湯梨浜町議会 2022-03-04
令和 4年第 3回定例会(第 1日 3月 4日)
日程第40 議案第38号
湯梨浜町附属機関設置条例の一部を改正する条例について
日程第41 議案第39号 湯梨浜町と
まり海鮮バーベキューハウスの設置及び管理に関する
条例の一部を改正する条例について
日程第42 議案第40号 湯梨浜町公民館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条
例について
日程第43 議案第41号
湯梨浜町社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正
する条例について
日程第44 議案第42号
湯梨浜町光ファイバーネットワーク施設整備基金条例を廃止する
条例について
日程第45 議案第43号
湯梨浜町鉄道駅舎施設基金条例を廃止する条例について
日程第46 議案第44号 湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る
過疎地域持続的発展計画の
変更について
日程第47 議案第45号 町道の路線認定について
日程第48 議案第46号 町道の路線変更について
日程第49 議案第47号 工事請負契約の変更について(旧
北溟中学校校舎等解体工事)
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出席議員(12名)
1番 松 岡 昭 博 2番 米 田 強 美
3番 光 井 哲 治 4番 寺 地 章 行
5番 河 田 洋 一 6番 磯 江 公 博
7番 小 川 遊 8番 中 森 圭二郎
9番 入 江 誠 10番 増 井 久 美
11番 信 原 和 裕 12番 浜 中 武 仁
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欠席議員(なし)
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欠 員(なし)
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事務局出席職員職氏名
事務局長 ───── 山 根 薦 副主幹 ────── 足 立 祐 子
一般事務補助員 ── 岩 本 佐登美
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説明のため出席した者の職氏名
町長 ─────── 宮 脇 正 道 副町長(福祉事務所長)亀 井 雅 議
教育長 ────── 山 田 直 樹 総務課長 ───── 岩 﨑 正一郎
企画課長 ───── 上 井 明 彦 みらい創造室長 ── 西 原 秀 昭
町民課長 ───── 尾 坂 英 二 子育て支援課長 ── 杉 原 美 鈴
健康推進課長 ─── 林 紀 明 総合福祉課長 ─── 竹 本 里 香
長寿福祉課長(
地域包括支援センター所長)
─ 西 田 貴 頼 産業振興課長 ─── 遠 藤 秀 光
会計管理者(兼)出納室長
建設水道課長 ─── 石 本 義 之 ─ 森 輝 信
水明荘支配人 ─── 小 椋 誠 総務課参事 ──── 出 西 剛
生涯学習・人権推進課長
教育総務課長 ─── 山 田 志 伸 ─── 山 﨑 有紀子
農業委員会事務局長─ 藤 井 貞 宣 代表監査委員 ─── 金 涌 孝 則
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午前10時00分開会
○議長(浜中 武仁君) おはようございます。
ただいまの出席議員数は12人です。定足数に達しておりますので、ただいまから令和4年第3回湯梨浜町議会定例会を開会いたします。
これから本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
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◎日程第1 議席の指定
○議長(浜中 武仁君) 日程第1、議席の指定を行います。
議席は、ただいま着席のとおり指定いたします。
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◎日程第2 会議録署名議員の指名
○議長(浜中 武仁君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
本定例会の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、8番、中森圭二郎議員、9番、入江誠議員を指名いたします。
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◎日程第3 会期の決定
○議長(浜中 武仁君) 日程第3、会期の決定を議題といたします。
本定例会の会期については、去る2月24日に議会運営委員会を開催し、協議しましたので、議会運営委員長に報告を求めます。
河田委員長。
○
議会運営委員会委員長(河田 洋一君) おはようございます。
ただいま議長の報告のとおり、2月24日、議会運営委員会を開催し、協議しました結果を御報告申し上げます。
本定例会における初日の町長提出議案は、現在のところ、当初予算16件、補正予算13件、条例関係12件、工事請負契約の変更1件、その他3件の合計45件でございます。一般質問は6人です。陳情は、新たなもの3件でございます。
会期は、本日4日から予備日を含めました22日までの19日間としたいと思います。
なお、最終日には議員発議による意見書の提出などを行う予定であります。
本日の日程は、お手元に配付いたしておりますが、この後、陳情の委員会付託をして、当初予算、補正予算、条例関係等の町長提出議案の説明を受け、工事請負契約の変更1件を審議、採決し、本日は散会といたします。
5日から6日は休会とし、7日は一般質問を行います。8日から16日は委員会審査及び議事の都合により休会とし、17日に提出議案及び陳情審査報告等の審議、採決を行い、22日を予備日とする会期日程でございます。
非常に盛りだくさんの内容となっておりますので、議員皆様の御協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
以上、報告いたします。
○議長(浜中 武仁君) お諮りいたします。ただいまの河田委員長の報告のとおり、本定例会の会期は、本日4日から22日までの19日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、会期は、本日4日から22日までの19日間と決定しました。
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○議長(浜中 武仁君) ここで、3月議会定例会の開会に当たり、宮脇町長より挨拶並びに令和4年度の施政方針について説明をお願いいたします。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 皆さん、おはようございます。3月定例町議会開会ということで、また新年度の町政の内容とか、きちんと定めて取り組んでいくことになります。どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。
ちょっと施政方針が、作ってみましたのに、長くなりましたので、挨拶は省略させていただいて、早速ですが、令和4年度の町政の内容とその方針等について、議員の皆様にお話し申し上げ、御理解を賜ればというふうに考えております。
令和4年度当初予算案を提案するに当たり、所信の一端を申し述べ、議員各位及び町民の皆様の御理解と御協力を賜りたく存じます。
さて、令和4年度のまずもっての課題は、
新型コロナウイルス感染症の克服ということでございます。令和元年12月、中国に端を発したこの感染症は瞬く間に世界中を席巻し、日本国民も丸2年にわたり様々な困難を乗り越えてきましたが、依然、抑圧された不自由な生活を強いられています。令和4年度はこのコロナ禍からの脱却を図り、経済の復興はもとより、明るく元気な住民生活の回復が急務だと考えており、流行状況を見ながら、復旧・復興を促進するための措置を講じてまいりたいと考えております。
コロナ禍により中断したり遅れていたりするものといたしましては、まず、グラウンド・ゴルフの国際化があります。海外との交流が全くできず、また、再延期となったワールドマスターズゲームズ2021関西の実施時期がまだ決まっていません。せっかく設立された国際連盟がその役割を果たし、各国愛好者との交流が根づくよう、さらなる努力が必要となっています。
生涯活躍のまちの移住促進や関係人口の拡大も活動が難しい状況が続きました。間隙を縫って東京大手町で「ゆうゆう、ゆりはま」の写真展、物販、移住セミナーを開催したほかは、SNSや、あるいはオンラインによるセミナー、ツアーによる情報発信が主体でしたが、県が公表する定住に結びつく県外からの移住者数としては、平成30年から令和2年まで、県内の町村で一番多い数となっております。令和4年度は、ゆりはまフェローを核としたセミナーの開催、体験ツアー、サマースクールの実施等により、関係人口の創出に力を注ぎたいと思っております。
また、ハワイ郡との交流では、昨年12月4日に新任のロス・ハワイ郡長と姉妹都市に係る盟約書の調印式を行いましたが、令和4年度は4年ぶりにアロハフレンドシップによる中学生のハワイ島訪問のほか、ハワイ郡長、
ハワイ日系商工会議所会頭の御来町が実現できるよう準備を進めているところでございます。
ところで、令和4年度の
湯梨浜町一般会計予算の総額は100億600万円と、前年比1,900万円、0.2%の減となっておりますが、その理由等は後ほど提案理由説明あるいは副町長の予算概要説明でお伝えすることとして、この場では、新規事業を中心に主な内容と私の思いを申し上げさせていただければと存じます。
まず、安全・安心なまちづくりにつきましては、地域防災力強化のため、防災士の育成に加え、積極的な活動支援、避難所への太陽光発電施設の設置を促進するほか、ハード面では、東郷池の浸水対策として、龍島ポンプ場が完成し、新町川ポンプ場建設工事に本格着手のほか、羽合地域、東郷地域の町道のかさ上げ工事、防災対策として泊地域、東郷地域ののり面保護工事等を進めてまいります。
まちづくりの面では、本年4月1日から東郷地域が過疎地域に指定されるのに伴い、東郷地域の方も含めた過疎計画策定委員会を構成するための準備をしており、9月には新たな湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る
過疎地域持続的発展計画を策定したいと考えております。
なお、当初予算編成に当たりましては、過疎対策事業債を龍鳳閣の空調機器等更新経費の財源等に組み込みました。地域の資源や特徴を生かした活用により東郷地域の振興を図ってまいりたいと考えております。
また、PFI方式で推進中の松崎地区町営住宅建替・新築事業に係る
レークサイド・ヴィレッジゆりはまの新長江団地(仮称)22戸の建設工事に着工、新上町団地の実施設計にも着手します。12月には新長江団地(仮称)が完成予定です。その後、入居者の移転、上町団地の解体等を経て、令和5年には新上町団地17戸の建設工事に着手、令和6年1月には完成する予定となっております。
さらに、中学校の跡地利用につきましては、県の東京本部あるいは関西本部等を通じたPR活動等を展開しながら、旧北溟中学校跡地は昨年11月に募集要項を公表、現地調査、事前相談等の対応をしており、3月7日から3月31日までを提案書類の受付期間として、4月以降、プレゼン等による審査、選定、協定締結後、事業化に向けた協議、調整を行い、年内に事業実施に係る契約を締結する予定です。旧東郷中学校跡地は、解体工事の関係で旧北溟中学校より遅れ、先月、2月21日から募集要項を公表、事前相談に入っており、同様の手続により、できれば旧北溟中学校跡地と同様、年内の契約締結を目標にしたいと考えております。
産業面では、
新型コロナウイルス感染症の影響で売上げが減少した町内事業者に対する支援のほか、新たに新型コロナの影響による売上高の減少等に伴い離職した人を一定期間雇用した事業者への奨励金の交付、県が行う町内事業者の新分野進出に伴う業態転換のための補助事業へのかさ上げ補助、さらには、町の資源を活用した商品やサービスを開発する事業者への補助制度の創設などに加えて、米価下落に伴う米の生産販売農業者への給付金、漁業者への魚価の下落、売上減少に伴う支援と燃油高騰に伴います令和3年度に続く出荷運賃の軽減支援を行います。
また、第六波にわたる流行により大きな打撃を受けている観光事業者支援として、温泉旅館組合が行います旅行需要回復のための宿泊割引キャンペーンへの支援を行うほか、当町で開催するグラウンド・ゴルフやウオーキングの国際大会、あるいはベテラン卓球等の全国大会参加者の宿泊支援を行い、町内への宿泊促進と、コロナ明けの大会開催の喜びを全国の愛好者の方たちと共有することにより、大会の魅力アップとステータスの向上につなげたいというふうに考えております。さらに、昨年から取り組んでいるワーケーションにつきましては、参加施設の拡大と自走体制の構築に努めてまいります。
次に、健康づくりに関しては、SIBを活用した
飛び地型自治体連携事業を当町の健康づくりの柱として、一層の促進を図りたいと考えており、現在567名のゆりはまヘルシーくらぶの会員を令和4年度中には770人に増やすことを目標に取り組みます。
加えて、4月に開館予定の中央公民館泊分館に湯梨浜みんなのげんき館を設置、湯梨浜町のスポーツ活動、健康づくりの拠点として、トレーニング機器を活用した運動の機会の提供により、町民の皆さんの運動習慣の定着を図り、さらに、県の
国民健康保険団体連合会とも連携し、医療データを活用した個人ごとの運動等による健康づくりの推進を目指します。これらを通じて、年代や性別、職種等を超えて、多くの人がそれぞれの希望や目的に応じたスポーツを楽しみながら健康づくりができる、そのような町の実現を図りたいと考えています。
福祉関係では、令和4年度から始まります第4期地域福祉推進計画に基づき、支え合いの地域づくりのため、町社会福祉協議会と連携して共助の基盤づくりに取り組みます。また、
成年後見利用促進基本計画により、成年後見制度の利用が必要な方に適切につながる支援や体制づくりを進めます。
子育て関係では、現在直営で実施している5か所の放課後児童クラブの運営を民間委託にするほか、保育士に係る事務の効率化、負担軽減と、新型コロナ感染症拡大防止のため令和3年度に導入した保育ICTシステムが本格稼働いたします。これらを通じ、児童へのサービスの向上、保育の充実を図りたいと考えています。
教育関係では、全ての教員や児童生徒がICT教育を推進できるようにするため、小学校に大型提示装置や実物投影機などのICT機器を継続して整備いたしますほか、各学校におけるICT支援員による支援の強化等を行います。また、旧東郷中学校の校舎の解体工事を行うほか、羽衣石城址の発掘調査や過去の調査の報告書を作成したり、湯梨浜ふるさと陶芸館に指導員を配置し、住民の皆さんが陶芸を楽しめる体制も整備いたします。
そのほか、役場内事務改善として、事務の迅速化、ペーパーレス化、テレワーク体制整備のための電子決裁システムの導入、住民の皆さんへのサービス向上のための住民票などの証明書類のコンビニ交付等の新規事業もございます。
これらのことを展開し、職員と共に令和4年度の町政を推進してまいりますが、幾つか不十分な点があると思っております。それは、今日的な課題であります脱炭素あるいはSDGsについて、町独自の施策やそれを達成するための実行計画に沿った目標を掲げられていないことです。当初予算では脱炭素社会に向けた取組として、街路灯などのLED化、太陽光発電システムの設置支援に加えて、新たな定置用蓄電池設置に係る支援制度を設けたところです。また、SDGsについては、推進するための事業として、湯梨浜町版ローカル指標の設定やセミナー等の開催経費を盛り込みましたが、取組を進めていくには十分とは言えません。このため、庁内に推進本部を設置し、外部委員も交えて検討することにしており、アフターコロナに向けた取組と3点セットで、なるべく早い時期に補正予算をお願いして、時代の要請に応えたいと考えております。御理解と御指導を賜りたく存じます。
町民の皆様と力を合わせて「住みやすく 魅力と活気あふれる 愛の町」の現出に努めてまいりたいと思います。よろしくお願いを申し上げまして、所信の表明とさせていただきます。ありがとうございました。
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◎日程第4 陳情の付託
○議長(浜中 武仁君) 日程第4、陳情の付託を行います。
本定例会において受理した陳情は、お手元の陳情文書表のとおり、所管常任委員会に付託いたします。
本日は、日程第5、議案第3号から日程第48、議案第46号までの44議案については、提案理由の説明を受け、当初予算については総括質疑を行い、ほかは提案理由の説明のみといたします。
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◎日程第5 議案第3号 から 日程第20 議案第18号
○議長(浜中 武仁君) 日程第5、議案第3号、令和4年度
湯梨浜町一般会計予算から日程第20、議案第18号、令和4年度
湯梨浜町下水道事業会計予算までの16議案を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第3号、令和4年度
湯梨浜町一般会計予算から議案第18号、令和4年度
湯梨浜町下水道事業会計予算までの16議案について、一括して提案理由を申し上げます。
初めに、議案第3号、令和4年度
湯梨浜町一般会計予算でございます。
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ100億600万円の予算を提出するもので、予算規模といたしましては、令和3年度の当初予算額100億2,500万円と比較し、1,900万円、率にして0.2%の減額となっております。
その主な内容を申し上げますと、新長江団地の建設工事と新上町団地の実施設計に係る経費約4億4,500万円、ふるさと納税に係るPR、返礼品の送付等を行うための経費約2億4,800万円、旧東郷中学校校舎等解体工事及び施設、駐車場等の整備に係る経費約2億1,500万円、社会資本整備総合交付金に係ります道路改良、防災安全対策事業1億円、新型コロナウイルスワクチン予防接種を実施する経費約4,500万円、湯梨浜みんなのげんき館事業約3,300万円、そのほか、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した、コロナ禍により大幅に減少している旅行需要を高め、地域経済の向上及び町が実施する各種大会の活性化のための経費約2,100万円、コロナ禍により売上げが減少した事業者に対する給付金2,000万円などがございます。
また、新規事業といたしましては、放課後児童クラブの運営委託費約5,500万円、電子決裁システムの導入に要する経費約720万円、SDGs推進事業、これは10万円程度でございますが、それから、住民票等各種証明書のコンビニ交付に係る経費約400万円、保育ICTシステムの運用に要する経費約350万円、米価下落対策給付金として660万円、福祉分野における共助の基盤づくり事業に要する経費400万円などを計上いたしているところでございます。
続きまして、議案第4号、令和4年度
湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算です。
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ127万円の予算を提出するものでございます。
続いて、議案第5号、令和4年度湯梨浜町高齢者及び障がい者の住宅整備資金貸付事業特別会計予算です。
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ402万円の予算を提出するものです。
続いて、議案第6号、令和4年度
湯梨浜町国民健康保険事業特別会計予算です。
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ20億2,700万9,000円の予算を提出するものです。
続いて、議案第7号、令和4年度
湯梨浜町後期高齢者医療特別会計予算です。
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億2,591万円の予算を提出するものです。
続いて、議案第8号、令和4年度
湯梨浜町介護保険特別会計予算です。
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ21億1,306万2,000円の予算を提出するものです。
続きまして、議案第9号、令和4年度
湯梨浜町温泉事業特別会計予算についてです。
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ778万円の予算を提出するものです。
続いて、議案第10号、令和4年度湯梨浜町長瀬財産区特別会計予算です。
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ100万4,000円の予算を提出するものです。
続いて、議案第11号、令和4年度湯梨浜町橋津財産区特別会計予算です。
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ46万6,000円の予算を提出するものです。
続いて、議案第12号、令和4年度湯梨浜町宇野財産区特別会計予算です。
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ81万7,000円の予算を提出するものです。
続いて、議案第13号、令和4年度
湯梨浜町舎人財産区特別会計予算です。
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ7万円の予算を提出するものでございます。
続いて、議案第14号、令和4年度湯梨浜町東郷財産区特別会計予算です。
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ109万3,000円の予算を提出するものです。
続いて、議案第15号、令和4年度湯梨浜町花見財産区特別会計予算です。
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ8万3,000円の予算を提出するものでございます。
続いて、議案第16号、令和4年度
湯梨浜町国民宿舎事業特別会計予算です。
業務の予定量は、年間の宿泊予定人員1万1,870人、休憩予定人員2万5,670人で、事業収益は2億9,583万8,000円、事業費用は3億518万円の予定額としております。資本的支出では、企業債償還金414万2,000円、長期借入金償還金500万円の914万2,000円を予定しています。
続きまして、議案第17号、令和4年度
湯梨浜町水道事業会計予算です。
事業収益を2億5,122万4,000円見込み、事業費用を2億3,107万1,000円とし、2,015万3,000円の収益を予定しています。
続きまして、議案第18号、令和4年度
湯梨浜町下水道事業会計予算です。
事業収益を9億4,949万3,000円、事業費用を事業収益と同額の9億4,949万3,000円の予定額といたしております。資本的収入及び支出では、資本的収入として企業債など13億6,519万2,000円、資本的支出として建設改良費など16億9,101万5,000円を予定額といたしております。
以上、いずれも地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。
詳細につきましては、副町長及び各担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。
○議長(浜中 武仁君) 続いて、副町長に当初予算の概要説明を求めます。
副町長。
○副町長(福祉事務所長)(亀井 雅議君) そういたしますと、私のほうから、令和4年度の予算概要について御説明をさせていただきます。お手元のほうに令和4年度当初予算参考資料、これをお持ちいただきながらお話をお聞きいただければと思います。なお、先ほどの町長の提案理由と多少ダブるところもあろうかと思いますが、御容赦願いたいと思います。
最初に、1ページをおはぐりください。令和4年度当初予算は一般会計と12の特別会計で構成されております。昨年度までは14の特別会計でございましたけども、先ほどの町長の説明の中でもございましたとおり、下水道事業の特別会計、農業集落排水の特別会計が令和4年度から公営企業会計となるということで、14あったものが12になっております。合わせまして143億8,858万4,000円ということでございまして、対前年2.3%、額にいたしまして3億1,705万8,000円の増額となっております。
主な内容につきましては、一般会計におきまして、ハード面では町営住宅の建て替え工事、旧東郷中学校の校舎等解体工事などを計上しております。また、ソフト面におきましては、4月に開館予定の中央公民館泊分館の中に設置いたします湯梨浜みんなのげんき館の運営経費、放課後児童クラブを民間委託するための必要な経費などを計上しているところでございます。
次に、企業会計でございます。
まず、国民宿舎事業の特別会計でございますが、この収益的収入につきましては、新型コロナウイルスの感染症からの回復等を見込みまして、対前年34%、額にして7,513万円増の2億9,583万8,000円を計上をしております。
次に、水道事業会計の収益的収入でございますが、対前年3.4%、額にして877万8,000円減の2億5,122万4,000円を計上しております。
次に、次年度から公営企業会計の一部適用となります下水道事業会計の収益的収入でございますが、9億4,949万3,000円を計上しております。主なものは、営業収益といたしまして下水道の使用料、営業外収益として他会計補助金ということで、これは一般会計からの繰入金を予定しておりますが、を計上したことによるものでございます。
次に、説明書にはございませんが、歳入について、国の状況について御説明をさせていただきます。
国が閣議決定いたしました令和4年度地方財政対策によりますと、地方交付税の総額は18兆538億円、令和3年度比で3.5%、額にして6,153億円の増となっております。昨年度に引き続いての増額でございます。また、平成27年度に創設をされましたまち・ひと・しごと創生事業につきましては、令和4年度においても引き続き1兆円を確保されているところでございます。
次に、2ページをおはぐりください。一般会計の65.6%を占めます町税、地方交付税、地方債でございます。その概要について御説明いたします。
まず、歳入の14.9%を占めます町税につきましては、
新型コロナウイルス感染症に伴う固定資産税の減免措置等の影響が少なくなるといったことから、対前年4.8%、額にして6,873万円増の14億9,112万8,000円を見込んでおるところでございます。
次に、歳入の41.4%を占めます地方交付税は、対前年比1.2%、額にして5,000万円増の41億4,000万円と見込んでおります。このうち普通交付税は、対前年比1.3%、額にして5,000万円増の39億5,000万円を計上いたしました。この主な要因といたしましては、基準財政需要額から臨時財政対策債に振り替えられる額が大幅に減少となっておりますが、一方で、国の地方財政計画において普通交付税が微増となっていると、こういったことが要因でございます。
続きまして、特別交付税でございますが、前年並みの1億9,000万という見込みとしております。
次に、町債、地方債でございますが、対前年比37.9%、額にして5億6,757万6,000円減の9億2,860万円を計上しております。この主な要因は、令和4年度に町営住宅の建て替え事業がございますが、前年度にそれらを上回る大規模な事業、例えば旧北溟中学校、羽合体育館の解体工事、泊分館建設工事、こういったことが前年度には計上されております。また、このほかに、臨時財政対策債が地方財政計画において大幅減になったこと、こういったことから町の積算においても反映したところでございます。
次に、3ページを御覧ください。性質別総括表でございます。主なものといたしまして、人件費でございます。対前年比3.01%、額にして5,931万1,000円減の19億1,355万3,000円を計上しております。主な減の要因は、放課後児童クラブを民間委託とすることにより、会計年度任用職員の人件費が委託費、物件費でございますが、こちらのほうに移行するためでございます。
次に、物件費でございますが、対前年比15.1%、額にして1億7,837万8,000円増の13億5,956万5,000円を計上しております。主な増要因でございますが、先ほど人件費で御説明したとおり、放課後児童クラブを民間委託とすることにより委託費が増加するということ、また、新型コロナウイルスワクチンの予防接種事業、湯梨浜みんなのげんき館事業の計上によるものでございます。
次に、扶助費でございます。対前年1.28%、額にして1,861万6,000円減の14億3,944万4,000円を計上しております。主な減の要因といたしましては、自立支援給付費、これは障がい者が利用する福祉サービスに対する給付に要する経費でございますが、こうした経費を実績に応じて減額したことによるものでございます。
次に、補助費等でございますが、対前年4.27%、額にして5,537万4,000円増の13億5,253万5,000円を計上しております。主な増の要因といたしましては、事業者応援給付金事業、観光産業復興事業の事業費の増によるものでございます。
次に、普通建設事業でございますが、対前年比16.85%、額にして2億6,679万6,000円減の13億1,614万3,000円を計上しております。この主な要因といたしましては、先ほど地方債で述べたとおりでございまして、町営住宅建替事業がございますが、前年度にそれらを上回る大規模事業を計上したことによるものでございます。
次に、公債費でございます。対前年比7.3%、額にして7,479万1,000円増の10億9,864万2,000円を計上しております。これは、過去の大規模工事に係る償還に加えまして、次年度から湯梨浜中学校給食センター建設に伴う元金償還が本格的に開始となることによるものでございます。
また、合併特例債発行限度額でございますが、湯梨浜町の場合、84億1,300万円余でございまして、令和4年度以降の事業を含めての起債累計額は79億9,000万円余となり、発行可能残高は4億2,300万円余となっております。なお、湯梨浜町の場合、合併特例債は令和6年度まで発行可能となっております。
なお、5ページから9ページにかけまして、新規事業、主要事業一覧を掲載しておりますので、後で御覧をいただきたいと思います。
次に、10ページをおはぐりいただきたいと思います。財政調整基金、減債基金の状況について御説明いたします。
まず、令和4年度末の財政調整基金でございますが、2億1,981万2,000円減の21億7,200万円余、また、減債基金につきましては、6,334万4,000円減の12億400万円余となり、2つの基金を合わせまして33億7,600万円余を見込んでいるところでございます。
最後に、13ページをおはぐりください。企業債の推移について御説明をいたします。
合併時の平成16年に臨時財政対策債を除く地方債残高は122億7,400万円余あり、ピーク時の平成17年度には146億7,800万円余ありました地方債は、利率の高い地方債を繰上償還することにより、令和4年度末でピーク時より39億8,400万円少ない106億円余となる見込みでございます。また、令和4年度も積極的に繰上償還を行う計画でございまして、今後、情報通信基盤整備事業、中央公民館泊分館建設事業等に係る起債償還分の増額も予想されますので、引き続き健全な財政計画を立てながら財政運営を実施してまいりたいと考えております。
以上をもちまして令和4年度当初予算の概要説明を終わります。
○議長(浜中 武仁君) 続いて、担当課長の補足説明を求めます。
初めに、一般会計予算について、総務課長、企画課長、みらい創造室長、町民課長、子育て支援課長、健康推進課長、総合福祉課長、長寿福祉課長、産業振興課長、農業委員会事務局長、建設水道課長、教育総務課長、生涯学習・人権推進課長の順に説明を求めます。
では、総務課長、説明をお願いします。
○総務課長(岩﨑正一郎君) それでは、令和4年度
湯梨浜町一般会計予算につきまして、説明をさせていただきたいと思います。私からは、予算書のほうによりまして、歳入全般について、その後に、事業概要書のほうで議会事務局、総務課、出納室について説明をさせていただきたいと思います。
それでは、予算書7ページのほうを御覧いただきたいと思います。第2表で、債務負担行為です。若者夫婦・子育て世代住宅支援事業補助金から一番下の学校業務支援システム導入事業、合計8件についての債務負担行為です。期間及び限度額については、それぞれ記載のとおりでございます。
はぐっていただきまして、8ページです。第3表、地方債です。公共事業等債の限度額4,380万円から、次のページになりますけども、一番下です。臨時財政対策債7,780万円まで、合計9億2,860万円でございます。起債の方法、利率、償還の方法は記載のとおりでございます。
それから、ちょっとはぐっていただきまして、12ページになります。ここからが歳入になります。後ほど担当課長のほうからそれぞれ詳細な説明がありますので、歳入の特徴的、主なもののみ説明をさせていただきます。
まず、12ページの町税につきましては、対前年比6,873万円の増の14億9,112万8,000円を見込んでおります。その内訳は、1款町税、1項町民税ですが、令和3年度はコロナ禍の影響もあり減額を見込みましたけども、令和4年度は納税義務者数も増加傾向にありまして、ほぼ例年並みであります6億5,174万円を計上しております。2項の固定資産税です。令和3年度に実施しましたコロナ特例軽減がなくなると、そういったこととか、新築家屋の増加を勘案をいたしまして、対前年比2,827万3,000円増額の6億5,532万8,000円を見込んでおります。3項の軽自動車税は、軽自動車の燃費性能等に応じた環境性能割の増とグリーン化特例の対象車両制度が廃止になったと、軽減がなくなったことによりまして、対前年比382万8,000円増の7,153万7,000円を計上しております。4項の市町村たばこ税、健康志向により売上本数は多少減少傾向にありますけども、旧三品の税率が引き上げられたということで、991万2,000円増額の9,655万6,000円を計上いたしております。5項の入湯税は、若干の増額を見込み、1,596万7,000円を計上しております。
2款の地方譲与税から15ページの9款の地方特例交付金につきましては、それぞれ県の試算をいたしました試算額をベースに計上しております。なお、9款の地方特例交付金、第2項
新型コロナウイルス感染症対策の地方税の減収補填特別交付金はなくなりましたので、廃目整理としております。
それから、15ページの10款の地方交付税です。地方交付税は、先ほど町長の説明にもありましたけども、中学校建設事業分の公債費の元金償還が始まります。その分の公債費算入が増となるということで、対前年比5,000万円増の41億4,000万円を見込んでおります。
それから、はぐっていただきまして、16ページです。12款分担金及び負担金、2項負担金、2目民生費負担金の3節児童福祉費負担金の保育所措置児童保育料は、276人分、対前年比168万8,000円減の4,007万2,000円を見込んでおります。
それから、17ページです。13款使用料及び手数料、1項使用料、5目土木使用料の3節の住宅使用料は、町営住宅全体で158戸分、4,404万8,000円を計上をいたしております。
それから、はぐっていただきまして、19ページです。14款国庫支出金、1項国庫負担金、2目衛生費国庫負担金、2節衛生費国庫負担金の説明欄の新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金は、3回目の接種を含めて集団・個別接種に要する国庫負担金でありまして、3,794万4,000円を計上いたしております。
それから、下になりますけども、2項の国庫補助金、1目総務費国庫補助金の説明欄の地方創生推進交付金は、3,713万9,000円の計上であります。SIBを活用した
飛び地型自治体連携事業でありますとか、生涯活躍のまち推進事業、みんなのげんき館を活用するみんなの健康づくり事業など6つの事業に関わる補助金でございます。その2つ下であります。
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は1億521万7,000円です。コロナ対策とかアフターコロナに向けまして、地域活性化など21の事業に関わる交付金でございます。
はぐっていただきまして、21ページです。4目土木費国庫補助金の2節住宅費補助金の空き家再生等推進事業補助金1,306万5,000円は、老朽化が進行いたしまして倒壊などの危険度の高い空き家の除去支援の補助金でございます。その下の社会資本整備交付金、括弧といたしまして公営住宅、こちらにつきましては、1億9,508万1,000円で、
レークサイド・ヴィレッジゆりはま内に新長江団地、仮称ですけども、それと上町団地に町営住宅の建て替えに向けてのPFI方式によりまして事業を行う補助金でございます。令和4年度につきましては、新長江団地(仮称)の建築工事、こういったものが中心で、12月の完成を目指しております。それから、その下、6目の災害復旧事業費国庫補助金の道路橋りょう災害復旧事業費補助金は4,392万5,000円の計上です。昨年7月の七夕豪雨を受けまして、災害復旧事業に対する補助金でございます。泊中央線の観測、調査でありますとか測量委託を行ってまいります。
はぐっていただきまして、ちょっと飛びまして、24ページを御覧いただきたいと思います。15款県支出金、2項県補助金、2目民生費県補助金、6節児童福祉費県補助金の説明欄の子ども・子育て支援交付金で1,774万8,000円を計上いたしております。放課後児童クラブでありますとかファミリー・サポート・センター、ショートステイ、地域子育て支援拠点事業など、子育て支援に関する事業への補助金でございます。
それから、24ページのほう、4目農林水産業費県補助金、1節農業費県補助金の説明欄の下から3つ目になります。防災・安全社会資本整備交付金、括弧して地籍調査事業でございます。7,593万9,000円を、これを財源といたしまして、旧東郷町での早期完了を図ります。
それから、25ページになります。上の段の12番目になりますけども、農業水路等長寿命化・防災減災事業費補助金は1,350万を計上いたしました。農業用の用排水施設整備といたしまして、門田地区の用排水路整備工事のほか、3か所の施設整備工事を行うものでございます。
それから、はぐっていただきまして、27ページです。3項委託金、1目総務費委託金、5節選挙費委託金の説明欄の参議院議員選挙費委託金が1,731万5,000円、その下の鳥取県知事・議会議員選挙費委託金が649万7,000円の計上です。それぞれ来年の4月の任期満了に伴う選挙の委託金です。迅速かつ正確に選挙事務を行ってまいりたいと思います。
それから、はぐっていただきまして、29ページです。17款寄附金、1項寄附金、1目総務費寄附金、1節総務費寄附金の説明欄のふるさと湯梨浜応援基金寄附金は1億5,000万円、その下の天女のふる里・東郷湖「花」基金寄附金は300万円、企業版ふるさと納税寄附金は300万円を計上いたしております。
それから、その下の18款繰入金、2項基金繰入金、1目の財政調整基金繰入金は、対前年比9,800万円増の2億2,000万円を計上をいたしております。財源不足として充当させていただきます。その下の2目減債基金繰入金は6,340万6,000円を計上いたしました。これは長期債の繰上償還に充当させていただきたいというものです。
はぐっていただきまして、30ページです。14目ふるさと湯梨浜応援基金繰入金は、令和3年度のふるさと納税の寄附金を繰り入れるもので、1億3,583万3,000円を計上いたしております。
それから、少しはぐっていただいて、35ページになります。この35ページから37ページでございますけども、21款町債、1項町債は、全体で対前年比5億6,757万6,000円減の9億2,860万円を計上いたしております。主な減の要因につきましては、こちらも先ほど町長のほうからありましたけども、旧北溟中学校校舎、羽合体育館解体工事の進捗によりまして3億8,070万円の減、中央公民館泊分館建築事業の完了で3億6,680万円の減、臨時財政対策債の配分は大幅な減となりまして、2億897万6,000円の減などです。増の主な要因でございますけども、東郷地域が過疎地域となる予定でございまして、それに伴いまして、過疎対策事業債が4,570万円の増、町営住宅建設事業関係が、こちらが本格的な建設工事が始まるということによりまして、2億320万円の増額などです。
以上が歳入でございます。
それでは、次に、歳出につきまして、議会事務局関係、総務課関係、出納室関係、こちらを事業概要書のほうで説明をさせていただきたいと思います。
はぐっていただきまして、1ページです。議会経常管理経費でございます。本年度は令和3年度に購入いたしましたタブレットを使用する際に必要となるソフトウエアのクラウド利用ほか、議会だより印刷費の増などによりまして、対前年比81万4,000円増の1,119万6,000円を計上いたしております。
はぐっていただきまして、4ページを御覧いただきたいと思います。総務一般管理臨時経費です。対前年度比1,779万8,000円増の2,434万3,000円を計上いたしております。20年を経過し老朽化いたしました町のマイクロバスのほか公用車の更新、それとか本庁舎のWi-Fi整備工事、応接室の改修、それから定年延長制度の円滑な導入のための支援事業、こういった費用を計上いたしております。公務の円滑な執行を図ってまいりたいと思います。
それから、その下の5ページです。ふるさと湯梨浜応援基金事業でございます。対前年度比2,651万3,000円減の2億4,757万1,000円を計上いたしております。積立金は、前年度比1,880万円減の1億5,000万1,000円を計上いたしております。現在、令和3年度の寄附につきましては、上半期のほうは対前年比で3割程度減ということで推移してまいりましたけども、9月以降は米その他の寄附を中心に大幅な持ち直しが見られまして、昨日、3月3日現在では寄附金は1億3,843万7,000円ということで、前年度に比べまして100.3%ということで、現在のところ順調に昨年の数値は上回っておるところでございます。
令和4年度の推進の方法といたしましては、新規の取組としては3点ございます。1つ目が、サイトの追加でございます。現在、ふるさとチョイスと楽天ふるさと納税サイトとANAふるさと納税サイト、それから「ふるなび」ということで、これに加えまして、4年度からはテレビでもおなじみの「さとふる」のほうを追加をさせていただきたいと、これによりまして、大手のふるさと納税サイト全てに本町の特産品が掲載されるということになります。2つ目が、カタログの拡充ということで、これまで寄附者に送付させていただきますカタログは32ページでございましたけども、47ページのほうに拡充し、秋口から寄附受付をしていた松葉ガニ等についても、年度当初からの募集を開始して、いち早く寄附者の囲い込みを図りまして、年間を通しての申込みができるようにしたいと。それから、3点目に、返礼品送付手続の一括化ということで、事業者の送付事務が軽減されることによりまして、より幅の広い事業者にふるさと納税に参画していただけるということが可能となると考えております。返礼品の品目も今後増加して、町の特産品のPRなどをしていきたいと思います。
それから、はぐっていただきまして、ちょっと飛びまして、11ページになります。職員派遣(受入)負担金539万7,000円でございます。湯梨浜町社会福祉協議会から保育教諭を受け入れ、保育業務のさらなる活性化と資質向上を図るために町が受け入れる社会福祉協議会職員の人件費相当分を計上させていただいておるところでございます。
それから、少し飛びまして、16ページを御覧いただきたいと思います。電算処理臨時経費です。新規事業でございまして、721万1,000円の計上でございます。こちらにつきましては、ICT化とかデジタル化が進む中、本町でも電子決裁を導入させていただきまして、決裁手続の迅速化とペーパーレス化を図ると、そういったもの、さらにはテレワークへの体制整備を図っていきたいと思います。それから、令和4年度の10月から会計年度任用職員等が地方公務員等の共済組合の適用になるということもございまして、それに伴いまして人事給与システムの改修が必要になり、その経費も計上しておるところでございます。
それから、はぐっていただきまして、20ページです。防災連携備蓄事業191万4,000円を計上しております。鳥取県内の市町村が災害時に必要と見込まれる物資または資機材の標準的な品物及び数量などを連携して備蓄いたします。災害で被害を受けた市町村の応援を迅速かつ円滑に行うことを目的としたものです。今年度につきましては、本町は新たにブルーシート張りセットとか折り畳み簡易ベッドなどを購入いたしまして、災害時の対応に備えたいと思います。
それから、はぐっていただきまして、22ページを御覧いただきたいと思います。防災対策特別強化事業で316万9,000円です。地域住民が主体的、意欲的に自助、共助に取り組む防災活動の支援対策といたしまして、引き続き防災特別対策官を配置をいたしまして、地域に密着した防災施策を進めます。引き続き防災マップの活用を中心といたしました出前講座を各集落で開催をしていきたいと思います。
それから、その下の23ページです。防災力強化事業です。対前年度比339万6,000円増の485万9,000円を計上いたしております。地震や豪雨などの災害に備えまして、地域防災力の強化に向け、防災士養成の受講料とか津波ハザードマップの作成、町が避難指示を発令した際に要します避難所設営に係る経費でありますとか職員の人件費などの費用のために、災害対策費用保険の保険料、それから浸水想定深の看板を公共施設14か所に設置をしたいと。それから、今回、環境省の地域のレジリエンスと脱炭素を同時に実現する事業というものがございまして、これを活用いたしまして、災害や停電時に避難所への再生可能エネルギー設備、太陽光発電設備や蓄電池を整備して、さらに併せて避難所への高機能換気設備エアコンを導入いたしまして、平常時には温室効果ガスの排出抑制、そういったものに加えまして、災害時にはエネルギー供給の機能を発揮することが可能なものであると、これを進めたいということで、次年度につきましては、どこの避難所に設置するのが効果的であるかということを調査いたしまして設計する業務委託を計上をさせていただきました。
それから、少しはぐっていただいて、29ページです。29、30、31が選挙関係でございます。まず、29ページです。参議院議員選挙実施経費でございまして、任期満了が7月25日でございます。この参議院議員通常選挙に関わる経費といたしまして、1,937万6,000円を計上いたしております。県支出金を活用させていただきまして、開票時の投票用紙の読み取り分類機でありますとか開票集計システムを今回導入させていただいて、迅速かつ正確に開票・集計作業を行いたいと思っております。
はぐっていただきまして、30ページです。県知事・県議会議員選挙実施経費です。県知事の任期満了が令和5年4月12日、県議会議員の任期満了が令和5年の4月29日であり、想定といたしましては令和5年4月頃を考えております。令和4年度予算におきましては、3月の告示日から3月末までの、この間の期日前投票における経費といたしまして、712万7,000円を計上をいたしております。
それから、その下の31ページです。町長選挙の実施経費です。町長の任期満了が本年9月30日であり、前回の選挙期日は9月9日でございました。9月の上中旬を想定いたしております。これに要する経費といたしまして1,087万9,000円を計上させていただいております。
それから、はぐっていただきまして、32ページです。交通安全対策経常経費でございます。対前年比263万2,000円増額で、783万8,000円を計上いたしております。交通安全指導員の報酬とか出動の費用弁償などでございますけども、特に老朽化しているカーブミラーの修繕を積極的に行いまして、町内の交通安全対策をしたいと考えております。
その下の33ページ、街路灯設備事業でございます。1,195万円の計上でございます。町内の既設の街路灯の維持管理、それから新規設置に係る工事費でございますが、特に街灯の故障時には随時新しくLEDのほうに更新を図ってまいりたいと考えております。
それから、少しはぐっていただきまして、38ページを御覧ください。消防団員報酬で、2,014万3,000円の計上でございます。この後、条例改正の議案の提案をさせていただきますけども、消防団員の処遇改善とか加入促進に努めるために、団員階級の年額報酬を100円アップ、また、これまで別の事業において予算計上しておりました出動の手当に当たります費用弁償の1回4,200円というのを本年度からこの事業で併せて支出するということでございます。火災を含む災害での出動を4,200円のほうから1日当たり8,000円の出動報酬としたいということで提案をさせていただいております。
それから、はぐっていただいて、42ページを御覧いただきたいと思います。被災者住宅再建支援制度拠出金として146万円を計上いたしております。これは、鳥取県と県内19全市町村が被災者住宅再建支援制度を適正に実施することを目的に、基金積立てを行っております。目標額を20億として、県と各市町村が毎年積立てを行うものでございます。
それから、45ページを御覧ください。長期債償還元金でございます。こちらは対前年比1億1,266万1,000円増額で、9億6,112万3,000円でございます。大幅な増額の要因につきましては、中学校建設事業分の元金償還が本格的に始まったといったものが要因でございます。
はぐっていただきまして、46ページでございます。長期債繰上償還元金です。こちらに6,340万6,000円を計上いたしております。臨時財政対策債の繰上償還を予定しております。今年度も引き続き、後年度の公債費を減少させ、財政の硬直化を防ぐために、引き続き繰上償還を計画をしたいというものでございます。
それから、予算書に戻っていただきまして、169ページ、一番最後の給与費明細でございます。170ページのほうに一般職の内容を掲載しております。一般会計内では、職員数は、正職員のほか会計年度任用職員、こちらはフルタイムとパートタイム、全て含めまして15名増の557名です。給与及び各職員手当などの人件費は3,325万9,000円減の16億5,746万円でございます。それぞれの増減額の内訳は、173ページのほうに、一番上ですけども、(2)番の給料及び職員手当の増減の明細のとおりでございます。
以下については御覧をいただきたいと思います。
総務課については以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) ここで暫時休憩をします。再開を11時25分。
午前11時15分休憩
───────────────────────────────
午前11時25分再開
○議長(浜中 武仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
続いて、企画課長の補足説明を求めます。
○企画課長(上井 明彦君) それでは、企画課関係の補足説明をさせていただきます。企画課の事業概要書によりまして説明をさせていただきます。
まず、3ページを御覧ください。跡地利用検討事業でございますが、中学校等跡地施設の利用用途を決定したいと考えており、そのため、民間提案の審査や利用用途決定後の土地の分筆等を行う経費として232万1,000円を計上しております。
続いて、5ページ、ボランティア団体育成支援事業でございますが、ボランティア活動に関心を持っていただくため、町報によるボランティア団体の紹介を継続して行い、ボランティア活動の機運の醸成に向けた取組も行います。支援を行う経費を中心に、事業費58万8,000円を計上しております。
続いて、6ページ、まちづくり創造事業及び7ページ、集落づくり総合交付金事業につきましては、自主的、継続的にまちづくりを推進する団体や自主的な集落づくり活動を行う区へ助成を行うものでございます。事業費につきましては、まちづくり創造事業に50万3,000円、集落づくり総合交付金事業に3,758万1,000円を計上しております。
続いて、8ページ、東郷湖・未来創造会議事業でございますが、現在は花と緑の空間づくりと天女のイメージによる観光振興の各分野について、それぞれワーキングチーム会議による検討を進めており、事業化につなげたいと考えています。また、引き続き、企画課において、地域おこし協力隊員1名を配置したいと考えており、緑化活動の推進や事業化進行等に一層努めてまいります。事業費として457万8,000円を計上しております。
続いて、9ページ、天女のふる里づくり事業でございますが、東郷湖・未来創造会議からの提案を受けまして、「花」基金を活用しまして、桜コミュニティー施設とあやめ池公園を通るウオーキングルート創設のため、既存通路の両側に桜の植樹を行うことなどを計画しております。事業費として67万3,000円を計上しております。
続いて、11ページ、地方路線バス維持事業でございますが、県補助路線でありました松崎線につきまして、令和3年度に路線の一部変更による再編を行ったことで、令和4年度は国庫補助対象路線になったことなどによりまして、路線バス補助金等約500万円の減額が見込まれます。引き続き、高齢者のバス定期券購入助成を行うなど、県や関係市町と連携しまして、一層のバスの利用促進等を図っていきます。事業費として825万9,000円を計上しております。
続いて、12ページ、湯梨浜夏まつり事業補助金、また、13ページ、ジュニアグラウンド・ゴルフ発祥地大会補助金でございます。令和3年度は新型コロナの影響でいずれも中止となりましたが、令和4年度は通常どおりの開催を計画したいと考えております。湯梨浜夏まつり事業補助金として599万9,000円、ジュニアグラウンド・ゴルフ発祥地大会補助金として306万7,000円を計上しております。
続いて、14ページ、さくら工芸品工房管理運営臨時経費でございますが、屋上防水シートの修繕等を計画しておりまして、事業費98万5,000円を計上しております。
続いて、15ページ、過疎計画策定事業でございますが、今年4月に東郷地域が過疎地域の指定を受けることになり、それに伴って過疎計画の変更を行う必要があることから、それに要する経費等を計上するものでございます。計画策定委員会の委員報酬や冊子等の印刷製本費など、事業費45万8,000円を計上しております。
続いて、16ページ、縁結び推進事業でございますが、縁結び支援員として登録をしていただき、町内での情報交換や中部の婚活イベントとも連携しながら事業を推進していくものでございます。令和4年度は新たに県が運営するマッチングシステム、えんトリーの入会登録者に対する登録料の半額助成も行う計画としております。事業費として16万1,000円を計上しております。
続いて、17ページ、若者夫婦・子育て世代住宅支援事業でございますが、町内の中山間地域での住宅新築や購入の補助については、補助率を100分の6、上限を60万円というふうにかさ上げを行うなど、令和4年度も引き続き同様の支援を行うこととしており、事業費2,530万円を計上しております。
続いて、18ページ、ワーク・ライフ・バランス推進事業でございますが、男女共同参画の環境づくりに取り組む企業に対しての奨励金の交付やセミナーの開催を行う事業費として38万円を計上しております。県とも連携して企業訪問を行う予定としており、職場環境づくりの理解を深める取組を進めてまいります。
続いて、19ページ、三世代同居世帯等支援事業でございますが、人口減少対策としまして、令和4年度、新たに国が規定する中山間地域での住宅新築等の補助につきましては、補助率を100分の6、上限を60万円にかさ上げを行う計画としております。事業費110万円を計上しております。
続いて、23ページ、ゆりはま暮らし体験ボランティア事業でございますが、湯梨浜暮らしを希望する人が本町での農作業等のボランティアを体験する制度でございます。令和3年度は残念ながら新型コロナの影響もありまして、現時点、参加はございませんでしたが、例年ですと10名程度の参加がございます。事業費として30万4,000円を計上しております。
続いて、24ページ、宇宙桜植樹交流事業でございますが、宇宙桜関係市町の交流イベントであるきぼうの桜サミットへの参加や宇宙桜の管理費用を含めまして、事業費として31万3,000円を計上しております。
続いて、27ページ、空き家利活用流通促進事業補助金でございますが、人口減少対策としまして、令和4年度は新たに国が規定する中山間地域での空き家の住宅活用型の補助につきましては、上限を60万円にかさ上げをする計画としております。事業費として200万円を計上しております。
続いて、30ページ、中山間地域買物支援事業でございますが、令和2年度に移動販売車の購入補助を行いました事業者に対しまして、令和3年度も引き続き移動販売車の運営費用の一部を補助するものでございまして、事業費26万2,000円を計上しております。
続いて、32ページ、結婚新生活支援事業補助金でございますが、この事業については、補助を原資とした県の補助事業でございまして、一定の条件を満たす新規に婚姻した世帯に対し、婚姻に伴う住宅取得費を助成するものでございます。事業費150万円を計上しております。
続いて、33ページ、新たな交通体系支援事業でございます。この事業は公用車貸出事業と共助交通支援事業の2つの事業を行おうとするものでございますが、この事業での予算計上は共助交通支援事業のみでございまして、共助交通に取り組む集落に対し、その経費の一部を支援するものでございます。事業費として33万円を計上しております。
続いて、34ページ、35ページです。SDGs推進事業、これは新規事業でございます。湯梨浜町版のSDGsのローカル指標の設定であるとかセミナーの開催等を計画しています。大学の先生にSDGs推進アドバイザーをお願いして、ローカル指標の設定等に当たって助言をいただくことなどを計画いたしております。その経費など、事業費9万3,000円を計上しております。
続いて、36ページ、特定非営利活動法人設立支援事業でございます。これは令和3年度の中途に創設した支援事業でございまして、NPOとまりに支援を行っております。令和4年度は当初予算に計上いたしまして、NPO法人設立の促進に向け、積極的なPRを行ってまいりたいと考えております。事業費として10万円を計上しております。
続いて、37ページ、総合計画進捗評価事業、これも新規事業でございます。第4次総合計画の令和3年度の取組状況や進捗具合につきまして、総合計画審議会会長、副会長及び各部会長6名で構成する外部委員によりまして、評価、点検を行ってもらうものでございます。事業費3万3,000円を計上しております。
続いて、38ページ、情報化推進臨時経費でございますが、サポート切れの機器の更新及び業務の効率化を図るため、手書きの申請書を自動的に電子化するシステムを構築するものでございます。事業費として612万9,000円を計上しております。
続いて、39ページ、40ページのデジタル活用推進事業でございますが、この事業につきましては、令和3年度は情報化推進臨時経費の中で組んでいたものを、このたび別の事業として計上したものでございます。高齢者等の情報格差の是正に向けた取組として、地域おこし協力隊によるスマートフォン等の講習会や出前講座、相談業務等を行うものでございます。事業費として437万6,000円を計上しております。
続いて、41ページ、42ページのゆりはまネット臨時経費でございますが、ゆりはまネットの更新等に係る経費、他町が整備し本町も共有する機器の使用料、新規の宅地造成に対応する機器の増設工事及び県道工事に伴う支障移転工事費、そしてゆりはまネット備品購入費用としまして、事業費8,270万4,000円を計上しております。
続いて、44ページ、アロハフレンドシップ補助金でございますが、これにつきましては、姉妹都市提携を結んでいるハワイ郡との交流事業に対する補助でございます。新型コロナの影響で実施が懸念されるところでございますけども、町内中学生によるハワイ島訪問事業をはじめ、ハワイ州姉妹都市サミット及び町長等ハワイ郡訪問事業、また、ハワイ郡長の招聘事業を計画しております。事業費として671万9,000円を計上しております。
続いて、45ページ、ハワイアロハホール臨時経費でございますが、施設・設備の老朽化や新型コロナ対策に係る施設の改修や機器の更新等を計画しており、事業費として484万7,000円を計上しております。
最後になりますけども、46ページ、47ページ、住宅用太陽光発電システム設置事業でございます。令和4年度は新たに定置用蓄電池の設置補助を追加する計画としております。事業費として500万7,000円を計上しております。
以上、企画課関係の説明を終わります。
○議長(浜中 武仁君) 続いて、みらい創造室長。
○みらい創造室長(西原 秀昭君) それでは、みらい創造室関係の補足説明をさせていただきます。概要書に基づいて説明をさせていただきます。
1ページを御覧ください。お試し住宅運営事業でございます。この中で4年度は、古民家を活用したお試し住宅もりた屋の外装改修工事を行います。外壁のしっくいが台風など強風時に部分的に剥がれ落ちる状況にございまして、まとめて塗り替えなど外装改修を併せて行うものでございます。首都圏等で田舎暮らしを希望する方が増えてきている状況がございます。アフターコロナに向けましての活用促進のための整備でございます。事業費は、改修工事費として209万円を計上いたしております。
続きまして、2ページをお願いします。IJUターン促進事業としまして、これは都市圏等で移住を考えておられる方々への本町に関する情報発信や移住に向けた相談に対応する事業でございます。町独自での相談会をオンラインにて7回開催するほか、感染拡大の状況を見ながらということになりますが、都市圏での移住相談会に計6回参加する計画としております。常時の体制としましては、専門の移住コーディネーターを配置しまして、移住検討者の希望に応じて夜間、休日にも相談等対応できる体制といたします。事業費として396万2,000円計上いたしており、移住コーディネーターに関する費用など、大部分に国の特別交付税の措置を受けて実施するものでございます。
続きまして、3ページをお願いします。地域おこし協力隊事業でございます。こちらで計上いたしておりますのは、隊員3名によります地方創生推進のための移住促進や湯梨浜まちづくり株式会社と連携しての拠点施設の活用促進、それからイベント企画や情報発信による地域活性化などの活動事業でございます。報酬のほか、活動交付金など、1,291万6,000円を計上いたしております。財源は一般財源ですが、この全額が国の特別交付税で措置されます。
続きまして、4ページをお願いします。企業版ふるさと納税事業でございます。企業版ふるさと納税制度によりまして企業様からお受けした寄附金を地方創生プロジェクトの財源として活用し、官民連携での地方創生を推進していくものでございます。来年度は、民間専用サイトを活用しましてもう1段積極的な寄附募集を行えるよう、サイト運営者に支払うサービス使用料や決済手数料などを加えて計上し、総事業費として116万9,000円計上いたしております。
続きまして、5ページ、生涯活躍のまち推進事業でございます。詳細資料、めくっていただきまして、6ページにございます。全国的に少子高齢化が進行して、今後、生産年齢人口の減少や首都圏への過度の人口集中が経済社会に大きな重荷になることが危惧されております。本町では、28年度に県と連携しまして生涯活躍のまち基本計画を策定し、移住者を含めて高齢者が健康に活躍できて安心して暮らせるまちづくりに取り組んでいるところです。本事業では、これを継続しまして、地方創生推進交付金を活用しての移住促進と関係人口構築のための事業を進めてまいります。具体的には、都市圏住民への移住定住、関係人口に関する情報発信イベントや都市部に向けたPR広告事業、それから湯梨浜体験ツアー、泊地区での交流イベントを官民連携で行うよう計画しております。事業費として1,107万8,000円を計上いたしております。財源としては、地方創生推進交付金のほか、企業版ふるさと納税の寄附金を充当し、一般財源360万円余につきましても、地方創生推進交付金事業ということで、そのほとんどに国の交付税措置を受けまして実施いたすものでございます。
次に、7ページをお願いします。グラウンド・ゴルフ国際化によりますインバウンド促進事業でございます。潮風の丘とまりが会場となりますワールドマスターズゲームズは開催延期となっておりますが、その大会になるべく多くの参加国と外国参加者を誘致するため、また、発祥地スポーツの国際的普及により本町を発祥のまちとして聖地化を図り、将来に向けて観光客を誘致するため、継続してグラウンド・ゴルフの国際化に取り組んでいく計画でございます。事業費としましては、海外への普及促進、プロモーション活動経費や国際組織運営の協力や調整に係る旅費など、90万9,000円を計上いたしております。財源としましては、企業版ふるさと納税寄附金のほか、同寄附金基金からの繰入金、グラウンド・ゴルフ国際化推進基金からの繰入金などを充当いたします。
最後に、8ページでございます。松崎駅前拠点施設指定管理経費でございまして、これは松崎駅前総合相談センターどれみ、お試し住宅もりた屋、まつざき屋、それと松崎駅前多世代交流センターゆるりん館の運営のための指定管理経費等でございます。事業費は1,450万9,000円で、地方創生推進交付金事業として行うものでございます。
以上、みらい創造室の説明を終わります。
○議長(浜中 武仁君) 続いて、町民課長。
○町民課長(尾坂 英二君) それでは、町民課の補足説明をさせていただきます。事業概要書に基づいて説明いたします。
2ページをお願いします。東郷支所施設整備事業でございます。事業費は1,580万5,000円でございます。事業の内容といたしましては、東郷支所において施設維持を図るために、老朽化した受電設備及び庁舎4階電気室設備の改修、また、車庫照明器具の取替え、非常用照明器具の取替えなど電気系統の修繕費用でございます。中でも受電設備及び4階の電気室の設備改修については、そのほとんどの1,355万2,400円を計上して、ほとんどを占めております。
続きまして、4ページをお願いします。泊支所一般管理臨時経費でございます。事業費は104万1,000円です。これも東郷支所と同様に、老朽化した受電設備の交換等、施設改修の費用でございます。また、支所玄関駐車場のグレーチングが升目が大きく、つえやベビーカーの車輪が入り込むおそれがあるという御指摘もありまして、安全確保のために取替え修繕の費用を計上しております。
続きまして、10ページをお願いします。評価替え標準宅地鑑定評価業務でございます。事業費は608万5,000円でございます。令和6年度、評価替えに係る宅地の鑑定評価を不動産鑑定士に依頼する費用でございます。評価調査基準日は令和5年1月1日であるために、令和4年度に本業務を実施するものでございます。
続きまして、11ページをお願いします。地方税電子申告審査システム運用事業でございます。事業費456万1,000円を計上しております。法人町民税、償却資産、給与支払いの報告書などの電子申告をインターネット経由で処理するeLTAXや国税連携システムの更新に係る経費でございます。公的年金データや所得税申告の電子データはこのeLTAXのシステムにより提供されるために、課税について非常に重要なシステムとなっております。
続きまして、13ページをお願いします。賦課徴収臨時経費でございます。事業費は655万4,000円でございます。内容といたしましては、税に関するシステム整備に係る委託料でございます。第1に、軽自動車を保有するための手続、検査登録なり車庫証明等ですけども、これと税手数料の納付、検査登録手数料等をインターネットで一括して行うシステムの改修費用でございます。現在は紙ベースでやり取りして、データの入力作業等を行っている状況でございます。第2に、令和5年4月から全ての税目において、全国一斉に統一様式であるQRコードを付したマルチペイメントネットワーク様式の納付書が利用されることとなります。これに対応するためのシステム改修費用でございます。
続きまして、17ページをお願いします。戸籍番号制度システム整備費でございます。事業費は1,265万3,000円です。令和3年度からの事業で、国の補助事業でございます。戸籍法や番号利用法など、戸籍事務へのマイナンバー制度の導入に関する法律が改正され、これによってマイナンバー制度に基づく戸籍情報と個人番号の連携が必要となり、連携サーバーの設置、情報提供用の個人識別符号の取得、個人情報システムの改修のための委託料でございます。
続きまして、19ページをお願いします。証明書コンビニ交付事業でございます。事業費399万4,000円でございます。マイナンバーカードを利用して住民票、印鑑証明、所得課税証明を全国のコンビニエンスストアで発行できる環境を整備するシステム改修の経費でございます。住民の利便性の向上とマイナンバーカードの普及促進を図るものでございます。
続きまして、24ページをお願いします。飼い主のいない猫対策事業でございます。事業費71万4,000円。近年増加している飼い主のいない猫の不必要な繁殖による鳴き声やふん尿等の被害を防止するために、不妊去勢手術を受けさせた者に対して補助金を交付するものでございます。状況においては年々増加にしておる状況でございます。
続きまして、26ページをお願いします。不法投棄・漂着廃棄物処理事業でございます。事業費245万円で、町内の公共海岸や泊漁港区域内に漂着した漂着物等、または町内の不法投棄の撤去処理に係る費用でございます。
続きまして、31ページをお願いします。ごみ収集運搬委託料でございます。事業費5,177万1,000円です。各集落のごみ収集場所で住民の皆さんから搬出された生活ごみを回収する事業でございます。可燃ごみ、不燃ごみ、小型家電といった一般収集と不燃性、可燃性の粗大ごみの収集を行っているものでございます。令和4年4月からは県中部において有害ごみを新たな区分として設け、蛍光管、電池類、充電池一体型製品を収集することとしております。
続きまして、32ページをお願いします。地籍調査事業でございます。事業費は1億253万6,000円でございます。地籍調査については、1筆ごとに土地の所有者、地番、これらを調査し、境界の位置とか面積を測量するものでございます。現在、東郷地域で調査が行われておりますが、令和3年度末では全体の進捗率が91.91になる予定でございます。令和2年度より第7次国土調査事業十箇年計画が始まっており、国の予算状況にもよりますが、計画では令和8年度に現地調査を終了し、令和9年度に法務局に登記して事業が完了するという計画で進めております。令和4年度の計画では、別所の一部、2か所ですけども、こちらの現地調査に入ります。それから、本年度現地調査で行った別所の一部、2か所について、地籍図あるいは地籍簿を作成することとしております。令和4年度末には95.07%の進捗率になる見込みでございます。
資料を次のページに用意しております。資料内の③、④と示している太線の斜線部分が一筆調査測量の範囲で、①、②と示している細線の斜線部分が令和3年度に調査完了し、地籍簿、地籍図の作成を行う範囲でございます。
最後に、38ページをお願いします。町営住宅建替事業でございます。老朽化や危険な立地にある松崎地区の町営3団地の非現地建て替え及び現地建て替えを民間資金を活用するPFI方式を用いて事業を推進しております。事業費は4億4,503万9,000円で、PFI方式による一括発注のため、そのほとんどを委託料として計上しております。令和3年度では、事前調査として測量、地質調査を実施しました。また、基本設計も完了しております。実施設計実施中でございます。用地内の基盤整備、道路、水道管等の協議、設計を現在しておるところでございます。令和4年度には、用地内の基盤整備の完成、2つの団地の実施設計の完了、新長江団地の建築、令和4年12月に完成予定としております。また、工事の監理、各調査、申請並びに既存施設の入居者に対する移転手続等を予定しております。
以上で町民課の説明を終わります。
○議長(浜中 武仁君) 続いて、子育て支援課長。
○子育て支援課長(杉原 美鈴君) 続きまして、子育て支援課の概要書に基づいて御説明をさせていただきます。
1ページを御覧ください。まず、家庭子育て支援事業になります。令和2年度から対象年齢を1歳半から2歳まで拡充しております。引き続き家庭で子育てすることを希望される方に月3万円の支給を行いまして、経済的支援、子育て環境の充実を図ってまいりたいと考えております。令和4年度については、年間約110名程度の申請を見込んでおります。歳入におきましては、平成29年度から県の補助金が創設されております。対象年齢が1歳までという補助基準になりますが、基準額3万円の2分の1の補助がされます。本町におきましては、県補助金678万円の補助金を財源として見込んでおります。
続きまして、2ページを御覧ください。障がい児通所施設給付事業でございます。事業費4,286万4,000円を計上しております。これは、障がい児通所支援として、施設に通い日常生活や集団生活を送るために必要な力を身につけるための制度でございます。障がいのある子どもさんまたは保護者の支援になるものと考えております。子どもさんを預かる施設の方の指導、助言や夏休み中、放課後などの預かりもしておられます。生活能力向上のための訓練です。施設での集団生活の適応を目指した支援を国2分の1、県4分の1、町4分の1の費用負担がございます。令和3年度は事業所が町内に3件新設されました。それに伴う利用者の増加ということで、前年比に対して増額要因となっております。令和4年度は69名の利用を見込んでおります。
続きまして、3ページ、湯梨浜町放課後児童クラブ委託事業でございます。放課後児童クラブは、仕事と子育ての両立支援のため、昼間保護者がいない家庭の児童を預かる町内5か所の児童クラブの運営を、支援員の人材確保、人材育成の充実、それからサービスの向上を目指して、令和4年度から民間へ委託する経費を5,486万円計上しております。引き続き保護者が安心して就労していただけるよう、利用児童に放課後の生活の場の環境を提供してまいりたいと思います。歳入におきましては、諸収入、これは利用料になりますが、1,394万1,000円、それから、子ども・子育て支援交付金として、国、県、町それぞれ3分の1ずつの費用負担になります。本町におきましては、国県で2,716万8,000円の補助金の財源を見込んでおります。
続きまして、4ページから9ページまでが各公立のこども園の経常経費でございます。入園の申込みを受け付けまして、それに基づいて必要な経費を計上しております。会計年度任用職員の報酬、給料、職員手当、共済費が主なものになります。教育・保育の充実に努めてまいりたいと考えております。概要書の中の5番、本年度の計画効果のところの事業効果の辺りに予算計上時の令和4年度当初見込み児童数を記載しております。
飛びまして、10ページを御覧ください。10ページが教育・保育給付費負担金になります。こちらにつきましては、他市町の公立保育所、それから認定こども園、幼稚園に入園しておられる児童に対して適切な教育・保育を提供するために、国の基準額で算出した給付費を支払うものでございます。この中には私立の保育所が含まれておりません。私立保育所の委託費については、13ページに広域入所委託料のほうに計上させていただいております。前年度当初と比較しまして約1,356万6,000円の減額となっております。広域に出られる児童数の減に伴う影響額です。見込みにつきましては、同じように5番の本年度計画効果のところの事業の効果のあたりに見込み児童数28名、前年比較にすると9名の減を計上した必要経費となっております。
続きまして、11ページが施設等利用給付負担金になります。こちらにつきましては、令和元年度10月から開始されました幼児教育・保育無償化制度により新設されました認可外保育施設、幼稚園の一時預かり保育を利用された際に要する経費の一部を支給するものです。529万1,000円予算計上しております。見込み児童数は、認可外保育施設利用者11名、幼稚園一時預かり保育3人分を令和3年度実績見込みにより計上しております。前年度当初と比較しまして約146万7,000円の増額となっておりますが、児童数の増に伴う影響額になります。見込みにつきましては、見込み児童数14人。前年が4人でした。を計上した必要経費となっております。
続いて、12ページを御覧ください。こちらはこども園の整備事業費の経費です。874万4,000円計上しております。内容については、5番の本年度の計画効果の本年度の計画のところに掲げております。主なものにつきましては、まつざきこども園のプールサイドの床面の改修で456万2,000円、それから、ながせこども園のゼロ歳、1歳児の園庭付近にありますテラスのクッションフロアの交換で85万8,000円、それから、とうごうこども園の哺乳瓶用の殺菌保管庫を新たに購入する経費として15万2,000円を計上しております。前年度と比較しまして約222万1,000円の減額となっております。
続きまして、先ほど教育・保育負担金のところでお話ししましたが、13ページが広域入所委託料になります。こちらが他市町への私立保育所に入園した場合の運営費の委託費について上げております。予定の人数は23人ということで計上しております。事業費は3,106万4,000円計上しておりますが、前年度と比較しまして約1,525万3,000円の減額となっております。児童数の減に伴うものが影響額となっております。見込み児童数23人、前年から見ると15人減を予算計上として必要経費を上げております。
次が、14ページになります。太養保育園の委託料です。太養保育園については、前年度の委託料に比べて378万6,000円の増額になっております。5番の本年度の計画効果のところに、事業の効果の辺りに令和4年度の当初見込みの児童数を掲げております。児童数が令和3年度当初から1名の増加ですが、ゼロ歳、1歳の国の定めた単価の高い児童が4人増加することに伴って事業費が増加しているものです。
それから、15ページを御覧ください。こちらはながせこども園の委託料になります。入園の申込みは141人の申込みの予定で積算しております。1億1,161万5,000円の事業費を計上しております。こちらも5番の本年度計画効果のところ、事業の効果の辺りに令和4年度の当初見込みの児童数を記載しておりますが、前年度に比べて入園児童人数が4人増加しておりますが、これもゼロ歳児の受入れが増加したことにより、568万6,000円の増額となっております。
続きまして、16ページが、令和2年4月1日、新規開園しましたニチイキッズ湯梨浜ながえ保育園の委託料です。入園申込みのほうは、定員30人、申込みを30人、定員いっぱいの予算を積算しております。6,998万8,000円の事業費を計上しております。やはりゼロ歳から2歳までの国の定めた単価が高いということで、必要経費が高くなっている要因になります。
それから、17ページを御覧ください。保育ICTシステム運用事業です。こちらは保育業務の事務の効率化、保育士の負担軽減を図る目的で、令和3年度に町立認定こども園7園の保育ICTシステムを整備させていただきました。令和4年度につきましては、本格運用していく経費を計上させていただいております。内容につきましては、システムの利用料303万6,000円、インターネットの利用料46万1,000円になります。歳入につきましては、
新型コロナウイルス感染症対策地方臨時交付金を349万6,000円と見込んでおります。
最後に、18ページ、妊婦乳児健康診査事業になります。妊娠期から子育て期にわたる全ての健康診査に対して切れ目なく支援を実施していくものでございます。新規事業として、新生児聴覚検査助成事業を実施することにしております。聴覚障がいの早期発見、早期治療を受検者の経済的負担の軽減を図る目的で行う事業です。歳入におきましては、ふるさと湯梨浜応援基金981万1,000円を財源として繰入れ予定にしております。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) ここでしばらく休憩をします。再開は1時です。
午後0時06分休憩
───────────────────────────────
午後0時59分再開
○議長(浜中 武仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
健康推進課長の補足説明を求めます。
○健康推進課長(林 紀明君) それでは、令和4年度湯梨浜町一般会計におきます健康推進課関係の歳出予算について、主なものを御説明させていただきます。
健康推進課の事業概要書を御覧いただきたいと思います。1ページをお願いします。国民健康保険事業特別会計繰出金でございます。被保険者の保険料負担の緩和を図るとともに、財政基盤の安定に資することを目的に、一般会計からの繰り出しを行うものでございます。繰り出しの内容は、保険料軽減分及び保険者支援分についての基盤安定負担金、事務費、出産育児一時金の3分の2、保険財政安定化事業に係る繰入金などで、前年度比956万1,000円減額の1億4,815万9,000円を計上しております。なお、減額の主な要因につきましては、特定健診等負担金町負担分などの法定外繰入れを過去の実績を鑑み予算計上しなかったことのほか、財政安定化支援事業分及び一般管理経常経費の減などによるものでございます。
続きまして、4ページをお願いします。特別医療給付費でございます。重度心身障がい者や子育て家庭などの医療費に係る経済的負担を軽減するため、医療費御本人負担分のうち一部負担金を除いた額を助成するものでございます。平成30年度実績から令和3年度推計までの4か年の平均で必要額を算出しておりまして、前年度比78万6,000円増額の9,633万1,000円を計上しております。なお、増額の主な要因につきましては、独り親区分の1人当たり助成額の増などによるものでございます。
続きまして、7ページをお願いします。高齢者インフルエンザ予防接種でございます。町内に住所を有する65歳以上の方及び60歳以上65歳未満で特定の障がいのある方を対象に予防接種を実施し、その費用の一部または全部を助成するものでございます。対象者数は前年度に比して若干の増加見込みでございますが、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大による同時流行の回避や接種勧奨、また、より一層の予防意識の高まりが推察されることから、接種率を70%と想定し、前年度比11万8,000円増額の817万4,000円を計上するものでございます。
続きまして、11ページをお願いします。風しん追加的対策事業でございます。昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までに生まれた男性については、公的な予防接種を受ける機会がなく、風疹抗体保有率が低いとされています。そのため、令和元年度から3年度までの3年間、追加的対策として段階的に抗体検査、予防接種の助成を行ってきたところですが、このたび国の方針により、これまでの3年間で対象となった方を引き続き対象とし、令和4年度から3年間の事業計画が決定したところでございます。引き続き検査及び接種を促進するための経費として、前年度比42万1,000円減額の352万6,000円を計上するものでございます。
続きまして、12ページをお願いします。子宮頸がん予防ワクチン接種事業でございます。町内に住所を有する小学6年生から高校1年生の女子に対して子宮頸がん予防ワクチンの定期予防接種を実施するものでございます。本件につきましては、平成25年4月に定期接種化されたものの、ワクチンとの因果関係が否定できない持続的な疼痛が接種後に特異的に見られたことから、副反応の発生頻度等がより明らかになり、適切な情報提供ができるまでの間、定期接種を積極的に勧奨すべきではないとされたところでございます。本町においても積極的な接種勧奨を差し控えてきたところでございますが、令和3年11月に勧奨再開が決定されたため、接種を希望される方の接種機会を確保するために、必要な経費を予算計上するものでございます。算定に当たっては、平成25年4月に定期接種化された際の3回目接種率約15%を勘案し、前年度比242万1,000円増額の282万8,000円を計上するものでございます。
続きまして、14ページをお願いします。新型コロナウイルスワクチン予防接種事業でございます。令和元年12月、中国に端を発した
新型コロナウイルス感染症の感染拡大が今なお続いており、ワクチン接種を円滑に実施するために必要な体制を引き続き構築し、町内特設会場での集団接種、医療機関での個別接種などを計画的に実施するものでございます。国の方針により接種期間を令和4年9月30日までとし、3回目の追加接種や5歳から11歳までの小児接種への対応など、接種を希望される町民の受皿を確保しながら着実に接種の促進を図るものです。集団接種における協力医師、看護師などへの報償費のほか、個別接種での接種費用、コールセンターの設置費用など、接種全般に係る実施経費として4,466万円を計上するものでございます。
続きまして、15ページをお願いします。健康増進事業でございます。重篤な生活習慣病の発症を予防するため、特定健診などにより危険因子を持つ者を早期発見、早期治療を促すとともに、予防に関する知識の普及啓発に努めるものでございます。健康づくりカレンダーの作成、全戸配布による健康情報の提供に努めるほか、特定健診や地区健康教室、運動教室、健康づくり講演会の開催など、各種事業の実施経費として前年度比38万8,000円減額の578万5,000円を計上するものでございます。
続きまして、16ページをお願いします。各種がん検診事業でございます。本町におきましても、がんは死亡原因、医療費の1位を占めており、集団検診、医療機関検診の実施により、がんの早期発見、早期治療につなげることで、がんによる死亡の減少に努めるものでございます。全国的な新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、令和2年度、令和3年度とコロナ禍による受診控えなども見受けられましたが、感染防止対策を徹底しながら町民の受診機会確保に努めていきたいと考えております。実施に当たりましては、様々な機会を捉えて勧奨、普及啓発に努め、各がん検診の受診率をコロナ禍前、令和元年度の受診率に対し1%増加させることを目標に、前年度比229万6,000円増額の4,299万2,000円を計上するものでございます。
続きまして、17ページをお願いします。食生活改善推進事業でございます。町民の食生活改善とその習慣化を目的に活動している食生活改善推進員連絡協議会の活動を支援するものでございます。令和3年度、3年に1回開催する養成講座を開催し、新たな推進員の育成に努める予定でございましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期としたため、改めて令和4年度に実施するとともに、現会員のスキルアップを図るための再教育研修会を実施するなど、前年度比3万6,000円減額の70万3,000円を計上するものでございます。
続きまして、18ページをお願いします。後期高齢者医療対策事業でございます。後期高齢者医療被保険者の医療費負担分及び運営に係る事務費を広域連合加入市町村が負担するもので、前年度比88万6,000円減額の2億2,371万8,000円を計上するものでございます。療養給付費は、被保険者数や医療給付費の動向から推計し、負担分を決定していますが、令和4年度負担金見込額は前年度比5,746万円余の増額となる見込みであるものの、本町の負担額は83万円余の減額となることが主な要因でございます。なお、各市町村の負担配分につきましては、令和3年4月から10月の療養給付費支給実績の割合に応じて配分されるものでございます。
続きまして、24ページをお願いします。積立貯筋運動事業でございます。保健指導などの健康事業と連携し、町民の健康づくり支援として運動教室を開催するものでございます。従前から実施している積立貯筋運動教室やココカラ運動教室と保健指導、ゆりはまヘルシーくらぶなどの各種健康事業をより連携させ、効率的、効果的な事業展開を行うための経費として、前年度比207万1,000円増額の319万8,000円を計上し、運動の習慣化、生活習慣病やフレイル予防に努めていくものでございます。
続きまして、25ページをお願いします。ウオーキングリゾート推進事業でございます。令和2年11月4日、ウェブ調印式にて韓国・済州オルレと友情の道協定を締結し、将来的なインバウンドの推進に向けた第一歩となりましたが、令和3年度はコロナ禍の状況により海外渡航が制限されるなど、実質的な交流ができない状況でございました。令和4年度におきましても不透明な部分はありますが、アフターコロナを見据え、済州オルレ関係者の招聘や済州オルレウオーキングフェスティバルへの参加など交流事業に係る経費として、前年度比1万8,000円増額の143万円を計上するものでございます。
続きまして、26ページをお願いします。食と健康のまちづくり事業でございます。町内協力店舗で開発された健康メニューの品質保持に努めるとともに、メニュー普及のためのキャンペーンを実施し、メニュー提供と店舗の利用促進を図るものでございます。監修メニューガイドの作成やクオリティーチェックに係る経費など、前年度比62万1,000円増額の78万6,000円を計上するものでございます。
最後になりますが、27ページをお願いします。SIBを活用した
飛び地型自治体連携事業でございます。活動量計を活用した健幸ポイント事業をベースに、健康無関心層及びフレイルや介護リスクが高い世代にアプローチし、将来的な医療費、介護給付費の抑制と全ての世代が生きがいを持って暮らせるまちづくりを目指すものでございます。令和4年度は事業連携開始から3年目を迎え、事業の核となる健幸ポイント事業における会員、いわゆるゆりはまヘルシーくらぶ会員を現在の567名から合計770名を目標に事業展開をいたします。新規参加者、継続参加者へのセミナーの開催、地域において健康に関する正しい知識や情報を伝えていただくボランティア、健幸アンバサダーの新規養成に努めるほか、運動習慣化を助長するためのアドバイスシートの会員への送付やイベント等の開催などを計画しております。また、KPI達成に向けた推進支援、SIB、ソーシャル・インパクト・ボンド手法の導入継続に向けた調整、検討を行う中間支援業務やKPI、総合達成度の分析評価、健幸ポイント事業の介入前後での1人当たり総医療費と介護給付費の比較分析を行う医療費評価分析業務、その他危機管理経費として前年度比605万7,000円増額の2,690万7,000円を計上し、参加者の健康意識の醸成及び運動への意欲向上に努めていきたいと考えております。
以上で健康推進課の説明を終わります。
○議長(浜中 武仁君) 続いて、総合福祉課長。
○総合福祉課長(竹本 里香君) それでは、総合福祉課の令和4年度当初予算について、主なものを事業概要書により説明いたします。
概要書1ページの町社会福祉協議会補助金でございます。この補助金につきましては、社協が行う地域福祉に係る事業の人件費とつわぶき荘の修繕費の一部を補助するものでございます。人件費の助成につきましては、町と社協とが共通の理念により地域福祉を推進するため一体的に作成した地域福祉推進計画の内容に基づき、地域福祉事業に要する人件費として、社協事務局長をはじめ臨時職員も含めた総務福祉課職員8名の地域福祉に係る人役3.9人分の人件費1,887万1,000円を補助するものとして計上しています。なお、この中には、地域福祉推進計画と同時に策定した成年後見制度利用促進基本計画に基づき、町社協が法人後見事業に取り組むための準備期間として、1名分の人件費312万円を含めて計上しております。修繕費につきましては、令和4年度は、つわぶき荘空調の熱源発生機と冷却塔を連結する配管が塩害でさびついたため、その修繕費277万1,000円のうち、デイサービスなど介護保険サービス等で使用する部分を除く全体面積の23%を全体事業に掛けて算出した金額63万7,560円についての補助を計上しております。また、この修繕費の助成につきましては、つわぶき荘が公共の福祉施設であることにより、過疎対策事業債を活用し、50万円を歳入に計上しております。補助金の総額は1,950万9,000円となり、財源の内訳は、過疎対策事業債50万円のほか、福祉基金繰入金600万円、一般財源1,300万9,000円となっております。
続いて、概要書3ページをお願いします。民生委員でございます。これは、民生児童委員の活動費の助成をするため、報償費や民生児童委員協議会への補助金等について、226万9,000円予算計上しております。民生児童委員は令和4年12月が改選期となり、羽合地域は1名増員予定の21名、泊8名、東郷18名の計47名と、主任児童委員として3名の方に新たに民生児童委員として、福祉マップの更新、高齢者世帯への訪問、また、困り事を抱えた世帯の行政との橋渡しをしていただき、地域福祉活動の推進に御協力いただきたいと考えております。
続いて、概要書5ページ、地域共生包括的支援体制構築事業でございます。令和2年度から町社協に委託して実施している事業で、暮らしサポートセンターゆりはまほか、高齢者、障がい者、児童等の各相談窓口に持ち込まれた相談内容の中でも特に複雑、複合的な課題を抱えるケースについて、断らない相談支援を行うため、相談支援包括化推進員2名により各制度の調整や橋渡しを行いながら、多機関連携による支援を行っている事業でございます。令和3年度に社会福祉法に基づき創設された重層的支援体制整備事業の中の必須事業であり、属性にとらわれない包括的な相談支援体制を構築するために、地域福祉推進計画と同時に策定しました町の重層的支援体制整備事業実施計画の中で取り組むこととしております。令和4年度は、社協に対する委託料を1,104万1,000円計上し、うち4分の3、828万円が国庫補助金でございます。令和3年度の実績相談件数は23件で、14回の多機関協働による支援会議を開催し、課題解決に向けての取組を行っております。今後も継続して生活に困り事を抱える世帯に対しチームとして伴走型の支援に取り組んでまいります。
概要書7ページをお願いします。生活困窮者自立相談支援事業でございます。これは、生活困窮者自立支援法に基づく必須事業として、平成27年度から町社協に委託し、暮らしサポートセンターゆりはまとして、生活の様々な困り事の相談窓口として、現在はハワイアロハホール内に設置しております。その中で受けた相談の中で主に経済的な困窮について、主任相談支援員と相談支援員の2名で相談対応、支援を行っております。複雑、複合的な課題を抱えたケースにつきましては、前述の多機関連携の支援会議へつないでおります。令和3年度はコロナ禍による生活福祉資金の貸付け等に絡んだ相談の増加が見られ、国の交付金を活用して相談支援に係る体制強化のための補助金を支給するなどの取組を行いましたが、令和4年度の対応につきましては、社協と協議しながら、今後の感染状況により必要な体制強化を図っていきたいと考えております。また、令和3年度には社協に委託して実施しておりました生活保護受給者、生活困窮者を対象とした就労支援事業、家計改善支援事業、就労準備支援事業の3事業につきましては、令和4年度は町が直営で実施するものとして、相談員として1名、会計年度任用職員を雇用して配置し、社協の暮らしサポートセンターゆりはまとの連携を取りながら、就労や家計改善、また、就労準備のための生活習慣改善等の支援を行ってまいります。また、令和3年度に引き続き、生理用品を相談窓口で無償配布し、役場、アロハホール等の公共施設のトイレに生理用品を配置し、生理の貧困問題への対応策としたいと考えております。
歳入ですが、国からの4分の3負担金として、生活困窮者自立相談支援事業費375万円、被保護者就労支援事業分として45万6,000円の国庫負担金と家計改善支援事業、就労準備支援事業については、国庫補助金3分の2、113万4,000円の財源を充当しております。
続いて、概要書8ページです。生活困窮者住居確保給付金です。これは、生活困窮者自立支援法に基づいて町が行う必須事業であり、離職や減収により住宅を失った、もしくは失う可能性のある方に対し、生活保護基準に基づく最大9か月分の家賃相当の給付金を支給することにより、住居の確保と就労自立を併せた支援策を行う制度でございます。コロナ禍以前から制度はございましたが、令和2年度から申請が増加し、令和3年度は2件の支給決定をいたしました。令和4年度については、コロナの影響が続くことを想定して、1人世帯、2世帯9か月分、2人世帯、1世帯6か月分として、85万8,000円計上するものです。この給付金の月額につきましては、世帯人数により異なり、生活保護の住宅補助基準額に基づくものです。なお、歳入として、国の負担金4分の3、64万3,000円を計上しております。
概要書13ページをお願いします。生活困窮者自立支援金支給事業でございます。コロナの影響による減収などの理由により生活福祉資金特例貸付けを受けている生活困窮世帯に対し、貸付期間の終了後に生活を支え、就労につなげるため、自立支援金を3か月間支給する制度でございます。給付対象となる世帯は、収入要件、資産要件、求職等の要件があり、この3つの要件を全て満たすことで支給対象となります。湯梨浜町の生活福祉資金貸付終了者のうち、令和3年度に支給されている世帯は現在2世帯で、支給見込み世帯が1世帯となっております。令和4年度の支給見込み世帯につきましては、令和4年3月末までに貸付金支給が終わる世帯のうち、1人世帯が2世帯、2人世帯が2世帯、3人以上世帯が4世帯と見込み、事業費を計上しております。なお、この事業は、
新型コロナウイルス感染症セーフティネット交付金により10分の10が充当される事業でございます。
概要書14ページをお願いします。共助の基盤づくり事業でございます。この事業は、重層的支援体制整備事業の必須事業であり、町の重層的支援体制整備事業実施計画の中でも実施するものとしている事業です。令和4年度からの新規事業として、地域福祉推進計画の内容に基づいて町社協が行う支え合いの地域づくりのための事業に係る人件費、事務費について、2分の1の間接補助を行うものです。この事業の目的は、地域の中の福祉ニーズを把握し、地域福祉活動やボランティアなどのインフォーマル活動の活性化に取り組むことにより、誰もが安心して地域で暮らしていくことができるよう、地域で支える仕組みづくりに対する補助を行い、支え合いの地域づくりを推進するために実施する事業でございます。令和4年度は、地域の中で町社協が実施している保健福祉会や福祉推進員の活動などの小地域福祉活動を中心に、福祉ニーズの把握と地域福祉担い手の育成に取り組み、これらの事業に係る人件費として、社協職員3人分、0.6人役分389万6,000円と事務費について、国と町とが2分の1ずつ補助するものでございます。
続いて、概要書16ページ、自立支援給付費をお願いします。この事業は、障がい福祉サービス利用に係る利用者負担を除いた給付費として各事業所に支払う扶助費でございます。令和4年度の障がい福祉サービスの利用見込みを算定するに当たり、サービスごとに3年度の実績見込みに過去2年間の利用伸び率を平均した率を掛けて算定し、合計3億6,500万4,000円の扶助費を計上いたしました。コロナの影響だと思いますが、令和2年度、3年度ともにサービスの利用控えがあり、どのサービスも比較的利用は伸びていない状況です。その中で、計画相談利用については、コロナ禍においてのサービス調整を例年より多く行う必要があったため、利用件数、給付費ともに増加しております。なお、財源は、国庫負担金が2分の1、県負担金が4分の1、一般財源4分の1となっております。
続いて、21ページをお願いします。意思疎通支援事業でございます。聴覚障がい者のコミュニケーション支援のために手話通訳者の派遣、手話奉仕員養成事業等を中部1市4町で鳥取県聴覚障害者協会に共同委託し、また、町のイベント等にも手話通訳者を派遣している事業でありますが、令和4年度から失語症者のコミュニケーション支援につきましても鳥取県内全市町村で地域生活支援事業の中で取り組んでいくこととして、失語症者のための意思疎通支援者を県がコーディネートして派遣する事業への負担金として8万6,273円を新規に計上するものです。なお、財源としましては、町のイベント派遣に要する報償費以外の事業費290万4,000円について、国2分の1、県4分の1、一般財源4分の1で負担するものとしております。
続きまして、概要書26ページをお願いします。障がい者日常生活用具給付費でございます。重度の障がいのある方に対し、特殊寝台や電気式たん吸引器など、身体状況に合った用具の給付や貸与、また、ストマ造設者に対するストマ装具等の給付を行っております。ストマ用具の給付の対象者は年々増加しておりまして、令和3年度中に新規対象者が6名増加しております。令和3年度中の利用者について、令和4年度についても同じ月数分の利用があるものとして想定し、また、新たに1名分の増加を加えて給付額を算定しているものです。事業費のうち2分の1が国庫補助金、4分の1が県補助金となります。
続いて、概要書32ページ、日中一時支援事業でございます。障がい児・者の日中における機能訓練、日常動作訓練、創作活動の場を確保し、御家族の就労支援、また、介護の一時的な負担軽減を図ることを目的とする事業です。利用者は年々増加傾向にありますが、令和3年度はコロナウイルス感染症拡大の影響で利用日数が減っていた時期がありました。令和4年度には利用日数がまた回復するものと見込み、さらに新規利用2名分を加えて2,859万円の予算を計上いたしました。事業費から個人負担分を除いた金額の2分の1が国庫補助金、4分の1が県補助金となります。
続いて、概要書38ページをお願いいたします。中国地区ろうあ者大会負担金でございます。令和4年5月13日、14日、15日の3日間にわたって、第67回中国地区ろうあ者大会第14回中国・四国地区ろうあ者体育大会が鳥取県で開催されるに当たり、その運営に必要な経費を補助することにより、大会の円滑な開催を図るものです。湯梨浜町内ではハワイ夢広場が体育大会の競技会場となる予定です。補助金は7万円で、令和4年度のみの事業となります。
続いて、40ページをお願いいたします。母子生活支援施設措置委託料でございます。母子生活支援施設は、配偶者のない、またはこれに準ずるDVなどの事情のある母子について、その自立促進を目的として生活支援を行うために町が入所を措置する施設でございます。現在入所している世帯1世帯の県入所施設に係る年間経費と緊急対応1世帯が県外施設に入所するものとして算出した年間経費を合わせて1,002万6,000円計上しております。なお、この措置委託料は、月額の事務費を十二月で掛けて年間分を算出しておりますが、入所世帯数の増減や施設ごとの加算の有無により変動するものでございます。財源につきましては、入所者からの負担金を除いた残りの額について、国2分の1、県4分の1の負担金を充当するものです。
概要書43ページをお願いします。生活保護事務経常経費でございます。生活保護事務を適正に行うため、各種相談業務向上のためのケースワーカーの全国研修参加に要する旅費、医療扶助の適正化のためのレセプト点検業務、生活保護受給者の健康管理支援事業システム運用経費の負担金などについて、必要な事務費を計上するものです。令和3年度はこの科目で生活保護受給者の就労支援事業を委託費として計上しておりましたが、令和4年度からは直営事業となった関係で、社会福祉総務費の生活困窮者自立相談支援事業のほうに生活困窮者の就労支援事業と併せて計上しております。全体の事業費を185万8,000円と見込み、そのうちの健康管理支援事業39万6,000円の4分の3については国の負担金を充当し、全国研修参加旅費の2分の1、診療報酬明細書点検委託料の4分の3は国の補助金で充当するものでございます。
続いて、44ページから47ページまでにつきましては、生活保護受給者に支給する生活扶助、医療扶助、住宅扶助、その他扶助について掲載しております。その中の、44ページ、生活扶助でございます。生活保護受給者の健康で文化的な最低限度の生活を保障し、自立を助長するために、基準生活費に冬季加算、期末一時扶助を加え、令和4年度の生活扶助費を3,575万6,000円と計上したものでございます。令和3年度は2月末現在で新規世帯8世帯、廃止となった世帯が11世帯となっておりまして、3世帯の減、人数にしては3人の減ということになりました。現時点ではコロナの影響が生活保護受給者の増加として顕著に現れているというわけではないですが、今後、コロナの影響が長引くようなら、減収による保護世帯の増加も考えられるといったような状況です。令和4年度の生活扶助は、令和3年11月時点の世帯数72世帯85人に過去4年間の新規世帯、廃止世帯の傾向及びコロナ禍による増加分を見込み、新規増加分として5世帯8人を加えて、77世帯93人に支給する見込みで計上したものでございます。なお、財源は、扶助費総額から過年度分返還金13万4,000円を引いた残りの額の4分の3が国庫負担金となります。
続いて、45ページ、医療扶助です。令和3年度は、入院や大きな手術が重なったため、12月から2月分までの医療費が例年より大きく増加する見込みですが、令和4年度につきましては、入院、手術等の特別事情分の1,000万円を含め、令和2年度、令和3年度前半の実績から月平均を出し、5,658万円を計上いたしました。生活扶助同様、扶助費総額から9万2,000円を引いた残りの額の4分の3が国庫負担金での充当となります。
47ページ、その他扶助でございます。その他扶助につきましては、生活扶助と同様の77世帯分として、介護扶助、教育扶助、一時扶助、救護施設入所者に要する施設事務費等の各扶助費を算出し、令和4年度は3,380万8,000円を見込んでおります。前年度当初予算と比較して932万2,000円の減となっておりますが、その理由としては、令和2年度の12月から3月にかけて、救護施設入所者が4人退所または亡くなられたために施設事務費が大きく減ったことに関連するものです。
以上、総合福祉課からの説明は終わります。
○議長(浜中 武仁君) 続いて、長寿福祉課長。
○長寿福祉課長(
地域包括支援センター所長)(西田 貴頼君) 失礼します。それでは、一般会計長寿福祉課関係の歳出予算について、主なものを事業概要書に基づき説明いたします。
概要書5ページをお願いいたします。老人福祉センター東湖園臨時経費でございます。この事業は、東湖園の駐車場区画線が消えているため、区画線を設置するために修繕費として19万8,000円、また、デイサービスセンター側入り口、屋根部分のコンクリート雨どいが劣化により剥がれが生じているため、
工事請負費として69万7,000円、合計89万5,000円を計上しております。財源は全額一般財源でございます。
概要書6ページをお願いします。シルバー人材センター運営補助金でございます。この事業は、高齢者の就業機会の確保を図り、生きがいづくりや健康の維持、増進、介護予防を促進する組織であるシルバー人材センターの運営を支援するための経費として、前年度と同額の400万円を計上しております。財源は、ふるさと湯梨浜応援基金繰入金が200万3,000円で、残りは一般財源でございます。
概要書7ページ、8ページをお願いします。敬老会事業です。令和3年度の町敬老会は、
新型コロナウイルス感染症の完全な終息が見込めないため、規模を縮小し、お祝い対象者を100歳以上の方、米寿の方、ダイヤモンド婚の方を対象に、48名の方に参加いただき、国民宿舎水明荘で開催いたしました。令和4年度の敬老会につきましては、
新型コロナウイルス感染症の感染状況等により臨機応変に判断する必要がありますが、基本的には、町主催で敬老会を開催し、長年にわたり町政の発展に御尽力いただきました高齢者への感謝を込めて、長寿をお祝いしたいと考えております。日程につきましては、東郷地域が9月17日土曜日に東郷小学校体育館、羽合地域につきましては、9月24日土曜日に羽合小学校体育館、泊地域につきましては、9月25日日曜日に活性化センターはまなすにおいて開催する予定としております。費用として615万9,000円を計上しております。財源は、ふるさと湯梨浜応援基金繰入金が308万5,000円で、残りは一般財源でございます。なお、概要書8ページには令和3年度の実績と令和4年度の予定を載せておりますので、御覧いただければと思います。
続いて、概要書12ページをお願いします。高齢者クラブ等事業補助金でございます。この事業は、高齢者の社会参加活動の促進や高齢者自らの生きがいづくりの推進を図るため、町高齢者クラブ連合会及び各単位高齢者クラブ23団体への活動に対する補助金として276万7,000円を計上しております。財源は、県補助金が184万4,000円、ふるさと湯梨浜応援基金繰入金が46万2,000円、残りは一般財源でございます。
概要書13ページをお願いいたします。移動支援事業でございます。この事業は、湯梨浜町社会福祉協議会が高齢者等の買物や通院などの支援として、独り暮らし高齢者や高齢者のみの世帯などを対象に2路線それぞれ週1回運行しているのりあいバス運行事業に要する経費の一部を助成するもので、30万4,000円を計上しております。財源は全額一般財源でございます。
概要書14ページをお願いします。地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金でございます。この事業は、防災体制の強化を図る高齢者施設に対して防災・減災対策を推進する整備等の事業に費用を助成する国の間接補助でございます。2つの高齢者施設が予定しており、一つは非常用自家発電設備の整備、もう一つは水害対策として玄関止水壁取付工事を予定しております。事業費は872万5,000円で、財源は地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金でございます。
概要書15ページをお願いします。高齢者タクシー料金助成事業でございます。高齢者のタクシー料金助成につきましては、令和2年度までは運転免許証の自主返納促進を目的に、対象を70歳以上の高齢者世帯で運転免許の返納から1年間限りとしていましたが、目的や要件を見直し、令和3年度からは高齢者の日常生活の利便性向上と社会参加の促進を図ることを目的に、助成の対象を70歳以上の高齢者で運転免許証をお持ちでない人に拡大いたしました。拡大したことで利用者が大幅に増加しております。また、令和3年度は1回の乗車で1枚500円分の使用としていましたが、令和4年度は1回の乗車で複数枚使用ができることとしております。令和4年度予算は、令和3年度実績見込みから186万5,000円減額し、301万2,000円を計上しております。財源は、過疎債が180万円で、残りは一般財源でございます。
概要書16ページをお願いします。高齢者補聴器購入費助成事業でございます。この事業は、認知症の危険因子の一つとされる難聴に対し、補聴器を装着することで認知機能の低下を予防しようとするものでございます。また、コロナ感染予防対策としてマスクを着用することで人の声が聞きづらくなったり、また大声になったりもします。補聴器を装着することで感染予防にもつながります。補聴器購入費の助成対象は65歳以上の聴力機能が低下している方です。事業費は36万円、12名分を計上しております。財源は
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金でございます。また、他の自治体、議会議員の方、県内・県外9つの市町村から補聴器助成に至った経緯などの問合せもいただいております。介護予防、認知症予防のため普及してくれればと思っておるところでございます。
以上で説明を終わります。
○議長(浜中 武仁君) 続いて、産業振興課長。
○産業振興課長(遠藤 秀光君) それでは、産業振興課関係の説明をさせていただきます。事業概要書により説明をさせていただきます。
最初に、4ページを御覧ください。特産果物生産振興事業として196万8,000円を計上しております。これは、町の特産品である梨やブドウにイチゴ、メロン、スイカ、ホウレンソウ、梅の施設園芸品目の生産振興のため、生産者の労力の負担軽減などを図るための施設整備等を支援する事業でございます。昨年はイチゴ、メロン、スイカ、ホウレンソウ、梅を新たに追加し、各生産部等で事業説明を行い、ハウス機能向上支援として高性能ビニールの張り替えなど、多くの生産者の方にこの事業を活用していただきました。今年度も生産者の労力軽減による生産設備を支援し、農業特産物の生産力向上を図るものでございます。
続きまして、10ページをお願いいたします。収入保険制度助成事業として32万1,000円を計上しております。この事業は、国が創設した収入保険制度へ加入する農業者の保険料の一部を助成する事業です。この収入保険制度は、自然災害による収量減少や価格低下など農業者の経営努力では避けられない農産物販売収入の減少を補償する制度で、これに対し、町独自事業として加入者の保険料のうち事務費負担部分を定額助成し、農業経営の安定化を支援するものでございます。
続きまして、11ページをお願いします。がんばる地域プラン事業として203万5,000円を計上しております。これは県の補助認定を受けました梨産地再生プランに基づく事業でございまして、梨生産面積が減少する中で、優良農地の継承奨励金のほか、県外での新規就農相談会、新規就農者獲得のための農作業体験ツアーなどを計画するものでございます。
続きまして、13ページをお願いいたします。担い手ステップアップ支援事業として328万1,000円を計上しております。これは、認定農業者や新規就農者などを育成するために、中古機械の購入や修理費用の助成を行うほか、移住新規就農者への家賃助成などを行う事業です。農業の担い手育成のための町の独自施策でございまして、引き続き制度を継続し、地域農業の振興を図ってまいります。
続きまして、17ページをお願いいたします。米価下落対策給付金でございます。660万円を計上させていただきました。新型コロナウイルス感染拡大の影響により米の消費が落ち込み、令和3年産の米価が全国的に下落したことで、主食用米の生産農家の収入減少と離農の拡大が懸念されています。そこで、主食用米の生産販売を行っているコロナ禍の影響を受けた農業者に対しまして、米の出荷販売の実績を基に収入減少の一部を支援することにより、生産意欲の維持を図るための補助金でございます。令和3年産主食用米を作付し、出荷販売をした水稲農家に対し、販売袋数1袋30キログラム当たり220円を補助金として交付するものでございます。単価の根拠につきましては、令和3年産米のJA鳥取中央の概算金は一等米で30キロ当たり1,150円の収入減少であり、そのうち収入保険の対象外部分19%について支援するという考え方で補助単価を220円とするものであります。
続きまして、24ページをお願いいたします。竹林対策事業として762万2,000円を計上しております。拡大傾向にあります放置竹林の対策事業として、竹林整備事業や景観形成のための補助金、東郷湖周辺景観保全事業、タケノコ生産普及啓発事業などを実施するものでございます。
続きまして、25ページをお願いいたします。鳥獣被害総合対策事業として1,499万1,000円を計上しております。イノシシをはじめとする有害鳥獣対策として、電気柵やワイヤメッシュなど農地への侵入防止柵の設置補助や狩猟免許取得・更新助成のほか、猟期も含めて通年で奨励金を交付することにより有害鳥獣捕獲の推進を図るものでございます。26ページに補足資料をつけておりますが、新たに国の交付金、県の奨励金を活用することにより捕獲奨励金の支給額を増額して、より一層鳥獣対策を進めていくものでございます。
続きまして、30ページをお願いいたします。保安林危険木伐採事業として150万円を計上させていただきました。この事業は、新規事業として、民家、道路等に隣接して介在する保安林について、国、県の伐採制限などの制限をかけられている保安林の管理に当たり、倒木のおそれのある樹木等から住民の生命、財産を守ることを目的とし、危険木の伐採に係る費用について補助金を交付する事業でございます。保安林を管理されている行政区の自治会及び個人の方の負担を軽減して、危険を及ぼさないよう適正な状態を維持していただくための伐採・撤去費用の3分の2を助成するもので、補助金の上限を30万円と定めるものでございます。
続きまして、33ページをお願いいたします。沿岸漁業者経営支援臨時給付金事業として172万円を計上しております。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、引き続き単価下落により売上げが減少している沿岸漁業者に経営規模に応じた給付金を支給し、漁業の継続を支援するものでございます。
続きまして、34ページをお願いいたします。羽合漁港施設管理臨時経費として604万5,000円を計上しております。この事業は、町が管理します羽合漁港の適切な管理のために施設内の堆積砂をしゅんせつし、しゅんせつした砂は区域内の海岸浸食区域にサンドリサイクルすることにより、海岸浸食を防止するものでございます。
続きまして、35ページをお願いします。企業立地奨励金として503万3,000円を計上しております。町内に事業所を新設するなど進出する事業者に新たに賦課される固定資産税額について、条件に応じて奨励金を3年間交付する事業です。3事業者を予定し、審査の上、奨励金の交付により地域産業の振興につながるよう支援してまいりたいと考えております。
続きまして、38ページをお願いいたします。創業・販路開拓支援補助金事業として400万円を計上しております。この事業は、町内の中小企業や創業予定者が起業や新事業展開または販路開拓を進めるに必要な経費の一部を助成し、新しい発想で取り組む事業所を積極的に支援し、地域経済の活性化を図る事業でございます。
続きまして、41ページをお願いいたします。事業者応援給付金事業として2,000万円を計上させていただきました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で事業収入が減少している事業者に対し支援を行うものでございます。令和3年9月から令和4年3月までの任意の3か月の事業収入の平均額が減収前の事業年度の事業収入の月額と比較して20%以上減少した事業者に対し、減収前の月平均額に応じて10万円から30万円を給付金として支援を行うものでございます。
続きまして、44ページをお願いいたします。新時代対応型事業展開支援事業として250万円を新規に計上させていただきました。新型コロナウイルスの影響により変化した生活様式や市場に対応しながら、事業継続のため新分野進出など、事業転換の取組のための事業費を支援するものでございます。県補助金が2分の1、町補助金は4分の1で、町の補助金上限額を250万円とするものでございます。
続きまして、46ページをお願いいたします。観光産業復興事業として2,062万3,000円を計上させていただきました。新型コロナウイルス感染拡大の影響により旅館の宿泊者が大幅に減少している現状が続いており、感染拡大の状況を見据えながら、旅行需要の回復を図るために、宿泊割引キャンペーン及び町主催の全国大会、国際大会参加者の宿泊費助成、また、観光周遊タクシー運行に係る費用を支援するものでございます。
最後に、47ページをお願いいたします。ワーケーション推進事業として1,926万9,000円を計上させていただきました。コロナ禍を契機としたテレワークの推奨や地方回帰の動きの中で、自然、温泉、特産品に恵まれた本町の環境を生かし、ワーケーションによる滞在地として積極的にPRし、都市部での企業など、新たな人の流れを創出することで、新たな観光産業の創出や関係人口の拡大を図るものでございます。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 続いて、農業委員会事務局長。
○農業委員会事務局長(藤井 貞宣君) それでは、農業委員会の令和4年度歳出予算につきまして、事業概要書により説明させていただきます。
1ページ、農業委員等報酬でございます。令和3年度当初予算と同額の事業費1,036万5,000円を計上させていただきました。内訳は、農業委員と農地利用最適化推進委員の基本給939万5,000円と能率給97万円でございます。能率給については、その全額を県支出金で充当いたしますが、農地の集積、遊休農地の解消、新規参入の促進、これら農地利用の最適化活動に対して支給されるものであります。
2ページをお願いします。農業委員会経常経費でございます。事業費154万5,000円で、対前年比43万7,000円の減であります。主な減額理由ですが、令和3年度に委員会の県外研修に係る旅行経費を計上しておりましたけれども、その経費分の減額ということになります。
説明は以上であります。
○議長(浜中 武仁君) 続いて、建設水道課長。
○建設水道課長(石本 義之君) 失礼します。建設水道課です。事業概要書に基づいて説明をいたします。
事業概要書の1ページをお願いします。まず、1ページの道路維持事業ですが、この事業では、町道の維持修繕工事、除雪、除草委託、そして防護柵等の附属工事となります。
工事請負費の中で主要なものとしましては、公共施設等管理推進事業となります。
2ページの資料を御覧ください。事業の目的は、舗装、防護柵などの道路附属施設において、計画的に補修、更新を行うことで、施設の長寿命化や予算の平準化を図り、安心・安全な道路空間を提供するというものです。事業の内容は、施設の点検結果を踏まえ、個別施設計画の見直しや新規策定を行い、道路附属施設の計画的な修繕、更新を行うとしており、表には施設名、計画策定状況、適用事業、令和4年度事業費を一覧にしております。橋梁につきましては、別に道路メンテナンス事業にて御説明をさせていただきます。舗装につきまして、令和4年度実施箇所では、旭から龍島の都計6号線、1,500万を予定、防護柵につきましては、田後街道1号線、369万1,000円を、側溝につきましては、松崎線、586万5,000円、区画線につきましては、3か年計画の最終年となり、残り約7キロを実施することになります。377万5,000円を予定しています。
3ページをお願いします。道路メンテナンス事業となります。主に橋梁点検、橋梁補修を行うものです。令和4年度では、定期点検46橋を計画し、点検委託料1,300万、長寿命化計画策定委託料として200万円を、補修につきましては、橋津地内町道田子屋橋線海岸橋、泊地域の町道小学校線つわぶき大橋など10橋を計画し、5か所の設計委託料2,000万、5か所の
工事請負費2,000万、それぞれ計上しております。なお、4ページには本年度修繕箇所10か所の一覧を図面に掲載しています。
次に、5ページをお願いします。社会資本整備総合交付金事業(改良・改築)です。令和4年度は、事業概要に記載していますが、国道179号関連のはわいバイパス周辺線負担金1,000万円、田後地内町道三ツ江山東線
工事請負費1,000万円、国信地内町道村前線ほか1路線委託費ほか1,000万円、水下地内町道下浅津水下線
工事請負費500万円、浸水対策として、道路かさ上げとなりますが、旭地内町道都計2号線委託料ほか300万円、宇野地内町道宇野川端線ほか5路線委託料500万円を、そして、旧北溟中学校線、仮称となりますが、委託料500万円、これは新規でありますが、総額4,800万円を計上させていただいております。なお、6ページには工事等箇所の一覧を図面に掲載しております。
次に、7ページをお願いします。社会資本整備総合交付金事業(防災安全対策)です。令和4年度は、事業概要のほうに記載してますが、防災対策を目的とした道路事業として、泊地内甲亀山線のり面対策
工事請負費1,000万円、原地内原線落石対策
工事請負費500万円、福永地内福永支線のり面保護
工事請負費ほか1,500万円、橋津川右岸線ほか8路線道路照明灯LED化
工事請負費300万円、方地地内町道舎人線歩道設置
工事請負費100万円、野花第3支線擁壁修繕
工事請負費800万円、龍島から旭地内の都計11号線ほか8路線測量設計委託料1,000万円など、総額5,200万円を計上しております。なお、8ページには工事等箇所及び工事概要の一覧を図面に掲載しております。
次に、10ページを御覧いただきたいと思います。急傾斜地崩壊対策事業負担金で、総額1,475万円を計上しております。これは、県が施行する藤津地内の急傾斜地崩壊対策事業に伴う負担金でございます。全体事業費2億9,500万円に対し、地元負担金368万7,000円と町負担金1,106万3,000円の合計1,475万円でございます。対策の完成見込みですが、令和6年度を予定されておられます。箇所図、負担金算出表など、概要書11ページに掲載しております。
次に、12ページを御覧いただきたいと思います。空き家対策支援事業で、総額2,626万1,000円を計上しております。令和4年度は特定空き家11戸の除却事業を予定している補助金でございます。令和2年度に計画を見直しして、令和3年度から5か年をかけて特定空き家47戸の除却等を目標として取組を進めます。
次に、14ページを御覧ください。震災に強いまちづくり促進事業補助金で、総額706万9,000円を計上しております。これは、事業概要欄の5に記載しておりますとおり、耐震診断14件、耐震設計及び改修3件、除却1件、ブロック塀撤去・改修10件でございます。
最後に、15ページを御覧ください。道路橋りょう等災害復旧事業で、総額4,000万円を計上しております。これは、昨年、令和3年7月の梅雨前線豪雨により町が管理する公共土木施設、町道泊中央線について、早急な対応が必要であり、地滑り災害申請のための測量調査委託料を計上するものでございます。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 続いて、教育総務課長。
○教育総務課長(山田 志伸君) それでは、教育総務課関係の主な事業につきまして、事業概要書のほうで説明をさせていただきたいと思います。
最初に、3ページを御覧ください。通学費助成事業です。501万2,000円を計上させていただきました。この事業は令和2年度に始めた事業で、3年目になります。県内の高校等に通学されている方で、公共交通機関の通学定期券を利用し、月額7,000円を超える部分について通学費を助成し、保護者の負担軽減を図るものであります。令和4年度からは、泊地域に加えて東郷地域も過疎となりましたので、過疎債を適用する予定にしております。
続きまして、5ページをお願いします。ICT教育推進事業でございます。1,287万8,000円を計上させていただいております。令和元年度から小・中学校に児童生徒用パソコンやLANの整備、大型提示装置などを整備し、さらに令和2年度にはGIGAスクール構想の推進により、児童生徒に1人1台のタブレットや学校のネットワークを強化する事業に取り組みました。令和3年度には小学校1年生の教室に大型提示装置などを整備し、各校の普通教室全てに大型提示装置などのICT機器を整備することができました。令和4年度以降も、引き続き特別教室への大型提示装置の整備などICT機器の整備を年次的に行う予定にしております。令和3年度からは、各学校のICT機器を効果的に活用した授業や校務支援を行うICT支援員を配置するとともに、委託により機器の適切な管理や障がいに対応するためのICT機器サポートの運用支援を行っております。ICT支援員の配置につきましては学校から拡充の要望もありまして、令和3年度の各学校毎週半日程度から令和4年度は各学校毎週1日に支援を拡充することにしています。また、引き続き鳥取県教育情報通信ネットワークフィルタリングソフトの利用やeラーニング教材による学習支援を行うほか、学校ホームページの作成管理システムの更新を行う予定にしております。
少し飛びますが、13ページをお願いします。フリースクール等利用料助成事業でございます。3年目の事業で115万6,000円を計上させていただきました。フリースクール等の通所につきましては授業料をはじめ交通費や実習費などが必要であり、通所を希望する児童生徒の保護者にとっては義務教育段階でありながら経済的な負担が大きいことから、授業料等を助成するものであります。令和3年度から授業料に加え交通費や実習費も助成対象としております。また、令和3年度から中部子ども支援センターの利用についても助成対象としておるところであります。
次に、少し飛びますが17ページをお願いします。泊小学校の給食臨時経費でございます。212万円を計上させていただきました。学校給食衛生管理基準に基づき、衛生管理の充実と献立及び調理内容に応じた作業の合理化、省力化を図るためブラストチラー、急速冷却機と言われるものですが、こちらを購入する経費、令和3年度に実施した厨房機器の保守点検において不良と診断された食器洗浄器のポンプ部分を修繕するための経費を計上させていただきました。
めくっていただいて、18ページを御覧ください。東郷小学校の管理運営経常経費でございます。3,019万9,000円を計上させていただきました。令和4年度の児童数は273名、前年度に比べ10名の減を予定しております。通常学級12学級、変更なしです、前年と。特別支援学級4学級、前年に比べ1学級減の合計16学級での運営となります。
その下、19ページでございます。東郷小学校の管理運営臨時経費にあります645万5,000円を計上させていただきました。東郷小学校施設設備の修繕工事などを行う経費になりますが、新年度における主なものとして地盤沈下が生じている体育館の調査設計費用389万4,000円、来客用の男子トイレの洋式化48万4,000円、購入から20年以上が経過しています除雪機の更新90万円などを計画しております。
続きまして、22ページをお願いします。羽合小学校の管理運営経常経費になります。4,569万1,000円を計上させていただきました。令和4年度の児童数は545名、前年に比べ1名増を予定しております。通常学級は18学級、増減ありません。特別支援学級9学級、2学級の増の合計27学級での学校運営となります。新年度から医療的ケアが必要な児童が就学する予定であることから、医療的ケアを実施する看護師等の経費を新規に計上しております。増額分は、このほとんどがこれに係る経費となります。
その下の23ページを御覧ください。羽合小学校の管理運営臨時経費でございます。1,251万2,000円を計上させていただきました。こちらは羽合小学校の施設設備の修繕工事などを行う経費ですが、新年度における主なものとして児童の増加により令和6年度及び令和7年度に普通学級がそれぞれ1学級増加する見込みであること、特別支援学級入級児童が増加していることなどで教室等の不足が予想されるため、既存施設の活用の可否も含めて早期に再検討し、増築を決定した場合には速やかに着手することができるよう、基本設計費用や老朽化による給水ポンプユニットの取替え294万8,000円、令和4年度に使用する特別支援学級付近に手洗い場が設置されていないことや、一般開放している体育館の新型コロナウイルス感染予防のため、新たに開放玄関入り口付近への手洗い場を設置する費用などを計画しています。
めくっていただいて24ページをお願いします。少人数学級実施県負担金でございます。小学校における少人数学級の実施の県負担金として、200万を計上させていただきました。新年度に該当しますのは羽合小学校の5年生で、少人数学級を実施するために必要となる教員1名の増員に伴う人件費等を県の協力金として町が負担するものでございます。
その下の25ページを御覧ください。泊小学校の管理運営経常経費でございます。2,567万5,000円を計上させていただきました。令和4年度の児童数は108名、1名減を予定しております。通常学級6学級、特別支援学級4学級の合計10学級で増減はありません。での学校運営となります。
めくっていただきまして26ページになります。泊小学校の管理運営臨時経費でございます。331万2,000円を計上させていただきました。こちらは泊小学校の施設設備の修繕や工事を行う経費ですが、新年度における主なものとしましては3年計画の最終年度となります教室つり戸の取替え47万6,000円、通学に必要な町道公民館小学校線の樹木の伐採40万1,000円、老朽化した二平行滑り台の更新107万円、イノシシ侵入防止柵の上部を覆う安全対策費用として48万5,000円などを計上させていただいております。
続きまして、29ページを御覧ください。小学校のコンピューター機材等整備事業でございます。793万3,000円を計上させていただきました。小学校におけるICTを活用した教育を推進するための環境整備事業でありまして、令和4年度は各小学校の特別教室に大型提示装置と実物投影機を各2台整備する予定にしております。整備目標としましては各小学校6台を計画しておりまして、3年計画で整備する予定にしております。それから、8年以上経過した校務用パソコン11台の更新153万7,000円、羽合小学校ネットワーク機器の更新360万5,000円などを計画しております。
続きまして、33ページを御覧ください。湯梨浜中学校の管理運営経常経費でございます。3,674万3,000円を計上させていただきました。令和4年度の生徒数は466名、26名の増となります。通常学級が15学級、1学級の増、特別支援学級が6学級の1学級増の合計21学級、2学級増での学校運営となります。
めくっていただいて34ページをお願いします。湯梨浜中学校管理運営臨時経費でございます。809万6,000円を計上させていただきました。強風等により破損しその都度修理しておりましたテニスコート周辺の防球ネットを、これまでメッシュシートでありましたが編み目の粗いネットへと改修するための費用650万1,000円や、古くなっております検食保存用冷凍庫15万4,000円の購入などを計画しております。
次に、38ページをお願いします。中学校における少人数学級の実施県負担金になります。600万円を計上させていただきました。新年度に該当しますのは2年生と3年生です。少人数学級を実施するために必要となる教員の増員3名分になりますが、こちらに伴う人件費等を県の協力金として負担するものでございます。
次に、44ページをお願いします。少し飛びましたが、コミュニティー施設管理臨時経費になります。209万2,000円を計上させていただきました。主なものは、避難所にも指定されております羽合西コミュニティー体育館内の和式トイレを洋式トイレに改修する工事を計画しております。
その下の45ページを御覧ください。旧東郷中学校管理運営臨時経費でございます。2億1,493万4,000円を計上させていただきました。旧東郷中学校の体育館及び東郷学校給食センター、部室棟以外の校舎等の解体工事及び東郷体育館の施設改修並びに駐車場等の整備を行うもので、この事業は令和3年度からの3か年の継続事業としております。
46ページも御覧いただければと思いますが、総事業費は2億4,535万円で、2年目となる令和4年度の年割額につきましては2億3,684万8,000円でございます。こちらには教育総務課分と生涯学習・人権推進課分を合計したものになりますが、教育総務課分については先ほど申した金額であります。2月に地元の役員、田畑二区と久見区になりますが、こちらの説明を終了し、現在は地盤変動調査の事前調査部分を実施しています。3月に請負業者の決定をし、本定例議会で本契約の議決をいただければと思っております。その後4月以降に住民説明会を実施し、解体工事に着手する予定としております。解体工事の工事期間は1年程度を見込んでおります。
最後に、47ページを御覧ください。旧北溟中学校管理運営臨時経費でございます。1,118万円を計上させていただきました。3か年の継続事業の最終年度で、旧北溟中学校、羽合体育館の解体及び北溟体育館の改修が完了することに伴いまして、調査対象建物の地盤変動調査、事後調査を実施する計画としております。ちなみに、最終的な総事業費は3億6,368万3,000円となる見込みであります。
教育総務課からは以上です。
○議長(浜中 武仁君) 続いて、生涯学習・人権推進課長。
○生涯学習・人権推進課長(山﨑有紀子君) それでは、生涯学習・人権推進課所管の主な事業につきまして、事業概要書により説明をさせていただきます。
生涯学習・人権推進課事業概要書の8ページを御覧ください。東郷運動公園管理臨時経費でございます。事業費総額901万9,000円の継続事業でございます。安全かつ計画的に施設の利用を促進するに当たり、修繕等公園整備に社会資本整備総合交付金を活用するための要件である長寿命化計画の策定を実施いたします。財源としまして、過疎債450万円を活用いたします。
続いて9ページ、社会教育総務経常経費、事業総額504万円を計上しております。社会教育事業推進のため、事務局職員として関係業務を行うパートタイム会計年度任用職員2人の給与等と、令和4年4月の成年年齢を引下げにより、新たに成年となる方に対する啓発を行う通知の経費を計上しております。令和3年度より250万円増となっている主な理由は、令和3年度中途から羽衣石城を中心とする発掘調査などに関わる文化財保存活用支援員の人件費を計上しているためです。
続いて、15ページを御覧ください。中央公民館管理運営臨時経費、事業費総額352万6,000円を計上しております。こちらは中央公民館内の水銀灯や蛍光灯などの照明器具をLEDに取り替えし、生涯学習及び社会教育の拠点施設として良好な環境を提供するものです。財源は過疎債310万円を活用いたします。
続いて、22ページをお願いします。泊分館管理運営臨時経費、事業費総額26万9,000円を計上しております。泊分館の改築完成に伴い、新しい生涯学習の拠点として泊分館の竣工式及びオープニングイベントを開催するための需用費などを計上しております。
続いて、はぐっていただいて24ページをお願いします。湯梨浜みんなのげんき館事業ということで、事業費総額3,332万2,000円を計上しております。この後、条例の制定を提案させていただきます。こちらは令和3年度12月補正予算時に、みんなの健康づくり事業として健康づくりコンサルタントの委託事業を計上いたしました。継続事業でございます。冒頭の町長の施政方針にもございました近年健康寿命の延伸を目標に様々な健康づくり事業を実施しておりますが、幅広い年代のニーズやフレイル対策などの課題に対して、より効果的、横断的に取り組むための調査を開始しております。あらゆる世代が生き生きとした生活を送るため、令和4年4月開館予定の中央公民館泊分館内、湯梨浜みんなのげんき館を拠点に町民の健康の増進、運動習慣の定着を図るための総合的な施策を展開するものでございます。
事業の概要としまして、そちらに上げております。みんなのげんき館のトレーニング器具等の活用や健康に関する町民の意向調査に基づいた事業を展開し、運動やスポーツを楽しみながら健康づくりができる町の実現を図るものです。財源は国の地方創生推進交付金の活用とトレーニングルームの使用料、健康教室参加費でございます。一般財源については、地域おこし協力隊の活動費などほぼ全額が交付税の措置となっております。
はぐっていただいて29ページをお願いします。しおさいプラザ臨時経費、事業費総額378万8,000円を計上しております。しおさいプラザとまりの耐用年数を経過した照明器具を蛍光灯からLEDに改修するものでございます。あわせて、つり下げ型ライトを天井一体型にし、落下の危険性を防ぐための改修工事費用を計上しております。過疎債を活用する工事でございます。
はぐっていただいて32ページをお願いします。文化財保護臨時経費、事業費総額237万4,000円を計上しております。郷土に対する理解と愛着を育成するための文化財啓発事業として泊分館開館記念展や、これから条例を提案させていただきますトウテイランの里オープニングイベントを開催するための費用を計上しております。また、県指定文化財橋津藩倉の雨漏りやシロアリの被害の修繕等を行い、貴重な文化財の適切な保存を行います。財源としまして、県の補助金、ふるさと湯梨浜応援基金を活用いたします。
その次の33ページ、遺跡発掘等調査事業費でございます。事業費総額は229万3,000円を計上しております。羽衣石城跡や周辺城郭に関する学術調査委員会の開催や発掘調査に係る費用、また過去に行った発掘調査の成果をまとめるための費用でございます。財源としまして国の補助金、県の補助金を活用をいたします。
続いて、1枚はぐっていただきまして34ページ、施設管理費でございます。事業費総額284万9,000円を計上しております。町内の文化財関連施設の適切な維持管理、また古墳群など史跡の草刈り、また現在橋津地区に整備中のトウテイランの里の植栽管理を行うための費用を計上しております。町の貴重な文化財を損なうことなく将来に伝えていくための維持管理費用でございます。財源は天女のふる里・東郷湖「花」基金とふるさと湯梨浜応援基金を活用いたします。
次に、37ページをお願いします。尾﨑家住宅管理費補助金、補助総額657万9,000円を計上しております。国の重要文化財尾﨑家住宅の維持及び県中部地震被害の修理に係る費用でございます。保存修理については、平成29年度から令和8年度までの10か年事業、事業費総額1億500万円のうち国の補助85%、残りを県7.5%、そして町が6.25%を補助するものです。江戸中期以前に建築された歴史的建造物の修復と、適切な保存管理を行います。
続いて、41ページをお願いします。陶芸館経常経費、事業費総額159万2,000円を計上しております。ふるさと陶芸館は、平成6年に羽合長瀬に建設され、専任館長を置いて子ども会や親子会、高齢者クラブなど幅広い世代に親しまれていました。平成19年度以降は専属の指導者が不在となり、利用が減少しておりました。令和3年度は湯梨浜中学校の体験授業の活用や民間の利用で活用されましたけれども、文化大学の趣味コースなど町外の陶芸家による指導をいただいているところです。このふるさと陶芸館を活用し指導員を配置するための費用と、施設の維持管理費を計上しております。定期的な陶芸教室を開催し、陶芸を通して町民の触れ合いの場の提供、物づくりの体験を通じた生きがいづくりなど、文化的な生活の向上を図るための事業を行うための費用でございます。財源としまして陶芸館使用料、ふるさと湯梨浜応援基金、陶芸教室の材料代を計上しております。
続いて45ページ、ベテラン卓球大会、そして46ページ、ドラゴンカヌー事業、47ページ、グラウンド・ゴルフ発祥地大会運営費補助金、そして48ページ、グラウンド・ゴルフ国際大会運営費補助金につきまして、ここ2年コロナ感染の関係で開催できておりませんけれども、令和4年度は感染の状況を見ながら、また感染対策を行いながら開催したいと計上させていただいております。
続いて、50ページをお願いします。体育施設管理臨時経費、事業費総額8,421万8,000円を計上しております。旧東郷中学校の解体に伴い、東郷体育館駐車場整備と東郷体育館内へのトイレ新設、北溟体育館内へのトイレ新設工事に係る事業費を計上しております。財源はそれぞれ地方債を活用いたします。
最後に、51ページを御覧ください。旧東郷中学校解体事業、体育館分でございます。事業費総額2,191万4,000円を計上しております。先ほど教育総務課の説明にございました旧東郷中学校の解体工事に伴う体育館周辺部分の整備費を計上するものでございます。外部トイレですとかプールの解体に係る費用を計上しております。
生涯学習・人権推進課の説明は以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) ここで暫時休憩いたします。再開を2時40分頃。
午後2時29分休憩
───────────────────────────────
午後2時40分再開
○議長(浜中 武仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について、生涯学習・人権推進課長の補足説明を求めます。
○生涯学習・人権推進課長(山﨑有紀子君) それでは、議案第4号、令和4年度
湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の補足説明をさせていただきます。
予算書のほうを御覧いただけますでしょうか。予算書のほうで説明をさせていただきます。予算書の6ページをお願いいたします。一般会計の次のところでございます。
歳入でございますが、1款県支出金、1項県補助金、1目住宅新築資金等貸付事業費補助金でございます。償還金事務に係る事業費に対する県の補助金として1万円を計上しております。
次に、2款諸収入、1項貸付金元利収入、1目住宅新築資金等貸付金元利収入につきましては、貸付金の現年度分が令和3年度で終了したため、滞納繰越分の126万円を計上しております。滞納繰越分の回収につきましては、引き続き努力をしてまいります。
次に、7ページを御覧ください。歳出でございます。
1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、償還事務に係る事務費として3万4,000円、一般会計への繰出金として123万6,000円を計上しております。
以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 次に、高齢者及び障がい
者住宅整備資金貸付事業特別会計予算について、長寿福祉課長の補足説明を求めます。
○長寿福祉課長(
地域包括支援センター所長)(西田 貴頼君) それでは、議案第5号、令和4年度湯梨浜町高齢者及び障がい
者住宅整備資金貸付事業特別会計予算の補足説明をさせていただきます。説明は予算書のほうでさせていただきたいと思います。
予算書の4ページをお開きください。第2表の地方債でございます。起債の目的としましては、高齢者住宅整備資金貸付事業債及び障がい者住宅整備資金貸付事業債であります。限度額はそれぞれ200万円としております。起債の方法、利率、償還の方法につきましては記載のとおりでございます。
続いて、予算書7ページをお開きください。歳入でございます。
1款繰入金、1項一般会計繰入金、1目一般会計繰入金、1節一般会計繰入金につきましては、歳出の一般管理費、印刷製本費に当たる2万円を計上しております。
2款町債、1項町債、1目高齢者住宅整備資金貸付事業債、1節高齢者住宅整備資金貸付事業債及び2目障がい者住宅整備資金貸付事業債、1節障がい者住宅整備資金貸付事業債につきましては、貸付希望に応じて必要額を借り入れるものです。高齢者分、障がい者分をそれぞれ1件分、貸付限度額200万円を計上しております。
3款諸収入、1項貸付金元利収入は令和3年度不納欠損処分により廃目整理としております。
続いて、8ページをお開きください。歳出でございます。
2款住宅整備資金等貸付事業費、1項住宅整備資金等貸付事業費、1目高齢者住宅整備資金等貸付事業費及び2目障がい者住宅整備資金等貸付事業費につきましては、高齢者、障がい者の専用居住室等の増改築または改造に必要な資金の貸付金として、それぞれ200万円を見込んで計上しております。
以上、説明を終わります。
○議長(浜中 武仁君) 次に、国民健康保険事業特別会計予算及び後期高齢者医療特別会計予算について、健康推進課長の補足説明を求めます。
○健康推進課長(林 紀明君) それでは、議案第6号、令和4年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計の補足説明をさせていただきます。
歳入につきましては予算書で、歳出につきましては事業概要書で御説明させていただきたいと思いますので、お手数ですが両方御用意いただければと思います。
まず、主な歳入につきまして、予算書の7ページをお願いします。
1款国民健康保険税、1項国民健康保険税、1目一般被保険者国民健康保険税につきましては、前年度比33万1,000円減額の3億1,495万6,000円を計上しております。減額となった主な要因は、
新型コロナウイルス感染症による景気の後退が継続していることを踏まえて予算措置したための減額でございます。
2款県支出金、1項県補助金、1目保険給付費等交付金につきましては、前年度比1億7,353万7,000円増額の15億6,031万3,000円を計上しております。被保険者数は減少傾向でございますが、被保険者の減少率に対して保険給付費の減少率が低いため、保険者給付費に係る一般被保険者療養給付費のほか高額療養費が増額となり、普通交付金を1億6,867万8,000円増額することが主な要因でございます。
続きまして、8ページをお願いします。4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金につきましては、前年度比956万1,000円減額の1億4,815万9,000円を計上しております。1節保険基盤安定繰入金(保険税軽減分)が前年度比120万5,000円、2節保険基盤安定繰入金(保険者支援分)が21万4,000円増額になる一方で、3節職員給与等繰入金が前年度比90万1,000円、5節財政安定化支援事業費繰入金が426万6,000円、一般会計繰入金が581万3,000円減額となることが主な要因でございます。
続きまして、歳出でございます。お手数ですが、事業概要書を御覧いただきたいと思います。
5ページをお願いします。賦課徴収臨時経費でございます。地方税共通納税システム対象税目拡大に伴う税システム導入費用及び子育て世帯の負担軽減のため、未就学児に係る国民健康保険税均等割に軽減制度が導入されることに伴う税システム改修費用として272万3,000円を計上するものでございます。
続きまして、7ページをお願いします。一般被保険者療養給付費でございます。国民健康保険の加入者が病院等の医療機関で受けた医療費に対して、その7割から8割を保険者として給付するものでございます。令和3年度の1人当たりの医療費見込みに過去3か年の平均伸び率を乗じて算出しており、前年度比1億3,144万円増額の12億8,052万7,000円を計上しております。
続きまして、11ページをお願いします。一般被保険者高額療養費でございます。国民健康保険の加入者が病院等の医療機関で受けた医療の自己負担金について、一定額を超えた場合にその超えた部分に対して支給するものでございます。歳出については、先ほどの療養給付費と同様に令和3年度の1人当たり医療費見込みに過去3か年の平均伸び率を乗じて算出しており、前年度比3,882万1,000円増額の2億3,549万5,000円を計上しております。なお、主な増額要因につきましては、入院、外来、調剤など全体的に件数及び費用額が増加していますが、特に入院の増加が著しいものとなっています。また、超高額医療と言われる事例もございまして、今後も予断を許さない状況が続くものと推察され、これらが療養給付費と高額療養費の支出を押し上げているという現状でございます。
続きまして、17ページをお願いします。傷病手当金でございます。国民健康保険加入中の被用者のうち、
新型コロナウイルス感染症に感染した者または発熱等の症状があり感染が疑われる者に対し、条例の定めるところにより傷病手当金の支給を行うものでございます。感染のさらなる拡大をできる限り防止するため職場を休みやすい環境を整備するもので、75万円を計上するものでございます。
続きまして、18ページから20ページをお願いします。国民健康保険事業費納付金でございます。
まず、一般被保険者医療費給付費分でございます。御承知のとおり、平成30年度の国保制度改正により県が国保の財政運営の責任主体となりました。その財政運営の仕組みとして国保事業費納付金があり、県の医療費推計を基に国からの公費を除いた必要額を市町村の医療費水準や所得水準に応じて納付金として割り当てるものでございます。前年度比17万8,000円増額の3億49万9,000円を計上しております。これは県全体でレセプト1件当たり80万円を超える高額な医療費が伸びており1億3,300万円余の増となっております。これにより、本町にも約600万円の影響がありましたけれども、国、県からの公費支援により増額幅が抑えられたものでございます。
次に、19ページの一般被保険者後期高齢者支援金等分でございます。前年度比72万1,000円増額の9,754万9,000円を計上しております。増額の要因は、後期高齢者医療の窓口負担割合2割の導入もあり負担金額は抑えられましたけども、激変緩和の補助が令和4年では約550万円減額になるためのものでございます。
次、20ページの介護納付金分でございます。前年度比59万9,000円増額の3,130万6,000円を計上しております。増額の要因は、同様に激変緩和の補助が令和4年度では約180万円減額になるためでございます。
続きまして、22ページをお願いします。医療費適正化事業でございます。医療費通知やジェネリック医薬品差額通知を作成、配付するもので、医療費に対する意識の高揚と削減の呼びかけを行うものです。医療費通知を年4回、ジェネリック医薬品差額通知を年2回配付するための経費として、前年度比2万2,000円増額の116万3,000円を計上するものでございます。
最後になりますが、25ページをお願いします。特定健康診査等事業費でございます。国民健康保険の加入者に対して、特定健診、セットドックとともに令和4年度から新たに短期ドックを実施し、必要に応じて受診勧奨を行うものです。また、健診結果により基準値以上の数値である者については特定保健指導を行い、その改善のために生活習慣病改善事業等を実施するものでございます。
5年目を迎える特定健診受診率向上事業、2回の通知勧奨のほか前年度の特定保健指導対象者に教育、実践、支援をワンクールとした少人数のヘルスアップ教室を開催し、運動の習慣化、健康意識の向上を図るなど、各種事業に必要な経費として前年度比93万1,000円増額の2,526万9,000円を計上するものでございます。
なお、予算書の給与費明細につきましては説明を省略させていただきます。
国民健康保険事業の特別会計については以上でございます。
続きまして、議案第7号、令和4年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計の補足説明をさせていただきます。先ほどと同様に歳入につきましては予算書で、歳出につきましては事業概要書で御説明させていただきます。お手数ですが、両方御準備いただければと思います。
まず、主な歳入につきまして、予算書の6ページをお願いします。
1款後期高齢者医療保険料、1項後期高齢者医療保険料につきましては、1目特別徴収保険料、2目普通徴収保険料の合計で前年度比2,389万2,000円増額の1億6,082万7,000円を計上しております。いわゆる団塊の世代が75歳に到達し始めることによる被保険者数の増が主な要因でございます。
続きまして、2款繰入金、1項一般会計繰入金、1目事務費繰入金につきましては、前年度比45万4,000円増額の416万1,000円を計上しております。一般管理費経常経費に係る繰入れを減額する一方で、地方税共通納税システム対象税目拡大に伴うシステム導入費用として賦課徴収臨時経費を増額計上することなどによるものでございます。
2目保険基盤安定繰入金につきましては、前年度比738万4,000円増額の5,482万9,000円を計上しております。これは保険料軽減対象者数の増によるものでございます。
続きまして、7ページをお願いします。4款諸収入、3項雑入、1目雑入につきましては、前年度比257万6,000円増額の583万6,000円を計上しております。後期高齢者健診委託料について、平成29年度から令和3年度までの過去5か年の実績を勘案し、長寿健診受診者の増加を見込むものでございます。また、後期高齢者医療における窓口負担割合の見直しの制度が令和4年10月1日から施行されることに伴い、被保険者証の交付を通常の8月1日更新と10月1日更新の2回にわたって行う必要があり、経費の増額分について後期高齢者医療広域連合からの収入を見込むものでございます。
続きまして、歳出でございます。お手数ですが、事業概要書を御覧いただきたいと思います。
一般管理経常経費でございます。後期高齢者医療制度における保険証の発行や引渡し、各種申請の受付など、資格・給付関係の業務を円滑に実施するために必要な経費でございます。先ほど歳入の説明で申し上げましたとおり、後期高齢者医療における窓口負担割合の見直しに係る制度が令和4年10月1日から施行されることに伴い被保険者証の更新を2回行う必要があり、通信運搬費の増額など前年比102万2,000円増額の336万8,000円を計上するものでございます。
続きまして、3ページをお願いします。賦課徴収臨時経費でございます。納税者の利便性向上及び事務負担の軽減を図るため、令和5年4月から運用を開始するために必要な地方税共通納税システム対象税目拡大に伴うシステム導入費用として75万4,000円を計上するものでございます。
続きまして、5ページをお願いします。後期高齢者健診事業でございます。後期高齢者医療被保険者を対象とした健康診査、長寿健診を実施し、病気の早期発見と早期治療につなげることを目的とするものでございます。医療機関の長寿健診受診勧奨により、集団健診から医療機関での個別健診が増加傾向にあります。それらの傾向を踏まえ、算出に当たっては過去5年間の実績、健診受診見込み者数の増などを勘案し、前年度比128万1,000円増額の452万4,000円を計上しております。
続きまして、6ページをお願いします。後期高齢者保健事業でございます。高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施及び後期高齢者口腔機能向上に係る健康教育事業を展開するものでございます。口腔機能の重要性、歯科健診の必要性について講演会などを通して普及啓発し、今後の治療や健康保持につなげていくもので、前年度比7万7,000円減額の20万1,000円を計上するものでございます。
最後になりますが、7ページをお願いします。後期高齢者医療広域連合納付金でございます。後期高齢者保険料及び後期高齢者医療の財政基盤の安定を図るため、被保険者の保険料軽減分の一部を負担する保険基盤安定制度負担金を広域連合に納付するもので、前年度比3,127万5,000円増額の2億1,566万2,000円を計上するものでございます。
後期高齢者医療特別会計については以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 次に、介護保険特別会計予算について、長寿福祉課長の補足説明を求めます。
○長寿福祉課長(
地域包括支援センター所長)(西田 貴頼君) 失礼します。それでは、議案第8号、令和4年度
湯梨浜町介護保険特別会計予算の補足説明をさせていただきます。歳入につきましては予算書を基に、歳出につきましては事業概要書を基に説明申し上げます。
令和4年度は、第8期保険事業計画、高齢者福祉計画の2年目となります。第8期計画においては、高齢化のさらなる進展等により要介護認定者は徐々に増加するものと予測され、それに伴って介護サービス給付費等も増加する見込みとなっており、より一層の介護予防、フレイル予防に取り組み、健康寿命の延伸を図る必要があると考えております。
令和4年度の予算は、介護保険特別会計の一番のウエートを占める介護サービス給付費について要介護認定者数の大幅な増加と、地域密着型特別養護老人ホーム新規開設に伴い、予算規模といたしましては令和3年度に比べ1億4,046万7,000円増の21億1,306万2,000円となっております。
それでは、歳入について予算書を基に説明いたします。予算書の6ページをお開きください。
1款保険料、1項介護保険料、1目第1号被保険者保険料につきましては3億7,734万2,000円で、前年と比べて443万6,000円の増額となっております。これは第1号被保険者の増加を見込んでいることなどにより増額となったものでございます。
2款分担金及び負担金、1項負担金、1目地域支援事業負担金につきましては、介護予防・日常生活支援総合事業の負担金でございます。これは筋力向上トレーニング事業、ミニデイサービス事業、脳活トレーニング事業参加者の個人負担分として113万1,000円を計上しております。
6ページの中ほど、3款国庫支出金から8ページ上段の5款県支出金につきましては主に保険給付費及び地域支援事業費に対する国支払い基金、県の介護保険法に基づくそれぞれの負担割合により算出した額を計上しております。
6ページの3款国庫支出金、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金は3億5,140万3,000円。これは施設分として施設介護サービス費、特定施設入所者生活介護、その他分として通所サービスと訪問サービス、高額介護サービス費などが対象事業であります。
2項国庫補助金、1目調整交付金は1億1,073万2,000円、これは介護サービス、介護予防、高額サービス費などが対象事業なっております。
2目地域支援事業交付金は1,409万5,000円、介護予防総合事業が対象であります。
7ページを御覧ください。3目保険者機能強化推進交付金は304万3,000円、市町村が行う高齢者の自立支援、重度化防止等に関する取組を国が支援するものでございます。
4目介護保険保険者努力支援交付金は255万9,000円、市町村が地域支援事業を充実して行う高齢者の介護予防、健康づくりに必要な取組を国が支援するものでございます。
5目介護保険事業費国庫補助金は、介護報酬改定に伴うシステム改修費に29万7,000円を計上しております。
4款支払い基金交付金、1項支払い基金交付金、1目介護給付費交付金は5億2,875万2,000円、これは介護サービス給付費、介護予防サービス費、高額介護サービス費などが対象であります。
2目地域支援事業支援交付金は946万5,000円、総合事業のみが対象でございます。
5款県支出金、1項県負担金、1目介護給付費負担金は2億8,505万7,000円、施設分として施設介護サービス費、特定施設入所者生活介護その他分として通所サービスと訪問、高額介護サービス費などに充てられます。
2項県補助金、1目地域支援事業交付金は704万8,000円、認知症サポーターの養成、家族の集いなどの任意事業が対象であります。
続いて、8ページをお願いします。7款繰入金、1項一般会計繰入金につきましては保険給付費及び地域支援事業費、事務費などに対して町の負担割合により算出した額を計上しており、1目介護給付費繰入金は2億4,479万3,000円、2目地域支援事業繰入金は4,587万7,000円、3目低所得者保険料軽減繰入金は保険料第1段階から第3段階までの低所得者に対する保険料軽減の補填分として1,961万7,000円を計上しております。
4目その他一般会計繰入金は、介護保険に係る人件費や事務費として4,654万6,000円を計上しております。
9ページを御覧ください。9款諸収入、2項雑入、1目予防給付費収入につきましては、要支援1・2の方の居宅支援サービス計画(ケアプラン)の作成に係る収入として522万5,000円を計上しております。
続いて歳出です。事業概要書により説明いたします。介護保険特別会計事業概要書をお願いいたします。
概要書2ページをお開きください。介護保険システム改修事業でございます。この事業は、令和4年度の特定個人情報データ改版に伴う介護保険システムの改修費として44万6,000円を計上しております。財源は国庫補助金が29万7,000円、一般財源が14万9,000円でございます。
概要書7ページ、8ページをお願いします。介護サービス給付事業でございます。この事業は、要介護1から5までの方が利用された介護サービス費用の公費負担分となります。前年度予算に比べ、1億5,143万1,000円増の18億1,861万5,000円計上しております。高齢化の進展等による要介護認定者数の増加と、地域密着型特別養護老人ホーム新規開設によることが主な増加要因となっております。
概要書の8ページ、補足説明資料の中ほどが介護サービス費の推移、右下がグラフ化したもので、過去3年の実績、令和3年度から令和7年度までの実績見込みと介護保険計画の計画値を表しております。
概要書9ページをお願いします。介護予防サービス給付事業でございます。この事業は、要支援1・2の方が利用されたサービス事業の公費負担分となります。前年度当初予算に比べ345万3,000円減の4,283万3,000円を計上しております。要支援認定者数が減少傾向にあり、サービス利用が減ってきているための減額であります。前ページの概要書8ページの補足資料として上段に書いてあるところが介護予防サービス費、推移をグラフ化したものが左下の表になります。
概要書11ページをお願いします。高額介護サービス費でございます。この事業は介護サービスの利用負担が一定の上限を超えた場合や、介護保険と医療保険の自己負担額の合算が一定の上限を超えた場合に、その上限を超えた部分を利用者に払い戻しするものでございます。前年度当初予算に比べ、270万9,000円増の4,432万4,000円を計上しております。
概要書12ページをお願いします。特定入所者介護サービス費でございます。この事業は、介護保険施設に入所されている住民税非課税世帯等の一定の要件を満たす施設利用者に対して居住費、食費の負担軽減を図るものでございます。前年に比べて160万7,000円増の5,049万2,000円を計上しております。これは令和4年度に地域密着型特別養護老人ホームが新規開設されることによることが増額の主な要因であります。
概要書14ページをお願いします。介護予防・生活支援サービス事業でございます。この事業は要支援1・2の方や総合事業対象者の方が利用された訪問型サービス、通所型サービスに係る費用の公費負担分となります。事業費として2,549万8,000円を計上しております。
続いて、概要書15ページをお願いします。ミニデイサービス事業でございます。この事業は、高齢者基本チェックリストで総合事業の対象者となった方で閉じ籠もりがちな高齢者や鬱傾向にある高齢者を対象に、集団によるレクリエーションや運動指導、機能訓練などを行うことで自立した生活が送れるよう支援する事業でございます。前年に比べ124万8,000円減の261万4,000円を計上しております。
新型コロナウイルス感染症の影響により利用者が減少したこと、また通所型サービスへの利用に移行したことが減額の要因であります。
続いて、概要書19ページ、20ページをお願いします。介護予防把握事業でございます。この事業は、要介護認定者、総合事業及び介護予防事業利用者を除く65歳以上の全ての高齢者に基本チェックリストを実施することで日々の生活で使われる心身の機能を確認し、フレイルのサインの早期発見と早期予防に努めるもので、その経費として71万7,000円を計上しております。なお、令和3年度からは令和2年度に導入したフレイル評価システムを活用し、基本チェックリストによるフレイル評価結果を実施者全員にお返しして自己の状態把握をしていただくとともに、フレイル傾向にある人に町の介護予防事業に参加していただくなどして早期の介護予防につなげることとしております。
概要書20ページには補足資料として要介護度別認定者数及び認定率の推移5年分を載せておりますので、御覧いただければと思います。
続いて、概要書22ページ、23ページをお願いいたします。地域介護予防活動支援事業でございます。この事業は介護予防活動の地域展開を目指すもので、町民の自主的、定期的な地域介護予防活動を支援することにより高齢者が身近な地域で介護予防活動に参加できる機会を増やすとともに、高齢者が地域で活動できる集いの場づくりを推進するものです。令和4年度予算計上は、新規見込みで4団体、令和3年度までの申請団体、未申請団体合わせて14団体を見込み、67万8,000円を計上しております。なお、概要書23ページの補足資料として事業の目的、概要、事業効果などを載せております。
続いて、概要書29ページをお願いします。成年後見制度利用援助事業でございます。この事業は、成年後見制度を利用するために必要となる費用を負担することが困難な方に対して、申立て費用、後見人等報酬費用を負担するものでございます。前年度当初予算より40万3,000円増の96万5,000円を計上しております。
最後になります。概要書35ページをお開きください。脱フレイル大作戦でございます。この事業は令和2年度に導入した3つのシステム、物忘れ相談プログラム、フレイル評価システム、オーダーメード運動処方プログラムを活用し、軽度認知障がいやフレイル傾向の高齢者等を早期に発見し、それぞれの高齢者の状態に応じた運動の提案や体系化した事業の中で適切な事業への参加を促すなど、早期に介入することでその予防と改善を図るものでございます。システムの使用料として194万5,000円を計上しております。
なお、予算書の給与明細書につきましては説明を省略いたします。
以上、終わります。
○議長(浜中 武仁君) 次に、温泉事業特別会計予算について、産業振興課長の補足説明を求めます。
○産業振興課長(遠藤 秀光君) それでは、議案第9号、令和4年度
湯梨浜町温泉事業特別会計予算の補足説明をさせていただきます。予算書で説明させていただきます。
最初に歳入でございます。6ページをお願いいたします。
1款使用料及び手数料、1項使用料、1目使用料、1節温泉使用料として475万円、2節温泉スタンド使用料240万円を計上しております。
また、3款繰入金、1項基金繰入金、1目温泉事業推進基金繰入金として32万7,000円を計上しております。
それと、4款繰越金は前年度繰越金として30万円計上しております。
次に、歳出は7ページ、8ページになります。
1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の主な経費としまして、温泉事業総務管理経費として389万4,000円を計上しました。これは主に町有第2号源泉の維持管理経費でございます。温泉スタンド管理経費として75万4,000円を計上しております。これはめぐみのゆ公園にある2基の温泉スタンドの維持管理経費でございます。温泉スタンド管理臨時経費として99万円を計上しております。これは老朽化が進むスタンド1基を改修することにより、不具合を解消して快適に利用していただくための経費でございます。めぐみのゆ経常経費として113万8,000円を計上しております。これは足湯や温泉卵施設の維持管理経費でございます。
以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) ここでお諮りいたします。議案第10号から議案第15号までの各財産区特別会計予算6議案につきましては、担当課長の補足説明を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、議案第10号から議案第15号までの6議案につきましては、担当課長の補足説明を省略することに決定しました。
次に、国民宿舎事業特別会計予算について、水明荘支配人の補足説明を求めます。
○水明荘支配人(小椋 誠君) それでは、議案第16号、令和4年度
湯梨浜町国民宿舎事業特別会計予算について予算書にて補足説明を申し上げます。
一昨年からの
新型コロナウイルス感染症は現時点において終息とは至らず、現在経営、運営に多大な影響が出ている状況下の中、令和4年度におきましても引き続き影響があることが想定され、コロナ禍以前の状態への経済等のV字回復は早々には見込めない状況ではございますが、ワクチン接種の普及そして経口薬の早期飲用化において経済回復を見据え、また令和4年、5年以降の経営、運営に結びつける積極的な営業活動展開を行うに当たり令和4年度を新たなスタート起点として捉え、このたびの予算を計上いたすものでございます。
それでは、予算書1ページをお願いをいたします。第2条、業務の予定量といたしましては、(1)宿泊者数を1日平均33人とし、年間宿泊予定人員1万1,870人。(2)休憩者数を1日平均71人とし、年間休憩予定人員2万5,670人としております。
次に、第3条、収益的収入及び支出の予定額は、収入では第1款事業収益を2億9,583万8,000円に、支出では第1款事業費用を3億518万円と予定いたしております。
第4条、資本的支出の予定額は914万2,000円を予定しており、当年度分損益勘定留保資金914万2,000円で補填いたすこととしております。
第5条、一時借入金の限度額は3,000万円。
次に、第7条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費、(1)の職員の給与費は2,476万4,000円。
第8条、棚卸資産購入限度額は300万円としております。
次に、2ページから5ページは割愛させていただき、6ページから8ページをお願いいたします。給与費明細書を上げておりますが、令和2年度からの会計年度任用職員制度に伴い、手当等を含め予算計上いたしております。
7ページには職員給与費明細書、そして8ページには会計年度任用職員給与費明細書を上げております。
9ページから17ページは割愛させていただき、18ページをお願いいたします。収益的収入及び支出での給与明細について御説明をいたします。
収入での1目利用収益では、新年度においても
新型コロナウイルス感染症の影響が引き続きあると想定をいたしているところでありますが、先ほど申し上げましたように令和4年度を新たな水明荘のスタート起点として捉え、これまで培ってきた営業にさらにより一層の営業展開を図り、令和5年、6年以降の運営、経営の基盤を強化するよう営業渉外活動の増加、そして多様化するニーズに対応した、また先を見越した企画商品造成を行い、集客増客を目標に掲げることにより利用収益の予定につきましては2億6,493万4,000円で、前年度予算額より7,166万4,000円増額しております。2目の売店収益では予定額を1,777万2,000円とし、614万1,000円の増額。3目その他営業収益では予定額1,258万2,000円とし、398万3,000円の増額。よって、1項営業収益の予定額は2億9,528万8,000円とし、前年度予定額より8,178万8,000円増額した予算計上といたしております。
2項営業外収益、2目消費税還付金につきましては、前年度におきましてコロナ禍により仮受け消費税が仮払い消費税より大幅に少なかったため、未収消費税の発生により589万7,000円を計上いたしておりましたが、今年度は未収消費税が発生しない予定であることから、589万7,000円の減額にて予算計上はなしとしております。また、3目雑収益におきましては職員の異動に伴う児童手当、そして前年度まで計上しておりました温泉熱二次利用電気料、そして温泉熱二次利用ポンプメンテナンス料ともに龍鳳閣の立替金ではありますが、こちらにつきましては監査指導により立替金の支払い分を雑収益にて計上する処理は不適切であることから、今年度は雑収益の計上を行わず仮払い科目での計上といたし、76万1,000円の減額で31万6,000円を予定額として計上いたすことにより、営業外収益の予定額は55万円、前年度予定額より665万8,000円減額した予算計上といたしております。
19ページを御覧ください。支出での1目施設経営費といたしましては、給料、手当で85万8,000円の減額。こちらにつきましては、職員の異動等による手当分の減額でございます。次に報酬690万5,000円、法定福利費74万7,000円の各それぞれの増額、こちらにつきましては新年度を新たなスタートと捉え、さらなる営業展開により集客増客を図る上での職員の補充、育成等による職員の手当、また雇用に係る保険料などが主なものでございます。
20ページから23ページをお願いをいたします。先ほど申し上げました業務予定量の前年対比での増数により、増額しております主なものでございます。口頭での御説明となりますが、20ページの食事材料費2,042万円、酒類及び飲料211万9,000円、売店材料費418万9,000円、備消品費205万1,000円、光熱費149万5,000円、水道料82万5,000円のそれぞれの増額。食事材料費につきましては、経済状況により食用油をはじめとする資材料の値上がりが予想されることにより前年度より約1%増の計画といたしておりますが、材料費につきましてはより一層の注視を図ってまいりたいと考えているところでございます。
21ページに移りまして燃料費258万8,000円、修繕費141万8,000円のそれぞれの増額。燃料費の増額につきましては、近年の異常気象等での空調機器の使用度による使用料の増加、また燃料単価の高騰も予測されることでの増額でございます。また修繕費の増額の主なものは、施設エレベーターの基盤交換によるものでございます。
22ページをお願いいたします。賃借料111万6,000円の増額、こちらは前年度も予算計上しておりましたが、コロナ禍での営業状況により導入を先送りといたしましたフロント会計システム、また老朽化に伴い今後の営業に支障を来すこととなり得る機器類、そして電話交換機、そして集中管理システムの入替えによるリース料を計上いたしております。
なお、下段の負担金につきましては、退職手当負担金等の減に伴い69万9,000円の減額計上といたしております。
23ページに移りまして、手数料47万1,000円の増額。こちらにつきましては、ネット予約の増加に伴うネット予約手数料の増額によるもの、また販路拡大による旅行業者等への予約あっせん手数料の増額によるものでございます。
よって、1目施設経営費の本年度予定額は2億6,419万8,000円とし、前年対比4,360万3,000円の増額計上といたしております。
24ページをお願いいたします。2目の減価償却費では本年度予定額を2,489万6,000円としており、43万7,000円の増額でございます。
よって、1項の営業費用としまして本年度予定額を2億8,909万4,000円とし、前年対比4,404万円の増額計上といたしております。
2項1目支払い利息及び企業債取扱諸費につきましては57万8,000円の増額、3目の消費税では本年度予定額を1,460万4,000円としており、408万1,000円の増額としております。
25ページをお願いをいたします。資本的支出、1項企業債償還金、1目企業債償還金414万2,000円につきましては、令和2年度に借入れをいたしました特別減収対策企業債によるもの、2項長期借入償還金、1目他会計借入償還金500万円につきましては長期借入金の償還によるものでございます。本年度も
新型コロナウイルス感染症の影響により引き続き厳しい運営を強いられると思いますが、必ずの終息を願い、信じ、ウィズコロナ、ポストコロナに向けしっかりと目標を見据え、目標達成に向けて努力、邁進したいと考えております。また、より一層の経費削減での収支を行ってまいりたいとも考えております。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 次に、水道事業会計予算及び下水道事業会計予算について、建設水道課長の補足説明を求めます。
○建設水道課長(石本 義之君) 失礼します。それでは、議案第17号、令和4年度
湯梨浜町水道事業会計予算の補足説明をいたします。予算書にて説明をさせていただきます。
本町の水道事業は、町内の給水戸数である6,646戸に対し安全で安心な水道水を使用していただくため水道施設全般にわたって適切な維持管理を行うとともに、下水、給配水施設等の改善や必要な箇所の改良を行うものであります。
1ページをお願いしたいと思います。第3条、収益的収入及び支出でございます。
収入です。第1款事業収益2億5,122万4,000円を予定しております。
次に支出です。第1款事業費用2億3,107万1,000円を予定しております。
第4条、資本的収入及び支出でございます。
2ページをお願いします。収入で、第1款資本的収入1,340万4,000円を予定しております。
支出でございます。第1款資本的支出1億2,096万6,000円を予定しております。
1ページの下段に戻っていただきまして第4条に戻りますが、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額1億756万2,000円は過年度損益勘定留保資金314万2,000円、建設改良積立金1,000万円、当年度損益勘定留保資金8,720万6,000円、当年度分消費税資本的収支調整額721万4,000円で補填するものでございます。
3ページをお願いします。3ページに記載しております予算附属書の(1)から(6)までの説明は省略させていただきます。
17ページの(7)収益費用明細書をお願いいたします。収益的収入です。
1款事業収益、1項営業収益、1目給水収益ですが、2億3,668万5,000円を予定しております。3目その他営業収益で523万円を予定しております。
次に、2項営業外収益、2目他会計負担金で184万3,000円を予定しております。これは旧簡易水道の起債償還利子分と児童手当分の一般会計繰入金でございます。4目長期前受金戻入で734万2,000円を予定しております。
18ページをお願いします。収益的支出です。
1款事業費用、1項営業費用、1目原水及び浄水費で水源地等の維持管理費として6,100万4,000円を予定しております。主なものといたしまして、委託料で無線監視装置及び保守点検委託料やろ過機ろ過材入替え業務など1,398万円を予定しております。手数料で水質調査などに701万円を予定しております。修繕費では、機械設備維持修繕などに264万5,000円を予定しております。動力費で電力料に3,120万を、薬品費で次亜塩素酸などに443万2,000円を予定しております。
続きまして、19ページをお願いします。2目配水及び給水費で通常の配水管等の維持管理費として3,390万8,000円を予定しております。主なものといたしまして、委託料として漏水調査や検針などに994万1,000円を予定しております。修繕費で配水管及び給水管、メーター、消火栓の修繕等で2,024万5,000円を予定しております。
続きまして、4目総係費で2,922万7,000円を予定しております。主なものといたしまして、職員の給与や会計情報システムなど委託料などでございます。
続きまして、21ページをお願いします。5目減価償却費で8,720万6,000円を予定しております。
2項営業外費用、1目支払い利息で508万4,000円を予定しております。2目消費税で630万を予定しております。
22ページをお願いします。資本的収入です。資本的収入として1,340万4,000円を予定しております。主なものといたしまして、4項1目他会計負担金で会計統合前の簡易水道起債元金分費用に充てる一般会計繰入金でございます。
続きまして、資本的支出です。資本的支出として、1億2,096万6,000円を予定しています。主なものといたしまして、1款資本的支出、1項建設改良費、1目原水施設工事費で国信水源地電動仕切り弁取替え工事や田後地区送水管切替え工事5,885万円を予定しています。概要書では1ページにつけております。
2目配水施設工事費で、水道管路更新計画による配水管更新工事など2,000万4,000円を予定しております。これも概要書の2ページに参考資料として添付させていただいております。
2項企業債償還金、1目企業債償還金で4,161万2,000円を予定しております。
水道事業会計は以上でございます。
続きまして、議案第18号の令和4年度
湯梨浜町下水道事業会計予算の補足説明をいたします。予算書にて説明をさせていただきたいと思います。
湯梨浜町の下水道事業は、町内排水戸数である6,149戸に対し施設の適切な維持管理、管路等の更新工事を行うことで安定的にサービスを提供し、安心して生活していただけるよう福祉の増進に努めていくものです。
1ページをお願いします。第3条、収益的収入及び支出でございます。
収入です。第1款事業収益9億4,949万3,000円を予定しております。
支出です。第1款事業費用9億4,949万3,000円を予定しております。
第4条、資本的収入及び支出でございます。
次ページをお願いします。収入で第1款資本的収入13億6,519万2,000円を予定しております。
支出でございます。第1款資本的支出16億9,101万5,000円を予定しております。
1ページの下段、第4条に戻りますが、ページをお願いしたいと思います。資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額3億2,582万3,000円は、当年度損益勘定留保資金3億2,582万3,000円で補填するものでございます。
再び2ページをお願いします。第4条の2、特例的収入及び支出ですが、未収金400万円、未払い金1億599万6,000円でございます。
第5条、企業債ですが、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は表に記載のとおりでございます。
4ページをお願いします。4ページに記載しております予算附属書の(1)から(5)までの説明は省略させていただきます。
17ページをお願いします。17ページの(6)収益費用明細書をお願いします。
収益的収入です。1款事業収益、1項営業収益、1目下水道使用料ですが、3億2,465万5,000円を予定しております。2目雨水処理負担金で1,571万4,000円を予定しております。
次に、2項営業外収益、1目他会計補助金で3億2,910万9,000円を予定しております。これは企業債支払い利息分についての一般会計繰入金でございます。2目長期前受金戻入でございますが、2億7,960万1,000円を予定しております。
収益的支出です。1款事業費用、1項営業費用、1目管渠費で不明水調査委託料、機械設備等の
工事請負費など3,192万8,000円を予定しております。別につけております概要書1ページに参考資料をつけさせていただいております。
2目ポンプ場費で通常ポンプ場の維持管理費として3,250万を予定しております。主なものといたしまして委託料に1,438万円を、手数料に1,276万8,000円を予定しています。
続きまして、18ページをお願いします。3目処理場費で3,414万8,000円を予定しております。委託料に2,345万円を、動力費に473万4,000円などを予定しております。
続きまして、4目総係費で4,000万6,000円を予定しております。主なものとして、職員の給与や会計情報システムなどの委託料などでございます。
続きまして、19ページをお願いします。5目流域下水道維持管理負担金で1億1,970万を予定しています。天神流域下水道への流入に係る汚水処理、施設維持管理負担金となります。この概要書2ページに参考資料をつけさせていただいております。
6目減価償却費で6億542万4,000円を予定しております。
2項営業外費用、1目支払い利息で5,264万7,000円を予定しております。2目に消費税で1,810万円を予定しております。
続きまして、20ページをお願いいたします。資本的収入です。
資本的収入として13億6,519万2,000円を予定しております。主なものといたしまして、1項企業債6億3,440万円、3項出資金、他会計出資金2億4,369万9,000円、4項国県補助金として4億8,100万円でございます。
続きまして、資本的支出です。資本的支出として16億9,101万5,000円を予定しています。主なものとして、1款資本的支出、1項建設改良費、1目管渠建設改良費8,734万円を予定しております。主なものといたしまして委託料に1,300万円、これはストックマネジメント計画による泊浄化センター更新実施設計を予定しているものです。
工事請負費3,033万3,000円、公共汚水ます新設9か所などを予定しております。概要書3ページに参考として資料をつけさせていただいております。
2目ポンプ場建設改良費です。新町川ポンプ場建設工事など9億3,100万円を予定しております。概要書4ページに参考として概要書をつけさせていただいております。
3目流域下水道建設費負担金2,590万7,000円を予定しております。参考として5ページ、概要書につけさせていただいております。
2項企業債償還金、1目企業債償還金で、これは建設改良に伴う企業債償還元金分6億1,231万7,000円を予定しております。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 説明が終わりましたので、これより議案第3号から議案第18号までの各議案に対する総括質疑を会計ごとに行います。個別質疑はしないようにお願いします。なお、質疑は簡潔明瞭かつ要点を絞った発言でお願いします。
初めに、議案第3号、令和4年度
湯梨浜町一般会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
3番、光井議員。
○議員(3番 光井 哲治君) 最初に、今日町長のほうから令和4年度の施政方針ということで説明は受けました。それでその中でもう少しちょっとお聞きしてみたいなっていう点が3点4点ありますので、簡潔明瞭でいいですのでお答えいただきたいなと思います。
まず、1点目はこのコロナ対策ですけども、蔓延防止措置がずっと全国今続いているわけですね。それでそういう状況の中で、私、非常にこの国、県の要望というのが不親切という感じが受けるわけです。というのが、なぜ感染者数は毎日毎日更新、幾ら増えました、本日は何県何人ですみたいな報道のやり方をするわけです。ところが、じゃあかかった人がどれくらいの人がほとんど社会復帰してるのかと。つまり今日時点で例えば1万人累計で来ました。そうすると明日の日、それがリアルタイムでなくても、ずれがあったとしても、1万人感染が累計で来て今日150人出ましたと。ところが、その中でもう既に社会復帰あるいは学校、一般の社会にもう復帰してる人は何人あるのかと。実際に、その時点ではその差として人数的にどれくらいの人が今そういう自宅療養してるのか、実際に病院で療養されてるのか。この辺りが私は出てこないのが非常に理解がしにくいと。一生懸命みんなが努力して感染しないようにという話はあるわけですけれども、その辺りが私はデータを出す上で非常におかしいんではないかと。そうしないと、周りっちゅうか我々一般の国民が受ける側からすると、今言いましたように、そういうデータの出し方をしてこないと、ああ、今実際には何人の方が鳥取県あるいは湯梨浜町の中では本当に累計の感染としては、例えばですよ、500人であったけれども、もう既に社会復帰しちゃってるから今現状としては50人ですとかというこういう捉え方をしていかないと、私は正しく恐れるということにはならないと思う。これが本当に正しく理解して恐れていくということではないかと。
いっつもおかしい、こういう報道の仕方ばっかりすると累計だけが頭に残ってしまって、全体の物すごいもう蔓延してしまってるというようなおそれがあるんではないかと。これはもうやっぱり頭の中にそういうものが情報としてインプットされると、完全にコントロールを食らうということでないかと思うわけです。
どうも情報は一元化されてるわけではなく、本当に病院に何人の方が現状として入っておられるのか、同じ繰り返しになりますが、いうようなことが分からないです。
それで、もう一方でプライバシーの問題があるから、情報としては管理が必要であると。そこも分からんわけではないです。ただ、全体がみんなで押さえ込もうというんであれば、仮にもう今の状況を考えると誰がかかっても不思議ではない。そこを誹謗中傷するような発言があれば逆に強烈に、それは申し訳ないけども言葉がきついですが反対に批判されるべきではないかと。そういうことを誹謗中傷する人があれば。私はそういうことも考えないと、いつまでもこれは好転していかない話ではないかと。このコロナのことが書いてありましたから、町長にその辺のことを1点お伺いしたい。
それから、これは今日の一般会計の中で、ヤングケアラーあるいはこの方の類する貧困という言い方がいいのか悪いのか分かりませんが、ことが何の予算書の中にも触れられてなかったもんですから、この辺りが最近問題としてずっと出ているわけですね。この辺りはこれは教育委員会が主導的にやられる話なのか、あるいは総合福祉課が前面に出てこられるのか、はたまた社会福祉協議会が連携されるのか。この辺りをもう少しちょっと教えていただきたい。
それから、3点目は教育のところで少人数学級の話がずっと出るわけです。それでこれは知事のほうも発言されておりましたけれども、その人数を少なくすることが目的ではない。つまり学力が本当に向上したかということがずっと問われてきておる問題で、その辺りが本当に好転してる、あるいは顕著に数字が出てきてるということがないということを県教委のほうでもかなり踏み込んだ発言をされておったと思うんです。
湯梨浜の場合も、ずっとこれは30人学級にかじを切ったときからこの問題はずっとつきまとっとるわけです。
それでその延長として今日ここでもう一つ町長にそこんところでお伺いしたいのは、一番心配するのは中学を卒業した後の高校進学なんです。高校進学はこの間やっと、今、入学試験はこれからですか、ありますけども、志願者数です。中部のこれ志願者数は、私が言う前に教育長は十分分かっておられると思うんですけど、1.0倍を超えてるのは3つしかないです、中部の中で学科を入れて。中部の中には5校しかないです。普通科の2つが1.0倍を超えて、もう一つは総産のほうのビジネス科ですか、ここだけなんですよ。私がここを申し上げたいのは、そういう中学を卒業した後に、あとのとこは0.5とか0.6とか、その先に待ち受けるものは何かということです。つまり再編何もないです。こういうことを放置するとまた学校の再編が始まって、中部の学校は東西に引き裂かれていくんではないかと。一方では子育てをやりなさい、頑張って子どもの教育環境を整えよう。じゃ中学までは整えるけど、じゃ高校へ行く段になったらこういう状況が一方ではあるとどこに行くんだと。これが学校の内容に問題があるのか、はたまた別のところに問題点があるのか。ここら辺りをあくまでも町教委だとはいいながらそれは県教委の問題ではなくて、これは当然リンクした話なんです。それでそういうところがどうなのかという点をちょっと町長にお聞きしたいと。
それから、4点目は財政の話なんですけれども、これ当然東郷のほうが過疎地域になっていきます。それで過疎債が大半を占めた事業展開に恐らくなっていくんであろうと。それで先回、随分前にも言いましたけれども、最終的には数字をはじいてくるときに過疎債でなしに公債の起債制限が分母に対して分子にその返済額が来るわけですよね。分母のほうと分子のほうには別に分けてるわけじゃないんです。起債は起債、一般起債だろうが何だろうがばあっと入ってくるわけです。上のほうに乗っかってくるのが、地方債だろうが今言った過疎債だろうがそれも関係なしにばあっと乗るわけです。引き算もありますよ。特別な災害とかいろんなもんがありますから、その詳しい話は今日ここ勉強会でないんでお聞きしませんけども、私が言いたいのは合併前のときに結局どっこともがほとんど幾ら新しい事業を打つにしても、そこのパーセントがほとんどもう上限いっぱいに来てたっていうことがあるわけです。何で今できてるかといったら、全体のパイが膨らんで分母が膨らんでいるだけの話なんです。それで借入れが起こせるから、分子のほうに少ないものが乗っかってくると。これが本当のところでしょ。
それでここのときに1点お聞きしておきたいのは、県なんかは一応その財政健全化の指標として、標準財政規模の1割以上の基金を堅持しようというガイドラインを持ってるわけですね。湯梨浜の場合そういうものを多分まず聞いたこともないし、財務的などういうことをガイドライン持ってるかっちゅうことも聞いたことない。ですからそこも含めたガイドラインで起債のやり方として一般起債がどれくらいまでで、例えば過疎債はその中の何%までとかというある程度のガイドラインを決めてかからないと、これこそ誰も理解ができないような方向に行くんではないかということで、この4点について町長のほうからちょっとお考えをお聞きしてみたいということです。
○議長(浜中 武仁君) 町長。
○町長(宮脇 正道君) まず最初のコロナ対策の関係の分ですけども、確かにおっしゃるとおりせいぜい分かるのは感染者数と入院者数で、その入院者数は病床の占用率とかなんとかの関係で大抵出てると思いますけども、それを差っ引いたところの数は何かで、私はもう一つその快癒した方の数とかいう形で載ってたのを、ちょっとどこのあれに載ってたか分かりませんけども見たことはあります。ただ、そこの区別あたりについて、自宅療養した人はどうなってるのかと。入院した人だけ聞いて、要するに今感染しておられる方の中で入院しておられる人だけを拾って、ほかは全部快癒者になっているかもしれんしというようなことで、ちょっと今思ったですけどもちょっとまだよう調べたことがないでして、ですから要するに入院したりして重症化される人も高齢者には多かったりもするんですけれども、大体例えば若い人が入院されたらどのくらいで治るとか、その辺のあれがあんまり明らかになってきてないんで、そこのところは光井議員おっしゃるように本当にその辺りの情報っていうのが出てないというか、本当に私らかかってどの程度の病気でどの程度入院せないけんだなんていう、自宅療養せないけんかというようなことが分からないかと思っています。
何かの関係でも申し上げましたように、自宅療養される人は保健所なりの指示もあってでないかと思いますけども実際にあるんでしょうけども、そこの人がじゃ何人いてどうなってるかということは、情報としてやっぱり県なんかからも例えば定期的に出てくるとかそういうことはない状況にありますので、おっしゃるとおりだと思います。その辺も加えたところで公表して、みんなにより理解してもらう方策が取れないかあたりのことはちょっと対策本部の会議でもありましたら聞いてみるようにしたいと思います。
それから、2点目のヤングケアラーの問題、これはちょっとどこが持つべきかまだ検討もしたことないですよね、たしか。うちのかなと思う人、手を挙げてくれるか。こういう状況でございます。大変申し訳ありませんが、また勉強してきちんとどこがやるか、福祉担当部局が持つのか、あるいは教育委員会と一緒になって絡んでやるのかあたりのこともちょっと考えさせていただきたいと思います。
それから、高校の進学率の件がございまして、確かに私もその要するに受験者の、定員に占める割合というのをちょっと見たときに、何だ、こんなんだったらもう中部の高校はほとんど定数減らすのが正しいように見えちゃうなということを思ったりするところでして、近くのことなんですけども高校の通学費を自分のところのだったらいいけども、それ以外のところに通っとるのは出されてないという自治体もあってこの間改められたようですけど、そういうときの話としては何か勉強したいことがあってよそに行こうとするんならそれを拒む権利はあるほうが、それを差別するのはちょっとおかしいんじゃないか。やっぱりそれは伸び伸びと伸ばしてあげるのがいいんじゃないかという、私はそういう単純な発想でそんなことはいかがかなと思ってたんですが、確かに議員おっしゃるように今この状態がどうして起きているのか。例えば中部の倉吉東高あたりでも1を割ってるというような状況が、それは途中で私が見たんかもしれませんけど、最終的にどうかはあれですけども、先年もそういうことがあったりしてますんで、ちょっとその辺どうしてかなと私もよく分からんですし、高校自体もいろいろと努力はしておられるんですが、本当に例えば六、七十%みたいなところもあるようにも拝見しておりまして、その辺のところの教育をどうやっていくか、あるいはそこを出た子どもたちの就職先みたいなものをいかにきちんとやっていけるかみたいなことも考えながらやっていかないと、ちょっと本当に何か中部地区だけの話じゃないかもしれませんけども、何かなくしてしまうんじゃないかなというような心配も持っているところです。
やっぱり地域に愛着を持ってほしいといえば、地域の中にいいと思う高校があったりするのが理想的な姿だと思っておりまして、そのために何をするかということについてはちょっと私はよう思い浮かびませんけれどもお気持ちはよく分かりますので、またその辺は教育委員会ともよく相談して、何か改められるようなことがあったら考えてみたいなと思います。教育長から何かあれば、また話してもらえればいいと思います。
それから、財政面のことでございました。一つは起債については確かにおっしゃるとおり総額でぼんと出てきたりしますんで、その内容ごとの整理というのは、実際上はその将来負担比率とか、あるいは実質公債比率の部分では実際の負担がどうなって、将来どうなっていくかということは恐らく把握した上でそうなっているんだと思っていますけれども、湯梨浜町は近年は議員おっしゃるとおり例えば財政調整基金をどのくらい積んでおくかというような率定めておりません。湯梨浜町は大体多いほうの町だったんですが、近年は将来負担比率を減らすということのほうがより効果があって健全性を増すということでそっちのほうにシフトして、将来の利子が高い、前に借りた分の利子の高い時代のものもあったりすればそういうのをどんどんどんどん少なくしていくということで、合併した当時に比べれば本当に将来負担比率なんかは2桁違うような数字になってきておりまして劇的に変わったなと思ってますけども、今でも少しずつ大規模な工事もやっておりますが、そこんところの実際のガイドラインというかトータルにどの部分はどこまででやっていくかあたりのことは基準としては持っておりませんけども、予算組んだりする将来推計したりするときにはそういうことも見ながら推考しとるところでして、現在のところ財政的にはまあまあの線をいってるんじゃないかなというふうにも思っております。その辺り、総務課長か副町長のほうからあれば説明させます。
○議長(浜中 武仁君) 副町長。
○副町長(福祉事務所長)(亀井 雅議君) 2点補足をさせていただきます。
コロナの数値の話でございます。コロナがはやり始めたといいますか、鳥取県で発生し始めた頃には、県のほうからの情報の中にも入院者が幾らとか宿泊療養者が幾らとかそういう数字が出てたような気がしますけども、最近もうかなり増えておりまして、ある新聞で見てるんですけども、今は自宅が幾らで宿泊療養と入院は合算したところの数字で毎日報道されてるということを目にしたことがありますので、ちょっとそのことだけ付け加えさせていただきます。
ただ、社会復帰された方っていうのの数字はちょっと私も見たことがありませんので、またもう一度確認をしてみたいと思います。
それから、ヤングケアラー所管のことは別といたしまして、私も何回か耳にしたことがあります。県のほうが一回実態調査をしております。青少年の関係だったと思うんですけども、それたしか県の教育委員会のほうがされたんじゃないかと思います。それと並行するかのように、今現在県内3か所の児童相談所に相談窓口が設けられております。そこで受けた相談内容というのは物によって市町村のほうにつないでいくという仕掛けになっておりまして、その市町村のそれが教育の関係であれば教育委員会、それから福祉の関係であれば総合福祉だったりというところにつないでいくような、そういう流れになっておるというのを一回ちょっと聞いたことがあります。今現在それが具体的に動いているのか動いていないのかっていうのはちょっと承知しておりませんので、またその辺りも調べてみたいと思っておるところでございます。
この2点について、補足をさせていただきます。以上です。
○議長(浜中 武仁君) 総務課長。
○総務課長(岩﨑正一郎君) 私のほうからは、財政に関わる公債費の関係を説明させていただきたいと思いますが、本日資料で当初予算の参考資料ということで、こちらの中のほうにも地方債の残高、基金の残高を掲載をさせていただいております。
合併、平成16年に地方債の残高のほうが122億7,400万ということで徐々に、一時合併した直後には合併特例事業債を使っていろいろと事業をやってまいりました。その後徐々に減ってまいりまして、3年見込みで106億というような数字になっております。
あと臨時財政対策債もございますが、あと基金のほうでも合併いたしました平成16年は財政調整基金と減債基金を足しまして14億8,900万というところを、この3年見込みで36億5,900万ということで倍以上になったというところです。
先ほど町長のほうも申し上げましたけども、光井議員おっしゃいましたガイドラインというのは特には定めておりません。ただ、一般的によく言われるように標準財政規模の1割とかそれ以上というのがありますけど、本町の場合は標準財政規模は大体60程度を前後するような、基準財政規模についても同じような感じですけども、ただ大規模事業があるということで、ずっと合併以降財政当局としてはある程度ためていく必要があるということで、一時基金のほうは大体30億程度まで伸ばしましたけども、以前は少なかった公債費の償還に充てます減債基金のほうをだんだん今増やしつつあります。それとあわせて、従前は金利が高かったんですけども、もう今ちょっと安いんですけども、その当時の高い利率のやつをできるだけ繰上償還して、今光井議員言われた分母の部分を小さくしていこうというところもありますので、そういった面で全体を見ながら将来の大規模事業に備えて全体を見て払える部分は早く償還していって、ためる部分はある程度ためていくということで、財政的に硬直化にならないように努力してまいりたいと思います。以上です。
○議長(浜中 武仁君) 教育長。
○教育長(山田 直樹君) ヤングケアラーの最初に質問がありましたので、今の状況としましてはやっぱりヤングケアラー、虐待も含めてですけども、一番気づけるのはやっぱり学校であったり、あるいはこども園であったりということだというふうに考えております。ただ、ヤングケアラーの捉え方としましては、家の手伝いではなしに例えば子どもの面倒を見るであるとか、あるいは保護者であったりあるいは家族の面倒を子どもたちが見ないといけないというような状況で、どこまでをヤングケアラーと取るかというのはやっぱり難しいところもあるんですけども、本町の場合には、例えば以前ヤングケアラーということで要対協のほうに、部活動が私はこの部活動をやりたいんだけども、土曜日とか日曜日に部活動があったときには出れません。例えば家族の、ちっちゃい子どもたちの面倒を見ないといけないのでという、そういう中学校のときから要対協のほうにつないで児童相談所も入って相談をして取り組んでいったというような例があります。
先ほどもありましたけども、県の教育委員会のほうが高等学校、県立高校を中心に取りますとやっぱり一定程度の割合であったということでありますので、その辺りについては先ほど言ったようにどこが主管であるかということについては今後協議をしていかないといけないんですけども、現状としてはそういうような形で取り組んでいるということで、今はそういう形でやっております。
それから2点目、高等学校の進学率につきましては、やっぱりびっくりをしたというのはちょっと言い過ぎなんですけども、最初志願書を締め切った状態、それから再募集、そこで変更期間があって最終的には決めていくんですけども、中部地区やっぱり倍率が非常に低い、そういう学校、学科が多いというのはそのとおりであります。
一つは、高等学校の魅力化というかそのことも今、例えば倉吉東高でいきますとバカロレア教育に今後取り組んでいこうと。半分以上の授業を外国語を中心に、英語を中心にやっていって、国際的なそういう受験資格であったりそういうことが取れるようなそういう学校魅力化をしていこうというようなこともあります。
ただ、これは県の教育委員会の県立高校主管ですけども、聞いているところではやっぱりもう一回再編をしないと、再編というか高等学校の在り方というのを考えていかないといけないということで聞いております。そのときに中学生の数も減っておりますので、中学生の数と高等学校の留学者の数、そういうところについて見直しをしていくと。ただ、その場合に今の県教委のお考えの中では高等学校を統廃合するということではなしに、定員を減らしていくと。そういうような考えでおられるということをお聞きをしているところです。いずれにしてもその辺りについては高等学校課も考えながら、改革室を持ちながらやっているというふうに承知をしているところです。以上でございます。
○町長(宮脇 正道君) ちょっと一言よろしいですか。
○議長(浜中 武仁君) 町長。
○町長(宮脇 正道君) ちょっと補足させてください。
先ほどここでこれ見てるのはいかがかと思ってちょっと控えて、今ちょっと発言の合間に空いたので見てたんですが、鳥取県のほうではお聞きをしておりますのが毎日の感染者数と累計と、それから療養者と入院とその数を書いてあります。それと病床使用率は当たり前で公表しとるんですけども、NHKで私大抵調べているんですが全国の数を拾ったところでは、その感染者数と重症者数とそれから入院療養中などの数と、それから退院、療養解除となった人の数という具合に区分しておりまして、それを累計の患者さんと差っ引きすれば今療養中の人が出てくるということにもなろうかと思いますけども、途中に死者なんかも多分絡んでますんでちょっと累計的なことは分からないですけども、そういうもので一応公表していることにはなっておることのようです。以上です。
○議長(浜中 武仁君) 光井議員。
○議員(3番 光井 哲治君) あと簡単にちょっとお願いで終わりたいと思います。
コロナの問題は、恐らくこれでいくと第六波、第七波だと。オミクロンもステルスだのBA.2ですか、変化してるとかいろんな専門家の話が出るわけですけども、私これずっと、さっき町長のほうから説明ありましたけども、一般に聞くほうからするともっと単純明快が欲しいわけですね。結局どのぐらい本当で感染にかかったかと。どれくらいの人がもう社会復帰したかと。今現在、病院におられる。自宅療養でどれくらいの人がおられるのかという図式が頭に入ってこないと、ああ、そんなに感染はあったけれども何日ぐらいで退院でもう社会復帰しちゃってると。今の現状としては病院のほうにどれくらいおられて、自宅療養はじゃどれくらいかと。
事業所なんかでも、結局そのプライバシーの問題もあるでしょうけども、学校にしろ何にしろ結局その家庭感染とかどうのこうのっていうのがさっぱりつかめないわけですわ、状況的に。一人の児童から本当に家庭でそうなってるのかと。ですから、もう少しその辺が受ける側のほうがこう言えば分かりやすいだろうなというものを何かぜひとも県のほうと会合もあるでしょうから、何とかその辺をちょっと工夫をしていただきたいなって思います。
それから、ヤングケアラーの問題ですけども、多分実数として本当のところが分かってないような現状でないかと。これどこの課だということは言いませんし、それは内部調整の中で。多分僕はこれがまた次の貧困につながるおそれもあるし、非常にこれは食い止めていかないと、子どもたちのやっぱり一番大事なときにそういう負担をしてる子をやっぱり解放させてやるという考え方を一方では取っていかないと駄目だろうと思うので、ぜひともお願いしたい。
それから、高校の件ですけれども、先ほど教育長がおっしゃったように恐らくそういう再編計画いろんな部分も出るんでしょう。個人がどこに行くか云々で町長も言われましたけれども、それは自由がありますから。しかし、そうはいえども中部の中で減るというパイがなくなればそれはどこに行くんだと。じゃそこに行った子は、これIターン、Uターン、Jターンと一緒なんで帰ってくるんかと。大学に進学するのと一緒になっちゃうんです。本当に出ちゃうと、そう簡単にはUターンしてこないと。こういう矛盾点が出てくるわけです。ぜひとも僕、1市4町のほうでそういう機会というかそういうものを捉えて問題点としてそれは県教委の問題かもしれませんけども、僕は県教委の問題ではないと。これは地元がきちっとやっていかないと本当に大変なことになるんじゃないかと思いますんで、ぜひともお願いしたい。
それから、財政指標の件ですけれども、総務課長から話がありましたが、確かに財政調整基金等は増えてきた。これは申し訳ないけどごっつい努力したから増えたわけじゃないんで、つまり合併して特例債とかいろんなもんを使いながらの中のため込んでいった部分がたくさんあるからそういうもんで増えてるわけで、実際に力があったからたまったわけじゃない。この辺の考え方を勘違いしたらおかしい話なんで、それで僕が厳しく言ったのは、厳しくっていうのはつまり一定の何らかの財政基準を持ち得ていかないとおかしいでないかと言ってるわけで、そのパーセントまでは1割が正しいのか2割が正しいのか僕は分かりません。だけど一度考えてみる必要があるんではないですかということですから、これはお願いとして終わりたいと思います。以上です。
○議長(浜中 武仁君) 答弁ありますか。
町長。
○町長(宮脇 正道君) まず、高校の件は確かに地域がそれだけ埋没することにつながってくるかもしれませんので、地元に魅力がなくて。中部の圏域として考えてみた場合に、やっぱり望ましくないことだというふうにも私も思います。
それから、基金なんかの関係については、財調は一応最低でも25億ぐらいかな。(「23億ぐらい」と呼ぶ者あり)うん。その二十数億ぐらいは持っておこうでということは言葉ではしゃべったりしておるんですけれども、私の率直な感想を言わせてもらえると、確かに合併特例債というものがあっていろいろと便利には、比較的よそよりもハードもたくさんやりながらやってこれたというふうに思っております。それは特例債があっただけでなくて、やっぱり合併してから課の数も減らしたりとか職員給与の適正化っちゅうのをやったりとかそういうことを重ねたり、それからちょっとお金のかかる事業はよそよりも一生懸命、地方創生のお金、裏でまた実質の100%の、理屈上はですけどもそういうものになるようなものを一生懸命頑張って食らいついて取ったりした。そういう成果も多少あるというふうに思っておりまして、緊張感を持ってしっかりと、よそのそういうあたりまた勉強もしてみて、大体学者さんがどう言っておられるみたいなことあたりのところも湯梨浜町はそれに添えるように、もともと自主財源は県内でも少ないほうの町でございますんで、そういうことをしっかり考えながらやってまいりたいと思います。
○議長(浜中 武仁君) 光井議員、よろしいですか。
○議員(3番 光井 哲治君) はい。
○議長(浜中 武仁君) そのほか、総括質疑はありませんか。
8番、中森議員。
○議員(8番 中森圭二郎君) 1点だけ。町長の施政方針を聞かせていただいて、思い入れが伝わって、いい施政方針だったかなと思います。
1点だけ伝えておきたいということがありまして、僕もまだ若い子育て世代ですけれども、コロナというのはほとんど全ての世代にそういう苦しさっていうのを与えていると思うんですけども、近年、最近でも湯梨浜町内でも感染者が出て自宅で待機せざるを得ない。感染視点でも濃厚接触で立場は違うけども、そういう状態に置かれています。そういった中で、やはり弱者なんだなっていう気持ちでいます。
そういった中で、町がその子育て世代っていうのをどういうふうに位置づけて、町を発展させていくかっていうところを問いたいなと思って。
子育て支援課が概要説明していただいて、町としても進めていっていただければ。特に、放課後児童クラブでの大転換として民間事業に委託ということもあります。
あと、旧北溟中学校跡地の件で今年、年内に事業者が決まって、新しい事業者がそこで何かをやってくれるということがあるんですけども、その陰でたじりこども園の移転の件だってその玉突きのように待ってるような段階で、4月まではたじりこども園の建設が決まるかもしれないというような状況で、町のその事業の中にはそういう子育て世代の大変大切な事業というのが待ってるというような状況です。そのたじりこども園だったりとか、あとは病児保育の件でですけれども、計画にはのってるけどなかなかその進展ができてないというような状況があったりとかして、なので待ってるというような状況なので、箱だけではなくサービス自体もどんどんよりよいようなこの湯梨浜町の子育て支援サービスっていうのを知ってほしいなという。なので、本年度の当初予算で町長がまだ伝え切れてないところとか、子育て支援に関してどういう気持ちで今年度していくのかということなんですけど、1点お聞きできればと思います。
○議長(浜中 武仁君) 町長。
○町長(宮脇 正道君) 子育て支援は合併して何年かたったときに行革みたいな格好で、要するに分業化して専門化した職員を置いたほうがいいということで、数々の比較的合併してから増やしてやってたという時期があるんですが、そのときに住民の目から見たら結局ワンストップサービスのほうがいいんじゃないかということになると、必ずしも分けてあるよりもある程度業務内容の課でやっていったほうがいいかなというような気持ちもあって、課の統廃合ということもやったんです。そのときに子育て支援課は数的にはちっちゃい課ですけれども、でも町として子育ては一生懸命やってるんだし、施策的にもずっとそういう気持ちを持って、いろいろワクチンなんかでも定期の接種に入る前に湯梨浜町は先駆けてやったりとかそういうことをやってきてまして、保育料も安いということもあったでしょうし子育ては頑張ってきてましたと思ってたんですが、そこにそれを信じて安穏としておると、ある意味どこも重要なことだということで今頑張っておられますので埋没するということがありますけども、子育ての中で一番大事なことの一つに、今おっしゃいましたけども箱だけじゃなくて中もというお話がございまして、こども園の実は保育士の確保というものも本当に大難儀をしておると。それで多分よそから転入してこられた方たちっていうのがここに来ればこども園も近いし学校も近いしみたいに思ってたけども、ここにも入れない、近いとこに入れないというようなことで御不満を言われたりする方もあるということでございまして、たじりこども園を近いうちに建て直したりするんですけども、そういうことをやるにしても根っこのところは保育士の数が確保できないということがあるわけでございまして、年間を見通した形で入れていくということで今までやってて、そういう御苦労をかなり、不自由を住民の皆さんにかけてるっちゅうことがあって、そうやって空けとくぐらいならある程度3か月かぐらいで詰まっちゃうにしても入れるところはみんな入れていってという方針でやってみようよということで今年からそうしたとこなんですけども、それに伴って要するにあれなのは、やっぱり未満児が入れるようになってから結局保育士さんの数が足らんようになったというふうに思ってます。それを確保するために町内に来ていただいております民間のニチイキッズさんあたりにもお願いをして、受け入れる数を増やしていただけないかというようなことを話したりしたところで、あそこは未満児しか預かっておられませんけれども、一応預かる子どもの数を増やしていただくことができたというようなことはございますし、それから将来に向かっては3歳以上の子どもさんの入園者数も増やしていただくことを検討していただくようにということでお願いもしたりしております。
そういうことが大きな課題としてあるなと思っておりますが、子育てはやっぱり湯梨浜町としては頑張っていかなければならないテーマだというふうに思ってますので、できることは多少無理してでもやっていくという気持ちで私も課長なんかのほうもそういうつもりでやっていっておりますので、またいろいろ皆さんで感じられておることや御意見があったりすれば教えていただければありがたいなというふうに思います。答弁になってるかどうか分かりませんが。
○議長(浜中 武仁君) 中森議員、よろしいですか。
○議員(8番 中森圭二郎君) はい。
○議長(浜中 武仁君) そのほか、総括質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
議員の皆さんにお諮りします。本日の会議時間は、予定された日程を終了するまであらかじめ延長したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、本日の会議は、予定された日程を終了するまであらかじめ延長することといたします。
ここで暫時休憩します。45分まで休憩。
午後4時32分休憩
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午後4時44分再開
○議長(浜中 武仁君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
議案第4号、令和4年度
湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第5号、令和4年度湯梨浜町高齢者及び障がい
者住宅整備資金貸付事業特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第6号、令和4年度
湯梨浜町国民健康保険事業特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第7号、令和4年度
湯梨浜町後期高齢者医療特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第8号、令和4年度
湯梨浜町介護保険特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第9号、令和4年度
湯梨浜町温泉事業特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第10号、令和4年度湯梨浜町長瀬財産区特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第11号、令和4年度湯梨浜町橋津財産区特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第12号、令和4年度湯梨浜町宇野財産区特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第13号、令和4年度
湯梨浜町舎人財産区特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第14号、令和4年度湯梨浜町東郷財産区特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第15号、令和4年度湯梨浜町花見財産区特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第16号、令和4年度
湯梨浜町国民宿舎事業特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第17号、令和4年度
湯梨浜町水道事業会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第18号、令和4年度
湯梨浜町下水道事業会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
お諮りします。議案第3号から議案第18号までの16議案については、議長を除いた議員全員で構成する令和4年度予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、議案第3号から議案第18号までの16議案については、令和4年度予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定しました。
この特別委員会の委員長及び副委員長は、委員会条例第8条第2項の規定により、特別委員会において互選をお願いします。
暫時休憩します。
午後4時49分休憩
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午後4時50分再開
○議長(浜中 武仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
令和4年度予算特別委員会の委員長及び副委員長の互選結果を報告します。
委員長に入江誠議員、副委員長に小川遊議員が選任されました。
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◎日程第21 議案第19号 から 日程第33 議案第31号
○議長(浜中 武仁君) 日程第21、議案第19号、令和3年度
湯梨浜町一般会計補正予算(第11号)から日程第33、議案第31号、令和3年度
湯梨浜町水道事業会計補正予算(第3号)までの13議案を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第19号、令和3年度
湯梨浜町一般会計補正予算(第11号)から議案第31号、令和3年度
湯梨浜町水道事業会計補正予算(第3号)までの13会計の補正予算について、一括して提案理由を申し上げます。
初めに、議案第19号、令和3年度
湯梨浜町一般会計補正予算(第11号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4億1,643万8,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ111億8,029万6,000円とするものでございます。
今回の補正の共通の内容といたしましては、工事費及び委託料等の請負差額等による減額補正、事業費の確定や見直しによる増減補正、国や県事業の補助金等の確定による補正、財源の変更などとなっております。
今回の補正予算は、
新型コロナウイルス感染症の影響による事業の中止を強いられるなどほとんどが減額補正となっていますが、その中で増額または追加による主なものは介護保険特別会計繰出金として1,068万2,000円、障がい児通所施設への給付費として185万4,000円、生活保護者への医療扶助費として883万1,000円、県営のため池改修に要する町負担金として231万円、温泉ふれあい会館(ハワイゆ~たうん)、多目的温泉保養施設龍鳳閣及びとまりグラウンドゴルフのふる里公園潮風の丘とまりへの追加の指定管理料として313万8,000円、この3施設に東郷運動公園を加えた4つの指定管理施設の管理者に対し、コロナ感染症が長期化する影響に鑑み、今後も感染予防を徹底しながら運営を継続できるように支援するための交付金として240万円、令和3年、昨年7月の豪雨により被災した農地及び農業用施設の災害復旧事業費として3,841万円、国民宿舎事業特別会計の資金不足を回避するため貸付金として3,000万円、後年度の町債の定期償還や繰上償還の財源とするため減債基金への積立金として1億7,100万円などを計上いたしました。
なお、予算総額の補正と併せて継続費の年割額の変更による補正、令和4年度へ繰り越すための繰越明許費の追加及び変更、債務負担行為の追加及び変更なども提案いたしているところでございます。
続きまして、議案第20号、令和3年度
湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5万7,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ221万1,000円とするものです。
補正の主な内容は、住宅新築資金等償還金のうち滞納繰越分の収入が増額となり歳入歳出の収支が増額となるのに伴い、一般会計への繰出金を増額するものです。
続きまして、議案第21号、令和3年度湯梨浜町高齢者及び障がい
者住宅整備資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ400万円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4万8,000円とするものです。
補正の主な内容は、本年度の高齢者及び障がい者住宅整備資金の貸付け見込みがありませんので、貸付金の減額を行うものでございます。
続きまして、議案第22号、令和3年度
湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,035万6,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ21億4,564万3,000円とするものです。
補正の主な内容は、経常経費や電算処理事業費をはじめとする一般管理費の減額及び国保セットドックや特定健診の実績見込み減のほか、特定健診受診率向上事業の一部を県事業により実施したことによる委託料の減など、特定健康診査等事業費の減額などでございます。
続きまして、議案第23号、令和3年度
湯梨浜町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ32万6,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億9,324万4,000円とするものです。
補正の主な内容は、一般管理費、賦課徴収費及び保健衛生普及事業の減額のほか、保険料の増額に伴い後期高齢者医療広域連合納付金を増額するものでございます。
続きまして、議案第24号、令和3年度
湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第4号)は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億515万4,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ20億6,943万6,000円とするものでございます。介護保険給付費や地域支援事業費等の実績見込みに合わせ介護サービス給付費及び高額介護サービス費等を増額し、総務費及び地域支援事業費等を減額するものでございます。
続きまして、議案第25号、令和3年度
湯梨浜町温泉事業特別会計補正予算(第2号)の既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ93万1,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ890万4,000円とするものです。
補正の主な内容は、施設整備事業費の減額と歳入額が歳出額を上回ったことにより基金積立金を増額するものです。
続きまして、議案第26号、令和3年度
湯梨浜町下水道事業特別会計補正予算(第4号)は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ243万4,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ16億3,975万4,000円とするものです。
補正の主な内容は、流域下水道建設費負担金の確定による減額及び各種公共下水道事業の実績見込みなどにより維持管理費などを減額し、社会資本整備総合交付金の追加交付に伴い、雨水ポンプ場事業費などを増額するものです。
なお、流域下水道建設費負担金の繰越明許費も併せて計上いたしております。
続きまして、議案第27号、令和3年度
湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計補正予算(第3号)は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ909万4,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億8,781万円とするものです。
主な内容は、各種事業費の実績見込みによる施設管理臨時経費などの減額です。
続きまして、議案第28号、令和3年度湯梨浜町宇野財産区特別会計補正予算(第1号)は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ40万3,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ101万6,000円とするものです。
補正の主な内容は、
新型コロナウイルス感染症の影響により宇野区が予定していた事業を中止したことに伴う運営費補助金の減額です。
続きまして、議案第29号、令和3年度湯梨浜町東郷財産区特別会計補正予算(第3号)は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ106万7,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ757万1,000円とするものです。
補正の主な内容は、財産区有地内の中国電力の送電線鉄塔建て替え工事に伴い、土地売払い金及び立木伐採補償金収入が生じたことに伴う財政調整基金積立金の増額でございます。
続きまして、議案第30号、令和3年度
湯梨浜町国民宿舎事業特別会計補正予算(第7号)は、業務の予定量といたしましては年間宿泊予定人員を予定量の7,990人から970人の減とし7,020人に、年間休憩予定人員を予定量の9,960人から3,530人の減をし6,430人とし、収益的収入及び支出の予定額、事業収益を5,212万4,000円減額し1億1,794万2,000円に、事業費用を2,601万7,000円減額し2億278万8,000円に、それぞれ補正後の予定量、総額とするものでございます。
なお、営業運転資金に充てるため、特別減収対策企業債5,000万円、長期借入金3,000万円を借り入れいたすことといたしております。
資本的収入及び支出の予定額、資本的収入は特別減収対策企業債1,000万円の増額、長期借入金3,000万円の計上、また新型コロナウイルス対策施設整備の整備金額の実績による減額と、資産計上での予算科目振替を行うことにより、資本的収入において一般会計繰入金、資本的支出においては建設改良費としてそれぞれ38万8,000円減額計上し、補正後の総額を資本的収入8,732万4,000円、資本的支出812万9,000円とするものです。
一時借入金の補正につきましては、
新型コロナウイルス感染症により今後の営業、運営に支障を来すおそれがあることから、一時借入金の借入最高額に2,000万円を追加し、一時借入金の借入最高額を8,000万円とするものです。
最後に、議案第31号、令和3年度
湯梨浜町水道事業会計補正予算(第3号)につきましては、収益的支出の予定額につきまして水道事業費用を38万4,000円減額し2億2,694万円とするものです。
補正の主な内容は、職員給料等の人件費の減額及び12月議会で議決をいただいた不納欠損による特別損失の増額でございます。
以上、いずれも地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものです。
詳細につきましては担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いをいたします。(「1か所数字の読み間違いがあった。4万5,000円を4万8,000円と」と呼ぶ者あり)
ちょっと言い間違いがありました。どうも失礼しました。
ただいま議案第21号、令和3年度湯梨浜町高齢者及び障がい
者住宅整備資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、その中の補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4万5,000円と申し上げるべきところを4万8,000円と申し上げておりましたので、訂正をさせていただきます。失礼をいたしました。
○議長(浜中 武仁君) お諮りいたします。議案第19号を除く議案第20号から議案第31号までの12議案につきましては、担当課長の補足説明を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、議案第19号を除く議案第20号から議案第31号までの12議案につきましては、担当課長の補足説明を省略することに決定しました。
それでは、議案第19号について、担当課長の補足説明を求めます。
総務課長。
○総務課長(岩﨑正一郎君) それでは、議案第19号、令和3年度
湯梨浜町一般会計補正予算(第11号)の補足説明をさせていただきます。
はぐっていただきまして、6ページを御覧いただければと思います。予算書の6ページの第2表の継続費の補正です。
変更です。今回はたくさんございます。
9款教育費、4項社会教育費、事業名、旧東郷中学校管理運営臨時経費(旧東郷中学校校舎等解体事業)でございます。御覧のとおり各年割額の変更と、総額につきましても190万4,000円減額をいたしまして2億2,343万6,000円といたします。
その下が旧北溟中学校管理運営臨時経費(旧北溟中学校校舎等解体事業)で、こちらにつきましても各年割額を変更いたしまして、総額のほうを4,436万6,000円減額いたしまして3億360万6,000円とするものです。
その下が泊分館建設事業です。こちらも令和3年度の年割額を変更いたしまして、6,753万1,000円減額をいたしまして6億360万9,000円とするものです。
次に、5項保健体育費、事業名が体育施設管理臨時経費(東郷体育館改修事業)です。こちらにつきましても年割額を変更いたしまして、総額のほうを190万4,000円増額をいたしまして2,191万4,000円とするものです。
その下が体育施設管理臨時経費(羽合体育館解体事業)でございます。こちらも令和3年度の年割額を減額いたします。総額が489万5,000円減額いたしまして6,007万7,000円とするものでございます。
7ページを御覧いただきたいと思います。第3表、繰越明許費補正でございます。
追加でございます。2款総務費、1項総務管理費、事業名、駅舎新築改修工事事業の3,915万4,000円から、次のページになりますけれども11款災害復旧費、3項その他公共施設等災害復旧費の事業名、文化振興施設災害復旧事業(羽衣石城登山道復旧工事)833万9,000円までの全19事業合計で6億1,915万円の繰越しの御承認をお願いするものでございます。
次に変更です。7款土木費、2項道路橋りょう費の事業名、社会資本整備総合交付金事業(改良・改築)は2,563万6,000円増の3,963万6,000円に、その下の(防災安全対策)は2,742万3,000円増の3,142万3,000円とするものでございます。
それから、9ページです。第4表の債務負担行為の追加及び変更の補正でございます。
まず、追加です。事業名は令和3年度果樹等経営安定資金利子補給から令和3年度企業立地促進奨励金の3事業でございます。期間及び限度額はそれぞれ記載のとおりでございます。
続いて、変更でございます。2件です。一つはハワイアンフェスティバル補助金です。期間はそのままで、限度額を105万6,000円増額し431万6,000円とします。もう一つは令和3年度農業近代化資金利子補給で、限度額を11万4,000円増加し12万1,000円といたします。期間につきましては、令和4年度から令和17年度まででございます。
それから、はぐっていただきまして10ページです。第5表の地方債補正です。
まず、追加です。起債の目的は防災・減災・国土強靱化緊急対策事業債で、限度額を230万円とするものです。起債の方法、利率、償還の方法は記載のとおりでございます。
次に、変更でございます。公共事業等債から12ページの臨時財政対策債までの10件の起債につきましては、それぞれ変更前の限度額から変更後の限度額へ増額あるいは減額をお願いするものでございまして、合計で3億5,962万4,000円減額といたしまして、補正後は合計が11億5,557万9,000円といたします。なお、起債の方法、利率、償還の方法には変更はございません。
それから、はぐっていただきまして15ページでございます。ここからが歳入及び歳出となります。町長の提案理由にもありましたように、決算見込みによります増額または減額でございます。特に
新型コロナウイルス感染症の影響が大きく各事業に反映しておりまして、事業の確定や見直しによる減額補正がほとんどであり、今回は主なもののみ説明をさせていただきたいと思います。
15ページです。歳入です。
1款町税、1項町民税、1目個人、それから2目法人、こちら両方ともコロナ禍の影響を考慮して厳しめの収入額を積算しておりましたけども、予想よりも影響額が小さく、実績見込みにより1,761万2,000円増の6億4,360万7,000円。また、2項固定資産税、1目固定資産税でもこちらにつきましてもコロナ特例による減収額を多く見込んでおりましたけども、新築家屋の増もありまして1,723万8,000円の増額の6億4,429万3,000円でございます。
それから、ちょっと飛びまして20ページです。14款国庫支出金、2項国庫補助金、4目土木費国庫補助金、2節住宅費補助金の説明欄の社会資本整備交付金(公営住宅)はPFI方式によります町営住宅の建て替え事業でございますけども、事業者の決定により、令和3年度の実施事業範囲の確定に伴い4,614万3,000円の増額となるものです。
それから、6目災害復旧事業費国庫補助金の農地災害復旧事業費補助金、それからその下の農業用施設災害復旧事業費補助金とも災害査定の確定によりましてそれぞれ増額となるものでございまして、合計で8,393万1,000円の増額でございます。
それから、24ページを御覧ください。17款寄附金、1項寄附金、1目総務費寄附金のふるさと湯梨浜応援基金寄附金は、令和3年度上期において梨を返礼品とした寄附が減少したことなどによりまして、3,246万円減の本年度の見込額を1億3,634万円といたすものでございます。それと、2つ下の天女のふる里・東郷湖「花」基金寄附金は実績見込みによりまして116万増の236万円に、合計で本年度1億3,870万円を見込んでおります。それからその間でございますけれども、橋津活性化寄附金ということで500万円を計上いたしております。実は、これは昨年11月に匿名で橋津の活性化のほうに活用してくださいということで寄附がございました。そういったことがありましたので、トウテイランのふるさと公園整備事業でありますとか羽合風土記館とか橋津藩倉など、いろいろと橋津の活性化のために活用させていただきたいということで計上いたしております。
それから、18款の繰入金、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金ですが、財源不足がなくなったために予定しておりました4,700万円の繰入れは行いません。
それから、はぐっていただいて26ページ以降でございますけれども、21款町債、それぞれの事業内容の見直しまたは事業費の確定に伴いましてそれぞれ増額または減額となり、全体といたしまして27ページのところですけども、3億5,732万4,000円の減額補正となりました。
それから、はぐっていただきまして28ページからが歳出でございます。個別の説明の前でございますけども、今回の人件費につきましては育児休業とか部分休業を行った職員の減額、扶養手当など各種手当の移動によりまして全体といたしまして人件費、職員の給料及び職員手当の合計は2,564万9,000円の減額となります。個々の人件費の補正での説明は省略とさせていただきたいと思います。
それから、はぐっていただきまして30ページをお願いします。2款総務費、1項総務管理費、3目の財政管理費の減債基金積立金は歳入歳出での余剰がありましたので、後年度の公債費の定期償還や繰上償還などの財源に充てるため、1億7,100万円を積み立てたいということでございます。
それから、37ページでございます。3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の説明欄の介護保険特別会計繰出金です。要介護認定者の増加と介護サービス給付費の増加のために1,068万2,000円の増額でございます。
それから、またしばらく飛びまして53ページを御覧いただきたいと思います。5款農林水産業費、1項農業費、4目農地費の説明欄の土地改良事業231万円の増額でございます。これは県営事業で実施いたします宮内の奥ため池改修事業の町負担金でございます。地元からの要望もございまして、早期着工するために緊急性のある施設改修費用の負担となっております。
それから、またしばらく大分開いていただいて65ページを御覧いただきたいと思います。9款教育費、4項社会教育費、1目社会教育総務費の説明欄の旧東郷中学校管理運営臨時経費は跡地の民間活用によりまして給食センターなどの一部を残して解体するということになりまして、本年度につきましては設計変更し発注のみということで、次年度に工事費を計上することとなったために8,764万2,000円を減額いたします。それから、2つ下の旧北溟中学校管理運営臨時経費でございます。解体が今年度で完了し、実績によりまして4,436万6,000円を減額とするものでございます。
はぐっていただきまして、67ページです。2目公民館費の説明欄の泊分館建設事業は、こちらも工事等の実績見込みによりまして6,717万1,000円の減額でございます。
また飛びまして、70ページを御覧いただきたいと思います。11款災害復旧費、1項農林水産業施設災害復旧費です。七夕豪雨で被災いたしました復旧工事の災害査定、それから事業設計ができましたので農地災害復旧事業が1,301万9,000円、農業用施設災害復旧事業が2,539万1,000円の増額でございます。
それから、71ページでございます。12款諸支出金、1項公営企業貸付金、1目国民宿舎事業公営企業貸付金で、コロナ禍の影響を受けまして資金不足のほうが発生しております水明荘への特別会計へ長期貸付けを行い、運営を維持していこうというものでございまして、3,000万円の計上でございます。
なお、これ以降の72ページは、給与費明細の説明につきましては省略をさせていただきたいと思います。以上です。
○議長(浜中 武仁君) 以上で議案第19号から議案第31号までの提案理由の説明を終わります。
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◎日程第34 議案第32号 及び 日程第35 議案第33号
○議長(浜中 武仁君) 日程第34、議案第32号、
湯梨浜町トウテイランの里の設置及び管理に関する条例の制定について及び日程第35、議案第33号、湯梨浜みんなのげんき館の設置及び管理に関する条例の制定についての2議案を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第32号、
湯梨浜町トウテイランの里の設置及び管理に関する条例の制定について並びに議案第33号、湯梨浜みんなのげんき館の設置及び管理に関する条例の制定について、一括して提案理由を申し上げます。
初めに、議案第32号、
湯梨浜町トウテイランの里の設置及び管理に関する条例の制定につきましては、町の花トウテイランが自生する自然豊かな郷土を愛する心を育むとともに、町民にトウテイランと親しめる憩いの場を提供するため、このたび整備を進めていますトウテイランの里の設置及び管理に関し必要な事項を定めようとするものです。
また、議案第33号、湯梨浜みんなのげんき館の設置及び管理に関する条例は、あらゆる世代が生き生きと暮らす元気な地域社会の実現に向け、町民の運動習慣の定着等により健康増進を図るための拠点施設を令和4年4月開館予定の中央公民館泊分館内にみんなのげんき館として整備し、その設置及び管理に関し必要な事項を定めるものでございます。
いずれも地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。
詳細につきましては担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いをいたします。
○議長(浜中 武仁君) 担当課長の補足説明を求めます。
生涯学習・人権推進課長。
○生涯学習・人権推進課長(山﨑有紀子君) それでは、議案第32号、
湯梨浜町トウテイランの里の設置及び管理に関する条例の制定について補足説明をさせていただきます。条例案を御覧ください。
第1条は設置目的、先ほど町長が申し上げたとおり町の花トウテイランについて町民に親しめる憩いの場を提供するため、
湯梨浜町トウテイランの里を設置するものでございます。
第2条には名称及び位置を規定しております。
第3条、管理につきましては、湯梨浜町教育委員会が管理するものとしております。
第4条、利用につきましては、第5条に規定する教育委員会の許可を受けるものを除き許可を要しません。
第5条については、集会等の催しのためトウテイランの里の全部または一部を独占して利用する場合の許可などについて規定しております。
第6条については、トウテイランの里を損傷したり植物採取など禁止行為を規定しております。
第7条については、保全や利用者の危険防止のための利用の禁止などについて規定しております。
第8条、第9条は、この条例の規定に違反した場合の許可の取消しや管理上必要が生じた場合の処分などについて規定をしております。
第10条、使用料については無料としております。
第11条、規定に違反し町に損害を与えたときの損害賠償の義務を規定しております。
第12条、この条例の施行に関し必要な事項を町長が別に定めるものとしております。
この条例の施行日は令和4年5月1日としております。
続いて、議案第33号、湯梨浜みんなのげんき館の設置及び管理に関する条例の制定について補足説明をさせていただきます。条例案を御覧ください。
このたびの条例の設置目的は、先ほど町長が申し上げたとおりあらゆる世代が生き生きと暮らす元気な地域社会の実現に向けて町民の運動習慣の定着等による健康増進を図るため、湯梨浜みんなのげんき館を設置するものでございます。
第2条は名称及び位置の規定です。
第3条は業務の内容について規定をしております。
第4条は職員について、第5条は休館日についての規定でございます。休館日は水曜日と年末年始を原則としております。
第6条、利用時間は午前9時から午後9時までを原則としております。
第7条は利用の許可、第8条は利用を制限する場合、第9条は利用許可の取消し等について規定をしております。
第10条は使用料の規定です。3ページ目の別表にトレーニングルームとシャワー室の料金を定めております。また、1回当たりの時間を規定しております。
第11条、使用料の減免については規則で定めるとしております。
第12条は原状回復の義務について、第13条は施設を損傷した場合の損害賠償の義務について規定しており、第14条はこの条例の施行に関し必要な事項は町長が別に定めるとしております。
この条例の施行日は令和4年4月1日からとしております。
以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 以上で議案第32号及び議案第33号の提案理由の説明を終わります。
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◎日程第36 議案第34号 から 日程第39 議案第37号
○議長(浜中 武仁君) 日程第36、議案第34号、湯梨浜町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてから日程第39、議案第37号、湯梨浜町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例についてまでの4議案を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第34号、湯梨浜町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第37号、湯梨浜町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例について、一括して提案理由を申し上げます。
初めに、議案第34号、湯梨浜町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例は、令和3年8月の人事院勧告を踏まえ、一般職の期末手当の月数を0.15月引き下げ、期末勤勉手当の年間支給月数を年間4.45月から4.30月に改定するものでございます。
続きまして、議案第35号、湯梨浜町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例は、先ほどの議案第34号と同様に令和3年8月の人事院勧告を踏まえ、湯梨浜町特別職の職員で常勤の職員の期末手当の支給月数を0.10月引き下げ、年間支給月数を3.35月から3.25月に改定するものです。
続きまして、議案第36号、湯梨浜町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、育児休業、介護休業等育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の改正により、令和4年4月1日から有期雇用労働者の育児・介護休業取得要件の緩和の措置が講じられること、育児休業を取得しやすい雇用環境整備及び妊娠、出産の申出をした労働者に対する個別の周知、意向確認の措置が義務づけられたことに伴い、非常勤職員の育児休業の取得要件である引き続いて在職した期間が1年以上を廃止し、妊娠、出産を申し出た職員に対する個別の周知、意向確認といった措置を講ずることとするものでございます。
続きまして、議案第37号、湯梨浜町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、消防庁からの通達による団員階級の年額報酬や災害時の出動報酬を引き上げるなど、消防団員の処遇改善を図るためのものです。
いずれも地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものです。
詳細につきましては担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いをいたします。
○議長(浜中 武仁君) 担当課長の補足説明を求めます。
総務課長。
○総務課長(岩﨑正一郎君) それでは、議案第34号から議案第37号について補足説明をいたします。
最初に、議案第34号、湯梨浜町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。
こちらは令和3年8月の人事院勧告におきまして、期末手当について支給月額を0.15月分引き下げることとされました。しかし、政府におきまして人事院勧告制度を尊重しつつも民間への影響などコロナ禍の異例の状況の下で、国政全般の観点から特に経済対策等政府全体の取組との関連を考慮しつつ検討を行った結果、勧告どおり期末手当の支給月数を引き下げますけども、令和3年度の引下げに相当する額について令和4年6月の期末手当から減額することとされ、地方自治体のほうにも国家公務員と同じ取扱いを基本として対応するよう総務省から通知がありましたので、このたび改正するものです。
はぐっていただいて、第21条第2項の改正です。一般職です。基準日以前6か月以内の期末手当の支給月数を改正前の100分の127.5から改正後は100分の7.5引き下げまして100分の120とします。支給月は6月期と12月期がありますから、年間での支給月数は100分の15引下げとなります。
次に、第3項です。再任用職員です。同じく期末手当を引き下げるもので、改正前の100分の72.5から改正後は100分の5引き下げて100分の67.5にし、年間支給月数は100分の10引き下げます。
附則といたしまして、条例は公布の日から施行します。
第2項及び第3項につきまして、令和4年6月期における期末手当の額は改正後の規定により算定された額から令和3年12月期に支給した額に、再任用職員以外は127.5分の15を、再任用職員は72.5分の10を乗じて得た額を控除した額となるということ。
第4項として、第2項で算定した額が6月期支給の基準額を超える場合はマイナスとなるために期末手当は支給しないこと。
第5項として、この条例の適用は令和4年6月期に期末手当を支給される者であって、令和3年12月期に期末手当を支給された者に適用するというものでございます。
続きまして、議案第35号、湯梨浜町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例でございます。
こちらも先ほどと同様の内容でございまして、湯梨浜町特別職の職員で常勤のものの期末手当の支給月数を0.10引き下げ、年間支給月数を3.35から3.25月に改定するものでございます。
第4条の改正前、改正後の新旧対照表を御覧ください。下線の部分です。先ほど説明をいたしました一般職の基準日以前6か月以内の期末手当の支給月数の読替規定でございまして、改正前の100分の127.5から改正後は100分の7.5引き下げて100分の120にとある部分を改正前の100分の167.5から改正後は100分の5引き下げて100分の162.5に、同じく支給月は6月期と12月期がございますので、年間支給月は100分の10引下げになるというものでございます。
附則といたしまして、こちらも同様で、この条例は公布の日から施行する。
第2項といたしまして、令和4年6月期における期末手当の額は改正後の規定により算定された額から令和3年12月期に支給した額に167.5分の10を乗じて得た額を控除した額となるということ。
第3項といたしまして、この条例の適用は令和4年6月期に期末手当を支給される者であって、令和3年12月期に期末手当を支給された者に適用するものというものでございます。
続きまして、議案第36号です。湯梨浜町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。
こちらにつきましては、令和3年8月の人事院が行いました人事管理報告でありますとか育児休業に関する法律の改正についての意見の申出の中で、国家公務員のほうに妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援のために講じる措置というものが明らかにされました。それに伴い、非常勤職員の育児休業等の取得要件の緩和や育児休業を取得しやすい勤務環境の整備に関する措置を講じるために、令和4年4月1日から施行とされております。
地方公務員の職員の勤務時間、休暇その他の勤務条件についても、国家公務員の措置との均衡を踏まえることが地方自治法第24条で求められていることから、このたびこの条例改正を提案させていただくものです。
それでは、第2条でございます。第2条第1項第3号の号の細目の(ア)の改正です。第2条は育児休業をすることができない職員の規定ですが、第3号は次のいずれかに該当する非常勤職員以外の非常勤職員の規定で、改正前のところを見ていただいて(ア)引き続いて在職した期間が1年以上ある非常勤職員以外は育児休業をすることができないとあります。つまり1年以上在職していないと対象ではないということでございましたけども、今回の改正で1年以上在職というのを撤廃するために(ア)を削除するものでございます。
(イ)(ウ)につきましては、条ずれを修正するものです。
第17条の改正も部分休業をすることができない職員の規定でございます。こちらも第2号、号の細目のアの1年以上の在職という規定を削除し、イの規定を第2号の文中に定めたものでございます。
第20条の妊娠または出産等の申出があった場合の措置の規定でございます。妊娠等の申出をしたときは、育児休業に関する制度その他の事項を知らせること。それから、育児休業の承認の請求に関わる意向を確認するために面談その他の措置、こういったものを講じなければならないこと。
第2項では、該当職員が不利益な取扱いを受けることがないようにしなければならないというものを規定しております。
第22条は勤務環境の整備に関する措置でございます。1号で育児休業に係る研修の実施、2号で相談体制の整備、3号でその他育児休業に係る勤務環境の整備に関する措置をし、円滑に育児休業が実施できるようにとしたものでございます。
なお、附則としてこの条例は令和4年4月1日から施行するものでございます。
4つ目でございます。議案第37号、湯梨浜町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例でございます。
こちらは消防団は地域の消防防災体制の中核的役割を果たす存在でございますけども、全国で消防団員数というものが2年連続で1万人以上減少しているという危機的な状況を打開すべく、消防庁が検討会を開催いたしまして議論を重ねた結果、消防団の報酬等の基準を策定いたしました。示されたことによりまして、このたび改正をさせていただくものです。
それでは、条例改正の8条を御覧いただきたいと思います。改正前におきましては、水火災その他の災害というものを地震その他の災害も多く発生しているということから、「災害(水火災又は地震等の災害をいう。以下同じ。)」という規定に改めます。
次に、第12条と13条です。令和3年度までは団員の報酬と団員の費用弁償ということで支出しておりました。本来、団員個人に直接支給すべき経費として報酬という支給の形態に変更するものでございます。報酬が年額報酬と出動報酬に分かれます。第1項を団員の報酬は年額報酬及び出動報酬とすると改めます。また、年額報酬と出動報酬についての記載として第2項と第3項に追加をいたします。これに関しまして、次のページを御覧いただきたいと思います。別表第1にありますように、団員階級の年額を100円引き上げ3万6,400円から3万6,500円に改めます。
次に、別表第2の費用弁償の項目でありました第13条関係から報酬の項目である第12条関係に改正をいたします。あわせて、災害の場合に支給単位を1回から1日に、災害の場合の出動報酬を3,800円引き上げまして4,200円から8,000円に改定いたします。災害の場合の出動報酬の金額につきましては、国の検討会の中で災害等有事の際に活動することや活動に危険が伴うという観点で、類似性のあります予備自衛官の訓練招集手当の1日当たり8,100円と同等の額が適当であるという考えの下、決められたものです。
附則といたしまして、この条例は令和4年4月1日から施行いたします。
また、経過措置といたしまして、施行日以降に支給すべき事由が生じた報酬について適用し、それより前に支給すべき事由が生じた報酬については従前の例によるものでございます。以上です。
○議長(浜中 武仁君) 以上で議案第34号から議案第37号までの提案理由の説明を終わります。
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◎日程第40 議案第38号 から 日程第43 議案第41号
○議長(浜中 武仁君) 日程第40、議案第38号、
湯梨浜町附属機関設置条例の一部を改正する条例についてから日程第43、議案第41号、
湯梨浜町社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてまでの4議案を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第38号、
湯梨浜町附属機関設置条例の一部を改正する条例についてから議案第41号、
湯梨浜町社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてまで一括して提案理由を申し上げます。
初めに、議案第38号、
湯梨浜町附属機関設置条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
このたびの一部改正は、令和2年国勢調査の結果を受けて過疎地域持続的発展の支援に関する特別措置法第43条の規定により、本年4月1日から東郷地域が過疎地域に指定されることから、昨年9月に策定いたしました湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る
過疎地域持続的発展計画を東郷地域も加えた計画のものとするため、当該計画の策定に関する必要な事項の調査及び検討に関する事務を行う本町の
過疎地域持続的発展計画策定委員会について東郷地域の方も加わっていただき委員とするため、委員数の上限を引き上げようとするものでございます。
続きまして、議案第39号、湯梨浜町と
まり海鮮バーベキューハウスの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきましては、潮風の丘とまりにありますと
まり海鮮バーベキューハウスを今後個人、団体が短期で利用できるようにするため、所要の改正を行おうとするものでございます。これをもってその利用の促進を図ろうというものでございます。
続きまして、議案第40号、湯梨浜町公民館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきましては、改築工事を進めてまいりました中央公民館泊分館が令和4年4月にいよいよ開館となりますので、このたび新たな中央公民館泊分館での施設使用料を改正するものでございます。
続きまして、議案第41号、
湯梨浜町社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきましては、旧
北溟中学校校舎等解体工事を実施し、このたび羽合体育館の解体が完了いたしましたので、羽合体育館を社会体育施設から除くよう改正するものでございます。
いずれも地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものです。
詳細につきましてはそれぞれ担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決賜りますようお願いをいたします。
○議長(浜中 武仁君) 担当課長の補足説明を求めます。
企画課長。
○企画課長(上井 明彦君) それでは、議案第38号、
湯梨浜町附属機関設置条例の一部を改正する条例につきまして補足説明をさせていただきます。
1ページを御覧ください。改正後、改正前の表でございますが、このたびの改正は別表第2条関係でございまして、別記として2ページ、3ページに記載しております。2ページと3ページを御覧ください。2ページが改正後、3ページが改正前でございます。
2ページのほうを御覧ください。まず、表の附属機関の欄でございますが、このたび改正を行おうとする機関につきましては、湯梨浜町過疎地域とみなされる区域に係る
過疎地域持続的発展計画策定委員会でございます。通称、過疎計画策定委員会でございます。
続いて委員数の欄でございますが、まず3ページ、改正前を御覧ください。委員数の欄の下線を引いた部分、15人以内について改正後の2ページに記載しているとおり21人以内に変更を行おうとするものでございます。その理由としましては、今年4月1日に東郷地域がこの地域の指定を受けることになり、これから既定の過疎計画を東郷地域も加える形で変更を行っていくに当たって、現在泊地域出身の委員を中心として構成されている過疎計画策定委員会の委員につきまして、東郷地域出身の委員も加える形で再編を行いまして、東郷地域の方の意見もよく踏まえながら計画の変更に必要な事項の調査及び検討を行っていきたいと考えているものであります。
なお、1ページに戻っていただきまして表の下、附則でございますが、この条例は令和4年4月1日から施行するものでございます。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 続いて産業振興課長。
○産業振興課長(遠藤 秀光君) それでは、議案第39号、湯梨浜町と
まり海鮮バーベキューハウスの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について補足説明をさせていただきます。
この条例は、事業経営者が営利目的のために1か月単位で利用している施設となっておりますが、現在使用されていない状況であります。
一方、近年では一般の個人、団体による短期の利用など声もあり、そのようなニーズに対応するとともに、利活用の推進のために条例の一部を改正するものでございます。
1ページの新旧対照表を御覧いただきたいと思います。
初めに、利用の許可、第3条第1項でございます。改正前の文中の下線が引かれている部分を削除して、改正後は個人消費を目的としての利用も可能とするものでございます。
続きまして、利用権の譲渡等の禁止、第5条でございます。改正前の文中の下線が引かれている部分を削除するものでございます。営利目的以外の個人、団体も含め許可を受けた者全てを利用者とするものでございます。
続きまして、別表第8条関係でございます。別表参照として、3ページの改正前の区分、1か月金額1万5,720円に2ページの改正後の「(営利を目的としたもの)」を追加して、従来の営利目的の利用としたものを残し、新たに1時間「(上記以外のもの)」の区分を追加し、金額を200円にするものです。営利目的以外の個人、団体について、時間単位での利用を許可するものでございます。200円の根拠は、町行政財産使用料条例により算出した金額でございます。
備考として、「1 月を単位として使用する場合において、使用期間が1月未満であるとき、又はその期間に1月未満の端数があるときは1月として計算するものとする。2 時間を単位として使用する場合において、使用時間が1時間未満であるとき、又はその期間に1時間未満の端数があるときは1時間として計算するものとする。」を追加するものでございます。
附則として、この条例は令和4年4月1日から施行するものでございます。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 続いて、生涯学習・人権推進課長。
○生涯学習・人権推進課長(山﨑有紀子君) それでは、議案第40号、湯梨浜町公民館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の補足説明をさせていただきます。
はぐっていただきまして、このたびの改正は4月に開館予定の中央公民館泊分館の施設の使用料を規定するため、現在の湯梨浜町公民館の設置及び管理に関する条例の第5条、使用料の別表、中央公民館泊分館の各室名、時間当たりの使用料を改正するものでございます。
改正前の表中、太線で囲まれた部分を左側の改正後の欄、表中太線で囲まれた部分に改めるものでございます。新しい泊分館の室名に合わせまして、会議室、研修室1・2、多目的室、和室、調理実習室、上記を除くその他の部屋について規定をしております。
金額につきましては、現在の中央公民館ですとか羽合分館などに応じた金額で規定をしております。
附則として、この条例は令和4年4月1日から施行いたします。
続きまして、議案第41号、
湯梨浜町社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についての補足説明をさせていただきます。
このたびの改正は、先ほど町長も申し上げたとおり旧
北溟中学校校舎等解体工事に伴い羽合体育館を解体したために、平成16年条例第100号、
湯梨浜町社会体育施設の設置及び管理に関する条例の第2条、名称及び位置、第5条の利用時間、第11条関係の別表から羽合体育館を削除するものでございます。改正前の太線で囲んだ欄を改正後のように削除しております。
附則としまして、この条例は公布の日から施行するとしております。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 以上で議案第38号から議案第41号までの提案理由の説明を終わります。
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◎日程第44 議案第42号 及び 日程第45 議案第43号
○議長(浜中 武仁君) 日程第44、議案第42号、
湯梨浜町光ファイバーネットワーク施設整備基金条例を廃止する条例について及び日程第45、議案第43号、
湯梨浜町鉄道駅舎施設基金条例を廃止する条例についての2議案を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第42号、
湯梨浜町光ファイバーネットワーク施設整備基金条例を廃止する条例について及び議案第43号、
湯梨浜町鉄道駅舎施設基金条例を廃止する条例についてを一括して提案理由を申し上げます。
湯梨浜町光ファイバーネットワーク施設整備基金条例及び
湯梨浜町鉄道駅舎施設基金条例は、当初の目的を果たしその運用の見込みがないため、このたび廃止をしようとするものでございます。
いずれも地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。
詳細につきましては担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。
○議長(浜中 武仁君) 担当課長の補足説明を求めます。
企画課長。
○企画課長(上井 明彦君) それでは、まず議案第42号、
湯梨浜町光ファイバーネットワーク施設整備基金条例を廃止する条例について補足説明をさせていただきます。
議案書をめくってください。この条例は、湯梨浜町光ファイバーネットワーク施設、いわゆるゆりはまネットでございますが、このゆりはまネットの更新及び大規模修繕等の経費に充てるため、平成23年に設置した基金条例でございます。現在の基金残高151万円余の全額を年度内に取り崩し、その財源に充てることにしています。
なお、附則としまして、この条例は令和4年3月31日から施行するものでございます。
続きまして、議案第43号、
湯梨浜町鉄道駅舎施設基金条例を廃止する条例について補足説明をさせていただきます。
議案書をめくってください。この条例は、町が整備する鉄道駅舎施設の整備費等の経費に充てるため、令和3年に設置した基金条例でございます。現在の基金残高500万円余の全額を年度内に取り崩し、JR泊駅舎の改築工事に要する経費に充てることにしております。
なお、附則としまして、この条例は令和4年3月31日から施行するものでございます。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 以上で議案第42号及び議案第43号の提案理由の説明を終わります。
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◎日程第46 議案第44号
○議長(浜中 武仁君) 日程第46、議案第44号、湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る
過疎地域持続的発展計画の変更についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第44号、湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る
過疎地域持続的発展計画の変更について提案理由を申し上げます。
このたびの変更は、現金自動預け払い機(ATM)の整備に係る計画内容の変更、また泊小学校の遊具の更新及び給食施設の厨房機器の整備事業に追加を行い、過疎地域の生活環境の整備や教育の振興を図ろうとするものでございます。
過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法第8条第10号の規定において準用する同条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。
詳細につきましては担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。
○議長(浜中 武仁君) 担当課長の補足説明を求めます。
企画課長。
○企画課長(上井 明彦君) それでは、議案第44号、湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る
過疎地域持続的発展計画の変更について補足説明をさせていただきます。
議案書を1枚めくってください。
過疎地域持続的発展計画の一部変更でございまして、計画書を変更後、変更前で表記しておりますが、下線を引いた部分の変更等を行うものでございます。
まず、変更前の欄の6、生活環境の整備。(6)その他、ア、現況と問題点の本文の2行目、下線部分を含んだ部分でございますが、泊郵便局と山陰合同銀行旧泊出張所のところを、変更後の下線を引いた部分を含んだ部分でございますが、泊郵便局、山陰合同銀行旧泊出張所及び鳥取中央農業協同組合泊支所に変更するものでございます。これは昨年8月下旬に鳥取中央農業協同組合泊支所に現金自動預け払い機(ATM)が設置されたことによるものでございます。
続いて、変更後の欄イ、その対策の本文の3行目の下線を引いた部分「に対する支援」を加えるものでございます。これはATMの整備につきまして、事業主体が町ではなく金融機関であり、町はその支援を行おうとするものでございます。
続いて、変更前の欄ウ、事業計画の表の事業名の欄の下線を引いた部分「(8)その他」及び事業内容の欄の下線を引いた部分「整備・維持事業」について、変更後の欄の事業名の欄の下線を引いた部分「(7)過疎地域持続的発展特別事業生活」及び事業内容の欄の下線を引いた部分「整備補助事業」にそれぞれ変更を行い、備考欄の「日常生活の利便性の維持が図られる」を加えるものでございます。これは先ほど説明しましたが、金融機関が実施するATMの整備について町が支援を行おうとするための変更でございます。
続きまして、議案を1枚めくっていただきまして2ページでございます。変更後の欄の9、教育の振興、(1)学校教育、ウ、事業計画の表の事業名の2段目、屋外運動場の事業内容の欄の下線を引いた部分「老朽化等による泊小学校の施設・設備の改修・更新」を加えるものでございますが、これは遊具、具体的には滑り台でございますけども、滑り台を更新するものでございます。
また、その下の欄、給食施設の事業内容の欄の下線を引いた部分「安心安全な給食を提供するための厨房機器等の整備」を加えるものでございますが、これは食中毒予防のため急速冷却機を整備するものでございます。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 以上で議案第44号の提案理由の説明を終わります。
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◎日程第47 議案第45号 及び 日程第48 議案第46号
○議長(浜中 武仁君) 日程第47、議案第45号、町道の路線認定について及び日程第48、議案第46号、町道の路線変更についての2議案を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第45号、町道の路線認定について及び議案第46号、町道の路線変更について一括して提案理由を申し上げます。
初めに、議案第45号、町道の路線認定について提案理由を申し上げます。
今回の路線認定は、宅地開発で設置された2路線、社会資本整備総合交付金事業で整備した1路線、泊駅前の国道9号を立体交差する地下道1路線の合わせて4路線を町道として新たに認定するものです。道路法第8条第2項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。
続きまして、議案第46号、町道の路線変更につきましては、宅地開発により既存の町道久留前田線の路線延長が延びることに伴い、このたびその区域を変更するものでございます。道路法第10条第3項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。
詳細につきましては担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いします。
○議長(浜中 武仁君) 担当課長の補足説明を求めます。
建設水道課長。
○建設水道課長(石本 義之君) 議案第45号、町道の路線認定について補足説明をいたします。
議案を御覧ください。議案の表中を御覧ください。
1件目ですが、1件目は久留地内にある路線番号1425の久留二ノ屋敷線です。これは宅地開発で設置された道路で、町に帰属及び寄附されたものであり、起点は久留字二ノ屋敷93番地1地先で、終点は久留字二ノ屋敷93番地14地先です。延長は69メートルで、幅員は6メートルとするものです。
2件目は下浅津地内にある路線番号4165の下浅津鍛冶屋線です。宅地開発で設置された道路で町に帰属及び寄附されたものであり、起点は下浅津字鍛冶屋58番地19地先で、終点は下浅津字鍛冶屋58番地6地先です。延長は85.73メートルで、幅員は6メートルとするものです。
3件目ですが、宇野地内にある路線番号2625の宇野宮前線です。これは令和元年度から令和3年度までの社会資本整備交付金事業で整備した道路となります。起点は宇野字宮前1503番地14地先で、終点は宇野字宮前1479番地5地先です。延長は162メートルで、幅員は4メートルから5メートルとするものです。
4件目ですが、園地内にある路線番号5740の泊地下道線です。国道9号を立体的に交差する泊駅への地下道ですが、国道9号南側になります。国が実施することとなる構造物更新のため、道路認定をするものです。起点は園字南屋敷624番地1地先で、終点は園字南屋敷596番地10地先です。延長は40メートルで、幅員は2メートルから5メートルとするものです。
2枚目以降に位置図をつけておりますので、御確認いただければと思います。
続きまして、議案第46号、町道の路線変更について補足説明をいたします。
議案を御覧ください。今回の町道の路線変更は1路線です。久留地内で久留前田線に接続する宅地開発内道路について、町に帰属及び寄附されたものです。
路線番号4810、路線名、久留前田線、延長を66.2メートル延ばし247.70メートルとするものです。起点に変更はなく、起点は久留字前田130番地1地先であり、終点を大字久留字前田125番地1、大字久留字前田127番地12地先、変更後になりますが、大字久留字前田字125番地1、大字水下字河原田131番地1地先に変更するものでございます。
2枚目に位置図をつけておりますので、御確認いただければと思います。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 以上で議案第45号及び議案第46号の提案理由の説明を終わります。
なお、議案第3号から議案第46号までの審議は17日に行います。
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◎日程第49 議案第47号
○議長(浜中 武仁君) 日程第49、議案第47号、工事請負契約の変更について(旧
北溟中学校校舎等解体工事)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第47号、工事請負契約の変更について提案理由を申し上げます。
今回提案いたします工事請負契約の変更は、令和3年3月の第4回臨時議会で御議決をいただきました旧
北溟中学校校舎等解体工事につきまして、北溟体育館周りの排水設備の改修及び北溟体育館横の屋外トイレの解体などの追加工事に伴う増額変更でございます。
2月14日に既定の工事請負業者と変更仮契約を締結いたしましたので、地方自治法第96条第1項第5号及び湯梨浜町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。
詳細につきましては担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いをいたします。
○議長(浜中 武仁君) 担当課長の補足説明を求めます。
教育総務課長。
○教育総務課長(山田 志伸君) それでは、議案第47号、工事請負契約の変更について補足説明をさせていただきます。
このたびの変更につきましては、先ほど町長が申されましたが北溟体育館周りの排水設備の改修及び屋外トイレの解体、また解体等がおおむね完了したことによる実績等に伴う今回は増額の変更となります。
議案を御覧ください。1番、契約の目的は旧
北溟中学校校舎等解体工事で、契約の金額は変更前が3億3,576万9,500円、変更後が3億4,329万9,000円となります。変更額は752万9,500円となります。契約の相手方は既定の工事請負業者であります鳥取県東伯郡琴浦町大字赤碕1840番地1、旧
北溟中学校校舎等解体工事、馬野建設・伊藤建設特定建設工事共同企業体、代表構成員、馬野建設株式会社、代表取締役社長、馬野慎一郎であります。
なお、次ページに参考資料として建設工事請負変更仮契約書の写しを添付しておりますので、御覧いただければと思います。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 討論がないようですから、討論を終結します。
これより採決します。
本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、議案第47号は、原案のとおり可決されました。
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○議長(浜中 武仁君) お諮りいたします。5日から6日は会議規則第10条第1項の規定により、休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、5日から6日は休会とすることに決定しました。
以上で本日の日程は全部終了しました。
本日はこれで散会します。
7日の本会議は午前9時から会議を開きますので、定刻までに出席してください。お疲れさまでした。
午後6時17分散会
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