八頭町議会 > 2008-03-06 >
平成20年第 2回定例会(第1日目 3月 6日)

  • "日本郵政"(/)
ツイート シェア
  1. 八頭町議会 2008-03-06
    平成20年第 2回定例会(第1日目 3月 6日)


    取得元: 八頭町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    平成20年第 2回定例会(第1日目 3月 6日)         平成20年第2回八頭町議会定例会 会議録 (第1号)   招集年月日  平成20年3月6日 招集の場所  八頭町議会議場 開   会  平成20年3月6日午前9時30分宣告        (第1日) 応招議員    1番 秋山 宏樹   2番 池本  強   3番 中田  明    4番 岡嶋 正広   5番 小倉 一博   7番 鎌谷  收    8番 川西  聡   9番 河村 久雄  10番 桑村 和夫   11番 小林 久幸  12番 下田 敏夫  13番 竹内 康紀   14番 谷本 正敏  15番 西尾 節子  16番 林  展正   17番 前土居一泰  18番 森山大四郎  19番 矢部 博祥   20番 山本 弘敏  21番 松田 秋夫 不応招議員    な  し 出席議員  応招議員に同じ
    欠席議員  不応招議員に同じ 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町   長   平木 誠  副 町 長  中家俊夫  教 育 長   西山淳夫  総務課長    井山愛治  船岡支所長  山根貴和  八東支所長   薮田邦彦  税務課長    岸本博伸  企画人権課長 白岩和典  福祉課長    吉田英人  保健課長    細田初博  産業課長   勝原宣則  建設課長    野崎正実  上下水道課長  小林孝規  地籍調査課長 小林 孝  会計管理者   土橋芳子  収納対策室長 植木俊明  教育委員会事務局次長          平木章治  農業委員会事務局長          保木本妻枝 本会議に職務のため出席した者の職氏名   議会事務局長 山本政明  局長補佐   中村文子 議事日程  別紙のとおり 会議録署名議員   7番 鎌谷 收議員    8番 川西 聡議員              議 事 日 程 (第 1 号)               平成20年3月6日(木)午前9時30分開議 日程 第 1 会議録署名議員の指名  〃 第 2 会期の決定  〃 第 3 諸般の報告  〃 第 4 町長施政方針  〃 第 5 議案第  5号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて  〃 第 6 議案第  6号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて  〃 第 7 議案第  7号 町民意見公募手続条例の制定について  〃 第 8 議案第  8号 八頭町政治倫理の確立のための町長の資産等の公開に関                する条例の一部改正について  〃 第 9 議案第  9号 八頭町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償                に関する条例の一部改正について  〃 第10 議案第 10号 八頭町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関す                る条例の一部改正について  〃 第11 議案第 11号 八頭町職員等の旅費に関する条例の一部改正について  〃 第12 議案第 12号 八頭町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条                例の一部改正について  〃 第13 議案第 13号 八頭町被災者住宅再建支援事業助成条例の一部改正につ                いて  〃 第14 議案第 14号 八頭町特別職報酬等審議会条例の一部改正について  〃 第15 議案第 15号 八頭町職員の給与の特例に関する条例の一部改正につい                て  〃 第16 議案第 16号 ふるさと活性化基金設置条例の制定について  〃 第17 議案第 17号 八頭町税等の振替納付に関する条例の一部改正について  〃 第18 議案第 18号 若桜鉄道株式会社が所有し又は使用する固定資産に対す                る固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正につい                て  〃 第19 議案第 19号 八頭町国民健康保険税条例の一部改正について  〃 第20 議案第 20号 八頭町情報公開条例の一部改正について  〃 第21 議案第 21号 八頭町個人情報保護条例の一部改正について  〃 第22 議案第 22号 八頭町特別会計条例の一部改正について  〃 第23 議案第 23号 八頭町後期高齢者医療に関する条例の制定について  〃 第24 議案第 24号 八頭町特別医療費助成条例の一部改正について  〃 第25 議案第 25号 八頭町障害者等医療費助成条例の一部改正について  〃 第26 議案第 26号 八頭町国民健康保険条例の一部改正について  〃 第27 議案第 27号 八頭町介護保険条例の一部改正について  〃 第28 議案第 28号 八頭町改善センター条例の一部改正について  〃 第29 議案第 29号 県営農業農村整備事業分担金徴収条例を廃止する条例の                制定について  〃 第30 議案第 30号 八頭町集落公民館条例の一部改正について  〃 第31 議案第 31号 八頭町立隼小学校財産管理条例の一部改正について  〃 第32 議案第 32号 平成20年度八頭町一般会計予算  〃 第33 議案第 33号 平成20年度八頭町国民健康保険特別会計予算  〃 第34 議案第 34号 平成20年度八頭町簡易水道特別会計予算  〃 第35 議案第 35号 平成20年度八頭町住宅資金特別会計予算  〃 第36 議案第 36号 平成20年度八頭町老人保健特別会計予算  〃 第37 議案第 37号 平成20年度八頭町公共下水道特別会計予算  〃 第38 議案第 38号 平成20年度八頭町農業集落排水特別会計予算  〃 第39 議案第 39号 平成20年度八頭町介護保険特別会計予算  〃 第40 議案第 40号 平成20年度八頭町宅地造成特別会計予算  〃 第41 議案第 41号 平成20年度八頭町墓地事業特別会計予算  〃 第42 議案第 42号 平成20年度八頭町老人居室・障害者住宅整備資金特別                会計予算  〃 第43 議案第 43号 平成20年度八頭町後期高齢者医療特別会計予算  〃 第44 議案第 44号 平成20年度八頭町上私都財産区特別会計予算  〃 第45 議案第 45号 平成20年度八頭町市場、覚王寺財産区特別会計予算  〃 第46 議案第 46号 平成20年度八頭町上津黒、下津黒財産区特別会計予算  〃 第47 議案第 47号 平成20年度八頭町篠波財産区特別会計予算  〃 第48 議案第 48号 損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について  〃 第49 議案第 49号 権利の放棄について  〃 第50 議案第 50号 財産の貸付について  〃 第51 議案第 51号 町道の路線変更について  〃 第52 議案第 52号 平成19年度八頭町一般会計補正予算(第9号)  〃 第53 議案第 53号 平成19年度八頭町国民健康保険特別会計補正予算(第                4号)  〃 第54 議案第 54号 平成19年度八頭町簡易水道特別会計補正予算(第6号                )  〃 第55 議案第 55号 平成19年度八頭町住宅資金特別会計補正予算(第3号                )  〃 第56 議案第 56号 平成19年度八頭町老人保健特別会計補正予算(第3号                )  〃 第57 議案第 57号 平成19年度八頭町公共下水道特別会計補正予算(第4                号)  〃 第58 議案第 58号 平成19年度八頭町農業集落排水特別会計補正予算(第                5号)
     〃 第59 議案第 59号 平成19年度八頭町介護保険特別会計補正予算(第4号                )  〃 第60 議案第 60号 平成19年度八頭町宅地造成特別会計補正予算(第3号                )  〃 第61 議案第 61号 平成19年度八頭町墓地事業特別会計補正予算(第2号                ) 議事の経過 ◎開会宣告                   (午前9時30分) ○議 長(松田秋夫君) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は20名で、定足数に達しております。  よって、平成20年第2回八頭町議会定例会は成立いたしましたので、開会いたします。  ただいまから本日の会議を開きます。 ◎議事日程の報告 ○議 長(松田秋夫君) 本定例会の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 ◎会議録署名議員の指名 ○議 長(松田秋夫君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第118条の規定により  7番 鎌谷 收議員  8番 川西 聡議員を指名いたします。 ◎会期の決定 ○議 長(松田秋夫君) 日程第2 会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から平成20年3月21日までの16日間といたしたいと思います。  これにご異議ございませんか。                   (異議なし) ○議 長(松田秋夫君) ご異議なしと認めます。  よって、会期は本日から平成20年3月21日までの16日間とすることに決定いたしました。 ◎諸般の報告 ○議 長(松田秋夫君) 日程第3 諸般の報告を行います。  事務局長をしていたさせます。  事務局長。 ○事務局長(山本政明君) ご報告いたします。  はじめに、請願・陳情等につきましては、本日までに受理いたしましたものは、お手元に配付の文書表のとおりでありまして、会議規則第92条の規定により、平成20年陳情第1号を総務常任委員会へ、平成20年陳情第3号を産業建設常任委員会へ、平成20年陳情第2号、第4号、平成20年請願第1号を教育福祉常任委員会へそれぞれ付託されました。  次に、12月定例会以降の主な事項につきましては、お手元に配付のとおりであります。  次に、12月定例会で可決された意見書は、関係機関に送付いたしましたのでご報告いたします。  なお、監査報告につきましては、報告書の写しの配付をもって報告にかえさせていただきます。  以上でございます。 ○議 長(松田秋夫君) 以上で、諸般の報告を終わります。 ◎町長施政方針 ○議 長(松田秋夫君) 日程第4 ここで町長から施政方針があります。  町長、平木 誠君。 ○町 長(平木 誠君) 皆さん、おはようございます。  少し風邪ぎみでして、お聞き苦しい点があろうかと思いますけれども、お許し願いたいと思います。  それでは、平成20年第2回八頭町定例会、3月定例会を迎えまして、平成20年度の施政方針を述べさせていただきたいと思います。  ことしは、昨年の暖冬から一転いたしまして、降雪量こそ平年並みでありますけれども、厳しい寒さの冬でございました。  年明け早々には、食品の安全性が問われる問題が発生。また、道路財源の問題。引き続きまして原油高騰など、町民の皆さんの暮らしにとりまして、環境に大きな影響が出るというふうなことで、課題が山積しております。  春の足音とともに、梅のつぼみも膨らみ始め、卒業、入学の季節を迎え、野山の新たな息吹が聞こえる時期となってまいりました。  本日、ここに平成20年第2回八頭町議会定例会を招集させていただきましたところ、議員各位にはおそろいでご参集いただき、ご審議賜りますことにつきまして、厚く御礼申し上げたいと思います。  昨年度は、八頭町の一層の基礎づくりに努めた1年でございました。おかげさまで、合併に伴う諸懸案事項も着手することができました。4年目となります本年度は、さらに着実な八頭町としてのまちづくり、町民の一体性の実現を図っていきたいと思います。  町民の安全・安心の確保、福祉増進を願い、平成20年度行政運営に取り組む方針を申し上げたいと思います。  国におかれましては、昨年の参議院議員選挙の与野党逆転を受けまして、9月には福田内閣が誕生し、生活者や消費者が主役となる社会を実現する国民本位の行財政への転換などにより、「自立と共生」の方針を打ち出されております。  一方、地方にとりましては、地方分権の推進により、国庫補助金・負担金の一般財源化、交付税の縮小、税源移譲などがより一層具体化してまいりました。  しかし、財源の多くを地方交付税に依存するわが町といたしましては、地方再生対策費ふるさと納税制度の配慮はなされましたものの、依然として厳しい財政状況であります。従来の価値観の行政執行では、対処し切れないというふうな事態になっております。  当面の大きな課題、少子・高齢化対策を始め、行政課題は山積しておりますけれども、このようなときこそ、町民みんなで知恵を出し合い、行政のかかわり方、町民負担のあり方、次の世代に引き継ぐ町のあるべき姿を話し合い、行政の推進を行ってまいりたいと思います。  町の将来像「人が輝き、集い、夢広がるまち 八頭町」の実現のため、総合計画を指針として、町民各位のご協力を仰ぎつつ、着実なまちづくりを進めてまいりたいと思います。  行政指針であります。  一つ目といたしまして、国の示す財政方針によりますと、地方財政は、地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入が停滞し、公債費が引き続き高い水準で推移することや、社会保障関係費の自然増等によりまして、依然として大幅な財源不足が生じるものと見込まれております。  このため、地方財政計画の歳出につきましては、定員の純減、給与構造改革等による給与関係費の抑制や、地方単独事業の抑制を図り、財源不足額の圧縮を図ることとする一方、安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税等の一般財源総額を確保したこととされています。  しかし、全国規模では、一般財源総額を確保したこととされておりますけれども、地方自治体間で不均衡がございまして、八頭町におきましては、景気低迷、人口減による課税客体の減少などもあります。歳入財源が安定的に確保できる状態ではございません。このため、歳入に見合った歳出規模に体質改善を図ることが、引き続きましての課題であります。  特に、本町は合併に伴う地方交付税の特例加算が終了する平成25年度までに、施設の統廃合も含め、簡素で効率的な行政システムを町民のご理解をいただいて早急に確立する必要がございます。  定員、給与も含めました、集中改革プランによる徹底した行政改革を推進するとともに、歳出のさらなる見直しによる抑制と、事業の重点実施を進める必要がございます。  歳入面でも、町民負担等の見直しを含め、自主財源について積極的な確保策などを講じるなど、効率的で持続可能な行政への転換を図ることが急務であります。  このような状況を踏まえまして、平成20年度の予算執行にあたりましては、財政の健全性の確保に留意しつつ、「夢と生きがいのあるまち」「自然と調和したまち」「ふれあいの広がるまち」「活力と賑わいのあるまち」の総合計画の基本理念の実行に取り組み、町民全体の福祉向上に努めたいと思います。  2点目といたしまして、町政執行の基本指針となる総合計画を始めとする各種計画に基づきまして、町民一人一人が主役のまちづくりを進めます。行政としての説明責任を果たす中で、行政主導型ではなく、一人でも多くの町民の方に参加をいただく工夫をいたしてまいりたいと思います。人権尊重の意識を高揚し、人権・同和問題の理解や男女共同参画社会の実現のため、正しい理解や認識、さらには、実践が行われますよう、町民各位と連携して、豊かなまちづくりを推進してまいりたいと思います。  3点目といたしまして、町民各位が、安らぎや生きがいを持って生活ができるまちづくりを、保健・福祉・医療の連携強化を図りながら、諸施策を進めます。高齢者・障害者を始めとするすべての人たちに、優しいまちづくりを地域福祉の充実とともに進めます。次代を担う子育て環境の充実に努め、安心して生活できる基盤づくりを行ってまいりたいと思います。  4点目といたしまして、自然と共生した、快適で安全なまちづくりを積極的に推進します。地域情報化の調査を進めつつ、道路整備の推進、鉄道・バスの公共交通維持を行いながら、活力を伸ばすため、分譲宅地の造成、分譲を行います。環境規格は、ISO14001から県版のTEASに移行いたしましたが、ISOの精神は変わることなく、環境保全と地球温暖化防止のため、全職場で取り組みを推進していきます。循環型社会の構築・地球環境問題への対応は、町にとりましても重要な課題であり、ごみの減量化、再資源化の推進の取り組みを強化してまいりたいと思います。  5点目といたしまして、地域に根差した伝統文化の掘り起こしや、地域おこしを推奨し、豊かな心をはぐくみ、文化の薫るまちづくりに取り組みます。学校・公民館などを拠点として、人材を生かした地域づくりを行い、また、特色ある学校教育の創造により、未来を担う人づくりを進めたいと思います。貴重な文化財を広く町民の皆さんに周知し、先人のなした偉業に思いをはせたいと思います。  6点目といたしまして、フルーツ、ヤマメ、ホンモロコなど、八頭町の地域の個性を生かした魅力と活力のあるまちづくりを行い、環境に優しい、安全で良品質な農作物栽培を推進し、農地の荒廃防止や有効利用、農業基盤の整備、流通加工体制の整備を行いつつ、特産品の開発や販路拡大を図り、観光と連携した商工業の振興に努めてまいりたいと思います。  合併いたしましてから4年目となりました。財政状況を勘案しつつ、残された合併協定の着実な実行を行ってまいりたいと思います。類似の他団体と比較をすれば、施設の数、人員、機構などでまだまだ肥大となっております効率化を図ることが、大きな課題であります。事務事業の見直しを始め、行政改革大綱に基づいて、あらゆる角度から行政事務の総点検を行います。  次に、平成20年度の予算編成方針であります。  平成20年度の地方財政計画では、平成16年度以降削減され続けてきた地方交付税及び臨時財政対策債は、地方再生対策費の創設等により微増となりました。  しかしながら、三位一体改革による削減を回復するには至っておりません。都市と地方の格差是正は限定的なものとなっておりますので、引き続き歳入財源の確保は厳しい状況となっております。  歳出では、後期高齢者医療制度、介護保険を始めとする義務負担を伴う行政事務が増大しつつあります。公債費の償還額も前年に比べ減額となりましたけれども、依然高い水準にあります。  このような中、防災基盤整備、福祉や保健の充実、産業振興、教育の充実などにつきまして、事業の優先順位を検討し、行政改革を行いながら、限られた財源を最小の費用で最大の効果を上げる配慮をするとともに、諸施策の積極的な予算計上を行いました。  予算規模でありますけれども、このような厳しい条件の中、平成20年度一般会計の予算規模は、91億4,100万円といたしております。これは、前年対比、額にいたしまして2億3,200万円、率にいたしまして2.5%の減額であります。  歳入でありますが、町税につきましては、全体で14億200万円余り計上いたしております。ほぼ前年同額であります。地方交付税は、46億7,700万円を計上いたしております。中身的には、普通交付税は、地方再生対策費を考慮いたしまして、43億7,400万円余りといたしております。  国・県補助金、支出金につきましては、それぞれ事業の財源などとして交付されるものですが、合わせて7億1,100万円余りとなっております。  基金繰入金につきましては、どうしても2億4,000万円ばかり取り崩すというふうな状況になっております。  町債につきましては、13億7,900万円余りでありますが、投資的事業の財源を中心に計上いたしております。中央中学校プールグラウンド整備及び防災行政無線の更新事業を含みます合併特例債を8億2,200万円余り見込んでおります。また、交付税の振りかえによります臨時財政対策債は、3億4,100万円であります。  歳出でありますが、地方交付税の縮減と義務負担を伴う経費の増加など、厳しい財政環境を踏まえ、行政改革を推進しつつ、事務事業の見直しを行うとともに、新たなまちづくりの視点で各種事業の執行を行ってまいります。  1点目といたしまして、町民一人一人が主役のまちづくりであります。  情報公開をさらに進めるため、「町民意見公募手続条例」を制定し、町民各位にかかわりの深い事業について、あらかじめ意見を伺うことを制度化いたします。  行政懇談会を14地域で3年間行わさせていただきました。成果と反省のもとに、新たな枠組みを考えてまいりたいと思います。ことしは、世界人権宣言60周年の節目の年であります。戦後、民主主義の大きな課題であります人権問題を解決・解消することは、私たちに課せられました世代の責務であります。部落差別を始めとするあらゆる差別の解消を図り、一人一人の人権が尊重されるよう、各種人権・同和教育の諸施策に取り組んでまいります。  性別による役割の固定意識の払拭、社会慣行の見直しも必要であります。男女共同参画を推進するための講座、講演会等の開催など、家庭・地域・職場における男女共同参画社会の実現に向けた政策を推進してまいります。  2点目といたしまして、安らぎと生きがいのあるまちづくりです。  子育て支援として、保育料の軽減は引き続き行い、拠点施設によります延長保育、及び土曜日の午後保育、病後児保育を実施し、放課後児童クラブファミリーサポートセンターの充実など、保護者の皆様方が安心して就労できる支援体制の強化を図ります。本年度より、出生児の方全員に出産祝い金を支給することといたします。  また、2年目となります「発達障害者支援開発事業」を推進するとともに、今後の八頭町の将来を見据えた効果的な保育体制実現のために、「保育所適正配置審議会」を開催し、調査・審議を行っていただいておりますが、年内には答申をいただける予定であります。
     高齢者福祉充実策として、引き続きまして敬老会、金婚記念祝賀式の実施、広域連合の運営によります、後期高齢者医療制度の開始、介護保険で実施いたします予防検診の充実に力を入れ、高齢者の方々が生き生きと健やかに暮らせるまちづくりを目指します。  団塊世代の人材確保を行い、シルバー人材センターの法人化へ向けて、設立の支援を行いたいと思います。  3点目は、自然と共生した、快適で安全なまちづくりです。  地域情報化の推進につきましては、まず本年度より2カ年で、老朽化している防災行政無線を更新いたします。旧町単位で放送されている電波の統一、全国瞬時警報システムの導入を行い、防災のかなめといたしたいと思います。また、昨年10月から、町内では地上波デジタル放送が開始されていますが、山間部の難視聴区域におけます共同アンテナ整備補助を行います。CATVの具体的方向性を検討の上、各集落で説明会を開きたいと考えております。  道路・公共交通網の整備促進につきまして、国の道路特定財源の行方が懸念されますけれども、引き続き安定した財源確保の上で、全国が均等に発展する仕組みとしてほしいと願うものであります。  鉄道・バスの問題も予断を許さない状況となっておりますけれども、公共交通の維持は、交通弱者の生活手段に重要なことでありまして、利用の啓発をより一層行ってまいりたいと思います。  鉄道につきましては、国の支援制度が当初のもくろみどおりにはなりませんでしたけれども、議会の同意をいただきまして、当面の運行を行いたいと考えております。いずれにしても、町の公共交通体系をどうするのかという岐路を迎えており、若桜鉄道の運営、バス運行のあり方の検討に入ります。  住環境整備では、宅地造成の2期工事が年度末に完成の見込みであり、定住促進の決め手として期待をしているところであります。  ごみの減量化につきましては、町民の皆様方のご理解とご協力、また、事業所ごみ処理の推進等で着実に進んでおりますけれども、本年4月から可燃ごみの収集回数を週2回にさせていただき、プラスチック、ペットボトルの収集回数をふやすことにより、さらなるごみの減量化とあわせて、リサイクルに努めてまいりたいと思います。また、引き続き、各種団体への資源ごみへの回収助成を行うとともに、各集落の環境美化推進員さんのご協力をいただき、一層の住民各位のご理解を得ながら、ごみ分別の啓発に努めます。  なお、不法投棄の防止につきましては、町民と行政が連携をとりながら、継続的な努力を続けてまいりたいと考えております。  年々、子供たちを取り巻く環境は厳しくなりつつあります。県下でも、先進的な「青パト」の取り組みにより、地域・学校・保護者の方々が連携した安全・安心のまちづくりをさらに推進したいと思います。  9月1日を八頭町防災の日と定めましたけれども、町民の方にも参加していただき、防災訓練を行い、防災意識の浸透を図るとともに、耐震改修制度を拡充し、個人住宅の耐震化も図ってまいりたいと思います。引き続き、災害時要援護者登録活動の取り組みを、民生委員さん、社会福祉協議会等の協力をいただきながら、実施してまいりたいと思います。  4点目は、豊かな心をはぐくみ、文化の薫るまちづくりでございます。  次代を担う子供たちの、学校教育の充実をより一層図ってまいりたいと思います。30人学級の実施につきましては、郡家東小1年から4年生、郡家西小5年生、中央中学校1年から3年生、八東中学校1年生を計画いたしております。また、複式学級解消を大江小学校2・3年生と4・5年生で行います。  施設関係では、19年度で中央中学校校舎の改築が完了し、20年度は、グラウンドの造成、プールの改修を行います。少子化を踏まえ、19年度より「学校適正配置審議会」を設置し、審議していただいておりますけれども、新年度早々には中学校については中間答申が、また、全体的には、20年度末には最終答申がいただけるものと期待しております。  芸術鑑賞の機会や移動図書館車による巡回サービスなどの充実で、子供から高齢者の方まで、すぐれた芸術・文化に触れ合う機会を充実し、心豊かな感性の醸成に努めたいと思います。  先人から守り伝えられた地域の伝承行事や芸能、貴重な文化財の保護・保存に努めるとともに、これらを活用して、町の魅力を高める取り組みを進めます。  各公民館は、連携を密にして、町民のニーズに対応した、きめ細かな生涯学習事業を展開するとともに、地域の文化・体育活動等の拠点として、地域や町の活性化に結びつけていきたいと考えております。  5点目に、地域の個性を生かした、魅力と活力のあるまちづくりであります。  中山間地域直接支払事業、チャレンジプラン支援事業などで農林業の振興を進め、農地・水・環境保全向上対策事業で農地、農業用施設等の資源の保全活動を行います。また、昨年度から実施しております、品目横断的経営安定対策の取り組みを関係団体と連携をとりながら進めたいと思います。  森林の多面的機能を維持するため、作業道等各種事業を推進し、森林の保全に努めます。  商工会、観光協会と連携いたしまして、郡家駅前活性化を始めとする振興策を考えていくとともに、商工業融資事業を行い、事業者の方への支援をことしも行いたいと思います。  イベントとしましては、本年は第4回となります、きらめき祭りを予定しておりますし、第3回目となります森下広一杯マラソン大会を充実、発展させたいと考えております。  また、姫路鳥取線、鳥取自動車道の開通を迎えまして、2009鳥取・因幡祭典プレイベントがことしございます。フルーツめぐりスタンプラリーなどを行い、また、生産者の皆さんと一緒になって、八頭町の情報発信を積極的に行ってまいりたいと思います。  国際交流につきましては、韓国横城(フェンソン)郡と子供相互交流、職員の相互派遣を行い、国際化に対応できる人材育成を行ってまいります。  都市部の団塊世代の皆様方に、八頭町で定住していただくため、八頭郡田舎暮らし促進協議会を中心に、田舎暮らし体験ツアーの実施や、空き家情報などを提供するなど、定住促進に向けた施策を実施してまいりたいと思います。  最後になりましたけれども、効率的な行財政運営についてであります。  昨年成立いたしました財政健全化法によりまして、規律ある行財政運営が一層求められることとなりました。  自主財源が少なく、地方交付税に財源の多くを依存する本町は、国の動向に大きく左右されます。連年続きました地方交付税の減少が、地方再生対策費という形で歯どめがかかりましたが、本町では、特別交付税の合併特例算定の終了があり、純増とはなっておりません。この先においても、普通交付税の合併特例算定が終了する年次までに、将来の歳入規模を見越した歳出規模の縮小が必要であります。  財政状況、財政見込みを町民各位に率直に情報提供し、行政改革大綱による集中改革プランを着実に実行し、健全財政の構築を行ってまいります。  具体的には、繰入金が不要の予算編成とすることを目標とし、持続可能な町政運営を実行したいと思います。また、町民の方にも一定の痛みを共有していただく中で、施設、補助金、使用料等の見直しを行いたいと思います。  総合計画にも多くの事業を盛り込んでいますけれども、現在置かれました前提条件を検証するとともに、費用対効果を町民各位に情報提供を行い、執行については、町民合意のもとに進め、効率的な行政運営、健全な財政運営の推進に努めてまいりたいと考えます。  次に、平成20年度におけます主要事業、重点施策でございます。  はじめに、継続事業でございますが、男女共同参画推進事業、部落差別撤廃人権擁護事業、放課後児童クラブ事業、ファミリーサポートセンター事業、高齢者福祉事業、介護保険事業、障害者福祉事業、中央中学校プールグラウンド整備事業、チャレンジプラン支援事業、野生鳥獣被害防止事業、中小企業小口融資事業、韓国子ども交流事業、複式学級解消、30人学級事業、外国青年招致事業、青少年健全育成事業、公民館講座開設事業。  町道改良につきましては、日下部見槻線、私都中央線、横田山手線、下日下部7号線、北山島線の県の負担金でございます。青色パトロール事業、若桜鉄道近代化整備事業、生活交通バス補助事業、集落公民館等補助事業、中山間直接支払事業、急傾、緩傾斜であります。土曜日拠点保育、病後児保育事業、子育て支援センター事業、森下広一杯マラソン事業、田舎暮らし促進事業、農地・水・環境保全向上対策事業、八頭町分譲宅地造成事業、発達障害者支援開発事業、移動図書館巡回事業。  次に、新規事業といたしましては、土木技術者韓国訪問招聘事業、防災行政無線整備事業、移動図書館車整備事業、後期高齢者医療事業、特定健康診査事業、耐震改修など補助事業、個人住宅調査改修であります。共同アンテナ補助事業、出産お祝い金支給事業、八頭町誕生3周年記念事業、ラジオ深夜便であります、NHKであります。  廃止する事業としまして、チャイルドシート補助事業、第3子出生祝い金事業、生ごみ処理器等購入補助事業のうち、電動式は廃止したいと思います。等でございまして、限られました財源の中で事業を選択し、町民の福祉の向上を目指したいと思います。  次に、平成20年度の八頭町の各会計の予算総額は、次のとおりでありまして、16会計ございます。合わせまして、147億546万7,000円であります。  後期高齢者の特別会計ができまして、老人保健特別会計がございますが、老人保健特別会計は1カ月分ということで、後期高齢者に予算が回りましたんで、20億円弱ぐらいの全体予算額は減っていると思います。  ということでございまして、それぞれの予算内容につきましては、提案理由の中でご説明申し上げたいと思いますので、省略をさせていただきます。  以上、平成20年3月議会定例会にあたりまして、施策の概要と所懐の一端を申し上げました。  終わりになりましたけれども、議会の皆様を始め、町民各位の温かいご支援とご協力をお願い申し上げますとともに、皆様のご健勝とご多幸をご祈念申し上げ、平成20年度の施政方針といたします。  どうもありがとうございました。 ○議 長(松田秋夫君) 以上で町長の施政方針を終わります。 ◎一括議題の宣告 ○議 長(松田秋夫君) この際、日程第5 議案第5号、日程第6 議案第6号、2議案について一括議題といたします。  議案の朗読をいたさせます。  事務局長。                  (事務局長朗読) ◎提案理由の説明 ○議 長(松田秋夫君) 町長から提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町 長(平木 誠君) それでは、ただいま議題となりました、議案第5号、議案第6号の2議案の人事案件につきまして、推薦理由を申し上げたいと思います。  はじめに、議案第5号であります。  ご案内のように、人権擁護委員さんは、法務大臣が委嘱されるもので、任期は3年となっております。  本町におきましては、7名の方々に今現在ご活躍をいただいております。このたび、郡家地域の岡森早苗さん、林 滋子さんのご両名が、平成20年6月30日をもちまして任期満了となります。国の方に候補者の推薦をする必要がございます。  はじめに、議案第5号の岡森早苗さんにおかれましては、旧の郡家町時代から、平成14年から人権擁護委員さんとしてご活躍をいただいております。現在につきましては、鳥取県郡家警察署協議会の委員さんや主任児童委員なども歴任されておりますし、人望も厚く、適任であるというふうに思います。日ごろから相談業務等にもきめ細やかに対応しておられる。年1回あります擁護委員さんと語る方につきましても、いろいろなご提言等もいただいております。  つきましては、再任の推薦をいたしたく、議会の意見を求めるものでございます。  議案第6号でございます。  一方の林 滋子さんにおかれましても、旧の郡家町時代から、平成14年から人権擁護委員さんとして活躍していただいております。  長い小学校の教員生活、学校教育に携われまして、現在では郡家西地区の公民館長ということで活躍していただいておりますし、あわせまして、いろいろありましたように、適任者ということで思っております。  つきましては、再任の推薦をいたしたく、意見を求めるものでございます。  それぞれの方々、よろしくお願い申し上げます。 ○議 長(松田秋夫君) 以上で提案理由の説明を終わります。 ◎質  疑 ○議 長(松田秋夫君) ただいま一括議題といたしました議案第5号、議案第6号の2議案について質疑を行います。  なお、審議の都合上、議案を区分して質疑を行います。  はじめに、議案第5号、質疑に入ります。  質疑ございませんか。                   (質疑なし) ○議 長(松田秋夫君) 質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。 ◎質  疑 ○議 長(松田秋夫君) 次に、議案第6号について質疑ございませんか。                   (質疑なし) ○議 長(松田秋夫君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  以上、議案第5号、議案第6号の2議案についての質疑を終わります。 ◎討  論 ○議 長(松田秋夫君) これより議案第5号について討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  討論はございませんか。                   (討論なし) ○議 長(松田秋夫君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  ございませんか。                   (討論なし) ○議 長(松田秋夫君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。 ◎採  決
    ○議 長(松田秋夫君) これより採決いたします。  この採決は、起立によって行います。  議案第5号について、原案のとおり同意することに賛成の方は起立を願います。                   (起立多数) ○議 長(松田秋夫君) 起立多数です。  よって、議案第5号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、原案のとおり同意することに決しました。 ◎討  論 ○議 長(松田秋夫君) 次に、議案第6号について討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  討論はございませんか。                   (討論なし) ○議 長(松田秋夫君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  ございませんか。                   (討論なし) ○議 長(松田秋夫君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。 ◎採  決 ○議 長(松田秋夫君) これより採決いたします。  この採決は、起立によって行います。  議案第6号について、原案のとおり同意することに賛成の方は起立を願います。                   (起立多数) ○議 長(松田秋夫君) 起立多数です。  よって、議案第6号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、原案のとおり同意することに決しました。 ◎休  憩 ○議 長(松田秋夫君) 暫時休憩をいたします。    (午前10時12分) ◎再  開 ○議 長(松田秋夫君) 再開いたします。       (午前10時22分) ◎一括議題の宣告 ○議 長(松田秋夫君) この際、日程第7 議案第7号から、日程第61 議案第61号まで、55議案について一括議題といたします。  議案の朗読をいたさせます。  事務局長。                  (事務局長朗読) ◎提案理由の説明 ○議 長(松田秋夫君) 町長から提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町 長(平木 誠君) それでは、ただいま議題となりました議案第7号から議案第61号までの55議案につきまして、その概要を申し上げ、提案の理由とさせていただきます。  はじめに、議案第7号であります。  平成18年4月に行政手続法の改正に伴い、命令等制定機関が、命令等を定めようとする場合に、その案及びこれに関係する資料をあらかじめ公表し、意見の提出先、及び意見の提出のための期間を定めて、広く一般の意見を求める手続等を定めることにより、行政運営における公正の確保と透明性の向上を図り、町民の権利・利益の保護に資するものであります。  なお、地方公共団体は、法律での義務事項となっていませんけれども、法の規定の趣旨にのっとり、制定しようとするものであります。現在においても、それぞれの審議会、委員会等でも公募されておられますけれども、これを条例で位置づけるというものであります。  議案第8号であります。  日本郵政公社の民営化に伴いまして、条例中の中の郵便貯金を削除するということでございます。  9号につきましては、特別職の職員として、児童厚生員を加えることと、生活相談員さん等の報酬額の改定、また、行政改革の見地によりまして、日当、宿泊料の見直し。これにつきましては、一般職員と日当、県外・県内宿泊を同じくするということでございますし、食卓料につきましては、今まで該当事例はございませんので、この際、廃止をしようとするものであります。 議案第10号につきましても、先ほどありました9号と同じ内容でございます。  議案第11号は、職員等の旅費に関する条例の一部改正でありまして、食卓料の廃止ということでございます。  12号につきましては、ありましたように、日当、宿泊料の見直し、食卓料の廃止でございます。  議案第13号でございます。  本条例は、平成12年の鳥取県西部地震を契機といたしまして、全国に先駆け、平成13年に鳥取県と県内市町村が立ち上げたものであります。  国の制度の不備を補う形で、被災者個人住宅建設、購入に公費投入を行う制度でありました。この鳥取県の先進的な取り組みの結果といいますか、そういう経過がございまして、昨年、被災者支援関係法がありました。ほぼ同様の給付が受けられる仕組みとなりましたので、一部見直しを行うものでございます。  なお、平成37年度までに50億円の基金造成計画がありましたけども、今回、平成25年度までに20億円の基金造成計画に下方修正してあります。  議案第14号であります。  八頭町の特別職報酬審議会条例の一部改正であります。  現在、審議会委員さんは、その都度任命しておりますけれども、5名でございます。その中で、現在では町内の公共的団体の代表者の方、住民との構成になっておりますけれども、この中に新たに町域を問わず、学識経験者を委員として加えさせていただきたいというものであります。  議案第15号であります。  八頭町職員の給与の特例に関する条例の一部改正であります。  財政事情も非常に厳しく、そういう中で職員給与の3%削減を、20年度1年間について行おうとするものであります。なお、この影響額につきましては、約6,500万円であります。  議案第16号、ふるさと活性化基金設置条例の制定についてであります。  「ふるさと納税」制度の導入に伴いまして、個人住民税の控除対象となる寄附金等を受け入れる際に、使途の明確化と円滑な運用を図るため、基金を新設いたそうとするものでございます。  現在、ふるさと納税につきまして、国会提案され、審議中でございますけれども、ふるさと納税制度を受け入れる体制づくり、また、それ以外の寄附者の方につきましても、協働の精神の中でのまちづくりの一つであるというふうに確信しております。なお、今後見込まれます若桜鉄道株式会社の株の譲渡収入につきましては、この基金に繰り入れしたいと考えております。  議案第17号。  これは、「株式会社 みずほ銀行」が、本町、税等の公金取り扱い金融機関から指定解除をいたそうとするものであります。  理由といたしましては、昨年の7月より本町も指定金融機関制度の導入を行いました。これに伴いまして収納代理金融機関としての契約を「株式会社みずほ銀行」と締結する必要がありました。  しかしながら、「株式会社 みずほ銀行」は、取り扱い件数と手数料等、費用対効果から考えて、その契約締結を応諾していただけず、反面、新年度からは指定解除を希望される状態に至りました。そういう経過の中で、この条例の一部改正をお願いしようとするものであります。  議案第18号。  これは、若桜鉄道の関係でございますけれども、若桜鉄道株式会社の方から、町長あてに減免申請が提出されております。そういう中で、地域住民の生活と福祉の利便性を向上させるべく、日夜努力しておられます「若桜鉄道株式会社」への固定資産税の減免を、合併時の平成17年度から19年度の3年間実施してまいりました。これをさらに、平成20年度から22年度まで3年間いたそうとするものであります。  減免することによりまして、経営の健全化と公共交通としての存続を、本町といたしましても支援してまいりたいと考えるため、本条例の一部改正をお願いしようとするものであります。平成19年度の減免額につきましては、約455万円でございます。  議案第19号。  平成12年度から始まりました介護保険料、また、本年4月から始まります後期高齢者医療保険料につきましては、被保険者の皆様方の公的年金から引き落としをさせていただく特別徴収となっております。  今回の改正につきましては、国民健康保険税につきましても、平成20年4月から施行されます地方税法第706条第2項に基づきまして、今年の10月より公的年金からの特別徴収をいたそうとするものであります。  なお、対象者の方は、世帯内の被保険者全員が65歳以上、75歳未満の世帯主の方で、年額18万円以上の公的年金を受給され、国民健康保険と介護保険料との合算額が年金額の2分の1を超えていないことが、特別徴収をさせていただく条件となっております。  本年4月から、鳥取県下では7町1村の保険者が特別徴収制度を導入されるようですけれども、本町におきましては、制度導入の初年度でもあり、19年所得の確定、被保険者の方への周知期間等を考慮し、10月から実施したいと考えております。  議案第20号、八頭町情報公開条例の一部改正であります。  昨年10月1日、日本郵政公社が郵政民営化法等の施行に伴い民営化されたため、日本郵政公社法は同日をもって廃止されました。  つきましては、条例第9条第1項第2号ウ中に規定してあります、日本郵政公社関係の条文を削除いたすものであります。  また、別表中、費用の額等の欄中に規定してあります郵便法関係の条文につきましても、郵便法が廃止・施行されたため、その内容を改めまして、写しの送付に要する実費の額をいただくように改正するものであります。  議案第21号。  この議案につきましても、郵政民営化法等が施行され、郵便法が廃止されましたので、別表中の費用の額等の欄中に規定してあります郵便法関係の内容を改正いたすものであります。  議案第22号、八頭町特別会計条例の一部改正でございます。  現在、八頭町では、16の特別会計を設置し、会計ごとの目的に沿って運営をいたしております。このたび、4月から始まります後期高齢者医療制度の実施にあたりまして、自治法第209条第2項の規定によりまして、新しく八頭町後期高齢者医療特別会計、後期高齢者医療事業を加えるものであります。  次に、議案第23号、八頭町後期高齢者医療に関する条例の制定についてご説明申し上げます。  昨年の2月、75歳以上の方が対象となります後期高齢者医療制度の運営に向けまして、鳥取県下の全市町村が加入します鳥取県後期高齢者医療広域連合が設立されました。以来、広域連合では、後期高齢者医療制度がスタートします平成20年、本年の4月に向け、事務処理を進めております。  今回の条例は、広域連合で制定いたしました「鳥取県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例」に基づき、町の行う事務につきまして定めるものであります。  主な内容といたしましては、給付等に関します各種の申請でありますとか、被保険者の方の加入、喪失に伴います届け出の受け付け、各種証明書や保険証の引き渡しなどの窓口業務となります。  また、保険料の決定と賦課は広域連合で行いますが、町の保険料事務といたしまして、被保険者の方からの保険料徴収がございます。また、普通徴収に係ります納期、督促手数料等も町で決定いたすものです。  現在、町におきましても、4月に向け諸準備をいたしておりますが、この後期高齢者医療制度が高齢者の皆様のご理解をいただき、将来にわたって安定したものとなるよう、広域連合と連携を図りながら、柔軟かつ効率的な運営ができますよう努めてまいりたいと考えおるところであります。  議案第24号、八頭町特別医療費助成条例の一部改正でございます。このたびの改正につきましては、平成20年2月定例県議会におきまして、鳥取県特別医療費助成条例の一部改正の手続が行われることに伴うものであります。  内容といたしましては、さきの12月定例議会の条例改正におきまして、4月以降、65歳から75歳未満の障害者の方につきましては、後期高齢者医療の認定手続を行うことを、特別医療費助成の対象要件にしておりました。  その後、各種団体から、現在と比較して、4月以降、保険料等の負担が多くなるというふうな要望があり、改められまして県で検討されました。結果、後期高齢者医療制度の被保険者に移行した場合に生じます保険料の負担等の状況を考慮し、現在、加入しておられます医療保険制度におきましても、特別医療費助成制度の対象とするということにいたしたものであります。  したがいまして、65歳から75歳未満の障害者の方につきましては、今後、後期高齢者医療制度と、現在加入しておられます医療保険制度のどちらかを選択していただき、診療をしていただくというものであります。
     議案第25号、八頭町障害者等医療費助成条例の一部改正であります。  この条例は、町単独の事業であります。身体、知的及び精神障害者の方の医療費を助成することにより、これらの方の健康の維持及び生活の安定を図り、もってその福祉を増進することを目的としております。なお、既にご案内のとおり、平成20年4月より、鳥取県特別医療助成制度が改正されることになっております。  八頭町障害者等医療費助成は、特別医療費助成制度の対象外の方などへの助成を目的としております。今回、特別医療助成制度が改正されることによりまして、所得制限、月額負担上限額などが設けられることになりました。  現在の状況のままでは、特別医療対象の者と医療費助成対象者の方の間で逆転現象が発生するということになりまして、今回、見直しを行うものであります。  主な改正点は、月額上限額の設定、区分を4段階に設定ということでございます。また、一定の所得がある特別医療対象者の助成。助成割合の変更であります。  従前ですと、3級の方は10割、4級の方は7割、5級の方は5割の助成をしておりました。そういう中で、先ほどありましたように、一定の所得のある方、また、一般課税者、低所得者等の基準を設けまして、8割を助成したいということでございます。  また、ありましたように、本人の所得が159万5,000円以上の場合、一般課税者の5割を助成したいというふうに思っております。  次に、議案第26号、八頭町国民健康保険条例の一部改正であります。  議員各位もご承知のとおり、昨今の全国的な医療費の増大によりまして、医療給付費の抑制を図るべく、4月から新たな医療制度改革が始まります。  今回の改正は、医療制度改革に伴いまして、一部負担金の変更を行うものであります。現在、3歳未満の子供さんにつきましては、子育て支援の一環として、2割の一部負担をしていただいておりますけれども、今回、対象年齢を就学前までの年度末までと、年齢引き上げになっております。また現在、基本的に70歳から75歳未満の方の一部負担割合は1割ですけれども、4月以降、2割の負担にいたすものであります。  なお、経過措置といたしまして、平成21年3月31日までの1年間は、1割負担ということであります。  次に、議案第27号、八頭町介護保険条例の一部改正であります。  平成12年4月にスタートいたしました介護保険制度も平成20年度は9年目を迎えます。第3期介護保険事業計画も最終の3年目となります。  さて、平成18年度におきましては、平成17年度税制改正、高齢者の方々の非課税限度額の廃止などがございました。そういう中で、激変緩和措置が行われております。これは、保険料段階が税制改正によりまして上昇する方への措置でありまして、対象者の方は、税制改正により、平成17年度に町民税の非課税者である方が、新たに課税されるようになった方、及び町民税世帯非課税者が本人非課税となる者となります。平成18、19年度に段階的に引き上げ、20年度において、本来の保険料とするものでございました。  今回、税制改正の影響により、介護保険の保険料が大幅に上昇する者について、18年度、19年度に講じた保険料の激変緩和措置を、平成20年度も講ずることができるよう規定を整備して「介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定に関する政令の一部を改正する政令の一部を改正する政令」が公布されたことに伴いまして、平成20年度も八頭町は激変緩和措置を延長しようとするものであります。  議案第28号、八頭町改善センター条例の一部改正であります。  現在、八頭町麻生に建設いたしております、上私都活性化施設、木造平家建てかわらぶき、面積が138.98平方メールが、3月25日に完成予定であります。今回の改正につきましては、この施設の設置目的からして、旧来から設置しています改善センターと同様、住民の方々の生活と福祉の向上を図ることを前提に考えておりますので、本条例に新しく加えるものであります。  したがいまして、条例名につきましても、「八頭町改善センター条例」を、「八頭町改善センター等設置条例」にあわせて改正するものであります。  議案第29号、県営農業農村整備事業分担金徴収条例を廃止する条例の制定であります。  この条例につきましては、県営中山間地域総合整備事業船郡地区の費用に充てるため、地方自治法の規定に基づき、分担金の徴収について必要な事項を定めるために制定された条例でありました。平成19年度をもって事業が終了しましたので、廃止の提案をさせていただくものであります。  この県営事業は、平成12年度から平成18年度までの実施計画期間と、一部繰り越し事業で平成19年度までの8年間、旧郡家町と旧船岡町で実施した事業であります。  主な事業は、農業用用排水事業、農道整備事業、圃場整備事業、集落道整備事業などでありました。総事業費は12億1,000万円であります。平成19年12月の地元分担金の納入をもちましてすべて完了いたしましたので、本条例の廃止を提案させていただくものであります。  次に、議案第30号、八頭町集落公民館条例の一部改正であります。  佐崎部落ふれあい館は、平成17年度中山間地域活性化交付金事業で建築した施設であります。完成は、平成18年2月28日でありまして、本来ならばその時点で本条例に加えるべきところでありましたけれども、今回、その遺漏に気づいたものでございます。お断りさせていただきますとともに、おわび申し上げたいというふうに思います。  新興寺ほたるの館は、八頭町過疎地域自立促進計画に基づき、過疎債を受け事業実施し、3月25日の完成を目指し、建築中でございます。  工事期間は、昨年の11月7日から平成20年3月25日までとなっておりまして、木造かわらぶきの平家建てでございます。床面積は、182.03平方メールであります。蛍の資料室を備え「ほたるの里」をキャッチフレーズに、地域の活性化に取り組むための施設であります。  次に、議案第31号、八頭町立隼小学校財産管理条例の一部改正であります。  改正は、郵政民営化法等が施行され、日本郵政公社が民営化になったことに伴いまして、条例中にあります郵便貯金の字句を削除するものであります。  議案第32号、平成20年度八頭町一般会計予算であります。  20年度の一般会計予算は、91億4,100万円計上いたしました。施政方針の中でもありましたように、これは昨年度に比べまして、額で2億3,200万円、率で2.5%の減額となっております。  6ページをごらんいただきたいと思いますが、第2表の継続費は、防災行政無線整備事業につきまして、平成21年度までの2カ年事業で、継続費の設定をいたしております。  7ページですが、第3表は地方債でございまして、限度額合計は13億7,940万円であります。起債の方法等はごらんのとおりでございます。  歳入について申し上げたいと思います。8ページ以降をごらんください。  1款の町税は、14億200万円余り、ほぼ前年同額。町税のうち、個人町民税が6億2,200万円、固定資産税が6億200万円であります。  地方譲与税は、所得税、自動車重量税、揮発油税の一定割合が交付されるもので、8,800万円余りであります。  地方消費交付金は、消費税の一定割合が交付されるものですが、1億3,800万円余りを計上いたしております。前年に比べまして、1,400万円余り減少いたしております。  地方交付税は、46億7,700万円でありますが、前年に比べ4,600万円余りの増加。これは、地方再生対策費の新設によるものであります。うち、普通交付税につきましては、43億7,400万円余り、特別交付税は3億300万円を計上いたしております。  14款の国庫支出金におきましては、2億1,300万円余りであり、前年に比べまして1億4,400万円ばかり減少しております。これは、中央中学校改築補助金等の減でございます。  県の支出金におきましては、4億9,700万円余りで、前年に比べまして1,200万円の減少。特別医療費補助金の1,000万円が主な要因であります。  18款の繰入金では、2億4,000万円ばかりであります。いろいろ工夫いたしましたけれども、繰入金から2億4,000万円繰り入れるということを余儀なくされております。昨年より1億円減額になっております。  繰越金は7,000万円で、前年より1,000万円減額しております。  諸収入は、1億8,800万円であります。主には、9,400万円余りの中小企業融資貸付金元利収入。  また、21款の町債は、13億7,900万円余り。交付税の身がわりの臨時財政対策債は、3億4,000万円余りであります。合併特例債は、8億2,200万円余りを予定しております。  次に、歳出でございますが、9ページ以降をごらんいただきたいと思います。  1款の議会費は、本年は1億300万円余りと、400万円余り減額となっております。議員各位の報酬の削減によるものであります。  総務費は、14億6,700万円余りと、2億1,200万円ばかりふえておりますが、これは防災行政無線の整備事業、4億5,500万円が主な要因であります。まちづくり基金積立金は、昨年と同じく1億5,000万円。国際交流事業費では、韓国との子供交流費、八頭町誕生3周年事業「ラジオ深夜便」公開録音費用を計上いたしております。7月に任期満了となります農業委員会委員の選挙費200万円余り。  3款、民生費では、22億8,400万円余りであり、前年に比べまして1億8,700万円余りの増額となっております。これは、後期高齢者医療費2億3,200万円余りによるものであります。国民健康保険特別会計への繰出金1億5,300万円、社会福祉協議会への補助金7,200万円余り、介護保険特別会計への繰出金2億5,100万円余り、特別医療助成費9,900万円余り、自立支援制度事業費1億7,100万円余りであります。また、児童手当費1億4,200万円、保育所費は、8億2,500万円であります。  4款、衛生費では7億500万円余りと、前年に比べ1億9,500万円余り減少しております。老人保健特別会計への繰出金の減、1億5,100万円が主な理由であります。主なものは、ごみ処理費3億400万円、簡易水道特別会計への繰出金8,400万円を予定しております。  5款、農林水産業費では、10億4,100万円であり、昨年に比べ2,200万円余りの減額となりました。これは、県営土地改良事業費の減額によるものであります。中山間直接支払交付金事業2,900万円、農業集落排水特別会計への繰出金6億4,500万円、地籍調査事業費6,500万円余りを計上いたしております。  6款、商工費では、1億1,400万円余りで、昨年に比べ400万円余りの減額となっております。商工業融資事業を引き続き実施してまいります。  7款、土木費では、7億500万円余りで、昨年に比べ3,100万円余りの増額となっております。これは、道路新設改良費の増によるものであります。町道日下部見槻線、私都中央線、横田山手線、下日下部線改良事業などであります。公共下水道特別会計への繰出金は、3億2,200万円余りであります。  8款、消防費では3億円余りでありますが、昨年に比べ600万円余り減額となっております。これは、東部広域負担金減額であります。消防団運営費2,100万円余り、東部広域負担金2億6,400万円余りが主なものであります。  9款、教育費では、11億3,800万円余りで、昨年に比べ3億6,500万円余りの減額となっております。これは、中央中学校校舎改築費の減であります。小学校費では、1億5,600万円余りで、郡家東小1年生ほかの30人学級、大江小ほかの複式学級解消費を計上いたしております。中学校費は、4億600万円余りでありますが、その中で中央中学校のプール改築、グラウンド造成費が3億1,400万円余りであります。社会教育費2億9,100万円余りで、公民館事業などを計上いたしております。保健体育費1億8,400万円余りで、森下広一杯マラソン大会費、給食運営費などを計上しております。  最後に、11款、公債費でありますが、12億5,400万円余りを計上いたしました。前年に比べ、6,200万円余りの減となっております。元金は、10億3,600万円余りで、6,000万円余りの減、利子は2億1,800万円余りで、200万円余りの減となっております。  なお、一時借入金につきましては、100万円を計上いたしております。  次に、議案第33号。  今年度の予算総額は、歳入歳出それぞれ18億5,850万円となります。20年度は、国民健康保険税の調整の3年目となりますが、歳入では、国民健康保険税を後期高齢者支援金分と合わせまして、4億4,148万1,000円計上し、歳入に占める割合は23.8%となっております。  ほかには、国庫支出金5億8,064万5,000円。  退職被保険者を対象としました4款の療養給付費交付金1億2,208万5,000円。  制度改正によりまして、本年度から新たに措置をされます5款の前期高齢者交付金1億6,362万円。  県支出金では、高額医療共同事業負担金と普通調整交付金で1億224万円。  30万円以上の医療費が対象となります7款、共同事業交付金1億9,487万円。  9款の繰入金では、国保準備基金繰入金を5,500万2,000円、一般会計繰入金として1億5,345万2,000円。内容は、保険基盤安定繰入金、財政安定化事業繰入金、人件費、事務費等の繰入金であります。  また、10款の繰越金を4,500万円計上いたしております。  歳出におきましては、総務費5,433万6,000円。  保険給付費では、11億7,224万5,000円。歳出に占める割合は、63.1%となっておりますけれども、これは一昨年度の被保険者の方の療養給付費、高額療養費の実績額。また、昨年度見込み額等をベースにいたしまして計上いたしております。  ほかには、本年度より新たに納付します後期高齢者支援金1億9,276万9,000円。本年度、1カ月分の拠出となります、5款の老人保健拠出金、3,995万3,000円。  介護納付金、1億111万5,000円。  7款では、高額のレセプト点数の3万点以上が対象となります、共同事業拠出金2億5,032万6,000円。  また、新たに特定検診が加わりました保健事業費、2,254万円などを計上いたしております。  次に、議案第34号、平成20年度八頭町簡易水道特別会計予算の総額でありますが、歳入歳出それぞれ3億220万円で、対前年比630万円の減であります。  歳入ですが、使用料及び手数料では、水道料金など2億1,345万2,000円。  繰入金では、一般会計から8,460万8,000円。  繰越金では、前年度繰越金として100万円。  諸収入で、県事業に伴います水道移転補償費など、314万円をそれぞれ計上しております。  歳出でありますが、職員の人件費を始め、簡易水道等19施設に係る電気・修繕・滅菌液・水質検査料等の管理費、合わせて1億94万8,000円。  事業費では、簡水の統合計画作成に伴う委託料、県道の郡家鹿野気高線拡張工事に伴う水道補償工事ほか、用呂簡易水道の新水源を確保するため、水源調査工事など、1,232万8,000円。  公債費では、これまで投資しておりました元利償還金1億8,796万円をということでございます。  議案第35号、平成20年度八頭町住宅資金特別会計予算であります。  歳入歳出それぞれ2,420万円計上いたしております。  歳入の主なものですが、県の支出金といたしましては、住宅新築資金等貸付事業費県補助金169万2,000円。  諸収入といたしまして、貸付金の償還収入を2,070万6,000円といたしております。  歳出でありますが、資金貸付事業費の136万5,000円、公債費では、償還金2,285万5,000円。  予備費に2万9,000円を計上いたしております。  議案第36号、平成20年度八頭町老人保健特別会計予算でございます。  いよいよ後期高齢者医療制度が4月から始まりますが、老人保健医療制度では、毎年3月から、2月診療分の支払いを1年間の会計ベースといたしまして、3月診療分を新年度の会計で5月に支払っておりました。  したがいまして、今回、3月診療分、一月分でありますが、医療給付費を20年度の会計として計上するものであります。  今年度の総額は、2億8,730万円となります。  歳入では、支払基金1億4,946万3,000円、公費負担分として、国庫支出金9,092万6,000円、県分といたしまして2,273万2,000円。また、4款の繰入金2,417万4,000円を計上いたしております。これが町の持ち分であります。  歳出では、1款の総務費140万3,000円、医療諸費では、2億8,585万円であります。  議案第37号、平成20年度八頭町公共下水道特別会計予算であります。  予算の総額につきましては、歳入歳出それぞれ4億5,270万円。前年対比190万円減の、率にしまして0.4%の減であります。  公共下水道は、郡家地域と八東地域で整備が進められてきました。平成18年度末現在の区域内常住人口に対する整備率は、99.9%となっております。また、平成20年2月末現在、2,134戸の接続がなされており、持続率は84.38%となっております。  歳入ですけれども、分担金、加入分担金といたしまして264万6,000円。  使用料及び手数料では、使用料といたしまして、1億1,818万2,000円。一般会計からの繰入金を3億2,203万5,000円としております。  5款の諸収入では、県事業であります島地内の河川改修に係る町道移設に伴う下水道管移設補償費といたしまして、963万6,000円を計上いたしております。  次に、歳出予算ですが、一般管理費では、職員人件費、消費税納付等、合わせまして2,057万8,000円を。管理費では、2カ所の浄化センターの電気代等々の維持管理費。31カ所のマンホールポンプ等の費用。また、汚泥処理委託費としまして、1億563万1,000円を計上いたしております。  公債費では、これまで借り入れいたしました元利償還金、3億2,583万3,000円を計上いたしております。  次に、議案第38号、平成20年度八頭町農業集落排水特別会計予算であります。  集落排水の特別会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ7億9,100万円で、前年対比270万円増であります。
     平成18年度末現在の区域内常住人口に対します整備率は、100%となっております。また、平成20年2月末現在、3,016件の接続がなされており、持続率は84.34%になっております。  歳入ですが、分担金及び負担金では102万円、使用料及び手数料では1億4,342万8,000円。  繰入金では、一般会計から6億4,500万円。  諸収入では、集落排水設備貸付金元利収入分として、124万1,000円を計上いたしております。  歳出でありますが、人件費、また汚泥から出ますそれぞれの建設負担金、消費税納付金等、合わせまして3,598万8,000円。管理費では、公共下水でありましたように、15カ所の処理場と155カ所のマンホールポンプ、43基の合併処理浄化槽の維持管理費、汚泥くみ取り及び処理負担金等で、2億294万3,000円。  公債費では、借入金の元利償還金といたしまして、5億5,160万円をそれぞれ計上いたしております。  議案第39号、平成20年度八頭町介護保険の特別会計であります。  歳入歳出それぞれ15億円であります。当初より5,800万円の増となっておりまして、年々予算規模が膨らんでおります。また、今年度は、第3期の介護保険事業計画の最終年の年であります。  歳入ですが、第1号被保険者の方の保険料といたしまして、2億5,487万8,000円。給付費の国庫負担金といたしまして、3億2,334万6,000円。第2号被保険者の方の保険料の支払基金交付金といたしまして、4億3,946万1,000円。介護給付費の県負担金といたしまして、2億1,456万5,000円。一般会計繰入金、2億6,773万7,000円となっており、歳入合計が先ほどありましたように、15億円であります。  次に歳出ですが、総務費として、職員の人件費、また、東部広域の行政管理組合に委託しております介護認定審査会費等、1,464万4,000円。保険給付費として、施設サービス利用者、在宅サービス利用者の方の介護保険サービス等諸費としまして、12億4,688万4,000円。介護予防サービスなどの費用として、5,923万円。高額介護サービス費として、2,050万円、特定入所者介護サービス費等費用6,450万2,000円など、合計で13億9,294万1,000円であります。特定高齢者、一般高齢者の方を対象にした介護予防事業の地域支援事業費、3,506万7,000円となりまして、歳出合わせまして15億円ということであります。  次に、議案第40号、平成20年度八頭町宅地造成特別会計予算についてご説明いたします。  予算につきましては、歳入歳出それぞれ1億4,480万円であります。  歳入につきましては、国庫補助金として、定住促進団地整備国庫補助金を4,450万円。  財産運用収入としまして、基金の利子を。  繰入金としまして、一般会計からの繰入金1,412万1,000円。基金からの繰入金、これは第1期工事の分ですが、1,762万7,000円。  4款、繰越金としまして、前年度からの繰越金。  町債といたしまして、団地整備の事業債を6,860万円計上しております。  歳出でありますが、総務費関係では、広告の印刷34万円、役務費といたしまして、手数料。また、基金利子を見ております。  事業費といたしましては、分譲地造成に係る実施設計の委託料1,048万9,000円、工事請負費といたしまして1億1,530万円を計上し、本年度の工事完成を目指しております。  3款、公債費では、借入金の元金償還金1,652万9,000円、償還金利子199万8,000円を計上させていただきました。  議案第41号、平成20年度八頭町墓地事業特別会計であります。  予算の総額は、それぞれ180万円となります。平成20年3月現在におきまして、30区画の永代使用料の許可を行っておりますが、歳入では本年度、6区画の永代使用料を見込み、使用料及び手数料を168万円、繰入金10万円を計上いたしております。  歳出では、総務費を5万1,000円、公債費では、起債の償還金として166万6,000円を計上いたしております。なお、19年度末の基金残高見込みは、283万9,000円であります。  議案第42号、平成20年度八頭町老人居室・障害者住宅整備資金特別会計予算であります。  今年度の予算は、歳入歳出それぞれ37万7,000円であります。現在、障害者住宅整備資金の償還のみでありまして、平成20年度で終了となる予定であります。  歳入といたしましては、老人居室障害者住宅繰入金、15万7,000円。1名の貸付者からの元利収入として22万円となっております。  歳出は、元金償還でございます。  議案第43号、平成20年度八頭町後期高齢者医療特別会計予算についてご説明いたします。  老人医療制度は、幾度かの変遷をたどってまいりましたが、平成20年4月から広域連合が運営いたします、75歳以上の方の後期高齢者の新たな老人保健制度が始まります。給付内容に特に変更はございませんが、現在の老人保健制度と大きく異なります点は、被保険者であります後期高齢者の皆様方それぞれの年金から保険料を納めていただくことであります。  年間の保険料は、昨年11月に広域連合議会で決定されました、県下市町村同一で、均等割額が4万1,592円、所得割率7.75%となっております。所得の少ない方につきましては、国民健康保険同様、軽減措置も行われるようになっております。今年度の総額は、歳入歳出それぞれ1億7,610万円となります。  歳入では、後期高齢者医療保険料、1億1,431万8,000円。一般会計からの繰入金を6,177万4,000円計上いたしております。内訳としましては、事務費繰入金146万6,000円、保険基盤安定繰入金6,030万8,000円となっております。  歳出では、総務費の146万9,000円、広域連合負担金では、保険料と保険基盤安定負担金を合わせました1億7,462万3,000円を計上いたしております。  議案第44号の平成20年度八頭町上私都財産区特別会計予算から、議案第47号の平成20年度八頭町篠波財産区特別会計予算を一括説明をさせていただきますが、この4議案につきましては、それぞれの管理会から提出されたものを町で精査し、ここに提案をさせていただいております。  次に、議案第48号、損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定についてご説明申し上げます。  旧八東町で、昭和50年度から実施しておりました町営南地区土地改良事業におきまして生じた問題を解決するため、旧八東町と八頭町島346番地、日笠武雄氏との間に、平成14年3月29日付で和解契約が締結されております。この契約条項の一部が履行されていない状況になっており、日笠氏と協議を重ねましたが合意に至りませんでした。昨年11月22日に補償額を確定するための調停を申し立てており、本年2月14日に調停が成立いたしました。  調停調書に基づきまして、解決金として312万8,978円を本年3月31日までに町が支払うということで、日笠氏と和解しようとするものであります。  議案第49号、権利の放棄についてご説明申し上げます。  旧の船岡町にあります芦津歯科医院院長、芦津憲雄氏から、歯科医院の土地建物の所有権を町に移転したいとの申し入れの件がありました。  昭和の後半に旧船岡町内から歯科医院がなくなり、鳥取県歯科医師会から芦津憲雄氏を紹介され、平成元年7月に芦津氏と土地建物売買契約を締結、歯科医院を開業していただき、長年にわたりまして多大なる貢献をいただきました。  契約代金は、5,835万9,700円でありますが、返済は、当初平成17年3月までの間。変更後は、平成26年3月までの間、年賦で支払う内容で契約締結をしておりました。  しかしながら、平成19年12月に芦津氏から、所有権を町に返却したいとの申し出があり、今後につきましては、現在の土地建物を賃貸で歯科医院を継続していきたいとのことでありました。  現在の残債額は、1,038万700円ですが、平成19年度、本年度分の年賦金129万7,000円を支払っていただきますので、最終的には908万3,700円が残債となります。  したがいまして、芦津歯科医院院長、芦津憲雄氏の債務の徴収を放棄することにつきまして、地方自治法96条第1項第10号の規定によりまして、本議会の議決を求めるものであります。  議案第50号、財産の貸付についてご説明申し上げます。  バイケミ農法用機械を活用して、バイケミ農法の普及活動を推進していただける方を募集いたしました。応募期間を2月4日から2月15日までの間といたしましたところ、2団体、バイケミ農法研究会と農事組合法人いなば新水園から申請書が提出されました。  選定委員会を2月18日に開催し、副町長を筆頭に3名の審査の結果、バイケミ農法研究会代表、田中行省氏にお願いすることとなりました。  貸与の方式は、無償貸与でありますので、地方自治法96条第1項第6号の規定によりまして、議会の議決をお願いするものであります。  バイケミ農法研究会は、平成19年度における竹パウダーの製造、栽培指導を行っていただくため、町と委託契約を締結し、実施していただいている団体であります。  貸し付ける機械の名前は、バイケミ農法用機械で、種別は植繊機、トラクター及び併用アタッチメント、パウダースプレッダー、散布機、高畝成型機、クリーンレーキ、ビミスター、光発芽施肥播種機と言うそうです。アグリバーナーです。火炎放射機とも言われております。  貸し付けの方法は、管理委託契約といたします。  期間は、20年4月1日から23年3月末の3年間。  貸し付け価格は無償であります。  貸し付けの相手方は、先ほどありましたように、八頭郡八頭町徳丸1318番地の5、バイケミ農法研究会代表、田中行省氏であります。この会は全員で7名の方が所属しておられます。  次に、議案第51号、町道路線の変更であります。  整理番号、郡家37号の稲荷篠波線は、山上と県道麻生国府線を結ぶ重要な路線であります。追加認定延長は93.6メールで、合計3,854.3メールとなります。  次に、整理番号、郡家47号の花原線は、行きどまりである当路線を県道大坪隼停車場線まで延長しようとするものであります。当部落の迂回路として重要な役割を持っております。追加認定延長は640メールで、合計1,039.5メールとなります。なお、この路線につきましては、花原部落、材料支給等自力で改良されております。  次に、整理番号、船岡20号の坂田上土居線は、平成17年度に県営中山間地総合整備事業によりまして、既存の73.06メールを改良し、37.84メールを新設しております。合計110.9メールであります。  次に、整理番号、船岡19号線の坂田中央線は、同じく県営中山間地総合整備事業によりまして、既存の92.94メールを改良し、149.86メールを新設、合計241.8メールとなっております。いずれも集落内の重要な路線でございます。  次に、整理番号、八東5103号の北山志谷線は、北山から志谷に至る道路で、集落配水管、水道管等の埋設もございます。また、志谷と北山を結ぶ重要な路線でありまして、追加認定延長は940メール、合計2,295.8メールとなっております。  道路法の規定に基づきまして、本議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第52号から議案第61号までの10議案は、19年度の補正予算であります。  はじめに、議案第52号の説明をさせていただきます。  現在の予算総額の中から、歳入歳出それぞれ1億3,800万8,000円を減額いたしまして、総額を96億2,782万3,000円といたそうとするものであります。  歳入の主なものを申し上げます。  国庫補助金でありまして、安全・安心な学校づくり交付金に3,500万円が最終配当されました。18款の諸経費を節減の結果、財政調整基金繰入金を5,000万円減額いたしております。トータル的には、19年度は基金から7,000万円一般会計に入っていることになっております。  第20款の諸収入で、中小企業小口融資貸付金元利収入2,100万円余りの減であります。  21款の町債では、中央中学校改築事業などの確定に伴いまして、7,900万円余りの減額となっております。  歳出でありますが、総務費では、先ほどありました芦津歯科医院にかかわります歯科医院用地購入地で500万円。  民生費では、介護保険特別会計への繰出金400万円、特別医療費1,500万円、保育所運営費1,700万円余りの減額といたしております。  衛生費では、後期高齢者医療制度に伴います経費を400万円計上させていただいております。  商工費では、小口融資貸付金の減でございますが、2,100万円であります。  土木費では、除雪対策費に400万円余り追加をさせていただきました。  教育費では、小・中学校の運営費の減額が主なものであります。また、そのほかにつきましても、中央中学校の建設費を始め、事業確定によりまして所要額を減額いたしております。  次に、議案第53号、平成19年度の八頭町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)であります。  歳入歳出それぞれ8,351万7,000円を減額させていただいて、総額を19億3,915万8,000円といたしております。  歳入の主なものですが、保険税を201万2,000円、療養給付費の負担金の変更申請によりまして、国庫支出金を4,326万6,000円、共同事業交付金では、4,266万1,000円を減額しております。  繰入金を337万3,000円増額しております。  歳出につきましては、このたび20年度からの制度改正に伴いますシステム導入等の費用として、総務費用229万4,000円を増額し、保険給付費では、本年度医療費の減額が見込めますので、4,608万9,000円。また、本年度の拠出金額が確定いたしました。3款の老人保健拠出金、2,158万7,000円。共同事業の拠出金1,433万2,000円を減額いたしております。  次に、議案第54号。補正をいたします金額は、歳入歳出それぞれ47万4,000円増額いたしております。  歳入でありますが、使用料手数料では、加入者増によりまして、123万9,000円を増額いたしております。  諸収入では、県工事に伴います移転補償費の額が確定しましたので、23万5,000円を増額。  町債では、市場橋への添架工事と妻鹿野浄水場ろ過池改修工事の額の確定に伴いまして、100万円を減額いたしております。  次に、歳出ですが、施設の水質検査料と保守点検料などの減額。漏水修理等の修繕費の増によりまして、差し引き24万9,000円の増額となっております。  事業費では、町発注工事2件の額の確定に伴い、100万円を減額。  それぞれ予備費で調整をさせていただいております。  議案第55号、平成19年度八頭町の住宅資金特別会計補正予算であります。  今回は、補正額はありませんけれども、住宅改修資金貸付金滞納者に係る訴訟に向けて弁護士の方と委託契約を締結いたしております。相続財産管理人の選任手続等事務手続中でありまして、なお、訴訟・判決までに日数を要するため、地方自治法第213条第1項の規定によりまして、205万円を明許繰り越ししようとするものであります。  ご事情をご賢察いただきたいと思います。  次に、議案第56号、平成19年度の八頭町老人保健特別会計補正予算であります。  歳入額の内容変更でございまして、予算総額の21億9,510万円には変更ございません。  歳入の内容でございますが、被保険者の方の交通事故被害によります第三者行為請求額の決定に伴いまして、6款の諸収入106万4,000円を増額し、老人医療費の負担割合に応じまして、1款の支払基金交付金53万2,000円、国庫支出金35万4,000円などをそれぞれ減額いたしております。  議案第57号、平成19年度八頭町公共下水道特別会計の補正予算であります。  今回補正いたします金額は、歳入歳出それぞれ200万円を減額いたしまして、総額4億6,073万4,000円といたしております。  歳出であります施設管理運営委託料が減額になりましたので、一般会計の繰越金を200万円減じるものであります。  議案第58号、平成19年度八頭町農業集落排水特別会計補正予算であります。  今回補正いたしますものは、予算総額の変更はございません。  はじめに、歳出でありますが、一般管理費で、賃金、委託料、負担金等の減額。また、し尿くみ取り料の増で139万円の増額であります。  歳入につきましては、予備費を充てることといたしております。  議案第59号、平成19年度八頭町介護保険特別会計補正予算(第4号)であります。  今回補正いたします額は、歳入歳出それぞれ2,462万7,000円を増額しまして、総額を15億4,532万円とするものであります。
     歳入ですが、介護保険料の確定見込みに伴います880万円の減額。  調整交付金の確定に伴います国庫支出金2,358万円増額。  介護給付費の増額に伴いまして、支払基金交付金として439万8,000円、一般会計からの繰入金としまして、介護給付費分等であります487万9,000円の増額であります。  次に歳出ですが、総務費として、介護保険制度改正に伴う介護保険システム改修委託料、148万1,000円の増額。  保険給付費といたしまして、在宅サービス費の増に伴いまして、居宅介護サービス給付費2,000万円、地域密着型介護サービス給付費330万円、実績による施設介護サービス給付費1,330万円など、3,364万7,000円の増額。介護予防サービスなど諸費として、実績によりまして55万1,000円の減額。高額介護サービスなどの費用といたしまして、30万円の減額。特定入所者介護サービス費、103万1,000円の減。  基金積立金としまして、861万3,000円の減額となりまして、歳入歳出それぞれ、2,462万7,000円とするものであります。  議案第60号、平成19年度八頭町宅地造成特別会計補正予算であります。  今回の補正いたします額は、歳入歳出それぞれ3,722万3,000円を減額しまして、総額を1億1,978万6,000円とするものであります。  財産収入を26万1,000円増。  繰入金としまして、一般会計からの繰入金を8万4,000円減額。  町債といたしまして、定住促進団地整備事業債を3,740万円減額補正するものであります。  歳出ですが、総務費、積立金を30万4,000円増。  事業費の中の造成事業費では、需用費1万5,000円減。設計費等の委託料571万1,000円の減額。工事請負費を3,180万円の減額としておりす。  これらにつきましては、請負額の減率と国道29号の工事を同時施工したことや、宅地造成の盛り土、県発注の工事などの残土を流用したことによる減額であります。  議案第61号、平成19年度の八頭町墓地事業特別会計補正予算(第2号)であります。  補正いたします額は、55万3,000円を減額いたすものであります。  歳入では、船岡墓苑の使用許可の確定見込みに伴いまして、使用料手数料を106万4,000円減額し、基金繰入金を50万円増額いたしております。  歳出では、予備費の方から56万4,000円を減額いたしております。  現在は、造成区画数53区画のうち、平成18年度までの許可区画は28区画。当初予算の永代使用定数、平成19年、6区画。現在までの許可数は2区画。残区画が23区画となっております。  今後の取り組みといたしましては、再度、日本海新聞の折り込み、ホームページ、広報には引き続いて掲載していきたいというふうに考えております。  最後になりましたけれども、19年度一般会計補正予算(第9号)の繰越明許費で内訳を表示させていただいておりますが、安部地区公園整備事業を始め、13事業につきまして、年度内完成に向けて努力をいたしましたけれども、年度内に完成することができませんので、地方自治法第213条によりまして、翌年度へ繰り越しをいたそうとするものであります。  以上、55議案につきまして概要を申し上げ、提案の理由とさせていただきます。  事情ご賢察いただきまして、ご可決賜りますようお願いしまして、提案の理由とさせていただきます。  長時間ありがとうございました。 ○議 長(松田秋夫君) 以上で提案理由の説明を終わります。 ◎散  会 ○議 長(松田秋夫君) お諮りいたします。  本日の会議はこの程度にとどめ、散会いたしたいと思います。  これにご異議ございませんか。                   (異議なし) ○議 長(松田秋夫君) ご異議なしと認めます。  よって、本日はこれにて散会することに決定いたしました。  本日はこれにて散会いたします。  なお、次の本会議は3月7日午前9時30分から再開いたします。  どうもご苦労さんでした。     (平成20年3月6日午前11時44分散会) 会議の経過を記載して、その相違がないことを証するためここに署名する。  議  長  署名議員  署名議員...