というものが規定されましたけれども、それをやはり学校現場に投げかけてやってくれじゃなしに、やっぱり教育課程であるとかそれから学校に委ねられてる仕事、こういうふうなものも考えながら、今回のコロナでいろんな行事がなくなっていく。そして、外部との関わり方についてもいろいろ考え直すということがあります。これを機会に、ぜひその働き方改革も考えていこうというか、これを機に考え直していこうというふうに考えております。以上です。 ○議長(小椋 正和君) 財賀子育て応援課長。 ○子育て応援課長(財賀 和枝君) こども園のICTシステムの導入についてですが、園では先ほど町長からありましたように登降園の時間に密が避けられない状態となっています。どうしても来られる時間が集中するというようなところから、この時間帯をいかに密を避けていくかということで登降園のシステムということもこの導入のシステムの中に入っております。  保護者とのつながりの重要性というのはもちろん重要なことでありまして、例えば朝混み合う時間に欠席の連絡が入ったりしますと、どうしても職員も朝少ない状態ですし、丁寧な対応というのが難しくなってきます。そこで、ICT化によりまして保護者さんのスマートフォンから例えば病気で欠席しますという連絡をいただいておけば、その後、担任なりが出勤してきたときにゆっくりとどういった状態ですかというようなことを聞いたりとか、園での例えば連れてこられた場合にでももう少しちょっと伝えたいことがあるというふうなことがあれば、折り返し担任なりが連絡したりということがスムーズになるかということを考えておりますので、ICT化によってより保護者さんとのコミュニケーションも図れてくるんではないかというふうに考えております。 ○議長(小椋 正和君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) ありがとうございました。  学校の密を避けるという意味において、こういう機会ですから少人数学級によっていろんなそういう子どもの教育というのは、もちろんタブレットを使ったりいろいろ新しいマシンを使ってやったりするということも当然重要なんですけども、やはり基本は少人数学級で行き届いた教育で教員の定数を増やして、ゆとりある学校の教師が教育に携われるという、こういうところをこのポストコロナでは学校現場では目指す必要があるんじゃないか。ましてタブレットはタブレットとして有効に学校でも使いながら家庭でも使うというような形をして、教師もそこの教育に熟達する教育ができるようにする。こういうことが課題になるんじゃないかと思います。そういうところで、学校の密がなかなか解消できるような方向になってないというのは問題じゃないかと思います。  それから、保育園のICTについていろいろ言われました。スマートフォンを利用したりいろいろするのは今の時代だと思いますけれども、これ実際にやってるところ見に行ってそういうことを検証したのか。これ一つ、答えてください。  それから、観光に4,000万、2,000万使うという計画であります。私は、そもそも琴浦町で観光協会があっていろいろやってるんですが、観光をなりわいにしてるのは例えば菓子の製造で、それは全国の土産物として観光地に卸してやってるというのはありますよ。だけど観光をなりわいとしてやってるような人たちがいるんだろうか。そういう中でこの6,000万を、2,000万、4,000万というようなお金をつぎ込んで、一体そういう観光客が来てどれだけこの地域にお金を落とす仕組みができてるの。そこんところを何回もいろんなことをやってるんですけども、実態としてその効果がどう上がっているのか。誰が潤って、よかったという評価ができるのか。そこのところをちょっと詳しく説明してほしい。本当にそういうような集客する観光の魅力ある資源としてあるのかどうか。そこのところを見定めないと、やみくもにネットに載せるとか本に書くとかということで果たして成功するんだろうか。そこをちょっとお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 今回予算計上させていただいておる一つの考え方ですけども、今後の話でいけばデジタル化だと思います。デジタルで世の中が変わってくる。アナログではない、デジタル化。今回は予算には上げておりませんけども、来年になれば庁内の役場内の業務もそういう点でデジタル化を進めていくことになると思っています。そういうことでいけば、デジタル化ということでまずはお答えしていきたいと思いますけども、ICTのこども園の話ですけども、これも先進事例を見に行ったらそれでいいかという話で、見に行ったかどうかということは……(発言する者あり)いや、行ったか行ってないかのことは今課長が答えますのでって言おうと思ってるんで言いました。  それと、この器械を入れることによっていろんな、今その現場に行かないといけないのか。これもデジタルの話になってきますけども、動画とかそういうものでいろいろ見ることができます。それはその業者が言ってるだけの話に聞こえるかもしれませんけども、いろんな業者が動画を流しながらこういう利点がありますよということがあって、それはメーカーによってそれぞれまた利点があったり、ここがいいなとかというところがあったりすると思います。それが現場に行ってみるのがいいのかといったときに、それだけではないということをお話ししたいと思いますので、詳細は子育て応援課長に答えさせます。  観光のことについては、以前から青亀議員が観光のことをおっしゃいます。確かに観光の業という点でお菓子屋さんの話を今されましたけども、そのとおりだと思いますけども、何にもないっておっしゃる。それは大きな間違いだと私は思います。いろんなことでこの観光をこれからやっていこうというときに、いろんな方にお聞きします。琴浦はいろんなものがあるじゃないですかと。牛乳、牛肉、鶏、魚、自然。それぞれあって、それを組み合わせて人が来ていただく手だてというのがそこが不足しているということであって、人を呼び込む材料はたくさんあると私は認識していますし、そういう点で今まで当たり前のようにキャンプ場があったけども、キャンプ場をリニューアルするために外から力を借りると新たな輝きが出てくる。それによって人に来ていただく。そのことを今回考えていかなくちゃいけないというふうに思っております。  追加の補足は商工観光課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 財賀子育て応援課長。 ○子育て応援課長(財賀 和枝君) こども園のシステムについてですが、本来だったら視察に行ってみたほうがいいと思うんですが、今、全国のこども園がなるべく外部の方に接触しない形を取っています。そこで、今回はオンラインによる情報交換というのをさせていただきました。オンラインで実際に使用しておられる園とつないで、機器の状況であったりとか実際に使ってみての意見をお伺いしたりとかうちのほうからも質問をさせていただいたりという形で、現場には伺ってはないんですけどオンラインの会議という形でさせていただいております。 ○議長(小椋 正和君) 米村商工観光課長。 ○商工観光課長(米村 学君) 観光に関してでございます。議員さんのおっしゃるとおり、例えば琴浦町には温泉街とかそういったものがあるわけではございません。しかしながら、先ほど町長のほうからもありましたとおり牛乳であったりたくさんの飲食店があったり、またキャンプ場もあったりゴルフ場もあったりとか、いろんな人を呼び込む素材というのがこの町にはあると思っております。今、そういったなかなか中に住んでる者としてはそういった分かりにくいものを外部の力を借りてこれは売り出せるというようなとこのアドバイスを受けながら、そういったものを一つのパッケージ化をして人を呼び込むということができないかということで考えているところであります。そういった中で、町内には温泉街はありませんけども宿泊できる場所というのもございますし、食べていただくところ、そういったものもございますので、そういったところでお金を消費していただくというようなことに取り組んでいきたい。そういった意味での観光振興を図っていきたいということで思っておりますし、そうすることが琴浦町の食材を使って食べ物に関して言えばその他の農業とかそういったところの産業にも貢献する、つながっていくというような全体の底上げにつながるということで思っているところでございます。 ○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 多岐にわたりますので、議案説明附属資料のほうで質問をさせていただきたいと思います。  議案説明附属資料の3ページ、町民生活支援として④ことうら大学生応援事業4,500万あります。先ほど同僚議員からも質問があって、ちょっと私がはっきりと分からなかったので確認です。所得制限があるのかないのか。ないとすれば、この目的は保護者や自身のアルバイトの収入が減によるということが目的なんですね。親の収入は減ってない。本人も別にふだんの生活している。もし所得制限がないとすれば、そういう方にも出すのか出さないのかをまず第1点。  次、同じページの⑥番のプレミアム商品券です。これも同僚議員のほうからるるありました。そこで、今回私はいいことだと思います。その場合に、前回は1人5セットまでということで1人5万円までオーケーだと。ところが、例えば4人家族で20万買えるかといったら買えるのは買えるけれども、お金がないので10万円にするとか3万円にするとかという人もあるわけですね。そういう方も今回は応募ができるのかできないのか、それをお願いします。  それから、10万円はもうほとんど100%近く配布になったわけですけども、本当に困っている人には、本当欲しい人には何とか申込みができるようなシステム、例えば8月1日には町が全戸配布になるわけですから、そういうところに受取人払いぐらいの往復はがきみたいなものが入って、希望されれば出せばいい。抽せんで当たった場合には替えてくれとか、そういうようなことの配慮はしておられるのかどんなか。  端的に言えば、前回購入したけれども5万円枠に達してないという方も再度できるのかできないのか。  それから、本当町民困っている方に行き渡るようなそのPR方法なり、そういうものはどうなのかということをお願いいたします。  次、4ページの地域経済対策⑨です。リフォーム助成です。上限10万円ですから、100万円以上のリフォームの場合は上限10万で終わり。ところが、例えば畳を替えたいと、この際。またはアルミサッシというかそういうものも替えたいとか、エアコンをつけたいとかあるわけですね。それから下水に何とかこの機会に接続したいとか、そういうちっちゃなもの、最低限の限度額がある中、もう10万円以上で1万円の補助以外は駄目ですよとか、5万円でも5,000円補助しますとか、そういうところをお願いをいたします。例えば畳替えだとかエアコンを設置したとか下水の接続したとか、そういうものがどうなるのかというのをお願いします。  次の⑩番で医療機関とか介護施設等の支援ですけども、これも所得制限があるのかないのか。もう薬局さん、クリニックその他、もう無条件でこの支援をするのか。確かに減って、何%以上減った事業所さんに出しますよということなのかをお願いします。  次、6ページです。先ほど出ておりますこども園の遊具の設置ですね。非常にことうらこども園ですから海に近いし、塩害等もあります。今度設置予定の遊具は、材質的には例えば塩害にはもう全く大丈夫だとか、どういうことになっとるのかをお願いいたします。  次に、その下⑱番、まなびタウンのリニューアル工事に基本設計料として1,600万円計上されております。基本設計の1,600万というと本当に非常に大きな金額なんですけども、具体的にはどういう委託先にされるのか。それから、入札されるのかどうなのかということをお願いします。今の1,600万の基本設計というと、総事業費が大体どのぐらいを想定しておられるのかということをお願いいたします。  次、7ページです。(21)(22)(23)、これは共通でいきたいと思います。  一つは、こども園の先ほど出ておりましたICTシステムの導入です。これも委託ですから、本来町がやるべきことだけども、ある業者さんに委託してやってもらうということですね。この委託先というのはどういう業者がなるのか。それと、これは入札するのかもう特命なのか。これは(21)のこども園のICT、それから(22)の公共施設のWi-Fi環境整備も全く一緒です。委託料ですから、これもどういう業者で入札か特命か。  それから、その下の図書館のICタグです。6,400万、非常に大きな金額ですけども、これもどういうような委託先で入札か特命かをお願いします。  次、8ページ、ことうら「旅」と「食」の関係です。これはある業者に2,000万円、ある業者に4,000万円でもう企業の名前も出ております。その企業は実績はどういう実績があって、例えば琴浦と同じような立場というか同じようなところであるところでやった結果、琴浦の今の現状のようなところがもう飛躍的によくなって、非常に成功事例というのがあると思うんですね。それをお願いしたいと思います。  この2,000万、4,000万というのは非常に大ざっぱな金額なんですけども、この2,000万円の根拠、4,000万円の根拠というのはどういうことをデータで出されたのか。  それから、数値目標で、おたくに委託しますけども、これこれこれで現在は100だけども、このことによってもう200になるようにしてくださいとか、300でないとお金出しませんよとか、そういうことでそういう数値目標というものがあったのかどうなのかをお願いいたします。  次、(26)番のコロナ後の観光振興事業で、先ほどから出ております花火の件です。これは予定では大体いつ頃上げられるのか。場所はもう書いてあります。赤碕新港の防波堤ですね。やはりいつ頃の予定なのか。  それから三密対策、先ほど町長のほうはどかんと大きな、私のニュアンスとしては今までにないような花火をどかんと上げて、それも短時間でやるということです。非常に何か面白いので、そうなればなおさら何月何日そういうことでやりますよと言ったら、皆さん今までにないような花火が見れると言ったらどうっと詰めかけますね。その三密にならないような対策をするということですけど、具体的にはどういうようにされるのか。  ちなみに、この間、全国的に話題になったのは花火業者さんが自主的に、いつやると言ったら三密が防げないから、もう自分たちが勝手にやりますということでやられました。これは私は非常に、あるときどかんとやるんですね。でも今回の場合は、何月何日にこういうことをやりますよといったときに、果たして町民が行ってみたいということになっちゃうんですね。それをどういう具合に対策をされるのかということをお願いします。  以上、よろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 全部で9つありますけども、中にはちょっと課がまたいでそれぞれのところがあるんで、ちょっと今その課が私すぐに浮かばないところがありますけども、それぞれの補足は担当課長からさせます。  大学生の関係で、これは大学生が町内で高校までいて、それで想定してるのは大学だけじゃなしに各種学校も含めてですけども、そういう形で県内でも進学されたり、それから各種学校に行っていらっしゃる方があって、町内版とそれから町外で下宿されてるということで、基本的な考えは、その今回の4月以降になるんでしょうか、新年度、学生がスタートしていく中で、学校に行こうとしても行けなかったりとか、それから例えば今年初めて入学したけども下宿は宿を取ってるけども、学校が開催されてなくてリモートでやってるとかという、そんないろんな事情があっての話を想定しておりますので、詳細については企画政策課長に答えさせます。  プレミアム商品券は、先ほど町報の話が出ました。8月に出すんですけど、ちょっと今の時点でまだ議決をいただいてないところでかかっても、8月1日の町報の折り込みの中には間に合わないということがあって新聞の折り込みを考えておりますけども、おっしゃるようにPR方法だと思っています。前回は買ってないけどもというところのお話を聞いたときにも、あらそんなもんがあったんかいなという声も聞きましたし、そういうことでの前回の反省も踏まえてこのプレミアム商品券の販売は考えていきたいと思います。  いろんな事例のお話がありましたけども、それはそれぞれの事例に対応していかなくちゃいけないと思いますが、少なくとも基本的には1人5万円を上限としているということは以前もそうでしたし、それからここのところは今1人5セットということは置いておきたいなと思っております。  それと、先ほど商工観光課長も答えてましたけども、いろんな方法を今考えていかなくちゃいけない。基本的なことは並ばない、そして予約制にする。公平性を持って、前回買っていないけどという方を優先するのは当然だと思っております。  リフォームの話ですけども、上限10万円でそれに達してないことを外すという考え方はありません。リフォームをしていく中で仕事ができてくることが大切なことですので、その業者さんが畳を替える畳屋さんだったら、それが10万に達しなくたってそれは対象になるということの考え方、仕事をつくるという考え方で言っておりますので、そういうふうな設定にしていきたいと思っております。  医療の関係は、医療、介護、薬局について何かの売上げが落ちてるとかそういうことではなくて、今でもこれは県の事業だったり国の事業だったりということでのそういう対応はできてある部分、施設整備をしていくとかというその補助というのはあるんですけども、私どもの考え方は町内に医療関係、あるいは薬局、介護はまた医療とはちょっと違う部分ですけども皆さんがいらっしゃって、町民が安心して暮らしていけるということでの応援という意味で、そういう制限を設けることなく一定の額を給付したいと考えております。  こども園については、子育て応援課長に答えさせます。  基本設計について、これは社会教育課が1,600万の内訳、入札の方法等に答えさせます。  ICTのWi-Fiとか、これが3つぐらいあったんじゃないかな。全体のことで総務課長に答えさせます。  「食」と「旅」の今発注を想定しているところ、実績という話は企画政策課長に答えさせます。  ただ、これは私の考えは、今までやってた実績があってということでの判断というよりも、今プロポーザルというか提案いただいているのはここでできた商品、あるいは企画をふるさと納税の返礼品の一つの登録にするという新たな提案があったんで、これはちょっと面白いなと。面白いというのは、ふるさと納税で税収といいますかふるさと納税の額が上がっていくということの一つの次のきっかけになっていく。あるいはその商品を開発することによって、食ということでの町内の飲食店、今までもやってましたけどもなかなか定着をしてないということ、ちょっとプロの目を入れていくというような新しい提案があったので、そんなことを考えておるところです。  花火の三密対策、三密というのが確かに今回のコロナで言われております。よく密集、密閉、密接な会話という3点セットで語られてて、一番それが3つがそろうことがリスクが高いということでの、今、東京なんかで、テレビでしか分かりませんけども、夜の街とかって言ってるのはそういう形でその3点がそろうということが一番リスクが高い話だと思っております。  今回の花火は野外の話ですので、そのうちの少なくとも密閉ということではないということはありますけども、コロナの感染予防ということを念頭に置きながら考えていかなくてはいけないと思っております。詳細については、商工観光課長に答えさせます。  それと花火、ついでに、今提案しているのはこちらのほうの思いで赤碕の港湾の中の話をしています。それは一番人というか消防だとか火災の心配が少ない。通常だと波止のまつりなんかだと人がいっぱい来ますので、交通指導員に人の整理をしてもらったりというようなことがない。問題は、高さ制限だったりそれから法的なことがあるんではないかということで、その花火業者とまだそこまで詰めた話にはなってないですけども、結果、今、私どもの希望としてそういうところで上げてはどうかということでの提案をさせていただいている。ただ、これは法的なこととかそういう規制があったらそれに従うということは当然でありますし、またそのことも検討しながら業者と話をしていくことになると思います。 ○議長(小椋 正和君) 山根企画政策課長。 ○企画政策課長(山根 利恵君) 大学生の生活支援ということで、所得制限の御質問だったと思います。  詳細につきましては、先ほど現在詰めているということなんですが、基本的には保護者の方の所得によって制限をするということは考えておりません。この事業の目的は、やはり学生さん、コロナ禍において入学しても一回も授業に出たことがない。それから、宿泊場所を借りても一回も住まずに家賃だけ払っている。それから、オンライン授業によりましていろんな機器を整備したとかいろんなケースがあると思いますけれども、そういった方に学業を何とか続けていただく、それから生活を支援していくという目的でこのたびお願いしているものでございます。 ○議長(小椋 正和君) 財賀子育て応援課長。 ○子育て応援課長(財賀 和枝君) ことうらこども園の遊具についてですが、ことうらこども園は高塚議員さんがおっしゃったように塩害の被害を受けやすい場所にあります。今回導入する遊具についても、もちろん塩害に強い素材や対策を行うことを条件にして入札などにより遊具を導入していきたいというふうに考えております。 ○議長(小椋 正和君) 宮本社会教育課長。 ○社会教育課長(宮本 徹君) まなびタウンのリニューアルの基本設計の委託先ですけれども、県内に支所、支店のある設計業者と県内の事業所とのJVということを想定しております。  総事業費につきましては、ちょっと想定はしてないんですけれども、まずエアコン、空調設備とあとは町民の意見を伺いながらより使いやすい施設ということで、ただ新築するわけではありませんので、中の部屋をどうやって使うかというようなことになってきますし、もう一つは周辺地域の連携ということも御意見をいただいておりますので、駅の待合機能のようなことも含めて検討していくことになりますので、今総事業費についてはちょっとお答えができないところです。  委託先はプロポーザル方式を考えております。入札ではなく、プロポーザルを考えております。  図書館のICタグ導入についても、同様にプロポーザルを想定しております。以上です。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) 高塚議員お尋ねのところは、概要の8ページの(21)のこども園のICT化、それから公共施設のWi-Fi、先ほど宮本課長答えましたけども、ICタグというところだと思います。  基本的には指名競争入札になりますが、こども園のICT、それから先ほど宮本課長からもありましたICタグについてはプロポーザルになろうかということで考えております。 ○議長(小椋 正和君) 山根企画政策課長。 ○企画政策課長(山根 利恵君) ことうら「旅」と「食」魅力発信プロジェクトの御質問だったと思います。  昨日、全協の関係で高塚議員より質問がありまして、追加の資料を送らせていただいておりますので御覧いただけたらと思いますが、まず自主的という御質問だったと思いますが、各いろんな自治体とのコラボレーション企画などはどちらの会社もあると思いますけれども、今回はあくまでも琴浦町オリジナルの企画として御提案させていただいているものです。  具体的には、今回2社の大手の出版社が連携してコラボレーションして、その発信力を活用しながらSNS、雑誌、それからオンラインでの発信ツール、そういったものを活用しながらまず発信していただく。それから、最終的にはふるさと納税の返礼品という商品メニュー化をしまして、観光のメニュー、旅の部分も着地型観光メニュー、食につきましてもいろいろなレシピですとかそういう食材の商品開発をしていただいて、最終的にはふるさと納税の返礼品としてそれを載せていって、そこでふるさと納税の寄附の増加を期待したいというものでございます。  事業費につきましても、現在まだ詳細につきましてははっきりとは定まっておりませんけれども、6,000万の範囲内でこの事業を行いたいというものです。具体的には、雑誌の掲載料とかそれぞれの会社のオンラインの記事を作成して掲載したりですとかテレビCM、それから発表会などそういった都内のイベント、そういったものを想定しております。 ○議長(小椋 正和君) 米村商工観光課長。 ○商工観光課長(米村 学君) まず、花火についてですが、いつ頃の予定ということだったと思います。これについては、詳細な日程を今きちんと明確に決めているわけではございません。このたびの御提案させていただいているものは、過去にこの波止のほうで打ち上げた実績がある。そういったことを踏まえて今計画をしているものであります。  先ほどから出ておりますとおり今回大きな花火を上げたいというところから、大きな花火を上げるとなると場所というのはいろいろ限られてくるわけです。そういったことを踏まえて、その大きな花火が上げられる場所の候補の一つとして、今この赤碕新港の波止のことを検討しているところでございます。
     事前告知の部分についてなんですけども、これもいろいろやり方があろうかと思います。全国でされたものは、全く告知をせずにされたというようなこと。そういったことも踏まえて、ちょっと検討してまいりたいと思っております。どうしても大々的なPRをしてしまうと人が集まるということはおのずとそうなると思いますので、そういった形は基本的にはしないということで思っておるところであります。 ○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) ことうら商品券ですけども、前回購入された方も5セット買ってないという方も今回はまだ余裕が、私は3セットあるとか2セットあるとか、そういうのが買えるかどんなかということをお願いします。  あとは所得制限がないとか、それはもう方針ですからそれはそれで結構です。  あと、次は住宅リフォームの件、先ほど畳等というのがあったんですけども、例えば下水工事、以前このリフォームがあったときに下水工事は対象にしないというようなことを私はちょっと覚えておるんですけども、そういう建物、家の居住空間をよくするためにはもう極端に言うとエアコンを古くなったから新しくしようとか、下水工事に接続をしようとか、そういうものも入るのか入らないのかをきちっと回答をお願いします。  あと花火の件ですけども、この時期もまだ決まってない。ただ、大きなもの、今までにないような大きなものをどかんとやるということなんですね。200万ということですけども、これは観光協会に委託ということになっております。実際200万の中の花火代というのは、大体どのぐらいを想定しておられますか。花火を上げるのには物すごく手続が要るんですね、あちこちに。そういう費用が200万のうちの150万はそういうものに行っちゃうんですよと。花火代というのは、もう50万なのか。実際の花火というのはどのぐらいになるのか。  町は白鳳祭で経験しておられますから、実行委員会といってもほとんど町が事務的なことをやっておられますんで、白鳳祭はレーザーと花火ですけども、一体あれは大体どのぐらいの花火の費用なのか。今、波止のまつりの花火については町は直接関与されておりませんので分からないかもしれませんけども、波止のまつり程度の花火で大体何ぼぐらいかかっておるのか、分かればお願いします。白鳳祭については分かると思いますね。  それから、場所も決まってない。これはコロナが完全に終息した、お祝いをしようとお祝いの花火を上げますというなら、もう大々的にやったらいいと思うんですよ。ところが終息を願って、願かけと言ったらおかしいですけども、これだけ自粛しとるんだからバーンとやりましょうという、分からんでもないんですけども、三密の中で密集はあるけれども、そのあとの換気だとかそういうのはいいからと。これは私はもう言語道断だと思いますよ。仮に万が一ここでクラスターが発生したら、誰が責任取るのか。民間団体がやったのでそれはもうある程度仕方ない面あるにしても、行政が率先してやってそこで、何もないのがいいんですよ、これは。ないのが当たり前なんです。けど万が一のことを考えたときに、非常に私はリスクがあると思うんですね。そこまで計算されてされたと思うんですけども、その辺はひとつよろしくお願いします。  白鳳祭と波止のまつり、大体どのぐらいの費用がかかっているのか。200万のうち、実際花火代としてはどのぐらいなのかをお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 3つありました。まずは商品券の件は、5セットまで至ってないというか、3セット買っててあと2セット分があるとかという、そこはまた今システムができてるという話がありますんで、そこを検証しながら対応ができる話だと思いますが、当然5セットが一つの最大限ということであればその分はというのは考えていかなくちゃいけないし、またそういうふうにしたいと思います。  リフォームの話、私はその下水道工事が前回どうというのはちょっと承知しておりませんけども、先ほどから申し上げているように業者の仕事の話になっての今回コロナの仕事量の話ですので、特に下水道が何で前回制限されたのか分かりませんけども、当時の業者さんの仕事が確保されるということで、それと施主さんが環境を整備していくというかリフォームしていくということがマッチすれば特に問題はないと思いますけども、そういうことであります。  花火のことについては商工観光課長に答えさせますけども、先ほど来言ってますように30分も40分も上げるような花火は考えておりませんので、単価は全然違う話だと思います。もうそれ以内の話になってくると思います。 ○議長(小椋 正和君) 米村商工観光課長。 ○商工観光課長(米村 学君) まず白鳳祭なんですけども、ちょっと大変申し訳ございません、全体レーザーと花火ということで約400万というような形でやっております。花火の部分だけの金額というのは、ちょっとまた分かり次第ということでさせていただけたらと思います。  白鳳祭等で上げてる花火というのは、どうしてもやはり周辺の環境から考えて大きな花火というのは上げれなくて、一般的な大きな花火、尺玉とかって言いますけど、それの半分の大きさ程度の花火を上げているというのが現状であります。波止のまつりについても、同様の花火を上げている。周辺に民家がございますので。  今回の今の一つの候補地として上げているものについてでありますが、花火を上げるまでにどうしても船に道具を載せて船を準備して持っていったりとか、そういった通常では使用しないそういった経費もかかるというようなことを見込んで、全体で200万というような形で今予算計上のほうをさせていただいています。当然その手続は海上保安庁の手続が要ったりとか、それと空に打ち上げるのは航空局の手続が要ったりとか、消防局も含めてもろもろの手続等が要るというのは承知しているところではございますけども、このたびはそういった船で移動してそこで持っていってというようなことも想定しての予算計上ということでございます。 ○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。  井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) 時間も大分経過したもんですから、3点ほどお聞きしておきます。  最初に、肥育農家の方がかなり困っておられるという現状を踏まえてこの予算を組んでおられると思いますけども、肥育農家の人と話合い等は十分されたのの結果ですか。  それと、今のコロナからの復興エール!文化芸術活動再開応援事業の中で、今の団体との交渉、文化財団の人はカウベルホールを何とか次に使えるような形はないかという意見も出ております。そういう中において、この文化財団との意見を踏まえて50万円という予算を組まれたのかどうか。  それと、もう1点は同僚議員も花火のことが出ております。花火はいつどこでどういうふうに、恐らく沖波止だというふうに認識しておりますけども、波止のまつりというのが27日の予定だったんですけども、これが中止になっておると。同僚議員も寄附を集めて、財産区等も協力してもらいながら花火等の費用を賄っておったということで、それが中止になったと。神事だけはあります。けども今度は復興支援だということで町が上げたら、このコロナの終息を得たときに波止のまつりの寄附が集まるかどうか。なるべくだったら町でやってくださいよというような意見も出てくるんではないかなというふうに危惧しておるところです。その点についても、花火の大きいやつ上げる場合は町長も広域連合の副町長、花火等の取扱いについては広域連合の管轄でありますので、そういう面でどのぐらいの大きさ、距離というものは頭に入っておられると思いますので、その点についてもお答え願いたいと思います。  それと、波止のまつりのやり方というものの認識も伺っておきたいと思います。以上。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 肥育農家との意見交換ということについては農林水産課長から答えさせますけども、今の現状、これはここだけの話ではなくて全国的な話であったり全県的な話であったりするんですけども、先月、畜産推進機構というところがありまして、この事業の取りまとめをしてるところですけども、私は理事をしていまして、そこでこういう話も出ておりました。そういうことも踏まえて、個別それぞれの農家との話ではないですけども、そういう全県的なやっぱり苦しい話はお聞きしておるところであります。  補足説明は農林水産課長に答えさせます。  文化活動のことについては、今コロナが発生したために練習ができない状況になっているということと、それから練習場所、確かにカウベルホールの話もあるんですけども、社協の中でやられていた活動自体もちょっと自粛されてるとこがあるんですけども、場所の提供がちょっと4月以降困難になったというようなもろもろの状況があったところで、財団との話というよりもコーラスグループの団体との話の中で出てきたと認識しておりますが、社会教育課長に答えさせます。  花火について、先ほどからいつという話があるんですが、その法的な条件がクリアできてるのかどうかが分かりませんので、それがクリアできたところでその日にちが決まってくる部分があります。  先ほど言われた広域連合との関係、私はちょっとそこはよく分からないんですけども、諸手続を踏んでいく時間がまだできてないので、それでいつ、何月何日に上げるということがはっきり明言できないところですし、またそれを言ってしまって密になってしまっては困るというところも、そういう考え方であります。 ○議長(小椋 正和君) 山根農林水産課長。 ○農林水産課長(兼) 農業委員会事務局長(山根 伸一君)先ほどの議員の御質問にお答えします。  肉用牛肥育系安定特別対策事業の関連での御質問ということで、まず町内に住所を有する肥育農家全てに現状をお聞きしております。和牛それから交雑種、乳用種ともに厳しい現状だということをお聞きしておりまして、特に和牛種、黒毛和種については厳しい現状だということをお聞きしております。  また、JAからも要望を聞いておりまして、そういったことを踏まえて今回の予算計上をさせていただいているところであります。以上です。 ○議長(小椋 正和君) 宮本社会教育課長。 ○社会教育課長(宮本 徹君) 井木議員の質問のほうにお答えします。  まず、文化財団との意見交換自体はしておりませんが、先ほど町長からも説明がありましたとおりコーラスグループについては例年コーラスのフェスティバルを開催しておられまして、活動場所と、あとはやっぱり三密対策が回避できないということで非常に活動を自粛されてしまっているという現状がありましたので、その活動を三密対策をクリアできる会場をこちらのほうから提供したいということで、今回の事業を提案させていただいております。  また、例年芸能発表会等も行っておられまして、この芸能のグループについては実際活動自体がほぼ停滞してしまっているという状況がありましたので、こちらについてもぜひそういった三密対策ができるまで活動を継続を応援したいということで、この事業のほうを提案させていただいているところです。以上です。 ○議長(小椋 正和君) 井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) 最初に、肥育農家の人からすると本当に厳しい状態だよ。議員さん自体も分かっておるのかというような意見は聞いております。陳情書等も恐らく出てくるんじゃなかろうかなと思いますけども、町長もその関連の役員等もしておられるということで、それは重々承知の上でこの予算を組んでおられるというふうに思いますけども、肥育農家の人は足らないよというのが現状ですので、その点にも再度答えていただきたい。  それと、今の文化財団、芸能関係の人なんかはやはりカウベルホール等の方向性が見えてないということがありますので、やはり町長自体方向性を何年後ぐらいにはきちっとできるように、文化財団等の芸能活動等も再開できるように、コロナ以上にお願いしたいなというふうに思います。  それと花火の件なんですけども、地方分権一括法における広域連合の基のところに権限譲渡ということで18項目の権限が県から広域連合に移譲されたんですよ。それで許可申請は広域連合で扱うというふうになっておりますので、そういう面でしたら赤碕の波止のまつりの花火は広域連合になったら3号玉しか使えないというようなこともありまして、3号玉とすると運動会の開会式に上げる花火が3号玉なんですよ。火花は出ませんけども音なんです。そういうようなことで、広域連合の管轄としては、ふるさと広域連合が花火と火薬等の取扱いに対する申請は広域連合で扱っておるということを申し上げておきたいと思います。私からは以上です。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) まずは肉用牛の関係ですけども、これで十分かという話でしたけども、私はこの臨時議会でお願いする項目で事業の支援、継続をお願いしたいということで、それで十分などとは思ってはおりません。ただし、僅かではあるかもしれんけどもこれで頑張ってほしいというメッセージで、いろんな金額が足りてるか足りてないか。それは足りてないと言われることが多いかもしれませんけども、僅かではあるけどもとにかく事業継承、事業継続をしていただきたいという考え方で予算を組んでおるところです。  文化活動のことの今後というのは、また検討させていただきます。今回はそういう形で進めていきたいと思います。  それと、先ほどおっしゃった3号花火が制限がと。そういう点で、どんな制限があるかというのをちょっと私たちは素人ですので、花火屋さんも含めて検討していかなくちゃいけないということで、手続に不備がないように進めていきたいと思います。 ○議長(小椋 正和君) 井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) なら花火の件で、町長自体波止のまつりの歴史ということを語っておられませんけども、本当はコロナでなくて海の安全と大漁祈願というのが目的で花火を上げたり御幸船とか海の神事をしてたということで、7月の27日というふうになりました。そういうことから、今度は観光協会、商工会等が一緒にやろうやというようなことから……。 ○議長(小椋 正和君) 井木議員、ちょっとその経過はいいですので、聞きたいことを質問して質疑をお願いいたしたいと思います。 ○議員(15番 井木 裕君) そういう中で歴史をしておりますから、町が花火をどかんとコロナで上げるということもいかがなもんかなと思いますので、もう一度、最後になります。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 花火の件についてちょっと答弁漏れだったと思いますけども、今回はこういう形でコロナ対策ということで打ち上げを検討してやりたいと思っていますが、先ほどの波止のまつりの話や白鳳祭の話がありましたけども、波止のまつりは町費は出しておりませんので今回限りの話であって、これから波止のまつり、白鳳祭を続けるかどうかもあるんですけども、公費を出して花火を上げていくということはこれはコロナ対策、今回限りということで答弁させていただきたいと思います。 ○議長(小椋 正和君) ここで暫時休憩いたします。13時30分から開会いたします。                 午後0時13分休憩       ───────────────────────────────                 午後1時26分再開 ○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。  引き続き質疑ございませんか。  押本昌幸君。 ○議員(4番 押本 昌幸君) 午前中に引き続いて質問いたします。  今回の国の2次補正については、執行部のほうとしては恐らく先日の全員協議会の資料に提出されておりました内閣府地方創生推進室、これに新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した新たな日常に対応するための政策資料集というのがありまして、これを基に、あるいはそれプラスで、同じ資料は我々議員にも配られておりますので、そこをめくれば細かな資料が出てくると思います。  ただ、その中で今回の分についての地域未来構想20、これは我々が頂いた資料の中でのことでの地域未来構想20ということで3つの分野、20の部門でこういう要点でやってもいいよと、こういうんだったらお金が出るよというのがあるんですね。さらに具体的なことについては第1次のほうの省令とか何かありますので、それも提示してあります。言ってみれば、ごみ袋をどうのこうのとか水道料金をどうのこうのとか、そういうのも含めて全国の事例が挙がってるんですね。  その中で、じゃ琴浦町がどういうふうにするのか。そこに上がってるのをチョイスしてやれば、多分作文さえうまくやれば国に予算は通るでしょう。でもそうじゃなくして、先月の町長のお言葉を借りれば、まず何が必要なのか。たくさんある事例の中で何が必要なのか。あるいは事例にはないけれども、何が必要なのか。これを選ぶ、チョイスするキーワードは何かというと、琴浦町におけるエビデンス、証拠あるいは実例、数字ですね。これらに基づいて国に上げる政策を上げる可能性のある要件をピックアップしていくということでありまして、その面で言うと正論でちゃんとやられていると思います。ただ、その出来は100点満点かどうかはそれは分かりませんが、でもそれはやはり我々がそこを読み下した上で批判、検討を加えていくものだろうというふうに思います。  その地域未来構想20の中で、今回その予算計上されてなかったものが幾つかあったと思いますので、それについてちょっとお尋ねしたい。  たくさんありますけれども、一つはやはり少人数クラスが可能だというふうに書いてあります。同僚議員もおっしゃいました。ただ、今回9月末に上げて、それで予算が通って来年度やるにしても、これ1回きりだったら継続性がないわけですね。教育では困るわけです。仮に40人学級が20人学級になって広さは倍になっても、それが1年こっきりで終わってしまえば継続性がないわけですね。昨今のいわゆる内閣の動きを見ると、文科大臣自身が40人学級というのは三密は無理でしょうねということを新聞発表になっちゃって、じゃ20人じゃないですけれども、その審議会では30人ぐらいの少人数学級の実現をという話はありますけれども、それはどういうふうになるか分からない。それを見ながら少人数学級のスタートの準備をしていただけたらどうかなということが一つ。  それから、もう一つは、やはりその20の中に上がっておりましたこれからは分散型社会だと。もちろん国も県も分散型になるんですが、同じく琴浦町でも分散型になっていくだろう。それはどういうことかというと、今まで町長がおっしゃってたので言えば自治センター構想といいますか、公民館とそれぞれの9地区の部落協議会とか、要は町おこし、村おこしをする団体とをどういうふうに組み合わせてそこに暮らす人たちが幸せになっていくような方策をつくるのかというふうな、大ざっぱですけどそういう自治センター構想というのがあって、そういったものも分散型社会の構想の一つに上がると思うので、それが今回は上がってなかったと思いますので、その辺はどういうふうにお考えになっているのかという2点をお聞きしたいというふうに思います。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 最初にありました教育については、教育長のほうからもお話しいただけたらと思います。  今回のコロナ騒ぎで改めて実感したといいましょうか考えたのは、全国一律の同じ形でやるという形は、本来でしたら70年前に地方自治という考え方でいけばそれぞれの自治ということでやっていくところですけども、感染症でありますから一気に押さえ込まなくちゃいけないということで同じ形で制度をつくっていくことがあった。その一番大きなものは、3月2日に学校を一斉休校しろという話でした。それは非常事態宣言が出ておれば別の話だったと思いますけども、そういう形ではなくてそういう全国一斉という形は取られましたけども、分散の話がありますが、今、地方自治を考えたときに、その地方で自律して、「りつ」は法律の「律」のほうですけど、自律して分散をすることによっての地域が活性化されるという考え方、これは去年、琴浦町が認定いただきましたけども、プラチナシティーという考え方ですけども、地域のことは地域の方が自ら考えるということをもう一度改めてやっていくということだと思います。先ほどの事例でコロナ対策はこういうふうだって国は示しますけども、そのとおり全部やるということでなくて、その中でこの地域の実情に合ったもの、そして効果が上がるものということでの今回予算編成をさせていただいたところです。自律と分散、そして協調する社会というのが今回新たな生活様式と言っていますけども、そういうことだと私は思っています。決して新たな生活様式がマスクをしたりとか、それから学校給食を黙って食べるとか、そういうことではないと思っています。ただ、これは緊急的に感染予防ということでいけば、今、そういう形を取らなければ第二波も来てるようなことですので、いかに感染の拡大が収束に向かっていくかということがまずは第一。けども、経済的なことも考えなくちゃいけないというのが今思っておるところです。補足のほうは教育長のほうでお願いしたいと思います。 ○議長(小椋 正和君) 田中教育長。 ○教育長(田中 清治君) 押本議員の質問にお答えしますけれども、学級の少人数ということで20名というふうに言われましたけども、学級の規模としてはやっぱり20名ぐらいが子供たち一人一人に目が届くということで理想的な形だというふうに思っております。  それから、今回のコロナの場合の密を防ぐという意味でも、やっぱり実際35人のクラスに行きますと非常に狭くて、間隔を机と机の間の距離を1メートルぐらいがせいぜいで、それ以上空けることは非常に難しいというふうな状況にあります。そのことを考えると、最大でも25であれば何とか1.35メートルというのがあるんですけども、その距離を保つことができるということで、それぐらいの規模が人数としては今の教室の広さでいけば適正な感じかなというふうに思います。  ただ、先ほど言われたように予算は1年きりという形ですので、一回分けといてまた次の年はまた一緒になるという形では継続性がないというかそういうこともありますので、なかなか継続してそれを続けるということは難しいというのが現状です。もしも町の予算でやるということになりますと、30人以上35人までであれば500万、町が持ち出し、35人以上40人までであれば200万という町が単独に予算をつけなければそういう学級が、要するにコロナのこの補正予算以降は必要になってくるということになります。それを考えると、なかなかそういう規模を町全体でやっていくということは非常に難しいということになります。ですので、一つの学校だけを特別にするということは何かの条件がない限り難しいわけで、今の現状でいけば国のそういう制度ができるまではなかなか単独で予算を組むということは難しいというふうに思っています。ただ、やっぱり理想としては20人ぐらい、このぐらいのクラスで授業をやっていくのが教員にとっても子どもにとっても非常に行き届いた教育ができるのではないかというふうに思っています。以上です。 ○議長(小椋 正和君) 押本昌幸君。 ○議員(4番 押本 昌幸君) ありがとうございました。  可能性としてはあるということと必然性もあるということですので、あとはお金ということですね。教育委員会のほうの教育長の御答弁では。  町長の御答弁の中では、じゃどうする、基本論は言っていただいたんですけども、じゃ次にどういうふうな論がその施策が出てくるのかというのがなかったので、それをもう一度お聞きしたいと思います。自治センター構想みたいなものですね。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 自治センター構想、具体的な話というのはまた令和3年の中に入ってくると思いますけども、今回の基本的にどうこれから考えていくかというときに、今日のお話でもさせていただいておりますけれども、もうデジタル化ということが進んでいくであろうということです。そのデジタルの環境整備ということで、その整備が整っていることが分散という話がありましたけども、今まで都会に人を送っていたのを都会から人を引き込もう、あるいは来ていただいて住んでいただくということになったときの基盤ということでいけばデジタル化の基盤。幸い琴浦町はTCCの光ケーブルとNTTの光ケーブルが引かれておりますが、それをいかに活用していくかということが今後の関係人口も含めて、この町が活性化していく一つの大きな方策、あるいはそのことを検討していくということが今回はコロナの緊急の交付金でスタートしておりますけども、この2次補正でやっていくところはICTということを掲げておりますけども、そういうことの一つのきっかけをつくらせていただいたと思っております。また、それを使うことによって利便性がこういうところがあるんだということで発展していく。それはまた令和3年の当初予算に盛り込んでいくことになってくると思います。今、コロナ後、アフターコロナというところは、そういう社会が新たな日常生活になっていくというふうに考えて、これから進んでいきたいと思っております。 ○議長(小椋 正和君) 押本昌幸君。 ○議員(4番 押本 昌幸君) 確かに今回の構想の中に、9地区の地区公民館にもWi-Fi、あるいは避難所にもWi-Fiをするというふうな言ってみればデジタルのインフラ整備ということがありましたので、それを結びつけるようなこと。あるいは今回の2次補正、それから3次補正というのもあるようですので、できればそういったところで展開していただければと。さらなる勉強をお願いしたいというふうに思います。  そこで、最後になりますが4億1,000万近くの予算の中でたった200万ですが、この花火の予算が随分騒がれておりました、午前中の議論の中で。この花火に関しては、言ってみれば事例としては花火業者が仕事がなくって、全国一律である日に6時頃から場所は伏せておいて全国各地でやった。そして鳥取県では三朝と皆生でやった。それは三朝は50発ですか、それから米子は300発でしたか。玉の大きさもありましょうけれども、そういう展開をやった。単なる花火業者が自分たちが困っているからやったというだけじゃなくって、それはやはり全町民、国民が共通のものとしてコロナ禍が始まってから、例えば妊婦さんからしても三密を避けなければいけない行動がある。それから、幼児で言えばちょっと自宅で見てもらえる者は保育園来ないで自粛してくれとか、あるいは小学生は入学式が遅れるとか、あるいは遠足がなくなるとか、小学生あるいは中学生はスポ少であるとか部活動がない。そして高校生も部活動が大きな上部の大会がない。そういって今回中学校と高校は代替大会が県のレベルで開かれましたけれども、そうやって少年たちも子どもたちも頑張ってきた。そして、やはり大学生も4月になっても学校が始まらない。でも下宿、アパートの家賃は払わなきゃいけない。  そういうことに対して今回の対策があったわけですけれども、そういう思いをやってきた。実際のリアルな授業はなかなか受けられない。そして特に成人であれば、特に女性労働者、いわゆる昔でいえば臨職ですね、の方々が鳥取県内でも何百人という方が解雇あるいは一時待機というふうなことで、収入減が起こってる。また、お年寄りはお年寄りで介護を控えろとか、あるいは自主的に控える、あるいは医療機関も控える。そして最後の葬儀、これも自粛あるいは限られた人数でやる。そして火葬にしたって触っちゃいけないという、コロナに遭った人はそういうものがあった。そうやってあらゆる世代のあらゆる国民、あるいは日本に暮らす人々全員がこの何か月もストレスに耐えてきた。耐えて耐えて耐えてきた。そのストレスを共有できたからこそ、花火業者の花火があったわけです。もちろん三密を避けてです。これは恐らくこの琴浦町の町民だってそれらのストレスを発散するべき、例えばさくら祭りであるとか、あるいは白鳳祭であるとか、あるいは先ほども出ましたけど港まつり、ことごとく中止になっている。花火大会は倉吉も含めて全部中止になっている。これだけストレスがたまっている。これに応えることができないのかということで、この間も執行部も考えられてたとは思いますけれども、やはり執行部だけでやっちゃうと何で執行部が、先ほどもありましたけど行政が何で花火大会やるんだというふうな誤解も招くわけですね。だからやはりそれは民の声として我々が上げとかなきゃいけないと思って、先回の一般質問ではあえて花火大会はやっちゃどうかということをやったわけですね。  やはりそれはコロナによるストレスをこの国に住む全員が共有できているから、そういうことが言える。それを何とか憂さ晴らしじゃないですけどね、そのストレスを少しでも発散させようと、三密を避けながら。という企画が花火だと思いますので、ぜひともやっていただきたいというふうに改めて申し上げておきます。  以上、終わります。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 私の答弁の至らぬところを補足していただきましてありがとうございます。 ○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。  角勝計介君。 ○議員(2番 角勝 計介君) 1つだけ。GIGAスクール構想推進事業ということで、前々からこの事業というのはどんどん進められていってることだと思います。その関連ということになりまして、今回ここで質問するのがふさわしいのかどうかちょっとあれなんですけども、先月ですかね、文科省の専門委員会というところで携帯電話といいますか、今のスマホの持込みをどういうふうに容認するかというような議論がなされたと思いますけども、本町においても中学校では多分持込禁止というような話になってると思いますけども、今の御時世でこうやってデジタル化がどんどん進んでいく中で、ちょっと何か時代とずれてるようなところがあるような気もするんですけども、もしよかったらちょっと御意見を。 ○議長(小椋 正和君) ちょっと予算には関係ないと思いますけども、もしよかったらちょっと町長のほうで教育長に。  小松町長。 ○町長(小松 弘明君) GIGAスクール構想で前回の予算で小学校1年生から全て1台配付するということで、今おっしゃったことは非常に懸念をしているところがあります。今までのことで、それがスマホの持込みということができない。それはそれだと思いますけども、今回のコロナ騒ぎで遠隔の授業ができたのは県内で一番効率的にやったのは高校だと思います。高校生はみんなスマホを持っていて、それで先生方もそれによってやり取りができたというふうに聞いております。だからスマホ全て悪い話ではなくて、使いようによってはまさにデジタル化の進み具合のデジタル教科書というのも予算もつけて今試しております。いかにそれを使って、いかに効率よく遠隔授業もしながらということでの一つのタブレットの導入ですけども、スマホも同じような形で使っていく。やはり先ほどのこども園もそうですけども、今だんだんとそういう禁止ではなくて、それをいかに有効に使っていくかということが新たなデジタル社会につながっていくと私は考えております。 ○議長(小椋 正和君) 田中教育長。 ○教育長(田中 清治君) スマホの使用ですけれども、現在中学校では持込禁止ということになっております。ただ、やっぱりスマホも情報機器ですし手軽に使えるということで、やっぱりこれは有効な情報を取る手段というふうに思っております。ですので、将来的にはやはりスマホも端末も同じように情報機器として活用していかなければならないというふうに思っております。  ただ、懸念するのは、やっぱり情報モラルというモラル教育がまだ十分にされてない。そういう中で許可するということは非常に問題があるなというふうに思っておりますので、まず導入するのであれば、そのモラル教育も並行してきちっとやった上で導入をしなければならないというふうに思っております。以上です。 ○議長(小椋 正和君) 角勝計介君。 ○議員(2番 角勝 計介君) ありがとうございます。  ちょっと時代とずれてるというのは、例えば中学校なんかで今電子辞書を持ってる子がたくさんいるというふうに聞きましたけども、親のほうは与えるために当然その費用が要りますわね。スマホは子供も持ってる。電子辞書なんか買わんでも、スマホがあったら何ぼでも調べられるのにというような意見を聞くこともあります。そういうところで費用が重複するといいますか、余分な費用が要るというようなことが、そういう端末の機器を持っているのが、タブレットをこれから使うようになったらそういうのも必要なくなるかもしれませんけども、そういうものがあるんであれば容認して、そういうところでは使えるようにするというのが今時代に即した考え方でないかなというふうに思うので、少しちょっと意見を伺いました。返答はもう結構です。 ○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) そうしますと、本議案に対する修正動議を提出いたしますので、よろしく取り計らいをお願いいたします。 ○議長(小椋 正和君) ただいま高塚勝議員より修正動議案の発言がありました。  そのほかにこの動議に賛成される方はありますか。  ただいま高塚勝君外1名以上から、議案第98号、令和2年度琴浦町一般会計補正予算(第6号)に対する修正動議が提出されました。  この動議は、2名以上の賛成者がありますので成立いたしました。  暫時休憩いたします。                 午後1時51分休憩       ───────────────────────────────                 午後2時03分再開 ○議長(小椋 正和君) それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。  本案に対しましては、高塚勝君外1名からお手元にお配りいたしました令和2年度琴浦町一般会計補正予算(第6号)に対する修正動議が提出されましたので、この修正案と原案を併せて議題といたします。  では、修正案の提出者に提案理由説明を求めます。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) それでは、日付は令和2年7月22日、琴浦町議会議長、小椋正和様。発議者、琴浦町議会議員、高塚勝、同、大平高志。議案第98号、令和2年度琴浦町一般会計補正予算(第6号)に対する修正動議。上記の動議を、地方自治法第115条の3及び琴浦町議会会議規則第17条第2項の規定により、別紙の修正案を添えて提出をいたします。  はぐっていただきまして、修正理由。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、全国的にイベントの中止や延期、三密対応が行われております。その中にあって、本補正予算に新型コロナ感染症終息への願いを込め、また町民を元気づけるため赤碕新港沖の防波堤で花火を打ち上げる予算200万円が計上されている。趣旨としては賛同するものでありますが、幾ら人が集まらないような工夫をし短時間で実施しても感染拡大のリスクは大きく、万が一クラスターが発生すれば重大な責任を負うこととなり、花火予算は認められない。  はぐっていただきまして、9ページをお開きいただきたいと思います。この予算の中で、9ページの中ほど、コロナ後に向けた観光振興補助金400万、この400万の中に花火の費用が200万円計上されております。400万の中から花火代200万を引きまして、400万を200万に変更するということであります。  10ページ、最後のページを見ていただきたいと思います。その200万につきましては、予備費で対応する。予備費を200万増やして、このような形になります。  あとのほうは、収入のほうは変わりございません。  皆さん、午前中の質疑等でやり取りを聞いておられたと思います。これからますます国内外の交流が盛んになって、感染リスクがどんどん上がってまいります。そういう中にあって、こういう企画をしてやることは非常に問題があると思います。この税金を使っての200万の花火大会が、町民の方の理解が私は得られないと思います。やはりこれはやめるべきだと思います。皆さんの賛同をよろしくお願いいたします。以上。 ○議長(小椋 正和君) 修正案に対する質疑を行います。質疑はありませんか。  大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) 私も突発的に出てきましたんで、私の質疑で問題点を言っておりましたから賛成はしましたけど、提案者、ここに修正理由ということで詳しいことが出ておりますので、これを中心に聞いていきたいと思います。  確かに、花火大会をすると言えば人が集まってくるかと思います。それは確かに時期にもよると思いますし、何ぼ何でも休日にされるのかなと思います。観光協会がやられる限りにおいては、やはりこれは観光振興、そういうのがメインでなければなりませんから、人を来させない、なるべく分からないときにやろうかという、これはこの観光協会の趣旨自体を私は毀損するそういう暴挙であると。そういうことで質問のほうをいたしております。  また、そういう町長とのやり取りの中でこういったこともありました。悪霊退散、こういうこともあるんだと言いました。悪霊退散といえば、言うなればエクソシストじゃないですか。税金でエクソシスト、何てことですか。こんなことが私は考えられません。  そこで、聞きたいと思います。この提案理由というのは事前に出しておられたもんだと思いますけど、午前中の議論、やはりこれに追加してこういうことも問題だということがもし上げれるところがあればほかにもありますか。よろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 実は、先ほど同僚議員もありました。何も分からないときに、そういうものを込めて、ある有志の方が三密にならないようにいきなりぼんと上がる。問題はあろうかと思いますけども、これはこういう思いを込めてやったんだということになるんですね。それは今までの事例もあるわけです。ところが今回は行政自ら税金を使って、琴浦町に今までに上がったことのないような大きな花火を短時間でやるっていうんですね。それが一つのキャッチフレーズ。なら、これを町民に広報せずにやれるか。そんなことであるときどかんと上がって、あれがコロナの疫病を終息を願っての花火だったんですよってことに執行部、我々議会がやったとして、町民の方がいいことをやったとなるかどんなかですね。私はならないと思います。そこなんですよ。ですから、ある有志の方が分からないようにやって、そういう願いを込めてやりましたというんだったら私は理解できると思いますけども、行政自らこういうことを税金を使って、200万円を使ってどかんと今までにない花火をやることが果たしていいことなのか。リスクがなければいいんですけども、先ほど言いましたこれからどんどん国内外からやってまいります。感染リスクはますます上がるんですね。今まで役場にしても、ああいうスクリーンをやったりもういろいろやってます。けども、これをどかんとやるときに来ないでくださいというのはこれ意味がない。来てください、これも駄目だと。来たときに、夜そういうことをやったときに制御ができるかといったらできないと思います。もし万が一、あっちゃならんですけども何かがあったら、行政自らそういうイベントをやってクラスターが発生したといったらもう大ごとになります。言い方が悪いかもしれませんけども、私は日本国中の笑い物になると思います。ですから、私はこうやって修正案を出させていただいた。先ほどの大平議員の答えになってるかどうか分かりませんけども、今日の午前中の質疑を聞いておって私も思いました。 ○議長(小椋 正和君) 大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) 私もそう思うんですよね。広報しない、最小限にする。そういうことがあれば、例えば横になって寝ておられた。ドカンと音がする。何だ何だ、外に飛び出る。これコロナ禍で確かに皆さんがストレスがたまってますけど、余計にストレスがたまるんじゃないですかね、それは。こんなこと許されないですし、まして悪霊退散。悪霊退散、私、休憩時間にどういうことか調べてきました。悪霊退散、これ数々の病気や災害が悪霊の力によると考えられた古代において広く見られた宗教的行為で、現在は修験道や神道に係る宗教文化の語呂である。こういったことで宗教的側面が非常に強いという、こういうことにも表れております。  そこで、私はこれは提案者に聞くのもいいと思いますけど、エクソシスト、そういうことを税金でするということについて、見識があると思いますので監査委員の方は今日は議選監査のほうだけが来ておられるのかな、もし答えられるようであればエクソシストを税金でやるのは問題ないのか。それはちょっと議長の差配になると思いますけど、今のことも含めてちょっと最初に高塚提案者のほうに答えていただきたいと思いますがどうですか。 ○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 町長が午前中そういう具合にお答えになったことについて、私からはどうこうは言えないと思いますね、それがけしからんだとか云々は。町長はその思いを持って、そういうコロナの疫病に対してもう本当思って言われたと思うんですよ。ということで、私からはちょっとそれ以上のことは言えないと思います。(発言する者あり) ○議長(小椋 正和君) 議員として出ておられますんで、それは認められませんので。  大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) やはり議長も差配して、きちんとそこは掘り下げてやっていただけるかなと思ったんですけど、提案者のほうに聞くぐらいでとどめなきゃ駄目なのかなと思いますけど、そうするとやはり税金でエクソシストをやるということは私は大変問題があると思います。  再度確認ですけど、こういうことをやることについて問題があるということは、これは間違いない。先ほど町長が言われたことだと言われましたけど、これは問題があるということで思われているのかというのがまず1点。  それから、やはり何も広報しない。どっちかいうと来てほしくないというところで、特定の地域でどかんとやる。中山間地の人はどうなんだ、いろんなことがあると思います。皆さんがやっぱり関われるような状態でやられればいい。何だったら寄附を全町的に募って、私は花火を上げられてもいいと思うんですよ。それは大々的とは言いませんけど、それは密にしないようにして。そういうことがこの町長がやろうとしていることの趣旨に合うと思うんですけど、そういうふうに思われてるということ、私のそれは意見と同じかどうかということを再度確認したいと思うわけですがどうですか。 ○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 執行部は、こういう目的でこういうことで感染収束の願いを込めてこういう計画をしましたと。けれども、それをやるかやらないかというのは我々議会なんですね。これ二元代表で、このことを皆さんもうよく御存じだと思いますけども、幾ら町長がしたいと言っても我々が状況を判断して、今日の質問を受けたりしていろいろ判断して、やはりこれはちょっとやめたほうがよければ修正すればいいわけですし、いや、これはやっぱり町民の半分以上はこのことはいいことだ、やったことはいいことだということであれば、我々は町民の代表ですからやはり執行部の案を賛成すればいい。私は、これはよろしくないということでこうやって修正案を出させていただいておりますので、あとは皆さんの判断ということになります。皆さんの判断ということは町民の判断でございますので、私はこれはやはり今回は修正をするべきだということであります。 ○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ありませんか。  押本昌幸君。 ○議員(4番 押本 昌幸君) 4番、押本でございます。  先ほど同僚議員からの質問があったようですが、まず趣旨が外れていると思います。高塚議員の修正理由は、趣旨としては賛同するけれども、クラスターの発生が懸念されるからそれは責任持てないからやめるべきだということであって、それが花火大会の趣旨が疫病退散とか何かを願うもんとかなんとか、宗教的だとか云々かんぬんは少なくとも提案者は言っておられないわけです。それをまず確認したい。  それから、クラスター発生の3つの要素、三密がありますね。密閉、密接、密集。この要件を兼ね備えておりますか。それもお答えください。  それから、三朝の花火祭りは今年も恒例の分をされます。それについての御感想をお願いします。  それから、既に先ほど私が申し上げましたように、少なくとも県内では三朝と米子で花火業者が上げた分があります。これは事前に日にちは分かっておりました。時間も分かっておりました。クラスター発生しましたか。お答えください。  それから、宗教的なことを言われたんですが、補足して申し上げれば、花火そのものに花火の起源として疫病払いというかそういうことがあるわけです。それを将軍吉宗がその当時はやったのは天然痘だったか病気は忘れましたけど、それを科学的にどうこうすることはできなかった時代であったので、神仏に祈るみたいな形で疫病払いで花火大会をやった。それがずっと延々と今の隅田川の大会になった。それは今年中止になりましたけども。今どき隅田川の花火大会は疫病退散を願ってみんなが見てますか。そういうふうな趣旨で観光されてますか。その辺もお答えください。 ○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) ちょっと休憩。 ○議長(小椋 正和君) 暫時休憩いたします。                 午後2時18分休憩       ───────────────────────────────                 午後2時19分再開 ○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) お答えします。  私の趣旨はこの理由書にちょっと書いておりますけども、要は三密というのは3つそろわないと感染しないということではないんですよ。例えば午前中の質問で、これをいつされますか言ったら明確に答えれませんでした。11月にされるのか12月のお正月にやられるのか。いや、もうお盆にやられるのか分かりません。でも、例えば関係ができているから、ここに仮に東京から今日来た人が、友達が来た。おい、今日大きな花火があるぞ、今までにない花火があるぞ、見に行こうやと来ますね。東京から来た人がここでわあっとやりますね。それは別に関係があろうとなかろうと感染するんですよ。今までそうやって皆生でも三朝でもそういうことはクラスター発生しておりません。発生したら大変なことなんですよ。だから今回も何もなければいいんですが、ここに書いております。万が一仮にそういうことが発生したときには、民間がやったわけじゃないんですね。行政が自らやったんですよ。だからそういう点では次元が全然違う。  それと、その三朝とか皆生というのは私はどういうことか知りません。町民にも広くPRして、今日どこどこでやりますよと。花火業者さんが自主的にやりますよとやられたのか、ある意味ではマスコミで聞くとあまりそういうことはせずに、そういうことをすると集まってこられるから、それはやはり業者さんも駄目だからということでやったんですね。今回はそうでないんですよ。くどいようですけども、200万の公費を使って行政が補助金として出すにしても、行政がこれをやりますといってやって、なければいいんだけどもし万が一のことを考えたときには、そのリスクは私は大きいと思います。ですからそういう面では発生しておりませんし、三密の中で2つはいいかもしれませんけども、一つのリスクがあってもそれはあれだと。  野球なんかでは、収容人員を減らして間隔を空けるとか、今回のこの花火を間隔を空ける、そういう規制はなかなかできないと思います。夜でもありますし。指定席をつくって、それ以外駄目だということもできない。1万7,000人の町民が仮に全部は不可能なんですね。そうすると、何か赤碕でやってるわと。それはそういう目的でやったということで町民が理解してくれればいいと思います。わし行けれなんだけどもいいことだとなればいいけれども、私はそうではないということなんです。  ですから、そういうほかの例とかなんとかは私はよくどうだということは関知しません。この理由で、やはり行政がすべきではないということなんです。ですから、例えば仮に観光協会の独自でこういう三密というかそういうことを防ぎながらやられるについては行政がどうこうできませんけども、我々がやるんです、それは。最終的には我々議会が決めるんです、これは。幾ら執行部がやりたいと言っても、やるかやらないというのは我々です。最終的には議会です。ですから、私は議会としてはこれはやるべきではないということで今日提案させていただいた。お答えになってるかどうか分かりませんけども、そういうことであります。 ○議長(小椋 正和君) 押本昌幸君。 ○議員(4番 押本 昌幸君) 答えになっておりません。クラスターの発生というものは、三密があってこそ発生するというふうに国の基準でなってるわけです。それを守っても万が一がということで恐れるならば、クラスター発生するしないにかかわらず感染症対策の公立病院は一切患者受け付けできませんよ。三密やってても万が一があるということだったら、患者を受け付けないのが一番です。それを推奨されますか。だからこそ国の基準で三密というものがあって、それを厳守していれば全てオーケーではないにしろ、可能性は非常に低いということを言っているわけです。それが1点。それをどういうふうに考えられるか、1点。  それから、行政が行政がと言われますけど、先ほどのことを聞いておられたかどうか、私の議論を聞いておられたかどうか分かりませんが、行政が花火大会をやると言うとこれは語弊もあるし誤解も招く。だから私が代わりに言ったちゅうんじゃなくって、私は町民の者を代弁して花火大会やってくれないかと。趣旨は分かっておられるわけです。趣旨は分かっておられるから、私はそれを代弁して町民の一人として、議員としてこの場で行政に対して、直接的にはできないかもしれないけども花火大会をやってくださいというふうに言ったわけです。だからこれは町民の、私が1万7,000人の町民を全部代表してるわけではありません。実際に反対されてる方もあるわけです。だけども、一部かもしれない、あるいは半分かもしれない、3分の1かもしれない。でも、町民の気持ちとしてそういう思いがある。だけど趣旨は賛成されてるわけですから、趣旨はお分かりになってる。だからそれは行政がやることはできないが、行政がだから観光協会に委託というか補助金でやったということであって、行政がやってるわけじゃない。ただ、そういう町民の意を酌んで、町民に対する思いやり予算ですよ。先ほど言いませんでしたけどね、米軍に対する思いやり予算じゃないんです。町民に対する思いやり予算なんです。やってもらったほうがいいじゃないですか。そう考えられませんか。 ○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 押本議員と私は根本的に考え方が違うようですね。3つそろわないとクラスターが発生しないということはないと思うんです。例えばあれだけ病院なんかも注意してるのに、院内感染であれだけやっててもなるんですね。だから仮に3つそろわないからクラスター発生しないと言われますけど、私は全くそれは関係ない。仮に3つのうち1つ、例えば濃厚接触ですね、友達が来て一緒に行った。友達が感染してた。自覚症状出なかった。だけどこうやった。うつったと。またこれはうつる、連鎖的にうつっていくんですね。だから3つそろう、それは今回の花火大会では換気はできとるかもしれませんよ。けれども、クラスター発生するんですよ。ですから、そういう面では押本議員は3つそろわないとクラスター発生しないと言われるけども、私の個人的な意見は1つでも感染は幾らでもするし、それがこうなっていくというのはそういう持論です。  それと、押本議員も町民の意見でそうやって、これはいいことなんですよ。我々16人いるわけですから、ですからそれはそれで押本議員も思いを届けられてそういうことを、それはそれでいい。  やはり観光協会に委託するいってもこれは補助金は町が出すわけですから、委託でない、補助金ですから観光協会がさせてくれ、こういうことをするから補助金くれえや。いいことだ、よし、あげるよということだったかどんなか分かりませんけれども、行政がそれを認めたということになるわけですから、それを行政が計画したことを我々が承認したことになるわけですから、幾ら補助金といっても我々の責任は当然出てまいります。  くどいようですけども、議員は16人いますから、あとはそれぞれの意見でやればいいことで、押本議員のお考えは押本議員のお考えで私は結構だと思います。私はそういうつもりで意見を異にするかもしれませんけども、こういう理由でやはりこれはやめるべきだというのがそうであります。お答えになってないかもしれませんけども、よろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 押本昌幸君。 ○議員(4番 押本 昌幸君) すみません、もう1回あるということですので。根本的には見解の相違ということですが、逆に言えばこれをしないことによるストレスがたまって、それで何かが起きたらどうされますかということも言えると思います。それも責任ですよ。これを否定することの責任はそれもあるんですよ。それはどう考えられますか。 ○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 全く花火大会やるからストレスが解消するとは私は思いません。私の個人的な考えは、1万7,000余りの町民が花火大会があったからストレスが解消になったとは思いません。全く別な方法が私はあると思います。押本議員は押本議員の考えでしょうけども、私はそういう考えを持っておりますので、それについては花火大会がなくなったから責任があるとかなんとかというのは全く次元の違う話であります。以上。 ○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。  青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) 質問をさせていただきます。  いろいろ趣旨やなんかもあるんですけども、何か議員のほうが花火の打ち上げのやり方とかなんとかが詳しくて、提案した執行部のほうが曖昧な答弁を繰り返している。結局誰が中心なのか、誰がやるのかとよう分からんわけです。  私が聞きたいのは、ここのとこに書いてあるコロナ後に向けた観光振興補助金。コロナ後に今なっていると提案者は思っていらっしゃるでしょうか。  GoToトラベルが始まって、東京発着型は駄目なんですけれども、関西で大阪でも京都でも増えていますけれども、そういう観光がこれから始まって、第二次の感染爆発が懸念されてるときに、コロナ後の観光振興でどどどんと打ち上げ花火をする。花火も何発かよく分かんないんですけど、さっきの議論の中では花火大会となってる。花火大会となると、1発や2発や3発じゃないだろうと。そういうように曖昧なんです。  今、この花火大会、花火をやってコロナ後なのか、今の局面は。それは提案者の方はどういう認識を持っていらっしゃるでしょうか。 ○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 実はその件につきましては、私、午前中の質疑でいつ頃されますかとお聞きしたんですね。そのときに、例えば一応めどがついて、そのお祝いに上げるということもそういう選択肢もあるかなという感じも持ってたんですよ。でも、それでもないようだと。特にここに終息を願いですから、終息を祝いじゃないですね、願いですから。ああ、これはまだコロナが、いつをもって完全に終わったということはなかなかこれは難しいと思うんですけども、終わってからではないなと。今こういう自粛ムードの中で、元気を取り戻していただくために近々されるんだなと思いました。  ですから、今青亀議員の質問の大きなテーマはコロナ後の政策で観光に来てもらわないけんから観光看板を替えましょうとか、いろいろパンフレットもしましょうとか、これはコロナ後をにらんでのあれですね。ただ、この花火については、そのコロナ後というのは私は該当しないと思います。該当しないけれども、このコロナというのはいつ終わるか分からない。1年か2年かかるだろうと。けど一応コロナ後のところにあるけれども、コロナ後ではないということを思っております。以上です。 ○議長(小椋 正和君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) 私が聞きたいのは、これがいつ花火が打ち上がるのかというときがあるんですけどね、今、日本、世界ですよ、コロナウイルス後になっているのか、渦中にあるのか。第二次の感染爆発のさなかにあるのか。そこら辺のところの情勢認識というか、提案者の認識をお聞きしたい。 ○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 私は、先ほど申しましたように今までは本当、押本議員も言われましたけども何大会もやめる、何もやめる、もう自粛ムード、自粛ムードになってると。でも、やっと何となしに解放されたなと思ったら、あのグラフにあるようにこんな感じですね。これからますます、先ほどもお話ししましたけども人の交流が増えてまいります。東京からでも大阪からでも、もう国外からでも琴浦町に入ってくる。今まで以上に私は感染リスクがある。特に若い人は症状も出てない。全く症状出てなくて友達が帰ってきたとか、または家族が帰ってきた。知らず知らず感染するんですね。そういうことがこれから出てくるんじゃないか。これは予想ができない。これが非常にいたしいとこなんですね。ですから、私はまだまだこれは逆に二次、三次とどうなるか全く分からないというのが、そういう考えを持っております。  ですから、その中でこの終息を願っての花火というのはそういう面では問題があるということで今回提案させていただいて、私としては全く終息のめどは立っていないという認識です。かえってこれから拡大していくんじゃないかという考えを持っております。 ○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  討論に入ります。  それでは、まず原案に賛成の方の発言を許します。原案に賛成の方。  押本昌幸君。 ○議員(4番 押本 昌幸君) 原案に賛成、花火大会とは書いてはありませんが、花火を上げるということに賛成の意を示したいということで討論させていただきます。  まず初めに、先ほどコロナ後に向けた観光協会振興補助金というふうなことを言われましたけど、コロナ後に向けた観光振興補助金で、決してコロナ終わったという文言ではございませんので、これは認識を変えていただきたい。コロナ後に向けた施策でございますので、終わったという認識は誰もないと思います。  コロナそのものはやはり正しく恐れて、だけど過剰な過敏な反応はする必要はない。その一つがやはり国が定めた、国が全部正しいというわけじゃないんですけれども、国が定めた三密を避けるということがまずクラスターの発生原因を除外する基準である。今回はそれをまず野外であると。いわゆるコロナが一番発生してたときでも、都会の人は野外に行った。特にキャンプ場がはやった。なぜですか。屋外だからでしょ。大阪の人も東京の人も行きましたよ。もちろんそこに感染者がおれば絶対感染しますよ。だから100%除去できるというものではありません。しかし先ほど、あるいはその前も言いましたけれども、まず今回の修正案の提出者も花火を上げるということの趣旨は賛同すると。あとはそこの技術論ですよ。どういうふうに三密を避けるのか、クラスターを避けるのか。これを我々素人、悪いですけれどもどれだけ勉強してどれだけやればこの三密ではなくって万が一も発生しないというふうに言い切れる、そういう技術があるのか。じゃそれはどういうふうにすればいいのか。そこまでできますかということになれば、できないと思います。  しかしながら、大ざっぱではあるけれども国の定めたクラスターを発生させない基準、これを守る。花火大会でいわゆる商工会がやる商売、人集めのための花火大会じゃないんですよ。それは皆さん承知の上だと思います。だから同じような発想で花火大会がある、あるいは夜店が出る、屋台が出る、出てほしい。そういうもんではありません。そういうむしろストレスの、今まで何か月もたまってきたストレスの全部発散できるわけじゃないですよ。だけどそれの少しでも気持ちが和らぐならばできるんじゃないか、してもいいんじゃないか。そういう町民の気持ちはあると思いますし、それは修正案の提出者も共有できてると思います。あとは技術論だと思います。技術論はやっぱりプロに任せて、プロがそういったことを、万が一まではちょっとできないかもしれませんが、通常考えたら発生しないだろうという技術はプロにお任せして、そういう条件でやっていただくということでよろしいかというふうに私は思いますので、その技術論は技術論でプロに任すということで賛成したいと思いますので、ぜひとも花火は上げていただきたい。
     その詳細については、まだ分かってない。どんな玉を上げるとか何発上げるとかそれは分かってないですけども、花火を上げるということの趣旨は賛成できると思いますので、ぜひともやっていただきたいということで賛成討論といたします。 ○議長(小椋 正和君) 次に、原案及び修正案に反対の方の発言を許します。ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。原案に賛成の方、ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 次に、修正案に賛成の方の発言を許します。  大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) 私は、この修正案について賛成の立場で討論のほうをいたしたいと思います。  この対象になっております花火の打ち上げ、これ200万円上がっておりますが、説明でもありました人をなるべく呼ばない状況で実施する。これを税金を使った打ち上げ花火、事もあろうに、観光振興をつかさどる観光協会に実施させるなど見識を疑うところであります。それがどのようなこの町にとっての効果をもたらすかということについて、判断できる答えは質疑でありましたけど、悪霊退散だったりとかそういったことが出ておりました。悪霊退散、言うなればエクソシストであります。こんなことに税金を使うんですか。私は全くこれは見当違いも甚だしい、そういうふうに思っております。こういったことは神事の側面が強い。そういう案件でありますからこれは税を使うべきではなく、どうしても事業を行いたいのであれば寄附を募る案件であります。  確かにコロナ禍においてストレスがたまっておられる、そういった方もあると思います。しかし、何も知らないところで大きな音がした。何だこれはって外に出て、ああ、これがストレス解消のために上げた花火なんだ。こんなばかな話があるんでしょうか。税金を使って夜空に税金の花を咲かせるなんていうことは言語道断であります。  その他の予算についても思慮するところがありますが、全てを否定するには忍びなく、一部を修正し通すことがこれらの疑問に対して警鐘を鳴らす意味で最良の選択との結論に達したものであります。修正以外の予算についても、執行に際しては議会で議論された懸念を払拭する最大限の努力を執行部にはお願いして、私の修正案に対する賛成の討論といたします。 ○議長(小椋 正和君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。原案に賛成の方、ございませんか。  角勝計介君。 ○議員(2番 角勝 計介君) 私は、原案に賛成の立場で討論させていただきます。  近いところで言いますと、医療従事者を応援するために国が自衛隊を動かしてブルーインパルスを東京の上空に飛ばしました。私は、その行為を非常に粋で気持ちのいいもんだと思いました。医療従事者も、随分それで勇気づけられたと思います。  また、今、町がやろうとしていることは全く同じことをやろうとしております。全員が見られなくても、私だってブルーインパルスは見てないですよ、テレビでしか。でも粋なことをやるなと、これは頑張らないけんなと思いました。同じことを今、町がやろうとしているなら、私は頑張ってくださいよと賛成してぜひともやっていただきたいというふうに思います。以上です。 ○議長(小椋 正和君) 次に、原案及び修正案に反対の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 次に、修正案に賛成の方の発言を許します。  青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) 私は、修正案に賛成の立場で討論をいたします。  質疑でもいろいろありましたが、要するに税金を投入して今花火を打ち上げて、住民に重大な誤解を招くと思います。コロナウイルス、これが完全に封じ込めができて、あるいはワクチンが開発されて、一般のインフルエンザと同じような形になった。あるいは政府が封じ込めを宣言した。これを喜ばしいことだといって打ち上げ花火を上げて祝うようなことはそれは当然行ってもいいことだし、いわゆる町民挙げてお祝いをするような内容だと思います。しかし、今こういうような形で町が税金を投入して花火を打ち上げて、コロナ後の観光スタートのラインに立ったんだと、スタートしたんだと。これは重大な町民に誤解を与える可能性があります。  午前中の質疑でも、執行部の執行する側にそういう問題についてのはっきりした指針なり計画なり対策なり、そういうものがないということがはっきりいたしました。こういう状態で行政が税金を投入して花火大会、1発2発ではなくてどんどん上げるのかどうか分かりませんけれども、こういう情報を発信することは今コロナウイルスを全世界が、全国民が封じ込めるときにやるべき行動ではないと私は思います。よって、この200万円を減額して予備費に繰り入れて、全体のコロナ対策やいろんな施策を前に進めながら微調整をする必要がこの琴浦町議会にはあるんではないか。私はそう信じております。  以上で私は賛成討論としたいと思います。 ○議長(小椋 正和君) 続いて、原案に賛成の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 次に、修正案に賛成の方の発言を許します。  桑本賢治君。 ○議員(7番 桑本 賢治君) 私は、修正案に賛成の立場で発言したいと思います。できるだけ発言せずに、修正案のときにちょっと立とうかなと考えていましたけど、それはひきょうなのかなと思いました。  なぜ反対するかといいますと、この趣旨とはちょっと違いますが、これを聞いてから何人かと話ししました。おい、赤碕の波止で花火上げるらしいぜ。何で、中止になったがん。いや、町が上げるだって。快くいいことだと言ってくれたもんがおらんのですよ。それで私は青亀議員がちょっと言ったけど、敬老会をやめて1,000円カットしたんだったら、75歳以上の老人にことうら商品券ぐらい1,000円ずつ配ったほうがよかったなと。私は、そういうことに使ったほうがええと思った。花火は時期が悪いし、せっかく白鳳祭もやめた。波止のまつりも寄附してやめたって言ったし、じゃ元気出すためにって分からんでもないけど、むしろ次から次へ中止かけとる中で、運動会も中止らしいで、祭りの屋台もいけんらしいな。今年はみんないけんじぇ、こら。ワクチンができん限り無理だな。こんなことも話ししとるときに、花火だけ分からんときにどかんと上がっても何があっただいやというやなことになるので、私はその200万円を75歳以上の老人に商品券として配っていただけたら大変ありがたい。こういうことで反対をしたいと思います。 ○議長(小椋 正和君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 次に、修正案に賛成の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がございませんので、討論を終わります。  修正動議の扱いは、会議規則第19条の規定によって議長が表決の順序を定めることになっておりますので、まずは高塚勝君から提出されました修正案を先に採決いたします。  この修正案の採決は起立によって行います。  議案第98号、令和2年度琴浦町一般会計補正予算(第6号)の修正案に賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(小椋 正和君) 賛成少数です。よって、この修正案は、否決されました。  これより原案について採決をいたします。  この採決は起立によって行います。  本案を原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(小椋 正和君) 賛成多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第99号、財産の取得について(町営バス)についての質疑に入ります。質疑ございませんか。  大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) すみません、ちょっと質問のほうをさせてもらいたいと思います。  これは町営バス取得ということでありますけど、2,000万円余りの金額のほうが上がっております。これ予定価格のほうは事後公表なのかどうなのか。落札率はどの程度か。  それから、毎回聞きますけど入れ替えられる車両は今までどおり例えばオークションに出されるとか、そういうことでお考えなのか。よろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 詳細は総務課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) 入札の件についてお答えします。  まず、予定価格ですけども、事後公表となっております。  入札率につきましては、99%というところです。  車両につきましては、もう廃車ということであります。 ○議長(小椋 正和君) 大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) 99%ということはあれですかね、ほかの業者とはほとんど価格差がなかったということですかね。ちょっとその辺のところが私分からないんで、ちょっと詳細なところが分かればお願いしたい。もう何かかなり近いところでこれは接近されてたりとか、同じ価格を入れられたりとかという方が複数散見されたような入札だったんですかね。ちょっと分かりますか、その辺は。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 入札状況については、総務課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) 入札要件につきましては、辞退者が2社ございます。計4社で入札のほうを行いまして、皆さんかなり近い価格というところでございます。 ○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) まず1点、先ほどの入札の件で、これは予定価格というか事前価格は事前公表されたのかどうかというのがまず第1点。  それから、これノンステップバスですので、例えば車椅子対応の方にはどのような配慮をされての車なのかをお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 入札状況においては、総務課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) 先ほども申し上げましたが事後公表、事後であります。 ○議長(小椋 正和君) 山根企画政策課長。 ○企画政策課長(山根 利恵君) 導入するバスにつきましては、ユニバーサルデザインということで低床ノンステップのバスということで、車椅子の方も乗務員のちょっと手助けが必要になるかもしれませんけれども、広いスペースで乗れるような形になっております。 ○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) その車椅子対応、例えば車椅子の方がバスを待っておられたときには、どういうやな形で車椅子はそのバスに乗れるようになって、走行中はどういうやな形になるのかをお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 車椅子で待っていらっしゃる状況というのはそれぞれだと思いますし、乗っていただくやり方ということについてが中心になると思いますけども、企画政策課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 山根企画政策課長。 ○企画政策課長(山根 利恵君) 車椅子用のスロープ板を設置して、車椅子の固定装具というものも車内のほうに設置したバスを導入したいと考えております。 ○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第99号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  議案第100号、財産の取得について(小中学校タブレット端末)について質疑に入ります。質疑ございませんか。  大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) 続いて財産の取得ということでタブレット導入に関する件でありますけど、7,200万円余りとこれはタブレット1,125台入れられるということで巨額な金額になっておりますが、予定価格はこれは事後公表なのか、落札率はどの程度か。よろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 入札状況については、総務課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) 予定価格の公表につきましては、事後公表であります。  入札率につきましては、99.8%となっております。 ○議長(小椋 正和君) 大平高志君。
    ○議員(5番 大平 高志君) これも先ほどが99%で、今回が99.8%ということですけど、何ですかね、価格が大体これはもう決まってるような感じで値引きの幅がないということなんですか。その辺のところは詳しくは状況把握というのはされているんですかね。よろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 入札状況ですので総務課長に答えさせますけども、今回のこのタブレットについてはもう広く文部科学省のことで1台上限が幾らとかというそういう数字が出ておりますので、そういう点でのオープンになってる数字部分はあると思います。  詳細について、総務課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) こちらの入札につきましては、6社指名しまして3社辞退というところです。  価格につきましては先ほど同様、先ほどよりもさらに3社とも近い状態で出てきておるというところで、要因については役場のほうでは分かりません。 ○議長(小椋 正和君) 大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) その辺のところを私は少し把握されておかないと、これは99%とか、今回に限っては99.8%。0.2%のところで集中してるということ、なかなか私あるのかなというのでちょっと疑問に思うわけですけど、そう思われませんか。よろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 思うというか、結果はそういうことだったということで認識しております。ただ、それが限られた業者さんではあるし、それからこういうタブレットの学校で導入するというものはやっぱり限られた器械ではないかなと思っています。その点についての研究は、また今後進めていきたいと思います。 ○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) タブレットは、我々もこの議会、こういうタブレットを支給されてるんですけども、我々が持ってるこのタブレットと今回導入されたタブレットとはどんな大きな違いがあるのか。どちらのほうが性能がいいのか。その辺お願いします。  それから、これは個数ですけども、これだけ大きな物件になると例えば小学校は小学校で入札をし、中学校は中学校で入札するというようなことも考えられて、なるべく業者さんに機会均等というかやっていただく。例えば、道路工事であればある程度区切ってやるようなことをするんですけども、今回の場合はそういうことをされなかったというのは何か理由があるのか。私から見れば、小学校と中学校ぐらい分けてもよかったような気がするんですけども、その辺はどうでしょう。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 短期間に導入しようということでいった場合に、分けてやるという方法よりも一括しての導入ということになるほうが理にかなってるかなと思っています。  教育用のこのタブレットと、今皆さんのお手元で使っているタブレットとはちょっと違うと思いますけども、詳細について教育総務課長が答えます。 ○議長(小椋 正和君) 桑本教育総務課長。 ○教育総務課長(桑本真由美君) GIGAスクールの今回導入しますタブレット端末についてお答えします。  これにつきましては、文科省のほうからある程度のスペックなり、あと金額なりというのの上限というのも指定してきております。それに見合ったパッケージということで、各社が同じ上限マックスのパッケージを何十種類というふうに出してきているんですけれども、その中で学校で使い勝手がいいものというのを選んでいます。  今回の入札につきましては、一応スペックはもう国が示しているんですけども、機種はこの機種でというようなことで町のほうの要望は出しているんですけども、それ同等以上ということで入札をかけていただいて、機種も選定していただいています。性能的には、基本的には非常にあまり物が入っていない自由に使えるというようなことで、多分今ここに手元にあるやつのほうが高性能かなとは思うんですけれども、1台4万5,000円という上限で国が示していますので、それに見合った形のものを今回導入することになっております。以上です。 ○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 町長のほうは急に一遍に入れるんで1社のほうがいいということですけども、別に1社だろうと2社だろうと、1社でないと納入が遅れるというようなことはないと思うんですけども、そういう何かあるんですか。例えば中学校と小学校と分けて出した場合には、片一方は入るけども片一方が入らないとかといったようなことがあるからそうやってやられたのか。その辺を再度よろしくお願いします。  それから、文科省のほうからのいろいろあるようですけども、今回導入された機種以外にも文科省には何件かあって、その中で町のほうはこれを使おうということでされたのか。大体もう文科省は一つのものしかなかったのか。その辺よろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 入札を分けてやるべきだったかどうかということについては総務課長に答えさせますが、教育委員会の教育関係の今の機種ということでいったときに、ちょっと何か私もそこを詳細にお答えができない部分がありますけども、特定の限られた教材用のタブレットという観点で見たときには、文科省がこの機種といって選定しててこの中で選びなさいなんていうことにしてるかどうかという御質問じゃないかと思うんですけども、それでその機種があってそれを入札する場合に分割するのがいいのかというようなことよりも、一定のものが小学校も中学校も入ってくるとなれば1回の入札で十分じゃないかと思います。  詳細については、教育総務課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 桑本教育総務課長。 ○教育総務課長(桑本真由美君) タブレットの端末ですけれども、まずパッケージ、先ほどありましたけども数十種類あります。各社が出してますので。OSのアップルでしたりウィンドウズでしたりとか3つのOSがある中で、自由に選べるという形になっております。文科省が1種類に絞っているわけではありません。  琴浦のほうでも、1種類に絞って入札をかけるというよりは希望の機種ということで上げてますけれども、同等以上のものということで事業者、入札業者のほうに御提案いただいた機種を入れています。  小中の入札の件なんですけれども、今回うちのほうではまとめて入札をしましょうという話はしました。全国的に品薄がもう予想されるというようなこともありまして、なるべく一括で入るというような形を目指したいなということと、せっかく入れるんだったら早く使いたいなということもありまして、今回まとめての入札という形にさせていただきました。以上です。 ○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第100号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第7 閉会の議決 ○議長(小椋 正和君) 日程第7に進みます。  お諮りいたします。今期臨時会に付議された事件は全て終了いたしました。  よって、会議規則第7条の規定により、これをもって閉会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、今期臨時会は、これをもって閉会することに決しました。  これにて令和2年第6回琴浦町議会臨時会を閉会いたします。御苦労さんでございました。                 午後3時04分閉会       ───────────────────────────────...