湯梨浜町議会 2021-03-05
令和 3年第 3回定例会(第 1日 3月 5日)
ネット)機器更新事業)
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出席議員(11名)
1番 寺 地 章 行 2番 浦 木 靖
3番 上 野 昭 二 4番 浜 中 武 仁
5番 河 田 洋 一 6番 増 井 久 美
7番 光 井 哲 治 8番 松 岡 昭 博
9番 米 田 強 美 10番 竹 中 寿 健
12番 入 江 誠
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欠席議員(1名)
11番 會 見 祐 子
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欠 員(なし)
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事務局出席職員職氏名
事務局長 ───── 山 根 薦 副主幹 ────── 足 立 祐 子
一般事務補助員 ── 岩 本 佐登美
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説明のため出席した者の職氏名
町長 ─────── 宮 脇 正 道 副町長(福祉事務所長)亀 井 雅 議
教育長 ────── 山 田 直 樹 総務課長 ───── 杉 原 寛
企画課長 ───── 上 井 明 彦 みらい創造室長 ── 遠 藤 秀 光
町民課長 ───── 尾 坂 英 二 子育て支援課長 ── 杉 原 美 鈴
健康推進課長 ─── 林 紀 明 総合福祉課長 ─── 竹 本 里 香
地域包括支援センター所長
長寿福祉課長 ─── 山 田 志 伸 ─── 洞ヶ瀬 以津子
産業振興課長 ─── 西 原 秀 昭 建設水道課長 ─── 斎 藤 聡
会計管理者(兼)出納室長
─ 森 輝 信 水明荘支配人 ─── 小 椋 誠
総務課参事 ──── 出 西 剛 教育総務課長 ─── 岩 﨑 正一郎
生涯学習・人権推進課長
─── 山 﨑 有紀子
農業委員会事務局長─ 藤 井 貞 宣
代表監査委員 ─── 金 涌 孝 則
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午前10時36分開会
○議長(入江 誠君) おはようございます。
ただいまの出席議員数は11人です。定足数に達しておりますので、ただいまから令和3年第3回
湯梨浜町議会定例会を開会いたします。
これから本日の会議を開きます。
日程に先立ちまして報告いたします。
本日届出のありました欠席議員は、11番、會見祐子議員であります。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
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◎日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(入江 誠君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本定例会の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、7番、光井哲治議員、8番、松岡昭博議員を指名いたします。
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◎日程第2 会期の決定
○議長(入江 誠君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
本定例会の会期については、去る2月26日に議会運営委員会を開催し、協議しましたので、議会運営委員長に報告を求めます。
河田委員長。
○
議会運営委員会委員長(河田 洋一君) おはようございます。議会運営委員会より会期等の報告をさせていただきます。
ただいまの議長の報告のとおり、2月26日、議会運営委員会を開催し、協議した結果を御報告いたします。
本定例会における初日の町長提出議案は、現在、当初予算17件、補正予算12件、条例関係8件、工事請負契約の変更1件、その他5件の合計43件でございます。
一般質問は7人です。
陳情は、新たなもの4件です。
会期は、本日5日から予備日を含めまして22日までの18日間としたいと思います。
なお、最終日には議員発議による意見書の提出などを行う予定であります。
本日の日程は、お手元に配付しておりますが、この後、陳情の委員会付託をして、当初予算、補正予算、条例関係等の
町長提出議案説明を受け、工事請負契約の変更1件を審議、採決し、本日は散会といたします。
6日から7日は休会とし、8日は一般質問を行い、9日はその予備日といたします。10日から17日は委員会審査及び議事の都合により休会とし、18日に提出議案及び陳情審査報告等の審議、採決を行い、22日を予備日とする会期日程でございますので、スムーズな進行に御協力いただきますようお願い申し上げます。
以上、報告いたします。
○議長(入江 誠君) 暫時休憩いたします。
午前10時40分休憩
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午前10時40分再開
○議長(入江 誠君) 再開いたします。
お諮りいたします。ただいまの河田委員長の報告のとおり、本定例会の会期は、本日5日から22日までの18日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 異議なしと認めます。よって、会期は、本日5日から22日までの18日間と決定いたしました。
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○議長(入江 誠君) ここで、3月議会定例会の開会に当たり、町長より挨拶並びに令和3年度の施政方針について説明をお願いいたします。
宮脇町長。
○町長(宮脇 正道君) 皆さん、おはようございます。ちょっと施政方針のほうが長くなりましたので、挨拶は省略させていただきます。
このコロナ禍、大変な中、また、お仕事等も忙しいことと思いますが、本日はお集まりいただきましてありがとうございます。
令和3年度の当初予算を提案するに当たりまして、令和3年度の町政の推進に係る私の方針の一端を申し上げ、議員各位、町民の皆様の御理解と御協力をお願いしたいと思います。
まず、
新型コロナウイルス感染症についてです。
今や
新型コロナウイルス感染症は世界中を席巻し、昨日時点で世界の感染者数は1億1,517万人を超え、死亡者数は256万人に上り、対人口比で少ない国の上位にある我が国でも43万7,000人が感染、8,156人の方がお亡くなりになっています。鳥取県内でも210人の方が感染され、2人の方がお亡くなりになっていますが、2月からは国内でのワクチン接種も始まり、今月からの医療従事者への優先接種に続き、いよいよ4月からは高齢者への接種も始まることになります。ようやく終息に向け本格的に動き出すことを期待せずにはおられません。
しかし、必要量のワクチンの早期確保はとても困難なようです。また、ワクチン接種が始まっても70%以上の人の接種が済まなければ感染症は収まらないという話も聞きます。私たちはワクチン接種が始まってもマスクの着用等新しい生活様式を守り、適度の運動や社会活動をしながらこの困難を乗り越えなければなりません。
ワクチン接種の実施主体は各市町村ですから、町民の皆さんに安心して受けていただけるよう、町としても万全の体制を整えたいと考えておりますので、医療機関、医療関係者の方々をはじめ、町民の皆様の御協力をよろしくお願いいたします。
さて、令和3年度
湯梨浜町一般会計当初予算額は100億2,500万円と、令和2年度当初予算より2億9,000万円の減となっています。その理由等につきましては、後ほど提案理由説明あるいは副町長の予算概要説明などで触れさせていただきますので、この場では省略させていただきます。
私は、令和3年度の湯梨浜町政の主要な事柄としては、コロナ禍の克服と復興、地方創生施策の着実な前進、町民の健康づくり、
GIGAスクール構想による学校教育の充実などが上げられると思っています。
以下、令和3年度の主な取組を新規事業を織り交ぜながら具体的に申し上げます。
まず、地方創生に係ることでは、一昨年、生涯活躍のまちの一環として、民間事業者により造成された
レークサイド・ヴィレッジゆりはまにつきましては、現在、67宅地のうち51宅地が販売済みであり、福祉施設として認知症高齢者のグループホーム、障がい児・
者生活支援センターが整備され、新年度には障がい
者福祉サービス施設、
放課後等デイサービス、障がい者福祉支援施設が整備される予定です。加えて、町といたしましては、
サービス付き高齢者住宅の実施主体の決定を図りたいと思っていますし、PFI方式による町営住宅の設計等に着手、令和4年度の建設工事完成を目指すことから、
レークサイド・ヴィレッジが完成形に向けて大きく歩み始める年にしたいと考えております。
グラウンド・ゴルフの国際化につきましては、この1年、
新型コロナウイルス感染症の流行により、普及・交流活動が全くできず、国際大会も開催できなかったことから、遅れを実感しています。ワールドマスターズゲームズ2021関西が1年延期になり、来年5月の開催になったことから、コロナ禍により少し下がった機運を回復するため、本番に向けた準備と交流の促進に努めねばなりません。
また、昨年、韓国済州オルレと協定し締結した友情の道の交流は、相互のウオーキング大会を活用しながら深化を図ってまいります。
グラウンド・ゴルフ、ウオーキングは、いずれも相互の交流を深めながら、スポーツツーリズムによる交流人口の拡大やインバウンドの促進につなげたいと考えています。
移住定住促進の面では、今年は移住体験ツアーも実施できず、移住セミナーや新たに始めた関係人口を増やすための催しもコロナ禍のためオンラインによる開催を強いられ、十分な活動ができませんでしたが、それでも関係人口として現在449人の方がゆりはまフェローに登録されており、今後、様々な形で関係の場の提供と関係づくりを進めることにしています。湯梨浜町に関わっていただき、地域の活性化や移住定住につなげられるよう努めてまいりたいと思います。
また、国の交付金を活用し、結婚新生活支援制度を創設します。この事業は、本町が単独で実施してきた若者夫婦・
子育て世代住宅支援事業を拡充した制度として、少子化・定住化対策の強化が図れると思っています。
健康づくりにつきましては、昨年から始めた全国4つの自治体連携によるSIBの取組により、ゆりはまヘルシーくらぶの会員数は現時点で402人となり、この事業の当初計画では5年間で1,290人の会員を目指し、初年度は350人を目標にしていましたので、その目標をかなりオーバーする形で達成できました。増えた理由には、説明会や講演会、さらには教室の開催、加えて職員の勧誘努力等により、事業のメリットを実感していただけたことがあろうかと感じております。令和3年度末は520人という計画で、増やすべき数は少ないのですが、なかなか歩数が増えない会員の方が多いこと、フレイル対策のため、80歳を超える高齢者の方の参加を増やすといった課題の克服にも取り組まなければなりません。その際、脱フレイル作戦と銘打ち展開している認知・運動機能の低下を防ぐ取組とリンクさせれば、一層効果的なものになるのではと考えております。自分の健康は自分で守るを合い言葉に、より多くの町民の皆様に参画していただけることを願っています。
安全・安心のまちづくりにつきましては、まず、ソフト面で、高齢者等の移動手段の確保を目的とした集落等に対する共助
交通支援制度の創設を、また、情報環境関係では、高齢者の情報格差の是正及びデジタル活用の推進を目的として、地域おこし協力隊を活用した講習会等を行うことにしております。
ハード面の道路関係では、防災の観点から甲亀山線の越波対策工事等を行うほか、村前線の拡幅改良工事、県による国道179号はわいバイパスの用地買収着手があります。
また、下水道では、
松崎地区浸水対策として、新町川雨水ポンプ場の実施設計、龍島ポンプ場の本体工事完了を目指し、龍島ポンプ場は7億円近くの経費をかけて完成に至ります。
ストックマネジメント計画策定なども行います。
水道事業では、羽合浄水場の施設整備、
送水管布設工事等を行うほか、
配水管路更新工事を計画的に行ってまいります。
なお、上下水道料金につきましては、さきの9月定例町議会で御議決を賜り、本年4月1日から12年ぶりの料金改定を行うことにいたしております。長期間据え置いてきたこと、実施しなければならない事柄が多くあることを御賢察いただき、御理解を賜りたく存じます。
まちづくりの面では、旧北溟中学校跡地の北栄町の持分に係る買収代金の協議が調い、いよいよ解体工事にかかります。かなり大きな金額ですから、JV(
特定建設工事共同企業体)により工事を進めることとし、一昨日、解体工事に係るJV結成の届出を受けました。今月19日に入札を行うことといたしております。また、旧東郷中学校などの跡地利用については、現在提案をいただいております案件の方針が決まり次第、その部分を残すかどうか決定し、解体工事に着手したいと考えております。これらにより、いよいよ両旧中学校跡地活用のための活動を積極的に展開します。
また、今国会で成立が予定されている新たな過疎法に基づく新過疎計画を策定するとともに、東郷湖周をはじめとする我が町の優れた景観を守るため、今議会に
湯梨浜町景観条例の制定を提案させていただいています。
産業及び観光振興の面では、大きな課題として、
コロナウイルス感染症による被害対策がありますが、2月補正予算でお認めいただいた売上げが落ちた事業所に最大215万円を支給する
事業者応援給付金7,700万円、利用者が飲食店を利用した場合の商品の割引などを支援する
飲食店利用促進事業650万円は、今月半ばまでに手続を始めますし、消費喚起による事業者支援と町民の生活安定のための1冊1万円で20%のプレミアムがつく商品券1万5,000冊は、今月半ば過ぎに購入申込受付を開始し、4月21日から商品券のお渡しができるよう準備を進めております。
農林水産業では、梨などの施設園芸作物の生産体制強化のため、施設整備助成制度の充実を図りますほか、羽合漁港のしゅんせつ工事や将来に向けた深浅測量などを実施いたします。
令和2年度は、グラウンド・ゴルフの発祥地大会と国際大会、ONSEN・ガストロノミーウォークや天女ウオーク、さらには卓球の全国大会や水郷祭、敬老会、成人式など、我が町のほとんどのイベントが中止になりました。各種イベント等は、コロナ禍からの脱却を印象づけるものでもあり、町をPRするためにも、多少のエネルギーは要しますが、可能なことは極力実施したいというふうに考えております。
福祉の面では、まず、高齢者のタクシー料金助成事業の対象範囲を拡大し、70歳以上の自動車運転免許証の不保持者に対し500円の券を年間24枚、1万2,000円分を支援することといたしました。高齢者の皆さんの利便性の向上や社会活動の拡大につながればと考えております。
また、コロナ禍により生活困窮者の相談件数が増えており、引き続き暮らしサポートセンターゆりはまで相談者の状況に応じたサポートを実施したいと考えています。さらに、町社会福祉協議会と合同で、地域福祉推進計画の策定なども行います。
令和3年度は、第8期介護保険計画・高齢者福祉計画のスタートの年であり、要介護認定者の増に伴う介護保険料の見直しもお願いしています。
子育て関係では、こども園保育士の事務負担の軽減を図り、子どもに向き合う時間を増やし、保護者との双方向連絡機能の構築とそれによる
コロナウイルス感染症の拡大防止を図るため、各こども園にハード、ソフトの両面からICT環境の整備を行います。また、現在基本設計を進めているたじりこども園の実施設計に着手したいと考えております。
なお、昨年4月に開園いたしましたニチイキッズ湯梨浜ながえ保育園は、保護者の皆さんの評判もよく、町内一部地域でのゼロ歳児から2歳児までの入園困難、保育士不足の解消に貢献していただいています。
教育関係では、国の
GIGAスクール構想の実現に向け、昨年は超高速通信ネットワークの環境整備やタブレットの購入、ICT支援員の確保など、ハード、ソフトの両面から約1億3,200万円を投じましたが、令和3年度も約1,500万円をかけ、大型提示装置の整備やeラーニング教材の活用等により、小・中学校でのICT教育が本格的にスタートします。順調に良質な教育が提供されることを願っています。
社会教育関係では、町中央公民館泊分館の改築工事の入札を今月11日に行うことにいたしており、令和3年度中の工事完成、令和4年度早々の開館を見込んでいます。社会教育施設の枠を超え、世代を超えた健康づくりの拠点、子どもから高齢者まで多くの住民がそれぞれの目的で集い、交流できる場所になればというふうに考えています。
文化財関係では、羽衣石城址と周辺城郭の国史跡指定に向け、引き続き学術調査や現地調査を進めますほか、尾﨑家住宅の保存・補修工事やそれに伴う発掘調査を行います。また、町内3か所に自生する町の花、トウテイランが県の天然記念物に指定される見込み、これはされましたね、指定は。指定書はまだですか。という状況です。発表はされましたけども、まだ指定書自体は届いてないようでございます。失礼いたしました。県が天然記念物に指定される見込みであること等を踏まえ、これまで地元の方たちがお世話をされてきた馬ノ山入口公園の西側にトウテイランをメインにした公園の整備を行いたいというふうに考えています。
このようなことを進めながら、令和3年度がコロナウイルス禍を克服し、力強い復興の年になるよう、町民の皆さんとともに頑張ってまいりたいと思います。
湯梨浜町が健康で活気のある町として一層輝きを増すことを信じ、所信の表明とさせていただきます。ありがとうございました。
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◎日程第3 陳情の付託
○議長(入江 誠君) 日程第3、陳情の付託を行います。
本定例会において受理した陳情は、お手元の陳情文書表のとおり、所管常任委員会に付託いたします。
本日は、日程第4、議案第5号から日程第45、議案第46号までの42議案については、提案理由の説明を受け、当初予算については総括質疑を行い、ほかは提案理由の説明のみといたします。
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◎日程第4 議案第5号 から 日程第20 議案第21号
○議長(入江 誠君) 日程第4、議案第5号、令和3年度
湯梨浜町一般会計予算から日程第20、議案第21号、令和3年度
湯梨浜町水道事業会計予算までの17議案を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第5号、令和3年度
湯梨浜町一般会計予算から議案第21号、令和3年度
湯梨浜町水道事業会計予算までの17議案について、一括して提案理由を申し上げます。
初めに、議案第5号、令和3年度
湯梨浜町一般会計予算でございますが、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ100億2,500万円の予算を提出するもので、予算規模といたしましては、令和2年度の当初予算額103億1,500万円と比較して、2億9,000万円、率にして2.8%の減額となっています。これは、令和3年度には旧北溟中学校、旧東郷中学校校舎の解体工事及び中央公民館泊分館の建設工事を予定するものの、令和2年度でゆりはまネット情報通信設備及び防災行政無線の更新工事が終了することによる事業費の減が大きな要因でございます。対前年度に比較した性質別の増減理由は、後ほど副町長から説明させていただきます。
主な事業といたしましては、中央公民館泊分館建設事業約3億8,600万円、旧北溟中学校管理運営臨時経費、これは旧北溟中学校校舎等解体工事ほかでございますが、約3億3,600万円、ふるさと湯梨浜応援基金事業約2億7,400万円、社会資本整備総合交付金に係る道路改良、防災安全対策事業約1億1,400万円、体育施設管理臨時経費、これは羽合体育館の解体工事等でございます。約8,600万円。町営住宅建替事業約6,600万円、羽合漁港施設管理臨時経費約4,500万円などがございます。
また、新規事業といたしましては、旧東郷中学校管理運営臨時経費、これには旧東郷中学校校舎等解体工事も含まれますが、約1億5,700万円、トウテイランのふるさと公園整備事業約600万円、高齢者タクシー料金助成事業約490万円、こども園ICT環境整備事業約460万円、新婚生活支援事業補助金約350万円のほか、ドローンを活用した地域振興事業、新たな
交通体系支援事業などを計上いたしているところでございます。
続きまして、議案第6号、令和3年度
湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算でございますが、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ215万4,000円の予算を提出するものでございます。
続きまして、議案第7号、令和3年度湯梨浜町高齢者及び障がい
者住宅整備資金貸付事業特別会計予算でございますが、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ404万5,000円の予算を提出するものでございます。
続きまして、議案第8号、令和3年度
湯梨浜町国民健康保険事業特別会計予算でございますが、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ18億6,365万4,000円の予算を提出するものです。
続きまして、議案第9号、令和3年度
湯梨浜町後期高齢者医療特別会計予算ですが、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億9,163万7,000円の予算を提出するものです。
続きまして、議案第10号、令和3年度
湯梨浜町介護保険特別会計予算でございますが、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ19億7,259万5,000円の予算を提出するものでございます。
続きまして、議案第11号、令和3年度
湯梨浜町温泉事業特別会計予算でございますが、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ881万円の予算を提出するものでございます。
続きまして、議案第12号、令和3年度
湯梨浜町下水道事業特別会計予算でございますが、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ16億9,659万5,000円の予算を提出するものでございます。
続きまして、議案第13号、令和3年度
湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計予算でございますが、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億9,384万5,000円の予算を提出するものでございます。
続きまして、議案第14号、令和3年度
湯梨浜町長瀬財産区特別会計予算でございますが、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ100万3,000円の予算を提出するものでございます。
続きまして、議案第15号、令和3年度
湯梨浜町橋津財産区特別会計予算でございますが、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ37万7,000円の予算を提出するものでございます。
続きまして、議案第16号、令和3年度
湯梨浜町宇野財産区特別会計予算でございますが、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ141万9,000円の予算を提出するものでございます。
続きまして、議案第17号、令和3年度
湯梨浜町舎人財産区特別会計予算でございますが、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ7万6,000円の予算を提出するものでございます。
続きまして、議案第18号、令和3年度
湯梨浜町東郷財産区特別会計予算でございますが、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ66万7,000円の予算を提出するものでございます。
続きまして、議案第19号、令和3年度
湯梨浜町花見財産区特別会計予算でございますが、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ8万9,000円の予算を提出するものでございます。
続きまして、議案第20号、令和3年度
湯梨浜町国民宿舎事業特別会計予算でございますが、業務の予定量は、年間の宿泊予定人員9,700人、休憩予定人員2万710人で、事業収益は2億2,070万8,000円、事業費用は2億5,648万1,000円の予定額といたしております。
資本的収入及び支出では、営業運転資金に充てるため、特別減収対策企業債を借り入れることとし、資本的収入において企業債4,000万円、資本的支出として企業債償還金80万5,000円を予定額といたしております。
続きまして、議案第21号、令和3年度
湯梨浜町水道事業会計予算でございますが、事業収益を2億6,000万2,000円見込み、事業費用を2億3,139万4,000円とし、2,860万8,000円の収益を予定しております。
以上、いずれも地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。
詳細につきましては、副町長及び各担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。
○議長(入江 誠君) 続いて、副町長に当初予算の概要説明を求めます。
副町長。
○副町長(福祉事務所長)(亀井 雅議君) そういたしますと、お配りしております令和3年度当初予算参考資料を基に、予算の概要について御説明をさせていただきます。先ほどの町長の提案理由と多少かぶるところがあろうかと思いますが、御容赦願いたいと思います。
最初に、1ページをおはぐりください。令和3年度当初予算一般会計と14の特別会計、合わせて159億6,196万6,000円、対前年2.2%、3億4,238万1,000円の増となっております。主な内容につきましては、一般会計におきまして、旧北溟中学校並びに旧東郷中学校の校舎等解体工事、泊分館の建設工事、町営住宅建て替え工事などの計上によるものでございます。特別会計におきましては、下水道事業特別会計において、東郷池の内水対策として、龍島ポンプ場工事及び新町川雨水ポンプ場詳細設計等に係る事業を計上したことによるものでございます。
次に、下の欄を見ていただきまして、企業会計でございますが、国民宿舎事業特別会計、水道事業会計、2つの企業会計合わせた収益的収支でございますが、4億8,071万円で、対前年比10.1%、額にして5,379万4,000円の減となっております。主な要因といたしましては、国民宿舎事業におきましては、新型ウイルス感染症に伴う利用収益の減、水道事業におきましては、水道料金の値上げによる収益増を見込んだところによるものでございます。
次に、資料にはございませんが、歳入についてまず説明いたします。
国のほうで昨年閣議決定されました令和3年度地方財政対策によりますと、地方交付税交付金は17兆4,385億円、令和2年度比5.1%、額にして8,503億円の増で、昨年度に引き続きの増額となっております。また、平成27年度に創設されましたまち・ひと・しごと創生事業につきましては、令和3年度におきましても引き続き1兆円が確保されております。
続きまして、2ページをおはぐりください。一般会計の69.9%を占めます町税、地方交付税、町債でございます。その概要について御説明をいたします。
まず、歳入の14.2%を占めます町税は、コロナの影響に伴う町民税の減、コロナにより事業収入が減少した中小企業者に対する固定資産税の減免などの影響によりまして、対前年比4.3%、額にして6,359万1,000円減の14億2,239万8,000円を見込んでおります。
次に、歳入の40.8%を占めます地方交付税は、対前年比4.9%、1億9,000万円増の40億9,000万を見込んでおります。このうち地方交付税は、対前年比5.1%、1億9,000万円増の39億円を計上いたしました。主な増要因といたしましては、幼児教育・保育料無償化の対象となる対象人数が増えることにより、社会福祉士が増えるということによるものでございます。また、特別交付税でございますが、前年並みの1億9,000万を計上しております。
次に、町債、地方債は、対前年比5.5%、8,632万4,000円減の14億9,617万6,000円を計上しております。この主な要因といたしましては、来年度、令和3年度、旧北溟中学校及び旧東郷中学校の校舎等解体工事、泊分館建設工事等があるものの、令和2年度におきましては、情報通信基盤整備事業、いわゆるFTTHの事業でございますが、これにまた防災行政無線更新工事等の大規模工事があったということで、3年度の工事費を大きく上回る事業があったということが計上されたのが大きな要因でございます。
次に、3ページを御覧ください。性質別の総括表でございます。
まず、人件費につきましては、対前年2.29%、額にして4,409万9,000円増の19億7,094万3,000円を計上しております。これは、令和2年度からスタートした会計年度任用職員について、前年度は期末手当が半分だったものが1年分となったことを見込んだことによるものでございます。
次に、物件費でございますが、対前年比2.75%、額にして3,351万5,000円減の11億8,310万8,000円を計上しております。これは、昨年度、5年ぶりに都市計画図を作成したということによるものでございます。
次に、補助費等でございますが、対前年2.46%、額にして3,110万7,000円増の12億9,716万1,000円を計上しております。これにつきましては、後期高齢者広域連合への療養給付費負担金あるいは東郷ダム管理費の負担金の増によるものでございます。
次に、普通建設事業でございますが、対前年比12.6%、額にして2億2,988万1,000円減の15億8,293万9,000円を計上しております。この主な要因につきましては、先ほど地方債で述べましたとおり、来年度、旧北溟中学校あるいは旧東郷中学校の校舎の解体工事、泊分館の建設工事がありますが、令和2年度にそれらの工事費を上回る大規模工事が計上されたところによるものでございます。
また、この表の中の10番の積立金でございますが、対前年比13.81%、3,120万7,000円減の1億9,469万3,000円を計上しております。この減の原因でございますが、ふるさと納税の減によるものでございます。
また、合併特例債の発行限度額でございますが、84億1,300万円余でございます。令和3年度以降の事業を含めまして、起債の累計額は8,200万円余となり、発行残額は3億3,100万円余となっております。なお、湯梨浜町の場合、合併特例債は令和6年度まで発行可能となっております。
なお、5ページから8ページまでに新規事業あるいは主要事業の一覧を掲載しておりますので、後で御覧ください。
次に、9ページをおはぐりください。財政調整基金及び減債基金の状況について御説明いたします。
令和3年度末の財政調整基金は1億2,171万3,000円減の22億7,000万円余でございますし、また、減債基金につきましては8万8,000円増の10億9,200万円余となっており、2つの基金を合わせ、33億6,200万円余を見込んでおるところでございます。
最後に、12ページをおはぐりください。地方債の推移について御説明をいたします。
合併時の平成16年度に臨時財政対策債を除く地方債残高は122億7,400万円余あり、ピーク時の平成17年度には146億7,800万余ありました地方債は、利率の高い地方債を繰上償還することにより、令和3年度末でピーク時より36億9,100万円少ない109億円余となる見込みです。
また、令和3年度も積極的に繰上償還を行う計画であり、今後、湯梨浜中学校情報通信基盤整備事業等に係る起債償還額の増額も予想されますので、引き続き健全な財政計画を立てながら財政運営を実施してまいりたいと考えております。
以上をもちまして令和3年度当初予算の概要説明を終わります。
○議長(入江 誠君) 続いて、担当課長の補足説明を求めます。
初めに、一般会計予算について、総務課長、企画課長、みらい創造室長、町民課長、子育て支援課長、健康推進課長、総合福祉課長、長寿福祉課長、産業振興課長、
農業委員会事務局長、建設水道課長、教育総務課長、生涯学習・人権推進課長の順に説明を求めます。
では、総務課長。
○総務課長(杉原 寛君) それでは、議案第5号になります。令和3年度
湯梨浜町一般会計予算の補足説明をさせていただきます。
まず最初に、予算書に基づいて、一般会計の収入の部分について概略を説明させていただいた後に、概要書に基づいて説明をさせていただきます。
それでは、一般会計当初予算書の7ページをお開きください。第2表でございます。継続費でございます。2つの事業でございます。一つが、9款教育費、4項社会教育費、事業名が旧東郷中学校管理運営臨時経費(旧東郷中学校校舎等解体事業)でございます。総額は2億2,565万9,000円、2年間の継続費で、令和3年度の年割り額は1億5,724万2,000円、令和4年度は6,841万7,000円でございます。それからもう一つが、同じく9款教育費、5項保健体育費、事業名が体育施設管理臨時経費(東郷体育館改修事業)、総額は1,885万8,000円、2年間の継続費で、令和3年度の年割り額は1,320万円、令和4年度は565万8,000円でございます。
はぐっていただきまして、予算書8ページをお願いします。第3表、債務負担行為でございます。一番上の若者夫婦・
子育て世代住宅支援事業補助金から一番下の湯梨浜町ふるさと人材育成奨学金支援助成金まで9件につきましての債務負担行為でございます。期間及び限度額につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。
続きまして、予算書9ページ、第4表の地方債でございます。一番上の公共事業等債の限度額8,730万円から次ページの臨時財政対策債2億8,677万6,000円までの8件、合計14億9,617万6,000円でございます。起債の方法、利率、償還の方法は、それぞれ記載のとおりでございます。
そうしますと、13ページをお願いします。ここからが歳入となります。歳入の主なものを説明させていただきます。
町税につきましては、先ほど副町長のほうから説明がございましたので、説明のとおりということにさせていただきます。
16ページをお開きください。9款地方特例交付金、2項
新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金、1目
新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金でございます。
新型コロナウイルス感染症の関係で厳しい経営環境にある事業者に対して、令和3年度課税の1年分に限り、償却資産及び事業用家屋に関わる固定資産税の課税標準を2分の1またはゼロとする措置をした場合の減収については、
新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金により全額補填されるものでして、4,778万8,000円を見込んでおります。
その下、10款の地方交付税につきましては、先ほど副町長からの説明がありましたので、説明のとおりでございます。
17ページの12款分担金及び負担金、2項負担金、2目民生費負担金の3節でございます。児童福祉費負担金の保育所措置児童保育料は、前年比120万円増の4,176万円を見込んでおります。
20ページをお願いします。14款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、1節社会福祉費負担金の説明欄の自立支援給付費負担金、前年比835万4,000円増の2億154万1,000円でございます。これは障がい福祉サービス利用に係る給付費の2分の1を国の負担分として見込んでいるところでございます。次の2節児童福祉費負担金、説明欄の児童手当負担金は、中学校修了前までの児童生徒に児童手当を支給するもので、前年比125万2,000円増の1億9,132万4,000円でございます。その下の教育・保育給付費交付金は、他市町の公立保育所、認定こども園、幼稚園に入園した児童に適切な教育・保育を委託するため、国の基準で算出した給付費を支払うもので、年齢が低いほど公定価格の単価も高額になりますが、令和3年度は委託する3歳未満児が減ったということで、前年比740万3,000円減の7,604万6,000円を見込んでおります。
22ページをお願いします。15款県支出金、1項県負担金、2目民生費県負担金、2節障がい者福祉費負担金、自立支援給付費負担金、前年比417万7,000円増の1億76万9,000円を見込んでおります。先ほど国庫負担金で申し上げた額の4分の1程度の県負担分でございます。
それから、25ページをお願いします。15款県支出金、2項県補助金、4目農林水産業費県補助金、1節農業費県補助金の説明欄の国土調査事業補助金3,821万7,000円及びその2つ下の防災・安全社会資本整備交付金(地籍調査事業)の4,023万6,000円につきましては、これらを財源として旧東郷町の地籍調査の早期完成を図るものでございます。
次のページ、26ページの同じく3節の水産業費県補助金、説明欄の漁港機能増進事業県補助金2,240万3,000円を計上しておりますが、これは、羽合漁港内のしゅんせつ工事及び防波堤に標識灯を整備するなどに係る経費の2分の1を県補助で行うものでございます。
27ページ、15款県支出金、3項委託金、1目総務費委託金、5節選挙費委託金1,290万7,000円です。これは、今年10月21日に任期満了を迎える衆議院議員選挙及び最高裁判所裁判官国民審査を行う委託金として計上しております。
29ページ、17款寄附金、1項寄附金、1目総務費寄附金の説明欄のふるさと湯梨浜応援基金寄附金でございます。対前年度比2,920万円の減、1億6,880万円を見込んでいます。
30ページでございます。18款繰入金、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金は、対前年度比1億4,200万円減の1億2,200万円を計上しております。
36ページの町債につきましては、先ほど副町長のほうから説明がございましたので、説明のとおりでございます。
歳入につきましては以上でございます。
歳出についてでございます。事業の概要書の議会事務局、総務課、出納室、これの概要書を準備をいただきたいと思います。
まずは、はぐっていただきまして、4ページをお願いします。それでは、総務一般管理臨時経費でございます。内容でございますが、老朽化いたしました公用車2台の更新、それと本館1階における厚生室の設置と老朽化したキュービクルの修繕を行い、また、非常時に来庁者、職員の安全を確保するために110番非常通報装置の設置を行うなど、対前年度比1,507万8,000円の減の654万5,000円を計上しております。
次に、5ページを御覧ください。ふるさと湯梨浜応援基金事業です。令和元年度の寄附総額は約2億3,700万円でしたが、令和2年度は約1億4,500万円余りと厳しい状況でございます。分析するのに、米類の返礼品を1万円から1万1,000円に上げた結果、寄附者が大幅に減ったことが大きな要因と見ております。本年度は米類を1万円に戻すなど対策をしておりまして、寄附金額の増を見込みます。「花」基金を含めて寄附金額を1億7,000万円と見込んでいます。事業費は2億7,408万4,000円でございます。
12ページをお願いします。財政臨時経費でございます。事業費680万2,000円でございます。統一的な基準によります財政書類を作成するため、固定資産台帳の手入れと、令和2年度の会計処理を財務書類に反映させるための支援作業を外部に委託する内容のものでございます。
20ページをお願いします。防災訓練事業でございます。令和2年に新型コロナウイルスの関係で実施できなかった羽合地区で防災訓練を実施するものでございます。災害、豪雨などを想定した総合防災訓練でして、災害時の初動体制の確立及び地域住民の避難、防災意識の高揚を図り、災害対応と減災及び災害に強い町を目指すものでございます。
21ページをお願いします。こちらは防災連携備蓄事業といたしまして、96万1,000円でございます。鳥取県内の市町村が災害時に必要と見込まれる物資または資機材の標準的な物品、数量などを点検して備蓄し、災害で被害を受けた市町村の応援を迅速かつ円滑に行うことを目的としているものでございます。本年度は歯磨きシートや期限の切れる乾パンなども補充する予定でございます。また、避難所で使用する発電機を年次的に購入しております。
23ページをお願いします。防災対策特別強化事業でございます。312万8,000円を計上しております。地域住民が主体的、意欲的に自助、共助に取り組む防災活動の支援策として、防災特別対策官により、地域に密着した防災施策を進めてまいりたいと思っております。各集落に出向き、自主防災組織の組織化を図るとともに、防災マップの活用による防災研修及び防災訓練を実施するものでございます。
24ページをお願いします。防災力強化事業でございます。事業費146万3,000円でございます。町が避難勧告等を発令した際に要する避難所設置に係る経費や職員の人件費などを賄うための保険料、あるいは防災士の育成研修受講料などを計上しております。令和2年度には新たに4名、防災士が誕生しております。
32ページ、衆議院議員選挙実施経費でございます。令和3年10月21日の衆議院議員の任期満了に伴い、衆議院総選挙及び最高裁裁判官国民審査の選挙を執行するものでございます。その経費として事業費1,379万2,000円計上しております。
33ページでございます。町議会議員選挙経費でございます。事業費1,411万1,000円です。令和3年4月29日任期満了に伴います町議会議員選挙経費です。このたびの選挙から選挙運動用自動車等の使用、選挙運動用のビラの作成、選挙運動用のポスターの作成に係る経費の一部を公費負担とすることになっております。
36ページをお願いします。街路灯設備事業でございます。事業費1,281万1,000円です。町内の施設の街路灯の維持管理費及び新規設置に係る工事費でございます。灯器具故障時にはLEDに更新をしていっております。
43ページ、お願いします。消防経常経費でございます。こちらは消防団各分団の車庫、消防自動車等の維持管理など、町消防団運営に関する経費でございます。事業費として448万2,000円計上しております。
最後に、52ページをお願いします。長期債繰上償還元金でございます。7,749万4,000円計上しております。本年度の公債費を減少させ、財政の硬直化を防ぐため、引き続き繰上償還を計画しているところでございます。
最後にもう一度予算書に戻っていただきまして、162ページでございます。給与費の明細を上げております。詳細については省略させていただきます。
以上が総務課、出納室、議会事務局の概要説明でございます。
○議長(入江 誠君) 続いて、企画課長。
○企画課長(上井 明彦君) それでは、企画課関係の補足説明をさせていただきます。企画課の事業概要書によりまして説明させていただきます。
まず、2ページを御覧ください。町勢要覧作成事業でございますが、国勢調査の翌年度に資料編の作成を行っておりまして、来年度は作成する年度ということになっております。事業費として11万4,000円を計上しております。
続いて、3ページ、跡地利用検討事業でございますが、中学校等の跡地施設の利用用途を決定したいと考えておりまして、そのため、民間提案制度の活用であるとか企業誘致活動等を行う経費として162万5,000円を計上しております。
続いて、8ページ、東郷湖・未来創造会議事業でございます。現在は、花と緑の空間づくりと天女のイメージによる観光振興の分野について、それぞれワーキングチーム会議で検討を行っており、実践へとつなげたいと考えております。また、引き続き企画課に地域おこし協力隊員1名を配置したいと考えており、緑化活動の推進や情報発信等に一層努めてまいります。事業費として404万2,000円を計上しております。
続いて、9ページ、天女のふる里づくり事業でございますが、来年度は「花」基金を活用しまして、町道橋津川右岸線の歩道内の一部に、地元住民の方に御参加いただきまして、街路樹の植付けを行うことなどを計画しています。事業費として66万6,000円を計上しております。
続いて、11ページ、地方路線バス維持事業でございますが、新型コロナの影響等で路線バス補助金の約600万円の増額が見込まれます。引き続き、高齢者のバス定期券購入費助成を行うなど、県や関係市町村と連携しまして一層のバスの利用促進等を図っていきます。事業費として1,332万2,000円を計上しております。
続いて、14ページ、さくら工芸品工房管理運営臨時経費でございますが、屋上防水シートの修繕を計画しておりまして、事業費40万円を計上しております。
続いて、15ページ、過疎計画策定事業でございますが、今月末頃に成立予定の新過疎法に基づきまして、来年度から向こう5年間の新過疎計画の策定作業等を行うものでございます。計画策定委員会の委員報酬や冊子等の印刷製本費など、事業費39万円を計上しております。
続いて、17ページ、若者夫婦・
子育て世代住宅支援事業でございますが、町内の中山間地域での住宅新築や購入の補助については、補助率を10分の6、上限を60万円にかさ上げを行うなど、来年度も引き続き同様の支援を行っていくこととしております。事業費2,530万円を計上しております。
続いて、27ページ、地域おこし協力隊起業・事業承継支援事業でございますが、任期終了前後の地域おこし協力隊員に対し、本町での起業等に係る経費を助成するものでございまして、来年度、該当者が1名ある予定でございます。事業費として100万円を計上しております。全額特別交付税において措置されるというものでございます。
続いて、28ページ、空き家利活用流通促進事業補助金でございますが、空き家の流通を促進するため、1年以上空き家になっている物件を所有または購入して住宅または店舗などの非住宅に転用するものを支援する事業でございまして、今年度新たに創設した補助事業でございます。今年度は空き家を住宅に活用する際の補助上限額を25万円としておりましたが、来年度は県の補助を活用しまして補助上限額を50万円とし、空き家の流通を促進したいと考えております。事業費として190万円を計上しております。
続いて、30ページ、マイナポイント事業でございますが、これは今年度の個人番号カード利用環境整備事業を衣替えしたものでございます。この事業につきましては、マイナポイント事業の終了が今月末から今年9月末まで延長されたことに伴いまして、引き続き役場窓口に補助員を配置しまして、マイキーID設定等の支援を行うものでございます。事業費として238万円を計上しておりまして、財源は国庫でございます。
続いて、31ページ、景観形成推進事業でございますが、これは今年度の景観計画等検討事業を衣替えしたものでございまして、本議会に提案させていただいております景観条例に基づきまして策定します景観計画の印刷製本費であるとか景観審議会の設置、また、景観形成巡視員を配置する費用などを盛り込んでおります。事業費として32万7,000円を計上しております。
続いて、32ページ、中山間地域買物支援事業でございますが、この事業は、今年度移動販売車の導入補助を行いました事業者に対しまして、移動販売車の運営費用の一部を補助するものでございます。事業費39万円を計上しております。
続いて、33ページ、移住定住者中古住宅修繕支援補助金でございますが、中古住宅を購入した県外からの移住者等に対し、移住後5年以内の修繕に対し、対象経費の一部を補助するものでございます。新規事業でございます。事業費25万円を計上しております。
続いて、34ページ、35ページの結婚新生活支援事業補助金でございますが、この事業は、県を通じました国庫補助事業を活用した新規事業でございまして、一定の条件を満たす新規に婚姻した世帯に対し、婚姻に伴う住宅取得費用を助成するものでございます。この支援事業の制度設計は、本町が既に実施しております若者夫婦・
子育て世代住宅支援事業補助金の上限額に15万円を上乗せする形としております。事業費345万円を計上しております。
続いて、36ページ、37ページ、新たな
交通体系支援事業でございますが、この事業も新規事業でございます。この事業は、公用車貸出事業と共助
交通支援事業の2つの事業を行おうとするものでございますが、この事業での予算計上は共助
交通支援事業のみでございまして、共助
交通に取り組む集落等に対し、その経費の一部を支援するものでございます。事業費として22万円を計上しております。
続いて、38ページ、39ページ、情報化推進臨時経費でございますが、事業を大きく分けまして、デジタル活用推進事業、情報通信機器更新事業、そして
新型コロナウイルス感染症対策事業の3つがございます。このうちデジタル活用推進事業につきましては、高齢者等の情報格差の是正に向けた取組として、地域おこし協力隊を活用した講習会等を行っていきたいと考えております。また、
新型コロナウイルス感染症対策事業につきましては、役場の業務継続等に必要な事業費を計上しております。事業費全体で5,679万8,000円を計上しております。
続いて、40ページ、41ページ、ゆりはまネット臨時経費でございます。ゆりはまネットの更新等に係る経費、また、他町が整備し本町も共有する機器の使用料、新規の宅地造成に対応する機器の増設工事及び県道工事に伴う支障移転工事費用を盛り込んでおりまして、事業費5,969万8,000円を計上しております。
続いて、43ページ、アロハフレンドシップ補助金でございますが、これにつきましては、姉妹都市提携を結んでいるハワイ郡との交流事業に対する補助金でございます。新型コロナの世界的な感染拡大の影響によりまして、残念ながら今年度に引き続き来年度も本町の中学生によるハワイ島の訪問は中止となりましたが、その代わりに中学生同士の交流事業を計画したいと考えておりまして、事業費30万円を計上しております。
最後に、44ページ、ハワイアロハホール臨時経費でございます。施設・設備の老朽化に伴う施設の改修や機器の交換等を計画しておりまして、事業費として1,497万4,000円を計上しております。
以上、企画課関係の説明を終わります。
○議長(入江 誠君) 続いて、みらい創造室長。
○みらい創造室長(遠藤 秀光君) それでは、みらい創造室関係の補足説明をさせていただきます。概要書に基づいて説明をさせていただきます。
まず、1ページを御覧ください。IJUターン促進事業でございます。391万6,000円を計上いたしております。これにつきましては、都市圏での移住定住相談会に積極的に参加して本町の魅力を発信するとともに、きめ細やかな相談を行っていくものでございます。また、移住促進事業を委託し、移住コーディネーターによる移住検討者のフォローにより、移住定住につなげるということでの経費を計上しておるところでございます。
続きまして、2ページをお願いいたします。地域おこし協力隊事業でございます。隊員4名の予算で、1,669万8,000円を計上いたしております。湯梨浜まちづくり会社でまちづくりに関連するもの及び空き家の掘り起こし、町の情報発信等で活動する隊員3名の経費と新たに泊地域の地域活動への参画と支援活動を担っていただく隊員1名を見込みまして経費を計上させていただきました。
続きまして、3ページをお願いします。生涯活躍のまち推進事業でございます。1,084万5,000円を計上いたしております。4ページにも資料を添付させていただいております。生涯活躍のまち基本計画に基づき、湯梨浜町への移住を促進し、移住者だけでなく、地元住民に暮らしやすいまちづくりを進めるものでございます。ゆりはまフェローを核とした関係人口及び移住定住の推進として、都市圏等で行いますPR活動や、関係人口も視野に入れた生涯活躍のまちセミナーでありますとか湯梨浜体験ツアーの実施経費、及び新規事業としまして、仮称ですが、とまりサマースクール事業、過疎地域である泊地域に特化した関係人口を増やし、将来的に移住につなげることを目的にする経費を計上させていただきました。この事業は地方創生推進交付金事業でございまして、補助率2分の1の交付金事業で、残りの2分の1につきましては、普通交付税及び特別交付税で地方財政措置がある事業でございます。
続きまして、5ページをお願いします。インバウンド促進事業でございます。414万4,000円を計上いたしております。本町発祥のグラウンド・ゴルフの国際化の推進を図るものでございます。また、ワールドマスターズゲームズ2021関西が2022年5月に延期され、開催されるに当たり、さらに国際組織運営の協力、海外への普及促進、プロモーション活動経費を計上させていただきました。地方創生推進交付金事業でございます。
続きまして、6ページをお願いします。松崎駅前拠点施設指定管理等経費でございます。1,397万9,000円を計上させていただきました。松崎駅前総合相談センターどれみ、お試し住宅のもりた屋、まつざき屋、それと松崎駅前多世代交流センターゆるりん館の運営の指定管理経費等を計上させていただきました。これも地方創生推進交付金事業でございます。
以上、みらい創造室関係の説明を終わります。
○議長(入江 誠君) 続いて、町民課長。
○町民課長(尾坂 英二君) それでは、町民課について補足説明をさせていただきます。事業概要書に基づいて説明いたします。
それでは、まず、2ページをお願いいたします。東郷支所施設整備事業でございます。事業費は82万4,000円でございます。これにつきましては、東郷支所において、来庁者と職員の安全確保のために警察への緊急通報装置を設置する費用、また、庁舎屋上の鉄柵が腐食により部分落下したり固定ボルトが外れたりということで危険であるために、解体撤去をする工事費を計上しております。
続きまして、4ページの泊支所整備事業でございますけども、こちらにつきましても、東郷支所と同様、来庁者と職員の安全確保のために警察への緊急通報装置を設置する工事費36万8,000円を計上いたしております。
続きまして、8ページをお願いします。固定資産評価支援事業でございます。事業費は202万4,000円。前年度は評価替えに向けてのシステム改修や登記異動処理、地籍調査に伴う異動に伴う図形等の修正というような事前の作業がありましたけども、本年度、令和3年度は評価替えの年であります。前年作業がないということで、対前年316万8,000円の減となっております。
続きまして、9ページ、お願いいたします。地方税電子申告審査システム運用事業でございます。事業費387万9,000円を計上しております。法人町民税、償却資産、給与支払い報告書などの電子申告をインターネット経由で処理するeLTAXや国税連携システムの更新に関わる経費でございます。公的年金データや所得税の申告電子データ等につきましては、eLTAXのシステムのみ提供されるために、課税について重要なシステムとなっております。
続きまして、10ページをお願いします。賦課徴収経常経費でございます。令和3年度より導入した町税などのスマホ・コンビニ収納に係る経費などで240万円を計上いたしております。
続きまして、11ページをお願いします。賦課徴収臨時経費でございます。事業費は101万円でございます。滞納整理につきましては、鳥取中部ふるさと広域連合の徴収委託をしておりますが、委託時には町の滞納整理システムから滞納データを抽出し、連合のほうに提出する必要があります。現在、このシステムが連携が取れておりません。令和3年度に広域連合の滞納システムが更新されることに伴い、同じシステムを使用しておる中部管内の湯梨浜、北栄、三朝の3町で連携可能となるよう、共同改修をするものでございます。
続きまして、13ページをお願いします。住民基本台帳番号制度システム整備事業でございます。事業費は416万3,000円でございます。情報提供ネットワークシステムと町のシステムとの情報の受渡しの仲介役を果たしております中間サーバーの利用負担金を地方公共団体情報システム機構に支払うものでございます。
続きまして、15ページ、戸籍番号制度システム整備費でございます。事業費528万6,000円、新規事業で、国の補助事業でございます。戸籍法や番号利用法など、戸籍事務へのマイナンバー制度の導入に関する法律が改正されました。これによりマイナンバー制度に基づく戸籍情報と個人番号の連携が必要となり、そのための戸籍情報システムの改修委託料となります。
続きまして、18ページをお願いします。飼い主のいない猫対策事業でございます。事業費50万でございます。近年増加している飼い主のいない猫の不必要な繁殖による鳴き声であったりふん尿の被害を防止するために不妊去勢手術を受けさせたものに対して補助金を交付するものでございます。
○議長(入江 誠君) 20ページ。ページ数が違っとる。
○町民課長(尾坂 英二君) 失礼しました。20ページでございます。失礼します。20ページでございます。内容は説明したとおりでございます。
続きまして、22ページをお願いします。不法投棄・漂着廃棄物処理事業でございます。事業費250万円、町内の公共海岸や泊漁港への漂着物と町内の不法投棄の撤去処理に関わる費用となります。令和2年度に泊地区の東側、鳥取市との境にありますところの大量の海岸漂着物の撤去が完了したために、前年度より減額となっております。
続きまして、24ページ、湯梨浜町公衆浴場確保対策事業でございます。事業費50万円で、令和2年度から実施しております補助事業でございます。目的は、公衆浴場の経営の安定化を図り、地域住民の利用の機会を確保し、公衆衛生の向上及び増進に資するものでございます。対象となります施設は鳥取県の事業要綱の助成対象要件に該当するもので、県と町が2分の1ずつ助成することで経営の安定を図るものでございます。
続きまして、27ページをお願いいたします。ごみ収集運搬委託料で4,728万円でございます。各集落のごみ収集に住民の皆さんから搬出されたごみを回収する事業でございます。可燃ごみ、不燃ごみ、小型家電といった一般収集と不燃性、可燃性の粗大ごみの回収、収集を行っておるものでございます。令和2年度の傾向といたしましては、全体的に微増ではありますが、燃料費等の値下がりにより、予算としては若干の減となっております。
続きまして、29ページ、地籍調査事業でございます。事業費は1億474万8,000円で、昨年より1,744万円の増でございます。地籍調査事業につきましては、1筆ごとに土地の所有者、地番、これらを調査し、境界の位置とか面積を測量するものでございます。現在、東郷地区で調査が行われておりますが、令和2年度末では全体の進捗率が87.88%になる予定でございます。令和2年度より第7次10か年計画が始まっており、国の予算状況にもよりますけども、計画では令和8年度に現地調査を終了し、令和9年度に法務局に登記して事業を完了するという予定にしております。令和3年度の計画は、別所の一部2か所の現地調査に入ります。それから、本年度現地調査を行った川上の一部、方面の一部、別所の一部につきまして、地籍図あるいは地籍簿を作成することとしております。令和3年度末には91.91%の進捗率になる見込みでございます。資料を次のページに用意しております。網かけの部分が本年度でございます。斜線の部分が令和3年度の事業分となってございます。
続きまして、35ページをお願いします。町営住宅建替事業でございます。老朽化や危険な立地にある松崎地区の町営3住宅の非現地建て替え及び現地建て替えを民間資金を活用するPFI手法を用いて事業を推進していきます。昨年度は町営住宅管理臨時経費としておりましたけども、今後も町営住宅の整備が続くために事業科目を新設いたしました。本年度の当初予算の事業費6,636万2,000円、内容といたしましては、アドバイザリー業務委託料として1,136万6,000円、
レークサイド・ヴィレッジゆりはま内の新長江団地、仮称ではありますけども、こちらのほうの設計費用相当分及び敷地内の道路、上下水道を整備する基盤整備費分としての委託料、合わせて5,478万8,000円を計上いたしております。なお、事業の進捗状況につきましては、発注に向けて3月1日付で町のホームページに事業実施方針、要求水準書(案)、位置図等、その他の資料を公開いたしました。現在、事業所からの質問等を受け付けているところでございます。
以上で町民課の説明を終わります。
○議長(入江 誠君) ここで暫時休憩いたします。再開予定13時。
午後0時02分休憩
───────────────────────────────
午後0時58分再開
○議長(入江 誠君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
続いて、子育て支援課長。
○子育て支援課長(杉原 美鈴君) それでは、子育て支援課の事業概要について補足説明をさせていただきます。同じように子育て支援課の概要書を御準備いただきたいと思います。
まず、1ページから御説明させていただきます。家庭子育て支援事業です。令和2年度に対象年齢を1歳6か月から2歳まで拡充しております。引き続き家庭で子育てをすることを希望される方に月3万円の支給を行い、経済的支援、子育て環境の充実を図ってまいりたいと思っております。令和3年度は年間約100人程度の申請を見込んでおります。歳入におきましては、平成29年度から県の補助金が創設されております。対象年齢は1歳までで、基準額3万円の2分の1が補助されるようになっております。ふるさと湯梨浜応援基金を792万円繰り入れするようにして、財源に充てるようにしております。
続きまして、2ページを御覧いただきたいと思います。2ページから6ページまでが5か所で開設しております各放課後児童クラブの運営経費を計上しております。それぞれの児童クラブの登録、利用見込み児童数の人数に対して支援員を配置するようにしております。保護者が安心して就労していただけるよう、利用児童に放課後の生活の場と環境を提供してまいりたいと考えております。1番の事業の概要の欄のところにそれぞれの開設場所、それから令和3年度の登録見込み児童数、平均利用見込み児童数を記載しております。各小学校児童の全体の児童数に対して過去の登録率の平均を参考にしながら平均利用見込み数を算出しております。また、常勤の支援員の数を羽合第1、4名、羽合第2、6名、東郷第1、4名、東郷第2、4名、泊、4名の配置予定で計上させていただいております。
飛びまして、7ページを御覧いただければと思います。7ページから12ページまでが各公立こども園の運営経常経費でございます。入園申込みに基づきまして必要な経費を計上させていただいております。会計年度任用職員の報酬、給料、手当、共済費を計上しておりますし、教育・保育の充実に努めてまいりたいと思っております。その中で、5番の本年度の計画効果のところの事業効果の辺りに令和3年度の当初見込みの年齢別の児童数を掲載しております。御覧いただければと思います。
続きまして、13ページになります。教育・保育給付費負担金になります。こちらは他市町村の公立保育所、認定こども園、幼稚園に入園しておられる児童に対して国の基準に基づいて給付費を支払うものでございます。後からまた御説明しますが、私立の保育所を利用される方については、16ページ、広域入所委託料のほうに予算を計上させていただいております。前年度の当初と比較しまして322万円減額となっております。広域に出られる児童数が減少したということで、この委託料というか、負担金が減額となっております。
続きまして、14ページを御覧ください。こちらは施設等利用給付負担金です。令和元年10月から開始されました幼児教育・保育無償化制度の新設で、認可外保育園を使用しておられる方に対する経費を計上しているものです。こちらも令和3年度につきましては、利用される児童数が減少したということで減額になっております。
続いて、15ページを御覧いただければと思います。こちらはこども園の整備事業となります。主な整備内容につきましては、5番の本年度の計画効果の本年度の計画のところに計上しております。その中でも旧羽合幼稚園の耐震診断実施経費224万、まつざきこども園のテラス修繕等262万、こども園の110番非常通報装置の設置ということで358万、ながせこども園の業務用の冷凍冷蔵庫の購入経費で55万9,000円ということで、主なものを上げさせていただきました。
続きまして、16ページを御覧いただければと思います。先ほど御説明させていただきました私立保育所に入園している方々に対する委託費についてでございます。38人の予算を計上しております。前年度と比べてやはりこちらのほうも人数が減っております。それに伴う影響額で、前年度当初と比較して減額となっております。
17ページを御覧いただければと思います。17ページから19ページにかけてが太養保育園、ながせこども園、それからニチイキッズ湯梨浜ながえ保育園の委託料をそれぞれ計上させていただいております。5番の本年度の計画効果の辺りに令和3年度の当初見込みの児童数を掲げさせていただいております。太養保育園につきまして、それからながせこども園につきまして、前年度と比べて入園児童数が減少したことにより、委託料が減額となっております。それから、ニチイキッズ湯梨浜ながえ保育園につきましては、定員30人いっぱいを受けていただくということで、ゼロ歳から2歳の国が定めた単価が高いものですから、ながせ、太養と比べて大きな金額の委託料となっております。
それから、続きまして、20ページを御覧いただければと思います。
新型コロナウイルス感染症対策事業、特に保育施設ということで予算を計上させていただいております。町内の公立こども園6園の衛生用品、感染防止用の備品の特に非接触型の検温器を購入するようにしております。こちらには
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源とするようにしております。
それから、21ページを御覧いただければと思います。こども園のICT環境整備事業です。町立認定こども園7園に保育ICTシステムを整備する経費でございます。主に保育業務の事務の効率化、保育士の負担軽減を図る目的で整備するものです。Wi-Fiの環境整備、それからインターネットの利用料、システム利用料、それからタブレット55台の購入経費を上げております。こちらも新型コロナ感染症対策地方創生臨時交付金を財源として充てるようにしております。
それから、22ページを御覧いただければと思います。こちらは児童手当給付事業でございます。中学校修了前の児童を保育している家庭に対して子育て世帯の経済的支援を行う目的で児童手当を支払うものです。令和3年度は対象児童2,038人ということで予定をしております。児童数の増加により前年よりも増額となっております。
それから、最後に、23ページ、予防接種事業でございます。国の法律に基づいて、定期予防接種と任意予防接種のうち、季節性のインフルエンザ、おたふく風邪等に係る経費を計上しております。令和2年の10月からロタウイルス予防接種が任意接種から定期予防接種に変更されたこと、それから、コロナウイルスのことでの影響なのか、各予防接種の接種率が上昇しております。その影響による増額をさせていただいております。それから、こちらには歳入として市町村創生交付金を財源として充てさせていただいておるところです。以上です。
○議長(入江 誠君) 続いて、健康推進課長。
○健康推進課長(林 紀明君) それでは、令和3年度
湯梨浜町一般会計におきます健康推進課関係の歳出予算について、主なものを御説明させていただきます。健康推進課の事業概要書を御覧いただきたいというふうに思います。
1ページをお願いします。国民健康保険事業特別会計繰出金でございます。被保険者の保険料負担の緩和を図るとともに、財政基盤の安定に資することを目的に、一般会計からの繰り出しを行うものでございます。繰り出しの内容につきましては、保険料軽減分及び保険者支援分についての財政安定負担金、事務費、出産育児一時金の3分の2、保険財政安定化事業に係る繰入金などで1億5,772万円を計上しております。
続きまして、4ページをお願いします。特別医療給付費でございます。重度心身障がい者や子育て家庭などの医療費に係る経済的負担を軽減するため、御本人負担分の医療費のうち一部負担金を除いた額を助成するものでございます。平成29年度実績から令和2年度推計までの4か年の平均で算出しておりまして、9,554万5,000円を計上しております。なお、前年度比増額の要因につきましては、1人当たりの助成額の増などによるものでございます。
続きまして、7ページをお願いします。高齢者インフルエンザ予防接種でございます。町内に住所を有する65歳以上の方及び60歳以上65歳未満で特定の障がいをお持ちの方を対象に予防接種を実施し、その費用の一部または全部を助成するものでございます。対象者数はほぼ前年度並みでございますが、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大による同時流行の回避や接種勧奨、また、より一層の予防意識の高まりが推察され、接種率5%増を見込み、805万6,000円を計上するものでございます。
続きまして、14ページをお願いします。健康増進事業でございます。重篤な生活習慣病の発症を予防するため、特定健診などにより危険因子を持つものを早期発見、早期治療を促すとともに、予防に関する知識の普及啓発に努めるものでございます。健康づくりカレンダーの作成、全戸配布による健診情報の提供に努めるほか、特定健診や地区の健康教室、運動教室、健康づくり講演会の開催など、各種事業の実施経費として617万3,000円を計上するものでございます。
続きまして、15ページをお願いします。各種がん検診事業でございます。本町におきましてもがんは死亡原因の1位を占めており、集団検診、医療機関検診の実施により、がんの早期発見、早期治療につなげることで、がんによる死亡の減少に努めるものでございます。令和3年度は集団検診の開始時期を早め、実施回数を増やすことにより、町民の皆様の受診機会を増やすこととしております。令和2年度はコロナ禍による受診控えも見受けられましたが、各がん検診の受診率を令和2年度目標数から1%増加させることを目標に、4,069万6,000円を計上するものでございます。
続きまして、16ページをお願いします。食生活改善推進事業でございます。町民の食生活改善とその習慣化を目的に活動している食生活改善推進員連絡協議会の活動を支援するものでございます。令和3年度は3年に1回開催する養成講座のほうを開催し、新たな推進員の育成に努めるとともに、現会員のスキルアップを図るための再教育研修会を実施するなど、73万9,000円を計上するものでございます。
続きまして、17ページをお願いします。後期高齢者医療対策事業でございます。後期高齢者医療被保険者の医療費負担分及び運営に係る事務費を広域連合加入市町村が負担するもので、2億2,460万4,000円を計上するものでございます。療養給付費は、被保険者数や医療給付費の動向から推計し、負担額を決定しているところですが、令和3年度見込額が前年度比8,200万円余の増額となる見込みのため、本町の負担額も1,800万円余の増額となることが主な要因でございます。なお、市町村の負担配分につきましては、令和2年4月から10月の療養給付費支給実績の割合に応じて配分されるものでございます。
続きまして、24ページをお願いします。ウオーキングリゾート推進事業でございます。令和2年11月4日、ウェブの調印式にて韓国の済州オルレと友情の道協定を締結し、将来的なインバウンドの推進に向けた第一歩を進めました。令和3年度は、コロナ禍の状況により不透明な部分はありますが、済州オルレ関係者の招聘や済州オルレウオーキングフェスティバルへの参加など、交流事業に係る経費として141万2,000円を計上するものでございます。
最後になりますが、26ページをお願いします。SIBを活用した飛び地型自治体連携事業でございます。活動量計を活用した健康ポイント事業をベースに、健康無関心層及びフレイルや介護リスクが高い世代にアプローチし、医療費、介護給付費の抑制と全ての世代が生きがいを持って暮らせるまちづくりを目指すものでございます。令和3年度は、事業の核となる健康ポイント事業における会員、いわゆるゆりはまヘルシーくらぶの会員でございますが、現在の402名から520名を目標に事業を展開するほか、新規参加者、継続参加者のセミナーの開催、地域において健康情報を伝えていただくボランティア、健康アンバサダーの養成、人材育成のためのマネジメント研修への参加を計画しております。また、KPIの達成に向けた推進支援、ソーシャル・インパクト・ボンド、いわゆるSIB手法に向けた調整、検討を行う中間支援業務や分析評価、その他危機管理経費として2,085万円を計上し、参加者の健康意識の醸成及び運動への意欲向上に努めてまいりたいと考えております。
以上で健康推進課の説明を終わります。
○議長(入江 誠君) 続いて、総合福祉課長。
○総合福祉課長(竹本 里香君) それでは、総合福祉課の令和3年度の主な事業について説明させていただきます。
概要書を御覧いただきたいと思います。1ページの町社会福祉協議会補助金でございます。町社会福祉協議会への補助金につきましては、地域福祉に係る事業を行う職員の人件費の一部を毎年助成しておりますが、令和3年度については、人件費と併せて社協の所有するつわぶき荘の修繕費についても助成を行うこととして予算に計上しております。平成25年6月に町が社協につわぶき荘を無償譲渡してから7年が経過し、施設の老朽化が進み、大規模な修繕が必要な箇所が増えております。社協本来の業務である地域福祉事業は収益を求めることが目的ではないために、介護保険サービス等の事業収益で充当できない部分の施設の修繕費を捻出することが困難な状況にあります。今後、町社協と町とが一体的に地域福祉推進事業を進めていく中で、施設の修繕に係る経費につきましても、一定の基準により人件費と同様に町の支援を行っていくことが必要であると考え、このたびの助成を実施するものです。
今回の修繕は、つわぶき荘全体の空調を管理する冷却塔の修繕と冷却水を循環させるポンプを取り替える工事で、全体の事業費が249万7,000円となります。そのうちのデイサービスなどで使用する部分を除いた、例えば事務室、会議室などになりますが、全体面積の23%に当たる部分を全体事業費に掛けて算出した金額57万4,310円について、助成を実施するよう計上しております。また、この修繕費の助成につきましては、つわぶき荘が公共的に利用される施設であることにより、過疎債の活用が可能となりますので、歳入50万円を充当しております。地域福祉活動支援事業に係る町社協職員の人件費補助2,117万7,000円と合わせて計2,175万2,000円を計上するものです。
続いて、2ページ、地域福祉推進計画策定事業でございます。現行の第3期湯梨浜町地域福祉計画の計画期間が平成29年度から令和3年度までの5年間となっており、来年度に令和4年度からの第4期計画策定に向けて見直しを行います。また、社協の地域福祉活動計画につきましても、町の計画と並行して見直しを行ってきたところですが、より緊密に整合性を持たせながら連携していくために、第4期から町の地域福祉計画と社協の地域福祉活動計画を併せて地域福祉推進計画として1冊にまとめて作成する予定にしております。町と社協とでアンケート調査を実施するなど、福祉に関する意見を取り入れながら、合同の策定委員会を4回、専門部会を2回開催し、計画の内容について御審議いただき、150ページ程度の冊子とA3の概要版を作成する予定としております。以上の策定のための経費は町が予算計上し、社協の負担分として、委員報酬の2分の1、印刷代等の10分の2を負担金として歳入に計上しております。
続いて、5ページ目でございます。地域共生包括的支援体制構築事業でございます。令和2年10月から町社協に委託し実施している事業でございます。生活上のいろいろな困り事の相談窓口として、平成27年度にアロハホール内に暮らしサポートセンターゆりはまを社協に委託して設置しておりますが、その窓口に持ち込まれた相談内容の中でも特に複雑な問題、複合的な課題を抱えるケースについて、断らない相談支援の窓口としての機能を生かし、相談支援包括化推進員2名により、各制度ごとの調整や橋渡しを行いながら支援を行っている事業でございます。令和3年度は委託料を1,115万5,000円計上し、うち4分の3は国庫補助で充当されるものでございます。
なお、令和2年度の実績相談件数は16件ありまして、主なものは、ひきこもり、アルコール依存症、また、ごみ屋敷などの近隣トラブル等がございました。生活費、医療費、修学費用などの不足の相談も多く、こういった問題は必ずほかの問題と複合的に絡んでおり、すぐには解決に至らない問題が多くあり、継続して長く支援をしていく必要のあるケースです。令和3年度に向けては、多機関協働による支援会議を開き、調整してチームとして課題解決に取り組んでいく予定です。
続いて、7ページです。生活困窮者自立相談支援事業です。平成27年度からの生活困窮者自立支援法に基づく必須事業として、町社協に委託し、暮らしサポートセンターゆりはまとして、生活上の困り事に対する相談窓口を設置しています。先ほど説明しましたように、複雑・複合的な課題につきましては、多機関連携の地域共生包括的支援体制構築事業のほうにつなぎ、主に経済的な困窮についての支援を行っております。令和2年3月下旬から
新型コロナウイルス感染症の影響により生活に困窮する世帯が急増し、相談件数も増加しております。現在も多数の世帯が経済的に困窮している事態が続いているため、継続的な支援が必要となってまいります。来年度は、生活福祉資金の特例貸付けが終了した後の就労や住居の問題など、生活支援、経済的支援が増加すると見込まれるため、体制を強化し、通常の相談支援体制に加え、人員を0.5人増やして対応する予定としております。体制強化分は287万4,000円として、また、就労支援事業委託料として50万円を計上し、合わせて837万5,000円の全体事業費を計上します。
歳入につきましては、体制強化分につきましては、
新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金で4分の3を充当し、また、残りの4分の1につきましては、コロナ対応の臨時交付金で充当し、全額国からの補助金で賄うよう歳入は見込んでおります。
また、令和3年度は就労支援事業及び就労準備支援事業につきましても町社協に委託する予定にしておりますが、それらの事業と連携させながら、支援が必要な方を漏らすことなく、情報共有しながら、適切な支援が行き渡るよう相談支援事業を行ってまいります。
8ページでございます。生活困窮者住居確保給付金です。こちらは生活困窮者自立支援法に基づく町が行う必須事業でございます。離職や減収により住宅を失った、もしくは失う可能性のある方に対し、生活保護基準に基づく家賃相当の給付金を支給することにより、住居の確保と就労自立も併せた支援策を行う制度でございます。これまでの支給実績は、平成27年度に3件支給があったものの、令和元年度までの実績はございませんでした。しかし、令和2年度はコロナ禍の影響により申請が増加し、4件の支給決定をいたしました。令和3年度につきましても、1人世帯は2世帯9か月分、2人世帯は1世帯6か月分として見込み、85万8,000円計上するものです。なお、歳入として、国の負担金4分の3、64万3,000円を計上しております。
11ページでございます。就労準備支援事業でございます。生活困窮者自立支援法に基づく任意事業として、直ちに就労に結びつくことが難しい生活困窮者に対し、一般就労に必要な知識、能力の向上が図れるよう、生活訓練や社会訓練を行う自立のための支援を行う事業です。昨年度までは中部各町と県中部福祉事務所でNPO法人へ共同委託しておりましたが、来年度からは各町とも共同委託をせず、独自で事業実施することになりました。本町におきましては、町社協に委託し、生活困窮者自立相談支援事業、また多機関連携の地域共生包括的支援体制構築事業の対象者も含めながら、就労体験、ボランティア活動の場などを設け、就労準備支援を行っていきたいと考えております。事業費は委託料として300万円を計上しております。
14ページをお願いします。犯罪被害者等見舞金給付事業でございます。
湯梨浜町犯罪被害者等支援条例につきましては、本議会で条例の議案を提案させていただいているところですが、この見舞金給付事業は、条例に定める支援の基本項目の一つとして、令和3年度の事業として計上しております。犯罪被害に遭われた方やその御家族が一日も早く平穏な生活に戻ることができるよう様々な支援を行うとともに、見舞金を支給する事業でございます。この見舞金は、犯罪被害に遭われた直後の
交通費、医療費、または亡くなられた場合の葬儀費用など、経済的な支援を行うために遺族見舞金または傷害見舞金として支給するものでございます。その詳細は規則で定めることとしておりますが、来年度につきましては、遺族見舞金として1件30万円を計上するものでございます。また、県の犯罪被害者等見舞金給付事業補助金の2分の1の助成を活用して、15万円の収入見込みとしております。
16ページをお願いします。自立支援給付費です。障害者総合支援法により、障がい福祉サービス利用に係る利用者負担を除いた給付費として、各事業所に支払うものでございます。令和3年度の障がい福祉サービスの利用見込みを算定するに当たり、サービスごとに2年度の実績見込みに過去2年間の平均利用伸び率を掛けて算定し、合計した金額を扶助費として3億7,662万4,000円計上いたしました。財源は、国庫負担が2分の1、県負担が4分の1となっております。
23ページをお願いいたします。更生医療給付費です。更生医療給付は、身体障がいのある方が障がいの軽減、除去や機能回復のために受ける医療に対し、自己負担額を除いたところの医療費を給付する事業でございます。人工透析やペースメーカー埋め込み術が該当するものです。令和3年度予算では、令和2年度の実績見込みにより、1,965万6,000円の扶助費を計上しております。前年度より961万6,000円の増額となっておりますが、その主な理由としては、人工透析対象人数が増え、また、その中に更生医療10割負担となる生活保護受給者が増えたことによるものでございます。財源ですが、扶助費につきましては、国庫負担が2分の1、県負担が4分の1となります。
32ページでございます。日中一時支援事業です。障がい者及び障がい児の日中支援事業として、日中の活動の場を確保し、障がい児・者の家族の就労支援や介護者の負担軽減を図る事業ですが、年々受入れ事業所、利用者数、利用回数も増えております。令和3年度は、令和2年度の実績見込みに基づき扶助費を算定しておりますが、前年度当初予算に比べ278万9,000円の増額となっております。財源につきましては、国庫補助金が2分の1、県補助金が4分の1となっております。
37ページをお願いします。障がい者等衛生物資給付事業です。こちらは、
新型コロナウイルス感染症予防対策として、在宅で医療的ケアが必要な障がい児・者やストマ装具使用者の方に対し、マスクや手洗い用石けん、消毒用アルコールなどの衛生物品を給付し、家庭内での衛生環境の保全を図っていただくために、令和2年度から実施している事業でございます。衛生物資の購入、配送経費として157万2,000円を計上し、50名の対象者の方に対し、年4回に分けて支給するものとしております。令和2年度につきましては、7月及び10月に2回支給を行い、新型コロナウイルス感染拡大の状況においての健康状態の維持に寄与できたものと考えております。歳入につきましては、全額国庫支出金として、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で充当することとしております。
39ページをお願いします。母子生活支援施設措置委託料です。母子生活支援施設は、配偶者のない、またはこれに準ずるDVなどの事情のある母子について、その自立促進を目的として生活支援を行うために町が入所を措置する施設でございます。現在入所している世帯は2世帯で、入所中の施設に係る年間経費を委託料として1,137万6,000円計上しております。なお、この委託料は、月額の事務費を十二月で掛けて算出しておりますが、入所世帯数の増減によっても変動するものであり、また、施設ごとに加算の有無などにより増減があるものでございます。財源につきましては、入所者からの負担金を除いた残りの額について、国2分の1、県4分の1の負担金を充当いたします。
42ページでございます。生活保護事務経常経費でございます。生活保護事務を適正に行うため、また、相談業務の向上のためのケースワーカー等の全国研修への参加、医療扶助の適正化のためのレセプト管理システムを活用した点検業務や生活保護受給者の健康管理の実施などを行うための経費について計上しております。また、生活保護受給者が安定した就労に就くことができるよう、就労支援専門員を町社協に委託し設置するための経費について計上しているものです。ここに計上している就労支援専門員は、生活保護受給者を対象として支援を行うものですが、生活困窮者自立相談支援事業で計上している就労支援専門員と同様に、町社協に委託して実施するものとしております。全体の事業費を247万6,000円と見込み、そのうちの生活保護法に定める必須事業である被保護者就労支援事業50万円の4分の3及び健康管理支援事業39万6,000円の4分の3については、それぞれ国の負担金を充当します。また、全国研修参加旅費の2分の1、診療報酬明細書点検委託料の4分の3は、国の補助金で充当するものでございます。
最後になりますが、43ページをお願いいたします。43ページから46ページは生活保護受給者に支給する生活扶助、医療扶助、住宅扶助、その他扶助について掲載しております。その中の、43ページ、生活扶助でございます。生活保護受給者の方の健康で文化的な最低限度の生活を保障し、自立を助長するため、基準生活費に冬季加算、期末一時扶助を加え、令和3年度の生活扶助費を3,779万円と計上したものでございます。令和2年度の傾向としては、新規申請者が例年より少なく、保護廃止になる方が多かったという傾向がありました。令和2年10月時点の世帯数71世帯85人に新規増加分として8世帯11人を加えて、令和3年度においては79世帯96人の方に扶助費を支給する見込みで計上したものです。財源は、扶助費総額から過年度分返還金10万7,000円を引いた残りの額の4分の3が国庫負担金となります。
44ページ以降の医療扶助、住宅扶助、その他扶助につきましても、生活扶助と同様に、令和2年度の実績を基に算出したものでございます。
以上、総合福祉課からの説明を終わります。
○議長(入江 誠君) 続いて、長寿福祉課長。
○長寿福祉課長(山田 志伸君) それでは、令和3年度
湯梨浜町一般会計の長寿福祉課関係の歳出予算について、主なものを説明させていただきます。長寿福祉課の概要書を御覧いただきたいと思います。
まず、4ページをお開きください。老人福祉センター東湖園指定管理等経費でございます。この事業は、昨年12月議会で御議決いただきました指定管理者の指定に基づき、引き続き令和3年4月1日から令和8年3月31日まで、湯梨浜町社会福祉協議会を指定管理者として指定し、令和3年度分の指定管理料と建物災害共済の保険料として595万8,000円を計上しております。
続いて、5ページです。老人センター東湖園臨時経費です。老人福祉センター東湖園臨時経費、この事業は、町のデイサービスセンターの浴場で使用しておりますシャワー等の安定した温度と湯量を確保するため、老朽化した温水ヒーターを更新する経費としまして286万8,000円を計上をしております。
次、6ページをお願いします。シルバー人材センター運営補助金です。この事業は、高齢者の就業機会の確保を図り、生きがいづくりや健康の維持、増進、介護予防を促進する組織であるシルバー人材センターの運営を支援するための経費として、前年度と同額の400万円を計上しております。なお、シルバー人材センターに対しましては、国からも町補助金と同額の補助が入る見込みとなっております。
7ページです。敬老会事業でございます。令和2年度の敬老会につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響により、お祝い対象者への記念品等の配布のみとし、式典等は中止といたしました。令和3年度は、
新型コロナウイルス感染症の状況を見ながら判断することにはなりますけども、基本的には、長年にわたり社会に貢献してこられた75歳以上の高齢者を敬い、町として長寿のお祝いをするため、これまでどおり東郷、泊、羽合の3地域で開催することとし、その費用として613万2,000円を計上しております。なお、令和3年度には対象者全員にアンケートを実施する予定で、その経費として43万2,000円を含んでおります。
なお、概要書の8ページには、昨年度の実績と本年度の開催日程、それから対象者数を掲載しておりますので、御覧いただければと思います。
続いて、12ページ、お願いします。高齢者クラブ等事業補助金です。この事業は、高齢者の社会参加活動の促進や高齢者自らの生きがいづくりの推進を図るため、町高齢者クラブ連合会及び各単位高齢者クラブ、23団体ございますけども、こちらへの活動に対する補助金として、総額で277万8,000円を計上しております。財源としましては、県の補助金が185万1,000円、ふるさと湯梨浜応援基金繰入金が52万4,000円で、残りは一般財源というふうにしております。
その下、13ページです。移動支援事業です。この事業は、湯梨浜町社会福祉協議会が高齢者等の買物や通院などの支援として、一人暮らしや高齢者のみの世帯などを対象に、2路線それぞれ週1回運行しております乗合バス運行事業に要する経費の一部を助成するものであります。予算は28万2,000円を計上しております。前年に比べて3万7,000円減額となっておりますけども、こちらは使用しておる車両のリース期間が終了したことが要因であります。
14ページをお願いします。新規事業になります。高齢者タクシー料金助成事業でございます。高齢者のタクシー料金助成につきましては、これまで運転免許証の自主返納促進を目的に、対象を70歳以上の高齢者世帯で運転免許の返納から1年限りとしておりましたが、目的や要件の見直しを行い、令和3年度からは、高齢者の日常生活の利便性向上と社会参加の促進を図ることを目的に、助成の対象を70歳以上の高齢者で運転免許証をお持ちでない方に拡大することとしたものです。助成の内容は、対象となる方に対し、1年間に500円のタクシーチケットを24枚、1万2,000円分ですが、こちらを交付するものです。新規事業であることから申請者数が見込めないため、当初予算では400人分の487万7,000円を計上しております。泊地域につきましては、過疎債が充当できますので、過疎債として40万を歳入に計上しております。以上です。
○議長(入江 誠君) 続いて、産業振興課長。
○産業振興課長(西原 秀昭君) 産業振興課関係の令和3年度一般会計当初予算の説明をさせていただきます。主要事業や新規事業、前年と比較して大きく変わった事業について、概要書に基づいて説明をいたします。
初めに、3ページをお願いいたします。特産果物生産振興事業として196万8,000円を計上いたしております。これは、町の特産品であります梨やブドウ、イチゴなど、施設園芸品目の産地振興のため、生産者の労力負担軽減に向けた施設整備等を支援する事業でございます。新年度は新たにハウス機能向上支援として、高機能ビニールへの張り替えについて、耐用年数を考慮して、複数回対象とするよう改正することとし、果樹棚更新につきましても、従来、全面更新のみを対象としていましたが、部分更新も対象とすることとします。また、イチゴハウスなど老朽ハウスの全体更新を新たにメニューに加えるほか、二十世紀梨保護の観点から、二十世紀梨系統品種への部分的な改植経費も補助対象とすることとし、制度をより充実いたしまして、優れた幅広い農業特産物の産地力向上を図ることとしております。
続きまして、5ページをお願いします。水田病害虫緊急対策事業として、前年対比83万9,000円増の283万9,000円を計上いたしております。町内の水田で被害が拡大しているジャンボタニシ等による水稲被害を防ぐため、被害低減に有効な収穫後の秋耕うんに要する経費の一部を助成します。ジャンボタニシ対策につきましては、対策連絡会などを開催し、地域連携での取組を呼びかけているところでございます。さらに実施率を上げて効果を高めるために、委託実施による場合は助成単価を増額するなど、対策を強化してまいります。
続きまして、9ページをお願いします。がんばる地域プラン事業といたしまして、274万6,000円を計上いたしております。これは、県の認定を受けました梨産地再生プランに基づく3年目の計画事業でございまして、梨生産面積が減少する中で、優良農地の継承奨励金のほか、県外での新規就農相談会の開催、新規就農者獲得のための農作業体験ツアーなどを計画しております。
続きまして、11ページ、お願いいたします。担い手ステップアップ支援事業といたしまして、前年対比40万円増の254万円を計上いたしております。これは、認定農業者や新規就農者など、町が就農計画を認めたやる気のある農業者に中古機械の導入や修理費用の助成を行うほか、移住新規就農者への家賃助成などを行う事業です。農業の担い手育成のための町の独自施策でございまして、引き続き制度を継続し、新規就農希望者にも積極的にPRし、地域農業の振興を図ってまいります。
続きまして、飛びまして、19ページをお願いいたします。こちらは東郷ダム管理負担金といたしまして、前年対比1,498万8,000円増の1,936万4,000円を計上いたしております。これは県が管理いたします東郷ダムの管理費用に対する負担金でございます。令和3年度は主要施設でありますダム管理用制御施設を更新する計画となっており、負担金額が例年に比べて増額となっております。国庫補助によって整備される部分、県単独事業によって整備される部分、それぞれに管理協定に定める町の負担割合7.3%を乗じた額の合計を負担するものでございます。
続きまして、21ページをお願いいたします。竹林対策事業といたしまして、101万5,000円増の374万7,000円を計上いたしました。これは、地域住民や学識経験者、関係事業者から成ります放置竹林対策協議会がこのほど報告書をまとめられたところでございますが、それらも参考に、拡大傾向にあります放置竹林の対策事業として、竹林整備事業や景観形成のための補助金、タケノコ生産普及啓発事業などを実施するもので、財源としては、県の森林環境保全税関連補助金のほか、森林環境譲与税を財源とする基金からの繰入れを充てて、有利に実施いたします。
また、概要書24ページの森林景観対策事業も関連事業でございまして、東郷湖周や風土記館、宇野史跡名勝周辺の荒廃竹林を整備し、景観保全を図り、町のイメージアップを図るものでございます。こちらも事業費の4分の3に当たる額を県の森林環境保全税関連補助金を充てて実施いたします。
1ページ戻っていただきまして、すみません、概要書22ページでございます。鳥獣被害総合対策事業、予算額としましては、303万8,000円増の1,406万5,000円を計上いたしました。イノシシをはじめとする有害鳥獣対策として、電気柵やワイヤメッシュなど、農地への侵入防止柵の設置補助や狩猟免許取得更新助成のほか、猟期を含めて通年でイノシシ捕獲1頭につき1万円を交付するなど、本町独自の捕獲奨励金事業に引き続き取り組んでまいります。また、捕獲実施隊の活動支援として、本年度に引き続き町単独事業として捕獲おりの購入助成を行い、有害鳥獣の捕獲圧を高め、対策強化を図ってまいります。
続きまして、25ページをお願いいたします。林業専用道整備事業として、新規に66万円を計上いたしました。この事業は、別所地内の東郷ダム上流域の山林で鳥取県造林公社が行います造林事業のための林業専用道整備について、森林資源の活用促進や公益的機能向上のために事業費助成を行うものでございます。助成額としましては、事業費から国、県の補助金を除いた額の2分の1を交付するものでございます。6年計画で整備する総延長3,530メートルのうち、本町区間初年度の220メートル整備のための補助金を計上いたしております。
続きまして、29ページをお願いいたします。羽合漁港施設管理臨時経費として、新規に4,480万7,000円を計上いたしました。この事業は、町が管理します羽合漁港の適切管理のために、施設内の堆積砂のしゅんせつ工事等を行うものでございます。しゅんせつした砂は区域内の海岸浸食区域にリサイクルし、あわせてその後の深浅測量を行い、今後の国、県と連携した適切な海岸管理のための検討資料としてまいりたいと考えております。
続きまして、商工費でございます。概要書30ページをお願いいたします。企業立地奨励金として305万9,000円を計上いたしました。町内に事業所を新設するなど進出する事業者に、新たに賦課される固定資産税額内の奨励金を条件に応じて3年間交付する事業でございます。2事業者の予定があり、審査の上、奨励金交付により、地域産業の振興につながるよう支援してまいりたいと考えております。
続きまして、32ページをお願いいたします。雇用促進奨励金として、昨年と同額の80万円計上いたしております。町内に住所を有する人を新たに新規に常用雇用する町内の事業所に奨励金を交付する事業でございます。対象者を令和2年度から町内のシニア世代や子育て世代の女性、それから就職氷河期世代の方の雇用に対する助成としておりましたが、さらに制度改正を行い、コロナ禍で離職等をされた人を常用雇用した場合も奨励金を交付することとし、不安定な雇用情勢の中、特に支援が必要な求職者の就職を支援し、生活安定と地域経済の活性化を図ってまいりたいと考えております。
続きまして、34ページをお願いいたします。創業・販路開拓支援補助金事業として420万円を計上いたしております。この事業は令和2年度までゆりはまじげ産業支援事業として取り組んでいた事業で、町内の中小企業や創業予定者が起業や新事業展開または販路開拓を進めるために必要な経費の2分の1を助成し、新しい発想で取り組む事業所を積極的に支援し、地域経済の活性化を図る事業でございます。事業承継に伴い行われる場合は補助率を3分の2にかさ上げし、持続的な振興を推進いたします。
その下、35ページでございます。県制度融資利子補給補助金事業として1,060万6,000円を計上いたしております。この事業は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた事業者が利用する県制度融資を実質無利子化するため、金融機関に通常ですと事業者様がお支払いになられます利子額を県と町とで2分の1ずつ負担するというもので、財源としては、県補助金と令和2年度に国のコロナ対応臨時交付金を活用して積み立てた基金から繰り入れて実施するものでございます。
続きまして、37ページをお願いいたします。新しい生活様式対応支援事業としまして600万円を新規に計上いたしました。コロナウイルス感染拡大の防止に向けて、新しい生活様式に取り組みながら経済活動を行う事業者を支援するもので、三密対策や保健衛生対策及び新しいビジネス展開を図るための経費に対し、補助率10分の9、1事業者当たり上限20万円の補助金を交付し、ウィズコロナ、アフターコロナに向けた事業展開を積極的に支援いたします。財源は全額を国のコロナ対応臨時交付金で充てるものです。
最後に、39ページをお願いいたします。観光産業復興事業として1,050万円を新規に計上いたしました。これもコロナ禍からの復興関連でございまして、旅館の宿泊客数が大幅に減少している状況の中で、旅館組合が感染拡大の状況を見据えながら対策をしっかりと取り、旅行需要の回復のために宿泊割引キャンペーンを実施する還元費用相当額を補助金として交付するものでございます。こちらも財源は全額を国のコロナ対応臨時交付金を充てるものでございます。以上でございます。
○議長(入江 誠君) 続いて、
農業委員会事務局長。
○
農業委員会事務局長(藤井 貞宣君) それでは、農業委員会の令和3年度歳出予算につきまして、事業概要書により説明させていただきます。
まず、1ページでございます。農業委員等報酬でございます。事業費1,036万5,000円を計上させていただきました。内訳は、農業委員と農地利用最適化推進委員の基本給939万5,000円と能率給97万円であります。令和2年度は7月に委員会の改選がございましたので、7月分の基本給につきまして、退任委員は7月の1か月分の支給、新任委員は7月20日からの日割り支給となっております。そうしたことから、令和3年度では日割り支給分を減額ということでさせていただいております。また、能率給につきましては、その全額が農業委員会補助金で充当いたしますけれども、産業振興課と共同して実施しております人・農地プランの集落座談会の活動を中心に、令和2年度以上の活動を計画をいたしております。
続きまして、2ページ目でございます。農業委員会経常経費でございます。事業費198万2,000円を計上させていただいております。主な増減理由ですけれども、まず、減額につきましては、委員、推進委員の改選に伴います経費というのを減額、それから、増額要因ですけれども、令和3年度に計画されております中部農業委員会協議会の県外研修に係る旅行経費でございます。
説明は以上であります。
○議長(入江 誠君) 続いて、建設水道課長。
○建設水道課長(斎藤 聡君) 建設水道課です。概要書に基づいて補足説明させていただきます。
まず、概要書の1ページ目をお願いいたします。道路維持事業です。総額9,268万8,000円を計上しております。主なものとして、1つ目は、委託料に1,656万4,000円を計上しております。これらは道路の除草や除雪委託費などでございます。
2つ目は、工事請負費に6,539万7,000円を計上しております。これらは、道路の修繕に迅速に対応できるように、例年ですけども、羽合・泊地区と東郷地区に分け、2社の業者で実施する町道の維持修繕工事、それから、計画的にやっております公共施設等適正管理推進事業として、防護柵修繕、それから町道舗装修繕、側溝整備事業と、あわせて区画線更新工事等を予定しております。これらの事業につきましては、概要書の3ページに一覧にしておりますので、御覧いただければと思います。
それから、3つ目ですけども、負担金、補助及び交付金につきましては356万円計上しております。一昨年度から実施しております地域除雪活動支援事業や除雪機械運転手育成支援事業の補助金を予定しております。
また、新規事業として、ドローンを活用した地域振興事業ということで、ドローンの購入を予定しております。この事業の概要につきましては、概要書の2ページに掲載しております。御覧いただければと思います。
続きまして、4ページをお願いいたします。道路メンテナンス事業でございます。これは、昨年6月補正時のときにも申しましたけども、社会資本整備総合交付金事業から独立して補助事業となったもので、総額5,000万円を計上しております。これは橋梁定期点検24橋、それから橋梁補修20橋を実施するものでございます。そうした点検、測量設計などの委託料2,000万円と補修工事費に3,000万円を計上しております。
次に、下の5ページでお願いいたします。続きまして、社会資本整備総合交付金事業(改良・改築)でございます。これは、昨年度まで社会資本総合整備交付金事業として1つの予算科目で計上しておりましたけども、令和3年度から事業パッケージごとに予算計上するということで、総額3,600万円を計上しております。これは、継続中の町道宇野川端線、それから新規に取り組みます町道村前線、こういった路線の工事費、委託費、用地費などを2,600万円計上しております。また、県が実施主体として進めている国道179号はわいバイパス関連の周辺道路整備負担金として1,000万円を計上しております。施工位置図等は概要書6ページに掲載しておりますので、御覧いただきたいと思います。
次に、7ページをお願いいたします。社会資本整備総合交付金事業(防災安全対策)です。総額7,800万円を計上しております。これは防災目的の事業で、町道甲亀山線の越波対策をはじめとするのり面崩壊防止対策、浸水対策、あと道路照明LED化など、そういった工事費、委託費、用地費などでございます。施工位置図としまして、概要書8ページに掲載しておりますので、御覧いただければと思います。
次に、9ページをお願いします。河川維持でございます。総額221万8,000円を計上しております。例年、準用河川や桜づつみ公園、親水公園などの通常の維持管理費を計上しておりますが、令和3年度には新川池の河道確保のために土砂掘削費70万円を計上しております。この概要につきましては、10ページに掲載しておりますので、御覧いただければと思います。
次に、11ページをお願いいたします。急傾斜地崩壊対策事業負担金でございます。総額1,000万円を計上しております。これは県が施工しております藤津地区の急傾斜地崩壊対策事業に伴う負担金でございます。全体事業費は2億に対して地元負担金250万円と町負担金750万円の合計1,000万円でございます。完成につきましては、令和5年度を予定されていると聞いております。箇所図、それから負担金算出表などは、概要書の12ページのほうに掲載しておりますので、御覧いただければと思います。
次に、13ページをお願いします。空き家対策支援事業でございます。総額2,413万1,000円を計上しております。令和3年度は特定空家15戸の除却事業を予定しております。そういった補助金でございます。令和2年度に計画を見直しまして、令和3年度から令和7年度までの5年間で特定空家95戸に対して47戸の除却を目標として、50%の除却をしていきたいというふうに考えております。
次に、14ページをお願いいたします。公園管理経常経費です。総額286万5,000円を計上しております。例年、湖畔公園をはじめとする都市公園などの通常の維持管理費を計上しておりますが、令和3年度には、公園の防犯灯LED化の更新事業と併せまして、東公園の排水検証事業ということと、それから中央公園の植栽管理事業を実施する予定でございます。これらの各事業につきましては、概要書の15ページから17ページに掲載しておりますので、御覧いただければと思います。
最後になります。18ページ、一番最後ですね。震災に強いまちづくり促進事業補助金でございます。総額686万円を計上しております。これは、事業概要欄、左のほうですけども、その5番目、本年度の計画効果のところに記載しておりますけれども、耐震診断14件、耐震設計及び改修3件、ブロック塀撤去・改修10件を予定しているものでございます。以上でございます。
○議長(入江 誠君) 続いて、教育総務課長。
○教育総務課長(岩﨑正一郎君) それでは、教育総務課所管の主な事業につきまして、事業概要書で説明をさせていただきたいと思います。
最初に、ちょっと飛びますが、6ページのほうを御覧いただきたいと思います。通学費助成事業に501万2,000円を計上させていただきました。この事業につきましては、令和2年度より始めた事業で、2年目の事業でございます。県内の高校等に通学している方で、公共
交通機関の通学定期券を利用し、月額7,000円を超える通学費負担を助成するものでございます。
続きまして、はぐっていただいて、8ページのほうを御覧いただきたいと思います。ICT教育推進事業でございます。824万5,000円の計上で、継続費でございます。令和元年度より各小・中学校に児童生徒用パソコンとかLAN整備、大型提示装置などを整備しております。特に令和2年度では、
GIGAスクール構想の推進によりまして、児童生徒に1人1台のタブレットとか、各学校のネットワークを強化する事業に取り組みました。同時に、小学校では令和2年度より、中学校では令和3年度より新しい学習指導要領が全面実施されます。そこの中でICTを活用した授業が求められております。機器を整備いたしましても、それをうまく利活用した授業を進めたり、機器のトラブルの際の対応に苦慮することも考えられます。そこで、ここではICT機器を効果的に活用した授業をはじめ、校務支援、機器の適正な管理、障がい対応のためにICT支援員を各学校に毎週半日程度支援したり、ICTサポート運用を支援するものでございます。
また、令和3年度から県が整備します鳥取県教育情報通信ネットワークを利用することとしておりまして、この場合に各端末からインターネットにアクセスする際に、有害なサイト、それからウイルス感染を低減するフィルタリングソフトを導入しまして、県下で統一したものとする費用でございます。さらに、タブレットが1人1台となる、そういった環境を生かして、それぞれの習熟度に合わせた学びを進めるために、eラーニング教材を導入したいと思っております。
続きまして、飛びまして、15ページを御覧いただきたいと思います。給付型奨学金事業で、4年目の事業で、70万円でございます。経済的理由によりまして修学が困難な高校生の保護者に対しまして、必要な資金を支給する制度でございまして、対象者は町内に住所を有する高校生の保護者、就学援助の支給要件の課税世帯でございまして、支給は年3万5,000円で、20人を見込んでおります。
はぐっていただいて、17ページ、フリースクール利用料助成事業で、2年目の事業でございます。115万6,000円を計上しております。フリースクールの通所には授業料等が必要になることから、通所を希望する児童生徒の保護者にとっては義務教育段階でありながら経済的負担が大きいことから、授業料や
交通費を助成するものでございます。
少し飛びまして、20ページをお願いします。泊小学校の給食臨時経費で、190万円でございます。現在使用している強化ガラス製に替えまして、給食センターの使用しているものと同じ食器のABS樹脂製の食器を購入する経費でございます。
その下の21ページ、東郷小学校の管理運営経常経費でございまして、3,015万円でございます。令和3年度の児童数は283人を予定しております。通常学級12、特別支援学級5、合計17での学校運営でございます。
はぐっていただきまして、22ページでございます。東郷小学校の管理運営臨時経費でございます。413万5,000円でございます。学校施設の修繕工事などを行う経費でございます。今年度、東郷小学校のこの臨時経費とともに、26ページ、28ページ、そして37ページにも各学校の臨時経費を掲載しておりますけども、共通した経費といたしまして、各学校に110番の非常通報装置を計上しております。万が一危機が発生した場合に自動的に警察の110番指令室に緊急通報する装置を設置するものでございます。その他、東郷小学校では、プールサイドのシートが経年劣化で剥がれておりますので、修繕を行いたいと思います。
次に、はぐっていただいて、25ページをお願いしたいと思います。羽合小学校の管理運営経常経費でございます。3,927万3,000円であります。令和3年度の児童数は544名を予定しておりまして、通常学級18、特別支援学級7の25学級での運営予定でございます。
はぐっていただきまして、26ページ、羽合小学校の管理運営臨時経費でございます。2,580万2,000円でございます。児童玄関前のインターロッキングが沈下しておりますので、そういった修繕、6年生教室のテラスのバルコニー、これの床の修繕、開校時から設置しております保健室とか職員室などのエアコンの更新工事などを行います。
その下の27ページです。泊小学校の管理運営経常経費でございます。2,354万2,000円でございます。令和3年度の児童数は109名を予定しております。通常学級6、特別支援学級4の10学級の運営予定であります。
はぐっていただきまして、28ページ、泊小学校の管理運営臨時経費であります。126万8,000円を計上しております。教室のつり戸の取替えとか、令和3年度から病弱の特別支援学級を新設すると、そういったことから必要となる備品等を購入いたします。
それから、その下の29ページであります。コミュニティ・スクール推進事業です。4年目の事業でありまして、98万9,000円の計上であります。保護者や地域住民などから構成されます学校運営協議会を各小学校に設置をいたしまして、学校と保護者、地域住民が協働しながら子どもたちの豊かな成長を支え、地域とともにある学校づくりを進めるものでございます。
飛びまして、はぐっていただいて、31ページを御覧いただきたいと思います。新型コロナ感染症対策、羽合小学校の体育館の更衣室環境改善事業に54万3,000円を計上いたしました。新規事業でございます。羽合小学校の体育館の男女の更衣室は、体育館の利用と、それから夏場にはプールの授業をする際にも更衣室として利用しております。羽合小学校では児童数も多く、特にプールの授業の際には着替えるときに多くの児童が同時に着替えるもので、密になりやすいと、こういった状態がありますので、換気も弱く、湿気も籠もりやすい状態であると。この対策といたしまして、換気扇を増設したり、また、プールの着替えの際には足元に抗菌タイプのすのこを購入して、衛生環境の向上を図るものでございます。
はぐっていただいて、33ページでございます。小学校のコンピュータ機材等整備事業で732万3,000円を計上いたしております。国の
GIGAスクール構想に向けて、小学校におけるICTを活用した教育を推進するための環境整備事業でございまして、令和3年度は、1年生と2年生の教室に大型提示装置とか実物投影機、それから古い校務用のパソコンを購入いたします。
それから、ちょっと飛びまして、36ページを御覧いただきたいと思います。湯梨浜中学校の管理運営経常経費でございます。3,711万8,000円を計上いたしております。令和3年度の生徒数は440名で、通常学級14、特別支援学級5、合計で19学級での学校運営を予定をいたしております。
その下の37ページをお願いします。湯梨浜中学校管理運営臨時経費でございまして、220万2,000円を計上いたしております。グラウンドとテニスコートの間に防球ネットがございますけども、強風によりまして破損したために、少し目の粗いネットに取り替える工事費などを計上いたしまして、適切な維持管理に努めたいと思います。
はぐっていただいて、38ページでございます。教師用教科書、指導書の事業に558万5,000円の計上でございます。令和3年度より新しい中学校学習指導要領の全面実施に伴いまして、中学校の教科書が改訂となります。これに対応した教師用の教科書、指導書、デジタル教科書等を購入する費用でございます。
はぐっていただいて、41ページを御覧ください。中学校の少人数学級の実施県負担金400万円でございます。今回該当しますのは2年生でございまして、400万円の協力負担が必要となる計上でございます。
少し飛びまして、48ページを御覧ください。48ページです。外国青年招致事業でございます。1,191万7,000円を計上しております。小・中学校に外国語の指導助手、ALTを2名配置する経費でございます。現在、本来であれば昨年9月から着任を予定しておりましたALTが、
新型コロナウイルス感染症対策のために来日できておりません。昨年10月から米子にあります民間の業者に業務委託をさせていただいて、派遣をいただいております。来日の予定が今年9月になるということもありまして、1学期につきましては、引き続きその業者のほうに業務委託する経費も含まれております。
次に、その下の49ページです。コミュニティー施設管理臨時経費でございまして、697万3,000円を計上いたしております。羽合西コミュニティー体育館の照明器具をLEDに取り替える経費などを行う工事でございます。
はぐっていただいて、50ページ、51ページでございます。旧東郷中学校管理運営臨時経費でございます。1億5,724万2,000円を計上いたしております。旧東郷中学校の体育館以外の校舎等を解体するものでございます。これに関わります工事監理、地盤変動調査を行うもので、この事業につきましては、2か年の継続費を予定しております。51ページのほうを特に御覧いただければと思いますけども、総事業費は2億4,451万7,000円でございまして、1年目の年割り額は1億5,724万2,000円でございます。解体工事費や工事監理委託、それから工事に関わる工損調査等を計上しております。4月以降に住民説明会とか工損調査を行いまして、その後、解体工事を行う予定でございまして、大体工事の期間は約10か月程度を見込みまして、令和4年度にかけて行っていきたいと思います。
はぐっていただいて、最後に、52ページ、53ページでございます。旧北溟中学校管理運営臨時経費でございます。3億3,559万8,000円を計上いたしました。旧北溟中学校の体育館以外の校舎等の解体の工事と、それからその北溟体育館の給排水等の改修を行うもので、この事業は3か年の継続費を予定しております。53ページのほうを御覧いただきますと、こちらのほうで、総事業費が4億1,295万7,000円でございまして、1年目の令和2年度におきましては、設計と入札を行います。今月中に解体工事に係る入札を行いまして、契約ができますように進めていきたいと思います。2年目となります令和3年度の年割り額が3億3,559万8,000円でございまして、解体工事とか工事監理委託費を計上いたします。約1年をかけまして解体を行いたいと思います。以上でございます。
○議長(入江 誠君) 続いて、生涯学習・人権推進課長。
○生涯学習・人権推進課長(山﨑有紀子君) それでは、生涯学習・人権推進課の主な事業につきまして、事業概要書により補足説明をさせていただきます。
まず最初に、飛びまして、7ページをお願いいたします。はわいトレーニングセンター管理臨時経費でございます。事業費総額110万3,000円を計上しております。これは、令和2年度に体育器具の点検を実施し、指摘のあった箇所の修繕を行うものです。バレーやバドミントンの支柱の基礎補強や床金具の取替えを予定しております。また、町の照明灯交換基準に基づいて水銀灯の交換を行い、体育館の照度の確保を行います。
続いて、14ページをお願いします。
新型コロナウイルス感染症対策事業のうち、社会教育事業としまして97万1,000円を計上しております。これは、この令和3年1月に開催予定でありました成人式を延期して開催するための費用でございます。中止となった場合に作成する記念DVDの作成委託料についても、令和3年度当初予算に改めて計上するものでございます。開催時期につきましては、感染症の状況を考慮しながら、今後、決定をしていきたいと考えております。また、財源が一般財源となっておりますが、内容の検討とともに、
新型コロナウイルス感染症対応交付金にタイミングを見て組替えをする予定でございます。
続いて、1枚はぐっていただきまして、16ページをお願いいたします。公民館管理運営臨時経費として863万7,000円を計上しております。事業概要としまして、球切れにより、照度を確保するため、大講堂の照明器具の取替えを行います。また、トイレの手洗い水栓を手動式から自動水栓に切り替え、感染症対応を行います。それから、大講堂の音響設備を無線機の規格変更に適合するように更新し、劣化に伴う不具合も併せて改善するものです。また、2002年に設置しましたエレベーターについても、点検の結果、劣化や交換時期が到来しているものについて更新を行って、利用者の方に安全な施設を提供いたします。
続いて、少しはぐっていただきまして、20ページをお願いいたします。羽合分館管理運営臨時経費として1,172万7,000円を計上しております。事業概要としましては、屋上の防水シートの劣化により剥がれなどが進み、防水機能が低下して雨漏りの原因となるために、張り替えを行うものです。これはハワイアロハホールと併せて行う工事で、公民館棟部分の予算計上でございます。
続きまして、23ページをお願いいたします。23ページ、令和2年度からの継続事業、泊分館建設事業でございます。令和3年度の事業費としまして3億8,603万2,000円を計上しております。事業概要は5番の本年度の計画に記載のとおりで、冒頭の町長の挨拶にもございましたが、改築工事の監理委託、改築工事を行いまして、令和4年度早々の開館を予定しております。また、椅子や棚などの一般備品、冷蔵庫や洗濯機などの調理備品、キッズコーナーの備品などの予算を計上しております。
次に、28ページをお願いいたします。図書館臨時経費としまして2,256万1,000円を計上しております。事業概要としまして、平成8年の建築から23年が経過し、雨漏りが発生している屋根を改修し、長寿命化を図るものです。また、同じく経年劣化により故障している空調機を更新するものでございます。
続きまして、31ページをお願いします。文化財保護臨時経費でございます。総事業費600万7,000円の計上でございます。ハワイ海水浴場から国道を挟んだ馬ノ山入口公園の西側に町の花、トウテイランのふるさと公園を整備するものでございます。町長の最初のお話にもございましたが、町内の3か所の自生地が県の指定天然記念物にもなりました貴重なトウテイランを植栽した公園で憩いながら、また保全活動を行いながら、ふるさとの豊かな自然を感じていただきたい、そしてふるさとへの誇りや愛着が育まれることを願って整備するものでございます。
続いて、33ページをお願いいたします。33ページ、遺跡発掘等調査事業費として総額708万円を計上しております。調査事業の1つ目は、馬ノ山のとりで跡と周辺の山城の航空レーザー測量を行って、赤色立体地形図を作成いたします。また、発掘調査の1つ目として、十万寺城跡を調査し、山城の基本構造の調査を行います。いずれも羽衣石城跡の周辺城郭として山城の特徴などを調べるもので、国の史跡指定に向けた調査の一環でございます。発掘調査の2つ目として、国史跡である尾﨑家住宅及び庭園の発掘調査を行います。そして3つ目は、門田橋貝塚遺跡の発掘調査ということで、通学路の安全対策事業に伴って、周知の埋蔵文化財包蔵地の調査を行うものでございます。
続きまして、36ページを御覧ください。尾﨑家住宅管理費補助金でございます。総額812万5,000円を計上しております。国の重要文化財尾﨑家住宅の維持及び保存修理に係る費用の補助でございます。平成29年から令和8年度までの10か年事業でございます。
その下の37ページを御覧ください。羽衣石城跡及び付城群国史跡指定事業でございます。総額110万8,000円を計上しております。こちらも町長の挨拶にございましたが、令和5年の国史跡指定を目標に、令和2年度に立ち上げました学術調査委員会の開催ですとか現地調査、指導などを行う専門部会、そして羽衣石城に関わる古文書調査などを行う費用でございます。はぐっていただきまして、38ページのスケジュールを想定しながら、文化庁や県などと調整しながら進めてまいります。
しばらく飛びまして、46ページを御覧ください。ドラゴンカヌー事業臨時経費として112万9,000円を計上しております。長年使用してきたために経年劣化しましたドラゴンカヌーの竜頭のひげや接続部分の修繕を行うものでございます。令和2年度は、通常初夏から開始される教育研修旅行がコロナ禍により秋以降に集中しました。今後も需要を見込み、ドラゴンカヌーの竜頭の修繕を行って、事業の魅力を維持するものでございます。
1枚はぐっていただきまして、49ページを御覧ください。49ページ、ワールドマスターズゲームズ2021関西実行委員会負担金として、町実行委員会への負担金16万1,000円を計上しております。こちらは、全体の事業費としましては916万6,000円となりまして、令和2年度の実行委員会予算の残額を令和3年度へ繰り越しして、スムーズな大会に向けた準備を行うものでございます。
続きまして、52ページをお願いします。体育施設管理臨時経費でございます。総額8,594万1,000円を計上しております。内容は概要書に記載のとおりでございますが、委託業務では、令和2年度に耐震診断を実施しました泊体育館について、改修が必要であると診断された箇所を補強するため、令和4年度の工事に向けた改修工事設計委託と、旧東郷中学校の解体に伴って、同じく令和4年度に東郷体育館内にトイレを整備するための工事設計委託を行います。そして、工事の請負費としましては、旧北溟中学校解体に伴う羽合体育館の解体工事、そして東郷体育館バスケットゴールの点検により指摘のあった箇所の修理、そして旧東郷中学校校舎解体に伴う東郷体育館改修工事として、駐車場や体育館への進入路の整備を行うための経費を負担するものでございます。
そして、最後になります。56ページを御覧ください。人権教育住民意識調査です。76万3,000円を計上しております。5年ぶりとなります湯梨浜町あらゆる差別をなくする総合計画・実施計画を改定するに当たり、住民意識調査を行う費用を計上しております。幅広い年代の町民2,000人を無作為抽出し、郵送による依頼と回収を予定しております。変わり行く人権意識と課題について、町民の皆様の意識を捉えながら、今後の計画を立ててまいります。
生涯学習・人権推進課の説明は以上でございます。
○議長(入江 誠君) ここで暫時休憩いたします。再開予定2時40分。
午後2時29分休憩
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午後2時43分再開
○議長(入江 誠君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
続いて、住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について、生涯学習・人権推進課長の補足説明を求めます。
○生涯学習・人権推進課長(山﨑有紀子君) それでは、予算書の6ページ、7ページを御覧ください。議案第6号、令和3年度
湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の補足説明をさせていただきます。
歳入でございますが、1款県支出金、1項県補助金、1目住宅新築資金等貸付事業費補助金でございます。償還金事務に係る事務費に対する県の補助金として1万円を計上しております。
次に、2款諸収入、1項貸付金元利収入、1目住宅新築資金等貸付金元利収入につきましては、貸付金の現年度分44万8,000円、滞納繰越分169万6,000円、合計214万4,000円を計上しております。滞納繰越分の回収につきましては、引き続き努力をしてまいりたいと考えます。
次に、7ページをお願いいたします。歳出でございます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、償還事務に係る事務費として5万8,000円、一般会計への繰出金として209万6,000円を計上しております。以上でございます。
○議長(入江 誠君) 続いて、高齢者及び障がい
者住宅整備資金貸付事業特別会計予算について、長寿福祉課長の補足説明を求めます。
○長寿福祉課長(山田 志伸君) それでは、議案第7号、令和3年度湯梨浜町高齢者及び障がい
者住宅整備資金貸付事業特別会計予算の補足説明をさせていただきます。こちらも予算書のほうを基に御説明をさせていただきたいと思いますので、予算書を御用意いただければと思います。よろしいでしょうか。
では、4ページをお願いします。第2表、地方債でございます。起債の目的としましては、高齢者住宅整備資金貸付事業債及び障がい者住宅整備資金貸付事業債であります。限度額はそれぞれ200万円としております。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、予算書に記載のとおりでございます。
7ページをお願いします。歳入でございます。1款繰入金、1項一般会計繰入金、1目一般会計繰入金、1節一般会計繰入金につきましては、歳出の一般管理費、予算書、決算書の印刷製本費に当たります4万4,000円を計上しております。2款町債、1項町債、1目高齢者住宅整備資金貸付事業債、1節高齢者住宅整備資金貸付事業債及び2目障がい者住宅整備資金貸付事業債、1節障がい者住宅整備資金貸付事業債、これらにつきましては、貸付希望に応じて必要額を借り入れるものであります。高齢者分、障がい者分をそれぞれ1件分、貸付限度額であります200万円を計上しております。
はぐっていただいて、8ページが歳出になります。2款住宅整備資金等貸付事業費、1項住宅整備資金等貸付事業費、1目高齢者住宅整備資金等貸付事業費及び2目障がい者住宅整備資金等貸付事業費につきましては、高齢者、障がい者の専用居室等の増改築または改造に必要な資金の貸付金として、それぞれ限度額であります200万円を見込んでおります。以上でございます。
○議長(入江 誠君) 続いて、国民健康保険事業特別会計予算及び後期高齢者医療特別会計予算について、健康推進課長の補足説明を求めます。
○健康推進課長(林 紀明君) それでは、議案第8号、令和3年度
湯梨浜町国民健康保険事業特別会計予算の補足説明のほうをさせていただきます。歳入につきましては予算書で、歳出につきましては事業概要書で御説明させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。お手数ですが、両方御用意いただければというふうに思います。
まず、主な歳入につきまして、予算書の7ページをお願いします。1款国民健康保険税、1項国民健康保険税、1目一般被保険者国民健康保険税につきましては、前年比1,695万1,000円減額の3億1,528万7,000円を計上しております。減額となりました主な要因は、
新型コロナウイルス感染症による景気の後退をリーマンショック並みと見込んで算出したための減額でございます。
続きまして、8ページをお願いします。2款県支出金、1項県補助金、1目保険給付費等交付金につきましては、前年比7,855万6,000円増額の13億8,677万6,000円を計上しております。被保険者数は減少傾向でございますが、被保険者の減少率に対して保険給付費の減少率が低いため、保険給付費に係る一般被保険者療養給付費のほか、療養費、高額療養費が増額となり、普通交付金を8,018万9,000円増額するということが主な要因でございます。
続きまして、4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金につきましては、前年比821万6,000円増額の1億5,772万円を計上しております。1節保険基盤安定繰入金、こちらは保険税の軽減分でございますが、前年比44万4,000円、3節職員給与等繰入金が97万7,000円、5節財政安定化支援事業繰入金が702万円増額となったことが主な要因でございます。
続きまして、歳出でございます。お手数ですが、事業概要書のほうを御覧いただきたいというふうに思います。事業概要書6ページをお願いします。一般被保険者療養給付費でございます。国民健康保険の加入者が病院等の医療機関で受けた医療費に対しまして、その7割から8割を保険者として給付するものでございます。令和2年度の1人当たり医療費見込みに過去3か年の平均伸び率を乗じて算出しており、前年比5,758万2,000円の11億4,908万7,000円を計上しております。
続きまして、11ページをお願いします。一般被保険者高額療養費でございます。国民健康保険の加入者が病院等の医療機関で受けた医療の自己負担金について、一定額を超えた場合にその超えた部分に対して支給するものでございます。算出につきましては、先ほどの療養給付費と同様に、令和2年度の1人当たり医療費見込みに過去3か年の平均伸び率を乗じて算出しており、前年比2,126万6,000円増の1億9,667万4,000円を計上しております。
なお、いずれも高額レセプトが過去2年間の同時期と比べまして件数で100件強、費用額で1億円強増加しており、こちらが療養給付費と高額療養費の支出を押し上げていると、そういう現状でございます。
続きまして、18ページをお願いします。傷病手当金でございます。国民健康保険加入中の被用者のうち、
新型コロナウイルス感染症に感染した者または発熱等の症状があり感染が疑われる者に対し、条例の定めるところにより傷病手当金の支給を行うものでございます。感染のさらなる拡大をできる限り防止するため、職場を休みやすい環境を整備するもので、75万円を計上するものでございます。
続きまして、19ページから21ページをお願いします。まず、国民健康保険事業費納付金、一般被保険者医療費給付費分でございます。御承知のとおり、平成30年度の国保制度改正によりまして、県が国保の財政運営の責任主体となりました。その財政運営の仕組みとして国保事業費の納付金があり、県の医療費推計を基に、国からの公費を除いた必要額を医療費水準や所得水準に応じて納付金として割り当てるものでございます。前年比3,750万6,000円減の3億32万1,000円を計上しております。これは、平成30年度国保制度改正に伴う激変緩和の補助が1,000万円減額となり、負担額の増額要因となりますが、県算出による医療費分の納付必要額の見込みの大幅減、15億円程度ございます。そちらに吸収されまして、結果的に町の負担額が減額になっているというものでございます。
次に、一般被保険者後期高齢者支援金等分でございます。前年比705万9,000円増の9,682万8,000円を計上しております。増額の要因は、激変緩和の補助が令和3年度では700万円減額になるためでございます。
次に、介護納付金分でございます。前年比188万4,000円増の3,070万7,000円を計上しております。増額の要因は、先ほどと同様に、激変緩和の補助が令和3年度では150万円減額になるためでございます。
続きまして、23ページをお願いします。医療費適正化事業でございます。医療費通知やジェネリック医薬品差額通知を作成、配布するもので、医療費に対する意識の高揚と削減の呼びかけを行うものです。医療費通知を年4回、ジェネリック医薬品差額通知を年2回配布するための経費として、前年比5万4,000円増の114万1,000円を計上するものでございます。
最後になりますが、26ページをお願いします。特定健康診査等事業費でございます。国民健康保険の加入者に対して特定健診、セットドックを実施し、必要に応じて受診勧奨を行うとともに、健診結果により基準値以上の数値である者については特定保健指導を行い、その改善のために生活習慣病改善事業を実施するものでございます。4年目を迎えます特定健診受診率向上事業、通知勧奨でございますが、そういったもののほか、前年度の特定保健指導対象者に教育、実践、支援をワンクールといたしました少人数のヘルスアップ教室を実施し、運動の習慣化、健康意識の向上を図るなど、各種事業に必要な経費として2,433万8,000円を計上するものでございます。
なお、予算書の給与費明細につきましては、説明のほうを省略させていただきたいと思います。
国民健康保険事業特別会計については以上でございます。
続きまして、議案第9号、令和3年度
湯梨浜町後期高齢者医療特別会計予算の補足説明をさせていただきます。先ほどの国保事業のほうと同様に、歳入につきましては予算書のほうで、歳出につきましては事業概要書で御説明させていただきたいと思います。
まず、主な歳入につきましては、予算書の6ページをお願いします。1款後期高齢者医療保険料、1項後期高齢者医療保険料につきましては、1目特別徴収保険料、2目普通徴収保険料の合計で、前年比316万4,000円減額の1億3,693万5,000円を計上しております。保険料率の変更はございませんが、被保険者数の減によるもののほか、自己負担割合の高い所得階層の被保険者数の減が主な要因でございます。
続きまして、2款繰入金、1項一般会計繰入金、1目事務費繰入金につきましては、前年比59万2,000円増額の370万7,000円を計上しております。高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施に伴う一般管理経常経費及び後期高齢者保健事業費の増額のほか、コンビニ収納システムの導入によりますシステム利用料の計上など、賦課徴収費の増額などによるものでございます。2目保険基盤安定繰入金につきましては、前年比9万6,000円減額の4,744万5,000円を計上しております。これは保険料軽減対象者数の減によるものでございます。
続きまして、7ページをお願いします。4款諸収入、3項雑入、1目雑入につきましては、前年比17万7,000円増額の326万円を計上しております。後期高齢者健診委託料について、平成29年度から令和元年度までの3か年の平均実績により、長寿健診受診者の増加を見込むものでございます。
それでは、続きまして、歳出でございます。お手数ですが、事業概要書のほうを御覧いただければと思います。事業概要書の4ページをお願いします。後期高齢者健診事業でございます。後期高齢者医療被保険者を対象といたしました健康診査、こちらは長寿健診でございますが、そちらのほうを実施し、病気の早期発見、早期治療につなげることを目的とするものでございます。医療機関健診の委託料単価の増額や健診受診見込み者数の増などを勘案し、前年比17万7,000円増額の324万3,000円を計上しております。
続きまして、5ページをお願いします。後期高齢者保健事業でございます。高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施及び後期高齢者口腔機能向上に係る健康教育事業を展開するものでございます。口腔機能の重要性、歯科健診の必要性について、講演会などを通して普及啓発し、今後の治療や健康保持につなげていくもので、前年比17万3,000円増額の27万8,000円を計上するものでございます。
最後になりますが、6ページをお願いします。後期高齢者医療広域連合納付金でございます。後期高齢者保険料及び後期高齢者医療の財政基盤の安定化を図るため、被保険者の保険料軽減分の一部を負担する保険基盤安定制度負担金を広域連合のほうに納入するもので、前年比325万5,000円減額の1億8,438万7,000円を計上するものでございます。
後期高齢者医療特別会計については以上でございます。
○議長(入江 誠君) 続いて、介護保険特別会計予算について、長寿福祉課長の補足説明を求めます。
○長寿福祉課長(山田 志伸君) それでは、議案第10号、令和3年度
湯梨浜町介護保険特別会計予算の説明をさせていただきますが、こちらも先ほどと同じく、歳入につきましては予算書、歳出につきましては事業概要書のほうで御説明をさせていただきたいと思います。
介護保険につきましては、介護保険法に基づきまして、3年を1期とした計画を策定することとされております。このたびの計画では、令和3年度から令和5年度までの第8期の計画となりまして、この期間に必要となる高齢者の支援、介護等を行うための福祉サービスの取組や要介護認定者及び介護サービス見込み量の推計とそれに基づいた保険料を見積もって、介護保険制度の3年間の安定的な運営を行うことというふうに位置づけられております。
今回の第8期計画におきましては、高齢化のさらなる進展等により、要介護認定者数は徐々に増加するものと予測され、それに伴いまして、介護サービス給付費等も増加するというふうに見込んでおります。より一層の介護予防、フレイル予防に取り組んで、健康寿命の延伸を図る必要があるというふうに考えております。
令和3年度の予算につきましては、先ほど御説明しました第8期の介護保険事業計画に基づきまして予算計上を行ったものでして、予算規模といたしましては、令和2年度に比べて6,777万6,000円増の19億7,259万5,000円となっております。これは、先ほども説明いたしましたが、要介護認定者数の増加とそれに伴う介護給付費等の増加に加えまして、この4月から行われます介護報酬改定の影響を見込んだことが主な要因となっております。
では、6ページのほうをお開きいただければと思います。予算書の6ページ、歳入になります。1款保険料、1項介護保険料、1目第1号被保険者保険料につきましては、3億7,290万6,000円で、前年と比べまして2,043万1,000円の増額となっております。これは、第8期介護保険事業計画で、この後の議案でも条例改正を提案させていただいておりますけども、保険料基準額を6,200円に改めたこと及び第1号被保険者の増加を見込んでいること等により増額となったものでございます。
次に、6ページの中ほどの3款の国庫支出金から8ページの上段の5款県支出金につきましては、主に介護保険の給付費、それから地域支援事業費に係る国、支払い基金、県の法律に基づくそれぞれの負担割合により算出した額を計上しております。
まず、6ページを御覧ください。3款国庫支出金、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金は3億2,046万1,000円、2項国庫補助金、1目調整交付金は1億559万2,000円、2目地域支援事業交付金は1,379万4,000円。7ページを御覧ください。3目保険者機能強化推進交付金は324万4,000円、4目介護保険保険者努力支援交付金は355万5,000円、5目介護保険事業費国庫補助金は介護報酬改定等に伴うシステム改修費として75万6,000円を計上いたしております。
次に、4款支払い基金交付金、1項支払い基金交付金、1目介護給付費交付金は4億8,761万4,000円、2目地域支援事業支援交付金は943万1,000円を計上しております。
次に、5款県支出金でございます。1項県負担金、1目介護給付費負担金は2億6,648万円、2項県補助金、地域支援事業交付金は689万7,000円をそれぞれ計上しております。
8ページを御覧ください。7款になります。繰入金、1項の一般会計繰入金につきましては、保険給付費及び地域支援事業費、事務費などに対して町の負担割合により算出した額を計上しております。1目介護給付費繰入金は2億2,574万8,000円、2目地域支援事業繰入金は4,122万8,000円、3目低所得者保険料軽減繰入金は、第1段階から第3段階までの低所得者に対する保険料軽減の補填分ということで1,900万4,000円、4目その他一般会計繰入金は、介護保険に係る事務費や人件費として4,949万9,000円を計上しております。
その下、9ページを御覧ください。9款諸収入、2項雑入、1目予防給付費収入につきましては、要支援1、2の方の居宅支援サービス計画、いわゆるケアプランの作成に係る収入として507万3,000円を計上しております。
続いて、歳出になりますが、主な歳出につきましては、概要書のほうで説明をさせていただきますので、概要書を御覧いただければと思います。
2ページをお開きください。介護保険システム改修事業でございます。この事業は、令和3年度の介護保険制度改正、先ほど介護報酬の改定というお話ししましたが、そちらのシステム改修費として151万3,000円を計上しております。財源は、先ほどの補助金が75万6,000円、残りが一般財源でございます。
次、6ページをお開きください。介護サービス給付事業でございます。この事業は要介護1から5までの方が利用された介護サービスの公費負担分となります。前年当初予算に比べて1億164万6,000円増の16億6,718万4,000円を計上しております。これは、高齢化の進展等による要介護認定者数の増加とそれに伴う介護サービス給付費の増加及び4月からの介護報酬の改定の影響を見込んだことが主な増加要因となっております。
続いて、8ページをお願いします。介護予防サービス給付事業でございます。この事業は要支援1、2の方が利用されたサービス費用の公費負担分であります。前年当初に比べて391万6,000円増の4,628万6,000円を計上しております。これは要支援認定者数の見込みと介護報酬改定の影響を見込んで予算計上をしております。
続いて、11ページをお願いします。高額介護サービス費でございます。この事業は、介護サービスの利用者負担が一定の上限を超えた場合や介護保険と医療保険の自己負担の合算が一定の上限を超えた場合にその上限を超えた部分を払い戻すというもので、前年当初予算に比べまして916万3,000円増の4,161万5,000円を計上しております。高額介護サービス費は単身世帯の増加等により年々負担額が増加しており、令和2年度の実績見込みと令和3年度の制度改正、介護報酬改定の影響などを見込んで予算を計上をいたしております。
続いて、12ページをお願いします。特定入所者介護サービス費でございます。この事業は、介護保険施設に入所されている住民税非課税世帯等の一定の要件を満たす施設利用者に対しまして、居住費と食事の負担軽減を図るものです。前年に比べ113万円減の4,888万5,000円を計上しております。これは令和2年度の実績見込みと令和3年度の制度改正、介護報酬改定の影響などを見込んで計上しております。
続いて、17ページをお願いします。脳活トレーニング事業でございます。この事業は、令和2年度は地方創生交付金事業として一般会計のほうで実施しておりましたが、本年度からは地域支援事業に位置づけてこの事業を実施するものです。内容としましては、認知機能の低下が見込まれる高齢者等に対しまして、運動と知的活動、座学を組み合わせたプログラムを行うことにより認知・運動機能の低下を防ぐもので、2事業所での実施を継続しております。その経費として275万6,000円を計上しております。
次、19ページをお願いします。介護予防把握事業です。この事業は、要介護認定者、総合事業者等の方を除く65歳以上の方全てに基本チェックリストを実施することで、日々の生活で使われる心身の機能を確認し、フレイルのサインの早期発見と早期予防に努めるもので、その経費として70万4,000円を計上しております。なお、令和3年度からは、昨年度に導入したフレイル評価システムを活用し、基本チェックリストによるフレイル評価結果を基本チェックリストの実施者全員にお返しして自己の状態を把握していただき、フレイル傾向にある人に対しては、町の事業に参加していくなどとして、早期の介護予防につなげる事業としております。
次、21ページをお願いします。地域介護予防活動支援事業です。この事業は介護予防活動の地域展開を目指すもので、町民の自主的、定期的な地域介護予防活動を支援することにより、高齢者が身近な地域で介護予防活動に参加できる機会を増やすとともに、高齢者の集いの場づくりを推進するものです。昨年度の当初予算計上時と同じ15団体の申請を見込み、67万8,000円を計上しております。なお、22ページに概要を載せておりますので、御覧いただければと思います。
続きまして、少し飛びますが、27ページをお願いします。認知症高齢者見守り事業です。この事業は、認知症高齢者等の行方が分からなくなった場合等に備え、早期発見に有効な情報や写真を事前に登録する認知症高齢者等事前登録制度とGPS端末を使用して位置情報検索をする初期費用の一部を助成する認知症高齢者等位置情報機器利用助成事業を実施するものでございます。令和3年度は、これらの事業に加え、新たに在宅の認知症高齢者等事前登録制度の登録者を被保険者として個人賠償責任保険に町が加入し、介護者家族の負担軽減と在宅生活の継続を図るものです。GPS端末の初期費用5件分と賠償保険の保険料10人分の4万5,000円を計上しております。なお、次ページにこれまでの事業概要と新規事業の概要を載せておりますので、御覧いただければと思います。
最後、35ページになります。脱フレイル大作戦です。この事業は、地方創生交付金事業として、昨年度、一般会計で実施しておりましたが、こちらも本年度からは介護保険特別会計で実施することにいたしております。昨年度に導入いたしました3つのシステム、物忘れ相談プログラム、フレイル評価システム、オーダーメード運動処方プログラムを活用し、軽度認知障がいやフレイル傾向の高齢者等を早期に発見し、それぞれの状況に応じた運動の提案や事業の中で適切な事業に参加していただくなど、早期に勧誘を図ることでその予防と改善を目指すものです。システムの使用料などとして194万5,000円を計上しております。なお、36ページに事業の全体像と、それから37ページと38ページにはフレイル評価システムで出てきたサンプル画像を載せておりますので、御覧いただければというふうに思います。
なお、予算書のほうに記載しております給与費明細につきましては、省略のほうをさせていただきたいと思います。以上でございます。
○議長(入江 誠君) 続いて、温泉事業特別会計予算について、産業振興課長の補足説明を求めます。
○産業振興課長(西原 秀昭君) 議案第11号、令和3年度温泉事業特別会計当初予算の補足説明をいたします。歳入歳出とも予算書で説明をさせていただきます。よろしいでしょうか。
最初に、歳入でございます。6ページをお願いいたします。1款使用料及び手数料、1項使用料、1目使用料、1節温泉使用料として475万円です。それから、2節温泉スタンド使用料254万2,000円を計上しております。また、3款繰入金、1項基金繰入金、1目温泉事業推進基金繰入金として121万3,000円を計上しております。それと、4款繰越金は、前年度繰越金として30万円計上しております。
次に、歳出は、7ページ、8ページになりますが、7ページの上のほう、1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の主な経費としましては、温泉事業総務管理経費として369万6,000円を計上しております。これは主に町有2号源泉の維持管理経費でございます。また、温泉スタンド管理経費として75万4,000円を計上しております。これはめぐみのゆ公園にあります2基の温泉スタンドの維持管理経費でございます。また、めぐみのゆ経常経費として111万2,000円を計上しております。これは足湯や温泉たまご施設の維持管理経費でございます。
次に、2款事業費、1項事業費としましては、1目施設整備事業費の工事請負費に224万2,000円を計上しております。これは町有2号源泉のくみ上げポンプの交換工事と中継施設タンクの改修工事を予定しております。以上でございます。
○議長(入江 誠君) 続いて、下水道事業特別会計予算及び農業集落排水処理事業特別会計予算について、建設水道課長の補足説明を求めます。
○建設水道課長(斎藤 聡君) 予算書のほうで説明をさせていただきます。なお、歳出のほうにつきましては、該当する事業概要書のページをお示しはしたいと思います。
それでは、議案第12号、令和3年度
湯梨浜町下水道事業特別会計予算の補足説明をさせていただきます。
4ページをお願いいたします。第2表、地方債でございます。起債の目的で、過疎対策事業債から公営企業会計適用債までの6種類の起債でございます。限度額合計5億3,520万円の借入れを予定しているものでございます。起債の方法、利率、償還方法につきましては、記載のとおりでございます。
続きまして、7ページをお願いいたします。歳入でございます。主なもののみ説明させていただきます。
2款使用料及び手数料、1項使用料、1目下水道使用料でございます。現年度分と滞納分を合わせて2億9,699万7,000円を計上しております。
続きまして、8ページのほうをお願いいたします。3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目事業費補助金で、これにつきましては、雨水ポンプ場事業などの社会資本整備総合交付金3億9,055万円を計上しております。
4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金で4億6,157万8,000円を計上しております。
続きまして、5款諸収入、1項雑入、1目雑入で、これは県工事によります支障移転補償費など478万7,000円を計上しております。
次のページ、お願いいたします。次のページにまたがります。6款町債につきましてですけども、説明欄に記載しております各事業の起債額で、合計5億3,520万円を計上しております。
続きまして、予算書10ページをお願いいたします。歳出でございます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費で、総額3,301万2,000円を計上しております。主なものとして、人件費2,049万8,000円、下水道総務経常経費の公課費で、消費税納付金として1,219万3,000円を計上しております。
続きまして、11ページにまたがりますけれども、2款事業費、1項流域下水道整備事業費、1目流域下水道整備事業費で、流域下水道建設負担金として1,814万1,000円を計上しております。概要書につきましては、1ページに掲載しております。
続きまして、同じく2項です。公共下水道整備事業費、1目維持管理費で、総額2億3,657万4,000円を計上しております。主なものとして、1つ目として、公共下水道維持管理経費で浄化センターと2か所のポンプ場とマンホールポンプ等の保守関係の委託料1,855万4,000円、それから、県工事に伴う支障移転工事費など施設関係維持工事費として1,148万8,000円を計上し、合計4,675万2,000円を計上しています。概要書につきましては、2ページでございます。
次に、2つ目、流域下水道処理場負担金でございます。処理負担金で、1立米当たり93円で、1億5,790万円を計上しております。概要書につきましては、3ページでございます。
3つ目、公共下水道事業計画変更設計業務委託でございます。旧北溟中と旧東郷中のグラウンド、こういったものの下水道区域に編入するための委託料として1,313万9,000円を計上しております。概要書は5ページになります。
4つ目、地方公営企業法適用移行委託業務で、令和4年度に移行するための委託料1,630万5,000円を計上しております。概要書につきましては、6ページでございます。
続きまして、2目施設整備事業費です。総額8億4,454万3,000円を計上しております。主なものとして、1つ目は、公共下水道事業、単独でございますけれども、町内11か所の管渠布設工事や汚水ます設置工事として2,775万円を計上しております。概要書につきましては、7ページ、8ページになります。
続いて、12ページにまたがりますけれども、2つ目として、雨水(ポンプ場)事業(補助)でございます。7億9,579万3,000円を計上しております。令和3年度には龍島ポンプ場の完成を目指し、工事費6億8,016万円を計上し、新町川雨水ポンプ場の詳細設計費1億470万円などを計上しております。概要書につきましては、9ページから12ページに掲載しております。
3つ目、ストックマネジメント事業(補助)でございます。下水道ストックマネジメント計画を策定する委託料として2,100万円を計上しております。概要書につきましては、13ページでございます。
続きまして、3款公債費、1項公債費、1目元金でございますけれども、5億801万円を計上しております。同じく2目利子でございますけども、5,531万5,000円を計上しております。
13ページの給与費明細以下の説明につきましては、省略させていただきたいと思います。以上でございます。
続きまして、議案第13号、これも予算書のほうで説明させていただきます。令和3年度
湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計予算の補足説明でございます。
4ページをお願いいたします。第2表、地方債でございます。起債の目的で、過疎対策事業債ほか3種類の起債で、合計4,880万円を限度額として借入れを予定しているものでございます。起債の方法、利率、償還方法は記載のとおりでございます。
続きまして、予算書7ページをお願いいたします。歳入でございます。主なもののみ説明させていただきます。
2款使用料及び手数料、1項使用料、1目総務使用料で、現年分と滞納分合わせて3,292万5,000円を計上しております。
続きまして、3款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金です。1億1,015万4,000円を計上しております。
続いて、4款諸収入、1項雑入、1目雑入で、これは県工事に伴う支障移転補償費で、139万円を計上しております。
続きまして、5款町債でございます。8ページにまたがりますけれども、説明欄に各事業ごとに起債額を計上しております。合計4,880万円を計上したものでございます。
続きまして、予算書9ページをお願いいたします。歳出でございます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費です。総額709万5,000円を計上しております。主なものとして、人件費536万3,000円、農業集落排水総務経常経費の公課費で、消費税納付金として165万8,000円を計上しております。
続いて、2款事業費、1項処理施設費、1目維持管理費です。総額6,064万7,000円を計上しております。主なものとして、1つ目、処理施設の経常経費で、10か所の処理施設と33か所のマンホールポンプに係る光熱水費、施設の保守委託料、それから汚泥の引き抜き手数料など、合計4,394万4,000円を計上しております。概要書につきましては、1ページでございます。
2つ目、施設管理臨時経費でございます。これは県工事に伴う支障移転工事などの施設関係維持工事費として785万円を計上しております。概要書につきましては、2ページでございます。
10ページをお願いいたします。3つ目となります。地方公営企業法適用移行委託業務として885万3,000円を計上しております。概要書につきましては、3ページでございます。
続きまして、3款公債費、1項公債費、1目元金ですけども、1億1,331万4,000円を計上しております。2目利子でございます。1,178万9,000円を計上しております。
なお、11ページの給与明細以下、説明は省略させていただきます。以上でございます。
○議長(入江 誠君) ここでお諮りいたします。議案第14号から議案第19号までの各財産区特別会計予算6議案につきましては、担当課長の補足説明を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 異議なしと認めます。よって、議案第14号から議案第19号までの6議案につきましては、担当課長の補足説明を省略することと決定いたしました。
続いて、国民宿舎事業特別会計予算について、水明荘支配人の補足説明を求めます。
○水明荘支配人(小椋 誠君) それでは、議案第20号、令和3年度
湯梨浜町国民宿舎事業特別会計予算について、補足説明を申し上げます。
昨年からの
新型コロナウイルス感染症により、現在、経営、運営に多大な影響が出ている状況であり、令和3年度におきましても引き続き影響があり、コロナ禍以前の状態へのV字回復は早々には見込めないことを踏まえ、現実味としての予算をこのたび計上いたすものでございます。
予算書の1ページをお願いをいたします。第2条、業務の予定量といたしましては、(1)宿泊者数を1日平均27人とし、年間宿泊予定人員9,700人、(2)休憩者数を1日平均57人とし、年間休憩予定人員2万710人としております。
次に、第3条、収益収入及び支出の予定額は、収入では、第1款事業収益を2億2,070万8,000円に、支出では、第1款事業費用を2億5,648万1,000円と予定しております。なお、営業運転資金に充てるため、特別減収対策企業債4,000万円を借り入れることといたしております。
第4条、資本的収入及び支出の予定額は、第1款資本的収入を4,000万円、支出では、第1款資本的支出を80万5,000円と予定いたしております。
第5条、一時借入金の限度額は4,000万円、次に、第7条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費(1)の職員給与費は2,562万2,000円、第8条、棚卸資産購入限度額は300万円といたしております。
2ページから5ページは省略させていただきまして、6ページから8ページをお願いをいたします。給与費明細書を上げておりますが、前年度からの、令和2年度からの会計年度任用職員制度に伴い、手当等を含め、予算計上をいたしております。8ページには会計年度任用職員の給与費明細書を上げておりますので、御覧をいただきたいと思います。
9ページから17ページは省略させていただきまして、18ページのほうをお願いをいたしたいと思います。収益的収入及び支出での費用明細について御説明を申し上げます。収入での1目利用収益では、
新型コロナウイルス感染症の影響が引き続きあると想定をいたすことにより、利用収益の予定額につきましては1億9,327万円で、前年度予定額より8,215万円減額いたしております。2目売店収益では、予定額を1,163万1,000円とし、517万8,000円の減額、3目その他営業収益では、予定額859万9,000円とし、417万2,000円の減額、よって、1項の営業収益の予定額は2億1,350万円といたし、前年度の予定額より9,150万円減額した予算計上といたしました。
営業外収益、2目にて、消費税還付金589万7,000円の計上等により、営業外収益の予定額は720万8,000円といたし、571万円増額した予算計上といたしております。
19ページを御覧いただきたいと思います。支出での1目施設経営費といたしましては、給料手当61万4,000円、法定福利費79万円のそれぞれの減額でございます。こちらにつきましては、職員の手当、また雇用に係る保険料によるものが主なものでございます。
続きまして、20ページをお願いいたします。先ほど申し上げました業務の予定量の前年対比での減数により減額しております主なものでございます。口頭での御紹介となりますが、20ページ、食事材料費1,695万8,000円、酒類及び飲料259万1,000円、売店材料費367万6,000円、備消品費279万7,000円、光熱費324万3,000円、水道料133万4,000円、21ページに移りまして、燃料費292万円、23ページに移りまして、雑費297万円の各それぞれの減額をいたしました計上が主なものでございます。
なお、先ほど申し上げました光熱費につきましては、昨年、令和2年6月に電力小売自由化に伴い電力供給業者の見直しを行ったことも費用の減額に含まれております。また、雑費の減額につきましては、昨年、著作権使用料金の追加支払いがございました関係によるものでございます。
よって、1目施設経営費の本年度予定額は2億2,059万5,000円とし、前年対比でいいますと3,971万5,000円の減額計上といたしております。
24ページをお願いをいたします。2目の減価償却費では、本年度の予定額を2,445万9,000円としており、353万5,000円の減額でございます。
よって、1項の営業費用といたしましては、本年度の予定額を2億4,505万4,000円とし、前年対比4,325万円の減額計上といたしております。
25ページをお願いをいたします。1款資本的収入、1項企業債、1目企業債4,000万円につきましては、運転資金に充てるため、特別減収対策企業債を借り入れることにより計上いたすものでございます。
本年度も新型コロナウイルスの感染症の影響により、引き続き厳しい運営を強いられると思いますが、必ずの終息を願い、信じ、ウィズコロナ、そしてポストコロナの時代に出遅れることなく、しっかりと目標を見据え、目標達成に向けて推進努力してまいりたいと考えております。また、より一層の経費削減への注視を行ってまいりたいと考えております。以上でございます。
○議長(入江 誠君) 続いて、水道事業会計予算について、建設水道課長の補足説明を求めます。
○建設水道課長(斎藤 聡君) それでは、議案第21号、令和3年度
湯梨浜町水道事業会計予算の補足説明をさせていただきます。予算書のほうで説明をさせていただきます。
1ページ目でございます。第3条、収益的収入及び支出でございます。収入、第1款で事業収益2億6,000万2,000円を予定しております。支出、第1款事業費用2億3,139万4,000円を予定しております。
次に、第4条でございます。資本的収入及び支出でございます。2ページをお開きください。収入でございます。第1款資本的収入1,136万4,000円を予定しております。支出でございます。第1款資本的支出1億2,916万5,000円を予定しております。1ページの下段、第4条に戻っていただきまして、下段のほうですね、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額1億1,780万1,000円につきましては、過年度損益勘定留保資金494万4,000円、それから建設改良積立金2,000万円、当年度損益勘定留保資金8,449万6,000円、当年度分の消費税資本的収支調整額として836万1,000円で補填するものでございます。
続きまして、3ページに記載しております予算附属書の1から6までの説明につきましては省略させていただき、17ページの(7)収益費用明細書をお願いいたします。収益的収入でございます。1款事業収益、1項営業収益、1目給水収益でございます。総額2億3,298万8,000円を予定しております。3目その他営業収益で628万円を予定しております。すみません。主なものだけを説明させていただきます。
次に、2項営業外収益、2目他会計負担金で180万9,000円を予定しております。これは旧簡易水道の起債償還利子分と児童手当分の一般会計繰入金でございます。4目長期前受金戻入で734万2,000円を予定しております。5目資本費繰入収益で、4条からの繰入れで、旧簡易水道の起債償還元金分として1,136万1,000円を予定しております。
続いて、18ページのほうをお願いいたします。収益的支出でございます。1款事業費用、1項営業費用、1目原水及び浄水費で、水源地等の維持管理費として5,479万2,000円を予定しております。主なものとして、委託料、無線監視装置及び保守点検委託料や緊急遮断弁調整及び部品交換などで767万1,000円を予定しております。手数料で水質検査などに699万4,000円、修繕費で水源地滅菌機修繕費232万6,000円、それから動力費、電力料、電気代に3,150万円を予定しております。もう一つ、薬品費でございます。次亜塩素酸など445万円を予定しております。
続きまして、19ページのほうをお願いいたします。2目でございます。配水及び給水費で、通常の配水管等の維持管理費として3,341万7,000円を予定しております。主なものとして、委託料、漏水調査や検針などに960万1,000円を予定しております。それから、修繕費、配水管及び給水管、メーター、消火栓の修繕等で2,009万4,000円を予定しております。続いて、4目総係費で4,042万6,000円を予定しております。主なものとして、職員の給料や会計情報システムなどの委託料などでございます。
続きまして、21ページをお願いいたします。5目の減価償却費で8,449万6,000円を予定しております。2項営業外費用、1目支払い利息で572万1,000円を予定しております。また、2目消費税で650万円予定しておるところでございます。
続きまして、22ページをお願いいたします。資本的収入でございます。資本的収入として1,136万円を予定しております。主なものとして、4項1目他会計負担金で、会計統合前の簡易水道起債元金分費用に充てる一般会計繰入金でございます。
続きまして、資本的支出のほうでございます。資本的支出につきましては、1億2,916万5,000円を予定しております。主なものとして、1款資本的支出、1項建設改良費、1目原水施設工事費で、これにつきましては、羽合浄水場のポンプ電動弁、その更新、それから羽合地区の送水管の工事、または深井戸の調査などの委託料、それからそういった工事請負費に2,797万5,000円を予定しております。これにつきましては、概要書をつけておりまして、1ページでございます。
続いて、2目配水施設工事費で、これにつきましては、水道管路更新計画による配水管更新工事などで6,350万4,000円を予定しております。これにつきましても概要書2ページでございます。
概要書のほうの3ページには、この2つの事業の総まとめした箇所図と、下のほうに一覧表をつけておりますので、御確認いただければと思います。
最後に、2項企業債償還金、1目企業債償還金で3,718万6,000円を予定しているところでございます。以上でございます。
○議長(入江 誠君) 説明が終わりましたので、これより議案第5号から議案第21号までの各議案に対する総括質疑を会計ごとに行います。個別質疑はしないようにお願いいたします。
なお、質疑は簡潔明瞭かつ要点を絞った発言でお願いいたします。
初めに、議案第5号、令和3年度
湯梨浜町一般会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
光井議員。
○議員(7番 光井 哲治君) 総括質疑で、今日初めて町長のほうの施政方針を聞きました。この中で若干、3点、4点、ちょっともう少しお聞きしたいなと思います。
1点目は、コロナのことなんですけれども、一々説明することもなく、だんだんに接種が遅れてきて、今は4月と、しかしこれも本当にそうなのかと個人的には思っているわけです。それで、私が最近心配するのは、地域でそれぞれの区会があって、それぞれ事業を組んでやろうとしたことが、去年1年間はほとんどどの区もやってない。もう孤の状態に今は入っていると。一番心配するのは、都市のロックダウンじゃないけれど、地域も完全にそういう意味ではロックダウンしてて、特に怖いのは、心の中にみんな今、鍵をかけてしまっていると。これが解除されるのは、恐らくワクチンなり特効薬というのが一つの目安かなという個人的には思いがするわけです。
それで、この辺りが、町長が今の現状で、そういう疲弊している地域あたりにどういう、まず、いろんな意味で、区長会なりを通して現状把握ということをされているとは思うわけですけど、何かこういう策を打ってみようかとか、あるいはもう少しきめ細かく区長会あたりを通じて情報収集をまずやってみようかとか、何らかのそういう具体的な対策をお考えなのかなというのが1点目です。
それから、2点目は、グラウンド・ゴルフの国際化で、韓国との行き来なんですけれども、これも今の日韓関係がこれだけ冷え切って、相当どん底にあると、戦後最悪の状況だという、評論家に言わせればそのような状況が一方では進んでいると。当然、行き来も相当両方が減ってしまっている中で、この事業がどのようにその辺りも含めて捉えられているのかなというのが2つ目です。
それから、今日お聞きした中で、3点目が、社会福祉協議会のことです。私が風の便りで耳にするのは、非常に社会福祉協議会が基金等を崩しながら、相当運営自体も厳しいという話は漏れ伝わってくるわけです。ただ、どの程度なのかという話は、我々が直接法の状態として入り込む問題ではございませんが、ただ、どうしても切っても切り離せない。今回の予算の中でも相当社会福祉協議会に委託事業を随所に出しているわけですね。それで、その辺の認識が、町長はどのように社会福祉協議会の今の現状と、そういう状況にあっとるのかどうなのか、その辺の認識をお持ちなら、ちょっと教えていただきたいと。
それから、もう1点は、たじりこども園の移設と、これは特段私も早くかからねばいかんじゃないかという思いはしているわけです。ところが、旧北溟の跡地と、それから小体育館を取り壊した後の跡地、それからその後のたじりこども園が空いてくると。あの一角一帯の、開発ではない、整備をどのようにするのかということは僕は一つのパッケージではないかと。ほんで、たじりのこども園を動かすことが一番最初の最重要課題ではないかと。というのが、これは個別質疑のほうで入りますけれども、羽合地区の子どもたちが今回も相当多分第1希望から第2、第3に漏れて移動していると思っているわけです。それ個別の状態ですけども。そんなことを含めたときに、いち早く動かすには、果たして旧北溟の大きい土地のほうの話よりも小体育館側のほうの土地を活用するほうが、後々のことを考えたらいろんな意味で有効ではないかという思いもしているわけです、私は。それで、その辺を含めて、町長があの辺の一帯整備、それで、変わったたじりこども園をどう使うか。田後の方からいえば、何かあの辺をそういう子どもたちがいろいろ遊べるとか、あるいは公園的なものとか、いろんな要素が、話は入ってくるわけですね。そういうことを含めて、今の現状として、あの辺一帯の整備ということの考え方が、今日の施政方針の中で感じましたので、その4点についてお聞きしたいと。
○議長(入江 誠君) 答弁を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) まず最初のコロナの関係で、集落のほうが随分、何もできないで、区長会のときなんかでも要するに何もできないということで、人も集まってこないしというようなお話をされた区長さんもありました。あれは何のときだったかな。そうだ。区長会やったときですね。そういう話を出された区長さんもあったりして、ずっとコロナ騒ぎのときに言われていることなんですけれども、コロナを正しく恐れてということが、なかなかそこまでできないと、恐怖心のほうが先にあって、要するに何もできない状況になっておられるということはあるのかなと思っております。
それで、実はそういうのから脱却といいますか、今の時点ではそれをすぐやろうとはもちろん思ってませんけども、多少動いたりしてもいい状況ができたりしたら、県外等も含めて、そういうときに今のコロナの臨時交付金の中で、集落ごとの、何ていうか、給付金みたいなものを出して、活動支援みたいなこともやってみたらどうかなということを一つは思っております。
これどこかで話したかもしれませんけども、実は湯梨浜町の要介護認定者の数がおとどし、一昨年に比べて2年度は、途中ですけども、まだ、数が随分増えておるということで、六十数名増えているということが12月末か何かの数字で分かって、そんなにかと思って、これはえらいことだと思ったんですが、新規で増えていたのは結局23か何かの数字で、当時でですね、それで、もう一つの増えた要素は、要介護の方で亡くなられる方の数が減ったっちゅうことで、結局そのような大きな数字になってたということです。
湯梨浜町がやっておりますSIBの中では、筑波大学の先生は最初からずっと指摘しておられて、家の中に閉じ籠もれば、認知症の方も、それから体の介護状態の、そこまで行かないフレイルの辺の方でも、だんだん要介護者になってくる人が増えるでしょうっちゅうことは言っておられて、そういうために、家での適度な運動ですね、筋トレといいますか、こうやったりとか、そういうことをやったり、あるいは社会的にも、近いところでマスクを外してべらべらしゃべったりはいけませんけども、多少距離を置いて人としゃべったりもするということも必要だろうということで呼びかけてきたわけなんですが、なかなか実際にはそこまで行かないという現状があります。
そのことを受けて、実はSIBのほうでは、いろいろ新聞とかなんとかにも投稿しておられて、それが記事になったりしているんですけども、その部分について、チラシは、ちょっと健康推進課のほうに出すようにということで指示している。まだ出してないか。せめて集落ごとに、先ほど申し上げましたように、散歩ですね、ウオーキングしたり、家で筋トレしたり、そういうことをしましょうみたいな、スポーツ庁が出しているポスターみたいなものもありましたので、そういうのを集落ごとに配ったりもしてみようかということなんかも思っておるところです。
いずれにしても、大切な課題だと思っておりますので、そういう正しく恐れて正しく行動するということを進めていきたいなというふうに思ってます。
それから、グラウンド・ゴルフの関係ですけども、韓国の関係では、グラウンド・ゴルフは日本の次に多いのは、愛好者的にはやっぱり韓国が多いんです。済州とか、こちらの釜山とか、あっちのほうの方が多くて、ただ、1対1の関係としては、グラウンド・ゴルフよりもウオーキングのほうで、友情の道の協定締結した関係もあって、済州オルレとの関係が、今日、課長のほうも説明しましたけど、強いと。これからそれをやっていって、お互いがお互いのPRをすることによって、ウィン・ウィンの関係をつくっていこうというような気持ちでやっておるところでございまして、国情的な面は確かにあって、なかなか協定自体も、ウオーキングの協定ですが、こちらが期待していた時期にできないでずるずると来てしまって、やっと昨年結べたと、ウェブ会議でできたというような状況でございまして、ただ、人的には、一般の国民の方たちとのしゃべったりするときには別にそういう悪意というのを特には感じたりもしてませんし、グラウンド・ゴルフのほうも国際連盟的なものをつくったときに、そのときに韓国のグラウンド・ゴルフ協会のほうは、日本も韓国も民主主義国家だから、中心的になってやっていきたいというようなお話もしておられたりしておりました。そのような関係でして、確かに議員おっしゃるとおり、なかなか交わりにくい状況はありますけども、人としては、これまでもこちらの大会にも何回か来てくれてますし、付き合いはきちんとある意味できているかなというふうにも思っております。
それから、3点目の社協のことがございましたが、予算的に苦しいというようなことは私もちょっと仄聞いたしております。今年の予算でも、なかなか何かの部分、300万、今年からまた中部で共通で設けてたものが、それができなくなって、じゃあ各町がやるというときに、大体何でも福祉関係については計画は町がつくって社協に実践してもらうというのが、そういった意味で車の両輪だというような意識もありまして、社協に委託してやるということで、その金額が本当に正しいかどうかというのはあんまりこれまでどうも考える習慣がついてなくって、300万円で中部で一緒にやってたところやってもらってたから社協に300万円でやってもらうというような関係の予算要求だったような状況もありまして、社協は内部的にも、こういうことを言っていいかどうかなんですけども、例えば事務局長、ずっと近年、職員を送っております。そうすると、その人件費を社協が持たなければならないということもあって、その辺りのことも考えてみるべきじゃないかということを社協の内部の理事さんあたりからもお話が出ているということもちょっと仄聞いたしておりまして、町が委託するときにはそんなに理にかなわない金額で、時間数とかでですね、そういう感じで出しているとは思ってませんので、実際に決算の状況とか、そういうのを見ながら聞かせてもらうしかないなと思っているんですけど、今年の予算については、一応理事長さんのほうからは、いい具合にしてもらってというようなことは立ち話で伺ったりしているところでございます。実際の中身をよく見ながら、社協がなくなれば、それこそ福祉の世界は大変なことになりますので、大事に見ていきたいというふうに思ってます。
それから、最後のたじりこども園の件ですけども、今、検討委員会も何回かやって、年度内にもう1回たしか最後の分をやるということで、年度末までに基本設計ができれば、その後、今は検討委員会の中の議論みたいな感じですけども、一般の住民の方たちに向けての話合いもしていくことになろうかと思うんですが、案として何かその委員会の中で、校舎があったほう側じゃなくって、その反対側の、長瀬寄りのほうの、羽合体育館ですね、そこの前のほうのほうが場所的にいいんじゃないかというような意見も出てたようでございます。その辺りはまとめて担当課のほうから話してくれると思ってますけども、仰せのとおり、あそこにこども園を持っていって、周りをどうするかっちゅうことをやっぱり考えないけんと思うんです。それはお互いにとってそういうことは考えとかんと、こども園のそばにこども園にそぐわんもんが来たり、それはお互いによくないことですから、そこのところをどうやってうまく調整するかということは一つの課題だというふうに思っております。
跡地の利用については、まだ全然議論には至ってませんけども、何か必要な公共施設でもあれば、あそこに持っていくということもあるかもしれませんし、その辺は今後ちょっと検討させていただきたいなというふうに思っております。
○議長(入江 誠君) 何か補足が担当課のほうでありますか。よろしいですか。
追加質疑はありますか。
光井さん。
○議員(7番 光井 哲治君) すみません。簡単にします。
コロナについてはやっぱり、じゃあこれをやればいいという対策は多分ないんだろうと僕も思っているわけです。ただ、地区の、町長のほうもおっしゃったように、いろんな事業はまずほとんどやってないと。もう年度当初から場所によっては議決で終わってしまっていると。書面議決に。それでもうほとんど事業が展開、ほとんどストップ状態と。ほいで、やっぱりこれは一番、今、危険な状態だろうなと思うわけです。つまり人が交わることがまずないと。それで心にロックがかかってしまっているもんで、そこに飲食が伴えばまた解放感が出るんですけども、全くこれもアウトの状態を、あまりにも頭の中に刷り込みが入ってしまったので、これは厄介だろうなと。だけどもそうは言いながらも、細かくやっぱりその辺を、区長さんあたりとの連携といいますか、それから、食改の方とか、いろんな方を総動員しながら、どういう状況が今起こっとるかということはやっぱり丁寧にぜひ情報収集をお願いしたいなと。
それから、韓国との問題ですけれども、これは個人的な見解は避けますけれども、非常に難しい状況に民間としては、あるいは自治体としては歩まざるを得んのかなとは思いますけれども、この辺りも十分に注視していただきたいなというのが個人の思いです。
それから、3つ目につきましては、これ社協がやっぱり町長もおっしゃったように一つの要なので、一方では、受皿という意味では、これをハードランディングほんにしないように、どうすれば機能してもらえるかという大前提がやっぱり要るんだろうと思います。そこのところを、私も今言うように、全部情報を教えていただいたわけじゃなくて、部分部分の話なので、中身的に全体像が描けているわけではないです。ぜひとも町長が言われたようなことでこれはやられるべきだし、やってほしいなということです。
それから、こども園の跡地、あるいはこども園をどこに持っていくかという問題は、まさしく、町長も言われましたけど、私も思ってて、つまりこども園を持っていったがために、あとの開発はどうするかと。つまり、今度、足かせが生まれると。ほんでフリーな状態で描くためにはどうするかと。そうすると、じゃあこども園は本当にそこに行くのがいいのか、そうではないではないかと。逆に、もう一つ懸念するのは、今日の予算書のほうにもあったように、解体をかけていく年数から考えると、これから考えると、じゃあ今年やって来年解決するんかと。これはまだそこまで行き着かんと。そうすると、年数を考え、逆算を考えたときに、相当まだかかってしまうと。これはまずいと。それでは一般の住民の方が、それは町のほうとしては都合のいい論理かもしれないけど、サービスを受ける側からすると不都合な論理だという思いがあるので、ぜひともそこは柔軟な考えを持って対応していただきたいと。
以上で終わりたいと思います。
○議長(入江 誠君) 要望というような考え方でよろしいですか。
○議員(7番 光井 哲治君) はい。
○議長(入江 誠君) その他、質疑がありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第6号、令和3年度
湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第7号、令和3年度湯梨浜町高齢者及び障がい
者住宅整備資金貸付事業特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第8号、令和3年度
湯梨浜町国民健康保険事業特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第9号、令和3年度
湯梨浜町後期高齢者医療特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第10号、令和3年度
湯梨浜町介護保険特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第11号、令和3年度
湯梨浜町温泉事業特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第12号、令和3年度
湯梨浜町下水道事業特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第13号、令和3年度
湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。
次に、議案第14号、令和3年度
湯梨浜町長瀬財産区特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第15号、令和3年度
湯梨浜町橋津財産区特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第16号、令和3年度
湯梨浜町宇野財産区特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第17号、令和3年度
湯梨浜町舎人財産区特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第18号、令和3年度
湯梨浜町東郷財産区特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第19号、令和3年度
湯梨浜町花見財産区特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第20号、令和3年度
湯梨浜町国民宿舎事業特別会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第21号、令和3年度
湯梨浜町水道事業会計予算に対する総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
お諮りいたします。議案第5号から議案第21号までの17議案については、議長を除いた議員全員で構成する令和3年度予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 異議なしと認めます。よって、議案第5号から議案第21号までの17議案については、令和3年度予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。
この特別委員会の委員長及び副委員長は、委員会条例第8条第2項の規定により、特別委員会において互選をお願いいたします。
暫時休憩いたします。
午後4時11分休憩
───────────────────────────────
午後4時11分再開
○議長(入江 誠君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
令和3年度予算特別委員会の委員長及び副委員長の互選結果を報告いたします。
委員長に松岡昭博議員、副委員長に米田強美議員が選任されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第21 議案第22号 から 日程第32 議案第33号
○議長(入江 誠君) 日程第21、議案第22号、令和2年度
湯梨浜町一般会計補正予算(第11号)から日程第32、議案第33号、令和2年度
湯梨浜町水道事業会計補正予算(第3号)までの12議案を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第22号、令和2年度
湯梨浜町一般会計補正予算(第11号)から議案第33号、令和2年度
湯梨浜町水道事業会計補正予算(第3号)までの12会計の補正予算について、一括して提案理由を申し上げます。
初めに、議案第22号、令和2年度
湯梨浜町一般会計補正予算(第11号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ8億2,038万8,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ127億5,746万3,000円とするものでございます。
今回の補正の共通の内容といたしましては、工事費及び委託料等の請負差額等による減額補正、事業費の確定や見直しによる増額補正、国、県事業の補助金等の確定による補正、財源の変更などですが、今回の補正予算は、
新型コロナウイルス感染症の影響により中止を強いられるなど、ほとんどが減額補正となっています。その中で、増額または追加の主なものは、役場泊支所施設整備事業として249万6,000円、湯梨浜町鉄道駅舎施設基金積立金として500万円、他市町の私立保育所への広域入所委託料として334万5,000円、東郷ダム管理負担金として402万5,000円、災害等緊急対策資金利子補給に係る補助金及び積立金として2,550万1,000円、温泉ふれあい会館及びグラウンドゴルフふる里公園の追加の指定管理料として854万7,000円、社会資本整備総合交付金事業による道路新設改良事業として3,400万円などを計上いたしました。
なお、予算総額の補正と併せて、継続費の年割り額の変更による補正、令和3年度へ繰り越すための繰越明許費の追加、債務負担行為の変更及び追加、事業費の確定等に伴います地方債補正の変更及び追加も提案させていただいております。
続きまして、議案第23号、令和2年度
湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ36万6,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ246万8,000円とするものでございます。
補正の主な内容は、住宅新築資金等償還金のうち、滞納繰越分の収入が減額となり、歳入歳出の収支が減額となるのに伴い、役務費及び一般会計への繰出金を減額するものでございます。
続きまして、議案第24号、令和2年度湯梨浜町高齢者及び障がい
者住宅整備資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ400万円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4万7,000円とするものでございます。
補正の内容は、本年度の高齢者及び障がい者住宅整備資金の貸付けの見込みがありませんので、歳入で町債の減額、歳出で貸付金の減額を行うものでございます。
続きまして、議案第25号、令和2年度
湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,223万1,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ18億2,216万8,000円とするものでございます。
補正の主な内容は、歳入では、国民健康保険税で一般被保険者、退職被保険者分ともに減額、県支出金で保険給付費等交付金及び繰入金で一般会計繰入金の減額などがございます。
歳出では、経常経費や電算処理事業費をはじめとする一般管理費の減額及び国保セットドックや特定健診の実績見込み減による特定健康診査等事業費の減額などでございます。
続きまして、議案第26号、令和2年度
湯梨浜町後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ541万円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億9,244万円とするものでございます。
補正の主な内容は、歳入では、保険料並びに事務費及び保険基盤安定繰入金の減額などでございます。
歳出では、一般管理費、賦課徴収費のほか、後期高齢者医療広域連合納付金の減額でございます。
続きまして、議案第27号、令和2年度
湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第5号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,965万6,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ19億4,727万8,000円とするものでございます。
補正の主な内容は、歳入につきましては、第1号被保険者及びその所得段階がおおむね確定したことによる保険料の増額と、保険給付費や地域支援事業費等の実績見込みに合わせ、その財源となる国庫支出金及び県支出金、支払い基金交付金、一般会計繰入金等を増額するものでございます。
歳出につきましては、保険給付費や地域支援事業費等の実績見込みに合わせ、介護サービス給付費及び高額介護サービス費等を増額し、総務費及び地域支援事業費等を減額するものでございます。
続きまして、議案第28号、令和2年度
湯梨浜町温泉事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額は変更せず、そのまま1,327万7,000円とするものでございます。
補正の主な内容は、歳入における温泉スタンド使用料につきまして、使用料の減額につきまして、同額を基金繰入額にて増額し、歳出では、財源充当の変更をいたすこととしております。
続きまして、議案第29号、令和2年度
湯梨浜町下水道事業特別会計補正予算(第4号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,315万2,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億296万3,000円とするものでございます。
補正の主な内容につきましては、歳入では、各種公共下水道事業の実績見込みに伴う一般会計繰入金及び各種事業債の減額、歳出につきましては、各種公共下水道事業の実績見込み及び事業費調整などに伴う維持管理費の委託料及び工事請負費の減額、施設整備事業費の委託料及び公有財産購入費などの減額をいたすこととしております。
なお、流域下水道建設費負担金、地方公営企業法適用移行委託業務、雨水ポンプ場事業、ストックマネジメント事業の繰越明許費も併せて計上させていただいております。
続きまして、議案第30号、令和2年度
湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計補正予算(第4号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ655万5,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億2,925万8,000円とするものでございます。
補正の主な内容は、歳入につきましては、各種事業及び県工事に伴う支障移転の実績見込みにより雑入の補償費を減額、一般会計繰入金の増額、各種事業費の事業債を減額しております。
歳出につきましては、維持管理費において、各種事業等の実績見込みによる減額でございます。
なお、地方公営企業法適用移行委託業務の繰越明許費も併せて計上いたしております。
続きまして、議案第31号、令和2年度
湯梨浜町東郷財産区
特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ12万5,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ58万5,000円とするものでございます。
補正の主な内容は、今年度実施された地籍調査への財産区管理委員の立会い実績の確定に伴う報償金の減額でございます。
続きまして、議案第32号、令和2年度
湯梨浜町国民宿舎事業特別会計補正予算(第6号)につきましては、業務の予定量といたしまして、年間宿泊予定人員を予定量の5,460人から4,400人に、年間休憩予定人員を予定量の1万1,670人から5,800人にそれぞれ減とし、収益的収入及び支出の予定額、事業収益を4,934万4,000円減額し、8,694万7,000円に、事業費用を2,444万8,000円減額し、1億9,760万8,000円にそれぞれ補正後の予定量、総額とするものでございます。
なお、営業運転資金に充てるため、特別減収対策企業債8,290万円を借り入れいたすことといたしております。
資本的収入及び支出の予定額、資本的収入は企業債8,290万円の計上、また、新型コロナウイルス対策施設整備費の減額に伴い、資本的収入において、一般会計繰入金、資本的支出について、建設改良費としてそれぞれ110万円減額計上いたし、補正後の総額を資本的収入1億706万7,000円、資本的支出2,416万7,000円とするものでございます。
また、職員給与費におきまして、職員手当の減額を計上することといたしております。
最後に、議案第33号、令和2年度
湯梨浜町水道事業会計補正予算(第3号)につきましては、収益的収入の予定額、営業外収益を47万円増額し、2億3,196万3,000円とするものでございます。これはコンビニ収納システム導入に係る一般会計繰入金でございます。収益的支出の予定額につきましては、水道事業費用を31万6,000円増額し、2億2,802万5,000円とするものでございます。
補正の主な内容は、12月議会で御議決を賜りました不納欠損による増額でございます。
資本的支出の予定額につきましては、建設改良費を1,524万3,000円減額し、1億445万3,000円とするものです。これは、羽合地区基幹配水管更新工事の実績見込み及び下浅津地区配水管更新工事第3工区を次年度施工としたことによる減額でございます。
以上、いずれも地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。
詳細につきましては、担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。
○議長(入江 誠君) いいですか。訂正がありますか。
どうぞ。
○町長(宮脇 正道君) 失礼しました。議案第31号、令和2年度
湯梨浜町東郷財産区
特別会計補正予算(第2号)のところで、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ12万2,000円を減額しというところを12万5,000円を減額しというふうに申し上げたようでございます。どうも失礼をいたしました。訂正をお願いいたします。
○議長(入江 誠君) お諮りいたします。議案第22号を除く議案第23号から議案第33号までの11議案につきましては、担当課長の補足説明を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 異議なしと認めます。よって、議案第22号を除く議案第23号から議案第33号までの11議案につきましては、担当課長の補足説明を省略することに決定いたしました。
それでは、議案第22号について、担当課長の補足説明を求めます。
総務課長。
○総務課長(杉原 寛君) それでは、議案第22号、令和2年度
湯梨浜町一般会計補正予算(第11号)の補足説明をさせていただきます。
予算書の6ページを御覧いただきたいと思います。第2表、継続費の補正でございます。これは変更でございます。2款総務費、1項総務管理費、事業名、情報通信基盤整備事業から9款教育費、5項保健体育費、体育施設管理臨時経費(羽合体育館解体事業)までの4事業を御覧の表のとおり、変更前から変更後の年割り額並びに総額を変更するものでございます。
7ページでございます。第3表、繰越明許費の補正でございます。これは追加の補正となります。2款総務費、1項総務管理費、事業名、駅舎新築改修工事事業271万7,000円から8款消防費、1項消防費、事業名、消防施設整備事業198万円までの10事業、合計いたしまして1億7,613万4,000円の繰越しの承認をお願いするものでございます。
めくっていただきまして、8ページでございます。第4表、債務負担行為の補正でございます。まず、追加の補正です。4件ございます。1つ目、公の施設の指定管理者に対して支払うべき指定管理料、2つ目、令和2年度企業拡充奨励金、3つ目、令和2年度企業立地促進奨励金、4つ目、令和2年度農業近代化資金利子補給でございます。期間、限度額はそれぞれ記載のとおりでございます。
続きまして、変更です。2件ございます。1つ目、ガストロノミーウォーク事業費補助金でございます。限度額を15万円追加し、補正後168万2,000円とするもので、期間については変更ありません。2つ目、令和2年度地域経済変動対策資金利子補給補助金について、期間を令和3年度から令和8年度へ変更し、限度額を5,636万円増額し、7,876万円とするものでございます。
9ページでございます。第5表、地方債の補正でございます。追加と変更がございます。まず、追加でございますが、起債の目的は減収補填債、限度額4,050万円、起債の方法、利率、償還の方法は記載のとおりでございます。
続いて、変更でございます。公共事業等債から次のページの過疎対策事業債までの7つの起債につきまして、それぞれ変更前の限度額から変更後の限度額、増額または減額をお願いするものでございまして、合計で3億9,960万円減額し、補正後の合計額を12億1,990万円とするものでございます。なお、起債の方法、利率、償還の方法については変更はございません。
13ページをお願いします。歳入となります。ほとんどが決算見込みによるものでございます。主なもののみ紹介いたします。
1款町税でございます。1項町民税、1目個人、当初見込みに比べまして、納税義務者数並びに収入額とも増加傾向にあるということで、609万9,000円増額するものでございます。同じく2目法人でございます。こちらは、新型コロナウイルスの影響により事業所に係る収入に減少があった法人の納税を1年間猶予したことなど、512万5,000円を減額するものでございます。2項固定資産税についても、新型コロナウイルスに係る徴収猶予の影響もあり、446万円減額するものでございます。4項市町村たばこ税ですが、平成30年度税制改正により税率が段階的に上昇することに加え、健康志向が広がっているということで、売上げが伸びていないこともあり、732万7,000円を減額するものでございます。
それから、飛びまして、22ページをお願いします。17款寄附金、1項寄附金、1目総務費寄附金の説明欄のふるさと湯梨浜応援基金寄附金でございます。令和2年度末の寄附見込みを前年度対比60%、1億4,500万円で見ております。4,130万円の減とさせていただいております。
23ページ、18款繰入金、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金2億6,800万円の減額、これについては、新型コロナウイルスなどの影響により計画していた事業の縮小や中止、延期したことによりまして、取崩しを行う必要がなくなったものでございます。
21款町債、1項町債、10目減収補填債4,050万円増額補正です。内容としては、
新型コロナウイルス感染症の影響により地方消費税交付金などの減収見込み分を補填するものでございます。
以上が歳入でございます。
27ページから歳出でございます。歳出全体内容といたしましては、工事請負費など請負差額によります減額の補正でありますとか、事業費の確定、見直し等によりまして減額補正とするものが主なものでございます。その中で、増額補正する主なものを説明させていただきます。
28ページ、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、説明欄の泊支所施設整備事業です。泊支所の耐震補強工事に伴いまして、改修壁面に支障となる設備、防災無線や地震震度計などが設置されていることが判明したため、耐震補強工事と併せて追加移設工事を実施するものです。事業費は249万6,000円でございます。
ちょっと飛びますが、55ページでございます。6款商工費、1項商工費、2目商工振興費、説明欄の災害等緊急対策資金利子補給補助金でございます。事業費2,550万1,000円計上しております。新型コロナウイルスによる影響を受けた事業者が利用する県制度融資を5年間実質無利子で貸すための補助金を交付するため、必要な基金積立額を計上するものでございます。
57ページ、7款
土木費、2項道路橋りょう費、3目道路新設改良費、道路新設改良事業(社会資本整備総合交付金)です。事業費3,400万円です。舗装工事や測量設計など4路線道路整備の事業費として計上したものでございます。
58ページ、8款消防費、1項消防費、3目消防施設費、消防施設整備事業でございます。事業費は198万円です。これは、消防無線設備の整備を行っておりますが、更新した防災無線の使用開始とともに、4月1日で廃止手続をしている旧防災無線設備を撤去するものでございます。
71ページ以下の給与費明細については説明を省略させていただきます。以上でございます。
○議長(入江 誠君) 以上で議案第22号から議案第33号までの提案理由の説明は終わります。
議員の皆さんにお諮りをいたします。本日の会議時間は、予定されております日程を終了するまであらかじめ延長したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 異議なしと認めます。よって、本日の会議は、予定された日程を終了するまであらかじめ延長することといたします。
─────────────・───・─────────────
◎日程第33 議案第34号 から 日程第35 議案第36号
○議長(入江 誠君) 日程第33、議案第34号、
湯梨浜町景観条例の制定についてから日程第35、議案第36号、
湯梨浜町犯罪被害者等支援条例の制定についてまでの3議案を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第34号、
湯梨浜町景観条例の制定についてから議案第36号、
湯梨浜町犯罪被害者等支援条例の制定についてまで、一括して提案理由を申し上げます。
初めに、議案第34号、
湯梨浜町景観条例の制定について、提案理由を申し上げます。
この条例は、景観法の規定に基づき景観計画、行為の制限等に関し必要な事項を定め、地域特性を生かした良好な景観形成の促進を図ろうとするものでございます。
主な内容は、町、町民、事業者のそれぞれの責務や景観計画、また景観計画内における行為の制限等について規定するものでございます。
続きまして、議案第35号、
湯梨浜町鉄道駅舎施設基金条例の制定について、提案理由を申し上げます。
この条例は、本町が所有する鉄道駅舎施設の来年度の整備事業費の経費に充てるため、今年度、西日本旅客鉄道株式会社から交付される負担金を財源に、基金を設置するものでございます。
続きまして、議案第36号、
湯梨浜町犯罪被害者等支援条例の制定について、提案理由を申し上げます。
この条例は、犯罪被害者の方の個人の尊厳と権利とが尊重され、必要な支援が途切れることなく行われるよう、基本理念を定めますとともに、支援の基本となる事項を総合的に推進することにより、被害からの早期の回復及び軽減を図ることを目的に制定するものでございます。
いずれも地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。
詳細につきましては、担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。
○議長(入江 誠君) 担当課長の補足説明を求めます。
企画課長。
○企画課長(上井 明彦君) それでは、初めに、議案第34号、
湯梨浜町景観条例の制定について、補足説明をさせていただきます。
議案の1ページを御覧ください。第1条は、条例の目的を規定しております。目的としましては、本町における良好な景観の形成について、景観法の規定に基づき景観計画、行為の制限等に関し必要な事項を定め、地域特性を生かした良好な景観の形成の促進を図ることにより、町民がゆとりと愛着を感じられる美しく魅力的なまちづくりに資するということでございます。
第2条は、定義といたしまして、この条例における景観計画、景観計画区域、建築物、特定工作物の定義を規定しております。
2ページをお願いします。第3条から第5条は、良好な景観形成の促進に関する町、町民、事業者それぞれの責務を規定しております。
第6条は、良好な景観の形成を総合的かつ計画的に進めるため、景観計画を定めること、また、景観計画区域内に良好な景観形成に関する施策が特に必要と認められる区域を景観形成重点区域として定め、当該区域における良好な景観の形成に関し必要な事項を定めることを規定しております。
第7条、第8条は、景観計画を変更する場合や住民等から景観計画に係る提案があった場合の手続について、この条例の第23条に規定する湯梨浜町景観審議会の意見を聴かなければならないことなどを規定しております。
第9条は、景観計画区域内において建築物や工作物の新築等、景観法に掲げる行為をしようとする者は、その行為が景観計画に適合するように努めるよう規定しております。
第10条は、景観計画区域内において建築物や工作物の新築等、景観法に掲げる行為の届出に当たり必要な添付書類を規定しております。
3ページをお願いします。第11条から第13条は、景観法で定められたもの以外に町条例で定める届出対象行為とその届出について、また、届出事項の変更が生じた場合の届出について規定しております。
第14条は、届出対象行為の届出及び勧告等の適用除外となる行為について規定しております。
4ページをお願いします。4ページの中ほど、(2)のところでございますが、次に掲げる行為であって、別表に定める規模以下のものとしておりますが、別表につきましては、議案の7ページから8ページにかけて記載しております。
4ページに戻っていただきまして、第15条は、届出対象行為の届出や変更の届出を行おうとする者は町に事前協議ができること、また、町は届け出した者に対し必要な助言ができることを規定しております。
5ページをお願いします。第16条は、変更命令などを行う届出対象行為を規定しております。
第17条は、届出行為に対して行う変更命令等に係る手続について規定しております。変更命令を行おうとするときは、景観審議会の意見を聴かなければならないとしております。
第18条から第22条は、景観計画区域内の良好な景観の形成に重要な建造物及び樹木の指定や変更等の手続、また、その指定を受けた建造物や樹木の管理等について規定しております。
6ページをお願いします。第23条から第29条については、景観行政の適正な運営を図るため、景観審議会を置くこと、また、景観審議会の所掌事務や組織等について規定しております。
第30条は、本町の良好な景観の形成を図る上で著しく支障があると認められる既存の建築物等の所有者等に対し、景観審議会の意見を聴いた上で必要な措置を講ずるよう要請できることを規定しております。
7ページをお願いします。第31条は、良好な景観形成を図るために必要な巡視活動を行わせるため、景観形成巡視員を置くことができること、第32条は、この条例の施行に関し必要な事項は規則で定めることを規定しています。
附則としまして、施行期日につきましては、令和3年4月1日、ただし、第3章、景観計画区域内における行為の制限等の規定につきましては、周知期間を考慮しまして、令和3年10月1日からの施行としております。また、適用区分につきましては、第3章の規定は、令和3年10月1日以後に着手する建築物または特定工作物の建築等について適用するとしております。
最後に、別表としまして、第14条関係の届出及び勧告等の適用除外となる行為の区分及び規模を示した表を8ページにかけまして記載しています。行為の区分につきましては、景観計画区域で行うものと景観形成重点区域で行うものとの区分に分けてそれぞれの規模を示しております。
第34号、湯梨浜町景観形成条例の制定についての御説明は以上でございまして、続きまして、議案第35号、
湯梨浜町鉄道駅舎施設基金条例の制定について、補足説明をさせていただきます。
議案書をめくっていただきまして、条例の第1条には、設置規定を定めております。町が整備します鉄道駅舎施設の整備費等の経費に充てるため、地方自治法第241条の規定に基づき、湯梨浜町鉄道駅舎施設基金を設置するものでございます。
第2条の積立てにつきましては、基金として積み立てる額は、一般会計歳入歳出予算に定める額としております。
第3条の管理につきましては、基金に属する現金を最も確実、有利な方法により管理しなければならないとしております。
第4条の運用益金の整理につきましては、予算に計上して、事業経費の充当に充てるほか、基金に積み立てるものとしております。
第5条は、繰替え運用をすることができる規定を定めております。
第6条の処分につきましては、事業実施に伴い、財源として取り崩すことができる規定をしております。
第7条の委任につきましては、基金の管理に関し必要な事項は町長が定めるものとしております。
なお、附則としまして、この条例は公布の日から施行するとしております。以上でございます。
○議長(入江 誠君) 続いて、総合福祉課長。
○総合福祉課長(竹本 里香君) 議案第36号、
湯梨浜町犯罪被害者等支援条例の制定について、補足説明をいたします。
議案をめくっていただき、1ページ目を御覧いただきたいと思います。第1条は、条例を制定する目的として、犯罪被害者等の支援に関する基本理念を定め、町と町民等の責務を明らかにし、支援の基本となる事項を定めることにより、支援を総合的に推進し、被害からの早期回復を目指すことを定めるものでございます。
第2条では、用語の定義を定めております。その中で、犯罪被害者等とは、第2号で定めるとおり、直接犯罪被害に遭われた方御本人とその御家族、御遺族を指すものでございます。また、町民等とは、第4号で定めるとおり、町内に居住される方のほか、通勤もしくは通学される方、または町内において事業活動をされる方を指すものでございます。
続いて、第3条でございます。犯罪被害者等への支援については、個人としての尊厳と権利が尊重されるものであること、また、状況に応じて適切に行うこと、再び平穏な生活が営むことができるようになるまでの間、必要な支援が途切れなく行われなければならないことを基本理念として定めるものでございます。
第4条、町の責務として、第3条で定めた基本理念により、犯罪被害者等の支援のために必要な施策を策定し、実施し、国、県、他の市町村、関係機関との連携を図りながら実施することを定めるものです。
続いて、裏面の2ページ目を御覧ください。第5条、町民等の責務として、町民等は、犯罪被害者等の状況及び支援の必要性について理解を深め、二次被害が生じないように十分配慮するとともに、町が実施する施策に協力するように努めることを定めるものです。
第6条から第10条までは、支援の基本項目について定めるものでございます。第6条は、犯罪被害者等が直面している問題について相談に応じ、必要な情報の提供、助言を行い、また、相談窓口を設置することとしております。第7条、見舞金の支給として、犯罪被害者等の経済的支援のため、見舞金を支給することとしております。なお、見舞金の詳細につきましては、規則で定めることとしております。第8条は、日常生活の支援として、福祉サービスの提供その他必要な支援を行うこと、第9条は、居住の安定として、居住の安定を図るため支援を行うことについて定めるものです。第10条は、支援及び二次被害防止のために町民の理解を深める広報、啓発に努めるとするものでございます。
第11条は、委任として、必要な事項については、町長が別に定めるものとするものです。
なお、附則といたしまして、この条例は、令和3年4月1日から施行するものでございます。以上でございます。
○議長(入江 誠君) 以上で議案第34号から議案第36号までの提案理由の説明は終わります。
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◎日程第36 議案第37号 から 日程第40 議案第41号
○議長(入江 誠君) 日程第36、議案第37号、湯梨浜町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてから日程第40、議案第41号、
湯梨浜町介護保険条例の一部を改正する条例についてまでの5議案を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第37号、湯梨浜町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第41号、
湯梨浜町介護保険条例の一部を改正する条例についてまで、一括して提案理由を申し上げます。
初めに、議案第37号、湯梨浜町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきましては、学校医並びにこども園医の報酬額について、中部医師会と協議を行い、中部の市町で異なっている報酬額を統一するために必要な改正をするものでございます。
続きまして、議案第38号、
湯梨浜町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきましては、こども園に勤務する会計年度任用職員のうち、障がい児の療育支援を担当する者に対し、特殊勤務手当を支給することができるよう、所要の改正を行うものです。
続きまして、議案第39号、
湯梨浜町被災者住宅再建等支援事業助成条例の一部を改正する条例につきましては、令和2年12月に鳥取県被災者住宅再建等支援条例の一部が改正されたことを踏まえ、被災者の住宅の再建等に係る支援を拡充するために必要な改正を行おうとするものです。
続きまして、議案第40号、
湯梨浜町コミュニティー施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきましては、現在工事を行っている桜コミュニティー施設の屋内運動場解体工事が3月で終了するのに伴い、桜コミュニティー施設から屋内運動場を削除しようとするものでございます。
続きまして、議案第41号、
湯梨浜町介護保険条例の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。
このたびの一部改正は、令和3年度から令和5年度までの第8期介護保険料について、第8期介護保険事業計画期間中の第1号被保険者数及び要介護認定者数の見込みとそれに伴います介護サービス給付の見込み量等の推計に基づき、区分ごとの年額保険料の改定等を行おうとするものでございます。
いずれも地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。
詳細につきましては、担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。
○議長(入江 誠君) 担当課長の補足説明を求めます。
総務課長。
○総務課長(杉原 寛君) それでは、議案第37号、湯梨浜町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についての補足説明をさせていただきます。
この条例の一部改正の内容につきましては、学校医並びにこども園医の報酬についてでございます。職務内容はどの学校、こども園においても変わりはないということで、その報酬額について、中部圏域で統一して額の見直しを図るというものでございます。その必要な改正をこのたび行うものでございます。
それでは、新旧対照表のほうを御覧いただきたいと思います。1枚はぐっていただきまして、改正前の別表、学校医の欄の報酬の額について、下線が引いてあります改正前10万1,200円を改正後10万3,000円に改めるものでございます。その下の改正前、こども園の園児1人当たり100円のものを改正後は削除し、1園当たりの年額9万1,000円を改正後は9万9,800円にするものでございます。
附則といたしまして、令和3年4月1日から施行するということでございます。
次に、議案第38号でございます。
湯梨浜町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。
改正内容は、こども園に勤務する会計年度任用職員の特殊勤務手当に現行のクラス担任の手当のほか、障がい児の療育支援を担当する者に対し、特殊勤務手当を追加するものでございます。
それでは、議案の次のページを開いていただきまして、新旧対照表のほうを見ていただきたいと思います。改正前、こども園担任業務に係る特殊勤務手当、第9条というものがございますが、クラス担任としてと下線が引いてありますが、その下線を改正後は各号に該当するということで、号を立てまして、1号、クラス担任、2号、障がい児の療育支援のための担当ということでございます。
改正前の17条でございます。こちらのほうはパートタイム会計年度任用職員の関係でございますが、同じくクラス担任としてというところを改正後は各号の号立てということで、1号、クラス担任、2号、障がい児の療育支援のための担当ということでございます。
附則といたしまして、この条例は、令和3年4月1日から施行するというところでございます。
続きまして、議案第39号、
湯梨浜町被災者住宅再建等支援事業助成条例の一部を改正する条例についてでございます。これは、国の制度の被災者生活再建支援制度と令和2年12月22日に鳥取県被災者住宅再建等支援条例の一部が改正されたことを踏まえて改正するものでございます。
新旧対照表のほうを御覧いただきたいと思います。改正前、2条でございます。定義が示されておるところでございますけれども、3号の全壊世帯の文中の下線が引かれている部分を改正後、「のうち、法第3条第1項に規定する被災者生活再建支援金(以下「国支援金」という。)の支給の対象とならないもの」ということで改めるというところでございます。改正前、4号でございますが、大規模半壊世帯の文中の下線が引かれている部分を改正後は「のうち、国支援金の支給の対象とならないもの」に改めるということです。
続きまして、改正前、第3条の1号、被災者住宅再建等支援金の最後のところになりますが、「5欄に定める額」の後に、改正後、「国支援金の支給の対象となる場合にあっては、当該額から国支援金の支給の対象となる額を控除した額(その額が零を下回る場合にあっては、零)」ということで、これを追加するものでございます。
2号、被災者住宅修繕促進支援金の文中の下線が引かれた部分をそれぞれ、まず最初の分が、改正後、「のうち、国支援金の支給の対象とならないもの」と改め、それと第8号が第9号に改めるということ、2万円と記載されているところが「次に掲げる区分に応じ、それぞれに定める額(以下「被災者住宅修繕促進支援金交付基準額」という。)」に改めるということ、それと、アとイを追加しますが、損壊した住宅の被害割合が5%未満の世帯の世帯主または当該居宅の所有者に対して交付するものを2万円、イが、ア以外のもの、5万円を追加するものでございます。
別表といたしまして、5号がございますが、改正後、「のうち、国支援金の支給の対象とならないもの」を追加するものでございます。また、6号のところに改正後、7号の表を追加するということでございます。その追加に伴いまして、改正前の7号が号ずれによりまして1つ増えると、7が8、8が9、9が10ということで、10の中の8についてが9に改まるというところでございます。
附則として、この条例は、公布の日から施行し、令和2年12月22日から適用するということでございます。以上です。
○議長(入江 誠君) 続いて、教育総務課長。
○教育総務課長(岩﨑正一郎君) それでは、議案第40号、
湯梨浜町コミュニティー施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきまして、補足して説明をさせていただきます。
はぐっていただいて、次のページを御覧ください。改正条例案でございます。第2条のところで名称及び位置についての規定でございます。桜コミュニティー施設で、改正前の施設区分には、屋内運動場と、体育館と、屋外運動場、グラウンド施設がございます。桜コミュニティー施設の屋内運動場は昭和32年に建築された古い体育館でございまして、本年度、解体工事を行っておりましたが、このたび工事が終了することに伴いまして、この設置及び管理に関する条例の一部を改正し、屋内運動場部分を削除するものでございます。
附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するものでございます。以上でございます。
○議長(入江 誠君) 続いて、長寿福祉課長。
○長寿福祉課長(山田 志伸君) それでは、議案第41号、
湯梨浜町介護保険条例の一部を改正する条例についての補足説明をさせていただきます。
先ほど町長が申し上げましたとおり、今回の改正は、令和3年度から令和5年度までの第8期となります介護保険事業計画期間中の介護保険料につきまして、第1号被保険者数や要介護認定者数の見込みとそれに伴う介護サービスなどの給付の見込み量等の推計に基づき、区分ごとの年額保険料の改定等を行うものでございます。今後3年間の第1号被保険者数や要介護認定者数の推移とそれに伴う介護サービス給付費等のサービス見込み量等を推計して算出しますと、基準額が月額6,200円ということになりまして、第7期の6,000円から200円のアップとなります。
今回の介護保険料引上げの要因としましては、1つ目が、高齢化の進展等による要介護認定者の増加とそれに伴う介護サービス給付費の増加、2つ目が、本年4月からの介護報酬の引上げ、3つ目が、地域密着型特別養護老人ホームの整備を計画したことによる施設サービス費用の増加などが主な要因となっています。
なお、地域密着型特別養護老人ホームの整備については、令和2年4月1日現在の本町の特別養護老人ホームへの入所待機者が50人ありまして、その解消を目指すもので、できる限り在宅での生活を支援するということは基本としつつ、独居の方等でどうしても在宅生活が継続できないという方も一定数おられることから、そのような方々が安心して生活できる住まいの確保を行うためにこのたび計画したものです。
では、条例案を御覧ください。1ページめくっていただいて、条例案になります。今回の改正は、第5条、保険料率の改正で、内容は4点になります。
1点目は、今回の介護保険料の設定期間についての改正でございます。第5条の第1項から第5項までの規定の中で、平成30年度から令和2年度までと右側の改正前にございますが、そちらを左側の改正後では令和3年度から令和5年度までに、同じく6項から8項までの規定中、改正前が令和2年度とありますのを改正後では令和3年度から令和5年度までの各年度とするもので、いずれも第8期介護保険事業計画・高齢者福祉計画の計画期間である令和3年度から令和5年度までの期間に改めるものでございます。
2点目が、段階ごとの年額保険料についての改正でございます。先ほども申し上げましたが、8期の介護保険料の基準額を6,200円と定めまして、第5条第1項の第1号、第1段階から第10号、第10段階までの介護保険料の年額について、第1号を3万6,000円から3万7,200円、第2号及び第3号を5万4,000円から5万5,800円、第4号を6万4,800円から6万6,900円、第5号を7万2,000円から7万4,400円、第6号を8万6,400円から8万9,200円、第7号を9万3,600円から9万6,700円、第8号を10万8,000円から11万1,600円、第9号を12万2,400円から12万6,400円、第10号を12万6,000円から13万3,900円にそれぞれ改めるものでございます。
なお、4点目の改正のところで詳しく説明いたしますが、引き続き第1号から第3号に掲げる第1号被保険者につきましては、公費の投入により介護保険料の軽減を引き続き図ることとしております。
3点目が、国の基準の改正に伴う合計所得金額の区分の変更についての改正でございます。第3項について、国の基準に合わせまして、第1項第7号及び第8号の境目となる合計所得金額をこれまでの200万円から210万円に、同じく第4項について、第1項第8号及び第9号の境目となる合計所得金額を300万円から320万円にそれぞれ改めるものでございます。
4点目が、先ほど申しました軽減についてでございます。第1項第1号から第3号の介護保険料の減額賦課ですが、6項では、第1項第1号の介護保険料を3万7,200円から2万2,400円とし、本来の保険料から1万4,800円の軽減を図るものでございます。第7項は、第6項の規定を準用して読み替えるもので、内容としましては、第1項第2号の介護保険料を5万5,800円から3万7,200円とし、本来の保険料から1万8,600円の軽減を図るものでございます。第8項も第6項の規定を準用して読み替えるものですが、内容としましては、第1項第3号の介護保険料を5万5,800円から5万2,100円とし、本来の保険料から3,700円の軽減を図るものでございます。
なお、この条例は、令和3年4月1日から施行し、令和3年度分の介護保険料から適用するものでございます。以上でございます。
○議長(入江 誠君) 以上で議案第37号から議案第41号までの提案理由の説明は終わります。
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◎日程第41 議案第42号
○議長(入江 誠君) 日程第41、議案第42号、湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る
過疎地域自立促進計画の変更についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第42号、湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る
過疎地域自立促進計画の変更について、提案理由を申し上げます。
このたびの変更は、下水道処理施設に係る計画本文中の文言の訂正及び泊小学校敷地外縁部にイノシシ侵入防止柵を設置する事業を追加するためのものでございます。
過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項の規定において準用する同条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。
詳細につきましては、担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。
○議長(入江 誠君) 担当課長の補足説明を求めます。
企画課長。
○企画課長(上井 明彦君) それでは、議案第42号、湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る
過疎地域自立促進計画の変更について、補足説明をさせていただきます。
議案書を1枚めくってください。
過疎地域自立促進計画の一部変更でございまして、計画書を変更後、変更前で表記しておりますが、下線を引いた部分を変更するものでございます。
まず、変更後の欄の4、生活環境の整備、②下水処理施設、(1)現況と問題点でございますが、議案書をもう1枚めくっていただきまして、最後のページとなります。右側、変更前の欄の5行目になりますけども、下線を引いた部分、「適正化」の「正」の文字を、左側、変更後の欄の同じく5行目の下線を引いた部分、「適用化」の「用」の文字に変更するものでございます。これは適用化を適正化と誤って表示していたものを訂正するものでございます。
続きまして、左側、変更後の欄の7、教育の振興、(3)事業計画の自立促進施策区分、6、教育の振興、事業名、(1)学校教育関連施設グラウンド、事業内容、環境管理事業の下線を引いた部分、金網設置、Lイコール144メートル、延長が144メートルということですけども、これを追加するものでございまして、学校敷地の外縁部にイノシシ侵入防止柵を追加して設置するものでございます。以上でございます。
○議長(入江 誠君) 以上で議案第42号の提案理由の説明は終わります。
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◎日程第42 議案第43号 及び 日程第43 議案第44号
○議長(入江 誠君) 日程第42、議案第43号、財産の無償譲渡について及び日程第43、議案第44号、財産(土地・建物)の貸付についての2議案を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第43号、財産の無償譲渡について及び議案第44号、財産(土地・建物)の貸付について、一括して提案理由を申し上げます。
初めに、議案第43号、財産の無償譲渡について、提案理由を申し上げます。
対象とする財産は、町が特産梨の生産力向上を目的に国庫補助事業により平成29年から令和2年度にかけて整備いたしました松崎駅南梨生産団地の果樹園などの工作物及び梨の木でございます。このほど事業が完了したのに伴い、整備設備等が目的に沿って適切に利用管理がなされ、事業効果が十分に発揮されるよう、入植者8名の組織母体である鳥取中央農業協同組合東郷果実部に無償で譲渡するものでございます。地方自治法第96条第1項第6号の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。
続きまして、議案第44号、財産(土地・建物)の貸付について、提案理由を申し上げます。
これは、平成23年10月1日から10年間の公有財産使用貸借契約により花見コミュニティー施設の一部を貸し付けている株式会社プレマスペースから、貸付期間の満了である令和3年9月30日以降も引き続き使用したい旨の申請があったため、引き続き貸し付けようとするものでございます。同社では、貸し付けた場所で果物、野菜等の農産物を加工し、パン、菓子などの原材料を製造、町内にある店舗でパンやお菓子などを販売し、町の産業振興や地域の障がい者雇用の拡大にも貢献していただいております。地方自治法第96条第1項第6号及び同法第237条第2項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。
詳細につきましては、担当課長が御説明いたしますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。
○議長(入江 誠君) 担当課長の補足説明を求めます。
産業振興課長。
○産業振興課長(西原 秀昭君) 議案第43号、財産の無償譲渡について、補足説明をさせていただきます。
先ほど町長の説明にありましたとおり、対象とする財産は、平成29年度から令和2年度にかけて実施いたしました松崎駅南梨生産団地施設整備事業で整備した工作物及び梨の木でございます。本事業は、特産梨の生産力向上を目的に、町が実施主体となって、国、県補助事業を受けまして整備したものでございます。このほど事業完了に伴い、入植者8名の組織母体であります鳥取中央農業協同組合東郷果実部に無償譲渡するものでございます。無償譲渡する理由は、今後、整備の目的を果たし、効果を最大に高めるため、入植者がより使用管理しやすい体制となるよう、整備した工作物等について、所有権を引き渡すものでございます。
なお、事業費における受益者負担金は、譲渡する相手方であります東郷果実部が負担しておられます。
また、この権利移転による補助金返還はございません。
無償譲渡する財産は、所在、湯梨浜町大字中興寺416番地1ほか24筆、種別、工作物、種目、果樹棚1万6,100平米、多目的ネット1万4,500平米、送配水施設、VP管・RR管565メートルほか一式、散水施設、マイクロスプリンクラーセット1,226セット、給水栓10基、共同給水栓3基ほか一式。
続きまして、所在、大字中興寺341番地1、種別、工作物、種目、貯水槽1基、コンクリート造り30立米、ポンプ室、RCガレージポンプ室1棟、加圧給水ポンプユニット1基、電気設備一式。
続きまして、所在、大字中興寺416番地1ほか20筆、種別、立竹木、種目、梨木、内訳としまして、新甘泉1,519本、王秋864本、おさゴールド49本、長十郎16本、ヤマナシ16本でございます。
無償譲渡する相手方は、湯梨浜町中興寺343番地、鳥取中央農業協同組合東郷果実部部長、寺地政明。無償譲渡する日は令和3年4月1日でございます。以上でございます。
○議長(入江 誠君) 続いて、教育総務課長。
○教育総務課長(岩﨑正一郎君) 議案第44号、財産(土地・建物)の貸付につきまして、補足して説明をさせていただきます。
次のページを御覧いただきたいと思います。貸付財産は、花見コミュニティー施設でございます。
初めに、土地についてでございます。所在地は、鳥取県東伯郡湯梨浜町大字門田4番地、それから大字長和田458番地2でございます。3か所ございます。1つ目の区分が校舎部分に当たる部分で、面積が、1,622平方メートルのうち、当該貸付部分が166.23平方メートルでございます。貸付料は年額4万2,692円でございます。この部分がぱにーに花見事業所として活用される部分でございます。2つ目が、屋外運動場部分でございまして、面積が、1,622平方メートルのうち、該当部分が61.72平方メートルでございます。貸付料は年額1万5,851円でございまして、この部分は事業所のためのボイラーとかキュービクルを設置している部分でございます。3つ目が、駐車場部分でございまして、面積が、495平方メートルのうち、該当部分が75平方メートルでございます。貸付料は年額1万9,262円でございます。従業員さん等の駐車場として使用されます。
次に、建物でございます。所在は鳥取県東伯郡湯梨浜町大字門田4番地でございます。鉄筋コンクリート2階建ての校舎で、面積が、1,136.46平方メートルのうち、貸付部分が校舎の西側に当たります一部でございまして、303.37平方メートルでございます。貸付料は無償でございます。
2つ目といたしまして、貸付けの目的でございます。この物件につきましては、平成23年10月1日から10年間の契約で貸付けをしているものでございますが、引き続きということで、株式会社プレマスペースのほうから、食品加工、インターネット販売を実施することにより、地域の障がい者雇用の拡大及び地域の活性化を図ることを目的とするものでございます。
3といたしまして、貸付けの相手方です。鳥取市田園町3丁目335-2、株式会社プレマスペース代表取締役社長、大家祐子でございます。
貸付けの期間は令和3年10月1日から令和13年9月30日までの10年間でございます。以上でございます。
○議長(入江 誠君) 以上で議案第43号及び議案第44号の提案理由の説明は終わります。
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◎日程第44 議案第45号 及び 日程第45 議案第46号
○議長(入江 誠君) 日程第44、議案第45号、町道の路線認定について及び日程第45、議案第46号、町道の路線変更についての2議案を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第45号、町道の路線認定について及び議案第46号、町道の路線変更について、一括して提案理由を申し上げます。
初めに、議案第45号、町道の路線認定について、提案理由を申し上げます。
このたびの路線認定は、長江地区内に新たに整備した道路を町道長江上條屋敷線として認定しようとするものでございます。道路法第8条第2項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。
続きまして、議案第46号、町道の路線変更について、提案理由を申し上げます。
今回の路線変更は、既存の町道下政長南線の延長工事が完了したのに伴い、区域を変更するものです。道路法第10条第3項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。
詳細につきましては、担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。
○議長(入江 誠君) 担当課長の補足説明を求めます。
建設水道課長。
○建設水道課長(斎藤 聡君) では、まず、議案第45号、町道の路線認定について、補足説明をさせていただきます。
議案を御覧いただきたいと思います。今回、新たに路線認定を行うのは1路線でございます。長江地区内の町道門田長江線と県道長和田羽合線、これをつなぐ道路を整備した新設道路でございます。
表中を御覧ください。路線番号9215、路線名、長江上條屋敷線、起点は湯梨浜町大字長江字上前田419番3地先、終点は湯梨浜町大字長江字上前田415番2地先でございます。2枚目に位置図をつけておりますので、御確認いただければと思います。以上でございます。
続きまして、議案第46号、町道の路線変更についてでございます。
議案を見ていただきたいと思います。今回の町道の路線変更も1路線でございます。はわい長瀬地区内の湯梨浜消防署の南側の道路でございます。既存である下政長南線を延長整備し、県道長江羽合線に接続させた道路でございます。
表中を御覧ください。路線番号3400、路線名、下政長南線、起点は変更なく、湯梨浜町はわい長瀬字東ヲドロ789番地先、終点は、湯梨浜町はわい長瀬字下政長670番地先を湯梨浜町はわい長瀬字石建556番4地先に変更するものでございます。2枚目に位置図をつけておりますので、御確認いただければと思います。以上でございます。
○議長(入江 誠君) 以上で議案第45号及び議案第46号の提案理由の説明は終わります。
なお、議案第5号から議案第46号までの審議は18日に行います。
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◎日程第46 議案第47号
○議長(入江 誠君) 日程第46、議案第47号、工事請負契約の変更について(
湯梨浜町情報通信基盤(ゆりはまネット)機器更新事業)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第47号、工事請負契約の変更について、提案理由を申し上げます。
今回提案いたします工事請負契約の変更は、平成31年3月20日の3月議会定例会で御議決をいただいた
湯梨浜町情報通信基盤(ゆりはまネット)機器更新事業について、羽合、東郷、泊の各センター機器と各種通信機器を接続するための屋内用光ケーブルをコスト、耐久性、施工性に優れる集合型ケーブルに変更したことなどに伴う減額変更でございます。2月22日に既定の工事請負業者と変更仮契約を締結いたしましたので、地方自治法第96条第1項第5号及び湯梨浜町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。
詳細につきましては、担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。
○議長(入江 誠君) 担当課長の補足説明を求めます。
企画課長。
○企画課長(上井 明彦君) それでは、議案第47号、工事請負契約の変更について、補足説明をさせていただきます。
このたびの主な変更内容は、音声告知機機能の追加を見直したことによる減額約630万円、各センター機器に接続する光ケーブル線の変更による減額約970万円、
レークサイド・ヴィレッジ内の光ケーブル整備の追加等による増額約150万円、1ギガインターネットサービス対応の追加による増額約860万円、加入者宅の機器更新件数等の変更による増額約530万円などでございます。
契約の目的は、
湯梨浜町情報通信基盤(ゆりはまネット)機器更新事業でございます。
契約の金額は、変更前が7億453万3,680円、変更後が7億398万2,771円で、55万909円の減額をするものでございます。
契約の相手方は、既定の工事請負業者であります鳥取県鳥取市今町2丁目251、NECネッツエスアイ株式会社鳥取営業所所長、西尾浩一でございます。
なお、参考資料としまして、次のページに契約変更に係る仮契約書の写しを添付しております。以上でございます。
○議長(入江 誠君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 討論がないようですから、討論を終結します。
これより採決します。
本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 異議なしと認めます。よって、議案第47号は、原案のとおり可決されました。
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○議長(入江 誠君) お諮りいたします。6日から7日は、会議規則第10条第1項の規定により、休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(入江 誠君) 異議なしと認めます。よって、6日から7日は休会とすることに決定いたしました。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
本日はこれで散会いたします。
8日の本会議は、午前9時から会議を開きますので、定刻までに御出席ください。
大変長い間、御苦労さまでした。お疲れさまでした。
午後5時35分散会
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