倉吉市議会 2021-06-21
令和 3年第5回定例会(第5号 6月21日)
令和 3年第5回定例会(第5号 6月21日)
倉吉市議会会議録(第5号)
令和3年6月21日(月曜日)
第1 追加議案の上程並びに提案理由の説明
第2 付議議案に対する質疑
第3 付議議案の
委員会付託
〇会議
に付した事件
◎日程第1から日程第3まで
午前10時00分 開議
○議長(伊藤正三君) これより本日の会議を開き
ます。
本日届出のあった事故者は、議員及び当局と
もあり
ません。
以上、報告いたし
ます。
○議長(伊藤正三君) 本日の議事日程は、お手元
にお配りし
ており
ます日程書のとおり行い
ます。
日程第1 追加議案の上程並びに提案理由の説明
○議長(伊藤正三君) 日程第1、追加議案の上程並びに提案理由の説明を行い
ます。
議案第56号及び第57号を一括し
て議題といたし
ます。
提案理由の説明を求め
ます。
石田市長。
○市長(
石田耕太郎君)(登壇) おはようござい
ます。
それでは、ただいま上程され
ました諸議案
につきましてその概要を御説明申し上げ
ます。
まず、議案第56号 令和3年度倉吉市
一般会計補正予算(第4号)
についてであり
ます。
新型コロナウイルス感染拡大の長期化に対する支援として、生理の
貧困対策事業と
生活困窮者自立支援金支給事業を行うための補正であり
ます。
まず、生理の
貧困対策事業についてであり
ますが、経済的な理由で生理用品を買うことができない方
に生理用品を無償配布するとともに、生活上の困り事の相談
に総合的
に対応し生活の安定
に向けた支援を行うもので、80万円余を計上し
ており
ます。
次に、
生活困窮者自立支援金支給事業についてであり
ます。生活福祉資金制度による
総合支援資金の貸付
限度額に達し
て経済的
に困窮し
ている世帯に対し、一定の要件を満たす場合
に全額国費による支援金を支給するもので、1,350万円を計上し
ており
ます。
これらによる補正の総額は1,430万円余の
増額となり、補正後の予算総額を291億875万7,000円とするものです。
次に、議案第57号
工事請負契約の締結についてであり
ます。
令和2年7月10日
に工事請負契約を締結し
ていた令和2年度市道和田東町
井手畑線道路改良工事(小田工区)について、地盤改良
に伴う
残土処分費等の
増額により請負代金
額の総額が1億6,275万7,100円となることから、その変更
に係る請負契約の締結について、
地方自治法第96条第1項及び議会の議決
に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、本市議会の議決を求めるものです。
以上、今回提案し
ました諸議案
につきましてその概要を御説明いたし
ました。よろしく御審議のほどお願い申し上げ
ます。
日程第2 付議議案に対する質疑
○議長(伊藤正三君) 日程第2、付議議案に対する質疑を行い
ます。
まず、報告第6号 令和2年度倉吉市
繰越明許費繰越計算書について及び報告第7号 令和2年度倉吉市
水道事業会計予算繰越計算書及び倉吉市
下水道事業会計予算繰越計算書について、計2件を一括し
て質疑を求め
ます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正三君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正三君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
次に、議案第48号 令和3年度倉吉市
一般会計補正予算(第3号)について質疑を求め
ます。
12人から質疑の通告があり
ますので、順次発言を許し
ます。
まず、3番
佐藤博英議員に質疑を許し
ます。
○3番(佐藤博英君) 3番。
予算説明資料の6ページです。上段と下段一緒
にやり
ます。
こういういわゆる
マイナンバー関係については、これまで
も物すごい予算を倉吉市として
も、国の方針ですから投入し
てき
ており
ます。こうやっ
て個人の情報を集約し
ていくということ
には基本的
には私は反対なんですが、今回出
てきたこの
自治体中間サーバーシステムというのは具体的
にはどういう意味なのかということを説明し
ていただくことと、それから財源が手数料ということで326万7,000円の財源となっ
てい
ます。この辺の財源
も含め
て説明し
ていただければと思い
ます。
○議長(伊藤正三君)
美舩生活産業部長。
○
生活産業部長(美舩 誠君) 佐藤議員の御質問
にお答えいたし
ます。
自治体中間サーバーシステムの更改ということで、今回補正予算をお願いし
ており
ます。この内容
についてでござい
ます。
自治体中間サーバーシステムは国が構築、運営し
ており
ますマイナンバーとひもづいた個人情報、年金であったり労働、福祉、医療、その他
社会保障分野、それから税、災害対策、そういった分野の個人情報でござい
ます。これの自治体間でのやり取りをするシステムでござい
ます。平成28年度の制度開始から運用され
ており、5年を経過したことにより
サーバー機器や通信機器が更新されるものでござい
ます。このたび本市における補正予算は、国の
機器更新等の影響を受け
て市側で必要となる作業等
に要する費用として141万9,000円を計上するものでござい
ます。
議員から御質問がござい
ました財源については、一般財源ということ
にいたし
ており
ます。以上でござい
ます。
○3番(佐藤博英君) 5年経過し
て実際どうなのかというのは伺い
ませんでしたけども、これは本当に必要あるのかなと。お互いやり取りすれば済むことで、こういう自治体間のやり取りをサーバーでする必要が本当にあるのかなと思い
ます。
結局、手数料に関しては一般財源ということ
になっ
てしまう。これから
もきっと一般財源からこういう更新し
ていくということ
になると出
ていくということ
になり
ます。私はそこまでする必要はないんじゃないかと思い
ます。その辺どうですか、必要性については。
○
生活産業部長(美舩 誠君)
マイナンバー制度の必要性ということだろうと思い
ますが、法律で制定をされ
ておるものでござい
ますが、複数の機関
に存在する特定の個人の情報を同一人の情報であるということの確認を行うための基盤であり、社会保障、税制度の効率性、透明性を高め、国民にとって利便性の高い公平公正な社会を実現するための基盤という、
インフラ整備という考え方で実施をし
ており
ます。
安全・安心という点で御心配の点
もあろうかと思い
ますけども、そういったところ
には留意されながら法律のほうでしっかりそういったところは担保され
ており
ますので、引き続き
マイナンバーに取り組んでまいりたいと思っ
ており
ます。
○3番(佐藤博英君) 担保され
ておると断言され
ましたけど、なかなかこれは今まで
もそうですけどいろんなところで情報が漏れたりするという事件は後を絶たんと私は思い
ます。
それから、次に18ページ
になり
ます。教育総務ということで、いわゆる
県内修学旅行等を支援するという内容です。これについて、どうしてこういう修学旅行の取り方をしたのか。あるいはこの
eラーニングというのは一体何なのかも含め
て、具体的
にどう使われるのかも含め
て伺い
ます。
○
教育委員会事務局長(種子真一君) 佐藤議員の御質問
にお答えいたし
ます。
県内修学旅行等支援事業についてでござい
ます。これは鳥取県が
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため
修学旅行等の行き先を県内
に変更するという場合
に、バスの借り上げ
に係る費用等を支援するというものでござい
ます。
この事業の目的ですけれども、県内の修学旅行によりまして児童生徒が鳥取県
に誇りと愛着を持ち、
ふるさと鳥取をさらに継承、発展させようとする意欲や態度を養うこととし
ており
ます。
支援の概要ですけれども、各校で1回限りということ
になり
ますが、バス1台につき5万円を上限として県から補助が受けられるというものでござい
ます。これまでバス代を含む修学旅行の費用
につきましては
保護者負担ということでお願いし
ており
ましたけれども、この事業を活用することによりまして、乗る児童生徒の人数
にもよるんですけれども、児童1人当たり約1,500円程度の負担軽減
につながるものと考え
ており
ます。
それから、もう1点、
eラーニング教材活用等支援事業でござい
ます。こちら
も鳥取県のほうで
eラーニング教材を導入し、学力向上
に資する事業を行う市町村に対して2分の1の補助をするという事業でござい
ます。学校のほうでは従来からドリル等の補助教材
につきましては保護者の皆さんの負担をお願いし
ており
ましたけれども、この教材
につきましては
保護者負担が少なく児童生徒への教育効果
も期待できることから、学校との協議によりまして年間792円の負担をお願いすることとし
ており
ます。
この
eラーニング教材の導入の学年ですけれども、小学校は3年生から6年生で4教科、中学校は全学年で5教科を対象とし
てい
ます。中でも特に具体物の操作を行いながら学習理解を図る低学年の児童におきましては、まずは紙の教科書を開き、そして読むことや必要な事柄を書くことが大切と考え
ており
ます。このため、具体的な活動を通して学習理解を図る小学校の低学年、1年生、2年生についてはこの
eラーニング教材は導入をしないということ
にし
ており
ます。
また、児童生徒と教師の直接的な関わりの中で心の成長を促すこと
も重要な教育活動であり、おろそか
にし
てはなり
ません。このため、
eラーニング教材のよさである個別最適な学習や個
に応じた学習と、児童生徒と教師の直接的な関わりによる心の成長など、双方のよさを生かしながら教育活動の効果を高め
ていきたいと考え
ているところでござい
ます。以上です。
○3番(佐藤博英君) 修学旅行のほうは分かり
ました。
ただ、「すらら」
eラーニングのほうはちょっと具体的
にどういうことなのかよう分かり
ませんでしたけども、ただこれ
も県の事業として上がっ
てき
てはい
ますけれども、小学校低学年は扱わないということは一体どういうことなのか。その辺
もよう分からん。こういうことというのは、この
eラーニングを使うということは県が予算立てをし
てますけども、先生たちはどう考え
ておるのかなと思うんですよ。GIGA、GIGAといっ
て先生たち
も大変。今回
もたくさん
GIGA関係で先生たち
にもタブレットを1台ずつ持たすんだという内容の補正予算が出
てます。先生たちの対応
もこれ大変なのかなと思うんですよ。その辺はこれから少しずつ準備し
ていくんでしょうけど、その辺の先生の声は聞いてないでしょうか。
○
教育委員会事務局長(種子真一君) 続い
ての御質問です。先生方の状況ということでござい
ました。
この新たな教材を導入するに当たりましては、やはり先生方
も研修を受け
ていただきながらこれをいかに有効
に活用し
ていくかということが必要
になっ
てくるということで、研修等
にも取り組んでいただい
ているところでござい
ます。
この教材のよさというところでは、やはり児童一人一人が自分の学力
に応じた
演習問題等に取り組むことができるということ
もござい
ますので、理解度であるとか進度によって一人一人
にちょうどよいレベルの問題が自動で出
てくる、出題されるというような個
に対応した学習
に対応できるというメリット
もござい
ます。そういった意味であくまでも補助教材ということであり
ますけれども、授業の中での活用をいただい
ているところでござい
ます。
○議長(伊藤正三君) 佐藤議員。5回目ですので。
○3番(佐藤博英君) 分かり
ましたけど、納得でき
ません。何といい
ますかね、やっぱり学校というところ、これ高校
も中学校
も全部そうですけども、やっぱりみんなで学ぶということが私は大切だと思っ
てい
ます。それは一人一人の能力、学力
に応じた教え方というのは当然あり
ます。だけどそれを乗り越え
てきたのが先生たちなんですよ。私は先生をもっと信用すべきだと思い
ます。一人一人の顔を見ながら、この子はこういう点がちょっとあれだな、こういう点があれだなというのは先生がつかんで
ますよ。特に小学校の担任の先生というのは。
私は、GIGAだ何だ、こういう
eラーニングだ何だかんだ、全く否定するわけではあり
ません。必要なとき
もあると思い
ます。だけど一般的
にこういうものを導入するということ
には大反対です。
以上で終わり
ます。
○議長(伊藤正三君) 次に、7番
鳥飼幹男議員に質疑を許し
ます。
○7番(鳥飼幹男君) それでは、私
も議案第48号 令和3年度倉吉市
一般会計補正予算(第3号)について伺っ
ていきたいと思い
ますが、2款1項7目
経営持続化支援事業、予算が7,555万4,000円。この事業についてお伺いいたし
ます。
この事業の給付要件について、ここ
には
新型コロナウイルス感染症の影響により売上げが前年または前々年の同月
に比べ50%以上減少した事業者に対して支援金を給付するという事業であり
ます。この事業について、もう細かいことは申し上げ
ません。一般質問で十二分
にお話をし
て、市長とも議論をさせ
ていただい
ており
ます。その窮状については訴えさせ
ていただい
ており
ますが、今日会派の控室
に入り
ましたら
倉吉小売酒販組合からこの支援金の要望書が提出をされ
ており
ました。初めて目
にさせ
ていただき
ました。この中
にも、酒販組合としては単価が高く利益率の低い酒類を扱う業種にとっては、売上げが50%以上減の給付要件では必要な支援を受けられない。こういう要望書が本日提出され
ており
ます。今回の事業、執行部として
も市長
もおっしゃっ
ており
ました。財源を含め
て本当に制約がある中でこの事業の継続を支え
て、雇用を維持し
ていく。そのため
に今回提案させ
ていただいたということは十分
に私
も理解をし
ており
ます。ただ、やはり今私が一番大事な時期だと捉え
ておるのは、
ワクチン接種も始まり
ました。そして、何とし
ても早い時期
にこの市民の日常生活を取り戻す。そのため
にも、いま一度この財源の確保、そして要件緩和
も含め
てこの事業の見直しを行っ
ていただい
て、この事業
にできれば30%以上という要件を追加し
ていただく。私はそのような気持ちでおり
ますが、細かいことはもう申し上げ
ません。執行部としての考えがあればここで伺っ
ておきたいと思い
ます。
○
生活産業部長(美舩 誠君) 鳥飼議員の御質問
にお答えいたし
ます。
さきの一般質問の中でも、多くの議員の皆さんから事業者の窮状に対して対策を直ちに求められ
ているというところでござい
ます。
今回提案をいたし
ました予算におきましては、議員御指摘のとおり国の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の範囲内での予算措置ということでござい
ます。今回、経営支援型の7,340万円
に加え
まして観光誘客促進事業として4,600万円、計約1億2,000万円を
事業者支援としては組ませ
ていただい
ており
ます。ただ、一般質問であり
ましたよう
にやっぱりなかなか足りないぞということでござい
ます。さきの
小売酒販組合の皆さんからの御要望の件について
も承っ
ており
ます。
そこで、早速ですけども少しお時間をいただきたいと思うんですけども、この
臨時交付金の今後の
執行見込みを早急
に精査いたし
まして、新たな財源を確保しながら、今、鳥飼議員から御指摘をいただいた30%というもの
も検討
に入れながら早急
に新たな支援策について検討し
てまいりたいと思い
ますので、もうしばらくお時間をいただきたいと思い
ます。よろしくお願いいたし
ます。
○7番(鳥飼幹男君) 了解いたし
ました。ぜひ倉吉市の事業者の皆さんのこの窮状をしっかり受け止め
ていただい
て、新たな支援策を早急
に早い時期
に打ち出し
ていただきたい。このことをお願いし
て終わり
ます。
○議長(伊藤正三君) 次に、6番
米田勝彦議員に質疑を許し
ます。
○6番(米田勝彦君) 同じく議案第48号の補正予算です。
予算説明資料のページ19の下段のほうです。事業名は
交付金事業で
博物館感染症対策事業となっ
ており
ます。補正
額は2,141万7,000円となっ
ており
ます。この事業内容ですけれども、
倉吉博物館の正面玄関とそれから裏の通用口の扉を自動ドア
にするものと書い
てあり
ます。
そこで質問ですけれども、2点質問し
ます。裏の通用口の防犯対策はでき
ているでしょうか。2点目、でき
ていないのなら、
防犯カメラが必要ではないかということです。
以上、2点質問し
ます。
○
教育委員会事務局長(種子真一君) 米田議員の御質問
にお答えいたし
ます。
博物館感染症対策事業の中で、自動ドアの設置についての御質問でござい
ます。
この事業は、
新型コロナウイルス感染症拡大予防のため
に倉吉博物館の
正面玄関扉と
裏通路口扉を非接触
にするよう、両開きのドアを自動ドア
に改修しようとするものでござい
ます。この事業によります防犯対策ということでござい
ますけれども、現在裏通路口
につきましては
カメラつきのインターホンを設置し
ており
まして、来館があった場合
には外来者の顔を確認することができるよう
になっ
ておるところです。この裏の通路
につきましては、入っ
ていただき
ますと必ず事務所を通過することとなり
ますので、そこについてはおいで
になれば来客対応を行っ
ていくこと
になり
ますけれども、今後の
防犯カメラ等ということでござい
ましたが、現在の計画では今表玄関のほう
には来館者があった場合
にセンサーで感知をし
て、事務室
にいる職員のほう
にチャイムで知らせるような設備を設置し
ており
ますので、同様のものを設置するよう
に予定し
ているところでござい
ます。
○6番(米田勝彦君) ありがとうござい
ます。
私が聞いた説明では裏の通路の1階
にチャイムがあるって聞い
てますけども、
防犯カメラは
ついてい
ましたか。
○
教育委員会事務局長(種子真一君) 続け
ての御質問です。
防犯カメラについては、現在は
ついており
ません。ただ、インターホン
にカメラは
ついており
まして、ボタンを押し
ますとおいで
になった方が映し出せるよう
に、事務室のほうで確認できるよう
には現在なっ
ており
ます。
○6番(米田勝彦君) 私が聞いた説明では裏
にはカメラないって言われたんで今質問したんですけども、ついてるんなら質問の意味がないんでこれで終わり
ます。
○議長(伊藤正三君) 次に、12番 佐々木敬敏議員
に……(発言する者あり)
どうぞ、質問の趣旨をはっきりお願いいたし
ます。
○6番(米田勝彦君) カメラはついてないですよね。チャイムはついてるけども。裏の通用口は。確認、事務所は2階ですよね。1階
に事務所あり
ましたかいね。通用口
に。市長言い
ましたかいね。分かり
ました。カメラが
ついているんなら防犯上問題ないということなんで、分かり
ました。カメラが
ついているということであれば、防犯上問題ないですね。
○
教育委員会事務局長(種子真一君) 失礼いたし
ました。
防犯カメラとしてのカメラが設置し
てあるわけではなく
て、現在あるインターホンの中のカメラ機能で確認ができるということ
になり
ます。
防犯対策
につきましては、今後は人がおいで
になり
ましたらセンサーで感知し
てチャイムが鳴るような設備を設置しようということで予定をし
ており
ます。
○議長(伊藤正三君) 米田議員。5回目です。
○6番(米田勝彦君) 分かり
ました。いずれ
にし
ても最近の社会情勢というのは不安な状況なんで、しっかりと防犯対策はし
ていただきたいと思い
ます。終わり
ます。
○議長(伊藤正三君) 次に、12番佐々木敬敏議員
に質疑を許し
ます。
○12番(佐々木敬敏君) 同じく議案第48号 令和3年度倉吉市
一般会計補正予算(第3号)について3点質問をいたし
ます。
まず、収入保険のことについてです。農業収入保険ですけども、分かりやすく言えばどういう保険なのかということと、それから今回非常
に多額の予算提案をいただき
まして感謝し
ておるところですけども、令和2年度の倉吉市の収入保険の支払い
額、それからこの近隣の市町の補助の状況についてまずお尋ねいたし
ます。
○
生活産業部長(美舩 誠君) 佐々木議員の御質問
にお答えいたし
ます。
まず、農業収入保険加入促進緊急支援事業についてということで、農業収入保険とはどのような保険かというお尋ねでござい
ます。
少し長くなり
ますが、農業収入保険は農業をされ
ている方の経営努力では避けられない自然災害や農作物の価格低下などで売上げが減少した場合
に、その減少分の一部を補償する保険でござい
ます。農業経営者ごとの収入全体を対象とした総合的なセーフティーネットとなるもので、保険期間の農産物の販売収入が基準収入の9割を下回った場合
に、下回った
額の最大9割を補填するというもので、平成31年1月から始まった制度でござい
ます。対象者は青色申告を行っ
ている農業者。ただし肉用牛、肉用子牛、豚、鶏卵は対象外でござい
ます。保険期間は税の収入算定期間と同じで、個人は1月から12月、法人は事業年度の1年間となっ
ており
ます。
基準収入の算定は過去5年間の平均収入を基本とし、保険期間の営農計画を考慮し
て設定され
ます。過去5年間の青色申告実績がない場合でも、加入申請時
に1年分あれば加入できる制度となっ
ており
ます。収入保険と農業共済、ナラシ対策、野菜価格安定制度などの類似制度はどれかを選択し
て加入し
ていただくこと
になり
ますが、ただし令和3年1月からは当分の間の特例として、野菜価格安定制度の利用者が初めて収入保険
に加入する場合
に収入保険と野菜価格安定制度を1年間同時利用できることとなっ
ており
ます。
収入保険の補填方式は、保険方式掛け捨て部分でござい
ます。加え
て、積立方式の組合せができることとなっ
ており
ます。保険料
には50%、積立金
には75%、付加保険料
には50%の国庫補助があり、積立金は補填
に使われなければ翌年
に持ち越され
ます。
例えば基準収入1,000万円の場合、国庫補助後の
額は保険方式の保険料が7万8,000円、積立方式の積立金が22万5,000円、付加保険料、事務費でござい
ますが2万2,000円で、最大810万円の補填が受けられるというような制度でござい
ます。また、保険料、積立金は分割払いや制度資金の活用ができ、補償の下限を基準収入の70%、60%、50%から選択すること
もでき
て、保険料を安くすること
も可能となっ
ており
ます。
続い
て、令和2年度の本市の支払い実績でござい
ます。その前
に、令和2年の収入保険の保険金支払い実績で、県内全体では332件で支払い総額が約3億5,236万円、うち倉吉市は43件で約4,170万円となっ
ており
ます。
続い
て、近隣市町の補助の対応でござい
ます。
まず、鳥取県
におかれ
ましては、令和3年度当初予算で今年度限りの対応として、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源
に収入保険の掛金のうち掛け捨て部分について、3分の1を助成する制度を創設され
ており
ます。本市におきまして
もこのたび県と同様の内容で助成を行おうとするもので、県、市を合わせると3分の2の補助率となり
ます。
近隣他町で申し上げ
ますと、三朝町
におかれ
ましては収入保険の果樹共済部分について農家負担の2分の1を一般財源で助成され
ており
ます。湯梨浜町においては、現在付加保険料のうち加入者割について全額を補助、また掛金に対する補助については検討中と伺っ
ており
ます。それから、琴浦町については付加保険料のうち加入者割について全額を補助。これは交付金を使っ
ていらっしゃい
ます。それから、北栄町
におかれ
ましては付加保険料のうち加入者割について全額補助を一般財源で。加え
まして、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源
に収入保険
に初めて加入する場合
に、一律2万円の奨励金を交付され
ており
ます。他市の状況で言い
ますと、米子市が交付金を財源
に掛金のうち掛け捨て部分について6分の1の助成を行うよう6月補正予算
に計上され
ていると伺っ
ており
ます。以上でござい
ます。
○12番(佐々木敬敏君) 支払い実績がなかったですけど、3,600万円ですか、倉吉市で令和2年度
に支払われてるということでござい
まして、非常
に農家にとっては有利な保険ですけども非常
に掛金が高いということで、県
も本腰を入れ
てこういう制度をつくられ
て、1年限りという、本市について
も1年限りということですけども、大変ありがたいことだなと感じ
てい
ますけども、何とかこの補助制度が3分の1とは言い
ませんけども当分の間続くような形
にならないかなというのが思いであり
ます。答えれることがあったらお答えをいただきたいと思い
ますし、それからこの令和2年度の支払い
額が非常
に多く
て、先ほど倉吉市が3,600万円、湯梨浜町が1,400万円、それから琴浦町が3,000万円、それから北栄町が4,000万円強、それから大山町が5,900万円ということでブロッコリーが非常
に安かったということでこういう形で、非常
に多額が支払われてるということで、非常
に有利だということを認識し
ていただければということであり
ます。
それから、次にがんばる地域農家プラン事業、そもそもこのプランというのはどういうものがあるのかということを具体的
に分かれば教え
ていただきたいと思い
ます。
それから、このスイカのプランについてはここ
に書い
てあるとおりですけども、もう一つ分かりやすく説明できれば説明し
ていただきたいと思い
ます。
それから、もう1点はスマート農業です。スマート農業というのはよく聞く言葉ですけども、どういう理解をすればいいのか分かりやすく説明し
ていただきたいと思い
ます。
それから、今回トラクターの補助ということですけども、非常
に性能のいいトラクターだと、非常
に高額だとお聞きし
ており
ますが、どういう性能を持っ
ておるトラクターなのかということを説明し
てください。
○
生活産業部長(美舩 誠君) お答えを申し上げ
ます。
まず、収入保険の助成制度について、翌年度以降の考え方ということでござい
ます。
翌年度以降
につきましては、県や他市町の状況、財源等を考え
ましてまた検討させ
ていただきたいと思い
ますので、よろしくお願いをいたし
ます。
それから、がんばる地域プラン事業
についてでござい
ます。
少しこの制度について詳しく説明させ
ていただきたいと思い
ます。
がんばる地域プラン事業の目的は、地域における農業の生産拡大や担い手の育成
には産地育成や優良農地の維持管理など地域の力を結集し一丸となっ
て取り組んでいくことが必要であり、鳥取県
におかれ
ましては市町村が地域の農業者等との合意形成を基礎として策定する農業を活性化することを主眼とした振興計画、プランの策定を支援するとともにプランを認定しその実現
に必要な支援を行うこととされ、地域の活性化や雇用の創出を図ることとされ
ており
ます。
このプラン
には7つの要件を満たす必要がござい
まして、まず1つ目が地域農業の活性化を目的としたものであっ
て、プランを実行するに当たり地域農業の振興、地域の活性化
にメリットがあること。2つ目といたし
まして、担い手及び新規就農者の確保、農地利用の効率化と維持管理、核となる品目の生産振興に関する計画及び目標を設定すること。3番目として、プラン
に掲げた目標達成
に向け市町村等が主体的
に本気で取り組む姿勢を有し
ていること。4つ目として、プラン
に掲げた目標が具体的で、かつ実現可能なこと。5つ目として、プランの実行においては関係機関の役割分担が明確であること。6つ目が機械の更新等、現状維持
にとどまるものでないこと。そして、7つ目がプラン期間は5年とする。これらが要件でござい
ます。
これまで平成24年度から鳥取県において始められた事業でござい
ますが、県内ではこれまで16プランが認定され、本県、倉吉市のこの事業が17件目となるということで、本市においては初めての取組となり
ます。
本市では、倉吉スイカ販売
額16億円達成
に向け
て具体的な課題を整理した上で、今後5年間
に必要な産地強化対策をJA西瓜生産部会等関係者と協議を重ね
て倉吉西瓜産地強化・加速化プランを策定し、基本計画及び本プランの2度の県審査を受け、このたび認定をされたものでござい
ます。このプランでは、実施期間である5年後の令和7年
にまずは販売
額12億円達成という目標を設定し、最終的
には16億円を目指すということ
にし
ており
ます。
現状のスイカ生産における課題として、新規就農者の確保、担い手の育成、優良農地の継承、収益性の向上、ブランド力向上の重点5項目を解決するための具体的な対策を盛り込んだものでござい
ます。こういったプランを着実
に推進し
ていっ
て、目標達成をし
ていこうというものでござい
ます。
そのプランの中
に、今回補正予算でお願いし
ており
ます、かん水であったり例えばハウス栽培の導入であったり規模拡大であったり、様々な具体的な項目が入っ
ているということで御認識いただければと考え
ており
ます。
続き
まして、スマート農業でござい
ます。スマート農業とはどういったものかというお尋ねでござい
ます。
スマート農業とは、ロボット技術やAI、情報通信技術の最先端技術を活用し
て省力化、精密化や高品質生産を実現するための新たな農業のことで、最先端技術を駆使したスマート農業を活用することにより農作業における省力化、軽労化をさらに進めることができるとともに、新規就農者の確保や栽培技術の継承等が期待されるところでござい
ます。
具体的
に少し申し上げ
ますと、例えばでござい
ますが、GPS、自動走行システム等の導入によりまして農業機械の夜間走行、自動走行等で作業能力の限界を打破する。あるいはセンシング技術、センサーの高い機能を使うことによりまして過去のデータを活用したきめ細かな栽培により作物のポテンシャルを最大限
に引き出し、従来
にない多収、高品質生産を実現する。あるいはきつい作業、危険な作業からの解放。あるいは農業アシスト装置により経験の浅い農業者で
も高精度の作業が可能となる。あるいは情報通信技術により、生産の詳しい情報を産地と消費者、実需者を直結することで安心と信頼により新たな商品価値、販売機会を生み出すことができる。こういった未来像を描い
ているところでござい
ます。
そして今回補正予算でお願いし
ており
ますトラクターの
購入助成でござい
ますが、このトラクターの機能といたし
ましてはGPSを利用いたし
まして直進時のハンドル操作が不要ということで、直進アシスト機能により、佐々木議員よく御存じだと思うんですけども、これまでのトラクターの直進精度を保つ
には熟練の技術を要したりまた長時間の作業
になるととても疲れるということで、こういった負担が解消されるということを期待し
ており
ます。
また、オプションといたし
まして営農支援システムや無線LANユニットを利用することでICTを活用した圃場管理、作業管理、機械の状態をチェックすることができるよう
になるということで、農業の経営改善
に役立てることができるということで期待し
ているところでござい
ます。以上でござい
ます。
○12番(佐々木敬敏君) ありがとうござい
ました。詳しく説明し
ていただき
まして。
まず、がんばる農家プランについてはスイカの支援だと思い
ますが、非常
に今勢いがあっ
て今まさに最盛期で非常
に高単価で販売され
ており
ますけども、やっぱり行政の関わりというのは説明があったよう
に非常
に大事なポジション
になると思い
ますので、これからますます御支援いただき
ますよう
にお願いをいたし
ます。
スマート農業については説明があり
ました。これからはやっぱりこの説明があったような状況
に農家の作業
も少しずつですけども変わりつつあるんだろうと思っ
て、スマート農業を本市として
も推進し
ていただい
て、今の農家は労働力不足で非常
に大変な時期
に入って
て、このAIを活用したりいろんな技術が取り沙汰され
ておるところでござい
ますけど、本市として
もしっかり情報を提供し
て農家
に支援をよろしくお願いし
て質問を終わり
ます。
○議長(伊藤正三君) 次に、14番坂井徹議員
に質疑を許し
ます。
○14番(坂井 徹君) 私は、教育関連の補正予算で修学旅行のバス代、県外から県内
にというバス旅行
に変更したことによって448万円の支援が出
ており
ますが、これ県外ではなく県内
に限定することによって安全性が担保されるのかなということがちょっと心配だったわけですが、これは今日で17日間県内ゼロですかね。そういうこと
もあり
ますし、それからバス利用で移動する
にし
てもちょっと気
になったのが、やっぱり行き先は人流の中
に身を置くこと
になりはしないかということでちょっと調べ
てみ
ましたら、浦富海岸だとか水木しげるロードだとかああいった広々としたところが主な行き先
になっ
ているようで、それだったら全然心配ないしということであり
ます。
そこでちょっと気
になったのが、行き先が各学校によって全然ばらばら
になり
ますし、日帰り
もあれば宿泊つきの修学旅行を考え
ているところ
もあるしいろいろあるようですが、そのやり方は全て保護者や学校の自主性
に任され
ているということで、教育委員会の指導だとかいろんなことはないようです。それがいい悪いは別
にし
まして1つだけお聞きし
ておきたいのは、今回21台バスの借り上げの支援をし
ており
ますけれども、1人当たりの金額を見ると一番安いのが一人当たり1,700円ぐらい、それから高いところで1人当たり5,500円の
保護者負担になっ
ておる。4,000円弱の差が出
ておるということからすると、今回はバス1台当たり15万円の上限ということで補助し
てますけれども、こうした個人負担に対する差というものは教育委員会の指導の目安
になりはしないかなと思うんで、その辺りをちょこっと聞い
てみ
ておきたいと思い
ます。
○
教育委員会事務局長(種子真一君) 坂井議員の御質問
にお答えいたし
ます。
修学旅行
に伴うこのバス代の差ということでござい
ました。
このバス代
につきましては、行き先、日程、それから先ほどあり
ましたけども1泊2日か1日ずつの日帰りかまたは1日だけの日帰りとそれぞれ状況が違い
ます。それからバス代
につきましては、やはり乗車する人数によりまして1台の費用を頭割りといい
ますか割ること
になり
ますので、どうしても少ない人数で大きなバスを使い
ますと1人当たりの負担
も増え
てしまうということ
になり
ますが、先ほど
もござい
ましたよう
に行き先それからこの行程等
につきましては学校と保護者との話合いの中で最終的
に決定され
ており
ますので、その辺について細かい部分で教育委員会から指導ということはいたし
ませんけれども、無理のない日程それから
新型コロナウイルス感染症対策等、しっかり対策を打っ
てということの話合いをし
ていただくよう
にということではお願いし
ているところでござい
ます。
○14番(坂井 徹君) あと1つだけ、これは一般質問じゃないんでちょっと気
になるところですけど、ワクチン対応としてどうかなということがあり
ます。小学校6年生は12歳、それから中学3年生は14歳から15歳。若者の
ワクチン接種というようなこと
も最近話題
になっ
ており
ますけれども、これは現在修学旅行を未実施の学校は河北中と鴨中、それから西中校区の小学校、この3つが残っ
ており
ますが、これらについての
ワクチン接種はどうされるのかなと。恐らく修学旅行を既に終え
ているほかの学校は
ワクチン接種を未実施ということでこれまで来
ており
ますから、今後
もそうなるかと思い
ますが、分かれば教え
てください。
それから修学旅行、新型コロナウイルス関連で出ない、俺参加しないという人
もあろうかと思い
ます。そのとき
に学校が欠席扱い
になるかどうか。その辺
も分かれば教え
ていただきたいと思い
ます。
○
教育委員会事務局長(種子真一君) 続け
ての御質問
にお答えいたし
ます。
修学旅行
に行く際の
ワクチン接種についてでござい
ますけれども、ただいまあり
ましたよう
にもう既に多くの学校が修学旅行を実施済みでござい
ますが、今後行く学校
につきましても修学旅行実施に当たっての小・中学生への
ワクチン接種は考え
ており
ません。
それから、この感染症が心配で修学旅行へ参加しなかった場合ということでござい
ますが、その場合
には出席停止扱いということで、出席を要しない日と扱いをさせ
ていただくよう
にし
ており
ます。
○14番(坂井 徹君) ありがとうござい
ます。
今回はたまたま新型コロナウイルスということで県外から県内ということですけど、来年以降の修学旅行はいろんなパターンが出
てくるんじゃないかと思い
ます。それで学校によって、行き先によって幾ら保護者、学校の自主判断
に任せるとはいっ
ても場所によっては個人負担
額に相当の差
も出るや
もしれ
ませんので、教育委員会として
も何らかの一つの目安的なもの
も持っ
ておかれることが必要じゃないかと思い
ます。
私が修学旅行
に行ったのは昭和32年、小学校6年生のときですけども、四国の栗林公園でしたが、いずれ
にしたってこれはいい思い出づくり
になり
ますし、視野を広げる、あるいは団体行動の中で社会規範を身
につけるいろんな目的があろうかと思い
ますけども、残ってる学校、これは楽しい思い出づくり
に励んで事故のないよう
にやっ
ていただけたらと思い
ます。終わり
ます。
○議長(伊藤正三君) 次に、1番鳥羽昌明議員
に質疑を許し
ます。
○1番(鳥羽昌明君) 私から
も、2款1項1目、事業名は
経営持続化支援事業についてお伺いいたし
ます。
この持続化支援事業、今回で3度目となり
ます。これまでと違っ
て、今回の実施分については感染長期化への対応、こういったものが求められると思い
ますが、その点、制度設計
にどのよう
に生かされ
ているのか、考慮され
ているのか、まずお伺いしたいと思い
ます。
○
生活産業部長(美舩 誠君) お答え申し上げ
ます。
支援の考え方でござい
ます。制度設計
にどのようなことを考えたかということでござい
ますけども、これまでの支援におきましては例えば国
も言っ
ており
ますけども、融資と補助のハイブリッド、組合せでやっ
ていこうということでやっ
てまいり
ました。この間、我々
も融資と補助を組み合わせる形でやっ
てまいり
まして、無利子無担保の融資でござい
ますが、実質無利子無担保の融資で本市におきまして1,047件、融資実行
額が179億円ということで融資を行っ
てまいり
ました。しかし、事業者の皆さん
におかれ
ましては、もうこれ以上借りることはなかなかできないんだという状況
にもなっ
ていらっしゃると認識いたし
ており
ます。
それから、そういった状況の中で企業
におかれ
ましては例えば内部資金を取り崩されたり、個人経営の皆さん
におかれ
ては預貯金を取り崩され
ての経営ということだろうと思っ
ており
ます。そういった中で早急
に支援が必要ということで、交付金を活用した今回補助金というものを制度設計したというものでござい
ます。特に
新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により観光関連事業を中心として依然厳しい状況が続い
ているということで、早急な支援が必要ということで経営支援型の支援7,340万円を計上したものでござい
ます。以上でござい
ます。
○1番(鳥羽昌明君) おっしゃるとおりもう融資は難しい状況だと思い
ますし、経費のほうを支援する形というの
も非常
に大事な点かなと思い
ます。
今回、経費支援型ということなんですけども、これどういった経費が対象
になるのか。あと、その確認方法。また、上限内であれば、これは異なる複数の経費で
も認め
ていただけるのかどうか。さらに、現在
も経営持続化支援事業というのはあるんですが、こういったものと併用は可能なのか。この実施予定時期、申請対象期間、また給付までどれぐらいの日数を想定され
ているのか。この辺り
も教え
ていただきたいと思い
ます。
○
生活産業部長(美舩 誠君) 事業内容についてのお尋ねでござい
ます。
まず、対象経費
につきましては、家賃、地代、人件費、光熱水費、損害保険料、各種リース料、通信費、広告宣伝費、そういった事業継続
に要すると認められる様々な経費、固定費でござい
ますが、そういったものを想定し
ており
まして、複数の経費を組み合わせ
て合算し
て対象経費として計算し
てまいりたいと考え
ており
ます。
それから、申請の方法については、既に運用中の倉吉版
経営持続化支援事業と同じく市役所または商工会議所での窓口申請、郵送での申請、電子メール等での申請を検討し
ているところでござい
ます。
それから、申請
に必要な書類といたし
ましては、売上げの減少状況が分かる書類のほか領収書、家賃やリース機器等の契約書、金融機関の通帳で支出状況が分かるページの写し、そういったもので経費
に要した金額が分かる資料として提出をお願いしたいと考え
ており
ます。
それから、事業の開始
につきましては7月26日からの受付の開始を目指し
ており、支援の対象は令和3年1月から12月までを対象月とするとともに、申請の受付は令和4年2月末までを予定いたし
ており
ます。
現行の事業との併用
につきましては、今回新た
に設定する支援と現行の支援との併用は可能とし
ており
まして、既に現行の支援金を交付し
ている事業者に対して
も新たな支援策の周知を図っ
てまいりたいと考え
ており
ます。
また、支払いをするまで
に要する期間といたし
ましては、現行の制度の運用と同じく申請を受け付け
てから2週間以内の支払いを目指し
てまいりたいと考え
ており
ます。以上でござい
ます。
○1番(鳥羽昌明君) 承知いたし
ました。ぜひ迅速な事務処理をお願いしたいと思っ
ており
ます。今は平時でなく
てある意味災害時、緊急時でござい
ますので、その点しっかりよろしくお願いいたし
ます。
また、私
も先日飲食店さんを経営支援されてる方
にもちょっとお話を伺ったところ、鳥飼議員から
もあり
ましたよう
に、この時点で飲食業で50%減超えてるところというのはもう潰れ
てますということをおっしゃっ
ており
ました。この辺り
もしっかりと要件緩和をお願いし
ておきたいと思い
ます。
続い
ての事業ですけども、2款1項7目観光誘客促進支援事業についてお伺いいたし
ます。
これまで
も同様の事業を実施され
ており
ました。実績と総括を伺いたいと思い
ます。
○
生活産業部長(美舩 誠君) お答えを申し上げ
ます。
まずは要件緩和
につきましては、現在提案をし
ている事業
につきましての要件緩和ということは直ちにはでき
ませんけども、市役所全体の財源をもう一回洗い出し
まして財源確保を早急
にいたし
まして、新たな提案、補正予算の計上を早急
にし
てまいりたいと思っ
ており
ますのでよろしくお願いいたし
ます。
それから、観光誘客促進事業
に関連いたし
まして過去の事業の実績と検証結果についてのお尋ねでござい
ます。
昨年度、2度にわたりまして宿泊施設を割引利用できる宿泊・日帰り食事割引サービスの実施と、飲食店や観光体験施設等で利用できる飲食券と観光専用クーポンをセット
にしたプレミアム付観光振興券の販売を行っ
てまいり
ました。その事業実績について、まず御報告させ
ていただき
ます。
まず、宿泊割引サービスでござい
ますが、執行
額が3,300万円余でござい
ます。執行率で91.9%。それから日帰り食事割引サービスでござい
ますが、これが執行済
額が1,900万円余でござい
まして、執行率が99.5%。それから、プレミアム付観光振興券の第一弾でござい
ます。執行済
額が約3,500万円で執行率が98.9%。それからプレミアム付観光振興券の第二弾でござい
ますが、執行済
額が4,400万円余で執行率98.7%となっ
ており
ます。
事業実績の検証結果として、まず事業成果といたし
ましては関係者の皆様、また利用者の皆様の大変な御協力によりまして感染症の予防対策を徹底し
てくださったことによりまして、本事業
に起因した感染事例を出すことなく、円滑
に事業が進んだと振り返っ
ているところでござい
ます。感染症が終息せず外出自粛ムードがある中でテークアウト等を上手
に御利用いただき、各種割引、観光振興券とともに執行率90%を超える実績を残すことができたことがよかったなと思っ
ており
ます。
その結果、試算ではござい
ますけども、経済波及効果といたし
ましては最低で
も1億8,500万円を超える効果が出
ているものと考え
ているところでござい
ます。
また、事業実施中
に実施し
てまいり
ました事業者・利用者アンケートの結果を踏まえた課題といたし
ましては、プレミアム付観光振興券については飲食券と観光専用クーポンをセットとして販売いたし
ましたが、少しもくろみ
に反し
て土産物店やタクシー、運転代行、そういったところの利用がなかなか進まなかったかなというのが反省点でござい
ます。
それから、宿泊割引サービスについて
も情報発信がうまくできなかったかなということ。それから、日帰り食事割引サービス
につきましては三密対策の関係で利用人数を抑える必要が生じ
ましたが、割引上限
額を2,000円としたことがあり
まして客単価を上げることが難しかったということがござい
まして、事業者の皆さんからはもうちょっと客単価が上がるような助成制度の検討をというような要望をいただいたところでござい
ます。
これらの改善点を踏まえ
まして、6月1日から実施中のもっと倉吉観光キャンペーンではキャンペーン名が「もっと倉吉」ということで、もっとの「
も」が盛り上げよう、「っ」が使っ
て、「と」が泊まっ
て、この頭文字「もっと」を使っ
て「もっと倉吉」と言っ
ており
ますが、こういったキャンペーン名のロゴを作成し、広告宣伝の強化を図っ
ており
ます。
それから、観光専用クーポンについては飲食代や宿泊数
に応じ
て飲食店や宿泊施設で配布をいたし
ており
ます。日帰り食事割引サービスの割引上限
額を2,000円から3,000円
に値上げいたしたところでござい
ます。さらに、宿泊割引サービスについては、利用促進の動機づけや土産物店への支援
につながるよう
に割引サービス利用者に対するプレゼントのキャンペーン
も実施し
ており
ます。
その結果、6月17日時点で宿泊割引サービスの予約率が69.8%、日帰り食事割引サービスの予約率が79%、観光専用クーポン
も想定を上回るペースで配布が増え
ており、さらにタクシーであったり代行運転、そういったところでの利用
も増え
ているという話を伺っ
ており
ますので、順調
に事業が進んでいるという評価を現在のところいたし
ており
ます。以上でござい
ます。
○1番(鳥羽昌明君) 執行率
も非常
に高く
て、今のもっと倉吉観光キャンペーン
も非常
に好評だということでござい
ました。
このほか倉吉市の事業であったり鳥取県の事業であったり、いろいろ同様な事業があるかと思うんですけども、そういったものに対して本事業の位置づけであったりすみ分けであったりどういった効果を狙っ
ているのか改めて伺いたいと思い
ます。
○
生活産業部長(美舩 誠君) 現在取り組み中のキャンペーン、幾つかござい
ます。例えば、GoToイートキャンペーンであったりあるいは#WeLove山陰キャンペーン、こういったものがござい
ますが、こういった事業と本市の取組とのすみ分け、考え方でござい
ますが、考え方といたし
ましては飲食店への支援については事業規模が大きいGoToイート、これ50億円の事業規模でござい
ますので、こういった大きい国事業を活用しつつ、宿泊施設や観光施設等への支援は県事業と市の事業を併用で相乗効果をつくり出すような意識をしながら、市の事業を組み立て
ているところでござい
ます。
このような枠組みで現在実施中の国、県、市のキャンペーン事業が本年9月末まで
に全て終了し、10月以降観光産業への支援が手薄となることが懸念され
ます。しかし、
ワクチン接種の進捗により今年の後半
に消費行動が活発化する可能性があることから、10月から年末までの間、現行事業と同一の枠組みで事業を継続できるよう
に今回6月補正で経費を計上し
ているということで、国、県、市がうまく組み合わせながら、なおかつ期間がなるべく長くなるようなという考え方で制度設計をし
ているというところでござい
ます。以上でござい
ます。
○議長(伊藤正三君) 鳥羽議員。5回目です。
○1番(鳥羽昌明君) 分かり
ました。ぜひよろしくお願いいたし
ます。
最後
に、もう1事業です。7款1項2目の中心市街地活性化推進事業についてです。
今回の事業は企業版ふるさと納税制度による寄附金を活用する事業ということなんですけども、この点についての説明をお願いしたいのと、あと事業内容、観光プロモーション動画作成ということなんですけども、この提供開始予定時期。あるいは既に有名タレントによるプロモーション動画というのはあるかと思うんですが、今回どういった内容を予定され
ているのか。この辺りをお願いいたし
ます。
○
生活産業部長(美舩 誠君) 中心市街地活性化推進事業についてのお尋ねでござい
ます。
まず、企業版ふるさと納税ということでござい
ますが、今回本市におきましての実施例は2件目となり
ます。令和3年の3月議会において当初予算で提案いたし
ました信金中央金庫様からの御寄附
に続く2件目の事案ということでござい
ます。この企業版ふるさと納税を活用するに当たっては、地方創生の計画、地域再生計画というものの国からの認定が必要でござい
ますが、これは令和2年中
に既に認定を受け
ており
まして、本市におきましては企業版ふるさと納税を使った事業が展開できる市として認定を受け
ているということでござい
ます。
そういった中で、今回大山町
に本社を置かれ
ますドローンの操縦者の育成や空撮動画の作成を手がけられる株式会社スカイヤー様より地域の活性化
に貢献するプロジェクトの提案をいただくとともに、その取組
に要する予算として企業版ふるさと納税制度による寄附の意向をいただき
ましたので、今回予算を計上いたしたものでござい
ます。
それから、動画作成の内容、公開時期についてでござい
ますが、まず公開時期については本議会で予算を認め
ていただい
て作業
に入らせ
ていただき
ますが、来年の3月
には動画が公開されるよう
にし
ていきたいと考え
ており
ます。実施の主体は倉吉観光マイス協会のほう
にお願いしたいと思っ
ており
ます。
動画の内容
につきまして、観光マイス協会
におかれ
ましては予算の承認があり次第決定し
ていき
ますが、現段階の案といたし
ましては地域で観光
に携わる人々による観光地の紹介、あるいは地域の子どもたちによる観光ガイドなど、地域の人が倉吉の魅力ある観光資源のあることを印象づけられるような内容
にし
ていきたいという抱負を語っ
ていらっしゃい
ますので、そういった方向で進んでいくものと理解し
ており
ます。以上でござい
ます。
○議長(伊藤正三君) では、ここで換気のため5分間休憩いたし
ます。
午前11時07分 休憩
午前11時11分 再開
○議長(伊藤正三君) 再開いたし
ます。
次に、15番福井康夫議員
に質疑を許し
ます。
○15番(福井康夫君) それでは、私、議案第48号 令和3年度倉吉市
一般会計補正予算(第3号)について、まず初め
に第2款総務費、第1項総務管理費、今回補正
額の326万7,000円についてお尋ねしたいと思っ
ており
ます。
当初予算では7,016万4,000円の電算業務
についてでござい
ます。市民課の関連機器借り上げ3,600万円余のほか
に当初予算で負担金として社会保障・税番号制度中間サーバー利用負担金、それから社会保障・税番号制度中間サーバー利用負担金の構築費用分、これらでござい
まして、いわゆるプラットフォームというものです。
先ほど佐藤議員の説明でこれは詳しく説明があり
ましたんで、質疑の通告し
ており
ますけどもこの関係の説明は結構です。理解させ
ていただき
ました。要するにこのプラットフォーム以外
に、そのサーバーシステムの更改等
に対応するいわゆる改修が今回の概要だという説明ですよね。それでこれは説明は結構でござい
ます。
非常
に気
になるのが、佐藤議員
も話をされ
ましたよう
に個人情報の保護の関係、そういう観点がどの程度自治体で共有され
ているのかなということを私
も感じるわけでござい
まして、一方で国のほうは
マイナンバー制度の普及を今取り組んでいるわけでござい
ますけども、私はあんまりこういう類いは詳しくないもんでいろいろ調べ
てみ
ますと、これは全国2か所
にある拠点として中間サーバーが設置され
て、平成28年から倉吉市では取り組まれ
てきたという話が先ほどござい
ました。そもそもこの中間サーバー接続端末の活用について、そのセキュリティーの対策と既存のシステム改修の保証ができる期間、こうしたものはどの程度かというのを部長
に聞い
てみたいんです。言い
ましたよう
に西日本と東日本
に分かれ
てて、この
自治体中間サーバーシステムが利用され
ており
ますわね。そこで取扱いの窓口がJ−LISというソフトウエアの保守を行うところがあっ
てやり取りし
ていると理解し
ているんですけども、もし違ってたら訂正お願いしたいんですが、そういう下で言えば、中間サーバーを操作する職員は、端末を制限する必要があるじゃないかということで絶えず国から指導を受けてると思うんです。それはなぜかといい
ますと、個人情報ファイル、それから市役所が持っ
ている住民情報システムというのは住基や印鑑登録や宛名管理、固定資産税、法人住民税、国民健康保険料とか15の情報システムを、大まか
には市民課のほうで分かり
ますけども、さらに言い
ますと個人情報は市のほうでも明らか
になっ
ており
ましたけども、148のそれぞれ市民の個人情報を用いてるんですね。やはりそれらのセキュリティーというのは十二分
に取り組んでいく必要があるじゃないかということで、そこをお聞きしたいわけでござい
ます。どうぞよろしくお願いし
ます。
それから、続き
まして第2款の総務費、第3項戸籍住民登録事務でござい
ます。今回補正
額は234万5,000円でござい
ますけれども、国庫補助の
増額によって市としての一般財源が減額される内容でござい
ます。事業の内容は、
マイナンバーカードの交付事務
に係る交付管理システムの導入、整備として説明をされ
ており
ます。この
マイナンバーカード、登録手続
も当初は足踏み状態でしたけども、マイナポイントの効果
もあっ
て少しずつ増えとるということでござい
ました。現在の
マイナンバーカード登録者数の推移というのをこの項で御報告をいただきたいと思い
ますし、それからカードを利用できる範囲というのは徐々に増えつつござい
ます。これ
もいま一度、どういうものが利用できるのかということで通告し
て、聞きとりの折の内容をお願いしたいと思い
ます。
それから、ちょっと違うかもしれ
ませんが、住民基本台帳との連携が可能ないわゆる交付管理システムというのが具体的
にはどういうものなのか通告し
ており
ますが、よろしくお願いし
ます。
○
生活産業部長(美舩 誠君) 御質問
にお答えいたし
ます。
まず、自治体中間サーバーの関係で御質問いただき
ました保証期間についてはちょっと資料を持っ
ており
ませんので、また分かり次第御報告をさせ
ていただき
ます。
それから、個人情報セキュリティー管理ということで、本市におきまして
ももちろん法令による厳しい制約があるの
に加え
まして、管理規程を設け
て適切な管理を行っ
ているというところでござい
ます。また、その辺について
も詳細な資料が必要であればまた別途お渡ししたいと思い
ますので、よろしくお願いしたいと思い
ます。
それから、
マイナンバーについてのお尋ねでござい
ます。
マイナンバーカードの現在の登録者数でござい
ます。本市のカードの交付率、既に持っ
ていらっしゃる方については5月末時点で26.8%、1万2,502人となり、前年同時期の12.1%、5,724人
に比べ
て倍以上の伸びを示し
ており
ます。制度が本格的
に始まった平成28年度末の交付率が7.0%でござい
ましたので、かなり伸び
てきたかなという感じをし
ており
ます。議員御指摘のとおり途中
にマイナポイント制度、こういったものが入っ
てまいり
まして、利用の伸びが出
てきたものと理解をし
ており
ます。
それから、カードが利用できる範囲でござい
ます。幾つか申し上げ
ますと、まずは健康保険証としての利用が順次始まるということで、令和3年3月、今年の3月から一部で運用開始をし
ており
ますが、本格運用は令和3年10月頃とされ
ており
ます。利用開始時
に全国の医療機関や薬局の6割程度、令和5年3月末
にはおおむね全ての医療機関や薬局での導入を目指し
ており
ます。
それから、次に国では令和4年度末を目指し
て主
に住民が
マイナンバーカードを用い
て申請を行うことが想定される子育て、介護、被災者支援、そういった31手続でござい
ますが、これらをマイナポータルから
マイナンバーカードを用い
てオンラインでの手続を可能
にしたいと検討され
ており
ます。
それから、運転免許証の一本化ということで、令和6年度末を目標
にマイナンバーカードと運転免許証の一体化を目指し
ておられ
ます。
それから、公金受け取り口座の登録ということで、任意ではござい
ますが、国民1人1口座を登録し緊急時の給付金
に活用するもので、令和4年度以降の実現を目指し
ていらっしゃい
ます。
それから、
マイナンバーカード機能のスマートフォンへの掲載ということ
も検討され
ており
ます。
それから、本市の取組といたし
ましては令和3年2月25日から
マイナンバーカードによる住民票の写し、あるいは印鑑登録証明書の交付、そういったものを開始をいたし
ており
ます。
それから、住基との連携の具体的な内容はということでござい
ますけども、今回の補正予算で計上し
ているシステムにおける住民基本台帳との連携については、
マイナンバーカードの交付管理システムにおいて市の業務の運用を効率化するもの、その限りにおける補正予算でござい
ます。ですので、新たな住民サービス
に結びつけるという意味での連携というのはないと理解をし
ており
ます。以上でござい
ます。
○15番(福井康夫君) ありがとうござい
ました。
この
自治体中間サーバーシステム、このプラットフォームですけども、結局はそこ
に自治体の持ち得る情報を全て一旦預かるわけですよね。問い合わせしたとき
にやり取りするんだけども、そのセキュリティーというのは個人番号以外
に自治体の番号を付した固有のものがあるんで、二重
に別々のものがあるから大丈夫だという言い方。
それから、情報についてはしかし副本が全てそこ
に集約されてるわけでしょう。例えば平成28年からこうして事務が行われ
ており
ますけども、日々どの程度のそうした自治体の持ち得てる情報が、言い
ましたよう
に148の個人情報ファイル等を持っ
ており
ますわね。そうした部分がどの程度のやり取りがあったりと、日々の業務でもし分かれば後で教え
ていただけたらと思うんですよね。一番やはり気
になるところはそういう部分なんですよ、個人番号カードの。セキュリティーのことをおっしゃっ
ておられたけどもそれは私
も同感でござい
まして、その辺りもう一度お尋ねをし
ておきたいと思い
ます。
それから、次に第2款の総務費、第1項の農業収入保険加入促進緊急支援事業でござい
ます。補正
額は220万円でござい
まして、この収入保険、平成31年1月から始まったという保険。保険料率は1.08%で半額は国庫補助で最大90%の基準収入の補償をする制度だと。先ほどこれ
も佐々木議員の質問でさらに詳しくまた答弁があり
ました。これ
につきましても、制度の内容と現在の収入保険の加入支援の県内他市の状況については理解いたし
ました。
今回の補正では、121経営体が基礎
になっ
ており
ますけども、結局5年間の保険金額の変動があり
ますわね。先ほどおっしゃった青色申告した場合の5年間の。そうすれば、この経営体が変動すること
もあり得る。そうすると、今回の内容は補助率の3分の1で上限10万円、1回限りということですが、一方で3年
に一度保険料率の改定がこれはされ
ますよね。そうすれば1回限りということに対してどうかなという思い
もあったり、新型コロナウイルスの終息の関係で農業の所得というもの
もこれから来年、再来年、向こう二、三年影響する。そういうこと
もあり得る。もう少しその辺りを検討され
てはという思いでした。
先ほどの答弁では、部長はその内容については今後他の市町村の様子を見ながら考えたいと、こういう御答弁でござい
ました。私はそれはそれでいいじゃないかと思い
ますけれども、この3分の1の補助率1回限りというのだけでは少し十分とは言いかねるのかなと思い
ますので、その点について思いを述べ
ておきたいと思い
ます。できればやはり具体的
に1回限りというのがあまり言い切るということでないよう
にお願いし
ておきたいと思うんですよ。
それから、補助申請というのは経営体がされるんでしょうか。窓口は農業共済組合、一度
に補助金の交付申請を受け
て、一括そちらのほうで事務が行われるのか。そこを確認し
ておきたいと思い
ます。
○
生活産業部長(美舩 誠君) お答え申し上げ
ます。
まず、最初
にござい
ました自治体中間サーバーの関係で、本市の個人情報がどれくらいやり取りされてるかという実績、実態についてのお尋ねでござい
ました。
今、資料を持っ
ており
ませんので、また資料をまとめ
て御報告をさせ
ていただき
ますのでよろしくお願いいたし
ます。
それから、農業収入保険の関係でござい
ます。
今回、121の経営体を新た
にということで目標を立て
ており
ます。これは鳥取県の目標と合わせた形で本市
も設定したものでござい
ますが、まず国が加入目標を10万件ということで設定され、そのうち鳥取県については2,000件という目標が設定され
ており
ます。これは現状における鳥取県全体での75%増というもの
に該当することから、本市におきまして
も県と同様
に75%増を目標ということでござい
ます。現在158件から75%、121をプラスし
ていきたいと考え
ているところでござい
ます。
それから、補助率3分の1が1回限りとなっ
ているけども、保険料率の改定
も視野
にということでござい
ますけども、今回の制度についてはあくまでも新型コロナウイルス関連の交付金が使えるということが契機となっ
ており
ますので、まずは今年度についての1回限りというものを考えたところでござい
ます。
先ほど佐々木議員
にも御答弁し
ましたけども、県内他市の状況をよく見ながら、財源の確保について
も考えながら、次年度については引き続き検討させ
ていただきたいと思っ
ており
ます。
それから、手続についてでござい
ます。
今回は個々の農業者を対象とするわけでござい
ますけども、取りまとめについては鳥取県農業共済組合を事業主体として実施し
ていきたいと考え
ており
ます。鳥取県農業共済組合が取りまとめを行い、補助金
に係る申請から該当者への補助金交付までの事務を行っ
ていただくということで検討し
ているところでござい
ます。よろしくお願いいたし
ます。
○15番(福井康夫君) 15番。分かり
ました。
最後
に、第10款で教育費、第1項教育総務費、補正
額875万7,000円でござい
ます。これ
も坂井議員から修学旅行について質問がござい
ました。おおむねこれ
も内容は理解いたし
ました。バスの21台分の補助ということでござい
ます。
対象の学校と修学旅行の変更後の行き先等、私はちょっとまだ理解し
ており
ませんので、事務局長のほうで分かれば教え
ていただきたいと思い
ます。
それから、各学校で個人負担の差というのは1,700円から5,000円までの範囲だという話
もござい
ました。もう一回ちょっと説明をいただい
て、それから各学校における個人での修学旅行に対する積立金というようなことをやっ
ておられるところ
も中部地区であり
ますけども、倉吉市の実態というのはどうなっ
ているか教え
ていただけたらなと思い
ます。
○
教育委員会事務局長(種子真一君) 福井議員の御質問
にお答えいたし
ます。
まず、この修学旅行の支援事業の対象ということでござい
ますが、市内18校あるうちの16校が対象となっ
ており
ます。この対象
になっ
ていない2校なんですけれども、まず一つは倉吉東中学校です。東中
につきましてはもう既に4月
に実施をし
ておられ
ますけれども、この際
には別の補助事業で県から旅行会社のほうへ直接補助をするというようなメニューがあり
まして、そちらのほうを活用されたということです。
それから、もう1校ですけれども関金小学校です。関金小学校は、歴史学習を行わせたいということで行き先を松江方面と考え
ておられるということで、県内旅行ではないということで対象
にならないということ
になり
ます。
主な修学旅行の行き先ですけれども、従来は小学校は主
に広島方面、それから中学校は京阪神方面へ行っ
ており
ました。このたびは県内の旅行ということで、例えばですけれども行き先については学習内容を考慮し
て決定され
ており
まして、例えば平和学習
に重点を置く学校では戦没者慰霊碑や戦争体験者の訪問というようなこと、それから歴史学習の理解を深める学校は妻木晩田遺跡や仁風閣等というようなことで訪問し
ておられ
ます。それから、芸術文化という視点では砂の美術館であったり米子市の美術館。それから、県内の自然環境ということであれば浦富海岸であるとか鳥取砂丘等となっ
ており
ます。
それから、個人負担の差についてですけれども、行き先それから宿泊先の料金等、それからあとバスの乗車人数によってどうしてもやっぱりその学校ごとで個人負担の差というのは出
てき
てい
ます。その中でも小学校
につきましてはその負担軽減をということで、現在は中学校区ごとでまとまっ
て修学旅行団を編成し
て、なるべくバス
に乗り合わせ
ていくというようなことで工夫をし
ておられ
ます。
それから、個人の積立てですけれども、以前は金融機関の御協力を得ながら学校のほうで取り扱っ
ており
ましたけれども、現在は学校、保護者の皆さんとの協議によりまして積立ては行っ
ており
ません。ただ、修学旅行
に係る費用については余裕を持っ
てということで、前年のうち
にはおおよその金額を保護者の皆さん
にはお伝えをし
て、準備のほうをお願いをし
ているという状況でござい
ます。
○15番(福井康夫君) ありがとうござい
ました。修学旅行、実は私のほう
も孫が米子市の高校なんですけども行っ
ており
まして、御案内のとおり修学旅行は中止ということで物すごく残念がっ
ており
ました。やっぱり児童生徒にとっては教育的な意義や、それから児童、学生のこの心情を踏まえた思いやりの取組というのが大事かなとつくづく感じ
ます。いろいろそれぞれ保護者と各学校が相談をされ
てのいろんな取組のようでござい
ます。
全国で見
ますと、岐阜県のほうのようでしたけども二十の修学旅行を計画したいということで、具体的
にはまだ。今の中学校の生徒が旅行へ行けなかった。じゃ5年先
に二十
になっ
ての修学旅行をもし思いつくとなれば市として応援を考える、一部をね。そういうところ
もあるようです。これは本巣市のほうですけどもね。さほどやはり修学旅行に対する思いというのが非常
に皆さん子どもたちは大きいということで、何らかの気持ち
に応え
てやりたいというのが今のような話だと思い
ます。倉吉市はまだそこまでの話はないわけですけども、やっぱり大事
に取り組んでいっ
てあげ
てほしいと思い
ます。
以上です。終わり
ます。
○議長(伊藤正三君) 答弁要り
ますか。
○15番(福井康夫君) はい、答弁ください。
○
教育委員会事務局長(種子真一君) 続け
ての御質問でござい
ます。
今年度については、そういった形で行き先を変え
ての実施ということで、全ての学校が行くことができ
てい
ます。昨年度の場合は、ちょっと行き先変更
も含め
てでしたけども保護者、学校との協議の中で中止をされた学校
もござい
ますが、それぞれの目的を持っ
て修学旅行を実施し
ており
ますので、何とか思い出
に残る学習、現地へ出向い
ての見学等については引き続き取組を進め
ていけるよう
に考え
ているところでござい
ます。以上です。
○議長(伊藤正三君) 次に、5番大月悦子議員
に質疑を許し
ます。
○5番(大月悦子君) 私は、議案第48号、補正予算3号の説明の5ページの下段について、2款1項7目の新規の倉吉未来中心周辺環境整備事業として397万4,000円の事業について質問いたし
ます。
この事業は、リス舎及び集いの広場の周辺の整備をするということで上がっ
てい
ますが、リス舎に関してはすごく思い入れを持っ
ている人と、それからもう全然無関心の人と極端な差があるようですが、美術館が開設するということ
になっ
てリス舎のことが上がり
まして、リス舎、その周辺をどう整備するかということについての意見を募集をされ
まして、かなりの方からアイデアと意見が出され
て、今回その基本計画を作成するための業務委託がなされようとし
てい
ますが、このたくさんの人から出されたアイデアと意見は、どんなふう
に整理をし
て、アイデアと意見を出された方
には通知がし
てあるかどうかということをまず最初
にお聞きしたいと思い
ます。よろしくお願いし
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 大月議員の御質問
にお答えいたし
ます。
この倉吉未来中心周辺環境整備事業でござい
ます。そのリス舎周辺
につきましての整備の基本計画の補正予算というところでござい
ます。
まず、この整備イメージですけれども、庁内で整備の検討プロジェクトチームを立ち上げ
て、そちらで検討を行ったというところでござい
ます。その検討する中で、PFI事業者様からまず整備の御要望をお聞きしたところ、例えば屋根つきの回廊、あるいはハートフル駐車場や車椅子の駐車場、それから集いの広場の芝生化等いただい
ており
ます。
それから、令和2年7月30日
にこの県美の特別委員会協議会、市の特別委員会でござい
ますけれども、こちらのほう
に倉吉商工会議所青年部や倉吉青年会議所、それから鳥取県中部中小企業青年中央会の方
においでいただい
て御意見を聞いたということでござい
ます。そちらの中
にはテナント施設が必要、あるいは野外のトリックアート、あるいはあずまや、それから大御堂廃寺の紹介スペースなどという御意見をいただい
ており
ます。
それから、令和2年9月11日から10月6日まで、こちらは市民の方を対象
にアイデアの募集ボックスを設置させ
ていただい
て意見を聴取したというところでござい
ます。こちら
にはテラス席であるとかベンチ、トイレ、それから大御堂廃寺跡の紹介施設、それから遊歩道、駐車場等々の御意見をいただい
ており
ます。こういう御意見をいただいた中で、プロジェクトの中で整理をさせ
ていただいたというところでござい
ます。
そして、令和3年4月28日の市の県美の特別委員会協議会において、委員の皆様
にこの整備イメージ案を説明させ
ていただいたと。そして御意見をいただいた青年3団体
につきましては、令和3年5月24日の3団体合同打合せ会で説明をさせ
ていただいたということ。それから一方、美術館整備局については4月28日の特別委員会協議会のとき
に同席され
ており
ますので、こちらについて
もおおむね御理解をいただい
ておるというところでござい
ます。
○5番(大月悦子君) 特別委員会協議会のとき
にいただいた資料の中
に、いただいたアイデア、意見に対する市の考え方ということをまとめ
ておられると思い
ますけど、今、公募というかアイデアを出された人は11名ぐらいおられたと思うんですよね。やっぱり知らない間
に決まってるというのが市民はなかなか理解し難いことが多いし、それに対するアイデア
もなかなか持てないもの
になると思い
ますので、その人たち
にもやっぱり参加し
てもらうということでこの意見を返すということはとても大事だと思い
ますので、今後その整備ができるまでのプロセスをどんなふう
にし
て市民
も巻き込み、伝えるかということを教え
ていただきたいと思い
ます。よろしくお願いし
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 御意見を聴取させ
ていただき
ましたけれども、こちらについてはその全ての御意見が反映できるというわけではござい
ませんので、それについて市としてどういう考え方を持っ
て整備するかというところについて公表はさせ
ていただきたいと思っ
ており
ます。
今後、今回の整備の内容といたし
ましては、主
に駐車場それから大御堂廃寺跡のガイダンス、屋根付通路、花壇等の整備、植栽の整備というところで、既存のトイレであるとか円形の倉庫は残す方向というところでござい
ます。これはエリアにおける課題の解決のほか、県立美術館、倉吉パークスクエア内の各施設及び大御堂廃寺跡の一体的、相乗的な利用が図れるような整備を行うというコンセプトの下、皆さんの御意見をお聞きし
まして、十分
には反映できない部分はあり
ます。それから民間
にお任せ、期待するという部分
もござい
ます。そういうことをトータル的
に考え
まして今回のイメージということで、それ
に基づく計画ということで基本計画の補正予算を計上させ
ていただいたというところでござい
ます。
その途中、この皆さんからいただいたアイデア等の取扱いについては十分
に市民の皆さん
に返し
ていき
まして、また中途で
もいろいろ御意見はあろうと思い
ますけども、それについては真摯
に考え
ていきたいと思っ
ており
ます。以上です。
○5番(大月悦子君) くどいようですけど、もう一回。これはせっかくまとめ
ておられる一覧表ですよね。あれをホームページ
に載せられ
てますでしょうか。もしも載せてないんでしたら、それをホームページ
に載せられるとだんだん市の考えのイメージが湧くと思い
ますので、それとそういうふうなもの
に基づい
てこんなふうなイメージでこれから計画しようとし
ているということを提案されたら、少しずつみんなが一緒
になっ
て前
に進めれるんじゃないかなと思っ
てい
ますので、その点を考慮し
ていただきたいと思い
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 御意見をいただい
ており
ます。どういう方法で市民の方
に現在の状況、あるいは経過
も含め
てお知らせするか。そのことについては十分考えながら市民の皆さん
にお返しし
てその御意見を聴取し
ていきたいと思い
ますので、よろしくお願いいたし
ます。
○5番(大月悦子君) 終わり
ます。
○議長(伊藤正三君) 次に、16番福谷直美議員
に質疑を許し
ます。
○16番(福谷直美君) 私
も6月補正予算2点通告し
ており
ます。
1点は企画課の企画政策推進です。2款1項7目、その下の今大月議員がおっしゃられ
ました倉吉未来中心周辺環境整備事業
に2点出し
ており
ます。
まず、この補正予算
額12万8,000円について、これは過疎債について職員の旅費とそれから団体の加入ということで出
ており
ますんでここは理解し
ており
ますが、この過疎債についてであり
ますが、私、ここ
に書い
てある倉吉の関金地区
にこの過疎債を充てるんだという財源だということで担当課からは聞き
ましたが、一度鳥取県選出の国会議員の先生方がおっしゃった倉吉市全体でこれが利用できるという話を聞い
てますんで、関金地区だけならそれはそれで結構ですし、お知らせ願いたいと思い
ます。それとこれもう既に計画が進んでいるのかな。この過疎債がいつまで続く計画なのか。5年なのか10年なのか。配分
額等
もいつ、もう既に内示はあったのか。ないならこれからなのか。ちゅうのが、これは中部で1市4町全てのところ
にこの過疎債が充てられると思うんです。その配分はこれからだと思い
ますが、この使い方をお聞きしたいと思い
ます。
というのが、なかなか過疎というのは関金地区だけでなし
に高城地区
も北谷地区
も、限界集落は市街地
もそうなっ
てますし、大体こういう有利な財源が倉吉市全体
に使えるのが一番いいんではないなという感じがし
ますが、まずこの辺りお聞きをし
てみたいと思い
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 福谷議員の御質問
にお答えいたし
ます。
今回の過疎対策法、新たなというところでござい
ます。過疎地域の要件について全国より要望や提言が行われ
て、自民党の特別委員会において議論がなされ、超党派の議員立法ということで国会へ提出され
て成立し
ておるというところでござい
ます。
この従前と今回ので何が違うかといい
ますと、従前は地方圏からの人口流出のピーク
に着目し
て昭和35年を基準年
にし
て、ずっとつくられ
てきたというところがござい
ます。今回の新過疎法では、人口流出入の均衡時点が基準年としてふさわしいとして、地方から人口流出が一旦収束した昭和50年を基準年とするということで、基準が前回と今回で違うということで、今回過疎の対象となったというところでござい
ます。
過疎
には全部過疎、一部過疎それからみなし過疎というのがござい
まして、全部過疎というのは市町が全部過疎というところ
になり
ますし、一部過疎というのは倉吉市のよう
に旧関金町地区がそういう対象となるというところでござい
ます。みなし過疎というの
もござい
まして、ただみなし過疎の場合は要件がござい
まして、その一部過疎の部分が例えばその市町全体の人口の3分の1であるとか面積要件が2分の1以上であるとかいう場合はみなし過疎とされ
ますけど、本市の場合は一部過疎ということですので、この過疎債等を充当可能というのは旧関金町地域のみというところでござい
ます。
それから、倉吉市の過疎の計画ということでござい
ますけれども、今現在各部局
にこの過疎債
に充てる、あるいは充てるようできるのではないかという事業を今現在まとめ
ておるというところでござい
まして、当初のスケジュールどおり9月の議会
にはその計画をお示ししたいと思っ
ており
ます。
この予算はというところでござい
ますけれども、令和3年度の国の予算が5,000億円というところでござい
ます。これは毎年度国の地方債の計画
に基づき配分ということで、各自治体の応募状況によって配分
額が変わるというところで、現在倉吉市でどれぐらいというのは当然まだ分からないというところでござい
ます。
この過疎債
に充てられる事業というのは施設の整備事業等のハード事業と、それから過疎地域自立促進特別事業、いわゆるソフト関係の事業という2種類があるということでござい
ます。全て何でも充てれるというわけで
もないですけども、自由度が高いというものでござい
ます。今現在、各部局
に鋭意取りまとめをお願いし
ているというところでござい
ます。以上です。
○16番(福谷直美君) 5,000億円ということで、中部地区
にどれだけ下り
てくるかまだこれからだと思い
ますが、例えば倉吉市の配分が1年
に1億円から1億5,000万円とすると、それが5年ぐらい続くんかなと思い
ますが、ちゅうことは7億5,000万円。10年続けば15億円。ちょっとそこまで続くんかよく分かり
ませんが、でもかなり有利な財源だと思うんです。ですから、これを市として計画を今は各課
にということであり
ます。その大きなハード事業、それから小さい事業
もそうですが、かなり大きな財源
になっ
てくると思うんです、関金地区だけ
に。ですから、例えば今いろいろと議論
になっ
ており
ます旧山守小学校のこと
もそれ
に入っ
てくるのかな。今のグリーンスコーレ
もそうでしょうし、財源はかなりのウエートを占め
てくるんかなと思い
ますが、ほか
にそれでもハードばかりではなし
に、やっぱりソフトの財源
にも使っ
てほしいと思い
ますが、私としては本来は倉吉市全体、過疎地域、限界集落。もう奥部だけが限界集落じゃないんですね。今、旧市街地
ももう限界集落
になっ
てき
ている。こういうところ
にやはり財源を充て
て活性化を図っ
ていくの
も必要ではないかなと思い
ますが、そこ
には充てれないということですね。もう一度お願いし
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) まず、過疎債が充てれるかどうかというところでござい
ますけれども、ハード事業
につきましては施設がその地域内
に存在するかどうかということが対象
になる、ならないかということとなり
ます。
一方、ソフト事業については例えば学生への交通費助成であるとかということで、市全体で行っ
ている事業で
も旧関金町地区
に在住し
ている学生
に係る費用のみ過疎債を充当することが可能ということでござい
ますので、関金
に関係する場所あるいは人ということでござい
ます。以上です。
○16番(福谷直美君) 分かり
ました。9月議会
に提案されるということですので、またそのとき
にお聞きしたいと思い
ますが、下の倉吉未来中心周辺環境整備事業であり
ます。先ほど大月議員がしっかりとお聞き
になり
ました。ですが1点、青年3団体、4団体じゃなかったですかいね。倉吉商工会議所青年部の方
も出
ていただいとったと思うけど、それを入れ
て3団体でしたかいね。
そうですか。分かり
ました。以上で終わり
ます。
○議長(伊藤正三君) 暫時休憩いたし
ます。再開は午後1時といたし
ます。
午前11時53分 休憩
午後 1時00分 再開
○議長(伊藤正三君) 再開いたし
ます。
次に、9番竺原晶子議員
に質疑を許し
ます。
○9番(竺原晶子君) 私、2款1項1目と2款3項1目を通告し
ており
ましたが、佐藤議員と福井議員の質疑の答弁により了解いたし
ましたので、セキュリティー等しっかり気をつけ
て、また今後
もどんどん更新が出
てくるんだろうなと、お金が要る分野かなと思いつつ
も大事なところだと思い
ますので、ぜひ頑張っ
てやっ
ていただきたいと思い
ます。
○議長(伊藤正三君) 答弁よろしいですか。
○9番(竺原晶子君) いいです。
○議長(伊藤正三君) 次に、13番山口博敬議員
に質疑を許し
ます。
○13番(山口博敬君) 13番。博物館についてお聞きしたいと思い
ます。
最初
に資料館のほう、倉吉歴史民俗資料館、これまずここ
に書い
てあるのはトイレを直したいということが説明で書い
てあるですけども、まず今回のこの内容についてよう分かるよう
に説明し
てください。
○
教育委員会事務局長(種子真一君) 山口議員の御質問
にお答えいたし
ます。
倉吉博物館及び倉吉歴史民俗資料館のトイレの改修についてでござい
ますが、この事業は
新型コロナウイルス感染症拡大予防のためのトイレの改修ですけれども、トイレの便器を和式から洋式
に、それからトイレの床をタイル張りの湿式から抗菌シート仕様の乾式
に、また手洗いの蛇口を手動から自動
に改修するものでござい
ます。
○13番(山口博敬君) あんた言ったのはどこの話言った。上の話か下の話か、両方ともか。
両方ともな。それでね、歴史民俗資料館と博物館、説明がちょっと違うだんな。いわゆる歴史民俗資料館のほうは今事務局長が言ったよう
に和式から洋式、それから湿式から乾式とこの2つ書い
てある。それから、博物館のほう
には和式、洋式は一緒。それから湿式、乾式
も一緒。あと手洗い、今言いなったよう
に自動
にすると、水道をね。それから、空気清浄機のことが書い
てある。
それと、歴史民俗資料館のほうは手洗いは博物館と同じよう
にこれ
も自動
にする。それから空気清浄機はどが
にするだかな、あのもん。
まず今回、新型コロナウイルス対策ということで内容を変えるということですけども、施設ですので利用者が利用しやすいよう
にし
てあげないけんということがあっ
て、ところが6番米田議員
も質問をし
ておられ
ましたけども、特に博物館のほうの入り口のドア、あんなが自分
もそうだけどもいろいろ年取った方、あれはちょっと重たかっただんな。だけ、だんだん年取っ
てき
てあれ
も重荷
になっ
てき
ており
ましたけども、今回自動
に変えられるということでこれは非常
によかったなと、こういうふう
に思っ
ており
ます。
歴史民俗資料館のほうのトイレ、あれはちいと広いけども、博物館からちょうど徒歩で歩い
ていっ
て歴史民俗資料館
に行くだけども、あそこのトイレは広い。広いけども、利用者はあそこは非常
に寒々とするちゅうかな、何かそういう感じがするわけだんな。こっちの博物館
もそうだけども、照明を今のLEDちゅうだかな、やっぱり明るい色
にこの際し
ていただければ、これ
も直すちゅうんだったらそれでええで。照明
も替え
ていただければより温かみ
も出るし、利用者にとっては使いやすい施設、トイレ
になるんじゃないかなと、こう思い
ますので、そのこと
も併せ
て今回言っ
てかせ
ていただければと、こう思い
ます。
それから、こっちの博物館のほうはやっぱり同じよう
に、こっちはちょっとトイレは狭いけどもそういうやなこと、照明だとかその辺のこと
もこの際どが
にするだか。それは構わんだか。その点言っ
てかせ
ていただければと思い
ますので、よろしくお願いし
ます。
○
教育委員会事務局長(種子真一君) 続け
ての御質問でござい
ます。
トイレの改修について、歴史民俗資料館部分と博物館部分とござい
ます。歴史民俗資料館部分
につきましては、現在手洗いであるとか男性用の便器については自動の水洗
にもう既になっ
ており
まして、このたびは洋式化ということでの整備をするものでござい
ます。
それから、照明のお話がござい
ましたけれども、このたびの事業は
新型コロナウイルス感染症拡大予防ということで、どちらかというと衛生面でのいわゆる蛇口であるとか非接触で対応できるような整備ということでござい
ますので、ちょっとこのたびの整備の中
には照明は予定をし
ており
ません。
それから、空気清浄機
につきましてもこのたびの事業の中で7台
購入を予定し
ており
まして、そういった感染症の予防
に努め
てまいりたいということでござい
ます。
○13番(山口博敬君) 今のその空気清浄機な、こんなは今
も市展だかしとるがな、昨日だかおとつい自分
も行っ
てみ
ましたけどももう既にあるがんな、清浄機。稼働しとるがんな。これは歴史民俗のほう
には置くだか置かんだか。それが1点。
それから、トイレの便器だけども、便器は今度は和式を洋式
に替えると。洋式
に替えるだけども、最近のトイレはあんまり手を使わんというようないいトイレが次々出
てきよるだけども、ちゅうっと湯が出るのがあり
ますが、どういうようなトイレ
にするだか。この際やっぱり、そういう面の配慮をし
て施設整備をされたほうがええでないかなと、こう思うわけでし
て、それをちょっと詳しく言っ
てかせ
てくださいな。空気清浄機とトイレ。
○
教育委員会事務局長(種子真一君) 空気清浄機の件でござい
ますけれども、現在配置し
ており
ますのは借り
ているものでござい
ましてレンタルでござい
まして、このたび備品として
購入をし
て配置をし
ていこうということで、博物館それから歴史民俗資料館含め
てということ
になり
ます。
それから、トイレの整備の内容ですけれども、洋式化とともに抗菌仕様の温水洗浄便座を予定し
ており
ます。それからその流す部分について
も非接触で、触らなく
ても流れるというような形のものを予定し
ているところでござい
ます。
○13番(山口博敬君) その流れでええだけども、ちゅうが出るだな。分かり
ました。
今回双方の施設がそういうふう
にトイレ
もええ具合
に改善されるし、大いにPRし
ていただい
てたくさんの人
に博物館なり歴史民俗資料館
にぜひ来
ていただくよう
にお願いし
て終わり
ます。ありがとうござい
ました。
○議長(伊藤正三君) 次に、10番大津昌克議員
に質疑を許し
ます。
○10番(大津昌克君) 10番。議案第48号 令和3年度倉吉市
一般会計補正予算(第3号)のうち、私からは2款1項7目GIGAスクール構想加速事業311万6,000円、それから10款2項1目小学校運営85万5,000円、10款3項1目中学校運営43万4,000円についてお尋ねしたいと思い
ます。
まず、2款の中学校教員用のタブレットですが、整備すべき台数の総数は何台なのか。そして、今回の48台の整備はこれで全部中学校教員
には整備ができること
になるのかどうか。
それから、今議会で可決をされ
ましたら、この48台納入までのスケジュールについてお伺いしたいと思い
ます。
それから、次に10款2項と3項のタブレットの動産総合保険についてですけれども、令和2年整備分と令和3年整備分のそれぞれの契約年月日と契約期間について、それからさきの2款の中学校の追加整備分について
も、今回の計上された動産総合保険
に含まれ
ているのかどうか。
それから、この全てのタブレット、児童生徒用、教員用全てのタブレット今回買取りをし
ており
ます。それでこのタブレットの耐用年数、大体何年ぐらいを見
ておられるのか。ここまでお願いいたし
ます。
○
教育委員会事務局長(種子真一君) 大津議員の御質問
にお答えいたし
ます。
まず、中学校教諭用のタブレットでござい
ますが、令和2年度それから令和3年度にかけて整備をする総数でござい
ますが、令和2年度が74台、そしてこのたびの令和3年度の整備予定台数が48台で合計122台となり
ます。
この整備ですけれども、令和2年度中
に中学校においてはグループ学習等を想定し
ており
ましたことと、それから教科ごとで整備をしたという経緯がござい
ますが、現在既にもう生徒1人1台でタブレットを活用した授業がスタートということで、教員において
もそれぞれタブレットを追加で整備を行い、この事業
に対応できるよう
にするものでござい
ます。
なお、このたびの整備によりまして、教員全ての整備は完了するという予定でござい
ます。
それから、この今後の納期等でござい
ますけれども、本議会議決後
に仕様書を作成し
まして指名先等を決定し、入札を行い
ます。それから業者が決定後、その納入それから設定作業等が必要となり
ますので、それらを勘案し
ますと8月から9月頃まで
には納入
になるのではないかなと考え
ており
ます。
それから、もう1点ですけれども、児童生徒用のタブレットの動産総合保険
についてでござい
ます。
令和2年度分
につきましては、既に授業で活用が開始し
ているということ
もござい
ますので、破損
に対応した保険
に加入する必要があるということで財政課のほうと協議を行い
まして、既予算の中で対応ということ
にさせ
ていただき
ました。契約
につきましては、このGIGAスクール構想によりまして整備したタブレットの破損
に対応する保険というのがなかなか見当たり
ませんでしたけれども、今年度
に入っ
て新しい保険のメニューができたということ
もあり
まして、その中から比較を行い、4月20日の段階で契約を行い、保険期間としましては令和3年5月1日から令和4年3月31日までということで契約をしたところでござい
ます。
令和3年度整備分
につきましては、納入の予定が8月20日頃までということですので、ちょうど夏休みが終わる頃ということ
もござい
ますので、今のところその20日頃の契約、そして8月23日頃からの契約期間として令和4年3月31日までの期間ということで考え
ているところです。
それから、これらのタブレットの耐用年数でござい
ますけれども、現在想定し
ており
ますのはおおむね5年程度ということで考え
ており
ます。
○10番(大津昌克君) まず、中学校教員用のタブレット48台、8月末のいずれかの日
にもう2学期が始まるかと思い
ます。生徒用のタブレットは8月下旬頃
に納入予定となっ
ており
ますから、なるべく時期をずらさないよう
に同時進行のような形を求め
ておきたいと思い
ます。
それから、この動産総合保険ですが、令和2年度については5月1日
に既に契約済みというような説明だったかと思い
ますが、今回の予算計上
によると今回の議決を経るということ
になるんですけど、もう既にこれ契約が済んでおるということなんですね。分かり
ました。
ちょっと耐用年数5年ということですけれども、我々
もタブレットやスマートフォンをよく使っ
ており
ますけれども、使用環境
にもよると思うんですが、どうもバッテリーなどは5年
ももたないかもしれないというようなこと
も若干危惧をするわけであり
ます。今回、計画をちょっと前倒しされ
て、去年と今年という短期間
に一斉
に購入をされたわけであり
ます。台数とすれば、小・中学校合わせ
て約4,000台というやな台数
になろうかと思い
ます。予算規模
にし
ては2億円を超えるというような予算
にもなろうかと思い
ますが、これ基本的
に同時期
に整備したものは次回
も同じような時期
に入替えが必要
になっ
てくるということ
になり
ます。先の話だということではあり
ますけれども、今後の入替えについてやはり買取りをするのか、あるいは保険など
も一体となったリース
にするのか。また、そのリース
も一括なのか、それとも買取り
にし
ても順次入れ替え
ていくようなこと
にし
ていくのかという
購入負担の、予算の平準化、というようなことの予定の検討が必要かと思い
ますが、その辺りのことで今現時点でのお考えがあれば伺っ
ておきたいと思い
ます。
○
教育委員会事務局長(種子真一君) 続い
ての御質問
にお答えし
ます。
ただいまあり
ましたよう
に、このたびこの2か年かけ
て整備をし
ます台数が4,000台近くということ
になり
ますが、この更新についてはやはり多額の費用が必要
になるということで今後の大きな課題であると考え
ており
ます。
この今後の更新の予定ですけれども、
購入かまたはリースかというようなこと、それからやはり一度
に更新というのはなかなか難しいと思い
ますので、何年かにわたっての入替えをすることによるその財政負担の平準化を図っ
ていきたいと考え
ており
ます。
一方で、この端末の整備は全国的な問題で
もあり
ますので、やはりこういった同様
に課題を抱える全国の自治体とともに連携を図りながら、国のほう
にも財政支援のほうをお願いし
ていきたいなと考え
ているところでござい
ます。
○10番(大津昌克君) 先の話
になろうかと思い
ますが、十分な計画等を予定され
て、無理なく
購入あるいはその教育内容が提供されるよう
にお願いし
ておき
ます。
次に、10款4項5目の博物館維持管理1,341万1,000円について伺い
ます。
今回、
新型コロナウイルス感染症拡大予防ということで幾つかの事業が予定され
ており
ますが、ここの部分だけ
交付金事業となっ
ており
ません。なぜここの事業だけが
交付金事業でないのか、まずそこをお聞かせ願いたいと思い
ます。
○
教育委員会事務局長(種子真一君) 博物館のこのたびの
新型コロナウイルス感染症拡大予防のための各種事業についての財源が違うという部分についての御質問でござい
ます。
この事業ですけれども、先ほど御説明し
ましたが
新型コロナウイルス感染症拡大予防のため博物館の男女のトイレの便器の洋式化、それから空気清浄機等の
購入もござい
ました。それから歴史民俗資料館のトイレの整備、それから玄関の自動ドア化ということで、交付金を使う事業
につきましては自動ドアの部分と歴史民俗資料館のトイレの洋式化の部分です。
この事業、博物館のトイレ部分についてですけれども、こちら
につきましては文化庁のほうで文化芸術振興費補助金の中
に文化施設の感染拡大予防・活動支援環境整備事業というのがござい
まして、このたび2次募集を行っ
ているということがござい
ました。こちらのほう
に現在応募といい
ますか手を挙げ
ており
まして、この補助金が採択された場合
には補助率2分の1の国庫補助金が充当されること、それから国庫補助以外の部分では地方負担部分として
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用が可能ということ
になっ
てい
ます。これは現在配分され
ている交付金とは別枠での配分であるということと、それから2分の1の80%が交付金で残り20%については市費
になるんですけれども、そこの20%
につきましても現在の倉吉市の枠の交付金
も充当できるというようなことから、現在はこの申請を行いながら状況を見
ているというところでござい
ます。
今後のスケジュールですけれども、7月中
にはこの事業の採否の決定があり
ますので、採択された場合
には交付申請の手続を行っ
てまいり
ます。交付決定通知が届き次第、また国費、国庫補助部分
につきましては財源の調整を行いながら、議会のほう
にも報告をさせ
ていただきたいと考え
ており
ます。
○10番(大津昌克君) 従前の交付金より有利なといい
ますか、言っ
てみれば全部100%国費のほうで補助ができるような補助金を活用するというような御説明だったと思い
ます。ただし、今の御説明だと採択されなかった場合は一般財源となるということであろうかと思い
ますけども、採択を願うばかりでござい
ます。地方財政法等
により
ますと、国等の補助金を受け
て行う事業についてはそれが確定するまでは予算の執行ができないというやな原則でござい
ますがね、なっ
ておるようでござい
ますので、その辺しっかり考慮され
て、採択されることを望んで質問を終わり
ます。
○議長(伊藤正三君) 以上で質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正三君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
次に、議案第49号 倉吉市手数料条例の一部改正についてから議案第55号 財産の無償譲渡についてまで、計7件を一括し
て質疑を求め
ます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正三君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正三君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
続い
て、本日追加上程され
ました議案第56号 令和3年度倉吉市
一般会計補正予算(第4号)及び議案第57号、令和2年度市道和田東町
井手畑線道路改良工事の
工事請負契約の締結についてを一括し
て質疑を求め
ます。
○3番(佐藤博英君) 私からは生理用品の配布について、これ一般質問で
もやっ
てますのであまり詳しくはやり
ませんけども、まず生理用品800セットということで決め
てあり
ます。この根拠、それから引換カードの設置場所として社協と第2庁舎、それから交流プラザの3か所というその根拠、なぜその3か所
にしたのか。
それから、もう一つ、土日、祝祭日はどうするのか。その土日、祝祭日の対応について。3点についてまず。
○健康福祉部長(東本和也君) 佐藤議員からの御質問でござい
ます。
まず、800セットということでござい
ます。個数としましては、800セットを1人基本2個ということ
になり
ますので1,600個用意させ
ていただき
ます。800セットのところでござい
ますけども、あんしん相談支援センターのほう
にいろいろこの生活相談とか特にこういう困窮
に係る相談が年々あり
ますが、例えば令和2年度におきましては約400件の相談がござい
ました。その辺りから1人2個ということで800セットを準備させ
ていただいたというのと、県事業
も活用しながら予算の範囲内で対応できる数というところで算出させ
ていただい
ており
ます。
それから、設置場所の理由でござい
ますけど、今回は配布と併せ
て生活相談のほう
にもつなげ
ていきたいと考え
ており
ます。そういったところから、引換カードの設置場所それから配布場所
につきましてもそうですが、できるだけ近いところで対応し
ていきたいというところがあり
ましたので、今回設置場所のほうをここの3か所
に選ばせ
ていただき
ました。
それから、土日
につきましては、あんしん相談支援センター
も市役所の福祉課のほう
も土日は今のところ対応は考え
ており
ません。以上です。
○3番(佐藤博英君) 800セットがいいのかどうかという問題は、私は、確か
にちょっと曖昧な根拠だなと思い
ますけれども、取りあえずやっ
てみられたらとは思い
ます。
この3か所
に限定したということですけども、全部町なかですよね、結局。周辺の地域は車で行かれる方
もいるでしょうけど、中高生、大学生
になると交通費かけ
て行くということを平日
にしかも可能でしょうかね。来
ますか。若い方々で
もそうだけど、市役所
に行くこと自体非常
に普通ないですよ。社協だって一緒。だからそこは私はこの間
も言い
ましたけど、小学校、中学校、高校であったり短大だったり、そういうところ、特別支援
も含め
てやっぱり気軽
に行ける、気軽
に相談できる。これ社協
に相談業務、福祉課
もやり
ますけど、そういうふう
にしちゃうとこれ大変ですよ。相談するだけで、本当に行っ
てもらう立場の人は萎縮し
ますよ。行きたがり
ませんよ。やっぱり行きやすい、あるいは土日、祝祭日でも行けるところ、平日でも学校が終わればすぐ行けるような保健室であるとか、相談しやすい、そういう養護教員であったり、そういうことを私は考えるべきではないかと思い
ます。その辺は、やっぱり常任委員会でちょっと検討し
てもらえればと要望し
ておき
ます。
それから、今回のこれ県の20万円の事業を使うわけですけど、これ1回で終わるのかどうかということです。様子見
てというのはあるんでしょうけども、ただ私はやっぱり今の世の中ジェンダーフリーと言われ
ます。女性はやっぱりそういう特有の状況があるわけですから、これは常時トイレ
に設置するとか、それが当たり前の世の中。トイレットペーパーと一緒ですよ。行けばあるもんだという、そういうやっぱり今世の中
になっ
てきてると思うんです。その辺はどうお考えでしょうか。
○健康福祉部長(東本和也君) 続い
ての御質問
になり
ます。
まず設置場所
につきましては、県内他市町の状況
も参考
にさせ
てもらっ
ているというところ
もあり
ますし、800セットがどうなのかということはあるかもしれ
ませんが、そういった形で準備個数
にも限りがあるというところ
もあっ
て、ある程度絞らせ
ていただいた、それから、相談窓口
に近いというところ
も考慮しながら設定させ
ていただいたというところはござい
ます。
それから、事業の継続性ということにつきましては、その時点での状況ですとかニーズというところ
もあるかと思い
ますが、そういったところ
も考慮したいとは考え
ており
ます。ただ、県の事業が今年度限りというところ
もあり
ます。県の事業は今年度限りだから市
もそれ
にというところ
もどうかとは思い
ますけども、一応ベースとしては今年度800セットがなくなり次第ということを基本で考え
ていきたいと考え
ており
ます。
○3番(佐藤博英君) これで終わり
にし
ますけど、ただ単に新型コロナウイルスだけの問題じゃなく
て、やっぱりこれはジェンダーの問題であるということを認識し
ていただきたいと思い
ます。
それと、社協のほう
もわし学生支援でちょっと食糧支援を手伝ったことがあっ
て相談員として行ったことがあるんですが、これ聞くのすごい大変です。時間かかり
ます。これやっぱり担当者が1人2人おらんと大変ですよ、一人一人聞いとったら。話し
てくれる人
もいる、もうそういうのいいからもらっ
て帰るという人
もいる。いろいろい
ますけど、やっぱりきちんとした人員体制を組んでいただきたいと思い
ます。
あとは委員会のほう
にお任せし
て、これで終わり
ます。
○議長(伊藤正三君) そのほかござい
ませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正三君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正三君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
続い
て、請願第1号 地方財政の充実・強化を求める意見書提出について、紹介議員に対する質疑を求め
ます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正三君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正三君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
以上で付議議案に対する質疑は全て終了いたし
ました。
日程第3 付議議案の
委員会付託
○議長(伊藤正三君) 日程第3、付議議案の
委員会付託を行い
ます。
先ほど質疑を終結した諸議案は、審査のためお手元
に配付し
ており
ます議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会
に付託いたし
ます。
また、議長において受理した請願・陳情については、既に配付し
ており
ます。これ
もそれぞれ所管の常任委員会
に付託いたし
ます。これ
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正三君) 御異議なしと認め
ます。よって、議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会
に付託すること
に決定いたし
ました。
ここで、常任委員会の開催について御連絡いたし
ます。
各常任委員会と
も6月23日午前10時開会であり
ます。開催場所は総務建設常任委員会は議会会議室、生活産業常任委員会は第2会議室、教育福祉常任委員会は大会議室であり
ます。
以上で本日の日程は全て終了いたし
ました。
明日6月22日から6月27日までは委員会審査等のため休会とし、次の本会議は6月28日午前10時から会議を開くこととして、本日はこれをもって散会いたし
ます。
午後1時35分 散会...