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平成22年第6回定例会(第1号 9月 6日)

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  1. 倉吉市議会 2010-09-06
    平成22年第6回定例会(第1号 9月 6日)


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    最終取得日: 2022-12-10
    平成22年第6回定例会(第1号 9月 6日)                  倉吉市議会会議録(第1号) 平成22年9月6日(月曜日)    第1 会議録署名議員の決定  第2 会期の決定  第3 説明のため出席を求めた者の報告  第4 議案の上程並びに提案理由の説明 〇会議に付した事件  ◎日程第1から日程第4まで                   午前10時02分 開会 ○議長(福井康夫君) それでは、開会いたします。  ただいまから平成22年第6回倉吉市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 ○議長(福井康夫君) 本日の議事日程は、お手元にお配りしております日程書のとおり行います。  日程第1 会議録署名議員の決定
    ○議長(福井康夫君) 日程第1、会議録署名議員の決定を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、2番福谷直美議員、20番高田周儀議員を議長において指名いたします。  日程第2 会期の決定 ○議長(福井康夫君) 日程第2、会期の決定を行います。  本定例会の会期は、先般開催した議会運営委員会において協議をし、連絡しておるとおりでありますが、お手元に配付しておりますとおり、本日から9月22日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は、9月6日から9月22日までの17日間と決定いたしました。  日程第3 説明のため出席を求めた者の報告 ○議長(福井康夫君) 日程第3、説明のため出席を求めた者の報告であります。これは、石田市長ほか、お手元に配付しておるとおりであります。  なお、本日届け出のあった事故者は、議員ではありません。当局では、後谷博代表監査委員欠席松井幹雄監査委員代理出席であります。  以上、報告いたします。  この際、平成22年6月1日から平成22年8月31日までの事務処理概要をお手元に配布しておるとおり報告いたします。  日程第4 議案の上程並びに提案理由の説明 ○議長(福井康夫君) 日程第4、議案の上程並びに提案理由の説明に移ります。  提案理由の説明を求めます。  石田市長。 ○市長(石田耕太郎君)(登壇) おはようございます。  平成22年9月定例会提案理由説明に先立ちまして、新斎場建設について御報告させていただきます。  去る8月30日の市議会議員懇談会で、従来の原石山にかえて、円谷地内の土砂採取地を新斎場の候補地としたい旨を、御報告したところでありますが、その上で、8月31日に広域連合会議広域連合議会環境福祉常任委員会、さらには9月3日の広域連合議会で説明をし、それぞれに御承認をいただいたところであります。  今後、地質調査や設計の一部変更等の業務と並行して、都市計画法に基づく手続き等が必要となりますけれども、圏域住民の方々に一日も早く使用していただくために努力をし、平成24年度中の完成を目指して取り組んでいきたいというふうに考えておりますので、議員各位の一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。  それでは、ただいま上程されました報告第7号、認定第1号から第20号まで、及び議案第77号から第89号までの諸議案につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  まず、報告第7号平成21年度倉吉健全化判断比率及び平成21年度倉吉資金不足比率についてでありますが、これらの指標は、平成19年6月に成立した「地方公共団体財政健全化に関する法律」により、平成19年度決算から『健全化判断比率』である「実質赤字比率」、「連結実質赤字比率」、「実質公債費比率」及び「将来負担比率」の4指標と、公営企業ごとの「資金不足比率」の公表が義務づけられました。  加えて、平成20年度決算からは早期健全化基準財政再生基準を超えた場合に、「財政健全化計画」や「財政再生計画」の作成が義務づけられました。  本市の平成21年度決算における「実質赤字比率」及び「連結実質赤字比率」は、実質収支連結実質収支がともに黒字であるため、値なしとなっております。  次に、「実質公債費比率」について御説明いたします。この比率一般会計等(いわゆる普通会計)の実質的な公債費公営企業会計への繰出金広域連合負担金における実質的な公債費を加えた額を標準財政規模で除した比率であります。分母分子とも、交付税措置された額や特定財源を控除し、正味の一般財源で比較するものです。また、この率は直近の3か年の平均値であり、平成21年度決算における本市の実質公債費比率は20.0%でした。平成20年度決算における値は20.8%でありましたので、0.8ポイント減少をしております。これは一般会計公債費、準公債費である公営企業会計への繰出金広域連合負担金が減少したためです。  次に「将来負担比率」について御説明いたします。先ほどまで御説明いたしました3指標がフロー指標であるのに対し、本指標はストックに着目した指標です。地方債残高債務負担行為残高といった負債、基金残高などの資産、あるいは将来収入される特定財源などを考慮した金額を、標準財政規模で除した比率です。この場合の標準財政規模は、交付税措置などを控除した標準財政規模であり、実質公債費比率の算定で用いるそれと同じものであります。平成21度決算における本市の将来負担比率は114.6%でした。この指標は1年間の収入に対して、実質的な負債がどのくらいあるのかを見るための指標です。本市におきましては、年収の1.1倍の負債があると考えることができます。平成20年度決算における値は130.4%であり、15.8ポイント減少しております。これは一般会計公債残高及び広域連合公債残高が減少したためです。  次に「資金不足比率」ですが、水道事業簡易水道事業下水道事業集落排水事業温泉配湯事業国民宿舎事業のいずれの会計資金不足が生じていないため、値なしとなります。なお、経営健全化基準は20.0%となっております。  以上述べましたとおり、平成21年度決算におけるすべての健全化判断比率及び資金不足比率基準未満となっており、財政健全化計画を策定する水準にはないことを御報告いたします。  なお、実質公債費比率につきましては、18%以上であるため、公債費負担適正化計画を更新し、財政健全化に努めることとしております。  次に、認定第1号から認定第20号までの平成21年度の一般会計及び各特別会計歳入歳出決算認定についてでありますが、本決算は、地方自治法第233条第2項の規定及び地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、それぞれ監査委員審査を受けましたので、その意見書を添えて本市議会認定に付するものであります。  なお、当該決算に係る主要な施策の成果を説明する書類及び政令で定める書類をあわせて提出しております。  まず、認定第1号平成21年度倉吉一般会計歳入歳出決算認定についてでありますが、歳入決算額251億7,623万円、歳出決算額245億2,071万2,000円、歳入歳出差引6億5,551万8,000円、翌年度へ繰越すべき財源3億7,760万4,000円、実質収支2億7,791万4,000円となっております。  歳入の主なものといたしましては、市税が60億5,311万2,000円、地方交付税が79億3,707万9,000円、国庫支出金が32億9,430万1.000円、県支出金が18億3,963万6,000円、諸収入が21億4,826万2千,000円、市債が15億9,424万8,000円となっております。  また、歳出の主なものといたしましては、総務費が28億8,923万8,000円、民生費が72億4,403万1,000円、衛生費が19億1,671万9,000円、商工費が16億3,687万1,000円、土木費が27億4,870万2,000円、教育費が20億9,624万7,000円、公債費が38億2,194万6,000円となっております。  次に、認定第2号から認定第19号までの平成21年度倉吉市各特別会計歳入歳出決算認定ついて御説明申し上げます。  特別会計全体の合計額で申し上げますと、歳入決算額157億5,719万9,000円、歳出決算額156億7,356万6,000円、歳入歳出差引8,363万3,000円、翌年度へ繰越すべき財源299万3,000円、実質収支8,064万円となっております。  次に認定第20号 平成21年度倉吉水道事業会計決算認定についてでありますが、損益勘定収益的収入決算額8億8,012万8,000円、収益的支出決算額8億3,697万4,000円、収入支出差引4,315万4,000円で、純利益は税抜きで3,559万1,000円となっております。  次に、資本勘定資本的収入決算額6,477万9,000円、資本的支出決算額3億8,178万3,000円、収入支出差引3億1,700万4,000円の不足を生じることとなりましたので、その措置として、当年度分損益勘定留保資金等、所定の財源をもってこれを補てんするものであります。  次に、議案第77号専決処分について 平成22年度倉吉一般会計補正予算(第3号)でありますが、韓国ドラマ「アイリス」の新シリーズ作品アテナ~戦争の女神」の制作を支援するための予算について、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したことから、同条第3項の規定により、本議会に報告し、承認を求めるものであります。  次に、議案第78号から議案第82号までの議案につきまして、御説明を申し上げます。  まず、議案第78号平成22年度倉吉一般会計補正予算(第4号)についてでありますが、今回の補正は、普通交付税及び前年度繰越金が明確となり、また、当初予算編成時から半年を経過し、その間の事情変更などに対応するためのものであります。  歳出の主なものといたしましては、総務費では、早期退職予定者など6名分の退職手当1億1,606万7,000円を、また地方財政法第7条第1項の規定に基づいて平成21年度一般会計実質収支の2分の1を下らない金額を積み立てるなどのため財政調整基金積立金9,988万円をそれぞれ追加計上したほか、コンビニ収納に対応するための費用4,674万6,000円を新規に計上しております。  民生費では、保険料軽減世帯の増により、国民健康保険事業会計への繰出金2,558万6,000円を追加計上しております。  衛生費では、子宮頸がんを予防するために中学1年から3年の女子を対象にして行う予防接種に係る費用として1,769万6,000円を新規に計上しております。また、「新たな新型インフルエンザワクチン」の接種に係る委託料及び扶助費として3,231万円を新規に計上し、季節性インフルエンザ接種に係る委託料及び扶助費を1,872万5,000円減額しております。  農林水産業費では、イノシシの侵入防止柵設置等要望増に対応するための費用として鳥獣被害総合対策事業費200万円を計上するとともに、新たにチャレンジプラン2件が県の審査会で承認を受けたことから支援事業費補助金35万3,000円を増額しております。  商工費では、地域産業振興ビジョンを具現化するため、中小企業者の新たな販売ルートの開設を促進する費用として商品等販路開拓支援事業費補助金120万円、本市でのコンベンション等の開催を促進するための支援策としてコンベンション等誘致支援助成金30万円をそれぞれ新規に計上しております。  土木費では、ふるさと雇用再生特別基金事業を活用して、公民館などから地区要望が出ている道路等測量設計などを行うための費用300万円、エキパル倉吉等の施設に指定管理者制度を導入するための費用として指定管理料969万円、平成21年度に実施したラグビー場南側の多目的広場の用地を土地開発公社から取得するための費用7,583万1,000円をそれぞれ新規に計上するとともに、補助制度の変更により地域再生基盤強化交付金事業280万円、福光川改修に係る費用400万円を増額し、資本費平準化債の減額などにより下水道事業特別会計繰出金784万6,000円を追加で計上しております。  消防費では、自治公民館自主防災組織等が行う住宅用火災警報器共同購入に対する助成として500万円、場所により電波の受信状態の悪い衛星携帯電話を庁内で確実に使用できるようにするための費用52万2,000円を新規に計上しております。  教育費では、ふるさと雇用再生特別基金を活用し、地域コーディネーターによって、地域力の向上を図ろうとする4地区への委託費として736万1,000円、会議など2階の利用頻度が高い公民館バリアフリー化を図るため、小鴨公民館明倫公民館にエレベーターを整備するための費用1,456万6,000円、さびが発生し腐食が進んでいる関金屋根付き多目的広場の屋根の鉄骨を塗装するための費用3,592万2,000円、武道館の柔道場の畳を更新するための費用1,058万4,000円をそれぞれ新規に計上しております。  以上、補正の総額は5億1,454万7,000円の増額で、補正後の予算総額は、269億8,446万9,000円となります。  次に、議案第79号から議案第82号までの平成22年度特別会計補正予算について御説明いたします。  まず、国民健康保険事業特別会計では、保険証個人発行に係るシステム改修委託料567万円、平成21年度の精算に伴う国庫負担金等償還金1,922万2,000円を追加計上し、被保険者の減及び給付実績に基づき、療養給付費を対前年度2%の増と見込んで減額補正するものであります。  国民宿舎事業特別会計では、平成22年度と平成23年度の2か年での実施を計画しておりました厨房エアコン改修工事について、衛生管理上の観点で単年度施工が望ましいことなどから、施設の維持補修工事費313万1,000円を増額するものであります。  次に議案第83号 エキパル倉吉の設置及び管理に関する条例の制定についてでありますが、整備を進めてきました倉吉駅の供用が、年内にも開始できる運びとなっております。この施設について公募により名称を「エキパル倉吉」と決定し、あわせて設置及び管理に関する条例を制定するものです。  次に議案第84号 倉吉駐車場の設置及び管理に関する条例の一部改正についてでありますが倉吉駅周辺の公共施設を一元的に管理するため、既存の倉吉駅前駐車場倉吉南口駐車場と名称変更し、倉吉橋上化事業に伴い新たに設置される倉吉北口駐車場とを合わせて、指定管理者管理運営を行わせるよう倉吉駐車場の設置及び管理に関する条例に所要の改正を行うものです。  次に議案第85号 財産の無償譲渡についてでありますが、同和対策事業施設譲渡等取り扱い方針に基づき、同和対策事業で設置した施設の譲渡等につきまして、無償譲渡の申し出のあった消防ポンプ格納庫12施設について、利用実態に合わせ実際に施設を利用している地元自治公民館へ無償で譲渡することについて、地方自治法第96条第1項の規定により本議会の議決を求めるものです。  次に議案第86号 市道の路線の廃止、及び議案第87号 市道の路線の認定についてでありますが、指導湯ヶ原線及び指導明高宮線県代行事業で施行した指導野添1号線の改良による区域の変更に伴い、両路線の従来の起点を変更する必要があり、この際現市道を廃止し、改めて新路線として認定するため、本市議会の議決を求めるものであります。また、市道日氏支線は同じく市道野添1号線の改良によって、従来の野添1号線の区域の一部が複線状となることから、当該複線区間を整理し新たな路線とするため、認定するもので、法令の規定並びに本市の市道認定基準に適合するものであり、道路法第8状第2項の規定により本市議会の議決を求めるものであります。  次に議案第88号 功労表彰についてでありますが、倉吉表彰条例の規定により、本市の振興発展に功労のありました6人に対し、功労表彰を行うため、本市議会の同意を求めるものであります。  条例第3条第1号の規定に該当します  谷本修一さん、福井康夫さんは、市議会議員として地方自治振興発展に貢献された功績によるものです。  条例第3条第4号の規定に該当します  天野幸男さんは、消防団員として災害の防除・生命財産の保護に貢献された功績によるものです。  増田昇さんは、学校医として保健衛生振興発展に貢献された功績によるものです。  条例第3条第5号の規定に該当します  芳川誠さん、山﨑恭美子さんは、倉吉博物館資料として絵画作品の寄附をいただいたことによるものです。  次に議案第89号 エキパル倉吉及び倉吉駐車場指定管理者の指定についてでありますが倉吉駅周辺の公共施設を一元的に管理し、民間のノウハウを活用することで、管理運営効率性を高め、管理経費の節減を図るため、指定管理者制度を導入することに方針を決定し、このたび、公募により指定管理候補者として選定した、特定非営利活動法人ふるさと遊誘駅舎館指定管理者として指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により、本議会の議決を求めるものであります。  以上、何とぞ慎重審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げまして提案理由の説明を終わります。 ○議長(福井康夫君) 続いて、認定案件について、監査委員より審査の報告を求めます。  松井幹雄監査委員。 ○監査委員松井幹雄君) 倉吉監査委員松井幹雄でございます。よろしくお願いいたします。  監査委員を代表いたしまして、平成21年度倉吉一般会計及び特別会計決算審査につきまして御報告申し上げます。  地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項の規定により審査に付されました平成21年度各会計歳入歳出決算書及び事項別明細書実質収支に関する調書、財産に関する調書並びに基金の運用状況に関する調書について、各関係諸帳簿、証票書類等の照合を行いますとともに、関係資料の提出を求めて、担当職員から説明を聞いて慎重に審査いたしました。  審査に付されました各会計歳入歳出決算額は、いずれも関係法令に準拠して調整されており、係数もそれぞれ符合し、当年度決算を適正に表示しているものと認められました。  当年度一般会計及び特別会計を合わせた決算総額は、お手元の決算審査意見書の6ページに記載しておりますが、歳入409億3,342万9,000円、歳出401億9,427万8,000円であります。歳入歳出差引額は7億3,915万1,000万の黒字決算となっておりますが、7ページに記載しておりますとおり、このうちに翌年度に繰り越すべき財産3億8,059万7,000万が含まれておりますので、これを差し引いた実質収支は3億5,855万4,000円の黒字となります。また、実質収支額を前年度と比較しますと、6,564万6,000円増加いたしております。  以上、決算状況を総括して申し上げましたが、歳入面におきましては、市税をはじめ税外収入等につきましても負担の公平を期するため、効率的な事務処理収納体制連携強化を図り、収入未済額の解消が図られること、また、歳出面におきましては、市民要望を的確にとらえるために、効果的な事業実施に徹し、従来にも増して財政運営合理化効率化に努め、財政構造弾力性が保てるよう中長期的な計画のもとに、徹底した財政健全化に取り組まれ、財政基盤の強化に努められますよう望むものであります。  以上、主要な点だけを申し上げましたが、決算数字等につきましては、お手元の意見書に記載しておりますので省略させていただきます。  次に、平成21年度倉吉水道事業会計決算審査につきまして御報告申し上げます。  地方公営企業法第30条第2項の規定により審査に付されました平成21年度倉吉水道事業会計決算について関係諸帳簿、証票書類等の照合を行いますとともに、担当職員から説明を聞いて慎重に審査いたしました。  審査に付されました決算書及び附属書類関係法令に準拠して調整されており、係数もそれぞれ符合し、当年度営業成績及び財政状況を適正に表示しているものと認められました。  その概要を申し上げますと、経営状況につきましては、お手元の意見書の4ページに記載しておりますが、収益的収支において収入額8億8,012万8,000円、支出額8億3,697万4,000円、収入支出差引額4,315万4,000円となりますが、いずれも消費税込みでありまして、消費税及び地方消費税等を除きますと3,559万1,000円の純利益となるものであります。  次に、同じく5ページに記載しておりますが、資本的収支におきましては、収入額6,477万9,000円、支出額3億8,178万3,000円となり収入支出差引額3億1,700万4,000円の不足額を生じておりますが、これにつきましては、当年度分損益勘定留保資金等をもって補てんされております。  水道事業経営気象条件等の影響を受けやすい要素が多くあり、水道使用者節水意識の高まりなどから給水収益の大幅な増加は期待できない現状であります。したがって、今後更なる計画的かつ効率的な財政運営を目指し、より一層の創意工夫をされて経営の安全化を図り、良質で低廉な水の供給ができるよう今後も一層努力されますよう望むものであります。  以上、主要な点だけを申し上げましたが、決算数値の分析、前年度との比較等につきましては、お手元の意見書に記載しておりますので省略させていただきます。  次に、平成21年度決算にかかる健全化判断比率及び資金不足比率審査につきまして御報告申し上げます。  地方公共団体財政健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により審査に付されました平成21年度倉吉市の決算にかかる健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施し、審査に当たっては算定の根拠となる積算資料の提出を求めるとともに、担当職員から説明を聴取して審査いたしました。  審査に付されました健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類は、法令に準拠して適正に作成されており、健全化判断比率及び資金不足比率は正確であると認められました。比率につきましてはお手元の意見書のとおりであり、実質赤字比率連結実質赤字比率実質公債費比率、将来負担率とも早期健全化基準の範囲内であり、各公営企業会計資金不足比率につきましても経営健全化基準の範囲内となっております。  以上をもちまして決算審査並びに健全化判断比率及び資金不足比率審査の報告といたします。 ○議長(福井康夫君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。  次の本会議は、明日午前10時から会議を開き、市政に対する一般質問を行うこととして、本日はこれをもって散会いたします。                 午前10時35分 散会...