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平成23年第4回定例会(第6号 9月13日)

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  1. 倉吉市議会 2011-09-13
    平成23年第4回定例会(第6号 9月13日)


    取得元: 倉吉市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-10
    平成23年第4回定例会(第6号 9月13日)                  倉吉市議会会議録(第6号) 平成23年9月13日(火曜日)    第1 付議議案に対する質疑  第2 付議議案委員会付託 〇会議に付した事件 ◎日程第1から日程第2まで                   午前11時40分 開議 ○議長(福井康夫君) これより本日の会議を開きます。  まず、会議の冒頭でございます。先ほど台風12号関連に関します議員懇談会を開催をいたしました。そのために、本日の会議時間が10時予定をいたしておりましたけれども、繰り下げとなりました。申し上げておきます。  本日届け出のあった事故者は、議員及び当局ともありません。  以上、報告をいたします。 ○議長(福井康夫君) 本日の議事日程は、お手元にお配りしております日程書のとおり行います。  日程第1 付議議案に対する質疑
    ○議長(福井康夫君) 日程第1、昨日に引き続き、付議議案に対する質疑を行います。  本日の質疑に入ります前に、16番段塚廣文議員が昨日留保されておりました質疑を行いたいと思います。  まず、答弁を求めます。 ○教育次長池田弘之君) 昨日に引き続き、段塚議員に御答弁を申し上げます。  御質問は、倉吉市の財産に関する調書に関金公民館で使用している車が掲載されていないということから御質問がありまして、本日は、この車の購入の経過、購入時の市への協議があったか、それから軽自動車税の減免の手続、それから青パトでこの関金の公民館にあります車を使用する際の取り扱いについて御説明をさせていただきたいと思います。  まず、購入の経緯につきましては、9月の12日、きのうですけども、きのうの本会議終了後に、当時、平成17年の公民館関係者の方にお話を聞いたところでございます。まず、公民館の公用車につきましては、関金公民館が合併前、直営で運営されておったということで、専用の公用車があったということ。それから、合併協議の中で、17年の3月22日に合併してるわけですけども、合併後の公民館の公用車については専用の公用車を設置しないということになりました。  それから、この公民館の車が配置されないということについて、自治公民館の協議会の方で、これは資源ごみの回収の関係で自治公民館31でお金をためておられて、花づくりのものとかに使おうというようなことだったと聞いておりますけども、100万弱のお金を持っておられる中で、17年の11月の15日に自治公民館館長会で、この資源ごみ回収によって集めている100万弱のお金で購入をしようというようなことになったようでございます。  それから、年を越えて18年の2月23日に公民館管理委員会で購入を了承され、18年の5月30日、これは車検の登録の日でございますが、3社の見積もりをもって、これについては購入の際の契約書というものはないのでございますが、見積書と、それから残っておりますのは関金公民館としての領収書というものがございます。名義は倉吉市関金公民館というふうに登録をされているものでございます。それから、支払いについては、18年の6月2日に97万2,892円で領収書が関金公民館あてにございます。それから、保険については公民館で任意保険に加入してるというようなことがございました。  それから次に、購入時、市への協議があったかということでございますが、先ほど申し上げましたように、地元の方で100万弱のお金の中で公民館の自動車を購入しようということで教育委員会の方にもお話がありまして、地元で決めておられるということについては、特に教育委員会の方では反対とかということは言っていないということでございます。いいのではないかというような返事をしてると思います。この点で公民館の名義にしたというようなことについては、手続的に今回のお金で公民館の名義にしたことについて、倉吉市の方に公用車の機能を持ってるものを寄附するというような手続はいただいていない中で、倉吉市の備品の登載というのがされていないということでございます。  それから次に、この公用車は、関金公民館で使用されている車は軽自動車でございますので、軽自動車税がどうなっているかということでございますが、平成18年の5月の30日に登録をされておりまして、軽自動車税がかかるのが基準日が4月1日でございますので、平成19年度から軽自動車税というのがかかるわけですが、これについては減免の申請を公民館長名でして、19年度からかかる軽自動車税については減免をしていただいてるということでございます。  それから次に、18年の5月30日以降の自動車の維持管理ということになりますが、これは関金公民館の自動車の通帳というのをつくっておられまして、これの収入については自治公民館協議会からの協力金、それから関金公民館管理委員会の会計から旅費という扱いになっておりますお金が入ってきております。それから、そのほかに青パトがこの車を使うときに借り上げ料という形で収入がございます。この通帳の中で支出になっておりますのは、燃料費、それから任意保険に加入しておりますので任意保険、それから車検であるとか点検、それからタイヤ等の消耗品、これらをこの通帳の中で経理をしているということでございまして、22年度末で25万2,403円の残高があるというふうに報告をいただいたところでございます。この車の利用状況、利用実態でございますが、公民館におきます事務連絡、それから地区内の連絡調整、それから青パトの貸し出しというようなことが具体的な使用方法であろうと思います。  それから、このことを踏まえて、現状でどういうふうな方向がいいのかということにつきまして、教育委員会の事務局なり市長ともちょっと協議をしたところでございますが、あるべき姿としては、関金公民館というふうな名義にしていただいてるということは、地元の方も市の方に名義を持っていく、いわゆる寄附をしたいという意向であったのではないかと思われますので、そこの中で寄附の手続がないという中では、市に寄附の手続をしていただいて市の名義にして、その後、この車を関金の公民館管理委員会の方に貸し付けをすると、無償貸与するという形にし、それの利用については、今現在、公民館の運営について管理している会計の中に見える形で、燃料費であるとか、それから保険、消耗品としてのタイヤであるとか、それから収入としては、今ですと自治公民館協議会の方からの協力金、それから青パトなどを借りられたときの貸付料というようなものも、その会計の中に明示して明らかにしていくのがいいのではないかという考えでございます。  それで、今御説明したことを実行するためには、地元の意向、これは自治公民館協議会なり地区振興協議会なり、それから公民館管理委員会なり等、私どもの考え方をお話しして、こういう方向でいってはどうだろうかというようなお話をこの議会後にさせていただこうというふうに考えております。以上です。 ○16番(段塚廣文君) 質問留保しておりまして、調査した経過が今報告がありました。  それで、寄附はしてない。寄附するにしたって、寄附採納願をあえて市が許可して受け取るという形になりますから、手続は全くしてない。それはもうはっきりしましたし、契約書もない。それで、私は、ちょっとこれは旧関金町民に聞いたら黙っておりませんよというのは、100万弱の金があった、合併後ですよ。それで、いろいろ使ったと。あなた方は、この100万弱の金の使途について最終的に役員会かけて、この100万弱の金をどうしようかというのは当然議題として出て、配分等が。恐らく決められたと思うんですよ。確認されましたか。だって、会合を開いたでしょう。100万弱の金なんて、その弱というようなあいまいな数字が通りますか、今回この質問の中で。物事をはっきりせないけんという形で質問したんですよ。本来公用車でありながら、公用車としての機能を果たして使っておきながら、市の財産にも載ってない。この調査をやって、合併時、経過して1年も100万弱の金がありましたと。旧関金町民が聞いたら、えっと思いますよ。  そして、この財源は、自治公民館協議会、そこから金が出とると。しかし、自治公民館協議会は、各戸から1,000円負担をして運営に当たっとるんですよ。その中から、そこに持っていって車の維持管理がしてある。これは教育委員会と協議しとるんでしょう、この車の購入に当たって。私は当時の担当者から、教育委員会とは協議したと言いましたよ。それで、しかも公的な運用をしながら、公民館協議会の中で維持管理費を払わせてるんでしょう、車検からタイヤの交換からすべてを。そういうことですよ。教育委員会と協議したと言いましたよ。  まだ前の公民館長は、自治公民館管理委員会常任理事だかしとりますよ。それから、まだ当時の公民館のそういう購入計画に当たった人は退職しましたがね、1人は。1人は現役でどこかに配属してありますよ。それで、しかも聞いておりますよ。18年から21年までは10万円、年に。22年は7万円、23年は5万円ということで、自治公民館協議会の会計からそこに持っていって運用しとるんですよ。公的財産をそういう協議会の負担金で運営しとるんですよ。しかも教育委員会に相談したと言いましたよ。当然でしょう、合併後に購入してるんですから。  そういう答弁では納得できませんし、それから100万弱という金が出たと、はっきり。そこらは、役員会にかけて決算が報告されて、配分も恐らく議案にのってきてると思うんですよ。確認されましたか。これは旧関金町民が負担しとるんですから、1戸に1,000円ずつ。何を配分したんだと。それから、最後に残ったところは、ちょうど車の購入費に合ったほど残ったでしょうか。97万2,892円、平成18年度9月2日に。領収書だけはありますよ、契約書はありませんよ。教育委員会が相談に預かって、その書類について同じ協議しとって、こういう処理をしといて、しかもこの問題も大きな問題だが、100万弱の金があったというのは合併後ですよ、それは。合併協議公民館車は買わないとなったと。しかし、地元がこういう金で買うというんだからということでしょう。こんな答弁では、余計関金地域の者に、これが公民館の負担金だって、皆がスムーズにいいよって言わんようになりますよ、こんなことを聞けば。極めて不明朗。  そして、専用通帳で処理してるんだ。どこか部落の農事組合の処理じゃないんですから、これは。しかも負担したもので公的な金ですから、半公的だ、これは。地元が負担して、しかもこの車の会計は、今、次長みずから言いましたように、きのうも言いましたが、これ指定管理料の7万3,000円も入ってるんですよ、これに、旅費が。これは本当にちゃんとした検査がしてあるんですか、これは。納得できない。 ○教育次長池田弘之君) 段塚議員にお答えします。  まず、1点目の購入時の100万弱というお金についての聞き取りでは、自治公民館31で資源ごみの回収をする中で集まったお金を管理していたその当時の通帳があって、そのお金を車の購入に充てたということはお聞きしております。ただ、この通帳が現在ありませんので、私どもでそれを確認することができないということでございます。  それから2番目に、購入時に相談があったかどうかということでございますが、先ほど経過を議員の方からも言われましたけども、合併前は直営で専用の車を関金公民館は持っていたんですけども、合併後の運営については公民館専用の公用車を持たないという方向になっておりますので、ただ、市への購入について相談がありましたけども、市ではルール上購入できないと。地元で購入されるというのなら、地元で決めていただいてもよいのではないかというふうに回答をしておるようでございます。  それから3番目の維持管理費ですね、18年の5月30日に新しい車が登録されて、それ以後も維持管理のための管理については、新たな公民館の公用車の会計ということの中で、収入については、先ほど議員おっしゃられたように、自治公民館協議会からの協力金が毎年10万というようなこと、それからこの車で公民館の職員が旅行をしますので、7万3,000円というのは、ほかの12の公民館と同じようなシステムの中で打ち切りで払うということで、7万3,000円がここの中に入っていると。それから、それ以外には青パトで使用されたときの金額というようなものが入ってきてるわけでございます。支出については、ガソリン代、それからタイヤの交換、それから毎年の任意保険、こういうものがこの会計から、通帳から経理をされているというものでございます。  それから、専用の通帳という点では、今現在ある車の維持管理をするための通帳、それから今現在はなくなっておりますけども、自治公民館協議会の方で資源ごみの回収の際に売り上げとなっているお金を管理していた通帳というものが存在したということでございます。 ○議長(福井康夫君) よろしいですか。  申し上げておきます。昨日の質疑でもって、認定第1号 平成22年度倉吉市一般会計歳入歳出決算の認定の案件での質疑でございます。留保された質疑項目が総括と歳入で、きのうの時点で回数的には5回過ぎており、きょう、あえて留保という形で質疑を行っていただいております。2度目ということにきょうなりますので、再々質問まででまとめていただき、終結をしていきたいと思いますので、その心づもりでひとつよろしくお願いしたいと申し上げておきます。 ○16番(段塚廣文君) 今、皆さん聞いておられるように、明快に理解できましたか。教育委員会が加わって公的な車ということになれば、維持管理費はみんな予算計上して、ちゃんとするのが本当でしょう、違いますか。都合のええ負担は地元にさせてるんですよ。しかも経理が明確でない。このもともと100万弱、資源ごみ、これはPTAとか、いろんなところが新聞とか雑誌とか集めて、そんなんの金でしょう。そこらの処理はどうなったんですか、100万弱というのは。それは会議にかけられて、きちんと決算が承認されてなっておりましたか。会議に諮って決めたと言われたでしょう。確認されたんですか。もともとそういうしゃんとせん、はっきりしない100万弱というような表現の金ですよ。  とにかくまだ前の公民館長は元気ですよ。しかも公民館管理委員会常任理事ですよ。常任委員会の恐らく理事だ。それから、その当時、車の購入に当たった人は、今、公民館連絡協議会長か、多分そうです。それで、その後引き継いで事務執行をしたのは、多分市長部局でないところの担当だと思うんです。現にまだおるんですから、その人は。きちんとして整理すべきですよ、それは。まして資源ごみの100万弱の金があったなんて、これほとんどがPTAが中心にやってるんですよ。それは聞いたら、学校関係の教材とか、あるいは図書とかという要望だって出とったはずですよ。怒りますよ、こんな話を今からすると。私は孫が4人、学校に行っておりますので、特に協力してあげますよ、新聞とか雑誌とか、ぼろとか。そうやってみんなが取り組んどるんですよ。その金が100万弱あったと。これを公民館管理委員会だかにかけて、いろいろ花だか何だか買ったとか。しまいには金が余ったから車買うんだと。教育委員会が加わっとるんですよ、この協議に。もう一遍調査をやり直しですよ。こんなことで納得する者は一人もおらせんよ。そうでしょう、皆さん。(「しません、暫時休憩」と呼ぶ者あり)これはもう一遍調査をして、これは地域住民のためにも市民のためにも、こんな経理が通っとるようじゃ倉吉市議会はおしまいですよ。だめです。議長。 ○議長(福井康夫君) 答弁よろしいですか。12款まで行きたいというふうに思います。(「昼やから、休憩じゃないか」と呼ぶ者あり)  16番議員、答弁はよろしいですか。  それでは、留保された質疑につきましては、以上をもって終結をいたします。  暫時休憩いたします。再開は午後1時といたします。                   午後0時05分 休憩                   午後1時00分 再開 ○議長(福井康夫君) 再開をいたします。  休憩前に引き続き議案質疑を続けます。  18番大田進議員。 ○18番(大田 進君) 先ほどの16番議員の質疑で保留になってて、その保留で、答弁が全くだめということで保留になったと思うんです。もう一度調べ直すと。それに対しての質疑をやってるのに、ああいう終結の仕方は、私ら聞いてる方としてもさっぱりわからん。そうでしょう。わからんでもええんかえ、これ議会で、本会議で。議会というところは、やっぱりそういうことも市民にこうやって、テレビがある、わかるようにしよるのに、それでとめてしまうというのは、私はこれ議会としておかしいと思いますよ。議長、どう思われるか。 ○議長(福井康夫君) わかりました。  ただいま議事進行で大田進議員、午前の留保されました16番段塚議員に対しての質疑が、やりとりがございました。留保後の2度目の質疑、質問に対しての執行部からの答弁、確かにありませんでした。議長の判断において打ち切ったところでございますけれども、執行部の方で答弁があえてできるならば、やっていただきたいと思います。いいですか。 ○教育次長池田弘之君) 午前中の段塚議員の御質問について、その内容については、きのう、9月の12日に調査した結果をそのまま御説明したつもりで、それ以上のことを答弁するということはちょっと難しいので、先ほど議員さんが言われたことに対しての答弁というのはちょっと回答しかねるところでございます。 ○16番(段塚廣文君) これ以上の答弁はできん。しかし、質問はしとると。しかし、調査結果はここまでで、例の決算の問題なんかはしてないわけだ。ですから、公民館の配分したときの議案もなければ決算書も見てない。きょう、新たにまたごみ資源の金が余っとったというような新たな問題も出てますし、これはまた改めて議運でちょっと協議してもらって、この会期内にどうするかという。それでもいけなければ、議員の権限として、いろいろな調査委員会もありますから、何ちゃあまた言いませんが、そういったことも含めて考えたいと思いますので、一応、ただ、教育委員会の答弁は、皆さんも聞いておられてわかるように、議員だれ1人として納得するものではない。むしろ疑問を生じとる。そのことを申し上げて、ここはおさめたいと思います。以上。 ○議長(福井康夫君) 再度確認をしておきます。  認定第1号に係る昨日からの質疑の留保につきまして、総括、そして2番目に歳入の部分を留保されたところでございます。これにつきましては、以上をもちまして終結してよろしいですね。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 次に、質疑を続けます。  第12款公債費について質疑を求めます。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  16番段塚廣文議員。 ○16番(段塚廣文君) 事項別明細の60ページ、公債費。公債費については、これは総務部の財政の所管だというふうに承知しておりますが、この事項別明細を見ますように、利子のところに1,262万4,974円という不用額が出てます。議員御承知のように、人件費のうち給料とか公債費については、恐らく不用額は何百円とか1,000円以下ぐらいに正確な数字を計上する。大体これが通常の予算計上のやり方ですわ。ただ、正確な財政が利子が1,200万も不用額が出とるというのは、どういうことかなという疑問を持つのが議員自身としてちょっと当たり前な話です。どういう理由で1,200万の公債費の利子が不用額として出たのか、その辺をお聞きしたい、そういう意味で質問をしております。 ○総務部長(山﨑昌徳君) 段塚議員公債費利子の不用額の大きく出た原因についての御質問でございますが、決算における公債費の利子の不用額は、今ありましたように1,262万円となっております。この内訳は、長期債の利子が232万円、それから繰りかえ運用利子が1,030万円ということでの不用額になっておりまして、何でそういうことになったのかということでありますが、予算編成時に想定しておりました借りるときの利率と実際に借り入れした利率に差があったということでありまして、もともと長期債利子の場合は財政融資資金を借りるのが2.0%の利息、それから地方公共団体金融機構分を2.5%ということで想定して予算を組んでおりました。  それが借りた段階では、それぞれ1.1%ということになったものでありまして、それから繰りかえ運用利子につきましては、想定利率を2.0%ということで予算を組んでおりました。ところが、そのときの設定利率は1年の預託金利が4月から5月が0.12%、2.0を組んどったのが0.12、それから6月から3月が0.08ということで、2.0との差があったということで、ここに大きな不用額が出たということであります。これについては、途中で補正をせずにそのまま最後の決算まで、どうなるかわからんということもあって、そこをしなかったということが原因でございます。 ○16番(段塚廣文君) 財政運用、繰りかえ運用等の利息の問題もあったということで、ただ、本来だったら、ある程度見込んで、1,000万も超す利子の不用額が出るというのは、ちょっとだれが見ても目につく、不自然だと思うわけで質問したわけで、これからは的確なやっぱり処理をしてほしいということです。終わります。 ○議長(福井康夫君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、第13款諸支出金について質疑を求めます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、第14款予備費について質疑を求めます。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  16番段塚廣文議員。 ○16番(段塚廣文君) 手際よくやりたいと思いますが、予備費の中で今回、執行額が、土木費へ充用してあるわけだな、教育費へも充用がしてある。それで、予備費は、もともとこれは地方自治法第217条で予備費を組むようになっとるから、それは法律的に問題はないが、その予備費を充用するというのは、決算書を見て初めてわかる。これは予備費は予算外の支出ということで議決をしてないわけだ、内容については。何に使いますとかという議決じゃない、額だけ。それが決算書見て、どこに何ぼ充用しましたという技術的な執行がしてあるわけだ。議決してない。しかし、所要の要件があって、そっちに充用したと。これは法律上どうこう言うわけじゃないけども、目的を持った予備費を議決してない内容を充用したということは、どこかの時点でやっぱり議会に報告があってもいいじゃないかというふうに思うわけ。決算の段階で、初めてどこに何ぼ充用しておりますよという結果がわかるわけでね。やっぱり何かのときをとらえて、予備費からこれこれこういう予算が不足を生じたので充当しましたというふうなことは考えられませんかという意味で質問したんです。 ○総務部長(山﨑昌徳君) 予備費の充用につきましては、これは22年度で、いずれも時間外勤務手当に充用したものであります。内容的には、正月の大雪に対します除雪対応、こういったところに時間外勤務手当が必要になってきたということで、それが足らなくなったということで、トータル的に180万2,000円を充用したものであります。こういった部分を議決したわけでないから報告すべきでないかということがございました。大体こういった予備費を充用したりしますのは、3月の末でしたりすることが多いと思います。そういったこともありますので、6月議会あたりか、機会をとらえて、このことについては報告したいというふうに思います。  ちなみに、今年度も若干の充用していることを報告いたしますが、東北地方太平洋沖地震の復興支援事業に74万6,000円、それから震災避難者生活支援費に16万円、それから職員派遣旅費に58万6,000円を充用していることを報告させていただきます。 ○16番(段塚廣文君) 決してそのことを厳しく言っとるわけじゃありませんが、今、質問の中で申し上げましたように、予備費からの充用があったときに、今みたいに災害の派遣で緊急的に所要の財源が予算をオーバーすることになったと、予備費から充用するようにしましたと。災害派遣のときの説明にでも加えていただければ、これは議員ひとしく理解するわけです。そういうふうなことをやっていただければなという意味で質問しましたので、今後よろしくお願いします。終わります。 ○議長(福井康夫君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  以上で認定第1号 平成22年度倉吉市一般会計歳入歳出決算の認定についての質疑は終了いたしました。  次に、認定第2号 平成22年度倉吉市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について質疑を求めます。  質疑の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、16番段塚廣文議員。 ○16番(段塚廣文君) えらい続けて申しわけございませんが。この認定第2号につきましては、数字的なことを申し上げるつもりはないんです。市長にちょっと考え方だけをお聞きしたいという意味で。  といいますのは、皆さん、この決算書を見てもらいますと、形式的には三百数十万の黒が出てるんですね。ただし、実質考えると、3億ぐらいの一般会計からの繰り入れがしてある。それは法定繰り入れと一般の繰り入れがありますけども、単純に言えば1億は確実に一般の繰り入れですわ。その中で回っとる。そして、不納欠損でも申し上げましたが、数千万の不納欠損、それから滞納があると。でも、こういう結果が出とるということは、1億の繰り入れがあったり、あるいは税が滞納があって、なおかつ回っとるということは、毎年みたいに申し上げますが、これは取れる者から取ってあるという、端的な言い方をすれば、あるわけ。そういう運営がしてあるので、それで形式的には三百数十万の黒字という形になっておりますが、実質は大赤字なんですよ。  23年度をとってみても、2億ぐらいの基金からの繰り入れがあって、残りはあと2億ぐらい。これから冬場に向かっての医療費を考えれば、本当に回るのかなという気もしますが、私が市長に一番申し上げたいのは、一般会計から少し思い切って繰り入れをして、国保会計の健全な運営にやっぱりもう少し力を入れられて、足腰の強い国保会計というのを考えられる必要がありはしまいかという意味で申し上げたんで、一々決算書上の数値を上げてどうというわけじゃありませんが、決算に当たって市長の考え方を聞いておきたいということですので、そういう意味で答えていただければ結構です。 ○市長(石田耕太郎君) 国保会計についての一般会計からの繰り入れの考え方というか、もっと繰り入れをしたらどうかということでありますけれども、国保会計については、基本的にはやはり保険料と公費でというのが原則であろうというふうに思います。22年度についても、基金からの繰り入れをして、やっと成り立っているという、そんな状況があるわけであります。一般会計からの繰入金も、法定繰り入れの部分については交付税措置があったりしますし、減免等に伴う、そういう必然的な繰り入れということですから、これは当然やっていくべきものだろうというふうに思いますが、それ以外のいわゆる法定外繰り入れについては、それでもやはり慎重になるべきではないかというふうに思っています。  保険料の負担が本市の場合、県内の4市の中でも一番低くなってますし、町村を入れても、この中部地区では一番低い、断トツで低くなっていると、そんな現状もあります。そういう意味で、保険料負担をどこまでやっていただくのかということはやっぱりしっかりと議論をしていっておく必要があるんだろうというふうに思っています。法定外の一般会計からの繰り入れということになると、ある意味で本来国保の該当じゃない方々、健康保険とか共済とか、そういう他の保険に属している人たちの税金を使うということにもなるわけでありますので、その点を考えると、法定外の繰り入れについてはやっぱり慎重になるべきであろうというふうに思っています。  黒字決算の場合には、基金への積み立て等も行っているわけでありますので、そういったものも含めて全体として考えていくべき課題かなというふうに思います。今、国保の運営協議会で保険料のあり方等も議論をしていただいておりますので、その辺も踏まえて一般会計からの繰り入れのあるべき姿、基金の積み立ての考え方、そういうものもよく整理をしていきたいというふうに思っておるところであります。全体として対応していきたいというふうに思います。以上です。 ○16番(段塚廣文君) 市長、あんまりとやかく言う話じゃないですけども、私が言っとる根拠は、国保の税金の滞納に伴って不納欠損等がかなりの額なんですよ。それは国保会計というのは普通の会計と違って、いわゆる受益で構成しとる会計なんです、自分たちの拠出でやっとる会計でね。普通の会計とはまた違うわけでね。受益会計というかな、そういうような色合いが強い会計ですから、不納欠損とか滞納額が多いということは行政の責任もあるわけ。もう少し徴収率を上げたりすれば、そういう一般会計からの繰り入れ等が少なくても済むじゃないかという面もあるわけでね。だから、やっぱりその部分は受益する者に転嫁せずに、行政が徴収しなかった分は一定の率ぐらい考えられてもいいじゃないかという、私はそういう考え方を持つわけで、それについてとやかく言うわけじゃないですけども、国保会計の決算に当たっては、表面上の形式収支じゃなく、実質なもので考えなきゃいけませんよと、私自身がそう思っとるわけで、そういうふうに質問したわけで、もし一言あれば、どうぞ。 ○市長(石田耕太郎君) 当然滞納をできるだけ減らしていくという努力はしていかないといけないだろうというふうに思います。滞納分をほかの被保険者だけが負担をするというのもどうかという御意見も成り立つ論理だろうというふうに思いますが、一方で、やはり本来の保険料負担がどうあるべきかというものも、しっかりと議論すべき課題であろうというふうに思います。その辺全体ひっくるめて、よく議論をしていただいて、国保の運営協議会の中でもしっかりと議論していただいて、方向づけをしていきたいというふうに思います。 ○議長(福井康夫君) よろしいですか。  次に、15番谷本修一議員に発言を許します。 ○15番(谷本修一君) 同趣旨なんですがね、決算書を見れば、3億1,027万ぐらいの欠損額があるわけですね。それで、全体の年度でいうと収納率は76.4%、現年度だけでも91.9%、こういう収納率なんですよ。それで、先ほど言われました国保は、国保に加入してる人たち、つまり世帯でいうと8,221人、人数でいうと1,433人、この人たちが自分たちで先ほど持たれると。収納率が悪ければ、払わない人の分まで残りの人たちに負担が来る。払わない人たちの分を、払えない人たちの分を払う人に課せてるという意味で、払わない人の責任は払う人の責任ではないんですよ。収納率をきちっと上げない行政の責任なんです。だから、行政が払ってもらえない分、払わない人の分、そういう分を市税で負担するというのは、当然行政の責任であるわけで、これがずっと何年も続いています。3億1,000万続いています。  そして、徴収員の問題、検討するという問題もありました。今まで徴収員が現金を受け取っていたり、それに対しての、ここでいうと能率給と言うんでしょうか、現年度5%、過年度分は6%もらっとる。そういうふうな形にしてるから、言い方が悪いんですけども、きちっと分納の誓約書とって払ってもらうという時点で終わればいいんですが、毎回集金に行くお得意さんになってる。だから、ふえないという話もあるわけで、徴収員制度の問題を根本からもう少し見直していただきたい。今まで徴収員をどういう形で、どういうふうに選ばれたのか。それが今までずっと同じ人が嘱託として続いているんですね。それがいいか悪いかという問題よりも、この全体の中の収納率を考えれば、ほとんど改善されてないと。3億1,000万、いつまでこういうふうに残しておくのか。払えない部分だったら仕方がない。不納欠損するしかない。払わないのか払えないのか、その見きわめをきちっとなさって、不納欠損すべきは不納欠損すべき。そして、収納率が悪いのは行政の責任ですから、行政が収納を怠ると、その払っていない、払われていない分を残りの人たちで負担するような仕組みになってると。この制度をぜひ改善してもらいたい。市長の考えをお尋ねします。 ○福祉保健部長(深田佳洋君) 谷本議員に徴収員制度なり国保の収納率についての御質問をいただきました。  制度導入から長期にわたりマンネリ化しておるのではないかというようなところでございますが、この徴収員制度は昭和63年から始めておりまして、確かに被保険者の保険料の納付の利便性を高める、それから万が一にも滞納等発生したときには、速やかに訪問等をすると、接触を図るというような形で、大きく膨らんでしまわないように日々の訪問徴収を行っておるというのが現状でございます。  滞納保険料のうちの徴収額が今年度で6,500万円ぐらい収納をしておるわけでございますが、調定額に対して収納をしておりますが、このうちの1,692万7,000円、約26%、4分の1程度が徴収員の方に徴収をしていただいておるという実績もございます。したがって、被保険者の保険納付の利便性とか費用対効果の面からも、必要性は十分あるというふうに認識をしております。  ただ、長期の雇用というようなところも、職務職責の自覚ということで、なかなか難しい面もあろうと思います。現在、雇用が12年目になられる方がお一人、9年目がお一人、8年目がお二人というような形にはなっております。この制度は、やはりある程度保険料納付の御説得といいましょうか、そういうようなことも含めて、国保制度の多岐にわたる知識も必要でございますので、ある程度長期の雇用というものが望ましいというふうには考えております。ただ、先ほど言いましたような日々の研さんというような意味合いもございますので、毎週1回は徴収実績等の報告も求めて、また滞納者の方のリスト等も照合しながら徴収方針を話し合っておるのが現状でございます。  今後、また徴収体制と申しましょうか、債権回収室等もでき、これらの役割、それから賦課をする原課の役割、中部ふるさと広域連合に現在、国保料も委託しておる部分がございますが、これらも含めて、それぞれの役割等を全体として見直していきたいというふうに考えておりますが、現行の今現在トータルとしても現年、過年合わせて4,000万円程度の実績がございますので、次にこれといった徴収体制がなかなか難しいところでございますので、当分の間、そういうものの見直しが完了するまでといいましょうか、そういうところまでは現行の制度も必要ではないかというふうに認識をしております。さらなる効率的な徴収というものに努めていきたいというふうに考えております。以上です。 ○15番(谷本修一君) 部長、今まではその制度を見直すと答えてたんですよ。そしたら、これはもうこのままで行きたいと。それと、集金されてると言われますが、同じようになってるから全体的には減ってないんですよ。やはり誓約をとるまでが大きな仕事で、そこから先の集金に毎回行くというのは本当にどうですかね。分納の約束とか、あるいは悪いですけど、口座振替のところまでをきちんとしていただく。現金を受け取ってきたり、それを分納させる。それで難しくなって、もうどうにもならなくなったら広域連合にと。非常にきちっとマニュアルが決まってないんですよ。それもあるので、見直していただきたいと思います。  それと、先ほど段塚議員からも御指摘がありました。これは先ほど市長は、1人当たりは安いと言われましたけどね、これは1人当たりという考え方は非常に危ないんですよ。なぜかというと、低所得者の人が多ければ多いほど1人当たりが安いんです。同じ条件で同じようなまちだったらどうなるのかと比べると、倉吉市は高いんですよ。1人当たりだと、低所得者の方が多ければ多いほど1人当たりは、所得割、均等割、資産割等で、それは当然下がるんですよ。問題は、そういう徴収できてない分をまじめに払っている人たちの方に結果的に賦課されるということに対して、行政がもっと責任を感じなければならないということを申し上げてるんです。市長、ちょっと御答弁お願いします。 ○市長(石田耕太郎君) もちろん徴収にかかわる業務は市の方でやっているわけでありますので、市の責任を全くなしとはしませんけれども、やはりそういう状態、未納があるという状態、これは倉吉市だけの問題ではないわけでありますので、それを全部市の責任として感じるべきかというのは、やはり少し疑念があるというふうに思います。やはり保険料負担の適正な額というのはどういうものかという、今、谷本議員の倉吉市の所得構成がいろいろあるから、所得が低いところは当然安くなるんだという御指摘がありました。それは恐らくそうなんだと思いますけれども、県全体として見ても、町村を入れても下から6番目という状況ですから、それでもやはり比較すれば安い方になってるのは間違いないんではないかというふうに思いますので、そういう保険料の負担も改めて考えた上で、どういうふうな財源構成で進むのかということは検討してまいりたいというふうに思います。 ○議長(福井康夫君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、認定第3号 平成22年度倉吉市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてから認定第12号 平成22年度倉吉市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてまで計10件を一括して質疑を求めます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(福井康夫君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、認定第13号 平成22年度倉吉市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について質疑を求めます。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  15番谷本修一議員。 ○15番(谷本修一君) 駐車場会計に関連いたしまして、新町3丁目の駐車場がありまして、そこに観光用の自動で1時間は無料、そして後はお金が要るという駐車場があるんですが、ちょっとこの会計について、当然調査しましたところ資料をいただきました。この結果を、時間がないので簡単に申し上げますと、毎年七、八十万の赤字が出てるんですね。これが5年契約ですから、一たん民間にして、あるいはやり方を変えて、前よりも赤字が出る。土地を駐車場にして、それでまた機械を入れて赤字が出ると。こんな効率の悪いことってないと思うんですよ。ことしが2年目になるのか3年目になるのか。それだと、別にまた指定管理の方法でもいろいろあるわけでして、土地を駐車場にして毎年赤字を出すと、こういうことはぜひ見直していただきたいと思います。これについての答弁をお願いしたいんですが。 ○総務部長(山﨑昌徳君) 谷本議員の新町駐車場の事業会計についての御質問でございました。  新町の駐車場のうち一般駐車場であります南側部分、これは平成21年度から自動料金積算システムを導入いたしました。料金は最初の1時間を無料としておりますが、このことについては、駅の南側駐車場のように30分を無料にするのか1時間を無料にするのかということを大分論議をいたしましたけども、長い時間、1時間を無料として観光的にも使っていただこうということで1時間無料にしながら、以後は有料というふうにしております。駐車場の収入につきましては、この自動料金積算システムを導入する以前の平成20年度は218万円の収入がありました。システム導入後の21年度、22年度、いずれも83万円となっておりまして、135万円の減収ということになっております。  しかし、逆に支出につきましては、20年度が関連人件費として421万円の支出をしておりますので、22年度には、今度は機械にしました機械借り上げ料、管理委託料などで184万円に減額になっておりまして、逆に財政の健全化に貢献したもんだというふうに思っておりますし、また利用台数につきましても、平成20年度までは大体8,000台程度出入りしとるということであったものが、22年度になりましてから以降、1万5,000台と2倍近い数の利用があっておりまして、今まで以上に活用していただいてるというふうに理解しておるところでございます。以上でございます。 ○15番(谷本修一君) 全体のことを言ってるんじゃなくて、自動の駐車場の問題について、機械を入れて、人を入れないのは当然です、だれもいないんですから。管理しないようになったら、もっと機械を入れて赤字を出すよりも、機械を入れなくても管理する方法を考えていただきたいと。もう5年契約ですから、まだ残ってますけどね。その方が効率がいいし、あすこは非常に使い勝手が悪いというふうに言われるんですね。駐車の仕方もわからないし、お金のやり方もわからないと言われる方もあるので、あすこの自動の駐車場等については今後十分検討をいただきたい。以上、要望して終わります。 ○議長(福井康夫君) 答弁はよろしいですか。  質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、認定第14号 平成22年度倉吉市集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてから認定第19号 平成22年度倉吉市上北条財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてまで計6件を一括して質疑を求めます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、認定第20号 平成22年度倉吉市水道事業会計決算の認定について質疑を求めます。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  16番段塚廣文議員。 ○16番(段塚廣文君) 簡単にしまいますから。実はこの提案理由の説明の中で、認定第20号が、全部読みませんが、資本勘定のことが書いてあるんですよ。それで、いわゆる収入があって、支出があって、差益が2億6,719万3,000円の不足を生じると。したがって、その措置としては、当年度分損益勘定留保資金等所定の財源をもってこれを補てんするものでありますと、こういう提案理由ですね。それで、こういうのを聞くと、私は、損益勘定留保資金、所定の財源をもってこれを補てんするなんていうと、その所定の財源というのはどういうふうにして確認すればいいのかというような気持ちが起きてきまして、それでちょっと計算してみたいというようなことになるわけです。  それで、この皆さんのお手元にありますが、決算報告書の中の数字を見とっても、これはどういうふうに考えてもできんわけです。したがって、通告後に水道局から資料をもらったり、この数字がここに行って、この数字とこの数字を足したら、この数字になって、これがいわゆる留保資金ですよというふうな説明を受けて、つぶさにとは言わんけども、一定の理解をしました。したがって、留保資金等があることも確認いたしましたので、これ以上の質問をいたしたいとは思いません。これで終わります。  ただ、皆さんも、もしそこまで知りたかったら、私も勉強しましたので、一緒に教えてあげますので、そのことを申し上げて終わります。 ○議長(福井康夫君) 答弁はよろしいですか。 ○16番(段塚廣文君) 要りません。 ○議長(福井康夫君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第55号 平成23年度倉吉市一般会計補正予算(第2号)について質疑を求めます。  質疑の通告がありますので、順次発言を許します。  それまでに資料配付、執行部よりあるということでございます。  それでは、まず17番坂井徹議員に発言を許します。 ○17番(坂井 徹君) このまちかどステーション等指定管理者制度導入についてということで、今回ステーションの中の事務室の改良等で90万7,000円の補正予算が上がっております。これに関連して質問するものですけれども、まず質問の第1は、この3施設の行政目的は何だったのか。そして、なぜ今回、指定管理者制度を導入することになったのか。少なくとも導入するということは、これまでどおり行政のかかわりによって、ある意味にぎわいの創出という観点で、行政目的に沿った施設として利活用が十分に図られなかったと行政側が自覚されたからこそ、よりよい方法として、その手段として選ばれたのが指定管理者制度の導入だと想像するわけですけれども、この行政目的は何だったのか。  そして、問題点が何があるから、この制度の導入に踏み切ろうとしておられるのか。それから、過去の利用実績あるいは維持管理経費、それから目的達成のため、にぎわい創出のためにどんなPRをなさってきた結果をもってして制度導入ということに踏み切られようとしているのか、まずそれをお答え願います。 ○産業環境部長(池田将登君) 坂井議員の御質問にお答えをいたします。このたび予定をしておりますプロムナード公園内のまちかどステーション等の指定管理者制度の導入についての御質問でございます。  最初に御質問いただきましたのは、それぞれ施設の行政目的は何であるかということでございますけども、まずこのプロムナード公園、この公園自体の行政目的につきましては、公の施設の設置管理条例に……(坂井議員「ちょっと聞きづらいから、やっぱり大きい声でお願いします」と呼ぶ)  公の施設の設置管理条例に規定をしておりますけども、市民福祉の向上、文化及び教養の向上並びに産業の振興を目的として、この公園が設置をされております。また、この公園内にございますまちかどステーションにつきましては、緑の彫刻プロムナード公園の施設として民間企業等の商品展示会、市民グループの会合、市民団体の展示会などの多様な利活用ができる集会所として設置をしたものと考えております。行政財産の用途としては集会所という位置づけになっております。それから、同じくこの公園内にございます倉吉線鉄道記念館につきましても、この公園内の施設として倉吉線という歴史的価値のある鉄道の写真パネルやディーゼル機関車等の展示をいたしまして、来館者の方に公開する展示場として設置をしてるというものでございます。  それで、現在のこれらの施設の問題点についてのお尋ねでございました。まず、まちかどステーションでございますけども、現在の利用につきましては、中心が民間事業者の方が例えば電化製品の展示販売を行われたり、陶器の展示を行われたりということで、そういうことが中心でございますけども、過去5年間の平均で年間の利用件数が31件ということになっておりまして、利用日数も82日ということでございます。そして、利用料金の収入につきましても、5年で年間平均が58万円ということでございまして、十分な活用が図られているとは言えない状況であるというふうに判断をしております。  また、倉吉線鉄道記念館につきましても、展示物が年間を通じて同じものということで、常設の展示となっております。入館料は無料でございますので、収入はございません。そして、常駐する管理者がございませんので、入館者数も把握できていないというのが現状でございます。それから、それに付随する公園の駐車場につきましても、常駐する管理者がおりませんので、現状では自由な利用、特定の方が長期にとめられるというようなこともあって、適正な管理ができてないという現状でございます。  あと、それぞれの維持管理経費についてもお尋ねになったと思いますが、現在、商工課の方で管理をしておりますまちかどステーションと公園駐車場の方の維持管理経費、これは平成20年度から平成22年度の3年間の平均で62万8,630円となっております。その経費の内訳につきましては、まちかどステーションの光熱水費や施設や設備の修繕料、それから管理業務の委託料、まちかどステーションの使用後の戸締まりとか火気の点検等の業務を委託しております。それと、清掃業務も委託をしております。そういったものが維持管理経費となっております。  それから、現在は建設部の方で管理をしております倉吉線鉄道記念館でございますけども、これも平成20年度から平成22年度の3年間の平均で34万7,151円という経費でございます。主なものといたしましては、やはり光熱水費と施設のあけ閉め、清掃を委託しておる管理費ということになっております。  それから続いて、それぞれどんなPRをしてきたのかというお尋ねがございました。これについては、まちかどステーションにつきましては、市のホームページによりましてPRをしておりますし、ことしの6月に全戸配布をしておりますけども、「くらしよし倉吉便利帳」、こちらの方でも周知を行っております。また、倉吉線鉄道記念館につきましては、市の観光協会のホームページ、さらに観光情報誌「まっぷる」への毎年情報提供を行っているということでございますけども、必ずしも十分なPRを行っているとは言えないということで、反省をしておるところでございます。  答弁漏れがありましたら、また御指摘をいただきたいと思います。(坂井議員「なぜ指定管理にしたか」と呼ぶ)  そういった先ほど申し上げましたような問題点がございまして、十分な利活用が図られてないということで、まちかどステーションのほうも、このたび指定管理者を公募することによって、今のような展示販売ではなくて、例えば提案をしていただくとすれば、ステージ物とか音楽のステージでありますとか演劇、芸術・文化の関係の展示、そういったものも期待ができますし、それから倉吉線の鉄道記念館の方も常設ということではなくて、定期的に展示もかえていただいたりすれば、もっと活用が図れるではないかなということもございます。  それと、付随する駐車場につきましても、指定管理者の方で施設の方に常駐をしていただければ、適正な管理、公平な管理がしていただけるというふうに期待をしているところでございます。特に場所が赤瓦等の観光地なり明治町等の商店街、それと今現在、明倫地区の方にも大型商業施設もできておりますし、ちょうど人の流れができる中間的な位置にもなりますので、そういった観光客の方も回遊できるような施設にこれから生まれ変わるんではないかなということで期待をしてるところでございます。以上でございます。 ○17番(坂井 徹君) 何か今の答弁を聞いてて、結局問題点としては把握しておられるけど、その問題点自体は5年も10年も前からわかってることなんですよね。しかも貸し館利用料、これは60万円前後ですよね、ずっと。それで、経費としては100万円かかってると、あの3施設の管理経費が。PRどうのこうのといって何々に載せたとはおっしゃるけども、こういう施設があるぞということを、たまたま施設があることをPR、それがPRですか。こういう施設があるということは、こういう格好で利用していただけるとか、いろんなPRの仕方があると思うけど、たまたま施設があるということを周知しただけの話で、それはPRとは言わないですよ。  それから、まずほったらかし、とにかく。あそこの鉄道記念館にしても前の広場にしても、あるいは西武者緑地の横の駐車場にしてもプロムナード公園管理の、とにかくほったらかしですよ、問題点がわかっとって。それで、行政として、これ以上携わっても、もう我々はようせんから、結果的に指定管理に出したいということなんでしょう。そうすると、じゃあ指定管理にすれば、これまで以上の利活用が見込まれて、それで行政目的を本当に達成できるかどうか。今こういうものが例として、例えばまちかどステーションの利用があるだろうというようなことを言っておられたけれども、そういうことがわかってたんだったら、何で10年も前から、5年も前からわかってることをしないのかと。  あるいはまちかどステーションについては、あそこは空調もなかなかきかない、それから照明のこともある、音響のこともある。あるいはあそこを既に利用してる人が、いろんなブースに分けて使えたら便利だなとか、ちょっとしたこういうつい立て的なものが欲しいだとか、そういう要望もこれまであったけれども、それに対応した具体的なことを展開しておられない。だから、利用者も限られた団体しか使ってないという現状になってるわけです。だから、結局今回出されたのは、もう行政としてはお手上げだと、何とか民間の方で考えてほしいということなんだと思います。  そこで、追加して質問しますけれども、このまちかどステーションと、それから鉄道記念館あるいはプロムナード公園の駐車場、これ3つを一体として指定管理する理由は何ですか。例えばこれ設管条例を見直して、それで指定管理者を出すにしても分離して出すという方法もあると思うんです。私は考えるのに、まちかどステーションとその横にある駐車場、これは一つの一体として目的を持った使われ方、にぎわい創出のためのいろんな団体に入っていただくとして、そこはそこであった方がええと思います。それから、鉄道記念館や、その前の交番の横の大きい駐車場、あれも含めてということには、私は、まちかどステーションの利活用の人たちが記念館があるから、駐車場があるからということでのメリットはそんなにないと思う。だから、鉄道記念館とその前のプロムナード公園駐車場、それはそれで一つの一体のものとして指定管理としてやられたらええ。これは設管条例を見直すことで幾らでも可能だと思うんですけれども、これについてはどう思われますか。 ○産業環境部長(池田将登君) 坂井議員の続いての御質問でございますが、このたびなぜこの3施設を一体的な指定管理者制度で持っていくのかというお尋ねでございますが、やはりこの2つの施設、先ほども申しましたとおりの同じような問題点がございます。先ほど言いましたけども、このエリアを非常に大事なエリア、これから活性化が図れる倉吉市にとっても大事なエリアというふうに考えております。せっかくまちかどステーションを出すわけでございますので、やはり管理者も常駐していただけるということになりますので、鉄道記念館の方もあわせて面倒見ていただけたらという思いでございます。  それともう一つ、まちかどステーションに隣接した駐車場だけでなく、現在の明治町交番のところの駐車場のこともおっしゃいましたでしょうか。議員おっしゃいました駐車場と申しますのは、現在まちかどステーションの横に60台ほどの駐車スペースがございますけども、これが今回、指定管理者の方にあわせてお願いをする駐車場でございますけども、先ほど御質問をいただいた駐車場というのは、この黄色い部分の打吹公園通り側の上の方にある観光駐車場のこと、その駐車場につきましては、現在このプロムナード公園のエリア外ということで、設置目的が観光駐車場ということで観光客のための駐車場を確保してるという状況になっておりますので、このたびの公の施設の指定管理のお話は、このプロムナード公園に限定をしてるということでございますので、今回の指定管理からは入れてないということでございます。  ただ、地続きになっておりますので、指定管理者が決まりまして、運営をしていただく中で、いろいろ協議、御相談をしながら、こちらも将来的には含めたらどうかということが出てきますれば、当然検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○17番(坂井 徹君) ああ言ってた部長も正直というか何というか、面倒を見ていただけるというような言葉がぽろっと出ましたけれども、要は行政としてよう管理し切れない部分、目的を達成するのには限界があるということが、本音が何となく出てしまったような印象を持ったんですけれども。ほんなら、さっき言った分離して発注する、公募するというようなことすら検討されたことはないんじゃないかと。今、私が言ったから、それよりは一体で今回はということが出てきたんでないでしょうか。よりいい指定管理者制度を導入するということに当たって、分離して発注するというようなことは、そういうことは検討されたかされなかったんか。  それから、引き続いて質問しますけれども、先日、駅北の2区画の売却に当たって、9社11人の方が説明会に出かけられたということが新聞記事にも載ってましたよね。そこで、今回のこの3つの物件ですね、駐車場とステーションと鉄道記念館、これらを指定管理に出そうと思うけれどもという、ある意味市内向けの周知を図って、それで指定管理をする場合に、どんなやり方の指定管理導入がいいんだろうか、そういった説明会をやって、皆さんの意見を聞いてみると、市民の。一体的に3つの施設を指定管理に出すのがいいのか、あるいは分離して出すのがいいんか、あるいは利用料の設定の仕方なんかはどうすべきか、それから施設のPRは、もっとこういうことをやったらどうかとか、いろんな利活用が考えられるはずだけれども、どんな利活用がふさわしいんだろうか、にぎわい創出のためにというようなことを、どんな条件なら、みんなが参入しやすいよといったような、そういう意見を聞く会を私は求められた方がいいんじゃないかと思いますけれども、この点についてどう思われますか。 ○産業環境部長(池田将登君) 坂井議員の重ねての御質問でございます。  分離して指定管理者に出ることを検討をしたことはないのかというお尋ねだと思いますけども、観光駐車場を含めて指定管理者に出すという検討も協議の中では出ましたけども、設置の目的が現在違っている施設でございますので、今回はこの3つの施設の指定管理者制度で御提案をしていくということで決定をしております。  それから、これからどういう形で指定管理者を募集していくかということでございますけども、今回、議会の方に御相談をいたしまして、関連の補正予算も提案しておりますので、議決をいただければ、10月にはそういったオープンにいたしまして公募を始めたいと思っております。とにかく広くそういった提案を募集をいたしますので、それぞれいろんな団体から出てくると思っておりますので、特に絞らずに提案をお受けするという形で募集をしたいということでございます。 ○17番(坂井 徹君) 今後の日程も含めた今説明がありましたけれども、ちょっと視点を変えた質問になろうかと思いますけれども、もし行政目的、すなわちにぎわいの創出あるいは文化とか、いろんなことが言われておるこの3カ所ですけれども、これは行政財産としてあるものだから指定管理者に出すということですよね。行政財産として残したままで指定管理者に出すと。そうじゃなしに、本当にもしにぎわいの創出ということを思うんだったら、あの一帯を。これは普通財産として例えば売却も可能にして、そこを買い取った方が自由な発想でそこをにぎわい創出のために使うというような方法も考えられなくはないですよね。でも、そういうことを言えば、言った途端に、想像するに行政としては恐らくいろんな課題が出てくるよと、問題点が即刻頭をよぎると思うんですよ。じゃあ、どんな人たちがどんな格好なのか、果たしてそれが創出につながるんかとか、まずそういうことがぴんと頭をもたげると思うんですけれども、やっぱりこれは研究してみる価値は私、あると思うんですけれども、ということは、もっともっと柔軟に考えてほしいと。  それで、例えば指定管理者だったら、もちろん協定書を結ぶわけだから、いろんなことで歯どめがかけられますけれども、普通財産にして、そうやって売却ということになったら、その後の使い方は自由ということで、なかなかこういう方法でなきゃだめですよというようなことでは買い手もつかないということも想像できますけれども、柔軟性を持った対応を今後考えていただくべきだと私は思いますけれども、これについては、むしろ市長の方がお答えになりやすいんですかね、どうですかね。ちょっとこの考え方に対しての印象をお願いします。 ○市長(石田耕太郎君) 普通財産にして、いっそのこと売却して自由な発想で使ってもらった方がより地域の活性化につながるんじゃないかという御趣旨だと思いますけれども、この地区には、いわゆる彫刻もかなり設置をされておるわけでして、その形態はやはり大事にしたいなという気持ちがあります。今までそれこそ牧田市長さん以来、長年にわたって築き上げてきた一つの伝統文化でもありますので、そうすると、やはり根本的に形態を変えてしまうというのはいかがかなという感じがしております。観光駐車場あたり、部分的に開発を考えるというのはあるかもしれませんけども、全体をというのはちょっと難しいんじゃないかなというふうに思ってます。そういう意味では、行政財産として活用していく、その一つの手法として、民間を導入するために指定管理に移していくというのも一つの選択肢であろうということで、今回提案をさせていただいてるということでございますので、御理解いただければというふうに思います。 ○17番(坂井 徹君) 今はたまたま一つの例として普通財産にして云々という発言もしましたけれども、これは一つの方法だということで、あくまで私はそれが最善の施策だということは決して思っておりません。今、市長がおっしゃったとおりに、あれはやっぱり文化であったり、にぎわいであったり、いろんな地域の人たちが一体的にということで、私も市長の考え方でいいと思います。いいと思うけれども、例えばあの彫刻プロムナード、相当長期間に長いエリアの中で、じゃあどんな彫刻が何体、だれの作品で、幾らで購入して、そういうことを市の幹部職員の人でもぱっと把握できてる人は果たして何人いらっしゃるかと疑問を持つわけです。  それから、鉄道記念館にしても、北側の側壁に相当たしか500万ぐらいかけて購入した彫刻じゃないですかね、あれが張りつけてありますよね。ああいうものにしても、とにかくすばらしいということがわかってても、その実態をなかなか把握し切れておられないんじゃないかと想像します。ですから、いろいろ言われる中で、本当にこれまでのいろんないきさつも踏まえた上で、もっともっと執行部の方も身近にそういうことを感じ取っていただいて、今後の施策に当たっていただきたいと思います。以上、終わります。 ○議長(福井康夫君) 次に、1番丸田克孝議員に発言を許します。 ○1番(丸田克孝君) 17番議員さんに続きまして、同じく7款1項3目のまちかどステーション指定管理者制度導入についての質問をいたします。  先ほどの説明の中でいろいろお聞きいたしましたけど、現在の3施設に対して約62万ですか、100万近い経費を使って、収入は使用料の58万ということですよね。指定管理に出される場合に、どれぐらいのいわゆる指定管理料というか、想定されておられるのかなということをお聞かせ願いたいし、その指定管理に出されるのに規則なり制約を設けられるのかなと。というのは、先ほどの質問でもありました。まちかどステーションの使用目的について、私も何年か前にも観光のスポットとしての位置づけで何か催し物なり常設なりをということもしたことがあるんですけども、例えば何でもいいのか、指定管理を受けられた方がまちかどステーションの運営のために、どんな形ででも、いわゆる指定管理料以外にも例えば利潤を設けるような行為というか、そういうことを展開されてもいいのかなというような条件、それとあと駐車場ですよね。15台と、この45台というのが緑の彫刻プロムナードの公園のことなんでしょうかね。この60台の駐車場を例えば有料駐車場にされてもいいのかと思いますね。  それで、もし私が指定管理に出そうと思うのであれば、この駐車場というのは、現在ある打吹線通りから入れないわけですよね。ただし、これは市民の方は御存じだから、北岡病院の一方通行なり記念道路を迂回して入れるわけですけど、観光客は通り抜けできないから通れないわけですよね。これは通り抜け、グリーンで、今いただいた図面の中での部分が通り抜けできるような形になれば、この駐車場の利用も便利がいいと思います。  それと、このまちかどステーションは有料で平均で58万の収入を得てるわけですけども、今回も想定されてる鉄道記念館というのは無料なわけですよね。ですから、無料のまちかどステーションの運営が例えば指定管理者が50円でも100円でも有料にされるのかなというのがあるし、ここの図面に出てない、交番の後ろに今C11という蒸気機関車がありますよね。あれは聞き取りの中で、市の持ち物じゃないということなんですけども、この鉄道記念館がそういう形であるんなら、C11との関連というようなものも、私は何か市の持ち物じゃないからという形で、そのままほっとかれるというのもどうかなと思うし、ましてやちょっとかなり何年も置いたままで色も悪いし、何かあちこちさびて朽ちてきている部分があると思うんで、非常にせっかくの設備というか、機械なので、何かもっときれいに遊べるような状態、さわってもいいような状態になればいいのかなという思いで見ておりました。その辺はどういうふうなお考えがあるのか、お聞きいたします。  それと、もし指定管理者に出された場合に、私は思ったのが、今の図面で黄色の緑地とか、あとブルーのいわゆるプロムナード通りですよね、これ多分市の方で管理、除草なり管理はされてると思うんです。正直言って、全体的に1年を通して見るのに、かなり雑草もすぐ伸びてて、きれいじゃないと思うんですよね。指定管理されて、例えば観光客、スポットなり使用される方から見れば、やっぱりもっと管理してくれという要望が出てくるんじゃないかなと思うんですよ。そうすれば、今以上の管理料が必要になってくらへんかなというちょっと心配をしております。やっぱり常時きれいにしてくれという形が出てくると思うんですよね。それと、先ほどの17番議員がおっしゃってた観光駐車場も含めた管理というか、これもよりよい観光客の方の動線をこちらに引っ張っていくための施策の中でのまちかどステーションということも言ったわけですけども、この辺も含めての管理はどうなのかなという思いがあります。その辺をまずお聞かせ願いたいと思います。 ○産業環境部長(池田将登君) 丸田議員の御質問にお答えをいたします。  まず、指定管理者を募集する場合に、指定管理料はどれぐらいの金額を考えているのかという御質問でございます。先ほどの御質問にございましたとおり、坂井議員にお答えしたとおりでございますけども、施設の維持管理経費がまちかどステーションの方が平均62万8,630円、鉄道記念館の方が34万7,151円ということで年間経費がかかっております。合わせて約100万円ぐらいの現在の経費がかかっているということでございますので、この施設の維持管理経費の相当額、この100万円程度を指定管理料として現在は予定をしているところでございます。  指定管理者の方に職員の配置をお願いすることになろうかと思いますけれども、その人件費につきましては、施設の利用料金、特に自主企画によって、どんどん収益を上げていただくということで人件費の方は賄っていただきたいというふうに考えております。これを前提に指定管理者の候補の方から指定管理料の方もあわせて御提案をいただいたらというふうに考えてるところでございます。  それから、指定管理者の募集の条件として今考えておりますのは、この施設は当然設置の目的がございまして、施設の目的を逸脱しない、これが大きな基本でございますので、設置目的に基づいて業務を行っていただきたいということ。それから、坂井議員の方からも御指摘がございましたとおり、利用促進を図るためにはPRが欠かせませんので、今まで行政の方でそれがうまくやれていなかったということもございますので、適切な広報の方もやっていただきたいということで考えております。  それから、この施設自体があくまで市民の方や事業者の方の一般利用者の方の利用が原則でございますので、そちらの方はぜひ最優先をしていただきたいということ。それから、公園の駐車場につきましても、今申しました一般の利用の方の例えば公園を散策される方がとめられるというような場合は当然無料にする駐車場でございますので、そういった利用目的の継続的な利用に支障がないような駐車場利用も図っていただかないけません。ただ、それを目的を逸脱せん限りは、一部を有料化することも可能であるというふうに考えておりますので、そういった条件にしてまいりたいと思っております。とにかく一番お願いせないけんのは、施設をにぎわいのあるものにしていただきたいということでございますので、魅力ある自主事業をぜひ御提案をいただきたいという条件にしております。指定管理の期間といたしましては、現在は5年間ということで考えております。  それから、先ほど坂井議員の方からもありましたとおり、隣の観光駐車場や、SLの展示もこの公園の区域外でございますけども、鉄道記念館の関連の施設といいますか、関連の展示物として皆さんに見ていただいておりますので、このたびは公の施設外の施設となりますし、指定管理の範囲には含めておりませんけども、特にSLの方はお借りをしとる展示物ということもございますし、かなり古くなってるということもありますので、当分の間は建設部の方で直営で補修をしたりする必要があろうかなというふうに考えております。  ただ、将来的には、指定管理になられた方と御協議をさせていただいて、こういったものも含めて受けていただけるのかどうか、これから検討をさせていただきたいということでございます。よろしくお願いいたします。 ○1番(丸田克孝君) いわゆる沿った形というか、ある程度制約がかかるわけですね、まちかどステーションの運営方法についてはね。それと、一部駐車場にするということは、有料にするということは、残りは無料でしょうね、多分。それと、正直言って前の方にマルワというスーパーでその駐車場を使われてる部分もあるだろうし、観光駐車場のように、例えば本当に鳥取県ナンバーの車が何か常時駐車場として利用されてるような形もあると思うんですよ。それが指定管理の方が例えば無料で常時管理して、長時間の駐車だと張り紙されても、いわゆる指定管理だから、たとえ無料であっても、そういう管理もされると思うんですよね。そうなってきたときに、逆にトラブルというのも出てきやしないかなと。それだったら、私は、全部すべてを少額でも有料にしちゃうとかね、やっぱり何かそういった形のものに私はしていくべきじゃないかなと思うんですけども。  それとあと、先ほど言いました制約をつける使用目的というか、それで実際に指定管理を手を挙げられる方が何かあるのかなという、それで魅力ある施設をお願いしたいという、じゃあ何だろうって逆に思ったときに、私もずっと質問もしてきた5年間、10年間の中で、何があるのかなと思っちゃうんですよ。実際倉吉市の方にいわゆる見本のための商談会ですよね、あれっていうのは私も何度も行ってるんですけれども。そうそういわゆる景気のいいときであれば、業者の方もそういう見本市をやられるわけですけど、最近では、市内の商業者を相手にしたという、企業なり業者の方の見本市というのは、そう以前のようには私は開催されてないと思うんです。だから、そういう状態の中で、それを優先的みたいな形での貸し館というのは、それだったら、もっとやっぱり本当に観光スポットの一環としての常設、有料であって、佐渡ヶ嶽親方の例えばそういう博物館なり、そういう展示場みたいな、遺品を集めたような、そういうものもいいかというような提案を私は一度したこともあるんですけどもね。やっぱりそういった何かいわゆる観光スポットとしてのあれを担うようなものを見つけて、その中にそういう形での会場をつくるとかというような形のものも、それは指定管理者の方の考え方だろうと思うんですけども、そういったものも私はあったらいいなと。だから、その辺も含めて指定管理者に期待されるということであれば、私はいいと思うんです。  それと、先ほどのSLの関係ですけど、一応とりあえず持ち物というのは個人なんでしょう、JRになるのかな。将来的に例えばそれを市民にもし寄附されるということがあるのか。あれば、正直今度は市のいわゆる経費を使って維持管理をしていかなきゃいけないと思うんですけども、それと、ちょっと先ほどの答弁では聞かなかったんですが、緑地だとかブルーの部分での維持管理の問題が将来的に出てきて、そういう指定管理者の方が言われた場合に、じゃあ年2回、3回が4回、5回以上になってでも整備されるのかなということをちょっともう一度お聞かせ願います。 ○産業環境部長(池田将登君) 丸田議員に御答弁をいたします。  SLの関係につきましては、建設部の方で当然現状なり将来展望なり、お答えをさせていただこうと思いますけども、まず最初に、このブルーの部分でございますけども、左側の方につきましては、現状市道打吹散歩道線ということで、市道でございますので、これについては指定管理には向かないのかなと、ちょっと無理なのかなというふうに思っております。それと、プロムナード公園全体、かなり大きな公園でございますけども、この右側のブルーの部分、こちらの方も市道も含まれておりますし、彫刻部分もかなりあります。よって将来的に一緒に管理していただける可能性があるのは黄色い部分かなというふうに考えております。  それと、いろんな御提案がいろんな団体なりからいただけるんではないかなというふうに思っておりますけども、今、丸田議員おっしゃいましたような佐渡ヶ嶽親方の関係の展示でありますとか、そういったものもぜひいい展示になろうかと思いますので、増設をされるのか臨時的なに期間を区切られてされるのか、その辺は提案をしていただければと思いますけども、我々としては、とにかく限定をせずに、いろんなあらゆる芸術文化、音楽、何でも結構でございます。ここを活用していただいて、市民が集い、観光客が回遊していただけるような、そういった施設にしていきたいという思いでございますので、ぜひ多くの皆さんに応募をしていただきたいということでございます。以上でございます。 ○建設部長(早田博之君) 質問のございましたC11蒸気機関車の件でございますが、倉吉市がJR西日本より無償で借り受けておるものでございまして、倉吉線鉄道記念館の展示品として管理しているものでございます。所有権はあくまでもJRにございます。この機関車の維持管理につきましては、昭和50年代より国鉄のOB会倉吉支部の御協力により、ペンキ塗りとか、そういうような保全作業をしていただいておりましたが、これ2年に1回のペースでやっていただいておりました。会員の方が高齢となりまして、平成19年に塗りかえたのが最後で、4年経過してるところでございます。今の状態というのは、やっぱり再塗装が必要な状態ということでございます。今後、次年度以降、さびどめ塗装等の保全修理を行っていきたいと考えておるところです。以上です。 ○1番(丸田克孝君) この指定管理者の募集に対しては異を唱えるもんでもありませんし、ぜひ民間の考えを取り入れて、導入して、今以上に有意義な使い方というか、利用方法を考えていただけたらと思います。  それで、市道と今おっしゃいましたけど、私はやっぱり60台の駐車場がこの打吹公園通りに通り抜けれるようになれば、使用があってもいいのかなという思いで提案したような状態ですけど、できれば本当に、以前は北岡病院の銀座の商店街ですか、あそこからちょっと通り抜けができるような道もありましたよね。ですから、私は、行きどまりじゃなくて、何とかこちら側の打吹公園通りとの行き来ができればいいなという思いがありますので、提案して終わります。 ○議長(福井康夫君) 次に、12番佐々木敬敏議員に発言を許します。 ○12番(佐々木敬敏君) 同じく議案第55号 平成23年度倉吉市一般会計補正予算で4点ほど質問をさせていただきます。  まず最初に、先ほど2名の方が前段質問をされましたが、彫刻プロムナード公園等の指定管理者制度ですけども、いろいろ詳細について2名の方の質疑で大体のことは理解はしましたけども、1つだけ市長にお答え願いたいというふうに思います。  いろいろ先ほど議論がありましたように、私、商工課、建設課、管理課、博物館、公園自体が4課にまたがって管理をされているんですね。当初の目的どおり、やはり全体を文化ゾーンあるいは芸術ゾーンとして、せっかくいい道もあったりしておりますけども、歩いてみましても、ほとんど歩いてる方が見当たらない、あるいは彫刻も非常にいいものがあるわけですけども、これらをもう少し整備するなり、ほかから持ってくるとか、あるいはあの道をフリーマーケットにするとか、いろんな活用方法はあると思います。今回のこの指定管理者制度については反対するものではありませんけども、全体をトータルで見て、市の行政の方も力を入れて、やはりせっかくいいものがあるわけですから、あの辺のにぎわいをもう少しつくるような施策を考えていただきたい。全体の考え方として結構ですので、市長に御答弁を願えたらというふうに思います。  それから、基金積み立てについてでありますけれども、市長がかわられて、補助金等も大幅に改善をされて、体制としてはできておりますけど、皆さん御案内のように、西倉吉工業団地、県関係の事業拡大ということで、本市としても裕福な財政ではないにもかかわらず大きな投資をして、いまだにずっと待っておるわけです。一般質問等でもよく質問が出て、必ず進出をするからという市長の答弁があるわけですけど、いろんな関係者の名前を言うとまたあれですけども、悲観的なうわさをいろいろとよく聞くわけです、中身は言いませんけども。それで、ずっと気になってるのは、どういう県と市がかかわられて、どの程度まで本当に約束がしてあるのか。協定書はないのではないかというような、私としてはそういう感じを持っておるわけですけども、そのあたりのことをこの場で聞くのもどうかというふうに思いますけども、市長の口から御答弁を願いたいと思います。 ○市長(石田耕太郎君) 佐々木議員の御質問にお答えします。  まずプロムナード公園といいますか、まちかどステーションも含めたあの一帯の管理が今ですと4課1館、5つの組織が管理をしてるという状態になってます。全体を通してどこかに集約してという御趣旨かというふうに思います。確かにこうやってみると、非常にばらばらというか、いろいろな課がかかわってやってるなという統一的な、なかなか方針が出しにくい状態になってるのかなという感じがいたします。そういう意味でも、今回、指定管理を入れて指定管理者の新しい発想も入れて、それから全体としてどういう活用をしていくのがいいのか、アイデアもいただきながら今後の方向づけをしていきたいなというふうに思っております。あわせて、先ほど丸田議員がおっしゃったように、通り抜けができれば、また違う動線というものにもなるのかもしれないなというふうにも思います。その辺全体をひっくるめて、よく提案も踏まえて検討していきたいというふうに思っております。  それから、西倉の工業団地の関係でありますけれども、私も何度も日圧の方にはお邪魔をし、代表者の方に履行を求めておるわけです。代表者の方も、お約束ですから必ず進出をさせていただきますということでありました。本社の改築事業もあるようです。そちらの方もひとつやった上でということがありましたけれども、そちらの方も速やかにやっていただいて、西倉の方にも早く着手をしていただきたいなというふうに思っておるところであります。絶対に進出していただけるものと確信をいたしております。  なお、協定の内容等については、部長の方からお答えをさせていただきます。 ○産業環境部長(池田将登君) 佐々木議員にお答えをいたします。  どういった約束をしているのかということで、協定書について確認をさせていただきますと、平成20年の10月に日圧スーパーテクノロジー株式会社、鳥取県、倉吉市で締結しております。この協定書の中身としては、工事棟2棟で、雇用増を200名という計画でございます。工事棟2棟の計画のうち、1棟目の事業開始を平成22年4月ということで協定をしていたということでございます。1棟目の増設の内容といたしましては、2階建て、延べ7,000平米の工場増設を行っていただいて、プレス、成型、組み立て、メッキ工程などの生産ラインを増強される予定であったということでございます。ただ、この調印直後に世界同時不況、リーマンショックということで、平成22年の12月に延期をされたということになっております。以上でございます。 ○12番(佐々木敬敏君) 緑の彫刻プロムナード公園については、やはり指定管理者にお出しになる部分は部分として、もっと行政も力を入れて、せっかくああいういい施設があるわけですから、早急ににぎわいがあすこでできるような体制というのもやっていただきたいと思います。企業誘致ですけどね、工場関係者等からもいろんなお話を私も聞きますし、いろいろなところでお話をするのにも、こういういい企業が来て、先ほど200名と言われましたけど、雇用の場もできるからという、市民の皆さんの方にも我々も説明をしてきております。そういうことで、本当に大丈夫なのかというのが各方面から聞こえてくる。先ほど市長も言われましたけども、本社が建って、そこに資本を使ってしまって、本当にやる気があるのかというような、内部の関係者の方からもいろんな情報が、心配があるわけですので、そのあたり余り詳しいことを言うとまた問題でしょうから、これでしまいますけども、やっぱりしっかりと再々やって、本当に資本が回収できるように、また若い人たちの職場ができるように、一日も早くそういう状態ができるように一層の努力を求めておきます。  次に、コンビニの収納についてですけども、ことしから自動車税をコンビニ収納ができるようになりました。その点の利用状況、実績、効果、このあたり。それから、今回、補正予算が計上されておりますけど固定資産税、都市計画税はあと1年あるわけですけど、市県民税でコンビニの計画を導入されておりますが、前段お聞きしましたことにも関係すると思いますが、そのねらいをお示しいただきたい。
     それから、消防団員の公務災害等についてですが、これを見ますと、東日本大震災による消防団員の死者、行方不明者は251名、7月27日現在となっておりますが、その多くが公務中であったため、市町村が消防団員等公務災害補償等の共済基金に対し、平成23年度に限ったということで特別な掛金を支払うことにより、被災した消防団員の公務災害補償の確実な実施を図るということがまず1点あります。これは掛金が上がって、23年度のみということなんですか、どうですか。  それからもう1点は、同じく午前中もいろんな議論がありましたけども、自主防災組織あるいは自衛消防団の方のこういう災害の共済制度みたいなことについてはどういうふうになっているのか。この2点、とりあえずお尋ねをいたします。 ○総務部長(山﨑昌徳君) 佐々木議員からコンビニ収納についての御質問がございました。  今年度から軽自動車税をコンビニエンスストアで納税できるようにしたわけでありますけども、この軽自動車税のコンビニ収納での利用者は、5月末時点で3,536名という数字が上がっておりまして、これは全体の20.77%ということで、5人に1人がコンビニ納税を利用したということの結果となっております。この3,536人のうち63%、2,223名というのは、普通の銀行が9時から3時まであいてますけども、それ以外の深夜も含めての利用されたというふうな結果になっております。  それからもう一つ、納税義務者の年代別での利用状況を比較しますと、特に20代、30代での利用が多い結果となったというふうに分析をしておるところでございます。そして、今回、補正予算をお願いしております固定資産税、それから市県民税の普通徴収でのコンビニ収納の導入に向けての予算の問題でありますけども、固定資産税におきましては、倉吉市に資産を持っているが今も県外に住んでおられる方については、郵便の振りかえ用紙を同封して納付書と一緒に送らせてもらっております。そういった方も、今度はコンビニで納付できる納付書になりますので、またゆうちょ銀行でも、そのまま納付書の型を変えますので、そこで納付ができると、県外で即納付ができるということも可能になりますし、それから市県民税の普通徴収の方につきましては、常勤でお勤めの方、企業、会社等から特別徴収というふうな形で市県民税が賦課されて徴収されておられる方は、これにはないわけですけども、普通徴収の方については、先ほど申し上げましたが、20代、30代の特に非常勤であるとかパートであるとかというふうな方の市県民税は普通徴収で徴収しとるというのが多いということもありまして、今回、軽自動車に続けて、税ということについてはコンビニ収納ができるようにしたいという考え方で、それも利用もあるというふうに考えまして、今回さらに広げようと、そして納税者の利便性を図りたいと考えたものでございます。 ○防災調整監(太田 篤君) 佐々木議員の御質問にお答えします。  消防団員等公務災害補償と責任共済等に関する法律施行令が23年度に限り変更になったものでありまして、改正の概要は、消防団員及び水防団員の条例定数、これは趣旨は605人でありますけども、1人当たりの掛金の額が1,900円が23年度に限って2万4,700円になると。2万2,800円の増額を補正をお願いしたものでございます。  それから、公務災害補償の対象者は、自主防災組織ですとか自衛消防団にはないのかという御質問でありますけども、この公務災害補償の対象者は、消防団員、水防団員と民間協力者とあります。この民間協力者の対象者は、若干中身が違う分もありますけども、消防作業従事者、これは居住者等で消防隊の到着前に消火もしくは延焼の防止または人命の救助に従事した者、それから救助業務協力者、事故現場等で救急隊員から要請を受けて救急業務に協力した者とあります。それから、水防従事者、水防管理者や水防団長等から要請を受けて水防業務に従事した者とありますので、消防団員公務災害補償の対象となるというぐあいに解釈します。  それから、倉吉市自治公民館連合会活動中の行事災害補償保険というのがありまして、この中にも対象となる自治会活動に自治会則、規約等に規定のある自主防災活動も対象となるとありますが、これは要件があるようでございますので、その辺をやはり検討して、よく周知したいと思っております。補償の内容は、死亡が250万円、後遺障害が250万円から7万5,000円までと、それから医療日額、入院中は2,500円掛ける180日が限度と、それから通院も1,500円で90日が限度ということで、合計の日数が180日というような補償があるようでございます。以上です。 ○12番(佐々木敬敏君) コンビニの収納については、今お聞きしますと、やはり金融機関の営業時間外で若い人たちが非常によく活用をしておられて、5人に1人ということですから、大変効果が上がってるなというふうに思っております。それで、説明がありました。今後、市の債権、例えば国保料、先ほどありました水道料金、保険料、保育料、住宅使用料等々がございますが、これ納付書でお支払いになる方も多くあるというふうには思っておりますけども、これについてもコンビニ収納というのを考えておられるのか、あるいはこれから考えられるのか、やる気がないのか、そのあたり。  それから、消防団員の公務災害、よくわかりましたが、条例改正が23年度を機会に今後ずっと続いていけば、この掛金が上がって非常に消防団員の方の補償も充実してくるわけですけども、なかなかふだんから非常に安い年俸で、大変今回でも活躍をされておりまして、出動される機会が非常に多いわけですけども、本市で別途23年度以降も、ふだんが報酬が安いわけですから、できればこういう災害時の補償等ももう少し、23年度に限らず、皆さんの善意にこたえれるような方法というものは今後検討されてもいいのかなというふうに私は思いますけども、そのあたり、どういうふうな考えを持っておられるか。この2点、お尋ねいたします。 ○総務部長(山﨑昌徳君) コンビニ収納の利用の拡大でありますけども、このたびは同じ税ということで、市税であるということで固定資産税、それから市県民税の普通徴収分を導入しようというふうに計画しておりますが、ほかの例えば水道料金であるとか国保料であるとか住宅使用料であるとか、そういった部分について今後どうするのかということでありますけども、今後この今の3税目でもって効果を見ましてから、後は考えたいというふうに思っております。それは収納の取扱手数料の負担であるとか、コンビニの場合は銀行が今、取扱手数料10円でありますが、コンビニの場合1件が63円ということで、ちょっと高い手数料を払います。そういったことの負担であるとか、それから口座振替の利用状況、料によっては80%、90%の口座振替の手続をしておられる料金もあります。そういった部分は、わざわざコンビニの分にしなくてもいいじゃないかというふうな考え方もあります。そういったことも、いろんな角度から分析を行いまして検討したいというふうに、今後の検討ということにしたいというふうに考えております。 ○防災調整監(太田 篤君) 再度の佐々木議員の御質問にお答えします。  このたびの増額につきましては、やはり東日本大震災による消防団員の死者と行方不明者が251人に上がったということで、かなりの人数に上がったということで、この補償を確保するために増額が行われたということでございます。例年でありますと、1人当たり1,900円掛けて、この掛金で賄えとるということでありますので、また足らないようになったときには、また御相談をかけたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(福井康夫君) いいですか。 ○12番(佐々木敬敏君) 終わります。 ○議長(福井康夫君) 次に、10番渡邉法子議員に発言を許します。 ○10番(渡邉法子君) 私も、先ほどから問題になっております、皆さん、3人の方がおっしゃいましたね、倉吉線の彫刻プロムナード公園のことについて、これは提案をさせていただきたいと思っております。  私は、新町玉川土蔵群のところに友人とともに工房を持っております。その際に、いつも感じるんですけれども、このまちかどステーション及び緑の彫刻プロムナード公園のあたりは、土蔵群周辺の交流を生む、観光客及び人々の流れを生む非常に重要な地点だと思っております。ここを生かすか殺すかによって、倉吉市の古い町並み歩きががらっと私は変わってくると思っております。ですから、このたび指定管理をされて新しく生まれ変わるということは大賛成でございますし、ぜひ進めていただきたいと思っております。このままだと多分もう地盤沈下をしてしまう、先ほどもどなたかがおっしゃってましたけれども、あの緑の彫刻プロムナードの彫刻作品というのは非常にすばらしいものですし、値段は、民間でこれを買おうと思ったら、とても買えない、非常にすごい金額になると思います。これ行政だから、倉吉市だから賞を上げますよというようなことで、これだけの値段で買えたものであって、値段で申し上げるのもおかしいかと思いますけれども、本当に日本を代表する立派な先生方の作品でございます。これを草ぼうぼうの中に放置するということも、やはりおかしいなと思います。  それともう一つ、私、市民として何年も奉仕活動をやってまいりました。そのときに、まちかどステーションを使いましてバザーをやった経験を持っております。そのときの人というのは、人手はすごいです、本当に。100人、200人は優に超える方々が本当に2時間ぐらいの間においでになります。そして、そのときに得た収益金というものをためて、それをこの緑の彫刻賞に寄附というようなこともありました。実際に本当に企画さえよければ人は動きます。この企画というのを多分倉吉市だけで考えてやっていく時代ではないと私は考えております。ですから、やり方を見直していく。そして、このたび指定管理をすることによって、倉吉市が丸投げするのではなくて、その団体に、管理をされるところに。やはり一緒にやっていくということが私は大事なことだと思います。  ここを生かすためには、専門家の力がどうしても必要になってまいります。民間では、その専門家の力がなかなかないので、そのあたりも間をコーディネートなさって、民間からさまざまな専門家がアドバイスできるような体制を整えていけば、ここは非常にすばらしい施設としても生まれ変わる可能性が大いにあると思います。県外から訪れていらっしゃる方も結構いらっしゃいます。彫刻を見るためにおいでになってます。ですから、本当に倉吉というのはすごいまちですねって感動してお帰りになる方も何人もいらっしゃいます。  だから、私は、そこで芸術活動をする者といたしましては、本当にここをもっと生かしたい。そして、ここをもっと使えたらいいのにな、まちづくりで女性たちがちょっと日曜日に市を開いたりとか、そういうことがもっとできればいいのにねっていうときにも、どこに行っていいのかわからないと。先ほどもございましたけれども、管理するところが3カ所か4カ所あるので、この彫刻のプロムナード公園を使って何かちょっとミニコンサートでもしたいよねっていうようなことも、今までできておりません。ですから、これは私はとてもかぎを握るところだと思いますので、ここに交流人口をふやさないで、どこにふやしていくのかなという疑問さえ持つほど、可能性は十分にあると思いますので、ぜひ進めていただきたいと思っております。これは私、総務経済の方で詳しくはまた提案を申し上げたいと思います。  もう一つだけちょっと、先ほど指定管理料のことをおっしゃいましたけども、できればあと50万ぐらいは上げていただきたいなという気持ちがございますね。やはり専門家とか、そういう方たちに、これ専門的な知識をもっと勉強していただかなきゃいけないと思いますので、それぐらいは要るかなという、これは個人的なお願いでございます。 ○産業環境部長(池田将登君) 渡邉議員の貴重な御提案をいただいたと思って、お答えをいたします。  まず、指定管理料の方のお話ですけども、100万円という基本はありますけども、御提案いただく中で、いろんな管理運営方法があると思いますので、指定管理料を50万アップしてくださいという御提案も結構だと思っております。  それから、今御提案いただきました例えば文化活動のコーディネーター的な専門家の方の御意見を取り入れるような運営管理、こういったことも必要だと思っております。指定管理者の方も、当然の地域の住民の方なりと連携・協力を図っていただかんと施設の運営も難しくなってまいります。市民の方なり利用者の御意見を管理運営に反映させる、こういったことも使用者の方にも盛り込んでいきたいと思っておりますし、渡邉議員のお知り合いの方でも、そういったコーディネーター的な方がいらっしゃれば、ぜひ応募もしていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○議長(福井康夫君) 次に、16番段塚廣文議員に発言を許します。  給食センター、債務負担。 ○16番(段塚廣文君) わかりました。教育費を重点的にやると言っておりますので。これ債務負担があるわけですね。それで、債務負担はそれでいいが、これ当初予算のものを減額しとるわけだ。給食センターのセンター費、これが4,107万5,000円の減額だと。これは当初予算にのせてあったものをそのまま減額して、これを債務負担で2年で払いますよという事業だな。そういうことですな。それで、これは大体歳出と債務負担は関連がありますので、別々に言いませんが、この原因は当初予算のものを落として債務負担に持っていってあるわけだ。それで、その辺はどういうことでそうなるのか。これは教育委員会の予算というのは、皆さん思い出してください。この間、陸上競技場をやりましたな。あれなんかでも当初予算から一挙に増額、7,400万ぐらいふやしたでしょう、工種も変えて。当初予算、我々は真剣に審議して、提案したものも真剣に積算して、十分議論して、いろいろ諮問機関にも諮って出しておいて、半年もたたんうちに7,400万増額して、そしてまた半月もたたんうちに4,000万かな、4,500万だか減額になりますというような、これいささか予算観念があるのかという思いがする。  そして、今回も当初予算で上げたものを全額減額して、それを債務負担行為に回す。こういう方法しかないかもわからんが、余りにも議会軽視じゃないかという意味だ、これは。そうですな。本当ですよ。いやしくも当初予算で上げたものを半年後ですよ、債務負担。何考えて当初予算に出して、議会の議決を得とるのか。その点をこの辺でしまって、もう一回。 ○教育次長池田弘之君) 段塚議員の御質問にお答えします。23年度の一般会計の給食センター費なり債務負担行為についての御質問でございました。  このたびの学校給食センター費の補正は、歳入歳出予算の補正として13節設計監理委託料12万2,000円の増額、15節の維持補修工事2,804万4,000円の減額、そして債務負担行為、これは今年度から支出負担行為を起こして、来年度の24年度にかけての支出負担ということで5,830万1,000円をお願いするものでございます。  これは、給食センター、平成5年に移転改築をして18年たっておりますが、平成22年度、昨年、機械設備の更新の計画を作成をしたところでございます。これについては、平成23年度から合併特例債を活用して平成26年までに更新をしたいということでございます。先ほど段塚議員の方から、当初予算の工事費でいきますと2,804万4,000円全額減額して債務負担行為で23、24にかけての工事に変えるということで、大変議会軽視じゃないかということでございました。はっきり申し上げまして、計画についての見込みが甘かったということでございます。大変申しわけなく思っております。  具体的に御説明を申し上げます。当初予算で、食缶洗浄機の更新について冬季休暇中に設置工事を行う計画としておりましたが、平成24年の夏季休暇中に行うように計画を変更したものでございます。これは、食缶洗浄機というものが大変大型の設備で設計に3カ月かかります。これは受注生産ということになりますので、工場でその設計に基づいて作成するのに3カ月かかります。設置工事については、現在の設備を撤去して新たな設備、工場から持ち込んで設備を設置して調整、試運転をするというようなことで、1カ月程度必要になります。これで夏季休暇中でなければ設備工事というのができないものということがわかってきたものでございます。この食缶洗浄機と同じように、平成24年度以降の設備更新計画についても見直しを行いまして、夏季休暇中に設備工事を行うために、その前年度に設計監理及び工事を発注することとしたものでございます。  このたびの補正予算は、平成24年の夏季休暇中に、食缶洗浄機に加えて焼き物機、それから揚げ物機の計3台を更新することとして、平成23年度に設計監理業務等工事を発注いたします。このうち、23年度内に完了する設計業務の委託料を平成23年度の予算で支出させていただいて平成23年度に契約し、平成24年度で実施して行う監理業務の委託料等工事費を24年度の予算で支払うために債務負担行為の設定をお願いするものでございます。以上です。 ○16番(段塚廣文君) 16番。この全体事業費とか工程は、議会に示したことはあるのかな。所管には出いたかもわからんけども、その記憶がないな。これ通告したらね、私は、工程表と、それから事業費、年度ごとの示してくれました。もらっとられるか、皆さん。(「なし」と呼ぶ者あり)こういうことだ、実は、教育委員会。極めて不愉快だ。議会軽視も甚だしいですよ。全体事業費示したことないでしょ、所管には言ったことあるかもしらんよ。それから、見直ししたらね、この年度別の内容変わってくるんでしょ。それでおって当初予算にのせたものを全部減額しといて、債務負担というのはどういうもんだか、ここで再度大きな声して言わんでもええだろう。当年度だけで済まん、来年度までかかる事業ですよ。もう少し、教育委員会、緊張感持って仕事してもらわな困りますよ。  それから、あんまり教育委員会ばっかり怒ってもいけませんがね、財政担当、もう少ししっかりせな、教育委員会に出すものは二重も三重もチェックせんとこういうことが起きるということですよ。陸上競技場なんかいい例じゃないですか、本当に。それは300万や500万の金じゃないですよ、7,400万とか、今度は一挙に4,500万下げるとかね、債務負担なんかの意識が教育委員会あるんですか。借金で仕事を先にしとりますよという意識があるんですか。来年に払う金まで約束して債務負担行為やるんですよ。もう少し厳しい態度が必要だと。教育長、もう少し腹を据えてきちんと答弁してください。 ○教育長(福井伸一郎君) 当初計画が非常に甘かったということで、申しわけないと思っております。先ほども答弁しましたように、やはり長期の休暇期間中でなければ工事ができないということもございますので、そのあたりのところを設計しながら動いたものでございます。御理解をお願いしたいなと思います。 ○16番(段塚廣文君) あんまり怒ってばっかりいけませんからやめますが、ただね、夏しかできんちゅうことは当初からわかったことでしょ。夏は来ますよ、1年に1回、夏は。事業費こうやって考えれば、当然、夏休みに実施せないけんというぐらいわかると思うですよ。債務負担でやるということの重みがわからん。予算権がない。だからそれは、総務部長、下を向いておりますけどな、財政がしっかりせないけませんよ、教育委員会のことは特に。そのことを申し上げて、終わりたいと思います。何か、市長、ありましたら。 ○市長(石田耕太郎君) 予算編成、予算執行というのは大切なことでありますので、市長部局としてしっかりと点検もしながら、来年度当初予算にはしっかりした予算を計上させていただきたいというふうに思います。 ○議長(福井康夫君) 暫時休憩をいたします。                   午後3時03分 休憩                   午後3時30分 再開 ○議長(福井康夫君) 再開いたします。  続きまして、議案第55号の質疑を続けます。  次に、13番鳥飼幹男議員に発言を許します。  13番鳥飼幹男議員。 ○13番(鳥飼幹男君) 私、議案第55号、6款1項3目、簡潔に質問させていただきます。答弁の方も簡潔によろしくお願いします。  農業振興費の委託料で、今回、重点分野雇用創出事業で農業法人に委託をして新規就農者の受け入れを行うという事業だということで、過去にもこういう事業あったのかなと思ってましたら、聞き取りの段階で今回倉吉市としては初めて取り組む事業だということで、大変に期待をしております。その中で、要点だけ何点かお聞きをしたいというぐあいに思います。  まず1点は、いわゆる農業法人に委託をするわけですが、こういう農業法人で研修体制を整えている農業法人というのは倉吉市にあるのかなという懸念を持ったわけでありますが、このあたりはどのぐらいあるのか、また、そういう法人はあるのか、まずお聞きをしたい。  それから、いわゆる新規就農者ですが、就農希望者については農業に関心の高い失業者を雇用するというぐあいにあります。これ一番懸念するのは、農業法人に入っていくのはいいんですが、法人の労働力として使われてしまって、本来の技術なり、そういうものが習得できるのかなという懸念を一つ持っておりますし、それから期間も6カ月という短期間で、本当に初めて農業を営む人たちがそうした技術が本当に修了できるのかなと、このようなことを感じているわけでありまして、ぜひとも成功していただきたいわけですが、このあたりのことをまずお聞きをしたいと思います。 ○産業環境部長(池田将登君) 鳥飼議員の御質問にお答えをいたします。  まず、今回、重点分野雇用創出事業で農業法人等に委託するわけでございますけども、どれぐらいの農業法人があるかというお尋ねでございます。ちょっとただいま手元に資料を持ち合わせておりませんので、後ほど御答弁をさせていただきます。  それと、この農業法人の方に研修体制はあるのかというような御質問だったと思いますけども、それぞれ農業法人たくさんあるとは思っておりますけども、委託する内容としては、こちらの方からこういうものでないといけないということは特に指定はいたしません。ただ、事業の目的では必ず研修業務を必須条件としておりますので、応募のときに雇用研修の実施計画というものを提出をしていただきまして、計画内容等を審査して委託先を決定をするということにしております。  それから、農業法人の数でございますけども、農業法人組合なり株式会社等、17個の農業法人が現在ございます。とりあえず以上でございます。 ○13番(鳥飼幹男君) 答弁漏れ。6カ月の期間で技術が習得できるかどうか、御答弁を。 ○産業環境部長(池田将登君) 失礼いたしました。  確かに、この6カ月、半年の研修では私どもの方も不十分だと考えております。農業未経験者の場合は少なくとも一作の栽培経験というものが必要と考えておりますので、この事業が、重点分野、特に農業もその分野に入りますけども、平成24年度においても通算1年間の継続雇用ができる制度になっております。ただ、基金の残予算なりの関係もございますので、その辺は県の方に要望してまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○13番(鳥飼幹男君) 13番。わかりました。  しっかり計画書を提出させて、きちっとした就農経験をさせるということでありますが、私、以前にちらっと聞いたときにね、こういう失業者の方を雇用していくこともあれですが、いわゆる専業農家の息子さん、いわゆる自分の家でそういう就農をさせていくのもあれなんだけども、できれば1年間ぐらいよそに出して研修をさせて、帰らせて自分とこでまたやらせるというようなこともあると、そういう研修制度があればなというようなことをお聞きしたことがあります。だから今後こういう事業が出てくるのかということはわかりませんけども、やはりそうした専業農家の後継者の方を、こうした事業を使って就農して、よそから働いて帰ってくるというようなことをさせることも非常に僕は効果が大きいし、また、その方がきちっと農業に従事していただけるということもあるわけで、こうしたこともぜひ検討いただきたいと思います。  最後に、いわゆるこの事業、大事なことは、例えばこれ、3名の方が終わった後に本当に就農に努力をされてるかどうか。やはり、やりっ放し、投げっ放しじゃなくて、ぜひ、これが終わった後に何らかの形でその農業法人に引き続き正社員として雇用していただけるとか、それから、その方の終わった後の就農相談、そういったところまできちっと市の方としても絡んでいただいて、やはりこの3名が本当に新規就農者として倉吉市に定住いただける、そういう体制づくりが非常に大事だと思ってます。これを投げとくというようなことじゃなくて、そのあたりの検証もきちっとしていただいて、そしてこういう事業をまたどんどん進めていっていただいて、最終的には、U・I・Jターンじゃありませんけども、そうした取り組みにも参考になるような事業にもなっていくんだろうと僕は思ってます。大変貴重な有意義な事業だと思ってますので、そのあたりの取り組みについてはどうお考えなのかお聞きをしたいと思います。 ○産業環境部長(池田将登君) 鳥飼議員の重ねての御質問にお答えをいたします。  この制度、研修をしていただくというのが事業でございますけども、当然、市といたしましても、独立をして就農していただくなり認定農業者の方に就業していただくという、最終的にはそういう目標もございますので、ぜひ認定農業者として市の農業を支えていただく人材になっていただきたいということでございますので、事業終了後も、中部の農林局の中にあります農業振興課なり農業改良普及所、それから農業委員会、JAさんとも連携しながら就農に向けた体制をとっていきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(福井康夫君) 次に、4番朝日等治議員に発言を許します。  4番朝日議員。 ○4番(朝日等治君) 議案第55号 一般会計補正予算第2号につきましては、私は、第6款、ただいまの鳥飼議員と全く同じく新規就農者養成委託料について、この事業について、事業内容あるいは予算額の根拠等をお尋ねする予定でありましたが、ただいまの質疑応答で内容についてはわかりましたが、ただ、1点、事業効果について聞きたいと思います。  この新規就農者に対するさまざまな支援策は、これまでにも国の施策と連動する形で本市でも事業が実施されてきました。それで、新たに農業に就農される方に対して、その当事者に対する直接的な、例えば就農応援交付金事業でありますとか、ほかにも当事者に対する支援策がありました。一方では、受け入れ側に対する支援もこれまでにさまざまに行ってこられました。そうした事業を実施しながら本市でどのくらいの新規就農者が育ったのか。過去3年程度、どのくらい育ったのかということを御説明ください。 ○産業環境部長(池田将登君) 朝日議員の御質問にお答えをいたします。  この3年程度の新規就農者の数等についての御質問でございますが、いろいろ鳥取県版の農の雇用支援事業を活用されたり、アグリスタート研修事業というようなものを活用されたりして就農しておられますが、20年度におきましては新規就農者が5名ございました。そのうち5名とも農業法人の方に就業をされております。ただ、お一人だけ東京都の方にIターンをされとるという状況でございます。それから21年度でございますが、新規就農、独立就農された方が1名ございました。ただ、この方もIターンで広島の方にお帰りになってるということでございます。それから、一番最近の平成22年度でございますが、新規就農者が3名ございます。これは認定農業者等へ就業されております。それともう一つ、独立就農された方もございまして、そちらが4名の方がございます。こちらも、そのうちお一人が愛知県の方にIターンをされておるという状況になっております。以上でございます。 ○4番(朝日等治君) 4番。ここ3年間でも平成20年が5人、21年が1人、22年が3人、独立で4人というような、こういった数字であります。部長は、この補正予算第2号で提案されました新規就農者養成委託料295万2,000円で、23年度における新規就農者、どのように展望されているのか教えてください。 ○産業環境部長(池田将登君) 重ねての御質問でございます。  今回の補正では半年間の研修期間ということでございますが、先ほど鳥飼議員にもお答えしましたとおり、1年間やっていただきたいという思いを持っております。その後はやはり、先ほどもお答えしたとおりでございますが、地域農業を引っ張っていただく認定農業者に育っていただきたいという思いを持っておりますので、その後の支援体制も整えてまいりたいということで考えておるとこでございます。 ○4番(朝日等治君) 4番。しっかりとお願いします。終わります。 ○議長(福井康夫君) 次に、19番山口博敬議員に発言を許します。  19番山口博敬議員。 ○19番(山口博敬君) 関金出身の2人の議員に続いて、農業問題をちょっと聞きたいと思います。今の問題、引き続いて重複しないようにしたいと思います。  これについては、まず新規就農者、3名、6カ月間予定をするということでございますけども、この3名については、これまでのいわゆる農業経験者、または経験してない全くの新規の方かどうか、これをまず1点。それから、今回の6カ月間の研修でございますけど、農産物いうか、品目は何を研修してもらうのか。まず、このことを確認をしておきたいと、こういうふうに思います。 ○産業環境部長(池田将登君) 山口議員にお答えをいたします。  まず、雇用される方は農業の経験がある方なのか、それともない者でもいいのかというお尋ねでございます。この重点分野雇用創出事業では、農業部門の担い手を育成、確保しようとするものでございまして、農業の関心の高い失業者の方を農業法人等に委託をして雇用をしていただくという制度でございますので、農業の経験の有無は問わないということでございます。  それから、この秋から春の期間で何をさせるのかというような御質問であったと思いますけども、市としては、特にこれをお願いしますというものではございません。具体的には委託先の営農類型によっていろいろ農業形態が違うと思っております。ただ、これから想定されるものといたしましては、白ネギとかキャベツ、ブロッコリーなどの収穫、調製作業、それからハウス野菜等の播種、定植、肥培管理、冬期間のナシの剪定作業、それと初春のメロン、スイカの移植、定植準備作業、こういったものが想定をされております。とりあえず以上でございます。 ○19番(山口博敬君) 今、部長が言いなったこと、農業に関心の高い人だったら別に経験してなくてもそれは関係ないやと、それから品目は、これから秋から冬にかけての野菜の収穫なり調製だとか来年の準備だとかちゅうことだったけども、そういうことであれば、この事業の目的とする、いわゆる農業後継者に合わんような内容になってくるように思うだんな。やっぱり後継者を育成するんであれば、それなりのことをせんといけんと思うだが。第一、6カ月ほどで農業後継者にならん。せめて2年はせないけん。やっぱり農業の、今野菜と言いなったけども、野菜なら野菜でも、すべてのいわゆる作業、すべてのステージを経験せんとね、播種から収穫までせないけんわいな、何でもが。そうならんとね、なかなか後継者は育ちませんぞ。ある程度つくって販売してみて、どれぐらいの収益、所得ができたとかね、そういうことをやってみんちゅうと、なかなか自分で、よし、農業やろうとならんと思うですよ。だけ、今、期間の問題もね、6カ月じゃだめですよ。今、鳥飼議員も言われたけども、ある程度期間を持って、そして対応していかんちゅうといけんと思いますよ。その点、もう一回答弁をお願いしたい。  それから、今の話聞くと、農業法人のための事業になっちゃうような気持ちがしますよ。法人のための事業じゃ後継者育ちませんぞ。その辺もよう考えてもらってこの事業を有効に運用、活用願いたいと思うわけですが。法人のための事業じゃいけませんよ。新しい農業者を育成する、こういう事業にならんといけんと思いますよ。その点、再度答弁を願いたい。  それから、5回、今2回ですけえな。(「まあええわ、2回でも、もう」と呼ぶ者あり)何だって。(発言する者あり)ずやんずやんって、普通にやりますけえ。  その前の、このチャレンジプラン、これはアイガモ農法というのは、倉吉市に関金地区一つ、オンリーワンの事業です、こりゃ、オンリーワンの事業。それで、この文書を見るとね、いわゆるアイガモ農法で有機酒米をつくって、これまで我々が聞いとるとこによると、あれ五百万石でしたかいな、品種は。それで「野添」という酒をつくって、関金のグリーンスコーレでそんなの新酒発表会もしとんなった。この文書では、このアイガモ農法による酒米はもうやめちゃうと、終了しちゃったと。そうなってくると、せっかくつくったこの倉吉の一つの特産物、「野添」がこれからどういうふうになるか。なかなか前評判は、宣伝は、非常にうまい酒だと、それも有機でつくってあると、アイガモ農法だと、どんどん飲んでくださいと、こういうキャッチフレーズでした。そのことがこれからどういうふうになるのか、それもあわせて答弁を願いたいと思います。 ○産業環境部長(池田将登君) 山口議員にお答えをいたします。  この委託先の農業法人のための助成にならないようにという、まず御指摘でございます。先ほど鳥飼議員にもお答えをいたしましたが、そうならないように、選定に当たりましてはきちっとした雇用研修の実施計画書を提出をいただきまして、その内容を審査をして委託先を決定するようにしております。  それと、委託終了後におきましては実施状況の報告書を提出していただきまして、雇用研修者への指導内容や賃金支払い内容等の記録を市の方で確認をするということにしております。  それと、この事業だけで、なかなかそういった認定農業者に一挙になる方というのは難しいと思っております。ただ、今回の補正では半年間でございますけども、一作、1年間の栽培経験をしていただくように来年度も予算化を考えておりますし、できれば農業法人等にも引き続き就業していただいて、さらに農業の知識を習得していただきたいということで、最終的には本格的に就農されるような支援体制を整えていきたいというふうに考えてるところでございます。  それから、チャレンジプランを策定をされました野添の有機米研究会の取り組みについてのお尋ねでございます。経過から御説明をいたしますと、先ほど議員がおっしゃいましたとおり、この研究会の方では、地域の農業を守るために平成15年から市内の酒造会社と契約栽培をされまして、純米吟醸酒の「野添」を発売されました。それで、平成18年にはJAS有機の認定を取得されて、アイガモ農法による有機酒米五百万石を全量、市内酒造会社へ販売をされましたけども、日本酒需要の低迷ということで、21年度で契約栽培を終了されたという経過がございます。  この後、続いて特別栽培農作物の取り組みを開始をされまして、平成22年度産からアイガモ農法による有機米としてひとめぼれを栽培を始めておられます。あわせて水稲コシヒカリ、パプリカやトマト、レタス等の野菜類、これも平成22年度には県の特別栽培農産物の認証を取得されております。  こういったことで、米、野菜ともかなりおいしいという評判を受けておられまして、今後もぜひ販売量をふやしたいという思いで今回のプランを策定されたということでございます。 ○19番(山口博敬君) 19番。この重点分野雇用の分ですけどね、今、部長言いなったけども、やっぱり真に新しい農業後継者を育成すると、こういう観点で、この事業をそれこそ有効に運営してもらいたい。法人のための事業になっちゃうような文書になっとるけえな、これは。それじゃいけんわけで、やっぱり真に、ここにも書いてあるような新規就農者、担い手、後継者、これをつくるということで対応してもらいたいと。期間も、今の話で鳥飼議員に対する答えもあったけども、6カ月じゃだめです。やっぱりある程度継続をして実地研修してもらうと。それで技術を習得をして、できれば自分で農業をやってもらうような方向になれば最高、そのように対応をお願いしたいと思います。  それで、今聞いた「野添」はどがになっちょうですかいな、おいしい酒、「野添」は。 ○産業環境部長(池田将登君) 重ねてのお尋ねでございます。  野添のおいしい酒についての御質問でございますけども、先ほど御答弁申し上げましたように、21年度産で契約栽培を終了されております。酒造元の方につきましては、いろいろ会社側の御都合もございまして、平成22年度からはつくっておられんという状況になっております。 ○19番(山口博敬君) それでもまんだ、原料ちゅうだかな、あれは結構残ってるだろうけえな、大きなタンクに。それこそ最後の最後まで、今ある分はですよ、今ある分は採用してほしいと思いますよ。おいしい酒ちゅうことでした。よろしくお願いします。  それでね、特にこの事業で自分感心するのは、この野添集落、8世帯、27名、この方がそれこそ一生懸命、地元の集落を守り、自然を守り、そしてここで生きていこうと、生活していこうということで、今回こういう事業に乗られると。これはなかなかね、なかなか、なかなかって再三言うけども、大したもんですよ。こういう心意気を倉吉市のあちこちの農業者、集落にやっぱり波及してほしい。ここら辺はきちっと丁寧に説明してほしいだけども、販路開拓も、この文書によると、この集落の方々で自主的に対応しておられると、こういうような文面になっとる。その辺をどういうふうにして村の人が話し合いをして、この中では関西だとか関東だとかちゅうことがあるけども、出向いていかれたのか、または電話でされたのか、またはいろいろ農協関係の方、県の方の助言なり助成もあったりしてされたのか、その辺詳しく説明してもらって、やっぱりこれからのいわゆる倉吉農業が生き残っていくための一つの方策、方法になるわけでございますので、その辺詳しゅうに、この際、説明といいますか、宣伝をしてほしいと思いますので、よろしくお願いします。  さらに、特に関西、関東ちゅうことですけども、具体的にどこにどういう店だか、電話予約されるのか、どういう形で農産物販売されるか、その辺もあわせて説明願いたいと思います。 ○産業環境部長(池田将登君) この野添有機米研究会さんの方がどんな販路開拓を行ってこられたかという御質問でございます。  具体的な説明になるかどうかはわかりませんけども、お聞きしたところを御説明いたしますと、まず、関西方面、こちらの方には以前から白ネギの取引があったということをお聞きしておりまして、自作のパンフレットを持って白ネギの販売先や知人の方を頼られて何回も足を運ばれて、野添のきれいな水でありますとか環境、気候、農法、こういったものを具体的にPRをされた結果、白ネギ以外にも有機米や特別栽培米、パプリカ、レタス等の野菜、このセットを、安全、安心な山の恵みとして販路の拡大ができたということを伺っております。
     それと、関東方面でございますけども、従前から市内のホテルの方へ、米、それとパプリカ、トマト等の野菜、こういったものの販売をされていたということもございまして、このホテルが首都圏の方に出店をされたこともございまして、引き続き食材にこういった米やパプリカを使ってもらうことができたということで、評判としては、他の国産のパプリカと比較して大玉で甘みがあるとか食味がよかったということでございまして、品物を納めるときに自作のパンフレットを入れられたというような御努力もされておりまして、生産者の顔が見えるということもあって、首都圏への販路も確保できたということをお聞きしとるという状況でございます。 ○19番(山口博敬君) 今ね、話聞くと、特にこのチャレンジプランの方、一つ問題は、投下資本が多いということ。このことはいつかの議会の質問か何かでやったけども、ハウスの導入費用が高いですね、今上がっちゃって、価格が。これ2分の1ということでございますけどね、農家にとってみれば、この場合はある程度集団的にやられるということでございますけども、このこともやっぱり行政としては、これから先、倉吉の農業をそれこそ高付加価値で、ある程度の収入、所得を確保するという意味では、これ施設園芸、やっぱり重要な形態でございます。この辺は十分に考えていただいて、できるだけ新しく取り組む人がスムーズに、少しでも少ないコストで参入できるような形を考えてあげてほしいと。  この野添の集落につきましては、非常に敬意を表します。なお一層頑張ってもらってね、何とか地域の農業が成り立つような形で頑張ってほしいし、市としても農林課を中心にフォロー、援助、応援をしてあげていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○産業環境部長(池田将登君) 今後の支援体制を含めまして御答弁させていただきますけども、このプランが県の方にこのたび認可を受けました。それで、当初の段階では県の方からいろいろ注文がありまして、収支計画をもっと細かなものをつくりなさいとかいろいろあったわけでございますけども、見る限り今後の経営規模の目標もきちっとしたものを立てておられますし、収支計画も無理のないものになさっているというふうに判断しております。それから、今後も会員をふやしていきたいという目標を持っておられますので、十分に実現可能なプランではないかという判断をしております。今後もぜひこの有機米研究会さんの方が発展しますように、市としても支援してまいりたいと考えております。 ○議長(福井康夫君) 回数超えますので。  次に、11番由田隆議員に発言を許します。  11番由田議員。 ○11番(由田 隆君) 11番。私は、議案第55号では、歳入で1件、歳出で1件の2件の通告をいたしております。歳入では2項教育費補助金について、歳出では3款2項保育所費について伺います。同時に伺いますので御答弁よろしくお願いをいたします。  最初に、歳入の県補助金についてであります。いわゆる教育費補助金のうち、今回、地域で育む学校支援ボランティア事業費補助金が146万5,000円の減額となっています。この減額の理由をまず初めにお伺いをいたしたいというふうに思いますし、歳出の保育所費については、この予算書を見せていただきましたところ、今回2,934万円の減額の補正となっています。中身を見れば、給料として1,300万余り、職員手当、共済費で約1,600万というふうになっていますが、この減額補正になった理由、そして、ここで見えることは恐らく職員の減に伴うことだというふうには推測はできますが、その職員の減に伴う対応は現在どのようになっているのかお伺いをいたします。 ○教育長(福井伸一郎君) ヒューマンネット・絆共同の由田議員の学校支援ボランティア事業の減額についての御質問でございました。  この学校支援ボランティア事業につきましては、学校、地域の連携を深め、地域住民等のボランティアを配置し、生活支援や学習支援、環境整備、安全パトロールなどの支援活動を行い、学校と地域が協働しながら児童生徒のきめ細かな授業や、安全安心な学校生活を実現するためのものでございました。  本年度、知事選挙のために、平成23年度県当初予算は骨格予算でございました。そして県の教育委員会の方は、年度当初の方からということで予算の組み立てを始めておりましたけども、現実には肉づけ予算に回され、6月の補正予算での計上となったものでございます。したがいまして6月からの動きになりますので、4、5、6月分の人件費、そういったものが減額になったものでございます。こちらの方も、そのシステムをこしらえるために地域学校委員会を組織しました。そして、その組織を立ち上げるためには、やはり6月ぐらいまでかかりましたものですから、実際のところの学校の状況の影響というのはないものと考えております。以上です。 ○総務部長(山﨑昌徳君) 保育所費の人件費の減額のことと対応でございますけども、今、議員の方からありましたように、この減額の理由は職員数の減であります。ことしの3月に急遽、早期退職ということで職員が1人申し出がありまして、当初予算に入れておりましたけども、予算を算定しておりましたけども、それを減額する算定に間に合わずにそのままの予算をしておりました。そういったこととあわせて、育児休業取得者3人分の給料の減額、そういったものがトータル、給料では1,300万円、ちょっと高額な今回の減額になったということでございます。これについての予算を、このたび9月議会、この定例会に出させてもらったということでありまして、その減になった保育士の後の対応につきましては、臨時職員、臨時保育士で対応したということでございます。 ○11番(由田 隆君) 11番。教育長から歳入の件については御答弁をいただきました。ただね、当初で予定していたこの事業が、4月に県知事選挙がこれあって、実際6月になった。その間の実際実施できてない部分が減額だと言われますけどね、じゃあ当初の予定は何だったんだろうかというふうに思うんですよ。県の事情で、知事選挙があったからこういうふうになった。教育長はそれをフォローするところで、いろいろシステムだとかそういうことで準備がそうなった、実質的な被害ちゅうか、そういうことはないというふうに言われましたけれどもね、これやっぱり県の事情でこんなふうになったちゅうのはね、私いかがなもんかと思いますよ。ある機関とかそういうところで、会議とか、やっぱり強く指摘をお願いしたいと思います。本当に子供の、あるいは児童生徒の安心、安全のためのボランティア事業でしょ。それが、県知事選挙があったからというふうに私も事務方から聞きましたけどね、私はいかがなもんかというふうに思います。実質的な損害、被害がないって教育長言われましたけど、私はそうかなというふうに思いますのでね、あらゆる機会をとらえて、今後こういうことのないように強く指摘をしておきたいというふうに思いますし、機会をとらまえて県当局にも物を申していただきたいというふうに思います。  保育所費について、重ねて質問をいたします。3月に急遽、定数の職員が退職を申し出てこういう対応になった。あとは育休、産休というような形でこういうこと、これは当初から予定されていたことだというふうには思いますが、3月の当初予算を3月議会に出して、その後、職員が退職。いろんな事情があると思いますよ。あると思いますけど、やっぱり公務員、責任ある立場の方がやめるのは、もっとこういうことのないようにね、現場に不足を起こさせないために早い退職の申し出が僕はあってしかるべきかなというふうには思います。これが病気や事故で退職を余儀なくされたちゅうことであればいたし方ないというふうに思いますけれども、そうでない理由であるやに伺ってますのでね、やはりそこらは総務部長がしっかり職員に、退職の際には現場に混乱と不安をもたらさないようにということは常日ごろ言っておいてほしいなちゅうふうに思います。  それで、その後の対応ということでありますが、極めて定数の職員が退職されたというその穴の補充が、嘱託職員ちゅうか、臨時職員って今御答弁言われましたけれども、私ね、一般質問でも言いました。本当に保育士、保育労働者っていうんでしょうか、保育所に勤務されとる方は本当に厳しい中で勤務されてるんですよね。臨時、非常勤の職員がクラスを持って子供を担任をして、正職員と何ら変わらない仕事しておるんです。それで身分や給料はそのままで、責任と業務は定数の職員と同じ。私ね、ここを何とか改善できないものかなというふうに思いました。確かに事務方から聞けば、そういう担任を持っていただいとる職員さんには月4,000円の手当を支給してる。果たして4,000円が妥当かどうか、私わかりません。今回、これ約3,000万の当初予算からの減額補正なんですね。これでやれるんだったら当初からこれでいってほしいって、単純に考えたらそういう見方もできるんですよ。そうじゃないでしょ。保育士の社会的な役割、その責任というものがあるわけですから、やはりそれに見合った処遇の改善あるいは見直しというのは、僕は避けて通れんのかなちゅうふうに思いますが、改めて、その分野について再度お聞きをいたしておきたいというふうに思います。 ○議長(福井康夫君) 教育長はいいですか、教育委員会。 ○11番(由田 隆君) 教育長はやったけえいい。 ○総務部長(山﨑昌徳君) 保育士の対応でありますけども、急遽やめることになったという職員もおりますし、それから育児休業、共済費の負担率の確定というふうなことで大きな減になったということであります。額についてはそういうことでございますけども、その後の対応、保育士を確保していく対応策ということでございますが、このことについては、市の職員、合併後、それから、国の行政改革大綱に基づきます集中改革プランで全体の職員数を減らしていきなさいというふうなことが出てきた。そういったところから、総職員数を削減してきたという経過はございます。合併後には513人あった職員を10年間でもって79人減らしていく。それは5分の2採用とか、そういったことも含めて全体を削減してきたという経過があります。全体、事務職も含めてその中に保育士もあったわけでありまして、保育士につきましても、4割採用といいますか、そういったところの中で5人の退職の場合に2人とか、4人の退職で2人とか、採用を少なくしながら順次、総トータル減らしたということはございます。  今後どうしていくのかということでありますけども、平成23年、この4月で、計画をしておりました434人という79人の減というのは一応達成したということで申し上げておるとおりでございまして、今年度以降、保育士、退職があった数については一応採用していこうという考え方は持っておるところでございます。それと、この3月に急遽やめたという部分につきましても、今年度は3人退職があるけども4人採用しようというような計画でもって、徐々にならしをしていきたいということを考えておるとこでございます。 ○11番(由田 隆君) 11番。最後の質問にいたします。  体制の確保については、総務部長、わかりました、理解をいたしました。  それで、担当部長に1点お聞きをいたしたいというふうに思います。要は事務方は、今、総務部長の説明ではずっと職員を削減してきたけれども、慢性的な保育士不足が言われています。どこに原因があるのかは、担当部長が把握であればそこも教えていただきたいというふうに思うんですが、実は、職員の産休、育休、こういう不測の中途退職等に対応するために、やはり、やってるかもわかりませんが、登録制度、移行確認をしてね。そういうところにもし不足が出たらすぐ対応していくとか、あるいは、私、一般質問でも言いました任期つきの雇用というようなことも、それも午前、午後とか時間に応じた、ある程度その方の雇用条件は緩和する中でいろんな方策をとらなければ、今保育士が確保できない状況にあるのであれば、そういうところにも踏み込んでいかなければならないと思いますが、最後に、現状と課題、今後の方向性について担当部長より御答弁をいただいて、質問を終わります。 ○福祉保健部長(深田佳洋君) 由田議員の御質問にお答えいたします。  現状は議員がおっしゃられるとおりでございまして、例えば23年4月、公立の保育園では正職が33名、臨時が72名ということで、それにパートの職員が20名ということで、臨時が正職の倍以上になっとるというような形で実際は保育園、保育所を運営しておるというのが実態でございます。  これは、児童福祉施設の最低基準というものが御存じのようにありまして、ゼロ歳児では3人に1人、1、2歳児が6人に1人、3歳児が20名に1人、4歳児以上は30人に1人ということで、保育士の配置基準というものが、最低基準が決まっております。これに本市の場合にはプラスアルファをして必要な保育士を配置をするようにはいたしておりますが、それでもなおかつ年度の中途で、特にゼロ歳児を中心とした低年齢児の方の入所希望が多いということで、当初の段階でわかっていても、必ず今の現状では正職が配置できるかというのはちょっと不可能なわけですけれども、全保育士を確保するという意味では、当初からわかっておれば多少は、動かすといいましょうか、可能な面もあるわけですけれども、なかなか年度中途ということになりますと、最初から、余剰とは言いませんけども、きっと6月からはこうなるだろうから、10月にはこうなるであろうからということで、なら1人の保育士をどっかの保育園にプラスアルファで配置しておくというのは、なかなか財政上も難しいところがあるということで、現実的にはそういう御希望があったときに初めて、おられんかなということで探すというのが実態です。  したがって、議員のおっしゃられたような登録制度であるとかいうようなことは、一つの有効な方法かなというふうには思っております。うちの方としても、ハローワークなりにお願いをする、それから今の現状のいろんな保育士さんの中でのネットワークで情報を集めたり、短大であるとか保専であるとか、そういうところにはもちろん照会等もして努めてはおりますけれども、なかなか年度中途の採用というのは難しいというところはあります。  それから、臨時保育士の処遇の件で、先ほど4,000円でというようなことも議員の方から御指摘がございましたが、確かに担任等を持っておられる方については給料を少し加算をしておるというのが一つございますし、それ以外にも、一般的には、日額報酬といいましょうか、そういう形にしておるところを月額の報酬と、月額の給料体系でお支払いをしているというようなこともございますし、それから、保育士の場合には休日の研修会等もありますので、そういう場合には振りかえをさせていただいたり、いよいよの場合には時間外手当等で対応させてもらっておるというようなことで、いろんなことをさせてはいただいておりますが、議員御指摘のように100%というわけにはならんと思います。  この保育士に、なかなかそれこそ応募とかなんとか少ないわけでございますが、保育というもののすばらしさみたいなことを小さいときから育てていかないと、そう軽々に簡単にはならないのかなというふうには考えております。時間はかかるとは思いますけれども、そういう中でまた保育士の方も育っていかれるでしょうし、今おられる方も研修等を重ねて立派な保育士になっていかれるというふうに確信をしておりますし、市としても、そういうふうな保育士なり処遇の改善に今後とも努めていきたいというふうに考えております。以上です。 ○11番(由田 隆君) 終わります。 ○議長(福井康夫君) 次に、20番高田周儀議員に発言を許します。  20番高田議員。 ○20番(高田周儀君) 最初に、4款1項3目インフルエンザ予防接種事業についてお伺いするわけですが、これ予算が減額になってまして、国において昨年度まで実施していた新型インフルエンザに対応、緊急的かつ総合的に対処し事態を収束したということで、国が補助金を減額したということがあるみたいなわけですが、昨年は新型インフルエンザが物すごい流行した。まずそれは外国から発症して、そしてそれが日本の国に入ってきて、日本全土にそのインフルエンザが蔓延したという経緯があるわけです。今回も、アメリカかどっかからだったですか、また新しいインフルエンザが発症しとると。それについて、日本に入ってくる、水際作戦ということでそこでとめるということで、そういうことはあんまりないんじゃないかなという楽観的な見方をされとられるわけですが、まず、この辺について、今回の新型インフルエンザから季節性インフルエンザにシフトを変えた。聞くところによると、去年の新型インフルエンザの株もこのワクチンの中に入ってるということをお聞きするわけですけれども、今回、まずワクチンの量はきちっと確保されるのか、そして、このワクチンがいつから接種をされるのか、そして、昨年度みたいに接種の優先順位はあるのかどうなのか、その辺をまずお聞かせ願いたいというぐあいに思います。  それから、続きまして、7款1項3目まちかどステーションの指定管理者制度導入について、この導入についての公募をされると思うわけですが、どういう条件で公募されるのかお聞かせ願いたい。  それから、続きまして、8款2項1目、鳥取県が防犯街路灯設置事業を、補助金をつくったわけですけれども、これの申請条件があるのかないのか、あるいは、その設置基準というのがあるのかないのか、この辺をまずお聞かせ願いたいと思います。 ○福祉保健部長(深田佳洋君) 高田議員のインフルエンザに関する御質問にお答えいたします。  まず、ワクチンの確保でございますが、これは確保ができておるというふうに県の方から伺っております。始めるときは10月1日からの予定にしております。  それから、優先接種のことでございますが、基本的には、議員先ほど言われましたように、去年まで64歳以降の方についても見ておったわけでございますけれども、そういうところが結局20年度の状態に戻ったということになりますので、21年、22年で新型インフルエンザというもんが発生して、これは今までのAソ連型とかA香港型とかいう、そういうもんと違うので、これは2回せないけんということで21年は2回やったりして、それから22年はその株を、株といいましょうか、そういうワクチンをあわせて1回でできるようにしてワクチン接種を受けていただくようになったわけでございまして、その辺のことがありますので、特に優先接種とかそういうことではなしに、昔の基本的には65歳以上の高齢者の方、この方が定期接種ということですし、倉吉は特に乳幼児の方、それから障害のある方等については任意の予防接種ということで、従来もやっておりました方法で接種をさせていただくということで、特別に何か、どなたかが優先でどうこうということではございません。以上です。 ○産業環境部長(池田将登君) 高田議員にお答えをいたします。  この件に関しましては、既に多くの議員の方から御質問いただいておりますので、若干重複するところが出てまいりますけども、御容赦をいただきたいと思います。  募集の条件、概要を申し上げますと、この施設の設置目的がございます。市民の福祉・文化の教養の向上並びに産業の振興を図る、こういった設置目的ございますので、この目的に基づいて業務を行っていただきたいということ。それからさらに、これらの施設の利用促進を図るために適切な運営なり広報を行うこと、こういった条件があります。それから、当然市民や事業者等の一般利用の方が原則利用されることになりますので、こういった一般の利用者の利用を最優先するということを条件としております。さらに、公園の駐車場でございますけども、目的外の継続的な利用がないよう必要な対策を講じることということで、一部有料化にすることも可能という条件にしたいと考えております。それから、施設の安全確保、魅力ある自主事業を展開をしていただくということで、さらなるサービスの向上、事業内容の充実に努めることということでございます。それから、指定期間を5年間という条件をつける予定にしております。  この条件に基づいていろんな御提案をしていただくわけでございますけども、利用料金、駐車場の有料化、そういったことも想定されますので、応募者の提案を受けて条例改正の方も必要になってくるのかなということでございます。以上でございます。 ○建設部長(早田博之君) LED照明の鳥取県の補助金についてですが、とっとり発グリーンニューディール政策の一環として、県内で製造されるLED照明製品の購入促進により鳥取県のLED関連事業者全体の活性化を図る目的の一つとした補助制度で、平成21年度から実施しております。  本市は、平成22年度、鳥取県の助成を受け、新設及び切りかえのLED防犯街灯の補助を行いました。23年度の当初、県の補助対象は、広く普及を進める観点から新規事業を実施する市町村に限り認め、平成21年、22年度に補助金の交付を受けた市町村は対象外でございましたが、その後、新規に設置するLED防犯街灯に限り対象とすることとなりました。そのようなことから、本市では自治公民館から要望のございました新設68基について、鳥取県の助成を計画しております。  それと、防犯街灯の設置基準についてもございました。設置基準については特には定めておりませんが、自治公民館の要望にできるだけ沿う形で設置している状況でございます。以上です。 ○20番(高田周儀君) 防犯灯については、既にこれはもう受け付けを終了されたという理解でよろしいでしょうか。 ○建設部長(早田博之君) 各公民館には、3年計画ということで、22年、23年、24年までの計画を出していただいておりまして、その中で23年度を今やっているという状況でございます。 ○議長(福井康夫君) よろしいですか。  この際お諮りをいたします。会議時間を延長することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。よって、そのように進行いたします。  次に、議案第56号 平成23年度倉吉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第57号 平成23年度倉吉市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、一括して質疑を求めます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第58号 倉吉市職員の給与に関する条例等の一部改正について、質疑を求めます。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  16番段塚廣文議員。 ○16番(段塚廣文君) 16番。すいません、最後でございますが、給与条例、倉吉市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例、実は勤勉手当の条項です。これは平成17年8月のいわゆる人事院勧告に基づいて給与構造が抜本的に改革があったということで、従来から、前の市長のときからも、人事評価をして勤勉手当の支給を考えたらどうかと、そういう勧告もありましたし、その話をずっとしとったんですが、石田市長になってから1回ぐらい一般質問でした記憶があります。市長は、とりあえずはいわゆる勤勉手当の評価をして支給する、その取り組みをしたいと言っとられましたが、12月に支給される期末勤勉手当の中で、勤勉手当の人事評価をして勤勉手当を支給するということでとうとうこの条例改正をなされたというふうに思っとりますが、それが、私はよくここまで取り組まれたと思っております。  それで、私が申し上げたいのはね、この条例改正に何ら異存があるものではありません。ただ、具体的に、じゃ、どういう評価の仕方をして、どういう段階、区分を設けてというような具体的なものが一つもない。これは、さきの勉強会で、運用面といいますかな、実際どういうふうになるんだという話をしたんですが、これは条例のときに、以前からですが、倉吉流は条例を先通しといて後で規則等をつくるという方式です。ですので具体的なことがわからない。規則等はどうかといったら今準備中だということですので、それはそれでいいですが、ただ、大筋でどういう評価をして、その内容、そういったものはやっぱり一定の説明あるべきだというふうに思いますので、まだ規則の公布ができてないということは聞いておりますが、人事担当は総務部長ですか、やっぱり大筋、そういうことの説明は求めておきたい、そういう意味で質問いたしますので、よろしく。 ○総務部長(山﨑昌徳君) 段塚議員の方から、人事評価に基づく勤勉手当への成績率反映ということについては、具体的な内容のやり方等についての質問がありました。  これは、これまでから議会でも何度か御指摘いただいておったところでありますが、今度12月の期末勤勉手当、特に勤勉手当から、直近の人事評価の結果と、それから勤務の状況を勤勉手当に反映させるということにしたものでございます。この勤勉手当といいますのは、基準となる給料の月額に、勤務した期間率、休みがなかったら100を掛けるわけですけども、そういった勤務した期間率と成績率を乗じて支給をすることとしております。  その成績率ということについて、このたびほとんど、ほとんどといいますか、今まではほとんどの者が一律でもって支給されておった。このことについて人事評価の結果で、今考えておりますのは4区分、特に優秀、優秀、良好または標準、それから良好でない、この4区分を設けて、そこの区分に職員を評価に基づいて人数割合で定めるというものでございます。特に優秀であるとか優秀という上の区分について、10%、30%で考えておりますけども、そこには今の一律の勤勉手当の成績率の率を掛けるのでなく、若干上乗せした率を掛けて勤勉手当の率がよくなるようにするということでありまして、じゃあ、そこの財源がどこにあるのかということになりますと、今まで例えば67.5という数字で一律出ておりましたものを、全体を下げることとします。その全体を下げて64.5という数字を持っておりますけども、その0.3月をその上に上がる部分にはめ込んでいくというようなやり方、これは国家公務員の勤勉手当と同様の数字の振り分け方ということを考えておるところでありまして、ここら辺のところについては、もうしばらくこの議会の期間中にも詰めてまいりたいと思いますけども、この上げていくことによって職員のやる気を引き起こさせていくということを目指したものでございまして、この規則につきましては、総務経済常任委員会の中で、表に基づいて数字的なものも出しながら詳しく説明したいというふうに考えておるところでございます。 ○16番(段塚廣文君) 規則等で具体的なものが出てくると思う。4段階、A、B、C、Dで、特に優秀、次に優秀、それからDランクもおるわけで、そのDランクの人にも頑張ってもらうようなことにならないけんし、頑張る者にはやっぱりそれなりの配分をしていくということであろうと思います。そのようにやってほしいと思いますので、あとは規則ができたらなるべく早い時点で、議員にも平等の認識を持ってもらう意味で規則配付してもらいたいというふうに思います。  それでもう一つ、直接、勤勉手当とは関係ありませんが、そういう人事評価によって勤勉手当も12月からはもう実施するということになると、本来の給与、これは1月1日が昇給月ですね、今、1年に1回ですので。この際、参考までに、24年の1月1日には本来の給与もそうされるんでしょうかということを聞いておきたいと思います。 ○総務部長(山﨑昌徳君) 今言われますのは、標準4号給の給与の引き上げについて、2号給であるとか6号であるとか、そういったところの給与の引き上げについてもこのことを参考にするのかということでしょうか。 ○16番(段塚廣文君) 給与をね、昔は1号俸が今は4号俸になってると。普通の人は4号俸、昔の1号。それから極めて優秀な人は8号でもいいわけだ。そういうふうなことをやって新年の1月1日付の昇給はやられますかということですよ。だから、4段階、給与も。極めて優秀な人は8号を上げる、次の人は6号ぐらいかな。そういうふうに給与もやられますかということです。 ○総務部長(山﨑昌徳君) このことにつきましては、現在ではほとんどの者が4号俸の昇給をしておりますし、年齢によっては2号俸しかない、1号俸しかないというのは、もうこれは決められたものとしてあります。それから、成績の悪い者については、病休が長く続いたとか、そういった期間の問題については2号俸しかないというような職員もおります。ただ、6号とか8号とかって、これは上げれることは決めてありますけども、そういったものをほとんどつくっておりません。そういった意味で、今、議員がおっしゃいました部分も、やる気を起こす部分においては、この人事評価等も参考にしてそういう制度にしていきたいという考え方は持っておりますけども、そこについては1年ぐらい試行期間というものを設けたいなというふうな考え方でおるところでございます。 ○16番(段塚廣文君) 勤勉手当をやられたんで、もう1月1日、1年に1回の昇給になりました、今はね、前は年間4回あった。4回ちゅうのが4期に分けてあったということで1人は1回ですけども。ですけども、一律に職員はもう1月1日というのが決められておりますので、そこで、本俸、給与についてもやられるのかなという期待感を持ったんですが、1年ぐらいは試行期間を持って2年後ぐらいからやるということですな。今回は勤勉手当の条例改正ですので参考までに聞いたので、これ以上は聞きません。どうも、終わります。 ○議長(福井康夫君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第59号 現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制の整備を図るための地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、質疑を求めます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第60号 障がい者制度改革推進本部等における検討を踏まえて障害保健福祉施策を見直すまでの間において障害者等の地域生活を支援するための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、質疑を求めます。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  20番高田周儀議員。 ○20番(高田周儀君) 議案第60号、ちょっと表題が長過ぎますので、つなぎ法という形で言わせていただきたいと思うわけですが、このつなぎ法を条例改正されるということなわけですけれども、文言とか条移動とかということが中心になって今回やられると思うわけですけどもね、実際につなぎ法が10月1日から、あるいは24年の4月1日から施行された場合には、その要綱とか規則というのはどのように変わるのか、あるいは変わらないのか、まずそこをお尋ねさせてください。 ○福祉保健部長(深田佳洋君) 高田議員の御質問にお答えいたします。  現在やっておりますのは、倉吉市障がい者地域生活支援給付費支給要綱とか、障害者地域生活支援事業実施要綱ということでやっておりますけれども、これは現在、基本的に、今、議員おっしゃられましたつなぎ法って俗に申し上げます、このつなぎ法の施行までの間には、倉吉市で独自にできる、そういう支援事業があったわけですね。それが移動支援であり日中一時支援であったわけですね。特に今回のこのつなぎ法の制定なりの関係で、本市の条例、規則、要綱、すべて変わるものはございません。以上です。 ○20番(高田周儀君) わかりました。  一つだけ、まず最初に指摘をさせていただきたいと思うわけですけれども、移動支援について、まずちょっと指摘をさせていただきたいと。ここは変えていただきたいなというところがあります。それはどういうことかというと、事業内容について、原則として1日の範囲内で用務を終えるものに限ると、こういうぐあいに限定されてます。非常に現実にそぐわない、これは。そういうぐあいに私は思います。私も何回か倉吉市障害者福祉協会の方等々と、あるいは視覚障害者の団体の方等々と、全国大会とか、あるいは中国大会行きました。そのときには必ず移動支援が必要なわけですね。これね、原則として1日の範囲で用務を終えるものに限るというぐあいに限定もしちゃってあるわけですが、ところがね、コミュニケーション事業、ここの中には派遣地域内ということがあって、倉吉市内とすると、派遣地域内は。ただし、所長が特に認めたときにはこの限りではないと、こういうぐあいに書いてある。これと同じように移動支援事業も、特に所長が認める場合にはこの限りではないという項目をぜひ入れていただきたいと。そうじゃないと、2泊3日の例えば全国大会参加、あるいは中国大会に参加する場合には、その移動支援では必ずヘルパーさんが必要なわけですよ。この辺はやっぱり私は変えていただきたいというぐあいに思いますよ。  それからね、今、私は厚生労働省の障害福祉課、昨日電話をしました。電話をして、実際にこのつなぎ法が10月1日から施行されるというものが具体的にありますけれども、これは、その施行日というのは10月1日と考えて間違いないですかということを確認しました。そしたら担当課は、間違いありませんと、その方向で今もう準備を着々と進めてますという回答を得た。これが10月1日から施行されたときに、移動支援、間に合いますか、どうですか、部長。 ○福祉保健部長(深田佳洋君) 現在の移動支援のことにつきましては原則ということになっておりまして、現実的には、その原則といっておりますのは、基本はそういうことですけれども、本市としては現実問題としては原則というふうにしておりますので、2泊3日であってもその事業そのものを今の時点では許可をしております。許可っていいましょうか、そういうサービスを受けていただいて結構ですよというふうに言ってます。ただ、実際やられるのは事業者さんですので、事業者さんの方でそういうヘルパーの確保であるとか、それから何人を持っとられるかということがあるわけで、そちらの方の体制が整ってないというのが現実でありまして、市の制度そのものがわかりにくい面はあるかもしれませんけれども、現実的には2泊3日でも3泊4日でも、それは市の方で別に断るとか、認めないというようなことはありません。ただ、現実、事業者の方では難しいところがありますので、そこら辺はまた事業者さんの方でいろいろ御検討なりをいただかないけん部分もあろうかとは思います、そういうことについてはですね。そこは御理解をいただきたいと思います。  全国一律のサービスになるということで、今までは倉吉の地域生活支援給付事業だった。鳥取市の地域生活支援給付費だった。そういうもんが全国一律の同行援護とか、そういうような形に変わるということです。だから基本的には全国レベルになるっていうふうに御理解をいただいた方がいいので、特に何か今サービスを受けておられる方が不利益になるとか、そういうようなことはありませんので、御安心をいただけたらというふうに思います。以上です。 ○20番(高田周儀君) 20番。移動支援については行政サイドとしては3泊4日でも認めますということなわけですが、聞いてないことまで言われると言わなきゃいけんようになっちゃいますけども、地域生活支援事業として倉吉市は委託しておられるわけですよね、事業者に。事業者は移動支援で手を挙げられて委託を受けられたと。ところが、ある事業者は、それは仕方がないと言われるかもわからないけども、3泊4日についてはうちのところは行けませんと、こう言われた事業所もあるわけです。このことは言わないけんなと思っとったけどね。それだったらね、何の意味があるかということですが。そういうことができるとして倉吉市は委託しとられるわけですから。この問題は答弁はいいです。担当の課長さん、あるいは係長さんとしっかり話をしましたんで、そのような改善はまたお願いしたいと思うわけですけどね。その辺の答弁はええ。だけんそういう課題もあるわけですわ。  それから移動支援も、さっきは、それは認めてますよと、だけどもやっぱり片一方では、コミュニケーション支援事業では倉吉市内と限るけれども、所長が認める場合にはその限りではありませんという文言がきちっと明確に明記してある。片一方の移動支援では1日に限りますと限定されてます。だけども実際にはそれは認めてますよと。それはそれで認められとるからいいかもわかりませんけれども、きちっと、これもやっぱり明記を、所長が認める場合にはこの限りではないということを明記していただきたいなというぐあいに思います。  それと、先ほど10月1日施行になった場合には間に合うかと言いました。それはどういう意味かというとね、これから同行援護を受けられる方に対しては、市サイドが同行援護対象者にかかわる意見書を医者に書いてもらわなきゃいけんと、こういうことがあるわけですわ。何人かはわかりません。それは同行援護を求められる障がい者の方は何人かわかりませんが、倉吉市が全部それを医者の方に提出をして、お医者さんからあると。まず、その前に、そういう同行援護アセスメント票というのが、こういう票があってね、これをもとに、まずだれかが判断しなきゃいけない、こういう事務手続があるわけですわ。同行援護をするためのアセスメント票をまず作成をして、そしてその次にドクターに同行援護対象者にかかわる意見書というものを行政サイドが送って書いてもらわなきゃいけないと。こういう作業がある中で、本当に10月1日からの施行に間に合うかどうか。国の方が施行したということになったらね、今度は重度の視覚障害者さんという人は必ず同行援護の方をサービスとして利用される。移動支援もそのまま残るわけだ、生活支援事業として残っていく。すみ分けがされるということになるわけですよね、これからは。されませんか、両方使えますか、じゃあ。どうぞ。 ○福祉保健部長(深田佳洋君) 同行援護を使われるというふうになると思います。(高田議員「いやいや、だから移動支援も残るでしょうと、生活支援事業の中に」と呼ぶ)  事業としては残りますけれども、それを使われる方はほとんどないと思います。同行支援と移動援護とは同じものです。倉吉市は同じように今までもしてきておりますので、サービスとしても、ただ単に移動だけでなしに、同行援護というのはそういうプラスアルファの面も含めてサービスを行うというものでございますので、書類等の理解、代筆、そういうようなものも含めて今までも移動支援の中で実施をしておりますので、内容的には移動支援と同行援護とは同じものというふうに理解をしております。 ○20番(高田周儀君) 今、福祉部長とも思えない発言をされました。移動支援を使う人はほとんどおられないという答弁されましたよね。本当にないですか。違うでしょ、これは。視覚障害者の人は確かに移動支援から同行支援に移行されるかもわからないけども、視覚障害者以外の方でも移動支援を使われる方というのはあるわけでしょ。ということになると移動支援は残るということなわけですよ、そういう人のために。だからほとんどありませんというのは間違いであって、私は総体的に聞いとるわけですからね、そこは。視覚障害者さんのことだけを聞いとるんじゃなくって、移動支援はこういう人が使われますよ、同行援護はこういう人が使われますよということで移動支援はきちっと残っていくということになるわけで、そういうことは釈迦に説法で今さら言わんでもいいかもわかりませんが、その辺できちっと立て分けながら、だけども重度の視覚障害を持っとられる方は同行援護の方に移動される。そのときには、さっき言いましたようなこういう医者の意見書だとか、あるいは判定票だとか、そういうものが必要になる。だけどそれが10月1日に間に合えばいいわけですが、間に合わなかった場合には、その同行援護というのはきちっと使わせていただけるような体制というのをとっていただきたいと。どうでしょうか。 ○福祉保健部長(深田佳洋君) 先ほどのは目の関係のことでちょっと申し上げたので、全体の障害の方の生活支援という意味合いとは違っておりましたので、そこは訂正をさせていただきます。  10月1日の完全実施に向けて、コンピューター等の予算も出しておりますし、各関係者なり、そういう方々の方には連絡なりをとって遺漏ないように実施してまいりたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(福井康夫君) よろしいですか。 ○20番(高田周儀君) 最後です。最後に、相談支援事業というのは、これ一般質問でもしました。大変に重要な事業になってきます。これは一般質問のときの答弁では、まだ明確になってないからということがあったわけですが、これもやっぱり電話で確認しましたら、24年4月1日施行ということで今全力で取り組んでますということがあります。これに間に合わせるように、やっぱり基幹相談支援センターの設置というのがあるわけです。これ、あのときの市長答弁では、相談支援センターは今2カ所あって、その2カ所が体制を充実して、どうするか今後検討したいということがあったわけですが、やっぱりしっかりこれも24年4月1日に間に合うように早急に検討していただいて、本当に障害者の人が安心して安全に暮らせる相談体制というのを確立をしていただきたいいうことをお願いして、質問を終わります。 ○議長(福井康夫君) 答弁よろしいですね。
    ○20番(高田周儀君) はい。 ○議長(福井康夫君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第61号 倉吉市農林業振興事業分担金徴収条例の一部改正から、議案第65号 功労表彰についてまで、計5件を一括して質疑を求めます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  暫時休憩をいたします。                   午後5時04分 休憩                   午後5時15分 再開 ○議長(福井康夫君) 再開をいたします。  続きまして、これより、昨日追加上程されました諸議案について、順次質疑を求めます。  初めに、議案第66号 平成23年度倉吉市一般会計補正予算(第3号)について、質疑を求めます。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  まず、9番金光隆議員に発言を許します。  9番金光隆議員。 ○9番(金光 隆君) 追加議案の議案第66号 平成23年度倉吉市一般会計補正予算(第3号)について、このたびの台風12号の被害に係る災害復旧関係の補正予算、総額1億6,886万4,000円について、多岐にわたりますが、これを一本で質疑をしなさいということですので、順次質疑をいたします。私、簡単になるべく話したいと思いますので、簡潔な答弁をよろしくお願いしたいと思います。  まず、歳入の12款1項3目災害復旧費分担金、これは農地及び農業用施設災害復旧事業費分担金335万6,000円の補正でありますが、これは、どのような基準と申しますか、算定をされたものなのか。まだまだこれから変化もすると思われますし、また、災害の程度によって、通常の災害であったり、あるいは激甚になるというふうな話もあります。この辺のところを、どうなのか、どういう算定基準でやられたのか伺いますし、それからまた、この負担は受益者が負担をするのか、あるいは市が負担をすることになるのか、この辺もはっきり聞いておきたいと思います。  それから次に、18款1項1目財政調整基金繰入金1億6,550万8,000円について、復旧が急がれるために現在は財調基金からの繰り入れで対応するというふうに思いますが、国や県の認可についてはすべて受けて算定しておられるのか。また、今後、決算といいますか、これはどういう形で国の方から倉吉市の方に交付がされてくるのか、これを伺っておきたいと思います。  それから次に、歳出でありますが、災害の調査はすべて終了してはいないというふうに思いますが、この辺のところもはっきり聞いておきたいと思いますし、それから、これから、あるいは追加で農家の方からも出てきたり、現場の方からも公民館の方からも出てきたりするものについて、いつの時点までを対応していくのか。締め切りがあるのかないのか、いつで閉め切るのか伺いたいと思います。  それから、10款2項1目小学校管理費429万4,000円は、どのような補修工事をされて、国県の補助金はあるのかないのか。それから、11の2の2、公共施設の伯耆しあわせの郷や学校施設の財源内訳と申しますか、これについて、どのようなことになるのかお願いしたいと思いますし、それから、11款1項2目農林水産業施設単独災害復旧費、補正額1億761万6,000円についてですが、これは単独事業分ということに書いてありますが、1件40万円未満というふうに伺いましたが、これが実際何件あってどのように工事を進めていかれる気なのか。  以上、多くの復旧工事は一日も早く行わなければならないわけですが、いわばこれは補正、仮の予算でありまして、最終的な財源というものはどういう形になるのか伺っておきたいというふうに思います。以上です。 ○産業環境部長(池田将登君) 金光議員の御質問にお答えいたします。  まず最初に、農林水産施設単独災害復旧費の中の農地、農業用施設の分担金についてのお尋ねでございます。335万6,000円の算出根拠についてのお尋ねでございます。現在、農地、農業用施設、災害被害のございました件数、調査をした結果、現時点では全部で180件ございます。  災害復旧の考え方でございますけども、被害額が40万円以上のものを補助災害復旧、それと40万円未満のものを単独災害復旧という仕分けをしております。今回、補助災害につきましては国の災害査定を受けてからの復旧工事となりますので、今回の工事費、受益者負担金もそうですけども、今回の補正には計上をしておりません。今回の補正予算の方は単独災害のものを計上しております。  単独災害の方でございますけども、現時点で36件、内訳は農業関係が31件と林業関係が5件、復旧工事として計上をいたしております。災害復旧につきましては市が事業主体となりますので、市の土地改良事業助成要綱を準用いたしまして、災害復旧事業費の補助残につきまして、土地の所有者なり施設の管理者から受益者分担金として徴収をするものでございます。分担金の率が、単独災害の場合は農地が50%、農林施設が35%。激甚災害が今後適用されるということになりますと、農地が26%、農林施設が20%ということになります。分担金335万6,000円の算出根拠につきましては、単独災害の分担金31件分ということで、農地災害が14件、これが復旧事業費が434万円の50%で217万円、それと施設災害が17件で、復旧事業費が339万円の35%ということで118万6,000円ということで計上をいたしております。分担金につきましては、とりあえず以上でございます。 ○議長(福井康夫君) 次、どっちが先にされますか、教育、建設。 ○総務部長(山﨑昌徳君) 最後の部分で、財政調整基金繰入金の件について御質問がありました。  これは、議員もおっしゃいましたように仮の予算という言い方もされましたけども、国県の補助であるとか起債であるとか、そういった部分がまだ決まっておりませんので、そういった部分が決まってからまた変更してくるものだというふうに考えて、今の段階は財政調整基金をそこに充てたと。言ってみりゃ一般財源を充てておるということでございます。(発言する者あり)国庫補助が来るようになりましたら、その分は今の財政調整基金繰入金が減るということになるということであります。それがいつ来るかということについては、まだ不確定な状況でございます。 ○議長(福井康夫君) 答弁をされる部長、挙手をして知らせてください。 ○建設部長(早田博之君) 建設部の関係の市道であるとか河川関係でございますが、補助のかかる災害というのは60万以上でございまして、3分の2の補助がございます。詳細については60万未満の工事が詳細というような内訳になりますが、今回の私どもの詳細というのはほとんど排土、排土が10件ほどございまして、これが詳細というような形でなると思っております。  それと、いつまでに報告をというようなことがございましたが、まだ県の方から取りまとめが来ておりませんので、ここ1週間ぐらいのうちに取りまとめてというようなことが出てくると思っております。以上です。 ○教育次長池田弘之君) 金光議員の御質問にお答えします。  10款の小学校費の学校管理費で、維持補修工事として429万4,000円計上されているという中で、国県は今後入るかどうかというような御質問だったと思いますが、まず、全体像の被害状況でございますが、これは河北小学校の体育館の大屋根が、北側と南側に38メートルずつあります。これの軒下に、軒どいといいますか、大きなといがありまして、雨どいでございますが、これの南側の東端が5メートル落下しまして、下の屋根にぶつかって屋根がわらも壊れてるという状況でございます。現場を確認したところが、全体にもうひびが入っております。これは河北小学校の体育館、20年たっておりまして目視でもう壊れる状態になっておりますので、修繕部分として、災害で落ちた5メートルを除く部分の約70メートルについて、429万4,000円を維持管理工事として計上させていただいて、5メートル部分、落ちた部分の48万円を災害復旧費の方で計上させていただいております。財源については、修繕工事でございますので国県の手当てはないというふうに考えております。以上です。 ○議長(福井康夫君) 産業部よろしいですか、なかったかな。(「福祉がある、福祉」と呼ぶ者あり) ○福祉保健部長(深田佳洋君) 金光議員の御質問にお答えいたします。  8ページの民生施設単独災害復旧費でございますが、この500万円につきましては、伯耆しあわせの郷ののり面の崩壊によるものでございまして、財源内訳としては、特に公共施設について補助はございませんので一般財源と。ただ、今後、県と協議をして、単独災害の対象になるように努めてまいりたいというふうに考えております。以上です。 ○教育次長池田弘之君) 金光議員の御質問で、11款の方に、災害復旧費の19節で補助金を長谷寺の方の復旧の方に計上しておりますが、これは長谷寺の下の部分の基礎部分が、幅が10メートル、高さ5メートルにわたって土砂崩壊しておりますので、これは布団かごで復旧をしたいと言っておられますので、今のところは県の補助には該当しませんが、半分を倉吉市の方で補助をしたいというふうに考えております。 ○産業環境部長(池田将登君) 現時点での取りまとめはできておりますけども、いつまでこういった災害関係の受け付けができるかということでございます。  まず、今確認いたしましたけども、先ほど公共土木施設については建設部長の方からありましたので、農業災害につきましては、一応9月16日が1次の取りまとめがあるというふうに聞いております。2次の取りまとめ以降はまだ未定であるということになっております。  このたび補助災害復旧に必要な測量なり設計をする予算も提出をさせていただいておりますけども、そういう今後出てくることも想定をいたしまして、現時点の180件の内容のものを一応250件まで、今回多目に予算を組ませていただいておるということでございます。 ○9番(金光 隆君) 農林被害にしても土木被害にしても、一日も早く復旧をしていただきたいわけでありまして、しっかり対応していただきたいと思います。  それで、次に進みますが、関金町米富、地番は明高でありますけども、名前言ってもいいと思いますので言いますが、山方充夫さん宅の災害について伺いますが、まず、この補正予算に計上がされているのか、されていないというふうに思いますけども、されているのか伺います。  それから、この災害は今回の台風12号で、倉吉市の山ノ神林道という林道がありますが、これがちょうど住宅の裏山のところでUターンをしておりますが、これが2段にわたってUターンしておりますので、2段にわたって土砂が滑り落ちて山方さん宅を直撃し、その土砂が流れ込んでいる。納屋が倒壊して1階部分は埋没した状態であります、今。それから2階部分が平家のように倒れたまま出ているわけですが、住宅の方はかなり大きな住宅でありますけれども、建築士の診断では全壊だと、傾いていて危険で住める状態ではないというふうな判断だというふうに聞いております。  これ流れ落ちた、俗に我々は大山真砂、いわゆる大山から出ております砂岩状態みたいなものですが、これが非常に水に流れやすく固まりやすい上に、乾燥すると石のようになってこちこちになります。これが住宅の裏を壊して入った土砂が、裏は2メートルぐらいから家の中に1メートルぐらい堆積し、そして、表の間っていいますけども、床の間の次の間ですが、それから出てきて、庭、角ですな、これを流れて斜めの勾配のついた、非常に広い庭ですけども、斜面のようになっております。そして、その納屋の下手に畑やハウスがあったわけですが、これは土砂が流れてきて畑ももちろん使える状態ではありませんし、これが道路にまで流れ出しておりまして、幸いこの事故に対しましては、地元の消防団の素早い指導と本人の機転もあったと思いますが、これで家族の生命は無事でありました。しかし、今、市営の住宅に住んでいても、一朝にしてすべてを失ったと言っていい、財産を失ったと言っていい状態でありまして、住宅の再建も閉ざされておりますし、もうここには戻られないかもしれないというふうに本人も話し、新聞にもそういう報道が載っておりました。  非常に落胆している状態でありますが、にもかかわらず、市は何ができるのか、何をすべきなのかということが示してないというふうに私には思えます。私も市のこうして議員ですから関係者でありますけれども、やっぱりこの対応ということをしっかりしないとという意味で、非常に義憤も感じております。今までにない雨であったという天然災害ではありますけれども、やっぱりもとを正せば、市の所有する林道が崩落して、現場を見ていただければわかるわけですけど、一目瞭然でありますが、屋敷にはコンクリの擁壁、道路の擁壁、何トンもあると思いますよ、大きなコンクリート塊ですが、これが家の方にも1つはのぞいておりますが、2つ落ちております。これを倉吉市としてはどのような方法でどのような対応をしていくのか、まず伺いたいと思います。 ○市長(石田耕太郎君) まず、基本的な考え方を私の方から申し上げておきたいと思います。  米富のケースについては、非常に大きな災害になったということは自覚をしております。御本人ともお話をし、御家族ともお話をさせていただきましたけれども、今のうちに住み続けるのはなかなか現実的には非常に厳しいんではないかなという感じがしております。裏山が非常に大幅に崩落をしております。今御指摘いただいておりますように、林道の擁壁、非常に巨大なものがもう落ちておりますので、しかも常時水が出ているような状態でもあります。そういう意味でも非常に危険な環境にあるんではないかというふうに思ってます。崩落箇所そのものをどういう形で直していくか、あるいは防護をしていくかということは、これ今、県とも話をさせていただいてます。林道の事業でやるのか、あるいは治山事業でやるのか、この辺もよく見きわめをしていく必要があるだろうというふうに思っております。  そういうものも含めて、これから将来をどういうふうにしていこうと思われるのか、まずはやはり御本人の御意向も十分確認をしたいというふうに思ってます。その上で、仮に移転というようなことになれば、やはり市としても御支援を考えていきたいというふうに思っておりますし、林道の大きな擁壁が落ちてますので、その撤去等についても御支援をしていかないといけないんではないかというふうに思ってます。その辺の意思は私の口からも申し上げております。ただ、実際にどういう形にするのがいいのかは、御家族自身でもお話をされないといけないでしょうし、我々もそこについては十分お話を聞きながら、可能な支援というものを考えていきたいというふうに思ってます。何とか、場所をかわるにしても地区内で住み続けていただければという気持ちも持っております。そういう点も含めて、これから十分に御相談をしていきたいというふうに思っておるところでございます。 ○産業環境部長(池田将登君) 金光議員の御質問の中で、米富の関係の復旧対策、今回の補正予算に計上しているかという御質問でございました。  応急対策として、現在、住宅裏に堆積をしております土砂なりコンクリートの擁壁ブロック、そういったものが危険がないようにするために、シートで覆ったり、それから大型の土のうを並べて、今後住宅側に雨水が流れないようにする対策を行います。そういった応急対策の経費として、修繕料として300万円計上をしておるところでございます。 ○9番(金光 隆君) 県とも相談をされると市長の答弁をいただきましたが、もちろん県とも相談されなければいけない部分はあると思いますよ。だけど、市長、やっぱり市長がどういうぐあいにしていくんだという決断も必要なことのように私は思います。法律がないということでこれを放置していいものだろうかという面もありまして、その法律がなければ市の単独事業でも、やることをやっぱりやっていただかなければならないんじゃないかなと私は思います。  この議会で、市営墓地の立木が倒壊をして石像を傷つけたということで、石破損の示談の専決処分、こういう報告もありました。私はこれと全く同じというふうには考えておりませんが、やっぱり基本的には市の財産である林道が崩壊をして住宅にずれ落ちたというふうな、これは台風被害でありますけれども、そういう面もあるわけでして、感情的には私は、そういう対策ということも何もないからこれは仕方がないわいということでなしに、やっぱりできること、これをしっかり対応していただかなければならんというふうに思います。  畑も結構広い畑でありましたし、そこにハウスも建っておりましたが、そこには2メートル近い石や泥が入ってしまって、お母さんが、ちょっと話をしましたら、帰ったってすることもないと、途方に暮れております、はっきり言って。本当に家の状態としては、今まで平穏だったものが路頭に迷うような状態でありまして、早急に市として何ができるのか、やっぱり誠意を持って示してあげないと、希望も何にもない状態でありますので、市としては市民を守る観点から、これは台風被害だけえやむを得んということだけでなしに、そういった、現場は行っておられると思いますよ、総務部長も行っておられると思いますが、防災監が行かれましたのは私も承知しておりますが、やっぱり市長がどういう方向で進めるんだという一つの示しを示して決断をしていただかなければ、職員も前へも進めない状態でないかというふうに思いますので、もう一度、ぜひ市長のお言葉をいただきたいというふうに思います。 ○市長(石田耕太郎君) 私もそのつもりで、そのつもりというか、そういう意図で申し上げたつもりであります。現在の県で持っております国県の制度であります住宅再建支援制度は、これ1戸という戸数では対象にならないということになるでしょうけれども、やはり現状を見ますと何らかの御支援はしていかないといけないんではないかというふうに思っておりますので、その辺も、今、単市ででの制度化も視野に入れて検討するように指示をさせていただいてるところでありますし、それから、擁壁などの撤去についても、市としてもかかわっていくようなこともやっていかないといけないんじゃないかというふうに思っておりますので、そういう方向で御家族の意向も十分踏まえて対応していきたいというふうに思ってます。 ○9番(金光 隆君) 市長からお言葉をいただきましたが、落下した山ノ神林道というのが、ここへ被害額は取りまとめに出ております。4,500万円相当の被害額ということでありますが、これは林道を復旧するための前段の調査だというふうに思いますが、災害というのは、のり面、水田でも道路でもですが、下の水田や下の場所に落ちた場合、やはり上の工事の段階でそれを撤去したり復元したりしていくのが通常でありますので、屋敷には非常に多くの土砂が出ております。これはとてもじゃないが個人の力でこれを宅地に復旧するということは非常に多難な事業だし、もちろん個人の費用もないというふうに見受けられますので、この辺も含めて、ひとつ善処をよろしくお願いを申し上げて、これ以上聞いてもいけんと思いますので、これで終わります。 ○議長(福井康夫君) 次に、13番鳥飼幹男議員に発言を許します。  13番鳥飼議員。 ○13番(鳥飼幹男君) 先ほど9番金光議員からありました同じ内容の質問でありましたので、理解をいたしましたし、市長の明快な御答弁をお聞きをいたしました。  今ありましたけども、今回駆けつけたときにもう既に重機が、親戚の方が頼まれたんでしょう、恐らく山方さんが頼まれたんでしょうが、1台の重機が入って作業に当たっておられました。いわゆるこの土砂、すごい土砂が出ておりまして、この土砂の除去作業、この費用、それから離れがもう既に倒壊してる。これ、今後この解体もあるでしょう。そうしたいわゆる除去作業については、本来持ち主の負担というようなこともお聞きをしておるわけでありまして、大量の土砂が搬出をされてるわけでありますけども、こうしたところを含めてまた御検討をいただきたい、御支援をいただきたい、このように思っております。  あと1点だけ。実はその隣の家、お名前上げてもいいと思いますが、蓑山さんのところ、ここ3軒、3戸の家があったわけでして、山方さんとこは非常に全壊という被害を受けられておりますが、この隣の家にも相当な土砂が流れ込んでおります。これは家屋の被害としてここに上がってますか、被害状況に。防災監、聞きたいと思います。 ○防災調整監(太田 篤君) 現場は見させていただきました。蓑山さんとこも自力で裏のところを取られたというぐあいになっております。ただ、被害の件数的には上がっておりません。 ○13番(鳥飼幹男君) ぜひ聞いてあげていただきたい。裏は何か発電所の水路が通ってましたし、それから裏の排水口あたりがもう土砂で埋まって、何とか出してますけども、排水がうまくいってない状況もあるみたいですので、本当に被害なかったかどうか、もう一度確認をしていただいて対処してあげていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。終わります。 ○議長(福井康夫君) 次に、11番由田隆議員に発言を許します。  11番由田議員。 ○11番(由田 隆君) 11番。9番金光議員、13番の鳥飼議員もこの災害について、特に9番議員は詳しく、今後の市の整備方針あるいは住宅再建に向けてどのような考えをというふうに質問され、ある一定の方向性を市長出されましたんで了といたしたいというふうに思いますが、今言われたのは、いわゆる災害が起きたときの住宅再建、あるいはその地域の再建ですよね。先般の議案審議等で、イエロー・レッドゾーン、いわゆる災害危険区域、私の基本的な考えって、すべてそうだと思うんですが、災害が起こってからではなくて、起こる前に対応する、そういう土砂災害であるとか崩落の災害を防ぐために整備をすることが一番の防災の準備というふうに私は思っています。今、市長の答弁では災害後の住宅再建や地域整備を言われましたけれども、やはり大事なことは、どう災害に強い、長雨やそういう台風に強い地域づくりだろうというふうに思うんです。確かに起こってしまったら対応はしなければならないし、ある制度を使ってやりやすいかもわからんのですが、一番難しいのは、危険を予知して整備をすることが大事だというふうに思うんです。  先般のレッド・イエローゾーンの議論の延長線上で一言申し上げたいんですが、やはりそういう災害危険区域を市民の皆さんにいわゆるきっちり情報公開をしていく、行政が持っているそういう情報をもうすべてというか、そういうものは地域に提供していって、地域挙げて対応、対策を行政と一緒になって考えていくということが大事だろうというふうに思います。今後、その周知の方法、あるいはそういう災害危険区域に住居を構えてる方々に対する整備方針というのを、今すぐ答弁はできないかもわかりませんが、やはり私はつくるべきであろうというふうに思います。その基本的な考えをお伺いをいたしますし、市長の御答弁では、住宅再建に向けて県と協議をしながらも単市の制度化も検討していきたいというふうに言われましたけれどもね、やはり前段の災害に強い地域づくり、ふるさと倉吉づくりにもそういう単市の制度化というのは私は必要だというふうに思うんですが、市長の考えをお聞きしたいというふうに思います。 ○市長(石田耕太郎君) 基本的な考えをということでありますので、私の方から御答弁をさせていただきます。  災害が起きる前に対応しておくべきだというのはおっしゃるとおりであります。それを公費を使ってどこまでやるのかというのが難しいところだろうというふうに思います。レッドゾーン、イエローゾーンも含めてということになりますが、特にレッドゾーンは危険区域だということのあかしでもありますから、先般来お話が出ておりますが、基本的には、やはり安全最優先で取り組むという意味では、レッドゾーンの指定はやっぱりしていくという方向で取り組まないといけないだろうというふうに思います。ただ、資産価値の問題ですとかいろいろ費用の問題ありますので、地域の皆さんの御理解をいただきながら進めていくということも、もう一方では必要なことだろうというふうに思います。ですから、その辺の手続を踏みながらレッドゾーンの指定には向かっていきたいというふうに思ってるところであります。  そういう区域になったときに、じゃあどこまで御支援できるのか。既に国、県の方で持ってる制度もあります。それで十分なのかというと、必ずしもそうではないんだろうというふうに思いますが、一方でやはり財政負担もありますので、どこまでできるのか、その辺は十分に検討が必要だろうというふうに思っております。できるだけ効果的な方法、少なくとも周知を図っていくということは必要だというふうに思いますので、これは努力をしたいというふうに思います。その上で、その区域の中にある住宅についてどういう措置がとれるかということについては、よく勉強しながら、皆さん方ともよく御相談しながらということで検討させていただきたいというふうに思います。 ○11番(由田 隆君) 11番。いわゆる事前の対策という視点で、難しいのは私もよくよくわかってます。この間、私の地元高城でも北谷でも、およそ中山間地の集落には大体そういう急傾斜あるいは土砂災害等指定されてるんですね。そういう災害危険をどの集落も中山間地では持っている、大なり小なり。そこで、本当に住まいをしていただく、定住をしていただくために、もっと言えば若い人に帰ってきて地元で子育てをしていただくためには、やはり安心、安全というのが担保されなければ、親もおじいちゃんおばあちゃんも子供に帰ってこいとはなかなか言いがたいというのが現実なんですね。それは市の職員もよくよく聞いていただいてるとおりなんです。今ある治山あるいは急傾斜崩落対策事業等でやれるところでも、やはり受益者負担というのが重くのしかかってくる、これは。すべて公費でするというのはなかなか難しいわけであります。  そこで、以前私もずっと言ってた、やっぱり無利子の融資制度だとかね、そういうことで行政も一歩踏み出していただきたいというふうに思いますよ。やっぱりそういうことをもって情報を提供して、じゃあどこでお互いに改善策を見出そうか、そういう話し合いの場になってくるというふうに思うんです。行政もそういう新たな制度をつくっていったり、そういう財政的な支援もしていくという姿勢を持って、レッドゾーン指定の方向で地域にお話をしていくちゅうのは大事だろうというふうに思います。  レッドゾーン指定の行政の足踏みは、じゃあレッドゾーンにして行政はそのままかいやと、じゃあその整備方針や対策どうするのかっていう次の段階が、地域から、その指定された住居、周辺に住む住民から言われるのを恐れる余りレッドゾーン指定されないちゅうふうに私は理解してます、行政の責任がそこで発生してくるから。やはりね、でもそれは恐れずに、人の命が失われるまでにしっかり利用して、何が行政ができて、受益者もどこまでなら、そういうことを早急に、鉄は熱いうち、こういうタイムリーなときに議論してないと、これが半年後、1年後になってくるとみんなの熱も冷めてしまう、市民の関心もさめてしまうところがありますのでね、ぜひぜひ、私の言うことがすべて正しいとは思いません、すべてね、でもそういう姿勢で、あるいは方向性で協議をいただきたいというふうに思います。 ○市長(石田耕太郎君) レッドの指定については、市がいろいろ言われるから渋っているということでは決してありません。財産的な問題等の対応をやはりきちっと周知するという、そのためにちょっと今時間を要しておりますけれども、やはり安全最優先でありますから、レッドの指定に向けて取り組みをしていきたいというふうに思っております。その上で、該当地域の家屋等の安全を確保するためにどういう方策がとれるのか、これは先ほど申し上げたようにそう簡単なものではないだろうと思います。財政負担に耐えられないことになってもいけませんので、あるいは国、県の御支援もいただくということも必要になってくるかもしれませんが、その辺全体含めて、よくまた議論をしていきたいというふうに思っております。 ○議長(福井康夫君) 次に、17番坂井徹議員に発言を許します。 ○17番(坂井 徹君) 17番。懇談会でも触れたことなんですけれども、災害復旧費1億6,000万に関連した質問になりますけれども、トイレの冠水が41カ所、それで成徳が24カ所、上灘3カ所、その他14カ所ということなんですが、これが具体的に、幹線は引いてあるけれどもつないでないところは、例えば成徳だったら何件、あるいは上灘だったら何件、そういう数字を教えていただきたいと思います。  それから、この冠水なさったおうちが下水道関係が未整備なのか、それがそれぞれの土地で対象者が何件あるのか、それを初めに教えていただきたいと思います。 ○建設部長(早田博之君) 災害によるし尿収集の関係でございますが、今回の台風12号により41件のし尿収集が実施されましたが、この41件のうち、公共下水道エリア、集落排水エリア、すべてに属しておりました。そこの中で公共下水道エリアが39件、農業集落排水エリアが2件でございます。各地区はちょっとまとめておりませんのでお許し願いたいと思います。  このし尿収集された家屋の下水道の整備状況は、41件中34件は処理可能区域であり、うち2件は部分的に水洗化がなされております。残り32件については水洗化がなされておりません。今後この方々に早期水洗化をしていただくように要請していきたいと考えております。  また、あと7件については未整備でございますが、7件は集まったエリアでございまして私道に接した区域でございます。私道の所有者が大部分の土地を所有しておられます。現在までこの私道所有者に下水道施設整備について同意を得るように協議しておりましたが、同意がとれずに整備がまだなされておらん状況でございます。今後、下水道整備の同意を得られるように協議を進めてまいりたいと思っております。以上です。 ○17番(坂井 徹君) 恐らくまだ9月中にもう1つや2つ、あるいは台風が来るということもないとは限りませんよね。それで、このまま放置されるということは、同じ状況が41件、少なくともそれ以上は発生するという可能性の方が強いということで放置できないわけですけれども、今32件は水洗じゃない、くみ取りということなんでしょう。あと7件はというお話がございましたけれども、これは、つなげるのにつないでないという方が7件ということになるんですかね。そうじゃないにしても、つなげばオーバーフローしないできちっと処理できるということははっきりしてるわけですから、つないでない人が該当だったとしたら、それをもうどんどん、つないだらこういうことは起こりませんよということは言ってあげるべきだし、それから下水道関係のそもそもが未整備の場所だったら、それは……。未整備の場所というのはないんですかね、成徳地区24件なんて、これは。上灘3件も未整備の地区じゃないわけですか。この辺をちょっともう一遍お聞かせ願いたいと思います。それで、もしこれを放置しておいたらまた同じような災害が出るのはわかり切ってるんだから、現状として、防止策として行政としてはどんなことを考えておられるのか伺いたいと思います。 ○建設部長(早田博之君) 再度あれですが、41件のうち全部が、もう公共下水道、集落排水エリアに入ってるということでございます。そこの中で7戸の方がまだ未整備だと、エリアなんだけども、こういう管が入ってないと。それは私道に入れる必要があって、その人の許可がとれないということがあってできないということでございます。その7戸については、ほとんどがその1人の方の持ち物であるということでございます。ですから、その人の了解が得られるよう努力しないといけないということ。  それと、あと32戸の方がまだつないでないというのは、公共ますはそこまで行ってるんですが、各家の事情があって接続をまだされてないということでございますので、そういう方には、またこういうこともございますので接続をお願いしていくということでございます。 ○17番(坂井 徹君) よくわかりました。終わります。 ○議長(福井康夫君) 次に、16番段塚廣文議員に発言を許します。  16番段塚廣文議員。 ○16番(段塚廣文君) 16番。台風12号の、当面のとにかく補正予算だというふうに私は認識しております。これは多分まだ、補正予算出しとるけども動くのは実際大分かかると思いますよ。だからこれ、動き方によっては国県補助を伴ったり査定で額が変わったり、そういう認識、私は持っておりますので、余りこのままの額を期待はしておりません。まだふえる可能性の方があったり、あるいは計上額にある箇所、場所だって変わる可能性だってあると思いますよ。ですから、私がこの補正予算でお願いしておきたいのは、この各項目に上げてある箇所表、ここにはどことどこのあれが含まれておりますと。一つ例言うとね、災害復旧費の公共土木施設災害にはどことどこのものがここに当面載せてありますよという箇所表を一覧表にして、事業量と。事業費まで書くとまた差しさわりがありますから、事業量、その程度のものは一覧表を後で私に下さい。それでこの質問はこの辺で終わっときます。だから、もう動くちゅうことですよ、これから、このままでない。わかっとります、それは。  それで、ただね、災害査定、きょう報告があったな、全協で。12号による被害状況等ちゅう、これが。それね、私はちょっと、これだれがつくられたですか、だれが。産業部、総務。  これは、私は専門家ではないけどね、私、昭和34年の伊勢湾台風で採用された男でね、大体こういうことはちょっと詳しい方ですわ。この2ページ見てください。2ページの5でね、水路、ため池、頭首工等というふうに読むんだと思うですよ。だけど、これから読むとね、頭取工(あたまどりこう)だ、こりゃ、だれがつくったかという。これ頭首工のことでしょ。頭首工ちゅうのはね、頭と首って書くんですよ。だれ、これ。(「まあまあまあ」と呼ぶ者あり)いや、本当ですよ。あのね、やっぱりこういう資料は大事ですよ、市役所がつくったんでしょ、これ。もうちょっとまじめにしてください、まじめに。(「教育委員会じゃないか」と呼ぶ者あり)いや、これは教育委員会じゃないと思うですよ。そういうことでね、もうちょっとちゃんとしたのをつくってほしいいうことです。  では、箇所表をお願いして、質問はこれで終わります。よろしゅうございますか。 ○議長(福井康夫君) 答弁なしですか、よろしいですか。(「なしなし」と呼ぶ者あり)答弁よろしいですか。(段塚議員「なしでいい」と呼ぶ)  以上、通告者でございます。  通告外で、20番高田周儀議員。 ○20番(高田周儀君) 20番。まず、今回の台風12号におきまして、公設消防団の方が昼夜にわたって使命を全うされ、市民の命と財産を守る活躍されましたことに対して、心より敬意を表するとともに、お礼を申し上げたいというぐあいに思います。本当にありがとうございます。  そこで、まずお聞きしたいと思いますが、今回の補正予算1億6,886万4,000円、この中に明倫・成徳地区の雨水排水、この費用が入ってるかどうか。それと、特に堺町周辺の対策、この費用がこの中に入ってるかどうか、まずお伺いさせてください。 ○防災調整監(太田 篤君) 高田議員の御質問にお答えします。  堺町のところには、消防のポンプ3台と建設業者の排水ポンプを配置させていただきました。そこの部分の借り上げ料等は予算に上げております。 ○建設部長(早田博之君) 防災対策の費用はここには入っておりません。
    ○20番(高田周儀君) これね、どうして入らないんですか。そこが私聞きたい。このことに、成徳・明倫地区の雨水排水については谷本議員あるいは大田議員が質問をされました。その中でも答弁が明確でないですよ、明確で。この事業というのは10年前から行われてる事業で、それが大雨のたびに堺町周辺の人の床下であったり床上であったり浸水をして、そして市民生活をされる上で大変な不自由を10年間もかけてこられてですよ、それでいまだに対策が明確にされてない。これはどういうことですか。これね、床下浸水、あるいは床上、今回は床上浸水ありませんけれども、完全に人災ですよ、このことは。僕はね、10年間、これ以上どう検討されるのか。今回を契機に、やはり成徳・明倫地区の人の雨水に対する、あるいは床上、床下浸水に対する不自由さを取り除いてあげる、これが行政マンじゃないですか。これはね、僕は納得いきませんよ、こういう予算計上の仕方というのは。それでおきながらですよ、その小学校地内の崩落、あるいは小学校体育館の軒下の復旧工事、即予算がついとるじゃないですか。もっと市民生活にかかわる、その人たちの生活に対する不安、あるいは不利益を取り除いてあげると、なぜできないんですか。答弁お願いします。 ○市長(石田耕太郎君) また大きな話でありますので私の方でお答えをさせていただきますけれども、やはり今回計上させていただきましたのは、あくまでもこの12号の応急復旧に係る経費、あるいはこれからの災害査定に向けて調査設計をしないといけない、そういう経費を緊急に上げさせていただいたものであります。成徳・明倫地区のそもそもの雨水排水をどうするのかということについて、今緊急にということでは、拙速ではなくて、やっぱりこの点についてはしっかりと議論をして、本当に当面どういう方法をとるのか、その辺をやはりしっかりと合意を得ていく必要があるんだろうというふうに思います。財政的な問題も当然あるわけでありますから、その辺も踏まえて、どういう手法をとっていくのかしっかり議論をしていかないといけないというふうに思います。今回の予算については、そういう根本的な対策ではなくて応急的な対策を計上させていただいたということでありますので、その点については御理解をいただきたいというふうに思います。 ○20番(高田周儀君) 20番。やっぱりね、成徳・明倫地区の雨水排水、特に堺町周辺の雨水対策については、拙速にという答弁あったわけですが、10年間待たせておいてですよ、そこで生活しとられる方に、10年間で何回床下浸水があったのか、床上浸水があったのか御存じですか。そういう不便をかけておきながら、拙速にということはないでしょう、これは。方向性は、例えば拙速にということがあるんであれば、23年度じゅうにこの成徳・明倫地区の雨水排水に対しては方向性をきちっと明確に示しますと、こういう答弁をされんとね、そりゃね、そこの現場に本当に行かれましたか、そこの床下浸水しとるところの家に。回られましたか、どういう思いしとられるか御存じですか、本当に。私行きましたよ、あそこ2件。そういう人に10年間そういう思いをさせておきながら、いまだに方向性が定まらんちゅうことは、これは行政として僕は怠慢じゃないかなと思いますよ。これはね、そういう答弁では、成徳地区あるいは明倫地区の皆さんは納得されませんよ。もっと前向きに、この雨水排水対策についての答弁をやっぱりもう一回求めます。 ○市長(石田耕太郎君) ちょっと拙速という言葉は撤回させていただきますけれども、今回はあくまでも応急的なものについて予算化をさせていただいたということであります。ただ、やはりこの雨水排水の問題、非常に大きな課題であります。きょうも、どなたでしたか、お答えもさせていただきましたけれども、谷本議員だったでしょうか、打吹山から下がってくる雨水をどこでどういうふうに受けていくのが本当に一番効果的なのかということを、改めて私としてはやはり検討させていただきたいというふうに思っております。大事な課題ですけれども、地域のやはり皆さんのしっかりと合意も得ながら、この議会の合意も得ながらやっていかないといけないし、当然財源の確保をどうするかという問題も出てきます。その辺、県の御協力もいただきながら、ぜひやっていきたいというふうに思ってます。その辺を含めて、できるだけ早く方向づけはしていきたいというふうに思っておりますので、御理解いただければと思います。 ○20番(高田周儀君) あのね、今回の予算は、1億6,000万の補正予算は、今回の台風で起きた災害に対する応急的な予算だということがありますよね、答弁されました。成徳地区、明倫地区の雨水排水は緊急的ですよ、対策を講じなきゃいけないのは。そういうことをやっぱり、何というですか、応急的には打つけど、今緊急的に必要な対策というのはどうして打たれないんですか。今後、ならどれだけ待たされるんですか、その地域の人に対して。10年間待った。今か今かと待ってた地域住民の方は、それでも今議会の谷本議員、大田議員、私の質問を聞いて質問されますよ、そういう答弁では。やっぱり前向きにね、応急じゃなしに緊急的に今年度じゅうには予算のめどをつけて、そして対策を講じますぐらいの答弁をしてくださいよ。それが行政の人ですよ、行政マンですよ。 ○市長(石田耕太郎君) できるだけ早く取りまとめて方向づけをしていきたいというふうに思います。 ○議長(福井康夫君) よろしいですか。 ○20番(高田周儀君) 納得いきませんね。それは前向きに、あるいはできるだけ早くという答弁でね、それで市民の皆さんが本当に納得されるかどうか。これ以上言ったって、水かけ論というか、それ以上の答弁はできないと思いますけれども。  そこで、先ほどのあれ聞きます。浸水対策の、床下浸水、その他5件をお聞かせください。  それからもう一つは、環境関係でトイレの冠水被害というところで、上灘地区3件が上がってるわけですね。これはくみ取り式のトイレなわけです、これ、くみ取り式のトイレ。この方は、私に電話がありまして、高田さん、何とか、もうトイレが使えないと、あふれてしまって、何とかしてもらえませんでしょうかということで、総務課に電話をして、総務課の方から環境課に電話をしていただいた。環境課から、現場に行ってみるということで電話がありました。その次の日が日曜日です。あれは土曜日の遅くだったですからね、次の日が日曜日だし、月曜日にならんと対策が打てませんと。そのときに私は行ってみますということを環境課の人が言われた。ということになると、土曜日の夜から日曜日一日じゅう、くみ取り式のトイレですから、月曜日に業者に来てもらうまではほとんど使えない状況だということになるわけですね。これに対する対策はどうなってるんかと。  それでね、確かにあれ、浄化槽設置のところはあふれて、水が引けば使えるようになる、それでもまだ。ところが、くみ取り式の場合は使えない。これに対する対策はやっぱりしっかり今後考えていただきたいなというぐあいに思うわけですね。緊急の場合ですからね、土曜日、日曜日いっても、やっぱりその対応をきちっととっていただく、環境課は。そういう対策を今後お願いをしたいというぐあいに思います。  それから、自主避難による避難箇所5カ所のここに書いてある23名以外の方、概略でいいですからどれぐらい自主避難されたか、それもお聞かせください。 ○防災調整監(太田 篤君) 高田議員の御質問にお答えします。  その他の5件につきましては、古川沢が1件と明倫地区が4戸ということでございます。田内の方は館長さんが早く動かれたということがありまして、土のうをされて、消防団による確認では、床下浸水がなってなかったということで報告を受けてるようでございます。  それから、今書いてあります自主避難をされた以外に私が把握しとるのは5人です。以上です。(「何人」と呼ぶ者あり)5人です。自主避難されたというところ、聞いておりますのは。 ○産業環境部長(池田将登君) 高田議員の御質問でございますが、このたびし尿収集をさせていただいた世帯に対する対応でございますが、今おっしゃったのは、多分、見日町のアパートの件であろうと思います。御連絡をいただきまして、すぐ担当職員の方が出かけました。もちろん雨が引かないと、まずくみ取りはできないという状況もございましたし、そのエリアを担当いたします業者さんの方も、ちょうど土曜日がお休みということで連絡をとらせていただいて、雨が引きました日曜日の方で対応させていただいたと、くみ取りをさせていただいたということでございます。できるだけ早くそういった業者さんとの連絡もやりとりもスムーズに行って、対応できるように処理をしたいと思います。 ○議長(福井康夫君) 回数オーバーとなります。  18番大田進議員。 ○18番(大田 進君) 今回の台風のことですけども、先ほどからイエローゾーン、レッドゾーンと出てたんですけど、今回の災害でレッドゾーンに当たるところの被害はどれぐらいあったのかお聞かせ願いたい。 ○防災調整監(太田 篤君) 私が把握しとるのは長谷寺のところ、予定のところです、レッドゾーン予定地区1カ所です。 ○18番(大田 進君) なぜ聞いたかっていったら、市長がこれから緊急にって言われるけども、これ見てください。土砂災害防止法に係る住民説明会といってね、平成20年の10月の28日に余戸谷町の公民館で開かれた。そのときにそういうことを言って、もう3年たつんですよ。結局、今聞いたら、そこがちゃんと今回、土砂災害が出てきよると。やはりね、早く早く言いながら、遅いんですよ、やることが。ぜひとも早くやってください。  それと、先ほどの高田議員が言われた成徳、明倫のというのはね、これだけ立派なもんもつくってるんですよ、市は。これを見てください、これ、お金をかけて。そうでしょ。こんなもんまでつくっておきながら9年たってもそのままなんです。で、また検討したいって言われる。私はね、高田議員が先ほど言われたことは本当に涙が出るほどうれしかった。やはりね、やっていただきたい。ぜひよろしくお願いします。それだけで結構です。ちょっと答弁だけ、よろしく。 ○市長(石田耕太郎君) この雨水排水の問題については、今、県ともいろいろ御相談をさせていただいております。その調査報告書とか設計の方も十分踏まえながら、最終的にどういう方法をとるのか、できるだけ早期に結論を出していきたいというふうに思います。 ○議長(福井康夫君) 次に、5番伊藤正三議員に発言を許します。 ○5番(伊藤正三君) 今の本当に高田議員とのやりとりで一つ気になったことがありますので。  まず、今回の雨、降雨量とかというのは把握しておられますか、防災監。まずそれが一つ。というのがね、量的にはかるというか、このぐらいの降雨量があって、今、成徳地区が冠水したと。それで、今、市長言われてたわけですが、10年前からできなかったことが今すぐぱっとできるとはなかなか考えにくい。ぜひ取り組んでほしいんですが、すぐにはなかなか難しいということであれば、このぐらい降水量があって今回冠水した地域、せめてそういう状態にならないような技術的なことはできないわけですか。これちょっと、建設部長、要するに今回の冠水したところ、例えば降雨量がわかっておれば、このぐらい降った部分が冠水したこということになれば、その地域がまた同じぐらいの雨が降る可能性あるわけですから、それまでにとりあえずそこの今回冠水した部分だけをそれから免れるようなことは、まず技術的にできるもんですか、できないもんですか、それをお聞きしたい。 ○防災調整監(太田 篤君) ただいまの降雨量についてお答えします。  倉吉の観測地点でございますけども、11時から12時までが約41ミリ降ったと思います。(「1時間」と呼ぶ者あり)1時間です。(「41ミリ」と呼ぶ者あり)はい。 ○建設部長(早田博之君) 先ほど言いましたように、41ミリ、時間雨量で降っております。1日にすりゃ270とかそういうような数字だったと思うんですが、玉川が、私もその12時ごろちょうど見てまいりました。西町の辺はやっぱりつかっておったということ。それで満杯に玉川はなってた。ちょっと下流の改良してあるところに行ったら、ちょっと余裕があって流れとったという状態でございました。  市長もちょっと言いましたが、今県と協議しているのは、極力こういう打吹山の水をそういう改良したところに持っていけんだろうかということを協議しておるところでございまして、とりあえず倉吉幼稚園のところ、あの辺のところの、結構出てきますのでね、徳岡さんの方向に向かって。あの辺から県道をずっと流していって、桜ですか、あそこのところに持っていったら、改良した区間にはけるんじゃないかということで、県と今、内々での協議をやってるところでございます。 ○5番(伊藤正三君) ですので、例えばこういう防災については、やはり長期的な観点と、これを教訓に、それと、今言うように、やはり現実に今回これだけの雨の量でそういう被害を受けた場所が、とりあえず次のそういう同量の雨が降ればまた同じことが起きるわけですからね、それを回避するぐらいのことは、例えば今、高田議員が言われたような、23年度に同じところがもう二度とつからないようにするというような予算編成、予算も含めての方針は出すことはできませんか、市長。それで今ちょっと技術的にできるかできんかちゅうことだ。 ○市長(石田耕太郎君) それでも、今、建設部長が申し上げたような工事するにしても、簡単にできる工事では多分ありません。ですけども、できるだけ当面どういう措置をとれば今回のようなケースが避けることができるのかという、そういうことも含めて議論させていただければというふうに思います。 ○5番(伊藤正三君) ですからね、今言ったように中長期的に考えることである程度、やはり次いつ起こるかわからないわけですから、ここ1年あるいは半年ぐらいの間でも、すぐに工事に入るというんじゃなしに、そういうふうにすぐに考えれるような、そういうビジョンみたいなものですかね、防災に対する、そういうもんをはっきりと示されるべきだと思います。  それで、今言われたように、今も技術的なことって聞いたら、もうそれさえもどのぐらいつかるかわからないということで言われましたが、いわゆる長期的に、10年前の計画のような大きなことは今すぐにはできないわけですからね、ですからその辺のところのめり張りをつけるというようなことは考えられたらいいと思うんですが、その辺のところをもう一回聞いて。 ○市長(石田耕太郎君) 当面どうするのか、それから長期的にどうするのか、その辺も含めて整理をしたいというふうに思います。 ○議長(福井康夫君) よろしいですか。  質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第67号から議案第70号まで、各議案ごとに質疑を求めたいと思います。  まず、議案第67号 倉吉市防災行政無線施設更新整備工事の工事請負契約の締結について、質疑を求めます。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  16番段塚廣文議員。 ○16番(段塚廣文君) あのね、難しい質問ではありません。議案第67号から4件ありますけども、私、前もってこういう項目で表をつくっといていただきたいということで、つくっていただきました。それは入札参加業者、それから設計額、それから予定価格、入札価格、各社のね、それから入札回数、落札業者、落札金額、落札率、そういうことで4議案とも表にしていただいておりまして、それで、その表もらったで理解しましたけえ以下質問をいたしませんが、ただ、次の議案の陸上競技場、これだけはちょっとつけ加えますけど、以下、等分に扱っていただいて結構です。終わります。 ○議長(福井康夫君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第68号 平成23年度倉吉市営陸上競技場改修工事の工事請負契約の締結について、質疑を求めます。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  16番段塚議員。 ○16番(段塚廣文君) これはね、さっき言ったように項目は全部表にしてもらいましたから結構ですが、一つだけ確認しておきたい。それはね、この補正予算が出ましたね、あれは9月だったですか、7,100万増額したのは9月だったかな。そのときの、私どもは……(「6月だないか」と呼ぶ者あり)6月か、6月。今9月だけえな、ちょっと時間がなくなってきてとぼけておりますけど、まだまだ大丈夫です。そのときにね、組み替え動議やったかな、否決か、組み替え動議、そこまでやったのの一人ですからちょっと確認しておきたい。  そのときにね、財源に問題があるというようなことから、平成23年度は県補助金はないけども、来年度4,000万、県から補助金が出るという話がありましたな、あったな。(「あったあった」と呼ぶ者あり)それで、ところが入札結果によっては、割と低い額で入札できた。その約束事はどういうふうに守られるかなと。当初といいますか、6月議論したほどの財源にそれほどの影響がなくなった、入札結果によってね、低い入札になったから。そうすると、県はそれほど当初計画したほどの財源に多額のあれが出てこない。4,000万やめたよという話はありませんか。4,000万は約束どおり県から、こういう落札結果が出ても出ますか。これ、あのときはね、うまい話っていうふうなことで終わらせたくない。県の約束があって、県は、来年はええと、予算化するという約束したんだちゅうことを、副市長だったかな、副市長だったでないか、総務委員会で説明したですぞ。財政か、財政の課長が、たしか私の質問に対して割と詳しい根拠の話までした。それこそ会議録でもちゃんと載っとる思いますよ。だから、その4,000万は大丈夫ですかと、そのことだけをお願いしたい、答弁。 ○副市長(尾坂英己君) 当時私がどうお答えしたか、ちょっと定かではございませんけど、当然、事業費の精算額によって県の補助金は決まりますので、一番最初に入ったのが4,000万だったか、ちょっと私、額はよくわかりませんが、落札額が落ちれば、これから変更契約がない限り補助金も下がってくるとは思います、当然。ただ、県の補助金がいただけるということは、これは確約してるということを教育委員会からもお聞きしております。 ○16番(段塚廣文君) だから、落札額によって精算みたいな話だったら、そりゃ話が違いますぞ。7,400万増額したときに、なら、それに対応した額が4,000万でしたか。7,400万という当初予算に比べて増額があったと。だからこれは当てにせん、財源が必要になったと、市は。したがって、本年度は県は出さんけども来年は出しますぞという約束だったです。それが、入札結果がぐんと落ちたけえ、それに対応して下げますよちゅう話はありませんぞ。そがな、そのときのあったような話は通りません。会議録をよく調べて明確な答弁してください、どういうふうに答弁しとるか。総務委員会の会議録に載っとるはずですよ。たしか財政課長が言いましたで、きちんとその根拠も。(「いや、総務経済じゃない。議員懇談会か何かで報告したときに教育次長が言ったんだ」と呼ぶ者あり)いや、教育次長は言ってない。言ったかいな。(「いや、言ってるよ」と呼ぶ者あり)だれが言ったとしてもいいけど、約束事はそうだったですぞ。今みたいに入札結果がぐんと下がったからね、当然その財源も県は出しませんよちゅう話は通りませんぞ、別の単独のものだったですぞ、それは。 ○議長(福井康夫君) 答弁ありますか。 ○副市長(尾坂英己君) 多分、当時から御説明していたのは、これだけの事業費がかかりますよと、それに対応する県の補助金がこれだけです。それは金額の、何ぼ県が出すという話ではなくして、率としてこういう形で県の補助金がいただけるというお話をしてたかと思います。総額で何千万というのではないと思いますけども。(発言する者あり) ○議長(福井康夫君) 答弁するの。 ○教育次長池田弘之君) 県の方の市営陸上競技場への支援についてですが、建設年次での一般財源部分、それから、いわゆる合併特例債を使いますが、それの交付税措置後の金額の2分の1を県の方が措置するということで、そのときの設計上の金額からいうと3,000万とか4,000万という額はお話ししたと思います。 ○16番(段塚廣文君) あのね、私は何で記憶があるかといったらね、同僚議員の中野議員がそういう情報を県からつかんできて、これはもう来年約束はしてあるんだちゅう話ししたです。ですからね、証人喚問してもええですが。本当ですよ。だからあのときに、私は記憶ありますが、つかみ財源だなと私言った記憶ありますからね。だから議事録をもう一遍、私は聞きますよ。それによって教育民生の常任委員会で確認して、約束事ですから、それは守ってほしいし、そこがちょっと心配だった。そのことだけはきょう確認したかった。お互いに会議録を確認しましょう。きょうのところは休憩までせずにしまいましょうか。終わります。 ○議長(福井康夫君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。  18番大田進議員。 ○18番(大田 進君) 入札なんですけど、2億9,658万4,050円で落札されたということなんですけど、聞くところによると、6社がすべて2億9,658万4,050円、神わざなんですよ、これぴったりと。それで、くじが行われたという。そやから、くじの場合、私はこれは一番よかったなと思う。しかし、くじの前にこれ、ひょっとして話し合われたんじゃないかな。偶然にもこんな10円にも、私、長年こういう入札のことよう知ってますけどね、これは何もありません。ただね、これは最低価格を公表されたんですか、されてないんですか。そこを教えてください。 ○建設部長(早田博之君) 最低制限価格は公表しておりません。(大田議員「あるんですか、ないんですか、最低価格」と呼ぶ)公表はしておりません。(大田議員「いや、あるんですか」と呼ぶ)  最低制限価格はございます。先ほど言われました50円までの端数というのは消費税を込めた形のものでございまして、落札金額は2億8,246万1,000円でございます。 ○18番(大田 進君) もちろん消費税あれして。最低価格を言ってないと。ということはね、これ、こういうことがたまにある。何でいうたら、最低価格はわからないからみんな一緒のもん書くの。最低価格がわかっとればそういう書き方しない。そやけど、これは何もわかりません。偶然と信じたい。  しかしね、ちょっとこのこととは関係ないかもわからん。倉吉で最低価格のなぜこれ公表しないんです、なぜ公表しない。それと、同じあれでも最低価格はないやつがあるんですか。公表するやつとどういうふうになっとるんですか、この入札は。 ○建設部長(早田博之君) 一般的には、最低価格というのは事後公表の場合が、そういう入札が終わってから公表される場合が結構ございます。米子市ではそういう形で事後の公表はされておりました、入札が終わってからの公表。事前公表は県内ではやっておられんと思います。  それと、その公表の関係なんですが、倉吉市建設工事に係る業務の予定価格の事前公表に係る要綱ということで、そういう形で公表の対象を決めております。 ○18番(大田 進君) 最低価格は公表してないということです。これはいつぐらいからこういうふうに変えられたの。私はね、倉吉の建設会社の入札に参加した。最低価格は聞いて、10社のうちに8社が最低価格やった。それでくじになった。なぜ、いつから最低価格の公表しないようになったの。 ○建設部長(早田博之君) 一時、最低価格を80%にしようということで、80%にした時期がございました。そのときが、ほとんどの方が80%で来られて、くじという状態があったやに私は思います。それ以降は、そういうことじゃ、いろいろとくじばっかりの入札じゃだめじゃないかということがございまして、最低価格の計算式は公表はしてるんですが、最低価格は今は公表はしておりません。 ○18番(大田 進君) その最低価格の計算方式は公表してるっていうのは一体どういうこと。 ○建設部長(早田博之君) 業者の方が積算を一生懸命やっていただくようにというやなこともございまして、今の最低価格の設定方法というのが、直接工事、実際に物をつくるために直接必要とする経費に例えば95%を掛ける、あとの諸経費については共通仮設費に90%、現場管理費に60%、一般管理費に30%というやな形で設定したものが今の最低制限価格ということでは公表しております。 ○18番(大田 進君) わかりました。最低価格いうのは計算したら出てくるわけですね、業者は、大体、ほぼ、そうでしょ。(発言する者あり)いや、ホームページって言われるけどね、見る人は見れるけど、そういう機械を持ってなかったら見れないんだ、これ、そうでしょ。それと最低価格が、ほかの入札でですよ、この間解体か何かので1社だけで、あと全部が失格になったということがあるんですよね、1社だけが通って。これ最低価格の計算方法がわかるんやったらこういうことはあり得んでしょ。 ○建設部長(早田博之君) 構造物の撤去と解体というやなところは、ちょっと若干計算方式を変えてあります。それも公表しておりますが、あとは積算能力の問題だと私は思っております。際どいところで皆さん勝負をされたということで、1社だけが上回ったと、全部が下回ったということで、そういうことでございました。 ○議長(福井康夫君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第69号 河北中学校移転事業教室棟建築工事の工事請負契約の締結について、質疑を求めます。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  16番段塚廣文議員。 ○16番(段塚廣文君) 前の議案で説明したとおりで、質問を省略します。 ○議長(福井康夫君) 続いて、18番大田進議員に発言を許します。 ○18番(大田 進君) これ69号と70号は一緒に、別々。 ○議長(福井康夫君) いや、当初言いましたように、各議案ごと質疑を受けておりますので、69号のみです。 ○18番(大田 進君) なら、言いますよ。なら、入札に参加された企業名、それを教えていただきたい。それと予定価格を教えていただきたい。 ○教育次長池田弘之君) 大田議員の御質問にお答えします。  河北中学校移転事業教室棟建築工事の入札業者、4業者ございますので、読み上げます。河北中学校移転事業教室棟建築工事、向井組・河本建設・河﨑組特定建設工事共同企業体、2つ目に、クラエー・井中・アオキ特定建設工事共同企業体、3つ目に、寿・パルス・フクタニ特定建設工事共同企業体、4つ目に、酒井建設・向井工務店特定建設工事共同企業体で、予定価格につきましては税込みで2億453万8,950円です。以上です。 ○18番(大田 進君) これね、2億400ぐらいの予定価格ですよね。それが2億34万円かな、入札金額は。それで間違いないかな。これはパーセントで一体幾らになるんか。 ○教育次長池田弘之君) 大田議員の御質問にお答えします。  河北中学校移転事業教室棟建築工事の予定価格に対する落札金額、これは2億34万円です。予定価格が2億453万8,950円でございますので、予定価格に対する落札金額の割合は97.947%です。 ○18番(大田 進君) あのね、これ、あとの3社がその間なんですよね、落としてるのは、当然。あとの3社はそれより高いわけよね。それと予定価格より下に書いてるわけやから、もちろん。わずかな300の間に3社が書いてる。大体、公取の判断は、96%以上は談合やということになっておる。いや、本当ですよ、うそじゃないですよ、これは。はっきりそううたってるんだ。この倉吉の共同企業体がこうやってやるのにいっつもこういう金額なんだ。これやったらね、中部の業者、中部のAクラスも入れてなぜやらないんですか、これを。必ず言うのが疲弊してるっていう。しかし、現実は、倉吉の業者を使ってくれるんだったらいいけど、今回のこの上灘の市営住宅でも落として、結局は倉吉の業者でなかったらまずいから倉吉の鉄筋屋の名前をかりて、実際に取引やってるのは、持ってきてるのは米子の業者が持ってきとるんだ。そういう実態をあんたら知ってるんかいな、建設部長。そういうようなことが多過ぎるんだ、これ。そやから、倉吉の下請業者は疲弊したまんまなんだ、これ。上だけはこうやって談合まがいの数字で落としてですよ、下の業者は泣いてるんだ、みんな。疲弊したまんまなんだ。それと中部の業者はね、東伯、それは赤碕ですか、ある御三家なんか、倉吉の人が何人働いてると思うんですか。倉吉の小さな建設業者よりもたくさんの人数の倉吉の人間を雇ってるんですよ。こういうようなことばっかりやるような入札をやるんだったら、もうそろそろ中部全体で入札業者をふやして、その入札金額を競っていただいて落としていただかなね、同じとこがいっつも同じような金額でとるんだ、これ。ぜひそうしていただきたい。よろしくお願いします。 ○議長(福井康夫君) 答弁求めます。(大田議員「答弁なんかできない」と呼ぶ)できん。  質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第70号 河北中学校移転事業既存校舎改修工事の工事請負契約の締結について、質疑を求めます。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  16番段塚廣文議員。 ○16番(段塚廣文君) 16番。前議案同様の扱いで結構です。 ○議長(福井康夫君) 次に、質疑を終了、よろしいですか。質疑を終結することに御異議ございませんか。
                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  日程第2 付議議案委員会付託 ○議長(福井康夫君) 日程第2、付議議案委員会付託を行います。  付託表を配付のため、暫時休憩いたします。                   午後6時51分 休憩                   午後6時53分 再開 ○議長(福井康夫君) 配付ができましたようですので、再開をいたします。  先ほど質疑を終結した諸議案は、審査のため、お手元に配付しております付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。これに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案付託表のとおり、それぞれの委員会に付託することに決定いたしました。  委員会の開催について御連絡いたします。各常任委員会とも9月15日木曜日午前10時から開催をいたします。場所は、総務経済常任委員会は議会会議室、建設企画常任委員会は第2会議室、教育福祉常任委員会は大会議室であります。  以上で本日の日程は終了いたしました。  明14日から20日までは委員会審査等のため休会とし、次の本会議は9月21日午前10時から会議を開くこととして、本日はこれをもって散会いたします。                   午後6時55分 散会...