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平成17年第3回定例会(第7号 3月16日)

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  1. 倉吉市議会 2005-03-16
    平成17年第3回定例会(第7号 3月16日)


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    最終取得日: 2022-12-10
    平成17年第3回定例会(第7号 3月16日)                倉吉市議会会議録(第7号) 平成17年3月16日(水曜日)    第1 委員長報告並びに同報告に対する質疑  第2 付議議案の討論・採決  第3 追加議案の審議 〇会議に付した事件  ◎日程第1から日程第3  ◎議案第89号 平成16年度倉吉市一般会計補正予算(第7号)に対する附帯決議の          動議                 午前10時03分 開議 ○議長(山口博敬君) これより本日の会議を開きます。  本日届け出のあった事故者は、議員及び当局ともありません。  以上、報告いたします。 ○議長(山口博敬君) 本日の議事日程は、お手元にお配りしております日程書のとおり行いたいと思います。
     日程第1 委員長報告並びに同報告に対する質疑 ○議長(山口博敬君) 日程第1、委員長報告並びに同報告に対する質疑を行います。  それでは、まず建設企画常任委員会委員長の報告を求めます。21番丸田克孝君。 ○21番(丸田克孝君)(登壇) 建設企画常任委員会委員長報告をいたします。  去る3月11日の本会議において当委員会に付託されました議案を審査するため、同月14日に委員会を開催し、担当職員の出席を求め説明を聞き慎重に審査いたしましたので、その結果について御報告申し上げます。  議案第89号 平成16年度倉吉市一般会計補正予算(第7号)のうち当委員会の所管する部分つきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第93号 平成16年度倉吉市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)、議案第96号 平成16年度倉吉市上井羽合線沿道土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)、議案第97号 平成16年度倉吉市下水道事業特別会計補正予算(第3号)、議案第100号 平成16年度倉吉市温泉配湯事業特別会計予算、以上4件の予算案件につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第102号 平成17年度倉吉市一般会計予算のうち当委員会の所管する部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第106号 平成17年度倉吉市簡易水道事業特別会計予算、議案第107号 平成17年度倉吉市温泉配湯事業特別会計予算、議案第111号 平成17年度倉吉市上井羽合線沿道土地区画整理事業特別会計予算、議案第112号 平成17年度倉吉市下水道事業特別会計予算、議案第114号 平成17年度倉吉市集落排水事業特別会計予算、以上5件の特別会計予算につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第119号 平成17年度倉吉市水道事業会計予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第133号 倉吉市準用河川占用料等徴収条例の制定について、議案第135号 市道の路線の認定について、議案第136号 市道の路線の廃止について、以上3件につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、陳情の取り扱いについてご報告いたします。  陳情第5号 防犯灯の早期整備については、継続審査すべきものと決定いたしました。  以上、簡単ではありますが、建設企画常任委員会委員長報告といたします。 ○議長(山口博敬君) 次に、教育民生常任委員会委員長の報告を求めます。7番坂井徹君。 ○7番(坂井 徹君)(登壇) 教育民生常任委員会委員長報告をいたします。  去る3月11日の本会議において当委員会に付託されました議案を審査するため、同月14日に委員会を開催し、担当職員の出席を求め説明を聞き慎重に審査いたしましたので、その結果について御報告申し上げます。  議案第89号 平成16年度倉吉市一般会計補正予算(第7号)のうち当委員会の所管する部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第90号 平成16年度倉吉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第91号 平成16年度倉吉市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第92号 平成16年度倉吉市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)、議案第94号 平成16年度倉吉市住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第3号)、議案第95号 平成16年度倉吉市高齢者障害者住宅整備資金貸付事業特別会計補正予算(第2号)、以上5件の特別会計補正予算につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第102号 平成17年度倉吉市一般会計予算のうち当委員会の所管する部分につきましては、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第103号 平成17年度倉吉市国民健康保険事業特別会計予算、議案第104号 平成17年度倉吉市介護保険事業特別会計予算、議案第105号 平成17年度倉吉市老人保健事業特別会計予算、議案第108号 平成17年度倉吉市住宅資金貸付事業特別会計予算、議案第109号 平成17年度倉吉市高齢者障害者住宅整備資金貸付事業特別会計予算、以上5件の特別会計予算につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第130号 倉吉市高齢者虐待防止条例の制定につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第131号 倉吉市立伯耆しあわせの郷の設置及び管理に関する条例の一部改正については、賛成多数により原案可決すべきものと決定いたしました。  なお、本件の審議に当たっては、本会議質疑中に発言のありました健康支援課設置位置について、しあわせの郷中に設置することにより市民サービスの低下につながるんじゃないかとの意見が多数出されましたので、あわせてご報告いたします。  次に、議案第132号 倉吉市予防接種健康被害調査委員会条例の一部改正について、議案第134号 倉吉市文化財保護条例等の一部改正について、議案第137号 倉吉市高齢者障害者住宅整備資金貸付条例の廃止について、以上3件の条例案件につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、陳情の取り扱いについて御報告いたします。  陳情第2号 新斎場建設反対については、継続審査すべきものと決定いたしました。  次に、陳情第6号 「人権侵害の救済に関する法律」の早期制定を求める意見書提出については、採択すべきものと決定いたしました。  次に、陳情第7号 乳幼児医療費助成への国保国庫負担減額調整の廃止を求める意見書提出については、賛成多数により不採択すべきものと決定いたしました。  続いて、継続審査となっておりました平成16年陳情第7号 倉吉市立上灘保育園廃園反対については、賛成多数により不採択すべきものと決定いたしました。  以上、簡単ではありますが、教育民生常任委員会委員長報告といたします。 ○議長(山口博敬君) 次に、総務経済常任委員会委員長の報告を求めます。16番由田隆君。 ○16番(由田 隆君)(登壇) 総務経済常任委員会委員長報告をいたします。  去る3月11日の本会議において当委員会に付託されました議案を審査するため、3月14日及び15日に委員会を開催をし、担当職員の出席を求め説明を聞き慎重に審査いたしましたので、その結果について御報告を申し上げます。  議案第89号 平成16年度倉吉市一般会計補正予算(第7号)のうち当委員会の所管する部分につきましては、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  なお、本件に対しては付帯決議がなされておりますので、御報告を申し上げます。  2款1項11目23節に計上されております還付金についてでありますが、そのうちの還付加算金について国に損害の補償を求める旨が決議されたものであります。  続きまして、議案第98号 平成16年度倉吉市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)、議案第99号 平成16年度倉吉市小鴨財産特別会計補正予算(第2号)、以上2件の特別会計補正予算は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第101号 平成16年度倉吉市国民宿舎事業会計予算は、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第102号 平成17年度倉吉市一般会計予算のうち当委員会の所管する部分につきましては、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第110号 平成17年度倉吉市土地取得事業特別会計予算、議案第113号平成17年度倉吉市駐車場事業特別会計予算、以上2件の特別会計予算につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第115号から118号の平成17年度倉吉市高城、小鴨、北谷、上北条の各財産区特別会計予算につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第120号 平成17年度倉吉市国民宿舎事業会計予算、議案第121号倉吉市国民保護協議会条例の制定については、いずれも賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第122号 倉吉市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定については、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第123号 特別職の職員の給与に関する条例の一部改正については、賛成なしにより原案を否決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第124号 市長等及び教育長の給与の特例に関する条例の一部改正については、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第125号 倉吉市職員の給与に関する条例等の一部改正について、議案第126号 倉吉市実費弁償条例の一部改正について、議案第127号 倉吉市公の施設における指定管理者の指定の手続等に関する条例の制定について、議案第128号 倉吉市特別導入事業基金条例の制定について、議案第129号 倉吉市関金総合文化センターの設置及び管理に関する条例の制定について、以上5件の条例案件につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、陳情の取り扱いについて御報告を申し上げます。  陳情第1号 「市場化テスト」や「給与構造見直し」に反対する意見書提出については、不採択すべきものと決定をいたしました。  次に、陳情第3号 JR不採用問題の解決に向けた協議の開始を求める意見書提出については、採択すべきものと決定をいたしました。  次に、陳情第4号 農業を守って、食料自給率を向上させるための意見書提出については、継続審査すべきものと決定をいたしました。  以上、簡単でありますが、総務経済常任委員会委員長報告といたします。 ○議長(山口博敬君) 次に、政治倫理特別委員会委員長の報告を求めます。15番川部洋君。 ○15番(川部 洋君)(登壇) 政治倫理特別委員会委員長報告をいたします。  去る3月11日の本会議において当委員会に付託されました議案を審査するため、同月15日に委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その結果について御報告申し上げます。  請願第1号 議会改革については、研究留保すべきものと決定いたしました。  以上、簡単ではありますが、政治倫理特別委員会委員長報告といたします。 ○議長(山口博敬君) 続いて、ただいまの委員長の報告に対する質疑を求めます。  まず、建設企画常任委員会委員長の報告に対する質疑を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、教育民生常任委員会委員長の報告に対する質疑を求めます。  11番福田裕一君。 ○11番(福田裕一君) 議案第131号で、健康支援課保健センターに行くということで、いわゆる委員長報告の中に市民サービスの低下につながる意見が多く出たという報告でしたけども、やはりそういう正しい判断だと思いますよ、市民サービスの低下につながるということは。それで、そこらあたりの意見をもうちょっとつまびらかにしてもらいということと、それから、市長の答弁が2万人を超える保健センター利用者があるということだったんですけども、そこらあたりはきっちり審査されたと思いますので、報告をお願いいたします。 ○7番(坂井 徹君) 2点の御質問があったわけですけれども、一つは、審議内容をもうちょっとつまびらかにというお話ですが、この中で、大勢の意見は、やはりこの改正案が出された裏には、合併によって関金と一緒になって、結局担当の職員が随分ふえたということで手狭になったために、新しく業務を集約して市民サービスを低下させないために、健康福祉課をつくってしあわせの郷の方にということでしたけれども、どう考えてもこの業務は本庁舎内に置いた方がいいんじゃないかということが大勢の意見でした。  それから、2点目の利用者の件ですけれども、これは本会議中の市長の答弁はしあわせの郷の利用人数が2万2,000人ぐらいというお話があったと思いますけれども、これは、実数の利用者というのは、教室というか、いろんな部屋を使ってすべて利用される人もありますので、実質的には3,300から400人ぐらいの方が利用されてたというのが実質の利用者数だというぐあいに説明を受け、そういうぐあいに理解しておるところです。 ○11番(福田裕一君) やはり、強く反論するという形で市長の答弁があったんですけども、実際は手狭になったということなんだ。おり場がない。ね、そういう審議だったということですから。いっぱいあるんです、おり場は、ほかにも役所の中には。ですから、そこら辺はどうしようもないことなんですけども、それと、利用者、教室も含めて3,000人。教室っていうのは保健センターじゃないでしょう。ですから、そっちの方もカウントして3,000人ぐらい。そんなもんですよ、本当は。ですから、そういう利用者についてもええかげんな答弁だったと思いますし、きっちり、本当の保健センター利用者というのはそんなにないんでしょ、だから。教室というのは、しあわせの郷が実施しておる教室なんでしょ。ですから、そっちも含めて3,000人ぐらいちゅうことですので、いろいろ保健婦さんがみんな1人残してあっちへ行っちゃわれるんですから、サービスの低下につながらないように格段の努力を執行部にお願いをしたいと思います。 ○議長(山口博敬君) 15番川部洋君。 ○15番(川部 洋君) 継続になっておりました陳情第7号 倉吉市立上灘保育園廃園反対について、委員長報告に対して質疑を行います。  この陳情については、これまでの議会の中でもいろいろありました。前回決議を出したんですけども、市長の方からなかなか受け入れられなかったんですが、この陳情は議会だけではなくて市長にも提出されたと聞いておりますが、委員会の中で陳情に対する市長の対応、執行部の動きというのは審査されたんでしょうか。 ○7番(坂井 徹君) 陳情は当該委員会と市長と、もちろん両方出されておったわけですけれども、市長に出された陳情に対する執行部の動きがどうだったかということを当該委員会で話題にあげて、問題にあげて討議したかという話ですが、これは陳情が出たのは昨年の3月です。それで、その後、3、6、9、12月はなかったですが、3回の本会議において市長の意見というか考え方については、一般質問の中で随分いろんな方が質問をされて、それに対する市長の答弁があったということで、特段、委員会でそれ以上のことを討議したことはございません。それで、市長の意向というのは一貫して変わらないものがありまして、最終的には議会の意向を最大限尊重して対処したいということでしたので、今川部議員が質問なさったことについては、特段、委員会の中ではやっておりません。 ○15番(川部 洋君) 市長の方針というのは、平成18年度末でというふうなことでしょうか。平成19年3月をもってということを言われてるのは了解してるんですけども、その後、保護者会に対しては説明会、3回程度されたんでしょうか、それから、要望書についても回答されてると思いますが、その後の動きについて、あれもう大分以前にあったと思うんですけども、それ以降に市長並びに執行部説明会等をされたというふうな報告はあったんでしょうか。 ○7番(坂井 徹君) 特段、報告は受けておりません。 ○議長(山口博敬君) 5番佐藤博英君。 ○5番(佐藤博英君) 今のですけども、市との関係でいえば今の議論だったんだろうと思うんですけども、議会として、議員として、どういう判断あるいは議論があったのか。その辺を一つ。  それから、陳情第7号なんですけども、乳幼児医療費助成のことなんですけど、これはどういう議論があったか。お願いいたします。 ○7番(坂井 徹君) 上灘保育園の陳情につきましては、実質1年間いろいろ討議を重ねてまいりました。それで、私も今回は委員会としてはっきり最終結論を出すべきだなということを判断いたしまして、それで、今議会の初日、3月7日の日に、委員会の委員のメンバーの人たちにその意向を伝え、熟慮の上に委員会に臨んでほしいという要請をしておきました。それで、その結果、いろんな意見というよりも、むしろ熟慮の結果を1人ずつ発表してくれということを求めまして、それで、その中で採決に及んだわけですけれども、4対1という賛成多数で不採択という結論を出しましたが、不採択の一番の理由は、やっぱり財政的な事情が事情だということでした。この点についてはそうです。  それから、乳幼児云々ということがありましたけども、これは、今回、助成を4歳から5歳に引き上げたということですが、ペナルティを国が課すと、そういうことに対して。それで、その話の中で出たのは、やはり市独自で独自性を出しながら、今回のようなことをやるということに重要性を重きを置いて判断したということです。 ○議長(山口博敬君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、総務経済常任委員会委員長の報告に対する質疑を求めます。  8番福井康夫君。 ○8番(福井康夫君) 総務経済常任委員会委員長にお尋ね申し上げます。  議案第123号 特別職の職員の給与に関する条例の一部改正については否決と、こういうことで御報告がございました。行政委員会条例改正ですね。審議の過程について求めておきたいと思います。 ○16番(由田 隆君) 議案第123号 特別職の職員の給与に関する条例の一部改正についての審議内容福井義員からお尋ねを受けたところでありますが、まず、2点について議員の中から意見が出ました。報酬審議会の議を経てから実施すべきということ、そして、とりわけ農業委員会委員の報酬の削減については手続に問題があるという2点で、その2点については委員全員がその意見を持ち合わせておりました。でありますから、採決の結果が先ほど申し上げたとおりの賛成なしという結論でありました。 ○8番(福井康夫君) ただいま、報酬審議会開催で決定すべき、ないしは、とりわけ公選法に基づく農業委員会は手続に問題がありと、こうしたことでしたが、関連しますので、あわせて議案第124号、これは委員会としては賛成多数だという報告でございますが、市長等及び教育長の給与の特例に関する条例の一部改正、これについても審議の状況を御報告をいただきたいと思います。 ○16番(由田 隆君) 議案第124号は市長等及び教育長給与特例に関する条例の一部改正についてであります。1人の委員より発言がありました。市長みずからやれることをやる財政改革には異論がないという意見があり、他の委員さんについては御発言がなく、そのことをもって採決した結果が賛成多数ということでありました。 ○8番(福井康夫君) 特に、議案第124号についてはなかったようでありますけども、いずれも123号、124号に係るいわゆる特別職、市長を含めて各議員の報酬の決定については、議会の中でもいわゆる一般質問でも取り上げられて、報酬審議会の開催を少しでも前倒しをしながら、市長がおっしゃることしの10月の新しい合併後の議会の議員報酬のあるべき報酬以前に、前倒しで報酬審議会を開催しながら決定されてはどうでしょうか、いかがですかと、こういう議員からの質問もあったように思っております。  加えて、先般3月の、日にちがない分ですな、これは、市議会の山口議長名市長あてに「議員報酬削減の要請について」ということで要請をされた経緯があります。(発言する者あり)あ、まだですか。これはまだですか。(「これから」と呼ぶ者あり)あ、これからですか。それで日にちがない。倉吉市特別職報酬審議会を早期開催する、これは書かれておりますのが、「適正な議会の議員の報酬の額について審議会の意見を聞いていただくよう」、昨年、平成16年の6月の16日付で開催の申し入れをしている。この事実は昨年の6月ですからね。それで、そうした経緯、そして昨年の6月以来、このたびの3月議会で提案されている内容に深くかかわって、議員の報酬を毎議会たんびにどうなのかという議論やりとりというより、むしろやはり報酬審議会開催を議会としてもこの間申し入れをしてきたわけでありますし、今回の123号なり124号で、とりわけ124号でそうした前倒しで開催をすべきだと私も思っておるわけですけども、その点についての発言はなかったかどうかお聞きします。 ○16番(由田 隆君) 8番議員にお答えをいたします。  そのことについての御発言はありませんでした。 ○8番(福井康夫君) やはり、124号で総務経済常任委員会で全員が否決だと。その中身は報酬審議会の開催なり、あるいは、とりわけ行政委員会の中にあって農業委員会委員報酬については公選法で定めた委員の立場、手続に特にまたこれ問題ありとされたということは、123号の議案のみならず124号もやはり同じようなことが言えると思うんですよ。したがって、先ほど議員報酬削減の要請について議会の山口議長名で市長に申し入れをしたと思っておりましたが、これからだということでありますけども、そうした点をうやむやにならんように、議長の方で特段けじめをつけていただきたいと、このように思っております。そのけじめというのは、委員会で審議するなり、あるいは議長にそれの回答を求めて再度議会の方であるべき姿の方向をきっちりやはりしていただくように求めて、終わりたいと思います。 ○議長(山口博敬君) 19番谷本修一君。 ○19番(谷本修一君) 議案第120号 平成17年度倉吉市国民宿舎事業会計予算についてお尋ねいたします。
     執行部から別冊としていただいてます8ページに、負債の部のうち流動負債というのが3億4,000万載ってるわけです。これは3月31日現在。倉吉市が現在102号で一時借入あるいは資金として出してるお金は2億8,000万というふうに書いてますね。この差額、一時借入の6,000万というものは一体どこから借りられるのか、借りているのか。2億8,000万以外に借りてるのか借りてないのか。借りてるとするならどこから借りてるのかというふうな、きちっとしたそういう審議がなされたのかどうか。  なおかつ、もう一つ、この資本の部の次に譲与金というものがあります。当年度未処理欠損金3億9千幾らと。一体、累積で、今回の起債等の借り入れとは別に約4億近い欠損金を、現在どのようにして処理していくのか。これをきちっと議論していかないと、102号の2億8,000万だけで済むのかという心配しておりまして、本体の倉吉市自体の予算あるいは倉吉市自体の会計を揺るがしかねないところまでくると思います。今後、今指摘した部分についての審議の有無、そして、今後この120号の中でグリーンスコーレそのものをどのように経営していこうかという議論がどのように行われたのか、委員長の報告について質問したいと思います。 ○16番(由田 隆君) 谷本議員にお答えをいたします。  まず、お断りをしておきたいと思います。実は、議案第120号では深く議論に入っておりません。前段の議案第89号あるいは議案第101号等、グリーンスコーレに関係する部分で多数御意見いただきました。ほぼ同じ内容での御意見であったものですから、120号についての、その議案審議のときには特段の議論はなかったというふうに理解していますが、ただ、谷本議員お尋ねの件で、今常任委員会でグリーンスコーレ、国民宿舎事業団の会計についてどのような議論があったのかということで答弁をしたいというふうに思います。  まず、今回の2億8,000万のうち、とりわけ8,000万の貸し付けについての質問が主に多くありました。その8,000万の内訳はどのようになっているか、あるいは、今谷本議員も言われました今後のグリーンスコーレどのように経営改善含めてやっていくのかというようなところも多くの委員から質問がありました。まず、この8,000万についてでありますが、谷本議員も御理解されているように、この事業費用としての5,333万円あるいは企業債の償還として2,170万、合わせて約8,000万というようなところでの当然執行部からの説明もこれまたありましたし、委員からは将来的な見通しについてということで、執行部からの答弁としては、単年度収支の黒字を目指すと、当然そのことをもって新市に直営として受け継ぐのだから、将来的には指定管理者までの間、直営ということの認識であるということで経営改善に努める。あるいは、再建計画の中では16年度黒字になるというふうに報告されていたが、その結果はどうなのかと、どこに問題があったのかというような御意見もいただきました。最後に助役の答弁、当面直営方式で運営をしていくが、指定管理者制度を視野に入れ、単年度の収支の黒字を目指すということで、委員会としては理解を示したということであります。 ○19番(谷本修一君) あのね、そんなことで本当にこの問題を審議されたというふうに理解できないんですよ。平成16年度、「平成17年3月31日見込み」と書いてあって、流動負債が一時借入金3億4,000万ある。2億8,000万あって、あとの差額の6,000万は一体どうやって借りるのかみたい、自然に起こる発想じゃないですか。そういうことも議論されてない。累積赤をどうするかということも議論されてない。これはね。それと、一体、一時借入がこれ以外にないのかあるのかも審議されてない。避けて通ったようにしか思えないんですよ。これは本当に委員会の質疑の怠慢だと思いますよ。本当にこれをどうするのか。委員長として、今後本当にこの問題委員会の審議経過はわかりましたけど、もっと真摯にこの問題をとらえないと、本体が揺らぐほどの大きな問題なんです。累積赤見ただけでも、いいですか、3月31日末で4億あるんですよ。全く単市になっちゃうんですよ。本当にどうするか、これ考えていかないと、次に問題を先送りするだけでいいのかという問題があるんで、ちょっとこのような審議では、本当に審議をされているというふうに思わないんですよ。  委員長にもう一度聞きたいですけど、この一時借入金3億4,000万、いいですか、2億8,000万のほかに借り入れがあるのかないのか。そういう審議がなされたのか、なされなかったのか。なぜそういう質問が出なかったのか。そこまで真摯にやらなかったのか。ちょっとお尋ねします。 ○16番(由田 隆君) 今回、一借を3億5,000万にするという提案がなされています。議案第89号だったと思いますが、そこで、議案審議の中でも当然議論がありました。そのことを踏まえての当委員会の議論でありますから、残念ながら他に一借があるのかないのか含めての質問あるいは意見というのは、私の認識ではなかたように理解をしています。  そして、そのことをもって委員長が真摯に総務経済常任委員会をこの問題を真摯に議論してないという御意見に対しては、私は委員会としての議事整理をさせていただいています、民主的に。そのようないわれはないというふうに認識します。 ○19番(谷本修一君) じゃあ、3億4,000万の一時借入があがってて、2億8,000万のその差額はどうしたのか。それが理解できない人が、じゃあどうしたんだって答えれない人が、そういうこともわからないのかと、わからないままに審議したのかということを問うてるわけで、それがわからなかったらわからないで結構です。出なかったなら出なかったでも結構ですけども、その審議過程はわかりますけれども、これは本当に重要な問題で、この差額なんか一体どうなるのか、今後どうするのかという問題は、委員会だけの問題でないかもしれないけれども、本当に倉吉市の命運を左右するような重大な問題だと思ってますんで、ちょっともう一度、委員長の方針の決意、あるいは内容の、委員長の今度個人的見解でもいいですよ。一時借入金の問題、あるいは未処理欠損金をどのように御理解なさっているのか、ちょっとお尋ねしておきたいと思います。 ○16番(由田 隆君) 個人的な発言は控えさせていただきます。  谷本議員にもお願いしたいんです。あなたの会派からも何人か委員が出てきているんですね。どうして事前にそのような意見を持って当委員会で真摯な議論を尽くしていただけなかったんでしょうか。 ○議長(山口博敬君) そのほかありますか、15番川部洋君。 ○15番(川部 洋君) 議案第127号 倉吉市公の施設における指定管理者の指定の手続に関する条例の制定について質問します。  この議案については、本会議の中の議案質疑でもいろいろ不備があるのではないかという指摘をさせていただきましたし、ほかの議員からもいろいろ質問があったと思いますが、どういう議論がされたのか質問します。 ○16番(由田 隆君) 議案第127号をもう一度確認しておきますが、倉吉市公の施設における指定管理者の指定の手続等に関する条例の制定についてでありました。この条例案は3人の議員の方が本会議で質問をされているということを踏まえまして、委員会でも議論を尽くしたように思っています。  いろいろ意見がありました。この条例案に対する不備を指摘する部分もありましたけれども、執行部からは今後の取り扱いについては検討していきたいという御答弁で了解されたというふうに理解をしておりますが、採決に入る前に1人の委員から動議が出されました。先ほど委員長報告でもさせていただいたとおりであります。条例案には決定的な不備があると考えると。この条例は継続審議として、対案として出させていただく条例案を検討していただきたいということでありましたが、そのことを委員会で採決した結果が、その動議は否決をされたわけであります。  主な意見としては、この条例案を可決し、不備があるとすれば、それは一部改正あるいは全面的な改正で対応できるのではないかという意見が大勢であり、採決をした結果が全会一致で承認されたものであります。 ○議長(山口博敬君) 8番福井康夫君。 ○8番(福井康夫君) もう1点、議案第89号について、先ほど委員長の報告の中で1点聞き漏らしましたんで、改めて。  還付金について質疑がありまして、先ほど委員長報告では89号の中身について、還付金については附帯決議をつけて承認されたと、こういうことでありますね。私も議案質疑の中で、この還付金の取り扱いについて果たしてどうなのか、その責任の所在を問う質疑のやりとりありまして、私も聞いておりました。非常に判断に悩ましいというふうに受けとめながら聞いてまいりましたけども、附帯決議をつけられることに対して議会としての手続的には問題ないと思います。ただ、こうした税法上の還付金についての国に対して、けしからん、不服申し立てですか、これは。どういう形になるでしょうかな。果たして、不服申し立てする制度自体はあります。だから、当然、聞きますと請求権を市の方から申し立ててもいいじゃないか、その制度はわかるんですよ、仕組みは。ただ、このたびの例でそれが果たして妥当かどうか、まだ理解ができかねている部分があって、委員会としてのやりとり、聞かせていただきたいなと思うんです。執行部の方もどう答弁しておられるのか。審議の過程をお尋ねしておきたいと思います。 ○16番(由田 隆君) 議案審議の中で、13番議員さんが市の対応についていろいろ御意見述べられ、当委員会についても同様な趣旨で御発言をされていました。皆さんも御存じのとおりでありまして、その方の委員会での発言もやはり、市には一切責任がないがゆえに国に対して異議申し立てあるいは損害賠償を求めるべきではないかという御発言でありました。委員会、他の委員についても、お一人を除いてっていうんでしょうか、その意見に賛意を示す方があったということで、採決の結果があの結果でありました。  当然、執行部としてもなかなか難しい問題であるので、この場でちゃんとお答えはできないということでありましたし、研究をしていきたい、そして、いろんな場面でこの問題を議題として出していきたいというような御答弁がありましたけれども、結果的には当委員会でこの附帯決議を出す声が大きかったというふうに御理解いただきたいと思います。 ○8番(福井康夫君) 何かあまりよくわからんですけど、税法上の錯誤あるいは誤りがあって還付金なりあるいは加算金を付して取り扱うものが、市にとっては確かにそれなりの、3,000万であれば3,000万の支出になるわけだけども、果たしてそれを損害という形でできるかどうか。今の説明ではちょっと理解ができかねる部分あったりしましてね。議会でもやりとりあったんですから、慎重なる対応をとにかく求めたいなと思っておりますけども、こうした類いもやはり、他の事例もほとんどないということでしたんで、ただ、同様なことが地方自治体等で国や県に求めておる事例が一般的にはたくさんあるということは存じておりますけども、このたびのような事例でやるというのは極めては私は異例だと思っておりますんで、取り扱い方についてはやはり慎重にというふうに思いますし、それから、議案第89号のこの附帯決議は、89号1本でこのたびの議会での採決になるわけでしょうか。切り離しされるでしょうか。そうした部分での審議はあったのか。どういう取り扱いをされるのか。委員長の方に求めておきたいと思います。 ○16番(由田 隆君) まず、そこまでのこの附帯決議取り扱いについては残念ながら当委員会で議論はありませんでした。ただ、この附帯決議の意味は、この動議を出された方の趣旨を代弁して言えば、この議案89号、補正予算は極めて合併前の重要な補正予算であるから、何としても通さなければならない。もっと言えば、この還付金が入っているこの当該事業所に対しても、この弁償っていうんでしょうか、それは速やかになされるべきであると。ただしかし、その手続において異論があるということでの今回の附帯決議であって、予算は認めるが、ただし附帯をつけさせていただく。あわせて、市長及び執行部についてはその附帯を重く受けとめ、これから対応していただきたいという旨でありまして、今8議員が言われる中身についての議論はなかったように理解してます。 ○議長(山口博敬君) 6番中野隆君。 ○6番(中野 隆君) 102号で質問します。  一般会計予算の中で倉吉市と関金町の取り扱いについて、補助金と言っていいのか、取り扱いがかなり違ってて、関金の方がかなり手厚いんじゃないかなと私は一般会計の予算を見たときに思いました。それは、合併協で決めたというようなこともあったかもしれないんですけども、その辺のところを何か委員の方で意見が出たかどうか。  もう一つ、合併協で決まってないことでもこの予算にのってるようなことはあるんじゃないかと思うんですけれども、その辺のところで意見はどうだったのかを報告をお願いします。 ○16番(由田 隆君) まず、今回の補助金等で今の関金町と倉吉市が差異があるという不満の意見は出されました。これは6番議員も御承知のとおり、合併協の中であるいは事務方の事務調整の中でされるものであって、その結論において合併協が理解を示し、今回のこのような取り扱いになっているということは十分理解しながらも、その格段の差について異論の意見が出たということは事実でありました。  そして、後段の8番議員の言われる合併協のまだ結論が出てないことについて、今回の予算に上程されているのではないかということについての部分は、多分、市道あるいは農道の取り扱いについてのことだというふうに理解いたしておりますが、その件については、執行部と、あるいは委員との見解が分かれておりましたけれども、委員長としてそのようなことはあったように理解をしています。 ○6番(中野 隆君) 合併協の決めた部分、激変緩和ということで3年というふうなことがよくいわれてたんですけれども、この予算の中で、ことしは予算出された。来年もそうなのか。その次もそういうふうにするのかどうなのかという件については意見はありませんでしたでしょうか。 ○16番(由田 隆君) 当然、激変緩和については、例えば平成17年度だけの措置であるとか、17年、18年をもって激変緩和をするというような、それぞれの事業において激変緩和の中身が異なってきています。そのように理解してます。 ○6番(中野 隆君) 具体的に、これはやめるとか、これは続けるというふうな話はなかったのかどうかということを。 ○16番(由田 隆君) 新市において今後協議をしていきたいという執行部の答弁はありました。 ○議長(山口博敬君) 14番土井秀人君。 ○14番(土井秀人君) 委員長に質問したいんですけども、先ほど8番議員からの質問の趣旨ともちょっと絡むんですけども、十分に附帯決議のことを御議論されたとは思っているんですけども、要するに、この附帯決議を提案された13番議員のおっしゃりたかったことは、過誤納金は当然に還付しなければならない。それが当然だと。還付加算金というのも税法で決まっているから当然還付するんだと。それは十分わかってると。ただ、国に対する求償権の問題がありはしないかということで、還付加算金についての部分について国に対し求償するという法律攻勢ができるんじゃないかという投げかけというふうに私は理解してるんですけども、委員会の中で、その辺の色分けいいますか、今回の附帯決議の意味というのを十分委員のメンバーの皆さん承知されてたんでしょうか。先ほどの8番議員さんの質問聞きながら、ちょっと認識の違いがありはしないかという不安が生じたものですから、質問します。 ○16番(由田 隆君) 私の答弁が悪かったのかもわかりませんが。ただ、13番議員さんも、難しいかもわからんけど、少なくても国にも物申せということから意見をスターとさせておられました。で、執行部の方も、例えば国と倉吉市の関係、そして国と事業者の関係、本市と事業者の関係で言えば、責任の所在は少なくても、国、国言うけれども倉吉市にあるんだと、税法上では、まずそこを抜きにこの問題を語ることはできないというのが執行部の答弁であったように承知をしています。委員会の中で、この附帯決議取り扱いについて、当然全会一致ではありませんでしたので、どれほどの温度差があるのかは私はわかりませんが、少なくても今回の附帯決議については国に損害の賠償を求める旨が決議されたということについては、これは重く議会としても、委員会でありますけど、受けとめなくてはならないことだろうというふうに思っています。それぞれの委員がそのみずからの責任において決められたことであるというふうに思っています。 ○14番(土井秀人君) 質問の趣旨は、要するに利子の分だけなんですよということを十分承知の上だったんでしょうかという、そのポイントだけなんですけども。 ○16番(由田 隆君) 当然だと思っています。 ○議長(山口博敬君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。 ○議長(山口博敬君) 次に、政治倫理特別委員会委員長の報告に対する質疑を求めます。  12番伊藤正三君。 ○12番(伊藤正三君) 委員長にお聞きいたします。議会改革について。  研究留保でしたかいな。これはどういうような扱いのことでしょうか。それと、論議の内容、どんな論議されたんか、あるいは審議されたんか、ちょっと内容をお聞かせください。 ○15番(川部 洋君) このたび政治倫理特別委員会で決議されました結果は研究留保でございます。内容につきましては、いろいろな思いがあって、可とするところもあれば今後研究していかなければならないこともあるけども、委員会としては、とりあえず研究するということで今後の審議は行わないというふうな結論のように理解しております。  それで、委員会での議論の中身ですが、このたびの請願は4項目出ております。その一つ一つについて議論するのか、全体として請願として見るのかというところ、難しい部分はあったんですけども、出てた意見としましては、まず請願の項目として議会基本条例の制定については、現状会議規則、委員会条例等ある中で、議会基本条例が必要かどうか、ちょっと理解ができないというか、わからないというふうな意見がありました。それから、2番目の情報公開の徹底については、まず、(1)の市議会だよりについては、ホームページでも議会のホームページがあると。それから、ケーブルテレビでも一般質問であるが議会中継をやっているので、現行で十分ではないかという意見。それから(2)、(3)につきましては、議員の働きかけ、それから議会事務局に依頼した内容について公開してほしいということですが、県でも似たような制度があるんだけども、運用上、どうなっているのかな、ちょっと問題があるのではないかというふうな意見がありました。それから、請願の3点目の市民の議会への参加ということで、政策提案制度については、現状の請願・陳情制度を生かせばいいのではないかという意見がありました。それから、参考人公聴会制度の活用につきましては、現在制度があるんで、ぜひ積極的に活用してほしい。各委員会がそれは取り組むべき課題であるというふうな意見でした。それと、4番目、選挙制度の見直しについては、選挙公報はこのたび合併に伴って行うというふうになっている中で、全体的に8割方実施の方向に進んでいるのではないかと。請願者は議会のこういういろいろ改革している方向についてちょっと理解がまだ不十分ではないのかなというふうな意見があり、趣旨採択だとか不採択だとかという意見がある中で、研究留保ということで今後も各自研究していく、それから請願者も研究していただくというふうな内容だったと思います。 ○議長(山口博敬君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。              (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり) ○15番(川部 洋君)(登壇) 倉吉市公の施設における指定管理者の指定に関する条例の制定についての議案を提出したいと思いますので、皆さんよろしくお願いいたします。 ○議長(山口博敬君) ただいま、川部洋君から倉吉市公の施設における指定管理者の指定に関する条例の制定についての動議が提出されました。  所定の賛成者がおられますので、本動議は成立いたしました。  暫時休憩します。                 午前11時09分 休憩                 午後 1時01分 再開 ○議長(山口博敬君) 再開いたします。  この際、御報告いたします。  先ほど提出された動議について、提出者から撤回の請求がありました。  これを議長において許可いたしましたので、御報告いたします。  日程第2 付議議案の討論・採決 ○議長(山口博敬君) 日程第2、付議議案の討論・採決を行います。  初めに、議案第89号から議案第137号及び請願・陳情についてまで、全部一括して討論を求めます。  4番前田卓也君。 ○4番(前田卓也君)(登壇) 議案第89号について、平成16年度倉吉市一般会計補正予算について反対の立場から討論いたします。  補正予算の最大の特徴は、関金町との合併に伴い合併前日までの支払い及び収入ができないものを予定して補正された予算でありますが、農林水産費の田園空間整備事業2,842万円や諸支出金の関金町一時借入金返済金8億8,000万円の計上がなされております。これらは合併協議での調整内容が市民にとって十分な説明のないまま提案されたものであります。  また、グリーンスコーレせきがねに新たに8,000万円も貸付金が計上されていますが、倉吉市監査委員での貸し付けが繰り返し貸し付けられ、財政の硬直化を招く要因とされ、減少に努力されたいと指摘されておりますが、にもかかわらず、精査もなく、逆に増額計上では、努力が見られません。債権債務を引き継ぐだけでは、合併ありきで市民不在の予算であることを表明して反対討論といたします。  次に、議案第121号 倉吉市国民保護条例の制定について反対討論をいたします。  この条例の目的は、武力攻撃事態における国民の保護のための措置を具体化したものであります。つまり、アメリカが起こす戦争に自衛隊が武力行使の拡大をもって参戦する国民総動員がセットされたものであります。具体的には、米軍行動円滑化法、米軍の行動に伴い日本が実施する措置に関する法律とか、外国軍用品等の海上輸送の規制に関する法律、自衛隊法の一部を改正する法律、特定公共施設利用法などで、日米防衛指針新ガイドライン、周辺事態法などで日米防衛協力指針を一層具体化したものであります。この国民保護法の特徴は、一つは、国民保護の方策は住民避難となっていますが、立ち入り制限地域の指定や立ち入り制限、退去命令が出されるなど、罰則規定が付与され、住民が避難・退去を強制されることになります。住民避難のねらいは、米軍と自衛隊の自由な行動を確保することにあります。  二つ目、武力攻撃事態に備えるということで、自治体は国民の保護に関する計画の策定が義務づけられております。自主防災組織やボランティアを動員した国民保護訓練が義務づけられ、戦争協力への意識、戦争への備えなど基礎訓練が日常化され、戦前、侵略戦争の国民総動員の役割を担わせたと同じように、アメリカの戦争に住民を動員する役割を担わせるものであります。  このたびの倉吉市国民保護協議会の設置条例は、アメリカの戦争に国民を動員することを目的とする国民保護法の具体化であり、反対するものであります。  次に、陳情第7号 乳幼児医療費助成への国保国庫負担の削減調整の廃止を求める意見書についてであります。委員長報告に反対し陳情者の趣旨に賛成し、良識ある議員の皆さんの賛同を求めて討論いたします。  陳情の趣旨は、現在、乳幼児や母子家庭、心身障害児など弱者のために特別医療費として助成している都道府県・市町村に対し、国が療養給付費負担金として市町村等に対する交付金をカットしていることに対して「やめてください」と求めているものであります。カットされれば自治体の財政が苦しくなり、保険料の負担がふえ、健康づくりの予算が少なくなります。ちなみに、鳥取県では14年度では1億3,000万円、15年度にあっては1億5,000万円が減収となっております。倉吉市では14年度にあっては1,100万円、15年度では1,260万円の減収が余儀なくされております。これらの減額措置について、鳥取県にあっても適正を欠くものであり国に対して見直しをするよう要望しているものであります。このことに対して、昨年の国会で厚生労働大臣はペナルティーについては検討しているとされ、11月の尾辻大臣も「坂口大臣の答弁が検討の一つだというふうに言われたので、その答弁から後退しないように私も努力している」と答弁されております。  現在、3歳未満児の乳幼児医療費の一部助成が3割から2割に引き下げられております。全国の多くの自治体では就学前まで引き上げられ、お母さんからも喜ばれております。特に政府は昨年、少子化社会対策基本法と次世代育成支援推進法を成立させ、子供を産み育てる者の経済的負担の軽減を図るため、子供の医療費に係る措置を国と自治体に求め、また、子供支援計画の策定を4月から実施することを義務づけています。  子供は未来の宝であります。良識ある議員の皆さん、新日本婦人の会の名称にこだわることなく、広い心で子供や孫のためにも意見書を採択されることを心からお願いして、討論といたします。 ○議長(山口博敬君) 16番由田隆君。 ○16番(由田 隆君)(登壇) 議案第89号の賛成の立場で討論をさせていただきたいと思います。  この議案第89号は、平成16年度倉吉市一般会計補正予算(第7号)の中身について言えば、この補正予算は関金町との合併に伴うところの各会計において、先ほど討論者からもありましたように、合併の前日までに支払い及び収入ができないものを想定し補正を行うものであると認識をしています。本市においても、昨年12月議会以降の事業の確定及び新しい状況が生じたため補正を行うこのたびのこの補正予算、退職手当4人分7,283万円、国保事業特別会計1,306万9,000円、介護保険事業特別会計5,095万9,000円、老人保健事業特別会計5,316万7,000円、農業集落排水事業特別会計7,620万8,000円をそれぞれ繰り出し、グリーンスコーレせきがねに対する貸付金8,000万円、道路改良工事1億8,269万5,000円、下水道事業特別会計1億8,449万円等、教育費787万2,000円も含めて総額22億3,325万円の増額補正をするものであります。きょうも含めて1週間後、3月22日には新生倉吉市が誕生をいたします。この議案第89号の否定は、すなわちこの合併そのものに反対をする、あるいは否定をするものというふうに認識しなければならないと思います。  グリーンスコーレを強調して発言をされておられました。グリーンスコーレは、昭和43年に倉吉市と関金町が共同出資のもと、国民宿舎東大山せきがね荘としてスタートし、ことしで37年を迎えます。そして、平成8年にはこの議会の同意も含め大規模改修の後、グリーンスコーレせきがねとして現在に至っています。なるほどその会計処理において過去に理解しがたい部分があったのかもしれません。しかし、現在はそれぞれが努力をし、あるいは監査体制の充実等で改善が図られているものと考えています。今私たちに必要なことは、新市建設計画にも位置づけられているこの温泉資源の有効活用が当面我々の大きな任務であるというふうに考えています。英知を出し合い、経営改善を図り、速やかに指定管理者への意向を私たちの議会の名においてすべきであるというふうに考えます。  以上を申し上げ、議案第89号の賛成の立場での討論といたします。 ○議長(山口博敬君) 15番川部洋君。 ○15番(川部 洋君)(登壇) 議案第127号について反対の立場で討論を申し上げます。  議案第127号に関しましては、議案質疑等でいろいろ不備があるのではないかということを申し上げました。その理由の大きなものとしては、そもそも指定管理者制度とはどういう趣旨なのかということを、この条例案では特に考えてないのではないかという点にあります。まず、指定管理者制度は、議案質疑の中でも言いましたように、民間の活力を導入して、住民サービスの向上と、それから経費の削減を図ろうとするものであります。この条例は、第4条に公募によらない選定というのが出てきております。第3条が指定の申請ということで公募を定めておりまして、公募を定めた後にすぐ公募によらない選定というのがきておる。この理由については、多分既にある施設についてイメージされ、どういう手続を取ったらいいのかというふうなことからこういう順番になったのではないかというふうに想像いたします。基本的にはすべての公の施設について指定管理者制度を検討し、できるものは公募する。公募に応じる者のいない施設等についてはどうするのか定める。そういう順番があって、最後に例外として公募によらない選定というのがくるというふうに私は考えます。このような条例の制定、構成をされているということは、あまり指定管理者制度を活用しようとする意図がないのではないかというふうにみなさざるを得ません。  あと、議員、それから首長の申請の制限等についても、この条例には触れられていません。議案質疑の中でも申しましたように、この指定管理者制度による指定は厳密に言うと請負には当たりません。しかしながら、県でも課題としているように、実際にいろいろな施設に議員、それから首長が参入する。指定する側と指定される側が同じになるというおそれは必ずあります。それの制限がない。  それと、この指定管理者制度を適用するということは、これまで直営ないしは公共の団体が行っていたものを民間に委託するということであり、法の条件、それから条例の条件では、議会のチェック、それから市民のチェックが行き届かなくなるおそれがある。それをどのように情報を公開してきちんとチェックするのか、そのようなことが触れられていない等々、いろいろ課題があると思います。したがいまして、この倉吉市公の施設における指定管理者の指定の手続等に関する条例については反対としたいと思います。  なお、午前中、この条例について否決をするという前提で対案を提出させていただきました。休憩を取り議会運営委員会で諮った際、内容はともかく、審議する時間がない、それから、議会でさらに勉強をしたいというふうなこともあり、その動議は取り下げました。4月議会に向けてさらに研究を重ね、条例自体をよいものにしていこうという私なりに判断して取り下げたという次第です。そのことは私も理解しました。ただ、今後このように執行部提出案について反対の立場をとる場合、対案を出そうとする場合、すべて時間がないということになってしまいます。あらかじめこういう対案を出すということを皆さんにお知らせしたかったのはやまやまなんですけども、私としても手続上どうしたらいいのかいろいろ考えた上で、きょう突然の提出になりました。その辺は御理解いただいて、今後の議会の修正権、それから対案提出権について考えていただきたいなと思います。  とりあえず、127号については反対の立場で意見を述べました。  続きまして、陳情7号 上灘保育園廃園反対についての陳情に関して、委員長報告の報告に対して反対、陳情について賛成の立場で討論したいと思います。  12月議会で、公立保育園について次世代育成支援活動計画の中でさらに検討を求める決議を提出し、可決されました。そのときにも大分申し上げましたが、財政の状況については議員のだれもが理解していることであります。私もそのつもりで今議会でもいろいろ発言してきました。しかしながら、陳情にもありましたように、子育てという課題をまず財政という側面から切り捨てていいのかということがあります。前回の決議はその財政面を理解した上で、もう一度子育てということを検討してほしいという大きな意味を込めて出したつもりですが、市長は委員会では検討されなかったということで蹴ってしまわれました。  陳情が1万3,000ほどの署名を伴って提出されております。市長は保護者会に対して、3回、4回程度でしょうか、説明会をされたと思います。それ以降もずっと継続になり、この陳情について議題になっておりますが、その後、説明会を開かれた様子も見られない。果たしてこれで合意が得られたと言えるでしょうか。市長は、市長はといいますか倉吉市は今、市民参画のデザイン研究会というのを設けられております。ここでは市民の参加について、どのようにしていったらいいのかということは話し合われていると思います。さて、市民の意見というのはどういう形で出てくるのでしょうか。陳情も、ある意味、市民の意見ではないんでしょうか。このことをおいといて参加ということ、協働ということを言われても、言葉だけが踊るような気がします。きちんと対応されたか。私はまだ市長は合意を得ようという努力が足りないように思います。  それと、12月議会でも14番議員が申し上げましたが、私たちが保護者会等と話をする中で保護者会の皆さんの態度も若干変わってきておられます。当然財政のことは理解した上で、何とかする方法はないのかというふうなところに至っておられる、そのように私は理解しております。そういった意見も全然汲み上げる場所がなく、このまま議会で陳情の結論が出れば、市長はそれに従うと言われるのでしょうか。  市長は執行権を持っておられます。きちんと市長としての対応が必要なのではないでしょうか。私は、保護者会にもこういう財政状況で公立保育園全体は見直さなければならないということはずっと申し上げております。しかしながら、これから市のいろんなサービス等、施設等を見直す中でこういう問題が出てきたときに、このような処理の仕方というのは私は反対せざるを得ません。きちんと合意に至るよう努力を求めたい、そのような考えで今回陳情には賛成したいと思います。(拍手) ○議長(山口博敬君) 傍聴者の方、お静かに願います。  そのほかありますか。
     5番佐藤博英君。 ○5番(佐藤博英君)(登壇) 私はまず、議案第102号 平成17年度一般会計予算に反対する立場から討論をいたします。  その理由として、第1に、先ほど前田議員からも補正に反対する討論がありましたグリーンスコーレへの2億8,000万の貸し付け、これがいかに財政を歪める結果になっているか。返してもらえる予定もなく、赤字補てんをして市民生活にしわ寄せをすることになります。  第2に、同和関連予算です。歳入、つまり収入でも多くの同和減免がある。そして、歳出、支出でも多くの措置が講じられ、教育の現場でも地区進出事業など不公平な教育が行われていること。第3に、今回の骨格予算を見るだけでも関金の調整にあまりにも問題がある。倉吉市民への配慮がなさ過ぎる。大きな不公平感は否めません。  以上、簡単ではありますが、議案第102号に反対をいたします。  続きまして、陳情第6号 人権侵害に関する法律化の問題でありますが、委員長報告に反対する立場、つまりこの陳情は不採択にすべきとの立場から討論をいたします。  もともとこの人権救済法案は、2003年にあまりに問題が多いとして廃案となったものです。その第1は、報道の自由を規制するものであること。第2に、差別という定義を定めず助長誘発する恐れがあるとみなせば差し止め、予防までできる。国民の自由な意見交換まで抑制してしまうという、逆に人権侵害となる危険があること。第3に、この審査に当たる人権委員会が法務局の外局という政府内機関で公平性が問われていること。そもそも国連からも原則に反するとして見直しを求められている。しかも、日本ジャーナリスト会議、新聞労連、ペンクラブなど多数のメディアがこの法案に反対し声明まで出しているものであります。委員長報告に反対するよう訴えまして、討論といたします。  次に、継続審査になっております陳情第7号、先ほどもありました上灘保育園の存続を求める1万3,000余名の署名のついておりました陳情について、委員長報告に反対、つまり廃園に反対する立場から討論をいたします。  この突然の廃園の話が持ち上がったのは一昨年の9月でした。1年半が経過いたしました。寝耳に水だった保護者の皆さん、この1年半、市とも何度も話し合いを重ね、1万3,000余名の反対署名を昼夜なく自分の子供の手を引いて集めてこられました。そして、昨年3月、議会に対して、そして市長にも陳情書を手渡されました。そして、「廃園しないで」という当事者、保護者の方々は、なぜこの声が市長に届かないのかという思いを抱きながらも、あらゆる手段を模索して頑張ってこられた。彼らの努力が報われるのか、議員一人ひとりにその是非が問われる。これまでの市長の姿勢は、廃園するとすれば上灘という最初に廃園ありきという態度に終始しました。そして、後は議会で決めてくれという態度。  さて、今現在の上灘保育園、どうでしょうか。71名の園児がおります。何も変わっていません。今も粛々と運営されているのであります。親というのは、子供のためなら身を挺して守る。私たち議員は今こそ彼らにエールを送るべきではないでしょうか。  財政問題で言うなら、金では買えない、そういう彼らの思い、そして子供たち、彼らを応援してこそ議会の役割が果たせることになりませんか。  何が合併でしょうか。子育て支援でしょうか。次世代育成でしょうか。3月22日、合併です。大きな汚点を残したままの出発であってはならないと私は思います。議員各位の良心に訴えまして、討論といたします。 ○議長(山口博敬君) 8番福井康夫君。 ○8番(福井康夫君)(登壇) 陳情第7号 上灘保育園廃園反対についての陳情は、不採択と、こういう報告でございました。先ほど来ありましたように、私も廃園反対のこの陳情については採択すべしという観点から一言だけ申し上げたいと思います。  私も担当常任委員会委員でありますから、そこの場で私の思いというのは既に述べてきたわけであります。この間、長谷川市長は、昨年の3月の11日に保護者会から提出されたこの陳情についての考え方として、最終的には倉吉市議会の議会としての意思を尊重したい、その結果を待ちたい、こういうでありました。いよいよ提案以来、先ほどありましたように1年半年、そして残すところあとようやく丸1年、平成18年3月末での廃園の方向に対して議会が結論を出そうとしております。市長の議会に対する意思を尊重する、これはなるほど私も大変民主的だろうというふうに思います。しかし、その経過が、3月の11日以前、当該の上灘保育園に対しての説明が、このたびの3月定例議会の常任委員会の中でも執行部へただしますと、交渉、話し合いについては過去3回やられておる。「じゃあ、昨年の暮れから3回目以降やられたんですかどうですか」「ありません」と、こういうことでした。このことは、議会の方向を尊重するということはもちろんでありますけれども、保護者会や住民に対しての理解を求める市長の姿勢がいかにもまだまだ不十分ではないのか、努力が必要ではないのか、そのように強く感じるわけであります  したがって、どういう結果になるのか、委員長報告どおりにたとえなったといたしましても、廃園へ踏み切るまでは、まだ1年あるわけでありますから、努めてやはり保護者会等陳情者に対して、もっと市長が理解をしていただけるような、そして、そのほかのこれからの次世代育成支援として本市がこれから計画する方針に理解をしていただく、さまざまなそうした話し合いの場をもっと持たれるべきではないか。そのことを申し上げて、委員長報告に対しての反対の立場で討論とさせていただきます。 ○議長(山口博敬君) 12番伊藤正三君。 ○12番(伊藤正三君)(登壇) 請願第1号議会改革について、この研究留保という取り扱いについて反対の立場で討論させていただきます。  今回、議会に対して、議会改革というものに対しては初めての恐らく請願だと思います。私が議員にならせていただいてからですが。ここの趣旨に書いてありますとおり、やはりこれからは地方自治体というのは、地方分権、そういうことの受け皿として、やっぱり自己決定権を求められるし、それなりにやはり議会の、この前も言いましたが、仕事の質だとか量だとかが大いに求められる。それと、政治倫理条例というものを制定して、倉吉市も大きな事件以降、いわゆる倫理を確立するためにということで取り組んできたわけです。それで、倫理条例はつくられたんですが、まだ市民の方からはまだ議会の中が見えないという声をよく聞きます。単純なことでありますが、議会は何をしとるんだろうかと、年に4回のいわゆる定例議会、あるいは臨時議会あるかもわかりませんが、それをこなすだけが仕事だろうかと。そこで、議会が、それは市民が知らんからだと、我々は一生懸命やっとるというようなことは通用しないわけであります。やっぱり開かれた議会として市民の意見を議会の中に取り入れてほしいという気持ちが、この請願の中にあらわれとります。その辺に対して、留保研究ということは、研究はするけど今後審議はしないというような内容だと思います。やはり今後とも市民の声を真摯に受けとめて、議会改革に向かって倉吉市議会は取り組んでいかなくてはならないと思います。  そして、ここにも書いておりますように、もちろん地方自治法には、市民の参考人、公聴会制度というのがあります。ただ、それが積極的に今まで使われてきていないということもあります。早速に、例えば審議をせめて継続をしていただきまして、それこそこの請願者である鳥取県中部活性化会議のメンバーを招集されまして意見を聞かれるようなことを早速していただきたいと、そのように思います。とにかく、市議会としては本当に議会改革へ真摯になって向かっていかなくてはならないとき、それが今市民に問われとることだと思います。  そういうことで、この議会改革の請願についての決定に反対という立場での討論とさせていただきます。 ○議長(山口博敬君) 討論を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、討論を終結いたしました。  続いて、議案及び請願・陳情を順次採決いたします。  まず、議案第89号 平成16年度倉吉市一般会計補正予算(第7号)について、起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(山口博敬君) 起立多数であります。  よって、議案第89号は原案のとおり可決されました。              (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり) ○13番(石田政彦君) ただいま議決されました議案第89号について、附帯決議を提出いたしますので、取り扱いをよろしくお願いします。 ○議長(山口博敬君) ただいま、石田政彦君から議案第89号 平成16年度倉吉市一般会計補正予算(第7号)に対する附帯決議の動議が提出されました。  所定の賛成者がございますので、本動議は成立いたしました。  暫時休憩します。                 午後1時42分 休憩                 午後2時11分 再開 ○議長(山口博敬君) 再開します。  お諮りいたします。  先ほど提出された本動議をこの際に日程追加し、直ちに議題とすることに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように進行いたします。  議案第89号 平成16年度倉吉市一般会計補正予算(第7号)に対する附帯決議の  動議 ○議長(山口博敬君) 議案第89号 平成16年度倉吉市一般会計補正予算(第7号)に対する附帯決議の動議を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。 ○13番(石田政彦君)(登壇) ただいま、議案第89号の附帯決議が議案とされましたので、その内容について提案をいたします。  附帯決議の事項といたしましては、「平成16年度倉吉市一般会計補正予算(第7号)、2款総務費、1項総務管理費、11目諸費、23節償還金利子及び割引料に計上されている法人市民税の還付金について、そのうちの還付加算金部分について市は国に求償すること」ということであります。  提案の理由について申し上げます。  今回附帯決議で国に求償するよう提案している法人市民税の還付加算金、いわゆる利子分については、市に責任のない、あるいは原因のない出費でありまして、法人市民税本税還付金、還付加算金553万9,300円、延滞金還付加算金40万300円、いわゆる利子分、合計593万9,600円について、国に対して求償するように決議するものであります。  満場の皆さんの賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(山口博敬君) 続いて、質疑を求めます。  19番谷本修一君。 ○19番(谷本修一君) 国に求償することということですが、国のどこにどういうふうに請求されるのかお答えいただきたい。  次に、「求償すること」というのは、法的に求償権が可能なかどうかとい見通しについてもお尋ねいたします。 ○13番(石田政彦君) 国のどこに求償するかということですが、この税の国のもとは国税庁だと思います。そして、今回この問題の発端になりました法人税の算出については、大阪の税務署の調査において法人税を更正したというぐあいに執行部より報告を受けております。したがって、そういう経過の中でどこに求償すればいいかということも含めて十分執行部が検討して、それに適したところに求償されるのが妥当だと思います。  それから、求償権ですが、いわゆる損害が発生をして、それを賠償するよう求めるということでありますが、これはちょっと長くなりますけど、ええですね。まず、法人市民税ですが、市が法人に課税する、そして徴税する法人市民税ですが、この額の決定について倉吉市は何らそれを算定する、あるいは自主的に税額を決定する、そういう手だては持っておりません、税法上。地方税法上、持っておりません。したがって、国の法人にかける法人税の従業員割と、そして法人税割という二つの要件で自動的に額が決まってきます。そして、今回、平成7年から10年度にわたって4年間の分について国が調査に入りまして、そして申告した法人の申告は誤りであるという調査の上に立って、更正を、いわゆる余分に法人税を追加するという更正をかけたわけです。そして、それについて法人は、いや、間違ってないということで国税不服審判所というところに不服の申し立てをしたということで、その申し立てに従って、国税不服申立所が結論を出したのが、ほとんどの部分、法人が主張する部分を認めたということでありまして、そのことによって法人市民税が、法人の申告によって最初徴税したものが、次は国の更正によって追加徴税をし、そして国税不服審判所が決定したもので、再更正で還付金返済しなさい、これは高いから返済しなさいという還付金が生じたということです。この間、この三つの行為の中に倉吉市は何ら口を挟むこともしてないし、何らそういう税額の算定とかは一切権限がないわけです。  したがって、法律では過誤納金といいますか、多く納付してもらったものについて、それが誤りがある場合は返しなさいといことがあったから、それは返すと。そして、延滞金等いろんなものがつきますから、それも返せということで返しますと。もう一つは、その間、何年かの期間の利子が生じると。これについては国の決めたパーセントの利子を加えて返しなさいという法律がある。それに沿って、今回16年度の補正予算で市の還付金としてそれが計上されたわけです。それについては今議決をされたわけです。しかし、私が言うのは、市がそういうぐあいに算定もできない、口も出せない、ただ通知だけをもらっていろいろと徴税してきた。それを徴税権と言われるんですけども、執行部や市長は。そういう中で国のそういう算定の誤りによって上下してきたということについて、私が問題にしているのは、その間に起こった利子の部分については、法人からいただいた本税や延滞金は納入してもらっておりますから、それが間違ったときは返さいいんですけど、それに返すときに利子をつけないけんと。その利子の原因は倉吉市がつくったんではないということを私は判断しております。その金額が先ほど申しましたように593万9,600円なわけです。これは今議会で非常に問題になった市の財政の窮状、それからいろんな対策とって頑張ってる、そういう中からいって、これはその原因をつくった国に対して、市としては非常にこういうことで困っておると、こういうことは今までなかったことだけども、国の責任としてそれを補っていただくのが本当ではないだろうかということを申し立てたらどうかというのが、この本旨です。これで今の答弁になったと思いますが、そういうことです。 ○19番(谷本修一君) そう思うという話と、求償権というのが法的に可能であるかというお話をしたわけで、求償されるのはどういう法律に基づいてなさるのかというふうにお尋ねしてるんですね。還付加算金の部分については、地方税法に従って、国の制度等によりせざるを得ない。それが不条理であるかどうかということは別の問題。法律に従って市長はそのような取り扱いを取り計らわれた。それについて不条理であるかもしれないということは仮においておきまして、ここに市に「国に求償すること」とあるから、求償する法的根拠は何なのか、法的に可能と思われるのかどうかをお尋ねしてるんです。 ○13番(石田政彦君) 私は法の専門家でも何でもないですから、どういう法律に沿ってということはようお答えできません。しかし、原因をつくったところに被害を生じた者がその償いを求めるというのは普通の一般社会の私は通念であると思いますし、本倉吉市でもそれをするのが本当ではないかというぐあいに思っております。 ○19番(谷本修一君) 法的に根拠がないものを議決によって行政にするということについてはやはり問題があるのではないかと考えますが、その辺についていかがでしょうか。 ○13番(石田政彦君) 先ほど申しましたように、一般的な社会通念として、私は法律がどうこうはわかりませんけど、これは間違ってないというぐあいに思って提案をしております。 ○議長(山口博敬君) 8番福井康夫君。 ○8番(福井康夫君) 提案者にお聞きするというよりも、むしろ、ありようとして、行政と行政ですわね。地方自治体、地方公共団体と国と。その場合に、先ほど質問が出てお尋ねように、明確な法の根拠がない限り、やはりそれを求めるにあってはやはり一般的にいう部分の求償権、補償しなさいよということと、このたびの分で、根拠が見当たらない。となると、どうでしょうかな。市議会の意向としてここで決めてしまう。そうなれば法改正を、今後そうした地方税法の法改正を、今、発言者、提案者の意思に沿った形で、地方6団体等を通じたり、あるいは国に対して倉吉市としての公共団体が法改正を求めていくということに対しては、これは理解できるんですよ。ところが、根拠ないのに、これをいわゆる求償権、一般的な求償権はだれでもあるじゃないかという形でもって、このたび議会がその意思を示すことに対しては、非常に何か的外れのような思いがいたすわけであります。ぜひ再考いただけたら、提案になってしまっておりますけど、ということを申し上げておきたいと思います。 ○議長(山口博敬君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  お諮りいたします。  ただいま質疑を終結した動議は、この際、委員会付託を省略し、討論・採決を行うことに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように進行いたします。  それでは、討論を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 討論を終結することに御異議ございませんか              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、討論を終結いたしました。  続いて、本動議を起立により採決いたします。  本動議は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者 起立〕 ○議長(山口博敬君) 起立少数であります。  よって、本動議は否決されました。  次に、議案第90号 平成16年度倉吉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)から議案第100号 平成16年度倉吉市温泉配湯事業特別会計予算まで、計11件を一括して採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第90号から議案第100号までは原案のとおり可決されました。  次に、議案第101号 平成16年度倉吉市国民宿舎事業会計予算について、起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者 起立〕 ○議長(山口博敬君) 起立多数であります。  よって、議案第101号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第102号 平成17年度倉吉市一般会計予算について、起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者 起立〕
    ○議長(山口博敬君) 起立多数であります。  よって、議案第102号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第103号 平成17年度倉吉市国民健康保険事業特別会計予算から議案第119号 平成17年度倉吉市水道事業会計予算についてまで、計17件を一括して採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第103号から議案第119号までは原案のとおり可決されました。  次に、議案第120号 平成17年度倉吉市国民宿舎事業会計予算について、起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者 起立〕 ○議長(山口博敬君) 起立多数であります。  よって、議案第120号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第121号 倉吉市国民保護協議会条例の制定についてを起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者 起立〕 ○議長(山口博敬君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第122号 倉吉市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第122号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第123号 特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について、起立により採決いたします。  念のため申し上げます。  本案の委員長報告は否決であります。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者 起立〕 ○議長(山口博敬君) 起立少数であります。  よって、議案第123号は否決されました。  次に、議案第124号 市長等及び教育長の給与の特例に関する条例の一部改正についてを起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者 起立〕 ○議長(山口博敬君) 起立多数であります。  よって、議案第124号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第125号 倉吉市職員の給与に関する条例等の一部改正について及び議案第126号 倉吉市実費弁償条例の一部改正について、計2件を一括して採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第125号及び議案第126号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第127号 倉吉市公の施設における指定管理者の指定の手続に関する条例の制定について、起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者 起立〕 ○議長(山口博敬君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第128号 倉吉市特別導入事業基金条例の制定についてから議案第130号 倉吉市高齢者虐待防止条例の制定についてまで、計3件を一括して採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第128号から議案第130号までは原案のとおり可決されました。  次に、議案第131号 倉吉市立伯耆しあわせの郷の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者 起立〕 ○議長(山口博敬君) 起立多数であります。  よって、議案第131号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第132号 倉吉市予防接種健康被害調査委員会条例の一部改正についてから議案第137号 倉吉市高齢者障害者住宅整備資金貸付条例の廃止についてまで、計6件を一括して採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第132号から議案第137号までは原案のとおり可決されました。  次に、請願・陳情を採決いたします。  まず、請願第1号を起立により採決いたします。  委員長報告は研究留保であります。請願第1号は委員長の報告のとおりの取り扱いとすることに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者 起立〕 ○議長(山口博敬君) 起立多数であります。  よって、請願第1号は委員長報告のとおりの取り扱いとすることに決定いたしました。  次に、陳情第1号は不採択、第2号は継続審査、第3号は採択、第4号、第5号は継続審査であります。以上5件の陳情は、委員長の報告のとおりの取り扱いとすることに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、5件の陳情は委員長報告のとおりの取り扱いとすることに決定いたしました。  次に、陳情第6号を起立により採決いたします。  委員長報告は採択であります。本陳情は委員長の報告のとおりの取り扱いとすることに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者 起立〕 ○議長(山口博敬君) 起立多数であります。  よって、陳情第6号は委員長報告のとおりの取り扱いとすることに決定いたしました。  次に、陳情第7号も起立により採決いたします。  委員長報告は不採択であります。本陳情は委員長報告のとおり取り扱うことに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者 起立〕 ○議長(山口博敬君) 起立多数であります。  よって、陳情第7号は委員長報告のとおりの取り扱いとすることに決定いたしました。  次に、閉会中の継続審査としておりました平成16年陳情第7号を起立により採決いたします。  委員長報告は不採択であります。本陳情は委員長報告のとおり取り扱うことに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者 起立〕 ○議長(山口博敬君) 可否同数であります。  したがいまして、地方自治法第116条第1項の規定により、議長において本陳情に対する可否を採決いたします。  本陳情について不採択と採決いたします。  日程第3 追加議案の審議 ○議長(山口博敬君) 日程第3、追加議案の審議を行います。  議案第138号を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。 ○市長(長谷川稔君)(登壇) ただいま上程されました議案第138号につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案第138号 固定資産評価員の選任についてでありますが、中瀬元一君から平成17年3月21日をもって固定資産評価員を辞職する旨の届出が提出されましたので、来る3月22日付で、新たに税務課長に任命しようとする尾崎博君を後任の固定資産評価員に選任いたしたく、地方税法第404条第2項の規定により、本市議会の同意を求めるものであります。  以上、何とぞ慎重御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(山口博敬君) 続いて、質疑を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  お諮りいたします。
     ただいま質疑を終結した議案は、委員会付託を省略し、この際、討論・採決を行うことに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように進行いたします。  続いて、討論を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 討論を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、討論を終結いたしました。  これより、議案第138号を採決いたします。  本案は、同意することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第138号は同意されました。  次に、議会発議第2号及び議会発議第3号について、一括して議題といたします。  まず、議会発議第2号について提案理由の説明を求めます。 ○16番(由田 隆君)(登壇) 議会発議第2号について、提案理由の説明をさせていただきます。  このJR不採用問題の解決に向けた協議を求める意見書提出をするものであります。  御案内のとおり、国鉄分割・民営化に伴う不採用問題は、未解決のまま18年が過ぎようとしています。平成16年6月18日、ILOはJR不採用事件に関する「結社の自由委員会報告」を採択をし、早期解決を求める「第6次勧告」を日本政府に勧告をいたしております。  ILOが改めて日本政府に解決ヘの努力を求めたことは、未解決のままこの問題を放置することが、ILO批准国として国際的にも許されないことを示したものであります。  よって、政府並びに関係省庁においては、ILO勧告に基づき人道的立場から一刻も早くJR不採用問題の解決に向けた協議を開始されるよう強く求めるものであります。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。  提出先は、内閣総理大臣、総務・厚生労働・国土交通、それぞれの大臣、そして衆参両院議長であります。  どうぞ皆さんの全員の賛成をよろしくお願いをいたします。 ○議長(山口博敬君) 次に、議会発議第3号について提案理由の説明を求めます。 ○7番(坂井 徹君)(登壇) 議会発議第3号 人権侵害救済法の早期制定を求める意見書について、その内容を御説明いたします。  人権が侵害された被害者を救済する法制度の確立を求める広範な運動が展開される中、政府として、日本国憲法で保障された「基本的人権」の尊重を遵守し、同時に国際的な責務を果たすために、平成5年に国連総会で日本政府も賛成し採択された、国際的な合意事項である「国内人権機関の地位に関する原則」に基づく人権機関が設置され、人権救済制度が確立されるべきである。  そのためにも、お手元に配布してあります意見書の1から6点に留意されまして、早期に「人権侵害救済法」が制定されるよう強く求めるものであります。  提出先は、内閣総理大臣と衆参両院議長です。  皆さんご賛同をよろしくお願いします。 ○議長(山口博敬君) 続いて、議会発議第2号及び議会発議第3号について、一括して質疑を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  お諮りいたします。  ただいま質疑を終結した議案は、委員会付託を省略して、この際、討論・採決を行うことに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように進行いたします。  議会発議第2号及び議会発議第3号について、一括して討論を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 討論を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、討論を終結いたしました。  これより、採決をいたします。  議会発議第2号 JR不採用問題の解決に向けた協議を求める意見書提出について及び議会発議第3号 人権侵害救済法の早期制定を求める意見書提出についてを一括して採決いたします。              (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり) ○5番(佐藤博英君) これは内容が全く違うものなので、分けて採決をお願いします。 ○議長(山口博敬君) そうしますと、提案のとおり分けて採決といたします。  そうしますと、議会発議第2号 JR不採用問題の解決に向けた協議を求める意見書提出について、本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山口博敬君) 御異議なしと認めます。  よって、議会発議第2号は原案どおり可決されました。 ○議長(山口博敬君) 続いて、議会発議第3号 人権侵害救済法の早期制定を求める意見書提出について、起立で採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君は起立を求めます。                 〔賛成者 起立〕 ○議長(山口博敬君) 起立多数です。  よって、議会発議第3号は原案どおり可決されました。  以上で、本定例会に付議されました事件はすべて終了いたしました。  これをもって、平成17年第3回倉吉市議会定例会を閉会いたします。                  午後2時45分 閉会                署        名 この会議録の正当なることを認め署名する。  倉吉市議会議長    〃  議員    〃  議員...