日程第1
会議録署名議員の
決定
○
議長(
福谷直美君)
日程第1、
会議録署名議員の
決定を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第88条の
規定により、5番
鳥羽昌明議員、11番
鳥飼幹男議員を
議長において指名いたします。
日程第2
会期の
決定
○
議長(
福谷直美君)
日程第2、
会期の
決定を行います。
本
定例会の
会期は、先般開催した
議会運営委員会において協議をし、連絡しているとおりでありますが、お
手元に配付しております、本日から3月16日までの20日間といたしたいと思います。これに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
福谷直美君) 御
異議なしと認めます。よって、本
定例会の
会期は、2月25日から3月16日までの20日間とすることに
決定いたしました。
日程第3
説明のため
出席を求めた者の
報告
○
議長(
福谷直美君)
日程第3、
説明のため
出席を求めた者の
報告であります。
これは、
石田市長ほか、お
手元に配付しているとおりであります。
なお、本日
届出のあった
事故者は、
議員では
山根健資議員、遅刻であります。
以上、
報告いたします。
この際、
令和3年11月26日から
令和4年2月11日までの
事務処理概要をお
手元に配付しているとおり
報告いたします。
日程第4
議案の
上程並びに
提案理由の
説明
○
議長(
福谷直美君)
日程第4、
議案の
上程並びに
提案理由の
説明に移ります。
報告第1号及び
議案第3号から第29号までを一括して議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。
石田市長。
○
市長(
石田耕太郎君)(登壇) おはようございます。
令和4年第2回
倉吉市議会定例会の
開会に当たり、諸
議案の
説明に先立ち、今
議会が
任期最後の
定例会となりますので、一言御挨拶を申し上げます。
3期12年にわたり、
市民の
皆様、
議員各位から様々な御意見・御提言をいただき、また、御
理解と御協力を賜りましたことに、この場をお借りして心から感謝を申し上げます。
この12年間、
本市に住む全ての人々が地元に誇りと愛着を持ち、夢や希望を持って
生活できる
くらしよし
倉吉の実現に向けて、誠心誠意努力してまいりました。
しかしながら、多くの
地方と同様に、
少子高齢化は一層その度合いを深め、
人口減少にも歯止めがかかることなく、
本市の
人口も5万人を割り込むことにもなりました。
この間、第11次・第12次と2次にわたる
市総合計画を策定し、中長期的なビジョンの下、市の将来にわたる
持続的発展に寄与するべく、諸
課題に対処し、
就任1期目には長年の懸案でありました斎場の建設と
企業誘致の促進に取り組み、2期目には
鳥取看護大学が
開学の運びとなりました。一方、平成28年10月21日に
鳥取県
中部地震が発生し、その対応に追われることとなりました。3期目には、
地震からの復興に
全力を傾けることとなりましたが、そのさなかにあって、
本市に
鳥取県立美術館を誘致できたことは、大きな喜びとなりました。改めてこの12年間を振り返ってみますと、
就任直後から今日まで、特に
市民生活に直結する
課題について、
スピード感を持って取り組んでまいりましたが、
市政の
課題は今なお山積しています。
来る
令和4年度は、第12次
総合計画の2年目を迎え、5つの
基本目標の下、「元気な
まち、
くらしよし、
未来へ!」の将来像に向けて、
市政を着実に前進させていくことが重要と考えます。
新型コロナウイルス感染症対策など
継続的に行うべきものは引き続き
全力で取り組むと同時に、新しい
生活様式に適合した
市民生活及び
地域経済の回復にも注力し、この難局を乗り越えて確かな
未来への道筋をつけていかなければなりません。
刻々と変化する
社会情勢・
経済情勢の中で、
本市が持続的に発展するため、
議員の
皆様には、一層の御
理解と御
支援を賜りますようお願い申し上げます。
なお、
山﨑副市長につきましては、このたび本年3月31日付をもって退任したい旨の申出があり、これを受理することといたしましたので、この際、御
報告させていただきます。
それでは、ただいま
上程された諸
議案について、その
概要を御
説明申し上げます。
今
議会に
上程されました
議案は、
報告案件1件、
補正予算案件2件、当初
予算案件13件、
条例案件9件、
一般案件3件の合計28件であります。なお、このうち2件は、
専決処分を行ったものです。
初めに、
議案第6号
令和4年度
倉吉市
一般会計予算についてであります。
令和4年度当初
予算は、4月に
市長任期を迎えることから、
義務的経費・
継続的経費といった
市民生活・
地域活動を行うに当たり年度当初から必要となる
経費を
中心とした、いわゆる
骨格予算として編成いたしました。
なお、
令和3年度の国の第1次
補正予算により、
令和4年度に予定していた
事業の一部を前倒しし、
令和3年度3月
補正予算に計上しています。
それでは、
令和4年度
予算の主な
事業について、第12次
倉吉市総合計画の
前期基本計画と第2期
倉吉市
総合戦略に掲げた
まちづくりの
方針である
分野ごとに体系化した
基本目標に基づき、順次御
説明申し上げます。
1点目に、
基本目標のうち
地域資源を最大限に活かして躍動する
まちづくり、主に
産業振興に関する
事業についてであります。
まず、
鳥取型低
コストハウスによる
施設園芸等推進事業についてであります。
生産基盤産地パワーアップ計画に基づき、高
収益なスイカ、野菜、
花卉等の
ハウス栽培品目の
生産振興を目的に、
鳥取型低
コストハウスの
整備を
支援するため、1億円余を計上しております。
次に、
倉吉市とっとり
ウッドチェンジ戦略事業についてであります。
木材産業等の
競争力の強化を図り、意欲と能力のある
林業経営者と連携して
木材加工流通施設の
整備を
支援するため、4,000万円余を計上しております。
次に、
関金温泉観光コンシェルジュ推進事業についてであります。
今後の
グリーンスコーレせきがね再生の動きと歩調を合わせて
関金温泉の
観光振興を図るため、
倉吉観光マイス協会による
関金地区の
観光案内等の
観光おもてなし体制を
整備することとし、そのための
経費として、590万円余を計上しております。
2点目に、
基本目標のうち誰もが自分らしく生きることのできる共生の
まちづくり、健康・福祉・人権に関する
事業についてであります。
まず、
男女共同参画の
推進についてであります。
令和4年10月に、
倉吉未来中心を主会場に
日本女性会議2022
in鳥取くらよしが開催されることから、その
実行委員会に、開催に要する
経費に係る
補助金として、500万円を計上しております。
次に、
児童手当等に係る
行政手続の
オンライン化についてであります。
受給者の
利便性の
向上を図るため、マイナンバーカードを活用して、
児童手当・
児童扶養手当等に係る
各種申請、
届出を
オンライン化するための
システム改修経費として、1,900万円余を計上しております。
次に、
保育対策総合支援事業費補助金についてであります。
保育士の
業務負担の
軽減を図るため、
保育業務の
ICT化を行う
民間の
保育施設を
支援するもので、370万円を計上しております。また、
保育所、
認定こども園、
放課後児童クラブ等での
新型コロナウイルス感染症対策を
継続・強化するため、2,500万円余を計上しております。
次に、
子宮頸がん予防接種についてであります。
子宮頸がん予防ワクチンの
接種について、国が積極的な
勧奨を再開することとしたため、現
対象者及び
積極的勧奨の差し控えにより
接種機会を逃した
対象者に
接種を実施するための
経費として、2,700万円余を計上しております。
3点目に、
基本目標のうち
未来を切り拓く人を育て、芸術が輝く
まちづくり、
教育・文化に関する
事業についてであります。
まず、
高校生通学費助成事業についてであります。
高校生を抱える世帯の
経済的負担の
軽減を図るため、県内全ての
高等学校等に通う生徒を
対象に
通学に係る
費用の一部を助成することとし、そのための
経費として、1,000万円余を計上しております。
次に、
体育施設維持管理についてであります。
今年度予定していた
市営陸上競技場の第3種
認定のための
トラック舗装改修が、昨年の7月
豪雨の影響により実施できなかったことから、改めて5,000万円余を計上しております。
また、
環境への配慮と
利便性の
向上を図るため、
体育センターアリーナの
照明器具を
水銀灯から
LED照明に取り替える
経費として、920万円余を計上しております。
次に、
史跡大御堂廃寺跡整備事業についてであります。
県立美術館の
整備に併せて進めている
大御堂廃寺跡の
整備に係る
実施設計等の
経費として、2,400万円余を計上しております。
次に、
博物館維持管理についてであります。
令和3年度3月
補正予算に計上しております
空調設備改修に引き続いて、
博物館全体の
改修を行うため、8,600万円余を計上しております。
また、老朽化している
博物館及び
資料館の
照明設備を
LED照明に取り替えるため、その
設計費として、270万円余を計上しております。
4点目に、
基本目標のうち安全・安心な
まちづくり、
生活・
環境に係る
事業に関し、
動物愛護についてであります。
野良猫の繁殖を抑制し、
市民の
生活環境を保全するため、避妊・
去勢手術を受けさせる
費用の一部を
支援することとし、そのための
経費として、200万円余を計上しております。
5点目に、
基本目標のうち
災害に強く快適で潤いのある
まちづくり、
都市基盤に関する
事業についてであります。
まず、
倉吉未来中心周辺環境整備事業についてであります。
利用者の
利便性を高めるため、
令和5年度に現
リス舎周辺を
駐車場として
整備することとしており、そのための
設計費として、740万円余を計上しております。
次に、
打吹公園管理についてであります。
打吹公園内で飼育しているウサギの
飼育環境を改善し、来
園者からも見やすくするようふれあい
広場を
改修するため、180万円余を計上しております。
次に、
空き家対策についてであります。
近隣住民や
自治公民館から
除却の要望がある
空き家に対する
行政代執行や、大型の
空き家の
除却について、
補助上限を撤廃して
支援することとしたため、これらについての
経費として、4,700万円余を計上しております。
次に、
河川の
維持管理についてであります。
水害から
市民の生命や
財産を守るため、
豪雨の場合等に使用する
排水ポンプ車の購入や、
準用河川での
樋門の
設置、護岸の
整備、
しゅんせつ等を行うこととし、そのための
経費として、2億7,000万円余を計上しております。
次に、
公共土木補助災害復旧についてであります。
昨年の7月
豪雨で被害のあった
市道みどり町13号線の
のり面及び富海の高畔川の
災害復旧を
継続して進めるため、1億8,000万円余を計上しております。
6点目に、
基本目標のうち
行政の
経営方針に関する
事業についてであります。
まず、
市税の
賦課徴収に係る
システム整備・
デジタル化についてであります。
令和5年1月から全国一斉に導入される
軽自動車税関係手続の
電子化や、
地方税共通納税システムの
対象税目の拡大に対応するため、
システム改修等に要する
経費として、2,000万円余を計上しております。
また、これまで紙で行っていた
金融機関への
預金調査を
デジタル化するため、その
システムサービス使用料として100万円余を計上しております。
次に、
協働の
まちづくり活動助成事業交付金についてであります。
公共的課題の解決を行う
市民活動団体の
活動を
支援するため、50万円を計上しております。
次に、
議会事務局費についてであります。
議会活動及び
議員活動に
ICTを活用し、
ペーパーレス化や
議会運営の
効率化を図ることができるよう、
タブレット端末等を導入する
経費として、440万円余を計上しております。
これらの結果、
令和4年度
倉吉市の
一般会計当初
予算の
総額は、287億9,517万3,000円となり、
令和3年度当初
予算に比べ、2億7,511万円、1.0%の増となっております。
また、
議案第7号から
議案第16号まで10の
令和4年度の各
特別会計予算については、
特別会計の
総額で117億2,116万円、
令和3年度当初
予算に比べ、4億2,227万4,000円、3.7%の増となっております。
次に、
議案第17号及び第18号の
令和4年度の
公営企業会計予算についてであります。
水道事業会計については、
収益的支出、
資本的支出合わせて
総額15億2,592万9,000円となり、
令和3年度当初
予算に比べ3,645万4,000円、2.4%の増となっております。当年度純利益は4,098万1,000円を予定するものであります。
下水道事業会計については、
収益的支出、
資本的支出合わせて
総額43億7,987万7,000円となり、
令和3年度当初
予算に比べ2億1,353万6,000円、4.6%の減となっております。
一般会計、
特別会計に
企業会計を合わせた、
令和4年度
倉吉市の当初
予算総額は、464億2,213万9,000円であり、
令和3年度当初
予算に比べ、5億2,030万2,000円、1.1%の増となっております。
次に、
補正予算についてであります。
まず、
議案第4号
令和3年度
倉吉市
一般会計補正予算(第15号)についてであります。
主に、決算を見込んだことによる各
事業費の増減と、国の
補正予算を活用して
令和4年度に繰り越して実施する
事業に係る
予算であります。
国の
補正予算を活用したものとして、転入・
転出手続をワンストップ化するための
システム改修経費1,100万円余、
地籍調査の進捗を図るための
経費3,600万円余、
民間保育施設の
保育士等職員及び
放課後児童クラブ職員の給与に係る
処遇改善のための
経費4,400万円、
林道専用道整備事業費負担金250万円余、
成徳小学校・
灘手小学校の統合に向けた
校舎改修費7,200万円余、
博物館の
空調改修のための
工事費等5,300万円余を計上しております。
そのほか、昨年の7月
豪雨で被災した
学校法人藤田学院の
グラウンドのり面の
崩壊復旧を
支援するための
経費300万円、昨年末から年明けにかけての大雪に伴う
園芸施設等の
復旧対策事業費補助金2,700万円余などを加え、
一般会計で3億5,266万9,000円を増額し、
補正後の
予算総額を333億9,791万6,000円とするものであります。
次に、
議案第5号
令和3年度
倉吉市
下水道事業会計補正予算(第3号)についてであります。
資本的支出について、国の
補助事業による
上井地区雨水排水路樋門設置工事1,663万8,000円を計上するものであります。
次に、
報告第1号、
倉吉市
情報公開条例及び
倉吉市
個人情報保護条例の一部
改正についての
議会の委任による
専決処分についてであります。
個人情報の
保護に関する
法律の一部
改正に伴い、関係する
条例において引用する
法律の
規定を改めるため、
令和4年2月1日に
専決処分を行ったものです。