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令和 3年 6月定例会(第1号 6月17日)

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  1. 米子市議会 2021-06-17
    令和 3年 6月定例会(第1号 6月17日)


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    令和 3年 6月定例会(第1号 6月17日)           令和3年米子市議会6月定例会会議録(第1号) 令和3年6月17日(木曜日)              ~~~~~~~~~~~~~~~                          令和3年6月17日 午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 議会運営委員及び常任委員の選任 第4 施政方針演説 第5 議案第55号 工事請負契約の締結について    議案第56号 工事請負契約の締結について    議案第57号 令和3年度米子市一般会計補正予算(補正第3回) 第6 議案第58号 専決処分について(米子市市税条例及び米子市市税条例の一部を改           正する条例の一部を改正する条例の制定について)    議案第59号 専決処分について(令和3年度米子市駐車場事業特別会計補正予算           (補正第1回))    議案第60号 米子市行政手続等における情報通信技術の利用に関する条例の制定           について    議案第61号 米子市特別医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定
              について    議案第62号 米子市市税条例の一部を改正する条例の制定について    議案第63号 米子市企業立地促進のための固定資産税の課税免除に関する条例の           一部を改正する条例の制定について    議案第64号 米子市駐車場条例及び米子駅前地下駐車場駐車料金徴収条例の一部           を改正する条例の制定について    議案第65号 米子市市街化区域と一体的な地域等に係る開発許可等の基準に関す           る条例の一部を改正する条例の制定について    議案第66号 米子市特定空家等及び特定空住戸等対策審議会条例の一部を改正す           る条例の制定について    議案第67号 米子市下水道条例の一部を改正する条例の制定について    議案第68号 米子市農業集落排水施設条例の一部を改正する条例の制定について    議案第69号 損害賠償の額の決定について    議案第70号 鳥取県西部広域行政管理組合共同処理事務及び規約を変更する協           議について    議案第71号 令和3年度米子市一般会計補正予算(補正第4回)    議案第72号 令和3年度米子市介護保険事業特別会計補正予算(補正第1回)    議案第73号 令和3年度米子市下水道事業会計補正予算(補正第1回) 第7 報告第 1号 令和2年度米子市繰越明許費繰越計算書について    報告第 2号 令和2年度米子市水道事業会計予算繰越計算書について    報告第 3号 令和2年度米子市下水道事業会計予算繰越計算書について    報告第 4号 法人の経営状況について    報告第 5号 議会の委任による専決処分について(法律等の改正に伴う関係条例           の整理に関する条例の制定について)    報告第 6号 議会の委任による専決処分について(損害賠償に係る和解及び損害           賠償の額の決定について)    報告第 7号 議会の委任による専決処分について(損害賠償に係る和解及び損害           賠償の額の決定について)    報告第 8号 議会の委任による専決処分について(損害賠償に係る和解及び損害           賠償の額の決定について)    報告第 9号 議会の委任による専決処分について(損害賠償に係る和解及び損害           賠償の額の決定について)    報告第10号 議会の委任による専決処分について(損害賠償に係る和解及び損害           賠償の額の決定について)    報告第11号 議会の委任による専決処分について(損害賠償に係る和解及び損害           賠償の額の決定について)              ~~~~~~~~~~~~~~~                本日の会議に付した事件 議事日程に同じ              ~~~~~~~~~~~~~~~                 出席議員(26名)  1番  今 城 雅 子       2番  矢田貝 香 織  3番  土 光   均       4番  森 谷   司  5番  奥 岩 浩 基       6番  田 村 謙 介  7番  前 原   茂       8番  国 頭   靖  9番  西 川 章 三      10番  又 野 史 朗 11番  石 橋 佳 枝      12番  伊 藤 ひろえ 13番  戸 田 隆 次      14番  岡 田 啓 介 15番  門 脇 一 男      16番  稲 田   清 17番  安 田   篤      18番  矢 倉   強 19番  岡 村 英 治      20番  遠 藤   通 21番  安 達 卓 是      22番  中 田 利 幸 23番  岩 﨑 康 朗      24番  三 鴨 秀 文 25番  尾 沢 三 夫      26番  渡 辺 穣 爾              ~~~~~~~~~~~~~~~                  欠席議員(0名)              ~~~~~~~~~~~~~~~                 説明のため出席した者 市長        伊 木 隆 司       教育長      浦 林   実 副市長       伊 澤 勇 人       水道局長     朝 妻 博 樹 総務部長      辻   佳 枝       総合政策部長   八 幡 泰 治 市民生活部長    永 瀬 良 太       福祉保健部長   大 橋 賢 二 経済部長      杉 村   聡       都市整備部長   隠 樹 千佳良 下水道部長     下 関 浩 次       淀江支所長    橋 井 雅 巳 教育委員会事務局長 松 田 展 雄       財政課長     長谷川 和 秀              ~~~~~~~~~~~~~~~                 出席した事務局職員 事務局長      松 下   強       事務局次長    土 井 諭 子 議事調査担当事務局長補佐            議事調査担当係長 佐 藤 祐 佳           森 井 聖 太              ~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時00分 開会 ○(岩﨑議長) これより令和3年米子市議会6月定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  日程に先立ち、諸般の報告をいたします。  地方自治法第121条の規定により、本日の会議に説明のため出席を求めた者の職氏名は、お手元の報告書のとおり御了承願います。  次に、監査委員から報告のありました例月出納検査及び定期監査の結果報告書につきましては、その都度お手元に送付しておりますので、御了承願います。  なお、本日の議事日程は、お手元に配付しております日程書のとおり行いたいと思います。              ~~~~~~~~~~~~~~~               第1 会議録署名議員の指名 ○(岩﨑議長) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、岡村議員及び安田議員を指名いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~                  第2 会期の決定 ○(岩﨑議長) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から来る7月9日までの23日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(岩﨑議長) 御異議なしと認めます。よって、会期は23日間と決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~             第3 議会運営委員及び常任委員の選任 ○(岩﨑議長) 次に、日程第3、議会運営委員及び常任委員の選任を議題といたします。  議会運営委員及び常任委員については、委員会条例第5条第2項の規定により、お手元に配付しております委員選任名簿に記載のとおり議長において指名し、選任いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~                 第4 施政方針演説 ○(岩﨑議長) 次に、日程第4、施政方針演説に入ります。  伊木市長。 ○(伊木市長)(登壇) 本日、ここに令和3年度一般会計補正予算をはじめ、関係諸議案の審議をお願いするに当たり、市政に対する所信と予算に関する総括的な説明を申し上げまして、議員各位の御理解を賜りたいと存じます。  私は、去る4月18日に執行されました市長選挙におきまして、2度目の当選を果たすことができ、引き続き米子市の市政運営を担うこととなりました。コロナ禍の中で迎える2期目のスタートでありまして、改めてその責務の重大さを痛感いたしますとともに、市民の負託に応えるべく、本市発展のため、この身を賭す覚悟でございます。  米子市は日本海と中海、そして大山に囲まれた自然豊かなまちであり、山陰の交通の要衝という地の利や、充実した医療や介護環境を有し、さらには人々の開放的な気質と相まって、21世紀にさん然と輝く魅力あふれるまちとなる潜在力を秘めています。そして、コロナ禍により地方都市の暮らしが見直されている今こそ、この豊かな自然や暮らしやすさといった米子のよさを生かしたまちづくりを積極的に進めていくことが重要です。  住んで楽しいまちづくり、これが全ての政策に通じる私の政治理念であります。この自然の豊かさという恩恵を最大限に生かし、それを市民の暮らしやなりわいへとつなげていくことで、このまちで仕事に遊びに人生を存分に楽しんでいただきたい、そのようなまちづくりの理念を市民の皆様と共有しつつ進めていきたいとの思いから、昨年、住んで楽しいまちづくりをテーマとする米子市まちづくりビジョンを策定し、様々な施策に取り組んでまいりました。そして、本市の持つ魅力を生かしながら、町なかも郊外も米子市の全ての地域において、それぞれの地域が持つ様々な可能性を開花させていきたいと考えております。
     しかしながら、昨年来、世界で新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、人々の生活や経済活動など様々な面で制約が生じ、今なお大きな影響を受けています。我が国においては、少子高齢化人口減少の進展、デジタル化の加速や新たな環境目標の導入など、社会経済情勢は予想を上回るスピードで変化をしています。さらに2040年頃には団塊ジュニア世代が高齢化することにより、高齢者人口がピークを迎え、労働力不足と相まって世代間のバランスが最も崩れると推計されています。ピーター・ドラッカーの言葉を借りれば、これらは既に起こった未来であり、想定される様々な課題に対し、バックキャスト、つまり未来を基点とした発想による対応が求められています。私たちは、今まさにこうした時代の変化に的確に対応し、地域の発展を成し遂げ、市民を幸福にするという大きな目標に挑んでいます。そのために市役所職員がいま一度公務員の原点に立ち返り、公に奉仕するということの喜びと誇りを胸に、市民の期待に応えていくことが求められていると考えております。  こうした挑戦を進める上でも、今全力で取り組まなければならないことが新型コロナウイルス感染症対策です。これまでの度重なる感染拡大により、地域社会に多大な影響が及んでいることから、感染予防対策地域経済の下支えなど、切れ目のない支援策を講じていくとともに、特にワクチン接種は感染症の終息に向け最も有効な手だてであることから、最重要事項として全庁を挙げて迅速かつ円滑に進めてまいります。引き続き感染状況や市民生活への影響に応じて機動的に対策を講じ、一日も早く元の平穏な市民生活を取り戻すことができるよう努力していく所存です。  これらの情勢を踏まえ、私が公約に掲げました7つの政策の柱に沿って当面の諸課題について、次に述べますとおり重点的に取り組んでまいります。また、6月補正予算の概要につきましてもそれぞれ政策の柱に併せて御説明申し上げます。  初めに、1つ目の柱、「交通基盤の充実と歩いて楽しいまちづくり」でございます。  本市のまちづくりについては、米子市まちづくりビジョン及び米子市都市計画マスタープランでお示しした基本的な方針などを踏まえ、町なかと郊外の一体的な発展に寄与する主要な事業について、新商都米子まちづくり2021として整理したところです。商都米子の発展の礎となった交通の結節点としての本市の特性を充実させ、中心市街地や皆生温泉など、町なかのにぎわいを創出する一方で、充実した交通基盤を活用して郊外の住宅地や工業団地等を有機的に結びつけ、市域全体の一体的な発展を図り、新商都米子にふさわしいコンパクト・プラス・ネットワークのまちづくりを推進していきたいと考えております。そのために、山陰の交通の結節点にふさわしいインフラ整備を促進するとともに、公共交通の利便性を向上させ、歩いて楽しいまちを目指し、次の取組を進めます。  まず、高速交通網整備促進についてですが、昨年度開催された中海・宍道湖圏域道路整備勉強会において、米子・境港間高規格幹線道路の重要性が改めて確認されたところであり、早期事業化に向けた具体的な検討が進められるよう、関係団体とともに精力的に要望活動などに取り組んでまいります。  また、中国横断自動車道岡山米子線の全線4車線化の早期実現、山陰道の未整備区間及び付加車線設置区間早期整備についても、国等へ働きかけを継続してまいります。  また、中国横断新幹線伯備新幹線)及び山陰新幹線の整備についてですが、関係自治体関係団体とともに国への要望活動等を実施し、両新幹線の整備計画線への格上げについて強く働きかけてまいります。  次に、公共交通利便性向上への取組と交通体系の確立についてですが、ダイヤ調整やバス路線の再編に向けた取組を進めることで利用者の利便性向上を図るほか、公共交通利用者に対する支援等による利用促進に取り組み、持続可能な公共交通体系を構築してまいります。また、米子市循環バス(だんだんバス)について、新たなルートの実証運行を行うほか、路線バスの利用者の分かりやすさと利便性向上のため、一部のバス停留所について名称変更を行います。このほか、利用者の裾野を広げるため、新たにノーマイカー推進事業を実施するほか、スマートフォンを用いた電子チケット運用基盤Y-MaaSの実証実験を行ってまいります。  次に、米子駅周辺整備の推進についてですが、本年3月にJR米子駅南北自由通路等整備事業の本体工事に着工したところであり、令和4年度末の事業完了を目指し進捗を図ります。また、米子駅周辺の活性化を図るため、駅北広場の再整備について関係機関との協議、調整や市民等からの意見を反映した上で、本年度中に基本計画を策定し、令和5年度の工事着工を目指します。  次に、歩いて楽しいまちづくりの推進についてですが、これまでの中心市街地活性化の取組を発展させた施策として、国、県、その他の関係団体をはじめ民間事業者とも連携を図りながら取り組んでまいります。米子駅周辺、角盤町周辺、米子港周辺において、道路空間をまちの活性化に活用することなどにより、居心地がよく歩きたくなるまちなかの形成を目指してまいります。角盤町エリアにおける集客性の高いイベントの開催や、商店街の空き店舗を活用する事業などに対する支援により、街の魅力と集客力を高め、イベントと公共交通の連携、ハード事業ソフト事業の連携などに取り組むことでにぎわいの創出を図ってまいります。また、米子港周辺において、中海・錦海かわまちづくり計画により親水空間を生かした緑地などを整備し、米子港を中心とした歩いて楽しめる散策コースの確立や、まちと河川が交わる港湾の立地条件を有効活用した地域の活性化を図ります。  次に、パークマネジメントの検討についてですが、都市公園の有効活用に向けて、本年3月からサウンディング型市場調査を実施しており、その結果に基づき、各公園ごとに利用ニーズに応じた施設整備や、それに適した維持管理手法、規制やルールの見直しを検討していきます。  次に、2つ目の柱、「災害に強いまちづくりと脱炭素社会への取組の推進」でございます。  地域の防災活動を促進し、逃げ遅れゼロを目指して災害に強いまちをつくるとともに、美しい自然環境を後世に残しつつ、経済活動との調和を図る脱炭素社会を見据えて次の取組を進めます。  まず、地域の防災活動を通じた地域づくりについてですが、市民への防災意識防災知識の普及啓発や、自主防災組織の活動充実を推進し、地域防災力のさらなる向上を図ってまいります。また、今年度からは、これまでの自治会単位自主防災組織に加え、地区単位の連合組織の結成促進と強化育成に取り組み、防災活動を通じた地域づくりの進展を図るとともに、住民参加による各種訓練の実施により、総合的な防災対策を推進してまいります。また、災害時の的確な避難行動につながるよう、防災行政無線防災ラジオなどを活用した災害情報の提供に努めます。避難所運営につきましては、災害時における感染症予防対策を念頭に、各機関との連携などによる危機管理体制の強化を図り、円滑な避難所運営を行うことができるよう、職員の研修や訓練に取り組んでまいります。また、防災資機材の購入など、自主防災組織の育成や少年消防クラブの活動に対して支援を行います。また、災害時における迅速でより衛生的なトイレ環境を確保するため、新たにマンホールトイレを整備してまいります。このほか、原子力災害の際の一時集結所である住吉小学校について、住民避難用の大型バスのアクセス向上のため、前庭部分の整備などを行います。  次に、福祉避難所の充実についてですが、配慮が必要な方が安心して避難行動を取ることができるよう、引き続き災害協定等による受入先避難所の拡大を図るとともに、災害時に円滑な避難ができるよう、要配慮者及び受入れ施設との連携強化を図ってまいります。  消防団活動の充実と団員数の確保についてですが、地域の防災拠点である消防団車庫の建て替えと消防ポンプ自動車の更新を順次進めるとともに、消防団員の装備の充実や処遇改善を図りながら団員の確保に努めてまいります。なお、防災・減災に関する取組は、ソフト・ハード両面で多岐にわたるため、部局を横断した体制を整え、庁内の情報共有と連携を強化し、治水や地域防災力の向上などを通じて災害に強いまちづくりを一層進めてまいります。  次に、公共インフラ施設の整備についてですが、市道安倍三柳線2工区の整備については、事業の進捗を図るため、国の防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策に位置づけていただくよう、精力的に要望活動に取り組んでまいります。  次に、橋梁の老朽化対策についてですが、国の新たな補助制度を活用し、米子市橋りょう長寿命化修繕計画に基づき補修を進めてまいります。また、浸水被害の解消についてですが、緊急性の高い大篠津地区、車尾地区などの河川改良工事を引き続き実施し、以降も年次的に改良を進めてまいります。また、新たに新山地内の急傾斜地について、保全すべき人家の安全な生活を確保するため、斜面の崩壊を防ぐ対策事業に着手してまいります。  公園施設長寿命化事業についてですが、湊山公園管理事務所の改築及び各公園の遊具更新を順次行ってまいります。あわせて、米子港周辺や下町観光などの環境整備として、湊山公園の公衆トイレの改築を行います。  次に、脱炭素社会に向けた取組の推進についてですが、本市には大規模再生可能エネルギー施設が多く立地するほか、未利用エネルギーの活用やごみの減量化、リサイクルの推進など、脱炭素社会の実現に資する数々の取組を行っており、さらに本年2月には2050年までに温室効果ガス実質排出ゼロを目指すことを表明の上、取組を加速させているところです。エネルギー政策など、今後の国の動きを踏まえつつ、地域における取組の推進によって経済活動を維持し、持続可能で活力ある地域社会を実現するため、効率的なごみ処理の検討などをはじめ、市民や事業者と連携、協力しながら脱炭素社会の実現に向けて取り組んでまいります。  次に、総合的な住宅政策の推進についてですが、低所得者や高齢者等の住宅確保要配慮者の居住の安定確保のため、新たに民間賃貸住宅の空き家・空き室を活用するセーフティネット住宅供給促進事業に取り組んでまいります。また、空き家対策の推進についてですが、現在の空き家対策を推進する上で課題解消に向けた関係法令の整備について国に対し強く要望するとともに、新たに空き家が発生することを防ぐための啓発活動など、より実効性の高い空き家対策に取り組んでまいります。  そのほか、ヌカカ対策についてですが、これまで行ってきた発生抑制対策モデル事業の成果を踏まえて、地域で継続的に実施可能な対策を進めてまいります。  次に、3つ目の柱、「市民が主役の共生社会の構築」でございます。  地域活動の原動力である市民パワーを引き出し、多様な人々が活躍できる共生社会をつくるため、次の取組を進めます。  まず、地域の自治活動の充実についてですが、人口減少が深刻化し、高齢者人口がピークを迎える2040年を見据え、地域における様々な課題に対応するための将来構想をつくるとともに、地域共生社会の実現に向けて具体的な取組を推進してまいります。また、自治会活動への支援についてですが、活動で使用する集会施設や設備、備品の整備に対し、経費の助成を行ってまいります。地域の実情に応じたまちづくりについてですが、本格的な人口減少社会の到来を見据え、人口減少が先行する美保地区において、地域の方々が参加するまちづくり協議会により、学校をはじめとする地域の公共施設の在り方や地域活性化等地域振興策について意見交換を行い、持続可能な地域づくりに取り組んでまいります。  次に、包括的な相談支援体制の構築についてですが、社会情勢や個人の暮らし方の変化に伴い多様化する福祉ニーズに対応するため、令和4年度に総合相談支援センターを設置することとしており、同センターを拠点として、市民の皆様のあらゆる生活課題の相談を受け止め、関係機関と協力しながら適切な支援を届けるための体制を整備してまいります。  次に、障がい福祉の充実についてですが、障がいのある方が住み慣れた地域で安心して暮らすことができる共生社会の実現に向け、長期入院中の方の地域生活への移行を進めるとともに、障がいのある方の生活を地域全体で支えるため、地域生活支援拠点を整備するなど、相談体制や障がい福祉サービスの提供体制の充実に取り組んでまいります。また、障がいのある方が地域で必要な支援を受けながら自己実現できるよう取り組むとともに、障がいへの理解が進むよう取組を進めてまいります。また、精神障がい者に係る特別医療費の助成制度について、対象者を現行の精神障害者保健福祉手帳1級所持者に加え、2級及び3級所持者にも拡大し、障がい者の健康保持及び負担の軽減を図ってまいります。  次に、鳥取大学医学部並びに附属病院、米子高専との連携推進についてですが、本年3月に医学部附属病院との間で、地域に根差した医療の発展及び持続発展する福祉のまちづくりの実現に向けて連携協定を締結し、これまでに培った協力関係をさらに確固なものといたしました。引き続き共同事業トップミーティングを行うなど、より一層の連携強化を図ります。米子高専においても、連携プロジェクトでの市のPR動画作成やまちづくりの提言をいただくほか、専門的な知識、技量を生かした地域の課題解決への取組を通じて連携を深めてまいります。  次に、動物愛護活動への支援についてですが、人と動物が共に生きていける社会の実現のため、県と連携をし、動物愛護の精神とモラルやマナーなど適正な飼養の周知啓発に努めるほか、飼い主のいない猫の不妊去勢手術の推進やこれらに関連する事業についても関係者と連携の上、取り組んでまいります。  次に、拉致被害者の早期帰国の実現についてですが、早期解決に向け継続して国・県への要望活動を行うとともに、拉致被害者が帰郷された際の受入態勢の整備を図ってまいります。  また、人権尊重都市よなごの実現を目指して、人権教育と啓発に努めることにより、互いの人権を尊重し合うまちづくりを推進するとともに、新型コロナウイルスに関する人権侵害を防ぐための啓発にも取り組んでまいります。  次に、広域連携によるまちづくりについてですが、中海・宍道湖・大山圏域の市町村と連携し、圏域の地域資源や優位性を生かすとともに、圏域の一体感の醸成と連携の強化を図りながら、産業や観光の振興、環境保全対策の充実など、様々な取組を行っており、引き続き圏域の一体的な発展や地方創生をはじめとする共通課題の解決に向けた取組を推進してまいります。また、本市の行政運営を円滑に進めていくためには、国や県などの関係機関との連携が不可欠であり、国や県などの計画、施策、事業に関する正確かつ迅速な情報収集や情報交換をより積極的に行い、本市の施策との整合を図るとともに、要望活動等についてもより一層の力を注いでまいります。  デジタル・トランスフォーメーションの推進についてですが、新たに米子市デジタル・トランスフォーメーション推進本部を設置し、市民サービスの向上と事務の効率化の両方を実現するための取組を全庁体制で進めてまいります。8月には新たに電子申請を導入し、10月にはスマート窓口を開設するほか、その基盤となるマイナンバーカードの普及、促進にも取り組み、業務や手続の省力化、効率化を通じた市民サービスの向上を目指して取り組んでまいります。  そのほか、保定市との友好都市締結30周年を記念して、コロナ禍の終息状況等を見極めつつ、交流事業等を行うこととしております。  次に、4つ目の柱、「教育の充実と子育てしやすいまちづくり」でございます。  子どもたちの多様な価値観を養い、全ての子どもたちの可能性を最大限に引き出す教育を推進するとともに、育児相談や切れ目のない支援を充実させて子育てしやすい環境をつくるため、次の取組を進めます。  まず、子どもの特性や発達に合わせた適切で切れ目のない支援の充実についてですが、全ての子どもが安心して健やかに成長できるよう、本市の子どもに係る福祉保健施策と教育施策を一体的かつ総合的に推進し、家庭、学校、地域など、様々な主体が力を合わせて子どもの成長過程全体を支える新たな体制を整えてまいります。あわせて、教員の教育施策以外の負担を極力減らし、GIGAスクール構想への取組など、現在行われている新しい教育課題により一層注力できる体制を目指します。また、それに伴い関係施策をより効率的に推進するため、関係部局を一体として配置することとし、ふれあいの里の1階全体と2階の一部についてレイアウト変更を中心とした改修工事を実施することとしております。  待機児童の解消と子育て支援の充実についてですが、安心して子どもを産み、育てられる環境づくりの観点から、保育所やなかよし学級等の待機児童の解消に努めるほか、公立保育所統合建て替え構想に基づき、計画的に統合建て替えを進め、保育環境と地域の子育て支援の充実を図ります。なお、本構想により統合して設置する箕蚊屋保育園を整備する米子福祉会に対して、施設整備費の助成を行い、保育環境の充実を図ります。  また、子育て世帯の経済的な自立を支援するため、新たに自立支援教育訓練給付事業を実施し、独り親家庭の母または父が就職に際して必要な技能や資格の取得ができるよう支援してまいります。  そのほか、ヨネギーズ不妊治療応援事業において、ニーズの高い不育症治療に対する補助制度を新たに設け、経済的負担の軽減を図ります。  次に、ふるさと教育の推進についてですが、ふるさと米子に学び、ふるさとへの愛着や誇りを持つ人材の育成を図るため、米子の豊かな自然や歴史、文化遺産、先人の業績等を学ぶふるさと教育の充実を図ってまいります。また、その実践に当たっては、社会参画意識の醸成を図るとともに、キャリア教育や高等学校、地元企業、民間団体などと連携した取組を行います。  次に、多様な学びの機会の確保についてですが、新たに不登校児童生徒に関わる学習支援員の配置と教室等の環境整備を行うことで、個々の児童生徒の実情に応じた支援の充実を図ってまいります。また、不登校児童生徒や保護者の中には、学校復帰への抵抗感や学校以外の場で教育を受けることを希望される場合もあることから、民間のフリースクールの利用を支援してまいります。  インクルーシブ教育の推進についてですが、子どもの特性の早期の把握と個々の特性に応じた支援を行うため、及び子どものうちから障がいに対する理解を深めるため、特別支援学級や通級指導教室の充実や、様々な学びの場における指導への配慮等を行い、障がいの有無にかかわらず、子どもたちが同じ学校で個々の特性に応じた適切な教育を受けることができるよう取組を進めてまいります。  コミュニティ・スクールの推進についてですが、学校の抱える課題が複雑化、多様化する中、地域の将来を担う子どもたちのよりよい育ちを地域全体で支えるため、地域と学校が一体となって、地域の特徴を生かして児童生徒を育成していくコミュニティ・スクールの導入を段階的に進めてまいります。  次に、校庭の芝生化推進についてですが、芝生化の際に課題となる維持管理手法をはじめ、学校現場の負担軽減や遊休農地対策など、多角的に検討を行い、子どもたちを健やかに育てる環境づくりを進めてまいります。  啓成小学校の改築についてですが、いよいよ今年度から工事に着手いたします。認定こども園の併設による保小連携や、地域への開放も視野に入れたふれあい棟の新設など、本市初となる試みを盛り込んでおり、令和5年度の完成に向けて着実に進めてまいります。  次に、美保中学校区の学校づくりについてですが、校区審議会において児童生徒数の減少に対応できる学校づくりを審議していただいており、審議会の議論を踏まえて、地域の方々と共に魅力ある学校づくりを進めてまいります。  学校給食の地産地消の推進についてですが、地元業者や生産者と連携して、地元食材や郷土料理、行事食などを取り入れた特色ある給食を提供し、地域の食文化に対する関心と郷土に対する愛着を高める教育に取り組んでまいります。  このほか、学校教育の充実についてですが、新たに中学校生徒のタブレットパソコン端末にeラーニング教材を導入することで、個々の生徒に最適な学びを実現し、生徒一人一人の学力の保障と向上を目指した支援を行ってまいります。  次に、5つ目の柱、「稼げる経済圏の再構築」でございます。  地産外商と働く人々の所得向上を促進し、豊かな地域づくりを進めるとともに、新しい時代の経済に対応できる人材を育成するため、次の施策に取り組みます。  まず、観光については、本市の主要産業の一つであり、コロナ禍においては近隣地域からの誘客を行うマイクロツーリズムの推進を図ってまいります。また、アフターコロナに向けては、観光協会等の各種団体と連携し、インバウンドを含め、改めて誘客を行い、早期の需要回復に努めてまいります。  皆生温泉の海遊リゾート構想の推進についてですが、皆生温泉旅館組合をはじめ関係者と連携しながら、皆生温泉まちづくりビジョンを実行段階に移し、皆生温泉エリアの魅力向上を図り、海遊リゾート・皆生温泉として30年後も選ばれ続ける温泉地を目指します。また、温泉街にふさわしい情緒ある明かりを創出するため、令和2年度に制定した「皆生みらいの灯りコンセプト」に基づき、海岸遊歩道や皆生海浜公園などの照明設備をはじめ、皆生温泉エリアの公共照明を順次整備してまいります。本年度においては、皆生温泉エリアの主要な通りの公共街灯を本コンセプトにより更新することとしております。  そのほか、城下町観光につきましては、加茂川・中海遊覧船の運行体制を充実することなどにより、エリア全体の魅力向上に努めてまいります。  また、広域観光の推進についてですが、大山山麓・日野川流域観光推進協議会の会長として、鳥取県や構成自治体との調整を図りながら、地域収益向上や関係人口増加に向けた取組を検討するとともに、広域観光推進に資する事業を展開します。また、中海・宍道湖・大山圏域観光局等の広域連携組織を通じて、ワーケーションの推進など、新たな取組の検討を進めてまいります。  次に、遊休農地の解消と農業基盤整備の促進についてですが、弓浜地区を中心とした農地の遊休化は、その抑制を引き続き市の重要課題とし、農地の再生や中間管理事業などの推進による担い手への農地の集積を促進し、地域の実情に即した取組の支援などにより、遊休農地の解消を図ってまいります。また、皆生、富益、淀江の各地で進めております農業基盤整備について、事業の進捗を図るとともに、農業用排水路や農道などの土地改良施設の機能維持、保全のための整備を実施してまいります。  地域特産品のブランド化の推進についてですが、白ネギ、ニンジン、梨、柿などの本市の特産品の品質向上と産地の生産基盤の強化を図り、ブランド化を推進してまいります。  次に、中小企業の生産性向上と競争力強化への支援についてですが、今年度中に中小企業振興条例に基づくアクションプランを策定し、具体的な支援施策を総合的に推進してまいります。また、アクションプランの重点課題となる中小企業の生産性向上と競争力強化への支援については、台湾等との海外展開を含む新たな市場の開拓やビジネスマッチングによる販路拡大など、地産外商の促進につながる取組を支援していくほか、デジタル技術の導入によるデジタル・トランスフォーメーションの促進や、新規創業、新事業展開の促進、事業承継などに係る支援を行ってまいります。  次に、企業誘致の推進についてですが、地域経済の活性化や雇用機会の創出、若者の地元定着など様々な観点から重要課題であることから、既存の企業立地補助金の制度を見直すとともに、企業誘致・情報収集体制の見直しを図り、今後も経済状況や企業ニーズを的確に把握し、製造業に加え、IT企業、また本社機能の移転など、本市の立地の優位性をアピールして、幅広い業種の誘致に取り組んでまいります。あわせて、県と連携をし、県内へ本社機能の移転を行う企業の雇用者を対象として、県外から本市へ移住するための経費を支援し、企業誘致に伴う本市への移住を促進する取組を進めてまいります。  また、一部の業種において投資意欲に回復の兆しが見えていることなどから、切れ目のない企業誘致及び地元企業の業容拡張促進のため、次期産業用地の事業化に向けて具体的な検討を進めます。  商工業振興資金貸付事業につきましては、必要に応じて予算を増額し、引き続き中小企業者等の資金繰りを支援してまいります。  住んで楽しいまちづくりファンド事業につきましては、新たに本市と鳥取銀行及び米子信用金庫の3者の共同出資によるファンドを設立し、中心市街地や米子港周辺、皆生温泉などのエリアにおける新たなにぎわいや活力を創出し、歩いて楽しいまちづくりの推進など、本市の施策や経済発展に寄与する民間事業者の取組を支援してまいります。  生産性向上セミナー開催事業につきましては、生産性向上や競争力強化を目的としたオンラインセミナーを開催し、市内事業者がアフターコロナにおける経営環境の変化に対応していくための主体的な取組を支援してまいります。  また、学び直しへの支援についてですが、社会人のスキルアップに必要な教育訓練講座等の受講に係る経費を助成することにより、市内企業の新規事業への取組や離職者の再就職を支援してまいります。  また、米子駅前ショッピングセンターの設備改修として、エレベーターの制御基盤等の改修工事を行います。  シティプロモーションの推進と関係人口の拡大についてですが、本市の魅力や地域資源を市内外に効果的に発信することで、地域への愛着と認知度の向上を図り、関係人口の増加と濃密化による地域活力の維持向上に努めてまいります。一方で、昨今のスマートフォンの普及によりインターネットを介した情報の発信と収集が主流となってきている一方、高齢者を中心に従来型の情報発信手段の有効性もなお高いものがあることから、地元ケーブルテレビ局や新聞広告などを活用した市民向けの情報発信を拡充してまいります。  次に、6つ目の柱、「歴史と文化に根差したまちづくり」でございます。  地域の歴史を大切にし、後世に伝えていくよう努めるとともに、文化や芸術活動の振興を図り、私たちの生活に喜びと楽しみを創るため、次の施策に取り組みます。  まず、米子城跡の保存活用と整備の推進についてですが、貴重な文化財として適切に保存しながら、より多くの方にその価値や魅力について理解を深めていただける場として、引き続き保存活用と整備を図ってまいります。当面は、国史跡に追加指定された旧湊山球場敷地の整備として、スタンドの撤去、トイレ等便益施設の整備計画の策定、民有地の公有地化などを進めます。また、既存の指定地につきましては、石垣の修復及びサイン類の整備、危険木の伐採などを進め、文化財の保護と来訪者の安全性や快適性の確保を図るとともに、今後の適切な保存活用に向け、遺構の確認調査を継続して行います。あわせて、米子城跡の魅力を広く発信する取組として、発掘調査現場の公開や石垣のライトアップなどを進めてまいります。  また、尾高城跡の国史跡指定への推進についてですが、現在、市指定史跡である尾高城跡については、その歴史的価値を踏まえ、文化庁や県とも協議しながら、発掘調査や地形詳細測量など、国史跡指定に向けた取組に着手いたします。  淀江傘200年記念事業についてですが、本年は淀江傘が誕生して200年に当たることから、淀江傘を使った加茂川土蔵などでのライトアップや、大型商業施設での和傘200本展示のほか、観光施設、宿泊施設などへの和傘貸出しなどを行い、淀江傘の魅力発信に取り組んでまいります。  また、上淀廃寺跡彩色仏教壁画の発見から30年の節目を迎えるに当たり、これまでの研究成果を紹介する記念パンフレットの制作や記念講演会の開催のほか、米子高専と連携して、デジタル技術を用いた当時の建造物の再現映像の制作やエリア紹介アプリを活用した情報発信を行うことで、改めて認知度向上を図ります。あわせて、淀江傘200年記念事業と連携した特別展示などを実施し、地域の魅力の再認識を通じて、郷土愛を育み後世に伝える取組とするとともに、県をはじめとする関係団体と連携しながら、伯耆古代の丘エリアのにぎわいづくりにつなげてまいります。  また、伯耆古代の丘公園につきましては、これまでに入園料の無料化や遊具の新設、お祭り広場の芝生化、親子が遊んだりできるフリースペースの拡大等の整備を行ってまいりました。本年度は、既存の駐車場に車椅子利用者スペースを設けるなど、来訪者の安全確保と利便性の向上を図ることとしており、引き続き誰もが気軽に利用でき、懐かしさや非日常的な気分を体験できる公園を目指し、年次的に整備を進めてまいります。  文化芸術活動の振興への支援についてですが、美術館において、幅広く優れた芸術作品に触れていただける各種展覧会や市民参加の発表の機会を提供してまいります。また、地元出身のアーティストや地域で活動するアーティストの育成と支援に努めるほか、文化芸術活動の拠点である文化施設につきましては、市民が広く芸術に触れることができ、かつ快適に御利用いただけるよう、設備の改修等を行うこととしております。  最後に、7つ目の柱、「スポーツ健康まちづくり」でございます。  年齢や性別、障がいの有無などにかかわらず、誰もがスポーツに親しみ、楽しむことができる環境を整え、健康増進につなげるとともに介護予防とフレイル対策を推進し、健康寿命の延伸を目指して次の施策に取り組みます。  まず、サイクリストの聖地化事業の推進についてですが、本市の豊かな自然環境を生かしたサイクルスポーツの振興を図るため、大山山麓・日野川流域観光推進協議会を通じて、弓ヶ浜サイクリングコースの利活用を促進する取組を行うとともに、県が推進する鳥取うみなみロードのナショナルサイクルルートの認定に向けて、関係者と連携して取り組んでまいります。また、鳥取県西部地域のコンテンツとして定着しているサイクルカーニバルinYODOEについて、新たに大山山麓・日野川流域観光推進協議会を通じて支援を拡充することで、広域でのサイクルツーリズムの推進に努めてまいります。  次に、新体育館整備の推進についてですが、市民の誰もがスポーツに親しめる場として、県と共同での整備を目指しており、民間活力によるPPP・PFI手法の導入可能性調査を実施してまいります。そのほか体育施設整備として、どらドラパーク米子陸上競技場の第2種公認の更新に向け、トラックの全面改修などを行います。  スポーツ関連事業者との連携によるまちづくりの推進についてですが、スポーツ関連事業者と連携して各種のスポーツ大会やイベントを開催し、幅広い参加者が本市の自然環境やスポーツ施設を利用した活動を楽しめる機会を提供するよう取り組んでまいります。本年度においては、民間事業者と協力し、皆生温泉マリンフェスティバル2021の開催や、昨年度に引き続きトライアスリートの養成合宿を実施するほか、アジア国際ユースサッカーIN鳥取、ドリームバレーボールイン米子の開催について支援してまいります。  介護予防とフレイル対策の推進についてですが、「住み慣れた地域で支え合い、高齢者が生きがいを持って安心・安全に暮らし続けるまちづくり」の理念に基づき、「ずっと元気にエンジョイよなご健康寿命の延伸大作戦」のさらなる展開を図るため、身体的、精神心理的、また社会的側面から、健康づくりに向けた全市域での取組を進めてまいります。その中で新たなフレイル対策として、淀江ゆめ温泉とローズセントラルビルを高齢者が継続的に活動できる拠点として活用し、健康寿命の延伸に向けた指導や活動に取り組んでまいります。  また、高齢者のサロン等の通いの場を拠点として、フレイル対策及び認知症予防を含めた介護予防事業を推進してまいります。さらには、高齢者の地域での健康づくり活動グループの立ち上げや運営を支援し、地域での健康づくりを推進してまいります。  そのほか、地域や病院などのあらゆる場面や幅広い年齢層で取り組むことのできる共通の運動プログラム「ネバーギブアップトレーニング」略して「ネギトレ」を新たに制作し、生活習慣病予防から介護予防まで横断的な健康増進策として実践してまいります。  以上、7つの政策の柱に沿って御説明を申し上げました。  続きまして、現下の新型コロナウイルス感染症による市民生活経済活動への影響に鑑み、6月補正予算に計上する対策の内容につきまして御説明いたします。  まず、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化に伴い、総合支援金の再貸付けが終了した生活困窮者に対しまして、自立に向けた支援金の支給を行います。  また、コロナ禍により子育て家庭の虐待リスクの高まりが懸念されることから、子ども食堂などと連携して、児童虐待の早期発見、早期対策につなげるため、新たに子どもの見守り体制の強化に取り組んでまいります。  新型コロナウイルスのワクチン接種に係る移動困難者に対する支援として、タクシーによる接種会場への送迎支援を行うとともに、新型コロナウイルス感染症の影響により日常生活に制約を受ける妊産婦に対する移動支援として、タクシーチケットの配布を行います。  そのほか、市民生活経済活動への影響を考慮し、下水道使用料及び農業集落排水施設使用料の改定時期を、当初予定していた本年4月検針分から半年間延期したことによる使用料収入の減収分について、一般会計から下水道事業会計へ繰り出しを行います。  コロナ禍による農業収入の減少への対策として、新たに農業収入保険へ加入される農業者の保険料について支援を行うほか、新型コロナウイルス感染症対策融資利子補助事業について予算を増額し、コロナ禍における中小企業者等の資金繰りについて期間を延長して支援してまいります。  また、小中学校の修学旅行や校外学習に係るバス代について助成するとともに、修学旅行を延期した場合のキャンセル料について助成することにより、保護者の負担軽減を図ってまいります。  そのほか、市内公民館のインターネット環境を光回線化することにより、オンライン会議やリモート学習など、新しい生活様式に対応した利用ができるよう環境整備を行い、地域の拠点としての機能強化を図ってまいります。  以上、今後の市政運営に当たりまして、私の政治理念や当面の課題などへの対応方針について申し述べましたが、これまで4年間で方向性を示してきました課題や新たに着手した施策について取組をさらに進め、その成果を確実なものとするためにも、引き続き複雑化、多様化する社会の諸課題に対し、スピード感を持って挑んでいかなければなりません。今後とも、持続可能な財政運営を旨としながら、先例や慣例にとらわれることなく、新しい挑戦ができる仕組みを心がけ、施策の選択と集中を基本とした市政運営に邁進する所存でございます。  最後に、今回の令和3年度6月補正予算案全体のあらましについて御説明いたします。  令和3年度6月補正予算の編成に当たりましては、現下の社会経済情勢新型コロナウイルス感染症への対応を踏まえつつ、米子市まちづくりビジョンの推進と私の公約の具現化を軸とし、インフラ整備や防災・安全対策、経済活性化対策、子育て支援や教育環境の充実、スポーツ健康分野への重点的な配分を行い、本市が直面する諸課題に対して適切に対応し、住んで楽しいまちづくりを進めるための政策予算を中心に編成いたしました。  以上のような考え方に立って予算編成を行った結果、一般会計における補正予算額は23億8,656万7,000円で、補正後の予算規模は750億3,012万2,000円と、過去最大の積極型予算となっており、前年度当初予算と比較しますと12.6%の伸び率となっております。介護保険事業特別会計の補正予算額を1,700万7,000円とし、一般会計、特別会計を合わせた予算総額は1,061億9,693万3,000円となり、前年度当初予算との比較では7.7%の増となっております。  以上、令和3年度の市政の方向と予算の概要について申し述べましたが、議員各位の御理解、御賛同を賜りたいと存じます。              ~~~~~~~~~~~~~~~              第5 議案第55号~議案第57号 ○(岩﨑議長) 次に、日程第5、議案第55号から第57号までの3件を一括して議題といたします。
     提案理由の説明を求めます。  伊木市長。 ○(伊木市長)(登壇) ただいま御上程をいただきました、議案第55号から議案第57号までの3議案につきまして御説明いたします。  初めに、議案第55号及び議案第56号は、いずれも工事請負契約の締結についてでございまして、啓成小学校校舎棟改築建築主体工事及び啓成小学校校舎等改築電気設備工事につきまして、公募型指名競争入札に付しました結果、お手元の議案書の相手方、契約金額等により工事請負契約を締結するものでございます。いずれの議案につきましても、令和4年8月末の完成に向けて必要な工期を確保するため、先議をお願いするものでございます。  次に、議案第57号、令和3年度米子市一般会計の第3回の補正予算は、生活困窮者自立支援金給付事業として、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化に伴い社会福祉協議会の総合支援資金の再貸付けを終了した世帯等に対して支援金を給付するものでございます。財源は全額国庫支出金であり、詳細につきましてはお手元に配付しております予算説明書を御参照いただきたいと存じます。なお、本議案につきましても迅速な対応を要するため、先議をお願いするものでございます。  以上、各議案について御説明をいたしました。御審議をよろしくお願いいたします。 ○(岩﨑議長) これより3件に対する質疑に入ります。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(岩﨑議長) 別にないものと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております3件については、お手元に配付しております付託区分表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。  委員会審査及び正副委員長の互選のため、暫時休憩いたします。                午前10時54分 休憩                午後 1時18分 再開 ○(岩﨑議長) 休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほどの休憩中に議会運営委員会及び各常任委員会を開き、正副委員長の互選が行われた結果、議会運営委員長に稲田議員、同副委員長に今城議員、総務政策委員長に奥岩議員、同副委員長に岡村議員、民生教育委員長に矢田貝議員、同副委員長に伊藤議員、都市経済委員長に国頭議員、同副委員長に田村議員、予算決算委員長に門脇議員、同副委員長に安田議員、以上決定した旨の報告がありました。  それでは、議案第55号から57号までの3件について、委員会の審査報告を求めます。  初めに、矢田貝民生教育委員長。 ○(矢田貝議員)(登壇) 民生教育委員会の審査報告をいたします。  先ほどの本会議において、当委員会に付託されました議案2件について委員会を開き、審査いたしましたので、その結果を報告いたします。  議案第55号、工事請負契約の締結について及び議案第56号、工事請負契約の締結について、以上2件の議案については、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で民生教育委員会の審査報告を終わります。 ○(岩﨑議長) 次に、門脇予算決算委員長。 ○(門脇議員)(登壇) 予算決算委員会の審査報告をいたします。  当委員会に付託されました予算関係の議案1件について、休憩中に全体会を開き、分科会で個別の審査を経て、再度全体会を開き採決した結果、議案第57号、令和3年度米子市一般会計補正予算(補正第3回)につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で予算決算委員会の審査報告を終わります。 ○(岩﨑議長) 以上で委員長の報告は終わりました。  それでは、ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(岩﨑議長) 別にないものと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(岩﨑議長) 別にないものと認め、討論を終結いたします。  これより議案第55号及び第56号の2件について、一括して採決いたします。  2件の議案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。  2件の議案について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(岩﨑議長) 御異議なしと認めます。よって、2件の議案は、いずれも原案のとおり可決されました。  次に、議案第57号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。  議案第57号について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(岩﨑議長) 御異議なしと認めます。よって、本件は、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~              第6 議案第58号~議案第73号              第7 報告第1号~報告第11号 ○(岩﨑議長) 次に、日程第6、議案第58号から第73号までの16件、並びに、日程第7、報告第1号から第11号までの11件、以上27件を一括して議題といたします。  提案理由の説明及び報告を求めます。  伊木市長。 ○(伊木市長)(登壇) ただいま御上程をいただきました議案第58号から議案第73号までの16議案及び報告11件につきまして御説明をいたします。  初めに、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分を行いました議案第58号及び議案第59号の2議案につきまして御報告をいたします。  議案第58号、米子市市税条例及び米子市市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定については、税制改正に伴う地方税法等の一部改正に対応するため、所要の整備を行ったものです。  次に、議案第59号、令和3年度米子市駐車場事業特別会計の第1回の補正予算は、令和2年度におきまして赤字決算となりました駐車場事業特別会計の歳入不足を補填するため、令和3年度の予算で繰上充用の措置を行ったものです。  次に、議案第60号、米子市行政手続等における情報通信技術の利用に関する条例の制定については、市の機関等における申請、届出などの手続等に関し、情報通信技術を利用する方法により行う場合について必要な共通事項を定めるものです。  次に、議案第61号、米子市特別医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定については、精神障害の程度が2級または3級である方を医療費助成の対象に追加するほか、心身に重度の障がいのある方に対する医療費助成の要件となる所得基準額について所要の改正を行うものです。  次に、議案第62号、米子市市税条例の一部を改正する条例の制定については、税制改正に伴う地方税法等の一部改正に対応するため所要の整備を行うものです。  次に、議案第63号、米子市企業立地促進のための固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定については、固定資産税の課税免除を受ける固定資産に係る対象施設の設置期限を延長するものでございます。  次に、議案第64号、米子市駐車場条例及び米子駅前地下駐車場駐車料金徴収条例の一部を改正する条例の制定については、万能町駐車場及び米子駅前地下駐車場について、料金体系の見直しを行うほか、駐車場内において一定の営業行為を行うことができるようにすることなどの改正を行うものです。  次に、議案第65号、米子市市街化区域と一体的な地域等に係る開発許可等の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定については、都市計画法の規定に基づく市街化調整区域における開発行為によらない建築物の新築等の許可に関する基準を緩和するものです。  次に、議案第66号、米子市特定空家等及び特定空住戸等対策審議会条例の一部を改正する条例の制定については、違反建築物に係る是正命令等及び代執行並びに危険なブロック塀の除去等の命令及び代執行に関する調査及び審議を当該審議会の所掌事務に加えるものです。  次に、議案第67号、米子市下水道条例の一部を改正する条例の制定については、公共下水道事業の経営の健全化を図るため、公共下水道の使用料を改定するものです。  次に、議案第68号、米子市農業集落排水施設条例の一部を改正する条例の制定については、農業集落排水事業の経営の健全化を図るため、農業集落排水施設の使用料を改定するものです。  次に、議案第69号、損害賠償の額の決定については、法律上、市の義務に属する水道施設の管理の瑕疵による損害賠償の額を決定するものです。  次に、議案第70号、鳥取県西部広域行政管理組合共同処理事務及び規約を変更する協議については、鳥取県西部広域行政管理組合共同処理事務のうち、広域福祉センターの設置及び管理運営に関する事務を廃止することについて協議を行うものです。  次に、議案第71号、令和3年度米子市一般会計の第4回の補正予算及び議案第72号、令和3年度米子市介護保険事業特別会計の第1回の補正予算につきましては、施政方針で申し上げましたとおりでございますので、説明を省略させていただきます。  次に、議案第73号、令和3年度米子市下水道事業会計の第1回の補正予算は、公共下水道及び農業集落排水施設の使用料改定による収入増を見込むほか、半年間の使用料改定の延期に伴う一般会計からの繰入れを行うものです。  続きまして、報告11件につきまして御説明いたします。  報告第1号、令和2年度米子市繰越明許費繰越計算書については、防災ラジオ整備事業費ほか38事業につきまして、それぞれ前年度内に事業が完了しなかった事業費を本年度に繰り越して使用することについて御報告するものです。  次に、報告第2号、令和2年度米子市水道事業会計予算繰越計算書については、建設改良費等を繰り越して使用することについて御報告するものです。  次に、報告第3号、令和2年度米子市下水道事業会計予算繰越計算書については、建設改良費を繰り越して使用することについて御報告するものです。  次に、報告第4号、法人の経営状況については、一般財団法人米子市開発公社ほか3法人の経営状況について御報告するものです。各法人の経営状況の詳細につきましては、お手元に配付いたしております報告書を御参照いただきたいと存じます。  次に、報告第5号から報告第11号までの7件の報告につきましては、いずれも地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会の委任により専決処分を行ったものです。  報告第5号は、法律等の改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について御報告するもので、法律等の一部改正に伴い、本市の条例において引用する当該法律等の条項等の表記を変更したものです。  次に、報告第6号から報告第11号までの6件は、いずれも損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について御報告するもので、法律上、市の義務に属する事故等による損害賠償について和解を行い、損害賠償の額を決定したものです。詳細につきましては、お手元の専決処分書のとおりですので、説明を省略させていただきます。  以上、各議案及び報告について御説明をいたしました。御審議をよろしくお願いいたします。 ○(岩﨑議長) これより11件の報告に対する質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  三鴨議員。 ○(三鴨議員) 報告第11号について伺いたいと思います。  相手方は損害賠償請求を放棄されているんですけれども、人身事故というふうに伺っているんですが、その経緯について伺いたいと思います。 ○(岩﨑議長) 大橋福祉保健部長。 ○(大橋福祉保健部長) 相手方が人身損害の請求権を放棄した経緯につきましてですけども、事故発生後の交渉におきまして、当初から相手方の方は人身損害に係る損害賠償を行わないというような意向を示されておられました。その後、物損の示談が終了後でございますけど、本市のほうから改めまして相手方に損害請求の意向をお聞きしたところ、そういうことをしないということで、なおかつ人身損害に係る損害賠償請求権を放棄することの確約書をお出しいただいたものでございます。以上が経緯でございます。 ○(岩﨑議長) 三鴨議員。 ○(三鴨議員) 経緯を理解いたしました。それで副市長、最近といいますか毎回のように職員の交通事故の専決処分が上がってくるんですよね。もう少し、ちょっと気をつけて運転するなり何なりしていただきたいと思っているんですけれども、今後の対策あるいは指導、こういったものについて伺っておきたいと思います。以上です。 ○(岩﨑議長) 伊澤副市長。 ○(伊澤副市長) 職員の公用車運転中の事故についての御指摘であります。議員御指摘のとおり、大変残念であり、かつ申し訳ないことながら交通事故が発生しております。当然のことでありますが、事故は起きないのが一番いいわけでありますし、できるだけ少なくする努力をしていかなければならないと、このように考えております。具体的な取組を少し御紹介いたしますと、平成29年からでありますが、そういった観点から公用車へのドライブレコーダーの設置を年次的に進めております。ちなみに、市の公用車、現在130台ございまして、今現在で100台弱ほどドライブレコーダーの設置を終えております。本年度中にはおおむね全ての車両の設置を終えるようにしておりまして、これによりまして運転者の安全運転意識の向上あるいは運転マナーの意識化といいましょうか、こういったことが図られているんじゃないかなというふうに考えてはおります。  少し数字を調べてみますと、平成28年には、これも申し訳ないことなんですが、年間で21件の公用車の交通事故があったところでありますが、昨年度、令和2年には13件になっております。もちろんこの数字をもっともっと減らしていくということが求められるというふうに我々も考えておりまして、引き続き取組を進めてまいりたいと、こう考えております。  具体的には、職員の安全運転意識、そして安全運転の徹底というのが肝要でありますので、引き続き各職場職員にその旨を周知徹底するということと併せまして、新たな取組といたしまして、今年の夏頃に考えておりますが、安全運転に関します全職員を対象とした研修会、こういったようなことも、初めてでありますがやってみたいと、このように考えているところであります。いずれにいたしましても、事故を減らす努力というのは絶対に必要だと考えております。引き続き全庁的な取組を進めてまいりたいと思います。以上です。 ○(岩﨑議長) 以上で通告による質疑は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(岩﨑議長) ほかにないものと認め、質疑を終結いたします。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  お諮りいたします。本日はこれをもって散会し、明18日から20日までは休会とし、21日午前10時から会議を開きたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(岩﨑議長) 御異議なしと認め、そのように決定いたします。  本日はこれをもって散会いたします。                 午後1時37分 散会...